俳優の天海祐希(56)が18日、都内で行われたテレビ朝日開局65周年記念木曜ドラマ『Believe-君にかける橋-』(25日スタート後9:00※初回拡大SP)のキャスト登壇イベントに登場。同作で初めて主演・木村拓哉の妻を演じることが発表された。テレビ朝日開局65周年記念作品として制作される本作では、橋づくりに情熱を燃やす狩山陸(木村)が刑務所に収容されるという困難に見舞われながらも、決して諦めることなく希望と再生の道を模索する。先の読めない手に汗握るサスペンスと、スリリングかつ心に染み渡る人間ドラマが交錯する壮大な物語を紡いでいく。木村演じる陸の妻を演じる天海は「妻を…“つ”“ま”を演じさせていただいてます(笑)。今のところ数回しか、いとしい主人には現場で会えてないんですけど、2人のシーンは濃密な時間を過ごしています。どんどん撮影が進むにつれて、もっと仲を深めていきたいと意気込んでおります」と満足げな表情。木村は天海への印象を聞かれると、天海も身を乗り出し対面に。木村は「天海さんとご一緒できると聞いた時に色々想像も膨らんだんですが、撮影でそばにいると、温度やにおい、全部含めて感じることができて、ありがとうございます!って感じです」と伝えた。天海も「最初は、うわー木村拓哉だと思って芝居してたんですが、すごいプロフェッショナルなんです。木村さんの熱量や現場を引っ張る力、役に没頭する力、勢いにぐんと引っ張ってもらった。木村さんの演技を特等席で見れてすごく楽しい。新鮮でありながら練り上げられた演技で、二人のシーンでも見たことないような表情をされているので楽しみにしてください」と木村へのリスペクトとともに笑顔を向けた。イベントでは、同日発表された竹内涼真(30)、山本舞香(26)、一ノ瀬颯(27)、上川隆也(58)、斎藤工(42)、小日向文世(70)、天海祐希(56)が登場した。
2024年04月18日●『ハリポタ』が大好き「本も映画も全部見ています」昨年、日本テレビ系ドラマ『ブラッシュアップライフ』で安藤サクラの幼少時代を演じて注目を集め、ドラマや映画、さらにバラエティでも活躍している子役の永尾柚乃(7)。このほどTBS赤坂ACTシアターで上映中の舞台『ハリー・ポッターと呪いの子』の春の応援大使に就任したが、物心ついた頃から『ハリー・ポッター』に夢中なのだという。永尾にインタビューし、『ハリー・ポッター』の魅力や自身に与えた影響など話を聞いた。――『ハリー・ポッターと呪いの子』春の応援大使に決まった時の気持ちをお聞かせください。『ハリー・ポッター』が大好きだったので、すごくうれしかったです。本も映画も全部見ていて、魔法の夢しか見てないです!――『ハリー・ポッター』は何歳頃から見ていますか?2、3歳頃から見ていて、汽車とかおもちゃもたくさん持っています。――エンタメの世界に興味を持つきっかけの1つにもなったのでしょうか。はい!――『ハリー・ポッター』のどんなところが好きですか?汽車でハリーとハーマイオニーとロンの3人が出会うところが好きです。そこから冒険が始まるので、すごくワクワクする感じがして。――好きなキャラクターは?ハリーとかハーマイオニーとかロンとか、あとは嘆きのマートルも好きです。――今日はハーマイオニーの衣装を着ていますが、ハーマイオニーになった気分はいかがですか?ハーマイオニーも大好きだったので、すごく楽しい気分になりました!――『ハリー・ポッター』から影響を受けたことがありましたら教えてください。家族とか友達とか仲間が本当に大事だなと感じたので、私も大切にしたいなと思っています。○名前入りの杖に大喜び「いろんな魔法をやっています!」――舞台『ハリー・ポッターと呪いの子』を鑑賞した感想もお願いします。魔法が次々と飛び出してきて本当にすごかったです! 「ウィンガーディアム・レヴィオーサ」(物体を浮遊させる魔法)が出てきて、それが昔から大好きだったのでうれしかったです。――春の応援大使就任会見の時に、名前が入った杖をもらっていましたが、家で杖を使って遊んでいますか?たくさん遊んでいます。大きな声でいろんな魔法をやっています! 杖を持っていなかった時は指でやっていたので、杖をもらってすごくうれしいです。●「今日は絶対いい日になるぞ!」と言うようになり毎日が楽しく――ドラマや映画に出演されていますが、舞台にも出たいという思いはありますか?あります! 舞台はお客さんが目の前で見てくれるのがすごいなと思って。――『ハリー・ポッターと呪いの子』に出るとしたら、どの役を演じたいですか?2人いて、ローズ・グレンジャー・ウィーズリーと嘆きのマートルを演じてみたいです。ローズ・グレンジャー・ウィーズリーは、毎日元気でにこにこしていて、私と似ているなと思ったのでやりたくて、嘆きのマートルは、心がコロコロ変わって、怒っているのかなと思ったら笑ったり、それが面白そうだなと思いました。――ローズ・グレンジャー・ウィーズリーのように柚乃さんも毎日にこにこ笑顔なんですね。はい! 楽しい時に、にこにこになります。3、4歳頃から毎朝、「今日は絶対いい日になるぞ!」と言っているんですけど、それを言うようになってから毎日が楽しくなりました。――自分で毎日言おうと決めたんですか?そうです!――『ハリー・ポッター』に関して叶えたい夢がありましたら教えてください。イギリスに行って、ハリーが住んでいたプリベット通り四番地や、9と4分の3番線に行ってみたいです。――最後に、応援大使として『ハリー・ポッターと呪いの子』の魅力をアピールお願いします。本当に魔法がすごくて、電話ボックスに吸い込まれたり、火の中から出てきたり。本や映画を見ている人はもちろん、見ていない人も楽しめるので、絶対に見てほしいです!■永尾柚乃2016年10月15日生まれ、東京都出身。1歳の時にWOWOW『コールドケース2』(2018)でデビュー。主な出演作は、ドラマ『神様のカルテ』(2021)、『拾われた男 LOST MAN FOUND』『エルピス』(2022)、『ブラッシュアップライフ』『どうする家康』(2023)、映画『Dr.コト―診療所』(2022)、『ゴールデンカムイ』(2024)など。
2024年04月18日テレビ朝日系ドラマ『君とゆきて咲く~新選組青春録~』(24日スタート毎週水曜深0:15)の特番『放送直前!イケメン隊士がドラマの魅力全部伝えるSP』が17日に放送され、未公開キャストが発表。杢代和人と三浦涼介の出演が解禁された。『君とゆきて咲く~新選組青春録~』は、手塚治虫氏の隠れた名作『新選組』を初映像化し、2クール連続で放送する一大プロジェクト。歴史上の人物も多数登場するが、メインとなるのはオリジナルキャラクターとして描かれる2人の若き隊士、鎌切大作(前田拳太郎)と深草丘十郎(奥智哉)。2人は熱い友情で結ばれながらも、時代の波に翻弄され、やがて白刃を交えることになる。2人のたどる過酷な運命を『美しい彼』シリーズで知られる気鋭の脚本家・坪田文氏と、『未来への10カウント』(テレビ朝日)でメガホンを取った河合勇人氏が美しくも鮮烈に描写。また、斬新な殺陣パフォーマンスや従来の時代劇にはない流麗な“剣舞”を織り交ぜ、幕末を閃光のごとく駆け抜け、はかなく散っていった新選組隊士たちの青春をいまだかつてない視点とスタイルでエモーショナルにつづっていく。『仮面ライダーリバイス』(2021年~2022年)で共演した前田×奥の2人がW主演を務めるほか、簡秀吉、藤岡真威人、阪本奨悟、永田崇人、高野洸、羽谷勝太、柊太朗、庄司浩平、上野凱らキャストの出演がすでに発表されている。『仮面ライダーオーズ/OOO』のアンク/泉信吾役で強烈な存在感を放ち、近年では舞台『呪術廻戦』で五条悟を演じるなど話題作で実力を発揮する三浦は、新選組の頭取・芹沢鴨役で登場する。本作で描かれる芹沢は、目的のためなら手段を選ばない策士。三浦は「若いころに演じていたら、もっととげとげしいキャラクターになっていたかと思いますが、少なからず経験を積み重ねてきた今、またひとつ新しい表現が見せられるのではと思っています。この芹沢鴨という役が、僕の新たなターニングポイントになる予感がしています」と、これまでの新選組作品では見たことがない、妖艶ですごみの際立つ芹沢鴨像を構築していく。三浦はフレッシュなキャストたちにとって、“ライダー界のカリスマ的存在”。「共演者の皆さんが、僕が出演していた『仮面ライダーオーズ/OOO』を“見ていました!”と笑顔でお話ししてくださるんですよね。うれしさもありつつ、当時見てくださっていた方々がもう20歳を超えているのか…と思うと、恐怖すら覚えていて…(笑)。彼らと一緒にお仕事する機会をいただき、身の引き締まる思い。全力でこの役を全うしたいですね」と、後輩たちに背中を見せていく決意を語っている。■コメント【三浦涼介】――出演が決まった際の率直な感想を。ただただ、光栄に思いました。僕自身、東映京都撮影所で撮影する作品でレギュラーをいただくのは、今回が初めて。これまで、お邪魔するたびにスタッフの皆さんがやさしくしてくださったので、今回は京都の皆さんとの楽しい日々がいつもより長く続くんだな、と思うとすごくうれしかったですね。――自身の役柄の印象や、演じる上で意識していることは?芹沢鴨は、強い男ですね。すべてのものを軽く斬っていく感覚があります。自分が若いころに演じていたら、もっととげとげしいキャラクターになっていたかと思いますが、少なからず経験を積み重ねてきた今、またひとつ新しい表現が見せられるのではと思っています。この芹沢鴨という役が、僕の新たなターニングポイントになる予感がしています。あとは、共演者の皆さんが、僕が出演していた『仮面ライダーオーズ/OOO』を「見ていました!」と笑顔でお話ししてくださるんですよね。うれしさもありつつ、当時見てくださっていた方々がもう20歳を超えているのか…と思うと、恐怖すら覚えていて…(笑)。彼らと一緒にお仕事する機会をいただき、身の引き締まる思い。全力でこの役を全うしたいと思っています。――時代劇ならではの難しさ、面白さは?僕自身は幼いころから時代劇を見て育っていますが、ここ数年、若い方たちが時代劇に触れる機会も少なくなってきました。だからこそ、この作品には「よくぞ企画してくださった!」という思いがあります。魅力的なキャストの皆さんをはじめ、衣装やヘアスタイル、メイクなどすべてひっくるめて時代劇の面白さをまた新たな形で知っていただけるものと思います。難しい部分でいうと、時代劇ならではの言葉やイントネーションでしょうか。でも間違えたところはスタッフさんがやさしく教えてくださいますし、みんなで助けあいながら作品をつくっています。――撮影現場の雰囲気は?東京での仕事はどんどんスタッフさんが入れ替わっていく感覚がありますが、京都の皆さんって、違う作品の現場でもお会いすることが多いんです。お互いリスペクトしあいながら、すごくいい空気感で作品づくりをさせていただけるなと思っています。あとは、とにかく若い俳優さんたちが素直にまっすぐお芝居されているのが、見ていて本当に頼もしいですね。僕も皆さんからいろいろ吸収していきたいなと思っています。――視聴者へメッセージを。この作品は時代劇という世界を、新たな世代の方たちに知っていただける機会になると思います。「いやぁ、時代劇か…」と思っている人こそ楽しんでいただけるはずですし、歴史を学ぶ、よいきっかけになればと思いますので、ぜひぜひご期待いただければ!僕も芹沢鴨という役を皆さまにお届けするべく、精いっぱいやらせていただきます。
2024年04月18日アツキタケトモの新曲「キスミー」が、4月24日(水) に配信リリースされることが決定した。「キスミー」は、本日4月17日(水) より放送がスタートするTVドラマ『買われた男』のエンディングテーマ。今回エンディングテーマを担当するにあたり、アツキタケトモは「自分の内面世界を歌にすることが多い僕にとって、今まで楽曲制作というのは"部屋にこもって自分と向き合う作業"だったのですが、『キスミー』に関しては、自分じゃなくて誰かに向けて曲を書きたいなと思って、花屋で大切な人にどんな花を渡すか選ぶような気持ちで歌詞とメロディを紡ぎました。つらい言葉がタイムラインに並ぶ時代ですが、人の心には"愛"も確かにあるということを忘れないようにしたいです。この曲が誰かにとって居心地のいい場所になれたらと願っております。そういうものだったり場所や相手がいる、っていうことが幸せの本質な気がしています」とコメントを寄せている。併せて、同曲のティザー映像とジャケット写真が公開された。ジャケットは、新進気鋭の映像クリエイター・マザーファッ子によるもので、近日公開のMusic Videoも手がけている。アツキタケトモ「キスミー」ティザー映像<リリース情報>アツキタケトモ「キスミー」4月24日(水) 配信リリースアツキタケトモ「キスミー」ジャケットPre-add / Pre-saveリンク:<番組情報>ドラマアディクト『買われた男』4月17日(水) ~テレビ大阪・BSテレ東ほかで放送開始番組公式サイト:アツキタケトモ 公式サイト:
2024年04月17日りりあ。の新曲「騙されないからね。」が、4月20日(土) に配信リリースされることが決定した。「騙されないからね。」は、4月19日(金) 23時15分から放送開始となるテレビ朝日系 金曜ナイトドラマ『JKと六法全書』の主題歌として書き下ろされた楽曲。純粋さと意志の強さを併せ持ちながら、真っ直ぐ突き進む現役女子高生弁護士“JKB”の桜木みやび(幸澤沙良)とマッチしたロックナンバーとなっている。金曜ナイトドラマ『JKと六法全書』予告動画<リリース情報>りりあ。「騙されないからね。」4月20日(土) 配信リリースりりあ。「騙されないからね。」ジャケットりりあ。公式X:
2024年04月17日昨年は『この素晴らしき世界』(フジテレビ)、『コタツがない家』(日本テレビ)など9本のドラマに出演するなど出ずっぱりの俳優・中川大輔が、この春、新たな挑戦として、ニッポン放送開局70周年記念公演『鴨川ホルモー、ワンスモア』で舞台初主演を務めている(4月12日〜29日東京・池袋のサンシャイン劇場、5月3日・4日に大阪・梅田のサンケイホールブリーゼで上演。チケットぴあ、ローソンチケット、イープラスほかでチケット発売中)。今回のインタビューでは、1月クールに出演したドラマ『彼女と彼氏の明るい未来』(毎日放送)、『パティスリーMON』(テレビ東京)の現場の雰囲気や出演して得たことを振り返り、ファンへの真摯な思いを語ってくれた。○『彼女と彼氏の明るい未来』末澤誠也との親友役を振り返る――1月クールにはドラマ『彼女と彼氏の明るい未来』、『パティスリーMON』と同時期に二本の作品に出演されましたが、撮影期間は重なっていなかったんでしょうか。『彼女と彼氏の明るい未来』の撮影中に、『パティスリーMON』の準備期間や練習が入ってきたくらいで、撮影自体は重ならなかったです。――『彼女と彼氏の明るい未来』は、『モアザンワーズ/More Than Words』(22年、Amazon Prime Video)に続く橋爪駿輝監督の作品でした。僕が演じる洋平はすごく明るいキャラクターなので、最初は、どうしてパリピでもない僕がこの役なんだろうと思ったんですけど(笑)。以前、監督の前で酔って陽気になってしまったことがあって、そのときのイメージなのかなと勝手に解釈しました。橋爪監督ならではの長回しの多い撮り方が、ドラマなのに映画っぽくて。テンポに追われず、自分の好きな間でお芝居ができるところが好きなんだよなと思い出していました。――お芝居で一番こだわったところは。末澤(誠也)さん演じる主人公・一郎との関係です。親友なのですが、あからさまに仲良しではなく、仲がいいゆえのドライさを表現したいなって。敢えてとげとげしい言葉を使うことで、それが許されるぐらい深い友情があると感じてもらえるように演じました。これはもう僕の“フェチ”なんですけど、普段はけんけんし合っているけど、実は仲がいいという関係性が好きなんです。お笑い芸人さんの、幼馴染みコンビや同級生コンビが正にそれで。オードリーさん、マユリカさん、ダイアンさんって、仲の良さを出すのは恥ずかしくて、お互い強い言葉で罵り合うけど、結局見ているほうにもお互いの愛が伝わるような。そんな思いで作った一郎と洋平のシーンを、末澤さんも一番楽しかったと言ってくれてうれしかったです。――二人の関係は、お笑いコンビをヒントにされていたんですね。一郎役の末澤さんの印象を教えてください。現場が本当にいい空気だったのは、末澤さんの人間力によるもの。僕の撮影シーンがドラマ自体のクランクインで、そのときは現場が静かだったのに、10日ぐらい経ってまた現場に行ったら、末澤さんを中心ににぎやかな場所に変わっていたんです。周りの方がボケまくって、末澤さんがバンバンツッコんでいて、こんなに楽しい現場にするなんてすごい座長だなと思いました。○『パティスリーMON』でお菓子作りにハマる――続いて、『パティスリーMON』についてもお伺いします。土屋幸平はどんな役でしたか。自分とかけ離れた役なので、苦労しました。土屋は基本的に動かず、すっと立っているキャラクター。原作のイメージも、監督の思い描く土屋もそうだったので、「動かない」ことが大変でした。――穏やかで落ち着いているキャラクターって、難しい役どころなんですね。もともとそういう方は簡単にできるんでしょうけど、僕は普段から動きが多いタイプで。人前に立つときってやっぱり緊張して、その緊張が、腕を組むとか、何かを触ってしまうとか、自然と動作になって表れてしまうものなんです。大勢の前で緊張せず立っているって、こんなに難しいんだと痛感しました。――演じているうちに、慣れていったんでしょうか。河原(瑶)監督に丁寧に教えていただいたおかげで、できるようになりました。少しでも動いていたら、モニターで一緒に映像を見ながら「ね、動いてるでしょ」って指摘してくださって。おかげでソワソワせずにすっと立っていられる度胸が身についたのは、俳優としても大きな武器を得たと思います。――『パティスリーMON』の現場の雰囲気を教えてください。シーンのほとんどを辻調理師専門学校さんで撮影させていただいたんですけど、素敵な場所なんです。調理場が広くて、休憩スペースの天井が三階分くらいの吹き抜けになっていて、近くにはパティスリーがあって。通常、ドラマの現場で出るご飯はお弁当が多いんですけど、今回は厨房があったので、スタッフさんたちが炊き出しをしてくれて、毎日あたたかいご飯を食べられてうれしかったです。環境の良さが穏やかな空気を作ってくれて、そのままハッピーな作品に反映されていました。誰一人ピリピリすることなく、それでいてテキパキしていて巻くという(笑)。――『パティスリーMON』で思い出に残っていることは。お菓子作りにハマったことです。出演する前はお菓子なんて一つも作ったことがなかった僕が、いろんなお菓子を作れるようになりました。撮影がクリスマス期間中だったので、クリスマスケーキを作りましたし、シュークリームやクッキーも作りました。あと、濱田さんの誕生日も、僕の誕生日も撮影期間中だったので現場でお祝いしていただいたのですが、そのときのケーキがすごくて。僕のときはクロッカンブッシュというシュークリームのタワーのようなケーキを作ってくださって、びっくりしましたし、あんな豪華なケーキをいただくことは今後もうないんじゃないかなと思います。――お菓子作りの技術が身についたということで、またパティスリーの役がきても心配ないですね。役としていただくと覚えられるので、もしシェフの役が来たら料理ができるようになるかなって(笑)。再び同じ役を演じる機会はなくても、その役で得た技術や思想は自分の中に残ってなくならないので。俳優の“お得”なところだと感じます。○ファンとの“縁”途絶えさせたくない――素敵な表現です。中川さんといえば、ファンイベントでファンの方に自作の油絵をプレゼントされたり、インスタグラムでファンの方にたまにコメントを返されていたり、ファン思いな俳優さんでもあります。ファンの方への感謝の思いがあれば教えてください。落ち込んだとき、もう一度、やるぞと立ち上がれるきっかけはファンレターですし、ファンの方はお仕事のエネルギー源なので、大切にしたいです。人間同士なので、離れちゃうこともあるじゃないですか。でもせっかくつながれたので、この縁を途絶えさせたくないと思って、コメントを返したり、コミュニケーションをできるだけ取らせてもらっています。ときどき寂しいと感じることがあるんです。毎日のようにSNSにコメントをくれていた方や、毎回、配信が始まった瞬間にコメントをくれていた方が、ある日ぱったりといなくなっちゃったりするので。「あれ?」って……。――ファンの方にも、中川さんを寂しがらせないようにしていただかないとですね!いえいえ、とんでもないです!(笑)日々、たくさんメッセージをいただいていて、なかなか返すタイミングがないので申し訳ないのですが。先日、オードリーさんの東京ドームのライブに行ったんですけど、生で見ると、好き度が倍増しますよね。ファンの方と長くつながっていたいので、ファンイベントも毎年開催しています。――オードリーさんのライブは、楽しかったですか。もう……楽しかったです。オープニングの映像が流れた瞬間、泣いていました(笑)。――(笑)。生でお芝居を見られる舞台もまた、ファンの方が中川さんをさらに好きになる機会の一つだと思います。初主演舞台『鴨川ホルモー、ワンスモア』のアピールをお願いします。声を出して笑っていただけるような、明るい気持ちになれる舞台にします。皆さんに満足していただけるよう全力で演じますので、是非笑いに来てください。■中川大輔1998年1月5日生まれ、東京都出身。2016年に行われた「第31回メンズノンノモデル公開オーディション」でグランプリを獲得し、雑誌『MEN’S NON-NO』専属モデルとしてデビュー。『仮面ライダーゼロワン』(2019年)の迅役で人気を博した後、テレビドラマを中心に活躍を続ける。近年の出演作に『花嫁未満エスケープ』、『舞いあがれ!』、『大奥「5代・徳川綱吉×右衛門佐 編」』、『合理的にあり得ない〜探偵・上水流涼子の解明〜』、『お笑いインスパイアドラマ ラフな生活のススメ』、『この素晴らしき世界』、『くすぶり女とすん止め女』、『コタツがない家』など。2024年はドラマ『パティスリーMON』、『彼女と彼氏の明るい未来』に出演。
2024年04月17日俳優の杉咲花(26)が17日、都内で行われた「ファンケル無添加スキンケアシリーズ『toiro』新CM発表会」に出席。放送中のカンテレ・フジテレビ系月10ドラマ『アンメット ある脳外科医の日記』(毎週月曜後10:00)で話題となった”そばかす”について言及した。杉咲は、主人公の記憶障害の脳外科医・川内ミヤビ役で出演する。15日の第1話放送後には、そばかすが見えるほど薄いメイクが作品の世界観に合い、リアリティさを表現していると好評だった。杉咲は「自分はそばかすがあるんです。そのままで出ていて『すごくいい』っていう方もいれば、『取った方がいい』という方もいるんですよね」と反響について触れ、「私は、自分のそばかすをこれでいいと思っているし、それがありのままの自分だと思うから隠さなくてもいいかなと感じていて」と告白。「きれいにしたい方はしていいと思います。本人が望むようにいられることがすてきなことだなと思います」と語った。同作は、講談社『モーニング』で連載中の同名漫画(原作・子鹿ゆずる氏、漫画・大槻閑人氏)を実写化。主人公を“記憶喪失の脳外科医”ミヤビとして再構築し、目の前の患者を全力で救い、自身も再生していく、新たな医療ヒューマンストーリーを目指す。大病院を舞台に、ミヤビの“2年間の記憶”に隠されたミステリーも見どころとなる。脚本は篠崎絵里子氏(※崎=たつさき)。杉咲が出演する新CM「一人十色篇」は、新商品の発売に合わせ、あす18日から全国で放送される。CM楽曲には、YUKIの新曲「Hello, it’s me」を採用。杉咲が、同年代の女性が共感できる日常のシーンを等身大に演じる。
2024年04月17日動画配信サービス「Paramount+」でまもなく独占配信される新作実写オリジナルドラマシリーズ『ナックルズ』の本予告と場面写真が解禁となった。また、本日(17日)よりAmazonの「Prime Videoチャンネル」に「Paramount+」が追加され、Amazonプライム会員は月額770円(税込)を支払うことで「Paramount+」の全コンテンツが視聴できる。『ナックルズ』は、セガの世界的人気を誇るゲームシリーズを映画化した『ソニック・ザ・ムービー』、2作目『ソニック・ザ・ムービー/ソニック VS ナックルズ』に続く物語で、『ソニック VS ナックルズ』でソニックの仲間となった“最強の戦士”ナックルズを主人公に、映画2作目と3作目の間に起こる出来事を全6話のドラマシリーズとして描く。青いソニックとは対照的に赤が印象的なハリモグラのナックルズは、前作でソニックのライバルとして登場。最初は敵対する存在だったが、最後はソニックと2本のシッポを持つ心優しい子ギツネのテイルスとともに、宇宙平和を守る仲間となった。解禁となった予告編では、地球に残ったナックルズが旅に出ることから始まる物語の一端を見ることができる。世界を救い平和が訪れた地球でのんびり暮らしていたが、そんな生活にもすぐに飽きてしまったナックルズ。“最強の戦士”の血が騒ぎバトルがしたくてたまらない彼は、ソニックの親友トムの同僚でマヌケな男ウェイド・ウィップルを弟子にして旅に出ることに。しかし、映画にも登場した悪の天才科学者ドクター・ロボトニック(演:ジム・キャリー)の手下の男が、ナックルズのパワーを奪いに襲い掛かる。ソニックとテイルスと一緒に地球を守ると約束したナックルズだが、果たして彼の運命は?ソニックとテイルスも登場し、アクションバトルとユーモア満載のストーリーに期待が高まる予告編となっている。「Paramount+」は、2021年に米国でサービスが開始され、世界の45以上の国・地域で展開するストリーミングサービス。「スター・トレック」シリーズやシルベスター・スタローン主演のオリジナルドラマ『タルサ・キング』、人気アニメーション作品「パウ・パトロール」シリーズなどを配信している。日本ではWOWOWとJ:COMと提携し、「WOWOWオンデマンド」と「J:COM STREAM」でコンテンツを提供してきたが、これに「Prime Videoチャンネル」が加わった。「Prime Videoチャンネル」は、追加の月額定額料金で各チャンネルを視聴できるサービス。上記のとおり、月額770円(税込)だが、最初の3ヶ月(4月17日から7月16日まで)に登録した会員は月額540円(税込)で初月約30%オフとなる。
2024年04月17日江國香織原作ドラマ「東京タワー」が、「King & Prince」永瀬廉主演でドラマ化。初回放送を間近に控えた本作より、シーン写真が先行公開された。永瀬さん演じる小島透と、20歳以上年の離れた人妻・浅野詩史(板谷由夏)の美しくも許されない愛を描く本作。今回公開されたのは、透と詩史、松田元太(Travis Japan)演じる大原耕二、MEGUMI演じる川野喜美子の1ショット、透と耕二のアルバイト先での2ショット写真。物憂げな表情で見上げる透の視線の先には、退屈な毎日の中で運命的な出会いを果たした詩史の姿。もう一度会いたい気持ちが抑えられず、詩史の設計事務所を訪れた透は、意を決して詩史に思いを伝える。そんな透と初めて食事に出かけた詩史は、人と人が惹かれ合うことについて透に語る。一方、透の高校時代からの友人で、大学、警備員のアルバイトと、同じ時間を過ごすことが多かった耕二は、透が年上の女性に惹かれていることを知り、心にざわつきを覚え、家庭教師先の主婦・喜美子を誘惑しようとする。年下男子の魅力と持ち前のあざとさで簡単に落とせるだろうと、好奇心と出来心で始まった2人の関係は、次第にどうしようもない深みにはまっていく。そんな禁断の恋へと落ちていく2組の運命は、まさに予測不可能な動きを見せていく。第1話あらすじいつもと変わらない毎日に飽き飽きしながら生きていた医大生の小島透(永瀬廉)は、建築家の浅野詩史(板谷由夏)と出会う。詩史の事務所に招かれた透は、淹れてもらったコーヒーを飲み、心地よい音楽を聴きながら穏やかな空気の中で過ごす。ふと壁に目をやると、モノクロの東京タワーの写真が飾られていた。「東京タワー、好きなんですか?」と問う透に、「苦手よ」と答える詩史。その理由を「寂しそうだから」と話す詩史に、透はこれまでに自身が抱いていた思いを重ね、不思議と彼女といる時間への愛おしさを感じるのだった。どうしてももう一度会いたいという思いを消せない透は、数日後、再び事務所を訪れる。「なんとなく、またあなたが会いに来てくれる気がした」と話す詩史を前に、透は意を決し、こう告げる「もっと…あなたのことが知りたいです」。その頃、透と同じ大学に通う親友・大原耕二(松田元太)は、年上の女性に惹かれる透の様子に“焦り”を感じながら、家庭教師で訪れた先で川野喜美子(MEGUMI)の姿を眺めていた…。「東京タワー」は4月20日より毎週土曜日23時~テレビ朝日系にて放送。(シネマカフェ編集部)
2024年04月17日石原さとみ主演ドラマ「Destiny」のep1.5にあたるTVerオリジナルドラマ「真樹が明かす…もう一つのDestiny」が、特別配信スタートした。いくつもの謎と運命的な愛を描く、切なくも濃密な大人のサスペンス×ラブストーリー「Destiny」。今回配信がスタートしたTVerオリジナルドラマは、タイトルが表すように、亀梨和也演じる真樹のモノローグで綴られる物語となっている。第1話で描かれた長野での大学時代。青春の日々の中、真樹は何を思っていたのか、地上波版には登場しない真樹のモノローグと共に、入学時の真樹、ドライブやバーベキューに興じる面々のフルバージョンなど新規映像に注目だ。第3話あらすじ「横浜地検」中央支部の検事の西村奏(石原さとみ)は、12年ぶりに再会した大学時代の恋人・野木真樹(亀梨和也)が、弁護士である彼の父・野木浩一郎(仲村トオル)と言い争っているところを見かける。そのとき耳にした「辻英介を殺したんだろう!」「だから俺がカオリを…!」という真樹の言葉が頭から離れなくなった奏は、「東京地検」特捜部の主任検事だった父・辻英介(佐々木蔵之介)が最後に担当していた「環境エネルギー汚職事件」について調べ始める。すると英介を逮捕に追い込んだのが、当時“正義の弁護士”ともてはやされていた浩一郎だったことが判明した。英介の死と及川カオリ(田中みな実)の事故に一体どんな関係があるのか。支部長・大畑節子(高畑淳子)の助言を胸に、奏は大学時代に起きたカオリの事故についても調べ始めた。過去の事件と向き合い始めたある日、浩一郎が横浜地検にやって来る。奏は冷静を装って、父の死の真相やカオリの事故との関連を問いただす。さらに奏は、恋人の奥田貴志(安藤政信)と長野の実家へ…。【TVer限定】「ep1.5 真樹が明かす…もう一つのDestiny」は無料配信中。「Destiny」は毎週火曜日21時~テレビ朝日系にて放送中。(シネマカフェ編集部)
2024年04月16日俳優の瀬戸利樹が主演し、久保田悠来、池田匡志が共演する、テレビ大阪・BSテレ東の深夜ドラマ『買われた男』(毎週水曜深0:00)が、あす17日より放送スタートする。原作漫画をもとに、中毒性のある「大人の恋愛ドラマ」を届ける「DRAMA ADDICT」枠の新作で、地上波ドラマで女性用マッサージ店が初めて題材となる。瀬戸、久保田、池田がセラピストとなり、女性の“性”を前向きに描く。悩みを抱えた客が店舗「KIRAMEKI」を訪れ、恋人のようにふるまうセラピストたちに心も体も癒されていく。瀬戸は主人公のヤマト役、久保田は龍一役、池田はシアン役。3人もこの仕事を選ぶまでそれぞれの過去があった…。ゲストキャストの武田梨奈は、ヤマトの幼なじみで病を患った綾花役を演じ、クライマックスの第9話と第10話に登場予定。「傷ついてしまった彼女の心と体はきっと計り知れないほどの痛み抱えていますが、しっかりと抱きしめながら現場(KIRAMEKI)に足を運びたいと思います」と意気込む。■佐藤綾花役:武田梨奈一見インパクトのあるタイトルですが、実は日常にあふれている女性の悩みであり、それぞれの事情を通して今までの固定概念を変えることのできる力強い作品だと台本を読んで感じました。私は最終話でとある大きな悩みをもった女性を演じさせていただきます。傷ついてしまった彼女の心と体はきっと計り知れないほどの痛み抱えていますが、しっかりと抱きしめながら現場(KIRAMEKI)に足を運びたいと思います。この作品をご覧になった全ての皆様の明日が少し生きやすくなってくれたら幸いです。
2024年04月16日俳優の瀬戸利樹が主演し、久保田悠来、池田匡志が共演する、テレビ大阪・BSテレ東の深夜ドラマ『買われた男』(毎週水曜深0:00)が、あす17日より放送スタートする。原作漫画をもとに、中毒性のある「大人の恋愛ドラマ」を届ける「DRAMA ADDICT」枠の新作で、地上波ドラマで女性用マッサージ店が初めて題材となる。瀬戸、久保田、池田がセラピストとなり、女性の“性”を前向きに描く。悩みを抱えた客が店舗「KIRAMEKI」を訪れ、恋人のようにふるまうセラピストたちに心も体も癒されていく。瀬戸は主人公のヤマト役、久保田は龍一役、池田はシアン役。3人もこの仕事を選ぶまでそれぞれの過去があった…。店を訪れる9人の客の中には、トランスジェンダーも。第8話で登場するキャラクター・ハルで、同役を演じる杉江大志は「男性である僕が女性の心を演じるハードルは高いと思いますが、台本を読んでいて、ハルという“人物”に共感・共鳴する部分がたくさんありました。そこを手掛かりに、ハルの優しさや想いをしっかり演じられるよう、向き合いたいと思います」と語っている。■本郷ハル役:杉江大志本郷ハルを演じます、杉江大志です。オファーを受けた時の率直な感想は、大役をいただいたなという思いでした。MtF(male to female)はもちろん、トランスジェンダーの役を演じる機会は少ないですし、男性である僕が女性の心を演じるハードルは高いと思いますが、台本を読んでいて、ハルという“人物”に共感・共鳴する部分がたくさんありました。そこを手掛かりに、ハルの優しさや想いをしっかり演じられるよう、向き合いたいと思います。
2024年04月16日GENERATIONSの関口メンディーが8日、自身のInstagramを更新。テレビ東京開局60周年連続ドラマ・ドラマプレミア23『95』(毎週月曜23:06~)で共演する高橋海人(King & Prince)、中川大志、犬飼貴丈との“青春ショット”を披露した。○「エモすぎる」「キラキラ青春ど真ん中」の写真テレビ東京の4月期ドラマ『95』は、1995年の渋谷を舞台に高校生たちの熱き青春を描いた物語で、脚本の喜安浩平氏、監督の城定秀夫氏といった気鋭のクリエイターが集結。早見和真氏の青春小説が原作となっており、ストーリーはもちろん、ルーズソックスやポケベルなど90年代の世界観を忠実に再現した劇中の演出も話題だ。ドラマの放送終了後は「懐かしい」「タイムスリップしたみたい」「映像がお洒落」「今時なかなか攻めているドラマ」といった反響がネット上で散見される。本作で関口は、星城学院に通う高校生・ドヨン(新川道永)役として出演。Instagramには「キューーーーゴォォォーーーー」とコメントを添えて、主演の高橋、中川、犬飼ら共演者との集合写真を投稿した。関口、高橋、中川、犬飼は、全員同じ学校に通う高校生という設定だが、今回アップしたオフショットも“青春感”満載で、本物の男子高校生のようなはしゃいだ表情を見せている。こうした投稿にファンからは、「海ちゃんと仲良くすんの本当に熱い」「楽しそうで何より!」「メンディー最高ニキ」「みんなはしゃいでいてとっても素敵なお写真」「この写真で泣いてる。エモすぎるよぉ~」「青春すぎます」「海ちゃんのポーズ笑!」「最高の思い出になるね」「みんな仲良いんだろうな」「キラキラ青春ど真ん中なドラマ出演、本当におメンディー」「メンさんの制服、めちゃくちゃ似合ってたよ!」「みんなが心待ちにしていた自撮りだ」など数多くのコメントが寄せられている。
2024年04月16日俳優の瀬戸利樹が主演し、久保田悠来、池田匡志が共演する、テレビ大阪・BSテレ東の深夜ドラマ『買われた男』(毎週水曜深0:00)が、あす17日より放送スタートする。原作漫画をもとに、中毒性のある「大人の恋愛ドラマ」を届ける「DRAMA ADDICT」枠の新作で、地上波ドラマで女性用マッサージ店が初めて題材となる。瀬戸、久保田、池田がセラピストとなり、女性の“性”を前向きに描く。悩みを抱えた客が店舗「KIRAMEKI」を訪れ、恋人のようにふるまうセラピストたちに心も体も癒されていく。瀬戸は主人公のヤマト役、久保田は龍一役、池田はシアン役。3人もこの仕事を選ぶまでそれぞれの過去があった…。ゲストキャストの鳥居みゆきは、第7話で来店するサヨコ役。「このような大胆なテーマを地上波で、格好いいです。参加できて光栄です!」と喜び、“氷のように冷たい身体の謎の女”という不思議な役柄に期待を膨らませている。■サヨコ役:鳥居みゆき女性用風俗、女風。このような大胆なテーマを地上波で、格好いいです。参加できて光栄です!体だけじゃなく心も癒してくれる素晴らしい職業。まだ私は利用はしたことないですが、女風については知っていました。つい先日出た舞台が「女風」をテーマにしたものだったからです。その時は幽霊役だったのですが、今回は原作にもないオリジナル脚本らしく監督さんが言うに「不思議な役」らしいので、どんな役なんだろうとワクワクしています。もしまた幽霊役だったら、その時はその時で死ぬ気で頑張ります(笑)。
2024年04月16日グラビア写真集クラウドファンディング支援額日本一となる1400万円超えの記録を叩き出した、SNS総フォロワー110万人を誇る“日本一美しいドラマー”大野真依(きみとバンド)が、15日(月)発売の青年コミック誌『週刊ビッグコミックスピリッツ』20号(小学館)の表紙&巻頭グラビアを飾った。大野は、ここ数年でクラウドファンディングによるグラビア写真集を3回作成しているが、その度に支援額は増え続け、昨年秋にはついに1400万円を突破。クラウドファンディングサイト「キャンプファイヤー」のグラビア写真集作成支援の最高支援額を記録した。また今年に入ってからは、TikTokやInstagramなどのSNS総フォロワーが100万人以上となるなど勢いを増している。これだけのファンを持つ大野の元には、複数の出版社から雑誌グラビアの声が掛かっていたが、プロデューサーの意向で「大野は表紙でお願いしたい」と頑なに断ってきた経緯があったという。そんな中『週刊ビッグコミックスピリッツ』から「ぜひ、セブ島(クラウドファンディングの写真集の撮影地)のグラビアを表紙で」とのオファーが届き、満を持して、初登場にして表紙と巻頭グラビアを飾ることとなった。大野自身は「事務所が私を大事にしてくれた事、そして何よりファンの方の力で私は表紙に掲載させてもらえました。ファンの方々には本当に感謝しています」とコメントしている。なおグラビアは、クラウドファンディング作成写真集のセブ島で撮影したもののアザーカットが使用されている。大野が表紙と巻頭グラビアを飾った週刊ビッグコミックスピリッツ20号発売を記念した即売会&サイン会が発売日の15日(月)から東名阪を中心に開催中。また同時に小学館からはデジタル写真集「常夏リズム」も各電子書籍販売サイトから発売されている。そして大野の所属する「きみとバンド」は「kimi to band~Overseas edition~」というアニソンカバーを中心とした海外展開を発表しており、ドラマーとしての活躍にも期待が高まっている。
2024年04月16日俳優の瀬戸利樹が主演し、久保田悠来、池田匡志が共演する、テレビ大阪・BSテレ東の深夜ドラマ『買われた男』(毎週水曜深0:00)が、あす17日より放送スタートする。原作漫画をもとに、中毒性のある「大人の恋愛ドラマ」を届ける「DRAMA ADDICT」枠の新作で、地上波ドラマで女性用マッサージ店が初めて題材となる。瀬戸、久保田、池田がセラピストとなり、女性の“性”を前向きに描く。悩みを抱えた客が店舗「KIRAMEKI」を訪れ、恋人のようにふるまうセラピストたちに心も体も癒されていく。瀬戸は主人公のヤマト役、久保田は龍一役、池田はシアン役。3人もこの仕事を選ぶまでそれぞれの過去があった…。ゲストキャストの横山めぐみは、同作のニュースを見て「これは観てみたい!」と視聴者として期待したという。オファーがかかり、第6話に来店する依子役で出演することになった。依子は夫を亡くし、とある理由から予約をしたというキャラクター。横山は「台本を読んで…泣きました。もう少しキャッチーなストーリーを想像していたのですが、読んでみたら非常に切なく、ピュアなお話だったので、素敵だと思いました」と魅力を語り、「人生の新たなー歩を踏み出すきっかけを、ヤマト君からもらうのですね。他人事とは思えませんでした」とも明かしている。■蓮見依子役:横山めぐみネットニュースでドラマの宣伝を拝見し「これは観てみたい!」と思い、忘れないようスケジュール帳に放送日をメモしていたので、お話をいただいた時はびっくりし、とてもうれしかったです。台本を読んで…泣きました。もう少しキャッチーなストーリーを想像していたのですが、読んでみたら非常に切なく、ピュアなお話だったので、素敵だと思いました。私の演じる役は、亡くなった夫に対しての罪悪感を抱えながら、前に進むことができないでいる、清楚な人。人生の新たなー歩を踏み出すきっかけを、ヤマト君からもらうのですね。他人事とは思えませんでした。「女性用風俗」がテーマということですが、みんな悩み苦しみながらも必死に生きてるんだなぁと、前を向いて生きていこうと思える、温かいお話です。楽しみに、ぜひご覧いただきたいです。
2024年04月16日テレビ東京が18日から放送する木ドラ24『25時、赤坂で』(毎週木曜深0:30、18日スタート)が、国内放送と同時に台湾のLGBTQ動画メディア「GagaOOLala(ガガウララ)」でも配信される。同作は、芸能界を舞台に、人気俳優と新人俳優がBLドラマ撮影中に恋に落ちる様子を描いた美しいラブストーリー。駒木根葵汰と新原泰佑がW主演を務め、宇佐卓真、南雲奨馬、篠原悠伸、今川宇宙、福津健創、橋本淳、片山萌美らが出演する。放送に先駆け15日、出演者が登壇した同局での会見に、同局で海外事業を担当する斉木裕明氏と「GagaOOLala」のジェイ・リン氏も登壇した。斉木氏は「GagaOOLala」との取り組みに「2022年以来、多くのLGBTを題材にした作品での取引を重ねる上で、相互の信頼関係を築いてきました」とコメント。同作品については「企画の早い段階から協議を重ねてご意見を取り入れ、特にGagaOOLalaの本拠地である台湾の視聴者に、少しでもより親しみを持っていただけるように、ちょっとした工夫もしています」と明かした。またジェイ・リン氏は「業界でとても尊敬されるテレビ東京と協力ができて大変光栄です。テレビ東京とGagaOOLalaが力を合わせて、日本と台湾との共同製作・配信マーケティングを始め、グローバルでより良く人々にインパクトを起こせることが大変すばらしく思います」と期待を寄せた。一方、世界にストリーミングが普及し、作品を最速で届けることができるようになった環境について斉木氏は「世界的に文化的な平準化、大手メディア企業の寡占っていう弊害もとても心配なこと」と吐露。「世界中がハリウッドとNetflixだけになってしまう。それは本当につまらない世界」とし、「日本という殻の外に出ていくためには、自分たちが勝手に『世界はこうなんじゃないか』って思ってやるのではなくて、やはり最終需要者にいかに近づいたところで表現をするかが大事になってくると思う。なので今回のような作品選定の段階から、非常に時間をかけて練り上げていくという創造の過程は、必須の課題」とコメントした。ジェイ・リン氏は日本のBLドラマ人気について「GagaOOlalaの総視聴時間ランキングでは、アメリカ、タイ、台湾、イギリス、ドイツ、オーストラリアが上位6位を占めています」などと日本作品の反響を説明。日本のBL作品について「3つの強み」として「年間17億ドルを生み出す日本のBL経済」「クオリティ」「多様なキャラクター設定」を挙げた。17億ドル経済とは「BL漫画出版社、配信事業者、テレビ局が一体となって、何百何千という人気BLコミックの中から企画を選び、連続ドラマ化しています。このようなドラマは立ち上げの時点で既にシリーズに熱心なファンによる支持基盤が構築されているため、ネット上で宣伝効果を生み出すことができます」と説明した。
2024年04月16日歌手・俳優の山下智久が16日、都内で行われたフジテレビ系水10ドラマ『ブルーモーメント』(毎週水曜後10:00、24日スタート)制作発表に登壇した。『COMIC BRIDGE』(KADOKAWA)で連載中の同名コミックを実写化。甚大な気象災害によって脅かされる人命を守るべく、知恵と知識を駆使して現場の最前線で、命がけで救助に立ち向かうSDM本部(特別災害対策本部)メンバーの奮闘を描く。山下はSDM本部のチーフ/気象研究官を務める主人公・晴原柑九朗を演じる。5年ぶりの民放ドラマ主演、同局ドラマの出演および主演は、7年ぶりとなる山下は昨年『神の雫/Drops of God』で海外ドラマ初主演。日本と海外ドラマの違いについて「いいものを作ろうという気持ちは万国共通」と前置きしつつ「(海外は)絶対土日が休みというのはあったので、それは最高でした」と紹介した。「華金を今まで経験したことなかったので、初の華金を体験できた良い期間でした」と満喫したそう。同席したヒロインの出口夏希が「華金ほしいです」と憧れると、山下は「撮影期間が長いのでそういう余裕はあったのかな?」と話していた。この日の制作発表にはそのほか、メインキャストの水上恒司、岡部大(ハナコ)も参加した。
2024年04月16日山下智久が主演を務めるドラマ「ブルーモーメント」制作発表が4月16日(火)に都内にて行われ、出演する山下さん、出口夏希、水上恒司、岡部大、夏帆が記者からの質疑応答を受けた。山下さんのフジテレビへのドラマ出演は彼の代表作のひとつ「コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-」以来、7年ぶりとなったが、出演について「久々にフジテレビさんに帰ってくることができて非常に光栄でうれしく思っています。スタジオにも知り合いがたくさんいて、帰ってきたなって実感を日々感じています。新しい仲間と新しい作品を作れることにも感謝しています」と表情をゆるませていた。山下智久「ブルーモーメント」は甚大な気象災害によって脅かされる人命を守るべく、知恵と知識を駆使して現場の最前線で、命がけで救助に立ち向かうSDM(特別災害対策本部)メンバーの奮闘ストーリー。山下さんは、SDMのチーフ/気象研究官を務める晴原柑九朗を演じる。水上恒司この日出席した俳優陣は、山下さんとは初共演ばかり。印象について、水上さんは「子供のときから見てきたので、山Pがいるんですよ!どんな人だろうって思ったけど本当にいい人なんです!こんないい人、芸能界でなれるんだってくらい」と勢い込んで話す。岡部大岡部さんも「びっくりでしたよね。トップアイドルのイメージだったけど接しやすい!サークルの先輩みたい」と言い、出口さんも笑顔でうなずく。出口夏希夏帆さんも「大スターじゃないですか。ずっと見てきたので、初日すごく緊張していたんですけど、すごくフラットに何でも受け止めてくださる感じでいらしたので、すごく安心しました」と大絶賛。山下さんは「太字にしてください」とはにかみながらも、恐縮のそぶりだった。夏帆本ドラマをやる意義、やりがいについて尋ねられると、山下さんは「23歳くらいのとき、自分の演技の仕事に疑心暗鬼の時期があって。病院で『コード・ブルー』を撮影していてどんどん急患が運ばれる中、何もできなくて…。自分らは実際命を救えないと思っていた」と葛藤があったと明かした。しかし「オンエアが始まって手紙をたくさんいただいて。『コード・ブルー』を見て医者・看護師になろうと思ったと。実際ときがたって、ドクターになった方もたくさんいらして!ドラマの影響力、間接的ですが命さえも救うことができると誇りを持っています」と山下さんは胸を張り、「今回のドラマも見てくださる方に災害の知識、また希望を届けられる作品になると思います」と力強いメッセージを送っていた。水10ドラマ「ブルーモーメント」は4月24日より毎週水曜日22時~フジテレビ系にて放送、初回15分拡大。(シネマカフェ編集部)
2024年04月16日お笑いトリオ・ハナコの岡部大が16日、都内で行われた山下智久主演フジテレビ系水10ドラマ『ブルーモーメント』(毎週水曜後10:00、24日スタート)制作発表に登壇した。『COMIC BRIDGE』(KADOKAWA)で連載中の同名コミックを実写化。甚大な気象災害によって脅かされる人命を守るべく、知恵と知識を駆使して現場の最前線で、命がけで救助に立ち向かうSDM本部(特別災害対策本部)メンバーの奮闘を描く。岡部が演じるのは、ドラマのオリジナルキャラクターで、国土地理院官僚であり、SDMの情報班・山形広暉(やまがた・ひろき)で、「はじめての、制作発表です」とフラッシュを浴びてドキドキ。いまや俳優として大河ドラマや日曜劇場などにも出演歴を持つが「『めざましてテレビ』で見たやつだ、と緊張しています」と姿勢を正した。タイトルの“ブルーモーメント”とは、日の出前と日の入り後のほんのわずかな間だけ、その街全体が濃い青色に染まる時間のこと=いつもと変わらない日常にちなみ、日々のルーティンを聞かれた岡部は「お風呂場でバリカンで頭を刈っている時間」と回答。「坊主のイメージがあると思うのでなるべく細かく、伸びすぎないようにして時間があいたら刈るようにしています」と紹介すると同席した水上恒司も「誰よりもつながりが大事」と納得する。岡部は「ちょっと長いぞとならないように。きょうもやってきて現場前はしてるようにしています」とすると、共演の水上恒司は「下手したらヒゲと一緒で変わりますよね。“坊主あるある”」と共感し、「ちゃんと変わるんですよね。この現場の前に良いバリカンを買ってやりやすくなりました」とうれしげに報告していた。
2024年04月16日歌手・俳優の山下智久が16日、都内で行われたフジテレビ系水10ドラマ『ブルーモーメント』(毎週水曜後10:00、24日スタート)制作発表に登壇した。5年ぶりの民放ドラマ主演で、同局ドラマの出演および主演は、7年ぶりとなる山下は「久々にこのフジテレビさんに帰ってくることができて、非常に光栄でうれしく思っています。スタジオにも知り合いがたくさんいて、帰ってきたなと日々感じています。みなさんに会えたこと、新しい仲間と新しい作品を作ることをうれしく感謝しています」と胸を張った。『COMIC BRIDGE』(KADOKAWA)で連載中の同名コミックを実写化。甚大な気象災害によって脅かされる人命を守るべく、知恵と知識を駆使して現場の最前線で、命がけで救助に立ち向かうSDM本部(特別災害対策本部)メンバーの奮闘を描く。山下はSDM本部のチーフ/気象研究官を務める主人公・晴原柑九朗を演じる。前回、7年前は大ヒットドラマ『コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命- 3rd season』(2017年7月期/月9ドラマ)に主演。奇しくも同じ“命を守るヒーロー”を演じることになる。『コード・ブルー』撮影時、山下は「病院で撮影していると、どんどん急患が運ばれてくるのに僕らはなにもできない。自分たちは役をやっているだけど、命を救えないのではないかと疑心暗鬼に陥ったのですが、オンエアが始まって『医師になろうと思いました』という手紙をたくさんいただき、時が経って『コード・ブルー』をご覧になって実際に医師や看護師になられた方がたくさんいる」としみじみ。「そういう意味でドラマの持つ影響力というか間接的に命さえも救うことができると誇りを持たせていただいています。今回のドラマも見てくださる方に、災害に対する知識、希望をしっかり届けられるドラマになると思います。現場で魂をこめて戦っているので、そういう思いが届けられる作品になっている」と自信をのぞかせていた。このほか、出口夏希、水上恒司、 岡部大(ハナコ)、夏帆が参加した。
2024年04月16日杉咲花が記憶障害の脳外科医を演じる「アンメットある脳外科医の日記」の1話が4月15日に放送。三瓶がミヤビに投げかけた言葉に「号泣」や「余韻に浸りたいドラマ」などの声が上がっている。モーニングで連載中の同名漫画を原作とした本作は、記憶障害を持つ脳外科医の物語。丘陵セントラル病院で脳外科医として働く川内ミヤビを杉咲花、アメリカから来た同僚の三瓶友治を若葉竜也、救急部長の星前宏太を千葉雄大、看護師長の津幡玲子を吉瀬美智子、関東医科大学病院・脳外科医の綾野楓を岡山天音、楓の婚約者でグループ会長の孫・西島麻衣を生田絵梨花、ミヤビの主治医で関東医科大学病院の脳外科教授・大迫紘一を井浦新が演じている。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。1年半前、不慮の事故で脳を損傷した脳外科医の川内ミヤビ(杉咲花)は、過去2年間の記憶をすべて失い、新しい記憶も1日しかもたない記憶障害に。寝て起きると前日の記憶はすべて失われているため、毎朝5時に起きて机の上の日記を読み、失った記憶を覚え直すことから1日が始まる。現在は、関東医科大学病院脳神経外科の教授・大迫紘一(井浦新)の治療を受けながら、記憶をなくす前の研修先だった丘陵セントラル病院に勤務しているが、医療行為は一切行わず、看護助手として働いていた。そんなある日、アメリカ帰りの脳外科医・三瓶友治(若葉竜也)が着任。ミヤビが院内を案内していると、急患で俳優の赤嶺レナが運ばれてくる。脳梗塞と判明し、すぐさま治療に移ろうとする三瓶は、ミヤビにも手伝うよう指示するが、看護師長の津幡玲子(吉瀬美智子)に止められる。そして三瓶は、治療後、救急部長の星前宏太(千葉雄大)からミヤビが記憶障害であると聞かされるのだった。治療を受けたレナは目を覚ましたものの、後遺症により失語症を発症。俳優として絶望的な状況を目の当たりにしながら、何もできない自分に葛藤するミヤビに、三瓶は記憶障害のことを知った上で医師として働くよう言う。さらにミヤビにも医師として診察や診断をさせるよう、院長の藤堂利幸(安井順平)に直談判して――というのが1話の展開。三瓶の働きかけで再び医者として患者と関わることになったミヤビは、三瓶と共にレナを診ていく。また、三瓶は手術の練習をするミヤビを見て、その腕前を評価。技術が記憶と関係ないことを立証する実験を行い、院長にミヤビの手術参加の可能性を示す。しかしミヤビは「手術はできません。やっぱり私は医者として患者さんに関わるのはやめた方が良いと思うので」と発言。そんなミヤビに三瓶は、「あなた医者ですよね。それで良いんですか」と言い、怖がって「私の今日は明日に繋がらないし、今日も明日に繋がりません」と言うミヤビに「足りない部分は周りがフォローすれば良い。当然のことです。川内先生、あなたは障害のある人は人生を諦めてただ生きてれば良いと思ってるんですか。絶望してしまうのは仕方ないと思います。でも患者を救えないことよりご自分の絶望が怖いなら、まあ仕方ないですね」と言って去っていくのだった。そんな三瓶の言葉にSNSでは「三瓶先生の言葉は理路整然さと優しさと厳しさが共存してる」や「名言にさせない脚本の良さと、若葉竜也の“居る”人間らしさが高いところで噛み合っているアンメット1話。必ず誰かにとって宝物のようなドラマになる」、「「患者を救うより、自分の絶望が怖いなら、仕方ないですね」っていう台詞がこのドラマにリアリティを出してて鳥肌だった、ここに来て「仕方ないですね」が来るのかよ」などの声が。その後、ミヤビは三瓶に「諦めたくないんですよね。記憶がなくてもあなたが積み重ねてきた努力は身についています。昨日を覚えてなくてもあなたが生きてきた日々は確かにあるんです。その自分を信じてください」と説得を受け、時間との勝負になったレナの手術に参加することに。素早い縫合技術を見せ、無事に手術は終了する。そして、手術を終え一歩前に進み始めたレナの姿を見て涙を流しながら「すみません、覚えてないくせに」と言うミヤビに、三瓶は「記憶を失っても、強い感情は忘れません。患者を助けたいと強く願えば、その思いは心が覚えてるんです。繋がりましたね。川内先生の今日が、明日に」と言うのだった。そんな自分の今日は明日に繋がらないと思っていたミヤビにかけた三瓶の言葉に、「三瓶先生の言葉に号泣した…若葉竜也の演技ほんっとうに好きです…」や「グッときた…見た後余韻に浸りたいドラマだな」、「「繋がりましたね」の瞬間、三瓶せんせぇ~~~と心の中で叫んだ!」などの声が上がっている。【第2話あらすじ】三瓶(若葉竜也)の助手として、記憶障害のミヤビ(杉咲花)が手術に参加したことは大きな波紋を呼ぶことに。ミヤビの主治医・大迫(井浦新)は院長の藤堂(安井順平)に猛抗議し、看護師長の津幡(吉瀬美智子)もそれに同調する。ミヤビは大迫の言葉を胸に、まずは焦らず後遺症のある自分にしかできないことを探そうと思い直す。そんななか、サッカー強豪校でエースとして活躍する高校生の鎌田亮介(島村龍乃介)が試合中に倒れ、救急に運ばれてくる。検査の結果、右脳を損傷している亮介には身体の左側の感覚を全て失う“左半側無視”という後遺症が残っていると判明。左が見えないだけでなく、左側の情報を全て無視してしまう重い症状でまっすぐ歩くこともままならない亮介だが、チームの仲間との全国大会出場を目指し、懸命にリハビリに励む。しかし、ミヤビはそんな亮介につらい現実を伝えなければならなくなる。一方、記憶障害の自分に主治医が務まるのか不安を覚えるミヤビに、三瓶は「僕がそばにいますから」と背中を押す。あくまで医者としてサポートするという三瓶のその言葉に、なぜか胸がザワつくミヤビ。日記を読んでも自分の感情の正体が分からないミヤビは首をかしげ――。「アンメットある脳外科医の日記」は毎週月曜22時~カンテレ系にて放送中。(シネマカフェ編集部)
2024年04月16日7月7日(日) よりWOWOWで放送・配信される『連続ドラマW 完全無罪』に、奥田瑛二と北村有起哉が出演することが発表された。本作は、社会派ミステリー作品を多く手がける大門剛明による小説『完全無罪』が原作。広瀬アリス演じる弁護士・松岡千紗が、21年前に香川県で起こった少女誘拐殺人事件の冤罪再審裁判の担当に抜擢される。が、実は自らもその事件で監禁された被害者のひとりだった。自身を殺めたかもしれない容疑者と対峙、そして事件の真相に迫る本格ヒューマンミステリーだ。奥田は被害者サポートセンターで働きながら千紗と再審請求審で対峙する元県警刑事・有森義男、北村は少女誘拐殺人の犯人とされながらも無実を主張する容疑者・平山聡史を演じる。併せて、ポスタービジュアルと特報映像も公開。ポスタービジュアルは本作で起こる事件の舞台“怪物の家”で撮り下ろされた不穏な空気が漂う1枚に。実際に物語の舞台となる香川県で撮影された本作。特報映像は、フィクションながら現実でも起こっている再審請求、冤罪事件の裏側にある人間模様をリアルに映し出している。■有森義男役:奥田瑛二 コメント大森立嗣監督と聞いてふたつ返事で「演る!」と答えた。いや、演ると答えてしまった。傲慢不遜に言えば、「この作品は等身大からのデフォルメだ」と訳のわからない理屈をつけてその気になっていた。ところが、クランクインが近づくにつれ精神混濁状態、「どうすればいいんだ!この役……」平静を装い撮影開始となった。楽しい、辛い、嬉しい、苦しい、七顛八倒。NGのオンパレード、そんな小生を監督は優しく、強く粘ってくれた。助けられました。そしてもうひとり、主演の広瀬アリスさんである。初共演である。彼女は主人公の弁護士同様、常にまっすぐな視線、難敵である台本を見事に演じ切った。彼女の存在感にも小生、救われたのである。兎にも角にも見事な作品に出来上がったことは言うまでもないのである。こんな私は有罪?無罪?■平山聡史役:北村有起哉 コメントWOWOWのドラマではいつも一筋縄ではいかない難しい役をいただいております。今回もやり甲斐のある役に挑戦させていただきました。しかもいつかはぜひ!と心にしまっていた念願の大森監督とご一緒ができまして、とても嬉しかったです。原作を読み返してだいぶ参考にしましたが、時には忠実に、時には独創的に自由に芝居ができたのも、緩急のある大森組の居心地が良かったからだと思います。そして広瀬アリスさんと2人きりで、何度か大変なシーンを撮りました。彼女のギリギリの震える演技がこちらにも伝播して、おかげで私も集中して演技をすることができました。気軽に見始めちゃっても、もうぜったいに結末が知りたくなる、そんな物語です。最後の最後までどうぞ固唾を飲んでご覧くださいませ。『連続ドラマW 完全無罪』特報<作品情報>『連続ドラマW 完全無罪』『連続ドラマW 完全無罪』ポスタービジュアル7月7日(日) 22:00放送・配信スタート(全5話)[第1話無料放送]原作:大門剛明『完全無罪』(講談社文庫)脚本・監督:大森立嗣音楽:江﨑文武出演:広瀬アリス、北村有起哉、奥田瑛二番組特設サイト:
2024年04月16日俳優の広瀬アリスが主演を務める、WOWOWのドラマ『連続ドラマW 完全無罪』(7月7日スタート、毎週日曜後10:00、全5話※第1話無料放送)のポスタービジュアル・特報映像が解禁となった。ポスタービジュアルに写っているのは、本作で起こる事件の舞台“怪物の家”にたたずむ、主人公の弁護士・松岡千紗被を演じる広瀬と、奥田瑛二、北村有起哉のベテラン俳優たち。奥田は、被害者サポートセンターで働きながら、千紗と再審請求審で対峙する元県警刑事・有森義男役を、北村は少女誘拐殺人の犯人とされながらも無実を主張する容疑者・平山聡史を演じる。原作は大門剛明氏の「えん罪」ミステリー小説(講談社文庫)。『星の子』『MOTHER マザー』の大森立嗣が監督を務め、脚本も担当する。最大手法律事務所に所属する期待の弁護士・松岡千紗(広瀬)は、同事務所のシニアパートナー・真山健一から、21年前に香川県で起こった少女誘拐殺人「綾川事件」のえん罪再審裁判の担当に抜てきされる。「綾川事件」と同時期に、立件されていない少女誘拐事件がほかにも1件あり、千紗は被害者の1人だった。千紗は10年ぶりに故郷の香川の地を踏み、地元の法律事務所の同僚・熊弘樹の力を借りながら、当時の事件について調べ直してゆく。事件は同一犯の可能性が高いとされ、自分を殺めようとしたかもしれない容疑者・平山聡史(北村)と向き合う千紗。無実を主張する平山を自分は信じられるのか――。弁護士としての職業倫理と、自らの過去との狭間で千紗は葛藤する。「綾川事件」の担当であった元県警刑事であり、今は被害者サポートセンターで働く有森義男(奥田)もまた、被害者遺族の池村敏恵に寄り添う時間の中、平山が真犯人だと信じて止まず、えん罪を主張する平山にさらなる疑念を抱く。そして、元相棒刑事の今井琢也と共に、千紗と再審請求審で対峙することになる。特報映像では、千紗、有森、平山のそれぞれが抱える強い想いを、俳優陣が魂を込めて役に寄り添い作り上げた様が垣間見える映像に仕上がっている。自身初の本格ミステリー作品で新しい一面を見せる広瀬。円熟味のある演技で元刑事の哀愁を漂わせる有森を好演する奥田。どこかミステリアスで不穏な空気をまとった平山を怪演する北村。実際に物語の舞台となる香川県での撮影を実施。フィクションながら現実でも起こっている再審請求、えん罪事件の裏側にある人間模様をリアルに映し出す。■奥田瑛二(有森義男役)のコメント大森立嗣監督と聞いて二つ返事で「演る!」と答えた。いや、演ると答えてしまった。傲慢不遜に言えば、「この作品は等身大からのデフォルメだ」と訳のわからない理屈をつけてその気になっていた。ところが、クランクインが近づくにつれ精神混濁状態、「どうすればいいんだ!この役…」平静を装い撮影開始となった。楽しい、つらい、うれしい、苦しい、七顛八倒。NGのオンパレード、そんな小生を監督は優しく、強く粘ってくれた。助けられました。そしてもう一人、主演の広瀬アリスさんである。初共演である。彼女は主人公の弁護士同様、常にまっすぐな視線、難敵である台本を見事に演じ切った。彼女の存在感にも小生、救われたのである。兎にも角にも見事な作品に出来上がったことは言うまでもないのである。こんな私は有罪?無罪?■北村有起哉(平山聡史役)のコメントWOWOWのドラマではいつも一筋縄ではいかない難しい役をいただいております。今回もやり甲斐のある役に挑戦させていただきました。しかもいつかはぜひ!と心にしまっていた念願の大森監督とご一緒ができまして、とてもうれしかったです。原作を読み返してだいぶ参考にしましたが、時には忠実に、時には独創的に自由に芝居ができたのも、緩急のある大森組の居心地が良かったからだと思います。そして広瀬アリスさんと2人きりで、何度か大変なシーンを撮りました。彼女のギリギリの震える演技がこちらにも伝播して、おかげで私も集中して演技をすることができました。気軽に見始めちゃっても、もうぜったいに結末が知りたくなる、そんな物語です。最後の最後までどうぞ固唾を飲んでご覧くださいませ。
2024年04月16日俳優の瀬戸利樹が主演し、久保田悠来、池田匡志が共演する、テレビ大阪・BSテレ東の深夜ドラマ『買われた男』(毎週水曜深0:00)が、17日より放送スタートする。原作漫画をもとに、中毒性のある「大人の恋愛ドラマ」を届ける「DRAMA ADDICT」枠の新作で、地上波ドラマで女性用マッサージ店が初めて題材となる。瀬戸、久保田、池田がセラピストとなり、女性の“性”を前向きに描く。悩みを抱えた客が店舗「KIRAMEKI」を訪れ、恋人のようにふるまうセラピストたちに心も体も癒されていく。瀬戸は主人公のヤマト役、久保田は龍一役、池田はシアン役。3人もこの仕事を選ぶまでそれぞれの過去があった…。ゲストキャストのたなかさとは、第5話で来店する和子(ワコ)役を演じる。所属する教団が決めた相手との結婚を控え、男性経験がないというキャラクター。たなかは、和子と悩みを共感できるとし、出演が決まり「緊張とうれしさで手足が震えました…!ワコの過去の辛い経験や葛藤、そしてヤマトとの出会いで精神的に解放される様子を丁寧に演じさせていただきたいと思ってます。ぜひご覧ください」と張り切っている。■佐々木和子役:たなかさと第5話でワコ(和子)役を演じさせていただくことになりました、たなかさとです。出演のお話をいただき脚本を事前に読ませていただきましたが、ワコの抱えている悩みや気持ちに共感できる部分があり、ワコが自分にとって近い存在だと感じていました。その後、改めて決定のご連絡をいただいた時は緊張とうれしさで手足が震えました…!ワコの過去の辛い経験や葛藤、そしてヤマトとの出会いで精神的に解放される様子を丁寧に演じさせていただきたいと思ってます。ぜひご覧ください。
2024年04月16日俳優の瀬戸利樹が主演し、久保田悠来、池田匡志が共演する、テレビ大阪・BSテレ東の深夜ドラマ『買われた男』(毎週水曜深0:00)が、17日より放送スタートする。原作漫画をもとに、中毒性のある「大人の恋愛ドラマ」を届ける「DRAMA ADDICT」枠の新作で、地上波ドラマで女性用マッサージ店が初めて題材となる。瀬戸、久保田、池田がセラピストとなり、女性の“性”を前向きに描く。悩みを抱えた客が店舗「KIRAMEKI」を訪れ、恋人のようにふるまうセラピストたちに心も体も癒されていく。瀬戸は主人公のヤマト役、久保田は龍一役、池田はシアン役。3人もこの仕事を選ぶまでそれぞれの過去があった…。ゲストキャストの吉本実憂は、第4話で風俗嬢役を演じる。風俗の仕事を天職と感じており、自身も女性マッサージ店を訪れる。台本を読んだ吉本は「みんな精いっぱい生きてるんだなぁ」と感じたといい、「“作品”は出逢ったことのない人の人生、想いをのぞけるもの。存分にのぞいてみてください!」と呼びかける。■清水まりあ役:吉本実憂このたび『買われた男』第4話の戸田彬弘監督の回に、風俗で働いている清水まりあ役で参加させていただきます。台本を読んだ時、“みんな精いっぱい生きてるんだなぁ”と背中を押されました。偏見や愛情に対して、人によっては新しい視点から感じられる作品だと思います。“作品”は出逢ったことのない人の人生、想いをのぞけるもの。存分にのぞいてみてください!
2024年04月16日俳優の瀬戸利樹が主演し、久保田悠来、池田匡志が共演する、テレビ大阪・BSテレ東の深夜ドラマ『買われた男』(毎週水曜深0:00)が、17日より放送スタートする。原作漫画をもとに、中毒性のある「大人の恋愛ドラマ」を届ける「DRAMA ADDICT」枠の新作で、地上波ドラマで女性用マッサージ店が初めて題材となる。瀬戸、久保田、池田がセラピストとなり、女性の“性”を前向きに描く。悩みを抱えた客が店舗「KIRAMEKI」を訪れ、恋人のようにふるまうセラピストたちに心も体も癒されていく。瀬戸は主人公のヤマト役、久保田は龍一役、池田はシアン役。3人もこの仕事を選ぶまでそれぞれの過去があった…。ゲストキャストの片山萌美は、第3話で来店する会社社長・千賀子役。過去の出来事から男性への嫌悪感が強いキャラクターで、片山は「自身も気づかないうちに、そのトラウマゆえに、正直パワハラ加害者一歩手前の人かな」と千賀子という人物を分析。そして、「そこからヤマトと出会うことで、トラウマとどう向き合っていくのか。本当の自分をどう取り戻していくのか。身体も心も、大切に演じたいと思います」と語っている。■有原千賀子役:片山萌美今の時代、親しい人には言いにくい悩みやトラウマを抱えている人は多いのかな?と思います。だからこそ、女性の気持ちを大切にする“女性用風俗“の他人(ヤマト)の癒しによって救われることもあるのかもしれないと感じました。私が演じる有原千賀子という役も、過去のトラウマから男性嫌悪、そして男性にこびていると感じるもの全てに嫌悪感を抱いています。自身も気づかないうちに、そのトラウマゆえに、正直パワハラ加害者一歩手前の人かなと。そこからヤマトと出会うことで、トラウマとどう向き合っていくのか。本当の自分をどう取り戻していくのか。身体も心も、大切に演じたいと思います。
2024年04月16日俳優・杉咲花が主演を務めるカンテレ・フジテレビ系月10ドラマ『アンメット ある脳外科医の日記』(毎週月曜後10:00)が、きょう15日から放送スタートした。医療ドラマ初出演となる杉咲は、物語のキーとなる「手術」シーンを代役なしで演じ、重要アイテムの「日記」も自ら記している。Yuki Saito監督とともに、撮影の裏側を語った。講談社『モーニング』で連載中の同名漫画(原作・子鹿ゆずる氏、漫画・大槻閑人氏)を実写化。原作から主人公を変更して、“記憶喪失の脳外科医”川内ミヤビ(杉咲)とし、目の前の患者を全力で救い、自身も再生していく、新たな医療ヒューマンストーリーをつむぐ。消えた“2年間の記憶”に隠された謎も見どころとなる。脚本は篠崎絵里子氏(※崎=たつさき)。共演は、若葉竜也、岡山天音、生田絵梨花、山谷花純、尾崎匠海(INI)、中村里帆/安井順平、野呂佳代、千葉雄大/小市慢太郎、酒向芳、吉瀬美智子、井浦新/第1話ゲスト:風間俊介、中村映里子。主題歌は、あいみょん「会いに行くのに」。第1話は、ミヤビや主要キャラクターが登場。ミヤビの現状と葛藤や、新たな医療スタッフ、自分同様に脳に後遺症が残った俳優・マネージャー夫婦との出会いが描かれ、物語が幕を明けた。■杉咲花×Yuki Saito監督インタビュー全文(聞き手・カンテレ)――『アンメット』という作品に出合ったときの印象を教えてください。【杉咲】 脳の疾患には後遺症がつきもので、手術をして終わりではなく、その先の人生にも医者たちが思いを馳せるという、原作者の子鹿先生ご自身の経験に基づくメッセージがとても印象的でした。一方で、医療の話にとどまらず、患者を救う側の医者も、誰かに救われたい瞬間があるという一人一人の生活者たちの物語でもあって、暮らしの手触りを感じられる作品だと思いました。【Yuki】 確かに『アンメット』は、最初から伝えたいことがストレートに伝わってくる作品で、患者さんやその家族、さまざまな局面において、普段光が当たらない人にもちゃんと光を灯す。それが、子鹿先生が『アンメット』を通して伝えたいことなんだなと思いました。原作と違い、ドラマではミヤビが主人公ですが、彼女もまたすごい女性で、自分も脳に障害を抱えていて思い悩むことがたくさんあるはずなのに、それを人に見せない、明るい印象しかないキャラクター。朝起きて、忘れている2年分の記憶を2時間で自分の中にインプットして、それであの笑顔に至っていると思ったら、その部分は僕もすごく見たいと思ったし、そこにこそドラマが生まれると思いました。【杉咲】 ミヤビは、誰にでも対等に向き合う人。それは記憶障害を抱えているからということではなく、なんというか、先天的にフェアな人なんだと思うんです。そのとき目の前にいる人と同じ目線に立って、陽だまりのような光で包み込んでしまう。例えば、この作品の中で三瓶先生はちょっと変わった人物として捉えられることもありますが、ミヤビは決してそんな風には思っていないのではないかと思うんです。物事を否定的に考えることをしない、彼女だけの独立したリズムを持った人なんじゃないかなって。【Yuki】 そういう意味では、花ちゃんと似ているところもあるよね。言葉を借りるなら、先天的にフェアなところ。立場やポジション関係なく、同じ目線で向き合えるところは2人の共通点だと思うし、あと、明るく現場にいてくれるところ。ミヤビは苦悩を人に見せないけれど、花ちゃんも緊張や心の揺れを現場では決して見せない。朝、現場に入ったら笑顔で「おはようございます!」と言ってくれる感じが、すごく似ていると思います。だからこそ、現場に来てくださった子鹿先生も、花ちゃんのお芝居を見て「ミヤビにしか見えない」と言ってくれんだと思います。【杉咲】 子鹿先生のそのお言葉は、本当にすごくうれしかったです。■「ミヤビにしか見えない」…制作サイドと俳優部の垣根超えて濃密議論――撮影現場では、俳優陣とスタッフで日々ディスカッションが行われているそうですね。【Yuki】 実は、クランクイン前からかなり濃密な話し合いを重ねています。2023年の9月くらいからですかね。杉咲さんと首脳陣が頻繁に集まって、ご飯とかスイーツタイムを挟みながら、全体の構成から脚本のことまで8時間くらいのミーティング(笑)。僕の経験上、連続ドラマでこんなに長い時間かけて意見交換をしたのは初めてです。でも、プロデューサーと杉咲さんが話していることを聞いているだけでも方向性が見えてくるし、それを踏まえて自分もいろいろなプランを考えられるので、あの時間はとても貴重だったし、その後の撮影にも大きな影響を与えてくれたと思います。【杉咲】 今も、現場ではほとんどのシーンで議論が生まれていて、制作サイドと俳優部といった垣根を越えたところでそれぞれの意見を共有して、より物語を煮詰めていく時間が日常的に流れています。それができるのも、去年から皆さんと積み上げてきた関係性があってこそだと思いますし、なによりこの作品に関わる人間の熱量が並々ならないから。ドラマ撮影というタイトなスケジュール感で、ここまで感覚をすり合わせられることはなかなかないですし、一人一人の覚悟がそういった時間を生んでいると思うので、やっぱりやりがいがあります。とはいえ、細かいところまで突き詰めて話し合ってきた分、頭ではわかっているけれどそこに心が着地しない瞬間もあったりして。文字を追いかけながら想像をめぐらせて話し合うのと、実際に肉体を通して現場に立つのはまったく感覚が違うので。【Yuki】 ある種、プロデューサーや監督の目線に近いのかもしれないね。作品全体を見るのと、自分自身がミヤビを演じるのはやっぱり違うと思うし。花ちゃんはその両方が見えていて、ミヤビをどう見せたいのか客観的に分かっているから、いざ演じてみると、そのギャップが生まれるのかも。【杉咲】 実際に現場に立つと、脚本を読んでいたときには想像もしなかった事態が起こるというか、例えば三瓶先生が目の前に立っているだけでどうしようもなく心が動かされてしまって、こんな感覚になるんだという気づきがあったりもして、それがすごく面白いんです。それは、これまで何度も共演してきた若葉(竜也)さんが三瓶先生を演じているからということもあるのかもしれませんが、今回の現場ではそんなことがあまりに連発するので。不思議な体験ですし、特別すぎる時間だなって。【Yuki】 それは僕も同じで、所詮、僕が台本を読んで考えていたことなんて、ある種机上の空論で、現場で生身の人間がお芝居を始めたら、簡単に、いい意味で裏切られるんです。だからこそ、演じている人、役を生きている人の意見は強いと思っています。昔、アメリカで尊敬している先生に「Listen to the actor」――俳優が自分に言ってきたことは聞きなさい、聞く耳を持てる監督になりなさいと教わって、それを今でも実践するようにしているんです。だから、『アンメット』で到達したいところ、ゴールさえ同じ方向を向いていれば、俳優でもスタッフでも、自分の考えや意見を言葉にしていいと思うし、その方が僕自身も楽しい。そして、今の『アンメット』の現場はそれができていて、それこそが我々の最大の強みだと思っています。■医療技術を毎日練習→代役なし「日記」もリアルで“異常な緊張感”――手術シーンに向けた練習も大変だったのでは?【杉咲】 2023年の10月頃に監修で入ってくださっている石川先生に、実技も含めた医療の基礎的な知識を教えていただきました。その際に練習用のキットをいただいて、毎日練習を続けています。所作にはその人の暮らしが映るものだと思いますし、やっぱり観てくださる方々に「ここまでやるのか」と思ってもらいたいんです。いつ自分の手元が映っても大丈夫なレベルまで上達したい気持ちで、今も取り組んでいます。【Yuki】 脳外科の手術の難しさはあらかじめ聞いていたので、当初、手元はカットを分けて、花ちゃんと別で撮影しようと思っていたんです。でも、「それは挑戦してから決めてほしい」とご本人に言われて、最初からあきらめていた自分にハッとしました。実際にミヤビの手元で撮影すると、やっぱりリアリティが生まれるし、その緊張感と連鎖するように、手術を見守っている三瓶先生たちの表情も変わってくるんです。【杉咲】 そう言っていただけるとうれしいですね。ミヤビが見ている景色、小さな小さな世界のなかでどれだけ繊細なことをやっているのかということが、映像を通して少しでも伝われば。【Yuki】 実際、医療指導の先生たちも花ちゃんの腕前には驚いているんです。「研修医でもなかなかできる人いないよね」って。【杉咲】 先生方が親身に教えてくださるので、本当にありがたいです。ですが、10月に初めて縫合練習を体験したとき、3時間ほどかけてやっと感覚をつかめるようになったその横で、若葉くんは開始5分くらいで既に習得していました。若葉くんの方がよっぽど器用!この間も、縫合とはまた違う吻合(ふんごう)の練習をしていたら「ちょっとやらせて」と言われて、まさかと思ったら若葉くん、初めてやったのにできちゃったんですよ。あれは結構ヘコみました(笑)【Yuki】 …たまたま、この現場に器用で優秀な俳優が2人いたということですかね(笑)。――この作品のキーアイテムである日記も、杉咲さんの直筆だとか。【杉咲】 日記は、朝目覚めたミヤビがいちばん最初に手に取るもので、読み返すところから1日が始まり、ミヤビにとっては命綱のような存在なのではないかと思うんです。だからこそ、彼女が過ごしてきた時間をよりそばに感じられるように、自分で書かせてもらいたいですとお願いしました。実際に書いていて間違えたところは修正テープで消したりもしているので、リアリティのある日記になっているのではないかと思います。【Yuki】 日記は作品の副題にもあるくらいのキーアイテムですし、「書く作業だけで相当な負担になるよ」とは伝えたんですけど、「それでも気持ちが入りやすいから」とのことだったので、お言葉に甘えてお願いしました。通常は、一部本人が書いたとしても、残りは助監督や美術部のスタッフが書くものなんですが、今回はすべてミヤビ本人の字で統一されているため、結果的に、朝起きてパラパラ…と日記をめくったときでも違和感ひとつなく、お芝居も撮影も自由度が増しました。【杉咲】 ミヤビは、日記に対してかなり緊張感を持っていると思うんです。私たちも、撮影の順番に合わせて日記の中身をその都度整理しながら進めているので、その緊張感はミヤビとシンクロしている感じもしていいなって。日記を持っていると、より気が引き締まります。【Yuki】 確かに、台本に「日記」の文字があると、現場にも緊張感が漂いますね。ただでさえ、俳優の皆さんが緊張している現場だというのに(笑)。【杉咲】本当に、この現場の緊張感はちょっと異質ですよね。私もあるシーンの撮影中、録音部さんが来てマイクの位置を変えることになったのですが、後から聞いたら「心臓の音が聞こえるから位置を下げた」と言われたんです。普段から緊張するタイプではあるのですが、そんなことは初めてで。ですが私だけではなくて、本番中はほとんどの俳優が緊張しているように感じるんです。その緊張は1人1人の責任や覚悟から生まれるものだと思うのですが、それだけナイーブに物語と向き合っているからこそ、突き抜けたところへ行ける瞬間がやってくるんだ、と救われたような気持ちになりました。【Yuki】 皆さん、ものづくりへの意識がストイックなんです。決して現場の空気がピリピリして嫌なムードなわけではなく、むしろ穏やかなんですけど、和気あいあいとはしていない。“楽しい”ではなく“充実している”という表現が当てはまる感じです。ミヤビと三瓶に「いいものを作るぞ」という覇気があるので、それがいい意味で、現場にいい緊張感を生んでるのだと思います。■ハリウッドで学んだYuki Saito監督「世界への扉を開けたら」――最後に、見どころをお願いします。【Yuki】 原作の子鹿先生が元脳外科医ということもあり、『アンメット』は医療に対してすごくリアリティがある作品です。なので、そこは原作に忠実に、医療従事者の方が見たときに、医療を真摯に扱っていることが伝わるように、ある種ドキュメンタリーを作り上げるような気持ちで臨んできました。特に手術シーンは、僕と杉咲さんと若葉くんで実際の手術を見学させてもらったときに感じた独特の空気感、緊張感をどこまで伝えられるかという点にこだわって撮影し、実際に目標地点まで到達するものが完成したと思っています。日本のドラマは国内向けと言われる今の映像業界で、海外ドラマや映画とも肩を並べる作品を作りたいと思って臨んだ作品でもあるので、視聴者の方には新感覚の医療ドラマを心ゆくまで楽しんでいただきたいですし、この『アンメット』で世界への扉を開けたらうれしいです。【杉咲】 監督がおっしゃる通り、本作では脳外科医の日常とそこに関わる人々の心のうごめきに手触りを感じられることを目指して、日々撮影に臨んでいます。この作品を見て、医療従事者の方々に「知ってる景色だ」と思ってもらえるものにしたいですし、患者さんやその家族など、描かれるそれぞれの人物に自分の姿を投影してもらえるような作品をこの先も目指していきたいです。■プロフィール・杉咲花1997年10月2日生まれ、東京都出身。映画『湯を沸かすほどの熱い愛』で第40回日本アカデミー賞最優秀賞助演女優賞と新人俳優賞をダブル受賞。ヒロインを務めた連続テレビ小説『おちょやん』をはじめ多くのドラマや映画に出演。映画『朽ちないサクラ』が2024年6月21日、『片思い世界』が25年に公開予定。・Yuki Saito監督1979年生まれ。高校卒業後に渡米し、ハリウッドで8年間映画を学ぶ。2016年に映画『古都』で商業長編デビューを果たす。近年は、映画『君が落とした青空』、テレビ朝日『おっさんずラブ―リターンズ―』『リエゾン―こどものこころ診療所―』などを監督。
2024年04月15日俳優の瀬戸利樹が主演し、久保田悠来、池田匡志が共演する、テレビ大阪・BSテレ東の深夜ドラマ『買われた男』(毎週水曜深0:00)が、17日より放送スタートする。原作漫画をもとに、中毒性のある「大人の恋愛ドラマ」を届ける「DRAMA ADDICT」枠の新作で、地上波ドラマで女性用マッサージ店が初めて題材となる。瀬戸、久保田、池田がセラピストとなり、女性の“性”を前向きに描く。悩みを抱えた客が店舗「KIRAMEKI」を訪れ、恋人のようにふるまうセラピストたちに心も体も癒されていく。瀬戸は主人公のヤマト役、久保田は龍一役、池田はシアン役。3人もこの仕事を選ぶまでそれぞれの過去があった…。ゲストキャストの花柳のぞみは、第2話で店を訪れる安未果役で登場する。役作りのために予約をしたという俳優のキャラクターで、「安未果は過去の恋愛のせいで人を信じられなくなった女性」と紹介し、「不安要素が多い中でクランクインしたのですが、瀬戸利樹さんや(共演の)守谷勇人さん、スタッフの皆さんに支えていただき感謝しています。安未果がヤマトと出会ってどう変わっていくのか、ぜひ見届けてください」と呼びかける。■東崎安未果役:花柳のぞみ東崎安未果役を演じました、花柳のぞみです。安未果は過去の恋愛のせいで人を信じられなくなった女性。その不器用さが愛おしく感じました。不安要素が多い中でクランクインしたのですが、瀬戸利樹さんや守谷勇人さん、スタッフの皆さんに支えていただき感謝しています。安未果がヤマトと出会ってどう変わっていくのか、ぜひ見届けてください。
2024年04月15日俳優の瀬戸利樹が主演し、久保田悠来、池田匡志が共演する、テレビ大阪・BSテレ東の深夜ドラマ『買われた男』(毎週水曜深0:00)が、17日より放送スタートする。原作漫画をもとに、中毒性のある「大人の恋愛ドラマ」を届ける「DRAMA ADDICT」枠の新作で、地上波ドラマで女性用マッサージ店が初めて題材となる。瀬戸、久保田、池田がセラピストとなり、女性の“性”を前向きに描く。悩みを抱えた客が店舗「KIRAMEKI」を訪れ、恋人のようにふるまうセラピストたちに心も体も癒されていく。瀬戸は主人公のヤマト役、久保田は龍一役、池田はシアン役。3人もこの仕事を選ぶまでそれぞれの過去があった…。ゲストキャストの佐藤玲は、第1話で店を訪れるのどか役で登場する。のどかはセックスレスに悩む主婦で、佐藤は「多くを語ることが苦手ですが、人知れずいつも人の心に触れようと努力をしている人です。彼女の悩みはきっと誰もが形は違えど持ち合わせているのではないかと思いながら、さまざまな学びとともに撮影に臨みました。セラピストとして人々に真摯に向き合うヤマトと出会い、のどかがどんな影響を受け、その後どんな人生を歩もうとするのか…」と予告している。■田村のどか役:佐藤玲お話をいただいた当初は過激そうな内容にびっくりしながらも原作漫画や脚本を拝読する中で、人間の本能的な部分に触れながら、どの登場人物も輝いていることに惹(ひ)かれてお返事をさせていただきました。第1話に登場する“のどか”は、多くを語ることが苦手ですが、人知れずいつも人の心に触れようと努力をしている人です。彼女の悩みはきっと誰もが形は違えど持ち合わせているのではないかと思いながら、さまざまな学びとともに撮影に臨みました。セラピストとして人々に真摯に向き合うヤマトと出会い、のどかがどんな影響を受け、その後どんな人生を歩もうとするのか…。現実的に考えると、綺麗事・絵空事ばかりではないかもしれません。でも、これも一つのあり方なのかしら…と想像しながら、ご自身のポリシーとも照らし合わせながら、ご覧いただけたらうれしいです。
2024年04月15日兄の連れてきた婚約者は…
いきすぎた自然派ママがこわい
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