「生理だと思ったら妊娠していた」という話はインターネットではよく見かけていましたが、「実際そんなことあるのかな?」と思っていた私。しかし、私自身がそのことを経験することになったのです。妊活中に起きたまさかの出来事をお話しします。 妊活中、周期通りに生理がきた3年ほど前の話です。当時妊活中だった私は、周期通りに生理がきて「今回も妊娠できなかった……」と落ち込んでしまいました。 ただ、生理にこれまでとの違いを感じたのです。私の場合、生理の1日目、2日目は経血量が多く、生理痛もあり、鎮痛薬を使うこともありました。しかし、そのときは「今回はいつもより経血量が少ないな。生理痛もちょっと軽めだな」と感じて……。ですが、いつも通り7日間出血があったので、「今回はたまたま軽めだったのかな」とあまり気にしていませんでした。 下腹部に痛みがあり病院へ生理が終わったころ、右の下腹部が急に痛くなりました。座っていても寝転んでみても痛みは治りません。今まで経験したことのない痛みだったため、心配になりかかりつけ医へ連絡したところ、「一度受診してください」とのこと。私と夫は痛みをこらえて病院へ行きました。 病院へ着いてから尿検査をし、診察室へ。婦人科の病気を今までしたことがあるか、最終月経、生理周期などを聞かれ、内診をしてもらいました。 尿検査で妊娠反応が陽性に!診察室へ再度入ると、医師から「尿検査で妊娠反応が陽性になっています」とまさかの言葉が! 私は、「生理がきたのに!?」と驚きを隠せませんでした。ただ、驚きとともに、とてもうれしかったことを覚えています。 医師に出血があったことを話すと、医師曰く「生理だと思っていたのは着床出血でしょう」とのこと。また、妊娠するとホルモンのバランスで卵巣が腫れてしまうこともあり、それが原因で下腹部が痛くなったのだろうとのことでした。 そして、腫れた卵巣がねじれる可能性があるため、しばらくは安静にするようにとの指示を受けたのです。 「生理だと思ったら妊娠していたなんて話、本当にあるの?」と疑っていた私ですが、まさか自分が同じ体験をするとは思っていませんでした。 今回は下腹部の痛みで病院への受診を決めましたが、痛みがなければずっと気がつかないまま過ごしていたのかもしれないなと感じます。体の異変を察知してすぐ受診して本当によかったなと思います。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 著者/motj作画/ちゃこ 監修/助産師 松田玲子医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダー、ムーンカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。 ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! イラスト制作者:マンガ家・イラストレーター ちゃこ
2024年04月27日娘が1歳半になり卒乳して2カ月ほど経ったころ、義実家に夫と娘と帰省することになりました。卒乳後1カ月ほどで生理が再開しましたが、生理用品を持たずに義実家へ帰省した私は、義実家でまさかの事態に。慌てた私は、義母に相談したのですが……。義実家でまさかのハプニング娘が1歳半のころ卒乳を迎え、卒乳後、1カ月ほどで私の生理が始まりました。その後、義実家に帰省することになったのですが、2年ほど生理がなかった私は生理用品を忘れて帰省してしまったのです。 義実家に帰省するタイミングで、前回の生理から4週間ほど経っていましたが、私の場合、産前は生理周期が約42日と長かったので、「きっと、大丈夫だろう」と思って心配はしていませんでした。しかし、生理がきてしまったのです。 「なんだかパンツが湿っぽいなぁ」と感じつつもしばらくトイレに行けず、ようやくトイレに行ったときには、パンツが汚れてそのままはくことが難しい状態に……。下着の替えはありましたが、生理用ナプキンを持っていないのでどうしようもありません。 突然のことなので義実家に生理用品のストックがあるかわかりませんでしたが、私は義母に相談することにしました。 義母の気づかいに感謝!「申し訳ないのですが、生理がきてしまって……」と私が言うと、義母はすかさず「ちょっと待ってて」と2階へ上がっていきました。持ってきてくれたのは、夜用と昼用の生理用ナプキンがたっぷり入った袋。 続けて義母は、「下着は大丈夫? 必要なら言ってね」や「汚れた下着の洗濯が必要なら、出していいからね」とやさしく言ってくれました。翌日、「女の人は何かと大変ね。私のことは本当のお母さんだと思って頼っていいからね」と義母は私にそっとひと言。私は、義母の神対応に感動するばかりでした。 今思うと、義母の言葉は私に寄り添うような言葉ばかりでした。義母は、遠慮がちな私に対する気づかいとして、やさしい言葉をかけてくれたのだと感じています。義母のように、相手の気持ちを考えて、かける言葉を選べるような人になりたいなと思えた出来事でした。 イラスト/森田家著者:相原るか監修者・著者:助産師 松田玲子医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
2024年04月06日子どもが1歳のとき、私が生理中に起きた衝撃的な出来事です。私はサニタリーショーツが好きではなく、生理中もデザインのかわいいショーツを着用していました。ところが、娘と出かけたある日、思わぬ事件が起きて……。 ナプキンが落ちた瞬間は誰にも見られなかったものの、この出来事はかなり恥ずかしかったです……。デザイン重視のショーツが好きだからと言って、生理中なのに普通のショーツをはいたことをとても後悔しました。やはり、生理中はきちんとナプキンを貼り付けられるサニタリーショーツを着用すべきだと痛感し、大いに反省したのでした。また、これを機に、かわいいサニタリーショーツを探してみようと思います。 監修/助産師 松田玲子原案/えく乃ママさん作画/まっふムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように!
2024年03月19日スカッと系人気YouTubeチャンネル『パニコレ』から、「自分本位で無知な夫の末路」を紹介します。夫・トウヤと新婚生活を送るパニ子。ラブラブな毎日を送っているものの、どうしても頭を悩ませていることがあります。それは夫婦の性生活について……。「夫の相手は、嫁の務めだろ?!」ある夜のこと。隣で寝ていたトウヤがパニ子の布団に入ってきました。トウヤはイチャイチャする気満々でしたが、パニ子は生理2日目……。おなかが痛く体もだるいため、そんな気分ではありません。 しかしトウヤはお構いなし!申し訳ないと思いながらも拒否し続けていると、次第に拗ね始め、パニ子に背を向けふて寝したのでした。 また翌月も、パニ子が生理のタイミングでしつこく迫ってくるトウヤ。思い起こせばパニ子が生理中に限って、しつこく迫ってくることに気がつきました。 夫に抱いた疑惑その翌月もトウヤは生理中のパニ子に迫ってきます。もちろんパニ子は拒否! するとトウヤは「子どもが欲しいって言ってたのに何だよ!」と激怒。子どもが欲しいのは事実ですが「生理中なのに妊活して意味あるの?」という疑問が浮かびます。 その時、あることに気付いて「はっ!」としたパニ子。「生理中は妊娠する確率が低いはず……なぜトウヤは私の生理中を狙って行為を迫ってくるのだろう?」戸惑いが隠せませんでした。 そしてトウヤは「させないなら浮気するよ!?」と吐き捨て寝てしまいました。 その後、モヤモヤした気持ちを抱いていたパニ子の耳に飛び込んできたのは「トウヤが見知らぬ女性と腕を組んで歩いていた」という噂。パニ子が問いただすと「お前が相手してくれないから浮気した!」と言うのです。呆れたパニ子はトウヤと離婚することに決めました。※生理中でも妊娠の可能性はゼロではありません。 夫が生理中に行為を迫ったワケ数カ月後、街でトウヤを見かけたパニ子。腕を組んで歩いていたのはパニ子の同僚・カズハでした。しかしカズハは既婚者だったはず……。これ以上トウヤには関わりたくないと思っていたパニ子でしたが、そうもいかない出来事が起こります。 それはパニ子が仕事からの帰り道。トウヤがパニ子を待ち伏せしていました。トウヤは開口一番「カズハの旦那に、俺とカズハの関係を話しただろ!?」とパニ子を責めます。しかしそんなことはしていません。 トウヤ曰く、カズハはトウヤの子どもを妊娠したけれど夫の子どもとして育てようとしていたそう。しかしパニ子から不倫の密告があったせいで、夫がDNA鑑定をし、不倫がバレたようです。 「生理中だったから、子どもは絶対に出来ないと思ってたのに…」とトウヤ。やはり生理中に限って行為を迫ってきたのは、わざとだったのです。 ※生理中は排卵していないため妊娠の可能性は低いと言えますが、100%妊娠しないというわけではありません夫の子を妊娠した同僚の狂気その後、トウヤはカズハの夫から慰謝料を請求されたそう。もちろん子どもを育てる気のない無責任なトウヤは、カズハと結婚する気などありません。 しかし、あるときカズハに声をかけられたパニ子。何かと思えば、おなかの子がトウヤの子だという今更のカミングアウト! さらには「これまでずっと妊娠できなかった私がトウヤさんの子を授かれたなんて、これは運命ということで間違いないですよね。うふふ……」カズハが浮かべた不気味な笑みに、パニ子は背筋が凍ったのでした。 ふとカズハのデスクを見ると、トウヤの写真がたくさん飾られています。もともとネガティブ思考で妄想癖が強かったカズハは、不倫がバレたことで元夫に散々責められ精神をおかしくしたようです。 カズハの尋常ではない執念を感じたパニ子。トウヤが逃げ切るのは難しいでしょう。自分のしたことの責任をしっかりとってほしいと願ったのでした。 生理中の性行為は、感染症などのリスクが高まります。お互いに相手を思いやり、できるだけ生理中の性行為は避けたほうが安心ですね。著者:ライター パニコレ
2023年09月08日トイレの際は4歳の娘と一緒に入る私。そのため私が生理のときも、一緒にトイレに入ることが多くありました。しかし、たまたま娘と違うトイレに入った際、私はある失敗をしてしまったのです。 娘は生理に興味深々娘は何ごとにも興味津々で、私が生理のときはナプキンを替えるのを手伝ってくれようとします。娘は4歳で少し会話が理解できるようになってきたころ。ただ、生理について「月に1回起こる生理現象」と説明しましたが、まだあまり理解していないようでした。 生理のときはお決まりのように便器を覗いて「赤い日だ!」と目を丸くして驚き、叫ぶのです。 スーパーで嫌な予感! そんな娘とスーパーで買い物をしていたときのことです。いつもは外出する前に娘にはトイレに行かせていましたが、その日は私が生理中で、娘のトイレのことまで頭がまわっておらず……。案の定、買い物中に娘が「トイレに行きたい!」と言いだしたので、スーパーのトイレを借りることにしました。 幸いトイレには誰もおらず、個室もすべて空いていました。そして私もトイレに入りたいと感じたため、「ママ、隣のおトイレに入るね!」と言って、娘をトイレに促し、私は隣のトイレへ。 そしてトイレが終わった娘から、「ママーうんちがでたからふいてーはやくふいてー!」という大声が聞こえてきました。 間一髪!私は急いでナプキンを交換し、娘のほうの個室へ。娘のおしりをふいて手を洗い、その場を立ち去りました。しかし、トイレから数メートル離れたところで「自分が使っていたトイレを流し忘れたかもしれない」と不安に。 急いでトイレに戻ると、ちょうど私が入っていた個室の前に女性が。私は娘に負けず劣らずの大声で「すみません! 流し忘れてます!」とひと言。女性は私の大きな声に立ち止まってくれました。 やっぱり流し忘れており、私は急いでトイレを流し汚れていないかチェックをして女性に謝りながらトイレをあとにしました。女性に流し忘れを見られなくてよかったですが、これまで流し忘れたことなどなかったため、顔から火が出る思いで、私は早々に買い物を済ませ、娘とスーパーを後にしたのでした。 いつもは娘とトイレに入るため流し忘れるということはないのですが、別々の個室に入ったことでしてしまった失敗でした。娘といるときは自分のことが後回しになることも多く、生理中のときこそ自分にしっかり目を向けなければと改めて思いました。 娘もまだ生理のことを正しく理解することは難しいと思いますが、成長するにつれて少しずつまた生理について話していけたらと感じています。 著者/伊東理恵子作画/加藤みちか監修/助産師 松田玲子 ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者・イラスト制作者:マンガ家・イラストレーター 加藤みちか
2023年07月03日娘たちが3歳と1歳だったころ、生理の日を除き、娘2人とほぼ毎日一緒にお風呂に入っていた私。生理の日は基本的に夫がお風呂に入れてくれていたため、お風呂で娘たちに経血を見られることはなかったのですが……。 生理中の娘たちとのお風呂生理中は基本的に夫が娘たちをお風呂に入れてくれていましたが、夫の都合でどうしても私が娘たちとお風呂に入らなければならないときもあります。 浴槽の中で経血が出ることはなく不安はなかったのですが、シャワーを浴びているときに経血が出てしまうことが……。そんなとき、私はどうするか! シャワーで娘たちの気を引いて水遊びに夢中になっている間に垂れた経血をシャワーでサッと流すことにしていました。 今までこの方法で娘たちが経血を見ることはなかったのですが……。 経血事件が!?ある日のお風呂中、シャワー作戦が間に合わず、長女が経血を目にしてしまいました。そして「ママ、血が出てるよ。お股から。痛い? どうしよ」とパニックに。衝撃だったのか、その隣で次女が号泣。 私はまず笑ってごまかし、シャワーで経血を流しました。娘たちを怖がらせないように笑顔を忘れず「ママ、痛くないよ。女の子の日なんだ」と言って、とりあえず娘たちを落ち着かせました。 娘たちは何度も私のお股を見て血が出ていないかを確認。長女の「絆創膏、あとではってあげるね」のひと言には思わず笑ってしまいました。次女は私と長女が笑って話しているのを見て、安堵したようです。気づけば泣き止んでいました。 ですが、娘たちには「女の子日というものがあって、その日はお股から血が出る」程度の話しかしなかったので、お風呂をあがったあとにも「ママ、大丈夫?」と何回も尋ねられることになってしまいました。 生理の説明って難しい娘たちをパニックにさせてかわいそうなことをしたなと思うと同時に、生理のことをちゃんと伝えておくべきだったなと痛感した私。 そしてこのことを機に、娘たちに生理の説明をしようと思ったのですが……話そうとすると娘たちにうまく生理の説明ができない自分がいて……。これから娘だけでなく、自分に甥っ子や姪っ子ができたり、小さい子どもに生理のことを話さなれけばならないシーンがやってきたりするかもしれません。私自身が生理についてしっかり勉強し、説明できるようにしないといけないと胸に刻み、今改めて学び直しているところです。 私はこの事件で娘たちをパニックにさせてしまいましたが、ママ友からも似たようなことがあったとをよく聞きます。子どもたちの今後のためにも、しっかり生理について説明できるようにしておくことが大切だなと感じた出来事です。 著者/松谷 えりな作画/ののぱ監修/助産師 松田玲子 ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! イラスト制作者:マンガ家・イラストレーター ののぱ
2023年06月27日産前は経血の量があまり多くなく、生理2日目でも普通の日用のナプキンを使っていた私。産後、経血の量が多くなりましたが、「大丈夫だろう」とそのまま普通の日用ナプキンを使用し続けていました。そんな中、義実家にいたので頻繁にナプキンを交換できず……悲しいことが起こったのです。 覚えた違和感経血量が多い生理2日目に義実家へ遊びにきていた私。ナプキンを替えにトイレへ行きたいなと思っていたのですが、義父の前では生理用ポーチを持ち歩くことが恥ずかしく、なかなかトイレに行くタイミングがなくて……。 そうこうするうちに経血が多く出た感覚がありました。普通の日用のナプキンで大丈夫が不安になりつつも、まだトイレに行くタイミングを見計らえずにいました。 すると、しばらくして少し股の近くが湿っているような感覚があったのです。これは経血がナプキンから漏れているのではと、とても焦りました。 トイレに行ってみると気になってしょうがなかったので、不自然な様子だったと思いますが、私は生理用ポーチを隠し持ち、思い切ってトイレに行くことに。するとナプキンは限界がきていてズボンを見ると……経血がついていました。 とりあえず鏡で確認してみると、シミのようなものが2カ所ありました。不幸中の幸いだったのが、その日濃い青色のジーパンをはいていて汚れがさほど目立たなかったこと。もちろん着替えはありませんが、この程度の汚れならば、おしりを見せないようにすれば大丈夫そう。そのため、その日の義実家での残りの時間はできるだけ背を見せないことを心掛け乗り越えました。 体験を経た私の決意結果、義実家では誰にもバレることなくその日を終えることができたのですが、ズボンにシミがあるとわかってからは落ち着いて過ごすことができませんでした。 しかも、これがもしジーパンではなく、白いズボンだったらと思うと恐ろしく感じてしまって……。 そのため私はこの出来事があってからは「生理中に白いズボンをはかない」と決意! お気に入りのズボンでも、スパッツのようなインナーパンツをはくことを徹底しています。 ちなみに、義実家へ行った際にはいていてジーパンは結果的に2回洗濯し、シミがわからなくなったのでほっとしたことを覚えています。 この出来事が、友だちとのランチや外でのお出かけのときでなくてよかったなと思いました。「生理中は白いズボンをはかない」という決意をした私ですが、経血漏れ対策もしていきたいと思い、経血の量が多いときは夜用のナプキンを使うことも考えています。 著者/松谷 えりな作画/Michika監修/助産師 松田玲子 ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者・イラスト制作者:マンガ家・イラストレーター Michika横浜に暮らす中2、小4、小3の三姉妹の母。ブログやInstagramで、漫画やイラストを描いてます。
2023年03月23日今まで、家族や仕事を優先し自分の生活を後回しにしていましたが、このたび家族に「生理だから休みます」宣言をして休んでみました。そのときの家族の反応は……。 家族の協力のもと休ませてもらうことに日曜、まずは朝寝坊させてもらいました。なかなか休めない日々の中、朝からのんびりできる幸せを改めて実感。昼過ぎには、ママにべったりだった6歳の子どもが「ママを休ませるために」と、ひとりで近くの親戚の家へ。 普段なら、日曜は一緒に公園やレジャーに出かけていたので、私としては息子に寂しい思いをさせてしまったかもという罪悪感もありました。でも、今日はしっかりと体を休める日。私自身、子どもと離れる時間も大切なのかもと心を鬼にして、ひとりで休ませてもらいました。 鉄分補給メニューに早寝夜は夫が帰宅後、夕食を作ってくれました。まぐろとぶりのお刺身、ブロッコリーにいちごなど、鉄分豊富で体にやさしいメニュー。生理で貧血気味になりがちな私のために、夫が気をつかって作ってくれたのです。 その後は夫が夕食の片付け、子どものお風呂、寝かしつけまで担当してくれたので、私は自分のためにゆっくりお風呂に入り、早めに就寝することができました。 翌日、いつもの生理中より顔色が良くなっていたように感じ、改めて生理期間にゆっくり体を休めるということの大切さに気づいたのです。 最初から休めたわけではなかった私が「休みます」宣言をするまでは、長い道のりで何年もかかりました。出産したばかりころは、夫は育児ができず、子ども向けの食事も作れませんでした。子どもはママにべったりだったため、休日に離れるのはかわいそうで……。 そんな思いから私はひとりですべてを背負い込み、「生理だろうが、私が頑張るしかない」と無理をし続けてしまったように思います。その結果、PMS(月経前症候群)が重くなったり、生理前も生理中も過剰にイライラが抑えられなくなったり……ということが増えたのです。そして、このままではいけないと思うように。 時に喧嘩をしながらも、少しずつ夫に家事や育児、身の回りのことなどを根気強く教え続け……その結果、今回の「生理休暇もらいます」につなげることができたのです。 生理の重さは個人差があるので、そのつらさを全員に理解してもらうというのは難しいのかもしれません。だからこそ、自分が自分を労わる時間は大切なのだと感じました。 私自身、今では休みたいときに「休みます」と宣言し、家族に協力してもらいながら体と心を休ませて栄養をとり、たっぷりと寝ることができるように。そうやって自分を労わることで、体と心がラクになってきたように思います。家庭内での生理休暇が、広まるといいなと思う私でした。 著者/宇佐美にこ作画/ちゃこ監修/助産師 松田玲子 ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! イラスト制作者:マンガ家・イラストレーター ちゃこ漫画のお仕事をしています。インスタグラムでグルメ備忘録を更新中。
2023年02月18日その日、生理初日だった私。経血量も多く、子どもたちをお風呂を入れるのがおっくうだったため、夫に頼んだのですが……。 男性にとって生理は未知ですし、詳しく知る機会もあまりなく、理解することはなかなか難しいのかもしれません。そのため、日ごろから「生理のとき、育児や家事に協力してほしい」と積極的に伝えていたほうがよかったのかもと感じました。 私たち夫婦は喧嘩っぽくなってしまいましたが、結果的に夫に生理のことを知ってもらえ、理解してもらえたのでよかったと思っています。 原案/つのみゆりこさん作画/ちゃこ監修/助産師 REIKO ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! イラスト制作者:マンガ家・イラストレーター ちゃこ漫画のお仕事をしています。インスタグラムでグルメ備忘録を更新中。
2022年06月20日普段は、フリーランスライターとして情報誌や企業会員誌などの記事制作をしている仁田茜さん。仁田さんは、長年「過多月経」に悩まされ、26歳のときに子宮筋腫摘出手術、41歳のときに子宮全摘出手術を受けました。今回ご紹介するのは、仁田さんご本人が経験された生理中の出来事をマンガ化したものです。娘と訪れたお寿司屋さんでまさかの事態に。そんな仁田さんの前に現れた「救世主」とは……!?嫌な予感が的中… 生理中の出血が多いなか、万全の経血モレ対策をして、娘とお寿司屋さんにきた仁田さん。お寿司を食べ終わり、「さあ帰ろう」と動いたときでした。「どろどろ……」と下半身に感じた生あたたかい感触。嫌な予感がした仁田さんがおそるおそる自分が座っていた座布団を見てみると……。 予想通り、座布団が経血で汚れてしまっていたのです。外出先での経血漏れって、とても焦りますよね……。 監修/助産師REIKO ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者:マンガ家・イラストレーター 仁田茜福岡在住のフリーランスライターで普段は、情報誌や企業会員誌などの記事制作している。イラストを描くのが好きで、ご依頼に応じて記事に添えるイラストカットや図解、コミックエッセイなども描いている。
2022年06月03日学生時代に交際を始め、就職してからも付き合っていた元カレとのお話です。私にとって初めての彼氏で、学生時代は毎日のように会っていたのですが、就職してからは週末しか会えなくなりました。もともとモラハラ気質で、生理中も強引に誘ってくるタイプの人。しかし、「好き」だとも言葉にしてくれ、私は愛されているのだと思っていたのです。そんな彼から目を覚ますこととなった出来事とは……。 今振り返ってみると、初めての彼氏でも、いくら好きと言われても、自分の体調を無視した性交は、絶対に受け入れるべきでなかったと思います。そして、自分のことだけしか考えていないこの元カレとはもっと早く離れるべきでした。 結果的に、彼から離れることができて、生理でつらいときも気づかってくれる夫と出会えてよかったと心から思う日々です。 ※妊娠を望まないときの性行為は、性感染症予防のためにもコンドームを装着しましょう。 原案/のんびりわんこさん作画/ちゃこ監修/助産師 REIKO ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! イラスト制作者:マンガ家・イラストレーター ちゃこ漫画のお仕事をしています。インスタグラムでグルメ備忘録を更新中。
2022年04月17日私は「生理はつらくて当たり前」と考えていて、生理の症状がひどくても無理をしてでも家事をおこなうことが多くありました。しかし夫がそんな私を見て家事を代わってくれるようになり、考え方を変えることができたのです。 生理がつらくても家事をしていた新婚時代私は生理の症状が重く、生理痛を薬などで軽減させても、めまいや気分の悪さ、腰の重さなどが重なって寝込むことも多くありました。そんななか結婚を機に2人暮らしを始めた際、2人で家事を分担することに。 ひとり暮らしをしていたころは、生理がつらければ冷凍食品を食べ、洗濯や掃除はあと回しにするなどの自分のやりたいようにできましたが、夫の分の家事もおこなうとなると、すべてをあと回しにするわけにはいきません。 また当時は「生理だけでサボれないよな」という考え方で、生理がつらくても無理を押して家事をしていました。 つらそうな私を見て、夫が…そんなとき、つらそうに家事をする私を夫が気にかけてくれたのでしょう、「生理でつらいときは俺が家事を代わるよ」と申し出てくれました。 夫はそれから生理がくるたびに家事を代わりにしてくれるようになり、今では「生理がきた」というだけで、症状の軽い重いに関係なく「じゃあ家事は任せて」と言ってくれます。 また症状が重い場合は薬や湯たんぽの準備などをして「体を温めてね」と声をかけてくれるなど、生理中の私をとても気づかってくれています。 生理は休んでもいいのだと気付かせてくれた私はこれまで周りにあまり生理の症状が重い人がおらず、特に働いていたときは「生理だけで休むなんてとんでもない!」という考えで、生理がつらくても無理をしていつものように働くことが当たり前だと思っていました。 しかし夫が「つらいなら休んでもいいんだよ」と言ってくれたことで、「生理中は、無理をせず休んでもいいものなんだ」と気付くことができました。それからは生理の症状が重いときは家事や仕事を休み、体調が回復してから再開するようにしています。 まとめ現在は、以前よりは生理への理解が進んだことで、生理休暇も取りやすくなったのかなと思います。しかし一方で「生理だけで休むなんて」と無理をしてしまう人も多いのではないのかなと、感じています。 私は夫の気づかいでその考えを変えることができました。夫に感謝するとともに、今後、女性が生理でつらいときには、もっと気軽に休めるような社会になったらいいなと願っています。 著者/百田作画/まっふ監修/助産師 REIKO ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように!
2022年03月31日22歳で妊娠し、10年間付き合ってきた生理が止まりました。生理の存在を忘れかけていたころ、断乳した途端に生理が再開。久しぶりの生理に少し安堵したのもつかの間、予想をはるかに超える事態が発生したのです。 妊娠前の生理は私の生理は、毎月同じ周期で一度も止まることなく約10年間続いていました。経血の量はそこまで多くなく、大きめの昼用ナプキンまたは夜用ナプキンで事足りる量。生理痛は少しの腹痛と片頭痛が起こるくらいで、痛み止めを飲めば日常生活にはなにも支障はありませんでした。 そんななか、妊娠を機に生理が止まりました。今まであった生理が急に止まったことで、はじめは少し驚きましたが、やはり生理がない生活はとても快適。体に負担をかけないようにしっかり気をつければ、好きなときに温泉や銭湯に行けるうえに、経血モレの心配も不要です! 産後も授乳期間中は生理がこなかったので、約2年の間生理のない生活を送り、すっかり油断していたとき、産後生理のハプニングが……。 産後の生理で思わぬハプニング!断乳後1カ月後(産後11カ月くらい)に約2年振りの生理がやってきました! はじめは大きめの昼用ナプキン、夜は夜用で大丈夫だろうといつも産前と同じナプキンを使っていました。 しかし、生理2日目の朝、シーツを見るとなんと経血モレが。そのときは「ナプキンの位置が悪かったのかな?」と思いましたが、なんと3日目の朝にもシーツに経血モレを発見! 今まで、シーツを交換するほどの経血モレは1、2回ほどしか経験がなかったため、産後の経血の量に驚きを隠せませんでした。経血で汚れたシーツを見られるのは、親しい仲の夫でも恥ずかしかったのを今でも覚えています。 新しい生理対策「またシーツを汚すのは嫌だ」と思い新しい生理対策を考えました。はじめは夜用のなかでも大きめのナプキンを試してみることに。しかし、シーツまでは汚れないものの生理用のショーツに経血がついてしまいました。次にタンポンを試してみましたが、経血は漏れないものの、違和感で睡眠に集中できず眠りにつくまで時間がかかってしまいました。 なかなかうまくいかず気分が落ちるなか、ドラッグストアでショーツ型のナプキンを発見! さっそく試してみるとナプキンがお尻を包み込んでくれ、とても安心感がありました。そして、経血モレすることもなく、夜もぐっすり眠れるように。今では生理初日と2日目はショーツ型ナプキンが定番となりました。 まとめ産後はさまざまな体調の変化や体型の変化がありましたが、まさか生理まで変わるとは思いませんでした。私の場合は、経血の量が以前よりも増えて、不思議と片頭痛や腹痛は妊娠前よりも軽くなりました。 これからも、少しずつ体の変化に合わせて生理も変わってくると思います。そのたびに自分にあった生理対策を見つけていきたいと思いました。 ※タンポンの過度な長時間使用はトキシックショック症候群(急な発熱、吐き気、めまい、失神などの症状)を引き起こす可能性があるため、パッケージ等に記載されている時間や使用方法をしっかり守りましょう。 著者/藍沢えま作画/モリナガアメ監修/助産師REIKO ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! イラスト制作者:マンガ家・イラストレーター モリナガアメ動物とゆめかわが好きな漫画家。自身の場面緘黙症の経験を綴ったコミックエッセイ「かんもくって何なの!?」「話せない私研究」発売中。グッズ制作やデグーの漫画を描いたりもしています。
2022年03月30日学生時代、私はよく8歳離れた弟の面倒を見ていましたが、生理が重かったため月に1回は遊んであげられない週がありました。私が17歳、弟が9歳のある日、いつものように遊ぶ予定でしたが、生理痛がつらかった私は「今日は遊べないよ」と言うと、弟から仮病扱いされてしまい……。 弟の態度に変化がもともと弟は控えめで大人しく、やさしい子でした。そのため、私が初潮を迎えてすぐのころは、生理痛で寝込んでいると「しんどいの? 大丈夫?」とよく心配してくれたことを覚えています。 しかし、弟も成長し9歳にもなると「毎月寝込むなんておかしい」と私に違和感を持ったのでしょう。ある生理中、私が「おなかが痛いから今日は遊べないよ」と伝えると、弟は「そんなにしょっちゅうおなかが痛くなるはずない。姉ちゃんは仮病だ!」と言って怒り出したのです。 弟に生理を教えようと決意する「仮病だ」と言われた私はショックを受けましたが、同時に「弟は学校にいる女の子にも同じように接しているのだろうか」と心配になりました。 9歳という弟の年齢は、生理が始まるクラスメイトも現れるタイミングです。弟は生理がどのようなものかを知らないから乱暴な態度をとるわけですが、知らないからといって何を言っても許されるわけではありません。 「このままだと弟はクラスの女の子にもひどい対応をするかもしれない」と考えた私は、弟に生理について教えようと決意しました。 理解した弟は…女の子には月に1回お股から血が出る期間があり、それを生理と呼ぶこと、生理の間はおなかが痛くなったり、全身がしんどくなったりすること、女の子が生理のときはやさしくしてあげること……。私はこれらのことを弟に話して、弟からの「生理はいつ終わるの?」「どうして血が出るの?」といった質問にも丁寧に答えました。 すべての話を聞き終え話を理解した弟は「わかった。なら今は生理中の姉ちゃんにやさしくするよ」と言ってくれ、以降は生理のたびに気をつかってくれるようになりました。 話をする前は「弟にはまだ早すぎる話題かもしれない」とも考えましたが、今となってはやっぱりあのタイミングで伝えてよかったと思っています。 私にとっても「生理に理解のない男性でも、話せば理解してくれる」ということを学ぶきっかけになり、お互いに勉強になった出来事でした。 著者/ごとうゆき作画/ののぱ監修/助産師 REIKO イラスト制作者:マンガ家・イラストレーター ののぱ2014年8月生まれの息子は発達凸凹さん。(自閉症スペクトラム及びADHD) 大変なことも沢山あるけれど、ピースフルでとびきりキュートな息子にいつも笑顔をもらっているシングルマザーです!南九州に生息しています。
2022年02月28日生理中に子どもと一緒にお風呂に入るときや外出先でトイレに行く状況で、4歳の長女から「ママ、血が出てるよ、痛くない? 大丈夫?」と心配されるようになりました。長女が心配をして大きな声で聞くこともあり、対応に困ってしまうことも。そこで、娘が心配しないように、わが家で実践した生理中の過ごし方や娘への対応の仕方についてお話しします。 生理中は夫にお風呂当番をバトンタッチ生理中に4歳の長女とお風呂に入っていると、経血が流れたのに気づいた長女が「ママ、今血が見えたよ、なんで? 大丈夫?」と心配するようになりました。 娘から言われるたびに、シャワーでさっと流して「大丈夫だよ」とごまかしていたのですが、 その後も不安がるようになったので、心配させまいと生理1~3日目は夫にお風呂を代わってもらうことに。 それでも長女は不安がって…4歳の長女と1歳の次女を連れているときは、全員で多目的トイレに入る必要があります。私の生理中、外出先のトイレで経血を見た長女が心配を口にすることもありました。娘には「痛くないから安心してね」と話していましたが「なんで痛くないの?」と不思議に思っている様子。 そこで「ママの血はね、おなかの中で赤ちゃんが寝るための真っ赤なふかふかベッドなんだ。赤ちゃんがいないときにはそのベッドがおなかの中から出てくるんだよ。おケガじゃないから痛くないんだ」と、4歳でもわかりやすいように説明しました。 長女が心配しなくなった!それでも、しばらくは「ママ、また血が出てるの?」「本当に痛くない?」と何度か聞いてくることもありましたが、その都度同じ説明を続けていくとしくみがわかって、長女は納得した様子。「ママの血はふかふかベッドだから大丈夫なんだよね」と言って、心配することもなくなってきました。 生理の説明をするのは少し早かったかな?と思いましたが、子どもなりに理解しやすい表現で伝えることも大事だと気づきました。 好奇心旺盛でさまざまなことが気になる長女にとって、生理の出血は心配で、不思議な出来事のようでした。 生理中の生活を工夫したり、しくみをわかりやすく説明したり、丁寧に繰り返し対応していくことで、心配することもなくなり、生理中は私自身も安心して過ごせるようになりました。長女が小学生になり、生理を迎える年頃になったら、改めてそのしくみや役割について丁寧に説明していきたいと思います。 著者/渡辺あや作家/まっふ監修/助産師REIKO ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように!
2022年02月20日私はナプキンの捨て方について、妹から怒られたことがあります。生理中にお風呂に入る際、使用済みナプキンのテープがきちんと止まっていなかったのです。開いて中身が見えている私のナプキンを発見した妹から言われたのは……。 ナプキンが開いていて…私が実家で暮らしていた大学生時代のことです。わが家では、生理中にお風呂に入るとき、使用済み生理ナプキンを脱衣所のゴミ箱に捨てていました。このゴミ箱はビニール袋をセットするスタンドのみの、フタがないタイプでした。 いつものように私が入浴を終えたあと、次に妹が脱衣所へ入っていくと……その直後、私を呼ぶ声が。怒っている様子に嫌な予感がしながら私が脱衣所へ戻ると、妹から「ゴミ箱の中にある、お姉のナプキンが開いていて気持ち悪い!」と猛クレーム! 見るとたしかにナプキンが開いたままで、経血が見えていました。私はいつも通りにくるっと丸めてテープで止めたつもりでしたが、きちんと止まっていなかったのです。 妹から「気持ち悪い」と言われて反省そのときは、「気持ち悪い」とハッキリ言われたことにイラっとして、妹とは喧嘩に。しかし、少し時間をおいて考え直してみると、私も妹と同じように、嫌な思いをした経験があることを思い出しました。 高校生のころ、学校のトイレでナプキンを捨てようとサニタリーボックスを開いたとき、テープがきちんと止まっておらず、中身が丸見えのナプキンが目に入ったのです。 そのときの私は「うわ! 気持ち悪い! 何でちゃんと止めてくれないんだ!」と強く不快に感じました。 反省して気を付けたこと自分が嫌な思いをさせられたのと同じことを妹にもしてしまったと反省した私は、妹に謝罪。それからは、家の中でも外でもテープをしっかり止めて、うっかり中が見えないように、さらにナプキンをティッシュやトイレットペーパーで包んでから捨てるようにしました。 ちなみに、外出先のトイレで誰かの開いているナプキンを見てしまったときは、その上からトイレットペーパーをかぶせて、自分もそれ以上見なくていいようにしています。 以前は、家で捨てる自分の使用済みナプキンのことを大して気にかけていなかった私でした。しかし、妹から直接クレームを受けたことで反省し、今では「家族であってもナプキンの中身が見えないようにするのはマナーだ」と考えています。ナプキンについて「自分は不快な思いをしたくないし、誰かにもさせたくない」という気持ちを忘れずにいようと思っています。 著者/ココロナナコ作画/ちゃこ監修/助産師 REIKO ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! イラスト制作者:マンガ家・イラストレーター ちゃこ漫画のお仕事をしています。インスタグラムでグルメ備忘録を更新中。
2022年02月12日女性は毎月の生理の影響で貧血になりやすいと言われています。実は私も過去に2回、生理による貧血で倒れた経験がありました。 1回目の貧血、通行人に助けられた初潮から年齢を重ねるにつれ生理痛が重くなり、経血の量が増えていきました。大学に通っていたころは鎮痛剤でもあまり効果を感じないほどの生理痛に悩まされるように……。 そんな私がいつものように大学に向かおうと家を出て最寄りのバス停まで歩いているとき、体に異変が起こりました。手や足に若干のしびれを感じ、そのあと視界が真っ暗に! その日は生理2日目。生理期間のなかで1番出血の多い日です。気持ち悪さと意識がもうろうとする感じから、その場にしゃがみ込んでしまっていました。すると、聞こえてきたのは「どうした? 大丈夫?」という女性の声。返事をすることもできずにいる私に「ここにいるから、大丈夫だよ」と声をかけてくれました。 徐々に意識が正常に戻り、女性にお礼を伝えました。女性はたまたま通りかかり、心配だからとそばにいてくれたそうです。その日は大学を休み、自宅で安静にしました。 2回目の貧血、授業中に倒れたまた、別のある日、授業中に気分が悪くなり保健室へ行こうとしました。先生に保健室に行く旨を伝え、歩き始めたところ、前回と同じように視界が真っ暗になり意識がもうろうとしてきたのです。そして、そのまま教室でしゃがみ込んでしまった私。先生と友だちが保健室に運んでくれました。 ハッキリと意識が戻ったのは2時間後。ちょうど母が仕事から大学まで駆けつけてくれ、その後無事家に帰って休息をとりました。 貧血の予防法生理による貧血が原因で2度も周りの人に迷惑をかけてしまいました。現在は生理中は意識的に鉄分やビタミン、タンパク質を摂取するように心がけています。サプリメントを活用し効率よく摂取できているので、その後貧血を起こしていません。 2度の貧血から生理のときは無理をしないようにしていますが、もし今後同じようなことが起こった場合は婦人科を受診しようと思っています。 そして、倒れたとき私のことを助けてくれた人たちのように、誰かが苦しんでいるときに力になってあげられるようになりたいと実感しました。 著者/斎藤セイカ監修/助産師REIKO作画/まっふムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように!
2022年01月30日30歳のときに彼氏との同棲生活がスタート。それまではできるだけ生理中は会わないようにしていましたが、同棲ともなると生理を避けることはできません。生理が重い私に、彼がどう思うのか心配だったのです。 生理がきっかけで気まずい雰囲気に…同棲をスタートして初めての生理がきました。事前に生理痛が重いことは伝えていましたが、実際に私がどのような状態になるのかは知らない彼。その日は、2人ともせっかくの休みでしたが私は生理痛がつらく、情緒も不安定だったので寝込んでいました。 彼に生理痛のつらさなんてわかるわけないと思い、「大丈夫?」と何度か声を掛けられても思わず冷たい態度をとってしまった私。それから気まずい雰囲気になってしまい、彼は「行くところがあるから」と言って、家から出て行ってしまいました。「面倒臭い女だと思われて嫌われたんだろう」と思うと、悲しくて涙が溢れてきました。 彼の神対応に感動!1時間後、家に帰ってきた彼は、なぜか台所に立っていました。そして、私が起き上がると鉄分入りジュースを差し出してくれました。携帯で、生理痛についていろいろと調べたようで、「鉄分の豊富な煮込みハンバーグを作るから一緒に食べよう」と言ってくれたのです! てっきり「嫌われた」と思っていた私は、彼のやさしさに感動して、うれし泣きをしたこと覚えています。2人で一緒に鉄分入りジュースを飲み、煮込みハンバーグをおいしく食べました。そして、彼に冷たい態度をとってしまったことを謝りました。 生理について2人で考えるこのことがきっかけで、生理中はどんなふうに過ごすのが最適なのか2人で考えるようになりました。私はPMS(月経前症候群)でイライラすることも多いので、生理前は事前に彼に伝えているのですが、今では、彼のほうが生理周期を把握してくれています。 また、私は、生理中に貧血になりやすいので、鉄分の多い食事を心がけています。同棲を始めて2年目ですが、今でも生理がくるたびに、彼は鉄分たっぷりの煮込みハンバーグを作ってくれるようになりました。 そして、生理前と生理中はお酒を控えて無理な外出はせずに、気分転換に自然の多い公園にお散歩に行くようにしています。 男性が体験したことのない生理について理解することは難しいことだと思います。私は、「言わなくてもわかってほしい!」と思うことがあるのですが、彼からは「言ってもらわなくてはわからない」と言われたことがあります。それからは、自分の生理中の症状やこうしてほしいという気持ちを素直に伝えて生理中も良好な関係でいられるようになりました。 一緒に考えて生理と向き合ってくれる彼には感謝しかありません。彼のように、女性の生理に寄り添って行動できる男性が増えるといいなと思います。 著者/久保山監修/助産師 REIKO ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! イラスト制作者:マンガ家・イラストレーター モリナガアメ動物とゆめかわが好きな漫画家。自身の場面緘黙症の経験を綴ったコミックエッセイ「かんもくって何なの!?」「話せない私研究」発売中。グッズ制作やデグーの漫画を描いたりもしています。
2022年01月29日私が通っていた高校の夏服は、真っ白なワンピースでした。入学前はかわいい制服に憧れていましたが、実際に着てみると生理中の経血漏れが気になって仕方ありません。そして高校2年生の夏、ついに私が恐れていたことが起こったのです。 真っ白な制服に憧れて入学したが「真っ白でかわいい制服が着たい」という憧れだけで志望校を決めた私。無事に合格でき、待望の制服に袖を通すこととなりましたが、いざ着てみると思った以上に大変でした。 小さな汚れでも目立つため、日常のささいな動作にさえ気を使いますし、何より生理中は常に経血モレの心配と隣りあわせなのです! 万が一制服に経血をつけてしまうと非常に目立ち、すぐ周囲にバレてしまいます。 実際、制服に経血をつけて困っているクラスメートの姿を見ることは日常茶飯事で、経血量の多い私は生理がくるたびにビクビクしていました。 ついに制服を汚してしまう高校2年生の夏、私がひとりで下校していると、後ろから「ちょっとあなた」と肩を叩かれました。私が振り返るとそこには自分の母親と同年代くらいの女性が立っており、小さな声で「スカートに血がついてるよ」と教えてくれたのです。 本来はお礼を言うべきシーンですが、その言葉を聞いた瞬間に私はフリーズ! 「ついに制服を汚してしまった」「どうやって帰ろう」「経血汚れはちゃんと落ちるのかな」などショックと不安が一気に押し寄せ、目の前の女性に何の言葉も返せず、オロオロするばかりでした。 女性のやさしさに救われるあまりにもオロオロする私を見かねた女性は、やさしく「体操服やカーディガンは持ってない? 」と聞いてくれました。 私がかばんから体操服を取り出すと、女性は私の腰に体操服を巻きながら「家に帰ったらすぐにスカートをぬるま湯に付けて、1時間ほど放置してから洗うと良いよ。それでも汚れが取れないときはお母さんに相談して」とアドバイスしてくれたのです。 やっと少し冷静さを取り戻した私は女性にお礼を言いましたが、女性は「たいしたことしてないから気にしないで。早く帰って制服を洗いなさい」と言い、笑顔でその場を去っていかれました。 女性は自らの行動を「たいしたことではない」と言いましたが、経験も判断力もない高校生の私には女性が神様のような存在に思えました。あのときの女性が私に手を差し伸べてくれたように、私も困っている誰かを助けられる人になりたいと思います。 著者/ごとうゆき監修/助産師 REIKO作画/コジママユコ ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! イラスト制作者:マンガ家・イラストレーター コジママユコマンガ作家、イラストレーター。北海道出身、現在は関東で夫と二人暮らし。WEBを中心に、自身の経験を元にしたマンガを発表しています。女性向けメディアでイラストレーターとしても活動中。
2022年01月27日「生理のとき、デートはどうするか?」は私にとって悩みでした。特に高校生のときは経血量も多く、生理痛もひどかったので、ナプキンとタンポンの両方を使っていました。2日目には頻繁に替えないといけないので、彼の家で長時間過ごすデートも心配でした。そのときに付き合っていた彼の家に行ったときのことです。 生理だからお家デートにしたのが裏目に高校生のころ、3歳年上の彼と付き合っていました。比較的家が近かったので、特にお出かけしないときは彼の家に遊びに行くことが多かったです。生理痛がひどいときなどは、彼も理解してくれていたので、ゆっくり過ごそうと言ってくれていました。 しかし、生理のときに彼の家で過ごすのに問題がひとつありました。それは使用済みの生理用品を捨てるところがないということです。 経血量の多い私にとっては不安な時間彼の家族構成は、両親と姉、兄の5人家族でした。彼は母親と姉がいたので、生理のこと自体は理解してくれていました。しかし、私が彼の家に遊びに行っていたころ、お姉さんは既に家を出ていたので一緒に暮らしていませんでした。そして、お母さんは既に閉経していたらしく、トイレには使用済みの生理用品を捨てる汚物入れもなかったのです。 当時、私は経血量も多く、特に生理になった1日と2日目はナプキンとタンポンの両方を使って、3時間に1回くらいは替えないといけないくらいでした。休みの日に1日彼の家で過ごすとなるとこまめに替えないと経血が漏れてしまいます。 これに困った私は、どうしようと思い、彼に相談することにしました。 やさしい彼が提案してくれた方法とは彼に相談したら、汚物入れに使うような中身が見えない小さいゴミ袋を用意してくれました。生理中に家にきたときは、このゴミ袋を持ってトイレに行けば良いよ、と言ってくれました。そして、「家にくるときは気にせずゆっくり寛いでほしい」と言ってくれていた彼はやさしかったなと思います。 今思うと、そのゴミ袋は私が自分で用意したほうがよかったのだと思いますが、当時の私は思いつきませんでした。 当時、よく彼の家に行き、お泊まりもしていて、彼の家で長時間過ごしていました。彼の「ゴミ袋を用意しておく」という提案はうれしかったのと安心したことを覚えています。困った私のことを思って提案してくれたんだなとやさしさを実感しました。男性が女性の生理に対して理解があるということは、素敵なことだなと思います。 著者/sugar111 佐藤幸代監修/助産師 REIKO作画/モリナガアメ ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! イラスト制作者:マンガ家・イラストレーター モリナガアメ動物とゆめかわが好きな漫画家。自身の場面緘黙症の経験を綴ったコミックエッセイ「かんもくって何なの!?」「話せない私研究」発売中。グッズ制作やデグーの漫画を描いたりもしています。
2022年01月25日夫の帰りが遅いわが家では、育児は基本的にワンオペ。息子のお風呂はいつも私ひとりで入れています。そこでちょっと困るのが、生理中のお風呂。いつもはシャワーでうまく誤魔化していたのですが……。子どもの性教育について考えさせられた出来事です。 そのときは一緒に笑って終わりでしたが、もう少し大きくなれば誤魔化しは効かなくなると思うので、いつかきちんと女の子の体について教えてあげなければいけないなと思いました。隠すのではなく理解させてあげれば、生理中でもきっとスムーズにお風呂に対応できると思います。それにしても、色水遊びだなんてかわいいなぁと、つい思ってしまったのでした。 監修/助産師REIKO原案/林みかんさん作画/まっふムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように!
2022年01月21日学生時代、野球サークルのマネージャーをしていたときのことです。その日は遠方での合宿試合があり、レンタカーを借りて選手と一緒に現地に向かっていました。ところが、突然生理がきてしまい……。男子しかいない車内で困ってしまった思い出です。 配慮してくれた同級生の男の子にはお姉さんがいたので、生理に理解があり、気まずくならないようにしてくれたので助かりました。ただ、それでもやはり気まずかったです……。生理中は着るものには気をつけ、無理をせずに 「トイレに寄ってほしい」と伝えることが大切だと学びました。それ以来、生理予定日付近は絶対に白い洋服を着ないようにしています。 監修/助産師 REIKO原案/ももさん作画/ちゃこ ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! イラスト制作者:イラストレーター ちゃこ漫画のお仕事をしています。インスタグラムでグルメ備忘録を更新中。
2022年01月20日今の夫と付き合いたての24歳のころ、その日は私の家に彼が泊まりにくる予定でした。ところが、突然生理になってしまって……。ベッドで寝込んでいると、彼が驚きの行動に出たのです。 当時はまだ付き合い始めて間もなかったので、彼に生理が重いことを伝えたのはこのときが初めてでした。それにもかかわらず、体調を気づかいやさしくしてくれた彼に感動! それ以来、生理に伴う体調不良などいろいろ話せるようになりました。その後も、生理中は「はい、鉄分!」と言ってレバニラを作ってくれたり、温かい物を差し入れしてくれたりしてくれました。彼と結婚してからも、「大事な相手がしんどいって言ってるなら助けてあげるのが夫婦!」と言ってくれて、子どもを寝かしつけてくれたり、私がゆっくりお風呂に入れるように気づかってくれたりしました。普段の体調不良でも生理中でも、相手が大変なときにちゃんと力になってくれる、助けてくれることの大切さを感じました。私も夫が大変そうなときは、フォローできることをしっかりやって恩返ししていこう!と思っています。 監修/助産師REIKO原案/佐藤菜々さん作画/まっふムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように!
2022年01月17日私が初経をむかえたのは中学生のころで、そのとき、生理痛はほとんどありませんでした。しかし高校生になり、だんだん生理痛を感じるように。そしてある日、授業中に痛みを我慢しすぎて……。 寒い日に生理痛を我慢しすぎて…高校1年生の冬、その日は生理2日目で、朝から生理痛と頭痛を感じていました。教室に暖房はついていたものの、寒さで体が冷えたのか、痛みはひどくなる一方。ただ座っているだけでもつらく、授業にも集中できていませんでした。しかし私はどうすることもできずに、早く時間が過ぎてくれと時計ばかり見ていました。2時間目が終わりに近づいたころには、おなかはさらに痛くなり、頭もクラクラしてきて、座っているのもつらい状態。そして気づけば、私は椅子から落ちて、床に倒れてしまっていたのです! 鎮痛薬には抵抗があった私倒れた直後のことは、あまりの痛さにほとんど覚えていないのですが、あとから聞いたところ、自分でよろよろと立ち上がり、3階の教室から1階の保健室まで歩いて行ったそうです。そして保健室で鎮痛薬をもらい、しばらく横になっていると、痛かったのが嘘のようにラクになりました。それまで生理痛があっても薬を飲んだことがなく、知らない薬になんとなく怖さを感じていた私。「これからは我慢しないで、薬を飲んだほうがいいよ。貧血かもしれないから、無理はしないで早めに病院に行ってみて。寒い時期は特に体を冷やさないようにね」と保健室の先生に言われました。 心配してくれた友人に感謝 教室に帰ると、同じクラスの友人たちに「何事かと思った」「びっくりしたよ!」と言われました。生理痛だったことを話すと、「私はこの薬飲んでるよ」「痛いときはおなかと腰にカイロを貼ってる」「このスパッツあったかいよ」といろいろ教えてもらうことができました。今思えば、普段から、恥ずかしがらずに生理のことについて周りの人と話せていたらよかったのかなと思います。 幸い貧血ではなかったようで、その後倒れるようなことはありませんでした。この出来事があってから温かい飲み物を飲むなど体を冷やさないように気をつけるようになり、生理痛が和らいだように思います。 そして速く効くという鎮痛薬を準備し、痛みを感じたらすぐ飲むようになりました。大人になった今でも、その習慣は続けています。 著者/斉藤ひかり監修/助産師REIKO作画/ちゃこ ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! イラスト制作者:イラストレーター ちゃこ漫画のお仕事をしています。インスタグラムでグルメ備忘録を更新中。
2022年01月16日フリーランスで保育士をしていたときのことです。私は0~2歳児のクラスを担当していました。ある日、3~5歳児クラスを担当している後輩が、困った様子で訪ねてきて……。 ちなみに、男性保育士もいる保育園だったので、後輩は男性保育士がいる前で「タンポンを持っていないか」と言わされたのです。私自身はタンポン派なので、プールには抵抗はありませんが、苦手なタンポンを入れ、さらにプールに入るなんて……。それまでは、生理でプールに入れないときは他の保育士が交代してプールに入っていたのですが、この出来事を機に、生理中でもタンポンを使ってプールに入ることが暗黙の了解になってしまいました。園長も女性でしたが、主任の圧力にいつも負けていまい、職員会議等で話し合うこともできなくて……。いくつもの保育園勤務を経験しましたが、タンポンを強制させられたのはこの保育園だけでした。生理の事情は人それぞれ。お互い様の気持ちで助け合うのが大切なのではないかと考えさせられた出来事です。 ※タンポンの長時間使用は雑菌の繁殖やトキシックショック症候群(急な発熱、吐き気、めまい、失神などの症状)を引き起こす可能性があるため、パッケージ等に記載されている時間や使用方法をしっかり守りましょう。監修/助産師REIKO原案/たてのみくさん作画/まっふムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように!
2021年12月30日20代のとき、当時付き合い始めたばかりの同い年の彼と、ショッピングモールに行きました。ところが、予定よりも早く生理がきてしまい……。 それ以降も、デートと生理が重なってしまったときは体調を気づかってくれ、動き回るようなデートではなく、河川敷でのんびり過ごしたり、お家デートにしたり、つらいときは早めに帰るなどしてくれました。痛みがひどいときは腰をさすってくれたり、寄り添ってくれたりしてうれしかったです。彼のやさしい気づかいには今でも感謝しています!監修/助産師REIKO原案/百々音さん作画/まっふムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように!
2021年12月27日私は、生理中にイライラしやすく、普段なら怒らないような小さなことでも怒ってしまうことがあります。怒られている子どもたちからしたら、理不尽に感じているかもしれないと思いつつ、怒りがおさまらないことで自己嫌悪に。すると、そんな私を見かねた夫が助け舟を出してくれて……。 なぜイライラしてしまうのか私は生理がくると、貧血と倦怠感に襲われることが多く、その影響から、普段は気にならない小さなことも目についてついイライラしてしまいます。さらに厄介なのが、「体調不良でも家事は完璧にこなしたい」という自分の気持ち。生理中でも、普段と同じように物事を進めたいと思い、つい頑張ってしまいます。 その結果、体調不良でいっぱいいっぱいになのに、いつも以上に頑張ってしまい、普段は気にならない子どもたちの行動が目についてイライラしてしまって……。 子どもたちのちょっとしたことが目についてしまう…私が体調不良のときでも、子どもたちは普段通りの行動をします。 ・子ども同士がひとつのゲーム機を取り合って喧嘩 ・子ども同士のテレビのチャンネル争奪戦 ・食べたお菓子のごみを床に置きっぱなし ・使っていた物(鉛筆・ノート・おもちゃなど)を片付けずに、次に遊ぶおもちゃを出す 結果、子ども同士の喧嘩の仲裁をしたり、部屋が汚くなっていくのを見てイライラしながら静かに家事をこなしていきますが、徐々に我慢できなくなり、最終的に子どもたちに怒ってしまうのです。 私が怒っているときの夫の神対応私は瞬間湯沸し器のごとく怒り出すと、なかなか怒りを止めることはできません。そして怒っていた内容がだんだんと脱線していき、 「前も似たようなことをしたでしょう!」 「何で同じことを何回も繰り返すの!」 といったような怒り方をし、子どもたちは今何に対して怒られているのかわからなくなり、あぜんとしてしまいます。「子どもたちからしたら理不尽なんだろうな」と心の中ではわかっていても、子どもたちの行動に対しての不満はなかなか収まりません。 そうすると、見かねた夫が、わざと子どもたちの気を引くようなゲームなどの遊びを始めてくれたのです! そうすることで、子どもたちは夫の周りに集まり興味津々。子どもたちもすぐに落ち着き、私は家事に専念できるように。 さらに夫は、私のイライラや不満も聞いてくれました。「怒りを口に出すことで、ストレスを発散できている」ということをわかってくれているようで、夫は下手なアドバイスなどせず、私の不満を相づちを打ちながら聞いてくれます。すると最終的に私の不満は解消され、怒りが収まるのです。 その後、生理中はイライラしやすいものと認識し自分を認めてあげること、子どもたちにもそれぞれの考えがあり、何でも私の考えや都合を押しつけてはいけないと考えるようにすることで、子どもたちに当たることが減りました。 また、何でも完璧にこなそうとすると体も心も疲れてしまうもの。長年の思考の癖を変えることはなかなか難しいですが、「生理中くらい手を抜いても大丈夫!」と意識するようにしました。肩の力を抜くことで、自然と視野が広がり、夫のさりげないやさしさに気付くことができるように! もっと家族を大切にしようという気持ちが強まりました。 監修/助産師REIKO著者/千葉里美作画/まっふムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように!
2021年12月22日私がまだ中学生のころの話です。当時経血量はそこまで多くはなく、生理中に起こる症状については、腹痛と眠気以外あまり気にしていませんでした。だからあの日、出発したときはまさかあんなことが起きるとは思っていなかったのです。 心配性の母と少し遠出をした生理3日目生理3日目のあの日は、体は特になんともない日でした。母とちょっと遠くまで外食に行く約束をしていたので、お気に入りの真っ白なスカートを着ていこうと準備をしていました。私の母は非常に心配性で、中学1年になった私にも「ハンカチ持った?」などと必ず聞いてくる人です。 私は必ずハンカチもタオルも生理用品も持ち歩いていたので、母に言われる前に「持ってるから大丈夫」と伝えた記憶があります。生理中はいつもよりもお手洗いに行くことが多いのですが、母はお手洗いに行ったときも「大丈夫だった?」と経血量の多さや腹痛がないかを気にしていました。 楽しい外出中に母の震える声目的の外食を終えて、近くのショッピングモールに行こうかと歩いていました。人とすれ違う際、母は私の一歩後ろにずれました。私はそのまま歩いていると、後ろから母の震えた声が聞こえてきたのです。 私の名前を呼んでから「それ、もしかして……」という声が聞こえました。振り返ると母の顔色は少し悪く、母は私のほうを指さしています。 なんだろうと思い、指さす方向を見ましたがよくわかりません。すると母は「違う……後ろ」と小さな声で言ったので、私は自分のお尻のあたりを見ました。なんとそこには赤い染みができていたのです。 白いスカートに赤い染みそれは紛れもなく経血でした。ナプキンがずれて漏れてしまったのでしょう。母に「違和感なかったの?」と聞かれましたが、全然わかりませんでした。それから母のほうが慌て始め、近くに服屋はないかなど当たりをきょろきょろしています。私も母もこのあとショッピングモールに行くことを忘れ、この状態をどうするかをそれぞれが話して混乱していました。 しかし、私は母が慌てているのを見て、だんだん冷静になってきました。そして、かばんの中に薄い上着を入れていたことを思い出し、「これ腰に巻いたら大丈夫だよ」と母に声をかけると母も落ち着きました。その後、ショッピングモールで下着とスカートを買い、着替えて帰りました。 ただこれ以降、母は、ハンカチや生理用品を持っているかだけでなく、「漏れてない?」と聞いてくるようになりましたが、私自身も気を付けようと思った出来事でした。また、生理中に白いスカートをはかないようにとも言われました。 10年以上前の話ですが、かわいい服を着てテンションが上がっていたことと、おいしい食事も食べたことで浮かれていて漏れに気付かなかったのは、今考えると少し恥ずかしい思い出です。今も生理中は白いスカートははいていません。ここ数年は漏れに強い生理用品を買うようにもなりましたが、気を付けていきたいと思います。監修/助産師REIKO著者/さくら作画/コジママユコ ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! イラスト制作者:イラストレーター コジママユコマンガ作家、イラストレーター。北海道出身、現在は関東で夫と二人暮らし。WEBを中心に、自身の経験を元にしたマンガを発表しています。女性向けメディアでイラストレーターとしても活動中。
2021年12月21日【生理不順でしたが妊娠しました 第14話】現在は2人の娘さんのママであるようみんさんは、高校生のころから生理不順。夫・ユキさんと結婚し、不妊治療を経て2013年に長女ぷっちょちゃんを、2017年に次女かっぴぃちゃんを出産しました。2人目である次女を妊娠するまでのお話をつづります。高校生のころから生理不順だった私は不妊治療を経て長女と次女を出産しました。「生理不順と私」の続きとなる、夫と結婚し長女を出産してから、次女を妊娠するまでの夫婦の関係や、治療の記録をつづります。 ※この漫画は実話に基づいた体験談です。ただし、すべての方が当てはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 受診すると医師から「今日には排卵しそう」という言葉が! 子宮卵管造影検査の結果も心配はないということで、タイミング的にはベスト! 夫・ユキさんにはタイミング的にはまだ先かも、と伝えていたこともあり一瞬ためらうものの、「今しかない!」と診察が終わってから決行の合図を送り……。監修/助産師REIKO ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者:イラストレーター ようみん姉妹と夫と4人暮らし。アメブロ公式トップブロガー/イラストレーター我が家のバタバタな日々やフォロワーさんの体験談漫画を描いています。
2021年12月04日私には5歳の娘がいます。元気ですがちょっと繊細な子で、自分がけがをしたときに出る血はもちろん、他人の血でもかなり怖がります。ある日、そんな娘と生理中に一緒にお風呂に入っていたのですが、経血を見られてしまって……。 5歳の娘と入浴中に…生理中だったある日、5歳の娘と一緒にいつものようにお風呂に入っていました。シャワーを浴びていると、股にドロっとした感覚が! 経血が出てしまったのです。それを見た娘はびっくり! 泣きながら私に「どこをけがしたの? 病院行く?」と聞いてきました。 その場で「けがはしていないし、痛くもないよ」と伝えましたが、全然納得していない娘。「血が出る=痛い」と思い込んでいるようです。そこで私はいい機会だと思い、娘がしっかり納得できるように、お風呂上がりに生理や女性の体について教えることにしました。 女性の体について説明するお風呂から上がったあと、娘に女性の体について説明しました。女性と男性の体の違い、生理の意味など……。もちろん5歳児でも理解できるように、簡単な言葉を使いながらの説明です。生理用ナプキンも見せて「大人の女性のおむつだよ」と説明するころには、娘の涙もすっかり止まり、ケタケタ笑っていました。おおまかにではありますが、娘なりに理解してくれたようです。 女性の体について説明するついでに、他人にさわらせても・見せても良い体の場所についても説明しました。「水着で隠れる場所は、他人に見せてもさわらせてもダメな場所」などお人形を使い、楽しく遊びながら学ばせることができました。 生理がきて戸惑った私の経験から5歳の子どもに生理を説明すること、他人にふれさせても良い体の場所について教えることを早すぎると思う人もいると思います。ですが、私は低年齢でも少しずつ生理や女性の体について知ることが大切だと思っています。というのも、私自身がほとんど生理についてなんの知識もないまま11歳で初潮をむかえ、非常に戸惑った記憶があるからです。 また小学校のころ、学校の先生に冗談まじりにお尻を軽くたたかれたり、後ろから抱きかかえる感じで体を持ち上げられたりしたことがあります。それが嫌だと言っていいとわからなかった私は、なんとなく不愉快だったけれど、先生のすることだから間違っていないと思い込み、誰にも言うことができませんでした。 両方とも知識があれば戸惑うこともありませんでしたし、嫌だと感じたらその気持ちを伝えたり、親に相談したりすることもできたと思うのです。 娘には経血を見られて泣かれてしまいましたが、結果としては生理や女性の体について教えるきっかけになり、よかった出来事でした。娘の様子をみながら、段階的に生理や女性の体についての知識を教えていき、娘が生理になったときに戸惑うことがないよう、また自分自身の体を守っていけるようにしたいと思っています。 監修/助産師REIKO原案・文/レイトン愛加作画/まっふ ★♡★♡ベビカレ秋のマンガ祭り★♡★♡マンガ200連載突破を記念して『べビカレ秋のマンガ祭り』開催中!話題のマンガを毎日増量配信♪ぜひチェックしてくださいね!ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように!
2021年11月26日たんこんちは ボロボロゆかい
ぽこちゃんです&どんちゃんです
子育てはフリースタイル