人気連載、パリのイケメンスナップ。パリ在住のカメラマン、松永学さんが地元ならではのフットワークで街行くイケメンを紹介します。写真・文 松永学ブライアン 29歳 カフェ・バー勤務–北マレのカフェ・バーで仕事中のブライアンはスペイン人。僕は6年前に、親戚がやっているパリのカフェ・バーを手伝いにスペインからやって来ました。この店は家族経営でみんなスペイン人です。日本? 遠いですね。全く日本のことは知りません。パリの好きな場所? もちろん自分のアパートですよ。好きな女性? 難しいな! ノーコメントでお願いします。ジョゼフ 34歳 アプリケーションデザイナー–セーヌ川を撮影中のジョゼフはアメリカ人。僕の仕事は、携帯などのアプリをデザインすることです。いつもはロスに住んでいますが、この1か月間ヨーロッパ中の友達の家に転がり込んでいます。ネットがあれば僕の仕事はどこでもできるのでこんな放浪生活も楽しいですよ。それと写真が趣味なのでどこでも発見がありますね。しかし、パリはどこも素敵なので困ってしまっています。女性はインテリでアクティブな方ならあまり容姿は関係ないと思います。フランソワ 35歳 プロダクトデザイナー–サンべルナール通りのカフェで食事中のフランソワに聞きました。日本には昨年の夏休みに3週間ほど滞在しました。東京、大阪、京都、そして沖縄に行きましたよ。食事の質が高くてびっくりしました。僕はパリでも食事には気をつけています。今日来たお店もビオで、手作りの心がこもった料理が好きなんです。パリはモンソー公園によく行きます。静かだし、自分が守られているような気分で、仕事の発想もここから湧き出てきます。映画監督のタランティーノが好きで、ユマ・サーマンの大ファンです。ヴィクトール 28歳 劇場映像関係–バスティーユの運河で昼休み中のヴィクトールは漫画が大好き。バスティーユのオペラ座で仕事をしてるので、外の空気に当たりたくてここに来ました。日本は漫画が大好き。よくラーメンのシーンが描かれているので、日本に行ったら本当の味を体験したいです。今はどこでも日本の漫画がフランス語で手に入るから嬉しいですね。パリを楽しむならエッフェル塔や近くの公園シャン・ドゥ・マルスがおすすめですよ。好みの女性はもちろんキレイで、いつも笑顔が絶えないインテリな人。女優ではマーゴ・ロビーが大好きです。エマニュエル 41歳 アーティスト–バスティーユの運河に停泊している船にペイントしていたエマニュエルは、日本に何度も行ったことがあります。この船は1938年オランダ製です。この5月に買ったばかりで今も修復中です。ここに寝泊まりして快適な時間を過ごしています。セーヌ川と運河が大好きなので夢のような生活を手に入れました。日本は何度か行ったことがあって、次回は来年の4月から5月にTokyo Metropolitan Theatre(東京芸術劇場)のプロジェクトに参加します。東京はすごい街なのでまた楽しみにしています。女性は愛があれば誰でも受け取めます。ガスパール 21歳 学生–高台から運河の船を見つめていたガスパールはインテリでした。僕はこれからのエネルギーに関してとても興味があります。今はエコロジー的な風力やソーラーシステムが主流ですが、電力に関しては全く新しいニュージェネレーションの開発が将来やってくると思って勉強しています。パリの好きな場所はリュクサンブール公園。ここにある噴水の水で子どもたちがおもちゃの帆船で遊んでいる姿を見るのが好きなんです。趣味はバレーボールで小さい頃からやっています。学校のチームでは、練習試合もたまにあります。女性は真面目に話を聞いてくれて一緒に行動できる人がいいです。ヴィック 24歳 建築業–セーヌ川で見かけたヴィックはパリ・プラージュなどで移動施設の組み立て解体の作業をしているそうです。僕は南米のフランス領ギアナ出身です。ブラジルの隣にある国です、知っていますか? お母さんはまだそこに住んでいます。お母さんは日本のことが好きなのでいつかは一緒に訪問したいと思っています。でもここからもギアナからも日本は遠いですね。パリの好きな場所はセーヌ川とリボリー通りです。女性はマリリン・モンローですかね。古すぎるならもうひとりはブレイク・ライヴリーをあげておきます。
2019年09月14日マリリン・モンローの伝記映画『Blonde』のキャストが固まってきた。モンロー役に決まったのは、『ブレードランナー 2049』のアナ・デ・アルマス。ほかに、エイドリアン・ブロディ、ボビー・カナヴェイル、ジュリアン・ニコルソンが出演する。監督、脚本は『ジェシー・ジェームズの暗殺』のアンドリュー・ドミニク。プロデューサーにはブラッド・ピットも名を連ね、Netflixが製作、ストリーミング配信する。撮影は間もなくL.A.でスタートの予定だ。文=猿渡由紀
2019年08月30日おとな向け週末映画ガイド今週オススメしたい映画は、この4作品。ぴあ編集部 坂口英明19/8/16(金)イラストレーション:高松啓二今週末に公開の作品は13本。全国270スクリーンで拡大上映される『ダンスウィズミー』、100スクリーンで上映される『イソップの思うツボ』と、ミニシアターなどで上映の11本です。その中から、おとなの映画ファンにオススメしたい作品をご紹介します。『鉄道運転士の花束』ブラックな味わいもありますが、浮世ばなれした雰囲気が魅力の、実に心温まるセルビア映画の傑作です。のっけから鉄道の轢死事故で始まります。6人のロマ(ジプシー)の楽団が犠牲者。車ごと跳ね飛ばされます。鉄道運転士は60がらみのベテラン、イリヤ。この映画の主人公です。祖父の代からこの仕事を継いで、住まいは鉄道の官舎。中庭で白い花を大切に栽培し、小さなわんちゃんが同居人。隣に運転士仲間が廃列車を改造して暮らしています。すぐ横を、深夜までバルカン半島を横切る遠距離列車が通過し、鉄道から離れることのない質素な生活です。携帯がでてきますので、時代は現代と思われますが、20世紀後半、といわれても不自然ではありません。鉄道員仲間が集まると、俺は何人殺した、と人身事故の話題ばかり。その恐怖を克服して初めて一人前とか、世間の人が聞いたらヒンシュクものの会話が飛び交います。しかしそれは、笑い飛ばさないとやってはいられないほど、トラウマになっているからです。実はイリヤも、美しい自慢の妻を若い時に列車事故で亡くしています。大事に育てている花は、犠牲者たちへの弔いの花束用でもあるのです。ある日、鉄道自殺をしようとしたみなしごの少年シーマを、すんでのところで救ったイリヤは、実の息子のように育ててゆきます。やがてその息子も鉄道運転士をめざすのですが……。「線路は幸せを運んでくる……ごくたまに」。イリヤが心を許す女友だちの、この言葉がとても印象的でした。人生悪いことばかりではない、そんな作品です。イリヤ役は、バルカンを代表する名優ラザル・リストフスキー。この作品のプロデューサーも兼ねています。監督はベテランの、ミロシュ・ラドヴィッチ。同じバルカン半島出身の監督、エミール・クストリッツァの『オン・ザ・ミルキー・ロード』や、北欧フィンランドのアキ・カウリスマキのテイストも感じられます。『永遠に僕のもの』1970年代初頭のアルゼンチンを震撼させた、連続強盗殺人犯がモデルの物語です。彼は17歳。「黒い天使」とよばれ、まるでマリリン・モンローのような美少年だったそうです。盗みも人を殺すことも、悪事とはみじんも思わず犯罪を重ねていく、そんな若くて、クールで魅惑的な悪党の、ピカレスクロマンです。ひとりで、他人の家に忍び込み、ごくごく自然にレコードをかけ、踊って、軽く盗みもする。最初はほんの遊び心から。やがてクラスメートに同じ肌合いの少年をみつけ、ワル仲間に。この相棒の家族の稼業が泥棒で、不敵なツラをしたオヤジたちと犯行を繰り返しますが、仲間が気後れするくらい、彼の犯行はどんどん大胆、かつど派手になっていきます。主人公と相棒のちょっとした同性愛的な関係描写は、制作にあたったスペインの巨匠ペドロ・アルモドバル、監督のルイス・オルテガのテイストでしょうか。そのあたりの味付けもなかなか。『朝日のあたる家』や、カンツォーネ『夢みる想い』など、音楽の使われ方も面白く、印象的です。本国アルゼンチンでは2018年最大のヒットとなった作品です。『アートのお値段』アートの世界を、「で、それおいくら?」という金銭感覚中心に描いたドキュメンタリーです。主戦場はサザビーズのNYでのオークション。その準備から競売当日の表裏を追いかけるだけでなく、コレクター、業者、批評家など多くの人々の、アートビジネスに関する証言を加えて構成されています。興味深いのは、現代を代表するアーティストたちの制作現場にもカメラが向けられていること。100人のスタッフをかかえ、大規模な工房で制作をするジェフ・クーンズ、抽象画家ラリー・プーンズの風変わりな日常、価格高騰に直面するナイジェリア生まれのアーティスト、ジデカ・アクーニーリ・クロスビーなど。もちろん美術品の数々も紹介されます。いくらで買って、いくらで売れた、不動産よりも大胆に価格が変わるアート売買で、自分の目利きぶりを自慢するコレクター。「値段は知っていても価値は知らない」と冷やかされますが、1970年代に比べ、100倍のコレクターがいて、1000倍のアーティストが作品を作っている。「まさにいまがバブルだ」といいます。『ダンスウィズミー』突然歌いだしたり、踊りだしたりするの変だと思いませんか?この設定なら必然性があり、ミュージカル・シーンも嘘っぽくない、というのが矢口史靖監督のコンセプト。そうわりきったら、どんな場所でもミュージカルの舞台に。さあ、これで固いこといわず、楽しみましょう。ヒロインの静香(三吉彩花)はたまたま行った遊園地で、老催眠術師に、音楽が聞こえてくると歌いだし、踊ってしまうという術をかけられます。その翌日、会社のプレゼンに音楽が使われていたものですから、オフィスはまるで『ラ・ラ・ランド』のような群舞のシーンに。夜の先輩とのデートはシャンデリアにぶらさがるハリウッド・ミュージカルと化してしまい……。困ったヒロインは、謎の催眠術師を探して日本全国を駆け回ります。旅の途中でも『狙いうち』『夢の中へ』『年下の男の子』『タイムマシンにおねがい』など、懐かしいナンバーが続々登場します。懐かしいといえば、老催眠術師役として出演の宝田明さん。85歳の和製ミュージカルのレジェンドが、歌って踊る大活躍。「ザッツ・エンタテインメント!」です。
2019年08月16日おとな向け週末映画ガイド今週のオススメは『カーライル ニューヨークが恋したホテル』『カーマイン・ストリート・ギター』『シークレット・スーパースター』。特集上映では「にっぽんのアツい男たち2」に注目!ぴあ編集部 坂口英明19/8/2(金)イラストレーション:高松啓二今週末に公開の作品は11本。全国300スクリーン規模で拡大上映される『ライオン・キング』『ONE PIECE STAMPEDE』と、ミニシアターなどで上映される9本です。その中から、おとなの映画ファンにオススメしたい作品をご紹介します。『カーライル ニューヨークが恋したホテル』ケネディ大統領一家や、イギリスのロイヤルファミリー、ハリウッドセレブが愛してやまない、ニューヨークを代表するホテル。それが「ザ・カーライル」です。インテリア、エクステリア、レストラン、ロビーに飾られた絵画、そしてエンタテインメント、どれをとっても超一流ですが、絢爛豪華ではなく、すべてが洗練されていて、ひとことでいうとエレガント。でも、なによりもこのホテルが愛される理由は、働いている人の魅力、ホスピタリティなんです。これは、そんなホテルマンや常連たちの話を交えたドキュメンタリーです。インタビュアーの興味本位な質問に「それは話せない」「答えられない」と、矜持にあふれたホテルマンたち。しかし許容範囲内で話すエピソードですら魅力的です。ケネディとマリリン・モンローのデートの謎?、ダイアナ妃とスティーブ・ジョブズとマイケル・ジャクソンがエレベーターに乗り合わせたときに何が起こったか?いま彼らの間でいちばんの人気者はジョージ・クルーニーです。それはなぜ?このホテルと最も相性の悪そうな現大統領が来たときの話題もかなり笑えます。ウディ・アレンは、『ハンナとその姉妹』でこのホテルのピアノラウンジを使っています。このラウンジは70年代、ボビー・ショートという芸達者なピアノ弾きの牙城でした。いまもさまざまな心揺さぶるエンターテイナーが出演しています。アレンがここでクラリネットを演奏することも。噂には聞いていましたが、なるほどこれはニューヨークならではのホテル。観ているだけでお洒落な気分になります。『カーマイン・ストリート・ギター』こちらもニューヨークが舞台のドキュメンタリー。グリニッジ・ヴィレッジ、カーマイン・ストリートに実在する、ハンドメイドのエレキギター専門店。その1週間を描いています。店の主人は白髪の物静かな職人リック・ケリー。ニューヨークの古い建造物の廃材をボディに使ってギターを作り続けているのです。街の古い建物で工事があるのを聞きつけると、ケリーが出かけていって、古材を貰い受けます。映画では、1854年創業、NYで一番古いというバー、マクソリーズから出た古材を入手し、ギターにする過程が描かれます。完成品をスマホで撮り、「ハッシュタグ=エールが染み込んでいます」と書いてインスタに上げるのは、若い見習いシンディの仕事です。ちょっと色っぽいチャーミングな女性です。ルー・リードやボブ・ディランなどのミュージシャンも愛用しています。この店のギターのファンで主人を慕う愛好家が毎日立ち寄り、店のギターを手にして演奏したり、雑談をしたり、まるで小さなライブハウスのよう。パティ・スミス・バンドのレニー・ケイ、ウィルコのネルス・クライン、ビル・フリゼール、チャーリー・セクストン、映画監督のジム・ジャームッシュも顔を出します。みんな店のギターを手にして、試しに一曲弾いてみます。終わって、主人とかわす満足そうな笑顔が素敵なんです。『シークレット・スーパースター』インド映画『きっと、うまくいく』をご覧になった皆さんへ。あの主演、アーミル・カーンの映画です。この前の『ダンガル きっと、つよくなる』では、女子レスリングのスパルタ親父を演じていましたが、今回は製作と脇役にまわっています。主役はミュージシャンでの成功を夢見る14歳の少女インシア。父親が暴君で、母へのDVなど日常茶飯事ですから、そんなことを言い出したらどんなことになるかわかりません。で、考え出したのはYouTubeデビュー。イスラムのヴェール、ブルカで顔を覆い、自作自演でアップするとなんとこれが大人気に。メディアは「シークレット・スーパースター」と書きたてます。アーミル・カーンはやや人気に陰りがみえている大物歌手でプロデューサーの役。何度も離婚を繰り返す色男です。でもそれが、彼女を発掘するきっかけとなり、見事売出しに成功、終盤に向けてインド映画らしい、ドラマチックな悲喜劇が展開されます。ムキムキでド派手なプロデューサーと清純な少女歌手のアンバランスさが、また面白いんです。インドの離婚や家庭事情などシリアスな面もみせつつ、全体としては、肩の凝らない痛快エンタテインメントになっています。インドの映画興行史上で『ダンガル…』『バーフバリ 王の凱旋』に続いて第3位の大ヒット作です。特集上映では。「にっぽんのアツい男たち〜無鉄砲野郎の美学」(神保町シアター)8/10〜9/6「にっぽんのアツい男たち〜無鉄砲野郎の美学」(神保町シアター)8/10〜9/6チラシには「アナーキーで無鉄砲、かっこよくて優しい、アツすぎる男たちのドラマチックな映画をお送りします。」とあります。確かに。男騒ぎのする16本、なかなかのチョイスです。先ごろあいついで他界したおふたり、萩原健一と内田裕也の作品も入っています。ショーケン主演では、神代辰巳監督の『アフリカの光』『青春の蹉跌』、市川崑監督『股旅』、五社英雄監督『226』。内田主演作は崔洋一監督の『十階のモスキート』が。アウトローたちがはじける菅原文太『仁義なき戦い』、北野武『ソナチネ』、松田優作『蘇える金狼』、渡瀬恒彦『狂った野獣』、渡哲也『青春の裁き』などなど。60〜70年代の閉塞感をぶっこわすエネルギーにあふれた映画ばかりです。
2019年08月09日2018年アルゼンチンでメガヒットを記録したペドロ・アルモドバル製作、新星ロレンソ・フェロ主演の『永遠に僕のもの』。この度、主人公を演じたロレンソとその相棒を演じたチノ・ダリンが、まるで恋人同士のような雰囲気を醸し出す姿を切り取った劇中シーン映像と新カットが解禁となった。今回公開されたのは、アルゼンチン犯罪歴史の中で最も有名な連続殺人犯の少年・カルリートス(ロレンソ・フェロ)と相棒ラモン(チノ・ダリン)が盗みに入った宝石店で、まるで恋人同士のような“ただならぬ雰囲気”を醸し出す2人の姿。映像冒頭は、宝石店で真珠のイヤリングを手に取ると、おもむろに自分の耳に飾り、鏡の前でモデルのようにポージングを決めるカルリートスの姿が映し出される。窃盗中にも関わらず、もたもたするカルリートスに苛立ち、「何してる? 俺を外で待たせて」と怒鳴るラモン。だが、ブロンドの巻き気に真珠のイヤリングが相まって、“美少女”のようなカルリートスに目を奪われたラモンは思わず、「マリリン・モンローみたい…」と声を漏らす。鏡越しのカルリートスに「似合うよ」と優しく呟き、身体を近づけ、じっと見つめ合う2人…。さらに映像では、鏡の前でキザに拳銃を構えポーズを決めるお茶目な2人の様子や、“キス寸前”の至近距離で密着し、見つめ合う2人の姿も捉えられており、友情だけではない、それ以上の感情の渦巻きを思わせる映像となっている。そんな2人がじっと見つめ合うカットと、カルリートスの腰に手を回し、優しく抱きしめるラモンの姿を捉えたカットも到着。天使のような愛らしさで周囲を魅了するカルリートスと、鋭くワイルドな視線で見る者の目を離さないラモン。対照的な存在である互いに強く惹かれ合う役どころを演じたロレンソとチノだが、共演シーンも多く、撮影や合間も特に2人は同じ時間を共にしたといい、そのおかげもあって本当の友人同士になれたと、後にロレンソはふり返っている。劇中同様、プライベートでも親密な関係を築きながら撮影に挑んだ2人の“罪”に注目だ。『永遠に僕のもの』は8月16日(金)より渋谷シネクイント、ヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:永遠に僕のもの 2019年8月16日より渋谷シネクイント、 ヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館ほか全国にて順次公開©2018 CAPITAL INTELECTUAL S.A / UNDERGROUND PRODUCCIONES / EL DESEO
2019年07月30日“ポスト ティモシー・シャラメ”“南米のディカプリオ”と早くも話題を呼んでいるアルゼンチン映画『永遠に僕のもの』主演のロレンソ・フェロ。日本でもポスタービジュアルや予告が公開されると、SNSを中心に「麗しさの極み」「美しすぎて腰抜かす」「顔が本当に良すぎるし、“ティモシー・シャラメ”感ある」と熱い視線を集めている。1999年、アルゼンチン・ブエノスアイレスに生まれ、アルゼンチンの有名俳優ラファエル・フェロを父に持つ“映画界の新星”との呼び声が高いロレンソ・フェロ。彼が演じたのは、美しすぎるビジュアルに悪魔も逃げ出す傲慢な魂をたたえた、17歳の少年・カルリートス。まるで息をするようにナチュラルに、ダンスを踊るようにエレガントに、彼は欲しいものは何でも手に入れ、目障りな者は躊躇なく殺す。やがて転校先で出会った、荒々しい魅力を放つラモンと強く惹かれ合ったカルリートスは、2人でチームを組み、新しい遊びに熱狂するように犯罪に手を染めていく。だが、楽しくも狂った日々は、思わぬ形で終わりを遂げようとしていた――。カルリートスのモデルとなったのは、1971年にブエノスアイレスで殺人と強盗で逮捕され、当時の社会に衝撃を与えた実在の人物、カルロス・エディアルド・ロブレド・プッチ。その美しいビジュアルから「ブラック・エンジェル」「死の天使」と称され、犯罪とは程遠いように思えるその美貌でも大きな話題に。ブロンドの巻き毛に、吸い込まれるような大きな瞳、艶やかに濡れた柔らかな唇、そして磁器のように滑らかな白い肌…。ロレンソは“マリリン・モンローのような”人を発情させるほどの奇跡のビジュアルを体現!さらに、唯一無二の存在ゆえの孤独と、堕ちることの悦びを強烈かつポップに演じきり、ハバナ映画祭主演男優賞を始め海外の映画祭で数々の賞を獲得。海外のメディアからも「このベビーフェイス、鳥肌が立つほど、危険で可愛い。」(Shockya.com)、「可愛さとぞっとする表情の繰り返し。ロレンソにやられた!」(Captivatingly nasty)、「ロレンソ・フェロは、強烈なカリスマ性を放っている」(El Mundo)などと評され、スクリーンから放つ脅威のオーラで早くも世界を圧倒した。そんなロレンソだが、実は本格的に映画へ出演するのは今回が初にして、初主演となる。“映画デビュー”作ながらも、なんと1,000人もの候補者の中から、オーディションで主役に抜擢。その経緯について、「監督である僕を無視するような態度をとった。それはシャイだからなんだけど、そういうところがよかった」と当時の様子をふり返るルイス・オルテガ監督の言葉からは、どこか色っぽさが漂う雰囲気に反して、年相応なシャイで可愛らしい一面も垣間見ることができる。また、ロレンソは俳優業以外に、実は“ラップシンガー”としての一面も。「Kiddo Toto」の名で2018年よりアルバム1枚、シングル2枚を発表するなど、映画業界からはもちろん、音楽業界からも熱視線。そんなロレンソがまもなく初来日!6月27日(木)にはタワーレコード渋谷店にて、来日記念トークショー&日本最速フッテージ上映会を開催予定。イベントでは、なんとロレンソが集まった日本のファンと直接触れ合う超貴重なファンミーティングも予定している。『永遠に僕のもの』は8月16日(金)より渋谷シネクイント、ヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館ほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)
2019年06月26日連続殺人犯となった少年の美しも儚い青春を描き、2018年アルゼンチンでメガヒットを記録したペドロ・アルモドバルプロデュース作『永遠に僕のもの』から、予告映像と場面写真が解禁となった。今回解禁された映像では、無邪気でどこかあどけなさを感じさせる雰囲気を醸し出しつつも、時折“マリリン・モンロー”かのような、大人びた色っぽい表情も垣間見せており、ロレンソ・フェロ扮するカルリートスの独特なギャップやミステリアスな魅力をたっぷりと凝縮している。新しく入った学校で出会ったラモンという青年とコンビを組み、悪事に手を染めるカルリートス。ある日銃を手にし、初めて発砲したことをきっかけに、「もっと撃ちたい」と思えば躊躇なく銃砲店へと押し入り大量の拳銃を盗み、時には大胆に宝石強盗を起こすなど、次第に悪事はエスカレートしていく。そんな自らの欲望のままに行動を起こす、危険なカルリートスの一面にラモンたちは不安を覚えるが、カルリートスはどんなに悪に身を捧げようとも、 “満たされない想い”に気づき始める。カルリートスの「君をバカにした奴、殺しといたよ」と笑って話す姿や、「コンビは解散だ」とラモンから告げられ「僕を捨てるの?」と言って見せた切ない表情には、彼の二面性が垣間見える。最後にはひとり静かに涙を流すカルリートスの姿も収められており、“破滅”を予感させ、激しくもエモーショナルな雰囲気漂う映像に仕上がっている。予告映像と同時に解禁となった場面写真には、カルリートスとラモンがじっと見つめ合うどこか妖しげな空気が漂うカットや、拳銃を構える女の子を背後から支え、クールな表情を浮かべるカルリートスの姿が。さらに、制服姿のカルリートスが物憂げな表情を浮かべ、何気なく空を見上げる様子を捉えた儚げな雰囲気を放つものや、警察に連行されるカットまで収められている。また、6月28日(金)より本作の特典付き前売券が発売される。購入特典は、『永遠に僕のもの』“魅惑のフェロ”ポストカード3点セット。特典は無くなり次第終了となる。日本公開を記念し初来日も決定しているロレンソ。SNSでは「美しすぎる」「来日するなら会いたい」という女性の声が続出している彼が、本作でどんな演技を見せるのか要注目だ。『永遠に僕のもの』は8月16日(金)より渋谷シネクイント、ヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2019年06月17日ヨウジヤマモト(Yohji Yamamoto)が展開するグラウンド ワイ(Ground Y)から、マリリン・モンローの写真を使用したコレクションが登場。2019年6月7日(金)より、グラウンド ワイ直営店舗にて販売される。本コレクションでは、20世紀で過去最高に写真を撮られた女性と信じられている「マリリン・モンロー」に注目。トム・ケリーが撮影したヌード写真「レッドベルベットシリーズ」、“色写真の天才少年”と知られる写真家ミルトン・グリーンの作品など、貴重な写真を大胆に使用している。アイテムは、黒を基調としたブルゾンやシャツ、ガウンなどを展開。ボリューム感あるマントやガウンのドレープを活かした、艶やかなマリリン・モンローが浮かび上がるデザインになっている。いずれのアイテムも、身体を覆い隠すビックシルエットで、ユニセックスで着用が可能だ。【詳細】グラウンド ワイ「マリリン・モンロー」コレクション発売日:2019年6月7日(金)販売店舗:直営店、正規取扱店、公式オンラインショップ※正規取扱店と公式オンラインショップは6月14日(金)発売。価格帯:・ブルゾン 85,000円・シャツ 52,000~58,000円+税・マント 94,000円+税・ガウン 70,000円+税・カットソー 8,000~35,000円+税【問い合わせ先】ヨウジヤマモト プレスルームTEL:03-5463-1500
2019年05月27日2019年春夏シーズンでブランド創設25周年を迎えるルシアン ペラフィネ(lucien pellat-finet)が、創業110年を超えるパリの高級バッグブランドのモラビト(MORABITO)とコラボレーションを発表。1994年に最高級の4プライのカシミアニット10点のコレクションでデビューし、またたく間にNYのセレブ御用達ブランドとなったルシアンは、ルイ・ヴィトンでマーク・ジェイコブスが村上隆とコラボを発表した同年の2003年に村上隆のマジックマッシュルーム・モチーフのコラボアイテムを発表。2011年には田名網敬一と、2012年にザ・ローリング・ストーンズのリップ&タンモチーフのセーターを、2013年にはキース・ヘリング、2014年にはジャン・ミシェル・バスキアとコラボするなど、常に時代の先を読んだコラボレーションで、ラグジュアリーストリート・シーンのお手本とも言えるコレクションを展開してきた。これまでアート、グラフィックを中心にコラボを行ってきた同ブランドが今回のコラボ相手に選んだのは、1905年創業のパリを代表する老舗レザーブランド・モラビト。宝飾細工の技術を生かし、世界最高級と言われる原皮の仕入れ、熟練の職人技術で仕上げられるトランク、バッグや革小物はサントノーレ、ヴァンドーム広場、ジョツジュ・サンク通りとブティックの場所は変わっても、世界のセレブに愛されてきた。特に2008年のフランス革命記念日にサルコジ大統領夫人であったカーラ・ブルーニがモラビトのアンティークバッグの「ヴァンドーム」を持って式典に出席したことは多くのファッション誌でも話題を集めた。その顧客にはマリリン・モンローやマリア・カラスも名を連ねている。今秋発売されるコラボアイテムはスカルやパームツリーなどルシアン ペラフィネの代表的なモチーフを、トートやクラッチバッグやミニボストンなどストリートファッションに合わせたアイテムで構成されている。パスポートケース、コインケースなどスモールレザーグッズまで幅広く展開される予定で、ファンにはどのモチーフが登場するか楽しみなところだ。
2019年05月14日いい靴は女性にとって、気持ちを上げてくれるだけでなく、おしゃれも楽しくなるし、心地よく歩ける……というふうにメリットがいっぱい。元GUCCIカリスマ販売スタッフ・横田真由子が大人女性向けのいい靴をご紹介します。■女性におすすめのいい靴3選セルジオ・ロッシ7〜9センチヒールで美脚見えするのに驚きの安定感まず最初に、カッコいいキャリアウーマンになりたいのなら、「セルジオ・ロッシ」のパンプスがおすすめです。立ち仕事や歩く仕事だと、3~5センチヒールでないと無理だと思いがちですが、この靴は、その概念を変えてくれます。「山にも登れるパンプス」というあだ名があるくらい、履きやすい靴です。ヒールの踵部分、1点に体重が乗る感覚があるので、安定感があります。7~9センチのヒールでも走れるし、階段も楽に上り下りができます。靴が身体の一部のようだと感じられるでしょう。脚が長く、スタイルが良く見えるヒールの高さは、やはり7~9センチです。この高さの靴は、ほど良い緊張感を与えてくれますので、プレゼンテーションで人前に立つ場面などで履くと、自信と存在感が増すのです。サルヴァトーレ・フェラガモ「ヴァラ」エレガンスの代表格自立心のある女性でも、たったひとりのプリンセスとして、誰かから大切に扱われたいという気持ちは必ずどこかに持っている気がします。そんな幸せな淑女になりたいときは、サルヴァトーレ・フェラガモの定番「ヴァラ」を履いてみましょう。1978年の発売以来、100万足以上も売れたと言われるこの究極の王道靴は、コンサバでありながら、キュートなリボンのデザインで、時代が変わっても女性のハートをがっちりつかむアイテムです。フェラガモのリボンのデザインは、大人の女性のかわいらしさを強調するだけでなく、清楚さを醸し出す効果があり、男性受けも良いようです。丸みのあるつま先や、低めのヒールは安心感があり、エレガントです。あまりにも流行の最先端という尖ったアイテムよりも、コンサバティブな部分が残るアイテムの方が、多くの人の支持を得るのです。女性に売れるアイテムは、実は男性のハートもつかんでいるということではないでしょうか。クリスチャン・ルブタン女性としての高揚感に浸れる小悪魔の靴日本人の女性は、仕事に懸命になっているときや、誰かのためにがんばっているとき、「女性らしさ」を置き去りにしてしまいがちだと感じます。日常生活で女性としての高揚感に浸ることは、絶世の美女を除いては、そうあることではありません。けれども、この靴だけは特別です。そう、「クリスチャン・ルブタン」です。靴底が赤いこの靴は、どんな方でも一度は目にしたことがあるはず。他人には見せない足裏が赤く彩られていることは、何だか秘密めいていて、決して本心を見せず男心を翻弄する小悪魔のような靴なのです。この赤い色は、デザイナーが女性のペディキュアからインスパイアされたと言われています。歩いたときに、ちらりと覗く赤色は、後ろ姿を魅力的に見せてくれます。実は他者から見られている姿は、正面よりも後ろ姿が多いのです。マリリン・モンローばりに歩けてしまうこの靴を履くとき、どんな女性にも魔法がかかります。女性として自信が持てないとき、この靴はとっておきの効果を発揮してくれるでしょう。Text/横田 真由子(よこた まゆこ)GUCCI JAPAN(現 株式会社ケリングジャパン)販売スタッフとして有名人やVIP客の担当となり、3年で店長に昇格。顧客獲得数NO.1となる。VIP客の物選びに女性としての優雅な生き方を学び、独自の「大人エレガンス」を実践。2004年研修講師として独立。「行動力が人生を変える」との思いから、英語の「do」と同義のイタリア語「fare」を 屋号に、「オフィスファーレ」設立。キャリアカウンセラーとして女性のキャリア支援を行い満足度、リピート率は97%。著書に『すてきな靴が一歩ふみ出す自信をくれる』、『本当に必要なものはすべて「小さなバッグ」が教えてくれる』(クロスメディア・パブリッシング)がある。本体価格:1380円+税ISBN:978-4295400363発行:株式会社クロスメディア・パブリッシング2017年1月4日公開2019年4月20日更新
2019年04月20日英BBCスタジオが、1962年に亡くなったマリリン・モンローの最期の半年をドラマ化することを発表した。タイトルは「The Last Days of Marilyn Monroe」(原題)。脚本は「セルフリッジ 英国百貨店」のダン・セフトン、プロデューサーはクイーンのドキュメンタリーなどを手掛けるサイモン・ラプトンに決定している。ストーリーは2010年に発売されたキース・バッドマン著の伝記「The Final Years of Marilyn Monroe」に基づくもので、マリリンとハリウッドの重役たちやジョン・F・ケネディ元大統領との関係に焦点を当てるという。BBCスタジオによれば「権力、愛、忠誠心、政治という大きなテーマ」が描かれるとのこと。「この信じがたい真実の物語を映像化することに、とてもワクワクしています」と期待をふくらませている脚本担当のセフトン。「女優としての自分を真剣に受け止めてほしいというマリリンの願いや、スタジオを牛耳る権力者の男性たちとの闘いは、残念ながら現在にも通ずるものがあります」と半世紀以上経っても続くスタジオ・システムの現状を語っている。マリリン役を演じる女優はまだ発表されていない。(Hiromi Kaku)
2019年04月04日人によって、色気を感じる対象や傾向もさまざま。ここでは、色気の新機軸を打ち出すハリウッドのミューズを紹介します。大学で演劇や映画の歴史を学び、イタリアとイギリスへ留学。その経験を活かし、海外映画やニュースに強いライターとして活躍中の志村昌美さん。「色気のある映画女優を見ることで、精神的な興奮を感じるんです。ハリウッド女優レベルにはとうてい到達できませんが、自分の中に眠っている色気が目覚めるような気がしますし、その佇まいや振る舞いから学ぶことも多いですね。女優は、スキャンダラスなことも含めたすべての経験を演技に昇華させるからこそ、観客の心を揺さぶることができるんだと思いますし、人生すべてが色気の源になり得るのだと思います」時代とともに色気の基準は変わってきているとも。「“永遠のセックスシンボル”マリリン・モンローのようなボン・キュッ・ボンの曲線美、金髪の巻き髪といった、わかりやすい色気をもったフェロモン全開系も安定した人気をキープ中。一方で、既存の色気の枠にはまらない女優たちが続々と現れ、色気や美の概念が多様化しています」例えば、女性の地位向上が進もうとしている“今”を最も反映しているのが、『ワンダーウーマン』でブレイクしたガル・ガドット。「元ミス・イスラエルだけあって、見た目は王道のセクシー系ですが、これまで色気とは結び付きにくかった、戦う強い女性を演じ大成功を収めました」さらにはジェンダーの枠を超えて演じ分けるティルダ・スウィントン、自身のセクシュアリティを定義することなく、自由奔放に生きる姿がカッコいいクリステン・スチュワート、あどけない顔立ちと裏腹に大胆な色気を放つキャリー・マリガンを紹介します。ガル・ガドット昨年、英国男性誌で「世界で最もセクシーな女性」1位に。来年『ワンダーウーマン』続編が公開予定。「イスラエル国防軍で戦闘トレーナーをしていたリアル・ワンダーウーマン。強さを色気のいち要素として示しました。妊娠中にこなしたアクションも素晴らしい」写真・Shutterstock/ アフロクリステン・スチュワート『トワイライト』シリーズのベラ役でアイドル的な人気を獲得。「同シリーズで共演したロバート・パティンソンと交際中、監督と不倫騒動を起こしたり、次々に美女と付き合い始めたり。アイドル的な枠を飛び出してから、キャリアも開け、色気もぐっと増しました」写真・Shutterstock/ アフロキャリー・マリガン『17歳の肖像』でオードリー・ヘップバーンの再来と話題に。「純真路線でいくかと思いきや、『SHAME‐シェイム‐』では大胆な役に挑戦。幼い顔立ちの分、グラマラスな肉体とのギャップに驚きが。ブレイクは少し前ですが、今も品のある色気を持つ大好きな女優」写真・Shutterstock/ アフロティルダ・スウィントン『フィクサー』でアカデミー助演女優賞受賞。『オルランド』や『サスペリア』で男性役に。「髪型はボーイッシュ、メイクもヌーディで中性的。イメージを固定させず、役ごとに全然違う雰囲気を出せる、多面的な色気の持ち主です。ミステリアスで気高い殿上人!」写真・Visual Press Agency/アフロ志村昌美さん映画宣伝マンを経て映画ライターに。『ハリウッド男子』『ハリウッド女子』(ぴあMOOK)、『週刊SPA!』などで執筆。ananwebで連載中。※『anan』2019年4月3日号より。取材、文・小泉咲子(by anan編集部)
2019年03月30日「モテる女」。なりたくないですか?「彼に愛されるのはもちろんだけど、彼に愛され続けるためにも、常に魅力的な自分でありたい」そう思って「モテ」を研究している人も多いのではないでしょうか。ハッキリ言って男性からモテるのは超簡単です。ただし、男性からモテることを目指すと男性にも、そして彼にもモテなくなります。■モテる女になるのは超簡単!方法は3つだけ男子からの好意を集めるためには、やることはシンプルです。1、グラマラスな体型になる(ないしは露出する)→男性の生殖本能にダイレクトに届きますので、無条件にモテます。2、かわいらしく甘える→男性の守りたい欲求を駆り立て、守られる側にいることで男性の「強くありたい」という潜在的なニーズを満たします。3、男性の話をウンウンと聞き、最大限におだてる→上に書いた「男子の『強くありたい』という潜在的なニーズ」の裏側にある承認欲求、つまり逆の「強くなくてもいいんだ」という安心感を与えることができます。このどれかをやればいい。1は、先天的な要素が含まれますが、2と3は後天的に獲得可能な「スキル」ですので、それなりに努力すれば誰でも男性にモテるようになります。・・・ですが、面白いことに、ここであなたが「モテることを目指す」と、将来的にモテなくなるという落とし穴が用意されているのです。■モテる女を目指した先にある不幸おそらく20世紀もっともモテたであろう、「世界のセックス・シンボル」であったマリリン・モンローは、36歳の若さで睡眠薬で自殺しています。3度目の結婚で念願の妊娠をするも、流産によって精神的なショックを受け、その後アルコールと睡眠薬に頼る生活をせざるを得なくなっていたといいます。そんな大スターの話を引き合いに出されてもリアリティがないかもしれませんね。僕は昔、芸能界にいたことがありますので、タレント・アイドル・モデルといったいわゆる「モテる女性」をたくさん見てきました。きっとあなたが憧れているような人と同じような立場にいる人たちです。さて、そんな彼女たちはその「モテること」によって、幸せそうにしていたのか?実は、彼女たちの多くは「モテること」によって、マリリン・モンローほどではないにせよ、精神的な苦痛を感じていたのです。■モテようとすると、モテずにはいられなくなる一度、異性にチヤホヤされる体験に味をしめてしまうと、それが自分の幸せに繋がらないとわかっていながら、それを求めてしまうクセがついてしまうのです。実際に、上記の3つの要素を満たして、多くの男性から好意を寄せられることはあっても、それは男性たちの「理想の女性」が好かれているだけであって、本人の人間性そのものが愛されているわけではないのです。マリリン・モンローは3度目の離婚の後、こう語ったといいます。『私は、“マリリン・モンロー”を演じ続けるのがもう嫌だったの。私がアーサーに惹かれた理由のひとつは、彼が「ほかの誰でもない私を欲しい」と言ったからよ。心の底から私自身を欲しいと言ったからなの。彼と結婚すれば、マリリン・モンローから遠ざかることができると思ったのに、違ったのよ。』モテようと努力すればするほど、「モテる女であろう」とする意識が強まり、「モテる女であること」に価値を感じる男性たちがよってきます。その結果、「自分が自分らしくいること」をおろそかにされてしまうのです。■本当にモテる女は自分を一番大切にするでは実際に「モテる女」でありながら、ものすごく幸せにしている人たちは何が違うのでしょうか?彼女たちは「モテる女であること」を目的としているのではなく、「自分を一番大切にすること」を目的にして生きているのです。彼から求められることでもなく、世間の注目を集めることでもなく、まず一番に自分という存在を慈しむこと。この優先順位を変えない人が、「自分」という軸を持つことができ、結果的にモテてしまっているだけなのです。もしあなたがモテる女になりたいと思うなら、絶対にモテる女を目指さないでください。「自分を一番に大切にできる女」を目指してください。その先にあなたの欲しい未来があります。(川口美樹/ライター)(ハウコレ編集部)(高﨑哉海/モデル)
2019年02月21日こんにちは、トイアンナです。こんなこと書いても誰得ですが、私は裸族です。たまに「フリーランスとして生きる」系の意識高い講演会にもお招きいただくのですが、そこで自宅勤務なら全裸で仕事しても誰にも怒られない、と声高に主張しては「なんだこの変態は」という目にやられます。でも、あのマリリン・モンローだって全裸でシャネルのNo.5だけ身にまとって寝ていたわけですよ!?別に自宅で白豚が一匹仕事してたっていいじゃないですか。などと悠長に言ってられるのはシングルの間だけ。彼氏ができたら全裸もままならぬ、という話です。■彼氏を取るか、スウェットを脱ぐかそもそもフリーランス、自宅作業が主ならたとえ服を着ていたってオシャレなんかできません。ジェラートピケでもこもこふわふわ作家活動♪なーんて、夢は見させませんよ。上は無印のTシャツ、下はユニクロのリラコというリラックスパンツ。てきとーにひっつめたポニーテール、すっぴん。これが私のスタンダードです。毎日化粧して、ちゃんと通勤してる世の女性が神々しいよ・・・・・・。1日中ここまで腐ったカッコをしている女は少数派かもしれませんが、家でそこそこ適当なスウェットを着ている方は、結構いるんじゃないでしょうか。まして私は裸族。夜ともなればボトムスを脱いでおります。たるんだボディを抱える三十路のパンツ、まじ誰得グロ注意。とはいえ私もさすがにデートではそんな醜態、さらしておりません。ヒゲを剃り、ファンデーションから顔面加工し、ヒールでカツカツ歩いています。けれどそんな緊張、長くは続きません。彼氏が自宅に1週間も泊まればもうバレるしかない、すっぴんジャージ、下半身はパンツの自分。■振られ続けて30年、もう諦めていた素の自分かつて、私はもっとまともなカッコをせねばならぬと思っていました。そして何度もくじけてきました。こちとら1日15時間働いてて、オシャレなどする隙間はありませぬ。もちろん忙しくても女を忘れない・・・・・・なんて方もいらっしゃると思うのですが、そういう方はライターじゃなくてVERYや25ansのモデルを今頃なさっているはずなんです。いやいや。さすがにパンツはちょっと。室内着でももっと頑張れるはずだ。男の人は、彼女がだらしないと愛が冷めるって。ほら、振られた。彼が次に選んだ彼女は、家でもメイクを忘れない子なんだって。やっぱり、このままじゃだめなんだ。でもちょっと気が抜けるとこぼれ落ちる「パンイチで暮らす癖」。だから私は、あきらめ始めていました。こんな自分にちゃんとしたパートナーを見つけることなんて、もうできないんだと。■スウェットを望んでくれる彼を見つけよそれなのに今の彼氏に出会い、びっくりしました。「できるだけリラックスしたカッコでいてよ」「徹夜明け、パンイチで死んだように寝ているのがかわいい」お前は何を言っているんだ、私はお前がパンイチで寝ているのはちょっと嫌だぞ(すさまじく自分勝手)。きっと彼は恋の初期だからこんなことを口走っているんだ。最初はそう思っていましたが、どうやら彼は本当に裸族オッケーらしい。それどころか、風呂に1日、2日入れない原稿の修羅場でも平気らしい・・・・・・。ちなみに彼はその手の変態ではありません。この世には、寛容な人がいます。何も初デートでスウェットを着ていけとは言いません。初対面はなんだかんだ、無難なカッコがいいかもしれない。けれど徐々に脱いで、パンイチになろうが風呂に入れなかろうが、それが大丈夫な人はいるのです。裸族に限らず「〇〇だから結婚できない」「どうせ私のXXを知ったら嫌われる」と思っているあなたへ。きっとそんなことありません。あなたがちょっとばかり変な男を好きになれるように、そういう相手もいるのです。あなたが、いつか凹凸がガッチリ合う相手に巡り合えますように。(トイアンナ/ライター)(ハウコレ編集部)
2018年11月09日女優の武田梨奈が2日、東京・TOHOシネマズ六本木ヒルズで行われた第31回東京国際映画祭の特別企画「トリビュート・トゥ・コメディ」上映作品『お熱いのがお好き[4Kレストア版]』のトークショーに、映画監督の本木克英氏とともに登壇した。いつでもだれでも楽しめるコメディを特集した「トリビュート・トゥ・コメディ」に選出されたビリー・ワイルダー監督の同作は、アメリカン・フィルム・インスティテュートが選ぶアメリカ喜劇映画ベスト100で第1位に輝いた名作。マフィアに追われるミュージシャン2人(ジャック・レモンとトニー・カーティス)が女ばかりの楽団に逃げ込み、女装した2人ともが歌手のシュガー(マリリン・モンロー)に恋してしまう。ビリー・ワイルダー監督作品のファンだという武田は、「もともと『麗しのサブリナ』が好きで、高校生の頃はどちらかというとオードリー・ヘプバーンさん派。最近になって、マリリン・モンローさんにハマって見直していたんですけど、まーおもしろい!」と絶賛。「なかなか白黒映画を見る機会はないし、入り方がわからなかったのですが、ビリー・ワイルダー監督の作品はものすごく見やすくて入りやすい作品だったので、そこからハマりました」と明かした。また、最近になってハマったというマリリン・モンローについて「すごい目で追ってしまう。一つ一つの仕草がおもしろいんですよね。セクシーだけじゃない、女性が見ててもいいなって思う。あと、セリフとかしゃべり方も、嫌味なことを嫌味っぽくなく言えるのはマリリン・モンローの魅力」と熱弁。「例えば、女性に『あなた胸が小さくていいわね。私なんか大きくて持て余しちゃってるわよ』とか。でもそれを全然嫌味っぽくなく言っているのが、マリリン・モンローだからこそなのかなって。それがすごい素敵だなと思いました」と語った。さらに、東南アジアの作品にも出演している武田へ、アクションシーンのときに笑いが急に入ってきたりといった独特さを感じたかという質問が飛ぶと、「まさにそうだったんですが…スタントマンの方の胸を蹴るアクションシーンで、『本気で当ててくれ』と言われて当てたんですけど、『もっと本気で当ててくれ』って言われて当てたら、カットかかっても悲鳴を上げているんです。『え!?』と思って、でもみんな拍手しながら笑っていて…」と衝撃を受けたエピソードを語り出した。そして、「そのまま救急車運ばれて。あばらを折っちゃったみたいで」とスタントマンが骨折してしまったことを明かし、「でもそれも『ナイス!』みたいな感じで言っていたので、こっちは怖くなって泣いちゃったんです。そのときまだ21歳とかだったので」と当時の混乱を告白。「向こうの方はすごい盛り上がっていて、それくらいの気持ちでやれっていう意味で言ったんだと思うんですけど、ケガさせてしまうのは怖いなと」と、日本では考えられない出来事を振り返った。
2018年11月02日ミキモト(MIKIMOTO)が、「MIKIMOTO 125th Anniversary Exhibition ~Legendary Jeweller. Since 1893.~」を、大阪・阪急うめだ本店にて開催。会期は、2018年11月28日(水)から12月10日(月)まで。「MIKIMOTO 125th Anniversary Exhibition ~Legendary Jeweller. Since 1893.~」は、1893年に世界初の真珠の養殖成功から125周年を記念したイベント。会場では、ミキモトが所有する貴重なアーカイブやハイジュエリーを展示する。マリリン・モンローが愛した「MIKIMOTO 製ネックレス」は、1954年にハネムーンで来日した際に、野球界の英雄ジョー・ディマジオからプレゼントされたもの。ネックレスは、ベルベットで内張りされた赤い革製のケースに収められている。1937年のパリ万博に出品された帯留「矢車」の復刻版も公開。宝飾史に名を残す逸品は、時代の流れを象徴するアールデコ様式のデザインや、十数通りの使い方がある発想の新しさなどが魅力のジュエリーだ。その他にも、20点を超えるハイジュエリーや、大正時代から現代にかけての貴重なティアラ5点なども展示される。【詳細】「MIKIMOTO 125th Anniversary Exhibition ~Legendary Jeweller. Since 1893.~」期間:2018年11月28日(水)~12月10日(月)※日~木曜日 10:00~20:00、金・土曜日 10:00~21:00※最終日は18:00終了場所:阪急梅田本店 9階 阪急うめだギャラリー住所:大阪府大阪市北区角田町8-7料金:入場無料【問い合わせ先】ミキモト カスタマーズ・サービスセンターTEL:0120-868254
2018年11月01日リチャード・ギアがいまの日本に贈る、まさかの“忖度”悲喜劇『嘘はフィクサーのはじまり』が10月27日(土)より公開される。この度、本作の舞台となったニューヨークの有名スポットが堪能できる劇中写真がシネマカフェに到着した。リチャード・ギアが歩き方から表情、耳の立ち方(!)にいたるまで、撮影の1年前から役作りをし、お調子者だけどどこか憎めない金融界のフィクサー(調停者)、ノーマンを作り上げた本作。劇中には、歴史あるグランド・セントラル駅をはじめ、お馴染みの名所が数多く登場する。リチャード・ギアとNYロケ地めぐり!■グランド・セントラル駅:1871年創設。マンハッタンを代表する歴史的建造物で1日75万人以上もの人が行き交う。ここでノーマンは、怪しい男とすれ違う。■セントラル・パーク:数々の映画や海外ドラマにも登場してきたNYのオアシス的存在。ジョギング、サイクリングを楽しむ市民も多い。ノーマンはジョギングする投資家秘書(ダン・スティーヴンス)にしつこく名刺を差し出し、もうけ話を持ちかける。■ブルックリン・ダイナー:NYで有名なアメリカン・ダイナー。7番街と交差する57thストリート沿いにある。中でミーティングする投資家に、店外から熱い視線を送るノーマン。■7番街:有名ファッションデザイナーが拠点を構え、「ファッション・アヴェニュー」とも称される通り。人混みの中をイヤフォンで電話をしながら歩くノーマンの後ろ姿は悲哀でいっぱい。■L.A バーディック:ロウアー・マンハッタンのプリンス通り(*撮影時、East 20thストリートにあったが2016年秋に現在の場所に移転)にある、NY生まれのハンドメイドチョコレート店。ノーマンは、店内にいるイスラエルのカリスマ政治家エシェル(リオル・アシュケナージ)とショーウィンドウ越しに運命の出会いを果たす。■42ndストリート:タイムズスクエアなど多くの有名ビルが建つ、マンハッタンのメイン通り。ノーマンが自分の分身のような怪しい男に付きまとわれる。■レキシントン街&GEビル:「570 Lexington Avenue」の別名を持ち、大企業GE(ゼネラル・エレクトリック)の超高層ビルが建つ。51stとの角、地下鉄の通気口は『七年目の浮気』でマリリン・モンローのスカートが浮き上がるシーンで有名。なぜか、ここでも付きまとわれるノーマン!■LANVIN:セントラルパーク近く、マディソン通り沿いに支店がある仏の高級ブランド。ノーマンが政治家エシェルに“忖度”して1192.18ドル(約13万3,000円)の靴をプレゼント!!この1足の革靴から始まる、ノーマンの活躍(?)に注目していて。『嘘はフィクサーのはじまり』は10月27日(土)よりシネスイッチ銀座、YEBISU GARDEN CINEMAほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:嘘はフィクサーのはじまり 2018年10月27日よりシネスイッチ銀座、YEBISU GARDEN CINEMAほか全国にて順次公開© 2017 Oppenheimer Strategies, LLC. All Rights Reserved.
2018年10月21日服好きに愛される『ANATOMICA(アナトミカ)』。妥協を知らないその情熱的なモノ作りは、着る者を唸られる名品ばかり。8月の記事ではスニーカーをピックアップしましたが、今回はデニムをご紹介します。 ウエストすっきり。女性のためのデニム。パンツ各¥27,000/ANATOMICA(ANATOMICA TOKYO)『ANATOMICA』のデニムといえば、マリリン・モンローがはいていたとされるモデルがベースとなった「マリリン」が有名ですが、今回は別のモデルをご紹介。それが、フロントのデザインがユニークなこちら。 このモデルとなったのは、第二次世界大戦頃に女性用に作られたペインターパンツ(ランチパンツともいう)。男性の作業着とされていたフロントジップのデニムを、女性でも違和感なくはけるようにサイドジップに改良したのがはじまりです。時代的な背景からの工夫でしたが、ウエストまわりをすっきりみせる効果が!これを現代に蘇らせたのが、『ANATOMICA』の「LADIES DUNGAREES」なのです。 もちろん、今に馴染むような工夫はそこかしこに。女性らしいメリハリ感じるウエストからヒップのライン、脚をすっと長くみせてくれるテーパード、大きなポケットを引き立てるオレンジのステッチラインと、スタイルアップが叶う魔法のデニムです。 サイドジップが新鮮!「サイドジップとは?」と疑問に思った方はこちらをご覧ください。通常はセンターにあるジップを、左にズラしているのがこのパンツの大きな特徴。そしてジップラインが長くとられているから、想像よりも着脱がスムーズ。しかも、スナップボタンが3個ついていて、ウエストを3段階で調整することができるのです。ジップを閉めると、ペインターパンツらしい大きなポケットに変身。細部までこだわり抜かれたそのデザインと技術に感動するはずです。 インディゴとナチュラル、どちらのカラーも着まわしやすく、サイズの選び方でもまた印象が変わるので、ぜひはき比べてとっておきの1本を探してください。 凛と美しい足もとにチェンジ。ブーツ¥88,000/ANATOMICA(ANATOMICA TOKYO)このブーツを見つけたなら、正面、サイド、バック、真上からと色々な角度から眺めることをおすすめします。それほどまでに佇まいが美しく、しかも履き心地も最高。土踏まずに心地よくフィットするから歩きやすいのです。カジュアルシーンだけでなく、きちんとした場とも相性がよく、ひとつあるだけでファッションがより楽しくなります。トレンドに左右されないデザインなので、ずっと大切に履き続けたいブーツです。 ANATOMICA TOKYO03-5823-6186 photograph:Hiroshi Nakamurastyling:Saori Ikedatext:Kisae Nomura
2018年09月24日1961年に公開されたマリリン・モンローの遺作『荒馬と女』の未公開ヌード映像が見つかった。「Daily Mail」紙が伝えた。同作を監督したジョン・ヒューストンは、当時マリリンのヌードシーンを撮影したものの、本編では使用しないことに決めたという。以降、現在まで紛失したと考えられていたそのヌードシーンの映像が、残っていることが先日明らかになった。マリリンの伝記本を執筆しているチャールズ・カジッロが、同作のプロデューサー、フランク・テイラーの息子にインタビューし発覚した。父フランクが死去した1999年から、息子が保管していたそうだ。フランクはそのヌード映像を非常に大切なもの、画期的なものと信じていたといい、もし『荒馬と女』で使用していれば、メジャー映画史上アメリカ人女優による初のヌードシーンになっていた。取材をしたチャールズによれば、そのヌードシーンとは本編でゲイ(クラーク・ゲーブル)が裸の胸元をシーツで隠しているロズリン(マリリン)にキスをし、部屋を出ていった後の様子を描いたもの。ロズリンが胸元を覆っていたシーツを外し、シャツに着替えるというシーンで、「とても自然な行動だった」とチャールズは語っている。「だって、部屋に誰もいないのに、ベッドに座っている女性が胸元を隠しながら服を着るっていうのはおかしいでしょう?」フランク・テイラーの息子は、今後この未公開映像を公開するかはまだ決めていないとのことだ。(Hiromi Kaku)
2018年08月14日フレッドペリー(FRED PERRY)より、イギリスの歌手、エイミー・ワインハウスとコラボレーションした2018年秋冬コレクションが登場。2018年8月3日(金)より、国内フレッドペリー直営店全店にて発売される。2011年に27歳の若さでこの世を去ったエイミー・ワインハウスは、類い稀な音楽センスに加え、オリジナリティ溢れるヘアメイクやファッションでも注目を浴びた女性シンガーだ。今回のコレクションは、彼女が愛したクラシカルなスポーツウェア、セクシーなピンナップガールのシルエットをミックスしたアパレルがラインナップする。中でも注目は、リバーシブルのボンバージャケット。ボディには、パンクスピリットを表現したブラック×ブラックのレオパードパターンが施された。もう一方は、光沢のあるワインレッドに黒のパイピングを配した。両面共に、フレッドペリーのロゴ、彼女のタトゥーから引用した2つのハートマークが左胸にあしらわれた。その他にも、ジャケット同様、ブラック×ブラックのレオパードパターンを配したワンピースやポロシャツを展開。さらに、マリリン・モンローをイメージして付けていたピアスの映った口元や髪に飾っていたバラのモチーフをコラージュし、ポップアート風にデザインしたTシャツに加え、バッグやスニーカーなど幅広いアイテムが展開される。【詳細】フレッドペリー×エイミー・ワインハウス・ファンデーション発売日:2018年8月3日(金)取扱店舗:国内フレッドペリー直営店全店価格例:ボンバージャケット 27,000円+税ワンピース 17,000円+税ポロシャツ 12,000円+税~【問い合わせ先】フレッドペリーショップ東京TEL:03-5778-4930
2018年08月06日ロンドンといえばアフタヌーンティー? 渡英する前、ロンドンといえばアフタヌーンティー、というざっくりとしたイメージを思い浮かべていました。 でも、「きっとみんな午後は優雅にアフタヌーンティーを楽しんでいるんだろうな…」というのはわたしの妄想だったのです!初めて会った人から、‘Do you actually eat Sushi everyday?(実際毎日お寿司食べるの?)’と聞かれることがよくありますが、そんなことないですよね。 それと同じ感じで、私の描いていた優雅な午後のアフタヌーンティーは身近なものではありませんでした。 それでも、英国の上流階級文化として長い歴史のあるアフタヌーンティーを楽しめる場所はたくさんありますが、どこも高級ホテルのレストランばかり。大学生の私にはなかなか手が出せません。ですが、せっかくロンドンに来て3年も住んでいるのに一度も’ The London’を経験しないのはもったいない!ということで、今回はアフタヌーンティーを体験してきたので、その様子をちょっとご紹介したいと思います! 内装、スイーツ、どこを取っても絵になる空間!今回選んだのはロンドンの高級住宅街サウスケンジントンにある、Barclay Hotel(バークレーホテル)の1階に位置するレストラン、Coliins Room(コリンズルーム)のアフタヌーンティーです。 ここを選んだ理由は何と言ってもアフタヌーンティーの可愛さ。 Prêt-à-Portea(プレタポルティー)と名付けられたアフタヌーンティーのスイーツは、ファッションショーのロンドン コレクションで発表されたファッションアイテムをモチーフにに作られています。そのため春夏/秋冬でメニューが異なります。 食器はすべてウェッジウッドがバークレーホテルのために特注した青と黄色を使った可愛らしいもの。アフタヌーンティーにはスイーツだけではなくサンドウィッチや一口サイズのフィンガーフードもついてきます。 今回いただいたのは、7月なので春夏コレクションをモチーフにしたスイーツたち!ビキニをかたどったアイシングクッキーやトランプやマリリン・モンローが描かれたチョコレート、そして有名ブランドの新作の靴や鞄に似せたケーキ。 ロンドンのケーキは日本人の私にとってちょっと甘いな、と思うことがよくあるのですが、ここのケーキはどれも食べやすい!濃厚な甘さの中にフルーツの酸味があったり、さっぱりとした味のケーキに甘いチョコレートが乗っていたりと、バランスがとても良く、大人な味でした。 紅茶はたくさん種類があり、定番のイングリッシュブレックファースト、アールグレイの他に、緑茶やカモミールティー、ハーブティーなど、たくさんの種類がありました!ずっと夢だったアフタヌーンティー。紅茶もケーキも美味しかったのですが、それよりも優雅な空間でのんびりとした時間を過ごせたのが、とても幸せでした。有名なモーツァルトやハイドンなどの作曲家は、作曲家人生のなかでロンドンを何度か訪れており、その滞在中に曲をいくつも作曲しました。そんな作曲家たちも、アフタヌーンティーを楽しんでいたのかな?と思うとちょっとワクワクしてしまいますね! 記事:京花Instagram::
2018年08月05日ふわふわオムレツで有名な「ラ・メール・プラール東京」が、2018年6月30日(土)より、有楽町・東京国際フォーラムでリニューアルオープンする。「ラ・メール・プラール」はフランスの世界遺産“モン・サン=ミッシェル”に本店を構えるレストランで、過去にはクリスティアン・ディオールやイヴ・サンローラン、マリリン・モンローといった数多くの著名なセレブたちも来店している。まるでメレンゲを食べているかのようなふわふわのオムレツは、1888年の創業以来、観光などで訪れた人々を感激させてきた看板メニューだ。リニューアルする「ラ・メール・プラール東京」では、新メニューとして、世界初の試みとなる来店者のテーブルでオムレツパフォーマンスを行う“アニバーサリーオムレツ”が提供される。皿には、季節のフルーツやフランスの伝統菓子などのデザートが添えられ、出来立てふわふわのオムレツが盛り付けられる。誕生日や結婚記念日など、特別な日にぴったりな演出のメニューだ。その他にも、大粒のホタテと野菜たっぷりのラタトゥイユのソースで卵の甘みを引き出した「ホタテ貝とラタトゥイユのオムレツ」や、クラシカルに仕上げたフランス産キノコのソテーと伝統的な調理法でポワレしたフォアグラを添えた「名物のスフレオムレツ フランス産キノコのソテーとフォアグラポワレのスフレオムレツ」など、自慢のオムレツ料理が揃う。【詳細】ラ・メール・プラール東京オープン日:2018年6月30日(土)住所:千代田区丸の内3-5-1 東京国際フォーラム ホールA 1階営業時間:・レストラン 11:00~23:00 ※休前日を除く日曜祝祭日~22:00(ラストオーダーは閉店1時間前)・カフェ 11:00~22:00 ※休前日を除く日曜祝祭日~21:30(フードラストオーダー21:00)定休日:なし席数:レストラン94席/カフェ44席TEL:03-5252-7171メニュー例:・アニバーサリーオムレツ 3,500円+税 ※前日までの事前予約要・MENU1888 4,800円+税・ホタテ貝とラタトゥイユのオムレツ 2,100円+税・名物のスフレオムレツ フランス産キノコのソテーとフォアグラポワレのスフレオムレツ 2,800円+税※別途サービス料が加算される。
2018年06月24日盛大に行われた結婚式から10日以上経ち、ヘンリー王子とメーガン妃のハネムーンの滞在先に注目が集まっている。当初はアフリカのナミビア共和国が第1候補かとみられたが、「TMZ.com」はカナダが候補になっていると報じた。カナダといえばメーガンの出身国アメリカの隣国であり、メーガンは女優時代にカナダのトロントに住んでいた。そのトロントの家にはヘンリー王子がたびたび訪れ、甘い時間を過ごした思い出の地でもある。2人はカナダ・アルバータ州のフェアモント・ジャスパー・パーク・ロッジにある約558平米のキャビン、通称「ザ・ロイヤル・リトリート」(王室の静養所)に滞在するという。この地は古くから王室やセレブに愛されており、1939年には『英国王のスピーチ』でおなじみジョージ6世&エリザベス・ボーズ=ライアン王妃、2005年にはエリザベス女王&フィリップ殿下が滞在。そのほか、アンソニー・ホプキンス、ジョン・トラボルタ、ビル・ゲイツなどが休暇を楽しみ、1954年にロバート・ミッチャム&マリリン・モンローの『帰らざる河』が撮影されたことでも知られている。ハネムーンの日程は明らかになっていないが、ニュースサイト「Stuff」によれば2人は7月に「ミニ・ムーン」を予定しており、アイルランドのダブリンに数日滞在するそうだ。(Hiromi Kaku)
2018年05月29日セレクトショップのビームス(BEAMS)によるビームス デザイン(BEAMS DESIGN)よりアイウェアコレクションがデビュー。2018年4月中旬より展開が開始され、以降5月中旬、6月中旬に順次新モデルが発売される。ビームス デザインが掲げるアイウェアのコンセプトは「ポップなカラーを加えたバリエーション」と「ジェンダーレス・エイジレス・ボーダーレス」の2つ。ファッショントレンドを意識しながら、ライフスタイルに彩りを与えるアイウェアを提案する。アイウェアのデビューコレクションとなる今回は、サングラス9モデル、オプチカルフレーム21モデルの全30モデルが登場。サングラスは明るく爽やかな印象の爽やかなラインナップ。中でもピンクカラーが目を惹くこちらのサングラスは、グレース・ケリーやマリリン・モンローが好んで愛用していたフォックスシェイプを現代風にアレンジしたオールドスタイルが特徴的な一本だ。オプチカルフレームでは様々なライフスタイルに合わせることが出来るデザインを豊富に用意。気軽に掛けやすいボリュームラインと、ベーシックでありながら日本の技術が光る鯖江製眼鏡にこだわった2ラインで構成される。【詳細】ビームスデザイン アイウェア2018デビューコレクション展開時期:サングラス 2018年4月中旬、オプチカルフレーム 12モデル 2018年5月中旬、9モデル 2018年6月中旬価格帯:サングラス 9,000円+税~11,000円+税、オプチカルフレーム 16,000円+税~36,000円+税【問い合わせ先】株式会社サンリーブTEL:03-5368-2268
2018年05月12日アーティストのMU/山本芽生(ムー/やまもとめぐむ)は、個展「糸で描く」を、nostos booksで開催する。時代を映すアイコンたちを縫うMUは、テキスタイル、刺繍、イラストレーション、立体造形などさまざまな技法・素材で作品を発表。これまで、名古屋を中心に展示を行ってきた。今回は、まるで鉛筆で描いたように自由に縫われた刺繍シリーズから新作を発表。マリリン・モンロー、アンディ・ウォーホルと氏の作品たち、ジャン=ミシェル・バスキア、キース・ヘリング、ツイッギーといった時代を映すアイコンたちをモチーフとしている。誰もが幾度となく目にしてきた時代のアイコンたちを、刺繍で描くことで新たな印象に再構築。人物の他にも、刺繍で表現すると面白いモチーフを何点か発表する。キャンベル缶のようにずらりと並ぶ小さなハギレに刺繍されたアートピースは、約100点を出品予定。あえて複製ではない手法で、大量生産に挑むという。作品はすべて、ウォーホルのキャンベル缶のように壁一面にずらりと並んだなかから、その場で好きなものを持ち帰ることができる。額装しても良し、お気に入りのバッグや服に縫い付けても良し。何十年ものあいだ複製され、消費されてきたアイコンたちが、唯一無二の存在へと生まれ変わる。その他トートバッグやスウェットなどのグッズも販売予定。いずれも1点もので、2つとして同じものはない。それぞれの糸が紡ぎ出す表情を楽しもう。3月3日、4日、17日、18日の4日間はMUが在廊し、持参したものにアートピースと同じデザインを刺繍してもらえる「刺繍の実演」イベントも開催。対象は、Tシャツやカットソー、薄手のトートバッグなどミシンがかけられるものに限る。時間は、各日13:00〜、14:00〜、15:00〜、16:00〜、17:00(各回1名)。1点10cm四方程度3,000円、予約制。予約は、専用ページ()から。【イベント情報】MU個展「糸で描く」会期:3月3日〜3月18日会場:nostos books住所:東京都世田谷区世田谷4-2-12時間:12:00~19:00定休日:水曜
2018年02月16日第90回アカデミー賞に美術賞をはじめとする5部門でノミネートされている『ブレードランナー 2049』が、3月2日(水)よりブルーレイ&DVDよりリリースされる。それに先駆け、特典映像の中から、K役を演じるライアン・ゴズリングとリック・デッカード役を演じるハリソン・フォードとの格闘シーンのメイキング映像を一部入手。ハリソンの左ストレートが勢い余ってライアンを直撃してしまったハプニングも収められている。リドリー・スコット監督がSFとフィルム・ノワールを融合し、それまで存在しなかったジャンルを確立して映画史に金字塔を打ち立てた『ブレードランナー』。本作は、映画の世界のみならず、アニメ、音楽、アート、ファッションなどあらゆるカルチャーに影響をもたらし、いまなお語り継がれる前作のDNAを受け継いだ正統続編。今回公開されたのは、30年以上身を隠していたかつての“ブレードランナー”リック・デッカード(ハリソン)が、K(ライアン・ゴズリング)によって見つけ出され、誤解から格闘に発展するという劇中シーンのメイキング映像。その舞台は、廃墟と化したカジノ。カジノでは壊れた機械からホログラムのマリリン・モンローやエルヴィス・プレスリーが登場する演出となっており、スタッフは「ミスマッチなのが効果的だ」とその演出について説明する。格闘シーンでは、ハリソンのさすがのスタントぶりに対し、思わず拍手を送るライアン。キレキレなアクションを見せるハリソンだったが、役にのめり込み、勢い余ってライアンのボディに左ストレートのパンチが直撃!これに対してハリソンは「殴るつもりはなかった。すまない」と謝ると、ライアンは笑顔で応じ、そんなハプニングをも楽しんでいる様子が伺える。最後に、アクションシーンの撮影についてスタッフは、「ハリソンは偉大な人だが、スタントも積極的にこなす。70歳を過ぎているのに一晩中、水の中で撮影し、誰よりも乗り気なんだ」とハリソンの撮影に臨む姿勢を絶賛。映像には、ハリソンがメイキング用のカメラに向けておどけてみせる、お茶目な姿も収められている。ブルーレイ&DVD及び同封される特典ディスクには、今回公開された映像のほかに、前作から本作までの世界を描き、話題を呼んだショートフィルムやショートアニメーションをはじめ、貴重なインタビュー映像など、2時間を越えるファン必見の映像特典が収録されている。『ブレードランナー 2049』ブルーレイ&DVDは3月2日(水)発売、同時レンタル開始。デジタル先行配信中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ブレードランナー 2049 2017年10月27日より全国にて公開
2018年02月09日「今年はワンランク上の女性を目指したい!」と思っているなら、上質な洋服に身を包んでみるというのもひとつの方法。そこで、そんな女子にオススメしたい映画とは、多くの人が憧れるラグジュアリー・ブランド『ドリス・ヴァン・ノッテン』を生み出した孤高のデザイナーに迫った話題作です。それは……。注目のドキュメンタリー『ドリス・ヴァン・ノッテンファブリックと花を愛する男』!【映画、ときどき私】 vol. 134大統領夫人からハリウッド女優まで、世界中のセレブたちに愛されている『ドリス・ヴァン・ノッテン』。唯一無二のブランドをけん引しているデザイナーのドリスは、広告は一切出さず、手軽な小物やアクセサリーも作らず、自己資金だけで活動しながら、ほかの一流ブランドと勝負していた。これまで25年間一度も休まずに年4回のコレクションを発表し続けているドリス。控えめな性格であるがゆえに、これまでカメラに舞台裏を見せることはなかったが、ついに初の密着取材が行われ、その素顔と創作の源が明らかに!そこで今回は、誰よりもドリス本人に近づいたこちらの方にお話を聞いてきました。それは……。ライナー・ホルツェマー監督!ドイツ語圏のドキュメンタリー界をけん引し、いままでにさまざまな人物や題材を映し出してきた監督ですが、本作の見どころや撮影時のエピソードなどについて語っていただきました。これまでプライベートを公開することを拒否し、殺到する密着取材も断り続けてきたというドリス。そんなドリスをなんと3年もかけて説得したそうですが、承諾の決め手となったものは?監督とても長い時間がかかったけれど、イエスと言ってもらえたのには、いくつか理由があると思うんだ。最初に出会ったときに彼の作品と人柄にとてもひかれて、「ぜひドキュメンタリーを作りたい」と言ったんだけど、控えめな性格であることと、忙しいということもあって断られたんだよ。でも、その後にいいよと言ってくれたのは、おそらくいままでオファーされていたコンセプトと違うものを提示したからだと思うんだ。僕はファッション界の人間ではないし、ファッションの映画を作ったこともない。だから、ファッションの部分だけではなくて、彼のアーティスティックなアプローチに興味を持ったというのが一番の理由だったんじゃないかな。その後、撮影はどのようにして始められたのですか?監督どうしてもカメラが回っていると、ドリス自身も彼のチームも気が散ってしまうんじゃないかということを心配していたから、まず僕が提案したのはテスト撮影。3日かけて僕のやり方を経験してもらって、それで物事が乱れるかどうかというのを判断してもらったんだ。実は、そのあとにやるかやらないかという言葉は一切交わさずに、このまま行けそうだなとお互いに思ったので、そのまま撮影を続けていったんだよ。1年間にわたって公私ともに密着したそうですが、ドリスを見ていて一番驚いたことは?監督毎日彼と過ごすなかで驚かされることはたくさんあったよ。特にベルギーのアントワープにあるアトリエでは、コレクションの準備として生地を選んだり作ったり、コンセプトから立ち上げていくわけだけど、そのときに彼が持っているアイディアというのは毎日新しいものだったんだ。たとえば、劇中にも出てくるメンズコレクションでは、はじめは白とチェックをメインにして、色をちょっとだけ乗せるというコンセプトからスタートしたんだけど、その2週間後にアトリエに行ったら、突然マリリン・モンローとか、唇やエビのデザインが置かれていて、「いったいどこから湧いてきたんだろう」とびっくりしたよ。それほどまでにファッションについてのいろんなアイディアや空想というものが常に彼のなかでは進展しているんだなと。コレクションを作っていく1年のなかで、ひとりのアーティストがこんなにもたくさんのアイディアを持てるんだということが、最大の驚きだったかもしれないね。完成した作品を観たドリスさんの感想はどうでしたか?監督最初に見せたときはまだ完全版ではなかったんだけど、すごく緊張したね。しかも、一番近いところに座って一緒に観たんだけど、上映中に何のコメントもしてくれないし、笑うこともなかったから、さらにナーバスになったよ。それで、終わったあとに「どう思いますか?」と聞いたら、「正直、いま言うのは難しい」と言われてしまったんだ。というのも、ドリスはカメラの前に立つのが好きじゃないほうだし、見たことのない自分の側面や性質に直面しなければいけなかったからね。そのあともドリスとは一切話をしていなかったんだけど、彼がアントワープでプライベート上映を主催してくれたとき、上映前のスピーチで「監督にはすごく感謝している」ということや「作品が大好きである」ということ、そして「そこに映し出されているのはリアルな自分だ」ということを言ってくれて、それは僕にとってエモーショナルな瞬間だったよ。内容に関して指摘された部分はありませんでしたか?監督プライベートなシーンについては2~3か所だけ見せるのが恥ずかしいと思っていたようで、「あそこは外せないの?」と聞かれたけど、「それは外せません」と言ったよ(笑)。というのも、プロフェッショナルなデザイナーであるドリスとしてだけではなくて、ほかの誰もが持っている感情をあんな素晴らしい人も持っているんだというところを見せることが重要だと思っていたからね。気恥ずかしさは少し残っているみたいだけど、自分の人生をきちんと映し出している作品として、パートナーのパトリックさんとともにとても気に入ってくれているし、ずっと応援してくれているよ。自称 “病的な完璧主義者” であるドリスですが、監督から見てどう感じましたか?監督確かにリアルな完璧主義者だと僕も思ったよ(笑)。たとえば、花のアレンジは何時間もやるし、ちょっと物を動かしたりするのもミリ単位で動かして調整したりしているんだ。それはデザインしているときも一緒で、服を生地から作っていくときには0.5ミリくらいから調整していくし、とにかく正確な追及の仕方なんだよ。あとは、自社のCEOでもあるからどの選択にも責任を持っていて、ショーの音楽や照明も全部彼が決めているし、お店の外観や内装はもちろん、家の模様替えをするだけでも完璧主義者なところがあるんだ。スタッフからすれば「もうちょっとリラックスしたら?」みたいなときもあるみたいだけど、あれだけのクオリティを生み出すためには完璧主義者じゃなきゃいけないんだなとも思ったよ。監督はドリスの服からもそういうことを感じていますか?監督僕もいまはドリスの服を着ているんだけど、それ以来ほかのデザイナーの服は着なくなってしまっているんだ。というのも、フィット感がいいし、彼の完璧主義なところというのが服を身に着けたときにすごく感じられるからなんだよ。最後に、彼の仕事の向き合い方から学んだことがあれば教えてください監督パリでのショーのときに、会場の天井に照明が吊ってあったんだけど、フィッティングやスタイリングなどを終えてかなり夜も更けてから、彼が「照明が全然違うからやり直そう」と言い出したことがあったんだ。技術チームにとっては大変な話だったと思うけど、結果的にはやっぱり彼は正しかった。そのときに、あのレベルで仕事をして、常に最高を求めていくのであれば、妥協してはいけないし、あきらめることは絶対にしてはいけないんだということを学んだと思うよ。内に秘めた情熱を掻き立てられる!ドリスの人柄やブランドが持つ魅力を存分に味わえるだけでなく、彼の服がなぜ愛されているのかという秘訣にも迫ることのできる本作。超一流と呼ばれる “仕事の流儀” に触れることで自分のなかにあるモチベーションが高まれば、ドリス・ヴァン・ノッテンを着こなせる女性になれるはず。美しさがつまった予告編はこちら!作品情報『ドリス・ヴァン・ノッテンファブリックと花を愛する男』1月13日(土)よりヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野ほか全国順次公開配給:アルバトロス・フィルム© 2016 Reiner Holzemer Film – RTBF – Aminata bvba – BR – ARTE
2018年01月11日栄・矢場町周辺は「自転車で中心街のショッピングに行ける」など、都心ならではの魅力がありながら、住みやすさも兼ね備えた名古屋の人気エリアです。その大きな存在となっているのが、都会のオアシス・久屋大通公園。もはや名古屋のランドマークでもある100m道路を貫いて、若宮大通から外堀通まで。テレビ塔など名古屋の有名スポットもあり、約2kmに及ぶ都市公園です。古くからなじみのあるこの久屋大通公園が、2027年度のリニア中央新幹線の開業に向けた大型再開発計画によって生まれ変わります。噴水とライトアップが幻想的。今もイベントで賑わうエンゼルパーク。久屋大通公園の最南端は、元「ランの館」として知られる久屋大通庭園フラリエ。隣接しているエリアが久屋大通公園のエンゼルパークです。地下の巨大なエンゼルパーク駐車場や周辺には、百貨店やショッピング施設があり、休日には賑わうエリアです。光の広場「光の広場」には、夜間はライトアップされる大きな船のモニュメントがあり、噴水のレーザー光線とのハーモニーが幻想的な雰囲気を演出しています。エンゼル広場名古屋市都市景観賞を受賞した「エンゼル広場」では、今もシーズンごとに「世界のビールフェスタ」などのイベントやストリートライブなどが開催されています。テレビ塔まで続く緑豊かなさかえ川、ガス燈や花時計も彩るセントラルパーク。エンゼルブリッジを渡って、北上するとセントラルパークへ。豊かな緑の木々と、花時計やガス燈などのモニュメント。そして芭風発祥之地の碑といった、隠れた見どころも多いエリアです。希望の泉栄と言えば、誰もがイメージする三越交差点に位置する噴水「希望の泉」が、セントラルパークの最南端。背後にそびえ立つテレビ塔とこの噴水を入れたアングルは、撮影スポットとしても人気です。もちの木広場栄の「森の地下街」へ続く「もちの木広場」では、今もライブやトークショーなどが行われていますが、昔の活気に比べると寂れた雰囲気でしょうか。さかい川緑の中で癒してくれるせせらぎの小川は、約130mのさかい川。ライトアップのイベントなども催されるスポットですが、再開発でなくなってしまうと言われています。テレビ塔セントラルパークには、名実ともに名古屋のランドマークであるテレビ塔が。久屋大通公園のほぼ中央に位置するため、公園内のどこからでもテレビ塔が眺められるのも隠れた魅力です。テレビ塔下にはカフェやビアガーデンもあり、散策のひと息に最適ですね。マリリン・モンローの手形が!ロサンゼルス広場と憩いのリバーパーク。印象的な意匠のセントラルブリッジを渡ったエリアは、名古屋市と姉妹都市である世界の都市をコンセプトとした緑豊かなゾーン。テレビ塔やエンゼル広場の周辺と比べると、買い物客や観光客も少なく、都会のオアシスとしてゆったりと散策をするのに最適です。セントラルブリッジテレビ塔からロサンゼルス広場へと渡るセントラルブリッジは印象的なデザインで、それ自体がランドマーク。セントラルブリッジからは、テレビ塔や名古屋の街の景観がきれいに見渡せるので撮影スポットとしても人気。夜はテレビ塔のライトアップも楽しめるので、カップルにもおすすめのスポットです。ロサンゼルス広場名古屋市とロサンゼルス市が姉妹都市であることから、チャイニーズシアターをイメージした空間やモニュメントがある広場。マリリン・モンロー、クラーク・ゲーブルなど、有名なハリウッドスターの手形のレブリカもあります。リバーパーク同じく名古屋市と姉妹都市であるシドニー市、南京市、メキシコ市のゆかりのモニュメントがあるエリア。メキシコ市との記念碑「アステカの暦」のある「いこいの広場」や、石畳の並木道などがあり、気軽な散策や犬の散歩、近隣オフィスのビジネスマンがお昼時にお弁当を食べる光景も見られます。さかえ川がなくなる?!都市開発で大きく変わるのはテレビ塔の北側。久屋大通公園は長く名古屋で親しまれてきましたが、公園の老朽化や近年の名駅エリアの再開発により、人々…特に若者たちが名駅エリアに流れていることから、2027年度のリニア中央新幹線開業に向けて、大型再開発が指導しています。久屋大通公園は、どのように変わっていくのでしょうか。エンゼルパークを中心とする南エリアは、イベント広場を中心として整備される方向。今までの延長で、より新しく便利になる計画で楽しみです。セントラルパーク付近は、テレビ塔をランドマークとして地下街との連携性を高くするとのこと。こちらも今までの延長で、より新しく華やかな開発になりそうです。ただし、都会の中で癒しをくれる「さかい川」の撤去が発表されているので、残念な想いですね。再開発で大きく変わってしまうのは、セントラルブリッジを超えたリバーパーク付近ではないでしょうか。「過剰な植栽が閉鎖的で暗い」という理由で、ロサンゼルス広場やリバーパークはなくなり、飲食施設のあるゾーンに変えられるようです。綺麗で便利で、人工的な一角へと生まれ変わっていきます。まとめ若宮大通側からエンゼル広場、テレビ塔までのエリアは、イベントも多くショッピング施設と近いため、今でも活気があります。ところが、テレビ塔から北側は長く名古屋に住んでいる人でも、マリリン・モンローの手形のレプリカがあることや姉妹都市のモニュメントがあること、コンセプトなどをあまり認知されていないようです。「人の流れ」と言われる若者が集い、観光客が来ることはあまりないエリア。樹木を明るく整備して飲食施設へと生まれ変わることで、往年の活気を取り戻すことを期待したいですね。少しずつ進められる都市開発に期待しながら、今のうちにロサンゼルス広場やリバーパーク、さかい川を歩いておくのもおすすめです。
2018年01月10日CA4LA(カシラ)から、アンディ・ウォーホルとのコラボレーションハットが登場。2017年12月26日(火)から発売される。ポップアート界の巨匠、アンディ・ウォーホル。その代表作といえば、カラフルなマリリン・モンローやキャンベルスープを思い浮かべるだろう。しかし今回のコラボレーションハットがフォーカスしたのは、それとは一味違う「Black & White Paintings」。モノトーンの魅力的なアートを落とし込んだキャップとベレー、全5アイテムが用意された。シックでミニマルな佇まいのキャップには、ウールのような趣を醸し出すポリエステル生地を採用。ブラックやグレーをベースに、ウォーホールのサインや鍵モチーフを刺繍した。一方ベレーには、ウォーホールのアートを大胆にプリント。モノトーンだけでなく、ピンクをアクセントに効かせたタイプも揃う。大きめのシルエットやサイズを取り入れ、男女ともに楽しめるアイテムに仕上げた。【商品詳細】アンディ・ウォーホル × CA4LA発売日:2017年12月26日(火)・キャップ 6,100円+税サイズ/カラー:ワンサイズ/ブラック、グレー・ベレー 6,400円+税サイズ/カラー:ワンサイズ/ブラック、グレー、ブラック2【問い合わせ先】CA4LA ショールームTEL:03-5775-3433
2017年12月28日写真展「伝説の映画スターたち、オードリーなど」が、銀座のArt Gallery M84にて2018年1月29日(月)から3月17日(土)まで開催。名立たる写真家が往年の映画スターたちを撮影した作品、そして映画会社などから選択した作品を展示。貴重なビンテージを含む約40点が集結する。“永遠の妖精”と言われたオードリー・ヘプバーンは、1950年頃の映画『クオ・ヴァディス』におけるスクリーンテストを受けた際に撮影された幻の写真で登場。さらに、“自由奔放な小悪魔”ブリジット・バルドー、マリリン・モンロー、アンソニー・パーキンス、日本人で最初にハリウッドのトップスターとなった早川雪洲などの作品が紹介される。撮影した写真家たちは、ワーナー・ブラザーズ・スタジオやコロンビア・ピクチャーズで撮影を担当したジョージ・ハーレルや、ハリウッド女優グレタ・ガルボを撮影した作品で有名になったクラレンス・シンクレア・ブル、そしてジェームズ・ディーンを筆頭にハリウッドスターを撮り続けたデニス・ストックなどだ。なお会場では、オードリーのポストカードなどグッズも販売される。ぜひ足を運んでみてはいかがだろう。【詳細】写真展「伝説の映画スターたち、オードリーなど」期間:2018年1月29日(月)〜3月17日(土) 休館日を除く場所:Art Gallery M84住所:東京都中央区銀座4-11-3 ウインド銀座ビル5階TEL:03-3248-8454時間:10:30〜20:00(最終日17:00まで)休館日:日曜日入場料:500円
2017年12月14日