2021年秋冬、anan「モテコスメ大賞」が始まりました。ここでは、ヘア&メイクアップアーティスト・NAYAさんが、櫻坂46・守屋茜さんに、この秋のトレンド“フロスティアイ”をレクチャーしました。寒色を巧みに効かせて瞳をブラッシュアップ。日を追うごとに冷んやりしていく季節に想いを馳せた繊細な寒色ラメのフロスティなまなざしが主役のメイクも、この秋のトレンドのひとつ。「クールカラーを代表するブルー、冬空に瞬くダイヤモンドダストを思わせるシルバーが今また新鮮。小面積でも存在感抜群な質感を効果的に用いることで表情が洗練されますよ」(NAYAさん)「寒色の素晴らしいところはなんといっても透明感をアップしてくれるところ。今日をきっかけに、プライベートでも積極的にトライしたいです」(守屋茜さん)SNOWY SHADOW:静かに舞い散る粉雪のようにピュアな輝きにうっとり。イリュージョン級のキラめきで魅了する 賞MiMC「ミネラルリキッドリーシャドー 07」リュクスな濡れ感に恋して。光が当たるとピンキッシュシルバーのラメがキラめき、影の下ではまろやかなグレーに発色。「こんなにドラマティックでありながら、白樺水をベースに美容成分をリッチに配合しているところがスゴイ。伏し目になったとき上品にツヤめいてくれそう。鼻根になじませてハイライトっぽく使えるところも買いです」。¥3,630(MiMC TEL:03・6455・5165)MAKE UP POINTEYE:指で二重幅広めになじませてきちんと乾かす。目頭から上まぶたに放射線状に重ねて奥行きをプラス。LIP:リップにアイシャドウを少し混ぜて、涼しげなキラめきをリンク。ICY POWDER:アクセサリー感覚でまといたい吸い込まれそうなアイスカラー。タイムレスな魅力を放つブルーで 賞Dior「モノ クルール クチュール 240」瞳がファッショナブルに。デニムと名付けられたサテン質感のインディゴブルー。「透明感もあって上品なところに心を奪われました。私にとっては冒険カラーだったけど、ポイント的に使うとスタイリッシュになることがわかって感動。洋服とカラーをリンクさせたらおしゃれ上級者を気取れそう」(守屋さん)。¥4,180(パルファン・クリスチャン・ディオール TEL:03・3239・0618)MAKE UP POINTEYE:指で上まぶたの目頭から目尻の方に向かってなじませて、黒目の上まできたらスーッとフェードアウト。目頭側にアクセントっぽく入れることでこなれ感と抜け感が生まれる。FROZEN LINER:どこか神秘的なムードを前に惹かれずにはいられない。ピュアな瞳を叶えるミステリアスブルー 賞Celvoke「シュアネスアイライナーペンシル EX05」壮大な氷河にインスパイア。白目をクリアに演出してくれるアイシーなブルーのアイライナー。「ミルキーでヴィンテージライクなカラーを敢えて下まぶたに効かせる遊び心が好き。オイルインならではのクリーミーな質感はペンシルの概念を覆すほど快適。まぶたのキワにもスムーズに引けるんです。にじみにくいところも」。¥3,080 限定発売(セルヴォーク TEL:03・3261・2892)MAKE UP POINTEYE:下まぶたのキワに目頭から目尻の外側まで引いたら、指でまつ毛を触りながらワイプしてまつ毛も色づかせる。目尻側を敢えて抜くことで開放感が生まれて瞳が丸く。もりや・あかね1997年11月12日生まれ、宮城県出身。櫻坂46の美容番長。その圧倒的な美しさからananの連載「美容の坂道のぼり隊」でも活躍中。愛称あかねん。キャミワンピース(プルオーバーとセット)¥23,100中に着たシアートップス¥8,800(共にパブリック トウキョウ/パブリックトウキョウ 渋谷店 TEL:03・6450・6559)イヤカフ¥11,000リング各¥8,800(以上イロリエール/ロードス TEL:03・6416・1995)ヘアカフ¥1,760(ゴールディ TEL:0120・390・705)NAYAさんヘア&メイクアップアーティスト。簡単なのに盛れるメイクテクで人気。ファッション誌、写真集、広告など幅広く活躍。モデルからの指名も多数。※『anan』2021年9月1日号より。写真・小笠原真紀スタイリスト・中根美和子ヘア&メイク・NAYA取材、文・石橋里奈(by anan編集部)
2021年08月28日’90年代より、雑誌『anan』に恋愛特集や「一人で生きる方法」「運のつかみ方」などのテーマで多くのエッセイを寄稿している、エッセイスト酒井順子さん。『anan』創刊から2000号までを分析した1年半の連載を1冊にまとめた書籍「ananの嘘」の文庫版が出版された機会に、いままでとこれからの『anan』についてうかがいました。『anan』の創刊から今まで歩んできた道とは?2017年3月にマガジンハウスより刊行された酒井順子さんの著書『ananの嘘』。1970年の『anan』創刊から2016年に迎えた2000号までを振り返り徹底検証した人気連載のまとめです。それに書き下ろしを加えて再構成された文庫版が出版されました。著者の酒井さんに、日本の雑誌カルチャーや女性の価値観の変遷、さらにananが読者とともに悩み葛藤しながら歩んできた歴史について、うかがいました。初期のananは過激だった!?編集部とにかく驚くのが、創刊当時のananの尖りっぷりです。酒井さん’70年代には、ヌードのお見合い写真を掲載したり、セックスに開放的な企画など、「既成概念にとらわれない」、「タブーに挑戦したい」という姿勢で、我が道を歩んでいました。すでにある権威に反発するという時代を表していた雑誌がanan。男性に対しても、「簡単には従わない」「媚びない」など、声を高々と上げて突っ走っていました。編集部時代の流れに乗って尖っていたananに、迷いが生じた時代もあったということですが。酒井さんそれは70年代半ば、いち早くニュートラ(ニュー・トラディショナル)というモテファッションを紹介したことから始まりました。ニュートラをリセ(リセエンヌ、フランスの女子学生風スタイル)の対抗概念として扱い、モテ路線と非モテ路線を並走させることに。両者の間でananは悶々とするのですが、’80年代になると、ananはニュートラに別れを告げ、リセを選んだのです。つまり、男のために生きるか、自分のために生きるかの分かれ道で、「自分のために生きる」という選択をしたということ。これは後の読者にも大きな影響を与える出来事でした。編集部モテを求めるのはやめようと決めたはずのananですが、彼氏が欲しくないわけでも、結婚をしたくないわけでもない…と、悩み続けているうちに、だんだんと時代は変わり、スローライフの’00年代へと突入したというわけですね。’00年代になると、占いやスピリチュアルが登場編集部不景気の大変な時代で、コロナ禍でもないのに「おこもり」というキーワードが出てきたころ。「カフェでまったり」や「節約はしっかり」「スローライフとスローラブ」など、ananはそれまでと同じ雑誌とは思えないほどの変貌ぶりを遂げました。酒井さん皆がギラギラしていたバブルが終わって人々の気が抜け、本当は色々な欲望があるのに、欲望を充足させにくくなってきたころだと思います。例えばセックスしたいという欲望があっても、現実で充足させるのは難しいから妄想で解決する、などのスキルが開発されることになりました。そのころ、恋愛や結婚観も迷走。「鍛えれば絶対強くなるのが恋愛力」などの恋愛企画に、読者は惑わされていました。ニュートラとの決別時、モテのために生きるのはやめようと決めたけれど、とはいえやっぱり恋愛も結婚もしたいと揺れ動くanan。読者と一緒に迷っている姿こそ、ananの魅力だと思います。編集部仕事でも恋愛でも、努力だけではどうしようもない部分がある。そんなジレンマを抱えているとき、江原啓之さんにご登場いただいています。酒井さん江原さんが頼りにされているのは、見えない部分が見えた気持ちにさせて、救ってくれるから。バブル崩壊後、自分ではどうしようもない不景気の中で、それでも何かを掴みたいと思っている読者にとって、スピリチュアルな世界や占いは、ホッとできる逃げ場になりました。誰にも言うことができない悩みでも、ananの占い特集は答えをくれますし、時には親や友達も言ってくれない厳しいアドバイスを、江原さんはくれるわけですよね。仕事も結婚もどうしていいかわからない、と迷子になっている女性たちにとって、占いやスピリチュアルは、心の拠りどころになっているのでしょう。ananがついた“嘘”を楽しんだ読者たち酒井さんananは、「おしゃれグランプリ」という企画で様々な地方の読者のファッションを競わせたり、’80年代には「ハウスマヌカン」(洋服店販売員のこと)やスタイリストなどのカタカナ職業を猛プッシュして、読者にもそう言った仕事を勧めたりしてきました。そうかと思えば路線変更し、「やっぱり結婚したい」と言い出すなど、読者に対して「こうしたほうがいい!」とアグレッシブな提案を次々としてきました。創刊当時から、ananが振る色々な旗を見て、「こんな服を着ればいいのね」とか、「私もハウスマヌカンになりたい」とか、「結婚しようかな」などと、真剣に考えた読者が多かったと思います。ananによって人生が変わった人もいたはずですが、アンアンが「こっちにおいで」と先導していた方向は、必ずしも正しかったとは限りません。でも、今と違って他の情報源があまりなかった時代、ananの発売日を楽しみにしていた読者は多かったことでしょう。その時代を生きた女性たちは、ananに振り回され、騙されることもまた楽しかったのだろうな…と言うことで、「ananの嘘」というタイトルなのです。これからもananは、時代に沿った道を進むのか!?編集部最近では、「高めよう!免疫力」や「半径2メートルのライフスタイル」など、このご時世ならではのタイトルが並んでいます。酒井さん東日本大震災のときでもコロナ禍でも、その環境下でどうやって充実した毎日を過ごそうかと考えているのがanan。何十年も経ち、コロナを知らない若者が現在の企画を見たら、不思議に思うかもしれませんね。即時性のある対症療法的な企画は、雑誌、それも週刊誌ならではのものです。ananが50年もの間、愛され続けているのには、週刊誌ということも大きいのではないかと思います。雑誌は、書籍のようにずっと残るものではないからこそ、その時々の時代にマッチしたことを全力で伝える、刹那的な部分が魅力です。特にananは、すぐに次の号が出る週刊誌だからこそ、セックス特集や読者ヌードの企画など、世間を驚かせるような企画ができるのかもしれません。それはモテとは直結しない、いばらの道かもしれないけれども(笑)、それも自ら選んだ道。編集部創刊当時とは打って変わり、ネットなどの情報が入るようになった昨今。これからのananはどうなると思いますか。酒井さん創刊当時のananからは、社会を変えていこうという気持ちが溢れていました。今も、社会の変革期。女性達の視線を社会的な問題に向けるような特集は、実はananのお家芸です。ファッションの特集や、紙の雑誌だからこそじっくり楽しむことができるグラビア記事の中に、社会的意義を持つ特集も混じると言う硬軟取り混ぜた雑誌作りが、最もananらしいのかもしれませんね。酒井順子(さかい・じゅんこ)1966年、東京都生まれ。高校在学中に雑誌「オリーブ」でコラムの執筆を始め、大学卒業後は広告代理店に勤務。その後、執筆に専念し、2003年に発表した『負け犬の遠吠え』では婦人公論文芸賞、講談社エッセイ賞を受賞。近年の著書に『子の無い人生』『男尊女子』『源氏姉妹』『家族終了』『ガラスの50代』『処女の道程』などがある。温かいツッコミを入れつつ、時代背景と特集内容からananの歴史を分析した「ananの嘘」は、アンノン族、ニュートラなど懐かしい言葉が頻出する、親子で楽しめるエッセイでもあります。ぜひ手に取って、過去のananへタイムトリップしてみてください。Information『ananの嘘』 ¥880/マガジンハウス(酒井順子 著)購入はコチラからどうぞ。写真・山本嵩、文・三谷真美
2021年06月21日ananの大人気企画「猫さま大賞」。今回は「美猫賞」をご紹介します。正統派の美猫さまに加えて旬な“あざとかわいい”にゃんこを増量してお届け。美猫賞【もなか】まだ5か月の子猫ながら、上目遣いのおねだりポーズをマスター。もう無敵です!審査員のひとこと薄色の茶トラさん!お鼻も薄ピンクで美猫ですね~。人だったら、淡い=儚いでモテ決定~!羨ましい!(Cat’s ISSUEディレクター・太田メグさん)【ゆずりは】澄んだ美しいブルーの瞳が印象的。「おやつまだ~?」の顔だそうですが、断れませんよね。審査員のひとことわだかまりや迷い、悩みを全部話したくなるのは、アクアマリンの癒しパワー。浄化が得意なヒーラーキャットさま!(占術研究家、心理テストクリエーター・章月綾乃さん)【つなちゃん】アンニュイに丸まりながらちらりと。毎朝、目の前にこんな白いもふもふがいたら寝坊しそう。【Kai】「え、グラビアっぽく?」。カメラを見る眼差しには、そこはかとなくセクシーさも漂ってます。【リリ】真っ白でふわふわな被毛に映える、ピンクのお鼻とオッドアイ。この美しさは、ホント尊い!【シエル】「花より猫でしょ、そうでしょ!」とおすましポーズ。はい、もちろんです。シエルさまが一番です。【とまと】お腹をくるりと見せて、短い手でにゃ~ん。自分のかわいさをわかっているあざとさですね。【どらまる】小首を傾げながら、きゅるんとした目でこちらをじーっと。小悪魔感ハンパないです!【雨】廊下に落っこちながら、体を張った(?)色仕掛けでかまってアピール。無視できないですよね、これ。【レモン】この憂いを帯びた感じ、けしからんです。ほっとけなさ満点で、人間だったらきっとモテ系…。※『anan』2021年6月23日号より。文・野尻和代(by anan編集部)
2021年06月17日2年ぶりにインスタグラム上で募集した『anan猫さま大賞 2021』は、なんと1万2000以上の投稿をいただき大盛況!厳正なる審査の末に栄冠を勝ち取った、グランプリを受賞した猫さまを発表します。グランプリおまめさんさままんまる顔と白いあごひげに釘付けです!まんまるフェイスと白いあごひげを見せつける、ローアングルのド迫力写真。さらに、畳み掛けるような大仏顔とごめん寝の合わせ技、審査員たちのハートをわしづかみにしたおまめさんさま。相当なおもしろ系かと思いきや、素顔は超ツンデレ女子だとか。甘えてきたと思ったら、スルリと逃げる…って小悪魔の典型じゃないですか!抱っこが大キライで顔がムギューッと。「せっかくのぴえん顔が台無しじゃないのー!」何か達観しているかのような微笑…大仏様的ありがたさが漂うお写真。得意技、ごめん寝。飼い主さんがたくさんのストック写真から厳選しただけあって、お見事。審査員のひとこと溢れ出る重厚感。顎と胸元の白が大御所の風格。並大抵のことでは動じなさそう。悩みがある時は相談に行きます。(モデル、文筆家・小谷実由さん)/あごだけ見てると白ひげだけど、胸元開くとピカーッと光るクリオネがいますね!香箱座りも立派!(Cat’s ISSUEディレクター・太田メグさん)/福々としたフォルム。豊かなマズルと自由自在なおひげアンテナ、おおらかさのなかに厳しさを秘めた太古の神のようなニャン相。(占術研究家、心理テストクリエーター・章月綾乃さん)/白ネクタイに主張強めのマズル。思わず笑顔になりました!ありがとうございます!(お太りさま猫・ぐっぴーの飼い主・さきともさん)/ありがたさと大迫力!どすこい感がたまらないですね。(フォトグラファー・山口 明さん)※『anan』2021年6月23日号より。文・野尻和代(by anan編集部)
2021年06月16日2021春anan「カラダにいいもの大賞」を発表!見事グランプリに輝いたのは…!?2021春anan「カラダにいいもの大賞」グランプリ『リフレリング』指圧力が5倍にパワーアップ!?セルフリフレクソロジーの実力派。だるい、痛い、重い…。肩や首、腰などカラダのパーツの不調が続けば、メンタルのコンディションまで下がってしまうもの。リモートワークによる運動不足、パソコンやスマホの使いすぎで、全身にガタがきている現代人に必要なのは、疲労を溜めずに日々解消すること。そこで、長年セルフケアグッズに触れてきた、我々“カラダにいいもの”スタッフが2021年春の大賞に推すのがこちら。写真を見て「これが?」と目を点にした方も多いでしょう。でも「これが!」なんです。筋肉のコリや疲労は、溜めずに都度解消することが大事。セルフケアグッズには使いやすさが一番求められます。そこを踏まえて改めてこちらのリフレリングをご覧あれ。指にはめ、狙うポイントを突起で押すだけの実にシンプルな仕様です。リングのフィット感と突起の形状、硬さが絶妙で、試しに手の甲側にあるツボ“合谷”を押してみると、今まで指で押していた感覚とは違う「ツボを捉えた!」という実感が得られます。大した力も入れていないのに、ここまでピンポイントに刺激できるなんて、小さいくせに画期的な器具。足の脛や腕の骨際の腱を刺激するのにもぴったりです。さらに、頭の重みを使って後頭部を刺激すれば、頭がスッキリ、目はパッチリ!持ち運びもしやすいから、仕事中でもサッと出して使えるのもうれしい。親指にぴったりな大サイズと、そのほかの指にちょうどいい小ぶりなサイズの2個セット。親指と人差し指にはめて、ツボや筋を挟んでマッサージするのもオススメの使い方。とにかく、今期の大賞は満場一致でリフレリングに決定です。こんな声も…・ネイルをしていても、狙った場所に心地よい圧をかけられます。(29歳・美容ライター)・疲れたらサッと出して刺激すれば気分爽快。ポーチの必需品です。(32歳・金融)指にはめて押すだけ!指に装着しやすいサンダルのような形状。リングに隙間があるので、多くの指にフィット。指の腹がしっかり密着するよう局面形状になっていて、圧がかけやすい仕様。頭皮にツボに首筋に眉毛まわりにこめかみに手や足裏の反射区にも。リフレリング¥660イイダモールドTEL:0296・22・7256ブラ¥7,500(ルルレモン TEL:080・0080・4090)※『anan』2021年4月14日号より。写真・多田 寛スタイリスト・仮屋薗寛子ヘア&メイク・浜田あゆみ(メランジ)モデル・メイ・パクディ文・板倉ミキコ(by anan編集部)
2021年04月11日anan美容部員が実際に試したアイテムを紹介する「マストバイ」。今回はヨガインストラクター・渡辺由布子さんのおすすめコスメです。吉田朱里さんのブランドからマスカラ登場。待望のマスカラが新発売。「ブラウンの01(左)は肌になじみつつぱっちり目元に。THE アイパレは、ほどよいラメ感で彩るオレンジ系」。THE アイパレは限定発売中。右から、愛ラッシュマスカラ 全3種 各¥1,540THE アイパレ 101¥1,980(かならぼ TEL:0120・91・3836)ペタンコ髪のための新シリーズ、誕生!「ハリコシのある髪に。セラムで頭皮マッサージすると、根元の立ち上がりを実感」。4/1発売。ファイブハーブスボリューム&ストレングスシャンプー 300ml、同 コンディショナー 250ml 各¥2,860同 スカルプセラム 100ml¥4,290(ロクシタンジャポン TEL:0570・66・6940)毛穴に特化した洗い流しセラム。角栓を溶かしながら余分な皮脂汚れもオフ。毛穴の開き、黒ずみが目立たない肌へ。「小鼻や頬にもムラなくのびてピタッと肌に吸着する感じが心地いい。清々しいフレッシュシトラスの香りも好き」。4/2 発売。ポア クレンジング セラム 50ml¥4,400(SUQQU TEL:0120・988・761)※『anan』2021年4月7日号より。写真・田村昌裕(FREAKS)スタイリスト・荻野玲子取材、文・北川真澄(by anan編集部)
2021年04月02日‘21年春のモテコスメ大賞。トレンドをいち早く知るanan美容部員やヘア&メイク、美容エディター&ライターの間ではすでに話題騒然!SNSなどでも今後、バズりそうな予感大の最旬美容トピック&コスメを速報します。肌荒れの悩みが増えたり、メイクのポイントが変わったり…etc。いろいろあるニューノーマル時代も、楽しくキレイになれる情報が満載です!#名品進化「あっ!」と驚く先進的アプローチで世間を賑わし、確かな効果実感にもファン多数。これ以上の進化はないと思われていたスターコスメが今春、続々とバージョンアップ!(右から)【新時代のニーズにもプチプラで神対応! 賞】ネイチャーコンク 薬用 クリアローションニキビ予防効果も確認!毛穴の黒ずみやくすみの原因となる古い角質を優しくオフする、ふきとり化粧水。肌荒れ予防&美白&保湿機能に加え、薬用としてニキビ予防効果もイン。なめらかで明るく、調子のいい肌へ。「朝の洗顔代わりにも使えて便利。マスク荒れもしにくくなりました」(ライター・真島絵麻里さん)。〈医薬部外品〉200ml¥850*編集部調べ(ナリス化粧品)【即効性に感動!若見え確実で 賞】リンクルショット メディカル セラム本気でシワ撲滅を狙う美容液。シワ改善のカリスマ的美容液に新配合されたのは、シワの原因となる酵素の働きをロックする、独自の医薬部外品有効成分・ニールワン(R)。「アプローチは濃密だけど、つけ心地は軽くてサラサラ。朝のメイク前にも使ったほうが、ベースメイクの仕上がりが確実によくなります」(ヘア&メイクアップアーティスト・pakuchanさん)。〈医薬部外品〉20g¥13,500(ポーラ)【平均値の高い肌へ土台から立て直し 賞】ホワイト ジェリー アクアリスタ美白タイプが新加入!人気のジェリー状ハリ&潤い美容液に、美白もできるタイプが仲間入り。肌表面に溜まったメラニンの層に着目。黒色化したメラニンの排出を促すと同時にキメを整え、年齢肌さえも明るく導く。「肌悩みが複雑化する大人は、とりあえずこれを投入すべき!」(美容エディター&ライター・松原 彩さん)。〈医薬部外品〉40g¥10,000 3/1発売(富士フイルム)※『anan』2021年3月3日号より。写真・久々江 満スタイリスト・山本瑶奈文・北川真澄(by anan編集部)
2021年02月24日2/24(水)発売のanan2239号『モテコスメ大賞』の表紙は日向坂46のみなさん。表紙撮影のエピソードを紹介します。日向坂46の背中を後押しする、おひさま以外の存在とは!?今回表紙に登場&特集全体にわたり、ナビゲーターを務めてくれた、日向坂46の皆さん。元欅坂46の妹分「けやき坂46」(通称:ひらがなけやき)としてスタートをし、約3年の紆余曲折を乗り越え、晴れて「日向坂46」としてデビュー。いまではテレビで見ない日はないという躍進ぶりです。そんな彼女たちがこれまでも、そしてもいまも心の支えにしているもの、それはおひさま(=ファン!)というのは言わずもがなですが、陰で支えていたもののひとつにコスメがあったということが今回あらためて判明。というのも、特集に合わせ、各メンバーにメイクのこだわりや、肌との向き合い方をヒアリングしたところ、見えてきたのは、ファンのため、さらに言うなら自分をアップデートさせていくための、コスメの力を借りてのひたむきな努力。今回の撮影中もみんな他のメンバーが使っているコスメに興味津々。齊藤京子さんとのツーショット撮影中、加藤史帆さんはずっと齊藤さんの頭皮のニオイを嗅ぎながら、使っているシャンプーを聞き出したり、インタビューを受けているコスメ初心者の河田陽菜さんの横では小坂菜緒さんが聞き耳を立てつつ、河田さんが商品名が出てこないのをうまくアシストするなんて場面も。誰の影響を受けているか、誰が憧れか……インタビューに登場するコスメを介し見えてくる、メンバー同士の関係性にも注目です!そして今回日向坂46が参加する4日間にまたがる撮影すべてに立ち会わせてもらいましたが、どの現場でもメンバーが必ず帰り際に挨拶に来てくれ、その際感想まで伝えてくれることにも感動を。なかでもヘアケア企画に登場してくれた潮紗理菜さん、高瀬愛奈さんの2人は女性誌の撮影が初めて、というので撮影中は一切見せなかった“緊張”と「ヘアケアを普段頑張っているから、ヘアケア企画に呼ばれてうれしかった」なんて話を笑顔で明かしてくれたりも。休養中の宮田愛萌さんも参加してくれたアンケートにも必ずみんな最後に一言添えてくれて、いろいろな苦難を乗り越えてきたグループだからこそ醸し出せる絆や謙虚さを感じた撮影でもありました。(YN)
2021年02月23日昨年の第7回料理レシピ本大賞で準大賞を受賞した『藤井弁当』(学研プラス)。「毎朝作り続けること」に重きをおき、「とにかく簡単」を目指したお弁当ノウハウは多くの人に支持され18万部を突破。この良書ができあがるまでの道のりを聞いた。藤井恵さん撮影/廣瀬靖士『藤井弁当』は「めんどくさい」と思われがちなお弁当作りの工程を極限まで削ぎ落としてパターン化。読者からは「ストレスなく続けられる!」「こんなに簡単でいいの!?」など感動の声が続出している、いま注目の料理本だ。著者の藤井先生によれば、本の誕生はご自身のブログがきっかけだった。「料理初心者の娘が作ったお弁当にアドバイスしたりなど、毎日、お弁当について投稿をしていたら、担当編集者さんが興味を持ってくださって。とにかく作り続けられることにこだわった、初心者向けのお弁当本を作ることになりました」(藤井先生)■卵焼き器だけで3品簡単だから続けられる『藤井弁当』には、藤井先生が仕事や子育てに忙しく動きながら3度の食事も作る日々の中で、「いかに楽に、短い時間で作れるか」を重視してお弁当を作り、編み出したアイデアが凝縮されている。「卵焼き器ひとつで1~2人分のおかずを3品作れます。調味料も最低限、コンロも1口ですみ、洗い物も減らせて楽。私ももうこのやり方以外では作れません(笑)」(藤井先生)担当編集者の学研プラス・小林弘美さんは、料理本制作歴20年。藤井先生とのコンビでこれまでも多くの料理本を出版、2016年には『藤井恵さんの体にいいごはん献立』(同社)でレシピ本大賞入賞もしている。『藤井弁当』の制作では、従来より打ち合わせを多く行い、藤井先生のアイデアを聞き取りながら「卵焼き器ひとつで」「食材を3つに絞る」「工程をワンパターン化」などコンセプトを決定。基本工程を繰り返し紹介し、誰でもお弁当作りを習慣化できる構成にした。■ひとり暮らしの自炊にも役立ててほしい印象的な『藤井弁当』というタイトルは、打ち合わせの会話から生まれた。「藤井先生ならではの、とことん作り方を簡単にすることに特化したお弁当本なので、ぼんやりしたタイトルは合わないと感じてつけました。反対意見もありましたが、藤井先生も強く賛同してくださって説得でき、結果的に多くの方に愛される本になりよかったです」(小林さん)受賞について、藤井先生は「毎日、普通にやってきたことをうまく本にまとめていただき、多くの方に喜んでいただけてうれしいです。人気の本になったのは、小林さんとライターの佐々木さんをはじめ、多くの関係者の方のお力があってこそ」と言う。『藤井弁当』はお弁当初心者だけでなく、ひとり暮らしの食事作りにも役立ててほしいとコメント。「コロナ禍では自炊を始める方も増えましたね。忙しいと食事はおろそかになりがちですが、簡単でも『作って食べる』ことは、自分や家族を大切にすることにつながります。自炊を楽しく習慣にするためにも、この本を役立てていただけたら幸いです」(藤井先生)(取材・文/野中真規子)《PROFILE》藤井恵◎料理研究家、管理栄養士。雑誌、書籍、テレビなどで活躍。著書に『藤井恵さんの体にいいごはん献立』『藤井恵さんの体にいい和食ごはん』『もやし100レシピ』(すべて学研プラス刊)など。ブログ■料理レシピ本大賞2020受賞作品【料理部門・大賞】『ひと口で人間をダメにするウマさ! リュウジ式 悪魔のレシピ』(リュウジ=著/ライツ社)【料理部門・入賞】『syunkonカフェごはん レンジでもっと!絶品レシピ』(山本ゆり=著/宝島社)【料理部門・入賞】『朝10分でできる スープ弁当』(有賀薫=著/マガジンハウス)【料理部門・入賞】『力尽きレシピ』(犬飼つな=著/光文社)【こどもの本賞】『おにぎり』(平山英三=ぶん・平山和子=え/福音館書店)【エッセイ賞】『頑張らない台所〜60歳からはラクしておいしい』(村上祥子=著/大和書房)【コミック賞】『私でもスパイスカレー作れました!』(こいしゆうか・印度カリー子=著/サンクチュアリ出版)【お菓子部門・大賞】『材料2つから作れる! 魔法のてぬきおやつ』(てぬキッチン=著/ワニブックス)【お菓子部門・準大賞】『志麻さんの気軽に作れる極上おやつ』(志麻=著/マガジンハウス)【特別選考委員賞】『フライパン煮込み』(若山曜子=著/主婦と生活社)
2021年01月03日anan創刊50周年の感謝を込めて、編集部から、ananに関わりの深いかたや「時代を象徴するスター」たちへ、感謝を込めて“金のパンダ”を贈りました。その2日目の様子を全文レポートでお届けします。神崎恵さん、バービーさん、前田裕二さん、YOASOBIさん、白石麻衣さんが登場!anan編集部さまざまなジャンルで活躍する、時代の先駆者たちanan創刊50周年にして、初開催となったanan AWARD。2020年11月8日(日)に渋谷で行われた授賞式に続き、2020年11月18日(水)、『anan AWARD 2020トレンドカルチャー』を神崎恵、バービー、前田裕二、YOASOBIが、『anan AWARD 2020 ミューズ』を白石麻衣が受賞しました。受賞式の模様、受賞者たちの言葉、全てをご紹介します。※2020年11月8日(日)のanan AWARD授賞式の模様はコチラから。【開催概要】名称:第1回anan AWARD開催場所:渋谷ストリーム ホール 6階 (東京都渋谷区渋谷3-21-3)開催日:11月18日(日)主催:SHIBUYA SCRAMBLE FESTIVAL 2020 実行委員会 / 株式会社マガジンハウス特別協賛:渋谷スクランブルスクエア【出演者】中井美穂(なかいみほ):当AWARDのMCを担当。東京都出身。フリーアナウンサー、タレント。元フジテレビアナウンサー。神崎恵(かんざきめぐみ):美容家。独自の美容法はもちろん、そのマインドやライフスタイルにも注目が集まり、多数の雑誌連載を抱える。初のボディ本『神崎CARE』(ワニブックス)が発売中。バービー:お笑いコンビ「フォーリンラブ」のボケ担当。エシカルな活動でも注目され、異色の芸人として活躍。TBSラジオ『週末ノオト』でナビゲーターを務める。2020年2月、下着メーカー「ピーチ・ジョン」からアンダー90サイズのブラジャーを商品化し話題に。前田裕二(まえだゆうじ):「SHOWROOM」代表。著書『メモの魔力-The Magic of Memos-』(幻冬舎)が、‘19年ビジネス書年間ランキング1位を獲得。『スッキリ』(日本テレビ系)火曜コメンテーターなど、その発言力が注目を集め、メディアでも活躍。YOASOBI(よあそび):コンポーザーのAyase、ボーカルのikuraからなる、「小説を音楽にするユニット」。2019年11月に公開された第1弾楽曲「夜に駆ける」は、各種配信チャートで1位を席巻し、さらにストリーミング総再生回数は2億回を突破。原作小説の書籍化や電子コミック化も発表し、ますます展開の幅を広げている。白石麻衣(しらいしまい):1992年8月20日生まれ、モデル、女優。『白石麻衣 乃木坂46 卒業記念メモリアルマガジン』(講談社)が好評発売中。オフィシャルインスタグラムは@m.shiraishi.official「ご挨拶」司会・中井美穂中井:本日は第1回anan AWARDをご視聴いただきましてありがとうございます。1970年に創刊し、2020年、50周年を迎えたananは、現在の日本のL判女性誌の雛型となった、日本で初めてのオールグラビアのライフスタイル女性誌です。これまで「すべての女性の、いま好きなこと」をテーマに、常にその時代の女性の気持ちに寄り添い、流行、ファッション、気分を追いかけながら、時のスターの方々を取材してきたananが創立50周年を記念して立ち上げたanan AWARD。ムーブメントの先駆けになった人、時代の象徴となった人、モノ、コトに、時代を象徴するスターとしての感謝を込めて、anan AWARDを贈呈します。第1回anan AWARDは、先日11月8日と、本日の2日間にわたって各賞を発表しております。11月8日には、『anan AWARD 特別賞』『anan AWARD 50th大賞』『anan AWARD 2020大賞』を発表いたしました。本日は『anan AWARD 2020トレンドワード』『anan AWARD 2020トレンドカルチャー』、そして『anan AWARD 2020 ミューズ』を発表いたします。申し遅れました、本日の司会を務めさせていただきますアナウンサーの中井美穂です。どうぞよろしくお願いいたします。『anan AWARD 2020トレンドワード』anan編集長・北脇朝子中井:それでは、さっそく発表を始めていきましょう。まずは2019年から2020年の1年間、約50本近い特集のなか、大変反響のあった言葉やタイトルの数々、その中から時代の気持ちとリンクし、潜在的であったトレンドが顕在化し、そこからムーブメントになっていったトレンドワードをご紹介していきます。ここからはanan編集長の北脇朝子さんにご登場していただいて、トレンドワードを生み出した特集についての裏話なども伺っていきたいと思います。それでは、anan編集長の北脇朝子さんです。どうぞステージにお向かいください。(拍手)中井:anan編集長の北脇朝子さんです。北脇:よろしくお願いいたします。中井:編集長は落ち着いていらっしゃるように見えますけれども、実は、意外と緊張されるタイプなんですよね。まず、配信をご覧いただいている皆さんに北脇さんからご挨拶をいただきたいと思います。よろしくお願いします。北脇:本日もお集まりくださいましてありがとうございます。anan AWARDは先日、大賞の発表をさせていただきましたが、本日、また様々なトレンドで話題になった方々を発表していきたいと思います。よろしくお願いいたします。中井:よろしくお願いいたします。今回はanan AWARDの「トレンドワード」というカテゴリになるわけですけど、それでは早速発表していきたいと思います。「トレンドワード」、まずひとつめは2019年の9月4日号に登場した「相性(バディ)」という言葉なんですが。北脇:そうですね。ananは「相性(バディ)」特集を長年させてきていただいたんですけれども、やっぱり2人の関係性というのは、自分投影もできますし、切磋琢磨しながらいろんなドラマを見せてくださる方に共感したり、応援したりするなかで、いろんな表現があると思うんですよ。例えば仲間とか、カップルとか、ペアとか。そのなかで、バディという言葉って、すごくカッコいいというか、今の時代を表す、お互いが共感し合って成長していくということを表す言葉ですよね。もともとずっと昔から使われている言葉ですけれども、改めて、例えば男と男であったり、男女であったり、仲間であったりするなかでの共感性があって、お互いに刺激し合える関係性というのがすごく今の時代を表しているのではないかなと思って。「相性」と書いて、2人の関係性に特化した特集を、この時させていただいたんです。表紙に出ていただいた方も、実際、グループでありながら2人の仲の切磋琢磨の形があって、すごく共感性があるおふたりにご登場いただいたこともあり、発売前にすごく話題になり、実際に書店から本が消えるという現象が起こりました。ちょうどこの時って、「チーム」とか「ワンチーム」の言葉が流行って、すごくよいタイミングではあったんですけれども、やっぱりこの「相性(バディ)」、2人の関係の中の物語っていうのも非常に増えてきて。本当にいま「相性(バディ)」ものってものすごく増えてますけど、ちょっと早く特集させていただいたかなっていうのはananとしては本当に良かったなって思っています。中井:私がいつもすごいなと思うのは、表紙の方のお名前の下にちょっとしたコピーが入るじゃないですか。ここがね、「宿命のふたり」っていうコピーなんですよ。そこが、なんて上手いんだろうと思いました。北脇:いやもう、ハマったなと思って(笑)。中井:まずひとつ目が「相性(バディ)」。モノクロページの特集とかも、本当によくできていて、それはやっぱりひとつの見応えであると。北脇:古今東西の歴史もそうですし、いろんなところ、いろんな関係性で、いろんな形の2人が織りなす物語を、皆さんが意識的にも無意識的にも見ていらっしゃいますよね。その中に共感とか、応援とか自己投影とかができるっていうのが面白いところかなと思っています。中井:さあ、それでは続いて参りましょう。続いては2019年11月20日号に登場した「体内美容」という言葉です。美しい腸と書いて、「美腸」とか「美肌」はよく言われますけど、あとは「血管力」とか「デトックス」とか、そういった言葉が並びますね。北脇:実は昔からananではこういった特集をさせていただいていて。今まさに、健康に関して皆さん気をつけていらっしゃる中で、カラダの中からちゃんとキレイに、きちんとしたいっていう意識がすごく高まっているなかで、この時も特集させていただきました。ずっと特集させていただいた中で、より注目を浴びるきっかけになった時期だったのかなって思います。やっぱり皆さん、ちゃんと自分のカラダをケアしなきゃ、無茶をしないなかでどうできるか、という考えがちょうどこの頃から浸透していって。まさにこの中に「腸活」とか「血管力」とか、ひとつひとつのカラダの中のことをきちんと見直したいっていうニーズが高まった段階の、この特集でした。中井:だって表紙が体内美容レシピで、この腹筋と胸筋を見せられるっていうのは、なかなかのものですよ。北脇:カラダの中からも外からもカッコよく、キレイになる、っていうのも表紙とタイトルですごく注目を集めた。ありがたいことに完売して。表紙も素晴らしかったです。中井:右上に岸優太さんのお名前がありますね。その下に、「やみつき天然素材」(笑)。北脇:そうですね(笑)。彼はお料理がすごく上手な方で、それですごく親和性が高かったかなと思っております。中井:さあそれでは続いて3つ目にまいりましょう。3つ目は2020年8月26日号に登場した「美容男子」です。美容に関しては、本当にボーダーレスな時代になりましたねぇ。北脇:そうですね。もうずっと美容の特集は女性がカバー(表紙)で、美容は女性のもの、っていうのも変ですけど。いまや男性も当たり前のようにスキンケアをし、当たり前のようにメイクをする時代になってきていて、本当にカッコよくあるために男性の皆さんが気をつけているなかで、今年はそれが特に顕在化したのかなって思っております。で、本当に話題になりまして。中井:『モテコスメ大賞』特集ですねからね。これ。北脇:男性が表紙を飾ってくださったのは初めてで、出演してくださった渡辺翔太さんご自身が非常に美容に詳しい方で、カッコよくいらっしゃるための美容であるってことも含めてすごく時代にマッチした方が現れたなって。時代の中で走っているなかで、こういう方が出てくるんだなと、すごく思った特集でもあります。まさに今、そういう方々が続々と出ていらっしゃって、メンズの美容特集は当たり前に組まれる時代になってきて、それが、男性も女性も、女性がメイクのことを仰ってくれたり、男性がメイクのことを仰ってくれたり、男女一緒に共感できるっていうのが、すごく今の時代の新しさだなっていうふうに感じます。中井:さあ、そして最後は、2020年10月21日号に登場した「半径2メートル」というトレンドワードです。北脇:これはもうおわかりのように、みなさんも今年はすごく見られた言葉だと思うんですけれども、まさにソーシャルディスタンスではあるんですが。今のこのコロナ禍の時代で、自分の周囲とか、2メートル以内に気をつけながら暮らしているなかで、これは秋に出させていただいたんですけれども、その生活様式に慣れてくる、っていうよりちゃんとそこと向き合っていくというところで。その2メートルの距離のなかで、ちゃんと快適に過ごすということに焦点を当てて特集させていただいたんですけれども、人との距離感であるとか、暮らしの中の距離感を表すワードとして、ソーシャルディスタンスの距離を敢えて使わしていただきました。そこもすごく今の時代にマッチして、皆さん共感してくださって。この表紙に出てくださったSexy Zoneの皆さんも、ちょうど4人から5人に戻られるタイミングで出てくださったのも、そのお互いの関係性とか距離感の物語とマッチしていて、すごく素敵な特集の一冊になったんじゃないかなと思っております。中井:そうですよね。この帰ってくる場所っていうサブタイトルが小さく載っているんですけど、あぁそうだったんだ、っていうのと、私たちの時代だったら、これ、四畳半って言われてた時代ですよね(笑)。四畳半のライフスタイルを、どう美しくするかっていう、時代から考えたらコロナのことがあったとはいえ、「半径2メートルのライフスタイル」っていうのがこの時代なんだなぁって。北脇:そこをみなさんがどう快適に自分の中のいい距離感で暮らすかっていうことが、今まさに皆さんの課題でもあり、自分たちの課題なのかなって思っております。中井:ということで『anan AWARD 2020トレンドワード』を発表させていただきました。こうしてみるとananというのは本当に時代を映す鏡でもあるし、新しいカルチャーを見つけていく雑誌、提案していく雑誌でもあるんですね。北脇:そうありたいと思います。この時代のなかで、今みんなが思っていることとか悩んでいることであったり、素敵でありたいと思うことを、キーワードとともに顕在化するような。より良くなるためのことをいつも追求していきながら、そのいろんなムーブメントの種とか気持ちを顕在化できるような、そこのお手伝いをできる特集、雑誌だったらいいなと思っています。中井:いろんな気づきが毎回ananによって与えられているなという気がいたします。北脇編集長と共に『anan AWARD 2020 トレンドワード』を発表させていただきました。北脇編集長でした。ありがとうございました!北脇:ありがとうございました。『anan AWARD 2020トレンドカルチャー』神崎恵、バービー、前田裕二、YOASOBI中井:さあ、それでは続けてまいりましょう。続いては、ananの特集誌面に多くご登場いただいて、今の時代に合った仕事、恋愛、ライフスタイル、エンターテインメントについての新しい考え方や切り口を提案してくださった方々にお贈りする『anan AWARD 2020トレンドカルチャー』の発表です。受賞されたのはこちらの4組です。(映像『anan AWARD 2020トレンドカルチャー』神崎恵、バービー、前田裕二、YOASOBI)中井:『anan AWARD 2020トレンドカルチャー』1人目は神崎恵さんです。神崎恵さんは美容家としてスキンケアやメイク、ボディケアのテクニックから精神面での自分磨きまで力強くユニークなメッセージを発信。女性たちから圧倒的な支持を得ています。常に時代のトレンドに自らの個性をプラスしてアップデートし続ける姿は、女性はいくつになっても、自分らしく、可愛らしく輝き続けられる、ということを私たちに教えてくれています。また、今年は女優としてドラマでも初主演するなど、新しいことにチャレンジし続ける姿からも目が離せません。ananでは『色気を呼ぶ女の育て方』『ミューズの美乳論』など数多くの企画で独自の美容論を展開。いつも読者の“美”へのモチベーションを大きく高めてくださっています。これらの活動を称え、『anan AWARD 2020トレンドカルチャー』を贈ります。おめでとうございます。(拍手)中井:では続きまして、『anan AWARD 2020トレンドカルチャー』お2人目はバービーさんです。バービーさんは自分のサイズにフィットするブラがないという多くの女性に共通する悩みと向き合い、自ら企画を持ち込み、2020年2月、アンダー90サイズのブラジャーを商品化。このことは女性たちに今ある自分のカラダをいたずらに他者と比べることなく誇り慈しむという意識を与えてくれました。また、故郷・北海道栗山町の地域再生活動など、芸人としての顔とは別の社会貢献活動や発言でも注目を集めていらっしゃいます。ananの誌面では2020年4月1日発売の『今、私たちにできること』特集、9月9日発売の『美乳強化塾』特集にご登場いただきまして、多くの反響を呼びました。これらの活動を称え、『anan AWARD 2020トレンドカルチャー』を贈ります。おめでとうございます!(拍手)中井:さあ『anan AWARD 2020トレンドカルチャー』3人目は前田裕二さんです。時代を捉える独自の視点と、それを伝える鮮やかな表現力で存在感を放つ新時代の実業家、前田裕二さん。代表を務める会社「SHOWROOM」においては、旧来のエンターテインメントに新しいテクノロジーを掛け算し、アジアから世界中に夢中を届けるという経営理念を掲げ、その実現を目指し、日夜情熱を注がれています。またその本質を見抜く分析力やコメント力にも定評があり、コメンテーターとしても引っ張りだこ。ananでも誌面には多数ご登場いただいており、その登場回数はこの2年間で実に8回。もはや今を語るのに欠かせない人となりました。これらの活動を称え、『anan AWARD 2020トレンドカルチャー』を贈ります。おめでとうございます!(拍手)中井:『anan AWARD 2020トレンドカルチャー』4組目はYOASOBIさんです。コンポーザーのAyaseさん、ボーカルのikuraさんからなる小説を音楽にするユニット、YOASOBI。小説によって縦横無尽に変化する独自の世界観は楽曲、ミュージックビデオさらにはコミックや実写映画などアーティストとしての枠組みを超えて広がり、デビュー1年を待たずしてJ-POPシーンに革新的な布石を打ち込みました。ananでは9月16日発売の『言葉のチカラ』特集にご登場いただき、多面的に言葉を扱うおふたりならではの奥深い音楽の可能性を提示してくれました。私たちの予想を超えた新たな一面を見せてくださるおふたりの活動を称え、『anan AWARD 2020トレンドカルチャー』を贈ります。なお、YOASOBIのおふたりはご都合により本日は欠席なさっていらっしゃいます。中井:それではこちらにお越しくださいました3名の皆さまにお話を伺ってまいります。まず、神崎恵さんから今のお気持ちをお聞かせください。神崎:はい。とてもとても、本当に嬉しく思います。今年はですね、本当に色々なことが変わりまして、私自身、ふと立ち返り、自分のこれからだったり、今までのことを考えた年だったんですね。そんな中で、考えたり悩んだりした一年だったので、こうしてこんな素晴らしい賞をいただけて本当に嬉しく思っております。ありがとうございました。中井:今日も素敵なドレスで。コンセプトはあるんですか? 今日これを着よう! っていう。神崎:今日はですね。私が美容の仕事をしているものですから、肌がキレイに見える色をということでスタイリストの方が選んでくださいました。中井:今日も素敵でいらっしゃいます。それでは神崎さんにとってananというのはどんな存在ですか?神崎:そうですね。物心ついた時から私もananをずっと読んできたんですけれども、やはりいつの時代も女の子が、本当は気になっているけど聞けないことだったり、本当はここどうなの? っていうところを、まっすぐに教えてくれる本だったので、それが今も変わりなく、実際今も、私も読んで、本当になるほどね、って思うこともありますし、いつも勇気をくれたり背中を押してくれたり、先輩のような存在だなと思っております。中井:今後チャレンジしてみたいことは、どんなことがありますか?神崎:やはりこの一年、美容というものが女性にとって、ここまで勇気をくれる、力をくれるというものなんだなというのを私自身実感しましたので、それを変わりなく皆さんにお伝えできたらなと思っております。それに加えて、やはりこう、何かを成し遂げる気持ち良さというのを、今年私自身が感じたことがありまして、来年は、何年かかかってやっと実現できるような目標を立てまして、それに向かって頑張ろうと決心したところです。中井:素敵ですね。すぐにわかるんですか? 来年になったら。神崎:何年かかかるので、それが実現したらご報告したいなと思っています。中井:そのチャレンジし続ける姿を、また追いかけさせていただきたいと思います。神崎恵さんです。ありがとうございました。(拍手)中井:では、続いてバービーさんにお話を伺います。バービーさんも今日はキラッキラですね。バービー:ねー。本当に輝いちゃってますね。申し訳ない! イメージとしては日本のテイラー・スウィフト? そこらへんをイメージしたんですけれども、ドレッシーな場でもいかようにでも、ヒップの美しさと脚を広げられるパンツスーツを、意識して履いてきました。中井:やっぱり全然負けてないのがすごいですね! そのキラキラに、ご本人のキラキラが。バービー:絶対に着てやるぞっていう自信だけはあります。中井:そこ! 大きいですね。さあ、いま受賞なさったお気持ちをお願いいたします。バービー:いやまさか1年前はこんなことになるとは思ってなくて、私も激動の一年だったんですけど。ちょうど1年ぐらい前に、土屋太鳳ちゃんのモノマネをして、はしゃいだ勢いでアキレス腱を切って、それをきっかけにしていろんなことが巻き起こったこの激動の一年だったんですけど、まさかこういう賞をもらえるなんて思っていなかったので、とっても嬉しいです。今まで、お下劣芸人一強でやってきましたので、まさかこんな別の形で別の人の笑顔が見られるなんて思ってなかったですね。中井:はい。バービーさんにとってananってどんな存在ですか?バービー:私、学生の時に、プロフィール帳みたいなところに、anan の連載を持つことが夢だって書いたことがあるんですよ。だからそれぐらい、私にとっては憧れの雑誌だったんですけど、私は書くことでいろいろ目標を達成していくっていうのがルーティンでよくやっていたんですけど、それだけは叶っていない夢ですね。中井:でもここでかなり言ったので、ねえ。バービー:大人の顔をじっと見ておきますね?中井:(笑)バービー:あと、今回この私が色々お仕事させてもらうようになってから、いま紹介してくださった以外に、もう1件仕事させてもらっているので、計3回くらいananさんでは一緒にさせてもらったんですけど、今年はハジメさんと4回しか会っていないので、あと1回くらいでハジメさんと並ぶくらいananさんにはお世話になったなっていう感じがしてます。中井:さあ、そのブラジャーを手掛けられたことで大変話題にもなりましたし、すごく美しい姿も見せていただきましたが、次にこれをやってみたいっていうことはありますか?バービー:私はどうしてもインドネシアの歌姫になりたくてですね。中井:インドネシアの歌姫!?バービー:はい。これはずっと前から言っているんですけど、いま失笑が起こったように、誰も本気にしてくれないという。YouTubeにも載せているんですけど、一番動画再生回数が低くて、これ、来年は必ず実現したいなと思っています。中井:はい。楽しみにしております。ありがとうございました。さあそして、続いて前田裕二さんです。前田さんは、衣装はどうですか? 一応聞いておきます(笑)。前田:本当に年に一度か二度くらいしかフォーマルな格好をしないので、とてもフレッシュな気持ちでここに立っております。中井:とてもお似合いになっていらっしゃると思います。受賞の感想からお聞かせください。前田:ありがとうございます。まずは、驚き、喜び、そして感謝の3つの感情が大きくあります。このような栄えある賞をいただき、バービーさん、神崎さん、そしてYOASOBIさんと一緒にこの場に立たせていただいているという事、これ自体まず、すごく驚きと喜びが大きいんですけれども。それに加えて、今年一年通じて特に感じたことは、どう考えても「自分の実力以上の成果が出ている」という事に対する、圧倒的な感謝でした。例えば、今8回って聞いて僕も驚いたんですけれども、なぜ何度もananさんに取材いただけるかというと、毎回その取材いただいた記事が、ちゃんと皆さんに届いていて、ネット上でちゃんと話題になっていたりとか、拡散されていたりするっていうことがあると思うんです。それは、もう明確に、僕の発信を応援してくださるコミュニティがあり、そこに、本当に僕と同等以上に、前田裕二の活動を広げていきたいと思ってくださる方がいて。それこそ自分の出している本も65万部を超えてみたいなところまできたんですけれど、本当だったら、自分の実力だとどんなにやっても、せいぜい5万部、10万部だろうなって本気で思うところを、もっと全然高いところに連れていってくださったのは、自分の周りにいつもいてくれる温かい皆さんのおかげだなというのを、心底感じました。それがいちばんの感想です。中井:そんな前田さんいま注目しているものって何かありますか?前田:今日はたまたまYOASOBIさんがいらっしゃらないんですけれども、「ネットアーティスト」ですね。中井:ネットアーティスト!前田:たぶん、これはすごく面白い現象で、実は1億回再生されているミュージックビデオなのに、一般には知らない人もいる。この現象がすごく面白くて。それこそYOASOBIさんの「夜に駆ける」が1億回再生されている裏側には何があるんだろうか? などと、現象の背景を考察することが個人的にも好きなんですけれども。例えば「夜に駆ける」っていう歌だと、「タナトスの誘惑」っていうストーリーが裏側にあって、そのストーリーって明確に“死”をテーマにしていて、いまこの時代に、“死”をテーマにした歌が1億回再生されるこの日本。これってやっぱなんか、コロナ禍がおきたことと、人の死生観の変化という視点で、非常に考えさせられるところがあるなと。こういうことを考えるのが最近一番好きです。中井:なるほど、このコロナ禍になって人々がどうしてもそこを意識せざるを得ないと…。そこに注目をしていらっしゃるという。今これを聞いて「じゃあ見てみよう」って新しく出会える人もいるかもしれないですね。今後のananに期待されること、教えていただけますか?前田:2つあります。1つはananならではのケミストリー。ここじゃなきゃ実現しない人同士のコラボや化学反応、あるいは、人と珍しいテーマとの掛け算、ってけっこうあるような気がしてまして。たとえば、関ジャニ∞の大倉くんとのコラボは、大変印象深かったです。僕もずっとプライベートでお話する機会は多かったんですけれども、こうやってオフィシャルな場で、しかも「色気」について語るっていう時間をいただいて。こういう掛け算、ananでしか見られない化学反応をたくさん見ていきたいというのが1点ですね。2つ目は、ネットコミュニティ。ananってやっぱりリアルな雑誌なわけですけれども、僕らが得意にしているようなネットの領域にこのコロナ禍においては、どんどん進んでいかなきゃということを、たぶん編集の皆さんも考えていらっしゃると思うんですけど。例えば、オンラインサロンのようなコミュニティをネット上に作って、みんなで創りあげるananみたいな挑戦も仕掛けていけると、ananのもつ影響力がますます広がってものすごく面白いことになりそうだなあ、と思います。中井:はい。ありがとうございます。もしかしたら来年あたり、ここで言ってたことが実現しましたね、ってことになるかもしれない。前田:ですね。楽しみにしています。中井:はい。ありがとうございます。前田裕二さんでした。さあ、そしてYOASOBIのおふたりからはメッセージをお預かりしております。こちらの映像をご覧ください。(YOASOBIさんの映像)Ayase:この度、こんな光栄な賞をいただけるということで、嬉しいです。ありがとうございます。ikura:ありがとうございます。Ayase:『anan AWARD 2020トレンドカルチャー』、この賞ができて初めてのということで、本当に光栄の限りです。ありがとうございます。もう怒涛の一年でしたね。ikura:そうですね。もういろんなことがあって。Ayase:必死に振り落とされないように、しがみついて一個一個のことに真摯に向き合って頑張っていこうという一年だったので、その中で光栄な賞をいただけて、本当にありがとうございます。YOASOBIは2020年は本当にいただけるお話だったりとか、変わっていく変化にもただついていくだけで必死で、って感じだったので、2021年は自分たちからもさらにどんどん発信していくっていう力を広げていってもっと自分たちにしかできないことを追求できたらいいなと思っております。ikura:新しい挑戦も色々していきたいですね。ananさん50周年ということで、私たちYOASOBIはデビュー1周年なので、本当に大先輩ということで、実際雑誌に掲載させていただいた時も、すごく嬉しい気持ちでいっぱいだったので、これからもananさんとYOASOBIも一緒に歩んでいけたら嬉しいなと思います。Ayase:2021年も、ぜひ僕ら頑張っていきますので、一緒にananの歴史が増えていくのとともに、僕らもいい歴史を創っていけたらいいなと思っているのでよろしくお願いします!ikura:またananさんに伺わせていただくことがあれば、ぜひぜひ呼んでください!(以上、YOASOBIさんの映像)中井:はい。YOASOBIのおふたりからのメッセージをご覧いただきました。ありがとうございました。さあそれでは最後に、配信をご覧の皆さまに、おひとことずついただいていきたいと思います。まず、神崎恵さんからお願いいたします。神崎:はい。配信をご覧くださっている皆さま、初めまして、神崎恵です。私はいつも美容の仕事をしてますので、やっぱり美容のお話になってしまうんですけれども、美容の仕事をしていると、女性って色々やらなければいけないことが多くて、本当に大変な生き物だなと毎日思っているんですけれども、それでもそんな中、美容というものは毎日を鮮やかにしたり、楽しくしたり、時に自由にしたりしてくれるものだなぁ、と思っています。なので、何かと雑音が多い“今”ですけれども、やはり自分を楽しんで自由を勝ち取って生きていけるように、これからも美容というものを味方につけて、その方法だったり、っていうのをお伝えしていければなと思っています。みんなで円陣を組んで楽しんでいけるようなね、女ってなかなかやりがいがあるというか、そういうところをみんなで楽しんでいければなと思っております。今日は本当に素晴らしい賞をいただきましてありがとうございました。中井:ありがとうございます。(拍手)中井:では続いてバービーさん、お願いします。バービー:はい。私は今いろんなジャンルで活動させてもらっているんですけど、原動力はすべて、ワクワクするっていうのを基準にいつも動いています。だから、少しでも皆さんにワクワクしてもらえるようなことが提供できたらな、きっかけづくりができたらなと思って、2年前から「ワクワククリエイター」を自称しております。引き続き「ワクワククリエイター」を名乗りながら、これからは「ラブクラスター」としても生きていこうかなと思っているので、そういったものを皆さんに発信できたらなと思っています。中井:ありがとうございます。(拍手)中井:それでは、前田裕二さん、お願いします。前田:今日もすごいTwitter上で、この配信を見ます! って言ってくださっている方が多くて、そういった方々が見に来てくださっているんだなと思うと、あまり緊張せず、いつも通りの自分で、大変心強い気持ちでここに立てることに本当に感謝します。お忙し時間に、見てくださってありがとうございます。そして初めて見ましたよという方は、前田と申します。僕がananという文脈で皆さんにお伝えしたいのは、僕がananに気づかされたというか、anan きっかけで、よりやるようになったことが「世の中の現象とド真面目に向き合う」ということ。これを、すごく意識的にやるようになったんですね。なんでマイメロちゃんが、こんなにみんなを支えているのか、っていう記事のテーマがあったんですけれども。これは、普段は絶対考えない(笑)。マイメロが現象とわかっていても、スルーしてしまう。マイメロちゃんのツイートを最初から最後まで全部見返すなんて、ananの取材機会がないと、ずっとやらなかったかもしれない。なんとなくマイメロちゃんってこう、可愛いし、ひらがなでツイートしてて癒されるなぁ、というぐらいしか思ってなかったんですけれども。ここまでマイメロが多くの人の心を支えているのは何でだろうか、という揺るぎない世の現象を、本当に超ド真面目に考える時間をいただいて、自分なりの視点を深めることができて。そしてそこから抜き取ったことが、自分の人生に今、とても生きているので、そういった旅をこれからもanan、そしてご覧の皆さんと楽しんでいけたらいいなと思っています。SNS中心に僕はかなり皆さんとよく絡んだりして、インタラクティブに会話していますので、こんなことを分析してほしいとか、こんな現象が起きてますよ、ってことがあったら、ぜひ教えてほしいなと思います。この度は、貴重な賞を本当にありがとうございました。(拍手)中井:ありがとうございました。以上、『anan AWARD 2020トレンドカルチャー』の発表でした。受賞者の皆さま、本当におめでとうございました。これからさらに活躍を期待しております。ありがとうございました。『anan AWARD 2020ミューズ』白石麻衣中井:それでは続いてまいりましょう。続いては、ananにご登場いただく女性の中で、その年、もっとも読者の憧れと共感を集め、この先の活躍にもますます期待のかかる方にお贈りする『anan AWARD 2020ミューズ』の発表です。受賞されたのはこの方です。(映像『anan AWARD 2020ミューズ』白石麻衣)中井:受賞されました白石麻衣さんです。おめでとうございます!(拍手)中井:さあそして、50年もananのキャラクターとして愛されておりますananパンダが金のパンダをお持ちしましたので、どうぞお受け取りください。おめでとうございます。ポーターのananパンダありがとうございました! ちょっと痩せ気味だけど大丈夫かな?中井:白石麻衣さんですが、国民的アイドルグループ「乃木坂46」の顔として、その圧倒的美しさと、抜群の親しみやすさで女性も憧れ、共感を抱く新しいアイドル像を切り開きました。すべての人に夢と憧れを与える女性アイドルとしてのストイックな姿勢は、男女問わず多くの人々の胸を打ち、支持を集め、今や時代のミューズ的存在に。ananの表紙にもこれまでに「乃木坂46」として3回、ソロでのご登場3回と、近年のananの表紙を飾った女性として最多のご登場をいただいております。コロナ禍の中で卒業公演が延期になるなどの状況下でも、YouTubeチャンネルの解説、女優業への積極的なチャレンジなど活動の幅を広げながらトップアイドルからさらなる進化を遂げようとしている姿勢に共感を込めて『anan AWARD 2020ミューズ』をお贈りします。なお、白石さんは来週11月25日に発売のananでも表紙を飾っていらっしゃいます。後ほどその映像、写真などもご覧いただければと思います。それでは、お話を伺わせていただきます。まず、受賞の感想からお聞かせください。白石:はい! 白石麻衣です。記念すべき創刊50周年という年に、このような素敵な賞をいただけたことを本当に嬉しく思います。ありがとうございます。中井:今日はグリーンのロングドレスですけれども、今お召しになってみて、どんなお気持ちですか?白石:すごく背筋が伸びますし、色の入った素敵なドレスを着て、またひとつ大人になった気持ちです。中井:とても素敵でいらっしゃいます。創刊50周年を迎えたanan、白石さんにとってはananってどんな雑誌、どんな存在ですか?白石:ananさんはメイクやファッション、そしていろんなトレンドの時代を彩るアイコン的な存在だって思っております。中井:乃木坂46でも、単独でも、非常に多く表紙を飾っていただいています。さまざまな企画にもご登場いただいたのですが、いちばん思い出に残った企画ってなんですか?白石:本当にたくさんの企画に出させていただいて、思い出はたくさんあるんですけれども、先日しいたけ.さんの占い特集で、いろいろ診ていただいて、思い出に残る一日になりました。中井:しいたけ.さんってイラストじゃないですか。ご本人はどんな人?白石:でも、あのイラストの感じでした! メガネをかけていらっしゃって、素敵な方でした。中井:素敵な方でしたか。いろいろ新しい自分も発見されました?白石:そうですね。いろいろ診ていただいたんですけれども、カラー診断もしていただき、こういう感じなんだなと! 私にとっても当たっているところがあったり、発見があったり、すごく楽しい撮影でした。中井:それが11月25日発売のanan、いま表紙が映っていますが、乃木坂46卒業後、初の表紙となりました。この日の表紙の撮影はどうでしたか?白石:すごくリラックスして撮影できましたし、撮影したファッションのカラーも、私の診断カラーをちょっと取り入れて、お洋服も決めていただいたので、ぜひたくさんの方に見ていただけたら嬉しいなと思います。中井:はい。今日お見せになっていらっしゃる表情とか、雰囲気とまた全然違う感じの表情ですけれども、楽しかったんですか?白石:楽しかったですねー!中井:卒業されてからおひとりでというのは、何か特別なものがありますか? それともあんまり変わらないですか?白石:寂しい気持ちはたくさんあるんですけれども、すごくメンバーからもたくさん背中を押されて、パワーをもらったので、これからソロになっても頑張っていける気がします。中井:1か月経ちましたが、これからどんなことにチャレンジしてみたいですか?白石:そうですね。今後はモデル業だったり、女優業だったり、いろんなジャンルに挑戦していけたら嬉しいなと思います。中井:そういった姿を見せていただけることを楽しみにしています。それでは最後にananの読者の皆さまに、ひとことメッセージをお願いいたします。白石:はい。今回このような素敵な賞をいただけたことを本当に嬉しく思います。ありがとうございます。今後ともひとりの女性として美しくいられるようにananさんと共に頑張っていけたらいいなと思います。今日は本当にありがとうございました。中井:ありがとうございました。『anan AWARD 2020ミューズ』を受賞されました。白石麻衣さんでした。おめでとうございました。そしてありがとうございました!白石:ありがとうございました!(拍手)中井:さあ皆さま、本日は第1回anan AWARDをご視聴いただきまして、誠にありがとうございました。創刊50周年を迎えましたananではこれからも、「すべての女性の、いま好きなこと」をテーマに、時代の女性の気持ちに寄り添い、流行、ファッション、そして気分を追いかけていきたいと思います。皆さまどうぞ、これからのananにもご期待いただきたいと思います。本日はご視聴いただきましてありがとうござました。
2020年12月25日anan創刊50周年の感謝を込めて、anan初のアワードを発表したこの日。編集部から、ananに関わりの深いかたや「時代を象徴するスター」たちへ、感謝を込めて“金のパンダ”を贈りました。その様子を全文レポートでお届けします。anan編集部時代を象徴するスターたちが集結。anan創刊50周年にして、初開催となる記念すべきanan AWARDが、2020年11月8日(日)に渋谷で開催されました。ananと深い縁のある方、“時代の顔”としてムーブメントの先駆けや時代の象徴となった方を表彰する本アワードで、『anan AWARD 特別賞』に黒柳徹子さん、『anan AWARD 50th 大賞』に松任谷由実さんと林真理子さん、『anan AWARD 2020 大賞』にはSixTONESとSnow Manと、錚々たる面々が受賞しました。授賞式の模様、受賞者たちのお言葉を約20,000字のレポートにしてお届けします。【開催概要】名称:第1回 anan AWARD開催場所:渋谷ストリーム ホール 6階 (東京都渋谷区渋谷3-21-3)開催日:11月8日(日)主催:SHIBUYA SCRAMBLE FESTIVAL 2020 実行委員会 / 株式会社マガジンハウス特別協賛:渋谷スクランブルスクエア【出演者】中井美穂(なかいみほ):当AWARDのMCを担当。東京都出身。フリーアナウンサー、タレント。元フジテレビアナウンサー。黒柳徹子(くろやなぎてつこ):東京都出身。日本にテレビが誕生した1953年からNHK専属テレビ女優となり、以降テレビドラマや演劇に加え、司会者、タレント、エッセイストなどとして幅広く活躍。トーク番組『徹子の部屋』(テレビ朝日系)は放送45年目となる大人気番組。林真理子(はやしまりこ):1954年生まれ、山梨県出身。コピーライターとして活躍後、エッセイスト、作家に。第94回直木賞を受賞。著書『西郷どん!』は’18年NHKの大河ドラマに。’20年、菊池寛賞を受賞。また同年、「同一雑誌におけるエッセー最多掲載回数」でギネス世界新記録に認定。松任谷由実(まつとうやゆみ):東京都出身。1972年にシンガーソングライターとしてデビューし、2020年12月1日に、39枚目のオリジナルアルバム『深海の街』をリリース。SixTONES(ストーンズ):ドラマで共演した6人で2015年に結成。2019年8月にCDデビューを発表。2020年1月22日にSnow Manと共にデビュー。・ジェシー:1996年6月11日生まれ、東京都出身。O型。・田中樹(たなかじゅり):1995年6月15日生まれ、千葉県出身。B型。Snow Man(スノーマン):アクロバットやダンススキルを駆使したステージが注目を集める9人組グループ。2020年1月22日にSixTONESと共にデビュー。・岩本照(いわもとひかる):1993年5月17日生まれ、埼玉県出身。A型。・ラウール:2003年6月27日生まれ。東京都出身、A型。鉄尾周一(てつおしゅういち):株式会社マガジンハウス取締役 編集局担当。元anan編集長「ご挨拶」司会・中井美穂中井:皆さま、本日は第1回anan AWARDをご視聴いただきましてありがとうございます。1970年に創刊し、2020年に50周年を迎えたananは、現在の日本のL判女性誌のひな型となった、日本で初めてのオールグラビアのライフスタイル女性誌です。これまで「すべての女性の、いま好きなこと」をテーマに、常にその時代の女性の気持ちに寄り添い、流行、ファッション、気分を追いかけながら、時のスターの方々を取材してきたananが、創刊50周年を記念して立ち上げたanan AWARD。ムーブメントの先駆けとなった人、時代の象徴となった人、モノ、コトに、時代を象徴するスターとしての感謝を込めて、anan AWARDを贈ることとなりました。申し遅れました、本日の司会を務めますアナウンサーの中井美穂です。どうぞよろしくお願いいたします。「ご挨拶」 anan元編集長・鉄尾周一中井:それではまず初めに、株式会社マガジンハウス取締役編集局担当、anan元編集長の鉄尾周一よりご挨拶を申し上げます。それでは鉄尾さん、よろしくお願いいたします。鉄尾:本日は、anan 50周年記念anan AWARDをご視聴いただき、ありがとうございます。マガジンハウスの鉄尾と申します。1970年3月に創刊したanan は、女性がその時代にいちばん心をときめかせるトレンドをキャッチして、anan ならではのスタイルで50年間編集してきました。創刊当初は、最先端のファッションを紹介する雑誌として、高田賢三さんや川久保玲さんなど、超一流のデザイナーに登場していただき、日本の女性のオシャレのイメージを大きく変える、モードな雑誌としてスタートしました。その後、1980年代になりますと、新しい女性のライフスタイルを次々と紹介していきます。なかでも、当時としては画期的な「女性がひとりで旅をする」という旅行の楽しみ方を紹介し、全国でanan 片手に旅する女性が急増し、アンノン族という言葉を生むほどのムーブメントが生まれました。1990年代になると、占い、ダイエット、恋愛など、それまでの雑誌では取り上げられたことはない斬新なテーマを次々に特集し、なかでも『SEXでキレイになる』は、女性が人前で語ることをはばかられていたセックスを初めて大胆に取り上げ、大きな話題になり、その後、その年のセックス特集では誰が脱いで表紙になるのか、今でも多くの読者の関心を集め続けています。多くの人気スターの方々が、続々anan に登場してくださるようになったのは2000年代にかけてのことです。当時の人気ナンバーワンのスターが誌上でバッサリ髪を切ったり、セクシーなスタイルで登場したり、はたまたダイエットに挑戦したり、意外な組み合わせで登場してくださったりしました。なかでは、ananで初めて対談したビッグカップルが、そのことをきっかけに結婚したというようなニュースもありました。創刊当時のファッショナブルなanan 、ニュートラなanan 、旅のanan 、そして1990年代以降のスターのanan 、スピリチュアルなanan 、セックスのanan 、読者の方はそれぞれ、anan と過ごした時代によってanan に対する印象は違っているかもしれません。でもそれは、それだけanan が長い歴史の中で、その時どきの読者が何を期待しているのかに真摯に応えてきたしるしなのかもしれません。anan は現在、週刊誌として年間約50冊を発行、年間発行部数は1,000万部を超えています。毎号今いちばん人気のスターの方々に登場していただき、次の号は誰が、どんな特集で表紙になるのか、毎週、発売日前々週の月曜日に配信するSNSをきっかけに大きな話題になっています。 おかげさまで今年は完売号が続出。週刊誌としては、極めて異例の重版ラッシュ、一種の社会現象になりながら売り上げを伸ばし、50周年イヤーは、まさに何度目かの黄金時代を迎えていると言ってもいいかもしれません。これもひとえに、ananに登場してくださるスターの方々や、ananに関わってくださる関係者のみなさま、そして何よりananを心待ちに、楽しみにしてくださっている読者の方々のおかげです。この場をお借りして感謝の気持ちをお伝えしたいと思います。本当にありがとうございます。今後とも、「すべての女性の、いま好きなこと」に寄り添い、毎号サプライズと感動をもって編集していくつもりです。次なる60周年、そして、ちょっとばかり先の話になりますが、100周年に向けまして、編集部一同、マガジンハウス全社をあげて、ananを盛り上げてまいります。今後とも何卒ご支援のほどよろしくお願い申し上げます。本日はanan 50周年のイベントをご視聴いただき、誠にありがとうございました。(拍手)中井:ありがとうございました。鉄尾周一より、皆さまへご挨拶でした。「anan創刊50周年について」 anan編集長・北脇朝子中井:それでは、続きましてananの現在の編集長であります、北脇朝子さんをステージにお呼びしまして、ananの50周年についてのお話を伺わせていただきます。北脇編集長、どうぞステージにお越しください。(拍手)中井:北脇朝子編集長です。北脇:よろしくお願いいたします。中井:実は、北脇さんと私は長年のお友達なのですが、こうして公の場所で話をするのは照れますね。せっかくですから、今日ご視聴いただいている皆さまに、編集長としてのご挨拶をお願いしたいと思います。北脇:本日はご視聴いただきましてありがとうございます。anan 50周年、駆け抜けてまいりました。本当に長い雑誌の歴史のなかで50年続けてこられたっていうのは貴重なことだなと思っております。まさにananは週刊誌で、今を生きている雑誌だと思います。今後とも頑張っていきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。中井:ありがとうございます。創刊当時のananのことって何か聞いてますか?北脇:昔すぎて伝説みたいになっているんですけれど…。ちょうどこのサイズのオールカラー雑誌は日本になかったので、印刷所の方にその機械をつくってもらった、っていうエピソードがありまして、このサイズのグラビア雑誌ってなかったんだっていうのを逸話として聞いて、なるほどと思った記憶があります。中井:その時代って、まだこの大きさの女性誌がなかったんですね。とても意外な話だなと思います。いま鉄尾さんがいろいろお話ししてくださいましたけど、数多くの名物特集がananにはありました。北脇さんは名物特集と聞いたら何を思い出しますか?北脇:それこそ読者のときに見ていたことで言うと、やっぱり「好きな男」特集は自分もファンとして見ていたこともあって、anan で撮影されている方ってほんとにかっこよく登場されるので、一読者としてすごくときめきながら拝見していました。中井:私は街中スナップですね。今はもうそれだけで一冊、雑誌ができるくらいですけど、当時はなかったですもんね。全国まわって、すごいオシャレな人がいっぱいいるんだなって思ったり。北脇:そうですね、スナップ特集もありましたね。中井:あとは占いですかね。北脇:そうですね。本当に文字がみっちり書いてあるので、読み込んで一喜一憂してた記憶がありますね。中井:思い出に残っている企画と言われたら何を思い出しますか?北脇;やっぱりananといえば、皆さんが素敵に鍛えたカラダを、ご披露していただく特集が多いんですけれども、一読者として見ていたときに、これってどうやって撮影しているんだろうっていうのを、ドキドキしながら拝見していて、自分が担当させていただくようになって、撮影をするようになって、こうやって撮影するんだ…。っていうのをしみじみ見ていたことが印象深いですね。中井:北脇さんが編集長になってから、人間じゃない表紙、猫の特集とかすごい人気ですよね。北脇:そうですね(笑)。いまコンテンツとしてアニメーションとかも人気ですので、特集して表紙を飾り、すごく反響をいただいたりしています。中井:『にゃんこLOVE』はすごい人気なんですよね。北脇:そうですね。その当時、発売日に店頭からなくなってしまって、編集部でも何が起こっているんだろうと思いながら…。すごく人気だったのを覚えています。中井:あとやっぱりエンターテインメントのものが多くなったという印象があります。北脇:旬な方が、旬のタイミングでご登場いただいた時の反響が本当にすごくて。それってやっぱり今の時代のSNSとか、皆さんの声の強さもすごくあると思うんですけど、それを雑誌に反映させていただいて、この方がこのタイミングでこの特集で! っていう時に、発売前になくなってしまうとか、予約だけで品切れになってしまうような現象というのは、今の時代だからなのかな、と思っています。本当にたくさんのスターの方に出ていただいていること、そして本当に今だ! っていう時に出ていただいていることって、本当にありがたいなと思っています。中井:男性の表紙が多いには多いんですけど、女性の表紙も印象的なものが多いですよね。私はやっぱり田中みな実さんは衝撃だったんですよね。北脇:そうですよね。私も実際に撮影前に打ち合わせさせていただいた時に、あまりにもストイックなことに感動しまして、素晴らしい方だなと思って。撮影の時にいろいろご自身でもアイデアを出されていて素晴らしいなと思いました。中井:あそこからやっぱりみな実さんは、本当に女性にとっての憧れの人になっていったのかなと。北脇:女性にとってターニングポイントになるような特集とか、カタチを作らせていただいているのは、すごく媒体としてありがたいなと思っております。中井:ずっと表紙の写真を皆さんにご覧いただいておりますけれども、この半世紀の流れというのを見ても時代がわかりますし、いま現在を見ても、表紙ってすごく重要ですね。北脇:そうですね。私もこの50周年を担当させていただいて、やっぱり創刊当時の表紙、あと週刊誌で一冊一冊がその時その時の時代を現す撮影をさせていただいているので、それが毎週であり、それが1年であり、50年でありっていう単位で見ていくと、すごくその時代を表しているっていうのがanan の面白さだなと思っていて。やはりその時の旬な方が、この特集で! っていうのがanan のダイナミズムなのかなと思い、それを心掛けております。それを俯瞰で見た時に歴史が、時代が見えてくるっていうのが面白い雑誌だなと、そうであろうと思って編集しております。中井:タイトルのつけ方も、本当に歴代の編集長カラーがものすごく出てますけど、北脇さんはやっぱりキャッチーな言葉がすごく多いのかなと。北脇:ありがとうございます(笑)。いつも悩みながらつけさせていただいていて、登場いただく方のイメージと特集を寄り添わせながら何本も考えて、その方をちゃんと後押しできるというか、応援するメッセージがキャッチのなかに入っていくような言葉、それをちゃんと写真に載せて伝えていくっていうことをananとしては心掛けております。中井:最後になりましたけれども、これからのanan も楽しみにしております。北脇:すみません。グダグダですよね(笑)。中井:もういいんですか(笑)。最後にメッセージとかないんですか!? 編集長ですから(笑)。北脇:はい(笑)。50周年イヤー、こういう時代のなかですけれども、駆け抜けております。「すべての女性の、いま好きなこと」を追いかけながら、これからもがんばっていきたいと思いますので、ぜひこれからもよろしくお願いいたします。ありがとうございます。中井:ありがとうございました。北脇朝子編集長でした。『anan AWARD特別賞』黒柳徹子中井:さて、本日お届けしている第1回anan AWARDは、『anan AWARD特別賞』、『anan AWARD 50 th大賞』、そして『anan AWARD 2020大賞』を発表してまいります。まずは、anan の創刊に大きな影響を与えた方にお贈りするこちらの賞の発表です。(映像『anan AWARD特別賞』黒柳徹子)中井:『anan AWARD特別賞』は黒柳徹子さんです。ananの創刊直前に、創刊スタッフの耳に入ってきた。“アンアン”という言葉の響き、それは黒柳徹子さんが訪れたロンドンにいたモスクワ動物園のパンダ、アンアンの名前でした。大のパンダ好きの徹子さんが、この時のことをお話になったことがananという誌名の誕生の大きなきっかけとなりました。だから、ananのキャラクターアイコンは創刊当時からパンダのマークなんですね。おかげさまでananはパンダのように可愛く、刺激的な雑誌として知られるようになり、半世紀たった今、誰もが名前を知っている日本の女性誌の代名詞に成長しました。この素晴らしい名前のヒントをくださった生みの母として、半世紀以上にわたるご活躍の中、今なお『徹子の部屋』を中心としたテレビ番組、また、舞台の活動も精力的にされ、私たちに常に刺激を与え続けてくださる存在、まさに日本のカルチャー、エンターテインメント界の母と言えるのではないでしょうか。今回、anan AWARDの発足に際し、多くの感謝を込めて、特別賞を贈らせていただきます。残念ながら、本日黒柳さんはこちらの会場にお越しいただくことはできませんでしたが、メッセージ映像をお預かりしております。ご覧ください。(黒柳徹子さんのメッセージ映像)皆さまこんにちは。黒柳徹子です。『anan AWARD 特別賞』をいただきました。ありがとうございます。そして、こんな素敵な金色のパンダもいただきました。こんな嬉しいことはありません。本当に嬉しいです。さて、『anan AWARD 特別賞』というものはどういうものかというと、それはananを大好きで、いつもananを読んでいるということもありますけれども。元々、ananという本ができる時、みんながどういう雑誌にしようかなと考えている時に、私がちょうどイギリスに行きまして、イギリスのチチという雌のパンダのところに、アンアンというロシアから男のパンダの子が結婚しに来ていた。その結婚は結局うまくいかなかったんですけれども。そのアンアンが来ていたという話を私がすごい勢いで話してましたら、皆さまがそこでお聞きになって「うーん、本の題名は“アンアン”がいい!」ということになりましたのが、そもそもananという本の題名になったの。だから雑誌にパンダの絵が描いてあるんですよ。どういう関係があるかとお思いでしょ、皆さん。あそこにパンダの絵が描いてあるのはそういうロシアのアンアンの、とっても素敵なアンアンでしたけど、雄のパンダのお話から出たことなんです。50周年を記念し、50年雑誌を続けるということは素晴らしいことだと思います。常に新しいことを発見して、そこにお載せになって50年。本当におめでとうございます。50年ということで、このanan AWARDをいただいたことになるんですけれども、毎年、色んなことでアワードができるんだと思いますけれども、皆さまが素晴らしいご活躍をされることを心から祈っています。まあ100年長生きするかたはもしかしたらanan の編集部にいらっしゃるかもしれませんよね。常に新しく皆さまがいろんなことに興味をお持ちになって、また、読者の方でもこういうのが欲しいなと思って一生懸命活躍しようという方がいらっしゃるかもしれない。そういういろんな面白いことを考えると、これから先、本当に私もワクワクしながらananのいく末を見守りたいと思っています。anan AWARDスタート!(以上、黒柳徹子さんのメッセージ映像)中井:ありがとうございます。『anan AWARD特別賞』に輝きました黒柳徹子さんのメッセージでした。『anan AWARD 50 th大賞』林真理子中井:さあ、続いては創刊50周年、記念すべき初のアワードである今年、半世紀のエンターテインメントの歴史を見つめる中で、長い間人々の絶大な支持を受け続け、エターナルに「すべての女性の、いま好きなこと」を体現してくださっている方。そして、anan 誌面においても多くの機会で読者を励まし、刺激し続けてくださっている方に、50周年の顔としての『anan AWARD 50 th大賞』を贈らせていただきます。この『anan AWARD 50 th大賞』はおふたりに贈らせていただきます。まず、おひとり目はこの方です!(映像『anan AWARD 50 th大賞』林真理子)中井:『anan AWARD 50 th大賞』。1人目は林真理子さんです。林さんは直木賞をはじめ、本年の菊池寛賞などの文学賞や、一昨年には紫綬褒章も受章されるなど、文字通り日本の女流作家の第一人者でいらっしゃいます。anan においては連載エッセイ、『マリコ・ストリート』スタート以来、35年間連載を継続中です。途中何度かのタイトル変更を経て、現在は『美女入門』として、巻末ページの連載を続けていただいており、これは日本における作家の方の最多連載の記録となっております。恋愛、ダイエット、ファッション、メイク、取りあげられる話題は毎週さまざまですが、語られる視点は一貫して読者と同じ視点です。多くの読者の興味や願望の対象に、いち早く身を挺してトライされるフットワークの軽さ、共感性の高さは、今なお“ananを後ろから開かせる女”として人気を誇っています。作家活動の偉大な功績に加え、anan連載において、長年にわたって読者に共感と勇気を与えていただいたことに対し、感謝を込めて『anan AWARD 50 th大賞』を贈呈いたします。林さんからもメッセージ映像をお預かりしております。ご覧いただきましょう。(林真理子さんのメッセージ映像)林:この度は、思いがけない賞をいただきまして、本当に嬉しいです。私、もうずっとダラダラダラダラ書いているだけなのに、こんなに素晴らしい賞をいただいていいのかと思って…。この金色に輝くパンダ。いま持っている手も震えています。やっぱりオシャレですよね、ananってこういうトロフィーも。50周年っていうと、ひとりの男の人、女の人が中年になる年、半世紀です。どれだけお役にたったか、私は本当に自信がなかったんです。本当に書かせていただいてありがとう、続けさせていただいてありがとうという気持ちでいっぱいなのに、なんとananからこんな素晴らしい賞をいただきまして、もう本当にありがとうございますとしか言いようがありません。このパンダを、今日はずっと抱いておうちに帰りたいと思います。私もこれから頑張ります。本当にありがとうございます。anan 50周年、本当におめでとうございます。私も45年という長い間、エッセイを書かせていただいて本当に光栄に思っております。モノを書く人間にとって、ananにコラムを持つということが、どんなに大きく、すごいことだっていうことを普通の読者の方々はわからないと思いますけれども、実力があるっていうことと、何より旬の人間だということを認めていただいているということだと思います。私はずっと書き続けて、もういい歳をしたおばさんになってきましたけれども、ananからご用命をいただいているということは、何より嬉しく誇りに思っております。これからもananが、ますます発展し続けて、多くの女性の憧れの雑誌であり続けることを祈っています。私もそこの書き手として、いつまでもご用命いただければと思っておりますが、年齢的にどうなるかわかりませんけれども、ご用命がある限りは頑張って書かせていただきたいと思います。いつもanan が届けられるたびに、華やかな雑誌に1ページ持っていることの嬉しさはずーっと持ち続けています。このような素晴らしいパンダちゃんをいただきまして嬉しいです。本当におめでとうございました。(以上、林真理子さんのメッセージ映像)中井:林真理子さんでした。ありがとうございました。『anan AWARD 50 th 大賞』松任谷由実中井:それでは続けてまいりましょう。『anan AWARD 50 th 大賞』。2人目はこの方です。(映像『anan AWARD 50 th 大賞』松任谷由実)中井:松任谷由実さんです。松任谷由実さんは、言わずもがなの日本におけるポップシーンのミューズのレジェンドです。デビューから48周年、常に女性たちの共感を集める楽曲を提供してきた、その偉大すぎるアーティストとしてのご活躍で、日本の女性アーティストとしての代表的な存在です。anan には70年代からの初登場以来、毎年のようにご登場いただき、時のスタイリスト、メイクアップアーティストの方々との誌上における刺激的でクリエイティブな共演で、日本の女性誌のファッションカルチャーのひとつの形を牽引しました。かつ、インタビューページでは、頼れる先輩として、恋愛や仕事、生き方などさまざまなテーマで、読者への愛あふれるアドバイスをいただいてまいりました。偉大なエンターテイメント、カルチャーの先輩として、エターナルな憧れの女性として、感謝を込めて『anan AWARD 50 th大賞』を贈らせていただきます。もちろん、金のパンダを贈呈させていただきます。そして、本日はなんと松任谷由実さんにこちらの会場にお越しいただきました。どうぞ拍手でお迎えください。松任谷由実さんです。(拍手)中井:はい。それでは金のパンダをお持ちください。(松任谷さんが金のパンダを手に取る)中井:いいですねぇ。しばらくそこでお写真を撮らせていただきます。中井:はい。よろしいでしょうか。ありがとうございます。初の『anan AWARD 50 th大賞』の感想をお聞かせいただくんですが、それではお椅子に座っていただいてから伺わせていただきたいと思います。いかがですか。松任谷:もうめちゃくちゃ嬉しいです。中井:このパンダ、ご覧になったのは初めてでしたっけ。松任谷:初めてです。中井:どうですか。金のパンダ。松任谷:目が…。目も金色なので…。パンダじゃないといえばパンダじゃ…(笑)中井:(笑)松任谷:でも愛らしいです。近くで見ても愛らしいです(笑)。中井:おうちにあるたくさんのトロフィーのなかに、このanan パンダも入れていただけると。松任谷:この先、何か成功することがあったら、(目を)マーカーで黒く入れたいと思います。(会場が笑いに包まれる)松任谷;それじゃ達磨みたいじゃないですかね(笑)。中井;そう達磨ね(笑)。でもいろんな使い方をしていただいて、anan パンダ。クリエイティブに遊んでいただければと思うんですけれども…。松任谷さんは、この50周年を迎えましたanan なんですが、ロングインタビューによると、デビュー前からanan をご覧になっていたということがわかったわけですけど。松任谷:そうですね。シンガーソングライターとしてデビューする少し前に創刊されたと思います。その時はね、なんか日本っぽくなくてステキだなーっていう印象がありました。中井:由実さんに…。あ、由実さんって失礼ですね。松任谷:いやいや、いいですよ。中井;ユーミンに登場していただいた時って、anan って今は、みんなタレントさんが出る時もヘアメイクさんとか、スタイリストさんとかつくのが当然の時代ですけれども、その時は皆さんご自身でスタイリングされたりしてたんですか?松任谷:そうです。スタイリストって職業も、ヘアメイクって職業もなかった頃です。中井:1978年に、最初にユーミンに登場していただいたんですが、その後にもたくさんのファッションの特集や、読者の相談にものっていただきました。印象に残っている撮影のエピソードなどはありますか?松任谷:そうですね。ファッションっていうより読み物のページのほうが印象が強いので。anan の撮影はどれもファッションの場合はワクワクして出かけた覚えがありますけど、さきほどもご紹介いただきましたが、今回はどんなスタイリストさんかしらとか、いつもしていただいているヘアメイクさんにせっかくanan なんだから私も冒険してみようとか、新しい出会いがあって、それを楽しみに出かけていきました。読み物としてね…いいですか言っちゃって。中井:大丈夫です。松任谷:読み物として、長らく「贅沢なおやつ」というページをさせていただいて、4人でリレー式だったんですけど。他の方のものも参考にしたり、いまだにファンでいるスイーツもありますし、自分にとってスイーツが生活の中ですごく大事だなっていうのをその時期にしみじみ感じました。中井さんから教えていただいたパニエ。中井:はい。美味しいですよね。松任谷:青山のパイ生地の…。中井:そうなんですよ。あそこでしか売ってないっていう。嬉しいです。松任谷:昨日も食べました。中井:ほんとですか! これは宣伝になってアレですけど。『フランセ』っていうお店で。お店も素敵なんですよね。松任谷:そうなんですか。私は実際行ったことがなくて、フレンチカンカンみたいなイラストがね、缶に描いてあって、なんでかしらと思ったら、パイがスカートの形をしているんですよね。中井:そうなんですね!松任谷:パニエって、スカートを膨らますなかにペチコートのようなことを言うんですけれど、サクッとしているんだけど、空気を含んだ。めちゃくちゃ美味しいですね。中井:嬉しいです。召し上がっていると聞いただけでも嬉しいです。今年の3月4日発売号が、anan 創刊50周年の記念の特別号だったんですね。そこでユーミンが何を仰ってたかというと、時代とともに変わっているように見えるのは現象として表に見える部分だけであって、目に見えない部分というのは、むしろ変わっていないっていう、本質を変えないために表を変えているんじゃないかって仰ってたのがすごく印象的だったんですけれども。anan の本質っていうものをユーミンさんはどう見ていらっしゃるのかなと。松任谷:今でもパイオニア精神に満ち溢れていると思います。そういうのはすぐ真似されちゃうんですよ。だから一見表面では、すぐ当たり前になってしまうんだけど、持続可能なんですよね、自分が生み出した、開拓したものは。なぜなら姿勢が変わらないから、次の新しいものを見つけることができるので、真似されたら次に行けばいいっていうフットワークの軽さとエネルギーがananには未だに感じられます。他社の話になっちゃうと問題あるかな…。初期の頃に、アンノン族っていう言葉が、もう死語ですけど。中井:軽井沢にね。ananかnon-noを持っていく女の人たちのことを、よくアンノン族と言いましたけど。松任谷:anan とnon-no。2大雑誌だったんですけど、当然anan が先駆的で、後からのnon-noは、その分発行部数は多かった。やっぱりパイオニアっていうのは、そこに行くためのエネルギー、取材の煩雑さとか、まだやっていない所に行くわけですから、そこにすごくエネルギーを使うわけですよ。ひとつ雛型があるところを後からする分にはその分セーブできるでしょ。私は自分の姿勢としても、断然anan だったので。ごめんなさい(笑)中井:でも、全然個性が違う雑誌ですものね。アンノン族ってひとことにまとめてましたけど、読んでる側からすると、全く違う雑誌の個性だったのになと思います。可愛らしいものが好きなファンと、エッジイなanan という違いが随分あったと思います。これからのanan にユーミンは何を求めますか?松任谷:この姿勢をずっと貫いてほしいなと思います。今まで社会現象を起こすような特集が何回もされてきましたけど、そういう号ってあるだけでわかるんですよね。宣伝で煽られて、ってことでなく、口コミとかの前から、表紙が発光しているんですよ。その見えないはずなんだけれど、感じるオーラみたいなものを追求していってほしいなと思います。中井:すごく嬉しいと思います。いま編集に携わっている人たちにとっての大きな道標になっていくのかなと思いました。そして12月1日にユーミンさん、アルバムが発売になります。4年ぶりで通算39枚目となるアルバム『深海の街』。どんなアルバムになりそうですか?松任谷:ずばりコロナ。2020年という世界史に残る未曾有の年に、絶対リリースしたかった内容です。自分のために歴史に残る年を記録しておきたかった。キャッチコピーは「愛しか残らない〜深い海の底で僕たちは気づいたんだ」という。ビジュアルは海底で潜水服を着た男女が抱き合っているものです。いろんなタイプの曲が入っていますが、私自身このコロナ期にほぼ全編自宅録音だったんですよ。中井さん、家に遊びにいらしたことありますよね。中井:おじゃましたことあります。えー! 自宅で、ですか? 全編?松任谷:ホームスタジオって聞くと、マンションの一室で打ち込みしているようなイメージがあるかもしれませんが、大間違い。リリースできるまでのクオリティのものができるスタジオが自宅にあります。プロデューサーである主人と、ステイホームの間中、レコーディングしてました。だからその1コマ1コマが刻みつけられてて、あぁ、その時を思い出すアルバムだなと思います。何を感じてほしいかと言うと、先ほどのanan の話と一緒なんですけど、キャリア48年だけれど、この後に及んでなお、音楽的成長、新しい詩の世界とか、その伸びしろを貪欲に追求するというエネルギーを感じてもらえたら嬉しいなと思います。中井:ありがとうございます。いま、こうしてユーミンのそばにいるだけでエネルギーのおこぼれをいただいている感じがします。松任谷:5000円いただきます!(笑)中井:5000円っていう値段設定はどこからでてきたんですか?(笑)松任谷:なんとなく(笑)。中井:12月1日に『深海の街』というアルバムが発売されます。本当にアルバムジャケットから心を鷲掴みにされますが、いまのお話を聞いたらさらに、私たちも2020に聴くべきアルバムだなという気持ちになってまいりました。それでは、本日配信で皆さまこの様子をご覧いただいているんですが、ユーミンからメッセージをいただけますでしょうか。松任谷:えー、これからもanan よろしくお願いいたします!中井:いいですね(笑)。 短い! そしてストレートなコメントをいただきました。ありがとうございました。『anan AWARD 50 th大賞』を受賞されました松任谷由実さんでした!中井:ありがとうございました。場の空気っていうのがこんなにも一瞬にして、わぁっと変わっていくのは、本当にさすがだなと思いますし、いつになっても憧れの、本当に、素敵な素敵な女性でいらっしゃるなということを痛感いたしました。ありがとうございました。『anan AWARD 2020大賞』SixTONES&Snow Manさあ、それでは、続けて参りたいと思います。続いては、anan 50年の歴史の中で、初めてAWARDを立ち上げた年の、映えあるAWARD大賞、『anan AWARD 2020大賞』の発表です。2020年の時代の顔の頂点、週刊誌として、毎週様々な時代のスターと、旬のトレンドを捉えているananだからこそわかる2020年。最高で最大に話題となったスターの方へ贈呈させていただきます。(映像『anan AWARD 2020大賞』SixTONES&Snow Man)(田中樹さん、ジェシーさん、ラウールさん、岩本照さんが登場)中井:ありがとうございます。皆さん勢揃いしていただきました。それでは、50年前からananのキャラクターになっているananパンダより、「金のパンダ」を皆さまに、お手渡しすることができませんので、持ってまいりますので、ひとつずつ選んでください。岩本:(金のパンダを手にとる)ラウール:(金のパンダを手にとる)ジェシー:(ananパンダを掴もうとする)中井:ジェシーさん違います。田中樹:(金のパンダを手にとる)中井:はい。ananパンダ。ありがとうございます。それでは、改めてご紹介させていただきましょう。『anan AWARD 2020大賞』を受賞されました、SixTONESよりジェシーさん、田中樹さん、そしてSnow Manより、岩本照さん、ラウールさんです。ようこそお越しくださいました。4人:よろしくお願いいたします。中井:よろしくお願いいたします。中井:さあ、皆さんのことはよくご存じでいらっしゃるかと思いますけれども、ここで少しだけご紹介させていただきます。SixTONESの皆さまは、2020年1月22日にデビュー。デビューシングル『Imitation Rain/D.D.』は、たちまちミリオンを突破。デビュー前からいち早くYouTubeにて専門チャンネルを開設。デジタル発信アーティストとして、様々なパフォーマンスを披露しています。新人離れしたアーティスト性の高いスタイリッシュなパフォーマンスも常に話題的です。現在進行形で快進撃を続けていらっしゃり、日本中に幅広くムーブメントを巻き起こしている、まさに、2020年の顔といえる存在。SNSやデジタルを駆使したアーティストとしての活動は、ニュースターとしてトレンドの象徴ともいえる存在です。ananでは2019年3月27日発売の『色気の法則』で表紙に初登場。同じ年の12月17日発売の『熱狂の秘密』特集と合わせて表紙にご登場していただいた号が、2号連続で重版となる人気ぶりでした。2020年1月22日には、Snow Manの皆さまとともに、デビュー当日にanan史上過去最多の15人によるワンショット表紙を飾っていただきました。「クローズアップ」連載ページでのメンバーの皆さんのソロでのご登場も常に話題になる中、2020年7月22日『チャージ&デトックスレシピ』特集の表紙登場も完売となっています。これまで表紙にご登場いただいた号は、いずれも完売です。来週11月11日、ご自身のサードシングル発売日の同日に『とっておきの贈り物』特集で4度目の表紙を飾っていただいております。ありがとうございます。そして、Snow Manの皆さんです。Snow Manの皆さまは2020年1月22日にデビュー。デビューシングル『D.D./Imitation Rain』はたちまちミリオンを突破。コロナ禍においても常にYouTubeやSNSで日本中に元気と夢を与え続けています。現在進行形で、日本中に幅広くムーブメントを巻き起こしており、新しい様式に合ったアーティストとしての活躍を牽引。10月7日に発売された2ndシングル『KISSIN’MY LIPS/Stories』もミリオンを突破。冠番組も2021年元日、全国放送が決定され、まさに破竹の勢い、今年のニュースターとしてのトレンドの象徴ともいえる存在です。ananでは2019年6月26日発売の『Nextジェネレーション2019』特集に初の表紙でご登場となりました。予想を上回るあまりの人気に重版となっています。その後50周年のスタート号である2020年1月8日発売の『時代を創る』特集で再び表紙に登場してくださっています。さらに2020年1月22日デビュー同日には、SixTONESの皆さんと共に、anan表紙誌上過去最多の15人で表紙を飾っていただきました。「クローズアップ」連載ページでのメンバーの皆さまソロでのご登場も常に話題になる中、渡辺翔太さんが表紙を飾った8月19日発売の『モテコスメ大賞』特集ではボーダーレスな時代のなかで『コスメ大賞』特集初の男性でのソロの表紙となり、非常に話題となりました。anan50周年史上で初めて発売前に重版になるほどの人気を博しました。2020年10月7日、2ndシングル同日発売の『愛される男たち』も発売後、即完売となりました。現在、「滝沢歌舞伎ZERO 2020 The Movieの軌跡」で短期集中連載中です。メンバーの皆さまには毎週ご登場いただいておりまして、こちらも話題となっています。長い間お付き合いいただきありがとうございました。改めて『anan AWARD 2020』大賞の受賞、誠におめでとうございます!4人:ありがとうございます!中井:さあ、それでは喜びの声をお二方に聞いていきたいと思います。まずはジェシーさんから大賞受賞の感想をお願いいたします。ジェシー:はい。ジェシーのSixTONESです。田中:逆!ジェシー:あ、逆でしたね。すみません。SixTONESのジェシーです。今年デビューして、いきなりこういう賞をいただけることにとても感謝しております。今後もいろいろな賞をいただけるように頑張っていきたいと思います。応援のほどよろしくお願いいたします。中井:ありがとうございます。それでは続いて、ラウールさんお願いいたします。ラウール:はい。僕たちがこういう〇〇大賞みたいなものを受賞するっていうことを想像していなかったので、とても嬉しいです。それと、Snow Manが、Snow Manとして表紙を飾るたびにファンの方がすごく盛り上がってくれて、それこそこの前だと、渡辺が表紙をやったときも、メンバーの中でもananの表紙をひとりでやっているってすごいことだよね、ってことで話題になりまして、本当にこういう賞をいただけてとても嬉しいです。中井:ありがとうございます。先ほど皆さまに登場していただいて、撮影のようなスタイルでこちらまで上がってきていただきました。その時に撮影した写真をここで一緒に見て感想を伺っていこうと思います。本当にもう出来上がっているんですか? そういう時代なの? まずはこちらから、1枚目です。(登場時に撮影された写真が投影される)中井:ジェシーさん、田中さん、どうですか?ジェシー:すごーい! 可愛いですね。田中:可愛いとは思わないですね!ジェシー:あ、カッコイイです。言葉を間違えました。田中:すごいね。こんな…。でも、まだやっぱり若干緊張してますね。ジェシー:してるね。でもそれがまた可愛いですね。田中:可愛いって…。ずっと間違ってる。カッコイイです。ジェシー:(笑)中井:こういう大賞の発表の時に撮影も一緒にやるって斬新ですよね。ジェシー:初めてですね。田中:なかなかない経験ですね。中井:ねぇ。じゃあ皆さんリハーサルで入れられて立ち位置とか…。ジェシー:そうですね。確認させていただいたんですけど。中井:すごい。どうでした?ジェシー:普段やる僕たちのライブよりも緊張しましたね。中井:またちょっと狭い感じのところなのでね。ジェシー:でもよかったです。田中:カッコよく撮っていただいて。中井:よかったです。それでは、続いてこちら見てみましょう。2枚目です。(2枚目の写真)ラウール:どこ見てるんですか、僕…。大丈夫かなぁ。堂々としてたつもりなんですけど。岩本:カッコイイよ。ラウール:ありがとうございます。(笑)岩本:こうやってすぐ撮っていただいたのが見られる時代なんですね。ラウール:ほんとキレイに撮っていただいてありがとうございます。岩本:ありがとうございます。中井:おふたりの個性の違いも出ているかと思います。さあ続いてはこちらです。3枚目。(3枚目の写真)中井:これは今すぐ表紙に…っていう感じの写真ですね。ジェシー:今すぐ表紙に! お願いします! いますぐ!4人:(笑)田中:今すぐには無理だよ(笑)。中井:これは、ポーズは?ジェシー:自由です。田中:特に決まりはなく、その場の雰囲気でやらせていただきました。中井:あれですね。正面向きの方と、やや斜めっていう方に分かれていますけれども。田中:3人がすごく身長大きくて僕がちょっと小さく見えるのが…。ジェシー:逆に目立つからいいじゃない(笑)。中井:いろんな意見がありますけれども、すごいですね、これ。撮っていただいたのがカメラマンの森山将人さんという方で、皆さんの表紙をいつも…。岩本:はい。ジェシー:お世話になっております。中井:実際に撮影しているフォトグラファーが、本日もご登壇の撮影をしていただいたということなので、皆さんにとってはいつもお世話になっている…。ジェシー:そうですね。何度も何度もカッコよく撮っていただいているので。田中:ありがとうございます。ジェシー:そろそろこっちから写真撮ってあげたいなって。田中:逆。撮らなくていい。そういうシチュエーションないから! カメラマンさんが撮られるシチュエーションないから!中井:なんかこう4人で並ぶのって、すごいいいですね! すごく新鮮なんですよね。なかなか4人で、ってないというか。ジェシー:確かに、僕たちも新鮮ですね。ラウール&岩本:そうですね。田中:SixTONES、Snow Manのメンバー全員15人で、っていうことはよくあったんですけど、この4人っていうのは、なかなかないですね。中井:そうですね。楽しいですか? 大丈夫ですか?田中:もちろんです。久々にSnow Manのメンバーと会えたので。中井:それでは皆さんにお話を伺わせていただきますが、まず、ジェシーさんから、今年一年のSixTONESの活動を振り返ってみて、どうですか?ジェシー:そうですね。1月22日にデビューさせていただいて、シングルも11月11日に3rdシングルが出て、こんなにスピードが速くていいのかなっていうぐらいビックリしていています。SixTONESは音楽をメインに考えていまして、やっぱりJr.の時はなかなか世の中に僕たちの楽曲を披露することは少なかったんですけれども、デビューしたことによって、いろいろな人に僕たちの音楽とパフォーマンスが伝えられる一年になったので、先輩たちにも後輩たちにも負けないように、今後も最強なSixTONESを見せていきたいと思います。中井:岩本さんは?岩本:そうですね…。本当にいろんな経験をさせていただきました。初めてジャニーズでデビューコンサートを配信っていうのも初めてですし、僕たちSnow Manは“初”ってつくものを取りにいきたいって思いがみんなあるので。メンバーの渡辺が、発売前に重版、初じゃないですか。本当に自分のことのようにメンバーみんなで盛り上がりましたし、これからもたくさんの“初”を。でも僕たちだけで取れるものではないので、改めてファンの皆さんの力や、目に見えない力の感謝の気持ちを持てた一年だったかなと思います。中井:はい。ありがとうございます。皆さんはYouTubeやSNSなどでエンターテインメントを発信されていらっしゃいますよね。田中さんはYouTubeでメンバーの皆さんと一緒にカッコイイところとコミカルなところ、両面を出しているかと思います。田中:はい。限りなく素に近く、ナチュラルでいようっていうのは、心がけているというか、自然とそうなっていったんですけど。だいたい僕たちの動画っていうのは10分前後のものが多いんですけど、その動画でさえ数時間撮影するぐらい、自分たちも予想できなかったぐらい盛り上がってしまって。だいたい僕たちのYouTubeの撮影は“時間が押す”っていうぐらい、毎回気付いたら楽しんでしまっていて、お仕事として皆さんに僕たちの良さを届けるっていうことはもちろんなんですけど、僕たちが心がけている、自分たちがまず一番楽しむっていうことを実践しながらできているなと思いますね。中井:“ステイホーム”中は皆さんのYouTubeやSNSにとっても励まされたという声も多く聞かれました。ラウールさんにお伺いしたいんですが、ファンの皆さんとのSNSを通じた交流、どういうふうに思っていますか?ラウール:僕たちもYouTubeとWeiboをやっているんですけど、動画をあげたり写真をあげたりする度に、皆さんのリアクションが返ってくるという感覚がすごく新鮮で、それこそいま、直接会えない時期だからこそ、その言葉に励まされるというか、その言葉を見て力が出るっていう環境がものすごくありがたいことだなって思います。中井:ありがとうございます。さあここからはananのお話を伺っていきますが、田中さんにとってananってどんな存在ですか?田中:僕たちが初めてSixTONESとして表紙をやらせていただいたのは、ジャニーズJr.の時になるんですけれども、僕たちがジャニーズJr.の時といったら先輩方が表紙で、セクシーな、大人な表紙を飾るイメージがあったので、それをJr.の僕たちがやらせていただけるということで、少し、大丈夫なのかなって不安に思ったりしたんですけれども。表紙を飾らせていただいて、ありがたいことに、皆さんのお力添えもあり、重版になったということで、そこで一安心したというか。さらに僕たちがそこで頑張るぞと新たに決意を固めて、勢いが加速するきっかけにもなったので、今度11月11日3rdシングルの発売のタイミングでも表紙を飾らせていただきますし、毎回いいタイミングで表紙をやらせていただいたりするので、すごくありがたく思っております。中井:はい。岩本さんはどうですか?岩本:はい。自分たちの知らない自分たちっていうのを、ananさんには引き出していただいているなって印象です。撮影をさせていただいている時から、仕上がって見た時に、このメンバーってこんな表情するんだっていう、自分たちでも新たな発見をするぐらい、新しい一面を引き出していただいているなって思います。中井:いま田中さんから11月11日にananの表紙に出ますっておっしゃてましたけれども、撮影はどんな感じだったかっていうのを、ジェシーさん。ジェシー:撮影は、僕たち、カッコつけてと言われても笑っちゃうんですよね。そこを我慢して、めっちゃカッコつけて挑んだんですけれども。本当にいつもananさんの撮影で、いまイワモっちゃんも言ったんですけど、違う自分たちを出せるので、そこはまた経験だったり、学ぶこともあって、いつもいろいろカッコつけるんですけど、そのライティングとか状況によって、また違う顔が出せているのかなっていう。それでまたファンのみんなが喜んでくれるので、まずファンの皆さんが何か感じてくれることがあれば、僕たちは嬉しいので、今後もやっていきたいですね。中井:Snow Manの皆さまは12月4日、主演映画『滝沢歌舞伎ZERO 2020 The Movie』の全国ロードショーを控えております。そんな中でのananの連載なんですが、岩本さん、どんな作品になっているか教えていただけますか?岩本:『滝沢歌舞伎ZERO 2020 The Movie』はですね。映画でもなく、舞台でもない、をコンセプトにした究極の和のエンターテインメントです。新橋演舞場で撮影させていただいたシーンもあるんですけれども、今まで『滝沢歌舞伎ZERO』をご覧になっていただいた方、そうでない方が、劇場に足をお運びいただいて、家族とか、友達と観ていただいて、僕たちのエネルギーっていうのを存分に味わってほしいなと思います。中井:本当に想像を絶するエネルギーを、観ているこちらが受け取ることのできる素晴らしい舞台だと思います。ありがとうございます。それでは最後になりますが、記念事業初の『anan AWARD 2020大賞』を受賞されたSixTONES、Snow Manの皆さんを代表してお二人から一言ずついただきたいと思います。それでは田中さんからいただきましょう。田中:本当にこのような賞をいただけて、他のメンバーとも、まずこの話を聞いた時にみんなで喜びあったりとかして。嬉しいのはもちろんなんですけど、すごく光栄な賞をいただいて改めて、今の時代の顔だけでなく、何年経っても、その時の時代の顔と言っていただけるように、身を引き締めて、ファンの方と一緒に手を取り合って、チームSixTONESこれからも精進していきたいと思いますので、これからもよろしくお願いいたします。中井:熱いメッセージをいただきました。ありがとうございます。では、続いて岩本さんお願いいたします。岩本:本当にこのananさんの記念すべき日に、初っていう賞をいただいたのは、またSnow Manが初をとることができたのは、本当に支えてくださっているファンの皆さまのおかげです。5年後、10年後、また第何回、となった時に、またこうしてSnow Manが来られるように、ファンの皆さんと共に、これからの時代を駆け抜けたいなと思います。ありがとうございました。中井:ありがとうございます。残念ながらお時間が来てしまいました。『anan AWARD 2020大賞』を受賞されましたSixTONESよりジェシーさん、田中樹さん、Snow Manより岩本照さん、そしてラウールさんでした。皆さま本当にありがとうございました。4人:ありがとうございました!中井:皆さま本当にありがとうございました。四人四様ですね。すごく楽しい会になりました。本日は第1回anan AWARDをご視聴いただきましてありがとうございました。創刊50周年を迎えたananでは、これからも「すべての女性の、いま好きなこと」をテーマに、時代の女性に寄り添い、流行・ファッション・気分を追いかけてまいります。皆さんどうぞこれからのananにもご期待ください。本日はお付き合いいただきましてありがとうございました。
2020年12月25日新年の挨拶の代わりとなる年賀状。近年では、メールや『LINE』で年賀状の代わりに挨拶をする人も多く、減少傾向にあるそうです。しかし、年賀状ならではのやりとりや、つながりがあるため、あえてハガキで挨拶をするという人もいるでしょう。自閉症の息子から届いたラブレター2020年12月16日、年賀状印刷などを運営する株式会社グリーティングワークスが年賀状のエピソードを募集した『年賀状思い出大賞』を発表しました。約900件の応募の中から選ばれたのは、自閉症の息子から届いた年賀状のエピソード。元日の朝、母親が年賀状を取りに行くと養護学校に通う息子から封書が届いており…。寝坊した元旦の朝、ポストに年賀状を取りに行くと、私への一通の封書が届いていた。息子が通う養護学校からの手紙だった。息子は自閉症。人と関わることが苦手だ。「大好きだよ」と彼に伝えると「そうだったんだ」という応えが毎回返ってくる……。だから、毎日毎日その言葉を伝えた。封書を開けると、一枚の年賀状が出てきた。墨をたっぷり付けた太い筆で書かれた文字は、ハガキからはみ出していて、すぐには読めなかった。同封されていた先生のメッセージを読むと、国語の時間に取り組んだ年賀状作りで、息子はハガキに「海」の一文字を書いたとのことだった。「海は好きなの?」と尋ねると、いつもの無表情な顔で「だってお母さんがいるから」と応え、「海」の文字の「母」という部分を指差した。その瞬間、私は真冬なのに身体中が一変に温かくなったことを思い出す。十二年前の忘れられない年賀状は、十八歳の息子からのラブレター。自閉症の息子から元日に届いたのは、年賀状という名のラブレター。『海』という文字の中に、『母』の漢字を見つけた息子は、ハガキに大きく『海』と書いたのです。きっと、元日の朝から母親の心は温かくなり、息子の想いに包まれたことでしょうね。このエピソードは、ショートムービーでも公開されています。審査員からは「親子の愛情が素直に伝わる作品」と称賛の声が寄せられていました。年賀状のいいところは、直筆だからこそ想いが十分に伝わるところでしょう。2020年は新型コロナウイルス感染症の影響で、人に会うこともままならない日々が続きました。しばらく会っていない人に、年賀状で想いを伝えてみてはいかがですか。[文・構成/grape編集部]
2020年12月20日今年で創刊50周年を迎えたanan。アニバーサリーイヤーを締めくくるイベントとして、11月7日・8日、そして18日に、渋谷で大規模な「ananフェス」を初開催!乃木坂46も登場しました。no.2224女子の流行モノ’20秋4年続けて乃木坂46と全員コラボしている、ananの「女子の流行モノ」特集がイベントに!11月4日発売号の表紙を飾った乃木坂46から、齋藤飛鳥さん、山下美月さん、久保史緒里さん、賀喜遥香さんも登場。「女子の流行モノ」の一つであるグランピングをイメージしたファッションに身を包み、ランウェイを颯爽と歩いて、アクティブなキャンプガールの装いを見せてくれました。トークショーでは本誌の企画と連動して、それぞれが今ハマっている「マイブーム」について紹介。齋藤さんは「正直、今は全然持ち歩いていないんですけど(笑)」と言いながら、カメラにハマっていることを告白。するとメンバーからは、「私のことも撮影してほしい!」「飛鳥さんの写真見てみたい」などリクエストの嵐に!齋藤さんがカメラにハマっていることを知らなかったメンバーに、「飛鳥さんは秘密主義」と、意外な一面を引き出される場面も。また、賀喜さんが豆腐料理を試していることを明かすと、「私も豆腐チャーハンを作っています。私のほうがたぶん、賀喜よりも詳しいと思う(笑)」と山下さんが同じく豆腐好きをアピール。4人のテンポのよい掛け合いに場が和みました。そして、「皆さんにとってananとは?」という質問には、「今まで知らなかった世界を発見できる教科書的な存在」とコメント。トレンドを発信する雑誌として、共感と新鮮味を持って読んでくれているそう。最後にananで挑戦してみたい企画についてMCのフリーアナウンサー・青木源太さんから問われると、「齋藤飛鳥というカルチャーを全世界に伝えたい!」と山下さんが提案。メンバーも知らない齋藤さんの一面を引き出す企画が、本当に実現するかも!とステージは大いに盛り上がりました。(写真1枚目から)齋藤さん・ニット¥45,000(ソマルタ/エスティーム プレス TEL:03・5428・0928)キュロット¥8,900(コロンビア/コロンビアスポーツウェアジャパン TEL:0120・193・803)マフラー¥7,900(エーグル/エーグルカスタマーサービス TEL:0120・810・378)靴¥15,500(キーン/キーン・ジャパン TEL:03・6416・4808)靴下はスタイリスト私物山下さん・マウンテンパーカ¥29,000(ダブルスタンダードクロージング/フィルム TEL:03・5413・4141)キュロット¥8,900靴¥13,800(共にコロンビア/コロンビアスポーツウェアジャパン)その他はスタイリスト私物久保さん・ブルゾン¥34,000(ダブルスタンダードクロージング/フィルム)ニット¥22,000(オットダム/ストックマン TEL:03・3796・6851)靴¥27,000(ミネトンカ/ミネトンカカスタマーセンター TEL:0120・856・070)その他はスタイリスト私物賀喜さん・靴下¥1,000(ロバート ピー.ミラー/GSIアブロス TEL:03・6661・9163)靴¥16,000(ミネトンカ/ミネトンカカスタマーセンター)その他はスタイリスト私物※『anan』2020年12月23日号より。写真・大内香織角戸菜摘北尾 渉黒川ひろみ取材、文・原田 結(by anan編集部)
2020年12月19日文/RKRK料理写真共有アプリ『SnapDish(スナップディッシュ)』のヴァズ株式会社から、2020年の家庭料理のトレンドを表す『フォトジェニックトレンド大賞2020』が選出されました。『フォトジェニックトレンド大賞2020』は、年間100万枚を超える食卓投稿の中から、特徴的なおうち料理を『SnapDish』編集部が選出するというアワード(2020年1月1日~2020年11月22日の期間の『SnapDish』での食卓投稿の中から、2019年と比較して増加しているキーワードの出現投稿数、それらの投稿へのコメント数、いいね数、シェア数等のリアクションデータをもとに選出)。新型コロナウイルスやSDGs(持続可能な開発目標)の社会的な広がりで、健康や環境への注目が高かった1年でしたが、家庭料理にはどんな影響があったのでしょうか……?トレンド大賞は“ヴィーガン食”に!大賞に選出されたのは、肉や魚などの動物性食品を含まない“ヴィーガン食”でした。地球環境にも優しいと言われている“ヴィーガン食”の増加には、SDGsへの理解や共感が広まったことも背景として挙げられます。『SnapDish』には、「ヴィーガン」「vegan」関連の投稿やコメント数は、2020年10月までの累計で前年比170%まで増加。特に新型コロナウイルスが国内で猛威をふるいはじめた2020年4月以降は、前年比で約2倍の数で推移していたようです。特に自宅では、“大豆ミート”などのプラントベースの食材や、野菜中心の料理を作ることで“ヴィーガン食”が取り入れられていました。ユーザーからは、“ヴィーガン食”を身近に取り入れるアイディアや、美味しそうに見せるスタイリングの工夫なども投稿されています。“環境や健康に配慮しながら食事を楽しむ”というアイディアがたくさん詰まっているので、ぜひ参考にしてみてください。2020年のトレンドをおさらい!バレンタインでは『マンディアン』がトレンドに2020年のトレンドは、溶かしたチョコレートにナッツやドライフルーツなどを乗せた『マンディアン』。作り方は簡単なのに可愛いので、バレンタインの新しい定番メニューとなりました。投稿ではバレンタインだけにとどまらず、涼しげなブルー系カラーの真夏のマンディアンや、ハロウィン仕様のマンディアンなども登場しました。自粛期間のトレンドは“イギリス風”?新型コロナウイルスの影響による外出自粛期間中は、薄力粉、強力粉、ベーキングパウダー、ホットケーキミックスなどの粉製品が各地のスーパーなどから消え、連日ニュースに取り上げられるなど社会現象化しましたよね。この時期の『SnapDish』への投稿数は、昨年の2倍近くとなったそうです。外出ができないおうち時間を楽しむべく、様々な“粉もの料理”のアイディアが広がり、イギリスのティータイムに欠かせないスコーンや、イギリスの軽食の定番で、もちもちとしたパンケーキ“クランペット”など、“イギリス風”のトレンドが生まれました。おうちで旅行気分を味わうには…?なかなか旅行に行けなかった今年。昨年のタピオカブームに続き、今年も台湾料理やスイーツが人気となりました。特に、八角が香る定番の“魯肉飯(ルーローハン)”は多くのユーザーがチャレンジしていたようです。来る2021年!フォトジェニックトレンド予想は…?健康意識が高まった2020年でしたが、2021年はさらにその流れが加速し、様々な角度からの“ライフスタイルの見直し”に注目が集まると考えられています。特に『SnapDish』では、「引き続きのパンブーム」「食事・食材の見直し」「健康への意識(免疫力の向上)」「朝食への意識変化」の4つをトレンドのテーマと予測。動物性の乳製品を使わず、ノンファット・ノンコレステロールのベーグルや、ヘルシーな豆料理、さらにじわじわとトレンドになりつつある“腸活”などが注目ワードのようです。2021年はさらに健康食が注目されそうですね。毎日の食事の参考に、ぜひ『SnapDish』を覗いてみてください。【参考】2020年、おうち料理のトレンドは「ヴィーガン食」。コロナ禍の今年、健康志向とSDGsは食卓にも影響/2,300万枚の料理写真共有アプリ「スナップディッシュ」が発表 - PR TIMES©︎ヴァズ株式会社©︎SnapDish
2020年12月12日俳優の佐藤健が、「Yahoo! 検索大賞2020」で「大賞」と「俳優部門賞」をW受賞したことが9日、明らかになった。同アワードは「Yahoo! 検索」のデータをもとに、前年に比べて検索数が急上昇した人物や作品などに贈られるもの。1月から放送されたTBS系ドラマ『恋はつづくよどこまでも』で超ドSのドクター役を演じた佐藤は、番組公式LINEや通話アプリSUGARとの連動企画でも注目の的に。3月に開設したYouTube公式チャンネルは3日間で登録者数100万人を突破し、ドラマの台詞を生披露したり、共演した女優の上白石萌音をゲストに迎えたりと、常に話題を作ってきた。共に検索されたワードは「ユーチューブ」のほか、「LINE」「シュガー」「恋つづ」「上白石萌音」などドラマに関連するものが目立つ。発表に合わせ「パーソンカテゴリー」受賞者から、NiziU、朝倉未来、フワちゃん、辻仁成、上白石萌音、花江夏樹、山之内すずの喜びの声を公開。「Yahoo! 検索」で受賞者名を検索することで、ここでしか見られないインタビュー・コメント動画を見ることができる。■パーソンカテゴリー10部門賞大賞佐藤健アイドル部門NiziUアスリート部門朝倉未来お笑い芸人部門賞フワちゃん作家部門賞辻仁成女優部門賞上白石萌音声優部門賞花江夏樹俳優部門賞佐藤健ミュージシャン部門賞Official髭男dismモデル部門賞山之内すずスペシャル部門賞藤井聡太
2020年12月09日ドラマ「恋はつづくよどこまでも」が大きな話題となった佐藤健が、「Yahoo!検索大賞2020」で“今年の顔”にあたる大賞と俳優部門賞をW受賞、同作の上白石萌音が女優部門賞を受賞し、映画部門賞には記録的ヒット中の『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』が選ばれた。「Yahoo!検索大賞」は、国内最大級の検索サービス「Yahoo!検索」のデータをもとに、前年と比べてその年に検索数が最も急上昇した人物、作品、製品を選出し、表彰するアワード。選出基準となる「検索」は、興味・関心を持つ対象について調べる能動的な行為で、ユーザーの意思が反映されたデータといえる。2020年1月1日(水)~2020年11月1日(日)までの集計データをもとに、“今年の顔”として検索数が最も急上昇した人物に贈る“大賞”に加え、「パーソンカテゴリー(10部門賞)」「カルチャーカテゴリー(6部門賞)」「プロダクトカテゴリー(7部門賞)」「ローカルカテゴリー(47部門賞)」において、人物、作品、製品などを表彰。また、番外編としてステイホーム期間中に急上昇ワードも上位30位まで発表され、「シャープ マスク」や「持続化給付金」「緊急事態宣言」ほか、「仁 ドラマ」「野ブタをプロデュース」といった再放送ドラマ、「amazonプライム」「ネットフリックス」と動画配信サービスがランクインしているのも2020年を象徴している。発表に併せ、「Yahoo!検索」から検索することで「パーソンカテゴリー」の受賞者の喜びの声を収録したインタビュー・コメント動画も公開されている(一部受賞者のみ)。<「Yahoo!検索大賞2020」受賞主な結果>※部門名は五十音順(大賞、スペシャル部門賞を除く)パーソンカテゴリー大賞:佐藤健1月から放送された「恋はつづくよどこまでも」で、超ドSのドクターを演じ話題沸騰。3月に開設したYouTube公式チャンネルは3日間で登録者数100万人を突破。コロナ禍でもSNSを活用して積極的にファンと交流し、大きな注目を集めた。一緒に検索されたワードには「ユーチューブ・LINE・恋つづ・シュガー」ほか、上白石さんの名もあった。アイドル部門賞:NiziUアスリート部門賞:朝倉未来お笑い芸人部門賞:フワちゃん作家部門賞:辻仁成女優部門賞:上白石萌音声優部門賞:花江夏樹俳優部門賞:佐藤健ミュージシャン部門賞:Official髭男dismモデル部門賞:山之内すずスペシャル部門賞:藤井聡太カルチャーカテゴリーアニメ部門賞:鬼滅の刃※2年連続映画部門賞:劇場版「鬼滅の刃」無限列車編ゲーム部門賞:あつまれ どうぶつの森小説部門賞:カミュ「ペスト」ドラマ部門賞:半沢直樹流行語部門賞:Zoom(text:cinemacafe.net)■関連作品:劇場版「鬼滅の刃」無限列車編 2020年10月16日より全国にて公開©吾峠呼世晴/集英社・アニプレックス・ufotable
2020年12月09日12月1日、「2020ユーキャン新語・流行語大賞」のトップテンが発表された。年間大賞に選ばれたのは「3密」。さらにトップテンに「アベノマスク」「Go Toキャンペーン」「アマビエ」「オンライン○○」が選ばれるなど、10語中5語が新型コロナウイルスに関連のものになった。トップテンがある事象に由来する言葉にこれほど偏ったのは、「絆」「帰宅難民」「3.11」など、10語中5語が東日本大震災の関連ワードになった2011年以来のこと。新型コロナは、未曽有の天災に匹敵する影響を国民の生活に与えたことがわかる。今年はほかに「愛の不時着」「あつ森(あつまれどうぶつの森)」「鬼滅の刃」「ソロキャンプ」「フワちゃん」がトップテンに選ばれた。「愛の不時着」「あつ森」「鬼滅の刃」の大ヒットもコロナ禍での“おこもり生活”が無関係だったとはいえず、新型コロナの影響を強く感じさせるトップテンだった。ツイッター上ではこんな声が。《数年ぶりに納得の流行語だったな……》《流行語大賞、今年のは「はあ?」てならない。割と納得》近年、一部の層から新語・流行語のトップテンが偏向しているとか、流行っていないとかの批判が出ることが多かった。昨年のトップテンに、日本の女性がハイヒールやパンプスの着用を強いられていることに対する抗議活動である「#KuToo」が選ばれたときはこんなツイートが。《#kutoo ってなんぞや?これは流行ってない自信あるぞ》《今年の新語・流行語大賞の左翼枠は #KuToo に決定》さらに、2018年、国会における与党側の不誠実な答弁を指す「ご飯論法」と、女性の性被害への抗議を意味する「#MeToo」という語がトップテンに選ばれたときにはこんな声が出ている。《「ご飯論法」や「#MeeToo」が「流行語」?左翼がSNSでこの言葉を頻用している事は承知しているが、世間一般に大流行したという認識は俺にはない》毎年、“流行っていない”とか“偏っている”などと批判されることの多かった新語・流行語大賞。長年、表彰式を取材してきた全国紙記者はこう指摘する。「いまはみんなが同じテレビ番組を観ているような時代ではないですし、ニュースサイトでは個々のユーザーの興味に合わせて記事が表示され、SNSでは同じ趣向をもつ人だけが繋がる時代です。誰もが納得する“流行語”などは生まれにくくなっているし、あるコミュニティで一般的になった“新語”を別のコミュニティに属する人がほとんど聞いたことがないということもあり得ることです」“今年のトップテンには納得いった”という声が多いのは……。「新型コロナウイルスという厄災を、国民全員が共通の経験としたことが大きいと思います。西日本に住む人にとって東日本大震災は遠い場所での出来事だったかもしれませんが、新型コロナは北海道から沖縄まで、ほとんどの人が無関係ではありませんでした。国民がここまで同じ厄災を共有したというのは、もしかしたら太平洋戦争にまで遡るかもしれません。そこから生まれた言葉も、必然的に国民全員で共有できるものになったのでしょう」あなたは今年の新語・流行語に納得いきましたか?
2020年12月01日「『現代用語の基礎知識』選 2020ユーキャン新語・流行語大賞」の年間大賞とトップテンが1日、発表された。年間大賞は「3密」。トップテンには、「愛の不時着」「あつ森(あつまれ どうぶつの森)」「アベノマスク」「アマビエ」「オンライン◯◯」「鬼滅の刃」「GoToキャンペーン」「ソロキャンプ」「フワちゃん」が選ばれた。表彰式には、「ソロキャンプ」のヒロシ、「フワちゃん」のフワちゃんらが出席。「3密」の小池百合子東京都知事はリモートで登場する。講評では、「フワちゃん」について「個性を押し殺し、権威に忖度して顔色をうかがう人達が多い昨今、本音や本能で自分らしく生きるフワちゃんの姿は、何とも痛快なのだ」。「3密」について、選考委員の言語学者・金田一秀穂氏は「“3密”は健気な日本語である。大切な項目をまとめる言い方が日本語にはあって、得意技とも言える。この悲劇的厄災の中にあっても、日本語はその特性を発揮して注意すべき心得をまとめて表し、予防を喚起した」と解説した。ノミネート30語は、以下のとおり(50音順)。「愛の不時着/第4次韓流ブーム」「新しい生活様式/ニューノーマル」「あつ森」「アベノマスク」「アマビエ」「ウーバーイーツ」「AI超え」「エッセンシャルワーカー」「おうち時間/ステイホーム」「オンライン○○」「顔芸/恩返し」「カゴパク」「鬼滅の刃」「クラスター」「香水」「GoToキャンペーン」「3密(三つの密)」「自粛警察」「Zoom映え」「総合的、俯瞰的」「ソーシャルディスタンス」「ソロキャンプ」「テレワーク/ワーケーション」「時を戻そう(ぺこぱ)」「NiziU(ニジュー)」「濃厚接触者」「BLM(BlackLivesMatter)運動」「PCR検査」「フワちゃん」「まぁねぇ~(ぼる塾)」今年の選考委員は、姜尚中氏(東京大学名誉教授)、金田一秀穂氏(杏林大学教授)、辛酸なめ子氏(漫画家・コラムニスト)、俵万智氏(歌人)、室井滋氏(女優・エッセイスト)、やくみつる氏(漫画家)、大塚陽子氏(『現代用語の基礎知識』編集長)の7人。
2020年12月01日anan美容部員が実際に試したアイテムを紹介する「マストバイ」。今回はヘア&メイクアップアーティスト・pakuchanさんのおすすめコスメです。リクエストに応えて限定リリース!「赤みのある大人モーヴなカラーで、目元にほんのり色気と洒落感がにじみます。ひと塗りでしっかりコートできて発色もよく、ダマになりにくい」。ロング&カールマスカラ アドバンストフィルム 50¥1,200 11月20日限定発売(KISSME〈伊勢半〉TEL:03・3262・3123)シトラスフローラルの香るオイル。「軽くてほどよく甘い、上品でフェミニンな香り。髪にオンしても、さりげなく存在感が続く。見た目の美しさが、そのまま香りに表れています」。テール ド ルミエールジョイ パフュームインオイル 50ml ¥8,000 限定発売(ロクシタンジャポン TEL:0570・66・6940)乾燥によるメイク崩れから解放を。「肌に吸収されるようにフィットし、なじみがとてもよい。肌をナチュラルかつフラットに仕上げてくれて、しかもしっとり保湿できます」。パワフルステイ モイストファンデーション SPF25・PA++ 全5色 各¥2,300※ケース込み(コーセーコスメニエンス TEL:0120・763・328)※『anan』2020年11月25日号より。写真・田村昌裕(FREAKS)スタイリスト・荻野玲子取材、文・風間裕美子(by anan編集部)
2020年11月23日anan恒例の人気企画、2020年秋「カラダにいいもの大賞」。編集部が全部試して選んだ結果、準グランプリに輝いた2品をご紹介します!スラックレールリモートワークの合間に!集中力を高める「30秒体幹トレ」スリルを味わい、体幹を鍛えるスポーツとして近年人気の「スラックライン」はご存じですか?細いベルト状の伸縮性あるラインの上を跳んだりはねたりする競技。トランポリンと綱渡りをミックスしたようなものですが、トレーニングとして取り入れるアスリートもいるほど、体幹を整える効果が得られます。恥ずかしながら、以前体験したことがあるのですが、ラインに乗った瞬間生まれたての子鹿のようにカラダがブルブル震え、1歩前に出たところで撃沈。お腹をラインで強打し、己の体幹力のなさを痛感した苦い経験があります。でも、こちらのスラックレールなら安心安全。プニュプニュした柔らか素材のレールを床に置き、その上に立てばいいんです。落ちる心配はありません。とはいえ、おへその下に力を入れ、姿勢を正しく保つには、体幹のバランス感覚をかなり必要とします。立つ、歩く、しゃがむなど、自分のレベルに合わせて難易度を変えていきましょう。音楽をかけながらやっても爽快です。運動不足や座りっぱなしは、肩こりや腰痛のもと。毎日続けられる、楽しい体幹トレーニングを始めましょう。こんな感想が…バランスをとって姿勢をキープするのが難しく、結構本格的。(29歳・広告)まずは片足立ち独特の浮遊感を演出するレール。レールの幅は約6cmと細く、柔らか素材なので安定して立てない。最初のうちは、片足立ちを数秒キープするのも大変。つなげて歩く長さを伸ばして、綱渡り感覚を体験。長さ約90cmのレールはジョイント可能。何本かつなげて伸ばし、本格的なスラックラインに近づけることもできる。スラックレール全5色 各¥2,800ジリリタTEL:03・6903・8432アクティブ5ゲーム感覚で、これなら続く!画期的「ポータブルワークアウト」スタッフによる、カラダにいいもの大賞の選考会で見た最初の印象は、正直「これはなに?」でした。目の前にあるのは、手のひらサイズのほんの少し立体的なパッドのみ。でもこれ、実によく考えられた、そして今の時代にピッタリ合ったエクササイズデバイスだったのです。使い方をご説明します。このデバイスを使ったトレーニングには、一緒に考案された専用アプリが欠かせません。まず、デバイスを胸の前で両手で挟み、最大限の圧力をかけて、自分のパワーをアプリに記録。その強さに合わせて強弱をコントロールしながら筋トレやエクササイズが行える、ゲームを選びます。ゲームの指示に合わせて、力を入れたり緩めたりを繰り返すことで、使う筋肉がフル稼働し、終わった後はジムでトレーニングした気分に。アプリには、ひじ、ひざ、足の裏などでデバイスを挟んで行う、様々なワークアウトポーズとの組み合わせが100種以上。ゲーム感覚で楽しめます。毎日のワークアウトの記録も残せ、モチベーションが持続。それがこんなシンプルな形で実現するとは…!技術の進化と、発想の妙に脱帽です。こんな感想が…サッと取り出して色んな場所で行えるのが、今どきでいい感じ。(34歳・スタイリスト)スマートに使える、万能デバイス。ワイヤレスのデバイスのバッテリーに乾電池を使用。トレーニングアプリとはBluetoothで接続。モバイルスタンド付き。アクティブ5¥16,800エントリージャパンTEL:03・5362・3383ブラ¥7,500パンツ¥14,200*いずれも税込み(共にルルレモン TEL:080・0080・4090)※『anan』2020年10月28日号より。写真・多田 寛スタイリスト・仮屋薗寛子ヘア&メイク・浜田あゆみ(メランジ)モデル・メイ・パクディ文・板倉ミキコ(by anan編集部)
2020年10月24日リモートワークでついつい運動不足、カラダもだいぶお疲れ気味…。そんなあなたに捧げるanan恒例の人気企画「カラダにいいもの大賞」。2020年秋、見事グランプリに輝いたのは?「カラダにいいもの大賞」グランプリは…feel the ZEN 坐禅 ZAFUヨガ、瞑想、坐禅に最適!おうちで大活躍「坐禅用座布団」カラダを整え、息を整え、心を整える…。これすなわち「調身(ちょうしん)、調息(ちょうそく)、調心(ちょうしん)」ということ。心身が乱れやすく、ストレスで疲弊しがちな今の時代、一番大事な考えです。実は、この3つが全て叶うのが“坐禅”なんです。そこで目をつけたのが、坐禅を行う際にお尻の下に敷く“坐蒲(ざふ)”。こちらは、普段お寺用の坐蒲を作る職人が手がけた、カラフルな一品。基本サイズの“坐蒲”は直径1尺(約30cm)、高さ約17cmで、一般的なクッションより硬く、高さがあります。ここがポイントで、座って坐禅を組めば骨盤が立ち、あぐらを組んだ両膝が浮かずに膝側面が床につく。両膝と骨盤が安定するので、背骨が正しいラインを描く姿勢でカラダが整うのです。これこそ瞑想の理想姿勢。この状態でゆっくり呼吸をすれば、腹式呼吸もラクラク。数分間目を閉じて呼吸を続ければ、瞑想のノウハウを知らない人でも心身が整い、リラックスできるでしょう。しかも、こちらの“坐蒲”には、うれしい付加価値が。実は、おうちでの床座りの姿勢や、腰が沈むソファは、腰痛の原因になることも。お尻や腰の支えに“坐蒲”を使えば、姿勢が整い痛みも軽減します。心身に数多の恩恵がある、温故知新の座布団です。こんな感想が…坐骨を立てて座る形が作りやすい。呼吸が深くなるのがわかります。(28歳・ヘア&メイク)色、形が普通に可愛い。床座りが多い私の生活にもぴったりです。(33歳・編集)坐禅の座り方深~い呼吸が自然とできる。坐蒲の上にお尻を乗せ、あぐらをかいてから坐禅の足の形に整えて。足が組めない人は、あぐらのままで呼吸をしてもいい。正座の方が落ち着く人には。正座が好きだという人には、直径7寸(約21cm)がおすすめ。坐蒲は全8サイズあるので、体格や好みに応じて選べる。feel the ZEN 坐禅 ZAFU麻 萌黄(1尺)、麻 京紫(1尺)各¥11,900麻 桜鼠(7寸)¥10,500feel the ZENTEL:075・746・3870ブラ¥7,500パンツ¥14,200*いずれも税込み(共にルルレモン TEL:080・0080・4090)※『anan』2020年10月28日号より。写真・多田 寛スタイリスト・仮屋薗寛子ヘア&メイク・浜田あゆみ(メランジ)モデル・メイ・パクディ文・板倉ミキコ(by anan編集部)
2020年10月23日10/21(水)発売のanan2222号「カラダにいいもの大賞2020」特集の表紙は『鬼滅の刃』炭治郎と煉獄の特別描き下ろし。表紙作成のエピソードを紹介します。表紙は炭治郎と煉獄の特別描き下ろし!観音扉絵には、襧豆子、善逸、伊之助も。昨年から、話題のエンタメとして弊誌でも取り上げてきた『鬼滅の刃』。今年、劇場版が公開のタイミングで大々的に特集をしたい! ということで企画はスタート。めでたく描き下ろしを一枚いただけることに。では何を描いていただくか。当然ながら、主役の炭治郎はマスト。そして、劇場版で活躍する煉獄もぜひ。兄妹の絆を描いた作品だから、襧豆子も外せない。でもって、善逸と伊之助も入れたい…。となると、5人になっちゃいます。でも表紙はロゴもタイトルも入るし、5人って少しぎゅうぎゅうかな? とも悩みまして、行き着いたのがこのスタイル。まずは表紙を、今回の劇場版を象徴する、炭治郎と煉獄のふたりが飾ります。その表紙をめくると、片観音仕掛けで横長3ページ分のグラビアが展開。そこで5ショットが出現し、表紙のふたりの隣には実は、襧豆子、善逸、伊之助(素顔)がいた! という構造。ずらっと並んだ、ひときわ麗しい5人はとにかく圧巻です!背景はゴールド。編集部でイメージしたのは、名作「風神雷神」の金箔の屏風絵でした。他にも屏風絵の資料をお送りしたのですが、スタジオさんから上がってきたのがまた、こちらの想定を遥かに超える見事な出来! 箔を格子状に貼り込んだような光沢がひとつずつ表現されており、しかも中面のグラビアには、煉獄の髪とマッチした紅葉の絶妙なあしらい。とにかく、スタジオさんの画力とセンスを思い知るスペシャルな描き下ろしとなっております。皆さんぜひご購入されて、この芸術作品を額装して部屋に飾ることをおすすめします!中ページも23ページにわたる特集が。こちらは弊誌スタッフが総力を結集して作成いたしました。炭治郎の羽織にちなみ、市松模様をサブリミナルに感じるレイアウトもこだわりのひとつ。インタビューも、メインキャスト5人(花江夏樹さん、鬼頭明里さん、下野紘さん、松岡禎丞さん、日野聡さん)コンプリートしているだけではなく、LiSAさん、高橋プロデューサーなども、がっつり取材させていただきました。作品解説もインタビューも愛情たっぷりにまとめておりますので、初心者の方もファンの方もぜひぜひご覧ください!(S)
2020年10月20日艶髪ダークロング艶髪ダークロング艶髪効果のあるナチュラルダークカラーです!ゆるくミックスに巻くことで大人っぽい印象に★ゆるく巻いてオイルを付けたら完成です♪抜け感ミディアム抜け感ミディアムシースルーバングにすることで重くなりすぎずにミディアムを楽しめます♪オイルを前髪から全体につけます!アレンジポニーテールアレンジポニーテールシースルーバングにゆるい三つ編みでポニーテールを作りました!アレンジの前にオイルやバームをつけると崩れにくくなります!うざバングボブうざバングボブ毛先を外ハネにして前髪を少なめにすると抜け感がでて今時風に仕上がります!少し多めにオイルをつけてオイリー感を♪センターバングミディセンターバングミディブラウン系のカラーで大人っぽくゆるく巻くことでふんわりキュートに♪オイルやバームをつけて完成!ナチュラルロングナチュラルロングロングバングなのでクールになりがちですが、ミックス巻きすることで大人っぽい女性らしい仕上がりになります♪
2020年08月27日‘20年秋のananモテコスメ大賞。メイクアップを愛するビューティニスタがこの秋を代表するトレンド別にベストコスメを選出。手に入れるだけで旬の顔つきを気取れるアイテムがリアルな感想とともに登場するから、ウィッシュリストを片手に要チェック。表情の鮮度が増すメイクのポイントも必見です。松本まりか×大人の赤リップレッドルージュの魔法が新しい私を連れてくる。最近リップメイクで遊ぶのが楽しいと語る松本まりかさん。赤リップには苦手意識があったそう。「顔が派手になりすぎるんじゃないかという不安があったのですが、今日の撮影で意識が変わりました。一口に赤といっても質感や色のトーンは様々。塗り方でも印象が変わることがわかったのも新発見でした。赤という色自体にすごくパワーがあるし、赤い唇は女性らしさの象徴でもありますよね。颯爽とつけこなせたら、新しい大人の自分に出合える気がするので、この秋は挑戦していきたいです」ふんわり美発色がロングラスティングで賞青みのニュアンスが儚くもスタイリッシュ。洒落感もセンシュアルさも欲張れる。霞がさしたようにふんわりとした質感が魅力のリキッドルージュ。ムースのようなテクスチャーでいながらしっかり発色。青みのニュアンスをかすかに帯びたジューシーでフルーティなレッドは「レッドルージュ初心者でもトライしやすいトーン。敢えてカジュアルにまとう方がこなれて見える気がしました」。コンフォート リップ フルイド フォグ 02¥5,000 9/4発売(SUQQU)【MAKE UP POINT】リップをチップにとったら一度手の甲でしごく。上唇の山をなだらかに、口角の部分は少しだけ抜いて、縦丸っぽく塗ると唇がカジュアルにふっくら。目元とチークは唇とトーンを合わせるのが。華やかさと可愛げを兼備しているで賞ジューシーな透け感に心ごと惹きつけられて。唇をウブに彩る抜け感レッド。繊細なパールが品良く華やかに輝く深紅のレッドルージュ。「みずみずしい発色でクラシカルでありながら大人の可愛げをはらんでいるところが素敵。まとうだけで気分がアガります。美容成分が贅沢に配合されているから、メイクしながら唇をケアできるところも大人にうれしいポイント」。ルージュリキッドルミヌ エタンスラン 103¥5,000数量限定(クレ・ド・ポー ボーテ)【MAKE UP POINT】しごいたアプリケーターの先端でなんとなく唇の輪郭をなぞる。ラフに左右に広げて。リップを主役にするべく、他のパーツは引き算。目元はほんのり影を落とす程度にとどめチークレスに。オールマイティなハンサムリップで賞凛とした憧れ感を放つビターレッドに恋して。スフレタッチのバーガンディ。見たまま鮮やかに発色する“ふわマット”のルージュ。マットでありながら驚くほどスルスルとしたテクスチャーも人気の秘密。「シックなバーガンディレッドは男性の目には魅惑的に、女性の目にはスタイリッシュに映りそう。さらっとしていてストローにつきにくく、デートの日も安心」。リップスティック N 505 ¥3,000※セット価格(ポール&ジョー ボーテ)【MAKE UP POINT】リップを筆にとり、唇の山の頂点から外側の部分をほんの少しだけオーバーめ、下唇の口角から1/4をストレートラインになるように輪郭をとる。リップの先端で唇全体にポンポン塗りしたら完成。まつもと・まりか出演作品は『ホリデイラブ』(EX系)など多数。現在『竜の道 二つの顔の復讐者』(KTV系)、『妖怪シェアハウス』(EX系)に出演中。ニットトップス¥13,000スカート¥20,000(共にルシェルブルー TEL:03・3404・5370)人さし指リング¥50,000中指リング¥13,000(共にエナソルーナ)ニットトップス¥29,000(トラデュイール TEL:06・6313・7903)右耳ピアス¥41,000左耳ピアス¥35,000人さし指2連リング¥80,000(以上プライマル)ジャケット¥60,000(テラ/ティースクエア プレスルーム TEL:03・5770・7068)パンツ¥26,000(チノ/モールド TEL:03・6805・1449)上のイヤーカフ¥9,800真ん中のイヤーカフ¥8,000(共にノウハウ ジュエリー/ノウハウ TEL:03・5771・2500)下のイヤーカフ¥7,400(アンセム/スピック&スパン ルミネ有楽町店 TEL:03・5222・1744)タンクトップはスタイリスト私物※『anan』2020年8月26日号より。写真・嶌原佑矢さとうしんすけ(商品)スタイリスト・高垣鮎美(LOVABLE)ヘア&メイク・北原 果(KiKi inc.)取材、文・石橋里奈(by anan編集部)
2020年08月22日‘20年秋のananモテコスメ大賞の「ブラウンリップ」とは?この秋惹かれるのは愛おしく映るブラウン。女優としてもモデルとしても大活躍!センスの良さにも注目が集まる内田理央さんがこの秋マークしているのがブラウンのリップ。「今シーズンは、女性らしい柔らかなムードを帯びた“ベビーブラウン”が気になっています」ベビーブラウンの表情は様々。「目上の人に会う日はシアーな質感、大人っぽくなりたい日はオレンジを帯びたトーン、自分に素直なおしゃれを楽しみたい日はマット、のように、足を運ぶシーンにマッチするブラウンを選べたら、大人としてハイセンスですよね」【ディープブラウン】ウェットマットな質感がスタイリッシュで賞まとうだけで自信が持てる神色。どこまでも滑らかな塗り心地に心ときめくウェットマット質感の新感覚ルージュ。「レトロなブリックブラウンは有無を言わせずお洒落!女友達に会った時『それどこの?』って聞かれる率No.1だと思います。マットなのににじむようなツヤを感じるところも好き。デイリーに気負わずラフにまといたい一本」。リベレイティッド マット リップス 04¥3,500(セルヴォーク)【MAKE UP POINT】リップの先端で輪郭をきちんととってから唇全体に直塗り。ピタッと密着させてマットな質感の中からツヤをのぞかせて。全体の印象が厚ぼったくならないように肌は薄く、ツヤっぽく。【クリアブラウン】唇をノーブルな色と質感で包み込むで賞マルチモテを叶える秀逸ルージュ。4種類のヒアルロン酸や植物由来の美容成分をリッチに配合したクラシックベージュのリップ。唇を染めながら、プランパー機能で唇をふっくらさせ、気になる縦ジワもつるんっと仕上がる!「ナチュラルなツヤめきと血色感はシーンを選ばず好印象。どんなコーデにも合う“マルチモテ”な一本だと思いました」。プランパールージュ 02 ¥2,000(I-ne)【MAKE UP POINT】リップクリームを塗る感覚でラフに直塗り。最初はシアーだけど重ねるうちに色に深みが出るから、その日の気分や仕上がりのバランスで調整して。アイメイクとチークはほんのりが好バランス。【オレンジブラウン】誰もがハートを盗まれるジューシーなツヤ賞芯のある大人の女性を体現した色。マリーゴールドにインスパイアされたスモーキーなオレンジブラウン。ボタニカルワックスが理想のツヤと密着感を叶える。「大人の秋を感じさせるトーンは夜のお出かけにピッタリ。夏の終わりに手に取って季節を先取りしたい。モード×レディで男女どちらにも好かれそうですよね」。ルージュ リップブロッサム 201 ¥2,800 8/28発売(ジルスチュアートビューティ)【MAKE UP POINT】唇全体にカジュアルに直塗りしたあと、輪郭を綿棒でなじませてナチュラルな抜け感を演出。まぶたとチークもスモーキーブラウンをオン。ワントーンでまとめて、よりスタイリッシュな表情に。うちだ・りお1991年9月27日生まれ、東京都出身。モデル、女優。8月28日から公演の舞台『星の数ほど星に願いを』に主演。YouTubeチャンネル「だーりおCHANNEL」も開設。〈ディープブラウン〉トップス¥3,900(SHAGADELIC TEL:03・3477・5052)パンツ¥24,000(KLOSET/H3O ファッションビュロー TEL:03・6712・6180)イヤリングはスタイリスト私物〈クリアブラウン〉プリーツトップス¥12,800(メゾンスペシャル/メゾンスペシャル 青山店 TEL:03・6451・1660)イヤリングはスタイリスト私物〈オレンジブラウン〉シアーリブワンピ¥12,800(メゾンスペシャル/メゾンスペシャル 青山店)※『anan』2020年8月26日号より。写真・神戸健太郎さとうしんすけ(商品)スタイリスト・柾木愛乃ヘア&メイク・白水真佑子取材、文・石橋里奈(by anan編集部)
2020年08月21日ananのモテコスメ大賞「スキンケア部門」を受賞したアイテムの中から4つをご紹介。マスク生活が日常化したことで、乾燥やニキビなど、今まで以上に肌トラブルに悩む人が急増中。今秋は、そんな肌トラブルを救う実力派コスメが続々登場。自分の肌悩みに合ったケアを取り入れて、いつマスクを外してもOKな、モテ美肌を目指して!マスクを着用することで様々な肌トラブルが起きてしまうのはなぜ?「一般的に不織布マスクの場合、マスク内が蒸れやすいので、肌が潤っていると思いがちですが、それは錯覚。必要な水分や油分もマスクに奪われてしまっているので、マスクを外した肌は乾燥が一気に進んでしまうのです。また、毛穴に汗や皮脂がたまることで、部分的にニキビができてしまったり、肌に触れる部分は摩擦が起きて、かゆみや炎症が起きてしまったり。マスク内にガーゼを一枚入れてみる、肌に極力触れない立体構造のマスクに替えるなどの対策を取り入れてみましょう。人混みに行かない時などは一時的に布マスクを使うのも手。さらに、アイメイクに力を入れることで、目元にも負担が出てきたり、マスクで隠れている分、表情筋をあまり使わなくなって、たるみが加速することも。肌質や悩みは部分的に変化してくるので、各悩みに適したコスメを賢く使い分ける必要があります。さらに、環境の変化がストレスとなり肌トラブルを加速させるので、生活習慣を整えていくことも大切です」(皮膚科医・高瀬聡子先生)何度も触りたくなるもっちりハリ肌ポール & ジョーモイスチュア ローション美容液級の濃密な潤いをオン。古木オリーブオイルをはじめ、こだわりの美容成分を贅沢に配合した高保湿化粧水。「とろとろの化粧水が、肌を包み込むようにふわっと浸透して、重ねづけしなくてももちもちに!」(モデル・栢まり子さん)。「美容液のようなしっとり感で、コレだけでも肌がふっくら」(ヘア&メイクアップアーティスト・高松由佳さん)。150ml ¥5,000 10/1発売(ポール & ジョー ボーテ)写真・潤い感MAXの自信みなぎる美肌 賞ONE BY KOSEセラム ヴェール常に調子のいい揺らがない肌へ。日本で唯一の、潤い改善美容液がパワーアップ。潤いの要となるセラミドの量だけではなく密度にも着目。「時間が経っても、肌の内側からみずみずしさを実感!」(モデル・森本奈緒さん)。「洗顔後の肌にぐんぐん浸透して、確実に乾燥しにくくなります」(美容エディター&ライター・松原彩)。〈医薬部外品〉60ml ¥5,000*編集部調べ 8/21発売(コーセー)内側から輝きを放つうっとりエイジレス肌 賞PLUESTOGハイドレーティングセラム医療現場の湿潤療法から着想。1本で抗酸化・抗糖化・再生・保湿ケアを叶える、美容皮膚科医と共同開発の美容液。「重ねるほどに肌の内側がぷるぷるに満たされる感じ。保湿だけでなく、糖化にアプローチしてくれるのも嬉しい!」(美容エディター&ライター・安井千恵さん)。「エイジングケアをサポートしてくれ、使うごとにもっちりとした潤い肌に」(メイクアップアーティスト・nagisaさん)。30ml¥4,850(PLUEST)透明感たっぷりの肌に魅了されるで 賞KOUJI HIMEライスバリアフェイスマスク MOIST & CLEAR天然保湿成分「糀」を独自抽出。希少な糀・日本酒由来成分をたっぷり配合。保湿環境を整え肌荒れをケアし、透明感をサポート。「乾いてスカスカになった肌が密度を増して、ふっくらするのを実感」(美容エディター&ライター・風間裕美子さん)。「夜使うと、翌朝の肌がワントーン明るくなる!使い続けるうちにニキビ痕も薄くなった気が」(コスメコンシェルジュ・垰智子さん)。3枚入り¥900(non-title)高瀬聡子先生皮膚科医、ウォブクリニック中目黒 総院長。丁寧なカウンセリングと的確な治療提案に定評あり。美容業界内にもファンが多い。ドクターズコスメ『アンプルール』の開発も手掛ける。※『anan』2020年8月26日号より。写真・さとうしんすけスタイリスト・荻野玲子取材、文・松原 彩(by anan編集部)
2020年08月20日8/12(水)発売のanan2213号「2020年秋、ananモテコスメ大賞。」特集の表紙はSnow Manの渡辺翔太さん。表紙撮影のエピソードを紹介します。素の顔も粧いの顔も、注目美容男子=渡辺翔太さんの魅力全開に!?今回の表紙とスペシャルグラビアを飾ってくれたのは、話題の美容男子、渡辺翔太さん。化粧品への造詣の深さ、美肌へのあくなき追求心、美容感度の高さはいま美容業界でも注目されるほど。今回のグラビアでは、そんな渡辺さんの美容ルーティンを再現しつつ、3パターンのメイクにもチャレンジしてもらいました。撮影当日、すっぴんで撮影現場に訪れた渡辺さん。モテコスメ大賞で、男性おひとり表紙登場は初めてであるとお伝えすると、「だ、大丈夫ですか!」と、ガバッと机につっぷされること数秒。「緊張しますが、めちゃめちゃ嬉しいです!」とムクッと起き上がり、そこからは、フルスロットルに気合十分。まずは、表紙撮影からスタート。以前、anan50周年記念号のインタビューで「可能なら素顔で撮影したい」という夢を語ってくれた渡辺さん。今回、コスメ特集でのご登場にあたり、「その美しい素の顔で表紙を飾っていただきたい!」と素肌の美しさが際立つ、朝のシャワー後をイメージした“肌チェックをしている姿”での表紙にトライしました。朝のルーティンシューティングでは、ベッドでまどろみながらゴロゴロしつつ、手慣れた感じでコットンパッティング。その後の歯磨きや鏡チェックさえもチャーミングに。まるでミュージックビデオを撮影しているかのような、胸キュンな動きを連発! シャワー後のボディケアを想定したシューティングでは、陰影のある凛々しい腹筋を披露。水を飲み、フルーツにキスする様子はオトナの色気が爆裂。そして、メイクシューティングでは、どのシーンも、コンセプトを伝えるなり、纏う雰囲気も表情も、見事にガラッと変化。ちょい悪な艶顔、シックな大人顔、完全にステージ仕様のスイッチが入った爆イケ顔。「同じ人なの?」というくらい、雰囲気もかっこよさも変わる、多彩な3変化は、まさに「メイクの魔法」。今回のグラビアの中でも特に注目してほしいのは、肘から腕のライン。撮影前日にたっぷりケアをしてくださってきたという腕のラインは、しなやかな筋肉の上に吸い付くような美肌が乗った、まさに理想的なラインで必見!これからも、きっと美容男子として美を追求し続け、さらに、かっこよく美しくなって進化していくであろう渡辺さんですが、“2020年夏の現在”の彼の様々な魅力のチャームを撮影しました。ぜひ、誌面でお楽しみください。(YN)
2020年08月18日ポイントカラーの紹介今回はポイントでブリーチして色を入れるカラーの紹介をしていきたいと思います。【もみあげ】のインナーカラー この投稿をInstagramで見る 透明感 カラー ブリーチカラー カミムラタカヒロ (@takahiro_beautrium)がシェアした投稿 - 2020年 8月月1日午後8時51分PDT この投稿をInstagramで見る 透明感 カラー ブリーチカラー カミムラタカヒロ (@takahiro_beautrium)がシェアした投稿 - 2020年 1月月9日午後5時13分PST これはもう言わずと知れた定番のもみあげをブリーチして色をいれる、インナーカラーです。時間もあんまりかかりませんし簡単にイメージチェンジできるのでオススメです。今年のトレンド間違いなし「フェイスフレーミング」カラー!! この投稿をInstagramで見る 透明感 カラー ブリーチカラー カミムラタカヒロ (@takahiro_beautrium)がシェアした投稿 - 2020年 8月月2日午前5時51分PDT この投稿をInstagramで見る 透明感 カラー ブリーチカラー カミムラタカヒロ (@takahiro_beautrium)がシェアした投稿 - 2020年 8月月14日午前1時15分PDT 「フェイスフレーミング」とは簡単にいってしまえば顔まわりの髪の毛を全体カラーするということです。わかりやすい写真が上にあるので気になった方は是非タップしてみてください! この投稿をInstagramで見る 透明感 カラー ブリーチカラー カミムラタカヒロ (@takahiro_beautrium)がシェアした投稿 - 2020年 7月月30日午後7時09分PDT 前髪があっても可愛いですし顔まわりが明るいことで肌がトーンアップしてみえるのでオススメです。 この投稿をInstagramで見る 透明感 カラー ブリーチカラー カミムラタカヒロ (@takahiro_beautrium)がシェアした投稿 - 2020年 7月月26日午後11時26分PDT ショートボブの前髪なしでもできてとても印象が華やかになります。まとめこのようにポイント的でもカラーをすることによりとても印象が変えられたり、華やかになるので是非チャレンジしてみてください!!
2020年08月17日anan美容部員が実際に試したアイテムを紹介する「マストバイ」。今回は鍼灸あんまマッサージ指圧師・橋爪佐和子さんのおすすめコスメです。内から光を放つようなツヤ肌に。潤いと自然なツヤを叶えるグロータイプ。「肌に吸いつくようにフィットするから、毛穴もキュッと引き締まるような感覚。簡単に健康的なツヤ肌が完成します!」。アンリミテッド グロー フルイド SPF18・PA+++ 35ml全24色 各¥5,400 8/19発売(シュウ ウエムラ TEL:0120・694・666)テクニックフリーで印象的な唇にメイク。リップペンシル&リップスティックの2wayタイプ。「マットな質感なのに重くならない!細めのクレヨンタイプだから、理想のフォルムが簡単に完成します」。ジョリルージュ クレヨン(上から705、757C、742C)各¥3,000 8/7発売(クラランス TEL:03・3470・8545)どこまでもモダンでシックな眼差しに。パレット左下の鈍い光を放つクロムカラーを最初に仕込むことで、奥深く、吸い込まれるような眼差しに。「研ぎ澄まされた旬色が堪能できるパレット。4色使いはもちろん単色でも楽しめます」。アイカラーレーション 07¥6,200 8/7発売(カネボウ化粧品 TEL:0120・518・520)※『anan』2020年8月12日-19日合併号より。写真・田村昌裕(FREAKS)スタイリスト・荻野玲子取材、文・松原 彩(by anan編集部)
2020年08月14日7/15(水)発売のanan2209号「カラダを強くする、腸活。」特集の表紙は山下智久さん。表紙撮影のエピソードを紹介します。「美しい」とはこういうこと。山下智久さん、登場です。今号の表紙を飾ってくださったのは、山下智久さん。世界30の国と地域で配信中の大型国際ドラマ『THE HEAD』にメインキャストとして出演するなど、自らの力でどんどん活躍の場を広げている山下さんをこのタイミングで撮りおろせること、そしてインタビューできることを、ananスタッフ皆とても楽しみにしていました。ナチュラル、シック、モードの3つのスタイルで撮影したグラビアでは、奇跡のような透明感やしっとりとした色気、そして鍛えられた肉体美まで様々な魅力を披露。撮影中、モニターをチェックするスタッフから漏れる「きれい…」「かっこいい…」の声に、「一生分褒められた」とおっしゃった時の少しはにかんだ微笑みもまた素敵で。35歳の山下さんの“エイジレスかつ大人の魅力”が炸裂した写真の数々、ぜひお楽しみください!インタビューを通して伝わってきたのは、思いやりから生まれるユーモア、ブレない軸、適切な言葉を紡ぐ知性、フラットな視点、そして清々しいほどの率直さ。−−−「美しい人」。改めて、このシンプルな言葉がいま一番似合う人なのではないかと感じました。山下さんの、仕事や人生に対する真摯な姿勢は、どんな職業に就いている人にも響くものがあるはずです。その一方で、現場ではこんなキュートな姿も。今回、個装のお弁当5種類をご用意したのですが、取材後、そのお弁当が積まれたところに近づき、かなり真剣に選ぶ山下さん。最初に手に取ったのが焼き肉のお弁当。でも、すき焼きのお弁当も気になる様子で、ずっと「どっちにしよう」とその2つの間で迷ってらっしゃいました。数には余裕をもってご用意していたので「よかったら、おふたつとも召し上がってください(笑)」とお伝えすると、本当に嬉しそうに「え、ほんとですか? うわーい」。きれいに筋肉のついた両腕で2つのお弁当を大事そうに抱える姿とちょっと照れたような笑顔がとても可愛らしくて、その場にいたananスタッフ全員、「キュン」となっていました。(Y)
2020年07月14日