ウーマンエキサイトがお届けする子育ての新着記事一覧 (220/338)
皆さんは、育児の合間に楽しめる趣味、ありますか?私は……ありませんでした。以前は、ゲームや映画鑑賞、お絵描きなど趣味はあったのですが専門学校入学という人生の転機があり、マルチタスクが苦手な私は勉強に集中するために、そこで趣味をすべて捨ててしまいました。勉強は楽しく、クラスメイトとの付き合いもあり、ひきこもり上がりには目まぐるしいほどの、充実した日々を送っていました。更にそこに、娘を出産するという大イベント。ゲームより娘のお世話の方が白熱しますし、映画を見るより娘の様子を見ている方が楽しい。ペンを握るのは、娘の問診票を書く時くらい…。私の趣味は"娘"になりました。趣味にかかるお金も時間もすべて娘に注ぎ込めるので、これが一番。これでいいと思っていました。しかし…息抜きもせずに娘と向かい合う日々の中で、私は少しずつ、メンタルに不調を抱くようになっていました。また、発達ゆっくりさんな娘の療育、将来への不安、そして自分自身の持病の悪化、それによる専門学校退学、という出来事が重なり、思考回路がショートしかけた時。専門学校で出会い、公私ともに私を支えてくれていた友人が、ふと、こう言いました。「絵、描きなよ。もったいない。」絵を描くと言っても、ここ数年は、臓器や骨格筋をノートに描いたくらい。でも、その友人は、その絵のことを評価してくれていました。そこで私は、実家でホコリをかぶっていたペン型タブレットを、久しぶりに掘り出しました。こうして始めたのが、インスタグラムでした。最初は、ほんの落書きでした。何せ、人間の中身ばかり描いていたので、人間の外見を描くことには大きなブランクがありました。しかし、落書きでも、いいね!を押してくださる方、フォローしてくださる方、コメントしてくださる方がいました。家族と数少ない友人以外とのコミュニケーションは本当に久しぶりで、心がほっと癒されていくのを感じました。そこで、次に始めたのが娘を描くこと。育児漫画でした。娘との生活は面白いことだらけなのに、写真や動画では収めきれない出来事ばかりでした。それを漫画に描き、娘との生活を、ある意味ノロケたかったのかもしれません。また、持病の悪化で命を落としかけたことで、娘との日々を、娘への想いを、私なりの形で残したかった、という部分もあります。こうして、育児の合間に始めた育児漫画は色々な方に見ていただくことになり、嬉しいことも楽しいことも、つらいことも不安なことも、「ネタにしたろ!」の精神で乗り越えられるようになりました。何より、投稿することで頂くコメントの数々は、ママ友のいなかった私にとって何よりのアドバイスで、励ましで、癒しになりました。こうして、私の趣味になった"育児漫画"。更には、投稿する中で連載のお話をいただくようになり、始めさせていただいたのが、この連載でもあります。前述の通りマルチタスクが苦手な私は、案の定スケジューリングが下手で二人育児しながらの漫画制作にあっぷあっぷしていますが(ご迷惑おかけしています…)友達にも会えない、飲み会にも、美容院にも行けないそんな日々の中で自宅にいながら、たくさんの人のあたたかさに触れることが出来、更には育児の楽しみも増やしてくれる。そんな育児漫画の世界には、感謝してもし尽くせません。皆さんも、描いてみようかな?と思ったら、ぜひ描いてみてください!あなたにしか描けない、アルバムに残せないことも描き残せる、素敵な趣味になると思います。
2019年08月28日ウーマンエキサイトをご覧の皆さん、こんにちは。tomekkoです。やっと(?)終わる怒涛の夏休み…どう過ごされましたか?わが家はというと、大きな旅行に行ったわけでも夏らしいレジャーを楽しんだわけでもなく、夏休み前半でものすごく疲れ、初めてお盆に帰省もせず…ただただ家族でぼーっと過ごしてしまいました…。前半でほとんどのライフゲージを使い切った理由はといとそれはこの夏大流行していた「手足口病」!!当初のわが家のお休みの予定はというと…長男と次男は、夏休みが始まってすぐワタシの実家近くで開催されるイベントに連れて行ってもらうため、子どもだけでお泊りに行くことになっていました。兄さえいればなんとかなる次男、昨年も2人で2泊ほどできたので泊まること自体は心配していなかったのですが、なんとなく嫌な予感がしていて、保険証やお薬手帳を持たせて送り出しました。少しの間三男は一人っ子生活だねぇ、せっかくだから普段は兄たちに合わせてる生活を三男メインにして、赤ちゃんが楽しめるようなところにお出かけしようか~なんて言っていたところ…ニイチャンズ出発の翌朝から三男が発熱。タイミング悪いなぁ、と思っていたら、その日の夕方からポツリ、ポツリと足の裏や手のひらに赤い発疹が…翌朝には口の周り、肘下、膝下まで広がっていました。平日だったのですぐに受診するとやはり手足口病でした…。それでも、まだ兄たちがいない時でよかったかもとホッとしていたのもつかの間、ニイチャンズがイベントで楽しそうに過ごしている写真が送られてきた翌日…実家からの連絡でがっくりと肩を落とすことになりました。「次男が39度台の高熱、長男も喉が痛くて微熱が出ている」やっぱり…ね。手足口病の潜伏期間は1週間ほど。仲良くベタベタしている三兄弟が移しあっていないわけがないですよねぇ、ええ。最初は咳などの風邪っぽい症状で、ちょっと昨日無理して疲れが出たかな?という様子でしたが、特に何かと重症化しやすい傾向のある次男はどんどん熱が上がっていき、離れているだけに心配でしたが、とはいえこちらも夫は平日仕事、発疹の出ている三男を連れて駆けつけるわけにもいかず、いても立ってもいられませんでした。結局次男も発疹が現れ手足口病が確定。長男は小学生ということもあり、幸いなことに喉の痛みと微熱だけで発疹は出ずに済みました。このタイミングでようやく週末を迎えたので夫に三男を託し、新幹線に飛び乗ってニイチャンズの元へ。予定を2日オーバーして5日ぶりにようやく再会できた時、ワタシが来ることを知って2人がずっと窓に貼り付いて待っていたと聞いて涙があふれました。慣れない環境で母不在の中の高熱。どれほど不安で寂しかっただろうと思うと申し訳ない気持ちいっぱいでしたが、祖父母の熱心な看護や通院のおかげでなんとか乗り切れました。次男は発疹も一番ひどく口内炎にも苦しめられたものの、元々食への意欲が高いので痛くてもお腹が空けばなんとかがんばって食べていたようです。年齢が上がるほど発症しにくくなるという手足口病ですが、わが家の傾向はこんな感じでした。感染は潜伏期間から発熱中が一番強いということなので、発疹が出てから隔離してもあまり意味がないそうですが、体力が落ちている中無理をさせるのも怖いし、見た目的に周りに不安を与えそうだったので、前々から楽しみにしていたお友達家族との旅行は泣く泣くキャンセルに。(マジ泣きした)それでも、手足口病にかかって「これぞ怪我の功名!?」と言うべき良いこともありました!実は次男、数年前に長男が一度だけなった水イボを移されて以来何度治療しても増える一方で毎週皮膚科通いが続いていて困っていたんです。それが、手足口病にかかった後、発疹が治ると同時に、あんなに悩んでいた水いぼが跡形もなくつるんと消えていたんです…!!大人がかかると最終的に爪や手足の皮がズルむける…という恐ろしい噂は耳にしていました。実際次男も、発疹が治っていく中で、手足の皮がベリベリとむけてきていました。よく足の角質取りで薬液に浸けると剥けてくるアレ、まさにあんな感じ!表皮が再生して水いぼもいっしょに剥がれていったのでしょうか、それとも水いぼの菌より手足口病の菌が強かったのでしょうか…真相はわかりませんが、地味に延々と苦しめられていた水いぼの完治はありがたかったですね。そんなわけで…物理的に離れていたので心配したのと、楽しみにしていた旅行が中止となり消耗しまくった夏休みでしたが、去年の今頃は無理に帰省して三男を入院させてしまったことを思い返すと、とにかく大きなイベントはなくとも家族が無事にのんびりとお休みを過ごせてよかった、とつくづく思います。次男、三男はまだまだ流行性の病気にかかりやすい年齢がしばらく続きます。今回次男はクループ持ちということもあり、帰省先の病院でも発作に備えたお薬の処方もしてもらえたりして助かりました。長男だけの時には出先で大きな病気や怪我に遭ったこともなかったので重要性を意識していなかった(持たずに出ることもしばしば)のですが、今更ながら帰省や旅行には、何はなくとも保険証とお薬手帳だけは必携!!と改めて胸に刻んだワタシでした。
2019年08月28日サンダルを履く季節になったので、フットネイルを始めました。面倒くさがりの私はマニキュアを使うことが少ないのですが、夏になるとフットネイルだけはやっています。爪の色が変わったことで、いい香りがするのだと思ったようで…。残念ながら足の臭いしかしないよ、子どもたち。彼らの夢を壊さないように匂いを嗅ぐのは阻止しました。そんな子どもたちが、ネイリストの幼稚園ママの爪を見たときのこと。どうしても色を塗った爪が美味しそうに見えるようです。私は子どもがママ友の爪を食べたりしないように目を光らせています…。
2019年08月28日今回は私と実の父の関係についてのお話です。幼い頃から実の父親の愚痴を実の母親から聞かされる続けて育った私は、いつしか実父の事が嫌いになっていました。ホリカン さんが描く母娘関係について同じ屋根の下に暮らしているのに目を合わせる事もなく、もちろん会話もありませんでした。そんな状態が、私自身が家を出る十年以上もの間ずっと続いていました。今の夫と出会ったことで実家を出る決意をし、家を出たことで実母の『洗脳』も解け、結婚が決まって実家に挨拶に行った際に十年以上ぶりに実父と面と向かって話しをしました。今まで散々酷い態度をとり続けていたにも関わらず、実父は優しく私たちを受け入れてくれました。そこで私は、今までなんて酷いことをしてきたのだろうと、過去を思い出して猛省しました。実父との長きにわたるわだかまり(私から一方的な)が解け、初孫である長男が産まれた時、目を細めて長男を抱く実父の姿を見て涙を堪えることが出来ませんでした。子どもが大好きな実父。孫を合わせるたびにとても嬉しそうで、そんな実父の姿を見て私もとても嬉しかったのですが…実父と孫が会うときは必ず実母も一緒。しかし、実母がいると必ず愚痴を聞かなくてはならず、実父に孫を会わせたいけど、正直実母の愚痴を聞くのは耐えられない…そこで、実母が席を離れた際に、実父だけで孫に会いに来てくれないかと提案してみたんですが、『お母さんに悪いから』と言う理由で自分一人で会いに来ることは出来ないと言った実父。(ちなみに実母は実父が一緒じゃなくてもガンガン一人で産院に来ていました)特に実母に止められたわけでもなく、「自分の考えでそうする」といった感じでした。その後、前回の話しでも書かせていただいた通り、私自身が実母と会うことに耐えられなくなり、実家と連絡を取るのをやめました。それは私自身が自分の心を守るために選択した結果でしたが、今でも、子どもが大好きな実父の事を思うと、はたして本当に自分の選択は正しいのか…とふとした時に胸が苦しくなるほど悩んでいます。
2019年08月28日ウーマンエキサイト読者の皆さん、こんにちは!koyomeです。子どもの水着って…昔と比べて種類が増えましたよね〜!日焼けや防犯の面で、小学校等のスクール水着もだいぶ変わったらしい、との話も聞きます。選択肢が増えて、子どもたちも楽しく泳げたらいいですよね。さてさて、今回はそんな水着の話。長女ムスメ、スイミングを始めて1年経つのですが、ちょっとだけ後悔していることがあります。セパレートタイプとワンピースタイプどちらがいい?ムスメより少し年上の子たちを見て、ワンピースタイプの水着に憧れを持ったようです。ワンピースタイプは意外と着替えやすい?!盲点でした…!4歳の娘には、ワンピースタイプのが着替えやすいみたいでした(一人で着替える低学年のお姉さんたちにもワンピースタイプが多いのはそれが理由かな?と予想)見た目でも憧れを持っているんだったら、そっちを選んであげればよかったかなぁと。もちろんセパレートタイプにも、トイレの時が楽だったり、身長に少し融通がきいたりと利点もありますけどね!1人で着替えられるかどうかは大きな問題でした…以上、女子水着について、1年間着替えを手伝った母の個人的な感想でした!
2019年08月28日「夏休み明け不登校」という言葉をご存じですか?」長い夏休みが終わり、もうすぐ学校が始まる…。もともと以前から学校に行きたくない思いがある子は、すっかり家でのんびりすることに慣れてしまい、夏休みの終わりにその気持ちが顕在化してくるのです。「ママ、学校に行きたくない」突然の子どもの告白に、びっくりするお母さんもいるでしょう。しかし、実はその前から、子どもは危険信号、SOSを発しています。そんな「夏休み明け不登校」のサイン、それに気づいた時の対処法をご紹介しましょう。■夏休み明け不登校の兆候、3つのサイン「学校に行きたくない」。そんな気持ちを抱えている子どもが発しているSOSとして、次のようなサインがあります。・朝起きられなくなる。・朝、頭痛がしたりおなかが痛くなる。・夏休みの終わり頃に「学校に行きたくない」と言い出す。始業式が近づくに連れ、上記のような症状を子どもは訴え始めます。先生が怖い、友だちとうまくいかない、給食が苦手…など理由はいろいろでしょうが、低学年になればなるほど、子ども自身もわからないことがあります。最近、注目されている子どものタイプに「ハイリーセンシティブチャイルド(HSC)」というのがあります。アメリカの心理学者エレイン・N・アーロンが提唱したもので、感受性や共感力が高く、刺激に敏感すぎるため、新しい環境や集団生活に慣れるのに時間がかかる子どものタイプです。一説には5人に1人が当てはまるといわれ、そのために不登校になってしまう場合もあるようです。■夏休み明け不登校「1週間前から親ができること」子どもが学校に行きたくない、学校がいやだと言ったら、その気持ちを否定せずに、まずは「何がいやなのか?」と話を聞いてあげましょう。子どもが小さければ小さいほど、何がいやなのかわからない、言葉にできないということも多くなります。わからないなら、わからないでいいんですよ。とりあえず「そう、行きたくないのね」と一度は受け止めましょう。子どもの訴えは受け止めつつ、夏休みが終わる1週間くらい前から、規則正しい生活に戻すよう早寝早起きをうながし、心や体を整えます。夜更かしして朝起きれなくなったために、成長ホルモンバランスなどの崩れもあり、気持ちが沈んでいるのが原因かもしれません。まずは学校に登校するペース、早寝早起きへ徐々に戻していくこと。そして、学校での楽しい記憶を思い出させるために、友だちと遊ぶ機会をもうけるのもいいでしょう(友だちがイヤという理由ではない場合)。また、夏休み明けの不登校のきっかけに「宿題が終わっていないから行きたくない」というのもあります。ですから、夏休みが終わる1週間前から、生活リズムを整えつつ、宿題の仕上げに入るよううながすのも肝心です。「宿題をやっていない」というプレッシャーさえ、子どもにとっては不登校のきっかけになります。それを取り除いてあげるのも大切です。■夏休み明け不登校「学校に行けない、その時は?」始業式の日、どうしても体調が悪くて登校できないといった場合は休んでも構いません。無理のない範囲で、一緒に学校の前まで行って引き返してきてもいいのです。学校に行かないからといって、何もしていないわけではないんです。例えば、絵を描いたり、プラモデルを作ったり、本を読んだり、塗り絵をしたり、折り紙をしたりと、何かしらに集中していることが多いんですよね。子どもが一人で黙々と集中して取り組むことがあったら、それは外界と自分の内面との折り合いをつけている時間。邪魔せずに、とことんやらせてあげましょう。焦らず子どものペースを大切にしつつ、無理のない範囲で学校の前まで登校したり、学校での楽しかった思い出を声がけし、じっくり待ちましょう。■夏休み明け不登校「学校へ行きたくない」原因がはっきりしていたら?小学校低学年の場合、学校でのイヤなことはある程度、担任の先生に相談できる内容といえます。例えば、給食がおいしくないなら「全部食べられないかもしれないです」とか、先生の大きな声が怖いなら「ちょっと大きな声が苦手なようです」とか、お友だちとうまくいっていないなら「席を離してください」とか。子どもが低学年のうちは先生に相談というのはマイナスにならないでしょう。具体的な原因がわかるのであれば、先生に伝えるのが一番だと思います。そして、「あなたが学校で心配しているようなことは起こらないように、ちゃんとお母さんが先生に言ったからね」と声をかければ、子どもの安心につながります。小学校1年生で時々、不登校になる子はいます。そういう子は、集団になじみづらく、園や学校があまり好きではなく、もともと進んで登園・登校するタイプではない子の場合が多いです。先に紹介したハイリーセンシティブチャイルド の傾向が強い場合は、ワサワサする教室の真ん中ではなく、なるべく端っこに席を移動してもらうとか、休み時間は図書室で過ごしていいことにしてもらうなど、環境を整えることである程度解決できます。■小学校高学年の不登校、語らない原因とは…高学年となると、先生への相談ですぐ解決というのは難しいでしょう。その分、不登校の原因を子ども自身がはっきり認識して伝えられるので、それに沿った対処ができます。担任の先生への相談が難しいなら、スクールカウンセラーや保健の先生、校長、副校長など、ほかにも相談できる相手はたくさんいます。子どもが信頼できる人に相談するのが一番でしょう。また、親との関係に悩んで不登校になるケースもあります。それは、学校がなんとかしてくれる問題ではありません。それは親自身も思い当たることがあるだろうから、家庭で解決していかなければいけません。でも、親やきょうだいに問題がある場合、子どもは理由をはっきり言いません。親にかまって欲しい、ほかのきょうだいに嫉妬して…といった問題は、プライドもあるので絶対言わないでしょう。代わりに、先生がいやだとか言いがかりみたいなことを理由にしてごまかすこともあります。ただし、原因をうそでごまかすかもしれませんが、感じている気持ちや思っていることは本当。もう少し掘り下げて聞くと、原因が違うところにあるのがわかるでしょう。それは心理カウンセラーの仕事になると思います。小学校低学年の不登校は、家で親と一緒にいたい、集団生活が苦手というのが原因の場合が多いので、「学校にも楽しくなることはあるよ」と根気よく伝えることが大切でしょう。その際、ママが不安な顔をしてはいけません。そこを子どもは敏感に感じとって、学校に楽しいことなんてないと思ってしまうからです。さあ、夏休みも終わりです。お母さんも子どもと一緒に規則正しい生活を送り、心も体も登校準備を始めましょう。 エキサイトお悩み相談室で佐藤先生に相談する
2019年08月27日こんにちは、ニタヨメです!今回は、初出産エピソードのお話しをます。初出産に自分はもちろん、周りもドキドキしていました。予定日の2日前、お昼におしるしがあり、夜には陣痛のような痛みが…陣痛の時間を測ってからしばらくすると、陣痛が10分間隔に。でも聞いていたほどあまり痛くないな〜? みんなが大げさに言っていただけ? なめたことほざいてますね!このあとくる本当の地獄を知らずに…笑産院に電話すると、「う〜ん、声だけ聞いたかんじはまだ大丈夫そうだけど…念のため来てください」とのこと。産院に着いて診察してもらったのですが…まだまだ時間がかかりそうなので、いったん家に帰ることに!当時は「そんな〜!」と思いましたが、いまだからわかる…! だって我慢できる痛さじゃ、長い長い出産マラソンが始まったとは言えない… 笑一度、家に帰るとすぐにズーンズーンと重い痛みが…次第に我慢できないほど痛くなって立ちあがるのもつらい!!こ、これが陣痛〜〜〜!!病院へ再び向かい、分娩室に通されました。はじめて経験した陣痛は気が遠くなるくらい痛くて、分娩台を降りて転がりまわりたいほど!たとえるなら、自分がだるま落としになって、特大ハンマーで何度も殴られるかんじでした (狂気)出産の間は、夫も親も立ち会いをしないでほしいと伝えていました。(理由は何だか恥ずかしかった…)ですが、ひとつ大失態をしてしまったのです。水をもらうのを忘れていました。カッラカラ! のどカンラカラ!!これなら立ち会いしてもらえば良かった! 愚か者~!こうして、のどの渇きと痛みを乗り越え出産!!産まれたばかりの赤ちゃんを抱っこすると、不思議なものであんなに地獄のようにつらかった出産も、ずーと楽しみにしてた赤ちゃんに会えたいい思い出に変わります。痛かったけど!ちなみに出産後、最初に欲しかったものはもちろん水です。人生で一番おいしい水でした!
2019年08月27日子どもには「何ごとにも苦手意識を持たず、いろいろなものに興味を示してもらいたい」などと、うっかりムチャな期待をしてしまいがちな親のひとりですが、じつは私、虫が苦手です(小さいころは平気だったはずなのに…)。しかし、この夏「小学生の夏休みといえばカブトムシでしょ!?」という勢いであちこちから声をかけられ、ついにわが家も昆虫飼育デビューしました。■息子もカブトムシにさわれない!黒光りするピカピカのボディーに大喜びする子どもたち。しかしそれもつかの間…■子どもより親が飼育に夢中うちにやって来た時点ですでに弱っていたらしく、カブちゃんは9日ほどの短い命でした。虫に触れもしないのに「飼いたい!」と言っていた子どもたちですが、上手な持ち方を知り、世話の仕方も覚えました。すると、次第に「よくわからないから怖い」という感情は薄くなっていったように見えました。私は私で、最初こそ苦手意識が先行して及び腰でしたが、調べているうちにどんどんおもしろくなり、気がつけば朝起きたらまずカブトムシにあいさつ。「親の自由研究か?」というくらい夢中に…!子どもがいなかったらしなかった(もらわなかった)であろうカブトムシとの触れ合い。子どもたちの夏休み期間中で毎日がてんてこ舞いの私にとって、それは「癒やし」とも言える日々でした。最初は「どーするのよコレ…」と、正直迷惑くらいに思いましたが、私にとってもいい夏の思い出になりました。またカブトムシを飼う機会があったら、次はもっと(前のめりに)親子で楽しめるだろうなと思います。
2019年08月27日みそが中途半端に残っていて、容器からこそげ取ってみそ汁をつくるのが面倒なときにつくっているメニューです。■容器をそのまま使って、簡単みそ漬け!私のズボラ飯。それは、“容器そのまま、肉のみそ漬け”。ズボラっちゃーズボラなのですが私の中では「これって合理的じゃね?」と思っております。調味料は、みその残量次第で…味見をしながら適当に入れてます。(なので大味なレシピということでご了承ください~)■洗いものが少なく、つくり置きにもなる合理的レシピ簡単で保存しやすくて、まあまあおいしいので、よかったらつくってみてね!!
2019年08月27日はじめまして!yopipi(よぴ)と申します。4歳の男の子(2015年生まれ)の母として毎日てんやわんやです!前職は大手通販会社webプランナー・制作ディレクター(ジャンルはコスメ・美容・ダイエット) 、現在はイラストレーターとしてお仕事をしながら、Instagram (@yopipi1127) にファッション・コスメ・育児イラストを楽しく描いております。この度ウーマンエキサイトで「yopipiのプチプラコーデ」という連載を始めさせていただくことになりました。ここではUNIQLOやGUなどプチプラブランドで気軽に楽しめるママコーデを描いていきたいと思います。どうぞよろしくお願いします!やっぱり大好き!デニムコーデ夏休みのおでかけは子どもとアクティブに動き回ることも多いですよね。昔からデニムは大好きでしたが、ママとなった今も快適なデニムに助けられる毎日です。特にハイライズのアンクル丈ジーンズは本当に秀逸!!そこで今回は、UNIQLOの人気ジーンズを着回したママコーデをご紹介いたします。ハイライズで気になるお腹まわりはすっきり見えるし、程よくストレッチが効いたスキニーストレートなので美しいシルエットに!脚のラインを拾いすぎないフォルムもいいですよね。そして華奢な足首見せでスタイルアップ効果も!お気に入りのジーンズを1本持っておけば、着回し次第で毎日色んなテイストを楽しめます♪今回は「ほっこり可愛い」テイストと「かっこよく上品」なテイストを描かせていただきました。どちらも女性らしさとカジュアルさのバランスが絶妙で大好きです!昨年も大ヒットした「コクーンカーデ」ゆるっと丸みを帯びたフォルムが今っぽい「コクーンカーディガン」。カラーバリエ豊富に今年もGUから登場です!(とっても嬉しい〜〜〜!!)ブラウン・オリーブ・ベージュなどの着回しやすい秋っぽカラーが満載。フィット感のあるボトムスにふわり優しい表情のニットカーデを合わせて、こなれ感のある大人カジュアルスタイルに。チェック柄トートバッグ&ワインカラーのきれいめパンプスを合わせて、秋を先取りしちゃいましょう!小物で今っぽさを演出すれば、簡単に洗練されたトレンドコーデの完成です!ちなみにこの新作バッグは、マチがしっかりあるため荷物を沢山入れられてママにも嬉しい!シンプルスタイルのアクセントにぜひ。お仕事にも使える!上質コットンシャツエクストラファインコットンを使用したしなやかで美しい風合いのシャツは、オンにもオフにも着回しやすく便利。ゆったりとしたサイズ感&長めの丈なので、袖はラフにたくし上げてゆるっとカジュアルに着こなして♪シャツのボタンを開けて、中にシンプルなタンクトップを重ねてレイヤードスタイルを楽しんでも素敵!パリッと清潔感のある白シャツはだいぶ凛々しくかっこいい印象になりますが、ジーンズ&スニーカーを合わせれば程よくカジュアルダウンできてデイリースタイルにピッタリ。合わせたバッグは光沢感のあるスタイリッシュなナイロントート。軽くて丈夫な素材だから実用性も抜群だし、荷物が多いママでも安心。シンプルだけど上品な、「気取らない」白シャツコーデの完成です!ジーンズって合わせるアイテム次第で色んな表情を見せてくれて本当に楽しい!着回しコーデがいくらでも描けそう〜ピックアップしたアイテムは、カラーやサイズによっては売り切れてしまっているものもあるので、気になる方はぜひ早めにGETして楽しんでくださいね。おまけの育児絵日記せっかくなので私の子育てエブリデイの一コマをば。てっきり母のことかと…はっず〜〜!!!浮かれて超取り乱しちゃったよ…そうだよね…自分が可愛かったんだよね…うん、わかる…それはお母さんも毎日噛み締めてるよ…てな感じで、毎日ハートフル(?)に過ごしております!たまにはこんな育児絵日記もプラスできたらいいなあなんて思いつつ。新連載「yopipiのプチプラコーデ」、引き続きよろしくお願いします!今回描いたアイテムはコチラ【ほっこり可愛いコーデ(左)】■tops ワイドリブコクーンカーディガン(長袖) ■pants ハイライズスキニーアンクルジーンズ ■bag チェックトートバッグ ■shoes マシュマロポインテッドパンプス 【かっこよく上品なコーデ(右)】■tops エクストラファインコットンオーバーサイズロングシャツ(長袖) ■pants ハイライズスキニーアンクルジーンズ ■bag ナイロントートバッグ ■shoes キャンバススニーカー 最後までお読みくださいましてありがとうございました!次回のコミックもお楽しみに~
2019年08月27日こんにちは!甥&姪大好きおばバカ平八です!今回は、甥っ子が「時間差熱中症」になってしまった時のお話です。■寝付きの悪い甥っ子が昼寝、なにか様子がおかしい…去年の夏の始め、甥っ子が2歳の時のことです。それまで元気だった甥が、昼食を取った後に急に気だるそうな様子になりました。 その日、甥っ子は家から200mほど離れたお店まで徒歩で往復していました。前日には日陰で30分程水遊びもしています。普段の甥の体力でいえば問題ない運動量ですが、外は厳しい日差し。きっといつもより体力を消耗したのだろうと見ていたら…。 静かに寝息を立てて寝ているではありませんか!この当時の甥はとにかく寝つきの悪い子で、自然に寝るなんて滅多にないことでした。様子がおかしいと甥に触れてみると、体が熱い!これはまずいと病院に連れて行くことにしました。■診断の結果は… この時まで、私の熱中症についての認識は「炎天下にいる最中・直後に具合が悪くなるもの」で、「外出時の対策」をしていれば良いと思っていました。しかし、数時間〜1日程遅れて症状が出るという「時間差熱中症」のことは全く知らなかったのです。まさかクーラーの中で熱中症になるなんて…!■真夏の外出・外遊びで心がけるようになったことこの出来事をきっかけに熱中症への認識を改め、・外遊びは土の上で短時間・長時間遊んだ日の翌日は室内でゆっくりする・甥が飲みやすく塩分も取れるジュースなどを用意し、こまめに水分を取れるようにする・アスファルトやコンクリートの上を移動する時、できるだけ抱っこするなどの熱中症対策を心がけるようになりました。 今年は9月も厳しい残暑が続くと聞きます。皆さまも熱中症にはくれぐれもお気をつけてお過ごし下さいね!
2019年08月27日今回はわが家の次女のお話です。次女さんは今現在(2019年)小学1年生ですが、これは年長さんの時のお話になります。この子はですね…とにかく自己主張が強くてハキハキとしていて気が強いのです。お姉ちゃんとは性格が真逆なので、その違いが見ていて楽しかったんですよね。そして小さい頃から恋にそこまで興味のなかった長女さん。しかし次女はその辺も長女とは真逆のようで…。とある日のこと。唐突にこのようなことを言ってくる次女。こういうことも、いつも言われていたので僕も慣れっこです。しかし。えらく現実的("゚д゚)おまけに。…なんですと(゚Д゚;)!?こんなことまで言い出すではないですか。いや、いても全く良いのですが。良いんだけど、親としてやっぱり気になるし! 何か寂しいし!!…なので、聞いてみることにしてみました。しかし、これがまた想像を超えていまして。1人や2人の話ではない( ノД`)なんだろう、”好きになるのは何人でも問題ない”…。でも”日本では結婚できるのは1度に1人だけ”…。この人なんだか色々と分かっていると思いました(笑)こんな感じで驚いてしまった次女からの報告だったんですけどね。話はこれだけでは終わりませんでした。数日後、A君を友だちと奪い合いに(笑)聞くとどうやら三角関係らしいのです^^;保育園児、みなさんなかなか侮れません。しかも。さらに数日後、話はもっとややこしく。それもう何角関係ですか!?次女さんは気が強いと書きましたが、実はそれ家の中だけなんですよね。外ではちょっと控えめでどちらかと言うと大人しいです。…いや、大人しいは言い過ぎか(笑)で、この時もA君は結局友だちのために諦めまして。でもB君に気持ちを集中させようとしたら、これまた他の子とぶつかってしまい怒っていました。いや~、みなさん恋していますね^^;その後C君とも色々あったようですが、最終的には諦めてしまったらしいです。恋する乙女、頑張ってます。しばらくしてから、D君なんてのが現れましたけど(笑)この時はD君が次女のことを好いていたみたいで、保育園の親子遠足の時に親しく話しかけられているところを見かけました。次女は…まんざらでもなさそうでしたねぇ。因みに。保育園を卒園し、B君・C君・D君とは違う小学校になってしまいました。A君とは同じ小学校ですが、クラスはお隣。今でも好きでお話したいみたいですが、すでに他にも好きな人がいるようで、日々ウキウキしながら楽しく学校に行っているようです。おしまい。
2019年08月27日ウーマンエキサイトの読者のみなさま、こんにちは。ちょっ子です。今回は 「小さな恋のものがたり」 特集ということで、息子・きゃん太が一年生の時の出来事をお話ししたいと思います。幼稚園までは恋多き男だったきゃん太。クラスの女子、全部俺の女。くらいの勢いがあったものですが小学校に入ると落ち着いたのか、どの子が好きだとかそういう話をすることがめっきりなくなり、私は少し寂しく思っていました。そんなある日…。学校から帰ってきたきゃん太が「同じクラスのあいちゃん(仮名)からもらった」と言い、手紙を見せてきたのです。それは「結婚しよう」という旨の熱烈なラブレター。その手紙を皮切りに、「あいちゃん」からのラブレターが続々と届くようになりました。その中には「きゃん太くんも私のことが好きなら返事を書いて欲しい」という切ない乙女心をつづった内容もあり「ちょっとちょっと、どうすんのよ。はっきりしてあげた方がいいんじゃないの?」ときゃん太に聞いてみましたが「あいちゃんのことは友達だと思ってるけど、よくわからない」とのこと(全部俺の女だった幼稚園時代と比べるとえらい成長ではないですか…)。はっきりと返事はしないままになっていました。そして後日、きゃん太の同じクラスの親友・きみたん(仮名)のママと話していたとき…。 きみたんも「あいちゃん」から手紙を受け取っていたことが判明。あいちゃん、君、きみたんにもラブレターを?そりゃきゃん太は明確な返事してないかもしれないけど…何!?この感情!!…複雑!!色んな想いが頭を駆け巡りました。しかし…まさかの「きゃん太が好き」報告でした。実はきみたんがあいちゃんのことを好きだと言っていて、それに対しての「私はきゃん太くんが好きだからその気持ちに応えられない」という返事かなとも思いましたが、きみたんのママの話ではそういうことではないとのこと…。純粋に友達であるきみたんに自分の気持ちを報告したかっただけのようです。情熱的でちょっと不思議な女の子、「あいちゃん」。二年生になりクラスが分かれた今でも友達関係は続いているとのこと。きゃん太との進展は今後あるのか、ないのか。小さな恋のゆくえを静かに見守りたいと思っています。
2019年08月27日もうすぐ夏休みが終わりますね。今回は、夏休み中のわたしのストレス発散に役立ったことをお話しします。夏休み中、どうにもこうにもイライラが止まらない日が来たときのこと。いつもなら、おいしいものを食べたり、外に気分転換に出たり、みんなが寝静まったあとの静かな時間をゆったり過ごしたりなどしてストレス発散をするようにしているのですが、今回は何をしてもなんだかうまく解消されず。。。そんなとき、去年の夏休みにも同じようにイライラが頂点に達したときに超スッキリしたあることを思い出しました。それは、掃除!「夏休みだし家事なんて普段以上にズボラでOK!」という精神でいましたが、あえての掃除。しかも、普段はあとまわしにしてしまいがちな掃除です。今年は放置されてボーボーだった庭の芝刈りと植栽の手入れと害虫対策をしました。かれこれ3時間ほど庭で作業していたと思います。(熱中症対策はしっかりしていました)あんなにイライラしていたのに、みるみるうちに気持ちがスッキリしていったのです・・・!ひとつのことにもくもくと集中して、たくさん汗をかいて、庭がキレイになって、最後には達成感も味わえて。やり場のなかったイライラのエネルギーを掃除に注ぐことができた。お金もかからないし、家でできるし、これってもしや最高のストレス発散方法なのでは。窓の外から子どもたちの様子を見ていましたが、それぞれ自分の時間を楽しんで過ごしていました。いつもならことあるごとに「ママちょっときてー!」と呼ばれますが、その間は珍しくほとんど呼ばれることもなく。わたしの様子を察してたのかな?ちなみに去年は下駄箱と玄関まわりを徹底的に掃除をしました。タイルをひたすらデッキブラシでゴシゴシして綺麗になっていく様子が気持ちよかったです。衣類やおもちゃなどの断捨離もいいですよね。ひとりでもくもくと何かに取り組むことが好きな私。夏休みなど長期連休で自分の時間を作るのが難しいときにぴったりなストレス解消法を見つけました。「ちょっぴり大掃除」、家庭の平和を保つためにこれからも役立ちそうです。
2019年08月27日ウーマンエキサイトの読者のみなさんこんにちは。5歳、3歳、1歳の三兄弟のオカンあざみです。時はさかのぼり、長男だいごろうを産んで数か月。初めての慣れない育児に、ノイローゼになりかけだったある日。長男の乳幼児健康診査で保健師さんからある言葉をかけてもらいました。その言葉は当時の私を救ってくれた、いまでも忘れることができない一言です。■自分の育児が間違っているのでは? と悩んでいたうちの長男だいごろう。産まれたときから夜は寝ないし、日中は泣いてばかりでどこへ行くにもずっと抱っこ。初めての育児で右も左もわからない私は、自分の育児が間違っているのでは? と悩んでいた。そんな日が続くなか、だいごろうの乳幼児健康診査の日がきたので、保健師さんに相談してみた。いつになったら寝るのか。抱っこしていないと泣いてばかり。育児の悩みをすべて打ち明けると、保健師さんは優しい声でこう答えてくれた。 ■保健師さんから言われた忘れられない言葉その一言を聞いて、私の肩に乗っていたものがスッと軽くなったような気がした。だいごろうは、全然寝ない子だし、抱っこしていないと泣いてばかりだったけど、表情が豊かでよく笑う子でもあった。もちろん、よく笑うのは赤ちゃんのもともとの性格が大きく関係していると思う。だけど、保健師さんのこの言葉のおかげで、いままでの自分を認めてもらえたような気がした。初めての育児で自信もなく、不安ばかり。まるで真っ暗なトンネルを進んでいる気持ちだった。そんなとき、誰かが自分のことを認めてくれる。それだけで、当時の私の心は救われた。いまでも、子どもの笑顔をみると、あの保健師さんの言葉を思い出すオカンなのでした。
2019年08月26日平成が終わり、令和時代が幕を開けた2019年。日本のどこかにあるベッドタウン「あさひが丘」を舞台にくり広げられる、3人のママたちの日常ストーリー。 前回 からのあらすじ「ねえ、ママの夢って何だったの?」娘にそう聞かれてよみがえったのは、父親の顔色ばかりうかがっていた、幼いころの記憶。■第15話 夢を叶えたママはすごいね!夢を叶えて今がある、そう言われてみればそう。何の不満もないけれど…。(次回に続きます)>> 「山岸みさ」のエピソード一覧
2019年08月26日こんにちは。5歳の双子と2歳の末っ子の三姉妹育児をしている田仲ぱんだです。私たちが幼稚園から帰ろうと、園庭内をお友だちのAちゃん親子と一緒に歩いていたときのことです。■スカートめくりを目撃してびっくり突然、少し離れたところから幼稚園の同じクラスの男の子が駆け寄ってきて、Aちゃんにスカートめくりをしてきたのです。Aちゃんは「やめてよー!」と、とても怒っていましたが、男の子は「やーい」と楽しそう。そして、私は、スカートめくりをしている様子を初めて見た衝撃で心底、驚いたのもあって「えっ! スカートめくりなんてするの!?」と、ひいてしまったような顔をして男の子に聞いてしまったのです。すると、男の子も一瞬戸惑って、笑いを引っ込めて、そのまま去っていきました。「ちょっときつく言い過ぎた? 傷つけたかも…」と思わず不安になってしまう私。Aちゃんのお母さんは「いつもされているのよ~」と苦笑。このとき、スカートめくりをした男の子の保護者の方に伝えたほうがよかったのかもしれません。でも、離れた場所でほかのお母さんと会話中だったため、一連の出来事は目に入っていないようでした。そうか…。いつもやっていることなのか。■子どもを傷つけない伝え方は?でもスカートめくり、どうなんだろうな。「いつもやられているのよ~」で許していいことなのかな…? そんなふうに思ってしまう私は、考えすぎなのでしょうか。今はもしかしたら冗談ですむ話かもしれない。でも小学生になっても、まだおふざけを続けてしまうこと、そしてそれが「いけないこと」だと知らないでい続けることは、彼にとって、よくないことなのだろうと私は思います。そもそも女の子が「嫌だ」と言っている行為を、楽しげに続けてほしくない。でも、これ以降は彼がスカートめくりをする様子を目にすることはありませんでした。もしかしたら私のドン引きした顔に、彼自身も思うところがあったのかもしれません。もしかしたら、真面目に受け止めた方がいいことなんだと気が付いてくれたのかもしれない。どうかそうであってほしい。そして二度と相手が嫌がることをしないでほしいなと思います。子どものいたずらはついつい、大人たちも大目に見ることが多くあります。とくに、特定の女の子にするスカートめくりに関しては「好きだから気をひきたくてやっちゃう」という言葉でにごしてしまいがち。でも、相手の女の子を好きなんだとしても、ただのおふざけだとしても、子どもには「それはしてはいけないことなんだよ」とわかってもらいたい。今回は自分の子ではなく、娘のお友だちに起きた出来事でした。けれど、私は目の前で子どもがすごく嫌な目に合っていたら、自分の子ではなかったとしても、大人として相手の子に伝えたいと思っています。ただ、私が表情に出してしまったことは子どもを傷つけてしまったのではないかと、心残りに思っています。どうして、それはしてはいけないことだったのか、どんな行為が相手を傷つけてしまうのか、子どもに寄り添いながら伝えてあげることができたらよかった…。反省の多い出来事でした。
2019年08月26日夏は子どももたくさん遊んで、カラダもどんどん成長します。あれ?夏の間に、シューズが小さくなってる・・・なんてこともよくあることです。いざ、子どものシューズを選ぶとき、足によいものという基準は漠然とあるけど、実際なにが足に良いのか、選ぶ基準がわからないと思う人も多いですよね。足に良いけど、色もデザインも気に入るものを選んであげたい!そんな、望みをかなえてくれるのがニューバランスのキッズシューズです。■にわゆり的子どものシューズを選ぶ時に重視するポイント3その①:ソールがしっかり、それでいて柔軟性ありニューバランスの「313」シリーズは、子どもの足を1番に考えた設計。私が触っても柔軟なソールは感動的でした。息子たちも2歳ぐらいまでは、歩みが不安定で転ぶことも多かったです。ニューバランスの「313」は靴底が柔らかく、動きやすさを重視しています! また、動きが活発になる2歳以降はクッション性があるというのも、我が家がニューバランスを選ぶポイントとなりました。つかまり立ちからはじめての一歩を踏み出す時期、動きが活発になる時期、大人と同じように歩けるようになる時期、3段階の子どもの成長段階に合わせて、作りが違うというのを聞いて、ぜひ選んであげたいシューズだなと思います。その②:履かせやすさ、マジックテープで全開放!子どもは走ったり、動いたり、とにかく思いっきり身体を動かします。そんな中で、靴を履かせるのにちょっぴり苦労することも。ニューバランスの「313」はマジックテープ全開放で履かせやすさ抜群! 年齢があがり自分で履けるような練習をする時も、スムーズに進めることができました。その③:親子でおそろいも!色やデザインも選びたいニューバランスのシューズの良いところ、それは家族みんなでお揃いにできる所です。我が家でも、家族4人全員がニューバランスを履いており、みんなでお店に選びにいくこともあります。■子どものシューズを選ぶポイントを網羅しているのがニューバランスのキッズシューズです私が選びたいポイントをしっかり押さえているのがニューバランスのキッズシューズです。実はすでに家族全員ニューバランスを持っていて、一緒に履いて出かけることも。子どもの足の成長をサポートしてくれる、ニューバランスだからこそ、家族みんなで履くことが実現したのかなと思います。●ニューバランスIO313 NV歩行時の捩れを抑え、踵を立体的に包み込むことでグラつかず安定した歩行をサポートするCR一体型シャンクを搭載したクッション性に優れるC-CAPミッドソール、容易に着脱できる1本タイプの面ファスナー、グリップ性と軽量性に優れたブローンラバーアウトソールに加え、踵部には反射材による名前入れスペースも装備。子どもの足の成長をサポートする機能を満載した「313」シリーズ最新モデル。●搭載機能・C-CAP・N durance・MPC加工●アッパー素材:人工皮革/合成繊維●ソール素材:ゴム底カラー:NAVY/RED ニューバランスのシューズ詳細はこちらから ■成長は足からサポートが大事! 気持ちよく、走って、歩いて、靴を履くことを楽しもうニューバランスの靴はとにかく、子どもが気持ちよく快適に履けるのが良いところ。やんちゃな息子2人だからこそ、外で遊ぶ機会が多いので、良い靴を選んであげたいと常々思っているのです。足のサポートが万全なことに加えて、親が履かせやすく子どもも履きやすいニューバランスのキッズシューズ。子どもの足の成長に必要な機能すべてを搭載しているため、ファーストシューズにもよさそうです。これからも、息子たちにはたくさんニューバランスの靴を履いてほしいです。【PR】ニューバランス
2019年08月26日どうも、うえだしろこです!現在二人の男子(長男 桃太郎 6歳、次男 金太郎 3歳)を絶賛子育て中でございます。ご訪問いただきありがとうございます!■長男談「女子はいつも怒ってる」さて、我が家の長男 桃太郎はこの春幼稚園を卒園したのですが、通っていた幼稚園では、ちょっと女の子達が強めで、桃太郎のようにぼんやりした男子は、何かとちゃきちゃきお世話を焼いてもらうことが多かったのですが…そう、何かと指示されたり、「これはやっちゃだめなんだよ」などと言われるのが、怒られているように感じてしまっていたのです。幼児期、学童期にありがちな女子と男子の関係ですよね。実際私にも記憶があります。ぼんやりした男子に何かと口出ししていたこと。そんな桃太郎、好きなお友達は全て男子。将来の結婚相手についても、などとうれしいことを言ってくれていました。そう、つい数ヶ月前までは…。■幼稚園に咲いた、一輪の花「女子にはいつも怒られている」そんな風に感じていた桃太郎でしたが、それでも中にはおっとりゆっくりしている女の子がいて、その中でも特におっとりしている女の子がいたのですが…実はこのミイちゃん、なぜか桃太郎のことを好きになってくれて、なんてことを言ってくれていました。そんな事を知ってか知らずか、しっかり者の女の子を苦手とする桃太郎、やっぱりおっとりした女の子がタイプなんでしょうね、いつしかこのミイちゃんを好きになったようで……ついに、母振られました。がーん。■父と母の結婚記念日での反応先日、私たち夫婦の結婚記念日で、夕飯にうなぎを出前して食べたのですが、その時にこんなことを言っていました。一瞬、今は子どもだからうなぎを食べていないのだけど、大人になったら食べられるようになる、という意味かと思ったのですが、「ミイちゃんと」というフレーズで理解しました。そう、つまり、ミイちゃんとの結婚記念日に、うなぎを食べるんだという意味だということに…!くぅ〜っ!なんでしょう、このくすぐったい気持ちは…!■好きな子のためならポリシーさえも曲げられる…!?さて、幼稚園を卒園以降、ミイちゃんとは一度も会っていない桃太郎。小学校に上がって好きな女の子も変わるかと思えば、案外いちずなタイプなようで、相変わらず「ミイちゃんとけっこんする」と言い続けています。先日、偶然ミイちゃんのママに道で会って、立ち話をしていたら、「ミイ、いつも、ももちゃんどうしてるかなって話してるよ。」と、ミイちゃんも桃太郎のことをまだ好きでいてくれると仰るではないですか!それならば、とミイちゃん親子を我が家にお誘いすることにしました。ちなみに、長男 桃太郎は、「遊び」と言えば「車遊び一択」タイプで、家遊びはもちろん、公園にまでトミカを持参し、車遊びが好きな男子としか遊ばないくらい、遊びにはポリシーがあるタイプです。▼「車遊び一択」な長男のエピソード(桃金兄弟の育児日記 Vol.1)そんな桃太郎に聞いてみました。「明日、ミイちゃんが遊びに来たら、何して遊ぶの?」と。すると、少しはにかみながら…もっ、もっ、桃太郎っ…!遊びと言えば車のほかは認めない桃太郎が…!好きな女の子のために、合わせてあげようとしている…!!息子の小さな胸に芽生えた恋心、なんだかうれしいような寂しいような、それでいて誇らしいような、そんな気持ちになる母なのでした。
2019年08月26日うちの子どもたちは5歳(6学年)差の、姉弟です。息子は、私にとって5年ぶりの出産でした。娘の出産のとき、私は27歳。そのときと同じように、また一からの子育てを32歳でこなせる体力があるか、正直不安でした。■5年ぶりの子育て、思った以上にキツイ!そして、いよいよ始まった二人目の子育て。昼夜問わず2、3時間おきの授乳…おむつ替え…、ひたすら泣く新生児を抱っこし、揺れ続けなければならない。私の体力は、5年で思った以上に落ちていました。特に夜泣きは、特に苦しくて、重くおりてくるまぶたを、必死にこじ開けていました。長女のときにはなかった、いつの間にかの気絶もしょっちゅうで、ミルクをあげながら力尽き、夫に驚かれることもたびたびありました。■子育ては、何度経験しても新鮮5年前に経験したことでも、忘れていたりもします。学んだはずの離乳食のやり方も、すっかり忘れていた私。一からネットで調べて、再度学びました。二人目と言うと、「子育てに慣れている」とか「こなせている」とか思われがちですが、二人目だからって、余裕でも大丈夫でもないのです。わからないことも山ほどあります。何人産んでも育てても、毎回大変だし、きついし、慌てもします。何度経験しても、新鮮なものなのだな~と思います。
2019年08月26日「死なないで…」子どもの自殺がもっとも多いといわれる9月1日に、祈るようにこの言葉をつぶやいていた樹木希林さん。樹木さんの娘の内田也哉子さんが母の言葉を残そうと、 『9月1日 母からのバトン』 という書籍が生まれました。1回目では樹木さんの言葉の意味するところ、伝えたかったメッセージについて考えてきました。今回は、「学校に行くのってあたり前なの?」というテーマで、学校以外の選択肢や具体的に親子が救われる方法について、前回に引き続き不登校新聞の石井志昂(いしい しこう)編集長といっしょに考えていきたいと思います。 「『学校に行けない子どもたち』に最後まで想いを寄せ続けたワケ」 の続きです。 ■「学校に行くのがあたり前」の日本で苦しむ親子小学1年生になると、日本では義務教育が始まり、社会のあたり前のこととして、子どもたちは学校に通います。石井さんは、「不登校っていまの学歴社会のなかでは一大事なわけです。だから、将来を考えたときに、親は心配で学校に行かせたいと思うのは当然ですよね。ただ、『学校がすべて』だと親が思っていると、子どもは“学校に行ける子”だけが存在価値があると思って苦しんでしまいます」と話します。そんな「あたり前」という風潮がある学校との付き合い方において、樹木さんは彼女ならではの考え方を発揮し、まだ小学生だった頃の内田さんにこんな言葉をかけたといいます。東京の公立だったんですけど、そのときはすごく合わなかったですねえ。私という“異物”が突然入ってきたことで、そのクラスにあったコミュニティがざわざわしてしまって。今思えば“いじめ”だったと思うんですけど、お友達ができないまま数か月を過ごして、毎日泣いて家に帰っていました。(中略)ある日、私があんまりつらそうだったからか、「やめれば?」と言ってきたんですよね。「そんなにつらいのに、何をガマンしてるの。やめればいいじゃない」って。私まだ、「やめる」の「や」の字も言ってないのに(笑)。出典: 『9月1日 母からのバトン』 この樹木さんの言葉について石井さんは、「大事なのは、学校が主なのではなくて、『子どもが主』だという軸をしっかりとしておくことです。樹木さんのように、大事なのはあくまでも“あなた”なんだということを、子どもに伝えてあげることが大切です」と考察します。ただ、「やめればいいじゃない」と娘に伝えた母親としての樹木さんの対応は、常識にとらわれていては、なかなかできるものではありません。子どもが主であるという軸がしっかりあったからこそ、こうした発言ができたのだろうと思うと、「肝が据わっているな」と石井さんは感心していました。■不登校だからって将来は決まらないそれでは、「学校には行かない」と決めたとして、その後どうすればいいのか。樹木さんは書籍のなかで、このように語っています。不登校でも、ある日ふっと何かのきっかけで、学校はやめるかもしれないけど、もっと自分に合った、っていうと自分中心だけどそうじゃなくて、自分がいることによって、人が、世の中が、ちょっとウキウキするようなものに出会うということが、絶対にあると思うの。出典: 『9月1日 母からのバトン』 子どもたちにとって、自分がワクワクできるようなものを見つけるまでは、おそらく紆余曲折あることでしょう。不登校になった子どもたちは、どのように成長していくのでしょうか。文部科学省では、15歳で不登校だった子どもたちに、5年後「自分の不登校を振り返ってどう思うか」という調査を行っていて、「行けばよかった」が38.9%、「仕方がなかった」が31.7%、「何とも思わない」と「行かなくてよかった」が29.3%と、「否定」、「肯定」、「どちらとも言えない」という回答が、それぞれ大体3分の1ずつに分かれています(※)。この結果から、「不登校については、肯定と否定のどちらかはっきり答えられない実情が見えます。ただ、みんなそれなりに山あり谷ありの人生を送り、大人になっていく。不登校だから将来こうなるということは言えないのです」と石井さんは分析します。■子どもにとっての「居場所」は外にあるとは限らない書籍では、ロバート・キャンベルさんが「学校以外にも魅力的なハッチ(非常口)が必要だ」と語られています。子どもたちにとってどんな場所が非常口となるのでしょうか。義務教育期間の子どもたちにとって、学校以外の選択肢を石井さんに教えてもらいました。【学校以外の主な選択肢(小中学生)】●教育支援センター(適応指導教室)小中学校の不登校児童や生徒を指導、支援するため、全国の市町村の教育委員会が設置している。学校以外の場所や学校の余裕教室を使って開催されていて、無料で利用できる●フリースクール民間の教育機関で、利用料金の月額平均は33000円。全国に約500か所あり、その目的はそれぞれ異なっていて、内容もさまざま●ホームエデュケーション家庭をベースに学び育っていく教育方法のこと「魅力的なハッチ(非常口)」となる子どもたちに合った居場所の見つけ方については、石井さんは次のようにアドバイスします。「子どものために開かれている場所には必ず人が集まってきます。その場所の人の集まり具合を見ること、そしてその場にいる子どもたちの表情を確認してください。子どもって、心から楽しければ笑顔が出ますから」(石井さん)さらに石井さんは、「子どもにとって必ずしも居場所は外にあるわけではない」と言います。「子どもにとっての居場所が、“自分の部屋”ということも大いにありえます。本人が『いま、そこにいたい』と思える場所を尊重してあげてほしいですね」と話します。■子どもが心を閉ざす前に、親ができること書籍の中で、内田さんが母として不登校への向きあい方について、悩み、答えを探る様子がつづられています。不登校経験者との対談のなかで、内田さんは次のように問いかけます。私も、息子や娘が心を閉ざす瞬間に「もうちょっとヒントちょうだい!」って思っちゃう。「間違えたことを言っちゃってるんだったら、どの部分がダメだったのかを教えて」って。出典: 『9月1日 母からのバトン』 この内田さんの切実な想いの根底にあるのは、「親が子どもとどのように関わるのが正解なのかわからない」という想いなのかもしれません。この問いかけに対して不登校経験者は、「親との距離が近すぎたこと」と回答しています。石井さんも「私自身もそうだったのですが、親との距離が近すぎて、その期待に答えられず悩んでいる子どもは多くいます。毎日顔を突き合わせるなかで、煮詰まってきてお互いに苦しくなり、いがみあってしまう親子もこれまで目にしてきました」と語ります。お互いの幸せを願っているはずの親子間で、そうした悲しいすれ違いを起こさないためには、どのようにすればいいのでしょうか。石井さんは取材をするなかで、親子の分離がまったくできていない人と出会ったそうです。「幼児期は親のケアを必要としますが、子どもはどんどん自立しはじめますよね。親として戸惑いがあるのは当然だと思います。それでもやはり、親と子は別人で、親は他人として子どもを支えるんだという距離感は必要です」と石井さんはアドバイスします。親にとっては、失敗が許されないと思える子育ての現状。しかし石井さんによると、不登校をきっかけに、親子関係を再構築する人も多いといいます。親子の「距離感」はとても難しい問題で、簡単に正解は見つかりません。でも、親は子どもの意志を支えるということを意識しておくことが大切なのかもしれません。■「この子があぶない!」親だけができることとは?樹木さんが亡くなる直前に思いをはせていた9月1日、今年もまもなくその日が訪れます。実際に親たちは、夏休み中の子どもたちのどんな様子に気をつければいいのでしょうか。石井さんによると、注意するのは次の4つのポイントです。【夏休み中の子どもに注意すべきポイント4つ】・食欲がわかない・眠れない・イライラして情緒不安・勉強が手につかないもし子どもたちにこのような様子があれば、「すぐにでも学校から距離を取らせてあげた方がいい」と石井さんは言います。「親が『この子は危ない』と感じる勘を信じてください。それが一番間違いないからです。『学校に無理して行かなくてもいいんだよ』という最初の“ドクターストップ”をかけてあげられるのは、専門家ではなく一番身近な親だけなんです。その後、医師などの専門家に相談してください」と石井さんは語気を強めました。「死なないで、ね……どうか、生きてください……」という樹木さんから届けられたメッセージ。親自身が一人ひとりしっかりと受け止め、子どもたちの様子を見て、最初に対応してあげる必要性を強く感じます。■樹木希林流「親がつらいときの対処法」最後に、樹木希林流のしんどい時の対処法について、考えてみたいと思います。樹木さんは、「しんどいときにどうやり過ごすか」という質問に対して、「笑う」と答えています。私にもしんどいときはもちろんあります。(中略)しんどいんだけど、そのときにしんどいって顔をしないで、こうやって笑うの。笑うのよ。ね? あんた頑張ったわよって、頭をなでて、笑う。ほかの人がいるときにそうやってたら馬鹿みたいだけど(笑)、そうやって笑って、「いいなあ、いいなあ」って言ってるうちに忘れちゃうの。出典: 『9月1日 母からのバトン』 内田さんも樹木さんから生前にこのアドバイスを教わり、実際にやってみたそうです。「本当に無気力になって、もうこれは笑えないないと思った時にそれをやってみたら、心なしか気持ちが軽くなっていって、バカバカしいことをしている自分に対してクスッと笑えた」と書籍で打ち明けています。“しんどいときに笑う”。なかなか難しいとは思えますが、不登校の子どもに対しても、親はできれば笑顔でいてほしいと石井さんも話します。「子どもが不登校になると、どうしても思いつめてしまうとは思いますが、できれば悲しむ様子や涙は外で出して、子どもの前では見せないであげてほしい。親の楽しそうな様子や笑顔は、理屈ではなく子どもを勇気づけますよ」(石井さん)ここまで樹木さんの言葉をもとに、石井さんと学校に行きづらいと悩んでいる子ども、そして親との関わりについて考えてきました。いま学校に行くことがつらい人、「学校に行けない」ということを言えない人、“みんな”と同じようにできなくて苦しんでいる人がいるかもしれません。そして子どもの想いと将来を思いやって、どうすることが正解なのか苦悩している親御さんもいるでしょう。樹木さんの人生を通じて語られた言葉は、大きな学びとなったように思います。樹木さんと内田さん母娘の思いに触れて、あらためて自分自身は親として子どもに何ができるのか、考えるきっかけにしてはいかがでしょうか?樹木さんは、次のようなメッセージを贈っています。この子の苦しみに寄り添うしかないのよね。だから、ああしろ、こうしろとは、もちろん言わない。言って治るようならとっくに治ってるでしょう?出典: 『9月1日 母からのバトン』 「9月1日」子どもたちみんなに居場所がありますように。■樹木 希林さん、内田 也哉子さんの著書 『9月1日 母からのバトン』 (ポプラ社 ¥1,620(税込み))女優・樹木希林さんが生前、不登校の子どもたちへの思いを語った言葉などをもとに、娘の内田也哉子さんがさまざまな立場の人たちと対談しながら、その考えをたどる様子を記録した書籍。今回取材した不登校新聞の石井編集長が樹木さんを取材した記録や内田さんと対談した様子も収録されています。●不登校新聞とは1998年に創刊された不登校に関する専門誌。当事者の視点を大切に、不登校についての情報を発信し続けている。●石井志昂(いしい・しこう)さんプロフィール1982年東京都生まれ。中学校受験を機に学校生活が徐々にあわなくなり、教員、校則、いじめなどにより、中学2年生から不登校。同年、フリースクール「東京シューレ」へ入会。19歳からは創刊号から関わってきた『不登校新聞』のスタッフ。2006年から『不登校新聞』編集長。これまで、不登校の子どもや若者、親など300名以上に取材を行ってきた。<参考サイト>※文部科学省: 「不登校に関する実態調査」
2019年08月26日今日は、私のママ友作りにまつわるエピソードをお話しします。昔から今まで、ママ友がいない私ですが、長女が幼稚園に通っていたときに「ママ友ができるかも!?」と思った出来事がありました。■「ママ友ができるかも」と思ったのに、状況が一転それは、長女が入園してまもなくの頃です。自分よりすごく若いママに話しかけられました。同じクラスで長女が仲良くしている男の子のお母さんでした。彼女はそれから連日話しかけてきてくれて、お茶に誘われたこともありました。「ひょっとして私、ママ友ができるのかもしれない…」そう思いました。でも、そんなにうまくはいきませんでした。最初の頃は話しかけると、すごくフレンドリーな感じだったのですが、そのお母さんが、彼女と同年代の気の合う方と仲良くなったのがきっかけで、こちらから話しかけても以前のように気楽に話せるような雰囲気ではなくなってしまいました。一緒にいるようになった彼女たちに私が話しかけると、シーンとしてしまうように。■「ママ友候補」から外れた私自分は完全におじゃま虫だったのかもしれません。…次第に、話しかけないほうがいいなと思うようになりました。おそらく、私に声をかけてくれたお母さんはとても積極的な方だったので、最初からママ友が欲しいと思っていたのだと思います。はじめは私もその候補だったのかもしれないのですが、年代も近く話も合う人と出会ったため、自分は候補から外れたのかなと思いました。たまたま私の娘が彼女の息子さんと仲が良かったから、最初に声をかけてくれただけだったのでしょう。たしかに、子ども同士が仲良しだからママ友になるのではなく、お母さん同士の気が合うからママ友になるほうが、関係はずっと長続きする気もします。幼稚園で同じクラスだからいっしょにいただけ、というようなその場かぎりの関係ではなない、特別な絆のようなものが生まれるのかもしれません。ママ友の作り方としてはそちらのほうがいいのだろうという気持ちとともに、ちょっぴりせつなさも感じた長女の幼稚園時代の思い出でした。
2019年08月26日はじめまして、今年第4子長女を出産いたしました育田花と申します。この度連載させていただくことになりました。第1話はつい先日あった3ヶ月健診と一緒に開催されていた離乳食指導でのお話です。長男、次男、三男のときは細かく指導いただいたのですが、説明が細やか過ぎてほぼ頭に内容が入ってきませんでした…いざ、離乳食指導の部屋へ行くといつもと違う先生。まずは兄弟構成を聞かれ、4人目と答えるとものすごい勢いで脱線した話で15分くらい話し込んでしまいました。やっと本題へ…!勢いがあってかなり印象に残る離乳食指導でした。しかし、これはこれで何を指導されたんやろ…とは思いましたがまずはお母さんの健康が第一だよ、離乳食はそんなにストレス溜めてやるもんじゃないから気楽にやればいいんだなと思えたのは収穫です! 5ヶ月、6ヶ月頃に開始しようと誓いました。
2019年08月25日ウーマンエキサイトの読者のみなさんこんにちは。渋谷です。今回は娘・みったんの初恋についてのお話です。■王子様とちゅーしたい5歳の娘先日5才の誕生日を迎えてますます知識の吸収と主張が激しくなるみったん。最近はプリンセスにハマり、「王子様」という概念を覚えたらしく…おいおいおいおいおいおいいつの間に何段飛ばしで大人の階段のぼっとんねん!!!!????「好きな人がいる」という娘(5)のカミングアウトに誰よりもショックを受けたのがおっとぅん。ぶっちゃけみったんが自分のことをプリンセスと言い始めたのも、おっとぅんがみったんを「プリンセス~!」と呼び始めたのがきっかけなくらいにおっとぅんはみったんを溺愛しているのです。そんなみったんの初恋の人「おうじさま」とは一体誰なのか…■そのおうじさまとは!?うんうんよかったねハッピーエンドだね~~~(棒)みったんが指す「おうじさま」とはおっとぅんのことだったのです。おっとぅんLOVEなのは今のうちだけだからせいぜい謳歌しとくがいいさおっとぅん…!!ていうかそもそもおっとぅんはママのものだよ。それだけは覚えといてくれよみったん。娘にはぜってー負けねーかんな!!!!????
2019年08月25日子どもが生まれると、保育園に始まり、学校や習い事など、数々の局面で親としての選択を迫られることがありますよね。そんなときに、「子どもの生き方」について思いを寄せることもあるかもしれません。子どもたちが歩む人生にはさまざまな選択肢が待ち受けていますが、そんなときに親としてはどのように関わればいいのでしょうか。子どもの生き方についてのアンケートをもとに、考えてみたいと思います。■「自分のような生き方をしてほしい」親はたった3割!?アンケートでは、子どもに自分のような生き方をしてもらいたいか聞きました。その結果、「すごくそう思う」、「そう思う」、「少しそう思う」と答えた人があわせて32.3%となり、その度合いに大小はあるものの「子どもに自分のような生き方をしてほしい」と思っている親は約3割にとどまることがわかりました。一方で、「思わない」という回答は65.5%となり、6割以上の親たちが「自分のような生き方をしてほしくない」とは考えているようです。Q.子どもには自分のような生き方をしてほしい?すごくそう思う 8.3%そう思う 6.1%少しそう思う 17.9%思わない 65.5%その他 2.2%■親の思い1、「諦めた夢、子どもにはかなえさせたい」それでは、まずは「自分のような生き方はしてほしくない」と考えている親たちの思いについて、掘り下げていきたいと思います。「私は学生時代、友だちとは自由に遊べない、夢を持つこと、何かをやり遂げることができない家庭環境だったので、娘には自分をしっかり持って生きていってほしいです」(鳥取県 40代女性)「幼少期に否定されて育ったため、かなりマイナス思考な自分のようにはなってほしくないです。わが子には『いーじゃん! やってみよー!』と言うように心掛けております」(愛知県 40代男性)「バブルに踊らされ、人生しくじりどん底見ているので、子どもたちには後悔しない人生を歩んでほしい」(三重県 50代女性)「私は、経済的に夢を諦めたので子どもたちには、自分の夢をかなえてほしいです。夢をかなえてあげられるように、自分もがんばろうと思います」(静岡県 40代女性)どのコメントからも、自らのつらい経験を思い返して、子どもにはできれば同じ思いはさせたくないと考える親の気持ちが伝わってきます。ほかにも、「自分のようにモラハラな男性とは結婚しないで」とか、「生活のためにいやいやしている仕事なので、子どもにはそんな仕事はさせたくない」などという切実な声も届いていました。家庭環境や経済状況、また結婚や仕事など、人生のさまざまな局面で、親自身も苦労してきた場合、どうしても子どもには同じつらさを経験させたくないと思ってしまいますよね。大事な存在だからこそ、守ってあげたいという親の思いが伝わってきます。■親の思い2、「子どもは自分のコピーじゃない!」また、子どもと親は別の人間だから同じ人生は歩めないという意見も多く寄せられていました。「子どもには自分とは違う可能性があるので、その可能性を少しでもサポートしていけたらと思う」(愛媛県 40代男性)「子どもは自分のコピーではない。性格や特性が違うから、自分に合った生き方をしてほしい」(千葉県 50代女性)「小3の長女に対して、義母も夫も『将来は○○になるのが一番!』など勝手に将来を決めてうるさく言うけど、娘の将来は娘のもの。親なんて二の次で良いと思う」(茨城県 30代女性)筆者は男子2人の母なのですが、長男は自分と性格がまったく違うため、何をするときも少し離れたところから応援してきました。しかし、次男とは性格がとても似ていて、失敗の予測がつきやすく、つい口出しをしてしまうことが多くなってしまいがちです。子どもが歩む人生を見据えつつ、どの程度のサポートをしてあげればいいのか、悩みは深まるばかりです。■親の思い3、「私以上の幸せに」なかには「自分よりもいい人生を送ってほしい」という願いを抱く親たちもいるようです。「生き方とか人生観とか難しい話はともかく、子どもには自分以上に幸せになってほしいと思うのが親心」(千葉県 40代女性)「『何となく』、その言葉がぴったりの私の人生でした。先を深く考えず決める事ばかりで、後悔しまくりです。同じ人生を歩んでほしくないので、いろんな知識や常識を子どもには教えています」(神奈川県 30代女性)「自分の今までを全部否定する訳ではありませんが、私の様にはなってほしくない。嫌なことも良いこともいろいろな経験をして、後悔のないような生き方をしてほしいと思います」(岩手県 40代女性)そのほかにも「しっかり勉強して、知識、社会性、専門性を身に付けて親を越えて行ってほしい」という声もありました。たしかに、親としては子どもにはいい人生を送ってほしいと思うものですよね。そして比較できるものではありませんが、自分が歩んだものよりもいい人生を送ってほしいと考えてしまうのは、あたり前なのかもしれません。■親の思い4、「自分を見て同じ道を歩いて」一方、「自分のような生き方をしてもらいたい」と考えている人たちは、どのような考えを持っているのでしょうか。「『後悔のないように前進あるのみ!』というのが私のポリシー。そんな姿を見て、同じ道を歩いてくれている娘です」(宮崎県 40代女性)「信頼できる最愛のパートナーと結ばれ、かわいい子宝に恵まれてほしい。温かい家庭と信頼関係、そこだけは、自分と同じような生き方になってほしいな」(宮城県 30代女性)「子どもの頃からなりたかった職業につき、やりがいをもって仕事ができていて、嫁ぎ先でたくさんの良い友人ができて毎日楽しく過ごせている。娘にも息子にも自分がやりたいことを見つけ、楽しく充実した生活を送ってほしいなと思います」(神奈川県 40代女性)そのほかには、「学校を出て、普通に就職して家庭をもった。子どもにも同じような人生を送ってほしい」、「子どもには自分と同じように早く結婚して出産してもらいたい」などという、それぞれの人生を経た経験から来るアドバイスが寄せられていました。100%同じ人生を送ることはできなくても、自分が人生で「よかった」と思えたことは、子どもにもできれば同じように経験させてあげたいと思う人も多いでしょう。人生の先輩だからこその親の助言ができるポイントにもなりそうですね。■子どもに身につけてほしい力とは子どもに「親と同じような生き方」または「まったく異なる生き方」を望むとしても、親はどのような力を子どもに身につけてほしいと願っているのでしょうか?「自分の思うように生きてほしい。自分の選んだ道なら、失敗も受け入れざるを得ないし、その失敗の痛みと、はい上がる力、成功の快感を感じながら、なりたい自分になってほしい」(神奈川県 40代女性)「今は、私の時代とは全く違います。どんなに生きづらい世の中でも、強く楽しくまっすぐに歩んでいってほしいと願っています」(茨城県 40代女性)「元気で人の気持ちがわかる人間になってほしい。うそ付かずに、真っすぐな人間になってほしいです」(埼玉県 40代女性)「『あなたに会えてほんとうによかった』、そう言われる生き方をしてほしい。ただそれだけです」(東京都 40代女性)「人の迷惑にならない、犯罪を犯さない、できれば社会の役に立つ人間になってほしいです」(東京都 40代女性)「とにかく、事故や病気で親より早く逝く事がないように、大人になってほしいです」(埼玉県 40代女性)「一人一人、顔や性格が、違うように、生き方も違うと、思います。誰かのまねではなく、自分の人生を思い切り生きてほしい。願うなら、人に囲まれ、笑顔の多い人生を」(愛媛県 40代女性)■子どもの人生に親はどうかかわるべき?それでは親としては、子どもの生き方にどのように関わっていけばいいのでしょうか。いくつか、コメントからヒントが見つけられそうです。「子どもは親と同じような生き方をしなくてもいい。自分のありようを考えながら、つまずきながらでも。つまずいた時は、立ち止まってまた歩けばいいのです。歩き出すサポートはいくらでもします」(山梨県 50代女性)「子の可能性や将来の選択肢の幅を広げる手伝いまでが親の仕事」(宮崎県 40代女性)「子どもの人生は親が決めるものでもないし、親が決めていいものでもない。しかし、親を見てその後をついていきたいと思われるように、自分を磨いていきたい」(茨城県 30代男性)「適当に生きてきた事を後悔してるので子どもには私の失敗談をたくさん話して反面教師にしてほしい。適当に過ごすのではなく、自分できちんと考えて進んでいってほしい」(奈良県 30代女性)ここまで、子どもの生き方について、親の人生との関わりも含めて考えてきました。さまざまな理由から、子どもに親のような生き方をしてもらいたい人としてもらいたくない人がいること、その背景には親自身が生きてきた人生が大きく関わっていることが理解できます。寄せられたコメントのなかでもっとも多く出てきた言葉は、「子どもの人生は子どもの人生」というもの。子どもを心配する気持ちから、つい口出ししてしまったり、先回りして失敗を遠ざけたりしてしまう親のふるまいは、時に重要な役割を果たすこともあります。ただ、その度合いによっては、子どもの道を邪魔してしまいかねない場合もあるかもしれません。親と子の人生は別物だということを、強く認識しておく必要があるのだと痛感させられます。子どもの人生を考えるとき、忘れがちとなってしまう「自分の人生」。親と子の人生が同一のものではないということは、親の人生も親だけのものでもあります。もちろん親としてふるまわなければいけない側面もあるでしょうし、子育て中に我慢しなければいけないこともあるでしょう。でもパパママである前に、一人の人間として「したいことをする」「夢を持ってみる」「毎日を楽しく過ごしてみる」ことも、とっても大事なことだと思います。子どもの人生を応援しつつも、自分の人生を楽しむ親の姿は、子どもにも希望と勇気を与えられそうな気がします。Q.子どもには自分のような生き方をしてほしい?アンケート回答数:4974件 ウーマンエキサイト×まちcomi調べ
2019年08月25日「死なないで、ね……どうか、生きてください……」亡くなる2週間前にこんな言葉を残したのは、昨年2018年9月に亡くなった女優の樹木希林さん。樹木さんは、学校に行けなくてつらい思いをしている子どもたちにメッセージを贈っていました。樹木さんが不登校などについて生前語った言葉と、その娘である内田也哉子さんがその思いを受けて語った内容がつづられた書籍 『9月1日 母からのバトン』 が発売されました。樹木さんに取材経験があり、書籍内で内田さんとも対談されている不登校新聞の石井志昂(いしい しこう)編集長とともに、不登校で悩む親子に対する樹木さんからのメッセージを読み解きたいと思います。お話をうかがったのは…●石井志昂(いしい・しこう)さん1982年東京都生まれ。中学校受験を機に学校生活が徐々にあわなくなり、教員、校則、いじめなどにより、中学2年生から不登校。同年、フリースクール「東京シューレ」へ入会。19歳からは創刊号から関わってきた『不登校新聞』のスタッフ。2006年から『不登校新聞』編集長。これまで、不登校の子どもや若者、親など300名以上に取材を行ってきた。●不登校新聞とは1998年に創刊された不登校に関する専門誌。当事者の視点を大切に、不登校についての情報を発信し続けている。■樹木希林さんの言葉が持つ力「死なないで、ね……どうか、生きてください……」去年の9月1日、母は入院していた病室の窓の外に向かって、涙をこらえながら、繰り返し何かに語りかけていました。あまりの突然の出来事に、私は母の気が触れてしまったのかと動揺しました。それから、なぜそんなことをしているのか問いただすと、「今日は、学校に行けない子どもたちが大勢、自殺してしまう日なの」「もったいない、あまりに命がもったいない……」と、ひと言ひと言を絞り出すように教えてくれました。この2週間後に、母は75年の生涯に幕を閉じました。出典: 『9月1日 母からのバトン』 より夏休み明けの9月1日は、子どもの自殺が最も多くなる日。内閣府の調査でも明らかになったこの数字(※1)。書籍の冒頭で、亡くなる直前に病床で語られた樹木さんが語られた言葉は胸に迫るものがあります。書籍には、生前語られた樹木さんの言葉がつづられています。そして樹木さんのメッセージは、子どもたちからの切実なSOSの代弁にも感じられ、さらに親に対する思いも込められていました。■樹木希林さんは、なぜ不登校の子どもに思いをよせたのか?石井さんが初めて樹木さんと会ったのは、2014年7月。不登校新聞の取材に、樹木さんが答えたときのことでした。「こちらは不登校について話を聞く。樹木さんは自分が人生で得たものについて答える。お互いに生きざまのぶつけ合いのような取材でした。直接的な答えがなかったとしても、希林節の言葉が不思議と心に響く。信じられないくらいおもしろい取材ができました」と石井さんは振り返ります。その後、2015年に再び樹木さんに会った石井さんは、「毎年9月1日前後に、18歳までの若い人たちがたくさん自殺している現状」を伝えます。そのとき「自殺するよりはもうちょっと待って、世の中を見ててほしい」と語った樹木さんが、この日のことをその後もずっと覚えてくれていたのだと、娘の内田さんからの連絡で知ります。「樹木さんが、自分と同じ気持ちでいてくれたことを知り、感動で震えました。闘っているのは自分だけじゃないんだと思えましたね」(石井さん)■樹木希林さんの「親としての価値観」とは書籍では、樹木さんの娘である内田さんが、さまざまな立場の人たちと対談しながら、樹木さんの思いをたどっていきます。樹木さんは母親としてどのような考えだったのか、書籍からみえてきたことは、「親の価値観」の持ち方を重視していたということです。子どもには子どもの社会があるんですよね。大人から見て「そんなの!」って言ったってだめだから。そういうときはもう、寄り添ってやるしかないかなと思っています。(中略)不登校の子どもよりも、私は親の価値観(の問題)なんだと思うんです。もっと、何かと比べるとかはなしでいいじゃないですか。違っててもいい。出典: 『9月1日 母からのバトン』 より親にとっては、子どもが不登校になるのは人生の一大事で、どうしても学校に行けるほかの子どもと比べてしまいがちです。でも樹木さんの言葉からは、そういった状況のなかでも「親の価値観」をしっかりと持ち、子どもの個性を「違っていてもいい」と認めてあげることのほうが大切だという考えが伝わってきます。■苦しみは「わかってもらえなくてあたり前」という考え自身も不登校の経験があり、「不登校新聞」の取材で多くの不登校の子どもたち、親と話す機会がある石井さんによると、親とくに母親は、子どもが不登校になると、深く傷つくのだそうです。「『私がダメな母親だから、子どもが不登校になった』という加害意識と、『でもだれも助けてくれなかった』という被害意識が堂々巡りして、母親は、孤独な状態に追い込まれていきます」(石井さん)そんな母親たちにとって、同じ立場の人と出会い、自分が置かれている大変な状況を認識して、「自分自身も救われていいんだ」と思えることが、大切なのだそう。そうした傷つき、孤独な親の気持ちにも、樹木さんは思いを寄せていました。みんなそれぞれの苦しみを抱えてられていることがわかったんだけど、それを「わかってくれ」って、「わかってくれない」って、嘆いてもはじまらないの。わからないの、人の苦しみは。(中略)「わかってもらえなくて当たり前なんだ」と思ったときに、もっと楽になっていくんじゃないかな、というふうに思いました。出典: 『9月1日 母からのバトン』 より「自分の苦しみはわかってもらえなくて当然」という樹木さんの言葉は、一見突き放したようにも思えます。ただ、樹木さんは苦しみから救われるために、「自分でも不幸な思いをした人が、不幸な思いで苦しんでいる人に会ったときに、すごく気持ちをわかってあげられることがある。それが”寄り添う”こと」とも語り、同じ立場の者同士が寄り添い、理解し合うことをすすめています。「子どもの気持ちを理解したいのに、わからない」とか「だれもこの苦しみをわかってくれない」とつらい状況にいる親の気持ちに寄り添ったうえで、親をその苦しみから解放してあげる術を樹木さんは考えていたのかもしれません。また「同じ悩みを持つ人同士が話し合う」という方法については、石井さんも「不登校の子どもやその親にも当てはまる。私自身、不登校になって初めてフリースクールに行ったときは、”自分だけじゃないんだ”と体に入ってくる安心感がありました。親も同じで、同じ立場の人と出会うだけですごく安心できるんです」と、同調しました。■子どもの最後の命綱を握れたという信頼関係9月1日に寄せた樹木さんからのメッセージ。一体私たちはどのように受け止めればいいのでしょうか。石井さんは、不登校の子どもをもつ親に対して、「どうか自分を責めすぎないでほしい」とメッセージを送ります。不登校になったきっかけについて、文部科学省の調査によると、小学生では「家庭生活が起因する」とする答えた人が54.1%ともっとも多くなります。そして中学生では「学校生活に起因する」の割合がもっとも高くなります(※2)。石井さんは、こうした不登校理由の1位が「家庭」となることもあって、責任を感じすぎてしまう親が多いと言います。しかし、「『不登校になって、家で引きこもることで苦しさを出せた』ということは、それだけ親を信頼していることの表れ」だとも話します。「『あなたの子育ては間違いじゃなかった』ということをぜひ親御さんには伝えたいです。不登校になった子が命綱を親に差し出し、その命綱を親が握ることができたこと。そういう信頼関係を築けたことを親は誇りにしてもらいたいんです」(石井さん)さて、ここまで樹木さんの言葉を石井さんといっしょにひもとき、不登校への親の対応や意識の持ち方について考えてきました。樹木さんならではの言葉はどのように胸に響いたでしょうか。次回は、「学校に行くことって当たり前?」というテーマで、より具体的な対策について引き続き石井さんとともに考えていきたいと思います。■樹木 希林さん、内田 也哉子さんの著書 『9月1日 母からのバトン』 (ポプラ社 ¥1,620(税込み))女優・樹木希林さんが生前、不登校の子どもたちへの思いを語った言葉などをもとに、娘の内田也哉子さんがさまざまな立場の人たちと対談しながら、その考えをたどる様子を記録した書籍。今回取材した不登校新聞の石井編集長が樹木さんを取材した記録や内田さんと対談した様子も収録されています。<参考サイト>※1、内閣府: 「学生・生徒等の自殺をめぐる状況」 ※2、文部科学省: 「平成29年度児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査結果について」 (PDF:3006KB)
2019年08月25日前回の 「【医師監修】熱性けいれん「パニックになる前に」正しい対処法2つ」 では熱性けいれんについて説明しました。初めての発熱の場合、突発性発疹という病気がきっかけで熱性けいれんを起こすことはしばしばあります。突発性発疹とは、どのような病気なのでしょうか?■突発性発疹「発症時期、期間、症状」突発性発疹は生後6カ月〜2歳くらいの子に発症するもので、「初めての発熱」によくある病気です。一般的に、生後6カ月頃まではお母さんからもらった免疫で守られていますが、その時期をすぎると発熱を繰り返します。突発性発疹は、その中でも多くの子どもが通る道で、突然の発熱で発症します。まず39〜40℃くらいの高い熱で発症し、そのほかの症状は乏しいです。鼻水や下痢をともなうこともありますが、ほかの風邪症状はあまりひどくありません。数日〜5日くらい熱が続き、ストンと熱が下がって、その後、全身に斑点状の発疹が出現します。顔、首、おなか、背中に出ることが多いでしょう。発疹は広範囲に出現してとても目立ちますが、その見た目に比べ、かゆみはそれほどひどくはなりません。発疹が出てから再度発熱することはなく、発疹も数日間で自然に改善します。■突発性発疹の原因は? 2〜3割が「隠れ突発性発疹」突発性発疹は、ヒトヘルペスウイルス6型と7型が原因です。2種類のウイルスによるものなので、最大2回突発性発疹にかかる可能性があります。みんなが感染する病気ですが、感染しても全員に発熱や発疹が出るわけではありません。「うちの子、3歳になってもまだかかってないんですけど大丈夫ですか?」としばしば質問を受けますが、2〜3割の子は感染しても症状が出ないため、知らないうちにもうかかっているのでしょう。おおむね3歳までに全員が何らかの形で感染します。生後6カ月〜1歳くらいに発症する子が多いですが、ときに2歳でも感染はありえます。■突発性発疹、ほかの病気が疑われる症状は?前述した通り、生後6カ月〜1歳くらいの子で、鼻水や下痢を伴うもののそれほどひどくなく、発熱がメインの症状として数日間続き、熱が下がるとともに体幹部に斑点状の紅斑が出る、という典型的な経過をたどる子どもを、医師は突発性発疹と判断しています。厳密にはウイルスの検査をしないとわかりませんが、保険診療の範囲で検査はできませんし、特別な治療法がない病気なので細かくウイルスを特定する検査する意義もありません。経過から総合的に判断するしかなく、発疹が出ないと突発性発疹かどうかはわかりません。つまり、発熱した時点ではまだ何の病気かわからないので、まずは医師の診察を受けましょう。このまま様子を見ていいかどうか、医師の判断をあおいでください。特に、子どもが発熱して水分が取れない、顔色が悪い状態の時は、必ず受診が必要です。突発性発疹でも5日くらい熱が続くことがあり、その場合は、血液検査などでほかの重い病気の可能性を探る必要があるでしょう。ウイルスの感染ですから、発熱の割に血液の炎症反応の変化が少ないのが特徴です。血液検査の結果を参考に、突発性発疹疑いと推測することもあります。■突発性発疹「感染経路、合併症、治療法」感染している子どもや、過去にかかったことがある人の唾液から感染します。ほとんどの人が子どもの頃にかかる病気ですから、どこででも感染の機会があるため特別な予防法はありません。そのため、熱が下がり元気になれば登園も可能です。合併症としては、最初に触れたように、初めての発熱とともに、熱性けいれんを起こすことがあります。けいれん時の対策については前回の記事 「【医師監修】熱性けいれん「パニックになる前に」正しい対処法2つ」 を参考にしてください。また、頻度は少ないですが脳炎や肝炎を起こすこともあります。突発性発疹は、ウイルスの感染で発症するので、抗生剤は効果がなく自然に治癒するものです。特別な治療法はないため、水分をとって睡眠をとるというような一般的な対策になります。高い熱で子どもがグズグズする場合は適宜、解熱剤を使用して構いません。突発性発疹であれば、発疹が出た後は再度発熱することはなく、発疹も自然に消えていきます。経験上、発疹が出た後、子どもがとても不機嫌になることがあり、お世話をする人を悩ませるかもしれません。これも自然に改善しますが、もし水分を取らず不機嫌でしんどそうな場合は受診を考慮してください。突発性発疹は40℃以上熱が出ることもあり、とても心配になると思います。しかし、みんなが通る道で、症状が改善すれば多くの場合は1度、もしくは2度の経験で終わります(一部の例外を除く)。突発性発疹では「こんなことが起きるかも」と事前に知っていただくことで、少しでも不安感を解消できたら幸いです。
2019年08月24日夏休み終盤になると、始まるのが…!?宿題の丸つけです!夏休み前の個人面談で「宿題は丸つけまでお願いします」と答えをもらっているんですよねえ…。やり直しをするってことは…丸付けもやり直しです!やり忘れた箇所、間違っていた箇所を何度も何度も…全問正解するまでやり直し~~!小学生の次男次女の2人分…。お父さんも家にいるときは、時々丸つけはしてくれますが、ほとんどは私の役目になっております。丸つけしつつ、わからない箇所を教える…。しかもなぜか仕事中に限って「丸つけ~!」とやってくるのです…。この丸つけ地獄、早く終わらせたいです!
2019年08月24日先日、義両親が会員になってるホテルに義両親、義弟夫婦、うちの家族で泊まらせていただきました。部屋に着いて中を確認すると手前にベッドが2つ、奥に和室があり布団を敷けるようになっていたので久しぶりに一人でベッドに寝られると企む私。そして、寝る時間になり大浴場に行こう…!とか子どもを寝かせた後の妄想を繰り広げていたんですがまんまと敷布団の方で子どもと寝てしまうのでした。気付いたら朝。嘘でしょ…ちなみに旦那は温泉から帰ってるなりベッドインして子どもより1時間半くらい早く眠りについていました…。
2019年08月24日夏休みも後半。そろそろ手をつけようと思った宿題の書類をなくしてしまった! と焦った娘が考えた対策とは…!?■夏休みの宿題を丸ごと紛失!夏休みももう少しで終わりますね! ■先生に聞く! と決めたは良いけれど2枚もハガキが届いた先生の気持ちはいかがなものだっただろう(笑)夏休みの紙類、あちこち出しっぱなしにしちゃうから、よく紛失しては、予想外の場所から発見されることが多いです(汗)
2019年08月24日うちの家族、個性の塊です
子育ては毎日がたからもの☆
めまぐるしいけど愛おしい、空回り母ちゃんの日々