みなさん、こんにちは。美容研究家/ビューティコンサルタントの斎藤可奈子です。過ごしやすい日々が続いていたかと思えば急に寒くなったりと、「三寒四温」の通り、毎日の寒暖差が激しいですね。体調とともに、お肌のバランスも崩れやすくなっているので、その日のお肌の体調に合わせてスキンケアには気をつけてあげましょう。この季節、悩みに加わってくるのが「お肌のテカリ」。ファンデーションの崩れや「テカリ」が気になってはいませんか?今回はそんな「お肌のテカリ防止ケア」についてお話しします。■テカリの原因は?私たちの身体やお肌は、あたたかい時期になると、生理機能が活発に働くようになります。そうすると、皮脂を作っている皮脂腺も冬場に比べて活発に働くようになり、皮脂の分泌は増えてきます。皮脂の分泌が増えることによって、お肌の水分が蒸散しないように乾燥しにくくなりますが、皮脂の分泌が過剰になり「テカリ」を引きおこす原因となります。■テカリ防止ケア1:乳液をコットンでつける日々のお手入れで「乳液」を使いますよね?乳液には油分が入っているので、お肌の水分が逃げないようにしたり、お肌に必要な油分を与える役割があります。しかし、お肌自体の皮脂の分泌が活発になっていると油分を与えすぎてしまう可能性があります。そこで、お肌に適度な油分を与えるためには、コットンを使って乳液をつけるのがおすすめです。乳液を手ではなくコットンでつけることにより、お肌に適度な油分をまんべんなく与えることができます。とくに、朝のお手入れ時に用いると、ファンデーションの崩れを抑えることもできます。■テカリ防止ケア2:専用化粧品を使用するテカリが気になる場合は、テカリを抑える専用のコスメを使ってあげることもおすすめです。皮脂線の数も多く皮脂の分泌が元々多いTゾーンや皮脂によって毛穴の開きやすい頬などは、「収斂化粧水」や「Tゾーン専用の美容液」などをプラスしてあげることが一番はやく悩みを解決できる方法です。「収斂化粧水」で、テカリの気になる部分をパッティングしたり、「Tゾーン専用の美容液」などで、皮脂の出る皮脂線をキュっと引きしめて、皮脂が過剰に出るのを防ぎましょう。■テカリ防止ケア3:ファンデーションの前にスキンケアでの根本からの肌質改善ももちろんですが、ファンデーションの前に、皮脂を抑える固形やゲル状のメイクコスメをプラスすることで、皮脂を抑えてテカリを防ぐこともできます。皮脂を抑えるコスメを使用することで、皮脂でテカり、ベタつきがちなお肌をサラサラに保ち、テカリを防いでくれます。そうすることによって化粧モチもよくしてくれますよ。■おわりにいかがでしたか?今年はしっかりと対策をして、テカらず化粧崩れのないキレイなお肌を目指しましょう。(斎藤可奈子/ハウコレ)
2014年05月03日みなさん、こんにちは。美容研究家/ビューティコンサルタントの斎藤可奈子です。春は、風が強くチリやホコリなどの汚れがお肌につきやすかったり、気温・湿度も上がり、汗や皮脂の分泌が増えるので、お肌がベタつきやすくなったりととても汚れやすい季節です。汚れやすいと気になってくるのが、「小鼻の黒ずみ」。「いちご鼻」などとも呼ばれ、頑固でなかなか取れない小鼻の黒ずみに悩まされている方も多いのでは?今回はそんな「小鼻の毛穴の黒ずみ」に関してお話し致します。■小鼻の毛穴の黒ずみができてしまう原因まず、どうして小鼻は頬と違って黒くなってしまうのでしょうか?その主な原因は、鼻の毛穴に詰まった皮脂や汚れが溜まり、長い間空気にふれることによって酸化してしまうこと。鼻は頬や他の皮膚よりも皮脂が多く分泌されるため、その分皮脂が溜まりやすく、酸化して黒ずみとなってしまいやすいのです。さらに、お肌は乾燥していると通常よりも皮脂を多く分泌してしまうために、毛穴が開きやすく、その分皮脂も溜まり、黒ずみの原因となってしまいます。また、よく「角栓」という言葉を耳にしますが、「角栓」は皮脂や汚れが固まっただけのモノではなく、お肌から剥がれ落ち、いらなくなった古い角質が混ざりあったモノを「角栓」というのです。なので、「角栓」=指などで“にゅるっ”とでてくる白いモノ、と思っている方も多いですが、それは「角栓」ではなく、固まった皮脂なのです。そのため、お肌が乾燥していると、ごわつきで古い角質がキレイに剥がれず、さらに「角栓」を生み出してしまいます。■黒ずみケア方法1:汚れを落とす鼻の黒ずみの汚れから守り、お肌を清潔な状態を保つには、日々の「洗顔」でのケアが欠かせません。「洗顔」といってもたくさんの種類がありますが、鼻の黒ずみに適している「洗顔料」は、クレイタイプやパウダータイプ、スクラブのはいっているタイプなど、汚れがしっかりと落ちるタイプの洗顔料がおすすめです。しかし、ここで注意しなくてはならないのは、このタイプは比較的さっぱりとしているものが多いのでお肌が乾燥しやすくなってしまうということ。元々お肌が乾燥しやすい方は、全体と小鼻部分とわけて使うのもおすすめです。■黒ずみケア方法2:ピーリング「洗顔」はもちろん大切なケア方法ですが、できてしまった黒ずみはとても頑固なため、地道なケアが必要となります。しかし、それでも少しでも早くなくしたいという方には、ピーリングがおすすめです。ピーリングには、溜まってしまった角栓を取り除いてくれる効果があります。洗い流すタイプ、拭き取るタイプ、塗るタイプなど、様々なタイプがありますが、使い勝手やお肌の状態で選ぶようにしましょう。■黒ずみケア方法3:毛穴の開きをおさえるしっかりと汚れや角栓を落とした小鼻は、それだけでは毛穴が開いたままの状態になっています。このままでは、汚れや皮脂が溜まりやすいままなので、開いている毛穴をしっかりと引き締めてあげましょう。化粧水には、通常の保湿ケアする化粧水とお肌を引き締める「収れん化粧水」というものがあります。「収れん化粧水」をハンドまたはコットンに含ませて、軽くパッティングするようにして使用するのがおすすめです。■おわりにいかがでしたか?あたたかくなるこれからの季節。お肌は汗や皮脂も増えて汚れやすくなります。まずは日々の洗顔に気をつけて、鼻の黒ずみがたまらないようにしましょう。(斎藤可奈子/ハウコレ)
2014年04月12日みなさん、こんにちは。美容研究家/ビューティコンサルタントの斎藤可奈子です。4月に入って、だんだん温かく過ごしやすい日々が続いていますね。真冬などに比べて温かくなってくると、減ってきてしまうのが、お風呂でのきちんとした入浴。みなさん、毎日お風呂で入浴していますか?寒い冬は入浴する方も多いですが、温かくなってくるとついついシャワーだけで済ませたりしていませんか?今回は入浴による効果と効果的な入浴方法についてお話しします。■入浴による効果は?〇温熱効果入浴することにより、お肌の血液循環がよくなります。それによって、私たちの身体の老廃物や疲労物質の排出を促し、疲れが取れます。また、縮こまってしまった血液循環が良くなることで、凝りもほぐれます。また身体を温めることは、内臓の働きや自律神経をコントロールしてくれる効果もあります。〇リラックス効果お風呂の中では、私たちの体重は水の中の浮力によって約9分の1程度になります。毎日、体重を支えている筋肉や関節は、水の中ではその力を使う必要がないので、目には見えませんが、とてもリラックスしている状態になっています。また、自律神経にも働きかけるので、脳もとてもリラックスした状態になり、心身ともにゆったりと癒されます。次に入浴方法として、「半身浴」と「全身浴」とありますが、どちらがいいのでしょうか?■半身浴の効果半身浴の一番の効果は身体への負担が少ないので、長時間お風呂に入りたいという方におすすめです。長時間ゆっくりと入浴できるので、身体の芯から温まりやすく、血液循環が良くなることによって、美肌やダイエットにもとても効果的です。正しい半身浴方法は、40度前後のぬるま湯に胸より下の下半身のみ浸かります。ぬるま湯にゆっくりと浸かると身体や脳はとてもリラックスした状態になり、副交感神経が活発になるので、夜寝る前の入浴方法としておすすめです。■全身浴の効果全身浴の一番の特徴は、身体をより早く温めることができるということ。但し、肩まで浸かることによって、急に全身の血液循環が良くなるので、心臓の弱い方は注意する必要があります。また、水圧がかかるため、長時間の入浴はかえって身体への負担になる場合があります。そのため、半身浴と違い、熱めのお湯に短時間で入るのが、全身浴の正しい方法です。熱めの入浴は交感神経が活発になるので、朝、目や脳をシャキっと覚ましたい方におすすめです。■入浴による注意点と効率UP方法〇水分補給入浴中はもちろん汗もかきますし、思っているよりも身体は脱水症状に陥っています。入浴前の水分補給はもちろんですが、長めの入浴時には必ずこまめな水分補給をしましょう。〇休憩をとる長時間による入浴は、血液循環がよくなりすぎてしまう場合があります。長めの入浴の場合は必ず、適度に浴槽をでて、休憩することを忘れずにしましょう。〇マッサージやエクササイズ血液循環がよくなっているので、マッサージやエクササイズの効率が上がります。ボディソープやボディジェルなどを使ってリンパマッサージすると、これから露出が増える時期に向けてのダイエットにもなります。〇集中力UPリラックス効果により、脳は集中力がUPしています。入浴中の勉強や読書は時間も有効的に使えて、とてもおすすめです。■おわりにいかがでしたか?入浴はその日1日の疲れをしっかりととってくれる大切な時間です。温かくなってきた時期でも、「シャワーだけ」とめんどくさがらずに、しっかりと入浴することを心がけましょう。代謝もUPするので、夏前に代謝UPの身体づくりもできちゃいますよ。(斎藤可奈子/ハウコレ)
2014年04月11日みなさん、こんにちは。美容研究家/ビューティコンサルタントの斎藤可奈子です。春は、風が強くチリやホコリなどの汚れがお肌につきやすかったり、気温・湿度も上がり、汗や皮脂の分泌が増えるので、お肌がベタつきやすくなったりととても汚れやすい季節です。汚れやすいと気になってくるのが、「小鼻の黒ずみ」。「いちご鼻」などとも呼ばれ、頑固でなかなか取れない小鼻の黒ずみに悩まされている方も多いのでは?今回はそんな「小鼻の毛穴の黒ずみ」に関してお話し致します。■小鼻の毛穴の黒ずみができてしまう原因まず、どうして小鼻は頬と違って黒くなってしまうのでしょうか?その主な原因は、鼻の毛穴に詰まった皮脂や汚れが溜まり、長い間空気にふれることによって酸化してしまうこと。鼻は頬や他の皮膚よりも皮脂が多く分泌されるため、その分皮脂が溜まりやすく、酸化して黒ずみとなってしまいやすいのです。さらに、お肌は乾燥していると通常よりも皮脂を多く分泌してしまうために、毛穴が開きやすく、その分皮脂も溜まり、黒ずみの原因となってしまいます。また、よく「角栓」という言葉を耳にしますが、「角栓」は皮脂や汚れが固まっただけのモノではなく、お肌から剥がれ落ち、いらなくなった古い角質が混ざりあったモノを「角栓」というのです。なので、「角栓」=指などで“にゅるっ”とでてくる白いモノ、と思っている方も多いですが、それは「角栓」ではなく、固まった皮脂なのです。そのため、お肌が乾燥していると、ごわつきで古い角質がキレイに剥がれず、 さらに「角栓」を生み出してしまいます。■黒ずみケア方法1:汚れを落とす鼻の黒ずみの汚れから守り、お肌を清潔な状態を保つには、日々の「洗顔」でのケアが欠かせません。「洗顔」といってもたくさんの種類がありますが、鼻の黒ずみに適している「洗顔料」は、クレイタイプやパウダータイプ、スクラブのはいっているタイプなど、汚れがしっかりと落ちるタイプの洗顔料がおすすめです。しかし、ここで注意しなくてはならないのは、このタイプは比較的さっぱりとしているものが多いのでお肌が乾燥しやすくなってしまうということ。元々お肌が乾燥しやすい方は、全体と小鼻部分とわけて使うのもおすすめです。■黒ずみケア方法2:ピーリング「洗顔」はもちろん大切なケア方法ですが、できてしまった黒ずみはとても頑固なため、地道なケアが必要となります。しかし、それでも少しでも早くなくしたいという方には、ピーリングがおすすめです。ピーリングには、溜まってしまった角栓を取り除いてくれる効果があります。洗い流すタイプ、拭き取るタイプ、塗るタイプなど、様々なタイプがありますが、使い勝手やお肌の状態で選ぶようにしましょう。■黒ずみケア方法3:毛穴の開きをおさえるしっかりと汚れや角栓を落とした小鼻は、それだけでは毛穴が開いたままの状態になっています。このままでは、汚れや皮脂が溜まりやすいままなので、開いている毛穴をしっかりと引き締めてあげましょう。化粧水には、通常の保湿ケアする化粧水とお肌を引き締める「収れん化粧水」というものがあります。「収れん化粧水」をハンドまたはコットンに含ませて、軽くパッティングするようにして使用するのがおすすめです。■おわりにいかがでしたか?あたたかくなるこれからの季節。お肌は汗や皮脂も増えて汚れやすくなります。まずは日々の洗顔に気をつけて、鼻の黒ずみがたまらないようにしましょう。(斎藤可奈子/ハウコレ)
2014年04月06日みなさん、こんにちは。美容家/ビューティコンサルタントの斎藤可奈子です。前回、お話しした「思春期ニキビ」。これは主に10代によくみられるニキビです。しかし、それ以降の「大人ニキビ」も私たちを悩ませる大敵です。今回は「大人ニキビ」の原因と対処法を知って、正しいケアを行いましょう。■大人ニキビとは?「大人ニキビ」とは、その名の通り、思春期を過ぎて大人になってからできるニキビのことです。よく見られる症状は以下の通り。・口やあご周りにニキビができることが多い・生理前になるとニキビができやすくなった・ポツポツとしたニキビが繰り返しでき、治りも遅い・ニキビは乾燥してカサついている大人ニキビの原因は、人によって様々で、1つに絞れないことが大きな特徴です。ストレス、ホルモンバランスの崩れ、不規則な食生活、睡眠不足、飲酒や喫煙、間違ったスキンケアなど様々な要因が考えられます。■大人ニキビの原因1:ターンオーバーの乱れ大人ニキビの1番の原因と言われているのが、お肌の代謝が悪くなることからくるターンオーバーの乱れ。ターンオーバーとはお肌の生まれ変わりのことで、新しい細胞と古い細胞が、約28日周期で入れ替わる、お肌の新陳代謝のサイクルです。ターンオーバーが遅くなると、いらなくなった古い角質が毛穴をふさいでしまいます。さらに、ターンオーバーの低下によって、毛穴がふさがれてしまい、角質が厚く、堅くなることによって、お肌が乾燥します。お肌の乾燥は大人ニキビをさらに頑固にさせる原因ともなります。こうなることで、ふさがってしまった毛穴にアクネ菌が繁殖し、そこでできた炎症が大人ニキビとなってしまうのです。乱れてしまったお肌のターンオーバーを整えるには、ピーリングなどの角質に働きかける化粧品でケアすることがおすすめです。■大人ニキビの原因2:ストレスや生活習慣次に多いと言われているのが、「ストレスや生活習慣」によるものです。現代人にとって悩みの種でもある、ストレスや睡眠不足などによる生活習慣の乱れ。これらによって起こってしまうのがホルモンバランスの崩れです。ストレスによって、ニキビの原因のアクネ菌が増えたり、ホルモンバランスの崩れによって、皮脂が増えて、大人ニキビの原因となります。また、外食やコンビニ、ファーストフードなどの食生活による「栄養バランスの乱れ」も大人ニキビの原因の1つ。対処法は、ニキビ予防に必要な栄養素である、「ビタミン」や「ミネラル」を上手に摂取すること。お肌のターンオーバーの働きを高め、毛穴の詰まりを防止したり、ニキビ菌の殺菌をしてくれます。■大人ニキビの原因3:便秘ニキビ同様に女性に多い悩みの1つが「便秘」です。この便秘は大人ニキビの原因でもあったのです。便秘になると身体の中で、活性化酸素が増えてしまったり、デトックスできていない状態になるため、身体の中に不要なものが溜まってしまいます。これにより、大人ニキビができてしまうのです。正しい生活で食物繊維を多く摂取したり、適度な運動で腸を活性化して、便秘を解消してあげましょう。■おわりにいかがでしたか?2回に渡って「思春期ニキビ」と「大人ニキビ」という2種類のニキビのお話しをしてきました。「ニキビ」ができていると本当にテンションもさがり、何もかもが嫌になってしまうほど・・・。しっかりとニキビの原因と対処法を知って、ニキビのない健康なお肌を目指しましょう。(斎藤可奈子/ハウコレ)
2014年03月07日みなさん、こんにちは。美容家/ビューティコンサルタントの斎藤可奈子です。ニキビ・吹き出物。私たち女性にとって、大敵です。1つでもできてしまっていると、化粧をするのも鏡を見るのも、嫌になってしまうほど。そんなニキビや吹き出物は、実は尋常性ざ瘡(じんじょうせいざそう)という皮膚の病気なのです。化粧品でのケアももちろんですが、しっかりと原因を知って、適切なケアを行うことが大切です。またタイプも大きくわけて、「思春期ニキビ」と「大人ニキビ」の2種類あります。まず今回は、「思春期ニキビ」についてお話しします。■「思春期ニキビ」のできる原因「思春期ニキビ」とは、主に10代の思春期にできるニキビのことを言います。思春期の成長期には、男性ではテストステロンやアンドロゲン、女性ではエストロゲンと呼ばれるホルモンが体内で分泌されます。それによって、ホルモンバランスが崩れてしまい、皮脂の分泌が過剰に増えてしまうことが思春期ニキビの1番の原因となります。皮脂で詰まりやすくなってしまった毛穴には、皮脂をエサにアクネ菌がどんどん増殖します。それをやっつけようと周囲からは白血球が毛穴に集まってきます。白血球はアクネ菌を退治する際に活性酸素を発生させますが、これが毛穴の炎症を引き起こしてしまいます。思春期ニキビによく見られる、赤く腫れあがった炎症ニキビの原因は白血球なのです。また思春期ニキビはおでこや鼻などのTゾーンにできやすいのも特徴の1つです。■思春期ニキビの対処法1:「正しい洗顔」「思春期ニキビ」に大切なことは、まずは正しい洗顔、これが基本中の基本です。朝晩、1日2回洗顔料を使い、しっかりと泡をたてて肌こすらずに洗うことです。また過剰な皮脂分泌が原因のため、洗いすぎてしまう方がいますが、洗いすぎもNG。皮脂には天然の保護膜、お肌を守るバリア機能の役割もありますそれをすべて洗い流してしまうと、お肌の乾燥の原因にもなってしまいます。ですから、洗いすぎない正しい洗顔をしましょう。また洗顔後には、しっかりとした保湿も心がけましょう。■思春期ニキビの対処法2:「睡眠をとる」睡眠不足になると、自立神経が乱れてしまい、皮脂の分泌がさらに増えてしまい「思春期ニキビ」を悪化させてしまいます。午後10~午前2時のお肌のゴールデンタイムにしっかりとした睡眠をとることにより、お肌は再生、活性化します。お肌が活性化しなければ、ニキビも治りません。お肌に良いと言われている1日7時間半のたっぷりとした質の良い睡眠を心がけましょう。■思春期ニキビの対処法3:「食事に気を付ける」皮脂=脂質です。食事も脂質の多いものばかりを食べていると、過剰な皮脂分泌の原因となります。適度な脂質は身体には必要なため、完全にNGではありませんが、ニキビが気になるときは、脂っこいものは控えるようにしましょう。また、ニキビを治療する際に、ビタミンの摂取は必須になります。野菜や果物などビタミンが豊富な食事も心がけましょう。中でも効果的なビタミンは、ビタミンC・ビタミンB6・ビタミンB2・ビタミンA・ビタミンEです。身体の内側からのケアも心がけましょう。■おわりにいかがでしたか?正しいケアで思春期ニキビをやっつけましょう。次回は「大人ニキビ」についてお話しいたしますので、ぜひそちらもチェックしてくださいね。(斎藤可奈子/ハウコレ)
2014年03月06日みなさん、こんにちは。美容家/ビューティコンサルタントの斎藤可奈子です。どんなに表面だけをお手入れしても年齢が出やすいのが、しわやたるみ。とくに、お顔の中でも目立ちやすく、私たちを悩ませるのが「法令線」です。顔が老けて見えたり、夕方になるとファンデーションが入り込んだりと、見た目にも大きな影響を及ぼします。今回はそんな「法令線」の原因と対処方法についてお話しします。■法令線はなぜできる?法令線やたるみの原因は主に、お肌の弾力を保っている真皮部分の加齢や紫外線による老化、コラーゲンやエラスチンの減少によるものです。真皮のコラーゲンやエラスチンが減り、お肌のハリを支えていたゴムのようなネットワークがゆるむと、顔の筋肉や脂肪を支えきれずに頬がさがってしまい口元にたるみができてしまいます。これが「法令線」です。また、むくみや、1枚の同じ皮膚の頭皮が硬くなり柔軟性がなくなってしまうのも原因の1つです。■対処法1:コラーゲンを増やす「法令線」ケアには、お肌表面の潤いケアではなく、お肌内部のケアが必要となります。コラーゲン繊維やエラスチン繊維に働きかける「レチノール(ビタミンA)」、お肌のコラーゲンを増やす手助けをする「ビタミンC」。そして紫外線、ストレス、有害物質、老化の原因となる活性酸素を抑える、抗酸化効果のある「アスタキサンチン」「白金」「レスベラトロール」が配合された化粧品を使って、お肌の内部にダイレクトに働きかけるお手入れが必要です。■対処法2:顔の筋トレ私たちの顔の筋肉、表情筋は普段100%のうち20~30%ほどしか使われていません。さらに年齢とともに、衰えていくため、エクササイズが必要となります。簡単にだれにでもできるエクササイズとして、「舌をぐるぐる回す方法」があります。口を閉じたまま、上あごを舌で前後になぞります。・舌の奥の筋肉を使う感じです。・頬にも同じように、舌の奥を使うように前後になぞります。顔の表情筋を鍛えるようなマウスピースや顔の筋肉に沿って使えるような美顔ローラーを使うのもおすすめです。■対処法3:メイクで隠すお肌内部のケアが必要な「法令線」は、なかなか改善しにくいです。そこで、メイクのテクニックによって目立たなく隠してしまうのも1つの手です。しみやクマを隠すのに良く使われるコンシーラーは「法令線」を隠すのにも優れています。色々あるコンシーラーの中でも使いやすいのは、筆ペンタイプです、・「法令線」を太めに小鼻の脇から塗ります。・頬をふくらまして、「法令線」の溝の影を明るくぼかしていきます。この時、明るさで影をなくすため、お肌よりも少し明るめを使うのがおすすめですが、お肌にしっかりとなじませて、色の違いがでないようにするのがポイントです。また、このほかには、クリニックなどでのヒアルロン酸注射や美容医療機器のサーマクールなどもあります。■おわりにいかがでしたか?法令線が目立ってくると、一気にお顔が老け顔になってしまいます。日々のケアとキレイな隠し方で、老け顔にならないようにしましょう。(斎藤可奈子/ハウコレ)
2014年02月21日みなさん、こんにちは。美容家/ビューティコンサルタントの斎藤可奈子です。寒波がきて気温湿度も益々さがり、空気が乾燥しているのと同時にお肌の乾燥もピークに達してはいませんか?もちろん、乾燥が気になるのは、顔だけだはなく、手脚の乾燥やひざかかかとのガサガサなど、ボディの乾燥も気になりますよね。そんな時、みなさんはどんなお手入れしていますか?ハンドクリームやボディクリームをただ塗っているだけではありませんか?手や脚、ひざかかかとなど、ボディは部位によってお肌の質感も特徴も違います。それなのに、同じケアでいいのでしょうか?今回は冬のボディの部位別のお手入れ方法についてお話します。■1.手の特徴とお手入れ手は顔に比べて、お肌の厚みがあるのが特徴です。それにより、角質も固くなりやすいために、乾燥もしやすくそこからシワの原因にもなります。手もシワが目立ちやすいのはそのためなのです。また、手は顔に比べて洗う回数が多いので、皮脂やバリア機能も流れやすく、荒れやすくなってしまっています。おすすめのお手入れ方法は、ハンドクリームをこまめに塗ることなのですが、特に尿素などの高保湿成分が配合されたものが効果的です。また、指先は冷えやすく血液循環も悪くなりがちなので、ツボの多い指先はオイルなどを使ってマッサージすることもおすすめです。■2.ひざ、かかと手に比べて皮膚が、さらに厚い部位になります。さらに、かかとには皮脂線が少ないため、より乾燥しやすい部位となっているのです。また歩くときに全体重を支えているので、皮膚への負担や刺激も多いためその部位を守ろうと最も角質が硬くなりやすいのです。おすすめのお手入れ方法は、入浴中などの角質が柔らかくなっている状態で、厚くなってしまった角質の細めなケアと、そのあとの保湿ケアをすることが重要です。角質ケアをしても刺激をうけやすい部位はお肌が身体を守ろうとすぐに厚くさせてしまいます。角質ケアをした際は必ずしっかりと保湿ケアをして常に柔らかい状態を保つように意識しましょう。■3.脚、腕、背中お風呂あがり、ケアをしないでいるとお肌は乾燥まっしぐら。なぜならお肌に元々存在する保湿成分のセラミドなどは、水に塗れると流れてしまうからです。お風呂あがりに何も塗らないでいると、皮脂も洗い保湿成分も流れきってしまっていますから保湿ケアは欠かせません。しかし、身体は部位によって、皮脂の分泌量が違うので、部位によって使いわける必要があります。手脚は皮脂線が少ないので、ボディミルクやボディクリームなど油分の多いものを。また、背中などは皮脂線が多いので、油分の少ないボディローションなどを使うのが良いでしょう。■4.その他の部位その他の部位として、首やデコルテがあります。首やデコルテなどは、年齢がでやすいので、実はしっかりとケアをしなくてはならない部位。保湿ケアはもちろんですが、マッサージをしながらエイジングケア成分などが配合されたミルクなどでケアをすれば、みずみずしくキレイな肌を保つことができます。■おわりにいかがでしたか?顔同様、ボディもしっかりとケアをしてはじめて、トータルでのケアになります。全身のお手入れを心がけ今年の冬はトータルビューティーを目指しましょう。(斎藤可奈子/ハウコレ)
2014年02月05日みなさん、こんにちは。美容家/ビューティコンサルタントの斎藤可奈子です。女性にとって悩ましく、いつでも肌悩みの上位にいる「ニキビ」。ニキビは治ったとしても「ニキビ跡」として、さらに私たちを悩ませます。ニキビができないようにケアすることが一番ですが、できてしまったニキビをニキビ跡にさせないことも大切です。セルフケアでキレイにするのはなかなか難しいものですが、跡がどれだけ残ってしまうのかは、ニキビの進行度合いや、ニキビの出来た部位などにもよります。今回はそんなニキビ跡の対処法についてお話しします。■ニキビ跡のメカニズムニキビ跡が出来るメカニズムは、大きくわけて2つあります。毛穴に溜まってしまった過剰な皮脂や古い角質が角栓化し、酸化すると、皮脂を栄養にして繁殖したアクネ菌が炎症を起こしてニキビができます。このときメラニン色素と活性酸素も同時に生成されます。メラニン色素はお肌を守るためにニキビの周辺に集まり、通常であればお肌のターンオーバー時に排出されるのですが、ターンオーバーが滞ってしまっているとメラニン色素が蓄積されてお肌の表面に残ってしまいます。これが「色素沈着のニキビ跡」となります。また、活性酸素は紫外線や過度なストレス、喫煙によって作られてしまいます。活性酸素は強力な酸化能力を持っており、お肌や皮脂を酸化させるためニキビができる原因になったり、更に悪化させることがあります。この弱った状態のお肌でニキビを潰したり強い刺激を与えてしまうと、皮膚の組織が破壊されてしまい、「凸凹としたクレーター状のニキビ跡」が残ってしまうのです。では、このようなニキビ跡になってしまった場合、どのようにケアしたらよいのでしょうか?■色素沈着のニキビ跡の対処法「色素沈着のニキビ跡」は時間が経てば正常に戻ることが多いのですが、正常な状態になるまでの期間はかなりの個人差があり、長くなると1年以上かかることもあります。対処法として、とにかく日焼けをしないことが大切です。これ以上濃くならないように、UVケアをキチンとすること。また、早く薄くするためには、ビタミンC、ビタミンC誘導体配合の化粧品を使ったり、ビタミンCのイオン導入をするのが効果的です。ピーリングをしてメラニン色素をお肌から早く排出するのも良いでしょう。■「凸凹としたクレーター状のニキビ跡」このタイプは、毛穴とその周囲に強い炎症が起こったことで、真皮がダメージを受け、コラーゲン組織が破壊されて落ちくぼんでしまった状態です。この場合、ダメージを受けたコラーゲンの再生を促さないとお肌は元通りにはなりません。なので、残念ながら「凸凹としたクレーター状のニキビ跡」は、自宅でのセルフケアで治すことはできません。クリニックで、レーザーを当てたり、新しく肌を生まれ変わらせる効果のあるピーリングを行ったり、凹んだ部分にコラーゲンやヒアルロン酸等を注入してくぼみを盛り上げる方法などがあります。また真皮のコラーゲンを作るといわれているレチノイン酸をクリニックで処方してもらい、塗布するのも有効です。同時にビタミン剤の内服薬もおすすめです。■ケロイド状また稀なケースですが、人によっては体質的に顔のあご部分に赤く盛り上がったケロイド状の跡が残ってしまう場合があります。これは、皮膚が再生するときに過剰にコラーゲン線維が作られてしまい、硬くなったものです。こちらも「凸凹としたクレーター状のニキビ跡」同様に自宅でのセルフケアは難しく、ステロイドを局所注射するなどクリニックでの治療が必要となります。■おわりにいかがでしたか?ニキビ同様、ニキビ跡はお肌へのダメージだけではなく、女性の精神的ストレスの原因にもなってしまう大敵です。ニキビを作らないことが一番ですが、ニキビができてしまったら、治すと同時にニキビ跡にならないように気をつけましょう。(斎藤可奈子/ハウコレ)
2014年01月19日みなさん、こんにちは。美容家/ビューティコンサルタントの斎藤可奈子です。化粧水、美容液、ブースター、マスクなどなど。今では、スキンケアには多くの種類がありますよね。一般的なスキンケアとして化粧水がありますが、化粧水でも何種類かあるのはご存じですか?化粧液、保湿液、拭き取り化粧水などです。今回はその中でも、通常の化粧水とは少し異なる「拭き取り化粧水」ついてお話しします。■拭き取り化粧水とは?通常の化粧水は、お肌への水分や栄養補給を目的として使われますが、「拭き取り化粧水」は、クレンジング後の落ち切れていないメイクを落としたり、角質ケアをしたりと、補給するというよりも、「除去すること」が主な目的となっている化粧水のことを言います。■拭き取り化粧水の効果は?拭き取り化粧水の効果は、使う目的によってもさまざまです。●メイクや洗顔料の残りをしっかりと拭き取るしっかりとクレンジング洗顔をしても、落としきれなかったメイクや、洗顔料の洗い残しがお肌に残ってしまっている場合があります。これらは、肌トラブルの原因となってしまいます。拭き取り化粧水を使うことによって、お肌を健康な状態に保ち、お肌本来が持つ力を高めてくれます。●いらなくなった角質のケア本来、クレンジングや洗顔には、ソフトピーリング効果が含まれており、角質ケアをしてくれます。けれど、ターンオーバーが乱れたり、お肌が健康な状態ではないと、お肌の一番表面に、剥がれ落ちるはずの角質が滞ってしまっています。拭き取り化粧水を使うことでいらなくなった角質を除去し、お肌のターンオーバーのお手伝いをすることが出来ます。また、角質ケアをすることによって、お肌の凸凹やキメを整えてくれます。溜まってしまっている角質が除去されるため、くすみにも効果的。お肌に透明感が生まれ、次に使う化粧水や美容液などの浸透も高めます。■効果的な使い方拭き取り化粧水は、使うシーンによって多少目的が変わってきます。夜:クレンジング後、化粧水の前に使用して汚れをしっかりと落とし、お肌の状態を整えます。朝:寝ている間にお肌についた、ホコリなどの汚れや、分泌された皮脂などをしっかりと落とします。顔を洗ったあとはもちろんですが、朝の洗顔の代用としても使えます。■使う時の注意点使用の際の注意点は大きく3つあります。1.必ずコットンを使用する拭き取り化粧水を使う際は必ずコットンを使用してください。手では拭き取り化粧水本来の効果を引き出すことはできません。2.やさしく拭き取る拭き取る際は、力の入れすぎに気を付けてください。力の入れすぎは逆効果です。お肌の表面をやさしく拭き取るようにしましょう。3.そのあとはしっかり保湿拭き取り化粧水は見た目は化粧水であっても、除去が目的のため、それだけでは保湿効果が弱いことがほとんどです。お肌を整えた後はしっかりと保湿ケアをしましょう。■おわりにいかがでしたか?お肌の汚れをキレイにとり、表面をしっかりと整えることによって、今までのスキンケアの効果を高めることができます。拭き取り化粧水をうまく使って、ワンランク上のお肌を手にいれましょう。(斎藤可奈子/ハウコレ)
2014年01月14日みなさん、こんにちは。美容家/ビューティコンサルタントの斎藤可奈子です。そろそろブーツが活躍する季節。可愛いブーツを履いて、おしゃれを楽しみたいですよね。でも、ブーツが脱げなくなってしまったり、一度脱いだら脚がむくんで、パンパンで入らない・・・なんて経験、みなさんしたことがあるのではないでしょうか。今回はそんな「脚のむくみ」に関してのお話です。脚のむくみの原因と解決策をしっかりと知ってくださいね。■脚がむくむ理由は?(1)老廃物のつまり私たちの身体を流れる静脈やリンパの流れがつまり、老廃物が外に漏れて、細胞のすき間に溜まってしまっている状態です。正常な場合、筋肉などを使って静脈やリンパ管をポンプのように動かし、老廃物を上半身へと押し上げてくれます。しかし、筋肉が衰えてポンプの作用がうまく働かなってしまうと、身体の中の水分や老廃物が下半身につまりやすくなり、むくみが起こります。(2)食生活の乱れ塩分や糖分、水分の過不足、アルコールの摂りすぎなどからもむくみは起こります。身体がそれらを薄めようと、水分を通常よりも溜め込んでしまうためです。(3)身体の冷え冷えもむくみの大きな原因の1つです。日本人女性の約8割が冷えに悩んでいると言われています。冷えた状態が続いてしまうと血流が悪くなるため、身体に水分がたまった状態になり、それがむくみに繋がります。さらに、むくんだ状態では筋肉が硬くなり、血流が悪くなり冷えを悪化させてしまいます。(4)かくれた病気むくみは、腎臓や心臓、甲状腺などの病気が原因で起こることもあります。むくんだ状態が長く続きすぎたり、水分を摂っても尿がでにくいなどの症状がある場合は、内臓が原因の場合もありますので、注意が必要です。■解消法1「老廃物を溜めない」「老廃物を溜めない」とは、とにかく血流やリンパ液の流れがつまらないようにするということです。同じ姿勢でずっといると血流がつまってしまいます。脚先やふくらはぎを、座っている状態でも、常に動かすように意識することが大切です。またリンパマッサージをすることがオススメです。足首から上に向かってふくらはぎをマッサージして、下に溜まってしまった水分を戻してあげましょう。リンパのある脚足首まわり、膝裏、太ももの付け根などを力をいれずに押すのも効果的です。■解消法2「カリウムを摂る」身体の中から塩分、余分な水分や老廃物を早く排出するためには、「カリウム」を摂取しましょう。カリウムは利尿作用が高いので、身体の中から早く排出することができます。すいか、きゅうり、あずき、バナナ、海藻類などに多く含まれます。これから年末にかけて、暴飲暴食が増えがちな時期ですが、食べる食材にも気をつけるようにしましょう。■解消法3「身体を冷やさない」これからの時期はどんどん寒くなり、身体が一番冷えてしまう季節です。とくに足元から冷えてくるので、厚めの靴下やストール、ストッキングなど身体を冷やさない工夫が大切です。また、しっかりとお湯につかり、冷えてしまった身体をあたためましょう。■おわりにいかがでしたか?日常の生活で少し気をつけるだけで、脚のむくみを解消できることも多いです。原因と正しい解消法で、むくんだ大根脚とさよならしましょう。(斎藤可奈子/ハウコレ)
2013年12月02日みなさん、こんにちは。美容家/ビューティコンサルタントの斎藤可奈子です。乾燥が気になるこの季節。カサカサ、パサパサしてしまうのはお肌だけではありません。「髪の毛」も乾燥してしまうのです。乾燥していると、静電気が起きやすくなったり、切れ毛・枝毛が増えたりと髪の毛によくないことばかりです。今回は「髪の毛の乾燥」の原因と、その解決法についてお話しします。■髪の毛が乾燥する原因・5つ(1)外気の乾燥冬は、外気の冷たい風は勿論、室内のエアコンにも要注意です。髪の毛の水分が失われると、一番表面のキューティクルがカサカサになり、剥がれやすくなってしまいます。さらに、表面のキューティクルがカサカサになって剥がれてしまうと、剥がれた間から髪の内部の水分までもが出てしまい、ダメージが進んでしまいます。(2)ドライヤー髪の毛にとって一番のダメージは、乾燥状態をつくってしまうことです。ドライヤーで髪を乾かすと、髪の毛に元々含まれている必要な水分も一緒に蒸発させてしまうのです。髪の毛にとって必要な水分を残すためにも、 余分な水分はタオルドライでしっかりと押さえ、ドライヤーを使いすぎないことが大事です。(3)摩擦タオルドライは必要ですが、タオルをゴシゴシするのは絶対にNGです。キューティクルが開いている洗髪後は、一番ダメージを受けやすい状態にあります。髪の毛もお肌と一緒で、ゴシゴシと摩擦や強い刺激を与えてしまうと表面のキューティクルが剥がれ、内部の水分が失われやすくなります。タオルドライの際は押さえるようにして乾かしましょう。(4)静電気乾燥している室内でブラシをかけると、摩擦で静電気が起こりやすくなります。静電気はその名の通り、電流が走っているのです。なんと、2万ボルトもの電流が流れているとも言われています。(5)シャンプーのしすぎ髪の毛の土台でもある頭皮の乾燥にも注意が必要です。頭皮と顔のお肌は1枚の同じ皮です。バリア機能が壊れてしまうと水分が失われ、かゆみやフケの原因になります。土台の頭皮が健やかでないと、毛根が傷つき、乾燥だけでなく抜け毛や薄毛につながってしまいます。■解決法・3つ(1)ドライヤーのかけ方髪の毛を表面的に乾かすのではなく、頭皮を意識して内側から乾かしていきましょう。乾かしすぎないように、目安としては、少しだけ湿った具合にキープするのがポイントです。また髪の毛は「+」に帯電するため、マイナスイオンドライヤーを使うと、静電気を抑えられます。(2)ブラッシングの仕方静電気が起こりにくいブラシを使うことがおすすめです。静電気の発生を抑える効果があるブラシや、木製、天然毛のブラシが良いでしょう。静電気が起きるからといってブラッシングしないと、頭皮表面も血流が悪くなってしまいます。ブラッシングには、毛穴の奥にたまった皮脂を、髪や頭皮にまんべんなく広げて、血流を促進する効果があります。(3)頭皮ケア髪の毛の土台である頭皮ケアは、乾燥しづらい髪の毛を生やすためにも必要です。頭皮にもお肌のスキンケア同様、頭皮用の化粧水や美容液などでしっかりとお手入れしてあげましょう。■おわりにいかがでしたか?髪の毛もお肌と同じようにしっかりとケアして、つやつや天使の輪ができるような潤いのある髪の毛を目指しましょう。(斎藤可奈子/ハウコレ)
2013年11月28日みなさん、こんにちは。美容家/ビューティコンサルタントの斎藤可奈子です。みなさん、楽しくお酒を飲んだのは良いけれど、朝起きたら大変!“目も顔もむくんでしまった”なんて経験も多いのでは?そこで今回は、アルコールによる「むくみ」の原因と、むくんでしまった時に簡単にできる対処方法についてお話しします。■アルコールによる「むくみ」の原因は?お酒を飲み過ぎると、身体は必要以上に水分を貯めこみます。お肌に含まれている水分が増えたことで、皮膚細胞が膨張してはれぼったくなった状態が、「むくみ」なのです。また、体内での分解が追い付かずに残ってしまったアルコールによって、体は正常な新陳代謝ができなくなっています。これによって、体外に排出されていない余分な水分や老廃物が滞り、こちらもまた、むくみの原因となるのです。さらに、お酒を飲んでいる時はついつい、塩分の多いおつまみなども摂取しがちなので、塩分の摂りすぎによってむくみに拍車をかけてしまいます。■アルコールによる「むくみ」改善に必要なことは?まずはとにかく、身体の中の不要な水分を代謝によって早く排出させていくことです。それには、以下が有効です。・水をたくさん飲みましょう。・ゆっくり入浴しましょう。※もしお酒が残っている場合はあまり入浴しない方がいいですが、そうでなければお風呂に入ってしっかり汗をかいて、不要な水分を外に出していきましょう。・シャンプー時に頭皮をマッサージするように洗いましょう。・血行をよくするためにマッサージを行いましょう。手足をぶらぶらするだけでもOKです。■メイク前に「むくみ」をとる方法メイク前のひと手間でできる、むくみをとる簡単な方法のご紹介です。使うのは、2枚のタオルです。1枚は水を含ませてラップなどでくるんで、15秒~20秒ほど電子レンジであたためます。もう1枚は冷たい水を含ませて絞ってください。その熱い蒸しタオルと冷たいタオルを交互に顔にあてて、血液の循環を一気に促すことによってむくみを解消します。■むくんだ日に摂取した方が良い食べ物食べ物や飲み物でむくみを改善するのもおすすめです。むくみは塩分の摂りすぎも大きな原因の1つです。水分と同時に、余分な塩分も体外から排出するために「カリウム」が含まれる食品を摂りましょう。カリウムを多く含む食品は、ほうれん草、カボチャ、さつまいも、納豆、ごま、海藻類、すいか、バナナなど。また、お酢、トマト、グレープフルーツなどに含まれるクエン酸も、代謝を促す効果があります。摂取する飲物はあたたかいものを選びましょう。白湯や、デトックス効果・利尿作用の高いはと麦茶などがいいでしょう。■おわりにいかがでしたか?むくみはほっておくと太る原因にもなりかねません。楽しくお酒を飲む時間も大切ですが、飲みすぎには注意し、飲んだあとのケアや、お酒を飲むときに食べる物にも注意してくださいね。(斎藤可奈子/ハウコレ)
2013年11月01日みなさん、こんにちは。美容家/ビューティコンサルタントの斎藤可奈子です。なぜかいつも、「疲れてる?」と言われてしまう、そんなあなた。目元の「クマ」が目立っているのではありませんか?全体的な肌色ももちろんですが、顔の印象の中でも大部分を占める目元周りがどんより沈んでいたら、疲れた顔に見えてしまいます。今回はそんな、目元のクマ対策についてお話しします。■目元のクマの種類は?クマ対策というと一般的に、ホットタオルなどで温めたり、マッサージしたりと、目元周りの血行をよくすることが知られていますが、実はクマは「青グマ」「黒グマ」「茶グマ」と大きく3つのタイプに分けられ、それぞれ対策も様々なのです。それではここで、タイプ別に原因と解決方法をお話ししますね!■「青グマ」の原因と対策まず「青グマ」の特徴は、指で目元の皮膚を下に少しひっぱると薄くなり、メイクで隠れる「クマ」です。主な原因としては、寝不足、血行不良、長時間のパソコン作業などによるものが多いです。対策方法は、マッサージやツボ押しで、目元の血流を良くすることです。但し、目元周りの皮膚は特に薄いため、間違ったマッサージ方法は目元のシワやたるみの原因になりかねません。そこで、簡単な3つのツボ押しポイントをご紹介します。「清明」左右の目頭にあるくぼみ「球後」左右の目尻から、1/4ほど目頭に近づいた骨のくぼみ「四白」黒目の真下の骨のふちから1~1.5本ほどの指幅の下にあるくぼみこの3つのツボを、洗顔あとの清潔な状態で「それぞれ3秒間ずつ押してパッと離す」を1セットとして、3回~5回繰り返してください。このとき、力を入れすぎないように注意しましょう。■「黒グマ」の原因と対策「黒グマ」の特徴は、上を向くと薄く見えるクマで、メイクでは隠すことが難しいクマです。主な原因として、目周りのコラーゲンやエラスチンの減少などにより、たるんだ目元に影ができることが原因です。対策としてはたるみの改善なので、コラーゲンやエラスチンを増やすスキンケアがおすすめ。有名な成分として、ビタミンAの1種である「レチノール」を含むアイクリームなどを使うと良いでしょう。■「茶グマ」の原因と対策「茶グマ」の特徴は、指で目元の皮膚を下にひっぱっても消えず、メイクで隠れるクマです。主な原因は、シミなどと同じ色素沈着。これは紫外線などによるシミと同じなので、美白ケアが必要となってきます。ビタミンCや、アルブチンなどを含むスキンケアがおすすめです。また、目周りをこすったことによるくすみが原因の場合もあるので、目元のケアをする場合は力の入れすぎには注意しましょう。また、クマを隠すメイクのポイントですが、オレンジやイエロー系のカバー力の高いコンシーラーで自然に隠すのが良いでしょう。隠そうと重ねすぎると逆に目立ってしますので注意してくださいね。■おわりにいかがでしたか?一口に「クマ」といってもタイプは様々。自分のクマがどのタイプなのかをしっかりと見極めて正しい対策をして、疲れの見えない明るい目元を作りましょう。(斎藤可奈子/ハウコレ)
2013年10月31日みなさん、こんにちは。美容家/ビューティコンサルタントの斎藤可奈子です。みなさん、いつまでもキレイでいるために、スキンケアや生活習慣など、様々なことに気をつけていると思います。しかし、気づかないうちにお肌の老化を早めてしまっている生活習慣もあります。もちろんメイクを落とさないで寝たり、UVケアをしていない、などは当たり前です。今回は、知られていないけれど実はお肌の老化を早めてしまう悪習慣についてお話しします。■悪習慣(1)日中のミスト化粧水数年前から流行っている、天然水のミスト状化粧水。これを日中の乾燥対策として、どこでもシュッシュと顔にかけること。一瞬うるおったように感じますが、実は逆効果なんです。なぜなら、お肌の表皮に塗布した水分は、元々お肌で保持している水分を一緒に抱え込んで蒸発してしまうからです。天然水には保湿機能は含まれていないので、お肌は逆に乾燥してしまいます。日中の乾燥対策で使用する化粧水は天然水ではなく、キチンと保湿機能が含まれた化粧水を使いましょう。■悪習慣(2)排気ガスもちろん排気ガスに良いイメージを持っている人はいないでしょう。けれども、お肌に悪い原因だというのはあまり知られていません。排気ガスには炭素系物質というものが入っていて、それは毛穴を通して表皮細胞に入り込んでしまいます。排気ガスがお肌に入り込むと、老化の原因である活性酸素を発生させ、メラニンを育成している細胞を乱したり、遺伝子さえも傷つけてしまいます。排気ガスを避けての生活は難しいですが、体内やスキンケアでのデトックスを心がけて、お肌を守りましょう。■悪習慣(3)メイク道具を洗わない毎日キレイになるためにしているメイク。そんなメイクに使う道具を気にしたことはありますか?何度も使用して汚れたメイク道具でメイクをしていると、キレイに仕上がらないだけではなく、パフやスポンジ、ブラシなどについた雑菌や酸化した皮脂が原因で、肌トラブルを起こしてしまいます。メイク道具はこまめに洗い、キレイな状態で使いましょう。■悪習慣(4)お肌に悪い食べ物美肌づくりには身体同様、食べ物も大切です。お肌を刺激したり、悪影響を及ぼすものを食べ続けていれば、お肌は痛んできてしまいます。少しくらいならさほど影響はないにしても、毎日のように摂取していると、お肌に影響はでてしまうでしょう。そんなお肌に悪い食べ物は、加工食品やリノール酸等、不飽和脂肪酸がたくさん含まれた食品です。加工食品とは、インスタント食品、清涼飲料水、化学調味料、スナック菓子等。これらの食品には、糖分や脂肪分が多く含まれていて、さらには、合成保存料もはいっています。不飽和脂肪酸とは、体内で過酸化脂質に変化しやすいものです。過酸化脂質には、老化をすすめてしまう働きがあります。バターや紅花油等、リノール酸が多く含むものは、気をつけて摂るようにしましょう。■おわりにいかがでしたか?私たちの生活の中には、気づかないうちに、お肌に対して悪影響になってしまっていることがあります。でも、少し気をつけるだけで、お肌の老化を予防することができますよ。ご紹介したポイントを、毎日の生活で気をつけるように心がけてみましょう。(斎藤可奈子/ハウコレ)
2013年10月07日みなさん、こんにちは。美容家/ビューティコンサルタントの斎藤可奈子です。今年の夏も暑かったですね。まだまだ残暑も厳しく、身体もお肌も疲れきっていませんか?過酷な夏は、身体の夏バテはもちろんですが、お肌も同様に「夏バテ肌」になっています。今回はそんな「夏バテ肌」をいち早く回復させる、正しいお手入れ方法をご紹介します。■「夏バテ肌」ってどんな状態?夏を過ごしたお肌は、エアコンの風にさらされたり、汗をかくことによって、お肌の内側が乾燥してしまっている「隠れ乾燥」という状態になっています。なので、自分で思っているよりも、お肌はカサカサな状態です。また日焼けをしてしまったお肌は黒くなるだけではなく、表面がゴワゴワ硬くなっています。お肌は約1ヶ月かけて「ターンオーバー」という細胞の生まれかわりをしているのですが、過酷な紫外線を浴びてしまうとターンオーバーの周期が遅れてしまいます。その結果、本来であればお肌から剥がれおちていくはずのメラニンを多く含んだ角質がお肌にたまり、分厚い状態に。そうすると、お肌は耕されていない固い土と同じような状態になってしまっています。耕されていない固い土では、なかなか水が奥まで届きませんよね?それと同じように、ゴワゴワなお肌にいくら化粧水や美容液を与えても、お肌がなかなか吸収してくれません。■「夏バテ肌」を回復させるには?そんな「夏バテ肌」をいち早くキレイに元に戻すには、まずは、ゴワゴワしたお肌を柔らかくすることが必要です。ゴワゴワ肌を柔らかくするには、ピーリングがおすすめです。ピーリングは、ターンオーバーがうまくできないお肌のサポートをしてくれるコスメです。コットンなどでふき取るタイプ、塗るだけのタイプ、ゴマージュのようなポロポロと角質を落とすタイプなど種類は様々あります。ピーリングは洗顔後、化粧水の前に行うコスメが多いですが、ピーリングを行うことによって、溜まってしまった角質を早く剥がすお手伝いをしてくれます。次に、やっぱり保湿が大切です。乾燥していると、本来であればサランラップのような滑らかなお肌の表面が、硬いアルミホイルのような状態になってしまいます。それによって、乾燥してしまうだけではなく、一度ついたシワがなかなか消えずに、深いシワになりやすくなってしまいます。たっぷりの化粧水と乳液・クリームなどでしっかりと水分を補い、潤いが逃げないように保護しましょう。■秋を迎える準備も必要「夏バテ肌」をしっかりと回復させないと、お肌も秋を迎える準備ができません。秋にむかって過ごしやすくはなりますが、気温も湿度も下がってくるために、お肌はさらの乾燥しがちになり、化粧ノリも悪くなってしまいます。これからの秋にそなえて、早く「夏バテ肌」を回復させないといけませんね。■おわりにいかがでしたか?保湿や美白成分、栄養をお肌にしっかり届けるには、まず固く分厚くなってしまったお肌を本来の柔らかいお肌へ戻すことが近道なのです。そうすることにより、お肌が化粧水や美容液をしっかりと抱え込むことができ、「夏バテ肌」をいち早く元に戻すことができます。みなさんも夏で疲れたお肌を癒し、元に戻してあげてください。(斎藤可奈子/ハウコレ)
2013年09月12日みなさん、こんにちは。美容家/ビューティコンサルタントの斎藤可奈子です。今年の夏は暑い日が続き、紫外線もとても強く・・・。「日焼けどめをしっかりと塗っていても日焼けしてしまった!!」という方も多いのでは?今回は、そんな日焼けをしてしまったお肌の正しいお手入れ方法をご紹介します。■日焼けしたお肌ってどんな状態?日焼けしたお肌というのは、軽いやけどと同じ状態になってしまっています。日焼けの度合いにもよりますが、赤く熱を持っている場合はほぼやけどです。なので、お肌はバリア機能が壊れ、本来であれば身体を守ってくれるはずのお肌がその機能を果たさなくなってしまっています。まずは、やけど状態のお肌をしっかりと治してあげましょう。■日焼けしたお肌に必要なこと(1)炎症を抑えるまずは熱を持ったお肌をしっかりと冷やし、炎症を抑えることが大切です。炎症がひどい場合はビニール袋などに氷をいれて、お肌表面の熱をとってください。タオルなどに水を含んでお肌に当てても良いですが、タオルの繊維がお肌についてしまい、お肌から繊維を取る際にとても痛いので、ビニール袋に氷を入れて冷やす方法をおすすめします。熱が治まったあとは、アロエなどの抗炎症効果のある化粧品でしっかりと炎症を抑えてください。■日焼けしたお肌に必要なこと(2)保湿をする炎症や熱が治まったら、次は保湿をしましょう。日焼けして軽いやけど状態のお肌は、表面のバリア機能が壊されてしまい、天然の保護膜も自らの力で作ることが出来なくなっています。なので、たっぷりと保湿をしてあげないと、お肌は炎症+カサカサな状態になってしまいます。セラミドなどのお肌にやさしい成分を配合した化粧水などで潤いを補給するのがおすすめです。しかし、バリア機能が壊れて潤いが守られないために、潤い補給をしても水分が蒸発してしまいます。そこで、潤いを補給してあげた後は、壊されたバリア機能の代わりとなる馬油などで、潤いが逃げないように、且つ、なくなってしまったお肌表面の油分を補給するようにしましょう。■日焼けしたお肌にNGなこと日焼けしたお肌は、上記でもお話ししているように、軽いやけど状態です。やけどしているお肌は炎症しているので、過度なお手入れは絶対にNGです。日焼けした肌を早く元に戻そうと、焦って美白コスメを使うのは、やけど状態のお肌には刺激が強く、逆にお肌の炎症を悪化させてしまう場合があります。日焼けの炎症が落ち着くまでは、美白効果の高い化粧品やピーリングなどのお肌に刺激のあるお手入れもしばらくは控えてください。■おわりにいかがですか?日焼けしてしまったことは、もうどうしようもありません。しかし、日焼けしてしまったお肌をどうケアするのかが大切になってきます。まずは、やけど状態のお肌を正常な状態に戻し、炎症を抑えて、しっかりと保湿をし、お肌を健康な状態に戻してあげましょう。(斎藤可奈子/ハウコレ)
2013年09月11日過酷な紫外線やエアコンによる隠れ乾燥、テカリや化粧くずれなど・・・。夏のお肌にはトラブルがたくさんあり、悩みはつきません。そんな夏のトラブル肌も、しっかりと季節やお肌の状態を理解しておけば、トラブル知らずのお肌で過ごすことができます。今回はそんな「夏のトラブル肌の対処方法」についてお話し致します。■夏のお肌状態とは夏は高温多湿で、紫外線も強く、お肌にとってはとても過酷な状態が続きます。高温多湿のため、汗などでお肌は一見潤っているように感じますが、エアコンによる乾燥や紫外線によるダメージで実はとっても乾燥しているという、典型的な「隠れ乾燥」が目立つ季節です。さらに、お肌の表面が乾いていると、お肌の中の水分が逃げないようにとお肌は皮脂をたくさん出します。すると、皮脂の分泌が過剰になってしまい、お肌の表面はテカテカな状態になり、化粧くずれの原因にもなってしまいます。■起きやすい肌トラブルそんな夏のお肌に起きやすいトラブルは、〇エアコンなどによるお肌の乾燥〇乾燥による小じわ〇過剰な皮脂分泌によるテカりや毛穴の開き〇紫外線によるシミ・ソバカスなど、女性には気になる悩みばかりです。■悩み別お手入れ方法〇乾燥には?乾燥対策には、やはりまずは保湿が大切です。コットンや手でたっぷりと化粧水をつけてください。また、ミスト化粧水などで、お肌への日中のこまめな水分補給も心がけてください。〇小じわ目元は皮膚がもっとも薄く特に乾燥や小じわが気になる部位です。保湿はもちろんですが、アイクリームなどでの特別なケアをしてあげてください。〇テカリ夏場は暑さが気になるため、乳液やクリームを塗らない方が多いですが、化粧水だけでは水分が蒸発してしまうので、皮脂分泌が増える原因にもなってしまいます。苦手な方はさっぱりタイプやジェルタイプでもいいので、しっかりと化粧水を閉じ込める役割のある乳液やクリームを使いましょう。〇毛穴の開き毛穴の開きには集中的に引き締める美容液を使用したり、毛穴の気になる部分を化粧水でパッティングするのもおすすめのケア方法です。〇シミ・ソバカスまずは、シミ・ソバカスを防ぐ日焼けどめを必ず塗りましょう。それでもできてしまったシミ・ソバカスには美白化粧品を使用したり、ピーリングなどで新陳代謝を手助けしてあげて、メラニンの蓄積されたいらなくなった角質をお肌から早く排出してあげましょう。■おわりに「夏のトラブル肌の対処方法」いかがでしたか?お肌にとっても夏はとても過酷です。しかし、しっかりと対処方法を知っていれば、トラブル知らずのお肌で快適に過ごせます。みなさんお手入れ頑張ってくださいね。(斎藤可奈子/ハウコレ)
2013年08月27日梅雨が明けたら、夏はもう目前ですね。そこで気になるのがダイエット。女の子なら誰しも気になっているのではないでしょうか。運動・食事制限・エステ・サプリメントなど、ダイエットには様々な方法がありますよね。ここ数年話題の「酵素」にもダイエット効果があるのはご存知ですか?今回はそんな「酵素のダイエット効果」についてご紹介いたします。■酵素とは私たち、人間の体は、約60兆個もの細胞で出来ています。生きていくために必要なエネルギーを食べ物から得たり、運動して体を動かしたり、病気を治したりなど、あらゆる働きに酵素が必要となるのです。簡単に言うと、酵素とは私たちが生きていくために欠かせないものなのです。■酵素の種類酵素は大きく分けると、身体の中に存在する「潜在酵素」と食物から摂取する「食物酵素」の2種類があります。潜在酵素はさらに「消化酵素」と「代謝酵素」の2種類に分けられます。1:潜在酵素の1つ「消化酵素」栄養素を分解し、食べ物の消化と分解、吸収に働く酵素。2:潜在酵素の1つ「代謝酵素」摂取した栄養をエネルギーに変え、身体の代謝に働く酵素。3:食事など体外からとりいれる「食物酵素」主に生の食べ物に含まれ、体内の消化酵素をサポートしてくれる酵素。■酵素の効果身体の中で作られる「潜在酵素」には量の限界があります。また、私たちの食生活の変化、食の欧米化、環境の変化によって、酵素は昔に比べて不足してしまっているとも言われています。「消化酵素」がないとダイエットと深く関係する、食べ物の消化・分解が適切に行なわれずに、未消化のまま血液中に流れてしまいます。未消化の食べ物は血液をドロドロにしてしまい、身体の細胞に脂肪を沈殿させ、肥満の原因となります。また、ドロドロの血液は血行不良を起こし、肩こり、腰痛、冷え性なども引き起こします。さらに「代謝酵素」が不足すると身体の代謝が悪くなり、太りやすい体質になってしまうのです。そこで体外から摂取する「食物酵素」を補うと、消化や分解をサポートし、腸内環境を整え、代謝をスムーズにし、エネルギーに変える効果があります。そして、健康的に痩せやすい体を作り、ダイエットしやすい体になるのです。では、体外から酵素を補う方法をご紹介します。■食事で補う酵素を多く含む食材を意識して摂取することによって、不足している酵素を効率的に補うことが出来ます。例えば、野菜であればレタスやセロリ、ニンジン。果物であればパイナップルやキウイ、パパイヤやマンゴーなどが酵素を多く含んでいます。また、納豆や味噌、醤油などの発酵食品なども酵素を多く含みます。但し、酵素は熱に弱く、45度前後の熱が加えられると破壊されてしまうので、生の形で調理しましょう。生の状態では、かさが多く摂取しずらい場合には、スムージーなどにして飲むのがおすすめです。食事からの摂取で、体外酵素とも言われる「食物酵素」の力を借りることが大切になってくるのです。■サプリメント・ドリンクで補う生の野菜や発酵食品だけで酵素を摂取するのが難しい場合は、手軽にサプリメントやドリンクで補うことも出来ます。また、最近流行っているダイエット方法として、酵素ドリンクを食事に置き換える「プチ断食」があります。「朝食を酵素ドリンクに置き換え、昼からは通常の食事に戻す」など、腸内のプチ断食をして、体内をデトックスしましょう。おすすめの酵素サプリメント・ドリンクはこちら。◆ベルタ酵素ドリンクお水やお好みの飲料に希釈して飲むタイプ。酵素数は165種類も入っています。ダイエット中は荒れやすいお肌にも着目し、美肌に嬉しいプラセンタ・ヒアルロン酸・ザクロエキスを配合しています。◆ぷちベジ36プチ断食にも適した置き換えタイプの酵素ドリンク。乳酸菌も入っているので、同時に腸内環境も整えてくれます。◆ベルタ酵素サプリ持ち運べていつでもどこでも手軽に酵素を摂取できるサプリメントタイプ。酵素数は圧倒的な354種類。■おわりにいかがでしたか?健康に生きていくためにも、ダイエットにも美容にも欠かせない「酵素」。今年の夏は酵素をうまく摂取しながら、ダイエットを成功させて周りに差をつけちゃいましょう。(斎藤可奈子/ハウコレ)
2013年07月08日紫外線がどんどん強くなってきて、UVケアが特に気になる季節に突入ですね。しかし、今ではたくさんの日焼け止めがあるので、「どれを使えばいいのか?」「どうやって使ったらいいのか?」と迷っている方も多いのではないでしょうか。今回は、そんな日焼け止めの選び方と正しい使い方をご紹介いたします。■日焼け止めの基礎知識紫外線には、UVB波とUVA波の2種類があり、それぞれが肌に与える影響は異なります。UVB波は主にシミやそばかすの原因となります。一方、UVA波は主にシワやたるみの原因となります。日焼け止めに記載されている数値の「SPF」とは、UVB波からお肌を守る効果の指標です。SPF1につき20~30分、紫外線からお肌を守ると言われています。また、「PA」とは、UVA波からお肌を守る効果の指標です。「PA」の後についている「+」の多さは、その防御効果の高さを表しています。■日焼け止めを選ぶ前にまず、日焼け止めを選ぶ前に、1.いつ使用するのか?、2.どこに使用するのか?を明確にしましょう。単に日焼け止めの数値が高いものを選べば良いわけではありません。間違った日焼け止めを選んでしまったり、間違った使い方をしてしまうとお肌への負担にもなりますので、用途に応じて最適な日焼け止めを選びましょう。■日焼け止めの選び方 1.いつ使用するのか?使用するシーンによって、日焼け止めの数値を選びましょう。毎日の生活で使うなら、SPF30/PA++以下で十分です。一方、レジャーなどで長時間外にいる場合はSPF50+/PA+++もしくはPA++++のものがおすすめです。また、普段の生活で使用する場合は、通常のクレンジングで落ちるタイプを使用するようにしましょう。汗や水に強いウォータープルーフタイプはレジャーの時だけで十分です。■日焼け止めの選び方 2.どこに使用するのか?顔だけに使うのか、身体にも使うのかによっても、使用する日焼け止めのタイプは変わってきます。使用するのが顔だけであれば、美白や保湿などのスキンケア効果も含まれた日中用美容液タイプがおすすめです。身体にも使用する場合は、さらっとした伸びの良いタイプがおすすめです。ジェルタイプ、クリームタイプ、スプレータイプなど様々なタイプの日焼け止めがあるので、使用感の好みや用途によって選びましょう。■どのくらい塗ればいいの?では、日焼け止めはどのくらい塗ればいいのでしょうか。日焼け止めは、塗る厚さによっても、UV効果が変わってきてしまいます。あまり薄く塗りすぎると、記載されている数値の効果が出にくくなることもありますので、お肌全体をしっかりと覆うまで塗って紫外線からお肌を守りましょう。■塗り直しって必要?日焼け止めの塗り直しは必要です。SPF値の計算上では塗り直しの必要はないように思いますが、汗で流れてしまう可能性があるので細めな塗り直しをするのがおすすめです。顔の場合はその上にメイキャップがあるため、日焼け止めの塗り直しはできませんが、ファンデーションやお粉にUV効果がはいっているものも多いので、化粧直し時に、汗などで流れてしまったUV効果の塗り直しをしましょう。また首や腕などの身体の部位は汗などをかきやすく、日焼け止めが流れてしまいやすいため、特に塗り直しが必要です。■おわりにいかがでしたか?まずは、自分にどんな日焼け止めが必要なのかをしっかりと明確にして、たくさんある日焼け止めの中から自分に合ったものを選び、正しく使用しましょう。(斎藤可奈子/ハウコレ)
2013年05月31日