私は現在、3歳になる長女と生後7カ月の次女がいる2児の母親ですが、子ども2人共に出生体重が4,000g前後というビッグベビーでした。ビッグベビーならではの妊娠中の体験談についてお話しします。 1人目の出産、長女のケース正直に申し上げると、私自身が妊娠前から肥満体型で(身長157cm、体重63kg)、BMIでいえば、肥満と標準の境目ギリギリ……という体型。そのため、長女を妊娠したときは医師に「できる限り妊娠中は太らないように。妊娠中の体重増加は8kgまでが目標です」とはっきりと宣告されました。 しかし食べることが大好きな私は、なかなか食事管理ができず……。また、妊娠初期は食べづわりで、フライドポテトとパンしか受け付けないという偏食もあってか、体重はどんどん右肩上がりになっていきました。 3,900gで生まれた長女妊娠中期には、すでに妊娠前から5kg増加しており、1カ月で2.5kg太ったことも。結局、妊娠期間中は11kg増となりました。そして、おなかの中にいた長女はといえば、妊娠中期ごろからぐんぐん推定体重が増えていき、妊娠後期に入るころには常に成長曲線が上限ギリギリ。 一番気がかりだったことは「頭囲が大きい」こと。医師にも「頭が大きいから自然分娩するには微妙なところだけれど、なんとか自然なお産で頑張りましょう」と励まされました。しかし、妊娠41週まで自然陣痛を待ってもまったく来ず、結局妊娠41週2日に計画入院し、陣痛促進剤やバルーンなどありとあらゆる方法を尽くして4日間という難産の末に長女を出産。出生体重は3,900gでした。 次女のときは自分から計画入院を志願2人目妊娠前の私の体重はさらに増えており、なんと69kgでした。心配なのは長女の難産の記憶。「また、あんなにお産が難航してしまったらどうしよう……」と常に頭をよぎります。そしておなかの中にいる次女の成長の経過を、長女の母子健康手帳と見比べ様子を見ていました。 そして、妊娠中期ごろから、やはり長女のときと同じように、毎回、成長曲線の上限ギリギリのところをいくようになりました。しかし長女の難産の悪夢がよみがえった私は、思い切って「妊娠40週になったら入院して、陣痛促進剤を使ってください」と志願。絶対にまたビッグベビーが生まれてくると確信していたのです。 私のお産の結果ですが、次女は妊娠40週3日で生まれて分娩時間は8時間という、長女と比べると圧倒的に短い時間で産むことができました。そして次女の出生体重は4,030gで、やはり嫌な予感は当たっており、少しでも早く産むことができてよかったと感じています。2回目の出産ともなると、出産経験があるので判断力や勘といった能力が上がり、お産に対しても合理的な判断ができました。すぐに医師に相談できたことがスムーズなお産に繋がったと実感しています。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 著者:黒井夢乃二女の母。歯科衛生士資格あり。二女出産前まで歯科医院にて勤務。自身が毒親に育てられた。自身の体験をもとに、妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆している。
2019年12月16日5歳と1歳のぷにぷに兄弟を育児中のゆきです!こちらの連載では次男妊娠中のお話を書かせていただいています。■食べ物の誘惑の多すぎる季節ですが…食べ物がおいしい季節になりましたね!我が子たちは1人目は11月生まれ。年明けに妊娠が発覚しその年のうちに出産でした。そして2人目は4月生まれ。つわりもおわり一番体調が良い時期に年末年始という感じでした。そんな2人目妊娠中だったちょうど2年前の12月、検診で行った病院に何気なく貼ってあるポスターを見ていると…。 妊娠中に注意しなければならない食材が載っていました。お医者様によっておっしゃることが違うと思うのですが、そのときのポスターにはアルコール、生肉、特定の種類のチーズ、レバーなどが載っていました!※私の記憶によるものです。詳しくはかかりつけの病院にお尋ねください1人目の時から気を付けていたので、食べてはいけない食材については知っていたものの、改めて一覧で見てみると妊娠中に食べられないものはクリスマスのごちそうが本当に多い…!特に私はローストビーフなどレアのお肉が大好きで、クリスマスに食べるのを毎年楽しみにしていたので辛かったです…。■少しの間、我慢すればいいのだけど…いくら好きといってもローストビーフなんて日常的に食べるものではないので、少しの間だけ我慢すればいいのですが…その思いが消えず、1人目も2人目のときも、■年末年始は体重管理がとっても大変!食べてはいけない食材以外にも妊娠中は体重管理もとても気になります。2人目の体重管理は楽だったと書いたのですが、この時期はそうもいかず、実家ではどんどん食べ物が出てくるので、年明けの検診時には結構増えてしまいました。 というような方もいらっしゃるとのことで、短い期間でそんなに増えるなんて…妊娠中の太りやすさに衝撃をうけました。ただでさえ我慢することや制限が多い妊娠生活。その中でも年末年始の妊婦生活は本当に我慢や誘惑が多いと実感しました。それだけではなく帰省や旅行などのイベントで無理してしまったり、年始で病院が空いていなかったりと予想外のトラブルも起きる時期。また妊娠することがあれば気を引き締めて乗り切りたいです。
2019年12月12日現在、3歳の長女と0歳児の次女を育てている私ですが、2人目の出産後は事情があって実家に頼ることができませんでした。そんな私が妊娠時から悩んでいたのは、「2人目の寝かしつけ」について。産後直後からワンオペ育児をせざるを得なかったのですが、自己流でラクに赤ちゃんを寝かしつける方法を編み出しました! 上の子の寝かしつけで心残りだったこと上の子の育児をおこなってきて、私の心残りとしてあったことが「寝かしつけ」についてでした。 具体的にいうと……・抱っこをして、寝たと思って布団に寝かせるとすぐに起きてしまう・眠いせいか30分以上泣き止まず、抱っこやおむつ替えなどしてもどうにもならない というように、寝かしつけの方法を確立してあげられなかったことが心残りでした。上の子のときはいくらでも時間を注げたけれど、2人目にはそんなにたくさん時間が取れないし……とだんだんと不安になってきてしまったのです。 新生児からおこなった寝かしつけの習慣上の子での経験をふまえ、2人目の寝かしつけ方法を早期に確立させることを目標にしました。上の子の育児で実感したのですが、抱っこやおっぱいなど、寝かしつけの方法はいろいろあるけれど、結局は「赤ちゃんが何をしたときに眠りに落ちるか?」というところが肝だと考えたのです。そうした考えのもと、2人目のときは、抱っこやおっぱいでウトウトしてきたら完全に寝入らせず、目を閉じたらすぐにお布団に寝かせるという方法をおこないました。これをできる限り新生児のときから取り組んだのです。 できる限り、即お布団に寝かせることで…もちろん眠りかけているときにお布団に寝かせるので、赤ちゃんが泣いてしまってうまくいかない日もありました。そんなときは泣かせっぱなしにさせず、10分以上泣いたら抱っこするという自己流ルールをできる限り徹底しておこないました。結果、生後2カ月ごろには、随分とじょうずに眠れるようになりました。また、上の子が家にいれば騒がしいときも多々あります。その対策として、日中の昼寝に関しては完全に上の子と部屋を切り離し、寝かせることにしています。夜も昼も基本的に暗くした寝室で寝ることになるので、2人目も「ここが眠る場所だ」と覚えやすかったようです。 現在、2人目は生後4カ月ですが、昼も夜もぐっすり寝てくれています。いつもと同じ場所、そして静かな環境で眠ることによって、上の子のときより圧倒的に手がかかりません。私も日中は2人目を見ながら在宅ワークもこなせています。それもこれも、よく眠ってくれるから成り立つこと。私の場合は、早期に寝かしつけの習慣をつけてよかったと感じています。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 著者:黒井夢乃二女の母。歯科衛生士資格あり。二女出産前まで歯科医院にて勤務。自身が毒親に育てられた。自身の体験をもとに、妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆している。
2019年12月12日2人目が生まれても上の子を大事にしてあげよう! 多くの育児書にも書かれている通り、私もそう思っていました。それなのに…… 抱っこしてあげられなかった、次男授乳時のことをお話しします。 初めての赤ちゃん。おっぱいが出ない!?小さくて柔らかい赤ちゃんの口に乳首を含ませるのは、とても不思議な心地。「大きくなってね」という願いを込めても、私のおっぱいからは母乳は出ませんでした。赤ちゃんが起きている時間のほとんどで授乳にチャレンジしても、滲む程度の母乳しか出ず、「おっぱいが出なくてごめんね」と思い悩む日々。 しかしそんな私を元気づけてくれたのは、育児用ミルクを飲んで元気いっぱいに育つ長男でした。哺乳瓶をくわえながら眠ってしまう顔はとても幸せそうで、私は気持ちを切り替えて、完全ミルクで育てることにしました。 次こそはと挑んだ次男の母乳育児長男をはぐくんでくれた育児用ミルクに感謝しながらも、母乳をあげてみたいという思いを抱いていた私は、次男で再び母乳育児に挑戦! 初めて母乳が出たときはとてもうれしかったことを今でも覚えています。しかし、母乳育児には母乳育児の大変さが……。 母乳で張ったおっぱいは下着がすれるだけで痛く、長男を抱っこできない状態に。途中から乳首も切れてしまったので、思うように体を動かすことができませんでした。「おっぱいが痛くて抱っこできないの」と長男に話しましたが、まだ2歳前の長男には理解できるはずもなく、寂しい思いをさせてしまいました。 授乳タイムを、絵本タイムにとはいえ、母乳育児は悪いことばかりではありませんでした。横になり次男に授乳をしながら、長男に絵本を読むのは、哺乳瓶で片手が塞がっていたら少し難しかったと思います(姿勢には注意が必要ですが)。 母乳を飲みながら眠ってしまった次男と、絵本を読んでいる間に眠ってしまった長男の寝顔を同時に見られるのは、この上なく幸せな時間でした。次男も自然と絵本に親しむようになり、大きくなった今は3人で図書館へ行くのが習慣となっています。 母乳か育児用ミルクか、悩むママは多いことと思います。私はこの体験を通して、大事なのは子どもが成長する姿を楽しむことだと学びました。悩んだことも私にとってはとてもいい経験でしたが、「苦労して育てた」ではなく、「あなたと過ごした日々は楽しかった」と、子どもには伝えていきたいと思います。 著者:田丸あかね現在、小学校1年生と幼稚園年中の兄弟を子育て中。性格の違う子どもたちの成長を楽しみつつ、自身の体験をもとに、妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆している。
2019年12月08日1人目の子を妊娠していたときは経過が順調で、普通に仕事や生活をしていました。2人目のときも順調かと思っていたら……妊娠32週でいきなりおなかが張り、破水してしまいました。大変だったそのときのことをお話しします。 いつもよりおなかが張る2人目を妊娠したのは上の子が4歳で甘えざかりのころ。何の異常もなく、仕事もフルで働き、上の子のお世話も普通にしながら生活していました。 しかし、妊娠32週のある日のことです。いつもよりおなかの張りがあるなと思い、休憩をしながら夕飯を食べ、上の子と一緒に早く寝ました。 少し時間が経つと、何かが出たような感じがあり、もしかしたら……と思って確認すると、出血が! どんどん流れ出してきたので、急いでかかりつけの産婦人科に連絡をしました。 大きな病院へ緊急搬送、そして入院に……急いでかかりつけの産婦人科に行き、診察してもらった結果、破水はしていなかったものの、「早産の可能性があるので、大きい病院に移ってもらいます」と言われました。そして、生まれて初めて救急車に乗り、大きな病院に搬送されたのです。 転院先での診察の結果、切迫早産という診断がおり、安静ため緊急入院となりました。入院後は、何かあれば緊急帝王切開になるかもしれないといわれ、おなかの張りを抑える点滴を24時間管理でおこない、移動はすべて車椅子の生活に。 とにかく妊娠37週まで私は、妊娠37週まではもってほしいと毎日おなかの子に語りかけていました。そしてわたしの声が届いたのか、状態は安定し、妊娠36週で退院することができ、元の産婦人科にも戻ることができました。 退院後は、いつ産んでもいいから今度は動いてと言われ、動くようにしました。しかし、安静の期間が長かったせいか、筋力も体力も落ちてしまい、すごくしんどかったです。 結局、2人目の子は妊娠38週までおなかの中にいてくれました。陣痛が来てからはあっという間だったのですが、最後に陣痛促進剤を使い、吸引分娩で元気な男の子が生まれました。大変な出産でしたが、何より無事に生まれてきてくれてよかったです。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 ◆関連動画出産ドキュメンタリー 著者:加藤美紀4歳と生後3カ月の二児の男の子のママ。仕事はフルタイムの事務職で、現在は育児休暇中。4歳の兄をこども園に預けている間はアフタービクスに行くなどしてアクティブに育児を楽しんでいる。
2019年12月06日わが家の1人目の子が1歳半になるころ、だんだんと歩きがじょうずになったり、少しずつ言葉が出てきたりと、成長を感じられる場面が多くなり、同時に育児にもだいぶ余裕が出てきたと感じていました。そんなころに2人目を授かったのですが、2人目の育児は余裕には程遠いものでした。 イヤイヤ期と出産が重なって大変!上の子が1歳半になると、0~1歳前後のころと比べてだいぶ育児がラクになったと感じましたが、そのまま成長するに従って、さらにラクになっていくわけではありませんでした。 むしろ下の子を出産するころ、上の子は2歳でイヤイヤ期真っ盛り。0歳のころとはまた違った意味で育児が大変になってきました。上の子だけでも大変なのに、そこに出産や新生児育児が加わって本当にしんどい毎日でした。 下の子が大きくなるとぐっとラクになった子どもたちが小さいころは、2人それぞれに手がかかってとても大変でした。しかし、下の子が2~3歳くらいになると、ママが家事をしている間は、子ども同士で遊んでいてくれることも増えてぐっとラクに! そして、下の子の幼稚園に入園するときは、上の子と一緒に幼稚園に通えることがうれしかったようで、初めての集団生活でもほとんど泣くこともなく、スムーズに園生活をスタートすることができました。 一時は大変だけど、年が近いメリットも!育児の大変さは人それぞれではありますが、2人目を考えているママさんには、1歳半ごろに「育児がラクになってきた」と感じたとしても、そのあとのイヤイヤ期はかなり手強いことを知っておいてほしいです。 一方で、年が近いからこそのメリットも多々あるので、一時期の大変さは覚悟のうえで2人目が早めにほしいという方はぜひ応援したいです。 私自身、妹とは2歳差で、大人になった今でも友だち同士のように仲がいいので、2歳差でよかったと思っています。一方で、自分が2歳差のきょうだいを育ててみて、私たちが小さいころは母も大変だっただろうと思うようにもなりました。著者:奥田美紀二児の母。IT企業にてSE・プログラマーとしてシステム開発やWEBサイト運用等をおこなう。夫の転勤や子育てのために退職し、現在は妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆している。
2019年11月27日私は1人目と2人目の子どもを無痛分娩で出産しました。その病院では、無痛分娩は子宮口の開き具合などから計画分娩になります。陣痛が始まる前から麻酔を入れるので、1人目では陣痛を経験していません。しかし2人目は、陣痛を経験した後の無痛分娩となりました。2人目にして初めての陣痛体験をご紹介します。 陣痛がわかるのか心配だった「2人目はお産の進みが早いから気を付けて」と、病院側から何度も言われていました。さらに、陣痛が10分間隔になるころには病院に連絡するようにとのこと。私は1人目では陣痛を経験していないので、陣痛が来たときに「これが陣痛だ」とわかるのだろうかととても不安でした。妊娠37週3日の朝に生理痛のような腹痛と少量の出血がありました。これがおしるしなのか、高位破水なのか判断がつかず、病院に連絡をし、入院準備品を持って病院へ向かいました。診察の結果、破水はしておらず、週数もまだ早いのでそのまま帰宅となったのです。 妊娠38週0日の夜に腹痛が! 妊娠38週0日、2歳の娘を寝かしつけたあと、下痢のような鈍い腹痛に襲われました。もしかすると陣痛かもしれないと思い、陣痛アプリで間隔を計測してみましたが、今ひとつよくわからず……。私の感覚としては、完全におなかをくだしたときの痛みでした。すぐさま陣痛と下痢の痛みは区別がつかないものなのかネットで検索。「陣痛は出してはいけない下痢を我慢するような痛みだった」という内容の体験談を見つけ、「今まさにそれだ! やっぱり陣痛なのか、いや、でも下痢っぽいしどっち!? 」と1時間ほど迷いました。でも、だんだん痛みが強くなってきたので、病院に連絡すると「すぐに来てください」とのことでした。 子宮口7cmで入院に!家ではわかりにくかったのですが、タクシーに乗ったあと、痛みが来たときと引いたときの差がはっきりわかり、これは陣痛だなと確信しました。このころには、下痢よりも生理痛のような、しめつけられるような痛みになっていたのです。病院に着いてすぐに内診をして、子宮口が7cm開いているとのことで入院に。7cm開いている割には、大きな声が漏れるほどの痛みではありませんでした。この時点で、医師から「本当に無痛にしますか? 麻酔が効いてくるまで時間がかかるし、無痛にしないほうがお産の進みが良くて早く生まれると思いますよ」と言われましたが、私は痛みが怖かったので迷わず無痛をお願いしたのでした。 子宮口が全開になるころに麻酔が効き始めその後、麻酔を入れて効いてくるまで陣痛に耐え、「いきんでいい」と言われたものの、痛くて腰が引けていました。そして、赤ちゃんが下りてくるさらなる痛みが怖くて、もういきめない状態になっていました。しかし、そこでちょうど麻酔が効き始めたのです!その後は陣痛の波を見て助産師さんからの指示でいきみました。波が引いたときはテレビを見たり助産師さんとお話ししたりしつつ。そして入院から3時間ほどで息子を出産しました。 私は2回とも無痛分娩でしたが、1人目のときも子宮口が3cm開いた状況で痛みがほとんどなかったので、もしかすると痛みに鈍い体質なのかもしれません。それで陣痛に気付かず、知らぬ間にお産が進んでしまうのではという不安がありました。しかし、下痢としか思えない痛みだったのでなかなか病院に連絡できず、お産の途中で便が出ることもなかったので、あれは完全に陣痛の痛みだったのだと後になって思いました。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 ◆関連動画出産ドキュメンタリー 著者:ひらたかおる二児の母。趣味はメルカリと写真。自分の備忘録と、いつか誰かの役に立つことを願って妊活中からブログを続けている。2018年から、自身の妊活や子育てでの経験をさらに活かすべくライターとして活動している。
2019年11月25日赤ちゃんとの毎日がもっとラクに、もっと楽しくなる。ベビーカレンダーは、そんな毎日を応援するコラムを絶賛連載中! 1人目のときは使わなかった「電動ベビーラック」。2人目の出産後はレンタルサービスを利用して約6カ月間使用しました。「1人目のときも使用すればよかった~」と後悔するほど便利だった電動ベビーラックについてお伝えします。 1人目は電動ベビーラックを利用せず1人目を出産したときも電動ベビーラックの存在は知っていましたが、周りに電動ベビーラックを使用している人がおらず、その良さを知る機会がありませんでした。気軽に手を出せる値段ではないですし、「子どもが嫌がって使えなかったらもったいない」という思いもあり、購入には至りませんでした。 1人目の子育てですし、1人の赤ちゃんにすべての時間を注げたので「寝かしつけを短縮する」という発想もありません。2人目以降の赤ちゃんだと「他のきょうだいに踏まれたりしないか」といった心配もあるかもしれませんが、初めての子どもだったのでその心配がなく、赤ちゃんをラックの上で寝かせる必要もありませんでした。 2人目は電動ベビーラックをレンタル2人目の妊娠中に、友人の家で電動ベビーラックを活用した寝かしつけを見せてもらいました。とにかく便利そうで感動し、「私も次は絶対に使おう!」と決意。 わが家は2人目妊娠中の時点では3人目以降の妊娠予定はなく、また電動ベビーラック自体の使用期間も「寝返りを始めると使用できない」ということだったので、レンタルサービスを利用しました。「赤ちゃんが嫌がるかもしれない」という心配もありましたが、赤ちゃんが気に入らなかった場合は途中で返却すれば良いので安心して利用できました。 電動ベビーラックを6カ月利用そして2人目の出産後、退院してすぐに電動ベビーラックを使用開始。1人目のときは、赤ちゃんが眠ったと思っても布団に置くと起きてしまうということを毎回3~4回は繰り返していました。2人目は赤ちゃんがまだウトウトしている状態でラックに置いても、電動ベビーラックのリズミカルな揺れのおかげでスムーズに入眠させることができました。寝かしつけだけで30分の短縮です。 電動ベビーラックは寝返りをするようになるまで、昼間の寝かしつけには毎日利用しました。上の子が赤ちゃんを踏んでしまわないか、いたずらをしないかということも心配だったのですが、その点、電動ベビーラックなら高さを調整できるので安心でした。 1人目育児の際は、赤ちゃん期の寝かしつけで体力面、精神面、時間を大幅に消耗しました。2人目育児では、電動ベビーラックを使用することでその苦労はかなり軽減できました。「1人目のときから使用すればもっとラクできたのに……」と後悔するほどでしたが、結果的に2人目の育児に活用できてよかったです。 著者:幸村あゆ5歳と2歳の兄妹の母。販売職、事務職を経て現在は子育てをはじめとする様々なジャンルの記事を執筆。子ども服やママファッション、インテリア、整理収納を研究するのが趣味。
2019年11月25日1人目を妊娠しているときから、「子どもは2人欲しいよね」と夫婦の意見は一致。ですが1人目を不妊治療で授かったので、「2人目不妊になるのでは?」と心配に……。なぜなら1人目ができるまでに、3年かかっていたからです。1人目が落ち着いたら……と、そのときの私はのんびり考えていられませんでした。そのような状況で2人目を授かり、私が感じたことをお伝えします。 2人目不妊を想定して早めに妊活を開始1人目は不妊専門の病院に3年通い続けて、妊娠した経験があります。そのため、子ども同士の年の差を気にしていられませんでした。2人目も不妊となると、1人目を連れて頻回に病院に通わなければいけません。薬の副作用で思うように体が動かないことも……。万が一の事を考えると、私は1日でも早く妊娠できる体に整える必要があると考え、30歳で2人目の妊活をスタート。産後6カ月目のとき生理が再開したので基礎体温の測定を開始して、安定するのを待ちました。そして1人目が生後10カ月のころに断乳をして、葉酸摂取を開始したのです。 予想に反して2人目はすぐに妊娠!結果、1人目を妊娠するまでに3年かかったのですが、2人目は妊活を開始して2カ月で妊娠しました。一番心配していた不妊問題もあっさり解決して、私たち夫婦は晴れて年子を授かることができました。年子は大変だな……と思いましたが、子育てが落ち着いたら早めに再就職をしなければいけなかったので、早々に子宝に恵まれてよかったと一安心! 不妊治療には高額な治療費がかかるため、その分を教育費に回せられると考えると安心できました。 1人目に対してフォローしたこと子育ては1人だけでも十分大変ですが、子ども同士の年齢が近ければより手がかかるかもしれない、と感じていた私。早々に2人目を考えていたこともあり、1人目には自分でできることはなるべく自分でさせるようにしていました。 自分でごはんを食べる・簡単な脱ぎ着はもちろん、外では抱っこを極力せず「赤いボールまで歩こう!」「あっちにワンワンがいるよ! 見に行こう!」と声掛けをして、歩くことの楽しさを子どもに感じてもらえるよう工夫をしました。しかし1人目も1歳6カ月で、まだまだ甘えたい時期だったと思います。寂しい思いをさせないために、2人目の授乳中も1人目を一緒に抱っこをしたり、2人目が寝ているときは1人目との時間をたっぷりつくるよう意識しました。 私の場合は「不妊」の可能性があったため、2人目はかなり焦って妊活をしました。そのため子ども同士の年齢差も考慮できず、1歳6カ月差に……。ですが常にライバルであり心強い仲間になった子どもたちを見て、今は年子で本当によかったなと思っています。 著者:太田 いこ岡山県在住、年子姉妹の母。フルタイムで働きながらライターとしても活動中。主に、不妊・育児・ママ友などのテーマで記事を執筆している。
2019年11月22日5歳と1歳の子どもの子育て中です。子どもが2人になってからやることが増え、以前と比べて丁寧な育児ができなくなっています。今回は1人目と2人目を比べて、こんなところが変わったということを紹介したいと思います。 おむつを替える回数が少ない1人目のねんね期はおむつかぶれが心配で、1日に15回以上していたおむつ替え。何時に替えたかがわかるよう、育児日記もしっかりつけていました。でも意外と漏れないし、かぶれないということがわかり、2人目のおむつ替えの回数は1日10回未満に。お尻の状態はきちんと確認していましたが、わが子の肌が強いのか、特にトラブルはありませんでした。 ちょっとぐらい汚くても気にならない1人目の子が生後半年を過ぎ、動き回るようになったころは菌や汚れがすごく気になり、紙せっけんや除菌グッズを持ち歩いていました。「汚いから触っちゃだめ」など注意することも多かったです。それが2人目になると、「ちょっとぐらいじゃ死にはしない!」という感じで以前よりおおらかだったため、のびのびと砂遊びや粘土遊びをさせてあげることができました。注意することが多かったからか、1人目は神経質なところがありますが、2人目は細かいことは気にしません。そして、1人目と比べて風邪をひきやすいということもなかったです。 市販のベビーフードも利用する1人目のときは「なるべく手作りのものを食べさせたい」と思い、市販のベビーフードは離乳食期間を通して数回しか食べさせませんでした。おやつも市販のものではなく、甘さ控えめのプリンやクッキーを作っていました。でも、料理する時間がなかなか取れないうえに、1人目の付き添いで外出することが多い2人目。腐ることが心配で、外出先では市販のものをあげていました。市販品を取り入れることで、バラエティーに富んだごはんやおやつを食べさせることができてよかったです。 1人目のときに比べると2人目は丁寧な育児をしていません。でもそれは愛情がないということでは決してなく、周りのママたちの様子もたくさん見て、自分でも経験を積み、「これぐらいで大丈夫」というのがわかったからです。1人目のときは頑張っていた分、私に余裕がなく、笑顔で接してあげられなかったときもあります。2人目にして「いい加減な育児」ではなく「良い加減の育児」になり、それはそれで良いことなのかなとも思っています。 著者:小川恵子5歳と1歳の姉妹の母。育児サークルの幹部や習い事、執筆活動など、精力的に育児を楽しんでいる。
2019年11月22日5歳と1歳の4学年差兄弟を育児中のゆきです!こちらの連載では次男を妊娠中のお話を書かせて頂いてます。約2年前、私が2人目妊娠後期だったとき、インフルエンザが大流行していました。15話で長男が保育園の洗礼を受け病気にかかりまくったと書きましたが、今回はインフルエンザに感染したときの話を書きたいと思います。▼長男が保育園の洗礼を受けた話はこちら ■妊娠中にインフルエンザ大流行! 予防接種は…次男出産の直前までは、上の子を預ける予定がなかったので、インフルエンザの予防接種は見送ることもありました。しかし、その年は今までと状況が違い… 妊婦の私や保育園に預ける長男りゅうが感染したら大変なので、家族全員で予防接種を接種すると決めました。しかし、その年はインフルエンザのワクチンが足りないと連日報道されているほどで…、市内の病院に電話をかけまくって、ようやく接種することができました。※週数や妊婦さんの持病などにより、接種できない場合もあるようです。必ずかかりつけ医にご相談ください。 ■これでバッチリ! と思っていたけど…パパが感染し、長男はなんと2回も感染!幸いなことに夫と長男の感染時期がずれていたので、長男を看病して大変な時は、夫に買い物などをお願いすることができました。また、出張の予定があった夫ですが、インフルエンザの長男と妊婦を残していくのが心配ということで、仕事をキャンセルして家にいてくれたのでとても助かりました。■小さい子どもがいると、感染を防ぐのは難しい…!?1人目妊娠中の時は、感染症が大流行しているときに外に出ないようにしたり、夫が感染したときは実家に避難したりと、いろいろ対策をすることができました。しかし、上の子がいるとなかなか難しく…。また、自身の体調が悪い時の看病の辛さを実感しました。 赤ちゃんが産まれてから家族で感染したらもっと大変だったろうなと思います。■予防接種だけじゃなく、日頃の対策も大切我が家は予防接種をしても感染してしまいましたが、接種していたからか夫は軽めの症状だったと思いますし、長男も後遺症などなく済んだと思っています。そして私は2人の看病をしながらも感染せずに済みました。子どもがいる状態で感染を防ぐのは難しいですが、予防接種も含め、マスクや手洗い・消毒など、しっかりと自衛しておくことが大切だと身をもって感じました。教訓を生かし、今年も我が家は家族全員で接種しました!※このコラムは個人の体験記です。週数や妊婦さんの持病などにより、接種できない場合もあるようです。必ずかかりつけ医にご相談ください。
2019年11月14日まわりのママ友から「3人目を迷っていて…」と相談を受けることがあります。ひとりでも2人でも大変な育児。3人目となると、「母の体力と精神力がもたない!」と、私も思っていました。しかし3人目を生んでみると、子ども2人だったときよりも育児ストレスが減ったように感じます。今回は8歳・5歳・1歳の子どもの母である私から、「子どもが3人になって、育児ストレスが減ったと感じる3つの理由」をお伝えします。1:いい意味で「育児に完璧を求めなくなった」子どもが早く欲しかった私にとって、結婚4年目にできたひとり目の子どもは念願叶った瞬間でした。育児書を読んでは、できる限りそれに近づけるように努力し、子どもを「きちんと」育てようと奮闘。しかし、がんばり過ぎて疲れ果て、泣いてばかりの日が続いたこともありました。それから2年半後に2人目を授かり、上手に息抜きしたり、自分が楽しむ方法も覚えました。それでも子どもをきちんと育てたいという思いは変わらず、振り返ってみると、無理をしていたことも多かったです。さらに3年半後、3人目に恵まれました。直後に引っ越しによる環境の変化、第2子の赤ちゃん返りなどで、私の疲労はピークに。そこで気づいたのです。「大人の数が足りない!」と。子どもは3人なのに、大人は2人。大人の数のほうが少ないのに、子ども全員きちんと育てるなんてできっこない!と開き直った瞬間でした。それだけで、心がフッと軽くなりました。「親はなくとも子は育つ!勝手に育ってくれ!」と、育児に対する姿勢がガラリと変わりました。たとえば、遊んだあとは片づけする習慣がつくようにと一緒に片づけをしていましたが、それができなかったところで死ぬわけでもないし…と後回しにすることも。もちろん片づけできているほうが、部屋がきれいになって気分もいいのですが、子ども達が動かないことにイライラしたり、下の子の世話をしながら片づけをするのは大変でしたから、たまにはいいかと放置できるようになったのは大きな変化です。今では、この「完璧を求めない」姿勢は、決して間違いではないと思うようになりました。私が頑張ることで疲れたり、イライラしていることは、子どもにもいい影響を及ぼすわけはなく、また3人目ができるまでは「子どものため」と先回りしてしまうことも多かったように感じます。今では、これくらいの心もちのほうが子どもの成長にいいのではないかと思っています。2:子ども達を頼りやすくなった3人目が生まれる前、当時5歳と3歳の子どもたちに簡単なお手伝いをしてもらうことはありましたが、あとで親がやり直しをしたり、事実上手伝いと言っても、その習慣をつけるためだけのものに終わっていました。しかし3人目が生まれると、「大人が足りないのだから、子どももできることをやるべき!」と、本格的に子どもも戦力に加えることにしました。たとえば授乳中やオムツ替え中に宅配便がきたときには、子どもに受け取りをお願いするように。また、朝起きて洗濯物の山を見るのはイヤだったので、子どもに畳んでもらうようにしました。しかし現在5歳の長女がきれいに畳む一方で、8歳の長男が畳んだものは、本当に畳んだのか疑問に思うほどの仕上がり。しかし畳み直す余裕もないため、手を加えることもしなくなりました。そのうちもう少しマシになるだろう…と期待しています。子ども達にいろいろと頼むことで、本当にラクになりました。今は上の2人が毎月月替わりで1つの当番を決めて、毎日動いてくれます。今月の日課は、息子がお風呂掃除、娘がトイレ掃除です。特にお風呂掃除は、朝のバタバタする時間のなかやっていた家事の1つなので、息子に任せることで私の負担は激減です。もちろん子どもたちにとってもスキルアップとなり、いいことづくしです!3:3人目の世話をするのは上の2人長男も長女も、小さい子が大好き。第3子の授乳やオムツ替えなど、大人がしなければならないことはありますが、グズったときなどに上の子2人があやしてくれるなど大活躍。また何か危険があるときには、すぐに知らせてくれます。1歳を過ぎて歩けるようになると、もう立派な遊び仲間。「やっぱり子どもは子ども同士が一番だな」と前向きに放置しています。3人の世話をするなんて大変だと思っていましたが、実際には子どもが増えたことで子どもだけの時間が増え、親の負担は意外と増えないものだと感じました。3人目ができて思うことは、自分が人間として成長したなということ。どちらかというと神経質だった私が、さまざまな場面で「ま、いっか」と大らかに物事をとらえられるようになりました。子どもが増え、物理的に大変だと思うことはありますが、トータルで考えると育児ストレスは減り、にぎやかな3人の子どもたちと毎日楽しく過ごせています。<文・写真:ライター沖田かへ>
2019年10月24日4歳と1歳のぷにぷに兄弟を育児中のゆきです! こちらの連載では次男妊娠中のお話を書かせて頂いてます。2話で1人目の時はつわりがなく、ご飯がおいしくて体重が増えたが、2人目の時はつわりで食べられなかったと書きました。▼2人目妊婦は楽じゃない! 第2話今回はそんな1人目と2人目の体重管理の違いについて書かせていただきたいと思います。■多くの妊婦さんを悩ます「体重管理」妊娠中の体重管理ってとても大変ですよね。私は1人目の時、それはもう頑張りました。1人目妊娠前はやせ型だったのですが、2話目で書いたようにご飯が美味しくなりみるみる太り、妊娠4カ月目頃には+6キロに…その時買っていた妊婦向け雑誌の体重管理のコーナーを見ては、 と、全く知らない人の体重を見ては落ち込んでいました。検診の時は…それでも「ここまでは増えていい」と言われたギリギリまで増えてしまい…、助産師さんにかる~く注意されただけで、泣きそうになるほど体重管理に取りつかれていました。結果めちゃくちゃ頑張って最終的な体重増加のリミットであった「+10キロ」で出産しました。■2人目妊娠時はというと…一方、2人目の時はというと、1人目出産後、体重管理から解放された安心感と育児ストレス、運動不足などなどで激太りし、1人目の臨月時の体重(ギリギリ標準体重くらい)で妊娠。そのため、 と思っていたのですが、つわりで痩せ、その後も胃が圧迫されて量を食べることができず、特に制限もなく、妊娠前から5キロも増えずに出産となりました。■「体重管理」については、考えが変わってきている?2人目妊娠中、以前読んでいた妊婦雑誌の新刊が産婦人科においてあり、何気なく雑誌を読んで驚きました。 たまたまかもしれませんが、私が以前読んだときには、本当にびっくりするくらいどの妊婦さんも体重が増えてなかったんです!しかし、2人目妊娠時に雑誌を見たときには、以前見たような「ほとんど増えてない妊婦さん」はいませんでした。思い返せば1人目を妊娠したころは、「体重は増やしたら難産になるから!!」とあちこちで聞いていたように思います。もちろん妊婦さんの元の体型や持病など様々な事情がある場合は、お医者さんの指示で増やしすぎないようにすることは大事だと思いますし、そうでなくとも急に体重が増加してしまうのは、母体や赤ちゃんにもよくないと思います。しかし私自身、1人目のときは雑誌や周りの風潮により、体重管理にストイックになりすぎて辛い思いをしました。だから「体重管理に対して少しゆるくなっているのかな?」という今の雰囲気に少し安心しました。私は2回の妊娠・出産を経験し「増えるときは増えるし、増えないときは増えない」ということを経験しました。1人目の時は周りと比べてしまいあんなにつらかった体重管理、また次妊娠することがあれば考えすぎないように無理をしないようにしたいです。筆者の体験談です。妊娠中の体重管理については、かかりつけの医師にご相談ください。
2019年10月10日2人目の妊活中、マタニティ用品や育児グッズは1人目のときのものをまた使えばいいので、妊娠・出産に向けて特に何か準備が必要だとは考えていませんでした。しかし、実際に2人目を授かってみると、予想しなかった問題が生じたのです。 つわりがつらい!1人目のときはつわりがほとんどなかったのですが、2人目を妊娠すると、つわりがつらく、ひどい船酔いのような状態が何週間も続きました。 そのころ、上の子はまだ幼稚園入園前。一日中遊びの相手をするのが大変で、一時保育を利用してみたいと考えました。ところが、それまでに一時保育の利用経験がなく、預けられる施設を探すところからのスタートになってしまいました。 一時保育の予約がとれない!?近所で見つけた施設は、事前に利用登録が必要でした。なんとか登録手続きを済ませたものの、いざ利用の予約を入れようとすると「すみません、その日は一時保育の枠はいっぱいです」と、思いがけない回答が……。 つわりの具合を見ながら、どうしてもつらいときだけ預けようと思っていたのですが、予約は早めに入れておかないとすぐいっぱいになってしまうようです。結局、思ったようには利用することができませんでした。 早めの情報収集と利用登録を!当時住んでいた地域は子どもが多く、保育園や幼稚園の入園は激戦状態。一時保育も例外ではなく、「使いたいときに使うためには、複数の施設に利用登録しておいたほうがいいよ」と、あとになってママ友から教わりました。 妊娠前は特に一時保育の必要性は感じていなかったのですが、何かあったときのためにもっと早くから情報収集をして利用登録を済ませておけばよかったです。 1人目のときは妊娠経過が順調だった人も、2人目以降も同様とは限りません。実家が遠方など頼れる人が近くにいない場合は、不測の事態に備え一時保育等を利用できるよう準備しておくことをおすすめします。著者:奥田美紀二児の母。IT企業にてSE・プログラマーとしてシステム開発やWEBサイト運用等をおこなう。夫の転勤や子育てのために退職し、現在は妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆している。
2019年10月07日第二子不妊治療を始めてから約3年の時を経て、2人目を妊娠した私。妊娠が判明したとき、長女は4歳で不妊治療にも付き添ってくれていたため、赤ちゃんがおなかに来てくれたことを一緒に喜んでくれました。ところが、妊娠判明から1カ月経ったころに長女の様子が変わり始め……。 やっと赤ちゃんが来てくれた!長女が1歳2カ月のころからスタートした第二子不妊治療。第一子不妊治療のときに、 「顕微受精でないと妊娠は難しいでしょう」 と先生に言われていた私。けれど、奇跡的に3回目の人工授精で長女を授かったたため、2人目も治療をすれば1年くらいで授かるだろうと安易に考えていました。 ところがなかなか赤ちゃんを授からず、やっと来てくれたのが治療を始めて3年が経ったころ。治療のための通院に何度も付き添ってくれた長女に赤ちゃんができたことを伝えると、 「赤ちゃん来てくれてよかったね!」 と一緒になって喜んでくれました。 なんだか落ち着かない妊娠が判明してから1カ月が経ったある日、昼寝から起きた長女をお風呂に入れようとしたところ泣き叫び始め……。たいていお風呂に入り始めれば泣き止むのに、この日はどんどん激しさを増して浴室で暴れるのを必死で抑えるほどに。 30分以上泣き叫んだ後に少しだけ落ち着いたので話を聞いてみると 「なんだか落ち着かない!」 と泣き続けるのです。私が 「赤ちゃんができてうれしいけれど、ママをとられちゃうみたいで寂しい?」 と聞いてみると 「うん」 と教えてくれました。ぎゅっとして娘のことを大好きだと伝えると、落ち着きを取り戻しましたが、長女もいろいろと感じていたようです。 夜中に突然泣き叫ぶ娘長女がお風呂で暴れてから数日。落ち着いたと思ったら夜中に突然 「ねぇママ、一緒に死のうよ! まだ一緒にいたい! 私が死んだらおなかの赤ちゃんに私の名前をつけて育ててあげて!」と泣き叫んだのです。あまりにも衝撃的な言葉で私もパニックになり、そのときは抱きしめて 「ずっと一緒だよ、おなかの赤ちゃんは赤ちゃんだし、あなたはあなただよ」 と伝えるのに精一杯でした。 翌日娘と話してみると、赤ちゃんができてから一緒に走り回ったり、自転車に乗ったりということができなくなり、 「ママは自分よりも赤ちゃんのほうが大事なんだ」 と思って寂しかったようでした。 長女の不安を知ってからは、何度も繰り返し 「長女も赤ちゃんもどちらも大切」 ということを伝えて、抱きしめるようにしました。現在おなかの赤ちゃんは6カ月。今では娘も赤ちゃんの誕生を心待ちにしてくれています。 著者:ライター 吉川麻和一児の母。娘の出産を機に仕事を退職し、現在は子どもの成長に合わせた働き方を模索中。不妊治療の経験や子育て経験に基づき執筆中。
2019年10月03日2015年、国立社会保障・人口問題研究所の統計によると、夫婦にたずねた理想的な子ども数は2.32人だったそうです。私も子どもが2人欲しいと思っていましたが、いろいろと悩みました。今回、当時の私が妊娠・出産に前向きになれるようにおこなったことをお伝えします。 2人目が欲しいと考えたときに悩んだこと漠然と2人目が欲しいと感じていた私ですが、真剣に考えていくと巷でも聞かれる「2人目の壁」にぶつかりました。私の壁は、育児への不安と経済的な不安の2つ。夫は転勤がある職種なので、何か困ったときなどに両親に頼れる環境ではありません。私や夫が何らかのトラブルに見舞われたとき、2人の子育てがしっかりできるのか不安でした。 さらに夫は私より7歳年上で、2人目を欲しいと考えていたころは30代後半。これから子ども2人を育てながら教育を受けさせ、先々は自分たちの老後資金も確保しなくてはならないため、経済的に大丈夫なのかととても悩みました。 2人目計画を立てる前におこなったことひとりで考えすぎて、勝手にいっぱいいっぱいになっていた私。これではいけないと思い、悩みを解消するために夫に相談してみました。すると、夫も2人目を望んでいたようで「言い出すタイミングがなかったから話してもらってよかった!」とのことで、びっくり! この一言で、育児が大変になっても頑張れると感じました。ただ、もっと早く相談しておけばこんなに悩まずに済んだのに、と少し後悔しました。 2人目計画を実行するタイミング次に、具体的にいつごろに出産したいのかを話し合いました。わが家の場合、夫の仕事が忙しく、専業主婦の私が育児をほぼひとりでおこなっていたので、引き続き私が子育てに専念しながら幼稚園に通わすせる予定でした。ですから、上の子を入園させる前に出産できたらベストということになりました。その理由は下記の4点です。 ●入園前のほうが幼稚園の行事などに縛られず、出産や子ども2人のお世話に専念できるから●3学年差だと幼稚園や学校の卒業と入学が重なるので、それを避けるためには2学年差がよいと感じたから●出産も子育ても感覚が残っている早めのほうが安心だと思ったから●年が近いほうが子ども同士が仲良くなると思ったから それはまさに、上の子が2歳のそのときでした。そのため、2人目計画を立てたと同時に進め、3カ月目で妊娠し、無事2歳差で2人目を出産することができました。 子どもが1人から2人になると、やはり何かと大変です。でも、喜ぶ夫や上の子が下の子をかわいがる姿を見られたこともあり、育児の負担はそこまで感じませんでした。上の子の成長を感じられましたし、1人目の育児よりもずっとラクに思えます。神様からの贈り物ともいえる妊娠は自分たちの思い通りにいかないものですが、2人目を真剣に望み、そして行動してよかったなと思います。 著者:大鹿恵美9歳、7歳、4歳の三姉妹の母。これまでの育児を生かした体験談を主に執筆中。365日育児と家事と仕事でフル活動だが、夫との毎晩の晩酌とたまのママ友との交流が原動力となっている。
2019年10月02日初めての出産って、本人はもちろんパートナーである旦那さんもドキドキソワソワしますよね!でも、2回目の出産の時も旦那さんは同じようにドキドキソワソワしていましたか??私の場合ですが、2人目だとこうも違うのか…と思ったエピソードを紹介します…笑■長男出産の時長男の場合、出産する何日か前の前駆陣痛からソワソワしていた旦那。とにかくずっと心配してくれている様子が伝わって来て、一緒に頑張ろうとしてくれていました!そして2回目の出産の時…■次男出産の時このときはまだ家にいて、痛みが来る時間にバラツキがあったので前駆陣痛だと思っていたのですが、実はこのときすでに子宮口が7センチ近く空いていたようで、かなりの痛みに耐えていたのです…そんな中、目を疑う光景が…!!■私が陣痛と戦っている時旦那は…はい…私がもがいている真横でゲームに熱中していたのですあまりにも痛過ぎて思わず大きな声を出した時、やっと気にかけてくれたのですが…大丈夫か? と一言だけ声をかけたかと思ったら、また慌ててゲームに戻っていったのでした…長男の時はあんなに心配してくれていたのに…2人目だとこんな雑な扱いになるのか…とショックを受けました…なので3人目を妊娠中、思いっきりこの話をネタにしてやったのでした笑そのおかげ? なのかは分かりませんが、3人目の出産では旦那がゲームに夢中になっている事はなかったです!
2019年09月24日1人目の出産は難産で、子どもは仮死状態で生まれてきました。私自身も産後はしばらく体調不良が続き、その結果、出産に恐怖を感じるようになり、2人目の妊娠は長い間あきらめていました。そんな私が2人目を考えるようになった経緯をお伝えしたいと思います。 出産恐怖症で2人目はあきらめていた1人目の出産は33時間の難産。苦しみの末に生まれたわが子は、仮死状態で別の病院へ緊急搬送。私自身も体調不良の日々を送り、障害を持つわが子を必死に育てる毎日だったため、2人目の出産は難しいだろうと考えていました。 夜になると夫のほうはせまってくるのですが、出産に恐怖を感じるようになっていたため、2年近く「体調が悪いから」と関係を拒否。2人も育てるのは無理だと考えていました。 1人目の成長とともに自然に2人目を願うようにしかし、障害を持っているとはいえ上の子もだんだんと成長し、手が離れる時間が増えてきました。障害を持たない子より遅くはありましたが歩けるようになり、自分で遊べる時間も増えるなどして、私自身も余裕を持って家事や育児ができるように。 すると、自然に「もう1人、子どもが欲しいな。2人目の出産は、1人目より軽い場合が多いと聞くし、なんとか産んで2人育てることができるかも」と考えられるようになってきました。 排卵時期を計算して計画的に妊娠1人目を妊娠したときは、結婚して2カ月後と早かったため、2人目もタイミングが合えば妊娠という面では心配ないと思いました。 けれど、夫との関係を持つことに対して気持ちが乗らない状態は相変わらず続いている日々。そのため夫には申し訳ない気持ちもありましたが、できるだけ少ない回数の関係で2人目を妊娠したいと考えました。しっかりと排卵時期を計算し、排卵チェックも市販薬でおこなうと、数回の関係で無事に妊娠することができました。 自分の心に余裕がないと、家事も育児も大変なもの。1人目出産後は特に毎日時間に追われてしまいますが、そのうち余裕が出てくると2人目妊娠に対する気持ちがわいてくるかもしれませんね。著者:石原みどり知的障害を持つ子どもと口唇口蓋裂を持つ子どもの母。波乱万丈で大変なこともあるが、子どもたちと幸せいっぱいに生活している。経験を踏まえ、子育てに関する情報を発信中。
2019年09月19日4歳と1歳のぷにぷに兄弟を育児中のゆきです!こちらの連載では現在1歳の次男の妊娠中のお話を書かせていただいてます。今回は「マタニティウェア」についてです■1人目妊娠初期、マタニティウェアをあまり買わなかった結果…と思いマタニティのものはジーンズを1枚のみを購入。トップスはゆったりしてるからと、頂き物の馬柄の服ばかり着てたら後から見返すと妊娠初期~中期の思い出の写真は、馬柄ばかりでした。結局その後、臨月になってからどうしても服が足りなくなり…大きめのワンピースなら産後も着れるかと思い数点を購入。しかし、出産後は授乳などでワンピースを着る機会はなく、そのままタンスに眠っていました。■過去に買ったマタニティウェアを使えるときがきた!? 3年が過ぎ、2人目を妊娠!1人目妊娠中のときに買ったマタニティウェア、2人目妊娠中のときには全く着ることができませんでした。新たに産前産後兼用ジーンズやゆったりした上着を買い足しましたが、それも2人目妊娠中は着たものの、産後に着ることはありませんでした。■2人の子どもを産んで思うこと結局1人目のときも2人目のときも「妊娠中だけなんてもったいない」と、ぎりぎりまで我慢し「産後や次の妊娠中も着れる服」を選んで買ってきたつもりでした。しかし妊娠中はその時の体重や体型、お腹の出方、季節、服のトレンドなどなど、様々な事情が絡み合うため「産後や次の妊娠まで」を考えた服を選ぶのは本当に難しいと感じました。そしてようやく、「どうせ出産後は使えないかもしれないのだから、妊娠中を快適に過ごすためと割り切って、その時のためだけのマタニティウェアを買うのはあり!」と私の中で結論が出ました!妊娠中はたった10ヶ月と思いますが、人生中で何度も味わえるわけではない貴重な期間。もし次に妊娠することがあるなら、その時を快適にすごす服を購入したいです。
2019年09月18日慌ただしく、必死な毎日だった上の子の育児がようやく落ち着き、だんだんと「2人目はいつ作ろう?」という思いが頭をよぎりました。現在、私は3歳ちょうどの長女と、生後2カ月の次女がいます。私が2人目を作っても大丈夫! と決断できたのが「長女のトイトレのめどが立った」ことでした。 2人目はいつ? タイミングを見計らう日々私は長女の出産のときから親族に頼れず、里帰りもなしで出産退院直後から新生児と2人きりのワンオペ育児。それはもう毎日必死でしたが、親戚に頼れないからこそ「私ひとりでなんとかするんだ」と、毎日自分を奮い立たせていました。自分で言うのもなんですが、あのころの自分は笑ってしまうくらいにしっかり者でした。 長女が生まれてから、猛スピードで過ぎていく日々でした。そして、長女が1歳を過ぎたあたりから「そろそろ2人目の家族計画を始めようかな。でもどのタイミングで作るべきか?」と悩んでいました。 現役ママから生の声を聞いてヒントを得た育児に悩んだときは、何よりも生の声を聞いて情報収集するのがいいと思い立ちました。支援センターや公園・サークルなどで2人育児をされているママたちからそれとなく「2人育児はどうですか?」とリサーチ。 私の周りでは2~3歳差で2人目がいる家庭が多く、そのなかでも何度か聞いたのが「(出産前に)上の子のトイトレを終えられていないと、0歳と上の子の育児に追われ、産後はトイトレをしてあげる余裕もない」という声。その意見を聞いて私は、「長女のトイトレのめどが立ってから次の家族計画をしよう」と心に決めました。 長女が2歳ちょうどからトイトレスタート決断してからは行動が早く、長女が1歳のときから「トイトレはいつスタートさせよう」と時期を見計らっていました。書籍やネットを読み漁り、2歳の誕生月にトイトレスタート。まだ自分で「おしっこ出たよ」も言えない長女に、心を鬼にして、初日から綿パンツに。 最初の1週間は床に漏らすのが当たり前でしたが、そのダイレクトな不快感から1カ月後には誘えばトイレで出せるレベルに。完璧ではありませんが順調に進んでいったので、自信を持っていつ妊娠してもいいと思えるようなった矢先、長女が2歳1カ月のころに妊娠が判明しました。 私の場合は「上の子のトイトレ=大きな発達過程の節目」を乗り越えたことによって、安心して妊娠・出産に臨めました。出産後、長女は2歳11カ月になっていたのですが、そのころにはトイレも日中は自立しており、育児がすごくラクになりました。私の場合は、長女がある程度成長して「これなら大丈夫」と思えるタイミングに家族計画をしたので、2人目の出産後がラクでした。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じてパパや家族に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 著者:黒井夢乃二女の母。歯科衛生士資格あり。二女出産前まで歯科医院にて勤務。自身が毒親に育てられた。自身の体験をもとに、妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆している。
2019年09月16日赤ちゃんの沐浴。上の子のときに経験があったため、下の子のときは特に心配していませんでした。ところが沐浴自体ではなく「一緒にお風呂に入りたい!」と騒ぐ2歳の上の子への対応が大変だったんです! あることを変えたらスムーズに沐浴ができるようになった私の体験談を紹介します。 赤ちゃんのころからお風呂が大好きな上の子上の子は赤ちゃんのころからお風呂が大好き。それこそベビーバスで沐浴をさせていたころから、お湯に体をつけると「ふ〜」とでも言いそうな、とても気持ちよさそうなリラックスした表情を見せていました。 2歳になってもお風呂好きは変わりません。毎日30分以上、たっぷり遊びながらお風呂に入っていました。シャワーやシャンプーも嫌がることはなく、そういう点では助かっていたのですが……。 下の子の沐浴中「一緒に入りたい!」下の子が生まれ、沐浴のためにベビーバスの準備をしていると上の子が「一緒にお風呂に入りたい!」と言ってきました。しかたなく一緒に入ると、いつものようにお風呂用のおもちゃで遊び始めた上の子。 下の子の沐浴は5分ほどですぐ終わり、上の子をお風呂にひとり残しておくわけにもいかず、「もう出るよ」と声をかけました。ところが「イヤ!」の一点張り。タオルで包んだ下の子を抱え、焦りながら必死の説得です。こんなことが数日続きました。 「下の子の沐浴は上の子が寝てから」で解決!上の子に「お風呂は夜にね」と言っても「イヤ!」。「じゃあ赤ちゃんと一緒にすぐ出ようね」と言っても「イヤ!」。私もほとほと疲れてしまい、結局下の子の沐浴は上の子が寝てからすることにしました。 上の子は真冬生まれだったので沐浴は少しでも暖かい時間にと思い、日中にしていましたが、下の子は初夏の生まれ。考えてみれば、特に昼間に沐浴しなければいけない理由もなく、夜にすることで落ち着きました。 下の子の新生児期は、上の子のイヤイヤ期と赤ちゃん返りも重なってかなりハードでした。上の子のときはそれほど苦労しなかった沐浴も、下の子のときは工夫が必要でしたが、それも2人が小学生と幼稚園児になった今ではいい思い出です。著者:奥田美紀二児の母。IT企業にてSE・プログラマーとしてシステム開発やWEBサイト運用等をおこなう。夫の転勤や子育てのために退職し、現在は妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆している。
2019年09月12日先日2人目の出産を控えた友人から連絡がありました。そうなんです。 私は1人目を出産するときから里帰りを選択しませんでした。産後を生活しやすい自分の家で過ごしたかったのが一番大きな理由です。 友人:「2人目の出産の時、上の子ってどうした?」 そうですよね。 夫婦で出産に集中できる1人目の時と違い、2人目以降の出産には上の子をどうするか問題がついてきます。 多少距離があってもすぐに駆け付ける範囲にどちらかの両親が暮らしていれば助けてもらうこともできるでしょうが、私は夫婦ともども実家が遠かったので2人で力を合わせてなんとか乗り切るしかありません。 中には近くに住んでいてもいろんな事情で実家のサポートを受けられない妊婦さんもいると思います。 2人目出産の時、上の子をどうしていたのか。私の経験が、どなたかのお役に立てれば幸いです。 ■夫の転勤先で3度の出産。いま思うことは…里帰りせずに子ども3人を転勤先で出産した私。 いざやってみて思う事は、 大丈夫です!!!なんとかなります!!無責任な発言のように思われるかもしれませんが、転勤族の妻の周りには自然と同じように転勤族の妻が集まってくるもので、その中でも私と同じように里帰りをせずに出産した人が何人もいます。 2人目3人目ともなると上の子の学校があったりして、里帰ってる場合じゃないケースも出てくるんですよね。 でも、みんな、だいたいなんとかして無事に出産できています! 私が次男を出産した時はというと、その日の朝からおしるしがあったので「これは今晩来るかもしれないな…」という予感はしていて、日が暮れるにつれてだんだん重い痛みが走り始めてる中、長男に晩御飯を食べさせお風呂に入れ、私自身もお風呂に入りました。 2歳10か月の長男をいつも通りの時間に寝かそうかとも思ったのですが、一度寝かしてしまうと移動が大変だなと思い、この日は夜更かしをさせていました。 そして病院に着いたのが、たしか23時半とか…そのぐらいだったように思います。 いつもならとっくに寝ているはずの長男ですが、夜中にパパとママと車に乗っておでかけする事や、なにやらいつもと様子が違うママ、夜の病院、見た事がない分娩室に興奮してしまってお目目ランランです! 夫には出産に立ち会ってもらうことを希望していて、分娩室には子どもも入れる事になっていたのですが、時間が時間です。 すでに24時を回っていて、まだ子宮口も全開大になるには時間がかかりそうだったので、このまま長男を起こしておくのも無理があるなと思いつつ、正直、この時はまだだいぶ楽観視していて、「このあと私が入院する部屋のベッドに寝かしてもらえばいいやぁぁ~」ぐらいにしか思っていませんでした。 がしかし、あいにくこの時どこのベッドも空いていなかったらしく、倉庫しか空いていないと…!!(笑) 私はも~~~~痛いし痛いし痛いし(3回言うた)ハッキリ言って長男どころじゃありません。 もーー!! どこでもいいから寝かせられればそれでいいです!!なんなら待合室の床でもいいわ!! ぐらいの勢いだったのですが(むちゃくちゃ) 倉庫ならスペースを確保できるということだったので、夫が長男を倉庫に連れていき、一角で寝かせる事にしました。今考えるとだいぶ下準備不足ですね…。ベビーカーでも持っていけばよかった…。 ひとつ言い訳をさせてもらうとすると、次男の出産の2週間前に急遽転勤したばかりで、何がどうなってるのか全然分からない病院での出産になってしまったんです。 1人目の時は分娩室の他に陣痛室という個室のお部屋があって、ソファがあったり、テレビがあったり、家族が休憩できるスペースもあったんですよね。 1人目でそんな病院で出産したもので、こういう設備はどこの病院にでもあるものなんだと思っていた私。今回の病院でもなんらか陣痛室があるだろうと予想していたら、そんな設備は一切ない病院だったという…。 も~~困りますよね~出産予定日3週間前の転勤。。。容赦ないですよね…。23時過ぎに病院に到着して、実際に次男が生まれたのは夜中の2時前でした。生まれた次男を見て、しばらく様子を見てから夜中の3時に眠っている長男を倉庫から拾って夫は帰っていきましたとさ。■転勤族のママは出産時、上の子をどうしてる?私と同じような転勤族で、里帰りせずに2人目以降を出産したママ達は上の子をどうしていたのかというと、 社宅に住んでいた友人は、同じく夜に産気づいたのもあり、家族ぐるみで仲良くしていた家庭に上の子を預けて、ご主人と2人で病院に向かっていました。 こと出産となると実家に頼るしかないイメージですが、まさに遠くの親より近くの友人。 助け合いの精神でお友達に助けてもらって乗り越えられると心強いですよね。 夫に立ち会ってもらいたいかどうかで選択肢は変わってきますが、特に立ち会ってもらわなくてもいい派のママは、 ご主人には子ども達と一緒に家に寝ておいてもらって、自分1人でタクシーに乗って病院に向かい産んだという人もいました。 ■理想のバースプランとは遠い出産をどう受け止めるかどういう出産をしたいか、という「希望」はそれぞれ違うと思います。私も、一番理想的なバースプランとしては・慣れ親しんだ病院で・夫に立ち合ってもらって・なんなら子どもにも立ち合ってもらって・産後は個室に入りたいなどいろいろありましたが、実際は全然理想通りにはいきませんでした。 上の子をどうするかでバタバタしましたし、夫の立ち合いは最後の一瞬だけでしたし、全然いきみたくないのになかば無理やりお腹を押されて押し出され、会陰が裂けまくり、いっちばんゆっくりしたい時に朝まで硬い分娩台の上で待機するしかありませんでした。 はっきり言って理想とは程遠い出産で、しばらくは不完全燃焼な気持ちをぬぐえなかったのですが、時間が経つにつれて気持ちの整理がついてきました。 たとえ理想通りにいかなかったとしても、一番ブラしてはいけない最終ゴールは、「わが子が無事に生まれること」ですよね。 自分の希望とはかけ離れてはいましたが、次男が無事に生まれてきてくれたことでもうすべてオッケー!万々歳だな!!という着地点で落ち着きました。きっと多くのお母さんが同じような着地点を見出して自分の気持ちを落ち着かせるのではないでしょうか…。 初産の時とはまた違った課題が出てくる2人目出産。 お友達に頼るのもアリ、1人で出産に挑むのもアリ、運よく家族全員で出産に立ち会えたのならそれはそれで大アリ! 与えられた環境の中で臨機応変に、なんとかなる! の精神できっと乗り越えられるんじゃないかな! と思っています。 頑張ってくださ~い!
2019年09月12日私は2年半の妊活を経て、第一子を妊娠することができました。生理が来るたびに挫折感を味わい、涙を流したことも少なくありません。いつか2人目の妊活をするときは、「もう子どもが1人いるし、1人目妊活のような重みはないだろう」と考えたりしていたのですが、実際に2人目妊活をしてみると、想像以上につらいものでした。妊娠が判明するまでの1年半、1人目妊活以上に精神的に追い込まれることになり……。私の2人目妊活のつらかった経験談をご紹介します。 妊娠できないつらさをまた味わう…2人目妊活をスタートして3周期ほど妊娠できずに生理を迎えたとき、想像以上に落ち込んでしまいました。まだ始まったばかりなのに、なぜこんなにつらいのだろうと自問自答することも……。理由の1つは、どこかで「1人妊娠できたのだから2人目はすぐに授かれるかもしれない」という甘い気持ちがあったこと。そしてもう1つは、1人目妊活の2年半の延長につらさが積み重なっていくということ。2人目妊活を始めてまだ3カ月でしたが、3年近く妊活をしているような感覚でした。やがて1人目妊活のときよりももっと早い段階で、自分の妊娠しづらい体質に悔しさや劣等感を覚えるようになり……。 周りに妊婦さんが多い環境につらくなる1人目妊活中、友だちの妊娠報告には怯えましたが、外で妊婦さんを見てつらいとまでは思いませんでした。職場はみんな男性だったので、身近に妊婦さんはいなかったのですが、子どもを連れて児童館などに行くと2人目妊婦さんを目にすることが多く……。生理が来て落ち込んでいるとき、他のお母さんのかばんにマタニティマークを発見して「なぜ私は妊娠できないのだろう」と落ち込むこともありました。そして、妊婦さんを見るのがつらくなり、知っているお母さんが妊娠するのではないかと怖くなっていきました。そして次第に児童館すら遠ざけるようになったのです。 子連れで不妊治療に通う大変さなかなか授かれず、1人目同様に不妊治療での通院を考え始めました。そうなると問題になるのが待ち時間です。当然、子どもを連れて行かねばなりませんので、子どもがグズらず待てるのか? と心配でした。うちの子の場合、到底おとなしく待てるとは思えず、なかなか子連れでの通院に踏み切れませんでした。不妊鍼灸にも通いましたが、こちらは子連れ不可。夫の休みを通院にあてることにしたのですが、1人目妊活よりも自由が効かず、思うように通院できないストレスは大きかったです。 1人目の妊活で一通りの負の感情を味わっていたので、2人目妊活中は少し冷静に俯瞰で見ることができました。ですが、生理が来て「ああ、妊娠できなかった」と思う絶望は、1人目だろうが2人目だろうが変わりません。むしろ、通算の回数が多い2人目妊活中のほうが深い悲しみがありました。その後、妊婦さんを見てつらいという感覚は、第二子の妊娠とともにあっさりと消えてしまいました。上の子の幼稚園行事に参加すると下の子を連れてきている保護者は多く、もし今でも妊活中だったら⋯⋯と思うと胸が痛みます。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 著者:ひらたかおる二児の母。趣味はメルカリと写真。自分の備忘録と、いつか誰かの役に立つことを願って妊活中からブログを続けている。2018年から、自身の妊活や子育てでの経験をさらに活かすべくライターとして活動している。
2019年09月08日私は、上の子が2歳4カ月のときに下の子を出産しました。想像以上にハードだった2人目の妊娠生活。もう少し頑張ればよかった、やっておけばよかった……と後悔したことがいくつかありました。 完全にタイミングを逃したトイレトレーニング長男が4月で2歳になり、その夏に2人目を出産しました。今思えば、2歳の春~夏と言えば、まさにトイレトレーニングにもってこいの時期。ところが、最近は3歳半ごろがおむつはずれの平均と聞いたこともあり、当時はあまり積極的に進めていませんでした。 その結果、産後は赤ちゃん返りでトイレどころではなく、3歳を過ぎた今もおむつははずれていません。あのときトイレトレーニングしておけば……と、毎日のように後悔しています。 小さな赤ちゃんを長男の病院通いに付き合わせるハメに……妊娠後期、長男の便秘が悪化して、市販の整腸剤を飲むなどしていました。しかし、小児科にかかる直前に下の子を出産。入院中、ママがいないさみしさもあってか、長男はいつも通り食事ができず、さらに便秘の症状が悪化しました。 その結果、産後1カ月を待たずに小児科へ。まだ生活リズムの整わない乳児を連れて通院することになりました。下の子はもちろん、もっと早く行っていれば……という長男への申し訳ない気持ちでいっぱいでした。 産後9カ月経ってやっと2人で外出もう1つ後悔したことは、妊娠後期に切迫早産気味だったということもあって、長男と2人でお出かけができなかったことです。 当時、私は仕事もしていて、休みの日は夫に連れ出してもらっていました。仕方のないことだとは思っても、やっぱりママをひとり占めできる最後の時期にしては、一緒に過ごす時間が少なかったように思います。また、下の子は人見知りが激しい性格でなかなか人に預けられず、産後初めて長男と2人きりで外出したのは、産後から9カ月が経ってからでした。 このように、2人目育児では上の子のケアが大切とわかっていながら、対応できなかったことが産後の後悔に繋がったと思います。著者:小林由希二児の母。自身の体験をもとに妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆中。趣味は漫画や音楽鑑賞にインテリア雑誌を読むこと。
2019年09月07日妊娠することは、夫婦にとってとてもうれしいことですよね。そんな妊娠中にちょっと気になるのが、2人の性生活。みなさんにお伝えするのはちょっと恥ずかしいですが、わが家の妊娠中の性生活についてお伝えしたいと思います。 1人目妊娠中、妊娠中期は性生活あり1人目の子どもを妊娠したときは、とにかく幸せでお互いに性行為をしたい気持ちはありましたが、安定期に入るまでは我慢しようと決めていました。 そして妊娠中期、つわりもおさまって体調がよくなってきたころに、自然と性行為をするように。そのときに気を付けたのは、おなかに負担がかからないようにすること、おなかが張ってきたらすぐにやめるということ。無理のないように気を付けました。 だんだんと性行為が負担になる妊娠7カ月を過ぎておなかがだんだん大きくなってくると、赤ちゃんを守りたいという思いが強くなってきて、性欲もなくなり、性行為が負担になってきました。 そこで、夫から誘いがあっても「おなかも大きくなってきてつらいから、赤ちゃんのために一緒にくっついて寝るだけにしよう」と話をして理解を得ていました。産後は産後で体調が悪かったので、しばらくは「体調が悪くてごめんね」と理由は伝えて、断っていました。 2人目妊娠中は性行為なし産後、しばらくは性欲がわかず、赤ちゃんのお世話で精一杯だったのですが、産後1年半くらいしてから、また自然と性行為をするようになり、2人目を妊娠。ただ、今度は1人目のときと違い、上の子のお世話に追われ、疲れ果てて上の子とぐっすり寝てしまうことが多く、妊娠中は性行為一切なしで過ごしました。 時折、夫から誘いがあったのですが、正直に「疲れているし、性欲がわかなくてごめんね」と伝えると理解してくれました。 妊娠中は、ホルモンの関係で性欲がなくなる女性も多いのだそうです。赤ちゃん第一と考えて、ご主人にも理解してもらい、妊娠中は無理のない性生活を送れたらいいですね。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 著者:石原みどり知的障害を持つ子どもと口唇口蓋裂を持つ子どもの母。波乱万丈で大変なこともあるが、子どもたちと幸せいっぱいに生活している。経験を踏まえ、子育てに関する情報を発信中。
2019年09月06日33歳で第一子を出産し、2人目についても考えていました。育児雑誌やネットの体験談を見ると、年子は大変だとか何歳あけたらいいとか、いろいろな情報が飛び交っています。私は1人目の子をたっぷり抱っこしてあげたかったので、しっかり歩けるようになった1歳5カ月ごろから子作りを開始。しかし、さまざまな事情から2人目を授かることが難しく、結果あきらめることにしたのです。そのときのお話をしたいと思います。 1年の間にすっかりパパとママになった初めての子育ては思ったより忙しく、1年があっという間に過ぎました。私は体力的にも疲れていて、気分的にも2人目を作るという気分にはなれず、1年間以上セックスレスでした。そして性生活を再開したのは、私が授乳を終えた産後1年2カ月を過ぎたころです。授乳が終了したことで夜中に起きる回数も減り、体力的にも余裕ができましたが、気持ちの切り替えが難しかったのを覚えています。1年の間に夫と私はすっかりパパとママになっていたのです。 2人目が欲しい…でも妊娠せず…それでも2人目が欲しかったので、1人目が1歳5カ月になったころから子作りを開始しました。排卵日を計算してタイミングを合わせたり、冷えや食べ物にも注意したりしました。けれどなかなか妊娠しなかったのです。私の場合、1人目をのときは妊活開始から半年で授かりました。妊娠経験もあるし、2人目もすぐに妊娠するだろうと根拠のない自信をもっていたのですが、なかなか妊娠しない状況に焦りました。そのときの私の年齢は35歳。1人出産したからといって、2人目をすぐに授かれるとは限らないんだと当たり前のことに気づいたのです。 2年で妊活をやめた毎月来る生理にがっかりしながら妊活を続けました。不妊治療はしないと決めていたので、生活習慣の見直しや食生活改善、そして基礎体温をつけたり、排卵検査薬で妊娠しやすい時期を測ったり、できる範囲で妊娠に向けて夫婦で頑張りました。 しかし2年経っても妊娠には至らず、毎月がっかりするのに疲れてしまい……。妊活をやめることはとても勇気がいりましたが、精神的につらくなっていたので夫に打ち明けると、「そんなに悩ませてごめんね。いいよ」と言ってくれました。その後は2人の気分で性生活を営なみ、妊娠だけを目的にすることはなくなりました。2人目は授かれませんでしたが、いい夫婦関係を築けたので2人目の妊活をしたことはよかったと思っています。 1人目を妊娠・出産したからといって2人目がスムーズにできるとは限らないという事実を突きつけられ、心が折れそうになりました。結果として2人目の妊娠はありませんでしたが、妊活を通して夫婦でさまざまなことを考え、さらに絆が深まったことはよかったと思っています。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 著者:仲本まゆこ自身の体験をもとに、妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆している。
2019年09月05日わが家の長女は障害を持っています。そのため私自身、その後の妊娠や出産に対して恐怖心を持っていました。それでも、2人目を産みたいと決意。次女が生まれた日、長女の姿を見て、産んでよかったと心底感じたときの話をお伝えします。 2人目を産むかどうか悩む日々1人目出産時は33時間におよぶ難産で、母子ともに危険な状態に陥りました。なんとか命は取り留めたものの、長女には障害が残り、私も自律神経失調症や原田病などを患いました。 そのため、妊娠や出産に対する恐怖心があり、なかなか2人目を授かりたいという思いになれないまま、日々が過ぎていきました。しかし、自分の年齢的なことや、長女がひとりっ子のままでいいのかと考えたとき、徐々に2人目出産に向けた気持ちが沸いてきました。 赤ちゃんの誕生を楽しみに待つ長女「今度出産するときは、命を落とすかもしれない。また障害を持つ子が生まれるかもしれない」という不安を抱きつつも、長女にきょうだいを産んであげたいという気持ちが強くなり、2人目の出産を決意しました。 そして、すぐに妊娠。先生とよく相談し、家族にも産後のフォローをお願いしました。そのころ、長女は2歳。「お姉ちゃんになるんだよ」と何度も伝えると、私のおなかを触ったり声をかけたりして、赤ちゃんの出産をとても楽しみにしていました。 2人目を産んでよかった!妊娠後期、長女は「赤ちゃんのお世話をしたい」と言って、人形で赤ちゃんのお世話の練習をしていました。出産当日、家族と一緒に長女も産院へ。「もうすぐお姉ちゃんになるね」と話すと、ニコニコとしてうれしそうにはしゃいでいました。私自身も「2人の子どものために頑張ろう」と勇気が出ました。 そして出産。待ちに待った赤ちゃんとのご対面。不思議そうな表情で、赤ちゃんを見つめる長女。 長女は赤ちゃん返りをするときもありましたが、ぐんとお姉さんらしくなって、赤ちゃんのお世話を一緒にしてくれました。やさしく赤ちゃんの頭をなでたり、妹を思いやる姿はほほえましく、きょうだいを産んでよかったと心底感じました。著者:石原みどり知的障害を持つ子どもと口唇口蓋裂を持つ子どもの母。波乱万丈で大変なこともあるが、子どもたちと幸せいっぱいに生活している。経験を踏まえ、子育てに関する情報を発信中。
2019年09月02日子どもと一対一だった1人目のときとは違い、子どもが2人いる生活の中での子育ては忙しくて大変! そんな忙しい日々のなかで、2人目育児で忘れがちなこととその対処法を私の経験からご紹介します。 ついつい忘れちゃう! 身体測定1人目のときは、機会があれば何度も測っていた子どもの身長や体重。2人目となると上の子のお世話もあり、なかなか測る機会がなくて忘れがちです。 私は、地域の子育て支援センターに行った際、上の子が遊んでいるすきに下の子の身長・体重を測ってもらっていました。支援センターでは、測定結果をメモ用紙に書いて渡してくれたので、それを取っておいて、時間ができたときに母子手帳に書き写していました。 上の子より少ない!? 写真撮影撮影した写真の枚数が少なくなってしまうことも、2人目あるあるではないでしょうか。初めての赤ちゃんで、写真もたくさん撮っていた1人目とは違い、2人目は少なくなりがち。せっかくのかわいい時期を記録に残さないのはもったいないですよね。 上の子が下の子と遊んでいるときを逃さず写真におさめれば、きょうだいの思い出にもなり、一石二鳥。忘れがちなことですが、スマホなら気軽にすぐ写真が撮れるので便利ですね。 もったいない! おさがりグッズの出し忘れ年齢差のあるきょうだいに、特に多い忘れがちなこと。それは上の子のおさがりグッズの出し忘れです。私自身、食器棚の奥にしまっておいたマグや食器などの存在をすっかり忘れ、下の子用を新しく購入したあとに発見。「もったいないことをした~!」と後悔したことがありました。 グッズを購入するときは上の子のおさがりがなかったか、よく考えてから購入することをおすすめします。洋服はタイミングを逃すと着られなくなったりするので、お気に入りだった洋服は少し大きくても下の子に使っています。 2人目育児は、第一子とは違った大変さがありますが、新しい楽しみもたくさんあります。忘れがちなことに注意するともっともっと楽しめると思います。著者:千倉美波二児の母。商社にて営業、商品開発、事務を経験後、専業主婦に。家事や子育てのかたわら、自身の体験をもとに妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆中。
2019年08月31日うちの子どもたちは5歳(6学年)差の、姉弟です。息子は、私にとって5年ぶりの出産でした。娘の出産のとき、私は27歳。そのときと同じように、また一からの子育てを32歳でこなせる体力があるか、正直不安でした。■5年ぶりの子育て、思った以上にキツイ!そして、いよいよ始まった二人目の子育て。昼夜問わず2、3時間おきの授乳…おむつ替え…、ひたすら泣く新生児を抱っこし、揺れ続けなければならない。私の体力は、5年で思った以上に落ちていました。特に夜泣きは、特に苦しくて、重くおりてくるまぶたを、必死にこじ開けていました。長女のときにはなかった、いつの間にかの気絶もしょっちゅうで、ミルクをあげながら力尽き、夫に驚かれることもたびたびありました。■子育ては、何度経験しても新鮮5年前に経験したことでも、忘れていたりもします。学んだはずの離乳食のやり方も、すっかり忘れていた私。一からネットで調べて、再度学びました。二人目と言うと、「子育てに慣れている」とか「こなせている」とか思われがちですが、二人目だからって、余裕でも大丈夫でもないのです。わからないことも山ほどあります。何人産んでも育てても、毎回大変だし、きついし、慌てもします。何度経験しても、新鮮なものなのだな~と思います。
2019年08月26日赤ちゃんとの毎日がもっとラクに、もっと楽しくなる。ベビーカレンダーは、そんな毎日を応援するコラムを絶賛連載中! 今回は、保育士の中田さんからメッセージです。 こんにちは、保育士の中田馨です。「もう一人子どもが欲しいな」と思うけど、実際にもう一人子育てをするのは少し不安。年齢差はいくつがいいの? 上の子が赤ちゃん返りしたらどうすればいい? など、分からないことだらけです。 今回は、2人目育児をラクに乗り切る方法を話します。 上の子との年齢差はいくつがいい?「何歳離れているのがいい」という目安はありませんが、2~3歳差が育てやすいというイメージがあるように思います。実際に私の周りも、保育所の子どもたちも、2~3歳差が多いです。それぞれの年齢差の子育ての特徴です。・1歳差の場合1歳差は、2人ともまだまだ手がかかる状態。双子の育児に近いともいえますので、ママにはパワーが必要です。子ども同士が一緒に遊んでくれるようになると、ママにホッとする時間も増えます。一気に子育てが終わるので「あとがラクよ」なんて声もよく聞きます。 ・2歳差の場合まだまだママに甘えたい時期なので、赤ちゃん返りが起きる可能性があります。自己主張が強く大変なときもあるかも。上の子は、言葉で伝えることもできるようになりますが、まだまだママの言葉が全ては伝わりません。一緒に遊ぶようになるとママの時間もできます。・3歳差の場合上の子が言葉で理解しやすくなっているので「少し待っててね」ができるようになります。赤ちゃんが生まれてくる喜びを共有でき、赤ちゃんが生まれたらお手伝いもしてくれます。3学年差の場合、大学、高校、中学の入学の時期が重なるので出費が大変! とよくいわれています。・4歳差以上の場合上の子が自分でできることが増えてきているので、子育てがひと段落してから、また赤ちゃんが生まれる、と言った感じ。上の子のペースと赤ちゃんのペースが違うので、遊ぶときもどちらに合わせるかを考える場面が多く出てきます。ママのお手伝いもしてくれるので、とても助かります。 上の子の気持ちのサインを見逃さないで2人目を出産したばかりの時期はどうしても赤ちゃんに付きっきりになり、上の子には「待ってて」ということが多くなりがちです。でも、上の子がサインを出していたらときには優先してあげてください。・突然乱暴をする赤ちゃんをかわいがっていたかと思うと、たたいたり、つねったり、噛んだり。ママがビックリすることをした場合は、「私を見て!」のサインです。たたいたりすることはもちろん注意が必要ですが、しかるだけでなく「なぜ、それをしてしまう気持ちになったか?」という上の子の気持ちを汲み取ってあげましょう。・赤ちゃん返りをする下の子が生まれたら上の子が赤ちゃん返りをしてしまうというのは、昔からよくいわれていることです。これも「ママ、私を見て!」のサインです。赤ちゃんにしているように私にもしてほしい! 私ももっと甘えたい! という気持ちの表れです。 そして意外にも、とてもお利口なときも要注意です。「お姉ちゃん(お兄ちゃん)になったんだから!」と頑張りすぎていることもあります。2人だけの時間をつくり、ギュッと抱きしめてあげるのも効果的ですよ。 2人目生活をラクに乗り切る方法私が2人の育児をラクに乗り切ったときの方法です。できそうなことから実践してみましょう。・あきらめる家事を選ぶ家族のために必要な家事は何でしょうか。大きく分けて、食事・洗濯・掃除などでしょうか。その中からどれをあきらめられますか? 食事は、生きていくためにも大切なことなのであきらめられないことが多いです。私の場合、掃除をあきらめています。今でも、毎日はできないので、休みの日にまとめてやっています。 ・家族や他人に頼る子育てはママ一人でするものではありません。もし、2人の子育てでイライラしている場合は、子どもにとっても良くありません。パパやおじいちゃん、おばあちゃんにお願いしてママの時間をつくることも大切です。誰かが抱っこしてくれているだけでも本当に助かります。 パパの帰りが遅い、実家が遠いなどの環境で、家族に頼れないケースもあります。そんな場合は、ファミリーサポートや保育所の一時預かりを利用するなど、勇気をもって他人に頼ることも必要です。 50点満点を目指す育児2人目が生まれると、これまでスムーズにできていたことができなくなります。家事の優先順位も大切ですが、育児の優先順位もつけてみましょう。 まず1番大切にするのは食事や睡眠など、子どもの命を守ること。でも、食事1つを考えても「離乳食は毎日手作りで」という思いを少しゆるやかにすることもできます。「この日は市販のベビーフードにしよう」「パパにも手伝ってもらおう」と切り替えてみましょう。 育児を100満点頑張ろうとするのではなく、50点満点を目標にするのです。そうするだけで「自分が頑張りすぎていた」と分かり、気持ちがラクになります。これから長く続く育児です。100点満点のスタートダッシュをしないようにしましょう! これまでは自分一人が注目を集めていたのに、パパとママが大切にする存在がもう一人あらわれた上の子は、その環境の変化についていくのに必死です。赤ちゃんはかわいいけれど、上の子の場合はかまってほしい気持ちからかわいく思えないこともあるという気持ちを大切にしながら、2人目の育児をしてくださいね。 著者:保育士 一般社団法人 離乳食インストラクター協会 代表理事 中田家庭保育所施設長 中田馨0~2歳対象の家庭保育所で低年齢児を20年以上保育する。息子が食べないことがきっかけで離乳食に興味を持ち、離乳食インストラクター協会を設立。現在は、保育士のやわらかい目線での離乳食の進め方、和の離乳食の作り方の講座で、ママから保育士、栄養士まで幅広く指導。離乳食インストラクターの養成をしている。「中田馨 和の離乳食レシピ blog」では3000以上の離乳食レシピを掲載中。
2019年08月25日ムスメちゃんとオコメちゃん
うちの家族、個性の塊です
夫婦・子育ていまむかし