120平米超の大空間で叶えた、快適な二世帯同居【リライフプラス】
そして、ダイニングの西方向には、白い壁をくりぬいたような廊下が伸びていて、右手には収納とトイレ、突き当たりには手洗いコーナーを設けました。
天然大理石の洗面ボウルは施主支給品。
トイレの腰壁にもフローリング材を活用して、インテリアの一体感を創出しています。
健康に配慮して、壁と天井は珪藻土塗り。
さらに断熱などの基本性能にお金をかけたH邸。
そのぶん、フローリングや収納一式、設備機器の多くは施主支給でコストを削減しました。
「息子の努力で500万円は安くすんだと聞き、頼もしく思っています」と母。また、H邸では寝室以外はすべて共有。洗面脱衣所と浴室はキッチンの奥に配置しています。
既存では洗面の位置に勝手口があったそうですが(珍しい!)壁でふさぎました。
■ それぞれの居場所と共有の居場所をつくり快適に
Hさん一家は全員仕事を持っていて、妻はフルタイム勤務、夫と母は自営業。
家で仕事をすることが多い夫と母のために、優先的に共有のワークルームを設けました。
ワークルームのテーブルトップ、引き出しユニット、吊り棚、書棚など、家具はIKEAのものですべて施主支給品。