気になる彼とデートした後、まったく連絡がない…。こんな状態は気が気じゃありません。「嫌われたかも?」「他にいい人できたの?」と不安になってしまいますよね。そこで今回は、デート後連絡なしの男の本音を解説していきます。何かのキッカケで熱が冷めた● 他に気になる女性ができた● デートしてみたら合わないと感じたなど。何かしらのきっかけで熱が冷めてしまい、「連絡しなくてもいっか」と放置されることがあります。この場合、一生連絡を取りたくないと思っているわけではなく、● 「嫌いになったわけじゃないけど、自分からするほどでもない」● 「凄く話したいわけじゃないから、連絡しないだけ」というケースが多いでしょう。また、「この子は理想の相手かも?」と凄く期待した状態から、可もなく不可もなくデートだった場合、「予想してたより盛り上がらなかったな。なんか連絡する気になれないな」と一気に熱が冷めてしまうのです。その結果、デート後によくあるお礼のLINEすらしないこともあるのです。駆け引きをしていることも男性が、このような駆け引きをしているケースもあります。● 「デート後は先に連絡した方が負け。まずは彼女からの連絡を待つ主義」● 「デート後、わざと連絡せず焦らして、自分に夢中にさせたい」駆け引きを仕掛けることで、女性の気持ちを盛り上げたり、恋愛の主導権を握ろうとしたり。男性側に何かしらの意図があるときも、連絡がない現象が起きるのです。ただ、この駆け引き、相手がわざとやっているかどうかは、見抜きにくいです。女性慣れしている男性ほど、ごく自然に女性の感情を揺さぶる駆け引きを仕掛けてきます。そのため、連絡がないときは、「もしかしたら駆け引きされてるかもだけど、それはこれからの彼の態度で見極めていこう」と冷静に対処してみてください。「駆け引きされてるのかも?彼は遊び人かも?いや私が嫌われただけかも?」など、感情的になることだけは、避けるようにしてくださいね。これこそ駆け引き男の思うつぼです。単純に連絡無精なだけ● もともと連絡無精● 仕事が忙しくなった● LINEやメールが苦手このような男性は、特に理由もなくデート後の連絡をしないことがあります。● 今日はありがとう、またご飯行こうね● もう家着いた?気をつけて帰ってね● 昨日楽しかったね!今度は〇〇行こうねこのようなLINEを全ての男性が、簡単に送れるわけではありません。男性の中には、こんな考えの男性もいます。● デート後どんなLINEを送っていいか分からない● LINEとか正直面倒だから、会ってるときに楽しければそれでいい● 約束など用事があるとき以外は、連絡しないのが普通● 仕事が忙しいときは、恋愛はそっちのけになるそのため、デート後連絡がないからといって「嫌われた」「脈なしだ」と決めつけるのは早いのかもしれません。まとめデート後連絡なし男の本音は、この3つです。● 何かしらの理由で熱が冷め、放置している● 恋愛の主導権を握りたい!好かれたい!という理由から、駆け引きをしている● 単純に連絡無精なだけで、嫌いになったわけではないデート後連絡なしのときは、待つばかりでなく、女性側からも何かしらのアクションを起こしてみましょう。
2019年04月23日大型連休など、家族で旅行を楽しみたいと思う親は多くいるでしょう。しかし旅先では、想定外のことも起きやすいため、万全な準備をしたいと考えるもの。何に注意し、どのような対策をとればいいのか、親子で楽しく旅行するためのポイントを見つけましょう。 ■子連れ旅行で気をつけていることは? アンケートでは、子連れ旅行の準備で気をつけていることについて聞きました。「体調管理」と答えた人が約35%ともっとも多い結果に。「洋服など持っていくもの」と「移動手段/移動時間の過ごし方」と答えた人もそれぞれ31%と約28%となり、回答が3つに分かれる結果となりました。 Q.子連れ旅行の準備で気をつけていることは?体調管理 35.6%洋服など持っていくもの 31.0%移動手段/移動時間の過ごし方 28.1%特になし 3.7%その他 1.7% ■旅行前の体調管理はどうしてる? 子どもたちが体調を崩してしまったら、せっかく前もって予定していた旅行がキャンセルになってしまうことも。直前キャンセルの場合には、宿泊料やツアー代など費用がかかる可能性が高くなります。パパやママたちはどのような点に注意して体調管理に注意しているのでしょうか。「私自身が旅行日前日もしくは当日に必ず熱を出していたので、子どもたちには、前日に“明日旅行に行くよ”と伝えておきます」(北海道 30代女性)「子どもたちが体調を崩しやすいので、小さいうちは近場に行っています」(岩手県 30代女性)「旅先で何とインフルエンザ発症! あっという間に高熱になるし、道中でおう吐するし、とにかく急いで帰途に着きました。車で行っていたことが不幸中の幸いだったかな。それ以来、子どもが小さい間は、冬に旅行は行かなくなりました」(三重県 30代女性)このほか、「旅行前は数日間外出を避ける」というコメントもあり、それぞれの家庭で体調管理に注意していることがわかります。■子連れ旅行必需品は、体調不良に備えたグッズ子どもがいるとついつい増えがちな荷物。子どもの年齢や性格、旅行の行き先などによってもその中身は変わってきます。それぞれに「わが家の必需品」があると思いますが、その一部をのぞいてみましょう。まずは、旅先で急に体調が悪くなった場合を想定して、持ち物を準備するという人たちのコメントを紹介します。「風邪薬や体温計などは必ず持参する。前もって体調管理していても旅行先で熱が出たりするので、解熱剤も必ず入れています」(東京都 40代女性) 「母子手帳を忘れないようにしている」(宮崎県 30代女性)「アレルギー体質なので、薬をたくさん持っていきます。喘息(ぜんそく)からアトピー、口内炎、風邪薬。日帰りが一番いいです。泊まりは大変」(茨城県 40代女性)「長女が1歳の頃、一泊二日で旅行に行き、ホテルで宿泊中、深夜に何度も目覚め、ぐずった時に突然激しいけいれんを起こしました。みるみるうちにチアノーゼや口から泡を吹いていたので、すぐに救急車を呼び夜間外来へ。診断は、熱性けいれんでした。健康保険証を持っていてよかったです。やっぱり備えは必要ですね」(千葉県 30代女性)起こっては欲しくないけれど、旅先で、病気になったり、ケガをしたりといったことを想定して準備する人が多くありました。ほかにも常備薬、湿布、絆創膏、冷却シート、虫よけスプレーといった子どもが普段使っているものや行き先に応じて用意するといいかもしれません。また健康保険証以外にも旅行先、帰省先の総合病院、小児科、休日当番医を調べておくといった情報を事前に集めておくことも、何かあったときに親ができることのひとつとなりそうです。■旅行では子どもの洋服はどれくらい用意すればいい?予想外の行動をとり、すぐに着ているものを汚してしまうという子どもも多いですよね。旅行のときには、どんな洋服をどれくらい用意すればいのでしょうか。「子どもが2歳くらいの時に実家に帰省。汚れてもいいように洋服の替えはたくさん持っていったけど、汚したものは予想外に靴。それからは替えの靴も準備して旅行や帰省をしました」(神奈川県 40代女性)「絶対汚すから、必要な量の倍以上の洋服を持って行きます」(埼玉県 30代女性)「5歳と7歳の女児二人ですが、洋服、かばん、おもちゃに靴、なんでも汚して次のものが必要になるので、必ず予備をいくつか持っていきます」(東京都 30代女性)「まだおもらしの心配があるので、着替えは多め」(三重県 40代女性)また、「暑さ対策、寒さ対策がとれるように、何種類かの洋服を持っていく」というコメントもありました。着替えや靴を多めに持っていくことで、親自身も安心して旅行中過ごせそうですね。防寒、嘔吐などいろいろに使えるタオル、ビニール袋なども持参すると便利です。また、「荷物を減らすために、ぎりぎりサイズアウト前の洋服を持っていって、汚れたら捨てていた」というつわものも! 帰りに着ていた洋服を捨てるとはなかなか思いつきませんが、たしかに増えがちな荷物を減らすひとつの方法になるかもしれません。■子連れ旅行、移動を快適にするには旅行先までの移動は、どのような手段でするか、どうやって時間をつぶすか、無理なく移動するかというのも、子連れ旅行の懸念のひとつですよね。親たちの工夫について見ていきましょう。 ▼子連れ旅行で飽きさせない工夫いろいろ飽きがちな移動の時間を少しでも楽しく過ごさせるため、パパやママたちのアイデアが寄せられました。「移動中のひまつぶしに、DVDやシールブック。100均でそろうから助かります」(神奈川県 30代女性)「車で長時間移動する際はポータブルDVDを車に取り付けて過ごしています。子どもがおとなしいと運転してくれている夫も落ち着いて運転できるので、そこは抜かりなく。電車の場合は、うちの子たちは鉄ちゃんなので、気持ちを盛り上げたり、電車の本を持って行ったりしています」(埼玉県 30代女性)「車の色探しをします。“次のサービスエリアに着くまで、●●色の車を●台見つけよう”といったように。家路に着く時は時間当てクイズもします。何時に家に着くか、子どもたちみんなが見覚えのある場所に差し掛かったあたりから開始です」(神奈川県 40代女性)筆者自身も、1年間で4~5回は実家や義実家へ長時間の移動をしますが、長男と次男では好みが異なるため、それぞれに必要なものを持っていくようにしています。また年齢によってひまつぶしのグッズが変わるため、毎回、一筋縄ではいかない苦労を感じてきました。子どもの好みを知っている親だからこそ、どうやって飽きさせずに移動するかは、手腕が試されそうですね。ただ普段とは異なる雰囲気に、よけいぐずってしまったり興奮してしまったりということもあるので、親の悩みはつきないのですが…。▼子どもの乗り物酔い、移動疲れの対策は?乗り物に酔いやすい子どもだと、その対策も必要になってきます。また、長い移動が続く場合、とくに小さな子どもの場合は疲れてしまわないか心配となりますよね。「車酔いしないように、車内の過ごし方に気をつけている。ちょこっとつまめるお菓子やパックの飲み物などを手の届くところに置いたり、気がそれるようにしりとり遊びなどみんなが楽しめる遊びを考える」(神奈川県 40代女性)「子どもが小さいときは、車の中で寝かして夜間移動して実家に着くといった行動をしていました。今は大きくなってきたので、食事のタイミングを考えて移動しています」(鳥取県 40代男性)「大人だけのときに比べると休憩をこまめに多く取っています。せっかくの旅行だからあれもこれもと欲張ってしまいがちですが、余裕を持って大人も子どももイライラせず、ときには予定を削る位の決断で、気持ちも体力的にも無理のないスケジュールにしています」(岩手県 50代女性)筆者も、家族で旅行したとき、当時1歳だった次男が宿泊先のホテルで突然おう吐したことが。突然のことにかなり驚き、「旅の工程に無理があったかな」と、後悔したことを覚えています。さいわいそれ以上悪化することなく、無事に帰途につけましたが、それ以来旅行の工程はできるだけ余裕を持つようになりました。子どもとの旅行では、ついつい「あれも見せたい」「ここにも連れて行ってあげたい」と思ってしまいます。でも移動は、余裕を持って無理のない移動スケジュールを組み、子どもたちの様子を見ながら行動できる柔軟さが親には必要となってくるのかもしれません。■子連れ旅行でもっとも大切なこととはそれでは、子連れ旅行で親が心がけたいことはいったいどんなことなのでしょうか。 「気をつけているのは、旅行先では絶対に親の元を離れないよう何度も注意することです。非日常空間にうかれて事故や事件に遭うのが心配です」(茨城県 40代女性)「7歳と11歳なので、自分の支度は自分でしてもらうようにしています」(東京都 40代女性)「電車やバスツアーなど、とにかく帰ってきた時に“楽しかった、また行こうね”と言ってくれるように心がけました。自分が疲れ果てることも多かったけど、楽しく行って帰ることにに命をかけていた感じ」(神奈川県 50代女性)「必ず家族旅行は、子どものリクエストに応える形で行ってきました。上の子どもがもう成人していますが、とてもいい思い出の数々。みなさんも良い思い出をたくさん作ってください」(北海道 50代女性) ここまで、子連れの旅行で気をつけたいことについて、考えてきました。大変なことはたくさんあり、親の苦労は数知れず…ではあるものの、やはり旅先での家族の思い出はほかに代えがたいものがありそうです。アンケートからは、子どもが小さいうちは、親がいろいろと想定して準備することが、結果として子どもたちが過ごしやすくなり、親自身の過ごしやすさにもつながることがわかります。旅行で大切なのは、「きっと楽しく行って無事に家に帰ってくること」。どんな場所にどんな手段で、どんな日程で行くにせよ、その旅が家族のかけがえのない思い出になるといいですね。 Q.子連れ旅行の準備で気をつけていることは? アンケート回答数: 4691件 ウーマンエキサイト×まちcomi調べ
2019年04月21日子どもの学校生活では、登下校時の交通安全が心配だという家庭もあるでしょう。また、すでに学校に通っているという子どもたちについても、ニュースなどの事故や事件を見ると、登下校時の交通安全対策が不安になったりします。子どもたちが安心して通学するために、どのような安全対策が必要なのか、親たちの声から考えてみたいと思います。■8割近くが地域の交通安全対策が「ある」と回答アンケートでは、登下校時の交通安全について、地域の取り組みがあるかどうか聞きました。その結果、「ある」と答えた人が約8割で、多くの地域では交通安全の取り組みが行われているようです。ただ、「ない」や「わからない・どちらとも言えない」と答えた人も2割近くいて、地域間で取り組みの有無は異なるようです。Q.登下校時の交通安全、あなたの地域の取り組みは?ある 79.6%ない 7.6%わからない・どちらとも言えない 12.8%■ボランティアによる見守り活動とは「ある」と答えた人の声を見ると、登下校時に子どもたちを見守るボランティアが多く存在するようです。どのような活動をしているのでしょうか。「下校時に、高齢者のボランティアさんで構成される“地域の見守り隊”が、交通量が多くて見通しの悪い場所に立って注意してくれています。よく言い聞かせてくれているようで、この間息子に“自転車乗っている時は並列しちゃダメ”と私が注意されました」(千葉県 40代女性)「町内会の人や、学校の生活の委員会、先生たちが月に1~2回交差点に立ってくれています。あとは毎日みどりのおばさん、おじさんも立ってくれています。雨の日、雪の日、風の日も毎日感謝です」(北海道 40代女性)「毎朝、学校がある日は車の通りが多い場所に、ボランティアのおじさんが毎日立ってくれています。奥さんも亡くなって、それが生きがいなんだとお聞きしたことがあります」(福島県 40代女性)「私の住んでいる町は、小学校1〜2年生の下校時には、必ず見守り隊という大人の方が、家まで送って下さいます」(島根県 40代女性)ほかにも、「ボランティアが生徒の名前を覚えていてくれて安心できた」という意見など、その存在に心から感謝する親の声は多く寄せられていました。一方で、ボランティアが高齢者で構成されていることも多いため、その体力を心配する声も。活動があくまでボランティアである以上、継続可能な取り組みかどうか、懸念する人もいるようです。たしかに、地域の子どもたちのために、無償で通学ルートの見守り活動を行うというのは、なかなか簡単にできることではありませんよね。多くの地域では、そういった人たちの善意によって、安全な登下校が可能になっていて、パパやママたちは感謝の声を寄せていました。■保護者による見守り活動、負担に感じる声も…また、保護者自身による取り組みがあると答えた人も多くいました。「保護者の“パトロール当番”がある。登校時は、危ないところなどで旗を持って立ちます」(茨城県 30代女性)「小学校のお母さんの役が毎年選出されて、朝と下校時に立ってくれています」(神奈川県 40代女性)「登校班で親が当番で引率しています」(神奈川県 40代男性)旗を持って危ない道に立つ、登校時に引率するなど、保護者による当番制で子どもの登下校時の安全を守る取り組みをしている地域も多いようです。同じエリアに住む子どもたちをまとめて、代表の親が見守ることで、協力体制が取れているようで、「子どもとの触れ合いを楽しみながらやっている」という前向きな意見も寄せられていました。ただ、一方でその当番を負担に感じる人も少なからずいるようです。「朝は保護者が順番で旗振り、帰りは週三日、保護者が順番で学校の門から子どもたちのあとについて指導しながらついていきます。自分はシングルで頼れる家族もなく、仕事は休みをもらわなければならない。月に1回だけど、年間にすると10万以上収入が減る。だれが決めたか知らないが、保護者が過保護になり過ぎていないか?」(茨城県 40代男性)「保護者、教員、地域の見守り隊が、登校する道の各所に点々と立って、生徒の登校を見守る。必要なのはわかるが、寒いなか、乳児を抱えてまるで雪だるまのようになって、1時間近く立つのは正直つらかった。ほかの小学校は、ほとんどがボランティアと教員。同じ市内にあって、この差は何だ?と思ってしまう」(愛知県 40代女性)「PTAで毎週見守りをしていて、家から微妙な場所に立たなくてはならない。仕事にも行かないといけないので、毎週は負担が大きすぎます」(広島県 40代女性)どれも切実な声で、保護者が自分の仕事や育児など、多くのタスクに追われている様子がわかります。同じ市内でも、保護者の当番の有る無しが異なるという意見も多く、「なぜうちの子どもの学校だけ?」と思ってしまう気持ちも理解できますよね。「自分たちの子どもは自分たちで守らなければ」と思う気持ちはあるものの、現実ではなかなか難しいということがわかります。■「登下校が心配」という切実な声「取り組みがない」と答えた人たちをはじめとして、登下校に関するさまざまな心配の声も多く寄せられました。「一応見守り隊の人がいますが、車で通るだけで危ないところに立ってくれないので意味があるとは思えない。同じ町の違う地域ではちゃんと横断歩道や下校時についてくれているのに、残念です」(島根県 30代女性)「登下校を見守るボランティアを募集しているが、うちの地区は協力をしてくれる人がいない。隣の地区は協力をしてくれる人がたくさんいて、地域の温もりを感じる」(静岡県 30代女性)「団地に囲まれていて高齢者が多く人通りが少ないので、不審者などの連絡は頻繁にあります。ただ、個々の家庭で“1人で出歩かない”などと子どもたちに言うしかないのが現状です」(千葉県 40代女性)「小学校の立地周辺にスクールゾーンがない学校です。大きなトラックが子どもスレスレに通っています。登校時間の20分だけでも通行止めにしてほしい。事故が起きないと改善されない現実がもどかしいです」(埼玉県 40代女性)ほかにも、「人の少ない地域に引っ越したら、見守り活動をしていなかったので驚いた」という意見も。登下校の安全対策が、どうしても地域の高齢者や保護者によるボランティアに頼りがちとなっているため、地域ごとの取り組みの格差が出てしまうようです。■小学校への親の送り迎えは過保護なのか?子どもの通学は毎日のことなので、保護者の心配は募ります。なかには、みずから送り迎えをしているという人もいるようです。「3km近い山道を一人で帰ってくるので、お迎えにいっています」(島根県 30代女性)「歩道がないところがあり、道幅も狭く危険な場所が多いので、毎朝見守りのために途中まで一緒に登校します。『過保護かな?』と思うときもありますが、同じ班の子どもたちもみんなかわいいし、大人の目線で危険を察知して未然に防いであげることが大事かなと思います」(神奈川県 40代女性)「最近圏央道が学校の近くを通ってますが、歩道橋ができただけで、とくにガードレールもない道を30分かけて登下校しています。朝も帰りも集団登下校なので 娘が一人になる所まで迎えに行っています」(茨城県 30代女性)ほかにも「ひとりで下校してくる時もあるので、GPSを付けて途中まで迎えに行っている」という声もありました。筆者も4月から小学1年生になる長男が通う小学校では、人ひとりが通れるかどうかという狭い通学路を使うため気になっています。子どものギリギリ横を大きなトラックが通ることもあり、大人でもヒヤヒヤする場所なので、しばらくは筆者も送迎する予定。ただ仕事との両立もあるので、いつまで続けるかは悩みのタネです。■子どもの安全を守るために親にできることは?地域の取り組みがある人もない人も、それぞれ子どもたちの登下校について悩み、考えていることがわかりました。そんな私たち保護者に、できることとは一体なんなのでしょうか。▼子どもに普段からしっかり交通ルールを教えるとくに多かったのは、子どもにしっかりと交通ルールを教えることの重要性を訴える声でした。「うちの娘には、『横断歩道の信号機が青になってもすぐ渡らないで、まず車が来ないか、来たにしてもちゃんと停まってから渡るように』と言って聞かせています」(北海道 40代女性)「大切なのは親がきちんとしつけているかどうか。広がって歩いたりとか道に走って飛び出たりとかは、普段から親が注意して諭さないとダメだと思います」(愛媛県 30代女性)「子ども本人の意識が大事だと思います。学校だけでなく普段から家庭での教育が欠かせないと感じています」(徳島県 50代女性)ほかにも、「登下校ルートの危険な場所を口をすっぱくして教えるしかない」という意見もあり、親の方も努力が必要だということがわかります。子どもが1人で登下校するとき、危険なルートを通りそうになったときに、「はっ」と親の声を思い出せるよう、根気強く注意喚起することが必要そうです。▼親自身がしっかりと行動して教えるさらに、親自身が行動で示すことも大切だという声も。「子どもの安全は親の仕事だと言いますが、横断歩道のない所を子どもの手を引いて渡っている親はどうなんでしょう。歩道を歩いていても、事故に巻き込まれるこのご時世です、少しでも減らせていけたらと思います」(愛媛県 40代男性)「朝の旗降りなど面倒だとは思いますが、やっぱり子どもの安全を思うと仕方ないことだと思います。子どもたちにも『道で広がらない、ふざけない、何かあったら助けを求める』ように言い聞かせています」(神奈川県 30代女性)親自身が交通ルールをきちんと守ったり、交通安全活動に参加したりして、子どもたちに対して行動で示すことが大切だという意見もありました。筆者自身、急いでいるときに信号が点滅してから慌てて走って、子どもに「信号が赤になるよ」と諭されて恥ずかしい思いをしたことがあります。言葉では「右左を見てから道を渡ろうね」などと簡単に言えますが、もしかして子どもの心に一番響くのは、親の立ち居振る舞いなのかも。普段からみずからが行動で示して、子どものお手本となるのが大切なのかもしれませんね。ここまで、登下校時の地域の取り組みと、親にできることについて考えてきました。交通の状況や、地域の人口や世代など、それぞれに特徴があるため、なかなか一概に答えを出すことは難しいテーマだと思います。地域ボランティアの減少や共働きが多くなり親の登下校見守りが難しくなるなか、最近では不審者情報がメールやSNSを使って情報が入ったりします。今後はもしかしたらスクールバスなども日本でも導入されるかもしれません。国でも「登下校防犯プラン」として対策をまとめ出しています。国、警察、学校などの取り組みも期待したいところです。ただどんな状況であれ、交通安全について親が子に伝え、さらに行動で示すことが、まずは基本の第一歩となるだろうと思います。口で交通ルールを守るように言ったとしても、自身が信号を無視したり、スマホ片手に歩いていては、子どもにも伝わらないでしょう。ほかにも一緒に通学路を歩いて危険場所を確認する、車移動の激しい場所をチェックする、不審者への対応方法などを教えるなども必要となってきます。多くの子どもが持っている防犯ブザーもいざというときに使えるように練習するなど、親にできることは多くあるだろうと思います。筆者を含め、不安な気持ちを抱えながら登下校させているパパやママもいるでしょう。それでも自分自身にできることを小さなことから積み重ねて、子どもの登下校を見守っていきたいですね。<参考>内閣府: 登下校防犯ポータルサイト 警察庁: 登下校防犯プラン Q.登下校時の交通安全、あなたの地域の取り組みは?アンケート回答数: 8469件 ウーマンエキサイト×まちcomi調べ
2019年04月17日「気軽に専門家に質問ができて、さらに返信も早い」とママから日々感謝の声が寄せられているベビーカレンダーの人気コンテンツ【助産師に相談】の掲示板。その中から特に注目をあつめた質問の内容を一部抜粋してご紹介します。今回は、出産後のママへの言葉かけに悩むパパからのご相談です。 Q. 妻に日々どんな言葉を投げかけてあげればよいでしょうか?妻が出産してから3カ月経ちました。日によって機嫌の変わり方が大きく違います。そのうちのほとんどがイライラ状態です。私は朝早く仕事に行き、帰りは日が変わってから帰宅します。夜泣きしたら子どもの世話をして、朝は早く起きて2人の世話をしています。妻の知り合いからはわりとよく動く夫と言われているようですが、妻本人からすれば心の支えにはまったくなっていません。私自身もそう感じます。 そこで質問ですが、妻に日々どんな言葉を投げかけてあげればよいでしょうか? 褒めたり、共感したりするとよいと一般的に言われていますが、妻に「包容力がないね!」それに加えて「私の体調が悪いのはあなたが原因だ!」など、マイナスの言葉を言われると何て言えばよいかまったくわからなくなります。私に妻を支える気持ちがなければ気にならないかもしれませんが、何とかしたい気持ちがある分、妻に言われてしまうと正直絶句して言葉が出ません。何かよいアドバイスをお願いします。 宮川めぐみ助産師からの回答質問者さんは奥さまのことをとても大切にされていますね。大切に思っておられるからこそ、このように言葉のかけ方について悩んだり、なんとかしたいと思われるのだと思います。とても素敵だなと思いました。 また奥さまは、質問者さんがお休みのときに、おひとりになれるような時間はありますか? 近くに一人でお茶をしに行かれるのもとてもいいと思います。暖かくもなってきたので、ふらっと少しでもお散歩に行かれるのもいいと思いますよ。もし、ひとりでお出かけすることが難しいようなら、その分おうちでできることをしてみたり、フォローをしてみるのがいいのかなと思いました。 これは、私自身、夫にしてもらえてうれしかったことになります。そして、人によるかもしれませんが、ぎゅーっとハグをしてもらって、背中をさすってもらうことがとてもよかったですよ。背中をさすってもらうのは、とても落ち着きます。息がはーっと抜けていったりします。奥さまは今までにない初めてのことを常に体験しているので、とても肩にも力が入っていると思います。それを溶かしてあげられるかもしれません。質問者さんにハグをしてもらって、奥さまもチャージされるのではないかと思いました。 奥さまにマイナスの言葉を投げかけられても、今のまま言わせてあげることもいいように思いました。同じ土俵に上がらずに受け止めてあげられること、すごいと思いますよ。また平日に半休を取ってみたりされるのはいかがでしょうか? 週末以外にもおうちにいてフォローできる体勢でいるのは、とてもいいのではないかと思いました。※参考:ベビーカレンダー「助産師に相談」コーナー※診断や具体的な治療については医師の指示にしたがってください パパにイライラ…。その原因は?育児に不慣れなパパにイライラしたり、忙しくて普段育児参加できないパパがおそるおそる育児をする様子に怒り口調になったりすることは育児中の多くのママたちが経験することでしょう。出産前はこんな感じではなかったのにと夫婦関係がぎくしゃくして、戸惑うパパも少なくありません。これはパパが育児に不慣れなことや育児参加が少ないことが原因でしょうか。実は、出産後にママの脳からたくさん分泌される「オキシトシン」というホルモンが関係しているのです。 オキシトシンは快の刺激によって愛情が深まりますが、逆に少しでも不快な刺激が与えられると攻撃性が高まるという働きがあります。この働きはわが子を敵から守ろうとするために母親に備わっていると考えられています。つまり、一番の味方であるべきパパが期待するように協力してくれないことで不快な感情が強くなり、ママの攻撃の対象になっているというわけです。 パパにお願いしたいことママは1日中ほとんど慣れない育児やたくさんの家事とでストレスフルな時間を過ごしていますので、ママを労い、向き合って会話をする時間を作りましょう。ただそれだけのことのようですが、パパに、自分の気持ちに寄りそって話を聞いてもらえているということがママのリラックス状態を作り、快の刺激となりオキシトシンが愛情ホルモンとして働くのです。ママがどんなに怒っていたとしてもきちんと向き合って話を聞き、一緒にママの悩みを考えていきましょう。きっと攻撃性のホルモンから愛情ホルモンに変わりますよ。 そして、ママもたまには息抜きをしましょう。パパにお子さんを預けてショッピングをしたり、お友達とお茶をしたり、体を動かすのもいいですね。一時的に「ママ」の時間から離れ、一人の女性としての時間を持つことでリフレッシュし、また日々の育児を頑張れるようになれます。 育児にお休みはなく、日々の生活に追われる中でママの緊張感やストレスはとても大きいものになっています。パパも、ママの大変さを理解して、いつも夫婦で向き合い、寄り添いあい、助けあっていくことが大切ですね。パパにできることは育児を担うことだけではありませんが、たまには「ママのリフレッシュ休暇」を作れるといいですね。※参考:ニュース(ママネタ)「産後、夫にイライラが止まらない理由と男性にお願いしたほうがいいこと」【著者:助産師 高杉絵理】
2019年04月12日育児五番勝負はママに軍配、パパママが子どもに望むのは「夜になったらすぐ寝付くこと」パナソニック株式会社は、20~40代で、共働きで育児を分担して行っているパパママ 500名を対象に、育児に関する調査を実施した。その結果、パパママ間の育児負担の差や、課題が「子どもの寝かしつけ」であることが判明した。「食事の世話」「オムツの交換・トイレトレーニング」「入浴の世話」「絵本の読み聞かせ」「遊び相手・話し相手になる」の5項目について、主にパパママのどちらが担当しているかを聞いた。すると、「入浴の世話」だけがパパの担当で、それ以外はママの担当となっている家庭が大半を占めることが判明した。続いて、共働きならではの悩みについて調査したところ、子どもに望むこと第1位は「夜になったらすぐ寝ついてくれること」(53%)で過半数を超えた。子どもがなかなか寝付かなかったため、翌日の仕事に支障が出て困った経験があるという人も52%を超えた。「ずっとぐずっているので私が寝不足になり、仕事で凡ミスを繰り返した」(49 歳・ママ)という声が上がり、共働きのパパママの悩みの深刻さを感じさせる結果となった。読み聞かせ照明も悩みの種子どもの寝つきを良くする手段の1つとして「絵本の読み聞かせ」がある。しかし読み聞かせ時の環境が課題だと感じているパパママも多い。読み聞かせの時に87%が天井の証明を使用しているが、「明るすぎる」「暗すぎる」と感じている人の割合は46%に達している。「読み聞かせ向きの明るさに調整できるシーリングライト」については「気になる」(66%)という人が7割近くもいることが分かった。専門科が語る、読み聞かせをすることのメリットとあかりの条件一般社団法人JAPAN絵本よみきかせ協会代表理事景山聖子さんに、子どもの寝つきを良くする絵本の読み聞かせや、読み聞かせにあった照明について話をうかがった。絵本の読み聞かせは、「物語を通して子どもに人生のリハーサルをさせてあげられる」「親子の信頼関係が深まる」「語彙力や想像力が養われ、学力向上につながる」という3つのメリットがあるという。そのうえで、どんなあかりがふさわしいかという問いに対し、景山さんはこう答えた。「今回の調査では、読み聞かせのあかりに課題を感じている親御さんが多かったようですね。夜の読み聞かせで、大切なあかりの条件は2つです。1つは『親も子もリラックスできてお話の世界に深く入り込めること』。もう1つは、『子どもが自然に早く眠りにつけること』。ですから、絵本がしっかりと読めるように暗すぎず、子どもが寝つきやすいよう明るすぎずが大切です。この条件をみたす『あかり』の下での読み聞かせは、絆という宝物を親子に残します」シーリングライト「HH-CD1071A・HH-CD0871A」で読み聞かせに適した明るさに!パナソニックのシーリングライト「HH-CD1071A・HH-CD0871A」は、絵本の読み聞かせに最適な「くつろぎモード」を搭載。絵本の絵や文字が見やすく、明るすぎない照度約20ルクス、2700ケルビンの電球色に設定できる。 子供の気分を落ち着かせ入眠しやすい環境を整えるあかりは、睡眠導入にもなる絵本の読み聞かせにおすすめだ。照明が作るくつろぎの光の中でのスキンシップと読み聞かせは、子どもにとって生涯忘れられない大切な思い出になる。寝室の照明を変え、子どもに快適な眠りと幸せな記憶をプレゼントしよう。【参考】※シーリングライト「HH-CD1071A・HH-CD0871A」※「読み聞かせのあかり」特別ページ
2019年04月08日付き合った男性が全然束縛をしてこないと、それはそれで不安になりますよね。今回は、束縛をしない男性の本音を紹介します。男性は、男性でちゃんと考えていることがあるようです。自分も束縛されたくない束縛をしない男性は、恋愛だけに限らず、あまり人から束縛されたくないと思っているようです。自分が彼女を束縛すると、自分も彼女に束縛されるのではないかと思ったり、自分だけ束縛して彼女には「束縛しないで」とは言いづらかったりするのでしょう。束縛がないことを寂しいと感じたら、さりげなくあなたの方から連絡を取ってみるなど歩み寄ってみると、相手もあなたの寂しさに気付いてくれます。寂しい時は素直に伝えると、相手も歩み寄ってくるかもしれません。束縛しない男性は、決して相手を必要としていないわけではないので、あなたの方から彼のことが必要だというアピールをする努力が必要です。お互いに自由な時間を大切にしたい束縛をしない男性は、できるだけ自分の時間を大切にします。いつでも誰かと一緒じゃなければならないわけではないので、「嫌われてる」とか「浮気されてるかも」という心配はしない方が良いでしょう。余計な心配をするよりも、相手の自由を尊重して、あなたも同じように自分の時間を持ってみるのがおすすめです。自分の時間を大切にする彼を理解することができて、なおかつ自分自身を見つめ直したり、自分磨きをしたりすることもできます。しっかりとした自分を持った女性は、束縛を好まない男性にとっては、良いパートナーになれるでしょう。彼女を信頼しているから付き合いが長くなってくると、お互いを信頼できるようになり、束縛をしなくても大丈夫という気持ちになります。男女の温度差の違いから、男性の方が先に彼女を信頼して、安心するようになるのでしょう。束縛をしないというよりも、付き合っていても彼女には女友達と過ごす時間も大切にしてほしいと温かく見守っていてくれているということです。これは、あなたを信頼してるからこその思いやりであり、自由を認めてくれている愛情表現だといえます。感謝の気持ちを、言葉にして伝えるようにしましょう。束縛を理由に嫌われたくない過去の恋愛で、束縛を理由に嫌われたことがあるのかもしれません。本当はさみしがり屋なのに束縛しない男性なら、あなたの方から理由を聞いてみるのが良いでしょう。相手の心の中のモヤモヤした気持ちが解消されるでしょう。
2019年04月07日親になってみると、「一人の時間がなくなった」と感じる人が多くいることでしょう。そして、自分のやりたいことがなかなかできないと、「我慢をしながら生活している」と感じるようになってきます。パパやママはどんなところで我慢をして、その生活についてどう感じているのでしょうか。今回は、親になってからの我慢について考えてみたいと思います。■「我慢」していると感じる理由にはバラつきがみられる結果にアンケートで、「親になってからの一番の我慢」を聞いたところ、もっとも多くの回答が集まったのは、「睡眠時間」。しかし10%を超えた答えが6つとなる結果からは、「我慢」していることはバラツキがあることがわかります。Q.親になってからの一番のがまんは?睡眠時間 17.8%交友関係 16.3%おしゃれ 14.7%趣味 12.7%買い物 12.1%とくにない 11.2%見たいテレビ番組 6.3%その他 6.2%食べたいもの 2.8%■授乳、オムツ替え、弁当、朝練…エンドレスな睡眠不足子どもが生まれると、授乳やオムツ替えなどでゆっくり寝られない日々が始まりますよね。そんな寝不足の日々に対する声が、もっとも多い結果になりました。「小さい頃の授乳から始まり、大きくなっても朝練、部活、塾や予備校に行く子どもたちに時間差で食べさせる。そして大量の洗濯物…。母は睡眠不足です」(神奈川県 40代女性)「仕事、家事、育児、やる事が多くて睡眠時間が足りない。とくにお弁当を作るために朝早く起きなければいけないのがつらい。ああ、朝寝坊したい」(東京都 40代女性)「高校生から保育園児の3人の子育てで時間に追われ、寝るのは12時をこえ、次の日は早起きをして、エンドレスな毎日です」(香川県 40代女性)子どもが赤ちゃんのときだけではなく、大きくなっても寝不足が続くというコメントからは、子育て中の親たちは長い期間なかなかゆっくりとは眠れないという実情が伝わってきます。ほかにも、「子どもがお昼寝をしなくなり、朝から夕方まで外遊びをするので休む暇がない」や、「子どもの寝相が悪くて熟睡できない」という声も。子どもが小さいうちは、親の睡眠は、子ども次第というところもありそうです。■夫婦関係や義実家との付き合いが一番の我慢?結婚しているからこその悩みでもある、夫婦間や義実家との付き合い。「うんざり」「イライラする」など、もっとも辛辣なコメントが寄せられました。「本当は行きたくない旦那の実家に、我慢して行っています」(神奈川県 40代女性)「姑への我慢に尽きる子育て。頼れる実家も保育園もないなかでの仕事。姑には感謝しつつも、教育ママとしての手柄話にうんざり」(神奈川県 40代女性)「旦那に対する不満が増えた。中途半端な手伝いやらアドバイス、おいしいところ取りなどにイライラする」(千葉県 40代女性)「旦那との関係でけんかや不満の言い合いなど、子どもの前でしないようにして、私が言い返さず問題を大きくさせないこと。負担が大きすぎて体と心に障がいが出ています」(神奈川県 30代女性)そのほかにも、「夫に子どもを預けるのも、かえってストレスになる」という声も寄せられていて、家族間の信頼関係ができているかによって、それぞぞれのストレス度合いは異なってくるようです。かなり深刻な状況のコメントもあり、その代償の大きさが見え隠れします。■交友関係に我慢はつきもの?友人関係については、異なった2種類の「付き合い方」からくる我慢があるようです。▼仲の良い友だちと“遊べない”我慢まずは、これまで仲が良かった友だちと付き合いができなくなって我慢をしているという声から。「結婚や出産をしていない友だちと夜遊びに行けなくなった」(東京都 30代女性)「子育てが終わった友人と子育て中の自分では、同じ事はできないと思う」(埼玉県 50代女性)「夜出歩くこともできないし、友だちと旅行やお出かけも無理」(大阪府 40代女性)子育てをしていると、出かけられる場所や時間帯が制限されるため、それまで仲の良かった友人と会える機会が減ることもありますよね。また、結婚を機に引っ越しなどをした場合にも、近くにいっしょに遊べる友だちがいなくて、つらい思いをすることもあるかもしれません。▼PTAにママ友…「親同士の付き合いは我慢の連続」という声も一方で、保護者同士が付き合ううえでの我慢の存在を訴える人もいます。「子ども関係で付き合わざるを得ない人たちの空間に笑顔でいること」(神奈川県 40代女性)「本当の自分自身の意見を押し殺しながら、出会う人によっては自分の引き出しを選びながら付き合っています。親になってからは広く浅く付き合うこともしばしば」(北海道 30代女性)「居心地がいい友だちとの時間はなくなり、子どもをとおしてのママ友ならまだしも、役員やら育成会やら…関わりたくない人とも子どものために我慢して付き合っている」(埼玉県 40代女性)保護者同士の人間関係においては、自分の好き嫌いだけで付き合いをすることはできませんよね。とくにPTAや役員などの場では、苦手な人がいたとしても、付き合わなければならない場合もあります。そうした状況に我慢をしているパパやママたちは多いようです。■オシャレ、趣味、食事…自分のことはすべてあと回し?子育てをしていると、自分で使える時間もお金も減る傾向にあります。そうなると、毎日少しずつ自分のしたいことを我慢する傾向にあるようです。▼化粧品代が高い! おしゃれ我慢「1番の我慢は化粧をやめたことかなぁ。化粧品代を子ども費にまわしていました」(神奈川県 40代女性)「子どもが小さいときは時間がない、大きくなってからはお金がないから、おしゃれは我慢が多い」筆者も子どもができてから、自分の洋服や化粧品、美容代にかける金額はかなり下がりました。さらに、時短のためにネットショッピングを利用することが増え、「着てみたらいまいちだな」と思いながらも、その洋服を身につけることも。▼子どもに迷惑をかける? 趣味我慢「大好きなツーリング。時間ができても、“もし事故にでもあって子どもに迷惑をかけたら…”と考えてしまい、250ccの小さなバイクで関東近郊を日帰り程度するだけ」(神奈川県 30代女性)「好きなCDを買ってライブに参加することがなくなった」(鳥取県 40代男性)「熱帯魚が趣味でしたが、息子の誕生とともに水槽をたたみました」(石川県 40代男性)このほか、「好きな映画を観に行けなくなった」という声も。子どもと離れる必要があったり、お金がかかったりするような趣味は、どうしても我慢せざるを得ないようです。▼ゆっくり食べられない…食事我慢「子どもが好きな物は自分の分も食べさせてしまう。子どもが増えると外食もお金がかかるので、自分は食べたい物じゃなくて1番安いものを選ぶ」(宮崎県 40代女性)「座ってゆっくり食べたいけど、流し込むように食べている」(徳島県 40代女性)「私はものすごく偏食で、でも子どもがいるとそういうわけにはいかない。嫌いな料理もしなきゃいけないし、バランスも考えないといけない。毎日の献立を考えるのは正直苦痛です…」(山口県 40代女性)ほかにも、「晩酌に合うおつまみが好きなので、子ども用のメニューを考えるのが大変」というコメントもありました。食事については、毎日必ず準備しなくてはならないもので、小さな我慢が積もり積もって大きな我慢となっているようです。■我慢、我慢、我慢の積み重ね?今回の回答結果にバラつきがあったように、「我慢していることは複数ある」というコメントは数多く寄せられました。「すべてに我慢しています。お金もないから自分は後回し。さすがにボロボロです。手が離れるまでまだしばらく我慢ですが、 正直、自分で自分がどんな人間なのかわからなくなりました」(神奈川県 40代女性)「順位なんてつけられない、全部です。我慢、我慢、我慢の積み重ねで日々の生活が成り立っているようなもの」(神奈川県 40代女性)「親になってからは全てが我慢と忍耐、それにつきます! この我慢をいつまで続けられるのか、心が折れそうになりながらも、やっぱり頑張ってみようと思う日々の繰り返し」(大阪府 40代女性)■我慢とは? 育児をとおして見えてくるものコメントからは、「問題を工夫して解決していくことが好きなタイプなので、我慢一筋ってのがないかも」と分析する人も。「我慢」について考えるとき、性格や考え方も大きく影響しているようですね。「自分のために使える時間がなくなりました。でも、子どもといられる時間は限られていると思うと、お母さんでいられる時間はありがたいなと思います」(島根県 40代女性)「すべてを我慢したと言うのはたやすい。たしかに自分の欲につながるものは全部制限されたけど、ひきかえになにが大切かを自覚できた」(東京都 40代女性)「我慢という風に思うのではなく、一緒に人間力をつけ、ともに成長させてもらっていると考えるようにしています」(鹿児島県 40代女性)「妻が子どもを妊娠した時から子どもが成人するまで、それまでの自分の人生はいったんお預け、子どもの人生に全力、それが新しい自分の人生。成人した今、私は元の自分の人生を満喫しています」(千葉県 60代男性)「子どものいる生活になったわけだから、一人の時とは違う。気持ちもリセットされて変わる。朝早く起きるし、スカートとヒールは買わないし、美容院もいつしか1000円カットになった。でも、充実しています」(神奈川県 40代女性)「子どもがいる生活に変わった以上、何かしらの我慢はつきものだ」という意見には、大きくうなづく部分があります。でも反面、子育て中の生活を「我慢」と言ってしまうのも、どこか抗いたい気持ちもあります。子育てをしているパパやママたち自身の人生は、子どもの人生と同時並行しながら継続していきます。何をつらいと感じるのか、どこまで耐えられるかは、それぞれ人によって違いますよね。「これだけは譲れない」という趣味がある人、「おしゃれだけは絶対に我慢できない」という人、それも個性であり、そういった考えを誰かが否定するものではないと思います。また「子育てに全力で取り組みたいから、今はこれでいい」という場合も、それ自体がその人のこだわりになりえるのかもしれませんね。大好きな仕事を子育てしているからと言ってあきらめたくないという人も多いだろうと思います。こだわりを貫くことは、日々忙しいパパママには厳しい面もあるでしょう。でも、自分がどういった子育てをしたいか、そしてどういった人生を歩んでいきたいかということを考え続けるきっかけとなるかもしれません。きっと、子どもがいる生活に、「我慢」はあるかもしれません。でも「我慢していること」の正体がわかれば、それはもしかしたら何を大切に思っているかを知ることにもつながるかも。その何かは、子どもの環境、夫との時間、仕事に専念できる環境、友人との時間など…、個人で異なってくるでしょう。そこから日々を充実させるヒントが見つかるかもしれませんね。Q.親になってからの一番のがまんは?アンケート回答数:5319件 ウーマンエキサイト×まちcomi調べ
2019年04月07日毎日作るお弁当は、どんなおかずを入れようか、どんなおかずなら子どもたちが喜んでくれるのか、悩んでしまいますよね。今回は、お弁当作りをラクにするためのコツについて考えてみたいと思います。■お弁当に必ず入れるおかず、9割以上が「ある」と回答アンケートでは、お弁当に必ず入れるおかずがあるかどうか聞きました。その結果、「ある」と答えた人が9割を超え、多くのパパやママには、「定番おかず」が存在していることがわかりました。Q.お弁当に必ず入れるおかず、ある?ある 93.2%ない 6.8%■最強おかずはコレ! ダントツ人気は…まずは、多数派の「ある」と答えた親たちの声を、答えの多かったメニューを中心にご紹介します。多くの支持が集まったのは彩りも映え、栄養もとれる卵料理。とくに、卵焼きは大人気で、たくさんのコメントが集まりました。●卵焼き「父親が唯一作れる卵焼き。お弁当に父の味が我が子の定番」(千葉県 40代女性)●だし巻き卵「だし巻き卵。ないと息子が呆然(ぼうぜん)とします。名脇役」(神奈川県 50代女性)●しらす、青のり、枝豆、きれいな色合いの卵焼き「卵焼きは、卵だけの時もあるけれど、しらすや青のり、ゆでたニンジンや枝豆、ブロッコリーなどを細かくして入れて作ります。ほかのおかずとの色合いを考えて卵焼きも作ります」(神奈川県 40代女性)●1週間の卵料理レパートリー「卵料理は飽きないように毎日レパートリーを変えています。月曜日は卵焼き、火曜日はゆで卵、水曜日はオムレツ、木曜日は目玉焼き、金曜日は炒り卵など。彩りも良くなりますね」(宮崎県 40代女性)卵焼きにさまざまな具材を入れて、味や栄養、色のバリエーションを豊かにしているという声は多く寄せられていました。また、家族の中でもそれぞれの味の好みに合わせてだしの味と砂糖の味など、同じ卵焼きでも味を変えて作りわけている人もいるようです。卵料理って奥が深いですね。■肉肉肉! ガッツリ派最強リクエストまた、男の子の親を中心に、肉料理は絶対欠かせないという声も。●から揚げ「子どもたちのリクエストはいつもから揚げです」(北海道 40代女性)●骨付き肉「最近は子供たちも大きくなってきたので、骨付きお肉を希望されていつも入れています。私も母に作ってもらったお弁当にそれが入っている日は、得した気分でうれしかったことを思い出します」(愛媛県 30代女性)●から揚げとタコさんウインナー「自分も嫁も子どもの頃はから揚げとタコさんウインナーを作ってもらっていたから子どもにも必ず入れています」(徳島県 40代男性)●焼き肉、しょうが焼き、煮豚「肉肉肉! 焼き肉かしょうが焼きか煮豚かから揚げかハンバーグか、とにかく肉を入れないと、“肉が入っていない!”ってずっと言われる」(三重県 40代女性)成長期の子どもたちから「お肉が食べたい」とリクエストされたら、自然と肉料理が増えそうですよね。「から揚げは弁当のスペースにもちょうどいいし、液だれせず入れやすい」などの声も寄せられていて、多くの親子から支持を集めているようでした。■野菜で彩りと栄養をプラス!苦手な子どもも多いとよく聞く野菜。お弁当にはどのように入れているのでしょうか。●ほうれん草とハムのバター炒め「ほうれん草とハムのバター炒め。子どもたちの大好物です。彩りもきれいなので毎回入れています」(佐賀県 40代女性)●煮豆「煮豆 黒豆、金時豆、大豆など毎日変えて入れています」(神奈川県 50代女性)●ブロッコリーとミニトマト「ブロッコリーとミニトマト。おかずがどんなに貧弱でもこの2つを入れれば、なんとか見栄えのいいお弁当になります」(千葉県 50代女性)●枝豆「枝豆を5粒ほどつまようじに刺したものを入れています。“全部食べきれんかった~”と持ち帰るときも枝豆だけはしっかり食べています」(徳島県 40代女性)「野菜が嫌いな子どもたち全員が完食してくれるので、きんぴらごぼうを入れる」という声もありました。野菜が苦手な子どもだと、毎日のお弁当から、どうやってきちんと栄養をとらせるか、親たちの工夫が見られますね。■傷みにくくするための工夫を定番おかずで!朝から昼まで保管してから食べるお弁当ならではの、食の安全を意識したおかず選びをしているというコメントもありました。●自然解凍OKの冷凍食品「解凍していない冷凍食品は必ず入れます! カバンの中にお弁当を入れっぱなしなので、傷まないか心配で」(神奈川県 40代女性)●梅干し「防腐を兼ねて梅干し」(千葉県 40代男性)●蜂蜜を使った料理「蜂蜜。栄養価も高いが、何より抗菌作用があるといわれているため、頻繁に使って調理している」(千葉県 50代女性)たしかに、気温や湿度が上がる時期のお弁当作りは、衛生上の不安もありますよね。保冷剤を一緒に入れるという対策をしている声も。おかずの作り方、選び方、入れ方などは、親としては一番注意していきたいと考えるところではないでしょうか。■おかずセットで栄養+色合いも兼ね備えた合わせ技!なかにはいくつかのおかずを組み合わせて定番メニューとしている人もいるようです。「茶色の肉、赤のミニトマト、黄色の卵焼きは必ず入れる」(神奈川県 40代女性)「彩りで赤・緑・黄色は意識して入れています。毎日なのでなかなか頭の痛い所です」(三重県 50代女性)「卵、ブロッコリー、ミニトマト。三色さえ欠けていなければ、 肉のおかずの茶色も映える!」(千葉県 30代男性)筆者も、子どものお弁当のおかず選びでは、色を重視して、できるだけ多くの色があるようにと思っていますが、茶色ばっかりのお弁当になってしまうことも。彩りと栄養両面から、いくつかのメニューを定番としてセットしてしまえば、おかず選びに悩むことがなくなり、その負担を軽減することができそうですよね。■お弁当作りをラクに乗りきるコツとは定番おかずがないと答えた約7%の方たちからは、「前日の残り物を入れる」といった意見もあり、それもひとつのラクする知恵ですね。それでは、お弁当作りをラクに乗りきるコツとは一体どのようなことなのでしょうか。「いまは冷凍食品もおいしく、自然解凍だからそのまま入れられるなど、すごく便利で助かっています。でも、少なくても一品は手作りのおかずを入れるというのを、ちょっとした自分ルールにして、楽しんで作っています」(愛媛県 30代女性)「ミートボールとウズラの卵かウインナーをピックに指したのは必ず入れます。私がお母さんに入れてもらっていたものを、息子も必ず入れてほしいと言ってくれて、親子で好きな物が同じでうれしいです」(愛知県 40代女性)「たこさんウインナーは、5年間切らすことなく入れ続けています。 幼稚園を卒園した長男が、卒園文集で “お弁当の一番好きなおかず”をたこさんウインナーと書いてくれて、作り続けたかいがあったとうれしく思いました」(奈良県 30代女性)「お母さんの卵焼きが一番だと言われているので、必ず入れます。自分が親になったら、子どもに言われたかった言葉でした」(北海道 50代女性)自分の親が作ってくれたものを子どもに引き継ぐという人、定番おかずがある人、少しでも負担を軽くするために工夫する人など、お弁当という小さい箱のなかにもいろいろな想いが詰まっている気がします。お弁当には、作るために費やせる時間や、パパやママの考え、子どもの好物などによって、家庭ごとのルールが自然とできあがってくるのかもしれません。幼稚園、学校によっては毎日のお弁当作りが日課となっている家庭もあることだと思います。また共働きの場合、学校の長期休暇中にはお弁当が必須となり、負担も増えてきます。子どもの「おいしかった!」という声を張り合いに、毎朝がんばろうとするパパママ。定番おかず、おかずセット、冷凍食品、前日の残り物など、ラクできるコツも取り入れながら、乗り切っていきたいですね。Q.お弁当に必ず入れるおかず、ある?アンケート回答数: 7180人件 ウーマンエキサイト×まちcomi調べ
2019年04月02日お笑いコンビ「2丁拳銃」の川谷修士さんの奥様であり、放送作家として活躍する野々村さん。テレビなどに出演するたびに、歯に衣着せぬ物言いで世の女性たちを痛快な気分にさせてくれています。そんな野々村さんが、「パパ育」の必要性をヒシヒシと語ってくださった 1回目 。続く2回目は、ヘドロパパ化してしまった旦那さん、またヘドロパパになってしまいそうなヘドロパパ予備軍の旦那さん、そしてイクメン気取りのパパに対して、具体的にママはどうするといいのか? お話をうかがいました。お話をうかがったのは…野々村友紀子(ののむら・ゆきこ)さん放送作家。1974年8月5日生まれ、大阪府出身。「高僧・野々村」のコンビ名で芸人として活動後、放送作家へ転身。夫はお笑いコンビ「2丁拳銃」の川谷修士さん。バラエティー番組の企画構成や吉本総合芸能学院(NSC)東京校の講師などを務める。■野々村ママの「パパ育」アドバイス1:ヘドロパパ化し始めている旦那さんへの処方箋――すでに子育てがスタートしていて、旦那さんがヘドロパパ化している場合は?野々村友紀子さん(以下、野々村さん):ヘドロパパ化を一刻も早く止めたほうがいいですね。小堀(野々村さんの夫・修士さんの相方で、ヘドロパパこと小堀裕之さん)の奥さんは、子どもが生後8カ月のとき、赤ちゃんを抱っこして荷物も持ってベビーカーも押して…という状況の中で「荷物持って」とキレ気味にパパに伝えたら「なんで怒ってるの?」と小堀は不思議そうな顔をしたらしい(怒)。小堀の味方をする気は1ミリもないけれど(笑)、男性って気づいていないことが多いんですよ。まずは気づいてもらうことが「パパ育」の第一歩。シャンプーだって洗濯用洗剤だって食器用洗剤だって、誰かがなくなりそうなことに気づいて、どこかに買い物に行って重たいものを買ってきて、さらにボトルに移していないと、すぐに使える状態にはなっていないんですよ。でも、パパはその見えない家事に気づいていない場合が多いんです。トイレットペーパーだって、無限なんてあり得へん。そんなことに気づいていないんです。――ママからの言葉をうるさそうに聞く、ヘドロパパっ気のある旦那さんには、どう対処したらいいのでしょう?野々村さん:ウチはヘドロパパ化する傾向はなかったけれど、赤ちゃんに参加してもらうのも一つの手ですね。実際に我が家でやったのは、「赤ちゃん腹話術」。赤ちゃんをヒザに抱っこして、後ろから赤ちゃんの手を持って操りながら、パパの方に向かって話すんです、腹話術師みたいに。本当はママが話しているんだけど、まるで赤ちゃんが話しているようにするんですよ。冷静に見るとアホらしんですけど(笑)。同じことをやらなければならないにしても、ママに「○○やって!」と言われてやるより、赤ちゃんからのリクエストとしてやるほうがパパもその気になるみたいで。我が家では、私が子どもの後ろに座って「パパと一緒にお風呂入りたいなー」と腹話術をやると、「そうかー、そうかー」とニコニコしながら、パパがお風呂に連れて行ってくれていました。■野々村ママの「パパ育」アドバイス2:「勘違いイクメン」の軌道修正をするには?――ヘドロパパ化を脱してイクメンの方向へ進むと、「俺、やってる」感を出すパパもいますよね?野々村さん:それもね、ヘドロパパと同じで、気づいていないことが多いんですよ。ちょっとやったぐらいなのに、その「ちょっと」加減がわかってない(笑)。ここも気づいてもらうのが第一歩です。例えば、洗濯ひとつとってみても、実際にやることはいくつもあるから。でも、せっかくやってくれているのだから、やる気を萎えさせてしまうのではなく、「ちょっとしかやっていない」ことに気づかせることが大事。「○○ちゃん家のパパは、これぐらいでドヤ顔するらしいよー(笑)」って、自分の旦那に話す。遠回しに、我が振りに気づかせるんです。――野々村さんは、あるテレビ番組で、家事と仕事で爆発したときに旦那さんへ家事リストを突きつけたとおっしゃっていました。ブログでも「野々村友紀子の家事リスト」を公開されていますが、そのようなものを旦那さんに渡すのもいいのでしょうか?野々村さん:「パパ育」の目的は、自分がラクをすること。だから「伝える」のはあくまで手段で、それが目的になってしまわないようにするのがいいかもしれません。ウチは、パパを褒めすぎて、ドヤ顔しそうな気配のときは、ひとまず泳がせていました(笑)。ドヤ顔しても、やることやってくれているならいいや、と。でも逆転する匂いがしてきたら、そこはきちんと伝えないと、ママのイライラが募ります。要は、伝え方ですね。みなさんももし、家事リストをご利用になるなら、「こんなの、ブログに載せている人がおったでー」って、笑いながら旦那さんに見せるといいかも。「家事育児はこんだけあんねん!」って突きつけるとケンカのもと。笑わせたモン勝ちですから(笑)。■野々村ママの「パパ育」アドバイス3:まずは『パパになった旦那よ、ママの本音を聞け!』を読め!――今回、出版された著書『パパになった旦那よ、ママの本音を聞け!』、パパに読んでもらいたい内容が満載です。パパに読んでもらうには、どうしたらいいんでしょう?野々村さん:パパに残された選択肢は「読め!」一択しかない状態でも「ヘドロパパになりたくなかったら、読んだら?」と、さもほかに選択肢があるかのように投げかけるのがいいかもしれません(笑)。ストレートに「読んで!」というと、「なんで?」ってパパもイライラするから。ママの大変さをわかって欲しくて読んでもらいたいけど、パパもパパで仕事や慣れない育児でいっぱいいっぱい。だから、「ウケるわー。これ見てみてー」って言いながら見せるとか、「これ笑っちゃったー」って本をさりげなく渡してみるとか。ま、結局は、パパへのダメ出しに変わりはないんだけど(笑)。――読んでいて大声で笑ってしまいそうになるところがいっぱいあって、最後は笑いすぎて自分が何の本を読んでいるか忘れて腹筋がねじれ切れるかと思いました!野々村さん:今の日本って、まだまだ母親が家事も育児も抱え込んで、大変なことに一人で立ち向かわないといけないことが多い気がするんですよ。そしてそれが美しい子育てだと思われているような雰囲気もまだまだ残ってる。だから「言ったれ! 言ったるわ!」という感じで書いたんです。だから、パパが率先して読んでくれるのもうれしいし、ママが読んで笑い飛ばしてくれたらいいなって思います。ママがいっぱいいっぱいでピリピリしていると子どもにも家庭にもよくない。無理のし過ぎは、しんどくなるばかり。気の合うママ友に頼って、パパに育ってもらって、ママは笑顔でいましょう!――最後に、ワンオペ中にママがイライラしたときのアドバイスがあったら教えてください。野々村さん:パパが協力的で、助けてくれるママ友がいても、子どもと向き合っているとイライラすることが確かにあります。そんなとき私は、その時々の子どもの背丈を意識して見るようにしています。背丈を見ると「まだ人間としてこんなに小さいのだから、仕方ない」って、すうっとイライラが消えるんです。私みたいにこんな大きい物体に大きな声で叱られたら、それだけでも怖いやろなーって、子どもと自分を置き換えてみる。でも、逆にパパ育は、背丈を見たらイライラが募るかもしれませんけどね(笑)。参考図書: 『パパになった旦那よ、ママの本音を聞け! 』 (赤ちゃんとママ社)お笑い芸人2丁拳銃・修士の嫁で、今メディアで話題の放送作家、 2児のママでもある著者が、子育てを頑張るママたちの代弁者として、 世の中のパパへママの本音をズバッと伝えるべく立ち上がりました。彼女ならではの 歯切れがよく軽妙な言葉選びとその言葉の力で、多くのママたちから共感が得られること間違いなし! の1冊。赤裸々なパパの本音が聞けちゃう、パパ芸人座談会もたっぷり収録。
2019年03月31日お笑いコンビ「2丁拳銃」の川谷修士さんの奥様であり、放送作家として活躍する野々村さん。テレビなどに出演するたびに、歯に衣着せぬ物言いで世の女性たちを痛快な気分にさせてくれています。そんな野々村さんが、パパ育のための名言をまとめた書籍 『パパになった旦那よ、ママの本音を聞け! 』 (赤ちゃんとママ社)を発売。そこで、野々村さん自身の子育てのリアル、そして笑顔のママになるための秘訣をおうかがいしました。お話をうかがったのは…野々村友紀子(ののむら・ゆきこ)さん放送作家。1974年8月5日生まれ、大阪府出身。「高僧・野々村」のコンビ名で芸人として活動後、放送作家へ転身。夫はお笑いコンビ「2丁拳銃」の川谷修士さん。バラエティー番組の企画構成や吉本総合芸能学院(NSC)東京校の講師などを務める。■旦那は芸人、ワンオペ育児…そこで野々村ママがとった行動は?――野々村さんご自身の子育ては、どんな感じだったのでしょう?野々村友紀子さん(以下、野々村さん):実家は大阪。里帰り出産もしなかったし、東京には昔からの友人もいないし、旦那さんは芸人。仕事柄、地方の仕事で泊まりもあれば、朝早くから現場に向かうときも、深夜に帰宅することもあって、ワンオペ育児の日がいっぱいありましたよー。2006年に長女、2008年に次女を出産しての2歳差育児。てんやわんやでした(笑)。だから、友人は、もう作るしかない! と腹を決めて、健診のときに珍しいおもちゃをベビーカーにたくさん下げていって、それに釣られて(笑)話しかけてきた人と仲良くなったり、児童館に行って気の合いそうな人をナンパしてママ友になったりしました。ママ友グループって面倒くさいことも多そうじゃないですか? だから、1対1でも、その人と付き合いたいかが、私の中ではママ友になるかどうかのジャッジポイントでしたね。今でもそのころに友だちになった人には、助けてもらってます。――ワンオペ育児も経験しているのに、テレビなどで拝見する限り、夫婦仲良く家庭円満に見えますが。野々村さん:旦那さんが仕事に出かけてしまったらワンオペ。でも、家にいるときは、本当によくやってくれていましたし、今もいろいろなことをやってくれています。隣にクズなヘドロパパ(修士さんの相方の2丁拳銃、小堀裕之さんのこと)がいるから、よけいによく見えるのかもしれませんけどね(笑)。――旦那さまがヘドロパパ化しなかったのは、なぜでしょう?野々村さん:パパが仕事から帰ってきたら「帰ってきた祭り」を毎回、盛大に開催していました。「おかえりー、待ってたよー、お疲れさまー、早く帰ってきてくれてうれしー!!!」と、めっちゃ喜んで全身で伝えていました。子どもが小さい頃って、ママが一人で子どもを見ていると緊張の糸がゆるめられないんですよね。だから、本当に1分1秒、早く帰ってきて欲しかったし、パパが子どもを抱き上げてくれると、それだけで気が少しラクになれて。帰ってきてくれたことの喜びをちょっとだけ盛って伝えていました(笑)。そうやってパパに「頼られている感」を感じてもらっていたのがよかったのかもしれませんね。パパに早く帰ってきて欲しいことが伝わっていないご家庭があったら、「帰ってきた祭り」の開催をオススメします。■イクメンかヘドロパパか? 分かれ道は早期の「パパ育」――早く帰ってきてくれても、実際に育児家事に取り組んでくれないと、パパがいるのにママのワンオペ状態になってしまいますよね?野々村さん:私はとにかく早くラクになりたくて(笑)。その瞬間をしのぐだけじゃなく、将来的に「一人でやるより二人でやったほうがラクだ!」と確信を持って着々と進めていました。だって、パパが家事も育児もできるようになっていないと私、ラクになれませんから(笑)。もちろん、最初はパパって家事も育児も下手なんですよ。オムツを替えるのも食器を洗うのもママより下手なことが多い。でも、そこであきらめたらおしまい。おしっこだとオムツを替えるのに、ウンチだとママに任せたり、なかなか泣き止まないと「ママがいいって」と渡してきたり。そこですんなりママが「パパ育」をあきらめたら、パパは育ちません。――「パパ育」って実際はどんなことをどんな風にするといいのでしょう?野々村さん:ウチの場合はある程度、積極的にやってくれるタイプだったけれど、赤ちゃんが泣くだけで「なんで泣かせてんねん」ってママを責めるパパもいますよね。「何言うとんじゃ? 私の子でもあるけれど、オマエの子どもでもあるやろ?」って話だけど!でも、ママは赤ちゃんがお腹の中にいるときから、ママとしての準備がなんとなくできるけれど、旦那さんって大抵の場合、赤ちゃんが生まれてきてからじゃないとパパ化しない。だから、ママは、意識的に「パパが育つ時間」を与えてあげないといけないのかなって思います。ウチは、パパがロンパースを着せるのが下手で(涙)。「なんで、そことそこの紐を結ぶねん! そこのスナップは、こっちに止めるやつやろー」って(笑)。内心はそう思いながらも声には出さず、できるだけ見守るようにしました。ママがやったほうが早いからって、いつまでも全部をママがやっていると、パパは一向に育ちません。「同じレベルまで登ってこい!」って、私は思って見守る時間を作っていましたね。パパがママと同じレベルになったら、二人で育てられるんやから、そっちのほうがラク。■「寝かしつけ、上手いなー!」パパも褒めて伸ばす、野々村ママの場合――「パパ育」がスムーズだった野々村ママ、成功の秘訣はなんだったのでしょう?野々村さん:我が家では、とにかく何かやってくれたら褒め倒していました。実際、私は、寝かしつけがめっちゃイヤだったので(笑)、パパが寝かしつけをやってくれたときは、大絶賛! 「やっぱりパパの抱き方がいいのかなー、それとも手の温度かなー。きっと落ち着くんやろうねー」って、思いつく限り、褒め言葉のオンパレード。それを繰り返していくうちに「寝かしつけさせようか?」って自分から言ってくれるようになりましたよ。ママが自分が言われてうれしい言葉をとにかくパパに発するのがいいと思います。「ありがとう、本当にありがとうねー。じゃ、私寝るねー」って、パパが寝かしつけしてくれてるのを横目で見ながら、私は寝ましたから(笑)。メディアを通して見る野々村さんは、痛快な言葉とともに仕事もプライベートもうまくこなしているスーパーウーマンな印象でしたが、実はワンオペ育児でてんやわんやな時期もあり、子どもの健診でママ友をナンパしていたというお話は驚きでした。そんな等身大ママの野々村さんに、次回は「パパ育の実践」、「パパ育のための使えるツール」を紹介していただきます。参考図書: 『パパになった旦那よ、ママの本音を聞け! 』 (赤ちゃんとママ社)お笑い芸人2丁拳銃・修士の嫁で、今メディアで話題の放送作家、 2児のママでもある著者が、子育てを頑張るママたちの代弁者として、 世の中のパパへママの本音をズバッと伝えるべく立ち上がりました。彼女ならではの 歯切れがよく軽妙な言葉選びとその言葉の力で、多くのママたちから共感が得られること間違いなし! の1冊。赤裸々なパパの本音が聞けちゃう、パパ芸人座談会もたっぷり収録。
2019年03月30日年長組のお子さんをお持ちのママパパは、小学校入学に向けての準備もほぼ完了しているのではないでしょうか。この時期、保育園・幼稚園とは異なる環境に不安に思っているお子さんも少なくないでしょう。最終回となる今回は、「ママパパやお子さんに必要な心構え」について、子育て本の著者であり講演家の立石美津子さんにうかがいました。お話をうかがったのは…立石美津子(たていし・みつこ)さん聖心女子大卒。幼稚園・小学校・特別支援学校教諭免許を取得後、20年間学習塾を経営。現在は著者・講演家として活動。『一人でできる子が育つテキトー母さんのすすめ』『はずれ先生にあたったとき読む本』『子どもも親も幸せになる発達障害の子の育て方』など著書多数。『発達障害に生まれて(ノンフィクション)』のモデルでもある。オフィシャルブログ ■小学校では「自分からSOSを発信」できる子に―― 前回 、 前々回 のお話では、入学前までに身につけておくべき日常習慣や学習習慣についてうかがいました。最終回となる今回は、総論として、ママパパやお子さんに必要な心構えについてお聞かせください。立石美津子さん(以下、立石さん):これまで2回にわたり、細かなアドバイスをしてきましたが、今回はもう少し掘り下げてお話ししたいと思います。以前お伝えしたとおり、読み書きできることも、時計が読めることももちろん大事ですが、それらの大前提として、まず困った時に「SOS」が出せるようにしておくことが大切になってきます。――保育園・幼稚園生活でも困ったことがあれば先生が助けてくれますが、それとは別なのでしょうか?立石さん:そうですね。保育園・幼稚園時代は、先生方がひとり一人を手厚く見てくれていましたので、子どもたちは何かあっても不自由なく園生活を送ることできていたでしょう。しかし、小学校になると状況は変わります。基本1クラス35人前後です。この人数を担任がひとりで見ながら、同時に授業も進めていくわけです。つまり、ひとり一人に目が行き届かなくなることもあるのです。そうなると、保育園・幼稚園時代のようにモジモジ、メソメソしているだけでは相手には伝わりづらくなります。例えば、トイレに行きたくなったら「先生、トイレに行ってもいいですか?」と言えることが大切。また、授業でわからないことがあったら「わかりません」と言える勇気も必要です。■親がやってはいけないこと1:手や口を出しすぎない――多くのお母さん方が「うちの子は大丈夫かしら?」と心配になってしまいそうですね。立石さん:仕方ありません。これまで保育園・幼稚園では先生方が何かあったら声をかけてくれていたので当然ですよ。ただし、4月からは違うのだと割り切り、まずはお母さんが意識して、「困ったことがあったら助けを求める」「できないことはできる人にやってもらう」という姿勢を、お子さんに身につけさせることが、学校生活を健やかに過ごすうえでポイントになってきます。――では具体的に、どんなことをすればよいのでしょう?立石さん:日常生活において、お母さん方が「ヘリコプターペアレント」にならないように注意することです。これはどういうことかと言いますと、お子さんが自ら要求する前に「のどがかわいたかな?」と水を用意したり、「トイレに行けば?」とうながしたり、ヘリコプターのように旋回して手を差しのべるのを控えるのです。お子さんが困る前にお母さんがアクションを起こしてばかりいると、外で発信しづらい子になってしまいます。もちろん低学年のうちはまだまだ幼いので、戸惑うこともたくさんあると思います。多少時間がかかってもいいですから、家庭でも外でも、どんな状況でもSOSを出せる術を身につけさせてください。■親がやってはいけないこと2:「小学生なんだから」はNGワード!――なるべく自分で判断させ、できないこと・助けてほしいときは発信できるような積極性を身につけさせるといいのですね。立石さん:はい、そうです。ただ、ここで一つ注意点があります。保育園・幼稚園とは異なる知的な環境に進級するからといって、「もう小学生になるんだから、ひとりでやらないとダメよ」と、いきなり突き放すことは絶対に避けてください。「小学生になるのだから、自分ひとりでやり遂げなさい」「小学生になるのだから、弱音をはいてはいけないよ」「小学生になるのだから、人にぜったい迷惑をかけてはいけない」4月からは小学生ですが、まだまだ幼い子どもです。こんな厳しいフレーズをかけられたら、大人だってプレッシャーを感じてしまいますよね。まして純粋な子どもには、このような言葉はストレス以外の何ものでもありません。あくまでも、「困ったこと・助けてほしい時は誰かにお願いする」ことを前提に、自ら考え、行動できる子になるように、お母さん方も普段かける言葉や行動を意識してみましょう。3回にわたり、入学前までに身につけておくべきこと・やってはいけないことをお伝えしてきました。小学校入学と聞くと、何か特別なものを準備しなければと、焦る気持ちが漠然とあるかと思いますが、じつは日常生活を見直し、少し視点を変えて、意識して行動すればよいのです。いよいよ来月は小学一年生。胸を張って入学式をお迎えください!取材・文/長谷部美佐
2019年03月30日はじめまして、“もりりんパパと2匹の怪獣姫(もしくは5匹の怪獣たち)”の育児マンガブログを書いているもりりんパパです。これからウーマンエキサイトさんにて連載させて頂くことになりました。いつもはパパ目線での育児を面白おかしく書いていますが…とりあえず簡単な自己紹介をさせて頂きますね。まずは4月から中学2年生になる長女。思春期ということで多感であり難しい年ごろですが、天然でちょっとおっちょこちょいの憎めない子です。そして今度小学1年生になる次女。男の子にも負けないパワフルさをもつ我が家のムードメーカーです。我が家はこの子を中心に回っていると言っても過言ではありません(笑)そしてしっかりものの嫁さんと次女より1つお姉ちゃんのぷりん、僕の5人で生活しています。あと、極まれに出てきますが我が家は嫁さん祖父祖母との2世帯住宅です。自宅の1階に住んでいて、よく次女が暴れに…じゃない遊びに行っています。こんな感じのもりりん家、これからどうぞ宜しくお願いしますね!さて、先日嫁さんのとある発言で我が家は騒ぎになりました。どんな発言をしたかと言うと…次女はもうすぐ小学生になるからチューをするのをそろそろやめなさいと言うんですね。まぁ…これは色々なご家庭で時期はバラバラだとは思います。うちは長女の時も同じころにやめたっけなぁ。だがしかし。パパ…というかチューが大好きな次女はこれでは引きません。何と髪の毛ならばチューにはならないからチューしても良いと言い出すではないですか。そんな無茶な……。いや、確かにそうかもしれない。そうね、なんだか次女の言う通りな気がしてきた。まさにミイラ取りがミイラになるパターン。そして次女に影響される父。情けない(笑)でもこれが楽しいんですよね。そんな訳でバタバタキャッキャと次女と暴れていると…長女に怒られました(笑)ぐぬ…思春期娘はこういうことにとにかく敏感です。難しいところですね全く。そして次女はちゃっかりその場から離れており、僕1人だけが説教をされてしまうのでした。女の子に囲まれたパパの戦いはまだまだ続きます。それではまた次回!ここまで読んで頂きありがとうございました。
2019年03月26日多くのママやパパは、わが子が「いじめっ子にならないように」そして、「友達からいじめられたりしないように」と心を配りながら子育てをしているのではないでしょうか。しかし、「いじめ」がゼロという環境はなかなか難しいという現実も。では、親ができることって何でしょう?実は、わが子をいじめられにくい体質に育てるコツがあるのです。今回は心理カウンセラーの筆者が、子どもに「いじめられにくい体質」をつくるための3つのコツを紹介します。1.「やってあげる」より「やり方を教える」大人から見て、小学校低学年くらいまでの子どもは、何かとできないことが多い存在です。トロトロとした子どもの行動をイライラしながら見つめたり、待つことができずについつい「やってあげちゃう」というママもいるのでは?しかし、実はこの「やってあげちゃう」こそがくせ者。子どもの代わりに親が手を出すと、子どもの心は自信を失ってしまうことが。こうした経験が積み重なると、自信のなさが言動に出て、いじめられやすくなることもあるのです。子どものできないことは、親がやってあげるのではなく、やり方を教え、ひとりでできるようにサポートすることで自信をつけさせてあげましょう。2.子どもの決断を尊重する大人から見ると、子どもは不要なものやダメそうなものをあえて選んでしまうように感じます。例えば、お祭りに行けば栄養もあってお腹にもたまるお好み焼きを食べずに、歯に悪そうな綿菓子をほしがったり、ささやかな景品しかない当りくじをやりたがったり…。でもそこで「そんなのダメよ、こっちにしなさい」と、親の良いと思う方向へ誘導するのではなく、子どもの決断をできる限り尊重してあげるのがおすすめです。自分の意見や決断をないがしろにされることに慣れた子どもは、友達に対しても必要な自己主張をすることができなくなります。友達から見ると、きちんと意見を言わない頼りないタイプに見えてしまい、知らず知らずのうちに友達からもないがしろにされてしまうケースが見られます。3.「得意」をひとつ伸ばしてあげる子どもたちの個性はさまざま。ある子はお絵かき、ある子は歌、ある子は運動、ある子は本を読むのが得意…それぞれ違うけれど、かならずどの子も、どこかに得意な分野をもっているものです。これを、本人が「得意だ」と認識できるかどうかはまわりの大人次第。自分で、これが得意なのだ!と感じ、自信につなげていけると、友達との付き合いの中でも、例えば「あの子はお絵かきが上手だから」と一目置かれ、いじめられにくい体質を作ることができます。どの分野でも、ひとつでいいので、子どもが自信をもてる分野を見つけてあげるのがおすすめです。上手にサポートして伸ばしてあげられれば、それは揺るぎない自信となって、友達づきあいに活かされていくでしょう。キーワードは「自信」!これまで見てきたように、いじめられにくい体質を作るのは子どもの自信です。自信がなく揺らぎの多い子は、自信をもって自己主張できるタイプの子に押されてしまいやすくなります。そして、結果的にグループの中で意見を尊重してもらえない役まわりになることも。こうすれば100%ということはありませんが、わが子にはある程度の自信、そして様々なことを自分で行えるだけの行動力を身につけさせるようにしましょう。それが自然といじめられにくい体質へと成長していくことにつながると思います。<文・写真:フリーランス記者あん茉莉安>
2019年03月26日子どもの習い事では、送迎やスケジュール管理など、親の協力が不可欠なことが多いですよね。かわいい子どものためとは言え、その大変さに苦労しているパパやママは多いのではないでしょうか。今回は、習い事のどんなことに親が苦労しているのかを調査したアンケート結果から、パパやママが子どもの習い事とどのように付き合っていけばいいのか、考えてみたいと思います。■約8割の親は子どもの習い事を大変だと感じている!アンケートでは、子どもの習い事で、保護者が大変なことがあるかどうか聞きました。その結果、「ある」と答えた人が78.3%となり、8割に迫る親が習い事において大変なことがあると感じていることがわかりました。Q.子どもの習い事で保護者が大変なこと、ある? ある 78.3%ない 6.2%習い事をやっていない 15.0%その他 0.5%パパやママたちは具体的にどんなときに子どもの習い事での大変さを感じているのでしょうか。いくつかの悩み別に分けて、見ていきましょう。■兄弟、試合など送迎に悩む親たちは多数送迎の大変さについては、多くのコメントが集まりました。「送迎が大変です。5才差の兄妹ですが、同じ習い事でも教室の時間差や曜日、幼稚園と小学校からの帰宅時間も違うので、先に妹を連れて行って置いてきて、次に兄を迎えに行って連れて行くピストン送迎になっています」(東京都 40代女性)「時短で仕事しています。兄妹で日時調整して、下の子は常に上の子の送迎に連れて行かないといけないので、送迎中に眠ってしまったら運ばなきゃならない。それなのに旦那はさらに上の子を学習塾に入れて、送迎しろと言う。何の協力もしない人に言われたくない、私が倒れる」(茨城県 40代女性)「兄弟でそれぞれの習い事をして居ますが、曜日も時間もバラバラなので送迎が大変です」(神奈川県 40代女性)サッカーや野球など試合が行われるスポーツにおいては、「車を持っていないので、試合場所が遠いときは送迎がとても大変」という声も見られました。習い事をしている場所が遠いことや、子どもの安全のために、小学生になっても送迎をしているという人も多いようで、送迎の大変さは長年に渡り、保護者にとっての負担になっているようです。■夕方は息をつく暇もなし! スケジュール管理ができない最初は余裕がある曜日に習い事を入れていたはずが、気が付いたらスケジュールがいっぱいになってしまった…。こんな経験がある人も多いのではないでしょうか?曜日が決まった習い事のはずが発表会や試合などの日程が入ると、とたんにスケジュールがくずれていきがちです。さらに小学校でも学年があがるごとに授業時間も増え、宿題も多くなってきます。だからといって子どもにスケジュール管理を任せるわけにもいかず、親がかなりドタバタすることに…。「週2で柔道をやっていますが、8時半に終わるので、帰ってきたら9時。それからご飯やら次の日の準備にお風呂。バタバタで、私が寝るのはいつも1時を過ぎる」(石川県 40代女性)「大会や遠征、BBQ。もちろん練習もあるし、家族での予定が立てられない」(徳島県 20代女性)「仕事が17時15分終わりなのに、習い事は17時から。車で片道20分かかるところなので、学校が終わったら電車で行かせています。練習は週6日、4時間。帰宅後の夕食、入浴、宿題、翌日の支度など、精神的な部分も合わせて、子どものフォローをするのが大変」(三重県 40代女性)「小学1年生なので、サッカーと空手は送迎が必要。水泳はバスで送迎ですが、忘れ物や乗り遅れなどある。通信教材はわからないとふてくされるため、おだてながら一緒にやる必要あり。仕事と下の子の世話もあり、夕方から息をつく暇もなし」(神奈川県 30代女性)そのほか、「幼児の体操教室で親の付き添いが必須なのが大変」という声や、「中学生になり、部活と予定の調整が難しくなった」という声もありました。パパやママたちは、忙しい自身のスケジュールの合間を縫って、子どもたちの習い事の送迎や付きそいに時間を割いているようですね。また、子どもの毎日の生活を考えて、習い事を含めたスケジュール管理をしていることがわかります。■お茶出し当番にコーチまで…親の負担が大きすぎる!習い事のなかには、親自信の負担が大きいものもあり、そこに大変さを感じている人も。とくに「スポーツ少年団」と言われる、学校や地域ごとに野球やサッカーなどのスポーツ活動をしているチームに入った場合、「親の参加が必須となっている場合が多い」という意見が聞かれました。「グラウンド当番、コーチへのお茶やお菓子出し、大会への子どもの引率など、いろいろと大変なことは多いです」(広島県 30代女性)「空手を習わせていましたが、合宿や大会のたびに同伴しないといけないし、ルールを覚えて、審判のジャッジを点数として記す作業もしなくてはいけない。間違えたらと不安でいっぱいで、耐えきれず辞めさせてしまいました」(宮崎県 40代女性)「娘がバレエを習っていますが、母の会があり、先生のためにやることも多いです。発表会の手伝い、先生の舞台のお手伝い、レッスン場兼先生のご自宅のお掃除当番、草むしりなど…」(埼玉県 30代女性)なかには「親が経験者であるばっかりに、知らないうちにコーチにされた」という声まで寄せられていて、こうなると、生活の中でかなり多くの時間をそこに費やさなければならないことが想像できます。「先生やコーチのために、なぜここまで?」と疑問に感じてしまうと、負担感だけが強く感じられるようになるのかもしれません。■習い事にひそむ見えない出費がつらい…習い事を始めるにあたって、まずは月謝などの金額はもちろんチェックする人は多いことでしょう。「毎月●●円ならOK」と思って始めたのに、気が付いたら出費が増えてしまっている。「見えない出費」はどんなときに発生しているのでしょうか?「サッカークラブチームでしたが、遠征なども多く、毎月の交通費が月謝以上にかかり悲鳴あげていました。また春夏冬と合宿があり、冬と春が5万円、夏は8万円でした」(神奈川県 40代女性)「文系の習い事で、講師の方にこだわりがあり、道具の買い替えを要求してくる。家庭によって経済状態はまちまちなのだから強制はやめてほしい」(愛知県 40代女性)「お楽しみ会から、祝勝会、差し入れ、応援の交通費。うちだけ行かないのは、子どもがかわいそうなので、なんとかやってきました」(神奈川県 40代女性)ほかにも、「送迎のコインパーキング代なども地味にきつい」といった意見も。ジワジワと負担がのしかかってくる「習い事の見えない出費」、これはかなり親としてはきついし、怖いですよね。出費がつらい親の気持ちと反比例するように子どもがその習い事で楽しんでいると、親としては余計悩みの種となっていきそうです。筆者の6歳の長男もサッカーを習っているのですが、毎年秋に日帰り合宿があり、通常の月謝に加えて約1万円がかかります。「日帰りにしては高いな」と内心思いつつ、「みんな行くし、いっしょにサッカーやりたい!」と言われると、「高いからダメ」とはなかなか言えないのが実情です。■習い事の成績も影響する…? 親同士の微妙な関係習い事では嫌でも周りと比較するシチュエーションは多く出てきます。また全員が出場できないようなチームプレーの場合などでは、自分の子どものフォローもしつつ、周囲へのアンテナをたてている人も多くいました。「“うちの子はうまい、あの子は下手だ”と、親同士が集まれば嫌なことばかりの会話。そんななかに入るのも嫌で、常に一人でいる私。そうするとわが子に嫌な目が向けられます」(三重県 40代女性)「“仕事で送り迎えしかできない”と最初に話していたにもかかわらず、“ちゃんと手伝ってもらわないと困る”と言われてかなり腹が立ちました。体験だけで終わりましたが、続けていたら何を言われていたのか考えると、ぞっとします」(奈良県 40代女性)「小さいうちはまだいいが、だんだん『選ばれた』、『選ばれない』が出てくる。熱心な親の子が選ばれたらいいけど、そうでなければ陰口や悪口を言われて、嫌な思いをする。正直、『選ばないでくれ』と思ったこともある」(東京都 50代女性)そのほかにも、「ダンスでのセンター争いに親子でおびえていた」、「陸上で足の速い子自慢に疲れた」、「親子でボスに気に入られなければと気を使った」など、習い事だからこその親同士の微妙な関係性が見えてきます。子どもが選ばれるのは本来は喜ばしいことのはずなのに、「選ばないでくれと思っていた」というコメントは胸に突き刺さりますね。■やめるタイミングが難しい練習が大変だったり、他にやりたいことが出てきたりと、習い事を続けていくなかで、子どもが「やめたい」というときが来るかもしれません。そんなときに、親としてどのようにふるまうべきか、悩んでいる人もいるようです。「やめ時が難しい。その子の向き不向き。意欲やほかのことへの新しいチャンスなど、周りに流されないように判断したい」(神奈川県 40代女性)「子どもが楽しんでいるときはいいけど、やめたくなっちゃったときは悩みました。“せっかくここまでやったんだから、まだがんばろうよ~”と引き延ばし作戦。やめるタイミングって、難しい!」(新潟県 50代女性)これまでに親子で費やしてきた時間とお金のことを考えると、強制させたくもない、しかしすぐに辞めさせたくもないと悩んでしまう気持ちは理解できますよね。■宿題、仕事の関係、お金…習い事をしていない理由アンケート結果によると、「そもそも習い事をやっていない」と答えた人も15%いることがわかりました。「下の子がいるなかの付き添い、学校の宿題と復習をする時間がいる、8時半には寝かせたいことなど、ネックが多くて、習い事はさせたいけど踏み出せません」(千葉県 30代女性)「英会話を習わせようと申し込みにいったら、習い事の時間が15時半とか16時から。親が仕事していたらそんな時間には無理でしょって諦めました」(鳥取県 40代女性)「母娘2人暮らしで、仕事もフル勤務で帰宅は遅い。予算もなければ送迎もできない!」(千葉県 40代女性)ほかには、「子どもに“学校の宿題があるのにこれ以上やる事が増えたら大変だ”と言われた」というコメントもありました。無理して習い事をさせず、親子のキャパシティを踏まえて、それぞれが暮らしのなかで「習い事をしない」という選択をしている人もいるようです。■習い事とどうつきあえばいいの?「習い事のことで悩みはない」と答えた人は、約6%。親子で習い事と楽しく付き合うためにはどのようにすればいいのでしょうか。「子どもがやりたいこと、今しかできないことだったりすると、応援したくなります! うちは子どもが4人いますが、それぞれが好きな習い事を1つやらせてあげています。みんなが別々の事をしていて、やはり大変は大変。でも、この大変なのは今だけなのだと思うと、貴重な時間を体験させてもらっているんだと実感しています」(神奈川県 30代女性)「子どもが一生懸命ならそれも親の務め。子どもは高3で10年そのスポーツをやり続けて、ついこの間引退しました。いろんなことがあって大変だったけど、なんだか寂しくなる。親も子どもと一緒に成長しましたよ」(千葉県 40代女性)習い事は、子どもたちの人生をより豊かにしてくれるものでもあり、それをサポートする親にとってもかけがえのない子どもの姿を見る機会でもあります。子どもによってはその習い事は一生の支えとなる場合もあるでしょうし、心や身体を磨く時間にもなります。だからこそ多くの親は、「子どものやりたいことをサポートしたい」という思いを抱くのでしょう。しかし、時間的にも経済的にも自分のキャパシティにも、限りはあるという現実もあります。親が習い事によって疲弊しすぎてしまい、毎日の生活に支障をきたしてしまっては、子どもにもそのマイナスが降りかかります。もし何らかの問題を抱えているのであれば、夫婦でまずは対策をとることができるか話し合うことが必要かもしれません。そして習い事との関わり方などについては、当事者でもある子どもの意見がもっとも大事。親子で習い事にどう向き合っていくかなどを話す時間を設けることは、子どもの熱意だったり、夢だったりといった大切なことを一緒に考える良い機会となるかもしれませんね。Q. 子どもの習い事で保護者が大変なこと、ある?アンケート回答数: 7273人 ウーマンエキサイト×まちcomi調べ
2019年03月24日出産後の母親を心身ともにケアし、サポートを行う「産後ケアサービス」。産後ケア施設では、看護師や助産師、産後ケアリストのもとで赤ちゃんと一緒に過ごし、母体の回復や心身の安定を図るケア、育児相談などのカウンセリング、授乳や沐浴の指導などを受けることができます。ベビーカレンダーでは、新機能「産後ケア施設検索サービス」のリリースにあたり、1,226名のママを対象に、「産後ケアサービス」の認知度及び利用実態調査を行いました(調査期間:2019年2月13日~2月17日)。調査・分析の主なポイントは以下の通りです。産後ケアサービスを「知っている」ママは53.4%! 1,226名のママに「産後ケアサービス」の存在を知っているか質問したところ、約半数の人が「知っている」と回答。その一方で、46.6%の人は「知らない」と回答しました。 また、産後ケアサービスを知っていると回答したママに、産後ケアサービスを知ったタイミングについて質問したところ、最も回答率が高かったのは「妊娠中」66.7%でした。続いて、産後ケアサービスを知ったきっかけについても質問したところ、回答率のTOP3は「行政や自治体の相談窓口」29.1%、「産院の紹介」22.0%、「育児関連のWEBサイト」17.2%という結果に。 この結果から、“妊娠中に行政や自治体の相談窓口で産後ケアサービスについて知る機会があった”というママが多いことがわかりました。 知らないママが多数!産後ケアサービスは利用料の助成を受けられる 産後ケアサービスの存在を「知っている」と回答した655名のママに、住んでいる地域に産後ケアサービスを受けられる施設があるかを質問したところ、60.2%の人が「ある」と回答しました。次いで回答率が高かったのは「わからない」という回答で30.8%。産後ケアサービスについて知ってはいるものの、“実際に利用できる場所が身近にあるかどうかは不明”という人が約3割という結果になりました。 さらに、自治体から産後ケアサービス利用料の助成を受けられることを知っているかという質問には、59.1%の人が「知らない」と回答。助成内容や対象者は自治体により異なりますが、産後ケアサービス利用料の一部が助成され、残りが自己負担額となります。利用料は8〜9割ほど助成されることが多く、サービス内容によっては全額助成され、自己負担額なしで利用できることもあります。 産後ケアサービスの利用を検討する際に知っておきたい利用料の助成についてですが、認知度はやや低いことが明らかになりました。 実際に産後ケアサービスを利用したママはわずか6.4%! 1,226名のママに「産後ケアサービス」を利用したことがあるか質問したところ、「ある」と回答した人はわずか6.4%で、約9割のママが産後ケアサービスを受けたことがないということがわかりました。 さらに、産後ケアサービスを利用したことが「ない」と回答したママに、利用しなかった理由について質問したところ、最も回答率が高かった理由は「産後ケア施設の存在を知らなかったから」43.3%で、最初の質問への「産後ケアサービスを知らない」という回答率に比例する結果となりました。続いて、「産後ケアを受ける必要がないと感じたから」27.5%、「利用料が高いと感じたから」19.3%といった理由が上位に。「利用料が高いと感じたから」については、自治体から助成を受けられることを知らない人が多いことも影響していると考えられます。 また、「その他」の回答には、「産後の育児が忙しく、登録が助成期間内に間に合わなかった」「サービスを受けるには事前登録が必要だったが、退院後なかなか外出することができなかった」「周りに産後ケアサービスを利用した人がおらず、本当に良いものかわからなかった」「具体的なサービス内容がわからなかった」といった理由が挙がり、特に「産後しばらくは育児に追われて外出の時間がとれず、産後ケアサービスの登録手続きができなかった」という声が目立ちました。中には、「家族に反対された」「なんとなく、罪悪感を感じた」「夫/義母に悪いと思った」など、家族に気を使って利用を諦めたという人もいました。 課題はあるものの、産後ママの育児負担や不安が軽減される!少数派ではありましたが、産後ケアサービスを利用したことが「ある」と回答した79名のママに、産後ケアサービスの満足度を100点満点で採点してもらったところ、平均点は81点でした(有効回答数:77)。 サービスを利用して良かった点として、 「助産師さんや保健師さんなど、プロに聞きたいことを気軽に聞けて、不安や心配事が解消された(日帰り型サービスを利用)」 「気兼ねなくお風呂に入れたり、眠れたりと、ゆっくり休息できて自分の時間が持てた(宿泊型サービスを利用)」 「なかなか外出できない時期に、自宅まで助産師さんが来てくれて助かった(訪問型サービスを利用)」 「突然の母乳拒否をあっという間に解決してくれた。迅速な対応で、電話した翌日の午前中に来てくれた(訪問型サービスを利用)」 といった声が挙がり、利用者の満足度の高さがうかがえます。 あわせて、サービスを利用して物足りなさを感じた点についても質問したところ、「特になし」という回答が最も多く、次いで「もう少し長い期間利用したかった」「利用時間が短い」といった回答が多数でした。ほかにも「宿泊型の場合、持参する荷物が多くて大変だった」「予約がなかなか取れない」といった声もあり、利用者からの評価が高い一方で、もう一歩!といった課題点もあるようです。 最後に1,226名のママに、産後ケアサービスを利用することで、出産後間もないママの育児負担や不安は軽減されると思うか質問したところ、「とても軽減されると思う」43.3%、「まあ軽減されると思う」47.5%という結果に。産後ケアサービスによって産後の育児負担や不安が軽減されると感じているママが、全体の約9割にのぼりました。 今回の調査結果から、産後ケアサービスの認知率は約5割で、「産後ケア施設の存在を知らなかった」「利用料が高いと感じた」などの理由から、実際にサービスを利用したママは少ないことが明らかになりました。より多くのママが産後ケアサービスの利用を検討できるよう、産後ケアサービスの認知度を高め、具体的にどのようなサービスを受けることができるのかを周知していくことが今後の課題と言えそうです。 ベビーカレンダーには、新しく「産後ケア施設検索」の機能が登場しました! この機能を多くのママに活用してもらうことで、産後ケアサービスの利用率向上、そして出産後のママが安心して楽しく子育てをしていくための手助けになることを目指します。 <調査概要>調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」のサービスを利用された方調査期間:2019年2月13日(水)~2019年2月17日(日)調査件数:1,226件
2019年03月20日子どもができると、同時にその親同士のママ友、パパ友付き合いもスタートします。その付き合い方は人それぞれですが、まったく交流しないというのは難しいかもしれません。子どもに見せる側面からもあいさつはきちんとしたいと考える人も多いことでしょう。今回は、ママ友やパパ友との関係性について、考えてみましょう。■ママ友・パパ友について7割近くが困ったことあり!アンケートでは、ママ友やパパ友で困ったことがあるかどうか聞きました。その結果、「ある」と答えた人が7割近くを占めていて、ママ友、パパ友間でのトラブルの多さが見えてきます。Q.ママ友、パパ友で困ったこと、ある?ある 67.6%ない 28.8%その他 3.6%■ママ友やパパ友で困るのはどんなとき?それでは、具体的にどのようなタイミングで、ママ友やパパ友に対して「困ったな」と感じるのでしょうか? アンケートに寄せられたエピソードを、いくつかのタイプに分けて見てみたいと思います。▼「旦那さん、どこにお勤め?」詮索好きタイプ「なんでもかんでも根掘り葉掘り聞いてくる人がいる。知っていないと気が済まないんだろうけど、これ以上話をしたくないのに突っ込んで聞いてくる人ってすごく苦手。空気読めないのかなって」(静岡県 30代女性)「“旦那さん、どこで働いているの? どんな車に乗っている?”とか、いちいち聞かないで欲しい」(千葉県 20代女性)「子どもを頻繁に預けてくる人に困りました。こちらの予定も聞かずにゲリラ的にやってきて、強引に子どもを置いていったこともありました。しかもその子に熱があったのに、携帯に何度電話しても連絡がとれなかった」(神奈川県 50代女性)また、「保育園のママ友から毎日何度もメールが来たり、頻繁にランチの誘いがあったりして、疲れて距離を置いた」というコメントも。ママ同士やパパ同士の場合、お互いに家庭があるため、どこまでプライバシーに立ち入るかというのは時に難しい判断が必要そうですよね。1対1ではないお付き合いだからこそ、より注意が必要そうです。▼悪口は蜜の味…共通の敵を作り仲良しするタイプ「良いお母さんだと思っていたら、陰で私の悪口を言ったり、私と一緒のときは他のお母さんの悪口を言ったりしていた」(兵庫県 50代女性)「人の文句だけでつながっている親たちがいます。授業参観の時にも子どもの授業はそっちのけで悪口。ずっとターゲットを変えて人の文句や仲間外れを繰りかえしています」(兵庫県 40代女性)「いろいろ相談に乗っていたら、仲良くなった途端に依存されて、ちょっともめたら私の悪口を言う最低な人でした」(大阪府 30代女性)仲が良いと思っていた友だちに、陰で悪口を言われるというのは、つらく悲しい経験です。自分が学生時代ならまだしも、子どもの親同士の関係性においても、悪口がついて回ることがあるようです。心当たりのないような内容で悪口を言われるとしたら、こんなに理不尽なことはありませんよね。▼「利用されていただけ?」自分の利益優先タイプ「“化粧品のセールスを始めたから練習台になってほしい、お金は取らないから”と頼まれた。しぶしぶ行ったら、商品購入を猛プッシュで勧められた」(茨城県 50代女性)「おうちに誘われて喜んでお邪魔したところ、突然宗教の勧誘が始まったときは困りました。何とか断ったけれどその後は疎遠に」(神奈川県 40代女性)「すごく仲良くしてもらったのに、ねずみ講の商品を買わされて、挙げ句の果てには友だちを紹介してと言われたのでショックでした」(静岡県 40代女性)「子どもの同級生のママが保険外交員になり、家まで来て保険の勧誘をされたときは困りました。身近なところで成績を上げようと考えたその人とは、みんな距離を置くようになっちゃいました」(山形県 40代女性)寄せられたエピソードのなかでも結構多かったのが、勧誘で困ったというコメント。なかには、「何度も断ってもしつこく勧誘されて、いま思い出してもつらい」という声もあり、勧誘という行為によって、「利用されていた」と感じ、ショックを受けているママたちもいることがわかります。ママ友やパパ友という、子どもを介した友だちという微妙な関係のなかで、よく起こりうるトラブルの1つのようですね。▼「ウチの子は正しい」子ども同士のトラブル口出しタイプ「公園で息子のおもちゃを奪われて手を出したら、その子のママが飛んできて、うちの息子は乱暴だと言われました」(神奈川県 40代女性)「子ども同士のもめごとなのに、親が出てきて、自分の子どもの味方をする。うちの子どもが間違っていたとしても、それを子どもたちに直接言うのは、どうかと思う。そのせいで子ども同士の関係が壊れてしまいました」(愛知県 30代女性)「子ども同士がケンカしたときに、いかに『自分の子供には非はない、相手が悪い』ということを、周りに言い回る人。“ケンカを見ていた訳でもないから判断できない”と私が言ったら、それ以来、その人との付き合いはなくなりました」(千葉県 30代女性)子どもがまだ幼く、ケガをした、させたといった理由がない場合でも、子ども同士のケンカに介入する親に対して、困ったと感じている人もいるようです。たしかに、子ども同士のケンカにどの程度親が介入するかは、その家庭によって考え方が違いますよね。筆者自身も、長男の友だち親子と公園に行くと、ケンカになったときの対応にいつも難しさを感じます。ケンカになった瞬間なのか、危険そうな場合なのか、子どもに呼ばれたらなのか、介入のタイミングの選択肢はいくつもあり、また相手もいることのため臨機応変な対応が必要だと感じています。■ママ友、パパ友でトラブルがない人たちの付き合い方それでは、「ない」と答えた約3割の人たちは、どのようにして困りごとを避けているのでしょうか。▼ママ友、パパ友と助け合って付き合う「ママ友やパパ友と良好な付き合いをしていて、困ったことなどない」と答えた人もいました。「困ったことはありません。反対にママ友に助けてもらったり元気をもらったりしています」(奈良県 30代女性)「とても仲良くなった人がいます。子ども同士もウマが合うようでそろそろ6年。子育ての相談や旦那の愚痴を言える人がいて、とても助かっています」(岩手県 40代女性)「ママ友には恵まれたなぁと思います。嫌なことはなにもありません」(徳島県 30代女性)これらのコメントを寄せた人たちは、ママ友やパパ友たちととても理想的な関係を築いているようです。子どもを通じた出会いにより、本当の友だちと呼べるような付き合いにつながっていく人もいるようですね。▼「深入りしない」子どもと親は別人格と考える「あえて深入りしない。必要な時に話すけど、友だちと呼べる人は作りません」(神奈川県 30代女性)「子どもの友だちのお母さんは友だちではない。あくまで、友だちのお母さん。私の友人は、子ども同士が友だちだろうがなかろうが、友人です。気が合わないのに、無理に仲良くなろうとは思いません」(東京都 50代女性)「『子ども同士の仲が良いので、親も仲良くしなくては』という圧力。子どもと親は別人格なので、放っておいてほしいと思った」(千葉県 40代女性)ほかにも、「広く浅く付き合い、面倒なことに巻き込まれないようにしている」という意見は多く見られました。また、「必要以上にLINEでつながるのを避けている」といった声も。ママ友、パパ友といった付き合いには、「子どもの友だちの親だから付き合わないといけない」「子どものためにも親同士も仲良くならないと…」といったプレッシャーがかかる側面は少なからず存在します。しかしそこに必要性を見出せなければ、付き合うことで生じる可能性のあるトラブルから、自分なりの防御策を立て、ママ友やパパ友との距離感を大切にすることもひとつの付き合い方だと思います。■ママ友、パパ友とうまく付き合うためのヒントとはそれでは、ママ友やパパ友とうまく付き合っていくために、どのようなことを心がけたらいいのでしょうか。ママやパパたちがどんなことに工夫しているのか、参考にしてみたいと思います。「ママ友、パパ友って概念が違う気がします。 大人だろうが子どもだろうが、人間だから“合う”、“合わない”はあるでしょう。無理したって限界があるし、合わない人に合わせていたら全ての人と仲良くしてなきゃならない」(神奈川県 30代女性)「子どももいろいろ、親もいろいろです。怪しいなと思ったら、それ以上深入りはしません。仲良くなっても一定距離を保ちます」(福島県 40代女性)「子どものことを思うと、ママ同士の関係も多少は必要だけど、プライベートがママ友の付き合いだけになるのは違うと思う」(千葉県 40代女性)「学生時代とは違い、育ってきた環境や年齢がバラバラなので、付き合うのはなかなか難しいです。まったく思いつかなかった考え方や、常識などがありビックリします。ただそのなかでも、とても気が合う人もいたりして。そういう方とは、子どもが関係なくなっても付き合い続けていきたいなぁと思います」(神奈川県 40代女性)「付き合っていくなかで、“合う”か“合わない”かがわかってくる。合わないと自然に離れて行く」という意見もありました。子どもがつながっている上に成り立つ関係と考えると、とても複雑に考えがち。ですが、「人との付き合い」というように考えると、どういったタイプの人と付き合っていきたいのか、どういったタイプの人とは距離を置きたいのかという自分なりの判断基準を持っている人も多いでしょう。ママ友、パパ友における、もっとも重要なポイントとなるのが、子どもを介した付き合いであるということ。だからこそ、「子どものママ同士やパパ同士は友だちになる必要があるのか」といった疑問の声も聞かれることも理解できます。また、一方「気が合うママ友とは子どもは関係なくなっても付き合い続けたい」という声もあるように、ママ友やパパ友から本当の友だちにつながることもあります。子どもたちが大きくなり学校、社会へと出ていったとき、人との付き合い方はとても大切で重要なものとなってきます。ママ友、パパ友とは、そんな子どもの目の前でつながる関係性だからこそ、どう付き合いたいのか、極度のストレスがかかりすぎない関係性とはどういったものなのか考えて、自分の芯をもった付き合い方をすることも大切なことかもしれませんね。Q.ママ友、パパ友で困ったこと、ある?アンケート回答数: 3660人件 ウーマンエキサイト×まちcomi調べ
2019年03月17日「友だち親子」というと、どんなイメージを抱きますか? 親子がいっしょに買い物や遊びに出かけたり、下の名前で呼びあったりするなど、まるで友だち同士のようなこの関係。理想的だという声や、批判的にとらえる声など、さまざまな意見が聞かれます。今回は「友だち親子」について、パパやママたちの考えをご紹介します。■「賛成」が4割超え、しかし「反対」も3割を超えたアンケートで、「友だち親子」についての考えを聞きました。「賛成」と答えた人が40.8%で4割を超え、もっとも多い結果となりました。ただ、「反対」も32.5%と3割を超えていることから、「友だち親子」についてはパパやママの中で正反対の考えが存在しているようです。さらに「わからない」と答えた人も26.7%あり、親子のあり方について悩んでいる親も一定数以上いることがわかります。Q.「友達親子」について、あなたはどう思う?賛成 40.8%反対 32.5%わからない 26.7%■「”友だち親子”は子ども目線の考え方が理解できる!」まずは「賛成」と答えた4割以上の親の意見をのぞいてみましょう。「普段お互いに気を抜いているときは、友だち感覚でもいいと思います。その方が子ども目線の考え方も理解しやすいので」(神奈川県 40代女性)「主人と娘たちはまさに“友だち親子”です。主人も『友だちだもんな』と、うれしそうに言っています。私以上に主人のほうが娘たちの情報は多いです」(福島県 30代女性)「高校生の子どもは、暇なときにメールや電話してきたり一緒にカラオケに行ったり、仲良しです。なんでも気楽に相談してきてくれるし、私も楽しいし、良いことだらけだと感じています」(東京都 30代女性)「友だちのように趣味や悩みを素直に話してくれる親子関係は良いと思います。 親も子どもからさまざまなことを教えてもらい楽しいです」(神奈川県 40代女性)そのほかには、「一人っ子だから親でも友だちでもありたい」という声もありました。さらに、「自分自身と母親も友だちのような関係なので、子どもともそんな関係を築き何でも相談してもらいたい」という意見は非常に多く見られました。「友だち親子」に賛成する親たちのなかには、「子どもと何でも相談できる関係を築きたい」と考える人たちが多いようですね。2015年に政府がまとめた調査によると、「悩みや不安がある」と答えた中学1年生の男女のうち6割以上が、相談相手は「母親」だと答えています。ともに「友だち」と答えた数を上回っていて、子どもたちにとって「母親」は相談相手として大きな役割を担っているようです。そんな子どもたちの気持ちを受け取るという形としても、「友だち親子」というスタイルは効果があるのかもしれません。■「友だち親子」でも名前で呼びあうのはあり、なし?「賛成」と答えた人たちのなかでも意見が分かれたのが、親子が「名前で呼び合うこと」でした。「賛成」と「反対」、両方の意見を見ていきましょう。▼「使いわければ名前で呼びあってもOK!」賛成派の意見とは「親として話を聞いて欲しいときは“ママ”、友だちのように相談や遊びに行っているときは“名前”と、子どもたちのなかで分けてそのときどきで呼ばれています。呼び方も含めて、子どもたちからは『この関係だから隠し事をしなくていられる』と言われています」(千葉県 40代女性)「名前で呼びあっていますが、外ではきちんと“お母さん”と呼びます。親としてやるべきことはやっているし、普通のご家庭と変わらないと思います。ただ“お母さん”と呼ぶのが名前であるだけ」(神奈川県 40代女性)「名前で“ちゃん付け”で呼ばれています。学校や友だちの前ではちゃんと“お母さん”ですし、敬われてないと感じることはないです。きちんと使い分けることができればいいかなと思います」(鹿児島県 30代女性)名前で呼びあう親子間においても、その家庭ごとにルールがあるようですね。家と外などのシチュエーションに応じて呼び方を使いわける、親としての責任はしっかり果たすなど、それぞれの家庭の個性が見られました。▼「”友だち親子”でも名前を呼びあうことには抵抗がある…」という声も一方反対派の意見はというと…。「ちゃんと“お母さん”って呼ぶことやお手伝いをしたりすることは大事。でも、学校での嫌なことや恋の悩み、友だちのこと、友だちには言えない愚痴を話したり、子どものことをできる限り受けとめたいです」(静岡県 40代女性)「親を名前で呼ぶのはダメだけど、大きくなっても一緒に出掛けるのはいいんじゃない? 義務教育の間は、いろんなとこに一緒に出掛けて、いろいろ学ばせる期間だと思うから」(三重県 40代女性)「親と友だちは違うけど、家族それぞれの“好きなかたち”があってもいいのかなぁ~と思います。何でも話せて、どこでも一緒に行ける仲でありたい。でも親を名前で読んだりするのは違う気がするし、呼ばれたくないです」(静岡県 40代女性)「友だち親子」を肯定している親のなかでも、名前で呼ぶことに抵抗のある人は結構多いようですね。それぞれの家庭によって、親子間で許容できる行為のボーダーラインがあり、「名前で呼びあうこと」は、意見が分かれる大きな境目のひとつになっているといえそうです。■「賛成、反対、どちらともいえない…」悩める親たちの意見もアンケートでは、「わからない」と答えた人も25%を超えていて、親子のあり方の難しさに悩む親たちの存在も見えてきました。「なんでも話せる関係がいいけど、やっぱり親子は親子だからつかず離れずの関係も自分的には良いなって思う。だから賛成もできないし反対もできない」(神奈川県 30代女性)「“友だち親子”だろうがなんだろうが、親子関係が良好で立派に子どもが育てば問題ない。親子のあり方を一辺倒にする必要はないし、型にはめる必要もない」(青森県 30代女性)「“友だち親子”の定義が何だかぼやけているので、賛成も反対もしかねます。親でも子でも、基本的にひとりの人間として対等という意味では当然です。肝心なのは、親自身の成熟度だと思います。子育ては自分の未熟さとの静かな戦いです」(東京都 40代女性)たしかに、そもそも「友だち親子」ってどういう定義なのか、はっきりとした答えはありません。そうした曖昧(あいまい)な言葉そのものに対して疑問を抱き、「よくわからない」と考えている人たちもいるということがわかります。■「親子はあくまで親子!」、「友だち親子」に批判的な意見も集まる次に「反対」と答えた親の気持ちを見ていきたいと思います。「仲が良いのは良いことだと思うけど、親としての一線は引くべきだと思う。じゃないと、何か問題が起きたとき向かい合って話せなくなるような気がするから」(愛媛県 40代女性)「親と子は友だちにはなれない。親は子どもの最大の理解者だが、礼儀礼節を教え、悪い事をしたら心を鬼にしてでも叱らなければならないときもある。友だち関係よりも濃い絆を持っている反面、一線は絶対に引かれるべき存在であると思う」(神奈川県 50代男性)「親が親らしくあることは、子どもにとって大切なことだと思います。友だちのような親は一見楽で楽しいように思えますが、子どもが親に甘えたり、頼ったりすることができなくなる場合も。親は親の役割を果たさなければならないのではないでしょうか」(神奈川県 50代女性)そのほか、「家庭は上下関係を最初に教える場所だ」という意見や、「子どもを育てる親と子どもの目線が一緒なのはおかしい」、「“仲良し”と“友だち”をはき違えてはいけない」といった意見も寄せられました。「反対」という意見のなかにもさまざまな理由があって、「友だち親子」というあり方については、さまざまな疑問の声が集まっていました。あくまでも「親子の関係」は「親子の関係」であることを重視する親たちの、真剣な思いが伝わってきます。■理想の親子の形とは?それでは、理想の親子関係とは、どのようなものなのでしょうか。キーワードとして多くでてきたのは、「信頼関係」や「思いやり」という言葉。どんな親子の形であれ、信頼関係を築くことの大切さを感じている親は非常に多いようです。また、「その家庭それぞれに、正しいと思うことを子どもにつたえるべき」という意見も多く寄せられていました。「ちゃんと、“親”“子”と分別をわからせていれば、外でもちゃんとマナーも守って、人様にも礼儀正しくしてくれている。話しやすい環境をつくってあげられるのは、結局信頼関係ではないかな」(広島県 40代女性)「親は、自分の人生でしてきたたくさんの成功や失敗を伝えて導く存在でありたいです。けっして押しつけでもなく、背中を見てほしい」(神奈川県 40代女性)「子どもが悩んだり困ったりしたときに、どんな事でも相談できる相手である方が大切だと思う。親の威厳を守りたい、尊敬してもらいたいのは親側の思いであって、親と子の間に信頼関係が築かれていれば、気にならないと思います」(兵庫県 40代女性)「親子は友だちみたいな関係になってはいけないけど、友だちみたいに何でも話せて互いを思いやれる関係が、“友だち親子”なんだと自分は理解しています」(岩手県 40代女性)親と子それぞれの個性に基づき、その親子関係も千差万別(せんさばんべつ)です。それぞれの関係性に正解を見つけることは難しく、また親子のカタチは各家庭によって異なるでしょう。でも、親が願っているのは、子どもが将来自立して生きていかれること。「『友だち親子』といった関係性について自分だったらどう思うか」を頭の片隅で少し考えてみるだけでも、自分の子どもとの信頼関係の築き方について考える良い機会になるような気がします。Q.「友達親子」について、あなたはどう思う?アンケート回答数: 6708人件 ウーマンエキサイト×まちcomi調べ 【参考】・厚生労働省: 21 世紀出生児縦断調査 [pdf]
2019年03月10日出産して子育てが始まると、それまでの生活と比べて、一人で趣味を楽しめなくなったという人は多いでしょう。子どもが生まれると同時に、親たちは自分で自由に使える時間やお金が減るという一面もあるため、なかなか趣味に没頭することは難しいかもしれません。今回は、パパやママの趣味との付き合い方について、考えてみたいと思います。■一人で楽しむ趣味がある人は6割超えアンケートでは、一人で楽しむ趣味があるかどうか聞きました。その結果、「ある」と答えた人が6割を超え、もっとも多くなりました。ただ一方で、「ない」という回答も3割近くを占めていて、一人で楽しむ趣味を持たない親も一定数いることがわかります。Q.一人で楽しむ趣味、ある?ある 61.2%ない 29.3%わからない・どちらとも言えない 9.5%■自宅で楽しめる趣味とはそれでは、まずは自宅で趣味を楽しむパパやママたちのコメントをご紹介します。「早朝、家族が起床する2時間前、カフェ気分にひたりコーヒーを飲み、好きな雑誌を読む、静かな時間を優雅に過ごします」(千葉県 30代男性)「水槽で魚を飼っているので、世話したり見たりする時間が幸せ」(大阪府 30代女性)「ドラマの鑑賞。日本に限らず、アメリカ、イギリス、韓国、中国も。この時間を確保したいので、家事も頑張れます!」(京都府 40代女性)「趣味は昼寝です。ソファに布団を持ってきて、テレビを見ながらぬくぬくして、そのまま眠りに入ります。最高に幸せな時間です」(神奈川県 40代女性)「ベランダで野菜作り! きゅうり、ミニトマト、レタス、大根、人参、ほうれん草、枝豆など、プランターだって何でも作っちゃう、そしておいしい」(神奈川県 40代女性)そのほかには、「スマホゲーム」や「読書」、「映画鑑賞」「漫画をレンタル」、「ネットショッピング」、「懸賞に応募」、「家で晩酌」など、インドアで楽しめるさまざまな趣味が挙げられていました。子どもが寝静まったあとの夜間や、子どもが起きてくる前の朝に趣味の時間をとっているという声が多く見られました。とくに、まだ小さな子どものパパやママたちからは、家の中でなら趣味を楽しめると考える人が多いようです。■家から飛び出して趣味を楽しむパパママ家から飛び出し、外出先で趣味を楽しむパパママもご紹介します。▼スポーツ「犬の散歩を兼ねたウォーキング。あと、週一回のジム通いです。仕事のストレスを家に持ち込みたくないから適度に運動して発散させています」(山梨県 40代男性)「フラダンス。初ステージに立ったら、意外にもスポットライトが快感でした。適度な緊張感は大事ですね!」(神奈川県 40代女性)そのほか、「バレーボール」、「サイクリング」、「クラシックバレエ」、「マラソン」などの趣味をあげる人もいました。スポーツをしている人たちからは、「子どもがある程度大きくなってきて、時間が取れるようになってから始めた」というコメントも寄せられました。▼ドライブ「一人でドライブ。子どもと主人を送り出してから、子どもが帰ってくるまでの間に、片道100kmくらいの所へ高速道路を使って行って、おいしいものを食べて帰ってきます」(兵庫県 40代女性)ほかにも「バイクに乗る」、「車で県外まで日帰りで行くこともある」というアクティブな日常も垣間見えてきます。▼映画や買い物などお出かけ「カフェでの読書。家事育児の合間の、ささやかなぜいたくなひとときです」(千葉県 40代女性)「映画です。1人だと真剣に内容と向き合えるし、真っ暗な空間から外に出たら、何かスッキリしています」(福島県 40代女性)「たまに1人で山に登ったり、映画を見たり、城巡りしたりしています。最近、息子が城に目覚め、城巡りは息子と一緒に行くようになりました!」(神奈川県 50代男性)「ランチ」や「買い物」と答えた人が多く、さらに「一人カラオケ」と答えた人は非常にたくさんいました。「選曲も気を使わず、順番待ちもないのがいい」という意見も多く、パパやママたちのストレス発散に一役買っているようです。また、スポーツ、登山などは、子どもが興味を持ってくれたら一緒にお出かけを楽しむことができるというのもメリットかもしれませんね。■家事の延長線上に趣味があるパパやママたちも家事につながるような内容の趣味があるという声は多く見られました。「ミシンをかける事。子どもの服を作ったり、バッグを作ったり。完成すると達成感で幸せな気持ちになる!」(千葉県 40代女性)「掃除機をかけるときに、多少大声を出しても構わず歌って発散しています。無料の一人カラオケで、部屋も気分もスッキリ!」(神奈川県 40代女性)「料理しながらYouTubeを見て、笑ってストレス発散! ここだけが、私の時間」(神奈川県 30代女性)「お菓子を作ります。焼いている間、甘い香りに包まれて幸せで、帰宅した家族にもよろこばれます」(神奈川県 50代女性)料理や裁縫などが趣味だという人たちの多くは、「趣味をとおして、自分だけでなく家族も喜ぶ」ことにメリットを感じているようです。自分もストレス発散できるうえに、家族にまで喜んでもらえるという最高のおまけがついていて、多くの親たちがこうした趣味を選んでいるというのはよくわかる気がします。ただ、裁縫が大の苦手という筆者からしてみたら、ミシンやハンドメイドが趣味だという人の姿は、それだけでキラキラと輝いて見えます(笑)。■趣味を持たない親たちの本音それでは、「一人で楽しむ趣味がない」というパパやママたちの本音とは、どのようなものなのでしょうか。「ないというのか、その時間も暇もないというのか。やりたいことは頭の中にぐるぐる渦巻いていますが、現実は、家事、育児、仕事などなどでいまは難しいです」(北海道 40代女性)「いまは時間もお金も余裕がないから、趣味どころじゃない」(茨城県 40代女性)「誰かと一緒にいるのが好き。予定いっぱいで忙しくて、一人の時間がないほうが楽しいと思ってしまいます」(神奈川県 40代女性)時間が取れないことや経済的な難しさから、趣味を持てないという人もいる一方で、あえて趣味を持たないという選択をしている人もいるようですね。「忙しすぎると趣味もストレスになる」という意見もあり、趣味を持たずに日々の生活を守る様子が目に浮かびます。さらに、「趣味は子ども」と割り切った意見も多く見られました。「子どもが8時すぎには寝るので、寝顔を見ながら横にひっついて寝るのも私だけの趣味」(宮崎県 20代女性)「いまは子どもたちの野球、習字、ピアノの習い事に夢中になっています。いまは趣味を作れないけど、これが一番の楽しみ」(千葉県 40代女性)「子どもが寝ているときに、今度の休みどこ連れていってあげようかなとか、いろいろ考えるのが楽しいです」(愛知県 30代女性)子どもの存在によって、パパやママたちの世界も広がり、一緒にさまざまな体験ができますよね。子どもとどう過ごすか考え、子どもが何を思って生活しているか思いをはせることは、まさに「趣味は子ども」だと言えそうです。筆者自身も、虫好きな長男のためになるかなと、これまで体験したこともなかった「キャンプ」に興味を抱き始めた今日この頃です。まさに、子どもをとおして自分の趣味も広がっていると感じていて、これも「趣味は子ども」だと言えるのかもしれませんね。■パパやママは趣味を持つべき?最後に、このような意見もご紹介したいと思います。「“子どもが生きがい”となると、子どもにとっても息苦しくなりそうなので、何かしらの“楽しい自分の時間”を持てる方がいいな」(奈良県 30代女性)「子どもが小さい間は自分の時間もなく、ただただ追われる毎日でしたが、大きくなるにつれて少しずつ時間も余裕ができました。いまでは趣味のお菓子作りにも、余裕と愛情を持って作れるようになりました。若いママたち、必ずそんな日が来るからね」(神奈川県 50代女性)「子どもが趣味」だという人がいる一方で、「自分の時間を持った方がいい」と考えている人もいるようで、どちらの意見もうなずけるポイントがあります。趣味と一口に言っても、これまで紹介してきたように多種多様な選択肢があり、そこに割く時間もお金も、各家庭によってさまざまでしょう。仕事、家事、育児で毎日フル回転のパパママにとって、息抜きできる時間は何よりも大切なものとなります。とくに子どもが小さいうちは、外出や時間の確保はかなり難しい場合も。そんなときには、パパやママが協力し合って、時間を作りリフレッシュしたいものです。ただ趣味は「やらなければいけないもの」ではありません。もし負担になったときは「一旦やめてみる」ということもアリだと思います。コメントにもありましたが、子どもの年齢によって時間の使い方ややりたいことも変化していくのだろうと思います。自分らしくいられる時間やストレスを発散できる方法も、何かに没頭できる大切な場所など、変化する日々の中でも見つけられるといいですね。 Q.一人で楽しむ趣味、ある?アンケート回答数:10034件 ウーマンエキサイト×まちcomi調べ
2019年03月06日春を迎え、来月から新年度が始まります。小学校入学を迎える子どものパパやママの中には、「小1の壁」に対する不安を抱いている人もいるかもしれません。今回は先輩パパやママたちがどのような「小1の壁」を経験したのか、アンケート結果をもとに見ていきたいと思います。そして、どうすれば壁を乗りこえられるのか、子どもたちが小学校入学を迎える前に、その解決の糸口を探してみましょう。■「小1の壁」で大変だと思ったことは?アンケートでは、「小1の壁」で大変だと思ったことについて聞きました。その結果、「子どもの環境の変化」や「夏休みなどの長期休み対応」など、それぞれの回答数はどれも3割を超えず、バラついた結果になりました。 Q.「小1の壁」で大変だと思ったことは?子どもの環境の変化 26.5%夏休みなどの長期休み対応 17.5%勉強のサポート 14.4%子どもの安全の確保 14.2%預け時間の変化 7.8%特になし 15.5%その他 4.1%「小1の壁」とは、保育所と比べて学童保育の開所時間が短いため、子どもが小学校に入学するとこれまでの働き方を見直す必要が出たり、保護者の負担がかかってくることを指した造語でした。ただ、現在その意味は限定されず、子どもの小学校進学に伴うさまざまな変化や、親子が一般的に経験する環境の変化のことを指して使われることもあるようです。■「毎朝泣きながら登校…」環境の変化に戸惑う子どもたちアンケート結果でもっとも多かったのは、26.5%の「子どもの環境の変化」でした。これまで保育園や幼稚園に通っていた子どもたちが、新しく小学校という場に入っていくということで、心配してしまうパパやママも多いかもしれません。具体的なエピソードを見ていきましょう。「学校へ歩いて行くという不安からなのか、夏休みごろまでは毎朝泣きながら登校していました」(神奈川県 40代女性)「自由にのびのび育てる保育園だったので、硬い椅子にじっと座ることや、重くて大きなランドセルを毎日持っていくことなどに苦戦。小学1年の息子が “学校って大変なんだね” と言い、ちょっと泣きそうになりました」(山梨県 50代女性)「拘束時間が長く、帰ってきてもほとんど遊ぶ時間がないのが本人にはかなりストレスみたいです」(千葉県 30代女性)小学校に入ると、登下校や学習、遊びなど、時間の配分が大きく変わりますよね。その変化に対して子どもたちが不安な気持ちを抱え、その対応にまた親も大変さを感じるという状況がわかります。そのほかにも、「小学校ではこちらから質問しない限り何も連絡がなく、園時代とのギャップを感じた」というコメントも寄せられていて、小学校での子どもたちの様子がよくわからないことも親にとっては不安要素のひとつになっているのかもしれません。■「夏休みが長い!」共働き家庭の悲痛な叫びとくに共働きの夫婦にとって大きな壁となるのが、夏休みなどの長期休み中の対応です。例えばどのようなことに悩み、大変だと感じているのでしょうか?「長期休みに子どもが1人でいるのは心配で、児童館に毎日行ってもらいました。自由な時間がなく、子どもはとってもイヤがるし疲れるし、かわいそうになりました」(広島県 30代女性)「保育園と違い学童保育には給食がないので、1年生の入学前から春休み期間はお弁当生活が開始。娘より私が壁にぶち当たりました」(東京都 30代女性)「パート勤務の私は学童保育に入るポイントが低くて、優先順位から外れ結局入れず、長期休みが心配で仕事を辞めてしまいました」(東京都 40代女性)このほか、「仕事に出る時間が学童保育の開始時間より早かったので、子どもには学童が開くまで校庭で待ってもらっていた」という意見もあり、長期休暇中の預かり時間の短さに悩む親は少なくないようです。また、お弁当作りの大変さを訴える声は本当に多く寄せられていました。多くの保育園では、毎日給食が出されていたことと比べると、毎朝お弁当を作る親の苦労は想像に難くありません。学童によっては、給食を出したり宅配弁当を出したりといった対応をしているところもあるようですが、地域によってバラつきがあり、多くの学童が長期休暇では弁当に頼ることが現状のようです。■働き方、勉強サポート、安全の確保…さまざまある「小1の壁」それでは、集まったさまざまな意見について紹介していきたいと思います。▼預け時間の変化で働き方を変えたり仕事を辞めたりする人も保育園に比べると預かり時間が短くなった変化により、ママたちが働き方を変えたり、仕事を辞めたりしているという現状も見えてきました。「保育園は20時まで見てくれたが、小学生になると残業はできなくなりました。そのタイミングで昇格してしまい、仕事と育児で悩んだ」(鳥取県 40代女性)「保育園のときは正社員でずっと続けてきました。小学校にあがり、勤務時間に間に合わなくなりパートに切り替えました」(神奈川県 40代女性)「預け先がないため仕事を辞めました。子どもは中2になり、いまはパートしていますが、経済的にかなり厳しい」(新潟県 50代女性)そのほかにも、「朝の出勤時間がこれまで通りにいかなくなった」という意見も。小学1年生になったばかりの子どもを家に残して出勤するのはやはり不安な気持ちになりますよね。こうした働き方を見直さざるをえなくなってしまうというのは、まさに「小1の壁」にぶつかってしまったといえます。さらに、仕事を辞めた結果、人生設計が変わってしまうというのは、なんとも切ない話です。▼「仕事から帰ってから勉強を見る時間がない!」「毎日のプリントの確認と宿題のチェックと直しが大変で、仕事から帰って時間がない中でパニックになりそうでした」(広島県 30代女性)「長期休暇時の宿題のサポート。国語や算数のほかに日記や工作、作文、ポスター、標語など。夏休みは毎年恐怖です」(福島県 30代女性)小学校で初めて出される宿題や学習のサポートに対して、不安な気持ちを抱くパパやママもいるようですね。また小学校ではプリントが大量にあり、重要度の判断、親がフォローすべき持ち物、提出物など、1枚ずつ読んでいるだけで、時間がかかると聞いたこともあります。そして保育園、幼稚園と小学校の最大の違いは「勉強」があること。宿題のチェックや学習サポートが必要となり、親自身もアタフタしてしまいます。子どもにとっても「宿題」という存在に拒否反応を起こし、親子そろって家庭学習という壁にストレスを感じてしまうことも起こりそうです。▼子どもの安全の確保「自宅から学校が遠かったので、車の事故や不審者の心配がありました」(北海道 40代女性)「学区の一番端に自宅があり、下校では最後1人になってしまうことがとくに不安でした」(神奈川県 40代女性)保育園や幼稚園を卒園すると、親から離れての登下校が始まります。筆者も来年度から1年生の長男の登下校がいまから心配でたまりません。何か対策しようと考えていますが、ずっと張りつくわけにもいかないし…と悩んでいるところです。▼学級閉鎖、外遊び、荷物…そのほかにも、いろいろと意見が集まっていました。「保育園ではなかった学級閉鎖。仕事をする親にとっては死活問題!」(神奈川県 40代女性)「学童保育に入れたものの、芋洗い状態、外遊びがほとんどできない、つまらない、意地悪な上級生がいるなどの理由で、年度途中で辞めました」(東京都 30代女性)「夏休みや冬休み明けの荷物の多さ! 持ち帰るのは少しずつなのに、休み明けには大量に持っていかなくてはいけないのがかわいそうだった。学校で一番小さい子だったので」(神奈川県 40代女性)家庭によって、さまざまな壁が立ちはだかったということがわかります。子どもの個性によっても、感じる壁は人それぞれ違うのでしょう。■子どもの成長によって壁は厚くなったり、薄くなったりするそれでは、壁に当たったときの対処法は、どのようなものがあるのでしょうか。先輩ママ、パパたちの意見を聞いてみましょう。「学校自体があまり好きではないわが子たちでしたが、そのうちに友だちを作り、先生の声かけのおかげで徐々に慣れてきて、やっと大丈夫だなと思ったのは高学年になった時でした。愛情をかけて時間をかけて見守ることが大事だなと今でも思います」(神奈川県 40代女性)「小1に限らず、子どもの人数や成長過程によって、壁も厚くなったり、薄くなったりしています。子育ては楽しいことだけでなく、苦労も悩みも付き物だと痛感しています」(宮城県 30代女性)「成長とともに、少なからずいろいろな変化はあるのは当たり前。小1の壁、それはいろいろな意味でいろいろな壁があって、どの壁に打ちあたって成長していく。大変だと思うのは親ばかりではない」(茨城県 40代女性)本来、小学校入学は子どもの成長の証で、親としては心から喜んで送りだしてあげたいもの。ただパパやママたちにとっては、子どもの環境を守りながらも、仕事やら各家庭の事情などによって、多方面に気を配り、対処方法を探していかなければいけないというのが現状です。ただ、どんなに親の事情があっても、おそらく一番不安な気持ちを抱いているのは、環境が変わる子ども自身だろうと思います。仕事、預け先、通学などで親も焦る気持ちがあると思いますが、まずは子どもの様子を見守る心の余裕を持ちたいところ。筆者自身も、もうすぐ小1の子どもを目の前にすると、親の不安をまずは後ろに置いて、向き合っていきたいなと強く感じています。さらに今後増えるだろう共働きの親のリアルな現状が社会や会社に理解され、そして工夫された働き方ができるようになればいいなと思います。生きていく上ではいろんな壁が目の前に立ちふさがることでしょう。そんなとき夫婦でサポートしあったり、話し合ったりしながら、ひとつずつ壁を乗り越えていきたいもの。そして子どもも小学校という新たな場所でつまずいたり、転んだりもしながら、きっと成長していくと信じたいですね。Q.「小1の壁」で大変だと思ったことは?アンケート回答数:4588件 ウーマンエキサイト×まちcomi調べ
2019年02月24日「子どもの歯磨き粉は口に入れるものだから、よいものであって欲しい」というパパママに吉報です!〔シャボン玉石けん〕ブランドから天然由来成分を使った歯磨き粉、《シャボン玉こどもせっけんハミガキ》が発売♪一度販売を終了したものの、多数の再販希望が集まり、2019年2月18日(月)にパワーアップして帰ってきたんです!ぜひチェックしてみてください♪こちらの歯磨き粉をおすすめする「3つのポイント」!●商品名:シャボン玉 こどもせっけんハミガキ●味:みかん味●容量:50g●本体価格:400円(税別)間違って飲んでしまうこともある歯磨き粉。《こどもせっけんハミガキ》の発泡剤は、「無添加石けん」を使っています(※)。さらに、フッ素も使っていません!みかん味も天然由来の香味料というこだわりも♪※無添加:ラウリル硫酸ナトリウムなどの合成界面活性剤、着色料、防腐剤を不使用。歯磨きをした後に何か食べると、食べ物が苦く感じてしまう覚えはありませんか?こちらの歯磨き粉は無添加石けんを使っていて味覚の邪魔せず、歯磨き直後の食事もおいしく食べられます!歯磨き粉の泡立ちは控えめ。だからこそ、時間をかけてブラッシングができます!お子さんの仕上げ磨きもしやすくなるので、磨き残しも少なく安心。子ども用には泡だらけにならない歯磨き粉がおすすめですよ♡実際に使ってみると、ほのかにみかんの甘い香りがしました。石けんらしい味や香りはありません♪歯磨き粉の独特な味や辛さが苦手なお子さんも使いやすいですよ。大人用にはペパーミント味もチェック!●商品名:シャボン玉 せっけんハミガキ●味:さわやかペパーミント味●容量:140g●本体価格:380円(税別)こちらはペパーミント味が爽やかな《せっけんハミガキ》です。《こどもせっけんハミガキ》と同じく純植物性の「無添加石けん」を使用。香料も天然のペパーミントを使っています♪味覚が変化しないので、朝食前の歯磨きにもおすすめです!《シャボン玉 こどもせっけんハミガキ》で毎日の歯磨きを安心に♪あの〔シャボン玉石けん〕から発売された、子ども用歯磨き粉《シャボン玉こどもせっけんハミガキ》をご紹介しました!こちらの歯磨き粉なら、毎日のお子さんの歯磨きが安心ですね♪気になったパパママは、ぜひお近くの薬局や公式サイトでチェックしてみてください!《シャボン玉石けん》公式サイトはこちら
2019年02月22日息子が生まれてからも、ずっと仕事を頑張ってくれているパパ。丸一日、息子と会えない日も普通にあります。■圧倒的にママと過ごす時間が多くて…起きてもママ。ご飯食べるのもママ。お風呂も一緒に入るのもママ。寝るときも…。必然的に一緒に過ごす時間が増えるので、結果…こうなりました(笑)「ママがいいの」っていう言葉はとっても嬉しいんですが。これがずっと続いてしまうと少しだけ息子と離れて1人でゆっくりしたいなーと思ってしまうことだってあります。息子を“パパっ子”にするためになにか作戦を考えねば・・・一緒に過ごす時間はどうしても仕事の関係で増やせないので、まずはパパの株をあげることにしました。■パパっ子にするためママが心がけていること例えばわたしが息子に買ってきたお菓子だったとしても、あえてパパの名前を出して息子にいいイメージを与えるようにしました。パパが買ってくれたよーと言うと「ぱぱ、やさしいねぇ」と毎回言うので、少しずつすり込めていると思います(笑)それからわたしにはできない、パパだけとの遊びがあることを知ってもらうことも大事です。体重が重くなってきたので、本当にできない遊びが増えたんですが(笑)パパとの遊びは特別なんだよーと強調して言います!お風呂に入るときもママとは普通に入るけど、パパとはこのおもちゃで遊んでいいみたいだよーと物で釣ることも、たまにあります(笑)これらを少しずつ続けることで、今までパパは嫌とずっと言ってきた息子が変わってきたように思います。今までよりもパパと一緒!! という回数が増えたような。もちろん今でも“ママっ子”ですが、これからもパパっ子にさせる作戦は続けて行きたいです!
2019年02月22日3月3日は、女の子の健やか成長を願う春の節句、「ひな祭り」です。ベビーカレンダーは、女の子のママ・パパ 876名を対象に、「初節句(ひな祭り)」に関する実態調査をおこないました。みなさんが初節句にどのようなお祝いをしたのか、費用はどのくらいかかるのか、どのようなひな人形を飾ったのかなど、以下の調査結果から明らかになりました。 初節句をお祝いする家庭は約9割! 費用の最高額は129万円!女の子のママ・パパに、初節句となるひな祭りのお祝いをしたか、あるいはお祝いする予定があるかを質問したところ、91.2%の家庭が「はい」と回答しました。一方で、「いいえ」と回答した方は8.8%と少数。その理由の多くは、「子どもが生まれて間もない時期なので、翌年に持ち越した」というものでした。産後間もなく3月3日を迎えるという場合には、母子ともに落ち着いて準備ができる時期まで待って、改めてお祝いするという方が多いようです。 また、「はい」と回答した方へ、初節句にかかった(かかる予定の)費用総額について質問したところ、「10〜20万円未満」が最も多く、全体の平均額は約12万円という結果になりました。回答者のなかには費用総額が100万円を超える方が3名おり、そのうち最高額は129万円でした。 初節句は一生に一度の大切なお祝いとあって、多くの費用をかけ、気合いを入れて臨む家庭も少なくないようです。 続いて費用の内訳についても質問したところ、初節句にかかる費用のうち「ひな人形代」が77.8%と費用全体の約8割を占めています。次いでお金をかけているのは「食事代」で、11.5%。そのほか「写真撮影代」6.0%、「衣装代」2.0%という結果でした。 費用総額が100万円を超える方は、ひな人形代85〜120万と回答しており、初節句にかかる費用は、そのほとんどがひな人形代であることがわかりました。 もらったお祝い金やプレゼント、平均額トップはママの両親からのお祝い初節句でお祝い金やプレゼントをもらったという方へ、「誰から」「いくら分」もらったか質問したところ、「ママの両親」からもらったと回答した方は82.8%にのぼりました。次いで「パパの両親」57.2%と、やはり最も身近な親族である子どもの祖父母からお祝いをもらうことが圧倒的に多いことがわかります。3位以下の、「ママ・パパの親族(両親・兄弟・姉妹以外)」と、「ママ・パパの兄弟・姉妹」の回答率はそれぞれ大きな差は見られず、同程度にお祝いをもらっているようです。 「いくら分」もらったかの平均額についても、ランキングは「誰から」もらったかの回答率とほぼ同じ結果で、僅差で「ママの兄弟・姉妹」「パパの兄弟・姉妹」の順位が入れ替わるだけでした。トップは「ママの両親」からで、平均71,142円。プレゼントとして、ひな人形をもらった方や、ひな人形とは別にお祝い金をもらったという方も多く、女の子の初節句においては妻側の両親から多めにお祝いをもらうことが一般的なようです。 また、お祝い金ではなくプレゼントをもらったという方にプレゼントの内容を質問したところ、ひな人形以外のプレゼントでは、「お菓子」「おもちゃ」「衣類」「絵本」「お花」の順に高い回答率となりました。 ひな人形はママの両親から贈られる家庭が半数以上初節句のお祝いをした(する予定)と回答した方に、具体的にどのようなお祝いをしたか(する予定か)質問したところ、TOP3は1位「ひな人形を飾る」94.3%、「ひな祭りにちなんだ料理を作る/食べる」62.1%、「自宅で記念撮影をする」55.6%という結果でした。「その他」の回答のなかには、「子どもと初めての旅行をする」といった回答もありました。全体的な回答結果から、初節句は外出先でお祝いするよりも、自宅で家族や親族とお祝いの食事会や記念撮影をおこなう家庭が多いことがわかりました。 さらに、初節句の際にひな人形を用意した(する)方のうち、ひな人形を購入した(する)81.3%の方に、ひな人形は誰が購入したかを質問したところ、半数以上の方が「ママの両親」と回答しました。かつてひな人形は嫁入り道具の一つであった風習から、現代においても妻側の両親が孫に贈るという形が一般的なようです。 また、ひな人形を購入しなかった方は残りの18.7%で、その理由としては「ママのひな人形を受け継ぐ」などが挙げられました。本来、ひな人形は子どもの身代わりとなって厄を受ける“お守り”であるため、親から受け継いだり、姉妹で共有したりせずに、一人にひと飾り(1セット)用意するという考え方があります。しかし実際には、姉妹一人ずつにひな人形を用意することは、スペース的・金銭的に難しいといった事情もあり、一家にひと飾り(1セット)としている家庭も多数。すでにママのひな人形が自宅にあるという場合も、新たに買い直したりせずに、娘が受け継ぐ形で同じひな人形を飾るという家庭もあるようです。なお、ひな人形を姉妹で共有したり、親から受け継いだりするような場合は、名入れの旗や木札だけでも新しくそろえることが良いとされています。 ひな人形はネットショップ購入派も多く、コンパクトタイプが主流!?初節句の際に、ひな人形を用意した(する)方へ、ひな人形のタイプについて質問したところ、TOP3は1位「平飾り」25.7%、2位「ケース飾り」22.7%、「三段飾り」15.0%でした。いずれもコンパクトであることが特徴で、昨今の住宅事情に合わせ、なるべくスペースをとらないものが好まれているようです。 また、ひな人形の購入先について質問したところ、1位「人形専門店」40.3%、2位「百貨店・デパート」16.4%、3位「ネットショップ」16.1%という結果に。ひな人形は高価な買い物になるので、両親や親族と一緒に選ぶ、実物を見て決める、といったことを考えると、やはり人形専門店や百貨店・デパートに足を運び購入するという方が多いことも納得です。とはいえ、ネットショップで購入した方も少数派ではありません。ネットショップでの買い物に抵抗のない子育て世代が増えてきている証拠とも言えそうです。 自慢のひな人形をお披露目♪ モダンなデザインのひな人形が大集合!アンケートにご協力いただいた方々に、ひな人形の写真を募集したところ、現代風のおしゃれなひな人形が多く寄せられました。昨今のひな人形は、現代のインテリアにもなじむモダンなデザインが豊富です。 人気の平飾り ケース飾り/三段飾り 迫力の七段飾り/立ち雛 キャラクターデザイン/積み木タイプ 今回の調査により、女の子がいる家庭の初節句について、平均約12万円の費用をかけてお祝いをすることがわかりました。最も費用をかけているひな人形については、省スペースな平飾りやケース飾りで、デザインはモダンなものが人気、購入先はネットショップ派が16.1%という現代らしい結果に。わが子の健やかな成長を祈り、古くからの風習や伝統を意識しつつも、今の時代にマッチしたひな祭りを楽しんでいる家庭が多いようです。 <調査概要>調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」のサービスを利用された方調査期間:2019年2月8日(金)~2019年2月11日(月・祝)調査件数:876件
2019年02月19日子どもが成長するに従い、あいさつや言葉づかい、食事のマナーなど、生活におけるさまざまなルールをどうやって教えればいいか、悩むことはありませんか。子どもの年齢にもよりますが、さまざまな状況によってしつけの必要性を感じる人は多いかもしれません。ただ、家庭や親によって考え方はさまざまで、さらに子どもの個々の性質もあるため、正しいしつけの方法を見つけるのは難しいですよね。今回は、子どものしつけについて、パパやママの助けとなるヒントを探してみたいと思います。 ■半数以上の悩みは「あいさつや言葉づかい」、「電子機器の時間」 アンケートでは、子どものしつけで一番悩んでいることについて聞きました。その結果、「あいさつ/言葉づかい」と答えた人が31.9%でもっとも多く、2番目は20.9%の「TV、動画、ゲームの時間」と答えた人でした。これら2つの回答だけで全体の半数を占めていて、親の悩みにはある程度の偏りがあるようです。ただ、残りの約半数は全部で8つの回答に分かれていて、しつけの悩みは多種多様であることも読み取れました。 Q. お子さまのしつけで一番の悩みは?あいさつ/言葉づかい 31.9%TV、動画、ゲームの時間 20.9%片付け 15.0%食事のマナー 13.5%寝る、起きる 3.7%特になし 2.9%トイレトレーニング 2.4%交通ルール 1.8%歯みがき/着替え 1.4%その他 6.4% ■言葉づかいの悪さで悩む親が多数「あいさつや言葉づかい」で悩んでいると答えた3割の親たちの思いをのぞいてみたいと思います。「あいさつを当たり前にできないのが情けない。子どもらしく、元気にあいさつができるようになればうれしいです」(神奈川県 40代男性)「小学校で広い年齢層での生活をしていると、変な言葉づかいをまねしちゃうのが一番の悩み」(三重県 40代女性)「言葉づかいが気になる。兄弟の影響か、言葉づかいが男の子みたいな時があります」(三重県 40代女性)「幼稚園で覚えてほしくない言葉を覚えてきて、“お友だちはいいのに自分はどうして使ってはだめなの”と聞かれると、納得してもらえる説明ができない」(千葉県 30代女性)保育園や幼稚園、小学校などでの集団生活、または兄弟間のやりとりによって、子どもたちは新しい言葉をたくさん覚えていきますよね。そんな「言葉づかいの変化」に心配を抱える親は多いようです。ただ、こんな意見も寄せられていました。「上の子が、下の子に注意するときの言い方が、私そっくり。命令口調だったり、下の子が嫌だろうなぁと思うような言い方をしていたりすると、客観的に見てあの言い方はやめようって反省しています。正に『子は親をうつす鏡』だなと思います」(神奈川県 30代女性)筆者も、長男が次男に「そんなことするならおやつあげないよ!」と意地悪そうに言っているのを見て、情けないような恥ずかしいような気持ちになったことがあります。子どもたちは親から言われた言葉を本当によく聞いているのだと、あらためて気づかされました。子どもたちの言葉づかいの悪さの原因にはもしかすると、親自身の話し方もあるのかもしれません。 ■テレビや動画、ゲームの時間が長すぎる!2番目に多い回答が集まったのは、テレビや動画、ゲームに使う時間についてでした。 「4歳の子が、テレビが見たくて仕方がないらしい。市の検診では“テレビは1時間まで”と厳しく言われましたが、ルールを作るのも難しい」(徳島県 30代女性)「テレビを見ながら、ゲームをやりながら、携帯で音楽を流し、タブレットで動画を流している。“目と耳はいくつあるの?”と不思議でたまりません」(千葉県 40代女性)「中学生でずーっとゲームをしていて、本当に困ります。休みの日は1日中家で友だちとオンラインゲーム、勉強は宿題だけで心配です」(新潟県 50代女性)「少し前はテレビばかり、最近はスマホの動画ばかり見ています。 さすがにテスト前は取り上げますが、自分も仕事をしているので管理しきれません」(神奈川県 40代女性)「ゲームの時間を決めていても、日に日に長くなる」というコメントもあり、時間を決めて電子機器を使わせることの難しさが伝わってきます。またゲームや動画に使う時間が長くなりすぎて、「一日の時間をどう管理するか」といったしつけがうまくいかないことを心配している人が多くいました。 ■家庭環境や子どもの個性によってしつけの悩みはさまざま…そのほか、片付けや食事のマナー、寝起きなど、日々の生活を過ごすうえで、守ってほしいこと、身に着けて欲しいことなど、しつけの悩みは細かく分かれました。それぞれどんなことで悩んでいるのでしょうか。▼「片付けができない子どもにイライラ」「最初の遊びに飽きると次の遊びが始まる。最初に使ったおもちゃは片付けることなく次から次へと出しまくり、結局片付けられずに終わります」(東京都 40代女性)「整理整頓ができなくて、どこに何があるかわからなくなってしまう。机の引き出しも、何をしまうか決めても時間がたつとグチャグチャで、“あれがない、これがない”と騒ぎます」(茨城県 30代女性)ほかにも「使ったら戻すよう、何回も注意しているができない」という意見もありました。片付けが苦手な筆者自身も耳が痛い話で、子どもたちに対して「片付けなさい」と言っても説得力がないなと反省する日々です。▼食事のマナーが守れない子どもに悩む親も「とにかく息子は食事中に機関銃のようにしゃべりまくる」(茨城県 40代女性)「手や机を大きくたたいて“おいしい”と表現するのが、クセになってしまって直らない。外食すると周りの目が気になる」(千葉県 40代女性)「食事中、肘をついたり後ろにもたれ掛かったりする。あとは食事中にトイレに行くのも、何度言っても直らない」(神奈川県 30代女性)食事中のマナーが気になっているという声は多いようですが、なかには「小さい頃は食事させるのに必死で、しつけどころではなかった」という意見も寄せられていました。忙しい日々を送るパパママにとって、子どもに毎日の食事を作って食べさせるだけでも大変という現実がありますよね。そうした日々のなかでは、マナーまで気にすることは難しいというのも、本音なのかもしれません。▼「朝全然起きてくれない…」「寝る時間になるとテンションが上がって、お布団の上でふざけてしまい、いくら注意しても言うことを聞きません」(茨城県 20代女性) 「朝起きることが苦手で、目覚まし時計の音も聞こえないようです。光の目覚まし時計、爆音の目覚まし時計などいろいろ試しましたが、ダメでした」(愛媛県 50代女性)「子どもがなかなか寝ない」、もしくは「起きない」というのも、毎日繰り返されることなので、親としてはイライラが募ってきます。とくに、寝つきや寝起きが悪い子だと、その苦労は相当なものでしょう。■しつけできない原因はパパにあり!?ここまで、さまざまなしつけの悩みを見てきましたが、しつけできない理由について、パパに一因があると考えている人も多く見受けられました。「“ゲームはダメ”と言っても、夫がご飯以外の時間ずっとスマホでゲームしています。そこを直さないと子どもだけ直すのはムリ!」(岩手県 40代女性)「子は親の背中を見て育つ。例えば、“片付けなさい”と言えば“パパだって出したら出しままだよ”と返ってくる。“洗濯物ちゃんとカゴに入れて”と言えば“パパだって入れていないよ”と言ってくる。まずは夫をしつけます」(大阪府 30代女性)「子どもは親や身近な大人を見て、自然と学んでいる。まずは親や大人たちがしっかりしないとね。パパ、頼むからちゃんとしてくれ」(神奈川県 40代女性)ママからパパに対する切実な思いが伝わってきますよね。なかには、「夫が家事をやらないから私がやるのが当然と子どもたちも思っている」というママからの意見も寄せられていました。アンケートからわかるのは、子どものしつけにおいては、夫婦が同じ思いで協力して行っていかないと、子どもが混乱してしまうということでした。■しつけで一番重要なこととは?それでは、子どものしつけでもっとも大切なこととは何なのでしょうか。「あいさつの大切さは、口が酸っぱくなるくらい言って教え、自分も一緒になってやりました。家族も“ありがとう”を言うようになり、いま夫婦円満です。感謝は大事だと、この歳になって知りました」(神奈川県 30代女性)「“子どもは、親が言ったようにではなく親がしたように育つ”と聞いて、まずは自分が示さなければと思うようになった」(東京都 40代女性)「“しつけ”と言うと、親が決めているように感じられますが、話し合って決めていくことで、自分の子どもであっても人格は別だと考えれば、おのずと答えが見つかると思います」(神奈川県 40代女性)「一番大切なのは“人としてどうか”ということに尽きると思っています」(神奈川県 40代女性)「今はできなくても、大人になったときに“母ちゃん、しつけてくれてありがとう!”と少しでも思ってもらえたらそれでいい」(千葉県 40代女性)ここまで、子どものしつけについてアンケートをもとに考えてきました。「しつけ」とは、家族や社会で自分も周りも過ごしやすく、秩序やマナーを守っていくうえで大切なふるまいを学んでいくことだと思います。そう考えると、子どものためだけのものではなく、親自身もわがふりを見直すきっかけにもなりそうです。忙しい毎日の中で、何もかも完璧にこなすことは親でも難しいこと。まずは夫婦で、どんな風に育ってほしいのか、自立するためにどういったことを教えたいのか、どう伝えると理解しやすいのか、夫婦で話し合ってみるといいかもしれませんね。そして「あるべき姿」を、言葉で言うだけでなく、親が行動で表すことにより、きっと子どもたちが人として一番大切なことを学ぶのではないでしょうか。そのためには、親としても直していきたいところがあるときは、夫婦間で「あなたには、子どものお手本になってほしい。だから●●については見直してもらえないか」と感情的にならず、伝えられるといいかもしれません。子どもが大きくなってきたときには、親子でも「どんな自分になりたいのか」を考えることも、ひとつのしつけの道筋と言えるかもしれませんね。 Q.お子さまのしつけで一番の悩みは? アンケート回答数:4622件 ウーマンエキサイト×まちcomi調べ
2019年02月17日赤ちゃんのお世話って休みがないけれど、ママだって美容院や病院などなど、1人で出掛けたい用事がありますよね。そんな時、1番身近なパパに、気軽に預けられるようになるといいこと尽くし。今回はパパと息子のお留守番エピソードや、注意点をまとめました。はじめてのお留守番は、2ヶ月のとき出産後、はじめてパパに預けて外出したのは息子が生後2ヶ月頃。4時間ほどの外出でした。普段からお世話をする時間が少ないパパに預けるのは、やはり不安。前々から準備をしておくことにしました。パパの食事とミルクの準備、お気に入りのおもちゃや必要なものをわかりやすいところに置いて、タイムスケジュールもメモにして共有。お出かけ中やっぱり時折心配になりましたが、帰ってきたら仲良くやっているようで一安心。わたしが家を出る前は、「泣き止まない時は、どうしていいかわからない」と不安そうだったパパも、どうにか乗り越えたよう。それから数回、続けてお留守番を頼むことに。2〜3回目のお留守番では、哺乳瓶を拒否するようになるトラブルも!その都度スプーンであげてもらったり、授乳してから次の授乳までに帰れるようにすることで乗り切り、5〜6回目には快くお留守番を引き受けてくれるように。徐々に私の出先での心配の回数も減っていきました。お昼から寝かしつけまで、長時間のお留守番は…?息子が1歳半頃のある日、予定が2日連続でできてしまい、しかも初めて夜まで家を空けることに。つまりパパにはお昼ご飯~夕飯の長時間お留守番に加えて、初めてのお風呂・歯磨き・寝かしつけ「怒涛の育児タイム」を1人で経験してもらうことになります。もちろん、こんなに長い時間2人だけで過ごすのも初めて!前準備としてはまず、パパと息子の食事。前日に息子が大好きなカレーとお味噌汁を作っておきました。カレーは、ルーを入れる前に半分取り出し、別鍋で大人用のカレー粉を入れてパパ用カレーも用意。あとは好物で、簡単にあげられる納豆、のり、みかん、いちご、バナナ、ボーロなどを多めに用意。さらには前の週に作ったミートソースや煮物を冷凍でストック。これで食事は完璧!ただでさえ初めての慣れないワンオペタイムに、あれやこれやと食事の支度をしている余裕があるとは思えなかったので、さっと食べられるもの&息子の大好物メニューで用意しました。お風呂は朝のうちにきれいに洗って、歯ブラシもわかりやすいところに置いて、タオルとパジャマもセット。これでパパはタイムスケジュール通り、トラブルも少なく動けることでしょう。私は心配性なので、とにかくパパと息子の行動を予想して、至れり尽くせり準備をしておきました。夜、急いで帰ってきてみると親子で仲良く並んでテレビを見ていて、私が何度声かけても無視する息子…。聞いてみると何も問題なく、お昼寝もしっかりして、わんわん(飼い犬)と三人で仲良くやっていたようです。こちらのいろいろな心配は、取り越し苦労だったよう。平気な顔の息子に嬉しいやら、切ないやら、複雑な気持ちでした。そして、まだ寝てなかったのね...。パパ&子どものお留守番で大事なこと私がお留守番の際に気をつけているのはこんなこと。普段から夫婦で育児をしているといっても、パパは忙しくって、どうしてもメインはママになりがち。愛用アイテムやお気に入りお菓子、過ごし方などを日頃から共有しておくことで、子どももパパと二人の楽しい一日が過ごせると思います♪準備は入念に!あれがない、これがない、哺乳瓶はどこ!?ないものに気づいても、ママがいなくなってからだと連絡がとれるまでに時間がかかってしまったり、スムーズに進められないですよね。普段からやっていないからこそテンパってしまうパパのためにも食事や洋服、医療証などの準備はしっかり。リスト化した表を渡しておきましょう。また、熱が出たり怪我をしたときなど非常時の想定も忘れずに!どういう時にどれくらいぐずった、これをしたら泣き止んだ、など普段から子供の様子を共有しておくことも大事です。短時間での練習近所のスーパーへ買い出し、などちょっとした用事の時にも、パパに預けて練習しておくと安心。少しずつ「赤ちゃんと二人の時間」に慣れてもらえます。完璧を求めない帰ってきて部屋が散らかってようが、お菓子をあげ忘れていようが、よほどのこと以外は怒らず「大変だったんだな…」と思うようにする心構え、意外と大事です(笑)パパに預けてのお出かけはママもリフレッシュもできるし、父子の絆を強めたり、育児の大変さをわかってもらうチャンスでもあります!まだやったことがないという方も是非、赤ちゃんとパパのお留守番デビューしてみてくださいね。
2019年02月13日子どもが成長する中で、自分の性別を認識し、異性との違いを把握するなど、「性」への目覚めを実感する人もいるでしょう。そうなってくると、悩ましいのが「性教育」の方法。そもそも必要なのか、先生か親どちらがするべきなのか、どこまで教えるべきなのか、難しいところですよね。今回は、パパやママ自身が子どものころに教えてほしかった性教育について聞いたアンケート結果をもとに、考えてみたいと思います。■「教えてほしかった性教育」がある人は半数以上アンケートでは、性教育について子どものときに教えてほしかったことがあるかどうか答えてもらいました。Q.性教育について、子どものときに教えて欲しかったことはありますか?ある 56.8%ない 38.9%その他 4.3%その結果、「ある」と答えた人が56.8%となり、半数以上の人は子どものころに受けた性教育に、何らかの物足りなさを感じているようです。一方で、「ない」と答えた人は38.9%と4割を切る結果になりました。■「妊娠、出産、不妊」正しい知識を教えてほしいそれでは、アンケートに「ある」と答えた親たちのコメントについて、具体的に知りたかった性教育の内容別に見ていきましょう。▼詳しい避妊方法や性感染症の予防方法について「生理中は妊娠しないと思っていたので、避妊しなかったら妊娠してしまいました。排卵と妊娠しやすい時期について教えてほしかった」(神奈川県 40代女性)「初めてできた彼氏が避妊してくれなくて病気をもらったりして、1人で悩んだことがある。もっと知識があればよかったと後悔した」(千葉県 30代女性)知識がなかったせいで、心や体が傷つく経験をしてしまったママも実際にいるようです。ほかにも「無計画で授かり婚をして、その後離婚してしまった」という声も寄せられていました。こうした経験から、「避妊の方法についてしっかりと教えてほしかった」と考えるのも無理はないのかもしれません。▼不妊について不妊治療を経験したママたちからは、女性の体の機能についてきちんと教えてもらいたかったという意見が集まりました。「学生の頃からもっと自分の体のことを知っていれば、不妊治療で苦労しなかったかもと、少し後悔しています」(神奈川県 30代女性)「年齢とともに卵子も衰えて妊娠しづらくなることや、高齢出産のリスクについては無知すぎたので、今かなり後悔している」(東京都 40代女性)「男性の不妊についても知りたかった」という声もあり、不妊にまつわるさまざま知識について教えておいてほしかったという思いが大人になってから生まれているようです。■子どもが性犯罪に巻き込まれないようにするために子どもが性暴力の被害者となるニュースが流れるたびに、怖い思いをしている親も多いことでしょう。被害者、加害者になるために、性教育でできることはあるのではないかと考えるパパママもいるようです。▼性交渉による精神的・身体的な苦痛について性交渉による身体的・精神的な負担について教えてもらいたいという意見も多く見られました。とくに男の子に、性交渉によって女性は心と体が傷つきやすいものであること、女性を大切に扱うことを伝えてほしいという声は多いようです。「女の子は自分の身体を大切にすることを、男の子は相手を大切に扱うことを、もっと伝えてほしい」(奈良県 40代女性)「安易な性交渉が女性に与える精神や身体への影響や、男性の責任など、リアルなところを教えてもいいんじゃないかな」(北海道 30代男性)また最近は、一番最初にインターネットで過激な動画や画像に触れてしまう場合もあり、その結果それが正しいと思いこんでしまうことへの心配の声もありました。筆者も2人の男の子のママですが、女性を大切にする心は小さいうちから少しずつ養っていきたいなと感じているところです。▼性犯罪について性犯罪は女の子に限らず、男の子も被害にあう可能性があります。また、時には加害者にもなりうるため、子どものときからの教育が必要だと感じるパパやママから意見が寄せられていました。「性犯罪の危険性や対処方法など、必要なことは教えてほしい。私の頃はさらっと流す感じでしか教わらなかったので」(茨城県 40代女性)「小学校低学年の時に、近所の中学生にレイプまがいなことをされてトラウマになりました。性教育をするのであれば、間違った方法を取ると相手はどれだけ傷つくのか教えてほしい。性犯罪をするとどうなるのか、された方の恐怖心を教えていただきたいです」(鳥取県 30代女性)子どもは知識がなく、それが犯罪だとわからないうちに巻き込まれてしまうこともあるため、問題意識を持つ親は少なくないようですね。■性教育、その裏に隠された思いとは 一方、教えてもらいたかったことは「ない」と答えた人も約4割いましたが、その人たちはどのような思いを抱えているのでしょうか。「性に関することはプライバシーの最たるもの。そんなことを他人から、ましてや親から教えてほしいなんて思わなかった。今は性教育を親がするものと言われるけど、なんか釈然としません」(茨城県 30代女性)「女性ですから、たくさん嫌な思いを経験してきました。でも、小中学生の時にそんな教育をされることもストレスです」(東京都 40代女性)「性に関しては学校じゃなく各家庭で 教えるべきでしょう。なんでも教育現場に押し付ける考えや風潮はおかしい」(徳島県 40代男性)性教育への思いは本当にさまざまで、教育をされること自体が本人の苦痛につながることもあるようですね。ほかには、「時が経てば自然とわかった」という意見も寄せられていました。筆者は、子どものときに親から性教育を受けた記憶はなく、ドラマのラブシーンになると気まずくなるような家庭で育ちました。しかし、「教えておいてほしかった」と思うことは不思議とありません。私自身はあのとき、性教育については話したくなかったと思うとともに、それが自分の家族の形だったのだと納得しています。おそらく、ここで「ない」と答えたパパやママの多くも同じような思いでいるのかもしれませんね。■学校での性教育の現状とその課題そもそも、現在学校ではどのように性教育が行われているのでしょうか。中学生の保健体育の学習指導要領によると、中学1年生は「心身の機能の発達と心の健康」について学びます。この学習では、次のように明記されています。受精・妊娠までを取り扱うものとし、妊娠の経過は取り扱わないものとする出典: 中学校学習指導要領(平成29年告示)解説「保険体育編」 つまり、妊娠に至る過程については取りあつかわないことが明記されているのです。また、3年生では「健康な生活と疾病の予防」について学ぶのですが、エイズなど性感染症の予防については次のように記載されています。その主な感染経路は性的接触であることから、感染を予防するには性的接触をしないこと、コンドームを使うことなどが有効であることにも触れるようにする出典: 中学校学習指導要領(平成29年告示)解説「保険体育編」 ただし、「性的接触」の具体的な内容や、コンドームの使い方については言及されておらず、細かい指導内容は現場に任されている現状です。2016年度の未成年者の人工妊娠中絶件数は14,666件で、1,000人あたりに5人の女子が、望まない妊娠による中絶を経験していることがわかっています。さまざまな要因があるのでしょうが、適切な性教育を行うことの大切さを実感します。どの親にとっても性教育については、他人事とは言えない現状があるようです。■子どもにはどんな性教育を受けてほしい?親たちは自分の経験をもとに、子どもたちにどのような性教育をしてほしいと考えているのでしょうか。いくつか、パパやママたちの意見をご紹介したいと思います。「男女別に教えるのをやめたらいいと思います。その時々の体や心の変化を双方が理解し合わないと」(千葉県 30代女性)「当時の担任の先生が“この人とならと思える人とだけしてください”と、とても真剣な顔で言ったので、興味本位でしてはいけないんだと小学生ながらに感じました。大人は大事な子どもを守るために、ちゃんと教えなきゃいけないんですよね」(千葉県 30代女性)「子どもへの性教育は難しいですが、相手の気持ちを考えることが大前提だと言う事は伝えたいです」(千葉県 40代女性)「今の時代は、情報に溢れた時代。我が子には、自分で学び、自分で正しい判断をしてほしいです」(青森県 40代女性)理想の性教育については、多種多様な考えがあるようです。どの意見が正しいという正解はわかりませんが、性教育について、親として子どもにどう向き合うか考えるうえで、ヒントになるかもしれませんね。ここまで、性教育について、パパやママたちの思いを探ってきました。「教えてほしかったことがある」と「ない」とで意見が分かれ、どのような性教育が理想かという答えもさまざまでした。このような「多様性」こそが、性教育のあるべき姿なのかもしれません。また今回のアンケートではあまり触れられませんでしたが、「性」としての教育は、LGBTといったセクシュアル・マイノリティ(性的少数者)も今後議論が進んでくることでしょう。そもそも、「性」についての認識は人それぞれ細かに異なっています。そうした多様性を認めたうえで、子どもへの性教育の方法についても考えてみるとスムーズに進められるかもしれませんね。また家庭で性教育をする場合での最大のメリットは、子どもの特性を見定めて最適な時期を選ぶことができることかもしれません。なかには性教育に対して拒否反応を持つ子どももいるかと思うので、そういった子どもの場合にはより慎重さが求められるでしょう。家族でどのように性教育と向き合うか。まずは、日ごろから家族間のコミュニケーションを適度にとるなどして、相手の気持ちを考えることを教えることからなのかもしれません。性別や年齢にかかわらず、相手を思いやって行動することの大切さを子どもたちにも伝えていきたいところですね。【参考】・文部科学省: 中学校学習指導要領(平成 29 年告示)解説 保健体育編 (PDF:3130KB)・厚生労働省: 平成28年度衛生行政報告例の概況 (PDF:360KB)Q.性教育について、子どものときに教えて欲しかったことはありますか?アンケート回答数:4268件 ウーマンエキサイト×まちcomi調べ
2019年02月10日本命チョコに義理チョコ、友チョコと、女子が一番忙しい時期といえば、バレンタインデー。日頃の感謝や愛を込めて、パパや子どもたちにチョコを用意しているママも多いでしょう。「今年はせっかくだから、手作りしてみようかな」と思っているママの参考になるのが、ウーマンエキサイトのスペシャルサポーター「ママリーダーズ」のSNS。彼女たちは、どんなチョコレートやスイーツを用意したのでしょうか?過去のブログやInstagramから、お菓子作りが得意なママリーダーズの「女子力いっぱい! ママ手作りのバレンタインスイーツ」をご紹介しましょう。■satomiさん家のバレンタイン「リボンチョコレートケーキ」教えてくれたママリーダーズは… satomiさん/エキサイト公式プラチナブロガー パンやスイーツの工程写真や完成写真、家族との日常を面白おかしく綴ったブログ「アルフの粉修行」を開設。2017年3月、プラチナブロガーコンテストにてエキサイト賞を受賞。同年4月より、エキサイト公式プラチナブロガーとして活動中。バレンタインデー♪ 皆さまチョコにまみれてますか?(笑)私は…洋菓子に飽きて和菓子希望の夫…手作りケーキよりチョコエッグを箱買い希望の息子…。そのため、自己満足ケーキを仕込み中。リクエストは完全無視です(笑)。最近、ココアジェノワーズがようやく安定して焼けるようになってきました。長い長い道のりでした~。まだプレーンに比べると高さがあと一歩ですが、ポイントとしては次の4つが挙げられます。1.油脂(以前は太白ごま油を使用していましたが、今は無塩バターです)と牛乳をレンジでチン。バターが溶けたら、ココアをふるい入れてよく混ぜておく。それを湯煎で温めておくこと。2.卵と砂糖をキッチリ泡立てて、そこに薄力粉を投入。泡だて器でしっかり混ぜます。3.2.の生地をひとすくい1.に混ぜてなじませてから2.のボウルに投入。4.ゴムベラで手早く全体を混ぜる。薄力粉とココアを一緒にふるって入れる方法もありますが、それだとどうもふくらまない私。紹介した方法だと、本当にちゃんとふくらむ気がします。でも、私は基本15cm型で焼いているので、18cmや21cmとなるとまたふくらみが変わってくるんでしょうね。悩みはつきない…。 1cm厚にスライスしたジェノワーズを15cmより一回り小さくカットして、セルクルに設置。そこにチョコムースをドボドボ~。間にもう一枚ジェノワーズを挟んで…。またドボドボ~。冷凍庫でキンキンに冷やし固めて…いよいよ恐怖のグラサージュ。この出来次第で天国か地獄か。ゼラチン入りの食感が好きではないので、チョコと生クリーム1:1でやろうと思いましたが、自信がなくココアとチョコと生クリームにゼラチンをちょっと入れました。 写真だと上手く伝えられないんですが、なかなかツヤツヤにできました♪ 側面は残念だけど…。そして、ずっとやってみたかったリボンチョコに挑戦しました。家に転写シートがこの柄しかなくて、もっとかわいい模様が良かった…と思っていましたが、甘すぎなくて良い仕上がりに。まず、四方向から中央に向かってチョコを貼り付け、しずく型に固めたいくつもの輪っかやリボンの端部分?! のパーツをくっ付けてリボンにします。デコレーションの本を参考にしましたが、サイズもリボンの形状も自己流です。リボンの柔らかい質感をチョコで表現するのが難しかったです。チョコ細工は、液体から個体になるギリギリのタイミングで成形しなければならないので、そのタイミングが本当に一瞬! 何回か失敗してグラサージュが傷付いたりしました。反省点は多々ありますが、達成感もなかなかです。まだ子どもたちが小さいので、友チョコとは無縁の我が家。でも数年後、娘の友チョコ作りに奮闘するであろうことを思うと…恐怖(苦笑)。■宇高有香さん家のバレンタイン「スイーツ苦手派にうけるチョコパフェ」教えてくれたママリーダーズは… 宇高有香さん/マスターライフオーガナイザー 思考と空間の整理をする「ライフオーガナイズ」という新しい片づけの概念に出会い、ライフオーガナイザー1級を取得。2児の育児のかたわら、常にすっきりとして、自分のモチベーションがあがる大好きな空間を心掛けている。テレビ・雑誌等多方面での活動多数。著書に「子どもと暮らすラクに片づく部屋づくり」辰巳出版がある。息子が発熱のため、外出ならずの三連休。仕方がないので娘と一緒にバレンタインのスイーツ作りを!甘いものは苦手だけど、アイスは大好きなパパと兄へパフェを! と、盛り付けは娘が担当。ほぼ家にあるもので作りました。でも、主人は「デパートのチョコをもらうより100倍いいわ!」と喜んでいたのでこれで良し!息子も「すげー! おいしい!」と大絶賛で、良かった良かった?■山川恵美さん家のバレンタイン「イニシャル入りカップケーキ」教えてくれたママリーダーズは… 山川恵美さん/男女の双子ママ ブログやインスタでは、双子育児や、ファッション情報などを発信。ママになっても日々を丁寧に美しく楽しみたい。子どもができても年齢を重ねても、女性でいることを諦めない。そんな考えをモットーに、ハッピーマインドで過ごしている。バレンタインは、レッスンを受けてマシュマロフォンダントカップケーキを作りました。夫と、お世話になった方へ。男性なので甘すぎないデザインでイニシャル入りに。見た目がかわいいだけでなく、お味が本当においしいカップケーキで、レッスン終盤はフォンダントをつまみ食いしてました(笑)。ツインズにもあげたら瞬速でたいらげてしまいました!■道村弥生さん家のバレンタイン「シロクマのグラノーラチョコ」教えてくれたママリーダーズは… 道村弥生さん/株式会社ハグカム 代表取締役 2015年に株式会社ハグカムを設立。<子どもの「できた!」を育む。>をビジョンに掲げ、いつでもどこでも子どもにとって恩師のような先生に出会えるオンラインスクール事業を展開。現在は、英会話レッスンを中心とした「GLOBAL CROWN(グローバルクラウン)」を運営。今年のバレンタインは、旦那の好きなシロクマをモチーフにしてみましたよ! 「犬?」って言われたけど…。ホワイトチョコとバターとグラノーラを混ぜて、ねんどのように形をこねこね。焼かなくていいから簡単でした(笑)。電子レンジでチョコ溶かそうとして、初代シロクマは焦げてしまったけど…(苦笑)。何とか今回も手作りできました!ママリーダーズたちの手作りバレンタインスイーツはいかがでしたか?プロ級の本格チョコレートケーキあり、おうちで手軽に作られるスイーツありで、どれにチャレンジするか迷いますね。パパや子どもの好みに合わせて参考にしてみてくださいね。
2019年02月07日保育園や幼稚園、学校などで見かける子どもたち、その様子は普段と比べていかがでしょうか。家での姿との違いに驚いた経験のある人もいるかもしれませんね。子どもたちもある程度の年齢になると、自分の性格を使いわけ、時と場所に応じて高度なやり取りができるようになってきますよね。今回は、家と外での子どもたちの性格の違いについて、考えてみたいと思います。■子どもの性格が違うと答えた親は7割超えアンケートでは、子どもの性格が家と外で違うか聞きました。その結果、「少し違う」と答えた人が43.6%、「かなり違う」と答えた人が28.9%となり、7割以上の親が「違う」と考えていることがわかりました。 Q. お子さまの性格、家と外で違う?少し違う 43.6%かなり違う 28.9%あまり違わない 19.3%家でも外でも同じ 6.6%わからない・どちらとも言えない 1.6%一方で、「あまり違わない」、「家でも外でも同じ」と答えた人はあわせて25.9%となり、2割以上の親は、違わないと感じているようです。■外での“いい子”は、家では品切れに!?まずは「違う」と答えた親たちのコメントから、子どもたちの性格がどのように違うのか見ていきたいと思います。まずはかなり多くの意見が寄せられた、“家と違って外ではしっかり者”という親たちの声を聞きましょう。「家では“パパ、ママ”と言って甘えん坊だけど、外では“父、母”ときちんと言えて、大人ぶっているところが笑っちゃいます」(東京都 40代女性)「初めての個人面談のときは、あまりに“いい子”で先生が人違いをしているのかと思いました。家にその“いい子”を持ちかえれないか聞いたら、品切れになるそう」(茨城県 40代女性)「うちの長男は小さくて泣き虫で甘えん坊。クラスでもそうだと思っていたら、友だちから“しっかりしていて意見が言えるし、頼りになる”と聞いてびっくりしました」(三重県 50代女性)「いつも学校の先生に“娘さんのおかげで、クラスにいじめがない”とほめられる。ケンカは止めるし、みんなが嫌がる子でも仲間に入れてあげるらしい。でも、家では弟がイジメられていますから~!」(広島県 40代女性)家での姿とあまりに違い、まるで別人のように感じている親もいるようですね。なかには自分自身や母親の呼び方を家と外とで変えている、また、友だちの前ではかっこつけたふるまいをしているというコメントもありました。子どもたちなりに、外ではしっかりしようと考え、行動している様子が伝わってきますね。■外ではクール、家ではお笑い芸人また、“家だとひょうきんだが、外だと無口”というコメントも多く寄せられていました。「うちの娘は学校ではおとなしい感じの女の子ですが、家ではお笑い芸人のモノマネをよくしています」(千葉県 30代女性)「娘は家では盛り上げて笑わせてくれるタイプ! でも外では、無口で人を寄せつけないようにしているらしいです。ばかにされるのが嫌だとか」(千葉県 40代女性)「家では活発女子。4つ上のお兄ちゃんも泣かせちゃうくらい口が立つけど、外に行くと借りてきた猫。あいさつもまともにできず、私の後ろに隠れている」(千葉県 40代女性)家ではハイテンションで、歌ったり、踊ったりしているという声も寄せられました。子どもたちも、家族だけの空間では、気を使わずに思ったままに行動できるのかもしれませんね。うちの5歳の長男もまさにこのタイプで、家ではふざけて変顔をしてきたりするのですが、外では常にポーカーフェイスです。参観の日などにその様子を見ると、「少しくらい愛想よく過ごせばいいのに」なんて思ってしまうのですが、その表情は恥ずかしい気持ちを隠すためかなと想像しています。■性格が違うことがトラブルの原因にもなりうる?ここまで紹介してきた家と外での性格の違いについては、どれも思わずクスッと笑えるようなかわいいものばかりでした。しかし、コメントを寄せた親の中には、子どもの性格の違いがもたらすトラブルの存在を訴える人もいました。「子どもの友だちは、子どもの前と先生と親の前とで、かなり態度や話し方が違う。大人の目が届かないときに性悪なことをするのはやめてほしい」(兵庫県 40代女性)「幼稚園バスの添乗員をしていたことがあります。バスに乗ってお母さんが見えなくなると、途端に同じバスの子に意地悪をしたり仲間はずれにしたりというお子さんが多いです。その後、被害に遭った子が訴えたけど、乱暴な子の親は信じてくれなかった」(神奈川県 40代女性)大人の目が届きにくい子ども同士のやり取りにおいて、ときにトラブルが存在しているようです。親の知らないところで子どもが意地悪や、仲間外れをしているというのは、性格が違うということとはもはや別問題な気さえします。本来は子どものやることは大らかに見守りたいところですが、もし子どもの言動によって周りの子が傷ついているという状況があれば、大人として何らかの介入した方がいい場合もあるかもしれません。一方、トラブルによって本来の性格を外では出せなくなってしまったという子もいるようです。「家ではハキハキした元気な女の子ですが、学校では何も言えない内気な子です。1度クラスの子からヒドイ言いがかりをつけられて、自分の気持ちをぶつけるのが怖くなってしまったみたい」(北海道 40代女性)トラブルを経験して、本当に言いたいことを外では我慢して無理をしているというのは、つらい話です。ただ、外でつらい思いをしていたとしても、せめて家のなかだけでは無理せずにありのままで過ごせるといいなと思います。もし家のなかで努めて明るく振舞っている気がするなど、何か感じ取った場合には少し注意しながら様子を見てあげたほうがいい場合もあるかもしれません。■家でも外でも変わらない子ども。大物? リラックスしすぎ?一方で、家でも外でもあまり性格は違わないという子は約2割。親はどう感じているのでしょうか。「もともと裏表のない性格なので、学校の先生や習い事の先生からも家庭と同じことを言われます。外ではもう少ししっかりしてほしいですけど」(神奈川県 40代女性)「家でも外でも天真爛漫(てんしんらんまん)。何も考えてないだけか?」(愛媛県 30代女性)「小6の息子はまったく変わらないです。たまに先生に学校での話を聞いても、家での様子とほとんど変わらない。自由な男、リアルのび太です」(神奈川県 40代女性)家でも外でもリラックスして過ごす様子が目に浮かびますよね。本来の性格もあるでしょうが、どこの場でも、自分らしく過ごせるタイプなのかもしれません。もしかしたら将来、大物になったりして。ただ、“外ではもう少ししっかりしてほしい”という声も寄せられていて、リラックスしすぎている子どもの様子にやきもきしてしまう気持ちも理解できますよね。■子どもなりに社会に適応しようとしているそれでは、家と外での子どもの性格の違いには、親としてどう向き合えばいいのでしょうか。参考になる意見をご紹介したいと思います。「一緒にいる相手や場所によって違いますが、どの性格もひっくるめてわが子の性格なんだなと最近は思うようになりました」(千葉県 30代女性)「持って生まれた性格にもよりますが、年齢が上がれば周囲を見るようになります。大人だって家と外の場面によって対応を変えますよね。子は子なりに社会に対応しているんだなと思います」(千葉県 40代女性)「先生やママ友には『みんなに優しく、しっかりしているし、小さい子たちの面倒やまわりのお友だちに気配りができてうらやましい』とよく言われますが、家では完全赤ちゃんです。でも外でがんばり屋さんな娘がかわいくて仕方ありません! だから家では思いっきり愛情を注いで、また明日外でがんばれるようにパワーをチャージしてあげています」(千葉県 30代女性)「違って当然、それが自然」(愛知県 50代女性)そのほかにも、「大人も子どもも外ではある程度の緊張感を持って過ごしているから、家と外では違っていてあたり前」という意見もありました。たしかに、対応する相手によって自分の性格を変えていけるのは、子どもが社会化していることの現れだと考えられるかもしれませんね。ここまで、家と外での子どもの性格について考えてきました。性格が違う、違わない、どちらがいいというものではなく、子ども1人ひとりによって性格も違えば、振るまい方もさまざまです。立ち返ってみれば、親である自分も、家と外では性格が違っていて、やり取りをする相手やその立場、場所や時間、環境によって、少しずつ対応の仕方を変えていますよね。そうした対応ができるようになったのは、子どもの成長のひとつだと考えることもできます。子どもも外の世界では、とてもがんばって過ごしていることでしょう。親としては、家では温かい自分の居場所を作ってあげたいですね。Q. お子さまの性格、家と外で違う?アンケート回答数: 6740件 ウーマンエキサイト×まちcomi調べ
2019年02月03日子どもの勉強については、さまざまな家庭の方針がありますよね。子どもの成長や習得、意欲の度合いに合わせて、その都度親が対応していかなければならないこともあるでしょう。自宅での学習においては、「親が子どもに勉強を教える」か、「教えないほうがいいのか」、または「教えるならどの程度なのか」悩むパパママは多いのではないでしょうか。今回は、親が子どもに勉強を教えるべきか、考えてみたいと思います。■子どもに勉強を教えているパパママは8割以上子どもに勉強を教えているかたずねたアンケートでは、「質問されたら教えている」という回答が60.8%でもっとも多い結果になりました。「教えている」と答えた23.7%を加えると84.5%となり、8割以上の親は子どもに勉強を教えているようです。 Q. 子どもに勉強、教えてる?質問されたら教えている 60.8%教えている 23.7%教えることができない 9.9%親は教えないようにしている 2.9%その他 2.8%一方で、「教えることができない」、「親は教えないようにしている」という正反対の回答も1割以上寄せられていました。■「自分で考える力」を身につけてほしい親たちの内情もっとも多い6割以上が「質問されたら教えている」と回答したのは、なぜなのでしょうか。「基本的にリビングで勉強しているので、聞かれたときだけ教えたり、いっしょに調べたりしています」(滋賀県 30代女性)「わからないときだけ教えています。まずは自分で十分に考えることが必要だと思うので」(三重県 40代男性)「勉強の中身を教えるというより、勉強の仕方を教えるようにしています。やり方や考え方が身に付けば、後々役立つと思います」(徳島県 40代男性)寄せられたコメントでは、「聞くまでは自分で考えてもらいたい」という意見が多く寄せられました。また、なかには「教科書を読んだりインターネットで調べたりして、聞かれたときに困らないように予習しておく」という熱心なパパママからの声もありました。筆者の長男もまもなく小学生。たまに自宅で勉強をしているのですが、すきあらば「わからない、答え教えて」と言ってくるので、その都度「もうちょっと考えなさい」と諭しているのが現状です。もしかしたら、「質問されたら教えている」と答えた多くのパパママが、同じような経験をしているのかも。そのうえで、子どもたちの考える力を伸ばしたいと思い、行動しているのかもしれませんね。■勉強を教えることは「親子のコミュニケーション」?勉強を「教えている」と答えたパパやママは23.7%という結果に。具体的にはどのように子どもたちの学習に関わっているのでしょうか。「塾に入れる余裕なんてありませんから、教科書を先読みして学習してから積極的に教えています」(東京都 40代男性)「日々の学校の教科書とノートを私がチェックしています。書き間違いや、きれいに書けているところに絵やコメントなどを入れてあげると子どもが喜んで“もっと書いて!”と励みになるようです」(東京都 40代女性)「小学生の頃は手取り足取り教えていたが、中学生になったらかえって私の方がことわざや計算問題を教えてもらっていました。わからないことをいっしょに考えるのはとても楽しいですし、高校生の今も時事問題を出し合ったりしています」(神奈川県 40代女性)読解問題や算数など、子どもが苦手な教科を中心に毎日教えているという声には、「すごすぎる!」と脱帽しかありません。教える親側にとっても、学習内容を理解し、子どもたちに教える時間を捻出するのには、大変な苦労もあるだろうなと思わずにはいられません。ただ、「一方的に教える」というよりは、勉強の時間を親子のコミュニケーションとして捉えている側面もあるようです。親が勉強している姿を見せるということも、もしかしたら大切な要素の一つなのかもしれません。■勉強を教えないパパママたちの思いとは一方で、「勉強を教えない」理由に関するコメントも集まりました。まずは、「教えられない」という回答に隠された思いをのぞいてみましょう。▼親の状況で教えたくても教えられない「教えることができない」と答えた9.9%の親たちのコメントからは、そのつらい現状が垣間見えてきます。「母子家庭でフルに働き、帰るのが19時を過ぎます。夕飯とお風呂に入れるので手一杯ですが、週に1度はいっしょに勉強するようにしています。ただ、その間も下の子が騒いだりちょっかいを出してきたりで、なかなか進みません」(千葉県 40代女性)「共働きで忙しく、帰ってから家事に追われて宿題を見てあげる時間がありません」(神奈川県 40代女性)「子どもが反抗期で教えられない」という声もあり、仕事や子どもとの関係から、教えたくても教えられないというつらい思いを抱えた親もいるようです。教えたくても、自分が教えられないという場合には、家族で対策を話し合ってみるのもひとつのてかもしれません。学校や塾での宿題でわからないことがある場合には、子どもから先生に質問するという方法もあります。子どもは、「宿題でわからないことを聞くのは恥ずかしい」と思っていることも多いので、子どもに声掛けしてもいいかもしれませんね。▼「あえて教えない」とする真意は?また、2.9%のパパやママは「親は教えないようにしている」と回答しました。「簡単には教えません。まずは自分で調べさせます。教科書や辞書、ノートは、そのためにあるんだということもわかってほしいですし、自分で調べて、答えを得たときの達成感や喜びなどをもとに、その情報をしっかり自分の物にしてほしい」(愛知県 40代女性)「基本的に勉強は教えておらず、まずは先生や友人に聞くように話しています。おかげで長女は先生に躊躇(ちゅうちょ)せず聞けるようになり、先輩や友人と勉強会をしているようです」(佐賀県 40代女性)「内容が難しいし、教え方が学校と違っては困ること。そして一番は親だからどうしても感情が入り、熱くなって説教となってしまうので教えない!」(神奈川県 40代女性)「勉強を教えることで、子どもとけんかになる」という声が多く寄せられ、親子での勉強には“距離が近すぎる”という難しさがあることが見えてきます。さらに、自分が教わったときと学習内容や考え方が変わっているため、子どもを混乱させないようにあえて教えないというパパママも多いようです。たしかに、数十年前に習った方法が現代でも通用するのかはわからないところ。今の時代に即した教え方や考え方があることから、親が教えることで、子どもが恥ずかしい思いをしてしまっては、心苦しいですよね。■子どもの勉強に親はどうやって関わるのか最後に、高校生の子どもを持つパパとママから寄せられた意見を紹介したいと思います。「高校生なので具体的な勉強は教えていませんが、勉強するときには集中するよう、たびたび言っています。また、勉強と遊びにはメリハリをつけること、そしてテスト前にはテスト勉強のスケジュールを必ず立てて、進捗(しんちょく)状況を確認しながら調整することの重要さを教えています」(千葉県50代男性)「教える、教えないに関わらず、子どもを持つ以上は彼らが習う教育の内容はフォローして、自分でも情報更新していきたいと思っています。日本の教育内容やシステムに関心を持ち改良していくのは大人の責任ですから」(東京都 40代女性)これまでの子育てをとおして、それぞれの家庭でどのように勉強と向き合ってきたかが見えてくるような気がします。わが家も、4月から小学生になる長男と年少になる次男とともに、長い長い学習の道がまもなく始まろうとしていますが、どのような勉強方法が子どもにとって一番いいのか、これから探していきたいと思います。家庭での勉強スタイルについては、子どもの個性、親の事情などが複雑に絡み合ってきます。ときには大きく衝突することもあるでしょうし、成長、進学に伴って、どんどんその関わり方は変化していくことだと思います。その都度、その答えをそれぞれの家庭で話し合い、見つけていくことが、子どもの勉強とうまく付き合っていく鍵なのかもしれませんね。Q.子どもに勉強、教えてる?アンケート回答数:4638件 ウーマンエキサイト×まちcomi調べ
2019年01月29日仕事が忙しいという理由で彼が会ってくれない事があります。その時の彼の本音にはどのようなパターンがあるのかをこれからお話します。一人でいる時間を作りたい仕事が忙しいという理由でなかなか会ってくれない理由の1つには、一人でいる時間を作りたいという本音が込められている事があります。特に日頃から人と交流する機会が多い人やあなたとのデートが多い場合は、たまには一人でゆっくりと過ごしたいという気持ちになる事があります。また、精神的に疲れが溜まっていたり、体力が消耗している時もあなたとのデートよりも一人でゆっくりしたいという気持ちが強くなる事がありますね。この場合は、無理にデートに誘うのではなくて、一人でいる時間を作ってあげるも恋人として大事です。あなたに対して不満がある仕事が忙しいと会ってくれない場合は、あなたに対して何かしらの不満がある場合があります。このままの状態だと別れる可能性も高くなるので、彼があなたのどの部分に不満があるのかを考える事が大事です。もし、心当たりがある場合は、その部分を改善していく必要があります。また、嫉妬深い人だと、あなたが異性と歩いていたり、食事をしていただけでもショックを受ける可能性があります。もし、心配な方は彼に何か不満があるのと聞く事が大事です。本当に仕事が忙しい事もある仕事が忙しいという理由で会ってくれない場合は、本当に仕事が忙しくて精神的、肉体的に疲労が蓄積している事があります。また、重要なプロジェクトに関わっている場合は、仕事に集中する必要があり、なかなか会ってくれない事があります。この場合は、仕事が忙しい時期はデートを控えて、彼の支えになる事が大事です。ただ、長い間、仕事が忙しいという理由で会ってくれない場合は、他の理由が考えられるのでその時は他の原因を考える必要があります。
2019年01月21日成長とともに子どもにかかる費用は増えていくため、将来に向けて積み立てをしたいと考えているパパママは多いでしょう。ただ、子育て中は何かと出費が多く、コツコツ貯金するのは容易なことではありません。どのように積み立てをすれば、子どもの将来のためにうまくお金をためることができるのでしょうか。今回は、子どもにかかるお金のため方について考えてみます。■パパママは子どもの積み立てどうしてる?アンケートでは、子どもの将来のための積み立てをどのように行っているか質問しました。 Q. 子どものため積み立てはどうやって行っている?学資保険 40.9%子ども名義の口座 37.3%積み立てを行っていない 14.2%親名義の口座 3.9%その他 3.1%タンス預金 0.7%回答のうち、もっとも多い40.9%のパパママが「学資保険」と答えました。また、「子ども名義の口座」が37.3%、「親名義の口座」が3.9%となり、口座での積み立てをすると回答した人は合わせて41.2%。「学資保険」、「口座」で積み立てすると回答した人がほぼ同じくらい、さらに合わせて82.1%ということからこの2つが多数を占めていることがわかります。■なぜ学資保険に支持が集まるのか?回答した人がもっとも多かった学資保険は、なぜこんなに支持されているのでしょうか。「自分ではなかなか積立できる自信がなくて、引き落としされる学資保険にしました」(青森県 40代女性)「2人分、学資保険をしています。児童手当をその費用にあてています」(千葉県 30代女性)「3人の息子たちが大学に行くことを考えて、公立の小学校に通っている間に倹約してためて、全期全納で学資保険に入りました」(東京都 50代女性)「学資保険、やっていてよかった。高3からの1年間で、受験、入学金に授業料、引っ越しなどで、18年積み立てた200万が1年で消えたが、このおかげでほかから回さないで済んだ」(茨城県 40代女性)コメントを読むと、「自分で積み立てる自信がない」という意見が多く寄せられました。毎回、貯金する金額やためる頻度など、自分で管理する口座での積み立てと比べると、学資保険はすでにある商品から自分たちの希望に合ったものを選べるというメリットがありますよね。また多くの保険は自動で支払いされるように設定できるため、最初からその分の金額がなかったものとして考えられる、自然にためられるといった点もパパやママの支持を集めているようです。■口座での積み立てを選ぶメリットとはアンケート結果では、約4割の人たちが「子ども名義の口座」もしくは「親名義の口座」で積み立てすると回答しました。「生まれてすぐに口座を作り、毎月の誕生日に自動送金しています。ずぼらな性格だから、先取り貯金しないとたまらないとわかっていたので」(静岡県 40代女性)「子ども名義の口座に、祝い金やお年玉などを貯金しています。上の子の授業料は、この口座でまかなっています」(愛媛県 40代女性)「児童手当は全額子どもの貯蓄へ。このほかに、毎月定額を貯蓄しています。それでも大学進学となると足りません」(神奈川県 40代女性)「長女が産まれたときに、「学資保険を」と思ったが、どこもいいと思えず、月々の支払いもきつかったのでやめた。まとまったお小遣いやお年玉などのお金、ボーナス、お祝い金などをためておく個人名義の通帳を作りました。毎年たまっていくのを楽しみにしていて子どもが独り立ちするときに渡したいと思っています」(神奈川県 40代女性)口座での積み立てと一口に言っても、先取り貯金や親口座から子ども口座への自動送金など、自分たちの生活に合わせた方法をとっているようです。「毎年たまっていくのが楽しみ」というコメントからもわかるように、お金がたまっていく様子が目に見えてわかることも口座で積み立てるメリットなのでしょうね。また、学資保険と比べたうえで、自分たちの希望したようなものがないという理由から、口座積み立てを選択している人たちもいることがわかります。まとめてお金が入ったタイミングで積み立てたいなど、自由度が高いことから、自分たち流で積み立てをしたいという人にはピッタリの方法かもしれません。■いくら積み立てれば正解なのか?アンケートでは積み立ての方法を一つだけ選択してもらいましたが、複数の方法で行っているというパパママからのコメントも集まりました。「両親や周りの人たちが『中学生からお金がかかるからそれまでにためておきなさい』と口をそろえて言うので、学資保険をして、さらにお祝い金やお年玉を子ども名義の通帳へ貯金しています。お金の不安は夫婦げんかの元になるので、今からがんばってためています」(千葉県 30代女性)「子ども名義の口座・学資保険・子どもの年金、できる限りしておきたい! うちは子どもが1人なので、毎日がんばって働いて何とかできています」(埼玉県 40代女性)「学資保険と子ども保険、掛け捨ての子ども傷害保険、子ども名義の毎月積立と、全国どこでも使える郵貯の口座を作りました。まだ親が管理していますが、そのうち銀行など利用の仕方を教えるつもりです」(神奈川県 50代女性)「大学進学を諦めた私は、子どもの夢を諦めさせる親になりたくなかったので、子どもが生まれてからの祝金、お年玉も含めすべて子ども名義で預金してきました。 学資保険も加入し、毎月積み立てもコツコツ入金しました。はっきり言って積み立て貧乏(笑)。それでも十分とはなりませんでしたが、子どもの夢を応援できる親にしてもらえました」(大阪府 40代女性)「子ども手当てやお年玉などを少しずつ。あと学資保険も!いくらためても安心できないのが貯金」(広島県 40代女性)さまざまな方法を併せづかいして、もはや積み立ての達人ではないかと思えるようなコメントも多く見られました。「いくらためても安心できないのが貯金」という言葉、本当にごもっともで、いくらためればいいのか正解がわからないのが子どものための積み立てですよね。必要になるタイミングを見極めて、そこに向かってコツコツためる貯蓄上手なパパママたちの意見は参考にしたいところです。■「積み立てる余裕がない…」パパママの切実な懐事情うまく積み立てる人がいる一方、なかなかできないというパパママたちの切実な懐事情もわかってきました。「積み立てをしたいけど生活に余裕がなくできない。今月は少し余裕があるかなと思っても、何かしら急な出費がある」(奈良県 30代女性)「死活問題ですね。老後の貯金どころでもなく、毎月自転車操業です。学資保険などでいいプランがあっても、かけられるお金のない世帯なので、考えるだけ不安で見ないようにしています」(愛知県 40代女性)「お義父さんの施設にかかる費用、家のローンで余裕がまったくない。貯金するどころではない。毎日やっと生活している」(静岡県 40代女性)パパママたちの中には、自身やパートナーの親の生活費や家のローンの支払いなどに追われて子どものためだけに貯蓄ができない人もいるという実情が見えてきました。なかには「今の生活費でいっぱいいっぱいなのが現実」というコメントもあり、切実な懐事情がわかります。子どもが将来どのような学校に行き、どのような職業に就くとしても、あらゆる可能性を見据えて積み立てをしておきたいというのは、多くのパパやママが願うことでしょう。ただ家庭の事情や価値観はそれぞれに異なっていて、さまざまな家庭があります。たしかに将来のための貯蓄は大切ですが、「今」を生きることは何よりも大切。積み立てをしたくてもできないという現状があるのであれば、その先どうすればいいのかをしっかりと夫婦で話し合うことも必要となってくるでしょう。夫婦が同じ方向に進むことができれば、よりスムーズな資金計画ができるかもしれません。もしかしたら、すでに何らかの貯蓄を行っている場合でも、定期的に見直して、修正していけるとよりその家族にとって理想的な積み立てが見つかるかも。そうすると、この先いくら必要となってくるのか、親ができる範囲はどこまでなのか、などこれまで漠然と考えていた自分たちや子どもの将来がリアルに考えられるのではないでしょうか。場合によっては、パパママの働き方、子どもの進学についてなど、お金だけではないそれぞれの家庭にあったスタイルが見えてくるかもしれませんね。 Q. 子どものため積み立てはどうやって行っている?アンケート回答数:4903件 ウーマンエキサイト×まちcomi調べ
2019年01月20日