中島哲也監督の最新作『告白』を含む全4作を一挙上映する「中島哲也映画祭」が5月27日(木)、TOHOシネマズ六本木ヒルズで行われ、同作の主演、松たか子を始め、土屋アンナ、中谷美紀、役所広司ら“中島組”キャスト陣8人が顔を揃えた。このイベントは同作の公開を直前に控えて企画されたもの。『下妻物語』に主演した深田恭子は、中島演出をふり返り「すごい怖かった。でも一番自分らしい役をやらせてもらった」。『嫌われ松子の一生』主演の中谷さんも「最初は監督のことが大っ嫌いで、現場が嫌で嫌でしょうがなかった。いま、泣くシーンで泣けないとき、中島監督の顔を思い出すと泣ける」。『パコと魔法の絵本』に主演したアヤカ・ウィルソンも「当時9歳だった私には怖かった。突然、目の前に高い跳び箱が現れたようだった」と揃って“恐怖体験”を吐露。唯一、『下妻物語』で深田さんとW主演するなど3本に出演してきた中島監督の“ミューズ”、土屋さんは「あたし、面白かったけどなー。『台本覚えろ』って言われ、『覚えない』って言って、その戦いでした」とあっけらかん。中島監督が「土屋さんは獣のような人。言っても無駄だから土屋待ち、土屋の気分待ちって…」と半笑いで話すと、土屋さんは「あたし、台詞覚えらんないの!」。「そういう生き方を貫けばいいと思います」の言葉にも、「がんばる!」と啖呵を切りまくるなど、2人で漫才のようなトークを展開。さらに、中島監督は「土屋さんに出会ったとき、すごい才能を見つけたと思った。なるべく僕の映画に出てもらいたいと思う、すごく興味のある女優さん」と土屋さんに惚れ惚れだった。一方、松さんは撮影をふり返り「初日の帰りに車を運転しながら『ヤバい、面白い。これはヤバいぞ、面白い』と思って帰ったのを、強烈に覚えています」と中島采配にハマった様子。『パコと魔法の絵本』出演の役所さんは「監督の毒舌は、監督がキョーレツな照れ屋さんだからだと思う」と温かい目を向けて分析。中島監督は締めの挨拶で「こんなワケわかんない映画祭に来てくださった観客のみなさんとキャストのみなさんに感謝します」と深々と頭を下げていた。『告白』は6月5日(土)より全国にて公開。(photo/text:Yoko Saito)■関連作品:告白 2010年6月5日より全国東宝系にて公開© 映画「告白」フィルムパートナーズ■関連記事:松たか子衝撃“告白”第2弾は「鼻血出ちゃった」「担任の先生になってほしい俳優」ランキング男女とも混戦…1位はやはり、この人!ランキング企画!シネマカフェ読者ゴコロなんでもベスト5担任の先生になってほしい俳優といえば?2010年、最も活躍すると思う俳優は?1位は不動のジョニー・デップ!
2010年05月27日松たか子、木村佳乃、岡田将生らが5月19日(水)、都内ホテルで行われた映画『告白』(中島哲也監督)の完成報告会見に出席した。全国の書店員が一番売りたい本を選出する「本屋大賞」(2009年)受賞小説の映画化で、中学校教師・森口悠子(松さん)の「生徒に娘を殺された」という告白から始まり、関係者の告白が続き、事件の真相を浮き彫りにしていくサスペンス。本作のイベントでは、配給元の東宝の宣伝方針で毎回、出席者による“衝撃の告白コーナー”を設けており、4月に行われたトークショーに続いてこの日も、松さんを始め中島監督、原作者の湊かなえさんらが配られたボードに書く形で秘密をナマ告白。松さんは「出血2」と書き、「湊さんがこの小説を書いているときに鼻血を出したっていう話を聞いてましたが、私も教室のシーンの撮影中に鼻血が出ちゃったんです。でも、ちょこっとだからごまかしてごまかして」と明かし、共演陣らの笑いを誘った。岡田さんは「納豆」で、「1日1回必ず食べるほど好きですが、あまり言ったことがないので言っとこう、と思って」。湊さんは「衣装」で「今日は赤のボードに合わせて黒の洋服で来るようにと言われ、ちゃんとした服がないので買いに行きました。私、中島監督が大好きで、中島監督リスペクト、『下妻物語』リスペクト。なのでジャスコで買ってまいりました!」とジャスコネタ満載の同作の大ファンぶりを炸裂。共演陣、取材陣を大爆笑させた。ほかに、木村さんは「血糊。とある事情で劇中で浴びた、監督特製の血糊が落ちない落ちない。顔に半分つけて家に帰りました。赤鬼のようでした」。中島監督は「名犬。今回一番NGが少なかったのは犬のムクを演じた犬。『吠えろ』と言えばずっと吠えているし『切なく佇め』と言えば切なそうに佇む。犬ってすごい」と笑わせた。一方、中島監督は初タッグのキャスト3人に「よくこの作品に出てくれた。イメージダウンにしかならない。ちょっと利口ならこの仕事は受けない。CMの仕事が減ることはあっても増えることはないのに。好感度を気にしない女優たちに支えられた」と洒落の効いた言葉で労っていた。『告白』は6月5日(土)より全国東宝系にて公開。(photo/text:Yoko Saito)■関連作品:告白 2010年6月5日より全国東宝系にて公開© 映画「告白」フィルムパートナーズ■関連記事:「担任の先生になってほしい俳優」ランキング男女とも混戦…1位はやはり、この人!ランキング企画!シネマカフェ読者ゴコロなんでもベスト5担任の先生になってほしい俳優といえば?2010年、最も活躍すると思う俳優は?1位は不動のジョニー・デップ!
2010年05月19日昨年劇場公開された『愛のむきだし』で圧倒的な存在感を見せ、国内の各映画祭などでの高い評価を含め、若手女優の中でも高い注目を集める、安藤サクラ。このたび、アジア版アカデミー賞と呼ばれる「アジアン・フィルム・アワード」にて、松田翔太、高良健吾との共演作『ケンタとジュンとカヨちゃんの国』で、堂々の助演女優賞ノミネートを果たした。今年で4回目の開催となるアジアン・フィルム・アワードは、アジア最大の複合型エンターテイメントイベント「エンターテインメント・エキスポ香港」の一つとして開催され、アジア全体から最高峰の映画を決めようという試みにより、「アジア版アカデミー賞」と呼ばれるほど、注目度の高い映画祭の一つ。昨年は、『おくりびと』で本木雅弘が主演男優賞、『トウキョウソナタ』が作品賞を受賞。本年度も『しんぼる』で松本人志が主演男優賞にノミネートされているほか、『ヴィヨンの妻〜桜桃とタンポポ〜』で松たか子と広末涼子がそれぞれ主演女優賞、助演女優賞でノミネートされている。本作は、2月に開催される第60回ベルリン映画祭フォーラム部門での出品も既に決まっているが、そもそも国際映画祭での上映や日本での劇場公開がまだされていない作品が、同賞にノミネートされるのは異例。俳優デビューしてまだ幾年も経たない安藤さんだが、早くも海外での評価に注目が集まる。『ケンタとジュンとカヨちゃんの国』は6月12日(土)より新宿ピカデリー、渋谷ユーロスペース、池袋テアトルダイヤほか全国にて公開。■関連作品:ケンタとジュンとカヨちゃんの国 2010年6月12日より新宿ピカデリー、ユーロスペースほか全国にて公開© 2009「ケンタとジュンとカヨちゃんの国」製作委員会■関連記事:松田翔太×高良健吾、国境の“壁”壊す!最新主演作がベルリン国際映画祭に出品松田翔太&高良健吾の真剣ムードに、安藤サクラ「お通夜みたい(笑)」松田翔太×高良健吾タッグ作の特報解禁!東京フィルメックスにも出品決定松田翔太&高良健吾が競演!孤児院育ちの荒削りな若者演じる青春ムービーが来春公開
2010年01月22日堺雅人は止まらない――。2009年、最も多忙だった俳優の一人であることに間違いはないが、“ブレイク”などという安っぽい言葉は当てはまらない。2008年は、言わずと知れたNHK大河ドラマ「篤姫」に加え、公開された映画が3本(『アフタースクール』、『クライマーズ・ハイ』、『ジャージの二人』)。2009年はさらに増えて、実写映画4本に連続ドラマ2本(「トライアングル」、「官僚たちの夏」)。加えて秋には2年ぶりとなる舞台出演で、劇団☆新感線の「蛮勇鬼」にも参加。“ブレイク”などではなく文字通り、作品にとって“欠かすことができない男”として、唯一無二の存在感を発揮している。2009年もそれぞれの作品で、印象的な役柄を演じてきた彼が、もう一作、その“声”によって登場人物に生命を与えているのが、ナビゲーターを兼ねて参加しているアニメーション・シリーズ「青い文学」。太宰治に坂口安吾、夏目漱石といった文豪の作品に新たな解釈、脚色を加え、小畑健、許斐剛ら人気漫画家のキャラクター原案によるアニメーションで人気を博した。中でも好評だった太宰の代表作「人間失格」がこのほど映画化。かくして『ジェネラル・ルージュの凱旋』、『ラッシュライフ』、『南極料理人』、『クヒオ大佐』に続く、彼の2009年最後となる5本目の映画出演作となり、現在も公開中だ。堺さんがTVシリーズでナビゲーションおよび声優を務めたのは「人間失格」(太宰)、「桜の森の満開の下」(坂口安吾)、「こゝろ」(夏目漱石)、「走れメロス」(太宰)、「蜘蛛の糸」、「地獄変」(共に芥川龍之介)の5作。堺さんは、「今回、このテレビアニメのシリーズで近代文学と再会することができました」と感想を語り、これら、近代文学の名作を読むということについて、こう説く。「これらの作品は、読む人によって、また同じ人でも読む時期によって、まったく違う表情をみせてくれるものだと思うんです。だから多分、解釈や楽しみ方に“正解”がない。むしろ誤解をおそれず、自分が感じたことを素直に表現することが大切なのかな、とも思います」。映画化もされた人気漫画「DEATH NOTE」や週刊少年ジャンプで連載中の「バクマン。」の作画で知られる小畑健と堺雅人。現代を生きる2人のクリエイターを介して、太宰の傑作「人間失格」もまた、堺さんの言葉通り、新たな解釈の下で生まれ変わった。「『人間失格』は、小畑さんのキャラクター原案のおかげもあり、非常に魅力的な作品になりました。それはおそらく、たえず時代と格闘している現代の作家が、自分の責任のもとで近代の文豪の作品を解釈しようとしたからだと思います。今回の作品に参加できたこと、非常にうれしく思っています。僕自身がそうであったように、皆さんが太宰治に“再会”するきっかけになれば、さらにうれしく思います」。太宰の自伝であり遺書でもあると言われる「人間失格」。『ジェネラル・ルージュの凱旋』でのニヒルかつ正義感あふれるニ枚目医師・速水や『南極料理人』のほんわかとした笑みを湛えた西村とはひと味違った、葉蔵(=太宰)の“冷たい狂気”とでも言うべき響き――『人間失格』の堺雅人の“声”にぜひ耳を傾けてほしい。■関連作品:人間失格 ディレクターズカット版 2009年12月12日よりシネ・リーブル池袋、12月19日よりテアトル梅田にて公開© 「青い文学」製作委員会アフタースクール 2008年5月24日よりシネクイントほか全国にて公開© 2008「アフタースクール」製作委員会クライマーズ・ハイ 2008年7月5日より丸の内TOEI1ほか全国にて公開© 「クライマーズ・ハイ」フィルム・パートナーズジェネラル・ルージュの凱旋 2009年3月7日より全国東宝系にて公開© 2009 映画「ジェネラル・ルージュの凱旋」製作委員会ジャージの二人 2008年7月19日より恵比寿ガーデンシネマ、新宿ガーデンシネマほか全国にて公開© 2008「ジャージの二人」製作委員会ラッシュライフ 2009年6月13日より新宿バルト9にて公開© 2009「ラッシュライフ」製作委員会南極料理人 2009年8月8日よりテアトル新宿にて先行公開、22日より全国にて公開クヒオ大佐 2009年10月10日より渋谷シネクイント、新宿バルト9ほか全国にて公開© 2009『クヒオ大佐』製作委員会ゴールデンスランバー 2010年1月30日より全国東宝系にて公開© 2010「ゴールデンスランバー」製作委員会武士の家計簿 2010年公開予定■関連記事:国内賞レースも本格化『ヴィヨンの妻』『沈まぬ太陽』など日本アカデミー賞最多受賞堺雅人主演『ゴールデンスランバー』試写会(東京)に25組50名様をご招待堺雅人主演『ゴールデンスランバー』試写会(北海道)に10組20名様をご招待報知映画賞『沈まぬ太陽』に栄冠!渡辺謙、瑛太、松たか子、岡田将生ら受賞堺雅人、詐欺師の次は倹約家、将軍から下級武士へ!時代劇で仲間由紀恵と夫婦役
2010年01月04日今年もあとわずか。この時期になると、つい1年を振り返りたくなるのが人情というもの。このコラムでも、いろいろとファッションのお話をしてきましたから、ファッションを通して今年の映画界を振り返ってみることにしました。あの女優も来日したし、あの俳優、あの監督も登場したし…。でも、私が2009年、最も話題となり注目を集めたおしゃれセレブを選ぶなら、断然マイケル・ジャクソン。その偉大なる存在、その思い出にベストドレッサー賞を捧げたい。そんな気持ちです。実は某媒体で、年末になるとその年のベスト3を挙げる企画があるのですが、今年も悩みました。観たい作品を全てチェックできたわけでも、観るべき作品を全て観たわけでもありませんが、鑑賞できた作品の中には、規模の大小に関係なく、心に響くものが個運にも多くありました。ベスト3と言わず、ベスト10くらいは挙げたかったのですが、文字数にも限りあり。そこで、何とか5本ほどに絞ったのですが、それ以降の最大の悩みは、『マイケル・ジャクソンTHIS IS IT』を入れるかどうか。ご存知の通り、マイケルの素顔、人となりを知ることができ、才能を再認識でき、ひとつのステージが出来上がっていく過程がつぶさに観察できるという、素晴らしい作品です。マイケル・ジャクソンという不世出のエンターテイナーの魅力を十二分に伝えたという意味では、記録映画の傑作。でも、あれを“映画”としてほかの作品と並べてしまっては、他作品の監督が浮かばれないような気がしたのです。つまり、マイケルが相手じゃな、相手が悪いよ…という感じ。そこで、かなり悩んだ末、残念ながらベスト3から外しました。あの作品は、マイケルそのもの。作品を評価するかどうかでは語りきれないと思ったのです。そんなわけで、あの映画について語りたい欲求は満たされないまま。ならば、ここで語りましょうというわけです。マイケルといえば、個性的でキレのあるダンスと抜群の歌唱力で知られた人ですが、ファッションも唯一無二のセンスを持ち、数多くのトレンド作りにも貢献しました。帽子や、手袋、キラキラの靴下など、彼らしいアイテムもいっぱい。当時、マイケルファッションを真似する人もいましたが、『THIS IS IT』を観て驚いたのは、マイケルは30代でも40代でも、そして50代でも、マイケルそのものだったということ。晩年は、さまざまなトラブルに見舞われ、記者会見に不思議なスーツで現われたり、車から奇妙なマスクをして登場したりと、一時期のカリスマ性は消えていたように感じていました。数年前、大騒ぎになった事件の性質も考えると、一流のスターだった彼もいまは単なる奇人変人という印象すら多くに人に与えていたはず。ところが、映画で観た50歳のマイケルは、細い身体にゆとりあるシャツ、ジャケット、そして超極細パンツという、輝いていた頃のマイケルファッションのまま。単品でみれば、あまり魅力を感じないだろうなと思うアイテムも、自分の感覚で組み合わせて、スタイルとして確立してしまう。流行など関係なし。マイケルでなければ似合わない。そんなザ・マイケルスタイルで歌い踊っていたのです。それにしても、かつての記憶を裏切らないファッションで見せる彼の才能は、若いダンサーたちと比べても、やはり別格でした。そう、彼はひとつのスタイルを、しっかりと築き上げた人。それは、エンターテイメントしかり、ファッションしかり、生き方しかり。その全てがあいまって、伝説となった人。自分が好むと好まざるとに関わらず、伝説になるべくして生まれてきた彼は、いろいろと辛いことも多かったことでしょう。直接会ったことも、話をしたこともありませんから想像の粋を出ませんが、彼の晩年の奇行からは内側に何らかのアンバランスがあったことをうかがわせます。でも、映画を観れば何だかそんな奇妙な言動をすっかり忘れ去ってしまえるほど、圧倒的な純粋さに心惹かれてしまうのです。この映像がなければ、多くの人の中にあのままの単なる変人として記憶されたまま、余生を送っていたかもしれません。もしも、コンサートが行われていて、限られた人だけがあの素晴らしいステージを見ていたとしたら、そのほかの人、つまり私のようにすでに彼に偏見を抱いてしまっていた人は、やはり彼に対するイメージを変えることなどなかったでしょう。個人的には、あのコンサートを観たかったという気持ちと、もしかすると、この方がマイケルの凄さはより多くの人に伝わったのではという気持ちとがないまぜになっているのです。偶然の産物であるこの映画、この幕切れこそが、やはり彼がなるべくして伝説となった存在だという証なのかも。50歳で、身体もボロボロだったと囁かれていた彼が、誰よりも切れのよいダンスを見せ、しかも踊りながら歌っているのに全く息も切らさず音程も外さない。それを見せつけられ、こちらは呆然。改めて彼の才能の偉大さを認識したときには、マイケルはいない。不幸な死だったと耳にしますが、惜しまれながら去っていくというのは、やはり人生を全うしたということなのでしょう。彼が確立したスタイルは、ファッションのみならず、全てが一流。彼が亡くなった2009年6月25日以降は、彼の名曲の数々がミュージックビデオとともに繰り返し流されましたが、やっぱりあなたは抜群にかっこよく、抜群にお洒落で、抜群に偉大だった。マイケル・ジャクソンというエンターテイナーに敬意を表して。(text:June Makiguchi)※2006年7月よりお届けしてきました、連載コラム「ファッション小噺」は今回をもって終了いたします。2010年からは装いを新たにお届けしていきますので、どうぞお楽しみに!DVDでもマイケル・ファッションをチェック!「マイケル・ジャクソン THIS IS IT コレクターズ・エディション」(DVD・1枚組)価格:2,980円(税込)※約80分の豪華映像特典を収録。「マイケル・ジャクソン THIS IS IT デラックス・コレクターズ・エディション」(DVD・2枚組)価格:3,990円(税込)※約130分の豪華映像特典を収録。「マイケル・ジャクソン THIS IS IT」(Blu-ray)価格:4,980円(税込)※約170分の豪華映像特典を収録。「マイケル・ジャクソン IN ソウル・トレイン」(DVD)価格:3,990円(税込)※ジャクソンファミリーの映像集など貴重映像を収録。発売日:2010年1月27日(水)発売/販売元:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント■関連作品:マイケル・ジャクソン THIS IS IT 2009年10月28日より丸の内ピカデリーほか全国にて2週間限定公開■関連記事:助演男優賞の瑛太に阿部サダヲ「いいな」、鶴瓶「この辱めを…」報知映画賞授賞式【ハリウッドより愛をこめて】グラミー賞候補発表!マイケルのために何をする?1万個限定『マイケル・ジャクソン…』DVDボックスが1日で完売予告編も到着!報知映画賞『沈まぬ太陽』に栄冠!渡辺謙、瑛太、松たか子、岡田将生ら受賞“地球滅亡”予告、やっぱり気になる?『2012』北米初登場1位!
2009年12月24日第34回報知映画賞の授賞式が12月22日(火)、東京・港区のザ・プリンス・パークタワー東京で行われ、3冠に輝いた『ディア・ドクター』の瑛太、笑福亭鶴瓶、西川美和監督ら、2冠の『沈まぬ太陽』の渡辺謙らが出席した。『ディア・ドクター』など4作品での演技を評価され助演男優賞に輝いた瑛太さんは「やっぱり俳優になって本当によかった。今後も胸を張って俳優であると自覚し、責任を持って、たくさんの方々と作品作りをしていきたい」と神妙な面持ち。『なくもんか』で共演した阿部サダヲが花束プレゼンターで登場すると、「『なくもんか』の撮影の最初の日、阿部さんに心の底にある思いや日常で考えていることを吐き出したら、『それでいいんだよ』と言われ、ちゃんと生きていこうと思いました」とますます感慨深げ。阿部さんは「昨日も飲みながら(瑛太さんと)一緒にいたので今日来ることになりましたが、こういう会だと思わなくて。飲み会に誘われた感じだったんですが。でもいいですね。いいな〜。僕は『なくもんか』で主演したんですけど…」と羨み、会場の笑いを誘った。監督賞を受賞した西川監督の表彰時には当初予定されていたオダギリジョーが交通渋滞に巻き込まれて遅れたため、ピンチヒッターで『ディア・ドクター』に主演した鶴瓶さんが登場。「助演男優賞、助演女優賞(八千草薫)、監督賞をいただいて主演男優賞はナシ。この壇上での辱めはどういうことや」とボケて関係者を爆笑させた。主演男優賞を獲得した渡辺さんは登壇するなり、特製トロフィーを高々と突き上げて喜びを爆発。「山崎豊子先生の執念、勇気、胆力に僕らは引きずられて作らせてもらった。作っていく途中での高いハードル、世の中へ送り出す際の壁も先生の胆力がぶち壊してくれた」と感謝の弁。妻で女優の南果歩を同伴し、ツーショットで取材陣のフラッシュ放射を浴びる一幕もあった。ほかに新人賞を受賞した岡田将生は「初めて聞いたときは嘘だろうと思ったけど、この場に立ち受賞を実感しています」と喜びをかみしめ、今後の目標を聞かれると「変わらず生きていきたい」と気負いのない言葉。特別賞を受賞したマイケル・ジャクソンの追悼ドキュメンタリー映画『マイケル・ジャクソン THIS IS IT』のメガホンを取り、幻となったロンドン公演のクリエイティブ・パートナーでもあったケニー・オルテガ監督からは、「監督をした本当の理由は、ロンドンコンサートのチケットを持っているファンの方々から、どんなコンサートになるはずだったのか知りたいという声が寄せられたから、です」とメッセージが寄せられた。第34回報知映画賞 受賞一覧作品賞 邦画部門:『沈まぬ太陽』監督賞:西川美和主演男優賞:渡辺謙主演女優賞:松たか子助演男優賞:瑛太助演女優賞:八千草薫新人賞:岡田将生/満島ひかり作品賞 海外部門:『グラン・トリノ』特別賞:『マイケル・ジャクソン THIS IS IT』(photo/text:Yoko Saito)■関連作品:沈まぬ太陽 2009年10月24日より全国東宝系にて公開© 2009 「沈まぬ太陽」製作委員会ディア・ドクター 2009年6月27日よりシネカノン有楽町1丁目ほか全国にて公開© 2009『Dear Doctor』製作委員会なくもんか 2009年11月14日より全国東宝系にて公開© 2009 「なくもんか」製作委員会マイケル・ジャクソン THIS IS IT 2009年10月28日より丸の内ピカデリーほか全国にて2週間限定公開■関連記事:【ハリウッドより愛をこめて】グラミー賞候補発表!マイケルのために何をする?阿部サダヲインタビューその“笑い”を支えるものは…「“勘違い”することが大事」クリスマス目前!「聖夜を一緒に過ごしたい俳優」1位を岡田将生&玉木宏が二分!1万個限定『マイケル・ジャクソン…』DVDボックスが1日で完売予告編も到着!報知映画賞『沈まぬ太陽』に栄冠!渡辺謙、瑛太、松たか子、岡田将生ら受賞
2009年12月22日みなさん、こんにちは!ここ数週間、私はとっても素敵な時間を過ごしていました…というのも、12月2日に本年度のグラミー賞のノミネートが発表されたのですが、嬉しいことに今年のお気に入りのアルバムがノミネートされました!まずはマックスウェルの復活アルバム「BLACKsummer’snight」は今年発売されたR&Bのアルバムの中でも傑作の一つですが、彼が8年ぶりに戻ってきて嬉しい!カニエ・ウェストとブラック・アイド・ピーズと並んで6部門にノミネートされました。また、ポップ/カントリー音楽の若き王子、テイラー・スウィフトは8部門にノミネート、そして不動のディーバ、ビヨンセが今年最多の10部門へのノミネートを果たしました!どのアーティストにとっても今年は素晴らしい飛躍の年となりましたが、彼らの作品が評価されていることは嬉しいことです。ほかには、“生ける伝説”AC/DCや人気バンドのコールドプレイ、インディーズ・ラッパーのコモン、レディー・ガガ(2008/2009で最もブレイクした歌手です!)など、たくさんの素晴らしいアーティストの名前が並びました。おもしろいのは、大御所・ベテラン歌手と若い新人歌手(テイラー・スウィフトのような)が混在している点ですね。ノミネート発表当日は、グラミー・ノミネーション・コンサートがハリウッドで開催され、ブラック・アイド・ピーズや最優秀新人賞候補のケリー・ヒルソンに先述のマックスウェルらも出席していました。その夜、マックスウェルは故マイケル・ジャクソンへの追悼の意を表し、マイケルの代表曲のひとつ「Lady in my LIfe」を美しい歌声でカバーしました。そこで思うのは、来年1月に行われるグラミー賞授賞式では、この最も偉大なアーティストに向けてどのような形で称賛が捧げられるのかということ。これまで行われてきた大きな授賞式イベント全てにおいて、マイケル・ジャクソンへの追悼が何かしらの形で行われてきましたが、最も大きな音楽祭であるグラミー賞でもリスペクトを形に出すことでしょう。今回のコンサートでホストを務めたLLクールJは報道陣に向けて、豪華アーティストたちを集めてマイケルのヒット曲メドレーを一緒にステージで歌う姿を見たいと話していました。それはすごいですね!個人的にはオールスターのトリビュートによる「We Are the World」を見てみたいです。あらためて、マイケル・ジャクソンは音楽界、さらにエンターテイメント界で数多くの人々に多大な影響をもたらしたことが実感させられますね。実は最近、マイケルの最後のコンサート「This is It」のバックダンサーに話を聞く機会があったのですが、彼らもグラミー賞授賞式でマイケルのトリビュートをやる予定で、最も偉大なエンターテイナーに値することを再確認させるため、いま必死に準備を進めているとのことです。それから『マイケル・ジャクソンTHIS IS IT』のDVDが1月末にリリースされますが、そこにはファン垂涎の未公開のフッテージもたくさん含まれているそうですよ。これは待ちきれません!ちなみに、このレッドカーペット・イベントで、私は偶然にも最優秀新人賞候補のザ・ティン・ティンズに遭遇しました。彼らはとても素敵で、日本にも夏にサマーソニックで訪れたりと日本が大好きだと話していました。また、もう一組、ベスト・ダンス・アルバムに候補入りしたLMFAOにも会うことができました。彼らはまだ日本には行ったことがないようですが、来年には日本に行く予定を立てていると話していました。日本のファッションにはかなり影響を受けているという彼ら、日本のファンに早く会いたがっていましたよ。(text:Lisle Wilkerson)※第52回グラミー授賞式の模様は2010年2月1日(月)AM9:30よりWOWOWにて生放送 REUTERS/AFLO■関連作品:マイケル・ジャクソン THIS IS IT 2009年10月28日より丸の内ピカデリーほか全国にて2週間限定公開■関連記事:1万個限定『マイケル・ジャクソン…』DVDボックスが1日で完売予告編も到着!報知映画賞『沈まぬ太陽』に栄冠!渡辺謙、瑛太、松たか子、岡田将生ら受賞“地球滅亡”予告、やっぱり気になる?『2012』北米初登場1位!【ハリウッドより愛をこめて】ジャクソン家には映画収益入らず?その真相は…『マイケル・ジャクソン THIS IS IT』4日間で6億超の大ヒットで上映延長
2009年12月16日『舞妓Haaaan!!!』以来2年ぶり、“家族”の物語『なくもんか』で監督・水田伸生、脚本・宮藤官九郎と再びトリオを組み、2作目の映画主演を飾った阿部サダヲ。前作では稲妻のようなハイテンションな笑いを届けてくれた彼が、今回スクリーンで存分に見せるのは、“笑い”とその裏にある“泣き”。好評中の劇場公開を経て、あらためて阿部さんにとっての“笑い”、そして今年一年をふり返ってもらった。阿部さんが『なくもんか』で演じるのは、お惣菜屋の店主・下井草祐太(山ちゃん)という、どこまでもお人好しな男。前作とは打って変わって、主役でありながら一歩“引いた”役というのは新境地となったという。「今回の役のタイプとかポジションって、鬼塚公彦(『舞妓Haaaan!!!』)が押していくタイプだとしたら、山ちゃんは引いていく、受け入れるタイプだから、全然違うんですよね。鬼塚という人は誰の意見も聞かないですから(笑)。そういうお芝居はこれまで宮藤さんの脚本ではあまりなくて、『木更津キャッツアイ』とか『タイガー&ドラゴン』とか突飛なことをばーっとやる役が多かったんですけど、今回はとにかく人が言うことを全部飲み込んで生きてきた役。そこをどうやって演じるかは悩んだところでもあるし、面白かったところでもありますね。とは言っても、『舞妓Haaaan!!!』みたいにテンション高いものが好きな方もいるし、僕もそういう所をしまい込むのは好きじゃないので、出せるところは出しました」。家族ならではの喜びや悲しみが物語の軸となる本作。悲しい過去を隠すように常に笑顔を振りまいて生きる、祐太の二面性を演じる上でどのようなアプローチをしていったのだろうか?「(弟役の)瑛太くんの台詞で『あいつは笑顔だけど、1ミリも笑ってないんだよ』というのがあるけど、本当の笑顔も本当の泣きも、素を見せてない人ということでずっとやっていかなきゃいけないんですよね、この役って。監督にも、最後のエンドロールでの笑顔が本当の笑顔になればいいって言われていたので、見せ泣きみたいなところから始めていって、最後に本当の涙が出てくればいいんじゃないかと。でもやっている最中は、時間も限られていたので難しかったですね」。「大人計画」を始めとする舞台に映画、TVドラマで、唯一無二の存在感を発揮し、俳優としての才覚を示してきた阿部さん。その“笑い”のセンスはどこから生まれてきたのだろうか?「物心ついて一番よく見てたのは『ひょうきん族』ですね。小学生のとき、ちょうど漫才ブームがあってよく見てました。元々、亀有の方で生まれたので、(ビート)たけしさんとか、下町出身で身近な感じがして、それまでは漫才師というとちょっと遠い存在だったのが、地元のネタとかが出てきて嬉しかったというか。毒舌な笑いというのも新鮮でしたね。僕、ほとんど漫画を読まないので、テレビからなんです。とんねるずとかダウンタウン、ウッチャンナンチャンとかのコントが好きでした。あと、小さい頃に映画館でアニメの『スヌーピー』とか観て笑ってましたね。何で笑ってたか覚えてないんですけど、チャーリー・ブラウンがいつもダメだなーって(笑)」。では、いまの阿部サダヲの“笑い”を支えているものは何なのだろうか?「“勘違い”をするというのが、僕の中で一番大事にしていること」と、阿部さんは話す。「勘違いをすることが面白かったり、役者としても勘違いしてないと演じるのが無理なときもあるんですよね。だからイイ男風の役のときは、自分を180cm位の男だと勘違いしないと出来なかったりするときもありますよ(笑)。今回もハムカツ作るのにいろんな店を見に行ったりしたけど、『いらっしゃいませー』っていう言い方一つ変えるだけでちょっとカッコイイみたいな。そういうのが積み重なってる気がするんですよね。成り切ってる店員さんのはやっぱカッコイイじゃないですか。そういうのが僕は好きなんです」。時に脚本家と俳優として、時にミュージシャン同士として、宮藤さんと絶妙なコンビネーションで新鮮な芝居と音楽、そして笑いを届けてきた阿部さん。映像作品では久しぶりのタッグとなった本作然り、二人ならではというものに対する期待は確実に高まってきている。そこで改めて聞きたい。阿部さんにとって宮藤作品とは、どんな存在なのだろうか?「元々、僕が俳優として知られるようになったのは宮藤さんの作品のおかげもあるし、原作にないような役を描いてくれたりして、僕のプロデュースのようなことをしてくれた気がするんです、すごく。だから僕は宮藤さんが書く台本を、その台本がおもしろいっていう芝居で、いままで知らなかった方にも伝えていきたいというのが大きいです。絶対におもしろいですよ、という芝居が出来る自信があるんです。だっておもしろいですもん。やってそうでやってない題材とか、いらなそうでいる台詞とか。それが後で繋がってもいくんだけど、無駄なことがないと面白くないじゃないですか。最近は主演もやらせていただいてますが、筋にいらない役とかも結構あるんですよ。でもその人がいないといけない、というのが宮藤さんの愛情なんでしょうね」。2009年だけでも、本作以外に映画では『ヤッターマン』や『ぼくとママの黄色い自転車』で父親役という新たな役に挑戦、さらに宮藤作・演出の「メカロックオペラ R2C2」ではロック+演劇という表現の場を広げた阿部さん。最後に、今年一年をふり返ってみての心境を聞いてみた。「『R2C2』は、昔からグループ魂でコントやってた頃からロックオペラというのをやりたくて、やっと形に出来たので嬉しかったですね。昔は宮藤さんのギター1本で、アンプもこれくらい小さかったのが、あんな大きい規模で出来たのだから、すごいなと。映画も3本も出れるなんて、昔はそんなこと思ったこともなかったから幸せですよね。いまふり返ってというのはないのですが、この状態が続けばいいなと…、で、ちょっと劇団公演が増えればいいな(笑)」。■関連作品:なくもんか 2009年11月14日より全国東宝系にて公開© 2009 「なくもんか」製作委員会■関連記事:クリスマス目前!「聖夜を一緒に過ごしたい俳優」1位を岡田将生&玉木宏が二分!報知映画賞『沈まぬ太陽』に栄冠!渡辺謙、瑛太、松たか子、岡田将生ら受賞阿部サダヲ、テンション“アゲアゲ”でグッズ販売員に「24時間テレビみたい」“地球滅亡”予告、やっぱり気になる?『2012』北米初登場1位!ストレス解消法、阿部サダヲは「波乗り」瑛太「水換え」に、竹内結子は「叫ぶ!」
2009年12月16日早いものでもう年の瀬、年に一度の重大イベント、クリスマスまであと2週間あまり、今年は誰と、どんな過ごし方をしてみたい?「MTV」による映画情報番組「MTV SCREEN」とシネマカフェのコラボレーションで贈る「cinema FAN-KING」では、旬の俳優を勝手にピックアップし、毎月異なるテーマに投票してもらい、ランキングで映画ファンの“リアル”をお届け!第5回目となる11月の投票のテーマは、ずばり「聖なる夜を一緒に過ごしたい俳優は?」。今の日本映画・テレビ界を牽引する若手人気俳優が並ぶ中、2位との圧倒的大差で同率1位に輝いたのは、『ホノカアボーイ』、『重力ピエロ』など今年だけでも4本の出演作が劇場公開された、いま最も旬な俳優の一人、岡田将生と年々大人の男の魅力に磨きがかかる玉木宏(『のだめカンタービレ 最終楽章 前編』)。岡田さんは、クールで二枚目な顔立ちながら、まだあどけなさの残る表情が母性本能をくすぐるのか、10代〜50代まで幅広い世代の女性の支持を受けた様子。井上真央との純愛を演じた『僕の初恋をキミに捧ぐ』は抜群の効果で、「美しい」「癒されたい」「自然」との声が集まる中、「真央ちゃんが凄く羨ましかった」(20歳女性)、「草食に見せかけた肉食男子なところがステキ」(28歳女性)などのコメントも。一方、30代〜40代の熱い支持を集めた玉木さんに寄せられる声で多かったのが、「エスコートされたい」「気品がある」、そして歌手としての実力をも実証した、その甘い声に対する支持度が大!「あの素敵な声でクリスマスソングを歌ってほしい」(22歳女性)、また「クラシックのコンサートに一緒に行って千秋ばりの解説をしてほしい」(32歳女性)との願望も寄せられた。続いて3位にランクインしたのは公私共に注目を集める、瑛太(『なくもんか』)。同世代の20代〜30代女性の票が多く、「ほのぼの」「フラットな雰囲気」など、ドラマなどでの役柄によるイメージが大きいのか、身近な存在としての好感度の高さがうかがえる。玉木さんとのクリスマス・デートが少しドレスアップしたディナーなら、瑛太さんとはお家でまったり、といったところ?僅差で4位に入ったのは、「かわいい!」との声が圧倒的多数の小池徹平(『ブラック会社に勤めてるんだが、もう俺は限界かもしれない』)。いつ見ても爽やかな“天使のような笑顔”が人気の秘訣のようで、年上女性からも「一緒にケーキ食べたい」(34歳女性)とのコメントが。5位には「癒されたい」という票を集めた山本裕典(『大洗にも星はふるなり』)。つい先日、主演の舞台版「パッチギ!」の公演がスタート、今後、上位陣を脅かす人気を獲得する可能性あり!そのほかにも、小出恵介や小栗旬、山田孝之を支持する声も多く、白熱のイケメンバトルに。ゴージャスに?アットホームに?どんなクリスマスデートを過ごしたいかによっておのずと票が分かれた様子。あなたが一緒に過ごすなら誰とどんなデートがしたい?さて現在、投票受付中の「cinemaFAN-KING」12月の投票テーマは、「お似合いの映画カップルは?」。投票された方にはプレゼントが当たるチャンスも!今月の投票の結果は12月26日(土)17:30からの「MTV SCREEN」初回放送にて発表される。聖なる夜を一緒に過ごしたい俳優は?1位:岡田将生2位:玉木宏3位:瑛太4位:小池徹平5位:山本裕典「cinemaFAN-KING」とはシネマカフェとMTVのコラボレーションによる読者投票企画。シネマカフェのページ上で、月ごとにテーマを提示し、あらかじめ挙げられている候補者から一人を選ぶか、もしくはフリーアンサー枠に記入する形式で投票を実施している。■関連作品:僕の初恋をキミに捧ぐ 2009年10月24日より全国東宝系にて公開© 2009「僕の初恋をキミに捧ぐ」製作委員会のだめカンタービレ 最終楽章 前編 2009年12月19日より全国東宝系にて公開© 2009 フジテレビ・講談社・アミューズ・東宝・FNS27社ブラック会社に勤めてるんだが、もう俺は限界かもしれない 2009年11月21日よりシネクイントほか全国にて公開© 2009 ブラック会社限界対策委員会なくもんか 2009年11月14日より全国東宝系にて公開© 2009 「なくもんか」製作委員会大洗にも星はふるなり 2009年11月7日よりシネセゾン渋谷、シネ・リーブル池袋ほか全国にて公開© 2009「大洗にも星はふるなり」製作委員会■関連記事:お似合いの映画カップルは?「MTV」オリジナルステッカー&「ウサビッチ」グッズを10名様プレゼント報知映画賞『沈まぬ太陽』に栄冠!渡辺謙、瑛太、松たか子、岡田将生ら受賞阿部サダヲ、テンション“アゲアゲ”でグッズ販売員に「24時間テレビみたい」小池徹平、森本レオが監督にダメ出し「テンション高すぎ」「チビT着たボンレスハム」小池徹平インタビュー「あらためて俳優の仕事をやってて良かったなと感じた」
2009年12月07日今年6月、50歳という若さでこの世を去ったスーパースター、マイケル・ジャクソンの幻と化した最後のステージ舞台裏に密着したドキュメンタリー『マイケル・ジャクソンTHIS IS IT』。4週間という短い上映期間で記録的ヒットとなった本作が早くもブルーレイとDVDとなって2010年1月27日(水)に発売される。このDVDと約130分の映像特典に日本未発売の特製Tシャツとブックレットがセットになった1万セット限定生産のメモリアルDVDボックス「マイケル・ジャクソンTHIS IS IT DVD BOX」が何と、11月30日(月)の告知解禁後1日で予約完売となった。11月27日(金)までの全国320館での公開では、わずか4週間という期間で累計興行収入44億円を突破、数ある話題作を押しのけて、『ハリー・ポッターと謎のプリンス』、『レッドクリフ PartII ―未来への最終決戦―』に続き、本年度日本国内興行成績(海外作品)で堂々の3位(11月26日時点)を獲得した本作。コンサート・フィルム/ドキュメンタリーというジャンルで洋画年間TOP3入りを果たすのは、日本の映画史上初となった。世界的に見ても、日米を含む世界25か国で初登場No.1を獲得、北米ではマドンナ、ローリング・ストーンズ、プリンスなどのコンサート・フィルムの成績を抜いて、コンサート・フィルムとして歴代1位(11月24日時点)を獲得し、改めて失った存在の大きさを世界中に知らしめる結果となった。ファン垂涎のDVD映像特典には、マイケルの「カムバックに賭ける想い」(2種)や「スタッフが語るマイケル・ジャクソン」など、劇場では観られなかった映像が満載。これに加え、ブルーレイには代表作「スリラー」や「スムーズ・クリミナル」のショートフィルムも付いてくる。今回の完売記録は、洋画はもちろん、ドキュメンタリー映画史上でも快挙であり、Amazon.co.jpDVDストア、楽天ブックスのランキングでは、第1位に「マイケル・ジャクソン THIS IS IT デラックス・コレクターズ・エディション(DVD・2枚組)」がランクインしたほか、2位、4位にも同時発売されるブルーレイとDVD(コレクターズ・エディション)が並んだ。このたびシネマカフェに、こちらのDVD発売の予告編映像も到着。まだ劇場で観ていないという人もまずはこちらをチェック!※こちらの予告編はMOVIE GALLERYにてご覧いただけます。MOVIE GALLERY「マイケル・ジャクソン THIS IS IT コレクターズ・エディション」(DVD・1枚組)価格:2,980円(税込)「マイケル・ジャクソン THIS IS IT デラックス・コレクターズ・エディション」(DVD・2枚組)価格:3,990円(税込)「マイケル・ジャクソン THIS IS IT」(Blu- ray)価格:4,980円(税込)「マイケル・ジャクソン THIS IS IT メモリアル DVD BOX」(完全限定10,000 セット)価格:9,975円(税込)※11月30日(月)完売「マイケル・ジャクソン IN ソウル・トレイン」(DVD)価格:3,990円(税込)発売日:2010年1月27日(水)発売/販売元:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント■関連作品:マイケル・ジャクソン THIS IS IT 2009年10月28日より丸の内ピカデリーほか全国にて2週間限定公開■関連記事:報知映画賞『沈まぬ太陽』に栄冠!渡辺謙、瑛太、松たか子、岡田将生ら受賞“地球滅亡”予告、やっぱり気になる?『2012』北米初登場1位!【ハリウッドより愛をこめて】ジャクソン家には映画収益入らず?その真相は…『マイケル・ジャクソン THIS IS IT』4日間で6億超の大ヒットで上映延長ライオネル・リッチーが甦ったマイケル(?)にサイン!マイケル映画全世界公開
2009年12月02日年の瀬も迫り、いよいよ、本年度の日本映画界の賞レースがスタート!先陣を切って第34回報知映画賞の全9部門が発表され、山崎豊子の長編小説を映画化した『沈まぬ太陽』が作品賞を受賞し、本作の主演を務めた渡辺謙が主演男優賞に輝いた。渡辺さんの受賞は2006年の『明日の記憶』以来3年ぶり2度目。また、主演女優賞には『ヴィヨンの妻〜桜桃とタンポポ〜』、『K-20 怪人二十面相・伝』の松たか子。松さんは1997年に『東京日和』で新人賞、2004年『隠し剣 鬼の爪』で主演女優賞を受賞したのに続いての栄誉となった。このほかの部門で目を引くのが、海外の映画祭でも大きな話題を呼んだ『ディア・ドクター』。西川美和監督が女性としては初の監督賞に輝いたのを始め、瑛太が助演男優賞(※本作以外に『余命1ヶ月の花嫁』、『ガマの油』、『なくもんか』)、八千草薫が助演女優賞(※本作以外に『ガマの油』、『引き出しの中のラブレター』)と最多の3部門での受賞を果たした。新人賞には、『ハルフウェイ』、『ホノカアボーイ』、『重力ピエロ』、『僕の初恋をキミに捧ぐ』と立て続けに出演作が公開され、めざましい活躍を見せる岡田将生。また、『プライド』、『愛のむきだし』、『クヒオ大佐』で印象的な役柄を演じた満島ひかりにも同じく新人賞が贈られた。新人賞に2人の俳優が選ばれるのは10年ぶりのこと。海外部門で作品賞に輝いたのはクリント・イーストウッド監督・主演の『グラン・トリノ』。そして6月に急逝した“キング・オブ・ポップ”マイケル・ジャクソンが予定していたロンドン公演のリハーサルの様子を綴り、短い期間での公開ながら爆発的なヒットを遂げた『マイケル・ジャクソン THIS IS IT』に特別賞が贈られた。昨年は『おくりびと』の独走状態だった日本国内の賞レース。だが、今年に関してはかなりの混戦が予想される。もちろん今回受賞した『沈まぬ太陽』、『ディア・ドクター』などが今後の賞レースを引っ張っていくことになるだろうが、選から漏れたノミネート作品を見ても『風が強く吹いている』、『空気人形』、『サマーウォーズ』、『誰も守ってくれない』など公開時から評価が高く、受賞作と遜色のない質の高い作品が並ぶ。主演男優賞でも浅野忠信(『劔岳 点の記』、『ヴィヨンの妻〜桜桃とタンポポ〜』)、大森南朋『ハゲタカ』、『笑う警官』)、佐藤浩市(『誰も守ってくれない』)、堺雅人(『南極料理人』、『クヒオ大佐』)など実力派俳優がズラリ。この混戦の賞レースを制するのはどの作品か?今後の展開が楽しみだ。第34回報知映画賞 受賞一覧作品賞 邦画部門:『沈まぬ太陽』監督賞:西川美和主演男優賞:渡辺謙主演女優賞:松たか子助演男優賞:瑛太助演女優賞:八千草薫新人賞:岡田将生/満島ひかり作品賞 海外部門:『グラン・トリノ』特別賞:『マイケル・ジャクソン THIS IS IT』■関連作品:沈まぬ太陽 2009年10月24日より全国東宝系にて公開© 2009 「沈まぬ太陽」製作委員会ディア・ドクター 2009年6月27日よりシネカノン有楽町1丁目ほか全国にて公開© 2009『Dear Doctor』製作委員会ヴィヨンの妻〜桜桃とタンポポ〜 2009年10月10日より全国東宝系にて公開© 2009 フジテレビジョンパパドゥ新潮社日本衛星放送K-20(TWENTY) 怪人二十面相・伝 2008年12月20日より全国東宝系にて公開© 2008「K-20」製作委員会余命1ヶ月の花嫁 2009年5月9日より全国東宝系にて公開©“April Bride”Projectなくもんか 2009年11月14日より全国東宝系にて公開© 2009 「なくもんか」製作委員会ガマの油 2009年6月6日より全国にて公開© 2008「ガマの油」製作委員会引き出しの中のラブレター 2009年10月10日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開©2009『引き出しの中のラブレター』製作委員ホノカアボーイ 2009年3月14日より全国東宝系にて公開© 2009 フジテレビジョン/電通/ROBOTハルフウェイ 2009年2月21日よりヒューマントラストシネマ渋谷、シネカノン有楽町2丁目ほか全国にて公開© 2009「ハルフウェイ」製作委員会重力ピエロ 2009年4月25日より宮城にて先行公開、5月23日よりシネカノン有楽町1丁目、新宿バルト9ほか全国にて公開© 2009『重力ピエロ』製作委員会僕の初恋をキミに捧ぐ 2009年10月24日より全国東宝系にて公開© 2009「僕の初恋をキミに捧ぐ」製作委員会プライド 2009年1月17日より丸の内TOEI2ほか全国にて公開© 2008プライド製作委員会愛のむきだし 2009年1月31日より渋谷ユーロスペースほかにて公開© 愛のむきだしフィルムパートナーズクヒオ大佐 2009年10月10日より渋谷シネクイント、新宿バルト9ほか全国にて公開© 2009『クヒオ大佐』製作委員会グラン・トリノ 2009年4月25日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開© 2009 WARNER BROS. ENT. ALL RIGHTS RESERVED.マイケル・ジャクソン THIS IS IT 2009年10月28日より丸の内ピカデリーほか全国にて2週間限定公開■関連記事:阿部サダヲ、テンション“アゲアゲ”でグッズ販売員に「24時間テレビみたい」明日開幕東京フィルメックス「ツイてる」西川美和監督トークイベント満員“地球滅亡”予告、やっぱり気になる?『2012』北米初登場1位!【ハリウッドより愛をこめて】ジャクソン家には映画収益入らず?その真相は…クリント・イーストウッド、フランスの勲章を2度目の受勲
2009年11月27日大ヒットコメディ『舞妓Haaaan!!!』(’07)のタッグが再び実現したアットホーム・コメディ『なくもんか』。11月14日(土)から公開13日目で観客動員数60万人を突破という大ヒットを記念して、26日(木)、主演の阿部サダヲが、ハムカツが名物のデリカ店主の主人公“山ちゃん”の姿で都内劇場にサプライズで登場!“揚げる”ならぬ、映画の売上を“上げる”べく、自ら観客をお出迎え、グッズ販売をするというパフォーマンスを見せた。この日も女性客を中心に大勢の観客が劇場に詰めかけたが、突如、店頭でグッズ販売をする阿部さんの姿に場内は熱狂!店の前にはすぐさま長蛇の列ができてしまった。威勢よく「いらっしゃいませ〜!」との掛け声で暖簾を開けた阿部さんは、ファンからの握手の求めに応じては、お気に入りのグッズを薦めていたが、徐々に疲れが出てきたのか、テンションも声のトーンも徐々に控えめに…。続く舞台挨拶で感想を聞くと、「台詞がないから何喋っていいか分からなくて緊張しました。握手しながら売ることもそうないので、『24時間テレビ』みたいな感じでした(笑)」となぜか終始、照れくさそう。舞台挨拶では水田伸生監督も一緒に登場し、阿部さんと揃って2人で満員の客席に大ヒットの感謝。この日来場した観客の中には既に複数回本作を観たというリピーターも多く見られたが、監督は「『舞妓Haaaan!!!』、『なくもんか』に続く3作目のためには、もっともっと観ていただかなくては。ね、阿部さん」と、さらなるお願いを観客に向けた。また明日から水田監督は撮影地としても劇中に登場する沖縄に飛び、舞台挨拶を行うとのことだが、沖縄ならでは本作の見どころを尋ねると劇中のヘアスタイルについて語り出した阿部さん。「映画ではウェーブがかった髪型なんですけど、沖縄のシーンから本格的なパーマになってます。小手で作った擬似パーマから本パーマに(笑)」と念押しし会場を沸かせた。最後に観客への感謝の気持ちを込めて、阿部さんからビッグプレゼントが。抽選で選ばれたラッキーな1名様には、阿部さんのサイン入りエコバッグが直々に手渡され、さらに阿部さんが直筆で1枚ずつサインを入れたポストカードを、会場全員分、なんと400人へ贈られるという太っ腹ぶり。「(ポストカードが)床に落ちているとあれなんで、気がついたら拾ってください(笑)」と最後まで謙虚にアピールし、笑いに満ちた舞台挨拶は終了した。『なくもんか』は全国東宝系にて公開中。■関連作品:なくもんか 2009年11月14日より全国東宝系にて公開© 2009 「なくもんか」製作委員会■関連記事:報知映画賞『沈まぬ太陽』に栄冠!渡辺謙、瑛太、松たか子、岡田将生ら受賞“地球滅亡”予告、やっぱり気になる?『2012』北米初登場1位!ストレス解消法、阿部サダヲは「波乗り」瑛太「水換え」に、竹内結子は「叫ぶ!」聖なる夜を一緒に過ごしたい俳優は?「MTV」Ituneカードを10組20名様にプレゼント笑って泣けるホームコメディ『なくもんか』試写会に25組50名様をご招待
2009年11月27日映画『ヴィヨンの妻〜桜桃とタンポポ〜』の初日舞台あいさつが10月10日(土)、東京・TOHOシネマズ シャンテで行われ、主演の松たか子、浅野忠信が夫婦愛について語った。今年生誕100年を迎えた文豪・太宰治の同名短編小説をベースに太宰の他作品の要素も盛り込んだオリジナルストーリーで、借金を重ね、愛人と心中未遂を起こすなど破滅志向のある小説家・大谷(浅野さん)と、彼を逞しく支え続ける妻・佐知(松さん)の夫婦愛を描く。第33回モントリオール世界映画祭で最優秀監督賞を受賞している本作。夫の浮気に耐える佐知の生き方について、司会のフジテレビ軽部真一アナウンサーから感想を求められた松さんは「特にお薦めはしません。人それぞれの人生があり幸せがあると思いますし、みなさんが嫌な思いをしなくてもいい。無理に押し付ける気はさらさらないです」と苦笑い。観客の笑いを誘いつつ「当たり前のことですが、自分なりの幸せを考えるきっかけになれば」と上手にまとめた。隣で肩を揺らして笑っていた浅野さんは、大谷の生き方について「さらさらお薦めできないです」と観客を盛り上げながら、「男としてこういうことをしてみたくなることはある、と共感できましたが、こんなに大っぴらにできるのかな?と思うことが多々ありました。こっちかこっちと、どちらか選ばないといけない状況に立たされたとき、大谷は大体危ない方を選ぶんです。それをあるときはやってみるべきなのかな?と思いました」と浮気願望(?)を口にした。一方、大谷の愛人・秋子を演じた広末涼子は劇中で見せる自身の丸メガネ姿に「丸メガネが色っぽいと言われたんですけど全然理解できなくて…。堤(真一)さんがそう言ったんですが…」と首を傾げ、堤さんに問いかけ。観客、共演陣らが爆笑する中で堤さんは「深い意味はなかったんですよ、役の雰囲気がよく出ていて素敵だなーって」と釈明し、「日常から女性に丸メガネをかけさせているということではない?」という軽部アナのツッコミに「そういう趣味ではないです」と汗を拭う一幕も。ほかに、佐知に好意を寄せる青年・岡田役の妻夫木聡は「本当にピュアな青年で、そこをどう出したらいいかと考えて、子犬のようなイメージで演じました。キャンキャン鳴く感じですね」。佐知が働く飲み屋の女将・巳代役の室井滋は「根岸(吉太郎)監督から『東北の出身という設定なのでなまってもらいたい』と言われ、なまったら『なまり過ぎです』と言われました」。巳代の夫・吉蔵役の伊武雅刀は「根岸監督と二十何年ぶりに2本目の仕事をしましたが、この監督は粘る!」と、それぞれに撮影をふり返った。最近、太宰の墓参りをしたという根岸監督は「墓の中から、おれをダシに賞が獲れてよかったなという声が聞こえたので、すみませんと謝ってきました」と朗らかに語っていた。『ヴィヨンの妻〜桜桃とタンポポ〜』は全国東宝系にて公開中。(photo/text:Yoko Saito)■関連作品:ヴィヨンの妻〜桜桃とタンポポ〜 2009年10月10日より全国東宝系にて公開© 2009 フジテレビジョンパパドゥ新潮社日本衛星放送■関連記事:【どちらを観る?】太宰のイメージを裏切る二作『ヴィヨンの妻』&『パンドラの匣』変わりやすい?女心と秋の空vol.1『ヴィヨンの妻〜桜桃とタンポポ〜』松たか子、夫婦像について意味深な感想「常識で線を引かずに自由でいいかも」『ヴィヨンの妻』モントリオール監督賞受賞で浅野忠信、松たか子からも喜びの声が到着根岸吉太郎監督『ヴィヨンの妻』がモントリオール映画祭で監督賞受賞!
2009年10月10日2009年は太宰治の生誕100年。この節目にちなんで今年から来年にかけて太宰作品を原作とした映画が4本立て続けに公開となる。5月に公開された『斜陽』に続き、10月10日(土)には『ヴィヨンの妻 〜桜桃とタンポポ〜』と『パンドラの匣』が、『人間失格』は来年公開予定だ。そこで、今回は同日に初日を迎える2本を紹介したい。世間一般的に知られている“太宰治”像は、自殺癖があって、暗い性格で、けれど男前…といった感じだろうか。もちろんその背景には「人間失格」が与えるイメージが大きい。しかし、主演・松たか子、共演・浅野忠信、『雪に願うこと』の根岸吉太郎監督という実力派のコラボレーションによって生まれた『ヴィヨンの妻 〜桜桃とタンポポ〜』は、ある1組の夫婦の生きざまを丁寧に描いた愛の物語。そこにあるのは前述したダークな印象ではなく、清々しさと切ない愛。見ごたえある文芸ドラマである。もちろん、そう言い切れるのは──愛人は作る、借金は作る、おまけに常に死を考えている小説家・大谷という、どうしようもないダメ男を魅力的に演じた浅野忠信、そんな大谷を大きな愛で包み込むしっかり者の妻・佐知を凛とした美しさで演じた松たか子、実力がなければ演じられない役どころを2人の俳優が見事に演じているからこそ。さらに、日本を代表する美術監督の種田陽平の率いる美術チームが創り上げた昭和20年代のセットの素晴らしいこと!原作、キャスト、スタッフ…すべて一流という贅沢な1作はファンならずとも見逃せない。そして、大人の愛を描いた『ヴィヨンの妻 〜桜桃とタンポポ〜』に対抗するのは、1945年、太平洋戦争中の日本を舞台に、結核にかかった青年・ひばりが人里離れた健康道場で病気の治療をしながら“新しい男”に生まれ変わろうとする姿を描いた青春モノ『パンドラの匣』だ。こちらのキャストはフレッシュさで勝負!オーディションで主役を勝ち取った16歳の染谷将太が主人公のひばりを演じるほか、看護師・竹さん役を2008年に著書「乳と卵」で第138回芥川龍之介賞を受賞した作家でありミュージシャンである川上未映子。意表を突いたキャスティングが見どころとなっている。演技初心者のキャストでは不安を感じるかもしれないが、「やっとるか」「やっとるぞ」「がんばれよ」「よしきた」──という小説そのままのセリフや雰囲気ある健康道場など、ファンタジックとも言える世界観を強く意識できるのは、無名の俳優だからこそ。役者に対する先入観がない分、その世界観が浮き立ってみえる。また、『パリビリオン山椒魚』で衝撃デビューを飾った冨永昌敬監督と菊地成孔(音楽)が再びタッグを組んでいる点も注目したい。複雑な大人の愛なら『ヴィヨンの妻 〜桜桃とタンポポ〜』、甘酸っぱい青春の恋なら『パンドラの匣』という、恋愛をキーワードに選ぶのもありだが、どちらを観ても太宰治がこんなにもドラマティックでポジティブな作品を残していたことに驚かされるはず。(text:Rie Shintani)■関連作品:ヴィヨンの妻〜桜桃とタンポポ〜 2009年10月10日より全国東宝系にて公開© 2009 フジテレビジョンパパドゥ新潮社日本衛星放送パンドラの匣 2009年10月10日よりテアトル新宿ほか全国にて順次公開© 「パンドラの匣」製作委員会■関連記事:『パンドラの匣』仲里依紗インタビュー「時々、自分が分からなくなります(笑)」フルCGのミッキー・カーチスが見どころ?『パンドラの匣』宮城先行公開変わりやすい?女心と秋の空vol.1『ヴィヨンの妻〜桜桃とタンポポ〜』松たか子、夫婦像について意味深な感想「常識で線を引かずに自由でいいかも」『ヴィヨンの妻』モントリオール監督賞受賞で浅野忠信、松たか子からも喜びの声が到着
2009年10月09日変わりやすいものの代表格といえば、女心と秋の空。予測がつかず、一寸先もどうなるかわからない。9月はそんな女心を見事にとらえた作品をご紹介したいと思います。初回は、第33回モントリオール世界映画祭で最優秀監督賞を受賞した『ヴィヨンの妻〜桜桃とタンポポ〜』。太宰治原作の「ヴィヨンの妻」をベースに、いくつかの太宰作品の要素を取り入れた作品です。主人公は小説家の妻、佐知。そして、この小説家というのが、借金を抱え、女グセ、酒グセがとことん悪いダメ男。そんな夫を健気に、明るく支える妻の姿を通して、男と女の本質の違い、他人にはわからない夫婦の絆について描いています。正直なことを言ってしまえば、この妻の気持ちは、女性の私にも分からないところが多々あります。太宰自身をモデルにしている放蕩夫は、ほかの女性との心中を繰り返し、問題を起こすたびに自分勝手な理論を展開し、悪びれもしません。浮気なら許せる人でも、愛人と心中までされたのではあまりにやるせないのではないのでしょうか。自分を置いて、ほかの人と消えてしまおうとするなんて、そんなのまさに、“存在の耐えられない軽さ”というものです。「こんな夫婦関係は、実は男性の理想なんじゃないの?」と一緒に試写を観た男性陣に訊ねてみましたが、さすがに「うーん、この夫婦の関係、わからん」と首をひねっていました。男性はもちろん、女性をも悩ます佐知の行動、そして夫への想い。唯一理解できたのは、夫婦(=男女の関係)なんて、他人にはわからないものなのだということ。確かに、現実世界では、傍からは決して理解できないような関係があふれています。友人同士ですら「どうしてあんな男といつまでも一緒にいるの」「だって好きなんだもん」「ひどい男じゃない」「私がいないとダメな人なの」「自分の幸せを考えなさいよ」…といった話が展開することなど珍しくもありません。悪い男とつきあっているとか、不倫をしている友達を説き伏せようとしても、無駄だったという経験、かなり多くの女性が持ち合わせているのではないでしょうか。結局は、自分が納得しなければ男と女は別れないし、他人が理解できようと出来まいと、自分がその関係に納得している以上、男女は別れたりしないもの。部外者はただただ、その関係を見守るしかない。まさに、この映画を観ている自分は、そんなスタンスをとっているというわけだったのです。そして、自分だったらどうするかな、自分のパートナーだったらどうするかな、などと考えつつ、自分たちの関係をふり返ったり、自分の恋愛観、夫婦観を見直したりして。そんな心の動きを誘発させる、佐知の人物描写はやっぱり、“第33回モントリオール世界映画祭最優秀監督賞”級。某誌でインタビューをした際、主演の松たかこさんは、「何でもいいから、何か感じてもらえたら嬉しいです。この二人より、自分はましかなと思ってもらってもいい」と笑っていました。なるほど。余談ではありますが、こんな話も付け加えておきましょう。ある夜、女性5人が集まっての食事会でのこと。そこには、既婚者、独身者、離婚経験者がいました。離婚経験のある一人が、「私の周りでうまく結婚生活を送っている人の多くが、男性(夫)の人生を一緒に生きている人なのよね」とぽつり。「夫の才能に惚れ込んで、この人のためなら自分の人生を捧げてもいいと思える人がいたら幸せになれるかも」。その女性は、とある業界の第一線でばりばり活躍する美人。何事もうまく行っているはずなのに、そう考えちゃうときがあるのだなとふと思ったのでした。そんな彼女は、きっと佐知に少しだけ嫉妬してしまうのかもしれません。もしかすると、そう思ってしまうキャリア女性は結構多いのかも。『ヴィヨンの妻』を観ると、自分では気づかなかった願望が目覚めてしまうかも。さて、あなたはどうでしょう。もしかして、この映画は女の踏み絵なのでしょうか…。(text:June Makiguchi)■関連作品:ヴィヨンの妻〜桜桃とタンポポ〜 2009年10月10日より全国東宝系にて公開© 2009 フジテレビジョンパパドゥ新潮社日本衛星放送■関連記事:松たか子、夫婦像について意味深な感想「常識で線を引かずに自由でいいかも」『ヴィヨンの妻』モントリオール監督賞受賞で浅野忠信、松たか子からも喜びの声が到着根岸吉太郎監督『ヴィヨンの妻』がモントリオール映画祭で監督賞受賞!ファッション小噺vol.112日本女優の美肌のヒミツはこれだった!松たか子×浅野忠信『ヴィヨンの妻』がモントリオール出品で、太宰イヤーを飾る!
2009年09月18日第33回モントリオール世界映画祭において、日本から出品されていた『ヴィヨンの妻〜桜桃とタンポポ〜』の根岸吉太郎監督が最優秀監督賞受賞という嬉しいニュースが飛び込んできたが、この快挙について、監督と共に現地入りしていた主演の浅野忠信、および日本国内で、浅野さんから受賞のニュースをメールで知らされたという松たか子の両名のコメントが到着した。並外れた文才を持ちつつも、大酒飲みで借金持ち、おまけに浮気を繰り返すという、放蕩の限りを尽くす大谷役の浅野さんは「この映画の撮影中に監督と一緒に過ごした時間は、うそのない時間だった。そういう時間も全てひっくるめて演出していただいたことで、自分でも完璧と思える芝居を引き出していただいた。この賞をいただいたことで、その“答え”が出たと思う。監督には『おめでとうございます』だけじゃ言い尽くせない。僕は、勝手に自分のことのように思って嬉しいので『ありがとうございました』という気持ちです」とストレートに喜びを口にした。大谷に翻弄されながらも明るくしなやかに、力強く生きていく妻・佐知を演じた松さんは「監督、おめでとうございます」とまずは祝福。さらに「本当にこだわって、徹底して、この『ヴィヨンの妻』の世界を、太宰の世界を突き詰めていった監督の努力の結果であり、素晴らしい栄誉だと思います。(現地の浅野さんから)今朝、本当に『やりました』っていうメールをいただきまして、本当に何か分かち合いたいという気持ちが一番ではありますが、(浅野さんと)一緒に初めて向き合ってやった作品で、こんなプレゼントをもらえて、すごく嬉しいですし『やったね』っていう感じです」と喜びを語った。すでに海外作品に数多く出演している浅野さんはもちろん、松さんにとっても本作が海外進出のきっかけとなる可能性も!『ヴィヨンの妻』は10月10日(土)より全国東宝系にて公開。■関連作品:ヴィヨンの妻〜桜桃とタンポポ〜 2009年10月10日より全国東宝系にて公開© 2009 フジテレビジョンパパドゥ新潮社日本衛星放送■関連記事:根岸吉太郎監督『ヴィヨンの妻』がモントリオール映画祭で監督賞受賞!ファッション小噺vol.112日本女優の美肌のヒミツはこれだった!松たか子×浅野忠信『ヴィヨンの妻』がモントリオール出品で、太宰イヤーを飾る!
2009年09月08日昨年『おくりびと』がグランプリを制し、アカデミー賞に向けた前哨戦としても注目を浴びるようになった、国際映画祭の最高峰のひとつ、モントリオール世界映画祭。8月27日(現地時間)より開催されていた、今年で第33回目を迎える本映画祭にて、ワールド・コンペティション部門に出品されていた、根岸吉太郎監督作『ヴィヨンの妻〜桜桃とタンポポ〜』が最優秀監督賞を獲得した。日本文学史の代表的作家・太宰治の遺した数々の作品の中でも、異彩を放つ恋愛小説を原作に、松たか子と浅野忠信を主演に迎えて夫婦の愛を綴った本作。ほかにも広末涼子、妻夫木聡、堤真一といった豪華俳優陣が根岸監督の下、華麗な競演を遂げている。授賞式の壇上に立った根岸監督は、フランス語で「メルシー・ボク(=ありがとうございます)、メルシー・ボク、メルシー・ボク、メルシー・ボク、メルシー・ボク。何度お礼を言っていいかわかりません。モントリオールと言う映画が大好きな人々の映画祭でこの映画の第一歩を歩むことができました。本当にありがとうございます」と興奮を隠しきれない様子で感謝のコメント。さらに、「個人で撮った賞ですが、日本映画全体の名誉だと思っています。自分の名前が呼ばれたときは、自分の名前ってフランス語っぽいなぁ(笑)と感じていました。地味な演出の作品なので、賞を獲れるなんて思っていませんでした。この映画の東洋的なニュアンスをきちんと読みとってもらえて大変嬉しく思います」と並々ならぬ喜びを表した。今後の賞レース、さらに日本への凱旋も楽しみな『ヴィヨンの妻〜桜桃とタンポポ〜』は10月10日(土)より全国東宝系にて公開。■関連作品:ヴィヨンの妻〜桜桃とタンポポ〜 2009年10月10日より全国東宝系にて公開© 2009 フジテレビジョンパパドゥ新潮社日本衛星放送■関連記事:『ヴィヨンの妻』モントリオール監督賞受賞で浅野忠信、松たか子からも喜びの声が到着ファッション小噺vol.112日本女優の美肌のヒミツはこれだった!松たか子×浅野忠信『ヴィヨンの妻』がモントリオール出品で、太宰イヤーを飾る!
2009年09月08日映画を大スクリーンで観ていて、また、お家のテレビで観ていて、「この女優さんは肌がきれいだな」とうっとりとしたことありませんか?反対に、雑誌などでは気づかなかったけれど、「この人、かなり肌が荒れているな…」とちょっとがっかりすることもしばしば。映画やテレビでのどアップに耐えられないなんて女優としてはけっこう深刻。最近では、エンタメ業界に進化したデジタル技術が導入されているので、特に大問題となっているのです。確かに、いまやハイビジョン時代。美しいものもそうでないものもありのままに映し出してしまうのです。こうなると、エステやコスメ、デジタル技術によるリタッチの出番。最も手頃で手っ取り早いのはコスメでしょう。実は先日、新しい化粧品の発表会で、秘密兵器を見つけました!美肌が美人の条件のひとつになっている日本で、プロたちから熱い支持を受けているKoh Gen Doの新製品「マイファンスィーモイスチャーファンデーション」。赤いチューブが目印です。1989年の発売以来、過酷な環境でも女優の肌を美しく保つことでエンタメ業界のメイクに改革をもたらしたこのファンデ。ロングセラーとなっているものの、今年9月1日には待望の進化バージョンが、次世代ハイビジョンにも対応する“3Dリアルスキンファンデーション”として世界同時発売されるのです。進化のポイントは、Koh Gen Doが掲げる「これからの映像メイクに求められるものは、美しいメイクではなく、もはや『美しい素肌』」という発想に基づいています。より鮮明に、より立体的に対象物に迫り、リアルな映像を映し出すハイビジョン時代に必須のコスメというわけですね。実際に使ってみると…凄いです。濃厚なクリームが、肌に乗せると伸びの良いライトテクスチャーなリキッドに変化。ぴったりと肌になじむので、超薄付き。でも、塗っているのに、本当についているのか不思議なくらい肌に負担がないのです。カバー力のあるファンデにありがちな、ほってりとした重み、しっかりと肌に張りつくがゆえの窮屈な不快感などは全くなし。でも、鏡を見れば、ファンデが威力を発揮しているのは明らか。肌のでこぼこやしみ、そばかすなどがしっかり隠れているのです。それでいて、素肌感はそのまま。もちろん、すっぴんでいるより数段に美しく、つけているのを忘れるほどに窮屈さは皆無。そして、これが長時間続くのです。さらには、時間が経つほどに肌なじみが加速し、落ち着きが良くなります。普通は、時間の経過と共に崩れるのがメイクの常識。ところが、10時間以上のメイクでも乾燥しないという厳しい基準を課しているというから驚きです。とにかくいくつもの画期的な製法を駆使して誕生したこのファンデ。美肌に見えるだけでなく、つけ続けるほどに美肌そのものに近づいてきたような。肌の調子もなんだか良くなってきているようです。これほどまでに優秀なKoh Gen Doのコスメ。これまでに200本を超える映画や舞台への化粧品タイアップをしてきたのが何よりの品質保証。なぜかって?女優たちは天候の不安定なロケ現場や、強いライトや空調の効いたスタジオや劇場で、熱、乾燥、湿気、汗、脂などと長時間闘い、過酷な肌環境にさらされています。それなのに、美しさを保つことを要求されている女優たちを支え続け、支持されているのですから、そのパワーはいかほどかというものでしょう?PR担当者に伺うと、「実は、弊社の歴史は、映像業界と切っても切り離せないものでして、20年前、日本で初めてハイビジョン対応ファンデーションを発売できたのも、創業当時から、TV・映画業界やヘアメイクさんとの関係があったからなのです。特に映画の世界では、撮影が長期に渡るため、役者が良い肌コンディションを保つことが困難ということと、映画もハイビジョンカメラで撮影することが当たり前の時代になってしまったため、おかげさまで、弊社の化粧品を採用してくださる役者・俳優・監督・プロデューサーが非常に増えております」とのこと。確かに、日本映画での使用頻度は頻繁。エンドロールを見ていると、協力企業のリストの中に、Koh Gen Doの名前を見つけるのは決して難しいことではありません。今後の公開作品としては、・『ちゃんと伝える』(8月22日公開/配給:ギャガ・コミュニケーションズ)・『カムイ外伝』(9月19日公開/配給:松竹)・『白夜』(9月19日公開/配給:ギャガ・コミュニケーションズ)・『ヴィヨンの妻〜桜桃とタンポポ〜』(10月10日公開/配給:東宝)・『沈まぬ太陽』(10月24日公開/配給:東宝)・『サイドウェイズ』(10月31日公開/配給:20世紀フォックス映画)など、多くの作品が。先日『ヴィヨンの妻〜桜桃とタンポポ〜』を観たのですが、主演の松たか子さんはスクリーンの中でも美肌でした。その後、松さんにインタビューをしたのですが、彼女自身もお肌つるつる。繰り返しメイクをオン&オフする過酷な毎日のはずなのに、これほど美肌なのは、もしや彼女も愛用者なのかしらと思ったのでした。映画のクローズアップばりに近づかれても、堂々としていられる肌を目指すなら、一度手にとってみて損はないと思いますよ。■Koh Gen Do公式サイト:■Koh Gen Doが化粧品提供している映画の情報(一部)はこちら:■関連作品:ヴィヨンの妻〜桜桃とタンポポ〜 2009年10月10日より全国東宝系にて公開© 2009 フジテレビジョンパパドゥ新潮社日本衛星放送ちゃんと伝える 2009年8月22日よりシネカノン有楽町1丁目ほか全国にて公開© 「ちゃんと伝える」製作委員会カムイ外伝 2009年9月19日より丸の内ピカデリー2ほか全国にて公開© 2009「カムイ外伝」製作委員会白夜 2009年9月19日より新宿武蔵野館ほか全国にて公開© 「白夜」製作委員会沈まぬ太陽 2009年10月24日より全国東宝系にて公開© 2009 「沈まぬ太陽」製作委員会サイドウェイズ 2009年10月31日より全国にて公開© 2009 Twentieth Century Fox Film Corporation and Fuji Television Network, Inc.■関連記事:AKIRA、男泣きを告白映画初主演作で「バケツ一杯分くらい泣いた」眞木大輔&吉瀬美智子登壇!『白夜』完成披露試写会に10組20名様をご招待松たか子×浅野忠信『ヴィヨンの妻』がモントリオール出品で、太宰イヤーを飾る!鬼才・園子温監督最新作『ちゃんと伝える』試写会に25組50名様をご招待松山ケンイチ、忍術で壁渡りも何のその?崔洋一「カムイは彼しかいない!」
2009年08月20日39年の短い生涯の中で、数々の傑作を生み出し、昭和の文学界の担い手の一人としていまなお愛される、太宰治。生誕100周年を迎え、まさに“太宰イヤー”と言うにふさわしく『斜陽』、『パンドラの匣』、『人間失格』と続々と著書が映画化される中、浅野忠信、松たか子ほか豪華キャストで贈る傑作ラブストーリー『ヴィヨンの妻〜桜桃とタンポポ〜』が、このたびモントリオール世界映画祭のコンペティション部門に正式出品することが決定した。どちらかと言えば、自虐的で暗いというイメージで捉えられがちな太宰だが、実は細やかな心理描写とユーモアあふれる表現で男女の様々な「愛」の形を小説に残している。そのうちの一つである本作は、文才を持ちながらも放蕩を繰り返す夫と、そんな夫を受け止め、しなやかに逞しく生きる妻の愛を綴った物語。妻・佐知役には松たか子、夫・大谷役に浅野忠信、さらに大谷の愛人に広末涼子、佐知に想いを寄せる青年に妻夫木聡、再会した佐知に惹かれてしまう弁護士に堤真一と豪華俳優陣が、国内外で高い評価を得る根岸吉太郎監督(『雪に願うこと』)のもとに集結した。本作を鑑賞した同映画祭の創設者兼ディレクターのセルジュ・ロジーク氏は、松さんの演技を「彼女はスクリーン上で“別の生き物”に豹変した」と手放しで称賛、共演キャストたちとのハーモニーを称えた。さらに、「一見、日本特有の男女関係を描いたように見えるが、実際は普遍的なもの、どの国の人が見ても理解できる内容。監督が美しい作品に仕上げた」とコメント。映画祭コンペ部門への招待を即決した。この快挙について、松さんは「『ヴィヨンの妻』が海を渡ることにとても大きな喜びを感じております。この光栄な出来事を、関わった全ての人と共に誇りにしたいと思います。この作品が観て下さった方に愛されることを祈っています」、浅野さんも「海外の方にも受け入れられたことがとても嬉しいです!」と喜びの声を寄せている。モントリオール世界映画祭といえば、昨年は『おくりびと』がグランプリを受賞した、日本の作品とも縁深い、名誉ある映画祭。今年は本作のほかに西川美和監督作『ディア・ドクター』も同部門に出品されるが、果たして日本映画に2年連続で栄冠がもたらされるという快挙なるか、注目が集まる。なお、本作の公式上映は、現地時間の9月6日を予定、浅野さんと根岸監督が揃って現地入りする予定だ。『ヴィヨンの妻〜桜桃とタンポポ〜』は10月10日(土)より全国東宝系にて公開。■関連作品:ヴィヨンの妻〜桜桃とタンポポ〜 2009年10月10日より全国東宝系にて公開© 2009 フジテレビジョンパパドゥ新潮社日本衛星放送ディア・ドクター 2009年6月27日よりシネカノン有楽町1丁目ほか全国にて公開© 2009『Dear Doctor』製作委員会パンドラの匣 2009年10月10日よりテアトル新宿ほか全国にて順次公開© 「パンドラの匣」製作委員会人間失格 2010年初春、角川シネマ新宿ほか全国にて公開斜陽 2009年5月9日より全国にて順次公開© KAERUCAFE DIGITAL CINEMA CIRCUS.■関連記事:「本物の方が怖いかも(笑)」『ディア・ドクター』西川美和が描く、愛すべきニセモノ瑛太、鶴瓶と過ごしたひと夏の思い出にニンマリ「本当にずーっと一緒にいました」鶴瓶&瑛太が深酒で倒れた?余貴美子も病院送りの恐るべき『ディア・ドクター』誰しもが抱える“嘘”から見る人間の“揺れ”西川美和最新作『ディア・ドクター』初主演・笑福亭鶴瓶×瑛太!『ディア・ドクター』試写会に10組20名様ご招待
2009年08月11日木村拓哉主演で大ヒットを記録した『武士の一分』、日本アカデミー賞で全部門優秀賞受賞の快挙を成し遂げた『たそがれ清兵衛』など、近年、映画化が続く文豪・藤沢周平の作品がまたひとつ映画化。珠玉の短編小説「花のあと」(文春文庫刊)が映画化されることになり、主人公の以登を北川景子が演じることが決まった。「花のあと」は、藤沢さんが郷里の山形県・鶴岡をモデルに創作した海坂藩を舞台にした短編を集めた作品集「海坂藩大全」の中に収められた一編。女でありながら、男顔負けの剣術の腕を持つ以登は、ただ一度、竹刀を交えた江口孫四郎に一瞬にして恋心を抱く。だが、以登、孫四郎ともに決まった許婚があった…。凛とした佇まいの以登を演じる北川さんは今回が時代劇初挑戦となる。今回の出演について「元々、時代劇はずっと挑戦してみたいと思っており、藤沢映画は演技をする者みなの憧れの作品でもあるので迷わず出演させていただきました。藤沢作品にしては珍しく、女性が主人公だと聞いたことも興味深く、一生に一度あるか分からない藤沢作品との出会いで役者として成長したい、という気持ちで臨みました」とコメント。また、撮影については「最初は着物に慣れることが大変でした。着物を身に付けた状態での歩き方、座り方などの所作はとても難しく、クランクイン前にたくさん稽古しました。今回は、殺陣も吹き替えなしでやるということで、立ち回りのシーンもかなり練習が必要とされたので苦労しました」とふり返った。以登がほのかな恋心を抱く孫四郎を演じるのは、熊川哲也率いる「Kバレエカンパニー」に所属するバレエ界の期待の新星、宮尾俊太郎。以登の許婚の片桐才助には甲本雅裕が扮し、以登の父・寺井甚左衛門を國村隼が、そして孫四郎を罠に陥れる藩の重鎮・藤井勘解由を市川亀治郎が演じる。メガホンを握るのは、原田眞人監督や篠原哲雄監督の下で助監督を務め、2008年に阿部寛主演の『青い鳥』で劇場映画デビューを果たした新鋭・中西健二。監督にとってもこれが初の時代劇となる。これまで映画化された藤沢作品において『たそがれ清兵衛』では宮沢りえが、『隠し剣 鬼の爪』では松たか子が、主人公が恋に落ちるヒロインを、『武士の一分』では檀れいが盲目の主人公を支える妻の役を演じた。北川さんが演じる以登は、たおやかさと、凛とした独立心を併せ持った女性。女性剣士としてどのような姿を見せてくれるのか?『花のあと』は2010年春、全国にて公開。■関連作品:花のあと 2010年春、全国にて公開
2009年08月04日兄の連れてきた婚約者は…
いきすぎた自然派ママがこわい
義父母がシンドイんです!
株式会社竹書房(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:宮田純孝)が刊行する雑誌、近代麻雀(毎月1日発売)にて連載中のコミック『むこうぶち』(著:天獅子悦也)は、2024年9月13日(金)に連載25周年を迎えます。これを記念し、ファン必見の原画展・ポップアップストア等、複数のイベントをコミックス最新62巻の発売(発売予定日:2024年9月13日(金))に合わせ実施予定です。詳細は決まり次第「むこうぶち25周年特設サイト」にて随時お知らせ予定です。※特設サイトURL: 『むこうぶち』御無礼の日バナーそしてリアルイベントに先駆けまして、「御無礼の日」となる5月20日(月)本日、主要電子書籍ストアにてバブル時代編全56巻分の24時間限定無料公開を実施中です。また、本日より原画展イベントに向けたアンケートも実施しております。本アンケートのご回答結果をもとに、原画展で展示される天獅子悦也先生の生原稿を選定いたします。以前から愛読してくださっている方も今回知った方も改めてこの機会に『むこうぶち』の世界に触れ、アンケートへ奮ってご参加下さい。原画展の最新情報やアンケート結果は2024年8月1日(木)に特設サイトにて公開予定です。※アンケートURL : (Googleアカウントにログイン後、ご回答いただけます)※アンケート回答期限: ~2024年6月30日(日)23時59分■電子書籍キャンペーン概要・実施期間 :2024年5月20日(月)~2024年5月26日(日)・キャンペーン対象巻:バブル時代編全56巻分・キャンペーン内容 :2024年5月20日(月)0:00~23:59 24時間限定無料2024年5月21日(火)~2024年5月26日(日)各巻11円(税込)※実施期間や販売価格はストアによって異なる場合がございます。詳細は各ストアにてご確認下さい。・参加書店名(順不同、敬称略)auブックパスBOOK☆WALKERDLsite/comipoDMM.comebookjapanhontoKindleLINEマンガmusic.jpReader StoreギャラクシーコミックスキマブックライブブッコミマンガBANG!まんがセゾンマンガボックスまんが王国モビぶっく紀伊國屋kinoppyほか電子書籍キャンペーンの詳細は以下からご確認下さい。※特設サイトの電子書籍ページURL: □ むこうぶち25周年特設サイト □ むこうぶち25周年記念ポップアップストア ■むこうぶち とは1980年代後半。バブル時代と呼ばれた未曽有の好景気の時代。東京都赤坂を中心に無敗の強者としておそれられた麻雀打ち・傀(カイ)がいた。組織に属さず麻雀の腕一本で生きる一匹狼の真のギャンブラー。人は彼を“むこうぶち”と呼ぶ――。■連載誌情報近代麻雀:毎月1日発売の麻雀漫画専門誌。『老境博徒伝SOGA』、『むこうぶち』とスピンオフ作品『お疲れ様です後堂さん』、『ピークアウト』、『追憶のM Mたちの人生を紐解く』など麻雀好きの心を熱くする漫画多数連載。さらに佐々木寿人、小林剛などMリーガーのコラム多数連載中。■近代麻雀THE WEB麻雀漫画専門誌『近代麻雀』のオフィシャルサイト。『近代麻雀』の最新号情報や『むこうぶち』『ピークアウト』など人気作品のコミックス新刊案内、『麻雀最強戦』新作DVD発売情報ほか情報満載! ■株式会社竹書房1972年設立。麻雀漫画専門誌『近代麻雀』や、4コマ漫画等の専門雑誌、書籍、コミック、写真集、DVDなどを取り扱う出版社です。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2024年05月20日グローバルボーイズグループ・JO1 が、29日に発売されるグラビア週刊誌『anan』2399号(マガジンハウス)の通常版表紙とスペシャルエディションの表紙を飾る。デビュー4周年を迎えてグローバルに注目が集まる11人が、約4年ぶりに『anan』の表紙を飾る。全く異なる表情を切り取った2バージョンの表紙・グラビアで、JO1の深い魅力を余すところなく届ける。今号は、ポジティブなマインドを育てるための「自己肯定感の高め方。」特集。圧巻のカリスマをまとって、デビューから彼らを追いかけ続けてきた『anan』に全員で久しぶりのカムバックとなる。今回は、表紙だけでなく中面の掲載カットも異なる“STAGE”と“RELAX”の2バージョンを発売。各24ページ、計48ページの大ボリュームのグラビアに11人のさまざまな表情をたっぷりと詰め込んでいる。デビュー以降、全シングルが主要音楽チャートで1位を獲得し、海外からの注目も熱いJO1。さらに音楽活動以外でも、メンバーそれぞれがドラマ、映画にバラエティーと幅広く活躍中。そんなJO1の“STAGE”での力強い表情から、自然体で柔らかい“RELAX”した姿まで、オンとオフの表情を切り取ったメンバーひとりひとりの魅力満載のグラビアとなっている。デビュー4年を迎えて更なる成長と躍進を目指すJO1。今回のグラビアは、そんな彼らの「オンタイム」である舞台上での圧倒的オーラを表現する“STAGE”と「オフタイム」の自然体な表情を切り取る“RELAX”の2バージョンで展開。通常版には“STAGE”、スペシャルエディションには“RELAX”の各24ページ、合わせて48ページのグラビア・インタビューが掲載となる。“STAGE”の撮影では、黒を基調とした11人11様のスーツやジャケットスタイルでクールな姿を披露。楽器ケースや機材ケーブルが散らばるセットで、力強さや艶やかさ、クールなまなざしなど11人それぞれの個性で観客を魅了する、アーティストとしての表情を捉えた。11人の集合カットは圧巻のオーラを放っている。“RELAX”では、白やベージュの衣装に身を包むメンバーが暖かな光のなか、大きなソファーで安らぐナチュラルな姿を撮影。ステージを一歩降りて、オフタイムに見せる柔らかな表情を切り取っている。どちらの撮影でもしっかりとテーマを汲み取ったポーズをカメラに向けてくれたメンバーたち。撮影中はとにかく和気あいあい。“RELAX”では、メンバー同士ふざけ合う姿もキャッチしている。2バージョンのグラビアで、JO1のオンとオフ、両面の姿を堪能できる。インタビューでは、29日に発売を控えるニューシングル「HITCHHIKER」の聴きどころや4周年を迎えた現在の想いなどを直撃。また、「自己肯定感の高め方。」特集にちなみ、前向きになるための言葉やポジティブ習慣についても聞いた。更なる躍進を目指すグループへの熱い気持ちが見えるソロインタビューから、メンバー同士のエピソードも盛りだくさんの座談会まで、読み応えたっぷりのインタビューとなっている。
2024年05月20日グラビアアイドルで俳優の沢口愛華(21)が、20日発売の『月刊ヤングマガジン』6号(講談社)の表紙&巻頭グラビアに登場。“令和のグラビア女王”が、グアムで圧巻の水着姿を大放出した。ブレイクのきっかけとなった『ミスマガジン2018』受賞から、まもなく6年。15歳の少女から21歳のオトナの女性へと成長した沢口は、常にグラビアの最前線で輝き続けながら、俳優として話題のドラマ『不適切にもほどがある!』に出演するなど、活躍の幅も広げている。今回のグラビアはグアムで最旬ボディをたっぷり撮り下ろし。晴れわたる青空に光り輝くビーチという王道シチュエーションでは、健康的なビキニを披露。真っ白いチューブトップ水着から圧巻の谷間を見せつけるなど、輝き続ける存在感でこれまで以上に魅了する。また、同号の巻末グラビアにはセクシーな5人のギャルが集結。上半身をトップレスにし、バストを手で隠す大胆手ブラカットで読者を悩殺する。同号の巻頭カラー漫画は原作/ずいの&漫画/ザシマのタッグが放つ新連載『セルフポートレイト』。
2024年05月20日多数のアイドル・女優・歌手を輩出してきた名門ミスコン『ミスマガジン2024』の最終候補の16人が、20日発売の『週刊ヤングマガジン』25号(講談社)の表紙&全グラビアページに勢ぞろいした。また、同誌公式サイト『ヤンマガWeb』では、全員のソロカットも掲載された。2784人の応募から選ばれた16人の候補者が、表紙では白いワンピース、そしてグラビアでは白ビキニ&個性あふれるカラフルビキニをまとい、それぞれの魅力を全力でアピールしている。グランプリは、今号と次号のはがきによる投票、ヤンマガWebの有料グラビアのポイントの総獲得数、ライブ配信アプリSHOWROOMのランキングという3つの選考で決定する。同コンテストは1982年から始まり、今年で38周年と雑誌業界で最も歴史のあるミスコン。初期には女優の斉藤由貴や細川ふみえなど、以降も中川翔子、岩佐真悠子、山崎真実、北乃きい、倉科カナ、桜庭ななみ、新川優愛、衛藤美彩らを輩出してきた。2011年度を機に休止していたが、2018年に復活。“令和のグラビア女王”沢口愛華や“令和の完売クイーン”菊地姫奈などが誕生するなど、アイドル業界でも注目の的となっている。■『ミスマガジン2024』ベスト16高口奈月(たかぐち・なつき※「高」=はしごだか/19)、尾茂井奏良(おもい・そら/15)、吉田羽花(よしだ・わか/17)、地主さくら(じぬし・さくら/16)、磯村美羽(いそむら・みう/18)、沢美沙樹(さわ・みさき/17)、田中碧空(たなか・みく/19)、宮嶋くるみ(みやじま・くるみ/20)、葉月くれあ(はづき・くれあ/20)、立花蘭(たちばな・らん/21)、大西陽羽(おおにし・あきは/19)、古田彩仁(ふるた・あやみ/16)、上条れい(かみじょう・れい/20)、山本杏(やまもと・あん/17)、花城奈央(はなしろ・なお/19)、山田美奈(やまだ・みな/20)
2024年05月20日2024年の大河ドラマ「光る君へ」第20話が5月19日放送。藤原為時からの申文を読む道長だが、まひろが書いたものだと見抜く…そんな道長に視聴者から多くの反応が寄せられている。大石静の脚本で「源氏物語」を生み出した紫式部の人生を描き出す本作。キャストは後に「源氏物語」を書くこととなる紫式部/まひろ役で吉高由里子が主演を務めるほか、若き日のまひろと恋に落ちたがお互い別の道を歩み出した藤原道長に柄本佑。まひろと友情を育んできた清少納言/ききょうにファーストサマーウイカ。夫の道長に別の想い人がいることに気づく嫡妻の源倫子に黒木華。勘違いから前の天皇・花山院を恨んだ藤原伊周に三浦翔平。伊周のために花山院に向け矢を放ってしまった弟の藤原隆家に竜星涼。第66代・一条天皇に塩野瑛久。一条天皇の妻で伊周の妹でもある藤原定子に高畑充希。出家した前の帝・花山院に本郷奏多。長く官職を得られないでいるまひろの父・藤原為時に岸谷五朗。陰陽師として権力者たちに助言を与える安倍晴明にユースケ・サンタマリア。藤原道綱に上地雄輔。藤原斉信に金田哲。藤原行成に渡辺大知。高階貴子に板谷由夏。藤原宣孝に佐々木蔵之介といったキャストが出演。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。為時が淡路守に任命され官職に復帰。まひろの弟・惟規(高杉真宙)や、いと(信川清順)も大喜びするが、宋の言葉がわかる父には、多くの宋人が来訪する越前守の方が適任だと考えるまひろは、為時のふりをして道長に申文(もうしぶみ)を送る。届いた文を見た道長はそこに書かれた文字がまひろのものだと気づき、自分が密かに保管していたまひろからの文を取り出して申文の文字と比べる…。「一目みてまひろちゃんの字がわかるのか」「字に見覚えがあるとか、どんだけまひろの手紙を繰り返し読んでいたんだろう」「まひろの字って分かっちゃうのもそうだし、手紙全部保管しとるのか道長」「まひろの文、とってあるのもだけど字を覚えてるのもそれだけ想ってたんだろうな」などの反応がSNSに続々投稿される。一方、花山院に矢を放ったことで伊周と隆家は帝の逆鱗に触れ、謹慎を命じられることに。軽い罪で済むと思っていた2人だったが謹慎という処分に呆然とした表情を浮かべる。さらに定子も内裏を出るよう命じられることに。定子の懇願もあって伊周と隆家は極刑を免れ、伊周は太宰府へ、隆家は出雲に流刑されることになるのだが、伊周は大宰府行きを拒み続け、屋敷に検非違使が乗り込んでくる。そして定子は自らの髪を切る…という展開に。このラストシーンには「高畑さんの切羽詰まった演技が切なかった」「定子さまが本当に哀しくも美しい。高畑充希ちゃんさすが」といった感想が多数。定子役の高畑さんの演技を絶賛する声がSNSに溢れている。【第21話あらすじ】追い詰められた定子が髪をおろしたことが内裏に広まり、一条天皇はショックを受ける。任地に赴くことを拒み逃亡する伊周を実資(秋山竜次)らが捜索しやがて発見する。定子を守ることができず落胆するききょうを励ましたいまひろは、中宮のために何かを書いてはどうかとアドバイスする…。「光る君へ」はNHK総合で毎週日曜20時~(再放送は翌週土曜13時5分~)、BS・BSP4Kで毎週日曜18時、BSP4Kで毎週日曜12時15分から放送中。(笠緒)
2024年05月19日講談社のコミック誌『ヤングマガジン』のWebサイト「ヤンマガWeb」グラビアが13日〜19日にわたって公開された。月曜「ヤンマガアザーっす!」は「ミス東大2020」「Miss of miss2021」でグランプリを獲得した現役東大院生の神谷明采のアザーカットを掲載。火曜「ヤンマガGリーグ! 姫グラ編」では全国から選出された人気キャバ嬢16人によるグラビア勝ち抜きバトルの中から、あいら、きょんこ、める、のんが登場し、水曜「NEXT推しガール!」では、アイドルグループ・Bety 花咲心菜のグラビアを1カ月紹介する。木曜「推しメンFile」では世界的人気を誇る男装コスプレイヤー・will、ヤンマガGリーグ!、金曜「ミスマガのアソビバ!スパイ&アサシン」ではミスマガ2023メンバーがスパイ&アサシンとなり、今回は加藤綾乃が登場。土曜「君と僕とフェチと」では「透視メガネ」に「透視メガネ」、日曜「Pick Up Girls!」ではアイドルグループ・ドラマチックレコードの赤色担当・新居歩美が特技の絵をテーマに撮影した。(c)藤本和典/ヤンマガWeb(c)山口京和/ヤンマガWeb(c)Takeo Dec./ヤンマガWeb(c)井上ヨリ/ヤンマガWeb(c)高橋慶佑/ヤンマガWeb(c)トモ・キノシタ/ヤンマガWeb(c)市川秀明/ヤンマガWeb
2024年05月19日俳優の間宮祥太朗が主演を務める日本テレビ系4月期日曜ドラマ『ACMA:GAME アクマゲーム』(毎週日曜後10:30)の第7話が、きょう19日に放送された。“闇落ち”したはずの斉藤初(田中樹)の行動に反響が寄せられている。2013年から2017年に『週刊少年マガジン』(講談社)に連載された、原作・メーブ氏、作画・恵広史氏による同名漫画を超大型プロジェクトとして、完全実写化。13年前、父・清司を謎の組織に殺され、すべてを失った織田照朝(間宮)は、99本集めると、この世のすべてを手にすることができると言われる「悪魔の鍵」を賭けて争う、命がけの「アクマゲーム」に挑む。照朝は時に人の命を奪い合う“究極のデスゲーム”に翻弄(ほんろう)されながらも、仲間とともに鍵の謎に迫っていく。「アクマゲームトーナメント」は、2回戦に突入。照朝は式部紫(嵐莉菜)とタッグを組み、大親友だったが照朝を裏切り「グングニル」側についた初&伊達俊一郎(福山翔大)チームと対戦した。※以下、ネタバレあり照朝は、予想以上の実力を身に付けていた初に思考を完璧に読まれて苦戦。互いの「悪魔の力」を駆使した激しい攻防の末、最後は紫が渾身の演技で初を欺き、照朝チームが勝利を収めた。敗れて肩を落とす初に、照朝は「独りだったら勝てなかったかもしれない。俺に“仲間がいると強い”って教えてくれたのは、初、おまえだよ」と、優しく声をかける。しかし、初は何も言わずに会場を去った。一方、眞鍋悠季は森の中で「グングニル」のアジトとおぼしき地下施設を発見。照朝は悠季の情報を頼りに地下施設を目指すが、転落しそうな絶体絶命の状況に。すると、照朝の前に初が現れた。視聴者からは「初くんーー!」「激アツな展開」「泣いてしまう」「やっぱ裏切ってなかった?」「初くんが帰ってきた」「あんたって人は…!」といった喜びの声が寄せられている。
2024年05月19日俳優の間宮祥太朗が主演を務める日本テレビ系4月期日曜ドラマ『ACMA:GAME アクマゲーム』(毎週日曜後10:30)の第7話が、きょう19日に放送された。それを受けて、次週放送の第8話の見どころが公開された。2013年から2017年に『週刊少年マガジン』(講談社)に連載された、原作・メーブ氏、作画・恵広史氏による同名漫画を超大型プロジェクトとして、完全実写化。13年前、父・清司を謎の組織に殺され、すべてを失った織田照朝(間宮)は、99本集めると、この世のすべてを手にすることができると言われる「悪魔の鍵」を賭けて争う、命がけの「アクマゲーム」に挑む。照朝は時に人の命を奪い合う“究極のデスゲーム”に翻弄(ほんろう)されながらも、仲間とともに鍵の謎に迫っていく。「アクマゲームトーナメント」は、2回戦に突入。照朝は式部紫(嵐莉菜)とタッグを組み、大親友だったが照朝を裏切り「グングニル」側についた初&伊達俊一郎(福山翔大)チームと対戦した。※以下、ネタバレあり照朝は、予想以上の実力を身に付けていた初に思考を完璧に読まれて苦戦。互いの「悪魔の力」を駆使した激しい攻防の末、最後は紫が渾身の演技で初を欺き、照朝チームが勝利を収めた。敗れて肩を落とす初に、照朝は「俺に“仲間がいると強い”って教えてくれたのは、初、おまえだよ」と、優しく声をかける。しかし、初は何も言わずに会場を去った。一方、眞鍋悠季は森の中で「グングニル」のアジトとおぼしき地下施設を発見。照朝は悠季の情報を頼りに地下施設を目指すが、転落しそうな絶体絶命の状況に。すると、照朝の前に初が現れた。「グングニル」のアジトとおぼしき地下施設を目指す照朝は、転落しそうになったところを間一髪で初に救われる。裏切ったはずの初がなぜ目の前にいるのか。照朝を監視していたかのようなタイミングでの初の登場に戸惑う。一方、ホテルでは「アクマゲームトーナメント」2回戦第2試合の上杉潜夜(竜星涼)&悠季チームと天才棋士・毛利明(増田昇太)&カリスマユーチューバー浅井満(坂口涼太郎)チームの対戦が始まる。潜夜は、天才棋士・毛利の弱点を発見して勝利を確信するが、思わぬ落とし穴が潜んでいる。そして、「グングニル」の目的を暴き出そうとする照朝に最大の衝撃が訪れる。遂に明らかになる、ガイドの正体とは。
2024年05月19日大人気マンガシリーズ、スカッとドラマさんの『【LINE】結婚に反対する義父に反撃』を紹介します。彼女との結婚を義父に反対された主人公。主人公は何度も義父を説得しようと、連絡を取り続けていました。しかし義父は「結婚は認めない」の一点張りで…。≪HPはこちら≫前回のあらすじ出典:Youtube「スカッとドラマ」#2【LINE】結婚に反対する義父に反撃出典:Youtube「スカッとドラマ」働いている会社について出典:Youtube「スカッとドラマ」確認されて…出典:Youtube「スカッとドラマ」なおさら結婚に反対出典:Youtube「スカッとドラマ」聞いたこともない会社出典:Youtube「スカッとドラマ」稼ぎの心配出典:Youtube「スカッとドラマ」今は多くないけど…出典:Youtube「スカッとドラマ」出世するよう頑張る出典:Youtube「スカッとドラマ」次回予告出典:Youtube「スカッとドラマ」突然主人公が勤めている会社について聞いてきた義父。主人公が答えると「聞いたこともない会社」と、バカにし始めました。そして稼ぎが不安だからと、再び結婚に反対したのです。※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点でのものになります。※こちらのお話は体験談をもとに作成しています。(CoordiSnap編集部)
2024年05月19日皆さんは、濡れ衣を着せられそうになった経験はありますか?今回は「退職間近のバイトを犯人扱いする店長」にまつわる物語とその感想を紹介します。※この物語はフィクションです。イラスト:モナ・リザの戯言レジ打ちのバイトスーパーでレジ打ちのバイトをしている高校生の主人公。他のバイトたちの不真面目な勤務態度に頭を抱えていました。そのことを店長に相談した主人公ですが…。なんと店長は、他のバイトたちに、主人公が告げ口したと言いふらしてしまったのです。この件で職場に居づらくなるも、バイトの契約が切れるまでの辛抱だと耐えていた主人公。しかし退職の3日前、主人公がレジ締めをしているとレジの金額が足りないことに気づきます。白い目を向けられる主人公が「10万円マイナスです」と報告すると、店長は「はぁ!?」と激怒して…。なんと「もう辞めるからって金盗もうと思ってるんじゃねーの?」と主人公を犯人扱いしてきました。あらぬ疑いをかけられた主人公は「いや…」と、その日はレジに触っていなかったと抗議しますが…。出典:モナ・リザの戯言店長は聞く耳を持たず、主人公は他のバイトたちからも白い目を向けられてしまいます。しかし3日後、本社の社員が来て聞き取り調査を行うと、バイトたちの発言に矛盾があることが判明。そのことを指摘する本社の社員に、主人公は真実を伝え…。読者の感想主人公の言い分に聞く耳を持たず、最初から犯人扱いする店長に呆れました。もう少しで辞めるタイミングで厄介なトラブルに巻き込まれてしまった主人公が気の毒です。(30代/女性)勤務態度に問題があったのは他のバイトなのに、疑いを向けられた主人公は災難でしたね。店長には双方の言い分を聞いて公平な判断をしてもらいたいものです。(20代/女性)※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点でのものになります。※実際に募集した感想をもとに記事化しています。(CoordiSnap編集部)
2024年05月19日