映画『ザ・ファブル』(6月21日公開)のレッドカーペットイベントが13日に都内で行われ、岡田准一、木村文乃、山本美月、福士蒼汰、柳楽優弥、向井理、安田顕、佐藤浩市、木村了、江口カン監督が登場した。同作は、単行本累計部数200万部突破、2017年度講談社漫画賞を受賞した、南勝久による人気漫画を映画化。圧倒的な強さと的確な手腕で狙った相手を6秒以内で必ず仕留める「天才的な殺し屋」として裏社会で恐れられる通称“ファブル”(岡田)が「1年間殺し屋を休業し、大阪で一般人・佐藤アキラとして普通の生活を送ること」を命令され、日常世界で暮らさなければならなくなる。まずリムジンからキャスト陣が登場し、最後に作中でも使われたハコスカから主演の岡田が登場。岡田は、「監督が笑いのコメディ部分を強く撮りたいとおっしゃっていたので、誰もが笑えるエンターテインメントになってるし、原作の持つシビアな部分がうまく混ざってる」と同作の魅力を表した。福士との激しいアクションもあるが、岡田は「いつか戦う役がやりたいねと福士くんが言ってくれていたので、夢が叶いました」と顔を見合わせて笑い合う。さらに柳楽について「羊の皮を被った狼。狂犬部分が映画に映ってますので」とアピールしていた。江口監督は「現場で意識してなかったけど、すごい人に囲まれてたということに気づいて緊張しています」と、豪華キャスト陣についてコメント。フォトセッションでは、岡田が作中に登場するインコを指に乗せ、周囲も興味津々だった。
2019年05月13日タレントの蒼井そら(35)が令和初日の5月1日、第1子・第2子となる双子の男児を出産した。AbemaTV『蒼井そら出産当日アジア同時生中継』で報告した。帝王切開で出産した蒼井は「無事に出産を終えて病室に帰ってきました。双子はまだ新生児室にも入ってないかなって感じです」と報告。「まだ麻酔が効いてて少し苦しい感じですが、無事に産めた安心感でいます。早くここに来てもう1回会えることを楽しみにしています。頑張りました~」と笑顔でピースサインを見せた。夫のDJ NONも出演し、「祈ってただけですけど無事に産まれまして、子供も奥さんも元気だっていうのを先生に説明してもらいました。子供も奥さんも元気で無事に産まれてきてくれたので本当にホッとしています」と心境を語った。(C)AbemaTV
2019年05月01日ゆっくり記憶を失っていく父とのお別れまでの7年間、思いもよらない出来事と発見に満ちた日々を描いた映画『長いお別れ』から、物語のユーモアさが垣間見える本編映像が到着した。蒼井優演じる東家の次女・芙美と、中村倫也演じる芙美の中学時代の同級生・道彦がばったり再開する場面を映した本映像。父・昇平が家を抜け出し、徘徊しているという知らせを受けて必死でその姿を探しまわっていた芙美。偶然にも父を見つけてくれていた道彦と再び出会い、中学時代の懐かしい思い出話に花を咲かせる――。中村さんについて「とても自然体なお芝居をされる方です。中村さん自身のリズムで自由に演じていただきました」と信頼を寄せていたという監督の中野量太。また撮影をふり返り、「実は中村さんの出演シーンで雨が降ることが多く、3回撮影が流れたことがあったんです。それはすごく苦労しました。中村さんは雨男かもしれないですね(笑)」と苦労話を吐露するも、「でも、今日こそ撮らなきゃ!という日には、雨という天気予報すらも蹴散らして太陽を呼んでくれました。“持ってる”方です(笑)」と奇跡のエピソードも明かしている。そんな奇跡によって仕上がったシーンこそが今回公開された場面!雨で三連敗を喫した中、雲間から照らし出される陽射しによって微かな陰影が生まれるという奇跡的なショットが撮れたのだそう。なお、本編ではこの再開をきっかけに、芙美と道彦は恋人同士になるのだが…。この後の展開にも注目だ。『長いお別れ』は5月31日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:長いお別れ 2019年5月31日より全国にて公開(C)2019『長いお別れ』製作委員会
2019年04月23日蒼井そら(35)の双子出産に密着した「蒼井そら出産当日アジア同時生中継」(AbemaTV)が、出産予定日の4月30日に放送されると発表された。出産当日の様子だけでなく、3ヵ月間の密着映像も放送されるという。元セクシー女優の蒼井は4月12日、自身のブログを更新し「子どもを作るなんて親のエゴだよね」という言葉を過去に受けたと明かした。「幸か不幸かは子ども本人が決めることであって、他人が意見することではないと私は思いました」とつづり、「生まれてくる子どもたちには“こんなにも望まれて生まれてきたんだよ”という証を残したいな。という思いが私にはありました」とドキュメンタリーを承諾した動機について明かした。また蒼井は同日再びブログを更新し“生中継”について「出産シーンを生放送するわけでは無い」とつづり、「基本的にはこの3ヶ月間 密着していただいたことの放送なのだと思っています」とコメント。「出産当日、どのように中継を挟むのかは 楽しみにしていて欲しいです」と呼びかけた。蒼井は昨年1月にDJ NONとの結婚を発表。同12月に妊娠を明かし、今月10日には帝王切開での出産予定であると報告した。保育士の資格を取得したほど、子供が大好きだという蒼井。1月に本誌が公開したインタビューでも蒼井は我が子を思い、「私の昔の仕事で、子供が傷つくこともあるかもしれない」と不安を吐露。そんななかでも、母になる決意をこう語っていた。「それでも、愛情を注いで『お母さんの子どもでよかった』って思われるようなママになりたい。母に知られたとき、『賛成はしないけど、応援はする』って言ってもらったんです。それって、生まれた時からずっと私のことを見ていてくれたからこそ、出た言葉だなって思って……。私の母がそうしてくれたように、子供の意見を尊重しつつ、見守ってあげたいなって思います」またインタビュー中、蒼井はセクシー女優だったことから妊娠発表時に「子供が不幸になる」などといった差別的な言葉を受けたとも告白。「差別をなくすことは難しい」と話しながらも、しかし「私は自分の仕事に誇りを持っています」「私、蒼井そらを絶対辞めたくない」と力強く語っていた。今回の試みは、彼女にとっても子供にとっても意義深いものとなりそうだ。
2019年04月13日芦田愛菜をはじめ、稲垣吾郎、蒼井優ら豪華俳優陣も出演するアニメーション映画『海獣の子供』から、海洋冒険ミステリーの一部始終を覗くことができる予告映像が到着した。ザトウクジラの迫力の映像から始まる今回到着した予告編では、思わず息を呑む美しい水の中のシーンが続く。また、主人公・琉花(cv.芦田さん)の夏休みのはじまりへ場面が変わり、「私は、空を飛べる!」「夏は体が軽い!」といったセリフも収録。そして、琉花とジュゴンに育てられた少年・海(cv.石橋陽彩)、そして空(cv.窪塚愛流)との出会いや、彼女が幼い頃に体験した不思議な思い出のシーンも登場。さらに、久石譲の音楽がより物語を盛り上げている。本作で音楽を担当した久石さんは「この映画の面白さは、ストーリーとして予測出来ないところにあります。哲学的であるとも言えます。全編を通してミニマル・ミュージックのスタイルを貫いたので、映画音楽としてはかなりチャレンジをしたと思います」と制作について語り、「宇宙の記憶の息遣い、生命の躍動感など観る人のイマジネーションを駆り立てる作品です。音楽と映像によって観る人の感覚が開放されて楽しめることを期待します」とコメントしている。『海獣の子供』は6月7日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:海獣の子供 2019年6月7日より全国にて公開©2019 五十嵐大介・小学館/「海獣の子供」製作委員会
2019年04月09日岡田准一が“最強の殺し屋”を演じ、木村文乃、福士蒼汰、柳楽優弥、向井理ら豪華俳優陣が出演する映画『ザ・ファブル』。この度、岡田さんの超絶アクションとその裏側が堪能できるスペシャル映像が公開された。本作では、最強の殺し屋だが一般人として生活するよう命じられた男、ファブル/佐藤アキラ(岡田さん)の姿を描き、劇中で披露されるコミカルな演技も話題となっているが、今回公開された映像では、最強の殺し屋の本領を発揮するアクションシーンが収められている。数種の武術や格闘技のインストラクター資格を持ち、過去出演作でも本格アクションシーンを披露している岡田さんとあって、今作のアクションにも大いに期待が寄せられている。そんな本作でファイトコレオグラファーを務めたのは、『ボーン・アイデンティティー』、『96時間』(2作目、3作目)、『LUCY/ルーシー』などを手掛けたアラン・フィグラルズ。マット・デイモンやリーアム・ニーソンなどと仕事をしてきたアランは岡田さんについて「ここまでスピーディーに動ける俳優は見たことがない」と絶賛したという。映像では、アランと岡田さんのアクションシーンメイキングが収録されている。壁を使っていとも簡単に上ってみせたり、壮絶なガンアクションを繰り広げたり。さらに、福士さん演じるフードとのアクロバティックな銃撃シーン、落下アクションなども盛り込まれている。共演の木村さんは「アクションに対してもプロ」と言い、対決も描かれる福士さんは「撮影の度に教えてもらうことがたくさんあった」とふり返るなど、キャストたちが岡田さんについて語るコメントも登場。さらに映像と併せて、新たにボスからプレゼントされたインコを頭に乗せているアキラや、相棒のヨウコ(木村さん)、バイト先の同僚ミサキ(山本美月)の姿を捉えた場面写真が到着した。打倒ファブルに燃えるフード(福士さん)と真黒カンパニーで下剋上を狙う砂川(向井さん)、真黒カンパニーの小島(柳楽さん)と海老原(安田顕)の2ショットも公開された。『ザ・ファブル』は6月21日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:ザ・ファブル 2019年6月21日より全国にて公開©2019「ザ・ファブル」製作委員会
2019年03月29日蒼井優、竹内結子、松原智恵子、山崎努が“家族”を演じ、認知症の父とその家族の7年間をユーモアたっぷりに描き出す映画『長いお別れ』。この度、本作で家族を演じた豪華俳優陣の貴重なオフショットが到着した。日本アカデミー賞ほか国内映画賞34部門受賞作『湯を沸かすほどの熱い愛』の中野量太監督が、直木賞作家・中島京子の同名小説を映画化。父の70歳の誕生日に久しぶりに帰省した娘たち。母から告げられたのは、厳格な父が認知症になったという事実。ゆっくり記憶を失っていく父とのお別れまでの7年間、思いもよらない出来事と発見に満ちた日々を描く新たな愛の感動作だ。そんな家族“東家”を演じるのは、日本映画界が誇る豪華実力派俳優たち。中野監督が切望の末に実ったキャスティングとなった次女・芙美役の蒼井優、長女・麻里役として自然とキャスト間の“和”を作り出していたという竹内結子、チャーミングさと繊細さを併せ持つ母・曜子に松原智恵子。そして、父・昇平役には山崎努がキャスティングされているが、オファーの前から原作を読んでいたという山崎さんは、「これが映画化されるとしたら、昇平役は自分のところにオファーが来るのではないか?」と不思議な予感を感じていたのだとか。これまでの中野監督作品は、“家”がもうひとつの主人公といえる重要な役割を担ってきており、本作においても同じく欠かせない要素。今回東家の撮影場所に選ばれたのは、千葉県郊外にある一軒家。実はこの家、つい最近まで人が住んでいたそうで、“まだ人の気配がある”という点が、生きた家の空気感を感じさせている。さらに、居間からキッチンが見えるという間取りも、中野監督作の共通点。「母親のいる場所」=「キッチン」だとすれば、そこから「家族のいる場所」=「居間」が見えるという位置関係は、本作においても欠かせない要素だったそうだ。今作を観る際には、そんな重要な“家”にも注目していただきたい。また今回公開されたオフショットでは、蒼井さんら女性陣が談笑する様子などが写し出され、和やかな雰囲気が伝わってくるようだ。『長いお別れ』は5月31日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:長いお別れ 2019年5月31日より全国にて公開(C)2019『長いお別れ』製作委員会
2019年03月28日舞台、ドラマ、映画と様々な作品に出演され、実力派俳優と名高い中村蒼さん。そんな中村さんに、3月23日(土)放送の主演を務めるNHKスペシャル『詐欺の子』のお話はもちろん、現在FOD・Netflixにて配信中の実話を元にしたドラマ『夫のちんぽが入らない』についても伺ってきました。「平凡な人生がどれだけ幸せなことなのか感じてほしい」お申込みはこちら(dpia-app://marupi?isLocked=0&marupiId=e109c057-7bc1-4072-8f31-2d870dd92574)(撮影/杉映貴子、取材・文/榎本麻紀恵)
2019年03月23日双子を妊娠中の女優・蒼井そらさんに、双子ならではの妊婦生活での楽しみや不安などを聞いてみました。驚きや苦労から、完全プライベートで撮ったマタニティフォトまで大公開します!写真・大内香織(インタビュー) 文・三谷真美蒼井そらさんがマタニティフォトを撮った理由とは?もともとマタニティフォトへの憧れがあったんです。あと双子なので「妊婦になるのは最初で最後かな?」って思ったのも理由のひとつです。漠然とふたりくらい子どもが欲しいとイメージしていたのが、まさか一気にふたりできるなんて思っていなかったんですけどね。ウエディングフォトを撮ろうと思っていた時に妊娠が発覚してばたばたしていたので、夫とちゃんとした写真を撮ったことがなかったんです。それもあって家に飾れるような写真が撮りたくて、かっこよくてピュアなイメージにしました。完全にプライベートで撮影をしたんですけど、あまりにもいい写真だったので、どこかに掲載してもらいたくなりマネージャーさんに相談したんです。そしたらananwebで掲載してもらえることになって、聞いた時はすごく嬉しかった! と同時に、え、いいんですか? って驚きもあり……ありがたいです(笑)。双子ってわかった時の心境や不安は?セルフの妊娠検査薬で陽性反応が出てたけど、妊活をしていたこともありドキドキしながら病院に行ったんです。そしたら先生に「胎嚢はひとつしか見えなかったけれど、血液検査の数値を見ると双子の可能性が高い」と言われました。「来週にはきっとふたつの胎嚢が見えると思うよ」と言われた通り、翌週にはバッチリ双子ちゃんが確認できたんです。実は私の父親が双子なので遺伝的に双子の可能性があり、もし双子だったら育てられるのかな……と不安に感じたりもしていたのですが、まさか本当に双子とはビックリです。大変さやリスクなどはあるけど、友達がみんな「一度でラッキーだね」とか「ダブルでおめでとう」なんて言ってくれて、楽しみがどんどん増えました。とはいえ、最初は“双子 リスク”でめっちゃ検索しましたけどね(笑)。私の通っている病院は双子デーという日があるので、病院へ行くたびに「双子ちゃんのママがこんなにいるんだ」と知ったり、すっごくお腹の大きな人を見て「入院しないであそこまで育てられるんだ」と心強く思ったりもしました。なぜか最初は勝手に女の子だと思っていたので、妊娠初期の胎児ネームは、“コノン”と“カノン”だったんですけど、5か月目くらいで性別が男の子とわかってからは、“やすし”と“きよし”に呼び方を変えました(笑)。お腹が大きくなってからの変化は?すでに親バカなんですけど、胎動を感じてから愛おしくて仕方ないんです。年末くらいから毎日動いていて、毎日愛おしい(笑)。しゃっくりとかも、どっちがしているのかが、ちゃんとわかるんですよ。まだお腹が小さい時、お腹の下側にいる子がよく動いて写真を撮るのすら難しかったんですけど、胎動を感じるようになってからも下側の子のほうがよく動いていておもしろいです。私の子どもたちは二卵性だから、2人が似ているのか似ていないのかも楽しみです。実際生まれたら見分けがつくと思いますが、新生児の時、誰が見てもパッとわかるようにと思って、色違いのミサンガを注文しました。妊婦さんはみんなだと思うんですけど、夜中に起きることは多いですね。もともと仰向けで寝るタイプだったので無意識に仰向けになっているらしく、苦しくて起きちゃいます。でも、コの字型の抱き枕に変えたらすごく楽になりました。背中も支えられるし、寝返りを打っても抱き枕があるので助かります。ほかには、トイレへ行くたびにクリームを塗って妊娠線の予防をしています。ご夫婦でのマタニティフォトも公開!子どもの4D写真と一緒にマタニティフォトを撮るのも憧れだったんです。最初は夫も白のTシャツを着ていたんですけど、黒のほうが似合うんじゃ? と思って、衣装チェンジしてもらいました(笑)。実は家事の分担が、妊娠前から夫のほうが多いんです(笑)。こまめに洗濯してくれたり、お風呂掃除など何でもしてくれます。彼はDJで、アーティストさんの後ろでサポートしたり、音響に携わるようなお仕事をしているんです。だから自宅で曲を作ったりすることもあって家にいる時間が長いので、子育てについての心配もあまりしていません。双子だから大変だと思うけど、ふたりで一緒に育児ができるのも楽しみです。出産予定日は?双子の場合は帝王切開が多いのですが、先生に「自然出産っていう選択肢もあるよ」と言われていて、ちょっと迷っています。母体にも赤ちゃんにも負担が少ない出産の時期が、4月末から5月頭くらいなので……年号が変わるんです!結局は体調や子どもの成長などで先生と相談して決めるんですけど、平成のうちに産もうか、新元号になってからにしようかと考えるのが楽しいです。年号が変わることが決まっているのもすごいし、同じ学年の友達のほとんどが新元号だし……とか、男の子だから気にしないだろうけど、いつか「お前は平成生まれだろー」なんてイジられるのかなぁ、みたいな(笑)。上下関係だったり、集団生活がちゃんとできる子たちに育ってほしいです。本人たちがやりたいと言う習い事はやらせてあげたいけど、二卵性だから性格は違うのかな? とか思い、もし子どもたちがサッカーと野球を習ったら……週末の試合は? 送り迎えはどうするんだ? とか、まだまだ先のことが楽しみです。まずはとにかく、元気に産むことですよね。これからさらにお腹が大きくなると思うので、双子のママとして頑張ります!ーー幸せオーラいっぱいの蒼井さんでした。では、プライベートで撮影したマタニティフォトをどうぞ!カメラ・福島裕二 ヘアメイク・宮嶋由季以上、はちきれんばかりの双子妊娠8か月、蒼井そらさんの幸せレポートでした!
2019年03月18日映画『海獣の子供』が2019年6月7日(金)に全国で公開される。五十嵐大介の人気作品を映像化映画『海獣の子供』は、漫画家・五十嵐大介の同名人気作品を、映画 『鉄コン筋クリート』で第31回日本アカデミー賞最優秀アニメーション作品賞を受賞したSTUDIO4℃が映像化する作品。海中や水族館など、水の中を鮮やかに描いた原作の描写が、美しい映像と音楽で再現される。物語の主人公は、ハンドボール部に所属する中学生の琉花。ある日トラブルに巻き込まれ部活で居場所をなくした彼女が、突発的に向かった東京の夜の海で不思議な少年・海と、その彼の兄・空に出会う。この出会いが世界を変えることとなっていく。主人公の声優に芦田愛菜が抜擢物語の主役「琉花」の声優には、14歳ながら数々の映画・ドラマ・CMで幅広く活躍する芦田愛菜が抜擢された。また、琉花と共に物語の鍵を握る2人の少年「海」は、映画『リメンバー・ミー』で主人公ミゲル役の日本語吹替版声優を務めた石橋陽彩が担当する。また「海」の兄である「空」役を声優初挑戦となる浦上晟周、二人の少年の謎を追う天才海洋学者・アングラード役を映画『レディ・プレイヤー1』で青年トシロウ役を務めた青森崎ウィン、アングラードのかつての相棒で「海」と「空」を保護している海洋生物学者・ジム役を田中泯がそれぞれ演じる。※当初「空」役としてキャスティングが決定していた窪塚愛流は、変声期の影響で辞退。稲垣吾郎&蒼井優が夫婦に、その他にも豪華化キャストが集結また、「琉花」の父親・安海正明役には稲垣吾郎、母親の安海加奈子役には蒼井優を起用。稲垣は2006年公開の映画『ONE PIECE THE MOVIE カラクリ城のメカ巨兵』以来の長編アニメーション映画への出演となる。その他にも、映画『サマーウォーズ』以来の声優挑戦となる富司純子、アニメーション映画初出演となる渡辺徹など豪華キャストが集結する。主題歌は米津玄師の新曲「海の幽霊」主題歌は、米津玄師が本作のために書き下ろした新曲「海の幽霊」。米津玄師自身の作品としては初の映画主題歌となる楽曲だ。主題歌入り予告解禁!そんなファン待望の主題歌入り予告も解禁。10代のころから原作に惚れ込んで制作したというこの楽曲は、切なくも美しいメロディーと米津玄師の高く響き渡る歌声がマッチした美しい仕上がり。“大切なことは言葉にならない”という歌詞のフレーズは、映画のキャッチコピー“一番大切な約束は、言葉では交わさない”という作品テーマにも通じており、作品の世界観をより一層盛り上げるものとなっている。音楽は巨匠・久石譲が担当音楽は映画音楽界の巨匠・久石譲が担当。原作の世界を深く描き出すために、全編描き下ろしで制作された壮大な音楽は圧巻の映像美と相まって、まるで海の世界に呑み込まれそうになるほどの迫力。予告では、前半は浜辺の静けさを、後半は海の荒々しさを表現したかのような音楽とともに、3人の出逢いをキッカケに始まる海洋冒険ミステリーの一端を垣間見ることが出来る。ストーリー自分の気持ちを言葉にするのが苦手な中学生の琉花は、夏休み初日に部活でチームメイトと問題を起こしてしまう。母親と距離を置いていた彼女は、長い夏の間、学校でも家でも自らの居場所を失うことに。そんな琉花が、父が働いている水族館へと足を運び、両親との思い出の詰まった大水槽に佇んでいた時、目の前で魚たちと一緒に泳ぐ不思議な少年“海”とその兄“空”と出会う。琉花の父は言った――「彼等は、ジュゴンに育てられたんだ。」明るく純真無垢な“海”と何もかも見透かしたような怖さを秘めた“空”。琉花は彼らに導かれるように、それまで見たことのなかった不思議な世界に触れていく。三人の出会いをきっかけに、地球上では様々な現象が起こり始める。夜空から光り輝く流星が海へと堕ちた後、海のすべての生き物たちが日本へ移動を始めた。そして、巨大なザトウクジラまでもが現れ、“ソング”とともに海の生き物たちに「祭りの<本番>が近い」ことを伝え始める。“海と空”が超常現象と関係していると知り、彼等を利用しようとする者。そんな二人を守る海洋学者のジムやアングラード。それぞれの思惑が交錯する人間たちは、生命の謎を解き明かすことができるのか。“海と空”はどこから来たのか、<本番>とは何か。【詳細】映画『海獣の子供』公開日:2019年6月7日(金)全国ロードショー出演:芦田愛菜、石橋陽彩、浦上晟周、森崎ウィン、稲垣吾郎、蒼井優、渡辺 徹/田中泯、富司純子監督:渡辺歩音楽:久石譲主題歌:米津玄師原作:五十嵐大介「海獣の子供」クリアファイル付き前売り券発売4月12日(金)からは、劇場購入特典付き前売り券が発売。本作のキャラクターデザイン・総作画監督・演出の重要な三役を務めた小西賢一が、制作過程の中で描いたレイアウトの作画監督修正を使用した「原画A5クリアファイル」が、チケットとセットになっている。バリエーションは、「琉花&海Ver.」と「空&アングラードVer.」の全2種類。購入窓口では、好きなデザインを選択することが可能だ。■前売り券情報発売日:4月12日(金)※3月23日(土)「AnimeJapan2019」先行発売価格:一般券1,500円(税込)販売場所各上映劇場劇場購入特典:原画A5クリアファイル※全2種(A 琉花&海Ver /B 空&アングラードVer)※ムビチケカード1枚購入につき、特典が1つ※特典は、数量限定※「AnimeJapan2019」会場購入特典は、映画『海獣の子供』B2映画ポスター(非売品)
2019年03月16日蒼井優、竹内結子、松原智恵子、山崎努といった日本映画界が誇る豪華実力派俳優が共演する家族の物語『長いお別れ』。この度、家族の7年間の日々を切り取った場面写真8点が到着した。少しずつ記憶を失くし、ゆっくりゆっくり遠ざかっていく…その様子からアメリカでは「Long Goodbye(長いお別れ)」とも表現される認知症。本作は、父が認知症を発症したことにより、自分自身の人生と向き合うことになる家族の7年間を、温かな眼差しをもって優しさとユーモアたっぷりに描いた物語。今回到着した場面写真では、元中学校校長で認知症を患う父・昇平(山崎さん)の70歳の誕生日を祝い、次女・芙美(蒼井さん)、長女・麻里(竹内さん)、母・曜子(松原さん)の家族が揃った笑顔の一枚をはじめ、縁側でクッキーを頬張る父の姿を切なげな様子で見守る芙美や、麻里と曜子が古いアルバムを見ながら楽しげに語り合う様子と、認知症に向き合いながらも、家族の愛を感じさせる場面が収められている。また、昇平と麻里の息子・崇(蒲田優惟人)、芙美の彼氏・道彦(中村倫也)が土手でアイスを食べる穏やかな雰囲気が伝わるカット、麻里と夫・新(北村有起哉)の夫婦ショットも併せて公開された。『長いお別れ』は5月31日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:長いお別れ 2019年5月31日より全国にて公開(C)2019『長いお別れ』製作委員会
2019年03月14日稲垣吾郎(45)がアニメーション映画「海獣の子供」で声優を務めると3月13日に発表された。さらに芦田愛菜(14)や蒼井優(33)と家族を演じるために、ネットで大きな話題を呼んでいる。06年に公開された映画「ONE PIECE THE MOVIE カラクリ城のメカ巨兵」以来、約13年ぶりに長編アニメーション映画での声優仕事となる稲垣。芦田演じる主人公・琉花の父であり、蒼井演じる加奈子の夫・正明を演じる。各メディアによると稲垣は同作について「誰にとってもわかりやすい、単純明快なエンターテインメント作品というわけではありません」とコメント。さらに「大人が観ても考えさせられるような深遠さがあり、子どもが観たら理屈を超えたところで、感じるものがちゃんとある作品になっています」と語ったという。Twitterでは稲垣が声優を務めることについて《吾郎ちゃん久しぶりの声優だね。(ワンピース以来だね)楽しみ》《声のお仕事に、とても向いている声をされていると思っていた。ワンピースもありましたが、リアルな役だから、より楽しみですね》《吾郎ちゃんの声は優しいから嬉しいです!》と喜ぶ声が上がっている。また稲垣といえば現在公開中の主演映画「半世界」でも父親役を務めている。その好演が評判を呼んでいるため、Twitterでは芦田や蒼井と家族を演じることに期待の声が上がっている。《蒼井優さんと夫婦役 共演して欲しかった女優さんなので嬉しい ぜひ映像でもお二人の共演が見たいなぁ》《愛菜ちゃんのパパが吾郎さんというだけで朝からきゅんきゅんしております》《ごろーちゃんと優ちゃんが夫婦!他のキャストも豪華だな~~、俄然観たい気が増したぜ!!!》同映画は6月7日に公開される。
2019年03月13日芦田愛菜が主人公の声を務めるアニメーション映画『海獣の子供』。この度、稲垣吾郎、蒼井優、渡辺徹、富司純子ら追加声優が決定し、併せてポスタービジュアルも到着した。主人公・安海琉花役を芦田さんが担当するほか、物語の鍵を握る2人の少年、海と空役に石橋陽彩と窪塚愛流と、期待の若手キャストが決定している本作だが、今回新たに琉花の両親役に稲垣さんと蒼井さん。琉花が所属するハンドボール部の先生役に渡辺さん。世界中を航海しながらジュゴンに育てられた兄弟「海」と「空」を見守る不思議な人物・デデ役に富司さんが決定した。水族館に勤務する琉花の父・正明を担当する稲垣さんは、『ONE PIECE THE MOVIE カラクリ城のメカ巨兵』(2006年)以来の長編アニメーション映画への出演。本作について「誰にとってもわかりやすい、単純明快なエンターテインメント作品というわけではありません」と語った稲垣さんは、「大人が観ても考えさせられるような深遠さがあり、子どもが観たら理屈を超えたところで、感じるものがちゃんとある作品になっています」とコメント。また、娘とも夫とも関係が上手くいかない琉花の母・加奈子を担当する蒼井さんは、原作の大ファンだそうで「とにかく画がきれいで、ページを開くだけで海の底に連れて行ってくれる原作が大好きでした。ずっと前からこの世界をスクリーンで観たい!と本当に思っていたので、今回お話をいただいたときには、絶対やりたい!と即答させて頂きました」と思いを明かし、「収録に当たり本編映像を少し観たのですが、原作を読んでいた時に自分の頭の中で思っていた以上の“色”に溢れていて、想像をはるかに超えて凄いことになっていました」と絶賛している。TVドラマや映画、舞台だけでなく、ナレーションや朗読劇など、声の出演も多い渡辺さんは、意外にも今回がアニメーション映画初出演。「中学二年生の、ガラスのような繊細さと人間としての不安定さを持ったヒロインに教師としてどう向き合うのか。優しく言い含めるのか、厳しく突き放すことで向き合う優しさが良いのか、子育ての永遠のテーマでもありますが、自分自身の経験も反映しながら役作りを考えました」と明かしている。そして名作『サマーウォーズ』では陣内家の当主で90歳の栄役を務め、それ以来の声優挑戦となる富司さんは「強い信念を持った女性でとても魅力的」と演じるキャラクターについて説明し、「詩的で哲学的な台詞が多く、普通の話し言葉とは違っていたので緊張して挑みましたが、私の魂を声としてデデに注ぐことが出来たと思っています」と手ごたえを語っている。併せて公開されたポスタービジュアルには、「一番大切な約束は言葉では交わさない」というキャッチコピーと共に、神秘的な大水槽の前で佇む琉花の姿が描かれている。『海獣の子供』は6月7日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:海獣の子供 2019年6月7日より全国にて公開©2019 五十嵐大介・小学館/「海獣の子供」製作委員会
2019年03月13日五十嵐大介氏の同名漫画を原作とするアニメ映画『海獣の子供』(6月7日公開)の声優として、稲垣吾郎、蒼井優、渡辺徹、富司純子が参加することが12日、明らかになった。主人公・安海琉花役を芦田愛菜、琉花と共に物語の鍵を握る兄弟の弟・海役を石橋陽彩、兄・空役を窪塚愛流が演じることがすでに発表されていたが、このたび新キャストが発表された。主人公・琉花の父親で水族館に勤務する安海正明役に稲垣吾郎、娘とも夫とも関係がうまくいかない琉花の母親・安海加奈子役に蒼井優、琉花が所属するハンドボール部の先生役に渡辺徹、世界中を航海しながらジュゴンに育てられた兄弟、海と空を見守る不思議な人物・デデ役に富司純子が決定した。2006年公開の『ONE PIECE THE MOVIE カラクリ城のメカ巨兵』以来の長編アニメーション映画への出演となる稲垣は、「この映画は、誰にとってもわかりやすい、単純明快なエンターテインメント作品というわけではありません。大人が観ても考えさせられるような深遠さがあり、子どもが観たら理屈を超えたところで、感じるものがちゃんとある作品になっています。僕も幼少の頃に観て『まだまだ分からない部分があるな』と思った映画でも、いまだに、ひとつのシーンやキャラクターの声が鮮明に脳裏に残っている作品があったりします。この映画も、いまの子どもたちにとってそういう作品の一つになってくれたらいいなと思っています」と父親役ならではの思いを明かした。また、原作『海獣の子供』の大ファンだったという蒼井は、「収録にあたり本編映像を少し観たのですが、原作を読んでいた時に自分の頭の中で思っていた以上の“色”に溢れていて、想像をはるかに超えてすごいことになっていました」といちファンとしてアニメ化への高まる期待値をコメント。2006年公開の『鉄コン筋クリート』以来となるSTUDIO4℃作品参加にあたって、「『鉄コン筋クリート』の「シロ」という少年役から出発して、13年後の『海獣の子供』ではお母さん役。STUDIO4℃作品に戻って来られて素直にうれしいです」と喜びを語った。さらに、アニメーション映画初出演となる渡辺は、「中学二年生の、ガラスのような繊細さと人間としての不安定さを持ったヒロインに教師としてどう向き合うのか。優しく言い含めるのか、厳しく突き放すことで向き合う優しさが良いのか、子育ての永遠のテーマでもありますが、自分自身の経験も反映しながら役作りを考えました」とコメント。2009年公開の『サマーウォーズ』以来の声優挑戦となる富司は「詩的で哲学的な台詞が多く、普通の話し言葉とは違っていたので緊張して挑みましたが、私の魂を声としてデデに注ぐことが出来たと思っています」と本作の手応えを語った。そして、待望のポスタービジュアルも公開。「一番大切な約束は、言葉では交わさない」というキャッチコピーのもと、神秘的な大水槽の前で佇む琉花の姿が印象的で、海から宇宙へと無限に広がる空間がこれから始まる生命の壮大な物語を予感させるものになっている。(C)2019 五十嵐大介・小学館/「海獣の子供」製作委員会
2019年03月13日第42回日本アカデミー賞の授賞式が1日、東京・品川のグランドプリンスホテル新高輪にて行われ、俳優の吉沢亮が新人俳優賞に輝いた。プレゼンターである、昨年の最優秀主演男優賞受賞者・菅田将暉は「よく知ってるやつも何人かそこにいるので、ちょっと照れくさいですけど、やっぱり同世代の方とこういう晴れやかな場所で出会えるのは嬉しいですね。これからも面白いもの作っていきたいなって、すごく僕も刺激を受けました」と受賞者たちにエールを送る。映画『リバーズ・エッジ』での演技が評価を受けた吉沢は、同作で「ベルリン国際映画祭に行かせていただいたりとか、日本の映画祭にいくつか呼んでいただいたりして、改めて映画を愛する方々の前でお話させていただいた」と振り返る。「みなさんの熱を感じる瞬間がすごく多くて、改めて映画ってすごくエネルギーを持っている素敵なものだなと感じることが多い、去年と今年でした」と、感慨深い様子を見せた。同世代の共演者が多かったという同作だが、「ドロドロした雰囲気なんですけど、役者同士はいたってフレッシュ。みんな仲の良い感じで、終わったあとにごはんを食べたりとか、仲良くやってました」と語る。司会の蒼井優から「映画界を盛り上げていこういう話は?」と尋ねられると、「そこまで熱い話はなかなか恥ずかしくてできないですけど、みんな熱いものはすごく持っていて、作品にかける思いも熱かったです」と、照れていた。
2019年03月01日第42回日本アカデミー賞の授賞式が1日、東京・品川のグランドプリンスホテル新高輪にて行われ、俳優の松坂桃李が最優秀助演男優賞に輝いた。映画『孤狼の血』での演技が評価を受けた松坂。受賞スピーチでは「本当にすごく、嬉しいです。何を言えばいいんでしょうか」と感極まった様子を見せる。「本当に、(監督の)白石(和彌)さんと今回2作目なんですけど、20代の半ばくらいからちょっと違う色の作品に挑戦していきたいとマネージャーさんに相談しているときに、白石さんの『凶悪』を見て、ぜひ『白石監督の作品で出たい』と言っていたんです」と振り返った。最初に白石監督作品に出演したのは、司会の蒼井優が主演を務めた2017年の『彼女がその名を知らない鳥たち』。「とんでもないゲスな役で、『本当に僕でいいんですか』とお尋ねしたんですけど、『お願いします』ということで、全くやったことのない役をやらせていただいて、すごく刺激になって」と語る。さらに「短いスパンで『孤狼の血』という作品に呼んでくださって、役所(広司)さんと再会させていただいて、僕にとって財産のような作品になりました」と喜ぶ。「ええ〜、いや、本当に嬉しいです」と言葉を詰まらせる松坂は、「うまくまとまらないですね」と瞳を潤ませながらも「この受賞を皆さんで一緒に分かち合いたいと思います。本当にありがとうございました」と感謝した。
2019年03月01日『湯を沸かすほどの熱い愛』の中野量太監督のもと、蒼井優、竹内結子、松原智恵子、山崎努という豪華キャストが集結する『長いお別れ』から予告編が解禁。中村倫也や北村有起哉ら追加キャスト、および主題歌が発表された。この度明らかになったのは、物語の舞台となる東(ひがし)家の次女・芙美(蒼井さん)の彼氏・道彦役にドラマ「初めて恋をした日に読む話」も話題の中村倫也、長女・麻里(竹内さん)の夫・新役に映画・ドラマ・舞台などで幅広く活躍する北村有起哉、麻里の成長した息子・崇役にオーディションで抜擢され、現在公開中『半世界』にも出演している杉田雷麟。さらに松澤匠、清水くるみ、倉野章子、不破万作、おかやまはじめ、池谷のぶえ、藤原季節、小市慢太郎と各世代の豪華俳優陣が集結した。完成した予告編では、冒頭から「あんた誰だ?」「麻里だけど」と娘の顔を忘れてしまったり、亡くなった同級生の葬式に参列しながら「ナニ、中村死んじゃったのか!」と叫んで周りを呆然とさせたりと、元・中学校校長だった父・昇平がゆっくりと記憶を失っていく様子が描かれている。その一方で次女・芙美も夢と恋愛に思い悩んでいたり、長女・麻里も慣れない海外生活に戸惑っていたりと、それぞれの人生も岐路に立たされていることが伺える。そして「この頃ね、色んな事が遠いんだよ」という父の言葉をきっかけに、家族それぞれが認知症になった父と向き合い、自分自身の人生とも向き合っていく様子が映し出されていく。そんな中、いなくなってしまった父。記憶が消えていく父が向かった先は家族の未来につながる、ある“愛しい思い出”の場所だった――。また、予告の中盤から流れている主題歌「めぐる」を歌うのは、神秘的な歌声が“魔法”とも称される話題のシンガーソングライター・優河(ゆうが)。本作のために書き下ろされた楽曲は、穏やかでありながらもポジティヴな力強さに満ちあふれ、作品のテーマに寄り添いながら深い余韻を残している。少しずつ記憶を失くして、ゆっくりゆっくり遠ざかっていく。その様子からアメリカでは「Long Goodbye(長いお別れ)」とも表現される認知症をモチーフに、刻々と変化する時代に変わることのない大切なものを問う本作。新しい時代へと繋がる、家族の愛の物語をここから確かめてみて。『長いお別れ』は5月31日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:長いお別れ 2019年5月、全国にて公開予定(C)2019『長いお別れ』製作委員会
2019年02月27日高橋一生主演、映画『ロマンスドール』が、2020年1月24日(金)に公開。小説『ロマンスドール』を実写化、型破りなラブストーリータナダユキ初のオリジナル小説『ロマンスドール』は、“1人のラブドール職人と、彼が一目で恋に落ち結婚した妻”という型破りな設定で、2人がもがきながらも、夫婦として“本当の幸せ”を見つけていく物語。みうらじゅんに「こんな男の面倒臭い気持ちをどうして女のタナダさんが書けるのか?」と言わしめ、さらに2008年に雑誌「ダ・ヴィンチ」で連載されると、すぐに多くの話題と共感を呼んだ作品だ。映画実写化に際してはタナダユキ自らメガホンを取り、純愛と性愛とドールが交錯する、驚異のラブストーリーを描いていく。高橋一生×蒼井優、18年ぶりの映画共演夫婦役を務めるのは、『シン・ゴジラ』や『嘘を愛する女』『億男』など話題作への出演が後を絶たない高橋一生と、『リリイ・シュシュのすべて』以来18年ぶりに高橋と映画共演を果たす蒼井優。二人が魅せる、刺激的でちょっぴり危ない香りの漂う大人のラブストーリーで、映画の世界観を盛り上げていく。主人公・北村哲雄(高橋一生)美大卒業後にフリーター生活をしていたところ、ひょんなことからラブドール制作工場で働き始め、次第にその魅力にのめり込んでいく。一目惚れして結婚した妻・園子には、ラブドール職人としてドールを作っていることを隠している。なお哲雄を演じた高橋一生は、実際にラブドール工場に見学に行き、ドール作りについて勉強。心身ともに“職人”を演じる準備を整えたうえで、哲雄というキャラクターに挑んでいる。哲雄の妻・園子(蒼井優)優しさの中に強さをもった、芯のある女性。恋焦がれて結婚したが夫婦は次第にセックスレスに。そんなとき、園子はぽつりと胸の中に抱えていた秘密を打ち明ける…。昨年『彼女がその名を知らない鳥たち』で第41回日本アカデミー賞最優秀主演女優賞に輝いた蒼井優が繊細に演じる。初オリジナル小説を自ら脚本・監督原作者でもあり、脚本・監督を務めるタナダユキは、脚本・監督・主演をつとめた『モル』で衝撃的なデビューを果たして以来、『ふがいない僕は空を見た』や『四十九日のレシピ』など、独自の感性で多数の話題作を世に出してきた人物。“ラブドール”題材の小説を執筆した経緯については、「15 年ほど前にラブドールの存在を知って、そ のクオリティの高さと美しさに衝撃を受けました。(中略)私はもともと職人に対する尊敬と憧れがありまして、そこで、“こういう素晴らしい技術を持った職人もいるんだ”ということを書いて、自分が受けた衝撃を伝えたいと思いました。それと同時に夫婦の物語も描きたいと思い、“ラブドール 職人が、自分の仕事を妻に隠している”というストーリーラインができました」とコメント。また「原作と小説は親戚関係でありつつも、別のものと思っていまして。そういう点でも、映画化が小説から10年後でよかった。いい距離感ができました。」と、“今”映画化することについての想いも明かしている。主題歌に4人組バンド・never young beach主題歌を手掛けるのは、2014年に結成された4人組バンドのnever young beach。本作の為に描き下ろしたという楽曲は、心地よくも登場人物に寄添ったサウンドで、物語の世界観を盛り上げる。ストーリー美人で気立てのいい園子に一目惚れして結婚した哲雄が、彼女にずっと隠し続けている仕事、それはラブドール職人としてドールを作っていること。平穏に過ぎていく日常の中、哲雄は仕事にのめり込み、恋焦がれて結婚したはずの園子とは次第にセックスレスになっていた。いよいよ夫婦の危機かと思ったとき、園子はぽつりと胸の中に抱えていた秘密を打ち明けた。10年の、嘘と秘密と、ほんとの愛。 変わりゆく男女の感情をリアルに映し出す、美しく儚い、大人のラブストーリー。詳細『ロマンスドール』公開時期:2020年1月24日(金)脚本・監督:タナダユキ出演:高橋一生、蒼井優、きたろう、渡辺えり、ピエール瀧、浜野謙太、三浦透子、大倉孝ニ原作:タナダユキ「ロマンスドール」(KADOKAWA刊)■ムビチケ情報発売日:10月4日(金)~特典:『ロマンスドール』ミニクリアファイル(A5サイズ)
2019年02月01日高橋一生(38)主演映画「ロマンスドール」が今秋公開されると1月29日に発表された。監督であるタナダユキ(43)の同名小説が原作で、ヒロインを蒼井優(33)が務める。高橋はなんと、ラブドール職人・哲雄を演じるという。各メディアによると高橋は哲雄を演じるため「実際にラブドール工場に見学に行き、ドールづくりについて学びました」と明かしている。また高橋は蒼井について「ご自身の俳優としての在り方をしっかりと持っている、素晴らしい方です」とコメント。さらに「会話の自然な雰囲気を大切にし、園子としていてくださるので、僕たちはいつでも園子と哲雄になることができます」と語ったという。Twitterでは高橋と蒼井の共演に、喜びの声が上がっている。《高橋一生さんと蒼井優さんなんて、最高の組み合わせではないか!》《二人は小説みたいな芝居ができる役者さん。美しく綴られた活字達を、表情とか佇まいとか台詞以外の手法で伝えることに長けている》《高橋一生さんがラブドール職人役って時点で結構ヤバめだし興奮するのに、さらに蒼井優さんと夫婦役、かつ大人のラブストーリーだと聞いた私の全細胞が「ありがとう……ありがとう……」って泣いてる》いっぽう高橋とラブドールという組み合わせに驚きの声も。《『高橋一生が作ったラブドール』というパワーワード》《真剣な眼差しでラブドールを観察したりする一生さんを想像するだけで……》《ラブドール作りを学んだという1文にノックアウトされているこれは家族にはまだ言えない情報》高橋と蒼井が共演するのは01年の映画「リリイ・シュシュのすべて」以来、約18年ぶり。さらに監督を務めるタナダと蒼井は08年の映画『百万円と苦虫女』でもタッグを組んでいる。どちらも、今でも熱狂的なファンの多い作品だ。「さらに『ロマンスドール』にはベテランのラブドール職人役のきたろうさん(70)を筆頭に、ピエール瀧さん(51)や渡辺えりさん(64)といったクセの強い俳優陣が続々出演しています。ラブドールをテーマにしているものの、ラブストーリーだという同作。映画ファンのなかではすでに期待の一本となっています」(映画関係者)
2019年01月29日一人のラブドール職人と、彼が一目で恋に落ち結婚した妻との日々を描いたタナダユキの小説「ロマンスドール」が、タナダ監督・脚本で映画化されることが決定。主演に高橋一生、ヒロインに蒼井優を迎え、『リリイ・シュシュのすべて』以来18年ぶりの映画共演となる2人が初の夫婦役に挑む。美人で気立てのいい園子に一目惚れして結婚した哲雄が彼女にずっと隠し続けている仕事、それはラブドール職人としてドールを作っていること。平穏に過ぎていく日常の中、哲雄は仕事にのめり込み、恋焦がれて結婚したはずの園子とは次第にセックスレスになっていた。いよいよ夫婦の危機かと思ったとき、園子はぽつりと胸の中に抱えていた秘密を打ち明けた――。原作「ロマンスドール」は、型破りな設定と衝撃的な展開の中で、男女が強く惹かれ合い、すれ違い、もがきながらも、夫婦として“本当の幸せ”を見つけていく姿を描き、2008年に雑誌「ダ・ヴィンチ」で連載されるやいなや、多くの話題と共感を呼んだ傑作小説。「僕らは奇跡でできている」『空飛ぶタイヤ』『億男』など話題作への出演が続く主演の高橋さんが演じるのは、美大卒業後にフリーター生活をしていたところ、ひょんなことからラブドール制作工場(久保田商会)で働き始め、次第にその魅力にのめり込んでいく北村哲雄。またその妻・園子を、『百万円と苦虫女』でタナダ監督とタッグを組んだ蒼井さんが演じる。タナダ監督の作品ということで出演を決めたという高橋さんは「脚本を読んで、人が人を想う純粋な気持ちがとても映画的に描かれていて、それが素敵だと思ったんです。お話をいただけて、嬉しかったです」とコメント。また「今回の役を演じるにあたり、実際にラブドール工場に見学に行き、ドールづくりについて学びました。そこにいるのはまさに職人の方々で、工芸的な感覚でひとつの作品として作ってらっしゃる姿を見て、自分も哲雄を演じる心構えができました」と明かす。一方、「小説が出たとき、タナダさんご自身で映画化されないのかな?一緒にやれるといいなと思っていたので、時間が経ってからこうしてお話をいただき、今の自分で良いのだと嬉しかったです」とすでに何かを予感していたという蒼井さんは、「久しぶりに自立した女性を演じるということで、楽しみたいと思います。約10年ぶりのタナダ組、ひとつひとつを受け止めながら丁寧に園子を演じていきたいです」と意気込みを見せた。また今回初の夫婦役に挑む高橋さんと蒼井さん。お互いについては「蒼井さんは、ご自身の俳優としての在り方をしっかりと持っている、素晴らしい方です。会話の自然な雰囲気を大切にし、園子としていてくださるので、僕たちはいつでも園子と哲雄になることができます」(高橋さん)、「高橋一生さんとは、ドラマでの共演はありましたが、ここまでがっつりは『リリィ・シュシュのすべて』以来です。先輩!という印象で、撮影中もいつも真ん中に高橋さんがいてくださるので、とてもやりやすいです」(蒼井さん)と語っている。そのほか、ベテランのラブドール職人で哲雄の師匠・相川金次役をきたろう。久保田商会の同僚・田代まりあと両角役に渡辺えりと浜野謙太。久保田商会の社長役にはピエール瀧。哲雄の不倫相手役に三浦透子。久保田商会を内偵調査する捜査官役に大倉孝二が決定した。『ロマンスドール』は秋、全国にて公開予定。(cinemacafe.net)■関連作品:ロマンスドール 2019年秋、全国にて公開予定©2019「ロマンスドール」製作委員会
2019年01月29日俳優の高橋一生が、映画『ロマンスドール』(2019年秋公開)に主演することが29日、明らかになった。蒼井優がヒロインを務める。同作は『百万円と苦虫女』などで知られるタナダユキ監督の小説を、監督自ら実写化。美人で気立てのいい園子(蒼井)に一目惚れして結婚した哲雄(高橋)は、久保田商会という会社でラブドール職人としてドールを作っていることを隠し続けていた。哲雄は仕事にのめり込み、恋焦がれて結婚したはずの園子とは次第にセックスレスになっていたが、いよいよ夫婦の危機かと思ったとき、園子はぽつりと胸の中に抱えていた秘密を打ち明ける。岩井俊二監督作『リリイ・シュシュのすべて』以来18年ぶりの映画共演となる2人は、2018年末よりクランクインし、約1カ月間の撮影を経て2019年1月下旬にクランクアップ。永田芳弘プロデューサーは「日本でのラブドールの造形技術はこの20年で進化しており、世界的に最先端のものと言っても過言ではなく、それを下町の工場で職人さんが粛々と開発している事に驚きました」「この原作をタナダさんが自ら脚本監督をするのであれば、全世界的にもかつてないユニークな恋愛映画になり得ると思い、映画化を決意しました」と語る。さらにベテランのラブドール職人・ 相川金次役のきたろう、哲雄の同僚・田代まりあ役の渡辺えり、社長・久保田薫役のピエール瀧、哲雄の後に入社する両角役の浜野謙太、哲雄の不倫相手・ひろ子役の三浦透子、久保田商会を内偵調査する捜査官・原田役の大倉孝二と、個性豊かな実力派俳優陣が集結した。○高橋一生 コメント今回、タナダさんの作品ということで出演を決めました。脚本を読んで、人が人を想う純粋な気持ちがとても映画的に描かれていて、それが素敵だと思ったんです。お話をいただけて、嬉しかったです。今回の役を演じるにあたり、実際にラブドール工場に見学に行き、ドールづくりについて学びました。そこにいるのはまさに職人の方々で、工芸的な感覚でひとつの作品として作ってらっしゃる姿を見て、自分も哲雄を演じる心構えができました。タナダさんは、芝居の中で自分が意図しないところを的確に指示してくださるので、迷うことがありません。僕が哲雄として、役の中で生きていくのをサポートするような演出の仕方をしてくださるので、とても安心して演じています。蒼井さんは、ご自身の俳優としての在り方をしっかりと持っている、素晴らしい方です。会話の自然な雰囲気を大切にし、園子としていてくださるので、僕たちはいつでも園子と哲雄になることができます。この作品は、結婚してからはじまるラブストーリー。結婚がエンディングではなく、その先のお互いの想いや愛の形がどう変化するか、どこに落ち着いていくのか。激しさだけでなく、淡々とした日常の中で本当の愛が見えてくるような、ある意味究極の作品だと思っています。改めて、タナダさんや蒼井さんはじめ、素晴らしいスタッフとキャストの方々に囲まれてこの作品に参加できることを、幸せに思っています。○蒼井優 コメント小説が出たとき、タナダさんご自身で映画化されないのかな? 一緒にやれるといいなと思っていたので、時間が経ってからこうしてお話をいただき、今の自分で良いのだと嬉しかったです。タナダさんとはもう一度お仕事をしたかったので、こんなステキなお話、断る理由もありません。高橋一生さんとは、ドラマでの共演はありましたが、ここまでがっつりは『リリィ・シュシュのすべて』以来です。先輩! という印象で、撮影中もいつも真ん中に高橋さんがいてくださるので、とてもやりやすいです。私が演じる園子は、優しくて気立てのいい女性ですが、タナダ節が入っていて、結構大胆なところがあるんです。それはタナダさんが描く女性に共通しているところですね。最近は依存した役どころが多かったので(笑)、久しぶりに自立した女性を演じるということで、楽しみたいと思います。約10年ぶりのタナダ組、ひとつひとつを受け止めながら丁寧に園子を演じていきたいです。○タナダユキ(原作・脚本・監督 ) コメント10年ほど前に小説として書いた時は、まさか映画化できるとは思ってもみませんでした。自分で書いたものですが、だからこそ、いい塩梅で小説からは離れ、映画として再構築出来ればと思いましたが、それはキャストの力、スタッフの力なくしては実現しないこと。そういう意味でも今回、最高のキャスト、スタッフが集まってくれたと感じています。オリジナル作品ですのでいつもよりも余計に、この人たちでなければ、という方にしか役を託せないなという思いがありました。高橋一生さんとは広告のお仕事以来ですが、哲雄を託せるのは何度考えても高橋一生さん以外思い当たりませんでした。映画を作るというのは日々、正解がない中で正解めいたものを探し続ける作業ですが、一生さんが日々哲雄として新鮮に生きてくれているから、私は監督として「正解めいたもの」に確信と大きな安心感を持つことができています。蒼井優さんは私にとって特別な女優。約10年ぶりに再び一緒に映画を作れるなんて、感慨深いです。園子の儚さと芯の強さは、蒼井優さんだからこそ体現出来ると思っています。10年前よりもさらにたおやかで、10年前と変わらない本番直前のスイッチが入る瞬間には、相変わらずワクワクします。お二人ともに、俳優として絶対の信頼を寄せていたので心配事が一切なく、こんなに楽しい撮影は初めてかもしれません(笑)。生きることがあまり上手ではない人たちの、歓びも哀しみも矛盾も愚かさも全てを包み込んで、作品として昇華出来るよう、最強で最高なスタッフ、キャスト陣と共に、完成まで突き進みたいと思います。
2019年01月29日映画『長いお別れ』が、蒼井優、竹内結子、松原智恵子、山﨑努出演で2019年5月31日(金)に全国ロードショー。『湯を沸かすほどの熱い愛』の中野量太が、中島京子の同名小説を映画化『長いお別れ』の原作は、直木賞受賞作家・中島京子の同名小説。認知症になった厳格な父が、日に日に記憶を失っていく昇様子に戸惑いながらも向き合うことで、娘たちが自分を見つめ直していくストーリーだ。今回の映画化では、『湯を沸かすほどの熱い愛』で、驚きと感動の詰まった家族の物語をつくりあげた中野量太が、メガホンを採り、時に泣き、笑い、悩みながら前に進んでいく愛に溢れた家族の様子を、ユーモアを交えて感動的に描いていく。“東家”を演じる蒼井優、竹内結子、松原智恵子、山﨑努認知症になった父を取り巻く“東(ひがし)家”の次女・芙美役には、『彼女がその名を知らない鳥たち』で第41回日本アカデミー賞最優秀主演女優賞を獲得した蒼井優。蒼井は、芙美役について「私が演じた芙美は、よしておけばいいのにと思うようなことをついやってしまう、でも笑えるほど不器用でもない、というちょっと不憫なタイプの女性です。そんな彼女が30歳を超えてもう一度家族から学ぶことの大きさが大切なのかなと思いながら演じました。」と話している。また、夫の転勤で息子とアメリカに移り住み、慣れない生活に戸惑う長女・麻里に竹内結子、専業主婦として夫と娘たちを献身的に支えてきた母親・曜子に松原智恵子が起用されている。そして、紫綬勲章、旭日小綬賞を受章した名優、山﨑努が認知症を患う父親・昇平役を演じる。麻里の息子・崇役は、オーディションで抜擢された蒲田優惟だ。主題歌にシンガーソングライターの優河 を起用映画『長いお別れ』で 主題歌を担当するのは、神秘的な歌声が魅力のシンガーソングライター優河。 本作のために書き下ろしたという「めぐる」は、作品のテーマにリンクした、穏やかでありながらもポジティブな力強さを兼ね揃えた楽曲に仕上がっている。ストーリー父、昇平の70歳の誕生日会。久しぶりに集まった娘たちに告げられたのは、厳格な父が認知症になったという事実だった―。日に日に記憶を失っていく昇平の様子に戸惑いながらも向き合うことで、自分自身を見つめ直していく家族たち。そしてある日、家族の誰もが忘れかけていた“愛しい思い出”が昇平の中に今も息づいていることを知る・・・。【作品詳細】映画『長いお別れ』原作:中島京子『長いお別れ』(文春文庫刊)公開日:2019年5月31日(金)全国ロードショー監督:中野量太脚本:中野量太、大野敏哉出演:蒼井優、竹内結子、松原智恵子、山﨑努配給・制作:アスミック・エース
2019年01月27日『湯を沸かすほどの熱い愛』の中野量太監督最新作『長いお別れ』に、蒼井優、竹内結子、松原智恵子、山崎努が出演していることが分かった。これに併せて、特報映像とティザービジュアルも到着した。■日本映画界を代表する豪華キャスト集結!認知症の父と過ごす、ある家族の幸福な7年間を描く本作。東家の次女で夢も恋愛もうまくいかず、思い悩んでいる芙美役には、『家族はつらいよ』シリーズ、『彼女がその名を知らない鳥たち』『斬、』の蒼井優。夫の転勤で息子とアメリカに移り住み、慣れない生活に戸惑っている長女・今村麻里役には、現在主演ドラマ「スキャンダル専門弁護士 QUEEN」が放送中の竹内結子。なお、麻里の息子・崇役には、蒲田優惟人がオーディションで抜擢された。さらに、母・曜子役には、『ゆずの葉ゆれて』でソチ国際映画祭主演女優賞に輝いた松原智恵子。そして、認知症を患う父・昇平役を、紫綬褒章、旭日小綬章を受章した名優・山崎努が演じる。■特報&ティザービジュアル公開到着した特報映像では、メリーゴーラウンドに乗る父を見守る笑顔の家族たちが映し出されたと思いきや、「あんた誰だ?」「麻里だけど」と、父と娘のくすっとさせるやり取りも登場。本作は、ユーモアも交えた作品であることが予想される映像となっている。さらに、遊園地のメリーゴーラウンド前にて、東家の記念写真を意識して撮り下ろされたティザービジュアルも到着。楽しそうな家族たちの中、認知症で状況が分からない父は、ひとりしかめっ面を向けている。■キャストコメント到着蒼井優(東芙美役)私が演じた芙美は、よしておけばいいのにと思うようなことをついやってしまう、でも笑えるほど不器用でもない、というちょっと不憫なタイプの女性です。そんな彼女が30歳を超えてもう一度家族から学ぶことの大きさが大切なのかなと思いながら演じました。東家の皆さんとの共演はとても光栄でした。お芝居とは何なのかを山崎努さんの御本で学んで来た私にとって、まさか山崎さんと同じ画面に入れる日が来るなんて思ってもいませんでした。今思い返しても夢のような時間で、感動の連続でした。松原智恵子さんと竹内結子さんは、お二方が家族でいて下さる事が心強く、毎日本当に助けていただいてばかりでした。言葉では言い表せないほど感謝しています。竹内結子(今村麻里役)クランクインの前に監督が、一つの家族として始められるように、東家のリハーサル時間を設けてくださったので、安心して撮影に入る事ができました。姉妹の会話のシーンの撮影中、監督には「麻里さんがリズムを作ってほしい」と言われていました。私の今までのお芝居ではやったことのない、監督の独特のテンポを指示されたので、新しいものが見られるのでは、と完成を楽しみにしています。松原智恵子(東曜子役)認知症という暗くなりがちな話を、あたたかでユーモラスに描いた作品です。曜子の優しさと明るさをどうすれば出せるかと悩んでいた私に、中野監督は「明るく軽やかに、段々良くなってきましたよ。もう一度やってみましょう」と何度も辛抱強くやさしく「叱咤激励」をしてくださいました。時々落ち込む私(曜子)に、認知症の夫は無言のあたたかな眼差しを、明るい娘達はそれぞれ色々な問題を抱えながらも包み込むようなハグを…私自身が介護されて支えられていた毎日でした。そんなやさしい、あたたかな撮影現場でした。山崎努(東昇平役)原作を読んでいる時、この役のオファーが来るのではないかとの変な予感がありました。その予感が当たり、不思議な心持がしています。中野監督のことは、前作や脚本に触れるにあたり、大変な才能だと思っておりました。実際に現場で一緒に仕事をしても、見事な演出で、感服致しました。認知症の家族を持つ友人がいるのですが、彼はとにかく「笑うことが大事」だと言います。この作品が何より素晴らしいのは、認知症という扱いにくい題材に対し、おかしみの要素をうまく取り入れてユーモアを失わずに作り上げたところだと思います。『長いお別れ』は5月、全国にて公開予定。(cinemacafe.net)■関連作品:長いお別れ 2019年5月、全国にて公開予定(C)2019『長いお別れ』製作委員会
2019年01月24日「ずっと子供が欲しかったんです。そのために結婚したってくらいなんですけど、まさか双子だとは(笑)。双子だからベビーカーどうしようかなとか、一気に4人家族になるんだなとか、ほんと未知の世界です」そう語るのは、蒼井そら(35)だ。蒼井は昨年1月に結婚を報告。先月ブログで妊娠を公表し、もうすぐ7カ月目を迎える。授かったのは、双子だった。「夫にエコーの写真を見せたら『マジかよー!』って(笑)。でも私も、いまだに信じられないでいます。お腹の中に2つの命があるって、ほんと不思議です」蒼井は02年にセクシー業界でデビューし、一躍トップ女優に。映画やドラマにも数々出演し、07年には「ガリレオ」(フジテレビ系)で月9デビューも果たした。その人気は海外にも。特に中国での人気は凄まじく、中国版Twitter・Weiboのフォロワーは1,900万人を超えている。そんな蒼井だが、妊娠公表当初はネット上の「AV女優のくせに子供を産むな」「子供が不幸になる。かわいそう」などといった差別的な言葉に悩まされたという。「もともと匿名の書き込みを見て凹むことはあったんですよ。だから今回も、言われても仕方ないのかなって……」しかし妊娠発表時のブログには、強い決意がつづられていた。《AV女優の親だと不幸なのか。それと AV女優の親じゃなければ幸せなのか》《生まれて来るんじゃなかった とか 産んでなんて頼んでねーし とか 親子の縁を切る とか 子どもに言われないように日々頑張るだけよ》そして、彼女はこう宣言した。《どう考えても私、やっぱり子どもが欲しい。そして、私の母みたいな母になりたい》この記事は多くの媒体に取り上げられ、アジア中から賛同の声が上がった。「お母さんからも『読んだよ!』と連絡があって、ビックリ(笑)。『ありがとう』とも言われて。ちょっと恥ずかしかったけど、嬉しかったな……。私、気づいたんです。『自分が幸せか不幸か』というのは子供が決めることであって、誰かが決めることじゃないと」蒼井は「私の昔の仕事で、子供が傷つくこともあるかもしれない」としつつも、こう続ける。「それでも、愛情を注いで『お母さんの子どもでよかった』って思われるようなママになりたい。AVに出てるって母に知られたとき、『賛成はしないけど、応援はする』って言ってもらったんです。それって、生まれた時からずっと私のことを見ていてくれたからこそ、出た言葉だなって思って……。私の母がそうしてくれたように、子供の意見を尊重しつつ、見守ってあげたいなって思います」また彼女は「差別をなくすことは難しい」という。「でも、私は自分の仕事に誇りを持っています。それに、私を慕ってくれる人がたくさんいる。テレビや映画のお仕事もさせていただいて、中国でも毎回たくさんの方が出迎えてくれる。認めてくれる方がいれば『それでいいな』と思いますし、これからもいろんなお仕事ができたら嬉しいです」そして、彼女はこう語った。「私、蒼井そらを絶対辞めたくない」葛藤を乗り越えた蒼井。柔らかな表情は、すっかりママの顔だ。「子どものころ、親戚いっぱい集めてキャンプによく出かけていたんです。自然に囲まれて、みんなでカレー食べて……。それが、とても楽しかった。夫も都会の人だから『田舎にたくさん連れてってあげたいね』と話してるんですよ。いろんなことを経験させてあげたいな」2つの産声が聞こえる日まで、あと少しだ――。
2019年01月23日「第42回日本アカデミー賞」優秀賞発表記者会見が15日に行われ、3月1日の授賞式で司会を務める西田敏行(71)と蒼井優(31)が登壇した。毎年アニメーションが多いなか実写が豊作だったという2018年。優秀作品賞は、『カメラを止めるな!』『北の桜守』『孤狼の血』『空飛ぶタイヤ』『万引き家族』(50音順)の5作品が受賞。『カメラを止めるな!』は作品賞をはじめ、監督賞、脚本賞、主演男優賞、撮影賞、音楽賞、録音賞、編集賞、と8部門の優秀賞を受賞した。いっぽうカンヌ国際映画祭でパルム・ドールを獲得した『万引き家族』は、助演男優賞以外の11部門で優秀賞を受賞。昨年末に亡くなった樹木希林さん(享年75)は『日々是好日』と『万引き家族』の2作品が優秀助演女優賞を受賞した。6年連続で司会を務める西田は、「6回もやらせていただいていると、今年もまたアカデミー賞の季節が来たのだ、と胸に去来するものがある。今年の優秀作品賞5作品、映画館で見ることができなくて、これからゆっくりとDVDで見ようと思ってます」昨年に最優秀主演女優賞を受賞し、今回初めて司会を務める蒼井はこう語った。「学生時代もなにか学級会みたいなもので司会をやったこともない私が、人生で初めて司会をするのがこの大きな舞台ということでとても緊張しています。私にとってもそうでしたけど、どなたかにとって忘れられない1日になることは間違いない。幸せを一緒に感じつつ、西田さんと楽しんで司会を務めたいと思います」また西田は、気になる作品に関して次のようにコメントした。「『カメラを止めるな!』は、あれだけでのバジェットでよく稼いだな!と。『孤狼の血』は私のライバルの役所(広司)くんが……。これも気になる。なるべくなら取らないでほしい。『空飛ぶタイヤ』は『釣りバカ日誌』を撮っていた本木(克英)くんが撮っていまして、縁があるんでこれもちょっと獲って欲しいな。『万引き家族』においては言うことはない。おそらく来るんだろうなという感じがするけど、日本アカデミー賞だけは外すのかな(笑)。これだけほめられたらケチもつけたいな。新人俳優に関しましては、感じがいいなあと思っているのは上白石萌歌ちゃんですかね。男の子は興味ありません」蒼井は「私の出た作品は入ってない」と切り出し「『孤狼の血』の白石和彌監督に少し肩入れしてしまうところがある」と続け、『カメラを止めるな!』に関しては「『フラガール』で呼んでいただけた、あのときの興奮を思い出します」と語った。そして新人俳優賞に関しては「また一つスタートラインに立ったという気持ちだと思いますので、その表情を見るのを楽しみです」と語った。さらに蒼井は昨年の受賞時に「映画界ってよくないですか?」とコメントしたものの滑舌が悪く、「映画館」なのか「映画界」なのかで物議を醸した経験も。それを振り返り、「(受賞者は)滑舌良くしゃべっていただけると」とアドバイスを送った。また優秀アニメーション作品賞は、『ドラゴンボール超 ブロリー』『ペンギン・ハイウェイ』『未来のミライ』『名探偵コナンゼロの執行人』『若おかみは小学生!』が受賞した。
2019年01月15日漫画家・新井英樹による漫画『宮本から君へ』が映画化。2019年9月27日(金)に、全国の劇場で公開される。漫画『宮本から君へ』が実写映画化1990年にモーニングで連載がスタートした原作『宮本から君へ』は、熱血営業マン・宮本浩の七転八倒の奮闘を描いた漫画作品。社会に蔓延する様々なテーマを容赦ない描写で描いた、“極限の人間賛歌”とも言えるその世界観で、各界の熱烈なファンに支持されている。究極の“人間賛歌”2018年4月にはテレビ東京で実写ドラマが放送されると、第56回ギャラクシー賞テレビ部門「奨励賞」を受賞。ドラマ版では、主人公の宮本浩が営業マンとして奮闘する姿に焦点を置いたサラリーマン篇が描かれたが、今回の映画版では、宮本浩とヒロインの中野靖子を中心に繰り広げられる“人間賛歌”にフォーカス。本作が“伝説の漫画”として語り継がれる理由の一つでもある決闘シーンなどがどのように映像化されるのか、本作の見どころとなりそうだ。主演・池松壮亮×ヒロイン・蒼井優主人公の宮本浩を演じるのは、ドラマ版に引き続き池松壮亮。「宮本浩という人は、僕にとってどの歴史上の人物よりも星であり、ヒーローでした」と語るほどの原作ファンである池松が、再び熱血営業マン・宮本役に体当たりで挑む。ヒロインの中野靖子役も、ドラマ版から蒼井優が続投。2018年の『斬、』から続けての共演に加え、出身地や大学など多くの共通点を持ち、互いに役者として認め合う存在の2人が、感情をむき出しにして激しくぶつかり合う宮本と靖子を絶妙なコンビネーションで演じる。松山ケンイチ、柄本時生らドラマ版キャストも続投宮本を囲む登場人物たちには、ドラマ版のキャストが再集結。松山ケンイチ、柄本時生、星田英利、古舘寛治といった懐かしの面々が揃う。また映画版から加わる新キャストも発表。どうしようもない遊び人だが、靖子(蒼井優)の心に住み着く元恋人役に井浦新、宮本が立ち向かう巨漢の“怪物”・真淵拓馬役に一ノ瀬ワタルが抜擢。そのほかピエール瀧や佐藤二朗らが出演する。宮本浩次×横山健のコラボ主題歌主題歌は、ロックバンド、エレファントカシマシのヴォーカル&ギターの宮本浩次の書き下ろしによる「Do you remember?」に決定。ドラマ版ではエレファントカシマシとして主題歌を担当していただが、今回は宮本ソロとしての参加。ギターには、宮本のオファーにより横山健を迎えている。<あらすじ>文具メーカーで働く営業マン宮本浩(池松壮亮)は、笑顔がうまくつくれない、気の利いたお世辞も言えない。なのに人一倍正義感が強い超不器用な人間。会社の先輩・神保(松山ケンイチ)の仕事仲間である自立した女・中野靖子(蒼井優)と恋に落ちた宮本は、靖子の自宅での食事に呼ばれるが、そこに靖子の元彼・裕二(井浦新)が現れる。裕二を拒むため、宮本と寝たことを伝える靖子。怒りで靖子に手を出した裕二に対して、宮本は「この女は俺が守る」と言い放つ。この事件をきっかけに、心から結ばれた宮本と靖子に、ひとときの幸福の時間が訪れる。ある日、営業先で気に入られた真淵部長(ピエール瀧)と大野部長(佐藤二朗)に誘われ、靖子を連れて飲み会に参加した宮本は、気合いを入れて日本酒の一升瓶を飲み干し、泥酔してしまう。見かねた大野が、真淵の息子・拓馬(一ノ瀬ワタル)の車で送らせようと拓馬を呼びつけた。そこに現れたのは、ラグビーで鍛えあげられた巨漢の怪物だった……!泥酔する宮本と、宴会を楽しむ靖子、二人の間に、人生最大の試練が立ちはだかる—。究極の愛の試練に立ち向かうべく、愛する人のため宮本浩が"絶対に勝たなきゃいけないケンカ"に挑む!作品情報『宮本から君へ』公開時期:2019年9月27日(金)原作:新井英樹『宮本から君へ』監督:真利子哲也脚本:真利子哲也、港岳彦出演:池松壮亮、蒼井優、井浦新、一ノ瀬ワタル、柄本時生、星田英利、古舘寛治、ピエール瀧、佐藤二朗、松山ケンイチ
2019年01月13日昨年、ドラマ化もされた新井英樹の漫画「宮本から君へ」が、映画化されることが決定。ドラマに引き続き主演に池松壮亮を、ヒロインには蒼井優を迎える。原作漫画は、社会に蔓延する様々なテーマを、容赦ない人間描写と圧倒的な世界観で描き続けてきた漫画家・新井英樹が、熱血営業マン・宮本浩の七転八倒の記録を描いた作品。1990年に「モーニング」(講談社)で連載スタートし、第38回小学館漫画賞 青年一般部門を受賞した。ドラマでは、宮本が営業マンとして奮闘する姿に焦点を置いた“サラリーマン篇”が描かれたが、今回の映画では宮本とヒロイン中野靖子を中心に繰り広げられる“極限の人間賛歌”が描かれるエンターテインメント作品になっている。ドラマ版に続き、宮本浩を演じる池松さんは「ボロボロになるまで読み漁ったこの偉大な原作の力をお借りして、時代の変わり目に強烈な人間賛歌を残すべく、身も心も捧げたつもりです」と並みならぬ思いを語り、「蒼井さんとは『斬、』から立て続けの共演となりますが、今度は宮本と靖子として、物語の中の人生の試練を共にする事が出来たと思っています。その存在にいつも救われました」と蒼井さんとの共演をふり返った。また、ヒロイン・中野靖子を演じる蒼井さんは「全身で感情をぶつけ合うシーンの連続だった為、撮影3日目には既にヘトヘトでした。こんなに早く疲弊した現場は初めてです」と大変な撮影だったと明かし、「体力、集中力、瞬発力、そして声量が基本的にどのカットにも必要だったのですが、共演者の皆様と労り合い、励まし合い、スタッフの皆様に助けていただき、なんとかクランクアップすることが出来ました。こんなに高カロリーな作品はなかなか無いと思います。公開を楽しみにしていただければと思います」とコメントしている。塚本晋也監督作『斬、』に続けての共演となる池松さんと蒼井さんのほか、松山ケンイチ、柄本時生、星田英利、古舘寛治らドラマ版のキャストが再集結。さらに今後も、映画版の新たな豪華キャストが発表されるという。なお、本作でもドラマ同様、『ディストラクション・ベイビーズ』「ディアスポリス 異邦警察」の真利子哲也監督がメガホンをとる。『宮本から君へ』は今秋、全国にて公開予定。(cinemacafe.net)
2019年01月10日俳優・池松壮亮が主演を務める映画『宮本から君へ』(今秋公開)が公開されることが10日、明らかになった。同作は1990 年から1994年まで講談社「モーニング」にて連載され、1992年に第38回小学館漫画賞青年一般部門を受賞した新井英樹のコミックを実写化。文具メーカー「マルキタ」の新人社員、恋にも仕事にも不器用な宮本浩(池松)の物語を描く。2018年4月にテレビ東京で連続ドラマとして放送され、第56回ギャラクシー賞テレビ部門「奨励賞」を受賞するなど大きな反響を呼んだ。監督・脚本は、ドラマ版に続き映画『ディストラクション・ベイビーズ』で注目を集める真利子哲也監督が務め、『あゝ、荒野』(17)、『愛しのアイリーン』(18)のスターサンズが制作。ドラマ版に続き主演する宮本役の池松、ヒロイン・中野靖子役の蒼井優、さらに松山ケンイチ、柄本時生、星田英利、古舘寛治らが再集結した。ドラマでは、主人公の宮本浩が営業として奮闘する姿に焦点を置いた“サラリーマン篇”が描かれたが、劇場公開される映画では、宮本浩と中野靖子を中心に繰り広げられる“極限の人間賛歌”が描かれるエンターテイメント作品になっている。新キャストも加わった映画版は昨年9月29日にクランクインし、10月30日にクランクアップした。「この物語を完結させるまでは、死ぬに死ねない」と語る真利子哲也監督を筆頭に全キャスト・スタッフが全身全霊をかけて挑んだ。○池松壮亮 コメントこの原作が手元に来てから、随分と時間が経ってしまったような気がします。ボロボロになるまで読み漁ったこの偉大な原作の力をお借りして、時代の変わり目に強烈な人間賛歌を残すべく、身も心も捧げたつもりです。蒼井さんとは『斬、』から立て続けの共演となりますが、今度は宮本と靖子として、物語の中の人生の試練を共にする事が出来たと思っています。その存在にいつも救われました。そのほかキャストそれぞれの、抜群のアクトも楽しみにしていただければと思います。まだ仕上げ真っ最中でどうでるか分かりませんが、生きてゆく覚悟、信じる覚悟、そして人生を感じるような映画になるんではないかと期待しています。傲慢な男ですが、今秋、宮本からあなたへ、よろしくお願いします。○蒼井優 コメント全身で感情をぶつけ合うシーンの連続だった為、撮影3日目には既にヘトヘトでした。こんなに早く疲弊した現場は初めてです。体力、集中力、瞬発力、そして声量が基本的にどのカットにも必要だったのですが、共演者の皆様と労り合い、励まし合い、スタッフの皆様に助けていただき、なんとかクランクアップすることが出来ました。こんなに高カロリーな作品はなかなか無いと思います。公開を楽しみにしていただければと思います。○真利子哲也 コメントはじめて『宮本から君へ』の映画化に声かけられたのは2012年の夏。十代の頃から読み耽っていた新井英樹さんの原作に、二つ返事で引き受けました。ただ覚悟を決めたところでなかなか実現に及ばず、気づけば6年が経ちました。これだけ時間がかかったのは生半可な気持ちで映画化するような原作ではないからで、集まるべくして集まったキャストとスタッフの面々。特に池松くんと蒼井さんのこの映画に対する意気込みたるや並大抵ではなくて、その芝居はさることながら、それぞれ歩んできた役者としての人生が重なる奇跡をみたと思える現場でした。平成最後の夏の終わりに池松壮亮と蒼井優を中心に据えて『宮本から君へ』を撮影できたことが、この原作にとって最高の瞬間だったと断言できる映画になりました。○新井英樹コメント映画版『宮本から君へ』の最初の陣中見舞いロケ現場となった王子・飛鳥山公園で池松くんとふたり、隠れタバコを喫いに歩いていたときの会話ボク「『宮本から君へ』の映画では、オレ、ブン殴られたいんだよ」池松「俺もですよ」ドラマの「世界」を構築・牽引した宮本浩こと池松壮亮本人がそう言うか……と。ドラマ版で観た蒼井優さん扮する中野靖子の輝きは驚きでした。全話通してもゲスト出演には思えない、違和感すら覚えるあの存在の力。写真家・佐内正史さんがドラマ版の打ち上げトークショーで放った名言「真利子には愛はあるけど情はない」(笑) 言い得て妙!! いや、真芯だ!! これ表現者として最強なんですよ!!この三人が原作の、ある意味本番パートで「自分こそが一番」と生命力バトルを繰り広げるってだけで胸が高鳴り「原作クソ喰らえ!!」と殴り倒されたがってるボクの夢を叶えてくれそうです!!
2019年01月10日今年の11月から12月にかけて、シリーズでは初の“蒼紅”2作連続上演中の舞台「戦国BASARA」。12月21日に、連続上演の後編となる「斬劇戦国BASARA蒼紅乱世『蒼』THE PRIDE」の初日会見、及び公開ゲネプロが実施された。【チケット情報はこちら】ストーリーは、織田信長が明智光秀の謀反により「本能寺の変」にて討死したあとの乱世を描く。更なる力を追い求めて全国へと勢力を拡大する豊臣秀吉(佐々木崇)とその部下・竹中半兵衛(末野卓磨)により、軍門を下るように迫られた伊達政宗(眞嶋秀斗)は、愛刀を奪われてしまう。窮地に陥れられた政宗は、幼少期に約束を交わしたライバル・真田幸村との想いを胸に、誇りを取り戻すべく動き始めるのであった――。主人公である伊達政宗役を演じるのは、本作がシリーズ4度目の出演となる眞嶋秀斗。「激動の時代のなかで、何に向かって、何を楽しみにして、誰とどのように生きていくのかを自分自身も考えさせられた」(眞嶋)と作品についての思いを語ると、同じく4度目となる石田三成役を演じる沖野晃司は、「初めて、舞台上で(豊臣)秀吉様、(竹中)半兵衛様と共演できるのがうれしい」と、原作ものならではの、キャラクターの関係性による喜びを語った。また、秀吉・半兵衛との因縁を持つキーマンである前田慶次を演じる伊阪達也は「久しぶりにお声かけされて、“また慶次がやれる!”と嬉しかった。お客さんも一緒に、“祭だ、祭りだ!”という感じで、このメンバーと明るく楽しくやっていきたいと思います!」と意気込みを語り、本作への期待を盛り上げた。同じく、初日会見に登壇した企画・原作監修を担う小林裕幸(CAPCOM)は、「紅と蒼、両方合わせて蒼紅乱世。紅を観た方はより全体像が分かるし、蒼だけ観てもしっかりとお話ができているので楽しめます」と、連続上演ならではの魅力はもちろん、蒼単体としての作品の完成度もしっかりとアピール。実際に、舞台中には紅だけに出演しているキャストが映像出演するという、ファンには嬉しい仕掛けも満載で、満足度が高いことは間違いないだろう。公演は12月30日(日)まで東京・オルタナティブシアターにて。チケットぴあでは当日引換券発売中。
2018年12月25日今夏上演された朗読劇「ぼくは明日、昨日のきみとデートする」の再演が決定。細谷佳正、蒼井翔太ら新キャスト6名を迎え、2019年3月12日(火)より上演スタートする。東宝が贈るラブストーリーに特化した新たな朗読劇シリーズ「恋を読む」の第1弾として上演された本朗読劇。原作は小説累計発行部数160万部を記録、福士蒼汰と小松菜奈出演で実写映画化もされた七月隆文のラブストーリーの傑作だ。出演するのは主人公の男女たった2人だけ。この作品のために作られたオリジナルアニメーションと音楽、そして若手最注目の演出家、劇団「ロロ」主宰の三浦直之による朗読劇の枠を超える舞台全体を使った演出が融合する。今回の再演では、木村達成×清水くるみ、梶裕貴×高月彩良、松田凌×内田真礼が初演から引き続き同じペアで出演し、初演に出演した黒羽麻璃央と山崎紘菜もペアを組む。さらに今回、新たに6名新キャストを迎えることも決定。人気TVアニメ「進撃の巨人」に出演する人気声優の細谷佳正と石川由依。声優でありアーティストとしても大活躍の三森すずこと蒼井翔太。そのほか、舞台「刀剣乱舞」「薄桜鬼」の荒牧慶彦、『カメラを止めるな!』の秋山ゆずきも出演する。7組の組み合わせは以下の通り●出演キャスト荒牧慶彦×三森すずこ黒羽麻璃央×山崎紘菜細谷佳正×秋山ゆずき木村達成×清水くるみ梶裕貴×高月彩良蒼井翔太×石川由依松田凌×内田真礼※公演順なお、チケット一般前売は2月10日(日)より開始される。<新キャストコメント>荒牧慶彦この作品は映画館で何の気なしに観たのが最初の出会いですが、話の巧妙さと切なさがすごく印象的でつい涙が出てしまうほど感動させて頂きました。その話の機微を表現して聞いて頂く方に届くように頑張ります!三森すずこオファーをいただいた前日、ちょうど本作の映画を観ていたのです!なんという偶然!切なく、ファンタジックな世界感でとても素敵な作品なので、朗読劇という形で私も参加することが出来るのが今から楽しみです♪大切に演じていきたいと思います。細谷佳正自分の存在と技術で、物語を観客に見せていくという事をやってみたいと思っていました。僕自身も思い切り楽しみながら、作品の世界観を皆様に伝えることが出来るように、取り組んで行きたいです。秋山ゆずきこの作品に出演が決まった時、信じられませんでした!以前から原作の大ファンだったので、まさかその作品を大きなステージで、しかも朗読劇の2人芝居で自分が演じるとは……嬉しい反面、想像するだけでも今から緊張するので、気合い入れて臨みたいと思います!是非、劇場にお越しいただきたいです。よろしくお願いします。蒼井翔太今回のこの朗読劇に参加させていただけることがとても光栄です。ただ朗読するだけではなくて動きも少なからずあるということで、舞台の経験を生かして、石川由依さんと楽しいものにできたらと考えています!どうぞよろしくお願いいたします。石川由依出演者が「2人」の朗読劇は初めてなので、今からとても緊張していますが、その2人ならではの空気感を大事にして、心を込めて演じたいです。そして、原作を読み終わったあとに私が感じた、苦しくもあたたかい気持ちを、皆さまにも感じていただけたら幸いです。恋を読む「ぼくは明日、昨日のきみとデートする」は2019年3月12日(火)~3月17日(日)オルタナティブシアターにて上演。(cinemacafe.net)
2018年12月18日