月20万円以内で生活することを目標に家計をやりくりしている1児のママ、ayachiさん(@a.a.ayach.i.i.i)。現在、収入は社会人3年目のパパ1馬力ですが、ある日マイホームを買うことを決意し、実際に購入に至ったそうです。 そんなayachiさん一家に、マイホーム購入までの流れや、節約のために工夫していることを教えてもらいました! 今回は、マイホームを購入したayachiさんファミリーの家計やりくり術をご紹介します。1カ月の生活費は約18万5千円に押さえているというayachiさん。どんな方法で家計管理をしているのでしょうか?生活水準は夫の新卒時点の収入をベースに! 前回ご紹介したとおり、ayachiさんファミリーの1カ月の生活費は、約18万5千円。たとえ収入が増える月があっても、基本的にこの金額を超えないように生活することを決めているそうです。 <ayachiさんコメント>私の収入(フリーランスで単発のモデルの仕事をしています)や夫の残業代等で月の収入が増えたとしても、基本的には生活費は18万5千円を超えないように生活します!今後、収入は年功序列的に増えていくけれど、その分ぜいたくな生活しちゃうといつまでも貯められないので……。生活水準は夫の新卒時点の収入を基本にして、それを超える収入は貯金と臨時出費に回します!今後も娘が大きくなっていくと、当然かかるお金もどんどん増えるだろうけど、基本姿勢は変えないでいきたいです。 食費を管理するためのルール 生活費のなかでも、工夫次第で出費を抑えやすいのが「食費」! 食費を節約するために、基本的に買い食いなどはせず自炊中心だというayachiさん。食材は安いときにまとめ買いして冷凍という方法を、一人暮らしを始めたときからずっと続けているそうです。 <ayachiさんコメント>食費はひと月を4週に割って、1週5,000円以内になるように管理しています。お米を買う週は一気に飛ぶので、翌週で抑えたりとか調整しながら……! おすすめ節約食材 <ayachiさんコメント>干物は安売りのときにたくさん買って、ジップロックに入れて冷凍しておくと、とてつもなく便利! 娘がグズグズで家事が手につかないときは、魚焼きグリルにそのまま放り込んで、お米炊いてお味噌汁つくっておしまい!本当に重宝しています♪ほかにも、ブロッコリーを茹でて冷凍しておけば、キャベツだけ千切りしてササッとサラダにできるので便利。冷凍に向いてる野菜は、基本的に冷凍しておきます。 週ごとの食費&毎月の出費はノートに記録 ayachiさんが家計管理に使っているのは、無印良品のウィークリーノート(税込み100円)。自分で日付を書き込んで使うタイプのスケジュール帳です。旦那さんのお給料日始まりにして毎日使った金額を書き込み、食費なら1週間で5,000円以内になるように管理しているそう! 毎月の生活費は、別の手帳で管理。手書きのフォーマットを作って、各項目の出費を書き込み、全体の支出がひと目でわかるようにしているのだとか。 <ayachiさんコメント>“やりくり”といっても、ただ決めたルール通りに生活してるだけ!普段はしっかり節約しつつ、ほどよく遊んで、メリハリをつけてこれからも頑張るぞ! 以上、マイホームを購入したayachiさんファミリーの家計やりくり術でした! 貯金をしたいけど、何から始めたら良いかわからない……という方は、参考にしてみてはいかがでしょうか。家計管理や節約を実践中の方は、おすすめの管理方法&節約術をベビーカレンダーサイトのコメント欄で教えてください♪ この投稿をInstagramで見る ayachi(@a.a.ayach.i.i.i)がシェアした投稿 - 2020年 1月月14日午前5時46分PST ベビーカレンダーでは家事や収納、ファッションなど、ママたちの暮らしに寄り添った【ライフスタイル記事】を強化配信中! 毎日がもっと楽しく、ラクになりますように。 協力/ayachiさん(@a.a.ayach.i.i.i)
2020年03月09日2011年3月11日、東日本大震災から9年。ベビーカレンダーは、ママ・パパ798名を対象に、「災害・防災」に関する意識調査を行いました。子育て世代がどのくらい災害を意識して生活しているのか、どういった対策をしているのか、以下の調査結果から明らかになりました。 普段から自然災害の発生を意識しているママ・パパは約7割日々の生活の中で、自然災害が起こることを意識しているか質問したところ、61.6%は「ある程度は意識している」、10.7%は「とても意識している」と回答。約7割の方が、日頃から自然災害の発生を意識して生活していることがわかりました。 また、普段から自然災害を意識していると回答した577名に、“災害に対する意識が高まったきっかけ”について質問したところ、1位は平成23年に発生した「東日本大震災」69.2%でした。甚大な被害をもたらした「東日本大震災」を受けて、自然災害が他人事ではないという意識が強まったママ・パパが多いようです。続く2位は、「妊娠や出産」51.5%。守るべき家族が増えることも、災害に対する意識が高まる大きなきっかけとなることがわかります。 さらに、「大阪府北部地震」や「熊本地震」といった震災よりも多くの方が回答しているのが、3位の「西日本豪雨」41.8%。平成30年7月に発生し記憶に新しいこともありますが、未曾有の豪雨による河川の氾濫、浸水害、土砂災害など、相次ぐ甚大な被害により、震災だけでなく「豪雨災害」への意識も高まったようです。 約6割の家庭が災害への備えや対策をしている!家庭で災害への備えや対策をしているか質問したところ、「備えている」と回答した方は約6割。反対に「備えていない」と回答した方は約4割という結果になりました。「備えていない」と回答した方からは、「意識はしているものの、先延ばしにしてしまっている」「何を備えたらいいかわからない」「あまり危機感がなく、なんとかなると思ってしまう」「育児・家事・仕事が忙しくて手が回らない」「予算がない」「備蓄品を置く場所がない」といった声が多くあがりました。発災を意識して生活をしているものの、さまざまな理由により、備えや対策ができていないというママ・パパも多いことがわかりました。 災害への備えについて、「とても自信がある」ママ・パパは0人! 「家庭で災害への備えや対策をしている」と回答した470名に、災害への備えが充分である自信があるか質問したところ、「とても自信がある」と回答したママ・パパは、なんと0人でした。一方で約7割もの方が「自信がない」と回答。何が起こるかわからない災害に対して、家庭での備えや対策に自信を持てない方が多いようです。また、「家庭で災害への備えや対策をしている」と回答した方に、「ご自身の災害への備えを100点満点で採点すると何点ですか?」と質問したところ、平均点は45点という結果になりました。この点数からも、備えや対策にやや自信がないことがうかがえます。 「非常用食品・飲料水」2〜3日分を備蓄している家庭が多数!「家庭で災害への備えや対策をしている」と回答した470名に、実践している備えや対策について質問したところ、下記のような結果になりました。1〜3位には、非常用持ち出し品の準備や備蓄をしているという回答が集中しました。二次災害の対策としてたびたび注意喚起される「家具・家電などを固定し、転落・落下を防止」については、意外にも優先度が低くなってしまうのか、27.7%にとどまりました。さらに、「家族で防災会議(災害に備える家族同士の話し合い)、または防災・避難訓練をおこなっている」という方は4.5%と少数でしたが、具体的な実践内容として「家族がバラバラの場所にいた場合を想定した避難場所や、合流場所を話し合った」「実際に非常用持ち出しバッグを持って歩き、避難所まで行ってみた」「災害用伝言ダイヤル(171)を実際に体験してみた」などがあがりました。 そして、1位の「非常用食品・飲料水を備蓄している」と回答した385名に、何日分の食品・飲料水を備蓄しているか質問したところ、「2〜3日分」を備蓄している方が最も多く、62%でした。保管場所を確保する必要があるため、物量的に2〜3日分が限度ということもあるようです。 451人中301人が、赤ちゃん用の災害時持ち出し品を準備 「家庭で災害への備えや対策をしている」と回答した方のうち、家族に赤ちゃんがいる451名に「赤ちゃんのために、災害時の持ち出し用として特別に準備しているものがあれば教えてください」と質問したところ、「紙おむつ/パンツ」と「おしりふき」がそれぞれ5割以上の回答数でした。次いで回答数が多かったのは「特に用意していない」33.3%。おむつやおしりふき、粉ミルク、着替えなどは普段から持ち歩くアイテムであるため、とりわけ災害用に準備をしていない方も多いようです。この結果から、災害対策をしていて、なおかつ赤ちゃんがいる家庭(451名)の66.7%(301名)が、赤ちゃんのための備えを特別におこなっていることがわかりました。 妊娠・育児中に被災したママ・パパが、あって良かったものって?今回のアンケート対象者のうち、妊娠中または育児中に被災した経験があるママ・パパは全体の7.5%でした。妊娠・育児中に被災した経験があるママ・パパに「災害時にあって良かったもの、あったら良かったもの」を聞いたところ、基本的な食料や飲料の備蓄のほかに、「カセットコンロ」「自家発電機」「赤ちゃん用の水」「液体ミルク」などがあがりました。過去に発生した「阪神・淡路大震災」や「東日本大震災」においても、ガスの復旧は電気・水道よりも遅いという事象があったためか、火を使って調理できる「カセットコンロ」が役に立った方が多いようです。 母子(妊産婦)専用の避難所、認知度は約7%と低め!「災害時、母子(妊産婦)専用の避難所や避難スペースが設置される場合があることを知っていますか?」と質問したところ、93.1%のママ・パパが「知らない」と回答しました。災害時には、市町村が提携した大学や看護学校などに、妊産婦と生後間もない赤ちゃん専用の避難所または避難スペースが設置される場合がありますが、まだまだ認知度は低いことが露呈しました。 今回の調査により、未曾有の自然災害の発生や、妊娠・出産をきっかけに、ママ・パパの防災意識が高まっていることがわかりました。しかし、実際に備えや対策をしている方は470名と全体の約6割にのぼるものの、その中でも家庭での備えに自信がある方は少数で、470人中317人(67.5%)ものママ・パパが「備えに自信がない」という結果に。 また、全体の約4割は災害対策をしていないと回答していることから、災害の危険性や防災の重要性について、子育て世代にも周知拡大の余地があることが明らかになりました。 <調査概要>調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」のサービスを利用された方調査期間:2018年12月18日(火)~2018年12月24日(月)調査件数:798件
2020年03月09日月20万円以内で生活することを目標に家計をやりくりしている1児のママ、ayachiさん(@a.a.ayach.i.i.i)。現在、収入は社会人3年目のパパ1馬力ですが、ある日マイホームを買うことを決意し、実際に購入に至ったそうです。 そんなayachiさん一家に、マイホーム購入までの流れや、節約のために工夫していることを教えてもらいました! 今回は、マイホームを購入したayachiさんファミリーの1カ月の生活費について。3人家族のくらし、出費はどのくらいなのでしょうか?3人家族のわが家。1カ月の生活費はこれくらい! ayachiさんの家計やりくりのモットーは、「積み立て命」だそう。住宅ローン・水道光熱費・通信費などの固定費や、食費・育児費などの変動費だけでなく、急な出費に対応できるように「冠婚葬祭」「ふるさと納税」といったものも1カ月の生活費に組み込んで積み立てているのだとか! <ayachiさんコメント>【食費】基本的に自炊で、大人2人・赤ちゃん1人で2万円。これでも無理しているわけではなく、毎日おなかいっぱい食べられています。 【通信費】これが安いのかどうかイマイチわからないのですが、格安SIMなどいろいろ検討した結果、今のキャリアのままで行きたいねという話になったのでauユーザーです。ちなみに通信費のなかに「Netflix」も入っています。これはないと無理!映画好きなのですが、娘が生まれてから行けていないから、せめて……! 【冠婚葬祭費】急にくるとなかなかすぐに用意できないので、積み立てるようにしています。そのおかげで、急な結婚式のお誘いにも対応できています!大切な友人の結婚式を、お金が理由で断りたくないから……。自分たちの結婚式のときに、お金が理由で欠席だった人もいて、仕方ないけれどちょっと切ない気持ちになったから、積み立てようと決意しました!月5,000円なら無理なくできます♪ 【ふるさと納税】ふるさと納税も、いきなり用意するとなると地味に痛い出費なので、わが家では毎月積み立てています。去年は返礼品で包丁セットをいただいたけど、今年は干物とかいいな〜と考えています♪ ボーナスの振り分けも公開! ayachiさんファミリーのボーナスは年2回! 毎月の収入で足りない分の支払いは、ボーナスが支給されたときにまとめて確保しているそうです。 <ayachiさんコメント>月々のお給料の内訳は前述のとおりですが……、実際は奨学金の返済とか固定資産税とか、他にもお金はかかる!!そういった出費はボーナスでまとめて確保しています。そのため、ボーナスは可処分所得してはほとんど残りません!泣だからといって、現状そこまで不便には感じていないです。ただ、「旅行行きたいな〜」とか、そういうことは毎日言ってます。笑すべての雑費は、ボーナス時に確保した5万円でやりくりします!日用品は洗剤・歯ブラシ・歯磨き粉・シャンプー・ボディソープ・クイックルワイパー ティッシュ…etc.ほかにも、私の化粧水と乳液も、ボーナスで予算確保して、ネットショップで半年分まとめ買いしています!そうすると送料も無料になるし、一石二鳥♪ やりくりで残った分を貯金、または遊び・プチぜいたくに! ayachiさんの場合は、あえて毎月決まった貯金額を決めずに、やりくりで余った分をできるだけ貯金しているそうです。そのほうが、「絶対に●万円貯金しなくては!」というプレッシャーやストレスを感じることなく、無理なくやりくりを続けられそうですね♪ <ayachiさんコメント>現時点の収入では、毎月貯金するのはしんどいので、毎月のやりくりで余った分をその時々で貯金していこうと思っています。 私のお小遣いはナシですが、やりくりで残った分は好きに使っていいよと言われてるので、なおのことやりくり頑張るモチベーションになっています! とはいえ、結局残った分は娘の買い物や、将来のための積み立てに消えているのですが……。 あとは、妊娠する前に仕事で貯めていたお金を切り崩す感じで、ほどよく息抜きして遊んでいます♪ 次回は、ayachiさんが実践している“家計のやりくり”について、詳しくご紹介します。皆さんは家計のやりくりで工夫していることはありますか? ぜひベビーカレンダーサイトのコメント欄で教えてください♪ この投稿をInstagramで見る ayachi(@a.a.ayach.i.i.i)がシェアした投稿 - 2020年 1月月7日午前12時53分PST ベビーカレンダーでは家事や収納、ファッションなど、ママたちの暮らしに寄り添った【ライフスタイル記事】を強化配信中! 毎日がもっと楽しく、ラクになりますように。 協力/ayachiさん(@a.a.ayach.i.i.i)
2020年03月08日パパとの間に授かった待望の第一子。長男がまだ新生児のころ、私は産後の回復が遅く、そこに寝不足も加わって疲れきっていました。そんな私を気づかい、パパが夜の寝かしつけを担当してくれることに。軽く1時間を超えたであろうパパの初めての寝かしつけ体験談をお伝えします。 疲れと戸惑いを感じた初めての育児長男を無事出産し、パパと一緒に私の実家へと里帰りをしたばかりのころ、私は初めての育児に戸惑ってばかりいました。母乳がうまく出てくれず、長男もじょうずにおっぱいを吸えない。産後の体調の回復も遅く、さらに追い討ちをかけるように寝不足も加わって体は疲弊しきっていました。 精神的にも不安定で、うまくいかない育児に対し、すべて私の何かが悪いんだと決めつけて塞ぎ込んでいました。 私を気づかってくれたパパ生後20日ほど経った夜のこと。なかなか寝てくれない長男を抱っこしていると、「俺が寝かしつけるよ」とパパがやさしく声をかけてくれました。きっと私に気をつかってくれたのでしょう。仕事終わりで疲れているにも関わらず、長男をひょいと抱き上げて「俺が寝かしつけるからゆっくり寝てな」と寝かしつけを代わってくれたのです。 力強いパパの腕の中にいる長男は、居心地がいいのかトロンとした目でパパの顔を見上げていました。 昔話を延々と語る「昔々、あるところに……」と、とてもやさしい顔で桃太郎の物語を長男に語りだしたパパ。それから私は1時間ほど眠ることができたのですが、隣の部屋からする話し声で目が覚めました。かさ地蔵の話をしているパパの声です。 ドアを開けると、「寝てくれないんだ」とパパが笑って白旗をあげていました。結局1時間経っても長男の目はらんらん。昔話は一体何話目に突入したのかパパもわからないほどで、私はおなかを抱えて笑ってしまいました。 結局パパの寝かしつけは失敗しましたが、そんな育児の失敗や戸惑いもパパと一緒に笑い合うことで、かけがえのない時間になるということを実感しました。パパの長男を見るやさしい顔は、5年経った今でも目に焼きついています。 イラスト/マメ美監修/助産師REIKO著者:堀江ゆうき二男の母。現在第三子を妊娠中。現在はフリーランスとして育児をしながら、体験談・出産・妊娠についての記事を執筆。
2020年03月07日月20万円以内で生活することを目標に家計をやりくりしている1児のママ、ayachiさん(@a.a.ayach.i.i.i)。現在、収入は社会人3年目のパパ1馬力ですが、ある日マイホームを買うことを決意し、実際に購入に至ったそうです。 そんなayachiさん一家に、マイホーム購入までの流れや、節約のために工夫していることを教えてもらいました! 今回は、家を買う際に最低限必要だった「自己資金」について。自己資金はできるだけゼロにしたい! ayachiさんはマイホームを購入するにあたり、なるべく自己資金(頭金など住宅ローン以外に用意する現金)を少なくしたいと考えていたそう。 独身時代に貯めたお金は結婚式でほとんど使ってしまったものの、その後1年ほどで100万円の貯金に成功したというayachiさん! しかし、その間にお子さんが生まれたこともあり、今後のためにも現金100万円はできるだけ使わずに残しておきたいと思ったのだとか。 避けては通れない“手付金”の現金払い… いざ家を購入することになり、売買契約を結ぶタイミングで初めて「手付金」が必要であることを知らされたのだとか! <ayachiさんコメント>手付金とか冷静に考えたら当たり前に必要なんだけど、事前説明が無いとすっかり失念しちゃう……。 契約のときまで、たったの一度も説明なく「では、手付で150万円です!(キリッ)」って、まじでテンパりました!値段交渉し100万円まで下げてもらったので、なんとかギリギリ貯金で捻出できたものの、もし貯金してなかったら終わってました……。最初に「頭金ゼロで」と伝えたら「大丈夫ですよー!」とのことで話を進めていたのに、唐突の現ナマ150万はチーーーンでした。笑 <ayachiさんコメント>ローンで丸々カバーする場合は手付金分も含めて借入することになるので、決済(引き渡し)のタイミングで現金で返ってきました。 そのため、そのお金で家具や家電などを揃えました!エアコンや冷蔵庫を死ぬほど値切りまくって、総額20万円ほど引いてもらった!ゴリ押し系夫婦になりながら、なんとか予算内でおうちづくりしたよ。笑 意外と見落としがちな「印紙代」も痛い出費! 契約時には収入印紙も必要で、ayachiさんの場合は合計3万円分の印紙代がかかったそう。これも事前に説明がなかったため、地味に痛い出費だったとのこと……。 頭金ゼロでも現金出費はあるから要注意! 仲介業者からは、手付金や収入印紙代といった現金の用意が必要である旨の事前説明がなかったとのこと。頭金ゼロ、全額ローンOKといえど、いざ契約する際には現金での支払いが発生し、思わぬ出費に戸惑ってしまったそうです。 マイホームを購入後は、住宅ローンの支払いのためにもますます家計管理が重要に! 次回は、ayachiさんファミリーの生活費の内訳についてご紹介します。マイホームを購入した経験がある方は、きっかけや、大変だったこと、工夫したことなどをベビーカレンダーサイトのコメント欄でぜひ教えてください♪ この投稿をInstagramで見る ayachi(@a.a.ayach.i.i.i)がシェアした投稿 - 2019年12月月16日午前3時12分PST ベビーカレンダーでは家事や収納、ファッションなど、ママたちの暮らしに寄り添った【ライフスタイル記事】を強化配信中! 毎日がもっと楽しく、ラクになりますように。 協力/ayachiさん(@a.a.ayach.i.i.i)
2020年02月16日月20万円以内で生活することを目標に家計をやりくりしている1児のママ、ayachiさん(@a.a.ayach.i.i.i)。現在、収入は社会人3年目のパパ1馬力ですが、ある日マイホームを買うことを決意し、実際に購入に至ったそうです。 そんなayachiさん一家に、マイホーム購入までの流れや、節約のために工夫していることを教えてもらいました! 今回は、家を買うことを考えたというきっかけからご紹介します。 収入は社会人3年目のパパ1馬力!家族3人の暮らし もともとは、家族3人、ayachiさんの実家で暮らしていたそうです。「そろそろ3人で暮らしたいな〜」と考え始めたayachiさんは、賃貸物件をチェックするように。 賃貸より家を買ってしまったほうが得なのでは? パパの勤め先は家賃補助がほぼナシということで、長い目で見れば毎月10万円前後の賃料を払うよりも、ローンを組んで家を買ったほうが良い!と考え、マイホーム購入に向けて動き出すことにしたayachiさん夫婦。 ノリで仲介業者に行ってみたら… ある日、ノリで仲介業者に立ち寄ってみたことをきっかけに、どんどんと具体的な話が進み……。結果的にはもう一社、別の仲介業者でも検討し、そちらで購入を決めたのだとか! これから、マイホーム購入までにayachiさんファミリーに起こったいろいろな出来事をご紹介していきます。次回は、家を買うにあたり、“最低限必要だった自己資金”について!マイホームを購入した経験がある方は、きっかけや、大変だったこと、工夫したことなどをベビーカレンダーサイトのコメント欄でぜひ教えてください♪ この投稿をInstagramで見る ayachi(@a.a.ayach.i.i.i)がシェアした投稿 - 2019年12月月12日午前3時04分PST ベビーカレンダーでは家事や収納、ファッションなど、ママたちの暮らしに寄り添った【ライフスタイル記事】を強化配信中! 毎日がもっと楽しく、ラクになりますように。 協力/ayachiさん(@a.a.ayach.i.i.i)
2020年02月11日息子が1歳5カ月になり、育児にようやく少し余裕が出てきたころに2人目の子どもを出産しました。産後はホルモンバランスの変化で精神的に不安定になっていたのですが、そんなときに私がパパに理解してもらいたいと思ったことをお伝えします。 産後のガルガル期 産後すぐに新生児育児が始まり、睡眠不足の毎日で少しのことでイライラしていました。そのとき母から、「産後は“ガルガル期”という、赤ちゃんを守る本能からイライラしてしまう時期があるんだよ。それは仕方のないことだよ」と励ましてもらいました。しかし、パパは「ママはなんでいつもイライラしてるのだろう?」と思っていたようで、何度も衝突しました。産後の女性の心と体の変化をパパが事前に知ってくれていたら、このガルガル期に少しでも笑顔が増えたのではないかと思います。 上の子じゃなく下の子を! 頻回授乳もあり、私は赤ちゃんにつきっきりになりました。しかし上の子もまだ1歳。授乳をしているとき上の子は口をギュッと結んで我慢しており、夜になるとその寝顔に「ごめんね」と謝り涙を流す毎日でした。パパは上の子とよく遊んでくれましたが、でもそうすることで上の子とママの間に溝ができていく気がしていました。赤ちゃんが泣いたとき、パパが上の子ではなく赤ちゃんのお世話を少し手伝ってくれたら、その間にママは安心して上の子と接することができるのにな……と思いました。 家事に完璧を求めないで! 1歳と0歳の子どもがいる日々は、かわいい反面本当に大変です。子どもをみるので精一杯で、家の掃除が行き届かなかったり、ごはんも冷凍食品やレトルトを多用したりしていました。「家事ができていなくてごめんね」とパパに伝えると、「今はできなくて当たり前。毎日掃除しなくてもいいし、ごはんもコンビニや出前でもいいよ。それより子どもたちと笑顔で遊んでくれていれば俺はうれしいから」と言われ、この言葉に本当に救われました。 夫も仕事をしているので、もちろん家事や育児を全部担うわけにはいきません。でも、理解をしてくれるということが私の心にゆとりを持たせてくれたのです。 年子の育児で余裕がなくなっていた私も、パパの理解ある言葉で笑顔を取り戻し、今しかない赤ちゃん期間を大切に過ごさなきゃもったいないと気付くことができました。何よりもかわいい子どもたちのために、これからも笑顔と思いやりを絶やさないようにしたいと思います。著者:松本のあ1歳男児と0歳女児の母。客室乗務員を現在育休中。年子育児の経験を多くの人に伝えるべく、自身の体験をもとに、妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆している。
2020年02月08日結婚すると、お互いに空気のような存在になり、いっしょにいてもドキドキしなくなるとよく言われます。子どものいるパパやママたちは、なかなか2人の時間がとれなくなるため、恋愛感情が持てなくなったという人は多いかもしれません。今回は、夫婦間の恋心について考えてみたいと思います。■「パートナーに恋心ある?」夫婦間の恋愛感情とはアンケートでは、パートナーに恋心があるかどうか聞きました。その結果、「ある」、「少しある」と答えた人が46.9%、「ほとんどない」、「ない」と答えた人があわせて49.3%となりました。「ある」と「ない」がほぼ半数ずつの回答になり、恋心についての意見は真っ二つにわかれているようです。Q.結婚してもパートナーに恋心はある?ある 24.7%少しある 22.2%ほとんどない 25.3%ない 24.0%その他 3.8%■夫婦の恋心ない派:「恋する余裕はなし」まずは、「恋心はない」と答えた人たちの声を見ていきたいと思います。「恋心はまったくありません。子どもたちを育てるための志をいっしょにしたパートナーと言いますか。そんな感じです」(島根県 40代女性)「付き合いたての頃のような『この人の前では一番かわいい私でいたい』って気持ちがなくなってしまった」(神奈川県 30代女性)「最初はあったけれど、雑な扱いや向こうの気分でこちらを振り回そうとしてきたりが続いて、がんばって維持しようと努力したけれど、恋心はほぼ消滅しちゃいました」(神奈川県 30代女性)「生活に終われ、恋する余裕なんてありません」(北海道 40代女性)それぞれの理由で、現在恋心がなくなっていることがわかりますね。なかには「最初から恋心はなかった」という意見もあって、結婚するまでに抱いていた気持ちも、夫婦によって違っているようです。また、「恋心はないが、家族としての愛情はある」というコメントも寄せられていて、「恋心」から「愛情」へ変化したために、「恋心がない」と答えた人も一定数いるようです。■夫婦の恋心ある派:「ふとしたしぐさによみがえる恋心」次に、「恋心がある」と答えた人たちの心温まるほっこりエピソードを見ていきましょう。「たまに夫婦2人きりで出かけるときに、何を着ていこうかとか、どこに行こうとか、何を食べようとか、ウキウキでプランを考えちゃう」(埼玉県 40代男性)「お互いにカサカサに枯れた歳になりましたが、たまに見せるちょっとかっこいいしぐさ、頭の回転の早さや頼りになるところ、いっしょに大笑いしあうときに、『やっぱりこの人が好きだわ~』と思います」(神奈川県 50代女性)「若い頃のような胸がキューっとなったり苦しくなったりはないけど、その代わりじんわりあたたかな幸せに包まれる感じはあります。恋が愛に変わったというやつですかね?」(東京都 30代女性)「心が不安になったとき、怖い、寂しいなどなど、そんなときに夫が恋しくなります。普段は空気のような存在なのに、心が弱っているときはお互いに恋しくなります」(神奈川県 30代女性)どのコメントからも、パートナーに対する思いが伝わってきて、こちらまで恥ずかしいようなうらやましいような気持ちにさせられてしまいますよね。そのほかにも、「結婚して12年、付き合ってから24年。今でもほぼ毎日手をつないで寝ています」というラブラブなコメントも寄せられていました。■夫婦で恋心を持ち続けるコツはなに?毎日顔を合わせて、お互いの悪いところも見えてきてしまう夫婦関係。そんななかで、何年も何十年もの間恋心を持ち続けるのは、なかなか難しいことのように思えます。恋心を維持するコツとは一体何なのでしょうか。「結婚して16年たちましたが、子どもが学校に行っている間に2人で出かけます。いまも『好き』の感情はかなりあります」(埼玉県 30代女性)「男女として成り立つように、お互いにオシャレに気を配ったりとか気をつけています」(佐賀県 30代女性)「人間なので不満などはありますが、言葉は『言霊』。発言には気をつけて、相談やアドバイスをお互いにしています」(神奈川県 40代女性)「恋心がまったくなくなってしまうのは寂しいので、2人で出かけることをデートと呼んだり、ごくたまに腕を組んだり、普段から名前で呼び合ったりしています」(茨城県 40代女性)子どもが生まれると、夫婦でゆっくり過ごす時間というのは激減してしまいますよね。筆者の家では、夫と会話をしようとすると、かなり高めの確率で「ねぇねぇ……」と子どもが割り込んできます。夫婦で会話する時間が減ってしまったために、大事なことを相談できないまま、日々が過ぎ去っていくこともあるような状況です。もちろん、子どもの存在は夫婦にとって一番の宝物であることに違いはありませんが、努力しなければ夫婦で過ごす時間は作れないのだなと日々実感しています。■夫婦間に恋心は必要か?ここまで、結婚後の恋心について考えてきましたが、そもそも、夫婦間に恋心って必要なのでしょうか? パパやママたちが、夫婦の関係をどうとらえているのか、アンケートの答えから読み解いてみたいと思います。▼夫婦関係その1、空気のような存在「結婚して20年たち子どもも大きくなり、空気のような存在になっていますが、ふたりの時はよく話をするし、この人だからいろんな話ができるんだなと思うと、まだ恋心もあると思っています」(神奈川県 50代男性)「頼りにしている部分はあるので、いないと困るし、夫婦だからこその精神的な安らぎもストレスも両方あります」(神奈川県 30代女性)▼夫婦関係その2、一番の親友や同志「恋人というより、相棒に近い気がします。運命共同体で一番の親友かなぁ。いろいろ大変なことも、腹が立つこともあるけど、なんだかんだ幸せです」(愛媛県 40代女性)「お互いいて当たり前の存在。分かり合えている分、一から十までの説明もおうかがいも必要なし。一番しっくり来るのは『同志』ですかね。たくさんの喜びも悲しみも試練も、ともに乗り越え歩んできた! 恋心より上の存在です」(神奈川県 40代女性)▼夫婦関係その3、恋心よりも信頼関係「恋は愛になって信頼になりました。信頼は恋より強い」(東京都 40代女性)「恋というよりは、信頼という言葉が近いように思います。夫、妻、父、母……すべてを担うのに、相手に恋しているだけではこなせないと思います」(愛媛県 40代女性)▼夫婦関係その4、どんなときも自分の味方「友だちのような、息子のような、戦友とでもいった感じですかね。どんなときも味方でいてくれるので、心強い存在です」(滋賀県 30代女性)「結婚生活が長くなってきた今では、何でも相談できていつでも味方になってくれて、頼りになる大切な存在です」(茨城県 40代女性)▼夫婦関係その4、人生最高のパートナー「恋心というより、人生の最高のパートナーという思いです」(三重県 50代男性)恋心を持つ、持たないにかかわらず、夫婦の関係はさまざまで、一言では表せないことがよくわかります。出会ってからいっしょに生きていこうと決めて、歩みをともにするパートナーだからこそ、深く知り合うう中でお互いにイヤな部分が見えてくることもあるかもしれません。しかし、子どもがいる夫婦にとっては、その子をいっしょに育てていく仲間であることに間違いはありませんよね。そのなかで、空気であったり、親友や同志であったりと、新たな境地に入る夫婦も多くいるようですね。きっと、夫婦の関係に正解はないでしょう。恋心があって胸をときめかせ続ける関係や、深い信頼に変わっていく関係、パートナーとして淡々と役割をこなす関係、どれもお互いが納得して決めた形であれば、それがその夫婦にとっての最良だと言えるのかもしれません。最後に、夫婦関係についてのコメントをいくつかご紹介します。「夫婦って、性格の違う者同士が一緒になって、子どもが生まれて子育てをして、ケンカもしながら人生を歩んでいく修行の場。嫌いになるより、好きになる努力を惜しみなくすることが大切だと思います」(北海道 50代男性)「気づかせたのは震災。相手の安否がわからなかったとき、いてもいなくても変わらないって思っていたのに、『戻らない』って思ったあの時の気持ち。たまに振り返って、あの日を思い出します」(宮城県 40代女性)「何かをしてもらった時、手を貸してもらった時、さ細な事でも『ありがとう!』と言っています。嫌でも、必ず永遠の別れが来るのですから、今一緒にいられる事、言い合いができる事などに感謝をしながら、これからも一緒にいられるだけいたいと思います」(埼玉県 50代女性)毎日いっしょにいると、ついついいることが当たり前になってしまって、不満ばかりが募るというのはよくあることかもしれません。もちろん、お互いに耐えきれないほどの性格の不一致や、許せないことがあった場合には、離れるのも選択肢のひとつ。迷ったときには「この人がいなくなったらどうする?」と自身に問いかけてみてもいいかもしれません。それでもいっしょにいると決めたなら、お互いに努力をしてみる、夫婦間で感謝の気持ちを持つことは重要そうです。恋心があるにせよないにせよ、夫婦間も人間関係の一種で、「やってもらって当たり前」になっていないかどうか、今一度思い返してみることも必要かもしれません。夫婦関係では、恋愛関係よりも熟成された人間関係を構築できるという考え方もできますよね。そこに、恋心があるかないかは、もしかしたらそこまで大きな違いではないのかも? 家族関係をうまく築いていくために、自分たちの夫婦はどんな形になっていきたいか、あらためて話し合ってみてはいかがでしょうか。Q.結婚してもパートナーに恋心はある?アンケート回答数:4813件 ウーマンエキサイト×まちcomi調べ
2020年02月02日「イクメン」が「ユーキャン新語・流行語大賞」に選ばれたのは2010年、それから10年近くが経とうとしています。時の流れの影響もあってか、近頃「イクメン」という言葉を聞く機会が減ってきたようにも感じます。今回は、そんな「イクメン」に関するママとパパたちの声を聞いてみたいと思います。■6割近くは「『イクメン』は死語になる」と回答アンケートでは、「イクメン」が死語になると思うか聞きました。その結果、「思う」と答えた人が59.1%となり、6割近くが「イクメン」が死語になると考えていることがわかりました。Q.「イクメン」は死語になると思う?思う 59.1%思わない 33.7%その他 7.2%■なぜ男性だけ特別扱い? ママたちが抱える違和感なぜ、6割にものぼる人たちが「イクメン」という言葉が死語になると考えているのか。コメントを紐解くと、「イクメン」という言葉に対してママたちが抱える複雑な思いが浮き彫りになってきました。「今の世の中、母親だけ仕事に育児に……は無理があります! 自分の子でしょ、当たり前で育児しろ! 父親はちょっとしてればイクメン扱い。母親はちょっと手抜きすると育児放棄扱い」(愛媛県 40代女性)「夫にいつもありがとうの意味を込めて、『うちの旦那さんはイクメンだね!』って言っていたら、『やるのが当たり前なのに、そんな言葉でくくられるのはいやだな』って言われた。そりゃそうだ~!」(鳥取県 30代女性)「イクメンって言葉、大嫌い。わが子を育てるのは当たり前なのに、男だけが特別扱いされているところに腹が立つ」(福島県 40代女性)「2人の子どもなのですから、2人で協力して子育てするべき。母親が育児するのが当然で、父親の育児は称賛するものという響きの『イクメン』という言葉は、なくていいと思う」(茨城県 40代女性)「なぜ男性だけが育児をすることを称賛されるのか?」という疑問の声が多く寄せられていて、そもそも「イクメン」という言葉に嫌悪感を抱いている人もいるようです。専業主婦家庭が多かった一昔前と比べて、共働き家庭が多くなった現在では、こうした疑問の声が出ることは当然という気がします。■死語になって初めて男性の育児参加が当たり前に?さらに、「死語になる」という考えの裏側には、パパやママたちから「男性の育児参加が当たり前になること」への期待が込められているということもわかってきました。「育児をしない人がいるからイクメンが目立つ。『育児して当たり前』となれば、イクメンも目立たなくなるはず。その期待を込めて、死語になると思いたい」(東京都 40代女性)「なくならなければならない言葉だと思います。共働きが増え、育児や家事の分担が当たり前になりつつある今、イクメンという言葉があるようでは、男親は仕事だけしていればいいという文化が残っているって感じます」(千葉県 40代男性)「父親の育児が当たり前の世の中になれば死語になって当然で、その方が父親の育児が認知されたことの証明になると思う」(島根県 30代女性)たとえば、第一線で働く女性を意味する「キャリアウーマン」という言葉は、1970年代からよく使われていましたが、現在ではあまり聞かなくなりました。女性が仕事を続けてキャリアを積むことが徐々に珍しくなくなったためだと考えられます。男性においても、育児することが珍しくなくなれば、「イクメン」という言葉が死語になり、使われなくなっていくと予測できそうです。そうした未来への期待も込められた結果とも言えるかもしれません。■何はともあれ「イクメン」はありがたい!ただ一方で、「イクメン」が死語になると思わない人は全体の3割を超えていました。コメントを読んでいくと、「言葉はさておき『イクメン』は必要だ」というものが多く、肯定的に「イクメン」を受け入れ、これからも増えていってほしいという願いが込められていることがわかります。「子どもが生まれてから、夜中のミルク、おむつの交換、お風呂などすべてやりました。これからは男も育児を率先してやらないと。少子化対策は男がカギになる!」(栃木県 40代男性)「イクメン、いいんじゃないですか? お父さんも育児が当たり前っていう世の中を作ろうとしている良い言葉です」(岩手県 40代女性)「いい言葉だと思います。『良妻賢母』だって差別の言葉ではなくいい言葉ですから、いくら目くじらたてる人がいても、なくならないと思います。『誉める』ポジティブな言葉はいくらでも残ってほしい」(青森県 30代女性)男性が育児をすること、それが可能になる背景ができることは、家族にとってありがたいことに違いはないですよね。そういった前向きな意味に注目している人も、たくさんいるようです。■「イクメン」という言葉に踊らされない家庭作りパパやママのさまざまな思いが交錯する「イクメン」というキーワード。「死語になる」のか「死語にならない」のか。このことを「男性の育児」という側面から、コメントをもとに考えてみたいと思います。▼「父親への期待」その1、子育て意識の変革「子育ては、うれしいことばかりではなく、手がかかったり面倒だったり思いどおりにならないことの連続です。でも夫婦でそれを共有して乗り越えられたとき、この上ない幸せを感じます。男性にはそんな意識で子育てにかかわり、できることを少しでも協力してもらいたい。イクメンパパは子どもとの絆も結ばれていくはず」(東京都 40代女性)「『育児する男』ではなく『父親』。育児に参加ではなく、育児を共に学び、夫婦で共有していくことが当たり前な時代になってほしい」(埼玉県 30代女性)▼「父親への期待」その2、パートナーへの思いやり「私の夫は20年前から変わらず朝5時にはキッチンにたち、朝御飯の支度とお弁当作り。ごく自然のなりゆきで、当たり前に『ありがたい』行為だったから、お互いに労いの『ありがとう!』を連発して家庭を守ってきました」(北海道 40代女性)「お互い協力しあい、お互いに感謝し、育児をして自分たちの子どもを大事に育てていく、当たり前のことだと思います。時はあっという間に過ぎてしまいますが、子どもたちが側にいるのは意外に人生のうちで短い間なので、大切にしていきたい」(神奈川県 40代女性)▼「父親への期待」その3、父親としての責任「父親になるってどういうことか、よく夫婦で話し合ったり、妻の母親もしくは自分の母親から育児について話を聞いたりして、生まれてきた子どもを大切に育てることが大事だと思います」(鳥取県 40代男性)「『イクメン』とちやほやしたり、もてはやしたりせずとも、夫婦でかわいい子どもたちを育てていければいい」(大阪府 50代女性)▼「父親への期待」その4、子どもの成長に関わり続ける「イクメンって、子どもが赤ちゃんの時にもてはやされるけど、それ以降の保育園、小中学校のPTAにも参加し続けてもらいたい」(埼玉県 40代女性)「育児って子どもが独立するまで続くもの。高校受験などの精神的にも金銭的にも大変な時期も、夫の支えがとても大きい」(神奈川県 40代女性)▼「父親への期待」その5、周囲も協力してくれる環境「どんなにイクメンを推進しようとしても、『父親は仕事』の考えを持っている上司がいる会社では、イクメンになりたくても無理。また男性は仕事に対するプライドが高く、さらに家庭を第一に考える勇気がない人が多いような気がする。何らかの拘束がない限り、イクメンはいなくなってしまうと思う」(神奈川県 40代女性)ここまで、「イクメン」という言葉について考えてきました。実際にはまだワンオペ育児を行っている女性も多いでしょう。ただここ何年間かで「育児に参加するパパはカッコいい」から「家事育児を男性もするのは当たり前」といった声に変わりつつあります。実際にコメントでも「一緒に住んでいるのだから家事育児を自分がするのは当たり前」「家事や育児は大変。でもやりがいある」といったパパからのコメントもあります。もちろんパパの職場状況などによっては、難しい側面もあるかもしれません。しかし「男性が当たり前に育児する」ことは、流行によって左右されたり廃れたりしてはいけないもの。だからこそ「イクメン」というキーワードに対して、嫌悪感や違和感を覚えていても、その言葉だけに踊らされないことも大切なように思えます。自分たちはどんな家庭を育て上げたいのか、パパとママは個々で何を大切にしていきたいのか、家族のなかではどんな時間を過ごしていきたいのか。それは、きっと、それぞれの家庭で、個人で答えが違うでしょう。でも築き上げる家庭のなかで一緒に暮らす家族が協力し、支えあうことはごく自然なこと。そんなことが日々の会話の中で気持ちを伝えあっていけるといいですね。Q.「イクメン」は死語になると思う?アンケート回答数: 5051件 ウーマンエキサイト×まちcomi調べ
2020年01月19日母子健康手帳。ママなら誰でもその存在を知っていると思いますが、パパはどうでしょうか? 一度も読んだことがない、という人もいるかと思います。今回は、私が母子健康手帳をパパにも読んでもらいたいと思ったときのことや、その理由などをお話しします。 パパにも見せておけばよかった!「へぇ~。いろいろ書いてあるんだね~」。娘の1歳半健診の前日。私が母子健康手帳を開いていると、のぞき込みながらパパが言いました。 そのときにふと、そういえばパパは母子健康手帳を読んだことがないのでは……? と思ったのです。改めて読み返すと、書いてあるのはパパにも父親として知っておいてほしいことばかり。“母子”健康手帳という名前にとらわれすぎていたのか、これまでパパに見せようとまったく思わなかったことを激しく後悔しました。 理由1:心の準備にも使えたわが家のパパの場合、赤ちゃんと関わること自体が初めてで、最初はすべてのお世話に二の足を踏んでいました。無理もないことなのでしょうが、待ったなしで育児をすることになった私からすると、怖がってないで手伝って! という思いが強く……。 今思えば、パパは心の準備ができていなかったのかもしれません。妊娠中から母子健康手帳を一緒に読んだり書き込んだりしていれば、最初からもう少し前向きに育児に関わってくれたのではないかと思いました。 理由2:夫婦で情報共有ができた娘の体重、寝返りができるようになった時期、予防接種の進捗状況……。考えてみれば、逐一パパに報告はしていませんでした。しかし、これらはパパにも知っておいてほしい、そして知っておくべきことだと思います。 特に予防接種に関しては、私に何らかのアクシデントが発生した場合を考えると、パパにある程度、状況を把握しておいてもらう必要があります。母子健康手帳を一緒に見ながら、娘の発育に関する情報共有をするべきだと強く思いました。 母子健康手帳には、主に母子の健康状態などが記されています。しかし、だからといって母子だけのもの、にしておくにはもったいない! 家族で内容を共有すれば、もっと活用できると感じています。著者:上杉芽生一男一女の母。結婚を機に小売業の会社を退職。現在は妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆中。
2019年12月30日パパは働きに出て、ママは家庭を守るのが当たり前だった時代を経て、現在はパパも育児をし、夫婦で協力し合う時代になってきました。2人の愛する赤ちゃんだからこそ、育児もじょうずに協力し合いたいものです。そこで今回は、ママである筆者がパパにしてもらってうれしかった育児ベスト3をお伝えします。 定番! 赤ちゃんと一緒にお風呂赤ちゃんが生まれてから、パパにしてもらって一番うれしかったのが「赤ちゃんをお風呂に入れること」です。 もはやパパの定番ですが、ママにとって、かなりの育児負担軽減になります。赤ちゃんをお風呂に入れている間、自分の時間が少しでも持てますね。そしてパパにとっても、赤ちゃんとの貴重なスキンシップになります。赤ちゃんを卒業してからも続けてもらいたいお風呂当番です。 赤ちゃんの遊び相手お風呂当番に次ぐ、パパにしてもらってうれしいと感じた育児は「赤ちゃんの遊び相手」です。わが家では、赤ちゃんが1歳ごろになると、お馬さんなど、力のいる遊びをパパがしてくれました。時折、キャハキャハと聞こえてくる赤ちゃんの笑い声に私も癒されていましたね。 赤ちゃんが機嫌よく過ごしてくれると、安心して家の用事ができます。休日には散歩や児童館に出かけてくれたことも。その間に家のそうじができたのですごく助かりました。 赤ちゃんと一緒だと難しい家事赤ちゃんがいなかったときに比べ、ママがスムーズに家事がおこなえないこともあります。わが家のパパは家事をまったくしないタイプのため、何を手伝えばいいのかわからない様子でした。 そこでパパにゴミ出しをお願いすることに。ママがゴミを持って行くとなると、赤ちゃんを連れて外に出なければなりません。そのことをパパにわかってもらう必要があると感じました。 難しいことでなくてかまいません。食べた食器を片付ける。ほんの些細なことでも大助かりなのです。育児の悩みを聞いてくれる身近な存在がパパでもあります。話を聞いてくれるだけで気持ちがラクになるものです。特に産後は、精神的にも不安定な時期。パパのサポートがママにとって力強いものになると思います。 イラスト:(c)chicchimama著者:田中由惟一男一女の母。二人目の出産を機に食品会社を退職。現在は子育てのかたわら、記事執筆をおこなう。趣味はスポーツとピアノ、美味しいものを食べること。
2019年12月30日初めての育児に不安を抱えているママ・パパは少なくありません。そんなママ・パパの大きな助けとなってくれるのが、先人の知恵が詰まった子育てについて書かれた本の存在です。日々新しい情報を取り入れることも、もちろん大事ですが、基本の育児本を一度読むことには大きなメリットがあります。育児本を読むメリット子育て、家事、仕事に…と、本を読む時間もなかなか確保できませんよね。しかし、質の良い本を読むことで得られる知識は、想像以上に大きなものといえるでしょう。育児本に手を伸ばす最初のきっかけとして、まずは育児についての本を読む具体的なメリットから確認していきましょう!赤ちゃん・子どもとの付き合い方が分かる育児本を読むメリットとして、まずあげられるのが『赤ちゃん・子どもとの付き合い方が分かる』というものです。核家族化が進み、大人になってから赤ちゃんや子どもと接する機会が少なく、気軽に相談できる祖父母・親族が身近にいない世帯が増えた現代では、赤ちゃんや子どもとの接し方がわからず、何もかも手探りの状態になりがちです。赤ちゃんの命を預かっていることへの不安で、ママ・パパが精神的に不安定になってしまうというのも珍しいことではありません。そんなとき、大きな助けになってくれるのが『育児本』の存在です。育児本を通じて赤ちゃんのお世話の仕方や健康管理の知識を学ぶことで、赤ちゃんを育てることへの不安が少なくなります。育児本は、子育てのマニュアルとしてだけでなく、ママ・パパの心の支えとしての役割も担ってくれる存在なのです。成長の目安、発達段階を確認できる多少の個人差はありますが、『首すわり』『寝返り』『ハイハイ』など、赤ちゃんの発達過程を知ることで、次に赤ちゃんができるようになることを知ると共に、それに応じた安全な環境を整えられるでしょう。場合によっては、成長の遅れや偏りから隠れた疾患に気付き、早期受診につなげるきっかけとなることもあります。赤ちゃんの健やかな成長のためにも、ぜひ1冊手元に置いておきたいものですね!【定番】おすすめベストセラー3選では、いよいよ実際におすすめの育児本を見ていきましょう!まずは、育児本の定番ともいえるベストセラーを3冊紹介します。はじめてママ&パパの育児―0~3才赤ちゃんとの暮らし 気がかりがスッキリ!人気育児誌『Baby-mo』の現役ママ編集者チームが、日々成長する赤ちゃんの育児に知りたいことを網羅した1冊です。オールカラーでわかりやすく、赤ちゃんの体と手指の発達&赤ちゃんの気持ちカレンダー、心と言葉の発達+ママ&パパの語りかけシートなども好評で、初めて育児をするママとパパに、まずは1冊おすすめです。 はじめてママ&パパの育児―0~3才赤ちゃんとの暮らし 気がかりがスッキリ! (実用No.1シリーズ) 最新! 育児新百科「この時期の赤ちゃんは何ができるものなの?」「ウンチの回数はこれくらいが普通なのかな?」そんな小さな疑問を一つ一つ解消してくれるのが『最新! 育児新百科』です。月齢別の0~3歳までの子どもの発育・発達から、ホームケアの方法・予防接種などの情報がこの1冊にまとめられているので、いざというときもあれこれ調べ回る必要がありません。手元にあると安心な基本の子育て本といえるでしょう。 最新! 育児新百科 (ベネッセ・ムック たまひよブックス たまひよ新百科シリーズ) 子どもが育つ魔法の言葉『子どもが育つ魔法の言葉』は、世界22カ国で販売され、世界的に高い支持を集めている人気の子育て本です。自身も3人の子どもを持ち、家庭教育や子育てのコンサルタントを長く務めてきた著者が紡ぐ言葉は、子育てに悩むママの心を優しく解きほぐしてくれるでしょう。「私の子育ては間違っている…?」そんな不安に襲われたときにぜひ手に取ってみたい1冊です。 子どもが育つ魔法の言葉 (PHP文庫) パパにも読んでほしい子育て本3選子育て本は、決してママだけのものではありません。パパが上手に子育てに参加する方法や、知っておきたい情報が手に入るおすすめの3冊をチェックしていきましょう!嫁ハンをいたわってやりたい ダンナのための妊娠出産読本『嫁ハンをいたわってやりたい ダンナのための妊娠出産読本』は、ドラマ化もされた話題の漫画『コウノトリ』の主人公のモデルともなった産婦人科医が、新米パパに向けて書き下ろした実用的な1冊です。『妊婦との付き合い方のバイブル』といわれるだけあって、つわりや陣痛など、男性にはピンときにくい問題が分かりやすく解説されているため、妻が妊娠中の夫婦関係を円満に保つという点でも大きく役立ってくれるでしょう。関西弁交じりの軽妙な文体で、肩ひじ張らずに読み進めるのもうれしいポイントですね! 嫁ハンをいたわってやりたい ダンナのための妊娠出産読本 (講談社+α新書) 子どもを伸ばす父親、ダメにする父親「積極的に子育てに参加したいけれど、具体的にどうしたらよいのか分からない」そんなジレンマを抱えるパパは少なくありません。『子どもを伸ばす父親、ダメにする父親』は、『我が子をメシが食える大人にするために父親が果たすべき役割』をテーマに、父子の関わり方や遊び方の具体例を示した実践的な育児本です。子どもの成長をサポートするだけでなく、親子のコミュニケーションの取り方を学ぶ上でもぜひ一読しておきたい1冊といえるでしょう。 子どもを伸ばす父親、ダメにする父親 (角川oneテーマ21) 男が育休を取ってわかったこと自主的に育児に向き合おうとするパパの中には、育休の取得を検討している人もいるのではないでしょうか。実際に決断する前に、1つの参考事例として目を通しておきたいのが『男が育休を取ってわかったこと』です。育休の取得法から給付金・赤ちゃんの肌のケア方法まで、現役皮膚科医が自身の経験をもとに書き下ろした1冊は、大切な選択をする上でとても大きなヒントを与えてくれますよ。実際に育休を取るにせよ、取らないにせよ、たくさんの大切な学びを得られる育児本といえるでしょう。 男が育休を取ってわかったこと 悩んだときの1冊を手元に!『赤ちゃん・子どもとの付き合い方が分かる』『成長の目安が分かる』『父親の育児参加について考えるキッカケになる』などのメリットを持つ育児本は、新米ママ・パパのサポート役として大きな役割を果たしてくれます。子育てに絶対の正解はないのですが、知識を知ることで事故を防いだり、著者の考え方に触れて前向きな気持ちを取り戻したり、場合によっては疾患に気付く貴重なきっかけを得られたりすることもあります。ママ・パパそれぞれ、お互い協力し合いながら子育ての時期を楽しんでいけますように!
2019年12月17日妊娠がわかった直後から、ママはママとしての自覚が持てますが、パパはなかなかパパとしての自覚が持てない人が多いのではないでしょうか? わが家のパパも、子どもが生まれる自覚がなかなか持てないタイプでした。今回は、私がパパに自覚を持ってもらうために実践したことを紹介します。 週数ごとのおなかの赤ちゃんの情報を共有するまず私がしたことは、妊娠アプリなどで見ることができる、週数ごとの赤ちゃんの様子をその都度パパにも見てもらうことでした。 おなかの中の赤ちゃんの様子を見てもらうことで、赤ちゃんがどのくらい成長しているのかその目安がわかり、「今はこんなところが育っているんだ」「もう声が聞こえるんだ」など、赤ちゃんの様子を夫婦で共有することができました。 パパも赤ちゃんの成長を楽しみにしていたようで、エコー写真と見比べながら、週数ごとの赤ちゃんの様子を観察するようになってくれましたよ! 妊婦健診についてきてエコーを見る産院にいるのは女性がほとんどなので、わが家のパパも最初は遠慮がちでした。それでも仕事がないときにお願いして、妊婦健診についてきてもらいました。健診ごとにエコー写真を見せてはいましたが、写真を見るのと実際のエコーを見るのとでは、パパ自身も感動が違うと言っていました。 また、産院や保健センターなどでおこなっている両親学級に参加することで、パパになる自覚がさらにアップすると思います。 毎日おなかを触って話しかけてもらうおなかが少し出てきてからは、毎日私のおなかに手を当てて、パパにも赤ちゃんに話しかけてもらうようにしました。話しかけることは「おはよう」「おやすみ」など、簡単なものでOK。必ず毎日一度は、赤ちゃんに話しかけてもらうようにしてもらいました。 パパが忘れているときは、「今日はパパがお話してくれないな」と、赤ちゃんの気持ちを代弁するように伝えると、快く話しかけてくれましたよ。タイミングがよければ胎動を感じることもできるのでおすすめです。 妊娠してから、ママはいつも赤ちゃんのことを考えているのに、パパは赤ちゃんに関心が薄いと感じてしまうとちょっと悲しいですよね。ママである自分のためにも、少しでもパパとしての自覚を持ってもらうように、パパとのコミュニケーションを工夫したいですね。 イラスト:imasaku著者:田中麻奈元保育士で一児の母。現在は育児に専念するため専業主婦。自身の経験をもとに妊娠・出産・子育てに関する記事を執筆中。趣味は手芸。
2019年12月13日いっしょに過ごしてきたパートナーの口ぐせ、何か思いつくものがありますか? 一度気づくと、どうしても気になってしまうという人もいるかもしれませんね。今回は、パートナーの口ぐせについて寄せられたパパやママたちの声を聞いてみたいと思います!■パートナーの口ぐせが気になっている人の割合は?アンケートでは、パートナーの口ぐせについて聞きました。その結果、「気になる」、「少し気になる」と答えた人があわせて59%となり、約6割の人はパートナーの口ぐせを気にしていることがわかりました。Q.パートナーの口ぐせ、気になる?気になる 34.7%少し気になる 24.3%ほとんど気にならない 19.1%気にならない 11.6%口ぐせがない 7.2%その他 3.0%■パートナーの気になる口ぐせ1、「疲れた」…ネガティブワード多くの声が集まったのは、「疲れた」や「しんどい」などの、ネガティブなワードの数々。聞いている方まで疲れてしまうと、不満の声が寄せられていました。「何でも悪い方を仮定して話す。少し体調が悪いと、『大きい病気かもしれないから、学費が払えなくなる』など。ネガティブなことばかり言われるのが苦痛です」(茨城県 40代女性)「『疲れた』、『あーしんどい』など、ネガティブな言葉をしょっちゅう言われたら、こっちまで気分が悪くなります」(大阪府 50代女性)「何かあると、『家のことは何もしないくせに』とか『自分には自由がない』と自分ばかりが大変な思いをしているような発言をする」(静岡県 40代男性)「仕事で何かあるたび、愚痴と『仕事辞めようかな』って、その言葉を聞くたび不安になります。そのせいでストレス性じん麻疹になりました」(福岡県 30代女性)パートナーに甘えて弱音をはきたい。ネガティブなことを言っても受け止めて欲しいという人はきっと多いと思います。ただ、あまりにネガティブなことばかり言われると、言われた側までもが、ネガティブな気持ちになってしまいかねません。体にも不調がでてくるようなネガティブワードを浴び続けるのは、つらいですよね。また、ほかに多く声が集まったのは、「ため息」に関するコメント。「『はぁ~』と言いながらため息をつかれるとこっちも落ち込む」など、相手に暗い気持ちを伝染させるかのような「ため息」に、困っている人は多いようです。■パートナーの気になる口ぐせ2、「おい!」上から目線にイラッ!また、声のかけ方や呼び方など、失礼な発言が気になるという人も多くいました。「『おい!』とか、動物の気を引くときにするチッチッという音を出したりして私を呼ぶのはほんとにやめてほしい」(愛知県 40代女性)「『女はこんなもんだ』みたいなことをときどき言うのが、ものすごい腹が立ちます」(埼玉県 50代女性)「『お弁当どうだった?』と聞くと、『冷凍食品を使うのは手抜きだ』、『うちの母親はすべて手作りのおかずだった』というフレーズが毎回鼻につく。共働きなのを理解しろ」(鳥取県 30代女性)「お礼を言うときいつも『センキュ』。何しても棒読みで『センキュ』。感謝の気持ちなんてひとつも伝わってこない」(神奈川県 40代女性)夫婦は長年いっしょにいるなかで、どうしても遠慮の気持ちが薄れていってしまう傾向にあるようです。ただ、あまりにも失礼な発言が口ぐせになってしまっている場合には、パートナーから「もううんざり」となってしまうのも無理はないですよね。コメントの中には「『疫病神』とよく言われていました」というものもあり、もはや「悪口」でしかありません。■パートナーの気になる口ぐせ3、モヤっとなる聞き返し言葉さらに、会話の中で必ず同じようなやり取りになり、そのなかに出てくる発言が気になるという声も寄せられていました。「話していたことに対して、『だから?』って言ってきたりするのがただただムカつく。続きなんてないよ! それだけだよ!」(神奈川県 30代女性)「『どうする?』、『どっちがいい?』と、まあしつこい。『こっちかな?』というと、『いや、そっちはさー』と却下。それなら聞くなー!」(神奈川県 40代女性)「なんでも『違う!』と否定から入る。8割方同じ意見でも、否定したり訂正してくる」(神奈川県 40代女性)「『要は……』と言っておいて、話がややこしく長くなっている。自分はわかっているぞ感を出してそうやって言うのはやめてほしい」(埼玉県 40代女性)どの発言も、やり取りの中ではモヤっとした気持ちになってしまいそうですね。「こちらが何かを指摘すると、最後には決まって『だって、しゃーないっしょ!』のセリフでまとめてしまい、反省も直す気もない」というコメントも寄せられていて、モヤモヤとした気持ちに共感してしまいます。筆者自身も、口ぐせとまではいきませんが、会話のなかで夫から「それでどうしたいの? どうしてほしいの?」とよく聞かれます。そのたびに「ただ聞いてほしいだけで解決は望んでいない」と返事をするのですが、ただ話を聞いてもらいたい私と、悩みは解決してあげたい夫との間にあるスタンスの違いを実感させられます。■愛情たっぷりのうれしい口ぐせとは口ぐせに悩まされている人が大勢いる一方で、愛情あふれる口ぐせについても、コメントが寄せられていました。「『好きだよ』、『かわいいね』が11年間の口ぐせです。とても愛されている感じがあるので、とてもいい口ぐせです」(北海道 30代女性)「口ぐせはないですが、私のことをすぐに呼びます。常に私を探していますね。面白いので隠れたりします」(愛知県 30代女性)「何かと私を呼ぶときに『体だけじゃなくて態度もでかい母ちゃん』とか呼ばれますが、『愛してるよ!』も旦那の口ぐせです(笑)」(千葉県 40代女性)「子どもが小さいときはパパのまねをしたり同じ口ぐせになっていて、よく笑いました」(神奈川県 30代女性)口ぐせは、家族のなかでやり取りされる大切なコミュニケーションのひとつでもありますよね。その内容や受け答えの仕方によっては、家庭を明るく照らしてくれることもあるのだと、あらためて気づかされます。わが家では、私自身が「これなんだ?」とよく言っているらしいのですが、それを聞いた子どもたちも小さいときから「これなんだ?」と頻繁に言っていました。「その言い方がかわいかったね」と夫婦で懐かしみながら会話したとき、口ぐせっていいものだなと感じたものです。■パートナーの口ぐせとの付き合い方「たかが口ぐせ」ではあるものの、毎日聞かされるため、その内容によっては大きなストレスとなる場合があるのもわかります。それでは、パートナーの口ぐせとはどのように付き合っていけばいいのでしょうか?▼口ぐせの付き合い方その1、気にしない「気にならないというより、『気にしない』です。気にするときりがないし、疲れちゃう。自分も口ぐせがあれこれあると思うので」(神奈川県 40代女性)「主人は『正直…』と『~~な人間だから』が口ぐせ。初めは気になったが、最近は聞き流すようになった。ときどき思い出し、ツボにはまると笑ってしまい、主人と笑い合う」(宮崎県 30代女性)▼口ぐせの付き合い方その2、口ぐせも受け入れる「いっしょに暮らしていればお互いに思うところもあるでしょうが、たいして気にしていない。気にならないのは、お互いを受け入れているからだと感じる」(千葉県 40代女性)「30年近い付き合いがあるので、もう慣れました。相手の体調や心の状態によっても、その時々に出てくる言葉は変わってくると思います。お互いのちょっとした変化に気を付けて思いやっていけたらいいなと思います」(北海道 40代女性)▼口ぐせの付き合い方その3、相手に伝える「私は気になったら伝えるし、夫にも『気にする人もいる』と理解してもらえればいいです」(神奈川県 40代女性)「口ぐせが気になったときは、そっくりそのまままねして言い返す時もある」(北海道 40代女性)ママやパパたちの多くが、何かしらの対策を立てて、パートナーの口ぐせとうまく付き合っているようです。「気にしない」や「受け入れる」という優しめな態度もある一方で、気になることを「相手に伝える」という直接的なコメントも寄せられていました。確かに、その口ぐせが家庭内だけのものならいいですが、職場などの家庭外でも使われていれば、パートナー自身のためにも気づかせてあげたいと思うかもしれませんね。また、こんな付き合い方もあるというヒントのようなコメントも寄せられていました。「毎日の生活の中の一コマでいつものように聞かされていた口ぐせは、いつか懐かしく感じるようになる。いい意味で、これからも一日でも長く気になっていたいと思いますね!」(北海道 50代男性)ここまで、パートナーの口ぐせについて考えてきました。長くいっしょにいるからこそ、わかってしまうお互いの口ぐせですが、なかには「事務連絡だけで雑談はほとんどないから口ぐせなんてわからない」といったコメントも複数寄せられていました。たしかに会話さえしなければ、どんな口ぐせがあるのかもわかりませんよね。「パートナーが無口だから口ぐせもない」という声もあって、口ぐせが気になるというのは会話がある証拠なのかもしれません。口ぐせは、その内容によっては、いっしょにいることがしんどくなってしまうほど、つらい場合もあるかもしれません。聞き流せるのであればそれもひとつの方法ですが、どうしても我慢できなければ、それを相手に伝えることも大切でしょう。その忠告がパートナー自身のためになる場合もあるため、家族だからこそ言ってあげたいとことですね。またパートナーのイライラする口ぐせばかり気になるものですが、もしかしたら自分にも口ぐせはあるのかもしれません。パートナーの口ぐせが気になったときは、自分自身も「ネガティブなことばかり言ってない?」「決めつけたような言い方をしていないか」など、見直してみるといいかもしれません。自分が直すことによってパートナーも気が付くことがあるかもしれませんし、変わることで、お互いに感じていることを言いやすい雰囲気も生まれるかも。そして、「パートナーの口ぐせが懐かしくなる」日がくるとコメントにもあったように、いつか、そんな風に大切な家族の歴史の1ページになるかもしれませんね。Q.パートナーの口ぐせ、気になる?アンケート回答数:4808件 ウーマンエキサイト×まちcomi調べ
2019年12月08日【第5話】 恐怖の大魔王と化した母…アメとムチ作戦でわかれた父母の明暗 で、長女ほぺこに対するしつけについて書かせていただきました。4歳になった現在、我が家のしつけ担当は……やっぱり99%私です。改善しない旦那と娘の関係性本当はもうそろそろ旦那と交互にしつけしていきたいんです。しかし、いかんせんほぺこが旦那の言うことをすぐにきかないんですよね…。この前もほぺこが何度もテレビの前に立つもんだから、旦那がきちんと座ってみるように注意したんです。しかしスルー。華麗にスルー。はい、一撃必殺。こんなパターンばかりです(汗)どうしても旦那の言葉だけではほぺこの“やめなくちゃセンサー”が反応しません。私はこういうパパを甘くみている態度をそのまま見逃すわけにはいかないので、ついカミナリを落としてしまいます……。娘のケアも引き続き私の担当そしてここからがまた大変なんです!泣いているほぺこに「どうしてママが怒ったのか」、「何が悪かったのか」、「誰にごめんなさいしなきゃいけないか」、懇々と言い聞かせていくのも私なんですよねぇぇぇ(泣)基本的にほぺこはちゃんは何がダメだったのか理解してくれているのがまだ救いなんですが、最終段階の「パパに謝る」というミッションがなかなかクリアできない!!!ちょっとムスッとしちゃって、素直にパパの所へ向かおうとしません。それでもどうにか気持ちを落ち着かせてパパへ謝りに行くほぺこ。この男がさらに面倒くさい。意外にもヘソを曲げてなかなかほぺこの謝罪を受け入れようとしないんですよね。そしてしばらく根に持つのでタチが悪い。拗ねるくらいならもっと威厳のある父親を目指してくださーーーい!!!こんな板挟みのしつけから早く解放されたいです。こんな父娘ですが基本的には仲良しラブラブで、よく2人でお出かけにも行きます。お互い心許しあっているからこそワガママな部分が出ちゃうのかな?(え…じゃあママの立場は?? 笑)ただ、パパにももう少ししつけに参加してもらいたいのが本音です。旦那を見ていると、注意しても反応がないとそこで放置してしまう(拗ねてしまう?)傾向があります。そうじゃなくて、もっと根気よく向き合ってくれれば、娘もわかってくれると思うんだけどなぁ。残念ながら旦那は嫁のアドバイスを素直に聞き入れてくれるタイプではないので(ストレートに言えば超頑固者…)、まだ柔軟なほぺこに期待するしかない!!(笑)根気よく私が「パパがほぺこのためを思って色々注意しているんだよ?」とほぺこに教えて、いつか旦那がしつけの主導権を握ってくれればいいなぁ…なんて期待しています。
2019年12月06日胆道閉鎖症とは?「もう少し早く気づいていれば・・・」そんな声が聞こえてくるようでなりません。今回は多くの人に知ってもらいたい、早く気づいて治療につなげてもらいたい、そんな気持ちで紹介する病気です。その名を胆道閉鎖症といいます。胆道閉鎖症は新生児期に約10,000人に1人の確率で発症し、合併症により消化管出血や皮下出血、ときに脳出血を起こしてしまう命に関わる病気です。生後2ヶ月以内・・・できるだけ早くに見つけて手術をすることで、その予後が変わるため早期発見がとても重要です。ただ残念なことに、医療機関でスルーされてしまった事例もあるというのが現実です。知っておくべき、胆道閉鎖症の3つの症状病気の発症そのものを予防する方法は今のところありません。できるだけ多くの患者さんが早期発見、治療につながるようにと思います。どのような症状に注意しておけば気づくことができるでしょうか。3つの症状について説明します。1.黄疸身体の中の老廃物のひとつとしてビリルビンという物質があります。本来、ビリルビンは胆汁として腸から便へと排出されますが、胆道閉鎖症を発症した場合には便へ排出されず、血液の中に増えてしまいます。これにより皮膚や、目の白目の部分が黄色くなってくるのです。胆汁については、のちほど詳しく説明します。2.便の色胆汁が排出されないため、便の色はうすい黄色であったり、白っぽい便になることが特徴です。母子手帳には早期発見のために「便色カード」が添付されており、赤ちゃんの便と比較できるようになっています。白っぽい便であれば、胆道閉鎖症を強く疑うことができますが、黄色っぽい便でも実際には病気にかかっているという場合もあり、便だけでは判断することができません。赤ちゃんの便の色が気になる方は、母子手帳に添付されている「便色カード」を確認してみてくださいね。3.尿の色血液の中に増えたビリルビンは腎臓から排出されるので、尿の色が濃い黄色から、ウーロン茶のような褐色のように濃くなります。尿が染み込んだおむつの色を確認するようにしましょう。上記3つの症状がありますが、「これがあれば胆道閉鎖症」だと判断できるという決定的な症状はありません。ひとつだけで判断すると見落としが起こるため複数の症状を見て判断する必要があります。胆道閉鎖症で脳出血を起こすのはなぜ?胆道閉鎖症を発症すると、場合によっては脳出血を起こすことがあります。胆道は消化器系の臓器なのに、どうして脳出血を起こすのか不思議に思われる方もいるでしょう。少し複雑ですが、病気の仕組みを説明します。脂肪の消化吸収に必要な「胆汁」は肝臓でつくられ胆のうに貯蔵されます。そして食事をすると胆汁が総胆管(胆道)を通って十二指腸に送られ食べ物と出会い、脂肪の消化吸収の手助けをします。胆道閉鎖症はこの総胆管(胆道)が閉鎖してしまっているので、脂肪が吸収されません。脂肪が吸収されないと、脂肪に溶けるビタミンであるビタミンKが吸収されなくなり、ビタミンK不足により血が止まりにくくなってしまうのです。血が止まりにくくなると、青あざができたり、消化管出血で便が赤く(黒く)なったり、脳の中に出血してけいれんを起こしたりと命に関わる場合があるのです。また胆汁が排出されなくなるので、肝臓にはどんどん胆汁がたまり(胆汁うっ滞)、肝臓の細胞は正常にはたらくことができません。肝臓の細胞が破壊されていき、最終的には完全に壊れる「肝不全」になってしまい命に関わります。豆知識「ビタミンK」血液の「凝固因子」を作るはたらきをします。生後間もない赤ちゃんはビタミンKを体内で作る機能が未熟で不足しがちです。そのため、産院では赤ちゃんにK2シロップを与えています。胆道閉鎖症の治療法は?胆道閉鎖症を発症した場合、胆道が閉鎖してうっ滞するため、手術によって胆汁が腸へ排出される経路を作らなければなりません。予後に影響するため生後2ヶ月以内に、「葛西手術」と呼ばれる手術をすることが望まれます。また胆汁うっ滞が進み肝臓へのダメージが大きい場合、「肝臓移植」が必要になることがあります。早期発見が重要!胆道閉鎖症は予後にかかわるため、早期発見が重要です。しかし残念ながら、この病気は医療機関でも見過ごされることがあるのが現実です。便は典型的には灰白色便になるのですが、実際にはうすい黄色ということもあります。私が経験したケースでも灰白色ではありませんでした。ある日の診察で問題ないと判断されても、時間がたつと状況が変わっていることもあります。胆道閉鎖症は小児外科が専門ですので、かかりつけの小児科が詳しくないこともあります。判断ができないときや納得のいく説明が得られないときには、専門機関への紹介など他の医師の意見を聞くことを考慮してくださいね。赤ちゃんの家族にできること統計によると、胆道閉鎖症は年間約100人の患者さんが発生して、うち数人が脳出血を発症します(※1)。発見が遅れることにより、命にかかわります。1ヶ月健診のときに気になる症状がなくても、2ヶ月のワクチン接種時までに症状が変化していることもあります。この病気を知って早く受診しましょう。ある患者さんの保護者はこう語ります(※2)。黄疸が長引いて、脳出血を起こすなんて知らなかった薄い黄色(淡黄色)の便が続くことが病気の症状だと教えてほしかった早期発見により、赤ちゃんの命を救い、このように悔しい思いを抱いている保護者を減らすことはできるはずです。産後間もない中で慣れない育児に奮闘しているママ、パパ、そしてそのご家族のみなさん。大変な中ではありますが、赤ちゃんを守るために、赤ちゃんの便や尿の色、皮膚や白目の色はこまめに確認してあげてくださいね。ぱぱしょー先生によるお役立ち動画はこちら!YouTubeのままのてチャンネルでは、専門家の先生による育児に関するお役立ち情報を配信しています。ぱぱしょー先生の動画も好評配信中!チャンネル登録をよろしくお願いたします。パパ小児科医(ぱぱしょー)先生の過去のコラム著者:加納友環(ぱぱしょー)二児(2歳、4歳)の父で小児科専門医。TwitterやInstagramを中心に子育て当事者の立場から、また医療者の立場から子育てに役立つ情報を発信しています。
2019年12月03日現在、5歳になる長男は言葉が遅く、3歳になっても「ママ、パパ」の発語もありませんでした。同い年の子どものおしゃべりばかりが気になり、毎日ネットで発達障害の情報を検索していました。「この子は、このまま一生おしゃべりができないのかな?」と悩んだ日々についてお話しします。 長男がしゃべらない!長男は本当に言葉が遅く、1歳、2歳ではもちろん3歳になっても「ママ、パパ」もはっきりとした言葉で話すことができませんでした。言葉の理解はあり、1歳のころには「おいで」や「ちょうだい」の言葉に反応して行動することができましたが、自分の名前に反応しないなど心配な点も……。 昔のビデオを見ても宇宙人のような喃語(なんご)を話す長男の動画が残っています。最初の子どもということもあって、私はとても悩み、同じ同級生の子どもたちが流ちょうに話すのをうらやましく見ていました。 「男の子は遅いから」、「そのうち話すようになるから」という周囲の言葉を信じて待っていましたが、一向に話す気配がありませんでした。 子どもが話さないのは母親のせい?年齢が上がるにつれ、はっきりとしゃべれない長男に私はとても焦りました。他の同級生の子どもたちに引け目も感じて、一緒に遊ぶこともできませんでした。 絵本も毎日読み聞かせ、言葉掛けもしましたがそれでも発語は増えません。義理の母からは「母親の言葉掛けが少ないからだ」「保育園に入れているからだ」など心無い言葉を言われ「私のせいなのかな……」と悩みました。 毎晩、長男が寝た後にネットで発達障害について書かれたブログやネット記事を読み漁り、長男と同じ症状の子どもを探して一喜一憂するという日が続きました。 療育に通いみるみる話すように当時は長男とおしゃべりする夢を見るほど、悩んでいた日々でした。しかし3歳から「言語遅延」ということで療育に通い、発語の練習をおこなったところ、だんだんと滑舌が良くなってきたのです。そして、4歳の誕生日を目前に他の子たちと同じようにおしゃべりができるようになりました。 今では、幼稚園の先生に「他の子よりも発音が良い」と褒められるほどです。私が当時、言葉の遅い子に多いと聞いていた言葉の爆発というのではなく、本当に少しずつ、いつの間にか言葉が話せるようになっていったのです。 悩んだ日々も後悔しない結果、話せるようになった長男は、月に1度通っていた療育も「問題ない」ということで卒業しました。 「あれだけ悩んだ日々はなんだったんだろう?」「狂ったようにネット検索してる間に、もっとやれることがあったんじゃないか」「もっと他の子どもとも遊ばせてあげればよかった」などと後悔した時期もありました。しかし、今は「私にとっては悩んでいたあの日々も育児の一部だったんだ」と思えるようになっています。 当時の私に声を掛けるとしたら、「この子はもう少しでしゃべるようになるよ」ではなく、「ゆっくりと見守ってあげてね」だと思います。今の私にとっては悩み抜いたことも、子育ての一環だと思えるからです。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 著者:竹内優実5歳と2歳の男児を育児中。時短と節約が大好きなアラフォー母。簿記2級・MOSマスター・初級シスアド取得。パソコンを活かした育児グッズの作成が得意。夫は激務の為、ほぼ一人育児中。
2019年12月02日「わが子に好きな子ができたかも?」と気づいて、あたふたしてしまうパパやママも少なくないのではないでしょうか。みずからの初恋を思い出して、ほほえましい気分になったり、心配してみたりと、親の気持ちもつい忙しく変化してしまいますよね。今回は、子どもの初恋において親ができることについて、考えてみたいと思います。■お子さんの初恋に気づいた?アンケートでは、子どもの初恋に気づいたかどうか聞きました。その結果、「気づいた」、「なんとなく気づいた」と答えた人は合わせて35%となりました。さらに「子ども自身に教えてもらった」と答えたのは23.2%で、「気づいた」と答えた人と合わせると、6割弱の人たちは子どもの初恋を認識したことがわかりました。Q.お子さんの初恋に気づいた?気づいた 16.1%なんとなく気づいた 18.9%子ども自身に教えてもらった 23.2%気づかなかった 12.2%まだ初恋を迎えていない 26.8%その他 2.8%■子どもの初恋物語1、「俺の好きな子!」それでは、パパやママたちはどんなタイミングで子どもの初恋を知るのでしょうか。まずは、23.2%が回答した「子ども自身に教えてもらった」人たちの声を聞いてみたいと思います。「小5と小3ですが、自分からクイズ形式で好きな人を教えてくれます」(神奈川県 30代女性)「3歳頃、『好きな子いるの?』ってなんとなーく聞いてみたらニヤニヤしながら名前を教えてくれました。恥ずかしいようで『パパには教えちゃダメ』と。教えてくれたときの照れたしぐさがとてもかわいかったです」(静岡県 30代女性)「『他の人から聞くのはいやだろうから』と、中学生だった息子から彼女の存在を聞かされました。素直に話してくれたことが何よりうれしかったです」(宮崎県 40代女性)「息子『 おかん、聞いて~。俺の好きな◯◯ちゃんて子がいるんだけどね…」 、私『◯◯ちゃんて子が好きなんだ』、 息子『…なんでわかった!? エスパー?』。 自分が冒頭に言ったことすら気がつかないすっとぼけた息子」(神奈川県 30代女性)寄せられたコメントからは、何でも包み隠さずに話せる親子関係が築かれている様子がよく伝わってきます。自分から話すかどうかは、子どもの性格や年齢にもよりそうですが、正直に話す気持ちの裏側には、「聞いてもらいたい」「アドバイスをもらいたい」という子どもの本心が見え隠れしますよね。■子どもの初恋物語2、「いっぱいキスしようね」次に、手紙やプレゼントのやり取りから、初恋に気づいたという声をご紹介します。「息子が幼稚園のとき、『これからもいっぱいキスしようね』と書かれたラブレターをもらってきて、夫婦でぶっ倒れたのを思い出しました」(愛媛県 40代女性)「幼稚園のときに長女が『お友だちに手紙を書いてもいい?』と聞いてきたので、許可したら、落書き帳一面に『すき』と書いてあり驚きました」(徳島県 40代女性)「幼稚園の頃、『バレンタインに他の男の子と違うチョコをあげたい』と用意したのでわかりました」(千葉県 40代女性)「娘の初恋はお遊戯の相手役でした。うれしすぎて終始笑顔でした」(福島県 40代女性)どのエピソードも初恋に胸をときめかせる子どもの様子が伝わってきますね。未就学の幼い子どもの場合、手紙やプレゼントのやり取りは親の助けが必要な場合が多いため、そうしたやり取りを通じて好きな子がいるとわかる場合があるようです。送る側も、受け取る側も、親子でいっしょにドキドキしてしまいますよね。わが家の小学1年生の長男も、年長のころ「すきです」と書かれた手紙を突然持ち帰ってきたことがありました。その手紙を、照れながら無言で差し出してきたときは、「ついにこの日が来たか!」と、子どもの成長を実感したことを思い出します。■子どもの初恋物語3、「恋する女の子の表情」さらに、子どもから頻繁に同じ子の名前があげられたり、表情が変化したりと、言動のちょっとした変化で子どもの初恋に気づいたという声も多数寄せられていました。「小学校に通うようになって、毎日娘との会話に同じ男の子の名前が出てくることが続いた。その男の子の事を話してるときの娘の表情が、恋する女の子っぽかった」(神奈川県 40代女性)「年長さんくらいのときに、いつも話に出てくる女の子がいました。お迎えのときに気になって、『どの子?』と偵察したのを覚えています」(福島県 30代女性)「子どもたちとショッピングモールを歩いていると、反対側から歩いてくる同年代の男の子が。下の子たちが『あ、◯◯君だ!』って言った瞬間、中学生の娘とお相手の子の表情が変わった。自分自身にもそんな時代はあったので、何も聞きもせずにそっとしておきました」(埼玉県 40代男性)「本人のタンスの引き出しの中に相合い傘が書かれていたときは笑いました!」(鳥取県 30代女性)そのほかにも、「6年生の娘が身だしなみに時間がかかるようになって気づいた」とか、「小3の娘に、『将来どんな人と結婚したい?』って言ったら顔を赤らめたのでピンと来た」と言ったコメントも寄せられていました。毎日子どもの成長を見てきた親だからこそわかる、子どもの変化があるようです。思い返してみると、自分の初恋のときに、いつのまにか親に見抜かれていたという経験のある人も多いかもしれませんね。■子どもの初恋物語4、「先生から聞かされる!?」また、自分では気づけなくても、子どもの友だちやママ友、保育士さんや先生などから教えてもらって知ったという人もいるようです。「幼稚園のとき、相手のママに教えてもらいました!」(神奈川県 40代女性)「息子が小学二年生の時、好きな子がいること、その子とラブラブなことは息子が仲良くしているクラスメイトから聞きました」(東京都 40代女性)「保育園の年長さんのときに、保育士さんから『〇〇ちゃんと一緒に散歩するときは、手をつなぎたいと言っています』と聞き、ほっこりしました」(神奈川県 40代女性)「娘も息子も担任の先生から個人面談のときに聞かされました。若い先生だったので、子どもたちの恋愛相談にものっていたんでしょうね」(千葉県 50代女性)家以外での子どもの様子をよく知る人たちからは、さまざまな情報が入っているようですね。個人面談で担任の先生から、子どもの恋愛について話をされるとは、驚きです。■恋はまだ…「異性より動物大好き!」一方、初恋に「気づかなかった」とか、「まだ初恋を迎えていない」という人も全体の約4割近くいました。「6年生の息子ですが、初恋はまだだと思います。虫と動物と魚が大好きな少年です」(愛知県 30代女性)「息子小1ですが、今のところまだ、『好きな人はママ!』と言ってくれています」(神奈川県 30代女性)「高校生の娘ですが、まったくと言っていいほど男子には興味なし! この先、そういう人が現れればいいなと思う母であります」(東京都 50代女性)初恋を迎えていないであろう子どもたちに対しては、「早く恋してほしい」と感じている親も一定数いることがわかります。恋をしたらしたで心配だし、しなければしないで心配だし、親の気持ちはどうしても忙しくなってしまいがちですね。また、まだ幼い子どもの場合は、初恋がこれからという場合もあるようです。■子どもの初恋に親は何ができる?さまざまな経路から子どもの初恋を知ったパパやママたち。その先で、子どものためにできることとはいったいどんなことなのでしょうか。▼子どもの初恋対処法その1、子どもと対話する「子どもにとって1番の理解者でありたいので、アドバイスや、自分の経験など、毎日1~2時間はしゃべります。恋愛話、学校の話、将来的な話もします」(奈良県 30代女性)「男の子なので好きな子の話をすると照れて『いないよ』って言っていたんですが、『好きな子がいるのはいいことだよ、恥ずかしくなんかないよ』って言ってからは、話してくれるようになりました」(神奈川県 30代女性)▼子どもの初恋対処法その2、そっとしておく「誰にも伝えず心の中にそっととどめておき、静かにその人への思いが満たされてゆくのが恋なのかな。だから、あえて言わなくていいし、こちらからも聞きません。ひとを『好き』と思う気持ちを大切にしてほしい」(東京都 40代女性)「幼稚園や小学校の初恋なんてかわいいもの。これから大人になり、本当の恋ができるようになるためには、絶対に必要な成長過程だと思っているので、親がなんやかんやと口出したりして横やりを入れたりせずに、静観すべきだと思って見ています」(神奈川県 40代女性)▼子どもの初恋対処法その3、適度な距離間で見守る「気づいたあとの接し方は十人十色。子どもたちはそれぞれ違う性格なので、子どもから親へも、親から子どもへも、接し方や対応はそれぞれ違います。適度な距離感で接することを重視しながら、親も常に学んでいる日々です」(神奈川県 40代女性)「小1の息子がラブレターをいただき、まだ恋とか付き合うとかはよくわからなかったようなのですが、『好きとかよくわからないけど、ありがとう。わかるようになったら、ちゃんと返事するね』と言ったようです。それを聞いて、いい子に育ってくれたとほっとしました」(宮城県 20代女性)何よりも大切なのは、子どもが恋をしていることや、好きな相手のことを否定しないことかもしれませんね。子どもが話してきてくれたらまずはゆっくりと話を聞き、「そうなんだ」と受け止めてあげられると子どもも安心するかもしれません。ただ親も初めて聞くときはドキドキしちゃいそうですが…。子どもが直接言わずに初恋に気づいた場合には、しつこく追求せず、見守る姿勢も必要かも…。とくに難しい年齢に差し掛かる子どもには注意が必要ですし、「自分がされて嫌なことはしない」ということを鉄則にしておきたいところです。ただし、やはり男女間のことである以上は、スキンシップには心配がつきものです。場合によっては子どもに対しては、性に関することを伝えるいい機会と捉えて、きちんと話をすることも重要かもしれません。恋愛において、初めは未熟なやり取りによって、子どもが相手を傷つけてしまったり、傷つけられたりすることもあるかもしれません。そんな関係に子どもが困っている様子が見られたら、そのときは親から手を差し伸べられるとよさそうですね。最後に、初恋に関してこのようなコメントも寄せられていました。「今は中1の娘。小3の頃からその男の子の話がよく出るようになったので、きっと好きなんだろうなぁと確信。あと数年もしたらもう少しアオハルな恋をするんだろうなぁと思うと待ち遠しくもあり、心配でもあります。そして子どもの恋の心配をするなんて、本当に母親になったんだなあって思います」(奈良県 40代女性)「にこにこしながらうれしそうにその子の話をいろいろしてくれるので、好きなんだろうなぁ~と。そんな時期を大切にしながらも、恋を楽しんでほしいです」(滋賀県 30代女性)恋愛は、人間関係が健全に深まり、広がりを見せているからこそできるもので、子どもが順調に成長している証ともいえますよね。恋愛を通じて学ぶことは多く、それが例え報われなかったとしても、かけがえのない経験をすることができるでしょう。パパママ自身も、そうしたみずからの経験がよみがえることもあるかもしれません。人を好きになること、人に好きになってもらうこと、そのどちらもすばらしいことで、子どもが、人を、そして自分自身を認め受け入れるきっかけともなりえるでしょう。そんな成長した子どもの様子には、親としてさまざまな感情が押し寄せるでしょう。親としてできることはほんのわずかかもしれませんし、子どもが求めてこない場合もあり、その時はかげながら様子を見守るのが親の仕事になりそうです。子どもがいい恋愛をして、一回り成長できるように、パパやママが一番の応援者でいたいものですね。Q.お子さんの初恋に気づいた?アンケート回答数:4644件 ウーマンエキサイト×まちcomi調べ
2019年12月01日【調査結果】パパの家事分担の傾向は?パパの家事分担が進んでいるリクルートブライダル総研の「出産・育児調査2019」の調査結果によると、家事を女性が9割以上負担している家庭の比率は2018年では53.0%でした。この比率が2019年には48.8%と減少しています。育児においても、9割を女性が負担している比率は2018年で47.5%だったのが、 2019年には44.0%と減少しました(※)。女性側からみると高すぎる負担が少しずつ減り、男性が家事・育児に参加することが当たり前になりつつある兆しといえるでしょう。「家事や育児は女性がするもの」という偏見がなくなっていくことは、ママにとってもパパにとっても嬉しい変化ではないでしょうか。【体験談】実際にパパが担当している家事・育児は?パパの家事・育児分担が進んでいる中、実際にパパたちはどのような家事・育児を担当しているのでしょうか。ママたちから寄せられた体験談を紹介します。パパが担当している家事・育児の種類ゴミ出し朝、玄関にゴミを置いておくと出勤時に持って行ってくれます。洗濯ものをたたむ私は洗濯ものをたたむのが苦手で、かなりのストレスを感じていました。乾いた洗濯物をたたまずに毎回放置しているのを見て、パパが自然とやってくれるようになりました。私よりも几帳面だし、こまごまとした洗濯ものたたみはパパにぴったりでした。テレビを見ながら、空いた時間にきれいにたたんでくれます。お金の管理お金の管理や保険の手続きはパパが担当しています。私自身お金の管理が苦手なので、パパに任せたほうが安心できて助かっています。車関連の手続きや手配私は免許を持っていないので、車を使う用事や管理はすべてパパの担当です。赤ちゃんのおむつ替え赤ちゃんのおむつ替えはパパに率先してやってもらうようにしていました。というのも、赤ちゃんのうんちのおむつを替えるときに「俺、つらい」と言われたのがショックで。父親としての自覚を持ってもらいたい気持ちが強くなり、おむつ替えはできる限りやってもらうように促しました。はっきりした分担はなし基本的には私が手が空いてないときにお願いするかたちで、はっきりとは分担していません。ただし、私の機嫌が悪いときは率先して家事をやるようになりました。基本的に何でもできる妊娠中のお風呂掃除は絶対にパパでした。そのほかも、基本的に臨機応変に家事はなんでもやってくれます。パパにできなくて私にできることは丁寧さの追求くらいです。各家庭によって、分担する家事・育児の種類や程度は大きく異なっているようですね。パパとママの性格によっては、パパのほうが得意な家事もあるかもしれません。パパの変化を感じた体験談出産前後でできることが増えた産後に仕事へ復帰するまではほぼ全部の家事を私が担当していましたが、今ではパパが自分の服のアイロンがけ、たまに子どもの保育園への送り、ゴミ出し、皿洗い、私がいないときは、子どもの寝かしつけやはみがきなどひと通りできるようになりました。もともとパパは家事が全くダメでしたが、出産前後でできることが増えたなという印象です。子どもが増えて家事に積極的に3児のワーママです。私が仕事で忙しいときは、食器洗い、洗濯、お風呂掃除など基本的な家事はパパがしてくれるようになりました。個人的な感想なので一概に言えませんが、子どもが増えるたびに私のキャパオーバーが重なり、夫が家事に積極的に取り組むようになった気がします。ママの仕事復帰や子どもが増えたタイミングでパパが家事に積極的になるケースも見られました。環境の変化がきっかけで意識が変わるのかもしれませんね。夫婦で家事分担を調整していこうリクルートブライダル総研の調査結果のデータをよく見ていくと、興味深い事実が出てきます。男性の育児負担の割合が年々増えるにつれ、育児期に満足している男性も年々増えているのです。つまり、男性が家事や育児に積極的にかかわることは男性側の不満につながるとは限らず、むしろポジティブな変化をもたらすという傾向が見えます。パパに家事や育児をお願いするのは気が引けるというママは、実は、お願いすることが逆にパパの満足度につながるかもしれない、と考えれば頼みやすくなるのではないでしょうか。どのような家事があるのか夫婦で共有し、お互いができそうなもの、得意そうなものを担当していくと無理のない分担がしやすいでしょう。しかし、なかにははっきりと分担しないほうがうまくいく、という家庭もあるかもしれませんね。家事分担には「これ」という正解はありません。夫婦で相談し、試してみて、家族みんなが心地よく暮らせるよう調整していけると良いですね。
2019年11月14日子どものお風呂はパパにお願いしているというご家庭もあると思います。わが家の場合もそうですが、実はそこには少しの不満が存在しています。今回は、ぜひパパにも聞いてほしい「子どもをお風呂に入れること」について、わが家の体験談を紹介します。 子どもたちはパパとのお風呂が大好き!パパの大きな背中を洗ったり、一緒にお風呂に浸かったり……。わが家の子どもたちはパパとのお風呂の時間が大好き! わが家の子どもたちは、ママよりパパとのお風呂を選びます。 仕事が忙しいパパと子どもたちの時間が少ないご家庭においては、お風呂は親子のスキンシップがとれる絶好のチャンスですよね。私は子育てにおいて、最も手間と時間がかかるのはお風呂だと感じているので、ここでパパが登場してくれると本当に助かります。 入れてくれるのはいいけれど……ママたちの不満ご家庭にもよりますが、パパとのお風呂に関して周りのママたちからよく聞く声は、「子どもを洗う作業はしてくれるけれど、それだけだとその間にほとんど家事が進まなくてちょっと困る」というもの。実は私もその不満を持ったことがありました。 パパとママの子どものお風呂に対する認識の違いがそう思わせてしまうのかもしれません。それでは、ママたちの言う「子どもをお風呂に入れる」とは何を指すのでしょうか? ママたちの言う「子どもをお風呂に入れる」私を含むママたちの認識では、「子どもをお風呂に入れる」ということは、単にお風呂に入れて洗うだけではなく、「服を脱がせる→体を洗う→湯舟に浸かる→体を拭く→パジャマを着せる」という、この一連の作業を指します。 「洗う」だけでなく、「服を脱がせる→体を洗う→湯舟に浸かる」という前半や、「体を拭く→パジャマを着せる」という後半を分担するだけでも、負担は軽くなります。「子どもをお風呂に入れる」という単純明快に思えることでも、夫婦で段取りを細かく確認しておくと、パパとママの間に誤解も生まれず、またスムーズに進むと感じています。 ドキッとしたパパやママもいるかもしれませんが、小さい子どもとのお風呂の時間は長い人生のなかでも本当に貴重な時間ですよね。だからこそ、私も不満を持つだけでなく、話し合うことを心がけ、いろいろな方法を試しながら夫婦で子育てを楽しんでいきたいと思っています。著者:山野美由紀二男一女の母。出産を機に、プログラマーを退職。現在は妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆している。
2019年11月05日赤ちゃんを産んだからといって、誰もが最初から完璧なママになれるわけではありません。産後にママと暮らすパパが当然と思っていることは、ママにとって当たり前ではないこともしばしば。産後の生活でパパが何気なく言った言葉に傷ついた私が、世の中のパパに知っておいてほしいと思ったことをご紹介します。 ママだって、毎日必死に成長中なんです!朝も夜中も関係なく、泣くことでしか意思表示ができない赤ちゃん。娘は生後6カ月ぐらいから夜泣きが始まり、連日の睡眠不足でフラフラな毎日を送っていました。ある夜、娘の夜泣きにしばらく気づけず、眠ってしまっていた私。ハッと目を覚ますと、隣で寝ていたパパが娘をあやしてくれていました。 朝になり、何食わぬ顔でパパが発したひと言に、怒りを覚えました。それは、「なんでママなのに、赤ちゃんの泣き声が聞こえないの?」という言葉でした。 産後ママの現実をもっと知ってほしい私たちにとって初めての赤ちゃんだった娘。もともと子ども好きだったパパは、娘が生まれたことが、ただただ幸せな様子でした。もちろんそれは私も同じでしたが、出産での体力消耗と連日の睡眠不足で、心身ともに余裕がありませんでした。そんなときに、「なんで聞こえないの?」と問われることが、まるで責められているように感じられ、傷つきました。 どうやらパパは、赤ちゃんを産めば女性は自然と“ママとして完璧な機能が備わる”と考えていた様子。何を根拠にそう思ったのかは不明ですが、産後のママは寝なくても平気で、たとえ寝ていなくても赤ちゃんの泣き声に反応でき、どんなときも赤ちゃんのことがかわいくて仕方ないと思っているものだと信じていたようです。「そんなわけないでしょ……」と、パパが描く理想を前に、茫然としてしまいました。 最初から完璧なわけではない 赤ちゃんを産んだ瞬間から、自動的に完璧なママになれるなんて有り得ない話。毎日赤ちゃんと過ごすなかで失敗を繰り返しながら、ママも成長していきます。パパが描いていた“ママ像”は現実の私とは程遠く、意図せず私を傷つけました。そして、このような理想と現実のギャップは、産後の体の状態や、産んだから(パパが思う)ママになれるわけではない、ということをわかっていれば生じないのに……と思いました。 睡眠時間が不足すると、感情や思考のコントロールも難しくなり、起きられないことも当然あります。時には赤ちゃんと一緒にいることがつらくなることだってあります。私はその後、折に触れてパパに今の気持ちや体の状態について発信するようになりました。パパも徐々にその現実を受け止め、責めるような発言は少なくなっていきました。 産後、パパはそれまで当然と思っていた“ママ像”が、私によってことごとく裏切られていくことで、初めて現実を知った様子でした。パパもママも、少しずつ成長していくもの。衝突を恐れず現実を伝え続けることで、親としてお互いが成長していく道を選ぶことができました。 イラスト:imasaku著者:金谷ともみ第2子妊娠中、5歳の娘の母。働きながら結婚、出産、産休育休を経て復帰、マイホーム購入などを経験。よりフレキシブルな働き方を求めて、ライターに転向。 ✿❀ベビカレ秋のマンガ祭り❀✿大好評のマンガ記事を増量してお届けする期間限定“マンガ祭り”開催中! 人気レギュラー連載10作品に加え、新たにゲスト連載8作品が登場♪ 育児や家事、仕事などの合間の息抜きタイムにどうぞ♡
2019年11月05日遠慮なくなんでも言い合える実の親子だからこそ、言い合うことも数知れず…という人はもしかしたら多いかもしれません。思春期だったり、成人後だったり、結婚後だったり。さまざまなタイミングで親との衝突が訪れる可能性があります。今回は、さまざまな親子の在り方について、考えてみたいと思います。■親との衝突を経験したことある人の割合は?自分の親と衝突したことがあるか聞いたアンケートでは、なんと約8割の人は親と衝突した経験があることがわかりました。その内訳は、「かなりある」が34.7%ともっとも多く、次いで「少しある」、「以前はあった」となります。一方、残りの約2割の人たちは「ほとんどない」、「ない」と回答し、衝突した経験がないという人も一定数いることがわかります。Q.自分の親と衝突したことある?かなりある 34.7%少しある 20.8%以前はあった 23.9%ほとんどない 16.3%ない 3.4%その他 0.8%■親との衝突、反抗期「周りが見えてなかった」まず、「衝突する」と答えた人たちからは、思春期に親と衝突したエピソードが寄せられていました。「思春期は自分のことでいっぱいで、周りなんて見えていなかった。人の気持ちがこんなにたくさんあって、いろいろな解決の仕方があることには子どもを産んで気付きました」(愛媛県 20代女性)「かなり衝突していましたが、実家から離れて暮らして、親のありがたみがわかりました。わが子が思春期になり、自分が反抗していたときの親の気持ちが少しわかる気がして、反省しています」(茨城県 40代女性)「中高生の頃は親と衝突しつつ、『これでも感謝してんだよ』と思っていました。進学を機に一人暮らしをして、親との距離のとり方を覚え、社会人になって子どもができて親の恩を実感できました」(石川県 40代男性)思春期は、こころの発達の面からは小学校高学年から高校生年代の時期にあたるといわれ、その時期には理由もなく親に反抗したくなってしまうこともありますよね。「大人として一人前に扱ってほしい」という葛藤や「まだ一人では何者にもなれない」という子ども自身にとっても苦しい時期だったと思い出す人も多いのではないでしょうか。そんな反抗期の態度を省みるコメントは多く、「かなり激しめな反抗期に見捨てることなく付き合ってくれた母親には感謝しかない。結婚して家を出て数十年たちますが、いまだに母親大好きっ子です」という感謝の声も寄せられていました。■親との衝突、子育てへの干渉「ライフスタイルが違う」また、「衝突した」と回答した人たちからは、子どもが生まれてから衝突するようになったというコメントも寄せられました。「孫が産まれてから、母が過干渉になり衝突が増えたため、距離を取っています。心配はわかるけど、ネガティブなことばかり聞かされてうんざり」(神奈川県 40代女性)「同居のとき、孫大好きでばあばもじいじも孫のしたいようにさせ、私の意向は聞いてくれませんでした。お母さんは一家に一人でいいんだと思う」(千葉県 30代女性)「子どものお稽古や進学に関して意見をズバズバ言われます。アドバイスというより命令形。『ハイハイ』とはいきませんね」(神奈川県 40代女性)「専業主婦だった母、共働きの私。仕事をセーブして子どものそばにいろと。ライフスタイルの違いでぶつかります」(神奈川県 40代女性)親と自分だけだった関係に、「子ども」という存在が加わり、関係性のバランスが変わったと感じている人が多いようです。子育ての方針に口出しをされてイライラしてしまったり、孫に甘すぎる祖父母にもどかしく感じたりと、衝突する機会が増えてしまうこともあることがわかります。■「衝突しない」裏にある親子の事情一方、「衝突しない」という意見から理想的な親子関係を築いている人たちからのコメントが集まるかと思いましたが、どうやら「円満だから衝突しない」というコメントは少数派というようにも感じます。「衝突しない」という回答の背景には複雑な思いがあるようです。●円満な関係にある「幼い頃から大好きな母を尊敬しています。一生懸命頑張っている姿を見てきたので、今に至るまでケンカも言い合いもありません。」(岩手県 40代女性)「結婚して子どもが生まれてからは、こんな思いで自分を育ててくれたんだと気付き、感謝の気持ちでいっぱいです。同じ敷地内に住んでいるので、お互いに助け合って仲良くやってます」(茨城県 40代女性)●親が他界している「両親は私が3歳頃に他界しているので、衝突もできませんでした」(山口県 40代女性)「母は20歳のときに前触れもなく亡くなってしまいました。私の成長を死ぬまで楽しみにしていたことは、亡くなった後に気付きました。親には傷つけることを言いたい放題だけど、いなくなって初めてわかることがある」(鳥取県 50代女性)●親とは距離感を取っている「話すとすぐに衝突してしまうので、なるべく距離感を保ち、必要最低限の会話を心がけています」(福島県 30代女性)「母は心配性でいつもワーワー言っている人。生まれた時からそういう環境なので、私は聞き流す能力に長けていて、衝突はないです」(神奈川県 40代女性)「衝突しない」と一口に言っても、親子にはさまざまな事情があることが伝わってきます。親がすでに他界していたり、言いたいことを言わないようにガマンしていたりと、そこには、衝突するよりも切ない現実がある場合もあるようです。親が亡くなってしまえば、もう親子関係を築くこともできなくなります。筆者自身は母親を亡くしているのですが、生きているときは衝突して苦しかったこともありましたが、今は衝突をしたくてもできないと、寂しく感じることもあります。■「心が許せない…」毒親に苦しむ声もさらに、寄せられた声の中で目立ったのは、「毒親」との関係に悩む人たちの叫びとも言えるものでした。「『いい子でいなくちゃ』と必死で、衝突するなんて考えもしませんでした。情けないことに現在進行形です」(神奈川県 30代女性)「『親に口ごたえするな!』と言われて育ったので、衝突はおろかいまだに親にちゃんと意見が言えません」(神奈川県 40代女性)「何でも自分の言うとおりに子どもが動かないと気がすまない、いわゆる毒親でした。私は完全に心を閉ざしてしまい親には何にも言えない関係に。子どもの頃にできてしまった心の闇は消えません」(東京都 50代女性)「衝突できるのは、親子関係がいいからだと思います。私は、親から暴力を受けていたため、恐怖で口答えすらできませんでした」(愛知県 30代女性)「毒親」という言葉は、医療機関のコンサルタントのスーザン・フォワードが書いた『毒になる親 一生苦しむ子供』からついたもので、子どもを支配する、子どもに罰を与えるなどして、悪影響を与える親を意味しています。小さいころだけではなく、結婚して子どもができても続くような毒親からの支配に悩み、「親と衝突して関りを持つことすら許せない」という心の叫びが伝わってきます。■親との衝突は悪いことなのか?先ほど、毒親に苦しむ人たちの声を見てきたように、親との関係がうまくいっていないからこそ「衝突すらできない」と悩んでいる人たちもいるようです。そうすると、はたして親との衝突って悪いことなのでしょうか。「たまには、意見の相違があってもいいんじゃない! 生きているうちですよ、そんなことを言ってられるのは」(滋賀県 50代男性)「衝突でも、言いたいことを本音で言い合ってお互いに思っていることを知るのも必要かと。言い合えるだけの元気がお互いにあるんですし」(神奈川県 40代女性)「親が子を思えばこそ、真剣に向き合ってくれていたからこそ、衝突してまで教えてくれたのだと今は思います。歳を重ねるごとに、ますます大切な存在になっていくような気がします」(神奈川県 40代女性)確かに、衝突することでお互い本音が言えたり、衝突を経て関係性が良くなったりすることもありますよね。近い存在である家族だからこそ、遠慮なく物事が伝えられるのも事実です。お互いがストレスなく乗り越えられるならば、適度な衝突もアリなのかもしれませんね。■親子関係をうまく築くために「適度な衝突はアリ」だとしても、衝突が毎日のように続くと、お互いにしんどくなってしまいます。意図しない衝突を防ぐためには、どうすればいいのでしょうか。「戦うこともたくさんあったけど、一定の距離を保つことで今では落ち着きました」(北海道 30代女性)「衝突はたくさんありますが、親子だから泣くほどケンカしても、次会うときはまた元通りです」(千葉県 50代女性)「親だから言いたいことを100%言って、何度も衝突していた。知り合いに『言いたいことの1%で良いから我慢してごらん』とアドバイスしていただき、いまは仲良し親子です」(茨城県 40代女性)それぞれに対策を立てて、衝突を防いでいることがわかります。さらに、多く寄せられたのは、親に対する感謝の気持ちについてのコメント。親と同じ子どもをもつ立場になってこそわかることがあるようです。「親の苦労する姿をたくさん見てきたので、自分が子どもの親となった今はむしろ感謝の気持ちでいっぱいです。けっして一人で育ったわけではないことを忘れず、今後は少しでも親に恩返しをしていけたらと思っています」(東京都 40代女性)実の親子は、近い間柄の家族だからこそ、付き合いが難しいという側面があります。その関係性はさまざまで、衝突をする親子、しない親子、それぞれが自分の今を大切にするために努力し、工夫を重ねていることがうかがえます。なかなか素直に感謝を伝えられなかったり、言い過ぎてしまったり。コメントにもあるように、ついなんでも言いたい放題になってしまう実の親子だからこそ、本当は最低限の遠慮や気遣いが必要になってくるのかもしれません。今回は、パパママと自身の親との関係性をみてきました。そして自分の親との関係性を考えるときに、おそらく多くのパパママは自身と子どもとの関係性にも思いを馳せるのではないでしょうか。親子で仲良く過ごしていきたいと願っても、個性や相性などによってどうしても心が通い合えない時期も出てくるかもしれません。自分の親との関係以上に、子どもとの衝突で心痛めている人もいるでしょう。親子の関係性は、これまでのコメントでわかるように、一筋縄ではいかず、どんなに親が一生懸命になってもそのときは届かない想いもあるのかもしれません。それでも親子関係は敵ではありません。親子関係は一日で築かれるものではなく、子育ての長い「子どもの自立」という道のりのなかで構築したり、組みなおしたりが起こるものなのかもしれません。そのなかで子どもとどう向き合っていけばいいのか、たまには立ち止まって振り返ったり、見直したりすることも必要なのかもしれませんね。Q.自分の親と衝突したことある?アンケート回答数:4602件 ウーマンエキサイト×まちcomi調べ
2019年11月03日こんにちは、マメ美です!子どもを産む前と実際子どもを産んでからで、「思ってたのと違う!!」っていうこと、結構ありますよね。私は『女の子は小さいうちはパパが大好き!』なものだと思っていました。「大きくなったらパパと結婚するー!」なんて小さな女の子が言うところをよく見かけていたので、それが当たり前だと思っていました。しかし我が家の3歳の娘は小さい頃からママっ子。口癖(?)は「パパイヤ!!」なのです…(^^;)■パパイヤ期の娘娘は昔からパパよりママ派。赤ちゃんの頃はまだ良かったものの、最近ではとにかく『パパイヤ』なのです。トイレやご飯や着替えなど全て「ママじゃなきゃイヤ!」状態…。頑張って寄り添おうとコミュニケーションをとる夫ですが、ことごとく粉砕されています。私と夫は会話も多い方だと思いますし、特に険悪になったことも無く。色々と娘とも夫とも話をしたり、パパと娘の2人の時間を増やしたりと試していますが微妙なところ…しかしある日、娘の違う一面が見えたのです。■パパのいない夜ある日、久しぶりに夫がいない夜がありました。いつもなら昼間から「今日パパいないからママと2人だよ〜」など事前に教えていたのですが、この日は夫が夕方電話をしてくるまですっかり忘れていました(^^;)「今日パパいないんだった! ママ忘れちゃってたわ〜」なんて言いながら2人で夕ご飯を食べてお風呂も済ませて、普通に過ごしました。しかしその日の夜。ぽつりと娘が言ったのです。一瞬驚きましたが、何だかんだ言ってもやっぱりパパが居なくて寂しいんだなぁ…と嬉しく思いました。■可愛らしいツンデレ?寂しそうに見えた娘から返ってきた返事は…ぜ、絶っっっ対自分が寂しいくせに…パパの寂しさに転換している…!!「パパって仕方ないな〜!」とクスクス言う娘…。な…なんというツンデレ…!!しかしそこは3歳児。朝起きてパパがまだいないことにすぐに気がつきそこにはテーブルの下や玄関、トイレの中などを覗き必死にパパを探す娘の姿があったのです。いつもの言葉とはうらはらな行動が愛くるしくて、思わず動画を撮って夫に送りました。すると…パパが帰って来るや否やテーブルの下に隠れたきり、いつもの塩対応の娘に戻ったのでした…(涙)頑張れパパ! 負けるなパパ!その愛はしっかり届いているよ!!
2019年10月30日これから出産を迎える妊婦さんを不安にはさせたくないですが、私にとって陣痛は間違いなく「人生で経験した強烈な痛み」ダントツ1位です。とにかく痛い!恥も外聞も理性も、すべて吹っ飛びました。そんな第一子出産時のリアルな感情をお伝えします。 陣痛ってとにかく痛い!陣痛の痛みに比べたら、ほかのどんな痛みも虫刺されのようなものかもしれません。「スイカを鼻の穴から出すくらいの痛み」「万力で締めあげられるような痛み」など、陣痛をたとえる話がいろいろありますが、どれも当てはまらないと感じました。たとえようもなく、とにかくもう確実に痛いです。 ただ、陣痛さえ乗り越えれば、実際に産むときは、正直そこまで痛くありませんでした。あくまで個人的な感想ですが、出産の正念場は陣痛といきみ逃しにあり! です。 ふと思った……出産やめて家に帰りたい!陣痛が始まって8時間くらい経ったころ、「あー疲れちゃった……。出産をやめて家に帰りたい」と思ってしまいました。そしてすぐ、「出産だけは途中でやーめた! ができないんだ」と思い至り、気が遠くなったことを覚えています。 いつ終わるとも知れない、波のようにやってきては去っていく強烈な痛みは、昨日のことのようにありありと思い出すことができます。陣痛の痛みは忘れる、とよく言われますが、私がしつこい性格なのか、忘れることができません。 パパの手の甲には今でも爪あとが……! 私は陣痛から出産までの18時間半、痛みと疲労で食事はおろか水一滴すら口にできませんでした。“ペットボトルに装着できるストローがあると便利”と聞いていましたが、私の場合はまったく出番がありませんでした。 ようやく生まれた待望の第一子でしたが、産声を聞いた瞬間に思ったことは「はーやっと終わった……」ということでした。そして、陣痛の長丁場で、手を握って励ましてくれたパパの手の甲には、今でも私の爪あとが残っています。 パパは夫婦喧嘩をしたときに、手の甲の傷を見ると気持ちが鎮まるそうです。出産は強烈な痛み伴いますが、新しい家族の誕生とともに、家族に分かち難い強い絆を結んでくれるのだと思います。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 ◆関連動画出産ドキュメンタリー 著者:伊川遥女の子と男の子の二児の母。家事や子育てのかたわら、自身の体験をもとに妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆中。趣味は読書、音楽、料理、ボルダリング、絵を描くこと。
2019年10月27日赤ちゃんの首のすわりがしっかりしてきたり、授乳リズムが整ってきたりしたら「そろそろ赤ちゃんをパパに預けて外出してみたい」と考えるママも多いと思います。そこで今回は、私が赤ちゃんをパパに預けるときに工夫していたことを紹介します。 すぐに授乳や食事ができるようにしておく! 授乳の時期は、いつでもサッと授乳できるようにミルクを計量してミルクケースに入れておくようにしました(計量の必要がないキューブタイプのミルクを使うこともあります)。パパは、赤ちゃんが1回にどのくらいミルクを飲むのかが頭に入り切っていないようだったので、「1回200ml」と書いた付箋を哺乳瓶に貼っておくと、迷わず調乳できたようです。もちろんお湯と湯冷ましも用意しておきました。離乳食の時期は、すぐに使える瓶タイプやお弁当タイプのベビーフードを用意。わざわざ器を出して入れ替えなくてもいいようにしておきました。使用するスプーンやエプロン、食後に手を拭くおしぼり用タオルも一緒に置き、「あれ、どこにあるんだろう? 」というようなことがないように準備。食事に必要なものをすべてそろえていたので、パパも対応しやすかったようです。 赤ちゃんのタイムスケジュール表を作成! 半日から1日単位で外出するときは、赤ちゃんのタイムスケジュール表を作成し、目立つところに貼りました。記入した内容は、「大体この時間に授乳する」「この時間に寝る」「昼寝は2時間半くらい」などの生活リズムに関すること。 その他には、「バウンサーに座らせるとうんちをすることが多い」「寝るときに背中をかいてあげるといい」「わんわんのぬいぐるみが大好き」というようなプチ情報も記入しました。時系列で確認できるので、わかりやすかったようです。 また、パパは口で伝えても忘れてしまうことが多いので、書いておくと何度も確認することができ、パパも私も安心でした。このタイムスケジュール表は、私の母に赤ちゃんを預けたときにも活躍しました。 帰ったらパパに感謝! そして褒める! パパに預けて外出すると、帰ってから「えー、家の中ぐちゃぐちゃ」「おむつ、そのままじゃん」なんてこともありました。ただ、そのことには目をつぶり、「パパのおかげで楽しい時間が過ごせたよ!」と、できるだけ感謝の言葉を伝えるように意識しています。 そして、とにかくパパを褒めます。パパも「頑張ってよかった」と思えるし、「また面倒をみておくから、友だちと会って来たら? 」なんてことも言ってくれました。 パパに赤ちゃんを預けるときは、下準備や申し送りをしっかりしておくと、ママは安心して出かけることができ、パパも安心して赤ちゃんと過ごすことができました。また、帰ってからポジティブな声かけを意識すると、次回以降の外出も快く送り出してくれました。 イラスト:sawawa著者:久保田さや長女(小6)・長男(小1)・次男(2歳)の母。歯科衛生士。育児と仕事を両立しながら衛生士としてキャリアを積む。第3子出産後は、専門知識や子育て経験を中心に記事執筆を行う。
2019年10月27日パパイラストレーターのYUDAI9℃(ユウダイクド)と申します。今回は、子どもに「お父さん・お母さん」と呼ばせるようにしていたエピソードをお届けします。わが家では、成長してから直すのが難しそうという理由で子どもに「パパ・ママ」と呼ばせず、「お父さん、お母さん」と呼ばせるようにしてきました。 「お父さん、お母さん」はやはり文字数が多く、言いづらいのか子どもが僕を呼ぶときは「これ!」と物のように呼ばれてきました。 保育園に入ると、周りの子や先生などの影響ですぐに「パパ、ママ」を覚えてきてしまいました。それまでの苦労がすっかり水の泡になってしまったのですが、子どもがうれしそうに「パパ」と呼んでくれると、こちらもとてもうれしく、「意地を張らないでもっと早く教えておけばよかったかな」とちょっと後悔もしましたね。 監修/助産師REIKO著者:イラストレーター YUDAI9℃2017年6月4日生まれの男の子を子育て中のパパイラストレーター。奥さんと子どもにどうにかして好かれたい一心で、毎日生きている。普段はこぶたのキャラクター「ポトフスキー」を描いている。
2019年10月25日「ガルガル期」という言葉を知っていますか?女性が出産したあとに、動物的な本能から子どもを守るために気性が荒くなる時期のことを表す言葉で、インターネット上などで数年前から使われ始めたものです。今回はそんな産後の「ガルガル期」についてのアンケートをもとに、産後のつらい時期の乗り越え方について考えてみたいと思います。■7割以上は「ガルガル期」を経験アンケートでは、「産後のガルガル期」があったかどうか聞きました。その結果、「強くあった」、「少しあった」、「あった」と答えた人が合わせて71.9%となり、7割以上と多くのママとパパが産後のガルガル期を経験していることがわかりました。Q.「産後のガルガル期」あった?強くあった 34.1%少しあった 27.7%あった 10.1%ほとんどなかった 15.2%なかった 9.5%その他 3.3%■ガルガル期エピソード「赤ちゃんをとられる」多くのママたちが陥る「ガルガル期」。どのような気持ちを抱いているのか、アンケートに寄せられたコメントをもとに紹介していきましょう。「(親にとって)初孫だったからだと思いますが、やたらと干渉して毎日顔を見に来て、とられるような気がして、イライラしていましたね」(三重県 50代女性)「自分と血のつながりがない人はすべて敵。泣き止まない子どもを泣き止ませようと私の腕から取り上げた実母にすら『そうやって勝手に奪おうとするなら、おまえが最後まで育てろ!』と半狂乱になった」(神奈川県 40代女性)「生まれたとき、旦那側の親戚がみんな、『パパに似てるね』などと、全部あっち側に似てると言うからガルガルしました! 男の子だと、『跡取りだ』と言うのにもガルガルしました」(神奈川県 40代女性)このほかにも、「ぐずったときのなだめ方が母の方が上手で、勝手に自分がイライラしていた」というコメントも見られました。第一子の場合は、初めての子育てが大変だと感じるママやパパも多く、だれかの助けを必要とする場合もあるでしょう。ただ、産後のガルガル期に突入している場合には、周囲の助けをかえって苦痛に感じてしまう場合もあるようです。■ガルガル期エピソード「私の育て方に難癖つける気!?」また、ガルガルする理由のもう一つとして、「育児に口出しをされたくない」という思いも隠されていることがわかりました。「里帰りで実母にガルガルしました。二言目には『自分のときはこうだった』、『抱きぐせが付くから泣いても放っておけ』と。子育ての仕方は昔と変わってきているのに耳を貸さず、イライラしていました」(広島県 50代女性)「私の母にイライラガルガルしていました。『そんな抱き方じゃ赤ちゃんがかわいそう』とか、初出産で心の余裕もなかったので、素直に受け止めることもできませんでした」(東京都 40代女性)「娘が2、3ヶ月の頃に、顔に湿疹(しっしん)ができたんですが、それを夫に指摘されたときに思いっきりガン飛ばしてしまいました。『私の育て方に難癖つける気!?』って」(滋賀県 40代女性)毎日必死で赤ちゃんと向きあうお母さんたち、さらに初めての育児だと、どうやって育てればいいかわからないという不安のなかでも、育児の正解を探して必死でがんばっています。実母も娘の子育てをサポートしようと思っていたとしても、娘であるママから見るとあれやこれや口出しをされていると感じてしまい、思わずかみつきたくなってしまう気持ちも理解できます。子育ては人それぞれにやり方があり、それを押し付けられたと感じたときにママたちのストレスはとても大きなものとなっているようです。■ガルガル期エピソード「子どもは私が守る!」さらに、衛生面や世話の仕方への不安など、子どもを守りたいという思いがゆえに、周囲にガルガルしてしまうママもいるようです。「上の子たちが生まれた頃は、旦那のおばあちゃんのベッドに子どもを寝かされたりして、ものすごく腹が立った」(三重県 40代女性)「義母が口の中に入れた鶏肉をかんで食べさせようとしていた。3日前に買った硬いドーナツを食べさせようとしていたときは、ゾッとしました」(愛媛県 20代女性)「里帰り出産して、父が赤ちゃんを見ていると言うから任せてトイレに行ったら、大人用の羽布団をあごの下までかけて自分は別室に戻っていた。我慢できなくなり自宅に戻りました。子どもの命を守るために攻撃的になっていましたね」(神奈川県 40代女性)たしかに、大切な子どもを衛生面や安全面で危険に陥らせないでほしいというのは、どんなママでも感じることでしょう。筆者自身も初めての子どもを出産したあとは、義実家や実家などを訪れた際には、家族の子どもへの接し方に過剰なまでに目を光らせていた記憶があります。いまとなっては、「この子の命を守れるのは私だけ」という思いが発動し、やや暴走していたかもしれないと思いますが、当時はただ一生懸命だったことを記憶しています。■「ガルガル期」は悪なのか!?一方で、「ガルガル期」という言葉に関しては、そのネーミングに疑問の声が寄せられるとともに、そのこと自体には肯定的な意見も多く見られました。「『ガルガル期』と呼ぶのは産婦じゃない側ですよね。まわりに理解がある人がいたり、助けてくれる人がいたら、心配なく子育てに専念できたら、産婦がそんな呼ばれ方しないんだろうな、とつくづく思います」(千葉県 50代女性)「それだけわが子をいとおしい気持ちで育てていたのだと思う。子どもの命を守らなきゃという気持ちは、周りが敵だらけだと思う程。人間は動物なんですよ、しょせん。みんな子育て必死なのさ」(千葉県 40代女性)「『ガルガル』。私には何か嫌な言葉に聞こえます。子どもを授かったら守ろうとするのは当然では?」(北海道 40代女性)産後の母親を、本能的な動物が牙をむく様子に例えて「ガルガル期」と呼ぶことについて、否定的な声も見られました。また、母親になって子どもを守りたいという気持ちからガルガルしてしまうことは、そもそも当然のことではないかという指摘の意見も集まっていました。どうしても「ガルガル期」というネーミングから、当事者にとっては産後のデリケートなママたちの状態を揶揄(やゆ)されているような不快な気分になってしまう人もいるかもしれません。産後は、それまでの生活スタイルや対人関係がガラッと変わり、何が起きるかわからない赤ちゃんとの生活が続いていくため、ママたちは身体的にも精神的にも疲弊します。それでも、子どもを守らなければならないと、がんばりすぎてしまうがゆえに「ガルガル期」に突入してしまう場合も多くあり、それは当然のこととも言えそうです。「ガルガル期」、どう乗り越えた?ここまで紹介してきたガルガル期の子育て家庭の実態ですが、どうすればガルガル期を回避する、もしくは乗り越えていけるのでしょうか。ママやパパが少しでも楽になれる方法はあるのか、アンケートの答えから、ヒントを探しましょう。<その1、周囲に協力を仰ぐ>●まわりに「ガルガル期」を説明し、大変さをわかってもらう●出産後は不安が大きいので、親など周囲の人に配慮してもらえるようお願いする<その2、周囲の子育ての意見は聞き流す>●実母、義母の子育ての話はあまり受け止めないようにして、聞き流す<その3、前もって産後の状態を予測しておく>●「ガルガル期」いうものがあることを事前に自分もパパも理解しておく<その4、同じ立場のママ友と交流する>●同じ立場のお母さんと話したり、遊んだりして心を和ませる<その5、時が過ぎるのを待つ>●産後半年くらい過ぎて、気持ちが落ち着いてきて自然に冷静になれる。いつか絶対落ち着く時がくるどのコメントも、自らの育児経験が反映され、先輩ママたちの重みのある言葉が残されています。「ガルガル期」で周囲の人だけでなく、ママ自身もつらい思いをしないために、こうしたアドバイスも心にとめておきたいですね。「完璧な育児」を自分に課してしまうと、ママ自身の疲弊も激しくなり、さらに自分自身にも他人にも厳しくなってしまうかもしれません。コメントを読むと、「赤ちゃんの命を私が預かっている」と責任感を一手に引き受けてしまうママほど感じやすいようにも思います。でもこれまで生きてきて、これほどひとつの命に一生懸命になり、愛情を注いだことはなかったのではないでしょうか。こう考えると、「ガルガル期」というのもママの溢れんばかりの愛情と防衛本能なのかもしれませんね。ただ実際にそのときにはとても苦しい状態となっている人もいるでしょう。ガルガル期の間は夫に対しても攻撃的になる人もいるようです。でも、言葉にして苦しさを吐き出したり、「ガルガル期」の書籍などを読んでもらうことで、夫にも状況は理解してもらえると思います。そうしてできるだけ近くにいる人に自分の気持ちを伝えることで、苦しさも少しずつやわらいていけるかもしれません。または少しの時間一人になったり、ゆっくり眠ったりと、ママの疲れを癒やしていくうちに、コメントにあるようにいつしかガルガル期は終了していけるかも。きっと、大変だと感じる時期や程度は人それぞれでしょう。でもガルガル期を乗り越えられたときに、一生懸命なママをサポートしてくれた周囲にも思いが馳せられるようになっているといいですね。そしてそれだけがんばって赤ちゃんを守った自分をほめてあげてほしいなと思います。Q.「産後のガルガル期」あった?アンケート回答数:4102件 ウーマンエキサイト×まちcomi調べ
2019年10月13日ベビーカレンダーでは、1,897名のママ・パパを対象に「人気ママ・パパアスリート調査」を実施(調査期間:2019年10月2日〜10月4日)。あわせて、スポーツの秋も到来することから、ママ・パパに子どものスポーツに対する意識もヒアリングしました。調査・分析の主なポイントは以下の通りです。 ママ・パパアスリート人気ランキング2019人気ママアスリート第1位は、いつも元気でパワフルな“肝っ玉母さん”「北斗晶さん(プロレス)」ママ・パパ1,897名に「あなたの好きなママアスリートは?」と質問したところ、人気ランキング1位に輝いたのは「北斗晶さん(プロレス)」でした。元プロレスラーで、現在はタレント活動をしながら実業家でもあり、マルチに活躍しています。プロレスラーを引退後は、“鬼嫁”キャラでお茶の間の人気者に。“鬼嫁”というイメージがある一方で、今回のアンケート調査では、「いつもニコニコ笑顔でパワフルな姿に元気をもらえる」「厳しさの中に愛情を感じ、家族みんな仲良しで好印象」「病気にも負けずに頑張っているので尊敬」といった好意的な意見が多く集まり、好感度の高さがうかがえます。一時は乳がん治療のために芸能活動を休止していましたが、闘病中も笑顔で明るく振る舞う姿が印象的だったという方が多いようです。2位は、昨年の人気ランキングで1位だった「福原愛さん(卓球)」。今年4月には第2子となる男児を出産し、2児のママに。幼少期から国民的な人気アスリートだった“愛ちゃん”に対し、「小さいころから見ていて、親近感がある」「同世代なので応援したい」という声が多く挙がりました。続く3位は、サッカー日本女子代表(なでしこジャパン)の主将として活躍した「澤穂希さん(サッカー)」でした。現役引退後、2017年に第1子を出産し、子育てにも全力で向き合っている姿が見受けられます。「第一線で日本の女子サッカーを牽引し、引退後は子育てに専念している姿がかっこいい」「飾らず自然体で強い女性だと感じる」「サバサバした性格が好き!」というコメントが多数。今回の調査では、現役時代の活躍だけでなく、ママになってからは育児にも全力投球、そしていつも自然体で親近感がわく、そんなママアスリートに人気が集まる結果となりました。 人気パパアスリート第1位は、家族愛に溢れるInstagram投稿が人気「長友佑都さん(サッカー)」パパアスリート部門で人気ランキング1位に輝いたのは、海外で活躍しているサッカー日本代表の「長友佑都さん(サッカー)」。昨年の調査でも首位を獲得しており、人気が継続しています。「Instagramの投稿から、夫婦円満で子煩悩なことが伝わってくる」「現役選手でとても忙しいはずなのに、しっかり子育てをしている印象」という理由が多く挙がりました。妻は人気タレント・女優の平愛梨さん。「平愛梨さんのInstagramの投稿が幸せそうなので、奥さんを大切にしていそう」といったコメントも多く見られました。今年8月には、長友さん自身のInstagramに第2子誕生の報告が投稿され話題に。異国の地でサッカーと子育てに励む長友佑都さん&平愛梨さん夫妻を応援している方が多くいることがわかりました。2位には、ママアスリート部門で1位だった「北斗晶さん」の夫である、「佐々木健介さん(プロレス)」がランクイン。夫婦そろって元アスリートであり、今回の調査結果では夫婦2人とも多くの支持を得ました。理由としては「強くてやさしいパパだと思う」「愛妻家で、闘病中の奥さんを支えている姿が頼りになる」「いつもニコニコしていて理想的な家族」などが挙がり、「佐々木健介さん&北斗晶さん夫婦2人が好き」という方が多数派でした。3位は、“マー君”の愛称で親しまれているプロ野球選手の「田中将大さん(野球)」。「高校球児のころから応援しているので」「パパになってから、さらに結果を出していてかっこいい」「メジャーリーガーとして世界で活躍しながら、家ではイクメンなのが好印象」というコメントが多く寄せられました。子どもはもちろん、妻のことも大事にしている“愛妻家パパアスリート”の好感度が高いことが明らかになりました。 約8割のママ・パパが運動不足!? 運動している人には、気軽にできるヨガやランニングが人気!スポーツの秋が訪れることから、「普段、何か運動をしていますか?」と質問したところ、昨年同様に約8割のママ・パパが「あまりしていない」「まったくしていない」と回答。子育てや家事、仕事に忙しく、なかなか運動する時間がないという方が大半のようです。また、まだ産後間もないため運動することができないという方も多くいました。なかには、「子どもを追いかけて走り回る」「毎日子どもと一緒に散歩をする」など、子どもが生まれてから動く機会は増えたものの、運動・スポーツとは違う気がする……という意見も多く見られました。 一方で、約2割のママ・パパが「よくている」「まあしている」と回答しました。運動をしている理由としては、「ストレス解消やリフレッシュのため」「健康維持のため」「産後の体形が気になるから」といった内容が多く挙げられました。 また、運動をしているママ・パパ349名に、どのような運動をしているか聞いたところ、1位「ヨガ」、2位「ランニング」、3位「ウォーキング」という結果になりました。ヨガは自宅でも行えますし、ランニングやウォーキングは特別な道具を用意しなくても気軽に始められることから、忙しいママ・パパも実践しやすいのかもしれません。 自宅でできる運動は、他に7位「筋トレ」もランクイン。近年、自宅でトレーニングを行なう「宅トレ」が、ママダイエッターの間でも定番となっていることから、産後ダイエットとして筋トレを取り入れる方も多いようです。 0〜2歳未満でもスポーツを習っている!最初の習い事はやっぱり「水泳/ベビースイミング」0〜2歳未満の子どもを持つママ・パパ1,656名に、「子どもに習わせているスポーツはありますか?」と質問したところ、94.5%の方が「ない」と回答しました。多くの方が、赤ちゃんのお世話に手いっぱいで習い事をさせる余裕がなかったり、2歳未満でスポーツを習うのはまだ早いのでは?と思っていたりするようです。2歳未満でも習うことができるスポーツを知らないというママ・パパも多いのかもしれません。 一方で、5.5%の方が「ある」と回答しています。習わせているスポーツについて聞いたところ、ダントツTOPは「水泳/ベビースイミング」でした。赤ちゃんは、ママのおなかの中にいたときのように、本能的に水への順応性持っていると言われています。小さいうちから水に慣れることで、物心がつくころになっても水への恐怖心が芽生えにくいため、2歳未満の子どもの習い事として人気を集めているようです。ほかには、遊びの延長として楽しめる2位「ダンス/リトミック」や、3位「体操」が人気でした。 習い事の幅が広がる2歳以上の子どもにスポーツを習わせているママ・パパは約3割!2歳以上の子どもを持つママ・パパ748名に、「子どもに習わせているスポーツはありますか?」と質問したところ、「ない」と回答した方は72.3%、「ある」と回答した方は27.7%という結果に。やはり、0〜2歳未満と比べると、スポーツを習わせている方の割合は高くなりました。 また、習わせているスポーツの内容にも変化が見られました。1位は0〜2歳未満と同様に、「水泳/ベビースイミング」。2位は「体操」、3位には「ダンス/リトミック」のほかに「サッカー/フットサル」もランクインしました。5位には「空手」が加わり、しっかりと自分で歩けるようになってからスタートできる習い事の人気が高まったことがわかります。 約9割が「将来、子どもにスポーツをしてほしい」。いま話題の「ラグビー」にも興味あり!?「将来、子どもにスポーツをしてほしいですか?」という質問に、93.5%ものママ・パパが「とてもしてほしい」「まあしてほしい」と回答。理由としては、「健康に育ってほしいから」「忍耐力や社交性、協調性を身につけてほしいから」「心身ともに鍛えられるから」といった内容が多く挙がりました。 また、「今後、子どもに挑戦させたいスポーツは何ですか?」と質問したところ、1位「水泳/ベビースイミング」、2位「サッカー/フットサル」、3位「ダンス/リトミック」という結果に。TOP10圏外ではありますが、いま注目の「ラグビーワールドカップ」の影響か、0.9%の方が「ラグビー」と回答しました。 体力面や精神面が鍛えられて社会性が身につくから、スポーツは子どもの人生に役立つ!最後に、「スポーツは子どもの人生に役立つと思いますか?」と質問したところ、95.8%の方が「とても思う」「まあ思う」と回答しました。 理由としては、「体力面だけでなく精神面も鍛えられるから」という回答が最も多く、「体力的に鍛えられるから」「勉強では得られない経験ができるから」などが続く結果に。心身ともに鍛えて健康的に育ってほしいという想いはもちろん、スポーツによって仲間とプレーをする喜びを知り、人間関係の築き方、上下関係や礼儀などを学んでほしいと願うママ・パパが多いようです。 いよいよ2020年の東京オリンピック開催まで1年を切りました。開催時には、子どもと一緒にスポーツ観戦を楽しめるよう、今から少しずつ、親子でいろいろなスポーツに触れてみるのも良いかもしれませんね。 <調査概要>調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用された方調査期間:2019年10月2日(水)~2019年10月4日(金)調査件数:1,897件
2019年10月10日子どもたちが保育園や幼稚園、学校などにスムーズに通えることが、あたり前と思う人もいるかもしれません。でもときに子どもから「行きたくない」と言われ、頭を悩ませた経験がある人もいるでしょう。今回は、子どもたちが「園や学校に行きたくない」と言ったときの対処法について、アンケートをもとに考えてみたいと思います。■6割以上の親が「行きたくない」を経験アンケートでは、「園や学校に行きたくない」と言われたことがあるかどうか聞きました。その結果、「よくある」、「時々ある」、「数回だけある」と答えた人が合わせて63.3%となり、6割以上のパパやママたちが「ある」と答えたことがわかりました。一方で、「ほとんどない」、「ない」と答えたのはあわせて35.6%で、「園や学校に行きたくない」と言われたことのある人の方が多い結果になりましたQ.「園や学校行きたくない」と言われたことある?よくある 16.8%時々ある 17.5%数回だけある 29.0%ほとんどない 19.1%ない 16.5%その他 1.0%■行きたくない理由1、「お母さんといっしょにいたい」アンケートに寄せられたコメントからは、子どもたちが園や学校に行きたくない理由は複数あることがわかります。それぞれの理由について、具体的なエピソードをみていきたいと思います。「息子が保育園の時によく言っていました。サービス業の私は日曜日仕事のことが多く、一緒にいたかったみたいです」(新潟県 40代女性)「保育園時代は毎日泣いていました。泣きすぎておう吐してしまうほど。仕事に行くのが、本当につらかったです」(福島県 30代女性)「小学1年になって間もなく、ある日突然『行かない!』と。スクールカウンセラーの先生に相談したところ、『赤ちゃんがえり』だと言われました」(鳥取県 40代女性)園児や小学校低学年の子どもたちの親を中心に、「親と離れたくない」という理由から登園や登校を嫌がるエピソードが多く寄せられました。嫌がる子どもを前に、後ろ髪を引かれる親たちの様子が目に浮かびます。筆者自身も、2歳で幼稚園に通い始めて、毎朝号泣する長男を泣く泣く園のバスに乗せていました。幼稚園や保育園での生活は、初めて親と離れて過ごす第一歩。「離れたくない」という思いは、成長の証とも言えそうです。■行きたくない理由2、「いじめがつらくて教室に入れない」学校生活を送る子どもたちの親から寄せられたのは、学校でのいじめや友人との人間関係に悩んだ子どもたちから発せられた「行きたくない」の声です。「小学生のとき、長い間いじめられていて、『行きたくない』と言いました。先生を信じて話したら否定されたときには、『もう学校やめたい』と」(神奈川県 40代女性)「長男が1年生のときから意地悪されて、『行きたくない』と言っています。学童では、うちの子がやり返さずに泣いてしまうから面白がって集団で意地悪された。学童に行かないで済むならそうしたい」(静岡県 40代女性)「長女は中2のときにクラスのグループメールのやりとりでトラブルになり、教室に入れなくなった。本人の気持ちとしては、学校には行きたいけど、どうしても教室には入れない、苦しかったと思う」(神奈川県 40代女性)どのコメントも、胸が痛くなるような子どもたちのエピソードがつづられています。学校に通い始めると、子ども同士だけのやり取りや関係性が深くなっていき、親がをすべて把握するのは難しくなっていきます。しかし多くの親は、子どもたちの「行きたくない」理由がいじめによっているのであれば、その事実を把握したいと思っていることでしょう。■行きたくない理由3、「先生が怖い…」また、子ども同士ではなく、先生との関係性に苦しんでいるという声も多く寄せられていました。「幼稚園のとき、突然『園バスに乗らない。行きたくない』と泣きだし、これが何日も続きました。そのうち本格的に登園拒否が始まり、しばらくして、原因は担任の先生が意地悪だからとわかりました」(神奈川県 50代女性)「担任の先生に陰険なことをされたり、怒ってばかりで先生が怖かったりで、学校に行きたがらなくなりました」(和歌山県 40代女性)「原因は校長でした。何かうまくできないことがあると、『そんな事もできないのか? 学校来なくていいから』と言われたり、1人だけ休み時間に個室に入れられて勉強させられたこともありました」(島根県 20代女性)園や学校では、担任の先生といっしょに過ごす時間が長いため、うまく関係が築けないと子どもにとっては大きなストレスになってしまいます。もしかしたら本当に先生の方に原因がある場合もあるかもしれません。しかし、人間同士でのやりとりには相性の良し悪しが出てしまうことも事実としてあるように思えます。コメントのなかには、「娘が男性の担任を嫌がり、学校に行きたくないと言った」というものもあり、担任の先生との付き合い方の難しさを実感させられます。■行きたくない理由4、「集団生活が合わない」また、そもそも『集団生活が合わない』という声も寄せられていました。「現在小1男児ですが、行きたくない時期に波があり、変化の時期はつらい様子。小学生になってからは、あきらかに精神的な腹痛が毎日のようになり、保健室登校をしています」(神奈川県 40代女性)「下の子は人見知りが激しい性格のため、集団行動、団体生活になじめないようで、幼稚園から5年生になった今でも毎朝、『気持ち悪い、おなかが痛い』と嫌々登校していきます」(千葉県 30代女性)「『HSC』をご存じでしょうか? とても敏感に感じてしまう特性です。 新しい環境、騒がしい教室、ちょとした言葉で傷つくなど普通の子にはなんてことはないことに、ストレスを感じ悩まされてるのです。わが子は騒がしい教室、先生が他の子をしかる声に、家で体を震わせていました」(神奈川県 40代女性)人一倍敏感な気質の子どもを表す「ハイリー・センシティブ・チャイルド(HSC)」についてのコメントも寄せられていました。集団生活が合わないという子どものなかには、かなり深刻な理由を抱えている子もいて、それに悩む親子の様子がうかがえます。■行きたくない理由5、「通学がつらい」などさまざまな意見園や学校に行きたくない理由は、本当にさまざまなようです。ここからはそのほかに寄せられたコメントをいくつかご紹介します。●通学がつらい●偏食のため給食を食べることが苦痛●保育園で昼寝が嫌さらに、「理由がわからない」という声も寄せられていて、園や学校に行けない理由が単純なものではないことが伝わってきます。■「学校が好きでたまらない!」一方で、3割以上の親は、子どもが「園や学校に行きたくない」と言ったことは「ない」、もしくは「ほとんどない」とと答えています。「園についたら一回ハグを求められて、後は振り向きもせず園庭に駆けていく。頼もしいけどちょっとさみしい」(広島県 30代女性)「いつ言われるかと心の準備だけはしてきましたが、高校卒業まであと半年。心配は、取り越し苦労に終わりそうです。いまは中学高校通算6年間、皆勤賞を狙っているようです」(神奈川県 50代女性)「学校が好きでたまらないのか、登校指定時間の15分以上も早く学校に行ってます。家から5分とかからない場所ですが、『あと20分遅く出ればパパと一緒に出られるのに』と思ってしまいますね」(東京都 50代男性)「学校に行きたくないと言われたことはなく、むしろ大事をとり休ませたくても休んでくれなくて困ったことはありました。意地悪を言われたり嫌なこともあるみたいですが、学校を休む事自体がそもそも嫌みたいです」(神奈川県 40代女性)寄せられた声からは、園や学校が大好きだという無邪気な姿と、真面目にがんばる姿の両方が目に浮かびます。「親としてはちょっと寂しい」という意見もありましたが、子どもたちにとっての居場所があるということには、親として安心できますよね。ただ、「体調を崩していても行きたい」という子どもたちの姿勢には、心配する声も寄せられていて、時にはストップをかけてあげるのも親の役目かもしれません。■「行きたくない」と言われたら……それでは、「園や学校に行きたくない」と子どもから言われたとき、親としてはどのように対応すればいいのでしょうか。コメントからヒントを探してみたいと思います。<その1、友だちや人の手を借りる>●下の子が年少の時、行きたくないと泣いていましたが、仲良くしてくれる友だちができて、無事に行けるように。友達の力は大きい●学校で嫌がらせされていましたが、仲の良い友だちがかばってくれて改善した●1年生の頃は集団登校が嫌で学校に行きたくないと泣いていた。ある日、事情を知った近所のおばさんが娘の登校時間に合わせて犬の散歩をしてくれて、登校できるようになりました<その2、必要に応じて親が介入する >●イジメが原因だったので、担任に手紙を書き、道徳の授業でイジメに関して授業をしてもらいました●子どもたちの「行きたくない」はしょっちゅうです。そのなかで、本当にSOSを出しているものを見抜くのは親の役目。私がイジメにすぐ気づいて、担任に対処してもらい、解決したことがありました<その3、行きたくない気持ちを受け止める>●元気がないときは「何かあった?」と声をかける。少し間を置いたときは、次の言葉が核心である可能性が高いので、子どもの気持ちを受け止めて、どうしたいか、どうできるかをいっしょに考えてあげる●「なんで行きたくないの」と子どもを問い詰めるのは逆効果。「そうだね、行きたくないよね」と同調してあげると気分が落ち着いたようだった●初めて幼稚園に行くときから数日は全身で拒否されましたが、成長と共に必ず通る道。私と家が最高の避難場所になってあげることが大事だなと思います<その4、一時的に休ませる>●年長の時に「行きたくない」って言われたので「行かなくていいよ!」と話して、丸1日ズル休みをして遊びに行ったら「次の日にはやっぱり行く!」って言いました。つらい時はちょっと回り道するのもアリですよね●幼稚園の時に小児科で「休ませるなら期間を決めること。両親でよく考えて決めること。決めたならそこからブレない事」と言われて、結局1週間休ませました●「本当にだめそうかな?」って時は休ませて悩みを聞く。そうすると、本人もすっきりするみたいで次の日からは普通に行きます<その5、園や学校をやめる、長く休む>●娘が高校で不登校になり、通信制高校に転校。いい同級生に囲まれて、1年遅れで無事に高校を卒業しました●長女は学校に行っていません。でも毎日元気に過ごしています●中2の夏休みから長い休みをとりました。今では、高校は毎日行けるようになり、建築の勉強が楽しいみたいですどのコメントからも、子どもへの愛情が垣間見え、親として何がしてあげられるか考え、行動していることがわかります。きっとどんなパパもママも、子どもの「行きたくない」という言葉を聞いたら、最初は戸惑ってしまったのではないでしょうか。それでも、子どもがどんな対応を求めているのか、親である自身には何ができるのか考えて行動したパパとママたちからのコメントは、大きなヒントとなります。最後に、こんなコメントもご紹介します。「長男が保育園登園をぐずり途方にくれていた時、先生に『保育園に行きたくないというのは、おうちでお母さんとの関係がとてもいいという証拠ですよ』と言われ、気持ちが楽になりました」(茨城県 40代女性)「勉強できてもできなくても、運動できてもできなくても、『行きたくない』ってことはある。大人だって仕事に行きたくないってことあるんだから!」(山口県 40代女性)「子どもの言葉を優先し、休ませると休み癖をつけてしまうのではないか? 子どもの気持ちを励まし、登校させてつらい思いを増やしてしまうのではないか? 命より大事なモノなどありませんが、欠席か登校させるかの判断は、やはり日々ともに過ごし、当人の顔を見ている家族のみんなで判断するしかないですよね」(神奈川県 50代女性)子どもの「園や学校に行きたくない」という声は、転じて「家にいたい」というメッセージを発している場合もあるようです。家族との関係がうまくいっているからこそ、子どもがSOSを出せているということを聞くと、親としても少し落ち着いた判断ができる気がします。嫌がる子どもを前に、最終的に園や学校に行かせるか休ませるか、親としては判断を迫られることもあるでしょう。「一度休ませたら、ずっと行けなくなってしまう」と思うと、なかなか休ませてあげられないと感じる人は多いと思います。また、筆者自身もそうですが、「仕事があるから、行ってもらわないと困る」という切実な思いがあることも確かです。そうした働くパパやママたちの思いを子どもももしかしたら敏感に感じ取っているかもしれません。ただ、子どもたちが本当に深刻な状況になる前に、「園や学校に行きたくない」というSOSを出してきたら、そのときにできるだけ子どもに向きあって、いっしょにどうすればいいか考えてあげることが大切でしょう。忙しい日々の中でも、子どもの気持ちに寄り添う時間は少しでも作り、何か変わった様子がないか気にかける、そうした日々の積み重ねが、子どもたちの助けになると信じたいと思います。Q.「園や学校行きたくない」と言われたことある?アンケート回答数:4482件 ウーマンエキサイト×まちcomi調べ
2019年10月06日4人目の出産当時、長男は小学1年生、次男は年長、そして長女は年少でした。電車で8時間かかる実家へ里帰りをしようか悩みましたが、小学生が長期欠席するのは好ましくないと感じ、夫に1週間の休暇が取れるか相談。幸いにも会社の方の理解があり、1週間ほど休暇をいただき、里帰りせずに出産を迎えました。 夫に家事・育児を任せるのが心配わが家の夫は料理が得意ではなく、作れるものはみそ汁とカレーくらいです。掃除機はかけられますが、洗濯機の使い方や洗剤の量など、細かいことはわからない様子。 また、幼稚園の子どもの持ち物やお迎え時間が曜日によって違うことを、口頭で何度も説明したのですが理解できず……。「お弁当も作れるのだろうか?」とさまざまなことが心配でたまりませんでした。 そこで出産入院中、夫が困らないように家事や幼稚園の支度を細かくノートにまとめたものを用意しておきました。 子どもの精神面も心配!出産入院中の1週間ほどは、私がいない生活になります。子どもたち3人はまだまだ甘えざかりなので「大丈夫だろうか?」と心配になりました。 特に幼稚園児の2人は、ママがどのくらい入院し、どのくらいで帰宅するのかわからない様子。そこで1週間分のカレンダーをつくり、毎日シールを貼っていってもらい、ママが帰ってくるまでの期間を感覚で伝わるようにしました。 さみしくなったときはグズグズしてしまうので、お手紙とシール、小さいおやつを人数分×1週間分、用意して出産に備えました。 「意外となんとかなる」と思えた!夜に陣痛が来た私は、子どもたちが寝ている間に病院に駆け込みました。付き添いもおらずひとりでしたが、私の場合は逆に集中できてよかったと思っています。 私が入院中の1週間、結局、夫は幼稚園をお休みさせて、子どもたちを遊びに連れて行ったようです。普段私は外食をさせませんが、夫と子どもたちはラーメン屋巡りをしたそう。子どもたちはとても楽しそうに報告してくれました。夫は、3人の子どもたちのお世話が想像以上に大変な様子で、日に日に疲れた顔になっていきました。 予想外の外食続きで、栄養バランスが気になりましたが、子どもたちにケガもなく、これまでの夫の様子を考えると、ひとりで面倒を見ていてくれただけでもすごいと感じました。夫自身も子育てをしながら家事をする負担を、身をもって実感したようで、お互いのことを知るいいきっかけになった出産前後でした。著者:武山あゆみ三男一女の母。ワンオペ育児に奮闘するかたわら、自身の体験をもとに妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆中。
2019年10月05日めまぐるしいけど愛おしい、空回り母ちゃんの日々
やっぱり家が好き〜おっとぅんとみったんと私〜
子育ては毎日がたからもの☆