大ヒット映画『ベイビーわるきゅーれ』がテレビ東京にて連続ドラマ化されることが決定。2024年秋より放送開始される。2021年に完全オリジナル作品として公開された、アクションコメディ『ベイビーわるきゅーれ』。殺し屋のちさと (高石あかり)とまひろ(伊澤彩織)の、シェアハウスでののんびりまったりオフビートな日常と、海外でも評価される本格派アクションが融合した唯一無二の世界観で、多くの映画ファンを魅了した大ヒット作だ。2023年にはファン待望の第2弾『ベイビーわるきゅーれ 2ベイビー』が公開、第3弾となる『ベイビーわるきゅーれ ナイスデイズ』が9月27日(金)より公開されることが決定している。テレ東史上最高アクションドラマとして、『ベイビーわるきゅーれ ナイスデイズ』の公開に先立って放送開始されるこの度のドラマ版は、全12話完全オリジナルストーリー。映画最新作の前を描いているのか、後を描いているのか。それとも全く違う世界線なのか、詳細はまだ不明だが、映画とドラマ、両方合わせて楽しみたい。監督・脚本は、映画に続き阪元裕吾が務め、ちさととまひろのコンビも映画と同じく高石あかりと伊澤彩織が演じる。≪出演者コメント≫◆高石あかり/杉本ちさと役ベイビーわるきゅーれ、2ベイビー、ナイスデイズ、そしてドラマ化。こんなに嬉しいことがあっていいのでしょうか。阪元監督や伊澤さんとよくこの作品の未来の話をします。もしも続編があったら、もしもドラマ化をしたら……そんな夢みたいな”もしも話”が全て叶っているんです。信じられません。ベビわるを、2人を、愛してくださる皆様のお陰です。本当に感謝しています。そして改めて、そんな作品の一部になれたことを心から幸せに思います。全12話、ちさととまひろがどんな日常、非日常を体験するのか私もベビわるファンの一人としてすごく楽しみです! 是非、ドラマ版ベイビーわるきゅーれもよろしくお願いします!◆伊澤彩織/深川まひろ役ついに、ベビわるがドラマとなって地上波に降り立ちます。ドラマから映画化するのはよく耳にしますが、映画からドラマ化の逆流は割と前代未聞なのではないでしょうか。映画3作品を共に乗り越えた阪元監督と高石さん、製作陣の皆さんと再び組めるのだと思うと、大変心強く、ドラマのクランクインが楽しみです。先日、阪元監督は「未来がいっぱい!」と笑っていました。ベビわるの未来を一緒に楽しみにしてもらえると嬉しいです。ドラマ全12話のなかでちさまひがこれからどんな物語に翻弄されていくのか、乞うご期待!≪監督コメント≫◆阪元裕吾え、「ベイビーわるきゅーれ」がドラマ化!?「ナイスデイズ」のポスターに「これで最期」って書いてたじゃないですか!?ぜんぜん最期じゃないじゃん!それは一旦置いときまして、12話分の脚本と、半分くらいの話数の監督を担当します阪元裕吾です。「テレビでこれやるの?」というような内容のブラックコメディとアクション、そして杉本ちさとと深川まひろの2人の人生を祝福するような作品になっています。高石あかりさん、伊澤彩織さんのお2人、全てのキャストのみなさんとスタッフのみなさんに僕の夢を叶えていただき、感謝しかありません。最高の作品になるのでぜひ見てください。Ps,「これで最期」ってマジでなんだったんですか?!「ベイビーわるきゅーれ」は秋、テレビ東京にて放送。※高石あかりの「高」、ただしくは「はしごだか」(シネマカフェ編集部)■関連作品:ベイビーわるきゅーれ 2ベイビー 2023年3月24日より新宿ピカデリーほか全国にて公開©2023「ベイビーわるきゅーれ 2ベイビー」製作委員会ベイビーわるきゅーれ ナイスデイズ 2024年9月27日より新宿ピカデリーほか全国にて公開©2024「ベイビーわるきゅーれ ナイスデイズ」製作委員会
2024年05月10日杉咲花主演ドラマ「アンメット ある脳外科医の日記」の主題歌、あいみょんが歌う「会いに行くのに」とドラマがコラボした映像が公開された。本作は、「モーニング」(講談社)で連載中の「アンメット-ある脳外科医の日記-」のドラマ化で、“記憶障がいの脳外科医”が、目の前の患者を全力で救い、自分自身も再生していく医療ヒューマンドラマ。杉咲さんが“記憶障がいの脳外科医”川内ミヤビを、若葉竜也が変わり者の脳外科医・三瓶友治を演じるほか、岡山天音、千葉雄大、吉瀬美智子、井浦新、山谷花純らが出演している。過去2年間の記憶がなく、さらには今日のことも明日には全て忘れてしまう主人公・ミヤビは、毎朝起床後、机の上の日記を読み、失った記憶を覚え直すことから1日が始まる。今回公開された映像でも、そんなミヤビの“1日の始まり”からスタート。そして、あいみょんさんの歌声とともに、これまでの印象的なシーンが次々に登場している。SNSでは、「最高」、「素敵すぎて泣いた」、「リンクしててめっちゃ良かった」、「『愛して愛を知って』の歌詞のところで、三瓶先生とミヤビちゃんが見つめ合うシーンなのほんと泣けちゃう」、「今までのストーリーが蘇ってぐっとくる」などと視聴者から反響を呼んでいる。第5話あらすじ(5月13日放送)住職・成海(三宅弘城)が運び込まれてくる。検査の結果“もやもや病”が見つかり、主治医のミヤビ(杉咲花)は、今後、お勤めは一切やめるよう宣告。成海はその言葉を静かに受け止めるが、弟子の碧聴(大友律)は不安を隠せない。成海の手術が行われることになり、三瓶(若葉竜也)はミヤビを術者に指名。しかし、手術難易度の高さから、まだ無理だと反論するミヤビ。一方、星前(千葉雄大)は脳外科の手術をさせてほしいと三瓶に頼むが、あっさり断られ、相容れない2人の間には嫌な空気が漂ってしまう。実は、星前の高い志の裏にはある理由が隠されていて…。「アンメット ある脳外科医の日記」は毎週月曜日22時~カンテレ・フジテレビ系にて放送中。(シネマカフェ編集部)
2024年05月09日ものまねタレントのコロッケが9日、都内で行われた『中村雅俊芸能生活50周年記念公演』製作発表会見に、中村雅俊、久本雅美、林翔太、土生瑞穂、小川菜摘、松田悟志、玉野和紀、田中美佐子とともに登壇した。中村雅俊が今年6月に芸能生活50周年を迎えることを記念した公演が、東京・明治座にて6月2日~18日に上演される。同公演は、昭和歌謡音楽劇とコンサートの二本立ての構成。第1部の『どこへ時が流れても~俺たちのジュークボックス~』は、中村の楽曲と同名タイトルの新作音楽劇で、登場人物の心情を昭和歌謡で表現した笑って泣ける物語に。第2部のコンサート『MASATOSHI NAKAMURA LIVE look back with smile , look ahead with pride. 』は、中村のヒット曲を中心としたライブで、記念すべきステージならではの演出を盛り込んでいる。コロッケは「自分は中村雅俊さんのことがすごく好きで、中学校のときに新聞配達をやっていたのですが、そのときに『俺たちの旅』で中村雅俊さんが着ていらっしゃったフィールドジャケットを買ったんです。憧れて。下駄も履いておりました。ベルボトムのラッパズボンもはいていました。ラッパズボンがこんなに似合わないんだということも気がつきました」と中村のドラマでの衣装をマネしていたことを明かした。続けて、「『俺たちの旅』は、友達とは一生付き合っていけるものであるとか、いろんな教えをいただいたドラマなので、今回一緒にやらせていただけることを本当に心待ちにしていました」と中村との共演の喜びを述べ、「皆さん気になっているのが、雅俊さんのモノマネはどうするんだろうということ。いろんな形で皆様に面白いものを、物語の邪魔にならないようにやらせていただきたいと思っています」と意気込み。中村のモノマネもやる予定とのことだが、「難しいです」と話していた。
2024年05月09日一般社団法人チャレンジドLIFE(所在地:滋賀県草津市/代表:畠中 直美)は、2024年1月~3月に日本テレビ系列で放送された主人公が自閉スペクトラム症のドラマ「厨房のありす」の鈴間 広枝プロデューサーをゲストにお招きしてのオンライントークイベントを、2024年6月8日(土)20時から開催します。◆開催の背景自閉スペクトラム症(ASD)の主人公をとりまく周囲の方々の温かい関わりが印象的だったドラマ「厨房のありす」。この素敵なドラマに、チャレンジドLIFEは取材協力という形でご縁をいただきました。プロデューサーや脚本家の方たちに、自閉スペクトラム症児の保護者として経験してきたことをお伝えする中で、スタッフの皆様が自閉スペクトラム症の当事者や家族に真摯に向き合ってくださる姿や、ドラマ制作にかける熱意にとても感動しました。なぜこのドラマを作ろうと思ったのか、何を届けたかったのか。本イベントでは、「厨房のありす」プロデューサー 鈴間 広枝様をお招きし、本ドラマに込められた制作スタッフやキャストの皆様の想いを、公開インタビューの形でお聞きします。どんなエピソードが飛び出すのか!?どうぞお楽しみに。鈴間様、参加者の皆様と共に、あらためて自閉スペクトラム症や多様性について、「厨房のありす」で描かれた“多様でやさしい世界”を実現するためにできることを、一緒に考えていきます。◆イベントタイトル:「厨房のありす」の“多様でやさしい世界”をみんなで味わおう!~鈴間 広枝プロデューサーと語り合うオンライントークイベント~「厨房のありす」鈴間 広枝プロデューサーチャレンジドLIFE代表 畠中 直美◆開催時期:2024年6月8日(土)20:00~22:00◆開催方法:Zoom(オンライン) ※お申し込み者には終了後アーカイブ配信あり◆ゲスト:ドラマ「厨房のありす」 プロデューサー 鈴間 広枝様<プロフィール>日本テレビ コンテンツ制作局でドラマプロデューサーとして「東京タラレバ娘」「あなたの番です」「真犯人フラグ」「リバーサルオーケストラ」「厨房のありす」など数々の作品を手掛ける。◆目的:・ドラマ「厨房のありす」のファンの方や関心をお持ちの方に、制作スタッフやキャストの皆様の想いを届ける・「厨房のありす」を視聴した方たちの想いを、制作スタッフやキャストの皆さまに直接届ける・自閉スペクトラム症や多様性についての理解を深め、自分事として考え、「多様で優しい世界」への一歩を踏み出すきっかけとする。◆参加いただきたい方:「厨房のありす」視聴者、自閉スペクトラム症など発達障がいの当事者・家族、支援者、ダイバーシティに関心のある方など◆定員:50名◆参加方法:フォームよりお申し込みください。前日までにご登録いただいたメールアドレスに配信用URLを送付します。申し込みフォーム ※受付締め切り:2024年6月5日(水)◆主催:一般社団法人チャレンジドLIFE<会社概要>商号 : 一般社団法人チャレンジドLIFE(2017年9月設立、滋賀県草津市)代表者 : 畠中 直美事業内容 : (1) 発達障がいに関するワークショップ、セミナー、情報発信: (2) ダイバーシティコミュニケーターとして多様性の目線から、多くの人の生きやすさにつながる企画・サービス開発URL : Instagram: これまでのオンラインイベント事例(一部):・くわばたりえさんYouTube「バタやんちゃんねる出演」(2024年5月)<第1回> <第2回> ・くわばたりえさん×片山 泰一先生 オンライントークセミナー( )・くわばたりえさんYouTube出演YouTube「くわばたのくすくす子育てママトーク」(2021年7月)<第1回>うちの子、発達が遅れてる? <第2回>発達障がいの診断が出たらどうする? <第3回>発達のこと、誰にどう伝える? <第4回>発達障がいの子の学校生活は? <第5回>発達障がいの子の将来は? ・くわばたりえさんのオンラインdeメガネのママ友会(全3回)( ) 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2024年05月09日「私の解放日誌」イ・ミンギ、「ムービング」クァク・ソニョン、「イカゲーム」ホ・ソンテらが共演する韓国ドラマ「クラッシュ 交通犯罪捜査チーム」がディズニープラスのコンテンツブランド「スター」にて、5月13日(月)より毎週月曜日・火曜日に独占配信開始。予告編が解禁された。本作は、通称TCI(Traffic Crime Investigation)と呼ばれ署内ではまったく相手にされない交通犯罪捜査チームが絶妙なチームワークで無法者たちを検挙しまくる痛快アクションコメディ。道路上の犯罪をリアルに描き、韓国で初めて交通犯罪に着目した期待の警察ドラマとなっている。ニュースに取り上げられ、世間とマスコミから注目される殺人事件よりもさらに多くの被害者を出している交通犯罪。その交通犯罪を取り締まる部署として存在するのが通称TCIと呼ばれる、交通犯罪捜査チーム。しかし、その地味な存在感からほかのチームからは無視され、まったく相手にされていなかった。そんなメンバーたちのもとに、超エリートで非の打ちどころのないルックスを持ちながら、社会性ゼロで運転もできない変わり者の捜査官チャ・ヨンホ(イ・ミンギ)が加わったことで、彼らの運命は変わり始める。卓越した認識能力だけで、事故の正確な原因をシミュレーションできるヨンホは、チームを急速に軌道に乗せるが、過去に起きたある事件がヨンホの身に降りかかり、ヨンホは再びTCIを失墜させることになる――。交通犯罪捜査の資格を多数持ち、数学専攻出身者にふさわしく、鋭い分析力と推理力の持ち主の新任警部チャ・ヨンホを演じるのはイ・ミンギ。「私の解放日記」でヨム3兄妹の長男チャンヒ役で冴えないキャラクターをリアルに演じたが、本作では天才エリート役に挑戦。そして、「ムービング」でリュ・スンリョン演じるチャン・ジュウォンの妻を演じ存在感を発揮したクァク・ソニョンが優れた武術力と運転技術を持ち合わせるTCIのチームリーダー、ミン・ソヒに。また、交通犯罪捜査班の班長チョン・チェマン役には「カジノ」「イカゲーム」など名バイプレイヤーといえる存在感のホ・ソンテ。そのほか、防犯カメラ分析のスペシャリスト、ウ・ドンギ役にイ・ホチョルやTCIメンバーの末っ子オ・ヒョンギョン役にチェ・ムンヒを起用。実力派俳優陣が捜査チームのメンバーとして集結し、道路上で巻き起こる犯罪を痛快に解決していく。監督は人気を博した「復讐代行人~模範タクシー~」のパク・ジュヌが務める。この度解禁された日本語版ポスターには、「交通犯罪、一・網・打・尽」というキャッチコピーとともに、TCIの個性豊かなチームメンバー5人が一列に並び、逮捕状のような紙を突きつけながら交通犯罪者に立ち向かう姿が映されている。さらに予告は、TCIだと名乗るミン・ソヒに対し、別部署から「放送局か何か?」とまったく存在を認識されていないシーンから始まる。FBI、CIA、B★Sと横文字を並べ、「英語の略字にした方がかっこいいんだよ」と言うドンギだが、「B★Sはどこの国の警察なんだ?」とチェマンが冷静に突っ込みを入れるなどコメディ要素も垣間見える。しかし、彼ら1人1人は頭脳、運転技術、武術などの特技を活かしてどんな交通犯罪も検挙していく高い能力を持つ実力者でもある。TCIのメンバーらの抜群のチームワークと爽快感あふれる展開、派手なカーアクション、クスっと笑えるコミカルな俳優陣の演技にも注目だ。「クラッシュ 交通犯罪捜査チーム」は5月13日(月)より毎週月曜日・火曜日1話ごとディズニープラス スターにて独占配信開始(全12話)。(シネマカフェ編集部)
2024年05月08日ディズニーのCEOボブ・アイガーが決算説明会にて、今後のマーベル作品の公開ペースについて「映画は年に2本。最大でも3本、ドラマは2本にする」と発言。これはディズニー全体の「制作本数を減らし、品質にフォーカスする」という戦略の一環であり、「特にマーベル作品に当てはまる」と述べたという。「Variety」誌が報じた。アイガーは「2025年はマーベルの良作が2、3本あります。そしてさらなる『アベンジャーズ』を製作予定です。とても楽しみにしています」と語ったが、この発言とディズニーが発表している最新の公開カレンダーには相違がある。カレンダー上では、2025年は『Captain America: Brave New World(原題)』『Thunderbolts(原題)』『The Fantastic Four(原題)』『Blade(原題)』とマーベルの作品は4本公開予定だ。また、2026年も『アベンジャーズ』の新作を含む4本が公開予定とされている。アイガーの発言を受け、ファンは「間違いない。また『Blade』の公開が延期だよ」と、これまで何度も公開延期という憂き目に遭ってきた『Blade』が2025年の公開カレンダーから除外される可能性を予想。ほかには「アメコミが原作の映画が年間3本公開されるというのも多すぎない?」「最高の決断だ。“量より質”で勝負したほうがいい」「現実的な考え方だ」などのコメントをXに寄せている。(賀来比呂美)
2024年05月08日Amazonのドラマ『Blade Runner 2099(原題)』にミシェル・ヨーが主演することが決まった。「Variety」誌が報じた。同ドラマは1982年公開のオリジナル版『ブレードランナー』、その続編である2017年公開の『ブレードランナー 2049』のどちらもカバーした続編だという。ドラマの詳しい内容は明らかになっていないが、ミシェルが演じるのは、オルウェンという名前のキャラクターで、人生の終わりが近付いているレプリカント(人造人間)とのこと。ファンはこのニュースに「ミシェル・ヨーは生きる伝説だ」「ミシェルが出演するのは本当にうれしい。欲を言えば映画館で観たかった!」「映画と同じクオリティーで作られるのなら、ぜひ何シーズンも続いてほしい!」「予期せぬ人選。大歓迎!」とXで歓喜の声を上げている。2023年、『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』のエブリン役で高い評価を受け、アカデミー賞主演女優賞、ゴールデングローブ賞主演女優賞(映画部門)、全米映画俳優組合賞主演女優賞など数々の主演女優賞を獲得したミシェル。出演オファーが絶え間なく舞い込んでおり、主演映画『Star Trek: Section 31(原題)』、『アバター』シリーズ、『Wicked(原題)』など多数の待機作が控えている。(賀来比呂美)■関連作品:ブレードランナー 2049 2017年10月27日より全国にて公開
2024年05月08日カンテレ・フジテレビ系7月期の月10ドラマは、杉野遥亮主演の山岳医療ドラマ「マウンテンドクター」を放送。大森南朋が先輩役で出演することも分かった。本作は、長野県松本市を舞台に、山岳医療の現場に放り込まれた青年医師が、様々な思いを抱えた山岳医や患者と触れ合い、現実と向き合いながら成長していく様子を描く完全オリジナル作品。“山岳医療”とは、山で起こりうる病気とケガを治療する医療。そして、“山の知識”と“医療知識”の双方に長けた医師を“山岳医”と呼ぶ。本作は、山岳医たちの思いのぶつかり合いを通して、山岳医療の課題と未来を描き提示する、新しい医療ドラマとなる。杉野さん演じる、信濃総合病院に赴任してきた青年医師・宮本歩は、整形外科医と並行して、“山岳診療科”の兼務を命じられる。故郷の長野県に戻ってきた歩は、小さいころから身近にあり大好きだったはずの山へ、ある思いを抱え続けている。医師としてはこれといった目標もなく、志も低めだったが、山岳医療チームで過ごす中で少しずつ成長していく。杉野さんは「楽しみながら、僕も成長していきたいです」と意気込み、役については「バックボーンも含めて、歩はすごく繊細な人。それでも前に進もうとする姿から勇気を与えられたら、ちょっとした希望になれたらいいなと思っています。愛される魅力的なキャラクターとして演じたいです」とコメント。見どころについても「個人的には、僕が演じる宮本歩はさっそく1話から成長するので、ぜひ着目していただきたいです」とアピールした。そして、歩が赴任する病院の循環器内科医として働く江森岳人役で大森さんが出演。国際山岳医としての資格を取得し、海外での活動経験もある山岳医で、山岳医療に詳しいからこそ、医師が安易に山に行くことに慎重で、山での負傷者・疾病者は迅速な救助ののち設備の整った病院で治療すべきだという信念を持っている。しかし、歩とぶつかり合いながらも、自身も抱える過去のトラウマを乗り越えようとしていく。撮影の様子について大森さんは「長野でのロケは、やっぱり空気が違って本当に気持ち良いです。山が連なっているのを実際に見ながらお芝居をさせていただけるので、気持ちにもリアリティーや力強さがでてくると思うので、すごくありがたい環境の中で演じさせていただいています」と明かし、杉野さんについては「これまでもご一緒しているので、色々と分かっているところもあるのですが、すごく可愛いです(笑)。ただ、可愛いだけではなくて、芝居の部分でぐいっと立たせてくれるので、すごく頼もしくもあります。これからもそんな場面をたくさん見させてもらえるのかと思うとすごく楽しみです。ただ、現場にいるときは、とにかく、すごく可愛いです」と印象を語っている。登山シーズンには、多くの観光客・登山者で賑わう長野県の山岳地帯。西側には、本州の背骨とも呼ばれる3,000m級の山々が連なる険しい北アルプスが連なり、東側には、風光明媚な浅間連峰や筑摩山地が広がる。そんな大自然の美しさがつまった場所でロケも行われる。大自然が舞台だからこそ生まれる、リアリティーとスケール感に注目だ。「マウンテンドクター」は7月8日より毎週月曜日22時~カンテレ・フジテレビ系にて放送(初回15分拡大)。(シネマカフェ編集部)
2024年05月07日『レディ・プレイヤー1』や「ハウス・オブ・ザ・ドラゴン」のオリヴィア・クック主演「ヴァニティ・フェア~燃ゆる欲望~」が、Amazonプライム会員向けの配信サービス、Prime Videoチャンネル「シネフィルWOWOW プラス」の公式YouTubeにて期間限定で全話無料公開される。本作は、英国文学の名作「虚栄の市」のドラマ化作品。19世紀初頭のロンドンを舞台に、貧しい孤児の身から上流社会を目指すベッキーと、裕福な家庭に育った心優しいアミーリアの、対照的な2人の女性の人生を描く。主人公ベッキー役のオリヴィア・クックを筆頭に、アミーリア役には「ブリジャートン家」のクローディア・ジェシー、『わたしを離さないで』のチャーリー・ロウ、『オリエント急行殺人事件』のトム・ベイトマンなど人気俳優が多数出演。女性2人の恋愛や結婚などの人生模様を通じて、上流社会を風刺的に描いたストーリーの面白さはもちろん、豪華で華やかな衣装や装飾品にも注目だ。「ヴァニティ・フェア~燃ゆる欲望~」は毎週火曜・木曜・土曜に1話ずつ「シネフィルWOWOW プラス」公式YouTubeにて無料公開中(全7話)。★シネフィルWOWOW プラスで全話配信中(シネマカフェ編集部)
2024年05月04日7月12日(金) よりWOWOWで放送・配信される連続ドラマW-30『磯部磯兵衛物語~浮世はつらいよ~』の全キャストが発表された。原作は、2013年から17年に「週刊少年ジャンプ」で連載された仲間りょうによるギャグ漫画。立派な武士を目指して日々精進すると言いながら、努力しない武士校生・磯部磯兵衛のぐうたらで突っ込みどころ満載な日常を描く。主人公の磯兵衛役をWOWOWドラマ初主演となる杉野遥亮が務めるほか、鈴木福、長濱ねる、マキタスポーツ、津田寛治、三宅弘城、檀れいがキャストとして名を連ねている。今回新たなキャストとして平泉成、新木宏典、徳重聡、綾田俊樹、秋山竜次(ロバート)、眞島秀和の出演が決定。本作では理想の磯兵衛役を妄想して配役を提案するという、ドラマオリジナルのエピソードも描かれるが、平泉は完徹(完全徹夜)ができることを証明しようと躍起になる磯兵衛、新木は磯兵衛が妄想するかっこいい磯兵衛、徳重は往年の時代劇を彷彿とさせる劇画タッチで本格時代劇俳優風な磯兵衛を演じる。また、綾田は見た目は普通の老人だが腕っぷしが強く、生徒へのスパルタ指導も繰り出す武士校の先生役、秋山は世捨て人だが人間離れした特技をもっているナニガシ役、眞島は大人になった磯兵衛(?)役をそれぞれ務める。なお平泉はナレーションも担当しており、時代劇でありながらSFという摩訶不思議な作風を、メタ的なユーモアを加えながら面白おかしく進行する。<番組情報>連続ドラマW-30『磯部磯兵衛物語~浮世はつらいよ~』7月12日(金) WOWOWで放送・配信スタート(全10話)特設サイト:仲間りょう/集英社 (C)WOWOW
2024年05月03日SEKAI NO OWARI(セカイノオワリ)が新曲「Romantic」を発表。SEKAI NO OWARIの新曲「Romantic」通算7枚目となるオリジナルアルバム「Nautilus」をリリースし、バンド史上最大規模となるアリーナツアーである「深海」を開催中のSEKAI NO OWARI。その最新曲となる「Romantic」は、4月19日より放送がスタートしたTBS系金曜ドラマ「9ボーダー」の主題歌となっている楽曲だ。主演・川口春奈のドラマ「9ボーダー」主題歌に川口春奈が主演を務める「Romantic」は、19歳・29歳・39歳と、各年代のラストイヤー=「9ボーダー」真っ只中の3姉妹が、それぞれの年代特有の悩みにぶつかりながらも、人生を前向きに進んでいくさまを描いた完全オリジナルのヒューマンラブストーリー。第1話で「陽炎」が、第2話で「正夢」が劇中曲として使用されるなど、SEKAI NO OWARIは主題歌以外でも本作を彩っている。なお、インスタグラムではリリースに先駆けて「Romantic」の先行視聴がスタート。投稿の際にも、楽曲の使用が可能となっている。作品情報SEKAI NO OWARI 新曲「Romantic」※TBS系金曜ドラマ「9ボーダー」主題歌。リリース日:未定
2024年05月03日韓国発のミュージカルがついに日本初演。若きバレエダンサーのイ・チェロクと、70歳にして初めてバレエに挑戦するシム・ドクチュルの交流を描いた感動作だ。チェロクを演じるのは、舞台『千と千尋の神隠し』や舞台『キングダム』、ミュージカル『のだめカンタービレ』と大作への出演が相次ぐ三浦宏規。5歳からクラシックバレエを始めた三浦にとっては、まさにハマり役と言える。さらにドクチュルを演じるのは、純然たる“老人”役は初となる川平慈英。すでに稽古も開始され、相性ぴったりなやり取りを見せるふたりに、作品に寄せる想いをたっぷり聞かせてもらった。本読みから泣いてしまう「ドラマの根幹がズルい」――脚本を読まれての感想、印象から教えてください。川平本読みであんなに涙が溢れてくるなんて、僕は初めての経験でしたね。三浦僕もです!川平自分でも「おい慈英、しっかりしろよ」って(笑)。三浦ラストシーンとか、もう僕は慈英さんの顔を見ただけで無理無理!って感じでした(笑)。川平で、その宏規くんを見て僕も無理無理!ってね(笑)。――それはひとりで読んでいる時から涙が?三浦僕は泣きました。これダメだって、一度脚本を閉じたくらいです(笑)。川平それほどドラマの根幹がズルいんだよね。三浦そうそう、ズルいんです! だから実際に人の声を通したらもう耐えられなくて。川平また宏規くんのエネルギーが圧倒的なんですよ。感受性がカラフルというか。僕はそれをいただいて、また返すっていうキャッチボールが出来るのが本当に楽しみで! それをそのままお客様も受け取って、生きるって素晴らしいとか、寛容さの大切さとかを思い出してもらえたら嬉しいですね。三浦僕こそ慈英さんからもらうものばかりで! ご一緒するのは初めてですが、昔から大好きな俳優である慈英さんと、バディものをやれるってことが心から嬉しいです。「こんなに勇気をもらえる作品ってなかなかない」――生き方も年齢もまったく異なるふたりを、バレエが繋ぐ物語です。チェロクとドクチュルそれぞれにとって、バレエとはどういった存在なのだと思いますか?三浦チェロクはやっぱり好きだったんですよね。ただ当然「男がバレエなんて」と周りから言われることもあったでしょうし、父親もそんなひとりで。しかもなかなか思うようにいかない、要はスランプに陥っている。そんな時、すごくやる気に満ち溢れたドクチュルが現れてこう言うわけです。「僕はバレエが好きなんだ。そして君のバレエが好きなんだ」って。真っすぐな目でそう伝えられたことでチェロクは浄化され、踊ることが好きなんだってことに改めて気づく。そういった意味でもドクチュルの存在はとても大きかったですし、彼にとってバレエというのは、すごく大切なものなんだと思います。川平なんかもう宏規くんそのままですよね!三浦僕も今、自分の話をしているのかなって思いました(笑)。川平ドクチュルにとってバレエは、もう生きる理由ですよね。ずっと郵便配達員として、自分のやりたいことをすべて置いて、子供たちのために身を削って生きてきた。でも小さい時に見たバレエ少女に心奪われ、それ以来ずっと、頭の片隅にはバレエってものがあって。で、人生の終焉を前に一念発起してバレエを始めるわけですが、そのきっかけになるのがチェロクなんですよね。初めて彼を見た時、まさにバレエの神様降臨!みたいな(笑)。それぐらいドクチュルにとってチェロクは、光り輝いて見えたんだと思います。――観劇に当たりハンカチは必須ですね! では最後に、楽しみにされている読者にメッセージをお願いします。三浦バレエ題材ということもあり、僕にとっては近いというか、非常に親近感のある作品です。ただどんな人でもきっと心揺さぶられる、本当に老若男女に楽しんでもらえる作品になるんじゃないかと思います。川平陳腐だと承知の上でストレートに言ってしまいますが、こんなに勇気をもらえる作品ってなかなかないと思います。これからみんなで丁寧に作っていけば、必ずや日本のミュージカル作品におけるエポックメイキングになるはず。そう強く思いますし、なって欲しいなと思います。三浦はい、本当にそう思います!取材・文:野上瑠美子撮影:石阪大輔ヘアメイク:AKi(三浦宏規)・森川英展(NOV)(川平慈英)スタイリング:小田優士(三浦宏規・川平慈英)衣装協力:KOH(03-6416-0897)(三浦宏規)<公演情報>ミュージカル『ナビレラ』上演台本・演出:桑原裕子原作:「ナビレラ」作:HUN、JIMMYオリジナル台本・作詞:パク・へリム作曲:キム・ヒョウンオリジナルプロダクション:ソウル芸術団出演イ・チェロク:三浦宏規シム・ドクチュル:川平慈英ドクチュルの妻:岡まゆみドクチュルの次男、TVプロデューサー:狩野英孝ドクチュルの長男、会社員:オレノグラフィティチェロクの元サッカー仲間:瀧澤 翼ドクチュルの孫娘:青山なぎさ/井上音生(Wキャスト)バレエ団長:舘形比呂一久保貫太郎市川絵美岩﨑巧馬岡山玲奈河西茉祐古賀雄大政田洋平舞夏山田美貴2024年5月18日(土)~6月8日(土)会場:東京・シアタークリエチケット情報()公式サイト
2024年05月02日中国ドラマ「花轎喜事<かきょうきじ>」の日本初上陸が決定!2024年7月1日(月)よりアジアドラマチックTV(アジドラ)にて放送スタート!「卿卿(きょうきょう)日常 ~宮廷を彩る幸せレシピ~」で人気がより一層高まったティエン・シーウェイ、「国子監は花ざかり〜ロマンスは最高学府で〜」でイケメン学生役を演じブレイクしたアオ・ルイポンら、中国若手世代最旬の俳優陣が集結!原作は小説家・席絹による2部作。本作は2001年に大ヒットした「上錯花轎嫁對郎(原題)」のリメイク版。2001年版の昌平公主役が皇后役で登場する。花轎[婚礼のときに花嫁が乗る輿(こし)]を乗り間違えたことで花嫁2人の嫁ぎ先が入れ替わってしまうという物語を全24話で描くラブコメ時代劇。ぜひお楽しみに!(C)[2023] Youku Information Technology (Beijing) Co., Ltd.■ ■アジアドラマチックTV(アジドラ)放送情報2024年7月1日スタート 毎週月曜-水曜17:30~※第1話先行放送:2024年6月18日(火)24:00~ ■ ■イントロダクション望まない婚姻を強いられた武官の娘 李玉湖(リー・ユーフー)と富豪の娘 杜氷雁(ドゥー・ビンイエン)は、同じ日に揚州から他州へ嫁ぐ。玉湖の相手は李家と恩怨のある将軍、氷雁の相手は斉(チー)家の病弱な若君である。玉湖の父 李(リー)館主は引けを取らないよう杜家と同じ花轎や花嫁衣装をあつらえ、李家が杜家の輿入れの隊列を従えて揚州を出発。途中、大雨に見舞われた一行は廟で雨をしのぎ、互いの不幸な境遇を知った玉湖と氷雁は意気投合する。そして、それぞれの嫁ぎ先に向けて出発するが…。■ ■キャスト李玉湖(リー・ユーフー)役:田曦薇(ティエン・シーウェイ)斉天磊(チー・ティエンレイ)役:敖瑞鵬(アオ・ルイポン)杜氷雁(ドゥー・ビンイエン)役:白冰可(バイ・ビンク)袁不屈(ユエン・ブーチュー)役:趙順然(ジャオ・シュンラン)■ ■スタッフ監督:澄丰(チェン・フォン)脚本:馬莎莎(チュー・シャシャ)原作:席絹「請你將就一下(原題)」「上錯花轎嫁對郎(原題)」(C)[2023] Youku Information Technology (Beijing) Co., Ltd.■ ■関連リンクソニー・ミュージックソリューションズ配給作品の公式サイト(ASIALL): 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2024年05月01日千葉雄大と伊藤沙莉が共演するドラマ「いいね!光源氏くん」が今夜より再放送がスタートする。本作は、えすとえむの同名漫画のドラマ化。千葉さんが、突然沙織の前に現れる昔の衣装をまとった男・光源氏を、伊藤さんがこじらせOL・沙織を演じるほか、「源氏物語」で光のライバル・中将役で桐山漣、沙織の妹・詩織役で入山杏奈らが出演する。「し~ずん1」とともに、「し~ずん2」も再放送される今回。続編では、紫の上までもが現代に次元ジャンプしている疑惑が持ち上がり、沙織は気が気でなくなっていく。一方、沙織にアメリカ帰りの同僚が猛アプローチをかけ…と、光と沙織、ふたりを取り巻く面々のその後が描かれていく。▼し~ずん1ストーリー藤原沙織(伊藤沙莉)は、会社から帰宅した週末に非日常の解放感に浸るため、バリで買ったすだれとお香をセットしてうたた寝していると、突然すだれを潜くぐって昔の衣装をまとった男(千葉雄大)が現れる。沙織は不審者と思って警察にも来てもらうが、平安時代の扮装をしていることから、ふと光源氏を思い出し、その名前を口にする。男はさも自分が光源氏と言わんばかりに沙織に抱きつき、カップルの痴話喧嘩と思い込んだ警察は退去。沙織はただのコスプレーヤーだと思う男が「事情があって帰るところもない」と聞き、人助けのつもりでしばらく住まわせることに。ところが、妹の詩織(入山杏奈)にこの同棲を知られたり、やがて源氏物語で光のライバル(?)の中将(桐山漣)も出現し――。▼し~ずん2ストーリー打ち上げ花火を1人寂しく見上げる沙織のもとに、平安の世から舞い戻ってきた光源氏。その日から再び2人のドキドキな同棲が始まる。中将やカイン(神尾楓珠)や詩織は光の帰還を喜び、2人の恋の行方を微笑ましく見守っていたが、沙織の職場で彼女に好意を寄せる同期の男・一条が現れ、関係はにわかにぎくしゃくし始める――。「いいね!光源氏くん」し~ずん1第1~4話は5月1日(水)1時31分~<※火曜深夜>、第5~8話は5月2日(木)1時51分~<※水曜深夜>、し~ずん2は5月5日(日・祝)1時10分~<※土曜深夜>NHK総合にて放送。(シネマカフェ編集部)
2024年04月30日濱口竜介監督最新作『悪は存在しない』、『ゴジラvsコング』の続編『ゴジラxコング 新たなる帝国』といった注目作品の公開や、ソフィア・コッポラ監督特集上映、屋外上映イベントなど、今年のGWは楽しみなイベントが目白押し。そんななか今回は、リラックス時間に、おうちでお酒をたしなみながら、おやすみ前のひとときに…など、いますぐ観られるおすすめの“海外ドラマ”を4作品ピックアップしてご紹介。Netflixシリーズ「リプリー」独占配信中「シャーロック/SHERLOCK」『007 スペクター』のアンドリュー・スコットが主演を務めるサスペンスドラマ。名作小説の新たなシリーズ化となっており、アンドリューのほかにも、ダコタ・ファニング、ジョニー・フリンらが出演している。あらすじ特殊な仕事を引き受けたペテン師はイタリアに渡り、富と特権を享受する世界へ。だが、憧れの生活を手にするには、いくつもの嘘を重ね続けなくてはならなかった――。「フォールアウト」© Amazon MGM Studiosビデオゲーム「Fallout」を原作とした、クリストファー・ノーランの実弟、ジョナサン・ノーランが終末世界を描く実写オリジナル・ドラマシリーズ。Vaultの住人をエラ・パーネルが演じるほか、アーロン・モーテン、ウォルトン・ゴギンズ、カイル・マクラクランが出演。なお本作は、シーズン2の製作も発表されている。あらすじ核戦争から200年後、富裕層と貧困層との格差は浮き彫りとなっていた。贅沢な核シェルター「Vault 33」で暮らしていた穏やかな住民たちは、ある日、放射能に汚染された地上に戻ることを余儀なくされる。そんな彼らを待っていたのは、信じられないほど複雑で、奇妙で、そして非常に暴力的な世界だった…。「シュガー」画像提供 Apple TV+行方不明者の捜索を得意とする、アメリカの私立探偵ジョン・シュガーの物語。主演を務めるのは、『THE BATMAN-ザ・バットマン-』などで知られるアカデミー賞ノミネート俳優コリン・ファレル。そのほかカービー・ハウエル=バプティスト、エイミー・ライアン、ジェームズ・クロムウェル、アンナ・ガン、デニス・ボウトシカリス、ネイサン・コードリー、シドニー・チャンドラー、アレックス・エルナンデスらが集結。あらすじハリウッドの伝説のプロデューサー、ジョナサン・シーゲルの孫娘が謎の失踪を遂げ、私立探偵ジョン・シュガーが事件を追い始める。しかし、シュガーは、孫娘の行方を追ううちに、シーゲル家に潜む秘密や、過去、葬り去られていた真実を知ることに…。そして、追い詰められていくシュガーは自らの“秘密”にも対峙しなくてはいけなくなる。Peacock © Peacock TV LLC. Poker Face © MRC II Distribution Company, L.P. All rights reserved.名探偵ブノワ・ブランのミステリー映画シリーズで知られる、ライアン・ジョンソン監督が贈る、ウソを見抜ける主人公チャーリーが暴く倒叙ミステリー。チャーリー役には、「オレンジ・イズ・ニュー・ブラック」のナターシャ・リオン。本作でエミー賞にノミネートされ、自身のAnimal Picturesのもと、製作総指揮および脚本・監督も務めた。エイドリアン・ブロディ、ジョセフ・ゴードン=レヴィット、ステファニー・スーら、各話に登場する豪華ゲストも必見だ。あらすじ他人のウソを感じとる能力のあるチャーリー・ケール(ナターシャ・リオン)は、友人の死の真相を追求したことをきっかけに、命を狙われてしまう。追手から逃れるため、愛車のプリムス・バラクーダで全米を逃避行する先々で、一癖も二癖もある人物たちや奇妙な事件に遭遇。物語の冒頭で犯人が明らかとなり、事件を逆に紐解いていく。(シネマカフェ編集部)■関連作品:【Netflix映画】ブライト 2017年12月22日よりNetflixにて全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】マッドバウンド 哀しき友情 2017年11月17日よりNetflixにて全世界同時配信【Netflixオリジナルドラマ】オルタード・カーボン 2018年2月2日より全世界同時オンラインストリーミング2月2日(金)より全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】レボリューション -米国議会に挑んだ女性たち-
2024年04月30日刑事ドラマの常識を軽やかにスタイリッシュに覆し、日本ドラマ史上のレジェンド的存在となった『あぶない刑事』が8年ぶりに復活。38年間演じ続けてきた舘ひろしさんと柴田恭兵さんのバディのカッコよさは“あぶ刑事”世代じゃない人も惚れるはず!――8年ぶりに新作の映画を撮る、と聞いたときは、率直にどう思われましたか?舘ひろし(以下、舘):僕は正直、前回(2016年公開の映画『さらば あぶない刑事』)で終わったと思ってたんですが、また柴田恭兵という人と『あぶない刑事』ができるということだけで、もう断る理由はありませんでした。とにかく恭サマと、もう一回演やれる。それが本当に嬉しかったんですよ。柴田恭兵(以下、柴田):右に同じです(笑)。僕的には、舘さんが「全員集合」と言ったら、もう何はさておき馳せ参じますよ(笑)。舘:何をおっしゃる(笑)。柴田:いや、実は正直なことを言うと、最初は「映画?もういいでしょ…?」という部分はなきにしもあらずでしたが、「二人のどちらかの娘が登場する話を考えている」と聞いて、これはちょっとおもしろくなりそうだな、と。長い間やってきましたけれど、これまでタカとユージのプライベートが垣間見えるということは、ほぼなかったので。――久しぶりの『あぶ刑事(デカ)』の現場だったと思いますが、すぐに雰囲気は掴めましたか?舘:ええ。会った途端に空白の時間はまったくなかったような感じでした。柴田:そう。ブランクなんてなかったみたいに。舘さんがダンディーにそこに立っているだけで、みんなが「よし、やるぞ」という気になるんです。舘:恭サマと僕、オンコ(浅野温子/あつこ)、(仲村)トオルが揃えば怖いものなし。僕は本当に、この4人は最強だと思ってるから。柴田:安心感も大きいですからね。たぶんそういう雰囲気、映像にも溢れているんじゃないのかな。――おっしゃるとおりで、みなさんが楽しく撮影していらっしゃる感じが溢れていました。舘:そう、めちゃくちゃ楽しかったもん(笑)。――舘さんが演じる鷹山敏樹、柴田さんが演じる大下勇次。それぞれの魅力を教えてください。柴田:タカはとにかくダンディー。世界を代表するダンディー。びっくりするぐらいダンディー。舘:(笑)。あの、鷹山っていうのはこの作品にとってファンダメンタルな存在で、土台みたいなものだと思ってます。物語の基礎に鷹山という男がいて、その上にユージという建物が立つ。タカの上でユージが走ったり、キラキラ輝いている。僕は土台だからそんなに目立つ男じゃないんです。柴田:それで言ったら、ユージはセクシーで軽くてただのお調子者。舘:いやいやいや、そんなことはない(笑)。タカとユージも、舘ひろしと柴田恭兵も同じなんですが、それぞれが長方形の対角線上にいるような、遠い存在なんですよ。でも、そういう二人がバディを組むことでケミストリーが起こり、おもしろいものが出来上がる。それがタカとユージ、そして『あぶない刑事』の魅力なんじゃないのかな。――今回の監督・原廣利さんは現在30代半ばで、ご自身でも「再放送で見ていた世代」とおっしゃっていました。若い監督と一緒の現場はいかがでしたか?柴田:舘さんの初日にハーレーに乗るシーンがあって、それを見た瞬間にみんなが「わぁ、ダンディー鷹山だ!」って大興奮だったんです。そこでまず世界観が出来上がった。芝居に関しては僕たちが、「こんな感じでやりますよ、こんな芝居ですよ」というのをいろいろ提案し、それを監督はじめ若いスタッフがいろいろと拾って、“もっと素敵に、もっとダンディーに、もっとセクシーに!”と頑張って撮ってくれたんです。舘:原監督のお父さんは原隆仁監督といって、かつて『あぶ刑事』のテレビドラマの監督だった方なんです。原隆仁監督は、ハードボイルドな作品を撮るのが本当に上手かった。柴田:ハードボイルドのなんたるかがわかっていて、さらに作品がとてもおしゃれだった。舘:その息子さんである原廣利監督も、そのDNAを受け継いでいるんじゃないのかな。柴田:本当にそのとおり。その上で、このわがままな二人のやりたい放題を受け止めてくれて(笑)。――久しぶりの『あぶ刑事』ということで、現場に入る前に特別な準備などはされましたか?舘:まったくないです(笑)。柴田:女性を抱きしめるシーンの準備とかはしてると思いますよ?まあ準備なんてしなくても、お手の物ですけど。舘:それは確かに練習が必要ね。柴田:僕が現場で台本を読んでいると、舘さんが横に座ってる。「恭サマ、何考えてるの?」って聞くから、「このセリフのことを、ちょっとね」。で、僕が「舘さんは?」と尋ねると、「女のこと」って(笑)。舘:(苦笑)。いや、それは、恭サマがセリフも物語もすべて把握しているから、わからないことがあったら恭サマに聞けばいいわけで。すごいんですよ、恭サマは。僕はね、彼の横でふにゃふにゃしてるだけなんです。――本当に、タカとユージのようにいいコンビネーション…。柴田:僕と浅野さんとトオルで、舘さんのわがままを支えているんです(笑)。――ちなみにお話ししていただける範囲で、舘さんのわがままエピソードを教えてもらえますか?舘:「8時からデートだから、6時に撮影を終わらせてほしい」って言ってた日があったんですよ。でもどんどん押しちゃって、全然終わらない。で、我慢できなくなっちゃって、「デートがあるから帰ります」って、帰っちゃった。――柴田さんはなんと?柴田:「しょうがないなぁ」(笑)舘:優しいでしょ?恭サマ(笑)。――ご自身の俳優ヒストリーの中で、『あぶない刑事』はどんな意味を持つ作品ですか?舘:僕にとってはまず、「代表作が持てた」という意味で、この作品に出合えたことは本当に幸運だったと思います。俳優の名前を見て「この作品!」というものを持てることって、実はなかなかないんですよ。柴田:若いときは、この作品がヒットしたからこそ、「もっと違う自分を見せたい」とか「また別の素敵な作品に出合えるだろう」と思っていたんですが、時間が経ってから、『あぶない刑事』は自分が思っていたよりも大きな意味を持つ作品だったことに気がついたというか…。作品はもちろん、出演者、スタッフ、誰一人欠けても生まれなかった作品だと思うんですよ。いろんな意味で、僕にとって素敵な出合いだったと言える作品です。今作のエンディングでユージが振り返って何かを口走るんですが、実は、もう亡くなってしまったスタッフや共演者の名前と“ありがとう”と言ってまして…。毎回本当にいろんな人に支えてもらって、出来上がった作品なんですよね。――全編にわたってカッコいいタカとユージ、そして『あぶない刑事』の世界観を満喫できる2時間ですが、あえてお二人から、「特にここを観て!」というところを教えていただけますか?柴田:年を取った元刑事の二人の、無理して頑張っているカッコよさを観てほしいです。タカとユージってアニメのキャラクターみたいなものだと思っていて、年を取ってもキャラにブレはないんです。舘:そうそう。頑張ることこそが年を取った男のカッコよさですよ。最近わりとシリアスな映画が多いような気がするんですが、そんな時代に、こういう楽しくてちょっとバカバカしい映画もいいかな、と思います。柴田:そう。映画って楽しいんですよって言いたいよね。『帰ってきた あぶない刑事』定年退職後ニュージーランドで探偵業を営んでいた鷹山と大下が、8年ぶりに横浜に戻り、探偵事務所を開設。最初の依頼人は、タカ&ユージのどちらかの娘?!彼女の依頼は「母親の捜索」。二人は捜索に乗り出すが、殺人事件が多発、さらにはテロの危機が。母親は見つかるのか、そして街は救われるのか?!共演に浅野温子、仲村トオル、土屋太鳳、早乙女太一、ベンガル、吉瀬美智子、岸谷五朗ほか。監督/原廣利脚本/大川俊道、岡芳郎5月24日より全国公開。©2024「帰ってきた あぶない刑事」製作委員会たち・ひろし(写真・左)1950年生まれ、愛知県出身。’76年に映画『暴力教室』で俳優デビュー。映画『終わった人』で第42回モントリオール世界映画祭最優秀男優賞を受賞。しばた・きょうへい(写真・右)1951年生まれ、静岡県出身。’75年に劇団「東京キッドブラザーズ」に入団し、キャリアをスタート。代表作にドラマ『ハゲタカ』、映画『半落ち』など。※『anan』2024年5月1日号より。写真・野呂知功(TRIVAL)スタイリスト・中村抽里(舘さん)古舘謙介(柴田さん)ヘア&メイク・岩淵賀世(舘さん)澤田久美子(柴田さん)(by anan編集部)
2024年04月29日2022年にTVアニメ化されたサッカー漫画『ブルーロック』が、シリーズ初の映画化。『劇場版ブルーロック‐EPISODE 凪‐』としてついに公開されます。原作を務めた金城宗幸さん、監督の石川俊介さんに、本作の魅力について語っていただきました。『エピソード凪』がここまで濃厚なドラマになるとは。原作・金城宗幸「日本代表にものすごいストライカーがひとりいたら、何か変わるんじゃない?そんなテーマから企画は始まりました」漫画『ブルーロック』の着想について、原作者の金城宗幸さんはこのように話す。日本サッカー界において長年、課題となっている決定力。そのピースを埋めるのは、“エゴ”を剥き出しにしたストライカーではないか――そうした仮説から“ブルーロック(青い監獄)”でしのぎを削る高校生たちのサッカー群像劇が生まれた。テーマに合わせ、本編の主人公である潔をはじめ、『エピ凪』の主人公である凪やチームメイトの玲王など、個性豊かなストライカーたちが登場する。「本編の主人公である潔は、周囲を見て周りに合わせながら成長していくタイプ。一方で、凪はやる気はないし、適当で面倒くさがり屋なんだけど、すごい才能を持っている。つまり、ふたりは真逆のキャラクター。ただ、凪の性格だと、サッカーはおろかひとりで生きるのも難しそうなので…(笑)、彼を世話できるキャラクターとして玲王が生まれました」潔の真逆のキャラクターとして生まれた凪は、『ブルーロック』を別角度から見る格好の存在に。そして始まったのが、本編と同じ時系列を凪と玲王の目線で描く『‐EPISODE 凪‐』だった。「『ブルーロック』は群像劇なので、別のキャラクターの目線からスピンオフをやれるね、とは担当編集と連載初期から話していました。その適役として当初から名前が挙がっていたのが凪でしたね。彼には玲王との関係性も含め、本編で描いていない背景やエピソードがたくさんあったので。ただ、連載を進める中で、ここまで濃厚なドラマになるとは思っていませんでした」『エピ凪』では、努力を嫌う凪が、“ブルーロック”で戦ううちにサッカーの楽しさに気づき、自らの“エゴ”と向き合っていく。周囲からは天才と称される彼であるが、その内面にある迷いや苦悩などもストレートに描かれた。本編と比べると、ひとりの青年として成長していく凪の姿を捉えている。「凪は才能だけでなく、玲王をはじめ仲間や環境にも恵まれている。天才なので、特に苦労なく“ブルーロック”を勝ち抜けるという物語でも成立したと思います。でも、『そうはさせない』と、巨大な壁として本編の主人公である潔が立ちはだかる。天才がその才能だけで“ブルーロック”をのし上がるような傲慢さには抵抗があったし、凪をそういうキャラクターにはしたくなかったので」一方で、凪の才能を見出し、世話する存在である玲王も、成長していく凪への葛藤など、劇場版ではその心境も明らかになる。「玲王は登場させるだけで面白いというか。凪にフォーカスしたことで、彼の方が人間的に掘り下げることができたように思いますね。お金に恵まれ将来を約束された御曹司であるけれど、僕らみたいな一般人に近い感覚があるので、読者目線からも共感しやすいキャラクターだと思います」“ブルーロック”入寮から一次選考終了までを中心に描かれる劇場版の『エピ凪』については、金城さんはストーリー監修として参加。映像としての感想を聞くと、「凪と玲王に焦点を当てているので、ウェットな感じとキラキラしている感じ、どちらも入っている人間ドラマだなと思いました。途中、凪と玲王の関係も含めてドロッとしたり、ギラついたりするところもあるけれど、最後は光の射す方へ抜けていく。TVシリーズの『ブルーロック』の変奏、曲調が違うというイメージですね」現在も『ブルーロック』『エピ凪』ともに原作の連載は続いているが、TVシリーズや今回の劇場版の映像演出が、原作に反映されることはあるのだろうか?「連動はしています。原作を描きながらアニメを観て、アニメを作るときにもアイデアを出したり。自分の中でその連動というのが連載する上での良いグルーヴを生んでいます。凪と玲王も、役を演じてもらっている島﨑信長さんと内田雄馬さんが普段交わしている会話のノリとかに、無意識に影響されているように思いますし」『ブルーロック』は現在連載されているサッカー漫画の中でもトップクラスの人気を誇り、Jリーグとのコラボ企画も続いている。こうした状況に金城さんは驚きつつ、光栄なことと話す。「作品の中では絵心(甚八)が日本のサッカー界の問題点に苦言を呈するシーンがあります。ですが、テーマを汲み取って観てくださる方が増えているのはめちゃくちゃ嬉しいです。それこそJリーグのコラボ企画も(国立競技場に)観に行かせていただいて、生のサッカーの面白さを改めて体感することもできました。僕としては将来、『ブルーロック』や『エピ凪』を観てくれた子供たちが、ストライカーとして日本代表に入ったりすることがあれば、感無量です」かねしろ・むねゆき漫画原作者。『ブルーロック』ではノ村優介と、『エピ凪』では三宮宏太とタッグを組む。原作者としての代表作に『神さまの言うとおり』『僕たちがやりました』など。テーマは凪の成長。そして凪と玲王の絆。監督・石川俊介TVシリーズの『ブルーロック』で副監督を務め、今回は監督を務めた石川俊介さん。TVシリーズのエンディングアニメーションや絵コンテ、演出も担ってきた石川さんが改めて重視したものとは?「まず見せたいものとして持ってきたのが、凪の成長物語です。次いで自分の中で重視したのが、凪と玲王の絆ですね」TVシリーズの『ブルーロック』では、一般家庭に育った普通の少年ではあるものの、人一倍サッカー愛に溢れた主人公・潔世一が“エゴ”を剥き出しにして成長していく。対して、劇場版の主人公である凪は玲王に誘われてサッカーを始めたばかりの天才肌。“ブルーロック”入寮を嫌がって“負け抜け”をしようとするなど勝利への執着心や感情表現に乏しかった彼を、主人公としてどのように描こうとしたのだろうか。「凪は表情にも行動にも、言葉にも出さないのが特徴なので、そうしたキャラクター性を維持しながら主人公として描く必要がありました。そこで大切にしたのが、玲王の視点です。凪と玲王が互いを補完する関係性に置くことで、物語としての発展性やひとつの感情線ができるように組み立てていきました。具体的には、それぞれの心境を語るモノローグから思い合うふたりを丁寧に積み重ね、山場である凪の決断までをしっかりと流れで見せています」また、TVシリーズの『ブルーロック』と時間軸を同じくする物語ではあるが、その中で重要になる凪と玲王のシーンには、劇場版ならではの解釈で表現している。「TVシリーズにもあるふたりの初対面シーンですが、その出会いの重要性を深掘りしたかったので、新たな解釈を交えながら描き直しました。“ブルーロック”への入寮テストとなるオニごっこのパートでも、言葉ではあまり語らないものの、互いの感情が行動に表れる部分なので、『エピ凪』のひとつのポイントになっています」一方で、メインとなるサッカーシーンのみならず、部屋や食堂、大浴場など、寮生活での日常描写で見せる高校生らしいやり取りも『ブルーロック』シリーズの魅力のひとつ。石川さんは、大きな物語を追いつつ、そうした青春感のあるシーンをなるべく残そうと考えていたという。「劇場版なので、もちろん尺の制限はありましたが、数カット…最悪ワンカットだけでも日常シーンは残したいと考えていました。例えば、凪と玲王が通う白宝高校の描写も、物語のメインではないので優先順位は低くなってしまう。でも、凪と玲王の絆を築いていく流れの中では必要なシーンですからね。“ブルーロック”に入ってからだと、チームVの剣城斬鉄の存在を大切にしています。彼はただのオモシロ担当ではなくて(笑)、この世界観に幅を持たせてくれる。特に『エピ凪』は主役級のキャラが本編よりも少ないので、斬鉄も含めた3人の関係性から、凪と玲王の距離感も描きました」アフレコもこの作品に合わせ、セリフの新録が行われている。特に凪は、キャストである島﨑信長さんの要望もあってTVシリーズと重複するシーンであってもすべて新録となっているほか、『ブルーロック』本編の主人公である潔も、今回は明確に敵であることを意識したアフレコ演出が行われた。「凪役の島﨑さんと玲王役の内田さんには方針だけ説明して、あとはおふたりにほとんどお任せしました。一方で、潔は凪の前に立ちはだかり、彼を変えていくキャラクターになるので、潔役の浦さんには『魔王でいてほしい』とディレクションしました(笑)。そこで潔の存在感が出せればと」映像・音響面は、TVシリーズを踏襲しつつも劇場の大スクリーンを想定した変化や調整を行っている。特に、凪の性格を表現する“瞳”にこだわったという。「主人公である凪の特別性を表現するには、シュートシーンや彼の“エゴ”が覚醒する過程は非常に大切でした。『ブルーロック』ではオーラの表現を特徴的に使っていますが、これも劇場用にブラッシュアップしたものにしています。瞳の表現には以前からこだわってきましたが、凪は特に表情や言葉には出ないキャラクターなので、瞳の表現をさらに追加で開発して、そこで彼の想いを語らせました。音楽も、劇伴作家の村山潤さんとより綿密にやり取りをして、大部分のシーンでフィルムスコアリング(シーンの尺に合わせて作曲する方法)を導入しています」石川さんにとって初監督作品となった『劇場版ブルーロック‐EPISODE 凪‐』。監督として関わり、より『ブルーロック』シリーズへの愛は強まったようだ。「監督になって、自分のビジョンを形にできる幅は広がりました。やりがいがありますし、キャラクターのことをより好きになりますね。『ブルーロック』的に言えば、キャラと私たちの間にも良い化学反応が生まれているので、それを劇場で楽しんでほしいです」いしかわ・しゅんすけアニメ演出家、監督。TVアニメ『ブルーロック』第1期の副監督。参加作に、『転生したらスライムだった件』(演出)などがある。『劇場版ブルーロック‐EPISODE 凪‐』原作/金城宗幸漫画/三宮宏太キャラクターデザイン/ノ村優介(講談社「別冊少年マガジン」連載)監督/石川俊介構成・脚本/岸本卓ストーリー監修/金城宗幸アニメーション制作/エイトビット出演/島﨑信長、内田雄馬、興津和幸、浦和希ほか全国公開中。©金城宗幸・三宮宏太・ノ村優介・講談社/「劇場版ブルーロック」製作委員会※『anan』2024年5月1日号より。制作:エイトビット作画・仕上げ:AQUASTAR Inc.取材、文・森 樹(by anan編集部)
2024年04月28日ABEMAでは、4月27日(土)から5月6日(日)のゴールデンウィークにかけ、復讐サスペンスドラマ「ペントハウス」シーズン1を全話無料で配信。また、5月1日(水)より全話無料配信される韓国ドラマのラインアップが発表された。「ペントハウス」は、超高級マンションの最上階を舞台に、芸術名門校に通う高校生と親のプライドと欲望がぶつかり合う衝撃のサスペンス復讐劇。韓国での放送時に回を追うごとに最高視聴率を更新し、最終回が瞬間最高視聴率31.1%を記録するなど社会現象を巻き起こした話題作。「ペントハウス」ABEMAでも、3月11日(月)から4月11日(木)の1か月間の韓流・華流作品の年代別作品ランキングで、全ての世代で「ペントハウス シーズン2」が1位にランクインするほど、多くのファンを魅了している。さらにABEMAでは、「ペントハウス」シリーズのファンも楽しめる、“復讐”をテーマにしたスリリングな韓国ドラマ作品を5月に無料配信することも決定。「夫婦の世界」今回は、富と名誉を手に入れ、順風満帆な日々を送る主人公の夫が浮気していたことから始まる復讐劇と人間関係の闇を描いた大人気ドラマ「夫婦の世界」を筆頭に、娘を殺したという濡れ衣をきせられた主人公が真犯人を追いながら推理作家として事件を解決していく「復讐の女神」。「復讐の女神」高級住宅街に住む一見華やかな上流階級の人々の熾烈な競争と人間関係を描いた「SKYキャッスル~上流階級の妻たち~」など人気作品を全話無料配信でお届け。「SKYキャッスル~上流階級の妻たち~」また、いま話題の韓国ドラマ「涙の女王」に出演中の俳優キム・スヒョンのファンタジーロマンス史劇「太陽を抱く月」、同じく「涙の女王」のキム・ジウォンのが出演、裕福な家庭に育ちながらもそれぞれに悩みや傷を抱えた学生たちの葛藤や恋模様を描き人気を博した「相続者たち」。キム・ゴウン、アン・ボヒョン出演で、細胞たちと一緒に食べて恋して成長する、平凡なユミの話を描いた「ユミの細胞たち」など注目の人気俳優の代表作を1週間無料で配信。また、新作ドラマも続々入荷。“今日飲むべきお酒を先延ばしにするな!”がモットーの女性たちのリアルな日常を描くラブ&ヒューマンドラマ「酒飲みな都会の女たち」。4月29日(月)からは、ABEMA国内初・日韓同時独占配信で、悪名高い問題児が父の遺した遺産である名門高校の理事長に就任したことで起きるハプニングを描いたコミックドラマ「理事長は不良高校生!?」が登場する。「理事長は不良高校生!?」▼『ペントハウス』シーズン14月27日(土)深夜0時~5月6日(日)23時59分の期間、全話無料▼ABEMA国内初・日韓同時無料配信「理事長は不良高校生!?」(全12話)配信開始日:4月29日(月)深夜0時~※毎週月曜、深夜0時に2話ずつ配信※1話~3話は常時無料公開韓流ドラマ5月全話無料配信スケジュール【5月1日(水)0時~5月15日(水)23時59分の期間、全話無料配信の作品】ホン・チョンギなぜオ・スジェなのか?王女ピョンガン 月が浮かぶ川ショッピング王ルイヒーラー~最高の恋人~など多数配信【5月16日(木)0時~5月31日(金)23時59分の期間、全話無料配信の作品】酒飲みな都会の女たち※5月6日~病院船~ずっと君のそばに~ただ愛する仲王女ピョンガン 月が浮かぶ川ショッピング王ルイヒーラー~最高の恋人~など多数配信韓流ドラマ1週間全話無料配信スケジュール■5月6日週ユミの細胞たち被告人復讐の女神太陽を抱く月「被告人」など多数配信■5月13日週リターン -真相-シークレット・ブティック相続者たち恋愛を期待してリターン -真相-など多数配信■5月20日週夫婦の世界SKYキャッスル~上流階級の妻たち~ただひとつの愛など多数配信■5月27日週仮面マイダスBAD LOVE ~バッド・ラブ~とにかくアツく掃除しろ!~恋した彼は潔癖王子!?~「BAD LOVE ~バッド・ラブ~」など多数配信(シネマカフェ編集部)
2024年04月28日7月期のTBS火曜ドラマは、松本若菜主演、松村北斗(SixTONES)を共演に迎える、ハートフルラブコメディ「西園寺さんは家事をしない」を放送する。本作は、「ホタルノヒカリ」で知られるひうらさとるによる同名コミックのドラマ化。徹底して家事をしない主人公・西園寺さんと、年下の訳ありシングルファーザー&その娘の風変わりな同居生活を通して、「幸せって何? 家族って何?」を考えるハートフルラブコメディ。松本さんが演じるのは、アプリ制作会社でバリバリ働く主人公・西園寺一妃。仕事ができる上に明るくポジティブでコミュ力高め、周囲からの信頼も厚いが、「掃除なんてしなくても死なない」「料理できなくてもご飯は買えるから問題なし」「服やパンツは全自動洗濯乾燥機から取り出してそのまま着れば効率的」と、あの手この手で家事をしない生活をしてきた。そんなある日、年下のエンジニア・楠見俊直が転職してきただけでなく、トラブルで家を失った彼らと偽家族として一緒に暮らすことになる。そして、西園寺さんが勤める会社に転職してくる楠見俊直を演じるのは、TBSドラマへの出演は「ぴんとこな」以来、約11年ぶり、「SixTONES」としてデビューしてからは初となる松村さん。近年、俳優としての活躍が目覚ましい松村さん演じる楠見は、家事をしない西園寺さんの人生を大きく変える、年下の訳ありシングルファーザー。無愛想で変わり者だが、たったひとりで仕事と育児と家事をこなす目まぐるしい日々を送っている。愛娘のルカ(倉田瑛茉)に向ける愛情深い眼差しや、育児に奮闘する父親姿に注目だ。松本さんは、自身の役どころについて「リア充な今どきの女性です」と語り、「家事が嫌いなのではなく“家事をしない”のには大きな理由があり、そんなところも楽しみに見ていただけたらうれしいです」とコメント。松村さんも「ひたむきな性格というよりは、ひたむきなことが必要となりそこにのめり込んでいった毎日を、必死に生きている人だと感じました」と役柄の印象を明かした。2人は今回が初共演となるが、「想像していた通りの松村北斗さんでした。常に一定のテンションで、ボソっと面白いことを言ってみたり、スタッフの方々と会話を楽しまれていたり。私が肩肘張らずにいられたのは、松村さんのお人柄がそうさせてくれたのだと思います」(松本さん)、「初めてお会いしてすぐに頼りになる心の強さがある方だとわかりました。たくさんいいところを盗んでいきたいと思います」(松村さん)とそれぞれ印象も話している。火曜ドラマ「西園寺さんは家事をしない」は7月、毎週火曜日22時~TBSにて放送予定。(シネマカフェ編集部)
2024年04月28日8月にWOWOWで放送・配信される『連続ドラマW 密告はうたう2 警視庁監察ファイル』のメインキャストが発表された。本作は、“警察の中の警察”とも言われ、警視庁職員の不正を取り締まるプロ集団・警視庁人事一課(通称:ジンイチ)監察係の知られざる内部捜査を描いた本格サスペンス『連続ドラマW 密告はうたう 警視庁監察ファイル』の続編。伊兼源太郎による『ブラックリスト 警視庁監察ファイル』『残響 警視庁監察ファイル』の2作を原作に、前作よりもさらにスケールアップしたエンターテインメント作品として制作される。ジンイチ監察係所属の主人公・佐良正輝役として続投が決まっていた松岡昌宏に加え、佐良の上司である監察官・能馬慶一郎役の仲村トオル、能馬の右腕であり公安出身の「首切りのプロ」と呼ばれる監察係長・須賀透役の池田鉄洋、前作で不正を疑われジンイチの監察対象となったが、本作では佐良とともに不正の全貌解明に挑む皆口菜子役の泉里香、捜査一課時代の佐良の後輩で、佐良の眼の前で殉死を遂げた斎藤康太役の戸塚祥太も前作から引き続き出演することが決定。さらに、サイバーセキュリティ対策本部より異動してきた若手監察係員役で浜中文一、監察係の班長役でマキタスポーツが登場する。併せて、本作の特報映像が公開された。■松岡昌宏 コメント――続編制作の決定を聞いたときのお気持ち、更に撮影がスタートして今の心境は?また大変な時間が始まる。――次のステージへと進んだ本作、シーズン2の魅力を一言で団体戦。――視聴者の皆様へのメッセージお手柔らかに。■仲村トオル コメント脚本を読み終えた時の印象は、「こんなリアリティのある怖い話をドラマにするのは怖いな……」という【二重の怖れ】でした。ホラー映画も観ない、絶叫マシンにも乗らない、恐怖にエンタメ料金を払う気の無い自分ですが「この怖さは面白い!」と思いました。闇の中の泥沼の淵を歩く松岡昌宏君演じる佐良正輝を冷たく見守り、時に堅く支え、静かに背中を押す。そんな能馬慶一郎になれば、と思っています。■泉里香 コメント約3年ぶりに『密告はうたう』が帰ってきます。私にとって前作は練習を重ねたアクションシーンや水中ダイブしたりと体当たりで向き合った思い入れが深い作品で、監督、スタッフさん、共演者の方々など同じチームでまたご一緒できることを嬉しく思っております。今作で私が演じる皆口は交通課から警視庁人事一課に異動して松岡さん演じる佐良さんの部下として葛藤しながらも情熱を持って警察という大きな組織と戦い、また前作で殉職した恋人の斎藤康太の死の真相に迫っていきます。行確される側からする側になっても、自分の信念を持って真っ直ぐに歩む皆口を表現できるように演じていますので成長した姿をぜひご覧ください。■池田鉄洋 コメント『密告はうたう』は、私のなかで最もタフな撮影でした。皆が皆を疑い、対象者を行確(尾行)する。そんなシーンの数々を演じていると、結末を知っていながら、疑心暗鬼に陥り、苦しくなってくるのです。お互いを疑う関係性では、共演者に頼る事もできません。そんな緊迫した撮影現場から作り出される物語は、視聴者の皆様を、揺さぶり、惑わせ、夢中にさせます。前作を超えるただならぬ緊張感を、是非お楽しみください。■浜中文一 コメント私が演じる毛利は、警察の厳しい上下関係のなかでも、思ったことを悪気なく言ってしまう“今どき”なキャラクターです。私はどちらかというと上下関係に気を遣うタイプなので全く逆なのですが、世代ごとの考え方の違いがでるよう意識して役作りをしました。この作品は、登場人物の全てが怪しく、疑わしく見えます。もし自分がこの作品の世界にいたら人間不信になるのでは、と感じるほどです(笑)。シーズン2から初めてご覧になる方も、ご自身で推理しながら楽しんで頂ける作品だと思いますので、ご期待頂ければと思います。■マキタスポーツ コメント今シーズンから“ジンイチ”に参加することになりました原西道男役のマキタスポーツです。前シーズンの重厚な雰囲気は踏襲したまま、警察の中の警察という神経がすり減る役どころですが、どこか人間味を残せるよう撮影に臨んでおります。撮影現場も緊張感があり、その甲斐もあってか見どころの多い内容になっていますので、是非ともお楽しみに!またこれを機にWOWOWへの加入もご一考ください。■戸塚祥太 コメント殉職した斎藤康太として今回も参加させていただきます。内片監督のもとで松岡さんの背中を追いかけた時間が今も身体の隅々まで染み込んでいます。真正面から闇に飛び込む佐良先輩の物語を楽しみながら再び背中を追わせていただきます。楽しみにしていてください。『連続ドラマW 密告はうたう2 警視庁監察ファイル』特報映像<番組情報>『連続ドラマW 密告はうたう2 警視庁監察ファイル』WOWOWで8月に放送・配信予定(全8話)公式サイト:
2024年04月27日女優の江口のりこが出演する、映画『お母さんが一緒』が7月12日に公開されることが26日、明らかになった。同作は、第89回キネマ旬報ベスト・テン日本映画第1位、第70回毎日映画コンクール日本映画大賞、第58回ブルーリボン賞最優秀監督賞など数多くの映画賞を受賞した映画『恋人たち』(15)から9年ぶりとなる、橋口亮輔監督の最新作。ペヤンヌマキの同名舞台作品を橋口監督自ら脚色し、CS「ホームドラマチャンネル」の開局25周年ドラマとして制作されたオリジナルドラマシリーズが再編集され、映画化された。美人姉妹といわれる妹たちにコンプレックスを持つ長女・弥生(江口)、優等生の長女と比べられてきたせいで自分の能力を発揮できなかったと心の底で恨んでいる次女・愛美(内田慈)、そんな二人を冷めた目で観察する三女・清美(古川琴音)の3姉妹は、親孝行のつもりで母親を温泉旅行に連れてくる。「母親みたいな人生を送りたくない」という共通点を持つ3人は、温泉宿の一室で母への愚痴は爆発させる。徐々にエスカレートしてしまい、お互いをブラックユーモア満載に罵倒する修羅場へと発展。そこに三女がサプライズで用意していた彼氏・タカヒロ(青山フォール勝ち)が現れ、物語は思わぬ方向へ進む。コメントは以下の通り。○■橋口亮輔監督江口のりこさんはじめ、内田慈さん、古川琴音さん、青山(フォール勝ち)くんと、人気、実力ともに申し分のない出演陣を得て、僕も気合いを入れ直して現場にのぞみました。たまらなく可笑しくて、少し痛がゆい、そんな人間たちの物語をぜひお楽しみください。○■江口のりこ橋口さんの撮ったドラマが劇場版になりました。やっぱり映画にしなきゃ! というのは、誰もが思ったことだと思います。是非映画館でご覧になって下さい。○■内田慈2015年に出演したペヤンヌさんの舞台作品を橋口さんが映像作品にする。しかも当時と同じ次女・愛美という役で。しかも江口のりこさんと古川琴音ちゃんとの三姉妹というオファーをいただいた時は色んなびっくりと嬉しさでご褒美みたいだなと感じました。舞台版と映像版どちらにも出演する唯一の俳優部として何ができるかなぁと考えながら取り組んだ時間は、楽しくかつ挑戦の日々でした。登場人物たちのそれぞれの言い分は置いといて(笑)、「なんかこの感情知ってるな」と見つけることで浄化されたり、または蓋をしていたモヤモヤと改めて向き合う時間になったり……観てくださる方にとって、笑いながらそんな機会になる作品であったらいいな……○■古川琴音あの三姉妹を、大きなスクリーンで、より多くのお客さんに観ていただけることがとても嬉しいです。いびつで愛おしい家族の姿を、橋口監督、スタッフのみなさん、江口さんと内田さん、そして青山さんと、たくさん笑いながら作りました。公開をお楽しみにお待ちください。○■青山フォール勝ち橋口監督のドラマに出演したことが夢のような出来事だったのに、映画化なんて夢のまた夢です。面白い作品になってますので全国の映画館でたくさんの方々に現実かどうか確認していただきたいです。【編集部MEMO】江口のりこは、1980生まれ。兵庫県出身。00年に劇団東京乾電池に入団し、02年に三池崇史監督『金融破滅ニッポン 桃源郷の人々』で映画デビュー。タナダユキ監督『月とチェリー』(04)で本編初主演を務め、注目を集める。その後、ドラマ『時効警察』シリーズ(テレビ朝日)や、『わたし、定時で帰ります。』『半沢直樹』(TBS)、『SUPER RICH』(フジテレビ)、『ソロ活女子のススメ』(テレビ東京)、『その女、ジルバ』(東海テレビ)、『悪女(わる)~働くのがカッコ悪いなんて誰が言った?~』(日本テレビ)などのドラマ、『砂の影』『事故物件 恐い間取り』などの映画に出演。
2024年04月26日「伊藤さんとの共演は2度目。2年前の初共演ドラマ『拾われた男 LOST MAN FOUND』(NHK)では夫婦役だったこともあり、今作でも2人は阿吽の呼吸で現場を盛り上げています」(NHK関係者)仲野太賀(31)は猪爪家に下宿する弁護士志望の書生・佐田優三役を演じている。伊藤沙莉(29)は仲野との再共演を待ち望んでいたそうだ。「もともと2人には約5年前、偶然ハワイで出会った奇縁があります。仲野さんは完全にプライベートで、伊藤さんは『全裸監督シーズン2』の海外ロケ中だったとか。かねて伊藤さんは仲野さんの“自然体の演技”のファンだそうで、初共演の際は『ヤバい!』を連発していました」(制作関係者)そのため『虎に翼』では、伊藤は演技に悩んだとき、仲野に相談を持ちかけていたという。「お互いにアイデアを出し合ってから監督に伝えに行くと聞いています。気心が知れた2人だけに、朝ドラでは珍しい“アドリブ合戦”を繰り広げることもあるそうです」(前出・NHK関係者)実際に2人のアドリブが採用されることが――。「優三のズボンが脱げるシーンでは、仲野さんがリハーサルよりオーバーな芝居でステテコのお尻を出したまま転倒。伊藤さんもそれに合わせて大きなリアクションをして盛り上げました。伊藤さんは仲野さんに対して“演技だけでなくアドリブまで全て受け止めてくれる“と全幅の信頼を寄せています。朝ドラであれだけの笑いが起きるのは演技の幅が広い仲野さんだからでしょう。また、伊藤さんは毎回ドラマの“エゴサーチ”をしているそうで、休憩中は苦笑いしながら仲野さんに絡んでいることがあります(笑)」(前出・NHK関係者)26年の大河ドラマ『豊臣兄弟!』では主演を務める売れっ子の仲野。もちろん『虎に翼』の次の出演作もすでに決まっているという。「大都会の野外病院を舞台にした、7月期の連ドラ出演が内定していると聞きました。敬愛する宮藤官九郎さん(53)の脚本だといいます」(テレビ局関係者)06年に俳優デビューした仲野の朝ドラ初出演作が『あまちゃん』。そして脚光を浴びたドラマが『ゆとりですがなにか』(16年・日本テレビ系)。両作品の脚本を担当したのはクドカンだった。「『ゆとりですが~』は、仲野さんが『人生が変わった!』と言い切るぐらい、役者として大きな転機となった作品だそうです。『虎に翼』出演で一層成長した姿を次の作品でも見せてくれるはずです」(前出・テレビ局関係者)“仲野ファン”の伊藤も思わずリアタイするかも!?
2024年04月26日全国無料放送のBS12 トゥエルビ(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:降籏邦義)は、韓国ドラマ「ホジュン ~伝説の心医~」を、5月1日(水)夕方4:00 から、毎週水・木曜に2話連続で放送いたします。(C)MBC 2013 All Rights Reserved.1.番組概要韓流時代劇ブームの先駆けとなった「ホジュン~宮廷医官への道~」から14年。伝説の名作が新たな解釈でよみがえったリメイク作!主演は「武神」のキム・ジュヒョクが務め、「ジャイアント」のパク・ジニ、「ストーブリーグ」のナムグン・ミンなど豪華キャストと共演する!脚本(チェ・ワンギュ)と演出(キム・グンホン)は、韓流時代劇の黄金コンビが担当。朝鮮王朝時代、妾の子からの主治医に上り詰め、世界遺産[東医宝鑑]を編纂した実在の名医ホ・ジュンの、波瀾万丈の生涯をドラマティックに描く歴史エンターテインメント大作!■番組HP: ■番宣映像: ■画像クレジット:(C)MBC 2013 All Rights Reserved.「ホジュン ~伝説の心医~」HP : 2.あらすじすべての人を救い、すべての人が彼を愛した。軍官の父に憧れて育ったジュンは聡明な少年だったが、やがて身分の低い側室の母から生まれた庶子の自分が望み通りに生きるのは難しいと悟る。成長後、自暴自棄な生活をするジュンは密貿易に手を出して捕まり、父の配慮で遥か南の地・山陰(サヌム)へと逃げることに。同じ頃、ジュンは、父が謀反の疑いをかけられて追われた両班の娘ダヒと運命的な出会いをしていた。ダヒと生きる決心をして共に旅立つが、途中彼女の身分回復を知らされ、身分違いの結婚はできないと彼女を置いて母と二人山陰にやってくる。そこで名医と名高いユ・ウィテを知り、彼に弟子入りを志願。厳しい師の下で懸命に学ぶジュンは、ウィテの養女で医術を学んだイェジンになにかと助けられる。イェジンに想いを寄せるウィテの息子ドジは、ウィテに目をかけられ腕を上げていくジュンを疎ましく思う。ウィテはドジに「心医」になってほしいと願うが、ドジは内医院に入って御医になるという出世欲を抱いていた。間もなく山陰まで追ってきたダヒと再会し結婚したジュンは、妻や母に支えられながら「心医」を目指して邁進していく。その道は険しく、様々な苦難に満ちていた…。(C)MBC 2013 All Rights Reserved.(C)MBC 2013 All Rights Reserved.(C)MBC 2013 All Rights Reserved.3.放送スケジュール5月1日(水)放送スタート毎週水・木曜夕方4:00~6:002話連続放送(全68話/主音声:日本語吹替、副音声:韓国語)4.キャスト役名:キャストホ・ジュン:キム・ジュヒョク 「武神」「テロワール」イェジン:パク・ジニ 「ジャイアント」「太宗イ・バンウォン」ユ・ドジ:ナムグン・ミン 「キム課長とソ理事〜Bravo! Your Life〜」「ストーブリーグ」イ・ダヒ:パク・ウンビン 「階伯」「善徳女王」5.スタッフ脚本:チェ・ワンギュ 「ホジュン~宮廷医官への道」「朱蒙」「オールイン 運命の愛」演出:キム・グンホン「朱蒙」「善徳女王」「階伯」、クォン・ソンチャン■BS12 トゥエルビについて■三井物産(株)100%出資の24時間全国無料のBS放送局です。スポーツ中継や大人の趣味教養など、上質なエンターテインメント番組を総合編成でお送りしています。視聴方法は、BS+12ボタン、または3桁番号222チャンネルです。BS12 | BS無料放送ならBS12 トゥエルビ : 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2024年04月25日TBS金曜ドラマ「トリリオンゲーム」が映画化。劇場版『トリリオンゲーム』として、2025年に公開される。主演はSnow Manの目黒蓮、佐野勇斗と共演。連続ドラマ「トリリオンゲーム」映画化へ、1兆ドルを目指す最強バディドラマ「トリリオンゲーム」は、2023年7月期のTBS系で放送された連続ドラマ作品だ。原作となったのは、稲垣理一郎と池上遼一の作画による人気漫画『トリリオンゲーム』。“世界一のワガママ男”の主人公・通称「ハル」と、“気弱なパソコンオタク”の通称「ガク」という正反対の2人がタッグを組んでゼロから起業。ハッタリと予測不能な作戦を駆使して1兆ドルを稼ぎ、この世のすべてを手に入れようと成り上がっていく、前代未聞のノンストップ・エンターテインメントを繰り広げる。目黒蓮×佐野勇斗がタッグドラマ「トリリオンゲーム」では、ハル役を目黒蓮、ガク役を佐野勇斗が演じ、バディに。ハッカー大会、ECサイト、花ビジネス、ホストクラブ、スマホゲーム、動画配信サービス、キャッシュレス決済とあらゆる事業にハルとガクが挑戦していった。予想の斜め上をいく方法でテンポよく成功を重ねていく姿が痛快な一方で、巨大企業「ドラゴンバンク」とは覇権を奪い合い、スリリングな攻防戦を展開した。劇場版『トリリオンゲーム』で描かれるのは、「ドラゴンバンク」買収まで達成したハルとガクの「ロードマップの続き」。資金も会社も大きくなり、パワーアップを遂げたハルとガクの2人が、日本初のカジノリゾート開発に挑む。彼らの前にこれまで以上に難解な強敵が立ちはだかる中、2人は“世界一のワガママ”を突き通し1兆ドル=トリリオンダラーの夢を叶えることができるのか?ドラマから引き続き、原作・稲垣理一郎が監修を手掛け、完全オリジナルストーリーを展開する。劇場版『トリリオンゲーム』登場人物天王寺陽 (てんのうじ・はる)…目黒蓮世界一のワガママ男。【通称:ハル】。得意のハッタリと類まれなるコミュニケーション能力で、老若男女あらゆる人からモテる、天性の人たらし。ガクとは学生の頃からの友達。日本トップクラスの大企業となった「トリリオンゲーム社」を率いてガクとともに、日本初のカジノリゾート開発に挑んでいく。平学(たいら・まなぶ)…佐野勇斗気弱なパソコンオタク。【通称:ガク】。コミュニケーションは苦手だが、ずば抜けたIT技術を持つ心優しい青年。学生の頃に、いじめられている所をハルに助けられる。劇場版『トリリオンゲーム』あらすじ世界一のワガママ男・ハルと、気弱なパソコンオタクのガク。ハッタリと予測不能な作戦で成り上がってきた2人が、「1兆ドル稼いでこの世の全てを手に入れる」ために再び動き出す。2016年にIR整備推進法案、通称「カジノ法案」が成立。莫大な利益を生む夢とロマンを秘めた新事業に目を付けたハルは未だ誰も成しえていない「日本初のカジノリゾート」開発に挑むことに。 果たして、ハルとガクは日本を揺るがす巨額マネーゲームを制し、1兆ドルを手に入れることができるのか?【作品詳細】劇場版『トリリオンゲーム』公開時期:2025年出演: 目黒蓮、佐野勇斗原作:稲垣理一郎/作画:池上遼一 『トリリオンゲーム』(小学館 ビッグコミックスペリオール 連載)監督:村尾嘉昭脚本:羽原大介
2024年04月25日韓国旅行の計画を立てる時に知っておきたい重要な単語!クイズ形式で単語を覚えてぜひ日常で使ってみてくださいね♪「약혼(ヤコン)」の意味は?恋人同士が、本人たちの間で行う結婚の約束のことです!さて、この「약혼(ヤコン)」とはいったい何のことでしょうか。正解を知りたい人は、もう少しスクロールしてみてください。正解は...答えは「婚約」でした!韓国ドラマなどでよく耳にする「약혼(ヤコン)」は「婚約」を意味する言葉です。プロポーズのときなどに渡す「婚約指輪」は「약혼 반지(ヤコン パンジ)」、婚約を済ませた「婚約者」のことを「약혼자(ヤコンジャ)」と言うので合わせて覚えておきましょう!あなたは正解がすぐにわかりましたか? ハングル文字クイズは、覚えておくと旅行やライブのときに役立つことがあるかも!ぜひ友だちと一緒に楽しんでみてくださいね。
2024年04月24日ザ・シノハラステージングは、ラジオドラマ番組『声優チャレンジ・世界名作ボイスドラマ』(市川うららFM)を2024年5月5日より、第1・第3日曜の15:30~16:00にスタートします。ラジオ番組アイコン米国のテーマパーク『ユニバーサル・スタジオ・ハリウッド』にも作品提供をしている脚本家・篠原明夫が手掛けるのは『桃太郎』『シンデレラ』などの有名童話から隠れた物語まで幅広い作品。出演は同氏が主宰する劇団『ザ・シノハラステージング』のメンバーとレジェンド声優・特撮俳優たち。国産TVアニメ第1号『鉄腕アトム』の主人公を演じた清水マリ氏や『人造人間キカイダー』『イナズマン』などの特撮番組の主人公を演じた伴大介氏をはじめ、多彩なゲストとの共演があります。そして声優を夢見る少年少女から、キャリアが欲しいセミプロ。かつての夢を実現させたい中高年も多く参加しています。近年、声優デビューのサービスが多いですが、安価で確実に出演が叶って、しかも有名俳優との共演が叶うのはココだけ、また多くの声優専門学校・養成所で指導してきた演出家の指導もある上、希望者には無料で半年間のレッスンが受けられます。詳しくは をご覧下さい。■番組概要番組名 :『声優チャレンジ・世界名作ボイスドラマ』放送日時:2024年5月5日~ 毎週第1・第3日曜日 15:30~16:00放送局 :市川うららFM【会社概要】代表者:篠原 明夫所在地:東京都板橋区小茂根1-25-19-303 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2024年04月24日石原さとみさんが、出演中のドラマ『Destiny』の撮影秘話を教えてくれました。この作品によって自分自身がとても強くなり、成長したと思います。検事を目指して猛勉強を続けていた西村奏は、大学2年の夏、野木真樹(亀梨和也)との出会いをきっかけに森知美(宮澤エマ)、梅田祐希(矢本悠馬)、及川カオリ(田中みな実)ら4人の大切な仲間ができ青春を謳歌していた。ところがある日、想像もしていなかった事件が奏たちを襲い青春時代は突然終焉。12年後、検事となった奏は再び事件と向き合うことに。いくつもの謎が運命的な愛と交錯するサスペンス×ラブストーリーで、主人公の奏を演じている石原さとみさん。今作について「次々と展開を迎える物語ですが、その都度、感情の機微まで丁寧に描きスピード感もあるので“サスペンス”というより人間ドラマを撮っている感じがして。すごく贅沢な時間でした」と語った。「私たち役者陣もそうですが、監督をはじめ照明部や音声部など撮影に関わる各部署のこだわりが強く、この作品にかける想いが伝わってくる現場でした。正直最初は、育児との両立をしながら撮影に挑むことに不安はあったし、どちらも100%で取り組んでしまいがちなので、やはり大変で。でもこの作品によって自分自身がとても強くなり、成長したと思います。丁寧な脚本を書いてくださった吉田(紀子)さんと、どんな疑問や不安をぶつけても寄り添って答えを出してくれた中川(慎子)プロデューサーに支えられたことも大きいです。完成した作品を見たらロケーションや映像がとても美しく、まるで映画を観ているようで。頑張ってよかったと、大きなやりがいを感じました」撮影時にはこんなエピソードも。「クランクインの日に5人組の一番仲がよかった大学時代のシーンを撮影することになったんですが、声のトーンや会話のテンポ、はしゃぎ具合などを頂点まで持っていくスピードがすごく速くて。みなさんさすが、プロフェッショナルだと思いました。そのなかでも亀梨さんは、みんなをまとめて引っ張るためにすごく盛り上げ、助けてくれたと思います。その時に撮った5人の写真は、お気に入りフォルダに入れて撮影期間中ずっと見返していたぐらい好きな写真になりました。それから、5人で車に乗って夕陽待ちをしていた時のこと。亀梨さんが、SMAPさんの『オレンジ』を歌詞も見ずにアカペラで歌ってくれたんです。ロケーションも相まって同世代の私たちは大感動。その直後に撮影した夕陽のシーンは大好きです」奏の生き様からは希望や勇気がもらえる、と石原さん。「いろいろな困難に巻き込まれても、強い探求心が原動力になって行動に移せるから頑張れるんです。だから、奏は決して不幸ではないんですよね。誰にでも日々の仕事の疲れや悩みはあるかと思います。でも、自分が何のために生きているのかとか、なぜこうやって行動に移しているのだろうと考えれば、自分の人生の目的や原動力に気づけるはず。そうなれば、人生は少し楽になると思います」『Destiny』汚職事件に巻き込まれ命を落とした父と同じ検事を目指して猛勉強を続けていた奏は、大学で出会った仲間と青春を過ごし、そして初めての恋をする。ところがある事件をきっかけに、友情は突然終わりを告げる。12年後に待ち受けていた運命とは…。毎週火曜21:00~テレビ朝日系にて放送中。いしはら・さとみ1986年12月24日生まれ、東京都出身。俳優として活躍中。主演作はドラマ『アンナチュラル』や『恋はDeepに』をはじめ多数。主演を務めている映画『ミッシング』は5月17日より公開予定。※『anan』2024年4月24日号より。写真・小笠原真紀スタイリスト・宮澤敬子(WHITNEY)インタビュー、文・若山あや(by anan編集部)
2024年04月23日MAN WITH A MISSION(マン・ウィズ・ア・ミッション)の「I’ll be there」が、木村拓哉主演の木曜ドラマ「Believeー君にかける橋ー」の主題歌となる。MAN WITH A MISSIONのセルフカバー曲「I’ll be there」MAN WITH A MISSIONの「I’ll be there」はもともと、木村拓哉が2022年に発表した2ndアルバム『Next Destination』のために提供した楽曲。今回はドラマの壮大な物語に寄り添う楽曲として、木村自らの発案により、バンドアレンジを施したセルフカヴァー曲として生まれ変わる。主演・木村拓哉の木曜ドラマ主題歌に同楽曲はアルバムのために提供された曲ながら、木村曰く「今回の作品のために当て書きしたわけじゃないよな!?」と思うほど、その内容がドラマの登場人物の思いや空間と重なったという。気になるその内容は、4月25日(木)21時より放送される初回拡大スペシャルにてお披露目となる。作品情報MAN WITH A MISSION「I’ll be there」※木曜ドラマ「Believeー君にかける橋ー」主題歌リリース日:未定<放送情報>テレビ朝日開局65周年記念 木曜ドラマ「Believeー君にかける橋ー」2024年4月25日(木)スタート毎週木曜 21:00~21:54 ※初回拡大スペシャル
2024年04月21日「ドラマ『未成年』で、浜崎あゆみちゃん演じる女子高生が家庭教師との子供を身ごもったことを知り、『ボクが父親になる』と寄り添うシーンがありました。監督には『おまえが父親なんて考えられないだろ』って言われていたのですが、非公表ながら、プライベートでは子供がいたんですよね」こう語るのは、河相我聞さん(48)だ。ドラマ撮影当時は、まだ20歳。仕事の中心は歌やドラマだった。「アイドル的な活動が多かったのですが、やっぱり父親でもあったから仕事内容に抵抗があって……。芸能の仕事を続けていこうか悩んでいました」そんなときに舞い込んだ仕事が『未成年』だったのだ。「人気ドラマとなったことで、俳優の仕事が中心に。それで芸能界に残る決意ができました。だから指名してくださった脚本の野島伸司さんは恩人なのですが、当時は恐れ多くて声をかけられる存在ではありません。現場にいらっしゃったときも、離れたところから見ているだけでした」正反対に、撮影現場で共に時間を過ごした香取慎吾や反町隆史、いしだ壱成らとは、まるで男子校のノリだったという。「お尻を出すシーンもあったけど、『前バリなんていらねーや』みたいな(笑)。ボクが試験中にうんちを漏らすシーンは、みんなのツボだったのか、本番中に笑いが止まらなくなって、監督に『いい加減にしろ!』って怒鳴られたり」撮影現場にテレビゲームを持ち込み、出演者同士で『バーチャファイター』という格闘ゲームで対戦したという。「待ち時間が長かったので、ボクが持ち込んだんじゃないかな。最後に立てこもるシーンでも、男ばかり全員が旅館の同じ部屋に泊まっていました。共演者とは常に一緒だったんです」一方、女性共演者とはまともにしゃべることができなかった。「桜井幸子さんは清楚でボクなんかがしゃべっちゃいけないオーラが。浜崎あゆみちゃんは男性グループでは『すごくかわいいよね』と話題になっていました。でも、誰も声をかけられなくて『おまえ、ちょっとしゃべってこいよ』と言い合っていました。そういった意味でも男性共演者は妙な一体感があったんです」ところが2020年、いしだ壱成が自身のYouTubeチャンネルで、同ドラマの撮影中に芸能界引退を考えていた浜崎あゆみを引き止めたことを告白。「そんな深い話をしているなんて全然知りませんでした!壱成くんに抜け駆けされたって感じですね(笑)」『未成年』(TBS系・1995年)同年代の若者5人を中心とした青春群像劇。出来のいい兄にコンプレックスを抱く主人公のヒロ(いしだ壱成)、知的障害のあるデク(香取慎吾)、暴力団構成員の五郎(反町隆史)など出演者が豪華! 女優時代の浜崎あゆみを見られる数少ない作品でもある。【PROFILE】かあい・がもん1975年、埼玉県生まれ。1991年、オーディションを経て『天までとどけ』にレギュラー出演、以後多くのドラマで活躍する。また、バンド活動、新聞や雑誌でのエッセイなど多方面で才能を発揮している。
2024年04月21日映画『パラサイト 半地下の家族』『ベイビー・ブローカー』で知られるソン・ガンホのドラマ初主演で話題の「サムシクおじさん」が、ディズニープラス スターにて5月15日(水)より独占配信開始。「サムシクおじさんって誰だ?」の言葉から始まる、謎に包まれた人物のティザー予告と日本語版ポスタービジュアルが解禁となった。第75回カンヌ国際映画祭男優賞受賞、そして30年を超えるキャリアで初のドラマ出演を迎えたことで話題の俳優ソン・ガンホが主演。1960年代の激動の韓国を舞台に、謎の政治フィクサーであり、“サムシクおじさん”の愛称で呼ばれる男と、自国の運命をなんとか好転させようと奔走する野心あふれる理想主義的な青年キム・サンが、誰もが1日3食を食べられる豊かな国に変えるという野望を抱きながら、欲望渦巻く中で奮闘する様子を描いた骨太のヒューマン・エンターテインメント。奨学生としてアメリカ研修で経済学を学び、韓国を産業国家にする夢を持っていたキム・サン。しかし、自分の力だけでは難しいと壁を感じていたところ、同じ夢を抱いているという“サムシクおじさん”と出会う。“サムシクおじさん”とは、家族を飢えさせないために、戦争中も毎日3食(サムシク)を与えたことに由来する愛称で、戦後の苦境にあえぐ韓国を、誰もが1日3食を食べられる豊かな国に変えることを目標に、2人は不穏なパートナーシップを組むことに。果たして2人の熱い思いは実を結ぶのか。そして、サムシクおじさんの正体とは――?サムシクおじさんことパク・ドゥチルを演じるのは、本作が人生初のドラマ主演となるソン・ガンホ。スクリーンを舞台に活躍し、世界が認めるソン・ガンホは、その圧倒的な演技力と存在感を存分に発揮する。また、サムシクおじさんとパートナーシップを組んで、韓国を産業国家にしようと奮闘する青年キム・サンを、「ミスター・サンシャイン」『声/姿なき犯罪者』の次世代実力派俳優のピョン・ヨハン。ソン・ガンホと魅せる熱い芝居に注目。サムシクおじさんを都合よく使う次期指導者候補のカン・ソンミンには「弁論をはじめます。」「刑務所のルールブック」のイ・ギュヒョン、キム・サンとともにアメリカ研修に行くが軍人になる道を選んだチョン・ハンミンを「殺し屋たちの店」ソ・ヒョヌ。さらに、映像には「少女時代」ティファニーの姿も。監督・脚本は映画「カシオペア」を手掛けたシン・ヨンシクがつとめ、豪華な実力派キャストたちの競演を熱く演出する。この度解禁された日本語版ポスタービジュアルでは、薄暗い部屋の中、両手に食べ物を持った笑顔のサムシクが写されている。「夢、野望、成功をもたらす、その名は――」というキャッチコピーは「サムシクおじさん」と呼ばれ慕われている男の親しみのある笑顔の裏に、秘める野望があることを感じさせる。また、ティザー予告編では、次々と映し出される登場人物たちと「サムシクおじさんって誰だ?」「おい!サムシク!」「サムシクおじさん」「サムシクおじさん?」など、様々なニュアンスでサムシクを呼ぶ声が飛び交う。「戦争中も1日3食を全部食べさせたと。自分の家族は養うって。愛と尊敬の意味でみんなそう呼んでいます」と説明されるが、怪しげな笑いを浮かべてこちらを見ているサムシクは、なにやら不穏な空気すらある正体不明な人物のよう。チラっと映るイ・ギュヒョンやソ・ヒョヌの役どころも気になるティザーとなっている。まだまだ謎に包まれた本作。混沌とした時代を舞台に描かれるサムシクおじさんの熱き生き様に期待が高まる。「サムシクおじさん」は5月15日(水)より毎週水曜ディズニープラス スターにて独占配信(全16話/初週5話一挙配信、以降毎週水曜日2話ずつ、最終週3話配信)。(シネマカフェ編集部)
2024年04月19日結婚3年目に夫婦の危機!?
たかり屋義母をどうにかして!
うちのダメ夫