ちきりんさんは所有物件をリノベ―ションしたので予算はリノベ費用のみでしたが、物件から購入する人だって考え方は同じ。
何年住んで、月々いくら払ってもいいと思える部屋になるのか。
一度、そこから考えてみてはいかがでしょう。
■ 優先すべきは何? 予算配分の考え方
ABC / PIXTA(ピクスタ)
今回ちきりんさんにお話を聞いて大きく頷いたポイントのひとつはココ。
予算を決めたら、その次に考えるべきは優先順位です。
ちきりんさんの優先順位トップは「暮らしやすさ」。
おしゃれな内装よりも基本性能が大切、という考えでした。
なので、ちきりんさんはスケルトンリノベという貴重な機会にしかできない断熱や間取り変更などの工事に優先的に予算を投下。
そして、余った予算内で設備をチョイスし、内装を楽しみました。
予算と優先順位を決めれば、ブレない。
「150万円の浴室は無理だな」「オーダーキッチンはやめよう」といった判断がスパッとできるようになります。
もちろん、寒くてもいいからおしゃれな家に住みたいんだ!という人もいるでしょうし、それはそれでいいんです。
リノベーションで何をしたいのか、どんな暮らしを実現したいのか、よく考えて優先順位の上から予算を配分していきましょう。