女優の広瀬すずと俳優の山崎賢人が、人気漫画を実写化する映画『四月は君の嘘』(2016年公開)でW主演を務めることが4日、明らかになった。原作は、漫画家・新川直司氏が2011年から2015年にかけて漫画誌『月刊少年マガジン』(講談社)で連載した同名漫画。第37回講談社漫画賞を受賞し、全11巻のコミックスの累計発行部数は300万部を突破した。昨年10月から今年3月までフジテレビ系『ノイタミナ』枠内でアニメ化もされ、話題を呼んだ。母の死をきっかけにピアノが弾けなくなってしまった、高校2年生の天才ピアニスト・有馬公生(山崎賢人)が、バイオリニスト・宮園かをり(広瀬すず)との出会いによって"ピアノ"と"母との思い出"に向き合い、ある秘密が明らかになっていく様が描かれる。メガホンを取るのは『僕の初恋をキミに捧ぐ』(2009年)や『潔く柔く』(2013年)など多くの恋愛映画を手がけてきた新城毅彦監督。脚本は、TVドラマ『星の金貨』(1995年)や『ストロベリーナイト』シリーズの龍居由佳里氏が務める。主演の広瀬と宮崎は、本作のためにクランクインの約半年前からバイオリンとピアノの練習を開始。広瀬は「歌も踊りも苦手」と公言しているが、初のバイオリン演奏にも挑戦する。これまで楽器演奏の経験もなかったが、指導者からは「優れた音感の持ち主」と称賛されたという。一方の山崎も、ギターの経験はあるもののピアノ演奏は本作が初。集中力とリズム感の良さから、指導者も「指が長くてまさにピアニストを演じるにふさわしい役者さん」と太鼓判を押している。広瀬は「台本を読ませていただいて、きれいな時間の中で、登場人物みんなが自分自身の悩みと戦っている作品だと思いました」と述べ、初のバイオリンについては「まだまだ苦戦していますが、私も日々、バイオリンと作品に向き合い、戦っています」とコメント。山崎も広瀬同様に「この作品は日常がとてもカラフルなんだと教えてくれました」と感慨を口にし、「天才ならではの苦しみ・葛藤を抱えた難しい役どころですが新城監督をはじめとしたスタッフ・キャスト陣と一丸となって、天才ピアニスト有馬公生を演じきりたいと思います」と意気込みを見せた。なお、ピアノについては「揺れ動く公生の心を音楽に乗せて届けられるよう日々練習中です」とのこと。新城監督は、「人を愛する事の素晴らしさ、大切さ、そして時には味わう悲しみや涙、せつなさを、見終わった後に優しく温かい気持ちになれる様お届けできればいいなと思っています」とアピール。「必ずこれからを担っていく若手俳優達とキラキラ、キュンキュンした物語を紡いでいきたいです」と語っている。2人のほか、公生に恋心を抱く幼なじみ・澤部椿役には女優としても活躍中のE-girls・石井杏奈、かをりが恋をする公生の幼なじみ・渡亮太役には中川大志。撮影は、今年10月から11月にかけて行われる予定となっている。(C)2016映画「四月は君の嘘」製作委員会
2015年09月04日新川直司原作の人気コミック『四月は君の嘘』が、広瀬すずと山崎賢人のダブル主演で映画化されることが決定した。広瀬が秘密を抱える自由奔放なヴァイオリニストを、山崎が母の死を境に弾けなくなった元天才ピアニストを演じる。その他の情報『四月は君の嘘』は、テレビアニメ枠“ノイタミナ”でも話題を呼んだ感動の青春ドラマで、音楽へ情熱をそそぐ高校生たちのドラマや切ない恋模様がみずみずしく描かれる。高校生の有馬公生は、“ヒューマンメトロノーム”と称されるほど正確な音色を奏でるピアニストだったが、母の死をきっかけにピアノが弾けなくなっていた。そんな公生が勝気なヴァイオリニスト・宮園かをりと出会い、彼女の自由で豊かな演奏に触れたことをきかっけに、ピアノと“母との思い出”に再び向き合い始める。かをりを演じる広瀬は「台本を読ませて頂いて、綺麗な時間の中で、登場人物みんなが自分自身の悩みと戦っている作品だと思いました。宮園かをりという自由奔放でキラキラした夢を持つ魅力的な女の子を皆さんに届けられるように頑張ります。監督やキャストの皆と一緒にカラフルで素敵な映画に出来ればと思っています」とコメント。一方、山崎は「この作品は日常がこんなにもカラフルなんだと教えてくれました。天才ならではの苦しみ、葛藤を抱えた難しい役どころですが新城監督をはじめとしたスタッフ・キャストの皆様と一丸となって、天才ピアニスト有馬公生を演じきりたいと思います」と意気込みを語っている。広瀬と山崎は本作のためにクランクインの約半年前からヴァイオリンとピアノの練習を開始。「今回、私はかをりちゃんを演じるにあたり、初めてヴァイオリンに触れました。まだまだ、苦戦していますが、私も日々、ヴァイオリンと作品に向き合い、戦っています」という広瀬は、指導者から「優れた音感の持ち主」と認められるほどの才能を発揮しているという。また山崎も、ギターの演奏経験はあるものの、本作で初めてピアノ演奏に挑戦。「原作の演奏シーンは実際に音が聞こえてくるような臨場感がありました。今回ピアノ初挑戦ですが、映画でも揺れ動く公生の心を音楽に乗せて届けられるよう日々練習中です」とコメント。山崎は集中力の高さとリズム感の良さから驚くべき成長を遂げているようで、指導者も「指が長くてまさにピアニストを演じるのに相応しい役者さん」と太鼓判を押しているという。みずみずしい青春ドラマに加え、ふたりが初めて見せる演奏シーンにも期待が高まる。また共演者に、E-girlsの石井杏奈、テレビドラマ『南くんの恋人~my little lover』への主演が決まっている中川大志が出演することが発表された。『僕の初恋をキミに捧ぐ』『潔く柔く』などの新城毅彦が監督を務め、『ストロベリーナイト』などの龍居由佳里が脚本を担当する本作は、10月から11月に撮影され、2016年に東宝の配給で全国公開される。『四月は君の嘘』2016年全国東宝系ロードショー
2015年09月04日桐谷美玲、坂口健太郎と共演する『ヒロイン失格』、朝ドラ「まれ」の土屋太鳳と再共演する『orange-オレンジ-』など、人気コミックの実写作品に引っ張りだこの山崎賢人が、フジテレビ「ノイタミナ」枠でアニメ化もされた「四月は君の嘘」の実写映画化に広瀬すずとW主演することが決定。広瀬さんが自由奔放なヴァイオリニスト、山崎さんが“元”天才ピアニストを演じ、現在ブレイク間近の石井杏奈、中川大志も共演することが分かった。完全無欠、正確無比の演奏で“ヒューマンメトロノーム”と称された天才ピアニスト・有馬公生(山崎さん)は、母の死を境にピアノが弾けなくなってしまう。高校2年生となった4月のある日、公生は幼なじみの澤部椿(石井さん)と渡亮太(中川大志)に誘われ、ヴァイオリニスト・宮園かをり(広瀬さん)と出会う。勝気で、自由奔放、まるで空に浮かぶ雲のように掴みどころのない性格のかをりの、豊かで楽しげな演奏をきっかけに、公生はピアノと“母との思い出”に再び向き合い始める。一方、かをりが抱える“秘密”にも大きな変化が訪れ…。原作は、2011年5月から2015年3月まで月刊「少年マガジン」(講談社)にて連載され、全11巻で累計発行部数300万部を誇る、新川直司による同名人気コミック。第37回講談社漫画賞を受賞し、フジテレビ深夜アニメ枠「ノイタミナ」でアニメ化もされ、話題を呼んだ。本作のヒロインとなる自由奔放な個性派ヴァイオリニスト、宮園かをり役には『海街diary』でみずみずしい演技を見せ、『ちはやふる』『怒り』など2016年の注目作に出演する広瀬すず。また、そんなかをりに惹かれていく元・天才ピアニスト、有馬公生役には、NHK連続テレビ小説「まれ」ほか、『ヒロイン失格』『orange-オレンジ-』と話題作が続き、新しい挑戦を続ける山崎賢人。この最も勢いのある2人が初共演にしてW主演を果たすことになった。さらに、公生に恋心を抱く幼なじみ・澤部椿役には、主演作『ガールズ・ステップ』の公開を控え、女優としても期待される「E-girls」の石井杏奈。かをりが恋をする公生の幼なじみ・渡亮太役には「家政婦のミタ」で話題となり、広瀬さんとの共演CMや「南くんの恋人」でも主演を務める中川大志と、現時点で最高にフレッシュな組み合わせが実現。この4人が織り成す切ない恋模様は見逃せない。広瀬さんと山崎さんは、クランクインの約半年前から、それぞれ忙しい合間をぬってヴァイオリンとピアノの練習を開始。広瀬さんは「歌も踊りも苦手」と公言するなか、初めてのヴァイオリン演奏に挑戦。これまで楽器演奏の経験がないにもかかわらず、指導担当者から「優れた音感の持ち主」とお墨付きをもらう才能を発揮。一方の山崎さんは、ギターの経験はあるもののピアノ演奏は初のチャレンジ。持ち前の集中力の高さとリズム感の良さから、驚くべき成長を遂げており、「指が長くてまさにピアニストを演じるのに相応しい役者さん」と太鼓判を押されている。また、メガホンを取るのは、『僕の初恋をキミに捧ぐ』『潔く柔くきよくやわく』など、淡く揺れ動く若者の心情を丁寧に描くことで知られる新城毅彦。脚本を「ストロベリーナイト」シリーズの龍居由佳里が担当。最旬俳優たちが織りなす青春×音楽×ラブストーリーを、2016年に贈り届ける。クランクインまであとわずか、現在、懸命にレッスンに励む広瀬さん、山崎さんの演奏シーンをいまから楽しみにしていて。<以下、コメント>■広瀬すず(宮園かをり役)台本を読ませていただいて、綺麗な時間の中で、登場人物みんなが自分自身の悩みと戦っている作品だと思いました。今回、私はかをりちゃんを演じるにあたり、初めてヴァイオリンに触れました。まだまだ、苦戦していますが、私も日々、ヴァイオリンと作品に向き合い、戦っています。宮園かをりという自由奔放でキラキラした夢を持つ魅力的な女の子を皆さんに届けられるように頑張ります。監督やキャストの皆と一緒にカラフルで素敵な映画に出来ればと思っています。■山崎賢人(有馬公生役)この作品は日常がこんなにもカラフルなんだと教えてくれました。天才ならではの苦しみ・葛藤を抱えた難しい役どころですが、新城監督をはじめとしたスタッフ・キャストの皆様と一丸となって、天才ピアニスト有馬公生を演じきりたいと思います。また原作の演奏シーンは実際に音が聞こえてくるような臨場感がありました。今回ピアノ初挑戦ですが、映画でも揺れ動く公生の心を音楽に乗せて届けられるよう、日々練習中です。観た人の目に映る世界もカラフルになるような映画にしたいです。■新城毅彦監督人を愛する事の素晴らしさ、大切さ、そして時には味わう悲しみや涙、せつなさを、見終わった後に優しく温かい気持ちになれるよう、お届け出来ればいいなと思っています。とってもチャーミングな広瀬すずさん、イノセントな山崎賢人くんを始め、石井杏奈さん、中川大志くんといった必ずこれからを担っていく若手俳優達とキラキラ、キュンキュンとした物語を紡いでいきたいです。『四月は君の嘘』は2016年、全国東宝系にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年09月04日すららネットは8月31日、「小中高生の『海外』に関する意識調査」の結果を発表した。同調査は8月1日~20日の期間中に、小学1年生から高校3年生の男女を対象に実施され、480名の有効回答を得た。まず、これまでに海外旅行にいったことがあるかを聞いたところ、33.8%と3割以上が海外旅行経験ありという結果となった。小学生39.5%、中学生31.5%、高校生42.2%となり、同社は「高校生において割合が高いのは、修学旅行で海外に行く学校があることが影響しているのかもしれない」としている。また、海外旅行経験ありの回答者を対象に初めて海外旅行に行った年齢を調べてみると、平均6.3歳となった。さらに、海外旅行に行きたいかという問いには、85.8%が「行きたい」と回答。行きたい国トップは「アメリカ合衆国」(37.4%)、以降「フランス」(8.3%)、「イタリア」(7.9%)。続いて、海外旅行に一緒に行きたいと思うタレントについて質問すると、男性タレント1位は「福士蒼汰」さん(16.9%)、2位「DAIGO」さん(11.3%)、3位「大泉洋」さん(9.4%)、4位「相葉雅紀(嵐)」さん(9.0%)、5位「山田涼介(Hey! Sey! JUMP)」さん(7.3%)。女性タレント1位は「ローラ」さん(21.9%)、2位「広瀬すず」さん(14.8%)、3位「有村架純」さん(10.8%)、4位「北川景子」さん(9.4%)、5位「杏」さん(5.4%)となった。
2015年09月01日電子書店パピレスが運営する電子貸本サービス「Renta!」は、計7作品の電子書籍が無料で読めるキャンペーン「夏☆電書2015 女性向け第9弾」を実施している。キャンペーン期間は9月10日まで。作品は、会員登録なしでも読むことができる。ラインナップは、『ちはやふる』(1巻)、『タケコさんの恋人』(1~3巻)、『恋と軍艦』(1巻)、『繕い裁つ人』(1巻)、『春夏秋冬Days』(1巻)、『LOVE+DESSIN』(1巻)、『WHO!?』(1巻)の計7作品。○ちはやふる女優の広瀬すず主演で実写映画化も決定している『ちはやふる』。"畳の上の格闘技"とも呼ばれる「競技かるた」に懸ける高校生たちの友情・恋愛・成長を描く本作は、2010年に「このマンガがすごい!オンナ編」第1位を獲得し、累計発行部数は1200万部(2015年6月時点。既刊27巻)を超えるヒットを記録した。
2015年08月31日まさに“今”、時代に好かれる人の特徴がわかるのがCM。今注目すべきCMヒロインの傾向とは?「最近の主流は“憧れのヒロイン”よりも“等身大ヒロイン”。それに伴って、CMキャラクターも飾らない魅力をまとった方が人気ですね。例えばJR SKISKI(2012~’13)に登場した本田翼さん。恋も友情も全力の爽やかなヒロイン像が話題になりました。また、現在放送中のゼクシィCMでは、新木優子さんの飾らない笑顔が印象的です。幸福感に満たされた花嫁姿のヒロインに自分の将来の姿を重ね合わせた女性も多いのでは」(メディア文化に詳しい法政大学の稲増龍夫先生)“等身大”のキーワードの重要性は、ひとつの商品のCMの中でのヒロイン像の変遷にもうかがえる。「カルピス商品のCMに何度も出演している長澤まさみさんが象徴的。男子目線の憧れヒロインだった2007年と比べると、2015年には男女ともに愛されるサバサバした雰囲気が前面に。“等身大”が今好かれるキーワードであることがよくわかります」◇東日本旅客鉄道株式会社「JR SKI SKI」(2012年12月~2013年2月)恋にも友情にも全力投球な正統派さわやかヒロイン。これは友情?それとも恋?さわやかな愛されヒロインの品格。この後、川口春奈さん、広瀬すずさんもイメージキャラクターに。◇「プロポーズされたら、ゼクシィ CM 愛を叫べ篇」(2015年)飾らない魅力で誰からも愛される、等身大ヒロイン。嬉しい気持ちいっぱいの表情に共感。新木優子さんの前には広瀬すずさんや松井愛莉さんが、等身大のヒロインを演じました。◇カルピス株式会社「カルピスウォーター」(2007年)◇カルピス株式会社「カルピス」(2015年)ミューズそのものが時代!ザ・いまどきヒロイン。ぐっと雰囲気の変わった長澤まさみさん。多数の“いまどきヒロイン”を輩出してきたCMだからこそ、時代ごとの違いが垣間見える。※『anan』2015年9月2日号より
2015年08月31日ロッテは8月27日、「ロッテ ガーナ チョコびらきセレモニー2015」を都内にて開催し、フィギュアスケートの羽生結弦選手や、チョコレート「ガーナ」の新CMに出演するモデル・松井愛莉さん、女優・土屋太鳳さん、広瀬すずさんがゲストとして登場した。○4人でくす玉を割って「チョコびらき」「チョコびらき」とは、ロッテがガーナミルクチョコレートのプロモーションの一環として、毎年行っている企画。今年はゲスト4人が「さぁ! ガーナでチョコびらき! 」という掛け声のあと、カカオの形をしたくす玉「カカオ玉」のひもをひっぱることで、チョコレートのおいしい季節の到来を宣言した。くす玉が割れるとゲストの頭上からは大量の赤い紙吹雪が。羽生選手は「スポーツ選手なので、こんな演出なかなか受けることがない。初めてで緊張しました」と話しながらも、一緒にくす玉のひもを引いた広瀬さんとはしゃいだ様子で言葉を交わし、はにかんだ笑顔を見せていた。○プライベートはゲームざんまい!?その後のトークセッションでは、ガーナチョコレートのキャッチコピー「キモチにエール」にちなんで、応援されていると実感したことについて4人が話した。羽生選手からは「特に応援されていると感じるのは試合のときですね。いい演技をして皆さんが拍手してくださるのもうれしいですが、悪い演技をしたとしても本当にあたたかい拍手をいただいているので本当に(フィギュアスケートを)やっていて良かったなと思います」とファンとしてはうれしいコメント。また反対に、「エールを送りたい相手は? 」との質問には「いつも応援してくださっている皆さんにエールを送りたい」と回答。「結果を出すことが大事だと思っていますし、応援を受け取ることが僕たちの仕事だと思っているので、しっかり受け取って、皆さんのエールに応えることによって皆さんにエールを送りたいと思います」とさわやかに答えた。また、ドラマ撮影の合間に走っているという土屋さんから「この時期どんなトレーニングをしていますか」と聞かれると「仕事があるとリンクで練習する時間がない」としながらも、陸上でジャンプの回転練習をしていると話した。羽生選手の「3回転くらい跳んだりします」という発言に、ゲストの女性陣からは「すごーい! 」と黄色い声が飛んだ。一方、広瀬さんからの「プライベートでは何をしていますか」との問いかけには「基本的にゲームをしています。携帯ゲームもしますし、普通の大学生よりもゲームをしている時間が長いと思う」と回答。ふだんの華麗な演技からは想像できない意外な一面を見せてくれた。○実は……耳が動きますトークの途中では、フリップボードを使って質問に答えるコーナーも。イベントにちなみ「秘密びらき」というテーマでそれぞれの秘密を暴露していく場面で、羽生選手が「耳が動く」と書いたフリップを掲げると他のゲストからは「えーっ! 」と驚きの声が。羽生選手は「小学生のときに先生の話を本気で聞こうと思ったら動いていた」と話し、実際に耳だけを動かす特技を披露。ゲストの女性陣を含めて会場をわかせた。○成長の秋にトークセッションの中では「オリンピックシーズンを終えて、まだまだ自分自身成長できることがたくさんあると思いますし、シーズンに入る前になんとか表現面であったり、技術面であったり、成長していきたいなと思っています」と話した羽生選手。2015-2016シーズンの初戦は、10月13日にカナダで開幕するオータム・クラシックを予定している。新シーズンのショートプログラムでは、昨年と同じくショパンのピアノ曲「バラード第1番」を、フリーでは映画「陰陽師」の曲を用いる。日本的な「和」の曲に挑戦するだけに、「表現力を強化していく必要がある」と断言。そのうえで、「表現力を高めるには技術の裏づけが必要なので、見せ方やジャンプを工夫してさらに強くなっていきたい」と意気込んだ。次のシーズンも羽生選手のますますの活躍を期待したい。
2015年08月28日女優の広瀬すずが8月27日(木)、都内で行われた「ロッテ ガーナ チョコびらきセレモニー2015」会見に出席し、「いまは、壁にぶつかっている時期。こんなに悩んだことはない」と胸中を明かした。現在、撮影に臨んでいる新作で、役作りに苦心している様子だった。会見には広瀬さんとともにCMに出演している土屋太鳳、松井愛莉、同じくCMキャラクターを務める男子フィギュアスケート選手の羽生結弦が出席。応援グッズとして愛用されるガーナにちなみ、「いま応援したいのは誰?」と質問されると、「夢をもった子どもたちですね。実現のためには、大人の協力が必要ですし」(土屋さん)、「サッカーを頑張っている弟ですね。こっそり試合の応援に行くことも」(松井さん)。広瀬さんは女優としての悩みを明かし、「いまは自分に頑張れと言いたい」と話していた。一方、競技者として応援される側に立つことが多い羽生選手は、「演技が終わった後に、応援や歓声をいただくと、やっていて良かったと思う」と感謝の意。今シーズンの始動を前に「成長の秋にしたい」と抱負を語っていた。新CMでは昨年に引き続き、今年の「母の日ガーナ」のCMにも出演した土屋さん、松井さん、広瀬さんが、紅葉のなかでガーナミルクチョコレートを食べて、チョコレートの季節の到来を実感させるという内容で、9月8日(火)から全国でオンエアされる。(text:cinemacafe.net)
2015年08月27日人気女優の広瀬すずが現在関西地区で放映中のユニバーサル・スタジオ・ジャパンのハロウィーンイベント、「ユニバーサル・サプライズ・ハロウィーン」のTVCMに出演しているが、そのメイキング風景を収めた動画と撮影後の感想コメントがシネマカフェに到着した。「バイオハザード・ザ・リアル3」に出演の姉・広瀬アリスに続いて、妹の広瀬すずさんが「ユニバーサル・サプライズ・ハロウィーン」のTVCMに出演した。パーク史上最多を誇る9大ホラー・コンテンツが集結した「ハロウィーン・ホラー・ナイト」のTVCMでは、普段は可愛らしい笑顔が印象的な広瀬さんが、かつてない恐怖の連続に大絶叫する表情を披露。大量のゾンビやフレディなどから逃げ惑う広瀬さんの必死な表情に注目だ。また、陽気な音楽や華麗なダンスが印象的な昼のTVCMでは、ヒツジの仮装でもっと可愛くなった広瀬さんが、『ジョーズ』のシンボル“ハンギングシャーク”に食べられたり、“スヌーピー”と一緒に踊ったりと、仮装で熱狂しながらパークを満喫する姿が映っている。メイキングビデオには、休憩時間にパークの人気キャラクター“ミニオン”や“スヌーピー”と戯れながら撮影している姿も収録され、人気女優の素顔も垣間見れるレア映像!撮影後のインタビューでは、「すごいパワーで、自然と楽しくなるようなハロウィーンでした。やっぱり仮装した方がより一層楽しめて、テンションも上がりますね。ユニバーサル・スタジオ・ジャパンのハロウィーンは、本当にどこのハロウィーンよりも楽しいので、ぜひみなさんにもいっぱい楽しんでもらいたいです!」と感激いっぱいにコメントをした。ユニバーサル・スタジオ・ジャパンは、2015年9月11日(金)~59日間、秋のシーズナル・イベント「ユニバーサル・サプライズ・ハロウィーン」を期間限定で開催する予定。(C)&(R) Universal Studios. All rights reserved.(text:cinemacafe.net)
2015年08月26日女優の広瀬すずが、8月24日より放送されるユニバーサル・スタジオ・ジャパン(大阪府此花区)の秋イベント「ユニバーサル・サプライズ・ハロウィーン」のテレビCMに出演していることが明らかになり、メイキング映像とインタビュー映像が24日、公開された。「バイオハザード・ザ・リアル3」のCMで登場した姉の広瀬アリスに続き、USJのCMに出演する広瀬すず。パーク史上最多の9大ホラー・コンテンツが集結した「ハロウィーン・ホラー・ナイト」を紹介する夜のCMでは、恐怖の連続に大絶叫する表情を見ることができる。一方、陽気な音楽や華麗なダンスが印象的な昼バージョンのCMでは、ヒツジの仮装をした広瀬が、『ジョーズ』のシンボル・ハンギングシャークに食べられたり、スヌーピーと一緒に踊ったりと、熱狂しながらパークを楽しんでいる姿が収められている。このたび、CMのメイキング映像も公開。撮影の合間に、ミニオンたちと遊びスヌーピーと握手する広瀬を捉えている。撮影後のインタビューでは、「仮装した方がより一層楽しめて、テンションも上がります。ユニバーサル・スタジオ・ジャパンのハロウィーンは、本当にどこのハロウィーンよりも楽しい!」と笑顔でコメント。パレードを体験した感想として、「すごい圧倒されるし絶対に見て損はない、また来たくなるような本格的なパレードだったので、すごく楽しめました」とうれしそうに振り返っている。なお、夜バージョンのCMは、名古屋・福岡・広島・岡山・香川・石川・福井で8月24日から、関西では8月31日より放送。昼バージョンは、関西でのみ、8月31日より放送される。「ユニバーサル・サプライズ・ハロウィーン」は、9月11日より59日間、期間限定で開催。毎年好評を博している「ハロウィーン・ホラー・ナイト」は、多種多様なゾンビがパークを占拠し、パーク史上最多となる9つのホラーコンテンツへと進化。『エイリアン vs. プレデター』、『エルサレム街の悪夢』、『学校の怪談』が新たに登場するほか、パーク史上最高のホラーレベル10となる最恐アトラクション「トラウマ~最凶実験病棟~」も加わり、壮大なホラーイベントへとパワーアップする。そして、陽気な世界のカーニバル「パレード・デ・カーニバル」が、今年いよいよフィナーレに。また、思い思いの仮装で参加できる「コスチューム・パーティ #仮装で熱狂」が新たに登場する。TM & (C) 2015 Sesame WorkshopDespicable Me TM & (C) 2015 Universal Studios. All Rights Reserved.AVP TM & (C) 2015 Twentieth Century Fox Film Corporation. All Rights Reserved.A NIGHTMARE ON ELM STREET and all related characters and elements are trademarks of and (C) New Line Productions,Inc.(s15)(C)1995 常光徹・日本民話の会/講談社・ポプラ社/東宝(C)2013 Universal Home Entertainment(C)CAPCOM CO., LTD. ALL RIGHTS RESERVED.(C)2014 『呪怨 -終わりの始まり-』製作委員会 (C) & (R) Universal Studios. All rights reserved.
2015年08月24日女優の広瀬すずが初主演する映画『ちはやふる』(「上の句」2016年3月/「下の句」4月二部作連続公開)の劇中ビジュアルが21日、公開された。広瀬は人生初のロングヘアで、はかま姿を披露している。広瀬は髪型について、「(エクステを)毎日つけていると、(撮影現場では)ボブの方が『誰?』みたいになって、私自身もこっち(ロング)の方が見慣れて、ボブになると変な気分になるくらい身近になりました」と明かし、その印象について「ここまで伸ばしたことはなかったので、新鮮でした。お姉ちゃんに似てました(笑)」と語った。競技かるたに打ち込む主人公・綾瀬千早という役柄に関しては、「元気でパワフルで、ここまで明るいダイナミックな役は初めてだったので、まず振り切ろうと思いました。振り切る事が、彼女に一番近づく事になるかなと思いました」とコメント。競技かるたの撮影では、「ちはやちゃん(の動き)は大胆でダイナミックなので、何も考えないくらいバンッ、バンッ、って動いた方が彼女に近づけるかなと思い演じました」と振り返り、「みんな、足の甲やひざがすれて、皮がむけて、真っ黒になって。『ガムシャラにやってきた証だね』という会話をしていました。感覚がなくなるくらい痛かったんですけど、それでも負けずに(かるたを)とるという、みんなの熱やパワーを感じました」と撮影現場の模様を伝えた。原作では女子人気の高いキャラクター・真島太一を演じる野村周平も、「撮影は大変でした。スローモーションもあって、札を触ってないとばれるんです。試合のシーンは(1シーン100カット以上あり)何回も何回もやりました」と苦労もあった様子。さらに、広瀬をおんぶするシーンについては、「しんどかったです。坂道だったし、長回しで、セリフも言わなければいけなくて。乗ってる側もしんどかったと思います」としながらも、「でも、おんぶすることもあまりないので新鮮でした」と印象的な共演シーンに触れた。メガホンをとった小泉徳宏監督は、広瀬の演技について「(ビジュアルも含めて)地に足のついた千早が出来上がったと思います。びっくりするくらいはまりました。カメラが回ると、役がいきなりはねあがって、千早になりきるんです」と絶賛の言葉を送っている。漫画家の末次由紀氏が手がけたコミック『ちはやふる』は、2010年に「このマンガがすごい!オンナ編」第1位を獲得し、累計発行部数は1200万部(2015年6月時点。既刊27巻)を超えるヒットを記録。"畳の上の格闘技"とも呼ばれる「競技かるた」に懸ける高校生たちの友情・恋愛・成長を描いている。共演には、綿谷新役に真剣佑、大江奏役に上白石萌音、西田優征役に矢本悠馬、駒野勉役に森永悠希、須藤暁人役に清水尋也、木梨浩役に坂口涼太郎、若宮詩暢役に松岡茉優などフレッシュなキャストに加え、宮内妙子役の松田美由紀、原田秀雄役の國村隼らベテラン俳優陣が脇を固める。(C)2016 映画「ちはやふる」製作委員会(C)末次由紀/講談社
2015年07月21日本作が映画初主演となる広瀬すずを始め、野村周平、真剣佑、上白石萌音ら若手俳優陣を迎え、“競技かるた=百人一首”に懸ける少女の情熱と夢と恋を描いた大人気漫画を実写化する『ちはやふる』。この度、メインキャストらが劇中ビジュアルに身を包み、映画の撮影地でもある競技かるたの聖地・近江神宮(滋賀県)に登場。クランクアップを間近に控え約3か月の撮影をふり返った。原作は、2010年「このマンガがすごい!オンナ編」第1位を獲得し、コミックス累計発行部数は1,200万部(2015年6月現在・既刊27巻)を超える大人気コミックス。本作で主人公を務めるのは、ドラマ「学校のカイダン」(日本テレビ)や『海街diary』と話題作への出演する注目女優・広瀬さん。幼なじみの真島太一役には、現在月9ドラマ「恋仲」(フジテレビ)出演中の若手実力派俳優・野村さん。綿谷新役には、「劇場版仮面ライダードライブサプライズ・フューチャー」に出演、ブレイク必至の真剣佑さん。そのほか、上白石さん、矢本悠馬、森永悠希、清水尋也と次世代を担う若手俳優たちが顔を揃え、さらに松岡茉優、松田美由紀、國村隼という実力派キャストが脇を固める。今回、「全国高等学校小倉百人一首かるた選手権大会(通称:かるた甲子園)」の全国大会が開催中のこの日、撮影でも使われ原作でも有名な真赤な「楼門」を前に、広瀬さんらメインキャスト陣が劇中衣装のはかま姿で登場。特に広瀬さんは役に合わせて20cmのエクステで人生初のロングヘアに挑戦。“千早”スタイルを披露した広瀬さんは「(ロングヘアにすることが)役に一番近くなれるものと思いました。(エクステを)毎日つけていると、(撮影現場では)ボブの方が『誰?』みたいになって、私自身もこっち(ロング)の方が見慣れて、ボブになると変な気分になるくらい身近になりました。ここまで伸ばしたことはなかったので、新鮮でした。お姉ちゃんに似てました(笑)」と実写化ならではの“見た目”へのこだわりをコメント。また競技かるたの撮影について「せめて形だけでも本物に近づけたらいいなと思い、必死になってやっていました。ちはやちゃん(の動き)は大胆でダイナミックなので、何も考えないくらいバンッ、バンッ、って動いた方が彼女に近づけるかなと思い演じました。みんな、足の甲やひざがすれて、皮がむけて、真っ黒になって。『ガムシャラにやってきた証だね』という会話をしていました。感覚がなくなるくらい痛かったんですけど、それでも負けずに(かるたを)とるという、みんなの熱やパワーを感じました」と撮影をふり返った。野村さんは広瀬さんとの共演シーンについて「(広瀬をおんぶするシーンがあり)しんどかったです。坂道だったし、長回しで、セリフも言わなければいけなくて。乗ってる側もしんどかったと思います。でも、おんぶすることもあまりないので新鮮でした」と撮影秘話を明かす。真剣佑さんは、福井弁とかるたの勉強をするために事前に福井県で合宿を敢行したそうで、「福井渚会というところでかるたの練習をしたり、地元の人たちと会話をするため現地でアルバイトをしたりしていました。ずっとかるたの札を持ち歩いて暗記していました」と役作りへの熱さを覗かせた。そして、本作が映画初主演となる広瀬さんの撮影での様子について「(広瀬を)おすずって呼んでるんですけど、おすずが現場にいると場の空気がパッと明るくなって、常にキラキラしてるイメージがありました。現場のみんなが、おすずのファンになってたと思います」(上白石さん)、「びっくりするくらいはまりました。カメラが回ると、役がいきなりはねあがって、千早になりきるんです」(小泉徳宏監督)と、それぞれ語った。『ちはやふる』は2016年3月より<上の句>、4月より<下の句>二部作連続公開。(text:cinemacafe.net)
2015年07月21日細田守監督の最新作『バケモノの子』が7月11日に、全国456スクリーンで封切られ、東京・TOHOシネマズスカラ座で初日舞台あいさつが行われた。細田監督は、声優を務める役所広司、宮崎あおい、染谷将太、広瀬すず、大泉洋とともに登壇し、「あおいさんの表現する力はすごい」「この前、リリー・フランキーさんと飲みながら『広瀬すずは天才だ』と語り合った」とキャラクターに命を吹き込んだ女優陣を絶賛した。『バケモノの子』初日舞台あいさつ/その他の写真興収42億円を超えた『おおかみこどもの雨と雪』に続くファン待望の新作は、交わることのない人間界と渋天街(じゅうてんがい)と呼ばれるバケモノ界を舞台に、ふたつの世界に生きるひとりぼっちの少年とひとりぼっちのバケモノの交流を描く。主人公・九太の少年期を演じる宮崎は「男の子を演じるのは初めてで、とても難しかった」。一方、声優初挑戦の広瀬は「仕事を始めてこの3年間で、一番緊張したお仕事。第一声はガタガタで冷や汗をかいちゃいました」と苦労を振り返った。猿のバケモノを演じる大泉は、「肝心なシーンで、染谷くんが帰ってしまって(笑)。スケジュールの都合だから、しょうがないんですけど。そしたら、監督が『呼び戻しましょう』と言い出して」と苦笑い。青年期の九太を演じる染谷は、実際スタジオに舞い戻ったそうで「連絡をもらった瞬間、『洋さんだな』と思いました」。さらに九太を育てるバケモノ・熊徹役の役所が「僕はひとりでアフレコしていた」と明かすと、慌てた大泉は「いや、監督が…」と釈明していた。『バケモノの子』公開中取材・文・写真:内田 涼
2015年07月11日『サマーウォーズ』『おおかみこどもの雨と雪』の細田守監督の最新アニメーション映画『バケモノの子』が7月11日(土)に公開を迎え、ボイスキャストを務めた役所広司、宮崎あおい、染谷将太、広瀬すず、大泉洋が初回上映後の舞台挨拶に登壇した。人間の住む世界とは別の次元にあるバケモノたちが暮らす“渋天街”に迷い込んだ少年が、バケモノの熊徹を師匠として成長していくさまを描く。登壇陣は、思い思いにお気に入りのシーンや思い出深いシーンについて語ったが、会場をわかせたのは、やはり(?)大泉さん。自身が演じた熊徹の悪友・多々良、同じく悪友でリリー・フランキーが演じた百秋坊、染谷さんが演じる主人公・九太(青年期)の3人での終盤の感動的なシーンに言及した。大泉さんは、このシーンは3人一緒に収録するものと思っていたが、染谷さんはスケジュール表を見て、各人別収録であることを確認して先に帰ってしまったという。大泉さんが「このシーンこそ一緒に録った方がいいんじゃないか?」と控えめに監督に言うと、細田監督は「そうですね、呼び戻しましょう!」と染谷さんと連絡を取り、もう一度スタジオに戻ってもらい、3人一緒に収録を行った。大泉さんは、きっかけは自分ながらもあくまで呼び戻すのを決めたのは細田監督であると釈明!「(染谷さんは)奥さんとスーパーに買い物に行くところだった…」と申し訳なさそうに語り「戻ってきてくれて、(このシーンに)気持ちが入った」と振り返る。もちろん染谷さんは勝手に帰ってしまったわけではなく、あくまでスケジュール表を見て、別収録であると確認した上で帰ったのだが「(スタッフに)『お疲れさまです』と言われて『あ、おれ帰るんだ』と。僕ももちろん、一緒に録りたかったです。『戻れる?』と電話があった時、『(言い出したのは)洋さんだな』と思いました(笑)」とニヤリ。大泉さんは再度「僕じゃない!」と弁明していたが、このやり取りに熊徹役の役所さんが「僕は(リリーさんと大泉さんの)2人がいない時でも呼び戻さずにやってました(笑)」と語り、会場は笑いに包まれた。広瀬さんはボイスキャストの仕事は今回が初挑戦で「(芸能界で)3年仕事をしていて一番緊張しました!」と語るが、細田監督は「ワンテイク目からなんでこんなことができるの?と思うくらいに臨場感、緊張感がみなぎっていた」と絶賛!「リリーさんとお酒を飲みながら『広瀬すずは天才だ』という話で1時間40分くらい盛り上がってました(笑)」と明かした。『バケモノの子』は公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:バケモノの子 2015年7月11日より全国東宝系にて公開(C) 2015 THE BOY AND THE BEAST FILM PARTNERS
2015年07月11日いよいよ夏休みシーズン到来のこの時期、日本、米国、英国を代表する長編アニメーション映画が次々と公開を迎える。それぞれ師弟、仲間、親子の絆を描きながら、ひとしきり笑って笑って、胸アツにさせてくれる3本をご紹介!まず、7月11日(土)より公開されるのは、『おおかみこどもの雨と雪』『サマーウォーズ』などで、日本のアニメーション界をけん引する細田守監督が贈る、夏アニメ『バケモノの子』。ひとりぼっちの少年・九太とひとりぼっちのバケモノ・熊徹が出会い、師弟となって生活していくうちに、やがて本物の親子のような関係が生まれていく。役所広司、宮崎あおい、大泉洋、リリー・フランキーらベテランと、若手人気俳優の染谷将太と広瀬すずなどが集結する豪華声優陣にも注目だ。また、『怪盗グルー』シリーズの大人気キャラクターが満を持して主役で登場するスピンオフ作品『ミニオンズ』が、7月31日(金)公開される。本作は彼らが怪盗グル―に出会う前の物語で、最強のボスを探すため旅に出るケビン、スチュアート、ボブの3人の冒険が中心に描かれる。旅の途中にはさまざまな問題が待ち受けるが、ミニオン一族のために3人は強い絆で団結!もちろんドタバタトラブルも満載で、あらゆる時代を反映する“コスプレ”ミニオンが何ともキュートだ。そして、先週末7月4日に公開され、観客動員数3位、興行収入4位の大ヒットスタートを切った『映画 ひつじのショーン~バック・トゥ・ザ・ホーム~』も、胸アツ必至。アカデミー賞を多数受賞している英国アードマン・アニメーションズの大ヒットシリーズ『ウォレスとグルミット 危機一髪!』から生まれ、現在も老若男女に愛される、ひつじのショーンを主人公にした初の長編映画。本作では、ショーンを始め、おなじみの仲間たちがいつもの牧場を飛び出し、行方が分からなくなってしまった牧場主を探すため、大都会で大冒険を繰り広げる。注目なのは、牧場主とショーンたちで築かれる普遍的な家族関係だ。牧場主が父親とすれば、牧羊犬のビッツァーが長男で、ショーンとひつじたちがその弟、という関係ができ上がっており、まだ幼いころのかわいいショーンたちの様子も描かれる場面は必見。“失って初めて気がつく大切なもの”が、物語の軸となっており、ショーンたちが力を合わせて大都会で奮闘する姿は涙なしでは見られない!?各国のアニメーターが満を持して贈る、それぞれの最新作は、胸アツなそれぞれの絆を感じることができるに違いない。(text:cinemacafe.net)■関連作品:バケモノの子 2015年7月11日より全国東宝系にて公開(C) 2015 THE BOY AND THE BEAST FILM PARTNERS映画 ひつじのショーン~バック・トゥ・ザ・ホーム~ 2015年7月4日より新宿ピカデリーほか全国にて公開(C) 2014 Aardman Animations Limited and Studiocanal S.A.
2015年07月09日富士フィルム株式会社の新プロモーション「写プライズしよう。」の新製品発表会が8日(水)都内で行われ、女優の広瀬すずが登場した。本サービスでは、スマートフォンやデジタルカメラで撮影した画像を写真プリントにして誰かを驚かせ、喜ばせよう、というスマホ時代にマッチした写真の楽しみ方を提案している。11日(土)より全国放映される新TVCMでは、17歳の誕生日を迎える広瀬さんに、プライベートでも親交のあるモデル仲間2人が「写プライズ」を仕掛ける。ニセCM撮影中の広瀬さんは突然のお祝いに驚きを隠せない様子だったが、贈られたシャッフルプリントを見て「かわいいー」と興奮する姿が映し出されている。できあがったCMを見た広瀬さんは、「思い出を形としてプレゼントされるのは、とても嬉しいですね!独り占めできる嬉しさを感じました。でも、素の姿が出すぎてしまって、少し恥ずかしかったです」と照れくさそうに笑った。写真を撮るのが大好きで、毎日のように撮るという広瀬さん。最近のマイブームはモノクロ写真だそうだ。普段は、「共演者の方たちの楽しそうな姿を隠し撮りするのも好き」だと話し、家族との思い出については、「先日、お兄ちゃんが東京にきて、久しぶりに家族みんなが揃ったときに、家族みんなで変顔したり、爆笑している写真を撮ったりして、とても好きな写真になりました」と微笑ましいエピソードを紹介。最後に広瀬さんは「写真を形にして、大切な人や、大好きな人たちにプレゼントしたら、必ず喜んでもらえると思うので、是非みなさんに『写プライズ』を仕掛けてもらいたい」と笑顔で語った。(text:cinemacafe.net)
2015年07月08日グーグルは6月29日、2015年の上半期によく使われた検索キーワードのランキングを公開した。集計したのは、検索数が急上昇したキーワードトップ10、話題のニュースランキングトップ10の2種類。集計期間は2015年1月1日~6月23日。○急上昇ランキング1.ラッスンゴレライ2.暗殺教室3.広瀬すず4.風立ちぬ5.パッキャオ6.三代目(J Soul Brothers)7.スプラトゥーン8.まれ9.ココナッツオイル10.ビリギャル○話題のニュース1.イスラム国2.mers3.川崎犯人4.台風情報5.ドローン6.大阪都構想7.アジアカップ8.なでしこジャパン9.windows1010.アシアナ航空急上昇ランキングでは、田中シングルとはまやねんの2人からなる芸人コンビ「8.6 秒バズーカー」のリズムネタである「ラッスンゴレライ」が1位。年明けからテレビ出演が急増し、ラッスンゴレライはお茶の間にも広く浸透した。2位は週刊少年ジャンプに連載中の漫画「暗殺教室」がランクイン。2015年になってからはテレビアニメ化、実写映画化がされ、人気に火がついた。3位は注目の若手女優「広瀬すず」。1月に出演したテレビドラマ「学校のカイダン」では主役に抜擢されるなど注目度が上昇。現在は、鎌倉、江ノ島を舞台とした映画「海街diary」が公開中。話題のニュースでは、連日のように報道されている中東のテロ組織「イスラム国」が1位、韓国で猛威を振るっている感染症「MERS」が2位となり、国外の大きなニュースが注目を集めた。
2015年07月01日映画『海街diary』の是枝裕和監督と、メインキャストの一人で4姉妹の三女・千佳を演じた夏帆が6月27日(土)、上映後のトークイベントに出席。映画を見たばかりの観客からの質問に答えた。吉田秋生の人気漫画の実写化で、鎌倉に暮らす3姉妹の元に腹違いの妹がやってきて、一緒に暮らし始めての1年を描いており、実際に1年にわたり、鎌倉の民家で撮影が行われた。映画公開後の、出演者と是枝監督によるトークイベントは、リリー・フランキー、樹木希林を迎えての回に続きこれが3回目となる。撮影に使われた民家は北鎌倉駅近くにあり、実際に人が住んでいる家。是枝監督曰く「原作を読んで、家がすごく大事だと思った。スタッフが必死に探してくれました。最初は正面の絵だけ、撮らせてくれるようにお願いして、それから『素敵な玄関ですねぇ…』と(笑)」と交渉を進めて丸ごと使わせてもらえるようにしたとのこと。「あの縁側を見たら、撮りたくなっちゃう(笑)。1年を通しての撮影だったので、(持ち主には)撮影のたびに近くのウィークリーマンションに移っていただきました」と家主の全面協力の下で撮影が可能になったと改めて感謝を口にする。夏帆さんも「これがセットだったら全然違った映画になっていた」と家の存在の大きさを口にする。夏帆さんは、姉役の綾瀬はるか、長澤まさみ、腹違いの妹役の広瀬すずとの共演について「本当に楽しかった。大好きな3人ですし、まさかこんなに好きになるなんて…(笑)。いい意味で普通の感覚を持ってるんです。最近も、会ってますしすごく一緒にいて落ち着くんです」と語る。撮影以外でも4人が“姉妹”になっていたことを物語る、こんなエピソードも!劇中、縁側でのシーンで夏帆さん演じる千佳が、次女の佳乃(長澤さん)の足を突っつくシーンがあるが、夏帆さんは「これは、撮影の合間に私がまさみちゃんの足をペタペタしてたら、監督がワーって走ってきて(笑)、『そのままでやってね!』と」とカメラを回し始めた」と明かす。是枝監督は、そのシーンについて「自分から出てくるものじゃないです(笑)。いつ撮っても、映画になる状況が4人にはありました」と振り返った。また、広瀬さんがサッカーをするシーンについて、その技術の高さについて質問も。是枝監督は「1年以上、コーチをつけてちゃんと練習させました。元々、バスケをやっていたから運動神経はいいんです。サッカーは、彼女(四女のすず)にとって大事な要素。すずは、ずっといろんなことを我慢してきて、サッカーの時だけ(内面が)表に出ると思った。撮影は時間がかかりましたけど、僕がOK出しても本人が納得がいくまで撮りました」と明かす。また、是枝監督はサッカーシーンの中で特にお気に入りのカットとして、ベンチ脇で応援している夏帆さんの姿に言及。「ベンチに千佳と浜田店長(※千佳の恋人/池田貴史)がいるんですが、すずのゴールの後の千佳の喜び方がすごく好きなんです」とここでも、夏帆さんが広瀬さんをしっかりと“妹”として見て、喜んでいたと称賛を送った。『海街diary』は公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:海街diary 2015年6月13日より全国にて公開© 2015吉田秋生・小学館/フジテレビジョン小学館東宝ギャガ
2015年06月27日映画『海街diary』の是枝裕和監督と本作を含む是枝組常連の樹木希林が6月24日(水)、上映後のトークイベントに出席。次々と観客からの質問に答えた。吉田秋生の人気漫画の実写化で、鎌倉に暮らす3姉妹とかつて彼女たちを捨てて家を出た父が遺した腹違いの妹が共に暮らし始めての1年の月日を描き出す。樹木さんはこの日の上映を客席で鑑賞したが、完成した映画を見るの自体がこれが初めてで「大変、完成度の高い映画になっていました」と語り、会場は温かい拍手に包まれる。特に役名と同じ“すず”という名の広瀬すずについて樹木さんは「この子に出会ったのがこの映画のポイントですね」と語り、是枝監督も「『誰も知らない』の時も、柳楽優弥に出会って映画が動き出しましたが、今回もすずに出会って『広瀬すずが浅野すずだ』と思った」とうなずく。綾瀬はるか、長澤まさみ、夏帆の3姉妹をはじめ、豪華俳優陣が競演している本作だが、キャスティングの苦労を尋ねられると、監督より先に樹木さんが「このくらいの(大物の)監督になると『あの人がいい』と言えばみんな出てくれるんです」と答え、「そんなことない!」と監督が苦笑する一幕も。ほかにも、監督が原作の映画化を熱望した理由について、樹木さんが監督が答える前に「キレイな女の人が4人出てくるのが好きなのよ」と断言するなど、樹木さんペースでトークは進む。キャスティングに関し、綾瀬さんと長澤さんは、それぞれ10代の時にドラマ版と映画版の「世界の中心で、愛をさけぶ」で同じヒロインを演じているが、その2人が本作では正反対の性格の長女・幸と次女・佳乃を演じている点について質問が飛んだ。是枝監督はキャスティングに際し「いままでにやった役はあまり関係ない」と語り「綾瀬さんは、お会いした印象では、メディアで見せる天然の印象と違い、凛とした古風な感じがして、所作も美しかった」と説明。そして「綾瀬さん(長女)が“静”で、佳乃はその正反対。『奇跡』でもご一緒した長澤さんに迷わずお願いしました」と語った。その綾瀬さん演じる幸が終末医療を担当する看護師で、長澤さんの佳乃が信用金庫に勤めている点について是枝監督は「死」と「お金」というテーマに触れ「法事のシーンでは原作でも、死んだ人間を悲しむだけでなく、生臭いお金がらみの話が必ず出てくる」と指摘。樹木さんは「人間の生活で避けて通れないことだけど、それが自然とすっと入ってきた」と改めて是枝監督の作り上げた世界を称賛する。また樹木さんは4姉妹について「だんだん成長していき、人間として器が広がっていくのが見て取れました」と絶賛。さらに「この映画のテーマは『家は女で土台が作られる』という気がしてます。女の出来がナンだと、家が苦しむ。あの大竹しのぶさんを(4姉妹の)母親にしたキャスティングは大変上手。存在しているだけで『壊れていくな、この家は』と感じさせる」と思うがままに語り、会場は爆笑に包まれた。是枝監督は「ありがとうございますと言っていいのか…」苦笑し「(大竹さんの放つリアリティは)お芝居でね!」と必死でフォロー。そんな是枝監督だが、樹木さんについては「書いたものを樹木さんに読んでいただき、現場に来ていただき、現場を見ていただく――大好きな役者さんだからというのは勿論ですが、大変厳しい方なので、(樹木さんを前に)ちゃんとしたい。ちゃんとした監督でありたいという気持ちがある」と自らを律するためにも大事な存在であると語る。「また出てください」と樹木さんにお願いし、会場は再び温かい拍手に包まれた。『海街diary』は公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:海街diary 2015年6月13日より全国にて公開© 2015吉田秋生・小学館/フジテレビジョン小学館東宝ギャガ
2015年06月25日女優の広瀬すずが、競技かるたをテーマにした人気コミック『ちはやふる』の実写化作品で映画初主演を務めることが24日、明らかになった。映画は二部作連続公開となっており、前編『上の句』は2016年3月、後編『下の句』は同年4月の公開となる。漫画家の末次由紀氏が手がけたコミック『ちはやふる』は、2010年に「このマンガがすごい!オンナ編」第1位を獲得し、累計発行部数は1200万部(2015年6月現在。既刊27巻)を超えるヒットを記録。"畳の上の格闘技"とも呼ばれる「競技かるた」に懸ける高校生たちの友情・恋愛・成長を描いている。広瀬が演じるのは、主人公の綾瀬千早。「家に百人一首があるくらい、家族全員で原作の大ファン」と語る広瀬は、「原作の千早は、身長が高くロングヘアーで、自分とは違うイメージかな」と初めのうちは不安もあったものの、「いろいろな作品を演じていく中で自分にも千早のような熱い部分があると感じました」と女優として経験を積む中で役柄との共通点を見つけることができたという。そして作品を通して「千早の熱をしっかり表現し、少しでも彼女のまっすぐさ、芯の強さに近づいていきたい」と語り、「"映画初主演"ということはあまり意識せずに、キャストのみんなと同じ場所で、小泉監督がつくる『ちはやふる』の世界でイキイキと一番輝いている千早として生きられるように頑張りたいと思います」と意気込みを述べた。メガホンをとる小泉徳宏監督は、現在歌手としても活躍する女優・大原櫻子を監督作『カノジョは嘘を愛しすぎてる』(2013年)で発掘したことでも知られ、今回のオーディションに800人を超える若手俳優が参加するなど業界内の注目を集めていた。配役について小泉監督は、「素直で、無邪気で、情熱的で、周りの人間を魅了しながら前へ前へと突き進む。綾瀬千早という人物像を違和感なく演じきれる役者は、広瀬さんをおいて他に考えられません」と絶対の自信を持つ。普段の広瀬を「千早とは逆にとてもシャイでつつましい」と明かす一方で、「ひとたびカメラが回ると、途端に役に入り込んで千早のはじけるようなキャラクターへと豹変する」と女優としての実力を高く評価し、「皆さんにその変貌ぶりを早くご覧になっていただきたい」と見どころを語った。原作者の末次氏は、「ちはやふるの実写化の難しさを1番感じていたのは自分でした。でもこの題材に真正面から取り組んでくださってる小泉監督は、私よりも何歩も深く踏み込んで、空気ごと再構築してくださっています。今は小泉監督の作品としての仕上がりが楽しみでなりません!」と完成を心待ちにしている様子。実写映画化を祝してメッセージ入りのイラストを書き下ろし、「ロングヘアの広瀬すずさんは美しすぎて似合いすぎて、千早すぎますよ!」とコメントを寄せている。共演には、真島太一役に俳優の野村周平、綿谷新役に真剣佑、大江奏役に上白石萌音、西田優征役に矢本悠馬、駒野勉役に森永悠希、須藤暁人役に清水尋也、木梨浩役に坂口涼太郎、若宮詩暢役に松岡茉優などフレッシュなキャストに加え、宮内妙子役の松田美由紀、原田秀雄役の國村隼らベテラン俳優陣が脇を固める。(C)2016 映画「ちはやふる」製作委員会(C)末次由紀/講談社
2015年06月24日“競技かるた=百人一首”に情熱を懸ける高校生の青春を描いた大人気コミックスを二部作連続で実写映画化する『ちはやふる』。この度、映画、CM、ドラマなどに引っ張りだこの最旬女優・広瀬すずが本作で映画初主演を務めることが明らかになった。煌めく青春時代に“情熱”を追い求め走り続ける千早、太一、新の、眩しいほどに一途な想いが交差する青春群像劇。綾瀬千早が小学生のときに出会った、綿谷新。彼は、千早に“自分の夢”という意味を教えてくれた人。新の「競技かるた」に懸ける情熱が色鮮やかに光って見えた。それは、千早の初恋だった…そんな矢先、家庭の事情で、引っ越してしまう新。離ればなれになってしまった新にもう一度会いたいと願い続けた千早。高校生になった千早は、“競技かるた部”を作り、全国大会を目指す。新に会いたい一心で。千早の新への気持ちを知りながらも、かるた部創部を応援する幼馴染みの真島太一。彼もまた、新に勝たなければ前に進む事ができないでいた…。原作は2010年「このマンガがすごい!オンナ編」第1位を獲得、コミックス累計発行部数1,200万部(2015年6月現在)を超える末次由紀の大人気コミックス「ちはやふる」(講談社「BE・LOVE」連載)。監督を務めるのは、『タイヨウのうた』(’06)、『カノジョは嘘を愛しすぎている』(’13)を手掛ける小泉徳宏監督。本作では脚本も務め、高校生たちの友情・恋愛・成長をリアルに描いていく。主人公・綾瀬千早を演じるのは、『海街diary』やドラマ「学校のカイダン」(日本テレビ)と話題作に出演し、7月に公開を控える細田守監督の最新作『バケモノの子』では初の声優に挑戦するなどいま最も注目を集める広瀬すずだ。また、真島太一役には、映画『ビリギャル』『日々ロック』や、7月スタートのフジテレビ月9ドラマ「恋仲」などさまざまな役柄に挑戦する若手実力派俳優・野村周平。広瀬さんが想いを寄せることになる綿谷新役には、『劇場版仮面ライダードライブサプライズ・フューチャー』に出演が決定し、ブレイク必至の真剣佑が抜擢された。「家に百人一首があるくらい、家族全員で原作の大ファンです」と語る広瀬さんは、自身の演じる主人公について「原作の千早は、身長が高くロングヘアーで、自分とは違うイメージかなと不安もありましたが、色々な作品を演じていく中で自分にも千早のような熱い部分があると感じました。千早の熱をしっかり表現し、少しでも彼女のまっすぐさ、芯の強さに近づいていきたいと思います」「“映画初主演”ということはあまり意識せずに、キャストのみんなと同じ場所で、小泉監督がつくる『ちはやふる』の世界でイキイキと一番輝いている千早として生きられるように頑張りたいと思います」と意気込みを語った。小泉監督は、広瀬さんの起用について「素直で、無邪気で、情熱的で、周りの人間を魅了しながら前へ前へと突き進む。綾瀬千早という人物像を違和感なく演じきれる役者は、広瀬さんをおいてほかに考えられません。広瀬さん自身は、実は千早とは逆にとてもシャイで慎ましい方なのですが、そこはさすが役者。ひとたびカメラが回ると、途端に役に入り込んで千早の弾けるようなキャラクターへと豹変するのです。みなさんにその変貌ぶりを早くご覧になって頂きたいです」。本作には、広瀬さん、野村さん、真剣佑さんのほかにも、上白石萌音、矢本悠馬、森永悠希、清水尋也と次世代を担う若手俳優たちがオーディションを経て出演が決定。また、千早の永遠のライバル、最強のかるたクイーン・若宮詩暢役を、松岡茉優、千早が通う瑞沢高校教諭役を松田美由紀、千早の百人一首の師匠・原田役を國村隼が好演する。『ちはやふる』は2016年3月より<上の句>、4月より<下の句>二部作連続公開。(text:cinemacafe.net)
2015年06月24日公開中の映画『海街diary』の上映後のトークセッションが6月21日(日)に開催され、是枝裕和監督とリリー・フランキーが登場。映画に隠された“仕掛け”や続編への期待などについて語った。吉田秋生の現在の連載中の人気漫画を映画化した本作。鎌倉を舞台に、古い日本家屋に暮らす幸田家の3姉妹と突然、彼女たちと一緒に暮らすことになった、死んだ父が遺した腹違いの妹の姿を静かに描き出す。リリーは、姉妹たちを知る喫茶店「海猫亭」のマスターを演じており、出番は決して多くないながらも4姉妹や風吹ジュンらと味のあるシーンを作り出している。是枝監督は前作『そして父になる』に続いての起用となるリリーさんについて「何もしないでそこにいることが一番難しいけど、それができるといちばん強い――それを最初から分かってて、プロの役者からしたら『困るな』という人」とその存在感を評する。リリーさんから「ストーリーがガッツリある漫画の映画化はやりやすいか?やりづらいか?」と質問されると監督は「どちらかと問われるとやりにくい。最初は苦労しました。僕も原作が大好きなので、何が好きなんだろう?原作は何を言おうとしてるんだろう?と読み取る作業があり、吉田さんの気持ちに入っていった」と述懐。例えば原作は長澤まさみ演じる次女・佳乃が恋人の部屋のベッドで目を覚ますシーンで始まり、映画もオープニングで同じシーンが描かれるが、この点について監督は「原作ではいろんなテーマが並走してるけど『居場所を探す』というのが大きなモチーフ。誰がどこに――誰の隣に居場所を見つけるのか?原作では佳乃の部屋は出てこない。最初は(佳乃の居場所は)朋章(※恋人/坂口健太郎)だったけど、それが変わっていく」とその意味するところを説明した。この長澤さんのベッドのシーンを含め、リリーさんは「四季を長澤さんが肉体で表現している。見終わってちょっとHな映画を見たような気持になった」と述懐。これについて是枝監督は「法事が3回も出てくる映画なので、死を巡るエピソードにくるまれると美しく哀しい話になってしまう。“肉体”と“食べること”という死と対極をきちんと体現したかった。次女(長澤さん)にエロスを、三女(夏帆)に食を担ってもらった。最初から長澤さんには『露出が多くなるかも』と伝えていた」とリリーさんの反応は狙い通りであったことを明かした。また、喪服などの衣裳でも姉妹それぞれ違いを出したそうで「衣裳の伊藤(佐智子)さんが繊細に考えてくれた。衣裳合わせの段階で『(姉妹の)下着から決めたい』と下着が(表に)出てくるわけじゃないのに言ってくれた」と語った。リリーさんはこのエピソードに興奮気味に反応し「幸(綾瀬はるか/長女)は上下バラバラッぽい。三女はボクサーパンツをはいてそう。すず(四女/広瀬すず)はお腹が冷えないパンツをはいていてほしい(笑)」と語り、是枝監督は「次女は日本のじゃないのをはいてます」と設定を明かし、リリーさんは「そうあってほしい!」と喜び(?)を口にする。会場は笑いに包まれるとともに、改めて是枝監督の繊細な映画作りに感嘆の声が漏れた。リリーさんは改めて4姉妹を演じた女優陣を絶賛。「主役を張れる綾瀬さん、長澤さん、夏帆さんが姉として、すずをあぶりだすようなお芝居をしている。カメラが回ってなくても姉としてすずに接していた」と証言する。是枝監督は嬉しそうにうなずき「(背の高さを記録する)柱の傷のシーンで、綾瀬さんがすずの髪を撫でるけど、あれは台本でも指示がないアドリブ。こういうことが自然にできる関係で、2人があそこにいるというのが素晴らしい」と称賛を送った。リリーさんは「続編が見たい」と語り、会場からは期待を込めた拍手が起こる。是枝監督は「みんなで『続編が見たい』と言ってもらえるくらいヒットすればいいねと話していた」と語り「これからお客さんが入って(続編の企画が)具体的になれば嬉しい」と現時点では白紙ながらも意欲をのぞかせていた。『海街diary』は公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:海街diary 2015年6月13日より全国にて公開© 2015吉田秋生・小学館/フジテレビジョン小学館東宝ギャガ
2015年06月22日終戦70年を迎える今年8月15日「終戦の日」に、フジテレビは戦争を知らない世代の代表として、小栗旬、松坂桃李、福士蒼汰、有村架純、広瀬すずを迎え、戦争を学ぶドキュメンタリー番組「私たちに戦争を教えてください~いま、会っておかなければいけない人がいる今日、聞いておかなければいけない声がある~」を放送することが決定した。終戦時に10歳以上だった、戦争の記憶がある世代の人口は、この15年でほぼ半減。(2000年時の65歳以上人口は2,204万人、2015年現在の80歳以上人口は1,013万人)これら生き証人の世代が減少し、対照的に戦争を知らない世代が増加、もはや親、子、孫の3世代に渡って戦争を知らない家庭も少なくない。そんな現代だからこそ、戦争を知らない若者5人が、自分と同じ年頃を戦争のまっただ中で過ごした戦争体験者に会い、自分の言葉で問いかけ、戦争とは何かを学んでいく番組だ。小栗さん、松坂さん、福士さん、有村さん、広瀬さんといま最も影響力のある5人は「私たちに戦争を教えてください」と、それぞれのテーマに向きあい、日本全国へ、さらにはハワイ・パールハーバー、ペリリュー島などへと飛ぶ。取材は6月初めからスタート。小栗さんは、ハワイと長野に行き、真珠湾攻撃に参加した元ゼロ戦「天才」パイロット・原田要さんと、パールハーバーで攻撃を受け沈められた米海軍戦艦アリゾナの元乗組員などに話を聞く。小栗さんは「戦争が人にいったい何を与えるのか?想像はできても実態として体験していないものなので理解することができない。あの真珠湾攻撃を実際に体験した方から直接お話を聞くことができ、本当に貴重な体験をさせていただいたと思います。ぼくたちは戦争というものを体験したくはないし、世界からも争いがなくなってほしいと強く強く思う」と語った。パラオ・ペリリュー島に取材へ行った松坂さんは、1万人の日本兵のうち、生存者わずか446名というパラオの激戦地で生存者のうちのひとりとなった元日本軍兵士に話を聞く。取材を終えた松坂さんは「近寄れば近寄るほど本当に自分は戦時中の日本のことを何も知らなかったんだと思いました。忘れられる怖さを強く感じました」と語っている。福士さんは神風特攻隊の生存者、千玄室さんに出会う。千さんは、生き残ったものの、多くの友人を無くした喪失感をいまだに抱き続けているという。「今も仲間の声が聞こえる、顔が思い浮かぶ」という千さんの言葉に涙が止まらない福士さんは「自分には信じ難く、イメージしづらいことでした」と語る。有村さんは国内最大の地上戦の舞台、沖縄に飛び、悲惨な地上戦の中を生き抜いたひとりの女性と出会う。激戦地で逃亡の途中、家族とはぐれ、たった一人で戦場をさまようことになった幼い少女が見た光景、それはあまりに壮絶なものだったという。「現代では子どもが、死ぬということ、自分の死に方なんて考えないはずです。でもそういうことをその歳で考えさせてしまう戦争という環境はすごく残酷だなと強く感じました。戦争には世間で語られていることよりも、もっともっと計り知れない重いものがあると思います」と話した。最後に広瀬さんは、目の前に死が迫る中で生まれた恋を追体験する。福島の原町陸軍飛行場近くにあった牛乳店の看板娘、当時15歳の加藤美喜子さんは、特攻隊員と恋をし、文通していた。加藤さんのもとを訪ね、特効隊員たちが書き残した言葉を目にし、テープに録音された当時の肉声を聞く。広瀬さんは「10代の私達からすると学校の授業でしか戦争について考えた事がありませんでした。自分の知らない世界や想像もできないことがそこにはいっぱいあるんだろうな、と思います」。残酷な戦争という現実と向き合っていた戦争体験者たちが語る言葉を耳にし、どのような変化が生まれるのか。この5人の若き俳優、女優たちの姿を通して、若い世代にも“戦争”について考えるきっかけになるはずだ。終戦70年ドキュメンタリー企画「私たちに戦争を教えてください~いま、会っておかなければいけない人がいる今日、聞いておかなければいけない声がある~」は8月15日(土)、フジテレビにて放送。(text:cinemacafe.net)
2015年06月21日“今、最も観たい四姉妹”、なのだそうです。人気漫画の映画化である『海街diary』で、鎌倉に暮らす香田家の四姉妹を演じているのが、綾瀬はるか(長女・幸)、長澤まさみ(次女・佳乃)、夏帆(三女・千佳)そして広瀬すず(腹違いの末妹・すず)。確かに、いまを時めく各世代の女優が揃い踏みといった感じです。自分たちを捨てて家を出た父の死をきっかけに合うことになった腹違いの妹と、3人の姉たちの生活を映し出した本作。是枝裕和監督が描く人間模様は切なくも力強く、大人たちに翻弄されながらも自分の心の声に従って道を歩もうとする娘たちの凛とした姿がとても印象的な秀作。鎌倉を舞台にした物語は、四季折々の自然の風景とともに、四姉妹の心の変化も、まるで自然の一部であるかのように静かに映し出していくのです。そんな作品で、物語にリアリティを与えているのが、4人の息の合ったやりとり。長女が妹たちを叱り、妹は姉たちに口答えをする。どこにでもありそうな、小さな口げんかが、彼女たちの関係性を見事に物語っているのですが、これを上手く作用させるには、4人の個性が際立っていなくてはダメ。そこで役に立っているのが、それぞれのファッションです。姉妹といえば、やはり長女はしっかり、妹は甘えん坊など、何となく特有の特徴があるもので、知人を「ああ、お姉さんタイプだね」とか「なるほど、妹っぽいね」とか、友達同士で互いをカテゴリー分けすることはよくあります。本作に登場する4人も、それぞれが納得の特徴を見せていて、それを反映したファッションも面白いのです。例えば、しっかり者だけれど、しっかりしすぎていて隙がない長女の幸は、いつもしっかり髪をまとめ、シャツやシンプルなカットソーなど遊びのない服を選んでいます。妹たちへの献身や真面目さ、内面の成熟とリンクする看護婦という職業にもしっくりくる、地味目の服装といった感じでしょうか。一方、自由奔放で大酒飲み、恋多き次女の佳乃は、夏ならショートパンツやタンクトップなどの露出多めのアイテムを好み、四季を通じて明るい色や柄ものをよく身に着けています。おしゃれが大好きで、もっとも流行に敏感な存在。いわゆる、一番いまどきの女性という感じでしょうか。つかみどころがない、男の趣味が謎だと称される三女の千佳は、アート系。エスニック調を好み、柄×柄、色×色のレイヤードスタイルが好き。くるくるにカールした髪にヘアバンドをつけていることも多く、ふわふわとした印象です。末妹のすずは、少年サッカーチームに参加する中学生。おしゃれにはまだ興味がないようで、学生らしい清潔感のあるスポーティな服が中心。腹違いの姉たちと暮らすまでの登場シーンでは、制服しか着ていませんでしたが、それは大人に合わせて自分を押し殺していたことの象徴だったのかもしれません。鎌倉に来て自分の色を持ち始めた彼女の変化は、服装そして表情の変化からも感じられるのです。このように性格を良く表した衣装が、彼女たちの言動に奥行を与え、言葉にならない彼女たちの感情まで察しやすくしてくれているよう。映像言語を熟知した是枝監督ならではの、ヴィジュアルセンスが光る作品。鎌倉の自然の美しさにも注目しつつ、季節ごとに変化する四姉妹のワードローブにも注目です。(text:June Makiguchi)■関連作品:海街diary 2015年6月13日より全国にて公開© 2015吉田秋生・小学館/フジテレビジョン小学館東宝ギャガ
2015年06月19日15日(月)、細田守監督の最新作『バケモノの子』の完成披露試写会が東京国際フォーラムにて行われた。いち早く映画を観たお客さんが余韻に浸っていると、天井から季節はずれの雪にみたてた映画のキャラクター「チコ」がハラハラと降り注いできた。そんな中、舞台上に現れたのは、主人公の熊徹を演じた役所広司をはじめ、宮崎あおい、染谷将太、広瀬すず、リリーフランキー、津川雅彦、大泉洋、そして細田監督、といった豪華メンバーがずらり。「この演出考えたのは、誰ですか!?ドキドキしながら幕の裏で待っていたのに、みなさんチコで精一杯で、こちらを見ていないじゃないですか!」と大泉さんが突っ込みをいれるほど、会場はチコを持って帰ろうとする観客で大興奮だった。本作は、『時をかける少女』や『サマーウォーズ』『おおかみこどもの雨と雪』など、傑作ばかりを生み出している細田監督が、3年もの歳月をかけ、製作。ちょうど製作を始める頃に、子どもが生まれ父親になったという細田監督は、「子育てには、母親はもちろん必要ですが、社会の人たちみんなで育てていって、その中で、育てながら育っていくという関係性があるのだろうな、と思ったんです。同世代の人も先生になりえますしね。自分の子どもというのは、自分以外の人にも育てられる運があるといいな、と思ってこの映画を作りました」と、映画に対する想いを話した。細田監督作品は、1シーンごとにキャストを集めてアフレコを行うという特長がある。「まるで演技をしているかのような感覚になれ、とてもやりやすい」と話す一方で、本作が2作目となる宮崎さんですら、「すごく楽しみなんですが、緊張しすぎて眠れなくて、現場に行っても1時間くらいしてやっと慣れる。」と紹介。本作が初のアフレコとなった広瀬さんは、「あまり緊張するタイプではないのですが、3年間仕事をしてきた中で、一番緊張しました。マイクの前に立つと震えてしまって。予告を最初に撮ったのですが、今でももう一度やり直したいって思っています」と話し、広瀬さんと一緒にアフレコを行った染谷さんも「広瀬さんが緊張していることが分からないくらい、僕自身が緊張していました」と明かした。そんな中、「台本読まずに来るのはこの人だけ!」と役所さんから指差されたのは、猿のバケモノ役の大泉さん。「読んでますよ!あなたが言うと本当の話みたいになるから、やめてください」と否定すると、監督から「まあ、アニメですから、その場でも大丈夫です」とフォローを入れられ、逆に肯定されたかたちとなってしまった大泉さんは、「軽くやっているのは、リリーさんですよ!」と転化。それに対し豚のバケモノを演じたリリーさんは「軽くやっているんじゃなくて、元気がないだけ」と軽く受け流した。そんな大泉さんとリリーさんを起用した理由は「顔が似ている」と言われたそうで、この日も「そんなに猿に似ていますか!?」と大泉さんが尋ねるも、監督は「似ていますよ」と即答。リリーさんも「細い豚なんてイベリコ豚くらいしか思いつかなかった。『豚のバケモノ』って役じゃなかったら、ただの悪口だよね」と、少し納得していない二人に、「アフレコというのは、演者の魂が伝わってしまう怖さもあるんです。雰囲気や魂が全てあって、顔が似るんですよ!」と素敵な選抜理由も明かされた。ウサギのバケモノ「宗師」を担当した津川さんは、「僕はウサギ年だから、ウサギのバケモノなんです。僕は監督に品位を求められました」と自身の役所についてコミカルに話すと、会場からは笑いと同時に拍手が起こった。「孫ができたら、孫に自慢できるような作品に参加できて嬉しく思います」と役所さんが絶賛し、「見終わったあとに、またすぐに見たい!と思ったんですよね。最後の熊徹の言葉に感動してしまって、役所さんに『すばらしかったです!』と思わずメールしてしまいました」と大泉さんがエピソードを交えながら、大絶賛するなど、出演者みんながこの作品に参加できたことへの喜びを語った。『バケモノの子』は7月11日(土)より全国東宝系にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:バケモノの子 2015年7月11日より全国東宝系にて公開(C) 2015 THE BOY AND THE BEAST FILM PARTNERS
2015年06月16日俳優の大泉洋が6月15日(月)、声優を務めた『バケモノの子』の完成披露会見に出席。劇中で「猿顔のバケモノ」を演じ、「ついおととい、作品資料を読んで、僕の顔がサル似だから起用されたと知った。サルに似ていて良かった」と自虐コメントで笑いを誘った。『サマーウォーズ』、『おおかみこどもの雨と雪』などで知られ、いまや世界で最も注目を集めるアニメーション映画監督となった細田守監督の待望の最新作。人間界<渋谷>とバケモノ界<渋天街(じゅうてんがい)>という交わるはずのない2つの世界を舞台に、バケモノ・熊徹(くまてつ)とその弟子となった九太(きゅうた)の師弟関係を通した成長と冒険のストーリーが壮大なスケールで展開する。「夏休みに子どもたちが、劇場でアニメ映画を見るのは、とても重要なことだと思う」と細田監督。大泉さんの“サル似”発言を受けて、「確かに顔で選んでいます!」と断言し、大泉さんは大笑いしつつも複雑な表情を浮かべていた。都内で行われた会見には、細田監督と大泉さん(多々良役)に加えて、主演の役所広司(熊徹役)、宮崎あおい(少年期の九太役)、染谷将太(青年期の九太役)、広瀬すず(楓役)、リリー・フランキー(百秋坊役)、齋藤優一郎プロデューサーが駆けつけ、完成ホヤホヤの作品が放つ魅力を熱っぽく語っていた。「細田監督は褒め上手。アフレコ中『熊徹ってこんな声だったんだ』と言ってもらい、勇気をもらったおかげで迷わずに演じることができた」と細田作品に初出演した役所さん。「とっても優しい方」(宮崎さん)、「とてもいい時間を流してくれる」(染谷さん)と“細田組”経験者はその人柄を語った。また、『海街diary』も公開中の広瀬さんは、「ふだんあまり緊張しない私が、いままで一番緊張しました」と声優初挑戦をふり返った。一方、リリーさんは舞台となる渋谷について触れ「この映画をきっかけに、渋谷のイメージや魅力が変わるはず」と力説していた。本作は“The Boy and the Beast”のタイトルで、仏大手映画会社ゴーモンが配給を手がけるフランスをはじめ、アメリカ、イギリス、ドイツ、イタリア、スペイン、オーストラリア、北欧、中東、南米、韓国、台湾など、現時点で36の国と地域での配給が決定済み。現在も海外セールスは展開中で、東欧、東南アジアなどでも配給が見込まれている。アメリカ、韓国、台湾では2015年12月~公開予定。熱心な細田監督ファンが多いフランスでは、16年1月13日から約200スクリーンでの封切りが決まっている。これは前作『おおかみこどもの雨と雪』(フランスで22万人動員)の50スクリーンを大幅に超える公開規模となる。『バケモノの子』は7月11日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:バケモノの子 2015年7月11日より全国東宝系にて公開(C) 2015 THE BOY AND THE BEAST FILM PARTNERS
2015年06月15日『おおかみこどもの雨と雪』の細田守監督が手がける最新作『バケモノの子』が、世界36の国と地域で配給されることが明らかになった。6月15日に、都内で行われた完成披露会見で発表された。“The Boy and the Beast”のタイトルで、仏大手映画会社ゴーモンが配給を手がけるフランスをはじめ、アメリカ、イギリス、ドイツ、イタリア、スペイン、オーストラリア、北欧、中東、南米、韓国、台湾などで公開されるほか、東欧、東南アジアなどでも配給が見込まれている。その他の写真今年12月から、アメリカ、韓国、台湾での公開が予定されているほか、熱心な細田監督ファンが多いフランスでは、2016年1月13日から約200スクリーンでの封切りが決定。同国で22万人を動員した前作『おおかみこどもの雨と雪』の50スクリーンを大幅に超える、まさに“バケモノ級”の公開規模となる。本作は交わることのない人間界と渋天街(じゅうてんがい)と呼ばれるバケモノ界を舞台に、ふたつの世界に生きるひとりぼっちの少年とひとりぼっちのバケモノの交流を描くアニメーション。会見には細田監督をはじめ、役所広司(熊徹役)、宮崎あおい(少年期の九太役)、染谷将太(青年期の九太役)、広瀬すず(楓役)、大泉洋(多々良役)、リリー・フランキー(百秋坊役)、齋藤優一郎プロデューサーが出席し、完成したばかりの本作に興奮しきりだった。細田監督は、「前作が『子どもは母親で育つ』というテーマを描いたが、僕にも子どもが生まれ、『父親には何ができるんだろう?』という思いに至った」と、本作で“師匠と弟子”というテーマを選んだ理由を説明。細田作品のシンボルである“入道雲”については、「モクモクと大きくなる様子に、主人公がささやかな一歩を踏み出し、成長する姿を託している」といい、「夏休みに子どもたちが、アニメ映画を観るのは重要なこと」と夏シーズン公開の意義を熱弁した。『バケモノの子』7月11日(土)ロードショー取材・文・写真:内田 涼
2015年06月15日2015年6月13日、14日の全国映画動員ランキングは、大人気ユーザー参加型アイドルプロジェクト“ラブライブ!”の劇場版アニメーション『ラブライブ!The School Idol Movie』(全国121館)が初登場で首位に輝いた。2位に綾瀬はるか、長澤まさみ、夏帆、広瀬すずが4姉妹役で共演した『海街diary』(全国323館)が入り、3位は『トゥモローランド』(全国343館)になった。その他の写真『ラブライブ!…』は、アニメの1期、2期ともに監督を務めた京極尚彦がメガホンを執り、国立音ノ木坂学院の廃校の危機を救うため、9人の女子生徒で結成されたスクールアイドルグループ“μ’s(ミューズ)”の新たな活躍を描く劇場版最新作。『海街diary』は、吉田秋生の同名ベストセラー・コミックを是枝裕和監督が映画化したヒューマンドラマ。鎌倉で暮らす3姉妹と、父親が亡くなり、彼女たちの家に引き取られることになった腹違いの妹が、それぞれ複雑な想いを胸に本当の家族になっていくまでを描いた1年間の物語。その他、『映画クレヨンしんちゃんオラの引越し物語~サボテン大襲撃~』が、11位よりランクアップし、再びベスト10に入っている。『ラブライブ!The School Idol Movie』公開中
2015年06月15日映画『海街diary』が6月13日に公開を迎え、劇中で4姉妹を演じた綾瀬はるか、長澤まさみ、夏帆、広瀬すず、メガホンを握った是枝裕和監督が舞台あいさつに登壇。“長女”綾瀬はサプライズで6月生まれの長澤、夏帆、広瀬、是枝監督のために手作りバースデーケーキをプレゼントし会場をわかせた。『海街diary』舞台あいさつ/その他の写真吉田秋生の人気漫画を『そして父になる』の是枝監督が実写化。鎌倉で暮らす3姉妹の元に、彼女たちを捨てた実父が死んだという知らせが入り、葬儀に足を運ぶが、そこで出会った腹違いの妹・すずを鎌倉に引き取ることになり…。綾瀬が映画を観終えたばかりの客席に「いま、気持ちいい感じですか?」と問うと、客席は大きな拍手でそれに応える。4女のすずを演じた広瀬は、1年前から撮影が行われてきた本作が公開を迎え「この日が来るとは思っていなくて…これからいろんな人に広まっていくと思うと幸せです」と笑顔を見せた。是枝監督は「今日がゴールではなくスタート。作品と観ていただいたみなさんの旅がこれから始まります」と感慨深げに語った。そして舞台あいさつ中盤で、綾瀬はこの日「やることが多くて(笑)」早起きをしたと明かす。何の話かと首をかしげる残りのメンバーをよそに、綾瀬は「お誕生日ケーキを作ってました。実は私以外の4人は6月生まれなんです!」と明かす。そこへ、映画で夏帆演じる千佳の恋人であるアフロ男・浜田を演じた池田貴史がケーキを運びながらサプライズで登場! 池田の音頭に合わせて会場全体でバースデーソングを歌い、長澤、夏帆、広瀬、是枝監督を祝福した。このケーキ、綾瀬は「2日にまたがって、スポンジを焼くところから作った」という力作で、これには妹たちも大感激! 広瀬は「おいしそうです!」と目を輝かせ、夏帆は「ホントに作ったの?すごい!」と感嘆。長澤は本当にびっくりしました。嬉しいです」と感激の面持ちを見せた。綾瀬は「中はイチゴがぎっしり詰まってます。“海辺の朝日”というタイトルで、朝4時~5時くらいのイメージです」と自信満々でコンセプトを語り、一同は仲良くケーキをほおばったが、自作のケーキの味について感想を求められると綾瀬は「ついさっき、歯みがきをしたので歯みがき粉と混ざっちゃって…(苦笑)」と劇中のしっかり者の長女の面影はどこへやら…、おなじみの(?)ボケキャラをのぞかせ、会場は笑いに包まれた。『海街diary』公開中
2015年06月13日映画『海街diary』が6月13日(土)に公開を迎え、綾瀬はるか、長澤まさみ、夏帆、広瀬すず、是枝裕和監督が初回上映後の舞台挨拶に登壇。綾瀬さんは、6月生まれである長澤さん、夏帆さん、広瀬さん、是枝監督のために手作りケーキのサプライズプレゼントを贈った。吉田秋生の人気漫画を実写化。鎌倉で古い一軒家で暮らしていた3姉妹が腹違いの妹を引き取り、彼女たちがそれぞれの葛藤を乗り越えて成長していくさまを四季の情景と共に瑞々しく描き出していく。綾瀬さん、長澤さん、夏帆さん、広瀬さんの4姉妹は白い衣装で登場。長女・幸を演じた綾瀬さんは「3人をまとめる姉であり、(4女の)すずが来ることで母にもなっていくし、女の顔も見せるし、娘でもある。『4つの顔を撮りたい』と監督からは言われました」と明かす。綾瀬さん自身はその4つの顔の中で「お姉ちゃんとして厳しくみんなを律する感じは好きです」とニッコリ。日頃から劇中同様にしっかり者なのか?という問いには「もちろんです!」と語り、笑いを誘う。広瀬さんは、1年前から撮影してきた映画の公開に「この日が来るとは思ってなかったです。これからいろんな人に広がっていくかと思うと幸せです」と万感の思いを口にする。撮影で印象的だったシーンを尋ねると、姉たちの実母を演じた大竹しのぶ、大叔母を演じた樹木希林の2人と初めて顔を合わせるシーンを挙げる。「怖かったのか?」という問いに「そういうわけじゃないです(笑)!」と語りつつ「あの2人が一緒に来るってどういう画なんだろう?どうしたらいいんだろう?と思ってたんですが、自然とお姉ちゃんたちの陰に隠れて、でも気になって覗いているという感じになりました」と振り返った。舞台挨拶中盤で、台本なしで次々と新しいシーンを加えていく是枝組の撮影さながら、舞台挨拶も台本なしで進行すると司会が宣言すると、綾瀬さんを除く4人は怪訝な顔…。綾瀬さんはいたずらっぽい笑みを浮かべ「やることが多くて」早起きをしたと語り、6月生まれの4人のために「お誕生日ケーキを作りました!」と明かす。すると、映画で夏帆さん演じる千佳の恋人のアフロ店長・浜田を演じた池田貴史がケーキを運びながら登場!池田さんに合わせて会場全体でバースデーソングを歌い、4人を祝福する。綾瀬さんは、「2日がかりでスポンジを焼くところから作った」というケーキの出来栄えに自信満々。「イチゴがぎっしりつまってます。“海辺の朝日”というタイトルで、朝4時~5時くらいのイメージです」とコンセプトを明かす。長女の粋な計らいに妹たちも大喜びでケーキに舌鼓を打った。綾瀬さんは自作ケーキの味を尋ねられると「ついさっき、歯みがきしたばかりで、歯みがき粉の味と混ざっちゃって(苦笑)」としっかり者の姉とは思えないボケコメントで会場をわかせていた。『海街diary』は公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:海街diary 2015年6月13日より全国にて公開© 2015吉田秋生・小学館/フジテレビジョン小学館東宝ギャガ
2015年06月13日兄の連れてきた婚約者は…
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