「諸星要一」について知りたいことや今話題の「諸星要一」についての記事をチェック!
7ORDERの諸星翔希が17日、自身のインスタグラムを更新。【画像】7ORDERが「株式会社L&L’s」に所属!リーダー安井謙太郎がCEOを務める「2024年下半期おでかけまとめ」と綴り、複数枚の写真をアップ。投稿の中でメンバーの萩谷慧悟、長妻怜央とINIの田島将吾、髙塚大夢、WATWINGの髙橋颯との集合ショットを披露している。諸星、萩谷、長妻、田島、髙橋は同じ事務所で活動していたことがあり、久々の再会に多くの注目が寄せられている。 この投稿をInstagramで見る Shoki Morohoshi(@moro_themoro)がシェアした投稿 この投稿にファンからは「メンツエモすぎる写真さんきゅーーー」「たじふうとセブオダ」など多くのコメントが寄せられている。
2024年12月18日「ケイジとケンジ、時々ハンジ。」の4話が5月4日放送。目黒から食事に誘われた美沙子の“対応”に、視聴者からは「諸星検事に転がされている?」「転がされてるめぐちゃんが可愛い」などといった反応が寄せられている。2020年放送の「ケイジとケンジ 所轄と地検の24時」以来3年ぶりの続編となる本作は、桐谷さん演じる体育教師から刑事となった仲井戸豪太と、立会事務官をする妹の仲井戸みなみ。彼らを取り巻く刑事と検事、判事たちの姿をユーモラスに描きつつ、大人のビターな群像劇が展開中。横浜の私立高校で8年間体育教師として勤め、生徒たちを悪の道に誘う悪人たちを根絶するため警察官に。己の足と勘と情熱で捜査にあたる仲井戸豪太役に桐谷さん。豪太の妹で、検事とともに事件を調べる立会事務官をしている仲井戸みなみ役に比嘉愛未。アメリカの日本大使館に警備担当外交官として2年間赴任して、妙に英語の発音がきれいになった目黒元気には磯村勇斗。横浜地方検察庁みなと支部の検事で、東京地検特捜部に上がろうと野心を抱いている矢部律子に中村アン。刑事たちの捜査の不備を指摘し「氷点下100度の女」という異名を持つ諸星美沙子に吉瀬美智子。諸星と過去に交際していたことが明かされた判事の二階堂俊介に北村有起哉。徹底した現場主義を貫いてきたベテラン刑事の江戸一に古田新太といった顔ぶれが出演。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。目出し帽で顔を隠した3人組の男が無人餃子店から126パックもの冷凍餃子を盗んだ上、鉢合わせになった女性を突き飛ばして逃走する事件が発生。豪太らは盗まれた餃子がフリマアプリに出品されているのを発見、出品者の大学生・三鷹蒼(濱田龍臣)を取り調べる。しかし三鷹はアカウントが乗っ取られたと主張し、事件があった時刻もバイト先で知り合った女子高生とボイスチャットをしながらソーシャルゲームをしていたと主張する。しかもボイスチャットの相手が江戸一の娘、陽葵(飯沼愛)だったことが判り、彼女に共犯の疑いがかけられる…というのが今回のストーリー。前回、美沙子の護衛をするなかで彼女と食事することになった目黒だが、今回のエピソードでは「またごはんに行きませんか?」と、改めて美沙子を食事に誘う。裁判官と警察官がプライベートで会うのはまずいと答える美沙子だが、「…でも、偶然ランチで一緒になるとかだったらいいかもね」と続ける…。「メグちゃんが諸星判事にアタック……偶然を装ってならOKが出た!」「諸星判事に転がされてるめぐちゃんが可愛い」「思わせぶり諸星検事に転がされている?」など、美沙子と目黒の“恋”に多くの視聴者からコメントが集まる。一方、陽葵の疑いが晴れたものの、ますます嫌われることになってしまった江戸一は、改めて陽葵に謝罪。刑事を辞めパン屋を始めると明かす。ラストではキッチンカーでパンを売る江戸一と陽葵の姿も映し出され、視聴者からは「これからはパン屋さんで出演?」「パン屋さんが事件に巻き込まれるとかあるの?」といった反応も寄せられている。【第5話あらすじ】横浜みなとみらい署署長・牛島正義(伊藤淳史)が高校の同窓会に出席、高校時代片想いしていた同級生・城山由希子(黒川智花)と久々に再会する。ところが突如、牛島の目の前で同窓生の津川亮太郎(敦士)が赤ワインを口にした直後、亡くなってしまう。犯人候補は牛島を含む同窓生49人、署長が捜査対象者になるという前代未聞の事態となり…。「ケイジとケンジ、時々ハンジ。」は毎週木曜21時~テレビ朝日系にて放送中。(笠緒)
2023年05月04日元光GENJIで歌手・俳優の諸星和己が、50歳の誕生日を迎えた12日、オフィシャルブログを開設した。「NOWADAYS OPEN」と題した初投稿で、「覚えてるだろう昭和、平成の日々何もかも嫌という程忘れない 覚えてるだろう2983日の日々何もかも嫌という程覚えている」とつづり始め、「さぁ始めよう新たに始まる記憶作り!アメブロ開催です!!」とブログをスタート。続けて、「まずは頭を整えてHawaiiの復活をも願い 私生活の足元の出来事を紹介します」と伝え、「HOPE LOVE KA-KUN」と諸星の愛称“かーくん”で締めくくった。この投稿にファンからは、「この日を待ってたよ~」「お誕生日おめでとうございます!」「元気なメッセージありがとうございます!」「これから楽しみ」「新ブログ、おめでとうございます」「これからいろんなかーくんに会えるの楽しみにしています」「素敵な1年になります様に」「待ってましたぁ~」「これからの人生ちょ~たのしんで欲しい」「これからの人生いっぱい楽しい思い出作って下さい」など、ブログ開設を喜ぶ声や誕生日を祝福するコメントが寄せられている。
2020年08月12日真田佑馬、諸星翔希、森田美勇人、萩谷慧悟、阿部顕嵐、長妻怜央が、TOKYO MXの新番組 『イケダンMAX』(18日スタート 毎週木曜 25:05〜25:35)に出演することが11日、明らかになった。同番組では、助っ人屋「イケダン」に雇われた6人のイケメン男子が一丸となって、世のため人のためになることを追求し、頭と体を使って様々なことに挑戦していく。「パセリ農家の役に立ちたい!」「海女さんの役に立ちたい!」など、各メンバーが考えた企画を実行し、体当たりで挑む。MCはタイムマシーン3号・関太、山本浩司が務める。
2019年04月11日25日、元光GENJIの諸星和己(46)が横浜スタジアムで開催された横浜DeNAベイスターズ対中日ドラゴンズ戦の始球式に登場し、イベントの一環で光GENJIの『STAR LIGHT』を歌い、ローラースケートも披露した。これにファンたちは歓喜の反応を見せ、昨晩SNS検索ワード上位に「諸星和己」がランクインするほど話題に。 諸星は、同対戦中に横浜スタジアで開催されているイベント「BLUE☆LIGHT SERIES 2017」の一環として登場。始球式では、バッターボックスに立った中日・京田陽太選手にまさかのデッドボールとなった。 その後のクロージングイベントでは、キラキラのスパンコール衣装にローラースケートを履いて登場。「腐ってもアイドル、盛り上げるのはお客さんです!」と挨拶し、かつて大ヒットとなった光GENJIの『STAR LIGHT』を披露、ローラースケートでの華麗なるターンを見せ会場を沸かせた。 アンコールの声援には「ないんだよ曲が!」と嘆き、「次また来ますんで!今度は!我々メンバー7人います。7人連れてきますから!」と観客と約束。最後に「これだけは言っておきます!小さいお子さん。嵐じゃなくてごめんね!」と会場を笑わせた。 始球式後には、報道陣の取材に対し「今年で30周年だからね」と、光GENJIの話題に。先日もメンバーたちが一堂に会する機会があったといい、「みんな元気ですよ」とし「プライベートでは集まるんですけど、仕事としてだと考えてしまう。そういう年齢なんです。」と明かした。 ネットでは「ローラースケート履いていたし皆で大合唱!幸せ」「かーくんのStarlight披露するの定番化して」「昔と変わらない可愛さとカッコよさったら…」「かーくんローラースケート履いてた!!最高すぎ!」と大盛り上がりの反応をみせた。
2017年05月26日R15+指定作品ながら「綾野剛の代表作」として大反響を呼んでいる『日本で一番悪い奴ら』。このほど、『ディストラクション・ベイビーズ』でぶっ飛んだ演技を見せ、綾野さんから絶賛のコメントを受けていた柳楽優弥から、本作の綾野さんに驚愕し、“惚れた”というコメントが到着した。本作で綾野さんが演じるのは、「正義の味方、悪を絶つ」の信念をもちながらも、でっちあげ・やらせ逮捕・おとり捜査・拳銃購入・覚せい剤密輸など、あらゆる悪事に手を汚していく北海道警の刑事・諸星要一。諸星を慕って集まった裏社会のスパイ=S(エス)には、中村獅童、YOUNG DAIS、お笑い芸人「デニス」の植野行雄が扮し、警察組織への忠誠を誓い、自らの正義を貫こうとしたために、間違った道を猛進していく刑事たちの狂気と波乱に満ちた物語が描かれていく。先日の「ニューヨーク・アジア映画祭」ではオープニング作品として上映され、綾野さんがライジング・スター賞を受賞したことでも話題の本作。「日本警察史上、最大の不祥事」と呼ばれる“実際の事件”をベースにした本作で、綾野さんは1人の男の26年間を熱演。約1か月の撮影期間で体重を10kg増減させ、マル暴(暴力団対策課)時代には毎日焼肉を食べ、「歯垢がほしい」と歯を磨かずに過ごすなど、渾身の姿がスクリーンで昇華されている。SNSでも、「綾野剛の演技がスゴかった!」「綾野剛が本当に良い。緩急自在で変貌自在」「間違いなく、綾野剛の代表作!」と、綾野さんの演技には絶賛の声が後を絶たない。そんな本作に、『ディストラクション・ベイビーズ』「ゆとりですがなにか」に出演し、若手俳優の中でも群を抜いた存在感で異彩を放っている柳楽さんからコメントが到着。「人間はどこまで清く、そして悪くなりうるのか。その振り幅を演じ切っている剛さんが格好良く、痺れました」と、その役者魂に“惚れた”様子だ。『日本で一番悪い奴ら』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)
2016年07月10日公開中の映画『日本で一番悪い奴ら』の大ヒット記念イベントが9日、東京・丸の内TOEIで行われ、主演の綾野剛、矢吹春奈、瀧内公美、白石和彌監督が出席した。綾野剛主演の本作は、『凶悪』で日本映画賞を総なめにした白石和彌監督の最新作。劇中であらゆる悪事に手を染めた北海道警察の警察官・諸星要一演じる綾野剛が、現地時間6月28日にアメリカ・ニューヨークで行われた『第15回ニューヨーク・アジア映画祭』に出席し、同映画祭でオープニング上映された本作でライジング・スター賞を受賞。綾野にとっては、凱旋イベントとなった。白石監督と一緒に会場後方から客席を通って登場した綾野は「こんな風にスタンディングオベーションで迎えてくれて本当に光栄です。我々は先々週ぐらいからニューヨークに行ってまいりました。アメリカの方はずっと爆笑してたんですが、シャブを打つシーンは急に笑いがなくなり、センシティブなところは国が違えど感覚は近いところがあるんだと思いました」と現地での反応を紹介した。そんな綾野と白石監督に途中から登壇した矢吹と瀧内が花束を手渡し、矢吹が「ライジング・スター賞を受賞されたという情報が入った時は凄く胸がざわつきました。本当にこういう素晴らしい作品に参加できて自分の人生の宝物だと思います。本当に受賞おめでとうございます」と祝福。これまで本作のイベントで男性ばかりだったという綾野は「今日はお2人に花束をいただき、両手に花でこんなに華やかなイベントは日悪史上初めてですよ!」と笑顔を見せた。劇中で暴力団幹部に扮した中村獅童と出会うシーンの話題となり、「獅童さんが『聞いてんのか~?』とガチできたので超テンパっちゃって、啖呵を切るじゃないですけど、タンを吐いちゃいました(笑)。あれしか出てこなかったんです」と明かしつつ、白石監督の忠告を無視して本当のサメエキスを食べたシーンを「大変な目に合いました…。苦いとかじゃなくて、存在しちゃいけないと思うんだよね」と振り返り、「反応を楽しみたかったんですけど、後半は芝居にならなかったです」と苦笑いを浮かべていた。
2016年07月09日俳優の綾野剛が7月9日(土)、都内で行われた主演作『日本で一番悪い奴ら』のヒット御礼舞台挨拶に登壇し、祖母から「剛、最高だったよ」と演技を絶賛されたと明かした。2002年に北海道警察で発生し“日本警察史上最大の不祥事”と称される「稲葉事件」を題材に、北海道警の刑事・諸星要一(綾野さん)が裏社会のスパイと手を組み、でっちあげ、やらせ逮捕、おとり捜査、拳銃購入、覚せい剤密輸などあらゆる悪事に手を染める転落人生を描いた。公開後、綾野さんのもとには大きな反響が届いているそうで「先日、リリー(・フランキー)さん『剛、よくやった。この作品は最高だ』とメールをいただいた」と感激した様子。「こういった作品がきちんと(全国規模で)上映され、たくさんのお客様に観てもらえることがうれしい。日本のエンターテインメントの底上げになる糧となれば」と背筋を伸ばした。舞台挨拶には綾野さんをはじめ、共演する矢吹春奈、瀧内公美、白石和彌監督が出席。本作は先月開催された「第15回ニューヨーク・アジア映画祭」のオープニングを飾り、綾野さんが同映画祭のライジング・スター賞を受賞しており、「街はもちろん、映画祭そのものの環境からもパワーを与えていただいた」(綾野さん)「やっぱり悪いことは世界に通じる。現地の皆さんも、綾野剛が“ゴウ・アヤノ”として世界に羽ばたく役者として、早くこっち(海外)で勝負してくれと言っていた」(白石監督)と現地入りした感想を語っていた。ライジング・スター賞は「今後、世界的な活躍が期待される俳優」に贈られる賞で、舞台挨拶では綾野さんが現地で授与されたトロフィーをお披露目していた。『日本で一番悪い奴ら』は全国公開中(text:cinemacafe.net)
2016年07月09日●三重県警が野次馬を整理こんな映画を作って、本当に大丈夫なの? 試写室で綾野剛主演の映画『日本で一番悪い奴ら』(6月25日公開)のエンドロールを眺めながら、そんなことが頭をよぎった。綾野演じる新人刑事・諸星要一は、警察への忠誠を誓いすぎたことで、成績を上げるために手段がエスカレートしていく。でっちあげ、やらせ・おとり捜査、拳銃購入……もうめちゃくちゃである。挙句の果てには養っている"S"(スパイ)と覚せい剤の密売をはじめ、その利益を元手に拳銃を購入するなど、諸星は独創的な発想で北海道警察の階級社会をガシガシとよじ登っていく。まぁ、かなりの脚色が施されているのだろう。そう言い聞かせて勝手に安堵していたのだが、原作となったノンフィクション『恥さらし 北海道警 悪徳刑事の告白』(講談社)を読み終えると、そんな目算はあっさりと打ち砕かれてしまう。原作者は元エース刑事・稲葉圭昭氏。9年の服役を経てつづられた、懺悔録だった。「日本警察史上、最大の不祥事」とうたわれている今回の映画。かつての「稲葉事件」をモチーフに描かれているわけだが、関係者の中には今でも北海道警にお勤めの方もいらっしゃるらしい。本当に大丈夫なの? こんな作品をどうやって映画化までこぎつけたの? 出演者にそんな質問をぶつけるのはお門違いなので、宣伝担当に「現場の苦労を知る人物を」とオファーしてみたところ、紹介されたのがプロデューサーの高橋信一氏だった。この高橋氏。常にクールで終始淡々。しかし、「痴漢保険」に入るなど、過剰な警戒心の持ち主でもあった。○警察は撮影申請手続きに半笑い――警察との交渉、許可取りなどでご苦労もあったのでは。それほど振り切っている作品でした。実務としてこの映画のお金を集めたり、制作体制を整えたり、宣伝の方向性を決めたりと、プロデューサーの業務は多岐にわたります。ただ……この映画を作ることに関して、警察への許可取りは一切していません。――えっ!?撮影に関しての道路使用許可とか、そういった撮影行為に関しての許可申請はきちんと行っています。でも、映画自体をやることに関しては全く……。原作があり、それをもとにしたフィクションとしてこの作品を作りました。冒頭から注意書きを入れているのはそのためです。――私が当事者だったら、怒ってしまいそうです。ここに関してはいろいろな解釈があると思いますが、もし今回の作品がNGだとすると、これまでのすべての刑事ドラマもダメになる。だから、「許可は必要ない」との判断でした。また、この映画は実際の事件をモチーフとして映画化していますが、私たちは北海道警を糾弾しようとして映画は作っていません。――てっきりそこで大変な思いをされたんだと……正直に言います。危険な目にあったとか苦労をしたとか、そんなシビれるような裏話を期待していました。そういうことであれば、全く苦労はありません(笑)。当然、社内で若干、心配の声は上がっていました。「こういう映画を作っていいのか」「警察から抗議されるんじゃないか」とか。ただ、白石監督とは前作『凶悪』からの関係なので、われわれとしては「白石監督の最新作だからやろう」という思いでした。――そうですか……。苦労話ですか(笑)? 面白エピソードになってしまいますが、やっぱり北海道ではほとんど撮影することはできませんでした。撮ることができたのは、わずか数日。「それだったら協力できない」と断られるんですよね。交渉先の方が実際に稲葉さんや北海道警に何かをされたとかではないと思うんですよ。それほどの爪痕を残した重大事件だったということでしょうね……。劇中では昭和から現代までの北海道を舞台としていますが、実際は三重県四日市市の桑名を中心に、一部を名古屋と神戸で撮影しました。撮影に入る前、北海道のロケハンではすすきのの方々のお話もうかがうことができました。映画宣伝の中でも「日本警察史上、最大の不祥事」と言っていますが、この作品にかかわるまではそこまで知らなかったというか。ただ、現地の人にとっての「稲葉事件」は今でも語り継がれるほど相当なインパクトだったようで。みなさんのお話をうかがって、「フィクションとして製作するとはいえ、北海道での全面ロケは困難を極める」と確信しました。三重の撮影では当然、道路使用許可の申請手続きをするんですが、書類には「どういう映画なのか」を書かなければならない。そこで嘘をついてしまうと、虚偽の申請となってしまいます。正直に映画の内容を伝えたところ、三重県警の方々は半笑いでしたが、撮影にはしっかりご協力いただきました。三重県警は三重県警、北海道警は北海道警。警察組織は「縦割り」なんだとあらためて感じた瞬間でした。――劇中でもそんなシーンがありましたね。ええ。野次馬が集まると、三重県警の方々がてきぱきとさばいてくださいました。「なにかあったら何時でも声をかけてください!」と非常に協力的で、本当にありがたかったです。――わずか数日の北海道ロケというのは?夏に数日、その後、冬場に夕張という設定で撮影しています。夏のタイミングでは映画の情報が解禁なっていませんでしたが、冬は情報解禁後。当然、世間にはこの映画のことが知れ渡っているわけで、「何かが起こったらどうしよう……」という漠然とした不安がありました。法令順守を徹底し、車の運転やスピードもいつも以上に安全運転で気を使いました。●満員電車では両手を常に上○どこかで期待してしまう陰謀論――北海道警からの問い合わせや、抗議の連絡はないんですか。共同配給の東映さんからは『県警対組織暴力』の撮影の際に広島県警から強い抗議があったと聞いていたので、気にはしておりました。ですが、幸いなのか何なのか。クレームは一切いただいておりません。――これからかもしれないですね。そうですね。抗議はともかく、仮に怪文書などが届くようなことがあったら、すぐにフェイスブックとツイッターで速やかにご報告させていただきます(笑)。――しかし、警戒しすぎのような気が……。何を言ってるんですか。僕なんか、痴漢保険に入りましたからね。電車内では何が起こるか分かりませんから。もちろん、満員電車では常に両手を上に。いや、本当に冗談じゃありませんよ? そういう意味での細かいことも、本当に気を使いました。勝手な陰謀論ですけどね(笑)。考えすぎだとは分かってます。ただ、制作陣はそれほどの精神状態だったんです。――確かに重いテーマではあります。いろいろと考えさせられる、悲しく切ない結末でした。そうですね。僕らも道民の方、特に北海道警の方にどういうふうに受け止められるのか、正直分かりません。ただ、実際に警察が悪く描かれる作品もたくさんあるわけですし、それがフィクションであれノンフィクションであれ過去にはそういう作品が数多くあったわけで。そう言い聞かせつつも、どこか気にしてしまう……。気にしつつも、「何か起こらないかな」みたいな変な期待もあったりして……。○元ヤクザ"S"との接触――すすきのでは過去に"S"だった人物とも接触されたそうですね。はい。私が会った方は元ヤクザの方で、今は辞められて飲食店を経営されていました。その方はお会いしても、外見上は一般の方と区別がつかないかもしれません。それぐらい柔和で、温厚な方。当時の稲葉さんとの関係や、なぜ"S"を辞められたのかなどを伺いました。―― 一般人に戻られているわけで、ご本人としては触れられたくない過去だったりしないんですかね。僕達もそこまでは深くは踏み込まなかったんですが……稲葉さんのことを変わらず「オヤジ」とおっしゃっていたんですよね。ここは推測ですけど、ご自身の過去をそんなに後ろ暗くは感じていらっしゃらないんじゃないかなと。稲葉さんも覚せい剤を打ち、銃器関連の違法捜査をして捕まりましたが、服役をされて罪をきちんと償っています。とある芸能人の方のようになかなか社会復帰しづらい世の中になっていますが、正しく罪を償っている人が復帰できない社会はおかしいと思います。稲葉さんがおっしゃっていましたが、元"S"の方も含めこの映画を楽しみにしてくださっている方がたくさんいらっしゃるそうです。――北海道の劇場が元"S"の方で埋めつくされるかもしれませんね。だといいんですが(笑)。――制作サイドは心労が絶えなかったようですが、撮影現場はかなり盛り上がっていたと聞きました。今まで僕が経験した映画の中で、いちばんキャストが笑っていました。白石監督も初日から笑いっぱなし(笑)。撮影初日の最後のシーンが、おばあさんが覚せい剤を打つシーンだったんですが、みんな「ひどい映画を撮るなぁ」と言いながら笑っていました(笑)。白石監督の言葉を借りれば、「不道徳な映画を撮っている」。そんな、作り手の興奮があったのかもしれません。この映画には、脚本を面白いと思った方々が集まっています。ただ、その脚本の本当の魅力は、撮りはじめてみないと分からない。だから、撮影初日には多くの関係者が集まりました。みなさん、期待と不安が半々だったと思いますが、撮影初日にお越しになった方は一様に安心しれていたような気がします。「こんなとんでもない映画を作ってくれてありがとう」という面持ちでした。――試写室もかなりの混雑でした。どのような反響か楽しみですね。事件になればいいと思っています(笑)。(C)2016「日本で一番悪い奴ら」製作委員会
2016年07月07日綾野剛が「第15回ニューヨーク・アジア映画祭」にてライジング・スター賞を受賞した『日本で一番悪い奴ら』。実際の警察不祥事を題材にした本作から、新たな場面写真がシネマカフェに到着。実は、綾野さん演じる日本警察史上最もヤバイ刑事は、“餃子耳”が特徴的な“柔道家”だったことが明らかになった。本作で綾野さんが演じるのは、「正義の味方、悪を絶つ」の信念をもちながらも、でっちあげ・やらせ逮捕・おとり捜査・拳銃購入・覚せい剤密輸など、あらゆる悪事に手を汚していく北海道警(以下、道警)の刑事・諸星要一。「日本警察史上、最大の不祥事」と呼ばれる“実際の事件”をベースにしたこの作品で、綾野さんは一人の男の堕ちに堕ちた26年間を熱演。諸星を慕って集まった裏社会のスパイ=S(エス)には、中村獅童、YOUNG DAIS、お笑い芸人「デニス」の植野行雄が扮し、警察組織への忠誠を誓い、正義を貫こうとしたために間違った道を突き進んでいく刑事たちの狂喜と波乱に満ちた物語が描き出していく。今回解禁となったのは、綾野さん演じる諸星の“餃子耳”&柔道着姿や、一本背負いを決めて犯人を逮捕している場面。柔道の腕を買われて警察官となった諸星は、柔道で見事、道警を初の全国優勝に導き、刑事へと昇進を果たす。以後、先輩刑事である村井(ピエール瀧)から、「犯人を挙げて点数を稼げ」、そのためには「協力者=S(スパイ)を作れ」と諭されたことをきっかけに、暴力団幹部・黒岩(中村獅童)、クスリの運び屋・山辺(YOUNG DAIS)、盗難車バイヤーでパキスタン人のラシード(植野行雄)を引き入れ、のちに警察史上最大の不祥事を引き起こしていくことに。実はその後も何かと、この “餃子耳”がキーポイントになっていくのだが…。綾野さんにとって本作は、「間違いなく僕にとっての代表作」と断言するほどの自信作。役作りについても徹底を尽くし、柔道の日本チャンピオンで特に寝技が強かったという原作のモデルに沿う形で、耳を格闘家特有の“餃子耳”をする際には、綾野さん自らヒアルロン酸を直接耳に入れようと白石監督に相談したところ、「特殊メイクでいいから!」と監督に止められたほど。さらに、約1か月の撮影期間で26年間の男の人生を演じるにあたり、体重を10キロ増減させるなど外見も大きく変貌させており、綾野さん渾身の役者魂を感じさせている。「ニューヨーク・アジア映画祭」では、これから世界的な活躍を期待する俳優に贈られるライジング・スター賞の受賞に「感謝しかない」と語っていた綾野さん。その新たな代表作にして、超問題作をスクリーンでも目撃してみて。『日本で一番悪い奴ら』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)
2016年07月02日主演・綾野剛と『凶悪』の白石和彌監督がタッグを組んだ『日本で一番悪い奴ら』。先日、本作が「第15回ニューヨーク・アジア映画祭」オープニング作品に決定し、綾野さんが同映画祭のライジング・スター賞を受賞することが報じられたが、この度現地時間6月28日(火)、その授賞式が行われ、綾野さんと監督が参加した。北海道警察の新米刑事・諸星要一(綾野剛)は、叩き上げの刑事たちの前で 右往左往する毎日をおくっていた。そんな中、署内随一の敏腕刑事・村井(ピエール瀧)から教えられた刑事として認められる唯一の方法、それは“点数”を稼ぐこと。あらゆる罪状が点数別に分類され、熾烈な点数稼ぎに勝利した者だけが組織に生き残る。そのためには裏社会に飛び込み、捜査に協力するスパイ=S(エス)を仲間にし、有利な情報を手に入れろ! こうして、その教えに従った諸星と、彼の元に集まった3人のSたちとの狂喜と波乱に満ちた生活がはじまった。「正義の味方、悪を絶つ」の信念をもちながらも、でっちあげ・やらせ逮捕・おとり捜査・拳銃購入・覚せい剤密輸など、ありとあらゆる悪事に手を汚した北海道警察の刑事・諸星の行き着く先は――!?会場となったのは、ニューヨークのリンカーンセンター内にあるWalter Reade Theater。場内は上映を待ち望む幅広い世代の男女で満席となり、そこへ映画祭のディレクターが綾野さんと白石監督を呼び込み登壇。まず、今回がニューヨーク初上陸となる綾野さんが「会場の皆様、本日はご来場頂きありがとうございます。ニューヨーク、最高です!」と英語で挨拶すると、観客からは歓声と祝福の拍手が鳴り響いた。さらに、綾野さんは、“これからの世界的な活躍を期待する俳優”に贈られる「ライジング・スター賞」の受賞に関して「非常に光栄な賞をいただき、大変嬉しく思っております」と喜びを述べ、「私個人が、この賞を受賞したとは考えておりません。この『日本で一番悪い奴ら』という作品が評価され、私が代表として、今日この賞をいただいたのだと思っております。この作品に、白石監督に、そして本日この場にお越しくださった会場の皆様に感謝申し上げます。本当にありがとうございました」とコメント。また、オープニング上映の際にすでに観客と一緒に映画を見ている白石監督からは「ビッグスター!」と満席の会場に綾野さんを紹介し、「映画の中でたくさん悪いことをしていますが、そのおかげで、この作品と、ライジング・スター賞を授賞した綾野剛がこの場います」と挨拶し会場を沸かせた。続いて同会場にて公式上映が行われ、上映中は絶えず笑いが起こり、本編後半では悪に染まった諸星と同調するように観客は物語に引き込まれていたようだ。また上映終了するや、場内からは拍手が起こり、客席で観客と共に鑑賞していた綾野さんと白石監督が紹介されると、さらに割れんばかりの拍手と賛辞が2人へ向けられていた。上映後のティーチインにて綾野さんは「笑いながら楽しんで観ていただいたことに、とても感銘を受けています。そこは日本の劇場と似ていると感じました」と語り、白石監督も「聞くところによると、ニューヨークでも警察の不祥事などがあるようですし、ギャングもいる。そのような環境で、どう観てもらえるのか不安だったが、楽しんでもらえて安心しました」と安堵の表情を浮かべていた。最後に綾野さんは、「大変栄誉ある賞をいただきまして、感謝しかありません。今回、ニューヨークに来て、たくさんのパワーをいただきました。エンターテイメントのありとあらゆる可能性に満ちあふれていて、この地で体感したことを自らの糧にして、今後の作品にも活かしていきたいと考えています」と締めくくっていた。『日本で一番悪い奴ら』は全国にて公開中。(cinemacafe.net)
2016年06月30日俳優の綾野剛が6月25日(土)、都内で行われた主演作『日本で一番悪い奴ら』の初日舞台挨拶に登壇。実際に起こった警察の不祥事を描く作品で「朝から不謹慎な映画をご覧いただき、ありがとうございます」と恐縮していた。2002年に北海道警察で発生し“日本警察史上最大の不祥事”と称される「稲葉事件」を題材に、北海道警の刑事・諸星要一(綾野さん)が裏社会のスパイと手を組み、でっちあげ、やらせ逮捕、おとり捜査、拳銃購入、覚せい剤密輸などあらゆる悪事に手を染める転落人生を描いた。舞台挨拶には綾野さんをはじめ、共演するYOUNG DAIS、お笑いコンビ「デニス」の植野行雄、「TKO」の木下隆行、ピエール瀧、白石和彌監督が出席し、写真撮影では鏡割りした巨大樽に隠された拳銃のレプリカを手にポーズを決めていた。「綾野くんが現場をリードしてくれて、楽しく和気あいあいとした空気を作ってくれた」とYOUNG DAISさん。公開を前に全国の映画館をキャンペーン行脚した植野さんは「70歳くらいの杖をついたおじいちゃんが、『今年いちばん楽しみにしているよ』と言ってくれた」とうれしそうに報告していた。また、主人公に悪事の手ほどきをする先輩刑事を演じたピエールさんは、「最初はいい後輩だったのに、映画の後半では人が変わって、アレレレレって(笑)」と綾野さんの変貌ぶりに驚きの表情。木下さんは「初対面の剛くんが、『思いきり蹴ってください』って。おかげで緊張がほどけた」と感謝を示した。各界で高い評価を得た『凶悪』に続いて、実録映画に挑んだ白石監督は「あくまで役者の映画。役者が輝いてナンボなので、皆さんがここまで輝いてくれたのは誇りに思う」と胸を張っていた。『日本で一番悪い奴ら』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)
2016年06月25日どんなことでも挑戦することは簡単じゃない。挑戦を為し遂げることはもっと簡単じゃない。であるからこそ、挑戦を経て目的の場所にたどり着いた人、またその人が為し遂げたことは輝いて見える。そんな挑戦の詰まった映画『日本で一番悪い奴ら』には、正義を守るために警察への忠義を誓いすぎた男の半生が描かれ、ここまで描いちゃっていいんですか?という驚きと、悪とは何をもって悪というのか?観客は大きな問いかけを受け取るだろう。白石和彌監督と主演の綾野剛さんは映画に流れるその問いをどう受け止め、どう挑戦したのか。『凶悪』『日本で一番悪い奴ら』、悪人を題材にした映画が続く白石監督。前者はノンフィクション・ベストセラー小説「凶悪 ある死刑囚の告発」、後者は「恥さらし 北海道警 悪徳刑事の告白」が原作となっている。実録ものに惹かれる理由を白石監督は「知りたいという探究心」だと言う。「どちらの登場人物に関しても僕のなかではそれほど悪人だとは思っていなくて。どの人にも“良い”ところ、“悪い”ところがある。そこから“一体人間って何なんだ?”ってことを見つけたいんです。だから実録ものの映画が続いているのかもしれない。実録って、小説や漫画と違って(製作していくなかで)分からないことが次から次へと出てくる。その分からないことを探していく作業が“人間って何なのか?”に繋がっていく。魅力的なんですよ」。その“魅力的”だというキャラクターとは主人公の諸星要一。北海道警の熱血警察官だが、正義感が強く真っ直ぐなゆえに、でっちあげ、やらせ逮捕、おとり捜査、拳銃購入、覚せい剤密輸…あらゆる悪事に手を染めてしまう男だ。そんな諸星のオファーを綾野さんは「自分は役者であると、何の恥じらいもなく言えるきっかけになった役」だと喜ぶ。諸星役に綾野さんを抜擢した背景には“色気”というキーワードがあった。白石監督が明かす。「稲葉(圭昭)さんの原作を読んで台本の第一稿を書き終えるまでは、諸星を誰が演じるのか全然想像できていなかったんです。というのも、諸星は柔道の猛者。大学を辞めるときにロシアの格闘技サンボの大会か北海道警かという選択を迫られて、北海道警に入った人物です。なので、稲葉さん本人に会ったときの印象は“骨太”な人でした。そして“色っぽさ”のある人でした。捕まった当時は彼女が8人いて、そのうちの2人が婦警だったそうで(苦笑)。超モテる男なんですよ。たしかに話しをしていても色っぽさがある、モテる理由が分かる。稲葉さんのその色っぽさを見て、諸星のキャスティングは色気のある人にしようと決めました。…で、綾野剛だなと」。そのチョイスはもちろん正解だった。綾野さんは、役として「スクリーンのなかに映りたいんじゃない、そこに存在したいんです」と、22歳から48歳までの諸星を演じている。必要だったのは演技におけるテクニカルさはもちろんだが、もっと動物的な感覚。白石監督の前作『凶悪』からもヒントを得たと語る。「『凶悪』を観たときに、この映画を“面白い”と思っている自分はどれほどのクズなのかと、面白いと思った自分自身と対峙しました。クズとは?面白さとは?いろいろ考えているうちに(自分に向けた)嫌悪感が出てきて。もうその時点で監督の罠にはまっているわけです。なぜ面白いと思ったのか──悪さに行き着くまでの(キャラクターの)ベクトルが決して快楽的主義なのではなく、何て言うか動物的な何かを感じたんです。白石監督は、クズ人間は好きだけどダメ人間は嫌い。生きていない人間、本気じゃない人間は好きじゃない。それは前作も今回も共通していて、それが僕にはすごく響いたんです」。綾野さんは白石監督のことを敬意と親しみを込めて「ブラック・チャーミングな人」だと言い、白石組は「毎日、楽しくて仕方なかった」とふり返る。「この手の作品は役者が自由にやっているイメージがあるかもしれないですが、自由に演技させてもらっているその先で、白石監督はしっかりと手綱をひいてくれている。いつ鞭がとんでくるのか、いつブレーキをかけるのか、そのセンスがとてつもなくいい。諸星というキャラクターは白石組が創ってくれた産物。自分で作り上げたとはこれっぽっちも思っていなくて。だからできあがった作品を観て、自分はこんな顔をしていたのか…と、ものすごく嬉しかった。と同時に諸星は今後の自分にとっての最大の敵になる、この作品でのこの役を今後の自分は超えることができるのか?と突きつけられた瞬間でもあって。いつも次回作こそ代表作だと思っているので、そういう意味でもまた白石監督と映画を作りたい。でも、今回の方法は次回には通用しない。また一からスタートして、1を50にできるか100にできるかプレッシャーはあるし、恐怖もあるけれど、そうやって自分を鼓舞することで、まだ役者をやっていていいんだなって、生きていていいんだなって思うんです」。事実は小説よりも奇なり。この映画で描かれていることが事実であることにただただ驚かされるが、驚きの事実を描ききったことにさらに驚く。というのもつい最近、喫煙シーンのある映画が「成人指定」になるなど、映画の作り手にとって厳しい世の中になりつつあるからだ。しかしながら、この『日本で一番悪い奴ら』はそんなことに縛られはしない。そういった反発が挑戦であり「ひとりくらい反発して、(ダメだということを)表現する奴がいてもいいのかなって」と言う白石監督は、なんとも格好いい反逆児だ。「映画での表現に限らず、いまの世の中は本当に潔癖症になっていて、不倫をしたらその人の人生を全否定、薬物使用で逮捕されたらその人のこれまで制作してきたものを全否定、そんなことあるかと。“罪を憎んで人を憎まず”という言葉がある国なのに、本当におかしい世の中になってきている。この映画の主人公も捕まった当時の三面記事を見ると、おそらくですが、一人の悪徳刑事が薬物所持、銃刀法違反で逮捕、なんてヒドい奴がいたもんだ…で終わってしまっていたと思うんです。でも、彼にも青春時代があって、人としての営みがあって、それを描くべきなんじゃないかと。インモラルなことを観て育ってきた身としては、世の中にはこんなことがあるのか!?というのを知って、いろんなことを学んでいくことを伝えたかった」。不道徳が何なのかを知ることで真の道徳を知る──この映画はそれを北海道警を舞台に描いているが、上司のために、警察のために突き進んでいく諸星の生き方、そのモデルである稲葉氏の生き方に「共感する」とも言う。「諸星は柔道しかやってこなくて、最初に入った社会が警察組織で、そこのルールに乗っかるしかなかったんです。僕も映画が作りたくて若松プロに入って、若松(孝二)さんみたいな人に“あれやれっ、これやれっ”と言われたら何が何でもやるしかない。それが僕の使命。若松さんがコレを撮りたいというけれど撮影許可が下りない、じゃあどうするのか?何とかやったろうか!となるわけです。たとえ社会的にはダメなことであっても(笑)。だから諸星の精神状態はよく分かるんですよ」。その言葉に綾野さんも大きく頷く。「諸星は現場で創られた産物」だと白石組を称える綾野さんに対し、白石監督は「この作品には綾野くんのような共犯者が必要だった」と称える。撮影現場で語り、撮影が終わった後に呑みながら語り、時間の許す限り語り合って、そうやってこの挑戦的な映画は完成へと辿り着いた。そして、新たな挑戦も──「嬉しいことに、綾野くんがまたやりましょうと言ってくれるので、マーティン・スコセッシ監督とレオナルド・ディカプリオみたいになれたらなって思うんですよね」。そんな最強タッグの次回作も気になるが、まずは第一作目の共犯作を目撃してほしい。(text:Rie Shintani/photo:Kyoko Akayama)
2016年06月24日6月25日公開の映画『日本で一番悪い奴ら』の公開直前イベント「新宿日悪署落成式セレモニー」が22日、東京・新宿ステーションスクエアで行われ、主演の綾野剛、主題歌を歌う東京スカパラダイスオーケストラfeat. Ken Yokoyamaが出席した。綾野剛主演の本作は、日本映画賞を総なめにした『凶悪』を手掛けた白石和彌監督の最新作。劇中であらゆる悪事に手を染めた北海道警察の警察官・諸星要一演じる綾野剛が、新宿ステーションスクエアに映画の公開を記念して設置された新宿日悪署の完成披露式のテープカットを行った。多くのファンを前にした主演の綾野は「皆さん悪天候の中ありがとうございます。新宿区の寛大な配慮により、この場に立たせってもらって大変感激しております」と感謝を口にしながら「いや~最高ですね! 昨日の夜に通ったんですけど、夜はライトアップされていて興奮しますよ」と出来上がった日悪署に感激しきり。また、署長に就任した日悪署を「日本で一番ロックな警察署を目指したいです!映画は色んな意味でポップになっていますが、今日こういった場所でイベントを出来たことはロックなことだし、日本がやや潔癖になっている中でお祭りのような時間を過ごせているのはロックなことですよ」と高らかに宣言した。また、イベントの最後には劇中で主題歌を担当した東京スカパラダイスオーケストが応援に駆け付け、同所でサプライズライブを敢行。彼らの生演奏に酔いしれた綾野は、ライブ終了後に谷中敦とコラボメンバーの横山健に挟まれて「真ん中に立っていること自体、日本で一番悪いですよ(笑)」とおどけながら「最高に格好良くて、今年で一番楽しかったです!東京スカパラダイスオーケストラは世代的にドンピシャで、正直興奮しました。ライブ中はカメラも忘れてノッてましたね」と興奮した様子。そんな綾野が主演した本作について谷中は「大傑作でしたね。綾野さんの演技に引きこまれながら見てましたけど、悪い人ってパワーがありますよ。そのパワーを頭の中で変換したくなったし、生命力が溢れる映画で感動しました」と絶賛していた。映画『日本で一番悪い奴ら』は、6月25日より全国公開。
2016年06月22日世界各国の様々なテレビ番組を紹介するバラエティ番組「世界まる見え!テレビ特捜部」の6月20日(月)放送回に綾野剛がゲストとして登場。番組MCの所ジョージ、スペシャルパネリストのビートたけしらとトークを繰り広げる。今夜は「世界のスゴイ穴ぼこSP」と題し、「世界の穴ボコ映像集」では水や草木、巨大な氷の塊を次々飲み込む謎の穴や、まるで踊っているような不思議なマンホールなど、世界の様々な穴に関する映像をはじめ、近年不可解な「穴」が次々と出現しているシベリアで謎の巨大ホールを調査したロシアのドキュメンタリー番組や、機体に「穴」が空いて制御不能に陥った旅客機、その事故の真相。また2000年にアメリカ・ペンシルベニア州のキュークリーク炭鉱で発生した、地下75mに9人の鉱夫たちが閉じ込められた炭鉱水没事故の救出劇など、世界中の“穴”にまつわる映像や事件を紹介する。今夜ゲスト出演する綾野さんは現在公開中の映画『64-ロクヨン-』に出演しているほか、最新作『日本で一番悪い奴ら』が6月25日(土)全国公開される。『日本で一番悪い奴ら』は「日本警察史上、最大の不祥事」と呼ばれる実際の事件をモチーフに描いた作品。北海道警察の新米刑事・諸星要一(綾野さん)は、叩き上げの刑事たちの前で 右往左往する毎日をおくっていた。そんな中、署内随一の敏腕刑事・村井(ピエール瀧)から教えられた刑事として認められる唯一の方法、それは“点数”を稼ぐこと。あらゆる罪状が点数別に分類され、熾烈な点数稼ぎに勝利した者だけが組織に生き残る。そのためには裏社会に飛び込み、捜査に協力するスパイ=S(エス)を仲間にし、有利な情報を手に入れること…。こうして、その教えに従った諸星と、彼の元に集まった3人のSたちとの狂喜と波乱に満ちた生活がはじまった――。「世界まる見え!テレビ特捜部」は日本テレビ系で6月20日(月)19時56分~放送。(笠緒)
2016年06月20日公開まであとわずかとなった綾野剛主演映画『日本で一番悪い奴ら』。この度、いち早く本作を鑑賞した各界著名人からコメントが到着。その絶賛コメントの一部を使用したTVスポットが解禁された。北海道警察の新米刑事・諸星要一(綾野剛)は、叩き上げの刑事たちの前で右往左往する毎日をおくっていた。そんな中、署内随一の敏腕刑事・村井(ピエール瀧)から教えられた刑事として認められる唯一の方法、それは“点数”を稼ぐこと。あらゆる罪状が点数別に分類され、熾烈な点数稼ぎに勝利した者だけが組織に生き残る。そのためには裏社会に飛び込み、捜査に協力するスパイ=S(エス)を仲間にし、有利な情報を手に入れろ!こうして、その教えに従った諸星と、彼の元に集まった3人のSたちとの狂喜と波乱に満ちた生活がはじまった。「正義の味方、悪を絶つ」の信念をもちながらも、でっちあげ・やらせ逮捕・おとり捜査・拳銃購入・覚せい剤密輸など、ありとあらゆる悪事に手を汚した北海道警察の刑事・諸星の行き着く先は――!?本作は、「日本警察史上、最大の不祥事」と呼ばれる実際の事件をモチーフに、『凶悪』の白石和彌監督が手掛ける待望の最新作 。先日「第15回ニューヨーク・アジア映画祭」オープニング作品に本作が決定し、主演の綾野さんが同映画祭のライジング・スター賞を受賞決定したことでも話題だ。そんな本作をいち早く鑑賞した各著名人からは、「間違いなく、いろんな意味で、問題作」(山田孝之/俳優)、「邦画史に衝撃を与える問題作」(新堂冬樹/小説家)、「こんなに豪快で最悪の刑事が日本に存在したとは。その話をこんなに面白いエンターテイメントとして描けてしまうとは。現実も、映画も、実はこんなに危険なものだと気づかされる危ない作品。必見」(内田けんじ/映画監督)といった本作に関する声が届く中、「綾野剛さんに惚れました。うぉぉぉー! 余韻が半端ないっす!!!」(棚橋弘至/新日本プロレス所属プロレスラー)、 「はぐれものの刑事を綾野剛が迫真の演技で熱演。まだ問題は続いている」(堀江貴文/実業家)、「綾野剛演じる諸星は、悪党だが愛すべきキャラクターだ」(ハセベバクシンオー/脚本家)、「この役を演じきった綾野剛、さらに羽ばたく音がする。おもしろい!!」(鈴木おさむ/放送作家)などと、主演の綾野さんを絶賛する声も数多く寄せられている。そして今回、そんなコメント入りのTVスポットが解禁。webにていち早く解禁されたが、テレビでは、今月19日(日)より放映される。『日本で一番悪い奴ら』は6月25日(土)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2016年06月17日綾野剛演じる新人刑事・諸星要一は、慣れない運転で犯人の車両を猛追。ゴミ箱に衝突して停車した逃走車両に駆け寄ると、犯人は急発進。車に戻った諸星がシートベルトをしようとしてもたついていると、助手席の先輩刑事・栗林健司(青木崇高)は「シートベルトをしてる刑事、どこにいんだよ!」と怒鳴りつける。警察への忠誠を誓いすぎたことで、成績を上げるためにやらせ捜査、拳銃購入、覚せい剤密輸といった悪事に手を染めていく諸星。腐敗した組織風土を背景に「北海道警のエース」と呼ばれるまで登りつめる男の右も左も分からない見習い時代が、映画『日本で一番悪い奴ら』(6月25日公開)冒頭にある"シートベルト"シーンだ。"日本警察史上、最大の不祥事"とも呼ばれる2002年に実際に起こった「稲葉事件」をもとにした本作。メガホンを取った白石和彌監督が4日、東京・銀座のアップルストア銀座にて行われたトークイベントに出席。「映画がはじまるとすぐに出てくる場面。1つだけネタバレ的に言うと」と切り出し、そのシーンを入れた意図を語り始めた。諸星と先輩刑事のこのやりとりは当初、台本にはなかった。白石監督は、「銀行強盗もシートベルトをしなきゃいけない時代。それをバカにしているわけではなくて」と前置きし、「みんな悔しいだろうなと思って」。演出が制限されることの現実を痛いほど分かっているからこそ「みんなも勇気を持ってやってもらいたい」という映画人としての熱い思いがあり、「この映画の宣言として最初のシーンに入れました」と急きょ撮影した場面だったことを明かした。司会を務めた文筆家・轟夕起夫氏からの「タブーをやりたいというよりも、表現に忠実になるとやらざるを得ないということですよね」という指摘に、「そうですね」と認める白石監督。リアリティを追求するのは当然のことで、周知されている事件、罪であればなおさら。その表現を自粛してしまうことは「それこそ原作レイプ」になってしまうと判断し、「思い切りそこをやろう。そこが見せ場」という姿勢で臨んだという。また、現場を通して「おそらく俳優もこういう映画に飢えている」と実感。2013年度の映画賞28冠に輝いた『凶悪』で死刑囚を演じたピエール瀧、そして今回の綾野も覚せい剤を打つ場面から、彼らの"演じる喜び"が伝わったという。白石監督は、「今のテレビや映画がこういうことをなるべくなくして、当たり障りのない表現でいかに終わらせているか」と投げかけながらも、「たぶん、クリエイターは振り切ったことをやりたいんです。でも、環境が許してくれない」と現実にも目を向け、「表現は表現としてやれることはやりたい」と語っていた。警部と"S"(スパイ)と呼ばれる捜査協力者たちとの人間模様を、不謹慎な笑いと残酷な現実で描く本作。原作となったノンフィクション『恥さらし 北海道警 悪徳刑事の告白』(講談社)には、9年の服役を経て、元エース刑事・稲葉圭昭氏の懺悔が266ページにわたってつづられている。(C)2016「日本で一番悪い奴ら」製作委員会
2016年06月06日俳優の綾野剛が主演を務め、『凶悪』(13年)の白石和彌監督と初タッグを組む映画『日本で一番悪い奴ら』(6月25日公開)の新たな場面写真が12日、公開された。本作は2002年、実際に起きた"日本警察史上、最大の不祥事"とも呼ばれる「稲葉事件」をもとに、警部と"S"(スパイ)と呼ばれるチンピラなどの捜査協力者たちを映したクライム・エンターテイメント。綾野が演じるのは、「正義の味方、悪を絶つ」の信念をもちながらも、やらせ逮捕、拳銃購入、覚せい剤密輸など、あらゆる悪事に手を汚していく北海道警察の刑事・諸星要一で、逮捕されるまでの26年間に及ぶ驚愕の半生が描かれる。このほか、諸星を慕って集まったSとして、中村獅童、YOUNG DAIS、デニス・植野行雄らが登場。警察組織への忠誠を誓い、正義を貫こうとしたために間違った道を突き進んでいく刑事と、その刑事に魅了され仲間になったSたちの狂喜と波乱に満ちた物語が映されていく。公開された場面写真は、全6枚。諸星が裏社会に踏み込んでいく中で、服装から顔つきまで"ワル"に染まっていく様を見比べることができる。警察に入ったばかりで制服に身を包みりりしい面持ちを見せる警官姿の場面や、先輩刑事・村井(ピエール瀧)が不敵な笑みを浮かべながら一流の刑事になるための鉄則をささやくシーン、仲間のSたちと拳銃に興じる一面、警視庁の銃器対策課であるライバルと取っ組み合いする瞬間、不条理にもまれて見る見る落ちていく諸星。彼の時代ごとのさまざまな表情が垣間見られる。(C)2016「日本で一番悪い奴ら」製作委員会
2016年05月12日『64-ロクヨン-』では佐藤浩市の部下の広報官を好演する綾野剛が一転、「日本警察史上、最大の不祥事」と呼ばれる実際の事件の“ワル”な刑事を演じる『日本で一番悪い奴ら』。このほど、本作から激ヤバな全6点の場面写真が解禁。綾野さん演じる刑事・諸星が、顔つきから服装までしだいに“ワル”に染まっていく姿が映し出されている。『凶悪』の白石和彌監督のもと、綾野さんはじめ、中村獅童、YOUNG DAIS、お笑い芸人「デニス」の植野行雄にピエール瀧など、ひとクセもふたクセもある個性派たちが集結した本作。綾野さんが演じるのは、「正義の味方、悪を絶つ」の信念をもちながらも、でっちあげ・やらせ逮捕・おとり捜査・拳銃購入・覚せい剤密輸など、あらゆる悪事に手を汚していく、北海道警察の刑事・諸星要一。実際に起きたヤバすぎる不祥事をベースにした本作で、一人の男の26年間を演じきっている。また、諸星を慕って集まった裏社会のスパイとして捜査に協力者する“S(エス)”には、中村さんらが扮し、警察組織への忠誠を誓い、正義を貫こうとしたために間違った道を突き進んでいく刑事と、その破天荒な刑事に魅了され、仲間になった“S”たちとの狂喜と波乱に満ちた物語となっている。今回解禁された場面写真では、綾野さん演じる諸星が裏社会に踏み込んでいくなかで、顔つきから服装まで“ワル”に染まっていく様子を見比べることができる。警察に入ったばかりで礼服に身を包んだ初々しい姿のシーンや、先輩刑事の村井(ピエール瀧)が不敵な笑みを浮かべながら、一流の刑事になるための鉄則を囁くシーン、手柄を立て表彰されるシーン、さらに、諸星と仲間の“S”たちが集まって拳銃を手にするシーン、諸星が警視庁の銃器対策課であるライバルと取っ組み合いするシーンなど、諸星を演じる綾野さんのさまざまな表情と変遷を見ることができるが、果ては、もはや入署当時の面影もないほどで…。『グッドフェローズ』や『ウルフ・オブ・ウォールストリート』など、マーティン・スコセッシが描くアウトローの一代記のごとき魅力を放つ作品として、早くも評価が高まっている本作。完全に振り切れたアウトローな警察官を演じ、役者として新たな境地にたった綾野さんの最狂最愛の“ワル”キャラに引き続き注目していて。『日本で一番悪い奴ら』は6月25日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年05月12日“日本警察史上最大の不祥事”と呼ばれる「稲葉事件」をモチーフに、主演の綾野剛が日本一ワルな警察官を演じる映画『日本で一番悪い奴ら』。本作に、染谷将太主演『ソレダケ/that’s it』で綾野さんと共演を果たし、映画・ドラマ・舞台・TVCMと幅広い活躍をみせる新星女優・瀧内公美が出演することが決定。コメントが届いた。大学時代に馴らした柔道。その腕っ節の強さを買われ、北海道警・刑事となった諸星要一。強い正義感を持ちながらも、うだつの上がらない日々を過ごしていた。ある日、署内随一の敏腕刑事・村井から刑事の“イロハ”を叩き込まれる。それは「刑事は点数。点数稼ぐには裏社会に飛び込み、S(スパイ)をつくれ。」というのであった。言われるがままに“S”を率い、「正義の味方、悪を絶つ」の信念の元、規格外のヤバすぎる捜査をまっとうしていく諸星だが――。原作は稲葉圭昭の「恥さらし 北海道警 悪徳刑事の告白」。2002年7月、北海道警察の生活安全特別捜査隊班長・稲葉圭昭警部が、覚せい剤取締法違反容疑と銃砲刀剣類所持等取締法違反容疑で逮捕、有罪判決を受けた「稲葉事件」を題材に、その事件の中で“黒い警部”と異名を残す実在の男をモデルにした北海道警察の警部が、逮捕されるまでの壮絶な26年間を描く。メガホンを取るのはメジャーデビュー作となる山田孝之主演の『凶悪』が、国内の各映画賞を総ナメにした最注目監督、白石和彌。いま日本で一番忙しいといわれる綾野さんと初タッグを組み、中村獅童、ピエール瀧ら個性派俳優も揃えて、衝撃作を誕生させた。実力派&個性派俳優の出演が明らかになる中、今回、初主演作『グレイトフルデッド』が2014年ゆうばり国際映画祭「特別招待枠作品」に選出されるなど、ネクストブレイクが期待される新星・瀧内さんの出演が決定。NHKドラマ10「美女と男子」などTVドラマ出演をはじめ、舞台、TVCMなどマルチな活躍を見せる彼女だが、本作の出演が決まったときには「最初にお話を頂いた時に白石和彌監督の『日本で一番悪い奴ら』って、『凶悪』よりもっと悪い奴なのか?どんな人物たちなのだろうと監督・タイトルを見ただけでワクワクしました。そして台本を読ませて頂き、想像以上にその世界にのめり込んでいる自分がいました」と、出演を喜んだことを明かした。北海道で実際に起こった“日本警察史上、最大の不祥事”をモチーフにした本作に出演するにあたり、「個性豊かな人物たちが国を守りながらも日本一の悪に染まっていく姿が描かれており、その中で、私は悪なのか、何なのか、自分の居場所はどこなのか、迷いながらもその瞬間を表現していきました」と、役作りの苦労についても触れた。また、撮影をふり返り「撮影現場は、ジェットコースターに乗っているかのようなスピード感と自由に表現出来る中に存在する波に乗っていかなければ取り残されてしまうような感覚でした」と話し、新星女優としてこれからの成長を期待させるコメントを寄せた。『日本で一番悪い奴ら』は6月25日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年01月29日諸星和己、DA PUMPのISSA、175RのSHOGO、山崎裕太によるエンターテインメントミュージカル『4BLOCKS』が間もなく開幕する。河原雅彦の演出の下、ラストスパートをかける白熱の稽古場に潜入した。ミュージカル『4BLOCKS』チケット情報ハンク(諸星)、ルード(ISSA)、ウッディ(山崎)、チャーリー(SHOGO)の4兄弟は少年時代、父親のプロデュースの下、グループ“4BLOCKS”として活躍していた。しかし、人気絶頂のある日、父に解散を宣告され、音楽業界から追放されてしまう。それから15年。どん底の日々を送る彼らに、父の訃報と遺言が届く。父の遺産を得るため、父から課されたグループ再結成のためのミッションをこなしていく彼らを待っているものとは……?この日の稽古は、クライマックス近く、再会した4兄弟が初めて一緒にコンテストに出場する場面で始まった。彼らの前に歌い踊るのは、若手グループThe Hills。今回、音楽も手がけている諸星がThe Hillsのメンバー達に、新たに増えた曲について「実際にはもっと分かり易くするから大丈夫」と説明するひとコマも。そしてコンテストはいよいよ4BLOCKSの出番に。詳しい内容は本番で確かめていただきたいが、兄弟達がひとり、またひとりと歌い出し、ハーモニーを奏でていく場面は必聴だ。この舞台の大きな魅力は歌と踊りだが、演出の河原は、よりリアルな表現を求める。「普通はそこ、もっと焦るよね?」「歌い出すのは前からにして」「リズムを取るのはここから取り始めて」。言葉や動きに細かいニュアンスを作る河原の指示を得て、出演者達の演技には血が通い、自然発生的に感情が沸き起こる芝居になっていった。反目し合い、あるいは、それを為すすべなく傍観していた兄弟それぞれが、わだかまりを解き、状況をしっかりと受け入れ、前を向く――。 失地回復し、その先に何を見出すかというテーマは、私達の誰もが人生において直面するものだ。この舞台で4BLOCKS達がどんなことを感じ、発見し、導き出すのか、注目したい。公演は4月3日(金)から12日(日)まで東京・サンシャイン劇場にて。チケット発売中。取材・文:高橋彩子
2015年03月27日女性アイドルグループ、仮面女子が1月7日、東京・P.A.R.M.Sでイベントを開催。スペシャルゲストとして元・光GENJIの諸星和己が登場した。諸星はライブの定番曲『夏だね☆』でグループのセンター、立花あんながステージから客席に降りてパフォーマンス中、仮面女子のフラッグを持って登場。観客やメンバーを煽り、イベントを盛り上げた。その後のMCで諸星は「俺達の時代はレコードで、A面B面と呼んでいた。その後はCD。だからこれからはEFの時代。Eは営業とイベント、Fはファン!」「今ここに居る人たちはファンじゃなくて、1番信頼できる人たちだから社員にすればいい」「売れてくると悪い大人たちが寄ってくるから、心にも仮面を着けておけ」とメンバーにアドバイス。トップアイドルを経験したからこそ出る言葉の数々に、メンバーも大きく頷いていた。この日のイベントは、仮面女子が1月1日にリリースしたシングル『元気種☆』の発売を記念して開催。同シングルは1月12日付オリコンシングルチャートにおいて、インディーズレーベルの女性アーティストとしては史上初の1位を獲得。また、2015年11月12日(月・祝)には埼玉・さいたまスーパーアリーナで単独公演が決定している。★★以下のリンクより「仮面女子:アリス十番」「仮面女子:スチームガールズ」をお気に入り登録して、情報をゲットしよう!
2015年01月08日