2016年7月7日 10:00
なぜ痴漢冤罪保険に加入? 北海道警察の不祥事テーマ問題作、映画プロデューサーの今だから言える話
夏のタイミングでは映画の情報が解禁なっていませんでしたが、冬は情報解禁後。当然、世間にはこの映画のことが知れ渡っているわけで、「何かが起こったらどうしよう……」という漠然とした不安がありました。法令順守を徹底し、車の運転やスピードもいつも以上に安全運転で気を使いました。
●満員電車では両手を常に上
○どこかで期待してしまう陰謀論
――北海道警からの問い合わせや、抗議の連絡はないんですか。
共同配給の東映さんからは『県警対組織暴力』の撮影の際に広島県警から強い抗議があったと聞いていたので、気にはしておりました。ですが、幸いなのか何なのか。クレームは一切いただいておりません。
――これからかもしれないですね。
そうですね。抗議はともかく、仮に怪文書などが届くようなことがあったら、すぐにフェイスブックとツイッターで速やかにご報告させていただきます(笑)。
――しかし、警戒しすぎのような気が……。
何を言ってるんですか。僕なんか、痴漢保険に入りましたからね。電車内では何が起こるか分かりませんから。もちろん、満員電車では常に両手を上に。いや、本当に冗談じゃありませんよ? そういう意味での細かいことも、本当に気を使いました。