場面緘黙症について調べていくうちに、次女ちゃんは「緘動」なのではないか?と思い当たったまりまりさん。担任の先生からスクールカウンセラーへの相談をすすめられました。そんなとき次女ちゃんに変化があって……。…良いんだ。先生の言葉に救われて 何故か、他の子たちと同じようにやらせなくちゃ!と思い込んでいました……。でも、当たり前のことだけど、みんな一人ひとり違って良いし、それぞれのペースややり方を尊重してくれる先生に、とても助けられました。 ◇◇◇ 次女ちゃんが体育を休んでしまうことが気になっていましたが、先生が「次女ちゃんのペースで大丈夫ですよ」と言ってくれたことで気持ちが軽くなったまりまりさん。 無理に誘うこともせず、ひたすら見守っていてくれた先生のおかげで、ある日、次女ちゃんはドッジボールができるようになり、体育も休まず出席できるように! まりまりさんは、次女ちゃんが時間はかかっても自分で乗り越えられる力を持っていることに感激したのでした。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修/助産師 松田玲子 著者:マンガ家・イラストレーター まりまり2歳差の性格がまったく違う長女と次女の母です。次女の場面緘黙についてや姉妹の成長についてのんびり記録しています!
2023年02月09日家に来たドイツ人の女性に話しかけられたとき、次女ちゃんは固まってしまい何も答えられなくなってしまいました。まりまりさんがフォローをしても反応なし。このことで、まりまりさんは、次女ちゃんが「話さない」のではなく、「話せなくなってしまう」ということに気づきます。この症状はもしかして…!? このときやっと、場面緘黙症(ばめんかんもくしょう)かな〜?と気がついたのでした……! ◇◇◇ 場面緘黙症について調べていくうちに、表情がこわばって固まってしまう、次女ちゃんの症状は「緘動(かんどう)」なのではないか?と思い当たったまりまりさん。 担任の先生に次女ちゃんの「場面緘黙症」の疑いについて話をしたところ、スクールカウンセラーへの相談をすすめられます。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修/助産師 松田玲子 著者:マンガ家・イラストレーター まりまり2歳差の性格がまったく違う長女と次女の母です。次女の場面緘黙についてや姉妹の成長についてのんびり記録しています!
2023年02月08日アスペルガー症候群の夫、ユーマさんとの結婚生活からカサンドラ症候群になり、離婚したアコさんのお話です。夫のユーマさんはやさしくて真面目な人でした。しかしアコさんは、結婚後、息苦しさと孤独を感じるように。とくに産後は、育児の悩みを相談しても一緒に悩んでくれる様子が見られず、アコさんの心はどんどん離れていきました。そんな矢先に、事件が起こります。ユーマさんが、1歳の息子を真っ暗な1階の部屋に置き去りにしたまま、2階で寝ていたのです! アコさんが怒っても話がかみ合わず、アコさんはわかってもらうことを断念してしまいました。 周囲に相談しても「頼めばやってくれるのにぜいたく」などと言われてしまい、相談しては否定され、次第にアコさんは「自分が悪い」と自分を否定していくことも増えていきました。 ある日、アコさんは黙っているユーマさんにイライラが爆発してしまいました。するとユーマさんは……!?え?生理前だから? アコさんは、ユーマさんとわかり合えないことにイライラし、相談ごとをすることも少なくなっていきました。けれど日常の中で怒ることは多々ありました。 しかし、アコさんが怒ってもユーマさんは黙って聞いているだけ……。 何も言わないユーマさんに、アコさんは泣きながら意見を言ってと訴えましたが、ユーマさんは無言のまま。 しばらくして、アコさんは落ち着きを取り戻すと、「言い過ぎた」と言いました。するとユーマさんは、「大丈夫、わかってるし」と言いました。 そして、 「アコちゃん生理前ってよくこうなるからもう慣れた」 と言ったのです! アコさんは自分の気持ちをまったく理解してもらえず、イライラを生理前の症状ととらえられてしまい、絶句してしまいます……。体を震わすアコさんの横で、事態をわかっていないユーマさん。 アコさんはそれでも、まだユーマさんとわかり合いたい気持ちが残っていたため、割り切ることはできませんでした。そして、期待しては落ち込むを繰り返してしまうのでした。 アコさんは、自分の不満を女性ホルモンのせいにされることは悲しかったと言います。そして「俺は理解があるから」という態度に見えて腹が立ったのだとか。ユーマさんと「きっとわかりあえる」という期待があるからこそ、アコさんにとっては伝わらないときの打撃が大きかったのではないでしょうか。 作画:鳥頭ゆば著者:マンガ家・イラストレーター アゴ山シングルマザーで2児の母です。自分の体験談や過去に出会ったヤバイ人たちの話などを書いてます。イラストは鳥頭ゆばさんに描いて頂いています。
2023年02月07日アスペルガー症候群の夫、ユーマさんとの結婚生活からカサンドラ症候群になり、離婚したアコさんのお話です。夫のユーマさんはやさしくて真面目な人でした。しかしアコさんは、結婚後、息苦しさと孤独を感じるように。育児の悩みを相談しても一緒に悩んでくれる様子が見られないのです。アコさんの心はどんどん離れていきました。ある日、事件が起こります。ユーマさんは1歳の息子を真っ暗な1階の部屋に置き去りにしたまま、2階で寝ていたのです! アコさんが怒っても話がかみ合わず、アコさんはわかってもらうことを断念してしまいました。 息子放置事件後、ユーマさんに子どもを任せることが怖くなってしまったアコさん。自分で子どもたちを守らねばと、ますます育児の負担が増えてしまいます。ほかにもたくさんの負担がのしかかりますが、アコさんが周囲に相談しても誰にも理解してもらえません。するとアコさんは……。 主張がないということは…※誤)ユーマと子どもだけ過ごすことが→正)ユーマと子どもだけで過ごすことが ※誤)抱擁力→正)包容力 息子を放置されたことから、アコさんはユーマさんと子どもだけで過ごさせることを怖いと思うようになりました。 「私の子どもは私が守らないと」と、今まで以上に育児の負担が重くのしかかります。 ほかにもユーマさんはスマホでラインやネット注文などの利用を拒むため、注文などのお願いもできず、お出かけや買い物など、アコさんが考えて決めていました。 やがてアコさんは脳に疲れが出始めます……。 結婚前、アコさんはユーマさんのことを、自分の話に口を挟まずに何でも聞いてくれて、おおらかで包容力がある人だと思っていました。しかし今では自分の主張がない人だと感じるように。そしてそれは、アコさんの負担や不安が増えることだと気付いたのです。 たとえば、アコさんが風を引いたときのこと。ご飯を買ってきて欲しいと頼むと、なんとユーマさんは自分の分だけを買ってきました。また、妊娠したとき、子どもが初めてハイハイしたとき、アコさんが大喜びで伝えても、ユーマさんは表情を変えずに「そっか」と言うだけでした。 「何か言ってよ!」とアコさんが懇願するように伝えても、ユーマさんは石のように固まってますます黙ってしまいます。 これらのことを周囲に相談しても、「あなたが選んだ相手」「真面目できちんと働いているし、頼めばやってくれるのにぜいたく」「男なんて無口が普通」などと言われ、誰にもつらさを理解してもらえません。 相談するたびに、アコさんは「自分が悪いのだ」と、自分を否定していくのでした。 夫婦ともなれば将来の話、子育ての方針、日常の悩みごとなど、2人で話し合って意見を出し合って乗り越えていくものがたくさんありますよね。夫にもし意見がなかったら……。日々の小さなことだけでなく、将来像も見えなくて、不安になってしまうような気がします。アコさんの精神的負担が心配ですね。 作画:鳥頭ゆば著者:マンガ家・イラストレーター アゴ山シングルマザーで2児の母です。自分の体験談や過去に出会ったヤバイ人たちの話などを書いてます。イラストは鳥頭ゆばさんに描いて頂いています。
2023年02月06日数年前からキャンプにハマっている私たち家族。たき火をしたり虫捕りをしたり、子どもたちと貴重な経験ができるこの時間を大切にしています。そんなキャンプ好きな私たち。この日も、子どもを連れて、いつも通りの楽しいキャンプで終わるはずでした。しかし、片付けに追われ、娘から目を離していたとき、事件が起こったのです……。私は後悔の気持ちでいっぱいに……。 いつもどおりの楽しいキャンプ3人目を妊娠中のころ、6歳と3歳の2人の子どもを連れてキャンプに行きました。普段からよく使っているキャンプ場のため、子どもたちも慣れており、サイトの中で自由に遊んで過ごしていました。その日はあいにくの曇り空で、「明日の朝から雨」という天気予報……。雨が降る前に帰りたかったので、夜のうちから帰る準備を進めていました。 次の日の朝、ごはんを食べ終わるころから、しとしとと雨が降り始めました。わかってはいたものの、やはり焦る私たち夫婦。役割分担をしながらキャンプ道具を片付け始めました。 突然、ゴンッ!という鈍い音が!!車の後部座席の扉は荷物を入れるために開けっ放しで、3歳の娘は座席に乗って遊んでいました。夫が近くにいたこともあり、私は娘のことをあまり気にしてはいませんでした。すると、テントの中で片づけ作業をしていたそのときです。突然、「ゴンッ!!」という鈍い音とともに、娘の大きな泣き声がキャンプ場に響き渡りました。 慌ててかけつけると、夫に抱かれて大声で泣き叫ぶ娘の姿が。一部始終を見ていた夫の話では、開いていた後部座席のドアを越えて地面に真っ逆さまに落ち、頭を強打したとのことでした。ふと見ると夫の肩が血まみれではありませんか! なんと娘の頭から流れ落ちた血で真っ赤に染まっていたのです。 娘に対して申し訳ない気持ちに急いで救急車を呼んだものの休日ということもあり、頭を強打した小さな子どもを診てくれる病院はなかなか見つかりません。病院が見つかるまでの間、救急車で泣き疲れてぼんやりしている娘を見るととても申し訳ない気持ちになりました。 「あのとき私がしっかり見ていたら……」、「娘のことを気にかけていたら……」と、後悔する気持ちがどんどんあふれてきました。その後救急車は無事に病院に着き、すぐに処置をしてもらい一安心。頭の傷は4針縫う大けがでしたが、幸い脳の損傷などもなく現在娘は元気に過ごしています。 ふとした気のゆるみから大けがにつながることを身をもって体験した私は、余裕のないときほど、子どもたちの行動に気をつけなければいけないと反省しました。あれから3人目の出産がありキャンプから遠ざかっていましたが、最近また行き始めました。事故が起こらないよう安全に配慮して、楽しく過ごせるように心がけています。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日になりますように! 著者:小林ゆかこ8歳、5歳、1歳の3児のママで現在育休中。Instagramに育児絵日記を投稿中。
2023年02月06日小学校入学と同時にドイツへ行くことになり、次女ちゃんのストレスを心配していたまりまりさんでしたが、次女ちゃんは学校への行きしぶりもなく、呑気症も改善。しかし……。学校での様子は いろいろ端折っているところもありますが、こんな感じの1学期でした! ◇◇◇ ドイツの小学校に転入した次女ちゃんは、1学期が終わるころになってもクラスの子にあいさつを返すことができませんでした。不安になったまりまりさんが担任の先生に相談したところ、授業中の音読ができたり、指されれば答えられたりなど、本人はそこまで困っている様子ではないと言われます。そうは言われたものの、入学してから1人も友だちができない次女ちゃんが心配になって……。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修/助産師 松田玲子 著者:マンガ家・イラストレーター まりまり2歳差の性格がまったく違う長女と次女の母です。次女の場面緘黙についてや姉妹の成長についてのんびり記録しています!
2023年02月06日アスペルガー症候群の夫、ユーマさんとの結婚生活からカサンドラ症候群になり、離婚したアコさんのお話です。夫のユーマさんはやさしくて真面目な人でした。しかしアコさんは、結婚後、息苦しさと孤独を感じるように。とくに娘が生まれてから、より顕著になっていきました。育児の悩みを相談しても一緒に悩んでくれる様子が見られないのです。アコさんの心はどんどん離れていきました。友人に相談しても「やさしい夫なのに」と悩みを理解してもらえず、アコさんは落ち込みます。そして、ユーマさんは頼めば子どものお世話もよくしてくれるから十分なのだと、思おうとしていました。そんな矢先に、ユーマさんが、息子を真っ暗な1階の部屋に置き去りにしたまま、2階で寝ているという事件が! アコさんは惨事を目の当たりにして「ぽったん!」と叫びました。 次の日、アコさんはユーマさんとじっくり話をしました。はたしてユーマさんの言い分は……!? そういうことじゃない! ※誤)貯まりすぎて→正)溜まりすぎて 翌日、ユーマさんとアコさんはじっくり話しましたが、ユーマさんは、なぜ2階で寝ていたか自分でもわからないと言います。 そして、「ゴメン、ほんと疲れて……」という言葉を聞いたとき、アコさんの溜まっていたものが湧き出しました。 育児を毎日しているアコさんだって寝不足で肉体が限界であること、アコさんこそ疲れていると訴えたのです。 するとユーマさんは「アコちゃんみたいにできる人間じゃなくてほんとごめん。もう一緒に寝ないから安心して」と言いました。 きちんと育児をしてほしいという話をしていたのに、もうやらないから安心してと、間違った解釈をしているユーマさん。この話さえも通じないのかと、アコさんは、打ちひしがれ、そして伝えることを諦めることにしました。この日を境に、子どもをユーマさんに任せることはほぼ、なくなってしまったのでした……。 アコさんは自分も疲れているから、「疲れていることを言い訳にせず責任感をもって育児をしてほしい」「アコさんは寝不足だから、せめて夜は分担させてほしい」こういうことをユーマさんに伝えたかったのだと思います。それなのにもうやらないから安心してと言われてしまっては、ショックですよね。再度説明して、わかってもらおうとする気力が起こらなくなってしまうのも、無理はないのかもしれません。 作画:鳥頭ゆば著者:マンガ家・イラストレーター アゴ山シングルマザーで2児の母です。自分の体験談や過去に出会ったヤバイ人たちの話などを書いてます。イラストは鳥頭ゆばさんに描いて頂いています。
2023年02月05日ストレスから空気を飲み込んでしまう呑気症と診断された次女ちゃん。食欲不振で体重も減ってしまいました。お腹の張りは改善されないまま、小学校入学を迎え、まりまりさん一家は海外へ行くことに。環境が変わり症状は…? 次女ちゃん1年生のときのお話です。 入学&引っ越しでかなりの負担がかかっていたはずなのに、何故か学校も嫌がらず、呑気症も改善した次女ちゃん。 なので、「子どもはすぐ慣れるって!」という都合の良い言葉にすがりつきたかったものの、まあ、現実はそんな訳はなかったのです……。 ◇◇◇ 小学校入学と同時にドイツへ行くことになり、次女ちゃんのストレスを心配していたまりまりさんでしたが、学校への行きしぶりもなく、呑気症が改善し、食欲も戻ったことにひと安心。 ですが……いつまでたっても同じクラスの子にあいさつできない次女ちゃんなのでした。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修/助産師 松田玲子 著者:マンガ家・イラストレーター まりまり2歳差の性格がまったく違う長女と次女の母です。次女の場面緘黙についてや姉妹の成長についてのんびり記録しています!
2023年02月05日「場面緘黙症に気づくまで」第4話。保育園だけでなく、お家での食欲も落ちてしまった次女ちゃん。さらに、おなかがぽっこりと出ていることに気づき、病院で検査を受けたところ、空気を大量に飲み込んでしまっているせいで胃が大きくなっていることが判明しました。ちょっとお下品な表現もありますので、苦手な方はご注意ください……。 原因はわかったけど…症状は改善されず ストレスから空気を飲み込んでしまう呑気症(どんきしょう)と診断された次女ちゃんは、食欲不振で体重も減ってしまいました。 小児科の先生に処方してもらったお薬もあまり効かず、保育園卒園まで症状は続いていました。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修/助産師 松田玲子 著者:マンガ家・イラストレーター まりまり2歳差の性格がまったく違う長女と次女の母です。次女の場面緘黙についてや姉妹の成長についてのんびり記録しています!
2023年02月04日娘が脳症になったとき最終話。風邪症状で受診、そのまま入院となった娘さん。入院以来、食べ物どころか水も飲むことが許されていない状況が続いていましたが、回復をし始め、飲食物も少しずつ試し始め…。ようやく外出許可もおりましたが…。「いつ何があってもおかしくない」「重い障害が残るのは覚悟してほしい」。医師からそう告げられた娘は、2週間の入院のあと、無事退院することができました。その後1カ月の経過観察を経て保育園にも通えるようになり、元の日常へ戻ったのですが……。 退院後の生活は…? 一難去ってまた一難。ハナの入院中、驚くほどしっかりと家族を支えてくれていた夫は、ハナの退院後、心労からダウン。結局長期休職することになってしまいました。 ハナもまったく不安がなくなったかというとそんなこともなくて、落ち着いてからも約半年ごとに診察に通い続けました。その中で知能テストのようなものをしたところ、得手不得手にだいぶ偏りがあることが判明して(生まれつきなのか、脳症の後遺症なのかは不明)言語療法を受けたり、友だち関係で悩んでカウンセリングに通ったり。ようやく落ち着いて、もう通院しなくいいと言われたのが中学生のとき。ところがまた新たな病気が見つかり(これも脳症との因果関係は不明)、すぐ通院が再開しました。 こんな感じで10数年ずーっと病院にお世話になりっぱなしのハナですが、現在は高校生になり、なんとかやっています。好きなバンドがいて、おしゃれやダンスが好きで、大学にも行きたいようです。 私が今回娘の脳症になったときの話を描こうと思ったのは、これが当時私が本当に知りたかったことだからです。 娘が脳症で入院していたのは、たった2週間でした。その短い間に今まで生きてきて一番つらい思いをしました。夫婦で気が狂ったよう にネットを検索して、同じように脳症になった子の症状やその後の様子、少しでも元気になった子の話を聞きたいと思っていました。友だちに相談することはできず、孤独でした。この先どうなるのか、本当に不安でした。 もちろん、1人ひとりの症状は違います。ハナの場合は、こんな感じでした、というだけの話です。でももし今あのときの私と同じような気もちで泣いている親御さんがいて、私たちの話が何かの役に立ったらいいなあと、私も娘も思っています。 著者:マンガ家・イラストレーター 和田フミ江姉妹の母。趣味はゲームと旅行と美味しいものを食べること。
2023年02月03日保育園以外のお友だちには人見知りしてしまい、みんなの輪の中に入っていけない次女ちゃん。まりまりさんは不安を感じながらも、学校に行けば慣れるだろうと思っていました。そんなとき、次女ちゃんの体に変化が……?異変に気付き、検査をしてみたら… 年長さんの11月末ごろのこと。 年長さんになってから、保育園で給食があまり食べられなかった次女ちゃん。この時期からさらに家でもあまりごはんを食べなくなってしまいました。 ストレスからくる症状とのことで、そんなにたくさんストレスを抱えてたんだなぁと、気付けなかった自分が情けなく……。長女が同じ環境で何とかやれてしまっていたので、どっかで大丈夫だろうという油断?があったのだと思います……。 ◇◇◇ 保育園だけでなく、お家での食欲も落ちてしまった次女ちゃん。さらに、次女ちゃんのお腹がぽっこりしていることに気づきました。病院で検査を受けたところ、空気を大量に飲み込んでしまっているせいで胃が大きくなっていることが判明。 ストレスから現れる症状だと聞いたまりまりさんは、次女ちゃんがそれほどまでにストレスを抱えていたことにショックを受けるのでした。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修/助産師 松田玲子 著者:マンガ家・イラストレーター まりまり2歳差の性格がまったく違う長女と次女の母です。次女の場面緘黙についてや姉妹の成長についてのんびり記録しています!
2023年02月03日風邪症状で受診、そのまま入院となった娘さん。入院以来、食べ物どころか水も飲むことが許されていない状況が続いていましたが、回復をし始め、飲食物も少しずつ試し始め…。外出許可が下り、週末ハナが自宅へ帰ってきました。久々の自宅でハナはとてもリラックスした様子。走り回るような元気さはないものの、たくさん眠ってのんびり過ごしていました。生後7カ月の二女ハッパも、なんだかうれしそうで、ハナと並んでよく寝ていました。 うれしさの反面、不安が押し寄せ… 月曜日に病院に戻って再入院。と言っても手続き上もう一度入院しただけで、診察を受けたあと、先生から「これで退院です」と言われました。私も夫も現実感がわかず、なんだかボーッとしながら病院を出ました。私と手をつないでいるハナが隣を歩いている。ほんの2週間前までは当たり前だったことがまるで夢のようで、景色が白っぽく光ってふわふわして見えたのを覚えています。 ちなみに、ハナの入院費は「高額療養費制度」の適用になったため、驚くような金額にはならずホッとしました。精神的にギリギリのところに経済的な負担までのしかかってきていたらもっと大変だったと思います。これでハナが元どおり元気になって一件落着! ……となってほしかったのですが、そう何もかもうまくはいきませんでした。 著者:マンガ家・イラストレーター 和田フミ江姉妹の母。趣味はゲームと旅行と美味しいものを食べること。
2023年02月02日2月3日は節分です。赤ちゃんと迎える初めての節分をどうやって過ごそうか考えている人も多いのではないでしょうか。だけれど、節分ではおなじみの豆まきに、赤ちゃんの「ある危険」が潜んでいるって知っていましたか?豆をのどに詰まらせる事故に要注意!地域にもよりますが、節分の豆まきには「節分豆」として売られている大豆を使うのが一般的です。この節分豆を部屋や玄関などにまくわけですが、乳幼児がいる家庭では注意しなければいけないことがあります。それは、豆をのどに詰まらせる事故です。 乳幼児に硬い豆やナッツ類等を食べさせるのは実はとても危険で、消費者庁が「5歳以下の子どもには食べさせないで」と注意を呼びかけるほど。窒息の危険性があるのはもちろんのこと、豆やピーナッツなどの小さな破片が気道に入ってしまうと、気管支炎や肺炎などを起こすケースもあります。いずれも最悪の場合は死に至ることも。 節分といえば年の数だけ豆を食べるのがしきたりですが、5歳以下の小さな子どもに食べさせるのはNGです。さらに、部屋にまいた豆を赤ちゃんが拾って飲み込んでしまわないように、赤ちゃんがいる部屋では豆を投げない、落ちた豆はしっかりと後片づけをするなど、豆の扱いには注意しましょう。 ※2018年に消費者庁が公表した資料において、「豆やナッツ類は、3歳頃までは食べさせないようにしましょう!」と注意喚起されていましたが、2021年に公表された資料では「硬い豆やナッツ類等は5歳以下の子どもには食べさせないで」と年齢を引き上げて注意喚起されています。 参考:消費者庁「食品による子どもの窒息・誤嚥(ごえん)事故に注意!―気管支炎や肺炎を起こすおそれも、硬い豆やナッツ類等は5歳以下の子どもには食べさせないで―」 赤ちゃんがいる家庭では「豆まき」をどうやって楽しむ?では、赤ちゃんのいる家庭ではどうやって豆まきを楽しんでいるのでしょうか? 先輩ママたちに聞いてみました。 「小分けにした節分豆を袋ごと投げました。もちろん投げたあとはすぐに回収。お掃除もラクでよかったです」 「赤ちゃんにも節分の雰囲気を体験させてあげたかったので、豆の代わりに『たまごボーロ』を投げました。鬼の格好をしたパパを見て大泣きしてしまったので、投げるどころじゃありませんでしたが(笑)」 「私の育ったところでは、真っ暗な部屋でお菓子をまいて、それを子どもたちが拾う風習があるので、子どもが小さいうちは、わが家でもお菓子をまいていました。子どもたちも『普通の節分より楽しい』と喜んでいました」 子どもが小さいうちは豆まきを控えて、代わりにお菓子を使ったという声が多かったです。普通の豆まきは6歳を過ぎてからでも遅くないので、小さいうちは子どもの安全を第一に考えてあげたいですね。家族みんなで節分を楽しめますように!著者:ライター 妹尾香雪
2023年02月02日年長さんになり、給食が食べられないという理由で保育園への行きしぶりを見せるようになった次女ちゃん。行ってしまえば楽しく過ごせていて、結局お休みせずに通えていましたが、新たな問題が……。恥ずかしがり屋だから? 保育園以外のお友だちとの関わり方について。 描き忘れましたが、今思えば、こういうときにほとんど言葉を発することがなかったです。 「恥ずかしがり屋、引っ込み思案な子」で定着していましたが、何回会ってもこの慣れなさ加減は、もう症状が出ていたんだなぁ……と思います。 ◇◇◇ 保育園のお友だちとは変わらずに過ごせるけれど、保育園以外のお友だちには人見知りしてしまい、みんなの輪の中に入っていけない次女ちゃん。 何回会っても慣れない様子に、まりまりさんは不安を感じながらも、保育園や家では遊べているので、学校に行けば慣れるだろうと思っていたのでした。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修/助産師 松田玲子 著者:マンガ家・イラストレーター まりまり2歳差の性格がまったく違う長女と次女の母です。次女の場面緘黙についてや姉妹の成長についてのんびり記録しています!
2023年02月02日アスペルガー症候群の夫、ユーマさんとの結婚生活からカサンドラ症候群になり、離婚したアコさんのお話です。夫のユーマさんはやさしくて真面目な人でした。しかしアコさんは、結婚後、息苦しさと孤独を感じていくように。それはとくに娘が生まれて顕著になっていきました。娘に「自閉症スペクトラムのグレーゾーン」という診断が出たとき、前に進めると感じたアコさん。けれども医師の診断を疑うユーマさんの姿に、アコさんの心はどんどん離れていきました。友人に相談しても「やさしい夫なのに」となかなかアコさんの孤独な気持ちを理解してもらえず、アコさんはますます落ち込んでしまいます。ユーマさんとわかり合えないことに悩むアコさんでしたが、ユーマさんは、アコさんが上の娘と過ごす時間をとれるようにと、下の息子の面倒をよくみてくれていました。そんな姿を見て、アコさんは「これで十分ではないか」と、自分に言い聞かせようとしていました。 しかし、そんな矢先に、ユーマさんのことを信用できなくなる事件が起こってしまいます……!下の子を夫に任せたところ… 1歳の息子、ぽったんはパパ見知りをしませんでした。そこでアコさんが娘のしずくちゃんと一緒に過ごす時間を確保するために、今日はユーマさんがぽったんと下の部屋で寝ることに。 2階でアコさんとしずくちゃんが寝ていると、ぽったんの泣き声が聞こえてきました。 ユーマさんが一緒にいるので、きっと泣き止ませてくれるだろうと、アコさんは再度眠りにつこうとしました。しかし、泣き声は止むどころか、どんどん大きくなっていきます。 さすがに気になったアコさんは、ぽったんの様子を見に行こうとしました。 すると、1階でぽったんと一緒にいるはずのユーマさんが、アコさんの隣で寝ているではありませんか! 「何やってんの……!?」と言って、アコさんはあわててぽったんのところに駆けつけました。 そこには真っ暗な部屋で、布団の上でひとりお座りして泣いているぽったんの姿が! 「あああああああ! ぽったん! ぽったんー!」 ぽったんの泣き声と一緒に、アコさんの悲痛な叫び声が響き渡ったのでした。 自発的ではなかったけれど息子さんのお世話を引き受けてくれたので、アコさんはこのときユーマさんのやさしさを感じていたのだそう。それだけに、そして子どもの安全に関わる出来事だからこそ、衝撃が大きかったのではないでしょうか。 作画:鳥頭ゆば著者:マンガ家・イラストレーター アゴ山
2023年02月01日息子のアオちゃんの日常を描く、つぐみ屋さんの育児マンガを紹介します。2歳のアオちゃん。今日も元気いっぱい、怪獣になりきって駆けまわっています。つぐみ屋さんが「子どもってなんであんなに走るの好きなんだろう……」と思っていると……。べしゃ!!アオちゃんは転んでしまいました。するとアオちゃんはつぐみ屋さんがびっくりする方法で、治療をし始めたのです……! 絆創膏がダメなら…!? 元気いっぱいの2歳のアオちゃん、走っていたら転んでしまいました。 つぐみ屋さんが「痛いの痛いの飛んでいけー」をしてあげようとしましたが、「シールペタしたいの」と、アオちゃんは絆創膏を求めてきました。 けれども打っただけで、血が出ていない様子。「絆創膏は要らないよ」とつぐみ屋さんは言いました。 するとアオちゃんは無言で何やらガサゴソし始めました。つぐみ屋さんが不思議に思いながら見守っていると、アオちゃんは充電器を取り出したのです。 そして「だいじょうぶ」と言ったかと思えば次の瞬間、「プスリ」。 転んで痛くした足に充電器の先端をくっつけたのです。 「これでいたくないの」と満足げなアオちゃん。 そして次におでこに「プスリ」。 「なおったの」と、とうとう充電器で回復したアオちゃんなのでした。 ◇◇◇ 充電器で自分を充電するアオちゃん。スマホが身近になった現代ならではの発想ですね。回復したあとのドヤ顔がとってもかわいくて癒されます……♡ ※小さな子どもは、唾液や汗で手が濡れていることがあります。コンセントやプラグに触ることは感電事故などにつながる恐れがあり危険なので、遊ばせないようにしましょう。著者:マンガ家・イラストレーター つぐみ屋2020年6月生まれ、食いしん坊アオちゃんのママです。
2023年02月01日2歳差の姉妹を育てているまりまりさん。次女ちゃんが場面緘黙症に気づくまでの様子をつづっています。大きな問題なく保育園に通えていた次女ちゃんでしたが、年長さんになって様子が変わり始めて……。年長さんになったら… 場面緘黙症(ばめんかんもくしょう)とは、簡単に言うと、家や家族の前では話せるけど、社会的な状況では話せなく(声が出なく)なってしまう疾患です。あまり知られていない疾患ということもあり、家族や本人でさえ場面緘黙症と気づかずに苦しんでいる場合が多いようです。わが家も、気づくまでに時間がかかったので、その経過をざっくりとお伝えできたらと思います。あくまでもわが家の場合ですが、どなたかのお役に立てたらうれしい限りです。 次女ちゃんは、年長さんになってから初めて、保育園への行きしぶりが出てきました。当時は、給食を主な理由にしていましたが、今となっては、いろいろプレッシャーが大きかったのが負担だったんだろうなぁと思います。行きしぶりはあったけど、行ってしまえば楽しく過ごせていて、結局お休みせずに通えていました。 ※場面緘黙症(ばめんかんもくしょう):言語能力は正常なのに、学校など特定の場面や人に対して、話すことができないという小児期特有の状態です。選択性緘黙症とも言います。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修/助産師 松田玲子 著者:マンガ家・イラストレーター まりまり2歳差の性格がまったく違う長女と次女の母です。次女の場面緘黙についてや姉妹の成長についてのんびり記録しています!
2023年02月01日3人の子どもを育てているサチさん。3人とも初めての発熱は突発性発疹が原因でした。なので、1番下の子が発熱したときも安易に考えていたら、まさかの事態になってしまい……?サチさんとサチさんのお母さんよりも遅れて病院に到着した夫。サチさんは夫に「私がもっと早く病院に連れて行ってあげていたらこんなことに……」と涙を流しながら言いました。 すると、「落ち着いて。サチのせいではないから」「それより冷静に救急車を読んでくれてありがとう」と、夫。 そして夫が着いて少ししたころ、ようやく処置室の扉が開き、先生に呼ばれたサチさん夫婦。 現在のヒカリちゃんの状態は、「けいれんは40分以上続き、現在ヒカリちゃんの体温は、40℃ある」「さらに、自発呼吸ができていないので、挿管をしている」と、先生は言いました。 ヒカリちゃんはICU(集中治療室)へ移るようで、付き添いができないので家族はみんな家に帰ることになったのです。管につながれた娘を見て言葉を失ってしまい… 「ご家族の方はいったん帰っていただくことになります」 先生のその言葉に、サチさんの夫は「妻だけでも付き添いは難しいでしょうか?」と聞きました。 すると、「規則なのでそれはできません。急変があれば連絡をしますので今日のところはお帰りください」と、先生。 サチさんが「ヒカリには会えますか?」と聞くと、ICUに運ぶ前に少しだけ会えるというのです。そして、明日も15分間以内で面会可能とのことでした。そしてようやく会えたヒカリちゃんは、たくさんの管につながれて眠っていたのです。その姿に夫は言葉を失ってしまい、サチさんもヒカリちゃんの名前を呼ぶことしかできませんでした。◇◇◇ ICUに運ばれる前に、少しだけヒカリちゃんの姿を見ることができたサチさん夫婦。想像していたよりもつらそうなヒカリちゃんの姿を見て、驚いていましたね。付き添いができない今は、ただただヒカリちゃんが早く良くなることを祈ることしかできなくて、もどかしいですね。 著者:マンガ家・イラストレーター つきママワーママで3児の母。子育て、仕事、マンガを描くこと。どれも全力投球しています!監修者:医師 神奈川県立こども医療センター総合診療科部長 松井 潔 先生愛媛大学医学部卒業。神奈川県立こども医療センタージュニアレジデント、国立精神・神経センター小児神経科レジデント、神奈川県立こども医療センター周産期医療部・新生児科等を経て現在、同総合診療科部長。小児科専門医、小児神経専門医、新生児専門医。
2023年01月31日妊娠中、医師から赤ちゃんが仙骨部分に巨大な腫瘍ができる仙尾部奇形腫(せんびぶきけいしゅ)と診断された、ゆーとぴあさん。その後、無事出産し、赤ちゃんの腫瘍を取る手術も終えました。術後、ゆーとぴあさん夫婦は、PICU(小児集中治療室)にいる赤ちゃんに会いに行き、赤ちゃんの様子が見ることができて一安心。赤ちゃんの退院後の生活に慣れるため、ゆーとぴあさんは病院に泊まることになりました。息子ともに始まる、新しい生活無事退院できることが決まり、入院の支払いをしに行くと……。 ※子供医療無料制度→自立支援医療(育成医療)※自己負担額は収入によって変わります。 病院からの請求額が300万円を超えて驚きが隠せなかった。 受付の方によると、政府の助成金制度により、消耗品やクリーニング代のみの金額に。 外の世界に初めて触れる息子・咲太郎と共に、新しい生活が始まった。 通常であれば、約300万円の支払いをすることになっていた、ゆーとぴあさん。しかし、政府の助成金のおかげでミルクやオムツ、シーツ代などの支払いだけで済みました。大金を払えないからと子どもの手術を断念する家庭がないよう、このような制度があると安心ですよね。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修者:医師 神奈川県立こども医療センター総合診療科部長 松井 潔 先生愛媛大学医学部卒業。神奈川県立こども医療センタージュニアレジデント、国立精神・神経センター小児神経科レジデント、神奈川県立こども医療センター周産期医療部・新生児科等を経て現在、同総合診療科部長。小児科専門医、小児神経専門医、新生児専門医。著者:マンガ家・イラストレーター ゆーとぴあ男の子2人を育てるママ。長男くんは仙尾部奇形腫、次男くんは発達障害児。事実を基にした子育てに関するエピソードをマンガ化し、Instagramに投稿しています。
2023年01月31日ママたちから寄せられた体験談や悩みをマンガ化しているまめねこさん。今回はまめねこさんご自身の子育て中の悩みについてです。まめねこさんは、9歳と4歳の男の子を育てています。子育てしていると、つい、長男くんにイラっとしてしまうことがあるそう。まめねこさん自身、大人げないなぁと思い、そして今度こそは穏やかにいこうと反省するのだけれど、結局声を荒げてしまいます。まめねこさんの日常の悩んでいる様子と、フォロワーのママさんたちの実践しているイライラ対策を紹介します。ある日、ピアノの練習をする長男くんが、練習中にイライラし始めました。イライラに反応しないようにと、耐えていたまめねこさんでしたが……!? つい、子どもにカッとしてしまう私 「イライラ対策まとめ」編 2人の男の子を子育て中のまめねこさん。イライラしてカッとなってしまうことに悩んでいました。 長男くんはピアノの練習中、うまくいかなくなると激しくイライラしてしまいます。弾く前は「聞いていてね。よかったらほめてね!」とかわいい長男くん。ですが、いざ弾き始め、「今のよかったよ!」とまめねこさんが褒めると……。 「今の全然ダメだった!」 と、思うように弾けないことにイライラしていて受け入れません。かといって、まめねこさんが別室へ行くことは許されないため、まめねこさんは長男くんのイライラをずっと聞いていることになります。すると今度は、 「今、ママが変な音出したから失敗した!」 と長男くんに言われたまめねこさん。とうとう大声で怒ってしまいます。 「だったらこの部屋からいなくなってもいいよね!」「そういうのね、八つ当たりって言うんだよ!」 あとから大人げなかったことを反省し、次は穏やかに対応しようと心に誓うまめねこさんですが、結局また同じことを繰り返してしまいます。まめねこさんは負のループから抜け出したいと、このことをSNSで伝えて、フォロワーさんに、子育てでイライラしたとき、どうやって気持ちを落ち着けているのかを聞いてみました。 すると、なんと300件を超えるアドバイスが!!! 他のママたちも同じように悩み、そして試行錯誤していることがわかったまめねこさん。アドバイスをくれたフォロワーさんにお礼を言いつつ、みなさんのアドバイスをまとめて紹介したのでした。 子どもにイライラしたときの怒りの鎮め方は人それぞれで、いろいろな方法があるのですね。たくさんのママたちからのコメント、参考になりますね。 印象的だったのは、子どものころにピアノがうまく弾けなくてお母さんに八つ当たりしていたというママさんから、まめねこさんの投稿に届いていたコメント。「母に悪いことしたと今でも思うし、『ママのせい!』と言っているときに本当はママのせいではないことはわかっているけれど、コントロールできなかった」とのこと。子ども側も葛藤していて、自分の感情と闘っているのですね。まめねこさんの長男くんも同じ気持ちかもしれません。最初は一生懸命ピアノに耳を傾けて、長男くんを褒めていたまめねこさん。まめねこさんの、大声を出したことを反省する気持ちを含め、長男くんを想う気持ちは、きっと伝わっているのではないでしょうか。 著者:マンガ家・イラストレーター まめねこ4歳差男子2人のママ。クセの強い長男と、自我芽生えまくりの次男、ふわっとした夫、ブッサかわな愛犬とで5年前から山奥暮らしを満喫中。Instagramでは日々の知育あそびや、フォロワーさんのお悩みをマンガ化して投稿しています。
2023年01月31日私には3歳3カ月の長男と1歳2カ月の次男がいます。つい先日、次男が歩けるようになりました。まだよちよち歩きなので外では歩かせたことがなかったのですが、お散歩に行くと下におろしてと暴れます。そのため、長男が歩き出したくらいのときに履いていた靴を履かせることにしたのですが……。 長男のお下がりの靴がピッタリだったので長男は歩くのが遅めで、12cmのファーストシューズを購入していましたが、あまり履くことはなくしまったままにしていました。私は何でもすぐにメルカリで売ったり人にあげたりしてしまうのですが、下の子が生まれたらお下がりにできるかもしれない……と取っておいてよかったなぁと改めて思ったものでした。 そして、次男にそのお下がりの靴を履かせてみると、足の指部分もきつすぎずブカブカすぎずピッタリだったので、私は内心とても喜び次男に履かせたのです! 毎日お下がりの靴でお散歩に行く日々次男は相変わらずお散歩が大好きで、毎日外に行きたい!と自分の靴を持ってくるようになりました。私は何の疑いもなく毎日その長男のお下がりの靴を履かせていたのですが、1週間ほど経ったときに足に大きなマメができていたことに気付いたのです! とても痛そうだったのでびっくりしました。 次男自身は痛そうな素振りをしなかったので気付きませんでしたが、そういえば足のサイズを測ったことがなかったなぁと思ったのです。長男の靴を買うときはお店でサイズを測ってから購入したのですが、次男は私が勝手にピッタリだと決めつけてその靴を履かせていました。 お店で足のサイズを測ってもらうことに私がピッタリと思っていても、次男にとっては足のサイズが合っていなかったのかもしれません。また、洗ってから保管していたので12cmより縮んでしまった可能性もあります。私がお下がりでいいや!というケチな考えなあまり、次男に痛い思いをさせてしまいました。 そして、そのあと改めてお店へ行って足のサイズを測ると12.5cmがピッタリだったのです! たったの0.5cmであっても、赤ちゃんにとっては大きな違いなんだと実感しました。 長男のお下がりの靴を次男に履かせてマメができてしまいました。その後絆創膏を貼っていたら自然に完治したのですが、申し訳ないことをしたなと思っています。私が思うピッタリサイズと、お店で測る足のサイズは違うと知ることができました。洋服などのお下がりは多少の大小は構わないと思いますが、靴のお下がりには気をつけていきたいです。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 作画/あんこママ監修/助産師 REIKO著者:森下ミメカ3歳男児と1歳男児の母。長男妊娠を機に専業主婦に。2歳差育児の大変さを痛感中。現在、子育てや暮らしについてのブログや体験談を執筆している。
2023年01月31日3人の子どもを育てているサチさん。3人とも初めての発熱は突発性発疹が原因でした。なので、1番下の子が発熱したときも安易に考えていたら、まさかの事態になってしまい……?救急車で運ばれたヒカリちゃん。病院に到着すると、すぐに処置室に運ばれました。サチさんとお母さんは待合でヒカリちゃんの処置が終わるのを待つことに。 そしてしばらくすると、看護師さんが待合室に来て「あの、こちらお渡ししておきます」と言って、ビニール袋を手渡してきました。 その中身は、ハサミで切られた状態のヒカリちゃんの洋服だったのです。その洋服を見て、サチさんはヒカリちゃんが重症なのではないかと不安になってしまいました。 それからサチさんとお母さんは、処置室の前でヒカリちゃんの無事を祈りながら待っていると、ようやく夫が病院に着いたのです。ご家族の方はいったん… 病院に到着した夫に、サチさんは「私がもっと早く病院に連れて行ってあげていたらこんなことに……」と涙を流しながら言いました。 すると、「落ち着いて。サチのせいではないから」「それより冷静に救急車を読んでくれてありがとう」と、夫。 そして夫が着いて少ししたころ、ようやく処置室の扉が開き、先生に呼ばれたサチさん夫婦。 現在のヒカリちゃんの状態は、「けいれんは40分以上続き、現在ヒカリちゃんの体温は、40℃ある」「さらに、自発呼吸ができていないので挿管をしている」と、先生は言いました。 ヒカリちゃんはICU(集中治療室)へ移り、付き添いができないので家族はみんな家に帰ることになったのです。 ◇◇◇ 「家族の方は一旦帰っていただくことになります」と先生に言われて、驚いてしまったサチさん。処置室の扉があいて、ようやくヒカリちゃんの顔が見られると思っていたのに、付き添いができないなんて余計に心配になってしまいますね。 著者:マンガ家・イラストレーター つきママワーママで3児の母。子育て、仕事、マンガを描くこと。どれも全力投球しています!監修者:医師 神奈川県立こども医療センター総合診療科部長 松井 潔 先生愛媛大学医学部卒業。神奈川県立こども医療センタージュニアレジデント、国立精神・神経センター小児神経科レジデント、神奈川県立こども医療センター周産期医療部・新生児科等を経て現在、同総合診療科部長。小児科専門医、小児神経専門医、新生児専門医。
2023年01月30日アスペルガー症候群の夫、ユーマさんとの結婚生活からカサンドラ症候群になり、離婚したアコさんのお話です。夫のユーマさんはやさしくて真面目な人でした。しかしアコさんは、結婚後、息苦しさと孤独を感じていくように――。アコさんが娘の発達のことを相談すると「大丈夫だよ」と言うユーマさん。悩みに真剣に向き合ってもらえないと、アコさんは心のすれ違いを感じるように。その後、病院で娘は「自閉症スペクトラムのグレーゾーン」という診断を受けました。診断結果を聞いて前へ進もうとするアコさんと、医師の診断を疑うユーマさん。ますますアコさんの心は離れていきました。悩んだアコさんは……。アコさんは、友だちにユーマさんのことを相談しますが、「いい人なのに贅沢な悩み」と誰にも理解してもらえません。 ユーマさんとの関係に悩み、落ち込むアコさん。どんどん深みにはまっていってしまって――!? じわじわ時間をかけて鬱っぽくなっていった私 ※誤)新婚の頃はも→正)新婚の頃は アコさんは、ユーマさんと性格が正反対だからこそ合う夫婦だと思っていました。しかし、子どものことを相談すると、固まって返事が来なかったり、思うような答えが返ってこなかったりして、最近は「合わないのかな」と思うように。 そんな風に思ってしまう自分を、アコさんは、ユーマさんの意見を尊重できない自分がいけないのかもしれないと、思い悩むようになりました。 「うちはもう期待しない」「夫なんて共同の経営者って考えればいい。割り切って考えたらすごいラク」 友だちのこういったアドバイスは正しいと思えたアコさん。ユーマさんが子どものお世話をしているのを見ては、割り切れない自分がいけないように感じてどんどん落ち込んでしまいます。 娘に嫌われても落ち込まず、娘との時間を作るために下の子の面倒を見てくれているユーマさんは、いわゆるイクメンだなと思いました。しかし、ユーマさんを認めようとしていたところに、事件が起こってしまうのでした。 アゴ山さんのSNSでこのマンガを読んだ、アコさんと同じ境遇のママたちからは、「エピソードに共感しかない」「周りの言葉に傷つくのわかります」「うちと同じすぎて読んでて苦しくなります」と、共感の声が届いていました。毎日一緒に過ごす、そして子育てを共にするパートナーである旦那さんと心が通い合えていないつらさは、当事者しかわからないものなのかもしれません。相談されるとつい助言しなくてはと思ってしまいがちですが、悩みにじっくり耳を傾けて、悩みを理解し、寄り添うことを心がけたいですね。 監修/助産師 松田玲子 作画:鳥頭ゆば 著者:マンガ家・イラストレーター アゴ山シングルマザーで2児の母です。自分の体験談や過去に出会ったヤバイ人たちの話などを書いてます。イラストは鳥頭ゆばさんに描いて頂いています。
2023年01月30日妊娠中、医師から赤ちゃんが仙骨部分に巨大な腫瘍ができる仙尾部奇形腫(せんびぶきけいしゅ)と診断された、ゆーとぴあさん。その後、無事出産し、赤ちゃんの腫瘍を取る手術も終えました。術後、ゆーとぴあさん夫婦は、PICU(小児集中治療室)にいる赤ちゃんに会いに行き、赤ちゃんの様子が見ることができて一安心。赤ちゃんの退院後の生活に慣れるため、ゆーとぴあさんは病院に泊まることになりました。息子の退院に向け、奮闘する母息子が退院できるように、「指ブジー(肛門の孔(あな)を拡張するため、肛門の中に指を入れること)」を病院に泊りがけで練習することになり……。 親子で病院に入院することに。初めての赤ちゃんとの生活で戸惑いや大変なことがあったけれど、やっぱりかわいいと思った。 そして「指ブジー」も習得し、夫に退院の旨を伝えると、「何も用意してないよ!」と焦りの声が。 「余裕を持った生活をしていたのに、何も準備していなかった……」と今になって焦り出したが「やっと退院することができる」と実感。 そして退院の日。支払いを済ませに行き、出された紙に記載してあったのは……。 初めて赤ちゃんと長い時間を過ごした、ゆーとぴあさん。お子さんの育児は大変だと思いましたが、それと同時に「かわいい」と感じたそうです。みなさんも、育児中「つらさ」や「しんどさ」を感じたことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか。そんな大変な育児の中でも、みなさんがお子さんのことを「やっぱりかわいいな……」を感じられたときは、どんな瞬間でしたか? ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修者:医師 神奈川県立こども医療センター総合診療科部長 松井 潔 先生愛媛大学医学部卒業。神奈川県立こども医療センタージュニアレジデント、国立精神・神経センター小児神経科レジデント、神奈川県立こども医療センター周産期医療部・新生児科等を経て現在、同総合診療科部長。小児科専門医、小児神経専門医、新生児専門医。著者:マンガ家・イラストレーター ゆーとぴあ男の子2人を育てるママ。長男くんは仙尾部奇形腫、次男くんは発達障害児。事実を基にした子育てに関するエピソードをマンガ化し、Instagramに投稿しています。
2023年01月30日妊娠中、医師から赤ちゃんが仙骨部分に巨大な腫瘍ができる仙尾部奇形腫(せんびぶきけいしゅ)と診断された、ゆーとぴあさん。その後、無事出産し、赤ちゃんの腫瘍を取る手術も終えました。術後、ゆーとぴあさん夫婦は、PICU(小児集中治療室)にいる赤ちゃんに会いに行き、赤ちゃんの様子が見ることができて一安心しました。息子の退院後の生活に不安を覚え…術後の赤ちゃんの様子を見て一安心。次の日、夫と病院へ向かうと……。 病院に行き、息子に会いに行く日々。 それから2週間。医師から「退院できるかもしれない」と告げられ、息子の退院後に必要なジェルを肛門に塗ったあと、肛門の中に指を入れる「指ブジー」について教えてもらったり、かぶれ防止の塗り薬や飲み薬ももらったりした。 その後、医師からは「すぐに赤ちゃんと暮らすと大変だから」と言われ、ブジーの特訓も兼ねて、2泊3日で病院に泊まることになった。 だんだんと快方に向かっていった、息子・咲太郎くん。咲太郎くんの退院に向け、ゆーとぴあさんもしなくてはならないことがたくさん出てきましたね。2泊3日の後、上手く行けば赤ちゃんと一緒に家に帰れるのですが、「頑張らないと……」と不安な様子のゆーとぴあさん。初めて赤ちゃんを迎えるのはうれしさもありますが、不安もありますよね。みなさんがはじめて赤ちゃんと家で過ごした日、何を思いましたか? ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修者:医師 神奈川県立こども医療センター総合診療科部長 松井 潔 先生愛媛大学医学部卒業。神奈川県立こども医療センタージュニアレジデント、国立精神・神経センター小児神経科レジデント、神奈川県立こども医療センター周産期医療部・新生児科等を経て現在、同総合診療科部長。小児科専門医、小児神経専門医、新生児専門医。著者:マンガ家・イラストレーター ゆーとぴあ男の子2人を育てるママ。長男くんは仙尾部奇形腫、次男くんは発達障害児。事実を基にした子育てに関するエピソードをマンガ化し、Instagramに投稿しています。
2023年01月29日3人の子どもを育てているサチさん。3人とも初めての発熱は突発性発疹が原因でした。なので、1番下の子が発熱したときも安易に考えていたら、まさかの事態になってしまい……?ヒカリちゃんがけいれんを起こし、救急車を呼んだサチさん。しばらくして、「ピンポーン」とインターフォンが鳴りました。「救急車、もう来たのかな? サイレン鳴ってないのに……」と思って確認すると、インターフォン越しにいたのは、サチさんのお母さんでした。 すぐに家の中に入ってもらい、ヒカリちゃんの今の状況をお母さんに伝えるサチさん。「救急車呼んだ?」と、お母さんに聞かれたとき、ちょうど「ピーポーピーポー」とサイレンの音が聞こえてきたのです。 救急要請から、約10分で救急車が到着。ヒカリちゃんはすぐに搬送され、サチさんとお母さんは一緒に救急車で病院へ向かいました。 救急車に乗っている間もヒカリちゃんのけいれんは続いていて、「早く病院に着いてほしい」とサチさんは願うばかりでした。子どもが重症なのかと思ったら、涙が止まらなくて… 病院に到着すると、ヒカリちゃんはすぐに処置室に運ばれました。サチさんとお母さんは待合でヒカリちゃんの処置が終わるのを待つことに。 そしてしばらくすると、看護師さんが待合室に来て「あの、こちらお渡ししておきます」と言って、ビニール袋を手渡してきました。 その中身は、ハサミで切られた状態のヒカリちゃんの洋服だったのです。その洋服を見て、サチさんはヒカリちゃんが重症なのではないかと不安になってしまいました。 それからサチさんとお母さんは、処置室の前でヒカリちゃんの無事を祈りながら待っていると、ようやく夫が病院に着いたのです。 ◇◇◇ 医師曰く、緊急時点滴を手に確保すると服が脱がせなくなるため、服を切る必要があるそう。 処置のためにハサミで切られたヒカリちゃんの服を見て、涙が出てしまったサチさん。普通に服を脱がせる余裕もないぐらいの状態だと思ったら、心配でたまらなくなってしまいますね。 監修者:医師 神奈川県立こども医療センター総合診療科部長 松井 潔 先生愛媛大学医学部卒業。神奈川県立こども医療センタージュニアレジデント、国立精神・神経センター小児神経科レジデント、神奈川県立こども医療センター周産期医療部・新生児科等を経て現在、同総合診療科部長。小児科専門医、小児神経専門医、新生児専門医。著者:マンガ家・イラストレーター つきママワーママで3児の母。子育て、仕事、マンガを描くこと。どれも全力投球しています!
2023年01月29日アスペルガー症候群の夫、ユーマさんとの結婚生活からカサンドラ症候群になり、離婚したアコさんのお話です。アコさんの夫、ユーマさんは、やさしくて真面目な人。しかし、なぜか結婚生活に息苦しさと孤独を感じていたアコさん。あるとき、ユーマさんが自分に向けて心から笑っているところを見たことがないことに気が付きます――。娘を出産し、育児に追われる中で、アコさんは娘の発達が遅いのではないかと心配していました。相談しても「大丈夫」としか言わないユーマさんに、心のすれ違いを感じるように。その後、1年かけて病院に通って出た娘の診断は「自閉症スペクトラムのグレーゾーン」でした。しかしユーマさんは医師の診断を受け入れていない様子。そんなユーマさんを見て、ますますアコさんの心は離れていきました。友だちにユーマさんの愚痴をこぼしても、よくできた夫なのにと、アコさんの気持ちを理解してくれる友だちはいませんでした。アコさんは自分の心が狭いのかと、罪悪感に苦しむように……。 育児や療育に追われ忙しい毎日を過ごしていたアコさん。娘にチックを疑う症状が現れ始めたのに気が付きます。 娘が夫を嫌がる理由 娘のチックのような症状が出てきたので、眼科などを受診しますが、目には異常がなくやはりストレスかもしれないと言われ、落ち込むアコさん。 「上の子を優先してね」と言われて、自分の子育てを責められているような気持ちに。 そしてある土曜日。アコさんは生理だったため、娘に「パパとお風呂に入って」と伝えました。けれども娘は「やだ、やだ」と言って聞きません。 思わずパパの何がそんなに嫌なのかと聞くと、「パパの顔!」というまさかの答えが……! ユーマさんの目の前だったので、アコさんはあわててそんなことを言う娘を注意しました。そしてアコさんは、きっとまだパパの嫌なところをうまく表現できないのだろうと考えたのでした。 アコさんは、当時を振り返り、「今ではチックのような症状は自閉症スペクトラムゆえかなと思うけれど、このときは自分の子育てのせいだと自分を責めてしまった」と言います。娘さんのために定期的に療育に通うほか、家でもできることを取り入れて、忙しい毎日を送っていたアコさん。もっとやらないといけないのか、これでは足りないのか、という気持ちになってしまったことに、胸が痛んでしまいますね。 監修/助産師 松田玲子 作画:鳥頭ゆば 著者:マンガ家・イラストレーター アゴ山シングルマザーで2児の母です。自分の体験談や過去に出会ったヤバイ人たちの話などを書いてます。イラストは鳥頭ゆばさんに描いて頂いています。
2023年01月28日3人の子どもを育てているサチさん。3人とも初めての発熱は突発性発疹が原因でした。なので、1番下の子が発熱したときも安易に考えていたら、まさかの事態になってしまい……?ヒカリちゃんのけいれんが左右非対称なことに気づき、119番通報したサチさん。パニックになりながらも、なんとか救急要請が終わり、あとは救急車の到着を待つだけです。 しかし電話を切った後も、ヒカリちゃんのけいれんは治まらず顔色も悪くなっていています。サチさんは病院へ行く準備をしなければと思い、支度をしていると……。「ピンポーン」とインターフォンが鳴りました。「え? もう救急車着いた? サイレンなってないのに……」とサチさんは不思議に思っていて確認してみると……?家に誰か来る予定はないのに… インターフォン越しにいたのは、なんとサチさんのお母さんでした。 すぐに家の中に入ってもらい、ヒカリちゃんの今の状況をお母さんに伝えるサチさん。「救急車呼んだ?」と、お母さんに聞かれたとき、ちょうど「ピーポーピーポー」とサイレンの音が聞こえてきたのです。 救急要請から、約10分で救急車が到着。ヒカリちゃんはすぐに搬送され、サチさんとお母さんは一緒に救急車で病院へ向かいました。 救急車に乗っている間もヒカリちゃんのけいれんは続いていて、「早く病院に着いてほしい」サチさんはそう願うばかりでした。 ◇◇◇ 無事に救急車が到着して、病院へ運ばれることになったヒカリちゃん。けいれんしている子どもと2人きりで不安だったとき、お母さんが来てくれてサチさんは心強かったのではないでしょうか。 監修者:医師 神奈川県立こども医療センター総合診療科部長 松井 潔 先生愛媛大学医学部卒業。神奈川県立こども医療センタージュニアレジデント、国立精神・神経センター小児神経科レジデント、神奈川県立こども医療センター周産期医療部・新生児科等を経て現在、同総合診療科部長。小児科専門医、小児神経専門医、新生児専門医。著者:マンガ家・イラストレーター つきママワーママで3児の母。子育て、仕事、マンガを描くこと。どれも全力投球しています!
2023年01月28日アスペルガー症候群の夫、ユーマさんとの結婚生活からカサンドラ症候群になり、離婚したアコさんのお話です。アコさんの夫、ユーマさんは、やさしくて真面目な人。しかし、なぜか結婚生活に息苦しさと孤独を感じていたアコさん。あるとき、ユーマさんが自分に向けて心から笑っているところを見たことがないことに気が付きます――。娘を出産し、育児に追われる中で、アコさんは娘の発達が遅いのではないかと心配していました。相談しても「大丈夫」としか言わないユーマさんに、心のすれ違いを感じるように。その後、1年かけて病院に通って出た娘の診断は「自閉症スペクトラムのグレーゾーン」でした。診断を受け入れてどこかスッキリしたアコさんと、黙ってうつむいたままのユーマさん。診断を受けた病院からの帰り道、ユーマさんは、医師の診断を信じていないということを言ってきました。これから娘のことを夫婦で考えて協力していきたいと思っていたアコさんは、そんなユーマさんにショックを受けます。そしてますます心が離れていってしまうのでした。 ある日、友だちと子連れでカフェにきたとき、アコさんはユーマさんについて愚痴をこぼしました。すると、友だちから思わぬ意見が返ってきて――!? 友だちの意見 ※誤)お金使い→正)お金遣い アコさんは、ユーマさんについて、悩みごとを相談しても固まって黙ってしまうこと、たまに返ってくる返事もかみ合わなくて疲れてきてしまったことを友だちに話しました。 すると友だちは口々に言いました。 「アコが怖くて何も言えないだけじゃない?」「ユーマくん、温厚だし我慢してるんだよ!」「文句言ってこないだけまし! うちはお金遣いは適当だし文句ばっか!」「最近ちょっとモラ入ってきてさー」 思わず、そういうことじゃないと言いかけるアコさんですが、友だちは止まりません。さらに、浮気も暴言もなく、頼んだことはなんでもやってくれるのはできた夫だから、文句言うのはかわいそうだと言うのです。 そして「はっきり言って恵まれている」とまで……。 カフェの帰り道、アコさんは自分の愚痴は自分のわがままと受け止められることにモヤモヤします。 そして、ユーマさんが協力的でよくできた夫であると思えずに不満を持ってしまうことについて、自分は最悪だと思ってしまいます。やがて、ユーマさんにモヤモヤするたびに罪悪感で自分を責めるようになっていくアコさんでした。 アコさんは友だちから「いい夫じゃん」と言われると確かにそうだと納得し、また、友だちのもっと酷い夫の愚痴を聞くと、何も言えなくなったそうです。そうして自分は不満ばかり言って贅沢だと、自己嫌悪に陥ってしまったと言います。誰にもつらい気持ちを理解してもらえないまま罪悪感に苛まされたアコさん。孤独を感じるのも無理はないですよね。せめて周囲の人に寄り添ってもらえていたら……と思わざるをえません。 作画:鳥頭ゆば著者:マンガ家・イラストレーター アゴ山シングルマザーで2児の母です。自分の体験談や過去に出会ったヤバイ人たちの話などを書いてます。イラストは鳥頭ゆばさんに描いて頂いています。
2023年01月27日3人の子どもを育てているサチさん。3人とも初めての発熱は突発性発疹が原因でした。なので、1番下の子が発熱したときも安易に考えていたら、まさかの事態になってしまい……?けいれんを起こしたヒカリちゃん。その様子を見てサチさんは、どうしたらいいのかわからなくなってしまいました。 ですが、「落ち着け、落ち着け」と自分に言いきかせて、夫が言っていたけいれんを起こしたときにしておくべきことを、確認しました。 サチさんは、ヒカリちゃんがけいれんし始めた時刻をメモして、けいれんの様子を細かく観察。すると、けいれんが左右対称ではないことに気がつきました。そしてすぐに救急車を呼んだのです。横向きに寝かせていますか? ヒカリちゃんのけいれんが左右非対称なことに気づき、119番通報したサチさん。パニックになりながらも、なんとか救急要請が終わり、あとは救急車の到着を待つだけです。 しかし電話を切った後も、ヒカリちゃんのけいれんは治まらず顔色も悪くなっていています。サチさんは病院へ行く準備をしなければと思い、支度をしていると……。「ピンポーン」とインターフォンが鳴りました。 「え? もう救急車着いた? サイレンなってないのに……」とサチさんは不思議に思ったのです。 ◇◇◇ 医師曰く、子どもがけいれんを起こした際に嘔吐したら、嘔吐物が喉につまらないよう拭き取り、横向きにしてあげるのが良いとのこと。お母さんもけいれんも子どもがけいれんを起こしたら、パニックになってしまうかもしれません。しかし慌てずに状況観察をして、子どもを見守ってあげられるといいですね。 監修者:医師 神奈川県立こども医療センター総合診療科部長 松井 潔 先生愛媛大学医学部卒業。神奈川県立こども医療センタージュニアレジデント、国立精神・神経センター小児神経科レジデント、神奈川県立こども医療センター周産期医療部・新生児科等を経て現在、同総合診療科部長。小児科専門医、小児神経専門医、新生児専門医。著者:マンガ家・イラストレーター つきママワーママで3児の母。子育て、仕事、マンガを描くこと。どれも全力投球しています!
2023年01月27日うちはモフモフ暮らし
めまぐるしいけど愛おしい、空回り母ちゃんの日々
やっぱり家が好き〜おっとぅんとみったんと私〜