なぜ痴漢冤罪保険に加入? 北海道警察の不祥事テーマ問題作、映画プロデューサーの今だから言える話
白石監督の言葉を借りれば、「不道徳な映画を撮っている」。そんな、作り手の興奮があったのかもしれません。
この映画には、脚本を面白いと思った方々が集まっています。ただ、その脚本の本当の魅力は、撮りはじめてみないと分からない。だから、撮影初日には多くの関係者が集まりました。みなさん、期待と不安が半々だったと思いますが、撮影初日にお越しになった方は一様に安心しれていたような気がします。「こんなとんでもない映画を作ってくれてありがとう」という面持ちでした。
――試写室もかなりの混雑でした。
どのような反響か楽しみですね。事件になればいいと思っています(笑)。
(C)2016「日本で一番悪い奴ら」製作委員会
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