生後10カ月の娘が保育園からもらってきた風邪が、私にもうつりダウン。発熱した私は、夫の帰宅前に晩ごはんを用意することが難しくなってしまいました。仕事中の夫に連絡をすると驚きの返信が……。 なんでそんなことが言えるの!?熱と娘のお世話で体がきついことを、私は仕事中の夫にメールで連絡します。すると、昼休み中の夫から「今日は晩ごはん作れてなくても許す!」と返信が。「許す」というあまりにも上から目線な返答に、とても驚きました。そのメールに返信はせず、帰宅した夫に「私はあなたに許しをもらわないと、休むことができないの? あなたが雇ってる家政婦じゃないんだよ?」気持ちを伝えると、夫はハッとして「冗談のつもりだったんだ……。ごめんなさい」と謝罪。夫は、平日は仕事で家にいないため、育児の大変さや、娘の面倒を見ながら晩ごはんを作る難しさが想像できなかったと教えてくれました。私の風邪が治ったあと、夫に平日の私のスケジュールと、している家事の内容をシェア。すると夫は私の大変さをわかってくれたようで、ゴミ捨てや風呂掃除などは夫が担当してくれることになり、「夕飯が作れないときは遠慮なく言って! ほかの家事もこれからは積極的にするよ!」とも言ってくれました。 夫からあんなにひどい言葉が出たのは、大変で手助けしてほしいのに、そのことを伝えず1人ででモヤモヤしていたことにも原因があると思い反省。その後はきちんと自分の気持ちを夫に伝えるようにしました。最近では家事を積極的にしてくれるようになって、私に気づかいの言葉をよくかけてくれます。 作画/yoichigo著者:越智みのり
2024年05月07日1人目を授かったとき、妊活期間はわずか6カ月でした。きっとまたすぐに授かれるだろう……そんなつもりで2人目を計画しましたが、なかなか飛んできてくれないコウノトリ。年の差が5歳のわが家の2人目妊活エピソードをお伝えします。ある日突然コウノトリにお手紙を書いた娘2人目の妊活に踏み切ったきっかけは、娘が3歳のときの出来事でした。初めての育児、ほぼワンオペ育児だったこともあり、毎日必死だった私にはまだとても2人目を考える気持ちの余裕はありませんでした。夫は娘を溺愛してはいるものの、仕事が忙しいため、子どもはひとりでもいいかなと思っていたようです。 でも娘は幼稚園で下の子がいるお友だちをうらやましく思ったようで、ある日突然、コウノトリさんに「いもうとかおとうとをください。こんなこ」と絵も添えて、つたない文字で一生懸命手紙を書いたのでした。それを見た夫と私は、2人目の妊活をスタートすることに決めました。 不妊治療専門クリニックを受診2人目の妊活も、1人目同様すぐに妊娠できるだろうと思っていたのですが、1年経っても授かりませんでした。娘のためにも2人目を早く産んであげたかったので、アドバイスをもらうつもりで不妊治療専門のクリニックを訪ねました。 まずさまざまな検査をしていただきましたが特に問題は見つからず、そのままタイミング法を続けながら、妊娠の確率を上げるための薬を飲み始めました。 タイミング法から人工授精へ半年くらいタイミング法を続けたころ、先生から人工授精のお話がありました。年齢も30代半ばを過ぎていたため、結果につながりやすいだろうとのことでした。夫に話すと、そこまでしなくても……という反応でしたが、気乗りしないながらも協力してくれてありがたかったです。人工授精を開始したらすぐ授かれるかと思っていましたが、なかなか結果に結びつきません。 娘のお世話をしながらの通院や薬の服用などに疲れてきたので、スポーツジムを契約し、気分転換を図りました。そして5回目の人工授精。検査時の数値もあまり良くなく、今回もダメだろうな……と思った矢先、まさかの双子の妊娠が判明!! 妊活スタートしてから1年と9カ月目のことでした。 バニシングツインを乗り越え、無事出産まさかの双子妊娠で、わが家は喜ぶと同時に大騒ぎになりました。弟か妹のどちらかが欲しいと思っていた娘も困惑していたようです。しかし残念ながら、1人は初期にバニシングツイン(双子のうちの1人が亡くなり、子宮内で消えてしまうこと)で、いなくなってしまいました。 悲しみの中、もう1人の妊娠継続に影響がないか心配しましたが問題なく成長し、健診には毎回娘が一緒に行ってくれて心強かったです。そして出産予定日前に自宅で破水。家には私と娘しかいませんでしたが、娘は5歳になっていたので、私の指示通り動いてくれました。そして夜中の出産だったにもかかわらず、娘の強い希望で出産にも立ち会うことができました! 現在娘は10歳、息子は5歳になりました。2人ともお互いのことが大好きで、本当に仲良しです。また、娘は母性に溢れており、私よりも母らしいことがあります。なかなか2人目を授かれず、歳の差が大きくなっていくことに焦りを感じていましたが、今ではワンオペ育児の中、戦力となってくれている娘に感謝しています。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。著者:坂井香子おだやかな娘とわんぱくな息子の母。自身の体験をもとに、妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆している。監修者・著者:助産師 松田玲子医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
2024年05月06日私は夫の転勤先だったイギリスで長男を妊娠・出産しました。日本にいた私の母は、海外で初めての出産となった私を心配し、1カ月間イギリスの自宅へサポートしに来てくれることに。私は家事や初めての育児を母に手伝ってもらいうれしかったのですが、夫は母との慣れない同居生活にストレスがたまったようで……。唐突に始まった新生児と母との生活母がイギリスに到着した次の日に、私は長男を出産。イギリスでは出産翌日の退院が一般的で、翌日から生後1日目の新生児と、母との同居生活が始まりました。同居生活が1週間ほど経過したころ、明らかにイライラしている夫に気づいた私。 聞くと、夫は母との慣れない同居生活に気疲れしていました。また、長男にイギリス流のお世話をする私たちに対し、母が良かれと日本流のアドバイスをすることにも、強くストレスを感じていたとのこと。 実際私も、「このアドバイスは違うな」と思うことはありました。夫は我慢してくれていたのですが、私は長男のお世話による寝不足で疲れすぎていて、解決を先延ばしにしてしまったのでした。 無言で出ていった夫…同居から約2週間たった週末の朝、何気なく夫に育児用ミルクのあげ方をアドバイスしていた母。すると母に注意され明らかにムッとした様子の夫は、バタン!とドアを閉め、無言で家を出て行ってしまいました。私は夫の行動にショックを受けながらも、母に今まで夫が抱えていた気持ちを打ち明けることに。 母は「私も口を出しすぎかもと思っていたの、ごめんね」と理解してくれました。夫は夕方に「友人と出かけている。夜に帰る」とやっと連絡をくれ、20時ごろ落ち着いた様子で帰宅。 その後私たちは、母に「アドバイスはうれしいが、私たちはイギリスの方法で長男を育てたい」と伝えました。私たちの気持ちを尊重してくれた母は「イギリスの方法で一緒に頑張ろう」と言ってくれ、以降、母と私たちは穏やかな雰囲気で過ごすことができました。 私は初の出産や長男のお世話に気を取られ、プチ家出させるほど夫を追い詰めてしまいました。他人同然の私の母との同居に戸惑う夫への気遣いが足りなかったと反省しています。家族といえども、気持ちをしっかり言葉に出して伝えることの大切さを、改めて実感した出来事でした。 著者:濱田よし
2024年05月05日私自身、周りに影響されやすい性格ですが、その性格が災いし夫と離婚の危機に……。原因は世に溢れているネットニュース記事やマンガでした。長女を産んですぐのころ、情報を鵜呑みにしすぎたせいで、夫の言葉を変に勘ぐるようになり、喧嘩が絶えなくなって……。参考にしていた体験談に影響されて…長女を出産してすぐのころは育児に自信がなく、気になることはすべてインターネットで調べていました。また、私が乳腺炎になり高熱でうなされても、長女の世話をしようとせず、育児に手は出さないのに、「ミルクが足りないんじゃない?」「抱っこばかりしていると抱き癖(※)がつくよ」と口ばかり出す夫に不満が堪り、徐々に喧嘩が絶えなくなり……。 そういうときに目に入るのは、夫婦のトラブルや離婚をテーマにした記事やマンガばかりで、その記事やマンガの登場人物に自分や夫を照らし合わせて、過去の喧嘩を掘り起こしては「私、モラハラされてる?」など悪い考えに支配されていきました。 育児用ミルクをあげてほしいなど長女の面倒をお願いすると、嫌な顔をする夫。また、コロナ禍で夫の収入が減り、金銭的にも精神的にも余裕がなくなり、喧嘩をするたびに私はマンガのセリフと同じように「夫なんていらない」「稼ぎも良くないのに」など、罵詈雑言を夫に浴びせるようになりました。 そうすれば、他の人の体験談と同じように、夫も子育てや家事、経済面など家庭内の問題の大変さを理解してくれると勘違いしていたのです。 ※「抱き癖」には医学的根拠はありません。抱っこは赤ちゃんの心を安定させてくれるため、抱き癖がつくということは考えず、泣いている赤ちゃんの欲求に合わせて抱っこしてあげましょう。 私がDVしてる!? 友人に相談したら…夫も喧嘩のたびに我慢していたのか、「そんなに俺といるのが嫌なら、離婚しようよ。俺も堪えられない」と、ついに“離婚”というワードが……。 言われたとき、「つらいのは私なのに、なぜ私が離婚と言われなければいけないのか」と怒りが湧き、昔からの友人に話を聞いてもらいました。すると友人から「言いすぎ」と怒られてしまい、「下手したらDVだよ」とたしなめられ、私は自分の言動を反省。そして、子育ての大変さを知っているママ友でもあるその友人から励ましてもらい、私も考え方を改めようと決意したのでした。 友人と話したあと、夫に今までの言動を謝罪し、しっかりと話し合い許してもらえました。今後も夫とのやりとりで衝突することもあるかもしれませんが、メディアの情報はほどほどに参考にして、まずは夫と話し合い、信頼できる友人に相談しようと思います。 著者:なか さおり監修者・著者:助産師 松田玲子医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
2024年05月04日私は性交渉が大の苦手で、第2子を出産してから4年間レスでした。でも、3人目が欲しくて始めた妊活。フルタイム勤務と育児で毎日フラフラでした。月に1度、排卵前後3日間の夫婦生活にギブアップし、見つけた妊活アイテムを使うことに。妊活で変化した夫との関係についてお話しします。もう妊活に疲れてしまった3人の子どもをもつ共働き夫婦です。3人目を希望し、夫婦生活を積極的に始めました。しかしセックスは痛いだけの私。いつも夫に誘われるのを寝たふりで4年も避けていたため、内心イヤイヤです。それでも妊活のため、不妊外来で言われたタイミングで、月に排卵前後の3日間は夫のご機嫌をとり、夫婦生活をしました。 しかし、半年過ぎても思うように妊娠できませんでした。毎日の仕事と育児のあと、くたくた状態での妊活。私はなかなかうまくいかない妊活に、精神的にも肉体的にも疲れてしまいました。 「夫婦生活 きらい 妊活」で見つけた不妊外来でタイミングを言われるのもストレスで、通院を中断。私は少しノイローゼになっていたため同じ思いの人がいないか、「夫婦生活 きらい 妊活」でブログ検索を始めました。すると「わが家はシリンジで第2子をつくりました」という記事が。 実は4年間のセックスレス中、ひとりで済ませていた夫。そのせいか、私とのセックスでは最後までできず、「精子だけ直接注射できたら良いのにね」とボヤいていました。まさにコレ!と思った私は、さっそくシリンジキットを取り寄せてみました。 「精子製造機じゃない!」と焦る夫夫にシリンジキットを説明し、「じゃ、よろしく」と言うと、「待て、俺は精子製造機じゃない! することはする」と反抗姿勢。4年セックスレスだったので、また私から誘われなくなるのが心配だったようです。しかし通院は中断しても、個人的にタイミングをとっていた私。 次のタイミングの3日間、仕事から帰宅する夫に私が何度も誘おうとすると、「⋯⋯寝たい。ムリ。あれ持ってきて、トイレで出すから」とついに観念しました。それから第3子を授かると、予想通り夫婦生活はなくなりました。夫は「妊活のときはあんなに求めてきたのに」と、また嘆いています。 この妊活での夫の態度から、子どもができてからの私は、夫への愛情表現がなくなっていたことに気づきました。その後、夫婦生活はなくても、子ども抜きで一緒にお風呂へ入るなどスキンシップをとるようになった私たち。今では夫から夜も誘われなくなりましたが、アイテムを使用しての妊娠をきっかけに、夫婦の愛情は夫婦生活の行為よりも、お互いの意識の問題だと気づくことができました。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。著者:巳村 糸9歳、6歳、1歳の子どもを持つアラフォーママ。子育てを両親に頼っていたが、コロナ禍で突然孤独なワンオペが始まる。趣味は断捨離。産休中に収納アドバイザー2級を取得。監修者・著者:助産師 松田玲子医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
2024年05月04日息子が3歳、娘が1歳のときの話です。当時、私は家で遊ぶと部屋中散らかり放題になるため、できるだけ児童館や公園などへ外出していました。ある日、ママ友のと子連れで公園へ行った日のこと。帰宅した私に放った夫の言葉に一瞬耳を疑いました……。 ママ友と公園ピクニックを計画あるとき、仲良しのママ友と子どもを連れて大きな公園に行く計画を立てました。ママ友親子と会うのは久しぶりだったので、お弁当を持参し、午前中からたっぷり遊ぶことに。お出かけまでの準備や乳幼児を2人連れたワンオペの外出は一苦労ですが、私も子どもたちも公園ピクニックをとても楽しみにしていました。 しかし、準備の段階でやっぱり大変! まず、お弁当。それから水筒・着替え・タオル・おやつ……など外出時の常備品。さらに、息子には三輪車もせがまれました。いつも以上に準備で疲れてしまいましたが、すべては子どもたちの笑顔のために! そう思って頑張りました。 当日は、大量の荷物を持ちながら娘の抱っこに対応。また、元気な息子を見守ることにも必死の私。 当然、ママ友とゆっくり話せる時間もありません。それでも、楽しく遊べたので私は満足でした。 夫のありえない発言公園から帰宅すると一気に疲れが押し寄せてきました。この日は休日で在宅だった夫に「ちょっと疲れたから休んでくるね」と私は言いました。すると夫は……。 「今、友だちと遊んで息抜きしてきたのに、疲れたって?」と言ったのです! 思わず「これのどこが息抜きなんだよ!」と私は夫にまくし立てて、準備から当日まで大変だったことを話しました。 私の訴えに夫は、「ごめん。息抜きではないね」と謝罪。私はひとりで休憩することができました。その後も、わが家ではこのスタイルが定着。夫の休日に私が子連れでママ友とお出かけしたあとは、帰宅後は育児を夫とバトンタッチするように。そうすることで私も夫もひとりの休憩時間を確保することができるようになりました。きっかけは夫のありえない発言でしたが、結果的にお互いに息抜きができるようになってよかったです。 著者:都 うめこ
2024年04月30日同性カップルの日常をYouTubeチャンネル『ふたりママFamily(旧Maho Risa Family)』で発信しているMahoさんとRisaさん。パートナーシップ宣誓し、家族となった2人。その後Risaさんが2022年11月に長男・ぽこ太郎くんを出産しました。今回は、Mahoさんが妊娠・出産したということで、1人ずつ出産しようと思った経緯や年子育児のメリット、デメリットなどをお聞きしました。 ベビーカレンダーは、多様化している家族のあり方=『新しい家族のカタチ』について発信する取り組みを開始しました。当事者のリアルな声を紹介していきます。多様な幸せを実現できる社会、そして、もっと「家族を持ちたい」「赤ちゃんを産みたい」と思う人が増える世の中づくりの一助となりますように。 職場の同僚のMahoさん(写真左)とRisaさん(写真右)。一緒に仕事をする中でお互いに惹かれあい、お付き合いをスタートし、家族になりました。 付き合ったころから「子どもが欲しい」と思っていたという2人。さまざまなステップを経て、デンマークの精子バンクで1,000人以上の候補の中からドナーを決定。5回目のチャレンジでRisaさんが第一子・ぽこ太郎くんを授かり、2022年11月に出産しました。 育児に専念するため、しばらく動画をお休みしていた2人。久しぶりに更新した内容は、なんと「2人目の妊娠発表」! 今回妊娠したのはMahoさん。2024年3月に第2子を出産しました。2人のママが、1人ずつ出産したわけとは…!? マイノリティだからこそ、分かり合えるきょうだいが欲しかった2人は元々、「子どもは2人欲しかった」そうです。 その理由は、「マイノリティだから、分かり合える相手としてきょうだいがいた方が良い」と考えてのことだと語っていました。 年齢的に子どもを3人もつことは厳しいかもしれないため、話し合って子どもは2人と決めたようです。 2人のママが1人ずつ出産したわけとは?子どもたちの将来を考えて、きょうだいを作ろうと計画した2人。Mahoさんは最初から「絶対に子どもを産みたい!」と思っていたそうですが、Risaさんは自分で産むことに関しては、「どちらでもいいかな」と思っていたそう。 そんな中、「家族が増える=家族としての幸せが倍になる」という話を2人でしているうちに、Risaさん自身も自然と「子どもを産みたい」と考えるようになったといいます。 自分も産みたいけど、2人の子どもを想像したときに「Risaの子どもを育てたい」というMahoさんから熱望もあり、1人ずつ出産することにしたようです。 なぜ「絶対に自分が産みたい!」と思っていたMahoさんからではなく、Risaさんが先に出産したかというと、年功序列で決めたそうです。 年子育児のメリット・デメリット動画では、年子での妊娠・出産・育児を振り返って良かったこと、大変だったことを教えてくれています。 良かったこと・上の子もまだ小さいので、ママが妊娠することによる寂しさをあまり感じていない・1人目の出産・育児の記憶が新しいから、2人目育児の想像がつきやすい・出産準備がラク。上の子のものを使える 大変だったこと・ぽこ太郎が保育園1年目なので風邪をひくことが多かった・妊娠中のMahoさんが子どもと一緒に風邪を引きやすかった・妊娠中の抱っこが大変だった このほかにも、「上の子と同じ産院で出産し、同性カップルという特殊な環境を温かく受け入れてもらえた」ことが良かったそう。 同性カップルだからこそわかり合えること「1年前にパートナーが妊娠・出産を経験しているからこそ、つらさや大変さをわかり合うことができた。これはめちゃくちゃ良いことだった!」と語るMahoさん。 初めての妊娠で不安な中、一度出産を経験しているパートナーが横にいてくれるのはとても心強かったそうです。 また、2人のつわりの重さが違ったことから、「人によっても妊娠や出産の状況は異なる。決めつけた価値観で話さない方が良い」など、お互いに経験しているからこそ理解し合えることもあったといいます。 ◇◇◇ 動画では、終始おふたりが笑顔で見つめ合って話す姿から、お互いを想いあっている様子がとても伝わってきます。そんな姿に、視聴者からは『愛に溢れた素敵な家族だと心から思える。お体お大事に赤ちゃん楽しみにしてます!』など、たくさんの応援コメントが届いていました。 同性カップルの子育てや年子育児はたくさんの苦労もあるかと思います。お互いの気持ちを分かり合えるおふたりなら、支え合いながら笑顔溢れる子育てができそうですね。 YouTubeチャンネル「ふたりママFamily」では、おふたりの日常生活妊娠中や子育てについてなど、さまざまな動画が投稿されています。ぜひチェックしてみてくださいね。著者:ライター 逆井マリ
2024年04月30日子どもが5歳くらいの頃の話です。同居の義母は普段から気性の荒い人でした。特に嫁である私に対するあたりが強く、料理など家事をなじられ、私は肩身を狭くして暮らしていました。その日も突然不機嫌MAX状態になった義母。義母の気性の荒さには慣れていた私も、その日の義母の言動のひどさには驚いていました。夫に相談すると、義母の機嫌が悪い本当の理由がわかって――!? 義母がイライラしているのは…普段から怒鳴られている私ですが、ある日、さすがにあまりの義母の言動のひどさに、夫に相談することにしました。すると、衝撃の事実がわかったのです……。 自営業の私の夫は、支払いが重なるなど資金繰りに困ったときに、大家さんとしてそこそこの収入がある義母にお金を借りていたと言うのです。 義母は私がお金を借りたかのように、私に対してひどい言動を繰り返していました。夫も夫で、私に何の相談もなく、義母に借金を繰り返していたことにショックを受ける私……。 借金を打ち明けられたときには思わず、「家にお義母さんと2人にされている私の身にもなってよ!」と夫に詰め寄ってしまいました。 その後、お金を返すと多少機嫌が良くなる義母ですが、ことあるごとに「誰のおかげでお前たちは生活できているんだ!」と怒鳴ってきます。 夫は外に出てばかりで、義母と顔を合わせるのを避けていました。私が何か言おうものなら、「仕方がないんだ!俺だって一生懸命やってるのに文句あるのかよ!」と逆ギレされる始末です。家では義母にひどい態度をとられ、夫にも逆ギレされ、本当にやるせません。 お金の問題がなければ、もう少し居心地が良かったのだろうかと思う毎日です。義母の怒りをぶつけられるたび、「家族だからといって安易にお金を借りてはいけない」と感じています。夫と私が冷静に話せるタイミングをみて、一度夫婦でしっかり話し合おうと思います。 イラスト/ふくふく 著者:原田加奈子
2024年04月30日先日、夫にお風呂掃除を頼んだのですが、掃除方法が私の予想を超えてきました。私は衝撃のあまり、思わず絶叫してしまったのです……。 いつまでも出てこない夫夫は集中すると、時間を忘れて掃除に没頭してしまいます。思い切りがいいため、よく考えたらおかしいとわかることでも気付かず進めてしまうこともたびたびで……。 先日、夫にお風呂掃除を頼んだのですが、30分経っても浴室から出てきませんでした。やるとなったら気が済むまでとことんきれいにしてくれるので、とても助かっていたのですが……。 驚愕の行動やっと浴室から出てきた夫が「浴室乾燥機もきれいにしてシャワーですすいだから」と一言。私は驚いて「え!!水かけるのはダメに決まってるでしょ!」と絶叫しました。夫によると、お風呂掃除用の泡洗剤を大量に直接かけてからスポンジで擦り、シャワーの水をかけて終わったとのこと。 電気式の浴室乾燥機なので、水を直接かけてしまったら故障の原因にもなりかねません。電源が入っている場合は感電してしまう恐れもあります。イライラした私は「考えたらわかるでしょ……バカなの?」と夫に言いかけましたが、必死に抑えました。説明書を開き、湯気はOKだけれど水やお湯は故障の原因になるのでかけないようにと書いてるところを見せると納得していました。 今後のためにまさか浴室乾燥機まで掃除してくれるとは、私は思ってもみませんでした。あまり小言を言いすぎるのは良くないなと思ったのですが、今後のためにも「次からはフィルターの目詰まりを掃除したり、表面を雑巾で水拭きする程度にしておいてね」と夫に伝えました。私から指導が入ったため夫は少々不満げな表情。でも「はいよ」と答えてくれたので一安心しました。 万が一浴室乾燥機が故障していたら、私はもっとイライラしていたと思います。今回浴室乾燥機の掃除の仕方を伝えたものの、時間があくと夫は完全に忘れてしまうということを私は長年の経験からわかっています。もしまたお風呂掃除を頼むときは、掃除の仕方を一から夫に伝えるつもりです。 イラスト/はたこ著者:鬼頭いちか
2024年04月28日小学生の息子がいる私たち家族は、巨大な団地で暮らしています。子どものいる世帯がほとんどで、学校や地域の子ども会などで他の学年のママ友とも知り合う機会が多くありました。なかでも私が仲良くしていたのは、中学生の息子Aくんを持つママ。そのAくんママからある日、「うちの夫とBくんのママが怪しい……」と相談を受けたのです―。 Aくんママの不安AくんとBくんが同級生ということもあってか、家族ぐるみで仲良くしていたそう。しかし、AくんパパとBくんママが近所の居酒屋でサシ飲みをしているところを目撃したという人が相次いで現れたそうです。 Aくんママも噂を確かめる術がなく、不安になってしまっているとのこと。「もし何かあったら教えてほしい」と言われたので、私も協力することを約束しました。 それから数日後、仕事が遅くなって夫に子どものお世話を頼んだ日のことです。なんと、帰りに不倫現場を目撃してしまいました。 Aくんパパの車からBくんママが降りてきたのを見てしまった私は、そのまま2人から目が離せなくなりました。そして不倫を確信したのは次の行動です。暗がりだったこともあってか、2人は別れを惜しむようにキスをしていたのです……。 その晩、私はためらいつつもAくんママに連絡しました。Aくんママは他の筋からも証拠を集めていたそうで、もう驚くことはありませんでした。電話口で「夫とBくんママに鉄槌を下す」と宣言していました。 証拠を集め終えたAくんママは、すぐさま弁護士に依頼。その月のうちに、Bくん一家は団地から姿を消しました。Aくん一家は団地に暮らし続けていますが、Aくんが就職したら離婚する予定だとAくんママは言います。 何かの間違いであることをどこかで祈っていましたが、残念ながらAくんママの予感は的中していました。壊れてしまった2つの家族を見て、男女として惹かれ合ってしまったとはいえ、親ならば子どものことを第一に考えるべきだと改めて感じた私。両家族の子どもたちが幸せに暮らせることを願うばかりです。 イラスト/ぽん子著者:所沢さくら
2024年04月28日上の子が1歳になったころの話です。ある日、夫と喧嘩をしてしまいました。車で帰省しようと思ったものの、私自身が体調不良。そこで、子どもを連れてバスで帰省することに。片道2時間半という長さに不安はあったものの、勢いでバスに乗りました。すると、最初はお出かけにウキウキしていた子どもでしたが、次第に退屈したのかグズグズし始めたのです。周りには乗客がいるので私はとても焦りはじめました――。 声をかけてきた女性…そこそこ乗客がいたので、迷惑にならないようにと、やや焦りながら必死でなだめていました。しかし、私の焦りが伝わってしまったのか、子どもはギャーギャー声を上げて泣き出してしまったのです。 何をやっても泣き止んでくれず、私はヘトヘトになっていました。さらに、周りの視線を集めてしまい、申し訳なさでいっぱいに……。 すると、近くの席に座っていた高齢の女性が私に話しかけてきました。 「おたくの娘さん、元気があっていいわね~」 おそらく私が焦っているのを見かねて声をかけてくれたのだと思います。女性のやさしい言葉に、ほっとしたのと同時に、目頭が熱くなったのを今でも覚えています。 私の落ち着きが伝わったのか、単に泣き疲れたのかはわかりませんが、子どもはその後すぐに眠ってしまいました。 親の焦りや不安は、親が思っている以上に子どもに伝わってしまうのかもしれないと思った私。この一件があってから、子どもが公共の場で泣き出したときは、まず一息吐いて自分自身を落ち着けてから対応するようになりました。親の気持ちに余裕があるだけで、子どもが落ち着くのも早いような気がしています。そして私も、困っている人がいたら、今回声をかけてくれた女性のように、ほっとするような声をかけられるようになりたいと思いました。 イラスト/ぽん子著者:鈴木ゆうこ
2024年04月27日産休に入ってからのこと。もともとロングスリーパーなのですが、産休に入ってから眠気がより強くなり、1日12時間ほど寝ていました。そんな生活をしていたら、夫にまさかのことを言われ……。 朝も起きられず、寝ていたら…産休に入ってから寝ても寝ても眠たく、24時に就寝して正午に起きることも。朝起きられず、夫に申し訳ない気持ちでいました。そんな私に夫は、「2人分寝ないといけないから寝てていいんだよ」と言ってくれました。その優しい言葉に感動。今はできる範囲で家事をするよう心がけています。 妊娠して改めて夫の優しさに救われました。里帰り出産の予定でそろそろ実家に帰りますが、その前に料理を冷凍保存するなど夫が生活しやすい環境を整えておきたいと思っています。 ◇ ◇ ◇ パパの声かけがとっても素敵ですね。ママの気持ちが安定していれば、おなかの赤ちゃんも居心地がいいはず。残り少ないマタニティライフを楽しんでください! イラスト/てる子著者:蒼井楽夢
2024年04月27日私は3歳半と1歳半の男の子2人を育てています。ある日、私は高熱でまる2日間ベッドから動けない状態になりました。周囲には家族や親せきもいないので、ちょうど仕事が休みだった夫にすべてを任せることになったのですが……。夫と子どもの関係夫はもともと積極的に子育てを手伝ってくれるのですが、仕事と私にはできない屋外や庭の手入れで家の中でゆっくり子どもたちと過ごす時間がありません。子どもたちはパパが大好きですが、一緒にいる時間が少ないためか私がいると私にばかり頼り、特に長男は夫に反抗するようになりました。 そんな子どもたちの様子に私は疲れ、夫は少し残念な気持ちになっていたときです。私は急な高熱で、まる2日間寝込んでしまったのです。 私の代わりになった夫夫は私の代わりに、家事や子どもたちのお世話を一生懸命してくれました。長男と一緒に料理や後片づけをしたり、子どもたちと一緒にお風呂に入ったり。子どもたちがかんしゃくを起こしたり、夫の言うことを聞かないときはときどき叱りながら言い聞かせていました。 そして子どもたちも、夫がたくさん自分たちのお世話をする姿を見て、特に長男は「パパ! パパ!」と夫に寄っていくようになったのです。そんな親子の声を、私は寝室で少し楽しみながら聞いていました。 「知っているけれど」と思ったが……それから、夫は以前より積極的に子育てに協力してくれるようになりました。私の病気が治ってからは、次男が泣いていると「○○ちゃん(次男の名前)どうしたの?」と私よりも早く次男を抱っこしたり、「長男はもうひとりで○○できるからお手伝いさせたら喜ぶよ!」と子どもの様子を私に教えてくれるようになったのです。 私は心の中で「知っているけれど」と思いつつも、夫を立てて「そうなんだ! すごいね」と一緒に喜ぶようにしました。 私の代わりに苦戦しながらも、幼児2人を3日間全力でお世話をした夫。夫だけでなく、子どもたちも夫に寄っていくようになり、お互いの関係が明らかに良くなりました。私がいないこの3日間で、親子3人にとって新たないい絆が生まれたような気がします。時間があるときは夫に子育てを完全に任せて、私のいない時間を作ることもときには大事だと思った出来事でした。 著者:岩見 エリ2人の男児の母。看護師歴12年、フランスで出産し子育て中。
2024年04月27日娘が新生児のころの話です。初めての育児に私はてんやわんやで、夫に頼んで半年の育休を取得してもらいました。育休期間が始まり安心と思ったのもつかの間、夫は毎日ゲームに昼寝ざんまいの生活を始め……? 娘が泣いても放置する夫…自分が抱っこしても泣き止まないから、と娘が泣いていても夫はあやそうともせずにテレビゲームに熱中。私が注意しても夫は「はいはい」と受け流すばかりです。ブチギレそうな気持ちを押さえるのに限界を感じた私は、思い切って義母へ相談してみることに。電話で夫について相談ごとがあると伝えると、孫の顔を見るついでにわが家へ来てくれました。そして、夫がコンビニに出かけている間に、私は義母に普段の夫の様子を伝えます。義母はショックを受けていましたが、夫が帰宅すると「あんたに父親の資格はないよ。嫁ちゃんと孫は連れて帰るから、これからはひとりで暮らしな」と淡々と説教。夫は「ごめんなさい。家族で暮らしたいです……」と反省して、その後、しっかりと育児をしてくれるようになりました。 夫は、義母に怒られてようやく育児を始めましたが、今では自ら娘と2人でお出かけもしてくれるように。感情的になって夫に怒りをぶちまけず、義母という協力者を頼ることで、想いを伝えられてよかったと感じた出来事です。 作画/Pappayappa著者:越智みのり
2024年04月26日第一子の妊娠中。切迫早産で入院していたときのこと。「生活費に使って」と、私がふだん管理しているキャッシュカードを夫に預けました。退院して明細を確認すると……。 キャッシュカードを夫に預けたら…切迫早産の症状が落ち着いたので、2週間で無事退院できました。家に戻って通帳を確認すると約10万円の引き出しが……。たった2週間で10万円。何に使ったのかと夫を問い詰めると「毎晩、同僚とメシ(飲み)に言ってた」とのこと。呆れて何も言えませんでした。 妻とおなかの子どもが切迫早産の危機にあるなか、毎晩のように飲み歩いていたと思うと……。夫は切迫早産についてきちんと理解できていなかったようです。子どもが生まれてお金がかかるというのに情けないと思ってしまいました。 もう二度と夫にキャッシュカードを持たせないと誓いましたが、第二子出産のために里帰りしたとき、やむおえず再び夫にキャッシュカードを渡しました。口酸っぱく「使いすぎに注意して」と言いましたが、蓋を開けてみるとやはり残高が底を尽きかけており……。預金のいくらかを別の口座に移しておいて良かったです。 ◇ ◇ ◇ 計画的にお金を使うことの大切さはわかっていても、実行するのは難しかったりしますよね。家計簿アプリで見える化するなど、対策しながら気をつけて使ってほしいですね。 イラスト/さくら著者:粒来 杏
2024年04月24日仕事がハードな夫は、疲れた顔で帰宅することもしばしば。リビングのソファでうとうとしている夫に、遊んでほしくて突撃する1歳の息子。そんな息子に対して夫は暴言を吐きました。息子に暴言を吐くなんてひどい! と私は怒りが爆発! 思わず夫に怒鳴ってしまったのです。ちょっと変わった夫の勤務形態息子が幼稚園入園前の1歳ごろのことです。私たち家族は、リビングダイニングのほかに寝室が1つあるアパートに住んでいました。そして夫の仕事は少し変わっていて、24時間勤務体制です。 朝出勤し、帰宅するのは翌日の朝。休憩や仮眠の時間はあるものの、仕事の量が多く、また、急な用件が入ることも。命に関わる仕事のため、神経を尖らせて業務をこなしているようで、帰宅してから長時間寝てしまうことがたまにあります。 眠くてイライラした夫は息子に暴言を!夫は息子が大好きで、いつもかわいがってくれています。しかし息子と遊ぶのを楽しみに思いながら帰宅しても、疲れているときは気づくとリビングのソファで寝てしまいます。息子も夫が大好きなので、夫が寝てしまっても遊んでほしくて服を引っ張ったり体を叩いたりすることも……。叩いたときは、私はやめるよう注意をしますが、何度言っても、1歳の息子にはなかなかじょうずに伝わりません。 そんなある日、夫は疲れて帰宅したにもかかわらず、息子と遊ぼうとしてくれていました。しかし、やっぱりすぐに眠くなってしまった夫。ソファで寝転んでしまいました。 さらに、夫は息子に対して「うるさい」「あっち行って」など暴言を吐いたのです。私は息子へのそんな態度が許せず、夫に「こんなところで寝てるからだよ!」と思わず怒鳴ってしまいました。 時間をおいた結果……夫はムッとした顔をして黙って寝室に行ってしまいました。私は「言い方が良くなかったな……」と、すぐに反省しました。しかし、ムッとなっている夫と言い合いになるのは避けたかったため、時間を空けてから謝ることに。 数時間後、寝室から出てきた夫に「息子と遊んでくれるのはうれしいけれど、疲れているなら体を休めてからにしてほしい」と伝えました。すると、夫も「最初から俺が寝室で寝ればよかったんだ。ごめん」と私と息子に謝ってくれました。 寝室で仮眠していたようで体力を取り戻した夫はその後、息子と体を使った豪快な遊びをしながら2人で笑って楽しく過ごしたのでした。 夫は仕事から帰宅し、疲れているときは寝室で休むようになりました。息子は遊んでほしくて寝室に行こうとするので、入れないようにドアに簡易のベビーゲートを置いて対策をしたり、天気が良いときは私と息子で散歩に出たりと夫に配慮しました。これからもお互いに気を配り、みんなが心地よく過ごせるよう日々改善しながら成長できる家族でありたいと思っています。 著者:樋山ゆり菜6歳男児、4歳女児の母。夫は不規則な勤務体制のためワンオペ育児多め。食べることが大好きで、地元・栃木県の食をメインとしたブログを運営しながら、飲食店にて接客のパートをしている。監修者・著者:助産師 松田玲子医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
2024年04月23日私が当時20代前半で、下の子を出産したときの話です。 何それ!?私は上の子を産むとき、逆子だったため、帝王切開で出産しました。ですが、2人目は自然分娩で産みたかったので、大きい病院で出産することにしました。 出産当日、陣痛に苦しむ私を、母がずっと横で心配そうに見ていました。私は母に夫に連絡するようお願い。母はすぐ連絡してくれましたが、自宅から病院まで2時間と距離的にも遠く、出産の立ち会いはあきらめていました。 その後、無事に2人目を出産。夜の7時を過ぎたころに夫が到着し、まだ生まれたばかりのわが子を見つめたかと思うと、「この子の名前は、○○ね! じゃ!」と名前だけを伝えてそそくさと帰宅しました。滞在時間は5分ほど。出産後の言葉掛けもなく、名前だけ伝えての帰宅で、とても驚いたのを覚えています。 ♢♢♢子どものことを考えてくれるのはうれしいですが、命をかけて出産したママに対しての労いが1つもないのは悲しくなってしまいますよね。みなさんは、出産後どんな声かけがうれしかったですか? 作画/マキノ 著者:陽葵ひなた2児の息子を育てる母。歯科医院でパートとして勤務。趣味はカラオケ。
2024年04月22日夫が旅行へ行ったときのこと。旅先から帰ってくると、ブランド物の財布をおみやげとして渡されました。結婚して初めてのプレゼント。しかも感謝の気持ちまで伝えてきて……。何か怪しいと思った私は、夫の携帯を見ることにしました。 突然のプレゼントに違和感を覚え…上の子が2歳、下の子が生まれたばかりのとき。里帰り出産から自宅に戻ってきたころでしたが、夫は家事や育児に協力的ではなく、ほぼひとりで行っていました。 そして実家から戻ってきて早々に、夫から「大阪に行ってくる」と言われたのです。文句を言う暇もなく、子どもたちと私をおいて旅行へ。夫が旅行から帰ってくると、おみやげとしてブランド物の財布を渡されました。「いつも家のことありがとう。出産お疲れさま」と、労りの言葉まで。 正直、夫との仲は良好とは言えず……。いつもと違う態度に違和感を覚えました。夫が寝静まった夜、起こさないようにスマホを確認すると、見知らぬ女性とのLINEが。そこには、デート、自宅での逢瀬、そして大阪旅行の内容が。 私の里帰り中、そして出産や子育てをしている間に随分とお楽しみだったようです。フツフツと怒りが湧いてきて、叩き起したのは言うまでもありません。 後日、正式に離婚したいと伝えました。夫は「離婚したくない」と言いましたが、別の日に子どもの貯金を使っていたことが発覚。夫の意見は聞き入れず、離婚しました。一刻も早く家を出たかった事もあり、相手の女性については言及せず。今思えば、相手の女性にも慰謝料を請求すればよかったと後悔しています。 ◇ ◇ ◇ 元夫にはもう少し父親の自覚をもってほしかったですが……。子どもの貯金を使い込んでいたようなので、早めに別れてよかったのかもしれません。「離婚したくない」と言うのであれば、自分の行動を猛省してほしいですね。 イラスト/さくら著者:小鞠ひまり
2024年04月21日「夫とはセックスレスになりたくない」と思うものの、3人目を出産して仕事復帰してからは、家事と育児、仕事に追われ疲労がたまる毎日。夫とコミュニケーションを取りたい気持ちはあるのに、寝かしつけで寝落ちしてしまったりでセックスする気にはなれず……。そんなとき、ある方法がモチベを上げるきっかけになったのです。性生活へのモチベーションの上げ方私には3人の子どもがいて、末っ子が生後7カ月のときに仕事復帰をしました。育休中と違って時間に余裕がなく、家事と育児、仕事であっという間に1日が終わってしまいます。夫とコミュニケーションを取りたいし、夫からも夜の生活のお誘いがあるのですが、私が子どもたちの寝かしつけで一度眠ってしまい、頑張って起きてもそのあと「セックスしよう!」という気にはなれず、睡魔に負けてしまいます。 そんな日が続き、ついに夫との性生活の期間が1カ月ほど空いてしまったことがありました。夫からは何も言われませんでしたが、私自身が「このままセックスレスは嫌だ」と思い、ある方法を実行してみることに。 それは、自分の性生活へのモチベーションを上げるために、エッチな漫画や動画を見ることです。以前、私が旅行先について調べ物をしていたとき、インターネットのページ内に、いわゆるエロ漫画の広告が挿入されており、ついつい別ページに飛んで続きを見ていると、ムラムラとした気持ちに……。 その出来事をきっかけに、夫からお誘いがあっても睡魔に負けそうなときや、気分が乗らないときは、エッチな漫画や動画を見ることで、性生活へのモチベーションを上げるようになりました。 夫公認で、エッチな漫画や動画を見て気分を上げているので、今では夫からお誘いがあったときには「先に寝室に行って、動画を見て(気持ちの)準備してるね」と伝え、夫は少し時間を置いてから寝室に入ってきてくれています。私には、この方法が合っていたようで、無事にセックスレスにならずに済んでいます。 イラスト/ミロチ著者:吉川 みきな
2024年04月19日出産後は体と心の変化が大きく、セックスレスになりやすいと聞きます。わが家の場合、早く2人目が欲しかったため、1人目出産後は多少我慢をしてセックスレスになることを回避していた面がありました。3人目は望んでいなかったため、2人目が生まれたあとは目的がなくなり、3年近くほぼセックスレス状態でした。夫との意見の相違私はもともと子どもを3~4人希望しており、夫も子どもは好きなほうなので多いほうがうれしいだろうと、ろくに話し合いもせず思い込んでいました。しかし2人目を出産して半年ほど経ったころ、3人目を出産する時期について相談すると、「3人は無理」とバッサリ。 主な理由は金銭面のことで、子どもが増えると彼らの希望通りの習い事をさせたり、大学や専門学校に通わせたりすることが難しくなるからというものでした。子どもには「将来的にしたいことをさせてあげたい」という気持ちがもちろん私にもあり、生活のことも考えると、納得しないわけにはいきませんでした。 セックスに意味を見出せないそれ以降、我慢してセックスをすることが苦痛に……。「子どもをつくらないのなら、もうしたくない」と夫に正直に伝え、完全に拒否した時期が1年ほど続きました。 「子どもを望んでいるわけでもないのに、する必要があるのか?」と考える一方で、「それでは夫に悪い」という気持ちもあり、また「セックスをする意味は、子どもをつくることだけではない」とわかってもいました。 時間が経つにつれて納得できるように夫から「3人目はつくらない」と言われ、承諾したつもりでいたけれど、本当には納得できていなかったのだと思います。しかし、子どもが成長して幼稚園や習い事に通い出すと、管理する予定が増えて忙しくなり、3人目のことを考えている暇がなくなってきました。 だんだんと夫の言うことに納得できるようになってきて、受け入れる余裕も出てくるように。ずっと一緒にいた2人目の子が幼稚園に上がると、不思議とセックスをすることが嫌ではなくなっていきました。だんだんと夫を受け入れることができるようになり、3年ほどでセックスレスが解消したのです。 ずっと夫婦仲は悪くなかったけれど、私の心の中にどうしても納得できないしこりのようなものが残っていて、それがセックスレスの原因となっていたようです。時間が経つにつれてしこりがなくなり、いつの間にか解消していました。 イラスト/(c)chicchimama著者:沢田真紀子自身の体験をもとに、妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆している。監修者・著者:助産師 松田玲子医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
2024年04月12日私の夫は割と仕事がハードな仕事なので、毎日疲れて帰ってきます。決死の覚悟で……!!1歳の娘がいるのですが、きょうだいを作ってあげたいと思い妊活中です。しかし、夫が疲れているとなかなかうまく進みません。私もそこまで欲がある方ではないので、結構この妊活にストレスを感じています。ですが、私の年齢にも限界があるので、なんとか夫をやる気にしようと日々頑張っています。 大人のおもちゃを買ってみたり、一緒に大人な映像を見たりしましたがなかなか難しく思うようにいきません。私はやりたくなかったのですが、これしかないと思って行動したのがコスプレをすることです。元々、夫がコスプレに興味があるのは知っていたので、これが最終手段だと思い挑戦! 好きなジャンルがわからなかったので王道の紺のセーラー服を買いました。 いざ、夫に見せたときの第一声は、「ピンクのセーラー服がよかった」でした。私が見た限りピンクなんてなかったし、まず第一声は喜びの言葉が欲しかったです。目を細めて想像で色だけはピンクにしなさいと伝えましたが、その日は私がやる気にならず終わりました。娘にきょうだいができる日は遠そうです。 ◇ ◇ ◇ 今もきょうだいはできないまま、愛する娘が1人いるだけで私は幸せです。買ったセーラー服もその1回着ただけですぐに捨ててしまいました。それを知った夫は凄くショックを受けていましたが、着て欲しければ自腹で買ってと念押ししています。 作画/さくら著者:小野姉子30代、1歳女の子を育てる母。趣味は家にあるいらない物をどうしたら売れるか考えること。
2024年04月09日結婚前から子どもは2人欲しいねと話していた私たち夫婦ですが、1人目となる娘が生まれてからは職場復帰や転職でお互いの生活リズムも変わり、さらには娘の影響もあって夫婦生活はなくなり……。そんな私たちの一筋縄ではいかない2人目の妊活についてお話しします。夫婦生活が良好だった、妊娠中〜育休中夫と私は基本的には仲がよく、1人目妊娠中から産後も私の体調が無理のない範囲で夫婦のスキンシップを欠かさずにおこなっていました。また、娘の夜泣きや夜間授乳が落ち着いた生後半年以降は、娘をベビーベッドに寝かせて夫婦生活を楽しむこともあったので、まさかしなくなるなんて他人事だと思っていたのです。 2人目は1人目と3〜4歳くらいの年齢差を設けたかったため、積極的な妊活というよりは、むしろ避妊して純粋に夫婦のコミュニケーションとして夫婦生活をおこなっていました。 職場復帰で夜はクタクタ私は娘が1歳になる月に職場復帰をしたのですが、当時の部署には育休から復帰した前例がないため、私だけではなく上司や同僚も初めての連続で慌ただしい毎日を送っていました。仕事と育児の両立は大変で毎日クタクタになって帰ってくるという状態。それでも23時を回る夫の帰りを待ち、晩ごはんを一緒に食べたり、一緒に寝たりして、夫婦のコミュニケーションは大事にしていました。 育休中に比べて夫婦生活の頻度は減りましたが、お互いの休前日や体力に余裕があるときなど月に1〜2回はあったので、ギリギリ“レス”は回避できている、という程度でした。 夫の転職と娘のベビーベッド拒否で拍車がかかり…その後、夫が飲食業に転職することに。居酒屋勤務の夫が働くのは基本的に夜。昼に働く私とはまるですれ違いの生活になってしまったのです。また、2歳ごろから娘をベビーベッドで寝かせようとしても私と離れて寝るのが嫌で起きて泣いてしまうことが増え、夫婦のベッドで添い寝をしないと寝なくなりました。 娘は夫婦のベッドの快適さに味を占めたのかいつも真ん中に寝ていて、夫と私が寝るスペースはベッドの両端にギリギリあるかどうか。これでは到底、夫婦生活を再開できそうにありません……。 欲求不満だけどお互いが納得する形に2人目妊活を頑張ろうと思っていた時期もあったのですが、この状態ではタイミングも取れません。次第に私の生理痛が重くなり、日常生活にも支障をきたすようになったので、まずは期限を決めて生理痛の治療に専念することにしました。 また住宅を購入して引越しが決まるなど、さまざまなことが重なり、今でも夫婦生活はなくお互い欲求不満ではありますが、落ち着くまでは2人目のことは焦らずそのほかのことに専念しようということになりました。 夫婦生活のない日々を更新中ではありますが、幸い夫婦仲は悪くないことが救いかなと思います。まずは引越しとそれに伴う身の回りのことや私の体調が落ち着いたタイミングで夫婦生活を再開して2人目を授かれたらいいなと思います。 著者:金岡莉緒監修者・著者:助産師 松田玲子医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
2024年04月08日慣れない育児に取り組み「パパ業・ママ業」に一生懸命になりすぎて、いつの間にか「夫と妻」であることを忘れていました。そんな私たち夫婦が、夫婦関係を見直すきっかけになった言葉があります。産後、夫婦喧嘩が増えた出産後、授乳による睡眠不足や慣れない育児による疲れから、ささいなことで夫婦喧嘩が増えたと感じる人も少なくないのではないでしょうか。かく言う私もその1人でした。 食事やお風呂、就寝の時間など生活のすべてが子ども中心で回っているのに、夫が今までと変わらずマイペースに過ごしていると、ついイライラしてしまうことが増えました。 「夫が1番、子どもが2番」そんな私が人から聞いた、目からウロコの言葉があります。それは「夫が1番、子どもが2番」というもの。 子どもはいずれ親から離れて巣立って行きますが、夫は老後も一生添い遂げるパートナーです。「子どものことばかりを優先して夫婦関係をないがしろにするのではなく、愛する夫への思いやりも忘れないようにしましょう」というメッセージが込められた言葉でした。 「パパとママ」であり「夫と妻」その言葉を聞いてから、私は自分の態度や姿勢を反省しました。子どもを優先するあまり、愛する夫との関係をこじらせるなんて……ということに気づいたのです。私は「ママ」である前にこの人の「妻」だったんだ、ということを思い出しました。 そして、夫の気持ちを思いやることの大切さを再認識した結果、夫も徐々に私の気持ちを汲んでくれるようになり、以前よりも絆が深まったように思います。 「夫が1番、子どもが2番」というのは極端な表現で、実際の生活では子どもを最優先にせざるを得ない場面が多々あると思います。そんなとき、私は「夫も子どもも1番」だと考えます。そもそも家族は順位をつけるものではなく、みんなが大切な存在です。そんな当たり前のことを忘れかけていた私にとって、この言葉は大きな救いになりました。 イラスト/(c)chicchimama著者:岩崎薫1年間の不妊治療を経て妊娠・出産。2歳の男児を子育て中。現在は印刷会社の人事部で時短勤務で働く。第2子の妊娠を目指して不妊治療中。監修者・著者:助産師 松田玲子医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
2024年04月06日夫の転勤で、まったく知らない土地に来た私たち夫婦と当時1歳の息子。私は夫の転勤を機に退職し、専業主婦に。退職したことで、私は毎日働いている夫に対して少し負い目が出てきました。しかし、児童館での新しい出会いによって、考え方が変わって……!?働いていないから送迎は当然?初めての土地で、新しい出会いも楽しみにしていた私は、息子を連れて児童館に向かいました。児童館では、引っ越してきたばかりの私に先生方がやさしく声をかけてくれ、自然と同年代の子どもを持つママたちとも、友だちに。私は息子と毎日楽しく過ごすことができていました。 ある日のこと、先生方やママ友たちと何気なく、1日のスケジュールについて話していました。私が「朝はまず夫を車で送って……」と言うと、あるママ友が「子どもじゃないから必要ないでしょ」と一言! 私が「でも、うちは車1台だから……」と返すと、今度は先生が「バスがある!」と言いました。実は、息子を連れて往復10kmの送迎は大変で、以前、夫にも意見を言ったことがあります。 しかし、夫は「働いてないんだから、それくらいいいでしょ」という姿勢でした。また、実母にも相談しましたが、夫と同じ意見。私自身も働いていない負い目があったので、夫の送迎は当然と思い込んでいたのです。 夫に再度、物申す!しかし今回、第三者の意見で自信がついた私は、再度、夫に送迎の負担を訴えることに。「児童館で、朝から夫を車で送っていると話したら『子どもみたい』と失笑されたよ」と他の人の意見を交えることで、夫は以前のような強気な姿勢ではなくなりました。 結果、車をもう1台購入するより金銭的な負担がない夫専用のバイクを買うことで決着! 学生時代以来のバイクを手に入れることができた夫はうれしそうでした。 バイクを手に入れたうれしさから、面倒くさがっていた雨の日のバス通勤も了承した夫。おかげで私は朝から息子とゆっくり過ごすことができるようになりました。あのとき、はっきり意見を言ってくれた先生とママ友に感謝です。 イラスト/ななぎ著者:都 うめこ
2024年04月03日子育て方針の違いから、つい夫にイライラしてしまう私。以前から興味のあった占いに友だちと行くことになったので、夫のことを聞いてみました。すると、意外な言葉が返ってきました。そして私はその回答に深く納得したのです。夫婦としてやっていけるか漠然と不安私と夫は顔を合わせれば話題が尽きることなく話し、たまには夫婦二人でのデートを楽しむ関係。夫婦関係に大きな問題はないと思っていました。しかし子どもへの接し方の違いから、私がイライラし夫に当たってしまい険悪なムードになることが最近しばしばありました。 私は、育児書やネットの情報を頼りに問題を解決しようとするタイプ。対して夫は、自分の直感のみを信じて子育てをしています。夫の育児を見ていると「こうしたほうがうまくいくのに……」と歯がゆく感じ、ついイライラしてしまうのです。付き合っていたころは喧嘩1つしたことがなかったのに、最近は日常的に夫にイライラする日々。このまま夫婦として長年やっていけるのだろうかと漠然とした不安がありました。 「イライラの原因は……」ある日、育児のリフレッシュのために、娘を夫に預けて友だちと遊びに行きました。行き先は2人とも以前から興味があった占い! 友だちが彼氏との相性を占ってもらったのですが、結果が当たっているようでおもしろく、私も夫との相性を見てもらうことにしました。 占い師さん曰く「あなたたちは運命の相手。相性は抜群よ」とのこと。これを聞いてうれしかった半面、最近の関係を振り返るといまいち信じられなかった私。「最近夫にイライラしてしまうんですけど、このまま長年楽しく一緒にいられるでしょうか?」と質問してみました。すると返ってきたのは意外な返事だったのです。「イライラするのは旦那さんのせいじゃない。あなた自身の問題よ。あなたが勝手に理想像を描いて、それと旦那さんを比べるからイライラするの」。 傲慢だった自分のあり方を反省占い師さんの言葉に、私ははっとしました。確かに私は「勉強熱心で素直にいうことを聞く夫」という理想像を勝手に描いていたのかもしれません。夫は私と同じく知識を付けて問題解決をしようとすることはないけれど、娘と2人で出かける時間を作ったり、娘の好きなことを知ろうとしたりと、思い返せば夫なりに努力をしていました。 しかし私はそれを認めることなく、「なんで私ばっかり育児の勉強をしないといけないの?」、「私の言ったとおりにしないの?」と不満を募らせるばかり。目の前の夫を見て認めてあげられていなかったな、と自分のあり方を反省したのでした。 帰宅してからは占いの結果を夫に伝え、今までの態度を謝りました。夫は「まさにその通り!」と占い師を大絶賛。現在はイライラすることはもちろんありますが、目の前の夫の努力を認め、感謝を忘れないようにしています。 夫にイライラするのは夫が悪いからだと思い込んでいた私にとって、自分自身に問題があるという指摘は意外で心に刺さるものでした。占いの信ぴょう性は置いておいて、自分とは距離があり、異なる意見を持った他人に相談してみると、意外な解決の糸口が見つかるものだなと感動した出来事でした。これまで私は悩みをひとりで抱えがちだったのですが、これからはもっと気軽に他人に相談してみようと考えています。 著者:榎本まいこ夫は転勤族で、見知らぬ土地にて甘えん坊な2歳娘を育てています。元幼稚園教諭。育児と保育の経験を活かしながら主に子育て・教育ジャンルで執筆中。趣味は古民家カフェめぐり。
2024年04月02日娘が生後6カ月のころに夜泣きが始まり、ワンオペのため1人で対応に追われていた私の疲労はピークに。精神的にも参っていたある休日、娘に離乳食をあげてほしいと夫に頼んだのですが……。 初めての育児で疲労に限界がきた私は…初めての育児や夜泣きの対応に追われ、精神的にも肉体的にも疲れ切っていた私は、ある休日に「娘に離乳食をあげておいて」と夫に頼み、横になるために寝室へ。しかし、夫は「一口の量ってこれくらい?」「口開けないけどどうしたらいい?」「これ全部食べさせる?」と、休んでいる私に何度も質問をしてきます。不慣れだから仕方ないとは思っているものの、疲労のせいでイライラがマックスに。精神的に限界だった私は、気づけば家を飛び出していて、吸い寄せられるようにカフェに入っていました。久しぶりのひとり時間。静かな空間でゆっくり過ごせたことで、さっきまでイライラしていた気持ちがすうっと落ち着くのを感じました。 一方、離乳食をなんとか娘に食べさせた夫は私が家にいないことに気づき、スマホを置いていったため連絡がつかない私を、娘をつれて車で探し回ったそう。あちこち探し回るうち、ガラス張りのカフェのカウンターに座る私を見つけたとのことです。気持ちが落ち着いた私は、帰宅後に夫と話をしました。すると夫は、「育児は特にわからないことばかりだから、“自分からしよう”となかなか行動に移せなくて……。でも、やる気を見せないと頼みにくいよね、ごめん」とやさしく謝ってくれました。今回の出来事で、夫も私と同じように、初めての育児に戸惑っていたことに気がつきます。今後はお互いの気持ちを伝え合うことやコミュニケーションを取ることを忘れず、夫婦で協力して育児に取り組もうと、夫と話し合うきっかけになった出来事です。 作画/yoichigo著者:石本かの子
2024年03月28日特別仲が良いわけではないですが、親しくさせていただいているママ友がいました。そのママ友はとても温厚な性格の方で、彼女と話すととてもリラックスした気持ちになれました。ママ友には、大学から仲の良い親友がいるようで、写真を見せてもらったこともありました。 どうしよう…!私が友だちと久しぶりに出かけたある夜。ママ友に写真で見せてもらった親友らしき女性がママ友の夫(何度か会ったことがあります)と手を組んでホテルらしき所へと入って行くところを見かけました。 その夜の後、ママ友に話そうかどうか迷ったのですが、本当に良い方だったのでダメ元でそのときの話をしました。すると、ママ友は全部知っていたのです。 夫とママ友の親友の不倫は数カ月前から気付いていたらしく、ママ友は不倫の証拠を集めて、その後賠償金を2人に請求して離婚したそうです。 作画/miyuka 著者:中田英子1児の母。フリーランスで翻訳の仕事をしている。趣味はアニメ&漫画。
2024年03月24日ママ友の家で、子どもたちが遊んでいたときのエピソードをご紹介します。 何これ…!ある日、ママ友の家の庭でプールをしたときのこと。ママ友は子どもたちの写真をかなり撮っていました。その後、写真を送ってもらってありがたかったのですが、ママ友はその写真をすべて、顔も隠さずに自分のSNSにアップしていたのです。 1回の投稿に10枚投稿でき、ママ友は2回投稿したので計20枚……。すべて水着の写真でした。うちの子は男なので上半身裸。すぐに消すように頼んだところ、1日経って削除してもらえました。ママ友は「別に良くない?」などと裏で言っていたようですが、子どもの裸を許可なく出されることに危機感を感じ、それからは距離を置くようにしました。 ♢♢♢思い出として写真を撮ってくれることはありがたいですが、無断でのわが子の写真をSNS載せられるのはやめてほしいですよね。SNSに掲載したいと思うママもいると同時に、不特定多数がみるSNSで写真を投稿し、何らかの事件に巻き込まれてしまう可能性を考えて、なるべく載せたくないという家庭もあります。ママ友には自分のような考えの家庭だけではないと自覚してもらい、SNSに載せてもいいか事前に許可をとって、許可が得られた写真のみ投稿してほしいですね。 作画/miyuka 著者:佐藤あかり1児の母。在宅ワーカーで趣味は音楽。楽器も練習中。
2024年03月22日妊娠中に夫の秘密を知ったママのお話です。 なにこれ…!?夫がスマホゲームにハマり、知らないうちに課金していました。後日クレジットカードの請求書を見て分かったのですが、その額なんと3カ月で約70万円。私は妊娠を機に退職したこともあり気が遠くなりました。 生まれてくる子どものためにと節約したり、フリマアプリを活用してもそれ以上にお金が消えていくのが許せず離婚も考えましたが、表向きには許すことに。実は今でも根にもっているため、今後何かあったときのためにしっかりメモに残しています。 作画/大福著者:武藤 桜子遠距離恋愛の末結婚。現在は田舎の義実家暮らしに奮闘中。
2024年03月20日妊娠がわかり、夫に報告したときのこと。ドラマのような感動的なシーンを期待していたわけではないのですが……。未だに忘れられません。 赤ちゃんができたと話したところ…結婚して1カ月後に妊娠が判明し、夫に報告したときのこと。泣いて感動してほしいとは思っていませんでしたが、「ヤッター」とか「楽しみだね」など喜びの言葉を期待していました。それに対して夫が言った言葉は、「誰の子?」でした。結婚して1カ月での妊娠だったので、そういう思いが心のなかに少しあったのかもしれません(正真正銘、夫の子ですが……)。だからといって、不倫を疑っているとしか思えない発言をするとは思ってはいませんでした。 後から夫に発言の真意を聞いたところ、びっくりしすぎて思わず言ってしまったとのこと。この件は未だに許せておらず……。あのときの自分はよく離婚しなかったなと思っています。 ◇ ◇ ◇ 夫は思ったことを口に出したのかもしれませんが、親しい仲であっても言っていいことと悪いことがありますよね。相手の心に一生残る場合もあるので、発する言葉には気をつけたいですね。 イラスト/さくら著者:茶山 紅
2024年03月19日モラハラ、DVはもってのほかだけど、仕事で出世の兆しなし、脱いだ靴下はそのまま、食器も洗わない、もちろん子育てにも協力しない…。そんなダメ夫をイケてるパパに変えたいと思いませんか? あなたの夫がこれで変わる?かもしれない「ダメ夫改造マニュ…
こどもと見つけた小さな発見日誌
育児に遅れと混乱が生じてる !!
ムスメちゃんとオコメちゃん