Twitterやnoteで子育てに関する『気付き』を発信している、保育者のきしもとたかひろさん。連載コラム『大人になってもできないことだらけです。』では、子育てにまつわる悩みや子供の温かいエピソードなど、親や保育者をはじめ多くの人の心を癒します。ふとした瞬間、大人は子供から『気付き』を得ることも。きしもとさんは、子供たちと触れ合っていろいろなことを学んだといいます。第8回『とけたアイスは 冷たいジュースに。』子どもが折り紙をしていた。何を作っているのか聞けば「まだわからん。折ってたらなんかできるかなと思って」と返ってきた。折り紙というのは完成形があってそれに向けて折るものだと思っていた。「なんかできるかな」と当てもなく折って楽しむのか。自由でいいなと思った。同時に、野暮なこと聞いたなとも思った。子どもの活動を深めようとしてかけた言葉が逆に邪魔しているような気がして、言い訳するように「いいね、何ができるか楽しみやね」と返した。しばらくしてから「ほらな、適当にやったらなんかできる思ったら、やっぱなんかできたわ」と出来上がったものを見せてくれた。たしかに適当に折ったとは思えない、それっぽいものができていて感心した。なんだろう?ヨットのようにも見えるしリボンのようにも見えるな…と正解を探しそうになって慌てて「ほんまや、すごいなあ。適当にやったらなんかできるんやな」とその子の言葉をそのまま借りて、本心を伝えた。隣で見ていた子が「それなに?」と尋ねた。やっぱり気になるよね、と耳をそばだてていると、その子は「なんか!」と答えた。なんだ、なんでもない「なんか」だったのか。ああ、やっぱり僕の想像なんか飛び越えてて素敵だなとあらためて思った。折り紙や工作をしていると、その作ったものでごっこ遊びが始まったりする。お店屋さんをしたり、学校ごっこをしたり。そのごっこ遊びが発展するとそれを広げるためにまた、例えばお金だったりバッグだったり、さらに新しいものを制作していく。小学生にもなってごっこ遊びというと「幼稚っぽい」と心配されるけれど、意外とそんなことはない。子どもの発達や育ちに大きく関係していて、社会性や創造性を育む重要で質の高いあそびだ。学童で過ごす時間は短いため、あそびが盛り上がり始めたタイミングで帰る時間になることがある。そんなときには、次の日に続きをする。しなかったりもする。ある年、2、3年生の子たちがやっていたごっこ遊びが半年ほど続いた。学童にある本を並べて本屋を開いたり自分たちで本を作ったり、絵を描いたりそれをお面にして売ったり、折り紙やイラストを並べてお店屋さんごっこをすることもあれば、レジ自体を作って遊ぶ日もあった。その日その日で、やりたいことや思いついたあそびをして、次第に周りを巻き込んでいく。関係ないあそびをしている男子たちが、手を止めて色紙で作られたバッグを持ってお店屋さんで買い物をする。そんな不思議な風景が見られるようになっていった。ある子が、そのごっこ遊びをそのまま生かして夏祭りをすると言い出した。日程を決めてポスターを貼り、ダンボールで作ったモグラ叩きや輪投げを制作して、景品も折り紙などで大量に作った。僕はといえば、手出し無用とばかりに買い出しリストを渡されて、仕入れ担当に任命された。たまにお面の色ぬりをさせてもらって褒めてもらった。当日は大盛況だった。普段ごっこ遊びに興味がない子でもノリノリで楽しんでいた。お店に並んでいる子が「楽しみすぎてばくはつしそう!」と笑顔を爆発させていた。「ポイントカードはお持ちですか?」と聞かれて、接客応対まで本物みたいだなと感心しながら「持っていません」と答えると「ではお作りしておきますね」と、お洒落なカードを渡された。素晴らしい接客。僕がパン屋の店長だったらバイトに引き抜いているところだ。面白いのが、みんながみんな接客をしたがるわけではなくて、裏で景品を制作したりゲームの仕込みをしている子たちもいたこと。こんなこと言ったらまじめに働いている人に怒られそうだけれど、考えてみれば僕たちが生活している社会も、それぞれの役割になりきっていろんな役を演じている、ある意味ごっこ遊びみたいなものだよな、なんてことを考えたりしていた。あそびがこま切れにならずに地続きであることや、発展して周りを巻き込んでいくことは保育の一つの理想だ。といってもなかなかそんなに上手くはいかず、それは大人の都合の時もあれば移り気な子どもの気分によるところもある。無理に続けさせるようなことはしないから、自然とこんな風に行事に発展したのはすごいと思ったし、次の年に子どもたちが「今年も夏祭りしよう!」と言い出して、下の代に受け継がれながら毎年の恒例になったことも、なにか成功しているように感じた。そうすると、どのあそびもなにか成果の見えるものに向けてされるべきなんじゃないか、と期待してしまうようになる。ゴールに向かってやらないと意味のないような気がする。子どもたちが意味のわからないあそび(あくまで僕には意味のわからないという意味)をしているのを眺めながら、どこに向かって行くんだろう。と考えていた。どこに向かうにしても楽しそうだなあと思った。あれ?どこかに向かわなければいけないんだっけ?と考えた。そもそもあの夏祭りが完成形なんだろうか?夏祭りがゴールで、そこに向かうまでの活動は「準備期間」なんだろうか。きっとそうじゃないよね、と思い直した。はじめの折り紙でもう完成しているんだ。その日その時に夢中になっているその瞬間が、どこに向かっているでもないけれど、そのいまで完成している。それがどんどん広がって形を変えていく。あの夏祭りは、その日々がたまたま積み重なって、たまたま目に見えるものになっただけだった。未完成のものを完成に近づけようとすると足りないピースを埋めることを考えてしまうけれど、もう完成しているものが形を変えて育っていくと思うと、その時その時の姿を大切にできるような気がする。夏祭りが恒例となった何年目かの夏、進捗を尋ねると「まだ全然準備できてへんねん、へへへ」と笑っていた。それはサボっていたのではなく、いま楽しいことに忙しいのだろう。自分にできないことは、足りていないのではない同僚から「仕事できる人を見て、自分は全然できていないなって思うんです」と相談を受けた。その「仕事できる人」といわれている職員も、同じようなことを言っていたのを僕は知っている。隣の芝を見て羨ましがるというよりも、引け目を感じることのほうが多いらしい。あの人にできていることを自分はできていない。自分には持っていないものを持っている人を見ると、それが正しい姿のように感じて自分ができていないように思ってしまう。もともといる自分に足りてないものがあるような、例えるならパズルのピースが一つ欠けているような気がしてしまう。あの人は持っているけれど自分は持っていない。できていない。そんなことを思い始めたら、いろんな人と自分を比較して、パズルにはどんどん虫食いが増えていく。子どもを見る時もそうだ。ついついできないところに目がいって、足りないように感じて、それを埋めることや隠すことに必死になる。それが成長や教育と呼ばれたりもする。それってとてもしんどいことだよね。だからね、少し見方を変えようと思う。もともと完成していて、なにか特別にできることはトッピングみたいなものなんだと。仕事が早い、コンピュータに強い、英語が話せるとか足が速いとか。いや、特別にできることだけではないかもしれない。言葉を喋れるとか、歩けるとか、もっと当たり前だと思っている、耳が聞こえるとか目が見えるとかもそうかもしれない。うまくできるようになって完成するのではない。もう完成している。何かできることは特別なことで、それができないからといってダメなのではない。仕事が早い人を見て、「自分はなんで仕事が遅いんだろう」ではなくて、あの人は特別な力を持っているのだと思うようにする。誰かの得意を自分ができないからと言って、それは自分の「苦手なこと」ではないのだと。ただその人の得意なのだと。自己肯定感って、できる自分を誇れることでも、できない自分を認めることでもなく、今の自分の姿をそのまま肯定できることだ。難しいけれど、それができるようになりたい。あの人はなんでできないんだろう、と思ってしまう時も、「あいつ出来ないな」ではなくて、自分やるやんって思えたら。自分が当たり前にできていることでも自分が少し特別なのかもしれないと思えたら、自分も相手もしんどくないよね。今までの時代は、みんなができて当たり前だった。同じことを同じように。だから、できないことを欠点と呼んでいた。けれど、これからの時代は「みんなができなくて当たり前」でいい。みんなができなくて当たり前というのはできない状態が普通だということ。そしてそれぞれの「できること」は優れていることではなく、その人の一部として認めていく。みんなができて当たり前のことなんてないんだって知ると、できている人を見て同じようにできていない自分に引け目を感じることは少なくなるんじゃないかな。ぼくはあまり何かに挑戦したことはない。就活も受験勉強もほとんどしてこなかった。だから、何かに向けて必死になることも何かに失敗して絶望することも、それをしてきた人と比べて経験が浅いと思う。それでも、こんな未来のはずじゃなかったのになって思うことはある。失敗とまではいかなくても、思っていた未来とは違っていると、やっぱり落ち込む。その先に見ていた世界が見られないことはやっぱり悲しい。あるかもしれないと思っていた道がないことを知ると、みんなは進んでいるのに自分には進めないのかと、希望を持っていた自分は大した人間じゃないんだと思ったりする。「けれど、今の目の前のことは何も変わっていないじゃない」と友人が言った。挑戦して失敗したとしても、思っていた未来にならなくても、いま十分生きていて幸せで、それはなにも失くならないじゃないかと。たしかに、これから期待する未来がこなくても、いま大事にしてるものや幸せであることは変わらない。挑戦して失敗しても、減りはしないのかもしれない。ならなおさら、いま充たされていることが、なにかになるための、どこかに向かうための大きな礎となるのだろう。余談ですが子どもがアイロンビーズを作っていた。なにを作っているのか気になって見ていると、それを察したのか「イヌ作ってるねん」と教えてくれた。しばらくして完成したものを見せてくれた。「イヌ、かわいく作れたやん」と伝えると「ネコやで」と返された。あれ?イヌって言ってなかったっけ?と思っていると「イヌ作ってたけどネコみたいになったから、ネコにしてん」と教えてくれた。自由で素敵だなと思った。そんな風に生きていけたらいいな、とネコになったイヌを見て思う。目指したり憧れていた人生でなくても、思いもしない生き方になっても、「イヌを目指してたけどネコもいいかなって思ってん」と生きていけたら。そうやって生きていけるように子どもたちを受けとめられたら。「これ、あげるわ」と、さっきのネコと同じサイズのアイロンビーズを手渡された。ぼくが異動で会わなくなるから餞別らしい。ピンクの顔に耳が生えていて目と鼻が色を変えてつけられている。ウサギだな、と思っていたら「ウサギを作っててんけど、ブタみたいになったからブタやで」と、面白いのか照れてるのかわからない笑顔で教えてくれた。「ウサギに見えるよ」とは言わなかった。ウサギのつもりがブタになった。それを知ったらなんだか、そのピンクのブタが急に愛らしく見えてきた。先日、6歳の友人と出かけた時に、暑かったので自販機でアイスを買った。17種類ある中からソーダ味のシャーベットを選んだ。吸って食べるタイプのやつだ。はじめのうちは固くて出てこないからと絞り出すようお願いされた。しばらくしたら暑さでとけてほとんど液体になっていた。「溶けちゃったね」と言うと、「溶かしてジュースになるのが美味しいねん」と言っていた。アイスを食べてるつもりだったのに途中からジュースを飲んでいた。ぼくはなぜだか、ブタになったウサギのことを思い出した。空になった容器をゴミ箱に捨てるよう促すと、「こんなにきれいなのに捨てちゃうの?」と悲しい顔をした。ぼくが笑っていると、容器にキスをしてゴミ箱に勢いよく放り込んだ。意味がわからないけどおかしくって、ぼくはきっとずっと忘れないだろうなと思った。きしもとさんの記事やこれまでの連載コラムはこちら[文・構成/きしもとたかひろ]きしもとたかひろ兵庫県在住の保育者。保育論や保育業界の改善について実践・研究し、文章と絵で解説。Twitterやnoteに投稿している。⇒きしもとたかひろnote⇒きしもとたかひろTwitter
2020年08月15日Twitterやnoteで子育てに関する『気付き』を発信している、保育者のきしもとたかひろさん。連載コラム『大人になってもできないことだらけです。』では、子育てにまつわる悩みや子供の温かいエピソードなど、親や保育者をはじめ多くの人の心を癒します。新型コロナウイルス感染症の感染拡大によって、日常が壊れた学童保育所。そんな中で同僚が漏らした言葉は…。第7回『たからくじが当たらなくても。』「余裕がないと人が出るんですかね。自分の性格めちゃくちゃ悪いって思いますわ」と同僚が漏らした。ああ、ぼくも同じことを思っていた。こんな保育がしたいんじゃないのに、口ばっかりじゃないか、自分はこんなにダメな人間なのか。この数ヶ月ずっとそんなことを考えている。ぼくの務める学童保育所は、「日常の忙しさ」という点で言えば教育・保育業界の中では余裕のあるほうだ。「だから楽だ」ということではなくて、余裕があるからこそ質の高い支援を目指せると思ってやっている。それが、コロナ禍によって崩れた。小学校の休校措置によって、ひとりで家で過ごす子どもたちの受け入れ先として、学童保育所に白羽の矢が立ったのだ。文字通り「緊急事態」のなかで、職員不足、不明瞭な情報と感染対策、体力的・精神的な負担、自分も罹るかもしれない恐怖、見通しが立たない不安…いろんなものが重なり、少しずつ余裕がなくなっていった。普段はゆとりを持って関われていたはずなのに、つい口うるさくなったり丁寧に対応できなかったり、ひどい時には感情的に怒ってしまったりもした。小さなことにイライラしてしまい、子どもたちにつらく当たってしまった時には「自分はなんてダメな人間なんだ」と、反省とは呼べないただの質の低い自己嫌悪に陥った。自分たちがとりわけ大変だった、というような苦労話をしたいわけではない。どれだけ子どもとの関わり方や知識を深めていても、普段から気をつけていても、余裕がないと“なににもならない”のだと思い知ったという話。子どもと向き合うことも、丁寧に関わることも、ぼくが「できた人間」だからできていた訳ではないのだ。たまたま余裕を持てる環境だったからできていただけなのだ。やらなきゃいけないことが増えることよりも、余裕がなくなることのほうが精神的に追い込まれていく。今まで無理なくやれていると思っていたことでも、ただ余裕がなくなるだけでうまくできなくなることがある。「余裕がある」ことを、ハンドルの「あそび」に例えた話を聞いたことがある。ハンドルを回したときにすぐにタイヤが動いてしまわないようになっている、その少しの余裕があるからデコボコした道でもまっすぐと走れる。頑張りすぎるなとか型にはまるなという文脈だっただろうか。とにかく人生にもあそび(余裕)が必要だ、という話だったような気がする。なるほど、たしかに人生に余裕は必要だ。けれど、それは「まっすぐ走るためにあったほうがいい」ハンドルのあそびなんかではなく、「ないと走れない」ガソリンなんじゃないのか。「ないと故障してしまう」エンジンオイルかもしれない。車に詳しくないので、例えが合っているのかわからないけれど、ようは、余裕は「あったほうがいい」ではなく「ないといけない」ものだった。子育てを始めてから「自分がこんな人間だと思わなかった」という悩みを抱く人がいる。やらなきゃいけないことが増えて、余裕もなくなる環境なら、なおさら今までの自分ではいられないだろう。あまり怒ったりしないとか、穏やかに人と接することができるというのは、その人がもともと持っている素質ももちろんあるだろうけれど、多くは環境によって「そうしなくてよかった」だったり、「そうあれていた」だけだったりするのかもしれない。余裕がなくなった時に出てくる自分って、「人が出る」という言葉の通り「本来の自分」なんだろうか。その人の本性が出る、とういう言い方をするけれど、そもそも本来の自分なんてあるんだろうか。そのときの環境、もちろん周りだけでなく自分のコンデションも含めて、その時々の自分がいるだけなんじゃないか。そのときの「今の自分」が、自分が描いている理想とは違って「自分はダメだ」なんて思ってしまうのかもしれない。うまくやっているように見える人を見て、自分はあんな風にできないと劣等感を抱いてしまうけれど、その人はそういう環境にいるだけかもしれない。つらく当たる人を見て、あの人はダメだと言いそうになるけれど、いま余裕がない環境にいるのかもしれない。自分がいまこんななのは、全然ダメだなって思っているいまの自分は、「ダメな人間」なんじゃなくて「いま余裕がないから」なんだきっと。それが言い訳だとしても、なんとかそう言い聞かせて、いまどうにか文章を書いている。そういえば、今まで一度でも100点の保育をしたことがあるんだろうか。と少し考えてみた。理想通りの、一片の過ちもない完璧だったといえる保育があっただろうか。無いかもしれないな。測れるものではないから主観になってしまうんだけれど、主観ってだいたい自分に甘いはずなのに無いって言えるから間違いないんだろう。それは自分が謙虚だとか、「今に満足しては成長できない」というような向上心の類ではないと思う。わざわざ考えることでもなかった。ずっと前から分かっていることを確認するように、今さらながら「100点の日、そんなものは存在しないのだ」ということに気づく。理想のとおりってなんだろう宝くじが当たったらなにがしてみたい?路線バスの一番後ろの席に座って祖父と話したのを思い出す。たしか、千里中央という大阪市街から少し外れたニュータウンの駅にあるスターバックスでコーヒーを飲んだ、その帰りだったと思う。なんでそんな質問をしたのか覚えていない。車内広告を見て思いついたのか、話の間を持たせようとしたのか、はたまたガンを患って余命宣告されていたじいちゃんの残りの人生で何かできないか考えて、浅はかながら質問の答えに「ヒント」を探したのかもしれない。祖父は「ベンツに乗りたいな」と答えた。特別に車好きというわけではない祖父にとって知っている高級車がベンツだったのだろうか、それとも若い頃に男の憧れとして抱いたのを思い出したのだろうか。理由は聞かなかった。ガーデニングが趣味でばあちゃんと毎日デートしている、そんなぼくが知っている祖父のイメージとは違っていて意外だった。他にも、ハワイに行ってみたいとか大きなガーデニング庭園が欲しいとかそんなことを言っていたような気がする。いや、もう10年も前の話だから、言っていないことを僕が勝手に記憶に加えているだけかもしれない。どちらにせよ、どれも、ニートのような生活をしていた僕には叶えてあげられそうにないものだった。いや、宝くじが当たって叶う夢は全部お金にものを言わすものなんだから、そもそもの質問が間抜けだったのだ。じいちゃんは、ガンが治らないまま、そして孫の宝くじは当たらずベンツに乗れないまま、黄泉の国に旅立ってった。その頃何度も「もっともっとやりたいことも僕ができることもあったんじゃないか」って後悔した。けれど、最近思うのが、きっとじいちゃんにとっては満点の人生だったんじゃないかってこと。もっと、って思うのは残ったぼくが勝手にじいちゃんの人生を足りてないものにしているだけで、それって傲慢で失礼なことだよね。じいちゃんは100%を生きたのだ。ベンツには乗れなかったけれど、ハワイには行けなかったけれど、間違いなく幸せだったと思う。じいちゃんとやりたいことはまだまだたくさんあったけれど、それでもやっぱり、その時のぼくも間違いなく幸せだった。子どもたち一人ひとりの姿を見て、感情的にならずに冷静に話をして、じっくりと丁寧に関わる。そんな保育がしたい。専門知識を持って子どもの育ちを焦らずに見守って、何が起きても動じずに臨機応変に的確な支援をしたい。できれば誰も傷つけることなく過ごしていたいし、誰も嫌わずに誰にも嫌われずに生きていたい。それが現実的ではない「理想」なのはわかっている。けれど、だからって、その理想を捨てられるほど諦めがいいなら、「自分なんて」と悩んだりしない。どうせ人を傷つけてしまうから、といって傷つけることに鈍感になっていいのかな。ぼくは嫌だな。理想を捨てるのは現実主義なのではなくて、諦めとか言い訳だよね。だから、理想に向いていられるように、それが実現できなくても「失敗じゃない」ってことにしようと思う。理想通りにいかないのが失敗なら、人生のほとんどが失敗になってしまうもの。子どもの話をゆっくり聞いてあげたいな。けれど忙しくて後で聞くねって言ったまま子どもは帰って行っちゃったな。そんな後悔や反省をばかりをずっと繰り返している。50点とか60点とかの日ばかりだ。減点法ならきっと0点の日だってある。理想に近づいたり離れたり、その時その時で最善の形は変わる。それが100点かもしれないし、50点かもしれないし、目も当てられない点数かもしれない。けれど、それがその時々のその環境で出せる最高点なんだ。それは、諦めでも惰性でもない。これまでと比べて「こんなことができたはずなのに」ということがこれからの生活では特に増えてくると思う。 ぼくはその度にそれを「足りていない日」にして落ち込むのかな。やっぱりいい一日だったって思って過ごしていたいよね。だから、「できたらいいな」っていう思いは大事にしながら、でもそれは「できなきゃダメ」ってことではないよ、と言い聞かせて、雨なら雨で晴れなら晴れでその日できることをして、できなかったことを許してやっていきたいなって思う。余談ですがお寿司を買った時についてくる醤油には[こちら側のどこからでも切れます]という表記がある。あらかじめ切り口が付いていて[あけくち]と表記されているものもある。どちらも力加減を間違えれば中身の醤油が飛んでしまうので慎重に開封する。たまに失敗する。祖父は、[あけくち]があってもハサミを出してきて丁寧に切るような人だった。手がヌルヌルして開けられないからハサミで、とかではなく決まり事のように初めからだ。チャック付きのお菓子もハサミで切るものだから、手で開けた方が切り口が揃わなくて次に開けやすいのに…と僕は思っていた。いつも忘れ物をする僕に「しっかりせんかい」と叱り、20歳の誕生日には[忘れ物をしないこと]を目標にさせられた。僕は一年間その目標を忘れて過ごした。真面目で几帳面な祖父は花を育てるのも好きで、僕が始めて一人暮らしを始めた時にゼラニウムの鉢をプレゼントしてくれた。そして僕はその花をあっさりと枯らしてしまった。ある時「じいちゃんみたいにできへんわ」と溢したことがある。ガサツで忘れ物ばかりして靴下すぐ片方なくなるし花もすぐに枯らしてしまう。昼までぐうたらしてるし、じいちゃんみたいに丁寧に生きられない。そんな自分が少し嫌だなあって思ったりしていた。すると「わしがお前くらいの頃もそんなんやったわ」とじいちゃんは答えてくれた。絶対うそや、と僕は思った。じいちゃんは若い頃もきっとしっかりしていたに決まってる。けれど、いま思ってみる。今じゃない遠い未来、僕もじいちゃんくらいの歳になればあんな風に生きられるかも、って。無理かもしれないけれど、歳をとって余裕ができたならできるかもしれない。そうやって期待してみるだけで、それができていない今を、少しだけ許してあげられるような気がした。きしもとさんの記事やこれまでの連載コラムはこちら[文・構成/きしもとたかひろ]きしもとたかひろ兵庫県在住の保育者。保育論や保育業界の改善について実践・研究し、文章と絵で解説。Twitterやnoteに投稿している。⇒きしもとたかひろnote⇒きしもとたかひろTwitter
2020年06月30日Twitterやnoteで子育てに関する『気付き』を発信している、保育者のきしもとたかひろさん。連載コラム『大人になってもできないことだらけです。』では、子育てにまつわる悩みや子供の温かいエピソードなど、親や保育者をはじめ多くの人の心を癒します。「子供がいうことをきいてくれない」というのは、よくある悩み。そんな時の、きしもとさんの対処法は…。第6回『棚からぼた餅、ベンチからナポリタン。』朝、ラップにくるんだご飯を電子レンジで温める。横着して素手で茶碗に移そうとしたものだから熱さに耐えきれずラップを脱がしたタイミングで熱々のご飯が茶碗ではなく床へダイブする。朝食をとれないまま家を出て鍵を閉めたところで着ているパーカーが部屋着だと気付く。さっきの米粒が裾についていて、さすがにこの格好では出勤できないなと、閉めた鍵を抜かないまま反対に回す。着替えをして部屋の鍵を再び閉めてから階段を降り始めたところで同じアパートの住人と目があったので会釈をする。大きな袋を抱えているのが目に入って、あることを思い出す。前々回のゴミの日から出しそびれて膨れた45L袋を今度こそ忘れないようにと昨晩玄関に置いたのだった。降りかけた階段を一段飛ばしで駆け上る。ごみ収集所に来て本日最大のミッションを遂行した達成感でスキップしそうになったところでポケットWi-Fiを忘れたことに気づく。Wi-Fi環境なしで一日過ごす不便さを考えれば電車一本遅らせても取りに帰るべきか、と考えて踵を返す。ポケットWi-Fiをカバンに押し込みようやく駅に向かって歩き出す。出だし順調とは言い難いけれど雲ひとつない空を見たらいい一日になりそうな気がして大きく深呼吸する。少し冷たい空気が心地良い…あれ?…マスクをしていない。なんてこった。財布は忘れてもマスクは忘れてはいけないこのご時世。さすがに取りに帰らないわけにはいかない。2本遅らせた電車に乗りながら友人からのメールに返信する。朝から散々だったことも報告すると「通常運転で安心するわ」と返信が来た。そうか、これがぼくの通常運転か。たしかにうまくいかないことも平常だと思えばイライラしない。うまく生きられない自分をそのまま受け入れてくれる存在はありがたい。音楽を聞いて気分を上げようとイヤホンを探す。朝、歯を磨きながら出発の準備をしているときに手に取ったイヤホンを、忘れないようにとパーカーのポケットに入れたのだ。そうだ、「忘れないように」とパーカーのポケットに入れたのだった。落ち込むどころかむしろ期待を裏切らない自分に感心する。うん大丈夫、これがぼくの通常運転だ。想定通りにいかないことと向き合うということ子どもに何か行動を促すとき、たとえば移動して欲しいとか片付けしてほしいというときには、指示ではなく「お願い」をするようにしている。強制ではなく、あくまでもお願いだから相手には断る権利があるし、断られたら無理強いはしないようにする。選択できるというのはその子の人権や主体性を尊重する上で重要な要素だ。けれど、どうしても行動してほしいときはある。人手がなかったり時間がなかったり、いずれにしてもこちらの都合なんだけれど、そんなときに受け入れてくれなかったら少し強い口調でお願いしてしまう。そうなったら「お願い」とは表面だけで半ば強制だ。意固地になって動かない子がいて、どうしても説得できないときは最終手段として怒って、ほとんど脅しのような形でむりやり行動を促してしまうこともある。そんな時にふと思う。最終的に拳銃を突きつけて無理にでも言うことを聞かせるのなら、はじめから子どもが自分の思い通りに動くことを前提にしているんじゃないのかって。もちろん拳銃は比喩だけれど、子どもの思いを尊重すると言いながら穏やかに声をかけているつもりでいて、実のところ最後は力でどうにかできると思っているんじゃないか?と。こちらの想定内の内容であれば、その子が選択したことを尊重できる。けれど、想定外のことでも受け入れられるだろうかと考えたら自信を持ってイエスとは言えない気がする。ぼくは「子どもの主体性を尊重しています」とよく言っているけれど、こちらが用意した数ある正解の中から、その子が選んだことを尊重しているだけにすぎないんじゃないか。もちろん危険なことは尊重できないし、選択肢が限られている中でどれにしたいかを決めてもらうことはある。けれど、ゼロからどうしたいかを聞いた時や、子どもが想定していない言動をした時に、本当に子どもの気持ちを受け止めているんだろうか。根っこの部分では子どもを手のひらの上でコントロールできると思っていて、こちらが描いた正解に向かわせようとしているんじゃないか。そんなことを考えたりする。とりとめない話を、たとえば何度も忘れ物をしたとかゴミを出し忘れたとかそんな話をした時に「だから?」と興味なさそうにされると傷ついたりムカッとしたりする。とりとめない話だから取るに足らないと思われても良いはずなのになぜか傷つく。それは、自分の話に興味を持ってくれないとか無下に扱われたというような、相手の振る舞いだけが原因ではなく、自分のなかにも要因があるような気がする。ぼく自身が知らぬ間に相手の反応を予想あるいは期待しているんじゃないかと。こんな風に返ってくるのかなと。ありがとうと言えばどういたしましてと、頑張れよって言ったらお前も頑張れよと返ってくるように。期待に似た当たり前を抱いているのかもしれない。それが明確ななにかではなくても、無意識に何かしらの期待をしていて、そして「思っていた反応と違う」ことにがっかりしているんではないだろうか。期待はしていなくても想定はしている。あの子があんなことをするなんて、あの人があんなことを言うなんて、と裏切られた気分になったら、もしかしたらそれは自分が勝手にその人を想像の中で作り上げたり、自分の当たり前で勝手に期待しているだけなのかもしれない。いつも遅れて来るからとギリギリの時刻にバス停に向かったら、バスが停留所を通り過ぎたところだった。ということが何度かある。いつも遅れるくせに…とは逆恨みもいいところで完全に自分のミスなのにイライラしてしまうのは、遅刻するかもという余裕のなさではなく、想定通りに事が運ばないからなのだろう。朝晴れていたのに帰宅のタイミングで雨に当たる。運が悪いなという気持ちと合わせて、天気予報では降らないと言っていたのに…と傘を持たなかったことを誰かのせいにしたりする。けれどよく考えたら天気なんて自分じゃどうしようもないこと。ある程度の予測はできてもコントロールできないことはわかっている。なのにイライラしてしまうのは、想定外のことが起きたことが気に食わないのかもしれない。いつも乗っている時間に電車が来ない。思っていた言葉を返してもらえない。子どもが言うことを聞いてくれない。そんな時についイライラしてしまうのは「余裕がない」のとあわせて「思い通りにいかない」という要因もあるのだ。それは、わがままという意味ではなく、僕たちは無意識に自分の都合のいいことを想定したり期待したりしているということ。買いたいものが買えたり、食べたいものが食べられたり、誰かが自分のいうことを聞いてくれたり、ある程度自分で思った通りに生きられる経験をしていると、気づかぬうちになんでも努力次第で計画通りに進むと錯覚してしまっていたりするのかもしれない。けれどどうかな。考えてみれば自分の思い通りになることの方が少ないんじゃないだろうか。他人の言動も、電車の発着も、天候も、どんな事象も自分の意のままにはいかない。それを存外忘れがちなのだ。雨が降るかどうかわかっても雨を止ませることはできないように、どんなことも、ある程度予測はできたとしてもコントロールするのは難しいし、それは傲慢でもある。雨が降るなら傘をさすか雨宿りをするように、自分じゃコントロールできないことに一喜一憂するよりも思い通りいかないこととどう向き合うのかを考えた方がいいのかもしれない。相手がどんな振る舞いをしてどんな言動をするか、こちらの用意したものになぞるのではなく、その人の言動をその人のものとして、それを自分はどう受け止めて解釈するのか。例えば子どもの発達段階って、子どもが育つ上での一つの指標となる。何歳ごろにこれができるようになって、何歳ごろはこんな機能が発達してというようなもの。けれど、その通りに育てようとすると個人差があるから求められる子どもはしんどいだろうし、発達段階通りに育っていないと保育者は不安になるし子育てがしんどくなる。じゃあこの発達段階って何のためにあるのかっていうと、その子のそのままの姿をより深く理解するためにある。たとえば誰にでも笑っていた子が、急に泣いたり恥ずかしがったりするようになったときに、顔を識別できるようになったのかな、安心できる存在との違いを認識できるようになってきたのかな、周囲の目が気になるようになってきたのかな、とそれぞれの年齢の発達段階からその子の育ちを前向きに解釈することができる。もうすぐ人見知りの時期だから上手に人見知りできるように脅かしてやろう、なんてことはしない。その子の姿を肯定的に受けとめて育ちに気付くために、知識が役立ってくる。その知識を役立てるためには、その子の姿をしっかりと見なければいけないから、その知識を「期待」ではなく「視点」にして、まるまる受けとめて見守ることが大切になってくる。想定外を当たり前にしてみたら。思い通りにいかないことが当たり前だと思えたら、新しいことや偶然起きたことも発見できるんじゃないかと思うのだ。ここを育てようと思うと、そこが育っているかどうかでしかその子の育ちを見ることができない。自分の思いもしないところが育っているかもしれない、と視点を変えると見えていなかったその子の姿に気づくことがある。大人が意図してなくてもいい。偶然の産物でもいい。その子から生まれたその子の育ちに、僕たちが気づければいいのだ。予定をきっちり決めてその通りに動く方が安心する人もいるから、どちらが良いとか悪いとかではないけれど、僕みたいに毎日ドジ踏んで、出る目がだいたい裏目の人間としては、思い通りにことが進まないのを基準にした方が楽だったりする。自分がうまくいかないたびに、ドジを踏むたびに「自分なんて」なんて思わなくていいように。予定通り想定通りにいかないのは当たり前なんだよって。そんな失敗も笑い話にしたり、そんななかで「よかったね」って思えることを見つけていければ。自分の正しいに固執しないためにも大切なことだと思うから、もしうまくいっているなと感じることが増えたら、それはもしかしたら自分が誰かをコントロールしているかもしれないと思えたら。そんなときは少し気を抜いて、「想定外」が起きることを楽しめるような余裕を持てたらいいな。余談ですがある夏、キャンプに行ったときに一年生の男の子が弁当を一口も食べずにひっくり返してしまった。これからの人生で弁当箱を見るたびに毎回思い出してしまうんじゃないかというくらい、それはそれは落ち込んでいた。半年くらい経ったころ、公園へピクニックに行ったときに同じようなことが起きた。別の子が一口も食べていない弁当箱をひっくり返してしまったのだ。ぼくたちがなぐさめながら代わりのものを買いに行こうと話していると、キャンプで同じ目にあったその男の子が「おれも落としたことあるでぇ〜」と笑って声をかけていた。その子にとって苦い思い出ではなく、笑って話せる出来事になっていることに安心した。同時に、「かわいそうに」となぐさめるのとはまた違う優しさを感じた。うまくいかない、失敗をする、要領が悪い、そんな経験がユーモア次第で誰かを救うこともあるんだよね。休日の昼間、良い天気だったのでコンビニでナポリタンを買い人気のない公園を見つけて食べることにした。蓋を開けて持ち上げようとした瞬間に手を滑らせて見事に地面にひっくり返した。「おれも落としたことあるでぇ〜」というあの子の声が聞こえたような気がした。砂まみれになった麺を容器に戻して、一緒に買ったペットボトルの緑茶を飲んだ。これでぼくも、誰かが弁当をひっくり返した時に声をかけてあげることができる。きしもとさんの記事やこれまでの連載コラムはこちら[文・構成/きしもとたかひろ]きしもとたかひろ兵庫県在住の保育者。保育論や保育業界の改善について実践・研究し、文章と絵で解説。Twitterやnoteに投稿している。⇒きしもとたかひろnote⇒きしもとたかひろTwitter[文・構成/grape編集部]
2020年05月18日Twitterやnoteで子育てに関する『気付き』を発信している、保育者のきしもとたかひろさん。連載コラム『大人になってもできないことだらけです。』では、子育てにまつわる悩みや子供の温かいエピソードなど、親や保育者をはじめ多くの人の心を癒します。第5回は、きしもとさんが人それぞれ異なる子育ての価値観について考えます。第5回『知らないからこそ、間違うからこそ。』年度の変わり目、一年が過ぎようとしているこの時期にようやく気づく子どもの姿がある。3月の初め、ある高学年の男の子と公園で遊んでいるのを見て「楽しそうですね」と同僚から声をかけられた。その子を見ると、いつにない笑顔ではしゃいでいた。「いつにない?」本当かなとふと思った。自分が気づけていなかっただけでいつもこんな風に楽しんでいたんじゃないか。高学年の男の子たちは、大人にはあまり依存せず自分たちの世界であそびを楽しんでいる。家でゲームをしたり公園で同年代の子達と遊ぶ方が楽しいんじゃないかと感じることもある。もちろん一緒に遊ぶことはあるけれど、低学年のようにずっとくっついてくるようなことはほとんどない。すると、自然とこちらから声をかけるのが、危険なことやよくないことをしたときに偏ってしまう。楽しんでいる中で「注意してくる人」とだけ認識されたら、話もまともに聞いてくれない。危険なことなら聞いてもらわないといけないから遠慮なく伝えるのだけれど、ふてくされた態度や反論があるとこちらもつい強い語調になってしまう。そんなやりとりが多い男の子だった。あんなに毎日会っていて、この楽しそうにしている姿にぼくはどれだけ目を向けていたのだろう、と思った。全然見れていなかったかもしれないな、と。荒い口調で怒ってしまったり否定するような言い方をしたりした、思い出したくない記憶が蘇り、後悔した。「もう少し優しく接したらよかったなあ」と同僚にこぼすと、「まだありますよ、接する時間」と返された。うんそうだよなと思った。あと一ヶ月、できなかったことを嘆くにはまだ早い。いまからでもできることをしよう、と気持ちを立て直した。子どもとの関わりや子育てについての発信をしていると、共感してくれる人や参考にしてくれる方たちがたくさんいる。ありがたいことに、すごいねと言ってもらえることもある。けれど、その度に自分はそんな人間じゃないんだと逃げだしたくなる。「よく綺麗事が言えるよね、そんな清廉潔白な人間じゃないだろう。今までの失敗が無かったことにはならないぞ」ともう一人の自分が責めてくる。「あの人は間違っている」というような誰かを批判する言葉を聞くと、他人事ではなくその言葉はそのまま自分にも突き刺さる。浅はかな偏見で人を差別したことや傷つけたことがある。保育でも、強い言い方をしたり怒鳴ったり、言うことを聞かせようとしたり、そういった「適切ではない関わり」をしたことがある。体罰を与えて大怪我を負わせたことはなくても、そうなっていたかもしれない状況はいくらでもあったと思う。思い出すだけでこの仕事から離れたくなる。ぼくが今どんな人間になっていても、そのときのその人の傷はきっとそのままだ。なかったことにはできない。たまたまなのだ、いま何もない顔をして保育を語れているのは。当たり前のように子どもたちと毎日関わることができているのは。ぼくの知っているそれと、違うものたちぼくが育った家庭は、父がお茶をくれと言えば母はお茶を淹れる。返事をする母は、どちらかといえば嫌そうな顔をしているので、それはそれで嫌だろうから自分で淹れれば良いものを、父は半ば意地のように自分では淹れない。それについての是非は語れないし語るつもりもない。それは本人たちにしか分かり得ない二人だけの関係だ。ただそういう環境で育ったということは、ぼくも「それがふつう」という感覚を少なからず持っているということだ。良いとか悪いとかではなく、そこから自分の偏見が生まれていたりする。そう自覚しだしたのは成人してからだった。友人の母親が好きな歌手のライブに一人で行くというのを聞いて、不思議に思った。「母親が夜一人であそびにいくの?」と否定的な感情を僅かながら持った。恥ずかいしいことに、その時のぼくはまだ未熟で思慮が浅く世間知らずだった。なにも変なことじゃないのに、自分の知っているそれと違うというだけで違和感を感じてしまったのだ。保育や保護者支援について学んでいたし、実習にも行っていたけれど、自分の偏見や世の中の当たり前と向き合う機会はあまり持たなかったのだろう。ぼくの実家のおでんにはニンジンが入っている。小学校の頃に他の家ではニンジンが入っていないことに衝撃を受けた。そして、大人になってからタケノコのおでんを食べてさらなる衝撃を受けた。自分の経験がすべてで、それが当たり前だと思い込んでしまう。食事は手作りで手間をかければかけるほどよくて、共働き家庭もあるけれど父親が養って母親は家にいるのが普通で、子どもには両親がいて、休日は家族と過ごして、おでんにはニンジンが入っていて。なんとなくそれが当たり前だと思っていた。けれど、こういった「自分の当たり前」って、いろんなことを見て考察して考え抜いた先に見つけた揺るぎない価値観とか考え方ではなく、ただ「ぼくが知っているそれ」ってだけなんだよね。だから、そんな中で感じる他人の「間違い」は「ぼくが知っているそれではない」というだけなんだ。それは、偏見にまみれたものに限らず逆も然りなんだろう。ジェンダー意識が高くて多様性を尊重する環境で育ったとしても、そうでない人を見て「あの人は間違っている」と感じてしまうなら。「自分の知っているそれではない」という、ただそれだけの感覚が偏見となり、気づかぬうちに誰かを追い込んでしまっていたりする。だから、自分の当たり前で人を潰してしまわないように、人の当たり前で自分が潰れてしまわないように気をつけていたいと思うのだ。いろんな方法を、いろんな人がいることを、いろんな考えがあることを、完璧じゃなくていいことを、自分が知らないことがたくさんあることを、まず知ることができたら。多くのことを知るたびに知らないことがどんどん増えて、自分が知っていることは米びつの中にある米粒一粒くらいなのだと知れたら、きっと他の米粒を見て簡単に批判はできなくなる。当たり前だと思っているものに潰されそうになった時に、実はそれは当たり前ではないのかもしれないと知れたら、少し気持ちが楽になる。もし間違っていると感じる言説に触れて許せなかったり、自分は間違ってばかりだと感じて落ち込みそうになったら、「まだ知らないのだ」と思えたらいいな。その人がまだ知らないのかも知れないし、自分がまだ知らないのかもしれない。それは、卑下するという意味ではなくて。「タコは食べものではない」と言う人に「タコを食べないなんておかしい!」なんて怒ったりしないように。ただ、文化が違うのかな、食べたことないのかな、おいしさを知らないだけなんだろうなと思うように。そこでもし、食べてみてほしいなって思ったら、あなたは間違っていますよ、とはきっと言わずに「タコパしようよ」って誘うよねきっと。他のもの入れても美味しいから、一回やってみて気が向いたらタコ焼き食べてみようよって。あ、おでんにしても美味しいよね。生まれたばかりの、まだ価値観とも呼べない感覚を正面から否定されたら、自分の全てを否定されたと感じて防御反応としてその「なんとなくの価値観」に固執してしまうんじゃないかな。いろんなものを見て考えて価値観を作り上げていくのはやめて、自分が「間違い」にならないように「ぼくが知っているそれ」を正解にするための答えを探していくんじゃないのかな。そうなったらきっと、永久に考えが変わることはないんだろう。だから、批判をするなら丁寧にしたい。なんのために、どこに向いてそれを批判するのかをちゃんと考えたい。それは、いい人でありたいからではなく、間違っている自分と、これから間違うかも知れない自分のために。もし「許せない」と思いそうになったら、タコパに誘ってみれたらいいなと思う。いまの自分が10年前のぼくを思い出してそう思うように、これを書いている現在の自分もまた10年後の自分から見たら未熟で、やはり気づかぬうちに自分の当たり前で誰かを傷つけたり追い詰めてしまったりしているのだと思う。自分がもともとどんな人間かを気にしてしまったらもう人生を諦めてしまいそうになる。だから、どんな人間でありたいか、そのために今から何ができるのかを考えることにする。子どもたちを大切にできる保育者でありたいし、みんながしんどくないようになればいいなと思っている。うまくできなくても、その思いは本当なんだ。自分がした言動を変えることはできないけれど、だからこそ何度も間違う自分とともに、埋まることはない穴を自己満足で埋めることはなく、愚直にユーモラスに、できることを重ねていきたいな。いい親でいることはできないかもしれない。いい保育者であることはできないかもしれない。けれど、それでもいいじゃないか。完璧にできないし、100点を取ることはできないけれど、その時その時に最善だと思うほうを選んでいければ。その方法をみんなで出し合えたら。その中から選ぶのは、自分を追い詰めるためのものではなく、追い込んでしまう自分を救うためのものであればいいなと思う。余談ですが冒頭の話から一ヶ月経った3月の末のある日の夕方、公園から学童に戻るときにその子が「まだ遊びたい」と伝えてきた。幸い人手があったので小一時間その子と走り回った。二人で遊ぶこと自体はそんなに楽しくないはずなのに、ゲラゲラと笑っていた。「帰りの匂いがするわ」公園を出た時に、その子がふと呟いた。わかるような、わからないような、けれどその子のそのままの言葉なんだろうな、ああ、いいなあと素直に思った。意味を聞くのは野暮だとわかっていながらも、やっぱりどうしても聞きたくなって尋ねてみた。「終わったなあー寂しいなあーけどまあ明日も学童あるしなあって感じの匂いやな」と返ってきた。ぼくの目に写っているのは生意気なその子ではなく、今日を思いきり楽しんで明日に期待して充たされているような、そんな顔だった。「まだありますよ、その子と接する時間」一ヶ月前に同僚からかけられた言葉を思い出した。穴は埋まっていないかもしれないけれど、救われた気がした。ふいになにかが溢れ出しそうになり、それがこぼれないように、その「帰りの匂い」を思いきり鼻から吸いこんだ。「金曜日の夕方と日曜日の夕方、どっちが好き?」と続けるその子に、そりゃあ金曜の夕方やな。とだけ答えた。君たちのおかげで日曜の夕方が憂鬱になることはほとんどないけどね。【コラム第1回】子育てで『正解』に苦しめられたら保育者が大切にしたいこと【きしもとたかひろ連載コラム】【コラム第2回】子供を注意して「しまった!」保育者が気を付けていることは…【きしもとたかひろ連載コラム】【コラム第3回】「ヘタだからやらない」という子供その理由に考えさせられる【きしもとたかひろ連載コラム】【コラム第4回】子育ての『手抜き』で大切なこと「手を抜いてもいい」ではなく…【きしもとたかひろ連載コラム】[文・構成/きしもとたかひろ]きしもとたかひろ兵庫県在住の保育者。保育論や保育業界の改善について実践・研究し、文章と絵で解説。Twitterやnoteに投稿している。⇒きしもとたかひろnote⇒きしもとたかひろTwitter
2020年04月16日初心者から愛好家まで、LIMIAの読者のみなさんに訪れてほしい話題のショップに出向いてくわしくリポート。スタッフの方にも熱く語っていただいています!DIYしてみたくなる、もっと好きになる、そんなお店をどんどんご紹介していきますよ♪一歩入れば、DIY欲がむくむく湧き出す⁉気になるショップをまずはクリック♪【DIYショップ巡り #1】DIYパーツが豊富!ワクワクが詰まった〔エイトタウン〕へ行ってきた!【DIYショップ巡り #2】アンティーク調ツールが楽しい〔DULTON JIYUGAOKA〕【DIYショップ巡り #3】迷ったらこれ!DIYショップ〔tukuriba〕で「今人気の商品」とは?【DIYショップ巡り #4】古き良きアメリカを肌で感じられる〔ACME Furniture 渋谷店〕【DIYショップ巡り #5】自分だけの空間づくりのアイデアがぎっしり〔toolbox ショールーム〕【DIYショップ巡り #6】DIYをもっと身近に!初級者も安心の〔DIY FACTORY FUTAKOTAMAGAWA〕【DIYショップ巡り #7】ひんやりするけど温かい。タイルの新発見ができるお店〔Tile Style 深大寺〕【DIYショップ巡り #8】本物タイルも手軽にDIY!〔D.I.Y.TILE代官山〕に行ってきた!【DIYショップ巡り #9】“溶接”という選択肢をDIYに。〔Fe☆NEEDS 中目黒店〕で体験してみた【DIYショップ巡り #10】DIYer注目!日本有数の「木のまち」新木場で木材の魅力に触れようこれからもDIYが楽しくなるショップをたくさんご紹介していきます。お楽しみに♪
2018年08月25日神社でお参りした際に、社務所でお分かちいただく御神札。ところが、自宅に持ち帰った後に御神札をなんとなくそのまま立てかけているだけ、という人はいませんか?社寺ライターとして活躍する大浦春堂さんによるこちらの連載で、正しい御神札のお祀り方法や神棚のしつらえかたを理解し、自分や家族の幸せを神様に見守っていただきましょう。【神様と暮らす #1】自宅にしつらえる、神棚のキホン【神様と暮らす #2】神棚をつくるときに用意したいもの【神様と暮らす #3】神棚をつくったら気をつけたい4つのこと【神様と暮らす #4】新しい神棚をお迎えするのに必要な「神棚奉斎」とは?【神様と暮らす #5】神棚にお供えする物、お供え後の扱い【神様と暮らす #6】神棚のお手入れ、正しい時期と方法【神様と暮らす #7】引っ越しで神棚を運ぶ方法、新居にしつらえるキホン【神様と暮らす #8】神棚におあげするお酒、お神酒のキホン
2018年07月19日うちのダメ夫
あの日、私はいじめの加害者にされた
編集部の「これ、気になる!」
■これまでのあらすじ塾に通っている小6のツム子はある日、身に覚えもないのに先生からいじめの加害者とされてしまう。いじめに遭っていたのは、同じクラスで常に成績トップを飾っている良子。机に入っていた、「良子みたいな嫌なやつは合格できない」などと書かれた嫌がらせのメモの紙がツム子の持っているメモ帳と同じだったことが証拠だと先生は言うが…。別室に呼び出され「やっていない」と勇気を振り絞って訴えるも、怖い表情の先生に何度も「認めろ!」と言われてしまう。この時の先生との面談はツム子にとって耐えがたい体験で、帰宅してからも先生の顔が頭が離れないほど。そんな娘の様子を見た母は翌日、塾に先生との面談に行くが、同じメモ帳を持っていただけで娘を加害者と決めつける姿勢に疑問を持ち、先生に質問を重ねる。しかし先生の受け答えは歯切れが悪く、さらにツム子と良子の間に以前から何か問題があったかのような言い方をしてきて…。■塾でのことは私にはわからない…■強いて動機を言うなら…?先生がツム子を加害者だと決めつける様子に腹が立ちながらも、塾での様子を知らない母は「本当に娘を信じていいのか」と不安になり…。ツム子の味方でいるためにも、念のため確認しなければならない。そこで、先生が娘を「加害者ではない」と言い切れない理由を探ろうとします。先生は「別に娘さんに動機があったとは…」と答えながらも、「強いて動機を言うなら…」と言い出し…。次回、先生の本音がついに…!?次回に続く「あの日、私はいじめの加害者にされた」(全64話)は12時更新!
2024年04月27日サボテンと多肉植物の専門店「鶴仙園(KAKUSEN-EN)」と表参道ヒルズがコラボレーション。2024年5月3日(金・祝)から5月6日(月・祝)まで、期間限定ストアがオープンする。多肉植物の専門店「鶴仙園」表参道ヒルズに限定出店北米や中米、南米・南アフリカ・メキシコなどが原産のサボテンはじめとする、様々な多肉植物を取り扱っている「鶴仙園」。中でも鶴仙園 西武店は“サボテン・多肉植物の聖地”と評されるほどの豊富な品揃えを誇り、東京屈指の多肉植物の専門店として知られる人気店だ。大小様々な300鉢以上の多肉植物が集結会場となる表参道ヒルズの地下3階には、手軽に購入できる価格帯からマニアもうなるレアな品種まで、大小様々な300鉢以上の多肉植物が集結。横浜発のガレージブランド「ロックフィールドイクイップメント(LOCKFIELD EQUIPMENT)」とのコラボレーションアイテムなど、様々なブランド・作家による鉢も販売される。また、表参道ヒルズを象徴する吹き抜け大階段では、5月12日(日)までの期間で多肉植物の展示も実施。一般的な観葉植物とは一線を画す、その魅惑の世界に触れてみては。詳細「鶴仙園」表参道ヒルズ 期間限定ストアオープン期間:2024年5月3日(金・祝)〜5月6日(月・祝)※吹抜け大階段の空間装飾は5月12日(日)まで。時間:11:00〜20:00場所:表参道ヒルズ 本館 B3F ポップアップスペース
2024年04月27日■これまでのあらすじふたりの幼い子どもを育児中の真衣は、友だちの面倒見がいいところに惚れて結婚した夫・慎司の行動に困っていた。結婚前は素敵に思えた友だち思いの性格も、家族のことで手伝ってほしいときに、友だちを優先されるともやもやしたものがある。今回もインフルの友だちのところへ行くと夫は出ていったが、真衣が冷蔵庫を開けると、作り置きのおかずが丸ごと消えていて!?子どもたちを寝かしつけたあとで小腹が空いたので冷蔵庫を開けたら…中が空っぽ!私は怒りのメッセージを慎司に送りつけましたが、当の本人からの反応はなく、真人さんからお礼のメッセージが送られてきました。「違うんです。あなたのためのおかずじゃないんです」とは言えるはずもなく、「喜んでもらえてうれしいです」と返すしかありませんでした。健康面も予算的にも計画を立てて、時短のために用意しておいた作り置きのおかずなのに…。しかも、出かけたっきり帰って来ない夫。ようやく帰ってきたと思ったら、キラキラした目でおばあちゃんを手助けしていたと言われても…。次回に続く(全10話)毎日更新!※この漫画は実話を元に編集しています
2024年04月27日今回は、物語をクイズ形式で紹介します!クイズの解答を考えてみてくださいね。引っ越し当日に浮気を暴露した夫家を建てることになった主人公夫婦。しかし、新居が完成し引っ越しをしている最中、夫が「浮気相手と住むから出てけ」と言ってきたのです。突然浮気を自白した夫に「は?本気?」と驚きを隠せない主人公。「何を考えているの」と夫を問い詰めます。浮気相手が妊娠?出典:Youtube「Lineドラマ」しかし悪びれる様子もなく「浮気相手が妊娠した」と衝撃の告白をしてきた夫。10万円を渡すから出て行ってくれと言ってきたのです。しかしこの後、夫は忘れていた重大な家の秘密を主人公から告げられます。ここでクイズ主人公から告げられた家の秘密とは?ヒント!夫は、主人公を追い出せば済むと思っているようですが、そうではありません。告げられた家の秘密出典:Youtube「Lineドラマ」正解は…正解は「家の名義は主人公だということ」でした。収入が足りずローンが組めなかったことを忘れていた夫。そのため家の名義は主人公になっていたのです。「へ?」と困惑する夫に「あなたには権利なんて一切ありません」と言い放ち、徹底的な復讐を決意する主人公でした。※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点でのものになります。※こちらのお話は体験談をもとに作成しています。(Grapps編集部)
2024年04月27日皆さんは、生活のなかで思わず驚いてしまったことはありますか?この記事では、読んでいて驚いてしまうような物語とユーザーからの声を紹介します。※この物語はフィクションです。イラスト:モナ・リザの戯言憧れの車主人公が大学の友人たちと車の話をしていたときのこと。主人公は「いつか買いたい憧れの車がある」と打ち明けて、盛り上がっていました。すると翌日、主人公が住むアパートの駐車場にその憧れの車がとまっていたのです。どうやら引っ越してきた住人の車のようでしたが…。車を見た友人は主人公のものだと勘違いして「車買ったの?貸して!」と言ってきました。主人公が「私のじゃない」と説明してもなぜか嘘つき扱いされてしまいます。それから数日後、深夜に警報音で目を覚ました主人公が驚いて外に出ると…。友人が捕まっている出典:モナ・リザの戯言車の持ち主が「僕の車…!」と言って友人を取り押さえていたのです。友人は車は主人公のものだと思い込んだまま、無断で借りようとしたらしく…。主人公が改めて「私の車じゃない」と説明すると、友人は「…えっ」と驚きの表情を見せるのでした。読者の感想友人の思い込みの激しさに驚きました。たとえ主人公の車だったとしても、勝手に車を使おうとするなんて非常識すぎます。(30代/女性)偶然その車の話をしていたとはいえ、友人には主人公の言うことをしっかり聞いてほしかったですね。夜中に外に出てみたら友人が取り押さえられていて、主人公はすごく驚いただろうなと思いました。(40代/女性)※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点でのものになります。※実際に募集した感想をもとに記事化しています。※記事内の行為は犯罪です。絶対に真似をしないようにしてください。(CoordiSnap編集部)
2024年04月27日皆さんは、義家族の行動で悩んでしまったことはありますか?今回は何度も子どもを預けてくる義兄夫婦の話とともに、そんなときの対処法をアンケートをもとに紹介します。イラスト:ちゃい義兄夫婦に悩む主人公と夫近所に義兄夫婦が住んでいる主人公。義姉が職場復帰し、義兄夫婦は土日祝日に「子ども預かってくれない?」と相談してくるようになりました。共働きをしており、保育園が休みの日に仕事が入ることもあるという義兄夫婦。主人公と夫は義兄夫婦を助けようと、子どもを預かりました。初めのうちは月1回程度だったのですが、義兄夫婦は毎週子どもを預けに来るようになって…。出典:CoordiSnapミルクやおむつ代まで負担させられ、納得できずにいた主人公。その後、義兄夫婦が子どもを預けて思い思いの時間をすごしていたことが発覚したのです。激怒した夫は義両親と、義姉の両親に連絡。主人公たちは義兄夫婦に「二度と預からない!」と宣言したのでした。こんなとき、あなたならどうしますか?かかったお金を請求する義兄夫婦を助けたい一心で子どもを預かっていたのに、子どもを預けて遊んでいたなんてひどい裏切りですよね。義兄夫婦にはこれまで子どもの世話でかかったお金をすべて請求します。(20代/女性)もう二度と子どもを預からない仕事だと嘘をついて子どもを預けていただなんて、身勝手にもほどがあります。もう二度と義兄夫婦の子どもを預からないようにして、それ以外の付き合いについても見直します。(30代/女性)今回は子どもを預けて思い思いの時間を過ごす義兄夫婦の対処法を、みなさんのアンケートをもとに紹介しました。もし同じような出来事があったときは、ぜひ参考にしてみてください。(CoordiSnap編集部)※こちらの記事はみなさんから寄せられたアンケートをもとに作成しています。※こちらは実際に募集したエピソードをもとに記事化しています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点でのものになります。
2024年04月27日近年大注目のシルバーカラーアイテム。その輝きや光沢は、着こなしに華やかさをプラスしてくれる上品な色味です。他の色とのコントラストが美しいため、コーディネートのアクセントとしてもぴったりハマってくれます。今回は【GU(ジーユー)】の「シルバーシューズ」の魅力に触れながら、春コーデにおしゃれに取り入れるポイントを解説します!上品さと可愛さを兼ね備えたストラップシューズ出典:Instagram今季発売の「ワンストラップシューズ」¥1,490(税込)は、光沢のあるシルバーカラーが高見え感満載のアイテム。長さを変えられるストラップベルト付きで、自分の足に合うように履き心地を調整できるのもうれしいところ。足の甲に沿うようにストラップが付いたメリージェーンデザインは、上品なシルバーシューズに可愛さをプラスしてくれます。コーデのアクセントアイテムとして出典:Instagramきれいめスタイルからカジュアルスタイルまで幅広くマッチするこちらのシルバーシューズ。フェミニンな印象のあるロングキャミワンピを主役にしたコーデに取り入れることで、ほどよく上品さを演出してくれます。足元をすっきりと見せてくれるフラットソールの靴は、ロング丈のトップスと相性よくキマリそう。カジュアルコーデに華やかさをプラス出典:Instagramゆったりシルエットのニットとデニムパンツでまとめたカジュアルな着こなしに加えることで、コーデが一気に洗練された雰囲気に仕上がります。光沢感のあるシルバーは他のアイテムとのコントラストを際立たせてくれるので、シンプルなスタイリングの”外し” としてぴったり。足元に存在感のあるアイテムを取り入れることで、コーデが奥行きのある雰囲気にまとまります。大人上品な着こなしも出典:Instagram上下を対照的な色味で揃えることで、メリハリのある上品な着こなしが完成します。ちょっぴり辛めな黒色のシアートップスには、華やかさが感じられるシルバーカラーのアイテムが相性抜群。コーデを大人上品な雰囲気に仕上げたいときにおすすめです。※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※こちらの記事では@mu320様、@akokako様のInstagram投稿をご紹介しております。※記事内の情報は執筆時のものになります。価格変更や、販売終了の可能性もございます。最新の商品情報は各お店・ブランドなどにご確認くださいませ。writer:Sho
2024年04月27日大人気マンガシリーズ、スカッとドラマさんの『【LINE】お取り寄せグルメの支払いを嫁に押しつける姑』を紹介します。主人公に3万円もする高級なカニの支払いを押しつけようとしていた義母。主人公は義母に高額な支払いを当たり前のように押しつけられ、驚愕します。すると義母は、主人公の実家をバカにし始めて…。≪HPはこちら≫前回のあらすじ出典:Youtube「スカッとドラマ」#3【LINE】お取り寄せグルメの支払いを嫁に押しつける姑出典:Youtube「スカッとドラマ」支払いは丸投げで…出典:Youtube「スカッとドラマ」お金も返さないなんて!出典:Youtube「スカッとドラマ」そのうち返す出典:Youtube「スカッとドラマ」言い返してきた出典:Youtube「スカッとドラマ」離婚も視野に出典:Youtube「スカッとドラマ」義母が口を出すことではない出典:Youtube「スカッとドラマ」実家のことまで…出典:Youtube「スカッとドラマ」次回予告出典:Youtube「スカッとドラマ」支払いを押しつけてはお金を返さない義母に激怒した主人公。義母は「そのうち返す」と言い張り、逆ギレしました。さらに主人公と夫の離婚を考えているような発言までしてきて…。※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点でのものになります。※こちらのお話は体験談をもとに作成しています。(CoordiSnap編集部)
2024年04月27日皆さんは、義家族の行動に驚いた経験はありますか?今回は家事を押しつけてくる義母のエピソードとその感想を紹介します。(CoordiSnap編集部)義母に家事を頼まれた義母がケガをしたため、主人公はかわりに家事するよう頼まれました。家事をしている主人公を見て、義母は「もっとてきぱき動いてくれないかしら」と文句を言ってきます。面倒だと思う主人公ですが「相手はケガ人…」と言い返さず我慢していました。翌日、主人公に義母から「米と醤油切れたから買ってきなさい」という連絡がきます。主人公が重い荷物を抱えながら義実家に向かっていると…。立ち話をする義母出典:CoordiSnap立ち話をしている義母を見つけた主人公は「え、お義母さんケガは…?」と驚いて声をかけました。すると義母は「あ…」と焦りだします。義母がケガをしていないことに気づき「嘘ついてたんだ!」と唖然とする主人公。主人公は義母に「明日からは来なくていいですか?」と聞きました。すると義母は「勝手に決めないでくれる?まだ頼みたいことが山ほどあるのよ!」と言い、主人公を貶めるような言葉を吐いてきたのです。それを聞き「信じられない。謝罪の一言もないわけ!?」と怒りを覚える主人公なのでした。読者の感想ケガをした義母に家事を頼まれたら断りにくいですよね。文句を言われても我慢して手伝っていたのに、ケガをしたのが嘘だったなんて主人公がかわいそうだと思いました。(30代/女性)ケガをしたと嘘をついて主人公をこき使うなんて、義母はひどいなと思いました。ばれても謝罪もしないなんて、主人公が怒るのも当然ですよね。(20代/女性)※この記事はユーザーのエピソードをもとに作成しています。※実際に募集した感想をもとに記事化しています。
2024年04月27日今回は、人気のマンガをクイズ形式で紹介します!マンガのストーリーがどんな結末になるか考えてみてくださいね。イラスト:乙葉一華娘たちを外食に誘うと主人公の娘たちはすでに家を出ているため、妻と2人で暮らしている主人公。ある日、帰省した娘たちに「ランチをごちそうしようかな」と考えて…。「お昼は外で食べようか」と声をかけました。出典:愛カツ断られてしまい出典:愛カツ妻は仕事で不在出典:愛カツ娘たちは妻がいないなら行かないと、主人公の誘いを断りました。ここでクイズ娘たちが妻がいない日の外食を嫌がる理由は?ヒント!主人公は「え…っ?」と言葉を失ってしまいました。娘たちが断る理由は出典:愛カツ正解は…正解は「主人公が自分の分以外、お金を出してくれないから」でした。娘たちに「ママいないなら嫌」と外食を断られてしまった主人公。理由がわからず「なんでママがいないとダメなんだ?」と尋ねました。すると娘たちは呆れたように「なんでって…」と口を開き…。「自分たちでお金払わないといけないじゃん」と告げられたのです。予想外の返答を聞き、言葉を失う主人公なのでした。※こちらは実際に募集したエピソードをもとに記事化しています。(愛カツ編集部)
2024年04月27日幼馴染と一緒にハイキングにやってきた大学生の主人公。ずっと思いを寄せていた幼馴染に、今日こそは告白しようと意気込んでいました。そんな主人公は、ハイキングコースであるハプニングに巻き込まれることとなったのです。売店に立ち寄ると、店員が主人公と幼馴染をカップルだと勘違いしました。すると幼馴染が慌てて否定したので、主人公は大きなショックを受けて…。カップルだと思われた幼馴染の言葉にショックガッカリしていると…何かを察した店員出典:エトラちゃんは見た!気がついた店員ハイキングコースを指さして気をつけないと出典:エトラちゃんは見た!この森はいわくつき表沙汰になっていない話何人も神隠しに遭っている出典:エトラちゃんは見た!まさかの言葉に驚き出典:エトラちゃんは見た!【次回予告】主人公と幼馴染がハイキングにやってきたのだと気づいた店員。すぐそばのハイキングコースに行くことを知ると、にやっと笑いました。そして向かう森は、表沙汰になっていないいわくつきの場所だと言うのでした。イラスト:エトラちゃんは見た!※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点でのものになります。※こちらのお話は体験談をもとに作成しています。(愛カツ編集部)
2024年04月27日3人組グループ・TOKIOの松岡昌宏が主演するWOWOW『密告はうたう 警視庁監察ファイル』の第2シーズンとなる『連続ドラマW 密告はうたう2 警視庁監察ファイル』(毎週日曜後10:00)が8月からスタートする。主人公・佐良正輝を演じる松岡のほか、仲村トオル、泉里香、池田鉄洋、戸塚祥太(A.B.C-Z)も続投。さらに、浜中文一、マキタスポーツが新キャストとして加わる。2021年8月に放送・配信された第1シーズンは“警察の中の警察”とも言われ、警視庁職員の不正を取り締まるプロ集団・警視庁人事一課(通称:ジンイチ)の知られざる内部捜査を描き、「警察が警察を追う」緊迫感が多くの視聴者を魅了した。続編を望む多くの声に応え、伊兼源太郎氏による渾身(こんしん)の続編小説『ブラックリスト 警視庁監察ファイル』『残響 警視庁監察ファイル』の2作を原作に、前作よりもスケールアップしたエンターテインメント作品として制作する。佐良がジンイチに配属されてから2年。今作では佐良が初めて陣頭指揮を執り、1通の密告文により浮上した捜査二課における「特殊詐欺捜査の情報漏洩事案」に挑む。しかし調査はやがて、警察の存在意義を揺るがす“陰謀”の存在にたどり着き…。佐良たちは警察の「最後の砦(とりで)」を守れるのか。仲村演じる佐良の上司である監察官・能馬慶一郎は公安出身のエリートで、身内の不正を表情一つ変えず暴くことから「能面の能馬」と恐れられる存在。また、能馬の右腕であり公安出身の「首切りのプロ」と呼ばれる監察係長・須賀透役の池田も登場する。2人の佐良に対する容赦の無いプレッシャーは健在だ。さらに今作では、能馬と須賀の知られざる過去も明らかになる。前作で不正を疑われジンイチの監察対象となった泉演じる皆口菜子がジンイチに異動となり、今作では佐良とともに不正の全ぼう解明に挑む。さらに捜査一課時代の佐良の後輩で、佐良の眼の前で殉死を遂げた斎藤康太役の戸塚も前作に続き出演。その死の真相が、いよいよ明らかになるのか。新たに登場するのは、サイバー対策本部より異動してきたルーキー・毛利洋平役の浜中、そして佐良たちを見守る班長・原西道男役のマキタ。新たなメンバーが加わったチーム・ジンイチが、一通の密告文をきっかけに、再び動き出す…。容疑者は全員警察官。従来の警察ドラマとは一線を画す、重厚なサスペンスが幕を開ける。また、本編映像初出しとなる特報映像が解禁。何者かを追う主人公・佐良の視線の先には、大きな事件の予感が…スリリングな展開に期待が高まる。■出演者コメント▼松岡昌宏――続編制作の決定を聞いたときのお気持ち、さらに撮影がスタートして今の心境は?また大変な時間が始まる。――次のステージへと進んだ本作、シーズン2の魅力を一言で団体戦。――視聴者の皆さまへのメッセージお手柔らかに。▼仲村トオル脚本を読み終えた時の印象は、「こんなリアリティのある怖い話をドラマにするのは怖いな…」という【二重の怖れ】でした。ホラー映画も観ない、絶叫マシンにも乗らない、恐怖にエンタメ料金を払う気のない自分ですが「この怖さは面白い!」と思いました。闇の中の泥沼の淵を歩く松岡昌宏くん演じる佐良正輝を冷たく見守り、時に堅く支え、静かに背中を押す。そんな能馬慶一郎になれば、と思っています。▼泉里香約3年ぶりに「密告はうたう」が帰ってきます。私にとって前作は練習を重ねたアクションシーンや水中ダイブしたりと体当たりで向き合った思入れが深い作品で、監督、スタッフさん、共演者の方々など同じチームでまたご一緒できることをうれしく思っております。今作で私が演じる皆口は交通課から警視庁人事一課に異動して松岡さん演じる佐良さんの部下として葛藤しながらも情熱を持って警察という大きな組織と戦い、また前作で殉職した恋人の斎藤康太の死の真相に迫っていきます。行確(尾行)される側からする側になっても、自分の信念を持って真っ直ぐに歩む皆口を表現できるように演じていますので成長した姿をぜひご覧ください。▼池田鉄洋「密告はうたう」は、私のなかで最もタフな撮影でした。皆が皆を疑い、対象者を行確する。そんなシーンの数々を演じていると、結末を知っていながら、疑心暗鬼に陥り、苦しくなってくるのです。お互いを疑う関係性では、共演者に頼ることもできません。そんな緊迫した撮影現場から作り出される物語は、視聴者の皆さまを、揺さぶり、惑わせ、夢中にさせます。前作を超えるただならぬ緊張感を、ぜひお楽しみください。▼浜中文一私が演じる毛利は、警察の厳しい上下関係のなかでも、思ったことを悪気なく言ってしまう“今どき”なキャラクターです。私はどちらかというと上下関係に気を遣うタイプなので全く逆なのですが、世代ごとの考え方の違いがでるよう意識して役作りをしました。この作品は、登場人物の全てが怪しく、疑わしく見えます。もし自分がこの作品の世界にいたら人間不信になるのでは、と感じるほどです(笑)。シーズン2から初めてご覧になる方も、ご自身で推理しながら楽しんでいただける作品だと思いますので、ご期待いただければと思います。▼マキタスポーツ今シーズンから“ジンイチ”に参加することになりました原西道男役のマキタスポーツです。前シーズンの重厚な雰囲気は踏襲したまま、警察の中の警察という神経がすり減る役どころですが、どこか人間味を残せるよう撮影に臨んでおります。撮影現場も緊張感があり、その甲斐もあってか見どころの多い内容になっていますので、ぜひともお楽しみに!またこれを機にWOWOWへの加入もご一考ください。▼戸塚祥太(A.B.C-Z)殉職した斎藤康太として今回も参加させていただきます。内片(輝)監督のもとで松岡さんの背中を追いかけた時間が今も身体の隅々まで染み込んでいます。真正面から闇に飛び込む佐良先輩の物語を楽しみながら再び背中を追わせていただきます。楽しみにしていてください。
2024年04月27日Vシネクスト2本立て『キングオージャーVSドンブラザーズ』『キングオージャーVSキョウリュウジャー』が26日から公開。ファン待望のキャストがサプライズで出演を報告した。スーパー戦隊“VSシリーズ”第30作目となるVシネクスト2本立て『キングオージャーVSドンブラザーズ』『キングオージャーVSキョウリュウジャー』が26日から劇場で期間限定で公開。本作は“毎回が最終回”と評されるほど綿密で熱いストーリー展開が話題の『王様戦隊キングオージャー』と、スーパー戦隊シリーズだけでなく、ヒーロー作品の定番をことごとく覆し、見た人をドンブラ脳に染め上げた『暴太郎戦隊ドンブラザーズ』が激突。さらに10周年を迎えた『獣電戦隊キョウリュウジャー』までもが参戦し“VSシリーズ”でついに夢の共演をはたす。10月9日にBlu-ray&DVDの発売となる『ドンブラザーズ』は、、桃井タロウ/ドンモモタロウ(樋口幸平)、猿原真一/サルブラザー(別府由来)、鬼頭はるか/オニシスター(志田こはく)、犬塚翼/イヌブラザー(柊太朗)、雉野つよし/キジブラザー(鈴木浩文)、桃谷ジロウ/ドンドラゴクウ/ドンドラボルト(石川雷蔵)、ソノニ(宮崎あみさ)、ソノザ(タカハシシンノスケ)といったメンバーに加え、名物ヒトツ鬼の忍者おじさんこと大野(榊原卓士)、ゼンカイザーブラック(声:駒木根葵汰)の出演も発表され、ほぼオールキャストがそろった。そんな中、ファンも待ち望んでいたのが富永勇也演じるソノイだった。富永は自身のXを26日に更新。「情報解禁です」と発表すると「本日より劇場公開しております『キングオージャー VS ドンブラザーズ』『キングオージャーVSキョウリュウジャー』ソノイ役として出演しています」と報告。「待ってくれていた皆様、ありがとう。よろしくお願いします」とファンに感謝していた。
2024年04月27日カラテカの入江慎也が27日、自身のX(旧ツイッター)を更新。あす28日深夜放送のフジテレビ系バラエティー『深夜のハチミツ』に出演すると伝えた。5年ぶりの地上波出演となる。入江は「明日日曜日の放送のフジテレビの深夜番組に少しだけ出させて頂きます。吉本契約解除になってから五年振りの地上波の出演になります。ほんの少しですが、またテレビに出れることを嬉しく思います。色々な方々のお気持ちに感謝致します。お時間ある方はぜひ。後輩頑張っています」としたためた。同番組は、若手芸人8組がお笑い界のTOPになるため、トップニュースになりそうなことに体当たりで挑戦する芸人サバイバルバラエティー。毎回、芸人同士が様々な企画でバトルし、累積ポイントで2カ月に一度、下位2組は新メンバーと入れ替えになる。今回の企画は「元芸能人を見つけたい!!」で、あの人は今なにをしているのかを、ハチミツ芸人たちが丸2日間あらゆる人脈を駆使して、今は芸能界を引退した“元芸能人さん”を徹底捜索し、出会った元芸能人さんの知名度をポイントに換算して順位を競う。挑戦するのは、足腰げんき教室、江戸マリー、ソマオ・ミートボール、生ファラオの4組。バトルが始まると、元俳優に元芸人、元アイドル…と、続々と元芸能人さんを見つけていくが、その中に入江の姿もあった。そのほかにも、人気アイドルグループの元メンバーから、誰もが一度は目にしたことがあるあの美少女まで、ゲストのNEWS加藤シゲアキも驚いた元芸能人さんが続々登場する。入江は2019年6月4日、週刊誌に「闇営業」騒動が報じられ、所属していた吉本興業から契約解除となった。その後は、清掃会社「ピカピカ」を立ち上げ、活動を行っている。
2024年04月27日ステューシー(STÜSSY)とリーバイス(Levi’s)のコラボレーションによるユニセックスの新作デニムウェアが登場。2024年4月26日(金)より、一部のステューシー店舗、ドーバー ストリート マーケット ギンザほかにて発売する。ステューシー×リーバイスのデニムウェア4型が登場コラボレーションでは、両ブランドの共通のルーツである“カリフォルニア”にインスピレーションを得た、レザージャケット2型と、セットアップで着られるジーンズ、レザーベルトの4つのアイテムを展開する。ホワイトレザーで仕上げたジャケット中でも注目は、ホワイトのイタリアンレザーを使ったレザージャケット。クロップド丈のボクシーなシルエットが特徴で、"Built Tough Worldwide Since 1980 "のスローガンが刺繍されたスタンプをはじめ、両ブランドの名が記された大ぶりなシャンクボタン、スクリプトロゴをあしらったカスタムのツーホースプルパッチなど、コラボレーションならではのディテールを随所に配した。ステッチのコントラスト際立つトラッカージャケットレザージャケットと同じシルエットで仕上げたトラッカージャケットは、穿き込むほどに表情が変化していくワンウォッシュのクリスピーリンスのブラックデニムを使用。ブラウン&ブラックのツートーンカラーのステッチで、コントラストを効かせている。左胸のポケット下には刺繍でスタンプをあしらっているほか、パッチとシャンクボタンには両ブランドの名を記した。セットアップ着用可能な5ポケットジーンズトラッカージャケットとセットアップでの着用が可能な5ポケットジーンズは、ジャケットと同じく、ステッチが際立つクリスピーリンスのブラックデニムを使用。左のバックポケット下に施されたスタンプをはじめ、ダブルネーム入りのパッチやボタンフライなどのディテールがあしらわれている。さらに、クラシックなウエスタンムードを纏ったレザーベルトも登場。ブラック/ブラウンを基調としたレザーに、エンボス加工でブランドロゴを施した。詳細ステューシー×リーバイス発売日:2024年4月26日(金)販売店舗:一部のステューシー店舗、リーバイスストア 京都店、ドーバー ストリート マーケット ギンザ、ステューシー公式オンライン、リーバイス公式オンライン※オンラインストア会員による抽選販売(抽選エントリー期間:~4月26日(金)23:59、当選発表:5月1日(水))アイテム:・クリスピーリンス トラッカージャケット(CRISPY RINSE TRUCKER) 31,900円・クリスピーリンス ジーンズ(CRISPY RINSE JEAN) 24,200円・レザー トラッカージャケット(LEATHER TRUCKER) 73,700円・ベルト 16,500円
2024年04月27日ケイト・スペード ニューヨーク(kate spade new york)の2024年夏コレクションより、財布などの新作小物が登場。2024年4月24日(水)より順次販売される。トロピカルな夏の新作財布&小物暑い夏にぴったりの、トロピカルなモチーフやカラーをまとった新作小物が勢揃い。たとえば、淡いグラデーションカラーのスリムウォレットには、パラソルやチェリー、ライムを立体的にあしらい、プレイフルなデザインに。ジップの引手にはリーフモチーフを配し、細部にまで遊び心を効かせている。また、ジップポケットを備えた折り財布もヴィヴィッドなグラデーションカラーに彩られたモデルがラインナップ。ミントリキュールを思わせる、爽やかなブルー&グリーンのウォレットや、フューシャピンクをベースに濃淡をつけたサンセットカラーのウォレットが登場する。さらに、パイナップルを単色プリントの総柄であしらった長財布や、グラフィカルなアーカイブモチーフ「ノエル」を明るいイエローカラーやライトブルーで配したL字ジップ付きカードケースも展開。使っているだけで、夏の気分を盛り上げてくれそうなアイテムが揃う。【詳細】ケイト・スペード ニューヨーク 2024年夏小物発売時期:2024年4月24日(水)~順次展開店舗:ケイト・スペード ニューヨーク店舗、公式オンラインストアアイテム例:・プラヤ オンブル スモール スリム バイフォールド ウォレット 24,200円・モーガン オンブル コンパクト ウォレット 31,900円・モーガン パイナップル エンボス ジップ アラウンド コンチネンタル ウォレット 39,600円【問い合わせ先】ケイト・スペード カスタマーサービスTEL:050-5578-9152
2024年04月27日皆さんは、生活のなかで思わず驚いてしまったことはありますか?この記事では、読んでいて驚いてしまうような物語とその対処法を紹介します。(CoordiSnap編集部)※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点でのものになります。※こちらのお話は体験談をもとに作成しています。不審者を通報夫と娘と暮らす主人公。ある日、娘は体調を崩していつもより早く家に帰りました。その日は夫が休みで家にいるはずでしたが、娘が帰ると家に鍵がかかっていて…。娘から助けを求められた主人公は、夫にも連絡して家に帰ることにしました。そして主人公が帰宅して、娘と一緒に家に入ることにします。そのとき、娘の部屋からカーテンを閉めるような物音が聞こえてきて…。出典:Youtube「Lineドラマ」娘の部屋に不審者がいると思った主人公は、帰って来ない夫に「警察を呼ぶわよ」と連絡。しかし、なぜか夫は「ちょっと待て」と通報を制止してきて…?読者から募集した家に見知らぬ人がいたときの対処法○警察を呼んで確認する家に見知らぬ人物がいたら、身の危険を感じてまずは家から逃げ出します。すぐに警察を呼び、家族にも念のため家にいた人物が知り合いではないか確認しますね。(20代/女性)○家の外に出る空間が限られる家の中でもし襲われたら、逃げ場がありません。自分を守るためにもすぐに家から出て、外から確認するようにします。(30代/女性)※こちらの記事はみなさんから寄せられたアンケートをもとに作成しています。
2024年04月27日アイドルグループ・AKB48の柏木由紀(32)が26日、自身のインスタグラムを更新。水着姿でキュートな“反り腰”ショットを披露した。柏木は、上目遣いの水着姿での写真を添えて「昔から反り腰が過ぎるのです」と投稿。ファンからは「かわいくてきれいでセクシー」「めっちゃセクシー」「すごい色気」などといった感想が相次いで寄せられている。
2024年04月27日この1週間、特に話題を集めたニュース記事を『ORICON NEWS』よりピックアップ。4月27日までの1週間は、次の記事が特に多くの読者に閲覧された。4月20日(土)●永瀬廉主演『東京タワー』初回から衝撃ラストに大反響「急展開すぎた」「美しすぎる」4月21日(日)●“まる子”菊池こころ、初出演第一声は「みんないっくよ!」反響もさまざま「声若いね」「違和感が無い気がする」4月22日(月)●YOASOBI、大谷翔平ら所属エージェンシー「CAA」と契約8月にアメリカ2都市で単独公演4月23日(火)●きゃりーぱみゅぱみゅ、第1子妊娠「hello my baby」「会える日を楽しみに待ってるよ」【コメント全文】4月24日(水)●MOONCHILD、4月末をもって解散「それぞれ新たな道を歩んでいく」 メンバー5人の今後についても説明4月25日(木)●SMILE-UP.、BBCに抗議文書を送付「訂正と謝罪を要請」東山紀之の発言「意図的にゆがめて放送」●モデル・鈴木サチ、第5子男児出産を報告「母子共に健康です」3684グラム&52センチの赤ちゃんの写真添え4月26日(金)●来春朝ドラ『あんぱん』ヒロイン夫役に北村匠海やなせたかしさんがモデル主演・今田美桜と夫婦に●YOSHIKI、過労で倒れ都内病院に入院検査受け休養中、予定していた撮影は急遽キャンセル
2024年04月27日お笑い芸人・藤井隆とタレント・井上咲楽が司会を務める、ABCテレビ・テレビ朝日系『新婚さんいらっしゃい!』(毎週日曜後0:55)では、28日の放送で神奈川県に住む、14歳差の姉さん女房カップルが登場する。夫は中高一貫校、妻も別の高校で英語教師を務めている。2人の出会いは13年前。なんと夫が通う高校の先生が妻だった。とはいえ当時は接点がなく、夫からの印象は「キレイな先生だな」程度で、在校中は一度も話さないまま大学へと進む。再会は、夫が母校へ教育実習に来た時だった。「当時の美貌は変わらないな」と思う夫に対し、「かわいいお猿さんみたいな子が、ちょっと大きくなったかな」と妻。指導教官は別にいたものの、英語主任だった妻にもビシバシ鍛えられ、キツい教育実習は幕を閉じたという。これにはMC2人も「全然ドラマ進まへん!」とヤキモキする。3回目の出会いは夫の大学卒業後。母校に就職し、妻が担任するクラスで副担任となったことで、一気に距離が縮まっていく。キビキビと仕事をする妻は、クラス運営もキッチリしていて、厳しさもある。一方、女子バレー部の顧問も務めていた妻は、部活の時間になるとスーツからジャージに着替え、髪を一つに結んで指導へ。その姿にギャップ萌えする夫。サーブを打つ様にも心惹かれ、恋心が芽生えたという。そこから夫が大胆に急接近。中間テストが終わった5月、「お疲れさま会をやりましょう」と妻を食事に誘う。妻は後輩からの誘いをうれしく思うも、「先輩におごってもらいたいのかな?」と想像していたが、実際は夫がご馳走してくれたことに驚いたとのこと。2人の話題は尽きず、しばしば食事に行くように。そこで夫は12月、県内さがみ湖のイルミネーションを「一緒に見に行きませんか」と妻を誘う。一緒にいるのは楽しいので、妻も快諾。夫の車で着くと、まさにロマンチックな光の世界だった。見上げれば観覧車があり、夫はそこでの告白を決意。しかしひよってしまい、たわいもない世間話で1周が終わった。「こんな最高の場所で…!」と悔やむ夫。さすがに今日言わなければと、妻を家に送り届けたタイミングで告白したが、結果は「ごめんなさい」。年齢差も上下関係もあり、妻は夫との恋愛を想像できなかったという。翌日の月曜。明らかに落ち込んでいる夫は、妻と目も合わさない。しかし以前、栃木県の日光東照宮にも行こうと約束していたことを夫が思い出す。再び誘うと、妻もこの気まずさを取り繕いたいとOKする。妻はリセット旅行のつもりだったが、夫にとってはセカンドチャンス。現地では「キレイな湖などの場所がなかった」という謎の理由で告白を断念しつつも、帰りの特急列車で窓からキレイな夜景が見えてきたことで決行。これにはMC2人も「キレイな景色ありきって何!?」とあきれはてた。とはいえ結局、2回目の告白も失敗に終わる。一向に進まない2人の恋物語は、この後どのようにして結婚へとたどり着いたのか。それは予想をはるかに超える、冬のミラノでの大逆転劇だった。
2024年04月27日関西で“ロケの神様”として活躍するタレントのタージンが、GAORA SPORTSで29日放送の「北海道日本ハムファイターズvsオリックス・バファローズ」(後0:30~)に登場する。タージンがプロ野球中継副音声に出演するのは、今回が初めて。ファイターズ出身の“超人”糸井嘉男氏と異色コンビを組み、エスコンフィールドHOKKAIDOからの生中継を熱く盛り上げる。■タージンコメントこのたび、わたくしタージンが初めてのプロ野球中継副音声に出演いたします。いやぁー本当に楽しみであります。なんと、ロケではなく、エスコンフィールドに乗り込んでの生中継というじゃありませんか!放送席やバックネット裏からの生中継、興奮せずにはいられません。そして、なんとコンビを組むのは、あの糸井嘉男さんと聞いております。なおさら楽しみです。「超人・糸井」との生中継!皆さんお楽しみに!
2024年04月27日川西拓実(JO1)と桜田ひよりがW主演を務める、映画『バジーノイズ』(5月3日公開)の主題歌「surge」が29日より配信されることが27日、わかった。○■JO1 川西拓実が歌う映画『バジーノイズ』主題歌「surge」主演を務めた川西が、清澄 by Takumi Kawanishi(JO1)というアーティスト名で自身初のソロ曲として配信する楽曲「surge」。映画公開に先駆けてリリースされる「surge <single edit>」は、劇中で流れる主題歌とは異なり、新たに再アレンジした配信シングル限定バージョンとなっており、撮影後、同曲の制作を担当したYaffleが監修をしながら川西の歌唱を再収録し、さらに映画とは異なるミックスを行なった。インタビューで、川西は「『surge』は清澄や登場人物すべての思いが詰まっているような、本当に素敵な詩と曲。今っぽい言葉で言うなら、とっても“エモい”と感じる様な楽曲。Yaffleさんとの曲作りも本当に最高でした。僕にとって大切な曲です」と語っている。そして、カップリング曲は川西が「清澄が作っていたかもしれないデモ楽曲」という事をイメージして作詞作曲し、自らDTMで作成したオリジナルソング「Heaven」。川西が自宅の部屋で誰の手も借りずにひとりでコツコツと制作したという同曲は、劇中には登場しないものの、メロディの一部が映画内のあるシーンで流れ、映画と共に曲を聴くとより楽しむことができるようなスピンオフ的な楽曲となっている。(C)むつき潤・小学館/「バジーノイズ」製作委員会【編集部MEMO】映画『バジーノイズ』は、むつき潤氏による同名コミックの実写化作。マンションの住み込み管理人をしながら、「音楽を奏でること」だけを生きがいにしている清澄(川西拓実)は、人と関わることを必要とせずシンプルな生活を送っていたが、ある日上の部屋に住む女性・潮(桜田ひより)から、毎日音漏れしていた清澄の音楽を楽しみに聞いていたと打ち明けられる。そして潮が投稿した何気ない演奏動画によって、自分の音楽を誰かに聴かせようなどと思ってもいなかった清澄の世界が大きく変わっていく。監督はドラマ『silent』を手掛けた風間太樹氏が務める。
2024年04月27日マリメッコ(Marimekko)の2024年春夏コレクションから、新作ニットバッグが登場。2024年5月2日(木)より順次全国のマリメッコストアほかにて発売される。「ウニッコ」柄やストライプ柄の新作ニットバッグ今回登場するのは、アイコニックなプリント「ウニッコ」柄と、ヴィヴィッドカラーが目を惹くニットバッグシリーズ。オレンジ×ピンクのヴィヴィッドな色彩が目を惹く「ウニッコ」柄、ブルー×グリーンのストライプ「メリロスヴォ」柄の2種類が、それぞれのバッグにあしらわれて展開される。ラインナップするのは、ちょっとしたお出かけに持ちたいコンパクトなハンドバッグ、便利な取り出し口のファスナー付きで、肩にすっきりとかけられるショルダーバッグS、開閉の間口が広く、広めのマチ幅で大容量のショルダーバッグLの全3型。いずれもボディにハリ感があり、型崩れしづらく軽量なのがポイントだ。ショルダーバッグLは、開閉口をリボンで結ぶことができるので、開閉口が広がりすぎずすっきりと収納することができる。【詳細】マリメッコ 新作ニットバッグ発売日:2024年5月2日(木)販売店舗:全国のマリメッコストア、各オンラインストアアイテム:・ハンドバッグ 28,600円・ショルダーバッグS 31,900円・ショルダーバッグL 47,300円※インポート商品のため入荷が遅れる場合あり。【問い合わせ先】ルック ブティック事業部TEL:03-6439-1647
2024年04月27日お供え物の野菜を焼いたり炒めたりしないよう義姉に忠告する主人公。義姉はわかっていると言うと、主人公にリビングでゆっくりしているように言います。主人公は心配でしたが義姉に任せることに。それから10分後、やはり心配になった主人公は義姉の元へ向かいます。お供え物の野菜が入った箱が空になっているのを見て、嫌な予感がした主人公…。青ざめる主人公うっかりしていたと言い出す義姉嫌な予感が的中出典:エトラちゃんは見た![nextpage title="00K0c0f0D0j0L00JO0Hri"]わかっていながらお供え物を炒める夫も気になってキッチンへ夫も気づく出典:エトラちゃんは見た![nextpage title="[ 0W0]0F0jT00W0f0D0"]嬉しそうな顔をしている義姉夫が怒鳴りつける義姉が嫌っているのは主人公出典:エトラちゃんは見た![nextpage title="[T0`0K00h"]美容部員だからしつけていると言う出典:エトラちゃんは見た!【次回予告】主人公がお供え物の野菜をどうしたかと義姉に尋ねると、義姉はうっかりしていたと言いました。義姉はわざとお供え物を炒めていたのです。騒ぎを聞きつけキッチンに来た夫が、どうしてこんなことをするのかと怒鳴りました。すると義姉は、主人公のことが嫌いなのだと言い出します。美容部員という仕事が気に食わず、調子に乗らないようにしつけていると言うのです。イラスト:エトラちゃんは見た!※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点でのものになります。
2024年04月27日