自営業なら知っておきたい年金の仕組み。基礎知識&今できる老後対策をFPが解説!
終身年金は一生涯、年金を受け取ることができます。そのため、長生きのリスクに対応することが期待できます。
国民年金基金のデメリット
一度加入すると解約できない
国民年金基金への加入後は原則として解約できません。掛金の支払いが困難な場合は、減額や支払い猶予を利用できます。
インフレ対応ができない
国民年金基金の予定利率は加入時から将来にわたって変わらないと述べました。これは、将来の年金額が確定しているということであり、インフレによる物価上昇には対応できません。
国民年金基金は遠い将来のための制度ですが、将来のインフレリスクに対応できないことは大きなデメリットといえます。
自営業者の年金に関するまとめ
自営業者の老後の公的年金は国民年金しかないため、それだけで生活していくことはほぼ不可能です。
対策としては働けるうちは働き、働いている間に国民年金だけでは足りない部分を自助努力で準備することが考えられます。
自助努力のために活用できる主な制度は、iDeCo(個人型確定拠出年金)、小規模企業共済、国民年金基金があり、それぞれにメリット、デメリットがあります。加入を検討する際は、自分が重視する点は何かなどをよく考えましょう。
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