長男を出産後、「2人目をどうするか?」ということを夫と話し合いました。自分もひとりっ子だったため子どもは1人がいいと言う夫と、きょうだいはいたほうが良いと言う私。わが家でどのように話し合い、結論を出したのかをご紹介します。 喧嘩になることも夫はひとりっ子で育ったことに非常に満足していました。そのため、「今いる長男を大切に育てよう」と提案。一方で私は兄妹がいます。特に妹とは大人になってからも仲が良く、「この子にもきょうだいがいたほうが良いのでは?」という意見。 はじめはお互いの意見を譲らず、喧嘩になることもしばしば……。特に夫は、2人目の話をすると不機嫌になることが多くなりました。私も経済的な面も考えると、「夫がひとりっ子が良いというなら、無理に2人目を作らず、従ったほうが良いのかな?」と思うように。 改めて話し合いをしかし、長男が2歳になるころ、私のなかで「赤ちゃんをもう一度抱きたい!」という気持ちがあふれ、同時に「このまま夫ときちんと話し合いをせずにいて良いのだろうか?」と強く感じたのです。いつまでも、モヤモヤした気持ちのままでいては、将来後悔してしまうと思った私。 そこで、夫に改めて2人目をどうするか話し合いたいことを伝えました。その際に、2人目の経済的な負担や家事の役割分担などもわかりやすく説明しました。何より一番訴えたのが、私の気持ちでした。すると、夫も真剣に2人目について考えてくれるようになりました。 わが家の出した結論しかし、夫の希望はひとりっ子でいいということは変わりませんでした。それでも、私の気持ちを尊重してくれた結果として、「2人目妊活の期間を決める」ことになりました。期間内に妊娠しなければ諦める、という結論を夫婦で出したのです。その後、期間内に次男を身ごもって無事に出産することができました。 もし、納得しないまま夫の意見だけで、「ひとりっ子」と決められていたら、私はずっとモヤモヤを抱えたまま生きていくことになったと思います。夫がきちんと向き合ってくれ2人で話し合うことができたので、仮に2人目ができなかったとしても私は納得できました。 ひとりっ子希望だった夫でしたが、次男も長男同様にとてもかわいがってくれています。「子どもの人数」という妥協が難しく正解のない問題では、わが家の場合「期間を決める」という結論がお互いに納得しやすかったです。また、改めて話し合いの大切さを感じた出来事でした。 「共感した」「私の場合はこうだった」など、ぜひベビーカレンダーサイトのコメント欄にご感想をお寄せください。また、ベビーカレンダーでは皆さんから募集した体験談を記事でご紹介させていただくことも。ベビーカレンダーに会員登録すると届くメルマガから、皆さんのオリジナル体験談をご応募ください。 監修/助産師REIKO著者:竹内優実6歳と3歳の男児を育児中。時短と節約が大好きなアラフォー母。簿記2級・MOSマスター・初級シスアド取得。パソコンを活かした育児グッズの作成が得意。夫は激務の為、ほぼ一人育児中。
2020年06月07日2人目を希望するにあたり、上の子との年齢差や、自分と夫の年齢を考えてというのもありましたが、私たち夫婦にはもう1つ考えなければならないことがありました。それは、夫が持病で飲んでいる薬が妊娠に影響しないかどうかということでした。その悩みをどうやってクリアしたのか、私の体験談をお伝えします。 夫は「潰瘍性大腸炎」私の夫は潰瘍性大腸炎という病気を患っており、点滴と飲み薬で治療をしています。1人目出産後に治療薬が変わり、その薬が精子や赤ちゃんに影響を及ぼすおそれがあるというものでした。そのため医師からは「妊娠希望の場合は事前に教えてください」と言われていました。 私も夫も早く2人目が欲しいと思っていました。その理由は、もし夫がこの先別の治療が必要になったときに、2人目を諦めなくてはならない場合もあると考えたからです。それなら今の段階できちんと今の薬の影響について知り、早めに妊娠を考えようと思いました。 夫の主治医と国立成育センターに相談夫の治療薬についてできる範囲で調べると、やはり「精子の動きが鈍くなったり数が減ることがある」「催奇形性(さいきけいせい/胎児に奇形が生じる危険性)の報告がある」という情報が出てきました。そこで夫は主治医に、私は国立成育医療センターの薬相談窓口に、妊娠に及ぼす薬の影響について相談しました。 結果はというと、「問題なし」ということはありませんでした。しかし、それぞれの話を聞き、リスクと2人目に対する夫婦の思いなどを踏まえ、「今の段階で妊活しよう」という結論に至ったのです。 妊活開始後3カ月で妊娠判明私のほうはというと生理不順のため、産婦人科に通院中でした。基礎体温をつけ、月に1回産婦人科を受診して生理に合わせて薬を飲むという治療を5年近く続けていました。結婚を機に、妊娠に向けて卵胞の大きさをみてタイミングを取る方法をおこなっていたのです。 そして、2人目希望のため再びタイミング法を開始。その結果、3カ月で妊娠することができました。そして、無事に出産することができて本当にうれしかったです。 幸いにも妊娠中の経過は順調でした。しかし、夫の治療薬の影響を専門家に相談したとはいえ、無事出産するまではずっと心の中に多少の不安がありました。しかし、相談した結果と私たち家族の未来についてきちんと夫婦で話し合えたことは、絆を深める貴重な時間となりました。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 イラスト/(c)chicchimama監修/助産師REIKO著者:松裏幸恵二男(二卵性の双子)一女の母。薬剤師として働きながら子育てをしている。自身の妊娠・出産・育児に関する体験談を中心に執筆中。
2020年06月04日登場人物ほにゅ:2018年2月生まれ。泣くのが得意。薄毛。飽き性。笑顔で母をノックアウトできる。つぶみ:ほにゅの母。すぐムリっていう。一応一生懸命取り組む。ぺー:ほにゅの父。効率的に動きまくる。優しい。声がでかい。二人目・妊娠9ヶ月…身体&気持ちの変化とは?編集後記妊娠中は体重管理やむくみなど、さまざまなことが気になりますよね。二人目妊娠となると、上の子のお世話などもありとても忙しいものです。息子・ほにゅくんは、とてもパワフルなようです。抱っこしてあげたいのに、なかなかしてあげられないつぶみさんの気持ちももどかしいですね。そのような中でも、お腹の胎動を感じると、お腹の赤ちゃんはとても元気に育っているとのこと。妊娠中はどれだけ忙しくても。お腹の赤ちゃんの胎動を感じて安心するという気持ちに共感する方もいるのではないでしょうか。先を考えると不安とワクワク…しかし、つぶみさんのように自然に過ごして、今を楽しんでいきたいですね。(ままのて編集部)つぶみさんの二人目妊娠のマンガはこちらままのて公式SNSアカウントままのてのTwitter・Instagramをフォローすると、最新マンガの更新情報をご確認いただけます。ぜひフォローしてください!つぶみさんが描くほにゅくん漫画が動画になりました!ままのてで大人気の育児漫画が動画でも楽しめるようになりました。今後もつぶみさんの漫画動画を随時更新していく予定です。その他の育児漫画や育児に関するお役立ち情報、生活の知恵がたくさん配信されていますよ。どの動画にも字幕が付いているので、赤ちゃんや子どもが寝ているときでも音声なしで楽しんでいただけます。ぜひチャンネル登録してみてくださいね。過去のエピソード著者情報
2020年06月03日2人目の妊娠中は仕事を続けており、また上の子の育児もあったため、大変なこともありました。そのころの体験談をお伝えします。 おなかの張りを感じる…もうすぐ妊娠後期に入ろうとしたころ、私はまだ保育士の仕事をパートで続けていました。職場には妊娠中ということは伝えていて、仕事も配慮してもらっていましたが、仕事中におなかの張りを感じることがありました。 切迫早産のため自宅療養にちょうど健診の日が近かったため受診したところ、子宮頸管の長さが短く、切迫早産と診断されました。医師から自宅療養をするようにと言われ、おなかの張り止めの薬を処方されました。まだ産前休暇に入っていなかったので、それまで仕事を続けるか悩みましたが、職場に相談して早めにお休みをいただくことになりました。診断書を提出するときは申し訳ない気持ちでいっぱいでしたが、「体が大事だから。元気な赤ちゃんを産んでね」と園長先生から温かい言葉をいただきました。 上の子とのコミュニケーション上の子は3歳で園に通っていましたが、2人目を妊娠したころから、夜泣きなどの赤ちゃん返りが始まっていました。特に抱っこしてほしいと訴えることが多かったのですが、切迫早産になってからは、抱っこしてあげたくてもできないのがつらかったです。ですが、何度か伝えると、子どもも次第に理解し始め、お手伝いしてくれたり、自分の気持ちを話すようになりました。 私が気持ちを伝えることで、子どもも徐々に自分の気持ちを言葉や行動で示してくれるようになったのがうれしかったです。また、赤ちゃんのころのアルバムや絵本を見せると、自分が小さかったときのことを思い出すようで、よかったと思います。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 著者:西川 優4歳、0歳の男の子の母。現在は産休中。
2020年05月31日私は35歳で高齢出産をし、1児の子育て中です。年齢、体力、人生の残された時間のことを考え、子どもは1人と決めました。夫も私の体と思いを優先すると言ってくれています。子どもを産む、産まない、産めない……とてもプライベートなことであり、また時代もそれを尊重する風潮にあると感じていましたが、そんなに世間はやさしいものではありませんでした……。 カウンターパンチは義母から義母は地方都市に住む第1次ベビーブーム世代の専業主婦です。義母には何度となく「私は弟がいてよかった」「きょうだいはいたほうがいい」と言われました。でも、私がそれとなくもう子どもを産む気はないと伝え続けると、納得したようでした。 けれど子どもに向かって「この子が結婚したら子どもをいっぱいもてばいいわねぇ」と言われたのです。「子どもを1人しか産まない私は悪」「きょうだいのいない子どもはかわいそう」と言われているようで悲しくなりました。 次は児童館の職員に育休中は、近所の児童館によく行きました。午前中は利用者も少なく、職員の方とも近しく話をするようになりました。そこで1人の職員の方に「私は子どもが欲しくても授からなかった。あなたは大丈夫よ。頑張ってね」と言われたのです。 私に子どもが1人しかいないのは、私が頑張っていないからなのか? どんな事情があろうと、頑張ってもう何人か子どもを産まなければいけないのか? 福祉のプロに「今のままではだめだ」と言われたように感じ、その職員の方と距離を置くようになってしまいました。 ついには保育園の保育士にまで子どもが3歳になるまでは、事業所内保育所を利用していました。規模が小さく、子どものことを細かに見てくれ、保育者と保護者のコミュニケーションも多く感じました。 その中の1人の保育士と2人だけになったときに「私は共働きをしながら2人の子どもを育てた。あなたも、もう1人は産まなくちゃだめよ」という話をされたのです。 私は「保育者とは子どもと保護者に寄り添ってくれるであろう」と期待していただけに、批判を受けたように感じ、一時期保育園に対しても不信感を抱いてしまいました。 2人目のことを周りから言われたのも子どもが2歳くらいまでで、一過性のものでした。それでも、悲しい思いをしたという記憶がはっきり残っています。こんな思いをするママがいない世界になったらいいのにと思わずにはいられません。 監修/助産師REIKO著者:小原水月1児の母。管理栄養士免許取得。「健康が人生をわくわくさせる」をモットーに食と健康の分野でライターとして活動中。高齢出産後、生まれ育った都心を離れ夫の実家がある地方都市へ移住。義母と同居。
2020年05月20日私は2児のパパです。結婚以前からママとは「将来子どもは、2人か3人は欲しいね」と話していました。1人目は幸運にも結婚後すぐ授かりましたが、2人目を考えるときにはさまざまなことを話し合いました。 考えたこと①:上の子との年の差私もママも、それぞれの兄との年の差は2歳程度でした。お互いの経験もあり、あまり年の差を大きくしたくないと漠然と考えていました。 夫婦の収入やライフスタイル、子ども同士で切磋琢磨したり助け合ったりしてほしいということを考えたときにも、やはり2歳差くらいがよいという結論に至りました。 考えたこと②:夫婦の仕事上の子が1歳になるまで私が仕事、ママは専業主婦という状況でした。ママも仕事がしたいということだったので、「年の差がありすぎると2人目を授かったときにキャリアを中断することになる。2人目が幼稚園入園くらいまで育児に集中して、数年後余裕ができたところから継続して働き始めよう」と考えていました。 また、子どもたちが大きくなったときに、ママも生き生きと仕事をしている姿を見せたいという気持ちもありました。 考えたこと③:育児環境私は上の子が2歳になるまで、週末以外子どもが起きているところを見ることができませんでした。朝早く仕事に出ていき、帰りも遅い生活をしていたためです。仕事が忙しく成長を見ることができなかったことを後悔していました。ママにとっても負担が大きかったと思います。 2人目が生まれたら育児にかける時間も長くなります。収入を確保するためには働く時間も必要になるので、地域の保育園や幼稚園、病児保育や子育て支援環境は整っているかを考えました。その結果次第では引っ越しが必要だし、引っ越すことは可能だと思っていました。 結果的に希望していた2歳差で妊娠判明「2歳差で」と考えたところで、2人目を授かるかどうかはわかりませんでした。私の仕事が忙しいこともあり、セックスレス気味、かつママも上の子を出産後1年くらい生理がないという状況でした。 私が退職したあとセックスレスは解消されましたが、今度は収入面が不安で2人目をためらっていました。そして退職後引っ越しの当日、ママの妊娠が判明! いろいろな不安もあり、将来の計画を話し合っているタイミングで授かったので驚きましたが、とてもうれしかったと同時に「転職後も幸せな家庭にしよう」という覚悟ができました。 2人目計画にあたり、他にも妊娠・出産時の上の子の面倒のこと、進学に伴う教育費のこと、夫婦のライフワークバランスなどを考えていました。実際にこのタイミングで妊娠することはまったく予想外でしたが、結果として私たち夫婦が理想としていた2歳差で2人目を授かることができました。「2人目が欲しい」という気持ちさえあれば、どんなタイミングでもうれしいし、どんな状況でも「なんとかなる!」と思えた体験でした。 イラスト:imasaku監修/助産師REIKO著者:浦野崇朗2人の子を持つ父。前職の公務員退職をきっかけに、家庭では家事・育児をしながら、在宅で育児関連のライターとして執筆中。その他フリーランスとしてWEB制作などを行う。
2020年05月19日1人目を出産後、セックスレスになる夫婦は少なくないと思います。2人目が欲しい気持ちはパパもママも同じだけれど……、セックスに関する思いはすれ違ってしまう方も多いのではないでしょうか。そこで、どうしたらすれ違わずに夫婦で2人目を楽しみにできるのか、ママである私も考えてみたいと思います。 子育てに追われてセックスレスに子どもが生まれ、女性の体は目まぐるしく変わり、「子どもが一番!」という気持ちになることも多いと思います。私自身も「忙しいし、セックスなんて……」という気分になってしまいながらも「2人目は欲しい……」という気持ちはあり、タイミングや子作りに悩みました。 男性は、そんな女性の変化をすべて理解することは難しく、気持ちのすれ違いのようなものを感じることもありますよね。 セックスと子作りを楽しむセックスをすることと子作りをすることは、行為的にはイコールなのですが、男性と女性では気持ちの面ではイコールではないことが、すれ違いの原因になるのではないかと私は思っています。 そこでわが家では、「2人目が欲しい」という共通の希望があることを話し合い、気持ちを再確認しました。そのうえで、排卵日や生理日などをパパの負担にならないように伝え、タイミングが合うときはパパには早めに帰ってきてもらい、夫婦で無理のない範囲でセックスを楽しむようにしました。 アプリなどのツールを使うのも1つの手!最近では、女性の体調管理アプリを、男性と共有することができるようになっていますよね。そこで、私はアプリで生理日や排卵日など、女性特有の体のリズムをパパに知ってもらうようにしました。 面と向かってはなかなか話しにくいのでとてもいいツールでした。 パパがどのようなセックスを望んでいるのか、ママはどう考えているのか、できるだけ楽しく、2人目の子どものことも考えていけるよう、夫婦で話ができることが一番だと感じています。 子どもが生まれて目まぐるしい生活になるなか、性生活が変化するのは当たり前のことかもしれません。男性と女性では感じ方が違うことも理解したうえで、夫婦で無理をせず、楽しんで2人目の子作りやセックスについて考えていけたら、と私は思っています。 イラスト:(c)chicchimama監修/助産師REIKO著者:山本かやの二児の母。ウエディング業界から飲食業に転身後、妊娠を機に退職。現在は専業主婦。自身の体験をもとに妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆中。趣味はガーデニングと家庭菜園。
2020年05月04日人気インスタグラマーいくたはなさんの連載「夫を泣かせた話」の続きです。■前回のあらすじ「子どもたちの笑顔と日々の忙しさが罪悪感を薄めてくれました。いなくなった我が子を穏やかに思い出し、悲しみもがき進んだその先に、ようやく前を向ける日がやってきました。そして…命の大切さは頭ではわかっているつもりだったのですが、実際にこういったことに直面したことで本来の命の重みをずっしりと感じることができました。幸せな重みをかかえて、子どもたちがひとりで過ごせるようになるまで見守っていきたいです。20話お付き合いいただき、本当にありがとうございました。\「3人目が欲しい私と欲しくない夫」が動画に!/ 母ちゃんTVはコチラ チャンネル登録お願いします♪ 【4人目と5人目の話】 連載 「Vol.1」から読む ≫ 【夫のことを泣かせた話】 連載 【いいから黙って抱いてくれ!】 連載
2020年04月26日上2人はスピード出産すぎたため陣痛がどのようなものなのかわからず、心の準備をする時間もバースプランの出番もなし。何が何だかわからないまま出産し、気付けばわが子は私の胸の上でした。今回3人目にして初めて「出産ってこうやって進んでいくのか」「陣痛なう!」ってこんな感じなのか、と実感しました。 そして、したかったことが全部叶った!と思えた出産のお話です。スピード出産すぎて陣痛がわからない1人目、2人目の出産時のことです。私はなんだかおかしい?と思い産院に行き、着いてから1人目は30分後、2人目は10分後に出産しました。到着時には子宮口全開、いきなり痛みMAXだったので、10分間隔、5分間隔のような「陣痛なう」というものを味わった経験がありませんでした。 母子健康手帳に記載されている分娩所要時間も1時間弱。雑誌で見る平均的なお産の進み方とはまったく異なり、「これから産むんだ!」という心の準備ができなかったこと、会陰切開の痛みやおっぱいトラブル、マタニティブルーなどの産後の体の変化についていけず、1人目のときは産後うつにもなりました。 3人目にして陣痛のイメトレ助産師さんと今回のバースプランを話していたとき、上2人の出産時間を伝えると顔色が激変!! 「陣痛何分間隔ではなく、少しでもおかしいと思ったら連絡してきてね」と言われ、改めて陣痛とはどんな感じなのかを経産婦のママたちに聞いたり、雑誌を見たりしながらイメージトレーニングしました。妊娠38週ころから恥骨痛も限界に達し、出産予定日1週間前の夜中2時前、その“おかしい感じ”がついにやってきました。 これが「陣痛なう」!?おなかに違和感を覚え、間隔を計ると2分間隔。痛みはないものの、トイレに行くとおりものに血が混じっていたので、2人目の幼稚園のお弁当を念のために作ってから産院に連絡。「今までのことがあるから念のためにきてね」と言われ、家族を起こしてみんなで出発しました。産院に着いて内診すると、子宮口が5cm開いているとのことで入院となり、その後破水。1人目・2人目のときと変わらず痛くもないし「生まれるのかな~?」と話していると、徐々に痛みが強くなり「これが陣痛なう?」と私は感動! 助産師さんは、私の「陣痛なう」発言に大笑いしていました。 次は「出産なう」! 「陣痛なう」発言からしばらくすると、どんどん痛みが強くなり、いよいよいきみ開始。分娩室は和室で、時代劇で見るような綱がぶら下がっていました。この綱につかまることで力が入りやすくなります。いきむタイミングで綱を引き、赤ちゃんの頭が出てくる感覚や痛み、「産んでいる」ということを3人目にして初めて実感しました。そして、上の子どもたちも含めた家族に見守られて無事長女が誕生しました。性別を聞いていなかったので、女の子とわかった瞬間みんなで大喜び!! 初めての「陣痛なう!」を経験し、3人目にしてこうして陣痛が進み、出産が始まっていくんだと実感。そして家族みんなに立ち会ってもらい、バースプラン通りの理想の出産を体験することができました。心の準備をしながら出産に臨めたので気持ちも穏やか、心身ともに産後の回復が一番よかったです。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師REIKO ◆関連動画出産ドキュメンタリー 原案/石井けいこ作画/やましたともこ
2020年04月26日私はおなかが痛くなるのが陣痛だと思っていて、実際に1人目の出産はそうでした。しかし次女を産む際の陣痛で痛みだしたのは、おなかというよりも腰のあたりでした。1人目と2人目で陣痛で痛む部位が違っていたという、私の体験談をお伝えします。 おなかではなく腰? 痛む場所が変わった妊娠38週に入るころから前駆陣痛が頻繁にあり、おなかが張って痛みを感じていました。そして妊娠38週5日の10:30ごろと16:30ごろに、おしるしがありました。この日はちょうど夕方から定期健診で、そのときドクターからいつ生まれてもよいと言われたのです。まだ赤ちゃんの推定体重が2,500gを超えたくらいだったので「少しでも長くおなかにいてね」と話しかけながら、その夜は就寝しました。しかし、おなかの痛みが不定期にあると、どうしても眠りが浅くなってしまいます。うとうとしながら痛みをやり過ごしていたのですが、ふと「おなかというより、腰が痛い」と気付きました。 迷わず病院に連絡して正解だった!スマホアプリを使って陣痛記録をつけてみると、16分、7分、14分、10分、11分と痛みの間隔が安定しませんでした。長女を出産したときの陣痛はおなかがズキズキと痛かったのですが、この夜に痛かったのはおなかというより腰でした。その痛みは少しずつ増している気がして、「前とは違う痛み方だけど、これは陣痛なのでは?」と思い、病院に連絡したのは未明の3時。ひょっとしたらただの前駆陣痛だと診断されるかも、と思いつつ電話したのですが、「入院の荷物を持って来てください」とのことで、すぐにタクシーを呼んだのです。 病院到着から約2時間で無事出産病院に到着すると陣痛室へ。この時点で子宮口の開き具合は4cm。助産師さんが「良い陣痛が来ている!」と明るく褒めてくれ、3歳になる長女と夫が枕元で励ましてくれました。そして子宮口が7cmになったので、分娩室へ移動することに。長女を産んだ病院は畳敷きの分娩室だったので、私にとって分娩台に上がるのは初めてでした。足を開いて腰を浮かさないようにするのですが、背中や腰が痛くて大変でした。それでも陣痛の波に合わせていきむこと2回目で破水、5回目くらいで無事に次女が生まれてきてくれました。 お産は一人ひとり違うと聞いてはいたものの、おなかだったり腰だったり、陣痛で痛む箇所がこんなに異なるのかとびっくりしました。加えて「間隔は不定期だけど、これはきっと陣痛だ!」と妙な確信があったのも、今から思えば不思議ですがママとしての勘だったのかもしれません。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 ◆関連動画出産ドキュメンタリー 先輩ママの体験談、いかがでしたか?「共感した」「私の場合はこうだった」など、ぜひベビーカレンダーサイトのコメント欄にご感想をお寄せください。また、ベビーカレンダーでは皆さんから募集した体験談を記事でご紹介させていただくことも。ベビーカレンダーに会員登録すると届くメルマガから、皆さんのオリジナル体験談をご応募ください。 著者:柴崎諒子2016年2月長女、2019年2月次女を出産。元雑誌編集部勤務で、企画・編集・営業・ライターを経験。現在は仕事をセーブしつつ子育て優先。妊娠・出産・子育てに関する記事を中心に執筆している。
2020年04月10日人気インスタグラマーいくたはなさんの連載「夫を泣かせた話」の続きです。■前回のあらすじ夫が言った「4人目」の提案について、保育園入園、仕事復帰のタイミング、お金のことなどいろいろ考えてみた結果、6ヶ月だけ4人目妊活にトライすることに。1ヶ月目のチャレンジは陰性で…妊娠初期の徴候が少し感じられたり、感じなかったりで一喜一憂する数ヶ月。そして検査薬は2本入りを毎回買っては必ず1本失敗する。かけすぎてもだめだし、かけなさすぎもだめ…検査薬は未だに上手に使えない。次回に続きます。→次回は4月10日(金)更新予定!\「3人目が欲しい私と欲しくない夫」が動画に!/ 母ちゃんTVはコチラ チャンネル登録お願いします♪ 【4人目と5人目の話】 連載 「Vol.1」から読む ≫ 【夫のことを泣かせた話】 連載 【いいから黙って抱いてくれ!】 連載
2020年04月09日人気インスタグラマーいくたはなさんの連載「夫を泣かせた話」の続きです。■前回のあらすじ次男出産後、夫は家事育児をよく手伝ってくれるようになった。三男も生まれ、ちょっとした喧嘩もするけれど、家族5人で平和に暮らしていたある日、夫が「これ、4人目の流れじゃない?」とびっくりするような提案をしてきました。毎回、夫に今回はダメだったみたい…と口にしにくかったな。 ※今後暗い話も出てきます。次回に続きます。→次回は4月9日(木)更新予定!\「3人目が欲しい私と欲しくない夫」が動画に!/ 母ちゃんTVはコチラ チャンネル登録お願いします♪ 【4人目と5人目の話】 連載 「Vol.1」から読む ≫ 【夫のことを泣かせた話】 連載 【いいから黙って抱いてくれ!】 連載
2020年04月08日登場人物ほにゅ:2018年2月生まれ。泣くのが得意。薄毛。飽き性。笑顔で母をノックアウトできる。つぶみ:ほにゅの母。すぐムリっていう。一応一生懸命取り組む。ぺー:ほにゅの父。効率的に動きまくる。優しい。声がでかい。Vol.60 思い出した「つわり」。でもピークを過ぎると…?つぶみさんからのメッセージつわりの辛さ、出産の辛さは忘れられないほどのできごとなのですが、何故か(?)2回以上の妊娠・出産を経験する方もたくさんいらっしゃいますよね。辛さ以上に幸せがあるからなのでしょうか。不思議とわたしも、あんなに辛かったつわり期間をもう忘れられそうです。(笑)編集後記二人目を妊娠中のつぶみさんは、吐きつわりのために顔に内出血ができるなど、大変な時期を過ごされたとのこと。ままのて編集部にも「妊娠中のつわりがひどかった」というママたちの体験談がたくさん寄せられていました。つぶみさんのエピソードにもあるように、つわりは体調が優れないだけではなく、何もできなくて落ち込んでしまうこともありますよね。しかし、つわりの時期を乗り越えたときの食欲がわく時期や次の妊娠を考えるシーンなど、共感する方も多いのではないでしょうか。今回はつぶみさんから素敵なメッセージもいただいき、思い出に残る回になりました。(ままのて編集部)つわりに関するピックアップ記事ままのて公式SNSアカウントままのてのTwitter・Instagramをフォローすると、最新マンガの更新情報をご確認いただけます。ぜひフォローしてください!つぶみさんが描くほにゅくん漫画が動画になりました!ままのてで大人気の育児漫画が動画でも楽しめるようになりました。今後もつぶみさんの漫画動画を随時更新していく予定です。その他の育児漫画や育児に関するお役立ち情報、生活の知恵がたくさん配信されていますよ。どの動画にも字幕が付いているので、赤ちゃんや子どもが寝ているときでも音声なしで楽しんでいただけます。ぜひチャンネル登録してみてくださいね。過去のエピソード著者情報
2020年04月08日私は母乳トラブルがひどく、乳腺が詰まってしまうことが多くありました。1人目は断乳までの1年間、なんとか混合で母乳育児を続けましたが、次は絶対に無理と判断。2人目は産院で相談して、薬で母乳を止めて完全ミルクにしてみたのです。さらに夫の育児に対する意識も変化したので合わせてお伝えいたします。 つらかった1人目・娘の母乳育児もともと母乳の出が悪かったのですが、母乳外来に通ってどうにか赤ちゃんが欲しがる量へ追いつくようになりました。ところが、乳首が飲みにくい形なのか、母乳が好きではないのか、娘の母乳哺乳量はあまり増えませんでした。乳腺が詰まるため授乳もしないといけないし、育児用ミルクも毎回足さないといけない状況。これは離乳食が始まってから断乳までずっと続きました。すぐに乳腺が詰まってしまうので食事制限も厳しく、お肉も甘い物も一切食べられず……。 環境が変わると娘は集中して飲んでくれないので、授乳は家でしかできず、夜間も起こして飲ませる毎日でした。いつ乳腺が詰まるかわからないので、旅行・帰省・外食すらできませんでした。 夫の夜間授乳2人目の息子は最初から完ミだったため、夫をはじめいろいろな人に授乳をしてもらいました。上の娘も育児用ミルクを飲んでいましたが、「授乳のすべてが母の仕事」と私も周りも思い込んでおり、夫も調乳すらしたことがありませんでした。でも完ミにしたことで、実家や義実家の家族も、息子の授乳をとても楽しんでくれてよかったです。そして一番助かったのは、夜間の授乳を夫にお願いできたことです。自宅に戻ってから10日間ほど夫が有給を取ってくれ、その間は交代で夜間授乳を担当。そこで夫の育児に対する姿勢がガラッと変わりました。それまでは赤ちゃんが泣いていてもあまり気にならなかったのに、「泣き声を聞いて神経をすり減らすよりは抱っこをしたほうがいい」「育児より仕事のほうがラク」と言うようになったのです。 娘の反応赤ちゃんに興味がなかった娘は、弟をかわいがったりはしませんでしたが、激しい赤ちゃん返りもありませんでした。私以外でも授乳はできたので、なるべく娘優先で過ごすことができました。母乳育児ではなく完ミにすることで「ママを弟に取られた感」は軽く済んだのではと思っています。また、乳腺が詰まる心配をしなくてよかったので、娘とおいしいものを食べて、いろいろなところへ出かけることができました。 細切れ睡眠に対応できない!1人目は混合栄養だったため、調乳の手間や、外出時に哺乳瓶とミルク、お湯の入った水筒を持っていかないといけないことなど、完ミのデメリットはほとんど感じませんでした。唯一感じたデメリットを挙げると、ホルモン剤で母乳を止めたせいか、加齢のせいかわかりませんが、体が夜間授乳の細切れ睡眠に対応できず、1人目の比ではないくらいつらかったことです。寝不足のダルさが1日中続き、その体調不良が精神的な不調につながり、ささいな言葉に傷付いたりイライラしたりしました。そして、1人目では断乳後まで来なかった生理が、2人目では出産後2カ月くらいで再開しました。 1人目の娘の母乳育児は乳腺トラブルもあり、制限が多く不自由だった印象が大きいですが、息子が生まれてからは0歳育児の楽しさを経験し直したように感じています。おかげで赤ちゃん連れの旅行にも行けました。母乳育児は素晴らしいものですが、おっぱいトラブルの多かった私にとっては、あえて最初から完ミを選択することで育児はもっと力を抜いて楽しんでも良いんだと思えました。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 先輩ママの体験談、いかがでしたか?「共感した」「私の場合はこうだった」など、ぜひベビーカレンダーサイトのコメント欄にご感想をお寄せください。また、ベビーカレンダーでは皆さんから募集した体験談を記事でご紹介させていただくことも。ベビーカレンダーに会員登録すると届くメルマガから、皆さんのオリジナル体験談をご応募ください。 著者:ひらたかおる二児の母。趣味はメルカリと写真。自分の備忘録と、いつか誰かの役に立つことを願って妊活中からブログを続けている。2018年から、自身の妊活や子育てでの経験をさらに活かすべくライターとして活動している。
2020年04月02日登場人物ほにゅ:2018年2月生まれ。泣くのが得意。薄毛。飽き性。笑顔で母をノックアウトできる。つぶみ:ほにゅの母。すぐムリっていう。一応一生懸命取り組む。ぺー:ほにゅの父。効率的に動きまくる。優しい。声がでかい。Vol.59 我が家に舞い降りてくれた「二人目」の命つぶみさんのように、もともと夫婦で「子どもは〇人ほど欲しいね」と夢を語っている方も多いのではないでしょうか。子育ての期間をおおまかに決めて、夫婦の時間や趣味も大切にしたいという方もいることでしょう。二人目の妊娠は、上の子(ほにゅくん)のケアや気持ちも大切にしたいですよね。「子は授かりもの」といわれるように、妊娠・出は産夫婦の考え通りにいかないこともありますが、家族として舞い降りてくれた命。そんな、かけがえのない命を大切に守っていきたいなと感じられる作品でしたね。(ままのて編集部)ままのてのTwitter・Instagramをフォローすると、最新マンガの更新情報をご確認いただけます。ぜひフォローしてください!つぶみさんが描くほにゅくん漫画が動画になりました!ままのてで大人気の育児漫画が動画でも楽しめるようになりました。今後もつぶみさんの漫画動画を随時更新していく予定です。その他の育児漫画や育児に関するお役立ち情報、生活の知恵がたくさん配信されていますよ。どの動画にも字幕が付いているので、赤ちゃんや子どもが寝ているときでも音声なしで楽しんでいただけます。ぜひチャンネル登録してみてくださいね。過去のエピソード著者情報
2020年04月01日臨月に入ると気持ちがソワソワし、 期待と不安が入り交ざる時期だと思います。入院準備品など、いつ赤ちゃんが生まれてもいいように準備しておきたいところ。今回は、臨月に入ったときに、私が夫にお願いした3つのことをご紹介します。 【ほう】報告をして職場の理解を得ておく普段、私の夫は定時で仕事を終えて家に帰ってくることはなく、残業が当たり前の毎日でした。ときには日付が変わるまで残業をすることも……。臨月に入ったら、いつお産が始まるかわかりません。2人目の妊娠中は自宅にいたこともあり、夫の帰りが遅いと不安でした。 そこでお願いしたのが、「職場への理解を得る」ことです。お産が始まったとき、なるべく早く駆け付けられるよう、そのことを職場にも報告してもらい、周囲への理解を求めてもらいました。 【れん】連絡手段を確保しておく陣痛が始まり、仕事中の夫に電話をしても繋がらない……。そうなると焦ってしまいます。 私は職場直通の電話番号を登録するなど、夫のスマホ以外の連絡先を登録しました。確実に連絡がとれるようにしておくと、いざというときに安心です。また、夜はなるべく飲み歩かないようお願いをしました。どうしても仕事の付き合いで出かけなければならないときは、アルコールを自粛してもらいました。 【そう】留守中にしてもらいたいことを相談しておく私の留守中、上の子の保育園の送り迎えはどうするか、残業でお迎えに行けないときはどうするかなど、事前に夫と相談することがたくさんありました。私がいない状況をイメージしてみると、ゴミ出しや料金支払いなど、夫にお願いすべきことが案外出てくるものです。 私は夫と相談して決めた内容を箇条書きにして、メモした紙を目立つ冷蔵庫に貼っておきました。夫に限らず、協力をお願いしたい人に対してわかりやすくメモ書きしておくと相手にとってわかりやすいと思います。 仕事と同じように、お産にも準備万全で臨みたいところ。「ほう・れん・そう」を意識してスタンバイしたいですね。著者:田中由惟一男一女の母。二人目の出産を機に食品会社を退職。現在は子育てのかたわら、記事執筆をおこなう。趣味はスポーツとピアノ、美味しいものを食べること。
2020年03月10日1人目の子育て真っ只中、ふと次の子を授かるならどういうタイミングなのかを夫婦で話し合いました。授かれるなら2学年差が希望という意見になり、2人目計画がスタート。わが家で2人目計画について話し合ったことなどをお伝えします。 1人目育児が落ち着いてから2人目を計画1人目を授かり、初めての育児は楽しいながらも大変なことも多く、正直1人目が1歳0カ月のときには次の子のことまでは考えられませんでした。 ですが、子どもが1歳半を過ぎたあたりから育児に慣れ、心身共に落ち着いてきたことで2人目を考えられるゆとりが出てきました。そのころにタイミング良く1人目が卒乳してくれたり、生理が再開したりということもきっかけだったと思います。 子どもは授かりもの。焦らず2学年差希望何月までに妊娠したら2学年差のきょうだいになるかも考え、2人目計画をスタート! 計画時は1人目が1歳8カ月でした。上の子どもと2学年差にするには3月までに産みたいので、妊娠のタイムリミットは約4カ月ありました。1人目計画時は妊娠するまでに8カ月ぐらいかかったので、あまり焦らずあくまでも2学年差になればいいなぁぐらいのスタンスでした。そして、1人目のときにも記録していた基礎体温も測り始めました。 2人目の妊娠! スムーズに授かりました2人目の妊娠は、計画から2カ月後に判明。1人目のときよりスムーズで、計画通り2学年差の子どもを授かりました。妊婦健診には上の子を毎回連れて行ったのですが、生まれる日を楽しみにしてくれていました。その後無事に出産し、現在4歳2カ月と1歳8カ月のきょうだいは仲良く育ってくれています。上の子は下の子をかわいがり、下の子も上の子が大好きでまねっこしています。希望した2学年差の子どもたちを授かることができ、とてもうれしかったです。 結婚するとき夫と「子どもを授からなくても仲良く添い遂げようね」と話したのも、大切なことでした。現在2人の子どもを希望していた年齢差で授かり、たくさんの喜びと学びを得ながら、自分たちの理想に向かい子育てを楽しんでいます。 イラスト/おんたま監修/助産師REIKO著者:池野原りんない2男の母。独身時代には、接客業を経験。自身の体験をもとに、妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆している。
2020年03月02日わが家は、実家も義実家も片道2時間の距離で、夫も仕事の日は朝から晩まで不在。不定休で、土日祝日や盆・正月でさえ営業日の職場です。そのため、私はいわゆるワンオペ育児が当たり前。2人目妊娠中は、つわりに発熱、体が重くて動きづらいなか、2歳の娘の面倒を見るため、本当に限界ギリギリの毎日でした。 つわりピーク! 幼稚園の入園手続きに奔走8月に2人目の妊娠がわかり、妊娠12週目の9月の終わりころにつわりがピークを迎えました。吐き気も強くなり、1日中続く倦怠感で家事・育児をこなすことが困難に。そこで一時的に実家へ帰省することにしました。2歳の娘はずーっとおしゃべりをしている子で、テレビもあまり観ず、自分が元気なときでも相手をするのが大変なほど。1週間ほど滞在し、つわりは終わっていませんでしたが、娘の幼稚園入園の手続きのために自宅へ戻りました。帰宅してから、第一志望の幼稚園が応募者多数で抽選になったことを知りました。無事に入園が決まったときは、本当に本当にホッとしたのを覚えています。 娘の預け先が見つからない妊娠14週目ごろ、1人目の妊娠中はつわりが妊娠18週まで続いたので、今回もまだまだ続くと思い、役所に日中娘を預けられるところはないか相談に行きました。 認可保育園の一時保育は登録利用していましたが、利用者が多く、月に2回しか預かってもらえません。実家にいる間に、近所の一時預かりをおこなっている保育園に電話をかけてみましたが、「3歳以上しか預かっていない」「今は新規の方を受け付けていない」と、どこからも断られてしまいました。ワラにもすがる思いで役所を頼りましたが、紹介してもらった託児所は遠方。利用には踏み切れませんでした。そうこうしているうちに、1人目のときよりも早くつわりが終息しました。 妊娠中に発熱つわりが落ち着いた妊娠17週ごろ、今度は発熱してしまいました。実家や義実家にヘルプを要請しましたが、急なことで予定が合わず、夫は早くても19時半にしか帰ってこられないとのこと。またしてもワンオペで過ごさなければなりませんでした。ソファで横になりながら娘のおしゃべり相手になり、テレビを観てもらい、どうにかこうにかやり過ごしました。娘はいつも通りではないことに拒否反応を示す時期だったので、夕方いつもの時間にいつも通り一緒にお風呂へ入りました。熱が上がって、寒くて寒くて震えが止まりませんでした。無事にその日で熱は下がりましたが、本当に倒れたらどうしようと思いながら1日を過ごしました。 今、何かあったらどうする?私は子宮筋腫があり、胎盤が子宮筋腫の近くにあったため、妊婦健診のたびに、「出血やおなかの張りなど、何かあったらすぐに来てください」と言われていました。 幸い出産前まで子宮筋腫の影響はまったくありませんでしたが、娘と2人家で過ごしていると「もし今出血して、病院に行かなければならなくなったらどうしよう」「おしゃべりな娘を連れて病院に行って処置を受けるの?」「娘が病院に行きたくないとグズったら?」と思うと頭が痛かったです。幸い陣痛は娘の就寝後に始まり、夫とバトンタッチして病院に行くことができました。 結果としては、すべてどうにかなりました。しかし、出産前の身動きの取りづらい体で、寒いなか毎日娘と散歩に出かけていた出産直前の時期も、楽しかった反面、娘がグズる日などはつらかったです。当時は本当にワンオペの限界だったので、二度とあの時期には戻りたくないと思ってしまいます。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 著者:ひらたかおる二児の母。趣味はメルカリと写真。自分の備忘録と、いつか誰かの役に立つことを願って妊活中からブログを続けている。2018年から、自身の妊活や子育てでの経験をさらに活かすべくライターとして活動している。
2020年03月01日うちの夫は子煩悩で育児にも非常に協力的。私がいなくても安心して任せられるくらいなのですが、そんな夫にも長男くんが産まれた時に苦戦したことがあり…夫は涙に弱い!泣き止まない時はお手上げ状態の夫。「ママがいいか~ママ~」と呼ばれて「いや、もうちょっと頑張って! もう少し息抜きさせて!」と思った事もありました。夫が言うには、「泣き止まないとどうしたらいいかわからなくなる。焦る。」だそうで。その後に「赤ちゃんの泣き声は女性と男性とで聞こえかたが違う」という記事を読み、なるほどと納得しました。次男が産まれてパパに変化が…!次男は長男に比べてママっ子。夫にも懐いていますが私がいると「ママでお願いします」と全身で訴えてくるような子でした。そんな次男にうちの夫は泣いたらとにかく熱唱!長男の時だったら諦めていたであろう場面でも、J−POPをアレンジして熱唱し、乗り越える夫。それでもダメなら選曲を変えて切り替える。2人目育児でパパも強くなったんだなぁ~と思わずシミジミしてしまう私なのでした。週末、私が仕事の日は1人で子どもたち見てくれる夫に感謝感謝なのです。
2020年02月29日第一子は自然に妊娠しました。そして第一子を出産し、少し期間をおいて第二子への妊活を開始しました。しかし1年経っても子どもを授からず……。2人目不妊に悩んだ私の体験談をお伝えします。 第一子出産後、妊活開始第一子出産後、なぜか妊娠しませんでした。産婦人科に通い、基礎体温を測りながらわかったのですが、実は排卵していなかったようなのです。そんななか仕事へ復帰し、職場が変わってしまったこともあってか、精神面で弱ってしまい、うつ病を発症してしまいました。 育児と仕事の両立がうまくできずにいましたが、子どもが欲しい気持ちは強かったです。ところが、夫から妊活をやめたいと言われてしまいました。育児と仕事の両立をできずにいることに対して罵声を浴びせられ、私も精神的に追い込まれてしまい、当時は離婚の話もしました。 ですが、まずはうつ病を治して、職場も変えてから、今後についてどうするか決めようということになりました。 不妊治療をやめることに…半年後、子どもが欲しい気持ちに変わりはなく、不妊治療を再開しました。排卵誘発剤を使って人工授精を4回おこないましたが、妊娠せず。5回目のときに夫に原因があり、顕微受精でしか子どもができないということがわかりました。 私たちは共働きで、不妊治療の助成金は所得制限の対象になり受け取ることができません。高額な治療費がかかるため、夫に「不妊治療にお金をかけるなら、1人目の子にお金をかけてあげたい」と言われました。 悩んだ挙句、パートナーがそういう気持ちになっている以上、不妊治療を続けることができないと思い、不妊治療をやめました。 健康に意識して過ごしていたら夫との会話も一気に減り、しばらくは家庭内での笑顔が少なくなりました。でも、不妊治療をやめて、私の体への負担も少なくなったせいか、育児、家事、仕事をテキパキこなせるようになり、夫との会話もだんだんと戻ってきました。 そんななか、気休めではありますが、夫と共に運動を始め、夫は亜鉛のサプリ、私は葉酸サプリを飲み始めました。お互いの健康のために始めたことでしたが、ダイエットにも成功! 上の子は、トイトレがうまくいき始めており、また甥や姪と一緒に遊んでいるのを見て、ひとりっこでも、こうしてきょうだいのように遊んでくれる存在のありがたさを感じていました。 夫婦の心身が健やかであることそんなとき、生理が遅れていることに気づきました。妊娠していたのです!とてもうれしく、本当に感動しました。不妊治療は女の人だけでなくやはり男性にもプレッシャーはかかっています。改めてパートナーとの気持ちを通わせることは大切だな、と感じました。不妊治療は、先が見えず、不安なことだらけでした。だからこそ、心の負担が大きくなりすぎたときに一度思い切って休むことも必要だったんだな、と感じました。やはり夫婦の心身が健やかであることが大事なので、気休めでもストレス解消になることをして過ごせたことがよかったと思っています。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 著者:井上由美子3歳、0歳の二児の母。 今は子育てに奮闘中。
2020年02月28日現在、やんちゃな5歳と2歳の男の子2人を育てています。長男が生まれてから、寝る前に必ず「世界で一番大好きだよ!」と言っていました。しかしその後、次男が生まれて言葉を理解するようになると「僕は一番じゃないの!?」と喧嘩をするように……。別の言い方をするべきだったと後悔した私の体験談です。 世界で一番大好き!私は小さいころから両親に「好きだよ」「大切だよ」と言ってもらったことが一度もなありません。そのため、自分の子どもには毎日「大好きだよ!」と伝えようと決めていました。長男が生まれてさっそく、毎晩「世界で一番大好きだよ!」と伝えてから寝るのを日課に。 その後、長男が3歳のとき、次男が生まれました。赤ちゃん返りを心配した私は長男には今までどおり「一番大好き」と伝え、次男には「大好きだよ」とだけ伝えることに変更。しかしこの行動が後々後悔することに……。 どっちが一番なの?次男が2歳半のころ、言葉を理解するようになって長男とも口喧嘩をするようになりました。喧嘩のときに長男が「ママは僕が一番好きなんだ! ○○は二番なんだ!」と言うようになったのです! 当然、次男は「僕は二番なの?」と私に聞くように……。 慌てて「2人とも同じくらい大好きだよ!」と言っても2人とも納得しません。特に長男は「本当は僕が一番なんだよね?」と確認してくる始末。次男も「僕が一番がいい!」と泣きながら訴えます。 どちらもママにとって一番!今思えば、次男が生まれたときに、長男だけに「一番」を付けるのは控えるべきでした。私が「2人目が生まれたときは1人目を優先させる」という言葉の意味をはき違え、行動ではなく安易に言葉を使って優先したのが原因です。結果、長男は「僕が一番というのは嘘だったの?」と言い、2人に悲しく寂しい思いをさせてしまい猛省しました。 今も寝る前には2人に「大好きだよ」と伝えています。ただ、順位は言わず、聞かれたら「どちらもママにとっては一番かわいい子どもたちだよ」と言っています。 長男がちょうど順位や数字にこだわる年齢だったこともあり、「一番が2人いてもいいんだよ」ということを納得するのに時間がかかり大変でした。まさか毎日「一番大好きだよ」と言っていた言葉が、兄弟喧嘩の種になるとは思いもよらず……。子どもの性格にもよりますが、子育ては本当に難しいなと感じた体験でもありました。 著者:竹内優実5歳と2歳の男児を育児中。時短と節約が大好きなアラフォー母。簿記2級・MOSマスター・初級シスアド取得。パソコンを活かした育児グッズの作成が得意。夫は激務の為、ほぼ一人育児中。
2020年02月25日5歳と1歳の4学年差兄弟を育児中のゆきです。こちらの連載では現在1歳10カ月の次男を妊娠中のお話を書かせていただいてます!今回は「2人目出産のための入院で、持って行ってよかったもの」についてです。1人目のときは荷物をたくさん持っていったのに役に立たないものばかりで…、そのくせ足りないものがたくさんありました。しかしその時は里帰り出産だったため、足りないものは実母が買ってきてくれたり、洗濯した服や食べたいものを差し入れしてくれたので、なんとかなりました。しかし、いろいろなものを持っていきまくったせいで…たった数日の入院なのに、夜逃げするかのような荷物の量に…。その時の経験から、2人目のときは…と、いろいろ考えながら準備しました。2人目は里帰りナシ、さらに子どもは夜間立ち入りができない産院でしたので、面会時間も限られており、急にあれが欲しい! となっても手に入らない環境で…。▼夜間立ち入り禁止の産院について里帰りナシの2人目出産、産院選びで気をつければ良かったことは…? そんな2人目出産時を振り返り、持っていって大正解だったと思ったアイテムたちをご紹介します!■産院で買うと高い消耗品!●ティッシュ&ナプキンティッシュは、ちょっと赤ちゃんを拭いたり、鼻をかんだりでたくさん使ったので、箱ティッシュを持っていって良かったです。産褥パットは病院で追加で買うこともできましたが高い…!そしてゴワゴワして使いにくいので生理用ナプキンの方がフワフワで使い心地が良かったです。普段から生理で利用するため自分で使いやすいものは知ってますし、退院してからも使うのでいっぱい買い置きをしました。●タオル1人目の時は数枚でいいか~っと思っていましたが、お風呂や赤ちゃんの吐きこぼしを拭いたり、枕代わりにしたり、授乳中のおっぱいを拭いたり、手を拭いたり…めちゃめちゃ使いました!数枚は産院の持ち物リストにありましたが、たくさん持っていって大正解。それでも足りず、夫にも持ってきてもらったくらいです!■小腹と気持ちを満たすために!●小分けになったお菓子ご飯が17時と早いのに夜間も授乳で起きるので、深夜にお腹が空いてしまい…。そんなときのために「お菓子」を持って行きました!小分けタイプはお見舞いに来てくれた上の子にもあげることができたので便利でした。●お湯で溶かすスティックタイプの飲み物お湯で溶かすスティックタイプのミルクティや生姜湯などを持って行きました。レンジがないので、温かいものが欲しいときはこれがすごく重宝しました。授乳でご飯などがすぐ食べられないときに、温かい飲み物はものはとても貴重なものとなりました。あと、荷物に余裕があれば、2リットルのお茶や水などもあると便利だと思います。授乳でめちゃくちゃ喉が渇いてよく自動販売機で飲み物を買っていたので、持っていけば節約になってよかったな~と思いました。■意外と使い道が多いもの!●小さめのラップ授乳で乳首が切れてしまったときに保湿に張ったり、すぐに食べきれないデザートなどを包むことができました!1人目のときも産後に母に買ってきてもらい、重宝したので絶対持っていこう! と決めていました。●割れないマグカップや使い捨ての割り箸やスプーンマグカップは何かを飲むときに使うほか、上の子が来たときに食事を分けてあげるお皿代わりに使えて便利でした。割り箸やスプーンも、上の子がきたときに使ったり、いただいたデザートを食べるときに役に立ちました!こんな感じで2人目は、とても快適に過ごすことができましたし、荷物も1人目のときより少なく、ちょうどいい感じの荷物になりました。私の出産は2回とも別の産院だったのですが、小さい病院だったためどちらにも売店はありませんでした。売店があれば「いざというとき」のために持っていった荷物をもう少し減らせたのにな~と思います。人によって、または病院によって、必要なものは異なるので、今回書いたものが役に立たないこともあるかと思いますが、私の出産~入院で役に立ったものを紹介させていただきました。参考にしていただけると嬉しいです!
2020年02月13日2人目を出産したあと、親戚などに頼れない事情があり、夫も子どもたちが寝静まったころにやっと仕事から帰ってくるのが当たり前だったので、産後直後から「私ひとりでなんとか目の前のことを処理しなければ」と気負ってしまうことが多かったです。そのときに私が感じた「2人目出産後のママの壁」についてお話しいたします。 長女は産前産後要件で保育園に入園させた現在、3歳と生後7カ月の姉妹のママをしていますが、産後は基本的にワンオペ育児でした。しかし、ありがたいことに、私が住んでいる自治体では保育園の入園要件として「産前産後要件」というものがありました。これは、おおむね妊娠後期~産後2カ月ごろまで「保育に欠ける」と認定された子どもは入園の要件を満たし、保育園に優先して入園できる権利がもらえるというものです。私は本当に運が良く、長女を自宅近くの保育園に入園させることができたので、日中は主に保育園に通わせていました。 長女の赤ちゃん返りにイライラしかし、そう簡単になんでもうまくいくわけがありません。長女は、私の妊娠中はわりと泣きもせず落ち着いて登園できていたのですが、次女を出産後は次第に「保育園に行きたくない!」と言うようになったのです。さらに「家で2人で一体何をしているの?」と聞いてくることも……。ほかにも一度泣き出せば1時間はひたすら泣き叫んでいたり、長女はよく食べる子だったので、ストレスを食事で解消しようとし、食べ過ぎてしまったりすることがありました。私も今の状況をうまく長女に説明することができず、いわゆる「長女の赤ちゃん返り」に対して次第にイライラすることが増えていったのです。 長女を罵倒し、物に当たる毎日今思うと産後1~2カ月ごろが長女に対して一番当たりがキツかったように思います。正直に申し上げると、授乳しているところを邪魔しようとしたり、育児用ミルクを作っている最中にぶつかってきたり、次女が泣き叫んでいても「トイレついてきて」「抱っこして」と要求が止まらない長女に、「うるさい!」「ひとりでできるでしょ!」と罵倒し、腹が立ちすぎておもちゃを壁にぶつけてストレス解消したこともあります。当然長女はそんな私を見てさらに不安定になっていきました。感情的に怒鳴るたびに反省と後悔の毎日で、その場では「ごめんね……」と反省しても、なかなか穏やかなママとはなれず、理想とはほど遠い私でした。 長女優先をできる限り徹底したしかし、産後3カ月ごろになるとだんだんと冷静になれて、「これではいけない」と思い「長女ファースト」の思考をできる限り徹底しました。家事は最低限しかおこなわず、基本的に夫が休みの日だけ掃除機をかけたり風呂掃除などをおこないました。また、次女が寝たらなるべく長女と2人の時間を過ごすことや、夫に次女を預けて長女だけと遠くへお出かけして、特別感を与えるなど思い付く限りのことをやり切りました。 そして次女が生後6カ月ごろ、ようやく長女の気持ちも安定してきて「保育園に行きたい!」「私がひとりでする!」といった自立に向けた前向きな発言がと増えていきました。産後まもなくは私も不安定で一時的に感情的になってしまいましたが、すぐに軌道修正を図れば必ず子どもとの関係をやり直すことはできるんだと、今は実感しています。 著者:黒井夢乃二女の母。歯科衛生士資格あり。二女出産前まで歯科医院にて勤務。自身の体験をもとに、妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆している。
2020年02月11日息子が1歳5カ月になり、育児にようやく少し余裕が出てきたころに2人目の子どもを出産しました。産後はホルモンバランスの変化で精神的に不安定になっていたのですが、そんなときに私がパパに理解してもらいたいと思ったことをお伝えします。 産後のガルガル期 産後すぐに新生児育児が始まり、睡眠不足の毎日で少しのことでイライラしていました。そのとき母から、「産後は“ガルガル期”という、赤ちゃんを守る本能からイライラしてしまう時期があるんだよ。それは仕方のないことだよ」と励ましてもらいました。しかし、パパは「ママはなんでいつもイライラしてるのだろう?」と思っていたようで、何度も衝突しました。産後の女性の心と体の変化をパパが事前に知ってくれていたら、このガルガル期に少しでも笑顔が増えたのではないかと思います。 上の子じゃなく下の子を! 頻回授乳もあり、私は赤ちゃんにつきっきりになりました。しかし上の子もまだ1歳。授乳をしているとき上の子は口をギュッと結んで我慢しており、夜になるとその寝顔に「ごめんね」と謝り涙を流す毎日でした。パパは上の子とよく遊んでくれましたが、でもそうすることで上の子とママの間に溝ができていく気がしていました。赤ちゃんが泣いたとき、パパが上の子ではなく赤ちゃんのお世話を少し手伝ってくれたら、その間にママは安心して上の子と接することができるのにな……と思いました。 家事に完璧を求めないで! 1歳と0歳の子どもがいる日々は、かわいい反面本当に大変です。子どもをみるので精一杯で、家の掃除が行き届かなかったり、ごはんも冷凍食品やレトルトを多用したりしていました。「家事ができていなくてごめんね」とパパに伝えると、「今はできなくて当たり前。毎日掃除しなくてもいいし、ごはんもコンビニや出前でもいいよ。それより子どもたちと笑顔で遊んでくれていれば俺はうれしいから」と言われ、この言葉に本当に救われました。 夫も仕事をしているので、もちろん家事や育児を全部担うわけにはいきません。でも、理解をしてくれるということが私の心にゆとりを持たせてくれたのです。 年子の育児で余裕がなくなっていた私も、パパの理解ある言葉で笑顔を取り戻し、今しかない赤ちゃん期間を大切に過ごさなきゃもったいないと気付くことができました。何よりもかわいい子どもたちのために、これからも笑顔と思いやりを絶やさないようにしたいと思います。著者:松本のあ1歳男児と0歳女児の母。客室乗務員を現在育休中。年子育児の経験を多くの人に伝えるべく、自身の体験をもとに、妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆している。
2020年02月08日こんにちは! イラストレーターのにわゆりです。わが家は、2人目はどうしても1人目と同じように子育てすることができず、放任がちに…今回はそんな2人目育児あるあるです!1人目のときは、「あれもこれもやらせてあげたい! 可能性は無限大!」といろんな習いごとをやらせていたのですが、■遊びも習い事もめいっぱい!2人目は上の子の予定に振り回されることもあり、なかなかおも~い腰があがらなかったかーちゃん…。年中さんになってから、やっとひとつ始めました。最近はキーちゃんから「お勉強した~い」と言ってくれているので、年長さんにあがるタイミングで始めようと思っています。こんなふうに、何もかもがゆっくりペースになってしまう2人目…。■兄の友だちと一緒に遊ぶことが多い理由1人目と比べると、公園に積極的に行くことも少なくなっているような…。その理由のひとつが、モン太や家族の予定があるため、キーちゃんのお友だちと約束しづらいことだと思っています。気がつけば、モン太のお友だちと一緒に遊ぶことが多くなりました。キーちゃんも基本的にはモン太のお友だちと楽しく遊んでいますが、小さいがゆえに悔しい思いをすることもしばしば…たまにはキーちゃんのお友だちとも遊んであげたいなと思いつつ、モン太のときのように遊ぶ約束を立てられない理由が、実はもうひとつ…それは…■2人目はママ友が少なくなる!?1人目の育児はわからないことがたくさんあって不安なこともあり、積極的にママ友と交流していたのですが、育児に慣れた今、悩みを話す機会も少なくなりました。さらに子どもたちに手がかからなくなってきたので、当時より仕事が忙しくなり、ママ友との交流が激減しました。1人目のときとは全く環境も異なる2人目育児、ついゆっくりペースになってしまいますよね。それはそれでたくましく育ってくれているのですが、もう少しキーちゃんのために重い腰をあげていかないとな…と思うかーちゃんです。
2020年02月08日こんにちは、保育士の中田馨です。子どもが1歳を過ぎると徐々に考え始めるのが、2人目のこと。「きょうだいがいたら、賑やかだろうな」と思いますが、何歳差が親にとってラクに育てられるのか? 上の子のやきもちは大丈夫か? など気になることも。今回は、2人目を考えるタイミングについて話します。 心の準備はOK?2人目を「いつ産みましょう」という決まりはないものの、やはりママの心や体、生活のことも考えながら妊活をしたいものです。まずは、心を考えてみましょう。初めての出産、育児で最初の1年はきっとバタバタしていることだと思います。2人目を考えるのは、ママが育児に余裕が出てくるころがおすすめ。ママだけが「そろそろOK!」と思っていても、パパはそう思ってないことも。夫婦で話し合うことが大切です。ママだけが「2人目が欲しい!」と思ってもパパがそんな気分でなければ妊娠できませんから、やはり、パパの気持ちも大切にしなければいけません。私の場合、2人目がほしいと思ったのは、「抱っこ抱っこ!」の甘えん坊の長男の育児が落ち着いてきた2歳過ぎてからでした。そこから「そろそろ2人目はどうかな?」と夫と話し合いました。夫婦により2人目を考えられる時期は違いますので、焦らずきちんとお互いの気持ちを話し合いましょう。 体の準備はOK?産後すぐのママの体は、ホルモンバランスが崩れやすいです。体の調子が整っておらず、少しのことでイライラしてしまうこともあります。例えば、妊娠中に「年子がいいからすぐに妊活しよう!」と思っていたとしても、子どもを妊娠して育てるということは、やはりママの体にとって負担になります。ママの体のことを考えて、ママの産後の健診が終わって体が順調なことを確認し、生理がスタートしてから、徐々に妊活を考え始めるのがいいと思います。 また、帝王切開の場合は、最低でも半年は妊娠期間を空けたほうが良いといわれていますので、医師の指示に従いましょう。すぐの妊娠を望まない場合は、きちんと避妊しましょう。 お金の準備は?「2人目が欲しい!」と思っていて、心と体の準備もOKでも、気になるのはお金のこと。子ども一人育てるのにかかる費用は、約3000~6000万円といいます。(AIU保険会社調べ)。この金額をドン! と出されてしまうと「そんなにかかるものなんだー!」とびっくりしてしまいますが、一度にかかるお金ではないので、月々の夫婦の収入や国からの手当てなどを計算して計画的にやりくりを考えてみましょう。例えば、お金の面で考えてみると、 1~2歳差の場合・洋服などをおさがりで使いやすい・おもちゃが共有しやすい(おさがりが使える)・おむつ代が一度にかかる・保育園や幼稚園が重なるので保育料が割引になる・立て続けに進学資金が必要 3~4歳差の場合・おむつ代が重ならない・保育園の場合は保育料が割引になる・4歳差の場合、卒業、入学が重ならないので一度の大きな出費がない・洋服にしみなどがあり、使えず買い替えることもある・3歳差の場合は、卒業、入学が重なるので一度の出費がある・4年大学に行くと1年生と4年生で出費が重なる わが家の場合は4歳差なのですが、兄が先に習っていた習い事を、妹は幼児期から「やってみたい!」と言って一緒に通わせました。習い事を始めるタイミングが全て2人目は早くて、予定になかった思わぬ出費に感じました。 結局、何歳差が良いの?心、体、お金と気になることを書いてきましたが、結局のところは何歳差が良いのでしょうか? それも各家族の考え方で違うと思います。大切なのは2人目が生まれたあとの上の子へのフォローではないでしょうか。1歳差の場合は、急に「ライバル出現!」と感じ、何が起きたのか分からず「赤ちゃん返り」することもあります。まだ言葉の理解もできず、自分の気持ちを言葉で言えませんので泣いて「イヤだイヤだ!」、赤ちゃんのマネをして「抱っこして!」「おっぱいが欲しい!」と言ったりします。そんなときは、「お兄ちゃんなんだから少し待ちなさい」と言うのではなく、できるだけ優先して、その要求に応えてあげようという気持ちで行動するといいと思います。2歳差の場合は、簡単な言葉を理解できるようになっています。そのため、待ってほしいときは「おむつを替えたら抱っこするから待っててね」などと伝え、おむつを替えたらできるだけ上の子のところに行ってあげましょう。3、4歳差くらいになると、率先して赤ちゃんのお世話をしてくれることもあるでしょう。ママも、下の子が生まれて「嬉しいんだ!」と感じられる瞬間だと思います。とはいえ、やはり今までママたちの愛を独り占めしてきた上の子ですので、「わがままを言わずに頑張っている」部分があります。たとえ甘えてこなくても、「いつもお手伝いしてくれてありがとうね」と抱きしめるなどのスキンシップはできるだけたくさんしてあげるといいでしょう。 きょうだいが一緒に遊んでいるとき、「ああ、きょうだいがいてよかった」と思いますし、喧嘩しているときは「ああ、もう大変!」と思います。私自身は、総合して「生活が賑やかになって、さらにおもしろくなった」と感じています。パパとママが「この子にきょうだいがいたら、どんなおもしろい生活になるかな」と想像できるようになったときが、2人目を考えるタイミングかもしれませんね。 著者:保育士 一般社団法人 離乳食インストラクター協会 代表理事 中田家庭保育所施設長 中田馨0~2歳対象の家庭保育所で低年齢児を20年以上保育する。息子が食べないことがきっかけで離乳食に興味を持ち、離乳食インストラクター協会を設立。現在は、保育士のやわらかい目線での離乳食の進め方、和の離乳食の作り方の講座で、ママから保育士、栄養士まで幅広く指導。離乳食インストラクターの養成をしている。「中田馨 和の離乳食レシピ blog」では3000以上の離乳食レシピを掲載中。『いっぺんに作る 赤ちゃんと大人のごはん』(誠文堂新光社)も発売中!
2020年02月02日息子が1歳を過ぎ、そろそろ2人目を考えるようになったころ、正直そんな余裕がないくらい育児に悩まされていました。でも、年の差が近いきょうだいが欲しい気持ちはあります。理想は2歳差でした。今回は、私の2人目妊活エピソードをお伝えします。 そろそろ2人目を考えなければ…当時、息子は1歳3カ月。夜泣きはひどく、1時間以上まとまって眠ることが少ない状況でした。出産してから1年以上も睡眠不足が解消されていません。 そんななか、そろそろ2人目を考えるタイミングに。息子と同い年の子どもを持つママは次々と妊娠していきました。2歳差を好むママが多かったように思います。私もそうだったので、焦りを感じていました。 2歳差が理想だけど、もう半年もない!2歳差の子を産むには、いつまでに妊娠すれば間に合うのだろうと計算したところ、息子が1歳11カ月になるころには妊娠をしている必要があるとわかりました。本格的に妊活を開始したのは息子が1歳6カ月ごろ。もう半年もありません。 また、「女の子」が欲しかったため、産み分けにもチャレンジ。基礎体温表や排卵検査薬を使い、計画的に妊活をしました。ところが思うように妊娠できませんでした。 焦れば焦るほど妊娠できない年の差を意識するがゆえに、妊娠できないことに焦りを感じました。あっという間に息子は2歳になり、2歳差は不可能に。息子が2歳になってから妊娠し、年の差は3歳になりました。 2歳差が理想だった理由は、学校の卒入学が重ならないなど、メリットを感じていたからです。でも、今振り返れば、年の差はそこまで気にする必要はなかったかもしれません。 2人目は欲しいけれど、思うように妊娠できないと悩む方もいると思います。今振り返ると、あまり構えすぎないことも妊活するうえで大切だったかもと思います。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師REIKO著者:田中由惟一男一女の母。二人目の出産を機に食品会社を退職。現在は子育てのかたわら、記事執筆をおこなう。趣味はスポーツとピアノ、美味しいものを食べること。
2020年02月02日5歳と1歳の4学年差兄弟を育児中のゆきです!こちらの連載では次男を妊娠中のお話を書かせて頂いてます。1人目は里帰り出産でしたし、2人目妊娠前に引っ越しをしたので一から産院選びをしなければなりませんでした。はじめて受診した記事はこちら↓▼2人目妊婦、産院の「アレ」にありがたみを感じるしかし田舎のためか選択肢がなく、ネットで検索しましたが情報も少なく…。出産を受け入れてくれるかどうかという条件でしか選べませんでした。■産院にたいしては気になる点もありましたが… 後から聞いたところ、あまり評判のいい病院ではなかったようです。しかし、妊娠中に胎児にトラブルはなかったのと、2人目だったこともあり、とくに問題はありませんでした。そんな私ですが産院で少し残念だったことがあります。■私が唯一後悔していることは…!「夜間の子どもの立ち入りができなかったこと!!」1人目は立会出産を希望していた私たち夫婦ですが、今回は上の子のことを最優先に考えなければなりませんでした。それなのに私が2人目を出産した病院は「面会時間外に子ども立ち入り禁止」とのこと!それを知ったのは妊娠8か月頃、「出産時に関する持ち物や注意事項」が書いてある紙をもらってからでした。1人目を出産した病院は子どもが泊まれる部屋があったくらいなので、まさか「夜間子どもが入れない産院」があるなんて思ってもいませんでした。夜間に出産することになった場合、1人で陣痛~出産をすることになります。立会いを希望していた1人目のとき、陣痛時はパパが立ち会ってくれたのですが、はじめての出産のためお互いオロオロして、結局パパが仮眠している間に産まれてしまいました。出産~産後直後は1人で寂しい思いをしたので、今回の出産はできることなら産後すぐの時間はパパと過ごしたい…。そのため、昼に産みたいと思っていたのですが…。■いざ出産した時間は…いざ陣痛が来て産院に行ったのは深夜1時過ぎ…。上の子が入れないため送ってくれたパパは入り口でバイバイしました。そして深夜4時に出産しました。スピード出産だったので陣痛時はとくに寂しいと思うこともなかったです。しかし… 出産直後は産後ハイで眠れず、家にいる上の子に会いたくてやはりとても寂しい気持ちになりました。■確認しておけばよかったこと夜間は子どもが入れない産院があるなんて知らず…、ちゃんと確認して、子どもも入れる産院を選んでおけばよかったと反省しました。もしも次出産することがあるなら、下調べをちゃんとして思い残すことがないようにしたいと思います。
2020年01月23日1人目は完母で育てた私ですが、2人目はあえて混合育児を選択しました。母乳の出もよかった私がなぜ混合育児を選んだのか? その理由と合わせて、私が感じた母乳と育児用ミルクのメリット・デメリットをお伝えします。 母乳良好で混合育児を選択した理由とは?1人目のときは母乳もよく出ていて、子どももよく飲んでくれていたので、迷わず完母を選択しました。しかし、母乳のみ、育児用ミルクのみのように、どちらかに限定してしまうと、やはりそれぞれにメリットとデメリットがありました。 そこで、2人目は母乳と育児用ミルク、どちらも与えられるようにしようと、混合育児を選択しました。その結果、場所や状況に合わせてどちらかを選択でき、育児の負担やストレスは1人目とはまったく違いました。 母乳育児のメリット・デメリットは?母乳育児は子どもが飲みたいときにすぐ飲ませてあげることができ、荷物も少なく済むので、外出時にはとてもラクです。そしてお金がかからないのでとても経済的だと感じています。 ですが、母乳育児はほかの人が授乳を代わることができません。体調を崩してしまって薬が必要な場合は病院に行き、母乳にも影響のない薬を処方してもらわなくてはならないことが、私にとって一番不便でした。 ミルク育児のメリット・デメリットは?ミルク育児の一番のメリットは、なんと言ってもママ以外の人に授乳を代わってもらえることだと思っています。頻繁におなかが空いてしまう低月齢の時期でも、時間ごとに担当を決めておけば、ママも少し落ち着いて睡眠をとることができます。 しかし、月齢が上がってくると1回の育児用ミルクの消費量も増えてくることから、経済的には負担が大きく、外出先にベビールームがない場合に備えてお湯を常備しておく必要があるため、荷物がかさばってしまうというデメリットも感じました。 母乳・育児用ミルク・混合のどれを選択するのかはママ次第です。私個人としては、ママが楽しく育児できることが赤ちゃんにとっても一番いい選択だと思っています。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 イラスト/sawawa監修/助産師REIKO著者:前田奈々自閉症の長男、次男の二児の母。自身の体験をもとに妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆中。
2020年01月21日子宮口全開なのにそこから陣痛が遠のき、結局陣痛促進剤を使用して上の子を自然分娩した私。2人目の出産は条件が揃えば計画分娩も可能な産婦人科だったので、上の子の世話や夫の仕事の都合も考え、計画分娩で2人目を出産しました。よく2人目の出産は早いと言われていますが、私の場合もまさしくその通りでした。 いろいろな事情で決めた計画出産当日2人目でお世話になった産婦人科は、赤ちゃんの推定体重が2,500g以上で、子宮口も開いてきていれば陣痛促進剤を使用しての計画出産も可能な病院でした。そこで産後に里帰りの予定だった私は、万が一自宅で私と子どもだけのときに陣痛がきたり破水したりしたときのこと、出産時の上の子の預け先、入院中の夫の仕事の休みなども考え、計画出産を選択しました。 妊娠39週4日となる計画出産当日は子宮口が2cm、赤ちゃんもまだおりてきていないとのことで、当日中に陣痛が強くならなければ翌日再スタートとのことでした。 バルーンを入れ陣痛促進剤スタート入院当日は朝9時に内診後、子宮口を広げるバルーンを挿入し、10時から陣痛促進剤の点滴を始めました。陣痛促進剤の投与が始まって4時間程は生理痛のような鈍痛があるものの、夫や上の子の世話をするためにきてくれた実母と会話をしたり、テレビを見て楽しむ余裕がありました。 経産婦ということもあり、これからくる出産という名のフルマラソンのために、産院の売りでもある豪華な昼食も完食した記憶があります。 昼食後、あの痛みが!昼食を完食して1時間半程経ったころ、徐々に痛みが強くなり「ああ、これが陣痛だ……」という痛みに変わりつつありました。内診され、子宮口が7cmのときに先生が人工破膜をしてから痛みが一気に増したのです。 もうそこからは立ち会っていた夫とも会話はできず、腰を押してもらって30分程経ったころでしょうか。助産師さんが子宮口の確認をしたところ9cmまで開いており、器具が運ばれたり先生を呼び始めたり、バタバタと出産の準備が始まったのです。 あっという間に子宮口全開で出産!そこからは10分もかからず子宮口全開。いきみも3回ほどであっという間に次男を出産しました。母子健康手帳に書かれた分娩所要時間は1時間40分のスピード出産でした。 子宮口全開で陣痛が遠のいてしまい、痛みにもがき苦しみながら陣痛促進剤が効くのを待った1人目の出産を経験していた私。今回は夫も子宮口全開から出産までのスピードに、呆気に取られたことは言うまでもありません。 2人目を計画出産で産んだ私ですが、その後3人目も同じ産院にて計画出産で女の子を無事出産しました。3人目は陣痛の波に乗るのが遅くなりましたが、それでも分娩所要時間は2時間程でした。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師REIKO ◆関連動画出産ドキュメンタリー 著者:佐藤祐子二男一女の母。幼~高(中高は家庭科)の教員免許と保育士資格保有。洋菓子メーカーを退職後、現在は地元にて3人の子育てに日々奮闘中。自身の体験をもとに、妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆。
2020年01月08日うちの家族、個性の塊です
夫婦・子育ていまむかし
めまぐるしいけど愛おしい、空回り母ちゃんの日々