俳優のトム・クルーズと映画プロデューサーのジェリー・ブラッカイマーが、『トップ・ガン』続編について話し合いを行ったという。ミラマー基地にある米軍戦闘機学校で学ぶトップレベルの戦闘機パイロットたちを描いた1986年作のオリジナル作品で、トムはピート・マーヴェリック・ミッチェル役を演じていたが、新作でも同役を再び演じる方向だ。昨年6月に続編企画が進行中であることが明らかになっていたが、ブラッカイマーは先週末ニューオリンズでトムらとミーティングを行ったようで、自身のツイッターで「週末に長年の友人トム・クルーズと『トップ・ガン2』について話し合いをして、ニューオリンズからたった今戻ってきたところだよ」と報告し、トムとの写真を投稿した。世界興行成績も大成功を収めたオリジナル作品の中では、トム演じる主人公のマーヴェリックとケリー・マクギリス演じる教官チャーリー・ブラックウッドの恋模様も描かれていた。その一方で、サウンドトラックとして使われていたベルリンが歌う『恋は吐息のように』はアカデミー賞主題歌賞を受賞していた。期待高まる『トップ・ガン』続編の撮影日は今のところまだ明らかになっていないが、現在トムは『ジャック・リーチャー:ネバー・ゴー・バック』や『メナ』の撮影に忙しくしているところだ。(C)BANG Media International
2016年01月29日マイナビニュースの姉妹サイト「iPad iPhone Wire」より、先週1週間の人気アプリ情報をお届けする。もっとも多くダウンロードされたアプリはどれ? 先週新登場のアプリでもっとも注目されたのはどれ? 1月17日~1月24日の人気アプリ&新着アプリランキングをチェックしてほしい!○注目の人気アプリ&新着アプリは……全体ランキングの注目は5位の「Procreate」。人気のスケッチアプリで、俳優のモーガン・フリーマンの写真に見えるような絵で一躍有名となったた。趣味のお絵かきからプロフェッショナルユースまで、さまざまなシーンにマッチする一本だ。新着ランキングの注目は1位の「Music Memos」。アップル純正の音楽レコーディングアプリで、思い浮かんだメロディや演奏のフレーズをサッと記録できる。録音したオーディオの編集およびライブラリ管理と共有が可能なほか、楽器のチューニングが行えるチューナー機能を装備している。○1月17日~1月24日の人気アプリランキング本コーナーでは、App Storeの全アプリを対象に、iPad iPhone WireのさまざまなページからApp Storeに移動して実際に購入された"かもしれない"回数に基づいたランキングをご紹介する。価格などの記載情報は配信元の都合などにより変更されることがあるので、あらかじめご了承いただきたい。第1位シェアクラブ ~ 長時間動画や高画質写真もお手軽シェア ~旅行やパーティーの思い出をみんなで超簡単に共有!写真や動画をみんなで追加したり...第2位Wireless Mobile UtilityWireless Mobile UtilityはiPhone、iPad、iPod...第3位ピアノ タイル 2(ブラックタイルをたたけ 2)ピアノ タイル 2 は人気ゲームPiano Tiles(ブラックタイルをたたけ)...第4位顔文字コピペキーボード・直接コピペ登録もできる顔文字キーボード・半角カタカナ他、色々入力できるキーボ...第5位Procreateモバイルデバイスでスケッチ、ペイント、イラストレーションするための最もパワフルな...第6位QuickClip 簡単・シンプル・便利なクリップボードマネージャーアプリを起動するだけで簡単にコピーした文章を保存できます。コピーした内容は、タ...第7位ムービープレーヤー―全てのビデオを再生!今、ムービープレーヤーで全てのお気に入りの映画をiPhone、iPadまたはiP...第8位Battery Manager √賢い iPhone ユーザーにしたいですか?バッテリーの性能として、移動上のすべ...○1月17日~1月24日の新着アプリランキング本コーナーでは、先週一週間の間にApp Storeに新たに登録されたアプリを対象に、iPad iPhone WireのさまざまなページからApp Storeに移動して実際に購入された"かもしれない"回数に基づいたランキングをご紹介する。こちらも、価格などの記載情報は配信元の都合などにより変更されることがあるので、あらかじめご了承いただきたい。第1位Music MemosMusic Memosは、ソングライターが新しい曲のアイデアを記録して整理するた...第2位グリムノーツ僕らは生まれた時、一冊の本を与えられる。-役割を与えられた主役と、空っぽの脚...第3位海賊の宝 - マッチ3パズルジュエルクエスト HD「海賊は史上最高のマッチ3ゲームを宝物!」スタートは無料で今すぐお楽しみください...第4位リア充撲滅RUNリア充カップルを引き裂いて駆け抜けろ!!【遊び方】左右スワイプで左右移動...第5位KIYOLA Remote ControlKIYOLA Remote Controlは、Roland & Karimoku...第6位ブラックナイトストライカーズXFLAGスタジオからの最新作「ブラナイ」!最大3人で遊べる協力と競争が魅力...第7位Navy BaseNavyBase is a combination of strategic a...第8位戦国にゃんこ玉世はにゃんこ戦国時代。にゃんこ玉をあやつり、ゴロゴロと戦場を駆け抜けろ!操...第9位脱出ゲーム ひとりかくれんぼ襲いくる怪奇、住み慣れた家で起こる謎の現象。抜け落ちた記憶のカケラ……あな...
2016年01月25日運を左右するのは偶然? それとも"運命"のようにあらかじめ決められたこと? 名優モーガン・フリーマンがナビゲーターを務める番組シリーズ『モーガン・フリーマンが語る宇宙』の「運とは何か?」で、科学者たちがさまざまな角度からその謎に迫る。運の中でも「負」の側面を持つ、死のリスク。"統計学の第一人者"、"確率のプリンス"の異名を持つデヴィッド・シュピーゲルホルターは、「マイクロモート」という単位を駆使して死の可能性を綿密に割り出しているケンブリッジ大学・数学教授だ。彼は、平均寿命から人間の死期を推測できるという。「現代社会は不運に過剰反応している」と指摘するシュピーゲルホルター。その原因は、メディアが恐ろしい事件や事故を優先して取り上げていること、そして、「100万人の子どもたちが学校へ行き、誰もケガをしませんでした」といった平穏に暮らしている人々の出来事がほとんど報じられないことにあると主張する。われわれの平均寿命は、毎年およそ3カ月ずつ伸びている。しかし、82歳以上まで生きられるかどうかは、ライフスタイルが深く関わってくる。タバコは2本で命が30分削られると言われ、1日20本として、毎日5時間、1年に換算すると1825時間もの寿命が縮まっていることになる。寿命に大きく影響するライフスタイル。しかし、シュピーゲルホルターは「統計の多くは全体像を捉えているとはいえない」と言う。例えば毎日食べ続けると大腸がんになるリスクが20%上がる食べ物があるとして、それを食べなくても大腸がんになるリスク自体は100人に5人の確率。つまり、100人全員が毎日それを食べてもがんになる人数は5人から6人に増えるだけだ。正しいライフスタイルは、確率としての"長生き"を証明する。ところが、シュピーゲルホルターは当然「明日死なない保障は誰にもない」とも。1マイクロモートは、死ぬ確率が100万分の1であることを示し、小惑星に衝突されて死亡する確率と同等。これはハシゴから落ちる、車にひかれるといったような日常的な1日のリスクとほぼ同じだ。シュピーゲルホルターの計算によれば、乗馬で死亡する確率は0.5マイクロモート、ハンググライダーは8マイクロモート、標高7,000メートルを超える登山は4万3,000マイクロモート。許容できるリスクの値は年齢によって異なり、平均的な18歳の人が今後1年間に死亡する確率は500マイクロモートとなる。つまりは、年齢がさらに上がれば死亡率も上がるということ。シュピーゲルホルターは「この際、思い切ってリスクを冒してもよいでしょう。好き放題に暮らしても、一挙手一投足を綿密に計算して生きても、運から逃れることはできないのです」と結論付ける。車を運転するだけでも、年間40マイクロモートのリスクがある。シュピーゲルホルターは「何が起こるか予測できないということは、あらゆる可能性があるということです」と捉え、「いつ何が起こるか分からないという状況を、私たちはむしろ楽しんでいる。未来をすべて見通せたら、きっと不幸になるでしょう」と推測している。そのほか、ゴルフのパターやバスケットボールのスリーポイントシュートにまつわる"運"や、自分の名前を書いて飛ばした風船が200キロ以上先に住む同姓同名の人物に届いたというエピソードを徹底解剖する。『モーガン・フリーマンが語る宇宙』の「運とは何か?」は、ドキュメンタリーチャンネル「ディスカバリーチャンネル」で放送される(22日23時~24時、23日7時~8時、2月21日21時~22時)。(C)Discovery Communications
2016年01月22日アカデミー賞の主演男優賞などの演技部門にノミネートされた20人が全て白人。それも2年続けて…ということから「オスカーは白すぎる!」と、いま問題になっている。過去2回オスカーを受賞しているジョージ・クルーニーは、こういった「業界の多様性のなさ」を嘆き、「Variety」誌に次のように語った。「10年前はもう少し状況は良かったのに…どれだけ多くのアフリカ系アメリカ人がノミネートされていたか。2004年頃なんかはドン・チードルやモーガン・フリーマンがノミネートされていた。それが、突然、間違った方向へ進んでしまった感じがするよ」。そして「アフリカ系アメリカ人は『この業界では代表になれない』とリアルでもっともな指摘をしているけど、本当にそうだと思う。それに、彼らが選べる質の高い映画もとても限られている」と述べている。「正直に言って、オスカーを検討するクオリティの映画の本数は20、30、あるいは40本あるべきだし、機会を増やすべきだと思う。ところでアフリカ系アメリカ人について話していたけど、ヒスパニック系はもっとひどい。なんとかしなきゃ。前はもうちょっとうまくいってたんだから」。黒人監督のスパイク・リーや女優のジェイダ・ピンケット・スミスは今年のオスカー授賞式はボイコットすると宣言している。授賞式は2月28日(現地時間)にハリウッドで行われる。(Hiromi Kaku)
2016年01月21日ハリウッドを代表するアカデミー賞受賞の名優、モーガン・フリーマンとダイアン・キートンが夢の初共演を果たし、夫婦役を演じる映画『ニューヨーク眺めのいい部屋売ります』。アメリカの映画賞で「大人のラブストーリー賞」を受賞するなど、2人がまるで本物の夫婦のような掛け合いを見せる本作から、名女優として同業者たちからも尊敬を集めるダイアン・キートンのインタビュー映像が到着した。希望と才能にあふれる画家アレックスが、ブルックリンの街を一望できるアパートメントの最上階に愛妻のルースをお姫様抱っこして入居…してから、早40年。住み心地のよい理想的なこの部屋の、唯一の欠点は“エレベーターがない”こと!5階までの道のりが遠い夫(モーガン・フリーマン)と愛犬ドロシーを心配したルース(ダイアン・キートン)は、乗り気ではない夫を説得し、やり手不動産エージェントの姪リリー(シンシア・ニクソン)のもと、いまの住まいを売ることに…。先日、70歳の誕生日を迎えたばかりのダイアンは、“元祖オシャレ番長”ともいわれ、アメリカを代表するオシャレ・アイコンとして知られる存在だ。1977年のウディ・アレン作品『アニー・ホール』では、メンズのジャケットに白いシャツ、ワイドなバギーパンツに丸眼鏡など、彼女のメンズライクな着こなしは「アニー・ホールルック」として、いまなお伝説的に語り継がれている。女性誌では、たびたび彼女の着こなしがピックアップされるなど、セレブの中でも常に彼女のおしゃれは注目の的。本作では、画家の夫を支える引退した元教師役を演じ、Tシャツに重ね着した清潔なシャツの着こなしや、寒いブルックリンには欠かせないニット帽のかぶり方、首元のマフラーのさりげない巻き方などで、インテリジェンスあふれる熟年女性の魅力を表現しており、ニューヨーカーの着こなしのお手本となっている。またダイアン・キートンといえば、“恋多き女優”としても知られ、『アニー・ホール』で彼女を世界的な女優にしたウディ・アレンや、アル・パチーノ、ジャック・ニコルソン、ウォーレン・ビーテイ、サム・シェパードという才能あふれる超大物たちとの交際でも知られている。ダイアン自身も写真やアートや建築などに造詣が深く、本を出版しているほどの知性派ということもあり、トップクラスの男性たちをも魅了するその知性や、何事もハキハキと語る明るいキャラクターも魅力だ。今回の映像で、ダイアンは本作の役柄について「ルースはアレックスの仕事上のマネージャーでもあって、全力で夫を守ろうとするところがいいわ」と明かし、「“うちの夫をバカにしないで”というようにね」と言う。続けて、「この映画にはすばらしい夫婦が描かれている。結婚とは何かを考えるだけでも価値があると思うわ」と本作のテーマにも触れた。初共演となった“夫”モーガンに対しては、「彼には人を安心させる力がある。『ショーシャンクの空に』などでもそうだったように、今回も彼は私たちが求める“善良な人”だった。“彼がいれば大丈夫”そう思わせる何かがあるの」と語り、絶大な信頼感を言葉にするダイアン。一方、共演したモーガンも、長年共演を夢見てダイアンにラブコールを送っていたという。「最初から ダイアンと僕、2人の相性はバッチリだった。そこから始まっていい関係はずっと続いたよ。僕自身も俳優だからずっと“ダイアンと共演したい、彼女とダンスしたい”と思っていたんだ。今回やっとそれが叶って一緒に仕事してみたら、実際思い描いていた通りだったよ。最高に楽しかった!」。いまやマンハッタンを凌ぐ人気といわれ、『マイ・インターン』など映画の舞台ともなり、ニューヨークの最もホットな場所として注目を浴びているブルックリン。ダイアンとモーガンが演じる夫婦が暮らした家は、そんなブルックリンを一望できる最上階の眺めの良い部屋というだけでなく、夫婦のセンスと歩みを感じさせるシックでオシャレなインテリアも見ものとなっている。ニューヨーカーのエスプリがあふれる彼女の着こなしやインテリアから、モテ続ける女性の秘訣を探ってみては?『ニューヨーク眺めのいい部屋売ります』は1月30日(土)よりシネスイッチ銀座、新宿シネマカリテ、109シネマズ二子玉川ほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)
2016年01月20日最新作が劇場公開される大ヒットTVシリーズ「SHERLOCK/シャーロック」や、『ホビット』3部作でおなじみのマーティン・フリーマンが主演する『The Eichmann Show』(原題)が、『アイヒマン・ショー/歴史を映した男たち』として4月23日(土)より全国公開されることが決定。併せて、本作のポスタービジュアルが解禁となった。1961年、元ナチス親衛隊(SS)将校アドルフ・アイヒマンの裁判が開廷された。ナチス戦犯を前に、生存者たちが語る証言はホロコーストの実態を明らかにするまたとない機会だった。“ナチスが、ユダヤ人に何をしたのか”…。TVプロデューサーのミルトン・フルックマンとドキュメンタリー監督のレオ・フルヴィッツは、この真実を全世界に知らせるため、“世紀の裁判”を撮影し、その映像を世界へ届けるという一大プロジェクトを計画。さまざまな困難が立ちはだかる中、撮影の準備は進められ、ついに裁判の日を迎えるが…。本作は、ナチスドイツの戦犯アドルフ・アイヒマンを裁く“世紀の裁判”を撮影し、史上初めてTV放送することで全世界に“ホロコーストの真実”を伝えようと奔走した、名もなきTVマンたちの実話を映画化。主演を務めるのは、「SHERLOCK/シャーロック」でベネディクト・カンバーバッチ演じるシャーロックの相棒ジョン・ワトソン役として知られ、いまだ役名が不明なものの『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』にも出演するといわれるマーティン・フリーマン。革新的で野心家の若手TVプロデューサー、ミルトン・フルックマンに扮し、これまでにない新しい一面を見せている。監督を務めるのは、『アンコール!!』のポール・アンドリュー・ウィリアムズだ。今回解禁されたポスタービジュアルでは、実際のナチス戦犯アイヒマンが、さまざまな角度からまるでモニター画面に映し出されているように配置されており、マーティン演じる野心家TVプロデューサーのフルックマンと、名優アンソニー・ラパリア演じる撮影監督レオ・フルヴィッツが力強い眼差しをこちらに向けている。身の危険をも顧みず、真実を全世界に伝えようとするマスメディアとしての覚悟と、初めての裁判放送の実現に挑もうとする力強い使命感を感じさせるビジュアルだ。ホロコーストの恐怖とナチスの大罪を伝え続けることの意味を問う、これまで一度も語られることのなかった熱き男たちのヒューマンドラマに注目してみて。『アイヒマン・ショー/歴史を映した男たち』は4月23日(土)よりヒューマントラストシネマ有楽町、YEBISU GARDEN CINEMAほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年01月18日『機動戦士ガンダム』の名シーンやキャラクターをパロディ化した短編フラッシュアニメ『ガンダムさん』のBD&DVDが4月22日に発売される。価格はBDが4,800円(税別)、DVDが3,800円(税別)。本作は、『ガンダムエース』(KADOKAWA)にて2001年より連載中のギャグ漫画『ガンダムさん』を原作とした短編フラッシュアニメ作品。シャアさん、ララァさん、アムロさんなど、『機動戦士ガンダム』のキャラクターがパロディとなって登場し、『ガンダム』ファンには一層楽しめる作品となっている。BD&DVDには本編全19話、ことわざ編全30話に加え、パッケージ用に制作された新規映像「ヒヨコ day’s ―彗星ヒヨコとふしぎなおふだ」を収録。さらに特製ブックレットには、『機動戦士ガンダム』でララァ・スンを演じた潘恵子の書き下ろし占いを掲載する。また、バンダイビジュアルクラブ限定の「BD初回限定版」(4,800円/税別)には、「セイラさん『もっと』セクシーイラスト」仕様のインナージャケットが付属する。(C)創通・サンライズ
2016年01月14日前回、日本でも健康な食事法の1つとなっている「グルテンフリー」に関してお話ししましたが、今回は、「グルテンフリー」を食事療法として摂りいれることによっておこるメリット、デメリットや摂りいれ方についてお話しします。■「グルテンフリー」のメリット「グルテンフリー」を食事療法として摂りいれることによって、メリットになるのは、主に下記になります。〇アレルギーを引き起こす可能性がなくなる〇腸内環境の低下が起こる可能性が減少する〇血糖値があがりにくくする〇糖化の原因を防ぐ〇食欲促進物質の摂取が減少する〇身体が炎症を引き起こしにくくする上記の理由から、グルテンフリーを食事療法として摂りいれる方が多くなっています。〇アレルギーを引き起こす可能性がなくなる元々「グルテンフリー」が食事療法になったのは、「グルテン」に対してのアレルギーがある方、「セリアック症候群」というアレルギーを持っている人がいるということではじまりました。「セリアック症候群」は、小麦、大麦、ライムギなどに含まれるタンパク質「グルテン」に対する免疫反応が引き金になって起こる自己免疫疾患のひとつです。「セリアック症候群」の人がグルテンを含む食べ物を摂取すると、人の消化酵素では分解できないことで、免疫反応が起こり、体内で炎症を起こしてしまいます。それによって、栄養を取り込む役割を果たしている腸が萎縮し、食事を摂っていても栄養失調になってしまうのです。腸内環境の低下もこれによって起こります。またニキビなどの肌荒れ、口内炎、生理不順や重いPMS、不妊症など身体に起こる炎症などにも関係するとも言われています。〇血糖値があがりにくくする最近、日本でも多くの方が、摂りいれている「糖質制限」や「糖質カット」ですが、「グルテンフリー」が流行っているのには、これと同じ理由があります。「糖質制限」は、糖質を摂取すると、急激に血糖値があがり、急上昇は、「太れ」という指令を与えてしまうことから、「糖質」を制限する、健康、食事療法です。それと同じことが「グルテンフリー」にも当てはまります。とくに小麦に含まれる「アミロペクチンA」は、「スーパー糖質」とも呼ばれていて、血糖値を急激に上昇させてしまいます。小麦を大量に摂取することで「太りやすい体質」にしてしまうのです。また、「糖質」にはお肌のエイジングケアとしても注目されている、老化の原因「糖化」も促進されてしまいます。血糖値が上昇することによって「太る」「老化」の可能性が増えてしまうのです。〇食欲促進物質の摂取が減少する小麦のグルテンは、脳に快感を与え、強い依存性があり、食欲増進を促してしまいます。麻薬のように、食べれば食べるほど、食欲は増して、摂取カロリーも増えてしまいます。このスパイラルから抜け出るのは至難の業かもしれません。■「グルテンフリー」のデメリットデメリットということではないかもしれませんが、「グルテン」を含む食べ物は下記になります。〇「グルテン」を含む食べ物パン、うどん、パスタ、シリアル、ラーメン、ピザ、パンケーキ、ドーナツ、ケーキ、揚げ物の衣、スナック菓子、ビール「グルテン」を含む食べ物を見ると、ランチや外食の際に、小麦使用を控えているメニューを見つけることは意外と大変なことがわかります。自炊でないとお店で「グルテンフリー」を行うのが、少し難しいですね。■日常で「グルテンフリー」を行うには健康、食事療法として流行っていますが、日本人はアメリア人と比べると、それほど小麦を取り入れる食習慣ではないので、本来の和食を中心とした食生活を心がけていれば「グルテンフリー」は必要ないはずです。しかし、ここ数年で欧米の食文化が日本でも多くなり、菓子パンやインスタント食品、スイーツなどの小麦で出来た食品が多く出回り、気軽に買えるようになった事で、必要以上にグルテンを食べ過ぎてしまっている人が増えてきていることが原因ではないでしょうか?また、現在の小麦は、大部分が海外からの輸入品です。食べ物は挽いた瞬間から酸化が始まるため、時間が経っているので酸化している小麦も多く、さらに農薬も多い小麦ばかりで良質な小麦が少ないことも現状です。しかし、小麦類には、ビタミンB群や、鉄分などのミネラル、食物繊維が豊富に含まれているため、流行りだけで、極端に「グルテンフリー」を摂りいれると、必要な栄養素が十分に摂取できなくなり、栄養の偏りがでてくる可能性もあります。ですので、アレルギーではない限り100%「グルテンフリー」という食事ではなく、適度にゆるく長く続けていくことで、ストレスを感じずに過ごせるのではないでしょうか?食べたいときには美味しくいただくことも大切です。自分の体調や生活にあった方法で、健康や美容を維持していきましょう。
2016年01月10日『機動戦士ガンダム』に登場するモビルスーツ(MS)のガンダムとシャア専用ザクをモチーフにした「GUNDAM 錫製ぐいのみ ガンダム」と「GUNDAM 錫製ぐいのみ シャア専用ザク」の予約受付が、「プレミアムバンダイ」にてスタートしている。2016年3月発送予定で、価格は各8,424円(税込)。「GUNDAM 錫製ぐいのみ」は、日本の伝統や優れた技術を、『機動戦士ガンダム』の情報発信基地「Gundam Cafe」から広める「DiscoverG」シリーズの第6弾。富山県で400年の歴史を受け継ぐ高岡の鋳物技術と、『ガンダム』のデザインが融合した酒器となっている。「GUNDAM 錫製ぐいのみ ガンダム」と「GUNDAM 錫製ぐいのみ シャア専用ザク」は、『機動戦士ガンダム』でメカデザインを担当した大河原邦男氏がデザイン・監修を担当。大河原氏の原案図をもとにシリコン製鋳型を製作し、そこに熱した錫を流し込み成形した後に職人が熟練の技で一つ一つを研磨して仕上げている。商品価格は各8,424円(税込)で、「プレミアムバンダイ」の予約は1月22日23時まで。商品の発送は、2016年3月を予定している。(C)創通・サンライズ
2016年01月10日「いつまでも恋人同士のような夫婦でいたい!」「ラブラブでいたい!」と思っても、それぞれに忙しい毎日の中では、なかなか難しいのが現実。そんな長年連れ添った夫婦やカップルにぴったりの心温まるデートムービーが、この冬、ミニシアターに2週続けて登場する。まずは、フランスで半年以上のロングランヒットを記録し、100万人を動員した映画『愛しき人生のつくりかた』。最愛の夫に先立たれたおばあちゃんが突然、パリから姿を消したことから物語が始まる、家族3世代の人生の輝きを描く感動作。そのおばあちゃん、マドレーヌの息子・ミシェルは、自身が老いていく現実に耐えられず、おばあちゃんのお世話もしなければいけないというのに、どこか優柔不断な中年男。そんな夫と、仕事も順調で活発な妻の夫婦仲は微妙な“溝”が生じてしまうが、おばあちゃんの失踪をきっかけに、この夫婦にも変化の兆しが訪れ…。リアル世代にとっては、夫婦のシビアな現実に思わず共感!それでもお互いへの愛情を忘れない不器用な夫婦に思わず微笑んでしまう、心温まる大人のフランス映画の秀作となっている。また、1月30日(土)より全国公開される『ニューヨーク 眺めのいい部屋売ります』は、モーガン・フリーマンとダイアン・キートンという名優同士が夫婦役で初共演を果たしている。夫婦生活40年、ニューヨーク・ブルックリンのアパートメントの最上階に、新婚以来、暮らしているアレックスとルース。だが、住み心地のよい理想的なその家は、エレベーターがないことが唯一の欠点。夫の体調を考慮したルースは、ついにアパートメントを売ることに。しかし、購買希望者への内覧日当日、予測不可能な事態が次々起こり…。住み慣れた我が家の売却騒動を通じて、人生を見つめ直していくヒューマンドラマ。果たして、この夫婦は人生まで“リノベーション”できるのか?まさに、いつまでも笑い合って過ごしたいと願う夫婦にオススメの1本となっている。夫婦の久々のデートにぴったりの老舗ミニシアターで観る2作。この冬は、映画館で肩を寄せ合い、出会ったばかりのころのようなデートを楽しんでみては?『愛しき人生のつくりかた』は1月23日(土)よりBunkamuraル・シネマほかにて全国順次公開。『ニューヨーク 眺めのいい部屋売ります』は1月30日(土)よりシネスイッチ銀座ほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)
2015年12月28日『機動戦士ガンダム00』『機動戦士ガンダムAGE』でメインメカデザインを担当した海老川兼武氏の初となるデザインワーク集「海老川兼武デザインワークス」が、エムディエヌコーポレーションより発売されている。価格は3,300円(税別)。次世代の筆頭メカデザイナーとして注目を集めている海老川氏。モニターグラフィックス先駆者の一人でもある彼は、最近では『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』や『コンクリート・レボルティオ~超人幻想~』など話題作でもデザインに携わっている。本書では、モニターグラフィックス集のほか、『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』『機動戦士ガンダム00』『機動戦士ガンダムビルドファイターズ』『機動戦士ガンダムビルドファイターズトライ』『機動戦士ガンダムAGE』『模型戦士ガンプラビルダーズビギニング』など『ガンダム』シリーズ、『フルメタル・パニック!』『フルメタル・パニック!アナザー』『フルメタル・パニック! The Second Raid』など『フルメタル・パニック!』シリーズ、さらに『猟界のゼーレン』『超速変形ジャイロゼッター』『あの夏で待ってる』『エウレカセブンAO』『デート・ア・ライブ』『ダライアス』『キディ・ガーランド』『グランドボック』『奏光のストレイン』『涼宮ハルヒの憂鬱』『SoltyRei』『爆裂天使』『キディ・グレイド』、そして最新作『コンクリート・レボルティオ~超人幻想~』の作品を掲載。加えて、スペシャル・インタビューも収録する。なお、カバーイラストには、海老川氏こだわりの作品であるエクシア(『機動戦士ガンダム00』)とレーバテイン(『フルメタル・パニック!』)のコラボ、さらにプチッガイ(『機動戦士ガンダムビルドファイターズトライ』)が描き下ろしで描かれている。
2015年12月23日俳優モーガン・フリーマンの乗った飛行機がアメリカ・ミシシッピ州で5日、緊急着陸を強いられたそうだ。当時モーガンのみを乗せていた同機は、離陸して間もなく、タイヤが破裂したためにパイロットが緊急胴体着陸を行ったのだという。この事件についてモーガンは「時々物事は予定通りにいかないものだからね。タイヤが破裂してしまって他の問題を引き起こしたんだよ。でもありがたいことに僕の優秀なパイロットであるジミー・ホブソンが僕らにかすり傷も作ることなく安全に着陸してくれたのさ」「飛行機に関しては怪我もなくとは言えないけどね。私たちの安全のために祈ってくれて感謝しているよ」とコメントしている。ナショナル・ジオグラフィック・テレビジョンのシリーズ『ザ・ストーリー・オブ・ゴッド』の撮影に向かう途中だったモーガンは、離陸地から36マイル(約58キロ)離れたミシシッピ州トゥニカに緊急着陸を行ったという。自身も12年前にパイロットの資格を取得しているモーガンは昨年、ミシシッピ州の自宅から出演した『ルース&アレックス』の試写会が行われるトロント映画祭へ自ら操縦かんを握る飛行機で向かう途中に、機械故障により緊急着陸を強いられたため、映画祭に90分遅刻する事態となっていた。(C)BANG Media International
2015年12月08日満を持してのハリウッド進出作『ラスト・ナイツ』が公開中の紀里谷和明監督が、女性をメインターゲットにして、映像クリエイターを育成する「ラブストーリー・クリエイター・スクール」第1回の講義に講師として教壇に立った。紀里谷監督は、受講者たちに「極めて狭き門です。中途半端だと食っていけない」、そして「待っていたって絶対にチャンスなど来ません。自分から取りに行くしかない」など、シビアな言葉を投げかけた。最初は紀里谷監督からの問いに、返事すらしてなかった受講者たちも、彼らと真剣に向き合おうとする監督の姿勢に応えるように、次から次へと手を挙げて発言するようになっていく。紀里谷監督の「芸術家の定義は、自由の提示です」という力強い言葉が印象的だった。講義の後、紀里谷監督に単独インタビューをし、『ラスト・ナイツ』で得たことから、今後の新たな展望について話を聞いた。○くじけずに最後までいける人がどれだけいますか?受講者たちは、紀里谷監督がいかにしてハリウッド進出を果たせたのか、また、どうしたら映画監督として成功できるのかといったノウハウを聞き出そうとした。紀里谷監督は「多くの人は往々にして、すべてのことに正解があると思っている。『どうやったらみなさんが喜ぶようなものを作れますか?』と質問されても、それを知っていたら、みんながそれをやりますよね。もっとシンプルなことです。まずは、自分が描く絵を好きだと思えないといけない。たとえば、子どもが絵を描く時、お母さんが喜んでくれる絵は何だろうと思って描かないと思います。きっと、学校の先生なら『自分の好きな絵を描けばいいんじゃないの』と言いますよね」紀里谷監督は、毎回、監督の道は、そんなに甘いものではないと繰り返す。「くじけそうになった時、手を差し伸べて、そのままくじけずに最後までいける人がどれだけいますか? そんな簡単な話じゃない。成功、失敗という言葉自体、あまり好きじゃないのですが、手を差し伸べることは、本当にいいことなのかどうか、僕はわからないです。肝心なのは、その人がどれだけそれを欲しがっているかということで。本当にやりたいと思っている人は、手を差し伸べられなくてもやりますから」紀里谷監督は、『CASSHERN』(2004年)、『GOEMON』(2009年)、『ラスト・ナイツ』の3本を撮ってきた道のりは、本当にイバラの道だったと明かす。「本当に必死でした。それが人様にはなかなか伝わってないとは思うけど。きっと順風満帆で、やることがトントン拍子で運んでいったと思われていたんだと思う。でも、やっぱり死ぬほど努力しないと、先には行けない。僕はそれを才能とは言わない。能力だと思います。努力をする能力だったり、食い下がっていく能力、ダメと言われてもやるという能力です。それがない人は、人と似たようなものしか作っていない。誰だって頑張っているだろうけど、トップの人はもっと頑張っている。でも、世の中は、そういう正論を嫌うから、どうしようもない。『君たちは大丈夫。夢は信じていれば叶いますよ』と言うしかないんです」○劇場で苦戦しているのはなぜなのかクライヴ・オーウェン、モーガン・フリーマン、アン・ソンギ、伊原剛志と、国際的な大スターたちを迎えた『ラスト・ナイツ』は、「忠臣蔵」をモチーフにした力強い人間ドラマとなった。本作のプロモーションで、紀里谷監督は全国110カ所を行脚して、名刺を4万枚配り、335媒体の取材を受けた。でも、封切られてみると、映画は興行ランキングで初登場12位という苦戦を強いられた。紀里谷監督は、その理由について考え続けたと告白。「観てくださった方々の評価も高かったし、取材もとことん受けました。でも、これだけ劇場で苦戦しているのはなぜなのかということを、ずっと公開後に考え続けてきました。それで行き着いた結論は、圧倒的じゃないからかなと。もちろん、映画には、宣伝方法や、企画、キャスト、原作など、いろんな力学が作用するけど、僕はそこの話にはしたくない。そこの領域にはいたくないんです。とにかく、人様に観ていただくには、もっと圧倒的じゃなければいけないと思う。それが映画を作るということの本文分、ものを作る人間の本文だと思います」宣伝活動で、実際に紀里谷監督のサポーターたちはどんどん増えていったが、興行にはつながらなかった。「僕の本分は、作品を宣伝する人間ではないけど、今回はとことんやってみました。でも、公開後の結果を見て、悩み苦しんだ挙句に出した答えが、そこでした。やはり、評価の高さが圧倒的じゃなかったんです。だから、僕は作り手として、さらにもっと努力をしなきゃいけない。今回、死ぬかと思うくらいやったけど、それでも足りなかった。本当に厳しい世界です」○プロモーションをしなくてもいい映画を作っていきたいしかし、紀里谷監督は今後もひるまず、前を見続けていく。「キャパが足りなかったということです。でも、1つずつやることにより、キャパは拡張していくはずだし、拡張した分だけの努力ができるようになっていくはず。今回やれるだけのことはやったから、それが僕のキャパだったということで。それしか答えが見つからないです。もちろん、今回やったことで、以前よりは、また拡張できたと思っています」渾身の3作を描き終えた今、紀里谷監督は、作品を描くための絵筆や絵の具が、以前より揃ってきたという手応えは感じている。いわば監督としてのシーズン1が終わり、次なるシーズン2へとステージを上げていく。「たぶん、もうあまりインタビューは受けないと思います。これは、インタビューが好きとか嫌いとかいう話ではなくて、プロモーションをしなくてもいい映画を作っていきたいということです。もちろん告知は必要ですが、もっと圧倒的なものを作っていきたいんです。いろんな意味で、もっと自分が高みに向かっていくしかない。熱量がまだ足りないということを、今回突きつけられたので。だからこれからなんです!」そう語ってくれた紀里谷監督の表情は、戦い抜いて、ひと息ついた侍のよう。"圧倒的"というのは、紀里谷監督が今後手掛ける作品のキーワードとなりそうだ。この人が、この先、どこまで登りつめていくのか、今後も追っていきたい。
2015年12月04日安彦良和氏の漫画原作をアニメ化した「機動戦士ガンダム THE ORIGIN」シリーズ第2巻のBlu-ray Disc『機動戦士ガンダム THE ORIGIN II』(バンダイビジュアル/11月26日発売)が発売初週に4.2万枚を売り上げ、今週発表の12/7付オリコン週間総合BDランキング(集計期間:11/23~11/29)で初登場首位を獲得した。同シリーズのアニメ映像作品による同BDランキング獲得最高位は、2015/5/4付でBD『機動戦士ガンダム THE ORIGIN I』(2015年4月発売)が記録した2位で、首位獲得は初めて。また同日に発売されたDVDも発売初週売上1.1万枚で、同日付週間DVDランキング総合2位にランクインした。『機動戦士ガンダム』のキャラクターデザイン、アニメーションディレクターを務めた安彦良和氏自らが総監督を務めてアニメーション化した「機動戦士ガンダムTHE ORIGIN」シリーズ第2話「哀しみのアルテイシア」として、今年10月に2週間限定で劇場上映された本作。第1話「青い瞳のキャスバル」に続き、赤い彗星シャア・アズナブルとその妹セイラ・マス、2人の兄妹の流転の物語「シャア・セイラ編」全4話中の第2話が収録されている。(C)創通・サンライズ
2015年12月02日名優ショーン・ペンが肉体改造を行い、初めての本格アクションに挑んだ『THE GUNMAN(ザ・ガンマン)』。このほど、『I am Sam アイ・アム・サム』『ミスティック・リバー』『ミルク』などで圧倒的な演技力でさまざまなキャラクターを演じてきたアカデミー賞俳優が、“こんな姿は見たことない”というほどの激闘アクションで魅せる予告編映像が到着した。アフリカ・コンゴ民主共和国で、鉱山利権に絡む極秘の官僚暗殺作戦に参加した元特殊部隊最強の暗殺者(ガンマン)、ジム。完璧な狙撃でこの任務を遂行した後の彼は、愛する恋人も何もかも捨てて姿を消し、平穏にひっそりと生きていた。だが、それから数年後、ジムは突如として何者かに命を狙われる。暗殺作戦に参加したかつての仲間が次々に殺されていることを知った彼は、自らの過去と罪に向き合い、再び銃を取る――。2度のアカデミー賞「主演男優賞」ほか、世界三大映画祭すべてに受賞歴を持ち、数々の感動を与えてきた名優が、初の本格アクションに挑戦する本作。演技派リーアム・ニーソンをアクション映画に起用した『96時間』のピエール・モレル監督が、再びアクション界に新たなる“渋メン”スターを誕生させた。届いた予告編には、演技派のイメージを脱ぎ捨てた“誰も見たことのない”ショーン・ペンの姿が!本作に備え、撮影開始前から日々トレーニングを行い、徹底的に肉体を鍛え上げたという彼は、筋肉隆々の肉体で怒涛のアクションを披露。激しい戦闘シーンや、銃撃戦、ビル&車の爆発、さらには炎の中での激闘など、最初から最後までノンストップな迫力のあるアクションを展開させていく。さらに、現在55歳のショーン・ペンに加え、「さあ、狩りを始めよう!」と叫ぶ『007 スカイフォール』のハビエル・バルデム、次のボンド候補として度々名前の挙がるイドリス・エルバなど、豪華な“渋メン”共演陣も姿を見せる。また、今回解禁となったビジュアルには、スーツ姿で銃を持ち、睨みを効かせたショーン・ペンをビジュアル全体に配置。炎を上げながら猛スピードで走る車、飛び散るガラスの破片が作品の持つ迫力をアピールし、新たなアクションヒーローの誕生を示している。『THE GUNMAN(ザ・ガンマン)』2016年2月6日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年11月30日東京・秋葉原で開催された「ガンプラEXPO ワールドツアージャパン2015」にて23日、『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』のスペシャルステージが開催された。2015年10月の放送開始以来、大きな話題を呼んでいる『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』。ステージには、キャスト陣から三日月・オーガス役の河西健吾とクーデリア・藍那・バーンスタイン役の寺崎裕香に加え、「ガンダム バルバトス」のデザインなどを担当しているメカニックデザイナーの鷲尾直広氏、サンライズ企画担当の谷口廣次朗氏、バンダイの安永亮彦氏が登壇し、本編やプラモデルをテーマとしたトークが行われた。イベントは、この日のために作られたという第1~7話の戦闘シーンを主題歌「Raise your flag」(MAN WITH A MISSION)に合わせて編集した特別映像でスタート。激しいバトルシーンの連続に会場全体が引き込まれる中、印象に残っているシーンに話題が及んだ。第1話のバルバトスが登場するシーンがもっとも印象に残っているという河西は、ひと言「泣けました」と振り返る。同じシーンを挙げた鷲尾氏も「あそこでバルバトスに魂が入った」と熱く語った。続いて、「HG」シリーズで展開されている『鉄血のオルフェンズ』のガンプラがテーマに。「HG グレイズ」、そして「HG シュヴァルベグレイズ」のパーツを組み込んでいくことで、「HG ガンダムバルバトス」が第1形態から第2・3形態へと変化していくことに触れ、実際にプラモデルの試作を触りながらデザイン打ち合わせが行われているというエピソードが披露された。最後に、サンライズの谷口氏が今後の展開として、第10話から新たな展開に突入し、年末にかけて大きな戦闘があり、ガンダム対ガンダムの戦闘も行われると予告。さらなる熱い展開を期待させつつ、ステージを締めくくった。(C)創通・サンライズ・MBS
2015年11月28日映画の宣伝のため、公開前後に人気俳優たちが各局の番組に出演し…という風景は珍しいものではなくなったが、映画監督がプロモーションを通じてここまで強烈なインパクトを放つことも珍しい。8月に放送されたトークバラエティ「しくじり先生」で「おれみたいになるな」と言っておきながら、自由奔放な発言で話題を集めた紀里谷和明監督。ハリウッドで製作した最新作『ラスト・ナイツ』公開に合わせて、ここ数週間で「ワイドナショー」、「行列のできる法律相談所」など次々と人気番組に出演してきたが、そんな紀里谷監督に、シネマカフェでは読者から募集した質問事項を元に「人生の悩み相談室」を実施!“しくじり先生”が映画そっちのけで熱く語る――かくも難しい世の中、こう渡ってゆけ!!<相談>会社での同僚との関係、プライベートでの友人との関係など、相手に合わせての人間関係に疲れてしまうことがしばしばあります。紀里谷監督は言いたいことをズケズケいうイメージがありますが、他人との関係性の作り方、付き合い方についてアドバイスをください。紀里谷:僕は組織に属したことのない人間だから、どう考えてもアドバイスが参考になるとは…(苦笑)。――映画を作るチームのリーダーとして、周囲のスタッフと関係を築いていかなくてはいけない部分もあると思いますし、そこでの経験などについてお願いします。紀里谷:やはり正直であることだと思います。「自分はこう思う」ということを素直に言うべきです。それで、嫌われたり、衝突はあるかもしれないけど、それがあなたのエゴに根差したものではなく、相手やプロジェクト、社会のためであるなら言うべきだし、それはいつか分かってもらえるものだと思います。逆の立場に立ってみて、自分が相談するなら、本音を言ってくれる人と耳ざわりのいいことを言ってくれる人、どちらを選ぶかです。僕は前者です。実際、チームで仕事をするとき、僕は周りに忌憚ない意見を言ってほしいです。――プライベートでは監督自身、どうやって友人関係を築いているんですか?付き合いの中で心がけていることは?紀里谷:とかくこの社会、「演じること」を強要する関係が多いですよね。楽しそうじゃなきゃいけなかったり、波風立たないことで会話したり…。でも、それを友達と呼べるのか?僕はそういう関係に興味がない。本当につながるためには自分もオープンになるべきだと思います。そもそも「どうやって仲良くなるか?」という質問自体がおかしい。そこはビジネスじゃないんだから、駆け引きはいらないですよ。――他人に対して、初対面で緊張することはありますか?紀里谷:それは、もちろんあります。リスペクトしている人と会う時は特に。今回の『ラスト・ナイツ』でもモーガン・フリーマンとお会いするときは緊張しましたよ。でも、そこから(関係の構築に関して)何か変わることもないですね。――そういうスタンスは、若い頃から?アメリカに留学された経験が大きい?紀里谷:まあ、それはあるかもしれません。特に僕が渡った頃のアメリカは、いまよりもずっとオープンな空気でしたし、よほど相手の気分を害することでなければ、何かを言って怒られるというような空気ではなかったですね。逆に、日本のようにどうしても「作法」を重視する社会では、ギクシャクしてしまうことはありますよね。例えば、つい最近、名刺を持つようになったんですが、受け取り方や渡し方など、いろんなマナーがあるじゃないですか。――ネットで「取引先で出されたお茶には手を出すべきか?」という質問が話題を集めたりもしてます。紀里谷:僕も悩む部分はありますよ。昔は「僕はアーティストだから」と言えば済んでたかもしれないし、名刺すら持ってなかったわけで。でも、いまは単に映画を作るだけでなくプロデューサーの立場を兼ねていたりもする。それを言うならロックスターにだっていまや、その辺のマネージメント能力は必要とされますからね。もちろん、作法やマナーは必要だと思いますが、あとはそこに「誠意」があるかだと思います。名刺交換でも挨拶でも、そこで僕はきちんと誠意を込めているという自負があるので、ズルい言い方だけど(笑)、多少の作法の間違いはいいかなと。むしろ、作法はキッチリしてるけど、そこに心がない人の方がマズいと思うし、僕はこれまでもそういう人を見てきましたから。――では結論として…紀里谷:人間関係であれ、礼儀であれ、自分自身に問いかけて、恥じるべきものがなく、心から信じてやっているなら、それでいい!それ以上はどうしようもないし、大事なのは自分と向き合うことです。<相談>結婚について。30代を超えると、自分自身に結婚願望があるのもそうですが、周りのプレッシャーのようなものにもさらされます。そもそも結婚とは何でしょう?人生観が変わりますか?紀里谷:僕に何を言えと?(笑)。「周りのことなんてどうだっていいじゃん!」で終わりますけど。――結婚に限りませんが、先ほどの人間関係然り、どうしても周りと自分を比べて見てしまったり…紀里谷:要は「他人に笑われたくない」、「バカにされたくない」んですよね。さっきの作法の話も同じで。小学校のころに抱いた「みんなの前で間違えて笑われると恥ずかしい」という恐怖から、いまだに逃れられないわけですよ。――そういう恐怖を持ったことないんですか?紀里谷:ありましたよ。でも結局「そうやって笑ってる人たちって何なの?」って話ですよね。「私は結婚して、勝ち組です」って思ってる人は本当に幸せなのかと。資格を取るのと似てますね。「○○ソムリエ」「△△マイスター」「■■コンシェルジュ」とか。――ちょっと話がキナ臭くなってきました…(笑)。紀里谷:いや、そういう資格自体が悪いわけじゃないですよ。ただ「私はその資格を持ってるからすごい」じゃなくて、大事なのは、それで何ができるのかという中身ですよね?「私は結婚してるからすごい」というのは単に、肩書を欲しがってるだけということ。そう見られたいという、第三者からの承認欲求がすごいけど、それは、周りに認められて優越感を持ちたいということですよね。逆に言えば、そういう人はすごいコンプレックスの持ち主ってことですよ。そんな人たちのことは気にしなくていいんです。――周りと比べても仕方がないと。紀里谷:そういうことで苦しんでる人は多いんでしょうが、変えられるのは自分自身だけですよ。他人がその苦しさを変えることはできない。どんな資格を持ってようが、どんなお金持ちと結婚したって、結局はさらに“上”がいるわけです。結局、どこまで行っても「勝ち組」と「負け組」の構造が延々と続くだけ。自分でそのマインドから降りるしかないですよ。――それは監督自身の経験と照らし合わせて…?紀里谷:僕も、昔は「こんな車に乗ってるぜ!」とかありましたよ。でも結局、幸せじゃなかったんです。最初だけは高揚感があるけど「それで?だから何なの?」ってなるだけで、どこまで行っても終わらないし、そんなこと考えてる自分がカッコ悪いなって思った。むなしい…いや、苦しかった。それと同じことで、周りから見ての「幸せな結婚」をしたって不安から逃れられないですよ!――周りの圧力はともかく、結婚というものについて…紀里谷:したいなら、してみたらいいですよ(笑)。――人生観や考え方が変わりますか?紀里谷:いやいや、違いますよ!結婚したから人生観が変わるんじゃなくて、「この人のためにこうしよう」と思ったり、人生観を変えられたからこそ、結婚するものなんですよ。話を伺っていて思うのは、多くのひとが他力本願な気がします。「結婚したら人生が変わる」とか「何かが起きたら私も幸せになれるのでは?」と外的要因に幸せが左右されると思ってるけど、まったくの逆です。自分で気づかないといけないと思いますよ、実はすでに幸せだということも含めて。――何を幸せととらえるか?見方の問題だと。紀里谷:例えば、40代の女性とお会いすると、すごくキレイな方なのに「私はオバサンだから」とか自虐的に言う方が多い。それは、自分から魅力を失っているように思います。若い子と話してても、逆に「若い」ということに引け目を感じてたりするしね。一番肌がキレイでピチピチなはずの10代で化粧をしていて、理由を聞くと「オトナっぽくなりたい」って言う。もっと言えば「自分ではないものになりたい」から。そんな子が、20代になると「10代のころは」ってないものねだりのスパイラルなんですよ!25歳の子と話しても「私はもうオバチャンで…」とか言うし、いつでも「私はダメ」って言う。僕は、お世辞でなくどの世代の女性も、その年代なりの美しさを持ってると思うし、それでいいと思ってる。そういうの、もうやめたんです。コンプレックスは持たない。――コンプレックス・ゼロ宣言?また摩擦係数が高そうな発言を…(笑)。紀里谷:また「偉そうに」とか言われるでしょうけど、ないです!コンプレックスを持つ必要ないし、このままでいい。映画を撮り続けたいとか、もっとうまくできるはずという欲望や願望はありますよ。でも「自分に何が欠けてるか?」とか「何を持ってない」じゃなく、持っているものにフォーカスを当てるべきだと思う。僕の場合、健康で、日本という恵まれた国に住んでて、親が元気で友達がひとりでもいる。そういうことに気づけば、余計なコンプレックスを持つ必要もないし、外野の言うことなんてどうでもよくなる。――改めて結婚について。紀里谷:「結婚がゴール」なんてことはないです!【後編】では紀里谷流の子育てから、人生における恐怖の克服の仕方まで、さらにヒートアップ!こうご期待!!【後編】に続く。(photo / text:Naoki Kurozu)■関連作品:ラスト・ナイツ 2015年11月14日より全国にて公開(C) 2015 Luka Productions
2015年11月16日紀里谷和明監督の最新作『ラスト・ナイツ』が11月14日(土)に公開を迎え、東京・TOHO シネマズ日本橋で、日本人俳優として参加した伊原剛志と共に初日舞台挨拶を行った。ついに公開を迎え、「命がけで作った映画です。皆さんに見ていただいて、これからもっと大きな映画に育っていくことを心から願います」と、紀里谷監督は深々とお辞儀した。『ラスト・ナイツ』はモーガン・フリーマン、クライヴ・オーウェンという豪華キャストを主演に迎え、5年の歳月をかけて完成させ紀里谷監督の記念すべきハリウッドデビュー作。忠誠を誓った主君の仇を打ち、復讐を誓う戦士の一団を描いた壮大なアクションに仕上がった。映像では俳優の吐く息が白く、聞けばCGではなく極寒のチェコで撮影したという。紀里谷監督は「本当に寒くて、僕は南極使用のスーツでやっていました。寒すぎて役者の口が回らなくて」と言うと、伊原さんは、「あまりに寒かったので、ちょっと時間があるときにバナナを置いてみました。数時間置いていたら本当にカチカチで(笑)」と、極限の寒さを表すエピソードを披露した。本作では世界各国の俳優陣が名を連ねているが、日本勢からは伊原さんただ一人の出演となった。伊原さんの起用に関して紀里谷監督は「僭越ながら」と前置きしながら、「僕は、役者というものは現場以外でどう生きているかが重要だと思います。その人の生きざまが芝居の上で見えてくると信じています。伊原さんとは10年来付き合っていますが、話していても考え方も含めて男なんです。武士道的な考えをもっているので、伊原さんだと思いました」と、べた褒め。伊原さんは「ありがとうございます」と照れくさそうに一礼し、名優らと渡り合ったことに対して、「とにかく参加するときにモーガン・フリーマンやクライヴ・オーウェンと映ったときに、自分の存在が負けないようにしたいと思っていました。モニターを見たとき、『俺も大丈夫じゃないかな』と思いました」と冗談を交えながら、撮影現場での経験を誇っていた。公開に伴い、紀里谷監督は全国津々浦々でプロモーションを展開。本日までおよそ110カ所で約4万枚にのぼる数のビラ代わりの名刺を配った。「本当にそれだけの媒体の人々にインタビューしてもらえること自体、ありがたいことです。よく『すごいですね』と言われますが、映画は自分の子どものように思っていますので、何でもします。全く苦にならないんです」と、深い愛情を見せた。『ラスト・ナイツ』は本日より、TOHOシネマズスカラ座ほか全国にて公開。(cinamacafe.net)■関連作品:ラスト・ナイツ 2015年11月14日より全国にて公開(C) 2015 Luka Productions
2015年11月14日『CASSHERN』『GOEMON』で強烈なインパクトを与えた紀里谷和明監督が、5年の歳月をかけて完成させたハリウッド進出作『ラスト・ナイツ』が11月14日に公開を迎える。本作は、クライヴ・オーウェンとモーガン・フリーマンをキャストに迎え、不当な死をとげた主君の仇をとるために戦う騎士たちの"サムライ魂"を描いた作品。日本の『忠臣蔵』をベースに、国境を越えて人々の胸に響く物語が誕生した。10月下旬に東京国際映画祭でお披露目された時に「命をかけてこの映画を作ったつもりです」と、並々ならぬ思いを語っていた紀里谷監督。「あらゆる国籍の方と仕事をしたいと思った」「日本映画と世界映画が一つになっていけたら」などと、国籍の壁のない世界への思いも語っていたが、そもそも監督にはその概念がないという。本作では、多国籍なキャスト・スタッフが集結したが、それも監督にとってはごく当たり前のこと。今回のインタビューにおいても、国籍などにとらわれすぎている現代社会に対するメッセージが伝わってきた。――公開が近づいてきましたが、今どんなお気持ちですか?月並みですが、みなさんに見ていただきたい。事前情報や僕の作品への固定概念を横に置いて、見に来ていただきたいですね。――『CASSHERN』『GOEMON』では映像に驚かされましたが、本作では丁寧に描かれている感情の部分に心が動かされました。監督が本作で新たな挑戦として力を入れていたことを教えてください。"コントロールしない"ということでしょうか。監督というのは、何もかもコントロールできる"神"なんです。雪を降らせようと思ったらCGで降らせることができるし、宇宙にも行けるし、過去にも未来にも行ける。作品に参加している人たちに関してもコントロールできる立場であり、信じていないとコントロールしすぎてしまい、信じていればコントロールはそこまでしない。過去の作品ではコントロールしてしまっていたと思いますが、今回はコントロールしないように意識しました。それは、周りの人を信頼できるようになったということであり、また、自分のことも信じられるようになったのだと思います。――チェコの重厚な城や雪景色などの風景、そして俳優たちの表情に惹き込まれました。描くにあたって監督が特にこだわったことは?今回は美術や撮影、照明などは多分にスタッフにゆだね、演出に集中しました。そして、演出において何に注力したかというと"感情"。感情がモニター越しに伝わるのか、見てくださる方々にお届けできるのかということだけですね。――感情を引き出すにあたって、キャストの方たちにどのような働きかけをされていたのでしょうか。これだけのキャストなので、モーガン・フリーマンから何か引き出すこともないですし、みなさんそれをわかって現場にいらっしゃっているので、ほとんど何も言うことはないという感じでした。――なるほど。あまり口頭での指示というのはなかったんですね。アン・ソンギさんが後にインタビューで「お互いの目を見て成立していた。目を見れば監督が何を言おうとしているのかわかる領域での仕事だった」とおっしゃってくださっていて、すごくうれしかったです。モーガンもクライヴも、何をしようとしているのかみなさんわかっていました。僕としては、若い俳優さんに、自分が知らないことはやらないでくれと言いました。どういうことかと言うと、「自分はヨーロッパ人をやらなければいけないのか」と聞かれたことがあり、「そうじゃない。あなたの国にもこういう人はいるはずだ」と。武士道がいい例で、ヨーロッパだと騎士道になるし、アメリカだと自己犠牲の精神であり、しかもそれらは形があるわけではない。「自分の中にあるものにアクセスしてください」と強く言いました。――今回はキャストもスタッフもさまざまな国籍の方が参加されていますが、多国籍にした理由はそういった思いからでしょうか。そもそも自分自身に国籍という概念がないので、そういう思いはないです。悲しいかな現代社会、歴史上ずっと、常に線引きがされていて、それが当たり前だという社会になっています。そうではないことを言いたいというより、そもそもそうではないと。子供は国も人種もわからないし、上下関係や肩書もわからないけど、それがあるべき姿と思うんです。それが大人になるにつれて、洗脳されてそういうものだと思ってしまっているだけ。例えば、カブトムシの種類をいろいろ言われても、カブトムシはカブトムシですよね。それと同じだと思うんです。――監督が国籍を意識しないようになったのはなぜでしょうか。15歳からアメリカに行き、世界中旅をしているので、そもそもそういうものに希薄だったと思います。おそらく大人になっていないんですね。子供の時の感覚を引きずったままで。どうしてそういうものを強要されるのかと、学校に行っていた頃に思いましたし、そこから逃れるためにアメリカに行ったんです。アメリカでは緩かったですがやはり縛りはあるわけで、常に違和感を持って社会と対峙してきた感じはあります。――本作がハリウッド進出作となりましたが、映画作りに関して日本との違いはありましたか?特にないです。以前から海外でCMやPVを撮っているので、スタッフに関してもそんなに違いはないですし。ハリウッドにあこがれて行ったのではなく、単純に自分がやりたいことがあって、それを可能にしてくれるのがたまたま今は海外だったというだけで、それが中国であれば中国に行きますし、アフリカだったらアフリカに行きますし、日本でそれが可能であれば日本で撮ります。――現場で言葉の壁はなかったですか?ないですね。今回、CGチームとアクションチームが韓国のチームで、アクション監督は英語が片言でしたが、何も問題なかったです。CGチームにも英語が話せない人がいましたが問題ありませんでした。言葉が通じなくてもサッカーや野球ができるのと同じで、見ていればわかるんです。どこで撮影しても、映画の行程は同じですから。それに、同じ言語でしゃべっている日本人同士でも、伝わらないものは伝わらないです。何事も言葉ではないと思います。――確かにそうですね。最後に、映画を楽しみにしている人たちにメッセージをお願いします。デートで見てください。デートで見に行ったら女性は男の人のことを好きになると思うし、男性は女性のためにもっと強くなろうと思うと思います。好きな人と一緒に見てほしいです。■プロフィール紀里谷和明監督1968年、熊本県生まれ。15歳で単身渡米し、マサチューセッツ州にある全米有数のアートスクールでデザイン、音楽、絵画、写真などを学び、パーソンズ美術大学で建築を勉強。ニューヨーク在住時の1990年代半ばに写真家として活動を開始し、その後、映像クリエイターとして数多くのミュージックビデオなども制作。最近では、三代目 J Soul BrothersのPVが話題に。2004年に『CASSHERN』で映画監督デビューし、2009年には『GOEMON』を発表。監督第3作『ラスト・ナイツ』でハリウッドデビューを果たした。撮影:蔦野裕
2015年11月14日バンダイが展開するガンダムコレクションフィギュアの食玩シリーズ「ASSAULT KINGDOM」より、『機動戦士ガンダムZZ』30周年を記念した「機動戦士ガンダムASSAULT KINGDOM クィン・マンサ」の予約受付が「プレミアムバンダイ」にてスタートしている。2016年3月の発送予定で、価格は13,824円(税込)。食玩「ASSAULT KINGDOM」シリーズは、わずか約80mmの手のひらサイズながら、破格の可動性能で多彩なアクションが楽しめるコレクションフィギュアで、専用スタンドを使用して劇中の印象的なポーズが再現可能。これまでに『機動戦士ガンダム』シリーズの幅広いラインナップを展開するとともに、全高約400mmの「機動戦士ガンダム ASSAULT KINGDOM ネオ・ジオング」や全高約200mmの「ASSAULT KINGDOM サイコガンダム」などビッグサイズシリーズを発売し、大きな話題となった。「機動戦士ガンダムASSAULT KINGDOM クィン・マンサ」は、2016年に放送30周年を迎えるTVアニメ『機動戦士ガンダムZZ』に登場した大型ニュータイプ専用モビルスーツ(MS)「クィン・マンサ」を全高約200mmのデスクトップサイズで立体化。作中ではプルツーが搭乗し、「ガンダム・チーム」を相手に圧倒的な強さを見せた。同機体が本格可動で立体化されるのはこれが初となる。食玩では、ビッグサイズならではの多彩なポージングを楽しめるのはもちろん、緻密な各部ディテールを再現。『機動戦士ガンダムUC』に登場する「NZ-666 クシャトリヤ」の原型機としても知られているが、その特徴である背部に装備されたバインダーを広げると、同サイズの「ASSAULT KINGDOM サイコガンダム」よりもさらに迫力を感じさせるスタイルとなっている。ビーム・サーベルは設定通り、バインダーに2基収納。ファンネルバインダーにはガムが最高5個まで収納でき、ガムケースとしての機能も備えている。商品価格は13,824円(税込)で、「プレミアムバンダイ」の予約は準備数に達し次第終了。商品の発送は、2016年3月を予定している。なお、同時予約開始となる「機動戦士ガンダムASSAULT KINGDOM EX08 キュベレイMk-IIセット」(4,104円/税込)とセットになった「ASSAULT KINGDOM クィン・マンサ/キュベレイMk-IIセット同時購入セット」(17,928円/税込)も販売されている。(C)創通・サンライズ
2015年11月14日『CASSHERN』『GOEMON』で独特の世界観を描き出した紀里谷和明監督の最新作にして、ハリウッド進出作『ラスト・ナイツ』。11月14日(土)からの日本公開を前に、アカデミー賞俳優モーガン・フリーマンや英国俳優クライヴ・オーウェンらが集結した本作で、唯一の日本人キャストとして参加した伊原剛志のメイキング映像とインタビュー映像がシネマカフェに到着した。紀里谷監督にとって初のハリウッド進出作であり、日本人監督としては類のないワールドワイドに展開される本作は、架空の封建国家を舞台に、日本人の心に深く染み渡った忠誠心、名誉、正義、尊厳といったテーマが根底にある。紀里谷監督は、それを民族や宗教などの枠にとらわれない設定のもとで追求し、世界中の観客に投げかけるという壮大な試みに挑んだ。そのため、モーガン・フリーマンやクライヴ・オーウェンを筆頭に、国籍や言語、肌の色に関係なく世界17か国からグローバルなキャスティングがされた本作で、唯一の日本人俳優として出演を果たしているのが伊原さんだ。本作では、皇帝に取り入る悪徳大臣ギザ・モット(アクセル・ヘニー)の護衛官イトーを演じる。クリント・イーストウッド監督作『硫黄島からの手紙』をはじめ、国外でも存在感を示し続けている伊原さんにとって、本作は実に4度目の海外作品。「自分にとってのチャレンジは日本以外の国でいろんな経験と仕事がしたいです」と、撮影中のインタビューでは、日本を代表する俳優としての意気込みと抱負を語っている。また、映像では、伊原さんが言葉を発するたびに出る白い息が物語るように、零下20度に及んだ極寒のロケ地・チェコの厳しい寒さにも触れる。さらには、オーウェン演じるライデンと伊原さん演じるイトーの決死のソード・バトルの様子も確認でき、その姿はまさに騎士のよう。さらに、映像後半では、伊原さんが英語でインタビューに答える貴重な姿も。世界各国からキャスト・スタッフが集結し、様々な文化が混ざり合った本作の撮影を「とても楽しかった」とふり返り、「まるでオリンピックみたいだ!」と撮影の様子を笑顔でふり返っている。忠誠を誓った主君の不当な死に報いるために、立ち上がる気高い騎士たち。構想から5年の歳月をかけた本作が、ついにベールを脱ぐ。『ラスト・ナイツ』は11月14日(土)よりTOHOシネマズ スカラ座ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ラスト・ナイツ 2015年11月14日より全国にて公開(C) 2015 Luka Productions
2015年11月13日東京・台場にある最先端エンターテインメント・スペース「ガンダムフロント東京」にて、バンダイが展開するガンプラから施設限定となる「HGUC 1/144 MSN-001-2 デルタガンダム弐号機 Ver.GFT LIMITED COLOR」(2500円/税込)と「RG 1/144 MSZ-006-3 ゼータガンダム3号機 初期検証型 Ver.GFT LIMITED COLOR」(3,400円/税込)が11月8日より発売されている。本商品は、同施設に設置された映像体験ゾーン「DOME-G」にて新作「Competition of NEW GUNDAM -RED or WHITE-」が11月7日より公開を迎えたことを記念して発売。映像では「デルタガンダム弐号機」はエゥーゴのクワトロ・バジーナ大尉が駆るモビルスーツ「百式」の完成モデルであることが紹介され、ビーム兵器時代に即した対ビーム・コーテイングやウイング・バインダーの軽量化を実施した外装や、デルタ(百式)タイプ、ゼータタイプだけでなくガンマ(ディアス)タイプとの互換性も持つ脅威のサバイビリティ&メンテナンス性能を持つことが明かされた。一方の「ゼータガンダム3号機 初期検証型」は、同じくエゥーゴのカミーユ・ビダンが搭乗する機体の改良を想定したモデルで、武装は全てゼータタイプの運用が可能に。専用シールドを装着し、ウェーブライダー形態になることにより、バリュートシステムなしに大気圏突入も可能にする性能を備えているという。公開された映像では、アナハイム・エレクトロニクス社が秘密結社組織「カラバ」に向けて秘密裏に行った新規採用のモビルスーツプレゼンテーションが展開される。模擬戦として、両機が互いの特性スペックを駆使したバトルも繰り広げられている。(C)創通・サンライズ
2015年11月10日オスカー俳優のモーガン・フリーマンや、英国の名優クライヴ・オーウェン、日本からは伊原剛志ら国際色豊かなキャストが集結した紀里谷和明監督の最新作『ラスト・ナイツ』。このほど、世界的大人気バンド「X JAPAN」が実に20年ぶりに発売するニューアルバムの先行シングルを起用した本作のTVCMが完成した。狡猾な政治家が台頭し、戦士たちが追いやられようとしている帝国。ある日、強欲な大臣からの賄賂を断ったバルドーク卿(モーガン・フリーマン)が反逆罪に問われるという事件が起きる。訴えも空しく、バルドーク卿は自身の愛弟子であった騎士ライデン(クライヴ・オーウェン)の手で斬首されてしまう。自らの手で、主君を殺めてしまい自責の念にかられるライデン。そして、その憎しみの炎は堕落した権力者たちへの報復という道につながっていく――。『ミリオンダラー・ベイビー』でアカデミー賞を受賞したモーガン・フリーマンと、英国アカデミー賞受賞とアカデミー賞ノミネートの経歴を持つクライヴ・オーウェンを主演に迎え、“忠臣蔵”の気高き世界観を時代と国を超越させて築き上げた本作。今回、本作の公開に合わせて全国放送されるTVCMが完成し、そのテーマソングとして、「X JAPAN」が2016年3月11日に20年ぶりに発売するニューアルバムの先行ファーストシングルで、11月6日(金)にリリースされる 「Born To Be Free」が起用されることになった。YOSHIKIが「誰もが自由という名の下に生まれ、無限大の夢に向かって生きることが出来る」と本曲のテーマを語っているように、『ラスト・ナイツ』の中で描かれる“命がけで戦う男たちの生き様”と、日本の映画界からそっぽを向かれ5年の歳月をかけて“命を失っても構わない”との想いで本作を作り上げた紀里谷監督の情熱が共鳴。激動の月日を乗り越え、いよいよ本格的に再始動する「X JAPAN」と、ハリウッド進出を果たし、新たなステージに世界を広げる紀里谷監督との、まさにタイムリーな熱いコラボが実現した格好だ。CMでは「Born To Be Free」のスローなメロディパートを使用。誇りを奪われた騎士たちが最後の戦いに挑む姿や、愛する妻や家族との別れのシーンとの見事な融合を見せている。さらに、YOSHIKIも、「この曲を、世界に挑んだ紀里谷和明と、『ラスト・ナイツ』の誇り高き騎士たちに捧げる」と胸アツのコメント。すでに全30か国以上での公開が決定している快作を、CMでも確かめてみて。『ラスト・ナイツ』は11月14日(土)よりTOHOシネマズ スカラ座ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ラスト・ナイツ 2015年11月14日より全国にて公開(C) 2015 Luka Productions
2015年11月06日KADOKAWAは、安彦良和氏原作のコミック『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』のセリフの数々を、英語で学べる英語学習書『「機動戦士ガンダムTHE ORIGIN」の英語』を11月11日に刊行する。本書は、劇場アニメ第2作『機動戦士ガンダム THE ORIGIN II 哀しみのアルテイシア』が11月13日までイベント上映中のコミック作品『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』を通して英語を学ぶ、新しいタイプの英語学習書。最新作『機動戦士ガンダム THE ORIGIN II』からはもちろん、『機動戦士ガンダム』の主人公アムロ・レイたちが繰り広げた激闘もストーリー順に紹介している。各シーンのセリフは、現在刊行中の欧米版コミックをもとに日英対訳。英文解説は『世界一わかりやすい英文法の授業』などの著者である英語講師の関正生氏が担当する。各ページには劇中のコマが多数掲載されており、ストーリーを思い出しながら英語を学べる構成に。劇中に登場するシャア・アズナブルの有名なセリフ「坊やだからさ…」は、"Because he was a spoiled kid..."という、欧米版の翻訳を紹介している。spoil は「だめにする・甘やかす」という意味であり、「甘やかされた子ども」という、シャアが持っているガルマ・ザビに対するイメージを表現するなど、『ガンダム』の世界観を反映したものになっている。『「機動戦士ガンダムTHE ORIGIN」の英語』はKADOKAWAより11月11日発売。価格は1,200円(税別)となる。(C) 創通・サンライズ
2015年11月06日紀里谷和明監督の最新作『ラスト・ナイツ』の女性限定試写会が11月5日(木)、都内で行われ、紀里谷監督をはじめ、大和悠河とホラン千秋が出席。女性陣の絶賛コメントに、紀里谷監督は「本当にうれしい。映画は自分の子どものようなもの」と喜びをかみしめた。紀里谷監督が初のハリウッド進出作として、「忠臣蔵」を題材に5年の歳月をかけて完成させた本作。架空の封建国家で、反逆罪に問われた師匠を自らの手で斬首した主人公が、忠誠を誓った主君の仇を討ち、堕落した権力者に反旗を翻す騎士道ファンタジー。クライヴ・オーウェン、モーガン・フリーマンら豪華なキャストが、日本人の心に宿る忠誠心、名誉、正義、尊厳といったテーマを体現する。「自分では意識していなかったが、試写を始めると女性から褒めていただくことが多い」と少し意外そうに語る紀里谷監督。一方、大和さんは「映画の至るところに、サムライ精神があふれている。外見はもちろん、ここまで内面がカッコいい男性はなかなかいない」、ホランさんは「心が癒され、目の保養にもなる。女性がこれほどドキドキできる映画はそうないはず」と女性目線で絶賛していた。大和さんといえば、王子役や騎士(ナイト)役として、多くの男役を演じてきた元宝塚歌劇団宙組トップスター。「以前は男性の演出家さんが『これが男の友情なんだ』と言っていても、よく理解できなかったけど、この映画を見ると、男性同士の熱い魂のつながりを知ることができる」と独自の視点で、魅力を語った。これにはホランさんも、「こんなにも相手を裏切らず、見返りも求めず、忠誠心を守る男性がいるなんてステキ」と乙女のまなざし。「さまざまな文化や人種が入りまじっているのに、違和感なくスッと世界観に入り込めるのは、すばらしい脚本と監督の演出があるからこそ」とうっとりしていた。そんな女性陣の発言に、「今日は(女性から支持される)ナゾが解けました」と納得顔の紀里谷監督。「大切なのはモノじゃなく、形にできないもの。言ってしまえば、愛を描いた映画。これからも人種や国籍、洋画や邦画といった、いろいろな“くくり”を取り払い、いい作品を世界中に送り届けていきたい」と国際的に活躍する映像クリエーターとしての決意を新たにしていた。『ラスト・ナイツ』は11月14日(土)、TOHOシネマズスカラ座ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ラスト・ナイツ 2015年11月14日より全国にて公開(C) 2015 Luka Productions
2015年11月06日東京国際映画祭パノラマ部門作品『ラスト・ナイツ』(11月14日公開)の舞台挨拶が28日、東京・TOHOシネマズ 六本木ヒルズで行われ、紀里谷和明監督と俳優の伊原剛志が出席した。『CASSHERN』『GOEMON』で知られる紀里谷監督のハリウッド進出作となる本作は、モーガン・フリーマンとクライヴ・オーウェンを主演に迎え、不当な死をとげた主君の仇をとるために戦う騎士たちの"サムライ魂"を描いた作品。舞台挨拶で監督は「脚本をいただいたのは6年前。実際に制作にとりかかり完成まで5年かかった」と語り、客席を見渡しながら「この光景を思い浮かべながら、そして、全世界30カ国で公開、日本で11月14日公開というこの日を夢見て頑張って来たと言っても過言ではありません」とあいさつすると、客席から拍手が起こった。また、本作について「ベースは日本の『忠臣蔵』。それをどのようにしてインターナショナルなマーケットで展開するのか考え、黒澤明監督の『乱』がシェイクスピアの『リア王』を戦国時代に置き換えてやってらっしゃったことを思い出し、その逆ができるのではないかと思った」と説明。「もう1つステップを進めようと、ありとあらゆる国籍の方と仕事をしたいと思った」と続け、その理由について「映画の作り方の可能性が広がるのではないかと思った」と語った。そして、映画は「自分の子供」であり、「子供を多くの優秀な方々と作って育てていく作業」と表現し、「今回、3人目の子供。マイナス20度、30度の中で1日12時間、雪の中で一生懸命戦って作り上げた子供です。この子を好きになってもらえればそれに越したことはありません」と切望。さらに、「命をかけてこの映画を作ったつもりです」と並々ならぬ思いを伝え、最後に「日本映画、世界映画が一つになっていけたら」と今後の日本映画の発展を願った。日本人で唯一出演した伊原は、紀里谷監督のことを「現場で戦っている戦士に見えた」と言い、「現場で役者たちとディスカッションもしていましたし、ほかのキャストも監督をリスペクトしていた」と説明。「日本人の監督で世界に出ていろんな役者を使ってできる監督はなかなかいない。紀里谷さんはきっと今後も、いろんな世界で活躍する監督。ぜひついていきたい」と絶賛すると、監督は「ありがたいお言葉」と感激し、「単純にものすごい優秀な方々に囲まれた。自分の力はささいなもので、どれだけ優秀な方に囲まれるかだと思う」と語った。
2015年10月28日経済誌『日経ビジネス』(日経BP社)が10月12日号で『ガンダム』特集を掲載していたことが話題を集めていたが、雑誌だけではなく、日経メディア全体で「ガンダム」を総力特集し、さまざまなコンテンツが展開されている。1979年より放映されたTVアニメ『機動戦士ガンダム』からその歴史をスタートさせた同シリーズ。今年は、かつてない規模となった展覧会「機動戦士ガンダム展 THE ART OF GUNDAM」が9月まで都内で行われていたほか、10月22日~31日の会期で開催されている「第28回東京国際映画祭」で特集上映が組まれるなど、大きな注目を集めている。事の発端となったのは、『日経ビジネス』10月12日号に掲載された「ガンダム 日本再生計画」と題された20ページにおよぶ特集記事。記事では、依然驚異的な速度で成長を続けている『ガンダム』関連の市場が紹介されるとともに、検証記事として、「技術」「流通」「人材」において『ガンダム』が与えてきた影響を分析する。さらに、『ガンダム』をめぐるビジネスモデルや作中の設定を引用した日本企業への提言で特集はまとめられている。雑誌が販売されるや、『ガンダム』ファンを中心にネットでは歓迎するコメントが書き込まれ、書店にも多くの問い合わせが寄せられるなど話題に。しかし、それだけにとどまらず、日経では関連サイトで次々と『ガンダム』関連記事を展開。『日経ビジネス オンライン』では、10月8日から連動企画を実施し、第1回には『ガンダム』とコラボした「ザクとうふ」を大ヒットさせた相模屋食料の鳥越淳司社長が登場し、同作の魅力を語った。第2回では、『ガンダム』の版権ビジネスを展開する創通の田村烈取締役が、同作関連商品の近年の盛り上がりについて説明している。また、同サイトでは10月13日と14日の2回にわたって"川口名人"ことバンダイ ホビー事業部マーケティングチームリーダーの川口克己氏のインタビュー記事を掲載。"ガンプラ"の歴史とともに、同シリーズが長く愛され続けていることへの一つの見解が語られている。さらに、10月15日掲載記事「ガンプラ販売35年、生き字引の証言」では、長年"ガンプラ"の販売を行ってきた宮沢模型の千葉清取締役が、ブーム前夜を振り返っている。加えて、10月19日に『日経テクノロジーオンライン』に掲載された記事では、バンダイ ホビー事業部のゼネラルマネージャー・佐々木克彦氏へのインタビューを実施。ターゲットに適切化した商品展開を行うことで成長を続けてきた"ガンプラ"の戦略が明らかにされている。さかのぼると、『日経テクノロジーオンライン』7月24日掲載記事「ガンプラ爆買で震撼したアジアの勢い」、『日経ビジネス オンライン』7月17日掲載の「『ガンプラ』の3割はすでに海外で売れている」では、"ガンプラ"がアジア市場で拡大していることを解説。『日経テクノロジーオンライン』8月4日掲載「ガンプラ35周年、進化するものづくり、3Dプリンターと"匠の技"で世界を魅了」では"ガンプラ"の最新事情が語られるとともに、9月19日掲載の「ガンダムよりもザクに思い入れ、描くことよりものづくりが好き」では『機動戦士ガンダム』のモビルスーツのデザインで知られる大河原邦男氏にインタビューを行うなど、日経メディアを挙げて包括的に『ガンダム』を取り上げている。アニメ作品として誕生した『ガンダム』が、このように経済誌で本格的に取り上げられたことにはかなりのインパクトがあった。もちろん、2015年の話題で言えば、6月に公開された『ラブライブ!』劇場版が動員150万人を超え社会現象化したことなどが筆頭に挙げられる。だがそれはあくまで「アニメ」「ゲーム」といったコンテンツを分母にした時のことで、今回のように「経済」を分母に『ガンダム』のようなコンテンツが語られているのは非常に珍しい印象がある。さらに、社会における「成長」「発展」「平和」といった重要なテーマに、『ガンダム』的な方法論からのアプローチが説得力をもった形で提言されていることも特筆すべき点だろう。現在シリーズとしては、最新TVアニメ『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』が10月よりMBS/TBS系列全国28局ネットで放送がスタート。人気アニメ『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』の長井龍雪監督、シリーズ構成・岡田麿里氏を迎えて新規ファンを獲得しつつあるほか、『機動戦士ガンダム』でキャラクターデザインを担当した安彦良和氏が総監督を務める『機動戦士ガンダム THE ORIGIN II 哀しみのアルテイシア』が10月31日よりイベント上映開始される。(C)創通・サンライズ
2015年10月28日紀里谷和明監督がハリウッドで製作した最新作『ラスト・ナイツ』が10月28日(水)、「第28回東京国際映画祭」にて上映され、紀里谷監督と、日本から本作に出演している伊原剛志が舞台挨拶に臨んだ。クライヴ・オーウェン、モーガン・フリーマンらハリウッドスターが参加した本作は日本の「忠臣蔵」をベースに製作。理不尽に主君を殺された騎士たちが誇りを取り戻すべく戦いに身を投じるさまをスタイリッシュな映像で描き出す。紀里谷監督と伊原さんは劇場の客席通路を歩き、観客に名刺(ビジネスカード)を配布しながら壇上へ。多くの観客で埋まった客席を見渡し、紀里谷監督は「脚本をいただいたのが6年前で、5年をかけて映画を作りましたが、その間、いまのこの光景を思い浮かべてここまで頑張ってきました」と感慨深げ。「忠臣蔵」をベースにしている点について、当初は日本人キャストで作る予定だったと明かし「黒澤明監督の映画で『リア王』をベースにした『乱』という作品がありますが、その逆ができるのではないかと思った」と説明。「架空の国、架空の時代の(設定の)中で、ありとあらゆる国籍、人種の人と仕事をしたかった。これからの映画の可能性が広がると思った」と映画作りの未来をも見据えた決断について語った。完成した映画は自身にとっての「子ども」であると語り「自分ではひいき目に見てしまいますが(笑)、みなさんの目で確かめてほしいと思います。命懸けで作りました!」とこれから初めて映画を鑑賞する観客にゆだねた。伊原さんは11月から1月のチェコでの撮影について「だんだん寒くなっていって大変でした」と述懐。「映画の中の雪も本当の雪です。過酷な状況で、日本人は僕と監督だけで、そんな中でいつも僕に声を掛けてくださる姿は、この映画の中で戦っている戦士たちに見えました。紀里谷さんはいつもキャストやスタッフとディスカッションをしていて、キャスト陣はみんな、監督をリスペクトしていました」と現場の様子を明かし「今後も世界で活躍する監督だと思っていますし、ぜひ付いて行きたい!」と最大限の賛辞と敬意を口にした。また、モーガン・フリーマンやクライヴ・オーウェンといったスターたちとの共演について、伊原さんは「一緒の画面にいて、存在で負けないようにと心がけましたが、(完成したシーンを)見て、大丈夫だな、おれもイケてるんだと(笑)、自画自賛ですが思いました」と自信のコメント。「機会があればもっと海外の作品に出たいと思いました」とさらなる海外挑戦に意欲を燃やしていた。『ラスト・ナイツ』は11月14日(土)より公開。(text:cinemacafe.net)
2015年10月28日「ガンダム GLOBAL CHALLENGE PRESENTATION ~第一次選考発表会~」が26日、東京・秋葉原UDXシアターで開催され、『機動戦士ガンダム』の生みの親である富野由悠季監督、SUGIZO(LUNA SEA、X JAPAN)らが登壇した。「ガンダム GLOBAL CHALLENGE」は、『機動戦士ガンダム』が生誕40周年を迎える2019年に、18mの実物大ガンダムを動かすことを目指すプロジェクト。実物大ガンダムを動かす「リアルエンターテイメント部門」と、仮想空間で動きを再現する「バーチャルエンターテイメント部門」の2部門で広くアイデアを募り、今回その第一次選考の受賞式が行なわれた。アイデアを認められた受賞者は、今後「ガンダム GLOBAL CHALLENGE」メンバーとなる。今回の受賞者は以下の通り。リアルエンターテイメント部門「ガンダムとザクに相撲をとらせて四脚にした自立歩行(または足を上げて一歩踏み出し)の実現」金子裕哉氏「ロボットが人間のような歩行を実現するための、ヒューマノイドロボット歩行に関連する新しいメカニズムの提案」ミン・スン・チェン氏(国立台湾大学非常勤准教授)「外部動力供給式軽量型ガンダム独立歩行システム」木原由光氏(ロボフューチャー株式会社代表取締役)「ガンダム・リサーチ・オープンプラットフォームの解説」岡田慧氏(東京大学情報システム工学研究室准教授)バーチャルエンターテイメント部門該当なし受賞式には金子氏、ミン氏、木原氏の3名が参加。学生である金子氏は、「まさか選んでいただけるとは思わず光栄です。僕には2つ夢があって、それは富野由悠季監督にお会いすることとガンダムを作ることでした。ですから、こんなにうれしいことはありません」と感慨深げに語っていた。受賞式のプレゼンターには、LUNA SEAなどで活動するギタリストのSUGIZOが登場。賞金の目録を手渡したSUGIZOは、「僕は小さなころからSF少年でしたが、今少しずつ夢が現実になっているのを感じるとともに、僕らが夢見た明るい世界には必ずしもなっていないとも思っています。明るく美しい、平和な未来を生み出すテクノロジーを創り出してください。ガンダムと、この世界のために」とコメントを寄せた。受賞式後には、現在の「ガンダム GLOBAL CHALLENGE」のリーダー陣が登壇。富野監督はガンダムを歩かせる夢を絵空事と前置きしながらも、「巨大ロボットの二足歩行を実現させることはバカバカしい絵空事ですが、それはリアリズムでものを考えていく礎だと思っています。人型のものを動かすということが工学的にどれだけバカバカしく大変なのか。しかし、それに挑戦し努力することは大きなブレイクスルーにつながると思います。絵空事を現実にしてくれたらうれしいですね」と皮肉の中にも愛情のある言葉を贈った。同企画は今後、今回の受賞アイデアをネット上で公開し、これを土台にしたオープンイノベーションとして2015年11月2日~2016年2月29日まで新たなアイデアを募集する。2016年秋に基本プランを決定し、2017年に実施設計、2018年に製作調整を行ない、2019年のプロジェクト成果発表を目指す予定となっている。
2015年10月27日フリービットは22日、アクロニスのエンジンを使用するSaaS型バックアップサービス「フリービットクラウド Backup Orchestra」を発表した。同日より販売開始する。「フリービットクラウド Backup Orchestra」は、アクロニスのエンジンと連携し、社内IT資産(PC・サーバ)のバックアップ統合管理からBCP(Business Continuity Plan:事業継続計画)/DR(Disaster Recovery:災害復旧)対策までを包括するクラウド型バックアップサービス。高性能UTM(Unified Threat Management:統合脅威管理)を標準採用したIaaS型「フリービットクラウド VDC」と、アクロニスのエンジンを連携させることで、高機能かつ利便性に優れたBCP/DR対策ソリューションのパッケージサービス化を実現した。データだけでなく、システム(OS)単位でのバックアップ機能を有し、PC、サーバ、クラウドなどIT環境全体の復旧を容易に実現可能。バックアップデータは、実容量の70%程度まで圧縮され、2回目以降は増分のバックアップとなるため、効率の良いバックアップが行える。すべてのバックアップ対象を一元管理ができるWeb管理コンソールを用意。クラウド環境だけでなく、LAN内のNASやサーバへのバックアップにも対応している。リストアする際も、ファイル単位で実行できるほか、ファイルがあった場所へ復元するだけでなく、LAN内の任意の場所へ復元できる。「ベアメタル復旧機能」では、バックアップされたシステム全体を、OSやアプリケーションデータを含めた状態で再構築、復元できる。元のハードディスクに限らず、物理や仮想を含めた、異なる環境への復元が可能となっている。また、DR対策オプションの利用で、「フリービットクラウド VDC」上でのシステム復元機能に対応し、有事の際はクラウド上でのシステム稼働が行える。リスト先のリージョンは東京リージョン、大阪リージョンより選択可能。提供価格は、基本バックアッププラン(100GB)が月額5000円、クラウド容量は1GB当たり50円で追加できる。DR対策オプション(500GB)は初期費用10万円、月額2万円。DR対策オプションのディスク容量は100GBごと月額2000円で追加可能(いずれも税別)。2015年12月31日までの購入申し込みで、基本プランで提供する全サービスが最大2カ月間、無料になるトライアルキャンペーンを実施している。
2015年10月23日