八千草薫さんが10月24日、すい臓がんのために亡くなっていたと発表された。88歳だった。大阪府出身の八千草さんは、宝塚音楽学校を経て宝塚歌劇団に入団。51年に映画デビューを果たし、以降は54年から56年の映画「宮本武蔵」3部作や55年の日伊合作映画「蝶々夫人」に出演し人気を博した。さらに77年のドラマ「岸辺のアルバム」(TBS系)では不倫に走る平凡な主婦を好演し話題を呼んだ。00年以降では03年の映画「阿修羅のごとく」や09年の「ディア・ドクター」、17年のドラマ「やすらぎの郷」(テレビ朝日系)に出演しその存在感を発揮。また97年に紫綬褒章、03年には旭日小綬章を受章している。ネットでは《八千草薫さんは最後に観たドラマ「やすらぎの郷」のなかで“姫”と呼ばれていて、このあだ名がこんなに似合う人もいないなあと憧れました》《可憐という言葉は八千草さんの為にあるといっても過言ではありますまい。慎んでご冥福をお祈り申し上げます》とその死を悼む声が相次いでいる。18年3月、本誌で吉永小百合(74)は八千草さんについて「50年近くたっても、ぜんぜん雰囲気が変わらなくて、かわいい。現役で映画に出ていらっしゃる。ああ、こんなふうに年齢を重ねていけたらどんなにいいかしら、って思いました」と“不変の美”を絶賛していた。その秘訣について八千草さんは同年5月、本誌で明かしていた。「昔から美容には無頓着です」「ずっと使っている化粧水と乳液だけ」と話した八千草さんだが、いっぽうで食事には好き嫌いなく1日3食きちんと摂っていたという。「嫌いなものがないんです。お肉もお魚も大好き。でもお野菜は、煮物にしたり炒めたりと温野菜をとっています。3食食べていますが、本当は5回ぐらいに分けて食べるといいといいますよね」女優業は体力勝負。そのため、日々の運動も欠かさなかった。「トレーナーさんに、筋肉トレーニングの運動を考えていただいて。腕や肩を回したり。肩が凝ったと思って少し動かすと、あくる日はぜんぜん大丈夫です。片足立ち、つま先立ちなどの体操も眠る前、15分ほどの習慣にしています。血の巡りもよくなり、ぐっすり眠れます」健康に気を使うことで、いつまでも若々しい美を保っていた八千草さん。しかし「年を取っていいことは、そんなにないですよね」「これまで、さっと動いたりといった、今までできていたことができなくなったりすると、やはり悔しいわね」と苦笑し、「『これもできなかった』と、悲しくなることもあります。でもそれはしょうがないですから、受け入れることも大切ですね」とも明かしていた。八千草さんは17年末にすい臓がんが見つかり、18年1月に手術を受けた。術後は順調だったが、今年に入り肝臓にもがんが見つかったため2月に休養を発表。そのため今年4月からスタートしたドラマ「やすらぎの刻~道」(テレビ朝日系)で2つの役を演じる予定だったが、前回にも登場したキャラクター・九条節子としては出演するもののヒロイン・しの役を降板することに。公式サイトにつづられたファンへのメッセージでは「体調を整え、より一層楽しんでいただける作品に参加できるよう帰ってまいります」と意気込んでいた。降板発表直後の今年3月、八千草さんのマネージャーは「本人は仕事がとても好きですので、(九条節子役以外の)降板も苦渋の選択でした。しかし体調が悪化して共演者やスタッフの皆さんにご迷惑をかけるのも申し訳ありませんので、この度のような選択となったのです」と本誌に明かしていた。「八千草さんは今年になって車を買い替えたばかりでした。車高が高く『眺めがいいのよ』と喜ぶほど元気でしたが、車が届いた矢先にガンの転移が見つかって……。ですが闘病中に禁じられている食べ物などもありませんでしたし、ずっと入院していたわけでもありません。ですから八千草さんがデパートで買い物をしていると、ファンの方に気づかれて驚かれたこともあったそうです」(八千草さんの知人)その回復を誰よりも望んでいたのは、八千草さん自身だった。「八千草さんは治療が終わった後の旅行先を考えたりし、最後まで前向きに闘病していたと聞きました。それは何より降板した『やすらぎの刻~道』の共演者やスタッフに迷惑をかけたと思い、『何らかの形で恩返しがしたい』という気持ちがあったからこそのようです」(テレビ局関係者)降板を発表しながらも、「やすらぎの刻~道」には追加撮影で参加していたという八千草さん。その最期まで、女優であり続けた。
2019年10月28日3人のゲストが、それぞれの立場から自由気ままに語り合うトークドキュメンタリー「ボクらの時代」。その10月27日(日)放送回に俳優の落合モトキ、賀来賢人、仲野太賀の3人が出演。同世代で親交も深い彼らが仕事や家族について語り合う。『桐島、部活やめるってよ』や『アズミ・ハルコは行方不明』『全員死刑』など数多くの映画をはじめ、ドラマから舞台まで幅広いフィールドで活動。様々な表情を見せる俳優、落合さん。『斉木楠雄のΨ難』や大ブームを巻き起こした「今日から俺は!!」でみせる圧倒的コミカルさから、放送中の「ニッポンノワール-刑事Yの反乱-」でのバイオレントな雰囲気までマルチな俳優として活躍する賀来さん。「仰げば尊し」や「レンタルの恋」をはじめ、賀来さんとも共演した「今日から俺は!!」などのドラマはもちろん、今年は『町田くんの世界』『タロウのバカ』が公開と立て続けに出演作が世に送り出されている仲野さん。それぞれ役者として、映画やドラマ、舞台などでその個性を発揮。存在感を放っている3人は世代も近くプライベートでも親交が深いのだとか。そんな彼らが今回は俳優という仕事や家族のことについて語り合う。落合さんが出演する映画『HiGH&LOW THE WORST』は現在大好評公開中。「HiGH&LOW」の鬼邪高校と不良コミックの金字塔「クローズ」「WORST」の鳳仙学園が登場し、両校がぶつかり合う世紀の頂上決戦が描かれる同作で、落合さんは凶悪な新チーム「牙斗螺」(キドラ)の金平秀斗役で出演。賀来さんは吉永小百合、天海祐希が共演、絶賛公開中の映画『最高の人生の見つけ方』に出演。余命宣告を受けた2人が同じ病院に入院する12歳の少女の「死ぬまでにやりたいことリスト」を実行するという物語が展開。仲野さんが菅田将暉やモデルのYOSHIらと共演、無戸籍で学校にも通ったことがない若者とその仲間の高校生たちが過酷な現実と向き合っていく様を描く『タロウのバカ』も現在全国公開中。「ボクらの時代」は10月27日(日)7時~フジテレビで放送。(笠緒)
2019年10月26日舞台「フラガール -dance for smile-」が現在、東京・日本青年館ホールにて上演中。開幕に先がけ公開ゲネプロと囲み取材が行われ、取材には主演の井上小百合(乃木坂46)、矢島舞美、富田望生、太田奈緒(AKB48)、福島雪菜(劇団4ドル50セント)、伊藤修子、味方良介、有森也実、山崎銀之丞が出席した。【チケット情報はこちら】昭和40年、エネルギーが石炭から石油に代わろうとする時代の福島県いわき市の炭鉱町を舞台に、労働者から目の敵にされながらも“常磐ハワイアンセンター”設立に向けてフラガールへと生まれ変わっていく少女たちの姿を軸に描く。映画は2006年に公開され数々の賞を受賞した大ヒット作。舞台化は初となり、総合演出は河毛俊作、プロデュース・構成演出は岡村俊一が手掛ける。会見では、井上が初挑戦となったフラダンスについて「ビックリするぐらいしんどくて、最初は動けなくなったほどでした。これは大変だぞと思っていたのですが、稽古を重ねていくうちに、みんなどんどん身体が動くようになっていった。本番でその成果が出せればいいなと思っています」と語ると、井上と共にフラガールを演じる富田や太田、福島、伊藤も深く頷く。そんなメンバーにダンスを教える先生・平山まどか役の矢島は「私は先生役なので最後はみんなを見守るのですが、日に日に上達していくフラガールの皆さんに感動していました」、常磐ハワイアンセンターの企画部長として彼女たちを見守る吉本役の山崎も「キャスト達が、物語の中と同じように少しずつ成長していく姿を見せてもらいました。大ヒット映画の舞台版ということで多少のプレッシャーもありますが、井上小百合版の『フラガール』、皆さんに楽しんでいただけるものになっていると思います」とそれぞれ語り、自信を覗かせた。また、紀美子(井上)の母親役の有森が「私が演じるのは、変わりゆく炭鉱に不安を抱えながらも娘を応援し、少女たちからエネルギーをもらい、新しい時代に踏み出すひとりの人間です。難しいけれど楽しい役です」と話すように、少女たちの奮闘と共に、彼女たちを取り巻く大人たちの姿も丁寧に描かれる。だからこそ、登場人物ひとりひとりの人生がフラによって変わっていく様子が鮮やかで、胸に響く作品となっていた。クライマックスのダンスは、人が生で演じるからこその気迫を肌で感じられる仕上がり。ぜひ劇場で体感してほしい。公演は10月27日(日)まで東京・日本青年館ホール、11月2日(土)から4日(月・祝)まで大阪・サンケイホールブリーゼにて上演。取材・文:中川實穗
2019年10月23日乃木坂46の井上小百合が主演し、元℃-uteの矢島舞美、ドラマや映画の話題作への出演が続く富田望生と注目キャストがそろう舞台「フラガール-dance for smile-」。10月18日(金)の初日を前に、ゲネプロ、囲み取材が行われ、出演者らが登壇。日本アカデミー賞を総なめにした傑作映画を舞台化、上演するにあたっての意気込みを語った。「フラガール-dance for smile-」の公演情報フラガールのリーダー、谷川紀美子役を演じる乃木坂46・井上小百合は、フラダンスの稽古について聞かれ、「びっくりするぐらい稽古がしんどくて、最初のほうは動けなくなっちゃって。これは大変だぞ!と思っていました」とコメント。都会のダンサーだった過去を持ち、炭鉱の娘たちをフラガールへ育てる平山まどか先生役の元℃-ute・矢島舞美も「フラダンスは普段使わない筋肉をたくさん使うんです。私は先生の役なので、日に日に上達していくフラガールたちを見ていると、感動をおぼえてしまうほどでした。みんなが特訓した成果は、観に来てくれるお客さんにもリアルに感じていただけると思います」とフラガールたちの上達ぶりに自信をのぞかせた。「フラガールは思い出ばかりの作品」と話すのは、作品の舞台である福島出身の富田望生。本作の映画版では南海キャンディーズ・しずちゃんが演じたひきこもりの娘・熊野小百合役を演じる。「震災当時のわたしの担任の先生が、東京まで観に来てくれる予定なんです。台風や地震もありますが、楽しみにしてくれている方がいるってことが、やっぱり“やんなきゃいけねぇな!”という気持ちになります。力をあわせて素敵な舞台になるようがんばります」と意気込みを語ってくれた。最後に井上が公演について「この作品は実話だというのがすごく大きいです。舞台でも昭和40年の時代背景が濃く表現されていますし、何よりこういう少女たちが本当にいたというのが感動的なストーリー。今回演じることができて、すごくありがたいな、がんばらなきゃな、と思っています。とても力をもった作品なので、観に来てくださった方に“明日もがんばろう”“勇気をもらえた”と感じてもらえるように、一生懸命取り組んでいきます」と熱い思いをのぞかせた。本作には、Wキャストで太田奈緒(AKB48) 福島雪菜(劇団4ドル50セント)、味方良介、伊藤修子、有森也実、山崎銀之丞らも出演。舞台『フラガール - dance for smile -』は、10月18日(金)から27日(日)まで東京・日本青年館ホール、11月2日(土)から4日(月・祝)まで大阪・サンケイホールブリーゼにて上演。チケットぴあでは各公演、当日10時まで購入できる当日引換券を発売中。
2019年10月18日2016年から始まった天海祐希と石田ゆり子によるトークドキュメンタリー「天海祐希・石田ゆり子のスナックあけぼの橋」の第4弾が10月16日(水)今夜オンエア。今夜は吉永小百合、大東駿介、高良健吾、山崎育三郎が“初来店”する。本番組は天海さんがママ、石田さんがチーママをつとめる架空のスナック「あけぼの橋」に、豪華なゲストが客として来店。お酒の力を借りて彼らのリアルな私生活を聞き出していこうというスナックトーク番組。第1回目には佐々木蔵之介、玉木宏、速水もこみちらが、第2回目には小栗旬、西島秀俊、鈴木浩介、滝藤賢一、田中哲司といった面々が、第3回目では福山雅治の「ウタフクヤマ」とコラボ。福山さんのほかリリー・フランキー、蒼井優、松山ケンイチといった豪華ゲストが登場した。そして待望の4回目の放送がついに実現。今回は映画『最高の人生の見つけ方』が絶賛公開中の日本が誇る大女優の吉永さん。番組MCの天海さんとは『最高の人生の見つけ方』で共演、石田さんとも『おとうと』などで共演している吉永さんだが、この3人がバラエティーで揃うのは初だという。5年ぶりのフジバラエティー出演となる吉永さんと天海さん&石田さんコンビがどんなトークを繰り広げるのか。さらに番組名物カラオケ企画では紅白出場経験もある吉永さんの美声を聴くことができるのか?こちらにも注目だ。また今回も飯尾和樹扮する巡査が“道に迷ったお客さん”をお店へ連れてくる。今回は『108~海馬五郎の復讐と冒険~』の公開を控える大東さんと、ドラマ「モトカレマニア」がスタート直前の高良さん。さらに山崎さんも“来店”。番組恒例のチーママ特製手料理でおもてなしする。吉永さん主演、天海さん共演による『最高の人生の見つけ方』は大真面目な主婦と大金持ちの女社長、余命宣告を受けた2人が同じ病院に入院する12歳の少女の【死ぬまでにやりたいことリスト】全てを実行しようとする――という物語。大東さんがホスト役に挑む『108~海馬五郎の復讐と冒険~』は、松尾スズキが監督、脚本、主演を務め、星野源が主題歌を担当。Facebookで妻の浮気を知った主人公の“前代未聞”復讐劇が展開。10月25日(金)よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開される。高良さん出演のドラマ「モトカレマニア」は、新木優子演じる幸せだった過去の恋の時間に浸って生きる主人公の混乱と暴走と試行錯誤の物語。高良さんは新木さん演じるユリカの元カレ・マコチ役で出演。10月17日(木)22時~フジテレビ系にて放送開始。※15分拡大山崎さんは11月3日(日)にファンクラブプレミアムイベント「YAMAZAKI IKUSABURO Premium Live 2019 ~Thanksgiving~」と「YAMAZAKI IKUSABURO Premium Dinner Show 2019 ~My favorite musical~」が開催される。「天海祐希・石田ゆり子のスナックあけぼの橋」は10月16日(水)今夜22時~フジテレビ系でオンエア。(笠緒)
2019年10月16日10月12日、13日の全国映画動員ランキングは、『ジョーカー』(全国326館)が公開2週目も首位をキープした。ジャック・ニコルソンとモーガン・フリーマンが共演した同名映画を原案に、吉永小百合と天海祐希が共演した感動作『最高の人生の見つけ方』(全国348館)は初登場2位。公開5週目の『記憶にございません!』(全国353館)は、先週2位から3位になった。『あの花』『ここさけ』のクリエイターチームが手がけた劇場オリジナルアニメーション『空の青さを知る人よ』(全国318館)は初登場4位に入った。公開2週目の『HiGH&LOW THE WORST』(全国322館)は先週3位から5位になった。そのほか新作からは、ダニー・ボイルが監督し、『ラブ・アクチュアリー』のリチャード・カーティスが脚本を務めた『イエスタデイ』(全国106館)が初登場7位に。主人公が極限状況下で決死のサバイバル劇を繰り広げる『クロール ―凶暴領域―』(全国194館)は初登場11位につけている。そのほか、公開13週目の『天気の子』(全国367館)は先週7位から8位になった。次週は『映画スター☆トゥインクルプリキュア 星のうたに想いをこめて』『スペシャルアクターズ』『世界から希望が消えたなら。』『フッド:ザ・ビギニング』『マレフィセント2』『楽園』などが封切られる。全国映画動員ランキングトップ10(興行通信社調べ)1位『ジョーカー』2位『最高の人生の見つけ方』3位『記憶にございません!』4位『空の青さを知る人よ』5位『HiGH&LOW THE WORST』6位『蜜蜂と遠雷』7位『イエスタデイ』8位『天気の子』9位『かぐや様は告らせたい ~天才たちの恋愛頭脳戦~』10位『ジョン・ウィック:パラベラム』
2019年10月15日ジャック・ニコルソン&モーガン・フリーマンの主演で映画化されたハートフル・ストーリーを原案に、主演・吉永小百合、共演に天海祐希という日本映画界珠玉の大女優2人を迎えた『最高の人生の見つけ方』。この度、吉永さん演じる“大真面目な主婦”の娘・美春を好演する満島ひかりの新規カットとメイキングカットが解禁となった満島さんが演じた大真面目な主婦・幸枝(吉永小百合)の娘、美春は、ファッション誌の編集部で働き、一見するとプライベート含めて充実しているように見えるが、彼氏が年下かつ部下であることなど、彼女は彼女なりの葛藤を抱えている女性。しかも、病気で倒れた幸枝は、自堕落な夫・考道(前川清)と引きこもりの息子・一慶(駒木根隆介)が頼りにならないため、2人の世話を美春に頼むことに。昔から、女性であることを理由に家族の面倒を押し付けられてきた美春は、溜まりに溜まった複雑な感情を幸枝に爆発させてしまう。そんな現代女性の葛藤をリアルに描いている本作には、すでに作品を見た女性たちから共感の声が多数上がっている。この役柄を自然体で演じきった満島さんは、「誰が演じても成立する、普通の役というのがいいなと思って(オファーを)受けました。両親の役が、吉永小百合さんと前川清さんという点はスペシャルですけれど。“誰でも良い”というのは可能性が多くある分、とても複雑に感じたんです。同じ年代の色んな方の人生を想像して、行く方向がここしかないと決まりきらないのが面白かった」と、演じる上での難しさと醍醐味を吐露。さらに「私が演じた美春は、普通に会社で働いているけど、お父さんとお母さんとはお家であまり口を利いていない。大事なことは特に、相談もできないでいます。自分は社会で上手く振る舞っていて、弟は引きこもっていて、お母さんも本音が言えるタイプでもない。今の日本で多くなってきた、コミュニケーション不足の家族なんです」と、現代社会に増えてるリアルな家庭の様が描かれていると語る。また、本作での満島さんは若かりし頃の幸枝も1人2役で演じており、その演技にも注目だ。『最高の人生の見つけ方』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:最高の人生の見つけ方(2019) 2019年10月11日より全国にて公開©2019「最高の人生の見つけ方」製作委員会
2019年10月12日「嵐」大野智、櫻井翔、相葉雅紀、二宮和也、松本潤の5人がゲストとトークやゲームで盛り上がるバラエティー「嵐にしやがれ」。10月12日(土)今夜放送回は、俳優の生田斗真、綾野剛、ムロツヨシをゲストに迎え、デスマッチ企画や「THIS IS MJ」をお届けする。『彼らが本気で編むときは、』や『友罪』、大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺~」にも出演中で、「嵐」メンバーとは事務所入所の時期も近く共演経験も多い生田さんは「行列グルメデスマッチ!」企画に参戦。刺激系ラーメンに7時間煮こんだ牛タンをのせたオムライス、石窯で焼き上げる新食感ホットケーキなど、リピーター続出の並んででも食べたい絶品メニューが続々登場する。一方『日本で一番悪い奴ら』『怒り』「コウノドリ」の綾野さんと、『空飛ぶタイヤ』『ダンスウィズミー』、夏放送の「Iターン」も好評だったムロさんは、松本さんとクールに対決する企画「THIS IS MJ」に登場。今回の対決は宣材写真変更をかけた三番勝負ということで、ARを駆使した次世代スポーツや、バランスボールの上に乗りながらのテーブルクロス引きといった対決を実施する。今夜のゲスト、生田さんが主演を務める新土曜ドラマ「俺の話は長い」は10月12日より毎週土曜日22時~日本テレビ系で放送開始。生田さんが31歳独身、職無し、実家暮らし、でも屁理屈を言わせりゃ右に出るもの無しの“ダメ男”の主人公・岸辺満が、姉家族と同居することになったことで人生が一変する…という物語。小池栄子、安田顕、清原果耶、原田美枝子らと共演する。「THIS IS MJ」に出演する綾野さんは、ベストセラー作家・吉田修一の「犯罪小説集」を映像化する主演最新作『楽園』が10月18日(金)より全国にて公開。12年前に幼女誘拐事件が起こった限界集落で暮らす綾野さん演じる豪士が、誘拐事件で心に深い傷を負った紡と出会うが、再び少女が行方不明となり犯人と疑われる…というストーリー。杉咲花、佐藤浩市らも出演。上白石萌音が主題歌を担当する。ムロさんは吉永小百合が主演、天海祐希らと共演した『最高の人生の見つけ方』が現在絶賛公開中。人生のほとんどを“家庭”と“仕事”に捧げてきた2人が余命宣告を受け、少女(鈴木梨央)の様々な夢を叶える旅に出る…というもので、「ももいろクローバーZ」のライブに出演するシーンなども見どころ。「嵐にしやがれ」は10月12日(土)今夜21時~日本テレビ系で放送。(笠緒)
2019年10月12日主演・吉永小百合、共演に天海祐希という日本映画界珠玉の大女優ふたりを迎えた『最高の人生の見つけ方』が公開中。本作は、人生のすべてを家庭に捧げてきた“大真面目な主婦”と、人生のすべてを仕事に捧げてきた“大金持ちの女社長”という、価値観が絶対的に違う、出会うはずのないふたりが病院で出会い、今まで気がつかなかった生きる楽しさや幸せを見出していくというもの。“大真面目な主婦”・幸枝を吉永が演じ、“大金持ちの女社長”・マ子に天海が扮する。余命宣告を受けているこのふたりは、同じ病院に入院する12歳の少女の“死ぬまでにやりたいことリスト”をたまたま手にする。そしてふたりは、このリストすべてを実行するというありえない決断をすることになるのだ。本作は、ジャック・ニコルソンとモーガン・フリーマンの二大アカデミー俳優主演で映画化された、余命6カ月のふたりの男が棺おけに入る前にやっておきたいことを記した“棺おけリスト”を携えて、生涯最後の冒険旅行に出るハートフルストーリー『最高の人生の見つけ方』を原案にしたもの。この2019年の日本で、同名タイトルでありながら、新たな感動の物語として生まれ変わった。今までの自分だったら絶対にやらないことも、自らの殻を破って初体験。いくつになっても、どんなことがあっても、自分自身の人生は幸せに変えられる。本作はそんな、観れば人生が楽しく変わる“チェンジングムービー”だ。ほかの出演者として、ムロツヨシ、満島ひかり、賀来賢人に鈴木梨央、さらにはももいろクローバーZまでもが登場し、ふたりの女性が体現する人生讃歌に彩りを添える。メガホンを取ったのは、今年『引っ越し大名!』も公開された犬童一心監督。時代劇であった前作とはまた異なるアプローチで、すべての世代の人々の胸に響く作品に仕上げている。幸枝とマ子がチャレンジするのは、エジプトのスフィンクスの前で写真を撮ったり、京都で見たことのない大きさのパフェを食べたり、幸枝がウエディングドレス姿になったり……。さらにはスカイダイビングにも挑戦。彼女らふたりの冒険の数々の最後は、竹内まりやの『旅のつづき』が華を添える。観れば人生が楽しく変わる、そんな時間を、ぜひ劇場で味わってもらいたい。『最高の人生の見つけ方』公開中
2019年10月12日俳優のムロツヨシが11日、都内で行われた映画『最高の人生の見つけ方』(10月11日公開)の公開初日舞台挨拶に、主演の吉永小百合をはじめ、天海祐希、満島ひかり、ももいろクローバーZ、前川清、犬童一心監督とともに出席。台本に書かれてあった“吉永の膝枕”が、天海のアドリブによって実現しなかったことを明かし、「一生の思い出になるはずのシーンが…」と残念がった。本作は、余命宣告を受けた、人生のすべてを“家庭”に捧げてきた大真面目な主婦・北原幸枝(吉永)と、人生のすべてを“仕事”に捧げてきた大金持ちの社長・剛田マ子(天海)という価値観が絶対的に違う2人が、同じ病院に入院する12歳の少女の“死ぬまでやりたいリスト”に書かれたすべてを実行していく中で起こる奇跡を描く。マ子の秘書・高田学を演じたムロは、「本当にうれしい日々でした。天海さんと上司と部下という関係で楽しくお芝居させてもらいましたし、吉永さんと向き合ってお芝居するシーンがあって、こんな役を私がやっていいのかと。この2人をサポートする役柄にやりがいをもって、毎日緊張感、そして楽しい日々でした」と撮影を振り返った。続けて、スカイダイビングから降りて元気がない高田を幸枝が膝枕で介抱すると台本上に書かれていたシーンを一番楽しみにしていたが、天海のアドリブで膝枕を阻止されたというエピソードを披露。「いざテストをやってみたら、膝枕いく途中にマ子社長が『ノー膝枕』って。アドリブですね。台本にはないセリフを…。何回やっても『ノー膝枕』なんですよ。監督も一切何も言わず。唯一、天海さんと監督にクレーム」と残念がり、会場から爆笑が起こった。天海は「あー残念だったですね、今回は。次回でお願いします。高田が甘えているところが許せなかったんだと思います。マ子さん的に。私じゃないですよ!」と話し、監督も「僕も見ていて同じ気持ちに。止めろよって」と同調。そして、聞いていた百田夏菜子が「良かった」とコメントすると、ムロは「何が良かっただよ! 僕にとっては一生の思い出になるはずのシーンが」と悔しそうに話した。
2019年10月11日ジャック・ニコルソンとモーガン・フリーマンが共演した同名ハリウッド映画を原案にした感動のヒューマンドラマ『最高の人生の見つけ方』の初日舞台挨拶が10月11日、東京・丸の内ピカデリーで行われ、共演する吉永小百合と天海祐希が出席した。主婦として人生のほとんどを家庭のために捧げてきた幸枝(吉永)と、仕事だけに駆け抜けたセレブ社長・マ子(天海)。余命宣告を受けたふたりが、同じ病院で出会った少女の「死ぬまでにやりたいことリスト」を代理で実行しようと珍道中を繰り広げ、“生きる喜び”に目覚めていく。海外ロケを含む撮影はもちろん、全国のキャンペーン行脚を通して、すっかり意気投合した吉永と天海。それだけに本作への思い入れは格別で「ぜひぜひもう1度、舞台挨拶をしましょうと話している。特に思い出深いのは、道後温泉でのキャンペーン。以前出演した『青春の風』を思い出し、懐かしかったです」(吉永)、「はい、同じ気持ちです。わたしにとっては宝物ですし、皆さんの背中を押せる作品になっていれば」(天海)と熱いメッセージとともに、映画のヒットに期待を寄せていた。初日舞台挨拶には共演するムロツヨシ、満島ひかり、ももいろクローバーZ、 前川清、犬童一心監督(『引っ越し大名!』)が出席した。映画本編の台本には、吉永がムロに膝枕されるシーンがあったというが「天海さんが飛んできて『ノー膝枕!』って(笑)。結局、膝枕してもらえず、それが唯一の心残り」(ムロ)、「甘えている姿が許せなくて(笑)」(天海)。このやりとりに、犬童監督も「僕も同じ気持ちだった」と天海に賛同していた。吉永の娘を演じた満島は「座長が花開いているすばらしさを目の当たりにした。わたしも現場で花を咲かせられる女優になりたい」と大女優との共演に刺激を受けた様子だ。本作はハリウッド映画のリメイクだが、犬童監督は「その点は気にせず、生き方や環境が違う女性2人、そして満島さんを含めた3世代の女性の物語になればいいなと思った」と話していた。取材・文・写真=内田涼『最高の人生の見つけ方』公開中
2019年10月11日天海祐希と石田ゆり子がMCを務めるスペシャル番組「天海祐希・石田ゆり子のスナックあけぼの橋」第4弾の放送が決定。吉永小百合、大東駿介、高良健吾、山崎育三郎が初来店することも分かった。本番組は2016年にスタートし、不定期に放送しているスナックトークドキュメンタリー番組。天海さんがママ、石田さんがチーママを務める架空の「スナックあけぼの橋」に、芸能界の第一線で活躍するお客さんを招き、謎めいた私生活をお酒のチカラを借りて聞き出していく。吉永小百合来店第4弾となる今回、ゲストに登場するのは、フジテレビのバラエティー番組は「SMAP×SMAP秋の超豪華SP」以来5年ぶり、近日公開される『最高の人生の見つけ方』では天海さんと共演している吉永さん。また、石田さんとは『おとうと』などで共演しているものの、3人がバラエティー番組で共演するのは初。だが、吉永さんはこれまで本番組を見ていたそうで、「2人で番組をやっていてうらやましかったです。今回3人で“リリーズ”(3人の名前に“ゆり=lily”があることに由来)で集まれてうれしい」と今回の収録を楽しみにしていたそう。番組内のスペシャル企画“これってウソ本当!吉永小百合都市伝説”では、「コンビニに入ったことがない?」「駅のホームで腰に手をあてて牛乳を飲むって本当?」など、私生活が謎に包まれている吉永さんの気になる都市伝説を本人に聞きただしていく。さらに、番組の見どころのひとつであるカラオケ企画ももちろん登場。「紅白歌合戦」への出場経験もある吉永さんの美声を聴くことができるのかこちらも気になるところ。今回の迷い人は…?番組では毎回、飯尾和樹扮する「スナックあけぼの橋」近くの交番勤務の巡査が、“道に迷ったお客さん”をお店へ連れてくる。今回は、大東駿介と高良健吾が初来店。天海さんと大東さんは共演こそないものの、大東さんが天海さんへ定期的に近況報告を行っている仲なのだとか。また、石田さんと大東さんは、「警視庁再犯防止課 真崎英嗣」や「ハッピー・リタイアメント」で共演、高良さんとは『悼む人』で共演している。さらに、山崎育三郎も加わり、番組恒例のチーママ特製手料理でおもてなしする。収録後――今回の収録を終え、MCの2人はまず「お疲れさまでした。やっぱり、本当に疲れたね(笑)」(天海さん)、「『スナックあけぼの橋』、私は本当に緊張しっぱなしで」(石田さん)と一言感想。さらに天海さんが「疲れるのは悪い意味じゃなくて。ゲストの方とのトークの楽しさが伝わるかなとか、その方のすてきなところをもっと出せたらいいなと思うし、スタッフの方の情熱に応えられたらいいなぁと考えると、自分の許容範囲を超えることがあります」と言うと、石田さんは「この場をどうしたらいいのか迷っている間に、その場はどんどん変わっていってしまって。そこに臨機応変に対応していく自分の技術の無さを感じます…」とふり返る。吉永さんの初来店については「すごいことですよね!」(天海さん)、「本当にすごいことです!」(石田さん)と興奮気味に語り、「世の中の方は小百合さんのすてきさ、かわいさ、可憐(かれん)さは充分ご存じでしょうけど、それを上回るものがあるので是非なんとしてでもそれが番組を通して見ている方へ伝わるといいなと思います」と天海さん。また番組を楽しみに待つ視聴者へ石田さんは「見て下さるだけでありがたいです」と言い、「私なんかこんなめちゃくちゃなのに、たくさんの方が楽しみにして下さるのがすごく不思議な感じがしています。でもこんな番組は他にないので、また修行して次回に向けてがんばりたいと思います(笑)」と第5弾にも意欲的。一方、天海さんは「今回で4回目なんて、よく続きましたよね」「本当にありがたいです」と感謝し、「今回、またみなさんに見ていただけるのが私としてもうれしいことなので、是非楽しみにしていただけたらと思います」とメッセージを送った。初来店の吉永さん「たくさんのお話ができたと思います」「普段バラエティー番組に出演させていただくことがないので、どういう風になるのかなと想像がつきませんでした」と収録前をふり返る吉永さんだが、「でも、収録が始まると、普段の私と天海さんとゆり子さんとムロさんの仲の良い関係性の中で、たくさんのお話ができたと思います」とコメント。そして視聴者へ向けて「天海さんの男らしさ、ゆり子さんの優しさが最高です。二人の自然体の面白さが会話からでていますので、是非お楽しみにしてください」と呼びかけている。「天海祐希・石田ゆり子のスナックあけぼの橋」は10月16日(水)22時~フジテレビにて放送。『最高の人生の見つけ方』は10月11日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:最高の人生の見つけ方(2019) 2019年10月11日より全国にて公開©2019「最高の人生の見つけ方」製作委員会
2019年10月04日10月11日(金)より全国公開される『最高の人生の見つけ方』。この度、本作の特別TVスポットが公開された。余命6カ月のふたりの男が棺おけに入る前にやっておきたいことを記した“棺おけリスト”を携えて、生涯最後の冒険旅行に出るハートフルストーリーを、ジャック・ニコルソン&モーガン・フリーマンという2大アカデミー俳優主演で映画化した『最高の人生の見つけ方』。この感動の物語を原案に、主演・吉永小百合、共演に天海祐希という日本映画界珠玉の大女優ふたりを迎え、同名タイトルでありながら、新たな感動の物語として生まれ変わったのが本作だ。人生のすべてを“家庭”に捧げてきた“大真面目な主婦”と、人生のすべてを“仕事”に捧げてきた“大金持ちの女社長”。価値観が絶対的に違う、出会うはずのないふたりが病院で出会った。余命宣告を受けたふたりは、同じ病院に入院する12歳の少女の“死ぬまでにやりたいことリスト”をたまたま手にし、このリストすべてを実行するというありえない決断をする。今までの自分だったら絶対にやらないことも、自らの殻を破って初体験。今まで気づかなかった“生きる楽しさ”と“幸せ”に、ふたりは出会っていく。公開された特別TVスポットは、さまざまなことに全力で挑戦するふたりの姿を映し出したもの。幸枝(吉永)が12歳の少女の“死ぬまでにやりたいことリスト”を実行しようと決意し、「やってみようと思うんです。あの子のリスト!」とその思いをマ子(天海)に電話で伝えるシーンから始まる。ふたりは世界中を旅しながら、エジプトのスフィンクスの前で撮った写真を見て笑ったり、京都で見たことのない大きさのパフェを前に驚いたり、幸枝がウエディングドレス姿で抱き合うのを見て、感動を抑えきれないマ子など、ふたりの旅がダイジェストで収められている。そして、ふたりが満面の笑みでお互いを見合いながら笑う映像と共に聞こえてくる幸枝の「力いっぱい楽しみたい!」「生きててよかった!」という言葉や、「最高!」と言いながらスカイダイビングする姿からも、ふたりが全力で人生を謳歌しているのが見て取れる。ぴあ独占試写会でも「挑戦することの勇気に泣けた(25歳・女性)」「一歩踏み出したら新しい景色が見えてくる映画(20歳・男性)」「明日から何かを始めてみようと前向きになれる映画(29歳・女性)」など、ふたりがさまざまなチャレンジを行う姿に感化されたコメントが溢れ、特にももいろクローバーZとのライブシーンでは「マ子さんの自分の“弱さ”を認める強さ、幸枝さんの挑戦することの勇気に泣けた。それと、“ももクロ”のライブのシーンの時がめちゃくちゃよかったです!心が温かくなりました。何でもチャレンジすることの大切さ、諦めない強さを持とうと思いました。(25歳・女性)」など絶賛の声が寄せられている。『最高の人生の見つけ方』特別TVスポット『最高の人生の見つけ方』10月11日(金)より全国公開
2019年10月01日乃木坂46・井上小百合が主演する『フラガール -dance for smile-』の稽古場が公開され、キャストによるダンス披露と会見が行われた。【チケット情報はこちら】2007年に日本アカデミー賞 最優秀作品賞を獲得した映画『フラガール』を舞台化する本作。トレンディドラマのみならず、舞台や映画も手がけてきたフジテレビの河毛俊作が総合演出を、岡村俊一が構成演出・プロデュースを担当する。キャストには井上のほか、矢島舞美、富田望生、太田奈緒(AKB48)、福島雪菜(劇団4ドル50セント)、伊藤修子、味方良介、中山優貴(SOLIDEMO)、有森也実、山崎銀之丞らが名を連ねた。まず報道陣に発表されたのは、出演者が日ごろ取り組んでいるダンスレッスンの成果。『フラガール』Tシャツに南国の花があしらわれたパレオ姿で稽古場に現れた彼女たちは、劇中のワンシーンを再現した。映画では南海キャンディーズの山崎静代が演じた、内気な性格で引きこもりの熊野小百合(富田)は踊りの輪を乱しながら登場。しかし次第に、ウクレレやギターが奏でるアップテンポな楽曲に合わせた見事なタヒチアンダンスに変化する。「GO!フラガール!!」の掛け声に続いて始まったのは、スローで穏やかな2曲目。他のキャストより稽古に入ってからの日が浅い井上も加わり、女性らしい腰づかいや波を表す手つきが特徴的なフラを優雅に披露した。約3週間後に迫る開幕に向けて彼女たちの踊りがどのように成長するか──。結果はぜひ劇場で見届けよう。会見では、河毛が本作を「今日的なテーマが内包されている」と分析。石油化の波に飲み込まれる常磐炭鉱の苦境は、テクノロジーの進化でAIに仕事を奪われる現代に通じる点があるとして「この難局を、笑顔とエンタメの力で乗り越える作品につくり上げたい」と抱負を述べた。「映画を一緒に観た母が出演をいちばんに喜んでくれた」と語る井上は「寂れた炭鉱町を変えるほどの、少女たちの強くまっすぐな気持ちも描かれています」と見どころを紹介する。「観に来てくださった方に“明日もがんばろう”と希望や勇気を与えられる作品になるよう、精一杯がんばります!」とメッセージを送った。公演は10月18日(金)から27日(日)まで、東京・日本青年館ホールにて。その後、11月2日(土)から4日(月・祝)まで大阪・サンケイホールブリーゼに巡演する。チケット発売中。取材・文:岡山朋代
2019年09月30日PR(#)『最高の人生の見つけ方』公式サイト/SNS公式サイト() Twitter()(C)2019「最高の人生の見つけ方」製作委員会「泣けた」「笑った!」感動のヒューマンエンターテインメント映画ファンのリアルな声をお届け!ジャック・ニコルソン&モーガン・フリーマンの二大アカデミー俳優主演で大ヒットを記録した同名ハリウッド映画を原案に、吉永小百合と天海祐希が共演した感動のヒューマンドラマ『最高の人生の見つけ方』。ぴあでは公開に先立ち、独占試写会を実施。作品の魅力と共に、ひと足早く映画を観たぴあユーザーたちの感想をご紹介します!映画ファンはどう観た?ぴあ独占試写会レポート ()お申込みはこちら(dpia-app://marupi?isLocked=0&marupiId=55d80a7d-20b1-426b-b050-63dd2f0a1e25)応募資格:ぴあ(アプリ)で「ぴあニスト」登録されている方応募期間:10月6日(日)23:59まで
2019年09月27日2006年に公開された映画『フラガール』を原作にした舞台『フラガール - dance for smile -』が10月から11月にかけて上演される。総合演出は河毛俊作、構成演出は岡村俊一が手掛ける本作で、主演を務める井上小百合(乃木坂46)に話を聞いた。【チケット情報はこちら】本作について井上は「母と一緒に映画館に観に行ったのを覚えています。当時も『おもしろかったね』と話した記憶があるのですが、今改めて観ると、あのときとは違う感想を持ちました」と語る。作品の舞台は昭和40 年の福島県いわき市。かつて栄えた炭鉱の町がエネルギーの石油化で滅んでいく中で、町おこしのために常磐ハワイアンセンターの設立が計画される。建設への反対や、当時は馴染みのないフラダンスへの偏見を浴びながらも、少女たちが必死にフラガールへと生まれ変わっていく物語だ。「すごく深い話だったんだと思いました。描かれているのは女性が社会進出する姿で、登場人物たちは女性ならではの強さや美しさや明るさで、いろいろな壁を突破していく。作品の舞台は昭和40年ですが、私は今もまだ女性の社会的な立場は男性と同じでないように思います。だからこそすごいエネルギーを届けられる作品になるはず。男女問わずいろんな人に観てほしいです」作品の肝と言えるのが、クライマックスのフラダンス。井上も「あのシーンがあってこその作品だと思う。本格的なフラダンスは初めてですが、舞台は全てが見えるしごまかしがきかないので、一生懸命頑張りたいです」と意気込む。自身が演じるフラガールのリーダー・谷川紀美子については「どこにでもいそうな素朴な子。そういう子が最後にすごいダンスを見せることがドラマチック」と印象を語り、役は「自分に合ってると思います。田舎育ちですし、素朴だねってよく言われるんですけど、やると決めたことは最後まで突き通すタイプなので」と話した。舞台での活躍も目覚ましく、演じることが好きだという井上。「私は自分を出すのも、自分のことを知られるのも得意じゃなくて。だから舞台上にいるときのほうがいろんなことを表現できるんです。もともとお芝居を観るのが大好きで、元気や勇気やいろんなエネルギーをもらっていました。その舞台に立つ側になったとき、自分も誰かに何かを与えられていると思う。そこが原動力にもなっています」。井上が「この令和の時代に生きる人たちがこの作品を観て、どんなことを考えるのかが私は楽しみ」という舞台『フラガール - dance for smile -』は、10月18日(金)から27日(日)まで東京・日本青年館ホール、11月2日(土)から4日(月・祝)まで大阪・サンケイホールブリーゼにて上演。チケットぴあでは9月19日より先行先着を実施。一般発売は9月21日(土)より。取材・文:中川實穗
2019年09月19日吉永小百合主演映画『最高の人生の見つけ方』のジャパンプレミアが昨日9月3日に六本木ヒルズで行われ、吉永さんをはじめ、天海祐希、ムロツヨシ、「ももいろクローバーZ」、前川清、そして犬童一心監督が登壇した。吉永小百合、美しい着物姿で登場&ファンサービスも10月の映画公開に先駆けて行われた今回のプレミアには、約1,000人の観客が集結。そこへ、“大真面目な主婦”を演じた主演の吉永さんが、昭和初期の単位の着物を吉永さん用に仕立て直した、紫を基調とした萩模様の手描き友禅の着物に身を包み、そして“大金持ちの女社長”を演じた天海さんは、黒地に銀のラインが入ったロングドレス姿で登場。会場から大歓声が沸き起こった。レッドカーペットイベントでは、観客と触れ合うなど、自身初となるファンサービスを大いに楽しんでいた様子の吉永さん。ステージでは、吉永さんが「今日は会場にいらっしゃっている皆様の熱気に煽られて、自分が自分ではないような感じがします。また、ももクロさんとご一緒させて頂いて、モノノフとしては本当に幸せな気持ちでおります」と挨拶し、会場のモモノフも湧いた。ほかのキャストたちも「ここにいる素晴らしいキャストの皆さんと監督と、精一杯この映画を作りました。是非たくさんの方々に楽しんでくれたらなと思います」(天海さん)、「皆さんの声援に乗せられております!ただモノノフの皆さん、吉永さんと天海さんに対して“フゥーッ!!”って言うのは君達だけだよ(笑)」(ムロさん)とそれぞれ挨拶。また、レッドカーペットとファンサービスの感想を聞かれた吉永さんは「宝塚のスターになったようでした…!!」と言い、天海さんも「幸せな気持ちにさせて頂きました。ありがとうございました」と興奮気味に語った。劇中で本人役として登場した「ももいろクローバーZ」は、お馴染みのキメ台詞で挨拶し、さらに百田夏菜子は「先程吉永さんが“私もモノノフです”と仰っていた音源を個人的に持って帰れたらなと思っています(笑)」とコメントしていた。「ももクロ」ライブで撮影! 「人生の宝物」余命宣告を受けた2人が、たまたま手にした少女の“死ぬまでにやりたいことリスト”の項目全てを実行する様子が描かれる本作。そんなリストのひとつにあったのが、“ももクロのライブに行く”。このシーンは、実際に横浜アリーナで行われたライブにキャストが入り、1万2,000人のファンの前で撮影を行うという前代未聞の挑戦をした。百田さんは撮影をふり返り「ファンの皆様はお三方がいらっしゃるのを知らずにライブに来ていたので、お客さんが一番びっくりしていました」とシークレットだったと言い、「客席に吉永さんと天海さんが隣に来ても平然とした顔でいて下さいねって言われたモノノフさんが一番辛かったと思います。今回お2人と一緒に踊ることが出来て、私達の人生の宝物が出来ました」と語る。そんなライブシーンのために“オタ芸”を習得したムロさん。「皆さんがステージに上がられる時にオタ芸で応援するというシーンがあるんですが、近くのモノノフの皆さんから『それ無い!ウチらそれやらないから!』っていうツッコミが入ったりして(笑)」と撮影裏のエピソーを明かし、「後ですね、その時の撮影を内緒にして下さいねと言ったら、このSNSの時代に一切情報が漏れなかった!これは本当に感謝しております」とモノノフへ感謝。一方、吉永さんも「夢のような時間でした。私達だけステージに上がって踊っちゃったりして、一生に一度のことです」と撮影をふり返った。ハリウッド版『最高の人生の見つけ方』監督からメッセージ「素晴らしい企画」本作は、ジャック・ニコルソン&モーガン・フリーマンの二大アカデミー俳優を主演にしたハリウッド版の『最高の人生の見つけ方』が原案。同作の監督ロブ・ライナーから、今回2人へメッセージが到着。「2人はジャックとモーガンが楽しんでいたのと同じくらい楽しんでもらえれば、きっといい作品になるだろうね!女性2人の物語として、さらにそれが日本の大スターと聞いて、素晴らしい企画だと思ったよ。お互いの演技を楽しみながら作ってもらって、ジャックとモーガンが造り上げたような作品にしてほしい」とコメントが発表された。また、オリジナル要素もたくさん含んだ本作。犬童監督は「撮影しながら『最高の人生』ってなんだろうと考えていたんですが、この映画を観終わった時に一回立ち止まって“自分にとっての『最高の人生』ってなんだろう”って考える時間をもって貰えたらいいのかなと思っています」と作品への想いを明かしている。続いて行われた舞台挨拶でも引き続き、吉永さん、天海さん、ムロさん、「ももいろクローバーZ」、前川さん、犬童監督が登壇。映画が初お披露目となる今回、吉永さんは「私達はドキドキハラハラ、お客様がこの映画をどのように受け止めて下さるのか心配もあるんですが、たくさん笑って頂いて、人生について少し考えて頂けたらなと思っております」と不安も明かしつつ挨拶。撮影では、京都や長崎五島など日本各地を回った吉永さんと天海さん。特に印象に残ったことについて吉永さんは「撮影は大変だったんですが、五島列島の海の幸は美味しかったですね」と思い出も披露。最後には「ここにいる皆さんと夢の様な撮影時間を過ごしました。皆様に気に入って頂ける映画になっていると思います。どうぞ、どうぞどうぞ、お楽しみください」と吉永さんが呼びかけ、舞台挨拶は幕を閉じた。『最高の人生の見つけ方』は10月11日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:最高の人生の見つけ方(2019) 2019年10月11日より全国にて公開©2019「最高の人生の見つけ方」製作委員会
2019年09月04日アイドルグループ・ももいろクローバーZ(百田夏菜子、玉井詩織、佐々木彩夏、高城れに)が3日、都内で行われた映画『最高の人生の見つけ方』(10月11日公開)のジャパンプレミアに、主演の吉永小百合、共演の天海祐希、ムロツヨシ、前川清、メガホンをとった犬童一心監督とともに出席した。本作は、余命宣告を受けた、人生のすべてを"家庭"に捧げてきた大真面目な主婦・北原幸枝(吉永)と、人生のすべてを"仕事"に捧げてきた大金持ちの社長・剛田マ子(天海)という価値観が絶対的に違う2人が、同じ病院に入院する12歳の少女の"死ぬまでやりたいリスト"に書かれたすべてを実行していく中で起こる奇跡を描く。"死ぬまでやりたいリスト"に「ももクロのライブに行く」という項目があることから、実際に横浜アリーナで行われたももクロのライブ中に撮影を行い、1万2,000人のももクロファン(モノノフ)を前に、吉永と天海とムロが、ももクロと一緒に踊るシーンを撮影したそうで、吉永は「ももクロさんとご一緒できて、モノノフとしては本当に幸せな気持ちでおります」とモノノフ宣言すると、会場に集まったモノノフから「フー!!!」と歓声が上がり、ムロから「吉永さんや天海さんに『フー!!!』っていう人は君たちだけだよ」と声が飛んで笑いが起こる一幕も。また、百田は「こうして皆さまと一緒にこの場所にいられることが、グループとしても本当に夢のようです。今回はモノノフの皆さんと一緒にこの映画に参加できて、ももクロチーム一同、私たちも含めて本当にびっくりしています」と目を輝かせつつ、「先ほど吉永さんが『モノノフです』とおっしゃってくださった音源を、個人的にいただけたらいいなと思います(笑)」とちゃっかりお願いした。改めて、横浜アリーナでの撮影について聞かれた百田は「(内緒にしていた)お客さんが1番びっくりしていた」と回顧し、「でも、いつも通りのライブを楽しんでほしいなという思いでやらせていただきました。お2人と一緒に踊ることができて、私たちの人生の中でも宝物ができました。ありがとうございます」と感慨深げに語った。そんなライブシーンに参加しての感想を聞かれた天海が「夢のような時間でしたね」とウットリとした表情を浮かべると、吉永も「12000人のファンの方たち一緒にというか、私たちが舞台に上がってしまいましたが、私にとっては本当に一生に一度のことです」と感無量。加えて天海は「皆さんが振ってくださるペンライト、そして声援、笑顔がどれだけステージの上にいる私たちを励ましてくださっているか、ぜひ映画を見て確認してください」と訴えかけ、「そんな話をずっと来る車の中で(ももクロと)話していました。どれだけももクロちゃんたちを励ましているか、映画を見ていただければよくわかると思います。素晴らしいシーンです」と語った。
2019年09月04日ジャック・ニコルソンとモーガン・フリーマンが共演した同名ハリウッド映画を原案にした感動のヒューマンドラマ『最高の人生の見つけ方』のジャパンプレミアが9月3日、東京・六本木ヒルズアリーナで行われ、共演する吉永小百合と天海祐希が出席した。主婦として人生のほとんどを家庭のために捧げてきた幸枝(吉永)と、仕事だけに駆け抜けたセレブ社長・マ子(天海)。余命宣告を受けたふたりが、同じ病院で出会った少女の「死ぬまでにやりたいことリスト」を代理で実行しようと珍道中を繰り広げ、“生きる喜び”に目覚めていく。レッドカーペット上でファンと交流した吉永は「宝塚のスターになった気分」と満面の笑み。天海も「幸せな気持ちにさせていただいた」とファンの熱気に感謝を示した。ふたりの共演は『千年の恋・ひかる源氏物語』以来18年ぶり。「ずっと“兄貴”についていった。かっこいい方。前回はあまり共演シーンがありませんでしたが、今回は毎日一緒で」(吉永)、「現場にいたら、吉永さんがいるんですよ。夢のような毎日でした」(天海)と撮影の日々を振り返っていた。ジャパンプレミアには共演するムロツヨシ、ももいろクローバーZ、 前川清、犬童一心監督(『引っ越し大名!』)が出席。劇中には吉永と天海、ムロがももいろクローバーZのステージに登場するシーンがあり、吉永は「わたしもモノノフ(ファンの通称)ですから。1万2000人のお客様の前で、踊ってしまって(笑)。一生に一度のこと」。撮影は極秘だったが、ファンから情報が洩れることはなく、ムロは「このSNSの時代に……。本当にありがとうございます」とモノノフたちに感謝していた。吉永の推薦で、夫婦役が実現した前川は「ずいぶん迷惑をかけました。実際、最初は自信がなくてお断りしたんです」と回想。それでも「吉永さんからいただいたお手紙、今も大切にしています」とにっこり。犬童監督は「まさか自分の人生で、吉永さんの映画を撮れるなんて、ふと我に返ると想定してなかった。でも、すばらしい映画が出来上がりました。映画を撮り始めた17歳の頃の自分に教えてあげたい気持ち」と瞳を輝かせていた。取材・文・写真:内田 涼『最高の人生の見つけ方』10月11日(金)より全国公開
2019年09月03日9月3~25日に東京・日比谷のシアタークリエで公演されるミュージカル『Little Women(リトル・ウィメン)-若草物語-』の囲み取材が2日、同所で行われ、朝夏まなと、彩乃かなみ、井上小百合(乃木坂46)、下村実生(フェアリーズ)が報道陣の取材に応じた。2005年にブロードウェイで初演を行った本作。『若草物語』とその続編『続・若草物語』を下敷きに、慎ましい生活の中にも喜びを見出し、助け合って困難に立ち向かう四姉妹とその母、そして主人公のジョーが小説家になる夢を叶えるまでを、20曲余りのミュージカルナンバーで描く。この日は四姉妹を演じたキャスト陣が登場。四姉妹の次女・ジョーを演じる主演の朝夏は「いよいよ始まるんだなと今実感しております。本当に細部にまで演出の小林香さんはじめ、スタッフの方々が若草物語の世界を表現してくださっているので、その中で役として演じきれたらなと今は思っているので盛り上がっていけたら」と気合十分。初舞台となる下村実生は「すごく大変で難しいと思うことばかりです。歌も普段の歌い方と違って何回も違うと言われ、お芝居も苦戦してますが、お姉さま方々にたくさんアドバイスをいただいています」と共演者に感謝しつつ、「今まで一番お芝居と向き合っていると思います。緊張していますが、ずっと稽古をしてきたので、お稽古の成果をちゃんと出し切れたらと思っています」と意欲を見せた。心優しい三女のベスを演じる井上小百合は、前日に神宮球場で行われた乃木坂46の全国ツアー最終公演のステージに立ったばかり。同公演をもってキャプテンの桜井玲香が卒業したが、「乃木坂46というグループは、ずっと女性の集団で行動しているんですが、その枠から抜けるってすごい覚悟と努力がいることだと思います。それを昨日私は間近で見てきたんですが、胸にくるものがありましたね」と桜井の最後の姿に感動したという。
2019年09月03日女優の吉永小百合と天海祐希が共演する映画『最高の人生の見つけ方』(10月11日公開)で、アイドルグループ・ももいろクローバーZの劇中ライブシーンが公開された。同作は、人生のすべてを家庭に捧げてきた主婦・幸枝(吉永)と大金持ちの社長・マ子(天海)が余命宣告を受け、病室での偶然の出会いから、たまたま手にした“少女のやりたいことリスト”を実行していく物語。今回公開された映像では、「やりたいことリスト」の1つである「ももクロのライブに行く」という少女の夢を叶えるべく、ももクロファンの通称・モノノフに扮した2人が、マ子の秘書・高田(ムロツヨシ)と共にライブへ。あるきっかけでステージに呼ばれ、ももクロと一緒にパフォーマンス。最初は戸惑っていた2人だったが、代表曲「走れ!」で会場中が一体となる中、ファンの声援に後押しされるようにノリノリになる。百田夏菜子は、「最初は、想像つかなかったですが、吉永さんの甥っ子さんがももクロのファンということを以前お仕事がご一緒になった時に優しく教えてくださっていたので、またお仕事ご一緒できるということを嬉しく思いました!」と共演に大喜び。そのほかのメンバーも、「映画の中でも重要な【死ぬまでにやりたいことリスト】の中に私たちが入っているということがすごく嬉しかったです!」(玉井詩織)、「吉永さん、天海さん、ムロさんが私達のグッズを身に着けて、本当の“モノノフ”みたいに応援してくださったシーンに感動しました!」(佐々木彩夏)、「皆さんと同じ画面に写っているということに興奮しましたし、この映像は家宝であり誇りだなと思いました!」(高城れに)と感想を伝えている。
2019年08月30日主演・吉永小百合、共演に天海祐希で贈る『最高の人生の見つけ方』の主題歌が、竹内まりや書き下ろしの「旅のつづき」に決定。その主題歌とともに、スカイダビングや世界旅行に「ももクロ」のライブまで(?)吉永さん&天海さんの“初挑戦”がつまった本予告映像がお披露目された。竹内まりや書き下ろしの「旅のつづき」に、吉永小百合も「最高です」ジャック・ニコルソン&モーガン・フリーマンの二大アカデミー俳優が余命6か月の男に扮し、棺おけに入る前にやっておきたいことを記した“棺おけリスト”を携えて生涯最後の冒険旅行に出るハートフル・ストーリーを原案にした本作。「今回の主題歌は、アップテンポでとにかくポップな女性賛歌がイメージでした。本編は号泣で終わることはわかっていたので、劇場を出る時は気分を上げて欲しかったからです」とエグゼクティブプロデューサーの小岩井宏悦はコメント、「女性層に支持されていてポップでおしゃれな楽曲と言ったら、やはり竹内まりやさん」とオファー理由を明かした。このオファーを竹内さんも即快諾し、「憧れの吉永さんと天海さんの映画に歌で参加できて最高に幸せです!」と喜びを表現。「残された時間をいかに生きるか? という問いかけへの私なりの小さな答えがこの歌になりました。人生という旅が、誰にとっても素敵なものになるよう願いを込めて…」と、映画を鑑賞してから書き下した本楽曲に込めた思いを明かした。また、「旅のつづき」を聞いた吉永さんは、「マコさんと私(サチエ)の思いを見事にとらえて、最高です。初めて知るまりやさんの楽曲の魅力。鮮やかなエンディングになりました。まりやさん、ありがとう!」と感謝の気持ちを表現し、天海さんは「まりやさんの優しくて、力強く前向きな歌詞と包み込むような歌声で最高のエンディングになりました。『旅のつづき』が、映画『最高の人生の見つけ方』の世界をさらに素敵にしてくださっています」とコメント。「最高の人生ってなんだろう?」と「吉永さんと天海さんを撮影しながら、ずっと考えていました」という犬童一心監督も、「竹内さんから届いた『旅のつづき』を聞いた時、爽やかな風のようにその答えが聞こえてきました」と打ち明けている。“やりたいことリスト”を次々実行していく本予告も解禁!今回解禁となった本予告映像は、余命宣告を受けた、吉永さん演じる大真面目な主婦・幸枝と天海さん演じる大金持ちの女社長・マ子(まこ)の2人が、病室での偶然の出会いから、たまたま手にした“少女のやりたいことリスト”を実行していく旅の様子が収められている。そのやりたいことリストには、「スカイダイビングをする」「お金持ちになる」「ももクロのライブに行く」「日本一大きなパフェを食べる」など、少女(鈴木梨央)の様々な夢が詰め込まれており、幸枝とマ子が人生初のあらゆることに挑戦!「ももいろクローバーZ」のメンバーと2人が映るシーンもあり…。そのリストの項目をひとつひとつこなしていく中で、ぶつかり合いながらも絆を深めていく2人。京都や長崎など、様々なロケ地で撮影された美しい風景がその旅に彩りを与え、さらに竹内さんによる主題歌「旅のつづき」が、2人の旅をより豊かなものにしていくかのようだ。『最高の人生の見つけ方』は10月11日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:最高の人生の見つけ方(2019) 2019年10月11日より全国にて公開©2019「最高の人生の見つけ方」製作委員会
2019年07月24日「4月の中旬だったでしょうか、亮太から『結婚する』とLINEが来たんです。当然、『誰と?』って聞きますよね。そうしたら『業界の人。名前はまだ教えられない』と言うんですよ。でもしばらくたってから『実は……蒼井優さんなんだ』と報告が。もうびっくりしました。発表前には、お父さんと優ちゃんの映画を見に行きました。『お父さん、あれが亮太の嫁だよ。山里家に来るんだよ、信じられる?私たちの時代だったら、吉永小百合さんがうちに来るみたいなもんだよ』って。内容なんて全然、頭に入ってきませんでした(笑)」そう語るのは、南海キャンディーズ・山里亮太(42)の実母だ。日本中が驚いた蒼井優(33)と山里の電撃結婚。交際期間2カ月で、6月3日に入籍届を提出したという2人。両親にも直前まで名前を明かさないほどの“超極秘交際”だった。実際、山里の母が蒼井と初めて会ったのは入籍のわずか4日前だったという。「亮太に言われて、5月30日に自宅へ行きました。優ちゃんは大女優さんとは思えないくらい、気配りができて素晴らしい女性でした。私がお茶を入れようとしたときには、『お母さんは座っていてください』と言ってくれてね。話の途中で亮太が困ったときも、『こうじゃない?』と的確にアドバイスするんです。私が亮太に『優ちゃんがいらないと言っても、婚約指輪は買ってあげなさい!』と言ったときも、『いえ、私はいいんです。物よりも2人で楽しい思い出をためていきたいので』と。本当にカッコつけないし、偉ぶらない子です」そんな山里の母だが、当初は心配していたという。だが、その思いは杞憂だったようだ。「だってうちのクズみないな子のところに、あんな大女優さんが来たんですから。亮太が強引に迫って、しぶしぶOKしてくれたのかなと思っていました。でも亮太の家で初めてお会いしたとき、優ちゃんが『初めまして、蒼井優と申します』とあいさつしてくれてね。私はポーッと見とれちゃって、『夢じゃないかしら。夢なら覚めないでほしい』と言ったんです。そうしたら、優ちゃんが『こちらこそです』と言って笑ってくれました。あの会見を見ても、本当に相思相愛なんだということが伝わってきました」現在はまだ同居しておらず、これから新居探しをするという蒼井と山里。両家の顔合わせはこれからだという。そして母は、2人の今後について最後にこう語る。「優ちゃんには、亮太の扱い方をお伝えしました。あの子は気難しいところもあるんでね。『亮太はぷ~っと不貞腐れるときがあるの。でも2時間くらい放っておけばいいから』と教えたんです。優ちゃんは微笑みながら『はい、お母さん。わかりました』と言っていました(笑)。そして、亮太にはこう言いました。『あんた、すべて勝ち取ったね。何十倍も努力して、最後にこんな素晴らしいご褒美が来た。お母さんはお前のこと、誇りに思う』と。あとは『優ちゃんに捨てられないよう、一生懸命働きなさい。そして優ちゃんのことを一生懸命大事にしなさい』と。これからも2人で力を合わせて、頑張っていってほしいと思います」
2019年06月11日吉永小百合が主演し、共演に天海祐希を迎え、新たな感動の物語を描く映画『最高の人生の見つけ方』。この度、本作初の映像となる特報とティザーポスタービジュアルが到着した。今回到着した特報映像では、吉永さん演じる“大真面目な主婦”幸枝と、天海さん演じる“大金持ちの女社長”マ子の2人が、“少女のやりたいことリスト”からスカイダイビングに挑戦するシーンが切り取られている。しかし決意したものの、直前になって怖くなってしまった幸枝に「言い出しっぺなんだから、ちゃんとやんなさい!」という強めに返すマ子の姿や、2人がカメラを覗き込み笑顔を見せるシーン、マ子の秘書・高田学役のムロツヨシの姿も確認することができる。併せて公開されたティザーポスタービジュアルでは、吉永さんに天海さんが寄り添い、微笑みながら遠くを見つめる表情が印象的だ。「あなたのせいで、残りの人生楽しくなるなんて」というキャッチコピーが意味するメッセージ。それはぜひ劇場で確かめてみて。『最高の人生の見つけ方』は10月11日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:最高の人生の見つけ方(2019) 2019年10月11日より全国にて公開©2019「最高の人生の見つけ方」製作委員会
2019年05月09日ビデオリサーチが年に2回実施している「テレビタレントイメージ調査」。40年にわたり行われている同調査から、平成の人気タレントを10年ごとに振り返ってみた。○男性タレント人気ランキング平成がスタートした89年の男性タレントは、1位:西田敏行、2位:武田鉄矢、2位:中村雅俊と、俳優陣がトップ3を独占。それが10年後の98年には、1位:所ジョージ、2位:明石家さんま、3位:ナインティナインと、バラエティタレントに様変わりし、以降もお笑い芸人たちの台頭が目立つ。そんな中でさんまは、89年4位、98年2位、08年4位、18年5位と、30年にわたってトップ5に入る“怪物”ぶり。サザンオールスターズの桑田佳祐も、89年13位、98年17位、08年6位、18年10位と、トップ20をキープしている。この2人は同級生で現在63歳だが、次の令和時代もどこまで活躍を見せてくれるのか、楽しみだ。○女性タレント人気ランキング女性タレントの89年は、浅野ゆう子と浅野温子の“W浅野”がなんと同率で1位。他にも、当時のトレンディドラマ人気を反映する女優陣らがランクインする中、4位にお笑い芸人の山田邦子が入っている。当時の山田は、出演していた『オレたちひょうきん族』が終了(89年10月)しながら、自らの冠番組『邦ちゃんのやまだかつてないテレビ』(いずれもフジテレビ)をスタートさせるという絶頂期を迎えていた頃だ。女優の吉永小百合は、89年3位、98年11位、08年6位、18年19位と、30年にわたってトップ20をキープ。映画やCMがメインの活動の場となり、平成に入ってテレビ番組の出演はほとんどないものの、「テレビタレントイメージ調査」で高い人気を維持している。
2019年04月17日TOKIOの国分太一が、5日に放送されたラジオ番組『国分太一 Radio Box』(JFN系 毎週金曜21:00~21:55)で、美しいと思う女優について語った。リスナーに「きれいだなと思った女優」について聞かれた国分は、過去にインタビューをした吉永小百合を挙げ、「吉永小百合さんって、本当にいるんだ! って思いましたね。本当にきれいでした」と本人を目の前にして感動したそう。スポーツ好きの吉永から、「スポーツ番組であなたを拝見していましたよ」と言われ、「なんていうか、女優女優してなかった。降りてきてくれるというか、自分の目線に合わせてくれる。これはやっぱりうれしかった」とその人柄に魅了されたようだ。また、同年代の中では、「みんなきれいなんだよなー」と悩みながらも、国分がレギュラー出演している料理バラエティ番組『男子ごはん』(テレビ東京系)にゲスト出演した広末涼子を選択。「外見だけのきれいさじゃない。親になった自分を包み隠さず話している姿、本当に毎日お母さんとしてお弁当を作ってるんだろうなっていう手慣れた感じ、すべてをひっくるめてきれいだなって」とその理由を語り、「大人になって40歳も過ぎてくると、外側だけのきれいさだけじゃ評価できない」と熱弁していた。続けて、オーラを感じた有名人として、美輪明宏、ビートたけし、ウサイン・ボルトの名前を挙げた国分。教養バラエティ番組『たけしのニッポンのミカタ!』(テレビ東京系)で共演中のたけしについて、「今はさほど緊張してないけど、最初は信じられなかったですね。まさか一緒に番組ができるとは思ってなかったし、不安でしかなかったです。毎週、収録の2~3日前に、スタッフの方たちと勉強会してましたから」と当初の心境を振り返っていた。
2019年04月06日吉永小百合と天海祐希が出演する新たな『最高の人生の見つけ方』に、ムロツヨシが出演していることが明らかに。“憧れ”の秘書役で吉永さんと天海さんの夢を徹底サポートする。今回ムロさんが演じるのは、人生の全てを“仕事”に捧げてきた大金持ちの女社長、剛田マ子の秘書・高田学役。吉永さん演じる人生の全てを“家庭”に捧げてきた大真面目な主婦・幸枝と女社長・マ子の突拍子もない提案に翻弄されながらも、余命わずかな2人のために最大限のサポートを尽くす最大の理解者という役どころだ。本作は、ジャック・ニコルソンとモーガン・フリーマンが主演し、余命6か月の2人の男が棺おけに入る前にやっておきたいことを記した“棺おけリスト”を携えて、生涯最後の冒険旅行に出る同名名作映画の物語を原案とした作品。ムロさんは「『好きな映画はなんですか?』とこれまで何十回、何百回とインタビューで質問され、ずっとあげていたのがハリウッド版の『最高の人生の見つけ方』そしてやりたい役としてあげていた秘書」と『最高の人生の見つけ方』でショーン・ヘイズが演じた秘書トマス役を挙げ、「まさか日本版に出演して、しかも秘書役を演じる日がくるとは!ずっと演じたかった役を、吉永さん、天海さんをはじめとするキャスト・スタッフの方々とご一緒に作っていくのは夢のような日々でした。このめぐり合わせは“嬉しい”の一言ではもう言い表せない。スゴイと思うと同時に、言ってみるもんだなと思いました(笑)」と喜びを語っている。そんなムロさんだが、実は当初、“別の役柄”が準備されていたとプロデューサーが明かしており、「実は、別の役で出演の依頼をしに行った際、ムロさんから『秘書役をやりたい』と逆オファーがあった。熱意を持ってくださっていることをきっかけにこの高田という秘書役をムロさんへお願いした」とコメント。「オリジナルが好きな分、役に自分らしさを出すことを心がけました」というムロさん。共演の天海さんからは「楽しくやろう」と声をかけられたそうで「緊張はしましたがオリジナル版の役柄をそのまま演じないように意識しました」と大女優2人との撮影をふり返っている。『最高の人生の見つけ方』は10月11日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:最高の人生の見つけ方(2019) 2019年秋、全国にて公開予定©2019「最高の人生の見つけ方」製作委員会
2019年04月03日1961年の放送開始から、58年間、女性の生きざまや社会が抱える問題を描いてきた朝ドラ。すべてのドラマに、「あっ!」と驚くようなトリビアが隠されている――。「NHK朝ドラは多くの作品で、“女性の生きざま”を描いてきました。民放のドラマと違うのは、視聴者が主人公と自分を重ねて見るのではなく、“おとなりさん”“ご近所さん”感覚で見守っていることです。お茶の間で見ていても疲れない、ほどよい距離感が、100作も続いてきた要因のひとつでしょう」そう語るのは40年にわたりNHK連続テレビ小説(以下=朝ドラ)を見続けているドラマウオッチャーの田幸和歌子さん。4月1日スタートの『なつぞら』は通算100作目。58年の歴史で生まれた数々の“特ネタ”を、田幸さんとともに振り返ってみよう。【1】“視聴率王”『おしん』朝ドラ最大のヒットは31作目『おしん』(’83年)。最高視聴率69.2%という驚異的な記録だった。「明るく前向きなこれまでのヒロインの定番とは違っていましたが、豊かになった日本人が忘れていた物の大切さや清貧を描き、作中で食べていた白米に大根をまぜただけの“大根めし”もブームになりました」(田幸さん・以下同)世界60カ国と地域で放送され、なかでもイランでは最高視聴率90%超を記録。当時の最高指導者ホメイニ師を抜いて、“最も尊敬する人”におしんが選ばれた。【2】『ロマンス』で初の主題歌初めてオープニングの主題歌に歌詞がついたのは、32作目『ロマンス』(’84年)から。主役の榎木孝明(63)が歌い上げた。その後、『ひらり』(’92年)にはDREAMS COME TRUEの『晴れたらいいね』、『春よ、来い』(’94年)には松任谷由実(65)の同名の曲が採用されるなど、次第に人気アーティストが主題歌を手掛けることに。【3】吉永小百合の出演は“脇役”新人女優が演じることが多いヒロインは、オーディションで決まることも多い。中越典子(39)は5度目の挑戦で『こころ』(’03年)のヒロインに抜擢され、女優として活躍するきっかけを手に入れた。日本を代表する女優・吉永小百合(74)は、意外にも朝ドラのヒロイン経験はゼロ。出演は『鮎のうた』(’79年)で主人公の母親役を演じたのみ。【4】『ゲゲゲの女房』が変えたヒロイン像2作目の『あしたの風』(’62年)以来、48年ぶりに放送開始時間が変更となった『ゲゲゲの女房』(’10年)。’90年代半ばから『ゲゲゲの女房』以前の朝ドラは、ヒロインの自分探しや内面の葛藤が描かれるばかりで、15分の中であまり物語が動かず、視聴者も離れていったと田幸さんは語る。「さらに、放送時間が朝8時に早まったため、初回視聴率は歴代最低の14.8%を記録……。しかし、松下奈緒(34)が演じたヒロインは、これまでのように自ら道を切り開くヒロインとは違い、天才肌の夫を静かに見守り才能を開花させる“サポーター型”でした。このヒロイン像が共感を呼び、視聴率は右肩上がりに。このヒロイン像は、『マッサン』(’14年)や『まんぷく』にも受け継がれていきます」【5】おかえりヒロイン・宮崎あおい『まんぷく』でヒロイン福子の夫・萬平を救う弁護士を演じた菅田将暉(26)は、『ごちそうさん』(’13年)以来、5年ぶりの出演だった。「最近では、ヒロインの再出演にも注目が集まっています。『純情きらり』(’06年)でヒロインを務めた宮崎あおい(33)が、『あさが来た』(’15年)でヒロインの姉役を好演していましたよね。これをきっかけに『まんぷく』の松下奈緒もそうですが、4月から始まる『なつぞら』には『おしん』の小林綾子(46)、『ひまわり』(’96年)の松嶋菜々子(45)が朝ドラに戻ってくると話題です。マニアにはたまらないこのブームは、まだまだ続くと思いますよ!」100作目の『なつぞら』には、まだまだ驚くようなさまざまな仕掛けが用意されているに違いない。
2019年03月31日吉永小百合と天海祐希が出演する映画『最高の人生の見つけ方』に、前川清と満島ひかりの出演が決定。キャラクター写真も到着した。ジャック・ニコルソン&モーガン・フリーマンが主演、余命6か月の2人の男が、棺おけに入る前にやっておきたいことを記した棺おけリストを携えて、生涯最後の冒険旅行に出るハートフル・ストーリー『最高の人生の見つけ方』を原案に、設定を女性2人として新たに生まれ変わらせる本作。人生のほとんどを“家庭”に捧げてきた大真面目な主婦と、人生のほとんどを“仕事”に捧げてきた大金持ちの女社長。出会うはずのない2人が病院で出会い、余命宣告を受けた2人がたまたま手にした同じ病院に入院する12歳の少女の【死ぬまでにやりたいことリスト】を実行するというありえない決断をする――。今年歌手活動50周年を迎えた前川さんが演じるのは、主人公の主婦・北原幸枝(吉永さん)の夫・孝道。妻の幸枝が癌になったことも知らず、家事も任せっぱなし、家ではいつもゴロゴロしていてだらしない生活を送る人物。そして幸枝の娘・美春を、『悪人』『一命』『海辺の生と死』などに出演する実力派女優の満島さんが演じることが決定。美春は、女性誌で働くキャリアウーマンでしっかり者。幸枝から家のことをお願いされるものの、孝道たち家族の面倒は見られないと憤るという役どころだ。吉永さんとは映画では本作が初共演となった前川さんは「まさか映画で吉永さんの夫を演じる日がくるとは、夢にも思いませんでした」と驚き、また今回吉永さんからのご指名だったそうで、「本当に光栄なことです」と喜んだ。一方、吉永さんとは『北のカナリアたち』以来7年ぶり2回目の共演となる満島さんは、「ますます吉永小百合さんを好きになり、ますます前川清さんのファンになりました。おふたりの娘でいられた私は、幸せ者です」と撮影をふり返り、「上手に言えませんが、とても大切な日々でした。今までにない気持ちを、撮影現場でたくさん見つけた感じがしています」充実した撮影であったと話している。『最高の人生の見つけ方』は秋、全国にて公開予定。(cinemacafe.net)■関連作品:最高の人生の見つけ方(2019) 2019年秋、全国にて公開予定©2019「最高の人生の見つけ方」製作委員会
2019年03月07日第42回日本アカデミー賞の授賞式が1日、東京・品川のグランドプリンスホテル新高輪にて行われ、受賞者が一堂に会した。一流の女優・俳優陣が集まっただけあり、授賞式では、祝いの場で談笑する姿も多く見られた。OPの入場時には、俳優の伊藤健太郎がフライングして歩き出してしまい、同賞の中川大志、成田凌、吉沢亮が笑顔を見せる場面も。優秀助演女優賞・優秀主演女優賞に輝いた松岡茉優も、レッドカーペットを歩きながら深田恭子や吉永小百合と談笑する。司会を務めた蒼井優とプレゼンターを務めた広瀬すずも、仲良さげに話しながら登場した。式開催中は、同じテーブルだった二宮和也、西島秀俊、岡田准一がステージを見ながら笑顔を見せたり、メニュー表を見ながら話し込んだりと終始リラックスして楽しそうな様子。菅田将暉と二宮が握手する場面もあった。また体を近づけて笑顔を見せる深田と広瀬など、意外な交流も見られた。常連も多い同賞なだけに、受賞者たちによるまた新たなヒット作も期待できそうだ。
2019年03月02日