どうもこんにちは、イラストレーターの栗生です。 いま1歳くらいのお子さんをお持ちの方、「赤ちゃんが幼児に進化した!」と感じるときはありますか?わが家の1歳児はまさに今、幼児期の階段を登っている最中。歩くことはまだおぼつかないけれど、ハイハイはだいぶレベルアップし、方向転換のキレや加速の良さに日夜磨きがかかってきました。また、食事や歯磨き、着替えの際の強烈なローリングイヤイヤの発動には、「自我が芽生えてきたな~、これ幼児期入っちゃったな~」との思いがよぎります。それから、表情。0歳の頃よりも随分豊かに、めまぐるしく変わるようになってきました。赤ちゃんって意外と真顔でいることが多いですよね。生後1~2ヶ月の頃、授乳中に膝の上で寝たのでそのまま仕事をしていたのですが、気がつくと真顔でじっとこちらを見ており、飲んでいたお茶をリアルに噴いたことがあります。そんなに私を見て、一体何を考えているんだ、君は…。でも、そんなクールな赤子が好き…。おとなしく抱っこされ、こちらをじっと見ていた赤ちゃんの時代はもう過ぎ去ってしまったと思うと一抹の寂しさがありますが、寂しさを感じている間は、まだ余裕があるということなのかもしれません。来たる怒涛のイヤイヤ期の予感に怯えるこの頃です。今日のカルタ「真顔でこっちを見る」
2016年05月11日大人とは違い、子どもにとってお風呂に入ることは一大イベント。素直に入ってくれれば助かりますが、愚図り始めてしまったら戦いの始まりです。毎日繰り返されるので、できることなら平穏にやり過ごしたいですよね。実は「うちの子はお風呂嫌い」と思っていたことも、少しの工夫で「お風呂好き」の天使に生まれ変わるかもしれません。今回はそんな “子どもがお風呂嫌いにならない” ためのポイントを紹介します。■お風呂のお湯の温度は“ぬるめ”に基本的なことのようで、案外見落としがちなのはお湯の温度。新生児のころには、夏は38~39度、冬は40度を目安に沐浴をしていませんでしたか? そのため、子どものなかでは“その温度”しか知りません。我が家は子どもが2歳になった現在でも、40度くらいを基準にしています。子どもがお風呂を嫌がるようなら、好みの温度を探ってみましょう。 ■「お風呂=遊べる場所」と思わせる!次に大切なのは、どうやって毎回お風呂に誘うかです。「お風呂の時間だよ」と言っても、「嫌だ!」と頑なに拒む子には、「あっ、お風呂でバシャバシャしない?」と遊びに行くかのように声をかけてみましょう。お風呂で遊べる水鉄砲やボールすくいなどの簡単なおもちゃがあると助かります。「おもちゃはちょっと…」と抵抗があるなら、泡シャンプーを用意しておくのも一つの手。頭や体を洗いながら、泡遊びができます。大切なのはお風呂に入ることなので、当面は遊び場のように思わせましょう。■歌をうたって、楽しい雰囲気づくりお風呂の最難関は、頭や体を洗うときではないでしょうか。洗わせてくれない、泣く、シャワーを嫌がるなど、苦労のオンパレード。そこでオススメしたいのが、体を洗うときに歌をうたうこと。お決まりの歌があれば、子どもも「体を洗うんだ」と心の準備ができますし、何より楽しい雰囲気になります。歌は適当で大丈夫! 我が家では「泡があわあわ、わわわわわー! 体ごしごし、ごっしごっしー!」と思いついた言葉で歌っています。■「1日くらいOK」と時々見逃してあげるたとえ順調だった日が続いても、どうしても嫌がる日はあります。そんなときはママも1日くらい見逃してあげる余地を残しておきましょう。あまり無理強いをすると、それこそ子どもにとって、お風呂が「嫌なもの」と認識されてしまいます。見逃すときは、ママのなかでルールを決めておくといいでしょう。私は「2日連続はNG」「お風呂に入らないなら、寝る支度をすぐさせる」ようにしています。子どものペースにほどよく合わせて、お風呂は“いいこと”だと教えていきましょう。
2016年05月08日「夢はオリンピック選手!」とはいわないまでも、かけっこや逆上がり、でんぐり返しなどなど、親としてはせめて小学校で習うことがスムーズにできるようにサポートしてあげたいですよね。子ども1人ひとりの運動能力をアップさせるためには、小さなころからさまざまな刺激を与えてあげることがよいとされています。特に運動神経に関係が深いとされているのは脳の神経系統なのだとか。その成長は12歳ごろまでに100%に達してしまうため、それ以降の向上は難しいとされているようです。では、「運動のできる子」にしたいとき、親はどんなサポートができるのでしょうか?■赤ちゃん時代から刺激のある毎日を抱っこが多い赤ちゃんの時期は「気持ちいいなぁ」「楽しいなぁ」と赤ちゃんが感じそうなことを積極的におこないましょう。季節に応じた草花とふれあったり、一緒にベビー体操を楽しんだり、絵本を読んだり、手先を使うおもちゃを与えてみたり…。そうすることで興味の対象がどんどん広がっていくようです。■幼児期は自分の体を使い、いろんな動きを歩けるようになれば、できる動作も増えることでしょう。走ったり、ジャンプしたり、踊ったり…。遊びながらそれぞれ異なる体の動きをすることで「どう体を動かせば楽しめるのか」が分かるようになり、動きに対するコントロールもできるようになります。ここでも子ども本人が「楽しそう」であることに注目し、過剰な制限を設けることなく自由に遊ばせてあげましょう。■ルールや道具を使った遊びと基礎的な動き友だちとルールにそった遊びができるようになってくる時期は、好きなスポーツができる子もいるかもしれません。それでもひとつのスポーツに集中することなく、ボールやフリスビー、自転車やスケートボードなど道具も交えていろんなスポーツを楽しみましょう。この時期は体の動きに加えて、協力して遊べる力も身に付きます。■12歳まではいろんなスポーツに挑戦させて小学校に入学して勉強に遊びにと忙しくなってくると、本人の意思を尊重して「好きなスポーツだけ」に特化させてしまいがちですが、12歳になるまでは、なるべくいろいろなスポーツを挑戦、経験をさせましょう。習い事をしている場合は、それとは別に休日に家族でプールに行ったり、アスレチックのある公園や施設に出かけたりするのもおすすめです。ひとつのスポーツだけの動きではなく、さまざまな動きの基礎を12歳までに体験させることで、他のスポーツへの応用も比較的楽にできるようになるでしょう。大事なことは、子どもみずから「やりたい!」と思ってもらうことです。そのためには親が楽しそうにやってみせるのもいいですね。また「そんなこともできないの?」とできないことに目を向けるのではなく「ここをこうすれば次は必ずできるよ!」とポジティブな声がけを心がけましょう。「早めに得意そうなスポーツを…」と気持ちが急いてしまいますが、12歳までは基礎の準備段階。こうした動きをきちんと経験させておけば、きっとほかのスポーツでも役立つときがくるはずです。
2016年05月08日可愛くて仕方がないはずのわが子、でも日常生活では子どもにイライラしっぱなし! 気が付くと鬼の形相で叱り飛ばしてばかり…そんな経験ありませんか? 「いいママになりたいけど、私なんて全然ダメだわ」とヘコんだ時の心の持ちようをお伝えします。■そもそもイライラしない・怒らないなんて無理!どれだけいいママになろう、ゆったりとした気持ちで子育てしよう…そう思っていても、日々の育児はイライラの連続です。思い描いていた通りに、段取りよく一日を過ごせることはまあありません。イライラだってするし、怒りたくもなります。それは当然のこと、ぐらいの気持ちで、自分を必要以上に責めないこと。余計な落ち込みは新たなイライラを生みます。ママは日々食事を作り、洋服を洗濯し、お風呂にも入れて清潔にしてあげていますよね。赤ちゃんのころはおむつを替え、汚れ物も毎日処理していたはず。自分では当たり前だと思っているかもしれませんが、実はじゅうぶん立派に頑張っているんです! 自信を失っているときは、できていないことにばかり意識が向きがちです。そんなときこそ、逆にできていることを自分で認めてあげましょう。 ■怒ってもいい。大事なのは後のフォロー怒ってしまった。イライラをぶつけてしまった。落ち込んだところでその事実はもう変えられません。そんなときは、後からでもいいので、しっかり子どもをフォローするよう気持ちを切り替えましょう。そのとき、「さっきは大きな声で怒ってしまってごめんね。こわかったよね。」だけではなく、「ママはあなたのことが大好き。あなたは大切な存在なんだよ」ということを伝えましょう。ママの機嫌が悪くて怒られただけだとしても、子どもはそんな事情を知りません。ママから嫌われてしまったと不安にならないよう、まずはそこのフォローが大切です。■約束守っていますか?こんな会話をしていませんか?「○○して~」「今忙しいからあとでね」「○○に連れてって~」「また今度ね」「○○がほしい~」「いい子にしてたらね」さらにこの続きとして、子どもが延々駄々をこねる → ママ激怒 → 怒っちゃったと落ち込む…というパターンもよくあるのではないでしょうか。こういう場面で子どもが納得しないのは、「こう言ってるけど、どうせママは約束守ってくれない…」と思っているからでは。日ごろから曖昧な返事でその場しのぎをせず、約束したことはしっかり守るように心がけてみましょう。そうすれば、子どもも安心感を持てるようになり、「ママはちゃんと約束を守ってくれる。だから今は我慢しよう」と思ってくれるはず。日常生活で少しぐらい怒ったりイライラしてもOK! それよりも子どもが「ママは自分を大切な存在だと思っていて、約束もしっかり守ってくれる」 そんなふうに安心できるよう、愛情をしっかり伝えていきましょう。
2016年05月07日生後2〜3ヶ月ごろになると、赤ちゃんは何にでも興味を持ち始め、自分の手にも興味津々。これでもか! というくらい口の中に手を入れるようになります。ママとしては「どうして手なんてなめているんだろう?」「このままでいいの?」と、いろいろ気になりますよね。そこで、おててを食べちゃう赤ちゃんの気持ちと、気をつけなければいけないことについてお話しましょう。■どうしてそんなに手をなめるの?不思議なことに、このころの赤ちゃんには、ほおばっている手が自分の体の一部だという認識はないのだそう。赤ちゃんにとって、目の前のものを確認する唯一の方法が、口に入れること。自分の手も「これなんだろう」と口に入れている間に、体の一部だと認識するようになるのだそう。ですから、これは大事な成長過程のひとつなのです。■この時期に気をつけることは?よだれでベタベタ状態の手を放っておくと、赤ちゃんが自分の顔を触ったり、目をこする時によだれがついて、そこに湿疹ができやすくなってしまいます。なので、手はこまめに拭いてあげてください。また、お風呂で体を洗ってあげる時も、全身を洗ってから流そうとすると、他のパーツを洗っている間に泡だらけの手を口に入れてしまうことも!手はせっけんで洗ったら、すぐ流してあげてください。■やめさせたほうがいい? 歯並びに影響は?わたしも気になって検診の際に相談したのですか、この時期の手をチュパチュパする行為や、指しゃぶりはやめさせなくていいのだそう。また、歯並びにも影響はしないとのこと。そのうちに自分のお気に入りの指を見つけて、その指ばかりを吸うようになったり、お気に入りの手の広げ方や、ポーズを見つけたりして、指しゃぶりにも個性が見えてくるのも楽しみですよ。つねに拭いてあげるのも大変ですし、よだれで洗濯物も増えるので悩ましいですが、あまり神経質にならずに、いまだけのしぐさを楽しんで見守ってあげましょう。
2016年05月06日妊娠すると、先輩ママから「おめでとう!」の言葉とともに「マタニティーライフを楽しんでね」と言われることがよくあります。10月10日なんていいわれますが、実際には約9ヶ月。マタニティ期間って意外とあっという間なんですよね。後悔のないマタニティーライフが送れれば子育ても前向きな気持ちで取り組めるはず! そこで、今回は先輩ママから聞いた妊娠初期の「to do リスト」を紹介します。先輩お仕事ママとランチをするはじめての妊娠には不安がいっぱい。苦しいつわりは永遠に終わらないような気がするし、これから仕事がちゃんとできるかも心配…。そんなときこそ職場の先輩ママを頼りましょう。「自分が大変だったからこそ、同じ思いを抱えている後輩の助けになりたい」と思っている先輩ママは実はとても多いのです。ポイントは「実は、こんな不安があって、先輩ママとして憧れている○○さんにぜひアドバイスをいただきたくて…」と自分の悩みを具体的に、かつ、相手のことを信頼していることを伝えて誘うこと。普段、あまり付き合いのない方とも、ぜひランチをしてみてください。必ず味方になってくれますよ。夫婦でぜいたくな旅行を計画する安定期に入ると体調はグッと快適になります。「妊娠5ヶ月のときに主人とニューヨークへ行きました。その帰りの機内で初めての胎動があって、ああ、この子も一緒に旅行を楽しんでくれていたんだ! と感激したのを今でも覚えています」(38歳 8歳男の子のママ)。「8ヶ月を迎えたときに新婚旅行を兼ねてタヒチのボラボラ島へ行きました。現地の方がとても親切で、聖母扱い(笑)。あなたは今、いちばん美しい時期なのですよとも言われ、思わず涙がでちゃいました」(34歳 4歳男の子のママ)。このように、マタニティ海外旅行を敢行したママも少なくありません。週末の国内旅行ならさらにハードルは下がります。ガイドブックを眺めながら、「安定期に入ったら、ここに行きたいな~」と思いを馳せるだけでも、気分が明るくなりますよ。「国内なら、露天風呂つきの個室で、食事が部屋だしの宿がおすすめです。軽めの夕食をリクエストできる、階段を使わずに部屋まで行けるというところならベスト」(36歳 7歳女の子のママ)。ほんわか系妊娠コミックを読む気持ちが不安定な妊娠初期は、心をざわつかせる情報はとことん排除していきましょう。今後の心構えを気楽に学べる妊娠コミックさえ、ブラックユーモア系だとどんより感じてしまう時期なのです。「たかはしみきさんの『ニンプ道』は大丈夫。パステルの絵もやさしいトーンだし、あったかい気持ちになれますよ」(32歳 3歳女の子のママ)。「水玉ぺりさんの『がけっぷち出産 ブンブンマーチ』は流産経験のある人に。表現がマイルドでサラリと読めます」(36歳 2歳女の子のママ)。過ぎてみれば一瞬のことですが、「妊娠初期がいちばんキツかった」と振り返る先輩ママがたくさんいます。ひとりで抱え込まないことこそが妊娠初期の課題。幸せなお産を迎えるためにも、ぜひ、マタニティ期間を楽しんでください。先輩ママ一同、全力で応援しています!
2016年05月06日新年度を迎え、子どもたちはどっさりと新しい教科書を持ちかえってきます。その際、前年度の教科書やノート、どうしていますか? また教科書以外にも、書き初めや図工の作品、自由研究…想い出に残したいけれど、中には立体のものもあり収納スペースを圧迫します。そこで、教科書や作品の上手な整理の仕方をご紹介します。■教科書は1年間とっておき、必要なもの以外は捨てる小学校の教科書は義務教育のものなので、新しいものが毎年無料で配布されます。そのため、兄姉が使ったものをおさがりにする必要がありません。どんどん捨ててかまわないのです。そこで注意するのは、捨てるタイミング。高学年に上がるほど、特に算数などは難しくなってきて、「ちょっと前のを見直したい」ということもでてきます。そのため過去1年分は取っておいてください。あまり奥底には入れず、取り出しやすい所にしまっておきましょう。また、図工や生活の教科書は、学校によっては年をまたいで使うものがあるので注意が必要です。次の学年でも使うのに、3月の終業式が終わった途端に捨ててしまい、進級してから大慌てすることのないよう、どの教科書を次年度でも使うのかは確認しておきましょう。そういった理由で、1年間はとりあえず保管していれば安心です。■ノートは捨て、連絡帳はとっておく教科書は一年間保管ですが、ノートはすぐに処分してしまってかまいません。もし、ページが余ったものがあればもったいないので破いて計算用紙やお絵描き用紙に使いましょう。宿題プリントやテストも、あまり見返すこともないと思うのですが、例えば「クラスで1人だけとった100点」や「びっくりまさかの0点」など、思い出になるようなものは取っておいてもよいかもしれません。作文や日記はその年の出来事や成長がよくわかる貴重な宝物です。ぜひ、とっておきましょう。また、連絡帳は、先生とのやりとりが書かれている場合、何か困難に陥った時に以前相談していないかを確かめたり、学校や先生の対応に疑問を抱いた時に、これまでの対応はどうだったのかを見返すことができます。卒業するまではとっておくといいかもしれません。■かさばる図工の作品は? 小さな手で一生懸命、二度と作れない作品は、処分するのに躊躇するものだと思います。けれど、実は子どももそこまで執着していないものも数多くあるのです。どうしてもとっておきたいというもの以外は、写真を撮って処分しましょう。学年ごとにフォルダをつくってパソコンに保存しておきます。おそらく多くの作品は、プリントアウトもせず、見返すこともないかもしれません。それでもただ捨ててしまうより、なんらかの形で「残っている」という状態が大切なのです。何か賞をもらった作品は、特にいつまでも残しておきたいと思うもの。才能溢れるお子さんだった場合はうれしい悲鳴です。賞をもらった作品については、作品・お子さん・賞状の3点セットで一緒に写真を撮るのがおすすめです。この写真だけはプリントアウトしてアルバムに入れるか飾っておき、実物はお子さんが納得してから処分します。栄誉輝く記念写真に残った方が、納戸の奥底で眠ってしまうより、作品が喜ぶ方法です。
2016年05月05日高齢出産で仕事をしながらの妊娠生活、里帰りもできない。できることなら出産も産後もラクに乗り切りたい。そのためなら多少費用が掛かっても、やっぱり無痛分娩でしょ! そんなわたしの経験談をお話します。■無痛分娩を選んだ理由わたしが妊娠したのは36歳、出産時は37歳でした。勤務地は東京で、実家は関西です。フルタイムで働き、ウェブ制作のディレクターとして深夜におよぶ撮影や編集作業に追われる日々。零細企業の役員だったため、産前産後の休みはなるべく短く…という状況でした。高齢出産でハードな仕事をこなしながら、実家も遠い…そんな悪条件がそろったなかでの妊娠出産。「里帰りはどうしよう? 仕事はいつから休もう?」「痛いのイヤだー(超こわがり)」「産前産後の仕事に一番影響しない産み方は!?」そんなことをあれこれ考えた結果、里帰りはせずに無痛分娩で出産することを選択しました。決め手は以下のふたつ。・仕事からなるべく離れたくない里帰りのためには、余裕を見て予定日の1ヶ月半に産休に入らざるを得ない。産後も1ヶ月は自宅に戻れないので、合計2ヶ月半も戦列を離れてしまう…。そこで、産前ギリギリまで仕事をし、産後すぐ復帰するには自宅のある東京で産む方がいいと判断。・とにかく痛みに恐怖心があった子どものころから陣痛の痛みが恐怖で、妊娠中ずっとおびえてしまいそう。多少コスト高でも、快適なマタニティライフと出産時の体力消耗を少しでも軽く…(高齢出産なので必死!)と期待して無痛分娩に決定。■無痛分娩をする病院選び無痛分娩ができる病院は都内にいくつかあり、どこを選ぶかとても迷いました。当時は周りに無痛分娩経験者が少なく、「麻酔医が居ない時に陣痛が来て、普通分娩になった」というネットの書き込みを見ておののいたことが決定打となり、24時間365日無痛分娩できる病院を選びました。■通院妊娠初期は近所のレディースクリニックで診察を受け、途中から無痛分娩で有名な病院へ転院しました。待合室はいつも大混雑! 細かい検査の日などは半日近く待たされてグッタリすることも…。検診日は会社を半休したり、午後だけ自宅勤務したりしながら通っていました。ある日主治医に「高齢出産なので、いろいろ心配です…」と白状すると、「大丈夫。当院では、あなたは若い方です(キリッ)」との心強いお返事。たしかに待合室には同年代の女性が多く、年齢のことはほとんど気にならなくなりました。ちなみに診察自体は、無痛分娩でも通常分娩と大きく変わらないようでした。エコーや心音で元気な赤ちゃんの様子を確認し、検診のたびに大きくなっていく姿を見るのが楽しかったのを、いまでも覚えています。■予定日よりも2週間前倒しで出産することに予定日まで約1ヶ月…という時に、「赤ちゃんがすでに大きくなっていますね。このまま予定日まで待つと大きくなりすぎて、分娩自体が大変になります。計画分娩にして、早めに産んじゃいましょう。再来週なら空いてますが、どうですか?」と主治医から言われました。仕事はどうにか調整がつき、そろそろ産休に入れる状況ではありましたが、正直「早すぎる…」と思いました。出産前にベビーグッズをゆっくり準備したり、映画を見たり、レストランでおいしいものを食べたりしたかったのに…!後ろ髪を引かれる思いでしたが、実家の母にも上京準備を整えてもらい、2週間後に計画無痛分娩をすることが決定。ここでふと、「結局計画分娩にするなら、無痛分娩さえできれば24時間365日OKの病院じゃなくてもよかったんじゃ…」と気づいてしまったのですが、時すでに遅し。言われるがままに入院手続きへと進むのでした。
2016年05月05日高齢出産で仕事をしながらの妊娠生活、里帰りもできない。できることなら出産も産後もラクに乗り切りたい。そのためなら多少費用が掛かっても、やっぱり無痛分娩でしょ! そんなわたしの経験談をお話します。■いざ出産! 想像以上に壮絶だった無痛分娩言われるがままに計画分娩となったわたし。午後に入院、夕方にはウワサの痛くて太い注射を打たれ、子宮口を広げるラミナリアという処置をしてもらいました。これがすでにとっても痛い…。この時点でギブアップしそうになるなんて、やっぱり無痛分娩にしてよかった…と心から思いました。その後、陣痛促進剤を入れて「子宮口が5センチになったら、麻酔を入れますよ~」と言われ、しばらくベッドで安静にしていました。当初は余裕で、スマホで実況中継動画を撮ったり、家族と冗談を言いあうぐらいだったのですが、徐々に子宮口が開いてくると、鈍い痛みが襲ってくるように…。そして、ついに生理痛の比ではないほどの痛みが、数分おきにやって来るようになったのです!■子宮口が4センチから開かない!!その病院では、子宮口が5センチになると麻酔を入れることになっていました。しかしなぜか私は4センチから開いてくれず、そこから数時間信じられない痛みを耐えることに…。その間、何度も「ま、麻酔を入れてくれ~!」と叫ぶほどの状態でした。何のために無痛分娩を選んだのかわからないぐらいの痛みだったので、もう耐えられない! と鬼の形相で直訴、ちょっぴりフライング気味に麻酔を入れてもらいました。するとウソのように痛みがすぅっと消えて、無痛状態になりました。■いよいよ分娩台へ!その後もなかなか赤ちゃんは降りてこず、14時間後ついにその状態のまま分娩台へ移動することに。人生初のストレッチャーに乗せられても「痛くない」という安心感のおかげで冷静でいられました。初めての分娩台はドラマで見るような空間。助産師さんから呼吸のリズムやタイミングを教わりながら、あとはひたすら指示通り「エアいきみ」!さすが無痛なだけあって痛みはまったく感じないものの、この「一応いきむ」というのが不思議な感覚でした。おなかに力を入れて、女優気分で何度もいきむ。頭が出てきていることは教えてもらったものの、どこかが引っかかっていたらしく、最終的には吸引分娩になりました。力士級の巨体先生が応援に駆けつけ、わたしのおなかをぎゅうぎゅう押す。同時に主治医が吸引。わたしはひたすら「エアいきみ」。そんな壮絶な状況なのに、全然痛くないという不思議…。間もなく出てきたわが子は、明らかにむすっとした顔をしていました。もっとおなかにいたかったとでも言いたげに…。すべての光景が本当にシュールでしたが、無事に産まれたわが子を見て、安心した気持ちで満たされました。■ナメていた…大変だった産後ヘビーな分娩を終えた夜9時。個室にもどり、ベッドで大仕事を終えた余韻にひたっていました。ところが家族を見送った直後から麻酔が切れはじめ、股に激痛が…。吸引分娩で縫合した痛みか、子宮が収縮してもどっていく痛みか、とにかく信じられない痛みが襲来!あまりに痛みが激しすぎて眠ることもできず、個室でひとり「おかあさ~ん…」と子どものように泣きながら朝を迎えたのでした。■同じ無痛分娩でもこんなにも差が!個人的には「意外と痛い思いをした無痛分娩」でしたが、友人は無痛分娩で産んだ直後に笑顔でエアロバイクをし、お祝い膳をたらふく食べていたので、こればかりは個人差があるようです。また別の友人は、ラミナリアの処置をしても子宮口が開かず、一度ラミナリアを抜いて翌日に再処置をしたにもかかわらず、結局帝王切開となりました。無痛の予定がカイザー…そんな展開もあるようです。お産って本当にわからないものですね。■まとめると…わたしの結論では、高齢出産×ハードワーク×里帰りナシでも、なんとかなりました!里帰りナシについては、産前産後の仕事がスムーズだったこと以上に、パパのスタートダッシュ効果が大きかったです。最初から育児に対して積極的に、主体的に動いてくれると後々とても助かります。無痛分娩でも、確実に計画分娩をするならば、24時間365日OKの病院にこだわる必要はないかもしれません。(もちろん想定外の早産など、いろんなケースを考える必要はありますが)むしろ“どんな状態になったら、麻酔を入れてくれるのか”を確認すべきかも…。無痛分娩だからといって、必ずしもまったく痛みがないとは言えません。正直私はナメていました。友人のように痛みなく余裕だった人もいれば、わたしのように産む前後で想定外の痛みを感じることも。これから検討される方は、いろんな人の体験談を聞いてじっくりリサーチされることをおすすめします!
2016年05月05日こんにちは、イラストレーターの栗生です。先日公開されました「WEラブ赤ちゃんプロジェクト」のページ、もうご覧になられましたか? 私もプロジェクトの「泣いてもいいよ」ステッカーをさっそくiPadに貼ってみたところ、激しく割れている画面の角がいい感じに補修できました(※そういう用途じゃない)。・ 特集:WEラブ赤ちゃんプロジェクト さて、今回の赤ちゃんカルタは「ほ」。赤ちゃんといえば、ムチムチボディに丸くてフワフワのほっぺた…というイメージがありませんか? 新生児って正直そこまでほっぺが出ていないので、産後直後は「なんだ都市伝説か?」と思っていたのですが、数ヶ月後にはあら不思議。小さく控えめだった新生児ほっぺはどこへやら、餌を詰め込みすぎたハムスターかと見まごうばかりに貫禄たっぷりの、見事な頬に成長したではありませんか。乳児期の成長曲線を見るとわかるとおり、赤ちゃんの体重は産後一度落ちてから急激に増え、生後3ヶ月頃には出生時の2倍ほどの重さになります。この頃からムチムチが加速し始めたというお子様も多いことでしょう。そんなムチムチほっぺの引力たるや、うっかりすると通りすがりの見知らぬ人までもが引き寄せられるほど。触りたくなる気持ちはわかるけれど、まずは事務所(保護者)を通してからにしてもらいたいです。今日のカルタ「ほっぺの曲線がたまらない」
2016年05月04日子供にとって初めて乳歯が抜けることは、すごくドキドキする経験です。日本では、上の歯が抜けると縁の下に、下の歯が抜けると屋根の上に投げるという習慣がありますが、欧米では、歯の妖精が乳歯をもらいにやってきます。■歯の妖精、トゥースフェアリートゥースフェアリーは、子供が抜けた乳歯を枕の下に置いて眠ると、寝ている間にやってきて、歯と引き換えにプレゼントを置いていく妖精です。トゥースフェアリーの言い伝えは、欧米の各地にありますが、アメリカでは、サンタクロース、イースターバニーと並ぶ大変メジャーな存在です。プレゼントは国によって多少違うようですが、アメリカのトゥースフェアリーは、お金を置いていくのが一般的。Visaのリサーチによると、北米で子供達が1本の歯で得られる金額の平均は、しばらく上昇続きでしたが、昨年から少し下がり、2014年が$3.43、2015が$3.19だそうです。サンタクロースやイースターバニーと違い、見た目の特徴は、はっきり決まっていませんが、ティンカーベルのような、羽根のある、かわいい女の子の姿を想像する子供が多いです。もちろんサンタクロース同様、子供が眠った後に歯の妖精となるのは、大人の役目。起こさないようにそっと歯を取り出し、お金に差し替えます。翌朝、子供は「見て!トゥースフェアリーが来たよ!」と、歯の欠けた、愛嬌のある笑顔を見せてくれます。■トゥースフェアリーの効用トゥースフェアリーのいいところは、子供がグラグラする歯を嫌がったり、歯が抜け落ちることを怖がったりした時の慰めになること。「その歯が抜けたら、トゥースフェアリーにあげようね。お礼はどれくらいかな?」などと言われると、かなり気がまぎれるようです。また、歯磨きをする際にも、「歯の妖精は、白いキレイな歯の方が喜ぶよ」と言うふうに使うこともできます。通常、サンタクロースの存在を疑い始める頃、トゥースフェアリーが実は両親だったと気がつくようですが、その頃には、歯が抜け変わることにも慣れているはず。もしもお子さんが、グラグラした歯を嫌がったら、トゥースフェアリーのお話をしてあげてみては?
2016年05月01日気づかぬうちに、大人の真似をしている子どもの観察力に驚くことはありませんか。教えたつもりはないのに、子どもたちは大人の行動を良く見ています。特に毎日一緒に過ごすことが多い食事の時間。大人の食事マナーがそのまま伝わっていると言っても過言ではありません。子どもに正しい食事のマナーを教えるためには、きちんと見本を見せてあげることが大切。特に注意したい基本的なポイントを紹介するので、普段の食事を思い出しながらチェックしてみてください。■お椀とお箸、先に取るのはどっち?まずは、基本中の基本、箸の正しい持ち方から。下の箸を薬指の先と、人差し指・親指の股で固定します。そして、上の箸は親指・人差し指・中指の先を使ってはさみます。箸を動かすときは、下の箸を固定したまま、上の箸だけを動かすのがポイントです。この箸の持ち方まではマスターしている人が多いと思いますが、その使い方や扱い方はいがでしょうか?たとえば、置いてある箸を持ち上げるとき。右利きの人なら、まずは箸の真ん中あたりを右手で取り、左手を下から添えて、それから食べるときの形になるよう右手に持ちかえます。この順番を心がけると、箸を持つ動作がとても美しく見えます。食事中に話をしたり、お茶を飲んだりするときは、一旦箸を置くのが正しいマナー。その習慣を身につけるためにも、箸置きを使うことをおすすめします。お味噌汁のお椀を持つときも、箸より先にお椀を取るのが正しい所作とされていますので、それを実践しようと思うと、箸を一旦おかなくてはなりません。食器の上に箸を渡して置きたくなりますが、これは「渡し箸」と言って正式にはマナー違反です。箸置きがあれば、そこに箸を置くことができます。この習慣は、正しい箸づかいへの近道です。■「袖越し」には気をつけて食事中に飲みものを取ったり、醤油を使ったりするときには、自分より右にあるものは右手で、左にあるものは左手で取るように心がけましょう。これは、膳の上を手で覆う「袖越し」というマナー違反を避けるためです。手や腕が食器にあたって倒すのを防ぐことにもつながりますので、ぜひ家庭の食卓で実践したいマナーです。■いずれは三角食べができるように特定のものだけを集中的に食べるのも、マナー違反とされています。ご飯、お味噌汁、それにおかずが数品といった場合は、バランスよく配分しながら、少しずつ食べるようにしましょう。ご飯と汁物は、できるだけ一口ずつ交互に食べるようにします。子どもは嫌いなものを最後に残してしまいがちなので、まんべんなく食事を進めていく三角食べを見せてあげられると良いですね。もちろん、食事は楽しいのが一番。子どもが上手に食べられなかったり、マナー違反をしたりするのは当然のことですし、マナーに固執しすぎる必要はありません。ただ、成長するにしたがって、子どもにも食事マナーが問われるようになってきます。小さなころから正しいマナーで食事をする両親の姿を見せておけば、大きくなってから「お行儀よく食べなさい!」と怒らなくて済むはず。子どものためにも、そして自分のためにも、普段の食事マナーを見直してみてはいかがでしょう。森川ほしの(OFFICE-SANGA)
2016年05月01日■子どもとの会話に、自然に旬の食材や行事食の話題を取り入れよう突然ですが「二十四節気(にじゅうしせっき)」を知っていますか? 日本には四季があり、それを24等分して、約15日に1回訪れる節目の日に季節を表す名称をつけたもの、それが二十四節気です。正確な時計やカレンダーがなかった時代には、農作業の目安にしていたとも言われています。現代は毎日が慌ただしく、あっという間に過ぎてしまうからこそ、四季の移り変わりを楽しむために、また子どもの食育に、二十四節気を日々の話題に挙げてみるとよいでしょう。そして、節目の日には「旬食材を使って何か1品作ってみる」「子どもと行事について会話してみる」と決めてしまうのもよいかもしれません。子どもにとっても、春夏秋冬それぞれの食材を味わったり、日本の行事の話を一緒にしたりすることで、自然と食の知識と理解を深めることにもつながります。そこで今回は「立夏」について紹介しましょう。■今年の立夏は2016年5月5日5月に入ると、二十四節気では「立夏」の季節。2016年の立夏は「こどもの日」と重なっています。桜が終わり、一気に葉が育って新緑に。夏の気配が感じられ、ツツジ、菖蒲、藤が咲き始める頃でもあります。初夏と混同しがちですが、初夏は6月に入ってからを指す言葉です。立夏は、すがすがしい風がちょうど心地良く感じる季節。田植えや種まきが始まり、秋の豊作を祈って「お田植え神事」「御田植祭」が行われたりします。 ■立夏の日には、何を食べる?春の名残の食材と、夏の走りの食材、新緑をイメージした緑の食材を使うと、立夏らしい献立になります。春の名残の食材だと、筍や菜の花、山菜など。春キャベツや芯玉葱が出回り、グリーンピースやそら豆、スナップエンドウなどお豆類がおいしい季節でもあります。海産物では、ホタルイカやワカメ、ヒジキなどの海藻類も旬を迎えます。こどもの日と合わせて、柏餅や粽(ちまき)を取り入れてもよいですね。なお、こどもの日に柏餅を食べるのは、柏の葉が、次の新芽が出るまで落ちないことから、家督が絶えないことの象徴とされ、縁起の良いものとされているからです。■そのほかの「立夏」前後の行事は?立夏の時期は、ゴールデンウイークの名称が浸透しすぎて、元々が何の日だったのかが薄れている気もしますが、日本の古き良き行事が満載です。 2016年5月1日:「夏も近づく八十八夜~」の歌でおなじみの八十八夜。立春を起算日として88日目、茶摘みなどの農作業がピークの時期です。5月3日:憲法記念日。日本国憲法の施行を記念する日です。5月4日:みどりの日。元々は昭和天皇の誕生日。2006年までは4月29日が「みどりの日」でしたが、現在は昭和の日となっています。5月5日:こどもの日。端午の節句(菖蒲の節句ともいいます)五節句の一つです。日本では端午の節句に男の子の健やかな成長祈願の行事を行う風習があります。 二十四節気をさらに細かく分けた、七十二候というものもあります。気象や動植物の変化を知らせる短文になっていて、立夏の期間ならば以下の通りです。・初候:蛙始鳴(かえる はじめて なく) : 2016年5月5日。蛙が鳴き始めるころ。田んぼに水が引かれると、蛙の泣き声も聞こえるようになります。・次候:蚯蚓出(きゅういん いずる) : 2016年5月10日。蚯蚓(ミミズ)が地上に出てくる頃。畑を耕すとミミズも出てきますね。・末候:竹笋生(ちくかん しょうず) : 2016年5月15日。筍が生えるころ。筍というよりは若竹がズンズン生えてくる頃です。 今回は「立夏」について取り上げましたが、日本の四季を楽しむ節目、お子様との会話や料理の中にちょっとだけ取り入れてみてはいかがでしょうか?
2016年05月01日妊娠中に悲しくなるマタニティブルーはよく知られていますが、その逆の「マタニティハイ」も注目されるようになりました。子どもを授かったよろこびやホルモンバランスの影響で、テンションが上がってしまう状態をいうのだとか。これが、周囲にドン引きされるような行動を引き起こす場合もあるので注意したいところです。■SNSでうんざり妊娠が発覚しておなかがどんどん大きくなると、わが子が順調に育っていることを実感できますよね。そのうれしさがあふれすぎて、SNSで報告する人は少なくありません。少しくらいならほほえましいし、自分の記録にもなっていいのですが、毎日のように子どもネタばかりでは、同じママの立場としてもうんざりしてしまうことも。SNSなら「非表示」という技を使えるけれど、メールやLINEでご丁寧に報告してくれる人も。こんなことをくりかえして、友だちから距離を置かれてしまい、「出産してもだれからも祝福してもらえない…」なんて残念な事態にならないようにしたいですね。■公共の場でもハイテンション妊娠中はおなかの子どもに話しかけた、というママも多いでしょう。それ自体は否定することではありませんが、時と場所を選ぶことも大切です。わたしの友人はマタニティハイになって、ところかまわずおなかの子どもに語りかけていたそうです。あるとき、電車のなかでも「元気でちゅかー」と話しかけてしまい、隣に座っていた人におどろかれたことから、自分の行動のヤバさに気付いたといいます。■マタニティハイは産後も続く? 妊娠中は「頭の中にお花畑ができる」と形容する人もいます。それだけ幸せに包まれているのだと思いますが、自分でも感情がおさえられなくなってしまうこともあるので気を付けたいところです。この状態は出産直後も続くようで、「キラキラネームなんてありえない!」といっていた人でも、思わぬ名前を付けたくなることがあるのだとか。前述の友人は、やっと顔を見せてくれたわが子のかわいさに判断力をうしない、「王子」と書いてプリンスという名前を本気で付けようとしていたそうです。周りに止められてハッとしたけれど、最初はなぜ責められているのか理解できなかったといいます。子どもを授かることはよろこばしいことだし、周囲にもその気持ちをアピールしたくなるのはわかります。でも、急なテンションの高まりに「ついていけない」、「人が変わってしまった」と思われては悲しいですよね。感情を無理やりおさえることはないのでしょうが、今後の付き合いのためにも意識しておきたいものです。
2016年04月30日大きな音が聞こえてもあまり過大な反応をしない、おおらかタイプの赤ちゃんもいれば、そーっと歩く足音にもビクッと両手両足をあげるほどの驚きの動きを見せる子まで、本当にさまざまです。それと同様に、すんなり寝てくれる子もいれば、「赤ちゃんなのになんでこんなに寝てくれないの?」という子まで、それもまた十人十色。寝ない子は本当に寝ないのです。それは、ときにママがくじけそうになるほどです。そんな中、「抱っこだとよく寝てくれる赤ちゃん」というのも、とても多いもの。何時間も抱っこして必死に寝かしつけ、ママの腕もそろそろ限界。ここまで寝ればそろそろ下ろしても…と思い、そーっとそーっと布団やベッドに下ろした途端、「うぇーーーーーーん!!!」まるで「スイッチでもついていますか?」と、言いたくなるくらい、布団に置かれたことを瞬時に察知する、赤ちゃんの「背中センサー」。これはなかなかの大敵です。それでは少しでもこの背中センサーのスイッチを入れないためにできることはないのか! 私が実際に試して、効果が見られた方法を紹介します。■抱っこするときは初めからお包みやタオルで包んでおくママの腕の中は暖かいので、急に冷たいシーツに置かれると起きてしまう可能性大! そんなときは、抱っこするときに最初からいつも使っている大きめのタオルやおくるみで包んでから抱っこし、寝かしつけてみてください。そして赤ちゃんが眠ったら、包んだまま布団に寝かせましょう。包まれたままだと寝づらいのでは?と思うかもしれませんが、もともと狭いお腹の中にいた赤ちゃんは、何かに包まれているくらいのほうが落ちつくようです。この方法は、特に新生児期に効果がありました。布団に下ろすときも赤ちゃんの手足が無駄に動かないので、ビクッとなる回数も減らせました。■シーツを湯たんぽで温めておく着せすぎ、布団類のかけすぎは、体温調節が苦手な赤ちゃんにはオススメされていませんが、春先でも案外ひんやりするのが布団やシーツです。そこで活躍するのが湯たんぽです!湯たんぽは低温火傷が心配で使っていないという声を、私の周りでもよく聞きますが、布団に入れっぱなしにせず、あくまでシーツを温めるためだけに使用し、寝るときにはどけてしまえば、その心配はありません。 赤ちゃんの布団に湯たんぽを置いて温め、再び布団に寝かせる直前にどかします。ママの体温で温められた背中センサーは、同じように温まった布団の上なら受け入れてくれるようです。湯たんぽを使うと比較的短時間でシーツを温められますし、保温性能に優れたものなら真冬でも一晩中温かさをキープしてくれるので、夜中の授乳で起きた際も、サッとシーツを温めることができて便利ですよ!ベビー用湯たんぽであれば2,000円前後で購入可能。コスパも抜群です。■背中に当てていた手はすぐ抜かないで!温めたシーツの上に下ろして、起きずに寝てくれたら、「終わったー!」という感じですが、そこですぐに腕を抜こうとすると、せっかく寝入るところだったのに、その動きに驚いて赤ちゃんが起きてしまうことも…腕の疲労は限界でも、ここはもうひと頑張りです!しばらく腕はそのままに、赤ちゃんが布団の上でもしっかり寝始めてから、そーっと抜いてみましょう。布団に降ろした後、腕を抜く前に赤ちゃんに軽く覆いかぶさるように、ぎゅっとしてあげるのも、おすすめです。ベッドの場合、覆いかぶさる体制はなかなか苦しいですが、不可能ではありません!わが家ではベビーベッドを使っていますが、背が低い私でも爪先立ちでプルプルしながら赤ちゃんをぎゅっとしています。産後の運動だと思えば頑張れます(笑)。今回紹介したこれらの方法、背中センサーが敏感な赤ちゃんには、ぜひ実践してみてください。しかし、「布団に下ろすと起きる」というのは、言い換えてみれば、ママの腕の中が一番の落ち着く場所だとも言えます。眠気と腕の疲れは日々溜まりますが、抱っこできるのも今のうち!たっぷりの愛情と少しの工夫で乗り切りましょう!
2016年04月29日他人から注意されたりからかわれたりしただけで、すぐに泣き出してしまうわが子。「うちの子メンタル弱すぎる…」と、真剣に悩んでいるママも多いのでは?目には見えないナイーブな部分だからこそ、いまのうちに鍛えておきたいところですよね。エキサイトお悩み相談室の 佐藤栄子(さとうえいこ)先生 によると、子どものメンタル面を鍛える効果的な方法があるのだとか!■メンタルが強い子どもに育つ、3つの方法その1:子どもに寄り添い、気がすむまで泣かせるほんの少しからかわれただけで泣いてしまうわが子を見ると、きびしく指導するべきか優しく教えるべきか、悩んでしまう場面がありますよね。泣いている最中は子どもの感情も高ぶっているので、そのときに何か言い聞かせようとしても子どもの心に響くことはありません。無理に泣き止ませようとせずに、まずは気持ちを吐き出させてあげましょう。泣いているときは子どもに寄り添い、気のすむまで泣かせてあげることが大切です。その2:何がイヤだったのかを聞き、その気持ちに共感するメンタル面が弱い子どもは、他人との関係において自分の思いを出すのが苦手。そのため泣くことでしか自分の気持ちを表現できなくなっていることがあります。「どうしたの、なぜ泣きたくなったの?」と聞いて、自分の感情を言葉で話させてあげましょう。その際、泣いた理由に対して「それは●●だからでしょ」などとジャッジを下さず、ただ「悲しかったのね」「悔しかったのね」と、本人の気持ちのみに共感して、「気持ちを出してもいいんだ」と、安心感を持たせてあげるようにしましょう。その3:次はどう対応するか、一緒に考えるメンタル面が弱い子どもは臆病なので、周囲からのアプローチに対してどう反応していいかわからずパニックになってしまう場合があります。泣いた理由がわかったら、たとえば「じゃあ、次に同じことがあったらどうしようか? イヤだよって言ってみる? ママと練習してみよう」などと、対応策を一緒に考え実際にやってみましょう。ひとつひとつの経験を積むうちに自分に自信がついてきて、自然と強くなっていきます。少しずつ強くなってくるので、あせらずゆっくり向き合ってみてくださいね。■これはNG! メンタルが弱い子どもへの接し方否定的な言葉をかけるメンタル面が弱い子どもが思いきり感情表現をできるのは、「泣く」という行為だけ。それを否定されると「気持ちを外に出してはいけない」という禁止令が心に刻まれ、他人とのコミュニケーションがとりづらくなる傾向があります。子どもが泣いてしまったとき「恥ずかしいから泣かないで」「そんなことくらいで泣くなんておかしい」などと、否定的な言葉をかけないようにしましょう。小さな成功体験がカギ子どもは小さな成功体験を通じて成長していきます。「自分はやればできるんだ」「自分はこれでいいんだ」という、自己肯定感を高めることが、タフなメンタルを作るカギです。日常のささいなことでいいので、「やってみよう」と声をかけ、できたことを褒めてあげてください。(たとえば「今日は自分から先生におはようって言ってみよう」など)その積み重ねで子どもに自信をつけてあげてください。ママも焦らず、じっくりと。子どもと向き合う、良い機会になりますよ。子どものメンタル面は、多くのママが抱えている悩みのひとつ。ひとりで思い悩んでいるよりも、“プロに相談”した方が、早く解決する場合もあります。無理せず、焦らず、じっくりと。困ったときは、お悩み相談室に相談してみてくださいね。取材協力:エキサイトお悩み相談室 佐藤栄子(さとうえいこ)先生
2016年04月28日最近では、ファミリー席を用意するなど、ベテランアーティストのコンサートでも、子どもが参加できることがあります。子どもも音楽が好きなら一緒に楽しめるし、誰かに預けなくてもいいのでうれしいですよね。しかし、マナー違反などの問題からトラブルが起こることも…。子どもをコンサートへ連れて行くときの注意点を考えてみましょう。■いつでも退場する覚悟で!コンサートは2時間前後、長いときには4時間近く行われることがあるので、子どもが好きなアイドルやアーティストでも、途中で飽きてしまうこともあります。飽きた子どもは途中でぐずったり、ワガママをいったりするものです。ステージに夢中になりすぎず、その様子を見逃さないようにしましょう。子どもが飽きたときのためにスマホのゲームやポータブルゲーム機を用意している親を見かけることがありますが、暗い会場では光が演出の邪魔になるもの。子どもと一緒に参加するときには、いつでも退場する覚悟が必要です。少しでもぐずりそうなら、一度、客席から離れたほうがいいですね。それでも、退場時には周囲に迷惑をかけてしまうので、開演前に周囲の人へひとこと、先に謝っておくといいいでしょう。また、会場内のトイレは非常に混雑するので、会場外ですませておくのはもちろん、会場にも早めに入っておいたほうが安心です。空腹もぐずる原因となるので、食事のタイミングにも気をつけましょう。■子どもの安全を第一に考えてロック系のコンサートではなくても、会場内の音量はかなり大きいです。とくにバンドなどの生演奏では、子どもは大人以上に音が大きく感じます。デリケートな耳に爆音を響かせてしまうと、難聴になる可能性も。子どもの耳を守るために、防音効果のあるイヤーマフを用意しましょう。完全に音が聞こえなくなるわけではないので、音楽を楽しむことができます。しかし、つけなれていないと嫌がることがあるので、事前になれさせておくこと。また、観客が総立ちになるコンサートでは、小さな子どもはステージを見ることができません。少しでも見せてあげたい気持ちはわかりますが、椅子の上に立たせたり、肩車をしたりするのはNG! 周囲への迷惑はもちろん、子どもにとっても危険です。ただでさえ子連れでのコンサート参加は、周囲の目が厳しいものです。小さなころから生の音楽にふれさせることも大事ですが、子どもがマナーを守れるようになるまでは避けたほうがいいかもしれませんね。どうしても連れていく場合も、事前に「少しでもさわいだら即退場」といったルールを教えておきましょう。子どもがファンだったら、「うるさくすると●●ちゃんが悲しむよ」と情に訴えてもOKです。コンサートに参加することが決まったら、DVDなどで予習をしておきましょう。
2016年04月28日このステッカー制作のお話をいただいたのは、ちょうどベビーカーに乗った1歳の子どもが地下鉄の通路で通行人に殴られるという事件があり「赤ちゃんに暴力とは何事!」と憤りを感じていたときのこと。赤ちゃんの安全を守るために自分にできることはないだろうか、そう考えていたところに声をかけていただき、これはいい機会かもしれない…とステッカー制作に参加させていただくことにしました。でも、わざわざ知らせる必要ってあるの? はじめはそんな思いも。ステッカーを作るにあたり、最初は疑問もありました。「赤ちゃんが泣いても気にしませんよ」って、見知らぬ人にわざわざ知らせることなのかな? 気にかけてるなら直接声をかければいいんじゃない? ステッカーという形で意思表示するのであれば「泣いたらあやしますよ、困ったことがあれば手伝いますよ」と、より積極的な表示にするのはどうか? などなど。しかし、打ち合わせでお会いしたステッカー発案者の紫原さんの話では、赤ちゃんが泣いている時、むやみに声をかけないほうがいいケースもあるとのこと。なるほど…。 方向性を固めて、デザインの修正が大方終わったころ。ウーマンエキサイトの担当さんから許可をもらい、赤ちゃんイラストをアップしているTwitterアカウントで簡単なプロジェクトの説明とステッカーのイラストをアップしてみました。すると予想以上の反応が。ウーマンエキサイト発のweラブ赤ちゃんステッカー、5月5日くらいに公開予定です。 pic.twitter.com/ufrS2drUQn — 赤子イラスト(栗生ゑゐこ) (@quriwoo2) 2016年3月6日 多くは好意的な感想や仕様についての問い合わせ、改善意見などでしたが、中には「そんなに赤ちゃんに優しい自分をアピールしたいのか?」「ステッカーをつけていない人が白い目で見られるようになるんじゃ?」「子連れにそんなに気を使う必要があるのか?」といった感想もありました。もちろんこのステッカーには何の強制力もないですし、誰がどういう意図でつけていても別に構わないと思います。赤ちゃんが泣いて大変そうにしている親御さんに「泣いても大丈夫ですよ、気にしないでください」とそれとなく伝わることと、「赤ちゃんを見守っている、気にかけている人がいる」ことが誰の目にもわかるというのが重要だと思います。ステッカーはあくまでひとつの手段子どもの登下校を見守る保護者の方々のように、あるいは「こども110番の家」の看板のように、赤ちゃんや、赤ちゃん連れの人を見守っている人がここにいますよ、と表明する手段のひとつとしてステッカーを使ってもらうことができたら。そして赤ちゃんの安全を脅かす存在を遠ざけ、保護者に少しでも安心してもらうことができるのであればすごくいい。さらに言えば赤ちゃんと子どもの安全と成長を守りたい、と思う人はたくさんいると思うので、そうした人々による「赤ちゃんに優しい社会の可視化」につながっていけたらいいなあ、と夢想しています。と、ここまで書いて「それなら吹き出しのセリフが「見守っているよ!」というバージョンがあってもいいかも? いや吹き出しのないバージョンもありかも…」などと考え始めている私(いや、独断では決められないのですが)。WEラブ赤ちゃんプロジェクトはまだ産声をあげたばかりです。より多くの方に賛同・参加していただくことで、今回のステッカー配布以外の活動にも道が開けていくと思います。
2016年04月27日「WEラブ赤ちゃんプロジェクト」は、紫原明子さんがコラムでつづって下さった通り、Facebookの投稿をきっかけに始まりました。「赤ちゃんが泣いても嫌じゃありません」。そんな思いをステッカーにするには、どうしたらいいのか。ウーマンエキサイトの編集部スタッフをはじめ、紫原さん、栗生さんにもミーティングに参加して頂き、話を進めました。ひと目見ただけでメッセージを伝えることの難しさ、そして昨今騒がれているマタニティーマークをつけるかどうかという問題と同じく、「あえてこのメッセージを形にすることは本当に良いのか」。さまざまな問題が目の前に立ちはだかりました。しかし、悩んだあげく初心にかえり「赤ちゃんが生まれて初めて泣いた時、周囲はどんな思いだったのだろう」ということを考えてみました。そう、きっと赤ちゃんの産声って、とても歓喜に満ち溢れたものだったはずです。生まれた時はあんなにも喜ばしい赤ちゃんの泣き声が、少し時間が経っただけで騒音に変わってしまうのでしょうか。もちろん、さまざまな立場の人がいる公共の場で、できるだけの配慮はすべきです。でも、赤ちゃんと呼ばれる1歳前後の子どもたちは、暑かったり、寒かったり、お腹が空いたり、眠かったり…、あらゆる気持ちを泣いてお知らせしてくれます。だから、赤ちゃんが泣くのは予測できない自然なこと。そして、赤ちゃんってとても愛すべき存在。そんな思いをステッカーに込めることにしました。誰もが“元”赤ちゃん。目の前で力いっぱい泣いている赤ちゃんを、何十年か前の自分の姿を見るかのように思えたら…。そして、パパ、ママ、みなさまをはじめとする、多くの人に愛されて大きくなった赤ちゃんならば、きっと素敵な未来を切り開いてくれるはず。このステッカーは、とても小さなことかもしれないけれど、前向きな思いを形に変え、どんどん広がって行くことで、赤ちゃんたちがすくすく元気に育っていけるならば。そんな思いで「WEラブ赤ちゃん -泣いてもいいよ!-」のステッカーを作りました。無言の意思表示をすることで、救われるパパとママと赤ちゃんが少しでも増えますように…!
2016年04月27日「WEラブ赤ちゃんプロジェクト」は、エッセイスト紫原明子さんの呼びかけをきっかけに始まりました。楽しいことだけでなく、大変なことも多い子育て。でも、ママだけでなく、社会全体が赤ちゃんに“愛”を向けることによって、よりよい環境が生まれるのかもしれない…。そんな願いを込めて、第一弾は「WEラブ赤ちゃん -泣いてもいいよ!-」のステッカーを作成しました。可愛らしい赤ちゃんの顔が描かれたイラストは、ウーマンエキサイトで連載を綴っている栗生ゑゐこさんが手がけています。一人では何もできない1歳前後の小さな赤ちゃん。電車やバス飲食店の中でギャーギャー泣きやまない状況に慌てるママ…。でも、自分ひとりでは何もできない、小さな赤ちゃんが泣いてしまうのは自然なこと。「焦らなくても、大丈夫! その泣き声、私たちは見守っていますよ」という意思表示をして、パパ、ママの気持ちが少しでもラクになりますように…。そして、今後は赤ちゃんの魅力をもっと知ってもらうべく「赤ちゃんって面白い!」「赤ちゃんって大変、でもかわいい!」「赤ちゃんって愛おしい!」そんな赤ちゃんへのラブ(ばぶ)を広げるコンテンツを展開していく予定です。5月5日の「子供の日」を皮切りに、Woman.exciteが啓蒙していきます。エッセイスト 紫原明子 (しはらあきこ)さんエッセイスト/コミュニケーション支援。1982年福岡県生。13歳と10歳の子を持つシングルマザー。個人ブログ『手の中で膨らむ』が話題となり執筆活動を本格化。『家族無計画』『りこんのこども』(cakes)、『世界は一人の女を受け止められる』(SOLO)をはじめとしDress、AM、HRナビ、ポリタス等Webメディアに連載、寄稿多数。イラストレーター 栗生ゑゐこ(くりゅうえいこ) さんお寺書籍編集・ライティングからIT関連企業を経て、2009年よりフリーランスのイラストレーターとして活動中。書籍・雑誌・WEBなどをメインにイラストを制作。 2015年1月に第二子が産まれたことを機に、赤ちゃんを観察して描いた「赤子イラスト」をTwitter上で公開中。ウーマンエキサイトでは赤ちゃんならではのストーリーをかるたにした 「栗生ゑゐこの赤ちゃんカルタ」 を毎週発信中。
2016年04月27日このステッカーへの思い始まりはある日の午前中。とあるコーヒーショップでの出来事でした。私を含む多くのノマドワーカーや、テキストを広げて勉強中の学生、おしゃべりに花を咲かせる女性達など、多くのお客さんで賑わっていた店内。私の向かいの席には、赤ちゃん連れのママさんが座っていました。赤ちゃんは最初のうちぐっすりと眠っていましたが、途中目が覚めると、途端に元気よく泣き始めました。もともと、がやがやとしていた店内に、多少赤ちゃんの泣き声が響いたところで個人的には全く気にならなかったけれど、それでもお母さんは周囲にとても気を使って、一刻も早く泣き止ませようと、懸命に赤ちゃんをあやします。そんな様子にふと、昔の自分のことを思い出しました。私の子どもは、今では14歳と10歳、もう随分手も掛からなくなったものの、2人が赤ちゃんだったころにはやっぱり、目の前にいるお母さんと同じように、周りの人に迷惑をかけてはいけないと、いつも努めて気を張っていました。それでも一度、ショッピングモールのレストランで子どもが大きな声を出してしまい「うるさい、出て行け」と近くのテーブルのおじいさんに怒鳴られたことがありました。気をつけていたはずなのに迷惑をかけてしまった、そんな親としての不甲斐なさがこみ上げてくるのと同時に、子どもはそんなにも社会のお荷物なのだろうかという気持ちと、子を守る者として、決して社会に甘えてはいけないのだという心細さと、色々な感情が入り混じって、つい涙が出てしまいました。目の前のお母さんも、当時の私と少なからず似た気持ちを抱えているのだと思うと、赤ちゃんの泣き声は全く気になりませんよ、大丈夫ですよ、という気持ちを何とか少しでも伝えなければと思いました。それで、赤ちゃんに向かって笑いかけたり、私の出来得る最大限の温かい眼差しを送ったりもしてみたけれど、一方で、他人からの熱い視線というのは、ともすれば「うるさくてじろじろ見ているのかも」といった、真逆の意味にも捉えられかねず、そうなると余計にお母さんを追い詰めてしまうかもしれません。せめて、「可愛いですね」なんて気さくに声を掛けてあげられるといいのだけれど、なかなかそこまでの勇気が出せず……。もっと気軽に、「大丈夫ですよ」の気持ちを伝えられる方法があればいいのにと、強く思いました。メッセージを気軽に届けたかったそんなときふと目に入ったのが、目の前で“どや”と言わんばかりに意識高く広げられていた私のノートパソコンです。仕事をしている風を装おってその実、TwitterとFacebookしか開かれていませんでした。IT業界では昔から、広報の一環として、企業やサービス名のロゴのステッカーをお客さんに配る習慣があり、受け取った人の多くは、それらステッカーを、ノートパソコンの天板やスマートフォンの背面に貼ります。例によって私のノートパソコンにもたくさんのステッカーが貼られていたわけですが、ここにもし「私は赤ちゃんが大好きですよ」「赤ちゃんが泣いても全然気にならないですよ」といったメッセージが明示されたステッカーが、さりげなく貼られていたとしたら。そしてそれが、向かいに座っているお母さんの目に入ったとしたら。ほんの少しでも、目の前のお母さんの焦りや不安を軽減してあげられるのではないかと思いました。そこで、ちょうどそのころご縁あって交流を持たせていただいていた、エキサイトママ(現:ウーマンエキサイト)編集部の皆さんに「こういうステッカーを作りませんか?」と、図々しくもFacebookを通じて呼びかけてみました。個人でひっそりとやってもいいけれど、どうせなら同じような思いを持つ周りの人と一緒になって、より多くの人が使えるものになるといいなと思ったのです。すると、編集部の方からは、なんとその日のうちに「作ります!」という力強いお返事をいただき、このたびこうして、“泣いてもいいよ!”ステッカーとして実現することとなったのです。うるさいと感じる人がいるのも当然のことレストランや電車の中など、公共の場での赤ちゃんの泣き声に関する話題は、日々さまざまな角度から取り沙汰され、何かと物議を醸します。私自身は、どちらかと言えば赤ちゃんの泣き声が好きな方です。うっ、うっ、とぐずっているところから、来るぞ来るぞ、という前触れを経て、ついにオギャーっと声を張り上げた瞬間、赤ちゃん特有の、強く、瑞々しい生命力が勢い良く放たれたように感じて「おめでとう!」と声をかけてあげたいような気持ちになります。けれども、赤ちゃんの泣き声をうるさいと感じる人もいます。人によって感じ方が違うのは当然のことで、どちらが良いとか悪いとかいう話ではありません。だからステッカーを作った目的も、赤ちゃんの泣き声をうるさいと思う人に、うるさいと思わないでください、と伝えることではありません。そうではなくて、赤ちゃんが泣いても気にならないと思っている人の声を、今よりもう少しだけ、可視化することにあるのです。このところメディアでは、保育園の新設や運営に伴う騒音の問題が相次いで報じられています。中には、騒音を理由の一つとして、近隣住人達との調整がつかず、保育園の新設計画そのものが中止されたという事例もありました。このニュースは、国会でも取り上げられた「保育園落ちた、日本死ね」のブログ記事とともに、この国で新たに子どもを産み育てることへの困難さを、改めて強く印象付けました。ところが、これを受けて先日、毎日新聞が「近所に保育園ができることを迷惑だと思うか」と尋ねる全国世論調査を行ったところ、結果は意外なものでした。「迷惑だと思わない」と解答した人が全体の86%と大多数を占め、「迷惑だと思う」と答えた人は全体の6%に過ぎなかったのです。 毎日新聞:近所の保育園「迷惑と思わない」86% ポジティブな声を表に出そうステッカーを作る上で、「赤ちゃんの泣き声を許容するのは当然のこと、そもそもそんなステッカーを作る必要がないのでは?」といった声も聞かれました。もしそうであれば、それは何より理想的なことで、素晴らしいことだと思います。けれども現実には、ポジティブな大勢の人の声というのはなかなか表に出にくく、ともすればネガティブな少数の人の声に、容易にかき消されてしまいかねません。そしてそんな中で、多くの良識あるお父さんやお母さんは、他人に決して迷惑をかけてはいけないと、周囲に過剰に気を配りながら、片身の狭い思いを抱えています。少子高齢化が深刻な今日の日本において、親が、社会を信用して子育てできる環境を周囲からサポートすることは、必ずしも子を持つ親にだけに意味のあることではありません。ここで産み育てても大丈夫なのだという空気を作っていくことで、これから親になるかもしれない人達の背中を、少なからず後押しすることだってできると思うのです。今回この“泣いてもいいよ!”ステッカーを手に入れた方は、ぜひスマートフォンなど、よく公共の場で取り出すものに貼ってください。そして、泣いている赤ちゃんと、不安そうなお父さん、お母さんを見かけたら、さながら水戸黄門になったような気持ちでステッカーを颯爽と掲げ、「大丈夫ですよ」「赤ちゃんの泣き声は気になりませんよ」といったポジティブな気持ちを示してあげてください。お父さんやお母さんが、子育てを通して世の中の人の暖かさに触れれば触れるほど、赤ちゃんもきっと、世界により大きな希望を持って育つことができるのだろうと、私は思うのです。最後に改めて、私の発案に賛同し、情熱を持ってプロジェクトを実現してくださったウーマンエキサイト編集部の皆さん、そして最高のイラストを添えてくださったイラストレーターの栗生ゑゐこさん、本当にありがとうございました。紫原明子
2016年04月27日こんにちは、イラストレーターの栗生です。何だかあっという間に連休ですね。連休ですが、幼児2人とずっと一緒だと思うと「むしろ連勤だな~」という気持ちになります。体力がゼロにならないよう策を練らないと…。さて、今回の赤ちゃんカルタは「へ」です。赤ちゃんと暮らした経験がある方は聞いたことがあるかもしれません。赤子が漏らす、音とも何ともつかない「へ~」という声を…。実際何割ほどの赤ちゃんがそんな声を出すのかわかりませんが、去年出産を終えた私は、たしかに新生児が「へ~」という音をさせていたのを聞きました。意図していないのにうっかり口から漏れちゃった、みたいな風情と、天上の音曲であるかのような今まで聞いたことのない音色。新生児のたまらん萌えポイントとしてイラストにも描いていたのに、どんな音だったのか、どういう声だったのか、今となってはまったく思い出せないのです。そういえば上の子が産まれたときはどうだったっけ…と記憶をたどってみましたが、「へ~」という声を聞いたかどうかすら思い出せないという…。1年前の私よ、そんなにかわいかったのなら録音しておくべきだったよ! 時が経ってからいつでも思い出せるなんてことなかったよ!今日のカルタ「へ~って言う」
2016年04月27日北米では、「子どもを1人にする」ということに対して非常に厳しい措置がとられます。デパート内で一瞬、子どもと離れてしまった親が逮捕された、なんてニュースをご覧になったことがあるのではないでしょうか。子どもの定義は州によりますが、だいたい12歳前後でしょう。定められた年齢未満の子どもを家で留守番させるのはもちろん、1人で歩かせたり、車の中に残したりしておくだけでも法律違反になります。■本当に逮捕されるの?私も一度カナダで、車の中に2人の子どもを座らせたままで、中古車ディーラーの店先を眺めていたことがありました。車からは2~3mしか離れていないのですが、私の姿が見えなかったのでしょう、通行人にあやうく通報されそうになったことがあります。ママたちにとっては、時に面倒な法律です。大雪の日、長男を迎えに行くたった2~3分の間でさえ、車の中で眠ってしまった次男をわざわざ起こして、連れて行かなければならなかったりするからです。数年前にはアメリカで、学校から8歳の子どもを徒歩で帰宅させた母親が逮捕されたときには、「昔は当たり前のことだったのに」とネット上で同情の声もあがりました。しかし、子どもを巻き込む凶悪犯罪が増えた現代では、このような措置もやむを得ないのかもしれません。子どもを車に置き去りにしてパチンコに熱中する親の話が後を絶たない日本にも、こういった法律は必要なのかもしれません。 ■北米の都市伝説・誘拐防止は靴がキー?さて、誘拐に関して北米で有名な話をひとつご紹介します。これは北米各都市、いろいろなバージョンで似たような話があるため、昔、本当にあった話が元になっているのか、単なる都市伝説なのかはわかりません。遊園地やショッピングモールなど、人出の多いところで子どもたちを狙う誘拐犯。彼らは、誘拐した子どもをすぐに変装させ、追っ手の目をくらますために、着替えの子ども服を持っていると言われています。周到な犯人の場合は、かつらやヘアダイで、髪形や髪の色を変えたりするということも。ただ、替えの靴までは気が回らなかったようです。そこで、人混みの中で靴に注目していた保護者が、無事にわが子を見つけたという話があります。本当かどうかはわかりません。でも、海外で子どもが視界から消えてしまった場合。たいていは「迷子」でしょうが、「変装させられたわが子」のケースも心に留めて、探すとよいかもしれません。
2016年04月27日気持ちを伝える手段が「泣く」ことしかなかった新生児期から、「アーウー」とおしゃべりできるようになってくると、それまでとは違ったかわいさが生まれてくるもの。私も、わが子の初めてのおしゃべりを聞いたときは感動しました。この「アーウー」というおしゃべりは喃語(なんご)といわれています。一生懸命話す姿が何とも言えずかわいいですよね。■ある日突然、赤ちゃんが奇声を上げて叫び出すしかし、そんな赤ちゃんもある日突然、「叫ぶ」という能力を身につけます。ある日突然、それはもう驚くほど大声で叫び始めるのです。そう、それはまるで奇声…泣いて訴えたいときに叫ぶわけではなく、普段何でもないときにも「ギヤァァーーー!」と叫び始めます。抱っこしているときでも、添い寝のときでもおかまいなし! 耳元で叫ばれた日にはママがクラクラしてしまうこともあります。あまりに叫ぶので「病気かも…」と思うことがあるかもしれませんが、早とちりは禁物。これはほとんどの赤ちゃんに訪れる変化なのです。■そもそも赤ちゃんが叫ぶのはなぜ?赤ちゃんが叫ぶのは成長が順調な証。大きな声を出せるようになって、声を発すること自体が楽しくなってきているのです。さらには耳もよく聞こえていて、自分の声がわかるようになってくるので、おしゃべりと同時に「聞こえる」ということも楽しんでいます。大きな音が出るおもちゃなんてなくても、自分で楽しみ方を身につけているなんてすごいことです。ほかには抱っこしてほしいとき、興奮しているとき、ママを呼んでいるときなどにも叫びます。私は添い寝をしていると、朝方、私が起きるまで隣で叫び続けられました。最初は「こんな朝からなんで…」と思いましたが、起きて顔を見せてあげると嘘のように叫びが止まったので、「ママ起きてー」と呼んでいたんだなぁと愛おしく思ったものです。 ■赤ちゃんの叫び、いつまで続く?赤ちゃんの奇声は早い子だと生後2ヶ月頃から始まり、生後4ヶ月~5ヶ月を迎える頃にはほとんどの子が叫ぶようになります。始まる時期も違えば、終わる時期も人それぞれ違うもの。個人差はあれど、大体1歳頃まではこの叫びが続くと言われています。その後、少しずつおしゃべりができるようになって、自分の気持ちがうまく伝えられるようになってくると叫ばなくなってくるそうです。■赤ちゃんの叫びにイライラせず、うまく付き合うには?赤ちゃんは周囲や時間帯を気にせず、いつでもどこでも叫ぶので、ママは「うるさい」「周りが気になって外出できない」とイライラしたり、ストレスがたまったりすることもあるでしょう。しかし、こんなに叫ぶのは期間限定です。終わりがあると思えば、少しは救われるのでは?そして、叫んでいるときには必ず、赤ちゃんが伝えたい「何か」が存在します。お腹すいたのかな? 欲しいものがあるのかな? 抱っこして欲しいかな? など、ひとつずつ赤ちゃんと一緒に理由を探してみてください。赤ちゃんとの意思疎通ができたときの嬉しさは感動レベルです!繰り返すうちに叫び方や、叫ぶ時間などで、赤ちゃんの求めるものがだんだんわかるようになってきますよ。ママが1人で「なんとかしなきゃ」と抱え込むのではなく、赤ちゃんとコミュニケーションをとるチャンスと捉えるとイライラせずに済むのではないでしょうか?せっかくの赤ちゃんの期間限定パワー。成長のひとつひとつを逃さず見ることができるのは、ママの特権です! 赤ちゃんの頑張りをどうか見守ってあげてください。
2016年04月26日子どものころに遊んでいたというママも多い、おもちゃの代表格「レゴブロック」。想像力を育んでくれる知育玩具というイメージも強く、親子2世代で楽しんでいるという家庭も多いのでは。そんな、長く愛されているレゴブロックは、昔と今、長い時間を掛けてちょっとずつ変化している部分がたくさんあるんです。そして、そこからは子どもたちの遊び方、好みのポイントなどに変化が見えてきました。「昔の子ども・今の子ども」第1回目はレゴジャパンのみなさんにお話を伺ってきました。ブロックの形は60年も前のものと同じブランドマネージャーの池畠祐里さん(左)マーケティング部の安江可奈さん(右)1958年、デンマークで生まれたレゴブロック。それ以来ずっと形を変えることなく、多彩なシリーズを展開してきました。日本でも1970年代後半に本格的な販売がはじまったことから、ママが子どものころに使っていたレゴブロックを「息子に買ったブロックと組み合わせられた」なんて声も。シンプルな形を自由に積み上げるだけで、無限の可能性が広がります。今は販売されていないバケツ型。ママ世代には懐かしい?ママ世代は、バケツ型のケースに、いろいろな色や形のブロックがセットになったもの(現在のレゴ クラシックシリーズ)を思い浮かべる人が多いかもしれません。ゼロから自由に組み立てる「フリービルディング」というスタイルは、長らくブロック遊びの基本とされてきました。しかし、それが今大きく変わりつつあるのです。現代のレゴブロックの楽しさは「ビルディング」と「ロールプレイ」にアリ!2015年以降、「レゴ クラシック」のように何でも自由につくれるセットから、よりテーマや世界観を明確に打ち出したシリーズモノへと製品の主軸を移しはじめました。具体的には、はたらく車やレスキュー隊などをテーマにした「レゴ シティ」や女の子がごっこ遊びをしやすい「レゴ フレンズ」などです。はたらく車などをテーマにした「レゴ シティ」女の子が楽しめる「レゴ フレンズ」現代のレゴブロックには大きく2つの楽しさがあるそうです。1つは、組み立てる、すなわち「ビルディング」の楽しさ。そしてもう1つは、できあがったものをおもちゃとして遊ぶ「ロールプレイ」の楽しさです。その理由を、マーケティング部の安江可奈さんが次のように説明してくれました。「自由に組み立てるフリービルディングは、意外にハードルが高いんです。もちろんそれが得意な子や好きな子もいますが、そこに一歩踏み込めないお子さんにとって、レゴブロックは少し難しいおもちゃでもありました。そこで、もっと商品の世界観を見せたり、組み立ての例を示したりして、より幅広いお子さんたちにも楽しんでもらいたいと思ったんです」2つの楽しさが子どもの可能性を広げている!マーケティング部ブランドマネージャーの池畠祐里さんは次のように話します。「組み立てた達成感で終わりではないんですね。商品のストーリーやテーマをきちんと伝えることで、子どもたちの創造力をかきたて、つくり上げた後にどうやって遊ぶかまでインスピレーションがわきやすいようにしていこうと考えたのです」。ギミック(仕掛け)に凝っているのも特長で、車はちゃんと動くし、ヘリコプターのプロペラも回り、とにかくリアル。だからこそ、作ってから遊ぶことで楽しさが倍増するんですね。 ゲーム・アニメでも世界観が体感できる商品の持つテーマやストーリーを伝える手段も、時代に合わせて進化させています。たとえば、テレビアニメもその1つ。2015年4月からはレゴブロックのアニメ『レゴ ニンジャゴー』がテレビ東京(TX)系6局ネットで放映。今年の4月からは新シリーズがスタートします。2016年2月には新たなシリーズとして、ネックスナイツと悪のモンスターたちとの戦いを描いたアクションコメディ「レゴ ネックスナイツ」も発表。こちらはさらに一歩進んで、テレビアニメに加えてスマホゲームにも連動。スマホのアプリ「レゴ ネックスナイツ:マーロック2.0」では、商品のパッケージやブロックに描かれているシールド(盾の絵柄)をスマホやタブレットでスキャンすると、バトルに使うパワーをコレクションできるようになっています。ゲームと連動した「レゴ ネックスナイツ」シールドを読み取るとバトルに使うパワーがコレクションできるアプリは無料で、内部課金もなし。これらはすべて商品に込めたストーリーやキャラクター、世界観を子どもたちにより立体的に体感してもらうのが目的だから。「最終的な目的は、ゲームではなく、レゴブロックのビルディングやロールプレイ遊びをもっと楽しんでもらうこと。だからゲームも何時間も続けてやるようなつくりにはしていないんです」(池畠さん)一番遊んでいる世代は年長~小学3年生アニメやゲームを導入したのも、最近の子どもたちにとってデジタルがとても身近なものになっているから。現在、日本で扱っている商品数は500程度あり、『スター・ウォーズ』や『アナと雪の女王』など、子どもたちに人気の旬なキャラクターとのコラボレーションも盛ん。年長から小学生3年生くらいまでの世代がレゴブロックで一番遊んでいます。アナと雪の女王とのコラボ商品も「商品ごとに対象年齢が違い、開発時には実際にその年齢のお子さんが取扱説明書を見ながらつくれるかも確かめています。取扱説明書は文字がなく、絵だけで表現しています」(安江さん)「よく遊べ」を意味するデンマーク語「Leg Godt」からLEGOという会社名になったというだけあり、“どうしたら世界中の子どもたちががレゴブロックで楽しく遊んでくれるか”をもっとも大事にしている同社。最後にプロダクトへの思いをお二人に伺ってみました。「遊びはじめるとどこまでも拡張していけるし、遊び方に決まりはないので、子どもたちの自由な発想でどんどん遊んでほしいですね。テレビゲームしかしていない子どもたちが、レゴで遊ぶ楽しさに気づいてくれると嬉しい」(安江さん)「子どもたちの間で“今日のレゴ見た?”とか“うちでレゴブロックで遊ぼうよ!”という会話が生まれるといいなと思っています」(池畠さん)ブロックの形そのものはずっと変わらないけれど、時代に合わせて子どもたちに寄り添うアプローチをしていくレゴ社。これからも何世代も先まで遊び継がれていくのでしょう。4月29日からは、昨年大好評だった移動型イベント「 レゴ シティ トラックキャラバン 」セカンドシーズンがスタート。日本に一人しかいない“レゴ認定プロビルダー”の三井淳平さんが作った迫力のジオラマが見られるほか、組み立て体験や記念撮影が楽しめるので要チェックですよ。東京六本木を皮切りに、全国の会場を巡ります。
2016年04月25日私は、子どもを出産してから生後6ヶ月まで「育児日記」をつけていました。最初は、出産した病院に勧められてつけ始めたのですが、「おしっこ」や「うんち」「授乳」「睡眠」を細かく管理しているうちに、子どもの体調管理に役立っただけでなく、「どのタイミングでお昼寝をさせたら機嫌良く過ごしてくれるか」など、育児が少し楽になるヒントがたくさん見つかりました。そんな育児日記のつけ方や活用方法を紹介します。■私がつけていた育児日記育児日記にもいろいろと種類があるようですが、どんな物を使っても良いと思います。私がつけていた日記は、病院でもらったもの。見開きが1週間分になっていて、縦の軸に24時間分の時間軸が刻まれています。尿や便、睡眠の枠が設けられていて、オムツ交換や授乳のときには、わかりやすくマークをつけていくタイプ。1日の最後には、コメントを入れられる欄が設けられていました。私は、時々しかそこにコメントを書いていませんでしたが、「昨日も眠れなかった」とか「熱が出た」とか、読み返すと育児の大変さが昨日のことのように思い出されます。■検診や風邪のときに活躍日記をつけていて役立ったと最初に感じたのは、1ヶ月検診のときでした。検診では、1日の授乳の回数、便の回数などを聞かれます。私は慣れない育児と寝不足で、いっぱいいっぱいだったため、日記をつけていなければ答えられなかっただろうと思います。息子が風邪をひいたときも同様で、嘔吐の時間や授乳、便の様子などを医師に伝えるための記録になりました。また、息子は哺乳びんが苦手でミルクを飲んでくれず、母乳育児だったため、尿の回数を把握することで「水分が足りているか」という確認にも役立ちました。 ■離乳食やねんねのリズムが育児日記でつかめる生後5ヶ月ごろからは、離乳食の記録もつけ始めました。離乳食開始時は、おかゆや野菜をペースト状にしたものを、ひとさじから与えていきます。幸いアレルギーは見つかっていないのですが、万が一アレルギー症状が出たときに日記につけていることで原因が早くわかることもあるようです。私の友人の中には、「乳児湿疹だと思っていたら、乳アレルギーだった」という子もいました。アレルギー症状が軽いとわかりにくいこともあるので、何を与えたかを記録しておくと役立つはず。また、徐々に生活リズムが整ってくると、お昼寝や夜のねんねの時間も決まってきます。1日中グズついている日と、1日中機嫌の良い日では、お昼寝や外遊びの時間が違っていたりするんです。これも、育児日記のお陰で気づいたこと。息子の生活リズムが整ったのは、生後5ヶ月頃だったと思います。その頃の生活は、午前6時起床、8時お散歩、9時お昼寝、10時~室内遊び、午後1~3時お昼寝、4時お風呂、8時就寝(夜間授乳があったので、深夜に数回起きていましたが…)。この生活リズムが息子には合っていたので、保育園に入るまでできる限り同じ生活を送るようにしていました。そのお陰もあってか、2歳になった今でも、6時には勝手に起床して、お昼寝は午後1時~、夜は8時頃に就寝します。■思い出の1冊に何と言っても、育児日記は思い出のノートになります。子どもが生まれたときの感動や、睡眠時間を削って向き合った時間、初めて笑った日や寝返りを打った日など、たくさんの記念日を記録できます。生まれたばかりの頃の育児は、本当につらくて、泣いてしまうこともありましたが、そんなことも良い思い出。ノートを見返すと昨日のことのように思い出せます。今では、大切な宝物になった育児日記。みなさんも子どもの生活リズムが整うまでの6ヶ月間、育児日記を試してみてはいかがでしょうか。あまみや(OFFICE-SANGA)
2016年04月25日大型連休や長期休みなど、イベントシーズンには子どもに関係するトラブルが多いもの。世の中には、「子どもがいるだけで嫌だ」と感じる人もいるのです。こうした人には、できるだけ近づかないのが得策ですが、会社の人たちとバーベキューをしたときなど、意外な人が子ども嫌いで驚くことがあります。トラブルを招かないためにも、子ども嫌いの人の特徴を把握しておきましょう。■視線をチェック子どもを見ると露骨にいやそうな顔をする人は、わかりやすいですよね。一緒の空間にいるだけでわずらわしいと思うようで、それが表情に現れています。子どもと目線を合わせたがらない人も、子ども好きではない可能性大。「子どもが嫌い」だと大きな声ではいえないけれど、近づいてほしくないという心理状態を察することができます。子どもと接する機会が少なくて「どう接したらいいかわからない」という場合もありますが、このようなタイプは子どもに話しかけられるだけで疲れてしまうことも。迷惑をかけないためにも、あまり近づかせないようにしたほうがいいでしょう。■ふだんの行動をチェック仕事上の付き合いの人は、子どもが好きかどうかわかりにくいですよね。でも、行動パターンにある傾向が見られるように感じます。たとえば、周囲には上から目線だけど、立場が上の人にはさからえないタイプ。弱い立場の人にはえらそうな姿勢から、子どもに対して強くあたる可能性がうかがえます。また、イレギュラーなことに対処できない人も要注意。子どもの動きはつねに予測不能ですから、振り回されることを嫌がる傾向があります。神経質な人も同様に、子どもが汚したりしないか心配で、イライラしてしまうようです。 ■誰もが子ども好きとは限らないたとえば子どもがいる人の中にも、「自分の子ども以外はいやだ」という人もいます。誰もが子ども好きとは限らない。このことを忘れないようにするだけでも、トラブルの予防に役立ちます。周りが子ども好きなことを前提に考えてしまうと、周囲に甘えてしまいがちです。嫌がられてしまう可能性もあることを意識し、子どもの行動に対してつねに注意を払うようにしましょう。「子どもが嫌いなんて信じられない!」と思うかもしれませんが、犬を「かわいい」と思う人もいれば「こわい」と思う人もいるように、価値観は人それぞれです。子ども嫌いな人を察知して近づかせないようにする。トラブルのリスクを少しでも減らすために心がけたいところです。
2016年04月24日春から職場復帰をしてみたものの、「朝と晩だけの授乳ペースに子どもが慣れない」「仕事中に胸が張って辛い」など両立が思ったより大変だと感じている方も多いのでは。また、夜中に起きて授乳するため寝不足になったり、薬が飲めなかったり、体調管理が難しいもの。母乳育児を続けることに何らかの困難を感じているのであれば、思い切って卒乳・断乳を考えてみてもいいかもしれません。卒乳・断乳に適した時期は?とはいうものの、ママの都合だけで断乳をするわけにはいかず、お子さんの方にいくつか条件があります。下記の項目をチェックしてみましょう。1 離乳食(後期~完了)、通常の食事などで母乳以外の栄養をとれること2 マグカップやコップ、ストローなどで水分をとれること3 1人歩きがしっかりできること夏場・冬場は避けたほうがいい?夏場は暑いので、水分を欲しがり子どもがぐずることが多くなります。また、母乳の分泌を抑えるためママも水分を控えた方がよいので、喉が乾きやすい季節は避けた方がよいでしょう。冬場は体調を崩しやすく、特に胃腸の風邪をひいた場合、ふだんの食事は受けつけなくても母乳だけは受けつけることがあり、体調管理の面から避けた方がよいでしょう。春か秋が卒乳・断乳には適した季節春と秋は、暑すぎず、寒すぎず、外遊びで気を紛らわすことができます。家に閉じこもっていると、おっぱいを求めてお子さんはすぐママのことろへやってきます。公園や動物園など、動き回れる場所でたくさん遊ばせることで、気分も紛れ、夜もコトンとよく寝てくれるかもしれません。パパのお休みを最大限に活用して卒乳・断乳中は、子どもだけでなくママも辛いもの。胸が張って、痛くて抱っこするのも大変になるでしょう。そこでパパの出番です。おっぱいを思い出させないよう、食事も水分もパパが与えます。特に初日の夜は、パパもふんばりどころです。夜中の授乳がないことで、泣いて何度も起きるお子さんを一晩中あやす覚悟が必要。翌日は仕事がないに越したことはありません。もしものときのために相談でいる専門家を決めよう最後の授乳をしてから時間があくにつれ、どんどん張ってくる胸の痛みで初日から2日目くらまでは、家事や仕事もままならないでしょう。個人差はありますが3日目くらいから徐々に分泌も減っていき、身体も慣れて行きます。最低でも3日、できれば4日間の連休はほしいところです。ただし、胸の痛みがひどい場合は助産師さんや医師に相談した方が良いケースも。断乳する際は、もしものときに頼れる人がいるかどうか、確かめておくのも大切です。家族みんなが納得した状態で卒乳・断乳できることが何よりも幸せなこと。無理をせず、お子さんの成長と相談して進めましょう。
2016年04月24日子育てママの大きな悩みの一つは睡眠不足ではないでしょうか。身体の疲れがかなり溜まっているのに、子どもの夜泣きや寝相の悪さなどで起こされるから眠りが浅かったり、翌朝早起きしてお弁当作りをしたり。ましてやワーキングマザーともなれば寝不足の身体でお仕事に行かなくてはいけないことも…。とにかくママの日常は寝不足続き。これでは更に疲れも溜まっていく一方だし、イライラも募るばかりです。このままでは健康に悪いだけでなく、どんどん美も衰えてしまう…。ママが疲れてイライラしていると、子どもにとっても悪影響ですよね。そんなママに朗報です。1時間寝たままヨガをすると、4時間分の熟睡効果が得られるとか。しかも自宅で、20分弱から試せるらしい。そんな夢のような話があるのでしょうか。寝たまんまヨガ=究極のリラクゼーション法「そもそも寝たままヨガなんてできるの?」そう思った方も多いのでは。実は、全国展開のヨガスタジオ「スタジオ・ヨギー」のプロ講師が、瞑想に近いヨガニドラーを導き出すアプリ「寝たまんまヨガ」の開発を担当。誰でも寝たままできるヨガを教えてくれるのです。ヨガニドラーとはシャバーサナと呼ばれる休息の姿勢をとりながら行うリラクゼーション練習で、注目のストレスマネジメントの技法のひとつです。これは「究極のリラクゼーション法」とも呼ばれているもの。ヨガニドラーを行うと、脳波はアルファ―波とシーター波といういわゆる「リラックス」状態に保たれ、癒しと回復が起こるそう。ただ眠っているだけのようですが、意識がある状態で私たちのマインドに働きかけるため、結果としてただ普通に睡眠をとるよりも深いリラクゼーション効果があるらしいのです。もしこれが本当であれば、寝不足でストレスだらけのママにはかなりうれしいアプリ。これは早速試す価値あり! 寝かし付け後に出来る「究極のリラクゼーション」ヨガです。早速、子どもを寝かし付けた後に試してみようと、そのまま寝ても良いようにしてスタンバイ。ベッドに身体を仰向けに横たえて目をつぶり…。耳元で流れる心地よいガイドを聞きながら、身体にぎゅっと力を入れて緊張させたり力を緩めてリラックスしたり、呼吸に意識をしたりします。そしてイメージを高めながら、指先から身体全体に向けて意識をめぐらせていきます。そうしているうちに段々と身体と心がフワッとゆるんでいくことが感じられました。忙しい日常でこんな風に自分自身の身体を意識することもなかなかない時間。フワッとした心地良い気持ちのままスーッと眠りに入った(ようです)。翌朝目覚めた時も何だかいつもよりスッキリ。毎日の寝かし付け後の少しの時間に「寝たまんまヨガ」をして、そのまま寝てしまう。これは私のような子育てママにはとても大切な癒しのセルフケアリラクゼーション時間になるのでは!ドコモ「スゴ得」サービス内でも使えるように4月5日からドコモの「スゴ得コンテンツ」でも使えるようになった「 寝たまんまヨガ 」。この最大の特徴は「寝たまんまヨガ」のweb版が見られるということ。これはアプリがなくても見られるということだけでなく、web版にしかないコラムを読むことが出来たり、アプリ監修スタジオであるスタジオ・ヨギーのヨガレッスン割引特典まで付いているオマケ付き。しかも、スゴ得会員限定のスタートチケット1000円オフまで付いてくるというサービス満点のキャンペーンなのです。そして今まではAndroidユーザーのみにしか利用できなかったキャリア取り放題サービスが、iOSユーザーも利用できることに。これによって、ますます沢山の寝不足ママやパパにも利用してもらえることになりました。取り放題サービスだから毎日利用しても大丈夫。美と健康を守るためにも毎日の癒しはとても大切ですよね。・ 寝たまんまヨガ forスゴ得
2016年04月23日震災などで、これまでにない環境に身を置かなくてはならないとき。だれにでも、大きなストレスがかかります。とくに、自分の身だけではなく、子どもの安全や健康、そして心のケアなどあらゆる方面で心配ごとが尽きないママの心的負担は、計り知れません。いま、ご自身も不安な中で、子どものメンタルのサポートをしていきたいと考えている方に、子どもも、ママの気持ちも穏やかになれる「ふれあい」の大切さを、書籍『手の治癒力』を参考にお伝えしていきます。■心が不安定な子どもたちに大切なケアとは不安なときに、誰かに手を握ってもらったり、背中をさすってもらったりすると、それだけで心がほんのり軽くなった経験はありませんか?これには、理由があります。私たちが肌から感じる「快い刺激」は、肌の神経を通してストレスや免疫をコントロールする部分に伝わり、その機能を高めると言われています。実際に、マッサージなどのふれあいやスキンシップを一定時間すると、信頼や愛情をつかさどる「絆ホルモン(オキシトシン)」の分泌が促され、「ストレスホルモン(コルチゾール)」は減少するとの研究結果もあります。身体心理学者、山口創先生の著書『手の治癒力』には、以下の記述がありました。災害などで被災してPTSDになった子どもは、その親もまたPTSDであることが多いため、子どもにあまり触れようとしない傾向がある。そのためそのような子どもたちは身体接触を欲しており、ずっと親にくっついていることが多いという。先のティファニー・フィールズらのグループは、ハリケーンに被災した子どもたちを対象に、マッサージの効果を検討した。1ヵ月の間に8回のマッサージを施したところ、受けなかったグループよりも、不安や抑うつが低くなり、PTSDの症状は改善し、幸福感を感じ、ストレスホルモンであるコルチゾールのレベルも低くなった。出典:『 手の治癒力 』(山口創・著/草思社)P.101より※PTSD:心的外傷後ストレス障害ただぎゅっと抱きしめたり、いつも以上にぴったりよりそったりする「ふれあい」が、子どもの不安やストレスをやわらげるのに有効だということです。そして、ママも子どもとのふれあいで、子どものやわらかい肌の感触が「快い刺激」として脳に伝わり、ママの気持ちも落ち着く相乗効果が得られます。 ■ママの心のケアに、セルフタッチの不思議なちから子どもや家族のために「自分がしっかりしなきゃ」と気を張っているママも、きっと少なくないと思います。子どものメンタルをサポートしながら、自分自身も疲れを感じ始めたら、セルフタッチでリラックスしてみてください。脳内のストレスコントロール部分に反応しやすい体の部位が「ひじの下(前腕)」と「顔」です。できれば5分程度を目安に、ひじから下を、ゆっくり、やさしく手でさするようにタッチします。もし、ベビーや子ども用のワセリンや保湿クリームなどを持ち合わせていれば、少量手につけてセルフタッチすると、よりリラックス効果が得られます。このようなセルフタッチで手を温めることも、じつは心を穏やかにするポイントでもあります。それは、脳内で、手などからだの一部が温かくなるときに反応する部分と、心が温かくなるときに反応する部分がイコールだからです。もちろん、夫婦でマッサージをしあうのも、お互いの心のケアに有効です。ふれあいは、ときに言葉以上に、愛情や想いを伝える手段になります。ママや家族に愛され、保護されている感覚を、肌を通して子どもに伝えながら、ママ自身の心穏やかな時間が少しでも増えるように祈っています。
2016年04月23日うちはモフモフ暮らし
めまぐるしいけど愛おしい、空回り母ちゃんの日々
やっぱり家が好き〜おっとぅんとみったんと私〜