陣痛の痛みはどのくらい? 兆候や時間、間隔など心配ごとを事前チェック。また、経産婦と初産の陣痛の差などもお伝えします。 (15/19)
現在、3人の子育てをしている私は3度の出産を経験していますが、そのなかでも一番バタバタしたのが1人目の出産時です。初めての出産で右も左もわからなかった私が、前駆陣痛だと思っていた痛みは実は陣痛でさらには自宅で破水……。慌てふためきバタバタし、他にちょっとしたハプニングもあった出産体験談を紹介します。 近日中に出産と言われる予定日前日1人目の出産は里帰り出産をせず、夫と2人で臨む初めての出産でした。出産予定日前日の健診では、助産師さんに「明日か明後日あたりには生まれるかもね」と言われていましたが、このまま陣痛が来なければ翌週の健診で入院の日にちを決めると言われて帰りました。 しかし、帰ってからというものの、なんだかおなかがズキズキ痛い……。赤ちゃんが出てくるように刺激もされたし、そのせいかな〜とのんきに考えながら家事をして、いつものように過ごしていました。 前駆陣痛かと思っていたら破水!昼間から続いている不規則なおなかのズキズキはなかなか治まらず、夫が帰ってきた20時ごろになってからようやく痛みの間隔の時間を計り始めました。 けれど痛みの間隔はバラバラで痛みがひどくなるわけでもないので、前駆陣痛かなと様子を見ていました。それから2時間後、布団でゴロゴロしていたところ、おなかから「プチッ」という音とともに水が流れる感じがあり、確認をしたら下着がびしょびしょになっていました。 ここでようやく前駆陣痛だと思っていた痛みは陣痛だったことに気付き、あたふたと病院に向かいました。 いざ出産というときに夫が消える病院に着いてから約2時間陣痛と戦い、分娩台に向かったのですが、陣痛が弱くなり陣痛促進剤を使うことになりました。そこから約2時間陣痛促進剤が効いてくるのを待っていたのですが、途中で立ち会っていた夫が飲み物を飲んでくると病室に戻っていきました。 それから約30分後。遂に出産というときに夫がいない! 助産師さんが呼びに行ってくれて、無事立ち会い出産となったのです。実は、血がダメな夫は私の点滴を刺すときに出た血を見て病室で倒れかけていたようです。 最初から最後までバタバタしていた出産は、私にとっても夫にとっても忘れられない強烈な思い出です。ちなみに血が苦手な夫は下の子2人の出産にも立ち会いましたが、倒れることはなく今では立派なイクメンパパに進化しました。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 ◆関連動画出産ドキュメンタリー 著者:佐藤祐子二男一女の母。幼~高(中高は家庭科)の教員免許と保育士資格保有。洋菓子メーカーを退職後、現在は地元にて3人の子育てに日々奮闘中。自身の体験をもとに、妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆。
2019年09月05日無知だった若いころ、出産の痛みは「鼻からスイカを出すくらい痛い」という例えを聞いて、出産とは赤ちゃんが出てくる“その瞬間”の痛みがすごいのだと思っていました。妊娠してから、その前の陣痛が相当痛いらしいということを知りましたが、実際に出産を経験してみると、ほかにも意外な痛みがあったのです。 陣痛は叫び声が出るほどの痛みだった!私の初産は、陣痛促進剤を使っての出産となりました。陣痛促進剤の点滴が始まってしばらくすると、だんだんと生理痛のような痛みが襲ってきました。 もともと、それほど生理痛がきついほうではなかったので、徐々に強まってくる痛みに「あーこれはしんどいかも」と思っていましたが、まだまだ序の口。少しずつ少しずつ強まっていく痛みに耐えること6時間。終盤は思わず叫び声が出るほどの痛みでした。 「やっと陣痛の痛みから解放された!」初産にしては6時間というのは短かったようですが、自分としてはこれほどの長時間、これほどの痛みに耐え続けた経験はありませんでした。「生まれる瞬間は感動するだろうな~」なんて呑気に思っていましたが、なんといっても「やっと陣痛の痛みから解放された!」という喜びが一番強かったように思います。 わが子が生まれる瞬間、鼻からスイカを出すくらい痛かったかというと、正直なところよく覚えていません! とにかくいきむだけで精一杯でした。 傷を縫う痛みが意外と痛かった!無事に出産を終えると、カンガルーケアでわが子を抱かせてもらい、やっとじわじわと「自分の子に会えた」という感動が湧いてきました。そんなとき、出産という大仕事を終え、解放感に浸っている私の耳に聞こえてきたのは、「(会陰の)裂けたところを縫いますね」という医師の声でした。 「ふーん、縫うのか」くらいに思っていると、これが意外と痛い! 陣痛の鈍い痛みとは違う、パチン!と弾かれるような痛みに思わず「痛い!」と声をあげてしまい、「ごめんね、すぐ終わるからね」と先生も苦笑いをしていました。 会陰の傷を縫う痛みが陣痛よりも痛かった、というわけではないのですが、「もう痛いことは全部終わった!」と思い込んでいたところの意外な痛み。なんだかとても印象に残っています。これから出産される方は、心構えだけでもしておくといいかもしれません。 イラスト:imasaku著者:奥田美紀二児の母。IT企業にてSE・プログラマーとしてシステム開発やWEBサイト運用等をおこなう。夫の転勤や子育てのために退職し、現在は妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆している。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 ◆関連動画出産ドキュメンタリー
2019年09月01日ウーマンエキサイトの読者のみなさん、こんにちは! ねここあんな。です!現在息子は2歳6ヶ月。今や家中を走り回っています。そんな息子きっくんがおなかにいたときの、陣痛の痛みについてですが…陣痛って最初から痛いものではないんだなぁと気づかされました。■「おなかこわしたかな?」と勘違いした陣痛の始まり朝の6時半におなかの痛みで目が覚めて、その後しばらくは「昨日食べた傷みかけのカレーにやられたかな~」程度の強さ。あろうことか痛みが去っている数分間ごとに、私は寝ていました。痛みよりも睡眠欲の方が勝っていたのです。しかし「定期的に来ている」という点が気になり、夫のすすめもあって7時頃病院に連絡を入れてみました。すると「10分おきに痛みが来ているんでしたら、診察時間の9時には病院へ来てください」といわれ、ようやく「いよいよか…」という気持ちでした。とはいえ、心の準備ができていたわけではありません~!今日産むのかも。そう思うと、なんだかドキドキやら不安やら楽しみみたいなのが相まって…ただそんな元気な私を見た夫は、この調子だと産まれるのは明日かな? と考え、安心してしまい仕事へ向かいました。しかしこの「強がり」な私の決意が、後々自分の首を絞めるとは思いもよりませんでした。■病院に到着! しかし、どこまでも強がってしまういわれた通り、タクシーで9時に病院へ行き診察をすると…やはり陣痛で間違いないようで、陣痛室という部屋へ通されました。今日のうちには産まれるだろうといわれ、内心緊張していました。お昼ご飯を出される頃には、朝より痛みは強くなっていました。生理痛の強い痛みといったところです。この時点では楽勝だと思っていたのんきな私。疑問を抱えたまま、痛みは徐々に強くなっていきます。夕方4時頃、夫が早退して駆けつけてくれたと同時に痛みはより強くなりました。例えるならそれはまるで…「斧で腰をカッツンカッツンされるような痛み」!!!きっと夫が側にいることで「甘え」が出たんだと思い込んでいました。あまりの痛みに息を吸ったり吐いたりが困難になったのを覚えています。それでも赤ちゃんに「酸素」を送らないと…という一心で、呼吸を意識していました。■やっとナースコール! 振り返って今、思うことこうしてようやくナースコールを押しました。もちろんこれは便意ではなく、「赤ちゃんが降りてきた」ということでした。そしてやってきたお医者さんもびっくり。なんとこの時点で子宮口はほぼ全開だったのです。少しでも歩けば早く生まれる=この痛みから解放されると思っていたので、分娩室まで歩きました。その姿はまるで、生まれたばかりの小鹿…。結局分娩室に行くまで叫び声ひとつ上げなかった私ですが、そのせいで周りからは「まだ大丈夫」と思われていたのです。その空気を自分でも変えられず、自分自身も「たぶんまだピークではない」「陣痛の痛みはきっとこんなものではない」そう思い込んでいました。あのときのことを振り返ってみると、もっと周りに甘えても良かったじゃないかと思います。強がってばかりで、陣痛室で出産! なんてことにならなくて本当に良かったです。(そんなことないでしょうけど…)ただ陣痛のときにあまり騒いだり声をあげたりしなかったこともあり、分娩室では体力が余っていたような気がします!おかげで分娩室では、力を振り絞って産むことができました!…というのも、18時半ごろに分娩室に入って、19時11分には息子を産んでいるのです!陣痛が壮絶な痛みだったわりに、出産自体はあっという間だったような気がしました。
2019年08月30日出産時に夫や家族に立ち会ってもらう、立ち会い出産。赤ちゃんの誕生を夫婦で喜び合えたらいいですよね。私の場合、1人目のときは夫に立ち会ってもらいましたが、2人目のときは立ち会ってもらいませんでした。今回は、そのときの体験をお伝えしたいと思います。 最初はお互い同意して立ち会い出産を選択立ち会い出産について、最初から希望があったわけではなかった私たち夫婦。出産予定の産院で立ち会い出産を希望するか聞かれ、友人から「立ち会い出産は、出産の大変さを共有できるからいいよ」と聞いていたこともあって夫に相談。 夫も「わが子の生まれてくる瞬間を見られたらいいだろうね」と言い、立ち会い出産をすることにしました。 立ち会い出産でイライラ!?いよいよ入院の日を迎えました。陣痛は来ているけれど、子宮口はなかなか開いてくれません。その際、夫も一緒の部屋に待機していてくれたのですが、陣痛が苦しくて眠れない私をよそに横ですやすや。そんな夫が眠っている姿にイライラしてしまいました。 翌朝、分娩室に入ったあと、夫は私の手を握ったり、お水を飲ませてくれたりしてくれました。とてもありがたかったのですが、いきみ方についていろいろと言ってきて、妙に腹が立ってしまいました。これはわが家の場合ですが、立ち会ってもらった結果、リラックスするどころかイライラすることが多かったように思います。 2回目の出産は立ち会いなし!出産時や産後すぐの夫婦関係がのちにも影響するとよく言われますが、私たち夫婦の場合、まさにその通りの経験をしたと思います。 私の場合、出産に立ち会ってもらったことで、夫への不信感が募ってしまいました。そのため、2人目の出産時も夫は立ち会いたいと言ってくれたのですが、私はやんわりと断りました。夫が立ち会わなかった2人目の出産では、気が散らず、出産に集中することができたのでよかったと思っています。 私の場合、立ち会い出産でないほうが気持ちがラクになりました。感じ方は人それぞれだと思いますので夫婦でよく相談したいですね。著者:石原みどり知的障害を持つ子どもと口唇口蓋裂を持つ子どもの母。波乱万丈で大変なこともあるが、子どもたちと幸せいっぱいに生活している。経験を踏まえ、子育てに関する情報を発信中。 ◆関連動画出産ドキュメンタリー
2019年08月28日こんにちは、ニタヨメです!今回は、初出産エピソードのお話しをます。初出産に自分はもちろん、周りもドキドキしていました。予定日の2日前、お昼におしるしがあり、夜には陣痛のような痛みが…陣痛の時間を測ってからしばらくすると、陣痛が10分間隔に。でも聞いていたほどあまり痛くないな〜? みんなが大げさに言っていただけ? なめたことほざいてますね!このあとくる本当の地獄を知らずに…笑産院に電話すると、「う〜ん、声だけ聞いたかんじはまだ大丈夫そうだけど…念のため来てください」とのこと。産院に着いて診察してもらったのですが…まだまだ時間がかかりそうなので、いったん家に帰ることに!当時は「そんな〜!」と思いましたが、いまだからわかる…! だって我慢できる痛さじゃ、長い長い出産マラソンが始まったとは言えない… 笑一度、家に帰るとすぐにズーンズーンと重い痛みが…次第に我慢できないほど痛くなって立ちあがるのもつらい!!こ、これが陣痛〜〜〜!!病院へ再び向かい、分娩室に通されました。はじめて経験した陣痛は気が遠くなるくらい痛くて、分娩台を降りて転がりまわりたいほど!たとえるなら、自分がだるま落としになって、特大ハンマーで何度も殴られるかんじでした (狂気)出産の間は、夫も親も立ち会いをしないでほしいと伝えていました。(理由は何だか恥ずかしかった…)ですが、ひとつ大失態をしてしまったのです。水をもらうのを忘れていました。カッラカラ! のどカンラカラ!!これなら立ち会いしてもらえば良かった! 愚か者~!こうして、のどの渇きと痛みを乗り越え出産!!産まれたばかりの赤ちゃんを抱っこすると、不思議なものであんなに地獄のようにつらかった出産も、ずーと楽しみにしてた赤ちゃんに会えたいい思い出に変わります。痛かったけど!ちなみに出産後、最初に欲しかったものはもちろん水です。人生で一番おいしい水でした!
2019年08月27日私の出産は、出産予定日の次の日に破水から始まりました。私は陣痛から始まると思い込んでいたので、予想外の破水スタートにあたふた。無事に出産を終えることはできましたが、私がもっと事前に準備しておけばよかったと思うことを紹介します。 破水から始まることもあるという心構え破水から始まる出産があるということを事前に産院で聞いていたものの、やはり出産は陣痛→破水と進むイメージが強かった私。しかし、突然外で破水してしまい、ひとりだったこともあって、慌ててしまいました。 もっと破水から始まるときの想定をしておくべきだったと後悔。もし、破水から始まったときのイメージができていたら、もっと落ち着いて対処できたのではないかと思います。 持ち歩いておきたいもの私が破水したのは妊婦健診の帰り道のこと。破水したときは産院へ引き返すため、10分ほど歩いていきましたが、歩くたびに羊水が流れておもらし状態。まわりの視線がすごく痛かったです……。 こんなとき、タオルやナプキンを持っていればよかった……と後悔しました。破水してしまったあとでは、お店に入ることもできず、何も買い足すことができませんでした。 もし破水から始まったらもし破水から始まった場合、一気に羊水が出てくれば「破水だ」とわかりますが、チョロチョロと出ていると、はっきりと破水だとはわかりませんよね。もしかしたら尿漏れかな?と感じたときでも、不安なときは病院に連絡すると安心です。 私もチョロチョロと出てきている時点で「もしかしたら尿漏れかもしれないのですが……」と電話しましたが、「破水ではなく尿漏れだったとしても大丈夫ですよ。よくあることです」と言っていただけました。 突然の破水で慌ててしまいましたが、今振り返ってみると、破水から始まる出産があること、臨月に入ったら、母子手帳・診察券・大きめのナプキンを携帯することなどは、事前に産院で説明されていたことでした。出産は予想外のことが起こりうることもあるので、準備万端にして臨みたいですね。 イラスト:(c)chicchimama著者:今井さくら一児(女の子)の母。自身の体験をもとに妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆中。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 ◆関連動画出産ドキュメンタリー
2019年08月24日私の1人目の子どもは、出生体重が3,400gと大きめの赤ちゃんでした。そして2人目は、出産3日前の健診で3,300~3,600gぐらいだろうと言われていました。「前回と同じぐらいかな」と思っていたところ、いざ産んでみると……!? 私の驚きの出産体験談をご紹介します。 前回と同じようにスピード出産?1人目の出産は、3時間半というスピード出産でした。2人目の今回も、病院に着いて診察すると子宮口が8cm。すぐに分娩台へ移動しました。30分ほどで子宮口が全開し、「赤ちゃんが出た!?」と思った瞬間、思いもよらぬことが起きたのです。 どうやら赤ちゃんの肩が抜けず、止まってしまったようでした。私は「そんなことある!?」とプチパニックに。さらにその状態で、これまで絶え間なくきていた陣痛の痛みもストップ……。そのとき、先生が動きました。 いざ産んでみたら、4,018gのビッグベビー!「乗るね!」と私にひと言かけ、先生が私のおなかの上に乗りました。私は衝撃を受けましたが、最後の力を振り絞っていきみます。そして、3回ほどいきみを繰り返して、ようやく赤ちゃんが誕生したのでした。 赤ちゃんの出生体重は、なんと4,018g! はじめは分娩室で聞こえてきたその数字が、出生体重だと気付きませんでした。ベテランの助産師さんにも、最近はなかなかいないと感心されてしまったほどです。 ハラハラもしたけど、元気に生まれてくれた!対面したわが子は、新生児らしからぬムチムチボディ。泣き声もとても大きく、元気いっぱいでした。結果的に、自然と会陰が少し切れてしまったり、最後の最後でハラハラしたりもしましたが、3時間もかからなかったこともあり、思い返すと安産だったのではないかと思っています。 やはり、ひと筋縄ではいかないのが出産ですね。2人目の出産ということで初産よりは慣れていたものの、4,000g超えの赤ちゃんを産むのはひと苦労でした。著者:小林夏希4歳と1歳の二児の母。フリーライターとして育児・インテリア・住宅関係の媒体を中心に記事執筆をおこなう。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 ◆関連動画出産ドキュメンタリー
2019年08月23日ウーマンエキサイトをご覧のみなさま、はじめまして! タキノユキと申します。この度ウーマンエキサイトさんで連載をさせていただくこととなりました。これからどうぞよろしくお願いいたします!連載のスタートは、陣痛~出産についての記事を描きます。破水からのスタートでした午前5時頃、いつものように尿意で目が覚め、トイレへ行ってみると…陣痛もあったので時間をはかってみると10分間隔です。産婦人科に電話をしてみたところ、8時半に病院があくので、そのくらいの時間に間隔が5分になっていたら来てくだいとのこと。(あんまり早く来ても時間外料金が発生するから…という配慮でした。やさしい…)8時半、陣痛タクシーで病院へ。検査の結果、破水しているとのことで…点滴などをされ、いよいよはじまりました。そして促進剤を入れられると…なんかすっごい声がでた…次の瞬間こんな感じで促進剤を入れられてから突然慌ただしくなり、分娩台へ行ってからは痛みであまり覚えていませんがそんなにかからなかったと思います。陣痛の波がきている時は自分でも信じられないぐらいに大騒ぎしてしまいました…。思ってたのと違う…出産の瞬間ベチョ…って何だ…これ?色々ありましたが、感動の対面。と思いきや…初産だったこともあり全てが初体験でしたが、なんだか感動とは程遠い出産でした(笑)予定日前に生まれた娘は大きめで、成長曲線をはみ出したりしながらすくすくと育っています。入院中にもいまだに覚えている変なできごとがあるので、また今度描きたいと思います!
2019年08月20日ママのみなさん、大人になってから「うんち」を漏らしたこと、ありますか? 恥ずかしながら、私はあります。それも出産直後の病院で。これは、私が長男を出産したときの「うんち」体験談です。これまで恥ずかしさのあまり、夫にも話したことはありませんでしたが、少しでもどなたかの参考になれば幸いです! 陣痛? 便意? どっちなのかわからない!初めての出産でドキドキしていた私(当時32歳)は、次第に強くなる陣痛に悶絶しながら、ある違和感に気づきました。「あれ、なんかトイレに行きたい……(しかも大のほう)」。 陣痛の合間に、恥を忍んで助産師さんに「あの、なんかうんちが出そうなんですけど……」と伝えると、「ああ、よくあるのよー。赤ちゃんが下に降りてくる感じが、うんちとよく似てるから。実際に出ちゃう人もいるけど、大丈夫よ〜」とのこと。 それを聞いて少し不安になりましたが、やがて陣痛がピークになるとそれどころではなくなり、不安も吹っ飛んでしまいました。その後はひたすらいきんで、なんとか無事出産! わが子と初めて対面し、感動に包まれました。 出産後、シャワー室で…分娩台で一息ついていたとき、助産師さんに「あのとき、うんちが出ていませんでしたか?」と恐る恐る聞いてみました。すると、「大丈夫、出てなかったよ」と返事があり、そのときはひとまず安心しました。しかし翌日、主治医からシャワーの許可が下り、熱いシャワーを浴びながらリラックスしていた最中に“それ”はやってきました。 「あれ? なんかトイレに行きたい……?」と気づいてから、「漏れる~!」という状態になるまでに、かかった時間はわずか10秒ほど。「ここで出してはまずい!」と必死で我慢しようとしたのですが、なぜかおしりに力が入らず、あれよあれよという間にその場でもらしてしまったのでした……。ナースコールで来てくれた看護師さんは、顔から火が出るほどの恥ずかしさで固まっている私に、「出産で肛門括約筋が緩む人って、多いのよ。気にしないでね〜」と、冷静にササッと処理してくれました。看護師さん、その節はちゃんとお礼も言えなくてすみませんでした。本当にありがとうございました! 出産後の女性は失禁しやすい自分の体が思い通りにならない体験は初めて。ましてや“便意が自分でコントロールできない”などという未曾有の経験に、私はかなりのショックを受けました。その後、シャワー室での一件を主治医に打ち明けたところ、出産時のいきみによって“骨盤底筋群”(子宮や膀胱などをハンモックのように下から支えている筋肉)にダメージを受ける女性は、結構多いそうです。 出産後、私のような“便失禁”だけでなく、“尿漏れ”に悩む女性が多いのも同じ理由なのだとか。「時間が経てば筋力は戻るけど、人によっては年をとってからまた症状が出る人もいるから気をつけて」とのことなので、油断できません。私は退院後、骨盤底筋群を鍛える体操をネットで調べ、日課にするようになりました。幸いそれ以降は、便失禁することはありませんでした。 出産でいきむのも、うんちでいきむのも、“力を入れて体の中から出す”という意味では似ていますよね。出産時にうんちが出てしまう例は結構あるそうです。私のように、恥ずかしくて誰にも話せない人は、意外と多いのかもしれません。そんな私も2児の母になり、今では「無事に生まれたのだからよし!」と開き直れるようになりました。 イラスト:sawawa著者:大川香織小学2年生と1歳、2男の母。共働き。編集プロダクションや出版社で、子育て情報誌などの制作に携わった経験をもとに、さまざまなテーマで執筆。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 ◆関連動画出産ドキュメンタリー(通常分娩)
2019年08月17日陣痛が進むと子宮口が徐々に開いていきますが、妊婦さんにより個人差があり、なかなか開かないことがあります。今回は、子宮口が開かない原因と開かないときの対処法、また妊娠中にやっておきたい対策をお伝えします。 子宮口が開かない原因子宮口がスムーズに開かないと、分娩には至りません。初産婦で30時間以上、経産婦で15時間以上経過しても赤ちゃんが生まれない場合を「遷延分娩(せんえんぶんべん)」と判断され、母児ともに悪影響が及ぶことがあります。そのため遷延分娩と判断された場合、状況によって帝王切開になることもあります。 子宮口がスムーズに開かない要因はさまざまあります。●微弱陣痛●逆子・回旋異常●軟産道強靭など さらにこれらの要因もさまざまあり、複数の要因が関連して生じていることも多くあります。 子宮口がなかなか開かないときの対処法子宮口の開きがスムーズでない場合、その原因に合わせて対処していくことが必要です。状況によって、陣痛促進剤を使用したり、帝王切開になることもあります。ここではママ自身がおこなえる対処法について紹介します。 ●休息と食事長くつらい陣痛に向き合っていると、なかなか休めず食事も摂れないということもあるかもしれません。ですが、疲労やエネルギー不足は微弱陣痛の原因にもなります。陣痛と陣痛の合間に休んだり、食べられるものを食べるなどして陣痛を乗り切りましょう。 ●じっとしているのもNG痛みがあるとあまり動きたくないと思ってしまいませんか? 可能であれば歩いたり、入浴したりすることでお産が進むことがあります。 ●体を温める体を温めることで血行もよくなり、リラックス効果も得られます。入浴、足湯、腰を温めるなど、体を温めるのもおすすめです。 ●リラックスお産するうえで、なかなかうまくできないのがリラックスです。お産が進むにつれ、体に力が入ってしまうかもしれません。ですが、子宮口が全開大するまでは、なるべくリラックスするようにしましょう。楽な姿勢をとったり、呼吸法をおこなったり、好きな音楽を聴いたり、場合によってはアロマを活用しても。陣痛中の過ごし方については、産院によってNGの事柄もありますので、事前に確認しておくと安心ですね。 妊娠中にやっておきたい対策法 ●体重管理妊娠中に体重が増えすぎたり、もともと肥満体型であったりすると、微弱陣痛などのさまざまな合併症を引き起こす危険性があります。妊娠中は脂っこい食べ物などを控える、無理のない範囲で体を動かすと同時に、不足しがちな鉄分やカルシウムを積極的に取り入れましょう。 ●適度な運動で体力アップ!妊娠中に激しい運動は禁物ですが、適度な運動は体力維持やストレス解消にも効果的だといわれています。臨月になったらウォーキングなどの有酸素運動に取り組みましょう。 ●イメージトレーニング特に初産の場合、分娩中に痛みや恐怖から、過緊張に陥ってしまう場合があります。妊娠中に分娩の進み方をよく理解しておき、日ごろからイメージトレーニングをおこないましょう。 また、緊張したときにはゆっくり息を吸って吐く、いわゆる呼吸法の練習もしておくといいでしょう。呼吸法にはさまざまな手法がありますが、陣痛のタイミングに合わせてしっかり息を吐くことを意識しましょう。 ママたちの体験談 予定日より5日遅れの出産でした。陣痛も機械では波が出てるのにまったく痛みを感じず微弱陣痛ってやつでした。妊娠して16キロも太ってしまって、怒られてるくせにろくに運動もせず、なぜか陽気だったのが微弱陣痛の原因だと思っています(笑)。微弱陣痛のデメリットは陣痛が長時間になるのと、子宮口が開くのが遅いということで、わたしも結局、丸一日陣痛に耐えました。後半の陣痛のしんどさのおかげで出産自体は意地でも早く終わらせてやる!!と意気込んで3回のいきみで産みました(笑)。やはり自分のためにも太らないようにするのと、妊婦だからといって大人しく一日過ごさないようにすることを学びました(笑)。(ほのかりんママ さん) 初産ということもあり、陣痛とともになかなか進まないのが子宮口の開きでした。朝の健診のときも2~3cmと言われていて入院したときにもまだ3cm、徐々に痛みの間隔が狭まって内診にいっても5cm程度、分娩台にあがるときも6cmと、なかなか子宮口が開いてくれませんでした。陣痛と闘いながらの、病室と内診室の往復がつらかったのを覚えています。なかなか進まない陣痛にしびれを切らしたのは夫で、お産を進める働きがある足首の三陰交というツボを押してくれてました。ツボを押されると陣痛は強まっていくような感覚がありました!(中略)それからはしばらくすると子宮口は全開に。ハサミを入れて破水をし、30分ほどで長女が誕生しました。出産からからまもなく6年が経ちますが、突然の入院となかなか進まない陣痛、分娩間際の気の抜けちゃうようなエピソードはまだまだ鮮明な記憶です。(あきひめいちごさん) 出産予定の2週間前、定期健診での診察後、「じゃあ、また来週来てね」とお医者様に言われました。この時点では、まだ産まれそうにないのかなと思いながら病院を出ました。程よく疲労し、帰宅すると、妊娠中の寝不足も相まってそのまま昼寝。次に目覚めたのは夏だというのにとっぷり日も暮れた時間でした。そして、おなかに波のある痛み?!主人が帰宅するころには10分間隔になり、産院に電話しました。初産だったため、「ゆっくりでいいですよ」と電話越しの助産師さん。しかし、陣痛は順調に短くなり、すぐに10分以内に。ここでようやく車で片道20分の産院へ向かったのでした。病院に着くと、すぐに陣痛室で内診。「今3cm、これはお産に進みます。平均で15時間くらいですね」と助産師さん。そのとき、おなかの中で「パァンッ!」とはじける感触。破水です。ここから急にお産が進み、耐えられない痛みに。「これが10時間以上?」と絶望ともいえる感情を抱いた瞬間「はい、足開いて!はい、いきんで!」「え?え?え?」……結果、3時間程度のスピード出産でした。出産には糖分と体力が必要。何気なく食べたパフェに直前の昼寝は必然だったのかな、と自分に感心したできごとでした。(半田あきらさん) 子宮口がなかなか開かないと焦ったり不安になったりしてしまうかもしれません。できるだけ落ち着いてリラックスして臨めるよう、妊娠中に出産の流れをイメージトレーニングしておくといいですね。また、妊娠中に適度な運動を取り入れて体力をつけておくことも大切です。 ◆関連動画出産ドキュメンタリー(通常分娩) 監修者・著者:助産師 REIKO医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
2019年08月16日入院のしおりに書いてあった持ち物のなかに「軽食」という記載がありませんでしたか? それ、本当に大事です。陣痛中は気にならないかもしれませんが、私のように出産後少し落ち着いたときにとてつもない空腹感に気付くかもしれません。軽食を準備しておけばよかった……と後悔した、私の出産エピソードです。 朝食を食べている場合でなかった!朝からおなかに痛みがあったものの、便秘痛だと思っていた私。その日は1週間に一度の定期健診の日だったので、産院へ行く前の腹ごしらえとしてカフェで朝食を食べていました。ただ、おなかに痛みがあったので、いつもより少なめの軽い食事に。それがその日の最後の食事になるとは、このときはまったく気付いていなかったのです。 パパ、昼食買ってきて!定期健診の結果、便秘痛だと思っていたおなかの痛みは陣痛で、即入院となりました。産院の昼食の時間は過ぎていたため、夫に入院の荷物と一緒に何か食べ物を買ってきてもらうようにお願いしました。 ところが夫は、あとから産院の売店で買えばいいだろうと思い、荷物だけを持って陣痛室に来ました。その後、陣痛の間隔が短くなり、夫はずっと私の背中をさすってくれていたため、結局昼食を買いに行くことはできませんでした。 出産の感動より空腹感……!?産院の夕食時間には、陣痛の間隔がさらに短くなり、食べ物をフォークで刺すものの口に運ぶ余裕すらありませんでした。それでも無事に出産し、空腹のなか、赤ちゃんと対面することができました。 出産後、残していた夕食を食べようと部屋に戻ってみたものの、仕方がないことではありますが、片付けられていた食事……。出産したその日はわが子を抱き締めても感動よりも空腹感のほうが勝り、翌日の朝の食事が本当に待ち遠しく感じました。食べちゃいたいくらいかわいいわが子を、本当に食べてしまいたいくらいの空腹感(笑)。いま思い出しただけでも、おなかが空いてきます。 「腹が減っては戦はできぬ」といいますが、私の場合、空腹状態での出産はなかなかつらいものがありました。入院のしおりを後日見返すと、軽食(簡単に口に入れられるもの)ときちんと書いてありました。これ、本当に大事でした……。これから出産される方は、軽食の持参を忘れずに! イラスト:imasaku著者:村上八重美二児の姉妹の母。自身の体験をもとに妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆中。 ◆関連動画出産ドキュメンタリー(通常分娩)
2019年08月15日娘を出産する際、私は無痛分娩を選択し、痛みのないラクな出産になる予定でした。しかし、予期できなかったトラブルが次々と発生! そんなトラブルを乗り越えた、私の出産エピソードをご紹介します。 出産予定日が1週間過ぎ、無痛分娩を選択出産予定日を1週間過ぎても赤ちゃんが生まれる兆候がなく、先生と話し合い、計画分娩となりました。そのとき、おなかの赤ちゃんはすでに3,000gを超えていたので、少しでも体に負担がかからないよう、無痛分娩を選択しました。 ところが、当日の朝から陣痛促進剤を使用しても、反応のないまま夕方を迎えることに……。2本目の陣痛促進剤を使用し始めてすぐに、ようやく陣痛がつき始めましたが、その後、次々とトラブルが起こり始めたのです。 トラブル発生(1)まさかの麻酔切れ!?赤ちゃんの心音が安定せず、へその緒が首に巻きついている可能性があるので、強制的に破水をさせて、さらに陣痛を強めました。この時点で初めて無痛分娩のための麻酔を入れました。 麻酔は30分くらいしか効き目がないので、痛みを感じたらまた麻酔を入れていくというものでした。痛みを感じないラクなお産になるはずでしたが、陣痛が最高潮のときに麻酔が切れ始めてしまい、結局、強い痛みを一時的にではありますが経験することになりました。 トラブル発生(2)1L以上の大量出血最終的には、麻酔が効いた状態でなんとか出産をすることができましたが、その後、子宮の収縮が悪く、1L以上の大量出血! 意識がもうろうとするなか、座ることも起きることも許されず、寝たきりの状態だったので、結局、その日は赤ちゃんを抱っこすることはできませんでした。翌日の午後、ようやく赤ちゃんと対面し、抱っこしたときの感動はとても大きいものでした。 出産は、予期できないトラブルが起こり得ます。不安に思うことも多いですよね。私の場合、わが子に会いたいという強い思いもあわさって、トラブルを乗り越えられたのではないかと思っています。著者:片岡 花子育て奮闘中のワーキングマザー。社会保険労務士事務所に7年勤務。育児と仕事、家庭の両立のかたわら、自身の体験をもとに妊娠・出産・子育てに関する体験談を執筆中。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 ◆関連動画出産ドキュメンタリー(通常分娩)
2019年08月11日初めての妊娠・出産で何もわからず、SNSで先輩ママたちの出産体験談などを読んでいましたが、いざ自分に陣痛を体験してみると想像とはまったく違うものでした。しかし、先輩ママさんたちのアドバイスを聞いていたおかげでできたこともありました。陣痛から出産までの私の体験をお伝えします。 いつもと違ったおなかの痛み臨月に入ったあたりから、夜中の2時ごろに起きてトイレに行くのが日課になっていました。その日は夫が4時に家を出ないといけない日だったので、起きてソファで横になっているとおなかのあたりに違和感を覚えたのです。そのときは軽い生理痛のような痛さで、「もしかしたら今日生まれるのかな〜」と考えるほど余裕がありました。4時前から痛みの間隔を計り始めたのですが、このときはまだ6〜15分とバラバラ。まだ痛みに余裕がありましたが、家を出る夫に「もしかしたら、今日生まれるかもしれないよ」と伝えておきました。 弱いおなかの張りから陣痛へそこまで痛さを感じないときにシャワーを浴びて入院準備をし、腹ごしらえにとアイスクリームを食べておきました。これらは、先輩ママの出産エピソードを読んでいたからできたことで、シミュレーション通りでした。7時ごろに病院に電話をかけると、「初産なのでおなかの張りが5分間隔になって、ごはんが食べられなくなるほど痛くなったら来てくださいね」とのことでした。 いよいよ病院へ向かい、ついに出産!10時を過ぎると、一気に5〜7分間隔の陣痛が始まりました。10時40分過ぎに病院に電話をし、向かうことに。車は上下に揺れ、陣痛が来るととても苦しく、ジェットコースターに乗っているようでした。病院に着いたときには子宮口はすでに6cm開いており、しばらくして分娩台に移動して1時間ほどで赤ちゃんが生まれました。 出産体験エピソードは参考程度にしかならないかもしれませんが、してよかったこと・すべきことなどはとても役に立ちました。私の場合ですが、家から出発直前まで「まだ食べられるな」などと考えていました。早く行き過ぎても帰らされる場合があると聞いたことがあったので、ギリギリまで耐えていましたが、陣痛中の車移動はとてもつらかったです。次回は少し余裕を持って移動したいと思っています。 著者:やすだ おと一女の母。妊娠・出産・子育てに関する体験談や、自身の海外留学、旅行についての記事を中心に執筆。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
2019年08月10日出産は人生の一大事。長くつらい陣痛を乗り越えてやっとの思いで出会えるわが子……のはずでしたが、1人目から約3時間半で出産した私は、とにかくハラハラ! 痛みに耐える時間が短いと言えども、本人はもちろん、周囲もバタバタだったスピード出産エピソードをお伝えします。 予兆? 予定日2週間前で子宮口が3cm初めての出産。緊張したまま臨月に入り、健診も1週間おきになりました。予定日のちょうど2週間前、健診では子宮口が3cm開いており、医師からは「もういつ生まれてもいいね」と言われました。助産師さんからも「2人目じゃないよね?」と言われましたが、当の本人は何の変化も感じていませんでした。 初産婦はとりあえず1時間は家で待機!そして出産予定日の翌日に陣痛開始! 私の場合、便意と同じ感覚だったことと、初めてでよくわからず、時間の計測が遅れたようにも思います。また、初産婦は家で1時間は様子を見るようにも言われていたので、約1時間半後、陣痛間隔が10分を切ったところでやっと病院に連絡して出発しました。 5分間隔の陣痛に耐えながら20分かけて車で病院に到着しました。しかし、もう少し早く連絡しておけば、車移動があれほどつらくはなかっただろうと後悔しています。 病院到着! 先生「あと30分くらい」内診すると子宮口は8cm! まったく気付いていなかったのですが、破水もしていて、すぐに分娩台へ。到着したのは23時半でしたが、先生は「日付が変わる前に生まれそうだなあ」とひと言。「あと30分で!?」と、痛みから解放されると思うとうれしい気持ちに。 しかし、急展開過ぎて完全に思考はストップ! 助産師さんたちがバタバタ準備しているのだけはわかりました。分娩台に移動後は、結局1時間ほどかかりましたが、無事に出産することができました。 余談ですが、2人目は2時間を切る、さらなるスピード出産でした。うらやましがられることも多いエピソードですが、生まれる間際の車移動もなかなかつらかったのよ……と、いつも思っているのはココだけの話です。著者:小林夏希4歳と1歳の二児の母。フリーライターとして育児・インテリア・住宅関係の媒体を中心に記事執筆をおこなう。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
2019年08月04日夫婦ともに1人目の出産の経験から2人目も同じように考えていたら、まったく違う立ち会い出産になった、ちょっと笑えるエピソードを紹介します。 いくら2人目は早いと言っても…第一子の息子を出産時は、陣痛がずっと5分間隔のままで、子宮口も1cmから全然開かない状況が続きました。そして子宮口が全開し破水するまで24時間かかり、その後も、何度いきんでも全然息子が出てこず……。最終的には酸素マスクをつけられ、先生に押し出されるという形で出産を終えました。出産後、息子の頭が大きくて出なかったと聞かされましたが、トータル36時間の長く、つらい出産でした。そんな第一子の出産を経験してる私たちだったので、2人目は早いと言っても1日くらいはかかるだろうと思っていました。 出産予定日3週間前から前駆陣痛やおしるしが続いていたものの、結局出産予定日も過ぎてしまい、妊娠40週に突入。先生と相談して、卵膜剥離をしても陣痛が来ない場合は1週間後に薬で陣痛を起こすと決め、この日は卵膜剥離の処置をしてもらい帰宅しました。 その日は30分〜1時間おきくらいに痛みが起き、夜中3時過ぎに痛みで目が覚めたので、陣痛アプリを使うと10分間隔。いびきをかいて寝ている夫と息子を起こさないように、シャワーを浴び、陣痛の合間に出産入院の荷物の最終確認をして、軽く食事をとりました。そして6時過ぎに産院に電話すると「経産婦さんなのでもう来てくださいね」と言われたので、夫と息子を起こして産院に向かいました。 夫よ、どこへ行った?診察を受け、分娩室でいろいろな器具をつけられたのを見届けた夫は、息子を保育園に。私は先生に「自然に進むのを待つか、早めるか」と聞かれ、第一子のときの2日徹夜を思い出し「早く産みたいです!」とお願いしました。そのとき子宮口は4cm開いていたのでバルーンを入れ、6cmになったところで陣痛促進剤の点滴を開始しました。 その間にも陣痛は徐々に短く強くなっていたのですが、戻ってきた夫がモニターの波形をみて「おぉ、今陣痛来てる?」とか「痛い?」とか聞いて来て落ち着かないので、助産師さんが「進んだらまた呼びますから、待っていてください。」と夫を一旦退室させてくれました。それが11時ごろ。 夫は追い出されている間に、市役所に行ったり、お昼ごはんを食べたりしていたようです。一旦病院に戻ってきたようなので助産師さんが夫を呼びに行ってくれたのですが、部屋におらず……。助産師さんが探してくれて「旦那さん……診察受けていました。」と戻ってきました。夫は風疹の抗体があるのか検査をしてもらっていたそうで……なぜこんなときに……。 13時頃、陣痛が2分間隔になり、子宮口は7cm。「うーん、夕方くらいまでかかるかなぁ」と助産師さんに言われたのですが 13時半ごろ、急にズシンとお尻に力が入る陣痛がきました。2回ほど耐えたのですが、3回目はいきみのがしができず……。「何か出そうです!!」と叫んで暴れてしまい、助産師さんが慌てて私の足を抑えバタバタしているときに、入ってきた夫が呆然としているのが目に入りました。 たまたま先生が通りがかり「あら〜頭もう見えてるよ!」と慌てて麻酔をして会陰切開をしてくれていきんでいいよ!と言われた瞬間に1回いきんだだけで生まれました。13時40分、病院に着いてから6時間のことでした。 間に合ってよかった第一子の出産のときに比べ、かなりの余力を残して出産を終えた私はだいぶ元気で、テンションもあがって赤ちゃんの写真を撮りまくっていたのですが、ギリギリ立ち会えた夫の第一声は「俺、何の役にもたたなかった……」でした。 第一子のときは出産ラッシュで助産師さんも看護師さんも足りなく、夫は腰をさすったり飲み物を飲ませてくれたりしてくれていたのですが、今回は私だけだったので助産師さんが付きっ切りでいてくれて夫は手持ち無沙汰→いろいろ用事を済ませてギリギリに帰ってくるということに。同じ病院内にいるのに、立ち会いに間に合わなかった!とネタのようにならなくてよかったと思います。 ちなみに余談ですが、長丁場になることを考え、片道2時間半かかるところに住んでいる実父に息子を家で見ててもらおうと夕方保育園のお迎えから頼んでいたのですが、保育園のお迎え前に生まれてしまい、少し早めに病院に到着した父も「えっ!! もう生まれたの?! 俺、何しに来たんだろう……」と、これまた唖然としておりました。 第一子の出産のときに36時間かかった私は、病院に着いて30分とか1時間で生まれるという話はまったく信じられず、前日の陣痛の予兆も夜中の陣痛が始まってからも「まぁまだ生まれないだろう。とりあえずアレとアレをやってからにしよう」と夫婦ともにのんきだったなぁと、反省しました。経産婦さんは特に進みやすいとのことだったので、もし3人目を産むなら夫には病院から出ないでほしいと伝えようと思いました。 著者:兼松あかりイヤイヤ期真っ只中2歳10カ月の息子と8カ月の娘の二児の母。バイオ系研究員や知的財産の仕事を経て、引き出物プランナー・贈り物コーディネーターとして活動中。書籍を出版したことがきっかけでライター業もおこなう。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 ◆関連動画出産ドキュメンタリー(通常分娩)
2019年07月30日妊娠期間は何事もなく過ごし、いよいよ出産!でも、なかなか生まれてこなくて……私が体験した出産までのエピソードをお話しします。 楽しかった妊婦期間妊娠期間はつわりもなく、体調不良もなく、すこぶる健康妊婦でした。妊娠期間はのんびり過ごすことができ、夫と2人きりの最後の旅行にも行き、楽しんで生活していました。このまま、何事もなく出産して、子育てしていくんだろうな〜と当然のように思っていました。 おなかの張りは陣痛だった出産予定日が近づいてきたある日、今日はやけにおなかが張るなぁと感じました。そのまま夜になり、夕食を食べ終えたころから、おなかの張りが収まらなくなり、これは何か変だぞ? と思い、病院に電話。状況を説明しても陣痛ではないようでしたが、少し心配だったので、夜間に病院へ。 診てもらうと、なんと子宮口が5cm開いていると言われ、驚き! 感じていたおなかの張りは、どうやら陣痛だったようです。 深夜からは痛みを感じるようになり、このままだと早ければ朝方に生まれそうと言われ、痛みを感じながらもいよいよ赤ちゃんに会えるのが楽しみでした。 緊急帝王切開、そして無事出産!陣痛の痛みがだんだん強くなっていく一方、朝になっても子宮口が5cmのまま開かず、帝王切開を提案されました。当然、普通分娩できると思っていた私は大ショック。普通分娩で産んであげられないことへの申し訳なさから、涙が……。なかなか決断ができず、陣痛が始まってから12時間後、このままでは赤ちゃんも苦しいよという助産師さんの言葉に背中を押され、緊急帝王切開をすることにしました。 手術中、麻酔で動けませんでしたが、赤ちゃんの産声を聞くことができ、思わず感動して、涙が溢れました。 今はどんな形であれ、赤ちゃんが健康で無事に生まれてきてくれたことに感謝しています。著者:塩澤 萌華初めての子育てに奮闘中の30代ママ。子どもの昼寝中におやつを食べるのが至福の時間。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 ◆関連動画出産ドキュメンタリー(通常分娩)
2019年07月29日私の義母はとても穏やかでやさしい人です。不妊治療で第一子を授かったときはとても喜んでくれ、私が不調のときに通勤の送迎をしてくれたり食事を作ってくれたりと、たくさんお世話になりました。けれど、初めての出産を経験するにあたり、自分のことでいっぱいになった私は義母に対していろいろと不満を募らせてゆき……。 陣痛中に差し入れされた驚きの物!私は予定日を過ぎても子宮口がなかなか開かなかったため、入院して陣痛促進剤を使って出産する予定でした。結局入院予定日の前日に陣痛が来たため、ひとりでそのまま入院したのですが、入院したことを義母に連絡するとまさかのお見舞いに。 何をしに来たのかと思ったら、だるまを届けに来たとのこと。 「今のタイミングでだるま!?」 と驚いたのを今でも覚えています。 出産後はほぼ毎日お見舞いに義母の家から病院が近いということもあり、義母と義父は出産直後にお見舞いに来てくれました。そこまではよかったのですが、入院中ほぼ毎日お見舞いに。狭い病室に生まれた直後の娘と義母と私の3人きり……。来てくれてありがたいのに、なぜか産んだ直後は 「起き上がって接しなければならない」 という気持ちのほうが強く、つらく感じてしまいました。 気にかけてもらえることはありがたいけれど、入院中は沐浴実習や母乳マッサージ、友人との面会などいろいろと予定が入っていたため、もう少し休みたいと感じたことを覚えています。 まさか!? バスタオルに文句1番の衝撃だったのは、出産直後の入院中に使っていたおくるみ代わりのバスタオルに文句を言われたことです。私が直接言われたわけではないのですが、病室に来ていた夫の携帯電話に連絡があり 「まだあのベージュのバスタオル使っているの?」 と言われたのです。 バスタオルがベージュだったため、義母にはおくるみとしてふさわしくないと感じたのかもしれません。電話を受けたときは汚れたために白いブランドのバスタオルに交換済みで、そのことを伝えると安心していたようです。なんでそんなことを言うんだろう……と無性に悲しくなって夜中に号泣しました。連日の睡眠不足でネガティブになっていたのだと思います。 初めての出産による不安や睡眠不足で私の気持ちが不安定だったこともあり、普段なら何も感じないことも悪い方向に受け止めてしまう時期でした。4年以上経った今では 「そんなこともあったなぁ」 と思えるできごとです。著者:沢田真紀子自身の体験をもとに、妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆している。
2019年07月25日2人目を妊娠し、妊娠39週のとき「経産婦だからもういつ生まれてもおかしくない」と言われていました。しかし自宅から実家が徒歩5分と近所だったので、安心しきっていたのです⋯⋯。 実家まで徒歩5分私の実家は自宅から徒歩5分で行くことができる距離でした。自宅から実家までの距離がとても近かったので、2人目を妊娠しているときも長女と歩いてよく実家に行っていたのですが、当時2才だった長女はまだまだ甘えたい盛り。途中で歩かなくなり、私に「抱っこして!」と言うことも多く、臨月でも抱っこをしてあげながら実家に行っていました。 破水した日も実家へ…そんなある日、私は夫と喧嘩をして自宅にいたくないと思い、長女と実家に行ってテレビを見ていました。その日は妊婦健診の日で、お医者様に「もうだいぶ下に降りてきてるし、いつ生まれてもおかしくない。妊娠39週目なので、今日生まれてもおかしくないね」と言われていたのですが、まだ大丈夫だと思っていました。 でも、なんだか違和感がありトイレへ行ったとき、破水していることに気付きました。 すぐに産婦人科に行くことに!血混じりの水のようなものが出てきてさすがに焦ったのですが、陣痛のような痛みはなかったため冷静に夫に電話しました。そうすると、喧嘩をして自宅に残っていた夫も私が破水した話を聞いて焦ってしまい、すぐに駆けつけてくれました。 そして、夫と2人で状況を産婦人科に説明したところ、すぐに来てほしいと言われ夜8時半に産婦人科で見てもらうことになりました。 すでに子宮口7cm!産婦人科に着いてすぐ分娩台に来てくださいと言われ、見てもらったところ、「すでに子宮口が7cm開いている」と言われました。しかし、まだ陣痛らしい痛みもなく、夫と「今日生まれるのかな?」と分娩台で話しながら過ごしていました。産婦人科に着いて約1時間後少しずつ痛み出し、「あ、これだ」と陣痛に気付きました。 病院到着2時間後には痛みが少しずつ強くなっていき、「そろそろかな」とお医者様に言われたときに強い痛みが来て、2回ほどいきんだらスルッと赤ちゃんが生まれました。 破水をしたとき、子宮口が7cm開いていると告げられたときも、まったく痛みはありませんでした。距離が近いとはいえ、もし実家ではなく別のお出かけ先だったらもっと大変なことになっていたと思います。臨月のときはもっと注意しなくてはいけないなと感じました。著者:永田真結4歳の長女、2歳の長男、0歳の次女を持つ母。自身の妊娠、出産、育児に関する体験談を中心に記事を執筆している。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
2019年07月24日初めての出産よりも2人目の出産はスムーズで、予定日より早く生まれたり、お産の時間が短いと聞いたことがあり、2人目の出産はすぐに終わるだろうと甘くみていました。ところが、1人目の出産も2人目の出産も、私にとっては壮絶な体験でした。何回経験しても、出産というものは大変なものです。 「2人目の出産はスムーズ」って本当?2人目を妊娠中に、2人目は出産がスムーズ、予定日より早く生まれる! など、産婦人科で一緒になったママさんやママ友に聞いたことがあり、実際に産婦人科の先生からも、前回の出産から2年以内のほうがよりスムーズに出産できる傾向があると聞きました。 私の場合、年子の出産だったため、2人目はラクだろうという感覚になってしまい、完全に安心しきっていました。ところが、実際の出産はとても大変なものでした。 陣痛は来ているのに子宮口が開かない!陣痛が来たのは夜の9時ごろ。まだ我慢できる痛さだったので、ごはんを食べてお風呂に入り、横になりました。前駆陣痛だと思ったのですが、痛みは治まらず、間隔もどんどん短くなり、病院に行くと子宮口は4cm開いていました。 ところが、陣痛の間隔は1分間隔になっているのに、子宮口は4cmのまま。長い陣痛に体力を奪われ、意識を保つので精一杯でした。これ以上は母子ともに危険ということで、人工破膜の処置をしてもらいました。 何回経験しても出産は大変破膜してもらったものの、回旋異常で赤ちゃんがまったく降りてきませんでした。陣痛は7時間以上も続き、やっと分娩の体勢に入りましたが、すでに体力はなく、意識も遠のいていく私。酸素マスクをつけてもらい、わが子のために必死で力を振り絞って出産しました。 長男のときは不安もありましたが、スムーズな出産でした。ですが、次男は大変な出産だった記憶しかありません。私の場合、2人目の出産のほうがラクなんてことは決してありませんでした。何回経験しても、出産は大変なものだということを実感しました。 イラスト:sawawa著者:木村えま二児の母。年子育児に奮闘するかたわら、自身の体験をもとに妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆中。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 ◆関連動画出産ドキュメンタリー(通常分娩)
2019年07月15日よく「鼻からスイカが出るほど痛い」と言われる出産。でも経験するまでは、そんなこと言われてもイメージできない、痛い痛いとは言っても自分の気持ち次第でなんとかなるはず、と思っていました。そんな私の絶叫陣痛体験談をお話しします。 妊娠中の私のバースプラン誰かの出産を身近で経験したこともないし、何から何まで初めての体験になる自分の出産。この体からどのように赤ちゃんが生まれてくるのか、思い浮かべてみてもあまりイメージできずにいました。 妊娠中に考えた私のバースプランには、「なるべく穏やかに出産に挑みたい」というもの。気持ちが落ち着く音楽のCDやアロマなどを、産院へ持参していました。「生まれてくる赤ちゃんも大変」ということも頭にあったので、母としておなかの子に「大丈夫だよ」と語りかけるようなイメージで、落ち着いて、取り乱したりせず出産したい。そんな風に考えていました。 破水から始まった出産自分の出産が陣痛から始まるのか、破水から始まるのか、陣痛が来なくて誘発剤をつかうことになるのか、こればかりは事前にはわかりません。 私の初めての出産は、妊娠40週で破水から始まりました。夫が休みの間に陣痛が来てほしいなと思い、スクワットなどいろいろ試してみたりしたのですが陣痛は来ず、諦めて「一旦考えないようにしよう」と思っていたら、明け方、寝ているときに破水が起きました。初めての経験でしたが「これは破水だ」とわかり、すぐに夫と一緒に産院へ向かいました。 破水が起こったことにより「これから出産が始まるんだ」という心構えもできたように思います。 叫ばずにはいられない!陣痛がどんどん強くなり、子宮口が7cmほど開いてきたころから「これは思いの外痛いぞ」と感じていました。陣痛の波が来るたびに今まで経験したことのない痛みがやってきます。頭では「痛い」と叫んでもどうしようもないことはわかっているのですが、叫ばずにはいられませんでした。 ただただその時々の状況についていくのに精一杯で、持参したアロマもCDも使う余裕がありません。今では笑い話ですが、「い……痛い! 痛い! ギャー!」と叫ぶことで体力を消耗し、陣痛が引いている数分間は眠ってしまう私を見て、夫はそれはそれはものすごく心配したのだそうです。 大絶叫のなか、結果的に破水から6時間で無事に赤ちゃんは生まれてきてくれました。助産師さんからは「もっとかかるかと思ったけれど、早かったね!」と言われ、お産の進みも早く安産でした。 知人から、「陣痛で待機している間、隣のLDRから“痛い!” と叫んでいる声が聞こえて、出産が怖くなった」という話を聞き、私はそうならないようにしようと出産前は思っていました。ですが、いざ自分の出産となると絶叫……。叫び声はきっと隣の部屋にも聞こえていたでしょうから、申し訳ない気持ちでいっぱいでした。今思うと、私は叫ぶことで痛みから気をそらしていたのだと思います。何もそんな風に気をそらさなくてもよかったのですが……。出産は理想通りにはいかないものだな、と身をもって実感しました。著者:立田みのり一男一女の母。妊娠、出産を機に退職後、現在は自身の経験をもとに妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆中。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
2019年07月15日毎回健診のときに赤ちゃんは大きめだと言われており、予定日を過ぎても陣痛が来る気配がなく、妊娠41週のときに誘発分娩のため入院。初産で4,300g越えのビッグベビーを出産したときの体験談です。 陣痛の気配がなく誘発入院毎回健診のときに赤ちゃんは大きめだと言われ、妊娠40週の健診の際には、おなかの中の赤ちゃんは推定体重3,800g。妊娠41週を過ぎても陣痛の気配がなく、このままでは赤ちゃんが大きくなり過ぎるため、翌日に誘発入院をすることになりました。 入院1日目にラミセル、バルーン挿入という子宮口を開く処置をおこない、入院2日目の朝から陣痛誘発剤を点滴する予定でした。1日目の朝にラミセルを挿入し夕方に抜去、その後にバルーンを挿入すると自然と陣痛が始まり、バルーンも抜けたため、陣痛誘発剤は使用せずにこのまま自然陣痛で出産する方向になりました。 一向に強くならない陣痛陣痛が始まったものの、陣痛の間隔はなかなか狭まらず、強さもずっと我慢できる程度の痛みで、テレビや携帯を見る余裕もありました。助産師さんからも「微弱陣痛だね」と言われていて、LDR室へ移ってからは少し陣痛が強まりましたが、まだ周りの話し声を聞く余裕がありました。 赤ちゃんはなかなか下りてこず、地味に痛い陣痛と付き合うことになり、後半は痛みというよりも睡魔との戦いでした。結局人工破水をし、やっと赤ちゃんが下りてきて分娩の準備に入ったのは陣痛開始から12時間後でした。 下から吸引して、上からは馬乗りに!陣痛に合わせていきむのですが、まったく赤ちゃんが出てくる気配がありません。赤ちゃんが大きいこと、そして私の陣痛持続時間が短く陣痛間隔が長いことが問題でした。1回の陣痛で1〜2回しかいきめず、次の陣痛までの待ちが長いため、赤ちゃんが戻ってしまう状態でした。 私のいきみだけでの出産は難しいと判断され、下から吸引し上からはおなかに助産師さんが馬乗りになりました。陣痛のタイミングに合わせて同時にいきむ、引っ張る、押し出すといった感じでした。なんとか頭が出ましたが今度は肩がつかえ、もう一度いきむ前に陣痛は終わり、その後はいきんでもまったく出てきません。結局先生が引っ張り、助産師さんが押し出し、なんとか赤ちゃんを出すことができました。出てきてびっくり! 推定体重+500gの4,300g越えのビッグベビーでした! 健診のときから大きめの赤ちゃんだと言われていたため、ある程度覚悟はしていましたが、まさか4,300gもあるとは思いませんでした。初産でかなりのビッグベビーでしたが、吸引分娩とおなかを押してもらうことでなんとか無事に出産をすることができました。出産まではいろいろと大変でしたが、生まれてからはよく飲んでよく寝る子で、どっしりとしていてお世話もしやすいです。ビッグベビーも悪いものではありません。著者:塚田さき0歳男児の母。普段は作業療法士として訪問看護ステーションで勤務、現在産休中。自身の体験をもとに、主に体験談を中心に執筆している。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
2019年07月13日初めての出産、切迫早産で自宅安静の日々を経てやっと訪れた予定日。しかし、それから数日過ぎても陣痛が訪れないので、ついに陣痛促進剤の使用が決定! 思いがけない事が気になった私の出産話を聞いてください。 予定日+6日で促進剤決定切迫早産で約1カ月間自宅安静をしていましたが、予定日に近づいてもう大丈夫! ……となったのになかなか陣痛が来ない……。歩いても階段を昇降しても少し張るだけのおなかに、妊娠41週0日での誘発分娩が決まりました。 入院の流れを説明された後は「いよいよこの日に生まれるのか、日にちが前もってわかるなんて不思議!」くらいの気持ちでした。 陣痛促進剤投与当日、朝9:00ごろから陣痛促進剤の点滴を打ち始めました。まずは少ない量から徐々に増やしていくようで、テレビを見ながら夫と助産師さんと談笑しながら何ともなく午前中が過ぎていきました。 昼食を食べて薬の量が増えていっても特におなかに痛みはなかったので、夫は昼食を摂りに一旦外へ出ていきました。午後1時を過ぎたころ、なんだか便意を感じて1回目のトイレに行かせてもらったところ、ゆるめの便が……。産院着でおなかが冷えたのかな? と思いながらまた分娩室に戻りました。 いよいよ陣痛が! この痛みは何?その後、徐々におなかの張りが強くなっていき、助産師さんも「これで陣痛が乗ればいいですね!」と小まめに確認してくれました。それでも便意は続き、2回、3回とトイレに立たせてもらう状態の私に、「促進剤で少し緩くなっているのかもね」と助産師さんが声をかけてくれました。外出していた夫が午後2時ごろ戻ったときには、おなかの痛みが陣痛なのか腹痛なのか、とうとう区別がつかなくなっていました。 このころ、かなり陣痛は強くなっていたようで、もうトイレには立たせてもらえなかったのですが、相変わらず便意を感じていた私は、「ここで漏らすのは絶対に嫌だ!」と、ただただそれだけを考えていました。 出産は便意との闘いいよいよ喋れないくらい陣痛が強くなってきたときも、助産師さんからは「まだいきんではダメ! 逃してね」と言われていましたが、私にとってはいきんだら便が出てしまうという感覚だったので、必死にこらえていました。しかし、「もういいよ! いきんで!」の合図でおなかに力を入れるときには、痛みが最高潮で便意がどうとか考える余裕もなく、早くこの痛みをどうにかしたい! という一心でいきみました。陣痛の合間に、ずっと気になっていた便意を伝えると、「あぁ、ちょっと出てるね。でも大丈夫! このままいきんで!」と回答がありました。もうろうとしている頭ではもう恥ずかしいという感情は湧きませんでした。直後に破水し羊水も一気に出たので、もうとにかく全部出してやる! といきみ続け、無事に出産することができました。 私は陣痛の痛みについて聞かれると、「おなかをこわしたときの痛み × 数十倍」と答えます。今でもあの分娩室で、必死に便意と戦った記憶は鮮明に覚えています。産院のみなさんは、おそらく慣れていらっしゃるでしょうからそこまで気にする事はないのかもしれませんが、願わくば次の出産時には、便意と直結しない陣痛を感じたいです。著者:歌 啓子1歳男児の母、転勤族の妻。子育てはフランス流を実践、夫は息子の爪切り以外はすべてこなせる育メン。2018年9月より在宅勤務にて復職し、転居先の地で友達作りに勤しんでいる。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
2019年07月12日こんにちは! 助産師のREIKOです。出産予定日を過ぎてからの妊婦健診で、お産の兆候があまりみられない場合、「誘発分娩も考えないとね」と医師から説明されることがあります。「誘発分娩」という言葉を聞いたことはあるけれど、実際はどのようなことをするの? という方もいらっしゃると思います。そこで今回は、誘発分娩についてお話ししたいと思います。 誘発分娩って何?誘発分娩は、おなかの中の赤ちゃんがママの産道を通って生まれてくる経腟分娩が可能なケースで、陣痛がみられないとき、人工的に陣痛を起こしてお産にする方法です。 誘発分娩というと、「陣痛促進剤」をイメージされる方が多いかもしれませんが、子宮の入り口である子宮頸管をやわらかくし、お産可能な状態になるようにする処置、「頸管熟化(けいかんじゅくか)」の処置も含まれているんですよ。 どのような場合に誘発分娩をおこなうの?誘発分娩をしたほうがいいと判断されるケースは、これ以上妊娠を継続することが、おなかの中の赤ちゃんやママにとってリスクとなる場合です。 出産予定日を過ぎ、お産の兆候が見られない場合、このまま経過してしまうと、過期妊娠となってしまい、赤ちゃんに影響を及ぼす可能性があります。そのため、私が働いていた病院では、出産予定日を過ぎてしまった場合、妊娠41週ごろに誘発分娩をおこなうケースが多かったように思います。 このほかにも、破水をしたけれど陣痛が来ない、赤ちゃんが成長していないなどのケースで分娩誘発をおこないますが、それ以外にもおうちが遠く、陣痛が来てから病院に向かうと間に合わない、ママの不安が強いなどの理由で、誘発分娩となることがあります。 誘発分娩をおこなうためには条件がある!誘発分娩は、日本産婦人科学会および日本産婦人科医会のガイドラインに基づいておこなわれなければなりません。また、誘発分娩に関して、きちんと医師が説明したうえで、ママが説明の内容を理解し、ママとご家族が同意書にサインすることが必要になります。 誘発分娩に使うお薬にアレルギーがある、帝王切開を過去に2回以上している、前置胎盤であるなど、誘発分娩ができない場合もあります。 いずれにせよ、医師の説明を聞いてわからないこと、不安なことはきちんと確認しておくことが大切です。次回は、誘発分娩の実際についてお話ししたいと思います。 ◆関連動画出産ドキュメンタリー(通常分娩) 監修者・著者:助産師 REIKO医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
2019年07月11日入院の準備はしていたけれど、まさか夫もいない、実家は新幹線を乗り継いで5時間の距離、2歳になりたての子どもを抱えている早朝に陣痛が来てしまうとは予想していませんでした。ひとりでどのように陣痛・出産を乗り切ったのか、筆者の体験談をご紹介します。 早めのお産に備えて生活長女を妊娠37週で出産したため、次の子も早くなるのではないかと予想をし、出産予定日の2カ月前には入院準備をしていました。時はちょうどお正月。夫は年末から離島へ出張に出ていて、1週間後に戻る予定でした。 夫のいないときに陣痛が来ませんようにと祈りながら、人混みを避け、帰省もせず、あまり体を動かさないように長女とおとなしく過ごしていました。 深夜に腹痛、早朝におしるしなんとか3日の夜になり、実家の母と電話で5日に来てもらう約束をして就寝。夜中2時くらいに腹痛で起き、おなかを下して朝まで何回かトイレに行くことを繰り返し、あまり眠れずにいたところ、5時におしるしが……。このとき妊娠36週1日。頻回にトイレに行っていたので、最初はおしるしなのかわからなかったのですが、下した痛みではない、定期的に締めつける痛みを感じて陣痛だと確信しました。 すぐに母、夫、産院、タクシーに連絡。しかしここで問題が生じます。産院は分娩に子どもの立ち会いNGのため、長女を連れて行くことができません。筆者はこのまま入院となるため長女をどうしたらいいのか、大パニックに。 長女の預け先をどうする?!悩んでいるうちに陣痛はどんどん痛みを増してきて、間隔も短くなってきていたので、迷惑をかけるけれど勇気を出して、一時保育で利用している保育所に4日早朝から一時預かりしてほしいとお願いしました。そして園までの送りを同じマンションのママ友だちにお願いし、筆者は単身タクシーで産院へ。 妊娠36週1日はその産院で扱えるギリギリの週数で、あやうく大きな病院に転院するところでした。経産婦だったのでスムーズにお産は進み、昼前には出産。長女のお迎えには朝一で新幹線に飛び乗った母が駆けつけてくれ、安心して入院することができました。一方の夫は遠方過ぎて帰宅ができず、翌日赤ちゃんと初対面というドタバタな出産になりました。 入院準備だけはしっかりとしていましたが、お正月という非日常だったため、長女と2人きりのときに陣痛が来るとは想定していなかった筆者。長女をどうするか、自分はどう産院にいくかなどのシミュレーションが足りていなかったと思います。ですがこの出産の際、保育所もタクシーの運転手さんも、ママ友も、ひとりで出産に向かう筆者を励まして子どものフォローや応援をしてくれたので、痛みや怖さよりも、頑張らなきゃ! という気持ちで出産に臨めたことは心強かったです。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 著者:ライター 横山まい三児の母。夫の転勤に伴い三人別々の県で出産し子育てをしている。転勤妻としての妊娠・出産・子育ての経験に基づき、体験談を中心に執筆している。
2019年07月07日Instagramでフォロワー5万人を超える「ニシカタ」さんの出産エピソードをご紹介! 妊娠39週、妊婦健診当日におしるし、陣痛が開始しそのまま入院! いよいよ陣痛が2~3分おきになり…?! 助産師さんの笑顔のご報告は、いつも残酷に響きわたるのでした……。 助産師さんの報告で挫けそうになったかた、他にもいらっしゃるんじゃないでしょうか(笑)? このほかにも、ニシカタさんのInstagramでは育児エピソードが更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね♪ この投稿をInstagramで見る ニシカタさん(@c_nishikata)がシェアした投稿 - 2018年 6月月12日午後2時22分PDT著者:イラストレーター ニシカタ2018年1月、長女を出産。インスタで出産、産後、育児レポートマンガを更新し、フォロワー5万人超。ゲームと海外ドラマとデパ地下が好き。Instagram:@c_nishikata
2019年07月02日陣痛や出産に対して “痛くて怖い” というイメージがある人もいるのではないでしょうか。筆者も初めての出産予定日が近くにつれてドキドキしたのを覚えています。今回は、私の初めての陣痛体験を紹介します。 生まれる気配がない……「初産は出産予定日を過ぎることが多い」と周りから言われていましたが、筆者の初産も同様でした。予定日になっても子宮口が硬く、1cmほどしか開いておらず……。 ウォーキングをしたりスクワットをしたりしても子宮口は柔らかくならず、診察の際に先生にグリグリされても一向に開く気配がありません。このままでは正期産の時期を過ぎてしまうかもしれないということで、妊娠40週5日に入院し、陣痛促進剤を使って出産することになりました。 出産予定日4日後に訪れた定期的な痛みそして出産予定日から3日後、ようやくおなかが張る回数も頻繁になりましたが、間隔が開くこともありました。そして出産予定日を4日過ぎた日の朝。何となくおなかが張る間隔が定期的になり始めました。 その痛みが陣痛なのかどうかよくわからなかったのですが、まずは病院に電話をしました。助産師さんと話をしたところ、まだすぐに出産にはならないだろうとのことでしたが、もともと翌日に入院予定だったこと、また夜は夫が仕事で不在になることからそのまま入院することになりました。 1日かけてゆっくり開いた子宮口入院してからお産が進むように階段を上り下りしたせいか、夕方の診察時には子宮口が3cmくらいまで開いていました。このまま順調に開けば陣痛促進剤を使わずに出産できるかもしれないということで、出産に備えて夕食をしっかり食べて就寝することに。 夜間も痛みの波を感じつつ朝を迎えてトイレに行くと、今まで感じたことのない激しい痛みと衝撃をおなかに感じ、しばらく動けなくなったのです。その後の診察で子宮口が8cmまで開いていたため、陣痛促進剤を使うことなく約3時間後に出産となりました。 もう少し陣痛から出産までがスムーズにいくと思っていましたが、子宮口が開くまでに時間がかかり、想像していたよりも長い陣痛となりました。それでも元気に赤ちゃんが生まれてきてくれてよかったです。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 著者:ライター 吉川麻和一児の母。娘の出産を機に仕事を退職し、現在は子どもの成長に合わせた働き方を模索中。不妊治療の経験や子育て経験に基づき執筆中。
2019年07月02日ベビーカレンダーは4月10日(水)、公式YouTubeチャンネルに茨城県つくば市の産婦人科「なないろレディースクリニック」の協力の元、「出産ドキュメンタリー動画」を公開しました。一人の妊婦さんとそのご家族に密着し、陣痛開始から出産、産後、1カ月半の母子の様子までを追ったドキュメンタリー映像です。出産を控えた妊婦さんだけでなくママ、パパなど多く方の反響を呼び、6月末現在で約83万回視聴されています。そこで今回は皆様から寄せられたコメントの一部を紹介します。ベビーカレンダーでおなじみの助産師REIKOさんのコメントも! これから出産を控えているママには必見です。 お産の様子に経産婦ママも驚きの声!静かなお産にママたちもびっくり!この人凄いよ…… 私は痛すぎて叫ばずにはいられなかった… だから出産後声が出なかった… 初産でこんだけ静かにすごい尊敬する… 私なんて3人目でようやくこんな感じだった! すごく冷静ですごい 笑 子宮口全開の時と内診の時もう耐えられない痛みだったのに…、尊敬です! 笑 会陰が頭でパツパツで裂けそうな感じも、陣痛とは別でめっちゃくちゃ痛かったけど…麻酔すると麻痺してわからなくなるのかな? REIKOさんコメント私が今まで経験したお産のなかでも静かだなという印象でした。初めてのお産なのに、どうしてここまで冷静にいられたのだろうと不思議に思われる方も多かったようですね。やはり妊娠中から心と体の準備ができていたこと、産院の先生や助産師と信頼関係が築けていて先を見越したサポートがきちんとできていたこと、そしてなによりご家族の支えがあったからこそなのではないかと思います。静かなお産はママたちの理想かもしれませんが、実際はなかなかそうもいかなかったりします。 痛みで声が出てしまうのも、助産師にとっては「お産が進んできているサイン」なので決して悪いことではありません。どのような形であれ、最終的にママと赤ちゃんが元気であれば問題ないと思っています。 義理のお母さんが頼もしい! 旦那さんのサポートしようって気持ちがすごく伝わってくるな~ そしてここまで落ち着いてできるの、本当にすごい… 義理母立ち会いとか無理とか思ってたけど夫よりめっちゃ痛みもわかってくれるしサポートすごそうやな この動画を見て自分の出産の時を思い出し、遠方で立ち会えないパパの代わりにうちの両親に立ち会いして貰えばよかったなって後悔しました。 ずっとLDRの外で待っていてくれましたが、側にいてくれたらどんなに心強かったかと今更ながらに思います。 もし2人目を授かれたら、付き添ってもらおうと決めました! REIKOさんコメントこれまで立ち会い出産と言うと旦那さん…というイメージでしたが、最近では旦那さん以外のご家族、上のお子さんの立ち会いが可能な産院も増えてきています。実際の夫立ち会い出産の場面では、自分も赤ちゃんを産むのではないかと思ってしまうくらい一生懸命サポートをしてくれる方から、何をしていいかわからない…とただただママに寄り添う方まで、立ち会いのスタイルもさまざまです。立ち会い出産は、メリットだけでなくデメリットもあります。事前にきちんと話し合い、ママの心許せる人が傍に寄り添い、一緒に新しい家族の誕生を迎えられるといいですね。 プレママや未来のママも絶賛!今7カ月で、お産に対してすごく恐怖心があったけど この動画見れてよかった 体験したことないから動画見れてよかった。ママさんパパさんお疲れ様でした。出産ってすごいな…涙が止まらない REIKOさんコメントお産の経過中でつらいのが、いつまで続くかわからない陣痛と「いきみ逃し」かもしれません。不安や恐怖は身体を緊張させ、痛みを強く感じるようになります。事前に一般的なお産の流れや呼吸法などを知っておくと、うまく陣痛と向き合えるのではないでしょうか。実際の場面で呼吸法が全然できない! という場合でも、必ず助産師が一緒にサポートしますので心配いりませんよ。 命が生まれ、家族が生まれる瞬間に涙 出産って素晴らしいですね。 誕生の瞬間、涙が出ました 出産まであと4カ月くらいですが、この動画を見て早く会いたいなって心から思いました(*´ω`*) 痛みは想像できないけど、他人の赤ちゃんでこんなに感動できるなら自分の時はどうなっちゃうんだろうとある意味不安(笑) 7カ月前に息子産んだの思い出して泣けてきた お母さんも赤ちゃんも頑張っていて 本当に凄いなぁ素敵だなぁと 思います REIKOさんコメント妊娠・出産は病気ではないとよく言われますが、何が起こるかわからないのが妊娠・出産だと思います。ですので、助産師にとって赤ちゃんが無事生まれた瞬間は、何度経験してもうれしいと同時にほっとする瞬間でもあります。ひとつの命を育み、この世に産み出すことの大変さや、小さな体で頑張ってこの世に生まれてきた命の尊さを、この動画を通じて感じていただけたらと思います。さらに新しい家族を迎える喜びを体験できる方が増えるといいなと思っています。 出産に立ち会って今回、出産ドキュメンタリー動画の制作にあたり、ご家族の皆様と一緒に、陣痛から出産に至るまで立ち会わせていただきました。ひとつの命がこの世に生まれる奇跡、その命の誕生とともに、家族が生まれていく瞬間を感じることができました。今回、ママたちからいただいたコメントでも多かったのが、小さな命がこの世に生まれた奇跡の瞬間への感動です。出産に命がけで臨む母親の姿と支える家族の姿に心を打たれたようです。 この動画が、これから出産されるママの心の準備としてだけでなく、すでにお子様のいる方にとっても、家族とは何かを見つめ直し、より絆を深めるきっかけになればと思います。また、悲しい事件も多い昨今、命の重さについて改めて考える契機となれたら、そして多くの女性が「赤ちゃんを生みたい!」と思える世の中になったら、そんな願いも込めています。 ぜひ、たくさんの方にご視聴いただけたら幸いです。 ベビーカレンダー編集長二階堂美和 コメント:助産師 REIKO医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
2019年06月30日ウーマンエキサイト読者のみなさま、こんにちは! まつざきしおりです。■私の陣痛出産体験記私も初の出産にあたり、心の準備をば! と、陣痛の体験談を読み漁りました。よく言われる「鼻からスイカ」ですが、そもそもなんで「鼻」からなんだよと。鼻から固形物が出てきて痛かった経験なぞ、今までないよ!!何なん? 子宮と鼻孔ってつながってるん?そんなわけないやろ!!と、いまいち想像できなかったわけです。生理痛の数百倍の痛みも、ダンプカーも、例えのスケールが大きすぎてやはりイメージが沸かず…。にもかかわらず、出産経験のあるお母さんはみな、「痛みなんて産んだらすぐに忘れちゃうよ~」と言うのがこれまた不思議。そんなこんなで、「とにかく痛いけど、でもその時だけの痛みなのだな」というフワッとしたイメージで出産に臨みました。いやーーー。ま〜これは痛い!(笑)私の場合、赤ちゃんは早々に降りてきているけれど、子宮口が一向に開かない状態だったので、ひたすらいきむのを我慢していました。本当に骨盤が張り裂けそうで、「これで死なないなんて、女の人の体って丈夫にできてるわ~」と、意識朦朧とする中、ぼんやりと考えていました。最終的にはこんな感じに!!!!この時深夜だったので、静かな病室に響き渡る悲痛な叫び声はさぞかし怖かっただろうと思います。痛みに耐えきれず、様子を見に来る看護師さんに「もう生みます!生ませてください!!」とすがりつき懇願する始末。数時間後。「よし、もういきんでいいですよ~!」という先生が本当に神に見えました(笑)そんなこんなで壮絶な出産だったわけです。が、いや~。数日後には、痛みはスコーンと忘れましたね。(笑)人生で1番痛い瞬間だったはずなんですが。不思議なもんです。というわけで、出産は壮絶ですが、本当なんとかなりますし、終わってしまえば全然大丈夫なので、出産を控えたお母さん、頑張ってくださいーー!!!!!!ファイ、オーーー!!!!\「ママの行動について」のアンケート実施中!/ウーマンエキサイトでは、さらに皆さまのお役に立つ情報を提供すべく、「ママの行動について」のアンケートを実施中! 日ごろのお悩みやウーマンエキサイトへのご意見など、この機会にぜひ教えてください。アンケートにお答えいただいた方の中から、抽選で3000円分のAmazonギフト券を10名様にプレゼントいたします! (応募締切:2019年7月1日まで)回答はこちらから>>
2019年06月28日んぎまむさん、無痛分娩で点滴・陣痛促進剤、硬膜外麻酔をおこない、いよいよ出産かと思いきや、子宮口9cmのところでまさかの緊急帝王切開で出産!産後、後陣痛や傷口の痛みがとにかく痛い……! この痛みをなんとかするには、「錠剤の痛み止め」と「坐薬」という方法があった。 どちらも効果時間や使用可能時間(何時間に1回など)があり、どうしてもアイドルタイムが生まれてしまう。 とにかくマッマは傷口が引きつるように痛くてそれを訴えていたのだが、どうやら「後陣痛」という子宮の収縮の痛みらしい。 しかし、感覚と「だって腹切られてるんだぜ!?」という思いから「どう考えても傷口が痛い!!!」と思い込んでいたマッマは、どうしても傷口が痛いことについて共感されたくて、何度もアピールするのだった。 監修/助産師REIKO※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。著者:イラストレーター んぎまむ2017年1月18日生まれの女の子、「んぎぃちゃん」を子育て中。イラスト・漫画制作中心の在宅クリエイター。ベビーカレンダーでは、んぎぃちゃんを妊娠中から出産、育児まで怒涛のんぎまむライフを「んぎぃちゃんカレンダー」として連載中。
2019年06月24日Instagramでフォロワー5万人を超える「ニシカタ」さんの出産エピソードをご紹介! 妊娠39週、妊婦健診当日におしるし、陣痛が開始しそのまま入院することになり…?! 出産ビデオを事前に見ておいたおかげだと思います!この気の利かせ方はすごく助かりました~! いろんなことを考え巡らせたうえで、イエスかノーかで答えられる的確な質問。旦那さん、ステキー! このほかにも、ニシカタさんのInstagramでは育児エピソードが更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね♪ この投稿をInstagramで見る ニシカタさん(@c_nishikata)がシェアした投稿 - 2018年 6月月12日午後2時22分PDT著者:イラストレーター ニシカタ2018年1月、長女を出産。インスタで出産、産後、育児レポートマンガを更新し、フォロワー5万人超。ゲームと海外ドラマとデパ地下が好き。Instagram:@c_nishikata
2019年06月23日私の愛すべき家族
育児に遅れと混乱が生じてる !!
こどもと見つけた小さな発見日誌