話題のドラマ『わたし、定時で帰ります。』(TBS系)の最終回が6月25日に振り替えとなり、ラストへの注目が集まっています。WEB制作会社ネットヒーローズのディレクター東山結衣(吉高由里子さん)のモットーは「絶対に定時で帰る」こと。仕事中毒の父親を見て育ったため、命を削ってまで仕事はしないという考えが育ったのです。■「仕事と私、どっちが大事?」問題ヘッドハンティングによって、結衣の部署の副部長となったプロデューサーの種田晃太郎(向井理さん)は、実は結衣の元婚約者。ワーカホリックで仕事に没頭するあまり、両家の顔合わせをすっぽかした晃太郎に、当時、結衣は「仕事と私との結婚、どっちが大事なの?」と尋ねました。「仕事だよ」との返答に夫婦としての未来が見えなくなり、結婚は破談に。でも、上司と部下という関係になって初めて、彼の仕事への情熱と秘めた優しさを知ります。「仕事と私、どっちが大事なの?」この問いは、女性が男性にするケースが圧倒的に多く、男性が女性に…という例はあまり聞かないですよね。なぜ女性に多く見られるかと言うと、男性と女性とでは優先順位のつけ方に違いがあるから。そして以前は、物事をはかる方法に脳科学上の「差異がある」ためとされてきました。■女性脳・男性脳の実態しかし、数年前、フランクリン医科学大学のLise Eliot(リーセ・エリオット)教授が、ある驚くべき研究を発表したのです。6,000件を超えるsMRI(構造的核磁気共鳴画像法)検査をメタ分析したら、なんと男女の脳に「差はない」という結果に。つまり、よく耳にする「男性脳」「女性脳」は、脳科学上、存在しないのです。では、どうして男女特有の「傾向」が生まれるのでしょうか。時代と環境が生み出してきた男女の違い圧倒的に男性が雇用されやすい時代において、男性は社会の中で往々にして競争を強いられてきました。厳しい労働道徳のもと、ストレスにさらされながらも出世の階段に挑んでいく彼ら。出世できたら勝ち、できなければ負け。それが当たり前だったので、何かトラブルがあっても誰にも相談せず、他者に依存しない性質が築かれました。一方、女性は家庭にいて、ご近所付き合いや子ども同士の交流を通じて和を重んじてきたので、話し合いを求める気質が磨かれたのです。結果、愚痴を聞けない男性と論理的思考が苦手な女性、そういった「傾向」が生まれやすくなりました。■ジェンダーフリーな今、求められることけれども今、これまでの枠におさまらない生き方がどんどん広がっています。美や生活習慣への意識が高く、おしゃべりや噂話が好きで競争意識が低い。そんな男性は、もはや珍しい存在ではありません。トップを目指し、熱意を持って仕事に取り組む女性も多数います。男女共に「自身が求める個の在り方」を追求できる時代になりました。例えばあなたが誰かに「どうせ女なんて○○でしょ」「女は、だいたい××だよね」という言葉をかけられたらどう思うでしょうか。それが的を得ていたらいいのですが、まったく違っていたらカチンときますよね。「男性だから」「女性だから」という概念は、どんどん形をなくしていっているのです。むしろ、「あなたはどうか」「私はどうか」を明確に発信できる「多様性の時代」にシフトしていると言えるでしょう。そういう意味では、男女において「脳に違いがある」とすること自体、時代遅れと言えるかもしれません。■まとめ男女における脳の違いが「ない」という事実。驚かれたでしょうか。大事なのは「男性(女性)だからこうだろう」という思い込みで相手と向き合わないことです。また、「今まで出会った男性とどうせ同じでしょ」などと決めつけではかるのもいけません。人の数だけ個性があるのだから、あなたも常に「その人らしさ」を捉えられるよう心がけてください。男女差ではなく個人差を大切にできるのが、現代における「イイ女」なのです。
2019年06月22日日常生活において、人はさまざまな“ミッション”を乗り越えているものですが、間もなく公開の衝撃作『ザ・ファブル』では、伝説の殺し屋がある究極のミッションに挑む姿が描かれています。本作には主演の岡田准一さんをはじめ、豪華すぎるキャストが勢ぞろいしていますが、今回はそのなかでもこちらの方に舞台裏をお話いただきました。写真・黒川ひろみ(向井理)ドラマでも反響を呼んでいる向井理さん!【映画、ときどき私】 vol. 244現在放送中のドラマ『わたし、定時で帰ります。』でも注目を集めている向井さん。本作では裏社会の組織で生きる野心家の男を怪演し、これまでのイメージを覆していると話題になっています。そこで、役作りでの苦労から初めての経験まで幅広く語っていただきました。―今回の作品は大掛かりな撮影だったと思いますが、どのような現場でしたか?向井さん全体を通してアクションがテーマでもある作品だったので、事前に何度が稽古をして、それをさらに現場で練り直していく感じでした。これまでは、アクションチームが作ってくれた動きをそのままやることが多かったですが、今回の作品のように自分たちも意見を言って作っていくのは初めてのことだったので、その作業はおもしろかったです。―ということは、キャスト間でもそのあたりは密に話し合ったりもしたのでしょうか?向井さん僕の場合は、柳楽優弥くんと一緒のシーンが多かったので、アクションを作る過程ではけっこう話しました。特に、僕たちは体格差もありますし、ファイターとしては真逆のタイプなので、そこはフランスから来たアクション監督ともいろいろと相談したところです。そのなかで意識していたのは、スマートで無駄な動きがない岡田くんのアクションと対極になるようにすること。なので、泥臭くて兄弟ケンカみたいだけど、子どもじみた感じだけになってしまわないように微妙なところを狙いたいと思いました。世界でもあまり見たことのないアクション―その岡田さんが繰り広げるアクションは、本作の大きな見どころでもありますが、完成した作品を観たときはどのように感じましたか?向井さん僕の撮影期間はそこまで長くなく、アクションシーンに関しては台本で見ている部分のほうが圧倒的に多かったので、本当に楽しみでした。特に、「日本とフランスの優秀なアクションチームと岡田くんがどういうコラボレーションをするのか」ということには純粋に興味がありましたが、とはいえ初見では追いつけないほどのスピード。もう一度観ないとわからないなと思っているんですけど、それぐらい日本だけでなく、世界でもあまり見たことがないくらいのアクションだと思います。しかも、CGに頼らずに極限まで実写でやっているからこその生々しさもありますし、そういうところもすごいなと感じました。―ちなみに、現場での岡田さんはどのような印象でしたか?向井さん1日しかご一緒できなかったのですが、すごく自然体な方です。大変なシーンでも、ピリピリしてたり、人を寄せ付けなかったりするわけでもなく、いつも普通にされていました。そこから激しいアクションをするようには見えなかったので、すごいギャップでしたし、そういうところが魅力的だなと思います。―ギャップと言えば、向井さんもいままで見たことのないような悪役のキャラクターを演じられていましたが、役作りで意識した点はどのようなところですか?向井さん僕の役は、原作ではもっとハゲていますし、ファンのみなさんからしたら僕が一番違うと思うんですけど、何かを期待していただいている以上は、それを超えていきたいとは考えていました。監督から言われていたのは、「とにかく一番嫌われる役になって欲しい」ということ。なので、なるべく死んだ目をして演じるようにしていました(笑)。漫画とリアリティのギリギリを意識した―今回の現場ではいろんな初めてがあったということですが、そのなかでも一番大変だったことを教えてください。向井さん地味に一番苦労したのは、カラコンです。コンタクトを着けること自体が生まれて初めてでしたし、目に異物を入れる感覚しかないので、カラコンを入れるだけで毎回10分以上かかってしまいました……。しかも、視界にモヤがかかるので、アクションシーンでは距離感もつかめなくて怖かったです。準備に時間がかかるのが申し訳ないのもありますが、正直…二度とやりたくないですね(笑)。―その苦労もあって、ビジュアル的には非常にインパクトもあり、かっこよかったです。向井さんこういうビジュアルの人は漫画のなかにしかいないとは思いますが、ファンタジー作品ではないので、実際にいてもおかしくないというリアリティとギリギリのところを意識して、やりすぎないように気をつけていました。―ここまで振り切った悪役というのは、演じ甲斐があるものですか?向井さんやったことない役をやるのは、やっぱり経験としても楽しいものですよね。こういうふうにわかりやすい悪人はあまり演じたことがないですし、そんなにしょっちゅうオファーがある役ではないと思うので、やるからには思いっきりやろうと心がけていました。そのほうがおもしろいですからね。あと、今回は関西弁でしたが、僕の両親が関西出身なので、そこに関してはあまり苦労することはなかったです。現場では安田顕さんや光石研さん、柳楽くんと一緒になることが多かったですが、みなさん本当に温厚な方々なので、すごく和やかな雰囲気。BGMが違っていたらコントになるくらいの感じでしたね(笑)。―これだけ個性豊かなキャストがそろっていて、おもしろい現場だったと思いますが、ちなみに向井さんから見て、一番変わっていると思った方はいらっしゃいますか?向井さん岡田くんじゃないですかね……。もちろん経験があるからだとは思いますが、これだけ大変な作品で、普通はあんなに飄々とできないですよ。あと、佐藤浩市さんも不思議な方だと思いますが、そもそも僕らの仕事は個性があってなんぼですし、価値観なんて人それぞれで異なるものだと感じています。どうしても克服できない一番の弱点とは?―向井さんも変わっていると言われることが多いのですか?向井さん自分としては普通のことを普通にしているつもりなんですが、あまりいないタイプだとよく言われますね。ただ、僕からすると、相手のほうが変わっているから、僕みたいな普通な人が変わっているように見えるんだと反論するようにしています。ただ、自分が思う自分と周りが思う自分とは違うんだなと感じることは多いです。―おそらく一般的には、向井さんに対して「完璧な人」というイメージを持っている方が大半だと思いますが、ご自身ではどう思われていますか?もし、弱点があれば教えてください。向井さんそう言われることもありますが、本当は全然違うんですけどね。ちなみに、苦手なものは納豆です(笑)。年を取ったら味覚が変わるかもしれないと思って、1~2年に1回は食べてみるんですけど、鼻をつまみながらやっと1口食べられるほど。「納豆を食べられないなんてありえない」みたいなことを言われるのでチャレンジはしますけど、半ばあきらめています……。自分がどうなりたいかに焦点を当てて欲しい―そうですね、納豆が食べられないくらいはいい気がします(笑)。それでは最後に、ananwebの女性読者へ向けて、本作のオススメポイントをお願いします!向井さん「裏社会が舞台の物語」と言うと、それだけで女性は距離を感じてしまうかもしれませんが、いろいろなタイプの男性も出てきますし、意外と共感できるところがある作品です。もちろん、漫画が原作ということもあり、誇張している部分もありますが、会社のためだったり、アニキのためだったり、ボスとの約束を守るためだったり、それぞれいろんな何かのためにがんばって生きている人たちの姿も描かれています。あとは、気の抜けるシーンもたくさんあるので、ただのアクション映画ではなく、コメディや人間ドラマの部分も楽しめるはずです。世界観としてはぶっ飛んでいるかもしれないですが、ひとつのエンターテインメント作品としては、魅力的になっていると思います。インタビューを終えてみて……。穏やかで優しいオーラを放つ向井さん。弱点がかわいすぎましたが、劇中ではそんなお茶目な一面も一切感じさせることなく、見事な悪役っぷりを発揮しています。みなさんも、ぜひそのギャップを堪能してください!一撃でテンションもアガる!早すぎて見えないと噂の超絶アクションはもちろん、散りばめられたシュールな笑いにもどんどんと引き込まれてしまうはず。男性も女性もそれぞれが楽しめるポイントが満載なだけに、ジメッとした梅雨デートでスカッとしたいときにもオススメの1本です。ストーリーどんな相手でも6秒以内に殺すことができる謎の殺し屋ファブル。裏社会でも「伝説」として恐れていた。そんなある日、仕事をしすぎたファブルにボスからあるミッションが与えられる。それは、「1年間は誰も殺さずに、一般人として普通に暮らすこと。もし誰かを殺せば、俺がお前を殺す」というものだった。そこで、ファブルは偽名を使って、相棒のヨウコとともに生まれて初めて一般人としての生活を始める。ところが、裏社会の人間たちが引き起こすトラブルに次々と巻き込まれ、ついには世話になった女性ミサキが人質に取られてしまう。はたして、ファブルは誰も殺さずに人質を救出できるのか……。迫力の予告編はこちら!作品情報『ザ・ファブル』6月21日(金)全国公開出演:岡田准一木村文乃山本美月福士蒼汰柳楽優弥向井理佐藤二朗安田顕佐藤浩市配給:松竹©2019「ザ・ファブル」製作委員会
2019年06月20日「ナインティナイン」がレギュラー陣と様々な企画をお届けする日本テレビ系「ぐるぐるナインティナイン」の2時間スペシャルが6月20日(木)オンエア。番組人気の「ゴチになります!」に俳優の岡田准一と女優の木村文乃がゲスト出演する。“ゴチバトル”の愛称で親しまれている番組人気の「ゴチになります!」は、設定金額から最も離れた金額を食べた人が全員分を自腹で支払い、食べた料理の合計金額が設定金額と同額の場合は100万円がもらえるというルールのもと、年間の自腹総額が多かったメンバーが“クビ”になるという過酷なクビレースを繰り広げる企画。今回“ゴチバトル”にゲスト出演する岡田さんは「V6」として20年以上にわたる音楽活動とともに、俳優としても『永遠の0』『蜩ノ記』『軍師官兵衛』などの作品に出演。『海賊とよばれた男』『関ヶ原』『散り椿』では3年連続日本アカデミー賞優秀主演男優賞に輝く名優へと成長した。もう1人のゲスト、木村さんは朝ドラ「梅ちゃん先生」や「マザー・ゲーム」『ピース オブ ケイク』などの作品で注目を浴び、「サイレーン 刑事×彼女×完全悪女」「神の舌を持つ男」「99.9 -刑事専門弁護士-」などで人気女優へ。先日公開された『居眠り磐音』のヒットも記憶に新しい。今回はそんな2人を迎えての“ゴチバトル”のほか、「勇気を出してはじめての金髪ショー」や「いきなり!街で見つけたイイ人グランプリ」などもオンエア。2時間SPならではのゴージャスな内容でお届けする。今回“ゴチバトル”に出演した岡田さんが伝説的殺し屋“ファブル(寓話)”を演じ、その相棒・ヨウコを木村さんが演じる映画『ザ・ファブル』が6月21日(金)より全国にて公開される。どんな相手も6秒以内に殺す――。裏社会で誰もが「伝説」と恐れる存在だったファブルだが、ちょっと仕事をし過ぎたためボスから「一年間、一般人として普通に暮らせ。休業中に誰かを殺したら、俺がお前を殺す」と命じられてしまう。ファブルは佐藤アキラという偽名を使い、相棒のヨウコと共に生まれて初めて一般人として街に溶け込む生活を始めるのだが…。岡田さんと木村さんのほか、山本美月、福士蒼汰、柳楽優弥、向井理、佐藤二朗、安田顕、佐藤浩市ら超豪華な俳優陣が脇を固める。「ぐるぐるナインティナイン」2時間SPは6月20日(木)今夜19時~日本テレビ系でオンエア。(笠緒)
2019年06月20日吉高由里子主演、向井理、中丸雄一らの共演でおくる“お仕事ドラマ”「わたし、定時で帰ります。」の最終回が6月25日(火)22:00~改めて放送されることが分かった。本作は吉高さんが“必ず定時で帰る”ことをモットーにする32歳の独身OL・東山結衣を演じ主演。中丸さんが結衣の恋人・諏訪巧役で、向井さんがワーカホリックな結衣の元婚約者・種田晃太郎役で、結衣の同僚役でシシド・カフカ、泉澤祐希、柄本時生、内田有紀らが、ブラック上司・福永清次役でユースケ・サンタマリアも出演。毎週火曜22時~TBS系で放送され、最終回が6月18日に放送されていたが、同日22:22分頃、山形県沖で発生した地震のため放送が中断していた。最終回は巧から「結衣ちゃんとは結婚できない…」と告げられた結衣が途方に暮れるなか、さらに外注先が倒産し制作4部のメンバーに大きなピンチが訪れる。さらに「星印工場」から呼び出された晃太郎は契約を進める条件として、福永を案件から外すことを要求される。結衣が福永にそのことを伝えようとして福永が激昂するところまでが放送された。「わたし、定時で帰ります。」の最終回は6月25日(火)22:00~23:12(※15分拡大)TBSにて放送。(笠緒)
2019年06月19日俳優・向井理に対して、どのようなイメージをお持ちだろうか?イケメン、知的、8頭身の完璧なスタイルなど…見た目に関しては湯水のように湧いてくるものの、内面はというと、どこかヴェールに包まれたような、言ってみれば、ややクールな印象さえある。嫌な役柄は「好かれる必要がないと、結構楽」最新出演映画『ザ・ファブル』では、向井さんは一変。趣味の悪い柄シャツを身にまとい、顔面に大きく傷の入った裏社会の幹部・砂川となり、大阪弁で暴れまわる。濁ったカラーコンタクトを装着し、凍てつくような表情は男前とは別ベクトル…。何なら現在放送中の「わたし、定時で帰ります。」(TBS)で演じている主人公の元婚約者、デキる男・種田とは真逆の方向性の役柄で、「わた定」民からすると二度見したくなるふり幅といえる。想像だにしない役のオファーについて、向井さんは、「あまりこういう役をやってきていなかったので、本当に意外でしたね。“なんで自分なんだろう?”と思いながら(笑)。だけど、“こういう役をやらせてみよう”と思っていただけたのは、その人に触れる何かがあったんだと思いますし、単純にすごくうれしいですね」と、ニヤリとした。さらには、「ここまで嫌な奴って、あまりないからそれが楽しいです。好かれる必要がないと、結構楽だなと思って(笑)」と、こともなげに語る。岡田准一演じる伝説の殺し屋が、ボス(佐藤浩市)から「1年間、一般人として普通の生活を送れ」と命令されるところから物語は始まる。殺しはご法度、もしも殺しをした場合ボスから自分が殺される、という中、佐藤アキラという偽名を使い相棒のヨウコ(木村文乃)と大阪の街に潜入。しかし、彼の元には数々の厄介ごとが振りかかる。その中のひとつが、刑務所から出所したてのデンジャラスメーカー・小島(柳楽優弥)や、小島と確執を持つ砂川との関わりだった。劇中、向井さんは柳楽さん演じる小島と直接対決する運びになる。アクション監督指導のもと、かなり痛そうな肉弾戦が繰り広げられた。「安全第一はもちろんですけど、殺るか、殺られるかという、柳楽くん演じる小島とのタイマン勝負でした。砂川が、いろいろな恨みをぶつける唯一の瞬間でもあると思っていたので、ただの悪役ではない何かが見えたらいいな、と思っていました。原作のあるお話ですけど、映画の2時間の中で描けることは限られているので、バックボーンを思わせる何かがないといけない。描かれていないことや過去のことなど、すごく考えて取り組みましたね」。理想の芝居は“難しいことを簡単にやる”そして、柳楽さんとの共演について、「刺激を受けたし、すごく感動しました」と充実の表情でふり返った。「砂川というキャラクターを一番突き動かしてるのは間違いなく小島なので、柳楽くんとのシーンは、本当にヒリヒリするものがありましたね。お芝居の部分に関して、柳楽くんはすごく爆発力のある方なんです。現場の空気を一瞬でガラッと変えるインパクトを持っている人なので、それは、もう…一番身近で見ていて、すごく面白かったです。刺激も受けますし。いや、すごいです…感動しました」。柳楽さんのお芝居が「爆発力」と表現されるなら、向井さんのお芝居は、どう表現される?「自分の?僕は…個人的な好みとしては、受ける芝居が好きなんですよ。相手を意識的に動かす方が大変なので、大変な方より楽な方を選んでいるんですけど(笑)。砂川に関して言えば、なるべくうそがないように、“相手がこうくるなら、こうやったらもっと怒るだろうな”とか、意識してやっていたところがあったかもしれないです」。「楽」という言葉を使いながらも、結果、相手の呼吸を見て合わせ、ときに乱しながら芝居を作り上げていくというのは、「楽」とは到底離れたことをやっている印象さえ受けた。伝えれば、向井さんは「…難しい方が面白いですからね」と、観念したように微笑み、つぶやいた。さらには、こんな本音も。「自分が見ていると、やっぱり、難しいことを簡単にやっている人の方がすごいな、と思うんです。難しいことを難しそうにやることは、もちろん、みんなできるんでしょうけど。…だから、そうなったらいいなと思うんです。実際、そこにその人が存在していることで話が成立するんだったら、それでいいと思うし。だから…理想は笠智衆さんだって、僕はずっと思っているんですよね。『寅さん』(『男はつらいよ』シリーズ)のように、振り向いて『おう』って言うだけで、映画が終わるっていう(笑)」。様々な表情から伺える役柄の幅広さ向井さんには、最後に、「本作を通して、得たものは何でしたか?」という質問を投げかけてみた。低く穏やかな声を響かせながら、終始、流れるように話し続けた向井さんが、この日初めて、「…う~ん」と悩んだ風に。どんな壮大な答えが…と待ち構えた矢先、顔を上げた向井さんは、「目にコンタクトを入れられるようになったことですね。本当に初めてだったので!周りが、もう呆れて口も聞いてくれないほど、入らなかったんですよ」と晴れ晴れとした表情で答えた。予想の斜め上をいく回答だったため、部屋にいたスタッフも全員爆笑。続けて、向井さんは、「僕、新しいビジュアルを作るときに衣装合わせとかメイクをして、でき上がったときに、自分で写真を撮ることってほとんどないんですけど、今回は撮りましたね。面白いなと思って(笑)。撮ったのは、ほぼ初めてだと思います」とニコニコ。インタビューの中でも緩急つけるふり幅のある話を披露してくれた向井さん、それは好青年から裏社会の男まで、様々な顔を見せてくれることを期待してオファーが届くのも納得だ。(text:Kyoko Akayama/photo:You Ishii)■関連作品:ザ・ファブル 2019年6月21日より全国にて公開©2019「ザ・ファブル」製作委員会
2019年06月19日6月18日(火)今夜、ついに最終回を迎える吉高由里子主演ドラマ「わたし、定時で帰ります。」。このほど、約4か月に及ぶ撮影がオールアップを迎えた。本作は、吉高さん演じる「残業ゼロ! 定時で帰る!」がモットーのニューヒロイン・東山結衣が、同僚のモンスター社員たちが抱える様々なトラブルを解決し、働き方新時代に“働くこと”や“本当の幸せ”の意味を問うワーキングドラマ。視聴者からは、ドラマの内容に共感の声も多く上がっていた。吉高さんのほかには、結衣の元婚約者・種田晃太郎役の向井理、結衣の恋人・諏訪巧役の中丸雄一をはじめ、内田有紀、シシド・カフカ、柄本時生、ユースケ・サンタマリアら豪華な面々が出演している。そんな本作がオールアップ!吉高さんは、新しいチームの部長で職場の面々を振り回すブラック上司・福永清次を演じたユースケさんと一緒のシーンでクランクアップ。「本当に4か月お疲れ様でした。『わたし、定時で帰ります。』の撮影が日常の一部だったので、明日からなくなるのは実感がまだなくて変な気持ちですが、皆さんと一緒に4か月間過ごせて幸せでした」と吉高さんは語り、「またご一緒できる日を楽しみにがんばります。また会いましょう!ありがとうございました!」と挨拶。そしてそこへ、ワーカホリックな同僚であり元婚約者の種田晃太郎役の向井さんが花束を持ってサプライズ登場!突如現れた向井さんに驚きつつ、花束を受け取ると笑顔が溢れた。さらに、最後には演出を手掛けた金子文紀が「本当に終わってしまうのが寂しい!またやりましょう!」と言うと、「寂しいですが、映画化が決定しました!(笑)」とユースケ節で周囲を笑わせていた。15分拡大で放送する今夜の最終話は、巧(中丸さん)に「結衣ちゃんとは結婚できない…」と告げられ、途方に暮れる結衣(吉高さん)だったが、そんな中外注先が倒産し制作4部のメンバーは窮地に陥ってしまい――というストーリーが展開する。「わたし、定時で帰ります。」最終回は6月18日(火)22時~15分拡大で放送。(cinemacafe.net)
2019年06月18日吉高由里子(30)主演ドラマ『わたし、定時で帰ります。』(TBS系)の第9話が、6月11日夜10時に放送された。休職する賤ケ岳に代わって星印案件のチーフとなった東山結衣(吉高由里子)。これまで通り残業しない働き方を貫こうとするが、部長の福永(ユースケ・サンタマリア)から種田(向井理)を助けるために残業するよう勧められる。さらに、制作4部のメンバーも福永にうまく言いくるめられて自主的にサービス残業をするようになってしまう。そんなメンバーを見かねて「私も残業します」と宣言する結衣だが……というのが第9話のあらすじ。上層部から残業時間を管理するよう厳しく命じられた福永は、昇進ややりがいを盾に制作4部のメンバーがサービス残業をするよう仕向ける。若手の来栖(泉澤祐希)も「このまま伸びれば必ず種田さん並の人材になれるよ」と福永に唆される。「今が頑張り時」と健康もかえりみず奮起する来栖だが、過労からか勤務中に倒れてしまう。「帰ったほうがいい」と気遣う結衣だが、「そんな呑気なこと言ってる場合ですか」と聞く耳を持たない。そんななか、「僕が来栖と話がしたい」と助け舟を出したのは種田の弟・柊(桜田通)。過度なプレッシャーから自殺寸前に追い込まれていた柊だったが、二日酔いでズル休みをした結衣の姿を見て「死ぬのはやめて、少し休もう」と思いとどまっていた。そんな彼は来栖に「弱いから壊れたんじゃありません。無理をして働き続けたらだれにでも起こることなんです……自分らしい働き方を見つけてほしいです」と訴えかける。切実な叫びに心を打たれた人が続出。ネット上では《「死ぬのはやめて、少し休もう」ってたくさんの人が救われる言葉なんじゃないでしょうか》《ほんと、無理をしないで欲しい。自分を責めて病まないで欲しい》と、柊に共感する声が多く見られていた。しかし、種田について「兄には仕事しかない。それって幸せなことなんでしょうか?」と語る柊の主張を疑問視する人も。《「仕事しかない人生」はそんなにダメなんだろうか。あそこまで弟に言われてしまう晃太郎が可哀相だったし、毎日一生懸命仕事をやっている自分を否定された気がして、かなりしんどかった》といった声もあがるなど、“働き方論争”が勃発していた。働き方改革が叫ばれる現代社会だが、種田のように仕事を生きがいにする人もいる。人の数だけ働き方があるなかで、“正しい働き方”を見つけることができるのだろうか。次回はいよいよ最終回。様々な苦悩の果てに、結衣はどのような結論を見つけるのか――。
2019年06月13日吉高由里子が残業せず定時で帰ることをモットーに生きる主人公を演じる「わたし、定時で帰ります。」の9話が6月11日に放送された。ブラック上司・福永による“洗脳”で無理な残業をしまくる来栖、その姿に視聴者から送られた声は――!?“必ず定時で帰る”ことをモットーにする32歳の独身OL・東山結衣に吉高さん、かつては結衣の恋人だったが仕事観の違いから別れた元婚約者・種田晃太郎に向井理、結衣の今の婚約者でライバル企業で働く諏訪巧に中丸雄一。結衣の部下の新人・来栖泰斗に泉澤祐希、結衣の同僚・三谷佳菜子にシシド・カフカ、吾妻徹に柄本時生、結衣の先輩・賤ヶ岳八重に内田有紀、ブラック上司・福永清次にユースケ・サンタマリアといったキャスト。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。福永は結衣を会議室に呼び出し、種田が前職を辞めた理由は結衣と結婚したかったからと明かす。信じようとしない結衣だが、種田に負担が集中するのを防ぐためにも結衣も残業するよう提案する福永。福永はチームのメンバーと1人1人面談し懐柔。佳菜子や来栖らはやる気をみなぎらせファミレスで残業するようになるが、残業続きで疲れが目立ち始める。それを見かねた結衣もついに残業をするようになってしまう。そして来栖が働き過ぎで倒れかけ、結衣はそのことを愁(桜田通)に話すと愁は泉澤と会いたいと言う。来栖と会った愁は「自分らしい働き方を見つけてほしい」と自らの想いを伝える。一方、残業を始めたことで結衣と巧の間にはすれ違いが生まれ、結衣は巧から「結婚できない」と告げられる――というのが今回のストーリー。種田のようになりたいと無理な働き方をする来栖と、自らの経験を踏まえそれを止めようとする愁の姿に「来栖君俺にそっくり」というアカウントからの「観てると自分の弱さが浮き彫りにされて面白い反面辛い」といった声や「褒めてくれた上司の為なら多少のサービス残業もいいやと思ってしまった来栖くんも、昔の私そのものだった」などの声も。俳優陣の演技とともにドラマ自体が訴えかける“仕事観”に対しても様々な意見が飛び交ってきた本作だが、ついに次週で最終回。結衣たちが下す人生の選択やいかに!?「わたし、定時で帰ります。」最終回は6月18日(火)22時~TBS系で放送予定。(笠緒)
2019年06月12日「台所道具」を選ぶ時に、大切にしていることはありますか?私の場合は、使い勝手、収まり心地、見た目の美しさ。「毎日使う日用品こそ美しいものを」というふうに思っています。使う人によって「台所道具」を選ぶ視点はいろいろ。そんな中、暮らし上手さんの台所で多く目にするのが柳宗理のキッチンツールです。お野菜を洗って、切って、菜箸で混ぜて…。そんな誰しもがやる調理作業がなぜか手際よくすすむ、日本の逸品。柳宗理のキッチンツールが愛され続けている理由を探ってみます。ステンレスボウルとパンチングストレーナーわが家が柳宗理を愛用し始めたのは、15年前。とある友人から結婚のお祝いにステンレスボウル3点をいただいたことから。かねてより憧れていたキッチンツールを手にすることができ、その使い心地に驚いたこと! すぐに虜になり、それからは少しずつ買い揃えていきました。■重ねた時の見た目の美しさ柳宗理のステンレスボウルは全部で5サイズ。フルラインで揃えても、重ねた状態はなぜかコンパクトで、見た目もすっきり。計算されたシンプルで無駄のないデザインが、重ねることで規則正しい余白を生み出してくれます。このシンプルな曲線美! 眺めているだけで、清々しい気持ちになります。■使い手の視点に立った使い心地13cm、16cm、19cmの小さなステンレスボウルたちは、底が絞られたデザイン。玉子を割ってミキシングする時など、菜箸や泡だて器が滑り込むように、使いやすい形にデザインされています。ステンレスボウル23cmは、ヘラで大きくかき混ぜても中身が溢れない、深く大きなフォルム。ステンレスボウル27cmは、たくさん酢飯や混ぜご飯を作る時に大活躍。用途に応じ、計算された曲線美は、一度使い心地を味わうと納得。こだわって作られたものには理由があるのですね。■調理が手際よく進むかたちステンレスボウル23cmは、ハンバーグを作る時。ステンレスボウル19cmは、添える野菜を洗う時。ステンレスボウル16cmは、スープの中に入れる具材をカットして入れる時。こんなふうに1日の夕飯メニューが自然と手際よくすすむように。毎日のごはんづくりの段取りがスムーズ。パンチングストレーナのサイズ展開は3つ。16cm、19cm、23cmにそれぞれ合わせて使えるようデザインされています。野菜を洗って、パンチングストレーナーを合わせたボウルに一時置きしておくと、勝手に水切りをしてくれる。さらに優秀なのは、油っぽい料理を油切りした時も、簡単に油汚れが洗い落とせること。プラスチック製品では時間がかかってしまう作業も、ステンレスだと手際がよいのです。フルラインを揃えれば、まさに一生モノ。■手入れのしやすさ使い終わってからの手入れは、食洗器もOK!18−8ステンレス製なので、耐久性に優れ、15年経った今も変わらず使い続けることができます。洗いやすく衛生的なパンチングと、汚れをためにくい縁の部分は、小まめな手入れも必要なし。洗剤を付けたスポンジでサッと洗い流すだけで、清潔な状態を保つことができます。日常に使う、日用品にこそ美しさを求めた柳宗理のこだわり。料理研究家や主婦に愛され続けるわけです。■取り出しやすさと片づけやすさ取り出しやすさにも注目。自分の台所に立つようになって、引っ越しの度に、いろんな形の台所をこの柳宗理ステンレスボウルと一緒に渡り歩んできましたが、やっぱり収まり心地が最高。引き出しタイプのキッチンでは、スライドするように取り出し、片づける時も滑り込ませるようにお片付け。片手がふさがっていても、無敵。ステンレスボウルを重ねた時に鳴るカシャン!という音まで、プロ仕様。毎朝毎晩、キッチンに立つのが楽しく思うようになったのです。買い足していく度に感じる魅力もともと憧れだった柳宗理ステンレスボウルの使い心地を知ってからは、ますます虜に。とりあえず買ってしまっていたプラスチックの100円ボウルを手放し、少しずつ買い揃えていったものが、今ではフルライン勢ぞろい。世代を超えて愛される定番品だから、いつでも買い足せることも魅力なのかもしれませんね。家族が増え、子供たちがますます食べるようになり、お料理に勤しむ私の毎日。最近はステンレスボウルを同サイズでいくつか買い足して、生産性をアップしようかと企んでいるところです。柳宗理のステンレスボウルなら、積んでもかさばらないですもの。柳宗理が提唱する「用の美」。それはきっと日用品であるからこそ、日々感じる心地よさ。暮らしを楽にすること、心地よくすることは、道具選びから始まっているのかもしれませんね。人々の「暮らし」にこだわり続けた柳宗理の逸品を、「わが家」の台所にぜひ。【ご紹介したアイテム】⇒ 柳宗理ステンレスボウル27cm ⇒ 柳宗理ステンレスボウル23cm ⇒ 柳宗理ステンレスボウル19cm ⇒ 柳宗理ステンレスボウル16cm ⇒ 柳宗理ステンレスボウル13cm ⇒ 柳宗理パンチングストレーナー23cm ⇒ 柳宗理パンチングストレーナー19cm ⇒ 柳宗理パンチングストレーナー16cm ■食のはなし nami sasaki整理収納アドバイザー。暮らしのまんなかにはいつも散らかし三兄弟。毎日の暮らしを愉しむ工夫探しがすき。収納で家事を心地よく。
2019年06月09日吉高由里子、中丸雄一、向井理らで贈る新たなお仕事ドラマ「わたし、定時で帰ります。」の8話が6月4日オンエア。今回は向井さん演じる晃太郎の“おんぶ”シーンに多くの視聴者が熱い興奮の声を上げていた。吉高さんが“残業ゼロ! 定時で帰る!”がモットーのニューヒロイン・東山結衣を演じる。結衣の恋人・諏訪巧を中丸さんが、結衣の元婚約者・種田晃太郎を向井さん、結衣の職場の先輩・賤ヶ岳八重に内田有紀、結衣たちを振り回す上司の福永清次にユースケ・サンタマリアといったキャストが出演する。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。福永が提出した法外な低予算の見積もりが社内審査を通ってしまう。実は相手企業の担当者が結衣たちの会社のメインバンクの頭取の子どもだったのだ。賤ケ岳をディレクターに任命する福永。残業を免れない厳しい予算とスケジュールのなか、結衣たち制作4部のメンバーは作業を進めることになった。そんななか賤ケ岳の夫・陽介(坪倉由幸)から「おふくろが倒れた…」と連絡が入り、陽介は一人で急遽熊本に帰省。陽介からは当分熊本に残って母親の世話をすると言われ、賤ケ岳は仕事をしながら一人で双子の育児もしなければならない状況になってしまう。一方、一緒に住みはじめた結衣と巧だが、こじんまりと結婚式を挙げたいという結衣に対し、巧は結婚式は2人だけのものではないと返すなど、2人の間の価値観の相違が目立ち始め、ついにケンカになってしまう――というのが今回のストーリー。賤ケ岳は休職して熊本に行くことをを決意、結衣がチーフを引き継ぐことに。福永はそんな結衣に残業するよう求め、さらに晃太郎が前の会社を辞めた本当の理由を教えると言い出す…というラストだった。ここに来て考え方の違いが目立ち始めた結衣と巧に「結婚へ向けて、彼氏との価値観や違和感がだんだん浮き彫りに」「これから結婚だってのに価値観あってなくてアレってなってるの見て怖い」などの声が寄せられるなか、今回は巧とケンカして酔いつぶれた結衣をおんぶして家まで送り届ける晃太郎の背中に注目する声が多数。「あんなにもステキな上司は何処にいるのだろう」「向井理におんぶされパーカーをかけられたい人生だった」「私も理におんぶしてもらいたい」などの反応がSNSに殺到していた。(笠緒)
2019年06月05日岡田准一が伝説の殺し屋役で主演を務める本格アクションあり、ハッピーな笑いありのエンタメ超大作『ザ・ファブル』から、“アドレナリン全開デンジャラスメーカー”を演じる柳楽優弥の場面写真とメイキング写真がシネマカフェに到着した。本作で柳楽さんが演じるのは、長年獄中生活を送り、出所したばかりの“アドレナリン全開デンジャラスメーカー”小島。裏社会の人間だけに思考回路も行動もぶっ飛んでおり、柳楽さんの怪演が光る役柄だ。バイオレンスな振舞いをしながら満面の笑みを浮かべるその姿は一度見たら忘れられないほど。上司である海老原(安田顕)の制止もきかず、もともと敵対していた砂川(向井理)と、ガチンコのバトルを繰り広げるシーンも必見だ。柳楽さんと言えば、『誰も知らない』で史上最年少の14歳でカンヌ国際映画祭最優秀男優賞を日本人で初めて受賞し、以降も『ディストラクション・ベイビーズ』でキネマ旬報ベスト・テン主演男優賞、ヨコハマ映画祭主演男優賞を受賞。さらに、「ゆとりですがなにか」、「アオイホノオ」、NHK大河ドラマ「おんな城主 直虎」、『合葬』、『銀魂』シリーズ、『散り椿』とコメディから時代劇まで幅広い作品に出演。年々役者としてさらに磨きをかけ続けており、カメレオン俳優と呼ばれるにふさわしい名優だ。今年1月に公開された映画『夜明け』では、秘密を抱えた謎の青年シンイチという主人公を熱演。自分の素性を明かさない青年の、細かく揺れ動く心情を繊細な演技で魅せている。そして、6月14日(金)に公開となる『泣くな赤鬼』で演じるのは、がんに侵され余命半年を宣告された青年。病と懸命に戦いながらも、元教師と心を通わせていく姿を時に明るく、時に切なく心を締め付けるような演技を見せている。本作で演じる小島は原作ではあまり注目されない存在だが、柳楽さんは「しっかり悪役として、ファブルたちに負けないようなインパクトを裏で組み立てていきたかった」と語り、脇役でありながらしっかりと強烈な印象を残すキャラクターに作り上げている。本来であれば、トラブル続きの憎まれ役であるはずの小島という存在が、「どこか憎めない“デンジャラスメーカー“」に仕上がっているのは、これまでの数々の役を演じてきた柳楽さんだからこそ。物語終盤で展開される海老原と小島の胸に迫る師弟関係は、「あそこでの柳楽さんの笑顔の破壊力はすごいなと思いました」と監督も感嘆の声をあげている。主演の岡田准一をはじめ、豪華俳優陣がそろい踏みとなる型破り救出ミッションエンターテインメント。ファブルの裏にあるもう1つのストーリーを作り上げた柳楽さんの名演にも注目しながら、本作を楽しんでみて。『ザ・ファブル』は6月21日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ザ・ファブル 2019年6月21日より全国にて公開©2019「ザ・ファブル」製作委員会
2019年06月02日吉高由里子(30)主演ドラマ『わたし、定時で帰ります。』(TBS系)の第7話が、5月28日夜10時に放送された。婚約者・諏訪巧(中丸雄一)の前で「今でも好きです」と東山結衣(吉高)に告白した種田(向井理)。しかし、酔っ払っていたせいか言った記憶をなくしてしまう。そんななか、結衣の母親が家出をしたと父親から連絡が入る。昭和の価値観を押し付けてくる父に、結衣も思わず怒りをぶちまけてしまい……というのが第7話のあらすじ。「男は仕事、女は家庭」が信条の典型的な“昭和の男”である結衣の父。妻が出ていってからは、いちいち「あれがない、これがない」と結衣に聞かないと1人で生活できない始末。「母親の料理は味が薄い」「亭主に(料理を)任せてお前は食べる係か」と家事もしないのに口から出るのは不満ばかり。そんな父に結衣の怒りが爆発。「今まで黙ってたけどね、お母さんと私がどれだけ我慢してきたと思ってるの!?いつもクタクタで話しかけたら怒ったよね?社会人になったら少しはお父さんの気持ちがわかると思ってたけど、ぜんぜんわからない。私はお父さんみたいな働き方はしない。お父さんみたいな人とは絶対に結婚しない。お母さんが出ていくのも当然だよ」と感情をあらわにし、実家を飛び出してしまう。それから少しして、結衣のもとに「実家で火事が起きた」とご近所さんから電話がかかってくる。慌てて戻った実家で目にしたのは、真っ黒に焦がしたハンバーグ。結衣の大好物だったハンバーグを作って、父なりに歩み寄ろうとしていたのだ。すると、父は結衣に「俺だって好きで家に帰らなかったわけじゃないぞ。俺が働いてたころは転職なんて気軽にできなかった。理不尽なことがあっても定年までじっと耐えなきゃいけなかった」と本音を明かす。結衣は「この前はごめんね。言い過ぎた」と謝り、父も「俺が働いてた頃とは時代が違うんだな」と互いの価値観を認め合う。“働き方改革”が叫ばれる現代のなかで、父の昔気質な働き方は少数派になるだろう。しかし決して父の働き方が間違っていたわけではなく、昔はそうすることが当たり前だったのだ。そう思わせる言葉に、ネット上では共感の声が上がっていた。《お父さんが間違ってる訳じゃなく、あの時代はそういう働き方だったと思慮する余地を残してくれたので気持ち良く視聴できた》《お父さんの件、時代もあるよね……だからたぶん、自分の子供が働く年齢になったとき、働き方とか家庭のあり方について親子でぶつかってもおかしくない》時代とともに働き方は変わる。大切なのは、それぞれの状況や考え方を尊重することではないのだろうか。父の考えを一方的に断罪しない今作のバランス感覚は、今の時代において極めて重要といえるかもしれない。次回は、福永(ユースケ・サンタマリア)によって赤字必至な案件に翻弄される結衣たち。さらに、種田と結衣の関係にも変化が?残り3話、ますます見逃せない。
2019年05月31日吉高由里子が必ず定時に帰るヒロインを演じる「わたし、定時で帰ります。」の第7話が5月28日にオンエア。忍び寄る“ブラック上司”の魔手、“昭和マインド”の父親との対立…今週も結衣に降りかかる試練に視聴者から多様な意見が寄せられている。“残業ゼロ! 定時で帰る!”がモットーのニューヒロイン・東山結衣を吉高さんが演じ主演する本作。結衣の今の恋人・諏訪巧役に中丸雄一、結衣の元婚約者・種田晃太郎役に向井理、結衣たちを振り回す上司の福永清次役でユースケ・サンタマリア、結衣の職場の同僚役で内田有紀、柄本時生、泉澤祐希、シシド・カフカらも共演する。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。今回は福永が以前から付き合いのある大手企業のECサイトのリニューアルに対し、勝手に法外な低予算の見積もりを提出。結衣らの猛反対に遭い一旦は引き下がるも、裏で会社の上層部を働きかける…という展開と、結衣の母親が書き置きを残して家出、父親の世話のため実家に帰った結衣と父が対立、古い考え方の父親に振り回され追い込まれる結衣の姿が同時に描かれた。WEB制作会社を舞台にして、リアルな仕事描写が以前から大きな話題となっていた本作だが、今回は福永が出したECサイトのリニューアルで納期5か月、予算3,500万という“具体的な数字”で視聴者が沸いた。「3500万であの仕事量で何で稟議書通したな」「ECサイトだったか、なら3500万は無理やなぁ…」などの声をはじめ、福永の見積もりの出し方に対しても「うちのとこ概算なら1.5掛けて出すんだけど」という声や「無茶苦茶な見積もりで制作サイドが地獄を見るって…弊社のことですか???」と共感する声まで、様々な反応が寄せられる。そして家族を顧みず仕事に没頭してきた父親に、今まで我慢していた想いをぶつける結衣の姿にも「吉高由里子の父への涙ながらのセリフに 母と自分はシーンとなった」「うちもそんなんだから、なんか...辛いわ...泣くかと思った」などの声も続々と寄せられている。(笠緒)
2019年05月29日吉高由里子さん主演のドラマ『わたし、定時で帰ります。』(TBS系)では、主人公・結衣の職場に、向井理さん演じる元婚約者が上司として入社。働き方の話だけでなく、今後の恋の行方も気になるところですよね。仕事に限らず「元カレと顔を合わせざるを得ない」という状況にある人は意外と少なくないのでは?そこで今回は、別れてからも相手と会う機会が多い女性のエピソードから、そのメリット・デメリットを探ってみました。■同じ職場の同期が元カレまずは、入社後すぐに同期と付き合い、その後1年ほどで別れて、今は「仲のいい同僚」くらいの関係だというミズキさん(27歳/メーカー)のお話です。◎何かあったら頼りにできる「彼とは部署も同じ。別れた当初こそやりづらかったけど、気心が知れてるから、今ではヘルプもお願いしやすいですね。向こうも昔のよしみ(?)で『しゃーないなぁ』って助けてくれます」別れたとは言え、一度は心や肌を重ねた関係。他の同僚以上に身近な存在として、いざというときに頼りやすいのがメリットなのだとか。ただしこれは、穏便に別れられた場合限定かもしれません。◎次の社内恋愛がやりにくい「彼と別れてから、ちょっといいなと思ってた先輩がいたんです。でも小さな会社で『誰と誰が付き合ってる』って情報もすぐ広まるから、いろいろ考えちゃってアプローチには至らず」元カレが同僚だと、社内で新しい彼氏を探しづらい点は、やはりデメリットみたいです。ひとりふたりならまだいいかもしれませんが、さすがに3人目以上となると、周囲の目が気になる…と感じることもあるよう。■趣味のサークル仲間が元カレ続いて、趣味で始めたバドミントンサークルのメンバーと半年ほど交際していたミカさん(29歳/医療)に伺ってみました。◎真の男友だちに出会えた気がする「一度はいいなと思ってお付き合いしたものの、お互いに『なんか恋愛とは違う』と感じて別れました。もともとサークル活動を通じて仲良くなったこともあり、今では共通の趣味を持つ親友みたいな存在」交際して、お互いに「この人ではない」と確認できたからこそ、男女の壁を越えた親友関係を築ける場合もあるのだとか。ただし、相手も同じように感じているとは限らないので、そこは要注意です。◎今カレがいい顔をしない「今は職場に彼氏がいるのですが、元カレの存在も知ってるから、私がサークルに参加することをあまりよく思ってないらしくて。そこはデメリットですね」元カレとよく会う間柄だと、今カレの反応は気になるところ。適度な嫉妬は恋のスパイスになりますが、必要以上に行動の監視や制限をされるなど、困った事態に陥るケースもあるようです。■近所の幼馴染みが元カレ最後に、幼稚園からの幼馴染と、大人になって数ヵ月だけお付き合いをしたトモヨさん(30歳/飲食業)のエピソードを。◎すんなり元の関係に戻れた「別れた後もよく顔を合わせてたから、ただ『元の関係に戻っただけ』って感じで、変に引きずったりギクシャクしたりもなかったのはメリットかな」お別れした後は、しばらく相手に会わないほうが気持ちも落ち着きそうですよね。けれど逆に、頻繁に顔を合わせることで、別れを早く乗り越えて元の関係に戻れる場合もあるとのこと。お互いに早く吹っ切れる分、次の恋にも進みやすいかもしれませんね。◎親や周囲にも情報が筒抜け「近所なだけあって、お互いの親や友だちも私たちの関係を知ってるんです。特にうちの親は元カレを気に入ってたから、未だに名前を出されるのはちょっとイヤなときもあります」家が近所だと、顔を合わせやすいだけでなく、親兄弟にまで話が筒抜けのこともあるよう。特に結婚の話題などになると、過去の話が蒸し返される可能性大なのだとか。■元カレとの関係は考え方次第別れた彼とよく顔を合わせる状況は、最初はちょっと面倒に感じますよね。けれど相手との関係を前向きに捉えれば、頼れる心強い存在に思えることもあるでしょう。今は別れたばかりでマイナスにしか考えられないという人は、ときが経って笑い合えるようになるまで、少し待ってみてもいいかもしれません。
2019年05月27日岡田准一が“普通”の一般人になりたい殺し屋を演じる主演作『ザ・ファブル』から、最新予告映像が公開。世界的アクション監督らが語る貴重なメイキングや、初解禁となる本編シーン、そして殺し屋として生きてきたファブルが人助けに目覚める感動シーンまで盛り沢山となっている。岡田さんの“ガチすぎる”超絶アクションが早くも話題を呼んでいる本作。今回の映像では、メイキングと共に初解禁となる岡田さんのド迫力の格闘シーンの数々も登場。『96時間』シリーズや『ボーン・アイデンティティー』などを手掛けた世界的アクション監督アラン・フィグラルズからは「岡田の美しい動きには驚いたよ」という絶賛コメントも!かねてより現代もののアクション作品への出演を熱望していた岡田さんが、自らも現場で積極的に意見を出して作り上げたという、まさに“プロ”の技が冴え渡るアクションシーンは必見だ。ほかにも、豪華キャスト陣が演じる個性豊かなキャラクターとそれぞれの見どころシーンもたっぷりの本映像。“ファブル”ことアキラ(岡田さん)は裏の世界で長く暮らしてきた究極のマイペースであるため、周囲のとまどいも気にせず枝豆を皮ごとぱくり!ほかにも、焼き魚にかぶりついて「あつっ!!」と大の猫舌っぷりを披露し、迫力アクションとのギャップがすさまじいコミカルなシーンが登場する。さらに、アキラの豪快な相棒・ヨウコ(木村文乃)は、ナンパ男を前に「20杯目のテキーラ」で平然と乾杯する酒豪っぷりを披露。アキラのアルバイト先の同僚・ミサキ(山本美月)は、傷ついたアキラにハンカチを差し出したり、イラストの仕事に勤しむアキラに自分の似顔絵を依頼する“女神”っぷりを発揮。そして美しいヒロインたちとは打って変わって、アキラの前に立ちはだかる危険な男たちの姿も。アキラを狙う“渋谷系ゆとり世代の殺し屋”・フード(福士蒼汰)、裏社会の組織メンバーにして出所したばかりの“デンジャラスメーカー”・小島(柳楽優弥)、組織内で下克上を狙う野心に満ちたインテリ専務・砂川(向井理)は、狂気に満ちた不敵な笑みやドスのきいた声を上げ、悪のカリスマっぷりを見せつける!ほかにも、アキラのアルバイト先の脱力系社長・田高田(佐藤二朗)、アキラの世話を焼く組織の強面ダンディ―な社長・海老原(安田顕)、貫禄たっぷりのアキラの育ての親・ボス(佐藤浩市)、ファブルの笑いのツボであるお笑い芸人・ジャッカル富岡(宮川大輔)ら、印象的なキャラクターたちの魅力が光るシーンが収録されている。映像の後半では、シリアスでハートフルなドラマも。アキラは事件に巻き込まれたミサキの救出に向かうが、ボスとの約束により「誰も殺さずミサキを救出する」という究極のミッションに挑むことに。相棒のヨウコに止められながらも、自分に優しく接してくれたミサキの「助けられたら、お礼をするのが普通」という言葉を胸に、「助けるのが普通や」と覚悟を決めて敵地に赴くアキラ。それまでの展開から打って変わって、思わず感極まってしまうこと請け合いのアツいシーンも目にすることができる。『ザ・ファブル』は6月21日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ザ・ファブル 2019年6月21日より全国にて公開©2019「ザ・ファブル」製作委員会
2019年05月24日吉高由里子(30)主演ドラマ『わたし、定時で帰ります。』(TBS系)の第6話が、5月21日夜10時に放送された。種田(向井理)の独立の噂が立ち、東山結衣(吉高)や制作4部のメンバーは動揺する。そんななか新人の来栖(泉澤祐希)は新規案件のディレクターに名乗りでるが、経験不足のため思った通りにいかない。独立話や家族の問題で心に余裕がない種田は、来栖をフォローしようとするが……というのが第6話のあらすじ。これまで完璧な仕事ぶりで数々のピンチを救ってきた種田。しかし、結衣に情報提供をしていた実弟・愁(桜田通)の就職先を世話しようとするが、「やっぱり僕の気持ち、ぜんぜんわかってない」と拒絶されてしまう。さらに種田のフォローによって立つ瀬がなくなった来栖は「できる人間からしたらこっちの気持ちなんて想像もできないんでしょうけどね」と吐き捨て仕事を放棄してしまう。「全然わかってやれてない」と落ち込む種田に、結衣は「相変わらず上から目線」と種田の短所を次から次へと挙げる。そして、「わかってやろうとか助けてやろうとかあんまり気負わないでさ。もっと気楽にやったら」と笑顔で元気づけるのだった。そして、次の日謝罪してきた来栖に「あんなにボロクソに言われたのはじめてだよ。でも、言われないとわからないからさ」と心を開くのだった。向井演じる“神上司”ぶりが毎回大きな話題を呼んでいたが、初めて弱味を見せたことで盛り上がりは最高潮に。ネット上では《ドラマ史上ナンバーワン上司と断言してもいいと思う》《向井理みたいな上司が会社にいれば わたし、定時で帰りません》と絶賛の嵐。ドラマ終了後にはSNSで「種田さん」がトレンド入りする事態に。さらに、最後には結衣の彼氏・巧(中丸雄一)に「(結衣のことが)まだ好きですよ」と宣戦布告!男前すぎる向井の行動に《向井理の「好きですよ、今でも好きです」男でも惚れる》《そこで濁さずはぐらかさず真っ直ぐに言っちゃう種田さん優勝!》と悶絶する視聴者が続出していた。次回は、種田の告白に動揺を隠せない結衣。三角関係の行方は果たして――。
2019年05月23日吉高由里子が“残業ゼロ! 定時で帰る!”をモットーに生きるヒロインを演じ主演する「わたし、定時で帰ります。」の6話が5月21日放送。今回は桜田通演じる“愁”の正体と、向井理演じる種田による“衝撃告白”に多くの視聴者が感激の声を寄せている。「仕事は命を懸けるものではない」という思いから“必ず定時で帰る”ことをモットーにする32歳の独身OL・東山結衣を吉高さんが演じ主演。結衣の婚約者で同業他社で働く諏訪巧に中丸雄一、かつては恋人だったが仕事観の違いから別れた結衣の元婚約者・種田晃太郎に向井さんを迎え、この3人の“三角関係”と“仕事観”を軸に物語は展開する。そのほか結衣の部下の新人・来栖泰斗に泉澤祐希、結衣の同僚・三谷佳菜子にシシド・カフカ、フロントエンドエンジニアの吾妻徹に柄本時生、産休から復帰してきた結衣の先輩・賤ヶ岳八重に内田有紀、結衣たちのブラック上司・福永清次にユースケ・サンタマリアといった俳優陣が脇を固める。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。今回は種田に独立の話が持ち上がる。かつての同僚がパートナーとして迎えようと働きかけていたが、種田は迷っていた。独立の件は社内だけでなく業界内でもうわさとなっており、福永は種田らを呼び出して釘を刺す。一方、新規案件に来栖がディレクター志願。種田からOKをもらった来栖はやる気満々で頑張るが、プレゼンや会議に口をはさむ種田に対し自分がないがしろにされてると感じた来栖は怒ってしまう…というのが今回のおはなし。今回、これまで結衣の“ブレイン”として情報を提供してきた愁が、なんと種田の弟・柊だったことが判明。「私好みの顔面の遺伝子揃った兄弟あるか」「向井理と桜田通の兄弟って最高」などの声が巻き起こるなか、結衣と柊の背景を想像した「お姉ちゃんと弟になるはずだった2人だったのかと思うと無性に萌える」といった反応も。またラストでは酔っ払った種田が、巧から「さすがにまだ結衣ちゃんのこと好きだなんてあり得ないですよね」と挑発とも思える質問をされ「いまでも好きですよ」と“告白”。まさかの衝撃展開に「最後の最後、キャーー(*ノωノ)ーってなったよ」「ラストシーンの種田さんの告白に、仰天した黄色い叫びが反響したわが家のリビング」などの声が続々。さらに「展開がさらにおもしろくなってきたから火曜日が待ちきれない」「マジで面白すぎる早く来週なって欲しい」と今後の展開に期待を寄せる声も多数上がっている。(笠緒)
2019年05月22日様々な分野の第一線で活躍する人物に迫るドキュメンタリー「情熱大陸」の5月19日(日)放送回は俳優の佐藤二朗に密着。絶妙のアドリブで見る者の目を捉えて離さない圧倒的な演技力の“裏側”に番組が迫っていく。大学卒業後、就職するも1日で退職。その後演劇ユニット「ちからわざ」を旗揚げして全公演に作・出演。『幼獣マメシバ』シリーズなどの味わいある演技とともに、2011年から放送された「勇者ヨシヒコ」シリーズでみせた、独特の間のアドリブで巻き起こす笑いも大きな話題となり、『HK 変態仮面』『俺はまだ本気出してないだけ』『女子ーズ』『銀魂』『斉木楠雄のΨ難』などの映画から、「神の舌を持つ男」シリーズや「今日から俺は!!」まであらゆる作品で引っ張りだこに。最近ではハリウッド映画の吹き替えやクイズ番組の司会まで仕事の幅を広げる佐藤さん。「これは台本なのか?アドリブなのか?」と視聴者はもちろん共演者までもが思わず素で笑ってしまうその演技だが、本人はそれをアドリブであるとは認めていない。今回、番組では人気漫画を実写化する映画の撮影現場で、台本のセリフやト書きが佐藤さん流に解釈され瞬く間に生まれ変わっていく様子や、オフの日に居酒屋で俳優・向井理に役者論を熱く語る姿。そして映画監督として役者とはまるで勝手が違う現場で戸惑いながらもメガホンを取る姿にも密着。「俺はまだ世間様に自分の5分の1しか見せてない」という佐藤さんの「表現者としての道」に迫る。そんな佐藤さんの映画最新作となるのは岡田准一を主演に、木村文乃、山本美月、福士蒼汰、柳楽優弥、向井理、安田顕、佐藤浩市など超豪華俳優陣を共演に迎える映画『ザ・ファブル』。どんな相手も6秒以内に殺すと言われ“ファブル(寓話)”と呼ばれる謎の殺し屋。しかしちょっと仕事をし過ぎた彼に「一年間、一般人として普通に暮らせ。休業中に誰かを殺したら、俺がお前を殺す」とボスが指令を与えた。ファブルは佐藤アキラという偽名を使い相棒のヨウコと共に生まれて初めて一般人として街に溶け込む生活を始めるのだが、普通を満喫し始めた矢先、ファブルの命を狙う裏社会の組織やファブルに助けを求める者たちが次々に現れて事態は思わぬ方向へ向かう…という物語。映画『ザ・ファブル』は6月21日(金)より全国にて公開。「情熱大陸」は5月19日(日)23時~TBS系で放送。(笠緒)
2019年05月19日岡田准一を主演に、木村文乃、山本美月、福士蒼汰、柳楽優弥、向井理、安田顕、佐藤二朗、佐藤浩市など超豪華俳優陣を共演に迎えた映画『ザ・ファブル』。この度、レディー・ガガが歌う主題歌「ボーン・ディス・ウェイ」に乗せ、本編映像とアニメーションが融合したミュージックトレーラーが解禁となった。5月13日(月)に行われた完成披露イベントでは、主演の岡田さんをはじめとした超豪華キャスト陣が新宿のど真ん中でレッドカーペットを練り歩き、話題騒然となった本作。今回到着したのは、日本映画初の主題歌起用となったレディー・ガガの「ボーン・ディス・ウェイ」に合わせて贈るスペシャルコラボムービー。モーショングラフィックやアニメーションを多用し、いままでの予告編などのイメージと異なったミュージックビデオのようなノリで本編映像が展開されている。映像冒頭は、「伝説の殺し屋」と呼ばれるファブルの様子が幼少期のころと切り替わりつつ展開され、「伝説の殺し屋」に至るまでのファブルの人間性にも触れるドラマチックな幕開け。また、ファブルは額を指でトントンと叩くことで“殺し屋(ファブル)”と“普通の一般人(佐藤アキラ)”を切り替えるが、この動きにもフューチャー。この動きが入ってからは、“普通の一般人”である佐藤アキラとしてのキャラクター性や、アキラを取り巻くヨウコ(木村文乃)やミサキ(山本美月)のキャラクターも曲調に合わせてリズミカルに躍動。強烈な個性を放つフード(福士蒼汰)、小島(柳楽優弥)、砂川(向井理)たちも次々に登場する。さらに映像後半には、今回初解禁となったヨウコがハイキックを決めるアクションや、ファブルの落下アクションなども登場、一瞬たりとも目が離せないミュージックトレーラーとなっている。なお、本作では公開まで「5週連続ファブルフライデー」と称し、アクションや笑いにフューチャーした特別映像を毎週金曜日に解禁している。『ザ・ファブル』は6月21日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ザ・ファブル 2019年6月21日より全国にて公開©2019「ザ・ファブル」製作委員会
2019年05月17日吉高由里子、中丸雄一、向井理らの出演でおくる新たなお仕事ドラマ「わたし、定時で帰ります。」の5話が5月14日にオンエア。派遣デザイナーへの“セクハラ”“パワハラ”問題に多くの視聴者から数多くの感想が寄せられている。「仕事は命を懸けるものではない」という思いから“必ず定時で帰る”ことをモットーにする32歳の独身OL・東山結衣を吉高さんが演じ、結衣が結婚を前提に交際している諏訪巧を中丸さん、仕事観の違いから別れた結衣の元恋人・種田晃太郎を向井さんが演じる。仕事に対し自らの信念を貫こうとする三谷佳菜子にシシド・カフカ、産休から復帰してきた結衣の先輩・賤ヶ岳八重に内田有紀、結衣たちのブラック上司・福永清次にユースケ・サンタマリア。前回から登場した派遣デザイナーの桜宮役で清水くるみ。その桜宮に恋してしまったことで生活スタイルを変えようとするフロントエンドエンジニアの吾妻徹を柄本時生がそれぞれ演じている。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。ランダー社から緊急の呼び出しを受けた制作4部のメンバー。打ち合わせに出向くと先日OKがでたはずの20周年サイトのデザインが事実上の白紙撤回となる。困り果てる結衣たちを前にランダー社の中西たちは「桜宮さんに任せておけば問題なし!」と笑顔。中西たちと頻繁に飲んでいる桜宮を心配する結衣だが、桜宮は自分の仕事のやり方だと突っぱねる。しかし吾妻は同じ趣味を持つランダー社の草加から、桜宮が中西らから露出の多いトレーニングウエアを着ることを強要されている様子を撮影した動画を見せられる。結衣は怒りに震えてランダー社に出向く…というのが今回のストーリー。前回と今回の2話にわたり登場した桜宮、彼女が秘かに耐えてきた“セクハラ”“パワパラ”に対し「桜宮さんのセクハラが見るに耐えなかった」「色々リアル過ぎてしんどかった」などの投稿と共に、「取引先にセクハラされた桜宮さん役の女優さんの、最後に屋上で涙があふれてきて声を震わせるシーンの演技、すごく良かったなぁ。」と桜宮役の清水さんの演技を讃える声も。そして問題を解決するため内輪もめの芝居を打つという“秘策”を繰り出す種田にも「種田さんかっこよすぎて向井理ブームきそう」「種田さん(向井理)がかっこよすぎて…あんな上司ほしい」「小学生の頃お母さんがずっと向井理かっこいいって言ってたのやっとわかった」「向井理のかっこよさハンパない。あんな上司ほしい。仕事したい」などの反応が集中している。(笠緒)
2019年05月15日映画『ザ・ファブル』(6月21日公開)のレッドカーペットイベントが13日に都内で行われ、岡田准一、木村文乃、山本美月、福士蒼汰、柳楽優弥、向井理、安田顕、佐藤浩市、木村了、江口カン監督が登場した。同作は、単行本累計部数200万部突破、2017年度講談社漫画賞を受賞した、南勝久による人気漫画を映画化。圧倒的な強さと的確な手腕で狙った相手を6秒以内で必ず仕留める「天才的な殺し屋」として裏社会で恐れられる通称“ファブル”(岡田)が「1年間殺し屋を休業し、大阪で一般人・佐藤アキラとして普通の生活を送ること」を命令され、日常世界で暮らさなければならなくなる。リムジンに乗って登場した出演者陣だが、降りる際の段差で膝をついてしまう山本。大事はなかったようで、照れ笑いを浮かべながらレッドカーペットを歩いていたが、挨拶では「すいません、リムジンから降りるときにずっこけてしまい、ムービーを回していた方に申し訳ないです」と苦笑。「今日は頑張ります」と意気込んだ。今回演じたミサキ「幸薄ガール」と紹介されると、「幸薄いと思って演じてなかった」と疑問を明かしつつ、「関西弁がすごい大変でした。現場で追加されたりするんですよ。それがとっても難しかったです」と撮影を振り返る。さらに木村文乃から顔をいじられて、変顔をするシーンについて、岡田が「監督が全然カットかけないんですよ。変顔しているシーンとか、2人で15分くらい変顔している」と思い返すと、木村も「私はこのきれいな顔をいつまでいじくり回せばいいんだろうって思いながら……」と心境を告白。山本が「なかなかの痛みなんですよ」と訴えると、江口監督は「面白すぎて、カットかけるのがもったいなかった」と弁解していた。
2019年05月13日映画『ザ・ファブル』(6月21日公開)の完成披露試写会が13日に都内で行われ、岡田准一、木村文乃、山本美月、福士蒼汰、柳楽優弥、向井理、安田顕、佐藤浩市、木村了、江口カン監督が登場した。同作は、単行本累計部数200万部突破、2017年度講談社漫画賞を受賞した、南勝久による人気漫画を映画化。圧倒的な強さと的確な手腕で狙った相手を6秒以内で必ず仕留める「天才的な殺し屋」として裏社会で恐れられる通称“ファブル”(岡田)が「1年間殺し屋を休業し、大阪で一般人・佐藤アキラとして普通の生活を送ること」を命令され、日常世界で暮らさなければならなくなる。「もともと現代物のアクションがやりたくて20代の頃に格闘技とかを始めたので、嬉しかったです」と語る岡田。演じたファブルが「家では裸」という設定のため、MCの青木源太アナウンサーから「セクシーなシーンが……」と話題を振られると、「セクシーかなあ? 原作でやってるので、やると決めたからには、脱ぎました。現場ではバスローブ入りが多かったんですよ。それはもう、初めての経験で。昔、1作そういうのやりましたけど……『岡田さん入ります』と言われたらバスローブで」と振り返る。実際に「ドアミラーで隠す、みたいな」と再現していた。家でのシーンが多かった安田は「対峙することが多かったですからね。裸の先生と。常に裸でいらっしゃいましたから」と苦笑していた。また、"師匠"である岡田と戦うシーンが夢だったという福士に、岡田も「戦えたね〜」と喜ぶ。福士のアクションの振りもつけたという岡田は「愛情を込めて。『福士をもっと立てなきゃだめでしょ!』ってことで」と、難易度の高いアクションで見せ場を増やしたという。そんな岡田の愛情について、福士は「めちゃくちゃ感じました」と照れる。青木アナはさらに「岡田さんのかっこいいところはどんなところですか」とたたみかけ、岡田は「恥ずかしい質問やめてもらっていいですか!?」と抗議。「お二人の師弟関係が、私、大好きですので」という青木アナに押し切られた福士は、「すべて、全部かわいい……あ、間違えた!」と動揺。「すべてがかっこいい。役者としても人間としても素晴らしいと常々思っています」と絶賛した。舞台挨拶が進む中、1人ずっと汗をぬぐっていた木村了に、安田が「木村くん、大丈夫!?」とつっこむと、周囲は大爆笑。木村了は「スーツの生地が厚くて」と苦笑し、佐藤は「俺、隣にいて怖いんだよ!」と訴えていた。
2019年05月13日岡田准一主演で贈るアクション映画『ザ・ファブル』の完成披露試写会が5月13日(月)、新宿ピカデリーにて行われ、岡田さんを始め、共演の木村文乃、山本美月、福士蒼汰らが舞台挨拶に出席した。作品内での岡田さんとのバトルを心待ちにしていたという福士さんが、「師匠で尊敬している!」と岡田さんへの思いをあふれさせ、岡田さんからも「愛情を込めた」とラブコールを返される一面もあり、場内を沸かせた。岡田さんとのバトルに福士さんが感無量「夢が叶った!」冒頭の挨拶で「夢が叶った」と瞳をキラキラさせた福士さん。聞けば、「以前、岡田さんと共演したときは、岡田さんが教官で自分が部下、仲間だったんです。いずれ戦いたいなと思って、今回ついに戦うと。“うわ、ついに俺の夢が叶ったぞ!”と思い即決しました」と一息に話した。「5年越しくらい、ずっと岡田さんは師匠で尊敬している俳優さんのひとりと言っていた!」と福士さんがさらに続けると、岡田さんが優しい眼差しで「戦えたね~」とにっこり。舞台挨拶のほのぼのした空気とは一変、劇中では激しいアクションで死闘を繰り広げるふたり。この戦いでは岡田さんが自ら振りをつけたそうで、「愛情を込めました。(最初は)さらっと福士くんが上から落ちてくれ、みたいな感じだったので『いやいや、福士をもっと立てなきゃダメでしょう!』と言って」と熱を帯びて説明する。そんな岡田“師匠”からの愛を「めちゃくちゃ感じました!」と言う福士さんは、岡田さんの格好よさを尋ねられると、「全部かわいい!」と言った後、「間違えた(笑)!格好いい!」と、あまりの興奮で言い間違えるという珍しいプチハプニングも起こしていた。『ザ・ファブル』は、週刊ヤングマガジン連載中で、単行本累計部数400万部を突破した人気コミックの実写映画化。どんな相手でも6秒以内に殺す、ファブルと呼ばれる謎の殺し屋(岡田さん)は、ボス(佐藤浩市)から1年間一般人として暮らし、殺しを一切禁じられる。佐藤という偽名を使い街に溶け込もうとするも、裏社会の組織やファブルに助けを求める者たちが次々と現れる。柳楽優弥&佐藤浩市も岡田さんのアクションを絶賛福士さんに留まらず、共演の柳楽優弥からも「岡田さんとアクションで絡めるのは楽しみでした」と言われた岡田さんは、安田顕からも「アクションシーンに出なくてよかったなって(笑)。素晴らしいアクションでしたね!」と賛辞を浴び続けた。ボスを演じた佐藤浩市からも「立ち回り自体が、昔とはちょっと違うんですよね。あがりを見たら、きついな、これはちょっと厳しいだろうなと思いながら、岡田すごいなって」とお墨付きをもらった岡田さん。当の本人も、「現代もののアクションをなかなかやれる機会がなくて、元々やりたくて格闘技とかを始めたので、久しぶりに機会をいただけてうれしかったです」と充実の撮影をふり返っていた。そのほか、舞台挨拶には向井理、木村了、江口カン監督も出席した。『ザ・ファブル』は6月21日(金)より全国にて公開。(cinamacafe.net)■関連作品:ザ・ファブル 2019年6月21日より全国にて公開©2019「ザ・ファブル」製作委員会
2019年05月13日映画『ザ・ファブル』(6月21日公開)のレッドカーペットイベントが13日に都内で行われ、岡田准一、木村文乃、山本美月、福士蒼汰、柳楽優弥、向井理、安田顕、佐藤浩市、木村了、江口カン監督が登場した。同作は、単行本累計部数200万部突破、2017年度講談社漫画賞を受賞した、南勝久による人気漫画を映画化。圧倒的な強さと的確な手腕で狙った相手を6秒以内で必ず仕留める「天才的な殺し屋」として裏社会で恐れられる通称“ファブル”(岡田)が「1年間殺し屋を休業し、大阪で一般人・佐藤アキラとして普通の生活を送ること」を命令され、日常世界で暮らさなければならなくなる。まずリムジンからキャスト陣が登場し、最後に作中でも使われたハコスカから主演の岡田が登場。岡田は、「監督が笑いのコメディ部分を強く撮りたいとおっしゃっていたので、誰もが笑えるエンターテインメントになってるし、原作の持つシビアな部分がうまく混ざってる」と同作の魅力を表した。福士との激しいアクションもあるが、岡田は「いつか戦う役がやりたいねと福士くんが言ってくれていたので、夢が叶いました」と顔を見合わせて笑い合う。さらに柳楽について「羊の皮を被った狼。狂犬部分が映画に映ってますので」とアピールしていた。江口監督は「現場で意識してなかったけど、すごい人に囲まれてたということに気づいて緊張しています」と、豪華キャスト陣についてコメント。フォトセッションでは、岡田が作中に登場するインコを指に乗せ、周囲も興味津々だった。
2019年05月13日吉高由里子(30)主演ドラマ『わたし、定時で帰ります。』(TBS系)の第4話が、5月7日夜10時に放送された。サービス残業や非効率的な働き方を繰り返すエンジニアの吾妻徹(柄本時生)は、東山結衣(吉高)らに注意されるも一向に直す気配がない。そんななか、ヘルプとしてやってきた派遣デザイナーの桜宮(清水くるみ)に恋をする。桜宮と一緒にいたい一心で結衣に教わった仕事効率化術で定時帰りするようになる吾妻。そして、ついに桜宮と食事に出かけるが……というのが第4話のあらすじ。非効率な働き方をする吾妻だが、確かな腕を持つエンジニア。しかし出世欲もなく、無趣味で夢も持たない虚無感を紛らわすために会社に棲みついていた。そうした点では、「定時に帰ってもやることがないんです」と嘆く三谷(シシド・カフカ)や「仕事しかない」と話す種田(向井理)もある意味同じなのかもしれない。桜宮との食事に喜ぶ吾妻だが、「吾妻さんって独立とか考えてないんですか?夢とか考えてないんですか?私は今よりもっと上を目指していきたいんです!」と向上心を見せる桜宮の姿を見て落ち込む。「自分の人生何もない」とぼやく吾妻に対して、「私たちには給料日がある!」と励ます結衣。大きな目標や夢を持つことは大切だ。だが、定時で帰ってビールを飲んで恋人と話しながらドラマを見たいという結衣の思いも立派な目標だ。大きな目標や夢がなくても、些細なことでも楽しいと思えることがあれば十分ではないのか。働く意味や生きがいは人それぞれだと語る結衣の言葉に励まされる人々が続出。《サービス残業。定時で帰ることの有意義さ。自分をいたわることの大切さ。「何もない」自分への悩み。今回はそのどの社会的な要素も絡められてて良く出来ていたなぁ》《何もないからただただ働く。働かない時間は何をしていいかわからない。夢を見失った人に気づかせる『給料日』の存在。夢がなくたって『給料日』があるという言葉はまさに強く優しく現代の夢なし働き世代に染み渡ったのでは》と言った声がネット上に多く寄せられていた。第5話は、クライアントから桜宮へのセクハラ疑惑が浮上する。いったい裏で何が行われたのか。ひと波乱ありそうな予感だ。
2019年05月09日吉高由里子主演、必ず定時に帰るヒロインの姿を通し現代の働き方を問いかける「わたし、定時で帰ります。」の第4話が5月7日放送。柄本時生演じるWEBエンジニアに共感の声が集まっている。“残業ゼロ! 定時で帰る!”がモットーのニューヒロイン・東山結衣を吉高さんが演じる本作。結衣の恋人・諏訪巧役で中丸雄一、結衣の元婚約者・種田晃太郎役で向井理、結衣の職場の先輩・賤ヶ岳八重役で内田有紀、結衣たちを振り回す上司の福永清次役でユースケ・サンタマリアらが出演。柄本さん、泉澤祐希、シシド・カフカらも共演する。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。今回は柄本さん演じる吾妻のスポットを当ててストーリーが展開。会社の上層部から福永に吾妻がひどいサービス残業をしているという話が入る。吾妻は一度退勤したあと会社に戻り深夜まで仕事をしているといい、オフィスで暮らしてるような吾妻の仕事ぶりは部内でも知られているようだった。あまりに非効率的な仕事ぶりを指摘すると吾妻は「誰にも迷惑かけてない」と反論、福永は結衣の定時帰宅にも問題があると言い出す。そんななか、ヘルプとして派遣デザイナーの桜宮(清水くるみ)が会社にやってくる。桜宮は巧のもとで働いていたことがあり、結衣は巧との関係を気にしていた。仕事を進めていく中で吾妻が桜宮に恋してしまい、それをきっかけで定時帰宅、効率的に仕事をするようになり出し、結衣たちは吾妻が成長したと喜ぶのだが、そんななかトラブルが勃発。吾妻は元通りの生活に戻ってしまう…というのが今回のストーリー。そんな吾妻の姿に「人って一念発起変わろうとするとだいたい上手くいかなくて振り出しに戻っちゃう」「柄本くんが演じている役に親近感を覚える。周りからみた僕はあんな感じなんだろうなぁ」など共感の声多数。また吾妻に成長を強いたことに「人を変えようするなんて傲慢でした」と反省する結衣にも「胸に響く…」「深いわこれ」「傲慢だったって思える結衣さんいいなあ」などの声が集まっている。ラストでは種田が福永と桜宮が親しげにタクシーに乗り込む姿を目撃。「福永部長がどんどんパワハラ体質の本性が出てきた」「ユースケのパワハラ演技ヤバい」など今後の福永の行動を心配する声も上がっている。(笠緒)
2019年05月08日吉高由里子(30)主演ドラマ『わたし、定時で帰ります』(TBS系)の第3話が、4月30日夜10時に放送された。新入社員の来栖(泉澤祐希)がクライアントのCM撮影中に盗み撮りした動画がネットで大炎上を起こす。東山結衣(吉高)や種田晃太郎(向井理)に叱責された来栖はすぐさま辞めようとするが、結衣はなんとか引き留めようとする。そんななか、スポーツウェアメーカーのディレクションを結衣とともに任される来栖だが……というのが第3話のあらすじ。なんとかプレゼンを終えるも、活躍した実感の持てない来栖は異動願を結衣に渡す。「自分なんて何の役に立たない」と卑下する来栖に対して、「シュレッダーのごみを率先して片付けたり、誰かがやりたがらないことを誰も見てないところで自然にできるのって偉いと思う」と励ます結衣。さらに考え方の全く違う来栖を「人として面白い。それだって立派な役割だよ」と褒める。一人の人間として向き合う結衣を見て、来栖は異動願を取り下げるのだった。新人の離職率が年々増加していくなか、必要なのは結衣のような丁寧で思いやりのある上司ではないだろうか。指摘はしつつも、きちんと部下に自信をつけさせる結衣の姿勢はネット上でも大好評。《レッテルを貼らずその人自身を見る事、来栖くんの存在自体を認めてくれた結衣の言葉は大きかっただろな》《新入社員の時に気持ちを理解してくれる先輩、上司がいることがどんなに心強いか…》といった声が見られた。さらに各局が競って改元特番を放映するさなか、通常通りドラマを放映したTBSの編成を《本日のテレビ番組表が改元関連一色の中、『わたし、定時で帰ります。』を放映するの、ドラマの中身にも相応しく素晴らしい英断だと思う》のように、評価する声も多く見られた。第4話は会社に住みついていると噂の吾妻(柄本時生)がターゲット。新たな問題社員に東山たちはどう向き合うのか。次回も楽しみだ。
2019年05月02日吉高由里子が“残業ゼロ! 定時で帰る!”をモットーに生きるヒロインを演じる「わたし、定時で帰ります。」の3話が4月30日に放送。SNSによる情報漏洩から始まった今回のストーリーに他人事とは思えないという視聴者からの共感の声が相次いで寄せられている。ブラック労働の反動から“定時で帰る”ことを徹底して生きるようになった主人公・東山結衣に吉高さん。結衣の“今カレ”諏訪巧に中丸雄一、“元カレ”種田晃太郎に向井理、結衣の真面目過ぎる同僚・三谷佳菜子にシシド・カフカ、職場復帰した結衣の先輩・賤ヶ岳八重に内田有紀、結衣の部下の新入社員・来栖泰斗に泉澤祐希、結衣たちのブラック上司・福永清次にユースケ・サンタマリアといったキャストでおくる本作。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。巧の実家に挨拶に向かおうとしていた結衣に晃太郎から連絡が。ファイアーストロング社のCM撮影時に撮られたと思われる動画がSNSで拡散され炎上しているという。巧の両親への挨拶をドタキャン、結衣もクライアントに謝罪に向かうことになる。CM撮影現場の様子を来栖がスマホで撮っていたことを思い出し、結衣は何度も来栖に電話を掛けるが連絡が取れない。来栖は翌朝何事もなかったかのように出社、来栖は仲間内に流した動画が流出したもので自分も被害者だと主張。種田らが咎めると来栖は「じゃあ辞めます」と辞表を提出、会社を飛び出してしまい、結衣は「私、人を育てるの向いてない」と悩む…というのが今回のストーリー。新人社員がSNSに情報を流出して炎上…他人事とは思えない展開に「ほんとに意識低すぎるわやめればいいってもんじゃない」「実際にああいう態度の子の教育係をやったけど、本当に無理」など怒りの声から「新人ディスりが凄くて耳が痛い」「ちょっと耳が痛いというか。自分を見てる感じ」など来栖に共感する声、さらに「見てると採用担当の僕は胃が痛くなります」など自分の立場に置き換えて見た声まで様々な意見が。また“炎上事件”の原因となった来栖役の泉澤さんは朝ドラ「ひよっこ」や大河ドラマ「西郷どん」、『マスカレード・ホテル』などへの出演で注目される期待の若手俳優。わたし、定時で帰ります。今日は第3話、来栖やっちゃってます。これを見て令和を迎えて下さいませ。お見逃しなく!#わた定 pic.twitter.com/NmDJ7VMTr2— 泉澤祐希 (@xxxyukikixxx) 2019年4月30日泉澤さんにも「本当に幅広い演技ができる俳優さん」「泉澤祐希くんが見れることは嬉しい。癒やされる」「面白い役者になりそう」など今後の活躍に期待を寄せる反応も多数寄せられている。(笠緒)
2019年04月30日1年間一般人として過ごす指令を受けた最強の殺し屋“ファブル”を描く映画『ザ・ファブル』。この度、昨年夏に行われた“ガチ過ぎる”アクションに挑んだファブル役・岡田准一の撮影舞台裏レポートが到着した。関東近郊にある廃工場で行われた撮影では、地上から約10数メートルの高所に超巨大桟橋を設置するという大規模なセットが組み立てられ、その大桟橋の先端に、柳楽優弥演じる小島が椅子に座ったまま、ワイヤー1本で縛り付けられ、背中から地上に落下寸前…というスリリングなシーンが行われた。組織内で敵対する砂川(向井理)との争いから大ピンチに陥った小島。そんな小島の兄貴分・海老原(安田顕)が、ファブルこと佐藤アキラ(岡田さん)に手助けを要請したことから、ファブルをつけ狙う殺し屋フード(福士蒼汰)らが交錯するという、見どころ満載の場面。落下直前の小島目がけて、圧倒的な速さで駆け寄るアキラ。さらに、岡田さんもまたワイヤー1本のみに支えられる中、柳楽さんを椅子ごと抱え、アクロバティックな動きで窓ガラスを突き破って救出するパワフルなアクションを披露している。そんなシーンについて江口カン監督は「撮影カメラマンが付いていけない時もあった(笑)」とふり返っている。公開中の予告編でも確認できる桟橋のシーンは、原作にはない映画オリジナル。江口監督は、漫画作品の実写映画化に際し、漫画家の方々へのリスペクトがあるからこそ、今回のような映画ならではのダイナミックなシーンが必要だと考えたそう。そんな落下のピンチに見舞われる役どころを演じた柳楽さんは「撮影で本気で怖いと思ったのは久々です」と苦笑いを浮かべるほどだったとか。また、本作では数々の壮絶なシーンを含め、劇中でのほとんどのアクションをスタントなしでこなしている岡田さん。彼が厚い信頼を寄せるアクションチームは、異例の日仏混合編成となっており、『ボーン・アイデンティティー』『LUCY/ルーシー』などのアクションを手掛けたフランス人のアラン・フィグラルズをファイトコレオグラファー(殺陣師)に迎え、『るろうに剣心』『亜人』などでスタントを手掛けた富田稔がスタントコーディネーターとして本作に集結。そんな岡田さんは「世間的には分からないですけど、スタッフの方々には僕は動ける俳優と思われているみたいで(笑)」と言い、「現代劇でアクションをやることはすごく難しいことだと認識しています。それをどこまで今まで見たことのないアクションに近付けられるかということに、アクションチームや江口監督と日々チャレンジしている感じですね」と本作のアクションには並々ならぬ思いで挑んでいたようだ。現場では、本番直前までアクションチームと熱いディスカッションを展開していたそうで、「アクションを混合チームで作るというのはなかなかない経験ですが、互いのいいところを出し合って、いろんな要素が組み込まれたアクションになると思います。実は直前まで動きが決まってないこともあるので(笑)、そういう意味では瞬発力が求められる現場でもありますね」とふり返っている。「岡田さんは以前からお仕事をしてみたい俳優さんのひとり」と語る江口監督も「彼のストイックさはこちらが勉強になることばかり。動ける人だとは分かっていたけど、ここまでとは!と驚かされました。岡田さんのアクションを早送りで撮っていると思われることが一番悔しい(笑)。それくらい彼のスピードはハンパないんです!」と岡田さんのアクションを絶賛している。さらに、アクションだけじゃない、本作の大きな見どころとなっているのが“ハッピーな笑い”。岡田さんは「久しぶりで懐かしい感覚です」と笑顔を見せつつ、「最近はカタい役や武士の役が続いていて、ユーモアがある作品にあまり出ていないので(笑)。アキラは常に無表情だから、その中で笑いをとらなければいけないのはチャレンジングですが、監督やスタッフさんの笑い声を聞くと安心しますね」とコメント。本作では、そんな岡田さんもこだわった“ハッピーな笑い”の数々も見逃せない。『ザ・ファブル』は6月21日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:ザ・ファブル 2019年6月21日より全国にて公開©2019「ザ・ファブル」製作委員会
2019年04月28日主演・星野源、共演に高橋一生、高畑充希、濱田岳ら人気俳優を迎えた映画『引っ越し大名!』。この度、新たに第2弾となる追加キャストが発表された。星野さん演じる“引きこもり侍”春之介の母・波津役には、多くの作品で優しい母親を演じ、近年では「逃げるは恥だが役に立つ」の新垣結衣演じる主人公の母親役も記憶に新しい富田靖子。江戸留守居役として松平直矩(及川光博)に国替えの命が下ったことを慌てて知らせる仲田小兵衛役に、「獣になれない私たち」でパワハラ社長役を演じた山内圭哉。引っ越し費用の工面と節約を春之介に迫る勘定奉行役には、名脇役の正名僕蔵。また、紅白歌合戦にも出場した演歌歌手・丘みどりが特別出演している。そして、春之介が引っ越し費用を借りに行く商人・和泉屋の若旦那役を、「I’’s」「ゆうべはお楽しみでしたね」の岡山天音。松平直矩の小姓・綾瀬主水役を、「劇団☆新感線『髑髏城の七人』 Season月 下弦の月」に出演するなど舞台を中心に活動する松岡広大。春之介たちが引っ越しの準備を進めるなか、不穏な動きを見せる隠密の頭・田中衆三郎役を、「あなたの番です」に出演中の和田聰宏。於蘭(高畑充希)の息子・音松役を子役・鳥越壮真。家臣の戸田采女役を「リーガル・ハイ」の矢野聖人。さらに、向井理が春之介たち姫路藩の面々に国替えを言い渡した黒幕・柳沢吉保役として友情出演。柳沢吉保は、徳川五代将軍・綱吉の身の回りの世話をする小納戸役として寵愛を受け、異例の大出世を遂げたと言われる実在の人物だ。そのほか、飯尾和樹(ずん)、中村靖日、斉藤暁ら個性派が集結している。『引っ越し大名!』は8月30日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:引っ越し大名! 2019年8月30日より全国にて公開Ⓒ2019「引っ越し大名!」製作委員会
2019年04月26日