ときに過酷なきょうだい育児さえも、爽快な笑いに変え、世のママたちに癒しと励ましを与え続ける人気コミックライターtomekkoさん。インスタグラムでは多くのフォロワーを持ち、ウーマンエキサイトでの連載 『笑いあり涙あり 男子3人育児』 も公開されるたび、大反響を得ています。そんなtomekkoさんのインスタグラムでの作品に描き下ろしイラストを加え書籍にまとめたのが、 『きょうだい観察記』 (赤ちゃんとママ社)。育児についてはもちろん、夫とのなれそめ、出産、母としてのtomekkoさんの想いをつづった大充実の1冊です。そこで今回は、ページをめくるたびに笑いがとまらず、そして心がじんわり癒されていく本書の魅力を思う存分皆さんにお届けしたいと思います。tomekkoさん神奈川県在住。現在6歳のおっとり長男と2歳のもっちり次男に加え、2018年5月に生まれた三男を育てる3兄弟の母。育児の合間にこそだて絵日記をインスタグラムに公開するや、多くのママたちから共感を呼び、いまやフォロワー16万人以上の人気コミックライター。■辛いも楽しいも全部つまった母の愛情日記現在、フリーのライター、イラストレーターとして活動するtomekkoさん。実は、上の子が3歳になるまでは、ワーキングマザーとして会社と保育園、自宅をあわただしく往復する日々を送っていたそう。毎朝なだめる余裕さえもなく、引きずるように息子を保育園にあずけ、毎日お迎えの時間にピリピリ…。子どもが体調を崩せば、自分主催の会議であっても途中退席して帰宅せざるを得ないという働くママならではの洗礼を浴び、心も体も常にギリギリラインだったと振り返ります。会社と家族、どちらにも罪悪感が増すなかで、tomekkoさんが大きな決断するきっかけとなったのが、息子の幼いながらの訴えと夫の一言。「幸せは電卓たたいても計算できない」夫の力強い言葉に背中を押され、tomekkoさんは会社を退職することを決断します。そして同時に、長年の夢だった「絵を描く」という道に進むことを心に決めるのです。育児記録を兼ねた趣味の育児日記は、あっという間に話題になり、今や人気コミックライターとして活躍するtomekkoさん。本書のなかにおさめられている作品では、何気ない育児の現場を圧倒的な笑いでもって描いています。しかし笑いと同時に感じるのが、母が子に向ける無限大の愛情。写真には残せないこの一瞬を切り取り、決して後戻りできない時間を大切に刻んでいく母の愛が本書の根底に流れているからこそ、なぜか読者の心もじんわりと温まるのです。■個性上等! 違いすぎる兄弟育児を楽しむ母の目線本書の主要人物として描かれるのが、“おっとり長男”と“もっちり次男”の2人の兄弟。全く異なる2人のキャラクターが各々の個性を全開に発揮し、ときに母を振り回す姿はきょうだい育児では、あるあるの場面なのかもしれません。しかし、本書の2人の場合、何よりそのキャラの立ち具合と対極さ加減がとにかくすごい!おっとり、慎重派のピュアボーイ長男くんと、豪快かつ食べることには果てしなく貪欲なビッグな次男。兄弟の性格が違いすぎると、単なる母の都合や主観でどちらかを正解・不正解でジャッジをしてしまいがちなのですが、tomekkoさんはひとあじ違う!2人の個性をフラットな目線で眺め、その違いさえもとことん楽しんでいるようにもみえるのです。兄弟に優劣をつけるのではなく、2人の持ち味を引き出し、それぞれを認める母の目線。ありあまるほどの個性を笑いで包み込み、思う存分わが子を描き切る母の筆力には、思わず心揺さぶられてしまうほど。そして、知らぬ間に備わっている“自分”という素質を自由にたずさえ、のびのびと成長していく長男次男2人の姿は、なんともたくましく、いとおしさすら感じます。■“ロマンチックが止まらない”乙女な長男くんとにかく発言がロマンチックで、その感性に乙女が宿っているかのような長男くん。ホタルを見ては、「お星さまでできてるのかなぁ?」とつぶやいてみたり、保育園の交流体験でおとずれた中学生のお姉さんに「好きなお月さまの形は何ですか?」と質問してみたり、本書内でも「おっとり長男語録」として数々の名言が紹介されています。なかでも、母乳の役割を終えた母のおっぱいに向けた長男くんの言葉。いや~、母にはしみる言葉ですね。もはや夫の口からも聞かれなくなる甘い言葉を発する長男くん、最高に癒されます。さらに本書におさめられた、豪快な弟くんにたまに悩まされながらも、兄として愛情を見せる2人のやりとりは、ほっこり心温まること間違いなしです!■わが道を行くビッグベビーな次男くん対して、食に貪欲な食欲魔人のもっちり次男くん。なにごとも体当たりで、踏まれても立ち上がるほどの圧倒的なたくましさが光る存在!母でさえも驚く、そのパワーと食欲は、とどまることを知らないレベルなのです。家族が食事中、食卓をくまなくチェックして、食べたいものを要求する”食卓監視員”と化したり、はたまたお友達がママにゼリーを食べさせてもらっている後ろに順番待ちのように並んでみたり…。コントのような次男くんの行動に、ページをめくるたび、大笑いさせられます。そんないつも前のめりで、行動の一つ一つがなんだか笑える次男くんのエピソードは、本書には目白押し。次男くんらしい独特な動きや行動は笑いを誘うものばかりですが、何より母tomekkoさんの視点や切り口が秀逸なのです。そんなとある日の次男くんを描いたイラスト。シュールすぎて、もう笑うしかないですよね。まさかの「極妻」切り口。パジャマや腹巻、おもちゃの包丁が微妙なバランスで、“ちっさい極妻”を作り出している様がなんとも滑稽に描かれています。そのほかにも、長男を抱っこしていると近づいて円陣を組みに来たり、持ち主の兄がいない間に大事なおもちゃの剣の刃先をこっそりなめる必殺仕事人風の姿などなど、ここではご紹介しきれない珍エピソードが本書では思う存分楽しめます。■大変な分だけ幸せをかみしめられるのも母の特権きれいごとだけでは語れないのが、育児。子どもとの日常に幸せを感じつつも、同時に一筋縄ではいかない育児に落ち込んだり、ぐったり疲れてしまうことだってあります。本書のなかの母tomekkoさんも、数々の事件に巻き込まれ(?)ながらも、怒涛のような毎日を必死で乗り越えていく姿が育児をするママたちにとっては、共感を覚えるもの。大変すぎて、いちいちすべてを記憶できないくらい日々色んな事件が勃発するのですが、その苦労の裏には、母ならではの幸せがたくさんつまっています。そんな母のうれしい悲鳴を描いた一枚がこちら。何をしていても、どこにいても、常にママを求めてやってくる子どもたち。“始終からだのどこかに子どもの存在を感じる”とtomekkoさんが表現するように、わが身の一部と化したようなわが子の存在に悩まされつつ、幸せを感じるのも母の特権でもありますよね。本書は、母が日々かみしめる幸せを大切に拾い集め、笑いとともに贈る子どもの成長日記。どの家庭でも起こっているような一見当たり前な育児の光景のなかには、笑顔や幸せをもたらしてくれる大切な宝物がたくさんちりばめられているということに思わず気付かせてくれるような一冊なのです。■tomekkoさんからのスペシャルコメント『きょうだい観察手帳』で待望の書籍化を果たしたtomekkoさん。現在のお気持ちやその後の子育てについて伺いました。この本が世に出た後、わが家は家族としての大きな節目を迎えました。三男の誕生です。可愛くて癒されて…赤ちゃんのお世話はたまらなく幸せ。だけど、それに伴い今まで以上にインスタ映えしない…どころか、目も当てられないドタバタな日々を怒涛のように駆け抜けております。平日の夕方なんてもう、自分がもう1人か2人、なんとかして細胞分裂できないかと切に願うほど。3人全員泣いたり怒ったり大騒ぎで、もうこのまま泡吹いて卒倒するんじゃないかという瞬間が何度もあります。それでも意外にも前向きに毎日が楽しいと思えているのは、やっぱり育児絵日記を描いて、そしてそれをたくさんの方に見ていただいて笑ったり共感したりしてもらえているからです。三男のお世話をしていると、よく「あぁ、次男もこれやってたな。絵日記にはあんな風に描いたな…」と嬉しく振り返ることがあります。同時に、「長男の時はどうだったかな、あぁ、長男が生まれた時から描いていたら良かったなぁ!」と悔しくもなります。単純に時間が経って覚えていないだけではなく、毎日山のように撮り続けていた写真よりも、ワタシの場合は実際の様子を自分のフィルターを通して絵にした方がしっかりと心に焼き付いているんですね。楽しいこと、可愛かった様子はもちろん、時には失敗談や育児の愚痴、悩みなど、ちょっと時間を置いて描き出すとなぜか笑いに変えられる育児絵日記は、ワタシの心の支えです。将来の子どもたちというよりも、むしろ彼らが子育てする立場になった時にこそ、パートナーといっしょに読んでもらいたい、なんて思いながら描きためています。おっとり、もっちりときて、今のところ「すっきり」な三男の登場も増えてきたわが家の日常風景を、これからも楽しんで見守っていただけたら嬉しいです。 『おっとり長男 もっちり次男 きょうだい観察手帳』 tomekko著(赤ちゃんとママ社)1,000円(税抜)Instagrmで16万人以上のフォロワーをもつ、tomekkoさんの人気の育児絵日記が待望の書籍化! ! 主人公は、5歳のおっとり長男と1歳のもっちり次男。真逆な性格のきょうだいが繰り広げる日常を、母であるtomekkoさん目線で描いた、たまらなく愛しい日々の観察記です。コラムやマンガ、絵日記レッスンなど今回の書籍のためだけに描き下ろしたイラストもたっぷり収録しています。●tomekkoさんのInstagram: @tomekomet ●tomekkoさんのブログ: tomekkoの凸凹(でこぼこ)きょうだい観察記 ●tomekkoさんのウーマンエキサイトの連載: 『笑いあり涙あり 男子3人育児』
2018年11月16日育児の悩みは尽きないですよね。大変ですが、1つ1つ対処していくしか方法はありません。今回パピマミ編集部が、育児の悩みを解決する方法と、育児の悩みが起きるケースについて、まとめた記事をご紹介します。育児に悩んでいる夫婦の実態5選!育児に悩む、と言っても千差万別です。みんなが同じ悩みを抱えているわけではありませんよね。そこでまずは、どんなときに育児に悩むのかを考えてみましょう。●育児が一番大変な時期とは育児をした経験や育児が初めてあれば、そもそも育児の大変さや悩みを理解するのはむずかしいですよね。まずは、育児の全体像を理解 して、想像しやすくしてみましょう。育児をしているのであれば、自分の今の状態がわかって対策が練りやすいはず です。「育児が大変な時期っていつまで?」●夫も育児で病んでいる?育児と言われると女性を思い浮かべますが、男性も悩んでいる方はたくさんいらっしゃいます。とは言っても、家事をがんばっている女性から批判されているのも事実です。「甘ったれるな」「そんなの当たり前」のような意見もちらほらあります。しかしそのような了見の狭い意見は放っておいて、まずは自分の状態を確認して対策を練っていきましょう 。そもそも、主夫の悩みでもあるわけですから、蹴落としてくる意見に耳を傾ける価値は一切ありません 。「育児がツラすぎる? パパが悩む“イクメンブルー”の実態と対処法」●親世代との上手な付き合い方育児の悩みで挙げられるのが、嫁姑問題 です。妻や夫とはソリが合うのに、義母とはソリが合わなかったりしますよね。身近にいる人と仲良くすること、と言った小学校で習うような「ルール」は、社会に出れば土台無理な話 。と言いつつも、コミュニケーションを取らなければいけないのもたしかです。好きじゃない相手を上手に扱う方法を考えてみましょう。「価値観古すぎ! “育児の世代間ギャップ”で義父母とモメない方法 」●イクメンを後押しする妻の賢いやり方イクメンを目指していなくても、子育てをがんばりたいと思っている夫はたくさんいらっしゃいますよね。がんばってるけど空回りしている夫を支える賢い妻の奮闘を描いたマンガ になっています。男性が読んでも女性が読んでも参考になるはずです。「育児にまつわる夫婦ゲンカは予想外の方向へ?イクメンパパの可愛いお悩み」●母乳育児にこだわる意味とは身体の問題は、デリケートなゾーンですし解決策もさまざまですから悩みも深い部分ですよね。ここでは育児をしていく上で大切な母乳についての実態を説明しています。母乳が出ないことで悩んでいる のであれば、参考になるはずです。ぜひ読んでみてください。「完母にこだわる必要ナシ? 新米ママが悩みがちな「母乳育児」の実態」育児の悩みを解決する5つの方法!育児で悩む問題の5つ紹介しましたが、この5つも氷山の一角で、まだまだ悩みは尽きませんよね。しかし悩みに目を向け続けていても、ラチがあきません。そこで次は、育児の悩みを解決するための方法を考えていきましょう。●育児の悩みはここに聞く!育児していると親に聞いても、本を読んでもピンとこない問題も生じてきますよね。そんな問題を抱えているのであれば、「産褥期の育児をサポート! 頼る人がいない産後ママを助けるサービス3つ」こちらの記事をぜひ読んでみてください。わからないことを丁寧に教えてくれます。●日記を書いて自分を客観視!たとえば、恋愛映画を観ているとしましょう。主人公の行動に、「それはダメだよ…」「いいねいいね!」のようなアドバイスをしたくなった経験ありませんか?しかもそのアドバイスは、ものすごい適切なんですよね。「これが自分の恋愛でできれば…」と思ったり。では、なぜ他人の恋愛には適切なアドバイスができるのでしょうか。それは「他人 」だからです。客観的に見れている 、と言い換えられます。つまり、客観的に物事を見える状態であれば、人は適切な判断を行いやすくなるのです。その点で、「自分を客観視できる? 育児ママの悩みを解決する“日記”のススメ」に書いたような「日記」がオススメ。自分で自分を客観視できる良い機会になります。●先人の知恵を借りてみよう誰でも育児は初めてと言いますが、同じような経験をしてきた方はたくさんいらっしゃいますよね。親やおじいちゃん、おばあちゃんも、同じ経験をしています。であれば、先人の知恵を借りたほうが育児もスムーズにできるとも思いませんか?そこで参考にしたいのが、「本 」です。本には、先人の知恵がギュッと詰まっています 。ぜひ参考にしてみてください。「子育て中のバイブル!目からウロコの育児本3冊 」●スマホは育児の大きな味方スマートフォンなくして、生活ができない人はたくさんいるでしょう。スマホ中毒など、問題も多々ありますが、便利なのは間違いありません。LINEやAmazonを使って便利な生活をしているように、育児でもスマホを使ってみましょう 。スマホですぐにダウンロードできて、便利な育児系アプリをまとめました。ぜひ参考にしてみてください。「これがあってよかった!本当に使える育児系アプリ5選」●育児を考え直すきっかけをくれる育児とは何か、100人に聞いたら100通りの答えが返ってきそうですよね。定義は人それぞれ。育児に正解はないと言っても、自分で決めた正解をつくり、そこへ向かってがんばることはできます 。自分が何をしたいのか、どんな育児をしたいのか、考えに迷ったら「家族を笑顔にしたいパパのための本」は、アドラー心理学を使った子育て本の決定版!」を読んでみてください。問題の糸口が見つかるはずです。まとめ育児の悩みは、無限にあるんじゃないかくらい壮大です。大変ではあるけれど、だからこそ面白いとも言えます。育児に悩む原因を理解し、上手に対策を練ってみてください。生活が少しずつ変わっていくはずです。●文/パピマミ編集部
2018年10月12日こんにちは、マメ美です!突然ですが、みなさんは育児が原因で夫婦ゲンカになってしまったことはありますか?育児をしていると、パパもママもはじめてな事ばかり。ときに夫婦ゲンカに発展してしまうこともあると思います。わが家は基本的に平和ですが、やはり育児に対してはお互いの思いがぶつかる事 もあります。中でも、娘がまだ乳児だったころに育児が原因で勃発したケンカは、結果的に夫婦の育児への関わり方を大きく変えてくれました。そのケンカがあったからこそ夫の気持ちがわかり、いろいろと考えるきっかけになったんです。今回はそのときのケンカのお話を書こうと思います。寝かしつけから始まったケンカきっかけは夕飯後のこんなお願いでした。その日は娘もすぐ寝そうだし、私も「早く家事を終わらせて寝たいな〜」と思っていました。夫も快く引き受けてくれて、娘と寝室へ。よし、じゃあこの間に食器洗っちゃおう!!と、始めてから…早すぎる夫のギブアップ…。実はコレ割と毎回で、とにかく諦めるのが早い!ママじゃなきゃダメな事が多い事は分かっているけれど、パパがそれを言ったら全てママだけの育児 になってしまう。私だって初めてだらけだし、寝かしつけも最初から出来たわけじゃない。『ママじゃなきゃ無理』なんて言葉は言って欲しくない!という気持ちが爆発しました。私の怒りに返ってきた夫の反応とは…まさかの夫の発言!!!ブチ切れたはずの私の気持ちは、その発言で完全にストップ。思わず吹き出してしまいました(笑)えっと…どういう事??●夫の目線赤ちゃんにとってオッパイとは、『安心できるモノ』であり、『お腹も満たしてくれるモノ』である。その匂いだけでも安心出来るので、だからお母さんの抱っこを求めて泣くのだろう。夫はネットや雑誌でみた情報からそんな風に思っていたそうです。子守唄を変えてみたり、抱き方を変えてみたり、スクワット(?)をしてみたり…自分がどんなに寝かしつけようと頑張っても泣いてしまう。そして私に抱っこを代わってもらうと、オッパイを飲んでアッサリ寝てしまう。娘は哺乳瓶を受けつけなかったので、唯一のパパのアイテムも使えなかったんですね。だからママのオッパイというアイテムが羨ましい!!そして何よりママを求めて泣く娘を見て『俺じゃ無理なんだな…。やっぱりママじゃなきゃ…』と、思ってしまったそうです。わが家がたどり着いた解決策今回のことがあって、私たちなりにどうしていくか話し合いました。寝かしつけが苦手だと言う夫も、歯磨きやお風呂に入れるのは上手だし、早起きなので休日の朝は娘の面倒を見てくれます。そこだ!そういう得意分野を伸ばしていこう!!お互いに苦手な分野はあるんだし、そこは補い合って苦手な事は少しずつやってみよう!という事でまとまりました。寝かしつけやご飯はママにべったりなので、歯磨きやお風呂は夫にお願いし、休日の朝は夫の方が早起きなので娘を見ていてくれている間にゆっくりさせてもらってます。ちなみに今ではこんな感じで割と寝かしつけも出来るようになりました。でも私がいると、ママ!ママ!になってしまうので『ママは来ないでね!』と小声で言ってきます(笑)育児していると喧嘩してしまう事はあります。そんな時はお互いのの考えや目線をお互いが見つめる事で、育児も楽になるかもしれません。●ライター/マメ美
2018年09月27日子どもを持ってから、私はパパに対してイライラすることが増えました。そのうち、いつまでも妊娠・出産前と同じ考えをしていると無理が出てくるのだと気付き、パパに対して私がしていた“3つのこと”をやめました。イライラを解消するために、私がやめた3つのことを紹介します。 パパの帰りを待つ同棲時代から、夕食は夫婦で一緒に食べるようにしていました。しかし、パパの帰宅時間は一定ではないうえに遅い日が多い。妊娠・出産してから、そんなパパの帰りを待つことが、かなりのストレスになっていました。 パパを待つことで就寝時間が遅くなったり、家事を中断する必要があったり。夫婦仲の向上を目的としていたはずなのに、私のイライラが増して逆効果になっていました。思い切ってやめて、待つストレスをなくしました! パパの予定を元にしたスケジューリングわが家のパパは「今日は絶対○時に帰る」と言っていても、よく数時間オーバーします。私は「それなら子どもを見てもらって夕食は○○を作ろう。お風呂もお願いして、その間に○○をしよう」と予定を立てるのですが、もちろん全部パー。考えた時間も準備も全部ムダです。 仕事なので仕方ないけれど、私も人間なのでやっぱりイライラします。パパの予定は話半分以下で聞き、基本的にはパパがいない前提で予定を立てるようにしてからは、そのイライラがなくなりました。 自分を基準にした考えパパは何度言っても直らないことがたくさん。子どものテープタイプのおむつは締め過ぎ、離乳食の温めは激熱。しかも何度も繰り返すのでかなりイライラしていました。私にとっては当たり前のことが、パパにとってはそうではないようです。 そこでパパが仕事で頭をフル回転させているうちに、私のお願いごとなんてどこかへ行ってしまっても仕方ないと考えるようにしました。どんなことでも、手伝ってくれたらラッキー。気持ちに感謝しようと思っています。 余裕があるころは笑って許せていたことも、子どもができて状況が変わると許せなくなったりします。子育てを続けるうちに、イライラしないで済むよう、それまでの習慣を臨機応変に変えていくことも大切だと気付きました。 監修/助産師REIKOイラストレーター/そら著者:丸川朋一女の母。出産を機に仕事を退職。子育てのかたわら、妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆中。現在二人目妊活中。
2018年05月10日育児中のママたちからは、「夫が育児に協力してくれない」「育児は母親の役割だと思っている」「私が忙しく動き回っているのに夫はスマホをいじってばかり」という不満の声をよく聞きます。そんな育児中のママたちの悩みである夫をどうしたら“育児に協力的な夫”に変えられるのかについてお話しします。 やってほしいことを細かく伝える私が忙しく家事や育児をしているとき、夫にあれをやってほしいな、と思っても全然してくれなくてイライラすることがよくありました。そもそも男性というのは、多くの場合は“察する”ことが苦手なもの。「言わなくてもわかるだろう」は通用しないのだとこのとき思いました。 夫にやってほしいことがあるときは、ストレートに「○○をやって」と言うことが大事なのです。伝え方にもポイントがあり、育児に不慣れな夫には「赤ちゃんをお風呂に入れて」だけじゃ不十分。「お風呂に入れる前にバスタオルと肌着とパジャマを用意してね。お風呂から上がったらすぐに保湿クリームを塗ってね」と、私にとっては当たり前のことでも、夫には事細かに伝えることが大事だと感じました。 夫のやることにダメ出ししない夫が抱っこをしたら「そんな抱き方じゃダメよ」と注意、おむつ替えをしたら「おしりがちゃんと拭けてない」など、ダメ出しをしてはいけないと思った私。 赤ちゃんといつも一緒にいるママと比べたら、夫は抱っこやおむつ替えなどが下手で当たり前。夫なりに一生懸命頑張っているのにダメ出しばかりされたら、やる気をなくしてしまうのではないかと思いました。 夫に赤ちゃんのお世話をお願いしたときは、どんなに手際が悪くても口や手を出さず見守る。そのうえで、「ありがとう、こうするともっとうまくできるかも」など、“アドバイス”として伝えてあげると、パパも前向きに受け止められると思いそれを徹底しています。 夫に赤ちゃんを預けてみる普段仕事で家にいない夫は、赤ちゃんと2人きりになる時間がほとんどありませんでした。だからどうしても「育児は妻の仕事、自分はお手伝い」という気持ちが抜けきらないのだと思います。 だからこそ、“赤ちゃんと2人きりの時間”をつくってあげることが大切。赤ちゃんと2人きりの場合、いつも頼りっぱなしの妻はいないので、夫は自分であれこれ考えてお世話をしなければいけません。それが育児に対する自信にもつながり、赤ちゃんと2人きりで過ごす大変さがわかって、より育児に協力的になってくれると私は感じたのです。 赤ちゃんのお世話が不慣れな夫に預けるのは、心配でしたが、私だって最初は同じように不慣れだったはず。夫を信じて任せてみよう! と思い任せました。だんだん赤ちゃんのお世話に慣れてきたら、夫に預ける時間を増やしていこうと考えています。 わが家の夫は、これらを実践していくうちに、だんだん育児に協力的になっていきました。 “イクメン”というのは育てるもの! ママの言動1つで、パパはよくも悪くも変わると痛感。これからも夫をうまく育児に巻き込んで、夫婦で協力して育児をしていきたいです。
2018年03月24日はじめまして、じゃがいもころりんと申します。このたびウーマンエキサイトで執筆させていただくこととなりました40代主婦です。さっそく、私と家族を紹介させていただきます。21歳、19歳、17歳。続く4人目は…?ちょっと離れて小学生!こんな感じの我が家です。どうぞよろしくお願いします~!
2017年07月15日「今日も夜泣きで寝不足」「離乳食がマンネリ…何つくろう?」と、子育ては悩んだり迷ったりの連続。かわいい我が子の成長を日々見守れるのは幸せな半面、大変なことも多いですよね。そんな風に疲れた時は、芸能人ママの育児ブログをチェック!芸能界で活躍しながら子育てにも奮闘するママタレントのブログには、同じような悩みや不安の声はもちろん、育児を楽しく乗り切るヒントがたくさんあります。そこで、おすすめブログをリストアップしてみました。子育て中のママ必見! ママタレントの育児ブログをご紹介。2014年以前に出産のママタレント滝沢眞規子出産日:2003年(長女) / 2007年(長男) / 2008年(次女) 滝沢眞規子オフィシャルブログ「MAKIKO'S DIARY」 ▼関連リンク梨花出産日:2011年11月18日(長男) RINKAオフィシャルブログ「RINKA HAPPY LIFE」 ▼関連リンク寺島しのぶ出産日:2012年9月11日(長男) 寺島しのぶオフィシャルブログ「ほどほどに」 ▼関連リンクこの年代で特におすすめなのが、雑誌「VERY」の人気モデル滝沢眞規子さんのブログです。3人の子育てに奮闘しながらも、仕事や家事を上手に両立させている滝沢さん。メリハリのある育児を行うポイントや、旦那さまとの夫婦円満の秘訣などが満載。誰もが憧れる素敵リッチライフを覗くことができます。寺島しのぶさんのブログは、日々の何気ないできごとを記したほのぼの系。フランス人アートディレクターの旦那さま、ローランさんと息子まほろくんの写真もたくさんアップされています。2015年出産のママタレント虻川美穂子出産日:2015年2月3日(長男) 虻川美穂子オフィシャルブログ「はれ時々あぶ」 ▼関連リンク安めぐみ出産日:2015年3月17日(長女) 安めぐみオフィシャルブログ ▼関連リンク東原亜希出産日:2015年7月1日(第3・4子 双子の女児)2009年5月8日(長女) / 2010年11月26日(長男) 東原亜希オフィシャルブログ ▼関連リンクはしのえみ出産日:2015年10月16日(長女) はしのえみオフィシャルブログ ▼関連リンク眞鍋かをり出産日:2015年10月(長女) 眞鍋かをりオフィシャルブログ ▼関連リンク木下優樹菜出産日:2015年11月3日(次女)/ 2012年8月6日(長女) 木下優樹菜オフィシャルブログ ▼関連リンクこの年代でのイチオシは、人気お笑いコンビ「北陽」のあぶちゃんこと、虻川美穂子さんのほのぼの育児ブログ。妊娠~現在までの日々が綴られています。初めての子育てに対する不安があるなか、あぶちゃんらしく楽しみポイントを見つけてがんばっている様子が手に取るようにわかります。何とも微笑ましく、一緒に子育てしている気分になれるブログです。2016年出産のママタレント小森純出産日:2016年3月19日(次男)/ 2014年6月12日(長男) 小森純オフィシャルブログ ▼関連リンク西山茉希出産日:2016年4月11日(次女) / 2013年10月30日(長女) 西山茉希オフィシャルブログ ▼関連リンク三倉佳奈出産日:2016年4月28日(長男) / 2014年10月14日(長女) 三倉佳奈オフィシャルブログ「三倉さんちの次女ブログ」 ▼関連リンク安倍なつみ出産日:2016年7月26日(長男) 安倍なつみオフィシャルブログ ▼関連リンクhitomi出産日:2016年10月22日(次男)2008年12月23日(長女) / 2014年11月22日(長男) hitomiオフィシャルブログ「Love Life」 ▼関連リンク西方凌出産日:2016年11月29日(長女) 西方凌オフィシャルブログ「Love Life」 ▼関連リンク小原正子出産日:2016年11月30日(次男)/ 2015年3月19日(長男) 小原正子オフィシャルブログ「女前。」 ▼関連リンク大渕愛子出産日:2016年12月6日(次男)2015年3月26日(長男) 大渕愛子オフィシャルブログ ▼関連リンクこの年代でのおすすめは、お笑いコンビ「クワバタオハラ」の小原正子さんの育児ブログです。旦那さまは元メジャーリーガーのマック鈴木さんで、2人の男の子育児にドタバタの毎日。「女前。」というタイトル通り、まさにカッコイイ小原さん流の育児術が満載で、つい毎日チェックしたくなっちゃいますよ。2017年出産・妊娠中のママタレント福田萌出産日:2017年1月23日(長男)2013年7月29日(長女) 福田萌オフィシャルブログ「楽しいこといっぱい」 ▼関連リンク優木まおみ出産日:2017年1月26日(次女)2014年4月4日(長女) 優木まおみオフィシャルブログ ▼関連リンク山口もえ出産日:2007年6月18日(長女) / 2011年3月23日(長男)出産予定日:2017年初夏(第3子を妊娠中) 山口もえオフィシャルブログ ▼関連リンクこの年代で注目したいのが、ママタレントとして大活躍の優木まおみさんのブログ。2人の愛娘とのお出かけや食事の様子、自身の私服を公開するなど、オシャレママのヒントがたくさん。参考にしたいオーガニックアイテムや子供服情報も頻繁にアップされており、飽きずに読めるおすすめ育児ブログです。育児ブログはママのサプリメント「この芸能人、出産時期がわたしと同じ!」と思うと、なんだかうれしくなりますよね。同じ時期に出産したママタレントのブログを見ると、育児の悩みやストレスを共感し合えて大きな励みになります。そして、オシャレで楽しい生活を垣間見られるだけでなく、自分では思いつかない解決策が見つかることも。「こう考えればいいんだ」「これやってみよう!」と、楽しく育児を乗り切るヒントをたくさんもらうことができます。日々の楽しみや疲れた時の心のサプリメントに、あなたのお気に入りブログを見つけてみては?
2017年05月16日子どもは学校へ行って当たり前と思っていませんか? でも、もし突然子どもが「学校へ行きたくない」と言い出したら、あなたはどうしますか? 不登校は誰もが直面し得るもの。そのとき、親はどうすればいいのでしょうか?実際にわが家で起こった体験をもとに、前兆から不登校、そして再び学校へ行くようになるまでを振り返り、その時々の子どもとの接し方や、親としての気の持ち方についてお伝えします。■前兆は「お腹が痛い」わが家は共働きです。息子が0歳の頃から保育園に預け、私はフルタイムで働いていました。今思えば、前兆は保育園の頃からありました。息子はもともと集団に馴染めない性格で、1人でいるのが好き。とは言え、誰とでも別け隔てなく遊ぶこともできました。しかし、その反面、神経質なところもあり、何かあるとお腹が痛くなったり、微熱が出たり。そのため、たびたび会社にお迎え要請の電話がかかってきました。私はその都度、息子を病院に連れていっていましたが、そのうちに、「これは本当に体調が悪いのではなく、かまってほしいのだな」と気づき、それからは、そういうことのあった日は半日休むようにしました。働くお母さんがたぶん、みんなそうであるように、子どもと一緒にいる時間が少ない分、密度の濃いコミュニケーションを心がけるようにしていたのです。「お腹が痛い」は小学生になってからも、時々ありました。小学校1年生の後半からたびたび起こる息子の朝の腹痛。痛みに歪んだ顔で私を見上げ「お母さん、お腹いたい…」。病院も何ヶ所も行きました。いろんな検査もして、レントゲンも取りました。しかし、どれも「異常なし」。イベントや行事などのいつもと違うスケジュールには特に弱く、楽しみな気持ちと同時に、不安も大きくなってしまい、ドキドキが体の症状=腹痛として出てしまっていたのです。そのため、遠足や運動会は、いつも途中参加かお休みでした。 ■体の症状はSOSのサイン進級し、小学3年生になってからは、今度は「頭痛がひどい」と言い出し、神経内科にも行きました。起立性障害と診断されたことも…。そして、ついに頻繁に学校を休むようになりました。でも、学校からは「なんとか登校させてください」と言われ、プレッシャーがかかります。私も「学校だけは行かせなければいけない」と思っていたので、なだめすかして、なんとか登校させようとする日々。学校とも連携を取り、息子をあの手この手で説得しようとしました。息子も理屈ではわかってくれますが、やっぱり腹痛が起きてしまいます。むしろ、親がムキになればなるほど、病状は悪化する一方です。そして、子どもは親の期待に応えられない自分を責め始めます。そのうち、頭痛以外に、別の症状も現れ始めました。病院もいくつも変えました。けれど、なかなか良くなりませんでした。息子も登校したい意志はあるのに、朝になるとひどくお腹を壊すという、体と心が分離しているような状態。もう息子本人もコントロールできない、心の底からのSOSのサインでした。 ■やっと待望の心療内科へ小学5年生になったとき、都立総合小児病院に初めて行き、体の異常がないことを入院検査で確認し、3ヶ月予約待ちをして、やっと待望の心療内科にかかることができました。その頃には、息子の口からついに「学校に行かなきゃダメ?」という言葉が出ました。私も「嫌な体験をずっと繰り返すより、一度じっくりまとめて休ませたほうがよいのでは?」と思っていたので、ひとまず1ヶ月間休ませることにしました。その後、心療内科の先生と相談し、学校に関しては無理強いせずに、家でゆっくり治療に専念することになりました。まずは、「家は安全、家は本当の自分を出せる場所」という体験をさせ、そのあと少しずつ外(学校や社会)へ出ていくという手順が必要だったのです。先生から「1年~2年かかることは覚悟して、じっくり治療しましょう」と言われました。私は会社に相談し、勤務時間を減らしてもらい、週に一度は息子と一緒にカウンセリングに通いました。親の私がすることは、無条件で子どもを受け入れること。甘えてきたら「もう大きいんだから」と突き放さず、幼児から育てなおすくらいの気持ちで接すること。それが治療方針でした。同時に、学校を思い出すようなことも一切排除することになりました。心療内科の先生から学校に電話してもらい、直接本人に接しないように徹底してもらいました。経験豊富な専門家がついているおかげで、私も落ち着きを取り戻し、ときには不安を聞いてもらうこともありました。子どもの心が不安定なとき、親が慌てたり不安がったりすると、それが子どもにも伝わってしまいます。自分だけで解決しようとせず、心の専門家に介入してもらい、親自身の心を安定させることも大切です。 ■長い目で見守る、そして信じる自宅療養を始めてから最初の数ヶ月間は外にも出たがらず、ゲームばかりしていた息子でしたが、ゆっくりゆっくり休んだ後、やがて自分から生活のリズムを管理しだし、遅れを取り戻すように本を読んだり勉強をしたりするようになりました。その後は誘うと徐々に外に出るようになり、休日は一緒にランチを食べに行ったり、サイクリングに出かけたりしました。しばらくすると学校の友だちとも休日になら一緒に遊べるようになり、6年生の3学期は放課後に学校へ勉強をしに行けるようにもなりました。そして、卒業前何日かは登校もできるようになったのです。卒業1週間前には毎日、卒業式の練習に参加するまでになり、無事、卒業式に出られたのです。息子を見守ってくれた友だちや、学校の存在は、とてもありがたいものでした。こればかりは親だけではどうすることもできません。現在では何事もなかったかのように、元気に中学校に登校しています。新しい友だちもでき、部活動も楽しんでいます。■子どものことをわかっているつもりで、わかっていなかった息子が学校へ行かなかった1年半、私が主にしたことは、ただご飯を作って一緒に食べること。そして、息子の話をとことん聴くことだけでした。子どもは親にわかって欲しいのです。私は、息子のことをわかっているつもりで、何年もわかっていなかったのでしょう。小学校くらいなら1年~2年の勉強の遅れは、すぐに取り戻せます。けれども、心の問題を取り戻すには、たくさんの時間がかかります。親が悲観的にならずにゆったりと構えると、子どもの情緒も次第に落ち着いてくるようです。 ■子どもが「学校に行きたくない」と言い出したら=私の体験から子どもが学校に行きたくないと言い出したら、原因探しをするよりも、まずは子どもの話をじっくり聴いてあげてください。問い詰めたり責めたりせずに、お母さんが子どもの心の逃げ場所になってあげてください。学校に行けなくなった息子のために私が意識してやったこと、それは「息子の気持ちに添う」ことです。学校に行きたくない原因は人それぞれ。単純なことではありません。逆にしないように注意していたのは、問い詰めたり、攻め立てたりすること。子どもが学校へ行かないと親も焦りますが、そこは我慢。子どもは家庭という絶対安心できる場から、ミリ単位で成長を始めるのです。親にできることは、子どもを信じて見守ること。何があっても親だけは味方だということを、心の底からわかってもらうこと。まずはそれが大切です。そしてもちろん、子どもを支える保護者にも支えが必要です。保護者の支えになるもの、それはプロの指導です。経験豊富なプロは、子どもだけではなく、保護者の心も支えてくれます。学校のスクールカウンセラーでもよいですし、信頼できる心療内科を探してもよいです。親が「この人は本当に信頼できる」というプロを探してください。「家庭の問題だから」と抱え込まず、適切にプロの助けを借りながら、子どもの成長を見守るのがベストだと、私は考えます。
2016年04月13日■子どもをきちんと叱れない親が増えている最近、子どもをきちんと叱れない親が増えています。たとえば、危ない場所で、危ない遊びをして、ケガをしそうなとき。たとえば、ほかのお友だちをケガさせてしまいそうなとき。あるいは、幼稚園や保育園、小学校の職員室に、誰もいないときに、子どもがこっそり入ったとき…。このようなどう見ても「ダメ」なことを子どもがしているときでも、子どもに「ダメ!」と禁止することができない親が増えているのです。なぜ、このようなことが起きているのでしょうか。それは「子どもとの関係をこじらせたくない」と考える親が増えているからです。「ダメ!」「それをしてはいけません!」と厳しく禁止すると、子どもによっては、「どうして? いいじゃないか!」「だって、したいんだもん」などと反発して、親の言うことを聞きません。すると、親としては、ますます厳しく叱らざるを得なくなります。それに対して子どもは反発する…。こうやって、子どもの扱いがますます難しくなってしまうのをおそれます。そして、「友だち親子」のような仲良し関係でいられるために、子どもの行動を厳しく禁止することのできない親が増えているのです。■禁止すべきは子どもの「行動」また、子どもを厳しく叱ることの弊害を論じるメディアも増えています。たしかに、子どもに対して「おまえは、だめな子だね」「まったく、何度言ってもわからないんだから」「バカなんじゃないの」などと親から否定的な発言をされ続けると、「そうか、ぼくはダメな子なんだ」と、自己否定感を募らせていく子どももいます。そして「どうせぼくは、何をやっても、無駄なんだ…」と、意欲を失ってしまう子どももいます。電車などで、子どもをヒステリックなまでに、大声できびしく叱り飛ばす親の姿を見ることもあります。「ほんと、あんたはどうしてまたそんなことするの!バッカじゃないのぉ!」と、大声で怒鳴るのです。これは叱っているというよりも、「プチ虐待」と言ってもいいと思います。子どもの心に傷がつき、前向きに生きる意欲を失います。その結果、大事なときにも頑張ることのできない子どもになってしまうのです。では、子どもに「ダメ!」と言ってはダメなのでしょうか。私の答えは、ノーです。つまり、子どもが禁止すべき行動をとったときに、親は「ダメ!」と言って、行動を押さえるべきなのです。これをしないと、自分をコントロールできない子どもになってしまいます。重要なのは、「行動の禁止」と「人格の禁止」を区別することです。「人格の禁止」は×です。「あなたは、まったくダメな子ね!もう!」などと厳しく叱り続けると、子どもの中に「ぼくはどうせダメな子なんだ」と、自己否定感を募らせ、生きる意欲を奪ってしまいます。一方、「行動の禁止」は〇です。してはいけない行動を抑制するしつけは重要です。このとき、大切なポイントは、「人格を否定された」と子どもが感じないように、穏やかに、説明的に「なぜ、〇〇をしてはだめなのか」を理性的に子どもに、それがダメな理由が理解できるように、説明しながら、語りかけることです。「だめでしょ、それは! あんたはまったくもう!」などと、大声で怒鳴りながら叱っていると、親の側は「行動の禁止」をしているつもりでも、子どもの側からすると「人格を否定された」と感じて、生きる意欲を奪うことになってしまうのです。■いい子育て=手間ひまかけた子育てここまで、読まれて「なんだか。たいへんだな」「説明するって大変なんだよな。面倒くさい」と思った方もいることと思います。そうです。いい子育てには「手間ひまかける」ことがいちばん大切なのです。子どもと「友だち親子」になって、ダメなことも「ダメ」と言わない子育ては省エネ子育て。逆に、いつも「あんたはダメな子ね!」と感情的に怒鳴り続けるのも、省エネ子育て。一見、真逆でも、どちらも「手抜きの子育て」なのです。子どもに、なぜそれがダメなのかをわかるように、ていねいに説明するのは、かなり骨の折れる作業です。時間もエネルギーもかかります。しかも、「人格の否定」と伝わらないように、穏やかに、かつ、真剣に、話してわかってもらう必要があります。もう一度言います。よい子育ては「手間ひまかけた子育て」です。
2016年04月06日■目下の悩みは子どもの「食べムラ」と「ながら食べ」子どもとの食事の時間、どのように過ごしていますか?私の娘は、先日2歳になりました。おしゃべりも上手になり、ごはんも自分で食べてくれて、赤ちゃんからすっかり「子ども」という感じになってきましたが、食事の悩みは尽きないものですね。私の目下の悩みは、「食べムラ」と、「食べながらテレビを見たがってしまう」こと。娘は、主食のごはんだけ食べて、おかずを食べないことが多々あります。しかし、日によってはごはんもおかずもしっかり食べてくれることもあり、食べる量や内容にムラがあるのが悩みです。毎食、試行錯誤しながら食事を作っています。そして、その食べムラともつながってくるのが、「ながら食べ」です。食事が始まってすぐは、調子良くパクパクしているのですが、ごはんを食べて終えてしまうと、「テレビ見たい~」と、グズることもしばしば。「テレビは食べ終わってからね~」と言い聞かせてもダメなときは、根負けしてテレビを見ながら食べさせてしまうこともありますます。おそらく、同じような悩みを抱えているママさんは決して少なくないでしょう。そこで今回は、私自身の反省+「少しずつでも良い食習慣を子どもに身につけさせていきたい」という目標の意味を込めて、「心と体のためになる食べ方」についてお伝えします。■「何を食べるか」と同じくらい「どのように食べるか」は重要食事では「何を食べるか」という栄養面と同じくらい、「どのように食べるか」という、食事の仕方も大切です。これは、子どもだけでなく、大人にとっても言えること。「人は脳で食べている」とも言われます。 食べ物を体に取り入れるの、食事の第1段階。そこから、咀嚼して、胃や腸といった消化器官を働かせ、体にとって本当の栄養になるように、しっかり消化吸収していかなくてはなりません。このときに大切なのが、「きちんと意識して食べる」こと。そして、「楽しく、おいしく、豊かな気持ちで食べる」ことです。食べることに意識を集中させると、唾液が分泌されて消化も良くなります。テレビを見たり、スマートフォンをいじったり、考え事をしたりしながら食べると、十分に唾液が分泌されません。また、こうした「ながら食べ」は、噛む回数も少なくなりがちです。しっかり食事に集中して、よく噛んで食べることで、唾液も分泌され、脳も消化モードに入って、食べ物をきちんと栄養にすることができます。■嫌いな食べ物を無理に食べても身にならないさらに、「おいしいなぁ」とか「ごはんの時間が楽しいなぁ」といった、リラックスした豊かな気持ちで食事をすることもポイントです。楽しい気持ちでおいしく食べると、体の消化機能もしっかり働かせることができますし、食事による満足感も得られます。たとえば、いくら「健康に良い」と言われる食べ物でも、食べる本人が好きでなければ、あまり唾液が分泌されず、消化不良を起こしてしまうそうです。無理に食べても、脳と体がしっかり反応して消化し、栄養にするということができないのですね。もちろん、極端な偏食はよくありません。しかし、まだまだ味覚や食経験が発達中の子どものうちは、嫌いなものを無理強いし過ぎたり、食べないことを叱ったりするよりも、食べられたときに褒めてあげたり、パパやママがおいししそうに食べる姿を見せたりして、苦手な食材にも興味を持たせてあげることのほうが大切です。「いろいろな食べ物があっておいしそうだな」とか、「食べてみたいな」という気持ちをなくさないよう、「食事は楽しく味わう!」という習慣をつけてあげられたらいいですね。楽しくおいしく、しっかり味わい、食べ物に感謝する。シンプルで当たり前のことですが、それが何よりも、心と体を強くする食事になります。私も、「せっかく作ったのに食べてくれなかったなぁ…」などと、あまり気に病み過ぎず、娘と一緒にモグモグおいしくごはんを食べよう!と、リラックスして食事の時間を楽しんでみようと思います。
2016年04月05日このところ「おむつなし育児」という育児法が話題になっています。多くのママは、「おむつなし」と聞くと、まった全くおむつをしないの? 床や部屋が汚れはしないのかな? などと疑問に思うかもしれません。そこで今回は話題の育児法、「おむつなし育児」について解説、検証してみます。■「おむつなし育児」は、かつては日本でもやっていた「おむつなし育児」は、決して目新しいものではなく、布おむつも紙おむつもなかった時代、当たり前にやっていた方法です。いつのまにか日本では途切れてしまいましたが、今再び注目されています。簡単に言えば、「おむつの中でおしっこやうんちをすることを当たり前にせず、なるべくおむつの外でさせることで、赤ちゃんのうちに排せつの気持ちよさを伝えてあげる方法」です。言い換えれば、「おむつでうんちやおしっこをすると気持ち悪い」という感覚を当たり前にすることだといえます。■おむつをまったくしないわけではありません「おむつなし」とは言っても、普段はおむつをしています。赤ちゃんをよく観察して、おしっこやうんちが出そうかな? というタイミングでおむつを外し、なるべくおまる・トイレなどでさせてあげるのが、おむつなし育児の基本です。とはいえ、何がなんでもおむつなしで! と気合いを入れ過ぎる必要はありません。家ではおまるでしていても、外出時は紙おむつでしてOK! くらいの緩やかな気持ちで取り組むことがポイントです。「おむつを外す」ことが目的ではなく、赤ちゃんの頃から排せつの仕組みや楽しさを親子で共有することが最も大切な目的。そこが、いわゆるトイレトレーニングとは違うところでもあります。歌を歌ったり、掛け声をかけたり、時には遊んでみたりと、コミュニケーションしながら行うのもおすすめです。■ママにとって子育ての自信につながります! 出産してすぐは、赤ちゃんがどうして泣いているのか、何を求めているのかがわからなくて戸惑うママがほとんどです。でも、時間を重ねて赤ちゃんに向き合っていくうちに、だんだんと赤ちゃんの欲求に気付きやすくなっていきます。これと同じように、おむつなし育児を続けていくと、徐々に子ども自身のサインやタイミングが、自然にわかってくるようになるそうです。しかも赤ちゃんは自分の欲求がすぐに満たされるとご機嫌な時間が長くなります。それは、ママにとって育てやすさを感じることにも繋がります。また、排せつ以外の欲求も気付きやすくなることが多く、結果的に子育ての自信に繋がることにもなります。とある国では、生後数ヵ月間は、家の床に赤ちゃんを置いてはいけないという風習があり、赤ちゃんはずっと、スリングのような布の中でママに抱っこされて過ごすそうです。すると、赤ちゃんとママがずっと密着しているため、五感で感じ合うようになり、排せつのタイミングがわかるようになる、という話を聞いたことがあります。おむつなし育児とは、まさにこうした感覚なのでしょうね。■おむつなし育児を実践しているママに聞いてみました!「いつの間にか子どもの排せつのタイミングがわかるようになって、親として自信が持てたような気がします!」(6ヵ月の子のママ)「ずっと便秘がちでしたが、おむつの外に出すほうがたくさん出るようで、便秘も自然に解消できました!」(7ヵ月の子のママ)「以前は布おむつを使っていましたが、だんだんおしっこの量が増え、洗濯が大変になってきたので、おむつなし育児に切り替えました。今では助かっています」(5ヵ月の子のママ)「オムツ代が節約できます! しかもエコですよね」(8ヵ月の子のママ)「トイレでうんちやおしっこをすることに抵抗を感じることがなかったので、トイレトレーニングに苦労せずに済みました」(1歳6ヵ月の子のママ)おむつオムツなし育児とはつまり、赤ちゃんとじっくり丁寧に向き合うこと、そして、親子のコミュニケーションを豊かにするためのひとつの方法だと感じました。軽い気持ちで構わないので、興味がある人はぜひ実践してみてはいかがでしょうか。
2014年09月19日ヲタママだっていーじゃない!
ムスメちゃんとオコメちゃん
猫の手貸して~育児絵日記~
チヒロさんは、夫の貴大と3歳の娘リコと暮らす専業主婦。新規分譲のマンションに引っ越し、仲の良いママ友もたくさんできて楽しい毎日を送っていました。そんなある日、夫の上司一家が引っ越してきます。上司一家も3人家族で娘同士も同い年なので、チヒロさんはいい関係が築けるだろうと思っていました。しかし、この上司の妻がクセのある人物。最初は愛想もよくママ友たちともすぐに打ち解けたのですが、徐々に本性が現れ……。チヒロの旦那って夫の部下だから〜上司の妻・ナツミさんは、どうやら思ったことをズケズケと相手にいってしまうクセがあるようで、ノザキさんというママ友には「もっと年齢が上だと思ってた!」「もっとオシャレしないと旦那さんに愛想つかされちゃうよ」など失礼な発言をしていました。 「ノザキさんはシンプルな服装が好きなだけでセンスある」「スタイル良くてうらやましい」とフォローしたチヒロさんに対しても、「チヒロって旦那さんとそっくりでゴマすりがうまい」などと嫌味な態度をとるのです。 ナツミさんの失礼発言にヒヤヒヤしていたところに、偶然ママ友・スダさんが通りかかります。ナツミさんはスダさんにもチヒロさんの悪口を伝えようとしましたが、スダさんはそれを華麗にスルー。逆に、ナツミさんのゴミの出し方を注意します。 その場はそれでおさまったのですが、あとからナツミさんは「スダさんに嫌われているようだ」とチヒロさんに訴えてきたのでした。 誰かの愚痴や悪口は聞いていて気持ちのいいものではありませんし、不要なトラブルを避けるためにも関わらないでいたほうがいいですよね。もし悪口に巻き込まれそうになったら、スダさんのようにサッと別の話題に転換する機転があるといいかもしれませんね。 著者:マンガ家・イラストレーター ネギマヨ
2024年05月20日2019年10月生まれの双子の娘さんのパパ、ぷにぱぱ(@punitama777)さんの子育てエピソードをご紹介! 今回は「ワンオペ育児」をテーマに、ぷにぱぱさんが双子の娘さんたちと過ごす、何気ない日常のエピソードをお届けします。4月から娘2人が幼稚園に通うことが決定!しかし後日、園からのおたよりを見ると、ぷにぱぱさんは衝撃を受けてしまいます。その理由は、園で使うバッグなどにサイズの指定があったからです。必死でお店にそのサイズの物が売っていないか探し回るのですが、残念ながら見つからなくて……!? 指定されたサイズのバッグが全然ない! ママとパパは焦り出して… 「ってことで、はづとめぐの好きな生地を選んでもらい、買ってきましたー」 「やっぱりバッグを作るのね」 指定されたサイズのバッグがなかったため、仕方なく生地を買って自ら作ることに。 「持ち帰り用バッグと、給食着入れバッグと、シューズ入れバッグ、はづめぐ合わせて6個作るのね」 「今日は遅いから、明日以降で作るかぁ……」 双子なので、作る量も2倍! さらに、裁縫が苦手なママは、思わずゲッソリした表情を浮かべてしまいます。 その夜、ママと娘が寝静まったあと、こっそり作業を始めたぷにぱぱさん。 翌朝、ママが目を覚ますと、大歓喜! 「ふぉぉぉぉできてるーっ!おうちに小さな妖精が存在したー!!!」 学生時代、実は家庭が得意だったぷにぱぱさん。 そのときのスキルが、この瞬間花開いたのでした。 まさか一晩作ってくれるなんて、ぷにぱぱさん凄いですね。完成品もとってもかわいいです!パパ特性のオリジナルバッグで、娘さんたちの幼稚園生活もますます楽しくなりますね♪著者:マンガ家・イラストレーター ぷにぱぱ
2024年05月20日私は退院着のベビードレスは手作りしたいと思い、妊娠中に頑張って作っていました。義父母にもそのことを報告済み。しかし出産後、義父母が持ってきた出産祝いはベビードレス……? 驚く私に、義母はとんでもない理由を口にするのです。 あれ?義父母の出産祝いもベビードレス!?不器用ながらも、なんとか頑張ってベビードレスを完成させた私。うれしくなった私は義両親にも完成品の写真をメールで送信。メールの返信はなかったのですが、生まれてくる子どものことで頭がいっぱいで、特に気にしていませんでした。しかし出産後、義父母がなんと、出産祝いにブランドのベビードレスを渡してきたのです……。「え、ベビードレスは手作りのものがあるんですが……」と伝えると、「あんな不細工なドレス、孫ちゃんに着せられないわよ!」と義母。さらに義父も、「恥ずかしくない立派なドレスを買ったからな」と言ってきます。どうしてこんなにボロボロに批判されないといけないのか、私は涙が止まりません。すると、夫が「ブランド物と比べたら立派ではないかもしれないけど……、この子の退院着には、気持ちがこもった妻のベビードレスを着てもらうから!」とビシッと伝えてくれました。義両親は夫からきつく言われたことで動揺し、「そうよね、ママの気持ちがこもっているほうが孫ちゃんも喜ぶわよね。無神経なことを言ってごめんなさい」とその場で私に謝罪。 初孫に良いものを着てもらいたい! という気持ちが暴走してしまった義両親。今後は、夫や私の意見を無視した行動はしないと約束してくれました。相手の気持ちを尊重できる人でいようと新ためて心に決めた出来事です。 作画/Pappayappa著者:桂ゆかり
2024年05月20日かおりさんが娘・こはるを出産後、夫・いちろうはすぐに育休に入る予定でした。しかし、いちろうの手違いで先延ばしになり、かおりさんはその間ワンオペ育児をすることに。育休に入ったいちろうは、かおりさんからの信頼を挽回すべく“イクメン”になろうとしますが……。かおりさんはいちろうが3日間で育児ができる人間にならなければ実家に帰ると告げ、スパルタ指導を開始。いちろうは余裕ぶっていましたが、初日から育児の大変さに圧倒されてヘトヘトでした。翌日、いちろうはかおりさんに頼まれてこはると公園へ。育児用ミルクの作り方がわからずピンチを迎えますが、公園にいた真のイクメンパパ・佐山さんに助けてもらいました。 師匠の教えをいざ実践!夫は公園で出会ったパパ・佐山さんを師匠と呼び、育児の極意は「妻に寄り添うこと」と教わったそうです。そんなことがあったとは知らない私は、張り切る夫に不安を覚えました。 ※「検診」→「健診」 育休3日目、前日の晩にこはるを寝かしつけながら寝落ちしたいちろうは飛び起きました。しかしすでにかおりさんが起きており、今回だけは許してもらえることに。 そしてこの日は、かおりさんからこはるをお風呂に入れる課題が出されます。 「いきなりワンオペはきつくない?」と嘆くいちろうでしたが、かおりさんに教わりながら慣れない手つきでお風呂に挑戦。こはるが笑うと「僕の洗い方好きだって」とうれしそうにしました。 かおりさんは何だかんだ言いながらも厳しい指導をこなしていくいちろうの姿に、「実は育児に向いているのかも……?」と思い直すのでした。 愚痴をこぼしながらでも、夫が前向きに育児にとり組んでくれるのは妻としてはうれしいですよね。初めは育児をなめていたいちろうも、やってみることで大変さを実感しつつある様子。 成長しようと努力する姿を見れば、少しくらい不手際があっても怒る気にならないものです。育児は簡単と決めつけず、お互いに相手の気持ちを尊重することが円満の秘訣なのかもしれませんね。 >>次の話 著者:マンガ家・イラストレーター くまお
2024年05月20日母でありデザイナーであるたろすさんが、2021年生まれの娘・じーたんの育児体験をマンガ化!元気にすくすくと成長するじーたんはおしゃべりも上達し、お買い物に出かけたときには、自分の好きなおもちゃを選ぶことだってできます。とある日も公園で遊んだあとに、パパと一緒にお買い物へ。 パパから「好きなおもちゃを買っていいよ」と言われ、目を輝かせるじーたんでしたが……。 これとこれにする…! 「ちょっと! 大丈夫!? 早く起き上がって……!?」——。 勢いよく転んでしまった娘を前に顔面蒼白のパパでしたが、じーたんは痛さに泣き出すどころか、なんと転んだ姿勢のまま、すやすやと眠っているのでした。 直前まで元気に遊んでいたわが子が突然、まるで電池が切れたかのように、寝息を立てている……。子育て経験のある人にとっては、“あるある”かもしれませんが、「動」から「静」へのテンションの乱高下に驚いてしまいますよね。 そんな“あるあるエピソード”は、ほかにも! パパだけでなく、たろすさん自身も、わが子のアップダウンの激しさにビックリさせられたようで……。 平和なおやつタイムが一変!? 小さなリング状のお菓子を1つずつ食べていたじーたんでしたが、突然、ピクッ……。 1ずつ食べることが煩わしくなったのでしょうか? ちまちまとかわいらしい食べ姿から一転、器からお菓子がこぼれ出すくらいに激しい食べっぷりを見せるのでした。 じーたんのあまりの豹変ぶりに、ママも思わず、「いやぁぁぁぁああああ!!」と悲鳴……! それでもやっぱり、子どものテンションの乱高下は、親にとっては日常の1コマですよね。そんな喜怒哀楽の激しさに驚かされるのはもちろん、ほっこり癒やされたり、楽しまされた経験も多々あるのではないでしょうか。 皆さんは、特に記憶に残っている“子どもの豹変エピソード”はありますか? ※小さなおやつは誤嚥のおそれがあるため、赤ちゃんが一度にたくさん口に入れないよう注意しましょう。また、ベビー用のおやつ(赤ちゃんせんべい、ボーロなどの乾燥したおやつ)は、赤ちゃんにとって安全と考えられがちですが、口の中や喉にはりつくおそれや、誤嚥のおそれもあります。必ず保護者がそばで見守り、赤ちゃんが食べ終わるまでその場を離れないようにしましょう。 著者:マンガ家・イラストレーター たろす
2024年05月20日夕方から雨が降り始めた日のこと。小学6年生の息子は傘を持って登校したはずだと安心していたら、なぜかびしょ濡れで帰ってきました。学校で何か事件が起きたようで……? 何があったの?ある日、傘を持って行ったはずの長男が学校からびしょ濡れで帰宅。「傘は?」と聞くと「同じクラスのMちゃんに奪われた」と言います。びっくりした私はすぐさまMちゃんママに電話。Mちゃんママとは会えば挨拶する程度の関係です。すると「Mは貸してもらったって言ってたわよ。あとからお礼に行く予定だったんだ〜」とのこと。息子に小声で再度確認すると、やはりMちゃんが奪ったと言います。私は「息子は奪われたって言ってるよ。もう一度確認してくれないかな」と伝えますが、Mちゃんママからはぼそっと「しつこいな……」と不機嫌そうな返事が……。私はその反応にびっくりし、「息子はびしょ濡れで帰ってきてるんだよ? 真面目に対応ほしい」と強めに言い返します。すると「はぁ……。わかったよ、もう一度確認してみる」と言われ、一旦電話が切れました。 数分後にMちゃんママから再び電話が。「Mに確認したら息子くんから奪ったって言ってたわ。だけど、息子くんもダメって言えばよかったんじゃない? きちんと嫌なことは嫌って言えるような子に育てないと、将来苦労するわよ」と逆ギレのようなことを言ってきたのです! まず謝ることが先なのでは? と私はモヤモヤ。言い返したい気持ちを抑えて「次からMちゃんに傘を奪わないように伝えておいて」とだけ言い、電話を切りました。翌日、Mちゃんから息子へ「濡れて帰るとお母さんに怒られるから奪っちゃったの……。ごめんなさい」と謝罪はあったようですが、Mちゃんママからはありません。今回のMちゃんのように、親に嘘をつかないといけないようなことにならないように気をつけなければと実感。息子とたくさん会話をすることを意識し、なんでも正直に言える親子関係を築きながら育児をしていこうと改めて思った出来事です。 作画/yoichigo著者:谷 ふみ
2024年05月20日海外のサッカー少年少女の親って、日本と何か違うの?と気になるとき、ありませんか?2023年夏、東京都葛飾区、墨田区で活動する「クルゼイロサッカースクール」の小学生たちが、ブラジル遠征を慣行。2週間弱の遠征でトップチームの施設を訪れ、ブラジルの子どもたちと合同練習を行い、汗を流しました。そこで感じたブラジルの親について、クルゼイロジャポン指導部門責任者の小林ヒロノリコーチに、話をうかがいました。「ブラジル遠征で感じた、保護者のあり方」とは日本とどう違うのかご紹介します。(取材・文鈴木智之)(写真提供:クルゼイロジャポン)<<前編:現地の食事を食べられることも世界で活躍するサッカー選手のバロメーターサカイク公式LINEアカウントで子どもを伸ばす親の心得をお届け!>>■意外!?ブラジルの親の方が過保護(写真提供:クルゼイロジャポン)クルゼイロサッカースクールの小林コーチは、ブラジル遠征で感じたこととして、「ブラジルの保護者と日本の保護者の関わり方の違い」を挙げます。「ブラジルの親の方が、日本より過保護だと感じました。家族を大事にして、守るという気持ちが強いんです。クラブも『親御さんは、しっかりお子さんを守ってあげてくださいね』と伝えているそうです」その背景には、ブラジルの社会環境があると分析します。「ブラジルは社会基盤が整っていない部分が多いです。街には危険な場所もありますし、電車やバスは日本のように、時間通りに来ません。そこで何もせず、ただ待っているだけだと、生活はスムーズにいかないわけです。周りの人に訊いたり、調べて、スムーズにいく方法を見つけなければいけない。停電も多いので、電気が消えたらこういうアクションを取ろうとか、いろんな経験をしているから、柔軟に行動することが体に染みついているんですよね」■不便な方が自分で考える力がつく?子どもがすね当てを忘れても届けない理由(写真提供:クルゼイロジャポン)不便さがあるからこそ考え、実行する。それが自分で考えて行動すること、すなわち自立につながるのかもしれません。小林コーチは「日本は安全で快適な素晴らしい国です。そんな環境で育った子どもを自立させるために、どういう働きかけをしなければいけないのか。そこは常に考えています」と明かします。「それならば、わざと不便な形を作り出す方がいいのか。とか考えるんですが、自分の子どもにはできるんですけど、よそのご家庭のお子さんにはどうかなと悩んだりしますね。うちは幼稚園の頃から、サッカーの準備は自分でさせています。子どもが目を離した隙に、入れておいた服をカバンの外に出しておいたり、そういう意地悪を自分の子にはできるんです(笑)」さらに、こう続けます。「うちの子が通うクラブのコーチから『すね当てを忘れたようです』と連絡が入っても放置です。忘れたキミが悪いでしょって。何で届けなきゃいけないの。サッカーするのは自分なんだからねと、自分の子には言えるんですけど、お預かりしているお子さんにどこまで言えるのか。そこは難しいところですね」■ブラジルの選手には「止め方」を教えなければいけないが、日本人選手は違う(写真提供:クルゼイロジャポン)サッカーは国民性が出るスポーツです。生活環境や文化がプレーに表れます。小林コーチは、守備を例にあげて説明します。「日本では足を出すな、突っ込むなという指導が多いですよね。ボールを奪うことよりも、抜かれないこと、相手を遅らせてグループで守る考え方が主流です。でもブラジルの選手は、何も言わなければ、ボールを奪うために突っ込んでいくので、止め方を教えなければいけません」ボールを奪いに行く、アグレッシブなメンタリティがない子には「もっと行け」と言い、行き過ぎるブラジルの子たちには「むやみに行くな」と教える。それは日常生活も同じで、だからこそブラジルの保護者は「子どもを守ってあげなければいけないという気持ちが強いのではないか」と分析します。「日本の多くの子どもたちは、すでに親に守られています。その環境で『もっと守りなさい』と言ったら、それはただの過保護ですよね。スタート地点が違い、日本の場合は十分に守っています。だから、もっと子どもひとりで行かせなさい、チャレンジさせなさいという心構えが必要なのではないかと思います」■子どもには成長の段階がある安全な環境の中で失敗を繰り返せばいいチャレンジに失敗はつきもの。失敗から学ぶことはたくさんあり、小さな失敗を乗り越える経験をすることで強くなれます。「僕としては、失敗してもいいと思っています。ブラジル遠征でも、安全は僕やクラブが頑張って確保するから、もっと積極的にチャレンジしてほしい。それはサッカーの上でも、日常生活の食事や現地の人とのコミュニケーションも同じです」小林コーチは「家でも学校でも、安全が確保されているのであれば、失敗を繰り返していけばいい」と、言葉に力を込めます。「子どもには段階があるので、保護者も長い目で見てくれるといいですよね。いまこの瞬間には失敗かもしれないけど、長いスパンで捉えると、失敗が失敗ではなくなり、いい経験をしたなと思えるはずです」■子どもが失敗しないよう、親が先回りして躓くリスクを排除していないか親と子の距離が近い現代。子どもが嫌な思いをしないように、失敗しないようにと、親が先回りしてリスクを排除して、綺麗な道を歩かせてあげているとも言えます。小林コーチは「子どもが転びそうになる前に、親が先に手を出して、転ばぬ先の杖になってあげている状態ですよね。親が舗装した綺麗な道を、子どもと伴走して歩いている」と表現します。「ブラジル遠征を通じて感じたのは、保護者のあり方の違いであり、子どもたちの自立を促すために、チャレンジさせることの大切さでした」日本を離れて、違う価値観に触れることで、たくさんの気づきと発見があり、それこそが成長につながります。コロナ禍を経て子どもたちの成長に影響が出ている今こそ、保護者の関わり方が問われているのかもしれません。サカイク公式LINEアカウントで子どもを伸ばす親の心得をお届け!>>
2024年05月20日パパが転勤になり、生後2カ月の娘を連れて知らない土地へ引っ越したずんさん一家。引っ越し先で出会った上司夫妻は非常識で、ずんさんは距離を置きたいと訴えましたが、パパはずんさんの要望を受け入れてくれません。パパに相談するのは諦め、ひとりで耐えることにしたずんさんでしたが−−。さーちゃんの後追いが始まり、ずんさんのストレスは増すばかり……。 一方パパは相変わらずゲーム三昧。家事は手伝わないのに口出しも辞めません。疲れ切ったずんさんは、ついに我慢の限界を超えーー。誰にも頼れず孤独な妻に夫は… 心も体も限界を迎えているというのに、パパから思いやりのある言葉をかけられることはありません。「さーがかわいそう」という言葉が、胸にグサリと刺さるずんさんなのでした。 パパにはひとりでリフレッシュする時間がありますが、ずんさんにはそんな時間もなければ、睡眠さえも満足にとれません。 パパは仕事を頑張っているんだという自負があるのかもしれませんが、家事と育児に加えて本来なら必要ない上司の奥さんの相手までしているずんさんをもう少しいたわってほしいですね。 このお話は、ベビーカレンダーではこれで最終回となります。上司家族のひどい行動がエスカレートしていく続きのお話は、ずんさんのブログにてご覧いただけます。ぜひチェックしてみてくださいね!!著者:マンガ家・イラストレーター ずん
2024年05月20日ハリウッドザコシショウ×納言、TiiiMOらが出演するお笑いバラエティ番組『Powered by TV ~元気ジャパン~』の2024年5月18日(土)配信にて、「社長ご飯」コーナーに愛染興希社長が出演しました。社長ご飯(愛染興希社長×じゅんいちダビッドソン)当コーナーお馴染みの、じゅんいちダビッドソンが出演。「子供の貧困をなくす」をテーマに、著書の出版や様々なメディアへの出演等、金融系インフルエンサーとしても活躍されている愛染社長。今回当番組ではどういったお話しがお聞きできるのか、要チェックの内容となっております。番組公式サイト・公式YouTube・ビデオマーケット・カンテレドーガにてご視聴いただけます。愛染興希 official website Instagram 【KOKI AIZEN】 ■『Powered by TV ~元気ジャパン~』とは?キーワードは「日本を元気に!」。元気になる情報やネタ、人物をお届けする新感覚情報バラエティ。今旬の話題な人や人気芸人などをゲストに迎え入れ最新情報あり、ドキュメントあり、笑いありの盛り沢山で「元気ジャパン」として日本を元気にする情報を発信していきます。■番組概要番組名 : 『Powered by TV ~元気ジャパン~』放送日時 : 毎月第2土曜日夜7時~8時 (TOKYO MX)配信日時 : 毎週土曜日夜8時(YouTube・ビデオマーケット・カンテレドーガ・番組公式サイト)番組出演者: ハリウッドザコシショウ、薄幸、TiiiMO 他番組 HP : 企画 : インバースホールディングス株式会社制作著作 : インバースホールディングス株式会社<YouTube 公式チャンネル>URL: <X(旧Twitter) 公式アカウント>URL: <Instagram 公式アカウント>URL: 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2024年05月20日かかりつけ医にて生後7カ月健診の際、先生が何度も足を持ち、入念に角度等を調べていました。長時間の健診に不安時間の長さにさすがに不安になり、「どうかしましたか?」と尋ねました。健診には夫も来ており、同じように前のめりで健診を見ていました。先生から「股関節を診ていたのですが、もしかしたら左右差があり、ズレているかも知れません。左右の股のしわが非対称なのわかりますか?」と言われよく見ると、太腿のしわが左右非対称でした。今まで何の指摘もなかったので頭が真っ白になりました。先生からは近くの予約不要の整形外科へ紹介するから行くように言われ、即日行きました。 ◇ ◇ ◇ 整形外科へ行くと問診とレントゲン検査がおこなわれました。結果、股関節が他の子より緩いと言われましたが、特に治療の必要はなく、1歳まで経過を見て緩さが改善しない場合は専門の小児整形外科へ紹介しますと言われました。結局1歳でも改善せず専門病院へ行き詳しく診てもらいましたが、明らかな股関節脱臼ではなく、日常生活に差し支えがないため、半年に1度の経過観察になりました。早期に見つけてもらいよかったと思っています。 作画/まげよ著者:福祉相子40代、0歳と2歳の天真爛漫な女の子とわんぱくな男の子を育てながら福祉職に従事するワーママ。趣味はYouTubeを見ることで、晩酌が大好きで週1は夫と飲んでいます。監修者・著者:助産師 松田玲子医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
2024年05月20日夫のこうきと娘のまなと暮らす、主婦のあやかさん。結婚する前から楽しいことが大好きな夫は、出産して子育てが始まってからも、いつでも自分優先……。オムツ替えやお風呂などの子どものお世話はせず、休日も友人との集まりを優先してばかりで、あやかさんはひとりで、育児に奮闘していました。ある休日も家族で出かける約束を反故にして、友人と遊びに出かけた夫。その夜から娘は熱を出してしまいましたが、夫は心配すらしてくれませんでした。それどころか翌日も、友人と遊びにいってしまい……。 離婚したほうがいいのかな…夫は、娘が体調を崩したのは、あやかさんのせい。だから自分には娘を看病する責任はないと主張。 さらに娘の看病疲れで体調を崩してしまったあやかさんに対しては、「母親なら子どもひとりくらいちゃんと世話しろ」とまったく心配する様子もありませんでした。 ただ少しでいいから家族と過ごす時間を作ってほしい……と思っていたあやかさんの気持ちは、あっさり裏切られてしまいました。 やっと娘の熱が下がったと思ったら、新たな問題が。夫のこうきさんが、夫婦生活を強要してくるのです。 こうきさんは「二人目がほしいだろ」とあやかさんを誘います。あやかさんは「いまのこうきといて簡単に二人目のこと考えられない」ときっぱり断りますが、それでもあの手この手で誘ってくるこうきさん。 そんなこうきさんに拒否反応が出てしまうあやかさんは、「これならもう離婚したほうがいいんじゃないか」とまで考えてしまいます。 しかしそこでいつも「ママとパパ大好き」だという娘の顔が浮かび、離婚への決心はつかないままでした。 ◇◇◇ 子どもが熱を出したとき、まったく手伝ってくれなかった夫のこうきさん。それなのに、自分の性欲を解消するために「二人目」という言葉を使ってくるのはいただけません。本当に二人目がほしいと思っているのであれば、あやかさんのいっぱいいっぱいな状態もわかるはず。こうきさんには、もっと相手を思いやる気持ちをもってほしいですよね。著者:マンガ家・イラストレーター たに
2024年05月20日初めての子どもが生まれたときのことです。当時、独身だった友人から出産祝いが送られてきました。出産したことは伝えていたものの、まさかプレゼントをもらえるとは思わず、一気に舞い上がった私。しかし、届いた贈り物を見て戸惑ってしまったのです……。 友人からの出産祝い友人が贈ってくれたものは、乗って遊ぶタイプの大きなおもちゃでした。「よかったら使ってね!」とメッセージをもらったのですが、対象年齢は3歳~となっており、新生児のわが子が使えるのは当分先。そしてベビーベッドやベビー服収納などで居住スペースはすでに圧迫されていたため、部屋には置いておくスペースがありません。 もちろんお祝いの気持ちにはとても感謝していますし、贈ってくれたことがとてもうれしかったのですが、扱いに少し困ってしまったのも率直な感想です。 そして、悩んだ結果、好意でもらったものだからと、夫と相談して対象年齢になるまで押し入れの奥にしまっておくことに。およそ3年後――。 子どもが遊べる年齢になったのと、ベビーベッドなどがなくなって部屋にスペースができたので、押し入れから取り出しました。けれども子どもが乗って遊んでくれたのは、たったの2~3回程度。すぐに飽きてしまい、その後は見向きもしなくなってしまいました。 友人には大変申し訳ない気持ちでしたが、綺麗な状態のうちに欲している人の手に渡るようにと思い、そのおもちゃはフリマアプリに出品することに。 好意でもらったプレゼントだからこそ、扱いに困ることがあるということを身をもって体験しました。それからは、誰かにプレゼントを贈る際は「何がいい?」と聞くようにしています。消耗品にしたり、ギフトカードにしたりするのも良いかなと思っています。 イラスト/きりぷち著者:加藤絢香
2024年05月20日春生まれの赤ちゃんの名付けは、花にまつわる「フラワーネーム」が人気! 花にちなんだ漢字やよみを取り入れることで、明るく愛らしい印象の名前になります。「フラワーネーム」には、桜にちなんだ「サクラネーム」や、菜の花の漢字を用いた「菜の花ネーム」などがあります。2024年4月に誕生した女の子の赤ちゃん3,721人の名前から、花にまつわる漢字やよみのフラワーネームランキングTOP10を紹介します。 1位 咲良(主なよみ:さくら)4月生まれの女の子の名前のなかで、最も人気だったフラワーネームは「咲良」でした。年間名前ランキングでは2023年18位、2022年は20位と、毎年安定した人気を誇るサクラネームです。「咲」は「咲く」ことを意味するほかに、「笑う」を表す漢字でもあります。そこに「良い」「優れている」ことを表す「良」という漢字を組み合わせることで、前向きで清らかな人を連想させます。有名人では、アイドルの宮脇咲良さんが同名で活躍されています。 2位陽菜(主なよみ:ひな)2位にランクインしたのは「陽菜」。年間名前ランキングでは2023年10位、2022年は9位と、毎年大人気の名前です。 春に黄色の愛らしい花を咲かせる菜の花の「菜」を用いた菜の花ネームは年間を通して人気ですが、特に春生まれの女の子に多く名付けられます。「ひな」という響きは「雛」を連想させ、愛らしさを感じる名前です。 3位美桜(主なよみ:みお)3位は「美桜」。2023年の年間名前ランキングでは29位、2022年は27位に入っています。「桜」という漢字が使われており、春の訪れが感じられます。 日本の春の象徴である「桜」に「美」という漢字を組み合わせることで、より桜の花の美しさや鮮やかさを表現した名前に。また、「みお」というよみがみずみずしい印象も与え、全体として麗しいサクラネームになっています。同名では、女優の今田美桜さんが有名です。 4位陽葵(主なよみ:ひまり)4位に入ったのは「陽葵」。2023年・2022年ともに年間名前ランキングで1位だった「陽葵」は、今年もその人気ぶりは健在。「ひまり」というよみは、ひだまりやひまわりを連想させ、明るい印象に。 「葵」は、アオイ科の植物のこと。太陽に向かって育ち、可憐な花を咲かせることから、近年名付けに多く用いられています。 5位さくら(主なよみ:さくら)5位に入ったのは「さくら」。2023年の年間ランキングでは51位、2022年は36位ですが、毎年春になると人気が高まるサクラネームの一つです。ダイレクトに桜の美しさを連想させます。 「さくら」をひらがなで表すことで、やさしくあたたかみのある印象に。また、桜の花言葉は「高潔」「優れた美人」。美しい女性になりますようにと願う親御さんの想いも感じられます。 6位陽菜乃(主なよみ:ひなの)6位にランクインしたのは「陽菜乃」。2023年・2022年ともに年間名前ランキングでは57位ですが、今年はさらなるランクアップが期待できそうな菜の花ネームです。 あたたかい陽気を連想させる「陽」や、愛らしい花を咲かせる「菜」を用いて、季節感のある名前に。「乃」で止めることで、やわらかく上品な印象になっています。 6位葵(主なよみ:あおい)同率で6位にランクインしたのは「葵」。2023年の女の子の名前ランキングでは11位、2022年は3位と、近年大人気のフラワーネームです。また、男女どちらの名前にも用いられるジェンダーレスネームとしても知られています。 4位の「陽葵」に続き、「葵」という漢字を用いた名前。太陽に向かって花を咲かせることから、近年名付けに人気の漢字です。同名では、女優の森川葵さんが活躍されています。 8位咲茉(主なよみ:えま)8位には「咲茉」がランクインしました。2023年の年間名前ランキングでは14位、2022年は12位と、近年とても人気のある名前です。 「茉」は「茉莉花」の1文字で、ジャスミンという花を指す漢字。美しい花が咲く様子を表す名前であることから、春らしさを感じさせます。 8位 結菜(主なよみ:ゆな、ゆいな)同率で8位に入ったのは「結菜」。2023年の年間名前ランキングでは7位、2022年は6位と、TOP10入り常連の人気の名前です。 「結」は、結ぶこと、物事をまとめて締めくくること、植物が実をつけることなどを表し、「菜」は春に花を咲かせる菜の花の意味。「結」は2023年漢字ランキングで1位に、「菜」は5位にランクインしており、人気漢字を組み合わせた名前です。 10位 凪咲(主なよみ:なぎさ)10位には「凪咲」がランクインしました。2023年の年間名前ランキングでは26位、2022年は45位と年々順位を上げており、今年の動向が注目されます。 風や波が静まる様子を意味する「凪」。そこに「咲」という漢字を組み合わせることで、一気に春らしいフラワーネームに。穏やかで落ち着いた雰囲気を感じさせる名前です。 「桜」という漢字やよみを用いた名前が3つ、「菜」を用いた名前が3つ、「葵」という漢字を用いた名前が2つと、フラワーネームのなかでも特に人気の漢字はこの3つのよう。また、「陽」という漢字も3つの名前に用いられており、春らしいフラワーネームとの相性が良いようです。これから女の子をご出産予定の方は、参考にしてみてくださいね! <調査概要>調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用された方調査期間:2024年4月1日(月)〜2024年4月25日(木)調査件数:女の子:3,721件
2024年05月20日どんな仕事も長く続かない夫が、保険会社に転職したころの話です。内向的で話下手な夫は、友人や親せきに頼み込むような形で契約を取っていましたが、収入の大半が営業によるインセンティブだったこともあり、あっという間に家計は火の車に。私が必死にやりくりをする中、突然夫が「15万円使いたいんだけど」と頼んできたのです……!? 夫が15万円で買ったものは…子どもを3人抱える我が家にとって、15万円は大金です。一体何に使うのかと尋ねたところ、「絶対に稼げる情報だよ!」となぜか自信満々な夫。 ビジネスで「絶対に稼げる」なんてものはありません。胡散臭いと感じた私は絶対にダメだと言いましたが、結局夫は苦しい家計の中から15万円をポンと支払ってしまったのです……。 15万円でいわゆる情報商材というものを購入した夫。あれやこれやと試してみていましたが、うまくいくはずがありません。 もともとお金に対してルーズなところがあった夫ですが、まさか明らかに怪しい商売にまで騙されるとは……。かなりのショックを受けた私は、その後すぐに離婚を切り出しました。 結局、あの15万円はドブに捨てたようなものでした。離婚してしばらく経った今でも、「あの15万円があれば家族で旅行に行けたのに……」とモヤモヤしてしまいます。 そもそも「絶対に稼げる」なんて話がそうそう転がっているわけがないのです。元夫と同じ轍を踏まないよう、子どもたちには仕事の大切さやお金の使い方などを、子ども向けの本なども用いながらきちんと伝えたいと思います。そして「うまい話には裏がある」ということを成長とともに理解してもらえたらと思っています。 イラスト/はたこ著者:青野莉奈
2024年05月20日昔から、結婚したら専業主婦になって、夫と子どものサポートをするのが夢だった私。ついに結婚が決まり、その夢を叶えられることになりました。夫は会社の同期です。正直、私のほうが業績が良かったので、辞めないでほしいと上司からも言われていたのですが、小さいころからの夢を優先させてもらいました。ついに待ちに待った結婚式。友だちや同僚からお祝いの言葉をかけられて、人生最高の日!! だったはずがーー。結婚式当日、事件は起こる…「なんであなたがそれを着ているの!?」 遠くから聞こえたのは母の声。そして、その隣には純白のウエディングドレスを着た妹の姿がありました。音信不通で結婚式にも来ないと思っていた妹の突然の登場に、夫も義両親も目を丸くして見ています。2歳年下の妹は昔から私のまねばかりして、私が持っているものは文房具から彼氏まで、なんでも欲しがるような問題児でした。見た目はかわいいので、周囲からは「かわいい妹さん」と評判でしたが、正直あまり関わりたくないのが本音です。 花嫁チェンジで♡「今日の花嫁は私!」と妹。母の制止を振り切って式場に入ろうとしていますが、そんなの意味がわかりません。ドレスを脱ぐよう言うと、妹は「私、お義兄さんの子どもを妊娠したの! だから、私が結婚する!」と叫びました。私はもちろん、まわりにいた友だちや同僚も言葉を失っています。「花嫁チェンジで♡」妹がそう言うと、義両親が夫に「本当なのか?」と詰め寄りました。顔面蒼白でうろたえる夫を見て、私は怒りを通り越して呆れてしまいました。 不器用だけど、何事にも一生懸命でやさしくて真面目。そんな夫が大好きでしたが、自分でもビックリするくらい愛情が冷めていくのを感じました。「どうしよう……」私の隣で声を震わせている夫に、私は「別にいいけど? 花嫁チェンジで」と言い放ち、そのまま近くにいたスタッフに、新婦がチェンジになる旨を伝えたのです。 夫への餞別私の決断に周囲もビックリしていましたが、妹だけはノリノリ。せっせと式場へ向かったのですが、一部始終を見ていた友だちや同僚たちが「話が違う」「最低だ!」「常識で考えろ!」と、参列をボイコット。 式場には誰もいなくなり、結局式はキャンセルになりました。当日キャンセルなので、費用は全額負担。もちろん、夫と妹に請求してもらうようにお願いしました。 そして私はひとつ、夫に餞別をあげることにしました。それは、結婚前に受けたブライダルチェックの結果。夫はどうせ自分に問題はないからと、一緒に結果を聞きに行くのを拒否したので、私だけが結果を知っているのでした。 実は夫は生殖機能に懸念点があり、自然妊娠は難しいと言われていました。「なぜ子どもができたのか、今度教えてね」そう言って、診断書結果のデータを夫に送信しました。 妹に騙されていると知った夫の顔は、真っ青から真っ赤に……。妹は人を疑うことを知らない夫なら、ウソをつき通せるとでも思ったのでしょう。夫の哀れな末路2人は目の前で醜い喧嘩を始め、夫は私に復縁を求めてきましたが、時すでに遅し。妊娠していなくても不貞があったことは事実です。結婚式のキャンセル料と慰謝料を請求し、婚約破棄しました。その後、あれだけ浮かれて退職したのになんだかちょっと恥ずかしい気持ちもありましたが、元の職場に復帰。みんな、白い目で見るどころか大歓迎してくれました。 元夫とは今でも同僚ですが、あの一件でまわりから冷ややかな目で見られるようになり肩身が狭そうにしています。それでも払わねばならないお金があるので、やめられないのでしょう。夢は一歩手前で現実にならなかったけれど、いつか最高のパートナーに出会えるまで、バリバリ働こうと思います。 結婚式は人生最高の日であってほしいのに、その場で夫の浮気が発覚しただけではなく、相手が身内だったとはショックでしたね。しかし、まわりの人の誠意ある対応に、少しだけスカッとしたのではないでしょうか。また素敵な人に出会えることを願っています。著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班
2024年05月20日いまお付き合いしている彼と結婚を約束。両家の親族で食事会をしました。参加者は私と彼、そして私の両親と義両親です。その席で、義母が私の生い立ちや父の仕事について聞いてきたのですが……。どうやら、いい印象を持たれなかったようです。食事会の後、義母から1通のメッセージが届きました。どうやら、今回の結婚に反対しているようで……。これ以上、彼に近づくなと警告してきたのです。 どうすれば…実母に相談したところ彼に相談すると彼を困らせることになると思い、義母からのメッセージを実母に見せることに。 家の格が違う、将来的に社長になる息子に貧乏娘が関わることがあってはいけない……といった文面を見た実母は怒り心頭。わが家も自営業ですが、きっと大したことのない会社だと彼女は踏んだようです。自営業なんてウソだろうとまで言ってきました。 「息子の結婚相手が下請け企業の社長の娘?」「貧乏一家はお断りよ」義母はわが家の家業を詳しく知ろうと、実父の周辺をかぎまわったとのこと。そのとき、作業着姿の実父が義父の会社に入っていくところを見て、早合点したようです。このLINEを見た実母。私に代わって義母に返信しました。「あら、何を言っているのかしら」「下請けだとお思いなの?」 時すでに遅し!?真実を知った義母は…いろいろ話をしたのですが、義母は聞く耳を持ちません。実母に至っては、「二度と娘をそちらの家に行かせません!」とハッキリ伝えました。それでも義母はグズグズ言ってきて……、最後には「お宅の会社と取引を中止する」とまで言ってきました。 しかし数日後……。今度はずいぶんと改まった口調で、メッセージを送ってきました。どうやら自身の夫と息子の話を聞いて、やっと事実を認識したようで……。 今まで私や母にしてきた言動を謝罪し、子どもたちの結婚にも大賛成だと言ってきました。 じつは最近、わが社は義父の会社との取引を中止に。汚い手を使い、下請け企業に支払う賃金を安くしていたことが発覚したからでした。義母は「夫にチャンスを与えてほしい」と懇願してきましたが、義父のしたことは許せることではありません。 そして婚約者の彼は今回の件で親と縁を切り、婿養子にはいることになりました。父の会社で修行して、将来的には社長業を継いで頑張りたいと言っています。それを知った義母はぼう然。息子の所業に信じられない様子です。 私たち、そして義両親はその後…しばらくして、義両親の会社は倒産。節約生活に我慢ができなかった義母は離婚し、実家に戻ったそうです。婿養子となった彼は、父の会社で経験を積んでいます。両親とは連絡を取っていないようですが……。 私は今、妊娠6カ月。春には第一子が生まれる予定です。子育てを楽しみに、産休まで私も仕事を頑張りたいと思います! ◇ ◇ ◇ 結婚相手について知ることは大切ですが、ちょっと度がすぎたかもしれません……。結婚までにいろいろあった2人ですが、幸せになってほしいですね。 著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班
2024年05月20日一般財団法人 日本児童養護施設財団は、児童養護施設の子どもたちが安心できる社会づくりを目指す「オレンジの羽根募金」に取り組んでいます。2024年5月19日(日)、児童養護施設の子どもたちに対する理解と支援を呼びかけるために、地域の方々と有志ボランティアメンバーで神奈川県横浜市の石川町にて街頭募金を実施しましたのでお知らせします。一部の街頭募金メンバー児童養護施設で暮らす子どもたちと卒園した若者の理解を広げると共に、支える大人を増やすために、募金活動を通して多くの人に支援を呼びかけました。街頭募金の様子1募金をしてくれた方々には活動のシンボルになっている「オレンジの羽根」と啓発のパンフレットを手渡し、社会全体で支えていく必要性を訴えました。街頭募金の様子2【活動概要】日時 :2024年5月19日(日)13:00~15:00場所 :〒231-0868 神奈川県横浜市中区石川町1丁目19Gallery/Studio CHARLOTTE.USAGI前参加者:オレンジの羽根募金スタッフと有志ボランティア【活動の成果】今回の街頭募金活動では、多くの方々から温かいご支援をいただき募金いただきました。この集まった募金は、児童養護施設の子どもたちを支える取り組みや啓発活動に充てられ、児童養護施設の子どもたちの就職支援やボランティア団体の継続的な活動に役立てられます。【活動に参加された方のコメント】今回の街頭募金活動に参加して、子どもたちのために声を上げることの重要性を実感しました。そして、実際に立ち止まって募金をしてくれる方の優しさを直接感じることもできました。自分のできることは小さいことかもしれませんが、これからもできることは積極的に参加していきたいと思います。そして、それが少しでも子どもたちの力になれたら嬉しいです。【オレンジの羽根募金運動について】「オレンジの羽根募金運動」は、児童養護施設の現場職員が発足した社会活動です。入所中の子どもたち、卒園する子どもたちにとってより良い社会で生活するために児童養護施設を正しく知っていただき、共に支える大人の輪をつくることが目的です。URL: 【一般財団法人 日本児童養護施設財団】当財団は、施設で勤めている職員が立ち上げた財団法人で、全国の児童養護施設で暮らす子どもたちとそれに関わる方々への支援を行っています。一般財団法人 日本児童養護施設財団URL: 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2024年05月20日母乳育児からミルク育児に移行したママの体験談です。出産後、ママも赤ちゃんもいろいろなことが初めての状態。育児への自信をなくした時期を経てミルク育児で元気に育つ娘が、育児への自信をつけてくれたという話です。初の出産と育児をとても楽しみにしていた私。赤ちゃんを産むというのは大変ながらも、そのあとの子育て、特に母乳をあげることをとても楽しみにしていました。しかし、その楽しみは毎日涙を流す育児の始まりだったのです。じょうずに母乳をあげられなかった私。なかなかおっぱいを吸えない娘。周りの人からは、「なぜ母乳で育児ができないのか」と言われる毎日。母乳から育児用ミルクで育てることを決めた、私の育児体験談です。 母乳で子育てするものだと思っていた私の出産前の子育てイメージだと、出産後すぐに自然と胸が張り母乳が出て、赤ちゃんも本能で母乳を吸えるようになるものだと思っていました。しかし実際は、出産後すぐには私の胸が張ることはありませんでした。 2日後ぐらいにようやく胸が張り始め、母乳が作られているのを体で感じ、次は娘に吸ってもらうだけ!と思っていました。これも本能で赤ちゃんはできるものだと思っていた私は、母乳さえ出ればあとは大丈夫、“母乳で子育てができる”と期待していたのでした。 周りから押しつけられる理想の育児私は里帰り出産で、出産後2カ月ほど実家で過ごしていました。実家にいる祖母は3人の子どもを、母は私と兄を、義姉は甥っ子にあたるひとり息子をそれぞれ母乳で育てました。そのため、母や祖母は、母乳育児以外の子育てなんてありえない、という考えだったのです。 母乳は出ていたのですが、乳首が短く外側を向いていたため、舌に乳首が当たらず母乳をじょうずに吸えなかった娘。育児用ミルクにせざるを得ない状況に。搾乳をしていましたが、だんだんと母乳が出なくなってしまいました。そんな中、「なぜミルクなのか、母乳ではないなんてありえない」と母や祖母に言われ続けたのでした。 私の考えを変えたのは娘の存在街中で母親より少し上の世代の方に、母乳かミルクかを聞かれることがあります。「ミルクです」と答えるたびに母乳ではない私には劣等感が生まれ、もう母親失格なのではないかと思うように……。そんな私を変えたのは、生後半年を迎えたかけがえのない娘の存在でした。 育児用ミルクで育った娘は身長も体重の増え方も順調、風邪ひとつひかず病院にお世話になることもほぼなく、とても元気に育っています。そんな娘の姿を見ているうちにミルク育児でも私に自信が生まれてきました。 当時母乳育児にこだわっていた私ですが、育児用ミルクでも日々元気に育っていく娘の姿を見るうちに育児への自信もついてきました。母乳でも育児用ミルクでもそれぞれ良いところがたくさんありますが、一番はママとして私が無理のない子育てをすることが大切なのではないかと思っています。現在2歳の娘は今でも風邪もひかず元気に育っています。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 イラストレーター/さくら著者:渡邉香澄0歳、2歳の年子姉妹のママ。ベビーマッサージセラピスト・幼児食インストラクター・上級幼児食インストラクターの資格を取得。ベビーマッサージ教室を運営中。ベビーマッサージセラピストをしつつライター業も兼業。監修者・著者:助産師 松田玲子医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
2024年05月20日双子を妊娠したことがわかり、不安でいっぱいだったときのこと。周囲の人からの声に、メンタルが大きく左右されました。 双子を妊娠したと報告すると…「いま妊娠していて、双子なんだ」と伝えると、多くの人から「これから大変だねー」「忙しくなるねー」と言われました。あまりに言われるので、さらに不安が募っていき……。妊娠したことをあまり喜べない日が続きました。 ですが、「双子ちゃんは育てられる親を選んで、あなたのところにきたんだよ!」という親友の言葉に感動。そこからポジティブになれました! ◇ ◇ ◇ 妊娠中は不安を感じることも多く、周囲からの言葉に一喜一憂してしまうのもわかります。メンタルの不調は見逃しがちですが、つらい状態が続く場合は早めにかかりつけ医に相談するのがおすすめです。 イラスト/さくら著者:山本 花
2024年05月20日