※この漫画はウーマンエキサイト読者の方からお寄せていただいたコメントを元に作成しています。 前編 の続きです。わが家の夫は、家事育児にまったく協力しないうえに、自分が体調不良になるととても大げさなアピールをしてきます。そんなある日、私が体調不良になったときのこと…自分の体調が悪いときは「早く家に帰って来い」というくせに、私の体調が悪いと、早く帰ってくるどころか飲み会に行くことがしょっちゅうです。早く帰ってきてくれたなーと思ったときにも、平気で「俺のご飯は?」と言ってくる。私はどんなに具合が悪くても、お弁当を作って、子どもの世話をしているのに…。「なんで私だけが頑張らなきゃいけないの?」私の中の何かが、ぷつんと切れました。そこで私は、反撃を考えたのでした…。「自業自得で体調不良になった人には、必要最低限の世話しかしない」と夫に宣言。これまでのように心配しすぎることはやめて、淡々とスポーツ飲料、栄養食品ゼリー、レトルトのおかゆの病気セットを並べるだけの対応に変えました。それ以降、夫は「私の限界」を察したようで、以前よりもずいぶん協力的になった気がします。もしかしたらダメ夫を作ってしまっていたのは、夫が「体調が悪い」と言うとすぐにかいがいしく動いてしまっていた私だったのかもしれません。「俺より稼げば家事してやる」収入マウント夫の記事は こちら イラスト・ ねここあんな。
2019年11月04日こんにちは、ねここあんな。です!今回はまたまた前回の続き、私と母の「友人のような関係」第3弾です!▼私と母の“友人のような関係” 前回までのお話 「まずい! 母の地雷を踏んでしまった? ~ 私と母の"友人のような関係"が起こしたトラブル(1)~」 「もう頼らない! 私が母と衝突して出した悲しい決断 ~ 私と母の"友人のような関係"が起こしたトラブル(2)~」 ■お互いに我慢して言えなかった本音再び地雷を踏んでしまったことで私の中の本音もぶつけました。今までの私は母に対して、言いたいことを言おうとすると何となく我慢してしまう傾向がありました。たぶん言った後の反応を勝手に考えて、余計にややこしくなるのを避けたかったのです。自分が黙っていればこの場がいつか落ち着く、そう思っていました。翌朝、母からメールが届いていました。内容は長文でしたが、こんな感じでした。正直なところ、母は「家に着くのが2時間早まったこと」に対しての怒りはなかったのだそう。それはただの口実で、本当は以前から疲れていたというのです。というのも、実は私たちの知らないところで母はいろいろ気遣ってくれていたのでした。言いたいことを言おうとすると何となく我慢してしまう傾向があるのは、母も同じでした。母の「掃除をしたい」と強く思う気持ちの裏側にはこんな理由があったのでした。■初めて明かされた母のトラウマと、私たちへの想いそれは私の兄がまだ赤ちゃんだった頃…あのトラウマは孫の代にまで続けてはいけない。そう思って私たちが遊びに来るときは、私たちの想像を超えるほどの掃除をしてくれていたんだそうです。全ては現在飼っている猫ちゃんの毛から、孫のきっくんを守るためでした。ちなみに「それなら猫を飼うな」という声が聞こえてきそうですが、うちは兄が大きくなるまではペット禁止! の家でした。だけど兄が中学生になり、部活動も始めだいぶ体力がついてきたころに親のいない子猫を母が見つけ…兄の部屋だけ出入り禁止で飼い始めたのです。母は部屋の掃除と「兄の部屋に猫を入れない」ということは徹底しており、兄が実家にいた頃もひどい発作が出ることはありませんでした。そんな努力も知らず…夫と私の父は仲が良く、私たちが泊まったあの夜、家に帰ってからも話に夢中になっていました。母は普段から、娘の夫の気配りなどに大変感謝していることもあり、その場では言えなかったそう。しかもこの数時間後に、私も外から帰ってきてホコリなどを家に入れてしまうのでした。…そんな私たちの行動に限界を感じていた母。「せっかくキレイにしたのに」「めちゃくちゃにされる」とまで思わせてしまっていた原因は、こういった私たちの無神経さでした。自分たちが原因を作ってきたことをやっと自覚した私たち。心から反省し、そして、母に謝りました。■母の想いを知り、あらためて見つめ直した私と母の関係お互いがより良く過ごすためにも、もっと話し合わないといけませんでした。そこで私たちはいくつかルールを決めました。結局話し合いが足りなかったのが一番のトラブルの原因だったと思います。そして私自身「甘えられない」と感じていながらも、実はたくさん甘えていたことに気づかされました。・友人のような関係を築いたつもりでも、親はいつまでも「我が子」と思い心配する。・家族と言えど、話し合わなくちゃ思っていることは伝わらない。・親であっても、ある程度の線引きはきちんとする。今回、そんなことを考えさせられました。もしかしたら他人よりも難しく、友人よりも悩ましい存在が「親」なのかもしれません。親にとって「子」の存在は、今も昔も変わらず心配の種なんだと思います。だけど、きちんと話し合えば仲直りだってできるし、だれよりも強い味方でもあります。今回は衝突したおかげで、伝えたいことも言い合うことができ、より良い親子の関係を作ることができました!「喧嘩するほど仲が良い」という言葉は、親子にも適した言葉なのかもしれません。最後におまけの一枚。ということで番外編として「ばあば」という存在に焦点を当てて、次回描きたいと思います!
2019年10月23日ウーマンエキサイトのみなさん、こんにちは! ねここあんな。です。私と母の「友人のような親子関係」について、 前回 の続きです!【 前回 のお話】母と私の“友人のような関係”に今夏、トラブルが発生。実家に親子3人で泊まりに行った1週間後、再び泊まりに行きたい旨を連絡すると、母は「いいかげんにして!」と言うのでした…。■あらためて知った母が私のことを心配する気持ち同窓会のときの一泊から一週間、「また泊まらせてもらいたい」と申し出た私に母はこう返すのでした。前回の同窓会で、私は久しぶりの飲み会に羽目を外し、母に連絡を入れずに帰ったのでした。でもそれは若い頃から「連絡を入れなくても気にしない家庭だったから」。出発前に、「一次会で戻るね」と言っていた私。本当に一次会だけの参加だったのですが、会場を移動しなかっただけで同じお店で長めに飲んでいたのですよね。いつもなら息子が心配で何度も携帯を確認するのですが、その日は実家のみんなと外食に出かけていたし、夫も母もいるので安心していました。頼りすぎていたことを、あらためて反省しました。そのことを謝ろうと翌日連絡を入れると、怒りすぎてしまったことを少し申し訳なさそうに思う母がこう言うのでした。甘えられないのと同じぐらい、「心配されている」という感覚が私にはありませんでした。だから昔から、連絡の必要性を感じていなかったのです。…が、これが母にはかなり疲れる要因だったのです。そんなふうに心配されていたなんて思わず、私は自分が迷惑をかけたことを謝りました。友人のような存在と思っていた母ですが、母にとって私は、いつまでも「子」であったことを再確認させられました。その後、結局は「予定通り泊まってもいいよ」ということで落ち着きました。ちなみに私たちもなぜそうまでして一泊したかったのかというと、次の日に朝早くから東京駅発の高速バスに乗り込みたかったのです。埼玉の家を早くに出るよりも、都内の実家に泊まらせてもらえたら助かるという考えがあったのでした。なので「お風呂やご飯などは一切用意しなくても良いので、ただ一晩寝かせてくれれば大丈夫」と、母に伝えていました。でも、それも今思えば相手には迷惑だったのだと思います。■再び地雷を踏んでしまった! ほつれてしまった母との関係私と母の関係は、一件落着に見えたようなのですが…トラブルが起きた直後だったので少し慎重に動こうと思い、夫婦で家を「出る時間」を話し合いました。話し合いの末、22時出発になったことをメールで伝えておきました。息子きっくんは寝かしつけに時間がかかるため、この時間に出発することは今まで何回かあったのでとくに疑問に思いませんでした。…しかし、このやりとりがキッカケで、母との関係がさらに泥沼化することになるとは思いませんでした。やっちまったと思いました。夫と「ねるじかん」と「でるじかん」で話がかみ合っていなかったのです…。あぁたしかに今思えば、夫との会話がおかしいと思った…あの変な間は、そういうことか。そんな思いが頭をグルグル。このタイミングで予定より2時間早く出発するのは母がどう思うだろうか…。でも夜遅いよりは早く到着したほう方が迷惑は少ないかな? と思い、ドキドキしながら連絡をしてみると…またしても地雷を踏んでしまいましたーーーーー。■もう頼らない! 爆発してしまった私の思いでも、私にも言い分がありました。どうして自分はこんなにも相手の顔色をうかがってるのだろう??とくにこの日はイヤイヤ期真っ盛りの息子に手を焼いていたので、そもそも正確な時間なんて読めなのに…! とやり切れない気持ちがこみ上げ…「料理を用意してくれるわけでもないし」「お風呂だって気を遣って先に家で入ってから出発してるのに」「きっくんに朝から振り回されて、メールひとつ打つのも大変なのに」「子育てをしてきた人がどうしてそこを理解してくれないの?」そんな思いで頭がいっぱいでした。このメールを最後に私は、実家とは距離を置こうと決心しました。「誰かに甘える」ということは、その人の迷惑になる。そう考えてしまうのは、受験や結婚、出産と節目のたびに、今まで何度も母と衝突してきたからでした。頼らないと決めたとたん、心にぽっかり穴が開いたような感覚に…ここまでは、「私サイド」のお話でした。この後、ついに母の胸の内が明かされます。なぜこうも私たちが泊まることで、母の感情が乱されていたのか…そして私たちがたどりついたお互いの反省点についても話したいと思います。長くなりますが、次回に続きます!
2019年10月10日こんにちは! ねここあんな。です!今回のテーマは「実家との付き合い方」ということですが…実はちょうどこの特集が始まったときに、我が家はトラブルを抱えていたので少々ビックリ。仲が良いようで…実は結構衝突の多い私の実家についてお話ししたいと思います!ざっくりと家族のことを説明しますと…加えて母との関係はというと…例えるなら「友人関係」のようです!「友達みたいでいいね!」と言われることもあるけれど、「友達のような存在だからこそ、衝突してきた回数はすごく多い」と思っています。■高校入学を境に、親子というより“良きパートナー”にさかのぼること10数年前、高校生の頃でした。多分その頃までは私たちは「親子」の関係でしたが、私が高校に上がったあたりからその関係は少し変わりました。こんな言い方が正しいのかわかりませんが、私たちは「対等な存在」になりました。良く言えば気兼ねなく遊べる良きパートナーでした。でも一方で「親」と「子」ではなくなっていった気がします。家事も「なるべく自分で」という母の考えのもと、役割分担をするようになります。もちろん母の役割の方が多いのですが、気がつけば「友人とホームシェアをしている」かのようでした。というのも、この頃から兄は大学へ行き交友関係もあって家にいる時間は少なくなり、父も平日は基本的にいないのでほぼ母とのふたり暮らしだったのです。お互いに譲り合ったり協力し合ったり、意見を言い合いながら生活をするのが当たり前に。そんな不思議な親子の関係を築いたのち、私は大学入学を機に憧れのひとり暮らしを始め、家を出ました。大学を卒業し、就職、結婚、出産と時は過ぎて…もともと母とはホームシェアしているような関係だった私にとっては、子育ての最中であっても親にはあまり甘えられませんでした。本当に自分がどうしようもないぐらい具合が悪くならない限り、呼ぶこともありません。出産のときでさえ、病院に来てくれると言われて驚いたのを覚えています。それでも、地元で結婚式や同窓会があるときは、夜も遅くなるので実家に泊まらせてもらっていました。それは私たちにとって最大級の「甘え」でした。と言っても3~4ヶ月に一度(一泊のみ)ぐらいの頻度なので、そこまで多いわけではないと思っていたのです。洗濯や食事も全て自分たちで用意するので、その一泊で母に負担をかけている感覚もありませんでした。が、今年の夏にトラブルは起きました。■母の地雷を踏んでしまった! 一体なぜ?地元で同窓会の予定が入り、参加することになりました。その日は母の母、つまり私にとって祖母の誕生日。実は、もともと母から誘われて泊まりに行った日でした。私は同窓会へ。私の祖父母と両親と夫と息子は外食へ…。一見穏やかに済んだ日でした。とくに衝突することもなく1週間がたち、再び泊まらせてもらう機会が訪れました。前回の宿泊からまだ日が浅いのですが、実はこの日はそもそも1ヶ月ほど前から宿泊をお願いしていた日だったのです。神奈川県の海で、私の友人が主催者側にいるイベントがあったのですが、埼玉の家を朝早く出るよりも、東京の実家から出発すれば朝の移動時間が短くなるので、立てた計画でした。以前から伝えていた予定だし、毎年恒例行事だし、問題はないよね??そんな気持ちで確認の連絡を入れたのですが…ついに地雷踏んでしまいました。長くなってしまいましたので、 次回 に続きます!
2019年09月30日ウーマンエキサイトのみなさん、こんにちは! ねここあんな。です!今回のテーマは「親になって強くなったなぁ」と思うこと。正直数え上げたらきりがないぐらい、強くなったような気がします…。■大嫌いだった注射も、蚊に刺されるようなもの?まずは「痛み」!出産を経験してから、明らかに「痛み」に対する免疫がつきました!!もともと子どもの頃からけがが多かったので、「けがの痛み」には耐えられる自信がありました。が、注射だけは本当に大嫌い!注射の針だけは怖くてしかたない!!!!!それにも一応理由がありまして…。子どもの頃、血液検査をしたときに、腕はぷにぷにな上に血管が細くて見つからないという理由で何度も失敗されていたのです。ただでさえ針を刺すということがこわいのに…。私は注射針を刺されるたび、ただひたすらに目をそむけていました…。さすがに7回も失敗され、大泣きしました。その後、うしろで見守っていた女医さんが一発で成功。さすがに私の腕に7回も穴をあけた(大げさ)男性を、子どもながらににらみつけた思い出があります(笑)のちの女医さんとの会話でわかったんですが、どうも新米さんだったようです。新人の方の教育…という考えはわからなくありませんが、3回ぐらい失敗したら選手交代してくれ! と、思いますね。がしかし、「陣痛」そして「出産」を経て私が得たもの…。それは「注射や採血なんて陣痛に比べたら蚊に刺されたのと変わらない」ということ。何様っという感じですが(笑)ついつい慣れ具合とか見てしまいます!「失敗なんて誰にでもあるよね~」「血管が細い人の練習台にしな~」ぐらいのモチベーションでいられるようになりました!…なんて逆に相手にプレッシャーを与えていたりしたら申し訳ない話ですが…!■苦手な幽霊や虫にも強くなった! そのワケとは?さらには幽霊ものや虫への免疫もかなり強くなったと思います!昔からホラー漫画や映画は好きだったのですが、見た後にトイレへ行くのが怖い…なんて思ってた若い頃。真夜中の病院で、共同トイレに行くなんて…昔の私では絶対にできませんでした!しかし親子同室の産院だったので、いつ赤ちゃんが起きてしまうかわからない状態。「寝られる時に寝る!」「行ける時にトイレは行く!」ということがどれだけ大切か思い知らされたのです。そしてこんな場面でも強くなってきました。もはや強くなったと言うか、かなりポジティブな思考になったような気がします。「子どもの糧になる」という発想があると、子どもの好奇心をつぶさないのかなと思います。虫が苦手な私のせいで息子に「虫は拒むもの」という先入観を与えたくないんです。そう思ってなるべく「平気!」という態度をとっているうちに、だいぶ克服しました!■どんなこともポジティブに乗り越えられるようになった“親の強さ”…そのかわり、というか、親になってダメになったものもあります。感情移入しすぎて「こんなこと我が子に起きたらつらすぎる!!」と、見たあと1週間ぐらい引きずるので見たいと思えなくなりました。親になるって、趣味とか好きなものでさえも変えてしまう力があるんだなぁとつくづく思います!でもどちらかというと、趣味が変わったというよりは、どんなことも「ポジティブに乗り越えられるようになった」んだと思っています!そうじゃなきゃ毎日振り回されっぱなしになる育児ですから…(笑)
2019年09月19日ウーマンエキサイトの読者のみなさん、こんにちは! ねここあんな。です!現在息子は2歳6ヶ月。今や家中を走り回っています。そんな息子きっくんがおなかにいたときの、陣痛の痛みについてですが…陣痛って最初から痛いものではないんだなぁと気づかされました。■「おなかこわしたかな?」と勘違いした陣痛の始まり朝の6時半におなかの痛みで目が覚めて、その後しばらくは「昨日食べた傷みかけのカレーにやられたかな~」程度の強さ。あろうことか痛みが去っている数分間ごとに、私は寝ていました。痛みよりも睡眠欲の方が勝っていたのです。しかし「定期的に来ている」という点が気になり、夫のすすめもあって7時頃病院に連絡を入れてみました。すると「10分おきに痛みが来ているんでしたら、診察時間の9時には病院へ来てください」といわれ、ようやく「いよいよか…」という気持ちでした。とはいえ、心の準備ができていたわけではありません~!今日産むのかも。そう思うと、なんだかドキドキやら不安やら楽しみみたいなのが相まって…ただそんな元気な私を見た夫は、この調子だと産まれるのは明日かな? と考え、安心してしまい仕事へ向かいました。しかしこの「強がり」な私の決意が、後々自分の首を絞めるとは思いもよりませんでした。■病院に到着! しかし、どこまでも強がってしまういわれた通り、タクシーで9時に病院へ行き診察をすると…やはり陣痛で間違いないようで、陣痛室という部屋へ通されました。今日のうちには産まれるだろうといわれ、内心緊張していました。お昼ご飯を出される頃には、朝より痛みは強くなっていました。生理痛の強い痛みといったところです。この時点では楽勝だと思っていたのんきな私。疑問を抱えたまま、痛みは徐々に強くなっていきます。夕方4時頃、夫が早退して駆けつけてくれたと同時に痛みはより強くなりました。例えるならそれはまるで…「斧で腰をカッツンカッツンされるような痛み」!!!きっと夫が側にいることで「甘え」が出たんだと思い込んでいました。あまりの痛みに息を吸ったり吐いたりが困難になったのを覚えています。それでも赤ちゃんに「酸素」を送らないと…という一心で、呼吸を意識していました。■やっとナースコール! 振り返って今、思うことこうしてようやくナースコールを押しました。もちろんこれは便意ではなく、「赤ちゃんが降りてきた」ということでした。そしてやってきたお医者さんもびっくり。なんとこの時点で子宮口はほぼ全開だったのです。少しでも歩けば早く生まれる=この痛みから解放されると思っていたので、分娩室まで歩きました。その姿はまるで、生まれたばかりの小鹿…。結局分娩室に行くまで叫び声ひとつ上げなかった私ですが、そのせいで周りからは「まだ大丈夫」と思われていたのです。その空気を自分でも変えられず、自分自身も「たぶんまだピークではない」「陣痛の痛みはきっとこんなものではない」そう思い込んでいました。あのときのことを振り返ってみると、もっと周りに甘えても良かったじゃないかと思います。強がってばかりで、陣痛室で出産! なんてことにならなくて本当に良かったです。(そんなことないでしょうけど…)ただ陣痛のときにあまり騒いだり声をあげたりしなかったこともあり、分娩室では体力が余っていたような気がします!おかげで分娩室では、力を振り絞って産むことができました!…というのも、18時半ごろに分娩室に入って、19時11分には息子を産んでいるのです!陣痛が壮絶な痛みだったわりに、出産自体はあっという間だったような気がしました。
2019年08月30日こんにちは! 2歳の息子と毎日ドタバタ過ごしています、ねここあんな。です!今回のテーマは「うちのおすすめズボラ飯」ということで…正直このタイトルを編集部さんから受け取ったとき、「はい、詰んだ…」と独り言を放ちましたよね。テーマに合うようなおすすめできる一品が、ない…!!!!!(笑)■つわりのとき、夫が作ってくれたズボラ飯をアレンジえ?毎日のお昼ごはんですか?いつもどんぶりにご飯を入れ、昨晩のおかずを乗せ、レンジでチン!なんなら1分で準備完了のとんでもない昼飯を食べているわけですよ…。時にはTKG(卵かけごはん)で済ませたり、ツナ缶にマヨネーズと醤油だけ入れて特別なこともせず食らうのです…。本当女度と言うか妻度の低い、本物のズボラの私が紹介できる「ズボラ飯」なんて…(苦笑)ということで夫に相談してみました(おい)夫は学生の頃から料理が好きで、今もかなり積極的に料理に参加してくれるのです。すると、「夫が作ってくれたズボラ飯」があることを思い出させてくれました。それがこちら!これは私がつわりで朝ご飯を食べられないときに、夫に作ってもらったものです。今では息子がなかなか食欲が進まないときなんかに、私もアレンジして作ったりしています。アレンジと言うより、イヤイヤ期対策といったところでしょうか。そのアレンジバージョンの作り方(?)はこちら!出来上がり直後は熱くてすぐ食べられないのに、子どもは待ったなしで「メシくれ」状態になるじゃないですか。なのでそういうときは、このようにして冷ましています。麦茶を入れるの!? と思われそうですが、特に違和感もなくおいしいですよ!またイヤイヤ期特有の困ったことと言えば…。絶対空腹のはずなのに、突如「食べない」攻撃を食らう…ということ。そんなときに氷を2つほどカランと入れるだけで、なんだか楽し気に食べてくれることもあるんです!ズボラ飯というテーマから少し離れてしまいましたが…、イヤイヤ期でお悩みのお母さん方、もしよかったらお試しあれ!■今すぐカレーが食べたい! そんなときに使える即席カレーまた、ごくたまにやるメニューの紹介もさせていただきますね。実は私、カレーが大っっっ好きなのです。インドカレーもタイカレーも日本のカレーも大好き。そんな私はたまに、無性にカレーが食べたくて仕方なくなるときがあるんです。でもすぐに作れるものでもないし…あぁでもカレーが今すぐに、どうしても食べたい…暑いときこそ、辛いカレーを食べたい…そんなときには「超簡単インド風バターチーズカレー」です!おろしニンニクを入れたり、ヨーグルトをお好みで入れてもおいしいですよ!!またパン派なら、とろけるチーズをトーストに乗せて焼いて食べてもおいしい!またはチーズはカレーの中に溶かし、トーストにガーリックバターを塗るのもおすすめ。ちなみにズボラ飯ではなくなってしまうのですが…時間に余裕があれば、一番最初に鶏肉や玉ねぎを焼き、そのあとに絵の通りの工程を踏んだ方が断然おいしいです。でもこの場合、包丁やまな板を使うんですけどね!面倒くさい方は最初から一口大になっている「から揚げ用」の鶏肉を使ってみてください。また、カレーのルーを子ども用の甘口にすれば、子どもも一緒に食べることもできます!実はこのカレー、息子が突然「カレーが食べたい!」と言い出したことがきっかけでできたメニューなんです。それも安定の「待ったなし」状態…ならばと思って即興で作ったのがコレでした(甘口です)息子の時は、ソーセージを息子の好きな魚肉ソーセージにしたりしています。ハサミでソーセージをチョキチョキして入れれば、まな板を出さなくて済みます!あとはカレーの調理で使い終わった小鍋で、そのまま目玉焼きを作ってトッピングすることも。息子のリクエストなら、重い腰が何とか上がるんですよね。それからカレーのルーではなく、ハッシュドビーフやビーフシチューのルーを使用してもおいしいです!お肉をひき肉にしても、まな板や包丁を使わなくて良いの楽です!紹介するのもためらうぐらい、ズボラ飯ですが…暑い夏こそ、冷た~いお茶漬けや簡単カレーで乗り切りましょう!!
2019年08月10日こんにちは! ねここあんな。です!今回のテーマは、家事に時短にフル活用できるマイベストアイテム! ということで…わが家で大活躍しているアイテムをご紹介したいと思います!■洗濯物が乾く! 雨の日に大活躍の除湿器まずは除湿器 cd-p6715 coronaです!!!これには本当に助けられています。最初は乾燥機付きの洗濯機が欲しいと夫にせがんだのですが、予算オーバーでもある高級品…。家族が増えると当然、洗濯物も増える。だからこそ毎日干したい…。とは言え雨の日に部屋干ししたって乾かないし、生乾き臭が気になるんです!浴室乾燥機もあるのですが…なんとなくお風呂場に干すとジメッとしそうな印象があるし…。ということでわが家が買ったのは、この除湿器でした!(乾燥機は今の洗濯機が壊れるまでは我慢します)さらには扇風機も合わせると柔軟剤なしでも生乾き臭がすることなく、夕方には乾きます!前に扇風機を付け忘れたこともありましたが、乾きに雲泥の差が出ますのでこの二つを活用したほうがいいですよ!ちなみにひとつの部屋を完全に閉じて使うので、乾燥室代わりにもなります。なんなら閉じ切って除湿器を使った部屋の水分も除去してくれるから、カビ対策にもなるんじゃないかと思っています。しかも私は花粉症なので春も外干しができないので、春~梅雨に重宝しています!商品名: コロナ 衣類乾燥除湿機 コロナ 衣類乾燥除湿機(Amazon) コロナ 衣類乾燥除湿機(楽天) ■私のストレスをなくしてくれる食洗器!2つ目にご紹介したいのは、なんといっても食洗器、リンナイのRKW-404Aです。こちらはもう頬ずりしたくなるほど愛用しております。毎日ではないにしろ、使った食器がたまってしまった…なんて日には助かる相棒!ちなみに息子が0歳児の頃は、20時~21時に夫に見てもらっている間にせっせと夕飯の食器を洗っていました。当時は後追いなんかもあって、日中にキッチンに立つと泣き声と柵にしがみつくわが子の必死な形相に胸が締め付けられ…(笑)夜に皿洗いをする機会が多かったのです!とは言えこの20時過ぎに仕事がまだ残っているというのが、地味に疲れる(笑)。しかも晩酌が大好きな夫は、好きなおかずを少しずつ食べるのでなかなか終わらない!こういうストレスがなくなりました! なぜなら、食洗器があるから!!!夕飯の食器と朝食の食器を入れてボタンをぽちっとすれば解決するのです!!!さらにこれの良いところは、ホームパーティーなんかをした時に人数分のコップや皿を洗う手間が省けること!小さい取り皿とかを食洗器に洗ってもらっている間に、大きな鍋やフライパンを洗える!一時期はホント、ジェンガのごとくどこを抜けばどこが崩れるんだ? と困惑させる水切りラックでしたが、今はそんな山積みになることも減りました。商品名: リンナイ ビルトイン食器洗い乾燥機 リンナイ ビルトイン食器洗い乾燥機(Amazon) リンナイ ビルトイン食器洗い乾燥機(楽天) ■料理できる人の気分に? 離乳食の時短アイテム最後は、最近はちょっぴり活躍する機会が減りましたが…、ブラウンのハンドブレンダーMQ535!これは人からいただいたもので、もうくださった方に感謝してもしきれません。息子きっくんの離乳食期に、実に毎日のように愛用しておりました!!!ニンジンやホウレン草なんかをゆでては、そのまま鍋の中でブウウウウン! とミキサーしていました。離乳食期の間は料理に準備に片付けに…毎日が騒然としていたので、少しでも時短となるミキサーは神アイテムでした。離乳食期が終わってからも、カボチャやトウモロコシをミキサーにかけてスープにしたり。特別な工夫をしていないのに「なんか料理できる人」みたいな料理を出すことができます(笑)。とにかくこれから離乳食を迎えるお子さんには、ぜひブレンダーをオススメしたいです。商品名: ブラウン ハンドブレンダー ブラウン ハンドブレンダー(Amazon) ブラウン ハンドブレンダー(楽天) 以上3点がマイベストアイテムです!皆様の家事に少しでもお役立てできたら~と思っています!!
2019年07月30日ウーマンエキサイトの読者のみなさんこんにちは! ねここあんな。です!今回のテーマは「私がコミックライターになるまで」ということで…「あれ? 私ってコミックライターだったんだ!」と今更自覚しました(笑)!そんな肩書ができるなんて、去年の私なら思いもしないことでした。絵を描くことは、子どものころから大好きでした。いつか漫画家になる! とよく文集とかで言っていました…(ちょっと恥ずかしいですね)しかし厳しい美術予備校で美大受験のために絵を勉強するようになってから、少しずつ絵が嫌いになっていきました。私の描きたいものってなんだっけ? とわからなくなり、好きな漫画も何年も描くことはなくなりました。■結婚と妊娠が、再び絵を描くキッカケにそして大学生活、社会人生活と時は過ぎ…ようやく自ら絵を描くことになったのは、自分の結婚式で使うウェルカムボードでした。“大事な人を描くため”なら原動力が湧くと実感し、その後もウェルカムボードや似顔絵皿作りなどを副業にしていました。誰かの大事な人を描ける楽しさ、受け取ってくれた方からの喜ぶ声が、いつも間にか絵が大好きな自分を思い出させてくれました。さらにここで大きなきっかけが訪れます。それは息子を妊娠したことでした。どんな子育て生活が待っているんだろうとドキドキしながら、生まれてくる赤ちゃんを想像していました。それともちろん、毎日のように育児への不安も抱いていました。その不安を明るい気持ちにさせてくれたのが、実際に育児に奮闘するママたちの描くイラストや漫画だったのです。書籍化されたものも何冊か購入し、産休中に読んでは笑っていました。私もわが子を産んだら、こんなふうに絵に残そうと思うようになりました。■しかし、産後は怒涛の日々に…!…しかし、いざ出産を経てみると、漫画を描く気力はおろか漫画を読む余裕もなくなり、あれよあれよと過ぎていきました。それでも息子の愉快な一面に笑わされる日々で、育児は大変でありながらも、私にとって毎日が宝物のようでした。だからこそ「いつかこの日々を絵にするんだ!」と決め、ノートにその日の出来事やイメージを描いて過ごしていました。■インスタ開始! 寄せられたコメントに“次も描きたい”という気持ちに少し余裕が生まれ試しに描いてみようかな~と思えてきたのは、離乳食期が落ち着いてきた息子が生後11ヶ月の時でした。恥ずかしながらもインスタにあげてみると、友人からあたたかいメッセージが届いたりしてうれしくなったのを覚えています。そのうちなんとなく息子が昼寝をしているうちに絵を描くという習慣がつき、気づけば再び私の趣味となっていました。インスタに載せるということで、さまざまな人が共感してくれたり、一緒になって笑ってくれたり、逆に笑わせてくれたり。本当に多くの人たちに支えられてきました。時には育児の悩みへのアドバイスもいただけたりして、もはやママ友なんじゃないかと勝手に思ってしまっています(笑)「授乳中に笑ってしまい、わが子がビックリして乳首を離してしまいました」とか「笑い声で寝かしつけた娘を起こしてしまいました」とか、リアルに今、母業をやってる人たちの声が印象的でした。素直にうれしいです。また、たまに「うちの子も、きっくんのような優しい子に育ってほしい」といったありがた~~い言葉をもらうこともあります。叱ってしまったり私自身イライラしてしまう日もあり、優しい子に育てられているのか不安になるものですが、こんなふうに周りから見たら“優しさ”を感じられる部分もあるのだなと思って少し安心することもあります。そういった皆様の声のおかげで、また次も描きたいと思えるようになり、今日まで私は描いてこられたんだろうなぁと思います。■また絵が好きになれてよかった! コミックライターになった今そうして、描いた絵に反響があったりしていくうちに、こういった絵のお仕事の声をかけてもらえました。本当、去年の今頃の自分では考えられないような未来に、今、います。以上が私のコミックライターになるまでの経緯です!ちょっと照れ臭いですが、また絵が好きになれてよかった、絵を仕事にできて幸せだ、と思う毎日です!
2019年07月19日ウーマンエキサイトの読者のみなさんこんにちは! ねここあんな。です!今回のテーマは「夫婦喧嘩」!!!よく喧嘩と仲直りを繰り返している私たち。そんな私たちが付き合って6年、今までで一番ひどかった喧嘩と言えば…息子が2歳を迎えて間もなくでした。きっかけは…ウーマンエキサイトさんの記事にも載せましたが、2歳になった息子が胃腸炎になった時の出来事でした。私は看病にいっぱいいっぱいだというのに、翌朝私たちに断りもなく義両親がお見舞いに来てしまったんです…。さらには片道4時間かけて来たならということで、夫は泊まっていくように勧めたのでした。詳しいことはその時の記事 「息子が胃腸炎で苦しむ中、義両親の襲来! お願いだから空気を読んで!」 (前後編)を見ていただけたらと思います!■なかなか消えない胃腸炎事件の“モヤモヤ”義両親と過ごす二日間が過ぎてから息子の体調は少しずつ良くなったのですが、私の心の中にはあの時の苦しみみたいなものがモヤモヤと残っていました。次の夫の休みの日、私は「あの日大変だった分、夫は私に自由な時間をくれるはず」、「夫は息子と散歩にでも出かけて、一週間体調不良の息子と過ごした私に休みをくれて当然」と、漠然とした期待を抱いていました。そして、私の悪い癖「察してちゃん」が出てしまいました。もちろん口に出さなければ伝わらない夫は、いつも通り過ごしていました。それは自分でも考えられないぐらい息苦しい時間でした。こんなに鬱々したのは産後初めてかもしれません。夫とうまくやっていく自信を失っていました。振り返ってみると実はこの数日間はちょうど生理前だったこともあり、余計に体がしんどかったんだと思います。それでも救いなのは、「だるい」ということを伝えると夕飯を夫がつくってくれたということです。■ついに切れてしまった! 過去最悪の夫婦喧嘩が勃発しかし鬱々した気持ちが止まらない私の脳内は、そんな夫の優しささえ理解できずにいました。完全にダークモードでございます!!!!! 今振り返ってみても恐ろしい脳内だなって思います(笑)ついに何かが切れる。頭の中では夫の言い分もわかります。確かにこの日に限らず、休みの日にはよく掃除や買い物、夕飯の準備などやってくれる人なのです。だけど私の中にはどうしても「家事よりも育児をやってくれよ」という思いがありました。なんせこの頃の息子はイヤイヤ期マックスで、今よりも一緒に過ごすのは苦労していました。初めて箸と眼鏡を投げました…(良い子はまねしないでね!)自分は何かがぶっ壊れたんじゃないかと思いました。でも一瞬の出来事なのに夫に当たらないコースどりをしていたので、なんとか理性はあったと思います。←言い訳そんな、過去最悪のケンカを止めてくれたのは…■たまらず泣き出してしまった息子息子が私たちの言い合いにかぶせるようにして、大きな声を出していました。今思い出しても泣きそうになる出来事です。私はこんなふうに息子の前で喧嘩をしてしまったこと、物を投げてしまったこと、大声を出したことが申し訳なくて、この時の息子の顔はまともに見られませんでした。異常事態なことは息子にも伝わっているだろうし、このままじゃ息子がかわいそうだと思い頭を冷やすべく私は別室に行きました。■鬱々とした気持ちが止まらない…! その理由とは?それから一時間以上泣き腫らし、自分のこの鬱々した気持ちが不安でスマホで調べてみると…、あれ? PMS(月経前症候群)※かも? ということに思い当たりました。今回のこと、たしかに原因は息子の病気と義両親が泊まったことでしたが、私自身、夫の優しさに気づけていない部分がたくさんありました。さらにそこに生理前の不調が重なり、感情を抑えられなくなり最悪な喧嘩を招いたのだろうと思います。そして冷静になった私は夫と息子のいる部屋に行き…などと伝えました。自分のイライラや鬱々した気持ちに理由があったのかと思うと、少し素直になって話し合えました。だけどこうなった原因の一つである、義両親のことだけはきちんと伝えました。もちろん向こうからも謝ってもらい一件落着。■喧嘩したから見直せた“夫婦のルール”そしてこの喧嘩のおかげで、夫の本音が聞けました。息子への愛に感動するよりも先に、「えっ何もしなくていいの!?」と内心ガッツポーズです。私は料理は嫌いではないのですが、なんとなくわが家にはお惣菜などを買わない、お弁当は手作り(冷凍食品とか入れない)みたいな暗黙のルールがありました。夫のお母さんは一日に2時間かけて夕飯の支度をする方なので、そういう影響もあるのかもしれません…。料理だけが一日のやることなら簡単ですが、それを「育児と両立する」のが本当にしんどかったのです!なのでこの喧嘩を機に、毎日がすっごく楽になりました!実際は夕飯作るんですけど、まぁ作れなかった日は夫に頼めばいいんだ~ぐらいの気持ちです。(ちなみに洗濯はしんどく感じないのと、掃除は土日に協力してやったり、気が向いた平日にやっています)それと先ほど述べたPMS(月経前症候群)ですが、この日の翌日にお医者さんに相談したら漢方を処方してくれました。その後私たちは喧嘩をしなくなりました。(たまに言い合うけどね!)これをキッカケに、私たちが得た“新しい決まり事”をご紹介します。1.息子の前で言い争わない!2.ケンカしたらその日のうちに解決!3.生理前はしんどい(ケンカしやすい)から、漢方を飲んで休む!4.平日、私の仕事のメインは育児!(家事ではないからできる範囲のみやる)この決まり事のおかげで、家事のできない日があっても罪悪感がありません(笑)。全ては息子が、毎日を楽しく過ごせるためです。二度と喧嘩なんてしたくありませんが、こういった出来事があるからこそ得ることのできた新しい夫婦のかたちなのかなと思います。※ PMS :月経前症候群。生理前に起こる心やからだの症状のこと(厚生労働省研究班監修 女性の健康推進室 ヘルスケアラボより)
2019年06月28日こんにちは! ねここあんな。です!平成が終わり、ついに令和となりましたね。ウーマンエキサイトさんでは 「令和ママは、子育てをひとりで抱え込まずにOPENに!」 をテーマに川柳を集めています!OPEN子育て、本当にそんな世の中になることを強く願います。そこで私も、その気持ちを込めて 「令和ママ川柳企画」 に参加して一句詠んでみました!■日ごろの思いを込めて… #令和ママ川柳もう言葉通りなんですが…日本って育児をするお母さんたちが孤独になりやすく、社会からもあたりが強いなと感じることがしばしばあります。でもそれって、私たちが妊娠、出産、育児について情報を知らなすぎることが原因なんじゃないかと思うんです!だからこそ、義務教育で教えてくれる世の中になるといいな、と思い詠ませていただきました!!!■“ママの生きづらさ”を痛感した悲しい出来事なぜこれを詠んだのかというと、息子を産んで間もなく、悲しい出来事があったからです。産後初めて、息子を私の両親に預けて電車に乗っていた時のことです。私が電車に乗り出したときは比較的すいていましたが、気づくと座席は埋まる程度に混みだしていました。私が座っていると、目の前に若い女性の2人組が立っていました。電車が駅につくと私の左隣の方が降り、席が空きました。彼女たちはどっちが座るかという話をしていたと思います。するとその時…「若い者は立つべき」という考えが根付いていますが、子どもが小さいうちは動き回るのを制御するのも大変です。だからきっとお母さんの多くは「子どもが座れたら助かる」と思うでしょう。そうすれば手をつながず済むので、だいぶ楽になるからです(もちろん大きくなっていくうちに「譲る」と言うことを覚えて欲しいですが…)。さらに、そのお母さんは荷物を持っていたし、子連れでの電車は大変だろうと思って私は席を譲りました。正直子どもと一緒に電車に乗っているだけで「お疲れさま」と声をかけたくなります。しかし女性の一人は私たちを見ながら、こんな言葉を言い放つのでした。一瞬、私もそのお母さんも凍り付きました。その後も彼女はそういった話題を口にしており、私はとても悲しい気持ちになりました。たぶん一番いたたまれなかったのはそのお母さんかなと思います。そんな態度をとっていたわけじゃないのに…。■“知る”ことが、“子育てに優しい社会”への一歩にでもこういうことって、この女性は口にしたけれど…、もしかしたら口には出さないけれど同じように思う人って案外いるのかもしれません。私も妊娠中に電車に乗った時に、優先席に座っている人から嫌な顔されたこともありますし。そもそも「妊娠」「出産」「育児」がどんなものなのか、知る機会がなさすぎる。もしどこかで学び、ある程度知っていたら、そんなふうには言わないのではないでしょうか。そして多くの人々が、自然に席を譲ろうという気持ちになるかもしれません。だからこそ思うんです。せめて義務教育で妊娠、出産、育児ついての大変さとか教わっていれば、世の中の人はもっと優しくなれるような気がします。がんばって自分を産んでくれた親にも感謝するかもしれません。簡単に傷つけることを言う人が、少なくなるかもしれません。世の旦那さんが積極的に育児に参加してくれるかもしれません。そんなふうに、助け合える時代が来るといいなと思います!最後にここで、私の想像する未来の教室風景をご紹介します。こんな会話が飛び交うクラスもいいなと思います!\「1人で抱える」は平成でおしまい!/「令和ママ」は「OPEN子育て」主義! 家事も育児も1人で抱え込む時代はもうおしまい! 3つの「OPEN」 をキーワードに、もっとオープンな子育てをしませんか?平成から令和に変わるこの時代の変わり目に、ウーマンエキサイトは「平成」ママを調査結果から振り返り、新しい時代「令和」を生きる新しいママ像を提案します。■令和の時代に期待することを詠む「#令和ママ川柳」も大募集!最優秀賞の方には「令和(=018)」に合わせて賞金18万円を贈呈! さらに100名様以上の方を対象に数々の賞をご用意しています。応募期間は2019年4月23日(火)~2019年6月16日(日)23時59分まで。>>>「#令和ママ川柳」のご応募や詳しい応募要項は こちら から!【お知らせ】 第9話 の記事下アンケート「Q. 夫の両親(義両親)との付き合いで困ったことありますか? 」のアンケート結果はこちら↓≫ 「じつは夫が元凶!? トンデモ発言にドン引き「妻の義両親ストレス」実態」
2019年06月13日こんにちは! ねここあんな。です!今回のテーマは「ママ友」! 息子が0歳のときは家にこもりすぎて、まるで交友できないでいたのを覚えています。■友達を作ることに対して臆病にママになってから、毎日会話するのは夫のみ。(まだ息子は赤ちゃんすぎて)おかげで、今までの友人ともどうやって接していたか忘れてしまっていました。子どもの頃は友人をつくるのに難しいなんて思ったことなかった私ですが、ママになってからは…めちゃくちゃ臆病に!(笑)同世代の子を持つというところだけが共通点で、年代も住んでいるところもわからない相手と友達になるのって意外とハードルが高いということに気づかされました。■まさかの展開! アプリで初めてのママ友が!しかし、そんな私でも、まさかの展開で出産前に一人だけママ友ができていました。きっかけは…なんとアプリ。現代っ子か、というかんじですよね!ママ友をつくろうと思って手に入れたアプリではなく、「中古のオモチャや衣類などを安値で売ってくれたり、譲ってくれるサービスのアプリ」です。妊娠前に赤ちゃんに必要なものを手に入れるために使用していました。その時お会いした先輩ママさんが、偶然にもうちと目と鼻の先に住んでいたことがうれしくて連絡先を交換していました。年子のお子さんを持ち(妹ちゃんはうちの息子と同じ学年)毎日大変だというのに…しかも私よりいくつも若い彼女は、たまに会ってくれたり衣類をくれたりと、今でも本当に良くしてくれています!おかげで幼稚園や児童館などの情報に疎い私に、時々会ってはありがたい情報を教えてくれます。ママ友って、一番リアルな情報が聞けたりするので本当に助かることを知りました。■子ども同士も仲良しに! ママ友の良さを実感さらには別の機会に、旦那の実家から梨をもらい…偶然にも子どもが同じ学年で、しかも出産した産院が一緒だったので話が盛り上がり連絡交換できました。まさかアプリで2人もママ友ができるとは(笑)それからそのママ友ともたまに会うようになったのですが…月1程度に会っているので子ども同士もお互いを覚えているのかわかりませんが、なんとも楽しそうで私たちが癒やされます。ママ友って自分たちが話せて楽しいだけじゃなく、“子ども同士が楽しそうにいている姿”に自分たちが満たされるんだなと思いました。■人とつながる場は広げられる偶然にもアプリを通してママ友ができた私ですが、今ではインスタを通して同じ育児絵日記を描く方と会えたり、意外と現代の波に乗ってみるのも面白いと知りました。もちろん会う前にどんな人か、会うところは安全か、などしっかり確認した上で会わなければいけないとは思います。ちなみに夫はアプリやSNSなどで知り合った人と初めて会う時は、必ず心配してくれます。なので会うまでの流れやどんな方なのかなど、きちんと説明するのが私たち夫婦のルールです。きちんと注意すれば、人とつながれる場は広がるんだなと思いました!
2019年05月29日こんにちは! 息子は2歳になり、日々元気が増していくので親は毎日走り回っています!(笑)今回は旅行先で息子が大騒ぎしてしまった時のお話です。■夫から言われた「イライラしないで」に憤慨!いつも不思議だったのですが、夫が休みの日に息子のイヤイヤがひどくなることはあまりありませんでした。あったとしても、数分だったり、レベル5がマックスだとするとレベル1〜2程度の騒ぎ具合。どうしてなんだろうと思っていましたが、たぶん二人で息子を見ているから私に余裕があったのでしょう。そんな私を見た息子は、私の表情から気持ちを少し感じ取っていたのかもしれません。穏やかな表情の息子しか知らない夫。平日に仕事から帰ってきて、私がぐったりしている意味が分からなかったと思います。時には…本当に余計なことを言って、神経逆なでしますよね。■家族旅行中に、息子のイヤイヤが勃発!しかし、三人で小旅行に行った時…それはやってきました。さすがに長時間遊んだ後だったので、楽しいところからの帰りたくない! とイヤイヤ勃発。おなかが減っていたり、疲れが出て眠かったりしたんだと思いました。まぁ私にとってはいつものことなので、ここで初めて夫が息子の大泣きに、つらそうにする姿を見るのでした。夫はイライラしない人なんじゃなくて、イライラするほどの環境に陥ったことがなかっただけだったのです。旅行で丸々48時間ほど一緒にいたことで、ついに私の気持ちをわかってくれました。そう、私が笑っていられるぐらいなんだから、この日のイヤイヤは大したことありませんでした。■息子のイヤイヤに夫が遭遇して、気づき合えたことそして夫は初めて私にこんなことを言ってくれました。この言葉をもらった時、今までの自分が認められたかのような気持ちになりました。そして「案外私ってがんばっていたんだな。すごいんだな」と自信になりました。子どもと長く一緒にいることのないお父さんだからこそ、わからないこともあるんだと思いました。言葉で伝えても難しいのなら、長期一緒いてもらうという体験が何よりも説得力があるのかもしれません。このことがあってから夫は私がイライラしている時に「イライラしないで」と言わなくなりました。むしろ私の大変さを理解して、協力してくれることが格段に増えたのであの日の出来事は良かったなと思います!!
2019年05月08日こんにちは! ねここあんな。です!わが家の愛息子きっくんは、もう2歳2カ月です。つい先日、卒乳できたばかりなのですが(2歳0カ月で卒乳)今回はそんな「卒乳をすることになったキッカケ」について書きました。■突然やってきた「授乳がつらい!」という感覚完全母乳の私にとって「卒乳」は、とてつもなく不安なことでした。息子はおっぱいが大好きで、それ以外ではほとんど寝てこなかったんです。そんな息子をどう寝かしつけるのか? また、数時間おっぱいをあげなかっただけで乳腺炎になったこともあったのに…防ぐことはできるのか?などに悩み「本人からやめる日がくるかも」と淡い期待を抱いていました。がしかし、そんな日がくることはなく息子のおっぱい愛は加速するばかり…。でも正直、授乳以外のの寝かしつけ方法で眠らせる自信がなかったのでそれでも良いかと思っていました。そんなある日、私の中に変化が訪れました。なんだかよくわからないけど、しんどい! という思いでした。潔く吸わせるのをやめてみました!卒乳をさせるつもりではなく、この日は本当に早く寝たかったというか…とにかく吸われることが嫌でしょうがありませんでした。■泣き叫ぶ息子の声に夫が起きて、夫婦喧嘩勃発!まぁもちろん急にそんなことをしても、寝てくれるわけはありません。部屋中に鳴り響く息子の泣き声。そこでいつもは起きない夫が、息子のあまりの大泣きっぷりにうんざりしたように起きて一言。今思い出しても腹が立ってきました…(笑)深夜2時くらいまで言い争っていたような気がします。■喧嘩のおかげで卒乳が成功!?結局この日は泣き続ける息子に折れたのと、あまりに急な卒乳にはしたくなくて、おっぱいを飲ませながら疲れ果てて一緒に寝ました。眠りに落ちたのは深夜3時ぐらいだと思います。夫が思わず言ったであろう言葉を都合よく覚えていた私は、怒りを原動力に卒乳をする決心をしました!考えてみれば、キッカケなんて、自分で作らなくちゃずっと来なかったかもしれません。心のどこかでは、以前から授乳はやめたかったはずなのに。ちなみに私の中には、ケンカするぐらいなら何かを得たい! という謎のモットーがあります。ケンカって意見の交換としては大事だろうけど、お互い心がすり減るし、そのあとも険悪になったりしてすごく嫌! ですよね。できれば回避したい!でも起きてしまったことは仕方ない。だから今回は、「喧嘩のおかげで卒乳を成功させた」と言えるようにがんばろうと意欲に燃えました。ちなみに突然の卒乳になったのは息子にも悪いなぁという気持ちだったので、一日中「おっぱいとバイバイするんだよ」と説明してあげました。その後1週間ほどで無事卒乳できたので、結果オーライ! と思っています!
2019年05月04日【 前回 のお話】息子のきっくんが嘔吐を繰り返し、母子ともに疲労困憊。そんな中、義両親がやって来て、しかも泊まることになり…。こんにちは! ねここあんな。です。今回は 前回 の続きです。■少しずつたまっていく黒い気持ち息子は具合が悪く寝てばかりいましたが、起きていても愚図り、看病は100%私です。そして前日にあまり眠れなかった私は、息子と一緒に寝たいのに義両親の前では寝られずにいるのでした。お昼寝をたっぷりしたきっくんは夕方に起きて、少し体調も良くなった様子。しかし食欲は全くないようでイチゴやスープだけをなんとか食べたのち、眠たそうにするのでお風呂に入れ、すぐにお布団へ連れて行きました。幸い旦那も義母も買い物や料理は積極的にしてくれました。内心、私に準備する余裕もないので当然と思いながらも……しかし、前向きになったのもつかの間。24時間以上おっぱいをあげなかったので(このころはまだ卒乳前)、お乳がガチガチになってきました。洗面所で絞りたくても他人がいるから簡単にはできない…!みんなは楽しそうにお酒を飲み、私は常に息子がいつ泣いてもわかるようアンテナを立てながら過ごす。せめて仕事を残すまいと、お皿を洗う私。少しずつ黒い気持ちがたまってゆきます。■義母の“愚痴タイム”で疲れがピークに!そしてこの日一番疲れを感じたのは、義母が親戚の愚痴をこぼした時でした。毎度のことながら愚痴が始まると、普段の良い人はどこに行ったの? というぐらい止まらなくなるお義母さん。そしてようやく飲み会はお開き。みんなが寝静まった深夜、息子が苦しそうに起きました。大人が4人いるこの家の下、私一人で息子の衣服やシーツを洗う時の感情を、私は一生忘れないでしょう。■翌日も朝からフル稼働。そして気づいたこと少し体調がよくなったのか、翌朝の息子は普段より早くに起きました。グータラしていたいところですが、眠い目をこすって洗濯機を回し、朝ごはんの支度をします。さぁ食べ始めるぞ! というころには息子がまた「ねんね!」と愚図りました。私は朝ごはんをかっ込み、また寝室へ行きます。気配や会話で、洗濯物を旦那と義母が干したこと、義両親が帰っていくことがわかりました。が、わかっていながらも見送ることもせず息子の隣で寝続けました。あとで電話であいさつすればいいじゃないかと思いながら。だって、何が今一番大事なのかを考えたら、息子に決まってるんです。それでも義両親の登場に、気づかないうちに「良い嫁」になろうと演じていました。だからしんどかったのかもしれません。逆の立場だったら…そもそも行きませんが(笑) でももし自分が姑で息子宅に泊まるんだったらせめて、看病をしている嫁の負担を少しでも減らそうと思います。この時のお義母さんも気を遣って干してくれたんでしょうし、快く思えないのは私の心がすさんでいたのかもしれません(笑)なので、自分ももっと「助けてほしい」と頼っても良かったと思います。さすがに「帰ってほしい」とまでは言えないにしても、来る前に夫に相談すべきだったなぁと思います。■夫にとっては“頼れる母親”だけど夫婦で話してみたら、どうも出発後に連絡があったようなので、夫も「来てしまうのなら家のこととかやってもらおう」ぐらいの気持ちだったようです。夫にとっては頼れる母親でしょうが、私にとっては気を遣う相手という認識が夫には足りなかったようです…。ちなみにこの後、夫には「息子が病気な時に一番つらいのは母親なんだから、その私の許可もなく人を泊まらせるな」とこっぴどく言いました(笑)どんな時も話し合いが大切ですね。
2019年04月15日こんにちは! ねここあんな。です!今回はわが家の愛息子きっくんが、初めてウイルス性胃腸炎になったときのお話です。実はこの出来事、今年の2月上旬に起きた最近の出来事なのです。■2歳の誕生日を目前にして、突然の嘔吐!だいぶ免疫も付いてきたのか、息子も最近はひどい風邪をひくことなく、暖かい季節を迎えようとしていました。ところが、なんだか小食気味だったある晩のことです。今日はもう眠いのかな、なんて思っていました。夜9時ユラユラ寝かしつけてみると、めずらしくなんだかうとうと。このとき、二回吐きました。ここで真っ先に浮かんだことは、この吐き方…ウィルス性胃腸炎かもしれない。汚物は乾くと菌が飛散すると聞いたことがあったので、私と息子は洋服を着たままシャワーを浴びて汚物を流してから脱ぎました。(その後全身洗って、排水溝にたまったものもビニール袋へ)ちなみに汚れた衣服は、明日の洗濯機を回すまではお風呂場に置いて隔離。夫はありがたいことにリビングのカーペットや、床、オモチャなどをキレイにしてくれました。(すべてティッシュなどでふいて、袋に入れて捨てる。タオルなどは使わずに)手を洗った後のシンクにも塩素系の台所用スプレーで菌をシャットアウト!そして市販のノロ対策専用スプレーで菌を攻撃し、ひとまず落ち着きました。かと思えば一息ついたのもつかの間、また吐くのでビニール袋でキャッチしました。■翌日の誕生日会は急きょ延期に翌日はきっくんの誕生日を祝うために義両親が来ることになっていましたが、こんな状況ですので誕生日会は延期にすることに。まだ21時頃だったのもあり、夫から連絡を入れてもらいました。その晩はきっくんの体調が心配なのと、「いつ吐かれるか」の恐怖や「汚れる心配」などを抱え、ちっとも眠れませんでした。深夜2時頃にも一度吐いたので、義両親との約束は延期にして本当に良かったなあと思っていました。翌朝、寝不足で遅くに起きた私。そんなにわたしたいのならイチゴ送れよおおおおおおおお!!!!っていうか夫そこはことわれよおおおおおお!!!!!と思わず心の中で叫びました。ちなみにイチゴはひとつずつ緩衝材に並べられたものではないため、打ち身の心配を懸念して宅配業者さんに配送は断られたんだとか。イチゴさんごめんなさい…。お義父さんたちも、こんなこと思う嫁でごめんなさい…。それぐらいその日は睡眠不足もあり、ひたすらツライ思いだったんです。トドメは夫のこの発言です。夫が二日酔いになったら、私の両親を家に呼ぼうかと思いました。■義両親来訪。さらなる展開に真っ青に…!何もわかっていない夫。マイペースすぎるお義父さん。同じ母でありながらも来るという決断をしたお義母さん。…四面楚歌状態です。昼過ぎに来た二人をとりあえずお迎えしました。もちろん元気のないきっくんに一緒に遊ぶ余裕などありませんでした。辛そうなきっくんは眠りたいと私にすがってくるので、二階の寝室で寝かしつけをしました。でも大好きなおっぱいを飲むこともなく、ぐったりと眠りに落ちる姿を見て、息子の体調が心配だし、私も寝不足だし、今一緒に眠りたいなぁと思うのですが…もちろんそんなこともできず、一階に降りてお茶を飲んだりしました。日が暮れそうな頃、そろそろ帰ろうとする義母に、まさかの夫がかけた言葉とは。。。おおおおおおおおおおおおおいいいいいいいいい!!!!!!!義母は最後まで悪そうに断ってくれましたが、なんせ夫がしつこく誘うので「じゃぁ泊まろうか」という流れに。義父は泊まるための寝間着なんかも実はすでに用意していて、言葉が出ませんでした。たしかに片道4時間かけてきた人に帰れとは言えません。私も「ぜひ」とニッコリしてしまうのでした…。(結局自分も悪い)ちなみに最後まで遠慮してくれていた義母に対しては、さすが味方だなぁと思いました。…この時までは。さてどんな夜が待っていたのでしょうか…?(次回に続きます)
2019年03月26日2歳を迎えたばかりの息子きっくんに毎日振り回されっぱなしのねここあんな。です!今回は、そんな毎日から解放された私のストレス発散法についてご紹介させていただきます。■はじめての一時保育利用わが家は今まで長時間子どもを預けたことがありませんでした。子育てがしんどいときに、一時的にでも預けられたら…と考えるものの、仕事があるわけでも、たいした用事があるわけでもないのに預けることへの罪悪感があり実現できずにいました。それに何より、息子は1日私を求め泣くんじゃなかろうか。そんな姿を想像するとかわいそうな気がして、自分ががんばれていないだけかなと思うのでした。そんなある日、前の職場との約束が入り、どうしても一時保育をすることになったのです。用事が入ったなら仕方ないかと腹をくくり、息子を預けることに…。がしかし、その約束が会社の都合で中止になってしまいました。わざわざ面談までして一時保育の日を決めたので、事情を話して予定通り預けることにしました。せっかく1日離れるんだから、自分の時間にしよう。そう決めて、息子がいたらなかなかできないことをやってみることにしました。■ご褒美な一日の過ごし方このときはまだ頭の中に息子の泣く顔なんかがチラついてちょっと切なかったのですが、あっという間に時間が過ぎててビックリしました!!!!一人暮らしのころを思い出します(どうでもいい話ですが、私って家族がいなかったらろくな食生活になってないなと思いました)。結果、めちゃくちゃリフレッシュできました!!■ご褒美な一日の最後に待っていたもの私は以前から、家族に預けることすら申し訳なくて「早く帰ってお迎えにい行かなくちゃ」と思ってしまうんです。だから心の底から休めた日はあまりなかったかもしれません。でも何時から何時まで保育園で預かってもらえると頭から分かっていれば、その日を思いっきり自分の時間にできます。それにうちだけかもしれませんが、家族に預けると後で小さなもめ事になることも(笑) 保育園ならそういったこともなく安心です!正直、まるで大したことしていませんが、「1人の時間」があったおかげで驚くほど息抜きになっていました。たぶん一日家で趣味に没頭したり、見たかった映画やドラマを観るといったお金をかけない予定であってもこの気持ちは得られたと思います。きっとお母さんの中には「用もないのに一日預かっててもらうなんてできない」と思う人もたくさんいると思うんです。私もその一人でした。でも、24時間子どものために目を配らせ神経を使い、自分のやりたいこともできず我慢していたということに、一日預けることで気づかされました。だから心から息抜きをすることは「立派な用事」だと思っています。それに頭の隅に「預ける」という考えがあるだけでも心の余裕ができるような気がします。そしてそんなご褒美な一日をフルコースに例えるなら…メインディッシュは、なんと「わが子のお迎え」!!!うそみたいな本当の話ですが、お迎えに行ったときに息子の顔を見たら、ブワッと日頃の疲れが吹っ飛ぶほどのあたたかい気持ちになりました。1人の時間が大事だと痛感したものの、私のストレスが最大に発散されるのは「わが子のお迎え」の瞬間でした!久しぶり(といっても7時間ほど)の再会はあまりに愛しくて少し頼もしくて、「明日からもがんばろう!!!」と心から思えました。フルコースのデザートは、帰り道の甘い会話でしょうか。とろけるほどラブラブな帰路の会話に、日ごろのストレスなんて忘れました。
2019年03月14日こんにちは、ねここあんな。です!わが愛息子のきっくんはもう2歳。息子が産まれてからこの2年、私たちは確実に変わっていったなぁと実感しています。今回はそんな「家族のカタチ」がどう変化していったのかについて描きました。■産後の乳腺炎がつらかったころ最初のころはとにかく夜泣き、睡眠不足、乳腺炎、初めての育児での戸惑い、などなど…とにかくしんどかったです!とくに乳腺炎には何度もなり、高熱と痛みで苦しみました。この「乳腺炎」というピンチが、私たちの「家族のカタチ」に変化をもたらしたのです。めそめそして、完全に察してちゃんでした!!しかし何度か乳腺炎になるうちに…と気づいたんです。 そうなんです。女性は相手の立場になって察するのが得意な方が多いけれど、男性は苦手な方が多いみたいなんですよね。(私調べ)でもきちんと説明したら、率先してやってくれるようになりました。「自分が弱っているのを気付いて!」なんて期待している時間がもったいない!!それに痛みを我慢して無理をしたら、治りも遅くなってしまう。治りが遅くなったらおいしいおっぱいも出ないんだから、これも息子のためです。やって欲しいことをきちんと伝えたら夫はちゃんと変わろうとしてくれたので、大助かりでした。“察してほしい”をやめたら、すっごく楽になりました!!でも強い口調だと(わが家の場合)ケンカになっちゃうから、穏やかなテンションで「こうしてくれたら本当に助かる!」という気持ちを“提案”しています。 ■誕生日の過ごし方にも変化が誕生日のときもそうでした。サプライズとかしてくれないのかな~なんて淡い期待もむなしく、だいたい忘れられる私の誕生日。息子が産まれた最初の年はさみしいな…なんて思ったりもしましたが、考えてみたら自分も相手に何もしてあげてなかったので何も言えず(笑)…ということで、次の年の誕生日にはとガンガン意見を伝えます。夫は察っするのが苦手でも、きちんと説明すれば実行してくれる。なら、最初から計画は私が立ててしまえばいいんだなと気づきました。このおかげで、この年の誕生日は本当に楽で楽しい一日になりました。2人きりだったらお互いの短所に目をつぶってあげていたかもしれませんが、子どもがいればそうはいきません。まして夫へのイライラを子どもに感じ取られたら子どもがかわいそうですからね。だから察してほしい女は封印しました(笑)相手に対して変わってもらいたいと強く思ったことは伝える! (これぐらい許せる! ということはお互いに言いませんが。)それが息子と出会ってから変化していった、私たち家族の新しいカタチです!
2019年02月26日ウーマンエキサイトの読者のみなさんこんにちは! ねここあんな。です!「パートナーのいいところは?」と聞かれて一番に思いつくことは何でしょうか。夫と結婚前にこの質問をされたら、たぶん私は「優しいところ」と答えていたと思います。今は、優しいことは変わらないけれど、優しさのかたちが変わったなと感じます。今回はそんな「パートナーのいいところ」と、「いいところの見え方」について描かせていただきました。■夫のいいところ「息子愛」結婚して3年半たった今、私が真っ先に思い浮かぶパートナーのいいところは「息子への愛があふれている」というところです。おかげできっくんも言葉をたくさん覚えるし、親子の仲良しな姿には癒やされます。私と夫で、次はきっくんに何を教えてみようかな♪ という楽しみもできました。最近では「これを教えたら覚えたんだよ〜」って夫婦で張り合ってます(笑)■夫のいいところ「厳しさ(=優しさ)」表面だけの優しさじゃないところも、いいところだと思っています。例えば息子が間違ったことをしていたときに叱ってくれます。厳しさも見せてくれるところが、優しさの一つかなと思ってます。私が言っても聞いてくれないときもあるんですが、夫の声はとくに響くようです。夫も「父」として頼もしくなったのかもしれません。そんな私たちですが、一時期は「きっくんが寝てくれない」ためにストレスがたまりしょっちゅうケンカをしていました。■ケンカばかりだったあのころ本当にあの時期は、夫の良いところがわからなくなっていました。しかし息子は1歳9ヶ月になったぐらいで睡眠が安定し、そのおかげで私の睡眠不足も解消しました。そして心も体も余裕ができたとたん、相手(=夫)のいいところに気が付けるようになりました。夫が変わってしまったと思っていたけれど、変わっていたのは自分でした。でもあのときの私は、「育児」という“変わらざるを得ない大きな仕事の真っ最中”だったんです。もちろん子育てが楽になるかどうかって、ママや子どもによっての個人差があると思うし、私と息子も来月にはまた新たな悩みを抱えているかもしれません。だから「余裕」ってどうやってつくるんだろうと思ったら、それは多分「自己にダメ出しをしないこと(今の自分をめちゃくちゃ高く評価すること)」なのかなと思います。だって「息子が今日も元気にしている」ということが、自分に課せられた使命だし、それを果たしていたら100点だって思うからです!そう考えると、夫も仕事へ行って帰ってから息子と遊んでくれるだけで100点満点なんですよね!今では毎日夫が帰ってくるたび「今日も帰ってきた♪」なんて楽しげな気持ちにもなれました。パートナーの良いところを見失いかけたら、相手ではなく自分に余裕がなくなっていないか見つめることが大事なのかもしれません。
2019年02月13日ウーマンエキサイトの読者のみなさまこんにちは! 1歳11ヶ月の息子きっくんに振り回されている、ねここあんな。です。ここ最近はイヤイヤ期が加速していき、お互い意地の張り合いのようにイライラする場面が増えてきました。今回はそんなイライラが爆発し、「鬼」と化した出来事について描かせていただきました。■食べない息子が悩ましいわが家の愛息きっくんは、あまり食の関心がなく、しかも結構神経質なタイプなんです。例えば食べたことないものは絶対に口に入れないし、隠して食べさせれば口の中に入れたものを全部出してしまうんです。少しでも偏った食生活を整えようとあれこれ気に入ってもらえるものを作るのですが、どれもこれも拒絶されるとさすがに私も我慢できず…つい声を荒げてしまいました。今こうして冷静になってみると、小さいことなんですよね。でもそのときは、いろんな感情が混在して爆発してしまったんです。残念なことに「偏った食生活じゃ心配」という気持ちよりも「なんで食べてくれないの~もぉぉぉ」という感情的なものの方が強かったと思います。身勝手な理由で怒ってしまったことや、大声で威圧する自分はまるで鬼のようでした。さらに追い打ちをかけるように涙を流す息子の姿に、親としてどうなんだ、という自己嫌悪を抱き涙が出ました。そんなことを繰り返し、出口のわからなくなっていた私。きっと身近な存在の夫に相談すべきなのでしょうが、このころの私はゆがんだ感情から相談できずにいました。なぜなら、たまに夫が私と代わってご飯をあげた時に限って、息子はお利口さんに食べたりするんです。正直悔しくて、悲しくて、もっと夫が困ったりイライラしてくれたら救われるのに…なんて意地悪な考えさえ持っていました。気づいたら涙と一緒に本音がこぼれていました。涼しい顔で息子にご飯をあげていることが悔しい、なんて思っていました。けれど案外、夫も夫なりにイライラしていたり、その感情を押し殺す努力をしていたことを知りました。もちろん公共の場とか店内とか、放っておけないような状況もありますが…「様子を見る」それは息子のためだけでなく、自分の怒りを静めるためにも大事な時間なんだと思います。そして何より、この話し合いで夫が“私の大変さを理解してくれた”ということが心の支えになりました。「夫はどうせ私を“ダメな母親”とでも思っているんだろ?」という自分の中のゆがんだ考え方は実は思い込みで、きちんと話し合ったら「大変な時は家事とかやらなくてもいいよ」という優しい考えを持っていたのでした。パートナーに対してゆがんだ考えを持っていたことが、私が反省すべき「鬼」の部分だったのかもしれません。それからは、私の中には余裕が生まれました。偏ってでもいいからバナナとかうどんをあげて、それでも食べないのならさっさと片付ける!おかげで親子でストレスが減ります。それに育児以外の家事などがおろそかになっていても、「きっくんのために頑張ってたんだから仕方ない!」「夫も理解してくれてるし!」という「まいっか精神」が心の安定を保ってくれるようになりました。もともとズボラなのに、このことがきっかけで余計ズボラになりましたが、鬼が出ることは珍しくなりました!結局私の中の鬼は、「心の余裕ボルテージ」が空にならなければ現れないんだと思って、手を抜けるところは抜いています。それが心穏やかに過ごせるコツです!
2019年02月02日こんにちは!ねここあんな。です!現在息子のきっくんは1歳10ヶ月ですが、実は1歳6ヶ月頃から“あること”を教えていました!!■1歳息子、“はじめてのお手伝い(!?)”スタートそれは…「お風呂上がりの父ちゃんに着替えを渡す任務」です!お手伝いをさせたかったというわけではなく、なんとなく息子が父ちゃんに「どうぞ~」をしてくれたらかわいいなって思って始めたことでした。…というのも、うっかり屋の私がいつも夫の着替えを置き忘れてしまうんですよね。最初は夫に対して、自分で持っていけばいいのに~とかひねくれたことも考えていました(笑)こんなことでヘソ曲げてしまう、かわいげのない妻…。日々の育児の疲れから、この頃はとくに余裕がありませんでした。ちょうどその頃、きっくんが初めて発するようになった言葉が「トット」でした。意味は「父ちゃん」を指すのか微妙な感じでしたが、この愛称をいたく気に入った私たちは父ちゃんを「トット」と呼ぶようになったのです。そして気づくとかわいい姿見たさに「トットにどうぞをする」を、毎日のいろいろなシチュエーションの中に組み込んでいたのでした。■息子の“どうぞ”で夫婦も円満に!?このやり取りがなんともカワイイ!!!!無事、トットのもとへたどりつけなくてもカワイイ!!!!!しかもこの繰り返しのおかげで「トット=父ちゃん」や「どうぞ=渡す」と理解してくれるようになりました!息子とのコミュニケーションだけでなく、夫婦間でもめちゃくちゃ盛り上がるので家族みんな幸せ!「ありがとう」って言葉が毎日飛び交うのってなんだか幸せだなぁ…と、きっくんのおかげで思わされます。今では「ほら! きっくんの任務だよ!」と言うだけで当たり前のようにコレをこなすのですが、私たちの喜びはいつまでも新鮮なリアクション。親バカゆえの楽しみ方です。冗談交じりに「オムツ代ぐらい働かないとね! ほらほら!」なんて声をかけたりもしています(笑)そして、ズボラな母ちゃんによって明らかに仕事量を増やされる息子…。■“どうぞ”の応用編…“ポトン”に“ポイッ”結局ちゃんと入れてるか確認するために近くまでついていくので、自分でやった方が早いんですけどね。そこをあえて息子に頼むことで、親子で達成感をかみしめています!もちろん最後は褒め褒め攻撃でフィニッシュ!お手伝いや勉強を“させる”んじゃなくて、楽しくやっていたことが“たまたま”お手伝いだったり勉強だったらいいなぁと思っています!
2019年01月19日子育て中のママたちにとって、わが子と過ごす1日のスケジュール管理は、重要タスクのひとつ。「眠い」、「お腹減った」、「まだ遊びたい」…。子どもの要望とうまく折り合いをつけながら、日々の進行管理を行うものの、ささいなことでリズムが狂い、すべての予定が噛み合わなくなることもたびたび。負のスパイラルにハマり、気力・体力を使い果たした結果、精神的に追い込まれるママたちは決して少なくないでしょう。そんな育児の苦しみや抑えがたい苛立ちと格闘する母の姿を描いた育児漫画がインスタグラムにアップされ、今もなお話題を集めています。漫画を描いたのは、コミックライターのねここあんな。( @necoco_anna )さん。「私の中には、鬼がいる」インパクトのある言葉から始まる この作品 は、ねここあんな。さん自身の体験がベースとなっており、多くのママたちにとっては、決して他人事とは思えないような衝撃的な内容になっています。■夜、寝ない…それは母親にとって想像以上の地獄ことの発端となったのは、子どもが夕方に昼寝をしてしまったことで、眠りのリズムが狂ったというささいなことでした。しかし、どんな小さな出来事であっても、致命的な問題になってしまうのが育児の辛い現実。結果、その日を境に就寝時刻は遅くなり、息子は朝から睡眠不足でイライラ、いつもよりもイヤイヤが激しくなることにつながったといいます。育児と家事で日々精一杯の母は、子どものイヤイヤと向き合うための多大なるパワーを消耗し、さらに体力を回復させるために必要な自身の睡眠時間さえ削られる始末。疲れているのに、眠れない…、そして繰り返される授乳。育児のつらさのひとつには、寝たいときに眠れないというストレスとともに、心の余裕をなくし、「自分」が「自分」でいられなくなるという想定外の苦悩を味わうこともあるのです。■もう限界…母の苛立ちが爆発したあの瞬間のこと夜寝ないわが子との日々から脱すべく、母は息子の昼寝を短く切り上げ、午前中もお昼寝後も精一杯遊ばせるなどの努力で乗り切ろうとします。しかし、そのぶん家事はまったくできず、しわ寄せが起きることに…。そんなある日の夕方、子どもの食事、お風呂と段取りを組んで、進めようとする母に対して、眠さと自分で食べたいけど食べられない…というイライラを募らせた息子が、激しいイヤイヤで応戦してきます。先にお風呂に入れたい母と眠いからおっぱいを欲しがる息子との戦いはどんどん激しさを増し、そしてついに…ずっとずっと我慢していたものが、おさえきれず、どうにも止まらなくなった瞬間。過酷な育児のなかで、ぐっとこらえていたのに、“我慢の紐がゆるんだ”一瞬のうちに、苛立ちが子どもに向かってしまったのです。してはいけないことだと頭では理解しているからこそ、ハッと我に帰り、子どもの顔を見たときに沸き起こる自己嫌悪や悲しみは、もはや言うまでもありません。■ご飯よりもお風呂よりも、もっと大切なわが子のこと苛立ちの限界を超えた自身の姿を“私の中には鬼がいる”と表現したねここあんな。さん。しかし、冷静に自らを見つめてみると、子どもの気持ちを無視して、頑なに育児や家事を進めようとした自分の行動に反省をおぼえます。そして母親の精神状態が、いかに子どもへの態度に影響し、育児に影をおとしてしまうのかについても深く理解するのです。我が子は常にかわいくて、愛おしい存在だ。それは揺るがないけど、「かわいい」も「大好き」も「愛してる」も余裕がなくなると伝えられなくなる。出典: @necoco_annaさん Instagramより 母親だって、人間。ギリギリまで気持ちが追い込まれ、心の余裕をなくせば、わが子への愛さえもうまく表現できなくなることだってあります。母性本能は、決して無敵なものではないのです。そしてインスタグラムの投稿文には、漫画を投稿する際に、「これを見て嫌な気持ちになる人がいるのではないか」という複雑な想いを抱えていたことをつづっています。どうしようかなとか思ってたけど、こんな一日を含めても我が子を愛しいと思ったことに変わりはないし、もし今余裕がなくなってる人がいたとしたら伝えられることがあるかなーと思ってpostしました。出典: @necoco_annaさん Instagramより 母親の愛が神聖なものであることを期待する世の中の風潮がいまだあることで、現実とのギャップに苦しみ、さらに「私はダメな母親なのでは…」とママたちを追い詰めてしまうということもあります。しかし、ねここあんな。さんが描く漫画のなかには、ただきれいごとだけでなく、愛するがゆえの苦しみが生々しく描かれていることで、育児で気持ちが辛くなったママたちに「あなただけじゃないよ」と、強い励ましと心の癒しを与えてくれるのです。■ねここあんな。さんの連載がはじまります!そんなねここあんな。さんのコミックエッセイの連載が、いよいよウーマンエキサイトではじまります。家事に子育てにとがんばる母親としての等身大の日常は、きっと多くのパパママたちの心に寄り添ってくれるはず。ぜひお楽しみに!ねここあんな。さん2017年2月生まれの息子さんを育てながら、コミックライターとして活躍中。育児の辛いも楽しいも、正直に描いた育児漫画がインスタグラムで話題を集めています。●ねここあんな。さんのインスタグラム: @necoco_anna
2018年12月08日もう過ぎたことだとはわかっているのに、あの時、なんであんなことしちゃったんだろう? あんなことしなければよかった… など、いつまでも後悔してしまい、心が苦しい時はありませんか? 心屋認定講師の石川稀月さんが、後悔せずに今を快適に過ごせるようになる処方箋をご紹介します。■後悔より、素敵な未来をイメージしよう後悔したり、反省することは一般的に、自分を省みるという点でいいこととされていますが、実はうまくいかなかったことに焦点を当て「うまくやれない自分」というイメージを強めて、自信や自己肯定感を揺るがせてしまいます。後悔とは、自分で自分を責める行為。うまくいかなかった上に責められては、やる気が出なくなる、明るい見通しができなくなる、不安になるのは自然なことです。自分を責めるために使ってる時間と力は、自分のいいところやうまくいっているところ、素敵な未来をイメージするために使った方が有効です。■違う選択肢を選んだら、うまくいったの?「なんであの時?」と後悔しますが、その答えは「こうなることはわからなかったから」です。時間が経過して結果が出たから、違う選択肢の方がよかったと思うのです。人は何かを決める時、その時その時で「最高の決断」をしています。自分が不幸になるように決断をする人はいないのです。例えば、たくさん食べてしまって体重が増えて後悔してしまう場合でも、それは、自分を満足させる、気分良くさせることを優先して決断した結果なのです。違う選択肢にしたらうまくいった、などという確証はないことを、覚えておきましょう。■“最高の決断”をした過去の自分を認めてあげよう自分がどうしてその決断をしたのか、思い出してみましょう。素敵な未来を創りたくて決断して、頑張ったり、努力したりしたはずです。ぜひ自分をうんとほめたり、ねぎらってあげてください。「よく頑張ったね、思ったような結果にならなかったけど、次はきっとうまくいくよ、また一緒に頑張ろうね」など嬉しくなる言葉を、自分を抱きしめながら言ってあげましょう。■「現実」は、自分の心の中の「材料」で創られるうまくいかなかった原因は、「たまたま」だったりします。どんな人にもうまくいかない時があるのです。小さい頃から、○○だからダメ、××しないと、△△でいないと、□□になったら終わりだ、などと教育されます。たまたま起きたつらい出来事から、自分で学習して自分なりの決め事を作って守り通していたりもします。その心の中の材料に影響されて、辛い努力をしてしまったり、恐れていることを実現してしまいます。 大切なのは「材料」です。「好きなことをしていつもうまく行っちゃう人」「ありのままで人も自分も幸せにする人」「物事はうまくしかいかない」など、嬉しくなる、やる気の出る魔法の言葉を何度もつぶやいていい材料を心の中に入れておきましょう。うまくいかなかったのはたまたまで、次はきっとうまくいくと思え楽になっていけるでしょう。■後悔は「自分をもっと大切にして」というメッセージ 未来や他人にいい評価をもらうために我慢して、今を犠牲にしてしまうから、望んだ結果にならなかった時、損した気持ちになるのです。過去の我慢した辛さが実を結ばなかったことが悔しいのです(この悔しさが嫌いで頑張らない人たちもたくさんいたりします)。後悔はあなたからの「自分をもっと大切にして」というメッセージなのです。■後悔しないためにできること他人軸をやめて自分の機嫌を大切にしましょう。自分は「本当は」どうしたいの? 自分は「本当は」どうしてもらいたいの? 何をわかってもらいたい? どんな気持ちでいるの? 我慢しすぎてない? 疲れてない? をちゃんと気にかけましょう。今この瞬間の自分の機嫌がよければ、どんな過去でも「あんなことがあってかえって良かった」と思えるようになります。どんな状況も出来事も「しあわせのたね」として扱っていきましょう。今感じている我慢やがんばりすぎは、本当に必要な物なのでしょうか? 好きなことをしていてもうまくいくとしたらどうしますか?なにかを決める時は、「後悔しない」「自分を責めない」ことも込みで決める。自分を大切にして、今の自分をちゃんと幸せにしていきましょう。 ・このカウンセラーのブログを見る
2018年01月25日先日アラサー独女からこんな声を聞いた。・「同じ社内に40代の女性でモテる人がいます。男性社員はなんでアラサーの私を通り越して彼女なのか不思議でなりません……あんなオバサンでも女扱いできるの?」「20代、30代男性から人気のアラフォー女性の上司がいます。若い女性よりも彼女のがチヤホヤされるのはなぜ?」――若い子じゃなく、わざわざオバサンのとこにいってしまう男性たち。そう、もはや「女は若けりゃいい」「付き合うなら年下」……などという定説は覆されつつある。近年は晩婚や非婚化が進むのと比例して男性側が交際相手の歳を気にしなくなってきているのだ。「え?肌のハリやスタイルをみたら絶対に若い子の方がいいに決まってるのに!!」……とあなたは思うかもしれない。しかし、若い女性を外してオバサンの方に行くにはこんなわけがあるのだ。若い子にはない魅力~「男の気持ちを理解している」・「年上の女性って“男ってこういうもんだ”っていう境地に至っている。“男のダメな部分”や“だらしなさ”をちゃんとわかってるんだよね。『男でしょ!』『男のくせに!』なんてことを口にしないし、男を甘えさせてくれる」(30代・男性・エンジニア)・「年上女性だと変にカッコつけなくて済むんですよね。そういうカッコつけとか無理してミエはったところで絶対見透かされてしまうし、どうしたってかなわない。だから弱みも見せられる」(20代・男性・飲食店)・「ここぞというときにちゃんと男を立ててくれます。年上彼女は最高です」(30代・男性・専門職)・「アラサー独女なんかよりアラフォーで既婚者の女性のほうが男心を理解してるよね。だいたいアラサー女って男を理解しようとするどころか男へのダメ出しが多すぎる!愚痴や不満ばっか」(30代・男性・営業)……年上女性がモテるのは男心を理解しているからこそ!男のミエやずるさを見抜いている女性に男性は「参りました」と白旗を振ってしまう。これまで恋愛や人間関係において、悩み苦しみ傷ついてきたからこそ、人を包み込めるだけの器量や余裕があるというもの。男が多少の粗相をしでかしても動じないし追い詰めたりしない。男の弱さを知ってる分優しくなれるのだ。“男を転がし甘えさせえてやる”ことなど二十代の小娘にはできない芸当である。若い子にはない魅力~「一緒にいてラク」・「男に“してもらって当たり前”になっている若い女は疲れる。『彼氏ならこうして』って要求やワガママにはウンザリ。年上の彼女なら対等に付き合える」(30代・男性・地方公務員)・「相手が年下だとどうしてもこっちがリードしなきゃいけなくなる。会話も楽しませなきゃとかデートもどっかに連れてかなきゃとか……で、それが彼女の意に沿わないとむくれる。年上の女性なら面白くなくても露骨に顔に出したりしないし、そもそも男に任せっきりにしない」(30代・男性・医療機関)・「彼女と歳が近いとお互い意地をはってしまうことが多い。下らないことでケンカになる。でも相手が年上だと意見が合わなくても冷静に話合えるし、勝ち負けにもこだわらないからラク~」(20代・男性・美容師)――年上女性は男に頼り切ったり相手に依存したりしない。男性にとって恋愛やデートで疲れるのは「男がリードしなきゃいけない」という気負いからである。しかし年上女性ならこのプレッシャーはなくなり肩の荷が降りるというもの。男にすべてを丸投げしたりせずにお店やデート場所の提供もしてくれるし、男が計画したデートプランがイマイチでも機嫌を損ねたりなどしない。気に入らなければちゃんと代替え案を出してくれる。付き合うことで“ストレス”がかからないことこそ、男性にとっては居心地よくなるのだ。若い子にはない魅力~「内面から出る人間的魅力」・「自分がまだ青二才の時にはわからなかったけど女性の真の魅力って外見の美しさだけでなく内面から出るものだと感じてます。人への思いやりや気配りが自然にできる……。若い子はそういうことを男に褒めて欲しくてやるからあざといですよ」(30代・男性・福祉) ・「『女としてというより、人としてどうなの?』っていう30代女性がうちの課にいます。いくら美人でもギスギスしていたり人と和めない女性は勘弁!男性社員から敬遠されてます。年に関係なく聞き上手な女性は誰からも好かれますね。気さくなアラフォー女性は話しやすいです」(30代・男性・教育関係) ・「会話して楽しい40代の女性と話が合わない若い女性なら絶対前者。人間的な魅力こそ評価の対象になると思います」(30代・男性・運送)・「若いってだけであぐらかいてる女性より、常に目標や夢があっていつもそれに向かって努力している年上女性は生き生きしていて魅力的です」(20代・男性・販売)・「『この人と仲良くなりたいな』って感じるのは外見や年齢とかよりも“人当たりの良さ”だと思う。誰とでも分け隔てなくにこやかに対応してたり、コミュニケーションが取りやすい女性とはもっと交流を持ちたいと思うし、そこから恋愛に発展することもある。年上だからという理由で恋愛対象外にはならない」(30代・男性・薬剤) ――人生経験を積み年齢を重ねたからこそ出るのが“内面の魅力”である。「あの人いいよね!」と男性がなるのは話してて楽しい女性といえる。気が利いて明るくて、見ているこちらにも元気を与えてくれるような女性なのだ。男性たちははじめから恋愛対象や女として見ているのでなく、会話や“やりとり”を通して相手に惹きつけられてゆくのである。【年齢を重ねた女性がモテるのは人としての魅力があってこそ】男性から本当にモテるのは美魔女ではない。エステやサロンに通うスタイルのいい熟女ではない。ただ外見だけを磨いてもそれは「エロの対象」でしかない。いくら年にあらがって若い子に張り合ったところで“メス”としての魅力は若い子にはかなわないのだ。顔やスタイルだけで選ぶなら“若ぶってるオバサン”なんかより“本物の若い女”の方がいいに決っている!!しかし、人を惹きつける魅力は決して外的要素だけではない。立ち振舞や言動から滲み出るオーラなのだ。経験値や生き方こそがその人の“持ち味”になる。磨くのは外見より自分の生き方というスタイルだ。若さを失っただけの女でなく、年齢を重ねたからこそ「あの人、いいよね」と言われる女になろう。体験型恋愛コラムニスト・神崎桃子
2017年03月16日近所にとても仲良しな老夫婦が住んでいる。出かけるときはいつも一緒で本当に毎日幸せそう。私も結婚したらあんな夫婦になりたいなぁ。今回は、マイナビニュース会員の独身男女300名に「あこがれの夫婦」について聞いてみた。Q.身のまわりに「ああなりたい」とあこがれる夫婦はいますか?はい(男性)9.3%/(女性)14.7%いいえ(男性)90.7%/(女性)85.3%Q.(「はい」と答えた方にお聞きします)それはどんな夫婦ですか? どんなところにあこがれますか?■いつも仲良し・「子だくさんで仲良くやっている友人夫婦」(32歳女性/金融・証券/営業職)・「いつも一緒に料理したり仲良さそうな夫婦」(25歳女性/その他/その他)・「いつまでも仲良しな夫婦で、共通の趣味を楽しんでいる人たち」(32歳男性/小売店/事務系専門職)・「お互いの趣味を楽しみながらも、夫婦で一緒に出掛けたりして仲良くしている」(28歳女性/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)■自分の親、親族・「自分の両親、ほのぼのしているから」(31歳女性/金融・証券/営業職)・「叔父さん夫婦がいつまでも仲良くて2人でよく旅行行っている、熟年でも仲良くて良いなと思う」(30歳男性/人材派遣・人材紹介/その他)・「自分の両親、60歳過ぎてもお互いを支えあい尽くしあっているので」(33歳女性/運輸・倉庫/事務系専門職)・「親戚の夫婦、おじさんがしっかりとおばさんをサポートしているのがかっこいい」(29歳女性/金属・鉄鋼・化学/事務系専門職)■歳をとっても仲が良い・「どんなに年をとっても歩くときに手をつないでいる」(23歳女性/学校・教育関連/専門職)・「おっとりと仲の良い年寄り夫婦、年季を重ねた感がある」(36歳女性/医療・福祉/専門職)・「老夫婦が手をつないで歩いているのを見て、年をとってもこうなりたいと思った」(20歳未満女性/医療・福祉/専門職)・「おじいちゃんおばあちゃんになっても一緒でかけたり一緒にいる夫婦」(29歳女性/ソフトウェア/技術職)■お互いを尊重し合っている夫婦・「お互いの仕事を尊重している上司夫婦、お互いを尊敬する姿勢に憧れる(24歳男性/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)・「お互いを尊重しあっているところ」(29歳男性/医療・福祉/専門職)・「お互いをリスペクトし合っていて、本当の意味で愛し合っていると思うから」(27歳女性/金融・証券/事務系専門職)■その他・「夫婦が共働きで裕福等」(24歳女性/その他/事務系専門職)・「とにかくおしゃれ、お子さんもいるのに自分のことも大事にしている感じ」(30歳女性/情報・IT/クリエイティブ職)・「ちょっといい加減だけど頼れる旦那さんに、しっかり者で外では旦那さんを立てる奥さんですごくうまくやっている」(42歳女性/マスコミ・広告/事務系専門職)・「お互い共働きで忙しく働いているのに、家事などを助けあってうまく生活している夫婦、これからの夫婦の形なのかなと思った」(24歳女性/食品・飲料/専門職)■総評あこがれの夫婦として、自分の「親」や「親戚の夫婦」など身内を挙げた人が多かった。「自分の親は何やかんや仲良くやっている」といったコメントが寄せられていたが、いつまでも両親の仲が良いというのは幸せなことだろう。自分の親が「夫婦としての見本」ともなっているようだ。年老いても仲の良い夫婦にあこがれを抱く人も多かった。老夫婦が仲むつまじげに手をつなぎ歩いているのを見ると、「自分もこうなりたい」と思うそう。老夫婦とまでいかなくても、「幼なじみ」でずっと仲良しな夫婦や、「高校の時から付き合っていてそのまま結婚した友人夫婦」など付き合いの長いカップルは、独身者のあこがれの対象のようだ。他にも「いつでも笑顔があふれていて幸せそうな大学の先輩」や、「いつまでもラブラブ」な夫婦などにあこがれの声が寄せられた。夫婦仲が良いというのは、本人のみならず周囲にいる人たちにも良い影響を与えているのかもしれない。調査時期: 2015年8月13日~16日調査対象: マイナビニュース会員調査数: 男性150名 女性150名 合計300名調査方法: インターネットログイン式アンケート※写真と本文は関係ありません
2015年09月02日