『ボルベール〈帰郷〉』『ペイン・アンド・グローリー』以来、7度目のタッグとなるペドロ・アルモドバル監督と主演ペネロペ・クルスの黄金コンビが贈る『パラレル・マザーズ』。この度、予告編と場面写真が解禁となった。待望のアルモドバル監督最新作では、ライフワークでもある母の物語に戻り、同じ日に母となった2人の女性の数奇な運命と不思議な絆、そしてこの困難な時代における生き方を描き、新たなアプローチで深く広く多様な世界観を作り上げた渾身の1作。解禁となった予告編は、ジャニス(ペネロペ・クルス)の出産シーンから始まる。娘と対面した父親に、「DNA検査をしたほうがいい」と言われたことで状況が一転。「心配事をなくすため」と、自分に言い聞かせながら娘の検体を採取する様子や、「最愛の娘は、他人の子でした」という衝撃のナレーションにのせて激しく動揺するジャニスの表情が映し出される。同じ日に母となった17歳のアナ(ミレナ・スミット)に「娘さんの父親はどんな人?」と聞くと、アナは「誰かわからない」と返す。そして突如、「娘が亡くなった」と打ち明けるアナの姿や、「かわいい子」「あなたを愛している」と涙ぐむジャニス。またその中で、年老いたジャニスのおばが「私の夢は家族がいつかひとつになること」と願うシーンも見受けられる。併せて解禁となった場面写真では、切なく悲しげな表情で赤ちゃんを見つめるジャニスとアナのショットや、妊婦姿のペネロペなどが切り取られている。そのほか、料理をしながら楽しそうに話すジャニスとアナのカットも。2人のシングルマザーがどのような運命を辿っていくことになるのか、注目だ。『パラレル・マザーズ』は11月3日(木・祝)よりヒューマントラスト有楽町、Bunkamura ル・シネマ、新宿シネマカリテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:パラレル・マザーズ 2022年11月3日よりヒューマントラスト有楽町、Bunkamuraル・シネマ、新宿シネマカリテほか全国にて公開© Remotamente Films AIE & El Deseo DASLU
2022年08月18日看護師でありシングルマザーでもある、まゆんさんの体験を描いたマンガを紹介します。長年勤めた病院を辞め、看護師ではなくなったまゆんさん。ある日、まゆんさんの母が「辞めてくれてよかった」とひと言。その理由とは……。★関連記事:「ポキッ」のし掛かる圧力に心が折れてしまって… #看護師でシングルマザーな私の話 29こんにちは。自閉症スペクトラムの息子を持つ、シングルマザーのまゆんです。病院を辞めたものの、次のことは何も決めていませんでした。私は心が折れて退職したので、まずはその傷から治す必要がありました。それには時間が必要で、今までにないくらいゆっくりと過ごしていました。ある日、母がみかんを持って私の元へやってきました。母は、私が仕事を辞めてくれてよかったと言いました。私は何で? と思いながら、母の話を聞きました。すると、「この半年のまゆんのため息の多さに、こっちまでまいりそうになっていた」と。私は母に我慢をさせてしまっていたのです。普通なら「ため息つかないで、こっちまでおかしくなりそう」と言いそうなものなのに……母は私のため息の理由をわかっていたからこそ、何も言わないでいてくれたのです。母に申し訳なく思う半面、ありがたくも思いました。我慢していたのは自分だけじゃなかったんだ。そう思わされました。ー--------------何も言わずに娘を見守っていたまゆんさんの母。ふとしたときに気付く親の愛情ってありますよね。著者/まゆん(41歳)自閉症スペクトラムの息子をもつシングルマザー。看護師として日々働いている。Instagram:@mayun4311
2022年08月15日1人娘を持つシングルマザー・田島さん(34歳)。毎日仕事と育児で大忙しの日々ですが、娘の担任のイケメン保育士にひそかに片思い中♡自身の魅力を武器に先生にアタックを仕掛けるも、ことごとく効かずモヤモヤ。と思いきや、いきなり先生に呼び止められた⁉もしかして求婚されちゃう…!?...意中の先生が結婚することになり大ショック…と落ち込んでいたら、新たな出会いが!早速巨乳をアピールする田島さん、立ち直るスピードは超特急です。シングル同士、大人の恋愛が始まるかもしれませんね。巨乳ママ・田島さんの恋愛奮闘記は続く…!?原作:mamagirlWEB編集部作画:タバタユミあわせて読みたい🌈【実話】美人ママの秘密を大暴露!実は〇〇してるんです
2022年08月13日2児のシングルマザー・りりこさんは、Instagramで3万人のフォロワーを抱え、自身の離婚体験談やフォロワーさんたちの離婚・シングルマザーとしてのあれこれについてシェアしています。今回は、りりこさんが離婚を決意したあと、夫に離婚をしたいと伝えた時の体験談を紹介します。 すぐに逃げられる準備をして、子どもを預けました結婚1年目からうまくいかず、10年間我慢しつづけついに心身ともに不調をきたしてしまいました。引越しや子どもの心の準備期間などを考えて、離婚したい日の1カ月くらい前に、夫へ離婚を告げることにしました。 まずは下準備。子どもたちをお友達のママにお願いして、預かってもらいました。離婚を告げることで激高し、暴力を受けるおそれもあったので、自宅ではなく人が多い外で伝えようと決めていました。夫の様子によってはすぐに逃げられるように、アパートを契約しておきました。 「お別れしたい」カフェで離婚の意思を伝えました「子どもたちが今度お友達の家に遊びに行くの。久しぶりに二人でごはんでも行かない?」と夫を誘い出しました。 レストランでランチをしながら伝えようと思っていたのですが、静かなレストランで周りに丸聞こえになってしまいそうでなかなかか言い出せず、食後賑やかなカフェに入りました。どきどきしながら、いざ夫へ伝えます。 「実は……お別れしたいなって思って」 今までずっと寂しかったこと、離婚を決意したけっかけなどを伝えていると、感情が出てきてしまい、泣きながら一生懸命言葉にしました。 動揺する夫、もう限界の私「このタイミングで? 子どもたちが成人してからじゃダメなの?」と、夫は動揺した様子でいろんなことを聞いてきました。でも、私はずっとずっと、もう10年以上我慢してきて限界だということ、もう耐えられないと答えました。 カフェを出たあと、夫はなぜか「海に行こう」と言い出し、ドライブして帰りました。恐れていた「キレられる」「暴力を振るわれる」ということもありませんでした。そして翌日、夫は豹変しました。 まるで別人のように豹変した夫夫は人が変わったようにやさしく、家族思いの夫・父親に変わりました。夫は控えめに「離婚したくない」という思いを伝えてきましたが、私の心はもう変わりません。今さら急にやさしくなっても、もう遅いんです。 今までどれだけ私が努力しても何も変わろうとしなかったのに、離婚を切り出された瞬間に豹変するなんて……。もしこれで「やっぱり離婚はやめておこう」なんて言ったら、数カ月後にはきっと元通りになるのが目に見えています。騙されちゃいけない。離婚を告げてやっと、普通の人間として接してもらえるようになりました。 「どうして家族を大切にしなかったの?」衝撃の答え夫が急にやさしくなったことで「どうして家族でいるとき、大切にしようと思わなかったの?」と疑問に思い、聞いてみました。すると、驚きの答えが返ってきました。 「結婚したから、いなくならないと思ってた」 結婚したから、いなくならない。だから、大切にしなくていいし、ひどいことを言ったり、したりしても許される……そんな思いもよらない考えを本人の口から聞いて、改めて「離婚して本当良かったー!」と思いました。 今では子どもたちと平穏で幸せな日々を送っています。夫との生活を無理して続けて泣きながら暮らすより、離婚して子どもたちと笑顔で暮らす選択は間違っていなかったと思っています。 著者:シングルマザーりりこ2児のシングルマザー。フォロワー3万人を超えるInstagram(@sinmama_life)では、自身の離婚体験談やフォロワーさんたちの離婚・シングルマザーとしてのあれこれについてシェアしている。
2022年08月12日看護師でありシングルマザーでもある、まゆんさんの体験を描いたマンガを紹介します。病院で主任として働いていたまゆんさん。転職について考えていたものの、まゆんさんの心は音を立てて折れてしまい……。★関連記事:「中間管理職ってきつい」その言葉を身をもって体験して… #看護師でシングルマザーな私の話 28こんにちは。自閉症スペクトラムの息子を持つ、シングルマザーのまゆんです。私は看護師として患者さんと関わったり、主任として上司と部下の間に入ったりして日々忙しく過ごしていました。そんな中でも息子の太郎のことを考えたり、転職について悩んだりしていました。職場が決まるのか、人間関係はどうなるのか。他にも有給休暇や通勤時間のことなど、考えることはたくさんありました。それ以外のことでも考えたり、悩んだり、迷ったり。とにかく思案する余裕がありました。ただ、主任というポジションにいた私はいろいろな人の間挟みになっていることもあり、何だか圧力を感じるようになりました。日に日に大きくなる圧力にいつしか何も考えられなくなってしまい……。ある日、心が「ポキッ」と音を立てて折れてしまいました。このことがきっかけで、私は「看護師を辞める」という選択をしました。ー--------------自分の心のことを考えて病院を辞める決断をしたまゆんさん。退職をするのはなかなか難しいですが、自分の心身は大切にしたいですよね。★関連記事:「何か怒らすようなことしたか…?」恐る恐る夫が問いかけてきた理由は… #デブス女の修羅場 23★関連記事:「どんだけ!」正直なめていた! 粉瘤摘出手術のスケジュールとは? #アラフィフ主婦ちゃんねる 4★関連記事:「どうする?」コミュ力がポンコツなアラフォーのあいさつ問題 #アラフォーの気にし過ぎな毎日 25著者/まゆん(41歳)自閉症スペクトラムの息子をもつシングルマザー。看護師として日々働いている。Instagram:@mayun4311
2022年08月11日2児のシングルマザー・りりこさんは、Instagramで3万人のフォロワーを抱え、自身の離婚体験談やフォロワーさんたちの離婚・シングルマザーとしてのあれこれについてシェアしています。今回は、「離婚して幸せになった!」というりりこさんご自身の体験談について紹介したいと思います。 結婚1年目からうまくいかなかった夫婦関係私は半年の準備期間を経て離婚しました。30代後半でパート勤め。小学生の男の子が2人いる、平凡な主婦です。そんな私が離婚できるなんて、精神的にも、経済的にも考えてもいませんでした。 思えば私たち夫婦は、結婚1年目からまったくうまくいっていませんでした。思いやりのない夫婦関係でした。 夫は私にとって理解できない行動をしてきて、悪い点を指摘すると「自分は悪くない、おかしいのはお前だ」と非難されてしまいます。義実家に相談しましたが、「息子は悪くない、責めるほうがおかしい」と言われ、悩むばかり。毎日「離婚したい」と考えて、毎日頭の中で夫とケンカしていました。 「私が我慢すればいいんだ」「子どもたちが幸せならそれでいい」「自分が選んだ夫だから、自分に責任がある」 そう思っていました。夫婦関係を改善したくて、これまで様々な努力をしました。努力して、我慢して、もっと努力して、我慢を積み重ねて……。 そんな日々が10年続き、ついに私の心が壊れてしまいました。毎日一人になると涙が自然と溢れる日々が続きました。 「離婚は子どもが成人してから」と思っていたけれど「子どものためには、両親が揃っていたほうがいい」そんな固定概念があり、離婚は子どもたちが成人してからしようと考えていました。でも、夫によるストレスを子どもにぶつけてしまうことがあり、子どものためにも早く離婚していればよかったと今は強く思います。 私は子どもにかけてしまった負担を思い出しては、今でも深く落ち込みます。本当につらかったのは、子どもたちだったんです。私がどんなに後悔しても、過去は取り返しがつきません。 離婚を決意したきっかけは?離婚について考えるようになったあるとき、ネットで「カサンドラ症候群(※)」という言葉を知り、私と彼がうまくいかない理由はこれだと気づきました。それと同時に、「私は夫と離婚しなければ、幸せにはなれない」と悟り、離婚を決意しました。このときから、不思議と涙が止まりました。 離婚は、とても勇気がいりました。そして、とても面倒でした。でも、離婚した今、離婚してよかった、すごくすごく幸せだと感じています。 離婚すると心も体も軽くなった離婚して半年が経ち、「離婚して本当によかった!」「幸せ!」「未来に光が見えてきた!」と思っています。 離婚前は毎日心がモヤモヤ・イライラ……体も重く、だるかった。それが、離婚後は心スッキリ、体は軽い! 心も体もすごく良くなり、毎日の気分の落ち込みもなくなりました。 こんな私でも離婚できたし、シングルマザーとして安定した生活がおくれています。頑張って良かったー!!! 子どもたちには、申し訳ない気持ちでいっぱいです。本当は仲良し夫婦で、穏やかな家庭で、幸せしか知らない子ども時代をおくらせてあげたかった。理想は崩れてしまったけれど、私が子どもたちを絶対に幸せにします。私の記録が誰かの役に立ったら嬉しいです。 (※)「カサンドラ症候群」:家族などが発達障害の一つである「アスペルガー症候群(ASD)」のために、うまく関係を構築できず、身近にいる人に不安や抑うつなどの心身の不調がでる状態のこと著者:シングルマザーりりこ2児のシングルマザー。フォロワー3万人を超えるInstagram(@sinmama_life)では、自身の離婚体験談やフォロワーさんたちの離婚・シングルマザーとしてのあれこれについてシェアしている。
2022年08月10日看護師でありシングルマザーでもある、まゆんさんの体験を描いたマンガを紹介します。長年勤めていた看護師という職業から離れたまゆんさん。中間管理職だったまゆんさんが思うこととは……。★関連記事:「何を中心に考えるか」私が退職するまで考えていたこと #看護師でシングルマザーな私の話 27こんにちは。自閉症スペクトラムの息子を持つ、シングルマザーのまゆんです。私は以前働いていた病院では主任を任されていました。いわゆる中間管理職で、上司と部下の間に挟まれていて……。よく中間管理職は板挟みになってきついと言われますよね。知ってはいたものの、いざ経験してみると想像を超える苦労のあるポジションでした。学生時代はバレーボールをしていたのですが、このときのポジションはセッター。セッターはチームの司令塔のような役割があるポジション。思えば当時も、攻撃と守備の間で中間管理職のようなことをしていたのかもしれません(笑)。ー--------------中間管理職の役割をになっていたまゆんさん。上司と部下の間を取り持って関係性を構築すると思うと、計り知れない苦労がありそうですね。著者/まゆん(41歳)自閉症スペクトラムの息子をもつシングルマザー。看護師として日々働いている。Instagram:@mayun4311
2022年08月08日1人娘を育てるシングルマザー・田島さん(34歳)。毎日仕事と育児で大忙しの日々ですが、娘の担任のイケメン保育士にひそかに片思い中♡自身の魅力を武器に先生にアタックを仕掛ける田島さんですが…。....数々のアタックが効かない強敵と思いきや、意中の先生から呼び止められる展開に!これはもしやデートのお誘い⁉憧れの壁ドンも夢じゃない⁉巨乳ママの恋の行方はいかに…!原作:mamagirlWEB編集部 作画:タバタユミあわせて読みたい🌈【巨乳が武器】ボイン攻撃でイケメン保育士と恋の急展開⁉
2022年08月05日看護師でありシングルマザーでもある、まゆんさんの体験を描いたマンガを紹介します。看護師を辞めるまでの間、まゆんさんは「自分の生活の中で何を中心に考えるか」ということを考えていたそう。まゆんさんの生活の中心とは……。★関連記事:「まだ余裕があった」看護師を辞めて気付いた自分の気持ち #看護師でシングルマザーな私の話 26こんにちは。自閉症スペクトラムの息子を持つ、シングルマザーのまゆんです。私は長年、看護師として働いていました。仕事をしていると良いことも悪いこともあって、看護師を続けるか辞めるか悩んでいました。仕事について悩んでいる中で、私が1番考えていたのは「生活の中心を何にするか」ということです。私の場合、仕事ではなく息子の太郎のことが私の生活にとって1番大切なことでした。太郎は自閉症スペクトラムという障害を持っていて、情緒が不安定になることもありました。情緒が安定しにくい太郎のことを考えると、必ずしも私の環境を変える必要はないと思っていました。でも、環境を変える必要がないと思えたのは、私自身に余裕があったからでした。余裕がなくなってしまった今、太郎のことも考えつつ、私自身のことも考えるようになりました。ー--------------息子のことを考えて、環境を変えない選択をしていたまゆんさん。家族がいると環境を変えるのは大きな決断になりますよね。著者/まゆん(41歳)自閉症スペクトラムの息子をもつシングルマザー。看護師として日々働いている。Instagram:@mayun4311
2022年08月04日未婚の母としてシングルマザーとして育児と仕事に奮闘していた私ですが、やはり子どもにお父さんがいないことで寂しい思いをさせているのではないかと不安がありました。気になる人ができても、うまくいかないんじゃないかと不安が常にありましたが、3年という時間をかけてようやくステップファミリーとなることができた体験談をご紹介します。 うちにはどうしていないの?子どもに寂しい思いはさせたくない! と頑張っていた日々でしたが、子どもが自分の思っていることを話せる年齢になってきたころ、ふと言われました。「うちにはパパって何でいないの?」 保育園の送迎や行事で見かけるたびに不思議に思っていたそうです。やっぱり父親っていたほうがいいのかな……私ひとりじゃやっぱり寂しいのかな……と悩んで寝られない日もありました。 パートナーと子どもを会わせるまで子どもが4歳になる年に仕事関係で今のパートナーと出会い、私がシングルマザーであることを打ち明けました。大丈夫だと言ってくれるパートナーでしたが、もし子どもに会わせてからダメになったら子どもがかわいそうだと思い、悩んで悩んで子どもに会わせるまでに半年ほどかかりました。 しかし実際に会ってみると、すぐにパートナーに懐いて抱っこをせがむわが子の行動に驚きの連続でした。言葉に出していなかったものの、子どもにとって今までいなかった父親のポジションは大事だったんだなと感じました。 焦らずに時間をかけて家族になるパートナーと付き合い始めて1年経つころには、将来を思い子どもが小さいうちに家族になりたいと考えるようになりました。一緒に暮らすとなると大丈夫だろうかと心配もあり、時間をかけて様子見することにしました。3人でのおでかけの時間を長くしてみる、その次はお泊まりをしてみる、そうやって徐々に3人で過ごす時間を長くすることに。一緒にいるときに子どもがこの関係を嫌がっていないか、子どもがダメなことをしたときにパートナーはどのような態度をとってくれるのかなど、焦らずにゆっくりと数年の時間をかけ確認をしました。最初はダメになってしまったらと不安もありましたが、子どもを大事にしてくれるこの人なら大丈夫だと思えるようになりました。 結果的に3年ほどの時間をかけて、子どもが保育園を卒園した年に無事にステップファミリーになることができました。シングルマザーになる決意をしたときは、今のような未来があるなんて思いもしませんでした。焦らずに時間をかけて子どもとパートナーの関係性を見てきたことで、安心感が生まれたのがよかったのだと感じています。 監修/助産師 松田玲子著者:高橋香織7歳男児の子育て中、第2子妊娠中のママ。ステップファミリーとなった自身の経験を生かした体験談を執筆中。イラスト制作者:マンガ家・イラストレーター うちここ
2022年08月01日マザーリングとは?赤ちゃんのお世話をしていると、愛おしさがこみ上げ頬をなでたり抱きしめたりしたくなりませんか。このような母性愛にもとづいたママの愛情表現をマザーリングといいます。マザーリングがスキンシップと異なる点は、スキンシップに加えて赤ちゃんのお世話やコミュニケーションも含まれることです。普段なにげなく赤ちゃんに微笑み語り掛け、授乳・排せつなどのお世話をすることがマザーリングなのです。英語では「mothering」と表記し、マザリングとも呼ばれます。この概念は精神分析や心理学の分野で取り上げられ、1943年にアメリカの学者であるリブル(Ribble,M.A.)が赤ちゃんの健全な発達にマザーリングが欠かせないと唱えました。マザーリングの効果ママからのマザーリングを受けた赤ちゃんは、大きな安心感に包まれます。マザーリングにより授乳や排泄の欲求が満たされると、情緒が安定し、心身の健全な発達が促されるのだそうです。ママに対する愛着もマザーリングが育みます。この愛着の形成は人に対する信頼感をもたらし、成長してから周囲の人と良好な対人関係を築く土台にもなります。マザーリングがもたらす効果はこれだけではありません。たとえば赤ちゃんにミルクをあげているとき、赤ちゃんが笑い返してくれるとき、ママも幸福感に包まれるでしょう。この相互関係がママの情緒を安定させ、赤ちゃんとのきずなをさらに強くするのです。マザーリング・ザ・マザーとは?赤ちゃんはかけがえのない存在とはいえ、子育てに対する不安や疲れから赤ちゃんに対してイライラしてしまうこともあるでしょう。特に産後は頻回な授乳で生活リズムがくずれやすく、ホルモンバランスも大きく変わるため、ママは精神的にも身体的に負担を感じやすいものです。このように、子育てをママひとりで担うのは大変ですね。そこで生まれたのがマザーリング・ザ・マザーという考え方です。直訳すると「母をマザーリングする」。ママが赤ちゃんにマザーリングするように、周囲の人が子育て中のママに対し、やさしく包み込むようないたわりをもってサポートすることを意味します。マザーリング・ザ・マザーは夫や家族といった身近な存在はもちろん、自治体による育児教室や産後サポート事業でも受けられます。民間による産前・産後ドゥーラといったサービスを利用すれば、さらにきめ細やかなサポートが得られるでしょう。マザーリングで家族のきずなを深めよう普段なにげなく行っている赤ちゃんのお世話にマザーリングという名前があり、赤ちゃんの発達に重要な意味をなしていることは、ママやパパにとって感慨深いものがあるのではないでしょうか。マザーリングはもともと赤ちゃんの発達を研究する中で提唱された言葉で、母性愛にもとづくものとされていました。父性愛にもとづくものをファザーリングということもあります。どちらも難しいものではなく、愛情をもって赤ちゃんに接することで実現できます。マザーリングもファザーリングも赤ちゃんに対する慈しみをベースに、子どもを育てるパートナーに対してねぎらいの気持ちを持つ大切さを教えてくれます。マザーリングを意識して、お互いに助け合いながら家族のきずなを深めていきたいですね。※この記事は2022年7月時点の情報をもとに作成しています。掲載した時点以降に情報が変更される場合がありますので、あらかじめご了承ください。
2022年07月11日看護師でありシングルマザーでもある、まゆんさんの体験を描いたマンガを紹介します。今回はまゆんさんが偶然、患者さん同士の話を聞いてしまうお話。「看護師とお母さんの気持ちの切り替えはどこでするんやろうか」という患者さんの言葉に、まゆんさんは自身のことを振り返ります。★関連記事:「おじいちゃん!」面会が困難な患者さんの孫が転院時に… #看護師でシングルマザーな私の話 21こんにちは。自閉症スペクトラムの息子を持つ、シングルマザーのまゆんです。患者さんの中にはなぜか病院のことや看護師のことをよく知っていて、情報通な方がいることがあります。この日、私が配膳をした病室の方もその内の1人で、私に小学生の息子がいることを知っていました。それに加えて、車通勤であることも知られていて……どこからその情報を仕入れているのか気になるばかりです(笑)。そのとき、母親と看護師の切り替えはどこでするのか話されていて、私は自分のことを振り返りました。私は「よし!」と声に出して自分を鼓舞することで、仕事のスイッチを入れています。同じように働く病棟のスタッフに会ったり、患者さんから「会いたかった」と言われると出勤してよかったなと思います。母親としてのスイッチは家に帰るときに勝手にオンになっているのですが、仕事はそうもいかず……。それでも、患者さんが「感謝やねえ」と思ってくれるだけで明日からも頑張ろう! という気持ちになります。著者/まゆん(41歳)自閉症スペクトラムの息子をもつシングルマザー。看護師として日々働いている。Instagram:@mayun4311
2022年07月07日こんにちは! 編集アシスタントのありさです。前回は、「マザー牧場 グランピング THE FARM」に宿泊した様子をレポートさせていただきましたが、後編の今回はマザー牧場で思いっきり遊んだ様子をお伝えしたいと思います♪ 前編の「宿泊編」をご覧になっていない方は、ぜひそちらもチェックしてみてくださいね。ちなみに、グランピング宿泊者は、1日目も2日目も入場料無料でマザー牧場で遊べるという嬉しい特典つき! 私たちも2日に渡って遊びつくしました。前編:子連れで楽しめる! 「マザー牧場」のグランピングをレポート ~宿泊編~ はこちらから!動物とふれあえるコンテンツが盛りだくさん。子どもたちも大喜び!参加選手は抽選で決定! 子どもも参加できる「こぶたのレース」今回、最も思い出深い出来事のひとつとなった「こぶたのレース」。こぶたのレースは、抽選で参加選手を決めるのですが、選ばれた子どものみがブタさんと一緒にレースに参加できます。写真は、抽選券をゲットした子どもたち。「ブヒッブヒッ」と鼻を鳴らしながら可愛らしい選手たちが入場! 参加するブタさんは全部で6匹で、この日は3レース開催されました。100名近く参加希望者がいるのに対し、レースに参加できる子どもは18名だけです。番号呼ばれるかな~~! ドキドキ。レースが開始するのを客席で待っているところです。「……番、……番、178番!」な、なんと!! 娘が当選しました!!!!きょとんとしながら場内に入ってゼッケンを着用する娘。周りのお兄さんやお姉さんたちに「こっちだよ~」と誘導してもらいながら、いざスタンバイ。「よ~い、スタート!」参加者の子どもたちは、ブタさんのお尻をやさしくペシぺシと叩きながら、ゴールへと導いていきます。出だし好調だった娘ですが、結果はビリでした笑。それでも、とってもよい思い出になったね!至近距離で! 可愛い動物たちの観察&ふれあい体験場内には「ふれあい牧場」があって、間近で動物たちを観察することができます。ツノが立派なヤギさんをじっくり眺めるふたり。マーラがテクテクと「ふれあい牧場」の中をお散歩しています。ウサギのようにもイヌのようにも見える可愛らしいビジュアルで、娘もとりこ。マーラはふれあいOKで、なでなでしてもいいそうです!こちらは「うさモルハウス」。ウサギやモルモットをなでなですることができます。このウサちゃん、かなり大きいですよね!モップのように長い毛が可愛いモルモットちゃん。大きな動物が苦手なお子さんでも、キュートなウサちゃん&モルちゃんだったら喜んでくれそうですよね♪牛さんのぬくもりを感じながら♪ 乳しぼり体験にトライマザー牧場に行くと決まってから絶対にやらせたいと思っていたのが牛の乳しぼり! 大きな牛を目の前にしたら、こわがるかな……? と心配していたのですが全くそんなことはなく。飼育員さんにやり方を教えてもらいながら上手にお乳をしぼることができました。「毎日飲んでる牛乳は、こうやってしぼられた牛さんのおっぱいなんだよ~」と教えることができるので、食育にもつながっていいですよね。自然の中でパッカパカ♪ 乗馬体験&ニンジンのえさやりその他にも、動物とふれあえるコンテンツがたくさん! 3歳以上であれば参加可能ということなので、乗馬体験もしました。小さなポニーには乗ったことがあったけど、これだけ大きなお馬さんに乗るのは初めて! 娘もその迫力に大喜びでした。乗馬体験のあとは、お馬さんにエサやり。すごい勢いで食いついてくるので、ハンドガードを使用してニンジンをあげました。「きゃーーー!」と驚きながらも、モリモリ食べてくれる様子が嬉しかったようです。レトロで可愛い遊園地。小規模で小さい子どもにもぴったり!場内には「わくわくランド」という小さな遊園地もあり、そこでアトラクションを楽しむこともできます。昔ながらの雰囲気のレトロなメリーゴーランドが可愛い。私たちは乗らなかったのですが、観覧車もあります。マザー牧場自体が山の上にあるのですが、この遊園地は場内でもかなり高い位置にあり、観覧車の標高は330メートルもあるんだとか。見晴らし抜群ですね!「イルカちゃんにのりたい!」という娘のリクエストに応え、こちらのアトラクションに。この人魚姫とイルカもレトロ感満載で、なんだかなつかしい気持ちになりませんか?見どころ満載! 19種類の羊が集まる「シープショー」マザー牧場の名物のひとつでもある「シープショー」。2日目の最後に見たので子どもたちが寝ないか心配でしたが、なんとか見届けることができました! これは、牧羊犬がヒツジの背中を走って渡っているところ。ヒツジの毛刈りも目の前で見ることができます! イケイケな音楽とともにお兄さんに毛を刈られていく様子がシュールで、ちょっと笑ってしまいました笑。もこもこのアルパカちゃんを抱きかかえながら、毛を刈られていくヒツジを真剣に見つめる娘……ショーの終わりには、刈られた毛をさわることもできます! なかなかない貴重な機会に、子どもたちも喜んでいました。広い場内はカフェでの休憩やバスの活用がおすすめ!マザー牧場の中では、食事ができるレストランやカフェが6か所あります。場内はとっても広いので、休憩できるスペースがあるのはありがたいですよね。ここの「まきばCAFE」ではカレーとパスタを食べたのですが、お腹が空いていたので写真を撮り忘れてしまいました。すみません笑。牧場と言えばやっぱりソフトクリームですよね!! これは、遊園地にあるフードスタンドで食べたバニラ×ブルーベリーのソフトクリーム。こういうところで食べるソフトクリームって格別においしいですよね。娘も一瞬にしてペロリ!あと、場内には場内周遊バスがあります! 私たちは頑張って歩きましたが、場内はアップダウンがけっこうあるので、こちらを利用するのもおすすめです。写真の「とんとんバス」のほかに「わんわんバス」もあります。とにかく自然がいっぱい! 親子揃ってリフレッシュ♪マザー牧場の敷地内はかなーり広く、そして360度見渡す限り自然!!! 空気もきれいで、いろいろな草花を観察しながら歩き回ることができ、とても癒された2日間になりました。「みてーーーーー!!!!」という大きな声が聞こえて何事かと振り返ると、しゃがみこんで虫を観察しているふたり。至るところで虫を見つけては大騒ぎでした笑。 都会では見ないような虫に興味津々。お花を摘んだり、においを嗅いだり。普段だとゆっくり自然を満喫する時間も取れないけど、この2日間でたくさん自然とふれあうことができ、娘にとっても貴重な思い出になったと思います。こんなに可愛いお土産も発見! 『siku(ジク)』の乗り物オモチャ最後に、お土産屋さんで見つけた可愛いオモチャをご紹介して終わろうと思います。こちら、『siku(ジク)』というヨーロッパブランドの乗り物オモチャ。初めて知ったブランドだったので気になって調べたら、「ボーネルンド」でも取り扱いがあるようです。ご存知の方も多いのかな??牧場ならではのトラクターなどがずらり! 色合いも可愛いし、娘が乗り物好きということもあり、購入を検討しましたが今回は断念。アルパカちゃんだけで我慢してもらうことにしました。さて、マザー牧場での1泊2日のグランピング旅行をたっぷりとお伝えさせていただきましたが、いかがでしたか? これを読んで、「行ってみたい!」と思えた方がいたのなら本望です。これからも、HugMug世代のみなさんにおすすめしたい情報をお届けしていこうと思うので、参考にしていただけると嬉しいです! ではでは、またおすすめネタを持って参上したいと思いますので、これからどうぞよろしくお願いいたします♪前編:子連れで楽しめる! 「マザー牧場」のグランピングをレポート ~宿泊編~ はこちらから!
2022年07月01日離婚して6年。実際にシングルマザーになってみたら、イメージしていた部分とは違うこともありました。離婚当時は、3歳の子どもと、2人目の子どもがおなかにいました。シングルマザーになり、2人の子どもたちを育てながら生活するのは大変だったのか、ラクになったことはあるのか、子どもたちの離婚前後の変化もご紹介します。 シングルマザーになった理由入籍をした日、急に元夫のDVが始まりました。元夫は酒癖が悪くなり、1人目を妊娠しても、毎日繰り返されるDVは悪化するばかりでした。2人目を妊娠中も、臨月のおなかに乗り、殴る蹴るの日々。 お酒を飲まなくても日常的に暴力を振るうようになり、結婚してから10年間、悩みました。結婚前の元夫はとてやさしい人で、喧嘩や争いが嫌いな人だったこともあり、考えもしないことでした。 当時、気を失うまで殴る・蹴るなど、DVの被害は私だけでした。しかし子どもたちの自我が芽生えれば、子どもたちにも被害が及ぶのではと恐ろしく感じ、「子どもたちにこんな想いはさせたくない! 子どもたちの命が危ない!」と判断。 2人目が臨月のときに離婚する決断をしました。 子どもたちの変化離婚して私が一番気がかりだったのは、子どもたちに父親がいないことで寂しい思いをさせるのではないかということでした。離婚後、上の子に「どうして離婚したの?」と散々聞かれましたが、言えませんでした。離れて暮らすことで、子どもにとって「大好きなお父さん」のままでいてほしかったのです。 上の子はというと、離婚前は父親が大きな声を出すだけで怯えていましたが、離婚後はビクビクするようなことはなくなりました。離婚前、上の子はあまり感情を出さない子でしたが、大きく変化したのは感情を表すようになったことです。新しい友だちをすぐに作って、よく笑うようになり、怒ったり泣いたりするようになりました。 大変になったこと・よかったことシングルマザーになって大変になったことは、子どもが病気になると仕事へ行くことができないので、収入と職場の信用がガタ落ちすることです。元夫から養育費をもらっているのでなんとか生活はできますが、実家に戻ったとしても、養育費をもらっていなければ生活は厳しいと思います。 一方でよかったことは、人数が減った分、家事は格段にラクになりました。お酒のつまみも作らなくていいし、食事も大人用と子ども用の料理を分けて作らず、子どもに合わせてすべて作っています。 シングルマザーになるには、勇気がいりました。子どもの人生も一緒に背負うことになるからです。私の場合は日常的なDVから解放され、子どもたちも笑顔や感情をみせてくれるようになり、よかったと思っています。安心、安全、子どもたちと笑顔で暮らしている今は、とても幸せです。 「共感した」「私の場合はこうだった」など、ぜひベビーカレンダーサイトのコメント欄にご感想をお寄せください。また、ベビーカレンダーでは皆さんから募集した体験談を記事でご紹介させていただくことも。ベビーカレンダーに会員登録すると届くメルマガから、皆さんのオリジナル体験談をご応募ください。 監修/助産師 松田玲子作画/はたこ著者:咲舞さくら2人の息子を持つ母。「お母さんだって人間だ!人生楽しく!」をモットーに、ライター業をしながら、にぎやかな子どもたちに囲まれた動物園状態の日々を楽しく暮らしている。
2022年06月25日看護師でありシングルマザーでもある、まゆんさんの体験を描いたマンガを紹介します。今回はまゆんさんのミスのお話です。職場では同じミスを犯さないように注意しているまゆんさんですが、家に帰ると……!?★関連記事:「人生悔いなし」末期がんの患者さんが最後にやり残したこととは #看護師でシングルマザーな私の話 19こんにちは。自閉症スペクトラムの息子を持つ、シングルマザーのまゆんです。病院では1つのミスが命取りになるので、ミスが起こったときに原因と対策を考えます。私は長年看護師として働いていることもあり、「ミスをしないように気をつけよう!」と指導する立場にあります。患者さんの命を預かる仕事なので、厳しく指導することもあり、後輩看護師がおどおどしながら報告をしてくることもしばしば……。同じミスはしないように注意をしたりします。ですが、そんな私も家では同じミスを繰り返してしまいます。それは、パンを焦がしてしまうこと! なぜか焦がしてしまうんですよね(笑)。家で母が「報告書書かんば!」と冗談をほのめかしたり、太郎が「焦げ臭い!」と鼻をつまむ姿に安心してしまう今日このごろです。著者/まゆん(41歳)自閉症スペクトラムの息子をもつシングルマザー。看護師として日々働いている。Instagram:@mayun4311
2022年06月23日看護師でありシングルマザーでもある、まゆんさんの体験を描いたマンガを紹介します。今回は、まゆんさんの病棟に入院している末期がんを患う加藤さんのお話です。日に日に病状が悪化する加藤さんがやり残したこととは一体……。★関連記事:「信じたくない」患者さんを襲った病と私の精一杯 #看護師でシングルマザーな私の話 18こんにちは。自閉症スペクトラムの息子を持つ、シングルマザーのまゆんです。入院中の加藤さんは物静かでよく本を読んで過ごしていました。あるとき、体調確認を終えて病室を出ようとすると、床頭台(ベッドサイドに置かれているテーブル代わりの収納台)に足をかけて通せんぼしてきたのです。「仕事で各地のうまいもんをたくさん食べてきた」と言った加藤さんは、もう食事も入らない状態でした。その姿に私は何も言えず、ただ加藤さんが教えてくれた信州そばを食べる約束しかできませんでした。その後、加藤さんは自力で起き上がることもできなくなり、私を「五島」の愛称で呼ぶこともなくなりました。加藤さんは「人生悔いなし」と言った後、私がおすすめした五島の冷やしうどんを食べていないのが悔いだと笑いました。加藤さんは、今でも忘れられない患者さんです。著者/まゆん(41歳)自閉症スペクトラムの息子をもつシングルマザー。看護師として日々働いている。Instagram:@mayun4311
2022年06月16日看護師でありシングルマザーでもある、まゆんさんの体験を描いたマンガを紹介します。今回はまゆんさんととある無愛想な患者さんとのお話です。ある日、まゆんさんが外来で働いていたころに面識のあった患者さんが入院してくることに。病名を見たまゆんさんはとても驚いてしまって……。★関連記事:「ただいま」仕事を終え、帰宅した家にある何げない幸せ #看護師でシングルマザーな私の話 17こんにちは。自閉症スペクトラムの息子を持つ、シングルマザーのまゆんです。看護師という仕事は患者さんとのコミュニケーションが重要なので、たくさん顔なじみの患者さんがいます。加藤さんもそのうちのひとりでしたが、無愛想であまり話をする機会はありました。そんなある日、私の出身を聞かれたことをきっかけにたくさん話をするようになりました。しかし、私は部署移動することになり、加藤さんと会うことはなくなってしまいました。病棟勤務になってしばらくしたころ、入院情報に目を通すと加藤さんの名前と末期がんの文字が並んでいました。信じられない気持ちでいっぱいでしたが、加藤さんが病室にいるのを見て現実なんだと思わざるを得ませんでした。久しぶりに会った加藤さんは、相変わらず私を「五島!」と出身地で呼び、何も変わっていないように見えました。そんな姿が私の胸を締めつけて、どうしようもない気持ちになりました。著者/まゆん(41歳)自閉症スペクトラムの息子をもつシングルマザー。看護師として日々働いている。Instagram:@mayun4311
2022年06月09日看護師でありシングルマザーでもある、まゆんさんの体験を描いたマンガを紹介します。今回はまゆんさんが仕事から家に帰って寝て、また次の日の朝に起きるまでのお話です。家で何をしているかをマンガにしてみたまゆんさんが思ったこととは一体。★関連記事:「夢で弁当作ってた」焦って飛び起きた朝、今までのドタバタから解放されたことを実感して…こんにちは。自閉症スペクトラムの息子を持つ、シングルマザーのまゆんです。仕事が終わるともうへとへとでいつも眠気を感じながら夕食を作っています。それから太郎が洗って沸かしてくれたお風呂に入って、つかの間の家族だんらんタイム。いつも一番に寝るのはばあばで、その次に太郎が寝ます。太郎が眠りにつくころに、私のマンガが完成するのでそれをインスタにアップして、私も寝ます。寝たらあっという間に朝で、眠い中起きて仕事に行く。本当に何げない日常ですが、太郎がいなかったらこんな日常はありえないし、ばあばと一緒に住んでいなかったら太郎にはもっと不便な思いをさせていたと思います。当たり前のように思えて当たり前じゃない。そんな日常を大切にしたいです。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。著者/まゆん(41歳)自閉症スペクトラムの息子をもつシングルマザー。看護師として日々働いている。Instagram:@mayun4311
2022年06月02日看護師でありシングルマザーでもある、まゆんさんの体験を描いたマンガを紹介します。今回はまゆんさんの息子である太郎くんが書いた日記のお話。ある日、まゆんさんのお母さんが帰宅したまゆんさんに太郎くんの日記を渡します。その中身を読んだまゆんさんは……。★関連記事:<大腸がんマンガ>「やさしさが染みる」退院後の生活で心を癒やしてくれる娘たちこんにちは。自閉症スペクトラムの息子を持つ、シングルマザーのまゆんです。私は看護師として働いており、夜勤などがあるので不規則な生活をしています。このとき、太郎はまだ小学3年生だったので生活リズムが合うはずもなく……。なかなか一緒に遊んだりしてあげられませんでした。太郎の日記に私が帰ってきてとてもうれしかったと書いてあるのを見たとき、胸がきゅうっとなりました。看護師でありながら母親でもある。うまく両立するって難しいですね。著者/まゆん(41歳)自閉症スペクトラムの息子をもつシングルマザー。看護師として日々働いている。Instagram:@mayun4311
2022年05月27日ニックネーム:けーにゃん生年月日:ひみつミクチャ歴:1年配信のきっかけ:Instagramでミクチャからライバー勧誘がきましたTwitter:macha8_macha8Instagram:maccha_maccha8ミクチャ:けーにゃん夢をもう一度追いかけたくて、ライバーに――けーにゃんさんが、ライブ配信をはじめたきっかけを教えてください。ミクチャの方から、InstagramにDMが届いたのがきっかけです。カラコンについての投稿をしたら、「ミクチャで、カラコンのイベントがあるので参加しませんか?」というお誘いでした。私、それまでライブ配信という言葉自体知らなかったので、最初は、宣伝や勧誘のDMなのでは?と怪しんじゃいました(笑)。――第一印象は、あまりよくなかったんですね(笑)。そこから、どのように印象がよくなっていったのでしょうか?ミクチャのアプリをダウンロードして、実際にライブ配信を見てみたんです。たくさんの人がライブ配信をして、イベントに参加したりしながら頑張っている姿を見て、怪しいものではないんだ!ということがわかりました。もともと、モデルに憧れて、ウォーキングのレッスンを受けたりしていたことがあるんですが、21歳のときに第1子を出産して、レッスンに通うことが難しくなり、夢を諦めました。ミクチャで、夢を叶えるために頑張る皆さんのライブ配信を見ていたら、諦めた夢をもう一度追うことができるんじゃないかなという気持ちになったんです。――もう一度夢を追いたいと思えるものを、ミクチャの中に見つけられたということですか?私は、2人の子どもを育てるシングルマザーです。ライバーをはじめるまでは、仕事と子育てに追われる日々を送っていました。身近に、仕事とは別に、本当に自分がやりたいことを副業にしている方がいて、そういう世界があるんだなぁと思っていたんですが、私にとってライブ配信が1番やりたいことだと思えたんです。ライブ配信で人生がガラッと変わった!――子育てとお仕事の合間にライブ配信をするのは、大変ではないですか?実は、派遣社員として仕事をしていたのですが、派遣で仕事をしているときは、子どもたちの夜ごはんに間に合わないので、作り置きをしたものを先に食べてもらうような生活をしていたんです。でも今は、家にいることができるので、子どもたちが学校から帰ってくるときに「おかえり」と出迎えることができるし、作りたてのごはんを一緒に食べることができるようになりました。子どもたちと過ごす時間や触れ合いが増えて、生活が変わりました。――それは素晴らしい変化ですね!では、ライバーとして活動する中でけーにゃんさん自身にはどのような変化がありましたか?人生がガラッと変わりました。時間が足りないと思えるくらい、ミクチャでのライブ配信が楽しいです。社会人になってから、何かに打ち込んだりする経験が少なくなった中で、リスナーさんと一つになってイベントで1位を目指していく時間が私の支えになっています。ライブ配信をはじめる前は、子育ての悩みや生活のことばかり考えて不安のほうが多い日々で、常に「この先どうしよう」という気持ちを抱えて生きていたんです。でも、ミクチャでたくさんの方が応援してくれるようになったことで、チャレンジ精神と諦めない強さが身についたと思います!すごくポジティブになれました。\ミクチャに興味がある方はこちら☟/ ファンの方の支えがあったからライバーとして成長できた――ミクチャでは、いつもどんな配信をしているんですか?1つの枠の中でみんながトークをしているような配信です。リスナーさん同士で会話が成り立つくらい仲良くなっているので、私はその枠を作る役を担っている感じがします。最近は、アイテムをプレゼントしていただくことが増えたので、お礼や掛け声でいっぱいいっぱいになってしまうことがあるのですが、どうしたら見てもらえる配信ができるかを常に考えて、お絵かき配信や、歌を歌う配信などを企画して配信しています。ミクチャにはラジオ配信機能があるので、時には子どもたちも参加して、親子で楽しんで皆さんからのコメントを読んだりしています(笑)。\ミクチャに興味がある方はこちら☟/ ――それはすごく楽しそうな配信ですね。けーにゃんさんにとって、ライブ配信とはなんですか?不思議な世界です。会ったことはないけど、スマホの画面の中で、この世界のどこかに住んでいる方と繋がって、お話できるってすごいですよね。 私にとっては、リスナーさんとお話できる憩いの場であり、夢を叶えるチャンスの場所だと思ってます。――ライバーという活動をする中で、ライバーならではの特別な体験だったなと思うものはありますか?イベントの最終日、目標としていた結果を出せず、悔しい思いをして涙した時に、リスナーの方からたくさんの温かいメッセージをいただきました。本当に同じ気持ちでいてくれたということに感動して、涙が止まりませんでした。ライバーとして活動していなかったら、こんなにたくさんの方に支えてもらうことなんてなかったと思います。この体験は、本当に幸せだと思うし、これからも応援してくださる方を、もっともっと大切にしたいと思いました。――けーにゃんさんにとって、ファンの方たちはどんな存在ですか?今、ファンの方が2,500人くらいいるのですが、本当に皆さん私の支えになっています。ライブ配信を始めたばかりのころから応援してくれる方からは、「あのけーにゃんが、ここまでになるとは思っていなかったよ」と言ってもらえます。そんな風に成長できたのも、ファンの皆さんのおかげです。ファン数が600人の頃からマネージャーを担当してくれているファンの方がいるのですが、その方もリスナーさんへの対応など、私の配信以外のこともサポートしてくれていて感謝しています。ミクチャは夢を掴むためのきっかけを与えてくれる場所――今後、けーにゃんさんが目指す道は?トップライバーになって、自分で情報を発信していきながら、夢であったモデルの仕事を叶えたいです。ライブ配信をしていると、子育てで悩んでいる方からの相談を受けることもあります。私も、二児の母として生活しているので、今度は経験を活かして子育ての相談やアドバイスができるような私らしい配信をしていけたらいいなと思います。――ミクチャの魅力ってどんなところだと思いますか?性別や、年齢、関係なく繋がれて、楽しく過ごせるところです。自分自身を発信できる場所なので、モデルになりたい、歌手になりたいといった夢を持った方にとっては、夢を実現するための近道に。そうではない人にとっても、自分の形で枠を開いて何かしらの情報を発信できるというのは大きな魅力だと思います。 跳び箱でいうとロイター板のような(笑)。みんなに、自分の夢を掴むためのきっかけを与えてくれる場所ですよね。――これから、ライバーを目指す人たちへ、けーにゃんさんがメッセージを送るとしたら?まず、怪しくないということを伝えたいです(笑)。私も不安でしかなかったけど、皆さんと本当に楽しくお話ができる場所なので、迷っているならまずやって試してもらいたいなと思います。楽しくて、きっと毎日ミクチャを開きたくなるはずです。初めてで、わからないことがあれば質問すれば教えてもらえます。私も、教えてもらったからこそできたことがたくさんあります。いつも思うのは、「あの時、ミクチャを始めていなければ知ることのなかった世界で今を生きてる」ということ。人生がすごく楽しくなりました。ライブ配信を、やらなきゃではなくやりたいという気持ちで毎日楽しんでいます。ライバーになってみたいと思っている方は、ぜひ挑戦してみてください。子どもたちのそばにいられる時間が増えたことが、何よりもうれしい変化と語るけーにゃんさん。お子さんたちもラジオ配信に参加すると、ファンの方も歓迎してくれるそうです。シングルマザーとして、心細い気持ちになる日もあったというけーにゃんさんですが、今は支えてくれるファンの皆さんの存在で、悩みが減ったと語る笑顔がとても印象的でした。あわせて読みたい🌈笑顔を取り戻すためにライブ配信をスタートしたママライバー
2022年05月24日看護師でありシングルマザーでもある、まゆんさんの体験を描いたマンガを紹介します。今回は患者さんが急変したときのお話です。多量の下血をしてしまった患者さん。処置のためにささっと動き出した看護師たちに対して、まゆんさんはとあることを思いました。★関連記事:「ゆがんだ欲望のかたまり…」念願のコミックエッセイ講座でぶち当たった分厚い壁…こんにちは。自閉症スペクトラムの息子を持つ、シングルマザーのまゆんです。私と同僚の看護師たちは仲が良く、普段から活発にコミュニケーションを取っていました。そのおかげか木村さんが急変したときもパッとそれぞれの役割を声に出して分担し、素早く行動することができました。医療現場では患者さんの急変は日常です。そんなとき、患者さんをいち早く救うためにも、看護師同士のコミュニケーションってとても大事だと感じています。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。著者/まゆん(41歳)自閉症スペクトラムの息子をもつシングルマザー。看護師として日々働いている。Instagram:@mayun4311
2022年05月20日看護師でありシングルマザーでもある、まゆんさんの体験を描いたマンガを紹介します。今回は、まゆんさんが夜勤の日に患者さんと会話したときのお話です。消灯のために部屋を回っていたまゆんさん。とある患者さんから「枕元の電気は明るくつけててよ?」とお願いされます。その理由は一体……。★関連記事:「次の誕生日に死ぬわ」認知症を患っている祖父が唐突に宣言…!?こんにちは。自閉症スペクトラムの息子を持つ、シングルマザーのまゆんです。コロナ禍になってからというもの、病院はお見舞いに来る人を厳しく制限しています。エイコさんにはお孫さんがいらっしゃいますが、もう長く面会できていません。お孫さんにもらった手ぬぐいに頬ずりするエイコさんからは、お孫さんに会いたいという気持ちが伝わってきました。その中で「寂しいのが嫌いなの」とエイコさんはおっしゃいました。やはり家族に会えないのはとても寂しいものですよね。私も寂しいのは嫌いなので、その言葉に胸がギュッと締め付けられました。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。著者/まゆん(41歳)自閉症スペクトラムの息子をもつシングルマザー。看護師として日々働いている。Instagram:@mayun4311
2022年05月12日看護師でありシングルマザーでもある、まゆんさんの体験を描いたマンガを紹介します。今回は息子の太郎くんとお母さんのばあばと、公園にお出かけしたときのお話です。公園に咲いている花を見てまゆんさんがつぶやいた言葉に、太郎くんは「わからないほうが良いこともあるよね」とひと言。そのとき、まゆんさんが思ったこととは。★関連記事:<シングルマザー>「どんより」泣きたくなるくらい嫌なことがあった私を元気づけてくれたものとはこんにちは。自閉症スペクトラムの息子を持つ、シングルマザーのまゆんです。仕事が休みの日、家族で公園に花を見に行きました。青くて小さい花が咲いていて、太郎は撮り過ぎなくらい写真を撮っていました。花に対しては「かわいいしきれい」と自分の正直な気持ちがスッと言えました。それなのに人には正直な気持ちがうまく出せないのはどうしてなのだろうか……。そんなふうにブラックな気持ちになっていたら、太郎は「人はわからないほうが良いこともあるよね」と言ったのです。たしかに、必ずしも正直である必要はない。太郎の素直さがそう思わせてくれました。著者/まゆん(41歳)自閉症スペクトラムの息子をもつシングルマザー。看護師として日々働いている。Instagram:@mayun4311
2022年04月28日幼かった我が子も成長し、保育園、幼稚園へと入園。 そんな喜びも束の間、ママ友との交流、園での謎ルール、しつけの強要などなど…園トラブルに悩む人も…!? 今回はそんな皆さんの投稿から集めたエピソードをご紹介します。お母さんとの時間私はシングルマザーで平日は保育園に預けています。朝は7:50頃〜夕方17:50頃までだいたい預けていて、土日祝は仕事が休みなので土曜は公園に行って日曜は朝から外食に行くというルーティーンでした。毎週どこかに2人でお出かけして、帰宅後は2人で絵本読んだり教育番組の体操をしたり、私なりに子どもと楽しんでいます。娘がまだ幼いのですが、夜泣きでなかなか寝てくれないことを相談すると「お母さんとの時間がないからですね!」と言われてモヤモヤしました…。実際、専業主婦の人と比べたら触れ合う時間は少ないかもしれませんが、生活していくために仕事をしているのでそんな言い方をしなくても…と思いました。(女性/金融関係)できなかった報告子どもの通う幼稚園の先生は、いわゆる「できない子」「不器用な子」には容赦がなく、親に「今日の〇〇ちゃんはこれができませんでした」と、できないことばかり報告してきます。1日幼稚園にいて本当にできないことばかりなのか…何か1つくらいできたことがあるのでは?と、毎日の「できなかった報告」にしょんぼりする毎日です…。幼稚園でのできなかった報告に対して、家ではできるようになることもあるのですが、そういったできた報告はしてくれないのでモヤモヤしてしまいます。(女性/会社員)園生活では、様々なトラブルが起きているようですね。トラブルを回避するには適度な距離感が必要なのかもしれません。以上、保育園・幼稚園トラブル体験談でした。次回の「トラブル体験談エピソード」もお楽しみに♪※こちらは実際に募集したエピソードを記事化しています。"
2022年04月27日「子どもがかわいそう」と離婚に否定的なママ友に、離婚したことを明かせずにいた投稿者さん。子どもに嫌な思いをさせてしまうのではないかと、息子にも離婚を伝えられずにいました。そしてついに離婚の事実を伝えるとき、周囲の反応は? 読者から届いた感想もあわせてお届けします。■離婚したことを息子にも周囲にも言えず…夫の浮気が原因で離婚してシングルマザーとなった美幸。息子の春人を幼稚園へ迎えに行った時、ママ友たちのある会話が聞こえてきました。そしてある日のこと。美幸の両親は、美幸の離婚を快く思っていない上に、元夫からの養育費も停滞気味。「この先、本当に一人でやっていけるのか」と不安や悩みは尽きず、さらに、息子とママ友に離婚したことを告げられないことが美幸を苦しめるのでした。これまで、子どもの相談をしたり、助け合ったり、時には愚痴をこぼすなど良い付き合いができていたママ友に離婚のことを言い出せずにいた美幸。幼稚園の運動会について保護者が集まっていた日のこと…園長先生の言葉に、自分はひとりぼっちじゃないと思わされた美幸。ところが…春人を傷つけたくないと思いながら、傷つけていたのは自分だった――そう気が付いた美幸は、春人、そしてママ友たちに本当のことを話すことに。美幸の告白に、春人は何を思う? そして、「離婚はかわいそう」と発言した明日香は!?こちらは投稿されたエピソードを元に3月29日よりウーマンエキサイトで公開された漫画です。漫画に集まった読者からのコメントをご紹介します。■自分の価値観を周囲に押し付けないで!「離婚はかわいそう」との持論を持っている明日香。彼女の思う“正しさ”に、美幸は追い詰められてしまいました。まずはこのポイントについての読者からの意見は…。・我が子が幼稚園に通っていたのはもう十数年前になりますがシングルマザーは何人かいらっしゃったし、ご主人が闘病中の家庭も単身赴任中の家庭もあって、父親の参加を強制されることなんてありませんでした。保育園だと皆さん仕事で忙しく、他人の家庭に干渉するようなくだらないママさんはいません。そんな時間があったら子どもとの時間を大事にしたいでしょうし。明日香さんのような押し付けママは断罪されてほしいw・明日香めんどくさ! 仕事頑張ってて参加できない家庭も、休日は休みたくて参加したくない家庭も、シングルの家庭もあるんだから土足で踏み込んでくるなよ。園長先生にも周りのママ友にも言われているのにまだ余計なこと言うあたりタチ悪い。仕切りたがるあまり周りが見えてなさ過ぎ。・明日香さんはTHE『自分こそが正義』の人なんだね。悪い人ではないけど、無理して付き合う必要のない人ですね。・よけいなお節介は時として相手を傷つけてしまうなと思いました。独身で子どもがいない私も、踏み込まないようにしたいと思います。・自分の正義を振りかざす人って困る。それが人によっては凶器になっているのに自分に酔って気がつかないんだよなあ。そういう人に限って仕切るのが好きだったり。当たり障りなく付き合うのがいちばんいいんだけど、余計なことに気づくのもそういうタイプ。明日香は悪気はないとはいえ、他人の状況への想像力がたりませんよね。そして、美幸と同じくシングルマザーの方からも感想が寄せられました。・私もシングルマザーです。子どもを一人で育てる怖さ、つらさをよくわかっています。他人からの勝手な偏見で何度も陰口を叩かれました。シングルマザーへの偏見が本当につらかったです。でも、全て終えて思ったことは、子どもをしっかりと愛して、人の道に外れない生活を送れば、両親がいなくとも、子どもは育つということです。ちなみに、子ども達は大学院卒で、公務員です。私に偏見の言葉を投げつけたヤツらの子どもよりも、高学歴でしっかりと育っています。・私も離婚しましたが、親の協力を得られず、子どもを24時間営業の無認可保育園に預けるハメに。毎月10万超えの保育園代を払うために、寝ずに働きました。片親だとしても、周りを当てにしちゃダメだと実感。「子どもがかわいそう」「我慢がたりない」と言う人達ばかりでしたが、そう言う人達は、けっきょく、口は出すけど金は出さない。と開き直るしかないですね。・私もシングルマザーです。こんなにグイグイ家庭の事情に迫られると対応に困る気持ちがとてもわかります。なかなか相談できない状況もあって、なんだか似ているなと共感しました。ママ友トラブルはないですがとても共感したので感想を書かせていただきました。夫の浮気が原因で離婚したことを言い出せずにいた美幸でしたが、「言ってしまったほうが楽」だという意見も。・離婚したら、雰囲気とか生活感が変わってなんとなくわかるなー。同じ生活圏だと噂も聞こえてくるしね。子どもも何か変だなとは思うだろうし、自分に非がない離婚なら周囲の人には教えていたほうが気が楽そう。でも、親も頼れないのはつらいな。親ぐらいは味方でいてほしい。・離婚に理解がない人に対しては、ママ友レベルの他人なら聞き流せばいいですが、親から離婚なんて恥ずかしいとか言われた時にはしっかり言い返して少しでもわかりあえる努力をするべきと思います。相手の浮気で離婚なんて、好きでシングルになったわけでもないのに、離婚した後にもこんな苦しさが待っているなんて、切なくなってしまいます。・この話、いちばん話しておかなければいけないのは、今後も付き合いがあり、息子とも接する機会が続き、必要があれば協力を仰ぐかもしれない世間体を気にする実母なのでは…と思いましたが違うんですね。シンママなんて恥ずかしいから言えない、かわいそうという言葉が多感な時期を迎える息子さんの耳に入る前に説き伏せておいた方がよいと思います。そして、最後にこちらの感想を。・子どもは何でも受け止めてくれる神様みたいな存在ですね。子育てしていて、親より大人だと思うことが多いです。しっかりと現実を受け止め、親を励ますほどに成長していた息子の春人…。ぜひ偏見に負けずに幸せな人生を歩んで欲しいです!▼漫画「シングルマザーのママ友事情」
2022年04月25日看護師でありシングルマザーでもある、まゆんさんの体験を描いたマンガを紹介します。今回は病室でのシーツ交換中のお話です。シーツを交換していると、バチッ!と静電気が発生しました。そんなとき、一緒にシーツ交換をしていた看護師が発した言葉とは。★前回:「どんより」泣きたくなるくらい嫌なことがあった私を元気づけてくれたものとは #看護師でシングルマザーな私の話 10こんにちは。自閉症スペクトラムの息子を持つ、シングルマザーのまゆんです。看護師の業務の1つに患者さんのシーツ交換があります。シーツ交換をしていると、必ずといってもいいほど静電気がバチッ!となってしまいます。あまりにも静電気が発生するので、あるとき同僚の看護師が「静電気がポイントになればいいのに」と冗談を言っていました。たしかに静電気がポイントになって何かに使えればオトクですよね(笑)。著者/まゆん(41歳)自閉症スペクトラムの息子をもつシングルマザー。看護師として日々働いている。Instagram:@mayun4311
2022年04月21日シングルマザーの私は子育てで悩むことがいくつもあります。そのうちくるだろう、子どもからの「うちにはどうしてパパがいないの?」。この質問にどうやってこたえるか、それもまた悩みのひとつです。しかしある日、こども園にお迎えに行った日のこと。息子の友だちから、「〇〇くんは、パパいないんでしょー?」と突然言われてしまったのです。突然の質問に、一瞬迷ってしまったのですが……。ベビーカレンダーは、多様化している家族のあり方=“新しい家族のカタチ”について発信する取り組みを開始しました。当事者のリアルな声をご紹介していきます。多様な幸せを実現できる社会、そして、もっと「家族を持ちたい」「赤ちゃんを産みたい」と思う人が増える世の中づくりの一助となりますように。 どう答えるのが正解!?未婚の母として、家族からのバックアップを受けながら働き始めて5年、息子は6歳になっていました。こども園にお迎えに行ったある日のこと。息子の友だちから突然こんなことを聞かれたのです。 「〇〇くんは、パパいないんでしょー?」 どうしてそんな話になったのか定かではありませんが、父の日など家族系のイベントが近いわけではなかったので、何気ない会話のなかでそうした話になったのでしょう。突然の無邪気な質問にちょっとどう答えるのが正解なのか、一瞬迷ってしまいました。 嘘はつかない、でも、ほんとのことまでは言わない一瞬戸惑った私でしたが、いずれこうした質問が来るであろうことは予想していたので、心の準備はしていました。「そうだねー、うちは今、パパはいないんだよねー。」とさらっとお返事をしてその場は終了しました。ここで息子に「そういうことはお外では話さないで」と伝えても難しいだろうし、余計な傷を作ってしまってもいやだな、と思い、その場ではさらっと流し、息子にはあとで説明することにしました。 何をどこまで話すのか家に帰ってから息子と話をしました。「パパがいない」ということは聞かれたら言ってもいいのだけれど、わざわざ口に出す必要はないこと。わが家のようにママと子どもだけの家族もいれば、パパと子どもだけの家族、祖父母と子どもだけの家族など、世の中にはいろんな家族がいるということ。そんなことを話しました。そして、わが家にパパがいない理由は、「事情があって、あなたがおなかの中にいるときにお別れしたんだよ。」とだけ伝えました。息子がもう少し大きくなったら、パパがどんな人だったのか、何の仕事をしていたかなども話すと約束をしました。息子はあまり気にしていない様子で、「わかった」と返事をしてくれました。 未婚、もしくは、子どもがまだ幼いうちにお別れしたシングルマザーの場合、どのタイミングでパパのことを話すのか、というのは課題になってくるかと思います。子どもがあまり気にしていない様子でも、他者から不意に聞かれることはあるので、どう答えるのかは自分のなかである程度決めておいてよかったなと思った出来事でした。息子の様子を見ながら、少しずつ話をしていけたらと思っています。 著者:春日井透子小学4年生の息子と2人暮らしの未婚シングルマザー。言語聴覚士というリハビリの専門職の仕事とライター業をかけもちしています。
2022年04月21日ベビーカレンダー公式YouTubeでは、「新しい家族のカタチ」をテーマに様々な方の家族のカタチをご紹介しています。今回は、シングルマザーと生後4カ月の赤ちゃんとの1日をご紹介します。ベビーカレンダー公式YouTubeでは、「新しい家族のカタチ」をテーマに様々な方の家族のカタチをご紹介しています。今回はシングルマザーと生後4カ月(2022年4月現在)の赤ちゃんとの1日をご紹介します。まだまだ授乳回数もねんねの回数も多い、4カ月の赤ちゃんの子育てに密着です。ママの育児に奮闘している姿など、シングルマザーのワンオペ育児のルーティンをぜひご覧ください! ベビーカレンダーは、多様化している家族のあり方=“新しい家族のカタチ”について発信する取り組みを開始しました。当事者のリアルな声をご紹介していきます。多様な幸せを実現できる社会、そして、もっと「家族を持ちたい」「赤ちゃんを産みたい」と思う人が増える世の中づくりの一助となりますように。 シングルマザーと4カ月赤ちゃんの1日とは? 今回は、ママのRenaさんと生後4カ月のKaiくん2人の日常をご紹介します。 まずはお着替えからスタート!まだまだねんねの時期なので、ママがKaiくんのお着替えをしていきます。1回目の着替えを終えたばかりでしたが、吐き戻してしまったようで早速2度目のお着替えです。 少しご機嫌斜め…ママは気晴らし作戦で対応! この日はまだうんちが出ていなかったり…と少しご機嫌斜めのKaiくん。ママは抱っこをしたり、鏡で遊んでみたりとKaiくんをあやしてみます。鏡ごしに目が合うとにっこり♪ ようやくお昼寝☆ママも束の間の休息タイム カメラが部屋にあるのも気になっているようで、いつものようになかなかお昼寝もできなかったKaiくんですが、ようやくすやすやとお昼寝タイムに。 ※大人用のベッドやソファで赤ちゃんを寝かせる場合には、大人が近くで見守り目を離さないようにしましょう。 ママもやっと一息つけますね。 Kaiくんが大きな音で起きてしまわないよう注意しながら、洗濯や朝食の準備などの家事をこなしていきます。 ご機嫌なうちに、鼻のお掃除も行います。まだまだ家事も残っているので、ママは大忙し! 子守唄を歌ってKaiくんをあやしながら、洗濯物を干したり、部屋の片付けもこなしていきます。 ママの優しい子守唄を聞いて喜んでいるKaiくんの姿は、動画でぜひご覧くださいね。 大好きな絵本でコミュニケーションタイム! Kaiくんは絵本が大好きなんだとか。 生後2カ月頃から、ママはよく絵本を読んであげているそうです。絵本の読み聞かせの時間は、親子のコミュニケーションタイムになりますね。 ママの抱っこで少しベランダに出てみます。 お散歩になかなか行けない時にも、外の風に当たるだけで気分転換になりますね! このままもう一度、ねんねの時間を取りたいママですが…Kaiくんがちょっとぐずつきモードになってしまいました。授乳をしてみたりママとの時間を満喫したらようやくお昼寝。 午後もまだまだワンオペ育児は続きます ようやくお昼の時間に。ママは簡単にランチを済ませます。 手軽に食べることができる、パンやうどんを食べることが多いんだとか。ランチを済ませたら、授乳をしたり一緒に遊んだりして過ごします。 ママの抱っこがいい! Kaiくんはママの抱っこがお気に入り。ベッドに置かれるのは嫌なようで、ぐずつきます。こんな日もありますよね!ママは抱っこしたり、近くに寄り添うなどしてKaiくんのご機嫌が良くなるのを待ちます。 いつの間に忙しい夕方に…あっという間に夕方になりました。Kaiくんが寝ている間にそろそろ夕飯の準備を始めるママ。 Kaiくんの様子をみながら少しずつ準備を進めます。 なるべく音を立てないように…とそっと準備をしているママの姿はぜひ動画でご覧くださいね。 夕飯を食べてKaiくんのおむつを替えたら、次はお風呂の時間です。お着替えなどの事前の準備をばっちりしてから、いざ、お風呂へ! ワンオペでの赤ちゃんとのお風呂は目も離すことができないし、とっても大変ですよね。 特にまだ小さな赤ちゃんの頃は、ママがやることもたくさん! 赤ちゃんの服を脱がせて体を洗って…さらにお風呂後にはお着替えも素早く済ませなくてはいけないので、バタバタ…。ママは、自分がお風呂に入っている時は、お歌を歌ってKaiくんの気を紛らわせるなど色々と工夫しています! お風呂を終えたら、ママとのコミュニケーションの時間を楽しみながらKaiくん就寝です。ママも1日お疲れ様でした。 いつでもKaiくんの存在がママの元気の源! シングルマザーのRenaさん。1人で子どもを育てていくのは不安もあるし大変ですが、妊娠中からずっとKaiくんの存在が支えになっているそう。家族や周りの人の協力も得ながら、ワンオペ育児を頑張っています!基本的には、Kaiくんのタイミングに合わせて、ニコニコ穏やかにいられるようにと過ごしているそうです。 YouTubeではシングルマザーになった経緯なども詳しくお話してくれています。ママとKaiくん2人で過ごす1日もぜひご覧くださいね。 ベビーカレンダー公式YouTubeでは、他にもママの出産動画なども公開中。感動する出産動画をぜひチェックしてみてくださいね。
2022年04月19日看護師でありシングルマザーでもある、まゆんさんの体験を描いたマンガを紹介します。今回は仕事で泣きたくなるくらい嫌なことがあった日のお話です。どんよりした気持ちで帰宅したまゆんさんに待ち受けていたものとは。★前回:「絶対になりたくないって思ってたけど」私が看護師を目指したその理由 #看護師でシングルマザーな私の話 9こんにちは。自閉症スペクトラムの息子を持つ、シングルマザーのまゆんです。この日は仕事でとても嫌なことがあり、暗い気持ちで帰路に着きました。帰宅すると家の中を駆け回る太郎とニャンちゃんの姿がありました。いつもの光景なのにそれを見ていると思わず涙が……。職場で暗い気持ちになってしまっても、家に帰れば明るい家族が待っている。そう思うとどんなことでも乗り越えられそうな気がします。著者/まゆん(41歳)自閉症スペクトラムの息子をもつシングルマザー。看護師として日々働いている。Instagram:@mayun4311
2022年04月14日看護師でありシングルマザーでもある、まゆんさんの体験を描いたマンガを紹介します。今回はまゆんさんが看護師を志したきっかけについてのお話です。小さいころは漫画家になりたかったまゆんさんですが、あるできごとがまゆんさんの心を動かしました。★前回:「今まさに独り…!」子どものころに聞いた母の言葉で気付いたこととは #看護師でシングルマザーな私の話 8こんにちは。自閉症スペクトラムの息子を持つ、シングルマザーのまゆんです。私は小学生のとき、漫画家を目指していました。重労働の看護師には絶対にならないと幼心に思っていたのですが、祖母が危篤になったことで看護師さんに対する印象がガラリと変わりました。バイ菌が出ている祖母の世話をしてくれたことや、外で待っていた私たちにほほ笑みかけてくれたこと。そんな姿がかっこいいと純粋に思ったのです。担任に漫画家は向いていないと言われたこともあり、私は看護師になることを決めました。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。著者/まゆん(41歳)自閉症スペクトラムの息子をもつシングルマザー。看護師として日々働いている。Instagram:@mayun4311
2022年04月07日