保活の大変さが浮き彫りになる中、保育園に入るためにわざわざ離婚届を出してまで入ろうとする人もいるという話を聞きました。保活のための偽装離婚…それって罪にはならないのでしょうか? アディーレ法律事務所の先生が教えてくれました。 「保育園落ちた日本死ね」のブログ投稿が波紋を呼びました。言葉は乱暴ですが、、「そのとおり!スッキリした!」と共感した女性も多かったようです。この現象は、、「保育園に入りたいのに入れない」女性がいまだ多数存在することを表しているといえるでしょう。あんなに「女性の社会進出」と謳いながら、、「実際には保育園が足りない! 働けないではないか!」と政府への怒りを感じるのも無理はないかもしれません。■保育園に入園するために「偽装離婚」する夫婦もある「偽装離婚」とは、、一般には、「実際には夫婦としての実質が継続しているにもかかわらず、、離婚届を提出し、法的には婚姻関係を解消している夫婦」の状態を指します。最近は、保育園に入るために偽装離婚を行う夫婦もいると言われています。本当は離婚などするつもりがないのに、保育園に入るために離婚を装うという、この行為は法的にどのような評価になるのでしょうか。■偽装離婚って罪になるの?「相手にその意思がないのに勝手に離婚届にサインをして提出する行為」については、ズバリ犯罪となります。離婚届を偽造する点で「有印私文書偽造罪」、役所に提出する点で「偽造私文書行使罪」、戸籍に虚偽の記載をさせる点で「公正証書原本不実記載罪」という犯罪が成立します。しかしながら「離婚」については、法的な解釈では、「お互いが離婚届を出すこと・籍を抜くことに同意している」以上は有効な離婚となります。なので、保育園に入園する目的で、「実質的には夫婦のままでいるけれど籍は抜こう」と夫婦が合意して離婚届を提出したのであれば、これらの犯罪は成立しません。ただ、偽装離婚を手段として、財産的なメリットを得ようとする行為は、詐欺罪に当たる可能性が出てきます。過去には、「同居の男性がいるのに児童扶養手当を受け取っていた」ケースについて詐欺容疑で逮捕された事例もあるようです。離婚を偽装する、いわゆる騙すことにより、本来得られない金銭や、財産上の利益を得てしまう行為は立派な詐欺罪に該当します。 実際には離婚をしていないのに離婚したかのように装って保育園への入園権利を得たり、偽装離婚を手段として経済的なメリットを受けたりしたという場合も、当然詐欺罪に該当しうるでしょう。実際に離婚届を出してはいるものの、実質は夫婦のままであるという偽装離婚により、生活保護を受給する行為なども同様に詐欺罪に該当するといえます。■まとめ「行政の対応が不十分なのが悪い」と言えばそこまでですが、「偽装」をして他人より有利な条件を得る行為は、犯罪に該当する可能性もある行為です。行政が悪いということと、自分だけがいい思いをしようという行為とは、まったく別の話です。やはり法的に問題視される行為である以上、避けていただかねばなりません。偽装によって、本来得られない金銭や経済的メリットを得る行為は詐欺罪に該当し、過去には逮捕された事例もいくつか存在しますので、絶対にしてはいけません。偽装離婚が「悪いこと」という認識は、皆さんお持ちかと思います。ですから、「悪いことはやめましょう」という当たり前のルールはしっかり守ってくださいね。監修協力:弁護士法人アディーレ法律事務所 (東京弁護士会所属)
2016年04月20日タレントの若槻千夏(31)が7日、自身のブログを更新し、一部で「タレント復帰の理由は『離婚』準備?」と憶測で報じられたことに怒りを示した。結婚、出産を経て、昨年4年ぶりにテレビに復帰した若槻は、「久々にクレーム。」というタイトルで更新。「まぁ、私みたいな人間は好かれない前提で仕事しています」と書き出し、仕事は"試合"であり「私の試合のやり方はとにかくゴールに向かってシュートを決める姿勢」と仕事への向き合い方を説明し、「私のやり方は人を不快にする場面もある事でしょう。だから私のバラエティーの見え方は人それぞれですので、目をつぶります」との考えを示した。その上で、「しかし家族のことだけは言わせてください。何かを調べたわけじゃなく憶測だけで 私の大切な家族を傷つけないでください」と訴え、「家族がいるから私は今若槻千夏の仕事ができています。家族の協力そのものです」と説明。そして、「タレント復帰の理由は『離婚』準備?」と報じた記事のリンクを貼り、「言葉選ばずに言わせてもらうとこのライターがとても嫌いです」と憤慨した。
2016年04月07日どういう調査結果を見ても、たいてい「離婚の理由」のトップにあがっているのは「性格の不一致」とか「価値観の相違」です。その「価値観の相違」って、具体的になにを指しているのか?結婚前に知っておくと、結婚後に「価値観」が彼と違わなくて済む・・・・・・こういうことも言えるかと思います。価値観が違うってどういうこと?というところから見ていきたいと思います。■価値観の相違とは?たとえば、夫婦で、お互いの両親の介護に対する価値観が違うから離婚することになった、というケースもあります。ある芸能人のように、妻がせっせと外にはたらきに出るので、旦那は妻の両親の介護に専念してください・・・・・・なんてことには、一般人はなかなかならないでしょうから、夫婦で介護をめぐって価値観にズレが生じます。*あるいは、夫婦どちらかにほかに好きな人ができた、という生々しい事実を、世間にうまく隠すために「価値観の相違」という理由をうまく使っている人もいます。でも、おおかたのケースは、これも生々しい話ですが、男の稼ぎがよくなって、男のほうは精神的にワンランク上のステージに行ったけど、奥さんのほうはその旦那の価値観についていけないとか、あるいはこの男女逆のパターンとか、そういうことが、じつのところ多いのではないかと思います。ほら、よく芸能人の離婚で、「価値観のちがい」を理由にしていることがありますが、よ~くその夫婦を見たら、どちらかがブレイクして収入が上がった、ということって、ありますよね。あるいは、どちらかが仕事が激減したとか・・・・・・。■そもそも「価値観」とは・・・人の価値観って、じつのところ、経済活動とすごくリンクしています。今月のお給料日まであと1,000円しかないときと、お給料が入った直後では、気持ちがまったく違いますよね?おなじようなことが、夫婦生活においても言えるものです。人生はなにもお金がすべてではないけれど、お金がある・ない、というのは、人の気持ちや夫婦の関係を大きく変えます。だから、夫婦において「価値観が一緒」というのは「お金に関する価値観が一緒」ということで、この「お金に関する」ということが、世間では省略されて言われている、ということは、知っておいて損はないかもしれません。もちろん夜の夫婦の営みにおける価値観の相違というケースもありますが、これはなかなか裁判所が「はい、わかりました」と認めないケースが多い。■彼氏の(旦那の)お財布を握ってしまえ!旦那がブレイクして一夜にして大金を手にしたという芸能人の場合、その奥さんが、旦那のお金をしっかりと管理していたので、離婚ということにならなかった・・・・・・こういう芸能人だって、何人か想像できますよね?*夫婦といっても他人です。他人のお金に首をつっこみすぎるのも品がないかなあと、少々ビクビクしていたら、価値観なんて一夜にして合わなくなってくるものです。お金の問題という、すごくデリケートなところに、どんどん足を踏み入れる。こういう態度を、彼女として(妻として)貫き通せるのであれば、価値観の相違で離婚、ということは、かなりの確率で避けることができるのではないでしょうか。*旦那のDVなどのように「明らかな」理由による「価値観の相違」以外は、たいがい「お金に関する価値観の相違」でしょう。愛はお金では買えませんが、価値観の相違という溝は、札束であるていどは埋めることが可能なのでしょう。それくらい、人の精神衛生と経済活動は、リンクしているのでしょう。(ひとみしょう/ライター)(ハウコレ編集部)
2016年02月19日ギャンブル依存の夫に困っている。小遣いの範囲内なら文句は言わないけど、今月はとうとう生活費にまで手を出す始末。はぁ~、もう限界!こんな男とは離婚してやる! 今回は、マイナビニュース会員の既婚男女300名に「離婚したいと思ったことはありますか?」と質問してみた。Q.「離婚したい」と思ったことはありますか?はい(男性)9.3%/(女性)14.7%いいえ(男性)90.7%/(女性)85.3%Q.(「はい」と答えた方にお聞きします)離婚しなかったのはどうしてですか? 思いとどまったのはどんなことからですか?■子どもがいるから・「子どもがいたので」(50歳以上女性/その他/その他)・「子どもがかわいそうだから」(43歳男性/自動車関連/技術職)・「子どもがいて、子どもとは別れたくなかったため」(50歳以上男性/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)■相手が応じてくれない・「離婚してくれなかったから」(37歳女性/金属・鉄鋼・化学/事務系専門職)・「離婚に応じないから」(49歳男性/通信/事務系専門職■経済的な理由・「経済的問題」(26歳女性/情報・IT/事務系専門職)・「収入が少ないとき」(26歳女性/情報・IT/事務系専門職)・「生活費が払えるほど十分な給料を得ていないから」(50歳以上男性/医療・福祉/専門職)■もう少し様子見で……・「一時的には多少改めるの」(47歳女性/その他/その他)・「もう少し様子見しようと思ったから」(28歳女性/ホテル・旅行・アミューズメント/販売職・サービス系)・「夫が反省したから」(30歳女性/機械・精密機器/事務系専門職)■その他・「マイホームを建てたばかりだったから」(31歳女性/医薬品・化粧品/営業職)・「離婚するのにもパワーがいるから」(38歳男性/通信/技術職)・「現在進行形で悩み中ですが、別れることで相手を1人にするということがかわいそう、申し訳ないと思うこの気持ちが愛情なのか同情なのかが分からない」(27歳女性/商社・卸/事務系専門職)・「不満に黙って耐えてたがついに爆発!離婚するつもりだったが、爆発したらスッキリしたのでとりあえず持ち直した……それからは不満は日々小爆発して消化」(28歳女性/医薬品・化粧品/技術職)■総評離婚したいと思ったことが「ある」と答えた女性は14.7%で、男性9.3%を5.4ポイント上回る結果となった。理由は「親との折り合いが悪い」「気遣いがない」「イライラさせる」などさまざまだったが、大きな原因というよりも、日々の小さな不満やストレスが積み重なり「離婚」を考えるケースが多いようだった。思いとどまった理由としては「子ども」を挙げた人が多かった。「貯金もあるし、手に職もある」という女性でも、「今以上の環境を子どもに提供できる自信がない」という不安があるそう。「子はかすがい」ということわざもあるように、夫婦仲が悪くても子どもが縁をつなぎとめる存在となっているようだ。また、女性からは経済的な理由も多く挙げられた。離婚後、経済的に一人でやっていけるか、子どもを養っていけるかといった不安があるとのこと。さらに女性からは、「ホームシックになる」という意見や、「1人暮らしのときに怖い思いをしたことを思い出した」といった回答も寄せられた。今まさに「離婚を考えている最中だ」というコメントも複数見られた今回のアンケート。離婚なんて考えているはずがない……と高をくくっていると、ある日突然、離婚届けを突き付けられる日がくるかもしれない。調査時期: 2015年11月19日~29日調査対象: マイナビニュース会員調査数: 男性150名 女性150名 合計300名調査方法: インターネットログイン式アンケート※写真と本文は関係ありません
2016年02月13日ジェニファー・ガーナーと離婚すると発表したベン・アフレックだが、破局の理由は子どもたちのベビーシッターとの浮気だという報道を直ちに否定した。結婚10周年を迎えた直後の6月30日に破局を公表した夫妻だが、「Us weekly」誌はベンがジェニファーとの間にもうけた3人の子どもたちのシッターをしていた28歳のクリスティン・オウゾニアンと浮気し、現在も関係が続いていると報じた。この報道を受けて、ベンの代理人は「New York Post」紙に「ウソだらけ」と完全否定。「法的措置をとることも考えています」と語った。一方、「People.com」によると、クリスティンはベビーシッターとして雇われて間もない今年の春頃から、友人たちにベンとつき合っていると話していたという。密会の場所としてホテル・ベルエアーの名前を挙げていたが、このことについてもベン側は重ねて否定している。だが、クリスティンの友人たちは、彼女がベンのひざの上に座ったり、2人がキスしている写真を見せられたと話している。クリスティンは、ベンとジェニファーが破局発表時に家族で出かけたバハマ旅行にも同行している。彼女はベンと3人の子どもたちとバハマ入りをし、ジョージア州で映画を撮影していたジェニファーが到着すると、ラスベガスでポーカーのチャリティ・イベントに参加するベンに同行した。これでは、クリスティン自身がベンと交際していると考えたとしても仕方ないように思えるが、ベンは彼女と恋愛関係になったことはないと言い切っている。(text:Yuki Tominaga)
2015年07月31日・ 離婚してお金で得することは少ない ・ 離婚前に別居する時の注意点3つ ・ 離婚時の弁護士費用の相場 ・ 離婚をする時のお金はどうなるの? の続きです。今回は「離婚した、その後」の生活について、『離婚を考えたときにまず読む本』の著者でファイナンシャルプランナーの豊田眞弓さんにお話を伺った。■離婚に関する手続きの山は効率よく片付ける「離婚は、離婚届を出して終わりではありません。膨大な手続きが待っています」。改姓や住所変更も含め手続きすべき主な書類をリストアップしてもらった。<役所関連>・離婚届・離婚の際に称していた氏を称する届・住民票の転出・世帯主変更など・健康保険、国民健康保険の変更・厚生年金、国民年金の変更・本籍地の変更・印鑑登録・住民基本台帳カード<金融機関、その他>・銀行、証券・保険・クレジットカード・運転免許証・パスポート・資格、免許など・各種会員登録・車、住宅の名義変更・電気、ガス、水道、NHK受信料・固定電話、携帯電話<子ども関連>・子どもの姓の変更・子どもの戸籍の変更・児童扶養手当、児童育成手当、児童手当・子どもの健康保険・保育園、小学校、学童保育、中学校、高校■離婚直後は生活の安定だけを考える「離婚前に、家計がどうなるかなどのシミュレーションをするのは意味があります。たとえまだ決まらなくても、住まいや働き方、子どもの教育にかかる費用なども含め、『お金』の面からいろいろと選択肢を提示することができるからです」。でも、離婚直後には、生活を整えることに専念したほうがいい。あらゆるものが不確実な状態では、長期的な生活設計は絵に描いた餅になりかねない。それどころか現状だとまったく生活が成り立たないことがわかってショックを受けることもある。ゆえに「老後が不安」と嘆く前に、離婚直後は、住まいや子どものこと、キャリアプランなどを優先して考えるほうが得策だ。■シングルマザーの支援情報は「ひとり親家庭のしおり」が便利「ひとり親生活のスタート当初は、かなり茨(いばら)の道です。離婚にともなう上記のような残務を抱えながら、育児、家事をして、住まいを決めて、仕事も見つけ、経済的安定も目指していかなくてはならないからです」。離婚で心身ともにヘトヘトであっても、生活の目途をつけるまでは走り続けないとならない。だれも代わりにやってくれる人はいないから。そこで、国や自治体は、ひとり親への支援をいろいろと用意している。経済的支援、子どもの教育支援、住宅支援、その他優遇・減免制度などあるので、情報を集めることは大切だ。「個人的におすすめしているのは、役所や福祉事務所で配布されている『ひとり親家庭のしおり』(自治体で名称が異なる)を入手すること。自治体によっては、ホームページからダウンロードできるようになっていたり、サイト内に同様の内容が紹介されていたりもします」■離婚は、「紙切れ一枚出すだけではない」豊田さん自身、お子さんが2歳の時に離婚をした。離婚経験者ゆえに、仕事でもプライベートでも「離婚しようかどうか迷っている」と相談されることも多いそう。「そうした相談には、いつも最初は『もやもやと迷っている状態なら、離婚はやめたほうがいいですよ』と、答えています。離婚しか解決方法がなければ決断しているはずで、迷うということはまだ道がある状態だと思われるからです」本特集を通じて、「離婚は大変だ!」ということを知ることは、離婚以外の可能性を探してみるきっかけになるかもしれない。【連載:「離婚」が頭をかすめた時に…特集】・ 第1回 離婚してお金で得することは少ない ・ 第2回 離婚前に別居する時の注意点3つ ・ 第3回 離婚時の弁護士費用 ・ 第4回 離婚をする時のお金はどうなるの
2015年03月20日・ 離婚してお金で得することは少ない ・ 離婚前に別居する時の注意点3つ ・ 離婚時の弁護士費用の相場 の続きです。今回は離婚をする時のお金について、『離婚を考えたときにまず読む本』の著者でファイナンシャルプランナーの豊田眞弓さんにお話を伺った。■離婚の慰謝料はいくらもらえるの? 離婚の場合の慰謝料とは、不貞や暴力など結婚を破綻させた側に対する損害賠償の請求だ。芸能人の離婚などで「慰謝料ウン億円」とニュースになることがあるが、実はあの金額は財産分与も含めたもの。慰謝料の額は夫婦の協議で決めればいい事柄だが、決まらなければ家庭裁判所の調停、さらには離婚裁判の判決で決められる。離婚裁判だと、財産分与と慰謝料を明確に区分せずに決まる場合が多く、高額になるが、一般的な会社員の家庭では、財産分与と併せて200万~300万円程度と言われている。「財産分与と慰謝料は本来別のものなので、財産分与が終わっていても、慰謝料は別に請求できます。そのため、財産分与に慰謝料も含めている場合は、内訳を明らかにしておいた方がよいでしょう」。■離婚の場合、財産は原則として半分ずつ結婚生活の中で得た財産は、離婚の際には公平に精算する。「妻が専業主婦の場合、資産は夫名義になっているものが多いかもしれませんが、妻が財産分与を諦める必要はありません。専業主婦であっても、結婚期間中に内助の功で家庭を支えて築いてきた財産なので、それを『分ける』ことは当然のことです」豊田さんの著書には、「専業主婦なので財産分与は2割か3割かと思っていた」という方が、婚姻期間の財産分与として、ほぼ半分を受け取った例も記載されている。■養育費は必ず離婚前に決める「離婚をしても親であることに変わりはなく、親権がなくても、親が未成年の子を扶養する義務はずっと続きます」。2012年4月1日から施行された民法では、「養育費の負担」と「面会交流」は、協議離婚の際に父母が協議で決めるべき事項として明記されている。「これらが決まっていなくても離婚届は受理されますが、子どもの利益を最優先して養育費や面会交流について取り決めることが大切です」。養育費の相場は「子どもひとりにつき月3万~5万円」などと言われているが、実はひとつの目安がある。それが裁判所で使われている「 養育費算定表 」だ。なお、審判離婚や裁判離婚の場合は養育費算定表で算出されるが、協議離婚の場合はあくまで目安として交渉する。私学に通わせたいなど、教育方針によっては、充分でない場合もあるからだ。■年金は分割してもらえるウーマンエキサイトママの読者世代には少し遠い話かもしれないが、年金も分割してもらえる。結婚をしている間の資産は夫婦で築いたものという考えが年金にも適用され、2007年にできた「年金分割制度」があるからだ。年金分割とは、離婚をした際に、結婚していた期間の保険料納付記録を分割し、将来受け取る年金受給権を、その分だけ付け替えることを言う。分割されるのは、あくまでも保険料納付記録上でのことで、実際に分割を実感できるのは年金を受け取る時だ。なお、いったん付け替えたものはずっと有効で、再婚しても減らされることはない。■協議離婚でも口約束で終わらせない「とりわけお金のことは、協議離婚でも口約束で終わらせないことが大切です」。合意した内容は最低でも書面にして、署名・押印をして「離婚合意書(離婚協議書)」を作成しておく。「これらを公正証書にしておくと確実です」。公正証書の作り方としては、まず夫婦で話し合った内容を箇条書きのメモとして書き出す。形式は特に決まりはないが、公証人が見てわかるものにしておく。内容を整理したメモと夫婦二人の印鑑証明を持って公証役場に出向き、公正証書を作成してもらった上で署名押印する。忙しくて行けない場合は、代理人に行ってもらうか、箇条書きのメモや印鑑証明を事前にFAXで送ることで、内容を確認してサインするときだけ出向く方法で対応してもらえる。費用は証書に書かれた金額により異なる。【連載:「離婚」が頭をかすめた時に…特集】・ 第1回 離婚してお金で得することは少ない ・ 第2回 離婚前に別居する時の注意点3つ ・ 第3回 離婚時の弁護士費用 ・ 第5回 離婚後の生活の立て直し方
2015年03月17日保険ショップ「保険クリニック」はこのほど、20歳~60歳の既婚女性500名を対象に、離婚をはじめとする女性の人生のリスクに関するアンケートを実施し結果を発表した。調査期間は2月20日~23日。○離婚を考えた事がある既婚女性、33%現在の結婚相手と離婚を考えたことがあるか尋ねたところ、「ある」と回答した人は33%(165 名)にのぼり、それは結婚何年目だったか聞くと、平均は「結婚8年目」で、最も多かった回答は「結婚1年目(約20%)」だった。原因については、多い順から「価値観・性格の不一致」「お金・仕事関係」「嫁姑、家族関係」「家庭をかえりみない」「子供のこと・夫の浮気」となった。○離婚対策をしている人は、わずか19%離婚を考えた事があるという人を対象に、「離婚の対策はしていますか?」と尋ねたところ、「している(18.8%)」「していない(81.2%)」と、離婚を考えたとしても、実際にその先の行動まで踏み込んでいる人はごく少数であることがわかった。対策の方法としては、「経済的に自立できるように貯蓄をしている」という人が多く、そのほか、「働き先を確保」「シングルマザーがもらえる補助金を調べる」など、経済的な対策が上位を占めた。また、500名全員を対象に離婚で不安な事を聞くと、「子供への影響(約45%)」や「自分の老後(約37%)」を大きく引き離し、「生活費(約80%)」が断トツ1位に。離婚するとなると、経済的に自立していないと難しい現状が伺える結果となった。ちなみに、手元に最低いくらあったら離婚できるかについては、平均「1,429万円」だった。○女性が、離婚以外で心配なリスクとは…次に、離婚以外で女性に起こり得るリスクについて調査したところ、「収入の減少や失業」や「老後の生活」と答えた人が多く、次いで「健康」「親の介護」「子供の教育費」と続いた。このリスクを回避するための準備をしている人はわずか16.6%。具体的な対策方法は、1位「貯蓄」、2位「保険」という結果に。やはり離婚に限らず、女性のリスク回避には「お金」が重要であることが明らかとなった。(保険クリニック調べ)
2015年03月10日年度がわりの3月は、ふと「離婚」という2文字が頭をかすめる人も多いとか。離婚が頭をかすめた時、何をどんなふうに考えてみるとよいのだろう?『離婚を考えたときに、まず読む本』の著者で、御自身も離婚経験のあるファイナンシャルプランナーの豊田真弓さんにお話を聞いた。■離婚してお金で得することは少ない豊田さんは、まず教えてくれた。「離婚して、お金で得をすることは少ないんです。離婚後は『以前より生活水準が下がることはあっても上がることはない』と考えたほうがいいでしょう。感情的に突っ走ると後悔するので、悩んだ時は、まず情報収集と相談をしましょう」■最初の一歩は女性センターへ「情報収集や相談」と言われても、どこに相談すればよいのか、わからない…。そんな時はどうすればよいのだろうか。「原因や状況にも異なりますが、相談先の最初の一歩は女性センターがよいでしょう」。女性センターとは、女性が抱える問題全般の情報提供、相談などを行う施設で、都道府県、市町村などが自主的に設置しており、基本的に相談は無料。「女性センター」「男女共同参画センター」など、自治体によって名称や相談メニューが異なる。電話相談のほか、対面(予約)による弁護士相談、カウンセリングなどを行っているところもある。まずは住んでいる地域の女性センターを確認してみよう。■離婚を考え始めたときの相談先いろいろそのほか、状況によって下記のような相談先もある。存在を知っているだけでも何となく心丈夫だし、いざとなった時にネットで検索する時にキーワードとして役立つかもしれない。(参考リンク)・ 日本司法支援センター ・ 公益社団法人家庭問題情報センター ※情報は2015年2月時点のもの。電話番号などは変更になる可能性あり。【連載:「離婚」が頭をかすめた時に…特集】・ 第2回 離婚前に別居する時の注意点3つ ・ 第3回 離婚時の弁護士費用 ・ 第4回 離婚をする時のお金はどうなるの ・ 第5回 離婚後の生活の立て直し方
2015年03月06日これまで多くの方から夫婦間に起こる問題や悩みの相談を受けてきました。中には離婚を決断したご夫婦もいます。離婚に至った理由は千差万別で、離婚した夫婦が100組いれば、100通りの理由があります。しかし、離婚を決意させた原因はいくつかに大別することができます。婚姻関係を長く続けていれば、多かれ少なかれ、どこの夫婦にも起こり得ることですが、それに気付いて改善できるか否かで、離婚するかしないかが変わってきます。1.嫉妬深い・疑い深い家庭を、夫婦関係を、壊したくないがために、相手の浮気や心変わりを心配するのは当たり前です。それを警戒するばかりに、度が過ぎた嫉妬や何気ない挙動にまで疑念を抱く場合があります。家庭や夫婦関係を守りたいのであれば、時には「知らぬふり」や「見ぬふり」も必要となります。嫉妬や疑心暗鬼のあまりヒステリックになるほど、相手の気持ちは離れて行ってしまいます。こうなると、離婚に至るまでの時間はそう長く掛かりません。2.相手を尊敬しない・軽んじてしまう夫婦のどちらかに、相手を見下すような言動や、軽蔑するような傾向が多少でも見受けられる場合も危険です。相手を尊敬・尊重する気風に欠けている夫婦も、離婚する確率が高いと言わざるを得ません。社会の最小単位が家庭、人間関係の一番身近なケースが夫婦です。一般社会と同じく、相手を敬う気持ち、相手を大切に思う気持ちは、そのまま自分に返ってきます。相手を敬うことさえできなければ、夫婦でいる意味もありません。3.話を聞かない・コミュニケーションが足らない夫婦関係を長く続けていると、「以心伝心」や「言わずもがな」で、会話の時間が少なくなってきます。しかし、それは錯覚、単なる思い込みに過ぎません。さる調査によると、夫婦間の会話時間の多寡が離婚の可能性に比例するとか。相手と積極的にコミュニケーションしようと思う気持ちが無ければ、会話する時間はおのずと短くなります。コミュニケーションの不足により、情報の共有ができない夫婦は離婚の危機を招くことになります。一度できてしまった溝を埋めるには相当の努力が必要となります。溝が浅いうちに関係を修復するには、自分の言動を反省し、改善の努力が必要となる場合もあります。この努力ができないのであれば、関係は全く好転しません。もちろん、時間もこれを解決してくれません。また、関係改善の努力を怠るのであれば、離婚までの道のりはそう遠くなく、加速度的に、意外なほど早く、その時を迎えるようになります。○執筆者プロフィール : 坂田 陽子(さかた ようこ)福岡県生まれ。20代の半ばから恋愛問題や夫婦問題に関するカウンセリングを開始する。寄せられる相談件数は年間1万件以上にも上る。多くの案件を解決した経験から独自の恋愛論を展開し、各メディアで人気に。これらの経験を活かし、結婚相談所「ブライダルジャパン」と、出逢いのための社会人サークル「東京アクティビティ」を手掛ける。最近では、後進育成のための「恋愛アナリスト・婚活アナリスト実践養成講座」も主宰している。
2014年12月09日【前編】 では、既婚男性が不倫をしても離婚しない理由のうち、「不倫相手とは単なる遊びだから」「子供と離れられないから」の2つをお伝えしました。今回は残り2つについてご紹介します。■今の生活スタイルを崩したくないからさまざまな男性を取材してきた中でわかったことは、女性より男性のほうが安定した生活基盤を失うことに恐れを持っているという現実です。言うまでもありませんが、安定した生活基盤とは、奥様が与えてくれる、毎日変わりなく過ぎる、何気ない生活。朝起きたら見慣れた顔がそこにあること、「いってらっしゃい」と言ってもらえること、清潔な衣類などが準備されていること…日常のあらゆる生活基盤を男性は「歴史」とみなし、それを失うことを嫌います。安定した生活基盤が揺るがないからこそ、不倫という遊びにも手を出せるとも言えます。不倫中の独身女性は、その生活基盤に自分がなりたいと考えがちですが、それは自分に都合のいい夢を見すぎです。結婚する年齢が晩婚化してはいますが、いまだに日本社会では結婚していることが信頼の証といった風潮があります。社会的地位の高い男性は、離婚することでその地位を手放したくないと考えるのが普通です。そして、不倫が原因で離婚した事実は、なぜか会社中に知れ渡ります。両家の両親や親族にも隠して事を済ますこともできません。想像してみて下さい。そんな事実が知れ渡ったら、家族や親族からは縁を切られることも否めませんし、会社では冷たい目で見られ続けるのです。果たして男性は、そこまでのリスクを犯して不倫中の女性と再婚したいと考えるでしょうか。■夫の不倫を知っても妻側が離婚を承諾しない奥様が専業主婦で収入を得ていない、またはパートなどで生活できるほどの収入を得ていない場合に起こりうるケース。この場合、離婚を待つ独身女性は「彼は私のことを愛してくれているんだから、奥さんが離婚届に判を押せばいいだけ」と考える傾向がありますが、これも誤った認識です。男性が本気で再婚したいのであれば、自身の収入の大半を生涯捨てる、と決意すればいいのです。それをしないということは、妻側が離婚を承諾しないことを受け入れ、かつ自分自身も家庭を捨てたくはないという思いが、気持ちのどこかにあるからなのです。以上、既婚男性が不倫をしても離婚はしない理由をお伝えしましたが、すべてにおける共通点は、不倫相手より奥様のことを愛しているという事実です。これを読んで不倫中の独身女性の目が、早く覚めることを願っています。
2014年06月27日筆者は仕事で恋愛相談を受けていますが、その中には既婚男性との不倫に悩む、独身女性からもメールが寄せられます。その独身女性達の疑問は、「私のことを『愛してる』と言うのに、なぜ離婚はしないのか」という、不倫をするのに離婚はしない男性の心理。そこで今回は、既婚男性が不倫はしても離婚はしない理由をご紹介します。■不倫相手とは単なる遊びだから不倫中の女性には耳が痛い言葉だと思います。でも、ここで読むことをやめないで下さい。現実を知りましょう。もし既婚男性が不倫相手に対して「一生かけて守りたい」と決意したなら、彼は必ずと言っていいほど離婚に踏み切るはずなのです。それを実行に移さないということは、不倫相手とは単なる遊びということ。結局彼は、不倫相手より奥様のことを愛しているとも言えます。男性は将来のパートナーの父親に「娘さんをください」と伝える時、かなりの勇気を要します。その勇気を今の奥様に使うことはできても、不倫相手には使えない、ということでもあるのです。ではなぜ、不倫中の男性は相手に「愛してる」と言うのか。実は、重要な言葉が抜けているだけです。正解は、「今この瞬間『だけ』は、愛してるよ」が本音なのです。「仕事中も君のことを考えてしまう」と言ってきたとしても、それも瞬間的な気持ちです。永続的な愛情は奥様に注ぎ、刺激やトキメキといった瞬間的な衝動のような愛を、不倫相手に言葉にして伝えているだけなのです。不倫中の独身女性は、彼の言う「ずっと一緒にいたい」という言葉にも騙されないで下さい。この場合も、重要な言葉が抜けています。「不倫というこのままの形で、ずっと一緒にいたい」が、不倫をしつつも離婚をしない男性の本音なのです。■子供と離れられないからこの断り文句を用いて、「だから子供が成人するまで離婚は待ってほしい」と言われた女性がいます。親が子供に持つ愛情は、出産未経験の独身女性には計り知れないほど、大きく深いものです。子供が生まれたことを機に、女遊びをピタリとやめた男性もいます。だからこそ、この言葉にも不倫中の独身女性は騙されてほしくないと私は思います。子供が成人した時の、自分の年齢を計算して下さい。確定もしていない約束を信じ続けてその年齢に達してもし彼と結婚できなかった場合、新たなパートナーを容易に探せる年齢でしょうか。そして目線を変えて考えると、子供にとって親は、成人したから離婚してもいいという存在ではない事実を踏まえると、子供を盾にした言い訳とも言えます。後編でも、既婚男性が不倫をしても離婚しない理由をお伝えします。【注目】その不倫の答えお教えします 離婚するって嘘?【不倫激動10連発】あの人の家庭/本心/覚悟 『配偶者とはもう別れる』その言葉を信じてきたけど、本当に離婚する気はあるの? 直接問いただすと関係が壊れてしまいそうで聞けなかったあの人の真実を全て暴きましょう。二人の愛は最終的にこうなります! >>その他の不倫に関する占いはこちら
2014年06月26日離婚が珍しくなくなった日本。近頃では、ケジメをつけるために結婚式ならぬ離婚式まで行う人もいるとか。一方、外国ではどうなのでしょう。外国人20人に離婚とその理由について聞いてみました。・パリでは2組に1組は離婚すると聞きます。理由は価値観の違い、浮気、気持ちの変化など (フランス/女性/20代後半)・一般的です。半分のカップルが離婚します。もう愛してないとか、ほかの人を好きになったとか (スペイン/男性/30代前半)日本では毎年25万組程度が離婚しているといわれています。オシャレなパリジャンとパリジェンヌのカップルでも、結婚してうまくいくのは約半分……。・離婚は一般的です。理由は、性格の不一致や奥さんの料理が下手など (モロッコ/男性/40代後半)・(妻が)夫の言うことを聞かないという理由が多いです (エジプト/男性/40代後半)料理の腕は重要なのですね。日本でも「男は胃袋でつかめ」などと言いますよね。・離婚は一般的です。よく耳にする理由は金銭問題ですね (ブラジル/女性/50代前半)浮気や気持ちのズレといった感情以外に切実なのがお金の問題。金遣いが荒い、ルーズ、借金を作るなども困りますし、異常にケチなど金銭感覚の違いもストレスになりそうです。・離婚率は非常に少ないです。離婚理由は、一緒に生きて行けないと感じたときや金銭トラブル、相手が信用できなくなったときです(ネパール/男性/40代前半)離婚は一般的で多いという回答が大多数。共通の理由は、浮気や性格の不一致などでした。離婚はもちろんいいことではないですが、自分たちの判断で恋愛や結婚をして、何のしがらみもなく自分たちの考えで自由に離婚もできるというのは、ある意味幸せなことかもしれませんね。(文・アリウープ おーた) 【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年12月26日寝食を共にしている夫婦でも、お互い何を考えているのか分からないことは多いもの。ちょっとした言い争いやすれ違いの度に頭をよぎる「離婚」の二文字。男性にとって、妻のことを我慢できなくなるイライラのリミットはどのあたりにあるのだろうか。マイナビニュースの既婚男性会員233名に「離婚」について聞くと、「離婚したいと思ったことがない」を選んだ人は32%。残る68%にどんなときに離婚したいと思うかを尋ねた。>>女性編も見るQ.どんなときに離婚したいと思いますか?(複数回答)1位 食事を作らない 22.0%2位 自分の両親や親戚と不仲 21.3%3位 けんかが増えた 9.7%4位 働かない 7.7%5位 すぐに怒鳴る 6.7%■食事を作らない・「家庭的な部分がなくなるといやになる」(25歳男性/金融・証券/専門職)・「専業主婦なら専業主婦の仕事をしてほしい」(39歳男性/自動車関連/技術職)・「頭に来るから」(26歳男性/金属・鉄鋼・化学/営業職)■自分の両親や親戚と不仲・「思いやりが必要」(49歳男性/機械・精密機器/技術職)・「イライラしてくる」(48歳男性/運輸・倉庫/販売職・サービス系)■けんかが増えた・「我慢できないとしんどい」(51歳男性/自動車関連/事務系専門職)・「くだらないことが多い」(38歳男性/医薬品・化粧品/営業職)・「ものすごく冷たい感じが最近するから」(31歳男性/機械・精密機器/技術職)■働かない・「お金が無くなるから」(45歳男性/情報・IT/技術職)・「正社員で働かずパートだけのくせに、偉そうに文句ばっかり言い、感謝の気持ちが全くない」(33歳男性/機械・精密機器/営業職)■すぐに怒鳴る・「家庭が安らげる場所に思えないから」(30歳男性/電機/技術職)・「子供によく怒っていて見ていてもうっとうしい」(37歳男性/情報・IT/販売職・サービス系)・「結婚失敗と感じる」(47歳男性/食品・飲料/営業職)■番外編: 妻へのボヤきをたっぷりどうぞ・「家事は自分と義母がやっていて、子供の世話だけすれば良い状況なのに、ちょっとした事で機嫌が悪くなり、子供に優しくできない」(32歳男性/医薬品・化粧品/事務系専門職)・「帰ってきても味噌汁ひとつ温めてくれない」(46歳男性/医療・福祉/専門職)■総評離婚したいと思った理由の1位はなんと「食事を作らない」。5人に1人は、食事を作らない妻にカチンときていることが分かった。ただ家事をしない、というだけでなく、食事が用意されていないと、自分がないがしろにされている気にさえなるだろう。中には「料理を自分で作るなら一緒にいる意味がない」なんて回答まで。女性にしてみれば「私は飯炊き係じゃない! 」とは思うだろうが……。2位は「自分の両親や親戚と不仲」。1位とほぼ同数での2位となった。古くから絶えることがない嫁姑の確執は、やはり離婚まで考えさせてしまう大きな要因らしい。いくら好きでも、結婚は2人だけでするものではない、と実感させられる結果となった。3位は「けんかが増えた」。自由回答でも「いちいちうるさい」「面倒」「顔を見るのもイヤになる」など、かなりイライラしている様子がうかがえた。5位の「すぐに怒鳴る」と「けんかが増えた」は、同様の女性編アンケートでは上位に入っていた選択肢。男性の場合は「2人の気持ちのすれ違い」といった目に見えない状況よりも、食事や嫁姑の確執など、もっと具体的な部分で離婚を考える傾向があるようだ。やや意外だったのが、4位の「働かない」。経済的に、というよりも、これまでの回答と合わせると、「ダラダラ家にいて家事もせずグダグダ文句を言うくらいなら、外に出て気分転換でもしてこい! 」という男性の気持ちが透けて見えるよう。確かに、社会の厳しさに触れれば、会社から帰ってきたダンナさんに対しても、「お疲れ様」の一言と温かい食事のひとつでも用意する気持ちになる、かもしれない!?(文・アリウープ 中嶋絵里) 調査時期: 2012年10月3日~2012年10月9日調査対象: マイナビニュース会員調査数: 男性233名調査方法: インターネットログイン式アンケート【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年11月21日総合探偵社「MR」は9日、同社所属の離婚カウンセラーを対象に、高嶋政伸の離婚裁判をテーマとしたアンケートを実施。「失敗しない離婚の方法」についての調査結果を発表した。「今回の離婚騒動をプロの目線からどう思うか」との質問では、「スピード婚/結婚への理解度が低かった結果」が30%で1位。「両者に責任、問題があった」が26%で2位、「プライドとお金など欲と執着が問題」が11%で3位だった。その他の回答内容では、「強烈な憎しみの内面が見え隠れする」「主張のためには証拠が必要。それがないためにドロドロになったのでは」「高嶋政伸さんに同情」「高嶋政伸さんの見る目がなかった」「パートナーの横暴に苦しむ一般人も多いのでは」などがあがった。「問題を長引かせない離婚解決法はあるか」との問いには、「離婚理由となる証拠を持つ」が32%で1位。以下「感情的にならず、お互いに歩み寄る」(28%)、「結婚時に書面作成し、未然に防ぐ」(24%)となった。その他の回答では、「妻の性格を考え怒らせないように導くべき」「不用意な言動が自身の首を絞めることになるので、興奮したり、相手の誘いに乗ったりしないようにする」「特に金銭的な面であれば、収支を明らかにする」「ごまかし、うそをなくす」などがあがった。「離婚成立後に起こりやすい問題と対処方法」についての問いには、「慰謝料、養育費などの未払い」が53%と半数を越えた。以下「財産分与」「ストーカーや嫌がらせ行為」が13%で並んだ。その他の回答には、「相手の所在不明」「子供との面接権」「離婚成立後の浮気発覚」などがあった。また、こういったトラブルへの対処方法については「公正証書を作成する」「専門家を介入させる」などがあがった。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年11月12日「離婚したい!」―その思いは一つでも、離婚に至るまでの状況は人によってさまざま。ここでは、弁護士の先生が皆さんの離婚に関する悩みや疑問に回答。連載2回目の今回は、「妻が貯金を使い込んだ」という男性からの離婚相談。本橋一樹弁護士に答えていただいた。私35歳、妻(専業主婦)38歳、結婚10年目で5歳の子どもがいます。マイホーム購入の話が出た際に妻の貯金使い込みが発覚しました。互いの独身時代の貯金、結婚後の貯金を合わせると1,000万円以上はあったかと思いますが、現在の残高は200万円弱です。妻を問いただすと、「実家の両親に生活費を渡していた」と言いますが、今思えば子どもを私に預けて友人や家族と頻繁に旅行にも行っていました。また、クローゼットの奥からはブランド物のバッグがたくさんでてきました。これまでの信頼関係が一気に崩れてしまい、妻の言うことが何も信じられません。子どもの親権は私が持つかたちで離婚をし、使い込んだお金も返してもらうことは可能ですか。ご質問につきましては、(1)まず(妻が協議離婚に応じない場合)離婚することができるか、(2)離婚できるとして親権者になれるか、(3)また、離婚する際に使い込んだお金を返してもらえるか、という3つの問題点があります。本件では、妻による夫婦の預金の使い込みがあったとのことであり、具体的には、妻が頻繁に旅行に行く、家計の収入に見合っていない高価なバッグをたくさん買うなどという「浪費」をしたことを離婚の理由にできるか、という風に言い換えることができると思います。ご存じと思われますが、民法は離婚原因を法定しており(770条1項)、話し合い(協議離婚・調停離婚)で解決できない場合、離婚原因がなければ裁判では離婚は認められません。そこで、本件が民法上のどの離婚原因に該当するかといえば、考えられるのは「婚姻を継続し難い重大な事由」(770条第1項第5号)しかないでしょう。そして、「婚姻を継続し難い重大な事由」とは、婚姻関係が破綻し回復の見込みがないことを意味するので、妻が見栄や虚栄心のみから、収入に見合わない高価なブランド品や貴金属類などを買いあさるなどし、また友人と頻繁に旅行などして豪遊し、それが原因で回復する見込みがないほど婚姻関係が破綻したと認められる場合には、離婚原因があるといえます。要は程度問題ということになりますが、本件では、家族との旅行もお金の使い道だったということなので(家族との旅行は一概に浪費とは断言できないでしょう)、離婚原因があるといえるかどうかは、ブランド品の買いあさりや友人との旅行がどれだけひどいものかによるでしょう。1,000万円あった預金が200万円に減っているということですが、その使途については、ブランド品の購入や旅行以外にも、生活費や教育費・医療費、その他家族のために必要な費用として使った可能性も当然にあり、預金を使い果たしたわけでもないので、これだけでは離婚原因としては弱い気がします。なお本件は、妻が浪費の事実を否定している(実家の両親に生活費を渡した)ので、夫側で、妻が旅行や買い物に、いつ、いくら使ったのかを立証しなければならないという高いハードルがあることも忘れてはいけません。次に、仮に離婚することができるとした場合、離婚に際しては親権者を決めなければならず、協議で決まらない場合には、裁判所に親権者指定の調停を申し立てることになり、調停でも話し合いが付かなければ裁判所の審判によって親権者が決められることになります。その決定のポイントは、もっぱら子の福祉のため、という観点です。単純に、子供にとって、父母のどちらと一緒にいたほうが環境的に良好か、ということが判断基準です。具体的には、子供と接する時間をどれだけ長くとれるか、親の心と体の健康状態、祖父母等の監護補助者の存在、子供に大きな環境の変化(転校等)を及ぼすか、子の年齢、両親の経済力等々、あらゆる事情から総合的に判断されます。本件では、子の年齢以外は不明ですが、5歳という年齢からすると、通常では母親が親権者になる事例が多いと言えましょう。最後に、離婚する際に妻が使い込んだお金を返してもらえるか、という点ですが、これは、離婚に伴う財産分与の問題として捉えることができます。財産分与は、夫婦が婚姻中に協力して築いた財産を、離婚するにあたって分ける(清算)するものです。この場合、分与の対象となるのは、離婚時(別居している場合は別居時。裁判をしている場合は口頭弁論終結時)に存在する財産なので、本件では、婚姻中に妻がお金を使ってしまっており(使い込んだとされる財産は離婚時にはないので)、これを離婚時に取り戻すということはできません。そこで、財産分与をする際の割合の問題として考えるのが最も適当かと思います。財産分与の割合は、妻が専業主婦の場合でも、半々とする(2分の1ルール)のが最近の傾向ですが、夫が稼いだお金を妻が収入に見合わない高価なブランド品を買いまくって、また豪遊などして費消してしまった場合にも、離婚時の財産の分け方を2分の1ずつにすることには誰でも不公平感がありましょう。妻のお金の使い道を立証できることが前提ですが、夫婦の財産を築く上で、その寄与度に違いがあるときは、財産分与の割合が違ってきても当然といえましょう。結論として、妻の預金の使い込み分については、前提として立証という高いハードルはありますが、立証できた場合には、財産分与の際の分与割合に反映される(当然、妻への分与割合が低くなる)と考えてよいでしょう。イラスト: 野出木彩【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年09月12日日本最大級の法律相談ポータルサイト「弁護士ドットコム」を運営するオーセンスグループ株式会社は、同サイトの利用データをもとに男女別の「離婚を考える理由」トップ5を発表した。調査は2010年4月1日から2012年3月31日までの期間に、離婚を希望しているが相手の同意を得られていないユーザーを対象に実施した。回答者の平均年齢は、34歳(男性36歳、女性33歳)。理由トップ5は、1位「家庭生活に非協力的」 42.4%、2位「相手の暴力行為」 28.1%、3位「相手の浮気」21.8%、4位「相手が結婚関係の継続が難しい程、精神的に不安定なため」6.1%、5位「相手が失踪したなどで生死が不明」1.6%だった。離婚を考える理由として、男女ともに「家庭生活に非協力的」という回答が4割。男性だけで見てみると、そのように回答した割合は48.1%で、離婚を考える理由として2人に1人が「家庭生活に非協力的」を挙げている。また、「離婚にあたって慰謝料請求を考えているユーザー」では、理由の違いが上記とは異なることもわかった。慰謝料を考えているケースでは、離婚を考える理由の第1位は「相手の浮気」が42.3%とトップ。「家庭生活に非協力的」と答えた割合は18.6%で第2位という結果にとどまった。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年04月20日金銭的補償で苦痛を和らげたいと「離婚保険」を販売ノースカロライナ州のある保険会社は、金銭的補償により少しでも離婚の苦痛を和らげたいと「離婚保険」を発表した。この「離婚保険」は、保険料が月々16ドル、補償金額は1250ドルだそうだ。この他、被保険者には毎年250ドルの補助金が支払われる。例えば、被保険者が保険10口に10年加入し離婚した場合、保険料は19188ドルで補償金額は27500ドルとなる。ただし離婚前に契約をし、保険加入期間が満4年以上である必要がある。中には毎月保険料1000ドル払っている人もこの保険会社では次のように述べている。「お金では離婚の傷を完全に癒すことは出来ないだろうが、気持ちを少しは落ち着かせることが出来るだろう。」この保険の販売状況は明かしていないが、中には「離婚保険」に毎月1000ドルの保険料を支払っている人もいるそうだ。「本当に苦痛を和らげてくれるのは、結婚生活を幸せにする方法が見つかることだ」とある結婚トレーナーは話している。
2010年10月06日4月に離婚を申請し、別居中だったサンドラ・ブロックとジェシー・ジェームズの離婚が成立、5年間の結婚生活に終止符を打った。「性格の不一致または対立」が離婚理由として申請書に記載されていたという。離婚は先週、2人が暮らしていたテキサス州オースティンで成立したことを28日にサンドラの代理人が認めた。サンドラはこれを機に、1月に引き取った男児・ルイくんとシングルマザーとしての養子縁組を成立させることができる。夫の浮気発覚が理由の離婚だが、法廷で争うこともなく、比較的円満な解決となったようだ。一方、婚約、婚約解消、再び婚約という紆余曲折を経て、めでたくゴールインしたのはミーガン・フォックスとブライアン・オースティン・グリーン。芸能サイト「TMZ.com」によると、2人は先週、ハワイ島のフォーシーズンズ・リゾートで挙式したという。2人は2004年から交際し、2006年に婚約したが昨年2月に婚約を解消。だが、関係が復活し、6月になって再び婚約したと発表したばかりだった。(text:Yuki Tominaga)© Splash/AFLO■関連作品:ジェニファーズ・ボディ 2010年7月30日よりTOHOシネマズみゆき座ほか全国にて公開© 2009Twentieth Century Fox■関連記事:美しさに隠された衝撃の真実『ジェニファーズ・ボディ』試写会に10組20名様ご招待ミーガン・フォックスがハマリ過ぎ!超危険な女子高生を演じた最新作ポスター解禁
2010年06月30日