皆さんこんにちは。元添乗員ママライターのゆかりんごです。初めての子育て、先の見えない育児 。育児を楽しむというより、大変なことのほうが多いと感じたことはありませんか。特に一人目の育児は初めてのことだらけで、慎重になりすぎたり、気を遣いすぎたりして疲れてしまいませんか。筆者の息子も、新生児の頃からまとまって寝ない、立って抱っこしないと昼寝もしない赤ちゃんでした。今、まさに同じように悩んでいるママもいるのではないでしょうか。そこで今回は、筆者や先輩ママたちが感じた“少しラクになったかも” と思えた時期についてご紹介します。 手がかからないようになるのは3~4歳頃今までママパパがお世話していた日常生活の多くが、一人でできるようになります。例えば、しっかり一人で歩く(抱っこの回数が減る)、食事、着替え、トイレ(オムツが外れる)です。手先が器用になってきて自分で上手にできるようになってくると、赤ちゃんのお世話のような大変さはなくなります。3~4歳はイヤイヤ期とされる第1次反抗期のピークを過ぎた頃になります。なんでも嫌と言っていた子どもが、少しずつ何が嫌なのか、何を自分でしたいのか主張してくるようになります。**********“上手に話ができるようになった4歳頃、子どもと意思疎通できる ようになって少しラクになった。子どもも親もお互いが意思疎通できるようになることで、ストレスが減ったように思う”(6歳女の子ママ)**********このように、片言だったお喋りが、文章になって自己主張できるようになると、ママだけでなく、子ども自身も落ち着いてくる ようです。他に、良いこと悪いことが少しずつ分かるようになってきます。危険なことが分かるようになると、全く目が離せなかった赤ちゃん期とは異なり、少しラクになります。 小学生になると一気に手がかからなくなる今までママパパの管理下にあった子どもが、小学校へ通うようになると子どもたちだけで遊ぶようになります。幼児期であれば、ママパパがいつ誰と遊ぶか把握していますが、小学生になると勝手に学校で約束してくるようになります。一気に親元を離れた気分 になるでしょう。しかし、幼児期とは違った新たな問題や心配事は出てきます。学校の勉強、宿題、登下校の安全など、親の心配事は絶えません。**********“小学生になると、手はかからなくなるが、目はかけるように意識している”(小学4年男の子、小学2年女の子、年中男の子のママ)**********このように、親の目の届かないところにいるからこそ、常に子どもを見て変化を見逃さず、心配りをする必要は出てきます。 2人目以降の育児は余裕が出る場合も初めての子育ては全て手探りで心配事が尽きませんが、2人目以降は経験がある ため、心に少し余裕が出るようです。筆者も上の子の育児には悩みが多く、常日頃大変だと思っていました。しかし、下の子は経験がある分、赤ちゃん期の成長過程に予測がつき、上の子に比べて悩みは少なかったように思います。これが、3人目になると、さらにおおらかな気持ちで、ただただ可愛いと思いながら子育てできる、との声も聞かれます。**********“3人目のときは、上の2人が入園していたので、今のところ育児が大変だとは思ったことはない。泣くとかんしゃくを起こすので、その対処法を見つけるのが大変だったくらい”(小学生男の子と女の子、年中男の子のママ)**********初めての子育てであれば、かんしゃくを起こされるとどうすればよいか戸惑ってしまいます。しかし、経験があると、動揺するのではなく冷静に対処法を探すことができます。 きょうだいの年齢が近い場合は大変な時期が長引くきょうだいの年の差が1~2歳の場合、イヤイヤ期の頃に妊娠出産となり、上の子の対応などまさに戦場さながらになります。筆者の子ども達も2歳0か月差でしたので、赤ちゃん返りの対応など初めの数ヶ月は途方に暮れるほど大変でした。3歳になったらきっとラクになるはず、と毎日切実に願っていました。しかし、一旦落ち着きをみせた上の子の赤ちゃん返りが、下の子の自我が芽生えると同時に再発 しました。ちょうど3歳と1歳の頃です。常に上の子の対応に振り回され、下の子が大変だと思う余裕もなく、下の子のイヤイヤ期もただ可愛く思えたくらいです。年齢の近い3人きょうだいを子育て中のママからも、悲痛な声が聞かれました。**********“長男と次男が年子で、長男が入園するまでが大変すぎて、一人トイレにこもって涙することもあった。一番下の娘を妊娠したときは、長男3歳半過ぎ、次男2歳前で、切迫早産で安静指示が出されてしまった。娘が生まれてからは、上の二人は幼稚園に行っていたので、その間だけが唯一ゆったり育児ができた。園から帰ってきてから寝させるまでが大変すぎて、夫に時々早く帰ってきてもらうようになった”(小学3年男の子、小学2年男の子、年中女の子のママ)**********年齢が近いと、きょうだい喧嘩も激しく、ママの取り合いにもなります。筆者も毎日喧嘩の仲裁でくたびれ果てています。しかし、きょうだいの年齢が近いことは大変なことばかりではなく、メリットもあります 。下の子が遊べるようになると、きょうだいで同等に遊ぶこともできるので、その間だけは少しラクになります。赤ちゃん期の手のかかる大変さは3~4歳頃には落ち着きます。しかし、小学生以上になっても、新たな悩みは増えて、さらに中間反抗期、反抗期とやってきます。きっとその都度子育てに悩んだり大変だと思ったりすることでしょう。育児はどのタイミングであれ大変です。手がかからなくなっても、常に目をかけ、気をかけ、子どもを信頼してどのタイミングも乗り越えていきましょう。●ライター/ゆかりんご●モデル/KUMI
2018年07月20日こんにちは、ユキミです。2歳になるイヤイヤ期真っ盛りの息子ユキタに日々振り回されている、新米母さんの日常をお送りしています。皆様、これからの暑い時期、日中お子さんとは何をして過ごすご予定ですか?なかなかお外で遊ぶのも難しい日が出てきますよね。そこで!今年こそは欲しいな~、と私が狙っているもの、それは…お家用プール!!去年はなんとなく見送ってしまったのですが、今年は是非とも欲しい…!というわけでネットや店頭を見ていると、あるわあるわ!たくさんのお家用プール!もう私の幼少期とは比べ物にならないくらい色々あって、親がワクワクしてきました(笑)今回は私なりに調べた、各商品のメリット&デメリット をご紹介いたします。まずは定番、ビニールプール!●メリット・お手頃で調達しやすい・屋根付きやすべり台付など、見た目も可愛い・キャラクター物もあるので、プールを怖がるお子さんもチャレンジしやすい・畳むとコンパクト なので、シーズンオフも場所を取らない●デメリット・膨らますのが手間 …・毎日水を抜いたり入れたり、水道代が気になる・ビニールの劣化を防ぐために出しっぱなしにしておけないなどなどサイズはベランダサイズの小さいものもあったので、お庭がないお家にも嬉しいです。(ただし下の階に水漏れの危険があるので、使用の際はご注意!)他にも、毎日お家プールはしないなぁ…、週末お父さんがいる日だけとかかも!なんて登場回数少な目のご家庭にとてもおすすめです。続いて…フレーム型プール!これ、私知りませんでした…!!今はこんなプールがあるのですね~!!●メリット・毎回膨らます手間がない・別売りでフタもついているので、衛生的に少し安心感あり・破れにくい・深さもあり、大きいサイズのものも豊富なので、大きいお子さんも一緒に遊べる●デメリット・組み立て が慣れるまで大変そう…・折り畳みの際、ポールのサイズによってはあまりコンパクトにならないので、しまう場所をとる・置く場所がごつごつしていたりする場合は、プールの下にジョイントマット などを敷く必要ありなどなど…結構大きいサイズしかないのかな~?と、探してみたらギリギリベランダにいける小さいサイズもありました。が、大人も5~6人は入れそうな大きなサイズの衝撃が忘れられない〜!!楽しそう〜!!2つ程お家用プールをご紹介いたしましたが、「まだお子さんの月齢が低かったり、またはマンションなどでベランダにプールを置けない!」というお家は是非…お風呂で水遊び!!おすすめします〜!我が家は去年まではお風呂で水遊び派 。その際、スタートする前に少しお湯をはってあげて、後は浴槽内でフリーダム。結構楽しそうでした(笑)この際幼児はちょっとの深さの水でも溺れる危険があるので、絶対に目を離さないように気を付けてください。(もちろんプールも同様です)お外と違ってお風呂の位置によっては少し寒かったりするので、なるべく髪の毛は濡らさないなど 気を付けて、風邪を引かないように楽しんでください♪さてさてプールの話に戻りますが、我が家は「まずは定番ビニールプールから挑戦してみようかな~」と検討中です。これからやってくる夏本番に向けて、是非!お家水遊び計画、立てて見てください〜!●ライター/ユキミ
2018年07月20日こんにちは、ユキミです。2歳になるイヤイヤ期真っ盛り の息子ユキタに日々振り回されている、新米母さんの日常をお送りしています。イヤイヤ期真っ盛りのお子さんをお持ちのお母さん…耐えてますかーーー!?(泣)お互い毎日お疲れ様です。ちまちましたものやでっかいものや、色んなイヤイヤを絶えずぶつけられると、いい加減こちらもイヤイヤしたくなります よね…。いつかは終わるとは分かっていても、一体こんな毎日いつまで続くの…(泣)ということで。我が家の息子のイヤイヤ期を振り返りながら、イヤイヤトンネルのゴールを考えてみました。息子1歳3か月イヤイヤ期スタート息子は産まれた時から毎日よく泣く子だったので、なんなら産まれた時からイヤイヤ期?(笑)なんて言いたいのですが、「イヤイヤ期=自我の芽生え」ということで、この時期くらいだと思います。食事の介助を嫌がったり、ストローマグではなくコップで飲みたがったり、棚の上の物が欲しかったりなど、細かい要求がたくさん出てきました 。でも、この当時私は「なんだ、イヤイヤ期は要求をかなえてあげればいいのか!このくらいなら頑張れるわっ☆」なんて思っていました。甘い…甘すぎる…!!あと数か月後には地獄を見るとも知らずに… 。息子1歳6か月イヤイヤ期MAXほんの数か月前までは、息子から出された要求をクリアすればOK☆程度のことだったのが、この頃から、まー要求がこじれるこじれる。例えば「あっち」と指をさすのでそちらに連れていけば「ちがう!!」と泣かれ、「これ」と指をさすのでそちらを渡せば「ちがう!!(いらない)」と泣かれ。まだ言葉も具体的には出ておらず、ほとんどの会話を「あっち」「ちがう」「んっ!!」で説明され…。そして出される要求は明らかにレベルアップ… 。息子は1回で伝わらないとみるみると機嫌が悪くなっていくタイプだったので、母はまるで時限爆弾のスイッチを解除するようなスリルを味わっていました…。この頃は正直毎日朝が来るのが怖かった です。息子2歳6か月現在変化が…?イヤイヤ期スタートから約1年。現在息子は大分言葉も増え、自分の要求を結構細かく話してくれるように。おかげで、時限爆弾のようなスリルを味わうことはなくなりました。「え!となるとイヤイヤ期は終わったの!?トンネルを抜けたの!?」と歓喜の声が上がると思い気や、また新しい問題に直面しております。へへ。その問題とは。実はここ最近、息子は「やってはいけない」と理解していたことを「わざとやる」ように なりました…!!例えばテレビ。今まではできていた、指定の位置で離れてみるということ。インスタグラムでテレビから離れてみる方法として、「テレビを見る定位置を決める」ということを書いている方がいて、それを実践していました。それが現在…他には、・電車の中で静かにする・お友達のものをとらない、お友達を押さない・物を投げないなどなど、以前はクリアしてきた問題がここへきて再浮上…。これまた頭ごなしに「やめなさい!!」と怒ると、「やるのーー!!」と怒りのエネルギーが倍増で返ってきます…。まさにカウンター。では穏やかに言い聞かせ!といくと、「いま〇〇しとるの」といっちょまえな屁理屈が返ってくる。これはこれで結構腹が立つ 。もちろん怒りが倍になって返ってこようが、へりくつだろうが、危ないこととお友達を傷つけることは力ずくで止めます。しかし、イヤイヤ期とはまた違うこの反抗、一体何者なのか…。やってきた…「第一次反抗期」自分の気持ちを「NO」で表現するイヤイヤ期を終えると、今度は「NO」だけでなくハッキリと自分の主張を言ってくるようになります。これが、第一次反抗期 だそうです。親から見たらまだ半人前どころか、まだオムツもとれてないやろ、という彼らですが、きっと自分の中ではもう一人前の紳士や淑女だと思っているのでしょう…。彼らが自分の主張を認めてもらいたい、分かってもらいたい、という気持ちも分かりますが…。それならもう少しこちらの希望にも添ってくれよ~(泣) なんて思いますが、まだこの世に産まれてきて数年の彼らにそれは酷ですよね。----------きっとイヤイヤ期の終わりは「お母さんの都合も分かってくれるようになる」時なんじゃないかな、と私は思います。となると…え、そんな空気が読めるようになるのって、いつ…!?まだまだ先は長そうな我が家です(泣)それまではお母さん同士、我が子のイヤイヤエピソードをため込まないで、なるべく共有していきましょう~!!●ライター/ユキミ
2018年07月18日我が家は、2歳違いの3人兄弟です。兄は4歳、姉はイヤイヤ期真っ最中の2歳、ケンカも多いけれど、仲良く遊んでる姿をみるとやっぱり兄妹っていいなとしみじみ感じます。そんなふたりにとっても、赤ちゃんを迎えるという事は初めての出来事。自分たちがお兄ちゃん、お姉ちゃんになるということに、とまどい、不安になるのが普通です。3人目の妊娠が判明してから、上の子たちにも「赤ちゃんを迎えるための心の準備」がとっても大切だなぁと改めて実感。今回は、兄姉へ「赤ちゃんがやってくることの伝え方」や「弟が生まれてからの兄姉の様子」などをお話ししたいと思います。「赤ちゃんがくるよ!」は、いつどうやって伝える?我が家の場合は安定期入ったぐらいから「おなかに赤ちゃんがいるんだよ〜」と兄姉に話しはじめました。お腹のエコー写真を見せたり、お腹を触ってもらって一緒に胎動を感じたりしながら、赤ちゃんの存在を伝えていました。出産前に絵本などを読んで、赤ちゃんがくることをお話ししてるママもいるようです。兄姉をみて思ったのは、子どもってママが思ってるより意外とわかってたりする、ってこと。我が家の2歳の姉もなんだかんだ理解していて、「お姉ちゃんだから!」と一人で頑張って靴履いたり、生まれる前からお姉ちゃんアピールをしていました。実は、兄姉の絆に驚いたことも!予定日間近のある日、私がお姉ちゃんに「赤ちゃんいつでてくるかな?」とたずねると「明日だよ!」とのこと。まさかの翌日、弟を出産しました。たまたまかもしれませんが、同じお腹にいた兄弟だから何か通じたのかなぁなんて。皆さんも兄姉に「赤ちゃんいつでてくるかな?」ってきいてみたら、教えてくれるかもしれませんよ♪「だいすき♡だいすき♡ぎゅーぎゅー」は魔法の言葉赤ちゃんを出産するのにママたちが一番気になるのは、入院中の上の子の様子。わたしが入院中は、「ママと離れたくない」と、毎日泣いていた兄姉。はじめてのママがいない4日間は、2人にとっては相当な試練だったよう。ママがいない不安と寂しさからか、2人とも毎日おねしょをしまくっていたようで、パパは大変だったみたいです。だから、退院した日に2人とも「お留守番よく頑張ったね!」とたくさん「だいすき♡ぎゅーぎゅー」っと抱きしめてあげました。兄弟の大切さを伝えるのはもちろんですが、一人ひとりが大切で、ママから愛されてることの喜びを、ちゃんと伝えてあげるのが一番大切だと思っています。我が家で「だいすき♡だいすき♡ぎゅーぎゅー」は魔法の言葉。一人ひとりと落ち着いて向き合う時間や言葉を持っていたいものです。…と思っていても、やっぱりお世話が大変で、赤ちゃんメインの生活になってしまいがち。そんなときはもちろん、兄姉が赤ちゃんに対してジェラシーを感じているなぁと思うことも。言葉にするのが難しかったりしたときは、兄姉自身の小さい時の写真をみせたりするのも良いかも。「お兄ちゃんの赤ちゃんのとき、こんなに可愛いね」と写真を眺めることで、自分も、赤ちゃんのときからずっと愛されていたことがわかるのかなぁなんて。「あなたもこんなに小さな赤ちゃんだったのよ」というのを、言葉で言わなくても、感じるものがあると思います。赤ちゃんがやってきた!我が家の兄弟たちの反応は…赤ちゃんと家に帰ってから、1〜2カ月間くらいは家族全員が落ち着かない日々。特に今までは末っ子だった姉は、何でも「ママがいい!」「いやだ!」とぐずってばかりの毎日。兄も兄で「ママがいい!」。ママは大人気!そんな3人の寝かしつけは本当に大変でした。3人目の育児で痛感したことは、「赤ちゃんのお世話は、なるべくラクで便利なものに頼ろう!」ということ。とくに赤ちゃんの定位置となったベビーラウンジのドッカトットには日々助けられています。ちょこんと置くだけで安全で、赤ちゃん自身も安心して眠ってくれる、わたしの「神アイテム」です。毎日、兄姉と何回も話し合ってくうちに、だんだん2人も赤ちゃんの存在をわかってくれ、愛おしく感じてくれてきているのかも。今では「赤ちゃん寝たから、シーだよね!」と気を遣ったり、オムツを持ってきてくれたり、泣いてると遊んでくれたり…と、本当にふたりとも、弟の面倒をよくみてくれています。そんな兄姉をみてると、弟が生まれたことでとっても成長したなぁと感じます。もちろん!兄弟がいることで、喧嘩やトラブルもたくさん。一緒に遊んだり、食べ物を分け合うことを通して、人との関わりを自然と学んでいってくれたらいいな。まだまだ3人とも手がかりますが、そんなバタバタとした日々も今だけ!3兄弟が日々大きくなっていくように、こちらも毎日子どもたちからたくさんのことを学び、成長させてもらっています。
2018年07月06日長男(当時2歳6ヶ月)のトイトレの思い出は、今でもちょっぴりトラウマだったりします…。はた目には「つまりまだ何も進んでいない」ように見えるかもしれない娘のトイレトレーニングですが、いいんです! 気持ちの上では1年前からのんびり始まっています!とにかく私にとって一番は「焦りは禁物」という点です。周りと比べない!大丈夫いつかはとれる!オムツがとれても、子どもは「たまにはおもらしもするし、おねしょもするもの!」くらいにかまえています。(上記、ひとりめのトイトレ時には頭からスッポリ抜けていた)
2018年06月29日こんにちは! イラストレーターのにわゆりです。だんだんと汗ばむ陽気になってきたこの季節、思い出すのがトイレトレーニング! わが家のモンキーズは2歳の夏にトイトレを決行したのですが、今回はそのときのお話です。初めてのトイトレ、何からしていいものか迷ったかーちゃん…とりあえずは形から! ということで、便座にそのまま置いて使える補助便座を購入。早速モン太に見せると自分専用の便座に興味津々だったので、すんなりとトイレに行ってくれました。が! はじめは緊張もあるのかなかなか出ない! かーちゃんは横でひたすら応援です。初めてちょろちょろと出たときは感動して泣きそうに…!(笑)それからは出るか出ないかはさておき、だいたい30分おきにトイレに連れて行ったのですが…。30分おきのトイレ…かな~り根気がいる!!遊んでいる最中に連れていくのも子どもにとってはストレスで、「やだ~行かない!」と嫌がられ。結局、オムツにおしっこをしているのを見るとかーちゃんもイライラしてため息が出てしまい、なかなか上手くいきません。トイレではできるのに、行きたがらず結局オムツへ…。という状況がしばらく続き、トイトレに嫌気がさしてしまっていたかーちゃんに、育児の大先輩のママがこんなアドバイスをくれました。・オムツははずしてパンツに!・かっこいいパンツをはかせる!・漏らしても拭けばいい!「漏らしても拭けばいい」と言われたときに、かまえすぎていたかーちゃんは肩の力が抜けました。ちょうどそのころ、暑さでオムツかぶれを起こしてしまい、「これはもうはずしてしまえー!」と、日中は早速オムツではなくパンツに変更。最初は何度か漏らしてしまいましたが、少量のおしっこを拭くのはそこまで大変ではなく、なによりモン太が「漏らしちゃった!」と気にし始め「トイレ~!」と自分から言うようになってくれました!そこからはあっという間にオムツがはずれ、夏が終わるころにはトイトレ完了!振り返るとかーちゃんは「トイレ行こう行こう!」としつこく言い過ぎてたかな~と少し反省。2歳なんてイヤイヤ期の真っ盛り。思い通りに動くことはまずないですからね…(笑)。モン太の経験から、「2人目はもう少し気楽に進めよう!」と思い、迎えたキーちゃん2歳の夏。2人目ともなるとお兄ちゃんがトイレに行くのを見ているので、わりとすんなりトイレでできるようにはなったのですが…。とにかくマイペースなキーちゃんは、お漏らししてもあまり気にしないし、パンツをはいててもオムツに替えたがる(勝手にはき替えていることもしばしば)。しかし、私もモン太のときのような焦りはなく(2人目だとすべてがのんびり)、とくに気にせずゆっくりやっていたので、オムツをきちんと卒業したのは入園ギリギリの冬をこえてからでした。きっとキーちゃんが最初だったらかーちゃんはものすごく焦っていたと思いますが、ふたりを見てきて思ったことは、みんな同じようにはいかない、それぞれタイミングがあるということ!今ではお気に入りのパンツをはいて、ふたりで「ミスターパンツマン!」と、おバカなことをしているわが家のモンキーズなのでした。(笑)
2018年06月23日娘さんの「イヤイヤ」の激しさにぐったりしていた鈴木し乃さん。でも、ウーマンエキサイトアプリの「おやこ診断」( iOS / Android )で、ある事実を発見! 普段は気がつかない家族の魅力が見えてくる占いを体験したエピソードです。 「おやこ診断」で肩の力が抜けたじつはこのところ、娘の「イヤイヤ」の激しさにぐったりしていたのですが、診断で娘と私は「似た者同士」であることに気づき、なんだか急に肩の力が抜けました。「あ~、それならしかたないね」と妙に納得(笑)。家族でワイワイ楽しむもよし、「なるほど!」と生活にいかすもよし「そうかな~?笑」と小首をかしげるもよし、気軽に楽しめました。※ウーマンエキサイトアプリ内「おやこ診断」無料キャンペーンは2018年6月27日(水)をもって終了いたしました。無料でも有料でも楽しめる!ウーマンエキサイトアプリ内「おやこ診断」無料でダウンロードできるウーマンエキサイトのアプリ内診断サービス。家族の生年月日と性別を登録すると、以下の診断を無料(一部有料)で楽しめます。<無料>■あなた(パートナー)の本質診断・基本正確・行動パターン・感覚パターン・同じ本質を持った有名人■子どもの本質診断・基本正確・行動パターン・感覚パターン・同じ本質を持った有名人<有料>■あなた(パートナー)の本質診断・あなたから見たパートナーの関係性・母親としての傾向・子どもから見たイメージ■子どもの本質診断・やる気にさせる方法・思春期の行動と対処法・叱り方、褒め方・得意分野・才能・能力適正<有料コンテンツ料金>・大人: iOS/Android 600円・子ども: iOS 1,080円/Android 1,000円 ※アプリ内で一度ご購入いただいた診断結果はいつまでも閲覧できます。※診断結果は買い切りとなり、月額料金は発生しません。>>iOSアプリのダウンロードはこちら iOS ウーマンエキサイトアプリ >>Androidアプリのダウンロードはこちら Android ウーマンエキサイトアプリ
2018年06月15日こんにちは、こじらせ美容オタク家のともです。子育て中に立ちはだかる壁はたくさん。その中でも1歳を過ぎたころから始まると言われるイヤイヤ期にはママもお手上げ。大半の子どもは「なにをしても嫌」と泣き叫び、ママの疲労は溜まる一方で怒りたくないのについ怒ってしまうことも。イライラして怒ってしまった後は、ママも子どももいい気分ではありません。そこでイライラ期を乗り切ったママに怒りを治める方法を聞いてみることに。フワフワな肌でヒートダウン『服を着替えさせようとすると、エビぞりになって抵抗 したり大声で奇声をあげたりと、着替えるだけで大騒動。なので、機嫌をとるために膝の上で抱っこしながら「似合っている」「可愛い」と声をかけ、着替えさせることを意識するように。すると癇癪が少なくなり早く着替えてくれる時が増えてきた』(20代女性/育休中・一児のママ)着替えを嫌がる理由は「その服は嫌い」「自分で着替えたい」との理由もあるよう。しかしやはり自分では上手く出来ず、ますます子どもも怒ってしまいます。そのためスキンシップをしながらイヤイヤすることをやってみる とスンナリいくことも。子ども自身も気持ちが治まっていき、素直にママの言うことを受け入れることができるように。またママの高まっていた感情も子どものフワフワの肌 に触れることによってヒートダウンしてくれます。また2歳頃は自分がしたいという気持ちが強くなる時期。できたことに対しては「よく頑張ったね」 と能力を伸ばすような言葉もたくさんかけてあげるといいですね。子どものよいところにフォーカスすることによって、ママも怒ることが少なくなりますよ。その場を避けたり、待つ余裕を持つようにする『一緒に買いものに行くと必ず「これ買って!」と欲しい物から離れません。最後はギャン泣き しだして、周囲にも大迷惑。「もうスーパーは連れて行かない」と固く決心し週末に旦那に預けてまとめ買いすることに』(30代女性/事務・二児のママ)買い物に連れて行くと必ずごねる…という子どもは「そもそも一緒に連れて行かない」 という選択をするのもあり。ごねだす場所にわざわざ連れて行ってもママのいら立ちが募るだけ。ネットスーパーやパパに預けて週末に買いだめし、この時期は乗り切るのがベター。ママが少し一人になれる時間も増え、自分自身のリフレッシュにも。どうしても連れて行かなければいけない時は抱っこ紐 を活用しても〇。『公園に遊びに行って帰る時間になっても、その場から動かず断固拒否。「絶対5時になったら帰る」と決めていたけれど、時間ではなくてタイミングを見計らって帰ることに。一つの遊びが終わった頃に声をかけ「家に帰ったら絵本を読もう!」と、家での遊びも提案してあげればサクッと切り上げてくれることも』(20代女性/パート・二児のママ)公園から帰ってくれず「帰ろう」とお願いしても、動かない、逃げ出してしまう…と困っているママも多いよう。そんな時は「何時に帰る」とは決めず子どもの様子を観察して「一つの遊びがひと段落した」というタイミングを見て声をかけてみましょう。誰でも一つのことに熱中している最中は帰りたくありません。また家に帰ってから「〇〇して遊ぼう」と提案してみれば、家に帰りたい気持ちになってくれることも。イヤイヤする機会を減らすことでママの精神も安定してきます。こういう時期と割り切って笑顔『イヤイヤ期のストレスはママ友との会話で発散。どこのママも子どものイヤイヤ期に手を焼いているようで「ああウチだけじゃないんだ…」 と思うことで、広い目で子どもをみてあげられる』(20代女性/二児のママ)イヤイヤ期は成長している証でもあるのです。そのためイヤイヤ期を真面目に受け止めすぎるのではなく「こういう時期」と割り切って笑顔で過ごすように工夫しましょう。同じ月齢の子どもを持つママ友との交流は大切。密室育児 だと煮詰まってしまいますが、皆で笑い合いながら同じ苦労を分かち合うだけで、辛いこともあまり気にならなくなります。子どもが同じことをしても「二人だけの空間か」「ママ友と一緒か」の違いだけで怒りはコントロールできるのです。----------以上いかがだったでしょうか?ほんの些細なことを意識するだけでついつい怒りに任せて怒鳴ってしまった、ということは回避できるよう。上手な怒りを治める方法で少しでも怒る回数が減っていけばいいですね。●ライター/とも(こじらせ美容オタク家)●モデル/杉村智子
2018年05月28日魔の2歳児でイヤイヤ期だった時期を過ぎ、ようやく会話でコミュニケーションが取れるようになってくると、やってくるのが反抗期。これまでは、ただイヤなことがあると泣きわめくだけだったのが、こちらの言ったことを理解した上で反抗するようになるので、さらに厄介なことに。反抗期に突入した子どもをみて「成長してくれているんだな」と理解していても、イライラすることもあります。世のママたちは、反抗期の子どもたちにどう接しているのでしょうか?ママたちの声を調べてみると…。叱るより褒める多くのママたちに共通しているのが、「大きな声で叱ってばかりいると、子どもが慣れてしまう」という意見。大声で叱られることに慣れてしまうと、「次は暴力しか残されていない」という厳しい忠告もあったり…。叱られた子どもは、叱られたことに注意が行き、その内容まで理解することは難しいようです。なので、できないときに叱るのではなく、できたときにしっかり褒めてあげることが大事だと考えるそう。我が子を他人の子どもだと思う?「叱るよりも褒めることが大事」とはいえ、育児はそう簡単ではありません。感情的に子どもを怒ってしまうことがあるなら、他人の子どもと接していると考えるのもひとつの方法だといいます。というのも、自分の子どもに対して、“怒鳴ったり”、“お尻ペンペン”をしてしまう人でも、他人の子どもに対しては、ほとんどしないはず。そこで、自分の子どもに対してカッとしてしまったときは、他人の子どもを預かっていると思い、衝動を抑える方法が有効だというアドバイスもあります。それでも怒ってしまったときには、冷静になぜ怒ったのかを伝えてあげると良いようです。怒られて泣いてしまったなら、ギュッと抱きしめて、怒ってしまったことを謝り、子どもが落ち着いてから、ゆっくりとやさしい言葉で、怒った理由を教えてあげましょう。イヤなことは楽しいことに置き換える反抗期の子どもは、なんでも「嫌い」、「イヤ」と、ママの提案を拒絶したりすることがあります。例えば、「お風呂に入ろう?」と誘っても「入りたくない!」と反抗する子ども…。でも、そんな子でも、親がやっているお風呂掃除には興味があったりします。そこで、石鹸をつけたスポンジを渡して、一緒にお風呂掃除ごっこをして、楽しい気持ちのままお風呂に入れてあげればOK。ほかには、着替えをしない場合は、「10数えるうちに着替えないと、こちょこちょだよ~」といった感じに、カウントダウンをしてゲーム感を出してあげるなど、嫌いなことを無理にさせるのではなく、楽しくできるように親が工夫してあげるのも大事なポイントなのだとか。3歳になると会話もかなり理解できるようになり、わざと親が言ったことと反対のことをして遊んだり、厄介度は2歳の頃よりさらに高くなります。無理に親がしてほしいことを強制するのではなく、すすんで自分からできるように誘導してあげたいですね。(文・姉崎マリオ)
2018年04月17日あれもイヤ、これもイヤ…“魔の2歳児”ともいわれる“イヤイヤ期”をやっと乗り越えたと思ったら、今度は「なんで?」が止まらなくなったというのは、多くのママが経験しているのではないでしょうか?3~6歳くらいまでの時期を心理学的には「質問期」と呼ぶそうですが、時には「なんで空は青いの?」といったちょっと哲学的な質問や、「どうして雨は降るの?」など身近だけど答えるのが難しい質問をされて困ってしまう…。また、忙しい時でもお構いなしに質問攻めをしてくるので、イラっとしてしまうこともありますよね。そこで今回は、世の中のママたちが実践する「なんで?」を連発してくる子どもへの対処法を調べてみました。対処法1●質問返し「わからないことがあれば人に聞く」ということはもちろん大切なことですが、「自分で考える」というのも、同じくらい大切。子どもに「なんで?」と聞かれたら、「なんでだと思う?」と聞き返す。こうすることで、子どもが自分で考えるきっかけ作りをしているママは多いようです。「自分で考える」ことだけでなく、いろいろなことを想像して答えを導き出すことで、発想力を養う意味でも「質問返し」は有効かもしれませんね。対処法2●子どもと一緒に調べる子どもに質問されて、「たしかに、どうして○○なんだろう…?」とママ自身も考え込んでしまった経験はありませんか?冒頭でも触れたように、大人だからといって子どもの質問すべてに答えられるわけではありません。そんな時には、ママも一緒にお勉強!今の時代、スマホやパソコンでサッと検索すれば正解がわかることも多いものですが、なかには、デジタル機器に慣れさせるのは早いと考えるママも少なくありません。あえて図書館などに行って図鑑や関連書籍で調べれば、ちょっとしたおでかけが出来て気分転換にもなるし、読書好きになってくれる可能性も!?対処法3●とりあえず答える忙しい時や疲れが溜まっている時、「なんで?」と聞かれても答える余裕がない…。しかし、子どもの質問を無視することだけは避けているようで、適当でも何かしら答えるようにしているママも多い様子。たとえば「なんで空は青いの?」と聞かれた時。きちんと答えようとしたら「光のうち波長が短いのは『青い光』で、波長が短いほど散乱されやすく、日中は散乱されやすい『青い光』が強調されて、青く見える」(※あくまで例です)といったように、説明に時間がかかってしまうし、それを聞いて子どもが納得できるかどうかもわかりません。そのため、「神様が空の色を決める時~」といったように、勝手に物語を作って答えるという意見が散見されました。なかには、構ってほしくて質問攻めをする子どももいるようなので、そんな時に無視されてしまったら、なおさらショックは大きいもの。たとえ正解でなくても、子どもに向き合って答えてあげることが重要なのかもしれませんね。このように、さまざまな方法で子どもの質問攻めをやり過ごしているママたち。面倒に感じることもあるかもしれませんが、上手に対応すれば、子どもの好奇心を養うことにもつながりそう!悩んでいるなら、ぜひ参考にしてみてくださいね。(文・三軒茶屋すみ子/考務店)
2018年04月04日春に向けて衣替えをする季節がやって来ました。子どもの洋服や下着などを収納している衣装ケースの中身が変わってきますよね。衣替えのタイミングで収納にひと工夫加え、毎日のお着替えがスムーズにいかないお子さんのやる気を刺激してみませんか?我が家で実践していて効果が感じられた、100均アイテム活用の収納方法を紹介します。100均で手に入れた子ども用の収納に役立つアイテム100円均一ショップで人気商品となっているカテゴリーの一つが、収納アイテム。特にホワイトやブラック、グレーなどの商品が流行っています。それにともない、収納ラベルシールの取り扱い種類も増えてきました。このラベルシールは、収納に統一感を持たせておしゃれに見せてくれるだけではありません。子どもの目にもわかりやすいイラスト付きなので、子どもの洋服や下着、小物類を収納する衣装ケースにぴったりなのです。100円均一ショップによって名称やデザインはさまざまですが、我が家ではCan Do(キャンドゥ)の「インデックスステッカー」を使っています。黒背景に白文字、白背景に黒文字の2パターンがあるため、兄弟で使い分けができて便利。幼稚園年少の長男用にブラック、1歳の次男用にホワイトと使い分けています。子どもに自信がついて、お着替えにかかる時間が半減!さかのぼること2年前。当時、絶賛イヤイヤ期真っ只中の長男は外出前になるときまって「お着替え、イヤ!」から一日のスタートを迎える毎日。イヤイヤ期を抜けて3歳から4歳になると、ただ「イヤ!」だったものが、「○○だからイヤ!」(例えば、今夢中になっている遊びの途中だから。用意された洋服が気に入らないから)と理由が付いたものへと変化しました。理由があるのならば、その部分を少しでも解消してみようと始めてみたのが、ラベルシールの収納。お着替えの前に「○○くんケースから自分で持ってこれるかな?」と投げかけると、ブラックのラベルシールを貼ったケースから自分なりにコーディネートをした洋服を準備するように(親としては、「えっ!?」と驚くような組み合わせのこともありますが、よほどのことでない限りは我慢です...)。自分で準備ができたという満足感、自信がついたお陰で以前よりもすんなり進められ、お着替えにかかる時間が半分以下になる日が増えました。予想外のうれしい出来事も元々は長男のお着替えのために始めたことでしたが、私の予想を超えた出来事が3つありました。1つ目は、子どもにわかりやすいことを基準にすると必然ときれいに収納するようになるため、私自身の収納が以前より上手になったこと。2つ目は、週末に私が他の家事をしているときに夫と長男が洗濯物をたたんでしまってくれたこと。3つ目は、長男が次男用の着替えも一緒に持ってきてくれたこと。【収納場所が決まっている】、【わかりやすくなる】だけでうれしい変化がたくさんです。収納方法を見直してみると、子どもをはじめ家族みんなにうれしい効果が出るかもしれませんよ!
2018年03月10日ウーマンエキサイトで人気連載中のちゅいママさんの記事 「専業主婦もストレスフル! 『預けられない子育て』を経験した私の願い」 で実施したアンケート。「母親が1人で抱え込みがちな育児の現状『預けられない子育て』について、ご意見をお聞かせください」の問いに、専業ママ、働くママの双方から多くの意見が集まりました。ちゅいママさんは、「働いていても働いていなくても、誰でもいつからでも子どもを保育園に預けられるようになったらいいのに」と言います。この意見に賛成、反対と表明する人、「どうすればいいのか?」と問題提起する人など、「小さい子どもを預けること」について、多くの人(とくにママ)が関心を持っていることがわかりました。■専業ママが思っていても口に出せなかったこととは「働いていなくても保育園に預けたいと思ってはだめでしょうか?」と問うちゅいママさんに対して、「涙しながら共感しました!」「思ってはいけない! と思い込んでいたことを書いてくれてありがとう」と、自分の気持ちを代弁してくれたと感動する声が、もっとも多く集まりました。筆者の意見に賛成です。0~2歳児は保育園、3~5歳児は幼稚園をなかば義務にしてしまえばいいのに、と思います。雇用も促進されるし、「女性ももっと働こう!」という国の方針にも合うと思います。一人でいる時間は人間ならだれでも欲しいものです。子育てや介護の最中でも、その状況から離れられる環境が用意できなくては、だれだってストレスでつぶれます。みんな思っていても口に出して言えなかっただけだと思います。現代の育児は人の手を借りることが難しいです。父親も帰りが遅くクタクタで、育児に参加したくても仕事だけで精一杯の日が大半をしめていますよね。ずっと預けっぱなしにしたい訳じゃない。少しだけでいいんです。もし子どもを預けられるようになれば、虐待が減るのではないか、少子化が止まるのではないかという意見もありました。核家族化が進み、ママとイヤイヤ期の子ども、産まれたばかりの赤ちゃんだけが部屋の中に閉じ込められてしまったかのように感じるママたち。ちゅいママさんは、「同じ景色の中で終わりのないマラソンを走り続けているような感覚」と言い表しましたが、アンケートでは「生き地獄」と評した人もいます。■「専業ママを自分で選んだ」というストレスちゅいママさんは専業ママも働く主婦も経験したうえで、「圧倒的に専業主婦の方がストレスフルだった」と話します。「働いていないのだから育児・家事は完璧にこなす」ことを自分で課してしまったり、「専業ママなのだから子どもを預けること」をみずから制限してしまったりするママも多いよう。すべてを選んだのは自分という責任感、夫から理解してもらえない専業主婦のせわしなく退屈な毎日、働いていないという家計への無力さからの遠慮、夫や義母からの小学生までは家にいて子育てしてほしいという希望、言いきれないほどの理由があり私も一時保育を利用できない1人です。「母親なんだから」、「専業主婦なんだから」、「自分が選んだんでしょ?」夫にまでも言われてしまう現状。保育園の一時保育を利用したくても、リフレッシュで使うには何時間までと決められ、予約は常に取れない。疲れていても24時間休めない。下の子がイヤイヤ期になり、上の子に我慢させることも多くなり、体力的だけでなく精神的にも追い詰められても、だれも手を差し伸べてくれない現状です。預けることがいけないことのように、「お母さんといるのが一番だよね」なんて言われたり。少しの買い物にも何時間もかかり、子も親も最終的には険悪に。だれか助けて。子どもと過ごす時間を「ヒリヒリと常に焼かれるような感覚。朝、目が覚めるとまた今日が始まってしまったという絶望感」とまで書いた方も。どうしてこれほどまでに専業ママは追い詰められてしまっているのでしょうか。そこには、世の中に蔓延(まんえん)する「母性神話」の存在があります。女性だったらだれもが子どもを出産すれば「母性」が宿り、「子どものためならどんなことでもいとわない」なんてことを男性のみならず、同じ性である母からも圧力がかかり、ママたちは追い詰められていきます。私も本当に苦しかった。「子どもと、いつも一緒にいられていいね」といったパパを嫌いになるくらいに。国の前に、パパにわかってもらえなかった。10年かけて、理解してもらいました。もう子どもは大きいですが、あのとき理解してほしかった。仕事してないのに子どもを預けるのは良くないとか三歳児神話とか日本特有の「尽くして我慢して子を愛するのが母親」みたいな考えやめてほしい。子育て経験者世代の「あなたの育て方が悪いんじゃない?」とか「愛するわが子を育てて何がつらいの?」とか 押し付けもやめてほしい。一時保育を利用する理由を記入しなくてはいけないのはなぜなのか。理由なんてなんでも良いじゃない。こんなに子育てにストレスあると少子化は止まらないよ 私は小さいとき親から、「保育園に預けられている子はかわいそう」とか、「子どもの成長が見られなくて親もかわいそう」と言われて育ちました。だから、いざ私が子どもを預けたいと思ってもなかなか周囲からいい顔もされず、結局ワンオペ育児中です。保育園は悪者だというとくに自分の母親世代の風潮も何とかして欲しいです。■働かずに預けるのはぜいたくな意見か?しかし専業ママが「保育園で子どもを預かってほしい」と考えることに反対する意見もありました。子育てと家事(仕事)の両立が大変なんだから、家事の方を頼む方向性はないの? 子育て大変だけど母の愛は唯一無二。家事から解放されたら朝から眉間にシワは寄らないんじゃない? 私も子育てしたから言いたいことはすごくわかる。でもそこは子どもを預けるより先に、家事代行の話をしてほしかった。個人の受け止め次第ですが、ほんの一時期の問題であり、専業主婦が預けるなんてワガママとしか思えません。国費を投入するべきは、高齢者を含む介護や不妊治療が優先されるべきです。これらは、個人の受け止めとか、キツいキツくないの次元の話ではないからです。現在預けられない育児中です。誰かに見てほしい、一人でゆっくりお風呂に入りたい。でも思うのと実行するのは別。働いていないのに毎日保育園に預けている人がもし周りにいたら、私はその人のことを親になる資格がないと心底思います。月に何度か一時保育に預けて美容室やショッピングなどリフレッシュはとてもいいことだと思いますが、それだけでは不十分なのでしょうか。また、専業ママからは、「『仕事してます』と言ってPTAを専業ママに押し付けないでほしい」、「共働きの家の子どもがわが家に入り浸っている」といった「面倒なことをタダで押し付けられている」という声も聞かれました。「専業ママVS働くママ」「時短ママVSフルタイムママ」というように、なぜか日本では同じ女性同士が対立構造になってしまいがちだと感じます。本当はどんな立場であれ、自分の望む形で生活をしたいはずなのだと思うのですが。■幸せな国デンマークの子育て事情今回、専業ママが子どもを保育園に預けることに反対する人の多くは「ぜいたくな意見」というものでした。医療費、年金問題、介護など、日本では莫大(ばくだい)なお金を必要とする問題が山積みとなっています。だからこそ、だれでも預けたい人が保育園に預けることが「ぜいたく」となってしまうのかもしれません。ちゅいママさんは、デンマークでの「働いていなくても保育園に預けられる」という政策に共感し、「あぁ…日本もこうなればいいのに!!」といいます。デンマークといえば、国連が調査する「幸福度ランキング」で常に上位となっている国。そして高い税金を徴収する代わりに育児制度も充実しているといわれています。アンケートでは実際にデンマークで子育てしているという方からも意見をいただきました。デンマークで子育てしています。こちらはむしろ1歳前後(8ヶ月頃から)から預けないと、「社会性が身につかん!」と言って、なかば強制的にまわりからとやかく言われて預けるにいたります。保健婦など公の人にもです。日本人の私は最初ものすごく抵抗ありました。語学学校に週3で数時間ずつしか通っていなかったので、学校のない日は申し訳ない気持ちでいっぱいでした。でも、こちらの人たちはなぜ申し訳なく思うかまったくわからない感じでした。ただ「日本もデンマークのようになればいい」とは簡単に言えない問題についての指摘もありました。筆者の方はデンマークを引き合いに出していますが、デンマークの手厚い社会保証は高額納税あってこそと考えます。保育園に2人預けてフルタイムで働いていますが、月11万かかっています。それでも、保育士さんの労働環境(お給料)はいいとは言えないと、当の保育士さんから聞いています。気軽に預けられる環境作りはもちろん重要ですが、金銭的な負担をだれが背負うかは、この問題で避けてとおれないと考えています。高納税の国デンマークだから実現できた仕組みかもしれませんが、日本ではまったく実現できない制度なのでしょうか。デンマークで子育て支援が充実する背景には、女性の社会進出を促す目的があるともいわれています。日本でも働き手が不足する状況で、女性が社会に出ていくことは必要不可欠な問題だろうと思われます。だからこそ国として少子化対策、女性への社会への進出については、同じ土俵で検討してほしいと切に願いたいです。■ママが「つらい」と言ってもよい社会では、私たちが目指すのはいったいどういった社会なのでしょうか?半年間の育児休業を経験した今1歳半の息子の父親です。父親目線で見ていても母親の育児実態がちゅいママのいうとおりであることがよくわかります。2人目以降を考えると、専業主婦で年の近い子どもを一日中相手するのは相当つらいというのは容易に想像できます。子どもにはそれぞれの個性があり、複数の子どもを育てる場合、夜泣きがひどく数年間ずっと慢性的な寝不足、日中は一時も目を離せないというプレッシャーと対峙(たいじ)します。日本にも預けられる環境が整うことで母親が笑顔でいられ、それで子ども父親も笑顔でいられるという良い循環となるよう切に願いますやっぱり理想の母親像がだれの中にもあって、それが自分がお母さんになった後により一層重くのしかかってきます。お母さんだからわかるつらさがあるんです。それを経験したことのない人、国を変えることができる政治家などに訴えていかないといけない。そこが一番難しいところだと思うんです。日本は経済先進国だけど、いろいろな面で発展途上国だと思います。転勤族の妻の子育ても、またつらいものがあります。キャリアは中断、子連れで新生活だけでも大変なのに、仕事や保育所情報求めるのも一苦労。日本企業の仕組みが専業主婦を作ってます。イクメンしたくても無理な男性もたくさんです「選べることができる国=幸せな国」と書いた方もいました。選ぶということは、もう一方を否定することではないはず。もちろん税金や費用の問題は大きいのですが、それだけではないと思います。ママ自身が作ってしまった「ママの檻」。そしてそんなママを閉じ込めてしまうような世間の風潮。それらも変えていかないと、日本で子育てすることが「つらい」ままなのではと思います。なぜ預けることが悪なんでしょうかね。そういう空気感があると思います。たまには騒ぐ子どもがいない、ゆっくりランチしてもいいじゃない。ホントに大変なんです、家で3歳までみるのは。でも、こんなこと言ったら言われるでしょ…「子どもがかわいくないの? かわいそう」って。母親が子どもを預けやすい環境にするには、世論として子どもを預けても「良い!」という声をもっと一般的にする事がだいじかなと感じています。私自身や周りのママたちの何人かは一時保育に預けることを家族に反対され断念した経緯があるのです。気軽に預けることがあたり前という社会にしていく必要があると思います。働いていても働いていなくても、預けることに否定的な人、肯定的な人がいます。ちゅいママさんは、「いつか働く、働かない、預ける、預けない、人それぞれ好きなように組み合わせられるような世の中になればいいにな…と祈るばかりです。」といいます。今回のアンケートでは、多くの専業ママから「無給で365日働いて、それでも『食べさせてもらってる』扱い」というような悲痛な叫び声がたくさん聞かれました。そして働くママも保活であじわう苦悩、仕事・育児・家事に追われている人がたくさんいます。「ママが疲れたときは休める場所があること」を望むことは、けっして「悪」ではないはず。今回のちゅいママさんの記事を読んだ方から「ママが疲れたなら『疲れた』『つらい』と愚痴をこぼしてもいいんだ」「だれかが私と同じ気持ちを持っていると知ることができただけで救われた」という意見がありました。ママが子どもを預けることは、子どもに愛情がないということとは違います。「ツラいと感じている」ということを夫や周りの人に理解されない…、または自分が言ってはいけないと思っていることが、追い詰められる原因ではないでしょうか。 一時保育が利用しやすくなるなど制度面の改善にも期待したい! ですが、まずはつらかったら「助けて」と言える家庭、社会であれば、ママが感じる閉塞感も少しは薄らぐのではと思います。母親が1人で抱え込みがちな育児の現状「預けられない子育て」について、ご意見をお聞かせくださいアンケート回答数:875(アンケート集計期間:2018/2/15~2018/2/19)
2018年02月22日今年の冬はとっても寒いですね。インフルエンザも猛威をふるっているし、外は雪がチラチラ、こんな日はこたつでみかんを食べながらゴロゴロしていたい気持ちです。でも、どれだけ寒くても子どもは元気モリモリ! 家で遊んでばかりでいてくれるわけがありません。というわけで、今日も靴下二重履きして、毛布のような裏起毛インナーに身を包み、腰には貼るカイロを忍ばせつつ、震えながら公園へGOです。う~さむ。公園の大変なところ。それは、一緒に遊ぶことよりも、寒いことよりも…「すんなり帰ってくれないこと」でした。息子が絶賛イヤイヤ期中なのも大いにあるのですが、公園やプレイルームなど、子どもにとって楽しいところから帰る時は、いつも大泣きして抵抗するので、毎回この帰る時間が憂鬱なのでした。しまいには、「そもそも公園に行かなければ、こんなことにもならないのでは?」と、一時期公園から遠のいていた頃もありました。が、まったく行かないわけにも行かず…いろいろやってきて、効果があった方法を共有します。月齢によって声掛けは変わってくると思いますが、少し数字が読める3歳児にはある程度有効なんじゃないかなと思います。「今日はどれだけ遊べるのか」を把握させ、それを子ども自身も納得させるのが大事なのかなと思いました。ただ、遊びに夢中になってくると時間のことなんか忘れてしまうので、節目節目で都度残り時間を示すことで、子ども自身もだんだん心の帰る準備ができてくるのかもしれません。そうはいっても、やっぱり帰る段になると「帰りたくない」となることも多々あります…というか、うちはほぼ毎回なります。そんな時は、回数や時間を決めて少しだけ遊ばせてあげる。すると子どもも、要求を受け入れてもらえたという喜びから、終わった後案外すんなり帰ってくれることが多いです。子どもが10人いたら10通りあると思うので、これはあくまでうちの息子の場合ですが、少しでも参考になりましたらうれしいです。
2018年02月16日忙しい日常を過ごしていると、子どものちょっとしたいたずらにイライラしてしまうもの。つい大きな声で怒ってしまっては反省の繰り返し……というママも少なくないはず。そんな子育て中のストレスを少しでも軽減できる方法はないのでしょうか? 今回、幼稚園経営などを手がける教育活動家のいぬかい良成さんに、子育てがちょっとラクになるヒントを聞きました。教育活動家のいぬかい良成さんは、それまでのご自身の教育メソッドをまとめた著書『子どもは「悪い子」に育てなさい 天才児が育つ7つの習慣』を2016年に上梓。このタイトルに驚く方も多いかもしれません。だって、誰でもわが子には「良い子に育って欲しい」と願うものですよね。いぬかいさんが著書の中で言う「悪い子」とは、なにも暴力をふるったり非行に走ったりする子どものことではありません。いったいどういうことなのか、詳しくお話を伺ってきました。■子どもを「悪い子」に育てるワケとは?いぬかいさんは、親の言うことを聞かず「悪い子」と呼ばれる子どもであっても、自分の考えを貫いて自己表現できる子にこそ、未知の可能性が潜んでいると考えます。自分の興味のままに突っ走れる子や、自由な発想や独自の考え方が出来る子……。大人の思う「良い子」に育てようと型にはめてしまっては、子どもは育ちません。とはいえ、毎日のあいさつや履物を揃えるなどの“マナー”はしっかり教えましょう。土台となる生活習慣を身につけたうえで、子ども自身が自分で考えられるように親が促す。これが自立した子どもを育てるのに大切なことなのです。■ヒント1 「怒る」のではなく「叱る」ってどういうこと?しかし、子育てとは思い通りにならないことの連続。つい大きな声で「なぜ片付けられないの」「どうして食事中に遊ぶの」などと怒ってしまうことも……。どうすれば冷静な声かけができるのでしょうか? いぬかいさんによれば、怒るというのは、自分の感情をそのまま子どもに向けている状態とのこと。「子どもと会話ができるようになっていれば、“なぜできないか”ではなく、“どうやったらできるか”を聞いてあげてください。起こってしまった出来事に対して“なぜ”と問われても、子どもは答えられません。しかし、親がアドバイザーとして、今後はどうやっていくかを促せば、自分で答えを出せるはずです」。なぜ=whyではなく、どうすればできるか=Howを聞く。自分で出した答えなら、できるかどうかは分からないまでも、達成するための努力をするはずです。答えを促す声かけが“叱る”ということ。■ヒント2 子育て中の“イライラ”はちっとも悪いことじゃないストレスがたまっていたり、疲れていたり。親だからといって、いつも冷静な声かけができるわけではありません。いぬかいさんは、子育て中のママ100人にアンケートを取ったことがあるそうです。すると、なんと100%のお母さんが子育て中に何らかのストレスを抱えていると回答しました。「子どもの寝顔を見ながら、怒ってイライラをぶつけてしまったと自分を責めて泣いてしまう人もいるでしょう。でも、そうではなく、イライラも自分の感情のひとつだと認めてください。イライラを悪いものだと捉えると、もっと苦しくなってしまいます」。イライラしたのは仕方がない、あの時はそういう感情だったと受け止める。それが結果的にマイナス思考を遠ざけ、自分自身の状態を整えることにつながるのです。■ヒント3 自分を大切にすること子育て中に限らず、イライラやマイナスの感情は、自分自身が整ってないから発生します。自分を大切にすれば、そのベクトルが自然と子どもに向くといぬかいさんは言います。「自分をもっと愛してください。みなさん、子どものことを愛しているかと聞くともちろんと答えます。でも、同じように自分も大事にしてください。カラカラの乾いた自分にならないように、なんでもいいから夢を持ってください」子どもへの接し方にちょっと余裕がないな、イライラしているなと思ったときは、まず自分が楽しく過ごせているかどうか考えてみませんか。親が幸せを感じていれば、子どもも幸せになれるはずです。いぬかい良成さん学校法人SEiRYO学園 理事長・日本ペアレンティング協会 代表理事1968年、東京都太田区生まれ。世界十数カ国の教育現場から実際に学び、イタリアの「レッジョエミリア・アプローチ」や日本の「おもてなしの心」などを取り入れる。「SEiRYOメソッド」を確立。著書に 子どもは「悪い子」に育てなさい 天才児が育つ7つの習慣 (サンクチュアリ出版)。
2017年12月26日アメブロで大人気のブログ「脅える?子育て日記」。園田花ヨウさんが描く、長男平太郎(へいたろう)君と、次男九二郎(きゅうじろう)君との日々をつづったコミックエッセイをウーマンエキサイトでご紹介!今回は、次男九二郎君1歳6~7ヶ月の頃のエピソードをご紹介します。不思議なのですがイヤイヤしていても「ありがとうーありがとうー」と動いてくれたテイで声をかけると本当に動き出してくれます。 「ありがとう」と感謝されると「やらねば!」と1歳ながらに思うんでしょうか。本当に不思議です。(ただ九二郎にしか効果はないかもしれません)この技は外でも…イヤイヤからのお手伝いという急激な変貌が見られました。 (ありがとうを「手伝って」とか「助けて」という意味にとらえているのかもしれません)<園田・花・ヨウさんプロフィール>長男平太郎(へいたろう)君と、次男九二郎(きゅうじろう)君との日々をつづったコミックエッセイをアメブロにて執筆中!「脅える? 子育て日記」
2017年12月06日アメブロで大人気のブログ「脅える?子育て日記」。園田花ヨウさんが描く、長男平太郎(へいたろう)君と、次男九二郎(きゅうじろう)君との日々をつづったコミックエッセイをウーマンエキサイトでご紹介!今回は、平太郎君3歳6ヶ月、九二郎君1歳4ヶ月の頃のエピソードをご紹介します。「やったあああああ」 …しかし!喜んだのもつかの間九二郎のイヤイヤ期が姿を見せはじめました! 2人目あるあるでしょうか…?<園田・花・ヨウさんプロフィール>長男平太郎(へいたろう)君と、次男九二郎(きゅうじろう)君との日々をつづったコミックエッセイをアメブロにて執筆中!「脅える? 子育て日記」
2017年11月22日1歳半を過ぎ、イヤイヤ期から目を背けられなくなりつつあるわが家の次男。まだまだ言葉は「っこ(抱っこ)」「シィ(おいしい)」など1文字に全意味を込めてる方が多いのですが、「ヤ・ダ!!」だけはやたらキッパリ言えるようになってきました…。というわけで、今回は、長男がイヤイヤ期だった2歳ごろのある出来事を描いてみようと思います。■長男のイヤイヤ期、対応に困ったある日の出来事ある日の出来事長男、魔のイヤイヤ期。きっかけは思い出せないほど些細なことでしたが、スーパーでの買い物中、何かが気に入らず駄々をこねて泣き出した長男。なだめてもすかしてもイヤイヤイヤで、もうどうにもならずひとまず店外へ連れ出しました。「ねぇ、暗くなっちゃうからそろそろ帰ろ?」と声をかけても、「イヤダッタノ」、「ヤダノ!!」と抵抗する長男。帰ろうにも、自転車に乗るのもイヤ。歩くのもイヤ。本人も何がイヤなのか、もはやわかっていないよう…。なんだかワタシも疲れ果てて、お店の外のベンチに座らせて長男の泣き顔を見て途方にくれていた、その時。すぐ隣に座っていたおばあちゃんから差し出されたアメ玉。どんなに言い聞かせても泣き止まなかった長男が、そのアメ玉と、知らないおばあちゃんの優しい声かけ、たったそれだけでピタリと泣き止んだのを見て、当時のワタシは、正直「イラッ!」としてしまいました。なぜかというと…。■ルールに「育児は~でなくてはならない」と縛られ自らを追いつめたイヤイヤ期の育児「アメなんてまだ食べさせてないし」「知らない人から物をもらうのを許してはいけない」「物で釣るようなクセをつけたくない」etc…もっともらしい理由がいろいろ頭に浮かんでいましたが、要するに、自分がこんなに頑張って育児してるのに「あなたじゃダメ」と言われたような気分に勝手になってムッとしただけなんだろうなと思います。しかし、おばあちゃんは…。「いいのよ、大丈夫よ。泣きたい時もあるわよねぇ。でもお母さんが困っちゃうから、コレを食べてゴキゲン直して。ネ」と語りかけると、すっと立ち上がって行ってしまわれました。あの時のこと、今なら素直に「助かった〜!!」と思って笑顔でお礼が言えると思います(食べさせはしませんが)。でもあの頃のワタシは、慣れない子育てとイヤイヤ期の次男への対応にに必死すぎて、ピリピリしていたんでしょうね。何もかもに「育児は〜でなくてはならない」と自分で決めたルールに縛られていたし、子連れに厳しい街の声も聞くにつけ、店内や交通機関で騒いだり泣いたりすると心臓がバクバクして焦っていました。「よそ様に迷惑をかけてはいけない」「『イマドキのママは子育てがなってない』と白い目で見られないように」など、1人勝手に鋼の鎧に身を包んでいたような気さえします。思い返せば、その時のおばあちゃんは、長男を通す形で、そんなギスギスしたワタシへのさりげないアドバイスをしてくれたのかもしれないな、と思います。たしかに、イヤイヤ期はしつけの良し悪しに関係なく、否応なくやって来るもので。むしろ必要かつ正常な発達なわけで。そんなイヤイヤ期のやり過ごし方を模索するうちに、ワタシが出した答えは、■イヤイヤ期の対処法。ワタシの場合子どもの方が何が何だか分からなくてキーキー言っているのだから、親はゆったり構えてまず受け止める…。それ以外に、イヤイヤ期をかわす方法なんてないんですもんね。たまにはお菓子もいいじゃない(←この場合は持っているだけでキゲンが治ったんだし)。無理に泣き止ませようとしないでじっくり待ってあげてもいいじゃない。そういう緩さを持たないと、親の方がパンクしちゃうよ。そう忠告してくれたのかもしれないなぁ。と、思い返して次男の(たぶんキョーレツ)イヤイヤ期に関しては、どーんと受けて立とう! と気持ちを新たにしたのでした。←とか言いつつ結構ドキドキしている。
2017年11月21日子育てをするお母さんお父さんを困らせる、子どものイヤイヤ期。すでにこの時期を迎えているご家庭もあれば、我が子がいつからイヤイヤ期に突入するのかと心配されているご家庭もあるのではないでしょうか。そんな困った時期を乗り越えるために、親御さんが知っておきたい子どもへの接し方や対応についてご紹介します。『魔のイヤイヤ期』はいつから?子どものイヤイヤ期は、2歳前後から始まります。子どもによって時期が早まったり遅れたりするため、思わぬタイミングでイヤイヤ期が始まることも少なくありません。この時期の子どもは、「イヤ」という言葉を使って、身の回りに起こるさまざまなことへ反抗するのが特徴です。たとえば親御さんが与えた食事を「イヤ」と言って食べなかったり、抱っこをするのも歩くのも「イヤ」と否定したり、外出先で癇癪を起こしたり……何をしてもイヤイヤと否定されてしまうため、お母さんお父さんはヘトヘトに疲れてしまいますよね。イヤイヤ期の子どもは、思っていることを上手に伝えられずに、それらが「イヤイヤ」という言葉や態度に変換されているのです。そのため、“抱っこをするのも歩くのもイヤ”という矛盾した状況に陥ってしまうことがあります。しかし、このように反抗するのは、子どもが自己主張を覚え始めた証拠でもあるのです。親御さんは、子どもとどう接したらよいのか分からずに困ってしまうかもしれませんが、イヤイヤ期はお子さんが1人の人間として成長するために欠かせない時間でもあります。対応や接し方に工夫をして、この時期の育児を乗り越えていきましょう。イヤイヤ期の子どもへの適切な対応・接し方イヤイヤ期の子どもへの対応が難しいのは、子どもの言うことをすべて聞き入れて屈するのも、その反対に怒って押さえつけようとするのもNGだからです。子どものやりたい放題にさせてしまうと、“泣けば何でも思い通りになる”という風に覚えられてしまうため、却って良くありません。だからといって、「イヤ」と言う子どもを押さえつけてしまうのは、自我の発達を妨げることにつながるため、教育上でも問題があります。そんなイヤイヤ期の子どもへの対策としては、まず子どもに共感してあげることが大切です。「イヤ」と言われたら「そうね、イヤだよね」と言って、まずは子どもの気持ちを受け止めてあげてください。あるいは、抱きしめたり背中をさすったりして、スキンシップをはかってもよいでしょう。お子さんの気持ちが落ち着いてきたら、子どもが自分で納得してから行動をするように、誘導してあげます。「××しなきゃだめでしょう」と怒ってしまうと、子どもは反対に意地になってしまうことがありますから、なるべく「××してみようか?」と子どもに選択肢を与えるような声がけをしてください。それでも気持ちが落ち着かないときは、あとはじっくりと待ってあげるしかありません。親御さんが対策をしたところで常に上手くいくとは限りませんが、いつも辛抱強く子どものことを待ってあげられるような心の余裕を持てるといいですね。イヤイヤ期の乗り越えるための具体的な対策最後に、親御さんがイヤイヤ期を乗り越えるための対策をご紹介します。■嫌がることを遊びに変換してあげるもしも子どもが嫌がることがあったら、それを遊びに変換して伝えてみましょう。「お風呂でお母さんと一緒に遊ぼう」「お出かけをしたあとに公園で遊ぼう」など、子どもが嫌がることに楽しい遊びを加えて、提案してみてください。子どもの遊びたい気持ちや、楽しいことを続けていたい気持ちをとらえて、納得してから行動できるように誘導します。■抽象的な言葉を使わないで指示をする子どもからの問いかけに、つい抽象的な言葉で対応してしまっていないでしょうか。たとえば「ちょっと待ってね」「早くしてね」は、子どもにとって分かりにくい指示です。言われた側は「それってあとどれくらい?」「どれくらい早くすればいいの?」とイライラしてしまうかもしれません。「片付けが終わったらね」「これからお出かけするからお靴を履いてね」と、具体的な言葉を使って指示してあげましょう。■叱るラインを定めるあらかじめ子どもを叱るラインを決めておくと、親御さんの気持ちの上での負担が減りますし、子どものわがままが増長されてしまうのを防げます。分かりやすい線引きとしては、癇癪を起こしているのかわがままを言っているのかの違いがあります。癇癪を起こすというのは、自分の感情を上手にコントロールできないことですから、子どもが落ち着くまでゆったりと見守ってあげましょう。反対に、相手が困ると知りながら言うわがままは、適切に叱る必要があります。■するべきことができたら褒めてあげる子どもが泣いたり癇癪を起こしたりせず、するべきことができたときは、しっかりと褒めてあげましょう。イヤイヤ期を乗り越えた子どもは、少しずつ自分の感情をコントロールできるようになってきます。親御さんが子どもの「イヤ」を受け止めて、できたことを1つずつ褒めてあげることで、自己肯定感を育んであげてください。まとめ子どものイヤイヤ期を乗り越えるための対策をご紹介しました。何をしても「イヤ」と言われてしまう状況に、お母さんお父さんが、ついカッとなって怒ってしまうこともあるでしょう。しかし、この時期が子どもの成長に欠かせないものであることを理解すると、お子さんとの接し方が変わるかもしれません。ご紹介した対策を利用しつつ、上手にイヤイヤ期を乗り越えていきましょう。青木いくこ:もうじき6歳になる娘と、2匹の猫と一緒に暮らすママライター。子育てにお悩みのママたちが、読んで少しでも楽になれるような記事を目指して執筆中。
2017年11月15日イヤイヤ期真っ只中! 大嫌いだったお風呂タイム…みなさん、こんにちは。ロシアンハーフ子育てに奮闘中の室伏真由子です。イヤイヤ期真っ只中の息子ですが、特に困っているのがお風呂の時間です。洋服を脱ぐのが嫌だといって家の中を逃げ回ったり、髪の毛を洗うのが嫌だと言って狭い浴室で大号泣したり…。毎日毎日、お風呂からあがるのに時間がかかり、1日の終わりには本当にクタクタになります。そんな我が家にやってきた救世主、それがユーキッドの「サブマリンどこでもシャワー」!こちらのお風呂用おもちゃが到着するや否や、息子・ニコライはすぐに気に入りました。このおもちゃがあることで、息子は「早くお風呂に入りたい!」と催促するようになり、見事なまでに一瞬でお風呂嫌いを克服してくれた優れもの。今回はその魅力をたっぷりお伝えしたいと思います!ジャブジャブ遊べる仕掛けが盛り沢山!このおもちゃは、大きく分けて2つの本体にわかれています。一つは、パイプで繋がった仕掛けのものと、もう一つはシャワー付きの潜水艦です。パイプ状のものは、本体の裏に大き目の吸盤がついており、浴槽にピッタリ吸着し固定することができます。仕掛けの上についた水の注入口から水を沢山入れて重くなっても、吸盤が取れてしまう心配はありません。水を注ぐとまあるい二つの仕掛けが動きます。左側の顔の仕掛けは、お目めがきょろきょろと回り、右側の水位計の仕掛けは、針が回り出します。二つの仕掛けを通ると、その下にある穴の開いた赤と白のパイプから水が出てきます。シャワー付きの潜水艦は、お湯をためた浴槽に沈めれば、内臓された電池式モーターが動き出します。潜水艦は水を吸い上げると、上部に繋がるシャワーから水を放出します。シャワーの手持ち部分には、ボタンがついていて、それを押している間に水が出る仕組みになっています。潜水艦の後方部にはシャワーが自動モードになるボタンもついています。視覚で楽しい!好奇心をくすぐる!イスラエル発のおもちゃユーキッドは、イスラエル発のおもちゃブランド。世界的なデザインチームが手がけるおもちゃは、国際的にも高い評価を得ているそう。確かに、ひとつひとつのパーツに用いられるカラフルな色使いが子どもの好奇心をそそるようで、息子も見てすぐに気に入りました。遊びを通して子どもが沢山の発見や喜びを経験することができる知育玩具をたくさんリリースしており、2015年に販売を開始してから、カナダのGOLD STAR AWARDをはじめ、海外で数多くの賞を受賞しているそうです。この「サブマリンどこでもシャワー」は、仕掛けの本体上部の注入口から水を入れてから、パイプを通って水が出てくるまでの一連の動きを観察することができます。これなら目一杯、シャワーで遊ばせてあげられますね!息子のニコライは、水を入れるとお顔についているお目めがキョロキョロ動くのが面白いらしく、仕掛けを止めまいと、上部の注水口から夢中になってお風呂のお湯を注いでは、キャッキャと笑っています。シャワー付き潜水艦のボディーは、水の中に沈んでいても、しっかりと見える鮮やかなイエロー!シャワーポンプを動かすための電池は、収納部分がふた付きで、ネジでしっかりと閉じることができるようになっています。「サブマリンどこでもシャワー」以外にも、噴水になっているお風呂用おもちゃなど、数点ラインナップがあります。お気に入りおもちゃで、子どものお風呂ギライを克服!このおもちゃのデメリットとしては、本体のサイズが大きいので、片づける場所に困ること。我が家のお風呂場はあまり広くないので、使用した後はお風呂場前の脱衣所で乾かしてから、洗面所上の棚に保管しています。シャワーで済ませてしまうことも多いので、浴槽にお湯を溜めたときにだけおもちゃを出してあげるようにしています。また、あまりに楽しいらしく、こどもが夢中になりすぎてなかなかお風呂から出たがらないことも。顔を真っ赤にしながらも「まだまだ遊ぶ!」と言って聞かないので、のぼせてしまわないかハラハラします。そんなときは、お風呂で遊びながらでもコップ1杯のミネラルウォーターを飲ませるなどして水分補給させるようにしています。今まで、お風呂用のおもちゃは買ったことが無く、砂遊び用のじょうろなどを流用して遊ばせていました。しかし、最近はそれにも飽きてきたり、髪の毛を洗うのが大嫌いだったりで、なかなかお風呂嫌いを克服する機会がつかめていませんでした。「サブマリンどこでもシャワー」が我が家に来たことで、以前は大泣きしていた息子のお風呂タイムも楽しいものとなり、母である私の精神的負担も軽くなったように思います。これからどんどん寒くなるので、暖かいお風呂を少しでも長く楽しめるように、ぜひ皆さんにも試してみて欲しいと思います!!
2017年10月25日アメブロで大人気のブログ「脅える?子育て日記」。園田花ヨウさんが描く、長男平太郎(へいたろう)君と、次男九二郎(きゅうじろう)君との日々をつづったコミックエッセイをウーマンエキサイトでご紹介!今回は、次男・九二郎君が1歳9~10ヶ月頃の、なかなか公園から帰らない時のエピソードをご紹介します。(九二郎にしか効果のない方法です)九二郎はショベルカーが大好きです。公園から自宅までの間で、工事現場やショベルカーが置いてあるところが結構あるので、帰っている間に必ず見ることができます。 だいたいショベルカーを見る時間は5分かからないくらいで満足してくれるので、そのまま自転車で帰っています。(帰ろうと言わずに遊びの延長と思ってくれるからスムーズに移動できるのかな…と思ったり) 長男平太郎が同じくらいの年の時も、公園から帰ろうとするとすごく嫌がっていたなーと思い出しながら描きました。(この時はぜんぜんスムーズに帰れなかった)電車好きなので、「電車見に行こう!」って言ったら帰ってくれてたかもしれませんね。
2017年10月08日こんにちは。コソダテフルな毎日のちゅいママです。 長男(小3)次男(年長)三男(年少)3兄弟の母です。■孫に甘い祖父母 VS 母親私にはまだわかりませんが、孫ってかわいいらしいですね!きちんと育てなきゃいけないっていう責任がない分、手放しで可愛いらしいです。でも、だからこそ、かわいがるだけでいいおじいちゃんおばあちゃんと、育てる義務がある立場の親とがぶつかり合うって往々にしてあると思います。それがたとえ実の両親であったとしても。私にもありました!私、おじいちゃんおばあちゃん世代と現役母親世代がもめる原因って、食べ物が絡むことが多いと思うのですがいかがでしょうか。おばあちゃんが夕飯前におやつをあげるのがイライラする! とか、用心してまだあげてなかった食品をおじいちゃんが勝手に食べさせてた!(怒) とかよく聞きます。食べ物の恨みは怖いとはよく言ったものです(そうじゃない)。あれはまだ長男が2歳だった頃。 ■お風呂を嫌がる2歳児への説教を見かねたばあば(実の母)が…実家が離れているので1年のうち数回しか帰省できないのですが、その貴重な帰省中の時のこと。 ある日、長男をお風呂に入れようと誘ったんですが、なんせそこは2歳。 一筋縄でいかないわけです。そう簡単に「うん」とは言いません。私も今となっては2歳児相手に真正面から体当たりすることほど暖簾(のれん)に腕押しなものはないとわかるのですが、なんてったって第一子ですから、すべてにおいて気合いが入ってるわけです。この1回を譲ったら「ゴネれば許してもらえるんだ」と思ってしまってはいけないと思い、お風呂に入る・入らないで大モメ!!決して長男はお風呂に入りたくないわけではなかったと思うのですが、私が「子どもたるものママがお風呂に入ろうと誘ったタイミングで入るのが最善」だと思っていたんでしょう。何がなんでもそのタイミングでお風呂に入らせようと、こんこんと説得していました。そして、それを見かねた母が、長男の好物のおだんごを出してきたんです!!!大号泣している孫を泣き止ませてあげたいと思ってか、台所からおだんごを持ってきました。 おだんごを食べたい長男。もう頭はおだんごのことで夢中です。さぁ~~、これに腹を立てた娘の私!! 当然文句を言いました。「なんでそうやってお菓子を出してくんのよ。今ここでおだんごとかあげたら教育によくない!!」的なことを言ったように思います。がしかし、今度は台所に潜んでいた父が加勢します。そうです。おじいちゃんおばあちゃんからしたら、おだんごのひとつぐらい食べさせてあげたいんです。理由はどうであれやはり孫が泣いてるのはつらいんです。「大好きなおだんごを1本食べれば気分も切り替わってお風呂に入る気になるでしょうよ」そう思ったんだと思います。ですが…、私からしたら、この子を育てているのは私! 口出し無用!放っておいてほしいのに、味方どころか敵が3人も現れたような気分!腹が立ちました。両親ですし、あんまりきつくも言えないので、涙をのんで引き下がりましたけれども、だんごひとつでめちゃくちゃイライラしました。大惨事です。でも、あれから随分たって今思うこと。■祖父母は、孫と一緒にいられる時間が短いこれを言っちゃおしまいなところもあるのですが、おじいちゃんおばあちゃんが元気に生きているのも限りがあるんですよね…。 いつかはお別れしなくちゃいけないときがくるんです。実はこの1年後、父は亡くなりました。まだ63歳だったのにあっという間に亡くなりました。長男は3歳、次男は0歳でした。今から思うと、ほんのわずかな孫との年月だったのに、どうしてあんな些細なことをかたくなに許せなかったんだろうかと思います。 そりゃぁたまにしか会えない孫ですもん。泣いてる孫におだんごのひとつでもあげたいって思うでしょうよ。何より忘れてはいけないのは、私もこうやって育ててもらったんです。子ども3人を育てた両親からしたら、2歳の子どもにだんごを1本あげる・あげないが人生左右するほどの問題じゃないことはとっくにわかっています。が、それが当時の私にはわからなかったんです。「一事が万事」「三つ子の魂百まで」そればかりに気をとられていて、自分の子育てルールに縛られていました。両親の気持ちに対して配慮が足りませんでしたし、まだ子育て2年しかやってないのに自分のほうがなんでも知ってるような気でいました。近くにおじいちゃんおばあちゃんが住んでるとか、毎日面倒見てもらっているとかでしたらまた状況は違うでしょうが、年に数回会うだけならおじいちゃんおばあちゃんに甘やかしてもらったってよかったのに、許せなかった私。 え? 三男だったら?速攻でおだんごあげてます(即答)。なんならおだんごで釣ってお風呂におびき寄せてます(笑)。結局長男はおだんごを食べたらお風呂に入りました。しかしそれ以来母は、「これ、あげてもいい?」「ママに聞いてからにしよう」と許可を取ってくるようになり、私は私で2人目3人目となるにつれマイルールがどんどん崩れていき、今となっては食べ物でも(食べ物以外でも)もめることは全くありません。あんな風にだんごひとつでもめられたのも、父が生きていたからこそ。今となってはもう会うことも話すこともできません。孫とおじいちゃんおばあちゃんとの時間はそんなに長くはないかもしれない。いつ突然そのときがやってくるかもわからない。そう思うと、些細な価値観の違いがたいしたことないような気がする私なのでした。
2017年09月07日アメブロで大人気のブログ「脅える?子育て日記」。園田花ヨウさんが描く、長男平太郎(へいたろう)君と、次男九二郎(きゅうじろう)君との日々をつづったコミックエッセイをウーマンエキサイトでご紹介!今回は、平太郎君が3歳のときのエピソードをご紹介します。■目のこすり回避3歳の平太郎はお風呂があまり好きではなく特にシャンプーをするのが苦手です。流すときに目にお湯や泡が入るのが嫌なようで、よく目をこすったりしていました。ネットで口コミよさげなシャンプーハットも購入しましたが、(シャンプーハット自体は目に水が入らない点においてすぐれているのに)一度としてきちんとつけてくれませんでした。(いまのところ…)しかしある日ふとやってみたことがキッカケで、徐々に形勢は変わりつつあります。↑シャンプーを頭につけるまでは嫌がるものの、流す段階で「まだまだ」と声掛けしている間においては大人しく下を向いてじっとしている流し終わるまで息ができません! ちょっとでも「まだまだ」の間があくと起き上がろうとするので実際は超高速「まだまだ」です。しかしこの方法だと流し中はじっとしていて終わったあと目をこすらず、そのうえ痛くないからなのか、笑ってたりします。 今までは下を向いてくれない事も多々あるし、まず絶対座ることはないし、起きた体勢だと目をこすることは分かっていたので、傍に絞ったタオルを用意して素早く顔を拭いたりして、こすりを回避していましたが、それよりはずっと楽になりました。 平太郎自身も今までより楽そうな感じになってきているので ここからシャンプー好きになれば…!と淡い期待を抱いております。<園田・花・ヨウさんプロフィール>長男平太郎(へいたろう)君と、次男九二郎(きゅうじろう)君との日々をつづったコミックエッセイをアメブロにて執筆中!「脅える? 子育て日記」
2017年08月09日ひとつのストーリーの中で喜怒哀楽を感じたり、さまざまな"体験"をすることができる「絵本」。あなたのお気に入りの絵本はありますか? 気になるあの人のおすすめの絵本、子育てについてインタビューします!■芸人 北陽 虻川美穂子さん(1児のママ)プロフィール1974年、埼玉県北葛飾郡生まれ。高校の同級生でもある伊藤さおりさんと「北陽」を結成。バラエティを中心に、CM、ドラマなど多方面で活躍中。2010年、恵比寿のイタリアンレストラン「オステリア ルッカ」のオーナーシェフでテレビや雑誌などでも活躍する桝谷周一郎さんと結婚。2015年男児を出産、1児のママ。ブログでの泣き笑い育児がママたちの共感を得て、度々話題に。虻川さん、伊藤さんが子育てについて語った北陽初の子育て本『 北陽の母ちゃん業まっしぐら 』(主婦の友社)が好評発売中。Blog: 「はれ 時々 あぶ」 HP: 北陽プロフィール (プロダクション人力舎)■ユーモラスな絵本が好きだった少女時代―― まず、幼少時代について教えてください。やはりみんなを笑わせるようなお子さんだったんですか?虻川:それが全然なんですよ。おとなしくて引っ込み思案でしたね。何かで列に並ぶのも一番最後……って感じでした。それに、バービー人形で遊ぶのが好きな子どもでした。―― なんだか意外ですね(笑)虻川:そうですか!? 松田聖子さんの「夏の扉」が好きで、あの頃は、聖子ちゃんカットをして、私もぶりっこしてたんです(笑)。―― 子どもの頃、読んだ絵本で印象に残っているものってありますか?虻川:悲しいお話よりは、ユーモラスなものとか楽しい絵本が好きでした。リズムがよかったのとお遊戯でやったこともあって 『おおきなかぶ』 は印象に残ってますね。―― 『おおきなかぶ』は小学校の教科書で習った人も多いかもしれませんね。虻川:そういえば、小学校の頃、絵本をつくる授業があったんですけど、雲のところに綿をつけたり、銀紙を貼ったりして作りました。楽しかったなぁ。最終的には製本までしてもらったので、うれしい思い出です。―― それは楽しそう! もし、大人になった今、絵本を作るとしたらどんなストーリーにします?虻川:うーん、迷いますけど、男の子が主人公のちょっとトボけたSFみたいな話がいいかなぁ。―― ちょっとトボけたSFとは! 気になりますね(笑)、大作の予感! いまは、息子さんに絵本を読んであげることもありますか?虻川:読みますね~。夜、寝る前に息子が「読んで」と絵本を持ってくるんです。本の楽しさは伝えつつ、子どもの想像力を大切にしたいなと思いながら読んでます。 ■虻川美穂子さんのおすすめ絵本3冊虻川さんがご自身やお子さんと一緒に読む絵本の中から、お気に入りの3冊を教えていただきました。子どもの頃から、ユーモラスな絵本が好きという虻川さんが選んでくださったのは、やはりシュールでちょっと笑えるもの、そしてその中に結構深いテーマが隠れているものでした。▼1:『はれときどきぶた』主人公の則安君が「あしたの日記」をつけるのですが、そこに書いたでたらめのことが本当に起こるというお話。私が小学生の頃に読んで、面白さに衝撃を受けました。続編もすべて好き!(虻川さん) 『はれときどきぶた』 作・絵: 矢玉四郎出版社: 岩崎書店 明日は「はれ、ときどきぶたがふるでしょう」。則安君が書いたでたらめの日記。ところが本当にぶたが! 大人気ベストセラー童話。(岩崎書店サイトより)▼2:『しげちゃんとじりつさん』甘えん坊で怖がりのしげちゃんは、それまではバアちゃんと一緒に寝ていたのですが、ある時ひとりで寝てみた時に、天井にふたつの目が現れて……というお話。親目線で読むと、子どもながらにいろんなことを考えるんだなぁと思います。同時に、自分の子どもの頃のワクワクやドキドキがよみがえったりもします。(虻川さん) 『しげちゃんとじりつさん』 作: 室井 滋絵:長谷川義史出版社: 金の星社 しげちゃんは甘えん坊で怖がりだ。バアちゃんと一緒に寝て、首からお守りを下げている。成績表に「自立を」って書かれ、お母さんは今夜から一人で寝なさい! と言う。ちょっと怖いけど、おもしろい! ユーモア満載の絵本。▼3:『もうぬげない』ようふくが脱げなくなった……その時、男の子がいろいろな妄想をするのですが、その主人公の男の子がかわいい! ストーリーもほほえましくて、思わず笑ってしまいます。息子も好きな本。ラストまで面白いです。(虻川さん) 『もうぬげない』 作・絵:ヨシタケ シンスケ出版社:ブロンズ新社ふくがひっかかってぬげなくなって、もう どれくらいたったのかしら。このままずっとぬげなかったらどうしよう。このままおとなになるのかな。ぬがないまま、工夫しながら生きる? ぬげない仲間をみつけて、たのしく生きる? あれこれ考えるうち、だんだんおなかがさむくなってきて......。(ブロンズ新社サイトより)■虻ちゃん流子育ては「シリアスになりすぎない」こと―― もしかして、息子さんはそろそろイヤイヤ期突入ですか?虻川:2015年2月生まれなので、もうすぐ2歳半。まさにイヤイヤ期ですね。あと、運動量が増えてきて、もうついて行けないんですよね、親が(笑)。でも、かわいくて仕方がないです~。―― 確かに「イヤイヤ」することもかわいいですが、イラッとしたりしませんか?虻川:もちろんあります! 泣きたいことも多いけど、子育ての中には、その分、笑いもたくさんあるので、あんまりシリアスにならないようにしています。子どもを育てることは初体験の連続ですし、自分の生活や考え方なども180度変わりましたね。―― 最後に、まだ少し先のことですが、息子さんには将来どんな大人になって欲しいですか?虻川:よい仲間に出会い、心身ともに柔軟なおもしろ味のある人になって欲しいです! ―― ありがとうございました! ママがよい仲間と一緒に楽しく過ごしている姿を見て、息子さんもきっと虻川さんのように素敵に成長していきそうですね。■育児はキラキラしているばかりじゃない!「妊娠中は出産をすることだけを考えていたので、産んでからこんなにひっちゃかめっちゃかになるとは思ってなかった!」と語る虻川さん。家事が大の苦手な虻川さんは離乳食づくりに失敗したり、初めての育児に戸惑ったり、アクシデントは日常茶飯事なのだとか。そして、同時期にママになった相方の伊藤さおりさんと綴った『 北陽の母ちゃん業まっしぐら 』には、”いわゆる素敵で理想的な子育てとは異なる泣き笑いエピソード”がたくさん詰まっています。虻川さんは「私たちのキラキラしていない育児本を読んで、少しほっとしてください(笑)」とおっしゃっていました。虻川さんのブログ「 はれ 時々 あぶ 」では、愛情いっぱい、育児に奮闘している姿も。ぜひチェックしてみてくださいね!
2017年08月04日アメブロで大人気のブログ「脅える?子育て日記」。園田花ヨウさんが描く、長男平太郎(へいたろう)君と、次男九二郎(きゅうじろう)君との日々をつづったコミックエッセイをウーマンエキサイトでご紹介します!はじめまして、園田・花・ヨウです。二人の兄弟の話を中心に、子育て知識が少なめの母が失敗したり色々考えたりしたことや、子どもたちそのまんまの姿などを、漫画にしてつづっております。それでは、我が家の家族を紹介します。■平太郎(へいたろう)君2013年5月生まれの長男乗り物、プラレール、キュウレンジャー、シンカリオンが好きよくにこにこしている(※ただいま4歳2ヶ月 よくしゃべる、よく動く、よく寝る)■九二郎(きゅうじろう)君2015年7月生まれの次男兄の真似が好き、踊ることが好き、外遊びが好きショベルカー、電車が好き(2歳0ヶ月現在 毎日ショベルカーを見にいきたがる)■夫(兄弟の父)息子たち大好き綺麗好き掃除好き(ルンバ好き)、運動好き、アウトドア好き、ガンプラ好き、ゲーム好きDIYも好き(※とても働き者、仕事がいつも忙しい様子)■園田花ヨウ(ブログの管理人、兄弟の母)産後鬱になってから健康に気をつけるようにひじきがブーム(家族で楽しく生きていきたい)参考になるようなことはほとんどないかもしれませんが、気楽に見て読んでゆっくりしていただけたら嬉しいです!今回は、長男の平太郎が3歳半くらいのときに、「胎内記憶」を聞いたときのエピソードをご紹介します。お腹の中にイスに座ったおじさんがいたら、怖いですね。 寝る前の暗い部屋で話されたのでより一層怖かったです。…胎内記憶を話してくれたと言うよりは、何か物語でも考えていたのかもしれません。(平太郎は寝る前は、よく一人で物語を考えてセリフみたいなのをしゃべっていたりするので)そっちのほうが嬉しい…。<園田・花・ヨウさんプロフィール>長男平太郎(へいたろう)君と、次男九二郎(きゅうじろう)君との日々をつづったコミックエッセイをアメブロにて執筆中!「脅える? 子育て日記」
2017年08月02日3歳になり、できることやわかることが増えてきたはずなのに、どうしてイヤイヤ期が終わらないのかという方や、3歳からイヤイヤ期が始まってしまったという方もいるでしょう。そんな方のために、3歳のイヤイヤ期をうまく乗り切る対処法をご紹介します。3歳児のイヤイヤ期とは3歳児のイヤイヤ期は、2歳児に比べ、“パパ・ママの意識が違う”という大きな特徴があります。2歳児は言葉の発達も未熟で、まだまだできないことがあり、助けの手が必要なことも多いでしょう。そして、親もそのような気持ちで向き合っていますよね。それが、3歳児になってくると、「もうできるでしょ」「もうわかるでしょ」という気持ちが親に芽生えてくるのです。しかし、じつはまだ、子どもが伝えようとしていることを親が理解できていない場合がたくさんあります。その“理解されない気持ち”を、癇癪、泣く、手が出る、物を投げるという行動で伝えているのでしょう。それは自分を理解してほしい、甘えたいという気持ちの表れなのです。また、言葉で伝えられるようになりますので「キライ! イヤ!」とハッキリ言ってしまい、パパ・ママも頭ではわかっていても、傷ついたり、つい叱ってしまうのではないでしょうか。時には、ご飯を食べないという抵抗を見せるケースもありますし、保育園へ行くのを嫌がったり、保育園から帰りたがらなかったり。これは、甘えたい気持ちや家で一緒に過ごしたいという気持ちが、受け入れられないことに対して、反抗している現れとも捉えられます。家に帰っても気持ちが満たされないなどの理由で、保育園から帰りたがらないということもあるかもしれません。3歳児のイヤイヤ期は、親と子どもの意見のぶつかり合いです。子どもは自分の気持ちを伝えたいという思いから「自己主張」します。親は「できるでしょ」「わかるでしょ」という思いから「反抗」だと思ってしまうのです。しかし、悪いことばかりではありません。親子ともに労力を必要とするイヤイヤ期ですが、この気持ちのぶつかり合いを通して、子どもは自己主張とコミュニケーションの方法を学んでいるのです。気持ちが通じ合わず、ケンカや言い争いになるとどんな気持ちになるのか、我慢や相手の気持ち思いやることの大切さなど、多くを学んでいます。3歳児のイヤイヤ期がひどいと感じる特徴3歳児のイヤイヤ期が成長過程だとわかっていても、やっぱり親としてはイライラしてしまいます。3歳児に知恵がついてきたからこそ、時には親がその言動に悩まされてしまうかもしれません。例えば、「やる」「やらない」を瞬時に繰り返すちぐはぐな行動で親が振り回されてしまうことがあります。言葉が発達し、理解力もついてきますので、子どもが親の行動を評価することもあるでしょう。子どもによっては「ママだってやってるじゃん」「私はダメでママはいいの?」「それはしちゃダメなんでしょ!」など屁理屈を言ってくることも。そんな3歳の子どもの言動に、「いい加減にして!」という気持ちになったり、イライラが募って叱りつけてしまったりすることがあるでしょう。この3歳児のイヤイヤ期は、親にとっても子どもにとっても大変な時期です。しかし、成長のための経験とポジティブにとらえ、次にご紹介する対処法を参考に、乗り越えていきましょう。イヤイヤ期の子どもと上手に関わるための対処法それでは、3歳のイヤイヤ期はどう乗り越えればよいのでしょうか。先ほども言いましたが、3歳児のイヤイヤ期は、親と子どもの意見のぶつかり合いです。大人でも自分の気持ちや意見を理解してもらえないと、決して良い気持ちはしません。それは子どもも同じです。子どもは自分の気持ちや意見を伝えていますので、その気持ちを理解し、意見を受け入れてあげることが重要になります。▼共感し、気持ちを受けとめ、理由を聞く「嫌だよね」「やりたくないよね」などと、子どもの気持ちに共感し、その気持ちを受けとめてあげることから始めます。そして、どうしてそう思ったのか、理由をしっかりと聞いてあげましょう。子どもが首を縦や横に振って答えられるように「~だからさみしかったの?」など、子どもの気持ちを想像しながら質問しても良いでしょう。子どもは親が自分を理解しようとしてくれているとわかると、心が満たされた気持ちになります。▼スキンシップ子どもの本音は、「親に甘えたい」です。ギュっと抱きしめてあげたり、頭を撫でてあげたりするなど、スキンシップをたくさんしてあげましょう。そうすると、子どもは親が受け入れてくれたと感じ、安心します。▼満足できるまでやらせてみる親にしてみればやめてほしいと思うようなことを、どうしてもやりたいときが子どもにはあります。例えば、雨の日、水たまりにわざと入ってびしょ濡れになってしまうまで遊ぶなどです。しかし、時には子ども自身が納得できるまでやらせてみることも必要です。そうすると満足感が得られますので、時期が来れば自然とやらなくなります。▼好きなものへ興味を持っていく何をやっても泣き止まないなど、うまくいかないというときがあります。そんなときは、子どもが好きな物や好きなものに興味を移せるように手助けをしましょう。気持ちが切り替わり、落ち着くようになるでしょう。▼自分で選ばせる洋服や外食で食べたいものなど、親が「これにしなさい」と選ぶのではなく、子ども自身に選ぶように声をかけます。子どもは認められた気持ちになり、自分で選んだものに責任感が生まれます。▼ポジティブな言葉表現「ダメ」「いけない」と叱るのではなく、「~しようね」とやってほしい行動を伝えます。子どもは否定された気持ちにならずに、意欲的に行動できるでしょう。▼その場で褒めるどんな小さなことでも良いので、その場で褒めるようにします。朝「おはよう」と言えたら褒める、ひとりで靴がはけたら褒めるなど、できて当たり前だと思っていることでもその場でしっかりと褒めましょう。子どもは褒められると嬉しさを感じ、認められた気持ちになり、次への意欲にもつながります。▼絵本の読み聞かせ絵本の読み聞かせでは、子どもがその話の中に入り込み、主人公の気持ちになって物語を体験できます。その体験を通して、自分自身や相手の気持ちを理解できるようになりますので、伝えたいメッセージのある絵本を選んで読んであげましょう。▼家族で一緒に過ごす時間を増やすイヤイヤ期には、甘えたい、自分のことをわかってほしいといった気持ちが理解されないさみしさを抱いています。家族で一緒に過ごし楽しい経験を増やすし、さみしさをなくしてあげましょう。3歳のイヤイヤ期、パパママが前向きになるための乗り越え方イヤイヤ期は、パパママにとっても心を悩ませる大変な期間です。しかし、親自身が気持ちに余裕を持つとスムーズに乗り越える力をつけることができます。そのためにも、無理をしないようにすることも大切です。家族や友だち、先生など、身近な人に相談したり、手伝ってもらったりなど、周りの意見も聞きながら自分の気持ちを整理しましょう。家族にも協力してもらい、時には自分だけの時間をつくることも大切です。また、子どもと二人でいるとぶつかり合いが増えてしまうかもしれません。たまにはママ友とその子どもを含めて、みんなで一緒に遊ぶ時間をつくりましょう。意外とそのときは、子どもは素直だったりします。親が気持ちに余裕を持つと、子どもとの関わり方も変わり、3歳児イヤイヤ期を上手に乗り越えていけるでしょう。
2017年06月27日「怒鳴らない子育て教室」をご存じでしょうか。アメリカのコモンセンスペアレンティングトレーニングを日本向けにアレンジしたもので、各地の自治体で開催されています。子どもとの接し方やしつけについて学べるだけでなく、育児で悩むママたちの心を楽にしてくれることも。実際にはどのようなことが行われているのでしょうか。■言い方を工夫するだけで子どもが理解してくれる怒鳴らない子育て教室に通ったことがあるHさん(5歳児のママ)は、なかなかいうことを聞いてくれない娘にイライラしてしまい、つい大声で怒鳴ることが多かったそうです。「怒鳴った直後は娘も反省するのですが、またすぐに同じことの繰り返しで改善されませんでした。何度いってもわかってくれないから、私も感情的になってしまって、毎日大声で怒鳴ってばかり。そのうち、娘が私のことを怖がるようになってしまい、どうしていいかわからなくなってしまいました」そんな悩みをママ友に打ち明けたところ、自治体主催の講座を教えてもらい、通うことを決意。そこでは、具体的なやりとりをロールプレイングしながら、子どもとの接し方を教えてもらえたといいます。Hさんによれば、子どもに伝えるときには次の4つのことが大事だと教わったそうです。●子どもと話す環境を整えよう「子どもを叱るときには、何かをしながらではなく、きちんと目を見て話すことが大事。私はこれまで洗濯や掃除をしながら怒鳴っていたので、効果がなかったのかもしれません」●行動を具体的に伝えよう「娘は食事中によそ見をしてしまうので、いつもみそ汁をこぼすんですよ。そんなときは、具体的に話すことが大事だと教わりました。みそ汁をこぼしたのは、お椀をちゃんと見ていなくてつかめなかったから。どうしてつかめなかったのかといえば、食事中によそ見をしていたから。だからよそ見をするとおみそ汁をこぼしちゃうので、気をつけようね、といった感じで話していきます。私は今まで『よそ見をしないで!』というだけだったのですが、きちんと説明してからは理解できたのか、みそ汁をこぼさなくなりました」●肯定的な言い方をしよう「子どもを叱るときには、『〇〇しないで!』というのではなく、『〇〇しようね』というといいそうです。先ほどのみそ汁の例なら、『よそ見しないで』はまさに悪い例。『みそ汁を飲むときはこぼさないようにちゃんとお椀を見ようね』というようにするといいと教わりました。いまでも子どもが何かをするとつい、『〇〇しないで!』といってしまいそうになりますが、一呼吸してから話すようにすることで、心が落ち着いて怒鳴らなくなれました」●子どもに共感しよう「幼稚園の制服からなかなか着替えてくれないときも、やっぱりイライラしちゃうんです。そんなときは、まず共感するといいといわれました。『幼稚園の制服はお気に入りなんだよね。でも、このまま寝たらシワができちゃうし、これからもずっと着られるようにお着替えしようね』と、肯定的な言い方との合わせ技がいいみたい。娘の気持ちを考えることで、なぜいうことを聞いてくれないのか少しわかってきた気がします」この基本を実践することで、子どもがいうことを聞いてくれるようになり、心に余裕が生まれたそうです。「ちゃんと話せば、子どもも理解してくれるんですね。それをすぐに実践できるように教えてくれたし、効果がすぐにあらわれるので感動しました」■育児の悩みに共感してくれるこうした講義を経て、Hさんが学んだのは「怒鳴っても何も解決しない」ということでした。「私はいままで、自分の感情を娘にぶつけていただけなんだと気づきました。『なんでママのいうことを聞いてくれないの』といっても、娘はなんで怒られているかわかっていないのだから意味がないんですよね。怒鳴った後には自己嫌悪に陥るし、いいことなんて何もありません。まだ怒鳴ってしまうことはありますが、そのときは『ごめんね』と謝って娘を抱きしめています。こうすることで気持ちが落ち着くし、私がなぜ怒ってしまったのか娘も考えるようになったみたいです」ほかにも、怒鳴らない子育て教室の経験者であるRさん(4歳児のママ)に話を聞くと、「しつけの具体策だけでなく、講師が育児の悩みを聞いてくれるのがよかった」といいます。「話を聞いてもらうだけでも、すごく楽になれました。お母さんも頑張ってるよねと共感してくれるし、何より『親だからって完璧な人にならなくていい』といってもらえたのがうれしかったです。怒鳴ることはすぐにはやめられなかったけれど、それを否定するのではなく、『今までよりも怒鳴る回数が減ったのだから大丈夫』といわれて、思わず泣いてしまいました」また、「怒鳴ってしまうのは、自分だけが育児をしているという思いがあったからかもしれない」と感じたRさんは、夫とも子育てについて話し合うようにしたそう。教室に通っていることを知らなかったRさんの夫は、驚くと同時に家のことを任せっぱなしだったことを反省し、娘とも積極的にコミュニケーションを取るようになったそうです。Rさんは教室に通い、「ノウハウ的なことを学べたことよりも、悩みを共感してくれる相手がいたことのほうが大きかった」といいます。講師だけでなく、同じ悩みを抱えたママがいるとわかっただけでも、心の負担が軽くなったと感じたそうです。怒鳴らない子育て教室は、自治体によって違う名称を使っている場合もあるようです。「もう子どもに怒鳴りたくない」と思ったときには、住まいの自治体に問い合わせてみるといいかもしれません。
2017年06月20日新年度からのママの職場復帰を控え、4月から子どもが保育園に入園、という家庭も多いのではないでしょうか。多くの保育園では、本格的な保育の前に1週間程度の「慣らし保育」があります。ママも子どもも初めての保育園生活で、中にはいきなり問題が発生してしまうこともあるよう。慣らし保育中に起こりがちな“壁”を知って、上手に乗り越えていきましょう。■登園時に子どもが大泣きしたら…?入園後、まずママを悩ませるのが登園時の大泣きです。保育園入園で初めてママと離れることになり、毎朝大泣きする子も多いもの。中には、朝出かける支度をしているだけで「イヤだ!」と泣き出す子もいます。大泣きしている子どもを見ると、ママの方もつらくなってしまいますよね。でも、日が経って子どもが保育園に慣れれば、泣かずに登園できるようになります。ここはつらい気持ちをぐっとおさえ、子どもを先生に預けたら、笑顔でサッと園を後にしましょう。多くの子は、ママの姿が見えなくなると、案外すぐに気持ちを切り替えて遊びはじめるものです。何日か通ううちに、「一時的にママと離れても後で迎えに来てくれる」ということが分かり、朝の大泣きもおさまってくるはず。■夜泣きがはじまる保育園という環境の変化で、はじめのうち、子どもが夜泣きをするようになることもあります。慣らし保育がはじまってから急に夜泣きをするようになった場合は、日中に受けた刺激や興奮を引きずったまま眠りについている可能性が。寝る前に布団の中で、スキンシップや絵本の読み聞かせなどをして、気持ちを落ち着かせてから寝かせるようにしてみてください。また、子どもの睡眠時間が足りていないと、眠りが浅くなり夜泣きの原因になることがあります。就寝時間が遅い場合は、慣らし保育の期間中に生活リズムを整えておくようにしましょう。■子どもが体調を崩す「保育園に入ると子どもがよく体調を崩す」という声は、多くの働くママから聞かれます。中には、入園早々の慣らし保育中に熱を出して園から呼び出し…というケースも。入園後しばらくの間は、子どもは本当によく体調を崩します。普段から体調管理に気をつけつつも、「仕方ない」というある程度の割り切りも必要かも。慣らし保育中の子どもの体調不良は、本格的な仕事復帰を前に、「子どもの急な病気のときはどうするか」をシミュレーションするチャンスともいえます。病児保育やファミリーサポートの登録をしていない場合は、慣らし保育の間に済ませておきましょう。「子どもの急な病気のときは祖父母にお願いする予定」という人は、できれば今のうちから一緒に看病してもらって。受診時にも一緒に付き添ってもらい、病院の場所や必要なものなどを確認しておくと安心です。■ママが慣らし保育中にやっておいた方がいいこととは?職場に復帰すると毎日が忙しく、ママひとりの時間をとることはなかなか難しくなります。美容院でのヘアカットや通勤服などの買い物などは、慣らし保育の間に済ませておきたいですね。時間に余裕をもった保育園の送迎・通勤ルートも再確認を。自転車や徒歩で送迎する場合は、雨などの悪天候時のことも想定しておきましょう。また、慣らし保育が終わってママも仕事がスタートすると、保育園の送り迎えはバタバタして、ほかの保護者とゆっくり会話することもできなくなってしまいます。慣らし保育中に知り合ったママと連絡先を交換しておくと、何かあったときにもお互い相談ができますね。いよいよスタートする保育園生活。慣らし保育はスムーズな園生活を送るための大切な期間です。はじめのうちはママも戸惑うことが多いかもしれませんが、無理せず仕事と子育ての両立を目指しましょう。
2017年04月05日こんにちは、ライターのNANARUKAです。授乳や離乳食がやっと落ち着いてきて少しはラクになったかな~とホッとしていると、じきにやってくるのがイヤイヤ期。家の中でイヤイヤされるならまだしも、買い物途中のスーパーで、お出かけ中の車内で、さっきまで楽しく遊んでいた公園で、イヤイヤは突然始まります。それが毎日のように続く子の場合は、ママもイライラとヘトヘトが募って参ってしまいますよね。けれど、自我の現れや反抗心は正常な発達のしるし。その子の性格や親の接し方によっても時期や程度には違いはあるようですが、子どものペースにのまれてしまわず、前向きな発想で乗り切りましょう。そこで今回は、現在イヤイヤ期のお子さんと格闘中のママさんへ、同じようにイヤイヤと何度も格闘してきたという先輩ママからの言葉を集めました。●発想を転換してみよう『イヤイヤ期は正常に成長している証』(40歳/8歳男の子、6歳女の子のママ)『赤ちゃんだった子が意志を持ち始めているということ』(35歳/5歳女の子、3歳女の子のママ)『この子は自分の気持ちをうまく伝える手段をまだ知らないだけ……と考えてみて』(38歳/9歳男の子、5歳女の子のママ)『泣いて眠るだけの赤ちゃん期を過ぎ、人間らしく順調に成長してきている ということ』(35歳/4歳男の子、0歳女の子のママ)『徐々に話せばわかるようになってくる。その過程を楽しもう』(42歳/11歳男の子、8歳女の子のママ)●多角的にとらえてみよう『終わってみればあっけないもの』(38歳/9歳男の子、6歳男の子、3歳女の子のママ)『イヤイヤも甘えの一種。そういうときはいっぱい抱きしめてあげましょう』(40歳/9歳男の子、7歳女の子のママ)『これからさらに深い親子の関わりを楽しめる ということ』(41歳/12歳女の子、10歳男の子のママ)『この世に出てきてほんの1、2年しか経っていないのに、そんなふうに抵抗できるようになるなんて素晴らしい!と思ってみる』(45歳/15歳女の子、10歳女の子のママ)『みんなこういう時期を過ごしてきた。あの子も、その子も、あなたも』(44歳/15歳女の子、12歳男の子のママ)『悩む必要は全くなし!もう少しお喋りができるようになれば自然とおさまります』(40歳/11歳女の子、9歳男の子のママ)『子どもはイヤイヤしながら、我慢したり納得したりして感情をコントロールすることを覚えていきます。たくさんイヤイヤさせてあげましょう』(39歳/3歳男の子、9歳女の子、5歳男の子のママ)●こんなふうに行動してみよう『そういう時期は諦めも必要。買い物やお出かけも最低限に留めて気持ちに余裕を!』(38歳/9歳女の子、7歳女の子、3歳男の子のママ)『今日も1日中イヤイヤグズグズされるものだと思って、事前にできることはやっておく。そういう日に限っていい子だったりするのですが……』(38歳/9歳男の子、7歳男の子、4歳男の子のママ)『目標を立てない 。イヤイヤ期の子どもと一緒だと、なかなかその通りにはいかないから』(42歳/9歳男の子、7歳女の子、5歳女の子のママ)『喧嘩腰になったりやり合ってしまったりしてはダメ。冷静になってイヤイヤの理由を認めて受け入れてあげる ことが大事です』(45歳/11歳男の子、9歳女の子のママ)----------いかがでしたか?イヤイヤ期に向き合っている真っ最中は、どうしても些細なことでイライラしてしまったり、これがこの先もずっと続いていくような気がしてドンヨリしてしまったり……なんて日もあることでしょう。けれど、多少の差はあれど、たいていの人たちはこの道を通って今に至っているのです。ぜひ正しい知識を得て、長い目で、広い目でお子さんを見守ってあげられると良いと思います。●ライター/NANARUKA(フリーライター)●モデル/赤松侑里(さゆりちゃん)
2017年03月21日こだわり息子のこだわり方は、なかなかややこしいというお話です。スーパーにグラノーラを買いに行きました。お目当ての陳列棚を見つけると息子の動きが怪しい。同じ商品なのに、列の後ろの方から取り出したいらしい。手前の商品が崩れてしまうので「全部同じものだから前から取って」と言っても「これがいい〜!」の一点張りで奥の方に手を伸ばす。こういう流れが2、3回続くとかなりしんどいので崩れた棚は自分で直させるようにしたのですが、その並べ方が独特で、箱を積み木のように積み上げるので嫌になります。家に着くと廊下で急に「抱っこがいい!」。僕は背中にリュック、両手に買い物袋を持っていたので「後でしてあげる」と言って前に進むと、「ここでして欲しい!」と得意の一点張りが始まります。抱っこをする地点まで指定し、そこから動きません。なんとか説得して部屋にたどり着いてからも「廊下のあそこでして欲しかったのー!」と駄目押ししてくるので、「じゃあ、お父さんのリュックと買い物袋持ってくれる?」と言うと、「こんなに小さい手だから無理なの〜」と、か弱さアピール。夕食時、お次はみかんのむき方でもめる。みかんをご機嫌でむき終えた息子は「見て〜タコさーん」とタコ型みかんの皮を披露してきた。「ホントだ〜タコさんみたい〜」と返すと「タコさんはもっと足がいっぱいなの!」となんとも理不尽な怒り方。就寝前には寝相を巡って妻と激突。息子は妻の隣で妻に対して直角に寝転び妻の顔を足で蹴り始めるので、小競り合いの末に布団に収納される。冬でも掛け布団を嫌い、遊牧民のように寝室内を移動し、朝になって部屋の片隅で発見される。目が覚めると僕の作業場にダッシュしてきて仕事を妨害した後、無言で出窓に腰掛けて外の景色を眺めている。僕の部屋の窓がお気に入りの場所のようだ。僕は息子が窓枠に収まって外を見ている姿が好きなのでそれを見たいがために部屋を片付けるようになった。息子のややこしいこだわりもたまには良い効果を生んでくれるのでした。
2017年02月28日2歳に近づいてくるころからはじまる「アレやだ」「コレもいやだ」「やだ・やだ・やだ」のイヤイヤ期。第一次反抗期といわれることもある2歳児は“魔の2歳児”とも呼ばれています。まさにイヤイヤ期真っ盛りのお子さんをもつ方もこれから始まるイヤイヤ期にドキドキしている方も必見の、2歳児のイヤイヤ期を上手に乗り越えるためのコツを6つご紹介します。2歳児のイヤイヤ期とは? 子どもは、2歳前後から、「○○しようね」と促しても「イヤだ」と自己主張するようになってきます。それまでは、素直にママやパパなど周りの大人の言うことを聞いていたのに、反抗しているような様子を見せてくるのが、イヤイヤ期と呼ばれる状態です。▼なんでも自分でやりたがるまだうまく自分でできないことでも、自分でやりたがるようになります。たとえば、“靴下を履く”“お茶をコップに注ぐ”など、これまで大人がやってあげていたようなことを「自分でやる!」と主張しはじめるのはイヤイヤ期の大きな特徴です。主張はするものの、まだまだできないことも多いため、挑戦したもののうまくいかずにイライラして泣いたり、暴れたりします。それでも、自分でやらないと気が済まないのが2歳頃のイヤイヤ期なのです。▼まずイヤがるママやパパから何か提案されると、本当はやりたいことであったとしても、まずは「イヤ」と否定してしまうのもこの時期の特徴です。「お散歩に行こう」「ヤダ」、「ごはん食べようか」「イヤ」と何を聞いても、最初に返ってくる答えは「ヤダ」や「イヤ」なので、一緒にいて疲れてしまうというママやパパも多いのではないでしょうか。「イヤ」と言ったものの、本当はやりたかったことである可能性も高いため少し経ってから「やっぱり行く/やる」と言い出すこともしばしば起こります。そんなときにも「そういう時期だから仕方ない」と割り切った対処法にするようにしましょう。▼夜泣きをすることも授乳することもほとんどなくなり、離乳している子も多い2歳のイヤイヤ期に突然夜泣きがはじまることがあります。2歳過ぎからはじまる夜泣きは、怖い夢を見たり、昼間にあったことを思い出していたりすることが理由だと言われています。特にイヤイヤ期は、日中に「イヤイヤ!」と激しく興奮したことで、夜中にその気持ちを思い出して泣いてしまい、夜泣きしやすくなる時期です。ひどいときには、一度起こして「大丈夫だよ」と安心させてあげると収まることがあるため、試してみてくださいね。▼イヤイヤ期って結局どんなものなの? 早い子で1歳半頃からその兆候が見られるようになってくることがありますが、2歳を過ぎ2語文(2つの単語を組み合わせること)以上の長い文を話せるようになってくると、より主張する機会が増えてきます。それは、それまで「こうしたい」という自我がなかったり、自分の思いを言葉で表現したりできなかった状態から、「ぼく/わたしは、こうしたい」という思いが芽生え、言葉で言い表せられるようになってきた証拠でもあります。イヤイヤ期の様子を“魔の2歳児”と表現し、「言うことを聞かなくなる手のかかる時期」だとする見方も多くありますが、これは“自我の芽生え”という大事な成長過程のひとつです。「イヤイヤ」が出てきたら「自我が芽生えてきたな」「順調に成長している証だ」と考えて受け止めてあげましょう。イヤイヤ期はいつから始まっていつ終わるのかイヤイヤ期は「この日からはじまって、○週間で終わる」という決まった期間はありません。個人差も大きいため、同じ兄弟でもイヤイヤ期があっとう間に終わってしまう子もいれば、「まだ終わらないの」と長く感じてしまう子もいます。一般的に、自我が芽生え、言葉が出てくる2歳頃からはじまり、3〜4歳頃にかけて徐々に収まっていくといわれています。終わるタイミングも、ある日突然「イヤイヤ」と言わなくなるのではなく、徐々に自分でできることが増えていき、自分の思いとそのときしなければならないことの折り合いを心のなかでつけることができるようになっていくことで、少しずつ変化が現れるようになっていきます。「いつかはイヤイヤとの格闘も終わる」と気長に構えておくと、ママやパパの気持ちもラクになっていきます。それまでは、コツを押さえた対処法で乗り切るようにしましょう。2歳児のイヤイヤ期にしつけは必要? 「2歳児のイヤイヤ期でのしつけがその後にかかってくる」と言われることもありますが、2歳の自己主張をすべてわがままと捉えて叱ってしまうと、ママやパパも疲れてしまいます。家庭のルールを決め、主張している内容によって必要なときにはしつけをするスタイルを取れるように、まずはママとパパとで話し合っておくのがおすすめです。具体的には、「自分で何かしたい」という欲求から、大人がやってあげようとしたことを「自分でやる」と主張しているときにはできるだけ聞いてあげるようにしても、夜寝る時間になっても「○○したいから寝ない」という主張を通そうとするのは「いけない」こととして言い聞かせるようにするなどです。イヤイヤ期の自己主張は、成長の過程においては重要なポイントとなるものです。ただのわがままなのか、成長のために必要な自己主張なのかの判断は難しいところもありますが、「言うことを聞かせたいのは、ママやパパの思い通りにしたいからではないか」「家のルールに沿えていないことなのか」を常に意識しながら対応し、必要なときにしつけをするようにしていきましょう。2歳児のイヤイヤ期に上手に対応する6つのコツ2歳児のイヤイヤ期にも上手に対応するためのコツを押さえておくことで、ママやパパも笑顔で気持ちよく過ごすことができるようになっていきます。まずは、そのコツを知り対処法を変えてみるようにしましょう。1.時間に余裕をもつと心のゆとりが生まれる イヤイヤ期に、大人がイライラさせられてしまう原因のひとつが“時間”です。特に朝は、サッと準備をして家を出たいのに「靴下や靴を自分で履きたい!」と主張し、やってあげようとするとイヤイヤされてしまうと、待っている間中、大人はイライラしてしまいます。このイライラを解決するコツは大人が“時間に余裕をもつこと”です。家を出るには15分かかると見込んで計画を立てておけば、スムーズに準備ができて5分で出られたらラッキーと思えるようになります。さまざまな場面で想定の倍以上の時間がかかると予想し行動していると、大人がイライラしてしまう回数も減っていき、心のゆとりができるため笑顔で対応してあげることができます。イヤイヤ期には、とにかく時間に余裕をもてるようにすることを最優先にして考えておくのがおすすめです。2.“急がばまわれ”で気の済むまでまずやらせる 急いでいるときほど、「自分でやる!」と言われても「時間がないからママ/パパがやるね」と、自分でやらせずに手を出したくなってしまいます。自分でやりたいと思っているのに、手を出されると子どもは泣いて暴れることもありますよね。結局、やってあげることもできず時間だけがどんどん過ぎてしまったり、無理やりやってあげてしまったことでその後ずっと子どもが不機嫌になっていつもならできることもできなくなったりというパターンも多く見られます。急いでいるときに、「自分で」と主張されたら、まずは気の済むまでやらせてみましょう。まだ自分でうまくできないことであっても、まずはやりたいという気持ちを受け入れてやらせてあげ、途中で「手伝ってもいい?」と声をかけてから手をだすようにします。子どもが自分から「ママやパパにやってもらいたい」という気持ちになるよう、うまくできなくてイライラしてきそうなタイミングを見計らうのがコツです。 “急がば回れ”と心でつぶやきながら、まずは見守るようにしてみましょう。3.選択肢を提示して”選ばせる”「○○して」と声をかけると「イヤだ」という答えが返ってきてしまいます。そのため、何かをやらせたいときには、「自分でやるのと、ママ/パパがやってあげるの、どっちがいい?」と視点を“すべきこと”をするかしないか、ではなく“だれがやるのか”に変えた質問するようにしましょう。イヤイヤ期の子どもにとって大切なことは「自分で選んだ」という事実です。「○○しなさい」「ママ/パパがやってあげる」と伝えてしまうと、「イヤだ/いいよ」の2択から選ぶことになってしまい、多くの子どもは「イヤ」を選んでしまいます。ところが「自分でやるか、やってもらうか」の2択を提示されると、“自分でママやパパにやってもらうことを選んだ”ことに満足してくれるため、無理やりやってあげようとするよりも、スムーズに受け入れてくれることも多くなるのです。選択肢はどちらも“やってほしいこと”にするか、“自分でやるかやってもらうか”にしておくと失敗せずに促すことができます。4.イライラしたら深呼吸あれこれ対策をたてていても、イヤイヤ期にはどうしてもイライラしてしまうものです。特にひどいイヤイヤ状態に陥って、どこでも寝そべってイヤイヤしてしまうようなときには、イライラも増していきます。イヤイヤ期の子どもと接していて、イライラしてしまったときにはまず深呼吸をするようにしましょう。特に、鼻から息を吸い、口からゆっくり吐き出す深呼吸方法がおすすめです。子どもが危なくない状況であれば目を閉じて深呼吸するのも効果的です。5.多少泣かせてもひとりになって落ち着く時間をつくる家のなかでイヤイヤされてイライラして怒ってしまいそうになったときには、多少泣かせたままにしても、トイレや別の部屋に行って、ひとりになる時間をもちましょう。何十分も離れてしまうのは危険ですが、5分程度であれば安全性を確保している部屋に置いておいても大丈夫です。思わず手が出そうになってしまったときにも落ち着く時間をもつことは効果的です。息が詰まりそうだと感じたときには、別室でひとりになるようにしましょう。6.イヤイヤは大事な成長過程だと理解するイヤイヤ期は、心の成長にとってとても大事な成長過程のひとつです。自己主張をし、自分でやろうとする気持ちが育ってきた証拠でもあり、“自分の気持ちとすべきこととの折り合いをどうつけていくか”や“我慢を覚える”ということにもつながっていきます。イヤイヤ期真っ盛りには、とにかく早く終わってほしいと願うものですが、面倒な時期ではなく、子どもの成長を強く感じられる期間だと考えを変えて対応するようにしてみましょう。イヤイヤしている姿を見て、「自己主張できるようになってきたなんて順調に成長しているな」と思えるようになったら、ママやパパにとってもこの時期が楽しいものとなっていくはずですよ。イヤイヤ期にパパにしてほしいこと子どもと接している時間はママのほうが長いというケースも多く、イヤイヤ期に対応するのもママであることは多いものです。何もかもが一筋縄ではいかないイヤイヤ期には、ママもイライラしたり、フツウに過ごすだけでもぐったり疲れてしまったりします。そんなときに、パパにしてほしいことは「大変だということを理解する」「ママと話し合って家庭のルールを認識しておく」の2つです。まずは、どうしてママがそこまで疲れているのかイヤイヤ期の大変さを理解してあげましょう。子どもと一緒に過ごすことで大変さを知ることもできますが、まずはママの話を聞いてあげるのがおすすめです。日々どんな大変なことがあったのかを聞いておくことで、子どもの姿をイメージしやすくなります。話を聞くときにはアドバイスしようとするよりも、ただママの話を聞いてあげるようにすることもポイントです。また、ママを休ませてあげたいと子どもと一緒に過ごすときに、パパがママとは違った対応をしてしまうと子どもは「どちらが正しいのか」がわからず混乱してしまうことがあります。ママと話し合って家庭のルールを把握し、イヤイヤ期の接し方を身につけておきましょう。2歳児なのにイヤイヤ期がない!? 2歳を過ぎてしばらく経ってもイヤイヤ期が一向にやってこないように思える子もなかにはいます。「イヤイヤ期がなくていい子だな」と思っていたら自己主張がうまくできない子だったということもあるため、まったくないときには注意して見てあげることも必要です。しかし、なかには、ママやパパの自然な対応が子どもに合っていて、自己主張はしっかりしているものの、いわゆるイヤイヤ期と言われる状態になっていなかったり、それをイヤイヤ期だと認識していなかったりするケースも見られます。イヤイヤ期は、絶対あるものでも必ず大変になるものでもありません。「イヤイヤ期がないかも?」と思ったときには、「自分はこうしたい」「自分でやってみたい」という自我がしっかり芽生えているかを見てあげ、問題なく成長している様子が見られれば心配ありません。「ないと思っていたら突然はじまった」ということもあるので、「そのうちはじまるかもしれない」とおおらかな気持ちで構えておくことをおすすめします。イヤイヤ期の子どもと接していると、イライラしたり、つい叱りすぎてしまったりとママやパパも疲れてしまいがちです。今回ご紹介した6つのコツを押さえて上手に乗り越えて、家族みんな笑顔で過ごせるようにしていきましょう!<参考>『乳児保育の実践と子育て支援』榊原洋一・今井和子編著/ミネルヴァ書房/2007年4月20日初版第4刷発行
2017年02月01日ヲタママだっていーじゃない!
ムスメちゃんとオコメちゃん
猫の手貸して~育児絵日記~