アイドルグループ・Hey! Say! JUMPの薮宏太が主演するミュージカル『ジョセフ・アンド・アメージング・テクニカラー・ドリームコート』が、2022年4月に東京・日生劇場で、5月に大阪・オリックス劇場で上演されることが分かった。同作は2020年4・5月に同劇場で上演を予定していたが、新型コロナウイルス感染症の感染拡大予防対策として、開幕目前に全公演が中止。しかしこのたび、上演に向けて準備を続けてきたキャスト・スタッフ、そして観客の思いを受け、再び上演が決定した。『キャッツ』や『オペラ座の怪人』を生み出した作曲家アンドリュー・ロイド=ウェバーと、『エビータ』『ライオンキング』などの作詞を手掛けたティム・ライスが、まだ学生時代だった頃に初めてタッグを組んで生み出した両巨匠の原点ともいえる作品で、初の日本版上演となる。旧約聖書「創世記」の「ジョセフの物語」をベースに全編楽曲で綴られ、ロック、バラード、シャンソン、 カントリー、ロカビリーと多彩な音楽で彩られる。演出を手がけるのは、『ミス・サイゴン』(14年)演出補、『ゴースト』(18年、21年)演出などを手がけた演出家のダレン・ヤップ。上演台本・訳詞は、多数の翻訳ミュージカルの訳詞、脚本を担当してきた高橋亜子氏が手掛ける。海外バージョンとはまったく異なる数々の舞台装置や衣装にも注目だ。主人公・ジョセフ役を務める薮は、2009年に『SHE LOVES ME』でミュージカル初主演、『ハル』(19年)でも好評を博し、温かみと芯のある歌唱力でHey! Say! JUMPの音楽を屋台骨として支えてきた。多様なジャンルの音楽が盛り込まれた同作は、薮にとって新たな挑戦となる。■薮宏太 コメント昨年、幕開け直前に公演中止となってしまったこの作品。スタッフ、出演者一同、本番への準備を万端にしていた矢先での中止でした。楽しみにして下さっていたお客様の気持ちを思うと、とても悔しく、己の無力さに不甲斐なさを感じていました。あの日からジョセフの名曲たちを思い出さなかった日はありません。そして必ず皆さまにこの作品を届けられる日が来ることを信じ、準備を続けついに来年の4月にその願いが叶います。万全の準備をし、この作品のテーマでもある「夢を見る大切さ」を感じていただけるよう努めていきたいと思います。ご来場心よりお待ちしております。
2021年10月31日文豪・司馬遼太郎氏(遼のしんにょうは点2つ)が新選組副長・土方歳三の生涯を描いた歴史小説をベースに、原田眞人監督が『関ケ原』でも組んだ岡田准一を主演に据えて映画化した『燃えよ剣』。本作で、新選組の中でも最も剣が強かったと言われる沖田総司を任されたのが、Hey! Say! JUMPの山田涼介だ。岡田と原田監督の存在に緊張して現場入りし、「自分で頑張ったとか言うのは、好きじゃないけれど、今回はめっちゃ頑張った」と告白する山田に、クランクイン前に岡田から受けたプライベートレッスンで学んだことや、沖田を演じるうえで意識したことのほか、Hey! Say! JUMPの中で自身を新選組のメンバーに例えるなら? の質問では「僕はみんなに愛されたいとは思っていない。嫌われるリスクも背負わなきゃ、好きになってもらえないなと思う」との持論も明かした。○■沖田総司を委ねられて感じた「難しさと楽しさ」――本来は去年の5月に公開されるはずでした。やっと公開ですね。本当にやっと。これほどの大作が、日の目を浴びずにいたわけですから。どういう反応が返ってくるかなと不安もありますが、単純に映画として素晴らしい作品だと思うので、どうやって羽ばたいていくのか楽しみです。――現場に入る際に緊張されていたとのことですが、何に緊張を?岡田さんと原田監督の存在です。やはりお二人がいるだけで、現場が締まります。命のやりとりをしている作品なので、緊張感というのは常にあるんですけど、岡田さんと原田監督のやりとりを見ていると、さらに一気に緊張感が走ります。僕は知らなかったのですが、実は原田監督は台本通りじゃなくてもいい監督だったんです。自分から生まれるものを大切にしてくれる人でもあった。それを求められているのが分かったから、より緊張していたのかもしれません。アドリブを入れろとかそういうことではないんですが、動きひとつ、目の動かし方ひとつにしても、自由にやらせてくれるからこそ、沖田は僕に委ねられているんだという感じがすごくして、ドキドキしました。――原田監督のもとで、俳優として新たな面を引き出してもらったと感じた部分はありますか?どの作品も毎回違う役なので、新しい部分を引き出してもらえていると思っていますが、原田監督に関しては、すごく怖いし厳しい人だと思われていると思うんですけど、僕はすごく温かい方だと感じました。常に映画のことを考えて、役者のことを考えて発言している。怖いし厳しいし、緊張感もありましたけど、でも居心地がよかったです。すごく自由にやらせてもらえましたし、先ほどと重なりますが、委ねてもらえた感じがすごくあったので、だからこその難しさも感じながら、非常に楽しい時間でした。○■岡田准一のプライベートレッスンはレスリング――クランクイン前に、岡田さんからプライベートレッスンを受けたとか。山田さんから「教えてください」とお願いしたそうですね。まずその姿勢がすごいことだと岡田さんも話していました。岡田さんの連絡先も知りませんでしたが、同じ作品に出させてもらうなかで、超越した存在がいるのなら、その人に教わるのが一番いいと純粋に思いました。なのでお時間があればとお願いしました。――どんなレッスンだったのですか?そのときは刀を持たなかったんです。沖田の良さって、力強さではなく、大事になるのはスピード感だよねというお話をしていくうちに、じゃあスピード感を得るにはどうしたらいいんだろうねと考えて、レスリングを覚えようとなりました。一歩目の速さをすごく意識しました。それから刀を構えるその姿だけで強く見えなきゃいけないので、腰がちゃんと据わっていないといけない。本当の刀は重いのに、腰を落としてやっていない人が多いということで、そこを大切にしました。リアルな刀の重さも経験しましたし。家での素振りに使っていた刀は安かったというのもありますが、何度も折れるくらい、何本もずっと振っていました。――新選組のなかでも、沖田が一番強いわけですし。岡田さんより強く見えなきゃいけない(苦笑)。そこが一番苦しんだ部分でもあります。作品に映っている時間としては、そんなに殺陣のシーンがあったわけではありませんが、現場では長い時間やっていましたし、立ち姿だけで強いのが伝わるように、常に岡田さんに聞きながらやっていました。本当に優しくて、全部教えてくれました。――撮影現場での岡田さんに、改めてかっこいいと思った瞬間はありましたか?ずっとです。僕は正直、人に対して負けたくないとか、すげーなとか、あまり思わないタイプなんです。芝居のことは置いておいても、割となんでも器用にこなせちゃうタイプではあるので。ただ初めて、「あ、無理だ」と思った人でした(苦笑)。立ち振る舞い、考え方、人として俳優さんとして、すべてにおいて歴然の差を感じたというか。「この人には勝てないな」と思いました。――現場でもアドバイスはもらっていたのですか?毎日いただいてました。たとえば現場では、襖と襖の間から入る光を、カメラがこっちから撮っているから、顔のここから当てるとよく映るとか、そうした細かい部分もそうですし、現場での居方とか、ロケバスに乗る順番といった基本的なことから全部教えてもらいました。感謝しかないです。師匠です。岡田さんは、みんなが駆け込んでいく場所なんだというのがよく分かりました。――ちなみにHey! Say! JUMPのなかで、ご自身を新選組のメンバーに例えるなら誰だと思いますか?僕は土方じゃないですかね。常に自分が前に立っていなきゃいけないとの意識もありますし、嫌われてもいいから、危険な橋も渡らなきゃいけないと思っています。僕はみんなに愛されたいとは思ってないんです。嫌われるリスクも背負わなきゃ、好きになってももらえないなと思うので。リスクを背負いながら橋を渡っているという意味でいうと、土方さんかなと思います。○■「超無理」なダイエットで極限状態に――これまでに多くの役者さんが沖田総司を演じてきました。そのなかで今回の沖田を作るポイントはどこでしたか?まず誰もが抱く沖田総司像は大切にしようと思いました。剣の才能に長けていて、殺伐とした新選組の空気をガラっと変えられる、新選組の末っ子のような存在。局長と副長に物申せるのは、たぶん沖田しかいない。そうした唯一の存在だというのは意識しました。ポイントとしては、緩急を大事にしました。基本は笑顔なんだけど、スイッチが入ると一切笑顔を見せずに、何を考えているのかわからなくて、まるでロボットかのような勢いで人を殺す。普段の笑顔と、その冷徹さのギャップをちゃんとつけたいと意識しました。あと、僕は自分が童顔なことをあまりプラスに思ったことはなかったのですが、今回、童顔でよかったなと初めて思いました(笑)。――減量されたり、かなり大変な撮影だったと聞いています。報われたなと思ったシーンは?正直、自分では分からないのですが、岡田さんやキャストの方が、「沖田すごくよかったよ」と言ってくださって、そこで初めて報われた感じがありました。自分で頑張ったとか言うのは、好きじゃないんですけど、今回はめっちゃ頑張ったんです(笑)。超無理なダイエットもしましたし、本当にヤバイときもありました。かなり極限状態のなかでやっていたんだなと、振り返ると思います。『燃えよ剣』に入っていた時期は、本当にこのことしか考えられなかったんです。気持ちが沖田になっていました。岡田さんとも話したんですが、28歳の今の僕が沖田をやったら、この作品のようになるかと言ったら、果たしてどうなんだろうと思いますし、あのときの年齢だったからこそできた沖田だったのかなと思います。■山田涼介1993年5月9日生まれ、東京都出身。2007年にHey! Say! JUMPのメンバーとしてCDデビューを果たす。15年には『暗殺教室』で映画初主演を飾り、日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞。翌年の『グラスホッパー』では日本映画批評家大賞新人賞を受賞し、さらに17年には『ナミヤ雑貨店の奇蹟』『鋼の錬金術師』に主演。キネマ旬報ベスト・テン新人賞を受賞するなど、歌手活動のみならず、俳優としても評価されている。望月ふみ 70年代生まれのライター。ケーブルテレビガイド誌の編集を経てフリーランスに。映画系を軸にエンタメネタを執筆。現在はインタビュー取材が中心で月に20本ほど担当。もちろんコラム系も書きます。愛猫との時間が癒しで、家全体の猫部屋化が加速中。 この著者の記事一覧はこちら
2021年10月21日アイドルグループ・Hey! Say! JUMPが、2022年3月上旬にグループ最後となるジャニーズ事務所公認カレンダー『Hey! Say! JUMPラストカレンダー2022.4→Forever』(光文社 2,600円)を発売することが分かった。予約は、12月1日から全国の書店で開始される。光文社がHey! Say! JUMPのカレンダーを発売するのは2019年以来3年ぶりで、当時は本体の壁掛けカレンダーを写真家の蜷川実花氏が撮り下ろしたことで話題となっていた。デビュー15周年を迎える2022年で、Hey! Say! JUMPはカレンダーを卒業。最後のカレンダーにふさわしい特別な企画が予定されているという。詳細は、女性誌『女性自身』のジャニーズ担当Twitterアカウントや誌面上で追って順次発表される。
2021年10月20日Hey! Say! JUMPの山田涼介(28)が事務所の先輩である岡田准一(40)の指導のもと、激しい殺陣やアクションに挑んだ作品が公開!激動の幕末をがむしゃらに生きた男たちの物語を描く映画『燃えよ剣』(10月15日公開)。本作で山田が演じているのは、天才剣士・沖田総司。沖田の剣の腕は新選組随一だったといわれているが、山田自身はどんな秀でた才能を持っているのだろうか。「正直、自分に才能があると感じたことはないですね。むしろ僕は、努力しないと何もできないほうなので。沖田は剣の才能はもちろん、自分をかわいがってくれた人の暗殺のような仕事も割り切ってできるところがすごい。そのプロ意識は尊敬できるんですけど、友達にはなりたくないですね(笑)」(山田・以下同)そう語る一方、撮影現場での山田は、劇中の沖田の天真爛漫さを彷彿とさせるような行動も。「スタッフさんのなかに、いつもユニークな帽子をかぶってるおじいちゃんがいて、たまにその帽子を奪ったりして遊んでました(笑)。『こら沖田!』なんて言いながら、楽しそうに笑ってくれていたのがうれしかったですね」そんなほのぼのエピソードとは裏腹に、業界でもとくに厳しいと有名な原田眞人監督が率いる現場には、常に緊張感が漂っていたという。「大先輩でさえも監督さんから叱咤激励を受けているのを見て震え上がりました……。現場の緊張感はものすごかったですけど、合間に雑談することもありましたよ。深夜の撮影中に火を囲んで待機していたとき、みんなで眠気をこらえていたら、(鈴木)亮平さんが『エロいことを話せば目が覚めるから!』と言いだしたんです(笑)。隊士たちと下ネタで盛り上がったのもいい思い出です!」
2021年10月16日アイドルグループ・Hey! Say! JUMPの中島裕翔が、15日より全国で放送されるニップン「オーマイプレミアム」の新CM「中島シェフ ナポリタン」編、「中島シェフ ラインアップ」編に出演する。街で人気の洋食屋のシェフを演じる中島が、厨房でフライパンを振り、腕によりをかけた渾身のひと皿を、いち早くお客さまのもとへ届けようとカウンターから差し出す。するとカウンターと直結した家庭の電子レンジの扉が開き、突然の中島シェフ登場に女性は驚く。しかしパスタを差し出されると、美味しそうに堪能。やさしい笑顔を浮かべた中島シェフは、また厨房へと戻っていくというストーリーだ。撮影で厨房にやってきた中島は、充満するナポリタンの香りに「わー! いいにおい!」と早速テンションが上がる。手慣れた様子でフライパンを振り、出来上がったナポリタンを盛り付けるシーンを何度か撮影しているうち「今(フライパンの)煽りうまくいったー!」とうれしそうに声を上げる場面も。「普段人前で料理することがないので、うまくできるか不安でしたが、フライパンの“煽り”がすごくうまくいったのでホッとしています」と安堵し、「僕が今まで人生の中で見てきた料理シーンを全部頭の中で集めて再現してみました」と解説した。CMの見どころは「コックスーツでナポリタンを炒めているところ。男らしく、本格的に炒めている姿に注目してほしいのと、人生で初めて“電子レンジの中から飛び出す”というシーンがあるので、そのギャップを楽しんでいただけたらなと思います」とアピール。また「オーマイプレミアム」にちなみ、プレミアムな体験を聞くと「芸能界にいることで、数え切れないくらいプレミアムな体験をさせていただいていますが、その中でも僕の大好きなスター・ウォーズの『スカイウォーカーの夜明け』という映画を、ロサンゼルスのドルビー・シアターでのワールドプレミアに招待していただいて、そこで初めて映画を見たというのがすごくプレミアムな体験だったなって思います」と振り返った。
2021年10月15日アイドルグループ・Hey! Say! JUMPが全員で“ガチ”のキャンプを楽しむ新動画「JUMP CAMP」(毎週木曜更新 全14エピソードを予定)が7日(18:00)よりバーティカルシアターアプリ「smash.」で配信される。このたび、先行して60秒のダイジェスト動画が公開された。Hey! Say! JUMPが様々な企画にチャレンジするsmash.オリジナルシリーズ『JUMP in smash.』。22日に配信開始から1周年を迎えることを記念し、新企画「JUMP CAMP」が誕生した。きょう7日に配信されるエピソード1では、肉グループと野菜グループに分かれ現地で食材を調達。買い物に集中するメンバーがいれば、おいしそうなサーロイン肉を見て自腹を切ると言い出すメンバーも。薪割りやキャンプ飯クッキングなどアウトドアならではのチャレンジも多数登場し、からかい合ったり、応援しあったり、お題を投げかけてそれに答えたりとメンバーの素に近い部分や仲の良さをのぞき見できる。先行公開されたダイジェスト動画には、花火や入浴シーンが収められている。視聴者が「メンバーとキャンプに出掛けたらどんな1日になるだろう」と想像できる仕掛けも。オシャレなテントの中で寝そべったり、アウトドアチェアに腰掛けてコーヒーを飲み“チルタイム”を過ごしたりと、メンバーを近距離から眺め、その場にいるような臨場感を楽しむことができる。また1周年記念に、視聴者の左右それぞれにメンバーが1人ずつスタンバイし、挟まれる感覚を堪能できる大人気企画「はさまれ! JUMP」が復活。新たなシチュエーション・新たな組み合わせで届けるほか、メンバーによるサプライズ演出やスペシャルプレゼントが登場するエピソードも予定されている。
2021年10月07日山田涼介 (Hey! Say! JUMP)主演『記憶屋 あなたを忘れない』のサブスプリクションサービスでの配信が開始された。本作は、第22回日本ホラー小説大賞読者賞を受賞した織守きょうやの小説『記憶屋』を実写映画化したもの。大学生の遼一は、年上の恋人・杏子と幸せな日々を送っていたが、プロポーズをした翌日から連絡が取れなくなってしまう。そして、数日後に再会できた杏子は、遼一の記憶だけがなくなっていた。遼一は、都市伝説的な“記憶屋”のことを知り、大学の先輩で弁護士の高原に相談し、杏子が記憶を失った原因を探すことになる。主人公の遼一を山田が演じるほか、ヒロインの真希役に芳根京子、一部の記憶を失ってしまった杏子役に蓮佛美沙子、遼一の大学の先輩で弁護士の高原役に佐々木蔵之介が名を連ね、映画『ツナグ』、ドラマ『義母と娘のブルース』(TBS系)などの平川雄一朗が監督を務めた。スマッシュヒットとなった本作がこのほど定額見放題配信に登場。深まりゆく秋、感涙と共感と幸福感があふれ出す本作を堪能してほしい。『記憶屋あなたを忘れない』出演:山田涼介/芳根京子/佐々木蔵之介/蓮佛美沙子/泉里香/田中泯/杉本哲太/佐々木すみ江/櫻井淳子/戸田菜穂/ブラザートム/須藤理彩/濱田龍臣/佐生雪原作:織守きょうや『記憶屋』(角川ホラー文庫)監督:平川雄一郎脚本:鹿目けい子/平川雄一朗(c)2020「記憶屋」製作委員会Linkfire:
2021年10月02日アイドルグループ・Hey! Say! JUMPの中島裕翔が28日、都内で行われたファッションブランド「MISCH MASCH(ミッシュマッシュ)」王道モテスタイル完成披露会に出席。気になる異性の服装について話した。今年20周年を迎える同ブランドでは、中島をスーパーバイザーに迎え、「みんなで作ろう!王道モテスタイル」キャンペーンを実施。この日、中島がテーマを提案し、SNSの一般投票結果で作り上げた「みんなで作ろう!王道モテスタイル」2種が初公開された。スタイル1は、シフォン素材のリボンがポイントのニットに、花柄デザインのピンクのスカート、オフベージュのコートをあわせた「かわいいキュートモテスタイル」。スタイル2は、明るめ&くすみ系のライトブルーを組み合わせたワンピースに、サックスグレーのコートをあわせた「大人クールモテスタイル」。スタイル1について、中島は「ミッシュマッシュといえば、おしゃれなくすみピンクや、ふわふわしているイメージがあったので」と説明。ピンクの色や花柄の大きさなどにこだわったそうで、「花柄も本当に種類がたくさんあって、大きいものを散りばめているというものにしました」と語った。スタイル2については、「Hey! Say! JUMPとして活動しているときのメンバーカラーが水色で、それをどこかに入れたいなと思いまして。クールに決まるかなと思いましてカラーをライトブルーにしました」と説明。「色がすごく難しかったんですけど、どれくらいの水色の明るさにしようかというのも絶妙なラインで選びました」とこだわりを明かした。異性の服装で気になるポイントや気になるコーデを聞かれた場面でも、「メンバーカラーが水色なので、どこか水色が入っていると反応しちゃいますね。ぜひ水色を着てほしい。街中で僕が振り返る回数が多くなると思います。『あ、水色』って」と話した。お披露目された2つのスタイルは、きょう28日から10月11日まで先行予約受付。一般発売は11月12日。中島は「皆さんに早く手に取って着ていただきたい」とアピールした。
2021年09月28日アイドルグループ・Hey! Say! JUMPの中島裕翔が28日、都内で行われたファッションブランド「MISCH MASCH(ミッシュマッシュ)」王道モテスタイル完成披露会に出席。女性にしてほしい仕草について語る場面があった。今年20周年を迎える同ブランドでは、中島をスーパーバイザーに迎え、「みんなで作ろう!王道モテスタイル」キャンペーンを実施。この日、中島がテーマを提案し、SNSの一般投票結果で作り上げた「みんなで作ろう!王道モテスタイル」2種が初公開された。スタイル1は、シフォン素材のリボンがポイントのニットに、花柄デザインのピンクのスカート、オフベージュのコートをあわせた「かわいいキュートモテスタイル」。スタイル2は、明るめ&くすみ系のライトブルーを組み合わせたワンピースに、サックスグレーのコートをあわせた「大人クールモテスタイル」。中島は、それぞれのスタイルを着て女性にどんな仕草をしてほしいか聞かれると、スタイル1については「前髪を直してほしい」と回答し、「スマホの画面とかでこうやってほしい」と実演。「よくないですね。すごく恥ずかしいです」と照れつつ、「手を動かすことによって素材が見えてきたり、動きがほしいと思ったので、前髪直してほしいなって。あと、かわいくなろうと思ってくれているんだろうなっていうのが……」と説明し、「次行きましょうか。とても恥ずかしいです。なんでこんな恥ずかしいこと言ってるんだろうな」と次の話に進めた。スタイル2でしてほしい仕草は、「袖を少しまくって、たまに手首を見せてほしい」とのことで、「コートとか着ていると肌の露出が減る。例えば店内に入ってちょっと暑いなっていうときに(めくって)手首が見えたりするといいのかなって思いました」と説明。「最近アイドル雑誌でもあんまり、『どういう仕草がいいですか?』って聞かれないので久々で恥ずかしいです。よく聞かれたんです、昔は。現在の僕が思う仕草はこれです。アップデートしました」と、照れながらもしっかりと伝えた。お披露目された2つのスタイルは、きょう28日から10月11日まで先行予約受付。一般発売は11月12日。中島は「みなさんと作ったというのに意味があるなと思っています。至る所に僕の思いが散りばめられているので、みなさんにぜひ着ていただきたい」とアピールした。
2021年09月28日通算30枚目のシングル『群青ランナウェイ』が好評発売中のHey! Say! JUMP。表題曲はサスペンスドラマのような雰囲気で、MVも要チェックです。そんなHey! Say! JUMPの薮宏太(31)、八乙女光(30)、知念侑李(27)がスペシャル座談会を!自分やメンバーについて語ってくれました♪ーー今回は、大人な雰囲気で撮影させてもらいましたが、自分やメンバーが「大人になったな」と感じる瞬間を教えてください。薮:昔から応援してくれてるファンの方が、お子さんを連れてコンサートに来てくれたりすると、もうそういう年齢なんだなって実感するかな。八乙女:たまに「結婚しました」ってうちわも見かけるよね。薮:あれさ、もちろんうれしいんだけど、なぜかちょっと失恋したみたいな気分になる(笑)。知念:僕は、周りのスタッフさんとか共演者のなかに、年下の人がいることにやっと慣れてきた。ちょっと前までは戸惑いがあったから(笑)。薮:メンバーでいうと、年下組はみんな大人になったよね。知念なんか子どものころは、多数決で負けただけで泣いてたし(笑)。知念:きっとすごい悔しかったんだよ(笑)。八乙女:メンバーの膝の上に乗っかってきたりもしてたよね。知念:そういえば、よく年上組に構ってもらいにいってたな。八乙女:コンサートの合間とか、年下組は遊んでるんだけど、年上組は消灯してお昼寝タイムにしてた(笑)。ジャニーさんが楽屋に畳を敷いてくれて、川の字になって寝たこともあったよね。ーー今後、どんな大人になっていきたいか、目標はありますか?知念:僕は、自分らしくやりたいことをやって、たどり着いた姿が理想なのかなって思う。薮:そうだね。でも、やりたいことをやるために、周りからの信頼とか人間としての説得力は身につけていかないと。八乙女:うーん、目標か……。薮:光はそのままでいいよ!俺たちがサポートするからさ。知念:いろいろ考えだしたら、光くんのよさが消えちゃう。八乙女:自分でもそう思う(笑)。知念:それぞれ性格も向き不向きも違うから、苦手なことはメンバーに任せちゃえばいいんだよ。薮:そうそう。みんなで補い合って、一緒に成長していければいいと思うよ。
2021年09月05日アイドルグループ・Hey! Say! JUMPの30thシングル「群青ランナウェイ」が、31日発表の「オリコン週間シングルランキング」にて初週売上23.6万枚で初登場1位を獲得した(オリコン調べ・集計期間8月23日~8月29日)。2019年8月に発売した25thシングル「ファンファーレ!」から6作連続の初週売上20万枚超えで、前作「ネガティブファイター」の初週売上21.5万枚を上回る23.6万枚を記録。2007年11月26日付でのデビューシングル「Ultra Music Power」から30作連続の1位となり、KinKi Kids(43作連続)に続く歴代単独2位の「デビュー(1st)からのシングル連続1位獲得作品数」を自己更新した。同作はメンバーの伊野尾慧主演ドラマ『東海テレビ×WOWOW共同製作連続ドラマ 准教授・高槻彰良の推察 Season1』(東海テレビ・フジテレビ系、毎週土曜23:40~)の主題歌で、エッジなメロディーに歌詞を乗せた疾走感のある楽曲。ミュージックビデオは、フォーメーションダンスを見せながらも、不可解な現象が次々と起こるミステリー仕立てになっており、発売日まで公開されなかった通常盤ジャケット画像に真相の種明かしが仕掛けられていることも話題となっていた。
2021年08月31日舞台『Le Fils 息子』のフォトコールが30日に東京芸術劇場 プレイハウスにて行われ、岡本圭人、岡本健一、若村麻由美、ラディスラス・ショラー(演出)らが取材に応じた。日本初上演となる同作は、2018年にフロリアン・ゼレール作、ラディスラス・ショラー演出でパリのシャンゼリゼ劇場にて初演を迎え、タイムズ紙やデイリーテレグラフ、ファイナンシャルタイムズなど各紙の劇評でも絶賛された傑作。今年4月にHey! Say! JUMPを脱退し、俳優への専念を発表した圭人にとって本作は初舞台で単独初主演、そして親子役を務める実の父・健一との舞台初共演となる。初の親子共演、そして単独初主演となる圭人は「もう少しで夢が叶う気がしています」と晴れやかな笑顔。「ん? まだ舞台に立っていない? 今舞台には立っているか?」と混乱しつつも、「すごくドキドキしています。でも自分の性格的に1つ何かが終わったら次に向かっちゃうので、初日を迎えられたという奇跡的なことに感謝しているんですけど、初日が終わった後にどんな景色が見えてくるのかということにもワクワクしています」と現在の心境を語った。また先日、ジャニーズ事務所創業者・ジャニー喜多川さんの姉で同社名誉会長の藤島メリー泰子氏が亡くなったことについて、健一は「自分の母が16、17歳くらいのときに亡くなってから、メリーさんは母親以上に母親みたいな感じで接してもらっていて。圭人も生まれる前から、生まれてからもお世話になっていた。でも93歳まで好きなことをやって、素敵な人たちに囲まれて大往生だったんじゃないかなと思います。この舞台のことも知っているので、今日はどこかで見てくれていると思います」と追悼。圭人は「僕にとって太陽みたいな存在。子どもの頃から大人になるまでFAXで手書きのメッセージをやりとりをしていたのは、とても楽しい時間でした。きっとこの舞台を見に来てくれると思っているので、メリーさんにも喜んで頂けるように頑張りたいです」と思いを表した。今作への意気込みを聞かれると「僕は俳優の道を選んだことを、自分の仲間に応援してもらいました。この選択を応援してくれた皆様に自分の思いを届けられるよう、1日1日覚悟を持って過ごしてきた」と圭人。主演として「こういう状況の中で、舞台ができるのは本当に奇跡的なこと。たくさんの方々にこの物語の素晴らしさや生きる意味を感じていただけるように、キャスト一同、スタッフ一同、精一杯……」と精悍な顔つきで語るも、「精一杯……の後、何て言うの?」と途中で健一を見上げ、2人で笑い合ってしまう。そのままショラーが「マスクをしながらの稽古など厳しい状況のなか、そしてキャンセルになってしまった公演もあるなかで、初日を迎えることができたことを幸運に思っています」と語り、考える時間を与えられた圭人は「……精一杯やっていきたいと思います」と無事にコメントを締めていた。東京公演は東京芸術劇場 プレイハウスにて8月30日〜9月12日、北九州公演は北九州芸術劇場中劇場にて9月17日〜19日、高知公演は高知市文化プラザ かるぽーと 大ホールにて9月22日〜23日、能登公演は能登演劇堂にて9月26日、新潟公演はりゅーとぴあ 新潟市民芸術文化会館劇場にて9月29日〜30日、宮崎公演にてメディキット県民文化センター(宮崎県立芸術劇場) 演劇ホールにて10月3日、松本公演はまつもと市民芸術館 主ホールにて10月9日〜10日、兵庫公演は 兵庫県立芸術文化センター 阪急中ホールにて10月14日〜10月17日。
2021年08月30日アイドルグループ・Hey! Say! JUMPが25日にリリースするニューシングル「群青ランナウェイ」通常盤限定の収録曲「シャッターチャンス」のミュージックビデオが18日、公開された。「シャッターチャンス」は、 新進気鋭のラッパーでトラックメイカーのクボタカイが手掛けた事でも話題の楽曲。キュートでフレッシュなトラックに、転がるように展開されるリリックが特徴だ。ミュージックビデオでは、玉が転がるからくり装置で楽曲の特徴を表現。メンバーカラーに塗られた8個の玉が様々なからくり装置を通っていき、玉が装置を通り抜けるタイミングにあわせて、装置に仕掛けられたリリックも展開していくという内容になっている。
2021年08月19日黒木華と中島裕翔(Hey! Say! JUMP)がダブル主演を務めるDISCOVER WORLD THEATRE vol.11『ウェンディ&ピーターパン』が8月13日(金)に開幕。9月5日(日)まで東京・Bunkamuraオーチャードホールにて上演されている。2013年に英国ロイヤル・シェイクスピア・カンパニーが初演し、日本では初めて上演される本作は、『ピーターパン』の小説版(作:ジェームス・マシュー・バリー)を、ロンドンで注目の若手作家・演出家のエラ・ヒクソンがウェンディの視点から翻案した作品。演出を手掛けるのは、ロンドンでの初演・再演でも演出を務めたジョナサン・マンビィ。ジョナサンは、日本では『るつぼ』(’16年)、『民衆の敵』(’18年)の演出を手掛けた人物。本作の公開ゲネプロレポートをお届けする。まず、劇場に広がっていたのは嬉しくなるほど美しい舞台美術。黒木華が先日の インタビュー() で「衣裳や舞台装置はイギリスのスタッフとのコラボレーションでできた素晴らしいもの」と話していたが、ファンタジックな『ピーターパン』の世界観がそのまま再現されたような空間だ。そこに幻想的な映像も加わり、『ウェンディ&ピーターパン』の世界に連れて行ってくれる。『ウェンディ&ピーターパン』ゲネプロより撮影:細野晋司『ウェンディ&ピーターパン』ゲネプロより、左からマイケル:前原滉、ウェンディ:黒木華、トム:下川恭平、ジョン:平埜生成撮影:細野晋司物語の舞台は1908年のロンドン。ダーリング家の子供部屋で、ウェンディ(黒木華)、ジョン(平埜生成)、マイケル(前原滉)、そして体の弱いトム(下川恭平)は楽しく遊び、両親ミスター&ミセス・ダーリング(堤真一、石田ひかり)が見守り、家族が揃った姿は幸せそのものだ。しかしトムが高熱を出す。医者の診立てはよくなく、皆が寝静まった頃、子供部屋の窓からピーター(中島裕翔)がやってきてトムを連れ去っていく。それから1年後、ダーリング家はバラバラになっていた。そんなある日の夜、子供部屋にピーターパンが現れる。驚くウェンディ。ジョンとマイケルを叩き起こし、トムを探すためにネバーランドへと旅立つことにしてーー。『ウェンディ&ピーターパン』ゲネプロより、ピーターパン:中島裕翔撮影:細野晋司大まかな流れや設定は誰もが知る『ピーターパン』だが、エラの翻案である本作ならではの部分がある。まずトムは本作のオリジナルキャラクターで、ウェンディたちがネバーランドに行く理由もオリジナルだ。ピーターの描写は原作小説に近く、楽しいことが大好きな子供の無邪気さだけでなく、子供だからこその身勝手さや残酷さも描かれており、それはピーターの登場シーンでも強く印象付けられた。そしてなにより大きく変わっているのは女性の描き方。前出のインタビューで黒木が「ある男性が女性に好意を抱く中で、『アイロンがけをしてるところが目に浮かぶ』とポジティブに話すシーンがあるんです。人によっては疑問を持たず、『ああ、温かい家庭を築きたいんだな』と受け取る方もいると思いますが、この作品は、『女性がアイロンをかけるものだ』ということに疑問を持って描かれています」と話した通り、ロスト・ボーイたちがウェンディに「お母さんになって」と言うこれまでの『ピーターパン』でもあった“女性の描写”一つひとつに“疑問”というスポットが当てられている。『ウェンディ&ピーターパン』ゲネプロより、左からウェンディ:黒木華ミセス・ダーリング:石田ひかり撮影:細野晋司『ウェンディ&ピーターパン』ゲネプロより、タイガー・リリー:山崎紘菜(左から2番目)、ウェンディ:黒木華(右から2番目)、フック:堤真一(右)撮影:細野晋司その中で、ウェンディやその母ミセス・ダーリング、そしてティンク(ティンカーベル/富田望生)やタイガー・リリー(山崎紘菜)たちそれぞれが、囚われていたものからもがきながら足を踏み出していく様は印象的。また、“海賊”など「男らしさ」の呪いに抗う男性の姿も描かれており、「社会」というものを改めて見つめるきっかけとなる。『ウェンディ&ピーターパン』ゲネプロより、左からフック:堤真一ピーターパン:中島裕翔撮影:細野晋司空を飛ぶ演出や、ティンクの表現、影(シャドウ)の面白さ、ピーターやフックの殺陣、フックの船のカッコよさ(!)など、「『ピーターパン』で観たかったもの」でもしっかりと楽しませてくれて、けれど、例えばピーターを“主人公”、ウェンディを“ヒロイン”、フックを“敵”、フックの仲間を“海賊”などの記号で見ては気付けなかったようなことにも気付かせてくれる作品。『ウェンディ&ピーターパン』ゲネプロより、ウェンディ:黒木華撮影:細野晋司全体の流れは同じでも、劇場を出た後に心に残ることは、本作ならではのものになるのではないかと思う。演劇ならではの鮮やかな展開や、魔法のような夢のある演出は美しく、それを、中島、黒木をはじめ、キャスト全員の力で丁寧につくりあげていることがとても鮮やかに感じられる舞台だ。『ウェンディ&ピーターパン』ゲネプロより、左からウェンディ:黒木華フック:堤真一撮影:細野晋司『ウェンディ&ピーターパン』ゲネプロより、フック:堤真一撮影:細野晋司開幕に際しての会見で、堤真一がこう話していた。「僕は、21歳で『天守物語』という坂東玉三郎さんの舞台で黒子をやった時、初めて『舞台に関わろう』と思いました。なぜかというと、その空間の美しさと、自由度と、こんなにぶっとんだ世界ができるんだってことを知って。今回はその時を思い出すくらいすごくいい空間です。自由で、なんでもできちゃう。もうね、見るだけで涙が出るんです。照明からなにからすべて。彼女(黒木)が立っている姿も。だから本当に観てほしい。『ピーターパン』というと子供の作品だという印象がありますが、内容には“女性の自立”ということも関わっているし、そこも含め本当に大人の人にも観ていただきたいです。僕は涙が止まらないです」子供であること、大人であること、男性であること、女性であること、そして自分であること。さまざまなことに思いを巡らす舞台で、思いっきり心を動かしてほしい。取材・文:中川實穗撮影:細野晋司
2021年08月16日黒木華と中島裕翔(Hey! Say! JUMP)がダブル主演を務める『ウェンディ&ピーターパン』が8月13日(金)に開幕する。本作は、世界的傑作『ピーターパン』の小説版(作:ジェームス・マシュー・バリー)を、ロンドンで注目の若手作家・演出家のエラ・ヒクソンが新たにウェンディの視点から翻案し、2013年に英国ロイヤル・シェイクスピア・カンパニーが上演した話題作で、今回が日本初演となる。演出を手掛けるのは、ロンドンでの初演・再演でも演出を務めたジョナサン・マンビィ。稽古の真っただ中である7月下旬、ウェンディを演じる黒木華に話を聞いた。「女性がアイロンをかけるものだ」というところに疑問を持って描かれている――出演が決まった時のお気持ちをお聞かせください。ジョナサン(・マンビィ)と『るつぼ』(’16年)でご一緒した時から「また一緒に仕事したいね」と話していたので、こうやってまたご一緒できることが嬉しかったです。『ピーターパン』というみんなが知っている夢のある作品を、新しいカタチでできるのも刺激的だなと思いました。――ジョナサン・マンビィさんの演出はどのようなところが魅力ですか?とても丁寧で、役者それぞれの良いところを見つけ、引き出してくれます。役者の挑戦を喜んで楽しんで聞いてくださるのもすごくいいなと思います。ジョナサンにとってこの作品はすごく大きな意味のある舞台とのことで、ジョナサンがいろいろ模索している様子が伝わってきます。――この作品は、『ピーターパン』をウェンディの視点から翻案したものですが、『ピーターパン』との違いを黒木さんはどのように感じられましたか?私の中の『ピーターパン』はディズニーの印象が強くて、子供のための物語であり……夢の世界に誘われるイメージでしたが、この作品ではエラ(・ヒクソン)さんが“女性”に注目し、女性の社会的な立場や成長が大きく描かれています。ウェンディやタイガー・リリー、ティンク(ティンカーベル)、お母さんといったそれぞれの女性がきちんと前を向き進んでいくところが、これまでの『ピーターパン』と大きく違うんじゃないかと思います。――印象的なシーンはありますか?ある男性が女性に好意を抱く中で、「アイロンがけをしているところが目に浮かぶ」とポジティブに話すシーンがあるんです。人によっては疑問を持たず、「ああ、温かい家庭を築きたいんだな」と受け取る方もいると思いますが、この作品は、「女性がアイロンをかけるものだ」ということに疑問を持って描かれています。ウェンディが現状をどう打開し、成長していくか――ウェンディ役を演じられるうえで、どこを核として大事にしていきたいですか?稽古をしている中でウェンディは、家族に大きな影響を与える存在だと感じています。壊れかけた家族を自分がなんとかしないといけないという思いを、ネバーランドに着いてからも持ち続けていて、現状をどう打開し、どう成長していくかという過程を見せていくことが大事だと思っています。――ウェンディを演じていて楽しいと思っていることはどこですか?飛びながらのお芝居はしたことがなかったので、大変ではありますが、フライングは楽しいです。あと、ウェンディとタイガー・リリーとティンクの女子3人組のシーンもすごく楽しいですね。男子たちには負けないぞ!という気持ちになっています(笑)。去年、『桜の園』が公演直前で中止になってしまったこともあり、(’20年4月予定だったが上演中止。続いて6月の『ケンジトシ』も上演中止に)、久しぶりの舞台になるので、舞台上の大きな空間で演じることを想像するだけで、とても気分が上がります。――先日通し稽古があったそうですが、全体像が見えて、どんな魅力のある作品だと思われましたか?通してみて、とても忙しい舞台だなと思いました(笑)。そのぶん、お客様は観ていて面白いと思いますし、多くの方に愛される舞台になるんだろうなと感じました。ちゃんと体力をつけないとダメだなというのが正直なところです(笑)。本番に向けてさらにブラッシュアップしていきますし、ジョナサンもより細かく指導してくださると思うので、そこもまた楽しみたいと思っています。――ウェンディにとって、ピーターパンはどんな存在なのでしょうか。今作に関して言いますと、ピーターパンやフックは、ウェンディの想像の中の登場人物なのかなと思います。ウェンディが思う理想のヒーローであり、目の前に現れてほしい人物の象徴なのかなと。フックについて、ジョナサンから「ウェンディが想像する “大人の男の人”。魅力的でちょっと危ない存在」という話を聞いて、ピーターもウェンディと同年代の自分を救ってくれる理想の男の子なのかなと。強くて、アグレッシブで、怖いもの知らずだけどセンシティブな一面もある素敵な男の子なんだと思います。初共演の中島裕翔は「ピーターパンにぴったり」――ピーターパン役の中島裕翔さんとは初共演になりますが、印象をお聞かせください。とても真面目で素直な方だなというのはお芝居から感じます。それに身体能力がすごく高くて、殺陣やフライングなど全部一発で覚えちゃう。ピーターパンにぴったりだなと思いながら見ています。――フックとウェンディの父・ミスター・ダーリング役の堤真一さんの印象もお聞かせください。堤さんとは今までにも何度かご一緒させていただいているので、お父さん役としてすごく安心感があります。堤さんご自身も実生活ではお父さんということもあり、子供とのやり取りもとても自然なので違和感なく、父と娘の関係が築けているように思います。フックとしては、(ウェンディとの立ち回りのシーンもあるが)立ち回りも経験が豊富な方なので、教えていただきながらやっています。――カンパニーはどのような雰囲気ですか? 今回座長でもありますが。あまり座長という自覚がなく、できていることといえば、差し入れするくらいです。若い方が多いので活気に満ちていて、すごく和気あいあいとしています。作品自体もものすごくエネルギーがいるので、稽古中はみんなのパワーがみなぎっています。今回、「シャドウ」というピーターパンの影役の方たちがいらっしゃってシャドウの皆さんがいなかったら舞台が成り立たないと思うぐらい、私たちができないフィジカルな部分を担ってくださっています。シャドウの皆さん含め、すごく明るい現場です。――お客様に「ここが面白い」と伝えたいところはありますか?全部面白いですよ(笑)。見どころがたくさんある作品だと思います。人間模様もそうですし、フライングや殺陣もあります。衣裳や舞台装置もイギリスのスタッフの方々とのコラボレーションでできた素晴らしいものになっています。お子さんだけではなく、大人の方にも楽しんで観ていただける作品になるようがんばっているところです。――冒険のお話ですが、黒木さんが最近された冒険は?最近はあまり外に出られていないので稽古が冒険ですかね(笑)。――では、最近楽しかったことは?楽しかったことも稽古なんです(笑)。舞台が本当に好きなんですよね。――舞台はどんなところが魅力ですか?演じる側として、観る側として、両方お聞かせください。観る側としては、目の前で演者さんが感情を出して動いているところをフィルターなしで生で観られる。その迫力は舞台ならではの伝わり方で、映像にはないものだと思います。そこが一番の魅力ですかね。演じる上での違いは、映画は撮り順が前後することが多いですが、舞台は始まりから終わりまで物語が流れている中にいられるので、私にとってはすごくやりやすいです。――コロナ禍の上演となりますが。お客様に心配なく来ていただくことがとても重要なことだと思います。そのために劇場側も様々な対策をしてくださっているので、安心して来ていただけたらと思います。コロナ禍だからこそ、舞台やエンタテインメントの力を私は信じたいし、信じています。もやもやした気持ちはぬぐえないですし、手放しで「遊びにきてください!」とは言えな状況ですが、こんな時だからこそ、皆さんの心に残る舞台にできればと思っています。日常を忘れられたり、登場人物に自分を重ねたり思いを馳せたりできるのが舞台空間だと思うので、純粋に楽しんでいただけたらなと思います。取材・文:中川實穗撮影:源賀津己DISCOVER WORLD THEATRE vol.11『ウェンディ&ピーターパン』2021年8月13日(金)~2021年9月5日(日)会場:東京・Bunkamuraオーチャードホール
2021年08月13日今、注目の女の子を紹介する『anan』で連載中の「イットガール」。今回は「新しい学校のリーダーズ」メンバー・SUZUKAさんです。常に反抗的な気持ちがあるけど、結局は人を幸せにしたいんです。“歌い踊るセーラー服、青春日本代表”と称する、新しい学校のリーダーズ。「何をしたら面白がられるか、常に模索して表現しています。私は小さい頃から人を笑わせるのが好きで、意地悪。“なんやこいつ”って思われたいけど、みんなに幸せになってもらいたい。反抗期の気持ちのまま活動しています」。今年、アメリカのレーベルから世界進出。「何万人規模のライブで、愛する曲を愛するメンバーと、私たちを愛するファンを前に気持ちよく歌うのが夢。実現した時を想像するだけで泣けるんです」気分じゃない服は、ペイントすればOK。絵を描くと唯一無二のものになる感覚があって。服の魅力が蘇る!湘南で拾った石を香スタンドに。お香が好きなんです。緑の大きなキャンドルはLAで買ってきたもの。おばちゃんテイストの花柄に包まれたい。あたたかい気持ちになれるから、寝具をおばちゃん的花柄で揃えています。スズカ2001年生まれ。「新しい学校のリーダーズ」メンバーとして’15年デビュー。Hey! Say! JUMPのシングル曲「ネガティブファイター」の振り付けを手掛けたことも話題に。※『anan』2021年7月21日号より。写真・土佐麻理子文・間宮寧子(by anan編集部)
2021年07月18日女優の黒木華とアイドルグループ・Hey! Say! JUMPの中島裕翔がW主演を務める、DISCOVER WORLD THEATRE vol.11『ウェンディ&ピーターパン』の公演ビジュアルが15日、公開された。イギリス・スコットランドの作家、ジェームス・マシュー・バリーが20世紀初頭に書いた世界的傑作『ピーターパン』をロンドンで注目の若手作家であり演出家でもあるエラ・ヒクソンが新たにウェンディの視点から翻案した同作。13年に英国ロイヤル・ シェイクスピア・カンパニーの新作公演『WENDY&PETER PAN』として上演された。台詞に加えてダンスやフライング、小道具、美術、映像などを駆使した“フィジカルシアター”のスタイルと、スペクタクルとマジカル満載の美しい舞台が話題となり、15年にはウエストエンドでの再演も果たした。待望の日本初演となる今回、演出を手掛けるのは『るつぼ』(16年)、『民衆の敵』(18年・ともに Bunkamuraシアターコクーン)で社会的テーマを力強く描き、日本の観客を魅了したジョナサン・マンビィ。ロンドンでの初演・再演でも演出を務めた同氏が世界的に有名な『ピーターパン』のファンタジックな世界観から現代社会に通ずるテーマを浮き彫りにする。タイトルロールであるウェンディとピーターパンを演じるのは、今回が初共演となる黒木と中島。さらに、ウェンディの弟・ジョンに平埜生成、マイケルに前原滉、ティンクに富田望生、タイガー・リリーに山崎紘菜、海賊・スミーに玉置孝匡、ミセス・ダーリングに石田ひかり、そしてフック船長とミスター・ダーリングの二役には堤真一と、若手からベテランまで多彩な魅力を持つキャストが結集した。そして今回公開された公演ビジュアルでは、ネバーランドを彷彿とさせる森の中の不思議な空間に、ウェンディ、ピーターなどの登場人物たちが浮遊している、非日常的な日常を描くマジックリアリズムの世界を表現している。公演は東京・Bunkamuraオーチャードホールにて8月13日~9月5日。チケット好評発売中。
2021年07月15日Hey!Say!JUMPの有岡大貴が企画・プロデュースを務める、観客参加型の謎解き演劇「ナゾドキシアター『アシタを忘れないで』」の公開ゲネプロ・取材会が7月12日、会場となる東京グローブ座で行われた。2年ぶりの舞台となる有岡が出演のほか、企画・プロデュースにも初挑戦。「演劇」と「謎解き」を掛け合わせた参加型の謎解き演劇プロジェクトで、スタッフィングや全体構成などにも参加しながら舞台初単独主演に挑み、「何もないところからの作品づくり。出来あがる過程も見てきたので、いろいろと学ばせていただいた」と胸を張り、「ようやく初日を迎えられて、ホッとしている。まだまだ大変な状況ですが、参加していただける皆さんには、新感覚の没入感覚を味わってもらえれば」とアピールしていた。Hey!Say!JUMPのメンバーは「全員見に来てくれると思う。決めているわけではないですが、メンバーの舞台はちゃんと全員来るという流れになっていて。(自分の挑戦が)メンバーの刺激になれば」。メンバーの中で謎解きが得意なのは「知念(侑李)」だといい、逆に苦手なのは「山田(涼介)」と即答。「意外とそういったところは、頭が固いなので、ぜひ(観劇し)頭を抱えてほしい」と呼びかけた。取材会には有岡をはじめ、脚本を手がけた岩崎う大(かもめんたる/劇団かもめんたる)、物語の進行で重要なファクターとなる「謎」を制作した松丸亮吾が同席。ともに有岡のプロデュース能力に感嘆した様子で、岩崎は「僕的に満足した脚本を提出したが、『ここはもっと濃くしてほしいんですよ~』とか、言ってくることが正論で、これは聞かないとと…。何より、あの純粋な目で言われると応えたい、頑張りたいと思う」と回想。松丸も「必ず『もし良かったら~』『できたりしますかあ?』って、完全に子猫の目で。僕も、う大さんもノーとは言えない」と“お願い上手”な素顔を明かし、「謎解きのイメージは有岡くんに伝えていたんですが、僕が予想していた以上に膨らませてくれて、尊敬しています。とんでもない人だなと思った」と尊敬のまなざしを注いでいた。そんなふたりの言葉に、有岡は「お願い上手なのは、無意識ですね。きっとおふたりへのリスペクトの気持ちが現れたんだと思う。本当に無理難題を丸投げでしたし、(夢を)叶えてくれる人に恵まれている」と感謝を示していた。取材・文・写真=内田涼【公演概要】ナゾドキシアター「アシタを忘れないで」企画・プロデュース:有岡大貴演出:橋本和明脚本:岩崎う大(かもめんたる)謎解きクリエイター:松丸亮吾出演:有岡大貴 / 大東立樹(ジャニーズJr.)羽村仁成(ジャニーズJr.) / 佐野岳 / 福田転球主催・企画製作:東京グローブ座公式サイト: https:// www.nazo-doki.com<東京公演>開催日時:2021年7月12日(月)〜8月8日(日) 30回公演会場:東京グローブ座料金:S席 9,000円 / A席 8,000円 / B席 6,000円(全席指定・税込)※未就学児童入場不可※営利目的の転売禁止一般発売日:6月上旬お問合せ :東京グローブ座 03-3366-4020<大阪公演>開催日時:2021年8月11日(水)〜 8月15日(日) 7回公演会場:梅田芸術劇場 シアター・ドラマシティ料金:9,000円(全席指定・税込)※未就学児童入場不可※営利目的の転売禁止一般発売日:6月上旬お問合せ:キョードーインフォメーション 0570-200-888(11:00~16:00 ※日祝休業)
2021年07月13日Hey! Say! JUMPの有岡大貴が12日、企画・プロデュース、舞台初単独主演を務めるナゾドキシアター『アシタを忘れないで』の公開ゲネプロおよび取材会に出席した。同作は、「演劇」と「謎解き」を掛け合わせた観客参加型の謎解き演劇。観客は観劇しながら、主人公を悩ませ立ち止まらせる「謎」を共に解き、スマホやタブレットなどのツールを使って主演の有岡を手助けしていく。脚本をお笑いコンビ・かもめんたるの岩崎う大、物語のカギとなる「謎」を制作を謎解きクリエイターの松丸亮吾が担当。出演は、有岡のほかに、ジャニーズJr.の大東立樹と羽村仁成、さらに、佐野岳、福田転球が名を連ねる。有岡は「今回、企画から参加させていただき、作品ができていくところを見ていたので、ようやく初日を迎えられるなって安心した気持ちです」と心境を告白。「きっかけは村上(信五)くんの舞台に参加させていただいていたときに、スタッフさんとお話する中で、劇場でスマホを使うことができる、というところからこの構想はスタートしました」と説明した。Hey! Say! JUMPのメンバーの中で誰に一番、この舞台を見てもらいたいか聞かれると、「この作品を作るにあたって、脱出ゲームの感覚を味わっておこうという感じで脱出ゲームに参加したんです。脱出ゲームは人数が必要で、けっこう知念(侑李)に協力してもらっていたので、知念にはちゃんと見てほしいと思っています」と知念を挙げた。そして、「来てくれると思います。メンバー全員きっと来てくれると思います。Hey! Say! JUMPって、メンバーの舞台は全員行くという流れというか、別に決めているわけではないんですけど自然とそうなっているので、来てくれると信じています」と語った。また、謎解きが得意なメンバーを聞かれると「知念ですね。知念自身謎解きに興味があるのでぜひ挑んでほしい」と答え、苦手なメンバーは「山田(涼介)ですね。そういったところでは頭が固いところもあるので、山田にも挑戦して頭を抱えてほしいですね」と話した。最後に「まだまだ大変な状況が続きますけど、ぜひ新感覚の没入体験を味わっていただきたいと思いますので、謎解きにも演劇にも注目して楽しんでいただきたいです」とメッセージを送った。同作は、7月12日~8月8日に東京グローブ座にて、8月11日~15日に梅田芸術劇場 シアター・ドラマシティにて上演。取材会には、岩崎う大と松丸亮吾も出席した。
2021年07月13日Hey! Say! JUMPの有岡大貴が企画・プロデュース、舞台初単独主演を務めるナゾドキシアター『アシタを忘れないで』の公開ゲネプロが12日、東京グローブ座にて行われ、終了後に行われた取材会に、有岡、お笑いコンビ・かもめんたるの岩崎う大、謎解きクリエイターの松丸亮吾が出席した。同作は、「演劇」と「謎解き」を掛け合わせた観客参加型の謎解き演劇。観客は観劇しながら、主人公を悩ませ立ち止まらせる「謎」を共に解き、スマホやタブレットなどのツールを使って主演の有岡を手助けしていく。脚本を岩崎、物語のカギとなる「謎」を制作を松丸が担当。出演は、有岡のほかに、ジャニーズJr.の大東立樹と羽村仁成、さらに、佐野岳、福田転球が名を連ねる。有岡は「今回、企画から参加させていただき、作品ができていくところを見ていたので、ようやく初日を迎えられるなって安心した気持ちです」と心境を告白。「きっかけは村上(信五)くんの舞台に参加させていただいていたときに、スタッフさんとお話する中で、劇場でスマホを使うことができる、というところからこの構想はスタートしました。本当に準備が大変だったなと感じているのは松丸くんとう大さんだと思います」と話した。「謎」を制作した松丸は、「有岡くんの中で、謎解きが物語とうまく絡んでほしいってけっこう理想が高いんです。でもお願い上手で、『ここってもうちょっとできたりしないかな』って言われると、僕もう大さんもノーと言えない」と有岡のお願い上手ぶりを明かし、岩崎も「上手ですね」と同調。「ジャニーズみんな上手なんですか?」と尋ねると、有岡は「高圧的にお願いする人を見ているから、下からっていうのは意識しているかもしれないです」と冗談交じりのトークで笑いを誘った。そして、岩崎は「1回書き終えて提出して僕的には満足だったんですけど、『ここらへんをもうちょっと濃くしていただきたい』と言われて。でも言ってくることがかなり正論だったので、これは聞かなきゃダメだし、純粋な目で言ってくるし、応えたいなという気持ちになりました。捨てられた生まれたばかりの子猫のような目でした」と有岡とのやりとりを述べ、松丸も「『もしよかったら……』って言う目が完全に捨て猫の目をしている」と笑った。有岡は「何も意識していないので無意識に。お二方へのリスペクトの思いが強く表れたんじゃないか」と自己分析。岩崎は「確かにリスペクトしてくださっているのは感じているので、それを失いたくないという思いになる。それで頑張らなきゃという気持ちになる」と話した。ちなみに、有岡がこだわったポイントは、「謎解きに触れていない、苦手な方にも、劇場に行ったことがないという方にも、どっちの方にも満足していただける作品になればと思いました」とのこと。また、岩崎は「今日見たら、僕が机に向かって書いたときの自由に飛び回っている有岡さんそのまんまだったので、すごい感激して、ジャニーズの人すごいなと思ったし感動しました」と有岡を称賛。松丸も「本番を見たら、僕が予想していた以上に膨らませてくれていて本当に尊敬しています。プロデューサーとしても企画を考える人としても、とんでもない人と仕事したなって」と絶賛し、2人の言葉に有岡は恐縮していた。同作は、7月12日~8月8日に東京グローブ座にて、8月11日~15日に梅田芸術劇場 シアター・ドラマシティにて上演。
2021年07月13日アイドルグループ・Hey! Say! JUMPの新曲「群青ランナウェイ」(8月25日発売)の楽曲制作者が発表された。同曲は、メンバーの伊野尾慧が連ドラ単独初主演を務める『東海テレビ×WOWOW 共同製作連続ドラマ 准教授・高槻彰良の推察season1』(8月7日スタート 毎週土曜23:40~)の主題歌。楽曲を手がけたのは、今年9月にメジャーデビュー予定のエキゾチックロックバンド「NEE」のギター・ボーカル「くぅ」。片思いの焦燥感や苛立ちをクール&ファンキーなロックサウンドとエッジーなメロディに乗せ、怒涛のリリックで紡いだ、“回答不完全、感情疾走ソング”だ。サビは主旋律に対してカウンターメロディ(対旋律)が入っている特殊な構造となっており、Hey! Say! JUMPが2組に分かれ、言霊をぶつけ合っているようなエネルギッシュなパートが必聴となっている。
2021年07月12日伊野尾慧(Hey! Say! JUMP)と神宮寺勇太(King & Prince)がバディを組む民俗学ミステリー「准教授・高槻彰良の推察」。この度、岡田結実、須賀健太、吉沢悠ら追加キャストと個性豊かな各話ゲストが明らかになった。本作は“異能”を持った准教授と、“孤独”を抱えた少年の目線を通じて、“人とつながること”の大切さを描くヒューマンミステリー。須賀さんが演じるのは、嘘が分かる大学生・深町尚哉(神宮寺さん)の同級生・難波要一。吉沢さんが、大学准教授・高槻(伊野尾さん)を常に支える幼なじみの刑事・佐々倉健司。岡田さんが、高槻の研究室に所属する大学院生・生方瑠衣子を演じる。ほかにも、吉田あかり、和泉ちぬがレギュラー出演を果たす。原作イメージに合わせ、短髪ツンツンヘアーでドラマに挑む吉沢さんに、スタッフからは「おお!佐々倉になってる!」と太鼓判が。一方、須賀さんには監督から「自由に!」という指示があり、「いいんですか?」と現場では須賀さんのアドリブが全開だったという。吉沢さんは「佐々倉は、ドラマの中でもほっとするようなシーンに登場することが多いので、ちょっと箸休めみたいなシーンで活躍できたらなと思っています。また高槻との会話のキャッチボールを通じて、彼の柔らかい部分も見えたりするので、そういうところにも注目して欲しいです」とアピール。「26歳になって、やっと普通の大学生を演じられるのが、すごく嬉しかった」と語る須賀さんも「ミステリー作品ではありますが、難波が出てきたら、“お茶タイム”じゃないですけど、ちょっと一息みたいな感覚で見て頂けたら嬉しいなと思います」とコメントしている。一方、巫女姿などシーンによって七変化を見せるという瑠衣子。「藁人形など民俗学をベースにした原作がすごく面白くて、この世界観に入れるのがとても嬉しかったです」と語る岡田さんは、「ミステリーでありながら、ちょっとほっこりするシーンもあり、人の温かみを感じられる作品です。ぜひそういうところも見て頂ければ」とアピールした。さらにSeason1の各話ゲストには、志田未来、山田杏奈、金澤美穂、奥村佳恵、市川由衣、馬渕英里何、鞘師里保、松本若菜ら個性豊かな女優たちが登場する。そして、本作の特報ティザー映像も公開。「Hey! Say! JUMP」の「群青ランナウェイ」が主題歌に決定しており、楽曲も初公開されている。WOWOW×東海テレビ共同製作連続ドラマ「准教授・高槻彰良の推察」Season1は8月7日(土)~毎週土曜日23時40分~東海テレビ・フジテレビ系にて(全8話)、Season2は10月~WOWOWプライム&WOWOWオンデマンドにて放送・配信予定。(cinemacafe.net)
2021年07月08日アイドルグループ・Hey! Say! JUMPの山田涼介が主演を務める映画『大怪獣のあとしまつ』(2022年公開)のティザービジュアル、及び超特報映像が2日、明らかになった。同作は、“特撮映画” で倒された怪獣の “その後”を描く完全オリジナル作。ビックリするほど巨大な死体で、ガス爆発も時間の問題という状況を、首相直属の特殊部隊の帯刀アラタ(山田涼介)が、未曽有の国家的危機の現場指揮の任務を背負わされ、環境大臣秘書で、元婚約者の雨音ユキノ(土屋太鳳)とともに”巨大な死体の後片付け” に、知恵と工夫と愛で立ち向かうことになる。超特報映像では、緊迫感溢れる音楽、荒廃した街のカットとともに、ある日突然死んだ巨大怪獣の姿が深い煙の中にうっすらと浮かび上がってくる様子が描かれる。そして、緊迫感ある表情のアラタとユキノの姿とともに、徐々にその姿を見せる大怪獣の姿が。果たして、この巨大な死体を、誰がどうやって“あとしまつ”するのか。ティザービジュアルでは、天に足を上げたまま死後硬直し横たわる巨大な大怪獣が、圧倒的な存在感を放っており、「この死体、どうする?」というコピーとともに、アラタとユキノが大怪獣を前に立ち尽くす。本作の主人公・アラタと、ヒロイン・ユキノのビジュアルも初解禁。前代未聞の緊急事態に臨む、緊張感溢れるふたりの表情が、物語の始まりを期待させる。本作の怪獣造形を手掛けたのは、「平成ゴジラ」シリーズや「ウルトラマン」シリーズなど数々の怪獣造形で知られる若狭新一。怪獣の大きさは、最全長380m(頭から尻尾まで)、最全高155m(つま先から胴体まで)と、邦画史上最大級の大怪獣となっている。
2021年07月02日Hey! Say! JUMPの仲よしコンビ、薮宏太(31)&知念侑李(27)が、WOWOWで放送される『UEFA EURO 2020(TM) サッカー欧州選手権』(6月19日放送スタート)に出演決定。薮は番組MC、知念はスペシャルサポーターとして、強豪国がひしめく激戦続きの大会を盛り上げる!プライベートでも一緒にサッカー観戦をするという2人の和気あいあいとしたサッカー談義をお楽しみくださいーー!ーーサッカー好きのお2人ですが、一緒にプレーをしたことはあるんですか?薮「ハワイに行ったとき、山田(涼介)と3人でボール蹴って遊んだりしたよね。無回転キックの練習とかして(笑)」知念「あれはおもしろかった!でも、暑すぎて地獄だったよ(笑)」薮「しかも、ジャニーさんの家で水分補給しようとしたら、冷蔵庫に謎の甘いジュースしかなくて」知念「飲んだら、さらに喉が渇いたっていうね」薮「あと、3年くらい前にフットサルもやったよね。メンバーとマネージャーで「やぶっちF.C.」ってチーム組んでさ(笑)」知念「ユニホームも作ったのに、まだ1回しか着てない(笑)」ーーちなみに、メンバーでチームを組んだら、お互いどのポジションを任せたいですか?知念「宏太は、攻めにいくっていうより、中盤でチームのバランスをとってほしいタイプかな」薮「そうだね。実際、中盤でパス回すのが好きだし。ふだんから、グループのみんなを見守る立場だしね(笑)。知念は、身体能力を生かしたワントップ!どんな難しいパスが来てもゴールを決めてほしい」知念「わかった(笑)。頑張るよ!」薮「それと、得点を決めたら絶対バク転ね!」知念「サッカーは、ゴールパフォーマンスも見どころだからね(笑)」ーー最後に、サッカー初心者の読者に向けて、観戦を楽しむための極意をお願いします!知念「プレーを見て、純粋に『すごいな』って感じるチームとか選手がいると思うんだ。そこから少しずつ興味を持ってもらえたらいいんじゃないかな」薮「行ってみたい国とか、好きなブランドの発祥地でもいいしね。チームも選手も、自分の「推し」を見つければ、すごく楽しめると思う!」
2021年06月18日Hey! Say! JUMP伊野尾慧が、連ドラ単独初主演となる『WOWOW×東海テレビ共同製作連続ドラマ 准教授・高槻彰良の推察』で、King & Princeの神宮寺勇太と共演を果たすことが分かった。この度、ふたりの姿を収めたビジュアルが公開。また、両キャストと原作者のコメントもあわせて発表された。『准教授・高槻彰良の推察』Season1は、東海テレビ・フジテレビ系全国ネット オトナの土ドラにて、全8話が8月7日(土)〜9月25日(土)毎週土曜日に放送。Season2がWOWOW プライム、WOWOW オンデマンドにて10月に放送・配信される。澤村御影の小説を原作とした本作は、”異能“を持った准教授と“孤独”を抱えた少年の目線を通じて、“人とつながること”の大切さを描いたヒューマンミステリー。Season1では、1話完結の物語が展開し、「コックリさん」や「不幸の手紙」など、誰もが耳にしたことがある怪異現象や都市伝説にまつわる事件と、その裏に隠された孤独と救済を描くことで、人と人のつながりがもたらす希望を描く。人並外れた記憶能力を持つクールでオトナな民俗学准教授・高槻彰良を伊野尾が、その“バディ”となる、嘘を見抜く能力を持った大学生・深町尚哉を神宮寺が演じる。伊野尾、神宮寺、原作者、プロデューサーのコメントは以下の通り。伊野尾慧 コメント連続ドラマで初の単独主演という依頼に、すごく驚きました。皆さんに愛して頂ける作品になるように頑張りたいと思います。僕が演じる高槻彰良が、いろんな事件を解決していくのですが、単純に推理するというより、心の中というか、人の気持ちをひも解きながら解決に導いていくので、すごく難しい役だと思います。監督さんやプロデューサーさんの思いを聞きながら、キャラクターを作っていきたいです。神宮寺くんとは、これまであまり話す機会がなかったので、ドラマの仕事でガッツリ組むことができて楽しみです。 天然なのかなと勝手に思っていますが、これだけ長期間ひとつの作品に向き合ったら、自然と仲良くなるんじゃないかなと思っています。まだまだ大変な世の中で、ここ1年2年で寂しい思いや辛い思いをした方々が、沢山いらっしゃると思います。 でも解釈の仕方でポジティブになれることもあると思います。このドラマを見て“こういう解釈の仕方もあるんだ”とか、“こんなことで悩んでいるけれど、こういう風に解釈したら頑張れるかもしれない、心が楽になるかもしれない”など参考にして頂けたらいいなと思います。ドラマを見てホっとして、リフレッシュして頂ける、素敵な作品になるよう頑張ります!神宮寺勇太 コメント飛び跳ねるくらいにうれしくて、早く台本を頂けないかなとワクワクしていました。尚哉は、特殊な能力を持っていて、ナイーブな感情の持ち主なので、繊細に表現することを意識して臨みたいと思います。セリフに込められた尚哉の気持ちなどを深く考え、ひとつひとつの尚哉の感情を大切にしながら、芝居を楽しみたいと思っています。伊野尾くんは、人見知りなのかなと思っていたのですが、僕の方が人見知りしていたんじゃないかと思うぐらい、すごく話しかけてくれます。もっと会話がはずみ、会話のキャッチボールがパンパンできるように、そういった面も伊野 尾くんから学びたいなと思いました。長い期間撮影させて頂くので、仲良くなれるのを楽しみにしています。ドラマはミステリーですが、人とのつながりも描いた作品です。本当にいまは大変な時期で、心に何かモヤモヤし たものを持って、過ごしている方も多いと思います。尚哉も心の中に大きなものを抱えていますが、高槻准教授に 出会ったことで、人生が変わっていきます。このドラマを見て、皆さんのモヤモヤが晴れて、少しでもハッピーな気 持ちに、そして明日の活力になったらいいなと思っています。がんばります!原作 澤村御影 コメント『准教授・高槻彰良の推察』は、ありとあらゆる巡り合わせが良い作品です。担当編集に恵まれ、イラストレーター(鈴木次郎)さんに恵まれ、デザイナーさんに恵まれ、漫画家さんに恵まれ、読者様に恵まれ、本当に多くの方に愛していただ いて、大人気シリーズと呼ばれるほどにまでなることができました。でも、まさかドラマ化の運まで引き寄せるとは、 正直な話、全く思っていませんでした。最初に“ドラマ化の話がきています”と言われたときには、きっと実現しないんだろうなと思って“わかりました、一旦忘れます!”と元気よく返したくらいです(笑)。それなのに、気がついたら凄い方々でキャスティングが決まり、シリーズ構成案や脚本が届き、半分くらいしか実感のないままそれらをチェックする日々が始まり......ようやく8割ほどの実感を得たのが、完成稿の脚本の1ページめに原作として自分の名前を見たときでした。うわあ、本当 にドラマになるんですね!あらためてびっくりです!きっと初回放送日には、私の実感も十割に達するのではないかと思います。どうかドラマも多くの方に愛していただけますように。きっと良いものになると信じております。WOWOW 高江洲義貴 コメント・キャスティングについて「准教授・高槻彰良の推察」はタイトルの通り、主人公である高槻彰良のキャスティングが何よりも重要でした。クールで大人な雰囲気の高槻ですが、彼の心の根底にはやさしさや思いやりがあります。伊野尾さんの普段のお姿を拝見するに、高槻役にとって何よりも必要なそのやさしさや思いやりを強く感じることができたので、今回オファーさせていただきました。一見、これまでの伊野尾さんの持つパブリックイメージとは違う役ですが、伊野尾さんでしか表現できなかった“高槻彰良”となっております。神宮寺さんも普段のイメージとは真逆の役に挑戦してもらっています。あの King & Prince に地味で誰とも心を通わせないで良いと思っている青年を演じてもらっているのです。ただ、ご安心ください。神宮寺さんはその孤独感や変化をとても繊細に演じています。撮影現場ではこの二人のお芝居の化学変化が何度も起きています。早く皆様にお届けして、この喜びを共有したいです!放送まで、楽しみにお待ちください。・作品について今回で3度目となる東海テレビさんとの共同製作。その題材をどうするか、いろいろと原作を探している中で出会ったのが本作「准教授・高槻彰良の推察」でした。“呪いの藁人形”や“コックリさん”、“神隠し”、“天狗”など、誰しもが一度は興味を抱いたことのある“都市伝説”や“怪談話”や“妖怪”のエピソードが随所にちりばめられ、その雑学を知れるだけでも面白いのに、主役の高槻彰良、深町尚哉はもちろんのこと多くの魅力あるキャラクターが作品を彩っており、さらには高槻自身の“謎”に引き付けられ一挙に当時出ていた分のシリーズを読破して、思いました。これはドラマ化したいと。今こうして実現に至れたことは、原作の澤村先生含め、多くの関係者の皆様のおかげで、感謝しかありません。視聴者の皆様には、夏の夜中にちょっぴり怖くて、ほっこりできて、少し知識が増えて、ワクワクできる民俗学ミステリードラマを楽しんでいただければと思います。東海テレビ 松本圭右 コメント・キャスティングについて今回、伊野尾さん、神宮寺さんとご一緒するにあたり、最初にお願いしたことは「これまでのお二人のイメージを超越したい!」ということ。このドラマ自体が「現象」をどう「解釈」するか、が軸になっているのですが、だからこそ、伊野尾さん、神宮寺さんに対するこれまでの世間からの「解釈」を変えてみたい!と思ってしまいました。とは言え、どう「解釈」されているかは十人十色、玉虫色です。ならば、ご自身が新しいと思うことをやってもらうしかない、と脚本づくりでも現場でもお二人に挑戦状をたたきつけるつもりで作品作りに邁進させてもらっています。伊野尾さんには「オトナ」「クール」というキーワード、神宮寺さんには「孤独」「地味」というキーワードからスタートしましたが、そんなキーワードすら超越するような新しい顔が次々と現場で生まれておりますので、新しいお二人の一面をぜひ楽しみにして頂ければと思います。・作品について原作は澤村御影さんの人気「民俗学ミステリーシリーズ」です。「民俗学」って聞きなれない学問だと敬遠されるかもしれませんが、実はめちゃくちゃ面白い学問です。コックリさんは実は科学的に解明できる! 不幸の手紙の始まりは実は幸福の手紙だった!? など聞けば「へえ」となり、思わず誰かに話したくなるような雑学満載、知って得する1時間になっています。「准教授・高槻彰良の推察」はWOWOWさんと組ませて頂く共同製作ドラマとしては第三弾となります。「犯罪症候群」「ミラー・ツインズ」とオトナの土ドラだけでは出来ない重厚な世界観をWOWOWさんと組むことで成し遂げてきましたが、今回はそこにさらに「その女、ジルバ」「最高のオバハン」で新たに切り開いた土ドラ流の人生への後押しとなる「やさしさ」を加味してみました。これまでの共同製作とはまた違った味わいもお届けできると思いますので、ぜひご覧ください。『WOWOW×東海テレビ共同製作連続ドラマ 准教授・高槻彰良の推察』Season1:東海テレビ・フジテレビ系全国ネット オトナの土ドラ8月7日(土)〜9月25日(土)全8話毎週土曜日23時40分〜24時35分Season2:WOWOW プライム、WOWOW オンデマンド10月〜放送・配信予定※放送日時は後日発表
2021年06月17日「Hey! Say! JUMP」伊野尾慧が連ドラ単独初主演、「King & Prince」の神宮寺勇太と“完全記憶能力”を持つ准教授と“嘘が分かる”大学生を演じる謎解きミステリー「WOWOW×東海テレビ共同製作連続ドラマ准教授・高槻彰良の推察」が、地上波オトナの土ドラ枠とWOWOWにて放送・配信されることが決定した。8年前。楽しみにしていた村祭りを、発熱により棒に振ってしまった少年。ふと夜中に目を覚ますと外からはまだ祭りの音が。少年は見つかって怒られぬようお面をつけると家を抜け出し祭りに紛れ込む。青い怪しげな提灯明かりの中、誰もがお面をつけている――それは人が立ち入ってはいけない人外の者たちの祭りだった。その日以来、人の嘘が分かるようになってしまった大学生・深町尚哉(神宮寺勇太)。人が嘘をつくと、その声がゆがみ奇妙な音になって聞こえてしまうのだ。そのたびに、人の業に押しつぶされそうになる尚哉。他者との繋がりを避け、ひとり孤独を抱え生きていたが、そんな中、何となく受講した「民俗学ll」の准教授・高槻彰良(伊野尾慧)に尚哉は興味を持つ。高槻の言葉にだけは“ウソ”が全くなく、その声は心地よく耳に届いたのだ。見たものを全て瞬時に記憶できる完全記憶能力を持ち、世の中の怪異現象にしか興味のない高槻。そんなある日、近所の小学校で「コックリさん」を巡る怪異事件が起きる。尚哉はなぜか助手として高槻と共にその謎を追うことになり――。原作は2018年、KADOKAWAから第1巻が出版され、シリーズ化している人気作。2020年にはコミカライズもされている。怪異ミステリーの形を取りながら描かれているのは現代人が抱えている「孤独」。「使命感」「疎外感」「執着」「逃避」…様々な理由により孤独になっていく人たち――。しかし、物事の「解釈」の仕方を変えれば、世の中の見え方も少しずつ変わっていくはず。“異能”を持ち、やさしさで人と接する主人公・高槻は、登場人物たちが抱えた「孤独」を解釈の仕方1つで柔らかく救っていく。そして、そんな高槻とともに行動していくことで尚哉もまた、自身が抱える「孤独」と向き合うようになり、その先にある希望に手を伸ばすように。Season1では、それぞれのエピソードを1話完結の物語として展開。「コックリさん」や「不幸の手紙」など、誰もが耳にしたことがある怪異現象や都市伝説にまつわる事件の裏に隠された誰かの孤独とその救済を描くことで、人と人のつながりがもたらす希望を描き、重厚な人間ドラマを作り上げる。主演の伊野尾慧は連ドラ単独初主演、“クールでオトナ”なキャラに完全記憶能力を持った大学准教授・高槻彰良役に挑戦する伊野尾さん。「隣のハナシ」という様々な怪異現象や都市伝説を募ったサイトを運営しており、そこに持ち込まれる不思議な事件の解決に乗り出す、というキャラクター。連ドラ主演は「A.B.C-Z」戸塚祥太とW主演だった「トーキョーエイリアンブラザーズ」以来3年ぶり、単独主演は初となる。34歳と実年齢(30歳)より上の設定で、しかも教職ということで、いままでにない大人の雰囲気の演技に挑戦する。コメント抜粋連続ドラマで初の単独主演という依頼に、すごく驚きました。皆さんに愛して頂ける作品になるように頑張りたいと思います。僕が演じる高槻彰良が、いろんな事件を解決していくのですが、単純に推理するというより、心の中というか、人の気持ちをひも解きながら解決に導いていくのですごく難しい役だと思います。監督さんやプロデューサーさんの思いを聞きながら、キャラクターを作っていきたいです。神宮寺くんとは、これまであまり話す機会がなかったので、ドラマの仕事でガッツリ組むことができて楽しみです。天然なのかなと勝手に思っていますが、これだけ長期間1つの作品に向き合ったら、自然と仲良くなるんじゃないかなと思っています。3年ぶりのドラマ出演、神宮寺勇太も新境地開拓!キラキラ封印の大学生に一方、伊野尾さん演じる高槻とバディを組むことになる地味な大学生・深町尚哉を演じる神宮寺さんは3年ぶりの連ドラ出演。今回は怪異を経験し、“嘘”が分かるようになってしまったために“孤独”を抱える青年に挑戦。常にイヤホンをして人の声を遮断し、他人に対しては踏み込まず、踏み込ませない距離感で接する。普段のキラキラオーラを封印した神宮寺の姿に、現場では「尚哉にしか見えない」との声も多く上がっている。コメント抜粋飛び跳ねるくらいにうれしくて、早く台本を頂けないかなとワクワクしていました。尚哉は、特殊な能力を持っていて、ナイーブな感情の持ち主なので、繊細に表現することを意識して臨みたいと思います。セリフに込められた尚哉の気持ちなどを深く考え、一つ一つの尚哉の感情を大切にしながら、芝居を楽しみたいと思っています。伊野尾くんは、人見知りなのかなと思っていたのですが、僕の方が人見知りしていたんじゃないかと思うぐらい、すごく話しかけてくれます。もっと会話がはずみ、会話のキャッチボールがパンパンできるように、そういった面も伊野尾くんから学びたいなと思いました。長い期間撮影させて頂くので、仲良くなれるのを楽しみにしています。原作者・澤村御影 コメント「准教授・高槻彰良の推察」は、ありとあらゆる巡り合わせが良い作品です。担当編集に恵まれ、イラストレーターさんに恵まれ、デザイナーさんに恵まれ、漫画家さんに恵まれ、読者様に恵まれ、本当に多くの方に愛していただいて、「大人気シリーズ」と呼ばれるほどにまでなることができました。でも、まさかドラマ化の運まで引き寄せるとは、正直な話、全く思っていませんでした。最初に「ドラマ化の話がきています」と言われたときには、きっと実現しないんだろうなと思って「わかりました、一旦忘れます!」と元気よく返したくらいです(笑)。それなのに、気がついたら凄い方々でキャスティングが決まり、シリーズ構成案や脚本が届き、半分くらいしか実感のないままそれらをチェックする日々が始まり......ようやく八割ほどの実感を得たのが、完成稿の脚本の一ページめに原作として自分の名前を見たときでした。うわあ、本当にドラマになるんですね! あらためてびっくりです!きっと初回放送日には、私の実感も十割に達するのではないかと思います。どうかドラマも多くの方に愛していただけますように。きっと良いものになると信じております。(text:cinemacafe.net)
2021年06月17日アイドルグループ・Hey! Say! JUMPの伊野尾慧、有岡大貴が、28日発売のファッション誌『with』(講談社)特別版の表紙に登場する。同誌で2015年10月から「Boys,be……!」を連載中の有岡と伊野尾。昨年5月に発売された2人の初表紙号は、情報解禁後に予約が殺到。発売後まもなく完売し、大きな話題となった。ちょうど1年ぶりに表紙を飾る今号、撮影当日も本人たちはまったくいつも通りのナチュラルムード。力むことなく、時折お昼ごはんのメニューを当て合いしながら、2人らしい空気感で撮影に挑んだ。デビュー以前から長い時間を共に過ごしてきた有岡と伊野尾の撮影はいつも、互いの距離感やポーズなど細かなリクエストが不要なくらいに呼吸があった絶妙なもの。今回のカバー撮影でも、有岡のアゴを伊野尾がお茶目に支えるポーズをとったり、同じタイミングでおどけた表情を見せたりしながら、名コンビぶりを発揮していた。また、今回は「Boys,be……!」の超拡大版として12ページの特集も収録される。「ふたり時間」をテーマに、有岡と伊野尾が訪れたのは豊かな自然が残る都内のあるエリア。風情ある旅館でつかの間の“くつろぎタイム”をチャーミングに楽しむ様子を、たっぷりの写真とインタビューで追ったスペシャル企画だ。とにかく頭の回転が速く、常にエンタメ度バツグンな2人。旅館での撮影中も、「KEI&DAIKIワールド」全開。お風呂で、卓球場で、客室で……あらゆるシーンで軽妙なやりとりが交わされ、2人の笑い声が響いていた。お風呂上がりにご機嫌で登場した2人は、浴衣に重ねる丹前をすすめられ「丹前! 丹前!」と元気に連呼。伊野尾が「丹前! 着物友禅!」とアレンジを始めると、すかさず「違うのよ、いのちゃん。着物友禅じゃないのよ」と有岡が応じたり、ひとたびマッサージチェアに座れば美容室での1シーンのようなマッサージを伊野尾が始めたり。単に「同じグループに所属しているコンビ」という言葉だけでは表現しきれない、彼らのスペシャルな関係性を感じられる。また、インタビューも大充実。互いの攻略法やジャニーズJr.時代のことなど、読者からの多岐にわたる鋭い質問の数々に向き合った。伊野尾と有岡ならではの“思わずニヤリとしてしまう“名アンサー”も必見だ。さらに、超ロングインタビューも。個人の活動も充実する2人は、有岡が4月の配信ライブで演出を手掛けたり、伊野尾が新しい楽曲「#502」でプロデュースに関わったり、とグループの中でのあり方も新たなステージへ。このインタビューのなかで見せた真摯な姿も、読者の心に深く触れるはず。さらには、先日発売されたHey! Say! JUMPのニューシングル「ネガティブファイター」(5月12日発売)の収録楽曲をふたりが解説するという「全曲解説」も掲載される。
2021年05月26日アイドルグループ・Hey! Say! JUMPの最新シングル「ネガティブファイター」が、18日発表の「オリコン週間シングルランキング」で21.5万枚を売り上げ、初登場1位に輝いた(オリコン調べ・集計期間5月10日~16日)。前作「Your Song」の初週売上21.0万枚を上回って獲得した1位は、2007年11月26日付でのデビューシングル「Ultra Music Power」から29作連続。KAT-TUNと並び歴代2位タイだった「デビュー(1st)からのシングル連続1位獲得作品数」は、KinKi Kidsの42作に次ぐ歴代単独2位に。また、25thシングル「ファンファーレ!」から5作連続の初週売上20万枚超えを記録した。「ネガティブファイター」は、メンバーの有岡大貴が単独初主演を務める日本テレビのドラマ『探偵☆星鴨』(毎週月曜24:59~)の主題歌。マッスルダンスが見どころの「最強のネガティブ讃歌」となっている。
2021年05月18日嵐の櫻井翔、相葉雅紀、Hey! Say! JUMPの山田涼介、Snow Manの阿部亮平、目黒蓮が出演するアサヒ飲料「三ツ矢サイダー」の新CM「最強の夏サイダー」編が、18日より放送される。今回のCMは、「今年の夏こそ、思いっきり楽しみたい!」と意気込む相葉が考えた「最強の夏サイダー」のシチュエーションを、櫻井、山田、阿部、目黒とともに実現していくというストーリー。櫻井が考えた「最強の春サイダー」を実現する前作の続編で、カラフルな魚たちが周囲を泳ぎ、海水越しに届く太陽の光が優しく揺らめく海底の部屋のなか、サイダーを楽しむ5人の笑顔がはじける内容になっている。CM撮影では、同じ事務所の先輩とのCM初共演に、撮影セットの中に入ってからも少々緊張気味の阿部と目黒。すると、相葉がそんな2人のもとへ近づいていき、「相葉です!」と突然の自己紹介。阿部と目黒は「知ってます!」と思わず声を揃えた。この微笑ましいやり取りを皮切りに、スタジオ内は笑い声があふれ、和やかな雰囲気の中で撮影は進んだ。また、撮影終了後、この5人で「三ツ矢サイダーを飲んだらおいしいだろうな」というシチュエーションについて聞かれると、目黒が「冬にこたつに入りながら、みかんを食べてサイダー飲むのが好きなんです」と答え、すかさず櫻井と相葉からは「これ夏のサイダー(のCM)だよ!」「(全員半袖姿の)格好見てよ!」とすかさずツッコミが。続く阿部は、「5人いるので、海に行って(2対2で)ビーチバレーをしたいですね、一人は審判!」と夏にぴったりな答え。山田からの「(トップレベルで難しい)Snow Manの振付を5人でゴリゴリに踊った後、疲れ切った時にサイダーを飲むってどうですか?」という提案に、櫻井と相葉は「僕たち(今は)ゆったりとやっているしね」と口を揃え、相葉の「花鳥風月を愛でながらサイダーっていうのも合うんじゃない?」に全員が納得した。最後に櫻井が、「やっぱり山田くんの家で、みんなで飲みたいね」と回答。そして「(山田自宅の)郵便番号教えて」と切り出すと、山田は「(カメラの前で言うのは)無理です!」と即答する。さらに、相葉が「じゃあ、電話番号でいいよ!」と続き、5人で大爆笑となった。
2021年05月18日Hey! Say! JUMPの知念侑李が単独初主演を務める新作舞台、そこそこ本格ミステリ 「照くん、カミってる!~宇曾月家の一族殺人事件~」の東京公演が5月12日に開幕。併せて、演出を務める河原雅彦と知念侑李のコメント、舞台写真が到着した。本作は演劇界の奇才・河原と気鋭の脚本家・須貝英のタッグを組んだ、シリアスでありながらコメディ要素もある本格的な推理が盛り込まれた“コメディミステリ”という新ジャンルの舞台となる。本格的なストレートプレイに初挑戦となる知念の、“極度のめんどくさがり屋な探偵”というかなりクセの強いキャラクターにも注目だ。さらに、共演には岡本夏美、玉置孝匡、川久保拓司、長井短、永井若葉、シューレスジョー、カイル・カード、山本圭祐、中山祐一朗、伊藤正之、近江谷太朗、広岡由里子と、若手からベテランまで、河原が信頼を寄せるメンバーも集結。昨年公演中止が決定した際には、すでに稽古は中盤に差しかかっており、開幕を迎えられなかったことがキャスト、スタッフ全員の心残りであった。今回は一部公演がやむを得ず中止になるも、悲願の上演を迎えることができた本作が届ける舞台に引き続き期待してほしい。■演出:河原雅彦去年は延期になってしまい、今回も数公演中止になってしまったけど、おかげさまで(苦笑)たくさん稽古ができたので万全の状態です。早く観ていただきたかったので無事に幕が開けられてまずはホッとしています。公演がどうなるかわからない状態で準備を進めなくてはいけないのはしんどい部分もありましたけど、誰もそういった雰囲気を出さずにいい空気感のままで、今回のカンパニーにはとても感謝しています。あまり舞台に慣れていないはずの知念君も、初々しさはそのままに、求められたことをことごとくクリアしていってくれるので、ちっとも手がかからないすごくできる子でした!主人公の照くんは、まだ世界のどこにもない、舞台ならではのケレン味を持ったオリジナリティ溢れる若き探偵。バディを組む相方との関係もなかなかに斬新なので、そのへんも注目してもらえると。ま、なにせ「そこそこ本格ミステリ」という冠に恥じない、主にゆるーくて、時々スリリングな面白い作品が生み出せたと思っています。個人的に、企画の立ち上げから連ドラ化を視野に入れてますので。いつか夢が叶うといいんですけど。このご時世で、緊張した状態で観劇される方も多いと聞きましたが、せっかくの機会ですので、肩の力を抜いて、目一杯楽しんでもらえたら。演目の性質上、ずっと真顔で観られてると、キャストもめちゃめちゃやりづらいですから(笑)■主演:知念侑李ゲネプロまで来れたという安心と、幕が開くことの嬉しさを感じています。稽古場では、時間が空いた時にキャストみんなで年甲斐もなく遊んだりもして、楽しい稽古場でした。いろんな方から“リーダー”と呼ばれている河原さん。稽古場でみんなの士気を高めてくれて、さすが“リーダー”でした!舞台の登場人物にまともな人が誰一人としていなくて、とんでもないキャラクターばかりが出てくるのでぜひ注目して欲しいです。でも、シリアスなシーンもちゃんとあるので、そのギャップや空気感も楽しんでいただけたら。このご時世ではありますが、劇場の中では現実を忘れて、気軽に、好き勝手に楽しんで欲しいです。そうしてくれないと、僕たち泣いちゃうので(笑)。【公演概要】そこそこ本格ミステリ 『照くん、カミってる!~宇曾月家の一族殺人事件~』作:須貝英 / 演出:河原雅彦出演:知念侑李/岡本夏美 玉置孝匡 川久保拓司 長井 短 永井若葉 シューレスジョーカイル・カード 山本圭祐 中山祐一朗 伊藤正之/近江谷太朗 広岡由里子公式サイト: 主催・企画製作:東京グローブ座●東京公演公演期間:2021年5月12日(水)~23 日(日)会場:東京グローブ座チケット料金:S席 9,000円 / A席 8,000円 / B席 6,000円(全席指定・税込)※未就学児童入場不可 ※営利目的の転売禁止お問合せ:東京グローブ座 03-3366-4020※全公演中止●大阪公演公演期間:2021年5月28日(金)~30 日(日)会場:梅田芸術劇場 シアター・ドラマシティ
2021年05月13日