多部未華子が見た目20歳、中味は毒舌キャラの73歳というかつてない強烈なキャラクターに挑む年齢詐称エンターテインメント<a href="">『あやしい彼女』</a>。このほど、<a href="">『ちはやふる』</a><a href="">『ライチ☆光クラブ』</a>など話題作への出演が続く野村周平が、誰もがアッと驚く役柄で本作にカメオ出演を果たしていることが分かった。キュートな容貌と天性の歌声は裏腹に、相手構わず罵声を浴びせ、ときには説教をする大鳥節子(多部さん)。そんな“超絶あやしい”20歳の正体は、73歳のおばあちゃん・瀬山カツ(倍賞美津子)だった!戦中生まれの下町育ち、早くに夫を亡くし、女手一つで娘を育ててきた彼女は、こうなったらとことん好きなように生きてやる、と髪型も服装もチェンジ、家族も名前も捨て去って新たな人生をスタートさせる。実の娘・幸恵(小林聡美)の心配をよそに、イケメン音楽プロデューサー・小林(要潤)にスカウトされ、しがないバンドマンの孫・翼(北村匠海)と共にまさかのバンドデビュー!?長年、彼女に想いを寄せる幼なじみの次郎(志賀廣太郎)も巻き込みながら、初めて思い通りの人生を歩んでいく節子だったが…。本作は、毒舌・皮肉屋・頑固と三拍子の揃った73歳おばあちゃんが、ある日突然20歳の姿に若返ってしまったことから巻き起こる、爆笑と感動の物語。“超絶あやしい”20歳の彼女に、周囲の人々は巻き込まれつつも、その魅力のとりこになっていく。そんな本作に、重要人物としてカメオ出演していることが明らかになった野村さん。端正な顔立ちの好青年な見た目に、いたずらっ子で男らしい性格やプロ級の腕前のスノーボードなどスポーツマンの一面も相まって、10~20代に絶大なる支持を集め、若手演技派俳優として活躍。現在は、広瀬すずや真剣佑ら最旬キャストともに大人気コミックを実写映画化した2部作の前編『ちはやふる -上の句-』がヒット中だ。野村さんは「世界で有名なこの作品に出れて誠に光栄です。撮影期間は短かったのですが、楽しい撮影ができました」と撮影をふり返り、出演への喜びを明かしている。劇場で驚きとトキメキの歓声が上がること間違いなしの野村さんの登場シーンを、楽しみにしていて。『あやしい彼女』は4月1日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年03月29日女優の広瀬すずが、姉である女優の広瀬アリスと公開中の映画<a href="">『ちはやふる -上の句-』</a>で、“姉妹役で”共演を果たしたことを明かした。すずさんは、同映画で競技かるたの女王を目指すヒロイン・綾瀬千早役を演じた。すずさんは28日(月)にTwitterで、「ちはやふるみてくださった方の中にお気づきの方もいるかと思いますが千早のお姉ちゃん綾瀬千歳役はお姉ちゃんなんだよ広瀬姉妹で綾瀬姉妹を…」と明かした。姉妹女優がまさかの姉妹役で共演を果たしたわけだが、すずさんいわく、「最初で最後の姉妹役の気がする」とのこと。「だってリアル姉妹がガッツリと姉妹役やってもその作品の物語とか関係性とか絶対入ってこなくない?笑」とその理由を説明し、「機会があるならやってみたい気もするけど、変な感じすぎて笑っちゃいそう。勝手な妄想」とつづった。また姉のアリスさんも22日にブログで、『ちはやふる』出演について「姉ちゃん役笑った」とコメントしている。(花)■関連作品:ちはやふる-上の句- 2016年3月19日より全国にて公開(C) 2016 映画「ちはやふる」製作委員会(C) 末次由紀/講談社ちはやふる-下の句- 2016年4月29日より全国にて公開(C) 2016 映画「ちはやふる」製作委員会(C) 末次由紀/講談社
2016年03月28日ボディケアブランドの「シーブリーズ2016新CM発表会」が3月23日(水)、都内で開催され、CMに出演する広瀬すず、中川大志、松岡広大が出席した。また特別ゲストで、タイアップソングを歌うナオト・インティライミが登場し、「together」を披露、登壇者ならびに会場を沸かせていた。2015年に放送された「部活とアセの恋物語」をテーマにしたシーブリーズのCMは、CM関連WEB動画の再生回数550万回を超え、中高生の間で大きな話題となった。今回新しく発表された内容は「サンカク関係」がテーマとなっており、恋が成就するまでのもどかしさや甘酸っぱい感情を描いている。「すずと大志」「すずと広大」の2タイプで展開された今回のCMのお気に入りポイントについて、広瀬さんは中川さんと松岡さんの間で揺れる乙女心を挙げた。気持ちが「うわ~っとなった」とテンションを上げて表現すると、横から中川さんが「モテ期、きたね」と茶化す。すると、広瀬さんも乗って「人生最大のモテ期かもしれない。三角関係だあ、みたいな(笑)。それでちょっと興奮しました」と、楽しそうに話した。実際の三角関係について興味津々の三人に、中高生を対象に、「もしも友達と三角関係だと分かったら友達、恋愛どちらをとるか」というアンケート調査が発表された。友情優先74%、恋愛優先26%と友情優勢という結果になったが、広瀬さんは「絶対嘘だよ。だって、気持ち抑えられますか?26%の人はすごく素直だと思うんです」と持論を展開。しかし、松岡さんは「恋愛も友情から始まるじゃないですか。築いてきたものを全部壊せないんじゃないのかな」とフラットな目線で回答し、中川さんは「本当に自分の親友と好きな子がかぶったりしたら、それで関係が崩れるなら親友としてどうなのかなと思う。もし自分がダメでも親友なら応援できるくらいの器があればいいな」とまとめた。その回答には、広瀬さんも頷き「素敵」と目を輝かせていた。シーブリーズ新TVCMは、3月24日(木)より放送。(cinamacafe.net)
2016年03月23日公開初日を迎えた映画『ちはやふる 上の句』の舞台あいさつが19日、東京・六本木のTOHOシネマズ六本木ヒルズで行われ、広瀬すず、野村周平、真剣佑、上白石萌音、矢本悠馬、森永悠希、小泉徳宏監督が出席した。『上の句』の公開初日となったこの日の舞台あいさつには、主演の広瀬すずをはじめとするキャスト陣が勢揃い。役衣装姿で登場した広瀬は「長いような早いような、すごく不思議な感覚です」と初日を迎えた感想を述べながら、「役柄でも瑞沢高校という中でどんどん深まっていく絆をそのまま自然と作り上げてくれたみんながいました。お芝居をしていると嘘になってしまうことが多く、いつも反省することがあるんですけど、今回は仲良くさせてもらった皆さんに助けてもらった部分が多かったです」と共演者に感謝の言葉。その広瀬について小泉監督は「初めて会った時は声が小さくて主演を見誤ったかな? と思いましたが、慣れていくうちによく喋って、千早のように弾けるお芝居をして本物の女優が来たなという感じで安心しました。今の瞬間も1年前とは見違える気がします」と絶賛した。これを受けて広瀬は「そう思っていただけることはすごくうれしいです。ありがとうございます」と満面の笑顔を浮かべた。また、初めての主演作となった同映画の撮影で得たものについて「ここにいるみんなとの出会いは大人になってからも大きいと思います。笑顔でお芝居するのは私の中で難しいと思っているんですが、今回は本当にリアルに演じることができたんです。こんな感覚初めてでした」と自信。さらに「私が言うのもあれですが、若さってすごいなって思いました(笑)。みんなのエネルギーがすごすぎて、負けてられないと思い、千早で一番はしゃいでやろうと思いましたが、矢本くんや周平くんには叶いませんでした。次に会う時は追いつけるように頑張ります!」と負けん気な一面ものぞかせていた。2010年「このマンガがすごい!オンナ編」第1位を獲得し、コミック累計発行部数1500万部(既刊30巻)を超える大人気コミックスを実写映画化した本作。"競技かるた=百人一首"に情熱を懸ける高校生たちの友情・恋愛・成長を、瑞々しくも熱い青春模様として描いている。
2016年03月19日末次由紀による人気コミックを2部作で実写映画化した青春群像劇の前編『ちはやふる -上の句-』の初日舞台あいさつが3月19日に、東京・TOHOシネマズ六本木ヒルズで行われ、主演を務める広瀬すず(綾瀬千早役)をはじめ、野村周平(真島太一役)、真剣佑(綿谷新役)、上白石萌音(大江奏役)、矢本悠馬(西田優征役)、森永悠希(駒野勉役)、小泉徳宏監督が出席した。『ちはやふる』初日舞台あいさつ/その他の写真競技かるたに情熱を注ぐ高校生たちの恋と友情、成長を描く本作。映画初主演となった広瀬は、「どんどん絆が深まる現場。その関係性がリアルじゃないと、演技もウソになってしまう。今回は同世代の皆さんが多かったので、助けてもらった部分も。逆にこんなに仲良くて大丈夫かなって不安になるほどでした」と“チームちはやふる”の強い結束を語った。小泉監督は、広瀬と初対面を振り返り「声が小さいし、何を言っているか分からない(笑)。ボソボソしゃべる女の子という印象でしたね。本人も人見知りだと言っていたけど、慣れればよくしゃべってくれた」と素顔を明かした。さらに「16、17歳という感性豊かな瞬間に立ちあえて光栄。少女から一歩踏み出し、大人に近づく姿をフィルムに収めることができた」と主演女優の成長に目を細めた。共演陣も「仲間の絆が印象的」(野村)、「自分にとって大きな作品であり、共演した皆さんは大きな存在」(真剣)、「中高と部活経験がないので、部室、部長、大会といった言葉を発する時間にキュンキュンした」(上白石)、「現場の仲がいいと、やはりやりやすい」(矢本)、「コミュニケーションの面白さ、会話の楽しさを感じた現場」(森永)と本作への思い入れを語っていた。『ちはやふる-上の句-/ちはやふる-下の句-』≪上の句≫公開中≪下の句≫4月29日(金・祝)2部作連続公開取材・文・写真:内田 涼
2016年03月19日国内最大級のファッションイベント「第22回 東京ガールズコレクション 2016 SPRING/SUMMER」が3月19日(土)、国立代々木競技場にて開催され、本日19日から前篇が公開となる『ちはやふる』のスペシャルコラボステージに主演の広瀬すず、野村周平、真剣佑の“チームちはやふる”が袴姿でランウェイに登場した。「日本のガールズカルチャーを世界へ」をテーマに2005年8月から年2回開催され、3月19日(土)で第22回目の開催を迎える史上最大級のファッションフェスタ「第22回 東京ガールズコレクション 2016 SPRING/SUMMER」(以下、TGC)。総勢約100名の日本を代表する人気モデルが出演し、日本のリアルクローズを披露するファッションショーをはじめ、豪華アーティストによる音楽ライブや、旬なゲストが多数登場するスペシャルステージ、話題のアイテムがタッチアンドトライできるブースなど、TGCならではのバラエティに富んだ多彩なコンテンツが展開されている。この日、広瀬さん、野村さん、真剣佑さんは劇中衣装である袴を着て登場。広瀬さんは初TGC出演&初TGCランウェイということもあり、緊張の面もちで観客の前に登場。紙吹雪舞う中、野村さん、真剣佑さんとともに笑顔で歓声に応えていた。広瀬さんと野村さんは初ランウェイとなるが、「女の子たちのパワーが輝きすぎて、なんか緊張しました」(広瀬さん)、「いやあ、気持ちよかったですね!」(野村さん)とふり返り、過去にもTGCに参加した経験がある真剣佑さんは「今回、『ちはやふる』の三人で役者として歩くことができてよかったです」と喜びを語った。この日は事前に集められた質問が広瀬さんたちに投げかけられ、撮影現場で知ったお互いな意外な一面について尋ねられると、野村さんは広瀬さんのことを「天真爛漫に見られがちだけど、初めて会った時は人見知りだった」、広瀬さんは野村さんを「怖くてクールかなと思ってたけど、ファンキーだった」とイメージと正反対であったことを明かす。真剣佑さんに関して、広瀬さんは「男らしいけど天然、自分で気づいていないので面白い」と語った。本日、公開初日を迎えた本作。作品の見どころについて、野村さんは「好きなものに対する気持ちが素晴らしく映っている。かるたシーンが迫力あるので見てほしい」と魅力をアピールした。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ちはやふる-上の句- 2016年3月19日より全国にて公開(C) 2016 映画「ちはやふる」製作委員会(C) 末次由紀/講談社ちはやふる-下の句- 2016年4月29日より全国にて公開(C) 2016 映画「ちはやふる」製作委員会(C) 末次由紀/講談社
2016年03月19日映画『ちはやふる-上の句-』が3月19日(土)に公開を迎え、主演の広瀬すずをはじめ、野村周平、真剣佑、上白石萌音、矢本悠馬、森永悠希が劇中の袴姿で舞台挨拶に登壇!ついに公開を迎えた思いを語った。累計発行部数1,600万部を超える末次由紀の人気漫画を「上の句」「下の句」の二部作で、『カノジョは嘘を愛しすぎてる』の小泉徳宏監督が映画化。ヒロイン千早を中心に競技かるたに魅せられた高校生たちの青春を鮮やかに描き出す。客席中央通路を通って、真っ赤な袴姿の広瀬さんを先頭に野村さん、真剣佑さんの“チームちはやふる”、そして瑞沢高校競技かるた部の面々が登場すると、会場は歓声と拍手に包まれた。広瀬さんは、約1年前に衣裳合わせが行われ、撮影、プロモーションを経てようやく公開を迎えての心境を問われ「(この1年は)長いような、早いような…不思議な感覚です」と語る。この日の舞台挨拶のムードからもキャスト陣の仲の良さが伝わってくるが、広ささんは「(撮影を通じて)深まっていく絆を現場でみんなが作ってくれました。こんなに仲良くて大丈夫かな?というくらい仲良くて、助けてもらいました」とふり返る。小泉監督は、広瀬さんと始めた顔を合わせたときの様子を述懐。「声が小さくてボソボソとしゃべる子で、これが千早?見誤ったかな…?と思った」と明かすが「当時は16歳で普通の高校1年生の少女ですよ。その子がメジャー映画の主演というのは尋常じゃないこと。でも撮影を通じて自分のものにしていた。僕はこの1年で、彼女の特別な瞬間に巡り合えたと思います」と称賛する。広瀬さんは「嬉しすぎて、どういう反応をしたら…」とはにかみつつ、初対面の時の自身について「『大丈夫かな?』と思われた確信はありました(笑)」と語り笑いを誘っていた。野村さんも現場でのキャストの仲の良さが作品にもたらしたプラスの影響を断言。「仲良くないと芝居ってできない。今回は素晴らしかったです」と語り、さらに「広瀬すずと上白石萌音がすごくかわいかったなと思いました。若い世代を引っ張る2人だと感じました」とべた褒めで会場を沸かせた。真剣佑さんも「(日本での)俳優人生半年でやらせてもらったんですが、今後の俳優人生にも大きな作品であり、みんなの存在もすごく大きいです」とうなずいた。小泉監督からは「現場でお前ら、うるさかったぞ!」という苦情も上がってきたが、広瀬さんは改めて「若さってすごいと思いました!エネルギーがすごくて、みんなに負けてられないなと思いながらやっていました」とはつらつとした表情で語り、会場は温かい拍手に包まれた。『ちはやふる-上の句-』は公開中。『ちはやふる-下の句-』は4月29日(金・祝)より公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ちはやふる-上の句- 2016年3月19日より全国にて公開(C) 2016 映画「ちはやふる」製作委員会(C) 末次由紀/講談社ちはやふる-下の句- 2016年4月29日より全国にて公開(C) 2016 映画「ちはやふる」製作委員会(C) 末次由紀/講談社
2016年03月19日2007年、林遣都を主演に映画化、さらに2008年4月からは中山優馬の主演でNHKにてテレビドラマ化された累計発行部数1,000万部超えのベストセラー青春野球小説「バッテリー」が、この度、テレビアニメ化されることが決定!メインキャストに内山昂輝、畠中祐ら若手実力派声優が名を連ね、7月より放送される。「原田巧」はピッチャーとして抜群の野球センスをもつ少年。中学入学を期に移り住んだ山間の街、新田市で、巧は自分の全力投球を受け止められるキャッチャー「永倉豪」と出会う。新田東中学校の野球部に入部した2人は、部員同士の軋轢や、教師たち大人の事情に翻弄され、時には互いに衝突しながら、ピッチャーとキャッチャー、二人一組の“バッテリー”として成長していく――!原作はあさのあつこ著書の青春野球小説。家族愛と少年たちの友情がさわやかに描かれ、その人気の高さから度々メディアミックスを展開。2000年には、人気声優・宮野真守が主人公を務めNHK-FMにてラジオドラマ化(全10話)。2007年には、『荒川アンダー ザ ブリッジ THE MOVIE』『闇金ウシジマくん』「HiGH&LOW~THE STORY OF S.W.O.R.D.~」などに出演する林さんを主演に迎え実写映画化。本作が林さんのデビュー作となった。そして、2008年4月にはジャニーズ事務所の中山さんが主人公を演じNHKにて連続TVドラマ化。さらに、コミック誌「月刊あすか」にてコミカライズも行われた。今回、フジテレビ“ノイタミナ”枠ほかにてテレビアニメ化が決定。主人公の天才ピッチャー・原田巧役を務めるのは、『心が叫びたがってるんだ。』坂上拓実役や、アニメ「ハイキュー!!」月島蛍役、「ばらかもん」木戸浩志役、『映画ハイ☆スピード!-Free! Starting Days-』桐嶋郁弥役などで知られる声優・内山さん。永倉豪役には、「うしおととら」の主人公・蒼月潮役で一躍注目を集め、4月期ノイタミナ枠「甲鉄城のカバネリ」でも主演を務める畠中さんが配役。ともに、ネクストブレイク必至の若手実力派優なだけに、本作でどのような掛け合いをみせるのか期待がもたれる。ノイタミナ枠といえば、「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」「PSYCHO-PASS サイコパス」などオリジナルアニメでも高い評価を獲得しており、最近では、藤原竜也主演で話題の「僕だけがいない街」や、綾野剛&武井咲でドラマ化された「すべてがFになる THE PERFECT INSIDER」、広瀬すず&山崎賢人&石井杏奈&中川大志ら最旬若手俳優を揃えて実写化予定の「四月は君の嘘」など、いま話題のアニメ作品が多数放送されている。本作にも大きな注目が集まること間違いなしだ。TVアニメ「バッテリー」は7月よりフジテレビ“ノイタミナ”ほかにて放送。(text:cinemacafe.net)
2016年03月18日22歳と19歳。二十歳という成人ラインを挟んで3歳差は意外と大きく感じるものだが、この2人からは先輩・後輩というよりも、歳の近い仲良し兄弟のような空気が伝わってくる。奔放で気ままだが頼りになる“兄ちゃん”野村周平と生真面目さと人懐っこさを備えた“弟”真剣佑(まっけんゆう)。彼らに広瀬すず演じるヒロイン・千早を加えた幼なじみの3人が、競技かるたに青春を燃やす映画『ちはやふる』が「上の句」(3月19日~)、「下の句」(4月29日~)の二部作で公開となる。原作は末次由紀による1,600万部突破の少女コミックだが、連載は2007年にスタートし、すでに10年目に突入!すなわち、登場人物たちと同じ高校生のみならず、より幅広い層の読者を抱えていることを意味しており、大きな期待を背負った二部作での映画化となる。しかも!野村さんが演じる太一は、家がお金持ちのイケメン秀才でスポーツ万能!「人気漫画の人気キャラをやるってことに、やっぱりプレッシャーはありましたよ。しかも、自分に太一のような要素が備わっているのか…(苦笑)?こんなにキラキラした役もあまりやってこなかったし、最初に話をもらった時は『ホントにできるのかな?』という気持ちでした」。真剣佑さんはオーディションで新役を手にした。新は小学生のころ、千早と太一に競技かるたを教えた張本人だが、家庭の都合で福井へと引っ越してしまい、そのまま2人とは離れ離れになっている。「とにかく、一途で真っ直ぐな新の魅力に惹かれて本当に演じたいって強く願った役でした」と振り返る。「演じる上で、これだけ魅力的な綿谷新に、真剣佑を重ねるのは申し訳なかった。自分の中にある感情を活かして…というよりも、ただ新になり切ることを考えて、役作りや百人一首の暗記、競技かるたの練習に臨みました。それは『仕事だから』というよりも僕自身、楽しみながら進めていったプロセスでしたね」。「上の句」では2人の共演シーンは多くはない。太一が武者修行として参加した大会で新との再会を果たすが、これが2人の初めての共演シーンとなった。「正直、どういう子なんだろう?という感じだったんですが、すごく素直ないいコで(笑)」と野村さん。一方の真剣佑さんは野村さんを「クールなお兄ちゃんですね」とニッコリ。「下の句」の福井のシーンでは、自分の撮影が休みの日でも、現場に顔を出して、野村さんや広瀬さんの演技を見ていたそうで「宿泊先でも部屋に呼んでくれて…というか、僕が勝手に野村さんの部屋に引っ越したんです(笑)。かわいがってもらいました」と明かした。一見、万能キャラに見える太一だが、そんな彼もコンプレックスを抱えており、そこが大きな魅力と言える。一途に千早を想い、常に寄り添うも、どこか“保護者”のようで、なかなか“男性”として見てもらえず、また、かるたを教えてくれた、真剣佑さん演じる天才・新(あらた)に対し友情だけではない複雑な感情も抱いており…。「太一は本当に千早が好きで、でも、かるたで新に劣っていて…。千早はすぐそばにいるけど、そんな彼女は新の才能に尊敬の念を持っていて…すごく複雑です。原作者の末次さんは、イケメンなのにダメな男がお好きらしいです(笑)。演じる上では面白いんですけど、こっちも気持ちが深く入っちゃって…。千早を連れて、福井まで新に会いに行くというシーンが『下の句』に出てくるんですよ。そこで、新よりも早く千早の手を掴もうとするんだけど…というシーンで演じながら悲しい気分になったりして(笑)」。野村さん自身、何度も共演経験のある同世代の俳優が活躍し、輝きを放つのを見て、嫉妬やコンプレックスに似た感情を抱くことは?と尋ねると「それはありますよ」とうなずきつつ、こう続ける。「人それぞれ違うから、みんなが同じ才能を持ってるわけじゃない。でも、おれも自分の才能を信じてもいるんですよ。ほかの人とは違う面でね。だから、周囲に嫉妬もするけど、同時にあいつはあっちの方面で才能を発揮してるけど、おれはこういうところでは負けてないって思うようになりましたね」。そういう考えに至ったのは…?「ここ2~3年ですかね?自分より若い世代も出てきて、いい作品に出てるのを見て『いいなぁ』って思うんですけど、『おれはおれでいいものを持ってる』って。おれはあいつになれないけど、あいつもおれにはなれないって思えるようになると、気持ちが楽ですね」。真剣佑さんが演じた新は、高校生にして将来の名人との期待をかけられる存在。同じく10代にして俳優として将来に期待を寄せられる真剣佑さんも、新の気持ちが理解できる部分もあったのでは?「どうでしょう…?僕の中では新は自分とはかけ離れた魅力的な存在だったので、全くそんな風には考えたことがなかったですね。ただ、心のどこかで共感し、理解できたからこそ表現できたのかもしれません。自分で具体的に『ここが』というのは分からないですが…(苦笑)」。その新も、物語が進む中で挫折し壁にぶち当たる。「『下の句』は、新の成長の物語。演じててつらくなるような思いがあり、でもそれをちゃんと伝えたかった」と真剣佑さん。自身も「毎回、新しい作品に出会うたびに壁にぶち当たってます」と語るが、その顔は嬉しそうだ。『ちはやふる』を通して手に入れたものも多かったと振り返る。「毎回、難しいことばかりだし、そこを乗り越えないといけないんですが(苦笑)。でも今回、『ちはやふる』の撮影を通じて得たものって山のようにあり、それを今後、新とはまた違う役で活かしていけるのが楽しみです。壁を乗り越える術?やっぱり、僕はこの仕事が一番好きなんです。だから、自分にいろんなチャレンジを与えていきたいし、冒険したい。俳優って、“人間”を作り出す仕事。その役を通じて、見ている人に夢を与えることができたらと思ってます」。そんな真剣佑さんを頼もしそうに、温かく見つめる野村さん。この2人が今後、様々な作品でいろんな形で交錯していく姿を楽しみにしたい。【野村周平】ヘアメイク:川島享子(FACTORY1994)スタイリスト:九(Yolken)【真剣佑】ヘアメイク:豊田円(ADDICT_CASE)スタイリスト:鈴木まさあき(photo / text:Naoki Kurozu)■関連作品:ちはやふる-上の句- 2016年3月19日より全国にて公開(C) 2016 映画「ちはやふる」製作委員会(C) 末次由紀/講談社ちはやふる-下の句- 2016年4月29日より全国にて公開(C) 2016 映画「ちはやふる」製作委員会(C) 末次由紀/講談社
2016年03月18日女優の土屋太鳳が、3月4日に行われた第39回日本アカデミー賞授賞式で同席したほかの受賞者たちとの裏話を明かした。2008年に公開された『トウキョウソナタ』で映画デビューを果たし、2010年にはNHK大河ドラマ「龍馬伝」のテレビドラマ初出演。主人公・坂本龍馬の姉、坂本乙女の少女期を演じた土屋さん。その後、2014年のNHK連続ドラマ「花子とアン」への出演、さらに翌年には「まれ」で主演を務め、お茶の間に広く知られる女優へと成長した。また、アクションもこなせる女優として、2015年には映画『るろうに剣心 京都大火編』『るろうに剣心 伝説の最期編』で「第3回ジャパンアクションアワード」のベストアクション女優賞を受賞。最近では、幼少から続けている日本舞踊のほか、学生時代に励んだクラシックバレエやヒップホップダンスなどを活かし、オーストラリア出身の歌手・シーアの新曲ミュージックビデオで圧巻のコンテンポラリーダンスを披露したことでも話題を呼んだ。その土屋さんが主演を務めた映画『orange -オレンジ-』で今回、日本アカデミー賞の新人俳優賞を受賞。その授賞式の模様を16日に更新したブログでふり返った。「新人俳優賞をいただくと知って信じられない気持ちのまま何日かたったあと、授賞式への招待状を頂きました」という土屋さん。しかしその招待状は、晴れやかな授賞式の雰囲気とは全く異なり「学校の合格発表のあとにいただくガイダンスの書類のようでした注意点やスケジュールが書かれてたり新人俳優賞の歴史も書かれていてすごく読み応えがあるんです」と、受賞者しか知り得ない裏話を明かした。また、当日の座席は受賞部門ごとに分けられたようで、「有村架純さんと広瀬すずちゃんは出演作品チームのテーブルに座られたのであまりお話出来なかったけど、新人俳優賞のテーブルでは翔を演じた山崎賢人くん、野田洋次郎さん、山田涼介さん、篠原篤さん、藤野涼子さん、話題賞のももいろクローバーZの皆さんといった素敵な方々とお話することも出来てとても光栄でした」という。ただ、さすがに“新人賞”とあって、授賞式には慣れていない面々ばかり。「初参加の人しか座ってないから、中座するタイミングとかそもそも中座していいのかな?とかちょっとしたことを知ってる人が誰もいなかったので、皆さんお仕事では素晴らしいかたなのにいろいろな心配をこそっと話し合ったりしていて…笑」と当日のエピソードを明かし、「たとえると、入学式の直後に慣れてない教室に初めて入った時の『ここでいいのかな?』『どんな人がいるのかな?』『動いちゃっていいのかな?』な感じにちょっと似た空気でした」とちゃめっ気たっぷりにふり返った。(花)■関連作品:orange 2015年12月12日より全国東宝系にて公開(C) 2015「orange」製作委員会 (C) 高野苺/双葉社
2016年03月17日3月19日公開の映画『ちはやふる』のホワイトデーイベントが14日、東京・六本木のTOHOシネマズ六本木ヒルズで行われ、広瀬すず、野村周平、真剣佑が出席した。ホワイト・デーにまつわるエピソードを求められた広瀬は「さっき真剣さんがくれました。そういうところがすごく男らしいんですよね。(バレンタインデーでは)あげてなかったのにくれたんです」と明かすと、野村は「だってもらってないもん…」と不満顔。その野村は「バレンタインとかホワイト・デーとかいい思い出ないですね。義理はいっぱいもらいましたけど」と話すと、広瀬が「あまり聞かない方が良かった? 切なくなる?」と気遣いつつ、「でも絶対いっぱいもらってきたでしょ」と鋭くツッコミを入れて観客からの同意も受けていた。イベントの最後には野村と真剣が作ったというケーキから広瀬が好みのほうを選ぶというコーナーを実施。豪華な真剣のケーキにさすがの野村も「気持ちだろ!(イチゴの)数じゃないだろ! 震えてきたわ…」とあきらめ状態で、案の定、広瀬は真剣のケーキを選択。その理由として「女性がもらってうれしいザ・王道なテーストだったので、王道って王道だなと思いました」と選択した理由を説明しながら、「あとでちゃんと食べるからね」と落ち込む野村を励ましていた。2010年「このマンガがすごい!オンナ編」第1位を獲得し、コミック累計発行部数1500万部(既刊30巻)を超える大人気コミックスを実写映画化した本作。"競技かるた=百人一首"に情熱を懸ける高校生たちの友情・恋愛・成長を、瑞々しくも熱い青春模様として描いている。映画『ちはやふる』は、3月19日より『上の句』、4月29日より『下の句』が公開。
2016年03月15日累計発行部数1,600万部を超える人気コミックを原作に、競技カルタに情熱を注ぐ高校生の青春を2部作で映画化した『ちはやふる-上の句-』のホワイトデー試写会が3月14日(月)、都内で行われ、主演の広瀬すず、共演する野村周平と真剣佑が出席した。この日はホワイトデーにちなんで、野村さんと真剣さんが、特製ケーキのデコレーション対決を行い、「自信はありますよ。あんまりこういうことはしないけど、すずのためにちゃんと丹精こめて」(野村さん)、「ケーキをデコレートするのは初めて。でも、愛情こめて作りました」(真剣さん)と互いに譲らず、火花を散らした。ちなみに野村さんのケーキには、広瀬さんに捧げる「ずっと見てるからな!」の熱烈メッセージ入りで、「いや、先輩として成長を見守るって意味ですよ」と思わず照れ笑い。一方、真剣さんのケーキは、イチゴをめいっぱい使っており、「(広瀬さん演じる綾瀬)千早に、赤のイメージがあるから」とデコレーションにこめた思いを説明。両者が緊張の面持ちを浮かべるなか、広瀬さんは無邪気に真剣さんのケーキを即決!「おしゃれだし、ザ・王道のテイストは、やっぱり女性がうれしい」と話すと、選ばれなかった野村さんは、「そもそも、バレンタインデーにもホワイトデーにもいい思い出がない」とすっかりふてくされていた。ちなみに舞台挨拶の本番前に、真剣さんが広瀬さんにホワイトデーの贈り物を渡していたことが判明し、野村さんは「だって、(バレンタインを)もらってないんですもん!」と釈明。「家にバラ100本が届いているかも。宅配ボックスを確認して」と笑いを誘っていた。『ちはやふる -上の句-』は2016年3月19日(土)、『ちはやふる -下の句-』は2016年4月29日(金・祝)より、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ちはやふる-上の句- 2016年3月19日より全国にて公開(C) 2016 映画「ちはやふる」製作委員会(C) 末次由紀/講談社ちはやふる-下の句- 2016年4月29日より全国にて公開(C) 2016 映画「ちはやふる」製作委員会(C) 末次由紀/講談社
2016年03月14日NHKBSプレミアム「“青の時代”名曲ドラマシリーズ 荒井由実 ひこうき雲」の完成試写会が14日(月)都内で行われ、女優の広瀬アリスと三吉彩花が出席。広瀬さんは三吉さんから受けたビンタを「ドスッ!」と表した。ミュージシャンの松任谷由実が、荒井由実時代に発表した名曲「ひこうき雲」をモチーフにしたオリジナルドラマ。1980年代を舞台に、ユーミンの曲に描かれたライフスタイルに憧れる女子大生の円子(広瀬さん)と、男にこびない生き方をする洗練された女性・真央(三吉さん)の友情を描く。映像作品での共演は約9年ぶり。三吉さんは「後半でビンタを2回するシーンがあるけれど、テストを重ねず本番だけだったので『お互い、本気でやりましょう』と。それがあまりにもヒットしてしまい、映像を見たら痛そうな音がしていた。パチンというより…」と振り返ると、広瀬さんは「ドスッ!だったよね」と三吉さんからのフルスイング・ヒットを擬音で表現。当の三吉さんは「(広瀬さんからのビンタは)思ったよりも痛くなくて、終わった瞬間に申し訳ない気がして、この場を借りて謝罪したい」と恐縮しきりだった。また広瀬さんは、演じた円子の仕事を優先する姿に共感を寄せ「自分には結婚願望がまったくない。自由に生きていたくて、家族とはいえ、他人のために家事が出来ない。家事は一人分やりたいです」と意外な一面を披露。冴えない衣裳で登場する場面では「情けない姿で真央と初めて出会うシーンは印象的。私何をしているんだろう?と思った」と笑わせた。一方、三吉さんは「最近のファッションは80年代の服装がトレンド。周りでも流行ったりしているので、衣裳も髪型も可愛いのが多かった。そこにも注目して」とアピールした。NHKBSプレミアム「“青の時代”名曲ドラマシリーズ 荒井由実 ひこうき雲」は、3月24日(木)22:00~放送。(text:cinemacafe.net)
2016年03月14日女優・広瀬すずと俳優・山崎賢人がW主演を務め、新川直司氏の人気漫画を実写化する映画『四月は君の嘘』(9月10日公開)の特報映像が11日、公開された。母の死をきっかけにピアノが弾けなくなってしまった、高校2年生の天才ピアニスト・有馬公生(山崎賢人)が、バイオリニスト・宮園かをり(広瀬すず)との出会いによって"ピアノ"と"母との思い出"に向き合い、ある秘密が明らかになっていく様が描かれる本作。『僕の初恋をキミに捧ぐ』(09年)などの新城毅彦監督がメガホンを取る。2人のほか、公生に恋心を抱く幼なじみ・澤部椿役の石井杏奈、かをりが恋をする公生の幼なじみ・渡亮太役の中川大志らも出演する。特報映像は、かをりが公生に真っすぐなまなざしを向けながら「友人A君を、私の伴奏者に任命します」と口にするシーンから始まる。続けて、かをりが力強いバイオリン演奏を披露。一方の公生は、「僕はやっぱり弾けない」とピアノを前に葛藤する。2人が川に入って戯れる場面や、椿と亮太も交えて海岸沿いを自転車で駆け抜けるシーンも挿入され、高校生のみずみずしい青春の一ページが捉えられている。映像内で広瀬はバイオリンを弾く姿を見せているが、楽器演奏に挑戦したのは本作が初。クランクインの約半年前から練習を開始し、指導者からは「優れた音感の持ち主」と称賛を受けたという。(C)2016映画「四月は君の嘘」製作委員会
2016年03月12日新川直司による同名コミックを原作に、2014年のアニメ化に続いて広瀬すずと山崎賢人を主演に迎え実写映画化する『四月は君の嘘』。この度本作の公開日を9月10日(土)に決定すると共に、待望の特報映像が到着した。完全無欠、正確無比の演奏で“ヒューマンメトロノーム”と称された天才ピアニスト・有馬公生(山崎賢人)は、母の死を境にピアノが弾けなくなってしまう。高校2年生になった4月のある日、公生は幼なじみの澤部椿(石井杏奈)と渡亮太(中川大志)に誘われ、ヴァイオリニスト・宮園かをり(広瀬すず)と出会う。勝気で自由奔放、まるで空に浮かぶ雲のように掴みどころのない性格のかをりの豊かで楽しげな演奏をきっかけに、公生はピアノと“母との思い出”に再び向き合い始める。一方かをりが抱える“秘密”にも大きな変化が訪れ…。原作は、2011年より「月刊少年マガジン」(講談社)にて連載され、全11巻のコミックは累計発行部数400万部突破、第37回講談社漫画賞受賞を受賞するなど大人気を誇る漫画。2014年には、フジテレビ深夜アニメ枠「ノイタミナ」でアニメ化されさらに話題を集めている。ヒロイン・かをり役に、『海街diary』『ちはやふる』『怒り』など注目映画に出演し、ドラマ・映画・CMに引っ張りだこな女優・広瀬さん、そんなかをりに惹かれていく元天才ピアニスト・公生役には、『L・DK』『ヒロイン失格』『orange-オレンジ-』『オオカミ少女と黒王子』などコミック原作の話題作が続く山崎さんが、挑戦している。さらに、公生に恋心を抱く幼馴染・椿役には主演作『ガールズ・ステップ』で主演を務め、音楽業だけでなく女優としての活躍が期待される「E-girls」の石井杏奈、かをりが恋をする公生の幼馴染・亮太役には「家政婦のミタ」で話題を集め、「南くんの恋人~my little lover」でも主演を務める中川大志が好演し、いま最も勢いのある最高にフレッシュな組み合わせが実現した。そして今回解禁された映像は、原作1巻にも登場する、広瀬さん演じるかをりが山崎さん演じる公生に「友人A君を、私の伴奏者に任命します」と言うシーンから始まる。天真爛漫なヴァイオリニスト・かをりに惹かれていく元天才ピアニスト・公生。そして公生の幼馴染・椿と、かをりが恋する亮太を加えた4人の学生ならではの青春が僅か30秒に凝縮された今回の特報映像は、かをりの演奏シーン、ピアノに向かい合い葛藤する公生の姿、日常を楽しむ4人の微笑ましい様子など必見シーンが盛りだくさんとなっている。『四月は君の嘘』は9月10日(土)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2016年03月11日いよいよ二部作の前編『上の句』の公開を控える、広瀬すず主演『ちはやふる』。公開される今月19日(土)同日、後編『下の句』の劇場版前売り券が発売されることが決定。購入者特典として、数量限定でオフショット満載のクリアファイルが配布されることが分かった。“競技かるた”でいつも遊んでいた幼なじみの千早、太一、新の3人。高校生になった千早は、再開した太一と共に“競技かるた部”を作り、全国大会を目指していた。「全国大会に行けば、新たに会えるかもしれない!」。千早の新への気持ちを知りながらも、かるた部の一員になる太一。千早、太一、新、そして瑞沢高校かるた部の眩しいほどにまっすぐな想いと情熱が交差する、熱い夏が来る――。原作は、2010年「このマンガがすごい!オンナ編」第1位を獲得し、コミックス累計発行部数は1,600万部を超える大人気を博している末次由紀の同名コミックス。映画化にあたり監督を務めたのは、『カノジョは嘘を愛しすぎてる』で等身大の若者たちを活き活きと描き、青春映画に定評のある小泉徳宏。キャストには、主人公・綾瀬千早を演じる広瀬さんをはじめ、真島太一役に野村周平、綿谷新役に真剣佑、そのほか上白石萌音、松岡茉優などいま旬のキャストが勢揃いし、大きな注目を集めている。完成披露試写会が「LINE LIVE」で配信されるなどその注目度増す一方、ついに本作の前編である『上の句』の公開が来週末より公開される。これに併せて4月に公開される『下の句』のポスター、チラシ、予告編が掲出・上映されるのだが、同日、『下の句』の劇場前売券も発売開始となる。購入者特典として「瑞沢高校かるた部」通称「チームちはやふる」のメンバー自身が撮影したオフショットが満載の映画館限定「チームちはやふる思い出クリアファイル」がプレゼントされる(数量限定)。また、原作の掲載誌である女性向けコミック誌「BE・LOVE」(講談社)の表紙を「ちはやふる」がジャックすることが決定。3月15日(火)発売予定の「BE・LOVE」7号の表紙には、千早(広瀬さん)、太一(野村さん)、新(真剣佑さん)の3人のはかま姿が、裏表紙には、末次氏描き下ろしの、同じ柄のはかま姿の千早、太一、新が登場するという。『ちはやふる -上の句-』は3月19日(土)、『ちはやふる -下の句-』は4月29日(金・祝)より全国にて二部作連続公開。(cinemacafe.net)■関連作品:ちはやふる-上の句- 2016年3月19日より全国にて公開(C) 2016 映画「ちはやふる」製作委員会(C) 末次由紀/講談社ちはやふる-下の句- 2016年4月29日より全国にて公開(C) 2016 映画「ちはやふる」製作委員会(C) 末次由紀/講談社
2016年03月10日山崎賢人第39回日本アカデミー賞で新人俳優賞を受賞し、3月4日(金)に行われた授賞式に臨んだ。話題作に次々と出演し、若い層を中心に絶大な人気を誇る21歳は「ここからがスタート」と先を見据えた。スーツで授賞式に臨んだ山崎さん。同じく新人俳優賞を受賞した有村架純、土屋太鳳、広瀬すず、藤野涼子、篠原篤、野田洋次郎、山田涼介と共に登壇し、プレゼンターを務めた昨年の最優秀主演男優賞受賞の岡田准一から「これからこの方々が映画界を支えていくと思っています。素晴らしいスタッフ、素晴らしい役者のみなさんと出会って、いい歳のとり方をしてほしいです」とエールを送られた。山崎さんは壇上で受賞への感謝を口にすると共に「撮影中は目の前のことに精いっぱいで、このような場所に立つことになることは想像もしていませんでした」と驚きを明かした。俳優デビューは10代半ばの2010年。翌2011年には『管制塔』で橋本愛とのW主演で映画初出演にして主演を飾った。『今日、恋をはじめます』、『L・DK』、『ヒロイン失格』、『orange -オレンジ-』と少女漫画原作の実写化に次々と出演し、若い層を中心に絶大な人気を誇る。また、2013年のドラマ「35歳の高校生」では、一見、目立たない存在ながらも実はクラスを陰で操っていた生徒を演じ、その過去を含めその心情を繊細に演じ切り、存在感を示した。そして昨年、NHKの朝ドラ「まれ」でヒロイン・まれの夫を演じ、お茶の間での知名度も一気にアップし、大ブレイク。一方で、ドラマ版「デスノート」では、重要キャラクターのL役に抜擢。映画版での松山ケンイチのイメージの強い難役だが、独自のL像を作り上げ、演技の幅を見せつけた。今回の新人俳優賞を撮影からの帰りの車で知らされたという山崎さん。「本当に驚き、喜びのあまり思わず車の中で叫んだ」と明かす。受賞に際し、多くの人から祝福の言葉をかけられ「あらためてこの賞の重みを感じている」とも。「ここまでこれたのは家族、マネージャー、友達、一緒に作品を作ってきた全ての方々、そして応援してくれてるみなさん、本当に沢山の方々に支えられてもらえたから」と改めて周囲やファンへの感謝を口にする。共に授賞式に登壇した受賞者の中でも土屋さんとは「まれ」『orange -卒業-』と長い時間を共に過ごしてきた“戦友”。また、有村さんとはドラマ「弱くても勝てます ~青志先生とへっぽこ高校球児の野望~」で、広瀬さんとは今年9月公開の映画『四月は君の嘘』で共演しており、改めてここ数年、オファーの絶えない存在であることを感じさせる。映画人が一堂に集う授賞式に出席し、改めて映画への思いを再確認したよう。「映画に生きる人々、普段はあまり表に出ないスタッフさんたちが、正装をしてレッドカーペットを歩いているのがかっこいいなと思いました。撮影中は、やっぱり楽しいことだけじゃなくて、あまり眠れなかったりする中でみんな、真剣に撮影をしていますが、そんな人たちが、授賞式の場で笑顔で楽しんでいる。このイベントがものすごく素敵だなと思いました」と語る。山崎さんら現在、20代前半の世代は“豊作”と言われており、一緒に登壇した面々のみならず、過去にも共演した菅田将暉、福士蒼汰、野村周平ら個性的な面々が数多くいる。この中から誰が頭ひとつ抜け出すことになるのか?山崎さんは「初心を忘れずひとつひとつ、自分らしくこれからもやっていこうと思います。観た人の心が1ミリでも動いてもらえるように、恩返しができるように、新たな顔をどんどん見せていきたいです」とさらに先を見据える。新人俳優賞の受賞は一生に一度きり。この先、賞を獲得するには、同世代だけでなく、全ての同業者たちの中で、際立った演技力、存在感を示さなくてはならない。「深みのある役者になってまたあの場所に立ちたい」――山崎さんは授賞式のスポットライトの下にまた戻ってくることを誓った。(text:cinemacafe.net)
2016年03月08日第39回日本アカデミー賞「新人俳優賞」など、各新人賞を総なめにした広瀬すずが映画初主演を務め、野村周平、真剣佑らと“競技かるた=百人一首”に情熱を懸ける高校生の友情・恋愛・成長をアツく描き出す『ちはやふる』。このほど、原作者・末次由紀が本作の主題歌を担当する「Perfume」の3人を描き下ろしたコラボジャケットが解禁となった。“競技かるた”でいつも一緒に遊んでいた、幼なじみの千早・太一・新の3人。高校生になった千早は、再会した太一と共に“競技かるた部”を作り、全国大会を目指す。「全国大会に行けば、新に会えるかもしれない!」。千早の新への気持ちを知りながらも、かるた部の一員となる太一。千早・太一・新、そして瑞沢高校かるた部の、まぶしいほどに真っ直ぐな想いと情熱が交差する、熱い夏が来る――。2010年、「このマンガがすごい!オンナ編」第1位を獲得、コミックス累計発行部数1,500万部(2016年2月現在・既刊30巻)を超える大人気コミックスが、広瀬さん、野村さん、真剣さんら次世代の最旬俳優たちで映画化される本作。このほど、3月16日(水)に配信リリースされる主題歌「FLASH」のために、原作者・末次由紀さんが「Perfume」を描き下ろしたコラボジャケットが実現。もともと「Perfume」が原作の大ファンで主題歌起用に大感激しており、一方の末次先生も「Perfume」のファンという“相思相愛”。今回、主題歌の配信リリースにあたり、「Perfume」サイドからの「漫画『FLASH』があったとしたら、その第1巻の表紙になるようなイラストイメージ」との要望に末次先生が応える形で、元気いっぱいの「Perfume」3人が躍動する、春らしいイラストが完成した。末次氏は、「『FLASH』というタイトルがまず秀逸!閃きや火花など、印象的な歌詞がものすごくメロディと物語に合っていてびっくりしました。『Perfume』さんの歌声のピュアさと作りこまれたデジタルサウンドのマッチングに、昔といまを網羅するおおきなイメージを感じることが出来ました。大好きな曲です」と感想を寄せる。また、「Perfume」のメンバーも、「あの憧れの末次先生に、まさか自分たちを描いてもらえるなんて光栄すぎて鳥肌がとまりません!!!先生の思う私たちはこんな風に見えてるんだって思ったら、すっごい嬉しくて…本当に可愛く描いてくださいました(笑)。こんなに爽やかに、そして、いまにも踊りだしそうな躍動感のある感じが末次先生のファンとしても、イラストを見ていてドキドキします。少しずつ散らばっているお花も、すごく末次先生らしさがあって感動ですし、逆に星のこのポップな感じは私達にとっても珍しいので、新しい末次先生の思う私達なんだなぁと思うとまた嬉しかったです。とっても気に入っています!この衣装ほんとに着れたら面白いなぁ~」と、大喜びのコメントを寄せている。さらに、4月6日(水)には「FLASH」が収録された「Perfume」の約2年半ぶりのオリジナルニューアルバム「COSMIC EXPLORER」がリリース。併せて、映画『ちはやふる』オリジナルサウンドトラック、本作の小泉徳宏監督が監修を務めた映画『ちはやふる』イメージコンピレーションアルバム「こいのうた ~Inspired by 映画『ちはやふる』」、映画連動企画CD「朗詠 小倉百人一首」の計4タイトルも同時発売される予定となっている。『ちはやふる -上の句-』は3月19日(土)、『ちはやふる -下の句-』は4月29日(金・祝)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ちはやふる-上の句- 2016年3月19日より全国にて公開(C) 2016 映画「ちはやふる」製作委員会(C) 末次由紀/講談社ちはやふる-下の句- 2016年4月29日より全国にて公開(C) 2016 映画「ちはやふる」製作委員会(C) 末次由紀/講談社
2016年03月07日第39回日本アカデミー賞授賞式が3月4日(金)に開催。是枝裕和監督の『海街diary』が最優秀作品賞、監督賞を含む最多4冠を獲得。主演男優賞は二宮和也、主演女優賞は安藤サクラ、助演女優賞は2年連続となる黒木華、助演男優賞は本木雅弘が受賞した。『海街diary』は最多12部門で優秀賞を受賞しており、そのうち作品賞、監督賞に加え、撮影賞・照明賞(瀧本幹也・藤井稔恭/※この2部門は同一作品が受賞)でも最優秀賞を受賞。広瀬すずも新人俳優賞(※同部門は最優秀賞の選出はなし)を受賞している。長女を演じた綾瀬はるかの最優秀主演女優賞、次女、三女を演じた長澤まさみ、夏帆の最優秀助演女優賞獲得は残念ながらならなかったが、作品賞の受賞が決まると4姉妹全員が笑顔で是枝監督と共に壇上に並んだ。ひとつ前に発表された監督賞受賞の際には、是枝監督は「僕は、20年映画をやってきて、ここに呼んでいただけるようになったのはこの2年ほどで、ずっと他人事でTVで見て言いたい放題悪口を言ってました(笑)」と告白。続けて「またいつ呼ばれなくなるか分かんないし、おべっか言ってもしょうがないので正直に言います」と前置きし「今年は本国のアカデミー賞でもいろいろ問題があって、検討されるようですが、この(日本の)イベントも、まだまだいろんな改革をしなければいけないところがいっぱいあります。これまでは外から批判してきましたが、もういい歳ですから、一緒になって、より素敵なイベントにできるよう、自分も努力をしていきたいと思います」と愛のあるコメントで会場をわかせた。そして、今度は最優秀作品賞受賞で登壇すると、是枝監督は柔らかい笑みを浮かべ「最後に大きなご褒美が待ってました」と喜びを語った。“長女”綾瀬さんは「本当に嬉しい。みんなでひとつになって作った作品を多くの人に見ていただけたことが何よりありがたいです」と満面の笑み。“次女”長澤さんは、綾瀬さん、夏帆さんという同世代の女優、そして“妹”広瀬さんとの共演に触れ「この4人で姉妹ができてよかったです」と語る。“三女”夏帆さんは「ここにみんなで立てていることが嬉しいです」、そして末の妹の広瀬さんは「『海街diary』で家族になれたこと、全てがこれからお芝居を続けていく上で財産です。お姉ちゃんたちのような女優になれるよう、追いかけていきたいです」と笑顔を見せた。俳優部門では『母と暮せば』の二宮和也と黒木華がそろって最優秀主演男優賞、最優秀助演女優賞を受賞。最優秀主演女優賞には、低予算での製作、小規模公開ながらも大きな話題を呼んだ『百円の恋』の安藤サクラに輝いた。なお、『百円の恋』は足立伸が最優秀脚本賞も受賞しており、堂々の2冠を達成!そして『日本のいちばん長い日』と『天空の蜂』の2作で優秀助演男優賞受賞の本木雅弘は、この2作で票が割れることも予想されたが、見事に『日本のいちばん長い日』の昭和天皇役で最優秀賞受賞となった。本木さんは『シコふんじゃった。』(第16回)、『おくりびと』(第32回)での最優秀主演男優賞に続くアカデミー賞最優秀賞(※助演男優賞では初)受賞となった。壇上で本木さんは、出演を迷った際に義母の樹木希林の言葉に背中を押されたことを明かし「困った時の義母頼み。常に救いです。まだまだ長生きしてもらわないと」と語ったが、これに対し樹木(『あん』で優秀主演女優賞受賞)は「一家の主ですから、仕事してもらわないと。黙ってると何もしないから不安でした」と軽妙に返し、会場は笑いに包まれた。トロフィーを受け取った本木さんは改めて「原田監督にオファーをいただいて、そのささやかな入口から始まって、こんな素晴らしいことが起こるとは。2作とも、もがき、あがいた役作りでしたが、何とかやり切ることができました。50代を迎え、いい意味で肩の力が抜けていきそうな気配がします。これからもうまく時代の風をつかんで、楽しんで芝居をしていけたらと思います」と挨拶した。このほか、最優秀アニメーション作品賞は細田守監督の『バケモノの子』が獲得。また、『バクマン。』で初めて映画音楽を担当したサカナクションが、最優秀音楽賞を受賞した。『バクマン。』は編集賞でも最優秀賞を獲得しており、ニッポン放送の「オールナイトニッポン」視聴者の投票による話題賞作品部門も受賞した。話題賞の俳優部門は『幕が上がる』に5人そろって主演した「ももいろクローバーZ」が受賞。新人俳優賞は有村架純、土屋太鳳、広瀬すず、藤野涼子、篠原篤、野田洋次郎、山崎賢人、山田涼介という旬な8人に贈られた。【第39回日本アカデミー賞受賞一覧】最優秀作品賞:『海街diary』最優秀監督賞:是枝裕和(『海街diary』)最優秀主演男優賞:二宮和也(『母と暮せば』)最優秀主演女優賞:安藤サクラ(『百円の恋』)最優秀助演男優賞:本木雅弘(『日本のいちばん長い日』)最優秀助演女優賞:黒木華(『母と暮せば』)最優秀脚本賞:足立紳(『百円の恋』)最優秀美術賞:花谷秀文(『海難1890』)最優秀撮影賞:瀧本幹也(『海街diary』)最優秀照明賞:藤井稔恭(『海街diary』)最優秀録音賞:松蔭信彦(『海難1890』)最優秀編集賞:大関泰幸(『バクマン。』)最優秀音楽賞:サカナクション(『バクマン。』)最優秀外国作品賞:『アメリカン・スナイパー』最優秀アニメーション作品賞:『バケモノの子』新人俳優賞:有村架純(『映画ビリギャル』)、土屋太鳳(『orange -オレンジ-)』、広瀬すず(『海街diary』)、藤野涼子(『ソロモンの偽証』)、篠原篤(『恋人たち』)、野田洋次郎(『トイレのピエタ』)、山崎賢人(『ヒロイン失格』、『orange -オレンジ-』)、山田涼介(『暗殺教室』)協会特別賞:松田和夫(衣裳)、ガル・エンタープライズ(予告編製作)協会栄誉賞:仲代達矢話題賞:<作品部門>『バクマン。』、話題賞:<俳優部門>:ももいろクローバーZ(『幕が上がる』)(text:cinemacafe.net)■関連作品:海街diary 2015年6月13日より全国にて公開© 2015吉田秋生・小学館/フジテレビジョン小学館東宝ギャガ
2016年03月05日第39回日本アカデミー賞の授賞式が4日、東京・品川のグランドプリンスホテル新高輪にて行われ、『海街diary』が作品賞、監督賞、照明賞、撮影賞の4部門で最優秀賞を受賞。是枝裕和監督と綾瀬はるから出演女優陣が登壇し、受賞の喜びを語った。『海街diary』は、鎌倉の一軒家で暮らす3人の姉妹と、腹違いの末っ子が家族になっていく姿を描いた作品。優秀主演女優に長女役の綾瀬はるか、優秀助演女優賞に次女役の長澤まさみと三女役の夏帆、新人俳優賞に四女役の広瀬すずと、姉妹そろっての受賞が話題となっていた。是枝監督は、「すごく長い時間をかけて撮影させていただいた、お金を出していただいたプロデューサーの方々にも本当に感謝しています」と関係者の貢献に言及。撮影は実在する鎌倉の民家を借りて1年を通して行われたため、「あの家がなかったら多分撮れなかった映画だと思います」と振り返った。一方の綾瀬は、「本当にうれしいです。みんなで一つになって作ったものを多くの方々に見ていただけたことが、何よりありがたいと思っています」と笑顔を見せ、続く姉妹たちも「同世代の女優さんと共演する機会はなかなか少ないなと思っていて、一緒に現場にいることで、自分の未熟さも感じられて、頑張らないとと勇気をもらえました」(長澤)、「ここにみんなで立てることが本当に嬉しいです」(夏帆)と喜びを伝えた。末っ子役の広瀬は感極まった様子で「この空間にいるのがすごく、鳥肌が立ちっぱなしなんですが」と前置き。「お姉さんたちのような女優さんになれるように、追いかけ続けられるように頑張ります」と今後の目標を話すと、司会を務めていた西田敏行も優しい声で「すずちゃん、頑張ってね」と声をかけていた。■最優秀賞受賞リスト作品賞…『海街diary』監督賞…是枝裕和(『海街diary』)主演男優賞…二宮和也(『母と暮せば』)主演女優賞…安藤サクラ(『百円の恋』)助演男優賞…(本木雅弘『日本のいちばん長い日』)助演女優賞…黒木華(『母と暮せば』)アニメーション作品賞…『バケモノの子』脚本賞…足立紳(『百円の恋』)音楽賞…サカナクション(『バクマン。』)編集賞…大関泰幸(『バクマン。』)録音賞…松陰信彦(『海難1890』)照明賞…藤井稔恭(『海街diary』)撮影賞…瀧本幹也(『海街diary』)美術賞…花谷秀文(『海難1890』)外国作品賞…『アメリカン・スナイパー』■これまでの最優秀作品賞第38回…『永遠の0』第37回…『舟を編む』第36回…『桐島、部活やめるってよ』第35回…『八日目の蝉』第34回…『告白』第33回…『沈まぬ太陽』第32回…『おくりびと』第31回…『東京タワー オカンとボクと、時々、オトン』第30回…『フラガール』第29回…『ALWAYS三丁目の夕日』第28回…『半落ち』第27回…『壬生義士伝』第26回…『たそがれ清兵衛』第25回…『千と千尋の神隠し』第24回…『雨あがる』第23回…『鉄道員(ぽっぽや)』第22回…『愛を乞うひと』第21回…『もののけ姫』第20回…『Shall we ダンス?』第19回…『午後の遺言状』第18回…『忠臣蔵外伝 四谷怪談』第17回…『学校』第16回…『シコふんじゃった。』第15回…『息子』第14回…『少年時代』第13回…『黒い雨』第12回…『敦煌』第11回…『マルサの女』第10回…『火宅の人』第9回…『花いちもんめ』第8回…『お葬式』第7回…『楢山節考』第6回…『蒲田行進曲』第5回…『駅 STATION』第4回…『ツィゴイネルワイゼン』第3回…『復讐するは我にあり』第2回…『事件』第1回…『幸福の黄色いハンカチ』
2016年03月05日Hey! Say! JUMPの山田涼介が4日、東京・品川のグランドプリンスホテル新高輪で開催された第39回日本アカデミー賞に出席し、新人俳優賞受賞のスピーチで、事務所の先輩であるV6・岡田准一を「目指します!」と宣言した。昨年『永遠の0』で最優秀男優賞を受け、プレゼンターを務めた岡田は、受賞俳優たちを前に、「非常にすてきな方々でうれしいなというのもありますし、個人的にうれしい登壇者もいます」と思いを伝え、「これからこの方々が日本映画界を支えていくことになると思いますし、素晴らしい方々に出会っていい年の取り方をしてほしいと思います」と、エールを送った。『映画 暗殺教室』で受賞した山田は、「今回初主演映画でこのような名誉ある賞をいただき本当に光栄に思っています。先輩方の大きな背中を追いかけながら、これから出る映画に少しでも華を添えられる役者になるように、日々精進して頑張っていきたいと思います」とコメント。山田と岡田はジャニーズ事務所の先輩・後輩関係でもあり、2015年の夏には日本テレビ「24時間テレビ 愛は地球を救う」でHey! Say! JUMP、V6としてパーソナリティを務めた。そんな先輩である岡田に一言、と求められた山田は「目指します!」と決意を述べ、岡田は喜びを隠しきれない顔で受け止めていた。同賞は山田のほか、有村架純(『ビリギャル』)、広瀬すず(『海街Diary』)、藤野涼子(『ソロモンの偽証 前篇・事件』『ソロモンの偽証 後篇・裁判』)、土屋太鳳(『orange -オレンジ-』)、山崎賢人(『orange -オレンジ-』『ヒロイン失格』)、篠原篤(『恋人たち』)、野田洋次郎(『トイレのピエタ』)の7人が受賞した。
2016年03月04日映画『ちはやふる-上の句-』の女性限定試写会がひな祭り前夜の3月2日(水)、都内で行われ、広瀬すず(綾瀬千早役)、上白石萌音(大江奏役)主題歌「FLASH」を歌う「Perfume」(かしゆか、あ~ちゃん、のっち)が華やかな和装で登場した。累計発行部数1,500万部を超える末次由紀の人気漫画を『カノジョは嘘を愛しすぎてる』などの小泉徳宏監督が「上の句」「下の句」に分けて実写化。競技かるたに情熱を注ぐ高校生たちの青春群像を鮮烈に描き出す。広瀬さん&上白石さんは、以前からPerfumeの大ファンだと言い「泣きそうだよね」(広瀬さん)、「ビックリしました」(上白石さん)と今回の主題歌起用に大喜び。一方、Perfumeのメンバーも原作愛読者という“相思相愛”ぶりで、「映画化というニュースを聞いた瞬間、3人で観に行こうねって話していた」(かしゆかさん)、「しかも主演がすずちゃんだと聞いて、これは本気だと思った!主題歌のお話も二つ返事でOKさせていただいた」(あ~ちゃん)と声を弾ませた。すでにPerfumeの3人も映画を観たそうで「ファンの期待を超える感動が詰まっている」(かしゆかさん)、「カルタにかける思いで、部員のみんながひとつにつながる絆に感動しました。自分たちも15年一緒にやっているから、共感して心が震えました」(あ~ちゃん)、「まだ連載が続いている膨大なストーリーを、2本の映画にまとめた監督さんはすごい!それにキャストの皆さんの表情も印象的だった」(のっちさん)と大絶賛。これには広瀬さん&上白石さんも大感激していた。イベントではPerfumeの3人が、広瀬さん&上白石さんに主題歌「FLASH」の振付けを“伝授”する場面も。競技カルタの動きがモチーフになっており、あ~ちゃんが「手裏剣みたいにならないように…。(札を)取ったドヤ顔で」とコツを語ったほか、5人揃って劇中に登場する男子キャラ、真島太一と綿谷新について「どちらがタイプか?」で激論するなど女子会トークを繰り広げていた。『ちはやふる -上の句-』は2016年3月19日(土)、『ちはやふる -下の句-』は2016年4月29日(金・祝)より、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ちはやふる-上の句- 2016年3月19日より全国にて公開(C) 2016 映画「ちはやふる」製作委員会(C) 末次由紀/講談社ちはやふる-下の句- 2016年4月29日より全国にて公開(C) 2016 映画「ちはやふる」製作委員会(C) 末次由紀/講談社
2016年03月02日映画『ちはやふる』の女性限定試写会が3月2日に都内で行われ、主演の広瀬すず(綾瀬千早役)と共演する上白石萌音(大江奏役)が振袖姿で登場。主題歌『FLASH』を歌うPerfume(かしゆか、あ~ちゃん、のっち)が袴姿で駆けつけ、競技カルタの動きを盛り込んだという同曲の振付けを広瀬と上白石に指導した。その他の写真末次由紀による人気コミックを2部作で実写映画化した青春群像劇。『タイヨウのうた』『カノジョは嘘を愛しすぎてる』の小泉徳宏が監督・脚本を務め、“競技かるた=百人一首”に情熱を注ぐ高校生たちの友情や恋愛、成長を描く。広瀬らキャスト陣は、以前からPerfumeの大ファンだといい、「撮影中もずっとPerfumeさんの曲を聴きながら、みんなで歌ったり踊ったりしていた」と“Pefume愛”を告白。一方、Perfumeのメンバーは原作の愛読者で「映画化をニュースで知って、絶対3人で観に行こうと決めていた」(かしゆか)、「すずちゃんが主演だと知り、これは本気だと思った。主題歌のお話はふたつ返事で、前のめりでOKさせていただいた」(あ~ちゃん)と相思相愛ぶりをアピールすると、広瀬は「泣きそう」と感無量の面持ち。上白石も「主題歌が大好きなPerfumeさんでビックリしましたし、今日のことは自慢したい」と喜んだ。映画については「原作ファンの期待を超える感動が詰まっている」(かしゆか)、「性格がバラバラなみんなが、カルタでつながる絆に感動した。自分たちも15年一緒にやっているから、共感できた」(あ~ちゃん)、「まだ連載が続いている膨大なストーリーを、2本の映画にまとめた監督さんはすごい!キャストの皆さんの表情も印象的」(のっち)とベタ褒め。広瀬、上白石を交えて、男性キャラクターの太一、新どちらがタイプかという女子会トークで大盛り上がりだった。『ちはやふる-上の句-/ちはやふる-下の句-』≪上の句≫3月19日(土)≪下の句≫4月29日(金・祝)2部作連続公開取材・文・写真:内田 涼
2016年03月02日女優の広瀬すずが24日、都内で行われた映画『ちはやふる』(3月19日より『上の句』、4月29日より『下の句』が全国公開)の完成披露試写会舞台あいさつに登壇した。同作で映画初主演を務めた広瀬は、どのような心境で撮影に挑んだか聞かれると「先頭に立たなきゃとか、責任とか全然分からなくて、いい意味か悪い意味か分からないんですが、まったく意識しなかったです」と告白し、「むしろ現場に行くと全員が引っ張ってくれることが多かったので、本当に感謝の気持ちでいっぱいです」と胸の内を語った。また、自身にとって同作はどのような作品になりそうか聞かれると、広瀬は「初めて『ああしたい、こうしたい』とか、監督が『OK』って言っても『もう1回やってもいいですか』というのが何回かあって、本当にスタッフの皆さんには申し訳なかったなと思います」と回顧しつつも、「自分の中で感じたものが刺激的で、同世代のパワーってこんなにもらえるんだって思えた現場でした。大人になっても大事にしたいって思える仲間に出会えて、それが映画の中にも生きていたらいいなと思います。本当に全部が財産になりました」と感慨深げに語った。そんな広瀬について、上白石萌音は「初めて会ったときから“なんだこのキラキラしたオーラは”と思いました」と第一印象を明かし、「自分の考え方とかやり方を持っている人で、すごく尊敬できるし、でもみんなで楽しい時間は一番弾けていたくらい温度差があって、切り替えが上手だなって思うし、一緒にいて楽しいし、この映画ですずに会えたことが私の中で宝物になりました」と吐露。これに広瀬は「萌音大好き」と笑顔を見せ、上白石も「私も大好き」と仲睦まじいやり取りを見せた。さらに小泉監督も、広瀬について「お芝居が上手なのはもちろんですが、映画を撮影していると、このカットはあと1回しか撮れないという追い詰められる瞬間が何度かあるんですけど、そういうときこそ彼女は素晴らしい芝居を一発で決めてくる」と明かし、「一言で言えば"持っている"。これがスターなんだなっていう感じを初めて感じました」と絶賛した。同作は、"競技かるた=百人一首"に情熱を懸ける高校生たちの友情・恋愛・成長を、瑞々しくも熱い青春模様として描き、2010年「このマンガがすごい!オンナ編」第1位を獲得し、コミック累計発行部数1500万部(既刊30巻)を超える大人気コミックスを実写映画化したもの。このほか、同舞台あいさつには野村周平、真剣佑、矢本悠馬、森永悠希、清水尋也、松岡茉優も登壇した。
2016年02月25日映画『ちはやふる 上の句』の完成披露試写会が2月24日(水)に開催され、主演の広瀬すず、野村周平、真剣佑、上白石萌音、矢本悠馬、森永悠希、清水尋也、松岡茉優、小泉徳宏監督が舞台挨拶に登壇。紅葉で真っ赤に染まったレッドカーペットを歩いた。累計発行部数1,500万部を超える末次由紀の人気漫画を『カノジョは嘘を愛しすぎてる』などの小泉監督が「上の句」「下の句」に分けて実写化。競技かるたに青春をかける高校生たちの姿を鮮烈に描き出す。会場にはレッドカーペットが敷かれ、本作のタイトルの由来にもなっている「千早振る 神代も聞かず 竜田川 から紅に 水くくるとは」という歌に詠まれた紅葉が真っ赤に竜田川を染める光景を再現!黒い衣装に赤いワンポイントを身に着けたキャスト陣が登場すると紅葉の雨が降り、会場は歓声に包まれた。広瀬さん、野村さん、真剣佑さんらは壇上に上がってもノリノリでPerufumeの主題歌「FLASH」に合わせて笑顔でステップ!キャスト陣の仲の良さをうかがわせる。広瀬さんにとっては本作が映画初主演だが「先頭に立たなきゃとか責任とか全然わからず、また意識しなかったんですが、現場に行くとみんなが千早の感情を引っ張ってくれました」と振り返る。本作での経験は「初めて共演者の方と『ああしたい、こうしたい』というのを話したり、監督からOKが出ても『もう一回、いいですか?』と言ったり、感情、雰囲気、距離感など刺激をもらいました!同世代のパワーってこんなにもらえるんだ!?と思ったし、大人になっても大事にしたい仲間に出会えたと思います」と充実した表情で語った。真剣佑さんは、自身のシーンがなくても現場に「毎日のようにいた」と明かし、広瀬さんについて「(撮影当時)16歳なのにすごいなと思いましたし、真剣佑としても見たいんですが、新としても千早と太一の成長を見ていたいと思いました」と語る。小泉監督は、これから映画を観る観客に向け「将来のスターの目撃者になっていただけたら!」と胸を張り、会場は拍手に包まれた。『ちはやふる』上の句は3月19日(土)より、下の句は4月29日(祝・金)より公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ちはやふる-上の句- 2016年3月19日より全国にて公開(C) 2016 映画「ちはやふる」製作委員会(C) 末次由紀/講談社ちはやふる-下の句- 2016年4月29日より全国にて公開(C) 2016 映画「ちはやふる」製作委員会(C) 末次由紀/講談社
2016年02月24日女優の広瀬すずが2月24日に、都内で行われた主演作『ちはやふる』の完成披露試写会に出席。自身にとって初の主演映画で、「すべてをかけた作品。いいのか悪いのか、先頭に立たなくちゃという責任とか、まったく意識しなかった。共演の皆さんに引っ張っていただき、同世代のパワーをこんなにもらえるんだと感じることが、私にとって財産になりました」と感無量の面持ちだった。その他の写真末次由紀による大人気コミックを2部作で実写映画化した青春群像劇。『タイヨウのうた』『カノジョは嘘を愛しすぎてる』の小泉徳宏が監督・脚本を務め、「競技かるた=百人一首」に情熱を注ぐ高校生たちの友情や恋愛、成長を描く。完成披露試写会には広瀬(綾瀬千早役)をはじめ、野村周平(真島太一役)、真剣佑(綿谷新役)、上白石萌音(大江奏役)、矢本悠馬(西田優征役)、森永悠希(駒野勉役)、清水尋也(須藤暁人役)、松岡茉優(若宮詩暢役)、小泉監督が勢ぞろいした。小泉監督は「将来有望な、若い才能が集まった作品。将来のスターの目撃者になってもらえれば」とアピール。主演の広瀬については、「お芝居が上手なのはもちろん、ここぞと追いつめられた瞬間、素晴らしい演技をバシッと決めてくれる。これがスターなんだと実感した」とベタ褒めした。また、迫力ある競技シーンのため、1秒に1000コマ撮影できるスーパースローカメラを使用しており、「松岡さんは1コマたりとも、変顔がなかった」と告白。この発言に、野村は「こっちも一生懸命、やっているのに」と食ってかかった。この日は本作を象徴する歌「千早ぶる 神代もきかず竜田川 からくれなゐに水くくるとは」にちなみ、キャスト陣が紅(くれない)カーペットを練り歩き、天井からは紅葉が舞い降り、会場を真っ赤に染め上げていた。『ちはやふる-上の句-/ちはやふる-下の句-』≪上の句≫3月19日(土)≪下の句≫4月29日(金・祝)2部作連続公開取材・文・写真:内田 涼
2016年02月24日富士フイルムは2月22日に、応募者全員の作品が選んだ会場に必ず展示される写真展「"PHOTO IS"想いをつなぐ。30,000人の写真展2016」の作品募集を開始する。応募期間は5月16日まで。7月15日の東京会場より、全国32都市で順次開催される。「"PHOTO IS"想いをつなぐ。30,000人の写真展2016」では、大伸ばしプリントのほか、インスタントカメラ「チェキ」で撮影した「チェキプリント」、複数の写真を1枚にまとめた「シャッフルプリント」の作品を募集する。新たな試みとして、今年から展示部門を設置。昭和時代に撮った懐かしい写真を展示する「よみがえる昭和の写真」部門、鉄道写真を3大鉄道博物館(大宮・名古屋・京都)で展示する「鉄道のある風景」部門、特定の人に向けたメッセージを添えて応募する「あの人に届けたいフォトレター」部門を用意する。また、「よみがえる昭和の写真」部門の作品から、小山薫堂さん、広瀬すずさん、写真家の奥山由之さん、蔵真墨さんなど10名の審査員が計100点の作品を選出。選ばれた作品を「心に響いた作品」として、全国29会場に展示する。応募は、専用の応募台紙(税別476円)に必要事項を記入してフジカラーの店舗に持ち込むか、郵送にて受け付ける。専用応募台紙は、本写真展のWebサイト、富士フイルム公式Webストア「富士フイルムモール」、全国のフジカラー店舗のいずれかで購入可能だ。
2016年02月18日第70回毎日映画コンクール表彰式が2月16日(火)に開催され、綾瀬はるかと長澤まさみが『海街diary』で女優主演賞、助演女優賞に輝き、そろってセクシーなドレス姿で壇上に立った。綾瀬さんと長澤さんは、第28回日刊スポーツ映画大賞でも、そろって主演女優賞、助演女優賞を受賞。日本アカデミー賞では夏帆も加えて優秀主演女優賞(綾瀬さん)、優秀助演女優賞(長澤さん、夏帆さん)に輝いており、最優秀賞への期待もかかる。長澤さんは、体のラインがくっきりと浮かび上がるセクシーな黒とグレーのドレスで登壇。受賞について「スタッフ、キャストのみなさんのおかげ」と感謝を口にした。4姉妹の次女を演じたが「実生活でも2人姉妹の次女なので気持ちが分かった」とも。綾瀬さん演じる長女とは劇中、何かと口論になるという関係だが「綾瀬さんはいつも柔らかく強く同じ場所にいて、次女を受け止めてくれたからできたんだと思います」と振り返った。是枝裕和監督は本作において長澤さんに「エロス担当」を任せていたと語っているが、長澤さんは「そうですね(笑)」とうなずき「タナトス(=死)とエロスでできているのが人間であり、次女にエロスを担ってほしいと言われ、担当しました!」と笑顔を見せた。続いて登壇した綾瀬さんは、左肩を露わにした黒のドレス。しっかり者の長女について「チャキチャキとして明快で、優柔不断でノロマの私と正反対で難しかったですが、演じる中で新しい自分に気づきました」と語る。次女を演じた長澤さんについては「現場でみんなをまとめてくれた」と明かし、三女を演じた夏帆さん、腹違いの四女を演じた広瀬すずさんを含め「みんなかわいらしくて、この3人だから演じやすかった」と振り返った。写真撮影では2人並んでトロフィーを手にして談笑するなど、仲の良い様子をうかがわせた。(text:cinemacafe.net)■関連作品:海街diary 2015年6月13日より全国にて公開© 2015吉田秋生・小学館/フジテレビジョン小学館東宝ギャガ
2016年02月16日第89回「キネマ旬報ベスト・テン」の表彰式が13日、東京・文京シビックホールで行われ、受賞者の深津絵里、二宮和也、本木雅弘、広瀬すず、篠原篤、橋口亮輔らが出席した。映画誌『キネマ旬報』が主催する「キネマ旬報ベスト・テン」は、今年で89回目の開催。その年を代表する日本映画、外国映画をそれぞれ10本挙げるほか、主演男優賞や主演女優賞、新人男優賞、新人女優賞などを、映画評論家や映画記者らが選出する。『岸辺の旅』と『寄生獣 完結編』の2作品で主演女優賞を受賞した深津絵里は「このような素晴らしい賞に値するような芝居だとは疑問に思いますが」と謙そんしながら「プロデューサーや監督さん、そしてスタッフさん、ともに戦いに挑んだ共演者の皆さんに心から感謝したいと思います」と笑顔。続けて「特に『岸辺の旅』で夫が浅野忠信さんじゃなければあのような空気感、繊細な表現につながらなかったと思います。浅野さんの底知れぬお力のお陰でこの賞をいただけたと思っています」と共演した浅野に感謝しきりだった。一方、『母と暮せば』で主演男優賞を受賞した嵐の二宮和也は「自分がこの作品に出る役割は、応援してくれる若い方々に戦争というものを改めて学んでいただける機会をという責務がありました。それがちょっとでも叶い、しかも素晴らしい賞をいただけて本当にうれしく思っています」と喜びの声。本作で共演した吉永小百合については「テレビで見ているパブリックイメージはありましたが、それを遙かに超越していて、どんな人でも同じ対応をしている懐の広さには驚きましたね」と語った。新人女優賞に輝いたのは、『海街diary』に出演した広瀬すず。「このような大きな舞台に立てることは自分にとって不思議な感覚ですが、日々『海街diary』という思いが強くなってきて、大人になっても是枝裕和監督やお姉ちゃん(共演した綾瀬はるか、長澤まさみ、夏帆)に出会えたことが自分の人生にとって大きいと思っています。これからもお姉ちゃんたちの背中を見ながらこういったところに帰れるように頑張りたいと思います」と更なる活躍に意欲。本作の監督でもある是枝監督とはたまに会う機会があるといい、その度に「ネイルをしたりしているんですけど、『また色気づいちゃって!』とか『大人っぽくなっちゃって!』と言われます(笑)」と明かして会場を湧かせていた。○第89回『キネマ旬報ベスト・テン』受賞者一覧日本映画作品賞『恋人たち』(橋口亮輔監督)外国映画作品賞『マッドマックス 怒りのデス・ロード』(ジョージ・ミラー監督)文化映画作品賞『沖縄 うりずんの雨』(ジャン・ユンカーマン監督)日本映画監督賞/日本映画脚本賞橋口亮輔監督(『恋人たち』により)外国映画監督賞ジョージ・ミラー監督(『マッドマックス 怒りのデス・ロード』により)主演男優賞二宮和也(『母と暮せば』により)主演女優賞深津絵里(『岸辺の旅』、『寄生獣 完結編』により)助演男優賞本木雅弘(『日本のいちばん長い日』、『天空の蜂』により)助演女優賞黒木華(「『母と暮せば』、『幕が上がる』、『ソロモンの偽証 前篇・事件/後篇・裁判』により)新人男優賞篠原篤(『恋人たち』により)新人女優賞広瀬すず(『海街diary』により)読者選出日本映画監督賞是枝裕和監督(『海街diary』により)読者選出外国映画監督賞デイミアン・チャゼル(『セッション』により)キネマ旬報読者賞川本三郎(キネマ旬報連載『映画を見ればわかること』により)
2016年02月14日第89回キネマ旬報ベスト・テン表彰式が2月13日(土)に開催。主演男優賞の二宮和也、主演女優賞の深津絵里、助演男優賞の本木雅弘、新人女優賞の広瀬すず、邦画1位の『恋人たち』の橋口亮輔監督、同作で新人男優賞に輝いた篠原篤らが出席した。映画雑誌「キネマ旬報」の主催で、米アカデミー賞よりも古い歴史を持つこちらの映画賞。批評家や映画記者たちによる投票結果を誌上で公開しているというのも大きな特徴となっている。二宮さんの受賞の影響もあり、この日の会場は例年以上に若い女性の姿が目立つ。二宮さんと深津さんが表紙を飾っている、受賞結果を掲載した発売中の本誌も売れ行き好調だという。『海街diary』で新人女優賞に輝いた広瀬さんは「監督との出会い、お姉ちゃんたちとの出会いは大きかったなぁと日々、改めて感じています」とメガホンを握った是枝裕和監督、姉を演じた綾瀬はるか、長澤まさみ、夏帆の存在の大きさを語り「これからもいろんな役に染まれるよう、お姉ちゃんたちの背中を見て頑張っていきたいと思います」とさらなる飛躍を誓った。最近でも、是枝監督とはメールを交換しているそうで「『また色気づいちゃって』とか『大人っぽくなっちゃって』とか言われます(笑)」と明かした。深津さんは『寄生獣 完結篇』『岸辺の旅』で主演女優賞を受賞。『寄生獣』ではモンスターでありつつも母性を宿す女を見事に演じたが、モンスターを演じるのは初めて?という問いに「初めてで最後だと思います」と笑う。幽霊となった夫と旅をする女性を演じた『岸辺の旅』について「夫を演じた浅野忠信さんがいなかったら、あの繊細な表現には繋がらなかった。浅野さんの底知れぬ力でこの賞をいただきました」と感謝を口にした。二宮さんは山田洋次監督の『母と暮せば』で長崎の原爆で亡くなるも、戦後数年を経て助産師として働く母の前に姿を現す青年を演じ主演男優賞を受賞。マイクの前に立った二宮さんは大きな声で「ありがとうございます!」と語りニッコリ。「僕はこの映画を1月20日に映画館で観ました。サービスデーだったんですけど、すごくいい映画でした」とユーモアたっぷりに語る。「自分の役割は、日ごろ、応援してくださっている若い方に戦争について改めて学んでいただくひとつのきっかけになることだと思ってました。その責務が少しでも果たせたら」と語った。受賞に対する「嵐」のメンバーの反応を尋ねると「朝、4人と一緒だったんですが、授賞式に行くと伝えると『おめでとう』『いってらっしゃい』と言ってくれました」と明かした。助演男優賞は『天空の蜂』『日本のいちばん長い日』の本木さん。挨拶に立った本木さんは数日前に西川美和監督の最新作『永い言い訳』の撮影を終えたことを明かしたが、同作では深津さん、そしてこの日は欠席となったが、助演女優賞に輝いた黒木華と共演していることを明かす。「深津さんが妻で、黒木さんは愛人ということで、今日は映画でも実現しなかった鉢合わせになるかと落ち着かず、罪悪感を感じてたんですが、危険を回避できました…」とほっとした表情で語り、会場は爆笑に包まれた。『日本のいちばん長い日』では昭和天皇を演じたが、引き受ける前に義母であり、原田眞人監督作品への出演経験のある樹木希林さんと話をしたと明かす。「『気楽に引き受けりゃいいのに』と(笑)。日本映画で昭和天皇を描くのは初めてであり、パイオニアになるというおまけ付きであり『できるできないは別として飛び込んでみるべき』と言っていただきました」と振り返った。(text:cinemacafe.net)■関連作品:日本のいちばん長い夏 2010年8月7日より新宿バルト9、丸の内TOEI2ほかにて公開(C) 2010 NHK アマゾンラテルナ海街diary 2015年6月13日より全国にて公開© 2015吉田秋生・小学館/フジテレビジョン小学館東宝ギャガ天空の蜂 2015年9月12日より全国にて公開(C) 2015「天空の蜂」製作委員会日本のいちばん長い日 2015年8月8日より全国にて公開(C) 2015「日本のいちばん長い日」製作委員会岸辺の旅 2015年10月1日よりテアトル新宿ほか全国にて公開(C) 2015「岸辺の旅」製作委員会/COMME DES CINEMAS母と暮せば 2015年12月12日より全国にて公開(C) 2015「母と暮せば」製作委員会
2016年02月13日モラハラ夫図鑑
あの日、私はいじめの加害者にされた
右手に指輪をする夫