女優の土屋太鳳が4日、都内で行われた銀座コージーコーナー「2016夢のクリスマスケーキコンテスト」Kid’s Dream Cake発売開始記念イベントに出席した。銀座コージーコーナーは、全国の子どもたちから「こんなクリスマスケーキがあったらいいな」というイラストを募集し、その中からグランプリに輝いた作品を「Kid’s Dream Cake」として商品化する毎年恒例のイベントを開催。8年目を迎える今年は、過去最多となる17,633通から北海道在住の平野愛美ちゃんの作品がグランプリに選ばれ、商品化したケーキがお披露目された。スペシャルゲストとして登壇した土屋太鳳は「大人が生み出さないような夢に溢れている作品なので、見ていると幸せな気持ちになり、元気をもらいました」と応募者のイラストを褒め称えながら、グランプリに選ばれた愛美ちゃん考案のケーキを試食。「優しい味というか、まなみちゃんのサンタさんへの思いとか家族への愛情が表れていました。すごく滑らかですね」と感想を述べ、「本当に心が温かくなって楽しかったです。本格的な冬になってきて寒いなと思いましたが、素敵な心温まる時間を過ごせました」と笑顔を見せた。クリスマスケーキということで、今年のクリスマスの予定を問われた土屋は「毎年恒例なのが家族と一緒に過ごすことなんです。でも今年は大学の友だちやお仕事でお世話になった人々をいっぱい集めてクリスマスケーキを作って憧れのホームパーティーをしたいですね」と話しつつ、「彼氏は?」という問いに「人生勉強しながらクリスマスもみんなで過ごせたらいいなと思っています」と上手く受け流す場面も。また、残り1カ月を切った2016年を「今年は30年間ぐらい生きた気持ちです」と振り返りながら「有り難いことに今年は沢山の役ができたので、来年もいろんなことに挑戦していきたいです」と更なる活躍に意欲を見せていた。
2016年12月04日ワイドショー、週刊誌、スポーツ新聞などで報道された芸能ニュースをコラムニストの木村隆志が、「芸能界のしがらみ無視」で厳選紹介! 芸能人の熱愛・破局・スキャンダル・事件……これさえ見れば、一週間の芸能ニュースをサクッとつかめる。■5位:土屋アンナが第3子妊娠&新恋人を公表! 3度目の結婚へ8日、土屋アンナ(32)が自身のブログで、第3子の妊娠と新恋人の存在を発表した。新恋人は一般男性で、結婚を予定しているほか、出産予定は来年4月ごろ。土屋は、「この度、新しい命を授かることができました」「別居中であった前夫と今年の1月に離婚し、息子たちと3人で頑張ってきました。そんなとき、支えてくれた一般の男性との出会いがあり、お付き合いを始めました」と明かした。土屋は2006年にモデル・ジョシュアさん(2008年に死去)と離婚し、2009年にスタイリスト・菊池大和氏(35)と再婚したが、今年1月に離婚。それぞれとの間に男児をもうけているため、今回の出産で父親の異なる3兄弟となる。土屋は、「家族ともども、この素敵なニュースに喜んでいます」「明るく楽しい家庭を築いていきたい」と前向きにつづったが、「複雑な家庭環境なんてものともしない」母親のようなパワフルな人間に育つのか。芸能界デビューしたら話題必至だろう。■4位:観月ありさ、"家事ゼロ妻"への贈り物は16億円大豪邸!『女性自身』が報じたのは、観月ありさ(39)と夫・青山光司氏(43)の仰天新居。10月下旬、都内の某高級住宅地に「建築計画のお知らせ」という標識が設置され、そこには「青山邸新築工事」と書かれているという。2人は2015年3月に結婚したが、青山氏が土地を購入したのは約1年前の2014年2月。年末に1億円と言われる婚約指輪を観月に渡してプロポーズし、結婚後は高級マンションを借りていた。新居は、600平米という圧倒的な広さの土地が約13億円、3階建ての建設費が約3億円で、総額16億円。12月には着工し、来年12月の完成が予定されている。青山氏は「年商150億円」と言われる建設関連会社の社長であり、フェラーリ数台やプライベートジェットを所有するセレブだけに、これくらい当然ということか。さらに、これだけで終わらないのがセレブ夫妻。観月が某バラエティー番組で、「料理は作らない。ほぼ外食」「(洗濯は)旦那さんがしてくれる」「掃除はダスキンさんとかね」という家事放棄の姿勢を見せたことが反響を呼んでいるのだ。しかも青山氏からは、「何もしなくていい」と言われているという。それも1つのライフスタイルだが、観月が女優として貧乏な役柄を演じにくくなりそうで心配だ。■3位:BIGBANG・G-DRAGONと小松菜奈が2日連続の密会『週刊文春』のトップネタは、BIGBANGのリーダー・G-DRAGON(28)と小松菜奈(20)の熱愛。BIGBANGは、韓流グループの中でも頭一つ抜けた人気を持つ大物だが、小松も数々の映画でヒロインを務める次世代スターだけに反響は大きい。BIGBANGは、現在デビュー10周年記念のドームツアーで来日中だが、2人は東京ドームでのツアー初日を迎えた11月5日と翌6日、「ライブ終了後に2日連続で密会していた」というのだ。密会現場から帰宅する際、記者からの直撃を受けた小松は無言を貫いたが、「もともとG-DRAGONの大ファン。グッズ持参でライブに行っていた」「インスタグラムの裏アカウントに、おそろいのブレスレットを身に着け、食事をしたり、ヒザの上に乗ったりした写真がある」という声もあり、しばらくは追いかけられるだろう。ただ、小松の所属事務所にしてみれば、手塩にかけて育て、売り出している最中だけに、韓流ファンと反韓流層の両方から猛バッシングを受けそうな交際は避けたいのではないか。■2位:あの天才子役「パパの名は。」新海誠監督だった映画『君の名は。』が記録的ヒットになったことで、新海誠監督(43)に注目が集まっているが、実は娘もスゴかった。『女性自身』が、劇団ひまわり所属の新津ちせちゃん(6)が、新海監督の娘であることをスクープ。ちせちゃんは、「au」の"三太郎"CMに声の出演をしたほか、「ゆう活」の政府広報CM、ブランド卵「きよら」CMにも出演。さらに、大型ミュージカル『ミス・サイゴン』にも出演したほか、来年3月公開の映画『3月のライオン』にも重要な役どころで出演しているという。驚くのは、新海監督の娘であることをスタッフとキャストの誰も知らなかったこと。つまり、実力だけでオーディションを勝ち抜いているのだ。実際、『君の名は。』と『3月のライオン』の両作で主演を務める神木隆之介(23)も知らなかったらしい。劇団関係者によると、「1回教えるだけですぐにセリフを覚える」「何より本番に強い」という。ちせちゃんを劇団に入れたのは新海監督の妻で女優の三坂知絵子(39)。演出や振付もこなす万能派だけに、娘にも指導している可能性は高いだろう。すでにネットでは、「『3月のライオン』の新津ちせちゃんがかわいすぎる!」などのクチコミが流れているだけに、今回の報道は追い風必至。ドラマ出演の待望論が生まれるほか、今後の子役界を引っ張る存在になるかもしれない。■1位:SMAP香取慎吾の引退報道とアメリカ行き。紅白出場も検討中?今週も大型ニュースがなかったこともあり、当然と言うべきかSMAP絡みのニュースがトップに。先週にわかに「解散回避」に向けたムードが生まれたが、今週はトーンダウン。「東京スポーツ」が1面で「香取慎吾(39)、芸能界引退」を報じたからだ。その真偽はさておき、香取が「ジャニーズや芸能界に未練はないと言っていた」という声は根強いだけに、その動向に注目が集まっている。『FRIDAY』は、9月の契約更改時に「独立について切り出したメンバーがいる」「『新規のCMは受けないでほしい』という要望があった」という関係者の証言を掲載。さらに香取が10月に入って、「アメリカに行きたい」というリクエストを出しているという。どうやら仕事というよりは、「趣味の絵を描いて過ごしたい」らしい。しかし、その一方で「引退報道を笑い飛ばし、親しい人物に紅白歌合戦に出るべきか、相談している」との証言も。一時は歌番組への出演すら難色を示していた香取が、再びSMAPのことを考えはじめているとしたら……ファンでなくても「奇跡を見てみたい」という人は多いだろう。□おまけの1本「長友の帰国直前、アモーレ・平愛梨が関ジャニ丸山と密会」ラストも『FRIDAY』が報じた意味深なツーショット。日曜夜の西麻布。老舗の高級鰻店から、平愛梨(31)と関ジャニ∞・丸山隆平(32)が姿を現した。平は今年6月、サッカー日本代表の長友佑都(30)の"アモーレ"として日本中をさわがせたが、鰻という精のつく料理を別の男と……「まさか破局?」なんて疑いたくもなる。その後2人はタクシーで恵比寿へ移動し、隠れ家的なバーへ。ここで知人の演出家と合流したようだが、報道では平のマリッジブルーを指摘。平が同じ関ジャニ∞の村上信五(34)と交際していたときから、良き相談相手だった丸山に頼っていたという。この2日後、日本代表の試合で長友がイタリアから帰国。2人はどんな顔で再会したのか、それともまだ会えていないのか。試合直前になって長友の体調不良がささやかれているが、平のケアもしなければいけないとしたら、相当大変だ。■木村隆志コラムニスト、芸能・テレビ解説者、タレントインタビュアー。1日のテレビ視聴は20時間(同時視聴含む)を超える重度のウォッチャーであり、雑誌やウェブに毎月20~30本のコラムを執筆するほか、業界通として各メディアに出演&情報提供。取材歴2000人超のタレント専門インタビュアーでもあり、著書は『トップ・インタビュアーの聴き技84』など。
2016年11月13日モデルで女優の土屋アンナ(32)が8日、オフィシャルブログを通じて第3子の妊娠を発表し、お相手が交際中の一般男性であることを明かした。土屋は「皆さまへ」の書き出しから、「私事ですが、この度、新しい命を授かることができました」と報告。「別居中であった前夫と今年の1月に離婚し、息子たちと3人で頑張ってきました。そんなとき、支えてくれた一般の男性との出会いがあり、お付き合いを始めました」と振り返った。そして、「9月上旬から体調が優れず、何かいつもと違うと思い病院に行ったところ、来年の4月頃が予定日だとわかり、今日のご報告となりました」と"おめでた"の経緯を説明。「家族ともども、この素敵なニュースに喜んでいます」という一文からも、土屋家の感激ぶりが伝わる。最後に、「これから新しい家族と共に人生を歩んでいく中、今までも私を支え続けてくれた関係者の方々、ファンの皆さまに暖かい目で見守っていただけたらと思います」と呼びかけ、この日のブログを「明るく楽しい家庭を築いていきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします」と結んでいる。土屋はこれまで2度の離婚を経験。2008年に亡くなったモデル・ジョシュアさんと2004年に結婚し、2006年に離婚。その後、2009年にスタイリスト・菊池大和さんと再婚したが、今年1月に離婚した。それぞれとの間に男児を授かっている。
2016年11月08日夜神里奈の人気少女マンガを土屋太鳳、片寄涼太(GENERATIONS from EXILE TRIBE)、千葉雄大の共演で実写映画化する『兄に愛されすぎて困ってます』の3ショット写真が到着した。本作は、急なモテ期に右往左往する高校生・せとか(土屋太鳳)の甘く切なくちょっぴりキケンな恋の行方を描くラブストーリーだ。その他の情報3ショット写真では、劇中の衣装が初披露。妹・せとかを見守るヤンキーでツンデレ系なイケメンの兄・橘はるか役の片寄は、髪型・制服・ヘッドフォンにいたるまで、原作マンガを忠実に再現しており、一方、せとかの初恋の相手で、毒舌なセレブ研修医・芹川高嶺を演じる千葉は、原作とは少し異なる設定の高嶺役として恋敵のはるかに対抗するという。撮影現場では、とても仲が良かったという3人。土屋は、片寄に初めて会ったときに「お兄(おにい)だ!」と確信したといい、映画初出演となる片寄は、妹役の土屋をはじめ、キャストやスタッフに助けられ、自然と役に入り込めたという。さらに土屋と千葉は、GENERATIONSのボーカルである片寄が出演するライブを観に行き、千葉は髪が乱れるほど楽しんだというエピソードも明かされた。原作マンガは現在、Sho-Comiで連載されており、10月20日発売の22号では、本作の現場カットが初掲載される。『兄に愛されすぎて困ってます』2017年夏 全国ロードショー
2016年10月17日映画『ピッチ・パーフェクト』シリーズで、オーブリーとジェシーを演じたアンナ・キャンプとスカイラー・アスティンが10日(現地時間)、カリフォルニア州で結婚した。33歳のアンナと28歳のスカイラーは2012年全米公開の『ピッチ・パーフェクト』で共演し、2013年6月から交際をスタート。今年1月2日に婚約を発表した。アンナは2010年に俳優のマイケル・モズリーと結婚したが、13年に離婚。スカイラーは初婚。アンナはリーム・アクラのウェディングドレスにニール・レーンのジュエリーを着用、スカイラーはエルメネジルド・ゼニアのタキシード。アンナの結婚指輪はセレブ御用達のロレーン・シュワルツのもの。屋外で行われた結婚式にはブリタニー・スノウ、レベル・ウィルソン、エリザベス・バンクスといった『ピッチ・パーフェクト』の共演者も出席。インスタグラムにお祝いのメッセージや式の様子をアップした。アンナは式翌日、インスタグラムにバラのブーケの画像をアップ、「私のハートはこんな感じ。今日は愛と美にあふれていいます。スカイラー、とっても愛してる。私と私の夫にとって、昨日をこの上なく素晴らしい日にしてくれた皆さん、ありがとう。感謝してもしきれません」と喜びを伝えた。(text:Yuki Tominaga)
2016年09月13日女優の土屋太鳳が12日、都内で行われた「雪見もちもちカフェ」オープニングイベントに出席した。雪見だいふくのCMキャラクターを務める土屋は、白いワンピースとピンクのリボンという同店で働くスタッフのコスチューム姿で登場すると「すごくふんわりした衣装で、幸せな気持ちになっています」と笑顔を見せ、1日店長として名刺を手にした土屋は「初めての名刺なので、友だちとかに渡したいなと思っています」と声を弾ませた。さらに、報道陣の前で初プロデュースしたスイーツ『太鳳のつやつや雪見』を自ら盛り付けると「さっき(リハーサル)より上手くできてすごくうれしいです」と満足気な表情を見せ、「女性の間で大人気のハニーナッツと、ヨーグルトと寒天やドライフルーツなどで、可愛くて元気で美味しいというのが、雪見だいふくのイメージでもあったので、それをイメージしました」と説明。実際に試食をすると「しあわせ」と顔をほころばせ、「ぜひいろんな方に食べていただきたいと思いますし、これを食べて元気になってほしいなと思います」とアピールした。また、プロデュースの依頼が来た際の感想を聞かれると「スイーツをプロデュースすることが初めてだったので、嬉しくて光栄だなと思いました」と回顧し、「食べたときにもっともっと幸せな気持ちになってほしいなと思って、イメージと味をイコールにするのが難しかったですね」と苦労を明かした。さらにイベントでは、土屋が特技と語っている「もち伸ばし」も披露し、もち伸ばしを成功させると「安心しました」と安堵の表情。伸ばし具合の出来を聞かれると「100点です!…あっ、80…、いやっ100点です!」と胸を張り、「私も雪見だいふくのように長く愛されて伸びる女優になりたいと思います」と意気込みを語った。「雪見もちもちカフェ」は、9月13日(火)から24日(土)まで、東京・表参道BA-TSU ART GALLERY内、大阪・阪急梅田駅改札内に期間限定オープン。1日店長として土屋は「フロアも模様替えして真っ白なクッションでおくつろぎいただけますし、私も参加させていただいたオリジナルメニューもありますので、それも楽しみにしていただきたいです」とPRした。
2016年09月12日ファッションモデル / 歌手 / 女優の土屋アンナがファッションディレクターとして手掛ける、ウィメンズブランド「アクトガールズ(ACT GIRLS)」がデビュー。2016年9月8日(木)に先行発売される。「100人がそれぞれ自由に着こなせるワンアイテム」をキーワードに、メンズライクながらセクシーさを逃さない「クールで自立した」土屋アンナの女性像と世界観をファッションで表現。ファーストコレクションは、ロックやミリタリーをはじめとする定番スタイルを取り入れた。ミニマルでメンズライクなTシャツ、ニット、パンツなどのベーシックアイテムに加え、ライダースやフェイクレザーパンツ、クラッシュデニムなどのスパイスアイテムを含めた全40型を展開する。また、リップマークのロゴがバックに浮かび上がるスタッズライダースや、フェイクファーをあしらったミリタリーコートなど、特別ウェアも限定数で登場。グラマラスで女性らしいボディシルエットや着心地の良さ、そして贅沢な素材感が魅力となっている。着るたび洗うたびに変化するよう、ダメージの入れ方にもこだわったよう。また、「ヴォーグ・ファッションズ・ナイト・アウト2016」が開催される2016年9月10日(土)から12日(月)まで、ラフォーレ原宿にて期間限定ストアをオープン。期間中は、土屋アンナによるノベルティ配布など、サプライズイベントを企画している。【商品詳細】アクトガールズ(ACT GIRLS)発売日:2016年9月8日(木) ※ZOZOTOWN独占先行発売価格帯:6,000〜30,000円 ※プレミアムアイテムは100,000円前後■期間限定ストア期間:2016年9月10日(土)〜12日(月)場所:ラフォーレ原宿 0.5階「ルアム(LUREM)」住所:東京都渋谷区神宮前1-11-6
2016年09月09日映画『青空エール』大ヒット御礼舞台挨拶で、主演の土屋太鳳が観客の前でトランペットを生演奏!お返しに共演の竹内涼真がサプライズで、観客を巻き込んで土屋さんに「太鳳ちゃん、ありがとう!」と感謝のエールを送り、突然のプレゼントに土屋さんは大粒の涙をこぼした。土屋さん、竹内さんは公開前からプロモーション活動を行なってきたが、それもこの日の舞台挨拶が最後。2人は公開前に千葉・QVCマリンフィールドで土屋さんがピッチャー、竹内さんがキャッチャーで始球式を行なった際にも着ていた、「Shirato」と高校名が書かれた野球のユニフォームで登場し歓声を浴びる。この始球式の際には、土屋さんは投球をワンバウンドさせてしまい、悔し涙を流したが、竹内さんは「今日は泣きませんよ」とニヤリ。土屋さんも「泣きません(笑)。今日は笑います!」と笑顔で最後の舞台会挨拶を締めくくることを宣言する。本作で初めてトランペットに挑戦した土屋さんは「吹くまでがすごく難しかった。指を覚えるのも大変だったけど、(おろそかにすると)見る人に伝わらないので…。表情も大事で、春の甲子園を見て練習したし、車で移動中は風船を膨らませていました」と苦労を明かした。この日は、そのトランペットを観客の前で生演奏!劇中で、土屋さん演じるつばさが、竹内さん扮する大介を励ますために演奏する「Our boys will shine tonight」の1フレーズに久々に挑戦した。撮影終了後、演奏から離れていたため、最初は少しぎこちなかったが、何度か失敗を繰り返しつつ、見事に高音部分を含むフレーズを吹き切り、会場は大きな拍手に包まれた。竹内さんは「本当に難しいんですよ。素晴らしい!」と絶賛。この演奏前には、今年2月に土屋さんが竹内さんとのポスター撮影で、初めてトランペットを吹くも、ドレミファソラシドもうまく吹けない状態だったときの映像が流されたが、土屋さんは「大介くんの前で初めて吹いて、今日、最後にまた大介くんの前で吹けて、みなさんに聞いていただき、ありがとうございました」と感謝の気持ちを口にする。「緊張しました。夜ごはん、安心して食べられます」とホッとした表情を見せた。そして、最後の締めの挨拶で、竹内さんは客席中央に赴き、壇上に立つ土屋さんに向けて「太鳳ちゃんのストイックな姿に惚れました!」と愛の告白!そして、観客と一緒に「太鳳ちゃん、ありがとう!」と感謝のメッセージを伝えた。このサプライズ演出に、土屋さんは大泣き。ステージに戻った竹内さんは「用意してました」とハンカチを差し出す!「今日は泣きません」と言いつつ、自らのサプライズで土屋さんを泣かせ、それを見越してハンカチまで用意する竹内さんのエンターテイナー&紳士ぶり(?)に会場からは拍手と歓声が贈られた。土屋さんは「みなさんと会えたのが奇跡!感謝してます」と語り、最後に会場全体で、劇中の吹奏楽部のモットーでもある「一心不乱!」と唱和し、感動の中で舞台挨拶は幕を閉じた。『青空エール』は公開中。(text:cinemacafe.net)
2016年08月31日名作『男と女』から50年。名匠クロード・ルルーシュが、もうひとつの恋愛映画の傑作を誕生させました。運命的な出会いを経験した在インド・フランス大使夫人アンナと、映画音楽家アントワーヌが奏でる大人の男女の恋愛模様を描く新作『アンナとアントワーヌ愛の前奏曲』です。共にパートナーがいながらも、出会ってしまったふたり。アンナが、とある理由でニューデリー~ムンバイ~ケーララへの2日間の列車旅行に出ることを知ったアントワーヌが、ともにインドを旅するところから物語は大きく動き出します。アンナが旅する理由とは、夫の間に子どもができず悩んでいたため、聖者に会いたいとインド南部への巡礼を望んでいたから。アントワーヌも原因不明の頭痛に悩んでいたことから、彼女に同行することになったのです。物語の鍵を握っているのが、抱擁によって世界の人々を癒し続けているインドの聖者シュリー・マーター・アムリターナンダマイー・デーヴィ。実は、本作に特別出演している“抱きしめる聖者”が7月18日から20日まで、来日していました。そこで、“アンマ(お母さん)”と世界中の人々に慕われている彼女に会いに行ってきました。1953年、南インドの貧しい漁村に産まれたアンマは、幼い頃、周囲にいる貧しい人々の苦しみを目の当たりにし、思わず隣人たちを抱きしめたそう。そこから、自然に人々を抱擁する“ダルシャン”という行為が始まりました。彼女の抱擁を求めインドを訪れる人は多数。45年間にわたって世界中を訪れ、延べ3,600万人以上の人を抱きしめてきました。国内外で国際的災害支援・自立支援活動を展開する慈善活動家としても知られています。劇中、アンナとアントワーヌがダルシャンを受けるシーンは、本作のハイライト。そこで、私も体験してきました。実は9年ぶり2回目のダルシャン。来日は27年目26回目というアンマが2007年に来日した際、取材に伺ったのです。その時と全く変わらない、あたたかい笑顔で迎えられ、ぎゅっと抱きしめられ、まるで母親が幼子の不安を取り去るかのようにあやされます。ただそれだけですが、大地に抱かれるような安心感と、耳元で囁かれる「愛しい娘」という快い響きは、心にじんわりしみわたるよう。あっという間の出来事だった前回に比べ、落ち着いていられた今回でしたが、肉体的接触が少ない文化の中で暮らす私には、今回もとても親密で特別な経験でした。世界を抱きしめ続けるというシンプルな行為。だからこそ、アンマの中にある慈悲深さを実感できるのかもしれません。肉体的接触は身体の痛みを軽減するという研究もあるだけに、抱きしめられることで軽くなる心の痛みもあるはず。見ず知らずの人を抱きしめ続けるのは時に苦しくもあるでしょう。それでもダルシャンを続けるアンマに、直接話を伺う貴重な機会をいただいたので、全文をご紹介します。そこには、価値観の違う者たちがいがみ合うことなく、共存するための大いなるヒントが。ご興味がある方はぜひ。――抱擁を通して、来た人、また来たいけれど来られない人に伝えたいことは?アンマ「愛は、全宇宙を結びつけている根本的な要素です。愛は、わたしたちの力の源でもあり、純粋さの源でもあり、調和の源でもあり、一体性の源でもあります。わたしたちは本来、愛の中に生まれ、愛の中で生き、愛の中で肉体を去るはずの存在です。でも実際には、ほとんどの人がそうできていません。人々は、純粋な愛を経験することなく生き、死んで行ってしまいます。わたしたちがこの世界でしているあらゆることは、霊性修行であれ、俗世での活動であれ、日々の義務であれ、すべて愛が原動力になっています。わたしたちはそれを、責任とか、情熱とか、決心とか、様々な名前で呼んでいますが、どのような名前で呼ぼうとも、それは愛なのです。その背後にある力は、愛なのです。その愛こそ、わたしたちが目覚めさせなくてはいけないものです。人々の内に、ほんの少しでも愛を灯すことができれば、多くの問題を簡単に解決できます。愛には障壁がありません。愛は、この世界のあらゆる人間や生き物が理解できる、唯一の普遍的な言語です。愛を通せば、何でも伝えることができます。愛は、最古の旅人であり、最高のコミュニケ―ション言語です。アドレスを書くと電子メールが届きますが、愛は、人と繋がるための、最も理想的で力のあるアドレスです。愛は、ラジオの電波にも似ています。ラジオ局の近くに住んでいても、自分のラジオの周波数を合わせないと、番組を受信できません。愛はわたしたちの本質です。本質ですから、全く変えることができません。でもわたしたちは、そのことを知らず、その愛が見えなくなっています。それは、ホコリで覆い隠された鏡に似ています。鏡はずっと鏡のままですから、ホコリを取り除けば、光を反射するという鏡の本質を取り戻すことができます。それと同じように、愛は常に、わたしたちの内にあるのです。太陽から遠く離れていても、地上の蓮は、花開きます。愛に距離は関係ありません。電話を使うと、遠く離れた人と繋がることができます。そのとき電話番号が役に立つように、愛によって、アンマの愛やエネルギーが、人々のハートに届くのです。手紙を出すことを相手が知らなくても、相手の住所を書けば届きます。手紙を送るその決意と同じように、アンマは、会場に来た人に対しても、来られなかった人に対しても、同じようにサンカルパ(決意)を持っています。ですから、会場に来られなかった人にも、愛は平等に届きます」。――国籍、宗教、人種を問わず、日々多くの方が救いを求めてアンマの元に訪れますが、彼らとの出会いから、人間の幸せとは何だと考えていますか?アンマ「真の幸せとは、完全に満ち足りることです。お腹がすいたときに、たくさん食べてお腹がいっぱいになる、といった満足感は、一時的で、肉体的なものです。しかし、本当の意味で内的に満ち足りると、環境や状況が良くても悪くても、内面がそれに影響されなくなります。例えば、お腹が空いても、内面はそれに影響されず、体が疲れても、活動の意志が影響されなくなります。どんな状況でも、心が完全に制御されていて、静かなままでいるようになります。心が完全に静かなその状態が、本当に満ち足りた状態です。それは完全に、永遠に確立された、至福に満ちた意識状態で、そこから後戻りすることはありません。その完全に満ち足りた状態に至るまでには、様々な段階があります。それは、愛に様々なレベルがあるのと同じです。人によって、その梯子の一番下にいたり、二段目、三段目、四段目にいたり、一番上の段にいたりします。完全に満ち足りた至福の意識状態に達すると、あらゆる状況を楽しむことができます。外界の状況ではなく、楽しむこと自体が、中心になるのです。例えば、今日は豪華な宮殿に住んでいて、召使が大勢いて、一日に三度、豪華な食事を持ってきてくれて、あらゆる設備がそろっていて、贅沢な暮らしをしているとします。そして次の日には、自分が召使になって、粗末な小屋に住んでいるとします。宮殿に住んでいる時には、美しいシャンデリアやイタリア産の大理石や、エアコンや美しく柔らかいベッドなど、その宮殿のすべてを楽しみます。そして次の日に粗末な小屋に住むことになって、一日中何も食べられなくても、その小屋での暮らしを本当に楽しみます。そのように、外界ではなく、至福の中ですべてを楽しむことが、人生の中心になるのです。それは、熟睡中の状態に似ているところがあります。ただし、熟睡中は意識がありませんが、真に満ち足りている至福の意識は、完全に目覚めている、という違いがあります」。時代や文化が違っても、人間が心から望むもの、本当に満たされるために必要なものとは、何も変わりはない。どんなに物質的に満たされていても、人は愛なしに生きるとき、虚しさを感じる。映画『アンナとアントワーヌ愛の前奏曲』が伝えるメッセージと、アンマが抱擁で伝え続ける願いは、見事にシンクロしていると感じられる体験でした。アンマによる回答/特定非営利活動法人 国際チャリティ協会アムリタハート(text:June Makiguchi)
2016年08月27日8月20日公開の映画『青空エール』の公開直前イベント「青空夏祭り」が16日、都内で行われ、土屋太鳳、竹内涼真が浴衣姿で登場した。少女漫画家・河原和音の同名漫画を三木孝浩監督が実写映画化した本作。トランペット初心者ながらも、名門の吹奏楽部に入部し、夢をひたむきに追い続けるヒロイン・小野つばさ(土屋太鳳)の青春を描く。土屋は「涼真くんは撮影で野球のカバンを背負って焼きそば食べているイメージでしたが、浴衣姿を見て浴衣男子っていいなって思いました。顔もキリっとしているし日本男子でいいと思います」と好印象。竹内も「素晴らしいですよ。映画より大人っぽくなって言うことなしでございます」と土屋を絶賛した。また、浴衣ということで、憧れる浴衣デートについて聞かれた土屋は「せっかく着るのであれば粋なデートをしたいです。京都とか金沢とか歴史のある場所に行きたいですね」と回答。続けて「今年の夏にした夏らしいことは?」という質問には「この前涼真くんと甲子園に行くことができました。市立尼崎高校に行って吹奏楽部の方とお会いしたんですけど、これがつばさちゃんと大介(劇中で竹内が演じた役)が目指した夏なんだと思うとすごく感動しました。甲子園での応援も地鳴りがすごくて、そこで踏ん張ってプレーしている高校球児の方々はすごい覚悟だと思いました」と感動した様子だった。土屋は現在、日本女子体育大学在学中で、竹内は高校時代に東京ヴェルディのユースに所属するなど体育会系の2人。イベントの後半には「ガチの3本勝負」と題して肺活量対決、うき輪投げ対決、風船膨らませ対決で勝負を行い、土屋が逆転勝利。最後に罰ゲームとして永野のモノマネをした竹内に感化され、土屋もYOUのモノマネを披露することになり、「最近自分の引き出しを増やしていこうかなと思って…」と女優らしからぬ発言で会場を驚かせていた。映画『青空エール』は、8月20日より全国公開。
2016年08月16日土屋太鳳が新境地の毒舌ツッコミ女子大生で主演を務めることも話題の映画『トリガール』。本作で土屋さんが三角関係を繰り広げる相手役として、間宮祥太朗と高杉真宙の出演が決定した。一目惚れした先輩・高橋圭(高杉真宙)に誘われるままに「人力飛行 サークル」に入部した鳥山ゆきな(土屋太鳳)。幸せ一杯の彼女の前に現れたのは、サークル史上最高のパワーをもつ先輩・坂場大志(間宮祥太朗)。ヤンキー被れの坂場を一瞬で大嫌いになったゆきなをよそに、圭先輩、坂場先輩との3人だけのパイロット班が始動する。憧れの先輩と空を飛ぶバラ色の夏のはずが、大嫌いな先輩との夏に。鳥山ゆきな、この夏、恋心と毒舌で空を飛ぶ――!本作は、大ヒットを記録した映画『ヒロイン失格』の英勉監督と、『MIRACLE デビクロくんの恋と魔法』『100回泣くこと』の原作者・中村航という2人のクリエイターが組んでいる。このほど発表されたのは、『ライチ☆光クラブ』や『高台家の人々』などに出演する間宮さんと、『PとJK』の出演も決定している高杉さん。共にいま大注目の2人だが、今回彼らが演じるのは、人力飛行サークル【T.B.T】(チーム・バードマン・トライアル)のメンバー、坂場大志と高橋圭のパイロットコンビ。また、この2人とゆきなが三角関係を繰り広げる。間宮さん演じるのは、サークル史上最高出力のパワーを持つ、ヤンキー被れの先輩・坂場。土屋さんとの絡みで印象的なロードバイクに乗るシーンの撮影があるため、間宮さんはクランクイン前から、ロードバイクのトレーニングを積んでいたそう。ゆきなとは犬猿の仲となるが、本読みの時からこれまでに見たことのない、コミカルな台詞の応酬をする間宮さんが伺え、クランクインしてから、どんどん掛け合いを進化させていく、土屋さんとのコンビネーションに注目だ。そして高橋さんが演じるのは、ゆきなが一目惚れする王子様キャラのイケメン先輩・圭。本読みの時から英監督から「天然の結婚詐欺師」とイメージを共有。常に笑顔で全体をまとめる部長役ということもあり、クールに見えながらも飛行機への愛はやはり理系男子。土屋さんや間宮さんに比べ、冷静な態度でいる高杉さんだが、どんな状況にも器用に対応していたそうだ。さらに、ゆきなの親友となる島村和美役に、池田エライザ。サークルの生き字引的存在のOBペラ夫役に今回銀幕デビューを果たす「コロコロチキチキペッパーズ」のナダル、そして【T.B.T】の班長を取りまとめる古沢役には矢本悠馬といった旬なキャストたちも出演する。主演の土屋さんは、「終わった瞬間の気持ちを一言でいうと『もう出るものは何もない…』と思いました。声も、力も出ませんでした。クランクインをした時は、まさかここまで出し切る感覚を覚える作品になるとは、想像していませんでした」と語る。その気持ちを「大切な何かのゴールにひとつ辿り着いたよう」としている。「『空を飛ぶ』ということへの尊敬と意味を真摯に感じるロケでもありました」。共演した間宮さんについては「豪快で繊細で知的で、現代に生きていらっしゃるのに幕末の志士のような雰囲気」と例え、「でも一度坂場先輩に入ると、どこまでも突っ走る、そしてどこへ突っ走るかわからない、刹那的にかっこよくてかっこ悪い最高の坂場先輩だったので、私はそこに全力でぶつかればいいだけでした。私がどんなにぶつかっても、いったん受け止めて、それから思いっきりブン投げてくださいました」と明かしている。また今回で3回目の共演となる高杉さんについては「そのたびに役と一緒に高杉くんの印象も違うため、『はじめましてだっけ?』とさえ思ってしまうんですけど、これは本当に凄いことだと思います」とその度に印象が変わるそう。「常に役の人とお会いしてる感じで、今回だったら毎日本当に『圭先輩』でした。現実に目の前にいるのに、ふとした瞬間に、その姿が幻に感じる時もあるような、不思議な存在感の魔性の役者さんだと思います」とも。間宮さんは、「坂場大志を演じるのは楽しいです。撮影入ってから、坂場大志という役が自分の体になってきた感じがしています」とし、「毎日、プランを考えた芝居ではなく、シーン毎に土屋さんや高杉さんと、ぶつかり合って生まれるものを撮ろうという、組全体の雰囲気があるので、とにかく全力でこの作品と役の世界を信じて演じる事が出来ていて、凄く楽しいですし、凄く青春しているなって思います」と楽しさと同時に力を入りようをアピール。「いま、現場が面白くて仕方ないです。お客様には、同じ目的をもった仲間と、とにかく全力で一つの目的に向かっていく姿に、何かを感じてもらえるような映画になったらいいなと思っています」と話した。そして高杉さんは「今回演じている高橋圭という役は、英監督とも話して天然の詐欺師の様なのに、悪気のない憎めない男です。いままで演じてきた役とは違うので、偽物にならない様に必死に取り組みました。ほかのキャラクターが凄く変わっていますが、その中でも圭の変な部分を出せていけたらいいなと思っています」と意気込み。また「鳥コンテスト」を実際に見たことがあったようで「今回の撮影で初めて琵琶湖に来ることが出来て、この場所で色んな方が飛んでいるんだと思うと感動しましたし、台本で読んで想像していた琵琶湖が広がっているのが嬉しかったです。実際にプラットホームに上がった時にはテンションが上って、飛びたいと思いました」と感動。「『鳥人間コンテスト』に出場してらっしゃる皆さん、本番に向けて準備をしてこられています。僕が演じる高橋圭も一年間ずっと準備をして大会に参加しています。ぜひ映画を御覧頂いて、『鳥人間コンテスト』ってこんな1年間の準備があって飛んでいるんだという事を感じてもらえたらと思います」と呼びかけた。『トリガール!』は2017年秋、全国にて公開予定。(cinemacafe.net)
2016年08月10日女優の土屋太鳳が5日(火)、俳優の鈴木亮平ら“心の師匠”と仰ぐ3人の名を明かし、それぞれに対する思いをブログにつづった。土屋さんは3日に日本テレビ系で放送された特番「DASHでイッテQ!行列の出来るしゃべくり日テレ系人気番組No.1決定戦」に出演した際に撮ったタレントのイモトアヤコとのツーショット写真を公開し、「もうめっちゃめちゃ嬉しい!!!印刷して家の玄関に貼りたい!」と大感激。「世界の果てまでイッテQ!」で活躍するイモトさんの姿を学生時代から見続け、「爆笑とか面白さだけじゃなく元気とか勇気とか、時には感動をもらって育ってきた」と明かした。また、同番組に準レギュラーとして出演するお笑い芸人の出川哲朗についても「自分が心が折れそうだったり迷うことが多い時期に、笑いと一緒にたくさんの勇気を頂いた」とし、イモトさんらと並んで“心の師匠”なのだと明かした。特に出川さんについては「一生懸命な姿と同時に、言葉が本当にかっこいいんです」という土屋さん。出川さんから授かった「カメラは待つものじゃない。映りにいくものだ(引き寄せるものだ)」という金言は、女優としての自分に大きな影響を与えていると明かした。そしてもうひとりの“心の師匠”が2012年にTBS系で放送されたドラマ「黒の女教師」で共演した鈴木さんだ。同ドラマに出演する前、別の作品で演じた「台詞がない時の演技」に納得がいかず、どうしたら良いのか分からず悩んでいたという土屋さん。そんな時期に同ドラマで出会った鈴木さんから、「台詞が割り当てられてる人が演技をすると思いがちだけど、現実の教室では全員に感情があるでしょ?だからメインの生徒だけじゃなく周りの生徒がどう演じるかが凄く大事だと思うんだけど、台本には台詞もト書きも全員分なんて書かれてないよね。だからこそ役として感じて、思いきり演じるといいと思うよ」と、自身の経験も踏まえたアドバイスをもらったという。その鈴木さんのアドバイスと、丁度その頃に授かった出川さんの金言が土屋さんの心に刺さり、結果として同ドラマは自身にとって「すごく大きな節目」になったとつづった。4月16日(土)より日本テレビ系で放送されるドラマ「お迎えデス。」でも鈴木さんと共演する土屋さん。「背伸びせず自然に生きることは大切だけど、オーディションでも現場でも全力であがくことはすごく必要だったし大事なことだったから、これからも心の師匠を追いかけていきたい」と、3人への尊敬の念をつづった。(花)
2016年04月05日人気ゲーム『バイオハザード』シリーズの20周年を記念したムック本『バイオハザードぴあ』が、2016年3月22日に発売されることが決定した。価格は1,500円(税込)。『バイオハザード』は、1996年3月22日に発売されたホラーアクションアドベンチャーゲーム。『バイオハザードぴあ』では、シリーズ20周年を記念し、これまでのタイトルのプレイバックやキャラクターガイド、ゾンビなどのクリーチャー図鑑、事件年表、最新作『バイオハザード アンブレラコア』情報など盛りだくさんの内容となっている。また、開発プロデューサーインタビューや軍事ライターによる武器&装備チェック、ゾンビ映画研究家によるバイオゾンビ論、『バイオハザード』がゲーム業界に与えた影響を紐解くゲーム評論家インタビューなどの企画も満載。付録としてアンブレラ社のマークやS.T.A.R.S.、BSAAなどの様々なロゴのオリジナルステッカーが付属する。○『バイオハザードぴあ』主な内容●INTERVIEW:BIOHAZARD FAN’S・加山雄三/増子直純(怒髪天)/堀未央奈(乃木坂46)/真栄田賢(スリムクラブ)/中村悠一・対談:平井善之(アメリカザリガニ)×南明奈●INTERVIEW:PRODUCER・小林裕幸/川田将央●MESSAGE・鈴木史朗/桜井 誠(Dragon Ash)/土屋アンナ/清春/森川智之/小清水亜美/ヨリコジュン/矢崎広【バイオハザード 進化の系譜】●リリース年表●シリーズタイトル プレイバック『バイオハザード』/『バイオハザード2』/『バイオハザード3 LAST ESCAPE』/『バイオハザード -CODE:Velonica-』/『バイオハザード0』/『バイオハザード4』/『バイオハザード5』/『バイオハザード リベレーションズ』/『バイオハザード6』/『バイオハザード リベレーションズ2』/他【BIOHAZARD INSIGHT】●キャラクターガイド…クリス/ジル/レオン/ウェスカー/他●装備チェック…武器編/服装編●バイオランキング●BIOHAZARD よくあるハナシ!【バイオハザードと社会現象】●ゾンビ映画研究家に訊く「バイオゾンビ論」●“最狂”クリーチャー&ボス級大集合●ゲーム×社会で読み解くバイオハザード●アナザーワールド…映画/CG映画/他■付録:オリジナルステッカー(C)CAPCOM CO., LTD. ALL RIGHTS RESERVED.
2016年03月20日マカオのザ・ヴェネチアン・マカオ内「ヴェネチアン・シアター」にて3月17日(現地時間)、第10回アジア・フィルム・アワードのセレモニーが開催。日本からは『岸辺の旅』の浅野忠信が最優秀助演男優賞、樹木希林が特別功労賞の受賞を果たした。アジア・フィルム・アワードは、アジア映画を対象とした映画賞として2007年よりスタート。2014年より、東京国際映画祭が香港国際映画祭、釜山国際映画祭と共にアジア・フィルム・アワード・アカデミーを創設し、アジアの映画業界と連携し、その年のアジアの映画人を表彰しスポットライトを当てることで、アジア映画ファンの創出や世界へのアジア映画の振興、文化交流を図っている。今年日本からは、最優秀作品賞に『恋人たち』、最優秀監督賞に『海街diary』の是枝裕和、最優秀男優賞に『あん』の永瀬正敏、最優秀女優賞に『海街diary』の綾瀬はるか、最優秀助演女優賞には『GONIN サーガ』の土屋アンナ、『ビューティー・インサイド』の上野樹里、優秀新人賞に『ソロモンの偽証』の藤野涼子などがノミネートされていた。最優秀助演男優賞を受賞した浅野さんは、ジャ・ジャンクー監督のミューズであり『山河ノスタルジア』でも主演を務めるチャオ・タオよりトロフィーを渡され、「この会場にいらっしゃる(アジア各国・地域の)素晴らしい映画人のみなさんと仕事をしたい!その準備はできています!でも撮影現場には日本食を必ず用意してくださいね」と、国際的な仕事への強い意欲を英語でアピールしていた。黒地に深紅模様の着物姿でステージに登壇した樹木さんは、『歩いても歩いても』(第3回AFA最優秀監督賞受賞)、『海街diary』、最新作の『海よりもまだ深く』と数々の作品を共にする是枝監督よりトロフィーを渡され、「今夜の授賞式を素晴らしいものにするために、沢山の人たちが駆けずり回り、心を砕いていました。私がいただいた功労賞はそっくりそのままその方たちに差し上げます。ですが、トロフィーは1個しかないので持って帰ります(笑)」と笑顔でスピーチし、会場にいるアジア各国の映画人より大きな拍手が沸き起こった。ホウ・シャオシェン監督の『黒衣の刺客』が最優秀作品賞含め8部門を受賞したほか、主演男優賞を『インサイダーズ/内部者たち』よりイ・ビョンホンが受賞。10回の節目を迎えるセレモニーにはアジア各国・地域から多くのスターが集まり、盛況のうちに終了した。<第10回アジア・フィルム・アワード受賞結果一覧>最優秀作品賞:『黒衣の刺客』最優秀監督賞:ホウ・シャオシェン『黒衣の刺客』最優秀男優賞:イ・ビョンホン『インサイダーズ/内部者たち』最優秀女優賞:スー・チー『黒衣の刺客』最優秀助演男優賞:浅野忠信『岸辺の旅』最優秀助演女優賞:チョウ・ユン『黒衣の刺客』最優秀新人賞:Jessi LI『Port Of Call』(原題)最優秀脚本賞:ジャ・ジャンクー『山河ノスタルジア』最優秀編集賞:ウィリアム・チョン、CHU Ka Yat、ホイ・ウォン、フィリップ・ユン『Port Of Call』(原題)最優秀撮影賞:リー・ピンビン『黒衣の刺客』最優秀作曲賞:リン・チャン『黒衣の刺客』最優秀衣装デザイン賞:LEE Ji-yeon、シム・ヒョンソップ最優秀美術賞:ホァン・ウェンイン『黒衣の刺客』最優秀視覚効果賞:Prasad SUTAR『Bajirao Mastani』(原題)最優秀音響賞:チュ・シーイ、ドゥー・ドゥージ、ウー・シューヤオ『黒衣の刺客』特別功労賞:樹木希林、ユエン・ウーピンNext Generation Award:ユ・アインHighest-Grossing Asian Film 2015:『モンスター・ハント』(text:cinemacafe.net)
2016年03月18日1990年代を象徴するバイオレンス映画『GONIN』(’95)の続編、『GONIN サーガ』のBD&DVD発売決定を記念して、前作でヤクザの父親を失った勇人役・東出昌大のコメントが届いた。19年前の事件で父の大越組若頭・久松(鶴見辰吾)を亡くした勇人役の東出さんは、「ひとりひとりの抱える想いや、それぞれの視線、行動など素早く画が切り替わる中に色々な意味が込められています。観返すたびに細かな発見があると思うので、DVDはそういった点でも最適だと思います。ぜひ、繰り返し楽しんで観ていただければうれしいです」とコメント。監督・脚本を務めた鬼才・石井隆監督の下、主演の東出さんをはじめ、桐谷健太、土屋アンナ、柄本佑、安藤政信、福島リラなどの実力派キャストが集結した『GONIN サーガ』。また、前作『GONIN』のメインキャストである佐藤浩市、鶴見辰吾、竹中直人が参戦したほか、俳優引退を宣言していた根津甚八が本作のためだけに一度だけ復活を遂げたことも話題に。BOX版は豪華特典が満載で、劇場版に約30分を追加したディレクターズ・ロングバージョン本編が付くほか、オーディオコメンタリーはキャストVer.(本編解説:東出昌大ほか)とスタッフVer.(メイキング解説:石井隆監督ほか)の2パターンを収録予定。石井監督インタビューや画コンテ、未使用写真などを掲載する豪華特製ブックレットも同梱予定だ。『GONINサーガ』Blu-ray&DVDは2016年3月25日(金)発売。(text:cinemacafe.net)
2015年12月18日10月30日(金)・31日(土)、東京・CASA神宮前でヴーヴ・クリコのハロウィーンパーティイベント“Yelloween”が開催される。イベントに先駆けて29日(木)、歌手でタレントの土屋アンナが、ゲストパフォーマーとして登場した。土屋さんは子どもたちとも楽しむというハロウィンの仮装について、楽しげに語った。ヴーヴ・クリコは、伝統と最高級のクオリティを持つことで知られるフランスを代表する高級シャンパンブランド。華やかなコスチュームで街が彩られるハロウィンに、ヴーヴ・クリコらしい洗練された大人のための遊び心あふれる空間が2日間限りで現れる。黒を基調にしたロングドレスでシックに決めていた土屋さんは、この日イベントで4曲披露するという。ライブへの意気込みとして、「いつもロック系なんですけど、今回はちょっとゆっくり聞けるような音楽を用意していて、大人の方が分かるカバー曲を歌います」と、服と同じような大人っぽいパフォーマンスを連想させていた。土屋さんは2児の母としてもハロウィンを楽しむようで、子どもたちの仮装について「毎年一緒なんですけど(笑)、下の子は今回も『スパイダーマン』、上の子は『パイレーツ・オブ・カリビアン』かな」と話し、自身については、「私は夜パーティーがあるから、アリスになろうかなって。毒々しいアリスでございます(笑)」と記者たちの笑いを誘っていた。この日、お酒を飲んでの失敗について尋ねられると、「私は声がでかいので、秘密のこととかも全員に知られる…のはあるね。あと、『絶対土屋アンナいるね』ってすぐばれちゃいます(笑)」と言いながらも、「普段大人は鎧をかぶらないといけないけど、だからこそ、お酒の席でオープンになって本音で話せるのが好き。正直になれるからお酒が好きです」と、きっぷのいいところを見せていた。(cinamacafe.net)
2015年10月29日1995年に公開され、バイオレンス・アクションの金字塔と言われた石井隆監督の傑作の続編『GONIN サーガ』。これまで、エロスやバイオレンスを追求し、映画界に革命を起こしてきた石井作品の代名詞とも呼べるのが、ただの雨降りではない、滝のような“土砂降り”の中でのアクションシーン。このほど、本作での容赦のない雨降りの撮影風景をまとめたメイキング映像がシネマカフェに到着した。本作は、五人組による五誠会系大越組襲撃事件の19年後が舞台となり、彼らの遺児や因縁関係で結ばれた者たちの新たな戦い、そして物語が描かれていく。到着した映像は、まず、19年前の襲撃事件で共に父親を亡くした大越組若頭・久松茂(鶴見辰吾)の息子・勇人(東出昌大)と大越組組長・大越康正(永島敏行)の息子・大介(桐谷健太)が数年ぶりの再会シーン。もちろん雨降りの演出だ。物語が動き出すきっかけとなるこのシーンを皮切りに、勇人が初めて拳銃を手にした時、竹中直人演じるヒットマン明神があるGONINメンバーを襲うシーンなど、それら全てのシーンで雨が降っている。さらに、『GONIN』で五誠会が襲撃されたときもそうだったように、本作でGOINNのメンバーが五誠会の裏金が集まるヤミ金業者襲撃の時も雨降りで、前作の雰囲気を彷彿とさせる。しかも、石井監督が降らせる雨は、“シトシト”ではなく土砂降り。そんな過酷な状況のもと、本作のスタッフ、キャストはびしょ濡れになりながら撮影に挑んでいた様子が伺える。元アイドルでありながら五誠会三代目の式根誠司(安藤政信)に弱みを握られ囲われている菊地麻美を演じた土屋アンナは、撮影をふり返り「(髪の毛、衣装を)何度も乾かしたり、メイクを直さなくてはいけなくて、メイクさんやスタイリストさんが大変そうだった!」と明かしているほど。そして極めつけなのが、誠司と婚約者の結婚披露宴のシーン。19年前の事件に深い因縁をもった者たちが全て結集したとき、壮絶な戦いの幕が切って落とされる。本シーンでは、雨ではないものの室内のスプリンクラーが作動し、大量の水が降り注ぐ。映像中には、撮影後の様子が映し出されており、水浸しの床に横たわっていた女性キャストが起き上がるも、寒さで体がガクガク震えているところ石井監督が近づいていき、「大丈夫?」と声をかける姿や、男性キャストが鼻に入ってしまった水でむせてしまっている様子などが映し出されており、その過酷さは相当なものだった様子。イイ男、イイ女たちをいっそう艶っぽく、危うく見せる石井監督の雨降り演出は本作でも健在。ぜひ、スクリーンでも確かめてみて。『GONIN サーガ』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:GONIN サーガ 2015年9月26日よりTOHOシネマズ新宿ほか全国にて公開(C) 2015『GONIN サーガ』製作委員会
2015年10月13日大ヒット中の『ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション』に『キングスマン』、さらに『コードネーム U.N.C.L.E.』(11月14日公開)、そして『007 スペクター』(12月4日公開)と、2015年はスパイ映画が目白押し。その一方、日本映画は、東出昌大主演『GONIN サーガ』、西島秀俊のハマり役『劇場版MOZU』、生田斗真×浅野忠信×山田涼介の『グラスホッパー』と、イケメン俳優たちが見せるバイオレンス・アクションが相次いで公開される。たっぷりすぎる男の色気とともに送る、硬派でハードボイルドな作品に迫った。まず、先日、連続ドラマの「MOZU Season1~百舌の叫ぶ夜~」がドラマ界の栄誉ある賞「国際エミー賞」にノミネートされたばかり、シリーズ完結編となる『劇場版MOZU』(11月7日公開)。西島さんは、シリーズを通じて妻の死や国家ぐるみの犯罪の裏に隠された真実を追う主人公・倉木役を好演。スタートしたばかりのドラマ「無痛~診える眼~」では、犯罪者を見抜くことができる“眼”を持つ医師の役ながら、早くも、おにぎりをほおばる姿などに“萌える”人が続出中だが、本作では徹底的に身体を作り込み、常にたばこを燻らしながら、ストイックに目的を果たそうとするアツい男を演じている。そのほか、刑事・大杉役の香川照之、女性公安警官・美希役の真木よう子に加え、長谷川博己が異様な雰囲気で倉木の行く手を阻む元公安の東として、また、ドラマシリーズのラストで生死不明となっていた殺し屋“百舌”こと新谷役の池松荘亮らが、クセの強い役柄を引き続き熱演。その“温度”は、放送当時から連続ドラマの枠を凌駕しているといわれていたが、ついに劇場版が公開。劇場版から参加する松坂桃李は、感情すら感じさせない残虐非道な暗殺者となり、池松さん演じる新谷とのスピード感あるバトルを披露する模様。さらに、犯罪ブレーンとして暗躍する伊勢谷友介や、“ダルマ”役のビートたけしの存在感も見逃せない。それぞれが体を張ったアクションを惜しみなく見せる本作は、これまでのストーリーやキャラクターの関係性をふり返ることができる特別版が予定されているというから要チェックだ。また、伝説的バイオレンス・アクションの続編『GONIN サーガ』(公開中)で、男気たっぷりのハードボイルドに挑戦しているのが、東出さん。先日は、初参戦となったカナダ・バンクーバー国際映画祭の興奮も冷めやらぬ中、杏さんと東京・愛宕神社で挙式したことが報じられたばかり。夫婦揃ってお酒をたしなむのが好きといわれているが、自身初のアルコールCMとなるサントリーウイスキー「トリス <クラシック>」で、名実ともに大人の俳優へと変身しつつある。今回、『GONIN』の石井隆監督が再びメガホンをとった本作は、前作から19年後、佐藤浩市、竹中直人ら死闘を繰り広げた男たちの“子ども世代”が、それぞれの思いを胸に復讐に身を投じていくことになる。東出さんが演じるのは、前作で命を落とした五誠会系大越組の若頭・久松の息子で主人公・久松勇人。父を失いながらも誠実に生きようとする青年から一転、復讐の鬼と化していく。勇人と同じ目的を持った、桐谷健太演じる大越組長の遺児・大輔、土屋アンナ演じる秘密を抱えた元アイドル・麻美、柄本佑演じる19年前の事件を追うルポライター・森澤という4人の前に立ちはだかるのは、久々の映画出演で圧倒的な大人の色気(と情けなさ)を見せつける、安藤政信演じる五誠会3代目・誠司だ。しかも、東出さん演じる勇人たちに“GONIN”(5人)目として加わるのは、前作の襲撃事件で生死の境をさまよった元刑事・氷頭。演じたのは、2010年に俳優引退宣言をしたものの、石井組常連という縁から本作かぎりの復帰を果たした名優・根津甚八。東出さん自身も、そんな根津さんとのやりとりには込み上げるものがあったと明かしているだけに、激しい夜の雨の中で繰り広げられる激闘では、そんな東出さんたちの情念が乗った熱演を目にすることができる。復讐劇といえば、伊坂幸太郎原作120万部突破のベストセラーの映画化『グラスホッパー』(11月7日公開)。主演の生田さんが『脳男』の監督・瀧本智行との再タッグで描くのは、世界有数の人口過密都市・東京で凶暴化した人間たちの中に身を置く、「元中学校教師」鈴木の物語。彼は殺された婚約者・百合子(波瑠)の復讐の相手、“裏社会のドン”の息子・寺原Jr.に近づくが、寺原Jr.が“押し屋”と呼ばれる殺し屋・槿(吉岡秀隆)に始末されたことから、事態は一変。鈴木が槿を追う一方、浅野さん演じる相手を自殺に追い込む「憂える自殺屋」鯨、山田さん演じるナイフ使いの「若き殺し屋」蝉と、それぞれの運命が交錯していくことに。『脳男』の最強ぶりとはまるで真逆、生田さん演じる気弱で心優しい、凡人の草食男・鈴木が最も“らしくないこと”に挑む中、彼をそこまで震え立たせた愛には胸アツに!加えて、浅野さんの鯨と山田さんの蝉との、これまた体格も戦法も対極的な者同士のクールなアクションにはため息必至。この2人を突き動かすものは何なのかにも、ぜひ注目してほしい。さらに特筆すべきは、それぞれの作品で、男性陣のために堪え忍ぶどころか、むしろ共闘する紅一点の美しき女性たち。『劇場版MOZU』の真木さんの信念の強さ、『GONIN サーガ』の土屋さんの覚悟と達観はもちろん、裏社会の女ヤンキーセレブで妖艶すぎる狂気を見せた『グラスホッパー』の菜々緒のハマりっぶりもまた必見だ。(text:cinemacafe.net)■関連作品:GONIN サーガ 2015年9月26日よりTOHOシネマズ新宿ほか全国にて公開(C) 2015『GONIN サーガ』製作委員会劇場版 MOZU 2015年11月7日より全国東宝系にて公開(C) 2015劇場版「MOZU」製作委員会 (C) 逢坂剛/集英社グラスホッパー 2015年11月7日より新宿ピカデリーほか全国にて公開(C) 2015「グラスホッパー」製作委員会
2015年10月09日映画『GONIN サーガ』の初日舞台あいさつが26日、東京・TOHOシネマズ新宿で行われ、キャストの東出昌大、桐谷健太、土屋アンナ、柄本佑、安藤政信、福島リラ、竹中直人と石井隆監督が出席した。全国公開中の本作は、1995年公開の映画『GONIN』の続編となるバイオレンスアクション作品。19年前の襲撃事件で父親を殺された久松勇人(東出)と大越大輔(桐谷)は、3代目・誠司(安藤)が率いる五誠会との闘いに身を投じていく――というストーリーで、前作に出演した竹中ほか、佐藤浩市、鶴見辰吾も出演している。主演の東出は、「こんな邦画は近年ない。『GONIN』の世界に踏み入ってほしい」と胸を張り、第34回バンクーバー国際映画祭への出品を受け、「海外にもファンがたくさんいる。老若男女、国内外問わず、公の場に公開できて万感の想いです」と満面の笑み。また、石井監督が、「撮影中の恨みつらみもなく、みなさんへ感謝の気持ちしかない」とあいさつすると、25年来の付き合いだという竹中は、「初めて会った時からイジけてて、抱きしめたくなる大好きなおじさん。石井監督、本当におめでとう」と祝福した。本作には、5年前に俳優を引退した根津甚八が、1度限りの復活で出演。会場に届いた根津からの手紙を代読した東出は、胸いっぱいの様子でしばらく言葉が出ず。「僕は根津甚八という役者さんが大好きだし、映画の中の根津さんは考えられないくらい魅力的だった。本当にありがとうございました」と涙を溜めながら声を絞り出し、「石井監督も根津さんも、映画を1本撮るのに人生を賭して撮ってるんです。僕らも心血を注いで映画を撮り続けていくので、みなさんも邦画を見続けてほしい」と呼び掛けると、会場からは温かい拍手が送られた。
2015年09月27日映画『GONIN サーガ』が9月26日(土)公開初日を迎え、主演の東出昌大、共演の桐谷健太、土屋アンナ、柄本佑、安藤政信、福島リラ、竹中直人、石井隆監督が都内劇場で舞台挨拶を行った。佐藤浩市、本木雅弘ら豪華キャスト出演の傑作ハードボイルド映画『GONIN』(1995)、約19年ぶりの続編。前作で死に絶えた男たちの遺児が、宿命的再会によって血で血を洗う抗争に身を捧げていく様を“石井ワールド”全開で描き出す。前作で元刑事・氷頭役を務めた根津甚八が、病を押して同役で約11年ぶりにスクリーン復帰した事も話題になった。壇上では、この日の舞台挨拶への出席は叶わなかった根津さんから、キャストへのサプライズの手紙が届いた。「タスキを受け取ったと言ってくれた東出くん、その言葉で、演じたいのに演じる事のできない無念を断ち切ることができました」「若い俳優たちの姿を見て、自分の思いを次の世代が背負ってくれる、自分はできる精一杯をしたんだという気持ちで俳優人生を締めくくることができました」などの根津さんの思いを代読した東出さんは「僕は根津甚八さんという役者さんが好きだし、映画の中の根津さんは考えられないくらい魅力的。今後も心血を注いで僕らも映画を撮り続けて、役者を頑張っていきたい」と目を真っ赤に腫らしながら決意を新たにしていた。桐谷さんも「お体を悪くされた根津さんが、石井作品だったらという事でその姿を見せて芝居をする役者魂に震えた。僕がいる世界は、現実を超える瞬間がある。本当に素晴らし世界にいることを嬉しく思うし、先輩方のタスキを受け取って、全身全霊でいい作品を作っていきたい」とシミジミ。何作もの石井監督作で根津さんと共演した竹中さんは「根津さんには全然敵わない色気があって、たまらなく素敵な人。尊敬すべき俳優だと思った」と気持ちを込めた。一方、前作の大ファンで劇場に3度足を運んだという安藤さんは念願の封切りに「やっとクランクアップしたような気分」と語り出すも、声が小さすぎて柄本さんから「マイク!マイク!」とのツッコミが。安藤さんは「シラフじゃ来られないと思って、朝3時くらいまで飲んでいました。でも酒飲んでいると上手く喋れないなぁ」と苦笑い。さらに「石井監督、この映画に誘ってくれてありがとうございます。僕が言うのは、これだけでいいです」と緊張を隠さず「今日は4回も舞台挨拶があって……。大好きな作品なんだけど、4回は多い。1回で帰りたい」と自由奔放にぶっちゃけていた。『GONIN サーガ』は公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:GONIN サーガ 2015年9月26日よりTOHOシネマズ新宿ほか全国にて公開(C) 2015『GONIN サーガ』製作委員会
2015年09月26日劇画作家であり孤高の映画監督・石井隆。自身の90年代の代表作として国内外に熱狂的なファンを持つ映画『GONIN』の直系的続編として、約19年ぶりに描き出したのが、映画『GONIN サーガ』だ。主演を務めたのは、まさに今が旬の俳優・東出昌大。石井組初参加で初のハードボイルド作に挑み、見事なまでに石井ワールドに染まった。5人組による広域指定暴力団五誠会系大越組襲撃事件から、19年。襲撃で命を落とした組員の息子である勇人(東出)、大輔(桐谷健太)、五誠会の若き三代目に弱みを握られている元アイドル・麻美(土屋アンナ)、そして襲撃事件の謎を追うルポライター・冨田(柄本佑)の人生が交差した時、再び血の抗争が勃発する。襲撃事件で命を落とした大越組若頭・久松の遺児である勇人は、母をけなげに支えながら、懸命に生きてきた。しかし抗えぬ宿命によって命を落とした母のため、父親と同じように銃を握りしめる。「普段は凶暴ではないのに、頭のネジが飛んだ瞬間に平然と狂気へと走る。その姿は現代の若者に通ずるものがある」と役どころに理解を示す東出は「撮影中はアドレナリンが出ていて、たとえ怪我をしたとしてもまったく痛みを感じなかった。家に帰って初めて“なんだ、このアザは!?”と思ったくらい。頭に血が上った演技をすると、すべてが一瞬に感じる」と勇人がまとった狂気を追体験。これと似た経験は過去にもあった。「剣道の試合中の状況と似ています。試合中は相手の息遣いはわかっても、仲間たちの声援が聞こえない。それとまったく同じだった」と例える。俳優個人が持ち合わせる潜在能力を引き出す石井監督ならではの演出も、それに拍車をかけた。「撮影が終わって、取材中に監督から “東出くんは猛獣の檻の中に放り込まれたキリン。その獰猛な野生動物たちの中で、最後まで立っていてくれれば”と言われました」と独特な言い回しを振り返る。猛獣の中でも特に“珍獣”だったのは、謎の殺し屋役の竹中直人。「何を考えているのかわからない方で、口笛を吹きながら話しかけてきたかと思えば、次の瞬間は別の口調で喋ってくる。それが竹中さん流の鍛錬なのか、ウォーミングアップなのか……」と異能を目の当たりにした。現場では死闘も目撃。それは石井監督と、本作で限定的スクリーン復帰を果たした名優・根津甚八との、執念ともいえるぶつかり合いだった。根津といえば、『月下の蘭』『GONIN』『GONIN2』『ヌードの夜』『天使のはらわた 赤い閃光』『夜がまた来る』『黒の天使 Vol.1』と石井作品には欠かせぬ名優。体調を崩して以降は表立った活動は控えてきたが、盟友のオファーに応えて出演を果たした。「石井監督の作品だから出演するという、根津さんの思い。そしてその気持ちを受け取った石井監督の心境。撮影中ほとんど声を荒げなかった石井監督が、根津さんのシーンになった途端に『根津さん、もっと顔を上げて!』と容赦ない声を浴びせていました。俳優に演出するという普通のことであるにもかかわらず、その姿に凄く感動しました。この人たちは凄い!と心底感じた」と背筋を正す。これまでも「この人たちは凄い!」という感激は、俳優・東出昌大にとって大きな契機になっている。自身のターニングポイントに挙げる映画『桐島、部活やめるってよ』がそれだ。「年下の共演者に恵まれたことが大きいですね。毎晩皆でゴハンを食べて、話をする中で、役者の世界は色々なところから怪物が寄せ集められて出来ている、という事を知った」という。その怪物の中に身をゆだねるのは、ともすれば恐怖にもなるだろう。「自分の中で天秤にかけた時に、俳優業は面白いという方に傾いた。それに僕は次男。ある程度好き勝手に生きられるポジションなので」と冗談めかすが「仕事でしくじることも、辛く苦しいと思うこともある。でも振り返った時に、充実を感じる。新しい役を演じれば演じるほど、自分の中に新しい選択肢が増えて、目標も高くなっていく。“行くしかないぞ”と自分を鼓舞し、引っ張っていく毎日ですね」と好奇心に目を輝かせる。キリンが猛獣に変化する日も、そう遠くなさそうだ。ヘアメイク:宮田靖士(VaSO)スタイリスト:檜垣健太郎(little friends)(photo/text:Hayato Ishii)■関連作品:GONIN サーガ 2015年9月26日よりTOHOシネマズ新宿ほか全国にて公開(C) 2015『GONIN サーガ』製作委員会
2015年09月24日鬼才・石井隆監督による映画『GONIN サーガ』の完成披露試写会が17日(木)都内で行われ、主演の東出昌大、共演の桐谷健太、柄本佑、土屋アンナ、安藤政信、福島リラ、そして石井監督が舞台挨拶に立った。佐藤浩市、本木雅弘らオールスターキャスト出演のハードボイルド映画『GONIN』、19年ぶりの続編。指定暴力団五誠会系大越組襲撃から19年後を舞台に、襲撃事件で殺された大越組の若頭・久松の遺児・勇人(東出さん)、その幼馴染で大越組長の遺児・大輔(桐谷さん)、襲撃事件を追う富田と名乗るルポライター(柄本さん)、そして五誠会に囲われる元アイドルの麻美(土屋さん)らが、尊厳と復讐のために血の雨を降らせる。劇中で東出さんから“ジュニア”と呼ばれていた桐谷さんは「現場では“勇人”“ジュニア”と呼び合っていたので、撮影後の番宣では(東出さんから)“クンかサンのどちらで呼べばいいですか?”と言われた」と東出さんの礼儀正しい性格を明かしながら「相変わらず優しくてチャーミング。身長が高いだけじゃないぞー」といじりつつ褒め称えていた。また前作から19年後が映画の舞台になっていることにちなみ、19年前の自分自身の様子を聞かれた桐谷さんは「16、17歳くらいで、役者になってやるという意識が強かった。目立とうと思って、スカートをはいていましたね。シースルーのスケスケシャツを素肌の上に着て、学校にも行っていた」と斬新すぎる当時のファッション・センスを回想。さらに「なんで自分が雑誌の表紙にならないんだ?と思って、自分で雑誌の表紙を作ったり、ラジオも友達と作っていました」と若気の至りを明かしていた。また石井監督映画の大ファンという安藤さんは「オファーが来たときはフリーで事務所に入らずにブラブラしている時で」と話し始めると、石井監督が「南極にいたんでしょ?」と不可解なツッコミをしてニヤリ。石井監督が安藤さんをウィキペディアで調べた際に、“南極にいる”と書かれていたそうだが、安藤さんは「監督はそれを鵜呑みにしたらしいけれど、俺は普通に自宅にいた」と苦笑い。すかさず柄本さんが「安藤さんは南極に行ったことはあるんですか?」と聞くと、「ない、ない(どうして書かれたのか)俺の方が聞きたいよ」とウィキペディア情報を否定していた。映画『GONIN サーガ』は、9月26日より公開。(text:cinemacafe.net)
2015年09月17日佐藤浩市や本木雅弘、ビートたけしらが出演したバイオレンスアクションの傑作『GONIN』が、19年のときを経て東出昌大主演で蘇る映画『GONIN サーガ』。先日行われた本作の完成報告会見で久しぶりにメディアの前に登場し、ネット上で「相変わらずイケメン!」「全く年を取っていない!!」といった声を集めたのが、今年で40歳になる安藤政信だ。このほど、安藤さんの大人な男の色気全開の場面写真が、シネマカフェに一挙に到着した。日本のフィルム・ノワール最高峰として、国内のみならず海外からの評価も高い前作のサーガ(伝説)を、2015年のいま、新たに紡ぐ本作。安藤さんが演じているのは、表向きは芸能事務所社長、内実は父・隆誠(テリー伊藤)の跡目を継ぐ五誠会の次期三代目、式根誠司。19年前の襲撃事件で殺された久松の遺児・勇人(東出昌大)や、五誠会に囲われながらも深い恨みを宿す麻美(土屋アンナ)と敵対する相手だ。安藤さんが演じる誠司は、裏と表の顔を持ち、芸能事務所社長として表に出るときは、結婚披露宴を間近に控えたフィアンセのことを第一に考える優しい男性。物腰も優しく、温厚な姿からは裏の顔は想像もつかないほど。だが、五誠会三代目という本当の姿を現した瞬間、まるで別人のように豹変する。三代目として勢力を拡大し続ける誠司は、冷酷かつ残酷で、自分の利益のためなら手段を選ばない非情な男。安藤さんは、この両極端なキャラクターを、色気全開で熱演する。自身の役について安藤さんは、「『三代目』というのを聞いたときに、世襲が続いている組社会で三代目にもなってくると、一代目や二代目が築いてきた最初のころの想いというか、“任侠道”みたいなものから外れてしまったような男なんじゃないかと。自分に甘く、劣等感があって、組の中にいても怯えていて、震えてるんだけど虚勢を張っていて、わざと強がっているような感じなんじゃないかなと、そんな人間性の男だろと考えながら演じていました」とふり返って語る。安藤さんは自らそう明かすように、自信に満ちつつも、父親からのプレシャーや命を狙われる恐怖に怯える、細かな心理描写を見事に表現。そして劇中では、大人な男の色気を感じずにはいられない、さまざまな姿を披露する。ビシッと着こなしたスーツ姿から、胸元をチラリとのぞかせたシャツ姿で狂気を炸裂させたかと思えば、真っ白なタキシードを着こなし、フィアンセとダンスを踊る優しい表情のギャップには目を奪われること間違いなし。さらに、安藤さんの全身ずぶ濡れ姿からも色気がダダ漏れ。近年、佐々木蔵之介や福山雅治、竹野内豊を筆頭に、アラフォー独身俳優の活躍が大きな注目を集めている。安藤さんも今年で40歳。ますます俳優としての深み、そして男性として渋みが増した彼の姿を、届いた場面写真から確かめてみて。『GONIN サーガ』は9月26日(土)よりTOHOシネマズ新宿ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年08月21日映画『GONIN サーガ』の完成報告会見が7日、都内で行われ、キャストの東出昌大、桐谷健太、土屋アンナ、安藤政信、竹中直人と石井隆監督が出席した。9月26日に全国公開する本作は、1995年公開の映画『GONIN』の続編となるバイオレンスアクション。19年前の暴力団五誠会大越組襲撃事件で父親を殺された久松勇人(東出)と大越大輔(桐谷)は、ある事件をきっかけに新たな闘いへ身を投じていく――というストーリーで、前作に出演した佐藤浩市、鶴見辰吾らも引き続き出演している。主演を務めた東出は、「『GONIN』は大好きな映画。前作ファンの方はもちろん、知らない人も楽しめる作品になった」と胸を張ってアピール。また、東出の所属事務所先輩で、5年前に俳優業を引退した根津甚八が本作限りの復活を果たしており、「プレッシャーというよりも、タスキのように引き継げればと思った」と心境を明かし、「気迫がすごかった。色んな想いが詰まっていて、胸にこみ上げるものがありました」と感慨深げに撮影を振り返った。一方の桐谷も、「車イスで芝居をして、カメラの前で思いっ切りセリフを決めて。『なんて良い世界にいるんだ、役者の世界に入れて良かった』と感動しました」と体調不良の中で芝居に挑んだ根津の"役者魂"に感銘を受けた様子。そんな桐谷は、五誠会3代目を演じた安藤に、劇中で激しく殴られるシーンがあり、「とことん役に入り込む安藤さんが怖かった。アクションなのか、本物なのか……。色んな意味で狂気をはらんでいましたね」と暴露して笑いを誘った。また、役と自身の共通点について、「僕は普段、怒ることがない。優しくありたいというところは似ている。家族を傷つけられたら、怒りますけど」と語った東出。今月5日、妻で女優の杏が、腸炎で緊急入院し、報道陣が体調を心配する声をかけると、笑顔で会釈して会場を去った。
2015年08月07日映画『GONIN サーガ』の完成報告会見が8月7日(金)東京都内で行われ、主演の東出昌大、共演の桐谷健太、土屋アンナ、安藤政信、竹中直人、そして石井隆監督が出席した。佐藤浩市、本木雅弘らオールスターキャスト出演のハードボイルド映画『GONIN』、19年ぶりの続編。指定暴力団五誠会系大越組襲撃から19年後を舞台に、襲撃事件で殺された大越組の若頭・久松の遺児・勇人(東出さん)、その幼馴染で大越組長の遺児・大輔(桐谷さん)、襲撃事件を追う富田と名乗るルポライター(柄本佑)、そして五誠会に囲われる元アイドルの麻美(土屋さん)らが、尊厳と復讐のために血の雨を降らせる。人気作の待望の続編で主演を務めた東出さんは「前作が超大作で大好きな映画でした。プレッシャーよりも、根津(甚八)さんが事務所の先輩だった事もあって、当時から携わった関係者の話を聞いて、これは“タスキ”なんだと思った。次に伝えるために引き継ぐことが出来ればと思った」と新生『GONIN』に意気込み十分。『GONIN』ファンという桐谷さんも「何回も観ている作品。5人の中に…まあ、前作も入れると10人なんですが、そこに入れた喜びが未だにある」と喜色満面だった。2010年に俳優引退宣言をした、石井組常連俳優の名優・根津甚八も石井監督のラブコールによって、限定復帰した。東出さんは「気迫が凄いし、最後の場面では込み上げるものをグッと抑えるのに苦労したくらいで、根津さんが帰る車を送った後は一言も喋れなかった」と共演を回想し、桐谷さんも「役者という道を選んでこの世界に入れたことが素晴らしいと思えた。セリフを投げかけられた時に、役者の世界に入れて良かったと思えた」と感動の瞬間をふり返った。一方の石井監督は「病魔が襲ってくる原因を作ったのは自分のように思う。根津さんは真面目なので、これまで苦しくても必死にやってくれた。その溜まったものが、今の病気になっているのかと思うと辛い」としながらも「現場で培った言葉で誘って、『やる!』と言われた時は感慨深いものがあった。現場に入ったら病気の根津さんじゃなくて、俳優としての根津甚八として組み合った。業が深いですね…」とつぶやくように語った。メンバーの中で紅一点の土屋さんは「男性だらけの方が嬉しく思います」とイケメン俳優に囲まれて嬉しそうで「凄く優しい人たちだったし、男臭い方が性格上好き。だって女の人って色々あるじゃないですか。だから逆にやりやすかった。それが本心」と笑わせた。また対峙する敵役的ポジションを務めた安藤さんは「父親の存在が大きくて、そこからはみ出せずにもがいている様な役どころ」とキャラクターを分析しながら「プライベートでいうと、自分の親父は近所でベロベロになるような陽気なおっさんです。だから自分としてはもう超えています」とぶっちゃけていた。『GONIN サーガ』は、9月26日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年08月07日ユーキャンは8月3日、モデルのローラさんの「食生活アドバイザー検定試験」合否発表会を東京都内にて開催した。会場には、ローラさんとともに同社の資格挑戦プロジェクトに起用されているモデルの土屋アンナさんも応援に駆けつけた。同社は「2015年資格挑戦プロジェクト」にローラさんとアンナさんを起用。ローラさんが「食生活アドバイザー検定試験」に、アンナさんが「実用ボールペン字講座」に挑戦し、CMや学びキュレーションメディア「マナトピ」でキャンペーンを展開してきた。アンナさんは2月の東京ガールズコレクションで受講の成果を披露し、観客を驚かせたという。一方、ローラさんは7月に検定試験を受験し、今回が合否発表の場となった。食生活アドバイザーとは、広い視野に立って食生活をトータルにとらえ、健康な生活を送るための提案ができる"食生活全般のスペシャリスト"のこと。そのため、同検定で学ぶ内容は、栄養素と健康、食文化と食習慣、食品学、衛生管理、食マーケット、社会生活など幅広い。多忙な中、約半年間勉強を続けて試験に挑んだというローラさん。食生活アドバイザーを目指した理由を聞かれると、「普段から健康的なことがすごく好きで、もう25歳で大人だし、将来のためにも食事の基本やマナーを知りたくて資格をとりたいと思ったの。興味があることだったから絶対頑張ってみようと思った」と話した。合否の発表を前に「緊張する……」とこわばった表情のローラさんを、「ローラの一生懸命なところは結果に出るから大丈夫」と励ますアンナさん。そして、合否通知の入った封筒を開けて結果を確認したアンナさんが「合格です! 」と発表すると、ローラさんは「やった~! 」と全身で喜びを表現した。その後、同社の社員が「合格おめでとう」と書かれた紙を持って登場すると、壇上に黄金の紙吹雪が舞った。この演出にはローラさんも感激の様子で、「ありがと~! 新しいことが始まりそうな気がする! まだ"胸騒ぎ"が止まらなくて、全然集中できない~! 」とコメントし、会場の笑いを誘った。晴れて合格証書を手にしたローラさんは、「興味があることだったから最初は感動してばかりで、覚えた知識を周りの人にたくさん自慢してたの。撮影現場や寝る前にテキストを見て勉強したんだ」と勉強の過程を振り返った。滑り出しは好調だったが、「食品表示」など次第に難しくなる内容に諦めかけた瞬間もあったそう。「ある日くじけそうになったの。"もうヤダ ー! "って思っちゃって……。でも、マネージャーさんに協力してもらいながら頑張ったら光が見えてきて、最後はスッキリした! 」とにっこり。そして、「頑張ってやると必ずイイことが返ってくるから、面倒くさいって思わないこと! 」と合格の秘けつを語った。同発表会では、アンナさんからのサプライズプレゼントで、鯛(たい)をかたどった"めでたい"ケーキも登場。ケーキの上には、アンナさんの直筆メッセージも。その美しい文字からは、実用ボールペン字講座で習得したスキルを普段の生活にも生かしていることがうかがえた。一方のローラさんも、合格発表後に抜きうちで行われたクイズを難なく全問クリア。「箸(はし)をなめながら料理を選ぶことを何と言うか」という問いに「ねぶり箸」と即答するなど、早くも食生活アドバイザーとしての実力を示した。最後に、資格の生かし方について聞かれたローラさんは、「料理が好きだから、今回学んだ知識を生かして料理本を出せたらいいな。いつかベイビーが生まれたら、おいしいご飯を作ってあげたい」と抱負を語った。
2015年08月04日1995年に公開された石井隆監督作品の中でも絶大な人気を誇り、国内のみならず海外からの評価もいまだに高く、日本のフィルム・ノワール最高峰として多くのファンに続編を望まれてきた映画『GONIN』。19年の時を経て、新たな物語として再び幕を開ける『GONIN サーガ』の本予告編・本ポスタービジュアルがこのたび解禁となった。2014年。五誠会で3代目の誠司(安藤政信)が力をつける中、かつて五誠会が雇ったヒットマン(ビートたけし)のせいで父を失った久松勇人(東出昌大)、そして大越大輔(桐谷健太)、五誠会に囲われる麻美(土屋アンナ)、19年前の事件を追うルポライター・森澤(柄本佑)。それぞれ五誠会に恨みをもつ4人が出会ったことから、再び彼らの物語は動き始める…。主演の東出昌大を始め、桐谷健太、土屋アンナ、柄本佑、安藤政信というメインキャストに、竹中直人、福島リラ、テリー伊藤、佐藤浩一ら個性的な実力派俳優陣が名を連ねる本作。5年前に俳優引退を宣言した根津甚八が本作のために一度限りの復活を遂げることでも話題を集めている。このたび公開となった予告編映像では前作で命を落とした大越組若頭・久松の息子・勇人、同じく前作で命を落とした組長・大越の息子の大輔、大越組を束ねる五誠会二代目に秘密を握られる元アイドル・麻美、19年前の事件の真相を追うルポライターとして現れ、自らも深い因縁を持つ森澤、そして今回のGONINの敵役となる、前作の五誠会会長・式根の孫であり、五誠会三代目・誠司が登場。さらに、前作で銃弾を受けながらも生死の境をさまよい、植物状態で生きていた氷頭(根津さん)までもが加わらんとする、血と宿命に引き寄せられた“GONIN”の遺された者たちの、それぞれの苦悩と、新たな戦いを予感させる本予告編となっている。同時解禁となったポスタービジュアルには「運命を、突き動かせ。」の文字が踊っており、命を背負った“5人”が出会ったとき、彼らの運命が大きく変わることを予想させる。70年代『仁義なき戦い』、80年代『その男、凶暴につき』、00年代『アウトレイジ』、そして…90年代に燦然と輝く『GONIN』。悲しみに打ちひしがれる悲哀の表情から、狂気を身にまとい死闘を繰り広げる、まるで夜叉のような表情まで、いままでにない東出さんの魅力が詰め込まれた同予告編。まずはこちらの映像から、伝説として語り継がれるバイオレンスアクションの復活を目撃してみて。『GONINサーガ』は9月26日(土)よりTOHOシネマズ新宿ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年07月17日職人による手づくりのランドセルを始めとした皮製品を製造する、土屋鞄製造所が6月26日、店舗併設のランドセル工房「土屋鞄製造所 軽井澤工房」を長野県軽井沢町にオープン。職人が手仕事でランドセルを製作する様子を見学することも出来る。創業50年を迎える土屋鞄製造所は、始めは2人の職人によるランドセル工房としてスタートしたもの。西洋で培われた鞄の文化を受け継ぎつつ、日本の職人の技術や気遣い、おもてなしの精神を込めたランドセルづくりを行っている。軽井沢工房は、“人生で一度きりのランドセル選びが幸せな時間になるように”という思いを込めて、家族でゆっくりと過ごせる“親子の思い出づくり工房”を目指してオープンした。“お客様に最高の体験を”という理念を掲げる同社の想いが体現できる最適な場として、古くから西洋と日本の文化が融合している軽井沢が選ばれた。建物にはレンガと木材がふんだんに使用され、革鞄のように時間とともに味わいの増す工房に仕上げられている。併設された店舗では、57種類の土屋鞄のランドセルをフルラインアップで展開。ノスタルジックなものからカラフルなものまで、牛革、コードバン、クラリーノ(R)・エフ、ヌメ革と多様な素材を取り揃える。さらに、同社に50年にわたり受け継がれてきた技術と想い、そこに軽井沢の美を加えた限定ランドセル「軽井澤」(税込14万円)も発売される。店内の大きな窓からは、広々とした芝生の庭に出ることができ、ガラス張りの工房を自由に見学することも可能。店内奥には工房見学スペースが設置され、職人たちが110個以上もの細かいパーツから、300を超える手仕事の工程を通してランドセルを作り上げていく様を見学することが出来る。
2015年06月25日英国アードマン・アニメーションズの大ヒットシリーズから生まれた“ひつじのショーン”、初の長編作品『映画 ひつじのショーン~バック・トゥ・ザ・ホーム~』。このほど、公開前にひと足早く本作を鑑賞した、よきママとしても知られる木村佳乃始め土屋アンナ、豊田エリー、“年男”のナオト・インティライミほか、多くの著名人から大絶賛コメントが到着した。毎日、牧場でのんびりと過ごすショーンと仲間たち。ある日、彼らは“自由な生活”を手に入れるため、いたずらを敢行。牧場主を眠らせて牧場にあった車に移し、まるで夜になったように見せかけるが、なんと、そのうちに車が都会へ向かって大暴走!牧場犬ビッツァーも車を追いかけていってしまい、ショーンたちは、牧場主とビッツァーを探しに都会へ出ることに!?NHK Eテレでも放送中の“ひつじのショーン”は、1997年に日本で公開されたアードマン・アニメーションズ製作の『ウォレストとグルミット、危機一髪!』に初登場。CGが主流の現在のアニメーション界にあって、1コマずつ写真を撮り、延々と繋げていくというアナログなクレイ・アニメーションで作り上げられている。その手作りの温かみあふれるアニメは大人から子どもまで絶大な支持を得ており、数多くの著名人たちも心を癒された様子だ。<著名人コメント>(敬称略)■木村佳乃(ショーンスペシャルサポーター・女優)私も私の子どもたちも大好きなひつじのショーン!ひつじたちの表情も豊かで温かみと親近感があり、ショーンをギューッと抱きしめたくなりました。この夏一押しのファミリームービーです!■土屋アンナ(モデル・アーティスト)子どもとは勿論!意外にカップルでもたのしめちゃうかも。ショーンとその仲間たちの大ファンになってしまいました■ナオト・インティライミ(シンガーソングライター)2015年という羊年に、この羊男の年男であるわたくしが、この映画に出会うご縁。ほっこりあり、感動あり、笑いあり。つまり全部入り!■豊田エリー(女優・タレント)かわいくて、可笑しくって、わたしたち大人も童心に返らせてくれる。この夏一番アツい友情を、ぜひ劇場で。■紗栄子(モデル・タレント)退屈に感じる毎日が幸せだってこと。家族って温かいこと。当たり前のことすぎて忘れがちな小さな幸せを、ショーンと仲間達が教えてくれました。■片桐仁<ラーメンズ>(芸人)クレイアニメというだけでもワクワクしていたら、「お父さん、ひつじのショーンはストーリーがおもしろいんだよ!」と息子に言われました。その通りでした。大傑作!■山田花子(芸人)ひつじだけにとってもあったか~いストーリー!ほどよい、スリルと笑いと感動!二回目は、息子と一緒に見よう!■川鍋朱里(タレント・モデル)ショーン達がまさかの牧場を飛び出して大冒険!最後までドキドキワクワク!個性豊かな新キャラも要注目です!■伊藤有壱(クレイアニメ「ニャッキ!」アニメーション監督)ショーンが生誕20年?ニャッキと同い歳!なんて嬉しい偶然。映画『ひつじのショーン』は近年最もアードマンらしい大傑作。スクリーンいっぱいのショーン達の大活劇に、子どもも大人も体中の細胞が超幸せになっちゃうよ!肩こりにも効果絶大です。『映画 ひつじのショーン~バック・トゥ・ザ・ホーム~』は7月4日(土)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:映画 ひつじのショーン~バック・トゥ・ザ・ホーム~ 2015年7月4日より新宿ピカデリーほか全国にて公開(C) 2014 Aardman Animations Limited and Studiocanal S.A.
2015年06月15日約8年ぶりの来日を果たした鬼才ジョージ・ミラー監督が6月4日、TOKYO DOME CITY HALLで開催された『マッドマックス 怒りのデス・ロード』のジャパンプレミアに出席。日本語吹替版で声優を務めるEXILEのAKIRA、竹内力とともに日本のファンの前に登場した。会場を見下ろすと、作品を象徴するスカルが描かれているようにデザインされた“スカルカーペット”が用意されたこの日。ゲスト陣が会場に現れると、集まった約1500人から大歓声。ミラー監督もご満悦の表情で、ファンからのサインや握手に気さくに応えていた。本作は、元警官のマックスが、自由と生き残りを賭けた戦いに身を投じる姿を迫力のカーバトルを交えて描く物語。主人公マックス役の声優を務めたAKIRAは「『アドレナリンMAX』とチラシに書いてあるけれどその通り。ジェットコースターに乗っているような気分」と完成作に大興奮した様子。「魂ごと揺さぶられるような作品にはなかなか出会えない。感激した」と力を込めていた。マックスの最凶の敵ジョー役の声を担ったのが、竹内だ。「今51歳だから、15歳か16歳の頃に1作目を見た。そのあとの2、3作目も見た」とシリーズのファンであることを告白。「メル・ギブソンが大スターになったけど、あの上下黒の革ジャン!俺も革ジャンほしいなと思ったけど、金がねえ!だから上下、作業着を着て単車に乗っていた」とサービスたっぷりに話して会場の笑いを誘っていた。二人のトークを楽しそうに聞いていたミラー監督。完成までは苦難の道のりだったようで「何度も何度も倒れては、また起き上がるという感じの作品。障害がたくさんあった」と述懐。「でも倒れたままじゃなかった。必ず立ち上がった。完成して日本に来られてとにかく幸せ」と笑顔を見せ、「AKIRAさんと竹内さんには感謝の気持ちでいっぱい。ふたりの協力に本当に感謝しています」と感謝の言葉を送っていた。最後にはAKIRAが「素晴らしい映画が日本に上陸した。『マッドマックス』の感想をここで言ってしまいたいくらい、僕もアドレナリンが出ている」と映画をアピール。会場から大きな拍手を浴びた。また、カーペットゲストには土屋アンナ、高橋メアリージュン、叶姉妹、新日本プロレスの天山広吉、小島聡、永田裕志、中西学が登場。会場を大いに盛り上げた。(text:cinemacafe.net)■関連作品:マッドマックス 怒りのデス・ロード 2015年6月20日より新宿ピカデリー、丸の内ピカデリーほか全国にて公開(C) 2015 VILLAGE ROADSHOW FILMS (BVI) LIMITED
2015年06月05日義父母がシンドイんです!
私の愛すべき家族
うちのダメ夫