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長女が1歳半のときに次女が誕生し、授乳を手伝ってもらったことをきっかけに、赤ちゃんのお世話に興味を持った長女。長女の赤ちゃん返りを心配していた私でしたが……? 1歳半でお姉ちゃんに。リアクションは!?長女が生後8カ月のころに妊娠が判明。まだお姉さんになるという自覚を持たせるのは難しいだろうということで、お人形を使って一緒にお世話ごっこをして、なんとなく“赤ちゃんってこんな感じだよ”という雰囲気を伝えていました。 そして次女が誕生。長女は自分よりも小さい動く物体に「なんだこれは?」という顔をしていましたが、“興味はある”といった雰囲気で少し安心しました。 長女も一緒にママごっこ!私が次女のおむつを替えていると、長女は横に並んで人形のおむつを替えます。時には授乳のまねもするなど、私が次女のお世話をする様子を長女もまねて遊んでいました。そんなある日、次女に母乳を哺乳瓶であげようとしていると、長女がジーっと見つめていました。 そこで長女に「あげてくれる?」と聞くと、長女は「うん!!」と目を輝かせ、私の補助付きですが授乳を手伝ってくれました。本当のところ、二度手間のようになってしまいましたが、長女の気持ちが私にとってはうれしかったのです。 次女中心にならないように長女をフォロー長女が赤ちゃんのお世話をしてくれることはうれしかったのですが、大人がそれに甘えて、長女をお世話する側だけにしてはいけないと感じました。そのため、夫が休みのときは長女だけ夫と公園に遊びに行ったり、長女だけ実家の両親とドライブをしたりと、長女に特別感を感じさせてあげられるように心がけました。 長女も気持ちに余裕ができたのか、その後も赤ちゃん返りなどはなく、一緒に次女をかわいがってくれました。 きょうだいができると、上の子は戸惑ってしまうこともあると思います。いきなり「お姉ちゃんになるからしっかりね」と言い聞かせるのではなく、楽しく新しい家族を迎えられるように工夫できるといいですね。 イラスト/塩り監修/助産師REIKO著者:深田ようこ三児の母。夫とは二回り近い年の差婚。子ども服のショップ店員など、結婚するまでは子ども向けの仕事に携わる。現在は芸能や育児に関する記事を中心に執筆中。
2020年03月08日我が家は1歳、3歳、10歳の3姉弟。一番末っ子1歳の長男は、今年初めてのサンタクロースが来る予定!年齢が違う姉妹弟への、今年のクリスマスプレゼントをご紹介します♪1歳7ヶ月になる長男に、初めてのサンタがやってくる!まだまだプレゼントのリクエストもできないし、クリスマスを理解し出すには早い1歳。でも、お姉ちゃんたちが何かもらっていたらなんだか可哀想かな…。姉たちは早生まれで、初めてのクリスマスは1歳間近だったのでプレゼントがありましたが、5月生まれの長男は、去年のクリスマスは0歳(6ヶ月)。さすがにプレゼント無しだったので、今年から用意することに。初めてのクリスマスプレゼントとなると、サンタも張り切って喜ぶものを考えます。長男は、お姉ちゃんたちが持っていないおもちゃも買ってあげたい!まだリクエストできる年齢ではないので、リサーチを開始することに…。長男はさすが男の子、最近では機関車トーマスやプラレールにハマり中。以前、武蔵小杉にあるグランツリーへ行った時、おもちゃ売り場のプラレールコーナーで、トンネルやアップダウンのあるセットに釘付け。ずーっと憧れの眼差しで見つめていたので、その姿をもう一度我が家で見たい♡と思いました。それから、よく見るyoutubeの動画を参考にして、サンタさんからはトーマスの仲間のお喋りシリーズに。パパ&ママからのレールは、どきどきマウンテンセットにしようと決めました。これからちょっとずつ、トーマスの仲間とレールを増やしてあげたいなとパパと一緒に考えています。子どもって、1歳といえども「好き・嫌い」があるもの。百貨店のおもちゃコーナーや、お友達の家、児童館などの遊び場コーナーで観察していると「これが好きそう…」というものが自然とわかってくるはず!ボールを転がすおもちゃだったり、音が鳴る楽器だったり、女の子だったら早くもお人形さんやごっこ遊びのセットだったり、と、その子の好みはそれぞれのようです。よ〜く観察してみて、気に入りそうなものを探してくださいね。最近は最新おもちゃのレビューをあげているyoutuberさんたちも多いので、そちらも参考になると思います♪3歳10ヶ月の次女は、ディズニーシリーズで♡次女の去年のXmasプレゼントは、レゴのduplo(デュプロ)。長女が持っていたLEGOで普段から遊びたがっていましたが、まだ2歳の時点では手先がそこまで器用でないこと、ピースが小さく誤飲が心配だったことから、普通サイズより大きなデュプロをプレゼント。女子っぽいシリーズで、とっても大喜びしていました。レゴやデュプロは、シリーズで少しずつ集めていけるのもいいところ。ディズニーシリーズを元々持っていたので、まとめて収納できるようにBoxタイプの物にすることによってお部屋もスッキリ!きょうだいが増えたのでみんなで遊べるし、とってもオススメです!4歳を目前にした今年、サンタさんには先日観に行った「Frozen II」の大好きなアナ雪のぬいぐるみ(エルサとアナ)をリクエスト中。ちゃんと届くかな?また今年は、幼稚園でたくさん新しい刺激を受けた1年でもあり、「あいうえお」に興味を持ち始めたので、パパ&ママからは、ディズニープリンセスのあいうえおレッスンにしようと決めました。3歳をすぎると、サンタを理解して、自分でリクエストするようになる子も。サンタさんへのリクエストはなるべく答えてあげられたらなぁと思いつつ、親としては知育的な要素もあるおもちゃも買ってあげたい!あいうえおレッスンはディズニープリンセス仕様なので、こちらもきっと喜んでくれるはずです♪10歳11ヶ月の長女、用意する方も楽チンになる一方で…さすが小学生ともなると、季節問わずにサンタからのプレゼントを考えており、欲しいものは半年前から決めていることも。毎年「コレが欲しい!」と明確なリクエストを伝えてくれるようになったので、用意するサンタも気が楽なようです。年齢とともにプレゼントの価格帯も大きくなっていくのが玉に瑕…ですが、朝届いたプレゼントをみて「よかったね♡」と、パパもママも嬉しくなります。我が家のサンタは、こうやって来る!ところでみなさん、サンタさんはどうプレゼントを置いていきますか?我が家は、毎年、朝起きると枕元にプレゼントが置いてあります。子どもたちは大喜びでリビングへ持ってきて、パパとママにお披露目してくれながら開ける…のが恒例です。私たちは寝不足ですが(あれ?)、喜ぶ子どもたちの顔をみて幸せな気分に♡サンタにとっては、この子どもたちの笑顔が、1年の醍醐味のようです。しかし、人数も増え、寝室もなかなか狭くなってきた我が家。3人とも静かに寝静まってから、そ〜っと姿を見られないようにお届けにくるのが、サンタもなかなか大変になってきたよう。今年からは「ツリーの下に置いておいてくださいね」とお願いしてみようと考えています。あの瞬間の子どもたちの表情って本当にキラキラしていて、可愛い!1年の疲れも吹き飛ぶ瞬間ですね♡我が家のクリスマスの迎え方、大盛り上がりの点灯式!我が家では、11月末〜12月最初の週末までに、毎年ツリーを出します。パパがXmas songをかけて、子どもたちで協力して飾り付け。あれれ、お姉ちゃんたちが一生懸命飾った物を、次から次に取っていく人が1人…(笑)最後にパパが電飾を付けたら、部屋を真っ暗にして、カウントダウン!ここが盛り上がりどころ、我が家のツリー点灯式です!無事ツリーに明かりが灯ったら、家族みんなで歌って踊ります。賑やかな年の瀬がやってきたなぁと感じる瞬間。ちょっとしたイベントですが、楽しいクリスマスとお正月を迎える我が家の楽しい恒例行事。これからも家族仲良く、楽しく続けていこうとおもいます♪
2019年12月11日わが家の1人目の子が1歳半になるころ、だんだんと歩きがじょうずになったり、少しずつ言葉が出てきたりと、成長を感じられる場面が多くなり、同時に育児にもだいぶ余裕が出てきたと感じていました。そんなころに2人目を授かったのですが、2人目の育児は余裕には程遠いものでした。 イヤイヤ期と出産が重なって大変!上の子が1歳半になると、0~1歳前後のころと比べてだいぶ育児がラクになったと感じましたが、そのまま成長するに従って、さらにラクになっていくわけではありませんでした。 むしろ下の子を出産するころ、上の子は2歳でイヤイヤ期真っ盛り。0歳のころとはまた違った意味で育児が大変になってきました。上の子だけでも大変なのに、そこに出産や新生児育児が加わって本当にしんどい毎日でした。 下の子が大きくなるとぐっとラクになった子どもたちが小さいころは、2人それぞれに手がかかってとても大変でした。しかし、下の子が2~3歳くらいになると、ママが家事をしている間は、子ども同士で遊んでいてくれることも増えてぐっとラクに! そして、下の子の幼稚園に入園するときは、上の子と一緒に幼稚園に通えることがうれしかったようで、初めての集団生活でもほとんど泣くこともなく、スムーズに園生活をスタートすることができました。 一時は大変だけど、年が近いメリットも!育児の大変さは人それぞれではありますが、2人目を考えているママさんには、1歳半ごろに「育児がラクになってきた」と感じたとしても、そのあとのイヤイヤ期はかなり手強いことを知っておいてほしいです。 一方で、年が近いからこそのメリットも多々あるので、一時期の大変さは覚悟のうえで2人目が早めにほしいという方はぜひ応援したいです。 私自身、妹とは2歳差で、大人になった今でも友だち同士のように仲がいいので、2歳差でよかったと思っています。一方で、自分が2歳差のきょうだいを育ててみて、私たちが小さいころは母も大変だっただろうと思うようにもなりました。著者:奥田美紀二児の母。IT企業にてSE・プログラマーとしてシステム開発やWEBサイト運用等をおこなう。夫の転勤や子育てのために退職し、現在は妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆している。
2019年11月27日ウーマンエキサイトをご覧のみなさま、こんにちは!PUKUTY(プクティ)です!1歳半を過ぎ、少しづつですが話せる単語が増えてきた息子…どんどん吸収している今、何かを学ばせたい! と、わが家でやっているのは…■やっぱり英語が大事ということにたくさんの事に興味を持ち、どんどん吸収していっている息子。成長を見守りながらも、何か息子のためになることを学ばせてあげたいと思い夫婦で話し合いました。そして、小学校でも英語が取り入れられようになり、これからはさらに英語が大事になるのでは…!?という結論に。「学ばせよう」というより、少しづつですが親ができる範囲で英語に触れさせる環境作りをすることにしました。■楽しめる環境を作ろう!かといって私や旦那が英語が話せるわけではないので…(笑)音楽や動画などを息子と一緒に楽しんでいます。(私たちも勉強になっています!)また、近くに住む義母が英語の先生なのです。息子に英語で話しかけたりしてくれるので非常にありがたいです!■息子は何を好きになるのか楽しみ今やっていることが、どのぐらい効果があるのかはわかりませんが…息子の様子を見ながら、無理なく楽しんで色んな学習(習い事)ができればいいなと思っています。息子が何に興味を持つのか今から楽しみです!
2019年11月23日私の息子は、1歳半健診で体の成長は問題ありませんでした。ところが、保健師さんとの面談後、別室に通されて臨床心理士さんと面談をすることに……。そのとき、どんなことを話したのか、息子の言葉の様子とあわせてご紹介します。 気にしていなかった息子の言葉の遅れ私は「男の子だし、上の子もそうだったし……」と、あまり息子の言葉の遅れを気にしていませんでした。また、同年代の子と遊ぶ機会が少ないこともあり、周りの子の「一般的な」成長度合いに疎かったという部分もありました。 同時に上の子と年齢差があり、「もう少しだけ赤ちゃんらしくいてほしいな」という気持ちから、喃語や宇宙語がいとおしかったことも事実です。1歳半健診時、息子が話せていた言葉は「ママ」程度でした。 保健師さんから指摘されたこと今は言葉について吸収している時期で、息子もそのうちしゃべり出すんだろう……と悠長に構えていました。こちらの言っていることの理解も、問題がないように感じていました。 ところが健診後、保健師さんからは「言葉の理解がちょっと気になりますね。臨床心理士と話して、発語や理解を促す方法を相談してみましょう」という話が。そんな状況でも、保健師さんにニコニコするわが子。申し訳ないやら、悲しいやらで複雑な気持ちになりました。 臨床心理士さんとの面談臨床心理士さんには妊娠の経過や出産時の様子、首すわりの時期など、これまでの成育歴について気になっていること、普段の関わり方について質問されました。 質問のあと、「2歳までは様子を見て、2歳の時点で電話で面談し、それでも発語や言葉の理解が遅れがあるなら再度相談しましょう」ということに。言葉の発達を促すためにはたくさん話しかけたり、本を読んであげたりすることをすすめられました。ワンワン、ブーブーなどの音や声、物などの動きを音で表した擬声語である「オノマトペ」での声かけも効果的とのことです。 教えていただいたことを実践した成果か、少しずつ息子にも変化が見られている気がします。発達の遅れを指摘されたときは正直ショックでした。でも、これまでのかかわりを見直すいい機会になったようにも思っています。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 著者:東 慶子三児の母。育児のかたわら、アンガーマネジメントキッズインストラクターの資格を取得。自身の育児経験に生かすとともに、将来的には子ども向けの講座を開催したいと考えている。
2019年11月10日わが家の息子が、初めて発達障害の可能性を疑われたのは1歳半健診(1歳6カ月児健康診査)のときでした。市町村によって検査内容や診断方法に差があるようですが、今回は息子が発達障害と疑われた1歳半から、実際に診断が出るまでの検査内容などをご紹介します。 発達障害の可能性を指摘された1歳半健診1歳半健診では簡単な絵を見せられ、そのなかから「○○はどれ?」と質問される検査があります。息子は、市の検査と小児科の検査、どちらもその指示を適切にこなすことができず、言葉もほとんどしゃべらないことから「要経過観察」となりました。 この時期、同じような対応の子どもは意外と多いようですが、息子の通う小児科は偶然にも発達障害に詳しく、その後も定期的に検査を受けることになりました。 半年に一度のペースで実施された発達検査1歳半で要経過観察になって以降、半年に一度のペースで「遠城寺式 乳幼児分析的発達検査」という検査をおこないました。定期的におこなうことで前回と比べることもでき、先生が子どもの様子を見ることで発達具合もわかるようです。 この検査は先生と個室でおこなわれ、指示にきちんと従えるか、言われたことがどこまでできるかはもちろん、子どもの様子や理解力なども確認されます。息子は3歳までこの検査を定期的におこないました。 発達障害と診断されたときは……実際に発達障害と診断されたのはかかりつけの小児科ではなく、その後リハビリに通うことも考慮して紹介された、リハビリテーション病院でした。小児科からの紹介状に、今までの検査結果が詳しく記されており、リハビリテーション病院では診察のみ。息子は「自閉症」の診断がつきました。 診断がつくまでの診察時間は約10分と、予想外の早さでした。その後、これからのリハビリについての説明や診断の理由などが詳しく説明されました。 発達障害の検査は大変そうと思われがちですが、私の場合はかかりつけの小児科が発達障害に詳しい病院だったので、スムーズに診断がつきました。難しいことはあまり考えず、少しでも気になることがあれば、発達障害に詳しい小児科や市の保健センターに相談してみるといいと思います。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 著者:前田奈々自閉症の長男、次男の二児の母。自身の体験をもとに妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆中。
2019年11月01日こんにちは、保育士の中田馨です。1歳半のお子さんの保護者の方から「遊びを切り上げようとするといつも大泣きして困ります」という相談を受けました。子どもの成長の時期によっては、1日の生活の中でこの大泣きが何度も起こることがあるので、ママはヘトヘトになってしまいます。こんなとき、保育所ではどんな対応をしているかを紹介します。 1歳半ごろの子どもの発達の目安1歳半ごろの子どもは、言葉の数がだんだん増えてきて、二語文が出始める子もいます。大人の簡単な指示も分かるようになりますし、記憶力がついてくるので大人のマネがさらに上手になってきます。食事、着替えなど、自分の身の回りのことを「自分でしたい」という気持ちが芽生えます。そして、自己主張がはっきりしてきます。 「いやだ」という気持ちを言えるようになり、怒ってみたり、すねてみたりといろいろな感情を出せるようになってきます。自分の思い通りにならないときは、かんしゃくを起こして、ひっくり返って大泣きしてママを困らせることもあります。 大泣きしないようにする方法はある?食事、睡眠、お風呂、お出かけなど、生活の節目で子どもが遊びを切り上げる場面があります。ママは次の予定があるので「○時までに次の行動を」と思っていますが、それを知らされていない子どもから見ると、突然楽しい遊びができなくなる悲しさがあります。 大切なポイントは、あらかじめ終わりの時間を知らせておくことです。とはいえ、子どもはまだ時計を読むことができませんので、別の方法で時間を知らせます。例えば、パズルなどの一旦終わりのある遊びをしている場合は、「パズルが出来上がったら、ご飯食べるよ」などと伝えます。そうでない遊びのときは、タイマーのアラームをかけておいて「ピピッてなったらご飯食べるよ」と言います。 そうはいってもなかなかすぐにはできません。そんなときは「あと3分おまけしちゃおう」と、おまけしてもOK。そして、「今日のお昼ご飯は〇〇ちゃんの好きなうどんだよ」など、次の楽しい出来事を伝えてましょう。次の見通しを伝えるだけでも、子どもは遊びを切り上げやすくなります。ママは、慌てず待つことが大事です。「早くしなさい!」「もうおしまい!」と、ママが慌てれば慌てるほど、子どもは意地になって遊びをやめてくれません。 もし大泣きしてしまったら?とはいえ、大泣きしてしまう日もあります。そんなときは、子どもを抱きしめてまずは「泣かなくて大丈夫」ということを伝えます。そして子どもの泣き方が落ち着いてきたら、「今日のごはん一緒に見てみよう」と言ってみます。そして、ご飯を見て「わぁ! おいしそう! ママもおなか空いちゃった! 一緒に食べよう!」と誘い、ご飯の準備を始めます。 遊びから次の場面を見せて、気持ちを切り替えてあげることが大切。次の楽しいことが分かれば、子どももそちらのほうに気持ちが向き、「さっきまで大泣きしていたのは何だったの?」というくらいあっけらかんとしています。 この時、言葉のかけ方で注意するのは「ご飯食べる?」など、疑問形で聞かないこと。疑問形で子どもに問いかけると「食べない」という選択肢ができてしまいます。ほんの少しの語尾の違いですが、「これからご飯を食べるんだよ」と、ママが自然に言葉の面からも誘っていくことが大切です。 おやつで釣っても大丈夫?大泣きされるとどうしても泣き止んでほしいので、思わずおやつで泣き止ませてしまう、なんてこともあるかもしれません。ですが、これはできる限りやめましょう。「泣いたらおやつがもらえる」と子どもは覚えています。ここは、ママが負けてはいけない勝負どころです。 大泣きしてもママが動じなければ、子どももあきらめます。実は、私の娘はこれをおじいちゃんにしていました。おじいちゃんに対して大泣きして、おじいちゃんが根負けしてしまうことが何度もありました。娘は幼少期に、「大泣きすれば許してもらえる」と思ったようで、かなり大きくなるまで大泣きしてどうにかしようとしていました。大きくなると、力も主張も強くなるので大人も対応が本当に大変になります。うちの失敗からも、できる限り子どもが小さいうちから、家族全員が「大泣きしてもおやつはあげない」という毅然な態度を子どもに見せてください。そして、「泣かなくて大丈夫」と抱きしめてください。 遊びをやめられないくらい集中しているということは本当に素晴らしいことです。子どもの気持ちに寄り添いつつも、生活の見通しを伝えながら、親子共に気持ちよく遊びを切り上げられるといいですね。 著者:保育士 一般社団法人 離乳食インストラクター協会 代表理事 中田家庭保育所施設長 中田馨0~2歳対象の家庭保育所で低年齢児を20年以上保育する。息子が食べないことがきっかけで離乳食に興味を持ち、離乳食インストラクター協会を設立。現在は、保育士のやわらかい目線での離乳食の進め方、和の離乳食の作り方の講座で、ママから保育士、栄養士まで幅広く指導。離乳食インストラクターの養成をしている。「中田馨 和の離乳食レシピ blog」では3000以上の離乳食レシピを掲載中。
2019年10月10日ウーマンエキサイトをご覧のみなさまこんにちは、M子です。娘のけーちゃんももうすぐ1歳9ヶ月。イヤイヤ期が始まり娘のぶっとんだ要求に答える過酷な日々を送っていますが、そんな毎日もきっと将来懐かしく可愛い大事な思い出になるんだろうな。なんて考えながら自分を奮い立たせてなんとかこなしております。さて、今回は母として初めて絶望的な気持ちになった1歳半検診の苦い思い出を綴りたいと思います。ではどうぞ。■1歳半検診、気楽な気持ちで行ったところ…1歳半検診の下調べなんて何もしていなかったので、どんなことを聞かれるのか、どんなことをするのか全く知らずにでかけました。正直言うと事前に記入する問診票みたいな紙も当日焦って書いたくらいです。娘は大の病院嫌いで何らかの気配を察し大泣き大暴れするのでそのへんがかなり心配ではありましたが、なんだかんだで娘の成長が見れるのを楽しみに検診に出向いたのですが…会場に到着し順番に呼ばれ、保健師さんと面談をします。うちの娘はこの頃はまだ言葉数が少なかったのですが、いつも何かを訴えるようにひたすら話しかけてきたり、言葉自体はよく理解しているようだったので全く心配していなかったんです。まぁそのうちペラペラ話し出すだろ。くらいにしか考えてませんでした。■保健師さんからの質問が止まらない…!しかしここでワンワンの指さしが出来なかったことで保健師さんの追求の嵐が始まり…集団検診で家と全く違う不慣れな環境だったので普段のようにはなかなかできないことを伝えたところ、集団で人が集まる場にはちゃんと行っているのか、同年代とよく遊んでいるのか等、ひたすら生活について聞かれることに。一言答えるとまたそれに対しての深掘りが始まり、まるで圧迫面接。頭の片隅で「就活の時にもこんな深掘り型の面接官と遭遇したことないわ」なんて考えてました。というか普通に泣きそうでした。いや、ちょっと泣いてたかも。普段は自分なりに娘と遊んだり、本を読んだり話しかけたり、人が多いところに連れて行ったり、公園に遊びに行ったりしていたつもりでしたが、面談を進めていくうちに自分の子育てに段々と自信が持てなくなってきたのです。保健師さんとの面談が終わった頃にはネガティブモード全開になってました。(ちなみに積み木は家で毎日遊んでいたため一瞬で積んだのですが、そのことについては全く触れられず...)それから体重身長を測定、歯科検診などを行いましたがまぁ予想通り大泣き。しかしそこはさすがは子どもに慣れていらっしゃる先生方の素晴らしい手さばきで一瞬で無事終了しました。あぁ良かった…歯医者さんに歯が綺麗だと褒められてちょっとるんるんしちゃったところで、一通り検診が終わり母子手帳を返却してもらう際にもう一度保健師さんと話す機会が…■私ってダメな母親…、とネガティブモードになぜかまた積み木を積み、圧迫面接が再スタートしました。さっきまでの私のるんるんどこいった。本を読んでいるかと聞かれると...読んでいるつもりだったけどたまにけーちゃんページワシャワシャってしちゃうときあるし、これは読んであげてるって言わないかな…予防接種もひとつ遅れてるのあったんだ…あ、あと体重が重くて成長曲線ギリギリですよって言われた…けーちゃんまんまるだもんな…私ったら何やってんだ…なんてダメな母親…と、こんな感じで娘の1歳半検診は終わりました。■娘は娘のペースでの成長しているところが、検診が終わって少したった頃から、娘が少しずつ単語を話すようになってきたんです。お手伝いをお願いすると一緒に掃除してくれたり、散歩に行くとあちこち指差したり、彼女なりのペースで成長してくれているようでした。今では終始覚えた言葉を唱え続けています。あのとき言えなかったワンワンも1日100回くらい連呼...。発達には個人差がありますが、その中でも言葉を話し出すタイミングはその子によってかなり違いがあるそう。検診のときは相当焦りまくってこの世の地獄みたいな気持ちになっていた私ではありますが、あれからたった3ヶ月でなんだか色々しゃべりまくっている娘を見て日々成長を感じています。保健師さんにも人によって色んなタイプの方がいます。もちろん真摯に聞いてくれる方もいると思いますし、気になることがあればどんどん相談するべきだと思います。しかし成長のタイミングは人それぞれ。必要以上に焦らず、まずは目の前にいる子どもを親がしっかり見ることが大切だと思っています。そしてもし不安になることがあったら、柔軟に動けるママでありたいなと思います。この体験記に記載された健診は、あくまでも筆者の体験談であり、自治体によって問診内容は異なります。詳しくは自治体にお問い合わせください。
2019年09月10日こんにちは、はな@まるママです!現在3歳半の息子まる、“イヤイヤ”することもまだまだあるのですが、成長とともにその様子もずいぶんと変わってきました。■1歳半〜2歳代のイヤイヤ変遷振り返ってみれば、1歳半頃に急速に自我が芽生えたまる…まだまだ言葉が少なく、イヤだ!とは言わずともこれがイヤイヤ期か…と悟るには十分でした。そしてここから一気に加速していく自我の芽生え…イヤイヤの激しさ…まるの場合は2歳代が全盛期でした。着替えはイヤ、歯磨きはイヤ…、オムツ替え、口を拭くの、座って食べるの、お家に帰るの、ベビーカー乗るのイヤ、歩くのイヤ、とにかくイヤイヤで、その表現もかなり激しく…話してみても待ってみてもなかなか切り替わらず、一度火が付くと泣き叫びながらの大暴れで抱っこも出来ない状態に…。この頃はまるのイヤイヤが大爆発する前に何とか気をそらして誤魔化すしかない…と、とにかく毎日何をするにも頭を悩ませていた記憶があります。そして3歳になった現在は… ■イヤイヤ期に訪れた小さな変化まだまだこんな感じのことで泣いたり怒ったりする事も多いのですが、言葉で説明すれば納得してくれるようになったり、言葉だけでは納得できなくてもこちらが一度話すのをやめて静かに待ってみると(時間が経つと)自分で納得して切り替えられるようなことが増えてきました。しかし、相変わらず眠いときは理不尽なほど機嫌が悪くなりますし、一つのことに何度も挑戦して上手くできなかったりすると、ムキー!っとなったりすることはしょっちゅうです。しかし、そんな最近のまるの“イヤ”の表現がなかなか良い感じで…この『んーん」も結局はやりたくない・イヤだ、ということなんですが、何とも柔らかいイヤイヤの表現…むしろこれは完全に“お断り”スタイルへと成長を遂げていますね。自分の気持ちを上手く言葉で伝えられるようになって、何だか余裕が出てきたようです。そしてまるの中には小さな天邪鬼も顔を出し始めているので、よくこんなこともあるのですが…とにかく何か言われてるのと逆のことをしたいお年頃なようです。なのでこちらも逆に…こんな風にあえてしてほしくないことを言うと、結果的にこちらのしてほしいことをしてもらえるわけです。何とも面白い、3歳児まるの天邪鬼ぶり。何でも真逆のことをしたがってころころと行動が変わる様子が面白いし、一番手っ取り早く動いてくれるのでついついこれをやってしまいます。本当はちゃんと必要性を分かって行動してくれるのが一番なんですけどね…。こんな天邪鬼な姿も、また今だけの楽しみなのかもしれません。 こうして振り返ってみると、本当にイヤイヤ具合に頭を悩ませていた時期も実は短い期間だったようにも思います。…というのも、ずいぶんと落ち着いてきた今だからこそ言えるわけですが…遅かれ早かれ、いつか成長とともに終わりが来るわが子のイヤイヤ期。今大変なママさんやパパさんも『そのうち終わる』と、肩の力を抜いて乗り切ることができれば良いなぁなんて、そんなひそかな応援の気持ちでいる今日この頃です。
2019年09月10日1歳をすぎ、いろいろなものが食べられるようになった反面、味つけやメニューがマンネリ化して悩むことはありませんか? 私は和風やコンソメ、塩味、醤油味、ケチャップ味のルーティンで、味つけのマンネリ化に悩んでいました。そんなときに知った「1歳からのお好みソース」の詳細やメリット、使ってみた感想をお伝えします。 「1歳からのお好みソース」って?「1歳からのお好みソース」は、お好み焼きで有名な広島の会社、オタフクソース株式会社から発売されています。お好みソースの他にも「1歳からのハンバーグソース」「1歳からのノンエッグマヨ」「1歳からのカレーソース」など、たくさんの1歳シリーズが発売されています。一番の特徴は、シリーズすべてが7大アレルゲン不使用なこと。他にも、塩分や香辛料が控えめで、小さな子どもでも安心して食べられるようになっているのがうれしい点です。これなら安心して使えそう! ということで、息子が1歳を過ぎたタイミングでわが家も購入してみました。 まずは定番のお好み焼きに使ってみた! 材料はシンプルに卵とキャベツ、食べやすいようお肉は豚ひき肉を使用。今回は小麦粉を入れずに作ってみました。ソースをかけるので、生地の味つけはかつお節の風味のみ。ソースをかけてみると、普通のソースよりどろっとしていて、野菜や果物のピューレのような感じがします。どうやら、果物や野菜が約70%以上配合されているようで、食べてみると野菜と果物の甘味を感じるやさしい味つけ。これなら赤ちゃんにもよさそう! いつもと違う味つけということや、野菜や果物の旨みを感じているのか、息子はぱくぱくとおいしそうに、あっという間に平らげてくれました。 1歳からのお好みソースはアレンジも多彩 「1歳からのお好みソース」はお好み焼きだけではなく、ご飯の味つけにも使えて便利です。いつも作っている野菜や卵の入った混ぜご飯の味つけに「1歳からのお好みソース」を使うことで、いつものルーティンに1味追加することができてバリエーションが増えたと感じています。他にも、オタフクソースのHPを見てみるとたくさんのアレンジレシピが掲載されており、毎日の子どもごはんの味つけにも使えそうなことがわかりました。気になったのは、ソースそぼろ親子丼とトマト牛丼。どちらも味つけに「1歳からのお好みソース」を入れるだけと、とても簡単そうでした。 「1歳からのお好みソース」を使ったら、1歳~1歳6カ月ごろ(離乳食完了期)の子どもの調味が簡単に、そして味つけのルーティンにソース味が加わり、バリエーションが広が理ました。安心して使えて、子どもがぱくぱく食べてくれる1歳からシリーズ。他のソースもぜひ試してみたいと思います。 ※本記事の内容は公開時に確認した情報のため、商品によっては変更となっている場合があります。 著者:浅見さき4歳と1歳の兄弟の母。アパレル・ECサイト運営・WEBライター・校正を経験したのち、フリーランスとして独立。様々なジャンルの記事を読んでいろんな豆知識を得るのが趣味。
2019年09月06日登場人物ほにゅ:2018年2月生まれ。泣くのが得意。薄毛。飽き性。笑顔で母をノックアウトできる。つぶみ:ほにゅの母。すぐムリっていう。一応一生懸命取り組む。ぺー:ほにゅの父。効率的に動きまくる。優しい。声がでかい。さいきん、ちょっとびっくりしたこと。5コマ目のほにゅくん、突然テレビに走り出す姿がかわいらしくてたまりません…!ふとした瞬間にわが子の新しい一面を発見できるのは、子育てのわくわくポイントですね。(編集部)ままのてのTwitter・Instagramをフォローすると、最新マンガの更新情報をご確認いただけます。ぜひフォローしてください!過去のエピソード著者情報
2019年08月21日平成が終わり、令和時代が幕を開けた2019年。日本のどこかにあるベッドタウン「あさひが丘」を舞台にくり広げられる、3人のママたちの日常ストーリー。 前回 からのあらすじ昔からがさつだった母。イライラする母との電話中に、2歳の息子がまだ話せないことを吐露してしまう谷口ちさとだったのだが…■第8話 日常で出会う“苦しくなる影”1歳半の子どもでもママと会話ができている、ダッコと言えている。やっぱりうちの子は… >> 「谷口ちさと」のエピソード一覧
2019年06月28日こんにちは。1歳半の娘を育てていますワーママのみさこです。娘も1歳を過ぎ、女の子なんだなあと感じることが多くなってきました。おままごとが大好きな娘おままごとセットを買ってあげたら気に入った娘。野菜を一生懸命切ったり、フライパンに野菜や果物を入れて炒めてくれたりします。そして「あーん!」してくれる姿は自分の真似にそっくりです。そんな娘にパパも喜んで「あーん!」してもらっています。お風呂上がりある日のお風呂上がり。着替え終わってストローマグでお茶を飲んでいると、ストローマグを持ったままおもむろに走り出した娘。オモチャ箱からお気に入りのぬいぐるみを取り出すとそのぬいぐるみにお茶を飲ませ始めました。教えてもいないのにお茶を飲ませてあげることができて感動しました。 オシャレに目覚めるまた娘は髪留めが大好きです。髪留めを見つけては自分でつけたり、ママにつけてほしいと持ってきたりします。そして鏡の前でチェックして喜んでいる姿は立派な女の子です。こんなに小さいうちから女の子らしいことが大好きな娘。これからどんな風に育っていくのか楽しみです!●ライター/みさこ
2019年06月09日1人目が1歳6カ月のときに、2人目を授かりました。1人目、2人目共につわりがひどかった私。妊娠初期から続く体調不良で食欲や体力が落ち、気力も失い、気持ちはどん底に……。今回は2人目妊娠中のどん底エピソードをお伝えします。 料理をすること、考えることがつらい!つわりによって、においすべてに気持ち悪さを感じ、特に食べ物のにおいが1番ダメでした。保育園にも行っていなかった娘には朝昼晩と3食作る必要があり、苦しみながら作る毎日。 鼻にティッシュを詰め、マスクをして料理をしていました。考えるのも嫌になったときには、コンビニに置いてあるパウチ惣菜を大量に購入! 主菜や副菜の種類も豊富で保存期間も長いので、とても役に立ちました。 動くのがつらい!食べることができないと動く体力もなくなり、1日中横になっていたい……。だけど2歳近くの元気な娘は家の中でも常に動き回ります。安全確保やお世話のためにどうしても動かなくてはいけないのがつらかったです。 娘が寝た後に趣味の手芸もできなくなりました。やりたいのに動けないことに生きがいをなくし「私はなんのために生きているの?」と悲しい気持ちに……。 外に出るのも苦痛でしたが、娘のために頑張って子育て支援センターや公園には行っていました。外の空気を吸ったり、先生や他のママと話しをすることは気分転換となり、暗かった気持ちも少し回復できたのはよかったです。 寝るのもつらい!娘の寝かしつけは毎日私の担当。温かいお布団でやっとゆっくり横になれる……と思っても、娘におなかを蹴られる恐怖が……。もう1つ、つらかったことが、娘の口臭でした。今まで感じなかった娘のにおいにまで過敏になり、顔を背けたいけど「ママ、こっち向いて!」と逆向きを許してくれない娘。 その後、妊娠中期に身長ほどの長い抱き枕を購入しました。おなかを守る役目と娘との距離が少しできるので、もっと早く購入していればよかったです。寝かしつけた後にもう一度起き上がる体力もなく、そのまま寝落ちする毎日。自分の自由時間はほぼ0でした。 妊娠初期はつわりがひどくてどん底な気持ちが続きましたが、妊娠中期になるとつわりも気持ちも落ち着いてきました。娘との2人の時間を大切にしようと思い、預けることに抵抗がありましたが、気持ちがどん底になる前にもっと一時保育などのサポートを使えばよかったと思いました。著者:高橋こずえ3歳と1歳の姉弟を育児中。節約・整理収納・手芸が趣味で、家での手仕事を楽しんでいる。子育てライター歴3年目。
2019年06月09日こんにちは。shirokumaです。 4歳の娘と1歳の息子がいます。わが家の「おねーちゃんとおとーと」のほのぼのした日常の一コマを切り取って、ご紹介しています。 1歳を過ぎ、時々おねーちゃんとは違う遊びをするようになってきたおとーとですが、そんなときでも、おねーちゃんの側にいます。 逆に、おとーとが一人で遊んでいるところに、おねーちゃんが近づくこともあります。 仲良く遊んでいるかと思えばケンカ……を一日中繰り返している二人ですが、結局お互いのことが大好きなのでしょうね。 著者:イラストレーター イラスト作家 shirokuma3歳の娘と1歳の息子の二児の母。大学にてデザインを学び、エディトリアルデザイナーとして働く。退職後、娘が1歳のころからInstagramを中心に絵日記を公開。フォロワー8万人超えの人気イラスト作家。ママ系メディアを中心に連載中。Instagram:@shirokumaブログ:しろくまスケッチ
2019年05月13日ウーマンエキサイトで連載中のちゅいママさんの記事 「言葉に遅れがあった次男の1歳半健診。他と比べてもキリがない!?」 で、“1歳半健診”についてアンケートを実施。体の成長だけをみてもらっていた赤ちゃんのときの健診とは違い、1歳半健診は、「積み木を積めるか」「発語があるか」など、知的な成長もチェックされる初めての機会。アンケートでは、子どもが健診を嫌がってしまったこと、わが子とほかの子を比べてしまったり、保健師さんとのやり取りでモヤモヤしたことなど、さまざまな体験談が集まりました。■子どもが予想外の行動で、ママぐったりママにとって緊張の1歳半健診ですが、子どもの方もいつもと違う雰囲気で落ち着かないものなのではないでしょうか。当日、急にテンションが上がってしまったり、「ここに居たくない!」と言わんばかりに泣き出してしまったり…。そんな、子どもの行動にママがヘトヘトになってしまったエピソードをご紹介します。この間のクリスマスが1歳半健診でした。同じ歳の子があれだけいて、待ち時間の間、走り回っていたのはわが子のみ…。それだけ元気だったのに、問診スタートと同時に大泣き。普段、余裕で積んでいる積み木は無視(その後いつの間にか積んでた)、「ワンワンわかる?」と聞かれても、顔を背けたまま。身体測定、内科検診、歯科検診、全部ギャン泣き。とにかく、疲れました…。質問に答えず走り回り、服も脱がず、歯科検診で大泣き大暴れ。内科検診も大泣き、先生に蹴りを入れていました。ようやく問診の順番が回ってきたと思ったらウンチ…。1番最後になり、ようやく次というときに爆睡。とてもとても疲れました。2時間あまりがんばったのに、再度やり直しになりました…。保健センターから2度脱走、質問中も逃げる。とにかく興奮が止まらずヘトヘトでかなり凹んだ三男の検診でした。ほかの子は、おとなしく遊んだりしているのに、なんだこの落ち着きのなさは! と、不安が一気に押し寄せた健診になった。しかし、今振り返れば昼寝の時間帯で寝てないから興奮気味だったのかなと。いまでも手は掛かるが、意思疎通ができるようになり、少し落ち着いてきたかな?■ほかの子どもと比べて不安になるママたち健診で「ほかの子どもとわが子を比べてしまった」、逆に「ほかのママの目を意識してしまった」というエピソードも多くありました。「子どもの成長は個人差が大きい」ということをわかっていながらも、親は同じ月齢の子どもがどんな様子なのか気になるもの。ほかの子どもより成長が遅れていたらどうしよう…。そんな不安を、ママたちはいつだって抱えているのかもしれません。初めて、ほかの子と自分の子と見比べることを意識する日だった。保健師さんの話より、わが子よりできない子を探してホッとしている自分がイヤだった事を覚えています。みんなお利口にママの側で絵本を読んだり、抱っこされていたりしているなか、うちの次男だけはあちこち走り回っていました。入ってはいけない場所に入ろうとして、私が制止しても手を振りほどき、まったくじっとしていません。厳しくいうとこの子の場合逆効果なので、制止しつつ見守っていました。どんな風に見られているか気になり、変な汗が出て、本当に疲れました。1歳過ぎてもつかまり立ちをせず、周りで歩いている子を見ると焦りました。ひとりっ子なので刺激が少ないのか? 私の関わりかたが悪いのか? とか、よく悩みました。結果的に、1歳半健診ではできましたが…。いまは小3、徒競走で1位になり、心配いらなかったなーと思います。発達を心配しすぎて曇った顔で子どもに接していた時間がもったいなかった、もっとゆったり構えておおらかに子育て楽しめば良かったなと思います。■保健師さんの一言に一喜一憂してしまうママたち今回のアンケート回答でとくに多かったのは、1歳半健診で「嫌な思いをした」というエピソード。保健師さんもその子の成長について良かれと思って親にアドバイスしてくれたり、大切なことを伝えてくれているのだろうと思います。しかしその言葉を重く受け止めすぎてしまったり、ママの平穏を崩してしまったりして、トラウマになることもあるようです。うちもおしゃべりがなく、健診で先生に「『ママ』という言葉も言わないの? アンパンマンは?」などキツめに聞かれて落ち込みました。まず、うちはママと呼ばせてない(うちは母ちゃんです)。アンパンマンも見せてなかった!いまならそう伝えられるが、あの頃は発語がなくて焦っていたとき。本当にこの時期は発達の差が大きいので、保健師さんたちも温かい目で見てほしい。そんな息子も小学1年生。私とケンカしても負けないくらい言語がしっかりしています。あの頃の私に「焦らず喃語(なんご)を話す息子を愛でなさい」と言いたいです。うちの長女は、言っていることは理解している感じだけど、1歳半のときにはまだ何も話せませんでした。でも普段の生活でちゃんと通じ合えているし、気になることもなかったし、そのうち話すようになるだろうと全然気にもしていなかった。それなのに、医師の診察で突然「発語がないし目が合わないので自閉症の傾向があります。専門病院を紹介しましょうか?」と言われました。パニックになりましたが専門病院に行ったら「なぜその医師が自閉傾向と言ったのかわからない」と言われ一安心。3歳現在、よくしゃべる女の子です。三男ですが、1歳半で単語はまったく出ていませんでした。ママすら言わず、「いないいないばぁ」の「ばぁ」くらい。一切言葉が出ていないと保健師さんに話すと、「え? まったくですか?」とめちゃめちゃ驚かれて心配されました。私は保育士としてこの時10年ほどの経験があったので、1歳半で発語がないことがそれほどおかしいとは思いませんでしたが、このときの保健師さんは、親が不安になるような反応ばかりで嫌な気持ちにさせられました。■健診では、ショックな言葉を掛けられることもある筆者の息子は発達障害ですが、1歳半健診の日が初めて「発達障害かも」と疑った日でした。息子の場合は、保健師さんには言葉の遅れを指摘されただけでしたが、健診に来ていたほかのお子さんを見ていて違いを初めて感じたのです。家に帰り、不安でいろいろネット検索してはさらに不安になって…。でも、そのとき気付いたおかげで早めに知識を得ることができ、待機せず専門機関に通うことが決まり、幼稚園入園までいろんな準備ができたので、結果的には良かったと思っています。先輩ママたちのコメントを読むと、健診を受けることが怖くなってしまうかもしれません。でも、知的発達の様子だけでなく、身体的な成長の面で見ても、健診を受けることでわかることもあると思います。また、「保健師さんから、自分では思いつかなかったアドバイスをもらって助かった」というコメントもあり、健診はママにとって日ごろのちょっとした疑問に答えてもらったり、子育てをラクにするアイデアをもらえる機会となる場合も。健診で嫌な思いをしたり、ナーバスになるママが多いことがわかった今回のアンケート。子どもの発達は個人差が大きく、思いもよらなかった言葉を掛けられることもある。それを前もって知っておくだけでも、ママの心構えができるのではないでしょうか。また、もし何か気になる発言があったり、受診をすすめられた場合には、専門家のさらなるアドバイスを受けることは、ママにとってもお子さんにとってもプラスになることもあると思います。Q. 1歳半健診でのエピソードやご意見をお聞かせください回答数:38アンケート集計期間:2019/1/17~1/21
2019年02月14日こんにちは! よくブログのコメントなどで育児について質問されることが多いのですが、大変申し訳ないことに全くお返事できていません。 1人ずつお返事させていただく時間がないというのもありますが、専門家でもなんでもないのでどう答えたらいいのか分からないというのもひとつあります(ひとつひとつありがたく読ませてはいただいています)。 その中でも「言葉の遅さ」について心配されているお母さんもたくさんいらっしゃるように思います。うちの次男も言葉を発するのが遅かったので、もしかしたら何かしらの共通点を感じる方が多いのかもしれません。 発語に限らずいろんな面で周りの子や母子手帳などと照らし合わせては、うちの子大丈夫かな…と心配になることたくさんあると思います。 特に第一子の子育てでは自分も初めて経験することばかりなので、些細なことでも心配になってしまう気持ちもよくわかります。 というわけで今回はわが家の次男の1歳半の健診の様子を書きたいと思います。 あくまでうちの次男の健診結果ですので、決して比べないでくださいね! というか比べるもなにも安心材料って感じになるかもしれませんけど(笑) でも真面目な話、子どもの発達は本当に個人差があります。母子手帳や問診票に書いてある項目はあくまで目安に過ぎません。 1歳半過ぎても歩かなかった子が半年後道端で会ったらスタスタ歩いていたり、3歳までママしか言わなかった子が幼稚園入園する頃にはちゃんとお話しできるようになっていたり、大号泣して体重計にも乗れず、問診にも何ひとつ答えられなかった子がすごくしっかり者の小学生になっていたり、いろ~~んな子がいます。 もちろん心配な事や不安なことはどんどん専門家に相談していただきたいと思いますが、あくまで私の経験だけで言えば集団健診の会場にいる保健師さんもまちまちなんですよね。保健師さんもそれぞれ考え方も違うし性格も違うし、ママとの相性もあると思います。子どもも千差万別なように保健師さんも十人十色なので、あまり1人の意見に一喜一憂しないように心構えして健診には臨むべきだなと私は思います。(問診でのひと言に傷ついたっていうママ、たくさんいらっしゃるので…) ただでさえ1歳半健診って初めて子どもと保健師さんが会話をしてコミュニケーションを図るスタイルになるので、親としてはなんだかちょっとわが子を試されているテストのような感じになってくるんですよね(笑) ついつい前置きが長くなりましたが、1歳半健診の様子を当時の記録をもとにお届けしたいと思います。どうぞ笑ってやってくださいな。この体験記に記載された健診は、あくまでも筆者の体験談であり、自治体によって問診内容は異なります。詳しくは自治体にお問い合わせください。■次男の1歳半健診健診会場に着いてしばらく待っていると「ゆいたんくーーん」と名前を呼ばれました。 保健師さんが待っている席まで出向いたらテーブルの上に積み木が置いてありました。 保健師:「ゆいたんくんこんにちは!」 ゆ:「ん! ん! ん! ん!」 おっと! 次男ってば挨拶も無視して積み木に一目散です。保健師さん:「おうちで積み木で遊んだりしますか?」 私:「はい、遊んでると思います」 保健師さん:「ゆいたんくん、積めるかな? って、…あ、もう積んでるね…」 はいそうですね。 もう積んでまーーーす!!! 保健師さん:「上手上手~~~」ゆ:「ん。ん。ん。ん。ん。」 見てくれアピールが凄いです。 長男:「見てーーー! ちゅんたんも積めたよーーー!」っとここで長男も俄然やる気で横入り(平日の午後だったので幼稚園児の長男も一緒に連れてきていました)。 保健師さん:「あ、お兄ちゃん。何歳?」 長男:「よんたい!」 保健師さん:「そう、4歳」 次男:「んっ! んっ! んっ! んっ!」 次男も負けじと会話に割り込みます。 1歳半といえば問診票には発語確認の項目があるのですが…保健師さん:(問診表を見ながら) 私:「はい」 保健師さん:「ママのことをママですか? パパは?」 私:「パパもママです。てゆうか、大人ならみんなママです」 保健師さん:「そうですか。こちらの言ってることは伝わりますか?」 私:「はい、分かってますね」 平均からすると遅めだったのかもしれませんが、こちらの言う事をちゃんと分かっているので次男の言葉の遅さは心配していませんでした。 保健師さん:(絵本を開いて)「犬とか、聞いても分かりますかねーー?」 私:「…さぁーーーーーどうですかねぇ…気まぐれなので」 保健師さん:「犬はどれかなぁ~~?」 ゆ:「ん! ん! ん! ん!」 積み木に夢中すぎて保健師さんの質問全部スルーです!!! 保健師さん:「ゆいたんくん、ワンワンどれ?」 ゆ:「ワゥッ! ワゥっ!!(吠)」 おいおい吠えてどうする。 保健師さん:「ゆいたんくーーん、ワンワンは…?」 わんわん。ワンワンは!? 何回も聞かれて面倒くさくなったのか絵本を「でぃ!!!」とたたき…適当にたたいた場所がたまたま「犬」でしたっ!!! これは果たして答えになっているのかそれとも偶然か!? 保健師さん:「今は積み木に夢中で全然興味ないですね(笑)」 私:「ですね…まぁでも分かってると思います」 保健師さん:「ですよね。じゃあ次のブースへ移ってください」 ってなわけで問診タイム終了~。 お次は歯科健診。 別に泣きはしなかったけれど、口を真一文字に結んで意地でも開けようとしなかったので最終的にこじ開けました。エイッ。 今度は保健相談です。 問診表の中には「育児について相談する人はいますか?」「子育てを辛いと思うときはありますか?」という項目があるんですよね。 その答えを見ながら保健師さんが 「子育てを辛いと思うときがありますか? で、時々ある、になっていますが…大丈夫ですか? ちゃんと相談する相手はいますか?」と真剣な面持ちで聞いてきました。 そうなんです。私ここの欄を「時々ある」にマルをしたんですよね。 いやだって、子育てって楽しい時もあるけど辛い時やイライラする時だってもちろんありますよね??辛くない子育てってむしろどういうのだろう。 子どもと一緒に泣きたいぐらい必死な日だってあるし、子どもに叱りすぎて自己嫌悪で落ち込む夜だってあるし、でもその反面かわいくて仕方がない朝もあれば、愛しくてたまらない瞬間もあるんですよね。 みんなそんな中でなんとかかんとかやりこなしてるお母さんがほとんどだと思うのですが、その微妙なニュアンスが伝わりにくい育児の問診票って答え方が難しいなとつくづく思います。保健師さん:「誰かに相談したりとか…されてますか? ご実家は近いですか?」私:「実家は遠いのでめったに帰らないですけど…だ、大丈夫です。ちゃんとうまいこと発散していますので」 保健師さん:「そうですか。お友達とか、いますか?」 私:「いますよ~」 保健師さん:「そうですか。牛乳の飲む量が多いということなので、もし、アレでしたら栄養相談のほうにも寄られてみてはいかがでしょうか?」 あーーそうなんです。 次男牛乳が大好きすぎて、1日500ミリぐらい牛乳飲んでたんですよ。食べないかわりに牛乳をガブガブ飲むので私も飲ませすぎないように悪戦苦闘していました。 てことで、栄養相談の窓口へーーー。 栄養相談の窓口ってテーブルの上に「1歳半の一度の食事量の目安」って感じでサンプルが置いてあるんですよね。 次男、これに食いついちゃってサンプルの乗った食器を「でぃ!!」っと投げて、カランコローーン!! カランコローーン! と床に転がりまくるーーー…。 転がったサンプルを私が拾い遠くに飛んでいったものは長男が拾い。拾っては投げ拾っては投げ…そしてそれを拾っては戻し拾っては戻し、ヒィィ…!! ちょっ…!話どころじゃないんですけど~~~!!! せっせせっせとあたしゃ田植えでもしてるんか! ぜーはーぜーはー。全然落ち着きのない次男…。 カランコローーン。 栄養士さん:「牛乳500ccですか?」 私:「水で薄めてその量です」 栄養士さん:「すごいですねーー。それで、小食ですよね?」 私:「ですねー。ほとんど水みたいな味のはずなんですけどねー。どうゆう味覚してるんでしょうね…。欲しがるのって我慢させたほうがいいですか?」 栄養士さん:「いやぁ、水分だから我慢させるってのもねぇーー。ご飯前には我慢させるとか…?」 そりゃ保健師さんも牛乳をガブガブ飲む小食の子をどうしたらいいかとか、そんな解決策千差万別すぎてなんとも言えないですよね。 私:「はいー」 栄養士さん:「小食って、どんな感じですか?」 私:「えぇぇーーっと、野菜が嫌いで、きのこ以外はろくに食べませんけどー…でも、まぁ、生きてるしなんだかんだで食べてるんでしょうね」 栄養士さん:「まぁ、そうでしょうね(笑)おやつは?」 私:「おやつは、この子はほとんどあげないようにはしています。ご飯を食べないので」 栄養士さん:「そうですか。じゃぁ…まぁ… うまいことやっていってください」 ババァァーーーン!!! ですよねーーーーーー!!!!! いや私がこの方の立場だったとしてもこうとしか言いようがないです。 そのぐらい個人の好みも食べる量も傾向も違いますから。オールマイティーになんでもよく食べよく眠り早く喋れてすんなり指示が通る子もいれば、うちの次男みたいな子もいるということで… 栄養相談を終え歯科相談はさくっと済ませ、かれこれ1時間半の健診を終えましたとさ! ■その後次男は… はい、というわけでその後次男がどうなったのかというと。 3歳になる頃には喋っていました(ちょっと記憶が…(笑))。 ポイポイお皿投げまくっていましたが、今はもう投げませんし、ワンワンもわかります。 あ! そうそう。あれだけガブ飲みして困っていた牛乳はその後パタリと飲まなくなってしまい、今、家では一滴も牛乳飲まなくなったんですよ(学校の給食では飲んでるみたいです)!きっと一生分の牛乳を1歳代で飲みつくしてしまったんじゃないかと真剣に思っています。 次男は次男なりの速度で着実に成長し、今小学1年生です。まだまだ未熟な部分はたくさんありますが元気に楽しく学校に通い、好き嫌いもだいぶ軽減しつつあるので、わが子はもうこれでオッケー! 他と比べればきりがないけれど、わが子をよく見つめて温かく見守っていきたいなと思っています。※記事の一部を修正して2019年1月18日に再度公開しました。
2019年01月17日こんにちは。1歳1ヶ月の娘を育てていますワーママのみさこです。出産後、私は・育児休暇をいつまで取るか・娘を何歳から保育所に入れるかで悩んでいました。実質、1歳前からの保育所デビュー悩んだ結果、娘が1歳になった日から仕事復帰をし、娘は保育所に預けることにしました。私の保育所は入園する1ヶ月前から慣らし保育が始まるシステムだったため、娘は生後11か月から保育所デビューをすることになりました。そしてドキドキの初めての保育所デビューは……意外にも全く泣かず、おやつをもらって嬉しそう にしていました。そのため、保育所でも大丈夫だと思ったのですが……保育所=「ママがいない」とわかった娘しかし、1週間ほど保育所に行くと、ここはママとお別れをしなくてはいけない場所だとわかってきたのかすごく泣くように。ママと別れたくなくて必死にママの服にしがみついて泣く娘。玄関まで響く娘の泣き声。そんな娘を見るたびに「こんなに小さくてママに甘えたい時期に保育所はかわいそうではないか。 」と胸が痛くなりました。私を救ってくれたのは毎日保育所に連れて行くことが辛くなっていた私。そんな私を救ってくれたのは先生の優しい言葉でした。娘を迎えに行くと楽しそうに遊んでいるお友達。そのみんなが「最初は毎日泣いていたんだ」 と思うとみんなを抱きしめたくなりました(笑)現在の娘の保育園での様子は現在1歳1ヶ月になった娘。保育園に通って2ヶ月がたちました。そんな娘の保育園の様子は……毎日いろいろなオモチャや遊具で遊ぶようになりました!ママが迎えに行くと笑顔でハイハイをしながら近づいてきます。そしてお友達とバイバイし合っている光景は本当にかわいいです。あんなに泣いていた娘も今では楽しそうに保育所に行きます。子どもの順応性の高さに驚くばかりです。今では迎えにいって、娘の楽しそうな姿を隠れ見ることが楽しみになっています。●ライター/みさこ
2018年12月05日長男のイヤイヤ期は1歳になる前辺りから始まりました。ピークだった1歳半〜2歳はとにかく大変!エレベーターのボタンを押せなかった自動ドアを開けられなかった手を繋いでエスカレーターに乗るのが許せない鍵という鍵は全て開けたいイヤイヤの地雷はいたるところにあるのですが、何が大変って声が大きいところ。癇癪が始まるとスーパー中に響き渡る声で泣き叫び、周りの声が一切聞こえなくなります。そのため、どんなに言い聞かせようとしても無駄。それに加え言葉が遅いということもあって、言葉での説得はほぼ無意味。そんな長男への対応は “とにかく場面を切り替える” こと。イヤイヤの原因になった物から遠ざかり、他に興味の出るものを探す、それだけで気持ちが切り替わって泣き止むことが多かったです。長男と同じく1歳前から始まった次男のイヤイヤ期。しかし、長男より言葉の理解が早かったため、1歳半〜2歳頃のイヤイヤ期のピークでも言葉で説得すれば納得してくれることが多く驚きました。ただ、長男と違って物欲がすごかったので「おもちゃ売り場」と「ガチャガチャコーナー」が魔のゾーンに。それでも交渉で引き下がってくれることが多く、場所を変えたり、お店から出たりする必要がなかったのはすごく助かりました。なによりも楽だと感じたのは声の大きさ。長男のように遠くまでよく通る声ではないので、泣かれても私が焦ることは少なかったように思います。声の大きさも興味の矛先も言葉の理解度も同じ両親から生まれた同じ男の子なのにこんなにも違うものかと感じています…!
2018年10月24日生まれた赤ちゃんが1歳になるまでは、目に入れても痛くないほどに可愛いですよね。ママやパパからの愛情をたっぷりと受けて、1歳のお誕生日を迎える赤ちゃん。そんな可愛い赤ちゃんにできること、始めたいことについてパピマミ編集部が紹介していきます。満1歳になるとヨチヨチ歩きを始める赤ちゃんは、満1歳になると歩き始めます 。最初は掴まり立ちや伝い歩きから始まり、だんだんと行動の幅も広くなっていくでしょう。クレヨンしんちゃんに出てくる「ひまわり」がイメージしやすいですよね。ひまわりはまだ歩けていませんが、満1歳の子どもは、指先も巧みに動かせるようになり、いろんなおもちゃで遊ぶようになります。興味を持ったモノに注意を向けやすく、満1歳あたりを過ぎると、子育てに手がかかりやすくなる のです。自己主張という名のわがままも始まり、ママやパパとしては扱いにくい。しかし赤ちゃんの「イヤイヤ」は、心の発達の大切な一過程です。言葉の発達もしている頃で、「ママ、ワンワン」と初語が出てきたり 。感動の場面ですよね。ママからの「ナイナイしようね」という問いかけも認識できるので、オモチャを片付けるような作業はできるようになります。1歳からの習い事で身に付くこと満1歳の赤ちゃんは、ママやパパなどの近くにいる人と一緒に遊ぶ習慣を育みます 。初めていろんなものを見て、触って、経験していく過程で、自我が芽生えてきます。個人差はあれど、数ヶ月経てば周りの人にも興味を持ち始めるでしょう。この時期に、言葉や文字、数などに触れるような教育を始めていきましょう。オススメは、絵本の読みきかせ です。身近なモノの名前や言葉を覚えていきます。習い事に行くと、先生に自分の名前を呼ばれたら返事をするように、自分でやり抜く力も身に付いてくるでしょう。習い事から社会に関わる力が付く満1歳からの習い事は、学習的な教育を身に付けるだけでなく、外の世界に触れ、社会と関わる力を付けたりする大切な時期 でもあります。外遊びを通じて、身近な生き物に触れ合い愛着を感じることで、生き物を大切にする優しい心も養えるのです。「ひとり遊び 」ができるようになると、自分で考える知恵が身に付いてくるでしょう。自分から「遊びたい」という気持ちに芽生えてくると、自然に自分から楽しんで活動に参加していきます。習い事によっては、最初は人見知りする子もいますが、徐々に自宅とは違う環境に慣れてきて、周りのお友達にも興味を持ち始めるでしょう。ママが早めに職場復帰できるために働くママにとって、子供を保育所や託児所に預けて職場復帰するためには、子どもに外の環境に早く馴染んでもらわなくてはいけません。女性は、出産や子育てを理由に仕事を離れる人も多い ですが、女性の労働力も必要とされています。女性が働きやすい環境を作っていくためにも、子供をできるだけ小さな頃から預ける習慣 をつけることは、社会の流れも良くしていく結果に繋がります。1歳になるまでは、たっぷりと愛情を注いであげて、早めに外の環境に慣れるようにしてあげましょう。まとめ満1歳になってくると歩けるようになったり、言葉を覚えたりするようになります。満1歳で身に付けたことは、大人になっても役に立っていくでしょう。なんでも覚えていくこの時期を無駄にせず、周りの人やものに触れる習慣を身に付けていくことが大切です。ママが仕事で頑張るためにも、1歳からの習い事で教育を始めていくのが良いでしょう。●文/パピマミ編集部
2018年10月16日ストライダーをご存知ですか?ストライダーとはペダルなし二輪車で、足で地面を蹴って進む新しいコンセプトのキッズバイク。ストライダーはペダルがなく、超軽量設計のため1歳半~3歳の子どもでも自由にコントロールすることができ、バランス感覚を養うのに有効な玩具としても有名。最近では2歳の誕生日プレゼントといったら「ストライダー」という話をよく耳にするほど。わが家の息子も、2歳の誕生日にじぃじとばぁばからもらったプレゼントがストライダー。保育園へ行く途中の自転車屋さんで毎日指差していたストライダーが、自分のモノになったことがとてもうれしそう。全国各地で開催されているストライダーレースストライダーは初心者からベテランまで、みんなが楽しめるイベントがオールシーズン開催されていることもうれしいポイント。たくさんのイベントが開催されている中、私がおすすめするのはストライダーレース!「ストライダーワールドチャンピオンシップ」、「ストライダーカップ」、「ストライダーエンジョイカップ」、「スノーストライダー」などのレースイベントが全国各地で開催されている。初めて参加!ストライダーカップ体験談わが家も購入後ストライダーカップにエントリー。すぐに練習を始めるつもりが…あいにくの雨続き。ようやく最初の一歩が出て、前に進めるようになったのはレース3日前のことだった。大会当日はこれまでの天気がうそのように気持ち良い天気。息子もやる気満々で受付をした。しかしコースを見て私たちは驚愕した。なんと下り坂からのスタート。さらに後半にはパンプ(でこぼこ道)まである。ゼッケンへ「目指せ!完走ーッ!!」と書いたもののこの時点で完走は難しいと確信した。練習走行している時、ヨチヨチ進む息子の横にいたスタッフの方へ「こんな感じなのですが、ご迷惑になってしまうから本番は出ない方がよいですよね?」と声をかけると、「私はMCなのですが、全員が完走する最後まで全力で応援し続けますのでぜひとも頑張ってください!」と温かい笑顔で応援してくれた。さて本番。パパとスタートラインに立った息子はやる気に満ちあふれていた。選手紹介で名前を呼ばれると、小さなカラダを上下に揺らしながら両手を上げてアピール。1位でゴールしてしまいそうな気迫さえ感じられた。「レディセットゴーッ!」の掛け声でレースは始まった。みんなが下り坂をものすごい勢いでかけおりる中、息子はゆっくり1歩ずつ進み始めた。写真撮影を担当している私にとっては、この上なくありがたいスピードだった。うしろから「⚪︎⚪︎選手、第1ヘアピン通過ッ!」というアナウンスが聞こえてくるころ、息子はやっとスタートの下り坂をおりたところだった。会場の雰囲気と初めての下り坂に圧倒されながらも、スタート台をクリアできたことへの自信が息子をさらに前へ導いてくれたように思う。ここからゴールまでの道のりは本当に長かった。途中で泣いてしまうのではないか、ストライダーへ乗ることをやめてしまうのではないか、ママの所へ来て辞退になってしまうのではないか、色々な不安がよぎった。しかし息子はストライダーからおりることなく、コースに落ちていた落ち葉を拾ってスタッフの方へプレゼントしたり、空を見上げて飛行機を見たり、応援席の方へ手を振ったりしながら、あくまでマイペースに前進していた。そんなこんなでなんとかパンプにたどり着くことができた。パンプはさすがにできないので、ここはスルーしてゴール!母としてはここまで進めたことがとてうれしく誇らしかった。しかし、そう思っていた矢先。なんと息子がパンプを登りはじめた!夫も私も目が点になりながらも、すぐに我に返り全力で応援した。しかし、頑張りむなしく転んでしまう。思わず走り寄って手を差し出そうとした私へ「お母さん、大丈夫ですよ」とスタッフの方(あとから知ったのですが、この方がストライダージャパンの社長さん)。助けたい気持ちを必死でこらえて、息子が立ち上がるのを待った。自分で立ち上がった息子は、自らまたストライダーへまたがった。その時の息子の表情を見て、私はゴールで息子を待っていようと思った。ヨチヨチ進み始めた息子を横目に、夫とゴール席へ走った。息子はゆっくり、でも確実にゴールへ向かってきた。頑張った息子を一刻も早く抱きしめたい気持ちを抑えてゴール席で待ち続けた。気がつけば、同じレースでスタートしたお友達やその親御さんも一緒に応援してくれていた。そんな中、息子は無事ゴールした。その顔は達成感と満足感があふれている、今までみたことのない表情だった。そんな表情を写真に残そうとして気がつく。カメラがない…。応援に必死で、カメラはパンプ横へ忘れてきてしまっていた。息子がゴールできたのはスタッフの方はじめ、遅い息子を一緒に応援してくれた会場にいたみなさんのおかげだと心から感謝している。MCの方から「最後まで応援します!」という言葉がなかったらレースに出場していなかったと思う。社長さんから「お母さん、大丈夫ですよ」という言葉がなかったらいつものように手助けしてしまっていたと思う。会場にいたみなさんの応援がなかったら、迷惑をかけてしまった気持ちが勝り、気持ちよくゴールできなかったと思う。家族それぞれのストーリーストライダーレースは子どもの成長にとどまらず、家族みんなで成長できるステキな機会。次回は息子も、そして私たちも一回り成長して挑みたいと思う。家族それぞれのストーリーを探しに、ストライダーレースに参加してみませんか?ストライダー公式HP:<文・写真:フリーランス記者かつき>
2018年10月02日1歳の誕生日悩みますよねわが子が生まれた記念すべき日。1歳の誕生日。みなさん、どんなものをプレゼントしていますか?もうすぐ子どもが1歳、というママも、何をプレゼントしようか迷っていませんか?子どもから「これがほしい」とリクエストがくることはまずないですよね。正直、何をあげたところで子どもには理解できない、プレゼントなんてなくてもいいのでは?という気もしますが、そこはまぁ親心。何か記念になるものをプレゼントしたいですね。わが家の場合、子ども用ハイチェア「トリップトラップ」わが家の3人、1歳の誕生日プレゼントは、すべてこちら。ストッケのトリップトラップというイスです。子どものハイチェアは本当にいろんな種類が出ていますね。数年しか使わない一時的なものにあまりお金をかけるのも、と思ってしまいがちです。わが家の場合は、せっかくの1歳の記念、今はわからなくても、後々「1歳の誕生日に買ったんだよ」と長く使えるものがいいなと思い、決めました。わが家3台目、息子のイスが届いた時には、みんなで組み立てました私の一番のオススメどころは「抜群の安定感」このニュース記事で取り上げたいほど、何がオススメかというと、抜群の安定感です。子どもが1~3歳の頃って、とりあえず、登りたがりませんか?何にって?なんにでも(笑)。歩けるようになったばかりの子でも、おなかの高さくらいのものがあれば、机でもソファでもなんでも登ろうとします。そんな時、落ちる心配はもちろんありますが、少なくとも普通の4本脚のイスのように倒れる心配がない!ということ。これは本当に実感として、「よかった!」と思うところです。こんなふうにお姉ちゃんが座っていたら横から割り込んで登ってくることも!本当にずーっと使える?ストッケでは、トリップトラップを「子どもとともに成長する椅子」と称しています。では、本当に長く使えるんでしょうか?わが家ではダイニングテーブルを新しく購入する時に、イスを何脚購入しようかと悩みましたが、トリップトラップが子どもたち3人分あるので、大人用に2脚だけ購入し、他はトリップトラップを使用し続けることにしました。それぞれの1歳誕生日に購入したイスを現在小6・小4・小2になった今でも使っています。食事時はもちろん、わが家では学習机を購入していないので、勉強をする時にも利用しています。勉強をする際にも、足がぶらぶらしないので、姿勢よく座ることができます。今のところ長女で11年使ってきていますが、感覚としては、丈夫そうなので壊れるという心配はなさそうですし、大人になっても使えそうだなと思っています。公式には110kgまで使用可となっています。現在、小6長女、勉強中です。唯一の欠点?わが家の室内スリッパがクロックスな理由超オススメなのですが、問題がひとつ。足をぶつけるんです。つまづく、というか…。北欧デザインのこのイス。室内で靴を履く生活様式の中で使われることを想定しているんでしょうか。どうしてもこの形状、下の部分につまづいてしまいます。この足の部分(写真右側)にどうしても足があたってしまうんですよね。ということで、わが家では、室内履きは一般的な布製スリッパではなく、夫婦ともにクロックス!!子どもたちは室内でスリッパを履く習慣がないので、はだしで過ごしています。なので、時々「いったぁーーー!!!」という声が聞こえてきます(笑)。結論、高くてもずっと使える記念になるものを子どもの食事用のハイチェアと考えると、少しお高い感じがして躊躇してしまいますが、一生使えるイスと思えば、決して高い買い物ではなかったなと今は感じています。イスひとつで、赤ちゃんの頃の離乳食を食べていた姿を思い出し、これからも、夏休みの最後の日にここで子どもたち3人が怒られながら宿題をしていたことや、家族で食卓を囲んだ思い出などが増えていくんだなぁ、と感じています。そう思うと、1歳の誕生日、長く使える記念の品として残るものをプレゼントしたいですよね。トリップトラップ()<文:フリーランス記者・絵本専門士鳥山由紀>
2018年09月16日こんにちは!イラストライターのねここあんなです!息子は1歳3か月。まだ手加減というものをわかっていないため、母は容赦なく叩かれたり引っ掻かれたり…生傷が絶えません。でももしこれをお友達にしてしまったら?誰かを傷つけてしまったら??相手の痛みがわかる子に育ってほしいと願う私は、1歳過ぎの息子にどの程度「躾」をすべきなのかいつも悩みます。皆様のお家では、どんなふうにお子さんに伝えているでしょうか?「怒られてるとわかっている」生後9か月ぐらいだったでしょうか。息子が触っちゃダメなものに手を伸ばしていたのですが、私たちが思わず「ダメーっ!!!」と大声を出してしまいました。最初は私たちの大声に「ビクッ」とした様子で、そのまま私たちの固まった顔を見て息子はみるみる顔が真っ赤に。そして涙をためながら少し我慢しているかのように口をすぼめて、最終的には泣いてしまいました。その時、「この子は私たちの顔色をよく見ているんだなぁ」ということに気づいたんです。まだ、何が良いのか悪いのかを教えるのは早いとばかり思っていました。しかし想像以上に子どもは私たちの言っていることがわかってきているのかもしれません。そこで私たちは「子ども自身が危険になること」や「誰かを傷つけてしまうこと」だけはきちんと伝えるべきだなと確信しました。「痛いことをされたら、両親できちんと伝える」1歳になった息子は、私の顔を叩いてそのリアクションに喜ぶようになりました。はじめのうちは、「可愛いな」と思って私も笑って過ごしていたんです。しかしだんだんと力が強くなってきて、いよいよこのままじゃいけないと思い始めました。そこで何度か「痛いよ!」と伝えるのですが、どうしても息子は私が喜んでいると思ってやめてくれないのでした。だんだんと力がついてきたある日、お父さんの顔をパチン!と叩いた息子。夫は「痛い!」と声を出していました。実際はそこまで痛くなかったと思いますが、夫は心を鬼にして息子に教えたかったんです。それでもおふざけの反応と勘違いした息子は、ニコニコと笑っていました。夫は息子の目を見ながら深刻な表情で「痛かったよ」と伝えます。もちろん隣にいる私が笑顔でいたんじゃ夫の気持ちが伝わらないと思い、私も「お父さん痛かったんだって、ごめんなさいしないとね」と真剣に話します。最初はわからずにヘラヘラした様子の息子。息子は再びお父さんの顔をパチンと叩くので、そのたびに手を握って言い聞かせていました。…すると息子はお父さんとお母さんの顔を交互に見て、だんだんと表情が険しくなります。どうやら状況を把握したようにシュンと落ち込み始めたのでした。泣きそうになる息子の顔は見ていて辛かったのですが、私も必死にその気持ちをこらえて演じ続けます。「叱ったあとが大切」叱られたあと、その空気に耐えられなくなった息子は泣いてしまいました。私たちの気持ちが届いたことに安心しつつも、息子の心境を思うと胸が痛くなりました。そして「私たちは決して君を泣かせるために言ったんじゃないよ」と言いながらぎゅっと抱きしめてあげました。お父さんが叱った時はとくに、もう一方のお母さんがフォローします。叱った人が悪役になるのではなく、「お父さんは君のために大切なことを教えたんだよ」ということを何度も伝えました。これはあえて口にすることで「夫に向けての感謝の気持ち」を伝えるためでもあります。気がつくと3人でギュッとしていました。子どもを育ててるつもりが親が育てられてると実感させられる瞬間です。これが正しいのか、正直わかりません。躾はどうすべきなのかは今も悩み続けています。でも”楽しい”を共有するだけが優しさではないですよね。きっと本当の優しさは「相手の痛みがわかる子」になるよう導いてあげることじゃないかなと思っています!●ライター/ねここあんな
2018年07月11日2015年12月末、フォトグラファーの須藤夕子さんは当時4歳だった愛娘を連れてマレーシアの首都、クアラルンプールに飛び立ちました。なぜ彼女は、父親と離れて母子だけで海外暮らしをする「親子留学」の道を選んだのか。1年半近くが経った今、その決断の背景や現地で暮らすメリットとデメリット、そして娘さんの教育に対する思いを聞きました。■今しかない、娘との濃厚な時間を大切にしたい―― まず、親子留学を決意した理由を教えてください。須藤:私は20年以上フリーランスのフォトグラファーをしており、出産直前まで大きなお腹を抱えて仕事をしていました。子どもが1歳になったころから仕事に本格復帰、次第に「このままでいいのかな」と疑問を抱くようになりました。仕事は充実していましたし、保育園にも入ることができてずいぶん楽になった。でも子育ては10年後には終わっているわけで、「この貴重な時間をもっと濃厚に過ごしたい」と考えるようになったんです。いろいろな国に行った経験から、「すべては教育や経験から価値観が生まれて、人と違うことでアイデンティが育つ」という考えが私の根底にはあります。娘にも、英語をただ身につけるだけでなく、なぜ他言語が必要なのかを肌で感じ、コミュニケーション能力を高めて欲しい。自身の仕事についてはもう十分やりきったという思いがあったので、日本でのキャリアは90%以上捨てる覚悟を決めました。―― 旦那さんは、育児に大変協力的だったと聞いています。離れて暮らすことに、反対はなかったのでしょうか?須藤:実は妊娠中から「子どもが小学校に上がる前に、家族で1年くらい別の国で暮らしたいね」と話していたんです。夫は歯科医院の開業が急に決まったため日本を離れられなくなってしまいましたが、「娘と私だけで距離的に近くて時差が少ない国に住み、行ったり来たりすればいいよね」と話がまとまりました。周囲のママ友からは「なんでパパと離れるの?」「子どもがかわいそう」「怖くないの?」とネガティブな反応ばかりでしたが、何も怖くはなかったですね。―― マレーシアに決めた理由は、距離の近さでしょうか。須藤:それもありますが、アジアのエネルギーを感じられる国だというのも大きいですね。マレーシアは今、昭和30年代の東京のようにどんどん新しい道ができ、ビルが建ち、近代的になっているんです。これからはアジアの時代ですし、ロサンゼルスやパリなどの完成された都市ではなく、変化していく様子を見届けたい。また、物価が安く生活費が東京の3分の1程度ですむことや、医療設備が充実していることも決め手になりましたね。■「おうちに帰ろう」と泣く娘。眠れない夜を超えて一歩ずつ前へ!―― パパと離れることについて、娘さんの反応はどうだったのでしょうか。須藤:パパと離れて最初の一週間は、大きな涙をポロポロ流しながら「ママ、飛行機に乗っておうちに帰ろう」などと言うことがあり、私も泣きたくなりました。これがトラウマになって、明るい性格の娘が変わってしまったらどうしよう、という不安に囚われ、眠れない夜もありました。でも、自分を奮い立たせて、幼稚園選びや住居探しなどをひとつひとつの課題を決断しクリアしていくことで、私も娘も成長できたと思います。ようやく幼稚園が決まったときには、緑いっぱいのお庭で楽しそうに遊ぶ娘を見て張り詰めていた糸が切れ、涙がこぼれたことを覚えています。娘はパパが大好きなので、こちらでの生活に慣れた今でもパパと離れるときには泣いてしまいます。でも私は「寂しい」という感情がマイナスだとは思っていなくて、それを力に変えられることを知っているので、悪いことをしているとは思いません。辛いことがあれば会ったときの喜びが大きいですし、家族が同じ方向を向いていれば何も問題はない気がしています。それに、今はLINEなどでいつでも顔を見ながら話せますし、動画や画像でマメに様子を知らせることもできる。LCCを使えば数千円で行き来できるので、1カ月に1度のペースでパパと会っています。ひと昔前の親子留学とは、状況がだいぶ変わっているのではないでしょうか。―― 幼稚園はインターナショナルスクールに通われているそうですが、英語力はどのくらい伸びたのでしょうか。須藤:子どもの吸収力は本当にすごくて、通い始めた2カ月後には先生やお友達と流暢に話せるようになっていました。4カ月が過ぎた頃には日常的に自然と英語が出てくるようになり、私が日本語で「早く洋服を着なさい」と言うと「I don’t want to change my clothes」と英語で返事をすることも。6カ月後には、アイスクリーム屋さんなどで「Can I have an ice cream?」と英語でオーダーできるようになっていました。―― 須藤さんの英語力はいかがでしょうか。須藤:私はクアラルンプールで2カ月間語学学校に通い、生活に困らないくらいには話せていました。でも、娘の英語力に比べると伸び悩みを感じ、滞在10カ月目にセブ島へ一週間のプチ留学をすることにしたんです。たった一週間でしたが、私はスピーチができるレベルに上達しましたし、娘も書くことやダンスを習ってとても有意義な経験だったと思います。マンツーマンが中心の授業では、自分の意見を持つことの大切さや、人と意見が違うことを伝え合う楽しみなど、語学以外の学びもありました。とはいえ一週間ではやはり足りないので、今後もクアラルンプールやセブ島の学校で英語を学ぶつもりです。 ■社会全体が子どもに優しく、毎日が発見の連続―― 1年半近くを過ごした今、マレーシアでの子育てについてどう感じていますか。須藤:私も夫も、もう日本で子育てをする事が考えられないくらいマレーシアが好きになりました。社会全体が子どもに優しく、娘と外出をすると何人もの方が「What’s your name?」「How old are you?」などと声をかけてくれます。レストランや公共の乗り物内で話しかけてくれる行為は、ただ興味があるではなく「君はここにいていいんだよ。みんなの宝物、未来人さん」と思ってくれているような気がします。ここで育った娘は、 きっと大人になったら同じように優しくするでしょう。また、マレーシアは多民族国家なので、毎日いろんな国の人と会話をするチャンスがあります。イスラム教やヒンドゥ教のお祭りを国中でお祝いする姿は平和そのものに見えますし、「もうすぐラマダンだ!」と断食を楽しみにしているムスリムたちの価値観に触れることもできました。毎日が発見の連続で、とても面白いですね。最初は小学校までの2年間だけの予定でしたが、2017年9月から160年続くイギリスの名門校のマレーシア校(インターナショナルスクール)に進むことが決まり、長くここに居る事になりそうです。―― 日本と比較して、デメリットはないのでしょうか。須藤:比べたらキリがないですし、「なぜ、いただきますを言わずにバラバラに食べるんだろう」「暑いから外遊びが少なく、体力づくりができない」など愚痴を言っている日本人のママもいます。でも、果たして日本が正解なのでしょうか。長いタオルを首から下げて、その半分をテーブルの上に置き、そこにお弁当箱を乗せて食べている幼稚園がありますが、世界見たら不思議な光景です。その場所から動かずこぼさず大人の手を焼かないように食べろ、と言っているように見えます。みんなと同じ事が月齢通りにできる子どもが良い子どもではないと、私は思います。もちろん、日本は自分が育った場所ですし、良いところもたくさんあります。例えば、季節の移り変わりを感じられないのは残念ですし、それを感じることで日本文学の美しさも分かると思います。アイデンティの育て方など、これから手探りでもひとつずつ取り組んでいこうと思います。―― 須藤さん自身も、マレーシアで勉強を続けていくのでしょうか。須藤:自分が変わらなければ、子どもは変わりません。私もコラムを書いたり本を出したりと今できる限りの仕事をしつつ、娘が通う小学校の近くの大学に通うつもりです。夫も休みの日は学会などに行って勉強していますし、LCCを使ってマレーシアやほかの国への移動も楽しんでいます。もし日本でずっと暮らしていたら、ただダラダラと一緒にいただけかもしれません。年を重ねると好奇心はどんどんすり減っていいますが、「やりたい!行きたい!」と思えることがあるのなら、やるべきだと思います。親子留学は誰にでもできることではない。2世帯に分かれて生活できる経済力と、家族の理解・協力。その両方を得るのは、多くの人にとって現実的ではないだろう。しかし、日本にいてもできることはある。「今しかない濃密な子育ての時間を大切にしたい」という彼女の思いと自分で切り開いていく行動力、家族それぞれが成長していこうとする姿は、迷いながら子育てをしている私たちのヒントになるかもしれない。須藤夕子(すどうゆうこ)1974年2月8日生まれ。広告代理店など三年間のOL生活を経てカメラマンへ転身。ポートレート撮影を得意としてリチャードギア、渡辺謙など撮影した著名人は1000人以上。雑誌、広告などフリーランスフォトグラファーとして活躍。また「笑顔泥棒」と称しパリ、NY、マイアミ、沖縄など世界中の子供達の笑顔を撮影し個展や写真集などで発表している。canon、FUJIFILMなど不定期で写真教室講師をしている。2011年女の子を出産、一児の母でもある。HP: Facebook: twitter: @egaodorobou"
2017年06月22日こどもが生まれてからというもの、わたしが一番我慢していたこと。それは海外旅行である。独身時代から、時間さえあればコツコツ貯めた貯金を使って、飛行機に飛び乗り海外へ一人旅に出かけてきた。ひとり旅はわたしの原動力。仕事にもプライベートにも大きな影響を与えてくれる特別な時間。こどもができたって行けないことはないだろうと、息子が1歳になる前に、インドネシア行きのチケットを購入したら、「ヤブ蚊に刺されて、伝染病になったらどうする!!」と、両親に大反対され泣く泣く中止に…。しかしながら、諦めきれない海外旅行。行きたい場所はいっぱいあるが、アジア圏なら近いし飛行機に乗っている時間も短く済む。すでに国内旅行で飛行機には何度か乗っているし、そこまで大変ではないような気もする。飛行機のチケットは2、3歳を過ぎるとこども料金が追加されるとのこと。ならば、2歳になるまでに一度くらいは海外旅行へ行っておきたい。1歳を過ぎたら少しは安心ということで、息子が1歳半になるころ、わたしは勢いで飛行機のチケットを手配した。行き先は”タイ・チェンマイ”。わたしが21歳のころ、初めての一人旅で訪れた土地だ。10年以上が経ち、今では夫も息子もいる。あの土地を旅したら、昔の自分に出会えるかもしれない。息子にも、わたしの好きだった旅を知ってほしい。そんなことを考えて行き先を決めた。あのころの自分を思い出すと、本当に危なっかしい旅ばかりしていたなと思う。あえてローカルな土地を目指し、舗装されていない道をボロボロのバスで移動したり、宿泊先もその場でその場で探しながら決めていた。いわゆるバックバッカーだった20代。親になった今、あのころ、両親がどんな思いでわたしの帰りを待っていたか。想像するだけで胸が痛む。毎日心配をかけていたのだなあ。昔の思い出に浸りながら、いよいよ出発の時が来た。息子、1歳6ヶ月。今回は息子との初めての旅なので、ちょっと余裕のある旅にしようと、チェンマイでも評価の高い、タマリンドビレッジというリゾートホテルに宿泊することにした。今回は9日間の旅! 時間の許す限り、ゆっくりしようと思う。この1年半、わたしも夫もよく働いたし、わたしたちへのご褒美としよう。旅の準備で一番驚いたのは、荷物の量の多さ。全部で9泊10日の旅、国内旅行に比べると普段の量の2倍と言っても過言ではない。オムツは1パック、離乳食も最悪現地で何も食べなかったことを想定し、1日3食分×日数でえらい数になっている。それにプラスして子どもの着替えは大人の枚数の倍になり、スーツケースの半分以上が子ども用品になってしまった…。そして、子連れ旅の第一関門、それは飛行機の移動。飛行中、泣きやしないか…。泣いたら周りのお客さんに迷惑になるし、心苦しい。いつだって子連れになると、世間の目を気にしてしまう。「泣いてもいいよ~だって、みんなも赤ちゃんだったんだからねぇ」と心の優しい人が叫んでくれないものか。電車にも女性専用車両があるように、飛行機にも「赤ちゃん専用シート」があったらいいのに…。バンコクまで6時間、その後国内線に乗り継いで2時間。合計8時間の移動。過去最長時間となる移動距離に、息子は耐えられるのだろうか?出発は午後の便を選んだ。帰りは夜中発の便。どちらもどうか、眠っておくれ~!登場時刻が近づくとインフォメーションから「2歳以下のお客さま、優先的にご案内します~」とアナウンスが! いつもならダラダラと長蛇の列に並ばなければならないのに、わたし達はなんと一番乗りで機内に案内していただいた。しかも座席はエコノミーの中でも一番ゆとりのある最前列で、好きなだけ足を伸ばせる! 子連れであることでデメリットばかり考えていたけれど、ありがたいことに快適!出発前に、きちんと昼食を食べさせていたのが効いたのか、息子は出発して2時間もすると眠くなり、ウトウトとわたしの膝の上で眠り始めた。思っていた以上に飛行機移動は苦労が少ないのかも。それから6時間もの間、到着まで何度か寝たり起きたりを繰り返しつつ、無事一度も泣かずに、あっという間にチェンマイに到着。空港に降り立つと、ムワッと蒸し暑い空気が辺りを包み、タイ特有のナンプラーの香りが漂ってきた。この香りを嗅ぐと、タイに来たんだなぁ、と実感する。あのころと何ひとつ変わらない香り。若かりしころのわたしが降り立った場所に、今こうして夫がいる、息子がいる。ずっとずっと夢見ていた、家族ができたら一緒に旅をすること。夢が叶って嬉しい。まだ始まったばかりの旅なのに、わたしは胸がいっぱいだった。つづく
2017年04月21日発達障害の娘は、2歳半になっても言葉を発することがなく…Upload By SAKURA娘の発達に初めて遅れが見られたのは2歳半の頃。「ママ きて」などの単語をつなげた二語文はおろか、単語さえほとんど話さない状態でした。このことを相談したカウンセラーの先生からは「たくさん話しかけて、たくさんの言葉に触れさせるようにしてください」と言われます。この言葉を聞いて、「私の普段の話しかけが足りないのかもしれない…」と思った私は、毎日、たくさん娘に話しかけました。この状況をなんとか変えたい一心で、娘を毎日外に連れ出し、いろんな刺激が得られるようにしました。Upload By SAKURAしかし、私がいくら話しかけても反応なし。娘が話すことはありませんでした。何をしても無駄なのでは…?疲れ果てた私に先生がかけてくれた言葉。Upload By SAKURA私の必死な話しかけは全く効果を見せず…。もう毎日の努力に疲れてしまいました。そんな時、言語の先生に「何をしても無駄な気がしてきました…。」と、今の正直な気持ちを打ち明けたのです。すると先生は、「響いてないように感じるかもしれないけど、ちゃんと届いてるから、話しかけることをやめないで!」「水と一緒でね、今は溜めてる時期なの。そのうちにあふれてくる時期が来るから。水を止めてしまったら溜まらないから、こぼれないでしょ?だから水を出すこと(話しかけること)をやめないでね!」と言ってくれました。この言葉に励まされ、私は考え方を変えることができたのです。「すぐに効果が出なくてもいい」と思えるように。Upload By SAKURA私は、すぐに結果を求めようとすることをやめました。そして、「今やっていることは、何年も先に響いてくるんだ!」と自分に言い聞かせ、反応がなくても、とにかく娘に話しかけ続けました。花を見て…「お花、きれいだね~」と言い、毎日毎日、娘に「大好きだよ」と言い続けました。そして、3年がたった今では…Upload By SAKURAたくさん話しかけることを始めてから3年が経った現在。娘は花を見ると必ず「おはなきれいね~」と言い、1日に何度も何度も「ママだいすき」と言ってくれるようになりました。あの時、たくさん話しかけるのをやめないで、あきらめないで本当に良かったと思います。そして、今も続けている言語の訓練。この訓練もきっと、3年後、4年後につながると思いながら、気長に続けています。
2017年03月15日【ママからのご相談】こんにちは!うちの娘はまだ1歳半なのですが、住んでいるところが比較的高級住宅地なので、近所のお子さんの大半が幼児教室に通っています(ちなみにうちはお金持ちではないです……)。ある熱心なママさんに「1歳半から始めるなんて、遅い方だから」と言われてしまい、ちょっとモヤモヤしています。主人は幼児教室に通うことには賛成なのですが、周りのママさんたちがエリート意識が高すぎるというか、私がついていけない気もしていて、踏み出せないでいます。とりあえず、重い足を引きずって体験教室にいってみようと思うのですが、ちょっと背中を押していただけませんか(笑)?●A. そもそも本当に必要? “早期教育”の是非を考えてみましょう。こんにちは!ライターの月極姫です。確かに、0~3歳は脳神経回路が目覚ましい発達を遂げる黄金期 。この時期に適切な刺激を受けることによって、子どもの知性や五感が豊かな発達を遂げるという理論はよく知られています。しかし、「1歳半から始めるなんて、遅い方だから」。これがご相談者様へのイヤミだとしたら、残念ながらそのママさんは、純粋にお子さんのために幼児教室に通わせているわけではなさそうですね。「子どものため」と言いつつ、いつの間にか自身の見栄やプライド、競争心を満たすことが目的になってしまっている。教育熱心な親御さんが、ハマりやすい落とし穴といえるでしょう。とはいえ、筆者は早期教育肯定派です。『就学前教育の有無が教育的、経済的な差を生み出す』これは、ノーベル経済学賞を受賞したジェームズ・J・ヘックマンの言葉です。ヘックマンは40年以上に渡る追跡調査で、幼児期の適切な教育が個人の能力や経済力に大きな影響を及ぼす という調査結果を導き出しました。一方で、・偏った早期教育が子どもの人格を破壊する・早期教育が過ぎると、親の顔色をうかがう自発性の低い子に育つ・幼児期に脳に単調な刺激を与えすぎると、その後の学習能力に悪影響を及ぼすなど、ネガティブな情報も少なくありません。まず、“早期教育に力を入れなければ、絶対に高い能力や人格が身につかない”ということはありません。たくさんの偉人が輩出されてきた過去の時代に、イマドキの幼児教室のような存在はありませんでした。ただ、優秀な方や偉人が育つ背景にはそれなりの家庭教育、学習環境があります。しかし、私たち皆が、優秀な人たちが育った家庭教育を再現できるか?といったら無理がありますよね。脳科学や早期教育に詳しくない、ごく一般的な親子に広く門戸を開いているのが幼児教室です。だからこそ、子どもだけでなく、親御さんも一緒に学ぶスタイルの教室が多いのです。通うも通わないも親御さんの力量や価値観次第。それで他者批判をするのは間違っています 。極端な意見は軽く聞き流し、まずご自分の目で見て確かめることです。通う、通わないは人それぞれ、決めるのはお子さんとあなたです。体験レッスンでは、お子さんがリラックスしていきいきと学んでいるか、楽しそうにしているか、という点が大切ですが、たとえ楽しそうであっても「ただ物珍しいだけではないか?」「仲の良いお友達と一緒だから楽しめているだけではないのか?」といったシビアな見方もアリです。決して安くないお月謝を払って通わせるわけですから、親の目線でも慎重にジャッジを下しましょう 。さて、それでは各早期教育の特徴と、ユーザーのポジティブな声、ネガティブな声の両方を見てみましょう。全国どこででも受講しやすい大手の教室・講座にしぼってご紹介します。●長い歴史と信頼の実績。子どもの発達に合わせて学ぶ“老舗”タイプ●ベビーくもん公文と言えば「毎日大量のプリントをやるのでは?」と思う方も多いかもしれませんが、それは小学生以降の学習スタイルです。0歳から学べるベビーくもんは、かわいらしい絵本と知育玩具、CDやDVDなどで月齢に合わせた取り組みを行います。また、単なる通信教育ではなく、月に一度の“通室”で、母子ともに刺激を受けられるのが特徴です。【ユーザーの声】『月に一度のスクーリングというのが、0歳児にはちょうどいい 。早期教育を頑張り過ぎるのも嫌なので、ウチにはこれが合っています』(30代2児ママ)『教材が可もなく不可もなく、特徴がとくにないように感じた。お値段が安いので、もう少し続けてみようとは思っています』(40代1児ママ)●めばえ教室1979年創業の老舗です。『知能教育コース』『英会話コース』『グリムコース(国語力を高めるコース)』があり、1歳から母子で受講できて、2歳ごろから段階的にママと離れてレッスンを受けます。詰め込み型の教育ではなく、好奇心を刺激し自ら考える力を育てるプログラムが特徴。一見遊びを通した楽しい取り組みですが、知能判断テストの結果をグラフ化するなど、成果が客観的に見える工夫もうれしい ところです。【ユーザーの声】『上の子が甘えん坊で困ったことがあったので、下の子は早めに母子分離させようと通わせていました。2歳でも、意外とレッスンをきちんと受けられる姿に驚いた記憶があります。集中力がついたのは、めばえのおかげかも』(30代2児ママ)『英語の方に通わせていて、5歳のころには親もびっくりするような発音になりガッツポーズでした。でも、そのあと他の習い事を始めるとあの発音も忘れてしまったみたい(笑)。やっぱり、続けなきゃダメなんですよね』(30代3児ママ)●あの天才子役も出身者! 従来の教室と一線を画す“全脳教育”タイプ●七田式右脳教育子役でスケート選手の本田望結さんが通っていたということで、最近さらに知名度を増しましたね。3歳までの時期に右脳を開発することによって、ひらめきや直感力、イメージ力、絶対音感なども身に着けるというものです。従来の、理論的思考に偏った“左脳教育”とは一線を画するもので、いわゆる天才肌の人材を育成しようという性質が強い教育法 です。0歳からの幼児教室に加え、七田式の講習をクリアしたネイティブ講師による英語教室、家庭で行える通信教育も行っています。大量の絵カードや、ドーマン式のドッツカード(丸いシールを大量に貼り付けた数のカード)を、素早くめくって見せるフラッシュカードも特徴的です。【ユーザーの声】『3人とも0歳から七田の幼児教室に通い、年少からは七田の幼稚舎に。今長男が中2ですが、受験についてもあまり心配はなく、音楽、スポーツにも意欲的なのは右脳開発の賜物だと思っています』(50代3児ママ)『教室に通ってみたけど、お金持ちのママさんの自慢大会みたいな雰囲気が嫌で辞めました。私が気乗りしなかったせいで、子どもの反応もイマイチだったのかもしれないけど(笑)』(40代2児ママ)●子ども心をガッチリつかむ! 楽しく学べる“人気キャラ”タイプ●ベネッセ・こどもチャレンジ通信教育の他に英語教室やサイエンス教室、作文教室なども展開しており、年齢と発達段階に合わせた豊富な教材、挨拶や礼儀作法、コミュニケーションスキルなど社会性の発達にも力を入れた取り組み内容 が特徴的です。就学後は教科書に即した内容のワークが増えていきますが、未就学児のワークはカラフルで楽しく、学習能力の基礎となる知育遊びをメインとしつつ、鉛筆の持ち方や書き方なども学べるようになっています。【ユーザーの声】『しまじろうがかわいくてテレビ番組まであるので、子どもが引き込まれるように取り組んでくれて親はラクでした。付録のDVDは繰り返し見るほど好きでした』(40代2児ママ)『教材が多すぎて使いこなせず、親が相手をするものも結構多くて大変。入学前にやめました』(30代1児ママ)●ドラキッズ何といってもドラえもんが子ども心を引き付けて離さず、体験教室などでも「子どもの食いつきが違う」 と評判の教室です。総合教育コースは満1歳から入会でき、小学校準備コースまで年齢によって分かれています。絵本や知育玩具にはもちろんイメージキャラクターのドラえもんがついています。最初はごっこ遊びやゲーム的な取り組みを親子で楽しむところから始め、無理なく知能を高めていくプログラムになっています。【ユーザーの声】『いろいろな習い事をさせてきたけど、一番楽しそうに通っていたのが入学前までのドラキッズ。ドラえもんおそるべしです』(30代1児ママ)『最初の食いつきがすごかったけど、うちの子の場合は意外とすぐ飽きちゃったかな。女の子はませてるので、ずっとドラえもんが楽しいとも限らない。年中で辞めて他社の地味な通信教育に切り替えたけど、その方が合っている様子』(40代2児ママ)●ネット上の情報には裏がある!? 鵜呑みにせず体験教室へGO!幼児教室を選ぶ際に、もう1つ注意しなければならないことがあります。それは、ネットの幼児教室ランキングなどをやたらと信用し過ぎない ことです。“通室者数”や“年商”といった客観的なデータによるランキングを掲載しているサイトは良心的ですが、一部のアフィリエイトサイトの中には、主観的でアバウトなランキングを掲載しているものもあります。また、良心的なサイトで人気ランキング上位だからといって、お子さんの個性に合っているか否かはまた別問題なのです。ネットの情報にも、お友達からの情報にも、振り回されないことが肝心です。日ごろから、また体験教室の場などでも、まずはわが子の様子をよく見ること。そして教室の方針やメソッドについての疑問は遠慮なく解消し、納得の上で通室することをお勧めします。また蛇足ではありますが、幼児教室への通室が軌道に乗っても、お家でのんびりしたり、お友達と自由に遊ぶ時間は必ず確保してあげてください。いつの時代も、自由に使える空白の時間 があってこそ、子どもの内面世界は豊かなものになっていくと思います。【参考文献】・『幼児教育の経済学』ジェームズ・J・ヘックマン(著)/古草秀子(訳)●ライター/月極姫(フリーライター)
2016年06月16日【ママからのご相談】1歳半になる男の子を育てているママです。元気が良い男の子に育っているのはうれしいのですが、とにかくヤンチャで落ち着きがなく、手を焼いています。心にゆとりを持てず、子どもにどう関わりをもっていけば良いかがわかりません。愛しいわが子ですが、腫れ物を扱うように接してしまっている自分がイヤです。どうしたら良いでしょうか。●A. 運動・理解・言葉の3つから関わり合いを持ちましょう!こんにちは、どっふぃーです。ご相談ありがとうございます。大好きなわが子、でも育児をしていれば手を焼くのも事実ですよね。一緒に遊ぼうと思っても、どう関わり合いを持てばかみ合うのか、はたまたどう話しかけるのがベストなのか……と考え始めると育児って行き詰ってしまいます。誰もが皆、第1子出産後は母親初心者 。1歳半のお子さんにはどう接し関わり合いを持つべきなのか、北海道教育庁学校教育局特別支援教育課が発行している『1歳半頃の子育てのヒント』から学んでいきましょう。●“1歳半の子ども”の成長を促す接し方3つ●(1)手指の運動が活発な時期。遊びを通して運動させてみましょう1歳半頃の手指の発達は目覚ましく、クレヨンでグルグルと書くことができるようになります。まずはママやパパがお子さんの前で実際にグルグル書きをしてみましょう。「机を汚されるのがイヤ……」という方は、新聞紙を敷いた上でクレヨン遊びをさせてみてはいかがでしょうか。また、ブロックや積み木を積むのもとても上手になります。一緒に積んで壊して……と遊ぶのが良いでしょう。遊びを通じて、手指の運動を活発に行うことが健やかな成長につながります 。●(2)2語文が言える、分かる! どんどん話しかけてOKです言葉の発達は個人差が大きいですが、1歳半になると多くのお子さんが体の部分の名称を言われたらなんとなくわかる様子を見せたり、「ブーブーキタ」といった2語文の意味を理解します 。早いお子さんだと理解するだけでなく、2語文を話す子もいます。歯磨きをする際には、「はい、おくちをあーんしてね」と声掛けをするなど、生活リズムに関することをすべて口に出しながら行うとお子さんの言語の理解・習得がスムーズになります。●(3)“三つ子の魂百まで”。絵本は毎日読んであげて!絵本に興味を示すようになるのもこの時期。絵本に書いてある車を見てブーブーと言ったり、絵のリンゴを見て食べるマネをしたりとさまざまな反応が見られます。興味がわいてきた子については物を指でさしたりします。そんなときは「そうだね、あれは○○だよ」と声に出し、言葉にしてあげると理解につながります 。●発達の遅れが気になったときは、まず相談してみましょういかがでしたか?「うちの子、落ち着きがないし発達障害かしら?」なんて不安に思っているママやパパもいるかもしれません。勇気をもってお子さんのことを保健師さんなどに話すことによって、育児に勤しむ私たち自身が救われたり、ホッと安心することができます 。子どもとの関わり合い方は、月齢とともに段々と変わっていきます。今はこれができて、なにに興味を持っているか……といったことを普段から観察しておくと、どういう関わり合いをしたら良いかがヒラメキますよ!【参考リンク】・1歳半頃の子育てのヒント | 北海道教育庁学校教育局特別支援教育課・発行(PDF)()●ライター/どっふぃー(船舶料理士)
2016年03月04日【ママからのご相談】1歳半のママです。子どものおやつについて日々何をあげるか悩んでいます。今まで、主にバナナやイチゴ、リンゴなどの果物や、甘いお菓子もあげていました。しかし、先日の1歳半検診で、体格が少しほかの子より小さめだったからか、「おやつは補食として栄養があるものを与えてください」とコメントがありました。具体的にどんなものをあげればよいのでしょうか?●A. “赤ちゃんのおやつ=甘いもの”でなくても良いのです。ご相談いただきありがとうございます。ママライターのましゅままです。離乳食を完了させたばかりの赤ちゃんのおやつ、悩みますよね。小腹が空いたとき以外にもご機嫌取りのためにも活用するおやつタイム。ぜひともおいしいものを与えてあげたいですよね。しかし、大人のおやつとこの時期の赤ちゃんのおやつは少し意味合いが違うので、その理解が必要です。●大人のおやつは嗜好品、子どものおやつは食事の一環大人のおやつといえば、甘いお菓子にコーヒーや、香ばしいおせんべいにお茶など、嗜好目的に摂取するものがほとんどですよね。一方、赤ちゃんは胃が小さく、1度の食事でたくさんの量を食べることできません。特に1歳代は体の大きさのわりにたくさんの栄養が必要となります。赤ちゃんのおやつは3食では補えない栄養やエネルギーを補う大切な4食目 なのです。大人のものと同じ甘いお菓子もお砂糖がエネルギー源にはなりますが、おすすめするおやつのメニューは以下のもの。・市販のベビー用おやつ用・おにぎり・うどん・お好み焼き・バナナ、りんご、プルーンなどの果物・ふかしいも・プレーンヨーグルト市販のベビー用お菓子は、安全な原料で塩分やお砂糖も控えめで、足りない栄養素を補えるようになっています。口当たりや食べやすさも月齢に合せて作られているので、積極的に取り入れましょう 。手作りで用意する場合はおにぎりやうどん、お好み焼き、ヨーグルトなどが手軽にエネルギーを取れるのでおすすめ。蒸かし芋やかぼちゃを使ったレシピも、自然な甘みを楽しめます。果物も調理の必要がなく取り入れやすいメニューですが、毎食与える必要はないのでおにぎりやうどんなどと組み合わせて与えましょう。お砂糖の添加されていないドライプルーン は、鉄分不足を補うことができ、小さくちぎってそのまま与えられるので取り入れると良いでしょう。赤ちゃんによってはちぎらずにそのまま1粒パクパク食べられる子もいますよ。●先輩ママたちはどうしてる?赤ちゃんのおやつ『親が食べているものを欲しがるので、欲しがったら少しだけあげていました。でも、保健師さんに、大人にとっては少しでも、子どもの小さな胃にとってはかなりの刺激になるし、大人の好む濃い味を覚えたらベビー用の薄味に戻れなくなる!と言われて最近はベビー用のものしかあげていません 』(20代/女の子ママ)『おやつはシンプルで用意しやすいもの を中心にあげています。ふりかけおにぎりや、バナナや玄米パンをそのまま与えることも多いです』(30代/男の子ママ)『つくりおきでおやつを冷凍しています 。クッキーも一度に大量に手作りして冷凍。夕飯の残りのうどんやお好み焼き、ご飯もおにぎりにして全部冷凍しておいてあげています。外出時はふつうに市販のベビー菓子で、大人のお菓子はイベントのときなどケーキや頂き物のクッキーをあげることもあります』30代/男の子ママ)●ママの負担にならないシンプルおやつが理想いかがでしたか?離乳食が完了した赤ちゃんにとって、おやつは大切なお楽しみであり、栄養補給の機会 でもあります。ママができる範囲で手作りしてあげてもいいですし、手軽なベビー用お菓子をあげるのももちろん◎。筆者の1歳半の長女は、ベビー用お菓子は費用がかさむので外出用として活用し、自宅ではバナナやおにぎり、市販の黒ごまやシリアル入りの食パンなどすぐ用意できて手軽なものをあげています。余裕があるときは野菜入りパンケーキやみそ汁の残りでうどんを一度にたくさん作って、おやつ用に冷凍しています。ママがしてあげられる範囲で、シンプルで栄養が取れるおいしいものを赤ちゃんには食べさせてあげたいですね。●ライター/ましゅまま(ママライター)
2016年02月29日細川珠生のここなら分かる政治のコト
私の愛すべき家族
育児に遅れと混乱が生じてる !!