来年1月放送予定のTBS新金曜ドラマは、宮藤官九郎脚本・阿部サダヲ主演の「不適切にもほどがある!」に決定。さらに仲里依紗、吉田羊、磯村勇斗も出演することが分かった。宮藤官九郎が脚本を手掛ける本作は、昭和のダメおやじの不適切発言が、令和の停滞した空気をかき回す、意識低い系タイムスリップコメディ。阿部さん、宮藤さんと本作のプロデューサー・磯山晶が組んだTBSドラマは「池袋ウエストゲートパーク」(2000年)、「木更津キャッツアイ」(2002年)、「タイガー&ドラゴン」(2005年)と、今も愛される作品ばかり。「タイガー&ドラゴン」から19年の時を経た令和の時代で3人が新たな作品を生み出していく。なお、阿部さんと宮藤さんが主演と脚本としてコンビを組むのは民放ドラマでは今作が初となる。TBSドラマにレギュラー出演するのは金曜ドラマ「恋する母たち」ぶりとなる阿部さん。本作で演じるのは、ひょんなことから1986年から2024年の現代へタイムスリップしてしまう“昭和のおじさん”小川市郎。中学の体育教師であり、野球部の顧問で、“地獄のオガワ”と恐れられている市郎は、言葉遣いが荒く、不適切な言動を繰り返す。一方で、妻を病気で亡くしており、家では一人娘の非行に手を焼く普通の父親でもある。しかし、そんな市郎の極論が、コンプラで縛られた令和の人々に考えるきっかけを与えていくことに。妻を亡くした市郎とその一人娘、そしてタイムスリップしたことで出会う人々との絆を描くヒューマンコメディでもある。令和で出会うシングルマザー・犬島渚を演じるのは仲さん。時空を超えて出会った市郎と渚がどのような関係性を築いていくのかも大きな見どころのひとつ。そして市郎と同じ86年に生き、とあるアイドルに心酔するあまり、その身なり言動すべてを完コピする、“ムッチ先輩”こと秋津睦実を磯村さんが演じる。昭和に残された市郎の娘が密かに想いを寄せる相手だ。市郎とは逆に、2024年から1986年に息子と共にタイムスリップする、社会学者の向坂サカエ役で吉田さんが出演。サカエは性差別やジェンダー問題の論者としてメディア露出もしているフェミニズムの旗手。令和時代の代弁者として、市郎たち昭和の人間の破天荒さにするどくツッコんでいく役を担う。なお、吉田さんと磯村さんが宮藤さん脚本の作品に出演するのは今作が初となる。コメント全文・阿部サダヲ2020年以来のTBSドラマへのレギュラー出演ですし、宮藤さんが脚本のドラマも久しぶりなので、お話をいただけてうれしかったです。脚本を読んで、宮藤さんはやっぱり面白いことを考えるなと思いました。挑戦するところもあるドラマで、今の時代だからできるようなドラマになるだろうと思っています。今回演じる小川市郎という役は、昭和を知っている方たちが見ると「懐かしい。こういう人いたな」と思うような体育教師なので、僕自身もそういう先生いたなと思いながら役作りをしていこうと思っています。そして、今の時代の方々にも「こういう人っていていいんじゃないか」と思わせてくれるようなキャラクターになれたらいいなと思っています。皆さん(仲、吉田、磯村)とは2020年の金曜ドラマ「恋する母たち」でも共演していて、色んな役を演じられる方たちなので、今回もどういう芝居になるのか、今から撮影が楽しみでしょうがないです。昭和を生きてきた方たちが楽しめるのはもちろん、平成から令和を過ごしている若い方たちにも「こんな時代があったんだな」「こんな時代もかっこよかったな」と思っていただけるようなドラマになると思いますので、ぜひ楽しんで観ていただければと思います。・仲里依紗「恋する母たち」以来、本当にお久しぶりなみなさまと共演できるということで、前もあたたかい現場だったので、今回も撮影がすごく楽しみです。ポスター撮影のときから「絶対面白くなるな」っていう確信が持てました(笑)。私の役どころは、2024年で市郎さんに出会うシングルマザーでバラエティ番組のAPさんです。私もシングルマザーではないですけど母親なので、ちょっと共感しながら演じられる部分があるのかなと思っています。脚本を読んで、本当に読む手が止まらなくて…。まだ言えないんですけど、「どうやって撮るの?」とすごくワクワクするシーンがいっぱい組み込まれていました。今から撮影が楽しみでもあるし、上手にできるかなというプレッシャーもすごくあります(笑)。すごく元気をもらえるドラマになると思っています。昭和・令和それぞれの世代の方たちが見てもプラスな気持ちになれる、みんなの笑顔につながるようなドラマになればいいなと思っています。頑張ります!・磯村勇斗またみなさまと共演できるのですごく楽しみです!宮藤官九郎さん脚本の作品に参加するのは初めてなので、そこも含めて今からワクワクしています。この時代だからこそ描けるテーマに、宮藤さんの生み出す掛け合いや言葉がすごく面白いので、自分の役がこれからどうなっていくのか楽しみです。「この表現どうするんだろう?」と思う部分もあって、僕らも挑戦的なことをするやりがいのある3か月になりそうだなと思っています。僕の役は、昭和の1986年に生きていて、あるアイドルに憧れているという人物・・・もうそれ以上言えることはないです(笑)。役を通して昭和の時代を体験できるというのも楽しみです。日々、悶々としていたりちょっと悩んでいたり、そういったものが吹っ飛んでいくようなドラマになっていくと思います。登場人物みんなが個性的ですごく魅力的なので、たくさん笑って楽しんでもらえたらうれしいです。・吉田羊宮藤さん脚本のドラマは好きで拝見していたので、選んでいただけてうれしい気持ちでいっぱいです。私が演じるのは令和時代を生きるフェミニストの社会学者です。令和の正義を振りかざしながら市郎さんに斬り込んでいく役どころ。そして、それはきっと視聴者の方の目線と近くなると思うので、私を通して視聴者の方はこのドラマをご覧になっていく、そういう存在になるのかなと思っています。この4人は「恋する母たち」で共演をしたメンバーなので、配信でサイドストーリーをやるのかなと思ったほど(笑)。緻密な計算したお芝居もできる一方で、アドリブで爆発する瞬間的なお芝居もできる方々なので、シーンが膨らんでいくのもすごく楽しみです。令和と昭和を行き来するかなりハチャメチャなドラマですが、非常に面白いです。令和という時代に、その感性を持って生きながらも「でもこれってどうなんだろう?」って思ってらっしゃるような方がいたとしたら、それにほんの少し、もしかしたらヒントをくれるようなドラマになるかもしれません。ぜひ最後までご覧いただけたらと思います。・脚本:宮藤官九郎阿部くんも僕も53歳。思春期に『夕やけニャンニャン』と『毎度おさわがせします』と『ビートたけしのオールナイトニッポン』で倫理観を設定され、不適切に不適切を塗り重ねて生きてきた世代にとって、日々アップデートを強いられる令和はなかなか生きづらい。「昔は良かった」なんて口が裂けても言いたくない。昭和もそこそこ生きづらかったし、戻りたいとは思わないけど、あの頃の価値観を「古い」の一言で全否定されるのは癪なんです。だって楽しいこともあったし、大人が自由で元気だったし、若者は携帯電話を使わずに友達と待ち合わせできてたし、カセットテープのレーベルを自己流でレタリングするのに命かけてたし。そんな瑞々しく甘酸っぱい記憶を無かったことにはしたくないし、「知らねーし」の一言で片付けてほしくない。だからこんなドラマを考えました。市川森一先生がご存命だったら、こんなタイトルを付けたんじゃないでしょうか。『正しいのはお前だけじゃない』自分と違う価値観を認めてこその多様性。第1話を読んだ関係者から「スカッとした」「痛快です」「溜飲が下がった」などの感想を頂きましたので、おそらくそんな肌触りのドラマになると思います。仲里依紗さん、磯村勇斗くん、そして吉田羊さんが、持ち前のコメディセンスで多少の不適切は笑いに転化してくれそう。楽しみです!宮藤でした。・プロデュース:磯山晶常日頃、出来るだけ適切な言動を心掛けています。特に、高いコンプライアンス意識が必要とされる昨今は、ますます自分の言動が気になってしまう毎日です。だから「昭和から来たおっさん」が、自分の発言のリフレクションを恐れず、傍若無人に意見を言うことで、令和の人々が「今はそんなこと言っちゃダメなんだよ!」と呆れながらも「でもそれってちょっと真理ついてるかも」と考えるきっかけになるような物語を作りたいと思って企画しました。そんな昭和の意識低い系主人公・小川市郎を阿部サダヲさんに演じてもらえることになり、心の底から楽しみです。阿部さんだったら、今は言っちゃダメだけど、本当はちょっと言ってほしいことを言っても許されるキャラクターにしてくれるはずです。阿部サダヲさんという役者を一番光らせるのは、宮藤官九郎脚本だと心から思うし、そんな阿部さんと宮藤さんの信頼関係のフルスイングを間近で見られるなんて幸せです。仲里依紗さん、磯村勇斗さん、吉田羊さんという人気と実力を兼ね備えた役者陣の振り切った演技にもご期待ください。市郎さんがどんな極論を言っても、驚いたり、癒やされたり、突っ込んだりしながら3人が全てを受け止めてくれると信じています。コメディだとか時空を飛ぶとか関係なく、4人の名優が織りなす演技の丁々発止を楽しんでいただけたらうれしいです。今、この世に生み出すべき作品となるよう、精一杯頑張りますので、何卒よろしくお願いいたします。「不適切にもほどがある!」は2024年1月、毎週金曜日22時~TBSにて放送予定。(シネマカフェ編集部)
2023年10月27日A24が2024年6月に出版されるルフィ・ソープの小説「Margo‘s Got Money Troubles(原題)」のドラマ化権を獲得した。ドラマ化にあたり、ニコール・キッドマン、ダコタ&エル・ファニング姉妹が製作総指揮を務めるという。「The Hollywood Reporter」が報じた。共同脚本家の一人としてニコールと「ビッグ・リトル・ライズ」でタッグを組んだデヴィッド・E・ケリーが契約交渉中とのこと。ニコールはエルと『The Beguiled/ビガイルド 欲望のめざめ』で共演、ダコタとドラマ「The Perfect Couple(原題)」で共演するなど、それぞれにつながりがある。小説の主人公は、レストラン「Hooters」のウェイトレスの母と、元プロレスラーの父との間に生まれたマーゴ・ミレー。常に「だれの助けも借りず一人でやっていかなければ」と思っているタイプの人間。進学先の短大で教授と関係を持ち、若くして妊娠し、20歳でシングルマザーになる。乳飲み子を抱えるマーゴはとにかくお金が必要だった。そんな時、疎遠だった父と再会。元プロレスラーの父の助言を受け、OnlyFans(お金を稼げるSNS)で大成功を収めることになる…という物語。A24は今作のドラマ化権をめぐって10社近くと争奪戦を繰り広げ、勝ち取ったという。A24×プロレスといえば、公開待機作にザック・エフロン主演『The Iron Claw』もある。(賀来比呂美)
2023年10月26日京都シネマと自主上映や配給などを行うグッチーズ・フリースクールが、月に一度の映画上映イベントを行う「きょうとシネマクラブ」を発足し、毎月1週間限定で、未公開映画や視聴困難な作品でありながら、こんな時代だからこそ見たい映画を上映。12月8日(金)から開催される第1回イベントでは「女性と映画」を特集する。-きょうとシネマクラブについて-コロナウイルスの感染拡大などによる映画観劇人口の減少や、様々な時代の変化でミニシアターの経営はますます苦しくなり、また、知名度が低い映画や小規模な作品は、その内容にかかわらず、上映される機会がだんだんと減っている現在。そんな厳しい状況だからこそ、映画館の個性を活かした独自のプログラムとミニシアターならではのチャレンジングな企画を始めようと思い立ち、京都シネマとグッチーズ・フリースクールがタッグを組んで「きょうとシネマクラブ」を発足。規模や知名度、新作、旧作にこだわらず、いまこそ見たい映画作品を上映し、これまであまり語られることのなかった、あるいは途切れてしまった映画の可能性を楽しく考えていく、そんなシネマクラブを目指す。『ガールフレンド』そんな「きょうとシネマクラブ」の第1回目の特集は「女性と映画」。女性監督の作品だけでなく、女性と関連が深いサブジャンル映画も公開する。12月8日-12月14日『ラブレス』『ハート・ロッカー』で史上初の女性アカデミー賞監督賞受賞者となったキャスリン・ビグロー監督(モンティ・モンゴメリーと共同監督)の長編映画デビュー作品かつ、『アメリカン・サイコ』『スパイダーマン』でお馴染みのウィレム・デフォーのデビュー作を日本劇場初公開。現代アーティストと映画監督の2つの顔を持つビグロー監督にとって、本作『ラブレス』はアートの世界と映画製作のギャップを埋めるつなぎのようなものだったと後のインタビューで語っている。1959年のアメリカ南部の閉鎖的な田舎町を舞台に、突然現れたヴァンスたちという異分子が、住民たちの平凡な日常に不穏な緊張感を漂わせていく様子が描かれる。ウィレム・デフォーは主人公ヴァンスを演じている。不良バイカー集団のリーダーとして強い男性像を演じながら、内面の動揺を繊細に演じた。凶暴性と繊細さを合わせ持ち、独特の色気を放つ(悪としての)キャラクターはその後のウィレム・デフォーの代表的な特徴の1つとなり、『ストリート・オブ・ファイヤー』(1984)や『L.A.大捜査線/狼たちの街』(1985)でも圧倒的な存在感を示すこととなった。町の娘テレナ役のマリン・カンターはどこか影のある少女を好演。その後、ロバート・ダウニー・Sr監督のコメディ作品『ストレンジ・ピープル』(1990)への出演を最後に俳優を引退。本作は数少ない出演作の1つとなった。1月5日-1月11日『青春がいっぱい』全寮制カトリック女子校を舞台とした思春期にある女性の心の機微を描いた『青春がいっぱい』。監督のアイダ・ルピノは多くのTVシリーズと映画で監督を務め、女性として史上2人目の監督組合入りを果たした。1930年代にイリノイ州シカゴ近郊のカトリック校で過ごした自身の高校時代を描いた、ジェーン・トラヒーの1962年のベストセラー「Life with Mother Superior」が原作。入学当初は修道女たちがなぜその道を選んだのか理解ができないメアリーだったが、彼女たちの愛や寛大さ、献身の心に触れ次第に感化されていく様子が描かれる。ヘイリー・ミルズは、豊かな感情表現で思春期の微妙な心の変化を瑞々しく演じた。アカデミー賞子役賞を受賞するなど、それまでは子役スターとしてディズニー映画への出演が多かったヘイリー・ミルズにとって、本作はコメディ俳優としての出発点となった。修道院長役のロザリンド・ラッセルは、ゴールデン・グローブ賞を5回、トニー賞を受賞するなど映画と舞台の両方で活躍した俳優。自身もカトリック学校に通った経験をもち、厳しくも愛のある修道院長を好演している。2月『ガールフレンド』ミシェル・ウィリアムズがお気に入り映画のひとつとして挙げ、都会派女性映画として伝説的な作品として名高い『ガールフレンド』。ニューヨーク出身の監督・俳優であり、フリーランスのカメラマンとしても活躍、数多くのドキュメンタリーの製作を手掛けたクローディア・ウェイル監督による本作は、グレタ・ガーウィグやレナ・ダナムなど多くの女性映画製作者らに多大な影響を与え続けている。ヴィッキー・ポロンとの共同脚本は、ウェイル監督自身の体験に基づくもの。自身もカメラマンとして活動していた時期があるなど、主人公スーザンと重なる点も多い。夢を追いかけながらも、周りの同年代女性の成功や結婚が気になってしまう揺らぐ心の内をリアルに描いている。資金不足のために完成までに3年の月日を要するなど製作には困難が伴ったが、公開後は女性の友情や大都会で成功を夢見る若い女性をテーマとした作品の先駆けとして高い評価を得る。1978年、本作はロカルノ国際映画祭で銅豹賞(最優秀女優賞)、トロント国際映画祭でピープルズ・チョイス賞を受賞した。1979年、ダヴィッド・ディ・ドナテッロ賞でダヴィッド特別賞を受賞。同年、ゴールデン・グローブ賞と英国アカデミー賞にもノミネートされた。3月『天使の復讐』『プロミシング・ヤング・ウーマン』を彷彿とさせる、レイプリベンジもののカルト作品。監督はニューヨーク・ブロンクス出身の鬼才アベル・フェラーラ。性犯罪の被害者となった主人公が男への復讐を果たしていく。当初は自分を守るために仕方なく殺人を犯す主人公であったが、徐々に殺しへの強い意志をもって街に繰り出すようになる。その姿は男を殺すという使命を背負った戦士を思わせる。内面の変化を表すように、気弱で化粧っ気のなかった主人公が、バッチリと化粧をして刺激的な服装に身を包んだ姿は、まるで別人のような美しさを放つ。また、自らの正義を果たすために殺人をも犯してしまうという人物像は、本作がインスパイアを受けているとされる『狼よさらば』(1974)、『タクシードライバー』(1976)に共通している。エキゾチックな顔立ちで独特な存在感を示すゾー・タマリスは当時17歳で、本作がデビュー作。彼女はフェラーラ監督の実生活のパートナーでもあり、俳優のほかに音楽家・政治活動家としても活動していたが、その後、深刻な薬物中毒となり、37歳という若さでこの世を去った。作品には劇場公開時に厳しい批評が多かったものの、現在ではアンダーグラウンドやインディペンデント映画のファンの間で高く評価されている。「きょうとシネマクラブ」第1回「女性と映画」は12月8日(金)より京都シネマにて上映。料金:1,500円※サービスデー適応外(シネマカフェ編集部)
2023年10月23日木南晴夏が主演を務める「セクシー田中さん」の1話が10月22日に放送。原作の世界を丁寧に描いているドラマに「原作好きだから楽しみにしていたけど、ドラマも良かった」や「涙が零れた」の声が上がっている。「砂時計」や「Piece」など人気作品を多数執筆している漫画家の芦原妃名子の同名漫画が原作の本作は、正反対なタイプの2人の女性が出会いポジティブな化学反応を起こしていく物語。昼間は地味なOLだが夜はベリーダンサーとして活躍する主人公・田中さんを木南晴夏、田中さんの同僚で生きづらさを感じている愛され女子・倉橋朱里を生見愛瑠、女性に対して偏見まみれのサラリーマン・笙野浩介を毎熊克哉、朱里の大学時代の友人・仲原進吾を川村壱馬が演じている。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。田中京子(木南晴夏)は、仕事は完璧だが地味なアラフォーOL。友達も恋人もできたことがなく、社内では変人扱いされていた。しかし彼女の同僚の派遣OL・倉橋朱里(生見愛瑠)は、田中さんの雰囲気がどこか変わったことに気が付く。そんな朱里は若くて可愛いことにしか自分の市場価値はないと焦り、そこから抜け出すこともできずに、合コンに明け暮れていた。しかし、合コンで出会った商社マンの笙野浩介(毎熊克哉)からは「絶対遊んでる」とレッテルを張られ、大学時代の友人・仲原進吾(川村壱馬)からは「友達」という言葉を盾に便利に扱われてしまう。そんなある日、モヤモヤした思いを抱えたまま立ち寄ったペルシャンレストランで、朱里はエキゾチックなベリーダンサー・Saliに一目惚れ。すっかり彼女の踊りに魅了された朱里だが、実はSaliの正体は、田中さんで――というのが1話の展開。Saliの正体を知った朱里は、田中さんのギャップにますます引き込まれていく。そんな彼女に最初は会社で正体をバラされるのではないかと心配していた田中さんも、いつしか彼女の存在に慣れ、逆にいないことが気になるように。また、ベリーダンサーとして活動する田中さんのかっこよさに背中を押してもらった朱里は、3年前に一度だけ肉体関係を持つも友人という言葉で便利に扱われてきた進吾に、ついに自分の気持ちをぶつけ、友人関係を解消。そんな進吾との関係を断ち切った朱里が田中さんのダンスを見ながらヒラリークリントンの演説を思い出し涙を流すシーンでは、「ヒラリークリントンの演説はもちろん芦原先生が原作に描いているのだけど、ドラマのめるるさんの演技が素晴らしかった」や「涙の流し方も本当に自然で感情が伝わってくる」など生見愛瑠の演技に対し絶賛の声が上がっている。また一見正反対のタイプに見えながらも、お互いの存在がプラスになる田中さんと朱里の関係に、SNSでは「2人のヒロインの関係が好き」や「誰かにどう見られるかなんて関係なくって、自分がやりたいことをやることで、どんどん背筋が伸びていく田中さんとそれを追っかける中で自分を見つけていく朱里ちゃんの関係性が大好きなの!!」の声が。またドラマを視聴した原作ファンからは、「原作好きで何回も読んでて、話もセリフも全部知ってるのに「曲がった背筋を伸ばそうと思ったんです」で涙が零れた」や「原作も読んでるけど、ドラマはメッセージがストレートで良い」「すごく原作大切にしつつ実写のための改変も入れててバランスいいですね」など、原作を大切にしたドラマ作りに評価の声が上がっている。主演を務める木南晴夏の演技にも「地味なアラフォーOLとベリーダンサーのギャップにビックリ」や「何がいいって木南晴夏が最高なんだわ」「木南さんのベリーダンスも綺麗すぎるし1時間あっっという間だったー」など絶賛の声が上がっている本作。次週はどんな展開が待ち受けるのか、期待が高まる。【第2話あらすじ】会社では地味なOLながら、ベリーダンサーという裏の顔を持つ田中さん(木南晴夏)のファンになった朱里(生見愛瑠)は、田中さんと同じベリーダンス教室に通うことを決意する。しかしMiki先生(高橋メアリージュン)の指導でレッスンを開始するも、田中さんのようにセクシーに踊るまでの道のりはかなり遠そう。そんなある日、以前スーパーで偶然知り合った田中さんからペルシャ料理店「Sabalan」のフェセンジュンが絶品、と聞いた笙野(毎熊克哉)が店にやって来る。しかしセクシーなダンサーの正体が田中さんだと気づいた笙野は、ドレス姿の田中さんに「おばさん」「痛々しい」と無神経な言葉を投げつける。それに対し田中さんは気にしない素振りを見せるが、朱里は笙野への復讐を誓い――。「セクシー田中さん」は毎週日曜22時30分~日テレ系にて放送中。(シネマカフェ編集部)
2023年10月23日茨城県のシネマサンシャイン土浦でIMAXレーザーの導入が決定し、映画『ゴジラ-1.0』がそのオープニング作品となることが明らかになった。IMAXレーザーは、IMAXシアター専用にゼロから設計されたシアターで、より鮮やかで明るく、深みあるコントラストの超高解像度映像の4Kレーザー投影システムとリアルで圧倒的な臨場感のある音を再現する12chサウンドシステムで、これまでとは違う映画体験ができるプレミアムシアター。鑑賞料金は、IMAXが通常鑑賞料金に+700円、IMAX3Dは+1,200円となる(※IMAX3D専用メガネ持参の場合+1,000円、各種サービスデイ時はサービスデイ料金にIMAXレーザー特別料金を加算した金額)。『ゴジラ-1.0』オープニング作品は、山崎貴監督による『ゴジラ-1.0』で、11月3日(金・祝)オープンとなる(※11月4日は土浦全国花火競技大会のため休館)。また、10日(金)公開の『マーベルズ』もIMAXレーザーで公開予定だ。(シネマカフェ編集部)■関連作品:ゴジラ-1.0 2023年11月3日より全国東宝系にて公開©2023 TOHO CO.,LTD.マーベルズ 11月10日(金)全国劇場公開©Marvel Studios 2023
2023年10月21日ムロツヨシ主演「うちの弁護士は手がかかる」の2話が10月20日オンエア。ムロさん演じる蔵前の“ドラマネタ”が注目を集めている。30年にわたり人気女優を支えてきた敏腕芸能マネージャーが、突如解雇されたことをきっかけに新人弁護士のパラリーガルになる…という育成型リーガルエンターテインメントである本作。人気女優・笠原梨乃のマネージャーだったが、突然クビを言い渡され、落とし物を届けたことから若き弁護士・天野杏のパラリーガルとして、彼女をサポートしていくことになる蔵前勉役にムロさん。超エリートながら人とのコミュニケーションが苦手で、弁護士として全く成果を出せずにいる天野杏役には平手友梨奈。天野とはいつも口論が絶えない彼女が所属する香澄法律事務所所長・香澄今日子役に戸田恵子。天野法律事務所に所属する努力家の熱血弁護士・山崎慶太役に松尾諭。同じく天野法律事務所のやり手弁護士・辻井玲子役には村川絵梨。パラリーガルの大神楓役に菅野莉央。ポンコツパラリーガルの岩渕亮平役には日向亘。蔵前の悩みを聞いて励ましてくれる良き相談相手の安藤カオリ役に安達祐実。杏の姉・さくらの部下・海堂俊介に大倉孝二。天野法律事務所所長の天野さくらに江口のりこといったキャストも共演。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。2話では杏のもとを若宮翔子(有森也実)が訪ねてくる。彼女は杏の中学時代の同級生・若宮円(渡邊圭祐)の母親で、円は息子からの依頼として人気動画配信者の合田修吾(曽田陵介)を訴えたいと杏に告げる。若宮は合田を中心としたクラスメートたちから酷いいじめに遭ったことが原因で、中学1年の途中から不登校となり、それから7年間、一度も外に出られないのだという。いじめの裁判は難しいと同僚たちから言われる蔵前と杏だが、円が“葬式ごっこ”のいじめを受けていたことを知り、合田たちを訴えようと動き出す。結局円は訴えることを辞めるが、合田たちから謝罪を受け、外に出て新たな人生を歩み始める…というストーリーだった。前回に続く“和解ラスト”に「前回同様、勝ってはいないが、被害者にとっての落としどころを満たす締め方でしたね」「最終的には蔵前さんによって理想と現実の間のところで解決策を探り実行することになっている、というのが結構リアルだな…と思う」「法廷で派手に争って白か黒かというドラマが多い中、このドラマの在り方の方がリアルでは多いんやろな」などといった反応多数。またムロさん演じる蔵前が繰り出す、ドラマ「GTO」をはじめ「振り返れば奴がいる」「古畑任三郎」など人気ドラマにまつわるネタにも「鬼塚先生って何度も言ってるの、なんか嬉しかった」「GTO世代には突き刺さりまくりw」「毎回、フジのドラマのパロディ入るのかな?(笑)」等々、懐かしさを感じる視聴者が続出している模様だ。【第3話あらすじ】香澄法律事務所所長の今日子が、情報番組の法律相談コーナーに出演。実はこのテレビ出演、杏を売り込むために蔵前が仕込んだものだった。おかげで事務所に法律相談の依頼が殺到する中、私立小学校に通う10歳の少年・樋口翔(三浦綺羅)がやってくる。翔は、父親が母親を殴って警察に逮捕された傷害事件の弁護を依頼する…。「うちの弁護士は手がかかる」は毎週金曜日21時~フジテレビにて放送中。(笠緒)
2023年10月21日志尊淳と高橋文哉がW主演を務める「フェルマーの料理」第1話が10月20日より放送開始。怒涛の展開と次々繰りだされる料理に「凄いドラマが始まった」とSNSが盛り上がっている。本作は、数学者を志すもその道を挫折した天才数学少年が謎多きカリスマシェフと出会い、「料理の世界」に導かれ数学的思考で料理という難題に立ち向かっていく青春ストーリー。天才数学少年・北田岳を高橋さんが演じ、謎多きカリスマシェフ・朝倉海を志尊さんがそれぞれ演じる。また、岳の父親・北田勲役の宇梶剛士、「K」の副料理長・布袋勝也役の細田善彦、「K」唯一の女性シェフ・蘭菜役の小芝風花が出演するほか、仲村トオル、及川光博、高橋光臣、宮澤エマ、白石聖、板垣李光人ら豪華キャストが共演する。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。名門ヴェルス学園に通う天才数学少年・北田岳(高橋文哉)の夢は、数学者になることだった。しかし、数学オリンピック選考会でライバルの圧倒的な実力を目の当たりにした岳は、自分が偉大な数学者にはなれないことを悟ってしまう。初めての挫折をした岳は、虚ろになりながら学食のバイトで何気なく賄いを作っていた。その姿を見た料理界のカリスマ・朝倉海(志尊淳)が声を掛ける。自身が経営する二つ星レストラン「K」でヴェルス学園の理事長・西門景勝(及川光博)がパーティーを開くことになり、その打ち合わせに来ていたのだった。余った食材で作ったと言いながらも、計算され尽くした岳の賄いのナポリタンに衝撃を受けた海は、自身もナポリタンを振る舞い、岳もまたその完璧な味に「こんなの初めてだ」と驚愕する。その矢先、同級生の魚見亜由(白石聖)から「退学命令が出ている」と連絡が入る。特待生の岳が数学オリンピックを辞退して名門校の名を汚したことに理事長が激怒したのだ。これまで援助した費用450万円を即刻支払うように言われたうえに「失敗作」と罵られた岳。しかし、東京大学への進学を期待している最愛の父・北田勲(宇梶剛士)のためにも退学になるわけにはいかない。窮地に立たされた岳に対し、海が「料理人になるんだ」「お前の数学の才能は料理のためにある」といわれるが…というのが第1話のストーリー。冒頭からの怒涛の展開に「緊張感やばい」「引き込まれた」と絶賛する声があがった。さらに、岳と海のナポリタンや次から次へと繰りだされる料理の数々に「明日は絶対ナポリタン食べる」「お腹空く」という声も。西門主催のパーティー当日、海は岳にナポリタンを作らせる。岳はこれまで自分が当然のようにやっていた事と海のナポリタンを食べた時に見えた数式をかけ合わせ、これまでにないナポリタンを作り出した。メインディッシュにナポリタンを提供した海に対し「冗談はやめていただきたい」と言っていた理事長だったが、その味に自身も衝撃を受け、ゲストに「とにかく美味しいし懐かしい」「素晴らしいシェフを知っているんだな」と絶賛され、上機嫌に。そんな西門の前に、海はシェフを紹介すると言い岳を立たせる。さらに「学園の誇りだ」と言い、西門に「ありがとう」と頭を下げさせた。このシーンにSNSでは「朝倉シェフ策士すぎてww」「屈辱的ありがとうw海の策士ぶりよ」「世界一おもろいありがとう」「理事長の顔www」と絶賛する声があがった。岳はこの一件で退学を免れ、父の希望通り東大にも合格するが「K」で働く道を選ぶ。岳を東大に進学させるのが夢だった父は、卒業式後に帰宅した岳に「考え直したか」と背中を向けたままだった。そんな父に岳は、自分を褒めてくれる人に出会ったこと、その人に救ってもらったこと、料理が楽しいと気付かされたことを話す。最後まで振り向いてくれなかった父だったが、バスを待っている岳の元に駆け寄り、追い込んでしまったことを謝る。そして「父さんの人生ではお前が主人公だ」「お前の好きを極めて来い」と背中を押す。SNSでは「父さん…」「泣ける」という声が上がった。Kに着いた岳は、海から賄いは新人が作ること、1か月以内にスタッフから合格が出なかった場合はクビになるというルールがあることを聞かされる。これに対し岳は「人生をかけてここにきた価値がある」と目を輝かせて厨房に立つ。しかし、ラストには冒頭でも映し出された2024年の岳の姿が。岳のあまりの豹変ぶりに「1年で闇落ち?」「なにがあったの?」とこの先の展開を不安視する声も上がっている。一方で「凄いドラマが始まった」「楽しくてワクワクする」「早く続きが見たい」「来週も楽しみすぎる」と次週を待ち望む声で溢れている。第2話あらすじ東京にやってきた岳(高橋文哉)は海(志尊淳)のマンションに居候することに。レストラン「K」では新人が賄いを作り、スタッフ全員から合格点をもらわなければクビというルールがあるが、海はその期限を1週間にすると岳に告げる。蘭菜(小芝風花)が忠告していたとおり、岳を待ち受けていたのは想像を絶する戦場のような厨房だった。あまりの回転の速さに洗い物が追いつかず、孫六(板垣李光人)の手を借りる始末。賄い作りどころではなかった。疲れ果てて帰宅した岳に、海のマンションの掃除に来ていた寧々(宮澤エマ)がねぎらいの言葉をかける。その何気ない一言をヒントに、意外な一品を作ることを思いつくが・・・。「フェルマーの料理」は毎週金曜日22時~TBSにて放送中。(シネマカフェ編集部)
2023年10月21日北海道・札幌の映画館「ユナイテッド・シネマ札幌」が、2023年12月15日(金)より北海道初となる映画上映システム「ScreenX(スクリーン・エックス)」を導入する。「ユナイテッド・シネマ札幌」北海道初導入の「ScreenX」とは北海道初となる「ScreenX」は、より深い映画への没入感が楽しめる3面マルチ映画上映システム。正面スクリーンにプラスして左右側面(壁面)にも映像を投影することで、観客は270度の視界すべてを使って映画を楽しめる。正面スクリーンに加えて左右の壁面にも映像を投影「ScreenX」に対応した作品は、正面スクリーンのみに映像が投影されるシーンと、両側面に映像が投影されるシーンの2つで構成。特に左右に広がる画面を活かしたシーンでは、作品にさらなる臨場感もたらし、映画自体の持つポテンシャルを最大限に表現できるという。なお、前後左右や上下に動くモーションシート、風や香りといった環境効果を組み合わせた「4DX」、映画を構成する映像と音響をより高い品質で楽しめる「IMAX」、そして今回の「ScreenX」の3つの上映システムを備えるのは、北海道では「ユナイテッド・シネマ札幌」が初となる。詳細「ユナイテッド・シネマ 札幌」3面マルチ上映システム「ScreenX」導入日:2023年12月15日(金)場所:ユナイテッド・シネマ 札幌(北海道札幌市中央区北1条東4丁目1-1 サッポロファクトリー1条館2F)導入スクリーン:SCREEN 6
2023年10月19日現在、シアタークリエにて上演中のミュージカル「のだめカンタービレ」にて、ドラマから引き続き“のだめ”こと野田恵を演じている上野樹里が、ファン歓喜のアザーカットを公開した。本作は、2001年より月刊「Kiss」(講談社)にて連載を開始し、第28回講談社漫画賞少女部門受賞した、二ノ宮知子の同名人気漫画の初のミュージカル化作品。落ちこぼれながら、天才的なピアノの才能を持つ音大生のだめと、同じ大学に通うエリート音大生で指揮者を目指す千秋の物語だ。2006~2008年のTVドラマ、2009年・2010年の劇場版でのだめを演じた上野さんが続投し、千秋を三浦宏規が演じている。そして、有澤樟太郎、仙名彩世、内藤大希、竹内將人、なだぎ武、竹中直人らが出演している。そんな現在絶賛公演中の上野さんが、ドラマ・劇場版で千秋役を務めた“VIPなゲスト”玉木宏らとの写真を公開。また、サービスカットを含む、アザーカットも公開し、「懐かしい」、「のだめと千秋だぁ」、「千秋様!」、「ツーショットが見れて本当に嬉しいです」、「またドラマ見直す」、「ずっとこの並びが見たかった」、「泣いちゃう」などとドラマファンから歓喜のコメントが多数寄せられている。人気公演となっている本作だが、「uP!!!」では10月29日(日)の東京千穐楽公演を、アーカイブ付きで生配信することも決定している。ミュージカル「のだめカンタービレ」は10月29日(日)までシアタークリエ、11月3日(金)~4日(土)サントミューゼにて上演。(シネマカフェ編集部)
2023年10月18日品川インターシティ セントラルガーデンでは、アウトドアシアター「品川国際映画祭」を11月6日(月)より開催。品川インターシティの開業25周年となる今年は、映画上映を行うメインシアターのほか、サブシアターも登場。さらに、毎年恒例のイルミネーションもエリアを拡大して実施する。同イベントでは、幻想的なアウトドアシアターを敷設し、アジア最大級の国際短編映画祭「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア」を手掛けるショートフィルムの総合ブランド「ShortShorts」と、五感で体感できる移動式野外映画館プロジェクト「CINEMA CARAVAN」(シネマキャラバン)がコラボし、世界各国から厳選されたショートフィルムを中心とした全10セレクション26作品を上映。フランスのコメディ・ドラマ『誕生日おめでとう』、井上博貴監督の『おばあさんの皮』や、最終日には特別上映プログラムとして、『恋愛小説家 AS GOOD AS IT GETS』を上映する。さらに、「煮込屋赤ねこ」「TOKYO CAMP」などのキッチンカーの出店、EMINATA、金子巧ら注目のアーティストによる音楽ライブも催され、初日オープニングイベントには齊藤工、永野、金子ノブアキ、映像ディレクター・清水康彦を加えた、映像制作プロジェクトチーム「チーム万力」が登場。品川インターシティ屋外広場のメイン会場のほか、品川グランドコモンズ・イベントプラザに「チーム万力シアター」を増設し、「チーム万力」が手掛けた4作品を上映する。オープニングイベントでは、「チーム万力」のほかにも、井桁弘恵が登壇し、トークとイルミネーション点灯セレモニーが行われる。「品川国際映画祭」は11月6日(月)~11月11日(土)品川インターシティ セントラルガーデンにて開催。(シネマカフェ編集部)
2023年10月17日珠玉の4つの奇妙な短編ドラマを放送する「世にも奇妙な物語’23 秋の特別編」にて、北村一輝がそのエピソードのひとつ「地獄で冤罪」で主演を務めることが分かった。弁護士・山根航平が、夜遅く誰もいない事務所で仕事をしていると、部屋の向こう側から「僕は、無実なんです!冤罪なんです!」と、狂気を帯びた声が聞こえてくる。その声の主は、殺人の罪で先日、死刑が執行されたはずの三雲一郎だった。三雲が言うには、自分は冤罪で死刑になり地獄に落ち、地獄でも裁判を受けているという。ここでも無実を証明できなければ、地獄で永遠に苦しむことになってしまうと山根に必死に訴える。山根は不信感を持ちつつも、無実を証明するため、地獄の裁判の弁護を引き受けることになるが…。本シリーズに出演するのは、2016年の「車中の出来事」以来、約7年ぶりとなる北村さんが今回演じるのは、弁護士の山根航平。突然、地獄で行われる裁判で無実を主張する被告の弁護人となってしまい、事件を調べていくと、衝撃の事実が明らかになる。本作について北村さんは「“世にも奇妙な物語”の醍醐味(だいごみ)を味わえる作品」と話し、「世の中へのメッセージが含まれている、見終わったあと“ハッと”させられるような作品です。その辺りも楽しみにご覧ください」と視聴者へメッセージを寄せている。また、山根に対し、地獄の裁判の弁護を依頼する三雲一郎の声を、「ダイヤのA」の小湊春市役、「四月は君の嘘」の有馬公生役、「東京喰種トーキョーグール」の金木研役などを務める花江夏樹が担当。2人の掛け合いに注目だ。土曜プレミアム「世にも奇妙な物語’23 秋の特別編」は11月11日(土)21時~フジテレビにて放送。(シネマカフェ編集部)
2023年10月17日「ユナイテッド・シネマ札幌」に、12月15日(金)より北海道初となる映画上映システム「ScreenX」を導入する。「ScreenX」は、正面スクリーンにプラスして、左右側面にも映像が映し出される。それにより、観客は270度の視界全てに映画を感じることができ、映画の世界に自分の感覚が没入していくような体験が可能に。1つの複合型映画館に、最新鋭の映画上映システムである「ScreenX」「4DX」「IMAX」の3つが導入されるのは、同劇場が北海道初となった。(シネマカフェ編集部)
2023年10月16日エマ・ストーンとカナダ出身の人気コメディアン、ネイサン・フィールダー(『マルセル 靴をはいた貝』)が主演を務めるコメディドラマ「The Curse(原題)」の初予告編が公開された。製作会社はA24とShowtime。本作は、家のリノベーション番組のホストを務めるホイットニー(エマ)&アッシャー(ネイサン)夫妻の物語。ホイットニーによると、番組は「ただのリノベーション番組ではなく、地域社会を反映した家を作る」というこだわりのあるものだという。テレビではブレイクを果たし、私生活では子どもが欲しいと願う2人。ある日、カメラが回っている際に、アッシャーが地元の少女に100ドルをあげるというシーンを撮影した。常々「ぼくらは善人だ」と主張していたアッシャーだが、後に100ドルを奪い返すという行動に出て少女に「呪ってやる」と言われてしまう。これを発端に、夫婦の周りで奇妙なことが起き始めて…。ドラマファンの予告編への感想は「予告編を観て好奇心と興味をそそられた」「エマ・ストーンは彼女の世代で最高の俳優だ。彼女が出演する作品はどんなものでも観たくなる」「エマ・ストーンは作品選びがうまい。最新映画の『哀れなるものたち』も素晴らしいと評判だ」など。「The Curse」は現在開催中のニューヨーク映画祭で世界初上映を迎え、11月10日よりParamount+で配信開始、同12日よりShowtimeで放送開始となる。(賀来比呂美)
2023年10月13日ディズニープラス「スター」にて全話独占配信中のオリジナル韓国ドラマ「ムービング」が韓国・釜山にて開かれた「アジアコンテンツ&グローバルOTTアワード」にて、最優秀クリエイティブ賞や最優秀主演男優賞、最優秀新人男優賞、最優秀新人女優賞など計6部門を受賞した。韓国の有名作家Kang Fullの人気ウェブ漫画「Moving-ムービング-」を実写化し、特殊能力を隠して現代を生きる子どもたちと過去に秘密を抱える親たちが、時代や世代を越えて迫りくる悪と危険に立ち向かうサスペンス・アクションを描いた本作。その圧倒的スケール感と物語への没入感が話題となり、配信開始から7日間(視聴時間ベース)で、世界ではディズニープラス、アメリカではHuluで“最も視聴されたディズニープラスの韓国オリジナル作品”を記録。さらに、シリーズ最終回は韓国、フィリピン、台湾を含むAPAC(アジア太平洋)全域にて、最も視聴されたシリーズ最終回となり、記録を塗り替える快挙を達成した。“2023年最高の韓国ドラマ”との呼び声高い本作が、最も功績を残したコンテンツに贈られる最優秀クリエイティブ賞、最優秀視覚効果賞、そして原作者で脚本家のKang Fullが最優秀脚本賞を受賞。パク・インジェ監督「ムービング」アジアコンテンツ&グローバルOTTアワードまた、多様な演技が魅力で、本作では激しいアクションを魅せたリュ・スンリョン(チャン・ジュウォン役)が最優秀主演男優賞、本作のために30kg増量し、ワイヤーアクションにも初挑戦したイ・ジョンハ(キム・ボンソク役)が最優秀新人男優賞。イ・ジョンハ「ムービング」アジアコンテンツ&グローバルOTTアワードモデルとして活躍し、俳優として人気急上昇中のコ・ユンジョン(チャン・ヒス役)が最優秀新人女優賞をそれぞれ受賞、計6部門の最多受賞を果たした。「アジアコンテンツ&グローバルOTTアワード」とは、アジア全域でテレビ、OTT(動画配信サービス)、オンラインコンテンツを対象に優れたコンテンツの功績を讃えるイベント。昨年までのアジアコンテンツアワードが改称され、アジアから世界へとその枠組みを広げ、新しい部門ができるなど、これまで以上に多種多様で良質なコンテンツが集結。リュ・スンリョンほかにもディズニープラスからは、日本発オリジナルシリーズとして実写ドラマ化された戦慄のヴィレッジ・サイコスリラー超大作「ガンニバル」で主演を務める柳楽優弥がアジアエクセレンスアワードを受賞している。「ムービング」はディズニープラス「スター」にて全話独占配信中。(シネマカフェ編集部)
2023年10月10日韓国・釜山で10月8日(日)に開催された「第5回 アジアコンテンツ&グローバルOTTアワード」に2023年1月期日曜ドラマ「ブラッシュアップライフ(英語タイトル:Rebooting)」が脚本部門でノミネートされ、脚本家・バカリズムが授賞式に出席。また、同ドラマ制作チームが主演に菊池凜子を迎えた新春スペシャルドラマ「侵入者たちの晩餐」が放送されることが発表された。アジアコンテンツ&グローバルOTTアワードは、2019年に釜山国際映画祭とアジアコンテンツフィルムマーケットに併設して開設、アジア全域で過去1年間に制作された優秀なTV・OTT(動画配信サービス)・オンラインコンテンツを対象に、優れた作品や俳優に贈られる賞。「ブラッシュアップライフ」は主演・安藤サクラが演じるヒロイン・近藤麻美が人生をゼロからもう一度やり直す地元系タイムリープ・ヒューマン・コメディー。本作はこれまでに「ContentAsia Awards 2023」(3部門)、「第39回ATP賞テレビグランプリ」(総務大臣賞&優秀賞)を受賞するなど、国内外で評価を受けてきた。授賞式会場に集まった大勢の観客の拍手を浴び、はにかみながらレッドカーペットを歩いたバカリズム。惜しくも受賞は逃したものの、「ノミネートして釜山まで呼んでいただけたことが本当にありがたいです。世界の方々にも見ていただけたのが何より嬉しいです。たくさんの方から『ブラッシュアップライフ観たよ!』と声をかけていただいて反響を感じます」と、ドラマファンへ感謝の言葉を口にした。また、脚本・バカリズム、「ブラッシュアップライフ」制作チームが贈る菊地凛子主演のドラマの放送が決定。2004年に映画『バベル』でアカデミー賞助演女優賞にノミネートされ、今年の上海国際映画祭でも『658km、陽子の旅』で最優秀女優賞を獲得した菊地さんがバカリズムさんとサスペンスドラマで初タッグを組む。バカリズムさんは「やってくださるんですねっていう感じですよね。非常にグローバルな女優さんなので顔に泥を濡れないですよね」と言い、「気合い入れて書かないと」とコメント。「(サスペンスの構想は)『ブラッシュアップライフ』が終わってからぼちぼち話し始めてたんで、何回か打ち合わせを重ねながら、出来上がってきた感じですかね」と明かし、「一応ざっくりとサスペンスなんですけども…入り口はサスペンスです。一応サスペンスのつもりでは書いてますけど、ちょっとどうなるかまだ分かんないですね。あとはもうキャストの皆さんが100倍面白くしてくださるのでね。バトンタッチするだけです」とキャスト陣に期待を込める。菊地さんは「バカリズムさんに呼ばれる役者人生があったのかと、ただただ喜びでいっぱいいっぱいでした。私でいいですか?いや、いいからオファーしてくれたんじゃん? そっか、よしよし!! ん? でも、大丈夫か? いや! 大丈夫だ!!! きっと!!! そんな気持ちです!」と心境を告白、「素敵なスタッフの皆さん、豪華なキャストの皆さんの懐をお借りしつつ、やらせて頂きたいと思います」と明かしている。新春スペシャルドラマ「侵入者たちの晩餐」は2024年新春、日本テレビ系にて放送。日曜ドラマ「ブラッシュアップライフ」はHuluにて全話配信中。(シネマカフェ編集部)
2023年10月09日A24が、今年3月に発売されたパリス・ヒルトンの回顧録「Paris: The Memoir(原題)」をドラマ化することが分かった。「Entertainment Weekly」が報じた。脚本家、キャストは未定だが、ダコタ&エル・ファニングが姉妹で設立した「Lewellen Pictures」を通じて製作総指揮を務める。また、パリス自身もブリタニー・カーハン・ウォード(「THE GREAT~エカチェリーナの時々真実の物語~」)らと共に製作総指揮に名を連ねているという。これまでパリスは「シンプル・ライフ」「The World According to Paris」などのリアリティー番組に出演したり、『パリス・ヒルトンの真実の物語』『アメリカン・ミーム』といったドキュメンタリー番組が作られたことはあったが、自身の人生がテレビドラマ化されるのは初めて。原作となる回顧録は、パリスが10代の頃に寄宿学校で受けた性的虐待、性犯罪スキャンダルで現在服役中の元大物プロデューサー、ハーヴェイ・ワインスタインと遭遇した恐ろしい出来事など、暗い過去にも踏み込んだ内容となっている。製作総指揮の一人を務めるエルは、以前からパリスの大ファンであることを公言し、「シンプル・ライフ」時代のパリスに扮した姿をインスタに載せたことがある。「パリス・ヒルトンが大好きなんです。何度かお会いしたことがありますが、最高にやさしくてクールな人です」と「W」誌で語ったこともあった。(賀来比呂美)
2023年10月06日Netflixの実写ドラマ「ONE PIECE」シーズン2に、ジェイミー・リー・カーティスが出演するようだ。製作総指揮、脚本、共同ショーランナーを務めるマット・オーウェンズが「Deadline」に明かした。「非常に重要な役に有名俳優をキャスティングする機会に恵まれました。ジェイミー・リー・カーティスが『ONE PIECE』のファンだということもわかって。ジェイミーが『ファンだ』と言うや否や、私たちは『よし、彼女に出演してもらおう。さぁどうしよう』となりました。そしてとてもラッキーなことに、シーズン2に出てくるDr.くれはがジェイミーにぴったりな役だったんです」。製作チームは今年のアカデミー賞で、ジェイミーが助演女優賞(『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』)を獲得した際にDr.くれはのフィギュアを贈って受賞を祝ったという。実は、ファンから「Dr.くれは役にはジェイミーがいい!」という要望は前から出ており、ジェイミー本人もインスタグラムでストライキが終わったら「Dr.くれは役をもらうために働きかける」と宣言していた。その投稿にはDr.くれは役に扮したジェイミーのイラストや、「ONE PIECE」ファンであることをアピールする写真がアップされていた。コメント欄にはオーウェンズから「“働きかける”なんて必要ないですよ。フィギュアを贈ったのはそういうわけですから。(ストライキが終わって)私たちが手にするべきものを得て仕事を再開したら、話をしましょう!」と匂わせていた。ハリウッドでは、全米脚本家組合のストライキは終了したものの、全米映画俳優組合のストライキは継続中。オーウェンズはストライキが終結したら「彼女をディナーに招待して話をします」「どうしてもシーズン2に出演してほしいので!」と語っている。(賀来比呂美)■関連作品:【Netflix映画】ブライト 2017年12月22日よりNetflixにて全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】マッドバウンド 哀しき友情 2017年11月17日よりNetflixにて全世界同時配信【Netflixオリジナルドラマ】オルタード・カーボン 2018年2月2日より全世界同時オンラインストリーミング2月2日(金)より全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】レボリューション -米国議会に挑んだ女性たち-
2023年10月06日佐津川愛美とりょうがW主演、共演に鈴木仁を迎え、竹内まりやの未発表カバー曲をモチーフにした「Tokyo Woman」が11月のフジテレビ深夜連続ドラマにて放送されることが明らかになった。本作は、変遷する時代の恋愛、人生の年齢を重ねる美しさを歌詞につづり、多くのヒットソングを生み出してきた歌手・竹内まりやの未発表カバー曲「Tokyo Woman」をモチーフにしたオリジナルドラマ。「Tokyo Woman」は、竹内さん自身が度々レコーディングで共演を果たしている伝説的バンド「BOX」が2012年にリリースしたアルバムの収録曲。劇中で主題歌として流れる“竹内まりや版”では、竹内さんの歌唱と「BOX」の演奏が力強いハーモニーを奏でる。ドラマでは、“自分では何も決めてこなかった女”と“何もかも自分の思い通りにしてきた女”という環境も年齢も生き方も異なる2人が、とある出来事をキッカケに東京という未知の街で出会い、いつしか友情にも似た関係を築き互いに成長していく物語を描く。劇中では、竹内まりや45周年イヤーのキックオフとして、彼女のヒット曲も満載でお送りする。“自分では何も決めてこなかった女”を演じるのは、佐津川愛美。14歳でスカウトされ芸能界入り、映画『蝉しぐれ』で映画デビュー。ドラマ「最後から二番目の恋」、映画『ヒメアノ~ル』などに出演し、映画『コンフィデンスマンJPロマンス編』では巧妙なスリの常習犯役を華麗に演じ切った。佐津川愛美佐津川さんが演じる宮田真紀子は、富山で働く介護士。周囲に流されるまま就職、結婚を決め、なにひとつ自分の欲しいものが分かっていない。しかし、ひょんなことから運命の歯車は動き出す。彼女は突然、強盗犯から3000万円の入ったボストンバッグを渡される。この思わぬ出来事を機に、“テラコ”ことりょう演じる寺内加奈子と出会い、“東京”という街を舞台に自身の心、そして人生に向き合いはじめる。一方、“何もかも自分の思い通りにしてきた女”を演じるのは、りょう。「コード・ブルー」シリーズでは、冷静沈着な“フライトドクター”役、スペシャルドラマ「犬神家の一族」では、“史上最恐三姉妹”と称された狡猾な策略家の三女役で存在感を示した。ドラマ「王様に捧ぐ薬指」では、ヒロイン・羽田綾華(橋本環奈)の朗らかで温かみのある母親役を演じたことが記憶に新しい。りょうりょうさん演じる寺内は、ビジネス誌にも特集されるほどのキャリアを持つ。実は息子がいるが、その事実をひた隠しにしている。職場ではパワハラで告発され、「時代が悪い」と強気で、自身のやり方に妄信しているタイプ。しかし、真紀子との出会いを通して、異なる価値観を教えられ、自身を省みるようになっていく。そんな2人の人生に関わりを持って登場するのが、鈴木仁演じる笠井俊介。「リバース」で俳優としてデビューし、数々の話題作に出演してきた注目の若手俳優のひとり。俊介は、自由奔放な風来坊で無責任な性格のフリーター。真紀子との出会いや加奈子との関係性の中で、その性格を徐々に変化させていくが、“ある秘密”を打ち明けられずにいる。ほかにはコント師・漫才師として活躍するトリオ芸人・トンツカタンの森本晋太郎、舞台「ハリー・ポッターと呪いの子」にも出演中の馬渕英里何など、個性豊かな面々が揃った。佐津川さんは「りょうさん演じるテラコとバディのようにお芝居の掛け合いをさせてもらったり、鈴木仁さん演じる俊介と色んな経験をしたりしていると、真紀子っていいなぁ、何だかんだ楽しそうだなぁと思えてきます」と語り、「自分の人生を生きて楽しみたい、自分で選択していきたいと気付ける物語」とアピール。りょうさんは「したたかに貪欲にしなやかに美しくたくさん笑ってたくさん泣いて女ってオモシロイ明日はタフに生きようぜっ!」とコメント。さらに竹内さんから、「大好きなBOXのオリジナル『Tokyo Woman』を彼らの演奏で一緒に歌ったこの曲が、今回すてきなドラマの主題歌になりました!強くしなやかに生きる女性2人のバディ物語。東京という街で出会い共に進んでいく彼女たちの背中を、私の歌で押して元気づけてあげられたらうれしいなと思っています」とのコメントが到着している。<あらすじ>新宿に向かう夜行バスの中、切羽詰まった表情をした女がひとり。富山で介護士として働く結婚目前の宮田真紀子30歳。彼女はこれまでの自分の人生において、何一つ自身で判断をせずに歩んできた。世の中の流れに沿って結婚し子どもを産んで…それが当たり前だと思っていた。そんなある日、彼女は突然、強盗犯から3000万円の入ったボストンバッグを渡される。警察に届けるべきか、それとも…。気がつくと、真紀子は東京行きのバスに乗り込んでいた―。「Tokyo Woman」は11月6日(月)~9日(木)24時25分~フジテレビにて4夜連続放送。※関東ローカル(シネマカフェ編集部)
2023年10月06日松任谷由実の名曲からインスピレーションを得て描かれた3人の小説家が生み出した3つの物語を原作とした、オムニバスドラマ「ユーミンストーリーズ」の制作が開始された。岨手由貴子、奥山大史ら気鋭のクリエイターらが参加している。第1週「青春のリグレット」(原作:綿矢りさ)は、脚本を『あのこは貴族』などの岨手由貴子が担当。演出は『ハローグッバイ』『望郷』の菊地健雄が務める。<あらすじ>結婚して4年で夫に浮気され、夫婦関係が破綻しかけている菓子(夏帆)。まだやり直せる。そう考えた菓子は夫を旅行に誘うが、その旅先で、昔ある人に言われた言葉が実は重要な意味を持っていたことに気づく。青春時代の記憶が後悔となって呼び起こされる、ほろ苦い恋の物語。夏帆コメントユーミンさん(と呼ばせてください)、菊地監督、岨手さん、綿矢さん、、と好きがこんなにも詰まった作品に参加させていただけるなんて、、胸が高鳴ります。人生のたった一場面かもしれないけど、忘れることのできないその一瞬を、丁寧に演じてゆけたらと思っています。よろしくお願いします。第2週「冬の終り」(原作:柚木麻子)では、脚本を映画とドラマ、2つのフィールドで活躍するねじめ彩木、演出を『ブルーアワーにぶっ飛ばす』の箱田優子が務める。<あらすじ>スーパーでパートとして働く藤田朋己(麻生久美子)は、新しく入ったパートの仙川真帆と全く会話が続かず気まずい思いを募らせる。しかし有線である曲が流れた時、初めて変化が訪れた。もう一度、少しだけ日常に変化を。一人の思いをくみ取ったパート仲間によって、ちょっとした大ごとに発展してしまう友情の物語。麻生久美子コメント最初にお話をいただいたときに、監督が箱田優子さんということに魅力を感じました。箱田さんとは以前CMの撮影でご一緒させていただいていたのですが、演出がとにかく面白くて、いつかまたお仕事したいとずっと思っていました。今回、念願叶ってやっとご一緒できると思うと本当に嬉しくて、今から撮影が待ち遠しいです。フードコートのパート仲間たちで繰り広げられる人間模様を、ユーミンさんの「冬の終り」の楽曲のお力をお借りしながら、面白い作品にできればと思っています。第3週「春よ、来い」(原作:川上弘美)は、脚本は、今泉力哉監督と共同脚本を担当した『愛がなんだ』などの澤井香織、演出を『僕はイエス様が嫌い』で国内外で高く評価された奥山大史が務める。<あらすじ>一族が持つ“あれ”の力を授かったカナコ(宮崎あおい)。誰のために使ったら良いのか。亡くなった母は誰のために使ったのか。疑問の答えを求めてたどり着いた先に、同じ“あれ”の力を授かった雄大、生きることをつらく感じる中学生の多英が見えない糸で導かれ…。誰かを思う気持ちが春を連れてくるあたたかな物語。宮崎あおいコメント「春よ、来い」は交わることのない3人が、何かに導かれるように同じ場所、同じ時を過ごします。松任谷由実さんの名曲から川上さんが生み出した物語を、スタッフ、キャストの皆さんと共に丁寧に紡いでいけたらと思っています。2024年の春に素敵な作品をお届けできるよう頑張りますので、ぜひ楽しみにしていて下さい。「ユーミンストーリーズ」は2024年3月、NHK総合にて放送予定。(シネマカフェ編集部)
2023年10月05日有楽町朝日ホールとヒューマントラストシネマ有楽町にて行われる「第24回東京フィルメックス」のラインアップ発表会見が10月4日に行われた。アジアを中心に、世界から新進気鋭の監督作品を集め、どこよりも早く、ここでしか観られない作品がラインアップされる国際映画祭「東京フィルメックス」。今年は、「東京フィルメックス・コンペティション」に8作品、「特別招待作品」に7作品、「メイド・イン・ジャパン」に4作品、プレイベント「Filmmakers’ Homecoming」(12作品)、関連企画としてジョアン・セーザル・モンテイロ特集を予定。オープニング(※メイン会場の朝日ホールが開幕する11月22日上映)を飾るのは、ヌリ・ビルゲ・ジェイラン監督作『About Dry Grasses』(英題)。「第74回カンヌ国際映画祭」コンペティション部門で最優秀女優賞を獲得した話題作が、今回日本初上映。『About Dry Grasses』(英題)また、国際審査員ワン・ビン監督最新作『黒衣人』、ホン・サンス監督最新作『水の中で』、濱口竜介監督との共作で生まれた、石橋英子によるライブ・パフォーマンス『GIFT』(監督:濱口竜介/音楽・演奏:石橋英子)の特別上演も予定。『水の中で』新たな才能との出会いにより、期待が膨らむコンペティションには、イラン、マレーシア、ベトナム、モンゴル、中国、日本からの作品が登場。8作品中、5作品が長編デビュー作となっており、新鋭たちの作品は、どれ一つとっても見逃せない。そして、今年の「メイド・イン・ジャパン」には、タレンツ・トーキョー修了生監督による、日本を含む5か国共同製作作品や、相米慎二監督の『お引越し』4Kデジタルリマスター版、オムニバス作品など、各年代に渡って広がりつながる、日本映画の面白さを改めて体感できる作品が並ぶ。そのほか、プレイベントとしてヒューマントラストシネマ渋谷を会場に「Filmmakers’ Homecoming」も11月3日(金・祝)より実施。タレンツ・トーキョー修了生の監督・製作作品の特集上映となっており、これまで上映された作品もある。プログラム・ディレクターを務める神谷直希氏は、「今年は、TIFFから間を空けずに、プレイベントを実施して、本会期へとつなげていくスケジュールになっているが、より多くの観客の皆さんへ足を運んでもらえたら」と、今年の開催への意欲を明らかにした。なおチケットは、11月4日(土)10時より販売。プレイベントは、各プログラムの3日前からが販売期間となる。「第24回東京フィルメックス」開催概要会期:11月19日(日)~11月26日(日)会場 :有楽町朝日ホール11/22(水) ~ 11/26(日)ヒューマントラストシネマ有楽町11/19(日)~11/26(日)上映プログラム:東京フィルメックス・コンペティション、特別招待作品、メイド・イン・ジャパン*第24回東京フィルメックスプレイベント:Filmmakers’ Homecoming期間:11/3(金・祝)~11/13(月)会場:ヒューマントラストシネマ渋谷*【関連企画】ジョアン・セーザル・モンテイロ特集期間:11/17(金)~11/18(土)会場:アテネ・フランセ文化センター*【提携企画:人材育成ワークショップ】期間:11/20(月)~11/25(土)(シネマカフェ編集部)
2023年10月04日実写ドラマ「藤子・F・不二雄SF短編ドラマ」のシーズン2が、来春に放送されることが決定した。「オバケのQ太郎(共著)」「パーマン」「キテレツ大百科」「エスパー魔美」など児童漫画の名作の数々を送り出す一方、大人をドキッとさせる刺激的でシュールな味わいのある「SF短編漫画」をもライフワークとし、110を超える名作を残した藤子・F・不二雄。4月から放送された本シリーズでは、そんなSF短編漫画の中から、「おれ、夕子」「メフィスト惨歌」「定年退食」「親子とりかえばや」「流血鬼」など計10作を12回(2作は前編後編あり)にわたって実写ドラマ化した。今回放送が決定したシーズン2では、8作品を放送する予定。そのうち、4作品を発表。「アン子 大いに怒る」不思議な能力をもった少女が家族の危機を救う「アン子 大いに怒る」、老人が謎の巨大な「鉄人」の主になる一晩の物語「鉄人をひろったよ」、浪人生が宇宙人からのとんでもない要求に振り回される「いけにえ」、タイムマシンを作ることに血道を上げる男と友人の物語「あいつのタイムマシン」。いずれもコミカルでありながら、時に人間の身勝手な欲望や恐ろしい本性を突くドキッとさせる物語で、意外な結末が待ち受けている。「いけにえ」また、6月にBSプレミアム、BS4Kにて放送された「どことなくなんとなく」、「イヤなイヤなイヤな奴(前編後編)」が、NHK総合・夜ドラで放送が決定した。「藤子・F・不二雄SF短編ドラマ」シーズン2は2024年春、NHKBS・BSP4Kにて放送予定。「藤子・F・不二雄SF短編ドラマ」シーズン1「どことなくなんとなく」は12月11日(月)22時45分~、「イヤなイヤなイヤな奴 前後編」は12月13日(水)前編、14日(木)後編22時45分~NHK総合にて放送。(シネマカフェ編集部)
2023年10月04日ユナイテッド・シネマ株式会社は、グループ42番目のシネマコンプレックスとして「ユナイテッド・シネマ みなとみらい」(仮称)を「MARK IS みなとみらい」に2024年春、開業する。「MARK IS みなとみらい」は、開業10周年というアニバーサリーイヤーを迎え、大規模リニューアルを実施。その集大成として、5階のエンタテインメントフロアに横浜市で初出店となるユナイテッド・シネマの映画館が誕生する。ファサードイメージ同館では、12スクリーン/約1,100席を有し、最新鋭の機器で迫力ある映像・音響が楽しめることに加え、驚くような臨場感ある演出で新しい映画の楽しみ方を提供する。「ユナイテッド・シネマ みなとみらい」(仮称)はMARK IS みなとみらい5階にて2024年春、開業予定。(シネマカフェ編集部)
2023年10月03日本木雅弘が約10年ぶりに民放ドラマ出演、日本ラグビーの礎を築いた平尾誠二を演じ、滝藤賢一が「ヒトiPS細胞」の研究でノーベル生理学・医学賞を受賞した山中伸弥教授を演じる、テレビ朝日 ドラマスペシャル「友情~平尾誠二と山中伸弥 『最後の一年』~」。この度、石田ゆり子が平尾惠子、吉瀬美智子が山中知佳を演じることが分かった。日本代表としても活躍した元ラグビー選手で、神戸製鋼コベルコスティーラーズ総監督兼ゼネラルマネージャー。日本代表監督なども歴任した平尾誠二(本木雅弘)と、「ヒトiPS細胞」の研究でノーベル生理学・医学賞を受賞した医師・山中伸弥(滝藤賢一)は、雑誌の対談で意気投合して以来、家族ぐるみの付き合いを続けていた。“40歳半ばを過ぎてできた親友といつまでもこんな関係を続けていけたら”と願う2人だったが、2015年、平尾ががん宣告を受ける。前向きに病と闘う決意を固めた平尾と、医師として治療法や病院探しに奔走し、最後まで親友に寄り添い続けた山中。そんな夫たちの友情を温かく見守り、ともに友情を育んでいった妻たちを、石田ゆり子と吉瀬美智子が演じる。平尾誠二の妻・平尾惠子を演じる石田さんは、平尾役の本木さんとは、ドラマ「聖夜に抱きしめて」(1991年)以来、実に32年ぶり、さらに演出を手掛ける藤田明二監督とはドラマ「美味しんぼ」シリーズ(1994~1999年)以来24年ぶりの再会となる。石田さんは「いつかまたご一緒したいと思っていたので、この作品に参加できて幸せだなぁと思いながら撮影に臨んでいました」とコメント。「惠子さんを演じる緊張感と責任感をずっと背負っていました」とプレッシャーを告白しながらも「雰囲気を含めて惠子さんに似ていた」というスタッフの言葉に安堵の表情も。また、特に印象的だったのは「本木さんと私が夕焼けに向かって祈るように佇むシーン」と語った石田さん。「その時、本木さんが惠子さんからお借りした平尾さんの上着を着てらっしゃったんです。『誰にもわからないかもしれないけど、特別なシーンだけ、僕はこれを着る』とおっしゃっていた本木さんの言葉は、胸にくるものがありました」とコメント。実際に平尾さんが着用していた上着をまとった本木さんと石田が美しい夕景の中に佇む1シーンとなっている。一方、山中伸弥の妻・山中知佳を演じる吉瀬さん。「キャストの皆さんが豪華で、実はプレッシャーを感じていた」と語った吉瀬さんだが、山中が平尾と対談で意気投合して大喜びしている姿や、そこから親友となり、友情を育む姿を微笑ましく見守る姿を体現。自身も医師である知佳は、平尾を救いたい一心で惠子に厳しいことを言ってしまった夫に、“家族の心情を汲み取ることも医師としての役割”と訴えるなど、ときに冷静なアドバイスも送る場面も。また、平尾の前では気丈に振る舞う惠子が知佳の前では思わず涙をこぼしてしまうなど、包み込むような優しさをもつ頼れる存在でもあり、吉瀬さんが「今回の撮影を通して、改めて“友情”っていいなと思いました。惠子さんと知佳さんの女性同士の友情も温かくて…本当にたくさんの方に知っていただきたいです」と語ったように、惠子と知佳の温かい交流も本作の見どころの1つとなっている。また、吉瀬さんは「病気と向き合う平尾さんの前向きな考え方や、たくましい生き方を知って、自分自身も強くありたいなと思いました」と、この作品との出会いで変化した意識についても語った。テレビ朝日ドラマスペシャル「友情~平尾誠二と山中伸弥 『最後の一年』~」は11月11日(土)21時~テレビ朝日系にて放送。(シネマカフェ編集部)
2023年10月02日「U-NEXT」にて配信中の「日曜劇場 下剋上球児 スピンオフ企画『下剋上セレクション 完全版』~ドラマ出演をかけた熱き予選大会~」でオーディションに落選した6人が、日曜劇場「下剋上球児」に出演することが決定した。鈴木亮平が出演する「下剋上球児」は、弱小高校野球部を通して、現代社会の教育や地域、家族が抱える問題や様々な愛を描くドリームヒューマンエンターテインメントドラマ。リアルな野球シーンを届けるため、越山高校野球部の球児キャストは半年間かけて演技審査・野球実技審査を実施。5次審査に及ぶオーディションを勝ち抜いた12人が決定した。そこで惜しくもレギュラー出演する球児キャストには選ばれなかった6人が、ドラマ本編へ出演。演歌歌謡歌手・新浜レオンが、球児たちも通うバッティングセンターの店員役で俳優デビュー。ピッチング審査で最速記録をたたき出した羽谷勝太、バッティング審査でホームランを放った清谷春瑠は、強豪校の星葉高校野球部員として出演。そして、桐生第一高校で1年からレギュラーとして活躍していた強打者の柳谷参助、ピッチャーとして青山学院大学野球部を1部昇格に導いた中山翔貴、高速球をキャッチする実力を見せた青山俊雄も参加する。なお、彼らが登場する特別スポットも公開され、「下剋上セレクション」の新たな回となる#7の配信決定が発表。越山高校野球部の球児キャストの決定後の個人練習、カメラテスト、撮影前に行われた合宿、クランクインなどの様子が見られるようだ。▼第1話あらすじ2016年、3月。三重県立越山高校では、生徒や親からの人望も厚い社会科教師・南雲脩司(鈴木亮平)が、次年度から野球部の顧問兼監督に打診されていた。しかし、肝心の野球部は1名の部員を除いてやる気のない幽霊部員ばかり。さらに妻・美香(井川遥)と2人の子どもとの家庭での時間を大事にしたい南雲は、顧問への就任を頑なに拒んでいた。そんな中、家庭科担当の教師・山住香南子(黒木華)が赴任してくる。南雲と一緒に野球部を強くしたいとやる気満々の山住は、スポーツ有能な生徒たちを勧誘。地元の有力者・犬塚樹生(小日向文世)の孫で名門クラブチームのエースだった翔も、強豪校への受験に失敗して越山に入学してくることに。なし崩し的に野球部の手伝いをしていくうちに、穏やかだった南雲の生活が大きく変わっていく――。「下剋上球児」は10月15日より毎週日曜日21時~TBSにて放送(※初回25分拡大)。※放送終了後U-NEXTにて配信「日曜劇場 下剋上球児 スピンオフ企画『下剋上セレクション 完全版』~ドラマ出演をかけた熱き予選大会~」はU-NEXTにて配信中(全6話)。(シネマカフェ編集部)
2023年10月01日福原遥、桜田ひより、吉川愛、畑芽育がそれぞれ主演を務めるTikTok連続ドラマ「みつめてそらして」が本日9月29日(金)より、「ショードラTikTokアカウント」にて配信スタートした。縦型ショート動画の持つ身近さと、ドラマの持つ物語性を通して、次世代のクリエイターやスタータレントの発掘、新しい動画の表現方法を目指すショートドラマプロジェクト「ショードラプロジェクト」。本作は、全8話のオムニバスドラマとなっており、あらすじは非公開だが、それぞれのキャストを主観でワンカットにて撮影し、出演者の魅力が最大限、視聴者に届く映像となっている。この冬、主演作『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』の公開を控える福原さんは、「あまり1人芝居をしたことがなかったのと、1発撮りということで程よい緊張感がありながらの撮影で、とても新鮮で楽しい撮影でした」と撮影をふり返る。社会現象化したドラマ「silent」に出演した桜田さんは、「短い時間の撮影でしたが、1話長回しという貴重な経験をさせていただきましたし、縦型という初めての画角だったので撮影している段階でどんな動画になるんだろうと楽しみが増していきました」とコメント。先日放送が終了した月9「真夏のシンデレラ」に出演した吉川さんは、「TikTokは音楽に合わせて踊る動画を投稿するアプリだと思っていたので、TikTokドラマという新しい分野に出演することができて嬉しいです。撮影自体は1日で終わってしまったのですが、とても濃い1日でした。1人でカメラを見てお芝居をする。あまり経験できないことです。動きとか目線とか難しいことも多かったですが、とってもいい経験が出来ました」と語る。「たとえあなたを忘れても」の放送を控える畑さんは「映像もとても綺麗ですし、全編通して少しずつ繋がっているストーリーに注目しながらご覧いただけたら嬉しいです」とメッセージを寄せている。なお本作の脚本・監督は、『溺れるナイフ』や『21世紀の女の子』の山戸結希。「どの話にも、抱きしめたいような愛着があります。TikTokという窓の向こうを、みつめたりそらしたりしながら、あらゆる角度から、素晴らしいお芝居を何度も楽しんでいただけることを願っています」とコメントしている。TikTok連続ドラマ「みつめてそらして」は順次配信中(全8話)。(シネマカフェ編集部)
2023年09月29日エマ・ストーンとカナダ出身の人気コメディアン、ネイサン・フィールダー(『マルセル 靴をはいた貝』)が主演を務めるコメディドラマ「The Curse(原題)」のティザー動画が公開された。2人が演じるのは、「Flipanthoropy」というリアリティー番組で、家をリフォームするアッシャー&ホイットニー夫婦。テレビでは大ブレイクを果たし、私生活では子どもが欲しいと願う2人だが、全てが順調なわけではなく、関係を乱す謎の呪い(Curse)と直面することになるという。ティザー動画には、2人が消防局の前で番組を撮影している様子が収められている。「太陽で火を消せるって知ってた?」と笑顔で夫に尋ねるホイットニー。「そんなわけないじゃないか」と答えるアッシャーに「そんなわけ、あるんだよ」と言って、エピソードの趣旨を伝えていくのだが、背景に流れている音楽は妙に不穏で不気味だ。「ティザーではどんなドラマなのかよくわからないけど、なんだかそそられる」「めちゃくちゃA24っぽい!」などの感想が寄せられている。製作会社はA24とShowtime。ネイサンはベニー・サフディとクリエイターを務め、共に脚本も手掛けた。さらに自身でメガホンも取ったという。ベニーは「Flipanthoropy」のプロデューサー役としても出演している。また、兄のジョシュ、ネイサン、エマ、エマの夫のデイヴ・マッカリーらと製作総指揮にも名を連ねる。「The Curse」は11月10日よりParamount+で配信開始、同12日よりShowtimeで放送開始。(賀来比呂美)
2023年09月28日人気漫画「からかい上手の高木さん」の実写ドラマ化が決定。2024年3月、TBSドラマストリーム枠にて放送されるほか、「Netflix」での世界配信も行われる。とある中学校、隣の席の女の子・高木さんに、何かとからかわれる男の子・西片。今日こそはからかい返そうと授業中にびっくり箱を仕込む西片だが、高木さんに見透かされ、またもからかわれてしまう。次こそはと悔しがる西片に「消しゴムを忘れたから貸してほしい」とお願いする高木さん。借りた消しゴムを眺めながら「消しゴムに好きな人の名前を書いて使い切ると、両想いになれるってやつあったよね」と言う高木さんを子どもっぽいと相手にしない西片だったが、消しゴムと西片を交互に見てニヤニヤする高木さんの反応に焦り「返してほしい」と懇願する。ようやく消しゴムを取り返し、確認する西片だったが――。月刊漫画雑誌「ゲッサン」(小学館)で連載中の「からかい上手の高木さん」。現在、コミックスが19巻まで発売されており、シリーズ累計発行部数は1,200万部を突破した、“照れたら負けのからかい青春ラブコメディ”。TVアニメや劇場版アニメも大人気となっている。監督は、『パンとバスと2度目のハツコイ』『his』『街の上で』などを手掛け、恋愛映画の旗手として映画ファンから絶大な支持を集める今泉力哉。「現在、鋭意編集中なのですが、なんだろ、すでにあたたかくてくすぐったい空気が流れていて、とってもすてきな作品になりそうです」とコメントしている。そして、西片をいつもからかって楽しんでいる高木さん役に、雑誌「Seventeen」の専属モデルを務める月島琉衣。高木さんにいつもからかわれてしまう西片役で、是枝裕和監督作『怪物』で物語の鍵を握る少年を演じた黒川想矢を抜擢。アニメの舞台として聖地となっている香川県小豆島で全編撮影が行われた。「からかい上手の高木さん」は2024年3月、毎週火曜日深夜24時58分~TBSにて放送予定(※放送日によって放送時間が異なる)。地上波放送開始に先行してNetflixにて毎週火曜日配信予定。(シネマカフェ編集部)■関連作品:【Netflix映画】ブライト 2017年12月22日よりNetflixにて全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】マッドバウンド 哀しき友情 2017年11月17日よりNetflixにて全世界同時配信【Netflixオリジナルドラマ】オルタード・カーボン 2018年2月2日より全世界同時オンラインストリーミング2月2日(金)より全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】レボリューション -米国議会に挑んだ女性たち-
2023年09月27日11月中旬まで音楽や演劇、美術、映画など、計15以上の公演・企画を展開中の「Bunka祭」。その中で、今回はBunkamuraル・シネマ 渋谷宮下で満喫する「映画×食×本」を紹介。現在、複合文化施設「Bunkamura」は、隣接地の再開発工事に伴い、オーチャードホールを除き、2027年度中まで長期休館中だが、渋谷を中心とした代替施設で活動継続中。6月、ミニシアターの街・渋谷で30余年培ってきたBunkamuraカラーを携え、渋谷駅前・宮下エリアに誕生した「Bunkamuraル・シネマ 渋谷宮下」。今秋は、名作の一挙フィルム上映に始まり、愛される偉人たちの生き様や言葉が胸を打つドキュメンタリーから社会派サスペンス・スリラーまでバラエティに富んだラインアップとなっている。ワーナー・ブラザース創立100周年記念上映“35ミリで蘇る ワーナーフィルムコレクション”selected by ル・シネマワーナー・ブラザース作品の中から、厳選した全15作品を貴重な35ミリフィルムで上映する「ワーナー・ブラザース創立100周年記念上映“35ミリで蘇る ワーナーフィルムコレクション”selected by ル・シネマ」が、9月29日(金)より特集上映。そして、愛にあふれたローマ教皇の真の姿に迫る『旅するローマ教皇』、衝撃の実話の映画化『私はモーリーン・カーニー 正義を殺すのは誰?』、作家パトリシア・ハイスミスの素顔を映し出す『パトリシア・ハイスミスに恋して』、第35回東京国際映画祭で主要3冠を獲得した心理スリラー『理想郷』が、順次公開スタートとなる。『旅するローマ教皇』また、「ドゥ マゴ パリ」が、ル・シネマ 渋谷宮下の各階ロビーで小さなスタンドカフェ「ドゥ マゴ パリ プチカフェ」としてオープン。プチサイズにリニューアルされた名物・タルトタタン、オリジナルブレンドのホットコーヒーをはじめ、特別な映画体験に寄り添うメニューを提供。29日(金)からはプチ・キッシュ、赤ワインにクレーム・ド・カシスを加えたカクテル・カーディナルは『旅するローマ教皇』公開日より提供予定。「プチ・キッシュ(三元豚のベーコンキッシュ)」500円(税込)※9/29より提供ロビーで目を引く「LIBRAIRIE」コーナーには、アートショップ「NADiff」による特別なキュレーションがなされたブックストアも併設。映画鑑賞の前後にはもちろん、映画を観ない日にも、行くだけでなにかある空間が広がる。(シネマカフェ編集部)
2023年09月26日シネマコンプレックス「OSシネマズ」を経営するオーエス株式会社(本社:大阪市北区、取締役社長:高(※1)橋秀一郎)は、阪急阪神ホールディングスグループの社会貢献活動「阪急阪神 未来のゆめ・まちプロジェクト」の一環として、知的障がいや発達障がいを持つお子様とそのご家族を対象とした映画上映会を、11月11日(土)にOSシネマズ神戸ハーバーランドで実施いたします。当社では、誰もが映画を楽しみ、感動を分かち合える社会の実現を目指し、2009年からこの取り組みを実施しており、これまで計36回を開催、累計4,800人以上の方にご参加いただいています。通常興行よりも音量を下げたりシアター内の照明を明るめにしたりと上映環境を整備することで、これまで映画館で映画を観たことがなかった方への鑑賞体験を提供しています。新型コロナウイルスの流行により2020年に予定していた第37回上映会は中止となり、以降実施できませんでしたが、この度約4年ぶりに開催する運びとなりました。今回は「ミニオンズ フィーバー」を上映いたします。ご家族やご友人も一緒にご鑑賞いただけますので、【添付資料】をご参照のうえ、是非ご応募ください。■オーエス株式会社 会社概要本社 大阪市北区小松原町3番3号 OSビル12階設立 1946年12月代表者 取締役社長 高(※1)橋 秀一郎拠点 大阪(本社)・東京事業内容 エンタメ・サービス事業/不動産事業URL (※1)高ははしごだか知的障がいや発達障がいのあるこども向け 映画上映会 抽選応募フォーム 【添付資料】 オーエス株式会社 リリース 発行元:阪急阪神ホールディングス大阪市北区芝田1-16-1 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年09月25日9月25日(月)今夜、最終回を迎えるドラマ「転職の魔王様」より、成田凌、小芝風花のクランクアップ時のコメントが到着した。“転職の魔王様”の異名を持つ、毒舌敏腕キャリアアドバイザー・来栖嵐(成田さん)が、求職者の仕事や生き方への悩みを辛辣な言葉で一刀両断しながらも、働く自信と希望を取り戻させる様子を描く本作。成田さんは「あっという間でした。ゲストのみなさんや『シェパードキャリア』のみんなが、もれなく『楽しかった~』って、いいながらクランクアップしていくのを見ていて、幸せを感じていました。僕も、楽しかったなあ~っていう一言です」とクランクアップした感想を述べ、「なにより、このドラマを見て、人生変わったとか、人生変えたいって思ってくださる方がめちゃくちゃいると思うんで…なんか泣きそう(笑)。そんな意義のあるドラマに参加できて本当に幸せでした。ありがとうございました!」と挨拶。小芝さんは「実は…私の妹が転職することになりました。妹は、私の仕事にあまり興味もなく、作品もほとんど見ない子なのですが、『転職します』という連絡がきて、『(私が)“転職のドラマ”に出てるから心強いわ』ってメールをもらったんです。その時に、この作品を見て、少なからず誰かの背中を押しているんだなって、改めて実感しました。きっと、テレビ越しにも同じように悩んでいる方や、先のことを考えて不安になっている方がいて、その方たちにもきっとちゃんと届いているんだなと。そんな作品をみなさんと作ることができて、本当によかったなと思いました」とコメントした。また、「一番最初の取材を受けたとき、“小芝さんの印象はいかがですか?”という問いに、『彼女が、ただ現場で元気で、笑顔でそこにいてくれるだけで十分です。みんながそれだけで頑張れると思います』と話しましたが、その通りでしたね。小芝さんがいてくれるだけで、本当に十分でしたね。健康に最後まで、ご一緒できてよかったです」(成田さん)、「本当に、良いお兄さんで…ありがとうございました。感情的になるシーンの撮影中、外のロケだと、雑音とか、交通の状況で、なかなか、気持ちがぐっと乗った状況でいつもスタートできるわけではなく、感情を持続するのが難しい時があって、そんな時に、私の感情が乗りやすいように、お芝居につきあってくださったり…疲れたなあってときは、『これいいよ~』とか、いろいろなものをくださったり、お休みの時にお土産を買ってきてくださったり…、本当にたくさん面倒をみていただいて、有難かったです。最初は、もっとクールな方だと思っていたのですが、とてもキュートな部分がたくさんありました」(小芝さん)とお互いへメッセージ。今夜の最大の注目ポイントは、来栖と千晴(小芝さん)の2人の行く末。そして、これまでさまざまな求職者をより良い方向へと導いてきた毒舌敏腕キャリアアドバイザーの来栖が、最終回では導かれる立場となるところも見どころ。来栖を“弟子”として一番近くで見てきた千晴が立ち上がり、面談を決行。キャリアアドバイザーとして成長した千晴の最終試験ともいえる面談の結果、来栖と千晴の心揺さぶる対話に注目。成田さんも「最終話は、とうとう来栖が、転職するかもしれません。自分がこれまで求職者に伝えてきた言葉が、そのまま返ってきます。面談する側から、面談してもらう側になります。来栖が、ふと周りをみると、本当にいい仲間がいるということに気づいたり…来栖が一皮むける最終話になっています」と明かし、小芝さんは「自分の夢について、また1つ考えるきっかけになる回だなとも思います」と見どころを説明した。▼最終話(第11話)あらすじ来栖(成田凌)の商社マン時代の同期・児玉雄一郎(小関裕太)が、来栖を訪ねてくる。エネルギー開発事業を専門に扱う商社に転職した児玉は、「俺と一緒にアフリカで働こう」と来栖をスカウト。会社は来栖のハンディキャップにも理解を示しているという。一度はあきらめた夢を再び追いかけられるチャンスに、来栖の心は揺れ動く。そんな中、3年前に来栖が担当した滝藤航平(駿河太郎)が、学生時代からの夢である広告プランナーの職に就きたいと相談に来る。前回、広告代理店への転職が叶わなかった滝藤は、広告宣伝に力を入れる大手食品会社に入社するも、現在は販促イベントの雑務を担当しているという。一方の千晴(小芝風花)は、いつもなら迷わず突っぱねるであろう、難易度の高い滝藤の転職を後押しした来栖に、違和感を覚えていた。するとそこへ再び児玉がやって来て、千晴は事故にあう前の来栖が夢を追いかけ、笑顔で働いていた話を聞く。児玉から来栖の説得を頼まれた千晴は…。「転職の魔王様」は毎週月曜日22時~カンテレ・フジテレビ系にて放送中。(シネマカフェ編集部)
2023年09月25日セレブ婚で変わってしまった親友
義父母がシンドイんです!
私のママ友付き合い事情