3話寝不足はイライラと直結する昼は仕事、夜は起こされてまともに眠れない。それに、妻は四六時中ピリピリモード。「オレも大変なんですよ!」と田中は職場でこぼします。 先輩パパでもある同僚の鈴木さんも、かつて田中と同じ状況を体験していました。自身の経験から導き出した、産後の“モンスター化”したママに、夫ができることとは!?鈴木さんのターン。必見です。 ©のりつけ雅春 鈴木さんが導きだした、産後頑張っている妻に夫がしてあげられること。それは、「1分1秒でも多く、奥さんを寝させてあげる」こと! これには、共感できるママさんも多いのではないでしょうか?鈴木さんのアドバイスに、田中はどう行動する!?監修/助産師REIKO ★♡★♡ベビカレ夏のマンガ祭り★♡★♡マンガ家100人突破を記念して『べビカレ夏のマンガ祭り』開催中!大人気のマンガコンテンツを増量し、レギュラー連載に加え、新たにスペシャルゲスト24作品を配信♪ 無料でザクザク読めちゃう!ぜひチェックしてくださいね!著者:イラストレーター のりつけ雅春漫画家。小学館「週刊ビッグコミックスピリッツ」誌上で「アフロ田中」シリーズを約20年に渡り掲載中。最新シリーズ「結婚アフロ田中」は、これまでの層からはもちろん、子どもを持つ女性たちからの人気も高い。現在、新シリーズ企画中!
2021年06月29日私は第一子長女を出産したあと、産後ブルーで苦しみましたが、思い返してみると、長女誕生当時の夫も「産後ブルーだったのでは……?」と思い当たるフシがあります。夫のおかしいと感じた行動や様子についてお伝えします。 パパの産後ブルーその1「家に帰ってこない」夫は、私が長女を保育園に送り届けたあとに出勤し、家族が寝静まってから帰宅。金曜と土曜の夜は毎週クラブで朝まで騒ぐようになりました。 周囲から「よく我慢してるね」と心配され、私自身も「離婚する!」と本気で考えていました。あとで当時の気持ちをパパに聞いたら「ママと長女が親密すぎて、家に居場所がなかった」と教えてくれました。 パパの産後ブルーその2「金使いが荒い」長女が生まれてから、夫は金使いがかなり荒くなりました。以前にも増して趣味に使うお金が増え、カードの請求額は毎月10万円以上。お金の使い道のことで夫婦喧嘩ばかりしていました。 赤ちゃんが生まれたことで生じた責任や、漠然とした不安を買い物することで紛らわせていたようで、「買っちゃいけない」と思うと、それもストレスになって余計買い物をしてしまう……という悪循環に陥っていたようでした。 パパの産後ブルーその3「食事をしない」夫は、朝はギリギリまで寝ていて朝食抜き、夜は残業や夜遊びで食べるタイミングがなく、1日の食事は昼食のみという状態が長く続きました。夕食を準備しても食べないことが多く、徐々に「おなかが空いたら自分で作る」という習慣に変わっていきました。 当時、私は初めての赤ちゃんのお世話で手一杯。夫の変化に無頓着でしたが、子どもが生まれて急激な環境の変化に戸惑いの多かった夫に対して、思いやりが足りなかったと思っています。 振り返ると、産後は私だけでなく、パパも産後ブルーだったのではないかと思います。こんなわが家の状況が一変したきっかけは、東日本大震災でした。震災を機に、パパは産後ブルーから立ち直っていき、今ではそのころの行動はほとんど見られなくなりました。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 イラスト/sawawa監修/助産師REIKO著者:伊川 遥女の子と男の子の二児の母。家事や子育てのかたわら、自身の体験をもとに妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆中。趣味は読書、音楽、料理、ボルダリング、絵を描くこと。
2021年06月13日パパの前では別人の息子2歳になったばかりの息子うりくんは、ものすごくママっ子。私の前ではいつも赤ちゃんみたいでかわいらしく、とても甘えん坊です。でもそれは私の前でだけの姿だったようで……? パパから見た息子が衝撃的だった体験談です。 パパの前でも私と同じ反応をしていると思っていたら、実は別の顔を現していたとは……。パパから聞いて初めて知った出来事でした。 監修/助産師REIKO著者:わさび3歳の娘いとちゃんと、2歳の息子うりくんの年子育児をしています。最近チンチラを飼い始めました!ほのぼのとした毎日や子育ての葛藤などをインスタで描いています。
2021年06月11日文部科学省が「GIGAスクール構想」として、全国の小中学生1人に1台のタブレットやPCと、高速インターネットの整備を目指しています。実際に、どれほど導入は進んでいるのでしょうか。今回はアンケートをもとに、教育現場へのタブレットやPC導入の現状について調べてみました。■「導入済み」はわずか18.2%今年3月の文部科学省の発表によると、昨年度末までには97.6%の自治体で、ICT環境の納品が完了し、4月から全国のほとんどの義務教育段階の学校において、児童生徒の「1人1台端末」での学びが本格的にスタートすると言われていました。今年2月から3月の間に実施したアンケートで、学校で1人1台のタブレットやPCの導入が進んでいるかどうかたずねたところ、「まだ導入されていない」と答えた人が34.4%となりもっとも多い結果になりました。また、「状況がわからない」が23.3%、「導入を進めている」が22.6%と続き、「導入済み」と答えた人はわずか18.2%でした。Q.学校の1人1台タブレット・PC、進んでる?まだ導入されていない 34.4%状況がわからない 23.3%導入を進めている 22.6%導入済み 18.2%その他 1.5%(アンケート募集期間:2021年2月17日〜3月3日)■「全く話が進んでいない…」導入が進まない学校3月時点でのアンケート結果では、「まだ導入されていない」という回答が最も多くなりました。また、「状況がわからない」という回答も多く寄せられていました。「導入するという話はあるみたいですが、実際に行き渡るまでには時間がかかりそうです。そもそもネット環境が整っていない家庭が多いらしいです」(千葉県 30代女性)「家にWi-Fiがあるかなどのアンケートがあったが、それ以来話が進んでいない」(東京都 30代女性)「早く整えてほしいのですが、小学校ではまだのようです。個人的に通信教育講座を受けているため、それで安心しているところはあります。教育格差が心配なので自分から動き出すしかありません」(長野県 40代女性)「まだ導入されていません。学校はとりかかりが遅いため期待はせず、自分で通信教育を受講しています。お金はかかりますが不安だ不安だ言っても現状なにも変わりません。動いた者勝ちです」(東京都 40代女性)「タブレットは既に学校に到着していますが、まだ使用にまでは至っていません。ただ、使えるようになったとしても、学校でのみ使用との事。私立の小学校のように、持ち帰ってそのタブレットで宿題や日々の連絡事項を共有とまではできないようです。持ち帰れなければ意味がない気がするのですが…」(神奈川県 40代女性)「一時はすぐに導入されるかのような勢いでしたが、全くどのような状態になっているのかもわかりません。喉元を過ぎれば熱さを忘れる、ということなのでしょうか」(大阪府 50代女性)全く導入のめども立っていない学校や、端末はあるものの使用に至っていない学校など、その状況はさまざまなようです。また、学校には期待できないから、自分で習い事や通信教育など、ICT教育の環境を整備しているという声も寄せられていました。筆者の子どもが通う公立小学校からは、前年度に家庭でのWi-Fi環境やタブレット、PCの所持についてのアンケートが届きました。今年5月になってから、ようやく試験的にオンラインの出席確認が行われましたが、いまだにタブレットなどの機器は配布されていません。インターネット上で情報を集めたところ、市内の小学校全てでiPadの導入が決まり、昨年度末には納品されていることがわかり、驚いています。実際に子どもたちが授業で使い始める日も、そう遠くないのかもしれません。■ICT教育は順調に進んでる?それでは、実際に「導入が進んでいる」もしくは「導入済み」と答えた人のコメントから、どのようなICT教育が進められているのか、みていきたいと思います。「公立小、感染症対策で導入が前倒しになり、12月には全小中学生に配布されました。まだ学校からの持ち出しはしていませんが、今後の長期休みや休校などあれば持って帰るそうです」(茨城県 40代女性)「公立ですが、小中学校ともに導入済みです。4年生ですが、プレゼンテーションの作り方などを授業で習っています」(三重県 40代女性)「1年生息子が『授業でタブレットを使ったー』と言っていました。4年生はタブレットに加えパソコンの授業があり、タイピングを習っているようです」(神奈川県 30代女性)「うちの小学校では、結構な頻度で調べ物をしたりワークをしたりと使用しているみたいです。宿題もネット上のワークが出ています。各個人のページがあるため、先生の方で、どの位学習をしたか確認がとれるようです」(神奈川県 30代女性)タブレットやPCの導入は、プレゼンテーションの作り方やタイピング、調べ物にワークなど、子どもたちの学習の助けとなっているようですね。ただ一方で、保護者からは、不安の声も寄せられていました。「公立中学校で、4月から1人1台タブレットを使って授業するそうです。先生たちが使いこなせるように頑張っていると言っていました。年配の先生が大変らしいです」(神奈川県 50代女性)「この4月から小学校で1人1台タブレット授業になるそうですが、なぜか私が不安です。宿題もタブレットを持ち帰ってするようですが、スマホもろくに操作できない自分が、子どもたちに教えられるのかが不安です」(三重県 40代女性)「小中学ともタブレットが配布され、学校で使用したそうですが、クラスで半数以上がネット接続ができずにいったん回収されました。配布されても接続環境などの不具合ですぐに利用できるわけではないので、まだまだ時間がかかりそうですね」(奈良県 40代女性)「中学生がタブレットを受け取り、ケースにも入れず、そのままカバンに入れて持って帰ってきたので、取り扱いが心配です。また、冬休みの間だけ持ち帰ってきましたが、家で全く使っていなかったです。せっかく導入されたんだから、もっと活用するように学校もパソコンの課題を出してほしい」(千葉県 40代女性)実際に導入が始まった学校では、先生や親の知識不足やインターネット接続の不備、機器の取り扱いへの不安など、うまくいくことばかりではないようです。新たに始まったばかりの取り組みだからこそ、保護者が不安になるのは当たり前のように思います。■ICT教育によって変わること…親の本音は?ここまで、タブレットやPCの学校現場への導入の現場についてみてきました。同じ公立の小中高でも、現状は積極的に導入を進めている現場や、導入が遅れている現場など、千差万別なようです。そもそも政府が意欲的に進めている「GIGAスクール構想」について、保護者はどのように感じているのでしょうか。▼保護者のホンネ1、対面や紙媒体の良さも残してほしい「どのような使い方になるかはまだ未知の状況ですが、今の時代に合った方法を取り入れてもらいたいですね。ただ、紙媒体の教材を使ったり、直接読み書きをする方法も全くゼロにはしないでいただきたいです」(東京都 40代女性)「私の息子達も高校や大学で使用していますが、デジタル機器を加速化するのも良いですが、本を手にして読んだり、頭で考える事も忘れないでやってほしいです」(神奈川県 40代男性)▼保護者のホンネ2、視力低下やコミュニケーション不足への懸念「『ゲームで目が悪くなる!』と散々言ってきて、学校でまでタブレットを使い出すと、『子どもたちの視力は?』と不安になる」(鳥取県 40代女性)「パソコンは 目がわるくなりそうだし子どもたちのコミュニケーション不足が出てくると思います。 頭でっかちの子供ばかりが増えそうです あまりすきじゃないです」(静岡県 50代女性)▼保護者のホンネ3、時代に合わせた教育環境の整備を期待「公立校での1人1台タブレット導入は、まだ先になりそうですが、現在通わせている塾は、緊急事態宣言下の学習環境の対応がたいへん早かったです。ただ映像を流すだけの授業ではなく双方向のコミュニケーションも取れるため、緊張感をもって自宅で受けられました。時代に合わせ、緊急事態にいつでも対応できるよう学校でも指導方法を整えて今以上に良いものにしていってもらいたいですね」(京都府 40代女性)ここまで、学校へのICT教育の現状についてみてきました。導入が進む学校と、なかなか進まない学校、それぞれに異なる環境の中で、保護者と子どもたちは戸惑いを抱きつつ、新しい教育を受け入れ始めていることが伝わってきます。ただ先進国に比べてもオンライン教育への遅れが目立つ日本。今回の感染症の蔓延によって多くの国がいち早くオンライン教育に切り替えたのに比べて、1年経った現時点でも1人1台の導入が完了していないことに危機感も覚える保護者の方も多いことでしょう。また私立の学校が早くオンライン教育に切り替え「学びを止めない」としたことに比べて公立の遅れが顕著となり、私立中学への希望者が増えたともいわれています。親世代が子どもだったときに比べて大きく様変わりしてきた教育。今後ICT教育は加速していくと思われますが、重要なのはツールではなく生きていくために身につけるべき知識や力をどう子どもたちが学んでいくのかだと思います。またインターネットによって先進的な教育や専門の教育をより気軽に受講できるようになっていくようになるでしょう。今回の「学校の1人に1台のタブレット・PCを」という動きによってパパママも家庭でのタブレットやPCといったツールをどう活用すべきなのか、また正しい使い方をどう教えればいいのかといったことも今一度考えてみるとよいのかもしれません。そして子どもたちの夢への実現に向かって、変わっていく教育の状況にあわせてどんなサポートができるのか思いを馳せてみるチャンスといえるかもしれません。Q.学校の1人1台タブレット・PC、進んでる?アンケート回答数:3703件 ウーマンエキサイト×まちcomi調べ ■参考サイト文部科学省: GIGAスクール構想の実現に向けた調達等に関する状況について
2021年06月05日わが家では、平日にパパと子どもの時間がほとんどありません。パパと子どもの時間といえば、休日のお風呂だけ。ところが、お風呂の時間を喜んでいた子どもが、ある日突然「パパは嫌! ママがいい!」と言うように。そのときのパパ見知り体験談を紹介したいと思います。 パパとのお風呂を泣いて嫌がる息子1歳を過ぎ、お話がじょうずになった息子との会話がとっても楽しかったころ、突然「パパは嫌」が始まりました。たまにしかパパと入れないお風呂も「ママがいい」と言い始めたのです。 「そんなこともあるんだ」と最初は思っていたのですが、ママだってたまにはひとりでお風呂に入ってゆっくりする時間が欲しい。それに、泣いてまでお風呂を断られるパパはショックが大きかったようです。 普段から男同士仲良く!そこで、普段から「パパってお仕事しててすごいよね」と息子に話したり、パパが手伝ってくれたことなどを息子の前で大げさにほめたりしてみました。 パパもお風呂での遊びを考え、泡風呂の素を用意するなど、パパと一緒のお風呂が楽しくなるように工夫しました。休日はパパと息子だけの時間を増やして公園で遊び、買い物をしてきてもらうことも。男同士、2人だけの経験が増えることで、どんどん仲良くなってくれて期待通りでした。 それでもたまには「やっぱりママ」それでもたまに「お風呂はママがいいな」という日もあります。息子にお風呂を断わられる瞬間がパパにはかわいそうなので、前もって聞いておいて「今日はダメだって」とママからパパへ伝えるようにしました。 「どうして嫌なの?」と聞いたり、説得しようとしたりするのは意味がないと気付いてやめました。特に男の子は、“何が何でもママが一番”ということも多いのかもしれません。逆にあっさり認めてあげることで安心するのか、次の日はパパとお風呂に入ってくれていました。 4歳になった息子は、今では「どっちでもいいよ」と言ってくれるようになりました。一時期の成長過程であるパパ見知りでしたが、さみしそうにしていたパパのためにも、早めに終わってよかったと思っています。 イラスト/manami.koiso監修/助産師REIKO著者:斉藤あや大人しく内気な娘と楽天的で活発な息子、男女二児の母。ママ・パパに役立つ情報をお届けすべく、これまでの育児経験を生かして、育児の工夫やお役立ちグッズなどの情報を発信中。
2021年05月21日最初は何もしようとしなかったのは、もしかしたらわかっていなかっただけ? ママがパパにやさしくすることで、ゆっくりとイクメンパパへと成長しているというご家庭の実体験を紹介しています。娘が生まれたばかりのころから、ママとパパの行動、考え方、やる気はどうしてこんなにも違うのか、と悩んでいたこともありました。しかし、娘が大きくなるにつれて、パパも少しずつ娘の育児に携わる機会が増えていったのです。 パパにはできない?「抱っこが怖いからできないよ」「うんちのおむつは替えられないな」「(テレビ観てるから)ちょっと待って」などの言葉を、パパから産後何度聞いたかわかりません。私にとっても初めての育児。親になった日も一緒なはずです。私もわからないことだらけなのに、パパはすべて人任せでした。 子どもと私を置いて遊びに行こうとしたり、夜中は起きることもなく、布団をかぶるようにして寝たりしている姿を見て、喧嘩ばかりしていました。 これなら娘と2人だけでいる昼間が一番楽しいし、平和だなあと思っていましたが、本当にこのままでいいのか、と自問自答する日々でした。 パパの小さな進歩を認めるように私が「なんでできないの?」と思ってしまうと、怒り口調になり、パパは機嫌が悪くなってしまいます。そこで、私はパパに対しても子どもと同じようにやさしくすることに決めました。1つ何かできたら、当たり前のことでも、大きな声で「ありがとう!」と伝えるように気をつけました。 もちろん、最初は心の底から出ていた言葉ではありません。しかし、そのうち手伝ってくれることも増え、喧嘩も減り、そんなの当たり前だよ……などと思うひねくれた考えも、自分の中から徐々になくなっていきました。 1年半が経ち…パパが育児を自らやり始めてくれたのは、娘が1歳〜1歳6カ月の時期でした。娘は極度のママっ子で、パパに頼めないことも多くありますが、それでも休日の着替え・おむつ・ごはんなどをしてくれるようになったので大助かりです。娘と2人きりでスーパーに行ってくれた日もありました。 世間の“イクメンパパ”とはかけ離れているかもしれませんが、娘と一緒にゆっくりとイクメンパパに近づいています。 ママが毎日当たり前にしていることですが、最初から子どもと接している時間が少ないパパにはわからないこと、できないこともあるようでした。今でも「どうして?」とイライラしてしまうときもあります。しかし、これからたくさん協力してもらうためには、「必要とされている」「自分にもできる」とパパに思ってもらうことが必要だと思いました。そのモチベーションを上げるには、ママの小さな言葉かけが大事なんだなあと感じています。 監修/助産師REIKO作画/はたこ著者:やすだ おと一女の母。妊娠・出産・子育てに関する体験談や、自身の海外留学、旅行についての記事を中心に執筆。
2021年05月16日愛娘の成長に一喜一憂するパパと、それを何気なくぶった斬るママ。「世のママたちに伝えたい」という、月光もりあ(@orenoatamanonaka)さんのちょっと切ない子育てエピソードをお届けします。1歳3カ月になる愛娘の毎日の成長がうれしくて仕方がないパパ。「こんなこともできるようになったの!? 早くママに言いたい……!!」と、目をキラキラさせてママに報告しにいくが……。 パパの切ない主張 月光もりあさんいわく、「目まぐるしい日々でそんな余裕ないのもわかるけど(大半は報告してもらってるけどね)、パパ寂しいな〜寂しいな〜(稲川淳二)」とのこと。とても残念な気持ちになるそうなので、なるべくパパにも共有してあげましょう(笑)。 著者:マンガ家・イラストレーター 月光もりあ
2021年05月06日んぎぃちゃんが1歳4カ月のころ、デルモイドシスト(※1)の手術を受けるため、入院したときのお話です。 パパが到着すると同時に手術終了の連絡が入った。そして、一緒に手術室の前に行くと、先生が手術成功の説明をしてくれていた。 全身麻酔での手術だったんぎぃちゃん。 「手術は無事成功しました! 」 看護師さんからその言葉を聞くと、ホッとしてしまったママとパパ。 先生が手術の内容などを詳しく説明してくれたものの、全然頭に入って来ず……。 その後、「もうすぐ目が覚めてやってくるから、手術室の前のロビーで待っててください」と言われたのだが……!? (※1)別名、類皮嚢胞(るいひのうほう)。良性の腫瘍で様々な部位にできます。皮膚、汗腺、脂腺、毛などを含む腫瘍で円形、楕円形、のう胞様、円盤型等の形を呈します。治療は外科的に摘除することで、MRI検査などで診断されますが、最終的には摘出した組織の病理検査が必要です。 監修/助産師REIKO著者:イラストレーター んぎまむ2017年1月18日生まれの女の子、「んぎぃちゃん」を子育て中。イラスト・漫画制作中心の在宅クリエイター。ベビーカレンダーでは、んぎぃちゃんを妊娠中から出産、育児まで怒涛のんぎまむライフを「んぎぃちゃんカレンダー」として連載中。
2021年05月01日GWや長期休みは、家族で過ごす時間が増えますね。いつもはお仕事で、なかなか育児に活躍できないパパもいるかもしれません。そんなパパが長期休みで活躍できる方法を紹介しましょう。 ママと相談して決めてみよう!GWや長期休み、パパとしてはママに喜んでもらいたいと色々計画するかもしれません。しかし、お互いの希望が違うと楽しめないこともあります。まずは、どう過ごしたいのかお互いに希望を出して話してみましょう。 ママにフリーの時間をあげたいと思っても、赤ちゃんと1日中2人でいたり、遊ぶのに慣れていないパパは、たった1日であっても大変に感じることがあるようです。ママたちは、「私はいつも1人でこなしているのに、1日ぐらいどうにかできるはず」と思いがちですが、慣れないことをするのは、最初は誰でも大変ですよね。 例えば、パパが一人でお子さんを見る場合は、昼間だけ、夜だけ、半日を2回などゆとりをもったスケジュールをたててみましょう。 家族の時間でパパが活躍できることGWや長期休みは、家族で一緒に遊んだり、お出かけしたいというママも多いかと思います。抱っこはママがいいというお子さんも多く、一緒にお出かけしてもママの負担が多くなることも。長期休みで一緒にいる時間が長くなるこの機会に、パパがたくさん抱っこをして、慣れてもらいましょう。 赤ちゃんは、パパにはドキドキやアクティブさを、ママには癒しを求めると言われています。また、普段ママとはできない・あまりしない遊びを選んで、やってもらうようにしましょう。力を必要とする体をたくさん動かす遊びや、スポーツが好きなパパであれば、お子さんが一緒にできそうなものに挑戦してみても楽しいかもしれません。また、普段できていないようだったら、お風呂に入れる、寝かしつける、離乳食・ご飯を作る、離乳食を食べさせるなどに挑戦してみましょう。もしできなかったり時間がかかっても、休みの日であれば生活リズムやスケジュールが多少ズレてもいいですよね。 ママのフリーの時間をつくるママの中には、パパに赤ちゃんを預けて、美容院や買い物、一人でお茶をしたいなど希望があるかもしれません。1日1人で赤ちゃんの育児をした経験がないというパパは多いかと思います。ママを求めて泣いちゃったらどうしよう、うまくお世話ができるかなと不安の感じるパパも多いかもしれません。まずは、事前にパパをメインとして赤ちゃんのお世話をしてもらうシミュレーションをしましょう。わからないことや困ったときは相談してもらうようにして、できるだけ手をださないようにします。シミュレーションをすることで、当日の不安が軽減されるかもしれません。注意点などは、メモしておいてもらうと安心ですね。 また、哺乳瓶を飲んでくれないお子さんなどはママと長時間離れるのは難しいかもしれません。授乳の合間の2〜3時間程度の外出にしたり、搾乳の準備や哺乳瓶の練習など検討してみましょう。 GWや長期休みは、旅行など特別なことをしなくてもパパの活躍で普段とは違う1日を楽しめるかもしれません。パパが普段、お仕事で育児になかなか関われないようでしたら、この機会にお子さんとたくさん接してみてくださいね。 監修者・著者:助産師 国際ラクテーションコンサルタント・おむつなし育児アドバイザー 榎本美紀2001年に助産師免許取得後、杏林大学医学部付属病院・さいたま市立病院・順天堂大学練馬病院の勤務を経て、2013年に埼玉県さいたま市に訪問型の助産院「みき母乳相談室」を開業。病院勤務での経験を元に、母乳育児支援の国際ライセンスである国際ラクテーションコンサルタントとして、地域の母乳育児を支援。訪問時の相談は多岐にわたり、おむつなし育児アドバイザーとしてトイレトレーニングなどの相談も。一児の母。
2021年04月23日「高所得者は、児童手当をもらえなくなる?」そんなニュースが、パパやママたちを困惑させています。政府が一部の高所得世帯の児童手当を廃止する法改正案が4月2日、衆院内閣委員会で審議入りしました。この改正案では、年収1200万円以上の世帯に支給している月5000円の「特例給付」が2022年10月から廃止されることになります。そんな児童手当の見直しについて、パパやママたちはどう思っているのでしょうか?■半数以上は高所得者の児童手当減額に「反対」児童手当は子ども1人あたり月1万円〜1万5千円が支給されていますが、一定以上の所得がある世帯は「特例給付」として、児童1人あたり一律月5千円の支給となっていました。しかし夫婦のうちの高い方の年収が1200万円程度を超える場合は、この特例給付がもらえなくなってしまいます。アンケート(ウーマンエキサイト×マチコミ調べ)では、児童手当の方針変更について聞きました。その結果、「反対」と答えた人が53.9%となり、半数以上は反対していることがわかりました。また、「賛成」と答えたのは35.5%でした。Q.児童手当の減額(廃止)の方針、どう思う?反対 53.9%賛成 35.5%その他 10.6%■反対派1、なぜ国民が我慢するの?まずは、高所得者の児童手当廃止(減額)について、国の対応にコメントが多く寄せられていました。「無駄に人数が多い国会議員に、無駄に支払われる税金のせいです。そこを是正し、浮いた財源で国民の生活支援をするべきです。まずはそこからだと思いますが?」(佐賀県 40代女性)「国から何の恩恵も受けない子育て世帯が出てくる。そして、その人たちには国を支えてもらうために働き、税金を納めなさいという。政府の懐は、いつになく変わらず、豪遊も可能なのはおかしい」(東京都 40代男性)「少子化なのに、子ども関係の手当ては減らさなくてもいいのではないかと思う。居眠りしてる議員さん。もらいすぎている給料をカットした方がよほど国民のためになると思う」(千葉県 40代女性)「手当てを受けることができれば、子どもに習い事とか子どもの将来に投資することができるのに、それを制限する意味はなんなんでしょう…。無駄な党ばかり増やして、国会では粗探ししてつぶしあい。いつになったらこの国は良くなるんですかね」(福島県 30代男性)児童手当は見直されるのに対して、国会議員の給料、人数が不公平と考える声が見られました。もし、国民にとって不要で、削減できるコストがあるならば、児童手当を見直す必要はなくなるのではないか? といった声も理解できます。■反対派2、子ども一人ひとりは平等に扱われるべきまた、子どもの権利として、児童手当は平等に支給されるべきというコメントも寄せられていました。「大人の事情に振り回され、『子ども一人』にきちんと平等に行き渡らない制度はおかしい!」(東京都 40代女性)「うちは3人子どもがいますが、なんとか頑張って働き続けて、日々暮らしております。ちょっと年収が高いくらいで税金は高くとられ放題で、いろいろな手当ても対象外。未来に貢献する者をたくさん送り出したのにな~と悲しくなります。子どもにかかることはみな平等に考えてほしい」(大阪府 50代女性)「『子育てしている』という状況は同じなので、減額しなくていいと思います。国は出生率を上げようと、待機児童解消や幼児教育無償化などの対策に熱心ですが、大学の学費や生活費は比べ物にならないほどの額です。未来ある子どもたちにもっとお金を回してもらえるよう望みます」(茨城県 40代女性)「収入に応じて親に支給するのではなく、子ども本人に支給してください。そうやって『子どもいじめ』しないで」(佐賀県 20代女性)親の収入によって、子どもがもらえる金額が変わるのは「不平等」という意見を多く目にしました。またそもそも、親の収入で「特例給付」としてすでに減額されていることに関しても、疑問を抱いている人がいることがうかがえます。「子どもいじめしないで」というコメントからは、児童手当の意義について、あらためて考えさせられました。反対派3、収入で差別しないで!さらに、高所得者の実情を訴える声や、高所得者を擁護する声も多く集まりました。「税金を取られて減らされて、医療費も3割負担…。正直、『ずるい』と思ってしまいます。頑張っても頑張っても持っていかれ、よその子を育てるために使われる…。わが子にお金を使いたい…」(兵庫県 40代女性)「収入で差別されたくない。『高収入だからなし』はあんまり。1人に5000円も少なすぎる。税金も多く払っているのに…」(福岡県 30代女性)「年収1200万円以下で子ども1人の家庭と、年収1200万円以上で3人の家庭では、どちらの家計が大変でしょうか。子育て中の家庭に線引きは不要に思います」(東京都 30代男性)「高額所得も努力の結果。中には死にものぐるいで働いてる方もいると思う。高い税金ばかり納めさせられて、もらえるものは何もない。おかしいと思う。高い税金を納める国民に恩恵なしでは、頑張ろうって思わなくなる」(神奈川県 40代女性)「所得の多い世帯は、累進課税で税金を多く払う負担をすでに負っているので、福祉を外すのは話が違うと思う。子育て世帯への援助は減らさない形で財源を確保してほしい。育児にお金がかかるのはみんな同じなのだから、親の経済状況で差を付けられるべきではないと思う」(愛知県 40代女性)収入が多い世帯は、税金を多く納めていたり医療費の負担が大きかったりします。さらに年収をあげる努力をしてきた人も多いだろうことを考えると、何の恩恵も受けられなければ、それまでの頑張りを国に否定されていると捉える人もいるかもしれません。さらに、年収が1200万円を超えている家庭が、一律にぜいたくな暮らしをできているわけではないでしょう。年収だけで線引きをしてしまう危険性にも目を向ける必要がありそうです。■賛成派 余裕のある家庭の子どもの将来は余裕それに対して、高所得者の児童手当廃止に賛成する人からも、意見が寄せられていました。「収入の多い方は、お金にはそんなに困っていないと思うので賛成です。その分、母子、父子家庭の人に回してもいいかなって思います」(静岡県 50代女性)「積極的に賛成するわけではありませんが、致し方ない部分はあると思います。痛みをわかちあえる社会になればいいですよね」(北海道 50代男性)「もらった児童手当を将来の子どものために貯蓄に回すことのできる家庭と、今の子どもの教育資金に回さないといけない家庭があるのは事実です。私は後者ですが、ひとり親で何の手当ももらえず、頑張って働いています。余裕のある家庭は子どもの将来にも余裕が生まれるのでしょう。それは、親が頑張っているからと言われればそうですが、金額の増減などあってもよいかと思います」(山口県 40代女性)収入を増やしたくても、さまざまな事情で難しい家庭があるのも事実なので、不平等感をどのように無くしていけるかは、大きな課題かもしれません。■児童手当廃止の方針から見えてくることここまで、児童手当廃止についてのさまざまな意見をみてきました。反対、賛成の意見は双方に子育て世帯の悩みを浮き彫りにしているように思います。その一部を、ご紹介します。パパママが抱える孤独感や不公平感「子どもを一人産むだけでも素晴らしい出来事。どの親も尊ぶべき存在です。これから日本を支える子供を子育て中の世帯で仕事を頑張っている現状において、手当減額をするのには反対です」(神奈川県 40代女性)「支援から外されること自体が、子育て中の母親のメンタルに堪えます。子育ての今後が不安で仕方ないです。手当の額がどうこうと言う前に、サポートされている安心感を奪わないでほしい」(愛媛県 40代女性)「高収入だからもらえないとなれば、高収入の人たちの出産率が低下するのでは? 子どもを産むタイミングも難しいのに、頑張って働いていた方がもらえないのなら、女性の就業率も減るのでは?」(茨城県 40代女性)「経済が失速すると、子育て世代への補償を充実しないと、実質的に子どもにかけられるお金が減っていくことになります。生活が厳しくなることや、子どもを育てる十分な環境が提供できないかもしれないといった不安から、子づくりを躊躇(ちゅうちょ)する夫婦も多い。今回の見直しには、政府の少子化対策の基本的な考え方が現れていて、不安にしかならないです」(神奈川県 50代男性)子どもの未来のことを考えよう!「結局、国としては子どもへの支出を増やす気はないんだろうなと思いました。自国の子どもは『未来』なのに。将来きっと貢献するのだから、大事にしてほしい」(青森県 30代女性)「私は10年間不妊治療をしてやっと授かった子どもが1人います。すでに高齢化社会になってきている世の中、これから未来のある子どもたちにお金をかけてあげて、これからの社会を引っ張って行ってもらうための投資として減額はしないでいただきたいと思っています」(静岡県 40代女性)児童手当の廃止にまつわるコメントを通じて、多くのパパやママたちが、孤独感や不公平感を抱えていることがわかりました。負の感情が生まれ、同じ子育て世帯間で対立を招きかねない構造には息苦しさを感じます。収入の違いや、環境の違いなどはあるにせよ、子どもたちを育んでいるということには変わりありませんよね。それぞれが、子どもたちの未来をどう守っていけばいいのか、その問いの手前に、児童手当の減額の是非もあるように思います。パパママ一人ひとりが、真剣に向き合って、子どもの未来を守るために国はどういった展望を持っているのか――そういった国の判断や方針については私たち一人一人が目を向けて、そして大きく関心を持っていく必要があると思います。Q.児童手当減額の方針、どう思う?(2021/02/05~2021/03/08)アンケート回答数:4612件 ウーマンエキサイト×マチコミ調べ
2021年04月23日家庭での食事にまつわる悩みはありますか? 料理を考える、作る、買う、食べに行く、片づけるといった毎日繰り返される食事のなかで夫婦間のトラブルに悩む人も少なくないでしょう。今回は、料理についてどのようなトラブルがあるのか、そして解決するためにどうすればいいのか考えてみたいと思います。■約6割が料理にまつわるケンカを経験アンケートでは、料理のことでパートナーとケンカしたことがあるかどうか聞きました。すると、「したことがない」と答えた人が36.4%となり、もっとも多い結果になりました。一方、「まれにある」「たまにある」「頻繁にある」という「ある」派の回答は全体の59.9%を占めました。Q.料理のことでパートナーと喧嘩したことある?したことがない 36.4%まれにある 28.8%たまにある 21.6%頻繁にある 9.5%その他 3.7%■料理にまつわる不満1、パートナーが協力しないそれでは、具体的にどのようなことでケンカしてしまうか、ケンカの内容別にみていきたいと思います。まずは、「パートナーが協力してくれない」という声です。「夫はコロナで出勤日数が減って、自宅にいることが増えたのに、1日中ゴロゴロ。私は変わらずお仕事に行って、帰宅後に夕飯を作り。『何か一品くらい用意してくれる気持ちがあってもいいんじゃない?』と思っています」(三重県 50代女性)「後片付けしてくれない。『せめて食器は下げて』って私が怒る。たまにはやってほしい」(東京都 50代女性)「食わず嫌いをする子どもたちに『無理して食べなくていい』と夫。 なんとか好き嫌いを減らしたくて、毎日工夫して作って、それでも毎回残されることが続いて、とても追い詰められていた私。それを聞いて『なんで何もしてないのにそういうことを言うの!』とキレてしまいました…」(神奈川県 30代女性)「『私は家政婦じゃない』はたまに言います。日中、仕事があるのは同条件なのに、夕方私だけ夕飯の支度に取りかからなくてはいけないのは本当に不公平」(埼玉県 30代女性)料理については、夫婦のどちらか一方に負担が偏っている場合に、不満が大きくなりがちということがアンケートに寄せられた声からわかります。■料理にまつわる不満2、作った料理に文句を言うまた、「作った料理について文句を言われた」というコメントも多く寄せられていました。「『何が食べたい?』と聞けば、『なんでもいいよ』と言われるだけ。作れば『味が濃い』だの『薄い』だの、挙げ句の果てに『関東はこの料理には豚肉だよ』とか文句ばかり。ほな最初からなんでもええって言うなよ~って思ってしまいます」(三重県 40代女性)「冷奴にネギがないと、『ハアー』とため息をつき、焼き魚に大根のツマがないと『ハアー』。品数が少ないと、『これだけ?』。ネギも大根も食べたかったら買ってきてよ!」(広島県 50代女性)「コロナ前は出張が多く、一週間に二日くらいしか家で食べる事がなかったので、子どもと二人で好きな物を食べていた。テレワークになってから、多いと一日三食すべて家。せっかく作ったのに、『お昼はこの気分じゃない』とか好き勝手に言い出し、ケンカしました」(兵庫県 40代女性)「夏休みの昼ごはん。子どもが好きな素麺に何回もすると、『は?また素麺?』とか、『おかずこれだけ?』とか言われる。テレワークのせいでわが夫婦はもっと仲が悪くなった」(千葉県 50代女性)「なんでもいいと言ったのに、作った料理に文句を言われた」という趣旨のコメントは多く集まっていて、どの家庭でもケンカの火種になりがちなようです。■料理にまつわる不満3、味の好みが合わないそして、夫婦間で味の好みが合わないことで、ケンカになったりイライラするという声も寄せられていました。「『おふくろの味と違う』と何度か言われて、ムッときたことはある。内心、『じゃ、お義母さんに食べさせてもらえば』と思った」(茨城県 50代女性)「とにかく食わず嫌いです。結婚する前に『嫌い、苦手な食べ物は?と何気に聞いたら『ギンナン』。その位ならと思ったが、実際は豆類全てだった」(福島県 40代女性)「味付けを子ども基準にして、市販のお総菜などよりは優しめにするようにしているのですが、夫は何にでもしょうゆと香辛料を足します。慣れましたが、たまにイラッとします。どんな味覚してんだ」(千葉県 40代女性)「味が薄いと言ってコショウをかけまくる。体のことを思って薄味にしてるのに、意味がないんですけど…」(茨城県 30代女性)せっかく作った料理の味見もせずに、調味料をかけるパートナーにはたしかにイラッとしてしまいますよね。ただそれぞれ好みの味付けがあることも確かなので、お互いにすり合わせが必要かもしれません。そのほかにも量をすごく食べるがおいしいを言ってくれたことがない夫に関するこんなエピソードも。「おいしくないなら食べないから、わかるだろと言われた」。言葉にしてくれるだけで毎日の作る張り合いも生まれるものなんですけどね…。■ケンカはしない、その理由もさまざま一方で、「ケンカはしない」と答えた人は36.4%でした。ただ、その中にはさまざまな思いが隠されているようです。「ケンカしたことはない。 好みが似ていたのか次第に似てきたのか… どちらが料理しても普通に『いただきます』、『ごちそうさま』 と言っている」(東京都 40代女性)「おいしい時は『お店のと変わらない!』と言ってくれる。張り合いある~」(茨城県 40代女性)「何も作れないからか、料理に関しては一切口を出さない。自分の好みのものじゃなくても出されたものは必ず食べてくれるし、総菜など買ったものであっても文句も言わない。逆に、『いつもありがとう。作ってくれるから本当に感謝してるよ』と言ってくれる。ありがたい」(島根県 30代女性)「どう思っているかは知らないけど、ウマいもマズいも言わずに黙って食べてる。つまらん!」(神奈川県 40代女性)「ケンカにもならない。 何を食べているのかもわかっていないんじゃないかな」(大阪府 50代女性)夫婦仲がいいがためにケンカはしないという人がいる一方で、そもそもコミュニケーションがないからケンカにならないという人がいることがわかります。筆者自身も、夫婦間でのやりとりを思い返してみると、お互いにおそらく小さな不満は抱えているだろうけれど、あえてケンカするようなことでもないと黙っていることもあるなと感じています。■料理についてケンカにならないために大切なこととは?それでは、料理についてパートナーとケンカにならず、快適に毎日を過ごすためにはどうすればいいのでしょうか。▼料理のトラブル回避1、夫婦で協力する「朝は仕事でも早く起きて、子どもたちや妻の朝ご飯の支度とお風呂、トイレ掃除をしてから出勤しています。家事は家族みんなで協力しないといけないですよね。誰か一人の負担だと、しんどくなりますからね」(神奈川県 40代男性)「その日の気分で、どちらともなく夕食作りを始めますが、料理にはお互いのやり方があるので、手も口も出しません。料理しない方は、洗い物と食卓の準備をしているかな」(北海道 30代女性)「コロナで旦那の残業がなくなり、帰宅の時間が私と同じになったので、毎週日曜日は夕飯を作ってもらうことにしました。皿がどこにしまってあるのかすらほとんどわかっていなかった旦那が、今では毎週張り切って料理をしています。夫婦どちらかが、余裕のある時に進んで料理や家事をしていける家族に成長していきたいです」(新潟県 40代女性)「今は夫婦で働く世帯が多いので、家事や育児も分担や協力して行うのは当然だと思います。うちも疲れ具合によってお互いフォローしています。二人で築いた家庭なので、二人で協力して行うことで感謝や思いやりが持てる気がします」(宮崎県 30代女性)どちらか一方に負担が偏りすぎていることが、料理にまつわるトラブルの原因の一つである可能性は高く、そうした事態を避けるために、夫婦ともにキッチンに立つことを実践している家庭があることがわかります。家事は誰かがやるべきものでもなく、またどうしてもしなくてはいけないものでもありません。でも現状はまだ女性側が負担している家庭が多いのも現実でしょう。それでも夫婦協力するというコメントやフォローしあう姿からは、偏りが少しずつ解消されていく未来が近い気もします。▼料理のトラブル回避2、「文句」ではなく「意見」を伝える「料理が不得意なりに頑張って作っているのを認めてくれているので、ほとんど文句を言わずに食べてくれます。『味が薄い』『甘い』『しょっぱい』などの意見はありますが、それを文句とは思わないのでケンカになることはあまりないです」(神奈川県 40代女性)「私の体調が悪い時だけ頑張って作ってくれますが、昔カツ丼を作られて、食べられませんでした。後日、『今度からはおかゆでお願いします』と伝えました。料理ってお互いの事を思って作っているので、幸せに食べたいですね」(東京都 40代女性)「『お昼は何がいい?』と聞くと、『素麺とかでいいよ~』。このやりとり三回目に、『~~でいいというのは失礼。次に言ったら作らない』と宣言しました。また、『何でもいいよ』と言われるのもストレスだったので、『魚か肉のどちらがいい?』とか『和食かイタリアンか中華どれがいい?』のように質問することにしました」(東京都 40代女性)「何でも『おいしい』と食べてくれるし、ちょっと違うと思ったときは『これも十分おいしいけど、塩を足したらもっとおいしくなりそう』という言い方をしてくれる」(広島県 40代女性)「忙しかった時に簡単に食事の準備をすませると、『これだけ?』と言われてケンカした事があります。今は、『これが食べたい』と言ってもらえると作る努力をしますし、逆に忙しい時は、『今日は忙しかったから、これだけだけどごめんね』と伝えておくと気持ちが楽ですね」(千葉県 30代女性)また、重要なのは「言い方」だというコメントも多く寄せられていました。料理に「文句」を言うのではなく、「意見」や「改善策」「提案」などとして、相手に伝えている人も多いようです。前向きな言い方をするだけでも、相手の印象は変わってきそうですよね。▼料理のトラブル回避3、味の好みの違いの受け入れる「私は長崎出身、主人は北海道出身。結婚当初から、育った環境が違うからと、味付けに関して話し合っていたので、特にケンカなどはありません。今のところ私が全部料理するので、楽しく食べられています」(北海道 40代女性)「生まれ育った環境も違いますし、ある程度は味付けで合う合わないはあるとかと。違うからといって文句も言わないし、こっちの方が好きと言われて、なるほどと頭に入れて作ってあげるようにしています」(広島県 40代女性)「『この味は好きやない』などと結婚当初はよく言われていたけど、旦那の実家の料理を食べると、ケチをつけていたわけじゃなくて、好みを言ってくれていたんだと納得した。旦那の好みの味にするようにしたら、何も言わなくなった。育った環境が違うからこそ味の好みは違うし、その好みを否定する気はない。そう思ったら腹も立たなくなった」(愛媛県 30代女性)夫婦間での好みの違いをお互いに受け入れて、うまくトラブルを乗り越えている人たちからの声も寄せられました。出身地や育ってきた環境など、もともと他人である夫婦間では味の好みは違って当たり前ですよね。違うのは前提として、話し合いをしたり、相手の好みの味を知るなど、歩み寄りの努力をしている人の声が聞かれました。一方、もしどうしても好みの味が異なっている場合には、各自で味付けをする、割り切って食事は別にするといった大胆な方法を取る方もいます。食事は重要ですが、それで夫婦仲がギスギスするよりは割り切ってしまうことも場合によっては有効かもしれませんね。▼料理のトラブル回避4、感謝の気持ちを忘れない「主人は、手抜き料理でも品数が少なくても何も言わず、私が忙しい時や休日は食事作りをしてくれ、すごくありがたいです。感謝の言葉を伝えるようにしています」(茨城県 40代女性)「完璧な人なんていないし、当たり前のこともありません。言葉のチョイスと、やってくれたことへの『ありがとう』の言葉と相手を思う気持ちがあれば、ケンカにはならないと思いますね。わが家は料理が好きな主人が、超多忙な中キッチンに立つことが常です。いつもありがとう」(神奈川県 40代女性)感謝の気持ちがあるかないかで、料理に対するモチベーションは大きく変わってきます。夫婦間で忘れがちな「ありがとう」の言葉を、あえて意識的に伝えることの大切さを、あらためて感じます。また寄せられたコメントの多くに「食べてくれる」「作ってくれる」といった表現が目立ちました。自分の手料理を相手が食べる行為、また調理をした行為に感謝の気持ちがあるからこそ出てきている言葉の気がします。ここまで、料理にまつわるパートナーとのトラブルの解消法についてみてきました。食事というものは、どうしても日々の生活からは切り離せず、さらにメニューの検討、材料の準備、調理に片付けと、他の家事と比べて工程や負担感が大きくなりがちです。こうしたストレスを解消するために、多くの人が試行錯誤し、努力している現状もわかりました。最後に、家庭での料理についての真理に近いようなコメントもご紹介したいと思います。「褒め言葉は素直に喜び、よくない意見はスルーします。気にしません。文句があるなら自分で作ってって言います。おいしくない物も、嫌いな物も、失敗も成功もあるから、毎日の食事も飽きずに会話になるんじゃないかな。人生と一緒」(神奈川県 40代女性)毎日の食事は、家族の体を作り、生きるための力になります。だからこそ楽しい食卓にするためには、ストレスは減らしていきたいもの。パートナーと気持ちをすり合わせることも大切ですし、総菜や冷凍食品の活用することで余裕ある時間も生まれます。目の前に出された食事は、作っても買っても相手のことを思って出されたもの。人生とともに続いていく食事の準備の時間。少しでも快適に、ストレスを感じずに送れるように工夫していきたいですね。Q.料理のことでパートナーと喧嘩したことある?アンケート回答数: 3392件 ウーマンエキサイト×まちcomi調べ
2021年04月10日■前回のあらすじママと一緒に育児も家事もやりたいと話すパパ。さらにパンダに「子どもの命守ること以外は失敗してもいい! ママも遠慮しないで2人でがんばったらいい」と言われたママは…。 >>1話目を見る ■パパ流の子育てがあってもいい!パンダが来てから1週間経ちました。育児や家事をやりたいと思っても「指示待ち」になりそうになっていたパパでしたが、いまでは…。どうやら育児書以外にも積極的に子育て情報を集めるようになったパパ。あれ、赤ちゃんが…!おむつだってミルクだって、ママとパパがまったく同じ方法をしなくても大丈夫。「パパ流育児があってもいい!」と気づいたパパ。結構、パパの経験値レベルもアップしているようです。「パパに頼んでも育児できるわけない」「結局子どもはママがいいんだよね…」「ママだからつらくても育児はがんばらなきゃいけない」…そんな育児の落とし穴にママもパパも堕ちないように。気張らず無理せず、ママとパパ一緒に子育てしていってね。
2021年04月03日■前回のあらすじ「ママの力になりたい」と悩む新米パパ。ママがどう育児しているか聞こうとすると、パンダに「あっかーん」と言われてしまい…。 >>1話目を見る ■ママだって育児初心者…ではパパはどうすれば?「パパだって育児の当事者」とパンダに言われたパパ。でもパパは、そこでママに育児のやり方を聞こうとしてしまう…。パンダがダメ出しをした理由とは?あやうくママの指示待ちをしてしまいそうになっていたパパ。でも、ここでパパが気づいたのは…?1冊の育児本!?これでパパも育児できるようになるのか…?出産後のママに襲い掛かる苦難の連続。まさかママが今こんな状態だったとは…!驚いたパパが出した結論とは!?次回に続く 更新は明日12:00!(全5回)
2021年04月02日■前回のあらすじママが妊娠中は夫婦二人で育児をしていく会話をしていたのに、いざ子どもが産まれると、パパは育児に携われなくて…。■新米パパは、戦力外通告!?泣いている赤ちゃんを連れて行ってしまったママ。不甲斐ない自分に落ち込むパパの元に、現れたのはパンダ…!?育児も家事もうまくできず、「空回りしてばかり」と言うパパ…。ママのように主体的に育児するにはどうしたら?パンダに怒られちゃったパパ。何が「あっか〜ん」!?→次回に続く!(全5回)
2021年04月02日抱っこしているときはスヤスヤ眠っていても、お布団に寝かせたとたんに泣き出す赤ちゃんは多いですよね。わが家の第一子もそのタイプで、昼間もぐずればすぐに抱っこ、夜も眠るまでずっと抱っこ……。寝たと思ってベッドに寝かせるとすぐに起きて大声で泣くという日々を送り、夫婦で疲れ果てていました。しかしある日、あぐらを組んだ夫の膝の上だったら、起きずに眠り続けることを発見したのです。 泣くのが怖い!初めての育児は不安だらけで、特に私は泣かれることがとてもつらく、とにかく「なるべく泣かせない」ように頑張っていました。昼間もぐずればすぐに抱っこして揺らしたり、おっぱいを吸わせたり。抱っこしていても寝かせていても泣き止まないときは泣き止まないのですが、そんなときもとにかく抱っこをしていました。 首がすわらないうちは立て抱きができないと思っていた私は、抱っこひもを使うときも斜め掛けのスリングで横抱きをしていたため、私の肩も腕も常に悲鳴を上げていました。 ベッドで寝てくれない!昼間の抱っこで疲れ果てた私は、夜の寝かしつけのための抱っこは帰宅した夫にバトンタッチしていました。少し休んで交代し、また交代し……とその繰り返し。ベッドに置いてすぐにそのまま寝てくれた日はラッキーで、ほとんどが夜中までどちらかが抱っこして揺らし、夫婦でくたくたでした。 ベッドが冷たいから起きちゃうのかな? と思い、湯たんぽで温めておいて、それから寝かせることもしてみたのですが、それでもダメ。すぐに起きて泣き出してしまい、ほとほと困り果てていました。 パパのあぐらが安心ある日、夫が少しでもラクになろうと、自分の布団の上にあぐらをかき、その上に赤ちゃんを乗せたところ、そのままスヤスヤと眠り続けました。座っているだけでもだいぶラクだったのですが、あぐらの上で寝始めて少ししてからそっと足を外すと、そのまま長く寝てくれることを発見! 赤ちゃんがあんまり小さいので、同じ布団で眠るのが怖かったのですが、わが家ではこのときから川の字で眠るようになりました。赤ちゃんをあぐらから下ろした場所が真ん中だったので、2つ並べた布団で斜めに寝たりするため、両親のどちらかがはみ出したりしていましたが……。 わが子の場合、眠りに入るための体勢が重要だったようで、あぐらのなかと腕のなかで似た体勢がとれたことが成功のポイントでした。パパのあぐらでしか寝続けなかったので、初めて自分だけの役割がもてて、苦労しながらも夫はうれしそうでした。 先輩ママの体験談、いかがでしたか?「共感した」「私の場合はこうだった」など、ぜひベビーカレンダーサイトのコメント欄にご感想をお寄せください。また、ベビーカレンダーでは皆さんから募集した体験談を記事でご紹介させていただくことも。ベビーカレンダーに会員登録すると届くメルマガから、皆さんのオリジナル体験談をご応募ください。 イラスト/manami.koiso監修/助産師REIKO 著者:ライター 銀鏡あゆみ二児の母。生まれ育った町で、自身の父母・祖母・夫・子ども2人との大家族で暮らす。地元を中心に取材・撮影・執筆を行うライター。
2021年03月21日育児で手いっぱいなとき、コレをパパがやってくれたら……と思うママも多いのではないでしょうか。一方パパのなかには何をしたらいいのかわからないという人も。そこで、私自身が産後にパパに何をしてほしいと思ったのか、またどうやってやりとりをしたらうまくいったのか紹介します。 私の本音は「育児より家事!」パパに赤ちゃんのお世話をしてもらうともちろん助かるけれど、実のところ効率的なのは「家事」をしてもらうことだと私は思っています。 わが家ではパパの休日に、食事作りや仕事着の洗濯などの家事がぐんと増えます。時間や体力が足りなくて、つらくなってしまうことも多く、休日のたびにイライラをパパにぶつけてしまっていました。 ついつい赤ちゃんとの触れ合いばかりを優先しがちですが、私と同じように家事の負担を減らしてもらえたら……と思っているママもいるのではないでしょうか。 育児と家事分担は臨機応変に赤ちゃんが育児用ミルクを飲んでいる場合は、パパも赤ちゃんに授乳をしてあげられますよね。腕の中で一生懸命に育児用ミルクを飲む赤ちゃんとパパの絆を深めてくれると思います。 わが家は混合栄養だったのですが、私が授乳をしている際にパパがお皿洗いや洗濯物を畳んでくれたとき、とてもうれしかったことを覚えています。パパが授乳する手もありますが、状況によって臨機応変に協力することも大切なのかもと感じました。 簡潔に伝えて任せることでうまくいった!してほしいことを簡潔に伝えることも、夫婦の協力体制では大切なポイント。私はしてほしいことを簡潔に伝え、あとの細かいことはパパに任せるようにしています。 お皿を洗ったあとの台所がビショビショでも、洗濯物が変な畳み方でも、文句を言うのは控えます。以前、文句を皮切りに喧嘩になり、パパに気持ちよく家事・育児をしてもらえなくなってしまったことがあったからです。少しの心がけと工夫で、より良くなる!と感じました。 私は忙しさでうやむやにしてしまいましたが、「ありがとう」と言葉で伝えられたらもっとよかったのに……と今になって思います。大げさなくらいに「ありがとう、すごくじょうずだね。助かった!」と伝えたらよかったです。 イラスト/sawawa監修/助産師REIKO著者:斉藤あや大人しく内気な娘と楽天的で活発な息子、男女二児の母。ママ・パパに役立つ情報をお届けすべく、これまでの育児経験を生かして、育児の工夫やお役立ちグッズなどの情報を発信中。
2021年03月07日生後2カ月のころ、赤ちゃんが泣き出したときにどうしていいかわからずイライラするパパ。そこでママが赤ちゃんの1日の様子をレポートしてパパと共有。その後パパの赤ちゃんへの接し方が変わり、イクメンに変身したお話をご紹介します。 パパの自分勝手な育児にイライラ育児には積極的に参加してくれるものの、泣いたときなどに赤ちゃんの要求がわからず、逆切れする夫にイライラしていました。いっそ育児には関わらないでほしいと思ったこともあります。 夫が赤ちゃんを抱いているときに泣いたりすると、私までイライラして夫婦間の雰囲気が悪くなることもしょっちゅう……。毎日のお世話だけでも大変なのに、夫ともギクシャクして精神的にかなりまいってしまいました。 パパもわからなくて悩んでいた!私のイライラがピークに達したのを察知した夫。あるとき私が泣いている赤ちゃんをあやしていたら、「俺も赤ちゃんがなんで泣いているかわかればいいのになあ」とポロリ。赤ちゃんが泣いてもどうにもできない自分にイライラしていたとのこと。 そして私が毎日赤ちゃんのお世話が大変なのをわかっていても、どうしたらいいか悩んでいたことを話してくれました。 私はその話を聞いて夫なりに赤ちゃんの接し方について悩んでいたのに、きつく当たってしまって悪かったと反省しました。 赤ちゃんレポート開始! 夫の気持ちがわかってから、どうにか赤ちゃんの状況を夫が理解できるようにならないものか考えました。そこで、日記ではなくその日の様子を時間別にレポートしたものを夫に見せることにしたのです。おなかがすいたり、眠くなってぐずって泣く時間帯や泣き方などの様子を具体的に書きました。 そしてレポートを始めて2週間ほど経ったころ、夫が「どんなときに泣くのか、泣いたときにどうすればいいか、わかってきたからうれしいよ」と言ってくれました。 赤ちゃんレポートを見ながら赤ちゃんの日々の様子を話し合うことで、夫の赤ちゃんへの接し方が変わりました。生後6カ月の現在では、積極的に赤ちゃんのお世話をしてくれるだけでなく、あやすのがじょうずなイクメンに大変身! おかげで私も以前のようにイライラすることもなくなり、夫婦間の雰囲気も良くなりました。 イラスト/imasaku著者:住川 愛小6の息子と0歳の娘の母。自身の体験をもとに、妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆している。
2021年03月02日口蓋裂手術が2回に分けておこなわれることを知り、大変驚いた私たち夫婦に先生はさらに今回の口蓋裂手術の詳しい説明を続けました。 具体的にどのように手術をしていくかというと……。 今までも口唇手術よりも危険で、大がかりなものになるということは聞いて覚悟していたつもりでしたが、詳しいその内容を改めて聞き、不安はより一層増すばかり……。 まだ2歳前の小さな娘がこれから受けると思うと聞いているだけでも想像以上に壮絶な内容だったので、本当にこのまま手術を受けさせてもいいのか不安で怖くなりました。 2013年生まれの長女くぴこは「口唇口蓋裂」ちゃん! この記事が、口唇口蓋裂についての理解につながり、ひとりでも多くの親御さんの励みになりますように。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師REIKO 著者:イラストレーター じぇにこ1986年生まれ愛知県在住。 2013年生まれの長女と2017年生まれの次女、二児の母。デザイン学校卒業後、社会人経験を経てお絵かき主婦へ。 口唇口蓋裂や夫婦のこと、日々の育児で翻弄される様子を絵日記ブログで公開中!
2021年02月09日学校などのコミュニティでは、「あだ名禁止」にして、下の名前や上の名前に「さん」をつけて呼ぶというルールが決められているところもあるようです。パパママ世代が小さかった頃は、友だちとあだ名で呼び合うのは当たり前。そこであだ名禁止ルールについて、パパやママたちはどのように考えているのでしょうか?■半数以上が「どちらともいえない」と回答アンケートでは、あだ名禁止のルールについて、賛成か反対かを聞きました。その結果、「どちらともいえない」と答えた人が55.4%となり、半数以上が中立の意見を持っていることがわかりました。また、「反対」が23.2%、「賛成」が20.3%となり、あだ名への意見は真っ二つに分かれているようです。Q. あだ名禁止、賛成?反対?どちらともいえない 55.4%反対 23.2%賛成 20.3%■どちらともいえないアンケート結果を見ると、全体の55.4%は「どちらともいえない」と回答していて、パパやママたちがあだ名の是非について悩んでいることがうかがえます。なぜ、過半数以上の人たちは「どちらともいえない」と答えたのでしょうか。「友だちとの距離を縮めるのもあだ名だったり、また一方でいじめにつながるのもあだ名だったり、良し悪しだよなぁ」(秋田県 30代女性)「あだ名ってその人物を特定するんですよね。本人が納得したならいいが、意地悪なあだ名もあるから、どちらとも言えないです」(神奈川県 50代女性)「自分にとってイヤなあだ名かそうじゃないかで意見が分かれると思います。一度でも自分や子どもがイヤな思いをしたら、あだ名禁止に納得すると思いますが、そういう思いをしていない人にはわからないですよね」(神奈川県 40代男性)「自分自身、小学生の頃にイヤなあだ名で呼ばれた時期がありました。『やめて』と言っても、『かわいいからいいじゃん』とやめてくれない子もいました。いまだに思い出すと、苦い気持ちになります。一方で、今でも好きなあだ名で呼んでくれる仲の良い友だちは宝物です」(東京都 50代女性)自分自身の幼い頃の体験をとおして、あだ名を禁止にすべきかどうか、「どちらともいえない」と回答している人が多いようです。あだ名にいい思い出も悪い思い出もある場合には、一概に「賛成」「反対」と言いにくい事情があるのかもしれません。筆者自身も小学校中学年のときに、名字から連想したキーワードから、クラスメートに歌を作られたことがありました。その時期は、私の顔を見るたびに歌われて、本当に嫌だったことを覚えています。一方で、中学以降のあだ名は、当時「あまり好きじゃないな」と感じていたけれど、今となっては呼ばれるとその頃に戻れる特別な愛称だと感じられます。■反対!あだ名は許可するべきまた、「あだ名は禁止すべきではない」という反対派の意見は、23.2%でした。「私も嫌な呼び方をされたことがあるけど、だからと言って禁止はやりすぎな気がします。クラスで学活などで話し合うことも大事。先回りばかりでは、考える力が付かなくなりませんか?」(新潟県 40代女性)「中学、高校時代、あだ名で呼ばれることがなかった私は、大学になってあだ名をつけてもらいうれしかったのを今でも覚えています。あだ名で呼んでくれる友だちは特別な存在。だから、あだ名をなくすのは、寂しい気がします」(愛媛県 40代女性)「たしかに、呼ばれて嫌なあだ名もありますが、ほとんどは『コミュニケーションツール』のようなもの。名字や名前だけでは堅苦しく、あだ名の方が親近感があるように思えます」(神奈川県 50代女性)「その時その時の一過性のものだし、大人が過剰に反応し過ぎ。あだ名まで拘束する必要はないでしょう」(神奈川県 40代男性)反対派の人から多く寄せられたのは、「あだ名禁止はやりすぎ」という声です。子ども同士のコミュニケーションツールにもなりうるあだ名の使い方にまで、親が介入すべきではないという意見がみられました。■賛成!あだ名は禁止にするべき一方で、「あだ名禁止に賛成」という意見も、「反対」と同じくらいとなる20.3%でした。「よいあだ名ならいいですが、あだ名って面白おかしいものが多いです。それならいっそ、あだ名は禁止にしたほうがいいです。子どもは学校から逃げることはできないのだから、あだ名禁止は、とてもいい考えだと思います」(福島県 40代女性)「子ども同士で『ちょっとイヤだけど言えない…』っていうのはよくあるので、『嫌がってなければアリ』っていうのは見極めが難しいと思う」(大阪府 30代女性)「昔、あだ名でいじめられたことがあります。小学校3年生から卒業まで。体形や容姿のあだ名はイジメです。周りはからかっているくらいですが、本人は死ぬほど悩みます。あだ名は、やっぱり嫌だな」(神奈川県 40代女性)「賛成かな。嫌なあだ名をつけられた子が『イヤ』だと言える子、言える状況ばかりではないし。広まったものは誰にも収集できないので、元を断つという方法論は理にかなっていると思います」(静岡県 40代女性)「みんな平等に『〇〇さん』と呼び合うのは、他人行儀にも思えますが、相手を自分と同じ立場として、どちらが優位に立つこともなく、仲良くない子でもお互いを尊重しながら交友をするための第一歩にもなるのではないかと思います」(神奈川県 40代女性)「賛成」の意見には、自分自身が「あだ名にいい思い出がない」という理由もみられました。そして、「嫌なあだ名に『嫌だ』と言える子ばかりではない」と、子どもを守りたい気持ちを抱く人たちからの意見も寄せられていました。たしかに、嫌なあだ名で呼ばれ、拒否できなかった場合、日常生活にその呼び方は入り込んできます。そうして、その人の心に深い傷を残してしまうこともあるでしょう。そうした事態を避けるためにも、「あだ名禁止」はある程度の効果があるのではないか?とする考えにも、頷ける面があります。■あだ名問題の解決方法とは?なかなか答えが出せないあだ名禁止の是非ですが、パパママから寄せられたコメントから、解決策を探ってみたいと思います。▼あだ名禁止より大人が子どもに教えることが大切「あだ名で呼ぶことがいけないのではなく、呼び方を含めて『相手が嫌だと感じていることをする』のがいけないと教えなくてはいけないはず。人生経験の多い大人たちが、成長途中の子どもたちに、人とのコミュニケーションの取り方を生活の中で伝えていくべき」(千葉県 40代女性)「先生方が大変かもしれないけど、高学年でも道徳の時間を作ってしっかり指導すればいいんじゃないの? 禁止でもそうじゃなくても、何でそうなるのかを考える時間を作ってあげてほしい」(神奈川県 30代女性)「最初から禁止するより、言われてイヤなあだ名があればすぐに対処するべきだと思う。そのためには大人が子どもをちゃんと見ている必要がありますね」(徳島県 40代女性)「臭いものにふたをするようなことばっかりやるから、かえっておかしなことになるんじゃないかなあ。あだ名がいじめにつながるんじゃなくて、いじめにつながるようなあだ名をつけてからかう人を、ちゃんとした大人がきっちり指導するのが筋じゃないの?」(神奈川県 40代女性)あだ名を禁止にするよりも、「どうしてそれが問題なのか」「コミュニケーションで大切なこと」を子どもたちが考えることが大事といった意見が寄せられました。また、もし学校が「あだ名禁止」とした場合には、、ただ単に「あだ名はダメ」という決定した事実を守らせるのではなく、「なぜダメなのか?」を子どもたち自身に考えさせる時間を取ることが重要だという声もありました。▼子どもたちに持って欲しい力「私は顔に特徴があります。そのために、ひどいあだ名をつけられたこともあります。心では泣きましたが、笑い飛ばしてやりました。そして、自分がどうしてそうなったのか、そして、すごく嫌だということを笑い怒りをしながら、訴えました。結果、一度もいじめられたことはないです。負けない強さをもたなきゃ!」(神奈川県 50代女性)「子どもって、そこまでして守らなきゃいけないのか。ちゃんと大人になって、社会に出たときに困らないように、何でもかんでも守るのはやめようよ。私の子どもには乗り越える力がない子にはなってほしくないな」(神奈川県 30代女性)子どもたちには嫌なあだ名にも負けない強さを持ってほしいという声も見られました。嫌なあだ名を付けられたなら、「相手に訴えかける」、「自分自身が気にしないようにする」といった自力で解決することを求めているようです。▼子どもの「伸びる力」を奪っていないか?「禁止にするのではなく、自主的にこれはダメだと考えられることが大事だと思う」(広島県 40代女性)「いくつになっても同じあだ名で呼び合えるっていいものですよ。 私は、過保護で育った子どもたちが、大人になった時に問題解決能力を持たなくなる方がよっぽど怖いと思います」(福島県 50代男性)「あだ名を禁止する前に、もっと道徳力を高めて良識感を持たせてほしい」(愛知県 40代女性)「あだ名は全然いいと思います。ただ、小さい子は悪意がなく、相手が傷つく言葉を口にします。なのでわが家では、その時に『その言葉、自分が言われてうれしい? どんな気持ちになる?』って話をしています」(大阪府 30代女性)「あだ名は禁止」と決められていれば、どうやって相手のことを呼ぶか悩んだり、「どう呼べばいい?」などと相手とのやりとりをする必要もなくなっていくのかもしれません。一方で、コミュニケーション能力や、自主性、考える力や問題解決能力など、子どもたちが本来なら伸びるはずだった力を奪っているのではないかというコメントで、あだ名問題に一石を投じている人も多くいました。あだ名禁止の是非について考えてきましたが、なかなかはっきりとした答えは出そうにありません。ただ、親にできることについて、気づかせてくれるようなコメントも寄せられていました。「子どもには、『愛称とは、愛をもって呼べるものをつけてね』と、話したことがあります。相手が嫌がるものはそれには値しないと思います」(神奈川県 40代女性)「自分の子どもには、あだ名を付け合うような友だちを作ってほしいな。そして、相手の嫌がるあだ名をつけるような人間になってほしくないな」(茨城県 40代女性)あだ名を禁止にしてもしなくても、子どもたちにとって大切なことは、「相手の嫌がることはしないこと」に尽きるのではないでしょうか。たとえ、あだ名が禁止だとしても、あだ名以外のことで相手の嫌がることをしてしまう可能性もあります。またあだ名で呼び合う関係性だとしても、傷つくこともあるでしょう。ぜひ学校などでもただ一方的に禁止するのではなく、話し合いの場が設けられることを期待したいと思います。そして家庭の中でもできることは多くあるでしょう。「相手の嫌がることはしない」についても子どもの意見や親の考えなどを家庭で話し合うことで、より具体的に実践的に友だちとの付き合いについて子どもが考えられる機会が生まれると思います。またあだ名さえ禁止にすればいじめがなくなる――。これは難しいだろうと思います。だからこそもし学校であだ名が禁止になったとしても子どもの様子などには親が見守る必要があるでしょう。子どもがこれからの人生で他人との関係を築くために、たくさん考えて悩んで失敗して、そうして大きく成長していって欲しいと思います。そんな人間関係を築くうえで重要な「想像力」、つまり相手の立場に立って考えることの重要性をどう教えればいいのか。「あだ名禁止」という問題は親にも投げかけられた問いかけなのかもしれませんね。Q.あだ名禁止、賛成?反対?アンケート回答数: 3567件 ウーマンエキサイト×まちcomi調べ
2021年02月02日おもちゃ屋さんに行くと、パパが突然いなくなった! ママが説明した、その理由は……!? Twitterでフォロワー2万人超えのはみだしみゆき(@HamidashiMiyuki)さん。2019年5月生まれの男の子のママです。旦那さんが、小さいころのクリスマスのエピソードをご紹介します。おもちゃ屋でパパが消えた理由 もうすぐクリスマスですね!みなさんのお子さんのところにはサンタさんはくるでしょうか? 先日、息子のクリスマスプレゼントを探しに行ったとき、夫が話してくれたエピソードです。 お父さんがお祈りしに行っているところを想像している幼少期の旦那さん、とってもかわいらしくてほっこりします~☆ そんな旦那さんもお父さんになり、お祈りするほうの立場になるのですね!
2020年12月19日個人懇談や送り迎えの時に、先生から子どもについてうれしい言葉をもらったことはありますか? 親以外の客観的な視点での先生からの言葉をありがたく感じた経験のある人も多いことでしょう。パパやママたちは先生からどんな褒め言葉をもらい、どう感じているのか、アンケートを元に考えてみたいと思います。■8割以上は先生に言われてうれしかった言葉あり!アンケートでは、子どもについて先生に言われてうれしかった言葉があるかどうか聞きました。その結果、「ある」と答えた人が85.9%となり、8割以上が先生に言われてうれしかった言葉があることがわかりました。Q.お子さんについて先生に言われてうれしかった言葉ある?ある 85.9%ない 6.4%わからない 6.8%その他 0.8%■子どもがもつ個性、特性を育ててくれる言葉まずは、子どもの能力について先生から褒められてうれしかったというエピソードです。「『図工では発想が豊かで面白い。道徳では、みんなと違った視点で意見を言える子です』と、変わっていると思われそうな事を褒めてくれた」(埼玉県 40代女性)「授業中に先にできた子がわからない子に教える時間があるそうで『教え方がうまい』と言っていただきました」(神奈川県 40代女性)「スペクトラムの息子。『授業中に机の下で本を読んでいる』と、注意かと思ったら、『息子さんは文字からの吸収力がすごいので、たくさん本を読ませてあげてください!』と。人と同じ事ができていなくても、長所を見つけて大切にしてくれる担任には初めて出会った」(三重県 40代女性)「中3女子の今の担任の先生。『歌声がキレイ』とか。『ダンスがうまくてリズム感が良い』など、とにかくいい所を見つけて優しい笑顔で褒めてくれます。こうやっていい所を引き出してくれる先生が見ていてくれるのはとてもうれしいです」(神奈川県 40代女性)子どもたちの持っているさまざまな能力や個性について、先生がきちんと見つけてくれて、それを言葉にしてくれるのはとてもうれしいことですよね。テストが何点だったとか、ピアノが上手に弾けるなど、一見してわかるような能力の高さではなく、じっくり子どものことを見てくれたからこそわかる一人ひとりの個性を褒めてもらってうれしいと感じている人が多いことがわかります。さらに、先生に褒められて初めて子どもの長所に気づくこともあるようで、第三者である先生からの褒め言葉が家庭においても重要な役割をになっていることがわかります。■子どもの内面をみてくれる言葉また、子どもの考え方や性格を褒めてもらったというコメントも寄せられていました。「みんなが同じ意見でも自分の意見を言ったところ、先生が褒めてくれたようです。『答えがどうであれ、周りに流されずに自分の意見をもてるのはすごいことです』と言われ、うれしかったです」(鳥取県 40代女性)「『クラスのムードメーカーで、とても頼りにしています』と言ってもらい、子どもの中身を褒めていただけているようでうれしかった」(神奈川県 40代女性)「『泣いている子にさっと近付いて声を掛けたり、誰かが困っていると私たちより先に気付いて教えてくれたりします。本当に気が付く優しい子ですよ』と言われました」(茨城県 40代女性)「隣の席の子がケガをして車イスになり、『学校に来たくない』ってつぶやいたのを息子が聞いたらしく、『治らないケガじゃないでしょう! 俺たちが助けるから』って話したと先生から聞きました。その話を聞いたときは思わず涙がこぼれてしまった」(広島県 50代女性)子どもたちの性格や考え方を褒められてうれしかったエピソード、どれも心温まる様子が伝わってきますよね。ほかにも「あいさつが元気よく気持ちがいいと、どの先生にも言われてうれしかった」という声も寄せられていました。筆者自身も、最近保育園に通う年中の次男について、担任の先生から「穏やかな性格でみんなに優しくできています」と言われただけでうれしく感じました。ささいなことであっても、子どもの性格を褒められるとこんなにうれしいものかとあらためて思ったものです。■親の心配を理解してくれる言葉さらに、子育てに悩めるパパやママにとって、先生からの言葉は心強い支えにもなっているようです。「イヤイヤがすさまじい息子を見てくださった先生が、『人懐っこくて物怖じしないし、好奇心が旺盛でよく笑って。心配することはないですよ』と言ってくれた」(広島県 30代女性)「発達障害がある息子は小学生の頃、個別級で毎日先生からお褒めの言葉をもらっていた。そのおかげでやる気が上がり、中学生になった今では普通級でどうにかやっていけています。あの時否定をせず個人をきちんと見ていてくれた先生のおかげです」(神奈川県 30代女性)「中学生の一番上の子。勉強ができず悩んでいたけど、先生が『大丈夫です。私たちも力になりますし、お子さんも力がありますから』って言ってくれたことがうれしかったです」(福岡県 30代女性)「担任の先生に、『何の心配もいりません。僕は彼の男女を問わず平等に接することができるところが大好きです』と言われた言葉は今も子育ての糧になっていて、思い出しても泣けてきます」(岩手県 30代女性)子育てはうまくいくことばかりではなく、壁にぶち当たることもありますよね。そんな日常の中では、ついつい子どもの悪いところばかり目に入ってしまうことも。そんな時に先生からかけられた褒め言葉は、あらためて子どもの良さに目を向けるきっかけになったり、精神的な支えになることもあるようです。■「子どもをちゃんと見てくれてる?」先生に褒められない…一方で、「先生に褒められない」という意見も寄せられていました。「いい担任に当たらないからな? 小学校も中学も、大したことはなかった。できれば学校以外では顔も合わせたくない」(神奈川県 50代男性)「今まで先生方からは、『優しい子』だと褒められてきました。ですが今の担任は、個人懇談の時も、『何か気になることは?』と聞くだけ。学校での様子もまるで把握していない感じです」(愛媛県 40代女性)「小学校は親と先生が関わる機会がとても少ないので、話すのは必要最低限のことのみで、嬉しいコメントをいただいたことはありません。今の担任は若い男性で、オバサンと話すのが苦手なのか、いつも話す時はオドオドしている印象です」(神奈川県 40代女性)「長女の小学校の算数の授業参観で、問題がとけたら手を挙げて、先生から丸をもらうことになりました。そのうち、先生が『ヒントがほしい人?』と問いかけましたが、娘が『私はいりません』と答えたら、『かわいげのない子だね』と一言。娘もショックだったようで、親子でトラウマになりました」(神奈川県 50代女性)「毎年先生から引き継ぎがあるようで、先生が変わっても、先入観がある状態で4月を迎えているからか、『こんな子だ』と、子どもを決め付けられている感じがします。成長してもレッテルを貼られている気がして、毎年先生に会う度、残念な気持ちです」(三重県 40代女性)「先生に子どもを褒めてもらえない」と、モヤモヤした気持ちを抱えている親もいるようです。子どもができない部分も知りたいけれど、できれば学校でのいい姿も見たいというのは親の素直な心のうちかもしれませんね。■先生からの褒め言葉が親子にもたらすものとは?ここまで、先生からのうれしい褒め言葉の数々についてみてきましたが、その言葉は家庭にどのような影響を与えているのでしょうか。▼自分の子育てに自信を持てた「小1の娘の先生に、『家族の愛情をいっぱい受けて育っているのがわかります』って言ってもらえたとき、自分の子育ては間違っていないんだなぁと思ってうれしかったです」(愛知県 40代女性)「次男は周りと比べて少しやんちゃです。謝ることが多いなか、先生には恵まれています。親として悩むこともありました。その中で『○○君をとてもいい子に育ててくれてありがとうございます』と言われた時、『間違っていなかったんだ』と思い、とてもうれしかったです」(千葉県 40代女性)「息子が中学3年生の時、三者面談で『息子さんは育ちが良いと感じます。お金持ちとかそういう意味ではなく、人の話をしっかり聞けるし、大人ともしっかり話ができるんです。しっかり育ててもらった証です!』と言われました。必死で駆け抜けてきた日々を思い出して涙が出たのを思い出しました」(神奈川県 30代女性)子育てには正解も不正解もないため、「自分のやり方は正しいのだろうか」と、不安がつきまといがち。そんな不安があるなか、先生からの褒め言葉は自分の子育てについて安心や自信を持てるきっかけになるかもしれません。▼子どものいいところに目を向けるきっかけに「高3になってもいまだに反抗期継続中の次男、家では一切口もきかず、仏頂面をしているけれど、先日の懇談の際に、『学校ではお友だちの面倒見がよく、ひとに優しい。いつも楽しそうですよ』と言ってもらい、思わずホロッとしてしまいました」(大阪府 50代女性)「面談で、『気持ちの優しいお子さんですよね。困っている子がいれば、必ずそっと横に言って、声を掛けてくれます』と言っていただいたときは、うれしかったです。毎日接していると、できていないことばかりに目が行ってしまいますが、いいところをもっと伸ばしていけるようにしようと、あらためて思いました」(埼玉県 30代女性)日常の中で、つい子どものことを客観的に見られなくなることもあり、短所ばかり目についてしまう時もありますよね。そんな時に先生から子どもを褒めてもらえると、あらためて子どもたちの長所に目を向けなければと感じさせられます。そうした意味でも先生からの言葉は重要なきっかけになりますよね。最後にこんなコメントもご紹介します。「優しさがピカイチですと言われました。その後、他の先生にも本当に優しくてムードメーカーで、いるだけでクラスの雰囲気が変わると言っていただきました。自分が褒められるよりうれしかったです」(滋賀県 30代女性)筆者も親になってから、子どものことを褒められると自分が褒められるよりうれく感じるようになりました。褒められる内容はそこまで重要ではなく、子どものことを自分以外に認めてくれている人がいてくれると言うこと自体が心の支えになりうると感じます。とくに教育のプロである先生からの言葉は、重みが増すようにも思います。反面、先生から褒められたことがない場合、親としても心配になることがあります。ただ先生によっては褒めることで子どもを伸ばすよりもその子の苦手を解決させることに重きを置いている先生もいるように思います。だから子どもが学校に楽しく通っていて、先生を信頼している場合には、指導を信じて見守るのもひとつの方法かもしれません。でももし子どもが「先生から褒めてもらえない」ことに悩んでいる場合には、保護者会などで先生の方針などを聞いたり、面談などで学校でのわが子の姿などを聞きながら相談してもいいかもしれません。また学校だけではなく、習い事、塾、趣味の世界などあらゆるところにいる先生との出会いのなかで、子どもも大きく成長していくのではないでしょうか。子どもの出会う世界を親として見守り応援しながら、もし何かあれば人生の先輩としてサポートしていきたいですね。Q.お子さんについて先生に言われて嬉しかった言葉ある?アンケート回答数:3574件 ウーマンエキサイト×まちcomi調べ
2020年12月11日赤ちゃんを産んだからといって、誰もが最初から完璧なママになれるわけではありません。産後にママと暮らすパパが当然と思っていることは、ママにとって当たり前ではないこともしばしば。産後の生活でパパが何気なく言った言葉に傷ついた私が、世の中のパパに知っておいてほしいと思ったことをご紹介します。 ママだって、毎日必死に成長中なんです!朝も夜中も関係なく、泣くことでしか意思表示ができない赤ちゃん。娘は生後6カ月ぐらいから夜泣きが始まり、連日の睡眠不足でフラフラな毎日を送っていました。ある夜、娘の夜泣きにしばらく気づけず眠ってしまっていた私。ハッと目を覚ますと、隣で寝ていたパパが娘をあやしてくれていました。 朝になり、何食わぬ顔でパパが発したひと言に怒りを覚えました。それは、「なんでママなのに赤ちゃんの泣き声が聞こえないの?」という言葉でした。 産後ママの現実をもっと知ってほしい私たちにとって初めての赤ちゃんだった娘。もともと子ども好きだったパパは、娘が生まれたことが、ただただ幸せな様子でした。もちろんそれは私も同じでしたが、出産での体力消耗と連日の睡眠不足で、心身ともに余裕がありませんでした。そんなときに、「なんで聞こえないの?」と問われることが、まるで責められているように感じられ、傷つきました。 どうやらパパは、赤ちゃんを産めば女性は自然と“ママとして完璧な機能が備わる”と考えていた様子。何を根拠にそう思ったのかは不明ですが、産後のママは寝なくても平気で、たとえ寝ていなくても赤ちゃんの泣き声に反応でき、どんなときも赤ちゃんのことがかわいくて仕方ないと思っているものだと信じていたようです。「そんなわけないでしょ……」と、パパが描く理想を前に、茫然としてしまいました。 最初から完璧なわけではない 赤ちゃんを産んだ瞬間から、自動的に完璧なママになれるなんて有り得ない話。毎日赤ちゃんと過ごすなかで失敗を繰り返しながら、ママも成長していきます。パパが描いていた“ママ像”は現実の私とは程遠く、意図せず私を傷つけました。そして、産後の体の状態や、産んだから(パパが思う)ママになれるわけではないということをわかっていればこのような理想と現実のギャップは生じないのに……と思いました。 睡眠時間が不足すると、感情や思考のコントロールも難しくなり、起きられないことも当然あります。時には赤ちゃんと一緒にいることがつらくなることだってあります。私はその後、折に触れてパパに今の気持ちや体の状態について発信するようになりました。パパも徐々にその現実を受け止め、責めるような発言は少なくなっていきました。 産後、パパはそれまで当然と思っていた“ママ像”が、私によってことごとく裏切られていくことで、初めて現実を知った様子でした。パパもママも、少しずつ成長していくもの。衝突を恐れず現実を伝え続けることで、親としてお互いが成長していく道を選ぶことができました。 イラスト/imasaku監修/助産師REIKO著者:金谷ともみ第2子妊娠中、5歳の娘の母。働きながら結婚、出産、産休育休を経て復帰、マイホーム購入などを経験。よりフレキシブルな働き方を求めて、ライターに転向。
2020年11月24日急に「パパとお風呂入りたくない」と全力で拒否するようになった2歳の娘さん。ショックを受けたパパが試行錯誤し、娘がパパと一緒にお風呂に入るようになった体験談をご紹介します。 パパとのお風呂を嫌がるようになった娘2歳4カ月の娘が早くも「パパとお風呂入りたくない」と言うようになりました。夫は仕事で帰りが遅いので、平日は私とお風呂に入っています。土日や、たまに早く帰ってきたときくらいしかパパとはお風呂に入れないのに、それすらもギャン泣きで嫌がる娘……。 なんとかお風呂に入ってもすぐに「ママがいい〜!」と全力で嫌がられ、夫はかなりショックな様子です。お風呂以外はパパと2人で公園へ遊びに出かけるうえに、ごはんのときは「パパ、隣にきてー」と仲良く過ごしています 試行錯誤して見つけた! お風呂に入る方法私は娘とほぼ一緒にお風呂に入っているので、「たまにはひとりでゆっくりお風呂に浸からせてほしい」というのが本音。とは言え、夫も「お風呂で遊ぼう!」などテンションを上げ、試行錯誤して頑張ってくれています。しかし娘の「パパとお風呂嫌!」は変わらず、困り果てていました。 2〜3週間ほど、そんな日々を過ごしていたある日、夫が何やらうれしそうに見せてきたのが、水に溶けるとなかからキャラクターの人形がでてくるバスボール。娘に見せると目を輝かせて「お風呂入るー!」となり、ひと安心。しかし価格が1個400円ほどと聞いて私がビックリ! バスボールはパパとお風呂に入るときだけ週に2〜3回、毎回バスボールを使うとなると結構な出費。もう少しコスパが良いと助かるのにな〜と夫婦で話していたところ、「夫がダイソーでも売ってた!」と何種類かバスボールを買ってきました。有名なキャラクターや、指輪が出てくる物など、娘はいろいろな種類の中から選べるのも楽しいようで、「今日はこれにする!」とうれしそうにお風呂に入ります。 1回110円(税込み)なのでコスパもよく助かっていますが、バスボールは「パパとのお風呂のときだけ」と言って使っています。バスボールから出てきたおもちゃは小さいのでフタつきのケースに入れ、誤飲防止のためにもひとりのときは開けることができないようにしています。 娘の「パパとお風呂嫌!」はわが家のちょっとした事件でしたが、何とかバスボールのおかげで、事なきを得ました。娘に嫌がられ、私からも「何したん……?」と冷たい目で見られ、夫はかなりダメージを受けていたよう。バスボールがなくても、一緒に入ろうと言うようになればいいなぁとひっそり願っています。 ※本記事の内容は公開時に確認した情報のため、商品によっては変更となっている場合があります。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。また、バスボールを使用する際は誤飲等にご注意ください。お子さまが遊んでいる間は必ずそばで見守るようにしましょう。※直径39mm以下(トイレットペーパーの芯を通るもの)は誤飲するおそれがありま す。バスボールの中に入っている小さいおもちゃも取り扱いには十分注意し、赤ちゃんには渡さないでください。 作画/Michika監修/助産師 REIKO著者:桜井りこ1女の母。服飾パタンナーを経て、現在は化粧品会社時短勤務。不妊治療からの妊娠。美容・コスメ・健康系と合わせ、自身の体験をもとに、妊娠・子育てに関するライターとしても活動中。
2020年11月24日現在、5歳になる長男は言葉が遅く、3歳になっても「パパ」「ママ」の発語もありませんでした。同い年の子どものおしゃべりばかりが気になり、毎日ネットで発達障害の情報を検索していました。「この子は、このまま一生おしゃべりができないのかな?」と悩んだ日々についてお話しします。 長男がしゃべらない!長男は本当に言葉が遅く、3歳になっても「ママ、パパ」もはっきりとした言葉で話すことができませんでした。言葉の理解はあり、1歳のころには「おいで」や「ちょうだい」の言葉に反応して行動することができましたが、自分の名前に反応しないなど心配な点も……。 昔のビデオを見ても宇宙人のような喃語(なんご)を話す長男の動画が残っています。最初の子どもということもあって、私はとても悩み、同級生の子どもたちが流ちょうに話すのをうらやましく見ていました。 「男の子は遅いから」「そのうち話すようになるから」という周囲の言葉を信じて待っていましたが、一向に話す気配がありませんでした。 子どもが話さないのは母親のせい?年齢が上がるにつれ、はっきりとしゃべれない長男に私はとても焦りました。他の同級生の子どもたちに引け目も感じて、一緒に遊ぶこともできませんでした。 絵本も毎日読み聞かせ、言葉掛けもしましたがそれでも発語は増えません。義理の母からは「母親の言葉掛けが少ないからだ」「保育園に入れているからだ」など心ない言葉を言われ、「私のせいなのかな……」と悩みました。 毎晩、長男が寝たあとにネットで発達障害について書かれたブログやネット記事を読み漁り、長男と同じ症状の子どもを探して一喜一憂するという日が続きました。 療育に通いみるみる話すように当時は長男とおしゃべりする夢を見るほど、悩んでいた日々でした。しかし3歳から「言語遅延」ということで療育に通い、発語の練習をおこなったところ、だんだんと滑舌が良くなってきたのです。そして、4歳の誕生日を目前に他の子たちと同じようにおしゃべりができるようになりました。 今では、幼稚園の先生に「発音が良い」と褒められるほどです。私が当時、言葉の遅い子に多いと聞いていた言葉の爆発というのではなく、本当に少しずつ、いつの間にか言葉が話せるようになっていったのです。 悩んだ日々も後悔しない結果、話せるようになった長男は、月に1度通っていた療育も「問題ない」ということで卒業しました。 「あれだけ悩んだ日々はなんだったんだろう?」「狂ったようにネット検索している間に、もっとやれることがあったんじゃないか」「もっと他の子どもとも遊ばせてあげればよかった」などと後悔した時期もありました。しかし、今は「私にとっては悩んでいたあの日々も育児の一部だったんだ」と思えるようになっています。 当時の私に声を掛けるとしたら、「この子はもう少しでしゃべるようになるよ」ではなく、「ゆっくりと見守ってあげてね」だと思います。今の私にとっては悩み抜いたことも、子育ての一環だと思えるからです。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 原案/竹内優実作画/YUDAI9℃監修/助産師REIKO
2020年11月05日わが家の場合、子どものお風呂はパパにお願いしていますが、実はそこには少しの不満が存在しています。今回は、ぜひパパにも聞いてほしい「子どもをお風呂に入れること」について紹介します。 子どもたちはパパとのお風呂が大好き!パパの大きな背中を洗ったり、一緒にお風呂に浸かったり……。わが家の子どもたちはパパとのお風呂の時間が大好き! わが家の子どもたちは、ママよりパパとのお風呂を選びます。 仕事が忙しいパパにとって、お風呂は親子のスキンシップがとれる絶好のチャンスです。私は子育てにおいて、最も手間と時間がかかるのはお風呂だと感じているので、ここでパパが登場してくれると本当に助かります。 入れてくれるのはいいけれど…ママたちの不満ご家庭にもよりますが、パパとのお風呂に関して周りのママたちからよく聞く声は、「子どもを洗う作業はしてくれるけれど、それだけだとその間にほとんど家事が進まなくてちょっと困る」というもの。実は私もその不満を持ったことがありました。 パパとママの子どものお風呂に対する認識の違いがそう思わせてしまうのかもしれません。それでは、ママたちの言う「子どもをお風呂に入れる」とは何を指すのでしょうか? ママたちの言う「子どもをお風呂に入れる」私を含むママたちの認識では、「子どもをお風呂に入れる」ということは、単にお風呂に入れて洗うだけではなく、「服を脱がせる→体を洗う→湯舟に浸かる→体を拭く→パジャマを着せる」という、この一連の作業を指します。 「洗う」だけでなく、「服を脱がせる→体を洗う→湯舟に浸かる」という前半や、「体を拭く→パジャマを着せる」という後半を分担するだけでも、負担は軽くなります。「子どもをお風呂に入れる」という単純明快に思えることでも、夫婦で段取りを細かく確認しておくと、パパとママの間に誤解も生まれず、またスムーズに進むと感じています。 ドキッとしたパパやママもいるかもしれませんが、小さい子どもとのお風呂の時間は長い人生のなかでも本当に貴重な時間ですよね。だからこそ、私も不満を持つだけでなく、話し合うことを心がけ、いろいろな方法を試しながら夫婦で子育てを楽しんでいきたいと思っています。 監修/助産師REIKO著者:山野美由紀二男一女の母。出産を機に、プログラマーを退職。現在は妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆している。
2020年11月05日今年は新型コロナウイルスの流行が拡大して、人との付き合い方にも大きな影響をもたらしていますよね。そんな中、ママ友やパパ友など、子どもを通じてできた人間関係の中での情報交換にはどのような変化があったのでしょうか?今回は、コロナ禍でのママ友やパパ友との情報交換について、アンケートを元に見ていきたいと思います。■ママ友パパ友と情報交換している?アンケートでは、コロナ禍、ママ友やパパ友と情報交換をしているかどうか聞きました。その結果、「たまにしている」と答えた人が33.4%で最も多い結果となりましたが、「ほとんどしていない」、「全くしていない」と答えた人もそれぞれ32.0%、25.3%で、横並びの結果となりました。一方で、「頻繁にしている」は8.3%と、他の回答とは大きな差がついています。また、「たまにしている」と「頻繁にしている」という回答は合わせて41.7%、「ほとんどしていない」と「全くしていない」は合わせて57.3%で、「していない」人の方が多い結果になりました。Q.コロナ禍、ママ友・パパ友と情報交換してる?たまにしている 33.4%ほとんどしていない 32.0%全くしていない 25.3%頻繁にしている 8.3%その他 1.1%■「ママ友は強い味方!」情報交換をする派の意見まずは、全体の約4割を占めていた「情報交換をする」というコメントをご紹介します。「出かけた先で出会ったら立ち話したり、元気かな?と思ったらLINEでお互いの子どもの様子や近況についてやり取りしています」(愛媛県 50代女性)「必要な情報をお互い交換し合える方が数人いると、本当に助かりますよね。 たまに情報交換しています」(神奈川県 30代女性)「コロナになる前も後も情報交換はしていました。やっぱりママ友は強い味方です!」(千葉県 40代女性)「コミュニケーションはLINEでしています。直接会うのは、お互い家庭があるし、子どもがいるので緊急の用事がないのであれば遠慮しています」(埼玉県 50代女性)「特定の人しか利用できない公園に決まった人だけ集まり、遊びを見守りがてら世間話をしています。 真正面から話すのを避けてマスク着用で、夕方の涼しい時間に出てきます」(神奈川県 30代女性)情報交換をしている人の多くは、直接のやりとりではなく、SNSを利用しているようですね。また直接やりとりする場合でも、公園などの屋外で十分に対策を取っているようです。新型コロナウイルスの流行に伴って、ママ友やパパ友同士の情報交換の方法にも変化が訪れていることがわかります。筆者自身も、以前に比べてママ友と直接会って雑談する機会は減ったように感じています。一方で、ネットを通じてのやりとりは増えました。それも、同じ地域の友だちとのやりとりだけではなく、以前に住んでいた地域のママ友や、学生時代の友人でお互いに子どものいる友だちとも、ちょくちょく連絡をとるようになっています。しばらく連絡を取っていなかった友人に近況をたずねるきっかけになっているとも感じています。■情報交換はしない!一方、全体の約6割を占めたのは、「情報交換はしない」という声でした。「ほとんど連絡は取っていません。考え方や取り組みが違ってケンカになるのも嫌だし、ただでさえ普段より念入りに掃除したりして時間を割いてるのに、あまりにも頻繁に連絡が来ると疲れてしまいます」(宮崎県 30代女性)「こういう緊急時こそ、根も葉もないうわさ話に踊らされたくないし、価値観が違うとストレスがたまるので。情報は情報源のしっかりした場所から得て、たわいない話は昔からの友人としています」(茨城県 40代女性)「もともとママ友との関係が面倒だと思っていたので、連絡が来ない方が楽でいいかなと思っています。もちろん偶然会った時は『最近どう?』などと世間話はしますよ。つかず離れずが一番!」(神奈川県 40代女性)「ママ友には会う機会もなく、特に連絡を取ったりもしていません。気持ち的に楽なので今の状態を続けたいです。以前苦労したので、この位で十分です」(茨城県 40代女性)情報交換をしないという言葉の裏に、絡み合うさまざまな思いがあるようです。コロナ禍で、連絡を取りにくくなったことを歓迎する声も多々寄せられていました。たしかに、ママ友やパパ友は子どもを通じた付き合いであるがゆえに、気を遣うこともありますよね。緊急時だからこそ、気を遣う付き合いはなるべく避けたいという気持ちは、当然かもしれません。また、忙しくて連絡を取り合う暇がないという意見もありました。自分の家庭のことでいっぱいいっぱいで、ママ友やパパ友に連絡する余裕がないという声もあって、情報交換するのも気力と時間が必要なのだと考えさせられます。■情報交換する目的とはさらに、アンケート結果を読み解いていくと、ママ友やパパ友と情報交換をする目的は2とおりあるようです。▼新型コロナウイルス関連の情報を交換したい!まずは、新型コロナウイルスに関連した情報を収集したいという目的です。「自治体によって感染者が出た時の措置が違うので、情報交換しています。隣の自治体でそういう措置を取るなら、私が住んでる自治体も右ならえになる可能性があるなと心構えをしてみたり」(岩手県 40代女性)「マスクが買えなかったときに、 『○○は朝イチなら手に入るよ』『どうしてもそろわなかったら、うちの在庫をあげるからね~』 など、ありがたい情報や心遣いをいただきました」(神奈川県 40代女性)「自粛中は『家でこんな遊び楽しいよ!』という遊びアイデア共有のLINEをちょくちょく送り合い、お互い子どもたちが楽しく過ごせるようにがんばりました。戦友です」(神奈川県 30代女性)▼「励まし合ってホッとできる」という声もさらに、ママ友やパパ友とのやりとりで、ホッとできるという声も。「先が見えない不安な状況ですので、少しでも話す機会があるとリフレッシュできますね」(東京都 30代女性)「パパ友とは、なんだかんだで仕事中心ですが、ちょっとした時にLINEなどで愚痴ったり励ましあったりしています」(千葉県 40代男性)「このコロナ禍で、あっさりと行事が中止になることばかりで、思いがけないことが続き失望の多い年でした。不安な気持ちや前向きな考え方を友人と共有できたことに何だか救われました」(東京都 40代女性)なかなか思いどおりの生活ができない中、ママ友やパパ友と気持ちを共有することで、救われた気持ちになったというコメントには、グッときます。筆者自身も、休校していた期間中、子どもの過ごし方や勉強方法について、SNSでママ友に相談していました。便利なアイテムや声かけの仕方などを教えてもらうだけでなく、悩みや愚痴をはきだせて、前向きになれたことも多くあったことを覚えています。■収集した情報をどう扱うのかママ友やパパ友との情報交換、する派としない派の意見が両極端にわかれていましたが、どちらも意見も納得する部分がありました。する派もしない派も、子どもを通じて知り合った保護者同士でお付き合いする場もあるでしょう。その場合、どういったことに注意して情報交換すればいいのでしょうか。●子どもが自ら情報収集する「低学年のうちは、学校関係で情報があやふやだと、お友達のお母さんに聞いていました。中学年以降は子どもの責任で、わからなければ友達や先生に聞いてきてと言ってあります。いつまでも親が情報収集していたら、子どものためにならないかなと」(埼玉県 30代女性)●情報を差別の道具にはしない「田舎ならではの『○○市第1号にだけはなりたくない、いじめられる』と、会う人、会う人そればかりです。でも、仕事で感染したら不可抗力ですよね。私は感染者をたたく事はしたくない。自分がされて嫌な事をしてはいけないと、子どもたちにもきつく言い聞かせてます」(山口県 30代女性)「地域近郊のコロナ感染者の出た店舗の情報はすぐ入ってきますが、ひぼうや中傷はみんなしませんよ。誰がいつ感染してもおかしくないので、個々でできることをしっかりやるだけですね。会えない分電話やLINEで励まし合いたわいもない会話で笑って明るく過ごす日々です」(神奈川県 40代女性)●信頼できる人と情報交換する「数人とは情報交換をしていましたが、それ以外は連絡が途絶えました。でも、連絡しあえる人たちが今後も続いていく人間関係なのかも」(神奈川県 40代女性)どのコメントも、ママ友やパパ友と情報交換する上で参考にできるようなものばかりでした。有益なものも注意が必要なものも取り扱いには気を付けていることがうかがえます。コロナ禍でのママ友やパパ友との情報交換には、これまでよりも気を使う面があるかもしれません。またこれまで連絡取り合っていても、しんどくなって止めた人、またはどういったスタンスで連絡すればわからなくなった人もいるでしょう。ママ友、パパ友との情報交換は、とても有益な面もある一方、ストレスを抱える場面もあるかもしれません。このため一番ご自身がつらくならずに楽な付き合い方を選ぶことが大切だと思います。もしつらい気持ちを抱えている場合には、ママ友だけではなく吐き出せる場所や人、またはインターネットのサイトなど、ぜひ見つけて助けを求めて欲しいと思います。これまでよりも知らないうちにストレスを抱え込んでいる場合もあるので、心の中の「きついなー」という声を大切にしてくださいね。Q.コロナ禍、ママ友・パパ友と情報交換してる?アンケート回答数: 3839件 ウーマンエキサイト×まちcomi調べ
2020年11月01日新型コロナウイルスの流行により、これまでの日常が一変しました。まだまだ完全な収束は見えず、この先どんな未来が訪れるのか、想像もしにくいですよね。今回は、コロナ後の世界で親としてどんな不安があるか聞いたアンケートを元に、考えてみたいと思います。■進学や就職への影響を懸念する人の割合は?アンケートでは、コロナ後の世界で親として不安なことについて聞きました。その結果、「進学、就職への影響」と答えた人が57.8%となり、最も多い約6割を占めました。続いて、「子どもの対人関係」と答えた人が17.8%となり、二番目に多い結果になりました。Q.コロナ後の世界で親として不安なことは?進学、就職への影響 57.8%子どもの対人関係 17.8%特にない 12.7%その他 11.7%■「どうしてこんな時に…」進学就職への不安約6割の人が不安を感じているのが、進学や就職への影響でした。具体的な不安の声をご紹介します。「中3の息子、部活も大会がなくなったので、そのまま引退。中2の終わりに『お子さんの内申書には書くことがありません。ボランティアでもしてください』と二者面談で担任に言われ、コロナで緊急事態宣言。ボランティアなんて受け入れなし。受験も通常ではいかないとニュースを見るたび、不安の毎日で涙がでてくる」(埼玉県 40代女性)「2人の受験生を抱えていますが、遅れた分の授業と今からやらなければならない授業。スピードが早すぎて混乱する生徒続出。塾もオンライン、学校もYouTube配信。無事に志望校に行けるのか心配」(青森県 30代女性)「高3の我が子。2月あたりから将来の夢の方向転換をし、そのために急いでオープンキャンパスの日程調整をしていた矢先、どんどん中止に。公立なので、私立並みの教職員のサポートがなく、オンラインの塾でなんとか対策しています」(神奈川県 30代女性)コロナ禍に受験を控えている子どものいる親から寄せられたのは、進学への不安の声です。休校中の学業の遅れや、部活や行事が中止によって、例年どおりの進学方法がとれなくなった人もいるようで、子どもたちの不安はどれだけ大きいだろうと、胸が痛くなります。さらに、就職にまつわる不安も多く寄せられていました。「今後コロナの影響で就職先があるか心配です。高三の娘が就職を考えていましたが、さらに2年専門学校に進学する事にしました」(岩手県 50代女性)「大学1年生ですが、今から就職先の心配があります。景気低迷はこの先しばらくは続くでしょうし、ちょっと前まで売り手市場と言われてきただけにキツいです」(神奈川県 50代女性)「高3の息子は専門学校希望でしたが、大学希望に変更したいそうです。専門学校の2年だと、コロナの影響が残っていると思うからだそうです」(東京都 50代女性)「息子が高校三年生で就職活動をしていますが、この前面談で先生から『今年の就職は難しいと思ってください』と言われました。頑張って学校も休まずに登校して来たのに、どうしてこんな大事な時期にコロナが蔓延(まんえん)してしまったのか…」(千葉県 40代女性)人生の大きな分岐点でもある就職活動においても、感染症の影響が大きいことがよくわかります。親としては子どもの行く末はどうしても気になるもの。なかでも「就職をやめて専門学校に行くことにした」とか、「専門学校に行く予定を大学に変えた」など、大切な時期に進路を見直すという苦渋の決断をした親子もいました。■「勉強詰め込んで頑張れ」は学力が心配い…さらに、進学や就職のタイミングではないものの、学習の遅れや学校行事の中止について不安を抱える人たちからも多く意見が寄せられていました。「コロナ禍で在学中の学生さんは、例年と比べると授業時間的にできない、知らない事が多い方が当たり前だと思います。それを『休みを短縮して勉強を詰め込んで頑張れ』はあまりに酷だと思います」(東京都 30代女性)「学校からはプリントの課題が出されるだけなので、学力が心配です。私は自営業で朝から遅いと夜の11時くらいまで会社にいたりするため、毎日みてあげられない。子どもを事務所に連れて来て勉強したりしていますが、毎日となるとなかなか厳しいのが現状です」(神奈川県 40代女性)「学習面での遅れが不安です。 地域により学校の始まるタイミングがバラバラで、このまま受験となった場合に遅れを取り戻すために学校での指導のピッチが早いので、大切なところに重点を置いての指導ができていないと感じます」(千葉県 40代男性)そのほかにも、「休校分を取り戻すために、すごいスピードの授業で、これを機に勉強嫌いになりそうで心配」という声も寄せられていました。筆者の子どもも小2ですが、休校中の遅れを取り戻すため、授業で習うスピードは以前に増して速くなっているように感じます。毎日新しい漢字が出題されてテストがあるため、宿題をしながら「もうやだよ」と泣きそうになっていたことも。休校後の学習における子どもたちのストレスの大きさを感じます。さらに、学校の行事が中止になったことによる子どもたちへの影響を心配する声も。「運動会に修学旅行、文化祭など、学校でしか体験できないことです。楽しい思い出だけでなく、友だちと協力して何かを成し遂げるための過程で、努力する大変さや楽しさを学ぶ事ができないのは、成長過程において非常に残念です」(愛媛県 40代女性)「小6の子がいます。小学校生活が最後の年にコロナでいろいろなイベントが中止になりつつあり、もし延期した運動会が中止になったり、一大イベントの修学旅行や林間学校などまでなくなってしまったらと思うと、親としても不安でしかありません。たくさん楽しい思い出を作ってもらいたいのに」(神奈川県 30代女性)「幼稚園の年長さんです。卒園アルバムの写真も全員がそろわないのでなかなか撮れずだったり、各季節ごとのイベントもできなかったり、経験できたはずのことができないことが不憫(ふびん)です。今は、運動会、遠足が中止になるのかどうなのかってところです。親としては、開催してほしい。でもコロナは怖い。複雑な心境で思い出作りができるのか心配」(福島県 40代女性)今年は、多くの学校行事が中止になったり規模を縮小して行われています。幼稚園や保育園、そして学校で、子どもたちにとって大切な学びや経験の機会が失われていると考えると、なんとかならないものかともどかしい思いを抱える人も多いのではないでしょうか。■「友だちと手をつないではいけない」が小学校…!?アンケートで17.8%の人は「対人関係が不安」だと答えていました。どのような実情があるのでしょうか。「保育園から小学生へと変わる年代で、日常がすべて新しいことの連続のなかで友だちができるのかが心配です」(神奈川県 40代男性)「小学校に入学した娘、『友だちと手をつないではいけません』『向かい合って近距離で話してはいけません』『給食時間は私語禁止』。これが学校というものだと理解している様子」(奈良県 30代女性)「小学生の子どもは外で友達と遊ぶことが多くなりました。うちに呼びたいと子どもがいいますが、お友だちの親御さんがどう考えているかと思うと気軽にいいよと言ってあげられない。どうしたらいいんだろう。大人でも難しいです」(北海道 40代女性)そのほかにも、「先生は消毒ばっかりで、子どもは子どもでマスクをして話もあまりできない。お互いを守るためだから、頑張らないといけないと思うけど、現実はけっこう大変」というコメントも寄せられていました。感染予防のため、ソーシャルディスタンスの確保や給食時間の対面禁止など、子どもたちの日常生活でも、直接触れ合う場面は大幅に減っています。そうした距離を保ちながら、対人関係をうまく築くことの難しさを訴える声が聞かれました。■「外に出るのを嫌がる…」登校拒否が心配そのほかにも、さまざまな不安の声が集まっていました。「ネット依存が心配。第二波で休校になれば、また学習タブレットやパソコンなどの電子媒体がますます主流になるだろうし、これから必要ではあるけれど、不安です」(神奈川県 40代女性)「勉強面も気にかかりますが、体の事ですかね、一番は。何カ月もの臨時休校から明けてすぐに元の学校生活に戻す。自分の息子だけかもしれませんが、体がついていけず時々熱を出す」(北海道 40代女性)「家にいれば安心だと記憶されてしまった。外に出る事が嫌になり、学校に行きたくないと言うことがあります。このまま登校拒否にならないよう親として頑張りたいです」(神奈川県 50代女性)「学校や習い事が休みになると、『このままずっとナシでいい』と言うように。自粛って便利な言葉だなと感じています。面倒なことは、コロナが落ち着いたらって言えば勝ちですから」(東京都 30代女性)「少しの風邪症状で学校を欠席しなくてはいけなくなる。まだ低学年で1人で留守番できないので、在宅ワークができない仕事をしている身としてはかなり痛い」(愛媛県 30代女性)今現在だけではなく、今回の感染症は落ち着いた後も、その影響が子どもたちに大きく残ってしまうのではないかと、心配を抱えている親もいるようです。■子どもたちに「生きる力」を身につけさせるにはコロナ後の世界への心配が尽きない今、どういった心持ちで私たちはいればいいのでしょうか。コメントの中にもそのヒントがたくさんあったので、ご紹介したいと思います。▼生きる力や心の強さを身につけて「コロナの前でも後でも関係なく、心の強さを持って生きてほしいです。顔のないネット社会に産まれたからこその強さを」(神奈川県 30代男性)「今のこの状況をどうチャンスに変えていけるかを、自分でも家族でもよく考えて、少しでもポジティブに考えられればいいなと思っています。前を見て、明るくまっすぐに生きてほしい。親としてはそれだけです」(神奈川県 40代女性)「コロナのためだけではなく、世の中は大きく変わるでしょう。そしてどのように変化するのかは誰にも予測できません。子どもには世の中に柔軟に対応していけるように、優しくしぶとく生きる力をつけてあげたいです」(石川県 50代男性)▼どんな時でも親は見守るのみ「コロナ関係なしに、子どもの進学や対人関係の心配はつきないので、特別コロナだからと心配な訳ではないし、心配してもしょうがない! 我が子を信じるしかない。元気に独り立ちできるように見守るのみ」(神奈川県 30代女性)「自分たちはいつかはいなくなるのですから、生き抜く力を身に付けてもらわなくてはいけないので、口を出さず、見守る事もあります。でも、必ず子どもたちには言います。『どうしても解決できない時は、いくらでも力になるから言いなさい』と」(愛媛県 40代女性)▼子どもたちの可能性を信じよう「高3の息子、周りの大人から見るとさまざまなことが中止になり、かわいそうだと言われますが、本人いわく『全然かわいそうじゃない、だってこれがぼくたちの高校生活だから』と。たくましく育ってほしいです」(神奈川県 50代女性)「今回の事で感じたのは、子どもの適応能力の素晴らしさです。それなりに勉強し、少し体を動かし、たくさん遊んでお手伝いもし、今与えられた状況を子どもたちなりに一生懸命受け止めてました。私が子どもの頃には経験しなかった事だけど、こんな貴重な経験はなかなかできない! 今を乗り切り成長してほしい」(奈良県 40代女性)どのコメントも思わずうなずいてしまうようなものばかりでした。感染症の収束はまだまだ終わりが見えませんが、そんな中でも今できることをやろうという前向きな親子の姿が見えてきて、自分たちも頑張ろうと、エールをもらえたように思います。最後に、こんな声も寄せられていました。「当たり前だと思っていた日々が当たり前ではなく、ありがたい幸せな日々だったとつくづく思います。災害も多かったここ数年。子どもたちの元気な姿を見て暮らせる日々は、それだけで幸せなんだと思うようにしています」(神奈川県 40代女性)いま現在、我慢しなくてはいけないことが多い日々が続いています。しかし、コメントにもあるように、「日常ははけっして当たり前ではなく、幸せな日々なんだ」という実感は、きっと誰もが抱いていることと思います。新しい生活様式の元、これまでできていたことができなくなったり、生活に変化が訪れて、戸惑いがあるのも事実ですよね。ただ、どんな日常でも家族が健康に笑顔で過ごせる日々というのは、けっして当たり前ではなく、貴重なものなのだと気づかされた人も多いことでしょう。これからの世界はまだまだ想像もつかず、不安を抱いている人も多いとは思います。ただどんな時代に合っても未来が不透明なのは変わらないこと。困難な時代に合っても、前を見ようとする人々も多く、打ち克とうと努力している人たちも多くいます。親としても子どもたちのタフな精神に励まされた人もいるでしょう。だからまずは子どもの力を信じて、大切に過ごしていければいいなと思います。Q.コロナ後の世界で親として不安なことは?アンケート回答数:4144件 ウーマンエキサイト×まちcomi調べ
2020年10月13日新型コロナウイルスの感染拡大により、生活にさまざまな変化がもたらされていて、現在も続いていると言う人も多いでしょう。そんな生活の変化の中で、夫婦仲にはどのような影響が出ているのでしょうか? 今回は、コロナ禍の夫婦仲について、考えてみたいと思います。■コロナ禍で夫婦仲はどうなった?アンケートでは、コロナの影響で夫婦の仲がどうなったか聞きました。その結果、「変わらない」と答えた人が68.5%となり、7割近くの人は変化がなかったことがわかりました。一方、「よくなった」と答えた人は11.4%、「悪くなった」と答えた人は8.3%で、2割程度の人は何かしらの変化を感じているようです。Q.コロナ禍で夫婦の仲はどうなった?変わらない 68.5%よくなった 11.4%悪くなった 8.3%その他 6.5%わからない 5.3%■コロナ禍で夫婦関係変化がないワケは?約7割がコロナ禍でも「変わらない」と答えた夫婦仲。どうやらその答えは、「夫婦仲は悪かったのが悪いまま」という回答と、「夫婦仲はよかったのが良いまま」という回答に二分されているようです。▼夫婦はいつでもソーシャルディスタンス?「変わらず仮面夫婦です。旦那とは年中、社会的距離で」(鳥取県 40代女性)「もともと冷めきった細い細い糸でつながっているだけの関係なので、コロナがあろうがなかろうが変わりません」(埼玉県 50代女性)「変わらない。価値観が違うのも、一言多いなと思うのも、相変わらず変わらない」(三重県 50代女性)「コロナがあってもなくても、主人と私はソーシャルディスタンス」(神奈川県 40代女性)「主人はリモートで自宅にいる事が多く、一方の私は大忙しで残業続き。自宅学習の息子を少しでもみててくれるかなーとか、夕飯をつくってくれてるかなーとか少し期待したけど、そんな事はなく、コロナ前と変わらずです」(神奈川県 40代女性)どのコメントからも、冷め切った夫婦の関係性がうかがえます。「コロナがあってもなくても、ソーシャルディスタンス」とはよく言ったもので、ある一定の距離をとりつつ夫婦関係を維持しているようにも思えます。▼コロナ関係なく仲良し夫婦一方で、心温まる仲良し夫婦からのコメントも寄せられていました。「夫婦仲は変わりません。私がそれまで電車通勤でしたが、夫が車で送迎してくれるようになり、すごく助かりました。体も楽でした。この恩は今後も忘れません」(東京都 40代女性)「変わらず仲良しです。家族勢ぞろいの三食が続いていた時に、『〇〇さん(私のこと)、家族全員が家にいたら、やることが多くて休まる時がないよね』って、しみじみと話してくれました。私が休まっていないこと、気がついてるんだなって」(神奈川県 50代女性)「コロナの影響は特にありません。結婚当初から土日の料理を担当してくれているし、家のことをいろいろやってくれたり、子どもの勉強を見てくれたりもするので、本当に助かっています」(茨城県 40代女性)「夫は配送業で、コロナに関係なく仕事に行っているから、夫婦仲も変わらずです。かえってこんな最中にいろんな人に会うであろう業種で、体調をいつも以上に心配しています。本当にお疲れさま、 ありがとう!」(千葉県 40代女性)「今まで通り、お互いに思いやる気持ちに変わりなし。やっぱり、この人と結婚して良かったとあらためて思った」(愛媛県 30代女性)印象的なのは、どの夫婦もお互いに思いやりを持って接しているということです。こんな状況だからこそ、いつも通りにお互いを思い合う心が大切なのだと感じさせられます。■コロナ禍で「仲がさらに深まった」1割の思いアンケートによると、約1割の人たちは、コロナ禍において夫婦仲がよくなったと回答しています。どのような経緯で、夫婦の関係がよくなっていったのでしょうか。「普段から仲は良いですが、さらに深まった気はします。こんな時だからいつもより気を遣い思いやり、感謝し支え合うのが夫婦だと思います」(北海道 30代女性)「普段夫は家にいないので、子育てや家事の大変さを知ってもらい、理解と協力してもらえるようになりました。また、子どもの話題が増えました」(東京都 30代女性)「私の出社日数が減り、嫁も仕事が休業状態。子どももずっと家にいました。家族で平日の昼間に自宅バーベキューをしたり、料理をしたり、ダラダラしたり、家族の会話も今までの比にならないほど増えました」(千葉県 40代男性)「コロナで部屋が片付けられ、心が穏やかになったような気がします。なのでけんかも減ったかな! 反対に子どもとぶつかる事が多くなり、愚痴を聞いてもらって感謝です」(神奈川県 50代女性)「もともと仲良しですが、長期間一緒に顔を合わせてても大丈夫ということがわかり、老後も楽しみになりました」(神奈川県 30代女性)新型コロナウイルスの流行によって、テレワークが始まったり、仕事が休業になったりした人も多いですよね。その影響で家族での時間が増え、家族仲がそれまでよりもよくなったというコメントが寄せられていました。筆者自身も普段は夫の帰りが遅く、夕飯はいつも別々に食べていたのですが、夫がテレワークになってから毎日一緒に食べられるようになりました。それによって家族での会話が増えて、家族仲もグッと深まったように感じています。■「イライラはコロナのせい!」夫婦仲が悪化した人も一方で、全体の約8%の人は、コロナ禍で「夫婦仲が悪くなった」と回答しています。「在宅ワークが多くなり、子どものことで話す機会が増えてお互いの意見がかみ合わず、イライラが止まらない。けんかもほとんどなかったのに、多分これはコロナのせい!」(広島県 50代女性)「ウイルスに対する危機感が私とは違い、『甘い』と感じました。必要以上に言い合いしてもお互いのためにはならないのでやめましたが、パートナーからうつされたら大げんかになりそうです」(宮城県 30代女性)「表向きは変わらないけど、コロナで外出自粛要請の時に平気で毎週朝から夕方まで遊びに行ってた主人とは、後々一緒にはいられないと心に決めてます」(千葉県 50代女性)「余計な食費やら電気代がかかると小言を言われて、基本的に邪魔者扱いです。会社に行っている方がいいですね」(神奈川県 40代男性)今回、社会全体でもウイルスへの危機感は大きく異なっていることを認識した人が多かったのではないでしょうか。それは家庭内でも同様のことが起こったことは想像に難くありません。しかしウイルスへの危機感の違いは、感染症の流行がなければ、なかなか価値観の違いとしては認識しにくいことですよね。しかし、この状況で意識せざるを得ない上に、万が一感染したら健康上大きなリスクがあるため、夫婦仲に大きな危機をもらしてしまうのかもしれません。■コロナで変わったことと変わらないことコロナ禍での夫婦関係、どうしたら良好に築いていくことができるのでしょうか。「今まで旦那の給料に不満があったけど、コロナでも減ることなく振り込まれる給料に感謝しかなかった。何が良くて何が悪いのか、それは現時点ではわからないから、不満を言うのはやめようと思う」(三重県 40代女性)「一緒にいれば疲れるし、それは仕方がないのかなと思います。だからこそ、お互いが愛のある言葉を使わないと幸せが逃げていってしまいます。コロナが原因ではなく、日常の結果が今を作り出しているんですよね」(神奈川県 40代男性)「家族でいる時間、夫婦の時間が多くなって、もっとのんびり過ごしていたいと考えました。日本人としての働き方、今の職場の働き方に疑問も湧いて、家族で話し合ったりしました」(千葉県 40代男性)「今さら特には何も変わりませんでしたが、定年後、老後はこうなるんだな、と思わず先取りできた分、心に備えができたかも」(大阪府 50代女性)コロナをきっかけに、夫婦関係や家族関係、そして生き方まで考えたというコメントが寄せられています。非常時こそ、当たり前の日常の大切さが感じられたり、これまでの生き方を見直したりするいい機会になりえますよね。一見マイナスの出来事も、前向きに考える姿勢が大切だと感じさせられます。また、コメントの中には、このような問いかけもありました。「何でもかんでもコロナのせいにするのって、どうなんかな」(鳥取県 40代女性)「正直、『コロナ離婚』ってあるけどコロナは関係がない気がする。老後は2人なんだし。仲が良くても1人のスペース、時間は大事だよね」(千葉県 30代女性)「コロナ離婚」という言葉が取り沙汰されたこともありましたが、夫婦仲の変化をすべて新型コロナウイルスの流行だけのせいにはできない気がします。これまで蓋をして、見ていなかったことが、たまたま今回露わになっただけというケースもあるのではないでしょうか。コロナ禍でたしかに生活様式は大きく変化した部分もあります。でも変わらないこともたくさんあるはず。夫婦間で思いやることの大切さや、協力して生活していくことは、今も昔も変わりませんよね。そして、当たり前だった日常は決して当たり前ではなかったことに気づいた人も多いのではないでしょうか。筆者自身も、あらためて家族が健康で笑顔でいられる時間の尊さを感じました。大切なのは、どんな夫婦関係を築いておくか、築いていきたいを、たまに自分の心を見つめて、そしてその気持ちを夫婦でも共有することなのかもしれません。Q.コロナ禍で夫婦の仲はどうなった?アンケート回答数:4019件 ウーマンエキサイト×まちcomi調べ
2020年09月17日新型コロナウイルスの感染はなかなかおさまりを見せませんね。そんな中、スタートした今年の夏休みは、例年とは全く違う過ごし方になりそうです。今回は、夏休みの過ごし方について考えてみたいと思います。■「自宅にいる」が4割を超える結果にアンケートでは、夏休みの予定について聞きました。その結果、「自宅にいる」という回答が42.4%、「これから決める」が32.8%となり、7割以上の人は予定がないことがわかりました。この数字を見るだけでも、異例の夏休みだということがわかります。Q.夏休みの予定は?自宅にいる 42.4%これから決める 32.8%帰省 8.6%旅行 6.0%その他 5.5%海水浴やキャンプなど 4.7%■「今は我慢の時!」ステイホームを続ける声が多数もっとも多かったのは、「自宅にいる」という回答で、全体の4割を占める結果になりました。「夏休みはおとなしく自宅にいることにしようと思います。子どもたちの夏休みが減ったのもありますが、出かけるとしても近場にと思っています。コロナも今が正念場。我慢すべき時は、家の中での楽しみを見つけて、家族で団結して乗り切ろうと思います」(千葉県 40代女性)「現状では、今年はどこも行けないと諦めています。その代わり、掃除や今までできていないことをじっくりする期間と考えてます」(神奈川県 40代男性)「給付金も普段の生活費や子どもたちの雑費に消えていく勢いだし、夏休みも短縮されたし、まだまだコロナも心配なので、庭でバーベキューと花火で終わりそうです」(千葉県 40代女性)「今年はこんな状況なので、家でプールやバーベキュー、星の観察をしたり。子どもとしてはつまらない日々になるかもしれないけれど、安易に出られない。親の私としてもリフレッシュしたいけど、今は我慢!」(千葉県 30代女性)「旅行は行きたいですが、その後何かあると困るので控えようと思う。感染された方へのバッシングを見ていると、怖くなる」(鹿児島県 30代女性)今年の夏は、自宅に留まりステイホームをしようという人たち、コメントで多く見られたのは「我慢」という言葉でした。どこかへ出かけたい気持ちはあるものの、現在の状況をかんがみて、我慢しようという気持ちが伝わってきます。そして、多くのパパやママ達は、自宅での時間を少しでも充実させて楽しもうと、工夫を凝らしているようです。■「予定は未定」決められない事情とは次に数が多かったのは、「これから決める」という回答で、32.8%でした。感染症の流行状況は刻一刻と変わっていくため、なかなか予定を決めきれない苦悩の声が寄せられています。「まだまだコロナが心配で決めていません。不安になりながら行くのが嫌だし、移しても、移されても嫌なんで。多分今年は旅行はないかなぁ」(鳥取県 40代女性)「新型コロナの状況によって決めようと思います。東京都は特に感染者が増えているので、他県の方に迷惑をかけないためにも完全に自粛するか、家族のみでのバーベキューを一回くらいやろうかと考えています」(東京都 30代女性)「まだはっきり予定は立てていない。コロナや災害の状況を見ながら臨機応変に決めようと思う」(埼玉県 40代女性)「コロナの影響で、うちの地域の学校は8月8日から16日までの休みだけ。想像するだけで、どこも人であふれそうで怖い! 周りの様子を伺いながら決めようと思っています」(大阪府 40代女性)たしかに、1日先のことも予想がつかない今、予定を入れることに対して抵抗感を覚えてしまいますよね。新型コロナウイルスの収束が見えない今、夏休みをどのように過ごすべきか悩む人の思いが伝わってきます。■「帰省は中止」予定を取りやめた人多数また、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、予定を取りやめたというコメントも多く寄せられていました。「本当は毎年両家に帰省してますが、今年はコロナの影響で帰るのをやめようかと思っています。じいじ、ばあばも孫に会いたがっていますが、万が一私たち家族がうつしてしまったら…と考えると、怖くて帰れません」(神奈川県 40代女性)「海水浴を目的にツアーを予約しているけど、キャンセルするつもり。行ったら迷惑がられるのは目に見えている」(東京都 50代男性)「自宅、実家ともに東京ではありませんが、東京を通らないと帰省できません。東京からの不要不急の外出自粛が発表され、帰省は中止しました」(神奈川県 40代女性)「1年前から北海道行きの飛行機のチケットをゲットしていた。できる感染予防は徹底しているけど、空港、飛行機内で三密は防げないし、自分が良くてもコロナの感染リスクを北海道の方々に持って行ってしまうと思うと、申し訳ないからキャンセル」(神奈川県 40代女性)苦しい胸のうちが伝わってきますね。筆者も、毎年長期休暇は実家と義実家に帰省するのが通例でしたが、今年は見送ることにしました。公共交通機関に長時間乗らなければならないことや、首都圏から地方の実家や義実家にウイルスを持ち込むのを懸念して判断しましたが、決めるまではとても悩みました。次第に増えていく感染者数を見て、「今年は帰省を諦める」と連絡した時は切なかったです。■「一泊だけ羽を伸ばそう」出かける人の思い一方で、旅行や帰省、海水浴やキャンプなど「予定がある」という人は合わせて19.3%でした。「夏休みも少なくなった子どもと旅行に行くよ。観光地は悲鳴をあげている。『今やること?』って人もいるけど、今やらなきゃ仕事がなくなる人が増えるんだよ」(東京都 50代女性)「子どもの夏休みは2週間だけになり、帰省もできない。近県のホテルをグレードアップして、一泊だけ羽を伸ばそうと思っています」(神奈川県 40代女性)「キャンプしてキャンプしてキャンプ。車もキャンプ用に買い替えて、キャンプ道具も一式をそろえたので、キャンプ以外は考えられない」(北海道 30代女性)「九州へ帰省します。『旅行に行く人は悪人!』みたいな感じに世の中はなっていますが、観光業を助けたいので、特例給付金の全額を使うつもりです」(神奈川県 30代女性)「車で実家に帰ります。海がめちゃめちゃ近いので、だれもいないプライベートビーチなみの穴場のところで遊んだり、バーベキューをしたり、短い夏休みなので夏休みが終わった瞬間気絶するくらい全力で楽しみたいです」(神奈川県 30代女性)旅行や帰省などの予定を立てている人たちは、「近場に行く」「感染対策を十分にする」など、何かしらの感染対策を立てているようです。また、新型コロナウイルスの影響で、大打撃を受けた観光業をなんとか盛り上げたいから旅行に行くと決めた人もいて、さまざまな思いのもと、「お出かけをする」という判断をしていることがわかりました。■コロナ禍の夏休みの過ごし方、正解はあるのか?それでは、今年の夏休み、出かけるか出かけないか、どのように判断すればいいのでしょうか。「コロナ感染症の流行に伴い、出かけるに出かけられない。キャンプに行きたいと思っているが、『行ってもいいのかな? 現地の方にも嫌な思いをさせてしまう?』と考えながら出かけるなら、やめておこうかなと悩み中」(神奈川県 40代女性)「お盆に帰省は厳しいのでしょうか? 年末以降、コロナで実家に帰れず、年老いた両親が心配で会いたいのに、同居している兄夫婦から、『来るな』と言われていて切ないです。同じ県内なのに」(神奈川県 40代女性)「帰省も旅行もしません。当初帰省する予定でしたが、コロナで断念。そんな中、春休みも休校中も、そして夏休みも新幹線で行く距離の実家に『帰省しまーす!』と言っているママ友さんにモヤモヤしています。人の価値観って違うんだなってあらためて思いました」(北海道 30代女性)寄せられたコメントからは、出かけてもいいものか悩んでいる様子が伝わってきます。さらに、「帰省するママ友にモヤモヤした」という声からは、新型コロナウイルスの流行によって、身近な人との価値観の違いがあらわになることもあるのだと考えさせられました。どこまでの行動をよしとするか、家庭ごとに判断は異なるため、それぞれの判断を、「正解、不正解」と分けることは難しく感じます。ただ、出かける時に、きちんとマナーを守ることは間違いなく正解だと言えそうです。そして、自分や家族に発熱やけん怠感、せきなどの症状が見られたら、例え症状が軽くても予定をキャンセルするなど、感染を広げない工夫も必要になってきそうです。最後にこのようなコメントも寄せられていました。「子どもは数週間あるはずの夏休みも、学校開催の夏期講習で埋まっています。子どもたちは休みたくない時に休み、休みたい時に休めなくても頑張っている! だからこそ、1日も早くコロナを収束させてあげたい」(神奈川県 40代女性)いつもと違う夏休み、おそらく一番我慢しているのは子どもたちでしょう。筆者の小2の息子も「夏休み半分になっちゃった」と悲しそうにつぶやいていて、「そうだよね…」と切ない気持ちになりました。コメントにあるように、「1日も早く収束させたい」という思いは、どの親にも共通していることでしょう。これまで親も子どもも頑張って過ごしてきただろうと思います。それでも感染が増えている状況では、どうしても窮屈な気持ちになりがちですが、できるだけ家族と過ごす時間だけはリラックスした気持ちになりたいものです。ママパパも手を抜くところは手を抜き、子どもと向き合う時間を濃密にしたり、些細な楽しみを見つけたりとできるといいなと思います。おうちBBQ、家族と作る料理、工作、星空観察など、ネットでも夏休みの過ごし方の工夫アイディアが掲載されています。あまり親が思いつめずに、一緒に面白がれるものを見つけたり、ときにはぼんやりだらだらして頑張らない日を設けたりしながら、特別な夏となる時間を過ごしたいですね。Q.夏休みの予定は?アンケート回答数: 5005件期間:2020年7月6日~7月25日 ウーマンエキサイト×まちcomi調べ
2020年08月06日最近は「イクメン」という言葉が浸透しているように、育児に積極的なパパは私の周りにも多くいます。しかし、パパである自分が1日中育児をする機会はあまりありませんでした。今回はママが不在の日に、私と子どもだけで過ごして気づいた育児の大変さについて話したいと思います。 子どもってこんなに泣くの?私が育児のなかで1番大変だと感じていたのは、泣いている子どもをあやすことでした。子どもはおなかがすいた、おむつが気持ち悪い、何となく機嫌が悪いなどさまざまなことを泣いて訴えてくるとわかっていましたが、昼夜問わず泣かれるとつらいなと感じていました。 なかでも私が特に困ったのは、眠いときに泣かれることです。おながすいているときならば、ごはんをあげるなどして何とか対処できます。でも眠い子どもを寝かしつける方法やあやす方法がいまいちわからず、普段ママが抱っこするとすぐ寝るのに、パパの抱っこは慣れていないのか、なかなか眠ってくれず苦労しました。 子どもってこんなにおむつ替えるの?おむつを替えることも最初は戸惑いましたが、慣れてくるとそこまで大変さを感じることはありませんでした。でも、それが1日中となるとものすごい回数になるのだと気づきました。朝起きてから、ごはん中、昼寝してから、遊んでいるときなど、1日に10回以上は替えました。 それでも家にいるときはまだましです。子どもと2人では時間を持て余すので途中で外出したのですが、外出中が特に大変でした。突然子どもがおむつ替えを訴え泣き始め、おむつを替える場所を探すことから始めなくてはならず、しっかり準備したつもりでもおしり拭きを車の中に忘れたり、場所の使い勝手がいまいちわからず戸惑ったり、外出中のおむつ替えには本当に苦労しました。 子どもってどんなごはん食べているの? 子どもがまだ授乳中で育児用ミルクを用意すればいい時期はまだよかったのですが、離乳食が始まるとその準備にとても苦労しました。どんな食事形態なのか、栄養は足りているのか、アレルギーはないのか、自分で食べられるのか、何を準備しないといけないかなど、「食事」とひと言で言ってもママに聞かないとわからないことばかり。適当にするわけにはいかないので、ママに何回も連絡をしました。 それで準備万端でいざ食事となると、食べこぼしはするし、近くにコップを置くとお茶をこぼすし、もちろん落ち着いてじっと座っていることもないので、自分の食事をする余裕なんてないので、かなり大変でした。 私自身、育児に積極的だと思っていても実はママにしてもらっていることが多いことに気づきました。ママが外出し、1日子どもと2人で過ごしただけなのに、わからないことがたくさんありました。今回の体験を通してあらためて育児の大変さに気づくことができたので、もっと頑張っていきたいと思います。 イラスト/manami.koiso監修/助産師REIKO著者:西川しょた普段は看護師として勤務する3歳と1歳、2男の父。育児に関する体験談を中心に記事を執筆している。
2020年08月01日あり子のワーママ奮闘記
PUKUTY(プクティ)只今育児奮闘中!
たんこんちは ボロボロゆかい