少年革命家・ゆたぼん(13)といえば、配信内容を巡ってたびたびSNS上で話題を呼ぶYouTuberだ。10月1日に公開した動画では、9月下旬に東海地方を襲った台風15号により断水などが起きた静岡市清水区を訪れ、飲み水などの物資を支援する様子を公開していた。この配信には手放しで評価する声も集まる一方で、“ゆたぼん自身が経済的に自立していない”“動画配信による収益が目的”などと批判する声が集まっていた。これに対して、ゆたぼんの父で実業家の中村幸也氏が、7日に自身のTwitterで猛反論したのだ。《この国では経済的に自立していないと人助けもしてはならないのか?大体ゴチャゴチャ言ってる奴らのほとんどが何もしていない奴らだろうし、そもそも静岡への救援物資はゆたぼんが自分のお金を出して買った物で、実際にそれで救われた人もいるのだから何の問題もないだろうが!》しかし、この中村氏の反論に対してもSNS上では批判が再沸騰。保護者としての責任を問う声が相次いで上がっている。《動画の内容によっては賛否両論あるのは当たり前。批判されるのが嫌なら、わざわざ配信しなければいい》《人助けをする事は良い事だと思う。ただ、それをYouTubeに上げる必要があるのだろうか》これまで中村氏は、ゆたぼんの“アンチ”に対して反撃してきた。9月27日には、《実際に会った不登校の子たちや元不登校の子たちにゆたぼんの言葉は届いているし、ゴチャゴチャ言っているだけのアンチには同じ事はできないだろう》と、たびたび上がる批判の声を揶揄する投稿をTwitterで行っている。「このほかにも9月9日には、ラーメンに数百本の爪楊枝を入れた迷惑客の騒動を伝える記事に対して《まぁ支援もしないで勝手に騒いでるゆたぼんアンチはもっと異常》とコメントしたり、今年1月27日には《アンチはどこまで行ってもゴミだし、否定するのが生きがいになってる害悪害虫》と激しい言葉を用いてゆたぼんへの批判に対して敵意を向けています。誹謗中傷は決して行われるべきではありませんし、それに対して断固とした対応を取ることはなんら批判されるべきではありません。しかし、中村氏やゆたぼんのTwitterは、まっとうな真っ当な批判も“アンチ扱い”し、擁護的な投稿ばかりをリツイートし続けるなど、攻撃的な姿勢が目立ちます。こうした対応が火に油を注いでいる側面もあるのではないでしょうか(スポーツ紙記者)ゆたぼんは、不登校の子どもたちに勇気を与えようと全国を回る企画を続けている。父の“過激な対応”が足を引っ張らないことを祈るばかりだーー。
2022年10月12日あなたのエピソードもコラムになるかも?体験談募集中!保護者の方が日々子育てをする中で「こんなトラブルがあった」「こんなハプニングがあった」など悩みはつきないと思います。そんな発達ナビユーザーのみなさんの「困った」エピソードを募集しています。テーマは新たに「パートナー(夫婦関係)」「進学、受験」などを追加しました!その他「祖父母や親戚関係(帰省含)」「ゲーム」「不器用」「ママ友・保護者」「ご近所トラブル」「自傷」「学習」「不登校」なども引き続き募集中です。パートナーなどとの意見の相違、受験や進学での予期せぬトラブル、反抗期による親との言い争い、癇癪を起こして自分の頭を叩く、地団太を踏むなどの自傷行為…読み書きや計算の困りはもちろん、授業を落ち着いて受けられないなどの学習の悩み…行き渋りや不登校などの悩み…いろいろなお悩みエピソード、お待ちしております。お寄せいただいたエピソードの中から数作品、発達ナビの連載ライターさんにコラムとしてコミックマンガエッセイ化していただき、発達ナビで公開いたします!あるあるのエピソードからヒヤリとしたエピソード、SNSなどではなかなか言えないような家族やママ友とのトラブルまで。いろいろな「困った」エピソードをぜひ教えてください。
2022年10月05日子供は何をするかが分からないもの。我が子の言動に、時には親ですらビックリさせられてしまいます。「家のドアを波みたいにしたい!」小学3年生になる次男にそういわれたのは、母親のmaru(@gogagaover)さん。「波のようにしたい」という言葉は、「自室のドアに波の絵を描きたい」という意味。そう、息子さんは家をキャンバスにしたいといい始めたのです!画材がなんであれ、ドアに描いた絵を簡単に消すことはできません。この要望を受けて、すぐに首を縦に振る人はそういないでしょう。しかしmaruさんは、一抹の不安を抱きつつ、あえて息子さんの申し出を聞き入れることに。楽しそうに絵筆を握る息子さんを、黙って見守ることにしました。ドアを波みたいにしたいんだ♪という小3に震えつつも黙って見ている私を褒めてください(がたぶる) pic.twitter.com/aSy70dD83Q — maru@ものづくりカフェWORK+WORK (@gogagaover) September 28, 2022 息子さんはドアを水色で塗るだけでなく、複数の色を使ってその上から絵を描き始めました。これには、見守っていたmaruさんも驚いたといいます。「自宅はどうなってしまうのだろう」という不安を感じながらも、maruさんは我が子の行動をハラハラしながら見守り続けました。しかし、その後…息子さんはmaruさんだけでなく、ネットを通して多くの人を驚かせたのです!ドアだけでなく、クローゼットや天井にまで自身の世界を展開!部屋の中には、素敵な海が広がりました。長女が過去に6年間不登校だったことや、その後に次男が不登校になったことを受け、『いつでも気楽に、子供がものづくりにチャレンジできる場所』として東京都武蔵村山市でシェアスペース『ものづくりカフェWORK+WORK』を始めた、maruさん。この活動を初めて、投稿者さんは「学校に向いていない子もいるし、学校の勉強以外にもできることはある」ということを強く感じたといいます。そして、今回の息子さんの作品を見て、驚かされると同時に、息子さんの感性をこのまま育んでいきたいと思ったのだそうです。小学3年生とは思えない高いセンスや行動力に、ネットからは称賛の声が続出。「とっても素敵!」「将来が楽しみ」といった声が上がっています。きっと息子さんは、今後も自身の持つ感性を生かして、数々の作品を生み出しながら成長していくのでしょう![文・構成/grape編集部]
2022年10月01日睡眠時間がどうしても一定しないわが家の凸凹兄妹の妹、いっちゃんは小さいころから眠るのが苦手で、眠ってもしばしば些細な物音などで目を覚まします。小学生になると、入眠に苦労するのは変わらずですが、一度眠ると深く眠り込むようになりました。一旦眠り込むと起こしても起きないのです。当然、学校は遅刻してばかりです。Upload By 寺島ヒロ睡眠の記録を取ってみると…実は母親である私自身、睡眠障害があり毎日覚醒する時間が遅れていく睡眠サイクルがあります。それで「もしや」と思い、いっちゃんの睡眠記録をつけ始めました。実際に眠った時間だけではなく、眠いと言い出した時間、眠ったがちょっとだけ起きた時間、起床した時間を詳細に記録していくと、「1〜2時間ずつ睡眠時間が後ろにずれていく」ことが分かりました。Upload By 寺島ヒロ小学校5年生から不登校に小学校低学年のうちは、起きると学校に行っていたのですが、4年生ぐらいになると、「11時を過ぎるとお昼ごはん食べに来たの?と、からかわれるから行かない!」と言って昼からは行こうとしなくなりました。いっちゃんの睡眠時間は9時間。朝から活動しているのは月の半分ほどです。5年生から次第に行かない日が増え、6年生のときにはついに1/3ほどの出席率となり「不登校」となりました。また中学校も、コロナで休校が続いたこともあり、ほとんど行くことができませんでした。「勉強は好き」進学先を探すけど…高校へは進学したいと希望していたいっちゃん。睡眠時間を固定しようと試みましたがうまくいかず、結局、通信制の高校に通うことにしました。志望校はいっちゃん自身がネットで検索していくつかの学校と比較検討して決めました。通信制の高校、実際に通ってみるとUpload By 寺島ヒロ部活動も部活ごとにslackがあって、娘は美術部に入っています。slackではお題を出し合ったり、作品をアップしたり、絵を描くときのツールの使い方など交流も盛んで「Twitterとかより突っ込んだ感想をもらえる!」と、喜んでいました。通信制の学校というと、家で1人でテキストを開いて…というイメージだったけど時代は変わったな…と思います。睡眠サイクルは固定できないまま「通信の学校いいなー」「大学もこうだったらいいのにー」という娘。高校生活を心から楽しんでいるようです。睡眠の問題が解決したわけではないので、これから進学や就職をどうするかなど、悩みは尽きませんが…今あっての未来。心配し過ぎることなく、今を大切に過ごしたいと思います。執筆/寺島ヒロ(監修:井上先生より)学校の始業時間は決まっているので、睡眠に問題のある子どもさんの場合、それに合わせようとすると、本人だけでなく親御さんもとても苦しくなってしまうと思います。高校では、始まりの遅い昼夜間の高校や通信制などが選択肢になってくると思いますが、いっちゃんには通信制がすごく合っていたようですね。通信制も学校によってはさまざまな活動をオンラインで提供しているところもあります。また対面出席を重視しているところもあります。子どもさんに合った学校を選択するため、オープンスクールや説明会に子どもさんと一緒に参加してみるのもよいかもしれません。
2022年09月27日東京都立小台橋高等学校は、2期生向け学校説明会を令和4年10月16日(日)より、計4回にわたり開催いたします。本校は令和4年4月に、都内6校目のチャレンジスクールとして開校しました。不登校や中途退学などで、これまでの学校生活では個性や能力を十分に発揮できなかった生徒でも、一人一人が安心して存分に学ぶことができる時と場を提供しています。中でも、心の健康面の支援については、(1)交流プログラムの充実、(2)相談の体制や問題解決の体制の充実に力を入れ、教育活動をおこなっています。(1)交流プログラム小台橋高校では入学直後の1か月を利用して、人と人との交流をしやすくするためのプログラムを実施しています。「1人での活動」→「1対1の対話」→「グループで話をする」と段階をつけながら、他人とのコミュニケーションを向上させることを目標に、すべての教科で様々な活動に取り組みます。例えば国語では人の話に耳を傾ける方法、公共の時間には感情をマネジメントする方法、保健ではストレスについて理解することを学習します。今年度は「グループで話をする」の実践として、校外学習で上野・浅草へ行き、ウォークラリーを体験しました。(2)相談体制の充実毎週定例で開催される教育相談委員会には、クラス担任や教育相談担当の教員、スクールカウンセラーやユースソーシャルワーカーが参加し、生徒情報の共有を図り、学校全体として問題解決に取り組んでいます。専門家の方々には、教育分野に関する知識に加えて、社会福祉などの専門的な知識・技術を用いて困っている生徒が置かれた様々な環境に働きかけたり、関係機関などとのネットワークを活用したりして支援をいただいています。カウンセリング室の設置など、気軽に相談できる環境を作ることで、生徒が一人で「迷い」や「悩み」を抱えないように注意しています。開放的な職員室(イメージ)により相談しやすい環境を実現小台橋高校は東京都教育委員会より「TOKYOデジタルリーディングハイスクール研究指定校」に指定されており、令和の時代にふさわしい学び―教育のDX―を実現しています。入学した生徒は全員2in1パソコンを購入し、クラウドサービスのアカウントが付与されます。入学直後はパソコンの操作に戸惑う姿も見られましたが、7月に実施された「本物体験(自分の進路希望に応じた訪問先に行き、実際に「見て」「触って」「作って」「感じて」くる体験行事)」をプレゼンテーションソフトにまとめ、文化祭における成果発表を作り上げることができました。これらの活動をスムーズに行うためのICT環境は整っており、校内Wi-Fiはもちろんのこと、動画編集を希望する生徒のための「グリーンバックスタジオ」を完備したデザイン実習室も設置されています。また、最先端技術として「AI教材」や「VR教材」の研究にも取り組んでいます。ICTを活用した授業風景学校説明会では、以上のような小台橋高校の特徴をコンパクトにまとめた説明に加え、令和5年度入試に関する詳細についてお話させていただきます。小台橋高校を第一志望に考えている方はもちろん、他校と比較している方、総合学科ならではの幅広い科目から学びを深めたい方など、説明会へのご参加お待ちしております。◆学校説明会開催日第1回 令和4年10月16日(日)第2回 令和4年11月27日(日)第3回 令和4年12月11日(日)第4回 令和4年1月8日(日)◆対象小台橋高校への入学を希望・検討されている生徒および保護者◆各回の開催スケジュールと定員第1部 09:30~(開場09:00) 60組(1組2名まで)第2部 12:15~(開場11:45) 60組(1組2名まで)第3部 14:30~(開場14:00) 60組(1組2名まで)◆説明会の内容1. 全体会(60分程度)(1)校長挨拶(2)本校の教育活動について(3)入学者選抜について*(3)の入学者選抜についての項目は変更となる場合があります。2. 個別相談(希望する方のみ)◆申し込み期間第1回の申し込みは締め切りました。第2回以降の説明会については、開催日の一か月前からの申し込み開始を予定しています。詳細はホームページで確認ください。*各部での申し込み数が定員に達し次第、締め切らせていただきます。◆申し込み方法ホームページより、インターネットによる申し込みで先着順位の受け付けとなります。*申し込みのないまま当日来校された場合、説明会にご案内できません。その他の詳細についてはホームページをご覧ください。HP: 【学校概要】学校名 :東京都立小台橋高等学校所在地 :東京都足立区小台2-1-31課程・学科・部:定時制課程総合学科(単位制)。午前部・午後部・夜間部の三部制。校長 :杉森 共和設立 :令和4年4月概要 :「都立高等学校改革推進計画・新実施計画(平成28年2月東京都教育委員会)」により計画された都立高等学校で6番目のチャレンジスクール。【チャレンジスクール】小・中学校時代に不登校経験を持つ生徒や長期欠席等が原因で高等学校を中途退学した者等を主に受け入れる総合学科・昼夜間定時制三部制(午前部・午後部・夜間部)の高等学校で、他部履修により3年での卒業も可能とします。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年09月27日ASDがあり、不器用さから運動が苦手な息子。縄跳びが跳べなくてーー3歳4ヶ月のときにASDの診断がおりたわが家の小2息子。感覚過敏もあり、物事を0か100かで考える白黒思考なところがあります。目の前にあることについ夢中になってしまい、感情コントロールが難しく、自分の予想と少しでも違うとすぐに泣いたり怒ったりしてしまうこともありますが、だじゃれと本を読むことが好きで、甘えん坊なところが可愛いです。発達性協調運動症(発達性協調運動障害)の診断はおりていませんが、息子は不器用さのため運動が苦手です。そんな息子が学校の授業で特に苦戦していたものがあります。それが、縄跳びです。わが家では、入学式の翌日から母子同伴登校をしています。登校初日から教室にいられなかった息子を見て、先生に母子同伴登校をお願いしました。息子が小1のときのある日、息子が体育の授業を受けている様子を見ていたときのことです。その日は音楽に合わせて縄跳びをする授業。しかし準備運動中に「できない!もうやだ!」と縄跳びを地面に投げつけて泣いてしまう息子の姿がありました。Upload By ユーザー体験談運動が苦手な息子は縄跳びを回しながら跳ぶことがまだできません。その上、息子は、失敗することや人よりできていないことへの抵抗が強く、「跳べなくても大丈夫」と先生が言っても納得できず癇癪につながってしまっているようでした。それに加えて、全校で行う『縄跳び集会』の日も迫ってきていました。朝の時間の20分ほどで行う、5・6年生が主催の「みんなで縄跳びを楽しみましょう」という会なのですが…このままでは息子は跳べないままその日を迎えてしまいます。見かねて縄跳びの特訓を始めたけれど…跳べずに癇癪をおこす息子を見かねて、その日から家でも縄跳びの練習を始めました。息子は幼稚園年長のときにOTの先生から教えてもらった、持ち手の長い縄跳びを使って跳んでいました。市販の縄跳びの持ち手に、ラップの芯を継ぎ足したものです。回した縄を跳び越えることはできるのですが、体全体に力が入っているので、練習を始めても10分ほどですぐに疲れてしまいます。「あーもうだめだ。疲れたー」となってしまい、できるようにはなりたいけれど、跳び始めると疲れて諦める、という様子でした。特性から先の見通しを持ちづらいので、縄跳び集会の日に向けて練習を重ねるというような意識もなかなか持てません。ただ、ルーティンになると、毎日10分くらいの練習をコツコツ続けることができるので、毎日縄跳びの特訓を行いました。ですがやはりなかなか跳べるようにはなりませんでした。考えた末に編み出したのは…「エアー縄跳び!」どうしたらいいのか…考えた私は、縄跳びの持ち手から縄の部分をはずし、持ち手だけを息子に渡しました。名付けて『エアー縄跳び』!縄がないので絶対に引っかかりません!先生にお願いして学校でも使わせてもらうことに。先生も「すごくいい!それもちゃんと手首の練習になってます!」とほめてくれました。息子は喜んでエアー縄跳びを手に、縄跳び集会に参加することができました。目立ってしまうかな?と心配をしていたのですが、クラスメートからからかわれたりすることもなかったようでした。Upload By ユーザー体験談不思議そうに見ている子はいましたが、特に声をかけられることはなかったようです。上級生の中にも、縄跳びを忘れてきてジャンプだけをしている子もいたので、あまり目立たなかったのかもしれません。ただ、あとから「それなあに?」と私に聞いてくるお友達がいました。そんなときは、息子を知ってもらうチャンスなので、縄跳びが苦手でこれを使っていること、跳べないと悲しくなって泣いてしまうことなどを話しました。そして「いつも○○さんが、そうやって気に掛けて優しくしてくれるから、本当に助かる」と感謝を伝えました。あれから1年たち、小学2年生になった息子。今年も全校で『縄跳び集会』がありました。やっぱり今も縄跳びは苦手で跳べない息子に、「またエアー縄跳び使ったら?」と提案すると、「大丈夫大丈夫!跳べるふりをしてジャンプしてるから!」と言い、普通の縄跳びを持ち、跳べないながらも曲に合わせてリズムよくジャンプして笑顔で参加できました。「跳べなくても大丈夫」と自分で納得することができるようになったのです。小学校入学のころから今を振り返って小学校に入学し、4月にあった最初の全校集会のとき、息子は図書室の前の廊下の窓から、みんなの様子を見るだけでした。私はその姿を見て「息子は、この学校の中でたったひとり、校庭に並ぶこともできない子どもなのだ」と、切なくなりました。1年生の夏までは、付き添い登校はするものの、息子が教室に入ると私は別室で待機していました。息子は、感情コントロールがうまくいかずに途中で教室を飛び出してしまうことも多くありましたが、教室で付き添っているわけではないため、その理由や様子が分からず対応に困っていました。Upload By ユーザー体験談そこで担任の先生にお願いすると、私が教室に入ることを快諾くださり、2学期ごろからは息子の隣で一緒に授業に参加できるようになりました。できないことはサポートしたり、イライラしたり過敏になっていたりして無理そうなときは教室を退室させてもらったりし、先生と友だちには息子の思いを代弁して関わりを支えたりしてきました。2年生の今では、ほぼ教室で過ごし、出られない授業は別室で課題をこなしたり図書室で本を読んだりして、授業選択制のようにさせてもらっています。教室では、私が息子の隣に座ってノートをとる手伝いをすることもあれば、教室の後ろの椅子に座って、見守るだけのこともあります。教科やその日の息子の気分によります。縄跳びを跳べなくても、楽しそうな息子の姿を見て、そんな日々のことを思い出しながら、校庭でみんなと一緒に同じ場所にいられること、楽しんで活動をできていることに感動しました。先生方の言葉を胸に。息子の成長と母の願い。学校の先生方が繰り返し私におっしゃる言葉があります。「人とくらべない。前の自分とくらべる」です。通常学級での日々、定型発達のクラスメイトの中で息子と過ごしながら「人とくらべない」ことは、私にとってときに修行のようでした。それでも、先生方はいつも息子の「今」を見てくださいます。「今、つらくないか」「今、安心して過ごせているか」「今、サポートできることはないか」私は就学前は、息子の将来のことばかりを心配する母親でした。成長が1ミリずつのような歩みに感じてしまい、くじけることも多い日々でした。しかし、先生方が息子の「今」を大切にしてくださるので、「今」がずっとつながってこの先の未来があることに気づくことができました。息子には、「人が好き」と思えるように成長していってほしいです。それから、みんなよりできない自分に落ち込むことも多いのですが、苦手なことを気にするのではなく、「これもできる」「あれもできる」と、できるコトに目を向けて、自分に自信を持ってほしいと願っています。Upload By ユーザー体験談イラスト/keikoエピソード参考/たいせーママ(監修:三木先生より)「エアー縄跳び」からのご本人の適応具合が素晴らしいですね!子どもが気になっている部分は外から見ても分からないことも多いので、このようにどんな方法でも一度試してみることはとても大事です。また「将来」は「今」の積み重ねですので、「今」を大事にする目線も持ちたいものです。周りの大人がしっかりそこにフォーカスすることで、子ども自身も「今」の大切さを感じられるようになると良いですね。あなたのエピソードもコラムになるかも?体験談募集中!保護者の方が日々子育てをする中で「こんなトラブルがあった」「こんなハプニングがあった」など悩みはつきないと思います。そんな発達ナビユーザーのみなさんの「困った」エピソードを募集しています。テーマは新たに「パートナー(夫婦関係)」「進学、受験」などを追加しました!その他「祖父母や親戚関係(帰省含)」「ゲーム」「不器用」「ママ友・保護者」「ご近所トラブル」「自傷」「学習」「不登校」なども引き続き募集中です。パートナーなどとの意見の相違、受験や進学での予期せぬトラブル、反抗期による親との言い争い、癇癪を起こして自分の頭を叩く、地団太を踏むなどの自傷行為…読み書きや計算の困りはもちろん、授業を落ち着いて受けられないなどの学習の悩み…行き渋りや不登校などの悩み…いろいろなお悩みエピソード、お待ちしております。お寄せいただいたエピソードの中から数作品、発達ナビの連載ライターさんにコラムとしてコミックマンガエッセイ化していただき、発達ナビで公開いたします!あるあるのエピソードからヒヤリとしたエピソード、SNSなどではなかなか言えないような家族やママ友とのトラブルまで。いろいろな「困った」エピソードをぜひ教えてください。
2022年09月25日「Meiji.net」は、総合大学ならではの個性豊かな教授陣が時事問題を広く深く解説する情報発信サイトです。最新の更新予定をお知らせしますので、ぜひご覧ください。■Meiji.net( )「すべての子どもに、たくさんのキャンプを体験してほしい」 概要近年、キャンプがブームと言われています。その背景には、家族や仲間で行くレジャー型のキャンプだけでなく、ソロ・キャンプや、より原始的な環境を楽しむキャンプなど、キャンプが多様化していることがあります。さらに、キャンプの教育的側面も研究が進んでいると言います。この話題について詳しく解説します。ポイント■「野外教育、多様なニーズのための自然体験活動」を研究テーマとする吉松梓准教授が執筆。■自然環境の下で活動するなど、学校の教室では学べないことが体験できる「組織キャンプ」は、日本において社会教育と学校教育の両輪で発展してきたと解説。近年ではキャンプによる心理社会的効果が実証され、不登校の子どものサポートにも繋がると論述。日々の暮らしを豊かにする経験を子どもの頃から重ね、キャンプの活用を身につけていくことが理想的だと提言。■記事構成すべての子どもに、たくさんのキャンプを体験してほしい●組織キャンプの3つの効果●不登校の子にとっても貴重な体験になる●貧困家庭の子にも参加してもらえるように執筆教授プロフィール吉松 梓(明治大学 経営学部 准教授)■研究分野:野外教育学、臨床心理学■研究テーマ:野外教育、多様なニーズのための自然体験活動■主な著書・論文「冒険教育プログラムを導入した長期キャンプにおける不登校生徒の身体性回復のプロセス」(『体育学研究』63巻(2)811-826頁・2018年)「第5章 冒険教育とカウンセリング」(『野外教育入門シリーズ第5巻 冒険教育の理論と実践』杏林書院・2014年)Meiji.netとは~大学とは何か?~ 知識を深めたい。視野を広げたい。感性を磨きたい――。大学とは、好奇心を抱くすべての人たちに、大きく開かれた学びの場であると考えています。“Meiji.net”は明治大学の研究や人材などを通じて社会に貢献していく、大学初の情報発信サイトです。総合大学ならではの個性豊かな教授陣が専門的な知識と独自の視点で分析した、バラエティーあふれるトピックスが満載。あなたの疑問と明治の学問は、ここでつながっています。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年09月21日もしコウが「学校に行きたくない」と言い出したらどうする?Upload By 丸山さとこ息子のコウは小学4年生で診断を受けましたが、3歳児健診の時点で神経発達症(発達障害)の可能性は指摘されていました。そのころはASDの可能性が高いと言われており、実際に保育園での様子などを見ていると、社会性の低さを感じることはしばしばありました。小学校に入学してから人間関係などのトラブルが起こりそうな予感もあったため、小学校入学前には「もしコウが『学校に行きたくない』と言い出したらどうする?」と不登校についての話し合いを夫としていました。「学校に行きたくない」とコウが言うときは、まずは理由を聞いて対応するように努めています。ですが、「難しい状況が長く続くなどして見通しが持てないようであれば、コウの心身の状態を見つつ不登校を選ぶ可能性はあるだろう」と、夫と私は考えました。学校に通うことで得られるものは、大雑把に分けて二つあると思います。一つは学習の機会。もう一つは他者と関わり社会性を育む機会です。小学校の時間割や教科書を見ると、小学生は本当に忙しいなと感じます。これだけの密度を家庭で再現したら、バトルに次ぐバトルで生傷が絶えない毎日になりそうなのでそこはあきらめるとして、近いものを用意することはできるかと考え、いくつか案を用意しました。学校に行かないことを選んだとしたら?まず、学習は通信教育(タブレット学習アプリ)と簡単なドリルを利用すると、親子共々負担が少なく続けやすいのではないかと考えました。通信教育であれば全教科通塾するより費用が抑えられます。授業動画は停止したり繰り返し視聴したりすることが可能なため、コウもマイペースに理解を進められそうです。Upload By 丸山さとこ候補としていたいくつかのタブレット学習アプリでは、回答の答え合わせが自動で行なわれるのもよい点だなと思いました。私もコウも負担が減りますし、答え合わせのミスもなくなります。また、コウは視線を往復させて物を見たりノートに字を書いたりすることが苦手なのですが、その点でもタブレット学習は助けになると感じました。苦手なことをさせようとすると毎日バトルが絶えなくなるだろうことは予想がついたので、学習に関してはとにかく『コウも私も無理なく、できる範囲で』をモットーに進めていこうと思いました。もしコウと私に余力があれば、通信教育と合わせて1教科だけ個別指導の塾に行くのもよいかと思い、数か所で体験授業を利用してみました。自習室がある塾の場合は、手の空いている先生がいらっしゃれば質問もできるため、自宅学習で分からなかったことも聞けるのがよいなと思いました。比較的手段が数多く用意されている学習機会に比べると、『同世代の子どもの中でコミュニケーションなど社会性を学ぶ機会』は用意するのが難しいなと感じました。集団の中にいたとしても、集団塾のような環境では横の繋がりが生まれにくいかもしれません。かといって、テーブルゲームなどを通じてコミュニケーションを学ぶ場のようなものは通える範囲にありませんでした。そのため、コウが好きなことの中で比較的ほかの子どもとの関わりも生まれそうな、プログラミング教室や英語教室を候補としました。Upload By 丸山さとこまた、『登下校での徒歩移動や体育の授業がなくなることで運動不足になるのではないか』と思ったことから、当時通っていたスイミングスクールも継続して通うとよいのではないかという話になりました。もし「同級生に会うから嫌だ」ということであれば、やや遠方のスイミングスクールに週1で通おう…と決めました。定期的に通える習い事の場を用意することで、私とコウが離れる時間を持つことも大事だろうなと思っていたのもあります。Upload By 丸山さとこまた、社会科見学や家庭科などの主要5教科以外の学習や体験については、レジャー施設やイベント会場へ行くほか、家事の手伝いをするなど日常生活を通じて補うことにしました。優先したいことは何だろう?私は小学生のころ、いじめやからかいなどのトラブルにより学校へ行くのがつらいときがありました。両親はそんな私を見て「しばらく学校お休みする?」と言ってくれましたが、「学校は行くものだから」と言って通い続けました。当時の私は登校することの苦しさと同時に、学校を休むことへの不安も抱えていました。「もし休んだとしてその間の学習はどうする?休んでいる間に問題が解決する手立てもないのに休んで、事態は良い方に変わるのかな…」という不安や疑問を解消できないまま不登校を選ぶことは、そのときの私にはできませんでした。Upload By 丸山さとこそのため、コウが学校生活でつらそうなときには『しばらく学校お休みしてみる?』の提案ができるよう、「安心して学校を休むための対処」について大まかに案を出しておきたいなと考えています。それらの案が、親子共に安心材料になればいいなと思います。コウは小学校中学年のころに行き渋りが続いたことがありました。朝からあまりにも暗い顔をしてぐったりしている日は、「熱はありませんが疲れが溜まっているようなので、今日は休養させたいと思います」と学校に電話してお休みすることもありました。そうしてたまに休んだりしつつもゆるっと登校を続けたコウは、現在中学生になりました。今のところ「中学は楽しい!」と言い毎日元気に通っていますが、いつ調子を崩すか分からないなと思っています。場合によっては『元気だけど学校は合わないので行きたくない』というケースもあるかもしれません。Upload By 丸山さとこ学習アプリ・習い事・体験施設・家事など、『不登校を選んだとき』を想定して候補にあげた活動は学校に通いながら行えるものがほとんどです。そのため、学校に通っていた今までの間にもいくつか生活に取り入れています。今後コウが不登校を選んだ際は、学校に通わない日常を「今の生活の延長上にあるもの」として移行していけるといいなと思います。そして、もしその選択が「学校に通えないほどコウが疲れた結果」なのだとしたら、まずはゆっくり休むことを優先できたらいいのかな?と思っています。執筆/丸山さとこ(監修:鈴木先生より)不登校のお子さんのほとんどは音に対する不安があります。特に自閉スペクトラム症で音過敏のあるお子さんは教室がうるさいとそこにいるだけで苦痛なのです。学校の先生と相談してイヤーマフや耳栓など音に対する工夫をするといいときもあります。さらに喘息・アトピー性皮膚炎のようなアレルギーや、朝起き不良・立ち眩み・車酔いなどの症状がある起立性調節障害を併存している場合は不登校になる率が高くなります。これらは投薬によってコントロールできるのでかかりつけ医に相談して早めに対処することをおすすめします。自閉スペクトラム症に対して先生や生徒が無理解だと学校へ行く楽しみがなくなるばかりか、いじめのターゲットにもなりうるので、校長先生や教育委員会とも連携して早めの対策が必要です。不登校の初期はなるべく行かせるようにしますが、慢性的になった場合は無理やり行かせずオンラインや習い事でサポートし、できるだけ学習をおろそかにしない工夫が必要となります。高校へ入学できて最終的に自立・就職できればいいわけですから…。
2022年09月21日子供の行動というのは、時に親たちの想像を超えてくるものです。サコサコ(@yukisunmoon_877)さんは、7歳の娘さんの登校を見送った際に、見かけた光景について漫画に描きました。雨上がりの朝、まだ水たまりがある道を小学生たちが通りますが…。【水たまりガチ勢】嘘みたいだろ?これ、登校中なんだぜ…?明日、こういう光景多発しそう。 #育児絵日記 #育児漫画 #漫画が読めるハッシュタグ pic.twitter.com/0e7VFN2tVV — サコサコ (@yukisunmoon_877) September 19, 2022 濡れることなんてまったく気にせず、水たまりに入っていく小学生男子…!しかも恐ろしいことに、この光景は下校時ではなく、登校時なのです。この男子たちは、靴下の替えを持っていなければ、1日中素足で過ごすことになるのでしょう…。帰宅後にびしょびしょに濡れた靴下と靴を見て、ため息をつく親たちの姿が目に浮かびます。投稿には「これは我が家の長男ですね」「いや~水筒は勘弁して!」などの声が上がっていました。子供たちにとっては「濡れて困る」という未来のことよりも、「大きな水たまりに入りたい」という今この瞬間の好奇心のほうが勝っているのでしょうね![文・構成/grape編集部]
2022年09月20日朝井リョウの小説『正欲』が実写映画化。出演者に稲垣吾郎や新垣結衣を迎え、2023年11月10日(金)より公開される。朝井リョウによる衝撃作『正欲』が実写映画化朝井リョウの小説『正欲』は、2021年3月に発売され、第34回柴田錬三郎賞を受賞した作品。2009年に『桐島、部活やめるってよ』で第22回小説すばる新人賞を、2013年『何者』で直木賞を受賞した朝井が、作家生活10周年の節目に書き上げた。家庭環境、性的指向、容姿など様々に異なった“選べない”背景を持つ人たちが、生きていくために模索する姿をリアルに描写している。その中で「人が生きていくための推進力になるのは何なのか」というテーマを炙り出していく衝撃的なストーリーが波紋を呼び、“共感を呼ぶ傑作”か、“目を背けたくなる問題作”かと、今もなお話題を集めている。岸善幸×港岳彦で原作を再構築映画化にあたっては、『あゝ、荒野』『前科者』の監督・岸善幸と、脚本家・港岳彦がタッグ。原作を大胆に再構築しながら、家庭環境、性的指向、容姿など、様々に異なる背景を持つ人たちの人生を、ある種のラブストーリーとして描き出す。尚、『正欲』は第36回東京国際映画祭コンペティション部門に正式出品。本映画祭が、『正欲』のワールドプレミアになる。稲垣吾郎&新垣結衣が出演映画『正欲』には、稲垣吾郎と新垣結衣が出演。息子が世間から断絶されることを恐れる寺井啓喜を稲垣吾郎が、自ら世間との断絶を望む桐生夏月を新垣結衣が演じる。寺井と桐生の物語が、いつ、どこで、どのように交わっていくのかに注目だ。寺井啓喜(てらい・ひろき)...稲垣吾郎横浜検察庁に務める検察官。自分の力でマイホームを持ち、妻と子を養う。小学校不登校の息子が、世間から断絶されてしまう可能性を恐れている。自分のみが正しいと思っており、妻と子と意見が食い違っていく。『半世界』『ばるぼら』『窓辺にて』など、近年、映画作品に精力的に出演する稲垣吾郎が出演。桐生夏月(きりゅう・なつき)...新垣結衣広島のショッピングモールで契約社員として働く。実家暮らしで代わり映えのしない日々を繰り返している。特殊性癖を持つことを隠して生きており、自ら世間との断絶を望む。劇中では、「それでも私が、私たちが抱えている欲望は、あって良いものだと思いたい」と言う場面も。唯一、秘密を共有する佳道にだけ心を開いている。ドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」や、映画『劇場版コード・ブルー-ドクター・ヘリ緊急救命-』、『GHOST BOOK おばけずかん』に出演する新垣結衣が担当。佐々木佳道(ささき・よしみち)…磯村勇斗夏月の中学時代の同級生。ふたりは誰にも言えない秘密を共有している。両親の事故死をきっかけに中学3年まで暮らしていた広島に戻ってきた。諸橋大也(もろはし・だいや)…佐藤寛太ダンスサークルに身を置く大学生で、準ミスターに選ばれるほどの容姿を持つ。一見華やかな場所にいるように見えるにも関わらず、人との交流を避け、心を誰にも開かずに日々を過ごす。神戸八重子(かんべ・やえこ)…東野絢香大也と同じ大学に通い、通学中や講義中も、異性と目を合わさぬよう、触れることがないようにやり過ごそうとする。学祭実行委員として大也が所属するダンスサークルにイベント出演依頼をする。寺井由美(てらい・ゆみ)…山田真歩不登校になった息子との距離を掴めずにいる啓喜に対し、徐々に気持ちが離れていく妻。越川秀己(こしかわ・ひでき)…宇野祥平啓喜とともに検察庁に勤める事務官。西山修(にしやま・しゅう)…渡辺大知夏月と佳道の中学の同級生那須沙保里(なす・さおり)…徳永えり夏月と同じ商業施設で働く妊婦の女性。夏月を気に掛けている。矢田部陽平(やたべ・ようへい)…岩瀬亮ある日をきっかけに、佳道と大也と秘密を共有するようになる小学校の非常勤講師。高見優芽(たかみ・ゆめ)…坂東希大也の所属するダンスサークルのリーダー。サークルのみならず大学内でも信頼を得ている学生。夏月と佳道の中学時代の担任教師…山本浩司中学時代、夏月と佳道の担任をしていた教師。主題歌はVaundy「呼吸のように」映画『正欲』の主題歌は、Vaundyの未発表楽曲「呼吸のように」。Vaundyが映画主題歌を手掛けるのは本作が初となる。かけがえのない人との繋がりを歌う、映画世界とリンクした楽曲に注目だ。映画『正欲』あらすじ不登校の息子が世間から断絶されることを恐れる検事の啓喜。ひとつの秘密を抱え、自ら世間との断絶を望む寝具販売員の夏月。夏月の中学の同級生で、夏月と秘密を共有する佳道。心を誰にも開かずに日々を過ごす大学生・大也。自分の気持ちに戸惑いながらも心に従おうと邁進する、大也と同じ大学に通う八重子。無関係に見えたそれぞれの人生が、“ある事件”をきっかけに交差する……。【作品詳細】映画『正欲』公開日:2023年11月10日(金)原作:朝井リョウ『正欲』(新潮社刊)監督:岸善幸脚本:港岳彦出演:稲垣吾郎、新垣結衣、磯村勇斗、佐藤寛太、東野絢香、山田真歩、宇野祥平、渡辺大知、徳永えり、岩瀬亮、坂東希、山本浩司配給:ビターズ・エンド
2022年09月15日自称「少年革命家」の不登校Youtuberゆたぼんが13日、自身の公式Youtubeチャンネルを更新。「生まれた町で不登校の子に元気と勇気を与えてきた」と題された動画を公開したが、その内容に疑問が集まっている。現在、専用車「スタディ号」で日本を一周する企画を実行中のゆたぼん。これは、全国に苦しんでいる不登校児に勇気を届けることを目的にした企画だ。また企画立ち上げに際し、クラウドファンディングを募り487万円も支援を集めていた。13日に公開した動画は、ゆたぼんの生まれ育った町でもある大阪で撮影。まずは、ゆたぼんのクラウドファウンディングを支援した人から誘われたという「向日葵体操クラブ」で体を動かすことに。トレーナーに教わりながら、ゆたぼんは倒立前転やバク転、側転などマット運動に挑戦。最終的には、サポートを受けながらもバク転を成功させ、トレーナーからも「かなり筋が良い」と褒められていた。そして、体操クラブでのパートが終わると、支援者とご飯に行ったことを報告。顔出しはNGとのことで、顔を隠した2ショットを公開していた。そして「不登校やからあかんということじゃないし、学校行ってないからあかんということじゃないからみんなも学校行きたい子は行ったらいいし、行きたくない子は行かんでいいと思うし、やりたいことを全力でやって自由に楽しく生きて、ハッピーで笑ってたらいいんちゃうかなと思ってます。元気やったらえんちゃうかなと思います」と力強くメッセージを送っていた。全部で8分の動画だったが、大阪でのゆたぼんの行動が映されていたのは5分ほど。最後は約3分間にわたって、ボクシングに興じるゆたぼんなどが映ったエンディング映像が流れていた。動画タイトルで「不登校の子に元気と勇気を与えた」としたゆたぼんだったが、動画はほぼ体操クラブでの挑戦に終始し、顔出しNGだったものの不登校児との具体的な交流などの報告はほとんどなかった。そのため、動画のコメント欄やネット上には、“勇気を与えた”ことに疑問の声が。《その子とどんな話をしたか興味がありますね。対話式の議事録みたいなの、その子に校閲してもらった後でブログにアップとかできませんか??書式なら許可も取りやすいのではないでしょうか。ゆたぼんが「元気を与えて来た」とハッキリ仰っているので、どうやって「与えた」のか知りたいです。》《どんな内容かはわかりませんが 元気と勇気を与えたそう》また、8分の動画の中で3分間がエンディング動画だったため、《エンディングの尺長ぇよ笑》《そういや大阪出身だったね。っていうかいつものゆたぼんソングのパートが尺の1/3は大きすぎない?》という意見もあった。大阪編はまだまだ続くということだが、次回はどう勇気を与えるのだろうか。必見だ。
2022年09月15日「わがまま」ではない、感覚過敏の困りごとを当事者が言語化ーー『感覚過敏の僕が感じる世界』服が痛い、給食が食べられない、白い紙がまぶしい、テーマパークが苦手…、周囲に理解されづらく、自覚することも難しい感覚過敏の特性。特に、自分の不快感を言語化することが難しい子どものころは、感覚過敏による特性が「わがまま」ととらえられてしまうことも少なくありません。この本の著者は、発達ナビに体験エッセイを執筆している加藤路瑛さん。自身も聴覚、嗅覚、味覚、触覚などの感覚過敏があり、12歳のときに親子で起業、13歳のときに「感覚過敏研究所」を設立し、現在は当事者として感覚過敏の啓発や対策商品の開発、感覚過敏の研究などを行っています。自身の経験から、感覚過敏の困りごとを言語化し、対策方法、周囲の対応などについて書いているのがこの本です。視覚過敏のある方も読みやすいよう、紙の色、文字の色、フォントにも配慮されており、視覚的にも読みやすい一冊となっています。この本は、さまざまな感覚の困りごとについて理解するための一つのツールになるのではないでしょうか。特に周囲に感覚過敏の当事者がいらっしゃる方は、どのような配慮が必要か、どうすれば不快な刺激を取り除くことができるのか、についてのヒントが得られるかもしれません。「死なないで、どうか生きてください…」生きづらさを抱えた子どもたちに樹木希林さんが遺した言葉ーー『9月1日母からのバトン』9月1日は、最も子どもの自殺数が多い日であるといわれています。2018年に逝去された俳優、樹木希林さんは生前、生きづらさを抱えた子どもたちに思いをはせ、たくさんの言葉を遺していました。樹木希林さんの娘、内田也哉子さんは「もったいない、あまりに命がもったいない…」という樹木さんの病床でのつぶやきに感化され、現状を知りたい、そして樹木さんからのバトンを引き継ぎたいという思いで、本書を著しました。この本では、不登校新聞の取材に応じた時の樹木さん、不登校に関するトークセッションに登壇されたときの樹木さんの言葉に加えて、内田さんと不登校当事者の方や不登校支援に携わる方との対談の内容が掲載されています。樹木さんと内田さんの語りを通して、不登校について、生きづらさについて、子どもたちが自ら命を絶ってしまうことについて、生きる意味について、一緒に考えることができる一冊となっています。「自分も”自閉症”だったなあ」とつぶやく樹木さん。周囲とのずれを自覚しながら最期まで自分らしく生き抜いた樹木さんの言葉にぜひ触れてみてください。子どもたちが今を生き抜く希望を持てるようにするためにはどうしたらよいのか、樹木さんや内田さんが望むように、いつか9月1日が子どもたちにとって絶望の日ではなくなるためにはどうしたらよいのか、考えるきっかけになるのではないでしょうか。「ちょっと変わった学生」と「せんせい」が過ごした日々ーー『発達障がいを生きない。』これまで、人生に大きな影響を与えてくれるような素敵な先生に出会ったことはありますか。「自分は周りの人とどこか違う」「周囲になじめない」そんな悩みを抱えたとき、それを理解し受け止め、心が楽になるような言葉をかけてくれる先生に出会えたら、「生きづらかったこの世界」の見え方が少し変わるかもしれません。この本の著者Aju(あじゅ)さんは、大学の講義で永浜明子先生、通称「せんせい」と出会います。せんせいは、周囲になじめないと悩むAjuさんの特性をよく理解し、「無理してなじまなくていい」「無理して授業に参加しなくていい」と声をかけてくれます。そんなせんせいとAjuさんは、次第に仲を深め、ある時から10年余り一つ屋根の下で生活するようになります。Ajuさんは22歳のとき、「自閉スペクトラム症」と診断されます。Ajuさんとせんせいが歩んできた、葛藤の日々。その先に見えてきた自分らしい生き方とは…?Ajuさんとせんせいが過ごした日々から、「障害って何?」「特性とうまく付き合うには?」「自分らしく生きるには」といった問いに対する自分なりの答えが見えてくるのではないでしょうか?発達障害当事者の方だけでなく、当事者とかかわる方々にもおすすめの一冊です。「あそび」を通して子どもの発達をサポートする放課後等デイサービスのあり方とはーー『放課後等デイサービスの豊かなあそびと発達支援: 個別支援の充実と地域での自立に向けて』今や全国に約14,000箇所存在するといわれている放課後等デイサービス。実際に利用されている方も多いのではないでしょうか。この本では、身近な存在になりつつある放課後等デイサービスの役割や、支援者に求められること、地域共生社会に向けた取り組みなど、幅広い視点から放課後等デイサービスについてまとめられています。またこの本では「見る、聞く、触れる、嗅ぐ、味わう」といった五感に加え、姿勢を保持する「平衡感覚」、体の動きをコントロールする「固有覚覚」など日常生活に必要な基礎感覚を整えるための体を使ったあそび、さらには子どもの学びや社会体験につながるようなあそびなど、子どもの発達を促すさまざまな「あそび」が幅広く紹介されています。放課後等デイサービスで働いている方、子どもの発達を促すトレーニングに興味がある方、子どもの感覚について悩みを抱えていらっしゃる方などさまざまな方におすすめの一冊です。
2022年09月12日成長の早い4歳娘、外出時に夫と男子トイレに入ったら…わが家の6歳娘は読書家で図鑑が大好き。おしゃべりで人見知りしないけどちょっぴり臆病な女の子です。成長が早く、同年代の子と比べても昔から身長が大きいほうでした。今は年長ですが、身長がすでに125センチあることもあって、小学2年生くらいに間違われることもあります。そんな娘が4歳のときに外出先で夫とトイレに行ったときのお話です。私が仕事ということもあり、土日は夫と娘の2人で出かけることの多いわが家。その日も夫と娘は近所のショッピングセンターに遊びに行っていました。おむつが外れたとはいえ、まだトイレの介助が必要な年齢。夫は娘のトイレ介助のため、一緒に男子トイレへ入りました。すると、トイレにいた小学生くらいの男の子が娘のことを不思議そうに見たあと、一緒にいたお父さんに「なんであの子は男子トイレを使っているの?」と質問をしたそうです。その男の子のお父さんは「親が良いって言ってるんだからいいんじゃない?」と言っていたそうですが、そのとき初めて夫は娘がほかの子どもより成長が早いことに気づき、ハッとしたようです。4歳でも小学生に間違われることもあった娘。そんな娘が男子トイレを使っている様子は、ほかの人から見たら違和感があったのでしょう。Upload By ユーザー体験談言われて気づいた、娘が男子トイレに入る「違和感」娘が通っている保育園は、新設されたばかりで娘が1番上のクラス。そして娘のクラスは2人しかいないという環境でした。そのため、夫も私も娘の成長が早いことを理解しているつもりでしたが、周りからどう思われているかまで自覚できていませんでした。Upload By ユーザー体験談私と夫はようやく危機感を覚え、夫と娘だけのお出かけでお店で使うトイレは多目的トイレを使うことに決めました。娘にも「服に隠れている部分は人前で見せてはいけないし、男子トイレに入るのもやめたほうがいい。自分の身を守るためにも、これからは多目的トイレを使おうね」と伝えました。Upload By ユーザー体験談5歳で思春期早発症疑いと言われた娘。身体の成長についてどう話す?娘は5歳のときに保育園の内科検診で思春期早発症疑いと言われ病院で検査を受けました。結果は診断できず(異常点はない)でしたが、それから半年に1回の検査を受けています。娘は人体や臓器の本が好きなところがあります。図鑑などから、子宮や卵巣などの働きや赤ちゃんがどうやって育つかなどの知識も得ています。普段から、娘から身体についてのことや、本を見ていて疑問点を質問されたときにはしっかり答えようと努力しています。思春期早発症は早ければ小学1年生から生理が来ると聞きました。生理について教えるのも早いほうがいいだろうと考えていますが、娘は臆病なところがあるためタイミングを見極めており、まだちゃんと話せてはいません。胸が大きくなっていく変化の話はお風呂に入っているときに「なんで私とお母さんの体は違うの?」という質問をされたときに話しました。娘はその話だけで怖がっていたので(胸が大きくなりはじめる時期にはシコリができて、ぶつかると痛みが出るときもある…と話をしたら怖くなってしまったようです)怖いことではないんだよ、ということをゆっくり伝えていきたいと思っています。まだまだ今後も起こるたくさんの第二次性徴。いろいろな変化を怖がらずに、些細なことでも相談してもらえる親子関係を築いていきたいです。また、今後娘自身が適切な行動を取れるような価値観や習慣を育てていくためにも「自分のプライベートなところは隠す必要がある」「隠すことが身の安全を守る」ことの重要性についても教えていかなければならないと強く思いました。Upload By ユーザー体験談イラスト/keikoエピソード参考/つむつむママ(監修:井上先生)第二次性徴が訪れる時期は一人ひとり異なります。学校でも性教育の授業はありますが、 一人ひとりの身体の変化の自覚は異なるため、理解や受け止め方もさまざまになりがちです。同性の親が女の子であれば身体の変化や、生理の知識や対応方法、年齢に応じた異性との接し方などオープンに話せるようにしておくと良いですね。つむつむママさんのように一緒にお風呂に入るような習慣があると話題もふりやすいかもしれません。あまり先取りしすぎて親子で不安になるのも良くないので焦る必要はありませんが、先輩の親御さんの話を聞いてみるのも良いかもしれません。あなたのエピソードもコラムになるかも?体験談募集中!保護者の方が日々子育てをする中で「こんなトラブルがあった」「こんなハプニングがあった」など悩みはつきないと思います。そんな発達ナビユーザーのみなさんの「困った」エピソードを募集しています。テーマは新たに「パートナー(夫婦関係)」「進学、受験」などを追加しました!その他「祖父母や親戚関係(帰省含)」「ゲーム」「不器用」「ママ友・保護者」「ご近所トラブル」「自傷」「学習」「不登校」なども引き続き募集中です。パートナーなどとの意見の相違、受験や進学での予期せぬトラブル、反抗期による親との言い争い、癇癪を起こして自分の頭を叩く、地団太を踏むなどの自傷行為…読み書きや計算の困りはもちろん、授業を落ち着いて受けられないなどの学習の悩み…行き渋りや不登校などの悩み…いろいろなお悩みエピソード、お待ちしております。お寄せいただいたエピソードの中から数作品、発達ナビの連載ライターさんにコラムとしてコミックマンガエッセイ化していただき、発達ナビで公開いたします!あるあるのエピソードからヒヤリとしたエピソード、SNSなどではなかなか言えないような家族やママ友とのトラブルまで。いろいろな「困った」エピソードをぜひ教えてください。
2022年09月10日自称「少年革命家」の不登校YouTuberゆたぼん(13)が連日、炎上し続けている。不登校で苦しんでいる子供に勇気を届けることを目的に、車で日本を一周するクラウドファンディング企画を立ち上げたゆたぼん。487万円も支援が集まり、6月30日に東京を出発して以来、旅の様子をYouTubeやSNSで報告してきたが……。「企画を開始したはいいものの、本来の目的である“不登校児への支援がぜんぜん果たされていない”という指摘が殺到。さらに自宅で一緒に食事をするといったクラファン支援者のリターンを巡って、直前に日程を連絡した結果、スケジュールが合わず返金を申し出るなどゴタゴタが続きました。こうした動きから、ネット上ではクラファン企画の中止を求める署名が立ち上がり、5千人以上の賛同者が集まる事態に」(ITジャーナリスト)ゆたぼんは9月5日に公開した動画の中で、支援者からは中止などを求められていないことを明かした上で、「俺に日本一周中止しろ、返金しろってメールしてきた支援者は147人のうち0人やで?ニュースに書くんやったら、『クラファン支援もしてない無関係のアンチが勝手にごちゃごちゃ騒いで嫉妬してるだけ』って書けよ」と猛反論。また9月3日、音楽グループ「Repezen Foxx」のYouTube生配信に、出資志願者としてゆたぼんは出演。出資希望金額である1千万円の内訳を説明する流れで、掛け算の九九に苦戦する一幕が。生配信の中で「ハーバード大学に行きたい」とも言っていた中での出来事だけに、ネット上で愕然とする声が相次ぐ事態に。これに対してもゆたぼんは、《「九九ができひんとか本気にしてるやつマジで笑えるねんけど、エンタメもわからんとか終わってるやんw》と一笑に付していた。至るところで波紋を呼んでいるゆたぼんに対して、厳しい意見を放ったのが“ひろゆき”こと西村博之氏(45)。9月8日に行ったYouTube生配信でひろゆき氏は、視聴者の「勉強する必然性について子供から聞かれたらどうする?」という視聴者の質問に対して、「頭の悪い人を見せますかね。こんな大人になりたくないでしょ、っていう」と返答。これに対して視聴者からゆたぼんを引き合いに出され、こう続けたのだ。「そうね。掛け算のできない、学校に通っていない高校生でしたっけ。掛け算の九九ができないけどハーバードに行きたい、みたいな子供。日本中から『あ、こいつアホだな』って思われてる人を見せて、こうなりたくないよね、九九くらい分かったほうがいいよね、っていうのもいい例なんじゃねえかなぁと思いますね」ゆたぼんを“なりたくない見本”としたひろゆき。いっぽう、絶賛する大人も。NHK党の立花孝志党首(54)は9月7日、YouTubeに投稿した動画の中で、クラファン企画に支援金を出していない人が文句を言うのは筋違いとした上で、「僕から見たら超天才なので、意見をする人はやめてほしい。相手がすごいなと思ったら、話を聞く子ですよ。お父さんの言いなりになんかなる子じゃありません。彼のような天才をあまり邪魔しないようにして欲しい」と擁護していた。またゆたぼんの実父でありクラファン企画でともに日本一周中の中村幸也氏はTwitter上で、絶賛する一般人の投稿を相次いでリツイート。そして擁護した立花党首に対しても《ありがとうございます!!これからも冒険しまくります人生は冒険だ!!》と感謝のリプライを送るなど、諭す様子は見られない。そうしたなかでネット上では炎上続きのゆたぼんを“おだてる”周囲の大人たちに対し、 “監督責任”を問う声が少なくない。《これはゆたぼんが悪いんじゃなくて周りの大人が完全に悪いんだよな》《そもそも中学生という若さで顔を出してインターネットの世界に足を踏み入れるのは危険。黒歴史を量産してデジタルタトゥーになる。なんで大人たちはゆたぼんを出すの?と疑問》《少年よ、今、あなたにとって心地良い言葉をささやく大人たちは、あなたの将来になんの責任も持ってくれないぞ》
2022年09月09日株式会社ウィザス(大阪府大阪市、代表:生駒 富男)が運営する第一学院高等学校(全国54キャンパス)は、2022年10月7日(金)までの期間に、第一学院高等学校の特色ある取り組みの一つ「成長実感発表会」(前期)を全国38キャンパス・本校2校にて順次開催いたします。※各キャンパス・本校の開催日時は別紙をご参照ください。 「成長実感発表会」(前期)■「成長実感発表会」について第一学院高等学校の生徒が、学校生活における取り組みや注力したことをテーマに設定し、プレゼンテーションや資料展示などの方法で在校生・保護者・教員に披露する機会です。人前で自分の取り組み・成果を発表することで、生徒自身が成長を実感するだけでなく、保護者・友人・教員からのフィードバックを通して自信を持ち、更なる成長へ繋げていくことを目的に毎年実施しております。開催は前期(9月)と後期(2月)の年に2回です。前期でフィードバックをもらった生徒は、後期では1年の集大成として発表に活かしていきます。発表方法やテーマは一人ひとりが主体的に選択します。興味関心が同じ仲間とグループでの発表する生徒もいれば、個人でテーマを掘り下げて発表する生徒もいます。1年かけて学んできたこと、生徒によっては3年間の集大成として考え抜いて準備してきた個性あふれる発表を、仲間や保護者・教員が見守ります。■「成長実感発表会」特設URL: ※開催期間中は、随時実施キャンパスの様子を更新し、生徒のインタビューを掲載しています。■第一学院高等学校の「成長実感型」教育活動について日本の高校生が「私は他の人々に劣らず価値のある人間である」と答えた割合は50.4%(※)。日本の学生は、他国(アメリカ・中国・韓国)に比べ、自己肯定感が低いことが見て取れます。第一学院高等学校に通う生徒の中には、不登校や高校中退等、何らかの挫折を経験し、自分に自信が持てない生徒が多数在籍しています。そのような生徒たちに対し、生徒一人ひとりのありのままを受け入れ、共感することから生徒指導をスタートしています。そして、生徒をプラス思考に変える独自の「プラスサイクル指導」を通じて生徒自身が自分を意欲喚起しながら、学校生活で出会うたくさんの方とふれあい、さまざまな経験を重ねることによって自己の成長を実感しながら高校生活が送れるようサポートしています。※国立青少年教育振興機構「高校生の留学に関する意識調査報告書 -日本・中国・韓国の比較-」2019年発表■「成長実感発表会」の様子(2021年度前期)<フォトギャラリーによる展示発表/宇都宮キャンパス><チームで発表/「地域交流イベントの企画と開催」/浜松キャンパス生徒>■第一学院高等学校について「1/1(いちぶんのいち)の教育」を教育理念とし、東京をはじめとした日本全国に53キャンパス(2021年7月時点)を展開する通信制・単位制高等学校。「生徒第一」「1/1の教育」の想いを大切に、生徒をプラス思考に変える独自の「プラスサイクル指導」をベースとした「『もっともっと自分を好きになる』自分づくり」を実践。時代や世の中がスピードをあげて変化するなか、「社会で活躍できる人づくり」に取り組んでいます。通信制の当校には、水球/稲場 悠介選手、スケートボード/西村 碧莉選手、サッカー日本代表/山根 視来選手や女性ヴォーカルグループLittle Glee Monsterなど、スポーツや芸能活動などの夢の実現と学業との両立を目指す生徒のほかにも、不登校や高校中退等を経験した生徒が多数在籍・卒業しています。そのような多様な生徒たちがそれぞれの希望する進路を実現できるよう、生徒一人ひとりの自己成長を支援しています。(第一学院高等学校サイトURL: ) 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年09月09日株式会社ウィザス(大阪府大阪市、代表取締役社長:生駒 富男)が運営する第一学院高等学校(全国54キャンパス)は、不登校や高校中退等を経験した生徒や、スポーツ・芸能活動などの「夢の実現と学業の両立」を目指す生徒も多く学ぶ広域通信・単位制高等学校です。このたび、「オフラインとオンラインの両特性を生かしたハイブリッド型のキャリア教育」の一環として、2022年9月12日(月)に化学者/発明家 村木 風海さんによる双方向リアルタイム配信授業「チャレンジレッスン」を実施します。未来を担う高校生たちが、現役東大生でもある講師の村木さんとともに環境問題について一緒に考えていくことでSDGsを意識した行動へとつなげていきます。化学者/発明家 村木 風海さん■開催概要日時 :2022年9月12日(月)13時00分~14時50分授業配信場所:第一学院高等学校 東京本部スタジオ(東京都港区芝1-5-9 住友不動産芝ビル2号館5F)※第一学院高等学校の生徒は、各所属キャンパスから参加します。キャンパスへの取材も受け付けています。講師 :化学者/発明家 村木 風海さんテーマ :「地球の未来と二酸化炭素」授業 :地球温暖化の現状と、その解決策などを講義で学びます。その後、二酸化炭素で何を作る?どんなことができたら面白いかなどディスカッションワークを通して考えていきます。■「チャレンジレッスン」について各業界で活躍するプロフェッショナルによる、東京のスタジオと全国のキャンパス・自宅をオンラインでつないだ双方向のライブ配信授業です。生徒が将来を見据え、自身の興味や得意分野に気づき、学ぶ楽しさの発見へとつなげることを目的に実施しています。業界や社会の第一線で活躍する講師の方が携わる職業はもちろん、それに関わるさまざまな職業やその職業の裏側を知り、実体験を通じて将来を創造していきます。授業内では、タブレット端末やアプリを使用して質疑応答なども双方向(インタラクティブ)でリアルなやり取りを行えます。配信授業の特性を生かし、全国の仲間から配信されるコメントや講師からの即時フィードバックを通してさらなる学びを深めます。<チャレンジレッスンについて> <授業の様子はこちら> ■講師プロフィール一般社団法人 炭素回収技術研究機構(CRRA)代表理事・機構長。2000年生まれの化学者兼発明家。東京大学工学部 化学生命工学科4年生。小学4年生の頃から地球温暖化を止める為の発明と人類の火星移住を実現させる研究を行っている。専門はCO2直接空気回収(DAC)、CO2からの燃料・化成品合成。現在は東京大学に在籍する傍ら地球温暖化解決と火星移住を実現すべくCRRAで独立した研究開発を行っている。2021年より内閣府ムーンショットアンバサダーに就任。また、同年よりポーラ化成工業株式会社フロンティアリサーチセンター特別研究員、株式会社Happy Quality科学技術顧問、トーセイ・アセット・アドバイザーズ株式会社科学技術顧問を兼任。代表的な発明にCO2回収装置「ひやっしー」などがある。■第一学院高等学校について「1/1の教育(いちぶんのいち)」を教育理念とし、東京をはじめとした全国54キャンパス(2022年4月時点)を展開する通信制・単位制高等学校。「生徒第一」「1/1の教育」の想いを大切に、生徒をプラス思考に変える独自の「プラスサイクル指導」をベースとした「『もっともっと自分を好きになる』自分づくり」を実践し、「社会で活躍できる人づくり」に取り組んでいます。通信制の当校には、サッカー日本代表 山根 視来選手・水球日本代表 稲場 悠介選手・スケートボード 西村 碧莉選手や女性ヴォーカルグループLittle Glee Monsterなど、スポーツや芸能活動などの夢の実現と学業との両立を目指す生徒のほかにも、不登校や高校中退等を経験した生徒が多数在籍・卒業しています。そのような多様な生徒たちがそれぞれの希望する進路を実現できるよう、生徒一人ひとりの自己成長を支援しています。第一学院高等学校サイトURL: 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年09月08日学校に行かない子ども達が安心して過ごせる居場所が全国に続々登場!トーキョーコーヒー公式ロゴマーク登校拒否の子の声から大人が学ぶ場、トーキョーコーヒーとはアトリエ e.f.t.(代表/吉田田タカシ) は、不登校 の子ども達とその保護者が安心して過ごし、学び合う活動「トーキョーコーヒー」を全国に広げてい くためにクラウドファンディングを実施(2022 年 7 月 24 日〜8 月 31 日、39 日間)し、達成率147%を達成。811人の支援者から7,359,721円の支援を得ました。トーキョーコーヒーとは、登校拒否 のアナグラム(言葉遊び)から生まれた言葉です。2020 年度、日本の小中学校における不登校の児童生徒を含む「⻑期欠席者」は、過去最多の 29 万人にのぼりました(文部科学省調査)。子どもたちの声を聞き、その保護者の悩みを解消しながら、画一的で正解だけを求める現在の教育をアップデートするためのムーブメントを起こすべく活動の拠点運営者を募ったところ、第一回目のカンファレンスには全国から200名以上が参加。全164箇所のトーキョーコーヒーが動き出しました。初回ライセンス付与カンファレンスでの主催者希望数は164名!北海道から沖縄まで、164箇所の拠点が誕生する予定です。内容は各拠点で全く異なり、ヨガやDIY、クリエイティブワークショップなど、大人が楽しめる場所に不登校の子どもたちも一緒に訪れ、その結果、大人も子どもも居心地のいい居場所を創造することが目的となります。HPでは「TKCF全国分布マップ」を設置。ライセンスを持った主催者の拠点が順次登録されていく予定で、あなたの住んでいる街のTKCFを確認できるようになる予定です。第2回ライセンス付与カンファレンスは2022年11月に開催予定今後のライセンス付与カンファレンスも行う予定で、主催者を増やしていき、全国の不登校とされる子どもとその保護者の居場所は増え続けます。ライセンス付与カンファレンスは今後、年間2回開催を予定しています。次回は2022年11月に行われる予定です。予約や詳細、お問い合わせはオフィシャルサイトからご確認ください。トーキョーコーヒー : 主催吉田田タカシ●「つくるを通していきるを学ぶ」学びの場【アトリエ e.f.t.】主宰のメンバーの学びの場となっている。)●バンド【DOBERMAN】ボーカル作詞担当 (国内外問わず様々なライブツアーやフジロックなどの大型フェ ス多数出演。2020 年リリース木梨憲武との共作「ホネまでヨロシク」にて作詞を担当)●デザイン(紙ものや WEB デザインから住宅、店舗などの空間デザインまで)●放課後デイサービス【bamboo】を手掛ける株式会社たのしいにいのちがけ 代表取締役 (発達障害と呼ばれるこども達の型破りな才能を見出し伸ばすスクール)●【まほうのだがしやチロル堂】オーナー (こどもに情けない思いをさせずに孤独貧困などの問題を解決す る機能をもった駄菓子屋。地域でこどもを育てる・見守る)アトリエe.f.t.アトリエ e.f.t.は、1998 年に代表の吉田田タカシによって大阪で創設され、大阪上本町校と奈良生駒校の 2 校があり 4 歳から大人まで約 200 名のメンバーが通っています。「つくるを通していきるを学ぶ」を教育の基本方針とし、アートやデザインから派生する様々な創造的体験のプロセスから、人がまだ言葉にならない意味のある感覚(フェルト・センス)にフォーカスする事などを体得し、自分の独自性を磨き、唯一無二の自分を つくりあげ、楽しく社会と関わりながら、豊かな人生を切り拓いていくスキルを身につける事を目的とした団体です。ホームページはこちら : 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年09月08日北海道から沖縄まで、全国の164名がライセンスを取得。各拠点での活動がスタートする。2022年8月8日 第1回TKCFカンファレンスPhoto : 菅野幸作トーキョーコーヒーとはアトリエ e.f.t.(代表/吉田田タカシ) は、不登校 の子ども達とその保護者が安心して過ごし、学び合う活動「トーキョーコーヒー」を全国に広げてい くためにクラウドファンディングを実施(2022 年 7 月 24 日〜8 月 31 日、39 日間)し、達成率147%を達成。811人の支援者から7,359,721円の支援を得ました。トーキョーコーヒーとは、登校拒否 のアナグラム(言葉遊び)から生まれた言葉です。2020 年度、日本の小中学校における不登校の児童生徒を含む「⻑期欠席者」は、過去最多の 29 万人にのぼりました(文部科学省調査)。子どもたちの声を聞き、その保護者の悩みを解消しながら、画一的で正解だけを求める現在の教育をアップデートするためのムーブメントを起こすべく活動の拠点運営者を募ったところ、第一回目のカンファレンスには全国から200名以上が参加。全164箇所のトーキョーコーヒーが動き出しました。北海道から沖縄まで、164名がライセンスを取得第1回カンファレンスにて164名の受講者が集まり、主催者としてのライセンスを取得しました。これにより、全国に164ヶ所以上の「トーキョーコーヒー」が誕生します。カンファレンスでは「子どもの褒め方/叱り方」や「大人と子どもが互いに信頼し合う場の作り方」などをワークショップを通じて学び、各拠点それぞれのやり方でトーキョーコーヒーを作り上げるための素養を身につけました。トーキョーコーヒー : 主催吉田田タカシ●「つくるを通していきるを学ぶ」学びの場【アトリエ e.f.t.】主宰のメンバーの学びの場となっている。)●バンド【DOBERMAN】ボーカル作詞担当 (国内外問わず様々なライブツアーやフジロックなどの大型フェ ス多数出演。2020 年リリース木梨憲武との共作「ホネまでヨロシク」にて作詞を担当)●デザイン(紙ものや WEB デザインから住宅、店舗などの空間デザインまで)●放課後デイサービス【bamboo】を手掛ける株式会社たのしいにいのちがけ 代表取締役 (発達障害と呼ばれるこども達の型破りな才能を見出し伸ばすスクール)●【まほうのだがしやチロル堂】オーナー (こどもに情けない思いをさせずに孤独貧困などの問題を解決す る機能をもった駄菓子屋。地域でこどもを育てる・見守る)アトリエe.f.t.アトリエ e.f.t.は、1998 年に代表の吉田田タカシによって大阪で創設され、大阪上本町校と奈良生駒校の 2 校があり 4 歳から大人まで約 200 名のメンバーが通っています。「つくるを通していきるを学ぶ」を教育の基本方針とし、アートやデザインから派生する様々な創造的体験のプロセスから、人がまだ言葉にならない意味のある感覚(フェルト・センス)にフォーカスする事などを体得し、自分の独自性を磨き、唯一無二の自分を つくりあげ、楽しく社会と関わりながら、豊かな人生を切り拓いていくスキルを身につける事を目的とした団体です。ホームページはこちら : 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年09月07日家庭での教科学習まずはわが家の学習について…なのですが「学習」と言ってもさまざまな「学習」があり、子どもは何をしても学びに繋がると私は考えているので、ここでは少し言い方を変えて「教科学習」についての話をしてみようかと思います。わが家は学校へ行かない選択をした当初から家庭での教科学習を続けています。子どもの心の状態によって教科学習を家庭で続けるかどうか、慎重な判断が必要なケースもあるかと思うのですが、むっくんの場合は教科学習を続けたいという本人の強い希望があったこと。また教科学習を続けることが本人の安心感に繋がると判断できたことから、毎日短時間ですがゆる~く母と一緒に学習を続けることに決めました。しかし親子での教科学習はただでさえ難しいものです。その上、むっくんにはもともと得意と苦手の大きな差、感情のコントロールの難しさ、完ぺき主義などのこだわりもあり、間違えるとキレる、難しいとキレる、苦手だとキレる。初めて習う事に対しては不安からキレる。私がイラっとすれば共鳴してキレる!これは本当のほんとうに難しい!!学習支援に関して私は素人なので、家庭教師など外部の力に頼りたいものの「先生」に対してよいイメージがないむっくんは外部の人を怖がって絶対に嫌だと拒否。仕方がないので私が頑張るのですが、当然うまくできず、何度もぶつかり、やめたくなることもありました、投げ出したこともあります。それでもむっくんは泣きながら、キレながら、おれは絶対勉強する!と頑張ろうとするのです。あるとき「おれがキレても暴れても、お母さんだけは諦めないで!」と言われ私も腹をくくりました。Upload By ウチノコ本気で教科学習と向き合ってみると、本人のWISCなどから見えてくる数値の凸凹、聴覚や視覚言語などの認知特性、同時処理や継次処理などの認知処理様式、情報の入出力方法の情報処理過程など、さまざまなことを考慮して行う必要があることが見えてきました。そういった視点を私が持てたことで、最近では教科や単元の得手不得手に合わせて教材を変えるなどの工夫ができるようになりました。さらにその日の調子で変わる取り組める分量の見極めや苦手な部分をカバーするさまざまな方法や道具。それらを考えて学習プログラムを組めるようになったことで、2年目にしてようやく学習ペースが安定しキレることも減ってきたように感じています。当初の教科学習の目的は「むっくんの心の安定」でしたが、元気になった今は「本人の特性を考慮した学習スタイルの確立」に変わりました。学びたい気持ちが強いのに、自分に合う方法が多数のあり方と違うことがむっくんの苦しさの一つだと私は感じています。だからむっくんに合う学習方法を見つけ出すこと。そしてむっくん自身が自分に合う学習方法を模索する力をつけること。それがとても大切なことのように思うのです。むっくんはそれさえ確立できれば一人で歩いていける子だから、その日まで私がそばで伴走を続けていけたらと考えています。Upload By ウチノコ家庭外との繋がり私たちの場合、学校へ行かない選択後も本が好きなむっくんの希望で図書の授業に私と一緒に参加する学校の部分利用をしていました。それなりに楽しく通っていましたが、一年経ったころからむっくんが「不登校を選んだ友達が欲しい」と言うようになり、フリースクールの利用を開始。そこではいろいろな経験ができるうえ私の付き添いも不要だったので、むっくんと少し離れる時間が欲しい私の気持ちも考慮して、完全不登校に切り替えてフリースクールを優先することに決めました。現在は週に1~2日楽しそうに通っています。あまりに楽しそうなので「もっと通う?」と聞くと「おれは毎日行くと疲れてしまって楽しいとこも楽しくなくなっちゃうから、今のペースがちょうどいい」と話してくれて。彼の想いを尊重しながらちょうどいいペースを模索しています。Upload By ウチノコまた、1度離れた学校ですが今年度の先生が熱心な方だったことから、現在は週に1度担任の先生とタブレット通話の時間を取って繋がりを保っています。むっくんが学校へ行きたいと言うことはありませんが、現在の先生との信頼関係が育っている様子が見られ親以外の大人との関係性が作られていくことをとてもうれしく感じています。さらに、オンラインで好きなことの習い事も始めました。怖がっていた外部の人から学ぶことになり私はハラハラしましたが、こちらも理解ある先生と繋がることができ、とても楽しそうに取り組んでいます。むっくんが不登校を選んだ最終的なきっかけが運動会の練習への不信感だったこともあり、むっくんは「先生」に対して良いイメージを持っていませんでした。それが今、さまざまな大人と関わる中で「先生」にもいろんな人がいること、いろんな教え方があり、いろんな学び方ができることを体験することができています。この経験は今後、彼の視野を広げることに繋がっていくようにも感じています。Upload By ウチノコ過去を振り返って現在、私たちはとても穏やかな日々を送っています。家庭という安全基地に身を置き、頑張れそうなときに自分のタイミングで外の世界と繋がるホームエデュケーションを選択したことで、これまでの私やむっくんの困り感やしんどさが噓のようになくなりました。むっくんに集団生活を強いていたころの困り感は、フィットしない環境に無理に適応させようとしたために起こった部分もあったのだと痛感しています。合わない場にどうやってフィットさせるかばかりではなく、何故フィットしない環境に身を置かねばならないのかという視点の転換も大切なことなのかもしれません。毎日楽しそうに生き生きと暮らすむっくんを見ていると、決まったカリキュラムで、年齢に合わせて一律に進めていくよりも、本人の成長を待ち、本人が進めると感じたタイミングで次のステップに進んでいく現在のスタイルの方がむっくんは幸せを感じられることがよく分かります。関わりに難しさのある子どもだからこそ、これからもたくさんの人の手を借り、たくさんの場所へ行き、彼のペースや気持ちを尊重しながら大切に関わっていこうと思っています。執筆/ウチノコ(監修:初川先生より)ホームエデュケーションを組み立てるまでの試行錯誤、工夫、そして穏やかな生活に至ったプロセスのシェアをありがとうございます。家庭で教科学習を進めるのはなかなか難しいものです。保護者が教えると、お子さんも学習と日頃の仲良しな関係との切り替えも難しく、「分からないからやりたくない」となり、一生懸命教えてくれる保護者からすると「せっかく頑張って教えてるのに!」となり、もめてしまう話を相談場面でもよく聞きます。ウチノコさんがそうされたように、知能検査などで認知発達の特徴が分かっている場合にはそれを活かすのがまずは得策だと思います。検査を施行した心理士などに、検査結果を学習に活かす方法をぜひ聞いてみてください。図書の時間やフリースクールなど、むっくんの意見を聞きながら柔軟に体制を変化させたのも素敵ですね。そして担任の先生とのやりとりや、オンラインでの習い事など、当初では考えられなかったような展開も起きているようですね。人との出会いが何かを変えることがある、「好き」は苦手を超えることがある(興味のあるものなら「先生」に習うことも耐えられる)。これはむっくんだけではなく、いろいろなお子さんにも通じるところですね。さまざまな経験を通じて、むっくんが「いろいろな大人がいる」など世界が広がっていること、何よりだなと感じます。
2022年09月06日重度の知的障害がある娘は水が大好き!ある冬の日…重度知的障害がある娘には「水が大好き」という特性があります。水が好きすぎて水を見ると引き寄せられていってしまうけれど、危険の予知が難しいので、溺れてしまう事故にも気をつけなくてはいけません。Upload By ユーザー体験談まだ娘が3歳ぐらいだった、冬のある日のことです。そのころとても忙しい仕事に就いていた私は、帰りが深夜になってしまいました。その日は夫に子守を頼んでいました。午前0時過ぎ、自宅のドアをそっと開けると、ただならぬ気配を感じました…。わが家は玄関をあけると階段があり、2階の廊下に続いています。その廊下に、人の気配が…!?Upload By ユーザー体験談なんとそこにはずぶ濡れの娘が…!娘にはかなりの睡眠障害もあるので、おそらくうまく寝つけなかったのでしょう。パパもきょうだいも寝てしまい、一人で起きていた娘はつまらなくなって、大好きな水があるトイレに行ってしまったのです。そして、大好きなタブレットと大好きな水のコラボでうれしくなってしまったのでしょう。頭をトイレに突っ込んでみたり、タブレットを水に浸けて遊んでみたりしたのだろうと思います。Upload By ユーザー体験談身体が冷え切っていた娘。申し訳ない気持ちでいっぱいに真冬の夜中です。きっと1時間以上水遊びをしていただろう娘の体は冷え切っていました。急いで風呂場に連れていき、熱いシャワーをかけてよく洗いました。そして、「事故にならなくてほんとうによかった」「早く帰ってこられなくてごめんね」と娘に申し訳ない気持ちでいっぱいになりました。夫に翌朝その出来事を話したらびっくり。まったく気づかなかったそうです…。Upload By ユーザー体験談もうこのようなことを起こさないように…それ以来、自信をなくした夫は娘を夜見てくれることはなくなってしまいました(頑張っても睡魔に負けて、娘より先に寝てしまうので)。私はその後、深夜残業にならない仕事に転職をしました。そして家を建てることになったときは、もう絶対事故が起きないように!と、鍵も動線も工夫した、安全対策を考え抜いた設計にこだわったのは言うまでもありません。イラスト/SAKURAエピソード参考/あっきー(監修:三木先生より)気をつけていても、思いがけない事故は起こってしまうものです。鍵や動線を工夫されるなど、システム面を整えることも重要ですね。あなたのエピソードもコラムになるかも?体験談募集中!保護者の方が日々子育てをする中で「こんなトラブルがあった」「こんなハプニングがあった」など悩みはつきないと思います。そんな発達ナビユーザーのみなさんの「困った」エピソードを募集しています。テーマは「反抗期・思春期」「自傷」「学習」「不登校」「ゲーム」「不器用」「ママ友・保護者」「ご近所トラブル」などに加え、今回より「パートナーや両親(義両親)、親族間トラブル」「冠婚葬祭」のお悩みも追加募集!パートナーなどとの意見の相違、冠婚葬祭でのルールが分からない、反抗期による親との言い争い、癇癪を起こして自分の頭を叩く、地団太を踏むなどの自傷行為…読み書きや計算の困りはもちろん、授業を落ち着いて受けられないなどの学習の悩み…行き渋りや不登校などの悩み…いろいろなお悩みエピソード、お待ちしております。お寄せいただいたエピソードの中から数作品、発達ナビの連載ライターさんにコラムとしてコミックマンガエッセイ化していただき、発達ナビで公開いたします!あるあるのエピソードからヒヤリとしたエピソード、SNSなどではなかなか言えないような家族やママ友とのトラブルまで。いろいろな「困った」エピソードをぜひ教えてください。
2022年09月04日部屋をスッキリさせたい、片づけたいと思いながらも、「もったいない」と衣類を捨てられない人は多い。子どもの学生服など思い出の品はなおさらです。しかし、困っている人の助けになるなら手放しやすいのではないでしょうか。そこで、制服の「リユース」について経済ジャーナリストの荻原博子さんが解説してくれましたーー。■学生服の平均価格は5000円上がっている持続可能な社会を目指すSDGsの推進、また、困窮するひとり親家庭などへの支援のため、自治体が使わなくなった制服などをゴミにせずに集めて、希望する方に配って使ってもらう「リユース」に取り組んでいます。大阪府堺市のリユース制服×ひとり親応援プロジェクト「Re制服」は、市が学生服の寄付回収ボックスを、ドラッグストアなどの協力店に設置します。集まった学生服は、提携のリユース店が洗濯・補修し販売しますが、困窮するひとり親家庭には市が半額クーポンを配布。このクーポンを使えば、通常のリユース価格の半額で制服が買えるという取り組みです。集めているのは堺市内外の幼稚園〜高校の制服や体操服、通学カバンなど。寄付できるのは今使われているデザインのものに限られますから、注意してください。京都府宇治市の「制服リユース」は、宇治市立中学校の制服のほか、体操服や柔道着などを市役所にて無償で引き取り、無償で提供しています。提供先を限っていないので、サイズアウトや破れたときなど、だれでも利用できます。山口県宇部市の「子育てグッズ・子ども用スポーツグッズリユース事業」は制服のほか、鍵盤ハーモニカなどやスポーツ用品、ベビーグッズも回収し、必要な方に無償で提供しています。ほかにも千葉県船橋市や栃木県鹿沼市などでも制服のリユースが行われています。また、民間の制服リユース店も増えています。’11年に香川県高松市で開業した「学生服リユースShopさくらや」は、当時、中古制服の販売がないと知ったシングルマザーが始めました。制服を買い取り、地域の手を借りて洗濯・補修し販売する系列店が、今では全国に60店舗あります。’17年に開業した石川県金沢市の「リクル」は、「卒業式は出席したい」不登校児や、就職面接や卒業式で「きれいな制服が着たい」といったニーズに応え、中古制服のレンタルも行っています。学生服の平均価格は、’15年の約3万1000円から、’22年には約3万6000円と約5000円上がっています(総務省・男子学生服)。加えて、体操服や学生カバンなどをそろえると7万〜8万円かかることもあり、厳しい家庭も多いでしょう。身近な場での“おさがり”がほとんどない今、本来なら国が国民の暮らしに配慮した施策を行ってほしいところですが、“見る目”のない政権が続いています。住民の暮らしに寄り添う自治体が広がっていくことを期待して、私たちは物をムダにしないリユースをもっと活用したいと思います。【PROFILE】荻原博子身近な視点からお金について解説してくれる経済ジャーナリスト。著書に『「コツコツ投資」が貯金を食いつぶす』(大和書房)、『50代で決める!最強の「お金」戦略』(NHK出版)などがある
2022年09月02日通常学級入学後、勉強につまずくことが多くなった娘わが家の小2娘。普段は明るくてお友達も多いのですが、小学校の通常学級に入学し、ほどなくして勉強でつまずくようになってきました。その内容はと言うと…まずは書きとり。書きとりの内容が間違っている、丁寧に書けていない…など最高で5回程学校で訂正をさせられたそうです。次に算数。ケアレスミスでなどでひっ算を10の位から先に引いてしまったりして間違えることが多かったようでした。娘は自分が思い描いている字がかけなかったり、回答が間違っていて指摘されたりなどが重なりいつもイライラしているようでした。担任の先生に相談をしたところ、丁寧に指導はしてくれてましたが少し内容を簡単にしてほしいとお願いしても、特別扱いはできませんの一点張りでした。なので、宿題などは家で回答を確認し、間違えを修正していたのですがそれもまた娘の癇癪の引き金となり…。Upload By ユーザー体験談宿題の間違い訂正が娘の癇癪の引き金となり…宿題は私の母(娘にとっての祖母)が見てくれていたのですがここ間違ってるよと言うと、鉛筆を折り、泣いて寝転がり、母を蹴飛ばすようになってしまいました。3歳の妹に他害も見られるようになり…。基本は力加減を見て落ち着くのを待っているようにしていたのですが、あまりにに酷いときは仲裁に入り、少し別の部屋でクールダウンさせたり、頓服を飲ませたりしました。親としてもそんな娘を見るのはとてもつらく、癇癪を起こして暴れる娘を見るたびに穏やかだったころの娘はもう戻ってこないのかなと思い悲しい気もちになりました。Upload By ユーザー体験談癇癪は酷くなる一方…児童精神科受診を決意して娘の癇癪は酷くなる一方…とうとう毎日祖母を叩くようになったのを見て、私は娘を児童精神科へ受診させることを決めました。幼稚園や学校では指摘されることはなかったのですが、元々落ち着きがなく娘が小さなころからADHDがあるのではないかと思っていたこと、あとは診断が出ないと、担任も変わってくれないだろうという思いがありました。診断の結果、娘にはASDとADHD、反抗挑発性症、統合失調症(疑い)の診断がおりました。ASDは想定外だったので正直驚きました。ただIQが高いので10歳代で落ち着いてくるだろうと言われました。その後私は教育委員会が行っている相談機関に相談し、学校との間に入っていただき、先生に宿題の緩和や、過度の書き直しや間違い訂正などはなるべく控えてもらうようになどの対応ををお願いしました。相談したのは市が運営している子ども支援室。担当の方が学校まで出向き、担任と校長とにお話をしてくださり、難航はしましたが学校も診断がおりたことも加味して対応をしてくれました。Upload By ユーザー体験談ASD、ADHDなどの診断がおりた娘。宿題問題はどうなった?娘も小2になり、担任も変わったということもあり、書き取りは漢字だけを書くプリントと送り仮名だけを書くプリントのどちらかを選べるようにしてくれました。算数は、計算カードなどの場合はカードだけでなくプリントに計算を印刷してくれたものも渡してくれて、どちらかを選べるようになり、どうしても気分が乗らず、宿題が途中になってるときは免除してもらえるようになりました。家での宿題は相変わらず癇癪が起きますが、同時期に通いだした放課後等デイサービスでは、量を少なくしたりなどの配慮をしてもらいながらですが、少しずつ宿題ができるようになりました。放課後等デイサービスは娘に合っているらしく、今は週に4回楽しく通っており、娘の心の安定にも繋がっているのか親としてもとても安心しています。また、学習障害の疑いもあるとのことで、近々詳しく診断をしてくれる病院を受診する予定です。娘の件で担任とも何度も面談を行い、たくさん話をし、とにかく娘にいい方法を一緒に考えていきましょうという話になりました。学校、放課後等デイサービス、家庭と連携をして娘の特性に寄り添っていけるような環境をつくっていければと思っています。Upload By ユーザー体験談イラスト/taekoエピソード参考/みんみ(監修:三木先生より)お子さんに合った対応をしてもらえるようになるまで、いろんなご苦労をされたのですね。学校とも緻密なコミュニケーションが取れるようになって、過ごしやすくなったのではないでしょうか。環境調整をするためにしないといけないことが多くて大変かもしれませんが、その努力が実を結んで良かったです。あなたのエピソードもコラムになるかも?体験談募集中!保護者の方が日々子育てをする中で「こんなトラブルがあった」「こんなハプニングがあった」など悩みはつきないと思います。そんな発達ナビユーザーのみなさんの「困った」エピソードを募集しています。テーマは「反抗期・思春期」「自傷」「学習」「不登校」「ゲーム」「不器用」「ママ友・保護者」「ご近所トラブル」などに加え、今回より「パートナーや両親(義両親)、親族間トラブル」「冠婚葬祭」のお悩みも追加募集!パートナーなどとの意見の相違、冠婚葬祭でのルールが分からない、反抗期による親との言い争い、癇癪を起こして自分の頭を叩く、地団太を踏むなどの自傷行為…読み書きや計算の困りはもちろん、授業を落ち着いて受けられないなどの学習の悩み…行き渋りや不登校などの悩み…いろいろなお悩みエピソード、お待ちしております。お寄せいただいたエピソードの中から数作品、発達ナビの連載ライターさんにコラムとしてコミックマンガエッセイ化していただき、発達ナビで公開いたします!あるあるのエピソードからヒヤリとしたエピソード、SNSなどではなかなか言えないような家族やママ友とのトラブルまで。いろいろな「困った」エピソードをぜひ教えてください。
2022年08月28日夏休み明けに増えると言われている不登校や行き渋り。子どもにどう寄り添う?一般的に不登校とは、児童が病気やケガなど特別な事情がないのに長期間学校を休み続ける状態を指します。不登校になる原因やきっかけは子どもによってさまざまですが、早期解決できるか長期化させてしまうかは周囲の対処法によって大きく左右されると言われています。夏休み明けに増えるといわれている不登校や行き渋り。子どもに「学校へ行きたくない」と言われたら、保護者としてどんな言葉をかけて、どのように寄り添ってあげれば良いか悩んでしまう方も多いと思います。今回はそんな「不登校、行き渋り」について発達ナビの連載ライターさんやユーザー体験談などを集めました。腹痛、不眠…ADHD息子、夏休み明けの登校渋り。解決したのは意外なきっかけで…ADHDと広汎性発達障害(ASD)があるリュウ太さん。2学期がスタートすると、夏の疲れや、生活サイクルをなかなか戻せないせいか朝から気分が憂うつそうでお母親のかなしろにゃんこ。さんも悩んでいました。しかしある日、母の寝坊で事態が好転して…!「学校は怖い」と言う不登校息子。家庭でどう過ごしていたの…?本人の語る当時の心境などもADHDと自閉スペクトラム症の診断のある小学3年生のむっくんは小学1年生の秋から不登校を選び、この秋で丸二年になります。不登校を選んだときの簡単な経緯と、現在の心境、不登校直後の様子や家庭での体験学習などを紹介します。悪口、仲間外れ、いじめのストレスで自傷ーー不登校を選んだわが家12歳のころに自閉スペクトラム症の診断を受けており、相手の気持ちを考えたりすることが苦手な娘さん。正義感が強いこともあり、友達相手にしなくてもよい指摘をしてしまいトラブルなども度々…年齢が上がるごとにそれがいじめへと発展してしまい…。不登校の子どものサポート方法が分かる保護者向け無料セミナー!【9/10開催】休み明けで登校渋りがある、1学期は頑張って学校へ行くことができていたけれど、2学期からバテてしまっている…。そのようなお子さまもいらっしゃるのではないでしょうか。不登校のお子さまの心の状態から、家庭でどう向き合ったらいいのか?今後どうしたらいいのか?専門家などから詳しい情報を得られ、さらにその場で質問もできるオンラインセミナーを【9/10】に開催します!そのほか不登校、行き渋り関連コラムはこちら!
2022年08月27日株式会社ファミリータイズ代表の鈴木 理子は、不登校・ひきこもり・摂食障がいなどのお子さまをお持ちの親御さんに、心の持ち方やコミュニケーション法をお伝えする「家族に笑顔を取り戻す~KET理子塾」の6期受講生を2022年9月1日から募集開始いたします。「家族に笑顔を取り戻す~KET理子塾」 講座風景(1)【提供の背景】現在、不登校の数は19万人と言われていますが、予備軍の子どもを入れると33万人とも言われます。子どもが不登校になると、親は子どもを叱咤激励してなんとか学校に戻そうとしますが、逆効果なことがほとんどです。社会問題にもなっている、子どもの不登校、ひきこもり、摂食障がいなどの子どもに表れる問題は、親が心の持ち方を見直し、子どもとのコミュニケーション法を変えていくことで良くなります。今回、私どもは、「家族に笑顔を取り戻す~KET理子塾」を通じて、蓄積されたノウハウをもとにお子さまの心の問題を理解し、動き出すエネルギーが貯まるような関わり方を学べる講座の受講生募集を開始いたしました。1期~5期まで約100名の修了生の90%以上が「楽になった」「家族に笑顔が戻った」「人生が変わった」などの感想とともにお子さんが動き出したと報告がありました。脳のトリセツと言われるNLP(実践心理学)のトレーナーである講師、鈴木 理子は自身の子どもが不登校経験者であり、それを克服した経験を持ちます。豊富な心理学の知識やコミュニケーションの講師として15年間で約延べ2万人をサポートしてきた経験、月間100時間近くの個人セッションや講座を行なって得たこと、著書「不登校は子どもからのメッセージ」(ごきげんビジネス出版)にまとめたことなどから、効果があると実感したことを講座に反映させています。【「家族に笑顔を取り戻す~KET理子塾」のサービス概要】<特長>従来、不登校など子どもに表れる問題は、本人に対する治療やカウンセリングが必要だと思われていましたが、本講座は母親が対象です。母親が学び、実践するだけで様々なことが改善されます。国家資格のカウンセリング、コーチング、NLP(実践心理学)などの確かな知識はもちろんのこと、講師自身が子どもの不登校を克服させ、親子関係を格段に良くした母親目線の経験や、セッション、講座を多数行なって効果があると実感した要素が詰まっています。また、期間中LINEでの相談無制限、グループセッションなどのサポートが万全で、効果が高いと評判です。<価格(税込)>詳細はお問合せください<詳細・申込> <講師プロフィール>鈴木 理子(すずき りこ)。慶應義塾大学文学部卒業。日本航空株式会社に国際線客室乗務員として8年間勤務。5年間の海外生活を経て、企業研修講師として独立。15年で延べ約2万人をサポート。三女が中学3年生で不登校になり、親子のコミュニケーションを徹底的に見直すことで、三女は元気になり、希望の大学に合格して学生生活を謳歌している。この経験をアメブロに書くとたちまち上位表示されるようになり、読者から個人セッションをしてほしいと頼まれるようになる。現在は月間約100時間のセッションと講座で、悩める多くの母親をサポートしている。母親としての経験者視点、国家資格の確かなカウンセリング、コーチング技術、実践心理学の知識などを、研修で培った論理的で分かりやすい解説に加え、セラピーも取り入れたセッション、講座は受講生の満足度が非常に高い。プロフィール■会社概要名称 : 株式会社ファミリータイズ代表者 : 鈴木 理子所在地 : 〒223-0055 神奈川県横浜市港北区設立 : 2022年7月事業内容: 人材教育URL : 【本サービスに関するお客様からのお問い合わせ先】株式会社ファミリータイズTel:050-5372-4973 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年08月25日自閉スペクトラム症のある娘、友達トラブルからのいじめが発覚!?現在21歳の娘。12歳のころに自閉スペクトラム症の診断を受けています。相手の気持ちを考えたりすることが苦手な娘。正義感が強いこともあり、友達相手に指摘しすぎてしまい、友達から反論されると言い返せず、パニックや癇癪を起こす、というトラブルを度々起こしていました。娘の小学校はクラス替えもない小さな学校です。しかもクラスの半分程は幼稚園から一緒で長いと8年間一緒に過ごすことになります。小さいころからトラブルをよく起こしていた娘は幼稚園でも仲間外れになることも多くありました。年齢が低いときはそれでも翌日には仲良く遊べていたりしていたのですが、年齢が上がるにつれ、だんたんといじめへと変わっていきました。先生のいるところでは仲のいいふり、いないところで娘1人に対し、複数の生徒から娘の行動や言動を責め立てられたり、気づくように陰口をたたくなどされていたようです。私がそれに気づいたのは娘が小5のとき。夜中にすすり泣く娘に気づきいじめられていることが発覚したのです。Upload By ユーザー体験談娘がいじめられていることを学校に話したけれど私は急いで学校へ出向き話をし、担任に相談をしました。クラスみんなで仲良くしようと伝えてもらい、お互いさまだと仲直りの場をつくってもらい、一見すると大丈夫なように感じていました。一旦は解決したようにも思いましたが、小6のときに再発しました。当時、小6と小5の生徒同士の仲がよくありませんでした。しかし、娘は近所の小5の女の子と仲良く、よく一緒に過ごしていました。それが気に入らなかったのでしょう、朝登校するときに同級生に取り囲まれ嫌がらせを受けることが続いたようです。Upload By ユーザー体験談いじめはどんどんエスカレートしていきました。仲直りをするふりをしてメールで3人(娘、Aちゃん、Bちゃん)で遊ぼうと連絡が来たと思ったら、Aちゃんから「その日行けなくなったから、Bちゃんと2人で遊んで」と連絡、それならBちゃんと2人で遊ぼうと思ったらすぐにBちゃんからも「行けなくなった」と連絡が。結局「やっぱり娘ちゃん抜きで2人で遊ぶね」と言われ、娘がショックを受けている様子をAちゃんとBちゃんは一緒に見て楽しんでいるようでした。Upload By ユーザー体験談いじめのストレスでとうとう学校から呼び出しがこのようなことが続き、とうとう娘も参ってしまい、ある日学校で自分のお腹を殴ってしまったようです。スクールカウンセラーの先生の話だと、キャンプのためのジャガイモの収穫をしていたときに、娘の触った芋は汚いから嫌だと悪口を言われた直後に、自分のお腹を殴り始めたとのことでした。Upload By ユーザー体験談そのようなことがあり、私は再度学校へ。何度も話し合いをしましたが学校側からは「担任も病んでしまっています」「あまり話を大きくするとお母さんも保護者間でやりづらくなりますよ」などと言われました。解決する道筋も見えず、落胆しました。これ以上通わせられない!不登校を選択このまま登校を続けさせたら娘は潰れてしまうかもしれないと思い、私は無理して登校させることをやめました。そして、市がやっている教育支援センターに通わせることを決めました。支援センターでは簡単な勉強、ゲーム、工作などを行い、また夏休みにはキャンプもありました。娘は学校へのしがらみがなくなり、とてもホッとした様子でした。結局いじめ問題は解決しないまま娘は小学校を卒業しました。地元の公立中学へ行くことはやめ、私立中学を受験をし、環境を変えた娘。元気に登校はできましたが、やはり友達関係は難しく、中学に行っても度々友達トラブルを起こすことはありました。娘は小さいころからとても感情的で私自身、「なんで…」と、娘を気持ちの面で突き放してしまうことがありました。娘との関係をどうにかしたいと思う反面、向き合い方に悩んでもいたことも事実です。もう少し違う関わり方もできたのではないかと、今なら思います。それでもやはり、小学校へ無理して行かなくていいと判断したこと、中学受験をさせたことは、間違ってはいなかったと思っています。現在の娘に当時の心境を聞いてみて現在娘は21歳。やっと娘と向き合うことができ、当時の話などもするようになりました。やはりいじめは娘にとってもとてもつらかったようです。「お母さんに学校に行くことを止めてもらったことで、とても気持ちが楽になった」「教育支援センターはとても楽しかったけれど、本音としてはやっぱり普通に小学校に通って、卒業したかったな」となどと話してくれました。今でも全てを吐き出せている訳ではないようですが、その後高校生になり、いじめていた子たちに偶然会ったときも、当の本人たちは全く娘のことを覚えておらず、「苦しんでいるのは自分だけ?」と、とても複雑な気分になったようでした。今の娘との関係も、あのとき無理に学校に行かせずに教育支援センターで安心して過ごせる居場所をつくってもらい、しんどい中をなんとか乗り越えてきたからこそあるものなのかな?そうだったらいいな、と感じています。イラスト/SAKURAエピソード参考/るみちゃん(監修:井上先生より)2013年に政府はいじめ防止対策推進法を制定しました。娘さんのいじめに関する問題が起きたちょうどそのころではないでしょうか。学校の対応はこの法律に照らせば全くよくないもので、学校の協力なしにこのまま通学させても娘さんにとって良くないという判断は適切だったと思います。学校でのつらい出来事を誰かに相談できることがいじめの防止のための第一歩となります。思春期の時期は、親を苛立だてるような言動をしてしまうことも多いと思いますが、家庭で子どもが先生や友達の愚痴を言ったり、弱音をはいたりできるように聞いてあげることが大切です。あなたのエピソードもコラムになるかも?体験談募集中!保護者の方が日々子育てをする中で「こんなトラブルがあった」「こんなハプニングがあった」など悩みはつきないと思います。そんな発達ナビユーザーのみなさんの「困った」エピソードを募集しています。テーマは「反抗期・思春期」「自傷」「学習」「不登校」「ゲーム」「不器用」「ママ友・保護者」「ご近所トラブル」などに加え、今回より「パートナーや両親(義両親)、親族間トラブル」「冠婚葬祭」のお悩みも追加募集!パートナーなどとの意見の相違、冠婚葬祭でのルールが分からない、反抗期による親との言い争い、癇癪を起こして自分の頭を叩く、地団太を踏むなどの自傷行為…読み書きや計算の困りはもちろん、授業を落ち着いて受けられないなどの学習の悩み…行き渋りや不登校などの悩み…いろいろなお悩みエピソード、お待ちしております。お寄せいただいたエピソードの中から数作品、発達ナビの連載ライターさんにコラムとしてコミックマンガエッセイ化していただき、発達ナビで公開いたします!あるあるのエピソードからヒヤリとしたエピソード、SNSなどではなかなか言えないような家族やママ友とのトラブルまで。いろいろな「困った」エピソードをぜひ教えてください。
2022年08月21日私がスクールカウンセリングを受けるようになったきっかけスクールカウンセリングを受けるきっかけになったのは、担任の先生に勧められたからでした。ゆいが小5のときに特別支援学級に移るにあたって学校の先生方と打ち合わせをする中で、何かの助けになるかもと紹介されたのです。それから月に一度、外部から来られるスクールカウンセラーの先生とお話しすることになりました。長女に障害があると分かった小5の時期は夫が単身赴任中だったので、すべてのやり取りを私独りでやりました。正直なことを言うと「私が頑張らないと」と変に気を張っていたため、反動で疲れてしまうこともありました。そんなとき、カウンセラーの先生に長女の発達の話以外にもちょっと愚痴を吐いたりして、私の癒しにもなってくれていました。Upload By 吉田いらこあるとき、スクールカウンセラーの先生に娘の将来の不安を語ったら…あるとき、スクールカウンセラーの先生に将来の不安を語ったことがありました。小学校卒業後は地元の公立中学へ進学し、そこの特別支援学級にお世話になることは決めていましたが、そのあとの進路について悩んでいました。もちろん本人の意向が第一なのですが、長女の場合は進路選びにも大人のサポートが必要だと思ったのです。でもありがたいことに、住んでいる地域には障害のある子どもが通うことのできる学校の種類がとても多く、かえって迷う結果になっていました。特別支援学校、単位制の学校、通信制の学校、定時制の学校、その他独自のコースを持つ私立高校も入れると選択肢はあまりにも膨大です。学校選びはどうしたらいいのだろうと混乱していました。さらにその先の就職も不安でいっぱいでした。障害があると分かるまでは子育てのゴールを「子どもの自立」と定めていましたが、わが子は将来食べていけるのか?独り暮らしできるほどのお金を安定して稼ぐことができるのか?(これは障害の有無は関係なく難しい問題かもしれませんが…)考えない日はありませんでした。Upload By 吉田いらこそんな漠然とした不安を先生にまくしたてた私。それを聞いた先生には笑われてしまいました。そして先生はこう仰ったのです。「そんなに将来が不安ですか?将来も大切ですが、その前に中学校生活をどう考えているのですか?」私は一瞬固まってしまいました。先生は続けてこう仰いました。「中学校は小学校とは全然違いますよ。勉強は今までとは比べ物にならないくらい難しくなります。それに人間関係も同じです。女の子は特に人間関係が複雑になっていきますよ。障害のあるなしに関わらず、悩みを抱えて学校に通わない選択を選ぶことは大いに考えられます。小学校でも行き渋りが見られましたし、中学に入って不登校を選んだ場合、その後の進路は大きく変わっていきます。高校進学や就職のことを心配するより、今は中学校に3年間ゆいちゃんが楽しく通えるかどうかを気にかけたほうがいいと思いますよ」先生の話を聞いて私は放心状態になってしまいました。正直なところ、私は義務教育後の進路の心配しかしていなかったのです。そこまではクリアできると何の疑問もなく考えていたことに初めて気づきました。中学時代での過ごし方次第で、進学も就職もしないという可能性もあったのに。心配事は何年も先のことではなく、目の前にありました。なんだか現実をちゃんと把握することができていなかったのだなと反省してカウンセリングを終了しました。Upload By 吉田いらこショックを受けた私が気づいたことはその後、勤務先で中学生のお子さんがいる方たちと話す機会がありました。その中で不登校の話題が上がり、現在は不登校になっても無理に学校に行かせることはしない家庭が多いということを教えていただきました。以前にも書きましたが、私は登校を渋る長女を私自身の都合のために無理やり学校に行かせたことがあります。これは良くなかったのだと反省しました。Upload By 吉田いらこ先生の言葉にはショックを受けたけれど、自分の頭の中が古い価値観で止まっていることが分かって一つ道が明るくなった気がしました。これからどうなるか分かりません。不安でいっぱいです。けれど、本人の気持ちに寄り添うことは忘れずに子どもの思春期を迎えたいと思っています。執筆/吉田いらこ(監修:井上先生より)このスクールカウンセラーの方はかなりきつい言い方をされたと思いますが、全てのカウンセラーがそうではありません。おそらく、地域の中学校でのスクールカウンセリングもされていてその現状もご存じの上での話だったのかもしれません。とは言え、指摘されている点は子どもさんの現状に照らして今どうすれば良いかに焦点をあてられています。中学校の特別支援学級は小学校と異なり各教科ごとに先生が変わります。また、学校によっては複数の小学校から一緒になることも多く、人間関係も大きく変化します。場面緘黙があるお子さんの場合は特に周囲の人たちの理解と環境ごとの配慮が必要になると思います。多くの先生方の共通理解が得られるように小学校と中学校そして必要があれば支援機関の専門家・保護者を含めた支援会議を入念に準備しておくと良いと思います。
2022年08月20日無料の参加登録受付中!不登校のお子さまやご家族へ届けたい、オンラインセミナーが9/10(土)に開催決定Upload By 発達ナビアライアンス プログラム学校へ行きたがらない。家にずっと引きこもっている。勉強もしないまま過ごして大丈夫だろうか、今後はどうすれば…。2学期になり、長い夏休みも終えて学校へ行きづらくなってしまったお子さまへどう向き合ったらいいのか、今後のことをどうしたらいいのか、ご不安な方もいらっしゃるのではないでしょうか。発達ナビでは不登校のお子さまとそのご家族に、ご自宅で情報を得られる機会をお届けするために「不登校サポートセミナー」を開催します。・日時:9/10(土)13:00~16:25(予定)・参加費:無料・形式:Zoomウェビナー配信・参加方法:事前申込必須。下記ボタンよりお申し込みください。・内容:専門家講演、不登校のお子さまを応援する企業によるセミナー※企画調整中のため、今後変更となる場合もございます不登校サポートセミナーの内容をご紹介不登校のお子さまと過ごす中で、どう関わったらいいのか、そしてこの先どうなっていくのか、不安な気持ちでいる方もいらっしゃると思います。サポートのゴールは、お子さまによってさまざま。また、お子さまとの関わり方も状況によって変化していきます。まずはお子さまの心の状態を理解し、見通しを持って適切なサポートとつながっていくことが大切です。今回は、公立の学校でスクールカウンセラーを務める臨床心理士の初川久美子先生にご登壇いただき、不登校のお子さまの心の状態に合わせた関わり方やサポート方法についてお話しいただきます。講演中にチャットで質問も可能。セミナー後半の回答コーナーで初川先生にお答えいただきます。Upload By 発達ナビアライアンス プログラム講師:初川 久美子先生臨床心理士・公認心理師/東京都公立学校スクールカウンセラー/発達研修ユニットみつばち早稲田大学大学院人間科学研究科修了。在学中よりスクールカウンセリングを学び、臨床心理士資格取得後よりスクールカウンセラーとして勤務。児童精神科医の三木崇弘とともに「発達研修ユニットみつばち」を結成し、教員向け・保護者向け・専門家向け研修・講演講師も行っている。都内公立教育相談室にて教育相談員兼務。Upload By 発達ナビアライアンス プログラム文科省が定めている「出席扱い制度」をご存じですか?自宅学習の努力を認めることで、いつかまた学校に行きたいと思ったときのために、学習の遅れを最小限にしておけるようつくられた制度です。この制度を活用すれば、不登校で学校を休んでいても、家庭学習を出席扱いにして、その先の進路などの選択肢を広げていける可能性があります。制度を利用するには、いくつかの条件を満たした上で、在籍する学校と交渉・連携していくことが重要です。本セミナーでは、のべ700名以上が出席扱いになった実績のある、無学年式オンライン学習教材「すらら」の担当者が、 本制度利用の具体的なルールや、すららを使って出席扱いとなった事例、最新情報などをご説明します。Upload By 発達ナビアライアンス プログラム「学校の仕組みが合わない」「夏休み明けで行き渋りになっている」そんなお子さまにむけて、「オンラインフリースクールSOZOW」をご紹介。子ども一人ひとりの「好き」を起点に、自己肯定感を育む学校外の居場所としていま注目されています。代表は、LITALICOの元・執行役員。LITALICOワンダーで、デジタルを通して、不登校や発達特性のある子どもの可能性を解き放ってきた経験者です。当日は代表に加え、現場担当者も登壇して「ゲームばかりしている」「感受性が強くて新しいことに取り組むことが苦手」など実際にあったお子さま事例も含めてお話しします。Upload By 発達ナビアライアンス プログラム不登校や引きこもりがちなお子さまがいるご家庭向けの勉強会です。復学や居場所など、学校に行かない選択をした子へのサポートや、中学以降の進路の選択肢について解説します。・不登校支援の選択肢フリースクールや訪問教室など、不登校のお子さまへの支援の選択肢や選ぶ際のポイントを解説します。・中学以降の進路の選択肢義務教育以降の高校進学の選択肢として、通信制・サポート校や高等専修学校、チャレンジスクールなど、不登校に理解のある進路を幅広く知ることができます。・教育にまつわる準備教育資金やお子さまの自立後に必要になってくる費用など、現実的な準備についても解説します。講師:井上欣永大学在学中は教職課程にて教師を目指しながら、特別支援学校にて知的障害・自閉症・ダウン症児の自立支援活動に従事。個人・組織のコンサルティング業界で培った心理学の考え方をベースに、人生に安心を提供できるLITALICOライフへ。たくさんの方のご参加を、心よりお待ちしております。
2022年08月19日むっくんが不登校を選ぶまで――これまでの経緯私たちは小1の秋から不登校を選びました。不登校に踏み切るまでのお話は以前のコラムにまとめています。当時のむっくんは大人に気持ちを伝えることが難しく、私たちも本人の様子を観察することで気持ちを汲み取る必要がありましたが、最近では当時感じていたいろいろな気持ちを言葉にして教えてくれることが増えてきました。「学校はとてもうるさくて疲れること」「学習で理解できていることを何度もやらなければならないつらさ」「上級生にからかわれた嫌な思い出」「友達に対する先生の学習指導が納得いかなかったこと」「突然予定が変わる不安」「いろんなことをじっと待たなければいけない不快感」「自分の発言や行動を周囲の人たちがどう感じているのか分からないという不安」「ほかの生徒が叱られている様子を見たこと。次は同じように自分が怒られるのではないかと心配で仕方なくなること」「何故これをやるのか教えてもらえないこと。質問しても納得する答えがもらえないこと」「なにもかも、勝手に決められてしまうこと」そういうものすべてひっくるめて「学校は怖い」ということ。むっくんの当時の心境は?むっくんがぽつり、ぽつりと話す当時の思いからは、彼は私たちが思うよりずっと繊細に周囲の様子を見聞きし、感じ取り、彼なりに考え、彼なりの努力をしながら、小さな心を痛めていたことを改めて知らせてくれます。学校へ行かない理由は単純なものではなく、ちいさな綻びがたくさんたくさん積もった結果だということが感じ取れます。話を聞けば聞くほど「彼には学校というシステム自体が合わない。どれだけ配慮があろうとつらさを感じてしまうだろう。だから行かない選択が彼の心を守ることにつながるのだ」と潔く思えているのが現在の親としての正直な気持ちです。休校があった年の新1年生なので、むっくんが小学校へ通った時間は約2ヶ月半。本人は学校へ通っていたころを振り返り「少しだけ行ったから、学校がどんなところか知ることができた。行ったから、知れて。知ったから行かないって決めることができた。だから少しだけど行ってよかったんだよ」と話しています。Upload By ウチノコ不登校選択後の家庭での様子むっくんは不登校を選んだ当初、精神的に不安定で私から離れられない、外出を嫌がる、夜眠れない様子などが見られました。そのため初期のころはとにかく無理せずゆっくりと、心と体が休まるように過ごしました。むっくんの周囲の大人は、私や夫をはじめ祖父母に至るまで彼の不登校を肯定的に捉えているので、家庭や家族が安全基地として機能することができました。また、学校へ行きたくないと話してから不登校の決断までも早かったので、無理をさせた時間が短かったことも幸いしたのか、むっくんは半年程度でそれなりに元気を取り戻すことができました。元気を取り戻してくると「暇だな~、なんかすることない?」と活動を求めることが増えていきました。そのため、私たちは学校が担っていた役割を今後どう担保していくか、ということを考えるようになりました。学校へ行ってくれたら正直な話、私は楽に過ごせます。だけど、再び学校へ戻ることを求めると、むっくんはまた心を壊してしまうと感じていました。そこでここからはホームエデュケーション(家庭を拠点に、子どもを尊重しながら、社会の資源を生かして学ぶこと)を目指していくことに決めたのです。Upload By ウチノコ家庭での体験学習最初に家庭をベースに取り組んでいくことにしたのが【体験学習】になります。【体験学習】といっても、なにか特別なことをするわけではありません。本人がやりたがることができるように、環境を整えたり、一緒に活動したりするだけです。普段の過ごし方は以前まとめたコラムがあるので参照してみてください。もともとむっくんはとても好奇心旺盛な人なので、次から次へいろいろと手を出していろんなことを楽しんでいます。中途半端感は否めませんが、楽しそうにくるくる動くむっくんを見ていることはうれしくもあります。特に料理に関するスキルが良く伸びていて、最近では私にお昼ご飯をつくってくれたり、弟のおやつを手作りしてくれたり。毎日好きなことをして過ごすうちに、こんなことを知っているんだ、こんなことできるようになってたんだと驚かされることもあり、何をしても学習になり、いろいろなことをどんどん吸収して成長していくのだなぁと感じています。さらに最近では、公営施設が行う子ども向けのイベントや公開講座などにも参加できるようになり体験の幅も広がってきました。子ども向けの講座は探せばたくさんあるので、本人の「好き」を大切にいろんな体験を積むことはそう難しくないのだと感じています。Upload By ウチノコ執筆/ウチノコ(監修:初川先生より)むっくんにとって、学校というシステムが合わない。本人の語りや様子をふまえ、ウチノコさんがご決断されたこと、さまざまな考えが逡巡したことと思いますが、ご家族みなさんが今はむっくんの不登校という選択を肯定的に捉えていらっしゃるとのこと何よりです。不登校になった当初は精神的に不安定になるお子さんは多くみられます。まずは休養を取られたこと、とてもよかったと思います。「暇」と言い始めるのが元気が回復してきた証拠なのはその通りです。体験学習を中心に過ごしているのもいいですね。むっくんは公営施設での子ども向けイベントに参加できるのですね(それは何よりです!)。家庭の中だけでは経験しづらいこともあるので、そうした催しをうまく利用できるといいですね。また、学校というシステム(セッティング)には合わなかったということですが、学校教育は膨大な内容を提供してくれる装置である側面もあります。学校ではどんなことを扱っているのかという視点も、大人の側は持っておくのもよいと思います。自分の生きるこの世界にはさまざまなもの・こと・不思議があるのだということを、さまざまな観点・視点から提示し、その中でお子さんが興味関心を持つものを見つけられるといいなと思います。
2022年08月18日10代の子どもたちに知ってほしい法律の知識ーー『こども六法ノベルその事件、こども弁護士におまかせ!』「法律は、難しくてどこか冷たいイメージがある」「法律でなんでも解決できる」…法律に対してどのような印象を持っているでしょうか。法律は、決して万能ではありませんが、正しく学ぶことでさまざまな理不尽な問題に対抗するための武器になります。この本は、中学1年生の主人公・久家祐樹(くげ ゆうき)と「こども弁護士」である高校2年生の姉・智紘(ちひろ)が「くげ法律事務所」に訪れるさまざまな相談者と関わり、法律の知識や思考力を駆使し、事件解決に向けて奮闘するという話です。いじめ、ブラックバイト、デートDVなど、10代の子どもたちが知っておきたい大事なテーマが盛り込まれています。10代の子どもたちが理不尽な問題に巻き込まれてしまう機会が増えている近年、自分や友達の身を守るためにも、法律に関する正しい知識を身に着け、ときには「法律家を頼る」という選択肢を持つことも大切です。夏休みにお子さんと一緒に、「もしこういう問題が起きたときはどう対処しよう」と考えてみるのもいいかもしれません。当事者の視点から「なぜできないのか」を知るーー『発達障害 「できないこと」には理由がある!』「集団行動ができない」「危険な遊びがやめられない」「運動や細かい作業ができない…」発達障害のある人は、得意なこともたくさんある反面、その特性から「苦手なこと、できないこと」がいくつかあります。この本の著者は、発達ナビで連載を持つ、かなしろにゃんこさん。かなしろさんの息子さんのリュウ太くんにはADHDがあります。20代になったリュウ太くんが、小学生のころのことを思い出して「なぜできなかったのか」「できないためにどう感じたのか」を語ってくれた内容がこの本にまとめられています。この本を通して、当事者の視点を少しでも知ることができれば、お子さんの行動や言動への理解がより深まるかもしれません。保護者の方だけでなく、発達障害に関わるさまざまな職業の方におすすめの一冊です。悩んでいるのは自分だけじゃないーー『マンガで読む 学校に行きたくない君へ: 不登校・いじめを経験した先輩たちが語る生き方のヒント』夏休み明けは不登校になりやすい時期であるといわれています。勉強や友人関係など何らかの問題でつまづいてしまったり、環境に適応できなくなったりしてしまうことで、突然学校に行けなくなってしまうこともあるかと思います。この本の著者は、自身も不登校の経験がある漫画家の棚園正一さん。数々の著名人に不登校当事者がインタビューを行った前作に引き続き、今作ではキンタロー。さん、宮本亜門さん、サヘル・ローズさんなど、実際に不登校やいじめを経験した著名人の体験談が紹介されています。テレビで明るい姿を見せてくれるあの方々にも過去にはさまざまな葛藤や悩みがあったことが分かります。「こんな悩みを抱えているのは、学校に行きたくないと思うのは、自分だけじゃない」と知ることで少しでも気持ちが楽になったり、これからの人生を生きる上でのヒントを得られるかもしれません。この時期におすすめの一冊です。多様な子どもたちが受け入れられる保育とは?を考えるーー『「インクルーシブな保育」導入のススメ』多様性やインクルーシブという言葉が当たり前になってきた近年。しかし日頃の生活の中で本当に多様性は実現されているのでしょうか。本当に多様な子どもたちが受け入れられる社会を作るためにはどうしたらよいのでしょうか。この本の著者は、玉川大学教育学部乳幼児発達学科の教授であり、学校法人育愛学園の理事長、式の森幼稚園の園長も務める若月芳浩先生。この本では、法律や歴史、障害観、保育の課題など幅広い視点から、「多様な子どもたちを受け入れるインクルーシブな保育とはどのように実現されるのか」について述べられています。低賃金、業務の多さ、長時間労働などによる保育士の人材不足といった現場の課題が可視化されつつある中で、多様な子どもを受け入れる体制をつくりつつ、保育者にとっても働きやすい現場をつくるにはどうしたらいいのか、そのヒントをこの本が与えてくれるかもしれません。就学前に学習の基礎となる力をはぐくみたいーー『ひらがなコグトレ』「小学校に入学したら勉強についていけるのだろうか…」そんな悩みを抱えている保護者の方もいらっしゃるかもしれません。この本では、就学してから必要になるひらがなを用いた、小学校での学習に必要な力をはぐくむことを目的としたトレーニングが紹介されています。てんつなぎ、かがみひらがな、ひらがなつなぎなど、文字や記号の形を正確にとらえるための力をはぐくむトレーニングにより、ひらがなを書く力や学習の基礎となる「知覚力」「想像力」「注意力」を高めることが期待できます。もちろん、子どもに適した学習方法はその子の特性などによりさまざまですが、「ひらがなコグトレ」はその一つの選択肢になるかもしれません。小学校に入る前の準備運動として、お子さんとこの本のトレーニングに楽しく挑戦してみてはいかがでしょうか。LITALICO発達ナビ無料会員は発達障害コラムが読み放題!
2022年08月17日未来の先生フォーラム(旧・未来の先生展)2022実行委員会(東京都新宿区、実行委員長:宮田純也)は、「未来の先生フォーラム2022」(2022年8月1日(月)から7日(日)の7日間、完全オンラインにて開催。特設サイト: )にて実施されたほぼ全てのプログラムのアーカイブが動画配信サイト「未来の先生フォーラムMEMBERS」( )で2022年8月10日(水)から配信開始いたしました。「未来の先生フォーラムMEMBERS」は月額980円(税込)で初回登録は2週間無料です。未来の先生フォーラム2022<配信プログラム一覧>※最新情報は「未来の先生フォーラムMEMBERS」( )にてご確認ください。・【招待講演】「個別最適・協働的な学びの可能性と今後の課題」奈須正裕 先生(上智大学総合人間科学部教授)・AI時代の学習を考える ~成績向上にAIをどう使うか~竹内孝太朗 様(モノグサ株式会社)・【招待講演】個別最適な学び・協働的な学び-テクノロジーの可能性-合田哲雄 先生(内閣府(科学技術・イノベーション推進事務局)審議官)・【招待講演】「校内英語スピーキングテストにおける現状と今後」小泉利恵 先生(清泉女子大学言語教育研究所教授)・米国大学「教育学研究科」が今後の日本の英語教育にどう貢献するのか?米国大学の最新入試事情呂敏華 様(テンプル大学ジャパンキャンパス 大学院教育学研究科/アカデミック・イングリッシュ・プログラム (兼務) エグゼクティブディレクター)・【招待講演】「英語教育とICT活用-2030年の授業を構想する-」石井雄隆 先生(千葉大学教育学部・大学院教育学研究科准教授、同附属中学校特命教諭、理化学研究所革新知能統合研究センター客員研究員)・生徒と学び続ける英語教師-実践的な英語力の習得に繋げる授業とTOEIC Programの活用-江原美明 先生(武蔵野大学 教育学部 教育学科 特任教授)・【招待講演】「活動型英語授業を実現するアクティブイングリッシュプログラム」安河内哲也 先生(一般財団法人実用英語推進機構 代表理事)・Creating effective English tests (良質な英語テストの作り方)Michael Todd Fouts 様(公益財団法人日本英語検定協会 総務部PRアンバサダー)・AIアプリを使用した小学校での英語活動・授業におけるギガスクール 構想でのデジタル(アプリ)とアナログの融合授業門勝視 様(株式会社ECC)・先生と生徒のための“英語4技能対応授業”実現AIツールトレパで『英語の学びをイノベーションする』三堀将寛 様(株式会社デジタル・ナレッジ 文教ソリューション事業部シニアコーディネータリーダ)・【招待講演】英語教育の意義(why)・原則(what)・指針(how):AI時代の再定義柳瀬陽介 先生(京都大学 国際高等教育院 附属国際学術言語教育センター(英語教育部門)教授)・【招待講演】「探究学習の理念と実践」池谷陽平(たいそん) 先生(追手門学院中・高等学校/探究Driver(探究科主任))・探求×VRで学びの体験量の増加と質の向上を目指す増田秀仙 様(SOLIZE株式会社 ビジネスインキュベーション事業部 xRクリエーション部 部長)・【招待講演】「探究学習の指導と評価」【8月31日まで公開】西岡加名恵 先生(京都大学大学院教育学研究科・教授)・【招待講演】「GIGAスクールで何が変わるのか」平井聡一郎 先生(株式会社情報通信総合研究所特別研究員)・校務支援システムは20年古い!スタートアップによる学校変革システムのビジョン(時間割の自動作成や探究学習サポートAIなど)常盤瑛祐 先生(株式会社SUNBLAZE Founder、CEO、星の杜中高DXディレクター、非常勤講師)・【招待講演】「GIGAスクールの波をうまく乗りこなす-カギは学校日常のデジタル化-」豊福晋平 先生(国際大学グローバルコミュニケーションセンター准教授・主幹研究員)・【招待講演】「Project-based Learningの理論と実践」田中茂範 先生(慶應義塾大学名誉教授、PEN言語教育サービス代表)・【招待講演】「Project-based Learningの可能性-2030年の社会を見据えて-」鈴木寛 先生(東京大学公共政策大学院・慶應義塾大学政策・メディア研究科教授)・【招待講演】探究学習とカリキュラム・マネジメント-より豊かな学びを創造するには【8月31日まで公開】田村学 先生(國學院大學人間開発学部初等教育学科教授、文部科学省視学委員)・スポーツコーチング・ラボスポーツコーチングイニシアチブ・テセレーションで楽しむ数学探究日本テセレーションデザイン協会・スクールソーシャルワーカーって何?-教師だけで抱え込まないための協働のあり方-一般社団法人 子ども・若者応援団 教師とSSWrの会・「直訳では伝わらない意外な数学英語たち」著者による数学英語の話馬場博史 先生(ドルトン東京学園中等部高等部指導教諭)・【招待講演】デジタル時代の学びと学校教育前田康裕 先生(熊本大学特任教授)・日本版『SISU』教育の実践事例一般社団法人マグネットプレイス・Feel度Walkで「度」アップWe are Generators!・なぜ自己肯定感とウェルビーイングが個別最適化と子どもたちの未来を切り開くのかNPO法人日本ピーススマイル協会・探求学習のつくり方~SDGsを自分ゴト化するために何が必要か?こども国連環境会議推進協会・【パネルトーク】学校教育と教育アントレプレナーシップ炭谷俊樹先生・矢萩邦彦先生・池田哲哉先生・鹿又悟先生・現代の課題を扱う授業の必要性原口栄一 先生(鹿児島市立谷山中学校教諭)・小学校の理科実験 成功のコツ宮内主斗 先生(理科実験の教科書作成委員会)・自分の価値を高めて世界で活躍できる人材を育成する教育を作る菊池章吾 様(株式会社ジプロス)・教育現場での学習ログ活用動向と将来可能性宮坂直 様(スタディプラス株式会社)・【招待講演】多様性が活きる教育を学校で実践するには-インクルーシブ教育とスペシャルニーズ・エデュケーション(特別支援教育)の視点で-日野公三 先生(明蓬館高校校長・理事長)・大学入試改革と共通テスト解説田嶋裕 先生(アロー教育総合研究所 所長)・不確実な時代を主体的に生きる力を身に付けるプロティアンキャリア教育内田雅和 先生(三田国際学園中学校・高等学校中学教頭)・かえつ有明の探究体験!かえつ有明中・高等学校・3Dプリンターの魅力関西学院千里国際中等部・高等部・【招待講演】教育の自由と教育における自由-オランダから公教育の課題を考えるリヒテルズ直子 先生(日本イエナプラン教育協会特別顧問、多様な学び保障法を実現する会の共同代表)・探究学習をどのように評価するか―現場の実践事例―田村幹樹 先生(青翔開智中学校・高等学校主幹教諭)・「自殺」について~生徒・教師・保護者・地域の立場から解決策を編み出す~学校法人創志学園 創志学園高等学校 2年生教育系探究チーム・Compassionate Systems Framework 体験ワークショップCompassionate Systems Framework in Japan・対話や学びが深まる「問い」のつくり方講座 基礎編こども国連環境会議推進協会・【招待講演】多文化共生とグローバル・シチズンシップ辰野まどか 先生(GiFT(グローバル教育推進プロジェクト)代表理事)・ワクワク・チャレンジ・創造のゆめしま海道で夢つなぐ人になる~弓削高校魅力化プロジェクト5年のまなび~弓削高校魅力化プロジェクト・「GIGAスクール」のネクスト・ステップへ~アンケートフォームとBIツールを活用した「教育データの蓄積・分析・活用」実践報告~西村陽介 先生(草津市立志津小学校)・<困難>を抱える子どもの支援に挑む、大学内センターの取組みについて東京学芸大学こどもの学び困難支援センター・幼児教育+イエナプラン=新しい学校教育~個別最適・協働的な学びの一考察~学校法人ろりぽっぷ学園・【招待講演】学び続ける学校づくり―みんなで描く、未来の学校・社会づくり―木村泰子 先生(大阪市立大空小学校初代校長)・今からできる!教師の働き方改善乾倫子 先生・庄子寛之 先生・江澤隆輔 先生・GIGAスクール構想×〇〇=2030年の学校教育!?吉岡拓也 様(神戸市教育委員会事務局学校教育部教科指導課指導主事)・U29の若手が考える、今の学校の課題と理想の教育~元不登校の教員×スタンフォード進学教員~EdFuture・~哲学する授業~「探究型学習」に対応したアクティブラーニングで「学習する組織」への奮闘記ワオ高等学校・【パネルトーク】新しい教育の形大河内薫 先生・庄子寛之 先生・葉一 先生・未来の先生を支えるリーダーシップ~子供達を支える「大人の成長」に向けて~横田洋和 様(戸田市教育委員会)・体育DX最前線ー未来の体育を創造するー体育ICT研究会・対話を通じた学校づくりと先生方のチームづくり~日本の学校での取り組み実践、海外事例から学ぶ~NPO法人 学校の話をしよう・働き方改革 ~部活動の完全外注への取り組み~日野田昌士 先生・高橋孝介 先生(聖学院中学校高等学校)・【招待講演】みんなの「今」を幸せにする学校と教育行政遠藤洋路 先生(熊本市教育長)・「総合的な学習の時間×探究学習×キャリア教育」-学校教育における探究学習の可能性を“探究”する-兵庫教育大学附属中学校・生徒の「資質・能力」を伸ばすための日々の小さなイノベーション酒井英之 先生(元神奈川県立川崎高校英語科教諭)・【招待講演】未来の学校組織マネジメント住田昌治 先生(学校法人湘南学園 学園長)・【招待講演】生徒と先生が輝く学校づくり妹尾昌俊 先生(教育研究家、学校・行政向けアドバイザー)・もう不登校で悩まない!おはなしワクチンびーんずネット・身体で育むコミュニケーションー自己から他者へ、社会へ繋がる学びー追手門学院中高等学校 表現コミュニケーションコース・未来の教育設計図ーAI時代にこそ「生命知」を羅針盤にー大迫弘和 様、松田雄馬 様<お申込み>「未来の先生フォーラムMEMBERS」( )よりお申し込みください。【「未来の先生フォーラム」】Facebook: Twitter : HP : Voicy : 【「未来の先生フォーラム」とは】未来の先生フォーラムは、社会の動向を理解し、自ら学び、専門性を向上させたいと願う先生たちをはじめ、教育業界の関係者が来場し、相互に学び合う日本最大級の教育イベントです。未来の先生展として2017年に初めて開催し、2日間でのべ約3,000人が参加する国内最大級の教育イベントです。本イベントでは、学校教育から生涯教育まで多彩な領域の教育について学べます。2日間のイベントは、「つながる・ひろがる・うまれる」というキャッチフレーズを据えています。本イベントを通して、来場者同士が、“つながり”、その“つながり”から知識や視点が“広がり”、新たな取り組みや知識が“生まれる”場、教育のイノベーションの場でありたいという願いが込められています。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年08月10日