女優の桐谷美玲が25日、都内で行われた「FENDI selleria(フェンディ セレリア)」レセプションのフォトコールに登場した。イタリア・ローマを代表するラグジュアリーブランド・FENDIは、ブランドのクラフツマンシップを体験できるポップアップストア「FENDI selleria(フェンディ セレリア)」を3月26日~31日まで、東京・渋谷のMEDIA DEPARTMENT TOKYOにて開催する。同ストアの開催を祝したレセプションが25日に行われ、フォトコールに登場した桐谷は、シャツワンピースにパンツを合わせたコーディネートでウエストをチラ見せ。「ワンピースなんですけどパンツを合わせて、大胆にボタンを開けてトップス風に合わせています」と説明し、手に持っていた新作の「ミニ バゲット」について「すごくかわいい」と気に入っている様子だった。同ストアでは、「セレリア1925(Selleria 1925)」の2024年春夏 新作コレクションの販売をはじめ、イタリア・トスカーナ地方 カパヌッチアにあるフェンディ レザー工場より職人が期間限定で来日し、伝統的な製法によってつくられるフェンディのアイコンバッグ「ピーカブー」の製造工程を披露する。
2024年03月25日現在放送中の『院内警察』(フジテレビ系)に続き、3月3日からは『連続ドラマW坂の上の赤い屋根』で主演を務めるなど、引っ張りだこ状態の桐谷健太(44)。“イヤミス”の名手である真梨幸子の小説が原作のダーク・ミステリーということで、どこか怪しげな雰囲気での撮影に挑戦してもらった。「最初にお話をいただいたとき、この主人公を自分が生きたらどうなるんだろう? と興味をそそられました。予想を裏切る展開は見応えがあると思います」『連続ドラマW坂の上の赤い屋根』(毎週日曜22時〜WOWOWプライム、WOWOW4Kで放送中。WOWOWオンデマンドで全5話一挙配信中)で、主人公の出版社の編集者・橋本涼を演じる桐谷健太。人間の心の闇や二面性を描く今作で、橋本という人間像をクランクイン前から染み込ませ、本番では直感的に演じられるように心がけたという。「一見、普通の人に感じるんですが、見る人によっては少し違和感があったり、あるいは不気味さがあったり、見え方が違う人間にしたいと考えていました。この作品のテーマにも通じる“人の数だけ真実がある”というところは常に意識していたと思います。現場に入ったら、ほとんど何も考えずにやれたので、そこは自分のなかでうまくハマった感じはしています」役を作り込んで現場に向かうときは、すでに橋本になっていたのか?「全然!桐谷健太です(笑)。昔、役者を始めたころは、プライベートでも役になりきっているのがカッコいいと思っていたんですよ。でも、友達に『それ嫌やわ、お前じゃないやん』って言われて反省して(笑)。もちろん役を生きるための準備はありますが、理想は『よーい、スタート』で全く違う人物になって、『カット』の声で“自分の真ん中”に戻るというのを目指しています。役以外のところは楽しい兄ちゃんでいいんです(笑)」40代で実力派の地位を築いている桐谷。俳優としての目標や課題は「特に考えていない」と語るが、その真意は?「日々の些細な出来事に感動して生きていきたいと思っているんです。それができたら、役者をやっていようが、何をやっていようが最高ですよ。日ごろから感覚を研ぎ澄ましていれば、おのずと演技にも変化が出てくると思っています」また、仕事で全力を発揮するために日常生活で気をつけていることを聞いた。「しっかり寝るとか、しっかり休む。これはとても大切にしています。これまでの自分は、本番にどれだけ力を発揮できるかということに重点を置いてきたんですが、しっかり休めば本番は勝手に自分がやってくれる。脱力することも大事だと実感しています」(スタイリング:岡井雄介、ヘアメーク:岩下倫之/Leinwand、衣装協力:ヴェルサーチェ/ヴェルサーチェ ジャパン)
2024年03月09日WOWOWで放送・配信される『連続ドラマW 坂の上の赤い屋根』の完成披露試写会が2月27日(火)、都内で行われ、主演の桐谷健太、倉科カナ、橋本良亮(A.B.C.-Z)、蓮佛美沙子、村上正典監督が登壇。放送開始を目前に控えた心境や、作品の魅力を語った。原作は人間の心の暗部を描く“イヤミス”の名手、真梨幸子による同名小説。ある新人作家が、18年前の女子高生両親殺害事件をモチーフにした小説企画を、出版社に持ち込んだことから始まり、やがて登場人物たちが抱える嫉妬、劣等感、孤独、過去など“黒い感情”の正体と事件の真実が明らかになっていく……。主人公の轟書房編集者・橋本涼を演じた桐谷は、企画書の段階で「自分が橋本を生きたら、どうなるか興味が湧きました。登場人物の視点、ご覧になる方の視点で、真実が変わる。そこに刺激を受けた」と出演を即決した理由を説明。「心の闇の階段をどんどん降りていく感覚。黒い渦がぶつかり合って、それが皆さんにも広がっていけば。手前味噌ですけど、見応えがある」と自信のアピールだった。桐谷健太倉科は新人作家・小椋沙奈役を務めており、「自分の能力を誇示したい気持ちや焦燥感を持ち合わせていて、演じていてエネルギーを使った。思った以上にヘビーでした」と回想。共演回数の多い桐谷の存在が「癒しだった」といい、「私の中ではお兄ちゃん。オフタイムはふざけ合っていて、それがいいバランスになった」と感謝していた。倉科カナ橋本は、事件の主犯格とされる死刑囚・大渕秀行を演じるため、13キロ減量したといい「マネージャーさんから『死刑囚役だから、やせてください』って。しかも(撮影の)1ヶ月半前に」と苦笑い。新境地ともいえるダークな役どころに「正直プレッシャーとの戦いでした。サイコパスで感情をむき出しにするが、どこか優しさもあって。どういう気持ちで演じたらいいのか(悩んだ)」と振り返っていた。橋本良亮(A.B.C.-Z)大渕と獄中結婚した法廷画家・礼子役の蓮佛も「本当に難しい役で、メンタル面で終始つらかった」と役作りに苦労した様子。村上監督は、『フジコ』(原作『殺人鬼フジコの衝動』)に続き、真梨氏の小説を映像化し「原作が非常に面白いので、製作過程は楽しいが、難しいところも。ダークな部分に引っ張られがちだが、共感性を大事にした。俳優の皆さんがそれを背負ってくれたおかげで、共感できる作品になった」と話していた。蓮佛美沙子取材・文・撮影:内田涼<作品情報>『連続ドラマW 坂の上の赤い屋根』3月3日(日) 午後10:00~WOWOWで放送・配信公式サイト:
2024年02月27日今回、ご紹介するのは、金9ドラマ『院内警察』。桐谷健太さん主演・瀬戸康史(せと・こうじ)さん出演の『院内警察』で、循環器内科専攻医・前川大樹を演じ、第4話と第5話のメイン・ゲストを務める、近藤頌利さんにお話をうかがいました。「瀬戸康史さんのおかげで現場になじめました」【イケメンで観るドラマ&映画】vol. 173『院内警察』の原作は、2021年より青年漫画誌・ヤングチャンピオン(秋田書店)で連載中の『院内警察 アスクレピオスの蛇』を原作とした医療エンターテインメントです。舞台となるのは、日本有数の大病院・阿栖暮(あすくれ)総合病院の“院内交番”。“院内交番”は、日本ではまだまだ聞きなじみのない存在ですが、実際に一部の大学病院や国立病院に常駐する民間組織。病院内で起こる患者同士のトラブル対処やクレーム対応、落とし物管理、人探しなど交番業務を担う、その名の通り“院内の交番”の役割を担っています。“院内刑事”を主人公としたドラマは『院内警察』が初めて。元警視庁捜査一課刑事の主人公と天才外科医の正義がぶつかり合う、刑事モノ×医療モノという2大王道ジャンルのハイブリッド作品となっています。プロファイリングスキルと抜群の記憶力を駆使しながら院内の不正監視や秩序を守る、主人公の院内刑事・武良井治(むらい・おさむ)を演じるのは、桐谷健太さん。また、桐谷さんと連続テレビ小説『まんぷく』(2018年、NHK)以来約5年ぶりの共演となる瀬戸康史さんが、初の外科医役で孤高の若き天才医師・榊原俊介(さかきばら・しゅんすけ)役を好演。さらに、桐谷さんに振り回される院内交番の新人事務員・川本響子(かわもと・きょうこ)役に長濱ねる(ながはま・ねる)さん、そんな2人を優しく見守る交番室長・横堀仁一(よこぼり・じんいち)役に市村正親(いちむら・まさちか)さんが出演し、作品を彩っています。敏腕刑事と天才医師、異なる職業・相いれない性格の2人の正義がバッチバチに交錯する、新感覚の医療エンターテインメントです。ーーGP帯(とくにテレビ視聴者の多い時間帯「プライムタイム」と呼ばれる19~23時のうち、19~22時のこと)の連続ドラマ初の出演だと伺いました。出演が決まったときのお気持ちは?近藤さんうれしかったです。送られてきた台本を読んだら、1ページ目から僕だったんです。その後も当分、僕の出演シーンが続くので、一気にプレッシャーを感じました。しっかりと約1か月をかけて撮っていただき、ありがたかったです。撮影中に感じたのは、絵を作ることの大切さです。例えば、病院のエントランスや待合室のシーンがあるとします。空っぽの場所に僕ひとりがいると、セットになってしまうのですが、そこに5~60人のエキストラさんが入って動き出すと、絵に命が入るんです。エキストラさんたちの存在は、重要だなと改めて実感しました。ーー恥ずかしながら、私は院内交番という組織の存在を知りませんでした。近藤さん僕も知りませんでした。実在することに驚きました。ーー原作コミックはお読みになりましたか?近藤さん読みました。第3巻は、僕が演じる前川が表紙なんです。髪を伸ばしていてよかったなと思いました(笑)。ーー前川をどのようなキャラクターだととらえましたか?近藤さん人を助けることが生きがいだった青年が、夢破れて病院を去っていく。その心の機微を丁寧に表現したいと思いました。ーーご自身と似ていると思ったところは?近藤さん一生懸命に頑張るところは、似ていると思いました。そして、きっと彼は患者さんの笑顔を見ることが好きだと思うんです。僕もお芝居を観に来てくれたお客さんが笑顔で楽しむ姿を見るのが好きなので、そこは共感できました。ーー白衣の衣装は初めてですか?近藤さん僕は過去に一度、朗読劇で着たことがありますが、今回は長い髪を後ろで束ねていることもあり、これまでにない見た目になっていると思います。撮影現場に入って、白衣姿の瀬戸さんを見たとき、かっこいいなと思いました。瀬戸さんは、白衣の中に黒いタートルネックを合わせているんですが、白と黒の対比がフォーマルな雰囲気を醸し出していて。パーティに出かける衣装のように、スマートに着こなしていました。ーー『院内警察』のキャスト陣とお会いした際の印象は?近藤さん僕は初めましての方々が多かったのですが、瀬戸さんが「こいつ、よく喋るんで気を付けて」なんて僕をいじりながら、皆さんに挨拶をさせてくれたんです。そのおかげで、現場に早くなじむことができました。僕はこれまで瀬戸さんのお芝居をたくさん拝見させていただいていて。僕がメールで感想を送るとすぐに返してくれるんです。とても優しい方です。瀬戸さんが関西でお仕事をしたときに、僕が所属する劇団Patch(関西版D-BOYSと称される、エンターテインメント集団)のメンバーたちをご飯に連れて行ってくれたことも何度もあります。共演作がないときにも、交流をさせていただいていた、事務所の先輩です。今回、共演の機会をいただいて、今この瞬間も緊張しているほどです。ーー瀬戸さんはとても面倒見の良い方なのですね。さきほど、関西のお話が出ましたが、近藤さんは桐谷さんと同じ、大阪のご出身ですね。近藤さん撮影の合間は、お互いに関西弁で喋っていました。僕は自分の写真集に掲載したインタビューで公言したことがあるほど、桐谷さんのような役者になりたいという憧れを持っていて。僕が三線をはじめるきっかけとなったのも桐谷さんなんです。いつの日か、共演の機会があったら、桐谷さんと一緒に三線を演奏したいなと思っていました。初めてお会いするときは、遠くから声が聞こえてきた瞬間、ものすごく緊張してしまい、まともにお顔を見ることができませんでした。ーー憧れの気持ちはご本人にお伝えしたのですか?近藤さんふんわりとお伝えしたら、驚かれていましたね。三線を一緒に演奏できたらいいなと思っています。ーー最後に、ドラマ全体の魅力と、近藤さんがメインゲストとして登場する第4話と第5話の見どころをお願いいたします。近藤さん僕が登場する回は、武良井が院内警察でやりたかったことが次第に明らかになる物語です。ここから始まっていくようなところもあるので、第4話、第5話から観ても楽しめると思います。本作は、病院を舞台にした人の生死にかかわる重要な事件の謎をひもといていきます。第1話から武良井の意味深なカットが登場していますが、どうして、元刑事の彼が院内警察に転身したのか、その決断に榊原がどのように影響したのか。この先の物語で、少しずつ描かれていきます。武良井と榊原が対峙するシーンにも注目して観ていただきたいです。インタビューのこぼれ話「『院内警察』は絵がキレイなので、僕が実物よりもかっこよく映っていると思います(笑)。僕の初主演作の『全ラ飯』にも走るシーンがありましたが、今回はもっとたくさん走っています。とはいえ、僕よりも重い機材を持って追いかけるカメラマンさんのほうが大変だったと思います。躍動感あふれる疾走シーンをぜひ観ていただきたいです」(近藤さん)。Information金9ドラマ『院内警察』毎週金曜よる9時~9時58分放送中ファン必見!白衣&長い髪を束ねたレアな近藤さん憧れの桐谷健太さん(左)との共演シーン出演:桐谷健太、瀬戸康史、長濱ねる、さとうほなみ、玄理、馬場ふみか、工藤美桜、西村元貴、神尾佑、でんでん、市村正親ほか脚本:天本絵美、諸橋隼人、相馬光音楽:馬瀬みさき主題歌:Eve「pray」produced by 澤野弘之(TOY’S FACTORY)オープニングテーマソング:SennaRin 「NOD」 produced by 澤野弘之(SACRA MUSIC)編成企画:日高峻プロデュース:中村亮太演出:石川淳一、木村真人、北坊信一原作:酒井義漫画:林いち『院内警察~アスクレピオスの蛇~』(秋田書店「ヤングチャンピオン・コミックス」刊)制作:フジテレビ制作著作:共同テレビ©フジテレビ/共同テレビ写真・幸喜ひかり文・田嶋真理 ヘアメイク・RYO写真・幸喜ひかり 文・田嶋真理 ヘアメイク・RYO
2024年02月02日桐谷健太主演、人間の心の暗部を描く“イヤミス”の名手のひとり、真梨幸子原作の連続ドラマW「坂の上の赤い屋根」からオールキャストとともにポスター、本予告映像が公開された。物語は、新人作家が18年前の“女子高生両親殺害事件”をモチーフにした小説企画を出版社の編集者に持ち込んだことから始まり、やがて登場人物たちが抱える嫉妬、劣等感、孤独、過去など“黒い感情”の正体と事件の真実が明らかになっていく…。主人公の轟書房編集者・橋本涼役を演じるのは桐谷健太。新人作家・小椋沙奈役に倉科カナ、「女子高生両親殺害事件」の主犯格とされる死刑囚・大渕秀行役に「A.B.C-Z」の橋本良亮、大渕と獄中結婚した法廷画家・礼子役に蓮佛美沙子。大渕に破滅させられたパトロンでもあった元編集者・市川聖子役に斉藤由貴ら、WOWOWの数々の傑作ドラマに出演してきた実力派俳優陣が顔をそろえる。■床嶋佳子、工藤美桜、七五三掛龍也、西村元貴、宮崎美子、渡辺真起子出演昨年末にドラマ化決定が発表となるやいなや、衝撃作の映像化ということもあり「3月の放送が待ちきれない!」「どこまで映像化が実現できるのか!?」など期待の声が高まっている。そんな中、新たな追加キャストの面々が明らかに。轟書房のカリスマ編集者・笠原智子役に渡辺真起子。部下の橋本と小泉をはじめ、かつて上司と部下の関係だった市川聖子など、周囲の人を利用しようとする。渡辺さんは著者・真梨幸子の原作の連続ドラマW「5人のジュンコ」にも出演した原作ファンも唸る注目キャスト。新人作家の沙奈の母親・小椋美江役には宮崎美子が出演。沙奈に過剰なまでに過保護な一面があり、事件を追って小説執筆に没頭する沙奈を心配する。その歪な母娘の関係の背後にある事情とは......。温かみのある母親役を演じることが多い宮崎さんが演じる今回の母親役に初日から制作陣も息を呑む怪演だったという。さらに、法廷画家の礼子の母親・鈴木孝子役には床嶋佳子。死刑囚の大渕と獄中結婚した娘を案じているものの、娘に本当の意味で向き合えていない。橋本さん演じる大渕に洗脳され、開業医の両親を惨殺し無期懲役となった青田彩也子役には工藤美桜。桐谷さん主演「院内警察」にも出演中、「親愛なる僕へ殺意をこめて」の熱演で話題を呼んだ工藤さんが本作で挑むのはさらなるダークな新境地で、俳優としての勝負作になりそうだ。続いて、死刑囚の妻となった礼子の弟で大手銀行員の鈴木洋平役には、WOWOWドラマ初出演となる「Travis Japan」の七五三掛龍也。姉の不器用な生き方に黒い感情を抱く役で、役作りのためにトレードマークの金髪を黒髪にして挑んだ。轟書房で主人公の橋本の同僚・小泉役には西村元貴。上司の笠原に事件の小説の企画を進める橋本と沙奈を監視するように命じられ、巻き込まれていく。ポスター&本予告映像解禁90秒の本予告映像では、「女子高生両親殺害事件」とその事件をモチーフにした小説化を発端に、取り巻く登場人物たちの闇が浮き彫りとなっていく。そして、予告の終盤には事件の女子高生に関連する衝撃的な“ある疑惑”が垣間見え、観る者を引きずり込んでいく仕上がり。さらに、ポスターは、ダーク・ミステリーを想起させるタイトルと同様の赤い屋根の家を、人物が囲うように並ぶ印象的なビジュアル。“この悪はあなたにも存在するかもしれない”と観る者に訴えかけるキャッチコピーと、それぞれが思惑を巡らせる表情の中、真直ぐに視線を向ける主人公・橋本(桐谷さん)が見つめる先に何が待ち受けるのか、その真実が気になるものとなっている。そのほか、宮岡大愛、渡辺光、神保悟志、水崎綾女、霧島れいか、中村育二が出演する。連続ドラマW「坂の上の赤い屋根」は3月3日より毎週日曜22時~WOWOWにて放送・配信(第1話無料放送/全5話)。(シネマカフェ編集部)
2024年01月29日人間の心の暗部を描くイヤミスの名手のひとり、真梨幸子原作の『連続ドラマW坂の上の赤い屋根』が桐谷健太を主演に迎え、2024年3月3日(日)にWOWOWで放送・配信がされることが決定し、キャストと原作者からコメントが到着した。映像化不可能とも言われる衝撃作が多い真梨幸子の作品では、尾野真千子主演で話題を呼んだ『フジコ』(原作『殺人鬼フジコの衝動』)、WOWOWで映像化した『連続ドラマW 5人のジュンコ』に続いて、3作品目の映像化となる本作。原作本とドラマ版では、主人公が異なる設定となり、ドラマと原作本のそれぞれで“2度楽しめる”メディアミックス・エンターテインメント作となっている。物語は、18年前の“女子高生両親殺害事件”をモチーフにした小説企画を新人作家が出版社に持ち込んだことから始まり、やがて登場人物たちが抱える嫉妬、劣等感、孤独、過去など“黒い感情”の正体と事件の真実が明らかになっていく……。主人公の轟書房編集者・橋本涼役を桐谷健太が演じるほか、新人作家・小椋沙奈役に倉科カナ、「女子高生両親殺害事件」の主犯格とされる死刑囚・大渕秀行役に、A.B.C-Zの橋本良亮、大渕と獄中結婚した法廷画家・礼子役を蓮佛美沙子が務める。また、大渕に破滅させられたパトロンでもあった元編集者・市川聖子役で斉藤由貴が出演し、WOWOWの数々の傑作ドラマに出演してきた実力派俳優陣が顔を揃える。さらに、物語の軸となる「女子高生両親殺害事件」や登場人物たちが抱える“闇”が垣間見える特報映像も公開。事件の現場ともなり、タイトルにもある「赤い屋根の家」が何を意味するのか?事件を小説にする意味、そして衝撃の真相とは?軸となる18年前の事件のもうひとりの犯人でもある女子高生役を誰が演じるのかなど、今後の発表にも注目だ。なお、キャストと原作者からのコメントは以下の通り。【桐谷健太コメント】初めに企画書を読ませて頂いた瞬間からこれは面白い作品になりそうだなと思い、即決しました。そしてこの橋本という人物は他人から見ると得体の知れない、何を考えているか分からない男ですが、そこにはやはりタネがありました。そのタネを辿りながら、橋本という木を育てました。このミステリーは、登場人物の業や欲望、彼らの宿命の渦が、覆い被さり、ぶつかり合い、消え、更に大きくなる。もしかしたらそこには、あなたの心の奥深くの何かと重なり合うかもしれません。ぜひ楽しんで観て頂けたら幸いです。【倉科カナコメント】脚本を読んだとき、最後まで結末の気になるストーリーに魅了されました。私が演じる小椋沙奈という役の誰かに認められたいが故の焦燥感や抑圧、そこから生まれる爆発、自分の力を誇示したい気持ちは多少なりともわかるので、その部分を増幅させて役に挑みました。本当に大変な役だったのでエネルギーを使いましたが、主演の桐谷さんの人柄に何度も救われ演じ切ることができたと思います。ぜひたくさんの方にこの作品を楽しんでいただけたら嬉しいです。【橋本良亮コメント】死刑囚という役柄は初挑戦で 12、3 キロ減量して、外見と内面の役作りをしました。小説では大渕はものすごく「爽やかイケメン」と強調されていたので、ドラマを撮影するにあたってハードルが高かったです。一作品で高校生から30代後半まで年齢の振り幅が広い役を演じ、さらに大渕という人物には色々な面があり、撮影もすごく楽しんでやることが出来ました。30歳を迎えての節目の作品でもあり、これまでにない「橋本良亮」をご期待いただけたらと思います。是非、大渕秀行に惚れてみませんか?【蓮佛美沙子コメント】孤独、抑圧、侮蔑。彼女の周りに浮遊するワードはどれもハードなものなのに、誰もがどこかで共鳴してしまうような、不思議な“何か”を内包した役でした。卑屈な感情に支配されて相手の台詞が聞こえなくなったり、役を通して出会った初めての感覚はとても苦しく、同時に役者としてとても幸せな時間でした。謎が解き明かされていく面白さはもちろん、登場人物のいろんな“欲”が、歪な形で画面いっぱいに漂っていると思います。楽しんでいただけますように。【斉藤由貴コメント】この作品は、登場人物が皆、様々な過去を十字架のように背負い、生身の人間の裏の部分、憎しみ、裏切り、強欲などを抱えながら生きている、残酷だけれどある意味とても血の通った物語であると感じました。私が演じた市川聖子という人も、編集者としての栄誉、名誉、お金、そして美しい若い男、それらにしがみつきながらも運命に振り払われてゆく女の悲しさや醜さが描かれていて、演じていてとても魅力的な人物でした。栄華を極めていた時代、落ちぶれた現在、若い女盛りの時代、老いて諦めてしまった現在。演技者として、何か、託されたと思えて、とても嬉しい経験でした。【原作・真梨幸子コメント】Q:『坂の上の赤い屋根』が WOWOW でのドラマ化が決定した際の気持ちや期待することは?A:お話をいただいたのは原作の単行本が発売してすぐのことだと記憶しています。もちろん、快諾です。なにしろ『5 人のジュンコ』のWOWOWさんですから、間違いはない。しかも、監督さんは『殺人鬼フジコの衝動』の村上正典さん!素晴らしい組み合わせです。期待しかありません。一視聴者として、完成がひたすら待ち遠しいです。■視聴者の皆様へのメッセージ物語の舞台は、坂の街です。坂は、「土」に「反」(土にかえる)と書き、「死」を意味するという一説があります。坂の向こう側には黄泉の国が広がっていると、昔の人は考えたかもしれません。坂は、高台と低地を隔てる「境」も意味するそうです。つまり結界です。「死と結界。ドラマチックじゃないか。いつか必ず、小説にしてみよう」と坂の街を散歩しながら作り上げた物語です。坂道をのぼるときの、あの息が切れる感覚を思い出しながらご覧いただけたら幸いです。『連続ドラマW坂の上の赤い屋根』特報映像『連続ドラマW坂の上の赤い屋根』2024年3月3日(日)スタート(全5話)毎週日曜午後10:00放送・配信【第1話無料放送】出演:桐谷健太、倉科カナ、橋本良亮、蓮佛美沙子、斉藤由貴ほか原作:真梨幸子『坂の上の赤い屋根』(徳間文庫)監督:村上正典(『フジコ』第 32 回 ATP 賞テレビグランプリ 特別賞・非放送系コンテンツ部門)脚本:吉川菜美(『連続ドラマ W 湊かなえ ポイズンドーター・ホーリーマザー』)音楽:やまだ豊、南方裕里衣プロデューサー:村松亜樹(WOWOW) 、橋本芙美(共同テレビ) 、関本純一(共同テレビ)制作協力:共同テレビ 製作著作:WOWOW番組 HP()
2023年12月26日桐谷健太が主演する連続ドラマW「坂の上の赤い屋根」(原作:真梨幸子)が、来年3月3日(日)より放送されることが決定した。閑静な住宅街にある赤い屋根の家。18年前、この家で開業医の両親を殺害し遺体を切り刻んだのは、実の娘・青田彩也子とその恋人・大渕秀行。世間を震撼させたこの事件は、大渕が裁判中に「早すぎた自叙伝」を出版し、過去に女子児童に手を掛けたことを告白。裁判では彼に洗脳された彩也子が凶行に及んだとされ、主犯の秀行は死刑、彩也子には無期懲役が確定した。それから数年後。「早すぎた自叙伝」担当編集者・橋本涼のもとに、新人作家・小椋沙奈から事件をモチーフにした小説の企画が持ち込まれる。2人は小説の連載を実現すべく、大渕死刑囚と獄中結婚した大渕礼子や、大渕のかつての愛人で元敏腕編集者・市川聖子ら関係者たちの取材を始めていくうちに、黒い感情に引きずり込まれ…。「フジコ」、「5人のジュンコ」に続き、今作が3作品目の映像化となる作家・真梨幸子は、人間の心の暗部を描くイヤミスの名手のひとり。物語は、新人作家が過去の女子高生両親殺害事件をモチーフにした小説企画を出版社に持ち込んだことから始まり、やがて登場人物たちが抱える嫉妬、劣等感、孤独、過去など“黒い感情”の正体と事件の真実が明らかになっていく。2022年に徳間文庫から発売された小説「坂の上の赤い屋根」と今回のドラマでは、主人公が異なる設定となり、ドラマと小説、それぞれで、2度楽しめる。主演の桐谷健太が演じるのは、主人公の轟書房編集者・橋本涼。見る者を闇に引きずり込むようなダーク作品で、さらなる新境地に挑む。「企画書を読ませて頂いた瞬間からこれは面白い作品になりそうだなと思い、即決しました」とふり返った桐谷さんは、「このミステリーは、登場人物の業や欲望、彼らの宿命の渦が、覆い被さり、ぶつかり合い、消え、更に大きくなる。もしかしたらそこには、あなたの心の奥深くの何かと重なり合うかもしれません。ぜひ楽しんで観て頂けたら幸いです」とコメントしている。新人作家・小椋沙奈を演じるのは、近年舞台での怪演でも注目を集める倉科カナ。「私が演じる小椋沙奈という役の誰かに認められたいが故の焦燥感や抑圧、そこから生まれる爆発、自分の力を誇示したい気持ちは多少なりともわかるので、その部分を増幅させて役に挑みました。本当に大変な役だったのでエネルギーを使いましたが、主演の桐谷さんの人柄に何度も救われ演じ切ることができたと思います」と語っている。そして、死刑囚・大渕秀行役で橋本良亮(A.B.C-Z)、大渕と獄中結婚した法廷画家・礼子役で蓮佛美沙子、元編集者・市川聖子役で斉藤由貴が出演。橋本さんは「12、3キロ減量して、外見と内面の役作りをしました。小説では大渕はものすごく『爽やかイケメン』と強調されていたので、ドラマを撮影するにあたってハードルが高かったです。一作品で高校生から30代後半まで年齢の振り幅が広い役を演じ、さらに大渕という人物には色々な面があり、撮影もすごく楽しんでやることが出来ました」とふり返る。蓮佛さんも「卑屈な感情に支配されて相手の台詞が聞こえなくなったり、役を通して出会った初めての感覚はとても苦しく、同時に役者としてとても幸せな時間でした」と話し、斉藤さんは「演技者として、何か、託されたと思えて、とても嬉しい経験でした」と述べている。また、物語の軸となる事件や登場人物たちが抱える闇が垣間見える特報映像も公開となった。連続ドラマW「坂の上の赤い屋根」は2024年3月3日より毎週日曜日22時~WOWOWにて放送・配信(全5話)。(シネマカフェ編集部)
2023年12月26日桐谷健太主演の新ドラマ「院内警察」の追加キャストが発表された。日本有数の大病院・阿栖暮総合病院。院内に設置された院内交番に所属する元警視庁捜査一課・武良井治(桐谷さん)は、日々患者同士のトラブル解決や遺失物捜索に従事していた。院内交番室長・横堀仁一(市村正親)と共に2人きりで交番を運営していたが、そこに交番事務員として川本響子(長濱ねる)が配属されることに。そんな中、阿栖暮総合病院が誇る若き天才外科医・榊原俊介(瀬戸康史)がドイツから帰国。榊原を鋭い視線で見つめる武良井。事あるごとに武良井は榊原に絡み、業務範囲を超えて執拗に粘着する。警視庁捜査一課というエリートの肩書を自ら捨て、阿栖暮総合病院に来たのも榊原との関係に理由があるのか…。本作は、現在連載中の「院内警察 アスクレピオスの蛇」のドラマ化。院内交番を舞台に、元警視庁捜査一課刑事の主人公と天才外科医の正義がぶつかり合う、刑事モノ×医療モノが融合した医療エンターテインメント。今回発表されたのは、舞台となる阿栖暮総合病院で働く医師や看護師、そして患者たちを演じるさとうほなみ、馬場ふみか、工藤美桜、玄理、西村元貴、神尾佑、でんでんといった7人のキャスト。「ゲスの極み乙女」のさとうさんが、院内交番に頻繁に出入りしてサボっている、榊原とは同級生の腫瘍内科医・尼子唯織。連続テレビ小説「まんぷく」では、桐谷さんと瀬戸さんとクレジット共演のみで、今回初共演となる玄理さんが、武良井の院内での破天荒な立ち回りに関して快く思っていない外科医師・上條萌子。「けむたい姉とずるい妹」の馬場さんが、妹で整形外科の看護師・日向が上司からのパワハラに悩んでいる可能性があると院内交番に相談に訪れる麻酔科医・白石葵。そんな日向役は、「仮面ライダーゴースト」「魔進戦隊キラメイジャー」の工藤さんが務める。また、西村さんが医者として自信が持てずに悩む外科医師・伊藤智、神尾さんが院内交番を邪魔な存在と思う外科部長・倉田雄二、でんでんさんが武良井の院内捜査の情報源になることもある、入院生活の長い患者・清宮松雄を演じる。コメント・さとうほなみ病院内で起こっていることが次々と暴かれていく。原作を拝見して、とても面白いと感じました。ミステリアスでありながらポップである。すてきな作品です。原作での尼子は、登場からなんというか…衝撃的で(笑)。 彼女もまたミステリアスでありながら、愛らしさを兼ね備えている女性。そして何故かなんでも知っている。しれっと空気をかき乱すような尼子が演じられたらと思っております。・玄理台本を読み、父の危篤の知らせを受けて病院に駆け込んだ時を思い出しました。五分前に息を引き取った父の遺体の隣の部屋では看護師さんたちがいつもと変わらない夕食休憩を取っていました。あの日の不思議な感嘆が忘れられません。当時全身で受け止めても敵わなかった死の存在。それが毎日のように訪れる彼らの仕事にずっと尊敬と興味を抱いています。この作品に出てくる人物の多くは、人を救うことで自分を救ったり許したりしているのかもしれません。そんな阿栖暮病院の一員になれたことがうれしいです。今の自分に必要な作品かもしれないと思いました。最初の顔合わせのとき、監督が“萌子は上昇思考が強い人”と言っていたのが印象的で、きっとそれは裏を返せば、上條萌子は実は誰よりも誠実で真面目な医師。そう生きるしかなかった彼女の内面と葛藤に誰よりも寄り添いたいです。・馬場ふみか小さな頃から医療ドラマが大好きで、その中でも特に麻酔科医の役柄に引かれることが多く、憧れていたので今回麻酔科医の役を演じることができるのがうれしかったです。たくさんの方が登場される作品なのでみなさんと現場でご一緒できるのが楽しみです。医療ドラマでもなく、刑事ドラマでもなく、どちらの面白さももつこの作品はとても新鮮に感じました。白石葵は麻酔科医で、看護師である白石日向の姉です。愛情深く、とても日向を大事に思っている印象です。・工藤美桜医療ドラマで看護師を演じることに憧れがあったので、出演することが決まってすごくうれしかったです。原作を読ませていただいて初めて院内警察、院内交番というシステムがあるのを知りました。病院内で起こった事件を解決するにあたり思わず涙してしまうお話があったり、ハラハラするようなお話があったり…面白くて一気に読んでしまいました!病院内での様々なことが謎に包まれているのでそれをどうドラマで描いていくのか、視聴者の方と同じく私自身もすごく楽しみです!私が演じる白石日向は患者さん1人1人にしっかり向き合い、責任感が強く、心優しい看護師です。繊細に揺れ動く感情をしっかり演じられるように頑張ります!・西村元貴実は、医師役をやってみたいと周りに話していた矢先にオファーをいただき、驚きとうれしさでひとり興奮していたことを今でも鮮明に覚えています。それぞれの人間模様が丁寧に描かれており、スタッフ、キャストの皆様と形にしていくことがとても楽しみです。まず、“院内交番”という院内の"駆け込み寺"的な組織が実在することに驚きました。そしてそこで繰り広げられる、患者さんと院内スタッフの物語がとても魅力的で、それぞれのキャラクターの抱えている思いだったり、弱さだったりもすてきに描いている作品です。僕が演じる伊藤という役は、心優しい愛されキャラ。少し臆病な一面もありますが、重厚なミステリーの中のほっこり癒し担当として皆さまにかわいがっていただけるように演じたいと思います!・神尾佑桐谷さんをはじめ、初めて共演の方がたくさんいらっしゃるのでとてもワクワクしています。 院内交番という今までにない切り口の物語で自分がどう関わっていくのか楽しみです。考えてみると医者の役をいただくのは久しぶりなんです。以前は医者と刑事の役を交互にやっていたような時期もありましたが(笑)。倉田という医師は、正直最初のセリフで“あぁこいつ何かやってんな”とわかりました(笑)。何をやってんのか楽しみです!・でんでん患者役ということで、自分の入院歴を思い出してみました。ダイナミックな履歴ではないですが、この役には少々自信があります。喉のポリープ、鼠径(そけい)ヘルニア(いわゆる脱腸)、白内障(水晶体がガラスになったので私の目はたまにキラリと光ります)。ついでに入歯も2個入れました。年齢的に通院はよくします。お医者さん、看護師さんへの感謝の気持ちは忘れません。今回のドラマに通じるものがあります。ただ、私の役の病名はまだわかっていません。今の芝居の作りでいいのでしょうか?そして、主役の桐谷健太さんはなぜか森の匂いがして落ち着きます。皆さん、コタツに入ってほんわかしながら見てください。面白いですよ。「院内警察」は2024年1月12日より毎週金曜日21時~フジテレビにて放送(※初回15分拡大)。(シネマカフェ編集部)
2023年12月06日「Snow Man」の渡辺翔太が初単独主演を務める1月スタートの新ドラマ「先生さようなら」より、場面写真が公開。須賀健太と駒井蓮の出演も明らかになった。美術教師・田邑拓郎(渡辺さん)は、ノリも良く、生徒たちのお兄ちゃんのような人気者。初めて担任を持ったクラスの生徒・城嶋弥生(林芽亜里)は、目標もなく、周りの空気を読んであいまいな高校生活を送っていたが、田邑に誘われて美術部に入ることに。そして、高校生活を彩るヒントをくれた田邑に、弥生は恋心を抱いていく。しかしある日、あるひとりの女性の姿が無数に描かれた田邑のスケッチブックを見てしまう。過去に田邑は、高校生のときに出会った担任の国語教師・内藤由美子(北香那)に恋をしていた――。渡辺さんが17歳の高校生と27歳の高校教師を演じる本作は、先生に恋をした生徒だった僕、生徒に恋された先生になった僕、現在と過去、2つのラブストーリーが織りなす、繰り返される“さようなら”の物語。須賀さんが演じるのは、田邑と中学から高校まで一緒の親友・児玉俊。大学は別々の道を歩むが、田邑が教師になったいまも定期的に会い、お互いの近況をなんでも話せる良き友人だ。駒井さんが演じるのは、田邑に入学式で一目ぼれする、高校時代のクラスメイト・小林真奈。児玉俊役:須賀健太田邑の運命の原点に携わる、高校時代のキーパーソンとなる2人。原作に無かったドラマオリジナルのキャラクターを演じる須賀さんは「児玉という役は周りをよく見ていて、客観的に物事をジャッジする言動がある人だと感じています。ただ、一般論を語るところにも拓郎への思いやりや優しさが透けるように意識して演じさせて頂いています」とコメント。続けて「僕が演じさせて頂く児玉はオリジナルキャラクターということもあり、一番視聴者の皆さんに近い存在だと思いますので、ぜひ一緒にこの作品の世界を楽しんで頂けたら嬉しいです」とメッセージを寄せる。駒井さんは「真奈という役は私にとって挑戦で、なかなか掴めないところもあったんですけど、常に前向きに考えるという部分を意識しました」と話し、「過去のシーンと現在のシーンで、制服や学校という環境、コミュニケーションのとり方が異なっているのが見所だと思います」と明かした。小林真奈役:駒井蓮今作では高校生役にも挑戦する渡辺さんは、「学生時代のストーリーがこんなに描かれるとは…と、ビックリしました。この年になって学ランを着るとは思いませんでしたので!!僕の高校はブレザーだったので、中学の時以来の学ランを着ました。何回もトイレに行って、何度も鏡で学ランを着ている自分を見て、本当に何度も何度もスタッフさんに『大丈夫!?』という確認をして…『大丈夫だよ!』という言葉をもらって自分を安心させました」と少し不安もあったそう。発表された共演者2人については「須賀くんより僕がずいぶん年上かな…?というイメージがあったので2歳しか変わらないということで、一気に親近感がわき安心しました。駒井さんたちとも馴染めている…、かな?と思うようになってきたので、自信を持ってやっていこうと思っています。(笑)」と話し、「徐々に現場の空気感に慣れてきたこともあり、高校時代の現場も楽しいです!」とコメントを寄せた。「先生さようなら」は2024年1月、毎週月曜日24時59分~日本テレビにて放送予定、TVer・Huluでも配信予定(全10話)。(シネマカフェ編集部)■関連作品:攻殻機動隊 SAC_2045 最後の人間 2023年11月23日より3週間限定上映
2023年12月04日桐谷健太主演の新ドラマ「院内警察」が来年1月から放送されることが決定。瀬戸康史、長濱ねる、市村正親も出演する。日本有数の大病院・阿栖暮総合病院。院内に設置された院内交番に所属する元警視庁捜査一課・武良井治は、日々患者同士のトラブル解決や遺失物捜索に従事していた。院内交番室長・横堀仁一と共に2人きりで交番を運営していたが、そこに交番事務員として川本響子が配属されることに。そんな中、阿栖暮総合病院が誇る若き天才外科医・榊原俊介がドイツから帰国。事あるごとに武良井は榊原に絡み、業務範囲を超えて執拗に粘着。警視庁捜査一課というエリートの肩書を自ら捨て、阿栖暮総合病院に来たのも榊原との関係に理由があるのか――。本作は、2021年より「ヤングチャンピオン」(秋田書店)で連載中の「院内警察 アスクレピオスの蛇」を原作とした医療エンターテインメント。院内交番を舞台に、元警視庁捜査一課刑事の主人公と、天才外科医の正義がぶつかり合う、“刑事モノ×医療モノ”2大王道ジャンルのハイブリッド作品だ。院内交番は、実際に一部の大学病院や国立病院に常駐する民間組織で、病院内で起こる患者同士のトラブル対処やクレーム対応、落とし物管理、人探しなど交番業務を担う。フジテレビの連続ドラマ初主演となる桐谷さんが演じるのは、プロファイリングスキルをもつ敏腕院内刑事・武良井治。人たらしな一面もあり、医師や患者から院内の情報を収集する一方、歯に衣着せぬ無頓着な物言いで様々なトラブルを起こすことも。警視庁捜査一課のエリートだったが、警察を辞し、院内交番勤務に志願した、何やら訳ありな様子。桐谷さんは「病院の中で働く刑事の物語なので、いろいろな人間模様があります。その中でも武良井の過去に何があったのか、そして彼がどういう思いを内に秘めているのか…という部分は序盤では謎のまま進んでいきます。それが少しずつ明かされていく中で描かれる、患者さんや病院内のスタッフのストーリーがとても魅力的」台本や原作を読んだ印象を明かし、「今までのドラマにはない、一風変わったドラマになると思います」「いろいろな角度から楽しめる作品になっていると思います、是非ご覧ください!」とメッセージを寄せている。同じく阿栖暮総合病院で働き、ライバル役となる天才外科医・榊原俊介を演じるのは、桐谷さんとは朝ドラ「まんぷく」以来、約5年ぶりの共演となる瀬戸さん。次期外科部長の座も期待されている一方で、常に無表情で感情が読めず、なぜか難易度の高い手術ばかり便宜されることが多く、同僚からはあまり良く思われていない。初の外科医役を務める瀬戸さんは「演じるのが楽しみです」と期待を寄せ、桐谷さんとの共演については「久しぶりにお会いしたのですが、あまり変わっていませんでした(笑)。ただ今回は、前回とは全く違う役どころでご一緒することになるので楽しみな反面、桐谷さんは普段から周りを楽しませてくれる方なので、変にツボに入らないように気をつけたいと思います」とコメント。そして、新しい交番事務員・川本響子を、「ウソ婚」での好演が注目を集めた長濱さんが演じる。破天荒気味の武良井の行動や言動にツッコミを入れることが多い真面目な響子は、枯れ専で上司・横堀仁一を推している。そんな響子の“推し”、院内交番室長・横堀仁一は、市村さんが演じる。長濱さんは「原作を読むと、川本響子という役が物語には絶対に欠かせない存在な気がしたので、自分に務まるだろうかと不安を感じました。武良井さんに振り回されたり、院内警察という特殊な部署で働き始める川本が“普通代表”として視聴者の皆さんと一緒に物語を楽しんでいく役割なのかなと思いました」とキャラクターの印象を語り、市村さんは「今までの僕の役ではないような温厚な役ですが、ドラマ自体は少しハード系な部分も感じています。そのハードな中で、横堀さんは雑草の中に咲く華麗な一輪の花のような存在でありたいので、今まで見せてこなかった部分を出していけたらなと思っております」と話している。監督は、「リーガル・ハイ」シリーズ、「絶対零度~未然犯罪潜入捜査~」の石川淳一が務める。「院内警察」は2024年1月12日より毎週金曜日21時~フジテレビにて放送(※初回15分拡大)。(シネマカフェ編集部)
2023年11月25日映画『アナログ』(公開中)の大ヒット御礼舞台挨拶が10月31日に都内で行われ、二宮和也、桐谷健太、浜野謙太が登場した。同作はビートたけし初の書き下ろし恋愛小説の実写化作。手作り模型や手書きのイラストにこだわるデザイナーの水島悟(二宮)は、自らが内装を手掛けた喫茶店「ピアノ」で、謎めいた女性・みゆき(波瑠)と出会う。なぜか携帯を持っていないみゆきは「お互いに、会いたい気持ちがあれば、会えますよ」と言い、2人は毎週木曜日に「ピアノ」で会う約束を交わす。やがて思いを募らせた悟は、みゆきにプロポーズすることを決意するが、みゆきは突然「ピアノ」に現れなくなる。○■映画『アナログ』大ヒット御礼舞台挨拶に二宮和也、桐谷健太、浜野謙太が登場この日はTOHOシネマズ六本木より、全国102スクリーンに向けて同時生中継が行われた。主演の二宮は全国のファンに向けて手を大きく振りながら「数ある作品の中から『アナログ』を選んでいただきありがとうございます! 102スクリーンの全国の皆さんも、今日はよろしくお願いします!」と元気に挨拶した。二宮は桐谷&浜野との親友シーンについて「この3人のシーンは見ていて楽しかったし、3人のシーンがないと成立していなかったのではないかと思うくらい、この映画の根幹になるシーン。本編には使用されなかったシーンもたくさんあって楽しかったので、映画を観ながら思い出して自分は倍楽しめたような気がする」とお気に入りの様子。悟の小学校以来の友人・高木淳一役の桐谷は「この3人のシーンでバッサリとカットされたところもたくさんあるので、DVDが発売される際に観られるようにしてほしい。僕ら自身も観てみたいから」と特典映像に期待していた。同じく悟の小学校以来の友人・山下良雄役の浜野は、今作で二宮とは初共演で「最初の頃に撮った3人での焼き鳥屋のシーンではちょっとだけ照れていた」と告白するも「その時は『二宮さん』と呼んでいたけれど、今では『ニノ』呼びだからね」と明かす。しかし二宮は「でも俺は認めてないからね。呼ぶなら『二宮君』がいい」とバッサリ。折衷案として桐谷が「『ニノ』がダメなら『カズ』にしてみては?」と提案し、浜野は「『カズ』……確かにカッコいい。その呼び方は俺しかしないわけだから」と喜ぶも、当の二宮からは「いや……『二宮君』で」とかたくなに拒まれてしまった。この日は事前に映画公式Xで3人への質問を募集。「このトリオでまた共演するなら?」との質問には、『三国志』『水戸黄門』などの候補作が挙がる中、二宮は「『ゆとりですがなにか』とかは?」とまさかの提案。桐谷が「俺たち全然ゆとり世代じゃないし! 高校の時ポケベル持っていたけど!?」と爆笑するも、二宮は「凄いニセモノ感が出るけど、まったく知らない顔して同じことをやってみない?」と、劇中の3人同様に悪ノリしていた。
2023年11月01日2023年10月24日、俳優の桐谷美玲さんがInstagramを更新。全身が写った写真を投稿し、コーディネートを紹介しました。桐谷美玲『久々スカート』の理由は?デニムジャケットとブラックのスカートが素敵な、コーディネートを紹介した、桐谷さん。かわいさの中にかっこよさもある組み合わせが、よく似合っています。 この投稿をInstagramで見る 桐谷美玲(@mirei_kiritani_)がシェアした投稿 しかし、桐谷さんがスカートをはくのは、久しぶりだったとのこと。その理由を投稿文に添えていました。久しぶりのスカートなぜなら自転車漕がなくていい日だったから!!mirei_kiritani_ーより引用桐谷さんはこの日、自転車に乗る予定がなかったために、スカートをはくことができたといいます。逆にいえば、それほど頻繁に自転車に乗っているということ!もしかすると、夫で俳優の三浦翔平さんとの間に生まれた、息子さんの保育園の送迎などで、自転車に乗る機会が増えているのかもしれません。かわいらしくて、上品な立ち振る舞いをしているイメージの桐谷さんが、アクティブに自転車をこいでいるなんて、ギャップを感じますね!投稿には、ファンから驚きの声が多数上がっていました。・え!?そんなに日頃から自転車に乗っているんですか!?・そういうイメージはなかった!ちょっと見てみたいな…。・オシャレでかわいい!自転車に乗る時はスカートをはけないよね~。なお桐谷さんは、同年5月に『自転車爆走できますコーデ』を投稿していました。自転車に乗る時は、このようなラフな格好をしているようです! この投稿をInstagramで見る 桐谷美玲(@mirei_kiritani_)がシェアした投稿 生活スタイルに合わせてコーディネートを組む桐谷さんに、親近感がわいた人も多かった模様。今後も、さまざまな生活のシーンに合わせたスタイルを、SNSを通じて見せてくれることでしょう![文・構成/grape編集部]
2023年10月27日俳優の二宮和也が主演を務める映画『アナログ』(公開中)のメイキング映像が11日、公開された。同作はビートたけし初の書き下ろし恋愛小説の実写化作。手作り模型や手書きのイラストにこだわるデザイナーの水島悟(二宮)は、自らが内装を手掛けた喫茶店「ピアノ」で、謎めいた女性・みゆき(波瑠)と出会う。なぜか携帯を持っていないみゆきは「お互いに、会いたい気持ちがあれば、会えますよ」と言い、2人は毎週木曜日に「ピアノ」で会う約束を交わす。やがて思いを募らせた悟は、みゆきにプロポーズすることを決意するが、みゆきは突然「ピアノ」に現れなくなる。○■映画『アナログ』未公開アドリブシーンのメイキング映像公開今回公開されたのは、初めてのデートで緊張気味の悟(二宮)と、居酒屋の喧騒に不慣れな様子のみゆき(波瑠)、そんな2人を茶化しつつも温かく見守る幼なじみで親友の高木(桐谷謙太)と山下(浜野健太)の自然体な未公開アドリブシーンが収められたメイキング映像。メイキング映像では、二宮と波瑠が真剣な表情で集中しているかと思いきや、浜野の発言をきっかけに弾けた笑顔で現場を和ます様子が。また本編にはないアドリブシーンとして、高木が携帯を持たないみゆきにガラケーとスマホの違いを教えようとし、悟が「それぐらい知ってるよ! 迷惑かけないでよもう……!」とけん制し、みゆきを気遣う様子を見せ流姿も。さらに高木の提案で写真を撮ろうとし、悟が山下にちょっかいをかけたりするなど、リアルな友人同士のような空気が収められている。(C)2023「アナログ」製作委員会 (C)T.N GON Co., Ltd.
2023年10月11日二宮和也、波瑠共演の話題作『アナログ』よりメイキング映像が解禁された。ビートたけしによる小説を原作とした本作は、携帯を持たない女性との恋を描く、この秋一番の感動のラブストーリー。ついに公開を迎え、鑑賞後アンケートでは満足度92.7%と高評価を獲得し、20代~50代の女性を中心に「とにかく泣けた」「感動した」とのコメントが相次いでいる。SNS上でも賞賛の声が届いており、すでに二度三度と映画館に足を運ぶリピーターもいるようだ。そんな本作より、この度解禁となったのは、初めてのデートで緊張気味の悟(二宮和也)と、居酒屋の喧騒に不慣れな様子のみゆき(波瑠)、そんな2人を茶化しつつも温かく見守る幼なじみで親友の高木(桐谷健太)と山下(浜野謙太)の、超自然体な未公開アドリブシーンが収められたメイキング映像。映像では、二宮さんと波瑠さんが真剣な表情で集中しているかと思いきや、浜野さんの発言をきっかけに弾けた笑顔で現場を和ます様子や、本編では見ることのできない4人の姿が捉えられている。喫茶店で出会いみゆきに一目ぼれをした悟は、行きつけの焼き鳥屋に彼女を誘い、距離を縮めようとする。ドキドキしながらお店に入ると、そこにいたのは幼なじみの高木と山下。お店を変えようと提案する悟に対し、背中を押すようにみゆきは焼き鳥屋に入っていく。4人で同じテーブルを囲み、他愛もない話に花を咲かせるのだった…。メイキング映像では、携帯を持たないみゆきに、ガラケーとスマホの違いを教えようとする高木と、「それぐらい知ってるよ!迷惑かけないでよもう…!」と高木をけん制し、みゆきに嫌な思いをさせまいと気遣う悟のやり取りも切り取られている。さらに高木の提案で写真を撮ろうとするも、悟は山下にちょっかいをかけたりなど、本編には無いシーンながら、リアルな友人同士のやりとりを捉えたかのような様子が映し出されている。本作では、タカハタ秀太監督がリアルで等身大な人間模様を捉えるべく、長回しで撮影したうえで各シーンを構成したりといった工夫が凝らされているという。自然体な空気を追求する監督の要求に、二宮さん、波瑠さん、桐谷さん、浜野さんが見事に応え続けている様子がうかがえる。『アナログ』は全国にて公開中。(シネマカフェ編集部)■関連作品:アナログ 2023年10月6日より全国にて公開©︎2023「アナログ」製作委員会 ©︎T.N GON Co., Ltd.
2023年10月11日映画『アナログ』(公開中)の初日舞台挨拶が6日に都内で行われ、主演を務める二宮和也、波瑠、桐谷健太、浜野謙太、藤原丈一郎(なにわ男子)、板谷由夏、タカハタ秀太監督が登場した。同作はビートたけし初の書き下ろし恋愛小説の実写化作。手作り模型や手書きのイラストにこだわるデザイナーの水島悟(二宮)は、自らが内装を手掛けた喫茶店「ピアノ」で、謎めいた女性・みゆき(波瑠)と出会う。なぜか携帯を持っていないみゆきは「お互いに、会いたい気持ちがあれば、会えますよ」と言い、2人は毎週木曜日に「ピアノ」で会う約束を交わす。やがて思いを募らせた悟は、みゆきにプロポーズすることを決意するが、みゆきは突然「ピアノ」に現れなくなる。○■波瑠、桐谷健太にコメントを真似され「誰か~」爽やかな純白のドレス姿から美肌をのぞかせて観客を魅了した波瑠は、「すごいたくさんのお客様がいらっしゃって、ちょっと緊張します……」と、はにかんだ笑顔を見せる。「最近肌寒い日も出てきて、『アナログ』みたいな心温まる映画を観るのにちょうどいい季節になったかなと思います」とアピール。しかし、続いて挨拶した桐谷が「どんどん肌寒くなってきて……」と波瑠のコメントを丸パクリ。これに波瑠は「誰か~!」と周囲に助けを求めて、笑いを誘った。また、MCが「壇上に設置されたメッセージが書かれたパネルの中で気になるものは?」と波瑠に質問すると、なぜか桐谷が「え、どうしよう……」と反応。二宮が「さっきの(丸パクリの)コメントも……(波瑠に)改名したいんじゃない?」と疑いをかけると、波瑠も「怪しいなぁ! (名前を)取られちゃう!」と会場を盛り上げた。イベント中盤、「長年大切にしていること」についてキャスト陣が話すと、波瑠は「何を言ってんだと思われるかもしれないんですけど、普通に生活すること」と回答。「朝起きて、家で簡単にご飯を食べて、散歩に行ったりして、暗くなったら帰ってきてみたいな……」と丁寧な暮らしを意識していることを明かし、「暗くなるとすごく寂しい気持ちになってきちゃうんですよね……夕方くらいに帰宅したい」と話した。
2023年10月06日大政絢さんが、佐藤ありささん・桐谷美玲さんと温泉旅行に行ったことをInstagramで報告。「こうやって一緒に旅行できることは大人になってより贅沢な時間だな、としみじみ」 この投稿をInstagramで見る 大政 絢(@aya_omasa_official)がシェアした投稿 大政絢さんが「ありさ、美玲と温泉旅に」とのコメントとともに佐藤ありささん・桐谷美玲さんと3人で撮影された写真を自身のInstagramに投稿。和室でごはんを前に浴衣を着た3人が、笑顔で写った写真となっており、部屋の落ち着いた雰囲気と、3人の華やかなオーラが相まった素敵なショットとなっています。この3人はかつて、セブンティーンモデルとしても活躍していたことから、「大好きなメンバーです」「美の大渋滞」「学生の時からの憧れの3人」などと当時を懐かしむ声が殺到。「こうやって一緒に旅行できることは大人になってより贅沢な時間だな、としみじみ」と大政さんも語っており、存分に楽しめた様子。3人が集まっている様子は定期的にアップされているので、今後も3人のショットに期待できるかも!?大政さんのInstagram、要チェックです。
2023年09月01日俳優の二宮和也が主演を務める映画『アナログ』(10月6日公開)の本編映像が31日、公開された。同作はビートたけし初の書き下ろし恋愛小説の実写化作。手作り模型や手書きのイラストにこだわるデザイナーの水島悟(二宮)は、自らが内装を手掛けた喫茶店「ピアノ」で、謎めいた女性・みゆき(波瑠)と出会う。なぜか携帯を持っていないみゆきは「お互いに、会いたい気持ちがあれば、会えますよ」と言い、2人は毎週木曜日に「ピアノ」で会う約束を交わす。やがて思いを募らせた悟は、みゆきにプロポーズすることを決意するが、みゆきは突然「ピアノ」に現れなくなる。○■二宮・桐谷・浜野が大盛り上がり『アナログ』本編映像今回公開されたのは、焼き鳥屋でみゆきに思いを馳せる悟に、幼馴染で親友の高木(桐谷健太)と山下(浜野謙太)が茶化しつつも、激励を送るシーンの本編映像。このシーンの撮影は初日に行われ、初めて顔を揃えた3人だったが息はぴったり。それでも「昔からの幼馴染としてはまだ微妙にかみ合っていない」と感じたタカハタ秀太監督は、台本にない芝居に10分以上カメラを回し続けたそう。アドリブだらけの自由演技となったが、3人は終始楽しそうな様子で大盛り上がり。撮影の合間も談笑する姿が見られるようになった。タカハタ監督は悟と親友2人のシーンについて、「3人のバランスもとても良かったです。桐谷さんがなんとなく場を回していた感じもありつつ、それをのらりくらりかわす二宮さんと、ハイテンションで受けてくれる浜野さん。あの初日の撮影で、3人がそれぞれの役をしっかりつかんでくれたように思いますね。3人ともスキルが高い人たちなので、撮影を楽しんでくれていたと思います」とコメント。また、悟を演じた二宮も「どこまで本編で使われているのかどうか含めて楽しみですね(笑)。見る方たちがどういった印象を受けるのかというのは楽しみなところではあります」とアドリブシーンについて振り返っている。(C)2023「アナログ」製作委員会 (C)T.N GON Co., Ltd.
2023年08月31日二宮和也、波瑠共演の『アナログ』より、本編映像が解禁された。ビートたけしによる原作小説を映画化した本作は、二宮和也演じる主人公の悟と、波瑠演じる携帯を持たない謎めいた女性・みゆきの、「会うこと」を大切にして育まれる恋愛を描く感動作。この度解禁された本編映像では、みゆきに想いを馳せる主人公・悟に、桐谷健太と浜野謙太演じる悟の親友2人が、茶化しつつも、激励を送る様子が捉えられている。このシーンの撮影は初日に行われた。3人は初めて顔を揃えたが、初日の撮影とは思えない程、息はぴったりだったという。一気に賑やかになった現場だったが、それでも「昔からの幼馴染としてはまだ微妙にかみ合っていない」と感じたタカハタ監督は、なんと台本にない余白の芝居に10分以上カメラを回し続けた。自由な演技でアドリブばかりとなったが、3人は終始楽しそうな様子で、笑い合いながら酒の席ならではの話題で大盛り上がり。これにより空気はさらに柔らかくほどけ、撮影の合間も談笑する姿が見られるようになったそうだ。監督は悟と親友2人のシーンについて、「3人のバランスもとても良かったです。桐谷さんがなんとなく場を回していた感じもありつつ、それをのらりくらりかわす二宮さんと、ハイテンションで受けてくれる浜野さん。あの初日の撮影で、3人がそれぞれの役をしっかりつかんでくれたように思いますね。3人ともスキルが高い人たちなので、撮影を楽しんでくれていたと思います」と、絶妙なバランスがあったからこそ、自然体な姿が撮影できたと語った。また悟を演じた二宮さんも、「どこまで本編で使われているのかどうか含めて楽しみですね(笑)。見る方たちがどういった印象を受けるのかというのは楽しみなところではあります」と、桐谷さん、浜野さんとのアドリブシーンについてふり返っている。同年代なら誰もが共感してしまうような、微笑ましい等身大の3人の友情にも注目してほしい。『アナログ』は10月6日(金)より全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:アナログ 2023年10月6日より全国にて公開©︎2023「アナログ」製作委員会 ©︎T.N GON Co., Ltd.
2023年08月31日映画『アナログ』の本編映像が公開された。『アナログ』はビートたけしによる同名小説が原作。喫茶店「ピアノ」で出会った主人公・悟(二宮和也)と、携帯電話を持たない謎めいた女性・みゆき(波瑠)は、互いの連絡先を交換せずに週に一度、木曜日にピアノで会うという約束を交わす。2人でかけがえのない時間を積み重ね、悟はみゆきの素性を何も知らぬままプロポーズする事を決意するも、みゆきは突然姿を消してしまう――。公開された映像は、焼き鳥屋でみゆきに想いを馳せる悟に、幼馴染で親友の高木(桐谷健太)と山下(浜野謙太)が茶化しつつも激励を送るシーン。このシーンの撮影は初日に行われ、3人は初めて顔を揃えたのだが、初日の撮影とは思えない程、息はぴったり。一気に賑やかになった現場だったが、それでも「昔からの幼馴染としてはまだ微妙にかみ合っていない」と感じたタカハタ秀太監督は、なんと台本にない余白の芝居に10分以上カメラを回し続けた。自由演技でアドリブばかりとなったが、3人は終始楽しそうな様子で、ゲラゲラ笑い合いながら酒の席ならではの男同士の話題で大盛り上がり。これにより空気はさらに柔らかくほどけ、撮影の合間もナチュラルに談笑する姿が見られるようになった。監督は悟と親友2人のシーンについて、「3人のバランスもとても良かったです。桐谷さんがなんとなく場を回していた感じもありつつ、それをのらりくらりかわす二宮さんと、ハイテンションで受けてくれる浜野さん。あの初日の撮影で、3人がそれぞれの役をしっかりつかんでくれたように思いますね。3人ともスキルが高い人たちなので、撮影を楽しんでくれていたと思います」と、絶妙なバランスがあったからこそ、自然体な姿が撮影できたと語った。また二宮は、「どこまで本編で使われているのかどうか含めて楽しみですね(笑)。見る方たちがどういった印象を受けるのかというのは楽しみなところではあります」と、桐谷、浜野とのアドリブシーンについて振り返っている。映画『アナログ』本編映像<作品情報>映画『アナログ』10月6日(金) 公開(c)2023「アナログ」製作委員会 (c)T.N GON Co., Ltd.関連リンク公式サイト:::
2023年08月31日劇団「ハイキュー!!」旗揚げ公演の公開ゲネプロが18日に東京・品川プリンスホテル ステラボールで行われ、加藤憲史郎、若林星弥、藤林泰也、須賀健太(演出)が取材に応じた。古舘春一氏による大人気バレーボール漫画『ハイキュー!!』を舞台化した同作。2015年から2021年まで上演されていたハイパープロジェクション演劇「ハイキュー!!」シリーズから、新たに劇団「ハイキュー!!」として生まれ変わり、前作で主人公・日向翔陽を演じていた須賀健太を演出家に迎え、8月19日〜27日まで上演される。○須賀健太、初演出に挑戦今回初演出に挑戦した須賀は「お話をいただいたのが1年くらい前なんですけど、この稽古が始まってからの1カ月弱というのは本当に目まぐるしく過ぎていって、1日ってこんなに短いんだって改めて感じていました。普段役者をやらせていただいているので、新しい形で舞台や表現に向き合った時間だなと思ったんですけど、より好きになった瞬間もたくさんありましたし、彼らにすごく父性が芽生えました」としみじみ。演出家としては「意外とキャストの年齢の幅もある分、僕も同年代と言っていいくらい年齢が近かったりするし、普段役者をやってるし、初演出ということで、言うことを聞いてもらえるかみたいなところもあったので、しっかりと目つきを変えて芝居の話をするのは心がけてやっていました」と心境を吐露。「今までのシリーズを演じていたからこそできる動きとか、バレーのフォームだけでなくパフォーマンスとしてどう見せるかというアプローチは経験がある方なので、そこはアドバイスをしたりしてました」と振り返った。○キャストからの感想は?「演出家・須賀健太」について聞かれると、藤林は「最初のオーディションの時、めちゃくちゃ怖かったんですよ。俳優の人が見るのと、演出家の方が見るのって全然違うだろうし、同業の方だからこそ『お前、何ができるんだよ』と見られてる感じがして、絶対この人厳しいんだなと。できる方なので、『俺だったらこうやるよ』という方かと思ったら、想像の何十倍も優しい方で、人が提出したものを一回飲み込んで、こっちの方がいいっていう演出をつけてくれる」と感謝。「それでいて俳優さんとしての目線も的確なアドバイスがあったので、皆さんやりやすかったと思っています」と絶賛した。若林も「演出家としても素晴らしい方なんですけど、いち俳優さんとして寄り添ってくださったので、『ここをこういう感じのセリフでこういう心情で言ってるんだけど、こういうふうに言ってみたら』というのも俳優の大先輩としていろいろ意見してくださって。僕も初めて舞台やらせていただいて、基礎からノウハウも教えていただいたので、僕のこれからの軸になることを一から教えてくださって、頭が上がらない」という。加藤は「須賀さんの笑顔が大好きです」と告白し、「僕は須賀さんがもともと日向をやられてたのもあって、『こういうスタンスだと表現がしやすい』とか『こういう言い方や動き方だと、セリフを言いやすくなるんだ』というのをたくさん教えていただいて、たくさん吸収させていただいて、頭が上がらないです」と頭を下げ合っていた。改めて同作の面白さについて聞かれると、須賀は「すごく共感できる人間ドラマが散りばめられているところが1番の魅力だなと思っていて、バレーボールの漫画ということで派手そうだったり、必殺技がで得てくるものを想像されやすい漫画だけど、読んでみると宮城の田舎にある高校に色んな思いを持って集まった子たちがチームになって、敵のチームと交流していって、各々が成長していくという人間ドラマが根本に描かれている」と魅力を表す。「人が生きていく中で思う色々な感情がリアルに漫画の中に落とし込まれているので、演劇にした時に絶対に嘘にならない。原作自体がリアルで共感性の高いものなので、生身で演じたら、そりゃあ感情移入できるはずだし泣けるし笑えるし、現実世界でも飛び回れる、演劇においても親和性の高い作品。そこが魅力なんじゃないかなと思っています」と語った。
2023年08月19日ドラマ好きなイラストレーター、ゆう。(@yamapyou)さんが、2023年4月スタートのテレビドラマ『ケイジとケンジ、時々ハンジ。』(テレビ朝日系)の見どころをつづります。ドラマ『ケイジとケンジ、時々ハンジ。』(毎週木曜よる9:00~)がついに最終回を迎えた。「チームの団結力は共通の敵を作ると簡単に高まる」と一般的によく言われているが、まさにその言葉を体現する、素晴らしい最終回であった。これまで幾度となくぶつかりあってきた刑事、検事、判事が、ラスボス・闇バイトの指示役「キング」と名乗る人物を捕まえるために一つになった。特に立場がそれぞれ異なるため、ギスギスすることが多かった刑事と検事。キングが新たに殺しの闇バイトを募集したシーンでは、仲井戸(桐谷健太)はキングの尻尾をつかむため、闇バイトに応募した。おとり捜査は禁止されているため、周りから「これ以上はダメだ」と言われるも、これ以上被害を出したくない仲井戸は捜査の続行を必死に訴えていた。すると、二階堂(北村有起哉)が捜査の責任は自分が請け負うと言い出す。これまで少し頼りないようにも見えていた二階堂が、とても頼もしく見えた。おとり捜査という危険な行動に恐れず立ち向かう仲井戸。そして、またこれまであまり事件中には活躍が少なかった原口(岡崎紗絵)や岸本(長井短)も、華麗なアクションを見せるなど、それぞれのキャラクターが犯人逮捕に向け、必死に行動していた。今までにないほどの勇敢でエネルギーのある姿はとても印象的であった。最終回でチームの一致団結が描かれたことで、これまでのストーリーを見てきた視聴者にとってはやはり熱い気持ちになったことは間違いないだろう。せっかくなので、このドラマを盛り上げたキャラクターたちが特に活躍した回を振り返る。主人公・仲井戸の魅力が光った第2話第2話では人気俳優が地元の横浜で何者かにスパナで殴られ、顔を蹴りつけられるという傷害事件。俳優として売れていない田中克也(橋本淳)に「なあ、田中。どこの世界でもイケてるやつもいれば、そうじゃないやつもいるんだよ」と情に訴えかけるシーンなどが印象的である。どんな人間でも話す相手には気を遣うものだろう。それを、良い意味で気を遣わず、近い距離で接することができるのが仲井戸の良さであると思う。自分の思っていることを発言したり、たとえ上司だろうと間違っていることは、はっきりと「間違っている」と伝える。そうやって、等身大で相手にぶつかることができる人は、なかなかいないだろう。そして、そんな態度をとろうとも、なんだか憎めないのがすごい。羨ましいとさえ思う。だから視聴者は仲井戸のキャラクターに惹かれてしまうのかもしれない。そんな仲井戸の良さを見ることができたのが第2話である。新係長になった目黒がかっこいい第5話主人公の次にこのドラマを盛り上げたのは間違いなく、目黒元気(磯村勇斗)である。第4話で退職した江戸係長(古田新太)の後任として、第5話からは目黒が横浜みなとみらい署の係長となった。誰よりも自信とプライドを強く持ち、仕事に専念していた目黒が役職に就くことで、より責任感が増したのだろう。係長になってからの目黒は男らしくたくましかった。仕事のできるエリートな姿、おもしろ流暢な英語を喋るお茶目な姿、恋愛不器用な姿、いろんな顔を見せてくれた彼は最高のキャラクターであると思う。3か月間、視聴者を楽しませてくれた『ケイジとケンジ、時々ハンジ。』。特徴的なのはテンポの良い会話劇。シリアスなシーンも描きながら、時にはクスッと笑いを誘う場面が豊富に含まれていた。テンポの良い掛け合いやコミカルなシチュエーション、言葉選びもやはり一味違う。涙と笑いあり、そして自分も頑張ろうと思える元気をくれた本作には、とてつもない魅力がある。またいつか、横浜みなとみらい署の刑事たちと検事と判事らが、一緒になって事件を解決する姿を見れる日が来ることを願っている。素敵な作品に出会えた今期に感謝します。コラム連載に最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。[文・構成/grape編集部]
2023年06月21日8月25日(金)にBlu-ray&DVD-BOXが発売される、桐谷健太&佐野玲於(GENERATIONS)らが出演するドラマ「インフォーマ」の特典内容が決定した。本作は、沖田臥竜の同名小説のドラマ化。あらゆるジャンルに精通する情報屋・木原慶次郎と、週刊誌の記者・三島寛治が、警察、ヤクザ、裏社会の住民たちを巻き込み、謎の連続殺人事件を追うクライムサスペンス。映像特典のインタビューでは、桐谷さんと佐野さんをはじめ、森田剛、原作:沖田臥竜、藤井道人監督の単独インタビューを収録。台本を読んだ感想として桐谷さんは、“アウトロー”だけではなく、様々な要素が詰まった作品だと語り、木原という役どころも自分にしかできない役だとし、計算ではなく直感で演じられたと話す。佐野さんも、これほど面白く、ワクワクさせられる作品はなかなかないと自信をみせつつ、周りのキャスト・スタッフに助けられたとふり返る。また、森田さんはアクションシーンについて、前半落ち着いた感じになっているが、後半はハードで頑張って演じたと静かに語っている。またメイキングでは、「“ポンコツ2号”恐怖!大乱闘シーンメイキング」「現場緊迫!カーアクション!」「インフォーマの“原点”木原&“ポンコツ1号”VS冴木」「クランクアップ」など、撮影の裏側に密着した映像を収録。逃走する車と対するスタントシーンは圧巻。愛之介役・横浜流星の喧嘩シーンでは、スタッフ指導の下、シーンの流れで急遽変わるアクションをすぐに体現する姿も楽しめる。なお、Amazon・楽天ブックスほか各ネットショップでは、商品購入者にオリジナル特典が先着付与される(※数量に限りがございます。また、デザインは変更になる場合がございます)。「インフォーマ」Blu-ray&DVD-BOXは8月25日(金)発売。(cinemacafe.net)
2023年06月11日桐谷健太主演「ケイジとケンジ、時々ハンジ。」が6月8日の放送回でフィナーレを迎えた。桐谷さんとゲスト出演した佐野玲於さんとの“共演”に「インフォーマ」を連想する視聴者が続出。「二人の共演が再び見られて嬉しかった」などの声が上がっている。桐谷さんが出演、福田靖が脚本を手がけ2020年に放送された「ケイジとケンジ 所轄と地検の24時」の続編として、元体育教師という異色の経歴を持つ刑事の仲井戸豪太と、その妹の立会事務官・仲井戸みなみを中心に、彼らを取り巻く刑事と検事、判事たちの姿をコミカル&ビターに描いてきた本作。仲井戸豪太を桐谷さんが演じ、怒ると関西弁が出る立会事務官・仲井戸みなみに比嘉愛未。アメリカに2年間赴任していた目黒元気には磯村勇斗。豪太らの同僚刑事・原口奈々美に岡崎紗絵。同じく同僚の刑事・岸本凛に長井短。検事の矢部律子に中村アン。みなみが好きな検事・二階堂俊介に北村有起哉。目黒が想いを抱く横浜地方裁判所みなと支部判事の諸星美沙子に吉瀬美智子。みなとみらい署初代署長になった牛島正義に伊藤淳史といったキャストも出演した。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。一軒家に押し入って老夫婦を拘束、金庫から500万円を奪う強盗事件が発生する。豪太たちは犯行に及んだ3人組の男を次々と割り出し、スピード逮捕する。ところが3人は闇バイトの募集サイトで集められた、互いに面識のないメンバーだったことが判明。彼らに犯行を指示した“キング”は、この1年の間に少なくとも15件の強盗事件に関わり、警察がマークし続けるも未だ正体不明の存在だった。豪太たちは実行犯が起訴されるまでにキングの正体を突き止めようとするが、最大20日間の勾留期間が終了してしまう。そんななか被害に遭った老夫婦のもとに突然500万円が送られてくる。送り主はモデルの森野さやか(横田真悠)と判明するが、さやかに事情を聞いた豪太らは彼女の婚約者・阿久津守(佐野さん)がキングではないかとにらむ…。当初は優しくさやかに接していた阿久津だったが、さやかの様子を不審に感じ途端に表情を変える…視聴者からは「阿久津守がキングなの?」「阿久津守!女の子泣かせたらダメでしょー!」「インフォーマのポンコツ2号君とはエライ違いの冷酷な男の雰囲気ね…」などといった声が。阿久津役の佐野さんは「インフォーマ」でも桐谷さんと共演していることから「桐谷健太と佐野玲於ちょっと前まで一緒に悪を成敗してたのに、対立関係になっちゃった」「あんまり佐野玲於さんと桐谷健太さんの対決にはならなかったけど、お二人の共演が再び見られて嬉しかった」「阿久津くん(佐野玲於初の犯人役)を逮捕してくれたのが仲井戸刑事(桐谷健太)で良かった」など、2人の再共演に触れたコメントも多数SNSに投稿されている。(笠緒)
2023年06月09日ドラマ好きなイラストレーター、ゆう。(@yamapyou)さんが、2023年4月スタートのテレビドラマ『ケイジとケンジ、時々ハンジ。』(テレビ朝日系)の見どころをつづります。毎週、木曜の夜を楽しませてくれたテレビドラマ『ケイジとケンジ、時々ハンジ。』(テレビ朝日系)が、次の放送で最終回を迎えようとしている。本作の他の刑事ドラマと一味違う面白さは、テンポの良い会話劇が繰り広げられるところだろう。上司と部下、刑事と検事、兄と妹、さまざまな関係において展開される、小ボケとなめらかなツッコミのテンポに気付けばハマってしまい笑顔になっている。また本作は、事件のトリックや犯人探しではなく、人間関係に重きを置いているところも他の刑事ドラマとは違った良さがあった。犯人とその犯行手口はわかりやすく描かれているのに対して、動機や人間関係が複雑で「なぜ事件を起こした?」「どうしてやってしまった?」と興味を掻き立てられる構図になっている。そもそも事件はすべて人間が起こしたものなのだ。そこには必ず動機があって、理由がある。人間関係や人間の心理の複雑さが丁寧に描かれているところが、なんといってもこのドラマのポイントだろう。本作の良さを語ったところで、最終回に向けこれまでの名場面を振り返る。第1話:横浜みなとみらい署強行犯係の始まりなんといってもあの個性的なメンバーが集まった初回は忘れられない。ここからすべては始まったのだ。アメリカ赴任から戻ったばかりの目黒(磯村勇斗)の英語や、原口(岡崎紗絵)や岸本(長井短)のクセの強さを感じさせられる自己紹介が印象的である。そして第1話はゲストにアイドルグループ『なにわ男子』の大橋和也が登場した回でもある。事件について何かを隠していることが伝わる絶妙な演技を見事に演じてみせた。仲井戸(桐谷健太)との取り調べシーンで少しずつ心を開いていく様子も丁寧で、大橋和也の演技がもっと見たくなる、そんな回でもあった。第3話:諸星美沙子が腕を切りつけられる事件第3話にて初めて、身内が被害者となる回があった。被害者は『氷点下100度の女』の異名を持つ、諸星(吉瀬美智子)。その異名を改めて認識させられた回でもあった。見知らぬ相手に切りつけられたというのに、諸星は仕事中に感情を一切見せず、怯えたり、動じたり、感情的にならない彼女の芯の強さが伝わった。そんな彼女の護衛を担当していた目黒。その際、さりげなく諸星に食事を誘われてから、彼女の虜になったのだろう。目黒の「これからは僕が判事を守ります」「彼女のこと理解してますから」といった発言に仲井戸も視聴者も、皆が驚かされた。この回を機に、目黒と諸星の関係は少しずつ進展していく様子が描かれる。モテる女の余裕を見せる諸星に対して、ガチガチに緊張している、いかにも恋愛初心者な目黒が対比的でまた面白い。「この恋は進展するのか?」と気になるところだが、最終回に期待しようと思う。第8話:仲井戸の兄妹愛ドラマの中でも幾度となく私たちを楽しませてくれていたのは、仲井戸兄妹だ。検事に無礼な発言をする豪太を叱りつける妹のみなみ(比嘉愛未)と、反抗期の子供のように言い換える兄の豪太。テンポの良い兄妹の口喧嘩が始まり、最後はみなみの力の入った怒鳴りで収束する流れも見どころであった。そんな喧嘩ばかりの二人であったが、第8話では深い兄妹愛が感じられた。みなみが被疑者の女性の車に乗り込み、行方がわからなくなった状況で、誰よりもみなみを心配していたのは豪太だった。そして事件の真相を暴くため、「弱い人を助けるために刑事になったんだから、助けてよお兄ちゃん。お願い」と泣きながら豪太に頼むみなみの姿は、兄を信頼し、誰よりも頼りにしている様子が伝わってきた。喧嘩ばかりの二人だったが、お互いを想いあっている姿を見ることができた良回であったといえる。以上、これまでの『ケイジとケンジ、時々ハンジ。』を振り返ってみたが、「ああ、そんな場面もあったな」と少しでも思い出し、懐かしんでもらえていると嬉しい。最終回はいったいどんな展開で私たちを楽しませてくれるのか、非常に楽しみだ。2023年6月8日(木)よる9:00~、横浜みなとみらい署強行犯係のラストミッションを一緒に見届けよう!『ケイジとケンジ、時々ハンジ。』Tverで配信中視聴はコチラから[文・構成/grape編集部]
2023年06月05日俳優の二宮和也が主演を務める映画『アナログ』(10月6日公開)の追加キャストが2日、明らかになった。同作はビートたけし初の書き下ろし恋愛小説の実写化作。手作り模型や手書きのイラストにこだわるデザイナーの水島悟(二宮)は、自らが内装を手掛けた喫茶店「ピアノ」で、謎めいた女性・みゆき(波瑠)と出会う。なぜか携帯を持っていないみゆきは「お互いに、会いたい気持ちがあれば、会えますよ」と言い、2人は毎週木曜日に「ピアノ」で会う約束を交わす。やがて思いを募らせた悟は、みゆきにプロポーズすることを決意するが、みゆきは突然「ピアノ」に現れなくなる。今回、悟(二宮)とみゆき(波瑠)と親しい役柄を演じる追加キャストが発表。悟の小学生以来の友人で、大人になった今も連絡を取り合い、良き相談相手となる高木淳一役を桐谷健太、同じく小学生以来の友人で、高木とともに悟の恋の行く末を見守る山下良雄役を浜野謙太が演じる。3人の共演シーンでは、タカハタ秀太監督の発案でアドリブが多く取り入れられ、まるで本当の友人同士のような空気感を醸し出している。さらに、みゆきの姉・香津美を板谷由夏が演じるほか、悟の母・水島玲子役に高橋惠子、悟とみゆきが出会う喫茶店「ピアノ」のマスターで、ふたりの恋を陰ながら見守る田宮役にリリー・フランキーと豪華キャストが顔をそろえる。
2023年06月02日二宮和也、波瑠の初共演作『アナログ』。この度、桐谷健太、浜野謙太、板谷由夏、高橋惠子、リリー・フランキーら実力と個性を兼ね備えた豪華キャストが集結することが分かった。二宮さん演じる主人公の悟と、波瑠さん演じる携帯を持たない謎めいた女性・みゆきが、携帯電話で気軽に連絡が取れる現代に、あえて連絡先を交換せずに、週に一度だけ“会うこと”を大切にしてゆっくりと関係を紡いでいく本作。桐谷健太二宮さんと『ラーゲリより愛を込めて』でも共演した桐谷健太は、悟の小学生以来の友人で、大人になったいまも連絡を取り合い、良き相談相手となる高木淳一を演じる。同じく小学生以来の友人で、高木とともに悟の恋の行く末を見守る山下良雄役は、独特の存在感と強烈なキャラクターでアーティストや俳優など多彩な活躍を見せる浜野謙太。一方、ミステリアスな女性みゆき(波瑠さん)の姉・香津美を演じるのは板谷由夏。『SUNNY 強い気持ち・強い愛』、主演映画『夜明けまでバス停で』などで魅せた確かな演技で、とある劇中人物と観客の心を大きく揺さぶる。板谷由夏さらに、悟の母・水島玲子役に、50年以上にわたり映画・舞台・ドラマなどで活躍する高橋惠子を起用。気丈で明るく、時には強い言葉で息子の恋を応援する魅力的な母親を説得力たっぷりに演じる。また、リリー・フランキーは、悟とみゆきが出会う喫茶店「ピアノ」のマスターで、ふたりの恋を陰ながら見守る田宮を演じる。路地裏の喫茶店にいそうな風貌と常に静かな微笑みの佇まいは彼にしか演じられないはまり役。なお、恋をする悟(二宮さん)、独身の高木(桐谷さん)、妻子のいる山下(浜野さん)の3人は性格も境遇も全く違うが、彼らが共演するシーンは、タカハタ秀太監督の発案でアドリブが多く取り入れられ、まるで本当の友人同士のような空気感を醸し出しているという。そんな息のあったキャストの演技にも注目だ。『アナログ』は10月6日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:アナログ 2023年10月6日より全国にて公開(C)2023「アナログ」FP(C)2023 T.N GON Co., Ltd.
2023年06月02日所轄の刑事と地検検事、そして裁判所の判事の人間模様を描く『ケイジとケンジ、時々ハンジ。』に主演中の桐谷健太さん。演じるのは、元体育教師の刑事・仲井戸豪太。人情味に溢れ一本気で、とにかく熱い!「豪太は自分の感覚を信じられる男。愚直ゆえに、人から煙たがられ、つまずいたり転んだりもするんですけど、すぐ立ち上がる!そうした泥くさくも逞しいところや『こう生きたい』という強い想いが、豪太の魅力でありカッコいいところですね」豪太は、磯村勇斗さん演じるエリート刑事・目黒、通称メグちゃんとバディを組む。「メグちゃんの合理的な性格との比較によって、豪太という人間がわかってくるのがバディの楽しさ。ただ、このドラマって実は、刑事も検事も判事も、キャラクターそれぞれとバディなんです。考えや立場の違いからぶつかっても、犯罪をなくしてよりよい世界にしたいという想いは同じ。僕ら役者も、良質な作品を作りたいという、同じところに向かっているから『ここはこういう間でいこう』とか事前に話し合わなくても、自然とピタッと息が合うんですよね。本当に素敵な現場です」芸達者で豪華な共演者の面々。あえてひとりを選んでいただくと…。「先輩刑事役の古田新太さんは、びっくりするくらいふざけたことを話す人なんですけど(笑)、ふわっとしていると思ったら急にガツンとした芝居を入れて起爆剤になってくれます。カンフー映画で、掃除してたおっちゃんが実はものすごいカンフーの使い手だったみたいなことあるじゃないですか。あんな感じです。いまや珍しく貴重な存在なので僕は役者界の絶滅危惧種と呼び、たくさんのことを学ばせてもらってます」1話完結で、毎回さまざまなゲストがドラマを盛り上げるのも見どころ。第1話には、なにわ男子の大橋和也さんが登場した。「自分で考えてきたプランなのか、その場でパッと出たのかわからないんですけど、大橋くんが演じた役の心情が見える芝居をリハーサルでやってくれたのが嬉しくて、『台本にはないけど、本番もそれでやってね』って伝えました。どのゲストの方に対しても、芝居に集中できる気持ちのいい空気を保ちながら、待ち時間も楽しくいられたら最高!でも、誰よりも僕自身が撮影が楽しくて幸せだから、無理してやっていることは何もないですよ」本作は2020年1月期に放送された連続ドラマの第2弾。前回はコロナ禍が始まった時期と重なった。「とにかく最後まで撮り切ることに必死でしたね。経験値を上げることができたことに、すごく感謝しています。その後、緊急事態宣言が発令されて仕事が一気になくなり、どんな自分が好きなのか、どう生きたいのかといったことをたくさん感じた時間になりました。そして、苦しいことや辛いことがあったとしても、結局は、好きなことをやるために生まれてきたんちゃうん?みたいなシンプルな感覚に気づけたんです。この3年で桐谷健太自身が大きく進化をしているので、自信を持って豪太を演じれば、おのずと豪太の成長も見せられると思っています」『ケイジとケンジ、時々ハンジ。』人情派刑事の仲井戸の前に立ちはだかるのは、日本屈指の頭脳を持つ検事チームと判事チーム。サスペンス要素に、濃いキャラクター陣のコミカルな会話を織り交ぜ、大人のビターな群像劇が軽快に描かれる。テレビ朝日系にて、毎週木曜21:00~放送中。きりたに・けんた1980年2月4日生まれ、大阪府出身。2002年、『九龍で会いましょう』でデビュー。今秋、北野武監督作『首』が公開。歌手としても活躍し、’16年、NHK紅白歌合戦に出場。昨年「夢のまた夢」を発表。※『anan』2023年5月31日号より。写真・小笠原真紀インタビュー、文・小泉咲子(by anan編集部)
2023年05月30日「朝は保育園に送るまで、1分1秒が勝負なので」桐谷美玲さんは2018年に俳優の三浦翔平さんと結婚し、2020年7月に第一子となる長男が誕生。Instagramでは、慌ただしい子育て中でもパパッとキマる、おしゃれなコーデを披露しています。そのひとつが「タンクワンピとシャツワンピがドッキングしていてレイヤード風の綺麗な抜けを作れる優秀ワンピ」。忙しい朝でも着るだけでコーデが完成し、着心地も良いワンピースは鉄板ですよね。子どもと一緒だと、どうしてもアクティブに動かざるをえないシーンも多々ありますが、下にパンツを合わせれば多少めくれても気になりません。それは桐谷さんも同じようで、「忙しい朝も、これ着るだけでキマるから助かるー」「朝は保育園に送るまで、1分1秒が勝負なので笑」といったコメントも大きな共感を呼んでいます。別の日には「せめてもの肌見せとジャケットこんな日もあっていいよね。笑」と、スウェットパンツにジャケットを合わせ、おへそをチラリとのぞかせたコーデを披露。ラフな印象が強いスウェットパンツも、ジャケットを合わせれば部屋着感が薄れ、ちょうど良くなりますね。自転車移動も多いという桐谷さんは、「私の相棒である自転車、爆走できますコーデ」もアップ 。白のロンTにブラウンのゆったりしたパンツというカジュアルコーデながらも、サングラスやネックレスが良いアクセントになっています。それぞれのアイテムにこだわりが感じられる桐谷さんのママコーデ。Instagram投稿のコメント欄には「ママになってからもずっとお綺麗で変わらないですね」「こんなお洒落なコーデで送り迎えですか!自慢のお母さんじゃないですか!」「こんな素敵なママ、息子さんは自慢したくなる時が来るはずです」と好意的な声が寄せられています。✅三浦翔平さんが2歳息子の子育てで後悔していること「あのYouTube見せなきゃよかった……」「産後おしゃれを楽しめなくなった」というママも…ママコーデの定番といえばワンピース。出勤時はワンピースの上にジャケットを羽織って、オフの日はジャケットの代わりにカーディガンやフーディなどをプラスすれば印象が変わりますし、オンオフ問わず使えます。上下のアイテムをそれぞれ選ぶより時短になるところも、忙しいママには人気ですよね。ワンピースの中でも特におすすめなのがシャツワンピース。そのまま着るのはもちろん、羽織りアイテムにしたり、上からニットなどを重ねて着たり、下にパンツを履いてもスカートを重ねても良かったりと、1枚持っておくとコーデの幅が格段に広がります。妊娠~出産後は体型が変化することもあり、以前のようにおしゃれを楽しめないという人も少なくありませんが、選ぶアイテムを工夫すれば体型カバーは叶います。二の腕が気になるならドルマンスリーブのトップス、太ももとおしりが気になるならタックパンツやテーパードデニムを選ぶなど……シルエット次第で印象が大きく変わるのも、おしゃれの面白いところです。「今の自分」に似合うものを探してみてください。
2023年05月19日ドラマ好きなイラストレーター、ゆう。(@yamapyou)さんが、2023年4月スタートのテレビドラマ『ケイジとケンジ、時々ハンジ。』(テレビ朝日系)の見どころをつづります。「犯人は誰?動機はなんだろう?」と刑事ドラマ特有の疑問を抱かせる前半から、いつもどんでん返しが繰り広げられるテレビ朝日系木曜ドラマ『ケイジとケンジ、時々ハンジ。』。元体育教師という異色の経歴を持つ刑事・仲井戸豪太(桐谷健太)が個性豊かな同僚の刑事と検事に加え、一風変わった判事(裁判官)と事件を解決に導く、緊迫感あふれるサスペンスとユーモアが交差する大人の群像劇である。『ケイジとケンジ、時々ハンジ。』第4話は餃子泥棒事件無人の餃子店に目出し帽をかぶった3人組が侵入し、冷凍餃子126パックを盗んだ上、鉢合わせになった女性を突き飛ばして逃走した事件の捜査が始まった。強行犯係の仲井戸豪太(桐谷健太)らは、盗まれた餃子がフリマアプリに出品されていることを突き止め、出品者が大学生の三鷹蒼(濱田龍臣)であることを発見する。しかし、三鷹はアカウントが乗っ取られたと主張し、関与を否定。更に、三鷹とボイスチャットをしていた女子高生が、係長である江戸一(古田新太)の娘である陽葵(飯沼愛)だと判明する。陽葵がアリバイ工作に関わっているのではないかと疑惑が深まり、検察チームも苦戦を強いられる事態に発展する。江戸係長が下した決断陽葵の疑惑も晴れ、無事に事件は解決した。父親含め多くの刑事に疑われていた陽葵は事情聴取の際、「人を疑うのが仕事なんでしょ。何言ったって信じてくれないんでしょ」と悲しさと怒りをあらわにしていた。そのこともあり、係長は陽葵を疑ってしまったことを謝罪。真剣に謝る父に、「わかってるよ」というように、うなずく陽葵。冒頭はあまり仲が良好でない親子だと匂わされていたが、陽葵には、『刑事=疑って信じてくれない』という考えがあったのかもしれない。陽葵はもしかしたら、これまで何度もそのような思いをしてきたのだろう。でも彼女ももう高校生だ。今回は係長の仕事も理解している。その上での、うなずきに思えた。しかし、横から「仕方ないんだよ、刑事さんだから」と後押しをする仲井戸を差し置いて、係長は「お父さんはもう、刑事をやめるよ。刑事をやめてパン屋さんになる」と告げる。「ええ~~~!??」と驚きを隠せない仲井戸だったが、これは視聴者も同じく。陽葵も刑事という仕事を理解してくれて、定年退職まであと少し。まさか係長がここでやめる決断をするとは予想もしなかった展開。SNSでは「本当にさよならだったとは」「係長があっさり辞めてしまったのには驚いたわ」「古田新太は退場!?」「え?パン職人に転職!?」との驚きと寂しさの声が多く上がっていた。まだやり直せる、親子の絆刑事をやめるという決断は係長の『けじめ』だったのだと思う。係長はこの事件を通して、自身が陽葵にどんな対応をしてきたのか、改めて認識したのだろう。これまで寂しい思いをさせてしまった分、これからは陽葵のために時間を使いたい。退職後にパン店を開くという選択からも、その思いが伝わってくる。ラストのシーンでは、楽しそうに親子並んでパンを売る表情がとても印象的であった。係長の退職は寂しいが、あの笑顔を見れたことで、彼の選択は間違っていなかったんだと思うことができた。今回は事件に絡めて親子の絆を描いた良回だったといえる。今後どうなる!?仲井戸の活躍に期待ベテラン刑事だった係長がいなくなってしまったことには不安もある。これまでの事件もトントン拍子に進む中、係長だけが「違和感がある」と言って捜査を深堀し、まったく別の犯人が逮捕されたケースもあった。係長が抜けたいま、横浜みなとみらい署は中堅と若手のみ。係長の後釜には誰が来るのか?期待できるのは新キャラの登場。しかし個人的には、もっと主人公である仲井戸に活躍してほしいという想いもある。係長がいなくなった分、横浜みなとみらい署を引っ張っていかなければと仲井戸の意識も変わるかもしれない。これまでは、熱血すぎる故にちょっとポンコツな部分も見えていた彼の今後の活躍に期待である。『ケイジとケンジ、時々ハンジ。』Tverで配信中視聴はコチラから[文・構成/grape編集部]
2023年05月06日ドラマ好きなイラストレーター、ゆう。(@yamapyou)さんが、2023年4月スタートのテレビドラマ『ケイジとケンジ、時々ハンジ。』(テレビ朝日系)の見どころをつづります。桐谷健太はどうしてこんなに人間味あふれる役が似合うのだろう。青春ドラマやラブストーリーでは、繊細な感情表現で視聴者を感動させるのに対し、アクションドラマや刑事ドラマでは、強い意志や熱血さを表現し、迫力ある演技を見せる。『ROOKIES』(TBS系)、『天皇の料理番』(TBS系)、『カインとアベル』(フジテレビ系)、『4分間のマリーゴールド』(TBS系)など代表作が数多くあるにも関わらず、すべてハマっていた。時にはコミカルで愉快なキャラクター、時には口下手でぶっきらぼうなキャラクター、いつも全く異なる役を演じていることに驚きである。その中でもやはり、彼は誠実で、情熱がある印象が強い。失敗を恐れずに挑戦し、挫折から立ち上がることができそう。彼の演じるキャラクターにはそんな力を感じる。今回スタートした春ドラマ、『ケイジとケンジ、時々ハンジ。』(テレビ朝日系)を見ていると特にそれを感じた。本作は元体育教師の刑事という異色の経歴を持つ仲井戸豪太(桐谷健太)が、個性ある刑事、検事、判事らと共に事件を解決するストーリーだが、仲井戸は立場や役職に物おじせず、発言をする特徴がある。検事に思っていることをズケズケと発言したり、説教したり、また職場の上司にも「はあ~?」という反応を見せたりするから面白い。でもうっかり失礼なことを言ってしまった時はすぐに謝まるところもなんだか憎めないのだ。みんなが気を使って接する上司や取引先に、こうやって等身大でぶつかることができる人はなかなかいないだろう。みんなができないことをやってみせるからこそ、仲井戸のキャラクターに視聴者は惹かれてしまうのかもしれない。また、演じる桐谷健太は、仲井戸というキャラクターを、表情やしぐさ、声のトーンなど、細かな演技のニュアンスで繊細かつ正確に表現している。例えば取り調べのシーンでは、なかなか口を割らない被疑者に同情するところからスタートする。第2話では俳優として売れていない田中克也(橋本淳)に「なあ、田中。どこの世界でもイケてるやつもいれば、そうじゃないやつもいるんだよ」と情に訴えかけるトーンで語りかけていた。かと思えば、最終的には「田中、田中、田中~!!」と大声で叫び出す。感情表現が豊かなところがまた桐谷健太演じる仲井戸の良さだ。仲間たちのツッコミがちょうど良いこのドラマの良さは、主人公を取り囲む周囲のキャラクターにもある。仕事に対して熱心なのはいいことだが、熱血キャラが時に暴走してしまう仲井戸に仲間たちの反応が良いスパイスとなっている。彼の言動に「は?」と冷たい反応をする目黒(磯村勇斗)や、「また始まったよ」と呆れる岸本(長井短)のツッコミがまたクスッと笑えるのだ。ラストシーンでは妹である、みなみも兄のおしゃべりが止まらず「ええ加減にせえ!」と怒鳴っていた。普段は冷静でおしとやかなのに対し、ギャップのある彼女のセリフに衝撃を受けた人も多いだろう。そんな個性あるキャラクターたちが仲井戸の周りにいることで、彼の良さがさらに引き立つのであった。『ケイジとケンジ、時々ハンジ。』はストーリー展開が王道の警察ドラマだが、犯人やその動機、事件解決までのプロセスなど、テンポよく描かれている。最後にどんでん返しが起こったり、所々に散りばめられている伏線を探すこともこのドラマの楽しみである。これからも事件解決に向けて刑事、検事、判事たちがどのように立ち向かうのかを見届けたい!『ケイジとケンジ、時々ハンジ。』Tverで配信中視聴はコチラから[文・構成/grape編集部]
2023年04月26日