日本の原風景を満喫できる場所伊勢志摩リゾートマネジメント株式会社が運営する「NEMU RESORT」(三重県志摩市)が、2020年4月1日より新サービス「~てふてふの丘スパ~ NEMUグランピングトリートメント(以下てふてふの丘スパ) 」をスタートします(2020年11月30日までの期間限定)。大崎半島の先端、伊勢志摩国立公園の中に立つ「NEMU RESORT」はホテル、ゴルフ場、プールなどを完備したリゾート施設。近鉄賢島駅から無料送迎バスも運行しています(要事前予約)。星空観測、ヨガ、SUP(スタンドアップパドルボート)などのアクティビティも充実。伊勢志摩の幸をふんだんに使った懐石料理やアウトドアダイニングでのバーベキューなどの料理も魅力です。オリジナルメニューで心身ともにリラックス「てふてふの丘スパ」は、森と海に囲まれた高台に建つ「ヨガテラス」でオールハンドトリートメントを受けられるサービス(※)。真珠のエッセンスによるトリートメントで「癒し」「浄化」「再生」という3つの生命サイクルを呼び覚まします。コースは施術60分(所要時間75分)、施術75分(所要時間90分)、施術90分(所要時間105分)の3種類。すべてのコースで「真珠の湯」のフットバスを体験可能。真珠やアコヤ貝から抽出される天然成分が配合されたお湯は心身を癒し、足元の血行促進効果が期待できます。※悪天候の場合はトリートメントルームでの施術となります。(画像はプレスリリースより)【参考】※伊勢志摩リゾートマネジメント株式会社のプレスリリース/PR TIMES※伊勢志摩リゾートマネジメント株式会社※NEMU RESORT
2020年02月17日「アマン ニセコ」が、2023年、北海道・ニセコにオープンする。「アマン」国内4軒目のリゾート施設「アマン」は、プライベートな邸宅にいるかのような心温まるもてなしと、ラグジュアリーで非日常的な体験を提供する、プライベート感溢れるリゾート施設。日本では、東京・大手町の高層ビルにある都市型リゾート「アマン東京」や、伊勢志摩のリゾート「アマネム」、2019年11月、京都洛北にオープンしたばかりの「アマン京都」などを展開している。「アマン ニセコ」は国内4軒目となり、国内初の“スパ&ウェルネスリゾート施設”となる。北海道・ニセコとは「アマン ニセコ」が開業する北海道・ニセコは、豊かな降雪量や、広く長いスキースロープ、パウダースノーで知られる場所。ウィンターリゾートとしてはもちろんのこと、夏にはハイキングやマウンテンバイク、リバーラフティングなどのアクティビティを楽しめると人気を博している。また壮大な山々や美しい渓流を持つニセコの風景は、何世紀にもわたって芸術家や詩人を惹きつけており、温泉、アイヌの文化、食の愉しみなど、様々な魅力を備えている。「アマン ニセコ」がオープンするのは、手つかずの自然が残るモイワ山の斜面。レストランや文化施設、エンターテインメント施設が集積するモイワ、ニセコひらふ、ニセコビレッジ、アンヌプリ、ニセコ花園などの5つの人気エリアへも数分でアクセスできる利便性の高い場所となっている。通年営業の「アマン ニセコ」は、約187万平方メートルの広大な敷地内に、30室のゲストルームや大規模なウェルネス施設、複数のレストラン、レジデンスを併設する。温泉&テラス付き客室ゲストルームは、日本の旅館にインスピレーションを得たもの。各客室に、暖炉のあるオープンスペースやプライベート温泉施設を備える。室内にはニセコの大自然と調和する木材を多用し、山々の眺望が楽しめるテラスや、大きなガラス窓を設置。自然のぬくもりと奥深さを肌で感じられるような設計となっている。国内初のスパ&ウェルネスリゾート国内初のスパ&ウェルネスリゾート施設としてオープンする「アマン ニセコ」は、心身に安らぎをもたらす多彩なコンテンツを用意。ゲストに合わせてきめ細やかなカウンセリングを行うと共に、スパプログラムやヘルシーな食事、気分をリフレッシュするアクティビティなどを提供していく。大規模なスパ&ウェルネス施設「アマン・スパ」には、プライベート空間でスパを楽しむことができるスイートルームや、フィンランド式サウナ、冷水プランジプール、スチームルーム、シャワーと温泉から成る広大なサーマルスパエリアなどを設置。室内プールやアクアフィットネスプールは、森と山の眺望が楽しめるテラスに面している。和食やイタリアンなどのレストラン施設内では、アマンがグローバルに展開しているダイニングである和食の「Nama」、イタリアンの「Arva」など、複数のレストランを展開。ヘルシーかつ、季節に合わせて旬の食材が楽しめるようなメニューを提案していく。スポーツなどを楽しめるアクティビティセンター2階建てのネイチャー&アクティビティセンターには、レセプションエリア、ヘルシーリフレッシュメントエリア、抹茶バー、インドアプレイグラウンド、ボーリングレーン、ゲームゾーン、シアター、ハーフバスケットコートなどを設ける。さらに幼児用プレイエリアや休憩ルームも設置。なお「アマン ニセコ」の敷地内には、31棟の個人レジデンス(住居)も登場。日本初の自然保護区内に位置するレジデンスとなり、この邸宅のオーナーは「アマン ニセコ」のウェルネス施設、ダイニング施設を自由に利用することができる。【詳細】「アマン ニセコ」オープン時期:2023年場所:北海道ニセコ※通年営業
2019年12月22日野外グルメフェス「新宿シーフードマニア2019」が、2019年11月7日(木)から11月24日(日)まで、東京・新宿の大久保公園にて開催される。シーフードとスパークリングワインの楽しむグルメフェス今回が記念すべき初開催となる「新宿シーフードマニア」は、シーフードとスパークリングワインの楽しむグルメフェス。会場には、海鮮丼や牡蠣フライ、シーフードカレー、シーフードラーメン(えび味噌、ホタテ塩)など幅広い世代に愛される定番メニューから、ガーリックシュリンプやムール貝のワイン蒸しといったスパークリングワインに合うメニューまで、様々な海鮮料理が集結する。なかでも目を引く、オマールエビを丸ごと1匹用いたピッツアや、伊勢志摩直送の伊勢海老を使用した贅沢なブイヤベースなどは必食の一品だ。また、スパークリングワインも約30種類以上の豊富なバリエーションが用意されているので、様々な銘柄の飲み比べと、シーフードとのマリアージュが楽しめる。ハッピーアワーやまぐろの解体ショーも初開催を記念し、平日15:00~18:00先着300杯限定でグラス600円の白・赤・スパークリングワインがグラス300円で楽しめるハッピーアワーも開催。また、11月9日(土)15:00からは、まぐろ商店のブース内で「まぐろの解体ショー」が行われる。開催概要「新宿シーフードマニア2019」開催期間:2019年11月7日(木)〜11月24日(日)会場:新宿・大久保公園(東京都新宿区歌舞伎町2-43時間:11:00〜21:00(予定)入場料金:無料 ※各店舗での飲食は有料(チケット制)
2019年10月04日女優・小雪が、オダギリジョー、麻生久美子らに加え、吉岡里帆&磯村勇斗らも参加する「時効警察はじめました」の初回放送のメインゲストに決定。あやしすぎる新興宗教の教祖に扮する。本作は、時効になった事件を“趣味”で捜査する男・霧山修一朗(オダギリジョー)が、助手・三日月しずか(麻生久美子)と共に未解決事件の謎に挑むシュールな脱力系コメディーミステリー。第1話のゲストには、「全裸監督」へ出演し活躍の場と表現の幅を広げている小雪さんが、三木聡と初タッグを組み、さらなる新世界を開拓!今回本作で小雪さんが演じるのは、新興宗教の教祖・神沼美沙子。“ほぼ同時刻に別の場所で起こった2つの密室殺人事件”という、霧山が調べる時効事件と深い関わりがある人物で、この時効事件で亡くなった人物のうちの一人は美沙子の母親、もう一人は乱れた女性関係から「総武のウタマロ」と呼ばれた男だが、母親の元愛人であると同時に、美沙子の夫でもある。「新しい世界観を見たい」と今回本作への参加を決定したという小雪さんは、「実を言うと『これまで実際に見たことも演じたこともない“教祖様”という存在を、どうしたら具体化できるのかな』という不安も少しあったんです。でも、衣装合わせのときに三木(聡)さんが、具体的にイメージしてらっしゃる漫画のキャラクターを教えてくださって、その漫画を拝読したら、何となく雰囲気がつかめたんですよ。しかも『時効警察』は通常の作品と違って、つながりや根拠を深く考えすぎると楽しめない作品。そう思って現場に入ってからは、不安がなくなりました」と最初は不安もあったそう。また、オダギリさんとは「天体観測」以来、17年ぶりの共演。「17年前はすごくハードな現場だったことに加え、お互いに若かったり、絡むシーンが少なかったこともあって、オダギリさんとはあまりお話ししたことがなかったんです」と当時をふり返り、「今回はすごく気さくにお話ししていただいたんですよ。お互いに子どもの話もしたりしましたね。また、オダギリさんはすごくクリエイティブなので、発想の視点も面白く、『あ!こういう方だったんだな』と新たな発見がありました。大人になってまた、表現者同士としてお会いすることができて、うれしかったです」と新鮮な共演となったようだ。実際の撮影では「九十九里浜で会話するシーン」が特に印象に残ったと小雪さん。「まさか対岸越しで話すとは思わなくて(笑)。毎回、唐突なシーンが多くて『何の撮影をしてるのかな?』という気持ちになるんですけど(笑)、監督の頭の中には『このセリフはこういう映像の中で言わせたい』という、普通の概念を超えたビジュアル・イメージが強くあるんですよね。だから、私自身もいつも白紙で裸のまま現場に行って、その場でつけていただいたお芝居をそのまま楽しんでいました」と撮影中のエピソードも明かしている。ほかにも初回放送には、美沙子に思いを寄せる信者・花崎新一役に六角精児。第1、2シリーズにゲスト出演した村松利史は、生前に浮き名を流しまくった「総武のウタマロ」役で再出演を果たす。第1話あらすじ霧山修一朗(オダギリジョー)はある日、総武警察署の食堂で働く女性から、冷蔵庫に入れっぱなしになっていた遺留品の箱を預かる。それは箱に書かれた「要玲蔵(かなめたまぞう)」という文字を誰かが「要冷蔵」と読み間違え、時効を迎えてから10年にもわたって冷蔵庫に保管していたものだった。要玲蔵(村松利史)とは、乱れた女性関係から「総武のウタマロ」と呼ばれた男。彼の元愛人で新興宗教「阿修羅の水」の教祖・神沼絹枝(伊勢志摩)が25年前、水産加工会社の冷凍倉庫で凍死しているのが発見された。最重要被疑者であるウタマロも、絹枝とほぼ同時刻に自宅で一酸化炭素中毒死していたため、事件は迷宮入りしてしまっていた。刑事課の新人刑事・彩雲真空(吉岡里帆)もバリバリに興味を示す本事件を調べることにした霧山は、助手の三日月しずか(麻生久美子)を従えて捜査を開始。絹枝の娘で、ウタマロの妻でもあった「阿修羅の水」の2代目教祖・神沼美沙子(小雪)のもとを訪れる――。「時効警察はじめました」は10月11日より毎週金曜日23時15分~テレビ朝日系にて放送(※一部地域を除く)。(cinemacafe.net)
2019年09月12日三重県の水族館、伊勢シーパラダイス(伊勢夫婦岩ふれあい水族館)は、~日本一の人気モノたちに会える水族館~「伊勢シーパラダイスふれあいフェス2019」を2019年8月31日(土)まで開催する。“海獣とのふれあい”をテーマとし、あらゆる動物とのふれあいができることで人気を博す伊勢シーパラダイスが、2019年夏のために用意したのは、水族館の人気者たちと間近で触れ合えるイベント。「伊勢シーパラダイスふれあいフェス2019」では、アザラシやツメナシカワウソなど人気者が、とびきりの愛嬌で来館者を迎えてくれる。“距離感ゼロ”アザラシとのふれあい体験自由気ままに過ごすアザラシたちを見学できるコンテンツ「アザラシののんびりゴロゴロ」が、夏限定でバージョンアップ。水が大好きなゴマフアザラシ“ゴマちゃん”が、じゃぶじゃぶ水遊びをする様子を見学したり、写真撮影したりと、思いのまま“ゴマちゃん”との時を過ごせる。また、“距離感ゼロ”でゴマちゃんに触れられる「アザラシタッチ」、膝の上に乗せたり、抱きつくこともできる「ゴマちゃんのひざ枕体験」なども行っている。ペンギンたちの障害物レースペンギンたちのゆる~い障害物レースにチャレンジする様子も至近距離で観覧できる。ペタペタよちよち、自由気ままに歩くペンギンたちの愛らしい姿に癒されること間違いなし。ふれあい魚館で特別企画不思議な生き物タツノオトシゴのひみつに迫る「タツノオトシゴ展」も実施。世界中のタツノオトシゴから8種類上が登場する。【開催概要】~日本一の人気モノたちに会える水族館~「伊勢シーパラダイスふれあいフェス2019」開催期間:2019年7月20日(土)~8月31日(土)営業時間:・伊勢夫婦岩ふれあい水族館(伊勢シーパラダイス) 9:00~17:00(季節変動有り)入館料:大人 1,800円、小中学生 900円、幼児(4才以上) 500円、シニア(65才以上) 1,600円開催場所:伊勢シーパラダイス(伊勢夫婦岩ふれあい水族館)住所:三重県伊勢市二見町江580【問い合わせ先】伊勢夫婦岩ふれあい水族館TEL:0596-42-1760
2019年08月03日パワースポットを巡るのが好き、という女性は多いですが、恋愛が上手くいかない時にオススメなパワースポットが伊勢神宮になります。伊勢神宮とは伊勢神宮とは、三重県にある天照大御神を中心に祀っている神宮になります。天照大神を祀る内宮以外にも、衣食住の守り神である豊受大御神を祀っている外宮の正宮があります。他にも14の別宮、43所の摂社などが存在しており合計125の宮社を総称して神宮と呼んでいます。たくさんの神様を祀っている伊勢神宮は、日本で一番のパワースポットと言っても過言ではなく、当然恋愛運を高めるのにもオススメのスポットとなっています。特に恋愛運を高められるスポット伊勢神宮自体がパワースポットとして有名ですが、その中でも特に恋愛運を高められるスポットもあります。特にオススメしたいのが「月読宮」です。内宮にある別宮の一つで、夫婦神を祀っているため縁結びなどに効果がある宮となっています。向かって東から月読荒御魂宮、月読宮、伊佐奈岐宮、伊佐奈弥宮と並んでいますが、ご利益を得るためには月読宮で挨拶をした後、月読荒御魂宮で想いを伝え、伊佐奈岐宮、伊佐奈弥宮の順番に参拝することがポイントです。女性の参拝者に人気のスポット月読宮も人気ですが、女性の参拝客に特に人気なのが「子安神社」です。伊勢神宮の内宮にある所管社の一つで、縁結びだけではなく安産や子育て、子授かりにもご利益があるとして、若い女性に人気のパワースポットとなっています。祀っているのは木花開耶姫神で、元は宇治館町の産土神だとされています。瓊瓊杵尊の妻で猛火の中で3柱の子を出産したという神話から、安産、子授け、縁結びなどのご利益があるとされています。伊勢神宮を回る順番伊勢神宮はたくさんの宮があるため、恋愛運に良い神様だけ参拝したいという人もいるかもしれませんが、せっかく恋愛運を高めるために行くのであればしっかり順番に見ていくことがオススメです。外宮に祀られている豊受大御神は、衣食住を司る神様です。つまり、衣食住が満たされることはいい恋愛や結婚生活を行うためには重要なご利益と言えます。内宮に祀られる天照大神は、太陽を司る神様であるためかなり強力なパワーをもらえます。
2019年07月30日12月からスタートする松尾スズキ作・演出舞台「キレイ-神様と待ち合わせした女-」より、出演者8名の撮り下ろしビジュアルとメインビジュアルが公開された。本作は、「大人計画」主宰の松尾さんが2000年に初の本格的ミュージカルとして、Bunkamuraシアターコクーンにて初演し、2005年に再演、2014年に再再演。そして4度目となる今回は松尾さんは出演せず、演出に集中し、濃密で重層的な作品世界を構築する。松尾スズキ作品初出演の生田絵梨花を主人公・ケガレ役に迎えたほか、神木隆之介、小池徹平、鈴木杏、橋本じゅん、皆川猿時、阿部サダヲ、麻生久美子が出演。こちらに向ける眼差しが印象的なビジュアルも到着した。ほかにも、本作には「大人計画」の村杉蝉之介や荒川良々、伊勢志摩、猫背椿、宮崎吐夢、近藤公園に加え、乾直樹、香月彩里、伊藤ヨタロウ、片岡正二郎、家納ジュンコ、岩井秀人らも参加する。併せて公開されたメインビジュアルは、2005年の再演、2014年の再再演に引き続き、寺田克也が本作のために描き下ろしたイラストを使用している。なお、チケットは東京公演が10月5日(土)10時から、福岡公演は11月9日(土)10時から(※博多座チケット売り場は10日から)、大阪公演は10月27日(日)10時から発売スタートする。詳しい日程はぜひ公式サイトでチェックしてほしい。<あらすじ>三つの国に分かれ、100年もの間、民族紛争が続く“もう一つの日本”。その争いのさなか、民族解放軍を名乗るグループに誘拐され、監禁されていた少女が、10年ぶりにソトの世界に脱出する。全ての過去を忘れた少女(生田絵梨花)は自ら“ケガレ”と名乗り、ダイズでできている兵士“ダイズ兵”の死体回収業で生計を立てているキネコ(皆川猿時)、頭は弱いが枯れ木に花を咲かせる能力を持つ少年ハリコナ(神木隆之介)たち“カネコ組”と出会い仲間に加わる。回収されたダイズ兵を食用として加工するダイダイ食品の社長令嬢・カスミ(鈴木杏)と奇妙な友情で結ばれていくケガレ。戦場をうろつき、死体を拾って小銭を稼ぐ、そんな健気なケガレを見守るのは成人したケガレ=ミソギ(麻生久美子)だった。その後、ケガレはカスミの身代わりで背中に銃弾を受け5年間昏睡状態に陥っていたが、目覚めたと同時に、同じく頭に銃弾を受け、頭脳明晰なゲイに変貌した青年ハリコナ(小池徹平)と結婚する。死ぬことに憧れつつもなかなか死ねないダイズ兵のダイズ丸(橋本じゅん)、誘拐・監禁することでしか女性と一緒にいられないマジシャン(阿部サダヲ)らと出会い、過去、現在、未来が交錯する時間のなかで、ケガレは忘れたはずの忌まわしい過去と対決することになる。Bunkamura30周年記念シアターコクーン・オンレパートリー2019+大人計画「キレイ-神様と待ち合わせした女-」は2019年12月4日(水)~Bunkamuraシアターコクーン(東京公演)、2020年1月13日(月・祝)~博多座(福岡公演)、2020年1月25日(土)~フェスティバルホール(大阪公演)にて上演。(cinemacafe.net)
2019年07月03日東海エリア初のドーム型テントを導入株式会社にしがきが、2019年8月1日に「伊勢志摩グランピング グランドーム伊勢賢島」(三重県志摩市)をグランドオープンします。「マリントピアリゾート」(京都府京丹後市)の姉妹施設である「伊勢志摩グランピング グランドーム伊勢賢島」はリゾートホテルなどが立ち並ぶ伊勢賢島エリアに位置するグランピング施設。広大な敷地には東海エリア初となる白いドーム型テントが12棟並びます。管理棟にはシャワールームとトイレを完備。本格的なキャンプを楽しめる「テントサイト」も利用可能です。BBQメニューでは松阪牛ロース、イチボ、伊勢の国健康豚ロース等三重県の食材をふんだんに使用。夜間限定のキッチンカー「HOSHIZORA the BAR」ではキャンプファイヤーで作ったおつまみとともにお酒を楽しめます。三重県の地元企業と連携「自然と遊ぶ」をコンセプトとする「伊勢志摩グランピング グランドーム伊勢賢島」ではシーカヤックやSUPなど、季節によって異なるマリンアクテビティを提供。「カクーンの森」では、海外のホテルなどで採用されているハンモックを5つ設置。夜間にはライトアップが行われ上質な時間をすごすことが可能です。「伊勢志摩グランピング グランドーム伊勢賢島」は近鉄志摩線「賢島駅」から徒歩15分。無料送迎もあります。(画像はプレスリリースより)【参考】※株式会社にしがきのプレスリリース/PR TIMES※株式会社にしがき※伊勢志摩グランピング グランドーム伊勢賢島
2019年06月17日東海エリア初となるドームテント型グランピング施設「伊勢志摩グランピング グランドーム伊勢賢島」が、2019年8月1日(木)、三重・志摩にオープンする。東海初!ドームテント型グランピング施設「伊勢志摩グランピング グランドーム伊勢賢島」は、東海エリア初となる白いドーム型のテントで宿泊できるグランピング施設。広大な土地に立ち並ぶ12棟のドームには、それぞれ冷暖房を完備。また、近くの管理棟には、無料シャワールームやトイレを設置するなど充実の設備で、初めてグランピングする人でも安心して楽しむことができる。ドームが並ぶ敷地の中央には、キャンプファイヤーを設置。夜間になると、お酒やキャンプファイヤーで作ったおつまみが楽しめるキッチンカーも配置される。ハンモックの森やスキューバダイビングなど様々なアクティビティ施設には、海外の星付きホテルなどでも採用されている秘密基地の様なハンモック「カクーン」を体験できる「カクーンの森」が併設。夜になると、幻想的にライトアップされるため、小さなプライベート空間でノスタルジックなひと時を過ごすことができる。さらに、スキューバダイビングやナイトシーカヤック、SUPなど、三重県の地元企業と連携したマリンアクテビティも楽しめる。地元三重の旨みを詰め込んだBBQプランは、素泊まりの他にBBQがセットとなったものを用意。松阪牛ロース、イチボ、伊勢の国健康豚ロースといった三重県の食材をたっぷり使ったメニューを楽しむことができる。【詳細】伊勢志摩グランピング グランドーム伊勢賢島オープン日:2019年8月1日(木)住所:三重県志摩市阿児町神明863-4価格例(素泊り):・スタンダード2ベッド(5張)約30㎡~ 定員4名14,200円+税~・スタンダード4ベッド(2張)約300㎡~ 定員4名15,200円+税~・ラグジュアリー(2張)約38㎡ 定員4名15,200円+税~・ラグジュアリーテラス(1張)約30㎡ 定員4名16,200円+税~・ダブルドーム(1張)約60㎡ 定員8名13,500円+税~・キャンプサイト(4張)約30~40㎡ 定員8名2,700円+税~
2019年06月16日主演に生田絵梨花を迎え、神木隆之介、小池徹平、鈴木杏、皆川猿時、橋本じゅん、阿部サダヲ、麻生久美子など、豪華出演者が集結した松尾スズキ作・演出のミュージカル「キレイ―神様と待ち合わせした女―」の上演が12月に決定した。本作は、2000年に「大人計画」主宰である松尾さん初の本格的ミュージカルとして、Bunkamuraシアターコクーンにて初演。戦争・民族紛争・少女監禁といった独特な設定やストーリーを松尾さんならではの視点で描き、演劇界に大きな衝撃を与えた。その後、2005年に再演、2014年に再再演され、4度目となる今回はキャストを一新、Bunkamura30周年の掉尾を華々しく飾る。舞台となるのは、3つの民族が100年の長きにわたり紛争を続けている、“もうひとつの日本”。「生と死」「絶望と希望」「大人と子供」など真逆のキーワードが入り乱れる、まさにカオスな世界。誘拐・監禁をされ、地下室で育ったひとりの少女・ケガレが現実へと飛び出していく――。今回、松尾さんは作品の完成度をあげるべく、出演せず演出に集中し、そして初演から引き続き音楽は伊藤ヨタロウが担当。一度耳にするだけで心に刻み込まれるような印象深いメロディと作・演出の松尾さんが綴る歌詞とのコラボレーションによる20曲以上の楽曲が、「キレイ」の作品世界へ観客を誘う。主人公ケガレ役を演じるのは、ミュージカル「モーツァルト!」「ナターシャ・ピエール・アンド・ザ・グレート・コメット・オブ・1812」で第44回菊田一夫演劇賞を受賞し、ミュージカル作品に引っ張りだこの生田絵梨花。松尾スズキ作品には初出演となり、これまで出演してきた作品と一変した本作ではどのような表情を見せてくれるのか要注目。そして、頭は弱いが花を咲かせる異能力を持つ少年・ハリコナ役には映画『3月のライオン』『フォルトゥナの瞳』、主人公の声を務めた『君の名は。』など、これまで数々の作品に出演、満を持して舞台初出演となる神木隆之介。青年・ハリコナ役には再再演時に少年・ハリコナ役を演じ、近年はミュージカル「1789 -バスティーユの恋人たち-」「キンキーブーツ」などミュージカル作品でも活躍する小池徹平、食品会社の社長令嬢カスミ役にはKERA・MAP #008「修道女たち」や蜷川幸雄三回忌追悼公演「ムサシ」など舞台を中心に活躍する鈴木杏、特殊な機能を備えたダイズ兵のダイズ丸には本年、舞台「偽義経冥界歌」、ミュージカル「レ・ミゼラブル」と話題作に出演し、2005年の再演時に同役を演じた橋本じゅん、ダイズ兵回収業者のカネコキネコ役は、本年は大河ドラマ「いだてん」や「あなたの番です」でも存在感抜群の演技を見せつける「大人計画」の怪優・皆川猿時が再再演時から続投。また、その「いだてん」に主演し話題をさらう「大人計画」の看板俳優・阿部サダヲが、初演と再演では少年・ハリコナを、再再演ではダイズ丸を演じ、今回は主人公・ケガレを誘拐・監禁した主犯で物語のカギを握るマジシャン役として出演。そして舞台「クラッシャー女中」の好演が記憶に新しく、今作が初ミュージカル作品となる麻生久美子が成長したケガレであるミソギ役を演じる。さらに、「大人計画」の村杉蝉之介、荒川良々、伊勢志摩、猫背椿、宮崎吐夢、近藤公園に加え、乾直樹、香月彩里、伊藤ヨタロウ、片岡正二郎、家納ジュンコ、岩井秀人など一筋縄ではいかない個性的なキャストの出演も決定している。松尾さんは4度目の公演に「『ミュージカルを壊す』という当初の目論見よりも、『新しい日本発のミュージカル』を構築していこうという気持ちが強くなってきていたところ、Bunkamuraさんから再再再演の話をいただいた。力を合わせて、より、完成度の高い日本人によるエンタテインメント作りを目指そうと思っています」とコメント、「生田さんというミュージカル経験の多いスタアを主役のケガレ役とし、阿部が敵役のマジシャンを演じることで、ミュージカル的クオリティが高く、物語が深く、いっそうおもしろくなる。そう信じています」と力強く語っている。ケガレ/生田絵梨花※松尾スズキ作品初出演大人計画さんの舞台は何度か拝見しています。シアターコクーンで上演されたミュージカル「キレイ」は初演、再演をDVDで、再再演は実際観に行かせて頂き感銘を受けました。まさか自分がその作品にケガレ役として出演するとは思わず、とても驚いています。嬉しい気持ちと、未知の世界に飛び込むようなドキドキソワソワ感でいっぱいです。個性豊かな皆さんの下で沢山学ばせていただきながら、精一杯務めたいと思います。楽しみです!少年・ハリコナ役/神木隆之介※舞台初出演初めて舞台を踏ませて頂くことになりました。とても緊張しています。映像作品とは異なる事が多く、わからない事だらけですが、先輩方に教えて頂きながら頑張りたいです。何より、観に来て頂いたお客様に楽しんで頂けるよう、精一杯務めたいと思います。劇場でお待ちしております!青年・ハリコナ役/小池徹平2014年の「キレイ」は僕がミュージカルを始めるきっかけになったぐらい大切な作品なので、このお話をいただいたときは、とてもテンションが上がりました!今回は青年・ハリコナ役として皆さんにこの素敵な作品をお届けできたらなと思っています。新メンバーを迎え新たな風が入って、パワーアップした作品になると思いますので、是非劇場にお越しください!カスミ役/鈴木杏あの大好きな『キレイ』の世界に加わることが出来るなんて夢のようだ!と、胸ときめいては、「歌」という大きな課題で現実に引き戻される、そんな毎日です。きっと最後まで、そんな毎日です。松尾さんに頂いた大きなチャンス、しっかり答えたいと思います。頑張ります。カネコキネコ役/皆川猿時5年ぶりのキレイ! 5年ぶりのカネコキネコ! ええ。興奮しております。女とは何か? 母性とは何か? 愛とは何か? キレイとは何か? 誰が一番キレイなのか? えーと、あんまり難しく考えずに一生懸命がんばります(笑)。ダイズ丸役/橋本じゅんかつて客演で同じ演出家の方から3度(回)以上呼んで頂いた事が無く、今回の松尾さんからのオファーが2度目なので緊張しています。そして、その分?とても嬉しかったです。3度目に繋がるように頑張ろうと思っております。マジシャン役/阿部サダヲ初演から約20年! 4回目の『キレイ』です! 2000年の初演の時は自分がやるなんて全く考えてなかった…いや再演、再再演の時も全っ然考えた事なかった役に今回挑戦します! 新たなキャストの方々と新しい、ミュージカル色の濃い「キレイ」が出来上がりそうな予感がします。よろしくお願いします!ミソギ役/麻生久美子※ミュージカル初出演あの名作「キレイ」のお話を頂いたと聞いた時は、何度かマネージャーさんに聞き返してしまう程驚きを隠せず、頭の中にハテナと嬉しさが混在していたことを覚えています。ミュージカルなので、私に務まるのか正直とても不安ですが、せっかくいただいた大切な機会ですので、松尾さんの演出にしっかりとついていけたらと思います。私にとって初めてになる大人数の座組の舞台。素晴らしい役者の皆さんとのお芝居も今から楽しみです!Bunkamura30周年記念 シアターコクーン・オンレパートリー2019+大人計画「キレイ―神様と待ち合わせした女―」は12月4日(水)~12月29日(日)Bunkamuraシアターコクーンにて公演。※2020年1月より福岡、大阪にて公演(text:cinemacafe.net)
2019年05月21日4月25日より発売開始フェイスマスクブランド「ルルルン」は、地域限定フェイスマスクシリーズの新商品として、4月25日(木)より「お伊勢ルルルン」を発売した。伊勢のまちとの出会いから生まれた特別な商品だ。伊勢市産業観光部の協力も得て開発「お伊勢ルルルン」は、伊勢市産業観光部の協力も得て開発した新しいフェイスマスクである。神事に用いられ、神棚や祭壇にも供えられる常緑樹“榊(サカキ)”。「お伊勢ルルルン」は、保湿成分として、伊勢の榊の葉から抽出された“サカキ葉エキス”を配合した。さらに、伊勢神宮で朝夕に神様にお供えする食事「神饌」 の食材の中から、ナス・リンゴ・ニンジン・ミカンを美容成分として配合。水ナスから抽出し、ポリフェノールを豊富に含む「ナス果実エキス」は、肌本来の美しさを保つ。「リンゴ果実エキス」は、肌にうるおいを与え、「ニンジン根エキス」は、明るい透明感のある肌へと導く。古くから和漢として使われてきた「ウンシュウミカン果皮エキス」は、肌を健やかに保つ効果を持つ。販売価格はいずれも税別で、7枚入り×2袋が1,000円、7枚入り×4袋が1,700円となっている。(画像はフェイスマスク ルルルン公式サイトより)【参考】※フェイスマスク ルルルン公式サイト
2019年04月27日改元で伊勢が人気近畿日本ツーリストは、令和への改元で伊勢周辺の人気が高まる予想を受け、伊勢志摩方面へ向かうツアーが次々と企画しています。伊勢といえば伊勢神宮が有名ですが、他にも様々な魅力あふれる観光地、美しい自然の景色が楽しめるスポットがあります。近畿日本ツーリストの企画は、家族連れやカップル、シニア層まで幅広い世代の人が素敵な旅を楽しむことができます。私だけのオリジナルプランも可能今回発表されたプランは、往復のJRや宿泊施設などがセットになったフリープラン「お伊勢さんへまいろう(首都圏発)」と、人気のホテルを中心とした宿泊プラン「夏ファミリースペシャル(関西発・中部発)」。「お伊勢さんへまうろう」では、お伊勢まいりの他に行きたい場所、食べたいものなどを自分で決めることができるので、伊勢神宮周辺の観光スポットを自由に巡りたい人におすすめです。「夏ファミリースペシャル」は、伊勢志摩で思い出に残るオリジナル体験などに参加することができます。(画像はプレスリリースより)【参考】※KNT-CTホールディングス株式会社のプレスリリース
2019年04月21日こういう時間、いままで取材をしてきた中であっただろうか?たとえ大勢の記者に囲まれていたとしても、目の前にいる1人との対話に、その時間とその相手に集中する。質疑応答というより会話だ。1つの質問から、問わず語りのように豊かに広がっていく。稲垣吾郎のインタビューはそういう風に進んでいった。木を切り、焼いて炭にしてそれを売る。生まれたときからずっと同じ場所で過ごして、40歳を目前に控えた男。阪本順治監督の『半世界』で、主演の稲垣さんが演じる紘はそんな人物だ。彼は同じく地元暮らしの同級生・光彦と、仕事を辞めて離婚して故郷に戻ってきた同級生・瑛介を迎える。いままでにない役「新しい環境で踏み出した第一歩」「最初に阪本監督とお会いしてプロットを見せていただいたときは2人の男の話だったんです。長谷川博己さん演じる瑛介と幼なじみで地元にいる紘の話で、僕は瑛介を演じるのか思ったんですけど、監督から『土の匂いのする男の役を』と言われて。びっくりしました」とふり返る。「自分がいままで求められてきた役とは全く真逆の役でした。僕は、弁護士とか医者とか刑事とか、バッジを付けたような役が多かったので。個人での仕事として、新しい環境で踏み出した第一歩の、今の自分がやらせてもらえる作品としては、これ以上のものはないんじゃないかという素晴らしい作品に巡り会えました」。10代からアイドルとして活躍してきた稲垣さんは、紘を演じて「こういう人生もあるんだな」と思ったという。「僕が見てきたことない人生だったので。やっぱり僕は相当特殊な世界にいるんだな、と。これが普通なんですよね。東京生まれ、東京育ちで子どもの頃から芸能界にいて、僕はそういう中心の景色しか、あまり見てなかったのかな。中心と言ってはいけないけど」。自分とは真逆の役でも「共感できる部分」に気づく紘と瑛介、そして渋川清彦が演じる光彦の友情については「すごく素敵だなと思いました。僕はこういう仲間がいないので。地元の友達とか全くいないですし、幼なじみもいないです」と語る。「香取君や草なぎ君はある意味、子どもの頃から一緒にいるから、この3人みたいなのかなと思ったりはしますけど、彼らは仕事でのパートナーなので、ちょっとまた違うんです」。プライベートではそういう密な関係を敢えて避けていたのか?と尋ねてみると、「でも、避けてきたかもしれないですね」という答えが返ってきた。「あんまり、べたべたした人とのつながりというのは、僕は好きじゃなくて。同調圧力じゃないですけど、『俺たち、仲間だろ』みたいな暑苦しさはあんまり好きじゃなかったので、避けてきたのかもしれないですね。わりと1人を好き好んでやってきた。仕事で毎日新しい人と出会って、番組でいろんなゲストの方を迎えたり、共演をしたり、すごく刺激的なので。プライベートでは、もうほんとにひっそりと静かに1人で生きていきたい。いまでもそう思ってるんです。あんまり人に干渉されずに。それが僕の中での切り替えなのかもしれないので。だから、地元の友達と集まるとか、そういうものに憧れはありますけど、そこに引っ張られたくないです」。大勢の人たちと仕事をする稲垣さんに対して、紘はたった1人で仕事と向き合う。だからこそ、彼は瑛介や光彦との友情を大切にする。まるでコインの表と裏のようだ。「面白いですね。だから僕にこれを演じさせるのは、監督の確信犯というか。もちろん、僕がそういう人間じゃないのは、監督も分かってる。でも、どこかで僕の中に、さっき土の話もしましたけど、そういったものを感じ取り、くみ取ってくださったんでしょうね。いまの自分も、この世界にいて作られた人格なので、もしこの世界に入らなかったら、紘みたいになってたかもしれない。どこか近いところもあるんでしょうね。表面的には全てが真逆だけど、どこか魂のレベルというか、引かれ合う、共感できる部分があったのかもしれないです。もし家庭があったりすると、僕も、こうなっていただろうなとも思いました。子どもとどう接していいか分かんなくて、息子に対して下手な感じとか。僕と父の関係もそうでしたから。うちの父親も比較的そうだったんです。僕に対して、なんというか不思議な距離がずっとあるっていうか。似てるんでしょうね。親子ですから」。環境が変化して見える新たな景色印象的なのは、華やかな世界にずっと身を置き続けているのに、ごく普通の男性を、ごく自然に演じていることだ。だが、役とどう向き合うのかというと、「演じるって、特別なことはしないんです」と言う。「自然と溶け込んでいくというか。何かのきっかけで憑依するとかではなくて、だんだん馴染んでいく。溶け込んでいくというイメージで、はっきりとしたスイッチも自分の中にはないです。演じるのは1人ではできないので、特に今回は撮影した土地に誘われたのは大きいです。三重県の伊勢志摩の方で1か月間ロケをして、その土地に引っ張られて、そこの人間になっていく。デフォルメして作ろうとしても、どんどんうそになってしまうので」。紘を「自分に対して興味がない人間」と語る稲垣さん。一方、自分については「他人の目を意識するのが仕事なので、やっぱり僕は山奥で備長炭を作っている職人とは違う」と言う。「でも、彼らも炭という商品を買って使ってくれる人のことを意識して考えている。僕も、僕の仕事を受け取る側のことをすごく意識します」。その一例が、昨年から始めたSNSだ。「いままでやってなかったでしょ。それがSNSのコメントとかでファンの方や、1人1人とつながるじゃないですか。交換日記じゃないけど、いろいろとのぞかせてもらい、僕らも発信するようになった。そういうキャッチボールをすることによって、いろんな世界が見えてきた。同世代のファンの方について、何となく僕の中では出会った頃のままだったんです。当時はまだ彼女たちもティーンで、僕らもそうで。気づけば僕も40代ですし、ファンの皆さまもそれぞれの人生があって、いろんなステージを経てきて。それを見ることができるようになったのも大きいかもしれない。いろいろと気づかされることも多いです」。「僕は14歳の頃からこの世界にいますが、最近は環境が変わったのもあって、いままで見えてなかったものが見えてきたり、もしかしたら、もっとちゃんと地に足がついてきたのかもしれない。毎日いろんな人と出会って忙しく過ごしてきたこともいまの自分を作ってきたものだから、否定するつもりはないんです。それはそれですごく鍛えられたと思うし。ただ、やっぱり慌ただしい毎日の中で見えなくなってたものも絶対あると思う。いまはちゃんと左右も後ろも360度、いろいろ見ながら、しっかり一歩一歩進んでいけてるなと思います」。会話から垣間見える仲間への敬意インタビュー後の写真撮影中、合間のわずかな時間に個人的にとても好きだった絋の衣装の話をしてみた。奇抜なデザインではない普段着や作業着だが、その何気なさや微妙な色使いが心に残る。そう伝えると、「これは衣装さんが喜びますよ」と優しい笑顔を見せた。「阪本監督や北野武さんの映画をやってらっしゃるベテランの方です。リアリティを持たせながら、映像のことも考えている。今回も古着をちょっとリメイクして作ったり、すごいこだわり持ってらっしゃいました。衣装合わせも全ポーズ着たら、3時間ぐらいかかりましたよ。3か月にわたる物語なので。映画芸術の中ではそういう細部ってすごく大切なので。僕も結構、映画衣装って見ちゃうんです。『これ、着ないだろ』と思ったりとか(笑)。絋の衣装は、市井の人に見えるし、職人にも見える。ちょうどいい具合の衣装でしたよね」。スタッフの尽力が話題になるのを、自分のことのように喜ぶ人。べったりはしない。でも仲間を大切に思う。プロフェッショナルとしての美しい距離感と尊敬の表し方が、とても彼らしいと思った。◆ヘアメイク:金田順子◆スタイリスト:細見佳代(ZEN creative)◆衣装クレジット:LADMUSICIAN(ラッドミュージシャン)(text:Yuki Tominaga/photo:You Ishii)■関連作品:半世界 2019年2月15日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開Ⓒ2018「半世界」FILM PARTNERS
2019年02月14日「アマン京都」が、京都洛北に2019年11月1日(金)オープン。アマンは、プライベートな邸宅にいるかのような心温まるもてなしと、美しさの際立つラグジュアリーで、非日常的な体験を提供するプライベートなリゾート・コレクション。日本では、東京・大手町の高層ビルにある都市型ホテル「アマン東京」や、アマン初となる伊勢志摩のリゾート「アマネム」などを展開し、日本での至福のひと時を提供している。美しい庭と自然林を有する荘厳なロケーション「アマン京都」は、悠久の自然の中に、京都の伝統と日本美を感じるリゾートだ。ロケーションは、左大文字山から続く鷹峯三山の麓に息づく、密やかで美しい『森の庭』。光悦寺や常照寺など茶室や庭が美しい名刹が点在し、芸術の街としても栄えるこの場所は、歴史と自然が創り出す奥ゆかしさを感じられる。日本旅館をモダンに昇華した客室石や苔、山紅葉などに囲まれるその土地の美しさを存分に活かした空間にたたずむ建築は、敷地内の壮大な自然林や庭と共存するようなミニマルなデザイン。26の客室は、日本旅館に受け継がれた伝統とモダンを融合し、木の温もりが感じられる洗練された空間。大きく開かれた窓からは、美しい自然の景観と自然光が部屋を満たす。また、檜風呂では贅沢な癒しのひと時を過ごすことができる。蛍や苔庭を眺める、個性豊かな客室カテゴリーまた、客室は6つのカテゴリーがあり、敷地の1番奥にあり夏には近くにホタルが舞う「蛍(ほたる)」、桜やカエデの庭を眺める「芒(すすき)」、庭の木を眺める2階の「楓(かえで)」と苔庭を楽しめる1階の「楢(なら)」で構成される。それらに加えて、165平米もの広さを有する「鷹々峯(たかがみね)スイート」と、さらに広い241平米・2ベッドルームの「鷲々峯(わしがみね)パビリオン」を設ける。「鷹々峯スイート」と「鷲々峯パビリオン」は、いずれもリビング、ダイニング、キッチン、エンスイート、和室が設けられたヴィラタイプのスイートルームだ。天然温泉を有するスパやレストラン敷地内には、2つの料飲施設と、オールデイダイニングの「ザ・リビング パビリオン by アマン」、日本料理の「鷹庵」が設けられている。オールデイダイニングの「ザ・リビング パビリオン by アマン」では、暖炉を中央に据え、オープンテラスを通して林に囲まれた苔の庭、「ケリーヒル ガーデン」を眺めながら、朝食からディナーまでを楽しめる。提供されるのは、京都の旬の食材や敷地内の山から採れるものを使った、洋食からおばんさいまで様々だ。また、日本料理「鷹庵」では、徹底的に「旬」にこだわり、その時に一番美味しい調理法で仕上げた品々を提供する。さらに自然豊かな敷地内には、天然温泉を備えたアマン・スパも内包している。温泉は、疲労回復や筋肉痛の改善、また美肌効果もあるといわれているアルカリ性単純泉で、露天風呂と内湯を設けている。また、よりリラックスタイムを楽しむ人に向けて充実したトリートメントも用意。アマンシグネチャートリートメントに加え、宇治茶、丹波の黒豆、地酒、金箔などを用いたメニューを展開し、極上のリラックスタイムを提供する。【詳細】アマン京都オープン日:2019年11月1日(金)住所:京都府京都市北区大北山鷲峯町1番
2019年02月08日三重県鳥羽市に、2019年4月19日(金)グランドオープンする〔TAOYA志摩〕。大江戸温泉物語ホテルズ&リゾーツ株式会社が手がける、旧〔タラサ志摩ホテル&リゾート〕をリニューアルした新たな温泉リゾートです。解放感あふれるオーシャンビューを楽しめる大浴場や、モダンなスタイルの館内で「ゆったりと、たおやかに」過ごすことができますよ♡待望の予約開始は2019年2月4日(月)!周辺の観光スポットと合わせて、その魅力をご紹介します♪魅力その1. 昼夜で景観を楽しめる「インフィニティ温泉」〔TAOYA志摩〕には、海と一体になったようなオーシャンビューが楽しめる大浴場「インフィニティ風呂」があります。晴れた日の青空から日が沈んだ後の星空まで、昼夜で刻々と色を変える風景にきっと癒やされますよ♡また、シャンプーをはじめとするアメニティは、オーガニック系を含む3種類から選べます。館内着の浴衣を着て、ゆっくりと羽根を伸ばしたいですね♪魅力その2. 地元の味を堪能♡三重県の特産物を味わえる「グルメバイキング」伊勢うどんや手こね寿司など、地元の方からも愛されるご当地メニューをはじめ、三重県の特産物を用いた多種多様のメニューが堪能できるバイキングも用意されています♡お食事処にもオーシャンビューが採用され、リゾートテイストの開放的な空間でおいしい食事を楽しむことができますよ。魅力その3. 非日常感に包まれる「眺望」と“映え”な「現代アート」太平洋に面し、雄大な自然に囲まれた〔TAOYA志摩〕では、夕日に染まるビーチやメインエントランスまでの道のりにいたるまで、日常の喧騒から離れてリゾート感を満喫できるのがうれしいところ。リニューアルに伴い新設された星空テラスでは、屋外の足湯で星空を眺めながら、リラックスしたひとときを過ごせます♡さらに、館内には芸術家である草間彌生さんの作品をはじめとする現代アートや、ファイヤープレイス(暖炉)も設置されています。写真映えのするスペースがいろいろあるので、きっと旅の思い出になりますよ♪周辺には観光スポットが盛りだくさん!海沿いのステキなロケーションに佇む〔TAOYA志摩〕ですが、周辺には観光スポットもたくさんあります。今回はその中から3つのおすすめスポットをご紹介します!まずは、〔TAOYA志摩〕から車で約25分の場所にある〔志摩スペイン村〕。さまざまなアトラクションが楽しめるテーマパーク〔パルケエスパーニャ〕が有名&人気のスポットです。スペインをテーマにしたショーやパレード、本格的なスペイン料理が味わえるレストランなど、園内には大人から子供まで楽しめる施設が多数♪また、雨の日でも乗れる室内型のライドもあるので、ぜひ家族みんなで訪れてみてください♡続いてのおすすめは、〔志摩スペイン村〕からもう少し足を伸ばしたところに位置するリゾート地。青い空に映える白い街並みが美しい〔志摩地中海村〕です♪〔TAOYA志摩〕からは車で約45分で到着しますよ。ギリシャのミコノス島や、スペイン・マドリードのカスティーリャ地方をイメージした街並みを歩いていると、まるで本当に外国にトリップしたかのよう♡他にもイタリア本島西側の島サルジニアや、スペイン南部のアンダルシア地方をイメージしたゾーンなど、計5つのゾーンを散策できます。園内にはスパやレストランもあり、ホリデー気分でゆっくりと過ごせます。フォトジェニックな風景の中で、異国情緒を感じてみてはいかがでしょうか。3つめのおすすめスポットは、生きものの飼育種類数日本一として知られる〔鳥羽水族館〕。〔TAOYA志摩〕から車で約25分の場所にある水族館です。館内はさまざまなエリアに分かれ、順路がないので自分の好きなところから巡ることができますよ♪中でも見どころは、「人魚の海」にいるジュゴン。実は2019年2月現在、日本でジュゴンを見られるのは、ここ〔鳥羽水族館〕だけなのだそう(!)。他にも最近なにかと話題になるダイオオグソクムシが見られる「へんな生きもの研究所」など、じっくりと観察したくなるエリアが盛りだくさんの水族館です。ここまでご紹介した3つの施設は、どれも家族みんなで楽しめるスポットです。〔TAOYA志摩〕に宿泊する際には、ぜひ足を運んでみてくださいね♪ゴールデンウィークは〔TAOYA志摩〕で、たおやかに時間を過ごそう♪「ゆったりと、たおやかに」がコンセプトの〔TAOYA志摩〕をご紹介しました。景観や内装、グルメなど魅力あふれるお宿ですよね♡日本語では女性の姿、仕草が美しいさまを「たおやか」と形容することがあります。たまには日常を忘れ、ゆったりと流れる時間に身を任せるのもステキですよ♪雄大な自然を望むリゾート感たっぷりのお宿で、心癒やされてみてはいかがでしょうか?周辺には観光スポットも豊富なので、ゴールデンウィークのお泊まり先としてもおすすめです!※掲載している情報はすべて、2019年2月上旬時点での予定となります。また、画像はすべてイメージです。最新の情報は公式サイトにてご確認ください。●〔大江戸温泉物語TAOYA志摩〕所在地:三重県鳥羽市浦村町白浜1826-1総客室数・定員数:123室/473人宿泊料金:4名1室9,980円/名~※プラン、日程により異なる場合があります。予約開始日時:2019年2月4日(月)予約・問い合わせ番号:0570-031268〔TAOYA志摩〕URLはコチラ!
2019年02月04日●自分のいる世界は、特殊な“半世界”俳優の稲垣吾郎(45)が、阪本順治監督の完全オリジナル脚本による映画『半世界』(2月15日公開)で、主人公の炭焼き職人を演じ、新境地を開拓した。稲垣、長谷川博己、渋川清彦が演じる人生の折り返し地点を迎えた39歳の男性3人が、家族や友人との絆を通じて大切なものに気づかされていく本作。これまでの俳優人生では特殊な役が多かったという稲垣は、一般的な庶民の役を演じたことで「知らない世界が多すぎた」と痛感したという。2017年9月に草なぎ剛、香取慎吾とともに「新しい地図」を立ち上げた稲垣にとって、再スタート後初の単独主演映画となるが、「新しい一歩を踏み出す個人の仕事にふさわしい作品」と感じたとのこと。また、個人で活動するようになって「一枚剥がれて新しい自分」に出会えたそうで、その後の変化も改めて告白。激動の数年を乗り越え、「間違いなく生き生きしている自分がいる。今はすごくいい状況だと思います」と語る。――稲垣さんが炭焼き職人の役を演じられている姿はとても新鮮に感じましたが、いかがでしたか?僕自身もすごく驚きましたが、最初に監督とお話させていただいた時に、ほかの作品の候補もあったんですけど、お互いこれでいきたいという感じがありました。監督は、僕がちゃんとハマるかその場で判断したのだと思います。それが2017年9月くらいで、ちょうど新しい地図を立ち上げた頃。俳優としては、演じたことのないような役や作品を常に追い求めているので、また自分を変えてくれる新しい作品になるという予感がしました。――役の魅力はどう感じましたか?僕はこれまで都会的なイメージの役や、超人的な特殊な役が多く、どこにでもいるような役はあまりやっていなかったので、今回の役は人間味あふれるキャラクターだなと思いました。不器用で自分の魅力に気づいていない役でもあって、自分に無関心な役はたぶん初めて。どちらかというとナルシスティックな役が多かったので(笑)、今回の役は新しいなと。新しい一歩を踏み出す個人の仕事としてはこの上ない、ふさわしい作品になる予感がしました。――自分を変えてくれる作品になる予感がしたとのことですが、実際にこの作品を通してどのような変化がありましたか?僕は知らない世界が多すぎた。ファンタジーの世界にいすぎたのかなって(笑)。竜宮城というか、世間を知っているようで知らなかったと思いました。10代から仕事をやってきて、守ってくれる部分も多かったですし。これで成長できたかどうかわからないけど、この役を演じて、1カ月間ぐらい伊勢志摩に行ってその土地に生き続ける人と接して、こういう半世界もあるんだなと。そういう人たちの気持ちがわからないと表現する資格もないと思うし、それに気づくことができました。SNSを通じて一人一人の声を聞くようになってよりわかってきたし、人に対して興味も持つように。僕は今まであまり人に興味がなかった気がしますが、この作品で一般的な庶民を演じて、その世界とのつながりを感じることができました。僕たちがいるところも特殊なある意味“半世界”で、どっちが“全世界”ではないので、いろいろ見られたのは大きいです。――この作品は、39歳という人生の折り返し地点というのがポイントに描かれています。稲垣さん自身は現在45歳ですが、39歳という年齢はどう捉えましたか?40歳を迎えることに対してそんなに心が動かされなかった。そこまで振り返る余裕もないくらい忙しかったっていうのもありますし、新しい年代に入るときは2、3年前から気分はもう40歳で準備をしているので。プロフィールで40という数字を文字で見るとそういう年になったのかと思ったとは思うんですけど、それに対して抵抗があるわけでもないですし、それは今も変わらないかな。僕はあまり年齢にはこだわっていないので。明日どうなるかわからないから分岐点という考え方はしない。ただ、45歳というタイミングでこの映画に出会えて本当によかったなと思います。――阪本監督は、『座頭市 THE LAST』や『人類資金』で香取さんと組まれていましたが、香取さんから阪本監督について話は聞きましたか?香取くんから阪本監督の話はよく聞いていて、彼もお仕事で出会った人とそこまで仲良くするようなタイプではないんですけど、そんな彼がすごく心許して2人でお酒を飲んだ話も聞いていたので、珍しいなと思って。彼が心を開いて自分の私情を話して、それをまた受け止めてくれて、というすごくいい関係性。彼の父親みたいなイメージが僕の中ではありました。――ご一緒されて阪本監督の人間力を感じましたか?感じましたし、作品にもあふれていると思います。大きくパフォーマンスするわけでもなくて、日本人的男性の優しさの表現というか、古き良きというか。どんどん日本人の男性の優しさが欧米的になってきていて、僕もどっちかっていうとそっちかもしれないですけど、阪本監督は不器用なんだけどすごい優しい。だから同じ日本人として響きますね。●グループから個への変化で“新しい自分”に――新しい地図として活動を始めてから初の単独主演映画となった本作。演技に対して改めて感じることはありましたか?演じるというのは、結局本人がにじみ出てしまう、隠せないものだと感じ、自分を磨いたり、いろんな経験をしたりすることが最大の役作りなのかなと思いました。舞台『No.9 -不滅の旋律-』で3年ぶりにベートーヴェンを演じましたが、3年前に見た印象と今年見た印象は違ったと思います。キャストが変わったこともあると思いますが、自分自身の変化や体験によって深みが増して進化できたのかなとも思っています。やはり役者はその時のリアルな感じが出ますよね。すごくそう思うので、日々を大切にしたいですし、肝に銘じていきたいです。――このタイミングだったからこそ感じたのでしょうか?そうですね。この2、3年で、僕らを応援してくださった方もスタッフも、いろんなことを感じたと思いますし、僕らも一人一人いろいろ感じるものがあった忘れられない数年だったと思う。それによってまた深みを増して、俳優として成長できていればいいなと。なるべくそこは前向きに捉えようと思います。――再スタート後初の単独主演映画となった本作では、折り返し地点の不安や葛藤、そして希望が描かれていますが、ご自身の立場と共鳴する点はありましたか?それはありますね。見る人もそういう目で見てもらえるんじゃないかと思います。役を見ているとしても、僕本人も透けて見えてくるものなので。ただ、大きな環境の変化があるのは、特別ではないと思っています。社会的な影響は大きいと思うけど、皆さんもそうやってステージは変わっていくものだと思うし、転職される方なんてもっと大変だと思う。僕は会社が変わっても職業は変わってないですから。どん底に落ちたっていうイメージはないです。激動の2、3年でしたけど。――そこまで不安を抱えることはなかったのでしょうか。なくはないです。ゼロからのスタートでしたし、今の状況は想像もできていないことだったので。でも、なるようになるかなって。自分の中では守らなきゃいけないものがあるわけでもないし、新しいことができるも思ったし。今まではグループに対してどう貢献していくかということを一番に考えてやってきましたが、新しい環境によって何か一枚剥がれて新しい自分を表現することができるというのは、俳優としていいことかなと思いました。――“1枚剥がれた新しい自分”というのは、客観的に見てどのように変化したと思いますか?以前はグループに対して尽くすことを一番に考えていたので、今は自分のことをもう少し考えてもいいのかなって思える時間になった。そういうことによって剥がれたというのもあるかもしれないですし、あとはいろんな経験の積み重ねで変わっていっていると思います。でも間違いなくすごく生き生きしている自分がいるのは自分でも認めますし、今はすごくいい状況だと思います。――AbemaTVの『7.2 新しい別の窓』でも、いろいろな新しい一面を見せられているように感じます。今まで隠してきたつもりもないんですけど、メンバーの立ち位置や、バランスでどう攻めていくかということを考えてしまうので。今も3人でやっているときはそうですけど、言いたいときに自由に発言しているかもしれないですね。●仕事の幸福感に勝るものはない――新たなスタートを切って1年以上経ちますが、ここまで振り返っていかがですか?ありがたいことに恵まれた環境で、2018年は公開を控えているものを含めて映画を3本撮影し、舞台は2本。こんなに役者として豊かな1年間を送れるとは思ってなかったです。絆というか、通じ合っているもの同士が手を取り合っていればなんとかいけるかなっていう感じからのスタートだったので、最初に新しい地図の新聞広告が出た時もすごく反響があったり、SNSもそうですけど、ファンの方の声に励まされてやってきて1年経ったという感じですね。――2019年はどのように過ごしていきたいですか?仕事をいっぱいしていたいです。もちろんプライベートでやりたいこともいっぱいあるし、趣味も多いから遊びたいし、プライベートでの人との付き合いも充実させたいけど、仕事で充実感を得て楽しんでる時の幸福感に勝るものはないので。それがない時に埋め合わせるためにプライベートがあるのかなと思ったりもします。このペースで仕事を続けていけていることができたらいいなと切に願っています。――『半世界』は、職業についても考えさせられる作品だと思いますが、稲垣さんは14歳の頃から芸能界で活動されてきて、迷ったり辞めたいと思ったことはありますか?辞めてもほかにすることがないので、ある意味での開き直りというか。自分にすごく自信があったり、いろんな才能があったら辞めていたかもしれないけど、それしか知らないから。先ほど“ファンタジー”と言いましたが、その世界しか知らないでやってきたので、辞めたいとか考えたことがないです。――「仕事を楽しんでる時の幸福感に勝るものはない」という言葉からも、きっと天職なんだなと。思い込んでいるというのもあると思いますけどね。本当の天職は神様にしかわからないですから(笑)――2017年に大きな転機があって改めて芸能界でのお仕事について考えられたのでは?そうですね。ただ、この世界への考え方は会社が変わったから変わるっていうことはなく、変わらずこれからもやっていきたいと思っています。でも、応援してくれている方がいて成り立っている仕事なんだなということはさらに痛感したというか、それを感じて考えさせられた年ではあります。――ファンの方たちの応援はSNSを通じて感じるというのが大きそうですね。SNSも大きいですし、映画が公開されたときに当初の目標よりもお客さんが入ってくれたり、パラスポーツ応援チャリティーソングの寄付金でも本当に多くの方に協力してもらったり、よりダイレクトにファンの方の大きさを感じられた1年でした。■プロフィール稲垣吾郎1973年12月8日生まれ、東京都出身。1991年にCDデビューして以来、数々の名曲を世に送り出し、『NHK紅白歌合戦』に23回出場。俳優としては1989年にNHK連続テレビ小説『青春家族』でドラマデビュー、 1990年に『さらば愛しのやくざ』で映画デビューを果たし、ドラマや映画、舞台で活躍。2017年9月に、草なぎ剛、香取慎吾とともに「新しい地図」を立ち上げた。現在は、TBS『ゴロウ・デラックス』やAbemaTV『7.2 新しい別の窓』などに出演。映画は『クソ野郎と美しき世界』(2018年)、『半世界』(2019年2月15日公開)のほか、『ばるぼら』も2019年公開予定。舞台やドラマにも出演し、草なぎと香取とともに楽曲も配信リリース。約14年ぶりとなるソロシングル曲「SUZUNARI」もリリースした。
2019年02月01日おしゃれにラッピングされた真ん丸かわいい物体……。一見おいしそうなスイーツのようですが、実は《みそまる》という名の味噌汁の素。お湯を入れればあっという間にあったか~い味噌汁のできあがり。《みそまる》は味噌にだしと具材を混ぜて一杯分を丸めたもので、新感覚の味噌スープとして注目を集めています。カンタン、便利、おいしい、経済的に健康的な生活がスタートするという《みそまる》の魅力を開発者の声を交えて紹介しましょう。医者いらず!?味噌にはうれしいポイントがたくさんまずは「味噌」のおさらいから。主原料である大豆は栄養価が高く、別名「畑の肉」と言われているほど。さらに大豆が発酵して「味噌」になると、大豆にはない、あっても少量のアミノ酸やビタミン類がたくさんつくられ、より栄養価がアップ。「味噌」はたんぱく質、炭水化物、脂質、ビタミン、ミネラル、食物繊維がバランスよく含まれているスーパーフードです。最近では味噌の効能が科学的にもたくさん証明され、体を守ってくれる調味料ともいわれています。また、毎日のように飲んでも飽きない味噌汁は、もはや日本人のDNAに染みついている料理。香りや味に「お母さん」や「ふるさと」を感じて、ほっとする人が多いのも味噌の力といえるのかもしれません。《みそまる》があればおしゃれに手軽に味噌汁を楽しめる「味噌の力をもっと広めたい!」と考えた《みそまる》の開発者。スーパーフードの味噌をもっと手軽に食べてほしい思いから「みそ活」(味噌の普及啓蒙活動)をスタートしたものの、味噌の魅力やパワーを訴えたところで、なかなか伝わらなかったのだとか。そこで考えたのが《みそまる》という味噌にだしと具材を混ぜて一杯分を丸めたもの。お湯を注ぐだけですぐにおいしい味噌汁が完成するとあれば、もっと手軽に味噌を食べてもらえるのではないかと考えたのです。《みそまる》を開発した当初は使いたい乾燥具材が手に入らずに苦労したこともあったそうですが、現在は特注で乾燥野菜を作ってもらっているとのこと。「味噌、だし、具材のバリエーションで無限大のレシピができるので、まだまだ研究途中です」とのことなので、今後もおいしい組み合わせが誕生しそうな予感です。外国人も興味津々!海外からも注目される《みそまる》「和食」がユネスコ無形文化遺産に登録されて以来、世界で日本食が注目されています。そこで開発者はミラノ万博や伊勢志摩サミットで《みそまる》を振る舞ったそうです。「これが味噌?と目を丸くして驚かれました。そして『ヘルシー、おいしい、貴重なもの』と、非常に味噌の評価が高く、今後、さらなる可能性を感じました」と好感触。世界的にヘルシー志向が高まる中、手軽に美味しく味噌を楽しめる《みそまる》は海外でも話題になりそうですね。《みそまる》があれば調理時間を短縮できる仕事や家事、子育てなどで毎日時間に追われている方も多いはず。《みそまる》は時間があるときに丸めておくだけなので、料理の時短にもなりますね。忙しい朝やお弁当でも活躍してくれそう。開発者によれば、「煮たたせることがないので、味噌本来の香りを楽しめるのも魅力のひとつ」とのこと。時短でさらにいつもより美味しい味噌汁が飲めるのは最高!また、《みそまる》は味噌汁だけでなく料理にも使えます。「炊き込みごはんの素にも煮込み料理などの隠し味にも。炒め物や卵かけごはんの上にのせて、崩しながら食べてもおいしいですよ」といったコメント通り、さまざまな和食にアレンジできそうです。また、持ち運びが便利なのでアウトドアにもぴったり。一息つきたいときにはコーヒーやお茶、おやつの代わりに味噌汁を……といった使い方もできます。《みそまる》は作るのも楽しい《みそまる》は味噌をお団子のように丸めて好きな具材を入れて……というシンプルな工程のみ。しかし、具材のバリエーションは無限大なので、作った人の個性が出るのも楽しいですね。開発者さんは全国各地で『みそまるワークショップ』を開催しているのですが、どこも行列ができるほどの人気ぶり。大人も子どもも、愛おしそうに味噌を丸めているとのこと。まだ包丁を扱うのは怖いといった年代の子どもとも気軽に手作りが楽しめます。みんなで作れば楽しさは倍増。家族や友人たちと「みそまるパーティー」もおすすめです。おしゃれなラッピングにも注目!プレゼントにも最適《みそまる》の大きな特徴が、そのパッケージ。開発者が「はじめてみる方は、たいがいスイーツだと思います」とコメントするほどおしゃれなパッケージ。その中身が味噌となればサプライズ感は満載です。バレンタインの贈り物や、ちょっとした手土産やお礼にもオススメです。実際にお世話になった方や、家族へのプレゼントに購入される方が多いのだとか。身体だけでなく心もホッと温まるみそまる。ぜひみそまるで手軽に「みそ活」をスタートしてみてはいかがでしょうか。●文/おりたしお子みそまる通販サイト
2019年01月20日平成30年の今年は、松尾スズキさんがその名を名乗り大人計画を旗揚げして30周年のメモリアルイヤー。それを記念し、「30祭(SANJUSSAI)」なるイベントが開催される。このイベントの見どころ、そして、いまや多方面で大活躍する劇団員の方々の推薦コメントを、旗揚げ3年目から27年間を共に歩んできた社長の長坂まき子さんに伺ってきました。「口火を切ったのは、松尾さんの、30周年を記念したゴージャスでダンディなコンサートがやりたい、との言葉。そこから劇団員にやりたいことを募り、面白そうな企画を考えていたら、こんなお祭りになりました。そもそも大人計画は、松尾さんを筆頭に、演劇だけで生きてきた人たちの集団じゃないし、それも“らしい”のかな、と(笑)。我々が面白がって考えた企画の数々、一緒に楽しんでいただけたら幸いです」大人計画大博覧会12月18日(火)~ 27日(木)入場料2500円音声ガイド付入場券3000円大人計画と松尾さんの軌跡を展示で振り返る。舞台写真や、所属メンバーの歴代アーティスト写真などの展示で30年の歴史を振り返るほか、突如、劇団員が登場して行われる出し物も。「目玉は松尾さんの原画展。初期作から描き下ろしまで見応えあります」松尾スズキ30周年記念ファミリーコンサート“なんとかここまで起訴されず”12月25日(火)・26日(水)指定席9000円立見8500円上手いのに、松尾さんが歌うと途端に面白い。「わちゃわちゃしていない…結局するんでしょうけれど(笑)、ドリンク片手に、ゆったりと歌とトークを楽しんでいただきます。6人編成の生バンドをバックに、松尾さんがミュージカルナンバーなどを披露予定」名作上映会と愉快なトーク12月28日(金)・29日(土)全席指定3500円大人計画のエポック的舞台、全5作品を映像で。社長自ら「これを観せずして何を観せるというくらいの初期の代表作」と語る『愛の罰』をはじめ、松尾さんセレクトの『サッちゃんの明日』など過去作品5作を上映。上映後には出演者たちのトークも。「いまのお客さんにお見せしたい作品ばかり。臨場感のある大きいスクリーンで、若い松尾さんや劇団員をご堪能ください」宮藤官九郎と伊勢志摩の感動ドキュメント“伝説の先輩を訪ねて”12月29日(土)・30日(日)全席指定5500円意外に感動!? 大人計画版「あの人は今」。宮藤さんと伊勢さんが、大人計画を辞めたメンバーに会いに行く様子を映像で上映。「会いに行った側も来られた側も、嬉しくなっちゃってる感じが最高です」エンディングセレモニー“また逢う日まで、生きてたら”12月30日(日)全席指定5800円大人計画の天才ふたりがトークする貴重な機会。松尾さんと宮藤さんのふたりを中心に、思い出話などで繰り広げるトークイベント。「詳細はまだ秘密。劇団員もそこそこ登場しての企画も用意しています」「30祭」12月18日(火)~30日(日)表参道・スパイラル大人計画 社長長坂まき子さん1964年生まれ。’91年より大人計画に携わる。現在、所属俳優のマネジメントと舞台制作の両輪で活躍する。※『anan』2018年12月19日号より。写真・土佐麻理子(長坂さん)取材、文・望月リサ(by anan編集部)
2018年12月18日12月18~30日まで東京・表参道のスパイラルで開催される松尾スズキ+大人計画30周年記念イベント『30祭(SANJUSSAI)』のオープニングセレモニー&内覧会が18日、同所で行われ、松尾スズキ、宮藤官九郎、顔田顔彦、阿部サダヲ、宮崎吐夢、皆川猿時、村杉蝉之介、荒川良々、近藤公園、池津祥子、伊勢志摩、宍戸美和公、猫背椿、田村たがめ、平岩紙が出席した。1988年に松尾スズキ作、演出の舞台『絶妙な関係』で旗揚げし、その後は宮藤官九郎や阿部サダヲ、荒川良々といった多くの俳優を輩出してきた大人計画。旗揚げから30周年を記念した同イベントは、大人計画の演劇活動30年分の舞台写真や稽古風景写真、衣裳、小道具、松尾がこれまで発表してきた様々なイラストの原画などを展示。松尾が原画展を開催するのは今回が初めてとなる。また、劇団員のトークショーなども行われる予定だ。そんな同イベントのオープニングセレモニーに、松尾スズキら劇団員が勢揃い。松尾は「30周年イベントが開けたことをうれしく思っています」と喜ぶも、多くの報道陣を前にして「ここで何か言うと色んな問題が起きるのでがんじがらめですね(笑)」と苦笑い。「とにかくここにいる全員は見ての通りおじさんとおばさんですが、30年間のイラストやポスターを見てこの人たちにも若い頃があったんだなと感じていただければと思います」と笑いを誘った。来年のNHK大河ドラマ『いだてん~東京オリムピック噺~』で中村勘三郎とともにダブル主演を務める阿部サダヲは「来年NHKの大河ドラマの主役をいただきます!」と他の劇団員に自慢すると、劇団員たちは「いいな~」と羨望の眼差し。続けて阿部は「こんなイベントができるすごい劇団に入れたことがうれしいし、運が良かったと思っています」と大人計画に感謝しながら「30周年続く劇団って珍しいことらしいんですが、ファン感謝デー的な触れ合うイベントにしてきたいですね」とアピールしていた。
2018年12月18日松尾スズキ率いる大人計画。来年のNHK大河ドラマ『いだてん』で主演を務める阿部サダヲを始め、いまや人気俳優が勢揃いの劇団だ。そんな大人計画が旗揚げ30周年を迎えた。それを記念して、12月18日(火)から東京・スパイラルで『30祭(SANJUSSAI)』と題したイベントを開催する。メインとなるのは30年分の舞台写真や稽古風景写真、衣裳、小道具などがまとめて展示される『大人計画大博覧会』。この博覧会内では、《神出鬼没! 小ステージ》と称して大人計画メンバーが登場することも。さらに劇団員が登場する《名作上映会と愉快なトーク》《宮藤官九郎と伊勢志摩の感動ドキュメント”伝説の先輩を訪ねて”》など、さまざまな催しが予定されている。大人計画といえば、2006年には多摩の廃校を借り切って劇団員総出の文化祭『大人計画フェスティバル』を開催した実績もある。作品の作風に反して、意外とお祭り好きなのかもしれない。また、同時に「劇団にできること」をどんどん広げてきた集団とも言える。いずれにせよ、日本の演劇史に名を刻み続けてきた大人計画の30年をまとめて見られる、後にも先にもないチャンスであることは確かだろう。12月30日(日)まで。文:釣木文恵
2018年12月18日第31回東京国際映画祭のコンペティション部門に選出された映画『半世界』(2019年2月公開)で主演を務めた稲垣吾郎が30日、東京・TOHOシネマズ六本木ヒルズで行われた舞台挨拶に、阪本順治監督とともに出席。長谷川博己、渋川清彦、池脇千鶴との共演について、「ずっとファンだった俳優さんたちなので僕の中で宝物」と語った。阪本監督の完全オリジナル作品となる同作は、美しい地方都市を舞台に、40歳目前という年齢の男3人の視点を通じて、誰もが通るある地点の葛藤、家族や友人との絆、希望を描く物語。主人公の炭焼き職人・紘を稲垣が演じ、紘のかつての同級生・瑛介を長谷川、紘と瑛介の同級生・光彦を渋川、そして、紘の妻・初乃を池脇が演じた。稲垣は、3人との共演について「感激だった。ずっとファンだった俳優さんたちなので、ご一緒させていただいたことが僕の中で宝物」と語り、2・3月に三重県の伊勢志摩で行った撮影を振り返って「現場ではその土地の力が大きくて、僕の家の設定のおうちに合宿みたいな形で1カ月以上いて、その場所とかスタッフのみなさんに引き寄せられて、あれは現実だったのかな? 夢だったのかな? と思うような経験だった」と不思議な感覚を明かした。25日に六本木ヒルズアリーナで行われた同映画祭のレッドカーペットイベントでは、監督・キャストが集結。稲垣は「久々に長谷川さん、渋川さん、池脇さんとお会いして、1カ月間くらい合宿して映画を作っていた3人とはまったく思えない感じがして、長谷川さんだったら『まんぷく』のお兄さんにしか見えなくて(笑)。今まで僕が映画で見ていた3人がいて…」と共演した3人とは思えなかったそうで、「映画の力、撮影の力って不思議だなと。監督がそういう世界を作ってくださった」と話した。また、「現場ではそんなにしゃべらなかったんですが、レッドカーペットを歩かせていただいたあとに、監督がつれていってくださって初めてご飯を食べに行けた」と、みんなで食事をしたことも明かし、「あの仲間みんなでお酒を飲むことができて楽しい夜でした」と語った。阪本順治監督と稲垣吾郎
2018年10月30日ナイロン100℃主宰のケラリーノ・サンドロヴィッチ(以下KERA)が、劇団外における演劇活動の場として2001年にスタートしたKERA・MAP。その新作、#008『修道女たち』の東京公演初日を約1か月後に控えた稽古場を訪れた。【チケット情報はこちら】稽古9日目を迎えた取材日、鈴木杏らキャストが手にしていたのは作・演出を手がけるKERAが前日まで執筆していたという追加台本。本読みにあたって、KERAは「転調に次ぐ転調」とこのパートが担う目的や伏線を説明する。巡礼に訪れた“修道女たち”を迎え入れる村の女・オーネジー役を演じる鈴木杏は、子どものような幼さが残るキャラクターをあどけない声色で造形。台本から顔を上げ、緒川たまき演じる友人役のシスター・ニンニに笑いかける場面も見受けられた。無邪気なオーネジーに対する修道女たちは、トーンを抑えた静かな演技で応戦。しかし、禁欲的で制約の多い聖職者が集まる場に似つかわしくない刺激的なセリフがオーネジーから放り込まれると、修道女に扮する緒川、KERA演出を初めて受ける伊勢志摩、ナイロン100℃の松永玲子と犬山イヌコ、ともに彼の作品へ出演経験のある高橋ひとみと伊藤梨沙子の6人も読みながら思わず笑ってしまう和やかなひと幕が。KERA作品の持ち味であるコメディの中で、シュールでナンセンスな筋運びや言葉選びは今回も大いに炸裂。修道女たちが滞在する、雪深く静謐で厳かな山荘を舞台にした劇空間とのギャップが楽しめるだろう。見学して感じたのは、キャストによる提案力の高さだ。立ち稽古でKERAが「距離があるというか……サバサバしすぎている気がするんだよね」と指摘すると、すぐさま反応したのが鈴木杏。「オーネジーはどんな印象を持っていたんでしょうか?」と物語に直接描かれていない背景についてKERAに意見を求め、回答を参考にセリフの抑揚や表情、動きに反映させる。他のキャストも、ある小道具を置く場所について「窓辺は盗まれそう」「暖炉に置くのは?」と積極的に意見を出し合い、全員一丸となって作品づくりに取り組んでいる印象を受けた。公演は10月20日(土)から11月15日(木)まで東京・下北沢本多劇場にて。その後、11月23日(金・祝)・24日(土)に兵庫・兵庫県立芸術文化センター 阪急 中ホール、12月1日(土)・2日(日)に福岡・北九州芸術劇場 中劇場で上演される。チケット発売中。取材・文:岡山朋代
2018年10月09日紅葉狩りや温泉など楽しいことが満載の秋の行楽シーズンですが、赤ちゃん連れのファミリーにとって悩ましいのがホテル選び。宿泊先での食事やお風呂、ホテルスタッフや宿泊客に迷惑がられるかも…と、小さい子どもがいると何かと心配ですよね。今回は赤ちゃん連れにおすすめしたいホテルチェーンを筆者の宿泊経験を交えて紹介します。温泉旅行を満喫したいなら『大江戸温泉物語』秋といえば、やっぱり温泉旅行。赤ちゃんがいると、大人をターゲットにした温泉宿や個人経営の小ぢんまりした宿には泊まりにくいものです。わが家では来日していた外国人の義母のため、日本らしい温泉があり、かつ、1歳の子どもと一緒に泊まれる宿を探していました。そこで先輩ママに相談したところ、すすめられたのが「大江戸温泉物語」でした。「大江戸温泉物語」がファミリーにとってうれしいのは、食事が基本的にバイキングであること。わが子はベビーフードを嫌がって、大人の食べ物をほしがる盛りだったので、好きなメニューを選べるバイキングは助かりました。筆者が宿泊したときには朝食でチョコレートフォンデュが出ていて、子どもたちに大人気でした。子ども向けのメニューが豊富なバイキング。和洋中の幅広い料理がそろっています「大江戸温泉物語」で、生まれて初めて大浴場に挑戦したわが子。脱衣所にはベビーベッドがあり、大浴場にはベビーチェア、ベビーソープも用意されていました。他の宿泊客がいる中、スムーズに入浴できるか心配していましたが、アメニティが充実していたおかげで問題なく乗り越えられました。オムツが取れていない赤ちゃんでも、大浴場のお風呂に浮かばせられるベビーバスが利用できるので安心です。温泉旅行の醍醐味、露天風呂も子どもと一緒に楽しめました筆者が宿泊した「大江戸温泉物語」は城崎温泉という有名な温泉街にあったので、年配の宿泊客が多かったのですが、ファミリー層にも人気のようでした。バイキング会場や大浴場でベビー用のサービスが整っていたため、赤ちゃん連れでも気兼ねなく温泉旅行を楽しめましたよ。全国の人気観光地で泊まれる『ダイワロイヤルホテル』行きたい観光地は決まっているけど、泊まるホテルで悩んでいる…そんなときには「DAIWA ROYAL HOTEL(ダイワロイヤルホテル)」がおすすめ。北海道から沖縄まで全国展開しており、人気観光地近くのホテルを見つけられるのが魅力です。筆者がダイワロイヤルホテルグループの「Hotel & Resorts 伊勢志摩」に宿泊して感じたのは、国籍問わず、老若男女問わず、宿泊客の層が幅広いこと。赤ちゃん連れのファミリーもたくさんいたので、安心して泊まりやすい雰囲気でした。朝食は基本的にバイキングですが、夕食はバイキングのほかに和食、中国料理、フレンチといったレストランを選べます。筆者が子どもを連れて和食、フレンチのレストランで食事したときは、どちらもスムーズにベビーチェアと子ども用食器を用意してくれました。夕食のバイキングではケーキやアイスクリームなどのデザートや、唐揚げやポテトといった子どもの好きなメニューを並べたコーナーもありました。フルーツもたくさんあったので、わが子はスイカやオレンジをたらふく食べられて満足だったようです。「Hotel & Resorts ISE-SHIMA」のバイキングで楽しめる伊勢うどん。うどん好きなわが子は大喜び「Hotel & Resorts 伊勢志摩」の大浴場にも、ベビーチェアやベビーソープといったベビー用品が用意されていました。さらに、クレンジングからヘアケアまで大人用のアメニティグッズも豊富だったので、持参する化粧品が少なくて済み、ささっと自分のスキンケアを終わらせて子どもの世話ができました。かわいいベビーチェア。大浴場の床は子どもが滑りやすくて危険なので、助かりました「Hotel & Resorts 伊勢志摩」では夏場、プールも利用することができます。幼児用の浅いプールもあったので、1歳のわが子も思う存分プールを楽しむことができました。足入れ付きのベビー浮き輪を持ってきていたので、深めのプールにも少し挑戦しました。ベビーのためのサービスをチェック赤ちゃん連れの場合、ファミリー歓迎とうたっている旅館やホテルであっても、ベビーのためのサービスが整っていないと宿泊で苦労するかもしれません。また、客層からファミリーが泊まりやすい雰囲気であることも重要です。ウェブサイトや旅行雑誌の情報だけでは細かい部分が分かりにくいこともあるので、気になるときはホテルに問い合わせましょう。赤ちゃんの月齢に応じて、離乳食やオムツのサービス、販売があるかなどを事前にホテルに問い合わせておくと、より荷物が少なくてすみ、安心ですね。<大江戸温泉物語グループ><DAIWA ROYAL HOTELグループ><文:フリーランス記者奥 汐紀>
2018年09月27日三重の自然に囲まれた志摩観光ホテル世界のVIPが味わったシェフの料理を満喫三重を120%楽しむアクティビティにも注目三重の自然に囲まれた志摩観光ホテル志摩観光ホテルがある三重県は、まさに食材の宝庫。伊勢海老やアワビをはじめ、真鯛や松阪牛や海藻といった食材が豊富に揃います。奈良時代に成立した歴史書である日本書紀でも、三重は「美し国(うましくに)」と称されるほど、昔からグルメな県として親しまれています。観光地として有名な「伊勢神宮」では、その外宮の神様である豊受大神(とようけおおかみ)が食物の神様として祀られているほど。三重県においしい食材が揃うのも納得です。ホテルから見える景色はまさに絶景。三重の特産品の真珠を養殖をしている景色も見える魅力的な食材を育む地域にある「志摩観光ホテル」の外には広大な自然が広がります。青々とした英虞湾(あごわん)と生い茂る森。そんな絶景を眺めながらゲストラウンジでくつろいだり、約2,000坪の庭園を時を忘れてゆったりとお散歩したりと、その空間にいるだけで十分しあわせなひとときを過ごせます。「ザ クラシック」のアンバサダースイート「ザ クラシック」のゲストラウンジ。宿泊者はフリードリンクやお菓子を自由に楽しめる世界のVIPが味わったシェフの料理を満喫そして、なんと言っても欠かせないのが、昨年「料理マスターズ」ブロンズ賞を受賞した女性シェフがつくる食事。伊勢海老やアワビ、海藻や松阪牛など、三重らしい食材を使ったフランス料理が楽しめます。伊勢志摩サミットのワーキングディナーを再現したテーブル。予約すればこの席での食事も可能キッチンでピチピチと跳ね回る元気な伊勢海老身が引き締まり、プリッとした大きなアワビワーキングディナーの料理総括を担当した樋口シェフがつくる料理は、女性らしく繊細な味で、見ためは華やか。伊勢海老やアワビといったメインメニューをはじめ、パンに使用するバターにも三重の海藻「あおさ」を使うなど、些細なところまで三重の食材にこだわっています。シェフがつくるお料理の数々は、言うまでもなく絶品のひとこと。世界の首脳が舌鼓したシェフの料理を味わえるなんて、まさに贅沢……(左)志摩観光ホテル総料理長を務める樋口 宏江シェフ/(右上)プリッとしながらも柔らかい歯ごたえの『鮑ステーキ』/(右下)『伊勢海老アメリカンソース』は焼き加減が命「最近は、生産者を巡り、いい食材と出会ったら、いままで使ったことがなくても積極的に取り入れてみるようになりました。現在は、親しみやすさのあるハレの料理を目指してバラエティに富んだメニューを意識しています」と樋口シェフ。アップデートし続ける彼女の料理は、昔からのお客様にも、新規のお客様にも喜ばれるような、温故知新の工夫が凝らしてあります。『伊勢茶の香りをまとわせた黒毛和牛 カツオのコンソメとともに』だしを注ぎお茶漬け風にいただくなかでも、伊勢茶で軽くスモークした黒毛和牛が乗った焼きリゾットは、樋口シェフが考案した自信作のひとつ。黒毛和牛の肉汁が溶け込んだかつおだしがリゾットと絡み合い、奥深い味わいに。重すぎず、するりと一皿を食べられます。ポイントのひとつである、カツオのコンソメは三重を代表する老舗のかつお節屋【かつおの天ぱく】のものを使用しています。三重を120%楽しむアクティビティにも注目香りが高く、柔らかさすら感じるかつお節店主の天白さんが、かつお節の奥深い知識をわかりやすくかつ楽しく話してくれます(かつお節いぶし小屋見学は要予約・有料)試食では、削りたてのかつお節を炊き立てのご飯の上に乗せていただきます館外アクティビティでは【かつおの天ぱく】への見学も随時行っており、かつお節がつくられる工程や歴史を学びながら、削りたてのかつお節の試食もすることができます。【かつおの天ぱく】に学ぶかつお節トリビアは、聞いたらすぐに知人に話したくなるようなお話ばかり。他にも、漆で絵付けをする「漆芸体験」や、インストラクター指導のもと初心者でも参加できる「リラクゼーションヨガ」など、旅行を満喫するアクティビティも豊富にそろっています。今年の春からスタートしたプライベートクルーズは、思い出に残ること間違いなし中でも人気のアクティビティが、英虞湾(あごわん)のクルージング。60もの小さな島々が広がる解放感ある景色を楽しめます。「日本の夕焼け百選」にも選ばれたオレンジ色に染まる景色は、ロマンチックなひとときを演出してくれます。オプションの船上パーティープランでは、スパークリングワインと樋口シェフが監修するフィンガーフードを用意することも可能。記念日など大切な日にぴったりなアクティビティです。「あとは部屋でくつろぐだけ」と思うことなかれ。夜は”星空観察”を楽しんで。広大な自然の中には、都会では見られないたくさんの星が見られます。星のソムリエが語る星にまつわる神話や物語を聞いて、心も身体もリセット。三重県の広大な自然と、世界のVIPが味わった食事、そして三重ならではのアクティビティが揃う【志摩観光ホテル】は、まさに“非日常”を演出してくれるリゾートホテルです。志摩観光ホテル住所:三重県志摩市阿児町神明731電話:0599-43-1211料金:【ザ クラシック】1泊夕朝食付き2名1室ご利用時お一人様32,600円~【ザ ベイスイート】1泊夕朝食付き2名1室ご利用時お一人様 53,400円~※アクティビティの開催日、料金など詳細はホテルHP、またはホテルまでお問い合わせください。
2018年05月13日日本画家・加山又造のアート展「Re 又造 MATAZO KAYAMA」が、EBiS 303 イベントホールにて開催される。会期は2018年4月11日(水)から2018年5月5日(土・祝)まで。日本の美術界100年に一人の天才とも称される加山又造は、東京藝術大学教授などを歴任し、2003年には文化勲章を受章した、日本画の大家。"伝統と革新"を作品作りのテーマに、日本の様式美に現代の革新的な手法を取り入れることで、独自の表現を生み出した。「Re 又造 MATAZO KAYAMA」は原画作品の展示はもちろんのこと、加山又造の名作をデジタルアートで表現した作品を楽しむことができる。注目は、2016年5月に開催されたG7伊勢志摩サミットの会場に飾られた陶板美術「おぼろ」。水面に立てられた陶板をかがり火が照らす様子や、桜の花びらが舞う様子を、映像演出も含めて表現する。また代表作「春秋波濤」の世界に入り込んだかのように、映像空間の中を探索できるアートも登場する。さらに身延山久遠寺の天井画「墨龍」の原寸サイズを、会場の天井に再現するなど、加山又造の名作が織りなす世界観を存分に体感できる内容となっている。【詳細】「Re 又造 MATAZO KAYAMA」会期:2018年4月11日(水)~2018年5月5日(土・祝) ※期間中無休会場:EBiS 303 イベントホール(東京都渋谷区恵比寿1-20-8 エビススバルビル 3F)開館時間:11:00~20:00(入館は閉館30分前まで)※4月11日(水)は13:00開館、4月16日(月)は16:00閉館。観覧料:一般2,000円(1,800円)、学生1,300円(1,100円)※価格は全て税込。※( )内は前売。※チケットは1人につき1枚必要。※学生は学生証の提示必要。※小学生以下無料 ※障がい者手帳等提示者とその付添者1名は無料。チケット販売:テレビ東京オンラインチケット、チケットぴあ(Pコード:768-911)【チケットに関する問い合わせ先】チケットぴあTEL:0570-02-9999【問い合わせ先】ハローダイヤルTEL:03-5777-8600(8:00~22:00 年中無休)
2018年03月10日お笑いコンビ・ロンドンブーツ1号2号の田村淳が3日、東京・六本木ヒルズ 大屋根プラザで行われた伊勢志摩体験イベント「Tokyo 伊勢 mode」のオープニングトーク&絵馬奉納に登場し、絵馬に「池の水を全部ぬけますように」と願い事を書き入れた。伊勢でご利益があるという4つのお願い「交通安全」「夫婦円満」「新しいチャレンジ」「仕事で昇進する」が紹介され、田村は「新しいチャレンジ」に興味。「新しいチャレンジをし続けないと、企業も人間も衰退していくと思うので、新しいチャレンジは常にしていたい」と語った。そして、「新しいチャレンジ」のご利益スポットである猿田彦神社の絵馬に願い事を書き入れることに。田村は「池の水を全部ぬけますように」と、4月から月1回レギュラーとして放送されることが決定したテレビ東京『緊急SOS!池の水ぜんぶ抜く大作戦』にからめた願い事を書き、「レギュラー化されたっていうのをさっきネットニュースで見た。なるっていうのは聞いてたんですけど、今日発表するって知らなくて…。いよいよ動き出すんだと思って」とうれしそうに話した。そして、「伊勢市にもきっといい池がありますよね? 伊勢神宮の中の池とかあれば抜いてきれいにしたい。抜かしてもらえないですかね? お伊勢様の池の水もぜひ抜かせていただきたい。まだ神社の水を抜いたことがないので、お寺は抜いてるんですけど」と伊勢神宮の池に興味を示し、「伊勢神宮じゃなくても、伊勢市のいい池があったら紹介していただきたい」とアピール。猿田彦神社には田んぼがあるが水はきれいだったと言われると、「でも抜いてみないとわからないです。見た目がきれいでも底はどうなっているかわからない。あと外来種に侵されている可能性もありますから」と熱弁し、「環境大臣もお墨付きの番組ですから。ぜひ抜かせてください!」と呼びかけた。
2018年03月03日お笑いコンビ・ロンドンブーツ1号2号の田村淳が3日、東京・六本木ヒルズ 大屋根プラザで行われた伊勢志摩体験イベント「Tokyo 伊勢 mode」のオープニングトーク&絵馬奉納に登場。青山学院大学受験を支えてくれた妻への感謝の思いを語った。ロンドンブーツ1号2号の田村淳3月3日・4日の2日間にわたって行われる「Tokyo 伊勢 mode」は、伊勢志摩の魅力を伝えるべく、地元の自治体と連携して開催。オープニングトーク&絵馬奉納には、社に詳しい田村が登場し、伊勢神宮の魅力などを語り、新しいチャレンジを導く「猿田彦神社」の絵馬に願いを込めて奉納した。また、「伊勢神宮ではお願いごとはしない」という話題になると、「僕はこれ知ってます」と言い、「神社では基本的にお願いごとをしたことがない」と告白。「親に教わっていました。田村家では日頃の感謝の気持ちを伝えなさいと言われました」と明かした。そして、今どんな感謝をしたいか聞かれると、「ずっと受験勉強していて、奥さんに家庭のことを、娘のことも全部任せきりだったので、その感謝の気持ちは伝えたい。毎日伝えてますけど」と妻に感謝。「夜食を作ってもらったり、娘を1人でずっと見てもらうのはなかなか大変だったろうなと。僕は家に帰ってお風呂に入れることしかできなかった、そこだけはやろうと思ってお風呂には入れてましたけど」と話した。田村は今年、青山学院大学を受験。きょう配信されるAbemaTV『偏差値32の田村淳が100日で青学一直線~学歴リベンジ~』(毎週土曜22:00~)ですべての結果が発表される予定だ。
2018年03月03日伊勢志摩に「アメリカの楽園」が出現有限会社松勘商事が運営するアウトドアリゾート「伊勢志摩エバーグレイズ」が2018年4月9日(月曜日)から実施される「グランピングプラン」の予約受け付けを2018年22日(木曜日)にスタートします。「グランピングプラン」は2018年3月16日(金曜日)にオープンする「キャビン・キーウエスト カヌー付」で利用可能な1日1組限定のプラン。アメリカの楽園と呼ばれるフロリダ・キーズ諸島をテーマにした新施設で、フロリダ州の公式パイとして知られる「キーライムパイ」や「アメリカンBBQ」などの食事やプライベートカヌーでの冒険を楽しめます。滞在中の施設の楽しみかたはフレンドリーなスタッフがレクチャーしてくれるのでキャンプ初心者も安心。天体ショーも楽しめるアウトドアリゾート三重県志摩市磯部町にある「伊勢志摩エバーグレイズ」はグランピング5棟、キャビン51棟、テント18区画を持つアメリカンスタイルのアウトドアリゾート。期間限定のプールやキャンパーダイニング、ドッグランなども完備されています。「グランピングプラン」のほかにも、2018年5月には「コールマンジャパン」とのコラボレーションプランが開催される予定。「こと座流星群(2018年4月23日)」などの天体ショーを楽しめるプランも開催されます。(画像はプレスリリースより)【参考】※有限会社松勘商事のプレスリリース/PR TIMES※有限会社松勘商事
2018年02月21日お参り後の楽しみはもちろん“食べ歩き”三重県伊勢市にある伊勢神宮は、古くから「お伊勢さん」と呼ばれ親しまれてきました。「一生に一度は伊勢神宮へ行く」というのが江戸時代を生きた庶民の夢。そんな粋が今なお残る神宮へお参りしたあと、ぶらり歩きしたいのがすぐ側にある「おかげ横丁」です。伝統的な建築物が移築・再現された通りには、伊勢志摩のおいしい名産品やお土産が勢揃い。魅力が溢れる街自慢の絶品グルメを食べ歩きしてきました。地元からも愛される定番コロッケ「豚捨」明治42年に創業以来、今日まで営業を続けてきた老舗精肉店「豚捨」。上質な伊勢牛を使用したしぐれ煮や丼はもちろん絶品ですが、中でも見逃せないのがコロッケです。「豚捨」という店名にも関わらず一切豚を使用していないというコロッケは、地元の人からも愛されるソウルフード。サクサクの衣の中には、ほっこりとしたじゃがいもの美味しさがぎっしり詰まっています。食べ歩きにぴったりのお供をいただき、ますます街歩きがはかどります。スポット情報スポット名:豚捨住所:三重県伊勢市宇治中之切町52電話番号:0596-23-8803伊勢うどんといったら「ふくすけ」伊勢に来たら一度は頂きたいのが伊勢うどん。おかげ横丁で伊勢うどんを頂くのならば「ふくすけ」で決まりです。鰹だしをベースに昆布とシイタケの風味が加わったおつゆは、濃厚な見た目に反してあっさりと優しい味わい。そんなお出汁を絡めて頂くのはふわふわの伊勢うどんです。お団子のように柔らかい太麺のうどんは、普段食べ慣れているうどんとは全く違う食感。三重県産の小麦を使用して丁寧に作り上げたおうどんに、思わず病みつきになってしまいそうでした。スポット情報スポット名:ふくすけ住所:三重県伊勢市宇治中之切町52電話番号:0596-23-8807ここでしか頂けない! とっておき赤福餅「赤福 本店」伊勢名物といえばやっぱり赤福! 上品なあんこの甘さと滑らかなお餅は、お土産としても定番の商品です。おかげ横丁の赤福本店では、ここでしか味わえない“作りたて赤福”を頂けるのだとか。明治以来130年余り大切にされてきた荘厳な建物が本店の目印。お伊勢参りのお供に今なおあり続ける赤福本店は、お参り開始の朝5時に合わせて開店も毎朝5時。店先には常に竈から蒸気がけぶっており、雰囲気も抜群です。目の前を流れる五十鈴川を眺めながら、縁側に作りたての赤福餅が運ばれてきます。できたてのお餅は、あんこと同じ柔らかさ。口の中に広がる絶妙なハーモニーに幸せなため息が漏れてしまいました。他にも季節限定のおしるこやかき氷など、訪れる時期によって変化するメニューも要チェックです。スポット情報スポット名:赤福本店住所:三重県伊勢市宇治中之切町26番地電話番号:0596-22-7000
2018年01月22日伝統の鰹節製法を目の前で「天ぱく(てんぱく)」本来、神への献上品として神宮におさめていた鰹節。中でもいぶしがつおの一大産地であった三重県伊勢志摩地方の波切に、伝統的な手法を今に伝える鰹節専門店があります。老舗店「天ぱく」では、100年以上の歴史を持ちながらも今だ現役のいぶし小屋の見学や、削りたての鰹節を実食できるツアーを実施しています。「こんなところにあるの?」大王崎の突端に位置するいぶし小屋に思わず驚きを隠せません。中に入れば一面もうもうとした煙に包まれます。「古式手火山製法」という、下から直火で鰹を燻す製法を現代に伝承する「天ぱく」のかつお節。実際の製法を見学しながら、話し好きの店主と奥さんが伊勢志摩と鰹節の歴史についても詳しく教えてくれます。そして何よりのお楽しみが、香ばしい鰹節の実食タイム! 炊きたての土鍋ごはんに削りたてのかつお節をたっぷりかけて頂く「おかかご飯」は、思わず笑みが溢れてしまうほどの優しい味わい。途中からお茶漬け風にお出汁をかければ、さらに違った風味を堪能できます。遥か昔から愛され続けてきた鰹節の新たな一面を発見できるかもしれません。スポット情報スポット名:かつおの天ぱく住所:三重県志摩市大王町波切393電話番号:0599-72-4633海女さんとのひとときを海の幸と「さとうみ庵」現役の海女さんがおもてなししてくれる「さとうみ庵」は採れたて新鮮魚介の網焼きを頂けるスポット。漁から帰ってきた海女さんが体を暖めたり作業したりする海女小屋を再現した小屋で、海女さんとの会話を楽しみながら絶品の海の幸をたっぷり堪能しちゃいましょう。冬でも暖房いらずの小屋で頂けるのはヒオウギ貝やサザエ、スルメイカや旬の干物。カラフルでかわいいヒオウギ貝は、炭火で焼くと海水が滲み出してきます。「汁がなくなったら食べごろ」そう教えてくれたのは、この道48年という大ベテランの海女さん。本来の味わいと海水の塩気だけでそのまま美味しくいただけます。磯の香りが立ちのぼる、名物アオサの味噌汁も必食です。美味しい魚介をつつきながら海女さんとの会話でリラックス。「さとうみ庵」でしか味わえない、ゆったりとした時間を感じてください。スポット情報スポット名:海女小屋体験施設さとうみ庵住所:三重県志摩市志摩町越賀2279電話番号:0599-85-1212文/おゝしろ実結
2018年01月19日