鈴木亮平主演で話題を呼んだTBS日曜劇場「TOKYO MER~走る緊急救命室~」が、Disney+(ディズニープラス)の新ブランド「スター」にて10月27日(水)より配信決定。日本のドラマとして初めてディズニーが世界配信を行うことになり、今後も継続的に同様の取り組みが行われることになった。「TOKYO MER~走る緊急救命室~」は、最新の医療機器とオペ室を搭載した走る手術室“ERカー”で事故・災害・事件現場に駆けつけ、重症患者を救い出す最強の“救命救急チーム”の姿を描いた医療ヒューマンドラマ。「TOKYO MER」の使命は、“一人も死者を出さないこと”。鈴木さん演じる主人公の喜多見幸太は、「待っているだけじゃ、救えない命がある」という強い信念で、どんなに危険な現場でも瀕死の患者のもとへ向かい、自らの命の危険を顧みず勇猛果敢に突き進む。罠を仕掛けてMERの解体を目論む厚生労働省、その密命を背負った厚労省官僚で医師でもある音羽(賀来賢人)MERの活躍で支持を伸ばし、女性初の総理の座を狙う都知事の赤塚(石田ゆり子)ら、様々な人間の思いも命を救う現場の裏側で交錯し、話題となった。鈴木さんは「『TOKYO MER~走る緊急救命室~』がディズニープラスのスターで配信されると聞き、大好きな『アベンジャーズ』や『トイ・ストーリー』などの作品と並べることをとてもうれしく思っています。この作品が、今後、世界に配信されより多くの方にご覧いただけることに期待が膨らみ、ワクワクしています」と喜びのコメント。TBSテレビ総合編成本部DXビジネス局長・中谷弥生氏は「日本国内の放送や配信で大変ご好評いただいた作品なので、グローバル市場で1人でも多くの皆さんにご覧いただきたい」と語り、「TBSは成長戦略として、世界のマーケットへの進出・拡大を掲げており、今後もTBSグループのコンテンツを世界の皆様に届け、世界コンテンツと切磋琢磨していきたい」とコメント。ディズニープラスは、ディズニーがグローバルで展開する動画配信サービス。ディズニー、ピクサー、マーベル、スター・ウォーズ、ナショナル ジオグラフィックの名作・話題作に加え、10月27日からは、新たなコンテンツ・ブランド「スター」が追加され、大人が楽しめるドラマや映画、オリジナル作品、そして日本のコンテンツと、今後1万6,000を超える膨大なコンテンツがラインアップに加わる。日曜劇場「TOKYO MER~走る緊急救命室~」はディズニープラス「スター」にて10月27日(水)より配信開始。(text:cinemacafe.net)
2021年09月29日Twitterを中心に注目ドラマの感想を独自の視点でつづり人気を博している、かな(@kanadorama)さん。2021年夏スタートのテレビドラマ『TOKYO MER』の見どころを連載していきます。俳優・鈴木亮平には『はまり役』は、存在しないのでは……と個人的には思う。個人的な話で恐縮だが、筆者は鹿児島出身である。幕末の大河ドラマでは薩摩弁をよく耳にする。誰が薩摩の人物を演じるにしても、馴染みのない方言で演じる困難さを少しでも想像すれば、たとえ地元の人間の耳に多少の違和感があるのだとしても、難解な方言で演じてもらうことには常に感謝の気持ちしかない。大河ドラマ『西郷どん』(NHK)で鈴木亮平が西郷隆盛を演じた時、彼の薩摩弁は最初から抜群に上手かった。最初のころは毎週上手いなあと感動していた。しかし中盤にさしかかったとき、ふと「上手いなあ」と思わなくなったことに気が付いて慄然(りつぜん)とした。それは、もう地元の人間の耳で聞いても、上手い下手を評する引っ掛かりすらないくらい、その薩摩弁はごく自然になっていたためだ。鈴木亮平は、そんな役者である。どんな役もとことん研究し、努力し、書かれていない部分を想像して埋め、猛烈に引き寄せてその人生を描き出す。どんな役にも等しく誠意を尽くす。だから見ていて、特定のはまり役というよりも、常に鈴木亮平の身体を通した誰かの人生が、実際にそこにあるという感覚なのである。チームの柱を失ったMERそんな鈴木亮平が辣腕(らつわん)の救命救急医を演じたテレビドラマ『TOKYO MER』(TBS系)が大好評のうちに最終回を迎えた。前回、自らが過去に治療したテロリストのエリオット椿(城田優)から、ただ1人の家族である妹を殺されて、絶望に突き落とされ、救命医療への熱意も失ったMERチーフの喜多見。MERを存続させるべく官僚と医師の顔を使い分けて奔走してきた医系技官の音羽尚(賀来賢人)も、政治の駆け引きに巻き取られて身動きが取れない。MERを設立し、支援してきた都知事の赤塚梓(石田ゆり子)は依然重篤な病状で、政治家のキャリアどころか生命の危機に瀕している。四面楚歌の中、椿が都内の数カ所で爆弾テロを実行し大きな被害が続出する。喜多見と音羽、MERの2本柱が動けない中、残されたMERスタッフは喜多見の信念を引き継ぐように現場に出動し、苦戦しつつも不在の2人を待ち救命治療にあたる。序盤の2話まで「無理にプロジェクトに連れてこられた不満たらたらの新人」だった弦巻比奈(中条あやみ)が、喜多見の教えのままに力強く自分の意思で現場に出ていく場面は、改めて胸の熱くなる場面である。極限の危機の中で、これまで赤塚の政敵だった厚労大臣の白金眞理子(渡辺真紀子)が、瀕死の赤塚との対話でMER支援に転じる。女性初の総理を争う政敵としての立場を脱ぎ捨て互いに1人の人間として対話した時、白金もまた国民全体の安全と幸福を願うタフな信念の政治家であると明かされる。物語全体を通しての白金と赤塚の対比が面白く、どちらも同様に決断力・指導力ともに申し分ないが、柔らかくフェミニンな魅力で人を引き込む赤塚と、それをずっと苦く眺めていたであろう硬派の白金という関係性が伺えるのが興味深い。医療従事者の激務に対しての最大の敬意を感じるシーン最終審査会(という名の吊し上げ)の弁明で、音羽はMERの救急のありようをヒーローなどではないと語る。他の誰とも同じ、医療従事者が目の前の患者を救いたいだけで必死にやっていることだと。これこそ、今のコロナ禍での医療従事者の激務に対しての最大の敬意であると思う。彼らは特別な人ではない。「元々そういうことに向いてる人たち」「それが当たり前にできる人たち」ではない。私たちと同じ痛み、生活の苦しみ、喜怒哀楽があり、その延長上で学び研鑽(けんさん)を積み、必死に治療にあたっているのだという提起である。そして過去の救命医療が遠因で妹を失い、絶望の淵にあった喜多見は苦闘するMERチームのためにもう一度立ち上がる。何かで深く傷ついて内在していた動機を見失い、心の火が消えた時、それを自分で付け直すのは難しい。だが、時に外にある『かたち』が、過去に自分が残してきた人脈や仕事が消えた火をつけてくれることがある。人を傷つけるのも人ならば、人を救いあげるのもまた人だ。物語の最後に喜多見とチームの面々は、銃撃で瀕死の重傷を負ったテロリストの椿を手術する決断をする。これまでMERが手術を行う時に常にあった高揚感のない、重苦しい救命だった。拍手でも歓喜でもなく、静かに涙を流して最後の手術は終わる。「目の前の命を見捨てたら俺は医者じゃなくなります。俺たちはMERじゃなくなります」妹を殺した相手を救命し、淡々と語る喜多見の言葉には人が人の命を救うことの重みと哀しみが滲んでいた。勧善懲悪のヒーローではない、揺れ迷いながら生きる、1人の人間である医療従事者の物語だ。ストーリー、演出、演技、全てが見事な作品全体を通して、いつしか喜多見幸太という医師が実在するかのような気持ちになった。いつも温和で、競わず激せず仕事を遂行するリーダー像は、常に新鮮で魅力的だった。テレビドラマはエンターテイメントであり、リアリティだけを追求するわけではないが、それでも喜多見幸太という人間の魅力、喜多見を支えるMERチームの魅力は本物だったと思う。「お医者さん、看護師さんってかっこいいね」「麻酔科医のお医者さんってあんなに複雑なお仕事なんだ」「医療技師さんのサポート力すごいよね」この作品から得た私たちの憧れと敬意が、今も戦い続ける医療従事者の皆様への応援になることを願うばかりである。ドラマは、さらに先の未来まで描けそうなところでラストシーンとなった。叶うなら何らかの続編という形で、またトリアージタグを握って走る喜多見とMERの面々に再会できたら嬉しいと思う。オリジナル・ディレクターズカット版(第1話・最終話)は2021年9月27日(月)から動画配信サービス『Paravi』にて独占配信DVD&Blu-rayが2022年3月2日(水)発売決定過去のTOKYO MERドラマコラムはコチラから[文・構成/grape編集部]
2021年09月17日2021年7月からTBSで放送されているテレビドラマ、日曜劇場『TOKYO MER~走る緊急救命室~』。同年9月12日に最終回を迎えます。放送回を重ねるごとに、より注目を集めてきた『TOKYO MER~走る緊急救命室~』は、俳優の鈴木亮平さんが主演の本格救命医療ドラマです。約5か月にわたる撮影がすべて終了し、クランクアップを迎えました。最後のシーンを撮り終え、スタッフから花束を渡された鈴木亮平さんは、ハードな撮影を走り抜き、無事にクランクアップしたことに安どの表情を見せていたといいます。鈴木亮平さんは、「MERチームのみんなに支えられた」と撮影を振り返りました。【鈴木亮平さんコメント】日曜劇場という舞台で、初めての主演だったので僕がみんなを引っ張っていかないといけない。誰よりも自分に厳しく挑まなくてはと、初めはひとり肩に力が入っているような感じでした。ですが、振り返ってみると自分はMERチームのみんなに支えられ、神輿を担いでもらっていたんだとひしひしと感じますし、このメンバーでなければ『TOKYO MER』という作品は完成できなかったと思っています。今回、医師役を通じて、医療従事者の方々の魂と言いますか、本当にすごいものに触れさせて頂いたと強く感じています。この作品で僕たちは危険な現場にも飛び込んでいきましたが、現実の世界でも正体の見えないウイルスとの闘いの中で、医療従事者の方々がリスクを背負いながらも困っている人を助け、そしてそれを当然のように仕事としてやられているということに、言葉では言い表せないような尊敬を覚えました。今も過酷な現場で頑張っている人たちの姿を少しでも日本の皆さんに伝えることができたなら、本当にこの作品に携われてよかったなと思いますし、それがいま一番僕にとっての誇りです。ぜひ、今夜放送の最終話まで見届けて頂けたら幸いです。grapeでは、Twitterを中心に注目ドラマの感想を独自の視点でつづり人気を博している、かな(@kanadorama)さんによるコラムを連載してきました。最終回も、かなさんの目線で考察をしてくれます!TOKYO MERドラマコラムはコチラからまた、同月10日から開催されている『TBS Drama Car Festival』では、実際に撮影に使われていたERカーを間近で見ることができます。特別に運転席に乗せてもらい、ERカーの内部に潜入してきました!劇中では一瞬もしくは、まったく映らないこともあるERカー内部の細かいこだわりが気になる人はチェックしてみてくださいね!『TOKYO MER』のERカー実際に運転席に座ってみると…このボタンは?『TOKYO MER~走る緊急救命室~』の最終回は、9月12日15分拡大で21時から放送です!【最終話あらすじ】最愛の妹・喜多見涼香(佐藤栞里)を亡くし、失意のどん底にいた喜多見幸太(鈴木亮平)はMER脱退を告げる。一方、都知事の赤塚梓(石田ゆり子)は意識不明のまま生死の境をさまよっていた。そして、音羽尚(賀来賢人)は大物政治家・天沼夕源(桂文珍)に逆らえないまま、遂にMER解散が決定しようとしていた…。そんな中、エリオット・椿(城田優)による連続爆破テロで東京中が炎上! 多くの負傷者が出るが、喜多見も音羽も出動せず、ERカーの使用も禁じられてしまう! 最大のピンチを迎えたMERのメンバーたち。しかし、その時…喜多見の心を震わせる「言葉」が響いた。TOKYO MERの最後の出動の物語。[文・構成/grape編集部]
2021年09月12日2021年9月10日から金~土曜と祝日を含む11日間のみ開催される『TBS Drama Car Festival』。TBSで放送された『MIU404』『着飾る恋には理由があって』、そして7月から放送中の『TOKYO MER〜走る緊急救命室〜』3つのドラマに登場した車が展示されています。『TOKYO MER』『MIU404』『着飾る恋』人気ドラマの車が集結あの自転車も!?『TOKYO MER』のERカーに乗ってみた同年9月12日に最終回を迎える『TOKYO MER』の展示は、特に注目が高まっていました。展示されている車は、最新のオペ室が搭載されている大型車両『ERカー』。今回は特別に内部を見せてもらいました!実物のERカーを見て驚き!劇中では、徳丸(佐野勇斗さん)が運転をするERカー。さまざまな現場で何度も活躍してきましたよね。会場では小さな子供から大人まで、展示されているERカーの前で記念撮影をする姿が見られました。まず、実物を見ると、その大きさに驚きます。喜多見(鈴木亮平さん)がいつもきれいに洗車しているからか、ERカーはピカピカです!8話のラストシーンでは、音羽(賀来賢人さん)がERカーの上で洗車をしていました。きちんと、上に登れるように足をかけるところも付いているのですね!また、タイヤをよく見ると…。なんと、ホイールにも『TOKYO MER』の文字があります!ドラマでは見えないところですが、細かいところにまでこだわりがつまっていました。ERカーといえば、後ろの扉も特徴的ですよね。オペ室を備えているERカーには、『OPERATION』の文字もありました。扉を開くと、中にも『TOKYO MER』のロゴが登場!MERのメンバーがよく、腰をかけていたのを思い出す人もいるでしょう。ERカーの側面は誰でも見ることができます。『TOKYO MER』のロゴを、こんなにじっくりと見る機会はないかもしれませんね。ERカーの運転席で見つけたのは…特別に、ERカーの運転席に座らせてもらいました!(※特別に取材許可をいただいています)まず、ERカーの重い扉を開けて2段のステップに足をかけて運転席に座ります。運転席から外を見ると、かなり高さを感じました。運転席にあったのは、バスのような大きなハンドル!マニュアル式で大型のため、緊急走行をしながら事故を起こさないようするには、高い技術が必要そうです。運転席の右上にマイクを発見しました。どうやら無線もつながっているようです。いつでも緊急時に対応できるよう、ERカーにはさまざまな設備が整っていることが分かります。助手席には、冬木(小手伸也さん)が座っていることがありましたね。ここで、徳丸と冬木が喜多見の話を聞くシーンが印象に残っている人もいるかもしれません。また、ERカーの中にはさまざまなスイッチがありました。このボタンは、ERカーの後ろを開けるボタンでしょうか。『側面ステップ』や『後部ドアー』と書かれていました。緊急車両のERカーには、サイレンや警光灯といったスイッチも備わっているようです。劇中では一瞬、もしくは映らないこともあるERカーの内部。これまでの放送を見返して、運転席に注目するのも面白いかもしれません!2021年9月12日放送の最終回では、妹を亡くした喜多見が、MERの脱退を決意します。因縁のエリオット・椿(城田優さん)は、連続爆破テロを企て、東京中が炎上する一大危機に…!MERの最後の戦いが始まります。日曜劇場『TOKYO MER〜走る緊急救命室〜』の最終回は12日、日曜の21時から15分拡大で放送です!また、grapeでは、Twitterを中心に注目ドラマの感想を独自の視点でつづり人気を博している、かな(@kanadorama)さんによるコラムを連載しています。気になった人はチェックしてくださいね!TOKYO MERドラマコラムはコチラからTOKYO MERのグッズが発売中!『TBS Drama Car Festival』では、オリジナルグッズを販売しています。『TOKYO MER』のグッズもありますよ。【TOKYO MER】販売場所:カーフェス会場(9月10日~)■MER Tシャツ(新色グレー)3,300円(税込)■ERカー クリアファイル440円(税込)『TBS Drama Car Festival』は、2021年9月10~12日、17~20日、23~26日の11日間、東京・赤坂サカスで開催中。それ以外の日は展示されていないため、注意してくださいね。[文・構成/grape編集部]
2021年09月11日ドラマに欠かせない俳優や音楽。さらに、小道具やセットなど、ドラマはさまざまな素材が重なり合って完成します。車もその1つ。中でも、TBSで放送された『MIU404』『着飾る恋には理由があって』、そして7月から放送中の『TOKYO MER〜走る緊急救命室〜』の3つのドラマには、車が欠かせない存在でした。TBS Drama Car Festival東京にある複合施設『赤坂サカス』では2021年9月10日から『TBS Drama Car Festival』と題して、人気テレビドラマに登場した『3つの車』の展示が始まります。grapeではさっそく、展示初日に会場へ行ってみました!『TOKYO MER』ERカー2021年7月からTBSで放送されているテレビドラマ日曜劇場『TOKYO MER〜走る緊急救命室〜』。鈴木亮平さんを主演に、賀来賢人さんや中条あやみさんなど豪華俳優陣が出演する医療ドラマです。grapeでは、Twitterを中心に注目ドラマの感想を独自の視点でつづり人気を博している、かな(@kanadorama)さんによるコラムを連載してきました。TOKYO MERドラマコラムはコチラから『TBS Drama Car Festival』で展示されている車の中でもひときわ大きく目立つ存在だった、緊急車両のERカー。劇中では、ERカーの中で多くの命を救ってきました。時に、中で手術をする喜多見(鈴木亮平さん)たちを守ってくれたERカー。見るからに頑丈そうな車でした。さらに、タイヤのホイールを見ると…。こんなに細かいところまでこだわっていたのですね!回を増すごとに、注目度も高くなっていった『TOKYO MER』。日曜の夜には『TOKYO MER』に関連するワードがたくさんTwitterのトレンドワードに入るほどです。最終回では、妹を亡くした喜多見が、MERの脱退を決意します。因縁のエリオット・椿(城田優さん)は、連続爆破テロを企て、東京中が炎上する一大危機に…!MERの最後の戦いが始まります。『TOKYO MER〜走る緊急救命室〜』の最終回は9月12日、日曜の21時から15分拡大で放送。コラムもお楽しみに!もっとERカーの細かいところを見たい人はこちらの記事で紹介しています。『TOKYO MER』のERカー実際に運転席に座ってみると…このボタンは?『着飾る恋には理由があって』Fuji Bal号俳優の川口春奈さん主演の2021年春ドラマ『着飾る恋には理由があって』。価値観の違う人々がルームシェアをしてさまざまな恋を繰り広げる『うちキュンドラマ』として、人気を博しました。ドラマに登場したのは、横浜流星さん演じる藤野駿が店主を務めるキッチンカー『Fuji Bal(フジバル)号』です。Fuji Bal号は各地を巡るキャラバンを予定していましたが、新型コロナウイルス感染症の影響で中止が続いていました。見たかったけど見られなかったという人も、チャンスがあれば赤坂サカスで見ることができますよ!劇中そのままの状態で展示されているFuji Bal号。今にもこだわりのカレーを出してくれる藤野(横浜流星さん)が、キッチンから顔を出してくれそうです!『MIU404』まるごとメロンパン号2020年6月から9月まで放送されていた『MIU404』。俳優の綾野剛さんと星野源さんがダブル主演を務めました。ドラマは、瞬く間に話題となり放送終了から1年経っても多くのファンがいます。刑事部・機動捜査隊の第4機捜に召集された、志摩(星野源さん)と伊吹(綾野剛さん)。第1話から激しいカーチェイスの末、車を破壊してしまい、まるごとメロンパン号を相棒に捜査に向かいます。メロンパン号も、ドラマの放送終了後に全国各地を巡るキャラバンを実施。キャラバンでメロンパン号を見られなかったという人も、赤坂サカスで再び見られるチャンスがありますよ!最終回で大活躍した、志摩(星野源)の自転車も展示!ファンにはたまらない光景となりそうですね。さらに、キャラバン1周年を記念した限定グッズも販売されているので要チェックです!『TBS Drama Car Festival』は、2021年9月10~12日、17~20日、23~26日の11日間、東京・赤坂サカスで開催中。それ以外の日は展示されていないため、注意してくださいね。『TBS Drama Car Festival』オリジナルグッズ販売オリジナルグッズも発売中!それぞれ販売日や、販売箇所が異なる場合があるため、事前の確認をおすすめします。【TBS DRAMA CAR FESTIVALオリジナルグッズ】販売場所:カーフェス会場(9月10日~)、TBSショッピング通販(9月27日~)■保冷バッグ2,000円(税込)■車両ピンバッジ1,800円(税込)【MIU404 キャラバン1周年記念グッズ】販売場所:カーフェス会場(9月10日~)、TBSショッピング通販(9月17日~)■1周年ポリまるマスコットキーチェーン1,800円(税込)■1周年ポリまるクッション4,000円(税込)■1周年ポリまるアクリルチャーム付きボールペン850円(税込)■1周年ポリまるマグカップ2,000円(税込)■1周年ポリまる刺繍ハンドタオル800円(税込)■1周年ポリまるデニムポーチ2,000円(税込)■1周年ポリまるカレンダー800円(税込)【TOKYO MER】販売場所:カーフェス会場(9月10日~)■MER Tシャツ(新色グレー)3,300円(税込)■ERカー クリアファイル440円(税込)[文・構成/grape編集部]
2021年09月11日Twitterを中心に注目ドラマの感想を独自の視点でつづり人気を博している、かな(@kanadorama)さん。2021年夏スタートのテレビドラマ『TOKYO MER』の見どころを連載していきます。人生で恐ろしい不条理にみまわれる。仕方なかったとは思えない。しかし往々にしてその不条理の引き金は過去の自分のどこかから繋がっている。多分悪いのは自分ではない。でも、こんな行動をしなければ避けられたのではないかという余地がある。人を深く傷つけ、しかも傷をいつまでも化膿させるのはそんな「自分にも落ち度があったのではないか」という悔いだ。自分は100%悪くないと思えたら少しは救われるというのに。2021年の夏を走り抜け、好評を維持し最終章に入ったテレビドラマ『TOKYOMER』。最終章前編、予想だにしなかった過酷な展開が待っていた。厚労省の策略で逮捕歴が暴かれた上にテロリストの協力者である汚名を着せられてしまったMERチーフの喜多見。更にかつて喜多見が治療した国際テロリストのエリオット椿(城田優)は、恨みか友好的な感情なのか、不明瞭な動機で喜多見の周辺に出没している。そんな中、喜多見が待機している総合病院近くの医大に爆弾を仕掛けたと、椿から犯行声明が入る。駆けつけた喜多見と音羽尚(賀来賢人)の目前で爆発が起き、更に椿からは次の爆弾の予告と、建物内の医学生たちを人質として閉じ込めること、中に1人の内通者がおり逃亡は不可能であることが宣告された。喜多見はテロリスト関係者だと思われたまま、敵対心を剥き出しにする医大生の一切の協力を得られない状態で、音羽と2人で負傷者の治療に当たることになる。これまでも恵まれた環境で救命治療をしてきたとは言えないMERだが、今回は激しい敵意の中で、時に閉じ込められたり詰め寄られたりと、喜多見と音羽の治療は遅々として進まない。それでも喜多見は「俺は医者です。命を救うのが仕事です」と誠実な言葉だけを伝え、ひたすら治療を続ける。白眉は、学生たちが喜多見をテロリストだと思い込んで空室に閉じ込めた時、常に冷静な音羽が叫んだこの言葉だった。「喜多見チーフがいればこの人(瀕死の患者)を救える、下らない噂に振り回されていないで、あの人が何をするのかその目で見て判断しろ!」その言葉で解放された喜多見は、自分を閉じ込めた学生たちを責める言葉1つなく患者の元に駆け戻り、音羽と連携して当然のように治療の続きを始める。互いに信頼を語る言葉を掛け合うことなどなくても、バディとしてここまで来たと胸が熱くなる名場面である。そして、喜多見が学生たちに語りかけた言葉もまた、印象的だ。「俺たちは応援をされるためにやってるわけじゃない。どんな非難をされても構いません。だけど命を救うことには手を貸して欲しい」この言葉こそ、新型コロナウィルス感染症と泥沼の戦いを続ける今の社会の中で、価値観や利益関係の相違から時に激しい批判に晒されながらも、懸命に対策のための情報を発信し、声を上げ続けている医療従事者の言葉そのものなのだと思う。結果的に内通者は医学生の1人で、感染症を契機に経済的に逼迫(ひっぱく)して医大からの退学を余儀なくされ、その悲痛を椿につけ込まれたということが明かされる。若者たちの学びの場が奪われ、経済的な弱者に真っ先に皺寄せがいく。医療従事者を早く増やせと声高に言われても、あまりにもその土台は脆い。これもまた、このドラマがいくつも描き出すコロナ禍の社会の写し絵である。ここまでどんな現場でも死者を出さず乗り切っていたMERだが、今回のエピソードでそのジンクスは破られる。死者1名と無情に表記される名前は、チーフドクターである喜多見幸太の妹であり、離婚した今は唯一の家族の喜多見涼香(佐藤栞里)であった。テロリストと知らずに手渡されて、なんの疑いもなく兄に渡すべく持ち歩いていたその水筒には爆弾が仕込まれていた。人を疑わず、ただひたすらに兄の身を案じた結果の惨劇だった。どんな患者でも救ってきた辣腕の医者が、ただ1人の家族を救えない残酷を見せつけて最終章の前半は幕切れとなる。妹を死なせ、絶望に突き落とされる喜多見に追い討ちをかけるように、椿からかつて喜多見本人から妹の写真を見せられて顔を覚えていたこと、美しい理想論を語る喜多見にいつか世界の不条理を見せつけてやろうと思っていたと語られる。悪いのは椿であるのは間違いない。だが、しかし……。境界線なく、どんな思想信条でも、どんな人生の患者でも治療の手は差し伸べられるべきだという医療従事者の願いと、ただ暴力で人の心身を棄損することを介して支配し、それを秩序とするテロリストの暴論は正反対に見えて、いや正反対だからこそ背中合わせのようなものかもしれない。1年前に消毒液を詰めて思いやりとともに渡した水筒が、爆薬を詰められて返ってくるように。果たしてどんな状況、どんな人格の患者にもその場で可能な限りできる治療をという、MERの博愛は絶望の闇から再起するのか。次週ついに最終回である。TOKYO MER/TBS系で毎週日曜・夜9時~放送最終回は15分拡大過去のTOKYO MERドラマコラムはコチラから[文・構成/grape編集部]
2021年09月10日最終話に向けて、多くの作品がラストスパートを掛けている夏ドラマ。シネマカフェでは先月8月、「2021年好きな夏ドラマ&キャラクターは?」と題して、読者アンケートを実施。今回そのうち、“好きな夏ドラマ”を読者のコメントと共にランキングにしてご紹介。7月ごろから順次放送された今年の夏ドラマは、初回からスピード感がすごい「TOKYO MER~走る緊急救命室~」や「ボイスII 110緊急指令室」。青春群像医療ドラマ「Night Doctor」。「ハコヅメ ~たたかう!交番女子~」。人気シリーズ「緊急取調室」(第4シーズン)など、魅力的な作品ばかり。そんな中でまずは、シネマカフェ読者が選ぶ好きな夏ドラマ<第1位~第3位>を発表!第1位「彼女はキレイだった」「彼女はキレイだった」第10話より今期見事、第1位に選ばれたのは、中島健人(「Sexy Zone」)と小芝風花が初共演でW主演した、パク・ソジュン主演の韓国ドラマのリメイク版「彼女はキレイだった」。本作は、冴えない太っちょの少年からエリートになった長谷部宗介(中島さん)と、優等生の美少女から無職の大ピンチ女子になった佐藤愛(小芝さん)の“すれ違う初恋”の行方を描く胸キュンラブストーリー。主演2人のほかにも、赤楚衛二や佐久間由衣が登場し、“四角関係”を繰り広げる。今回シネマカフェ読者からは、本作について「キュンキュンしたり切なかったり笑えたり泣けたり、恋だけじゃなく友情に仕事に感情が忙しくて本当に面白い」「きゅんきゅんと面白いのバランスが最高」「内容が面白い。登場人物がみんな魅力的」といった意見が。さらには「原作の韓国ドラマとキャラクターが大好きなので」「韓国版ファンです。日本版も面白いです」「韓国ドラマ原作で、結末もストーリーも分かってるのに日本版として無駄なシーンがなくテンポ良く大事なエピソードが積み重なりハマって見ています」「原作をリスペクトしつつも日本のラブコメディにしっかりなっているところが最高です!」と、原作ファンにも好評の様子。第2位/医師として、人として成長していく…リアルでユーモラスな「Night Doctor」「ナイト・ドクター」第11話より続いて第2位は、波瑠が月9初主演を務める青春群像医療ドラマ「Night Doctor」がランクイン。本作は、救急医療の“働き方改革”として試験的に結成された、夜間勤務だけを専門に行う医療チーム「ナイト・ドクター」を描く完全オリジナルドラマ。波瑠さん演じる医師として強い信念を持つ朝倉美月をはじめ、自分にも他人にも厳しいストイックな成瀬暁人(田中圭)、病気がちの妹の面倒をひとりで見ている深澤新(岸優太/King & Prince)、チームのムードメーカー的存在・桜庭瞬(北村匠海)、高飛車だが頭の回転が早く責任感も兼ね備えている高岡幸保(岡崎紗絵)、そして指導医・本郷亨(沢村一樹)ら、年齢も性格も価値観も全く異なる医師たちが集結。“青春群像医療ドラマ”ということで、夜は病院で医師たちが命に真摯に向き合っていく姿を描き、一方で仕事が終われば、ひとりの人間として、家族や恋人、そして自分自身の悩みや問題に直面する姿も描かれ、長い時間を共に過ごしながら絆を深め合い、医師として、人として成長していく姿を映し出していく。そんな医療ドラマだけでない、日常も多く描かれる本作について、読者からは「医療ドラマなので危機迫る場面もあるけど合間合間にほっこりしたりクスッと笑える場面もたくさんあって飽きずに楽しく見られる。 内容もとても深い」「今までありそうでなかった題材で、それぞれ環境や考え方が違う医師が同じ場所に集まり、少しずつ成長してく様が惹きつけられます」「今までにない医療ドラマで見入っちゃいます!医師のプライベートの時間の人間らしさがいいです」「医療のシーンだけでなく日常も描いてるところが自分たちの日常とも少し重なる部分もあり見ていて楽しい」といったコメントが寄せられている。第3位/毎話ハラハラドキドキ、スピーディーで緊迫感がすごい「TOKYO MER」第3位には、第2位に続き医療モノとなる「TOKYO MER~走る緊急救命室~」がランクイン。本作は、救命救急のプロフェッショナルチーム「TOKYO MER」が、最新の医療機器とオペ室を搭載した大型車輌(ERカー)で、危険極まりない重大事故・災害・事件の現場に駆けつけ、負傷者にいち早く救命処置を施す、本格救命医療ドラマ。主演の鈴木亮平をはじめ、賀来賢人、中条あやみ、菜々緒、小手伸也、佐野勇斗、フォンチーが“MER”のメンバーに、そしてMERの創設者で東京都知事役として石田ゆり子が出演。MERの活躍やチームの絆が強くなっていく様子、彼らを“潰そう”と暗躍する人々、チーフ・喜多見(鈴木さん)とレスキュー隊・千住(要潤)とのコンビネーション、音羽(賀来さん)のツンデレっぷりなど、見どころ満載の本作。これまで、トンネル崩落事故、停電した病院、二酸化炭素噴出事故など、様々な現場で命を救ってきたMERに課されたミッションは、“一人も死者を出さないこと”だったが、しかし…。読者からは「規模は非常に大きく、ストーリーは興味深いものであり、何が正しく何が間違っているかが非常に明確です。 喜多見チーフは間違いなく良いリーダーです」「毎回ハラハラドキドキして目が離せない」「毎回大変な事態に対処しながら、最後には解決。今、現実にほしい理想的な展開に心が救われます」「のめり込んで観ています 毎回スピード感が凄くて、CMに入ってやっと息が出来る感じです また、医療従事者に対して尊敬と感謝の気持ちを再認識させてくれる、素晴らしいドラマだと思います」「毎週ハラハラ・ドキドキ。 家族で楽しんでいます。 人命救助をされている方々をリスペクトしている番組のコンセプトが好きです」と毎回、息もつかせぬ展開に多くの声が寄せられた。第4位~第10位はこちら!第4位「准教授・高槻彰良の推察Season1」「Hey! Say! JUMP」伊野尾慧と「King & Prince」神宮寺勇太が、“完全記憶能力”を持つ准教授と“嘘が分かる”大学生を演じる、小説を原作とした民俗学ミステリー。10月からはWOWOWにてSeason2がスタートする。▽読者の声・「映画のような美しい映像と音楽に登場人物が原作イメージのままハマっていて大好きなドラマです。ミステリアスで美しい高槻先生と孤独を背負いつつ仔犬のように愛らしい深町くんのバディが最高」・「1話完結で見やすい。ちょっと怖くて夏ドラマって感じがする」第5位「ハコヅメ~たたかう!交番女子~」永野芽郁がひよっこ警察官、戸田恵梨香が元エース刑事という最強ペアを演じる、交番エンターテインメント。個性的なキャラクターが大集結した本作は、放送中&終了後もSNSが賑わい、“通常点検”にはじまり、“救命講習”、“パンティ論争”などなど、爆笑必至のシーンが特に話題に。▽読者の声・「キャストが豪華の上、笑いあり、そして涙あり…見応えのある作品です」・「コメディ調な中にも大切なメッセージを感じるシーンもあり、バディの連帯感も見ていて心地よい」・「内容もキャストも最高で楽しすぎる」第6位「プロミス・シンデレラ」夫から一方的に離婚を告げられ、無一文、無職、宿無しの人生崖っぷちアラサーバツイチ女性・桂木早梅(二階堂ふみ)が、お金持ちの男子高校生・片岡壱成(眞栄田郷敦)に目をつけられ、お金と人生を賭けた“リアル人生ゲーム”を繰り広げていくラブコメディ。岩田剛典扮する壱成の兄・成吾との三角関係や、松井玲奈扮する菊乃のかき乱しっぷりも話題。▽読者の声・「いつも展開がドキドキワクワクで面白い。胸キュンも止まらない」・「キュンキュンする」・「岩田剛典さんの闇の演技と眞栄田郷敦さんのかわいい演技の落差が激しくてクセになる」第7位「ボクの殺意が恋をした」身体能力100点、ルックス100点、しかし殺しの才能0点…という、中川大志演じる最高に“間が悪い”殺し屋・男虎柊が、標的を殺すどころか恋しちゃう、殺意と恋が入り混じるスリリング・ラブコメディ。柊の育ての親には藤木直人、暗殺ターゲットで本作のヒロインを新木優子が演じている。▽読者の声・「コメディーかと思いきや、シリアスもあり、サスペンスもあり、ラブもあり、宝石箱みたいなドラマ」・「非現実的世界ではあるけれど、サスペンスでもあり、ラブコメもあるという、まるでジェットコースターのように見ている側をいろいろな感情で楽しませてくれる」第8位「#家族募集します」重岡大毅(ジャニーズWEST)、木村文乃、岸井ゆきのが子を持つ親を演じ、ひとつ屋根の下で子育てをしながら、共に過ごし、家族になっていく姿を描く、新時代のホームドラマ。“家族とは何か”、“家族といる時間の大切さ”を、マギーのオリジナルストーリーでハートフルに描く。▽読者の声・「一番ほっこりするドラマ。良質で目が離せない」・「笑えて泣けて心がほっこりあたたかくなる素敵なドラマで、セリフひとつひとつに魂が込められていて見ていてでっかい愛に包まれてます。人それぞれ抱えてる物があってひとりで頑張ってきたけど誰かに頼ってもいいんだって思えて毎回号泣感動してます」第9位「緊急取調室」第4シリーズ天海祐希主演の人気シリーズ「緊急取調室」が、ついに第4シーズンへ。妥協を許さないプロの取調官・真壁有希子ら、可視化設備の整った特別取調室で取り調べを行う専門チーム「緊急事案対応取調班」(キントリ)のメンバーが、数々の凶悪犯と一進一退の心理戦を繰り広げる本作。毎回ゲストの登場にも注目が集まる。▽読者の声・「全シリーズ観ていて、とても面白い作品だから。観ていて引き込まれるし、とても感動する」・「犯人を逮捕して終わりではなくその後の取調べが舞台となっていて毎話、個性豊かな実力派の役者さんが被疑者として登場し繰り広げられる言葉の銃撃戦が圧巻」第10位「ボイスII 110緊急指令室」唐沢寿明、真木よう子、増田貴久(NEWS)らが共演する、迫りくる凶悪犯罪者から音を手掛かりに制限時間内に被害者を助ける緊急指令室「ECU」を舞台にした、タイムリミットサスペンスドラマ第2弾。初回から衝撃的な幕開けを迎え、“白塗りの男”を追いながら、次々と起こる事件に立ち向かっていく。▽読者の声・「毎回見終わるまでずっとハラハラハラハラ…。先が読めない予想を遥かに上回るとても面白いドラマ」・「前作も見ていたのですが、毎回、ハラハラドキドキしてあっという間の1時間です」なお、好きなキャラクターランキングは後日発表いたします。▼シネマカフェ読者アンケート/好きな夏ドラマTOP101位:彼女はキレイだった2位:Night Doctor3位:TOKYO MER~走る緊急救命室~4位:准教授・高槻彰良の推察Season15位:ハコヅメ~たたかう!交番女子~6位:プロミス・シンデレラ7位:ボクの殺意が恋をした8位:#家族募集します9位:緊急取調室 第4シリーズ10位:ボイスII 110緊急指令室投票期間:8月16日(月)~8月30日(月)23:59※8月13日時点で、初回放送がすでに始まった作品を対象としてラインナップしています。※本アンケートは、読者の皆様の「今のドラマ作品・キャラクターへの関心・注目」にまつわる意識調査の一環です。結果に関しては、どのキャラクター・作品についても優劣を決する意図ではございません。本記事にて、新たに作品やキャラクターを知るきっかけや、さらに理解・興味を深めていただく一翼を担えれば幸いです。(cinemacafe.net)
2021年09月09日Twitterを中心に注目ドラマの感想を独自の視点でつづり人気を博している、かな(@kanadorama)さん。2021年夏スタートのテレビドラマ『TOKYO MER』の見どころを連載していきます。誰かが現状やっていることだとしても、自分がやるとなると見える景色は全く違う。近くで見ていて自分のキャパシティを超えたものだと自覚があれば尚更だ。それでも、そんな仕事やミッションが転がり込んできたらどうするか。しかも大体そのタイミングは、準備もなく突然なのである。『TOKYO MER』9話大使館の地下駐車場に閉じ込められた喜多見と千住心配なニュースが入ってきた。TBSで毎週日曜9時に放送中のテレビドラマ『TOKYOMER』に出演中で、公安の警察官を好演している稲森いずみと馬場徹の2人が新型コロナウイルスに感染し、自宅療養・経過観察にて今後の撮影は状況次第とのこと。ドラマは最終回間近の佳境であり、そんな中で撮影スケジュールが変更になるということは、他の誰よりもご本人たちにとってどれほどもどかしく悔しいことかと思う。ただただ、お2人の1日も早い回復を願うばかりである。ありとあらゆる境界線を踏み越え、想像もつかないような危険区域に突入して患者を救ってきた救命医療チームMER。最終盤に入った今回の現場は、ある意味都内で最も厳密な『入れない』場所の1つある外国大使館である。大使館の地下駐車場で二酸化炭素中毒事故という、想像するだけでも息苦しい現場に、MERチーフの喜多見とレスキュー隊の隊長である千住(要潤)の2人はシャッターで閉じ込められてしまう。危機をこれでもかと何重にも重ねるのがこのドラマの真骨頂ではあるが、大使館での事故という高度な政治判断が求められる状況で、MERの長である都知事の赤塚(石田ゆり子)は持病が重篤化して指揮を取れなくなってしまう。赤塚に代わり、最終的な判断と責任を引き継いだのは、危機管理対策室長の駒場(橋本さとし)。レスキュー現場叩き上げの実直さの分だけ政治的な駆け引きには長けておらず、責任者である大使と連絡が取れずに活動の許可を得られないままの現場指揮に苦悩することになる(そして例のごとく厚労省の横槍も入る)。喜多見と千住のバディからも目が離せない今作において、主人公・喜多見のバディと言うべき存在はクールな医系技官の音羽尚(賀来賢人)だが、一方でレスキュー隊の無骨な隊長の千住もまた、喜多見とともに並ぶ佇まいが魅力的だ。互いに黙して語らず、目線や背中合わせの空気で通じ合う音羽とのバディとは対照的に、喜多見と千住のやりとりは言葉も主張もガツガツとぶつけ合って、信頼を得ていく熱さがある。今回のエピソードの通低音は『息苦しさの恐怖』である。この一年半、社会全体が新型コロナウイルスと闘い続けて、息苦しいということへの不安が共有されている今、この恐怖は鬼気迫るものがあった。かろうじて窒息寸前で脱出した喜多見は、駆けつけるMERメンバーに連れ帰った患者の正確な病状を息も絶え絶えに伝える。それは第3話で立てこもり犯人相手に命の危機に晒されながら患者の病状を叫んで伝えた看護師の夏梅の懸命さとも重なる。自らの危険を顧みず人を連れ帰るのがレスキューの矜持(きょうじ)ならば、自分の苦しみより1秒でも早く正確な判断で患者を救おうとする救急救命医の矜持を感じるシーンだった。レスキューのプライド、救急救命医のプライド、そして今まで絶妙な政治判断でMERの存続を繋いできた赤塚都知事の不在を危機管理対策室長の駒場はどのようにリカバーしたか。それは連絡のつかない当該大使をめぐる解決であり、半歩引いたところから情報収集をして駆け引きを交えながら大局の判断を下すという、いかにも「赤塚都知事ならばこうする」といった鮮やかな解決であった。手に余る判断や責任を負う時「あの人ならばどうするか」の仮定は、誰にとっても有効なツールである。室長の駒場とレスキューの千住は師弟のような間柄らしく、こういった脇を固める人物の来し方のサイドストーリーに思いをはせたくなるのも、このドラマの楽しさである。『TOKYO MER』最終回直前物語に不穏な空気もさて、これでめでたしというところに一旦落ち着きかけて、最後に不穏なトリガーを引くのも、最終回間近のエピソードゆえだろうか。一度はうまく隠しおおせたかに見えた喜多見の過去が厚労省の久我山によって蒸し返され、世間に流布されたことでMERは世論を敵に回すことになってしまう。救いたいと奔走してきた社会の人々から無情に石を投げつけられるとき、MERはその信念をぶれさせることなく走り続けられるのか。タフな医療従事者たちの物語も、終幕が近い。TOKYO MER/TBS系で毎週日曜・夜9時~放送過去のTOKYO MERドラマコラムはコチラから[文・構成/grape編集部]
2021年09月02日「ドラマの撮影は進んでいますが、まだ全て撮り終わっていません。最悪、台本を変更して撮影を続行することも検討されているといいます」(TBS関係者)27日、所属事務所の公式HPで新型コロナウイルスに感染していたことが発表された稲森いずみ(49)。現在、鈴木亮平(38)主演のドラマ『TOKYO MER 走る緊急救命室』(TBS系)に出演中の稲森だが、同日には共演者の俳優・馬場徹(33)も感染していることが発表された。「医師や大学病院の指導のもと、制作している医療ドラマで出演者から2人も感染者が出たことで、局内では動揺が広がっています」(前出・TBS関係者)出演者から2人も陽性者が出たとなると、番組内でのクラスター発生も懸念されるが……。TBS広報部は一部メディアの取材に対し、稲森の感染発覚後にドラマの主要キャスト・スタッフがPCR検査を行い、全員陰性だったことを明かし、今後の撮影については様子を見ながら進めていくという。しかし、ある制作関係者は『TOKYO MER』撮影現場の厳しい現状をこう説明する。「主に都内のスタジオで撮影しているのですが、屋外でドラマ撮影を許可する場所が少なく、テントを使った撮影シーンもスタジオ内にテントを張って撮影しています。喫煙所も閉鎖されておらず、時には密状態になることも……。十分に換気をしているとはいえ、完璧な対策とはまだまだ言えないと思います」■テレビ局の感染対策は去年とほぼ一緒…新型コロナに感染した野々村真(57)の“感染源”が13人のクラスターを起こしたABCテレビ制作のドラマだったことは先週発売号の本誌で報じたばかり。昨年のコロナ禍以降、各局は対策マニュアルを作成し、感染防止に努めてきたが、最近では“ゆるみ”が出始めているようだ。「感染対策の中身は昨年からほとんど変わっていないのが実情。ある局が8月に更新したマニュアルは昨年のものからページ数は倍になっていますが、猛威を振るっているデルタ株についての記載は全くありません。昨年のマニュアルは飛沫感染をベースにしたものです。今までどおりの対策で空気感染を起こすと言われているデルタ株を完全に防げるはずがありませんよね」(前出・テレビ局関係者)そこにはテレビ局側の苦しい懐ろ事情もあるようで……。「対策を徹底すればするほど、撮影日数も長くなるので制作費がかさむことになります。各局の経営状況はただでさえ思わしくないので、ある程度の感染リスクを考慮したうえで撮影するしかない状況なのです」(前出・テレビ局関係者)今守るべきは制作費よりも携わる出演者やスタッフの“安全”なのではないだろうかーー。
2021年09月01日Twitterを中心に注目ドラマの感想を独自の視点でつづり人気を博している、かな(@kanadorama)さん。2021年夏スタートのテレビドラマ『TOKYO MER』の見どころを連載していきます。過去に不義理や過ちがある。誰かを傷つけたり、属していた組織にダメージを与えてしまった。その時はそうするしかなくて必死だったけれども、後で考えてみればもっと他にやりようはあったと思う。ずっと後になってそれを誰かに話すのも、言い訳に思え、都合よく許されたいみたいで何かが違う。そんな湿った後ろめたさは、誰の人生にもあると思う。心の片隅の消せない湿気も、自分の人格の大事な一部ではあるけれども。『TOKYO MER』8話の舞台は小規模病院最終章に入り、ストーリーが加速しているテレビドラマ『TOKYO MER』。第8話の今回、敏腕救命医にしてMERチーフ喜多見幸太の過去、『空白の一年』がいよいよ明らかになった。今回の舞台は土砂崩れで主電源を喪失した小規模病院である。非常用電源が数時間稼働している間に入院患者を他の病院に移送するという、当初は難易度が高くないと想定された今回の任務。その中で、MERチームの一員であり厚労省の医系技官でもある音羽(賀来賢人)は、かねてから疑念を抱いていた喜多見とテロ活動との関わりについて直接本人に斬り込む。「このメンバーには、正直に全てを話すべきです」それは喜多見の過去がどんな内容であっても、自分を含め「このチームであれば受け止めます」という意思表示の裏返しであったのだろう。しかし、チームの存続を天秤にかけた結果、何も語らない喜多見に音羽は失望してしまう。その失望が、喜多見がテロに加担している可能性の落胆よりも、自分たちを信用せず秘密を明らかにしてくれないことへの落胆だと表情や言葉に滲む音羽の真摯さが切ない。かくしてMERチーム最大の長所であるチームの連動性は損なわれたまま停電した病院にたどり着く。しかし、現場の病院は、続く小規模の崩落で非常用電源も損なわれてしまい、生命維持に必要な医療機器がほぼ使えない状態。MERは手足が縛られたような救命活動に突入する。パニックが畳みかけるスピードと密度でいえば今回が一番激しいかもしれない。そのくらい、電源を喪失すること、機器が万全に使えないということが医療行為にとって致命的だと分かるエピソードだった。思えばこのドラマはずっと、超人的な腕前の医者が1人いたとしても、救命医療はあくまでチームありきであること、チームの連動性こそが医療の質を上げるという姿を描き続けてきた。ここで更に、道具と環境あっての100%の医療だとシビアに描く。そして同時に、看護師という職業ゆえに子の登園を他の父母に渋られる夏梅も、短絡的な政治家の判断で治療を後回しにされそうになる妊婦も、多忙すぎて我が子と別居状態になっている麻酔科医の冬木も、医療機器不足なら自分の救命処置は必要ないと申し出る老人も、このドラマは、今、感染症と泥沼の戦いを続ける社会の写し絵だと分かる。『TOKYO MER』喜多見の空白の一年が明らかに暗闇の中、壊れた非常用電源を1人で復旧しながら、喜多見はイヤホン経由でメンバー相手に自らの過去を明かす。海外の紛争地帯で、1人のテロリストを患者として治療したこと、患者である以上、政府に引き渡さずにかくまったこと、結果、テロリストは病院から去り、隠匿(いんとん)した喜多見は逮捕され服役したこと……。喜多見の手で非常用電源は復旧するものの、引き換えに喜多見自身は重傷を追ってしまう。崩落の危険がある場所で、繰り返される退避命令に背き、MERチームの中でもとりわけ『もっとも命令に背けない男』の音羽が、真っ先に喜多見の救命に走る。ドラマとして『お約束』の展開かもしれないが、そうと分かっていてもやはり胸が熱くなる。まさにTBS日曜劇場の本領発揮ともいうべき名場面だった。どんな人間でも救いたいと願って自分が治療した相手が、野に放たれたあと、無差別に人を殺傷する。1をとったことで多数が失われる。決して医療は数の論理ではないけれど、あの1つの治療行為は果たしてそれで良かったのか、喜多見のような男が考え、悩まないはずがないと思う。その苦悩は時に喜多見を無謀すぎる救命に向かわせているようにも思える。厚労省の医系技官である音羽もまた、官僚として制度設計や今以上に大きな仕事をせねばならない使命感と、目の前の命を無心に救いたいジレンマに最初から悩まされている。ともに無情な心の天秤に翻弄される救急救命医のバディは、物語の最後にどこにたどり着くのだろうか。そして喜多見の過去は明らかになったが、テロリストであるエリオット椿が呟いた喜多見との『約束』の内容は、まだ明かされていない……。TOKYO MER/TBS系で毎週日曜・夜9時~放送過去のTOKYO MERドラマコラムはコチラから[文・構成/grape編集部]
2021年08月26日Twitterを中心に注目ドラマの感想を独自の視点でつづり人気を博している、かな(@kanadorama)さん。2021年夏スタートのテレビドラマ『TOKYO MER』の見どころを連載していきます。弱い立場になってみれば、分け隔てなく、あるいは惜しみなくケアをしてくれる人は本当に心の底から有難い。医師、教師、コーチ、店員、なんにせよ人生の恩人だと思う。でも、それが職場の同僚である場合や、その人と成果が連動する立場で働いてみると、実は案外と大変だったりする。熱心すぎるあまり仕事の終わりが読めない、シワ寄せが周囲にくる。そして、時にそんな人々の熱意や愛情を利用しようとする悪意の人物が現れ、引き寄せられてくる。ボーダーレスな熱意や愛情が全てを解決する世の中ならどんなにいいか。『TOKYO MER』第7話、喜多見の『過去』が明らかに?「待っているだけじゃ、救えない命がある」を掲げ、MER(モバイル・エマージェンシー・ルーム)という最新医療の大型車で、真っ先に災害・事故現場に駆け付けて患者の命を救う医療チームの活躍を描いたテレビドラマ『TOKYO MER』。第7話からは、いよいよ最終章に突入する。ほのめかす程度で、これまで詳細が明かされてこなかったチーフの喜多見の『いわく付きの過去』が事件に連動して動き出す第7話は、外国人労働者が数人働いている工場での救急要請からスタートした。雇い主のあからさまな差別と事実関係の隠蔽から、苦しむ外国人労働者たちの病状の原因がなかなか明らかにならない上に、現場は警察に管理されており、喜多見たちは救命活動をことあるごとに阻まれる。事件の進展とともに、ビザのない外国人労働者たちが更に十数人も地下に閉じ込められていること、地下での有毒ガスの発生が事件の原因であることが明らかになる。そして警察は、テロリストの爆破予告の阻止のために現場に来ており、外国人労働者の中にテロリストの内通者がいると推測して彼らの救急搬送を拒んでいたのだ。博愛への信念をつらぬく『MER』チーム今回のエピソードで終始貫かれているのは、「見捨ててもいい命なんて存在しない」という、喜多見とMERチームのボーダーレスな博愛への信念だ。これまでも、どんな患者も救うという意思で危険を顧みず治療に当たったチームだが、テロの協力者である可能性を目の前にしても、救命したいと願う喜多見もチームも揺らがない。そして、その医療者の信念に立ち塞がるのが、現場で指揮を取る公安警察の月島しずかである。クールで厳格な警察エリートを稲森いずみが好演している。喜多見と対照的に、月島は明確な境界線を引くことで秩序と安全を守ろうと考えている。判断の速さ、部下への的確な指示。決して無能ではない。月島は「テロなど、この国には存在しない。国民の安心を守るために誰にも知られず未然に防ぐ」と断言し、病状の癒えないままの外国人労働者を容赦なく追い詰めて取り調べる(後になってテロ予告がはったりであること、月島はそれを推測していたことも明かされる。はったりと感づいてなお取り調べを緩めない月島の、むごいほどの厳しさが際立つ)。線を越えようとする者、線を厳しく引く者。相反する2つの価値観は、赤塚都知事の判断とMERチームの必死の訴えかけで何とか救命に舵を切る。おりしも、現実の外国人労働者の数々の問題と引き合わせて考えた時、ドラマは理想であるとしても、そのギャップにため息が出る。『TOKYO MER』第7話の手術シーンは特に魅力的最終章スタートの今回、いかにもMERチームらしい滑らかな連携の手術シーンが素晴らしい。手術の場面自体が医療ドラマでは見せ場だが、今作の手術シーンの魅力は常に群を抜いている。手術前の声かけ、器械出しから「もらいました」と落ち着いた声で受け取って処置をする喜多見の手さばき、チームが有機的に連動していく美しさはTOKYO MERならではだと思う。演者それぞれに、並々ならぬ事前の勉強があったであろうことは想像に難くない。外国人労働者は無事に救出され、予告されたテロは結局起きることなく、物語は一見めでたしで終わったところ、首謀者たるテロリストの目的は別にあったことが判明する。さらに、そのテロリストと、喜多見には何らかの友好的な繋がりがあるということも月島から示唆される。区別なく救いたい者が、区別なく殺傷する者と因縁で繋がっている。強すぎる陽光で足元に色濃い影が生まれるように。謎めいたテロリスト・椿を演じるのは城田優。凛とした公安警察の稲森いずみ演じる月島しずか、医療者としてブレない矜持を貫く鈴木亮平演じる喜多見幸太。役者はそろった。クライマックス待ったなしである。TOKYO MER/TBS系で毎週日曜・夜9時~放送過去のTOKYO MERドラマコラムはコチラから[文・構成/grape編集部]
2021年08月20日Twitterを中心に注目ドラマの感想を独自の視点でつづり人気を博している、かな(@kanadorama)さん。2021年夏スタートのテレビドラマ『TOKYO MER』の見どころを連載していきます。人生のどこかで、特異な才能の誰かに出会う。圧倒的な才能の持ち主が更に人知れず努力を重ねていることを知る。これは勝てないと痛感する。相対的に自分は凡庸な人間だと知る。大多数の人が経験するであろう、ヒーローにもゲームチェンジャーにもなれない自分を見つめ直したら、どうするか。「待っているだけじゃ、救えない命がある」をコンセプトに、数多の現場に直接駆けつけて救命活動を続ける医療チームの活躍を描き、好評の『TOKYO MER』。第6話は山林で発生した小学生の遭難事故。今回のエピソードで初めて、チームはルートごとに3つのチームで別行動を取ることになる。医師かつ医系技官である音羽(賀来賢人)は、戦力を分散することで医療行為そのものが行えなくなる危惧をチーフの喜多見に訴えるが、喜多見はメンバーの能力を信じて、より救命の可能性が高くなると判断した上で分散行動を採用する。その判断は当初は吉と出て、研修医として参加している比奈(中条あやみ)の頼もしい成長が描かれる。その場での手術を決断する比奈が、第2話で看護師の夏梅(菜々緒)に教わったように、大きな深呼吸ひとつの後に落ち着いて手術に取り掛かる様子は、個人的に嬉しくなった。『TOKYO MER』麻酔科医の冬木明かされたプライベート一見順調に見えた別行動での救命活動だが、遭難の理由がスズメバチに襲われて子供たちが分散して逃げたことにあると判明するあたりから、一気に暗転していく。子供たちの怪我に加えて熱中症、そして救命活動時にも襲いかかるスズメバチに、MERチームは一気に追い詰められていく。そんな中、遭難している子供の中にはMERチームの麻酔科医である冬木(小出伸也)の息子がいることが判明する。そして良き父として家庭がうまくいっているように見えていた冬木が決してそうではないこと、息子とは別に暮らす日々であることが明かされる。時折会う息子に、「自分はMERの副チーフとして立派な仕事をしている」と、存在しない役職を見栄で語ったと自嘲して詫びる冬木に、喜多見は微笑むがあえて何も語らない。かつて比奈が自分の未熟さに悩んだ時も、喜多見はそれらしい言葉を探そうとはせず、黙って見守っていた。それが喜多見なりの誠実なのだろう。今回はベトナム出身の看護師のミン(フォンチー)が、看護学校に通った頃の話もあり、無邪気に見えるミンもまた苦労人であることが示唆されている。冬木の家庭の話といい、喜多見の謎の過去といい、順調に生きているように見える誰かが実は痛みを抱え、表に見せない憔悴とともに生きているということなのだと思う。息子に、離れて暮らす理由を夫婦の不仲ではなく父親として自分の仕事にそれだけの価値があるからだと嘘をついてでも思ってもらいたい冬木の願いが切ない。仕事の現場では、もちろんサポート役としての自分に誇りを持っている。それでも麻酔科医という仕事はその難しさや重要さに比べて、どうにも世の中の認知度が低い。しかし重傷で運び込まれた冬木の息子の手術は、エースである喜多見1人の技術だけでは助けられない。あわやというところで MERチーム全員が集結して無事に切り抜けて終わる。クライマックスの魅せ方が光る『TOKYO MER』第6話1人で奮闘する喜多見の技術が卓越しているということを存分に見せてなお、やはりチームでなければ大きな仕事はなし得ないと痛感させるクライマックスの魅せ方は素晴らしかった。良い投手がいれば試合に勝つ確率はあがる。しかし捕手がいなければ投げようがない。そして内野、外野それぞれを守る野手がいなければ試合そのものが成立しない。自らもハチ毒に苦しみながら、息子の手術に現れた冬木は、力強く語った「オペ室の患者さんを守るのは、麻酔科医の仕事です」。あえて父子であることを排除したその言葉は、プロ意識と裏方の矜持(きょうじ)そのものだった。凡人ゆえの小さな屈折と、「分かるわかる」とホッとするような温かみと、裏方だからこその格好良さを見せてくれた小出伸也の熱演に惜しみない拍手を贈りたい。ここまでの6話を通して見ていると、医療者が『現場にいる』重要性と同じくらい、そこにたどり着ける体力や技術(レスキュー隊が補助することも含め)があることの難しさを描いているように見える。その意味で、知性と職人肌の誠実さと説得力のある身体作り、全てを表現できる俳優として喜多見幸太はまさに鈴木亮平のハマり役であると思う。そんな喜多見の、序盤からことあるごとに描かれていた『やばい過去』が徐々に明らかになる。どんな予想外の展開が待っているのか、ノンストップな日曜の夜を待ちたい。TOKYO MER/TBS系で毎週日曜・夜9時~放送過去のTOKYO MERドラマコラムはコチラから[文・構成/grape編集部]
2021年08月12日TBSで放送中のテレビドラマ『TOKYO MER~走る緊急救命室~』に、俳優の稲森いずみさんが出演することが発表されました。救命救急のプロフェッショナルチーム『TOKYO MER』を舞台に繰り広げられる、医療ドラマである同作。『MER』のチーフ・喜多見を演じる鈴木亮平さんを筆頭に、賀来賢人さん、中条あやみさん、菜々緒さんら、新旧の豪華俳優陣が集結しています。『TOKYO MER』第7話から、新章突入これまで喜多見の秘密として伏せられてきた、彼の経歴の『空白の1年』に一体何があったのかが明かされる第7話。『空白の1年』を追う新章のキーパーソンとして公安の刑事・月島が登場し、物語は一気に加速し展開します。月島を演じるのは、俳優の稲森いずみさん。胸の奥にはどんな手段を使っても国民の安心・安全を守るという強い使命感を抱いている、という難役を演じます。稲森いずみコメント私が演じる月島しずかは警視庁公安部キャリアで80人の精鋭を率いている女性課長。クールな刑事ですが、とても使命感が強く、国民の安心・安全に全力を注ぎ、そのためには手段をも問わないハードボイルドな一面もあります。「国民を守ること」それが自分の使命だと思い、役に臨んでいきたいと思います。鈴木亮平さんとは初共演になりますが本当にヒーローのようでした!喜多見先生のような医師や救命救急チームが本当にいたら素晴らしいですよね。この物語の新しい展開となる、喜多見の空白の1年を知る人物として、どのように対峙して、どういう揺さぶりをみせるのか、その闘いを是非楽しみにしていただきたいです。喜多見の空白の1年を巡り、大きく揺れる『TOKYO MER』。稲盛さん演じる公安刑事・月島が物語にどのような影響を与えるのか、ますます今後の展開から目が離せません。TOKYO MER/TBS系で毎週日曜・夜9時~放送過去のTOKYO MERドラマコラムはコチラから[文・構成/grape編集部]
2021年08月09日Twitterを中心に注目ドラマの感想を独自の視点でつづり人気を博している、かな(@kanadorama)さん。2021年夏スタートのテレビドラマ『TOKYO MER』の見どころを連載していきます。経験を積めば人脈は増える。増えた人脈はよりレベルの高い仕事を可能にする。一方でそれはしがらみにもなってあなたを縛る。利害の調整、恩義、尖った意見は誰かを怒らせそうで、もう言えない。最初に理想はあったのに、いつしか遠くに流されてしまう。そしてほろ苦く思う、生きるってこういうことさ。多少なり誰にでも覚えがあると思う。でも、戻れないところに流されてしまう前に、確かに幾つかの分岐はあったはずだ。『TOKYO MER』第5話、大物政治家と妊婦の救出で揺れる音羽移動する手術室として、さまざまな災害や事件の現場に駆けつけてきた『TOKYO MER』。第5話の現場は、本拠地としている病院内のエレベーター。ここまで、鈴木亮平演じる凄腕救命医のチーフ・喜多見と対になる存在として描かれてきた、賀来賢人演じる、医系技官(厚労省の官僚であり医師でもある)の音羽尚が、大物政治家と臨月の妊婦、そして病院ボランティアの喜多見の妹とともにトラブルを起こしたエレベーターに閉じ込められる。さらにエレベーターには火災の煙が充満し、臨月の妊婦の容体が急変する。官僚として更なる高みで大きな仕事を成し遂げたい音羽は、政治家の意向には逆らえない。煙の中、目の前で苦しむ妊婦か、自分を真っ先に助けろと騒ぐ大物政治家(桂文珍演じるこの政治家が、また下劣かつ自己中心的で同情の余地がない)か、音羽は苦しい選択を迫られる。こんな多重危機が次から次に発生する確率を考えてしまうより前に、視聴者をジェットコースターのごとき物語のレールに乗せてしまうのが今作の巧さだ。名探偵がいれば事件が起こる、それと同じだと思う。災害現場でも事件でも常に真っ先に患者の元に走るチーフの喜多見が、エレベーター内という特殊な環境もあって今回は一向に現場に辿りつけない。イヤホンマイクの声と不鮮明なエレベーター内カメラの映像を頼りに、喜多見と音羽はやりとりを重ねてエレベーター内での緊急帝王切開を決断する。音羽の出世の道を閉ざしてでも妊婦を救う決断に向けて、決して焦らずに柔らかい口調で対話を積み重ねる喜多見のありようが興味深い。喜多見はこれまでのMERの現場の経験から、音羽がどちらを選ぶのかは分かっている。しかし、どこまでも本人の明確な意思で選んでほしいと内心願っている。やはり喜多見は医者であるのと同時に、卓越したチームリーダーであり、オーガナイザーなのである(その『人たらし』ぶりは、喜多見が現場に辿り着いた時に政治家まで巻き込み当事者にして、味方につけるあたりでも発揮される)。その喜多見が決断のために音羽に最後に投げかけた言葉は「(手術をするかどうかは)あなたの判断に任せます。あなたは、医者ですから」。喜多見の言葉で、音羽は官僚ではなく1人の『医者』として手術の判断を下す。その決意は、簡潔な一言だった。「命より大事なものなんか、この世にはないんです」。誰の人生にも、大小の分岐点がある。常に迷わずに選べるならば幸せだが、大抵はどちらの道にもメリットもデメリットも同じくらいあって、私たちは迷う。迷って誰かに背中を押してもらうなら、せっかくならば妥協ではなく、きれいごとで背中を押してもらいたい。そう思わせてくれるような心の震えるシーンだった。複雑な人間の心の機微を表現する、賀来賢人の演技テレビドラマ『今日から俺は!!』(日本テレビ系)で、金髪の悪魔・三橋をコミカルに演じて世代を超えた人気を得た賀来賢人だが、出世作ともいえる朝ドラ『花子とアン』(NHK)では、妹・花子の成功に屈折した思いを抱く軍人の兄を好演している。感情を殺しストイックさを前面に押し出しつつ、心の奥にある柔らかさを隠しきれない。そういう複雑な役もよく似合う。音羽が医師と同時に官僚になった動機は、貧しさで適切な医療にアクセスできなかった自分の母親への思いからであった。しかし、喜多見の妹の涼香に問われても音羽はその動機を明かさない。音羽は命を救った新生児の小さな手のひらに触れながら、その母親に懺悔するように静かな声で語りかける。そして、「新しい命を支援する仕組みを利用してほしい、自分は誰もが希望を持って生きられる国にしていくから」と、付け加える。そこで気づく。今回の話は医療従事者へのエールであるのと同じくらい、時に愚かな上からの指示や、矛盾した社会の状況に息苦しく縛られながらも、少しでもベターに制度を変えたいと日々激務をこなしている官僚たちへの熱いエールでもあったということを。あらゆる危険な現場とタイムリミットに疾走する今作も第5話にして折り返しである。毎回の濃密さに「まだ」と「もう」という思いが交錯する。この爽快な医療チームがどんな道をいくのか、後半も見守りたい。TOKYO MER/TBS系で毎週日曜・夜9時~放送過去のTOKYO MERドラマコラムはコチラから[文・構成/grape編集部]
2021年08月07日Twitterを中心に注目ドラマの感想を独自の視点でつづり人気を博している、かな(@kanadorama)さん。2021年夏スタートのテレビドラマ『TOKYO MER』の見どころを連載していきます。厚労省の上司に、「わざと失敗してMERを潰せ」と圧をかけられるたび、「やってみせます」と神妙に誓うものの、いざ喜多見たちと現場に出れば救命治療に没頭して結果的に「死者、ゼロです!」でMERの株を上げてしまう…。毎度お約束の、賀来賢人演じる、医系技官の音羽尚が、だんだん不憫でキュートに見えてきた『TOKYO MER』。ドラマの内容も、評判もノンストップで走り続けている救命ドラマの4話目である。現実離れした設定にも視聴者を引き込む絶妙さ毎回、「なるほどこういうクライシスで来たか」と唸る本作。第4話の現場は天井が崩落したトンネルの事故。しかも、崩落で閉じ込められた車には、移植手術のための心臓を預かり、運んでいた医師が乗っているという状況だ。崩落で重傷を負ったその医師自身の命と、移植手術用の心臓、それぞれにタイムリミットが迫る危機(当然、移植を待つ患者の命も手術室内で危機にさらされている)が、事故現場と病院の手術室の2か所で同時進行する、スリリングな展開になった。それは確率論的に見れば現実離れした設定なのだろう。しかし、見る側をスッと引き込んでしまうのが、ERカーのリアリティ含め、このドラマのロケーションや小道具等のセッティングの上手さだと思う。『MER』を潰したいはずの音羽が放ったひと言これまで放送された第1~3話と決定的に違うのは、今回は病院の手術室との連携であるという点で、しかも移植手術の執刀はMERのチーフ・喜多見の離婚した妻であり、有能な心臓外科医の高輪千晶(仲里依紗)。離婚の理由は未だ明かされず、喜多見と高輪の間の空気は微妙にギクシャクしている。互いにあまり未練はなさげだが、冷え切っているという雰囲気でもない。そこに移植の心臓を預かったまま重傷を負い、瓦礫の下で気力を振り絞って生命を繋ぐ医師の思いと、救助をはやる気持ちと二次被害の可能性の間で判断せねばならないレスキュー隊のもどかしさが交錯しながら、移植用の心臓は命のバトンとしてぎりぎりで繋がっていく。崩落事故現場から受け取った移植用の心臓の無事を確認して、タイムリミットから手術を諦めかけた高輪に手術を続けるよう叱咤(しった)したのは、本来ならMERを潰したいはずの医系技官の音羽で、それでもなお可能性に迷う高輪の背中を押したのは元夫である喜多見だった。音羽がMERに対して悪意があると喜多見も高輪も気づいている一方で、医師としての音羽の判断にはきちんと信頼をおいているのだと分かる描写が面白い。音羽は官僚としてより高みに上り、そこから制度改革をして、より『大きな船』で人を救いたい野心と、今目の前で危機にある『激流の小さな船』の命を救いたい願いで、常に大きく揺れている。熱い気持ちを押し殺しても、ふとした拍子に漏れでてしまう賀来賢人の演技がいい。人間味あふれる喜多見の一面が垣間見えた『TOKYO MER』第4話対する喜多見はここまで揺れず、誰に対してもブレていない。しかしそんな喜多見が4話目にしてわずかにブレた。誰に対しても丁寧かつ親切に、しかし緩やかに一線を引いているかのような喜多見が、移植手術を迷う元妻である高輪にかけた励ましの言葉は「大丈夫。千晶ならやれる!」。いつも、「~できますよ」「~しましょう」と他者に柔らかく語りかける喜多見が、半歩踏み出したファーストネームの呼び方とラフな言葉の激励。瓦礫の下で鳴るスマホの振動をとらえる一瞬、一向に戻ってこない心電図の音の変化に願いを込めて耳をすませる一瞬。誰にもフラットな男が僅かにはみ出した、別れた妻への距離感。それは微妙な変化に耳をすます第4話だった。喜多見と高輪、互いに尊敬や理解はあるようで、しかし離婚の理由はまだ明かされない。互いに高度な技術と信念を持ったプロフェッショナルの同業夫婦だと思えば、オンオフ一緒にいて、常に相手の技術と職業観を自分と比べながら暮らすのは案外辛いことかもしれないと思う。喜多見の実妹の言葉から、喜多見が無鉄砲に海外に医療活動に行ってしまうことも離婚の要因のように思えるが、初回から繰り返し示唆されている喜多見の過去の『やばいこと』も含め、まだ謎は多い。物語を貫く縦糸として、これから徐々にほぐれ明らかになっていくのだと思う。楽しみである。TOKYO MER/TBS系で毎週日曜・夜9時~放送過去のTOKYO MERドラマコラムはコチラから[文・構成/grape編集部]
2021年07月31日Twitterを中心に注目ドラマの感想を独自の視点でつづり人気を博している、かな(@kanadorama)さん。2021年夏スタートのテレビドラマ『TOKYO MER』の見どころを連載していきます。連続ドラマの序盤の2回は自己紹介。挨拶のようなもの。本当に面白いかは中盤に入ってから。第1話、第2話と好評を維持している『TOKYO MER』。勝負の第3話は、このドラマのコンセプトである『医療従事者への敬意と感謝』が色濃くにじむストーリーとなった。菜々緒演じる蔵前夏梅にフォーカスがあたった『TOKYO MER』第3話今回のエピソードのメインは、菜々緒演じる、有能な救命看護師の蔵前夏梅。冒頭でシングルマザーであることが描かれている。このドラマでは、今のところ明確にはコロナ禍の描写はない。しかし、夏梅が娘を保育園に送り届けるシーンで、感染症を不安がる、ほかの親たちからのクレームが夏梅に伝えられ、医療従事者に対する差別が存在する社会であることが分かる。そんな中での今週のMERの出動は、元妻・娘へのDVを発端とした男の銃撃・たてこもり事件であった。男は無理心中をはかり、元妻に一方的に重傷を負わせた上、一型糖尿病とアレルギーの持病をもつ幼い娘を人質に立てこもる。低血糖発作とアナフィラキシーを併発し、生命の危機が迫る人質の少女を救うべく、夏梅は看護師として凶暴な立てこもりの犯人の人質となり対峙する。この立てこもり犯を演じる、川島潤哉の狂気を帯びた演技が凄まじい。小心な男の自我が傷つき肥大した挙句、暴力性に歯止めが効かなくなったおぞましさに満ちていた。重傷を負った元妻が「暴力が酷くて(逃げた)」と簡単に説明する以外、この男の来歴についても詳しい描写はない。ただただ情けなさとそれ故の自暴自棄さが恐ろしいのである(今回はこの犯人役の川島潤哉も、警察の特殊部隊の職人気質な隊長を演じた山田純大の演技も素晴らしかった。スポットの演技が活きるドラマは強い)。コロナ禍の社会状況と医療従事者にシンクロした描写何とか粘り強い交渉の果てに、時機を見て人質の少女を逃した夏梅だったが、今度は特殊部隊の隊員の1人を犯人の銃撃から守るため、再び1人で人質に戻っていく。個人的には、今週の放送で一番印象的だったのは、夏梅が人質として戻る直前にその隊員の重傷を判断し、チーフの喜多見に「あと30分ほどです!」と救命可能なリミットを絶叫して伝えた場面だった。患者に触れて即座に得た情報とトリアージして下した判断が、救急の初動においてどれほどの重要な価値を持つか、まざまざと伝わるシビアな場面だった。そして再び人質として戻る恐怖を押し殺し、「必ず助けが来ますから」と重傷を負った隊員に労りの声をかけるシーンの痛ましさには息苦しくなった。今作ではチーフの喜多見も、とにかく救命治療の最中に患者の暮らしや人柄にまで届くような励ましの言葉をかける。それだけ救命救急にはスピードと同時に患者自身の気力が重要だということなのだろう。最後に自らも重傷を負い、「殺せ」とウソぶく犯人に、夏梅は「ぶん殴ってやりたいけど治療が面倒だからやめとく」と怒りを抑えて応じる。報われないことも届かないこともあるが、どこまでも彼女は『治したい』看護師なのだった。それは彼女が聖人君子だからではなく、確固たるプロ意識の持主ゆえなのだと思う。どんな人格の相手でも、そこに至った状況など知らなくても、危険の中でも目の前の命の危機には手を差し伸べる。いうまでもなくコロナ禍の社会状況と医療従事者にシンクロした描写なのだ。プロ意識とは、「かくありたい」と自分に課する姿にどれだけ妥協なく添えるかどうかだと思う。夏梅が憧れるフローレンス・ナイチンゲールは、献身的な看護だけでなく統計学を駆使して、医療のためのよりよい環境を勝ち取ろうとしたタフなネゴシエーターといえる。フローレンス・ナイチンゲールは、「天使とは美しい花をまき散らす者ではなく、苦悩する者のために戦う者である」という言葉も残している。夏梅もまたストイックに戦い続けている。そんな彼女のプロ意識に呼応して、同様に人を守るプロフェッショナルである警察の特殊部隊の面々は、最大の賛辞をMERの面々に贈るのである。今回のエピソードにおいて警察もMERも弱者を守るために危険を顧みない現場に踏み込むことになるが、規律の厳格さの分だけ警察の判断は鈍く硬い。その硬直した枠を「では警察官は死んでもいいのですか。みんな同じ命です」というピンポイントの言葉で、するりと外してしまう都知事のありようも興味深かった。エンターテイメントのフィクションとはいえ、政治の役割というものについて考えさせられる一幕である。これまでの1、2話で危機のシーンで鋭く高いピークを作って緩急で魅せてきた今作は、第3話では「重苦しい危機が延々と続く」という方法で私たちを魅了してきた。おそらくこれからもあの手この手で週末終わりの1時間、私たちの頭を空っぽにして、手に汗を握らせて勇気づけてくれるに違いない。心して待ちたい。TOKYO MER/TBS系で毎週日曜・夜9時~放送過去のTOKYO MERドラマコラムはコチラから[文・構成/grape編集部]
2021年07月24日鈴木亮平主演の本格救命医療ドラマ「TOKYO MER~走る緊急救命室~」3話が7月18日放送。SIT隊員を演じた濱正悟の出演に「子供らが感激してます」などの反応が集まる一方、菜々緒演じる夏梅がTOKYO MERを志願した意外な理由に数多くの共感の声が寄せられている。“MER”=モバイル・エマージェンシー・ルームは、最新の医療機器とオペ室を搭載した大型車輌(ERカー)で、危険極まりない重大事故・災害・事件の現場に駆けつけ、負傷者にいち早く救命処置を施すチーム。本作は“一人も死者を出さないこと”をミッションにした救命救急のプロフェッショナルチームである「TOKYO MER」の活躍を描いていく。海外の紛争地やへき地で医療に従事し、どんな状況でも諦めない救命救急医で、謎の“空白の1年”を経てTOKYO MERのチーフドクターとなった喜多見幸太を鈴木さん。成し遂げたい理想の医療政策を持つ厚生労働省の官僚で、厚生労働大臣の命でTOKYO MERを潰すために派遣されたスパイ的な存在でもある音羽尚に賀来賢人。救命救急の知識と経験が豊富な看護師で、保育園に通う娘を持つシングルマザーでもある蔵前夏梅に菜々緒さん。循環器外科の研修医だったがTOKYO MERを兼務することになる弦巻比奈に中条あやみ。TOKYO MERの看護師・ホアン・ラン・ミンにフォンチー。TOKYO MERの麻酔科医の冬木治朗に小手伸也。TOKYO MERの臨床工学技師、救命士の徳丸元一に佐野勇斗。喜多見の元妻だった医師の高輪千晶に仲里依紗。初の女性総理大臣の呼び声も高い、TOKYO MERの発案者で喜多見をチーフに任命した東京都知事の赤塚梓に石田ゆり子といった面々が出演する。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。銃を持った男が飲食店に立てこもる事件が発生。警察の制止を振り切り多くの負傷者をトリアージしていく喜多見。負傷者の中に犯人の元妻もあり、妻の証言で人質に取られている幼い娘が1型糖尿病で危機的状況にあることがわかる。発作の危機が迫る少女の命を守るため、夏梅が自ら身代わりを志願する。一旦は救出されたものの、犯人の銃撃で一緒にいたSIT隊員の中野が撃たれてしまい…というのが今回のストーリー。負傷する中野を演じたのは「快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー」ルパンブルー/宵町透真役で注目を集めた濱さん。濱さんの出演に「ルパパトファンのうちの子供らが感激してます~」などの声が上がるとともに、「ルパンブルーな中野隊員(濱正悟さん)の出番がちょっとあって嬉しい。通信室にはキラメイピンク(工藤美桜さん)がいる」と工藤さんとの共演に触れたツイートも。今夜、出演させて頂いております。SITも出動いたします!是非ご覧くださいませ。#tokyomer — 濱 正悟 (@unpre_) July 18, 2021その後事件は無事解決、夏梅は保育園に娘を迎えに行き、一緒に自転車で帰宅するのだが、そこで夏梅が“ナイチンゲール”に憧れてTOKYO MERを志願したことが判明。夏梅の意外な志願理由に「夏梅さんナイチンゲールに憧れてか泣けるなー」「ナイチンゲールに憧れてMERに入った菜々緒さま最高すぎる」「ナイチンゲールに憧れて看護師なった私も菜々緒になれるかな?」「動機が同じだし災害看護に興味があるから親近感湧いちゃった」など様々な反応が集まっている。(笠緒)
2021年07月19日Twitterを中心に注目ドラマの感想を独自の視点でつづり人気を博している、かな(@kanadorama)さん。2021年夏スタートのテレビドラマ『TOKYO MER』の見どころを連載していきます。社会人になった新人の頃、あるいは転職直後、はたまた部署替えの後。自分の使えなさ加減がつらくて「どうせ私じゃなくてもいいのに。なんで私が」と惨めさに涙した経験は、多くの人があると思う。そんな誰にでもありそうな傷口をえぐり、更に塩を塗り込んでくる『TOKYO MER』(主演・鈴木亮平、脚本・黒岩勉)である。自分の存在価値を見いだせない研修医第1話から大好評だったこのドラマ。注目の第2話は、ハードな現場の職業における新人のありようを問いかける回になった。ノンストップの危機と、驚愕の疾走感あふれる医療シーンで視聴者の度肝を抜いた1話に続き、2話目の序盤の医療シーンも素晴らしくテクニカルで速かった。序盤の事故現場は鉄骨が落下した工事現場。ここで手練ればかりのMERメンバーの中で唯一の研修医・弦巻比奈(中条あやみ)は、判断ミスで患者の命を危険に晒し、さらに、いい訳を重ねたことで自己嫌悪におちいってしまう。チームの中で自分の存在価値を見いだせず気持ちが揺らぐ比奈。また、MER創設時、リーダーの喜多見が履歴書から研修医の自分を指名してピックアップしたことを聞き、理由が分からずにさらに悩むことになる。指名の理由は、比奈が履歴書に書いた「人の命を救いたいからです」という一文だったと後になって明かされるのだが、実際のところ、広い意味で喜多見は「誰でもよかった」のだと思う。今ある技術や才能ではなく、シンプルに意欲がある研修医ならそれでよかったのではないか。新人を1つの組織に迎え入れるとはそういうことで、スタートの「誰でもいい」を「この人でなければ」に変えていくのは、結局、苦楽をともなう成功と失敗の経験だけである。それが分かっているから喜多見は落ち込む比奈を前に多くを語らないし、周囲がすすめる慰労の食事会にも乗り気ではない。そんな状況で発生する後半の山場、祭りで起きた燃料タンクの爆発事故で、喜多見は比奈に一人前の救急医としての判断と医療行為を求める。不安と恐怖に尻込みしていた比奈が、今作の象徴ともいえる。傷病者の重症度などを示すトリアージタグに一瞬視線を落とし、意を決して事故現場に駆け出すシーンの数秒のタメは見事で、鳥肌の立つような名場面になった。そして思いもよらぬ事態で比奈は単独で手術を行うことになるのだが、その手術のテンポが実に『遅い』のである。第1話、第2話の序盤と、私たち視聴者が喜多見の手術の速いテンポを見慣れたからこそ、はっきりと遅さが分かる。しかし、比奈の迷いや未熟さ、それでももがきながら患者を救おうとする懸命さが際立ち、ここもまた、うなる演出だった。周囲の連携が光る『TOKYO MER』第2話高度な技術と判断力を必要とする専門職を育成する現場はどのようにあるべきか。厳しい判断を孤独に耐えながら下すための訓練とはどのようなものか。それは繰り返し、成功と同じくらいの失敗を経験し、苦い思いに耐えながら会得するものだろう。未熟な比奈に寄り添うように手術前に二度深呼吸をうながし、手術の準備に足りないものを喚起し「任せてください」と力強く応える、菜々緒演じるすご腕看護師・蔵前のたたずまいが実によい。そしてチーフの喜多見は、比奈が決定的なミスに至る前に駆けつけて、「新人としての芽」をつぶさぬようにしっかり守る。賀来賢人演じる厚労省医系技官の音羽は、組織の中で生きる自分自身の弱さやずるさを比奈のそれと重ねてしまい、おそらく彼女を案じてはいるのだろうが、きつくあたってしまう。しかし、現場で尻込みする比奈を決定的に動かしたのは、「お前は医者だろう。だったら全力で患者を救え」と、音羽がげきを飛ばしたことだった。それは迷いなく患者を救うことに集中したいという、音羽自身の内心の願いの裏返しのような言葉だったのかもしれない。危険で消耗の激しい専門職だからこそ、スタートラインから後進として新人を育てる必要がある。『育成の現場』の物語となったこのエピソードのてん末は、比奈にとっては必ずしも万事成功とはいかず、少しほろ苦いものになる。しかし、視聴後の印象はふわりと明るかった。悩める研修医は技術は未熟でも、少なくとも「なんで私が」は脱ぎ捨てたのである。それにしても、車椅子の危機管理対策室室長の駒場といい、堂々の胆力と軽やかな人たらしぶりを発揮する赤塚都知事といい、物語の脇を固める人物も魅力的なキャラクターぞろいである。物語は2話目、序盤。まだまだ極上の物語に酔える日曜夜9時が待っている。[文・構成/grape編集部]
2021年07月15日2021年6月27日から、赤坂BizタワーSHOPS&DININGで開催されている『TBS夏ドラマ展』。同年7月からスタートの夏ドラマに関する展示が行われています。入場は無料で、大型ポスタービジュアルなどを見ることができ、一部展示品は写真を撮ることも可能。実際に足を運ぶと、ドラマをより身近に感じられる内容となっていました!金曜ドラマ『#家族募集します』写真家の川島小鳥さんが撮影したポスタービジュアルも話題となった、7月9日スタートのテレビドラマ『#家族募集します』。主演は、アイドルグループ『ジャニーズ WEST』の重岡大毅さんです。重岡大毅さんが演じる赤城俊平は、ある事情でシングルファーザーになったばかり。ひとり息子の子育てに苦戦しながらも、笑顔を絶やさず明るく努めています。俳優としても活躍するマギーが脚本を手掛けるオリジナルストーリー。展開が楽しみです!『TBS夏ドラマ展』では、ポスタービジュアル同様にドラマタイトルでもある『#家族募集します』の看板を持って撮影をすることができます!スマホスタンドがあるため、1人での撮影はもちろん友人や家族と訪れてもセルフタイマーを使えば一緒に写ることができますよ。まるで家族の一員になったかのような写真が撮れるのは嬉しいですね!第1話あらすじ主人公の赤城俊平(重岡大毅)は、ある事情で3か月前にシングルファーザーになったばかり。5歳の息子・陽(佐藤遙灯)を育てながら、児童図書を扱う小さな出版社「エッグプラント」に勤め、育児と仕事に追われる日々を過ごしていた。そんな中、幼馴染の小山内蒼介(仲野太賀)と偶然再会。ワンオペ育児に悩む俊平の事情を知った蒼介は、SNSで家族を募集し、子育てをシェアして一緒に暮らそうと突飛な提案をする。そんな募集に誰も乗るわけがないと呆れる俊平だったが、その夜、蒼介の携帯に1本の電話が・・・。かけてきたのは、5歳の娘・雫(宮崎莉里沙)を育てるシングルマザーの教師・桃田礼(木村文乃)だった。さらに、夢を追い続ける子持ちシンガーソングライター・横瀬めいく(岸井ゆきの)も6歳の息子・大地(三浦綺羅)と共に転がり込んできて・・・。火曜ドラマ『プロミス・シンデレラ』7月13日スタートの、二階堂ふみさん主演ドラマ『プロミス・シンデレラ』。人生崖っぷちアラサーバツイチ女子が、金持ちでイケメンだが性格のすこぶる悪い男子高校生に目をつけられ、金と人生を賭けた『リアル人生ゲーム』を繰り広げていくラブコメディです。小学館の漫画アプリ『マンガワン』で連載中の同名人気漫画が原作。累計発行部数が250万部を超えるなどSNSを中心に話題となっています。こちらも、スマホスタンドで写真を撮ることができますよ!【あらすじ】夫から一方的に離婚を告げられ、無一文、無職、宿無しになった人生崖っぷちアラサーバツイチ女子が、金持ちでイケメンだが性格のすこぶる悪い男子高校生に目をつけられ、金と人生を賭けた“リアル人生ゲーム”を繰り広げていくラブコメディ。二階堂演じる主人公・桂木早梅(かつらぎ・はやめ)と眞栄田郷敦演じる高校生・片岡壱成(かたおか・いっせい)、岩田剛典演じる旅館の若旦那で壱成の兄・片岡成吾(かたおか・せいご)の三角関係、さらに旅館関係者を巻き込んでの恋模様や人間模様が見どころ。日曜劇場『TOKYO MER~走る緊急救命室~』俳優の鈴木亮平さん主演のテレビドラマ日曜劇場『TOKYO MER~走る緊急救命室~』が7月4日からスタートします。事故・災害・事件の現場へと駆けつけて、負傷者にいち早く救命措置を施するために発足した『TOKYO MER』。鈴木亮平さん演じる喜多見幸太の医師の常識を超越した救命行為は、厚生労働省で問題視されてしまい…。『TOKYO MER~走る緊急救命室~』のブースでも、ポスタービジュアルと写真を撮ることができます。【あらすじ】事故・災害・事件の現場へと駆けつけて、負傷者にいち早く救命措置を施すために発足した“TOKYO MER”。救命救急チーム”TOKYO MER”のメンバーは、7人。チーフドクターの喜多見幸太(鈴木亮平)、研修医・弦巻比奈(中条あやみ)、看護師・蔵前夏梅(菜々緒)とベトナム人看護師・ホアン・ラン・ミン(フォンチー)、麻酔科医・冬木治朗(小手伸也)、臨床工学技士・徳丸元一(佐野勇斗)。そして、厚生労働省の官僚であり医師の音羽尚(賀来賢人)。その誰もが救命医療のスペシャリストたちだ。発足記念式典の最中、バス事故で重篤患者が出ているとの通報を受けて、チームは現場へと急行する。そこには、何人もの命の危機に瀕した患者が待ち受けていた!複数の患者を危険極まりない事故現場でオペをするという前代未聞のミッションに挑む。そして、医師の常識を超越した喜多見の救命行為は、厚生労働省で問題視されてしまう。発足早々に解散の危機を迎るTOKYO MERに、工場爆発というさらなる試練が待ち受けていた…!喜多見とメンバーに難しい決断が迫られる!7月7日まで限定でオリジナルの短冊も!また、期間限定で『TOKYO MER〜走る緊急救命室〜』のブースに出演者直筆の短冊が登場しました!短冊と笹は、同年7月7日の19時まで展示されています。ほかの出演者の短冊も飾られているので、ぜひ探してみてください!また、来場者もオリジナルの短冊に願いごとを書くことができます。今後は、ドラマの小道具なども順次展示されていくとのこと。赤坂Bizタワーで一緒に写真を撮ったり、小道具を見たりして、より夏ドラマを楽しんでみてはいかがですか。場所:赤坂 Biz タワー SHOPS&DINING アトリウム2F 展示スペース(東京都港区赤坂5丁目3-1)期間:2021年6月27日~(期間限定)時間:11:00~19:00・展示イベント、内容、時間などは諸般の事情により予告なく変更、中止、終了となる場合があります。・展示スペース内では一部を除いて撮影が可能です。なお、モニター映像の撮影、録音はご遠慮ください。・ソーシャルディスタンスの確保をお願いします。[文・構成/grape編集部]
2021年07月02日男女ともに“永遠の悩み”として聞くことが多い「ウエストのぜい肉」。みなさんはこの夏、自信を持ってお腹見せできますか?シックスパックにまでする必要は無いにしても、スッキリ引き締まったお腹を目指したい人もいるはず!そこで今回は、ヨガインストラクターの筆者がたった1分でできる簡単な「お腹痩せエクササイズ」をレクチャーします!ぜひ毎日の習慣に取り入れてみてくださいね。「下腹ぽっこり」になりやすい原因は?特に女性に多いとされる、おへそから下の下腹がぽっこりと出てしまっている状態。「昔は出ていなかったのに……」と感じる方は多いのではないでしょうか?まず主な原因として上げられるのは、年齢とともにおこる「筋力低下」。筋肉で支えている内臓が下垂することで、お腹がぽこっと出てしまうことも。あとは「運動不足」や「食生活の乱れ」そして普段の「姿勢」などが考えられます。とりわけ、猫背や足を組む習慣がある人は要注意です!姿勢を保つ働きを持つ筋肉をきちんと使えていないと、骨盤の歪みに繋がり体のバランスが崩れやすくなります。その結果、へそ下の下腹部や腰回りにぜい肉がつきやすくなるんです。簡単にできる「1分お腹エクササイズ」それでは、「お腹にアプローチする動き」を2つ合わせてご紹介します。比較的簡単な動きなので、きっと毎日のおうち時間に取り入れやすいはず。早速やり方をみていきましょう!1.仰向けになり膝を立て、足を閉じるこのとき骨盤がニュートラルポジションになるように、腰骨と恥骨を地面と平行にし、背骨と首が自然なアーチを描いている姿勢を作ってください。2.吐く呼吸とともに膝を90度に曲げたまま、足の付け根から両足を持ち上げる1~2の動きを勢いをつけずにゆっくりとコントロールしながら10回チャレンジしてみましょう!なお、その際に注意したいポイントは2つ。1.腰と地面の間は手の平一枚入るくらいにして、背中が反ったり丸まらないように行なう2.足を上げるときも下げるときもゆっくり呼吸を止めずに行なう続いて、1~2を10回チャレンジした後は、3~6を取り組みましょう。3.膝を閉じたまま足を90度に保ち、股関節から膝まで地面と垂直に、膝から足首を地面と平行にした状態で両手を上げ頭の後ろで指を組みます4.ゆっくりと頭を起こし腹圧を入れ、肋骨を締めます5.吐く呼吸とともに右の肘と左の膝を寄せ、同時に右の足を伸ばします6.ポジションを戻し、反対も同様に左の肘と右の膝を寄せます反動や勢いを使わないようにお腹を締めたまま行なうのがポイントです。ゆっくりと「脇腹のひねり」を意識して3~6も10回行ないましょう。動きのポイント今回のトレーニングポイントは5つ!1.呼吸を止めずに行なう2.急がずゆっくりと、スローペースで行なう3.使う筋肉を意識して行なう4.お腹を締めたまま行なう5.頑張りすぎずにリラックスして行なういかがでしたか?慣れてきたら休憩を入れながら、2〜3セットほどチャレンジしてみてください。続けることで、体にも心にも少しずつ変化が現れてくるはずです。自分の体調と相談しながら、できる範囲で挑戦してみてくださいね!©smmartynenko/ShutterstockNATTY/池田夏子YES TOKYO STUDIO中目黒スタジオマネージャー兼インストラクター。 2014年ヨガインストラクターとして活動開始。翌年2015年インド・ケララ州にあるアシュラムにてヨガ哲学を深める。帰国後都内スタジオでグループレッスン、パーソナルレッスンを中心に、オフィスヨガや企業主導型のイベントなどでも活動中。2019年インドにてRYT500トレーニングを終了。ヨガインストラクターとしての実績はもちろん、雑誌や広告のヨガポーズ監修、ヨガモデルの活動も多く、数々のメディアに出演中。 近年はモデル単体の活動も増え、ご当地ビールのポスターやアウトドア雑誌の表紙などにも出演。文/NATTY
2021年06月20日パルコ(PARCO)と任天堂「スーパーマリオ」のコラボレーションによるサマーキャンペーンが、2021年6月25日(金)よりスタート。全国のパルコでは、半期に一度のセール「パルコ グランバザール」を実施、また、コラボレーションアイテムも販売する。半年に一度のセール企画「グランバザール」毎年半期に一度だけ行われている、パルコの一大セール企画「グランバザール」。6月25日(金)から7月11日(日)までの期間、ファッションからシューズ&バッグ、ジュエリー&アクセサリー、インテリア&雑貨まで、夏物アイテムが全品30%〜50%オフで販売される。対象:全国のパルコ※一部除外店舗、商品あり。開催日程:2021年6月25日(金)〜7月11日(日)割引率:30〜50%※割引率はショップにより異なる。ロエベなど約60ブランドからコラボアイテムが登場パルコに出店している約60ブランドから登場するのが「スーパーマリオ」とのコラボレーションを記念した様々なアイテムたち。卓越したクラフツマンシップでマリオとスターをデザインしたロエベ(LOEWE)のポーチ、弾丸の姿をした敵キャラクター・キラーを象ったファーファー(FURFUR)のチェーンバッグ、ゲーム内のステージをプリントしたキモノ バイ ナデシコ(KIMONO by NADESHIKO)の浴衣など、全300種類以上におよぶバリエーション豊かなアイテムが、7月1日(木)から20日(火)までパルコで先行発売される。発売日:・2021年7月1日(木)〜7月20日(火) パルコ/パルコオンラインストアで先行販売・2021年7月21日(水)〜 一般発売※パルコの店舗によって出店ブランドが異なるので事前確認を。<参加ブランド一覧※一部>アーバンリサーチ(URBAN RESEARCH)、アンリアレイジ(ANREALAGE)、エクストララージ(XLARGE)、エックスガール(X-girl)、CABANE de ZUCCa 、キジマタカユキ(KIJIMA TAKAYUKI)、キモノ バイ ナデシコ(KIMONO by NADESHIKO)、靴下屋(Kutsushitaya)、サマンサタバサ(Samantha Thavasa)、 ジェラート ピケ(gelato pique)、ジャーナル スタンダード(JOURNAL STANDARD)、ジャスティン デイビス(JUSTIN DAVIS)、フラボア(FRAPBOIS)、ファーファー(FURFUR)国内唯一の任天堂直営店が全国のパルコに出店渋谷パルコにある国内唯一の任天堂直営オフィシャルストア「ニンテンドートウキョウ(Nintendo TOKYO)」が、名古屋・福岡・仙台・広島・札幌のパルコに期間限定で出店。「スーパーマリオ」 や「どうぶつの森」「ゼルダの伝説」「スプラトゥーン」など任天堂の人気タイトルをテーマにしたオリジナルグッズや、一部の「ニンテンドートウキョウ」限定商品を販売予定だ。・名古屋パルコ (南館7F イベントスペース) 2021年6月25日(金)〜7月25日(日)住所:愛知県名古屋市中区栄3-29-1・福岡パルコ (本館5F パルコ ファクトリー) 2021年6月25日(金)〜7月25日(日)住所:福岡県福岡市中央区天神2-11-1・仙台パルコ (本館6F SPACE6) 2021年7月31日(土)〜8月15日(日)住所:宮城県仙台市青葉区中央1-2-3・広島パルコ (本館6F パルコ ファクトリリー) 2021年8月14日(土)〜9月5日(日)住所:広島県広島市中区本通10-1・札幌パルコ (7F SPACE7) 2021年8月21日(土)〜9月5日(日)住所:北海道札幌市中央区南1条西3丁目3※営業日時の変更、中止、延期になる場合あり。※入店はWEBでの事前予約。6月17日(木)より名古屋・福岡開催分について、予約フォームにて受付中。当日にキャンセルが 出た場合は整理券で入店の受付を行う。※詳しくは公式WEBサイト(より。
2021年06月20日アコメヤ トウキョウ(AKOMEYA TOKYO)が展開する「アコメヤ食堂(AKOMEYA食堂)」から、リキュールで楽しむ「大人のかき氷」が登場。2021年6月24日(木)から9月27日(月)までアコメヤ食堂 神楽坂、東急プラザ渋谷で発売する。“リキュール”で楽しむ「大人のかき氷」アコメヤ食堂の夏定番スイーツ“オリジナルかき氷”の新作は、好みのリキュールを加えて楽しむ「大人のかき氷」。自家製シロップで仕上げた4種類のかき氷に、いちごリキュールやラムレーズンなどそれぞれのかき氷に合わせた特別なリキュールを用意した。“果実味たっぷり”いちごミルクかき氷×いちごリキュール果実味たっぷりの自家製いちごジャムとコクのあるクリームチーズムースをトッピングした「かき氷いちごミルク」には、国産いちごを使用した“いちごリキュール”を用意。とろりとした舌ざわりの濃厚なリキュールが、酸味の効いたかき氷に程よくマッチする。“胡桃入り”ミルク紅茶かき氷×ラムレーズン「かき氷屋久島紅茶のミルク紅茶」は、世界遺産の屋久島で栽培された和紅茶を煮出したコクの深いミルク紅茶シロップとマイルドな練乳、ザクザク食感の胡桃を組み合わせた。ダークラムとホワイトラムで漬け込んだ、自家製のリキュール“ラムレーズン”を加えれば、より一層コク深い味わいを楽しめそうだ。“果肉・果汁たっぷり”みかんかき氷×みかんリキュールみかんの果肉と果汁をたっぷり使用した甘さと酸味のバランスが絶妙な「かき氷みかん」には、ジューシーな“みかんリキュール”をトッピングするのがおすすめ。一口食べれば柑橘の華やかな風味が口いっぱいに広がっていく。“新感覚”檸檬ジュレかき氷×レモンチェッロ「かき氷檸檬ジュレ」は、瀬戸内レモンの果皮を使用した新感覚のジュレ風レモンシロップとすっきりとしたミントシロップを加えた見た目も爽やかなかき氷。国産ライスウォッカにレモン果皮や果汁をじっくりと漬け込んだ“自家製レモンチェッロ”をトッピングすれば、まろやかな味わいに変化する。【詳細】アコメヤ食堂「大人のかき氷」提供期間:2021年6月24日(木)~9月27日(月)※提供時間は店舗によって異なる展開店舗:・アコメヤ食堂 神楽坂(14:00~L.O.まで)※神楽坂では各種かき氷のテイクアウトも可能・アコメヤ食堂 東急プラザ渋谷(14:00~L.O.まで)メニュー:・かき氷いちごミルク1,400円・<リキュール>いちご300円・かき氷屋久島紅茶のミルク紅茶1,400円・<リキュール>ラムレーズン300円・かき氷檸檬ジュレ1,400円・<リキュール>レモンチェッロ300円・かき氷みかん1,400円・<リキュール>みかん300円
2021年06月20日オーストラリア・メルボルン発のインドアプランツショップ「プラントソサエティ(The Plant Society)」が、日本に初上陸。2021年7月10日(土)に東京・清澄白河「トーキョーバイクトーキョー(TOKYOBIKE TOKYO)」内にオープンする。「プラントソサエティ」とは?2016年よりスタートした「プラントソサエティ」は、建築/デザインのバックグラウンドを持つジェイソン・チョングと、ビジネスパートナーのネイソン・スミスによって誕生したプランツクリエイターチーム。“植物のある社会”という意味を持つそのネーミング通り、人気ショップや大型商業施設、個人邸のスタイリングから、植物のメンテナンス、ワークショップに至るまで、植物を使用した幅広い活動を行っている。海外第1号店に清澄白河そんな「プラントソサエティ」は、これまでメルボルン、シドニーのローカルで親しまれてきたが、海外1号店として清澄白河に初出店。店内では、植物はもちろんのこと、オーストラリアの人気デザイナーによる鉢や園芸用品、ホームウェアなど、日本では入手困難なアイテムも取りそろえる。充実のスタイリングサービスまた東京店では、本国と連携したクリエイティブチームによる植物のスタイリングサービスを受けることも可能。植物の選び方や育て方、インテリアにあった植物のスタイリングなど、様々な相談を受け付ける。コーヒーブレイクもなお「プラントソサエティ」がオープンする建物内には、本格派コーヒースタンド「アライズ コーヒー ロースターズ(ARiSE COFFEE ROASTERS)」も併設。店内で買い物を楽しんだ後は、“ホッと一息”コーヒーブレイクを楽しむのもオススメだ。【詳細】「プラントソサエティ 東京」オープンオープン日:2021年7月10日(土)住所:東京都江東区三好 3-7-2「トーキョーバイクトーキョー」2階営業時間:月・火・金 12:00~19:00土・日・祝 10:00~18:00※水・木は定休日。
2021年06月19日「ウルトラマン」をテーマにした期間限定のキャラクターカフェ「ウルトラマンカフェ〜GO BEYOND 55th Anniversary」が、2021年7月16日(金)から8月29日(日)まで東京ソラマチにオープンする。「ウルトラマン」55周年を記念した限定カフェ1966年に円谷プロダクションの“空想特撮シリーズ”第2弾として放送開始、最高視聴率42.8%を記録するなど、特撮テレビシリーズの金字塔として特別な存在となっている「ウルトラマン」。放送開始から55年というアニバーサリーイヤーを記念してオープンする「ウルトラマンカフェ」では、歴代のウルトラマンや人気怪獣たちをモチーフにしたカフェメニューが楽しめる。人気のウルトラマンや怪獣たちをモチーフにしたメニューオリジナルのカフェメニューには、変身時のウルトラマンのポーズをモチーフにした各種「ウルトラマンバーガー」、人気怪獣のバルタン星人を象った「バルタン星人 パンケーキ」、モノクロ時代から受け継がれた「ウルトラQ」「ウルトラマン」のサイケデリックなタイトルバックを表現した「ウルトラマン カフェラテ」など、多彩なフードやスイーツ、ドリンクがラインナップ。オリジナルグッズも多数登場また、“選べるワクワク感”をコンセプトに人気のウルトラマンと怪獣達をデザインしたランダムグッズや雑貨、特別カラーのソフビ人形、指人形など、各種カフェオリジナルグッズや特典もバリエーション豊富に用意。スペシャル企画として、牛木 匡憲、錠マヱ、広岡 毅の3人が手がけたアートを用いた「TOKYO CULTUART by BEAMS」のTシャツも販売される。店舗情報「ウルトラマンカフェ〜GO BEYOND 55th Anniversary」オープン期間:2021年7月16日(金)〜8月29日(日)場所:TOKYO BOX cafe&space 東京ソラマチ店(東京都墨田区押上1-1-2 東京スカイツリータウン・ソラマチ 1階)予約金:715円 ※予約特典付き。※予約に関する詳細はカフェ公式WEBサイト(より。©円谷プロ
2021年06月19日俳優の原田龍二と妻で元女優の愛さんが18日、都内で行われた山本漢方製薬「大麦若葉」新CM記者発表会に出席。愛さんは、2年前の原田の不倫騒動を振り返り、当時の心境を明かした。発表会は、原田が不倫謝罪会見を行ったTOKYO MX内の同じ会場で開催。原田は冒頭、「思い起こせば2年前、この場所であのような謝罪会見をしたことを思いますと、気持ちが楽といいますか、謝らなくてもいいんだなというのが大きいです」とほっとした表情。「こういう会見でみなさんとこういう風に対面できるのが本当にうれしいです」と心境を語った。騒動後、不倫はしていないか確認されると「あるわけないじゃないですか。一生ないですよ。もう二度とないですね」ときっぱり。愛さんは「大丈夫であってほしいという願いはありますけど、人生何があるか。今日、私がこの場にいるのも考えてなかったことなので」と話した。当時、離婚も「考えた」という愛さんは、「いろいろ考えていく中で、私はまだこの人とやっていこうという決意のもとで今日に至ります。人間いいところも悪いところもあると思いますが、まだいいところのほうが勝っていたんだと思います」と自身の決断を振り返り、「基本的には優しいですし、家族のために面白く生活してくれていましたし、裏の顔があったという。私たちの前では、面白いお父さんでいてくれます」と、原田の“いいところ”を説明した。2人は、18日より全国で放送される「大麦若葉」の新CM「本物の夫婦篇 15秒篇」ほか全5篇に出演。同社CMに出演中の原田に加え、愛さんが妻役で登場し、“本物の夫婦”として30年ぶりの共演を果たしている。
2021年06月18日俳優の原田龍二と妻で元女優の愛さんが18日、都内で行われた山本漢方製薬「大麦若葉」新CM記者発表会に出席した。約2年前、不倫騒動で原田が謝罪会見を行ったTOKYO MX内の同じ会場で開催。原田は冒頭、「思い起こせば2年前、この場所であのような謝罪会見をしたことを思いますと、気持ちが楽といいますか、謝らなくてもいいんだなというのが大きいです」とほっとした表情。「こういう会見でみなさんとこういう風に対面できるのが本当にうれしいです」と心境を語った。リポーターから「性欲はまだ強いですか?」と聞かれると、原田は「どうやったら弱くなるんでしょうか。逆に聞きたいです」と返して笑いを誘い、「結局、生命力だと思います。僕はもともと丈夫な体だと思いますが、毎日『大麦若葉』を飲んでいることも大きいのでは」と自身の考えを述べた。その後、不倫はしていないか確認されると「あるわけないじゃないですか。一生ないですよ。もう二度とないですね」ときっぱり。愛さんは「大丈夫であってほしいという願いはありますけど、人生何があるか。今日、私がこの場にいるのも考えてなかったことなので」と話した。2人は、18日より全国で放送される「大麦若葉」の新CM「本物の夫婦篇 15秒篇」ほか全5篇に出演。同社CMに出演中の原田に加え、妻の愛さんが妻役で登場し、“本物の夫婦”として30年ぶりの共演を果たしている。
2021年06月18日意外と知らない社会的な問題について、ジャーナリストの堀潤さんが解説する「堀潤の社会のじかん」。今回のテーマは「選挙イヤー」です。よりよい暮らしのために、政治に判断を下せる好機。今年は選挙イヤー。前政権を受け継ぐ形で誕生した菅内閣は10月21日に任期満了します。ですから、それまでに必ず衆議院議員選挙が行われます。コロナ対策やワクチン、東京オリパラ、経済政策など、菅政権の是非を選挙によって総合的に判断を下すことができるのです。4月に広島再選挙、長野、北海道で補欠選挙が行われましたが、政治とカネの問題をめぐり与党に厳しい審判が下されました。2009年には政権選択選挙と謳われ、民主党政権が誕生しました。再び政権交代があるのか、注目が集まっています。その前哨戦になるのが7月の東京都議会議員選挙。前回は小池百合子さん率いる都民ファーストの会が圧勝しました。選挙について、選挙期間中に考え始めても遅いと思います。期間中は、コロナ対策や消費税など、わかりやすい一つのテーマに公約は絞られがちです。解決しなければいけない問題が山積していても、政治家たちが議論したいテーマに有権者は誘導されてしまいます。そうならないために、普段から自分がどんなことに不安を抱え、どんな未来を描きたいのか。それに対して候補者がどんな考えを持ち、対処しているのかをウォッチしておかなければなりません。まずは自分の選挙区が何区なのかを把握しましょう。出馬する候補者の大半は現職の政治家ですから、彼らが公約を守ったのか調べてみる。SNSでどんな発信をしているかも有効なチェックポイントになります。人々の関心が薄いと、あっという間に強い権限の法律が通ってしまいます。この春に成立した、まん延防止等重点措置の「酒類禁止」の項目はプレス発表もなくさらりと加えられました。なんとなく受け入れてしまっていますが、飲食店にとっては死活問題です。ワクチン接種も、首長や議会の手腕次第で、スムーズに進む自治体、進まない自治体に分かれます。政治は特別なものではなく、私たちの暮らしに密着しているのです。もしも投票したい候補者が見つからない場合には、あなたが出馬するという方法もあります。衆院選や都議、県議は25歳以上に被選挙権があります。政界も若い風を強く求めていますから、チャンスです!堀潤ジャーナリスト。市民ニュースサイト「8bitNews」代表。「GARDEN」CEO。Z世代と語る、報道・情報番組『堀潤モーニングFLAG』(TOKYO MX平日7:00~)が放送中。※『anan』2021年6月23日号より。写真・中島慶子イラスト・五月女ケイ子文・黒瀬朋子(by anan編集部)
2021年06月18日『ワイルド・スピード EURO MISSION』以来、待望のシリーズ復帰となるジャスティン・リン監督がメガホンをとった最新作『ワイルド・スピード/ジェットブレイク』が8月6日(金)に公開。この度、今年で20周年を迎える『ワイルド・スピード』シリーズの過去の名シーンをふり返ることができる特別映像が解禁となった。今回解禁となったのは、シリーズ過去作を一挙ふり返りながら、しびれるようなドライビングシーンからメイキング映像、さらには豪華キャスト陣が作品の愛と魅力を語るインタビューなどがふんだんに収められた特別映像。冒頭から2001年に公開した第1作目の懐かしのワンシーンでスタート。そして「『ワイルド・スピード』はストリートレースをリアルに描いている。他の映画にはない世界観だ」と、当時のインタビューで作品への圧倒的自信をみなぎらせるのは、シリーズを牽引し続ける主人公・ドミニク役のヴィン・ディーゼル。続けて、レティ役のミシェル・ロドリゲス、ミア役のジョーダナ・ブリュースターらが第1作目の公開当時から抱くワイスピへの愛を語る姿が映し出されていく。シリーズを重ねるごとに仲間が増え、さらに彼らが挑むミッションもスケールアップ!ド派手なカーチェイスはもちろん、ビルからビルへのダイブや、渋谷で巻き起こったキレキレの“TOKYO DRIFT”、氷上の爆破のなかを疾走するアイスブレイクアクションなど、走るか死ぬかの紙一重で危険な状況を、息のあった絶妙なコンビネーションでかいくぐる姿をみれば、長い年月をかけて築き上げられてきた“ファミリー”の強固なつながりを知ることができる。映像のラストでは、ヴィンが「ファンは期待以上のものを見せてくれると確信しているだろうけど、それでも想像もつかないだろう。最新作を世界に見せるのがすごく楽しみだ」と、20周年にふさわしい作品となった本作へ、大いなる自信と期待を覗かせる。さらに、シリーズの始まりである『ワイルド・スピード』(01)と『ワイルド・スピード SKY MISSION』(15)が「ワイスピ4Dメモリアル上映」として4D上映されることも決定した。『ワイルド・スピード/ジェットブレイク』は8月6日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ワイルド・スピード/ジェットブレイク 2021年8月6日より全国にて公開© 2020 UNIVERSAL STUDIOS. All Rights Reserved.
2021年06月18日スイーツパラダイスは、「国産さくらんぼ・メロン食べ放題」をスイーツパラダイス 新宿東口店をはじめ全国8店舗にて2021年6月16日(水)から7月4日(日)まで開催する。旬のフルーツを好きなだけ楽しめる食べ放題企画「フルーツパラダイス」に、国産さくらんぼ・メロンが登場。高級品種として有名な「佐藤錦」を中心に、様々な品種のさくらんぼを味わえる他、高級フルーツ・メロンも一度に楽しめる贅沢なフルーツ食べ放題だ。メロンはカットされたものだけでなく、まるごと1玉の提供も可能。好きなサイズに切り分けて、グループ内でシェアしたり、独り占めしたりすることができる。加えて、メロンをのせたショートケーキ「スペシャルショートメロン」や、メロンの果肉がごろっと入ったゼリーにさくらんぼを飾ったメロンゼリーなど、フルーツをふんだんに使った「フルーツパラダイス」限定スイーツが勢揃い。店内で1つずつ丁寧に作られる「フルーツ大福(パイナップル)」も楽しめる。尚、6月1日(火)から開催されている「マンゴーメロン食べ放題」は、好評につき期間を7月4日(日)までに延長。こちらも夏にぴったりのみずみずしいフルーツを堪能できそうだ。【詳細】フルーツパラダイス「国産さくらんぼ・メロン食べ放題」開催期間:2021年6月16日(水)~7月4日(日)対象店舗:スイーツパラダイス 新宿東口店/池袋店/川崎ダイス店/ららぽーとTOKYO-BAY店/丸井大宮店/名古屋スパイラルタワーズ店/梅田店/福岡パルコ店内容:国産さくらんぼ・メロンの食べ放題※おすすめバイキング(ドリンクバー&ハーゲンダッツ・イルジェラート付)+サラダバー+フライドポテト食べ放題付価格:大人 2,580円、小人 1,800円 ※制限時間100分※仕入れ状況により品種が異なる場合あり。※1グループ全員の注文のみ。※在庫状況により、予告なくその日の販売を中止する場合あり。※開催期間は変更になる場合あり。
2021年06月17日国内シェアNo.1の傘ブランド「Waterfront(ウォーターフロント)」を運営する株式会社シューズセレクション(東京都目黒区)。梅雨本番が目前に迫った5月中旬に、同社所属の「傘ソムリエ土屋」が某TV番組でおすすめした「New極軽カーボン」と「Sa傘」。TV放送中から注文が殺到し、弊社運営のECサイトで単日売上ランキング1,2位を記録しました。「New極軽カーボン」おにぎりよりも軽い超軽量の折りたたみ傘「New極軽カーボン」は、「軽量傘=軽かろう、悪かろう」の常識を覆す「高性能×軽量」を実現しています。手にした時の想像以上の軽さに、毎回驚きの声が上がります。●高性能ポイント1親骨に超軽量カーボンを採用することにより、6本骨で約100gという軽量化に成功しました。●高性能ポイント2軽さに加え、丈夫さと急な雨でも頼りになる超撥水、さらにはUV90%カットの傘生地を採用。全天候型の頼れる晴雨兼用・軽量傘となっています。「Sa傘(さかさ)」傘を閉じる際に、濡れた面が内側になり水滴を閉じ込める逆折り式の傘「Sa傘(さかさ)」は、その独特な構造により雨天時のストレスが軽減されます。これまでの傘の概念を覆す機能美を備えた「Sa傘」。見たこともない動きで開閉をする様子は、見た目のインパクトも大きく、TVで紹介された反響で現在品薄状態が続いています!●ストレス軽減ポイント1傘を閉じたときに濡れた面が内側になるため、自分自身や周囲の方の洋服や荷物を濡らしません。●ストレス軽減ポイント2一般的な傘と逆の開閉をするため、体が車体に入ってから傘を閉じることが可能に。車乗降時の雨濡れを軽減することが可能です。ネクストブレイクはこれだ!「傘ソムリエ土屋」が目を付けた耐風傘「プレミアムストロングアーミー&ネイビー」。梅雨はもちろんのこと、夏の猛暑やゲリラ豪雨にも備えを!梅雨本番を迎える中、株式会社シューズセレクションでは、6-8月を「高機能雨傘&晴雨兼用傘」パワープッシュ月間として、ゲリラ豪雨に備える耐風傘や夏の猛暑に1つ持っておくと便利な晴雨兼用傘のキャンペーンを開催。ウォーフロントの「高機能雨傘&晴雨兼用傘」中でも特に注目すべき「プレミアムストロングアーミー&ネイビー」をご案内いたします。「強い傘を作りたい」という想いから誕生した「プレミアムストロングアーミー&ネイビー」は、過酷な環境をものともせず、弾丸を防ぎ仲間を守り抜く強さを持つ「アーミー」と、ネイビーブルーの語源にもなった「海軍(ネイビー)」が荒波を果敢にすり抜けるイメージから着想を得て、強さ・丈夫さに特化して開発された耐風傘です。「プレミアムストロングアーミー」雨の日にも、突然のゲリラ豪雨にも、夏の炎天下でも、1本持っておくことであらゆる気候に対応できる超全天候型の晴雨兼用傘「プレミアムストロングアーミー」。激しい雨風の中、身を守る唯一の頼りとなるはずの傘が折れてしまい、裏切られた気持ちになってしまった経験を持つ方も多いはず。親骨と受骨にFRP強化骨を用いた耐風構造をもつ「プレミアムストロングアーミー」なら、FRP強化骨の最大の特徴である弾力性により、風にあおられて曲がったとしても折れることなく元に戻ります。加えて、FRPは鉄に比べて非常に軽く、錆びにくいという特徴を持っています。さらに、親骨65cmの大きめサイズでしっかり雨風を防ぐ一方、中生地にシルバーコーティングを2回塗りしており、UV99%カットと遮光遮熱効果も期待できます。梅雨や豪雨対策はもちろんのこと、身体が溶けてしまいそうな日差しの下をスーツで外回りをするビジネスマンの強い味方になること間違いありません!令和の時代には、雨風をしのぐだけでなく「プレミアムストロングアーミー」で日陰を持ち歩いて、ニューノーマルなビジネススタイルを。「プレミアムストロングネイビー」プレミアムストロングシリーズのレディースモデルとして誕生した「プレミアムストロングネイビー」。女性が安心して使えるように軽く丈夫にデザインされており、突然のビル風にも煽られることなくしっかり雨風を防ぎます。また、梅雨の晴れ間の日差しからもUV90%カットの傘生地が大切な女性のお肌を守ります。「プレミアムストロングネイビー」には、軽量化と耐風性を高めるための工夫が随所に見られます。まず、見た目に顕著な特徴として、通常8本の骨を7本に。単に骨を減らすだけでは弱くなってしまうところを、「プレミアムストロングアーミー」同様に、親骨と受骨にFRP強化骨を採用したことで、強固な耐風性と253gという軽さを両立しました。また、親骨が受け骨と隣り合うようにスライドして折りたたまれる構造により、収納時の細さも実現しています。さらに、厚みのある多角形のシャフトを採用したことで、風によるねじれにも対応。手元側のシャフトを太く、親骨側を細くすることで、傘をさした際のふらつきを軽減し、手元の安定性を高めています。引き線とはと目には錆に強いステンレススチール、金属の継ぎ目にはジェットエンジンなどにも使われる超合金を使用しているため、経年劣化にも強く、長く愛着を持ってご愛用いただけます。【製品スペック一覧】「傘ソムリエ」 土屋 博勇喜について22歳から、大手ホームセンターでレイングッズを担当。様々なメーカーの傘に触れ、つくり手のこだわりや機能性、美しいフォルムに魅了され傘の虜となる。2019年、国内シェアNo.1の傘メーカーである、株式会社シューズセレクションWaterfrontへ入社し、仕入れ・売り場作りの責任者となる。同時に、傘の魅力を広く伝える世界初の「傘ソムリエ」として活動を始める。傘やレイングッズの開発・監修、商品紹介動画の配信、各種テレビ番組への出演など、傘にまつわる幅広い分野で活躍している。「自分でさして納得した傘だけをお客様に届けたい」という思いから、給与の大半を傘に注ぎ、100本を超えるコレクションを持つ。悪天候時に耐風性や撥水性のテストを自ら行い、説得力のある接客で各メーカーにも高く評価されている。2019年にTBS「マツコの知らない世界~折りたたみ傘の世界~」に出演。「傘ソムリエ」 土屋 博勇喜「傘ソムリエ」とは…豊富な傘の知識をもつ、傘のスペシャリストとして、その魅力を世界に発信します。ニーズに合わせて様々な機能の傘をご提案したり、傘のお手入れ方法をご紹介します。「傘ソムリエ」の想い~両手に傘~運命の傘に出会ったあの日から、かけだしたくなるようなあれの日も、心が洗われるような雨の日も、僕は傘と一緒に歩んできました。一本に選べないほど傘が好きだから、本当に良い傘をあなたに届けたい。世界中の人が運命の一本に出会えるよう、今日も傘の魅力を発信します。【WaterfrontJIYUGAOKA/TOKYO】東京・自由が丘の新しいランドマークになることを目指してOPENした傘のエンターテイメントビルです。1Fから4Fまですべてが傘で埋め尽くされた店内には、約500種類、10,000本の傘がずらりと並びます。バラエティに富んだ傘が作り出す独特の世界観を、存分に堪能できる場所です。【WaterfrontSHINSAIBASHI/OSAKA】SDGsの観点から「たたむ、をひろげる」をコンセプトにした心斎橋店は「たためる売り場」が特徴的な店舗で什器が全てたためるようになっています。また床面積約100坪、折傘1,400種類、長傘600種類、計10,000本を常時展示している世界最大級の傘専門店です。【会社概要】会社名:株式会社シューズセレクション住所:東京都目黒区緑が丘2-16-14資本金:2,000万円事業内容:傘の企画・製造、卸ショールーム:自由が丘・心斎橋企業プレスリリース詳細へ TIMESトップへ
2021年06月17日