年末調整で学資保険は控除できる?申告書の書き方&注意点をFPが解説!
なお、上記の通り一般の生命保険料控除は「最大で8万円超支払った場合の4万円」になります。たとえば別の死亡保険で枠を使い切っている場合は、学資保険は控除を受けられません。この点にも注意しておきましょう。
保険期間5年未満だと控除対象外の可能性も
基本的に学資保険は子供が小さいうちに入りますが、大きくなってから加入したような場合は注意が必要です。というのも、保険期間が5年未満の学資保険は、生命保険料控除の対象外になる可能性があります。念のため、自分の学資保険の内容を確認しておきましょう。
また、このような一定の条件というのは、他の生命保険についても同様にあります。何となく不安な方は、加入中の生命保険会社に連絡して確認してみましょう。
生命保険料の一時・一括払いだと一度だけ
生命保険料の一括払い(一時払い)にも注意が必要です。基本的に生命保険の保険料は「毎月払い」ですが、他にも以下のような支払い方法があります。
- 前納払い:生命保険会社にお金を預けているだけ。時期ごとに保険料に充てられる。
- 一括払い:期間中の保険料全額を支払ったことになる。
一括払いのほうが有利に保険加入できることもありますが、この支払い方法では生命保険料控除は「支払った年」