私と夫が再婚したとき、長女は小学6年生、長男は小学4年生。なかでも長女は七夕の短冊や初詣で願いをかけるほど、新しいパパをずっと望んでいました。結婚が決まったとき、誰よりも喜んでくれたのが長女です。待望のパパができた、お年ごろの長女と、初めて女の子の親になる新米パパ。再婚して数カ月後、「離婚」という言葉が飛び交う事件が起きてしまったのです……。 ベビーカレンダーは、多様化している家族のあり方=“新しい家族のカタチ”について発信する取り組みを開始しました。当事者のリアルな声をご紹介していきます。多様な幸せを実現できる社会、そして、もっと「家族を持ちたい」「赤ちゃんを産みたい」と思う人が増える世の中づくりの一助となりますように。 「ママ離婚して!」私がいない間に起きた事件一緒に住みだしてから、4~5カ月経ったころのお話です。次女が生まれ、私は授乳と寝かしつけのため寝室にいました。リビングにいる長女と夫が、なにか言い合いをしています。次女に喧嘩する声は聞かせたくありません。すぐ駆けつけたい気持ちを押さえて、寝かしつけを優先しました。リビングに戻った私に、長女はすぐ「パパ嫌だ! パパと離婚して!」と言いました。「離婚なんて簡単に口にするな! なんでも自分の思い通りになると思うな!」とヒートアップしている夫。なにがなんだか、私にはさっぱりわかりません。とにかく2人を引き離し、まずは長女の部屋で長女の話を聞くことにしました。 思春期の長女と思春期がよくわからない夫「パパにデブと言われた。もうパパ嫌だ。ママ離婚してほしい」たしかに、長女はふっくらした体型です。ただ身長は平均より10cmほど高く、まだまだ成長期。だんだん体型も変わるかもしれないと、私はあまり気にしていませんでした。「デブはひどいね。ママはそばで話を聞いていたわけではないから、パパの話を聞いてみないとわからない。もしかしたら誤解があるかもしれない」長女をなだめてから、夫の話を聞きました。「デブだなんて言っていない、食べ過ぎじゃないかと言った。さっきご飯のあとにデザートを食べたのに、お風呂上がりのアイスを食べようとしたから糖分の摂り過ぎになると思って注意した。親が気にかけないと、大人になってから糖尿病など、何かの病気になってしまうかもしれない。」長女の健康や将来を心配して、夫は注意したのでしょう。夫には、長女が夫にデブ、太っているなどと言われたと思って傷付いていることを伝えました。「それは違う」と、夫は慌てます。 2人の間に入って、行き違いを正す私私は、長女と夫をリビングへ呼びました。まずは、2人に誤解があることを伝えます。デブとは言っていないこと、将来病気になってほしくないから夫は注意したことを長女へ説明しました。夫へは、長女は思春期だと話しました。大人の言葉に過剰に反応することがあること、実の父親でさえ体型のことを言われたり触られたりすると娘は嫌悪感を抱く年ごろなのだと伝えました。私は離婚するつもりはないから、みんなで仲良く生活していきたいと言いました。その場ではお互いに謝罪はなかったものの、「わかった」と言って離れていきました。次の日、長女と夫は冗談もまじえながら会話しています。わだかまりが残らなかった様子を見て私はホッとしました。 今回は、思春期の娘と言葉が足りない夫が起こした事件です。実の親子でさえ、会話がかみ合わないこともあると思います。夫は幼少期を飛ばして、急に異性の子どものパパになったので戸惑うことも多いでしょう。私が次女の寝かしつけを優先せずに、2人のもとへ駆けつけていたら離婚という言葉も出なかったのかもしれません。ただ長女と夫には、お互い家族になるため歩み寄ってもらいたいと考えています。きっと2人ならできると私は信じています。 著者:樋口 みき13歳と1歳の女の子、10歳の男の子を育てる母。離婚、婚活を経験し、ステップファミリーとして生活。年の差兄弟の生活スタイルの違いに翻弄されつつ、パワフルに生きています。
2022年03月30日■前回のあらすじ恭子と夫の雅也で所有する二世帯住宅に勝手に住もうとする義姉。どうやら離婚した義姉のために、義母が勝手に許可を出した様子。結局、少しの間だけという話で義姉の同居を受け入れるが…。 >>1話目を見る 私はお店に出すための新作ケーキを考案中で、冷蔵庫には昨日作った試作ケーキを入れていました。買い物から帰った私が、自分たちの家に戻るとと、とんでもない光景が…! 試作ケーキを恵梨香さんがまさかの手づかみで食べていたのです!次回に続く(全8話)毎日18時更新!※この漫画は実話を元に編集しています脚本・ 徳永 /イラスト・ ニタヨメ
2022年03月30日■前回のあらすじ夫と洋菓子店を経営している恭子は、慌ただしい日常の中、義両親の協力もあって無事に女の子を出産。育休中に今後のお店のことを考えていたところ、急に義姉が現れ、恭子たちの二世帯住宅に住むと言い放つ。 >>1話目を見る すでに荷物まで運び入れられ、実際に住むところがない恵梨香さんをすぐに追い出すことはできず…。それに義両親の手前「良い嫁」と思って欲しくて、恵梨香さんが一緒に住むことを許可してしまいました。しかしこれが大きな間違いだったのです…。次回に続く(全8話)毎日18時更新!※この漫画は実話を元に編集しています脚本・ 徳永 /イラスト・ ニタヨメ
2022年03月29日大人気マンガシリーズ、今回はサレ妻ありさ(@sareduma_arisa)さんの投稿をご紹介! 「家庭教師を妊娠させた夫」第35話です。最低な発言を繰り返す夫。ありささんの怒りは頂点に達し!?募る憎しみ出典:instagram夫は理解しようとせず…出典:instagram必ず離婚する…出典:instagram食い下がる夫出典:instagram最終確認
2022年03月29日《勝手に海老蔵ブログでわたしの離婚を示唆したことを謝罪メール一通でもくださいよ。なぜ謝罪できないんですか?》(3月25日4時22分)《あなたが民間療法を強いたのに妹が選んだのように仕向けあなたが民間療法をすすめたのに私がすすめたように仕向けなぜあなたは亡き妻を愛する子煩悩パパぶってるんですか?》(同4時34分)《世界で一番あなたが憎い》(同4時38分)明け方にもかかわらず、分刻みでブログに書き込まれた厳しい詰問。タレント・小林麻耶(42)の義弟・市川海老蔵(44)への攻撃は激しさを増している。始まりは3月10日、麻耶の元夫で整体師の國光吟氏がブログに公表した“句読点なしの4千字メッセージ”だった。「ブログで國光氏は、麻耶さんと昨年4月に離婚したこと、しかしそれは戸籍上のことであり、いまもいっしょに生活していることを明かしています。さらに翌日には《身内を見捨ててなにが立派なんですか》と、海老蔵さんの人格まで批判するようになったのです」(芸能関係者)なぜ麻耶と元夫・國光氏はこれほどまでに海老蔵に怒っているのだろうか?海老蔵と親しい歌舞伎関係者はこう語る。「もともと海老蔵さんは、麻耶さんと國光さんの結婚には賛成していませんでした。國光さんに出会ってから、麻耶さんが“変わってしまった”ことにも困惑していました。ですから2人が離婚したときはほっとしていたのです。しかし最近になって、麻耶さんが國光氏とまだ別れていないことを知り、こんな苦言を呈したと聞いています。『とっくに離婚した男と、いっしょに暮らしているなんておかしいじゃないか。きちんとケジメがつけられないのなら、もうウチの敷居はまたがせない』」海老蔵としては義姉を思っての言葉だったのだろうが、事態は思わぬ方向に転がり始める。海老蔵の仕事関係者によれば、「國光氏は海老蔵さんが麻耶さんに、自分を排除するようにアドバイスしたと聞き、激怒したのです。離婚したとはいえ、國光氏は麻耶さんに強い影響力を持っていますからね。麻耶さんまで暴露攻撃に踏み切ったのは、國光さんがそそのかしているからだと海老蔵さんは信じています」いっぽう麻耶にとって、最愛の妹の忘れ形見である麗禾ちゃん(10)と勸玄くん(9)はかけがえのない存在だ。彼女は3月21日に國光氏のYouTubeチャンネルに登場したが、そこでも涙ながらに2人への愛を訴えている。「(海老蔵さんのファンからの批判があっても)それでも私は黙っていました。なぜなら姪と甥を愛しているからです。姪と甥が大事なんです」麻耶によれば、國光氏の結婚直後にも海老蔵の不興を買い、姪と甥に会わせてもらえなかった時期があり、つらい思いをしたという。それだけに「ウチの敷居はまたがせない」という言葉は、海老蔵の想像以上に麻耶にとって衝撃的だったのだろう。■出禁宣告で海老蔵への不信が呼び起こされた!?彼女の怒りは、これまで抑えつけてきた海老蔵への不信も呼び起こすことになったようだ。前出の芸能関係者が続ける。「YouTubeでの麻耶さんの発言はわかりにくい部分も多々あります。しかし整理すると彼女の主張は2つあるようです。1つは乳がんができていた麻央さんに適切な治療を受けさせなかったこと。そしてお見舞いにも真摯な姿勢を見せなかったこと」麻耶はこう発言している。「妹が標準治療にいくまでにある空白の時間があります。そこの治療を勧めていたのは海老蔵です」「(妹が)ものすごく苦しくて本当に大変なときに競馬新聞を病室で開き、競馬を見ながら楽しんでいましたよね」2つ目の主張は、“海老蔵が父親としてふさわしくない”ということのようだ。「YouTubeでも『そんなことができる父親のもとで麻央ちゃんの子供がいるなんてぞっとします』と発言しています。さらにその後、ブログでは“天国の麻央さん”が書いたという手紙を掲載しました。そのなかには《麗禾勸玄は姉の元で育つのが一番だと考えております》というくだりもあるのです」(前出・芸能関係者)麻耶は3月27日夜にも、海老蔵と親交のある気功師に、母と姉の分も含めて3億6千万円ものお金(※のちに3億7千万円と訂正)を渡してしまったと告白している。いっぽうの海老蔵は沈黙を保っており、3月29日時点までは麻耶の主張に対し反論はしていない。前出の海老蔵と親しい歌舞伎関係者はため息をつく。「海老蔵さんはこれだけ言われても麻耶さんの体調を心配しています。そしてお子さんたちが伯母の動画を目にしてしまうことも憂慮しているのです。麻央さんが離婚したがっていた、などの麻耶さんの言葉は絶対に聞かせたくないでしょう。それは亡き麻央さんにとっても本意ではないと思います」麻央さんは’16年9月、ブログをスタートした理由について、《力強く人生を歩んだ女性でありたいから子供たちにとって強い母でありたいから》とつづっている。「麻央さんはお子さんたちがお見舞いにくるときは必ずウイッグをつけており、弱音を吐くことはなかったのです。麻央さんにとってブログは、病気と闘った自分の姿をお子さんたちに残すためのものでもあったと思います。海老蔵さんにも麻耶さんにも、それぞれ言い分はあるでしょう。しかし今回の騒動は、亡き麻央さんの“強い母の姿を残したい”という願いがこもったブログも踏みにじることになってしまったと思います」
2022年03月29日私たちの住む家は、夫の実家に建てたものではなく、新規に私と夫の雅也が購入した土地に家を建てました。だから義姉の恵梨香さんにとっての実家ではありません。それなのに何の連絡もなく現れ、さらに一緒に住むと宣言されて、私は呆気にとられました。しかも驚く私をしり目に、荷物はどんどん運ばれていきました。次回に続く(全8話)毎日18時更新!※この漫画は実話を元に編集しています脚本・ 徳永 /イラスト・ ニタヨメ
2022年03月28日子育てと家事で忙しいのに偉そうな態度でちっとも手伝ってくれない、仕事ばかりして家庭を顧みない、義母の肩ばかりもってわたしの立場に立ってくれない……など、夫に対する不満が我慢の限界にきている方もいるでしょう。「離婚」が頭をよぎっている方もいるかもしれません。この記事では、メンタル心理カウンセラーのカトウ ヒロコさんが、離婚を考えた時に知っておきたい3つのパターンについて、マンガで解説します!「離婚」の二文字が毎日のように頭をよぎっては、「まだ子どもも小さいし……」と自分を抑え、でもストレスが溜まる毎日。そんな状況を脱するために、一度、真剣に離婚について考えてみるのも決して無駄ではありません。実際、離婚した場合、離婚せずに我慢して同居する場合、離婚せずに別居する場合とでは、どんなメリット・デメリットがあるのでしょうか。実際の例をあげて考えてみましょう。 離婚を選ぶ場合【Aさんの例】夫との価値観の違いから離婚を決意。離婚訴訟を行い夫と離婚。現在2人の子どもをもつシングルマザー。離婚までの過程は大変だったが、離婚してよかったと思っている。 離婚を選択する場合、子どもをどちらが引き取るか、養育費をどうするかなど決定することがたくさんあり、訴訟を起こすとなると、またその手続に時間がとられ、心身ともに疲弊してしまうことがあります。けれど、最も次に進みやすくなるのもこの選択。あとがなくなるからこそ、離婚後は前を見ることに集中ができ、「すっきりした!」という声が多くあるのもこの選択です。 [メリット]・新しい未来を築きやすい[デメリット]・決断をするまでに覚悟がいる・決断をした後にも、手続きや決定しなければいけないことが多々ある 離婚せず我慢して同居する場合【Bさんの例】夫の浮気が止まず何度も離婚を考えるが、子どもが夫になついているため離婚に踏み切れず、また離婚はいつでもできるという思いから、離婚せず今の状況を受け入れることを選択。数年経ち、夫の浮気が落ち着いたこと、また再度浮気をしたところで自分がもう夫への恋心がないので、どうでもよくなってきたこともあり離婚しなくてよかったかなと思っている。 事態が好転、または自分の考え方が変わり、離婚しなくてよかったと思えることも多々あります。しかしながら、事態や自分の考え方が変わるかどうかはわかりません。状況を受け入れることができるまでは、つらい日々を送る可能性が高いのがこの選択です。 [メリット]・家庭の形を壊したくないという気持ちが強い場合、体裁を保つことができる・事態が好転した場合、家族として続けることができる[デメリット]・事態が好転するまで、つらい日々を我慢して過ごすことになる 離婚せず別居する場合【Cさんの例】「もうしない」と言っては浮気をする夫に嫌気がさし、最後通告のつもりで別居を提案。別居したてのころは、反省の色も見せていたが、結局浮気をやめないので、離婚しようと思っている。 男性に限らずのことではありますが、多くの男性は、とりあえず目の前の台風が去ってしまうことを待ち、去ってしまえば何事もなかったかのようにまた同じことをする可能性が高いです。妻がいつも「離婚する、離婚する」と言っている家庭では、夫は「この小言を聞き過ごしていれば、またいつもの状態に戻るだろう」と高をくくっている場合があります。そのため、妻から別居を切り出されて初めて「本気だったのか!」と慌てる夫は多くいます。離婚を覚悟で夫の本音を引き出すには有効な手段ともなりえます。ここで考えを改めてくれ、状況が好転することもありますが、一度は反省するものの、残念ながら変わらない男性がいることも事実です。一緒に過ごすのはもう無理だが、離婚せずに食費や養育費だけ入れてもらえればそれで良いと思っている人にとっては、良い選択となるでしょう。 [メリット]・夫の本音を引き出すには有効な手段ともなりえる・離婚をしない状況で、離婚と同じような状況をつくれる[デメリット]・事態が好転するまで、つらい日々を我慢して過ごすことになる場合がある 今の状況を受け入れるのも決断、離婚をするのも決断。どんな決断にもメリット・デメリットがあり、また、どんな決断も不正解ではありません。離婚をしてもしなくても自分でも思っていなかったような未来が開けることは多々あります。つらいときに離婚について考えることは、さらにつらいことではありますが、明るい未来を信じてあなたなりの決断をしてください。 著者:ライター メンタル心理カウンセラー・上級心理カウンセラー カトウ ヒロコメンタル心理カウンセラー・上級心理カウンセラー。また、フリーのWEBプロデューサー&ライターとして活動中。
2022年03月28日小3でついたアダ名は「忘れ物の女王」Upload By 桑山 知之筆者と広野さんとの出会いは2019年に遡る。ドキュメンタリーCM『見えない障害と生きる。』の取材のため、連絡を取ったのがきっかけだった。底抜けに明るい性格について触れると、広野さんは「このくらいじゃないと生きていけない」と笑い飛ばした。その言葉の重みに、筆者の胸が苦しくなったのを今でも覚えている。Upload By 桑山 知之広野さんは幼少期から、目の前にあるもの以外はすぐに忘れてしまう子どもだった。小学校に入ってからは管理しなければいけないものが増え、何かをこなすことは「全く無理だった」。宿題を出され、その場ではやる気でいても、家に帰れば宿題を出されたことすら忘れている。翌日提出を求められて初めて思い出す。小学校2年生の通知表に「忘れ物が多い」とはっきり書かれ、3年になると周囲からは「忘れ物の女王」とアダ名をつけられた。「どうしてみんなができるのか分からないんですよ。頑張らなきゃいけないんだけど、どう頑張ったらいいのか分からない。困るんですよね、『ちゃんとやって』って言われると。ちゃんとやっているつもりなので。一人だけ違うことしてたりするんですけど、それを問題だとも思っていない。だから怒られますよね」(広野さん)Upload By 桑山 知之学校のあちこちには、広野さんの持ち物が散らばっていたという。5年生ぐらいのころには、遠足で河原に行った際、飯盒炊飯でカレーをみんなでつくって食べるとき、広野さんは肉を持ってくる係だったが、肉を忘れてしまい、広野さんの班だけベジタブルカレーになってしまったこともあった。成績や勉強よりも「生きていくこと自体が難しかった」といい、時間に遅れないようにするなど社会生活に食らいつくのに必死だった。片づけできず夫から罵倒…「私はいても意味ない」地元の中学を経て静岡県内の高校を卒業後、青山学院大学に進学。当初は国語の教員になろうと思っていたが、LD(学習障害)の傾向があるのか、時折、字が正確に書けないことがあった。ずっと続けて文字を書いていると、例えば「春」の横棒が四本になってしまうことがあるらしい。「これでは黒板の字が不正確になってしまう」と思い、教師の夢を諦めた。落ち込んでいたところ、ゼミの教授の紹介で、都内の大学病院の教授の秘書になった。しかし、当時は自身がADHDとは知らず、自分のスケジュールの管理も難しく、何より察して動くことが全くできず、とんちんかんなことばかりしてしまい、周囲から「使えない」と言われ、思い悩むことも多かったという。Upload By 桑山 知之「若いときは、できなくても頑張らなきゃいけないとか、頑張ったらできるかもしれないとか、そういう気持ちが強かったんです。でも半年でおかしくなっちゃって。電車に乗っていられなくなったり、起きたら午後だったり、色々できなくなっていきました。生きていてもしょうがないと、思いつめていました……」(広野さん)生きることもできず、死ぬこともできず、「しんどい」毎日を過ごしていたが、23歳で当時交際していた男性と“デキ婚”。実家の両親からサポートを受けながら家事や育児に勤しんでいたが、やはり片づけがどうにも苦手だった。家の中は物で溢れかえり、食卓には書類などが大量に積まれ、食事を摂ることもままならなかった。そして29歳のころ、鬱病と診断された。Upload By 桑山 知之「旦那からは『こんな家に帰ってくる俺の気持ちになってみろ』とか『お前、一日家にいて何してるんだ』とか言われて。そのときは診断も受けていなかったので、『私はいても意味ないな』ってどんどん落ち込んでいきましたね。頑張って専業主婦をしていたときが一番つらかったです」(広野さん)そんな中、2000年に刊行された『片づけられない女たち』(WAVE出版/サリ・ソルデン著)を読み、驚いた。自分によく似た人がこんなにいる。そして、対処方法がある。そこから、発達障害というものがあることを知り、同じ悩みを抱える人とともに当事者グループをつくって理解を深めた。「最初は自分がとにかく喋りたいからつくった」と笑うが、家庭の悩みなどを打ち明けられる居場所ができたのだった。「言い訳だ」夫から度重なる暴力、そして離婚30歳を過ぎてからADHDと診断を受けた広野さん。発達障害のことを夫に打ち明け、「家事を一緒にやってほしい」「手伝ってほしい」と伝えたが、「そんなのは言い訳だ」と理解してもらえなかった。むしろ、診断を打ち明けたことをきっかけに、夫との関係は余計に悪化。物を投げられ、時には暴力を受け、外に出られないぐらいひどいあざが顔面にできることもあった。「自分が(夫の)ストレスの捌け口になっていたんだと思います。私が反論するようになって、ストレス解消ができないから、手が出るようになったのかなって。でも自分の両親はサポートしてくれたし、ママ友たちも『子どもの迎え忘れているよ』とか教えてくれるようになって、すごく助かりましたね。私自身も、ADHDがあると分かってからは、子どもに怒らないようになりました」(広野さん)Upload By 桑山 知之夫と別居するために2年ほど準備期間を経て、娘2人とともに小学校の校区の端から端に引っ越した。すぐに弁護士を立て、34歳で離婚に踏み切った。別居するとすぐさま、ストレスから解放された気分になった。そして2008年、「発達障害をもつ大人の会(現・NPO法人DDAC)」を立ち上げた。「こんな感じでも今NPO法人の代表をしていたりとか、全部ができないわけじゃないんですよね。発達障害はできることできないことにものすごく差があるけれども、できないことばかりではないということを知ってもらいたいです。あと、周りの人は何でもできるようにさせようとするじゃないですか。それをやられると、みんなだめになっていくんです。二次障害を引き起こしたりとか。何でもできる人間にならなくていいんです」(広野さん)現在広野さんは、キャリアカウンセラーとして同じ悩みを抱える若者や仕事を探している人への就労支援を行っている。発達障害があるかもしれない人や、障害者手帳を取るかどうか悩んでる人、仕事を何回も辞めさせられたり、仕事が長続きしない人など、広野さんのもとにはあらゆる相談が舞い込んでくる。Upload By 桑山 知之「とにかく“フツウになろうとしない”ことをオススメします。自分なりの生き方、生活の仕方を編み出していくのが必要なので、落ち込みすぎずにうまく周りに助けてもらいながらできることをやっていく。私も20代のころは『どうやったらうまく死ねるのかな』とか思っていたんですけど、今はこの人生も割と悪くないと思っていて。発達障害があっても楽しく生きていけるような生き方をみんなにもしてほしいと思います」(広野さん)新型コロナウイルス対策で、在宅勤務やリモート授業などが推進され、家族が一緒にいる時間が増えた。発達障害のある人にとって、毎日決まった時間に通勤・通学することの煩雑さを感じなくていいのは非常に楽だと広野さんは言う。ただし、「家の環境が良くないと地獄」とも指摘している。できないことは恥ずかしいことじゃないUpload By 桑山 知之広野さんはなぜこれほどまでに明るく前向きなのか。どうやら心理学の勉強をした上で、「訓練をした」という。「世の中落ち込むことばかりでうまくいくことよりも失敗することの方が多いんです。でも、いちいちそれを真に受けて反省して頑張ろうと思っても、また失敗しちゃうんです。そんな人生を普通のメンタルでやっていけない。いちいち落ち込んでいたら生きていけないだろうってことで、それを転換して、できる方に目を向けるように、自分を変えていきました。とにかく、自分が快適に生きていける状態がどこか?が大事であって、みんなと同じようにできるかは関係ないんです」(広野さん)できないことを「否定しない」。それは2人の娘の子育てでも実践していた。娘には、自身の障害のこともオープンに話した上で、スーパーの惣菜を買うなど家事をなるべく減らし、対話の時間を増やした。時には、娘が母である広野さんのサポートにも回った。現在、長女(25)はIT企業でデザイナーの仕事に就き、次女(23)は海外の大学に進学し、心理学を学んでいる。Upload By 桑山 知之「個を重視する世の中になりましたよね。個の時代というか。発達障害のある人たちが受け入れられるような方向に行っている気がします。でも、例えば子どもに発達障害があると診断されて、周囲に分かってもらわなきゃとか、説明しなきゃとかやっちゃうと、子どもの自尊心が下がるんですよ。あ、人と違っちゃいけないんだ、って。でも開き直って、文句ある人は近寄ってこないで!ぐらいでいいんです。分かってくれる人とやっていけばいい。大人が変わらないと子どもが変わりませんから。発達障害のあるなしに関わらず、娘たちにはやりたいことを自由にさせてあげたいと思ってきましたし、すべての子どもたちにそういう環境があることを願っています。発達障害のある子どもが生まれるということは、楽しいんだって思ってほしいです」(広野さん)Upload By 桑山 知之平成元年愛知県名古屋市生まれ。慶應義塾大学経済学部在学中からフリーライターとして活動。2013年に東海テレビ入社後、東京支社営業部を経て、報道部で記者/ディレクター。2018年から公共キャンペーンのプロデューサーとして「いま、テレビの現場から。」や「見えない障害と生きる。」、「この距離を忘れない。」といったドキュメンタリーCMを制作。主な受賞歴は、日本民間放送連盟賞CM部門最優秀賞、ACC TOKYO CREATIVITY AWARDSゴールド、JAA広告賞 消費者が選んだ広告コンクール経済産業大臣賞、ギャラクシー賞CM部門優秀賞、広告電通賞SDGs特別賞など。取材・文:桑山知之取材協力:若者支援ネットワーク研究会in東海(監修・井上先生から)広野さんのお話のように、発達障害がある人に対する支援や制度、仕組みは少しずつ充実してきています。しかしながら、現在そうした支援や制度を利用しようとすると、その多くは発達障害があるという診断や障害者手帳などが必要です。これを第一段階とすれば、その次の段階は発達障害の診断がなくても、その支援を必要とする人が必要な時にいつでも受けられるような支援や制度が広がっていくことではないかと思います。このような「障害という診断を必要としない社会」から最終的に「障害のない社会」につながっていくのだと思うのです。
2022年03月28日大人気マンガシリーズ、今回はNPO法人よつば(@npoyotuba)さんの投稿をご紹介! 「どうしようもないこと」です。ある日、夫から「離婚したい」と告げられてしまった私。夫に理由を聞いてみると…!?ある日、夫から…出典:instagram「子どもが欲しくなったんだ…」出典:instagram回答。
2022年03月27日『実録!ワーママワンオペ奮闘記〜魚田家の育児今昔物語〜』第18話。夫からの離婚の提案に同意してしまった妻。別れた後のことが不安で色々と調べているうちに、あることに気がつき……。 実録!ワーママワンオペ奮闘記〜魚田家の育児今昔物語〜18話「離婚……するんか……」夫の離婚の提案に同意した後、ボーッと先のことを考える。3人の子どもを抱えて、1人でやっていけるの……? 「あれ……夫がいない方が……」収支の計算をしていたら、意外にも金銭的に余裕が生まれることが発覚。仕事以外何もしないのにお金がかかる夫、本当に要る……? 次回、夫の様子が明らかにおかしい……?著者:マンガ家・イラストレーター こっさん
2022年03月26日大人気マンガシリーズ、今回はNPO法人よつば(@npoyotuba)さんの投稿をご紹介! 「それ、犯罪です」です。ある日、姉から相談を受けた私。姉は合意もなく義兄に離婚届を勝手に書かれて離婚が成立していた…!?ある日、姉から相談を受けて…出典:instagramしかも既に再婚済で…出典:instagram回答。
2022年03月26日YouTubeチャンネル「シンパパいっきとひーちゃん」は、シングルファザーと小学生のいっきくん、ひーちゃんの3人暮らしの日常が見られるチャンネル。2020年12月に動画投稿を開始し、登録者数は8.17万人(※2024年4月中旬時点)です。普段は和やかな日常生活を動画投稿しているシンパパさんですが、実はシングルファザーになったきっかけは壮絶。前回は離婚を決意したきっかけを紹介しましたが、今回は離婚後に知った衝撃事実をご紹介します。 離婚後に発覚した悲しい出来事 子ども2人を連れて家から逃げ、その後、離婚したパパさん。あるとき、娘のひーちゃんの予防接種でかかりつけの内科へ行くと、いくつか受けていない予防接種があると言われました。「お母さんには何度か伝えたけど、なかなか来てもらえなかった」と言う先生。 離婚前に、パパが何度か子どもたちを予防接種に連れて行ったことがあったそうですが、それしか受けていなかったようです。 「びっくりというか衝撃でした。自分がもっとしっかり管理しておけば、こういうことにはならなかったと後悔しました」と語るパパさん。 ひーちゃんはまだ予防接種の受付期間で、ギリギリ間に合いそうですが、お兄ちゃんのいっきくんの日本脳炎の予防接種は、二期からでないと受けらませんでした。 病院の先生から、さらに衝撃の事実が…! 医師から話をしたいと言われて、ひーちゃんを看護師さんに預けて話をしたパパさん。 元嫁と子どもたちが病院に来るとき、いつも元嫁は酒臭く、何度も早朝に泥酔状態で歩いているのを見かけていたそう。ふらふら歩いている後ろをひーちゃんが泣きながら歩いている姿も。パパが病院へ来るたびに、伝えたほうがいいか悩んでいたそうです。 最後に元嫁とひーちゃんが病院へ来たとき、ひーちゃんの手足にアザがあり、元嫁に聞くと「転んだりぶつけた」と言っていたので、看護師さんが「消毒をしたい」とひーちゃんを連れて2人で話したそう。 ひーちゃんは、「ママが酔っ払って寝ていた。おなかがすいて冷蔵庫をよじ登って中のものを出そうとして、すべって落ちてケガをした」と言っていたそう。「ママがお酒を飲んで怖い」と言っていたのを聞いて、児童相談所に通報したそうです。 「元嫁は泥酔して救急車で運ばれたり、警察に保護されたことも過去にあったのですが、そのことも知っていたそう。児童相談所が介入したときは、複数の通報があったと言っていたので、いろいろな人たちに見てもらっていたんだなと思います。僕が仕事でいない間に、子どもたちがつらい思いをしていたと思うと胸が痛いです」とパパさんは語っています。 今思うこと パパさんが今の気持ちを次のように教えてくれました。 「かなり前から異変には気づいていて離婚しようとしていましたが、親権の問題で決定的な証拠がなく、なかなか進みませんでした。 いろいろな方の通報で、児童相談所や警察が介入してくれたことで、親権を含めていい形で離婚し、子どもたちを守ることがでました。 今では、親権問題も解決して、子どもたちと笑顔で暮らすことができて本当によかったなと思います。元嫁との面倒な問題が出てきているのですが、それはいずれお話ししたいと思います」 近くの方が見ていてくれて、今では子どもたちと笑顔で暮らせているとのことでよかったです。YouTubeでは、普段の楽しそうな子どもたちの日常や、シンパパの奮闘記を観ることができます。これからも頑張ってください! 「虐待かも?」と思ったらすぐに児童相談所に通告、相談ができる全国共通の番号は「189」(児童相談所虐待対応ダイヤル)です。匿名で通告、相談もできます。通話料は無料です。 画像提供・協力/シンパパいっきとひーちゃんさん著者:ライター 廣瀬尚子
2022年03月26日このお話は作者リコロコさんに寄せられたエピソードを漫画化しています。■前回のあらすじ離婚を渋る夫に「諦めろ」と言い、すずに謝罪をする義父。その後、義父から夫の母親の話を聞かされ…。■初めて聞く、夫の母の話■夫が離婚を渋り、執着していた理由は…浮気をするのになぜ妻に執着するのか…。なんとなくその理由が分かりましたが、だからといって許せることではありませんでした。次回に続く「2人目妊娠中に不倫発覚!」(全18話)は21時更新!
2022年03月24日このお話は作者リコロコさんに寄せられたエピソードを漫画化しています。■前回のあらすじメッセージのやりとりだけでは全然離婚に応じてくれない夫。夫の実家で、両家揃って直接離婚の話を進めることになったのですが…。■離婚を渋る夫■義父の謝罪と夫の過去…?夫は何も言わないまま、義父の謝罪で離婚が成立しようとしていました。このあと、妻の知らない夫の過去が明かされます…。次回に続く「2人目妊娠中に不倫発覚!」(全18話)は21時更新!
2022年03月23日「松居一代です。冗談です(笑)松居一代さんに親しみを持っていたので、親しみを込めて冗談を言わせてもらいました」こう切り出したのは、フリーアナウンサーの小林麻耶(42)。3月21日に元夫の國光吟氏(38)のYouTubeチャンネルに登場し、妹の麻央さん(享年34)の夫である市川海老蔵(44)について猛批判したのだ。麻耶と國光氏といえば、3月10日に離婚を発表したばかり。しかし、過去の出来事をめぐる“暴露”を綴った海老蔵のブログが麻耶の怒りに火をつけたようだ。麻耶によると國光氏と離婚したのは昨年4月。当時、國光氏と海老蔵から「離婚は発表しなくて良い」とのアドバイスを受けたため、その通りに従ったという。一方で海老蔵はその半年後の同年10月29日に、「おかえり、」と題するブログを投稿。麗禾ちゃん(10)と勸玄くん(8)を交えて、麻耶と久しぶりに再会したことを綴っていた。ところが麻耶は、このことについて「離婚したことを示唆するようなブログで、その時初めて(私が)姪と甥に会ったかのようなブログでした」と批判。そして、こう続けた。「離婚を発表しなくていいんじゃないかとアドバイス頂いていましたし、(これまでも)姪と甥と会っていたので、初めて会ったわけじゃないんだけどな、と。何でこういうブログを書くんだろうって思いました」そして「歌舞伎関係者の方から聞きました」として、「女性遊びをカモフラージュするためだと。(中略)海老蔵さん、週刊誌に女性と撮られています」と主張。「女性遊びをカモフラージュするために、私に何も断りもなくものすごく大きなプライベートを勝手にブログに上げました」と怒りを露わにした。海老蔵を応援する人たちからは心ない言葉を投げかけられたこともあったが、離婚したことや麗禾ちゃんと勸玄くんと会っていたことは黙っていたという麻耶。その理由は、「姪と甥を愛している」ためだと訴えた。■思いも寄らない海老蔵の言動を暴露……その後、麻耶の“告発”はさらにヒートアップ。海老蔵に対する怒りは麻央さんをめぐる話題にまでさかのぼり、せきを切ったようにこう語り出したのだ。「妹が亡くなった日に、海老蔵さんは父に向かってこう言いました。『こんなに高いマンションを借りたばっかりなのに』って。父は絶句していました。私も絶句しました」「病院に看病ではないですね。いらっしゃった時も最初は、1秒2秒3秒4秒5秒、5秒いるのが精一杯でしたよね。『え、何すればいいの?ちょっと居られないんだけど。帰るわ』って言って、5秒で帰っていきましたよね」「ものすっごく苦しくて大変な時に競馬新聞を病室で開き、競馬を見ながら楽しんでいましたよね。私と母と父の前で」目に涙を溜めた麻耶は、「私は仕事を休養し、妹の闘病を支えてきました。(姪と甥の)幼稚園の送り迎えもやりました。習い事の送り迎えもやりました」と発言。涙を拭いながら、「ものすごく愛しています。姪と甥を」と繰り返した。続けて、「妹からも相談を受けていました」と切り出した麻耶。「苦しいよ、苦しいよ、死にたいよって。離婚したいよ、って相談を受けていました」と明かしたのだった。■「子ども達が悲しむような結末になりませんように」海老蔵を辛辣に批判した麻耶。動画の告発内容の真偽はまだ定かになっていないが、子供たちを大切に思う気持ちは父である海老蔵も同じだという。子供たちの成長を鑑みて、麻耶との家族関係の修復を試みていたようだ。「海老蔵さんは麗禾ちゃんが成長するにつれ、『自分は男だからどうしても入り込めない部分がある……』と悩んでいたそうです。一方で麻耶さんは子供たちの世話をしていたこともあり、特に麗禾ちゃんは祖母の希実子さんよりも麻耶さんに懐いているそうです。麗禾ちゃんが昨秋の連ドラ『二月の勝者』(日本テレビ系)に出演した際も、麻耶さんはエールを送っていました」(歌舞伎関係者)動画を通じて何度も「姪と甥を愛しているんです」と“叔母の思い”を強調していた麻耶。しかし海老蔵に対する“告発”に、ネット上では子供たちへの影響を心配する声が上がっている。《姪っ子、甥っ子、大切な気持ち伝わってきます。大切なのは当然ですよね。色々我慢していたんだろーなと思います。でもこうすることで大切な人たちが傷つくこともあります。なんとも言えない気持ちです》《なんでこれを公にしたのか。 第三者交えて当人同士で話せば良くない? これをされて一番辛くて困るのは子供達だけど大丈夫そ? 姪と甥だいじならしちゃいけないよね。 この人も辛いだろうが、一番つらいのは子供ね》《「甥と姪を愛している」のならこれはやってはいけない 母親を亡くした子供達にはたった1人の親、真偽は関係なく大人の問題で巻き込むべきではない》《ただひとつ。子ども達が悲しむような結末になりませんように》
2022年03月23日このお話は作者リコロコさんに寄せられたエピソードを漫画化しています。■前回のあらすじ友人の姉の協力により、夫の浮ついた行動が判明。しかし、不倫の証拠は掴めなかったため、離婚と養育費のみを要求することにしました。■全然真剣に向き合ってくれない夫■両家で話し合いをすることについに直接対決することに!ずっと離婚を渋ってきた夫でしたが、果たしてどうなるのか…!?次回に続く「2人目妊娠中に不倫発覚!」(全18話)は21時更新!この話のイラストは、一部下記クレジットの写真を使用しています。©chapinasu - stock.adobe.com
2022年03月22日■前回のあらすじ義母に「自分だけでは育児できない」と思わされてきたこと、産後うつと診断されたわけではないこと、そしてお金の使い道が明かされる。それを聞いた勇人は咲希に「お金を取りに来たの?それとも離婚届を出しに来たの?」と告げたのだった。 >>1話目を見る 次回に続く(全13話)毎日18時更新! ※この漫画は実話を元に編集しています原案・ウーマンエキサイト編集部/イラスト・ のばら ウーマンエキサイトのインスタをフォローしてこの話の続きを先読み!
2022年03月22日『ワーママワンオペ奮闘記』第17話。冷戦状態の末、夫が辿り着いた答えは「離婚」という非情なものだった。その言葉を受け、妻の思いは……。 実録!ワーママワンオペ奮闘記〜魚田家の育児今昔物語〜17話「離婚した方がいいかもしれん」そう冷たい視線を向ける夫。3人の子どもを抱えて、これからどうすれば……。 「もういい。離婚する」簡単に子どもを手放すという夫に、悲しい感情よりも怒りの方が込み上げてきた。何かが吹っ切れた妻は、離婚に同意することに……。 次回、先のことを考えていると、あることに気づき……。 著者:マンガ家・イラストレーター こっさん
2022年03月20日「顔で選んだ夫がモラハラ夫だった話」第58話。離婚済み2児シンママ・モグさんと顔がタイプのモラハラ元夫との体験談です。お正月のとき、夫と親戚の家へ行ったときのこと。初めて顔を合わせた親戚が夫に話しかけると、夫は突然不機嫌な真顔になって、ちょっと外に行くと告げ、戻ってこなくなった。「俺さ、モグちゃんの親戚みたいな人、嫌いなんだよね」「何様なんだよ、新年早々うっとうしいわー」 あまりにも予想外だった爆弾発言に、びっくりしてしまった。目の前で自分の親戚を悪く言われるのは、正直気分の良いものではない。 私にとっては大切な身内の人たち。新年早々やめてよ……と、憂うつな気持ちに。そしてこのあと、見てはいけないものを見てしまって……?!「顔で選んだ夫がモラハラ夫だった話」第58話 楽しみにしていた新年会。でも夫に叔母さんやいとこのお嫁さんが「嫌い」と宣言されてしまい、気が気じゃなくて全然楽しめなかった。 夫は料理をたらふく食べて、お酒を飲んで、大いびきをかいて寝てしまった。 寝ている親戚は誰もいない中、恥ずかしかったけれど、夫が親戚に悪態をつく心配がないので、寝ていてくれた方が気がラクだった。そんな夫の様子に、親戚も驚いているようだった。 以前Twitterのアカウントが夫に見つかり、義父に土下座をさせられた一件以来、そのアカウントは削除して、こっそり鍵付きのアカウントを作っていたモグさん。 その日の夜、実家でTwitterを開くと「おすすめのユーザー」に突如夫らしき人物が現れた! 少しスクロールして、見たことを後悔した。夫のTwitterには、モグさんの叔母さんといとこのお嫁さんの悪口が書かれていた。 「親戚のババアなれなれしいわ、うざいしキモイ」「やっとうざい親戚から解放された!」 これ以上見るのはやめようと、そっと画面と閉じた。もしかしたら、私のことも書いてあるかもしれない。 モグさんが育児や義父の愚痴をTwitterに書いたのを見つけて、名誉棄損だの離婚だの、散々騒いでいたのに、結局夫も同じことをしているし、自分はやってもいいんだな……と複雑な気持ちになった。 著者:マンガ家・イラストレーター モグ2児の母でシングルマザー。顔が好みの夫と結婚したら結婚後モラハラ夫に豹変。数年間モラハラに気付かず結婚生活を送っていた。著書『顔で選んだダンナはモラハラの塊でした』(KADOKAWA)
2022年03月20日このお話は作者リコロコさんに寄せられたエピソードを漫画化しています。■前回のあらすじまたも妻と向き合うことを避け、逆ギレして誤魔化そうとする夫。そんな夫の態度を見て、すずはこの家を出ていくことを改めて決意しました。■夫の態度に結婚したことを後悔…■夫と正式に離婚したいけれど…友人に相談すると不倫や浮気の証拠を掴むための作戦を提案してくれました。果たして証拠を集めることはできるのか…!?次回に続く「2人目妊娠中に不倫発覚!」(全18話)は21時更新!
2022年03月20日2022年3月18日に放送されたバラエティ番組『こんな電話がかかってきました』(テレビ朝日系)。内容は、タレントや実業家として活躍するROLANDさんと、YouTuberのフワちゃんが、電話を介して一般人の悩み相談を受けるというものです。番組内で、ROLANDさんが相談者に告げた言葉が「グッとくる」と話題になっています。ROLAND「去る者を追い越す」番組では、夫の不倫が原因で離婚したばかりの女性が、相談者として登場。相談者である30代女性は、ROLANDさんに対し、こんな悩みを打ち明けます。「離婚したばかりで、気持ちの整理がつかない自分がいる。どうすれば前向きになれるのでしょうか」相談者の質問に対し、ROLANDさんは次のように回答しました。失恋だったりとか、別れた人とかに、僕はね『去る者は追わず』って言葉あるじゃないですか。僕、あの言葉結構嫌いで。なんか『去る者は追わず』って、すごい「気になってるけど頑張って無理して考えないようにしている」。なんかそういう顔が浮かぶんですよ。だって『去る者は追わず』って、もともと好きだったんだから、逃げてったやつのこと、追わずに我関せずみたいなこと、できるわけないじゃないですか。そんなに割り切れていたら、そもそも好きじゃねえよって話じゃないですか。こんな電話がかかってきましたーより引用ROLANDさんは、『去る者は追わず』という言葉が嫌いな理由を伝えた上で、相談者に「今は『去る者』である夫を気にしちゃっている状態」だと分析。相談者さんに対し、「いい言葉をプレゼントしたい」と前置きし、こう続けました。『去る者を追い越す』って。「意識しちゃうものはしょうがねえ」って。『去る者は追わず』なんて、そんな強がったって、気にしてるものはしょうがないから、そこは割り切って、とことん意識しまくって、追い越せばいいんじゃないかなと。そういう気持ちのほうが、より建設的じゃないですか。こんな電話がかかってきましたーより引用ROLANDさんの言葉に、相談者さんは「周りからは『気にしないほうがいいよ』といわれてばかりだったので、初めての意見だった」と驚きを隠せない様子を見せます。ROLANDさんは「忘れ方の正解としては、忘れようと思って無理をするのではなく、いつの間にか忘れていたというのが理想」と締めくくりました。相談者へのアドバイスに対し、ネット上ではさまざまな声が寄せられています。・かっこよすぎる。さすがROLANDさん!・ROLANDさんの指摘が、目からウロコだった。視聴者の自分までスカッとした!・『去る者を追い越す』という言葉を胸に、明日から頑張ろうと思えた。失恋によって深い心の傷を負い、長い期間をかけて回復した経験を持つ人は一定数いるでしょう。ROLANDさんがいうように、無理に相手を忘れようと努めた結果、かえって意識してしまい、ストレスになる可能性もあります。自分自身の本音と素直に向き合い、『去る者を追い越す』というぐらいの気概でいるのも、心を守る1つの手段といえそうですね。[文・構成/grape編集部]
2022年03月19日■前回のあらすじ離婚を切り出され、勇人を責める咲希。しかし、「大事な家族の生活を捨てたのは君だ」と言われて動転する。一方、義母はその夜電話で「孫と娘を押し付けてお金を出さないのか!」と激しい怒りを勇人にぶつけてくるのだった。 >>1話目を見る その後、咲希から「離婚を取り消して」か「私と子どもたちの生活のことを考えて」と、何度も連絡が来ました。そんなあるとき、電話で僕が抱えていた想いを伝える機会が…。それを聞いて咲希は何を思っただろう? そう考えていた週末、芽衣と瑠衣を連れて突然咲希が自宅にやってきました…。次回に続く(全13話)毎日18時更新!※この漫画は実話を元に編集しています原案・ウーマンエキサイト編集部/イラスト・ のばら
2022年03月19日《離婚する際に 本来私は慰謝料をもらう立場でしたが そういったものは私は、もらわないと決め、彼自身、2人の父親として“学費”だけは払う という事になったので 彼の発言が様々な憶測を呼び起こし 色々な報道のされ方をしてますが 生活費などは一切もらっておりません》こうつづったのは、木下優樹菜(34)だ。3月13日、木下さんの元夫であるFUJIWARA・藤本敏史(51)が『もんくもん』(読売テレビ)で、「(木下さんが引き取って育てている子供たちの)学費は……学費も僕が全部……」と発言。そのことを受けて17日、彼女がInstagramのストーリーズで「払ってもらっているのは学費だけ」と指摘したのだ。文中で「慰謝料をもらう立場」と主張している木下。しかし結婚生活を振り返ると、むしろ彼女のほうが世間を騒がせてきた。「2人は’10年8月に結婚し、2人の女の子が誕生しました。しかし離婚から5カ月前の’19年7月、木下のInstagramが話題になったのです。ある投稿を“縦読み”すると《たかしあいしてる》となっていたためです。“たかし”とは誰なのか、木下と交流のある複数の男性について検証されることになりました。さらに同年10月、木下の“タピオカ店オーナー恫喝事件”が判明し、同年末に2人は離婚しました。そして離婚後、『“たかし”はサッカーの乾貴士選手では』という新説が浮上したのです。乾選手は妻帯者であるため“W不倫疑惑”として騒がれました」(スポーツ紙記者)そうした経緯もあり、「慰謝料をもらう立場」という表現に違和感を覚える人たちが続出している様子。ネットではこんな声が上がっている。《本来私は慰謝料をもらう立場でしたが、という言葉に頭の中が「?????」ってなった》《慰謝料をもらう立場って、藤本さんが悪いの?》《離婚前に縦読み疑惑とかあったし、どっちが?と思ってしまう》《メンタル強すぎ》“一般人”であることを主張しながら写真集発売会見を開くなど、木下のメンタルが弱くはないことは間違いないだろう。
2022年03月19日地元で有名な起業家の彼と結婚し、周囲にうらやましがられ鼻高々だった秋香さん(仮名・30歳女性)。しかし、結婚してからわずか半年で、突然夫から別れを切り出されたそう。その後、夫は徐々に家に帰らなくなり、月に数回荷物をとりに戻ってくるだけの状態に。そんなとき、たまたま夫と出くわした秋香さんは、夫から衝撃の事実を知らされたそう。今回は、メンタル心理カウンセラーの並木まきが、秋香さん夫婦が迎えた結末について話を聞きました。夫に「好きな人がいる」と言われ…結婚後わずか半年で秋香さんに別れを切り出した夫は、その日からほとんど家に帰ってこなくなったそう。そんななか、秋香さんが在宅しているときに夫が家に戻ってきたため、夫と将来について真剣に話し合おうとしました。「将来について、夫としっかり話さなくてはと思っていた私は、夫に話し合いをもちかけました。しかし、私の思いは伝わらず…。『夫婦関係をきちんとやり直したい』と言った私に対して、夫は『無理だろうな。僕には好きな人がいるし』と。さらには、『明日には住民票も移して、正式に家を出るから』と平然と言い放ったんです。一瞬にして、気持ちが踏みにじられましたね」そして、夫の口からは「1か月以内に離婚をしたい」「最初から離婚前提で結婚していた」などと、衝撃的な言葉が次々と飛び出したそう…。「夫の不倫相手は、どうやら人妻のようでした。そして、私に対しては最初からそこまでの愛情がなかったことと、不倫相手は元カノであることを知らされました。昔、その元カノと結婚をしたかったのに、夫の両親が猛反対して実現しなかった過去があるそうです。それでもお互いの気持ちは消えることなく、結局、不倫相手の女性が結婚してからも夫との関係は続いていたそうです。ところが、夫が私と結婚した頃に、不倫相手の女性は離婚を決意。それを機に状況が一変し、『やっぱり自分たちは離れられない運命だから、今度こそ一緒になろう』と思い立ち、ふたりとも離婚に向けて動き出すことにしたそうです」「誰も幸せになれない」と離婚を決意! 再出発を決めた妻夫が離婚を強く望んでいることを知ったあとも、世間体が気になって離婚への同意がしばらくできなかったという秋香さん。しかし、「このまま意地を張っても、誰も幸せになれない」と、離婚を決意するに至ったそうです。「結局、私が折れる形で離婚を成立させました。夫にも少々の良心は残っていたようで、離婚の慰謝料は相場よりも多めに払ってくれました。私はそのお金をもとに引っ越しをして、今は地元から離れた場所で人生を再出発させたところです。そして夫は、不倫相手が離婚し次第、一緒になるつもりでいたようですが、不倫相手のご主人が病気になり、離婚できない状況になったと噂で聞きました。そのため、夫は今もひとりで暮らしているようです。その後、不倫相手と続いているのかまでは知りませんけどね…」過去を引きずりながら結婚を決めてしまうと、幸せ絶頂であるはずの新婚時代にも影を落としてしまうことがあるようです。ただ、それは不倫をしていい理由にはなりませんし、ましてや妻を傷つけていい理由には絶対になりません。結婚後に不倫に至るほど未練が残る相手がいるのなら、そもそも結婚すべきではなかったのでしょう。©Rawpixel.com/shutterstock©monzenmachi/gettyimages文・並木まき
2022年03月18日■前回のあらすじ大学時代の友人に事情を話したことで、「このままでは子どもたちが戻ってくることはない」と事態がかなりまずい状況であることを認識した勇人。そこである決心を胸に、義実家近くのカフェに咲希を呼び出し、「離婚しよう」と告げる勇人だったが…。 >>1話目を見る 次回に続く(全13話)毎日18時更新!※この漫画は実話を元に編集しています原案・ウーマンエキサイト編集部/イラスト・ のばら
2022年03月18日2020年7月に芸能界を引退した木下優樹菜(34)が3月17日、Instagramのストーリーズを更新。2019年大みそかに離婚したお笑いコンビ・FUJIWARAの藤本敏史(51)との現在の関係について明かしたが、その内容が物議を醸している。13日、藤本は出演したテレビ番組で、「学費は僕が全部(払っている)」と、木下との長女と次女の学費を払っていることを明かしていた。さらに、親権は木下にあるものの、離婚後も木下と子どもたちが住むマンションの別フロアで暮らし、学校の送り迎えなども手伝っているとも話した藤本。現在でも献身的に子どもたちの生活を支える姿に賞賛が集まっていた。そのことを受けて、木下は17日にストーリーズを投稿。《今元旦那さんの発言により一人歩きしている学費だったりの件については離婚する際に本来私は慰謝料をもらう立場でしたがそういったものは私は、もらわないと決め》《生活費などは一切もらっていません》と、元夫に対抗するかのように発言した。しかし、藤本は現在でも木下の生活費を支払う必要はあるのだろうか。芸能記者は次のように指摘する。「離婚後、非親権者(親権者とならなかった側の親)は子どもの養育費を支払う義務があります。ですが、元配偶者の生活費までも負担する義務はありません。つまり、木下さんが藤本さんから生活費をもらっていないというのは当然のことなのです。それをわざわざSNSで明言しているのは、木下さんが、“離婚後も元夫に経済的に頼っている”というイメージを払拭したいからでしょう」SNS上では木下のこの発言にツッコミが続出。《離婚したら生活費貰わないのなんて当たり前だろ….》《フジモン有責の離婚だったの?そうじゃない限りは慰謝料発生しないし離婚した相手に生活費は普通もらわないよ…?》《えっ???こいつってもらえる側だと思ってたの?すごいな》写真集の出版記者会見では、藤本に「(写真集は)まだ見せていないです。メディアを通じて見てもらえると思います」と話していた木下。2人の娘のためにも藤本と円満な関係を続けてほしいがーー。
2022年03月18日『ワーママワンオペ奮闘記』第14話。「一人で考えたい」と再び心と思考を閉ざしてしまった夫。何を考えるのかと問いかけると、ついにあの二文字が浮かび上がってきて……。実録!ワーママワンオペ奮闘記〜魚田家の育児今昔物語〜14話「一人で考えるって何を……」ずっと頭にはあったけど、それを出したら終わってしまう。禁断の『離婚』という文字がついに飛び出し……。 「好きでもない男と一緒におったって嫌やろ?」離婚というワードが出てから、さらに言い合いは激化。一体この先、私たちはどうなってしまうの……!? 次回、夫との冷戦状態が続く日々に……。 著者:マンガ家・イラストレーター こっさん
2022年03月17日■前回のあらすじ使途用途不明のお金を使い続ける咲希に対し、生活費の減額と銀行の預金を別口座に移行。すると咲希は、「お金を払わないなら子どもには会わせない!」と急に怒り出し…。これも産後うつによるものなのか、それとも別の理由が隠されているのか悩む勇人だった。 >>1話目を見る なぜ咲希がそんなに大金が必要なのか、いったい僕が渡しているお金で何をしているのか―どんなに尋ねても答えてくれず、結果的に仕送り額を減らすことに。そんな僕にこれまで聞いたこともないほどの怒りをぶつけてきた咲希。僕は咲希に一体何が起こっているのかずっと考え続けていました。そんなある日、大学時代の同級生の酒井と飲みに行くことになったのですが…。もうすぐ双子は3歳。近い将来幼稚園に通うことになるし、遅くともそれまでには帰ってくるだろうと希望的観測を持っていました。しかしその淡い希望すら友人の酒井の指摘で風前の灯火だったと理解することに。そして僕は咲希と向き合うために、双子の将来のために、ある決心をすることに…。次回に続く(全13話)毎日18時更新! ※この漫画は実話を元に編集しています原案・ウーマンエキサイト編集部/イラスト・ のばら
2022年03月17日「顔で選んだ夫がモラハラ夫だった話」第54話。離婚済み2児シンママ・モグさんと顔がタイプのモラハラ元夫との体験談です。ついに引っ越し当日を迎えた。前日に飲みに行って泥酔して帰って来た。午後には引っ越し屋さんが来るのに、いつまでも起きようとしない。何度も何度も引っ越しの日を伝えていたのに「今日引っ越しなんて聞いていないんだけど」なんて呆れたことを言う夫。 モグさんが一人でタロくんの面倒を見ながら、細々した荷物の荷造り、掃除、ゴミ出し……必死になっている隣の部屋で、大きなイビキが聞こえる。 結局荷造りは自分の荷物を1箱まとめただけ。所詮引っ越しは、彼にとって他人事。夫に期待してもムダ……。「顔で選んだ夫がモラハラ夫だった話」第54話 この状況で最初に出てきた言葉がこれだった。 離乳食騒動があってからというもの、夫の前でレトルトの離乳食はあげないようにしていたけれど、引っ越し当日なんて料理している時間も器具さえないのに、この言われよう……。 「平和に1日を過ごしたい」私のこの願いは離婚するまで続いた。毎日毎日、夫の機嫌を伺うのが私の日常の一部になっていた。こんなこと、おかしいのにね。 自分のことなんだし、薬くらい自分で箱を開けて飲んでほしい。 風邪で頭が痛いのならわかる。 でもその頭痛、昨日飲みすぎたからだよね? 言い返したいけれど、文句を言うとキレる夫が怖い。コップも荷造りして箱にしまっていて文句を言われる。理不尽さにイライラしたけれど、いつも通り我慢して、薬とコップを出した。 引っ越し屋さんが到着すると、何一つ手伝わなかった夫がいつものように「外面が良い夫」に変貌した。 「嫁の手際が悪くて、すみません~!」 愛想笑いを振りまきながら、テキパキと業者に指示を出す夫。荷造りも掃除も一切していないのに、良い夫を演じている。 引っ越しが終わり、一息つくと 「もうちょっと愛想よくするとか、できないの? 俺恥ずかしくなっちゃったよ」 と、呆れたように言われた。 まるで二重人格なんじゃないかなと思うほど、さっきの外面の良い夫と別人になるからびっくりする。 当時は彼のことを「モラハラ」だと思っていなかったけれど、彼の外面の良さは本当にすごかった。そしてこのあと、夫は信じられない行動をし始めて……? 著者:マンガ家・イラストレーター モグ2児の母でシングルマザー。顔が好みの夫と結婚したら結婚後モラハラ夫に豹変。数年間モラハラに気付かず結婚生活を送っていた。著書『顔で選んだダンナはモラハラの塊でした』(KADOKAWA)
2022年03月15日「ママ友との間で起きたありえない話」第48話。勝手に離婚届を用意していた義母。不倫相手の「早く判子を押しなさいよ」と言いたげな表情に我慢できず、離婚届を破り捨てて自宅に帰ってきたK代は……。ママ友との間で起きたありえない話 第48話帰宅後、守ってくれなかった夫に不満をぶつけるK代。ストレートに「私と離婚して怖美と再婚したいと思っているの?」と聞くとまさかの「うん……」という返答で……。 K代が義母宅を飛び出した後、夫と怖美がお互いに好きという気持ちがあることを確認した義母。 そして「それなら話は早いじゃない!! 再婚で話を進めましょう」となり、この時点ですでに夫は再婚への気持ちが90%まで傾いていたのです。 そうなると、再婚する方向に流れが真っしぐら。 K代が「もう一度聞くけれど、私と離婚したいっていこと?」と聞きましたが、夫の答えはやはり「うん……」から変わらないまま。 それだけでなく、「本気で言ってるの? あの子の本当の性格を知ってるの?」と問いただすと、「怖美の何を知ってるんだよ」と逆ギレする始末。 怖美は性格がいいと思い込んでいる夫に、どうすれば伝わるのか……。 そう思いながら話しているうちに、M子の夫に怖美がしつこく言い寄っていたことを思い出したK代。 M子に電話をし、夫の前で怖美にされたことを証言してほしいとお願いしたのです。 次回、M子とM子の夫の証言を聞くことになった夫の反応は……。 著者・イラスト制作者:マンガ家・イラストレーター ぱるる
2022年03月15日