ユニクロ(UNIQLO)のグラフィックTシャツブランド「UT」から、ビリー・アイリッシュと村上隆とのコラボレーションTシャツ「ビリー・アイリッシュ × 村上隆」が登場。2020年5月25日(月)よりオンライン先行発売したのち、6月5日(金)より全国のユニクロ店舗にて発売する。ビリー・アイリッシュ × 村上隆、夢のコラボ実現「UT」が新たにタッグを組むのは、「第62回グラミー賞」にて史上最年少18歳で主要4部門受賞を含む5冠の快挙を達成したビリー・アイリッシュ。そして、日本を代表する現代美術家である村上隆だ。2人はインスタグラム上でメッセージを送り合ったことがきっかけで交友がスタートし、後にその仲は、ビリー・アイリッシュのシングル「you should see me in a crown」のミュージックビデオを共同制作するまでに発展。日本では、2019年夏にその世界を体感できる展覧会も開催した。「UT」だから実現した夢のようなコラボレーションでは2人のアイコニックなモチーフを融合したグラフィックや、ビリー・アイリッシュ自らディレクションしたオリジナルデザインまでを幅広く展開する。メンズメンズTシャツで登場するのは、ビリー・アイリッシュのロゴの上に村上隆の象徴的なモチーフであるお花やきのこを描いたものや、ビリー・アイリッシュのアイコン「Blohsh」の中に村上隆のお花とスカルを敷き詰めたものなど。全6柄のラインナップのうち、バックにアルバムと収録楽曲のタイトルをランダムに配置したデザインは、ビリー・アイリッシュがディレクションしたもの。さらに、インパクトあるネームロゴは「UT」オリジナルで、今コレクションだからこそ手に入る貴重な1枚となっている。ウィメンズウィメンズTシャツも全6柄を展開。ミュージックビデオのキャラクターデザインを務めたmabaeが描いたビリー・アイリッシュのスケッチ画を使用した1枚は、ネオンイエローのカラーリングと相まってフューチャリスティックな印象だ。また、ビリー・アイリッシュのロゴの中にお花を埋め込んだポップなグラフィックも登場する。さらにウィメンズでもメンズ同様に、「UT」オリジナルのネームロゴをあしらったTシャツを展開する。ユニセックスユニセックスで楽しめるアイテムとして、キャップとハットをラインナップ。ブラックとベージュの2色で展開されるキャップは、ベージュにビリー・アイリッシュらしいグリーンで、ブラックにコントラストの効いたホワイトで、ブランディングロゴをあしらった。一方ハットには、Tシャツにも配した「UT」オリジナルのロゴをワンポイントとして添えている。キッズ「ビリー・アイリッシュ × 村上隆」ではキッズサイズも発売される。ビリー・アイリッシュが村上隆のお花畑にいるような遊び心あるコラージュや、「Blohsh」の顔に村上隆のお花が咲くプリントなど、ポップで可愛らしい全6柄を揃える。村上隆による巨大ビリー・アイリッシュ像がユニクロ 原宿店に出現2020年6月を目途にオープンするユニクロ 原宿店には、コラボレーションUTを着用した高さ3mの巨大なビリー・アイリッシュ像が期間限定で登場。これは、今回のコレクションのために村上隆が特別に制作したものだ。なお、オンラインサイトにてコラボレーション商品を2点以上購入した人を対象に、オリジナルキーホルダーを1点プレゼント。数量限定、なくなり次第終了となるので気になる人は早めにチェックを。【詳細】ビリー・アイリッシュ × 村上隆先行発売日:2020年5月25日(月)先行取り扱い:ユニクロ公式オンラインストア一般発売日:2020年6月5日(金)一般取り扱い:全国のユニクロ店舗※一部店舗は、臨時休業ならびに営業時間を変更する場合あり。詳細はオンラインサイトを確認。■価格MEN Tシャツ 6柄 1,500円+税WOMEN Tシャツ 6柄 1,500円+税KIDS Tシャツ 6柄 990円+税UNISEX キャップ 2色 1,990円+税UNISEX ハット 2色 1,990円+税
2020年05月18日報道番組『news every.』(日本テレビ系)で、新型コロナウイルス感染症(以下、コロナウイルス)にまつわる外出自粛の必要性や買い物マナーについて呼びかけている、藤井貴彦アナウンサー。感染者数を伝える藤井貴彦アナの『ひと言』に、称賛の声「これぞ報道」「感動した」藤井貴彦アナ「お客様は神様ですから」続いた予想外の言葉に絶賛の嵐2020年5月6日に、同番組で視聴者に向けた『ある発言』が話題になっています。藤井貴彦アナが視聴者へ贈った『ある言葉』番組では、同日の東京都の感染者数について報道。4日連続で100人を下回り、この日はもっとも少ない数だったそうです。藤井アナは、同月6日までの予定だった緊急事態宣言が、31日まで延長になったことについて、次のように発言しました。今日は当初の緊急事態宣言の最終日ということになりますが、自粛に応じて家にくださったみなさん、まずはここまで本当にお疲れさまでした。一方で明日から今月末までの延長が決まっています。引き続きみなさんのご協力をお願いいたします。news every.ーより引用政府の外出自粛要請を守り、ステイホームを守った人たちに労いの言葉をかけたのです。また、延長が決まった緊急事態宣言ですが、地域によっては一部施設の休業要請が解除されたり、学校が再開したりするとのこと。これに対し藤井アナは「2週間後の未来をつくるか、2周間前に戻るかはみなさんの行動にかかっています」といい、「引き続き人との距離をとる鉄壁のディフェンスをお願いします」と感染防止を呼びかけました。【ネットの声】・心に響く言葉をありがとうございます。感動しました。・藤井アナの言葉を聞くと、これからも外出自粛を頑張ろうって気持ちになります。・何度も藤井アナの言葉に救われている。温かくて、涙が出る。もう少し踏ん張ろう!藤井アナのいう通り、一人ひとりの行動が未来につながるといえるでしょう。コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、私たちにできることはなんなのかを再確認させられますね。[文・構成/grape編集部]
2020年05月07日報道番組『news every.』(日本テレビ系)での呼びかけが注目を集めている、藤井貴彦アナウンサー。「緊急事態宣言後も、観光や遊びに出ている人を…」藤井アナの『発言』に反響2020年4月23日にも同番組で視聴者に向けた発言をし、話題になりました。感染症流行時の『買い物のマナー』番組では、新型コロナウイルス感染症の感染拡大が続いていることが分かるトピックをまとめて紹介。その中で、藤井アナは週末を前に視聴者に伝えたいことを次のように述べました。この週末、外出を考えている方もいるかも知れませんが、特に買い物に対するマナーが求められています。どうぞ少人数で距離を取って、回数を減らしてください。もちろん、お客様は神様ですから、生活を支えてくれる店員さんにも『神対応』でお願いします。news every.ーより引用スーパーマーケットでは、人々の生活を支えるため、多くの店員が感染リスクを抱えながら働いています。店側はさまざまな感染対策を行っているのですが、客側のマナー違反によって感染リスクが上がってしまうことも。店側の用意した感染対策を無視した行動や、家族総出の買い物などが問題視されており、『一般社団法人全国スーパーマーケット協会』も注意喚起をしています。感染症流行中も休業しないスーパー「家族で出かけられる!」と思っている人に協会が注意また、横暴な態度を取る客も多いようで、ネット上には店員の嘆きが多数投稿されています。それらの背景を踏まえ、藤井アナは視聴者にマナーを守るよう呼びかけたのでしょう。藤井アナの発言に対し、視聴者からは「上手ないい回しだな~!好き!」「やっぱり『神対応』ができなきゃ神じゃないよな」などのコメントが寄せられました。非常時だからこそ、焦りや不安を他人にぶつけずに『神対応』でいきたいものですね。[文・構成/grape編集部]
2020年04月24日外出自粛で夫がずっと家にいるとストレス…なんて声も聞こえてきますね。でも、普段から自分を大事にしてくれる「愛妻家」の夫だったら、むしろ、ずっとそばにいてって思っちゃうかもしれません…。今回は、結婚したら「愛妻家」になりそうな男性の共通点を占星学的な視点で分析!占いサイト『前世からの約束』の監修者である占い師・波木星龍先生に解説していただきました。■男性の本性を見抜くには…日本人男性の場合、照れもあって、人前で「愛妻家」であると公言する男性は少ないものです。それだけに、自他ともに認める「愛妻家」は目立ちやすいのかもしれません。女性の側からすると「愛妻家」とは、“浮気をしない”男性である場合が多いので、安心して“生涯を託せる男性”ということになります。多くの場合、独身時代から“遊び好き”な男性は浮気をしやすいし、何事にも脇目を振ることのない男性は“一途”だったりします。男性の本性は、そういう点で見抜きやすいはずなのですが、中には結婚して年月が経つうちに変わっていく男性がいるのも否めません。独身時代から、遊び好きで浮気っぽい面を持っていた男性の場合、結婚したからと言って、それらが無くなるということは、まずないでしょう。それを承知で結婚したのであれば、あとはいかに妻として「夫をコントロールできるか」に掛かっています。総じて、遊び好き、浮気好きな男性は男女を問わず“社交性が豊か”なので、もし、絶対に浮気をされたくないのであれば、あまり“社交的ではない”男性を選ぶ、というのも有効な方法でしょう。そして、もう一つ、夫婦の仲が良くない両親のもとで育った男性は、自分が結婚したのち「妻を大切にしよう」という気持ちが無意識に働きます。■「愛妻家」になる男性の共通点「愛妻家」には、大きく二つのパターンがあります。その一つは「妻)」そのものを心から愛していて、生涯変わることなく、そのすべてを愛し続けていくタイプの男性です。こういう人は、妻を“お姫様的”に愛するのが特徴です。もう一つは「妻も子供も」両方とも心から愛していて、家庭・家族への愛情全体が強く、“良きパパ”と、誰からも認められるタイプの男性です。こういう人は途中から“子供たちの母親”として、妻を愛するよう変わっていくのが特徴です。ここでは、その両方を「愛妻家」と呼ぶことにします。ホロスコープ的には次のような特徴が窺えます。---------------------------★太陽と、金星、土星、天王星とのアスペクト太陽と金星とは45度アスペクト、太陽と土星は120度アスペクトが多く、太陽と天王星とは様々なアスペクトが見受けられます。太陽と金星がアスペクトしている男性は、妻の存在を文字通り「太陽のように崇めている」場合が多く、太陽と土星がアスペクトしている男性は「家庭の枠を踏み外すことがない」のが特徴です。★月と、木星、海王星、土星とのアスペクト月と木星の0度や120度は、家庭・家族への愛情が人一倍豊かな男性に見受けられます。月と海王星の120度は、家庭生活の中に“癒し”を求めようとするのが特徴です。月と土星の120度は、家庭・家族に対する自分の役割や義務などを果たそうとする意識が強いのが特徴です。★金星と、土星、木星、ドラゴンヘッドのアスペクト金星と土星のアスペクトは幼い頃に“愛の哀しみ”を体験している男性に多く、その反動もあって妻への想いが人一倍強くなるようです。ただし、妻への愛情が著しく“義務化”している場合も見受けられます。金星と木星のアスペクトは、愛情そのものが深くて大きいのが特徴です。★金星が、第7ハウス、第4ハウスにある12ハウスの観点から読み解くと、金星が第7ハウス内、第4ハウス内にある男性は、基本的に愛妻家で家庭を大切にする傾向が強いでしょう。また、月がたくさんの惑星と120度や60度のソフトアスペクトを作っている場合も、妻や子供達への愛情があふれています。---------------------------それではこの辺で、具体例をご紹介しましょう。■あこがれのラブラブ夫婦◎藤井隆さんのホロスコープ1972年3月10日 生まれこちらは、タレントとしてTVや舞台など多方面で活躍する藤井隆さんのホロスコープです。藤井さんは2005年7月にタレントの乙葉さんと結婚しました。もう結婚して15年が経ちますが、大変仲が良く「おしどり夫婦」として知られています。夫唱婦随(ふしょうふずい)で喧嘩をすることもほとんどないようです。藤井さんのホロスコープを観ると、金星のアスペクトが非常に多いのに気が付きます。金星は、太陽と45度、ドラゴンヘッドと90度、木星と120度、海王星と150度、冥王星とも150度、土星と30度です。◎まさに「愛妻家」のホロスコープ「愛妻家」のアスペクトとしてご紹介した金星と太陽の45度、金星と木星の120度、さらに金星とドラゴンヘッドのアスペクト、金星と土星のアスペクト、こと金星関連では「愛妻家」としての条件を完璧に備えています。ただ、これだけたくさんの惑星とのアスペクトを持つ場合、配偶者以外にも“接近する女性”が現れやすいのが特徴です。したがって、それらの女性が出てきたときに、いかに本来の自分を守り通していけるかが「愛妻家」を貫く上での重要なカギとなります。◎乙葉さんは、まさに運命の人?そういう点でヒントになりそうなのが、金星とドラゴンヘッドの90度アスペクト。金星とドラゴンヘッドが、強いアスペクトを備えている場合、俗に言う「運命の人」と出逢う可能性の強い形です。当然、彼は出逢って間もない段階で乙葉さんを「運命の相手」と感じたに違いないと思います。その気持ちは、今も鮮やかに思い出すことができるはずで、その初心ともいうべき気持ちを忘れなければ、いつまでも「愛妻家」を貫けることでしょう。◎妻だけでなく、家族に愛情を注ぐ男性のアスペクトもう一つ、藤井さんには月と木星との0度アスペクトもあります。これは配偶者だけでなく、家族全体に対して愛情を注ぐことのできるアスペクトです。現在12歳の娘さんがいるので、これからは成長していく娘さんも含めて“家族愛”を発揮する方向へと徐々に切り替わっていくかもしれません。だからと言って全面的に愛情が移っていくタイプではないでしょう。なぜなら、金星と太陽が45度のアスペクトを持つ男性は、自分の結婚を“輝かしいもの”として永久に胸に刻み込む可能性があるからです。---------------------------続きは明日公開>>「自ら「愛妻家」を公言する 塚本高史さんのホロスコープ」をお届けします。---------------------------◎プロフィール波木星龍(なみきせいりゅう)鑑定暦30年以上、延べ5万人以上の鑑定実績をもつ本格占い師。古今東西のあらゆる占術に精通している。対面鑑定のほかに「正統占い教室」という占い教室を主宰し、数多くの有名占い師を生み出している。★鑑定所「波木星龍」波木星龍による本格鑑定を受けられる鑑定所です。あなたの悩める「人生&運命」と真摯に向き合い、各種の占術を通じ“最良の選択肢"をアドバイスいたします。住所:札幌市中央区南1条東7丁目2-2 ラピスアクアシティー大通1205※札幌地下鉄東西線「バスセンター前」駅10番出口から徒歩3分。▼鑑定のご予約はこちら電話:011-231-3344メール:namiki.s@jcom.home.ne.jp
2020年04月18日2020年4月7日、政府は新型コロナウイルス感染症の感染拡大を受けて、緊急事態宣言を発令。不要不急の外出を自粛するよう要請しました。しかし、感染者数は依然として減少傾向にならず、同月14日の時点で国内で7600人以上の感染者が出ています。藤井貴彦アナが、視聴者に『呼びかけ』こうした状況の中、報道番組『news every.』(日本テレビ系)でMCを務める藤井貴彦アナウンサーの言葉が、多くの人の共感を集めています。同月14日、番組の放送中に「東京都の新たな感染者数が160人を超えた」という速報が入ると、藤井アナは視聴者に次のように呼びかけました。今日は緊急事態宣言の発表からちょうど1週間になりますので、ここから先は少しずつ緊急事態宣言後の私たちの行動が形となって現れてくることですが、大切なのはその先です。2週間後の未来を変えられるように、今日もご協力をお願いします。命より大切な食事会やパーティーはありません。どうぞよろしくお願いします。news every.ーより引用正確な情報を伝えながら、毅然とした態度で「命より大切な食事会やパーティーはない」と注意喚起を行った藤井アナ。また、番組では20代~50代の働きざかりの感染者数が増加していることや、若い人ほど症状が軽く行動の制限につながりにくいという問題点も指摘。専門家の話を受けた藤井アナは、改めて外出自粛の必要性を訴えました。若い方、そして40~50代が外に出て、みなさんが悪いということをいっているわけではありません。どうしてもこういう状況の中で感染者数が増えていってしまうという現状があります。また、みなさんの行動半径が広くなればなるほど、感染をさせてしまう可能性が非常に高くなってしまいますので、必要で外に出ている方には何度も申し上げて申し訳ないのですけれども、感染させないという行動をぜひ取っていただきたいと思います。news every.ーより引用ネット上では、視聴者から藤井アナのコメントを称賛する声が寄せられています。・おっしゃる通り。食事会やパーティーはいつでもできますよね。・こういうひと言って、本当に大事だと思います。・信念を感じるし、的確に言葉を使っている印象です。・この姿勢はすごく好感を持てますね。私たち一人ひとりが、危機意識を持って行動をする必要があると、改めて認識させられますね。[文・構成/grape編集部]
2020年04月15日【宇月田麻裕コラム:宿曜占星術で読む「相性」vol.42】シングルって自由で楽しいけれど、ときどき無性に寂しくなりませんか?そんなとき、頼れる家族がいると安心できるのに!なんて考えが頭をよぎる人も少なくないでしょう。でも、自分に本当に合うパートナーってどんな人…?占いサイト『魔性の宿曜』を監修する宇月田麻裕先生に、著名な仲良し夫婦の相性を占っていただきました。その結果から、理想のパートナー探しのヒントを見つけられるかもしれません。■結婚生活をキープしやすい組み合わせ杉浦太陽(1981年3月10日)×辻希美(1987年6月17日)杉浦太陽さんは畢宿、辻希美さんは壁宿。「危成」の中距離の関係になります。この2人の相性の危成は、出会った当初は、感性が違う相手ゆえ、お互いに「この人はどんな人だろう」「自分にないものを持っている」と思い、興味を持つ関係です。ですが、時間の経過とともに「なんか違うかも」という違和感が生じる相手でもあります。ですから「結婚したい」と思ったら、出会ってから時間を置かずに入籍することが結婚の決め手となります。2人の場合も交際期間は短く、授かり結!これは正解だったと言えるでしょう。また、結婚した2007年の運勢は「壊」と「衰」。お互いに運気が弱い年だったため、心の支えと潤いを求めての結婚だったと考えられます。それでは、宿の特性を見ていきましょう。2人の宿の組み合わせは、危成の相性の中でも、結婚生活をキープしやすい組み合わせになります。というのも、辻さんの壁宿は近くにいる人を壁のように支え、サポートする宿だから。辻さんは年下ですが、その特性があるので夫を支え、母となってからは子どもを支え、家庭を守っていこうとしてきたのです。杉浦さんにとっては自分を支え、子ども・家庭を守ってくれる、よき妻となります。杉浦さんの畢宿も、結婚生活を続けていこうという気持ちが強い宿。なので、この宿同士の結婚生活は安定したものになるのです。そういったことにより、いつまでもアットホームな家庭を保ち続けられるでしょう。また、2人の関係は仕事上のメリットがあるという点も、結婚生活が続く大きな要因になっています。■宿性のよさが際立つ、いい夫婦藤井隆(1972年3月10日)×乙葉(1981年1月28日)藤井隆さんは女宿、乙葉さんは心宿。この2人の相性は「危成」の近距離になります。結婚の相性としてはベストとは言えないのですが、女宿・心宿の宿性のよさが際立って、いい夫婦を続けられています。藤井さんの女宿は、きめ細かく優しく、人のことを思いやれる宿です。そして、トラブルを解決しようと努力もできます。一方、乙葉さんの心宿は、明るくて誰もが好意を持つような魅力的な宿。ですが、実は心の奥に陰の部分を隠し持っています。そのため、何かあると、不安や孤独に襲われることがあるのです。特にこの2人が交際をスタートした際、乙葉さんに不幸が訪れました。それは父親の逝去。繊細なハートを持つ心宿にとっては、大変ダメージが大きかったに違いありません。そんな乙葉さんを優しく包み込んだのが藤井さん。彼は「1年後に気持ちが変わってなければ、プロポーズさせてください」と乙葉さんに伝えます。やがて一周忌が過ぎて「1年前よりも、もっと好きになってしまいました。結婚してください!」とプロポーズ。この1年という時間が、乙葉さんにとっては、強い信頼と確信を持てる日々だったのでしょう。そんな2人の間には子どもも生まれ、ますます素敵な夫婦・家族になりました。女宿の藤井さんは、基本的にトラブルを上手に収めることができるため、夫婦ゲンカになるようなことは避けられます。さらに、見た目も中身もかわいい妻に魅了され続け、心宿の心の闇に寄り添い、優しく包み込んでいるのです。そんな藤井さんのパーソナリティにより、理想的な夫婦関係は、これからも続いていくでしょう。■お互いに感謝し、愛し合える2人水嶋ヒロ(1984年4月13日)×絢香(1987年12月18日 )水嶋ヒロさんは角宿、絢香さんは心宿。2人の相性は「危成」の近距離になります。相性としてはいいとは言えません。ただし宿の特性からすると、相手の心をつかむのが得意な人同士なので、出会ったときに、自分と感性の違う相手に魅力を感じ、お互いに引き寄せ合ったのでしょう。この相性は基本的に、時間を置かずに入籍に持っていったほうが結婚が成就します。この2人に関しても、交際期間は短い電撃結婚。当時、人気絶頂だった俳優の水嶋さん、そして、ヒット曲を連発する歌姫の絢香さんですが、彼女が病を患っていたのはダブルの衝撃でした。水嶋さんが「病気の彼女を守りたい」と思い、結婚に踏み切ったと話していましたね。それでは、宿の特性を見ていきましょう。絢香さんは、明るく誰からも好意を持たれますが、心の奥に闇を隠し持っています。そのため、不安に襲われることもあるうえ、病という問題も抱えていました。そんな彼女を支えようとした水嶋さんの角宿は、相手の心を察するのが得意なので、彼女の不安や恐れはお見通し。見透かされた絢香さんは降参せざる得ません。と同時に、支えてくれる彼に対して、安心と信頼も感じたのでしょう。結婚後の2人には大変な試練が押し寄せましたが、それを乗り越えることで、絆がさらに強まりました。さらに子どもの誕生。絆にほころびができない限り、お互いに感謝して、愛し合うことができる、愛に満ちた家庭が続いていくでしょう。この2人について、一つ気になるのは社交的な水嶋さんが浮気をした場合。もしそうなったら、関係が一気に崩れてしまう恐れがあります。■あなたと彼の相性は?どのカップルも、「支えたい」という想いを持つこと、相手の心の闇に寄り添うこと、感謝し合うことなどによって、理想的な関係を保ち続けているようですね。2人の相性を知ったうえで、宿の特性を生かすよう意識し、お互いに相手を思いやる心を忘れずに過ごせば、いつまでもラブラブな仲良し夫婦でいられるのかもしれません。あなたと好きな人の相性は?占いサイト『魔性の宿曜』でチェックしてみてはいかがでしょう。宇月田麻裕皇室関係の家庭で育つ。学生時代から東洋・西洋の占いに関心を持ち、特に宿曜経の研究を積み重ね、「宿曜占星術」の若き第一人者として知られるようになる。現在、開運研究家、タレント、作家としてマスコミで活躍、読売新聞日曜版連載、TBSテレビ「はやドキ」(ぐでたま占い)を監修中。
2020年03月29日松田聖子、斉藤由貴、近藤真彦、Kinki Kids……。時代を代表するアイドルたちの大ヒット曲をはじめ、数々の名曲を世に送り出した作詞家・松本隆(70)が今年、作詞家活動50周年を迎えた。その独特な世界を生み出す原動力は何か。“彼をよく知る人の証言”から迫ります。■太田裕美(65)「佇まいは、見るからに文学青年。情景。心理描写も秀逸です」「初対面のとき、開口一番『えっ、こんな若い人?』と口走ったくらい、当時の松本さんは見るからに文学青年という佇まいでした」松本隆との出会いをこう振り返るのは、多くの名曲を贈られている太田裕美。代表曲『木綿のハンカチーフ』も松本による作詞だ。「遠距離恋愛の経験はないけれど、歌詞の世界を素直に歌おうと思いました。松本さんが書いてくれた楽曲は、『エレガンス』というアルバムの収録曲である『ピッツァ・ハウス22時』や『煉瓦荘』など、とにかく情景と心理描写が秀逸です。『さらばシベリア鉄道』も作曲の大滝詠一さん(享年65)が『はじめて自分の名前がオリコンに載った』と喜んでくださったので、自分のことよりもうれしく思ったことを覚えています。私ほど松本さんから素晴らしい詞をいただいている歌手はいないのでは。これからも太田に書きたいと思っていただけるよう歌い続けていきたいです」■若松宗雄(音楽プロデューサー)「文学性の高い世界観に娯楽が加わった」「太田裕美さんに提供した詞を聴いたときから、彼のことはすごいなと思っていました。聖子にも書いてもらいたくて『アルバムでもいいので』とお願いしたのが始まりです」振り返るのはかつてCBS・ソニーレコードで松田聖子(57)を発掘した名プロデューサー・若松宗雄氏。松本隆とタッグを組み、数々の名曲を世に送り出した。「初めて出来上がった『白い貝のブローチ』を聖子が歌った瞬間、生理的な心地よさというか“快感”に近いものを感じ、やはり聖子の声質とぴたりと合う!と感嘆しました」松本の詞については、「伝説的なバンド『はっぴいえんど』で実績を重ね、松田聖子で結実・成功した」と若松氏は続ける。「松本さんは、音楽性・文学性の高いニューミュージック界の旗手。それがトップアイドルの詞を描くことで娯楽性も高まり、大きな成功を収めたのでしょう」若松氏はあのユーミン(松任谷由実・66)、でさえリテークをお願いしたこともあったが、松本には皆無だった。「方向性はすべて彼にまかせました。情景描写が秀逸で、彼の語彙力が詞の奥深さにつながっている。私は聖子には音楽性と文学性を持たせたいと思っていたのですが、それを以心伝心で感じ取ってくれました」作曲は大滝詠一、細野晴臣(72)、財津和夫(72)、松任谷由実といった才能豊かなアーティストが交代で担当。「誰も異論を唱えようのない才能あふれる仲間たちも巻き込んでくれた。大村雅朗くんというアレンジャーに恵まれたことも大きかった。今思えば、時代を代表する才能が集結していましたが、松本さんとしては、『後世に残そうと意図せずして、一時代を作った』というところではないでしょうか」「女性自身」2020年3月17日号 掲載
2020年03月19日松田聖子、斉藤由貴、近藤真彦、Kinki Kids……。時代を代表するアイドルたちの大ヒット曲をはじめ、数々の名曲を世に送り出した作詞家・松本隆(70)が今年、作詞家活動50周年を迎えた。その独特な世界を生み出す原動力は何か。“彼をよく知る人の証言”から迫ります。「知的で精悍、文学者のような印象でした。マスコミにはほとんど出ていないころだったので、想像するしかない存在でしたが、期待を裏切らず。『これが松本隆か!』と納得しました(笑)」最初の出会いをそう振り返るのは’00年、松本隆が作詞とプロデュースを手がけ、45歳で再デビューを果たしたシンガーのクミコ(65)。それまで高橋クミコとして銀座の名店「銀巴里」で歌うなど地道な音楽活動をしていたが、改名し、再デビュー。その経緯は「奇跡的」といえるものだった。「CDが売れず、次のアルバムを出すことも危うい状況でした。打開策として『音楽プロデューサーについてもらったほうがいいのでは?』と思い立ったレコード会社のディレクターが、ダメ元で松本さんに私のCDを送ったんです」(クミコ・以下同)当時の松本隆事務所にはそうした売り込みの作品がうずたかく積まれていた。そしてある日、ふらりと事務所を訪れた松本が「廃棄」コーナーのいちばん上に置かれたクミコのCDに目を留める。「チンドン屋さんをバックにした妙なジャケットで、『なに?この人』って思ったらしいです。ご縁としかいいようがありません」当時の松本は充電期間。それまで書けなかった「生と性と死」を書き残しておきたいという時期だったことも幸いしたが、「私が松本さんの偉業をほとんど知らないねぇちゃんだったことも新鮮だったのでは」とクミコは語る。そして小さなライフハウスでシャンソンを歌うクミコを見て「僕の詞に合うと思う」とあっさりコラボレーションが決定。松本がレコーディングに立ち会い、久し振りにドラムスティックも握った。「僕が5センチくらい深いことを書いたら、クミコは勝手に5メートル掘り下げてしまう」と松本が言うとおり、クミコが見事に歌い上げ、完成したのが’00年に発売したアルバム『AURA(アウラ)』だ。「不倫をしている女性や、緊縛画のモデルなど、書かれているのは裏街道を生きる女性の詞ばかり。アイドルの方にはとても歌えない詞で、『おおっ、こんなきわどい詞がきちゃった』と。45歳の人間がじっくり歌えるものを作ってくださったんだなと光栄でした」当時のアドバイスで印象的な言葉がある。それは「クミコさん、人は売れようと思わないと売れないよ」というもの。「私が売れることにあまり関心を持っていないのを松本さんは見抜いて、業を煮やしたんでしょうね。『よい神社があるから』と、ヒットのご祈願に連れていっていただいたりもしました」クミコは、26歳で夭逝した松本の実妹とほぼ同年齢。「作品に死の世界が投影されるのは妹さんへの思いなのでしょうね。それを私のアルバムにも込めているのかもしれません」それから17年、「いつかまたもう1枚やろう」と約束していた松本が全作詞を担当。つんく♂や村松崇継といった気鋭のソングライターたちが曲をつける企画が実現した。それがアルバム『デラシネ deracine』だ。「あえて松本さんが組んだことのないアーティストにばかり依頼した作品で、『まさかこの方が作ってくれるとは』という驚きがありました。松本隆さんの詞に、若い才能のある方の曲がついて私が表現できるなんてラッキーでした」たまに食事に行き、とりとめのない話をするが、会話はタメ口。「まったく大御所風ではなく偉ぶらない人なので、最初からそうなっちゃっているんです。いまさら敬語になると松本さんも困ると思うので(笑)。失礼ながら、このままなんでしょうね」「女性自身」2020年3月17日号 掲載
2020年03月19日松田聖子、斉藤由貴、近藤真彦、Kinki Kids……。時代を代表するアイドルたちの大ヒット曲をはじめ、数々の名曲を世に送り出した作詞家・松本隆(70)が今年、作詞家活動50周年を迎えた。その独特な世界を生み出す原動力は何か。“彼をよく知る人の証言”から迫ります。「『ポケットいっぱいの秘密』の歌詞をもらったとき、すごく面白い曲だなと思いました。ウィットがあるというか、女のコと男のコの姿が見えるようで、こういうことが自分の身に起こったら恥ずかしいなって。軽快でハッピーな曲だったので、印象深いですね」そう話すのは、自身も今年デビュー50周年を迎えたアグネス・チャン(64)。松本隆がはじめてアイドルに詞を提供したのがこの曲で、当時、松本は「魂を売った」といわれたこともあったそうだが、アグネスはこう語る。「松本先生からうかがったのですが、あるテレビ番組で、養護学校の子どもたちがみんなでこの曲を歌っているのを聴いたんですって。先生はすごく感動して『作ってよかった』と思ったそうです。すべての年代、子どもたちに好かれる歌だというのはすごいですよね。このエピソードが、私が後に関わることになったユニセフの活動と、どこかでつながっているような気もします」(アグネス・以下同)当時はちょうど時代の転換期。“結婚したら家に入る”という古い価値観から抜け出し、“結婚しても働き続ける”という選択をする女性も増えつつあるころだった。「私もアイドルだけを続けていてはいけないとカナダに留学したのですが、日本に戻ったときに先生が復帰作として『アゲイン』という曲を書いてくださった。留学から帰ってきた女性を受け止めてくれますか?という意味の歌詞で、私へのメッセージを込めて書いてくれたんですよね。詩を書いてくれるたびに、どうして私がいま考えていることがわかるの?という驚きとうれしさがあるんです」そんなアグネスは現在、三男が大学院を卒業し、ついに子育てが終了したという。「子育てが終わった私に、先生がどんな詞を書いてくれるのか。想像するだけで楽しみなので、書いてくれないかなあ。今年は私のデビュー50周年を記念してコンサートをやるので、先生にもぜひ来てほしいです。それにしても50年もの間、先生ほど充実した人生を送った人もいないですよね。先生だけが充実していたのではなく、先生の詞がたくさんの人の人生を支え、感動を与えて、充実させた。偉大なアーティストです」「女性自身」2020年3月17日号 掲載
2020年03月18日時代を代表するトップスターのヒット曲を次々と手がけ、旋風を巻き起こした希代の作詞家・松本隆(70)。松田聖子(57)も近藤真彦(55)も薬師丸ひろ子(55)も、彼らがデビューするや否や、その姿を見つけ、「詞を書きたい」と願った。そして「縁はないかな」と思っていても、その後、不思議とオファーが舞い込むのだという。今年、作詞家生活50周年を迎える松本がインタビューに応じてくれた。「聖子ちゃんはCMでデビュー曲を聴いて、声だけで『いいなぁ』と感じた。薬師丸ひろ子さんは映画『野生の証明』で、父親役の高倉健さんに『お父さ〜ん』って駆け寄るシーンを見てね。マッチはドラマ『3年B組金八先生』だったな」(松本・以下同)松本は松田聖子をトップアイドルに押し上げた立役者としても知られる。当時、CBS・ソニーレコードのディレクターだった若松宗雄氏から、アルバム収録曲へのオファーが舞い込んだときのことを「テストされたのかな?」と振り返る。最初に手がけた『白い貝のブローチ』が評価されて、6曲目のシングル『白いパラソル』から本格的に松田聖子を担当することに。自身の人脈でもある、松任谷由実(66)、細野晴臣(72)、大瀧詠一(享年65)ら一流アーティストを作曲家陣として迎えた功績も大きい。「聖子ちゃんとはピークのころはほぼ毎日会っていた。いろいろ話をしているからもう改めて取材する必要がなかった。できあがった詞を彼女が見て、『どうして私の思っていることがわかるの?』っていつも驚かれていたんです」“前髪を1ミリ切りすぎたら、恋人に会うのが怖い”“恋人が時計をちらりと見ると、泣きそうな気分になる”といった少女の繊細な気持ちを描いた歌が多く、この歌詞を男性がつづっていることに驚いたファンも多かった。「『こんな感じかな?』って、適当でした(笑)。会っているときに腕時計を露骨に見ると相手が傷つくかも、と思ったのは僕の経験。『おじさんが書いていてすみません』という気持ちでした」聖子の楽曲作りでタッグを組んだ松任谷由実とは、薬師丸ひろ子の傑作『Woman“Wの悲劇”より』も生み出した。「きれいな不倫の歌を書きたいなと思ったんだけど、『死んでしまった人を歌っているのでは?』と質問されることが多かった。表現って極めれば極めるほど霊界に近づいてしまうんだよね。薬師丸さんの作品では、学業で休んでいた後の復帰作となった『探偵物語』も僕はかなりいいと思う」そうして、もうひとり忘れてならないのは「この人は僕の母親にいちばん近い」と松本がいう斉藤由貴(53)。「僕を甘くみていて、強くてへこたれない人」と評する。「僕、へこたれない人が好きで。斉藤さんもそうだよね。才能があるからクドカン(宮藤官九郎・49)や是枝(裕和・57)監督などからも評価されている。そういう人は何があっても、いなくならない」そういえば、幾多のスキャンダルに負けず、芸能界に君臨し続ける松田聖子もそんな存在だ。そして、「僕の歌で大ヒットした人は、一生歌えるの」とさらりとつぶやく松本ーー。確かに、聖子、薬師丸、斉藤はそれぞれ進学、結婚、子育てといった転機を乗り越え、今も歌い続けている。「今の時代、一度休んでも、また歌いたくなったら出てくればいい。そうするとみんな受け入れるから。僕の歌は貯金のようなもので、彼女たちは預けていた財産をいつでも引き出すことができる。そんな感覚でもいいと思う」廃れることのない松本ソングの数々は、さらに50年後、100年たったときにはどうなっているだろうか。「それは時代が決めること。でも、きっと古くはならないと思う。僕はそれを見届けることができないけれど、希望的観測としては、古典になっていくんじゃないかな」「女性自身」2020年3月17日号 掲載
2020年03月18日時代を代表するアイドルたちの大ヒット曲をはじめ、数々の名曲を世に送り出した作詞家・松本隆(70)が今年、作詞家活動50周年を迎えた。「聖子ちゃんはCMでデビュー曲を聴いて、声だけで『いいなぁ』と感じた。薬師丸ひろ子さんは映画『野生の証明』で、父親役の高倉健さんに『お父さ〜ん』って駆け寄るシーンを見てね。マッチはドラマ『3年B組金八先生』だったな」(松本・以下同)松田聖子(57)も近藤真彦(55)も薬師丸ひろ子(55)も、彼らがデビューするや否や、その姿を見つけ、「詞を書きたい」と願った。そして「縁はないかな」と思っていても、その後、不思議とオファーが舞い込むのだという。そんな松本が「彼女のファン」と公言するのが、綾瀬はるか(34)。『マーガレット』という曲を贈り、レコーディングで初対面を果たしたときのこと。「あのときは僕が緊張してしまってあまり話せなかった。その後、対談したときも緊張していてからかわれるくらいで(笑)。彼女は天然のふりをしているけど、あれは演技で、本当はとても賢い人」もうひとり、松本がその才能にほれ込み、長年プロデュースしている歌姫がクミコ(65)。’00年以降、全作の歌詞を手がけた2枚のアルバムを制作している。「普通なら仕事を引き受けないタイミングだったけれど、彼女の実力にほれました。クミコさんみたいに45歳になって売れた人は、アイドルと違ってブームも何もないから一生歌えるんです」また、松本の歌謡界デビュー作といわれる名曲、『ポケットいっぱいの秘密』を提供したのはアグネス・チャン(64)。「彼女は跳ねるように歌うグルーブが特別で、詞を書きたいと思っていたらオファーがあった」そう当時を振り返る松本。この曲の歌詞には、実は、今話題の“縦読み”で、「あ・ぐ・ね・す」という言葉が隠れているというから、気になった方はぜひ確認してみてほしい。太田裕美の大ヒット曲『木綿のハンカチーフ』は、時代を超えて幾人ものシンガーにカバーされている名曲中の名曲。「太田さんに提供した曲はヒットしたもの以外にも、素晴らしい曲がいっぱい。特にアルバム『心が風邪をひいた日』は多くの人に聴いてほしい」「女性自身」2020年3月17日号 掲載
2020年03月17日公園の豊かな緑に抱かれたホールへと続く道から、物語は始まっていた。藤井フミヤの今年初のツアー「PREMIUM SYMPHONIC CONCERT 2020 藤井フミヤ meets 西本智実」が幕を開けたのは、千葉県松戸市の「森のホール21」。遠方から駆けつけたファンも多く、会場が近づくにつれて膨らんだ期待が場内を包み込んだ。【チケット情報はこちら】前奏曲にアレンジされた『Another Orion』が西本智実の指揮棒から流れ出すと、観客の胸の高鳴りも頂点に達した。黒一色のタキシード風の衣装をまとった藤井は、そんな空気を全身で受け止め、静かにマイクの前に立った。表情は少し硬い。ビルボードクラシックスでのツアーも4回目を数える藤井をしても、西本智実との共演は特別なステージだ。「やや緊張しています」。冒頭の3曲を歌え終えると、藤井は率直にそう口にし、会場の空気を解きほぐした。「ショートムービーを見るような気持ちで聴いてほしい」と語りかけた藤井の狙い通り、すぐに伸びを取り戻した藤井の声に弦の音が柔らかく寄り添い、ドラマチックなストーリーが展開された。3年ぶりにリリースしたアルバム『フジイロック』収録の新曲『フラワー』から、“鉄板”の『TRUE LOVE』、令和も平和な時代でありますように、との願いを込め選曲したという『鎮守の里』まで。それぞれのナンバーを丁寧に歌い込む姿に吸い込まれるかのように、観客の表情が和らぎ、楽曲の世界に入り込んでいく。西本が芸術監督を務めるイルミナートフィルハーモニーオーケストラとの息もぴったりだ。圧巻は最終曲の「夜明けのブレス」。曲の途中、西本がオケの音を最小限に絞ると、藤井はマイクを離れ、生の声で歌い出した。情感あふれる肉声に涙を抑えきれなくなった客席は、最後の音が消えた瞬間、1拍の静寂を置いて、うねるような拍手で熱演を讃えた。ドラマはしかし、まだエピローグを迎えてはいなかった。アンコールに応え、再びステージに現れた楽団が奏で出したのは、クラシックの王道、歌劇『トゥーランドット』の劇中曲『誰も寝てはならぬ』だ。プッチーニの名曲をアレンジしたメロディーに藤井の詞を乗せ、現代のアリアを誕生させた。トゥーランドット姫とカラフのストーリーを下地に、壮大な愛を歌い上げた藤井に、満席の客がスタンディングオベーションを惜しみなく送り続けた。“せっかくだから、オペラのアリアをアレンジしてみては”と藤井に勧めたという西本との軽妙なやり取りも、アンコールでのサプライズとなった。クラシックとポップス、ふたつの世界でトップを走り続けるふたりが編んだ美しい物語の余韻は、森から街へと帰る観客たちを包み込み、響き続けたに違いない。ツアーは今後、東京(2月5日(水)、13日(木)、3月3日(火)、4日(水))、大阪(2月9日(日))、西宮(3月8日(日))と、森を出て都会へと繰り出す。それぞれの地でどんな物語が紡ぎ出されるか、今から楽しみだ。チケットはぴあにて発売中。取材・文:上杉恵子
2020年01月28日星野源がおげんさんに扮する音楽番組「おげんさんといっしょ」が、昨年に引き続き今年も「NHK紅白歌合戦」でコラボ企画を放送することが決定した。「おげんさんといっしょ」は、東京・渋谷にあるおげんさんの家から、生演奏やだらだらトークを繰り広げる星野さんのTV初冠音楽番組。番組には、星野さんをはじめ、声優・宮野真守が声をあてる進行役のねずみや、高畑充希扮するお父さん、長女役の藤井隆、次男役の三浦大知、ほかにも渡辺直美、松重豊らが参加。これまでに3回放送され、Twitterでも大反響だった。そんな本番組と「紅白」がコラボ。昨年は星野さん、高畑さん、藤井さん、宮野さん、三浦さんらファミリーが登場したが、果たして今年は…。おげんさんファミリーが繰り広げる紅白バージョンの豪華パフォーマンス、そしてゆる~い感じも展開されるようだ。「第70回NHK紅白歌合戦」は12月31日(火)19時15分~総合、BS4K、BS8K、ラジオ第1にて放送。※5分間の中断ニュース有(cinemacafe.net)
2019年12月25日現代の音楽シーンを象徴する“作曲家・ピアニスト” 加古隆と彼が信頼するメンバーによって構成される“加古クァルテット”のツアーがいよいよ大団円を迎える(12月23日:大阪市中央公会堂/12月29日:紀尾井ホール)。「クリスマス・スペシャルコンサート」と題された大阪公演では、クリスマスに因んで加古が作曲した『アヴェ・マリア』が披露されるほか、2003年の名作『白い巨塔』が久々に演奏されるなど、クリスマス気分を盛り上げつつ、『パリは燃えているか』など、お約束の名曲が楽しめる素敵な夕べになりそうだ。一方、年も押し詰まった29日の東京、紀尾井ホールコンサートは、今回2019年ツアーのグランドフィナーレ。こちらは、何と言っても『永遠と心理のテーマ』&『エヴェレストの風となれ』の2曲の初演が注目される。稀代のメロディメーカー加古隆の生み出す新たな名旋律や如何に。もちろんこちらの公演でも、お約束の名作がふんだんに聞けることは言うまでもない。2019年のフィナーレを、素敵なアンサンブルとともに過ごす喜びを味わいたい。
2019年12月16日茶寮「京都宇治 藤井茗縁」が、2019年12月5日(木)、渋谷フクラス内の東急プラザ渋谷にオープン。京都老舗茶園の茶を味わう茶寮茶寮「京都宇治 藤井茗縁」は、室町時代から宇治茶を栽培する老舗茶園「京都宇治 藤井茶園」のお茶を味わうことができるショップだ。先祖代々愛情を注ぎ大切に育ててきた京都宇治 藤井茶園の茶葉を使用したドリンクやフードメニューが展開される。こだわりのお茶ドリンク訪れたらぜひ味わってほしいのが「薄茶」。京都宇治 藤井茶園が何百年以上という歴史を積み重ね育てたこだわりの味、香りを贅沢に楽しめる。使用した抹茶は、5月上旬頃丁寧に手摘みした後、すぐに工場へ運び加工した碾茶の荒茶を伝統の石臼で挽き上げ仕上げたものだ。また、藤井茶園の単一品種の茶葉のみを使用した「シングルオリジン」の抹茶は、ほかではなかなか味わえない1杯。クリーミーで渋みが少なくしっかりとした甘みと香りが感じられる「あさひ」とマイルドで上品な甘みとふくよかな香り、鮮やかな緑色が特徴の「さみどり」の2種を用意している。さらに、まろやかな旨みと甘みを感じられる煎茶、さっぱりとした味わいの雁ヶ音など、個性豊かなお茶も展開。宇治茶をアレンジした抹茶みるく、抹茶レモネードをはじめ、抹茶ビール、抹茶スパークリングワインなどのアルコールも用意される。抹茶スイーツ華やかなビジュアルのスイーツも必見。「宇治抹茶のブリュレ仕立てパフェ」「ほうじ茶のブリュレ仕立てパフェ」は、提供する直前に表面をきつね色になるまでキャラメリゼして、カリッとした食感に仕上げている。中には、お茶のブリュレ、北海道産のあずき、自家製のゼリーなどが層になっているので、最後の一口まで飽きずに楽しむことができる。ひんやり冷たい氷にこだわりのシロップをあしらったかき氷も、宇治抹茶、ほうじ茶、宇治抹茶ミルク、ほうじ茶ミルクと4つのフレーバーで展開。藤井茗縁の抹茶ロールケーキは、抹茶付きのセットメニューで登場する。食事メニューまた、食事メニューも充実。その日の気分に合わせておばんざいを選べる「茶懐石膳」や、抹茶をかけて味わう「宇治抹茶 茶漬け」、鮮やかなグリーン色のそばが目を引く「宇治抹茶のおそば」などを取り揃えている。【詳細】京都宇治 藤井茗縁オープン日:2019年12月5日(木)住所:東京都渋谷区道玄坂1-2-3 東急プラザ渋谷(渋谷フクラス)6FTEL:03-5422-3923営業時間:11:00〜23:00価格帯:食事 900円〜、カフェ 700円〜席数:店内48席 テラス8席<メニュー例>※商品内容、価格は変更になる場合あり。・薄茶600円+税・玉露、抹茶入り玄米茶600円+税・宇治抹茶のブリュレ仕立てパフェ1,300円+税・ほうじ茶のブリュレ仕立てパフェ1,300円+税・茶懐石膳1,500円+税・鮭といくらの宇治茶漬け1,300円+税・にしんそば (温) 1,100円+税
2019年12月06日ポーター(PORTER)とアーティスト・村上隆のコラボレーションバッグから、新色のブラックが12月6日より順次発売される。© 2019 Takashi Murakami/Kaikai Kiki Co., Ltd. All Rights Reserved.1983年に発表されて以来、ポーターの代名詞となっている「TANKER」シリーズをベースに、村上隆の代表的なアート“お花“を随所にあしらったコラボレーションバッグ。「セージグリーン」に続き、待望の「ブラック」が登場する。全型共通して“お花”のぬいぐるみを装着できる仕様や、外装の一部パーツには刺繍加工、内装生地と付属の巾着にも“お花”をプリントした特別な仕上がり。「TANKER」のディテールを踏襲しつつ、金具類は上品な光沢を出すため一つ一つを吊るしながら丁寧にメッキ加工を施したパーツを採用。ファスナーは入念に磨きをかけたYKKの高級ファスナー“エクセラ”を使用したコラボレーションアイテムならではの違いを演出している。© 2019 Takashi Murakami/Kaikai Kiki Co., Ltd. All Rights Reserved.「リュックサック」(12万円)、「2WAYヘルメットバッグ」(11万円)、「ウエストバッグ」(8万円)がラインアップ。すべてに「お花」をプリントしたポーター製の巾着ポーチが付属する。コラボレーションバッグは数量限定につき、在庫がなくなり次第終了。取り扱いは、12月6日より、PORTER(OMOTESANDO・MARUNOUCHI・OSAKA)、PORTER EXCHANGE、PORTER STAND(品川駅店・東京駅店・京都店)、吉田カバンオフィシャルオンラインストア()にて。販売方法の詳細はオフィシャルサイト()をチェック。またTonari no Zingaroでは12月7日より発売となる。
2019年12月05日ペロタン東京で初開催となる村上隆の個展「スーパーフラットドラえもん」が、2019年11月19日(火)から2020年1月25日(土)まで開催される。「スーパーフラット」は、2000年から2001年に日本とアメリカで開催された村上隆キュレーションによる展覧会。後にシリーズ化され、世界各都市で開催されてきた。今回開催される「スーパーフラットドラえもん」では、藤子・F・不二雄の代表作品「ドラえもん」が美術史に落とし込まれた絵画作品14点を、日本国内で初めて展示する。村上の創作の根底にある江戸時代の奇想系画家たちの絵画や、マンガ・アニメといった二次元。概念が発展した先にあるサブカルチャーとハイカルチャー、ファインアートと広告の表現。村上は、そういった分類分けは本質的に意味がなく、等価であるという表現の平等性を訴えかけている。そういった村上の“フラット”な姿勢は、2017年に開催された「THE ドラえもん展 TOKYO 2017」の作品に表れている。メインビジュアルにもなった作品は、抽象表現主義だけではなく、異時同図法やヌード表現など、美術史的な仕込みがたくさん存在する。このアートワークがきっかけとなり、2018年のユニクロとのコラボレーションや本展に繋がっていくこととなる。村上の色鮮やかな作品から、”フラット”な表現を感じてみて。【詳細】スーパーフラットドラえもん会期:2019年11月19日(火)~2020年1月25日(土)場所:ペロタン東京住所:東京都港区六本木6-6-9 ピラミデビル1階開館時間:11:00~19:00休館日:日、月、祝日TEL:03-6721-0687
2019年11月21日星野源が「おげんさん」に扮して贈る偏愛的音楽トーク番組「おげんさんといっしょ」の第3弾が、過去最長の放送時間となる90分で生放送されることが決定した。東京・渋谷のおげんさんの家から異色の豪華メンバーと共にお届けする「おげんさんといっしょ」は、星野さんの初冠音楽番組であり、何が起こるか誰も予測できない生放送でゆる~く展開。初回放送では、番組関連ツイート数が30万件に達し、その勢いは紅白歌合戦以上といわれるほどの大反響に。また第2弾では、Twitterのトレンド世界1位を獲得するなど、SNSで話題となった。今月6日には、2018年8月に放送された第2弾の再放送が行われ、その放送前からSNSでは歓喜のコメントが上がり、「第3弾があるのでは!?」と早くもネットでは続編を期待する声が噴出。さらに、番組キャラクターのアカウント「おげんさんちのねずみ~(C・>」では、番組情報をにおわせる謎ツイートを投稿しており、第3弾発表を待ち望む声が高まっていた。本番組の見どころは、なんといっても豪華な出演者。主役のおげんさん(星野源)と司会進行のねずみ(宮野真守)に加え、お父さん(高畑充希)や長女(藤井隆)だけでなく、第3弾では新たに大物“おげんさんファミリー”も登場するという。おげんさんちのねずみからは、「みんなのおかげで第3弾も放送することになったよ~ ( C・>Twitterでゲストや番組内容など随時投稿していくから、チェックしてね~第3弾も放送中に家族みんなのリクエストやTwitter投稿で楽しめる番組になっちゃうよ!」とコメントが到着している。「おげんさんといっしょ」は10月14日(月・祝)22時~NHK 総合テレビで生放送。(text:cinemacafe.net)
2019年10月07日星野源扮する“おげんさん”とゆかいな家族たちが出演する「おげんさんといっしょ」第2弾が、10月6日(日)に再放送されることが決定した。「おげんさんといっしょ」は、俳優・歌手・文筆家とマルチな活躍を見せる星野さんのテレビ初の冠番組。星野さんが“おげんさん”に扮し、東京・渋谷にあるおげんさんの家から生放送された。2017年5月に第1弾が放送され、第2弾は2018年8月に放送。さらにその年の「紅白歌合戦」にも出演するなど大きな話題となった。今回再放送されるのは第2弾。星野さんをはじめ、進行役のおげんさんちのネズミ(宮野真守)、一家の大黒柱であるお父さん(高畑充希)、長女(藤井隆)と第1弾のメンバーに加え、次男(三浦大知)が登場する。「おげんさんといっしょ」第2弾は10月6日(日)0時35分~総合テレビにて再放送。(cinemacafe.net)
2019年09月27日どぶろっくが9月21日、コントの日本一を決める「キングオブコント2019」(TBS系)の決勝で優勝を果たした。結成16年目で初の日本一となり、さらに賞金1,000万円を獲得。その快挙にファンの喜びもひとしおのようだ。同大会でどぶろっくは歌声とギタースキルを活かした、下ネタ全開のミュージカル風コントを披露。優勝決定後に森慎太郎(40)は「本当に自分たちのスタイルがたくさんの人に評価された」とコメントし、江口直人(41)は感激のあまり涙を流した。その栄光に、Twitterでは祝福する声が上がっている。《どぶろっく優勝おめでとうございます!!めっちゃ面白かった!》《いや、めちゃめちゃ賛否あるスタイルなのに何年も続けてチャンピオンになるの普通に感動》《『ミュージカル×下ネタ』って考えたら、最強の大衆演劇かもしれない…!いやー、どぶろっくの底力と心のいちもつに感服です》またその歌ネタのユニークさから《どぶろっくの『大きな一物』をかっこよくしてみた》と歌う動画や、《どぶろっくの「大きなイチモツをください」をアレンジしてみました》《バイオリンアレンジverです。お納め下さい》とオリジナルのアレンジを公開するクリエイターたちもネットに続出している。歌ネタに定評のあるどぶろっく。しかし13年11月、本誌に登場した際にはブレイク当初の戸惑いを明かしている。深夜番組「あらびき団」(TBS系)でネタを披露した際、洗練された曲調と下品極まりない歌詞のギャップにMCの東野幸治(52)と藤井隆(47)が食いついた。このことがブレイクの火種となったが、森は「そのおかげでほかの番組にも出させてもらえるようになったんですが『これでいいのか?』という気持ちも……」と回想。しかし江口は、こう続けた。「テレビで求められるのは歌ネタばかり。舞台で練り込んだコントをやっても歌のほうがウケる。こうなったら歌ネタ一本で勝負すると決めたのが、一昨年でしたね」そして完成したのが「もしかしてだけど」だった。同ネタで大ブレイクを果たしたどぶろっくは15年3月、ラジオに出演。桑田佳祐(63)がどぶろっくに嫉妬してるかもという話題に触れた。森は「桑田さんと一緒に仕事をされているかた曰く『どぶろっくみたいな曲を作りてえな』みたいに言っていただいたという話が……」と告白。また14年11月には福山雅治(50)がラジオで「どぶろっくいいですね」「歌いいすよね、他の歌を聞いてみたい」とラジオで発言していた。そうそうたるミュージシャンたちから愛されているだけでなく、「もしかしてだけど」は英語版が制作。14年6月にiTunesを通して世界にも配信されている。歌ネタへと思い切った舵取りがその名を轟かせ、そしてついに栄光へと導いたようだ。
2019年09月24日俳優・アーティストの星野源が10日、都内で行われた主演映画『引っ越し大名!』(8月30日公開)の大ヒット記念応援上映会に登場した。同作は『超高速!参勤交代』シリーズで知られる土橋章宏の時代小説『引っ越し大名三千里』を映画化。生涯に7回もの国替え(引っ越し)を命じられた実在の大名・松平直矩をモデルに、お国を救うため知恵と工夫を絞る姫路藩の藩士たちの汗と努力と涙と笑いの物語となる。この日は応援上映のため、タンバリンやペンライトで迎えられた星野は「ライブでもこんなペンライトない!」と驚き。さらにSPゲストのハトのマークの引越しセンター 八王子支店の"細野豪"というキャラクターとして藤井隆が登場すると、客もすぐに気づいて歓声で迎えた。藤井は「いつの時代も引っ越しと言うのはただ物を運ぶだけではなく、心を運ぶものだという印象を受けました! 映画を観て感銘を受ける部分が沢山ございました。改めてヒットおめでとうございます!」と、緊張した引っ越し配送員という演技でずっと通していく。5分ほどその設定でやりとりをしていたが、星野が「藤井さん、本当にありがとうございます!」と頭を下げると、「そうなんです! テッテレー!!」と藤井がネタバラシ。星野は「大ヒット御礼舞台挨拶、なんとなく1人でやるのかなと持ってたんですよ。SPゲストが向かっていると聞いて、まず最初に『細野豪さん』言われたんですよ」と、最初から藤井とは聞かされてなかったという。「誰だろうと思って、『実は藤井さんなんです』と聞いて、最高だと思って」と喜んでいた。藤井は「最初、松竹さんからAパターンBパターンいただいて。Aパターンは記者さんと一緒に座って、フラッシュ禁止ですよと言われてるのに、1人だけフラッシュ焚いて近づいていくという不審者役。Bパターンは普通に花束もって登場する。確実にAの方が望まれてるのかなと思ったんですけど 、せっかく映画でも実際お世話になってるハトのマークの引越しセンターですので、気持ちを代弁させていただこうかと」と裏話を明かす。また星野が「最近Instagramを初めまして、藤井さん撮影していいですか?」と尋ねると、一旦は「お断りします」と答えたが、結局了承。星野は「いいよ、隆いいよ。最高だよ隆……」と色々な角度から撮影していた。さらに作品に出演していないにも関わらずくす玉を破ることになった藤井は、「高橋一生さんのつもりでやらせていただきます」と宣言し、観客からも「一生〜!」と声が掛かる。最後のフォトセッションではまた細野豪のキャラクターに戻った藤井がこわばった顔で写真に撮られ続け、終始笑いが起こっていた。
2019年09月10日2020年秋公開の映画『みをつくし料理帖』の第2弾キャスト発表、現場記者会見が28日、東京・成城の東宝スタジオで行われ、主演の松本穂香をはじめ、若村麻由美、浅野温子、藤井隆、石坂浩二、角川春樹監督が出席した。8月21日にクランクインした角川春樹監督の最後の監督作品となる映画『みをつくし料理帖』。会見には、既に発表されている主演の松本穂香をはじめ、松本が演じる澪と江戸で一緒に暮らすご寮さん・芳役の若村麻由美、澪が暮らす長屋の住人・おりょうの浅野温子、戯作者・清右近衛門を演じる藤井隆、そして澪の料理の才を見出し、女料理人として澪を雇い入れる「つる家」の店主・種市役の石坂浩二と角川春樹監督が出席した。すでに1週間ほど撮影が進んでいる本作。松本は「監督は『とにかく穂香の感じるままにやって欲しい』と言ってくださり、すごく信じてくれるというか、とても自由に楽しくやらせていただいています」と話し、「緊張はしますけど、『みをつくし料理帖』は私自身好きな作品ですし、澪という人がすごく好きなので、その気持ちがあれば大丈夫かな? という気持ちでやらせてもらっています」と胸を張った。石坂は「江戸時代はアルミのお鍋はないので、澪は筋肉がつくと心配しているんですが、それは上手くて格好は一丁前。さすが女優さんです」と称賛しつつ、「味の方は分かりません」と笑いを誘う一幕も。石坂のコメントに笑顔を見せた松本は「料理の筋はないかもしれませんが、少しずつ教えていただいてちょっとは身についていると思います」と自信を見せた。2009年公開の映画『笑う警官』以来、10年ぶりにメガフォンを執った角川監督。「全く違和感を感じていないですね。10人の監督がいれば10人の演出法があります。私は演技の上手い下手という以前に、役をどう演じるのかという解釈や読解力が大事だと思っています。(松本らキャスト陣は)見事に深く役を読んでいるなと大変感銘するのと同時に、毎回毎回どのように演じてくれるのか、舞台の演出をしているような感じですね。撮休の度に早く現場に戻りたいと思ったのは初めての体験です」と手応えを感じているという。主演の松本については「間違いなく松本穂香という女優にとって、代表作になると思いますね。石坂さんや温子、若村に育ててもらっていると思いますし、幸せな環境で映画を撮っています。何より彼女が持っている地の部分は健気で明るくて前向き。『お前は何を感じる? お前の思った通りにやってみな』というやり方で、それが見事に決まっていると思いますね」と太鼓判を押していた。映画『みをつくし料理帖』は、2020年秋の公開予定。
2019年08月30日ポーター(PORTER)と、アーティストの村上隆による初のコラボレーションバッグ「村上隆×ポーター」が数量限定で登場。ポーター 表参道・丸の内・大阪、ポータースタンド 品川駅店・東京駅店では、7月16日(火)21:00まで事前応募を受け付け、抽選販売される。「村上隆×ポーター」は、ポーターの代名詞であるバッグ「タンカー(TANKER)」の発表35周年を記念したコラボレーション。村上隆の代表的なアート“お花”を融合させた、ダイナミックでポップなデザインが特徴だ。「タンカー」と同様にナイロンツイルを採用したリュックサック、2WAYヘルメットバッグ、ウエストバッグの3型を用意し、それぞれに立体的な“お花”のぬいぐるみを装着することができる。また、本体のフラップやポケット部分には、刺繍で“お花”を表現し、ポリエステルタフタで仕立てられた内側と付属の巾着にはプリントが施されている。また、高級感のあるエクセラファスナーもこだわりのポイント。歯の部分を1つ1つ研磨することによって、滑らかな開閉を実現している。【詳細】村上隆×ポーター・リュックサック 120,000円+税・2WAYヘルメットバッグ 110,000円+税・ウエストバッグ 80,000円+税※完全数量限定につき、在庫がなくなり次第終了。予約、取り置きなし。展開店舗:・ポーター 表参道・丸の内・大阪、ポータースタンド 品川駅店・東京駅店/事前抽選販売※入場整理券の抽選販売は、デジタルチケットサービス「PassMarket」より申込。応募締切は、7月16日(火)21:00まで。※入場整理券は購入を約束するものではなく、来店時に希望商品が完売している場合もある。※抽選参加条件に「ドレスコード」あり。当選の場合は「ポーター製品(コラボレーションアイテムを含む)」を持参の上、当該店舗に来店のこと。※1人1店舗のみ、各アイテム1点までの購入制限あり(1人最大3点まで購入可能)。※複数店舗・複数回の申込みをした場合は、抽選対象外。・吉田カバンオフィシャルオンラインストア/2019年7月20日(土) 12:00~発売・Tonari no Zingaro/2019年7月27日(土)~発売【問い合わせ先】ポーター 表参道TEL:03-5464-1766
2019年07月19日ダンス&ボーカルグループ・E-girls、Happinessの藤井夏恋が16日、東京・HMV&BOOKS SHIBUYA イベントスペースで初単独写真集『KAREN』の刊行記念イベントを開催し、ファン600人が集まった。ファッション誌『JJ』のモデルも務める藤井は、同誌編集部協力のもと、今回の写真集をセルフプロデュース。「編集部の皆さん、マネージャーさん、そしてメンバーにも客観的な意見を聞きながら進めていったので、みんなで作り上げた感はすごく嬉しかったですね」と振り返り、「アーティストとして見せるかっこよさだけでなく、『JJ』で表現しているようなナチュラルなメイクやヘルシーな感じも表現できた。いろんな自分を撮影で感じることができて、表現の幅も広がった」と語る。また、何回も見たくなる写真集にしたいとの思いから、衣装や写真のセレクトだけではなくレイアウト、紙の質やサイズ、帯の言葉にまでこだわったという。肌の露出に関しても、「ただ露出するのではなく、仲のいいスタイリストさんと『あえて男性用パンツを履くとセクシーに見えるんじゃないか』と考えてみました」明かし、メンバーの須田アンナからは「私はこれ、夏恋ちゃんの普通の女の子のパンツバージョンが見たいな」と言われたそうで、「次やるときは、やってもいいのかな」と照れ笑いを浮かべた。お気に入りのカットは、ほぼスッピンの1枚で、「ほとんどメイクしていなくて、素な感じ。普段歌って踊っているとき、ナチュラルな感じはあまりしないので、写真集でしかこういう素な感じはあまり見せたことがないので。薄さ、ナチュラルさがお気に入りです」と話す藤井。この日が23歳の誕生日だったことから「23歳の1発目で夢が叶ったので嬉しい!」と笑顔を見せ、「今回の写真集で、プロデュースにすごく充実感を感じて。この充実感は自分にとっていいな、好きだなって思えたので、これからも仕事をしていく上で、自分の表現したいことを考えていけたら」と意気込んでいた。
2019年07月17日ポーター(PORTER)が、ブランドの代名詞である「TANKER」の発表35周年を記念し、日本を代表するアーティスト・村上隆との初となる「村上隆×ポーター」コラボレーションアイテムを発売する。今回のコラボコレクションには、「リュックサック」(12万円)、「2WAYヘルメットバッグ」(11万円)、「ウエストバッグ」(8万円)がラインアップ。村上隆の代表的なアートである“お花“を融合し、それぞれに“お花”のぬいぐるみが装着できる仕様が特徴的。本体のフラップやポケット部分には、非常に細かな刺繍で表現し、さらに内装と付属の巾着にもプリントを施したスペシャルアイテムだ。ファスナーパーツには高級感があり、ムシの1つ1つを研磨して滑らかな開閉が特徴のエクセラファスナーを使用した。「リュックサック」(12万円)販売は、店舗ごとに発売日や販売方法が異なり、PORTER OMOTESANDO・MARUNOUCHI・OSAKA、PORTER STAND 品川駅店・東京駅店は、事前抽選での販売。7月16日の21時が応募締切となっている。申し込みや詳細は、ウェブサイト()にて確認できる。また吉田カバンオフィシャルオンラインストア()では7月20日の12時より、Tonari no Zingaro()では7月27日より発売する。いずれも数量限定につき、在庫がなくなり次第終了となる。©︎2019 Takashi Murakami/Kaikai Kiki Co., Ltd. All Rights Reserved.
2019年07月16日●『テニミュ』で人気も「勘違いしちゃいかん」数々の舞台に出演し、現在は全国ツアー公演中のミュージカル『レ・ミゼラブル』でジャベール役を演じている俳優の伊礼彼方が、ミュージカル・カバー・アルバム『Elegante』を発売した。実はこのアルバム、お笑い芸人の藤井隆が2014年に設立した音楽レーベル「SLENDERIE RECORD」から発売されており、プロデュースも藤井が行なったという異色のアルバムとなっている。今回は、なぜ藤井プロデュースによるアルバムが発売されたのか、そして伊礼の俳優・ミュージカルへの思いについてインタビュー。前・後編に渡ってお届けする。○■ファンの言葉に感動――現在帝国劇場で上演中の『エリザベート』で、トートのナンバーである「最後のダンス」も収録されていますが、伊礼さんが叫ぶように歌われているのが印象的でした。僕は音楽の入口としては実はフォークなんですが、もともとロックやパンクが大好きで、喉をアルコールで消毒してガラガラにしたかったくらい。だから「最後のダンス」も、もっとロックよりな表現ができるんじゃないかな、と思って、挑戦してみました。海外での『エリザベート』はわりとロック調で歌っている方もいるのですが、今までで1番近かったのは、僕がルドルフ役として出演させていただいた武田真治さんのトートですね。ロック寄りでエキゾチックで魅力的でした。――それは武田さんにも伝えられているんですか?当時ずっと言ってました! 「最後はもっとシャウトした方がかっこよくないですか」というお話もさせて頂いてましたし、自分でやりたくてしょうがないから(笑)。――ミュージカル映画だといろいろな作品がヒットしていますが、舞台だと少女漫画的世界観の強いものが多いのかなという気がして、ロック的表現も素敵だなと思いました。それは非常に思います。日本人の文化の傾向なのかもしれません。でも例えば2.5次元をきっかけに、ミュージカルを知ってくれたら嬉しいですし、ミュージカルには本当に良い曲がたくさんあるのに、音楽番組やヒットチャートに乗らないということがすごく残念で。世の中の方に、もっと知ってほしい。ミュージカルの認知度を上げていきたいですね。――2.5次元ミュージカルのお話ありましたけど、Twitterに、『レ・ミゼラブル』出演中の「ミュージカル テニスの王子様」出身キャスト(伊礼、内藤大希、三浦宏規、相葉裕樹、小野田龍之介)の集合写真を載せられていましたよね。今回『レミゼ』に『テニスの王子様』出身者が5人出演していて。ちょっとすごい事だな、と思って。僕はふだんあまりテニスの話はしないんですけど、今までにないタグだらけのツイートをあげてみました(笑)。これは自分の経験談でもあるのですが、2.5次元や役柄が特筆した作品の時って、その役の効果もあって一瞬にしてキャーキャー言われて人気が出るんです。そこで、ふと我に返って、まてまて、まだ実力も不十分なこの状態で勘違いしてはいかん! って自問自答して思っていましたね。なので、そういう経験をくぐってきた彼らと『レミゼ』で全員がオーディションで選ばれてまた出会えると嬉しいですよね。僕は『テニスの王子様』の次に『エリザベート』に出演したので、現実的な事を言いますと、チケット代が一気に倍になったんです。「帝劇はチケットが高いから、断念します」というファンの方もいました。でも今、『レミゼ』に出させていただいて、「あの頃は中学生だったけど、自分のお金で自由に観劇できるようになった」という声を聞いて、「続けていてよかった」と思いました。●『レ・ミゼラブル』出演中は反動で明るい――すごく素敵なお話ですね。今後もっと歌ってみたいという曲はありますか?まだまだミュージカルにはたくさん名曲がありますし、例えば『サンセット大通り』のナンバーは変拍子ですごく情熱的な曲で、今回のアルバムの候補にもなっていました。ロックミュージカルもあるし、日本でまだ上演されていない作品でも名曲が埋もれてます。あとは、先日藤岡(正明)くんがライブで『アニー』の「トゥモロー」を歌っていて、「なんて明るい曲なんだ!」と思い、歌ってみたくなりました。――明るい役を演じられているイメージ、あまりないですね。出演のお話を頂くとなぜか、苦悩や悲しい役が多いんですよ! 借金まみれや振られるか死ぬか……自殺も多いし、殺されることも多いし、トラブルに巻き込まれたり、なんなんでしょうね(笑)。ただ僕自身も、ずっと明るい役だと、疲れて裏であまり人と話さなくなってしまうところもあります。きっと、バランスを保とうとするんでしょうね。――では、『レミゼ』出演中の今は明るいんですか?すごく明るいです。10分前くらいに舞台袖に行って、みんなとおしゃべりしちゃう。そこからの最後は「自殺」ですが。――さらに、カーテンコールで投げキッスも。投げキッスは普通ですよ、僕からしたら! 「愛を持って帰ってくださいね」という、感謝の気持ちです。そういえば、『レミゼ』ではのジャン・バルジャンとジャベール以外のメインキャストがアンサンブルも演じているのですがるのは、演出のジョン・ケアードによる「役者の精神バランスを保つために」という意図があるらしいです。暗い役で終わると気持ちが保てなくなってしまうので、明るい役も演じさせるというのは、面白いメソッドだなと思いました。それがなんでジャベールにはないんだ、という(笑)。でもバルジャンとジャベールは、2人で一つ(光と影)というところがあるので、よく考えられた作品だと思いますね。ちなみに、楽屋では、バルジャン役の佐藤(隆紀)くんと夫婦漫才みたいにわちゃわちゃ仲良くさせてもらっています。――それでは、最後にぜひメッセージをいただけたら。ミュージカルって敷居が高い……って思われがちなところもありますが、触れてみるとにはたくさん良い曲がありますし、気軽に楽しんでもらいたいです。そういう思いもあって、藤井隆さんのお力を借りて、今までミュージカルと疎遠だった方にも知って頂きたい!伊礼彼方や、藤井隆プロデュースという言葉が引っかかったら、気軽にリリースイベントも見に来ていただけたらと思います。なかなか、ミュージカル俳優が各地の有名レコード店でインストアイベントをできるということはないんですよ。藤井さんのおかげで、レミゼ公演地の東京・名古屋・大阪・博多・札幌まで、各地でやらせていただけるので、生で聴いてみたいと思ったらぜひ! 観覧だけならフリーですし、聴いたら絶対CDも買いたくなると思いますので。なんでもつけますよ! ウィンクでも投げキスでも!(笑)■伊礼彼方1982年2月3日生まれ、神奈川県出身。幼少期はアルゼンチンで過ごし、横浜へ。中学生の頃より音楽活動を始め、2006年にミュージカル「テニスの王子様」佐伯虎次郎役で舞台デビュー。その後『エリザベート』(08、10)、『アンナ・カレーニナ』(10、13)、『スリル・ミー』(14)、『グランドホテル』(16)、『ピアフ』(16)、『王家の紋章』(16、17)、『ビューティフル』(17)、『ジャージー・ボーイズ』(18)。現在『レ・ミゼラブル』(7月大阪、8月博多、9月札幌)に出演中。2020年には『ミス・サイゴン』エンジニア役が決定。
2019年07月11日●お世話になっているミュージカルの楽曲を数々の舞台に出演し、現在は全国ツアー公演中のミュージカル『レ・ミゼラブル』でジャベール役を演じている俳優の伊礼彼方が、ミュージカル・カバー・アルバム『Elegante』を発売した。実はこのアルバム、お笑い芸人の藤井隆が2014年に設立した音楽レーベル「SLENDERIE RECORD」から発売されており、プロデュースも藤井が行なったという異色のアルバムとなっている。今回は、なぜ藤井プロデュースによるアルバムが発売されたのか、そして伊礼の俳優・ミュージカルへの思いについてインタビュー。前・後編に渡ってお届けする。○■恩返ししたい、という思い――舞台の会見などでも、お芝居が大事というお話をよくされているので、伊礼さんが歌のCDを出されるというのは、実は少し意外なように思いました。自分の本業が役者である、という思いは変わらないです。今出演している『レ・ミゼラブル』も全部音楽で構成されているミュージカル作品ですが、ただ歌うだけでは、誰がやっても同じになってしまいます。どれだけ芝居を掘り下げられるか芝居としての歌を常に追求しています。ただ、もともと音楽畑の人間で挫折した経験があり、ミュージカルを始めてからはあえて歌手活動はしてこなかったのですが、応援してくださる方から「歌う伊礼も見たい」「ライブをやってほしい」という声は聞こえていたんです。僕はこれまで聞こえないふりをしていたんですけど(笑)、色々と経験を重ねて、そろそろそういう声に応えていきたい、恩返ししたい、という思いが強くなっていきました。そこでCDを出すなら、とことんお世話になっているミュージカルの楽曲で、と思ったんですが、まさか藤井隆さんプロデュースで出させていただくとは……。実は、藤井さん曰く「SLENDERIE RECORDはダンスミュージックレーベル」だそうで。でも、ミュージカルにはダンスも含まれているという意味で、つながりを持たせていただきました。――「最後のダンス」(『エリザベート』)も入っていますし。「We Were Dancing」(『アンナ・カレーニナ』)もありますから!(笑) また藤井隆さんのおかげで、いろいろな方が「なんで藤井さんプロデュースで!?」と興味をもって下さるので……毎回毎回、説明しなきゃいけないんですけど(笑)。――ぜひ今回もご説明をお願いできると嬉しいです!藤井さんとは、舞台『KOKAMI@network vol.13 「朝日のような夕日をつれて2014」』で共演してから、仲良くさせていただいています。あるとき唐突に「いつか椿鬼奴さんとデュエットしてほしい」と言われて、話半分で……いや、本当はすごく期待して「いいですよ」と言ったんですが(笑)。それが実現したのが4年越しでで、去年、椿さんのデビューアルバム『IVKI』で「偽りの新銀河」というデュエットソングをご一緒することができました。その際に、藤井さんが鼻歌で作った曲を堂島さんにそのまま送ったという話や、レコーディングで出会ったスタッフさんの様子からも、純粋に音楽が好きで携わってる感じや、大の大人が真剣に遊んでる雰囲気が素敵だなと思って「こういうところだったら自分の身を預けてもいいのかな」と、心惹かれました。今まで、自分の身を人に預けることを一切拒絶してたんですけど、少しずつ大人になって、良い方々と出会うことも多くなって、そろそろ身を委ねてみてもいいのかな? と。●公演中『レ・ミゼラブル』ジャベール役にかわいさ?――今回のアルバムを出すにあたって、藤井さんとのやりとりでは、どんなところが印象的でしたか?もう、こだわりのビジュアル撮影ですね。第一声が「ビジュアルは任せてもらってもいいですか」だったので(笑)。藤井さんが言うには、僕は撮影すると「写真が決まりすぎる」そうで。だから今回のジャケットでは、カメラマンさんにも指示を出して、”決め”と”決め”の間の顔を撮ってくださったらしいです(笑)。「伊礼彼方」という文字のロゴも藤井さんのこだわりで、オリジナルフォントを作ってくださったんです。実は今まで、自分の名前の漢字があまり好きじゃなかったんですよ。バランスが難しくて、うまく書けない。画数も少ないし、改名しようかなとか、カタカナにしようかなとか相談したら、藤井さんが「何言ってるんですか伊礼さん、こんな綺麗な名前はありませんよ! 斜めのラインがいっぱいあるところがいい」と言って、フォントを作ってくださったので、好きになりました(笑)。――インストアライブイベントなどでの特典写真も、気になりますね。これはどういうシチュエーションで…?特典ポストカードは全部で3種類あるんですが、イベント用にお渡しするカットは「おぼっちゃま、初めての独りしゃぶしゃぶ」というテーマで、しゃぶしゃぶの食べ方を教わってる瞬間を撮られました(笑)。ホントは休憩時間に食事をするだけの予定だったんですけどね(笑)。自分自身としては、いつも硬派な感じが多いのでシャツは胸元を開けて……というのが定番のイメージだったりするんですけど、自分に無い部分をたくさん引き出してもらいました。藤井さん一推しのこの写真は人気ですね。――今出演されている『レ・ミゼラブル』からは想像できない姿ですね。でも、伊礼さんのジャベールについて、「市長を信じていてかわいい」という感想もよく見ますよね。僕は、ジャン・バルジャンとマドレーヌ市長が同一人物だと気づいていない、という解釈をしてるんですが、これは原作通りなんです。原作ではジャベールが市長をずっと疑っていたのに、一度「違う」と思って、謝罪して辞表まで出すんですが、その流れはミュージカルでは描かれていない。なので、どちらの解釈を取ろうかと迷ったんですが、立場が逆転していくことにドラマ性があるのかなと思ったので、裁判所で「24653」と告白された時に「えっ、なんで!?」と唖然とする演技プランにしました。エポニーヌの歌詞にも出てきますが「あの警官はいつでもドジ」なので、他人から表現されるその人物像も受けて、役作りしてます。――そこがかわいく見えるんですね。僕の計算勝ちですね(笑)。――今回、アルバムでもジャベールのナンバーである「スターズ」のスペイン語バージョン(「Estrellas」)を歌われていますが、舞台上と気持ちは違うものですか?CDでは役というよりも「歌」に意識を集中しているので、今、舞台上で歌っている「スターズ」とは全く違う印象になっていると思います。ささやかずに、スペイン語で、音を響かせるように歌っていますし、僕が見たマドリードバージョンの『レミゼ』のように、エネルギッシュな力強さを目指しました。――舞台上とはまた別の「スターズ」が楽しめるということですね。そう思っていただけたら嬉しいですね。「舞台で見たスターズじゃない!」と言われたらつらいですけど(笑)。そこはあえて両方を楽しんでいただけたら!■伊礼彼方1982年2月3日生まれ、神奈川県出身。幼少期はアルゼンチンで過ごし、横浜へ。中学生の頃より音楽活動を始め、2006年にミュージカル「テニスの王子様」佐伯虎次郎役で舞台デビュー。その後『エリザベート』(08、10)、『アンナ・カレーニナ』(10、13)、『スリル・ミー』(14)、『グランドホテル』(16)、『ピアフ』(16)、『王家の紋章』(16、17)、『ビューティフル』(17)、『ジャージー・ボーイズ』(18)。現在『レ・ミゼラブル』(7月大阪、8月博多、9月札幌)に出演中。2020年には『ミス・サイゴン』エンジニア役が決定。
2019年07月08日6月4日、韓国人デュオ東方神起が新シングル『Hot Hot Hot』を7月31日に発売することを発表した。約10カ月ぶりの新曲発表のファンも歓喜。ネット上ではファンから「発売決まったぁ~嬉しい~」「待ってたよーー!!!」と喜びの声で寄せられていた。また、発表から1時間後には新曲のタイトルである『Hot Hot Hot』がTwitterのトレンド入りする盛り上がりに。反応するツイートが50万を超え、桁違いの拡散力に「ツイート数が50万超えなのすごいな!」「既に50万ついーとこえてんだけどトレンド入るの早いよタスケテwww」と驚くコメントが。さらに、曲名が『Hot Hot Hot』だったことから「東方神起のニューシングルのタイトル藤井隆みがある」「藤井隆のあのギャグが思い浮かんでしまった…笑」と藤井隆の名ギャグを連想する人も。Yahoo!のトレンドワードに「藤井隆」がランクインする珍現象が巻き起こっていた。
2019年06月04日激動の平成が終わりを告げてからまもなく1カ月。30年の間、本誌は時代を彩った驚きの現場を多数目撃してきた。そのなかでも特に反響の大きかったスクープを改めてお届けしたい。ドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』(TBS系)で大ブレイクを果たした星野源(38)。そんな星野のもう一つの代表作が『おげんさんといっしょ』(NHK総合)だ。星野がホストとなって憧れのミュージシャンや俳優らと歌って踊る人気番組。その打ち上げには、喜びのあまり誰も見たことのない彼の素顔があった(以下、2017年5月23日号掲載記事)17年5月4日にNHK総合で放送された『おげんさんといっしょ』が話題を呼んでいる。星野源(当時36)の初冠番組とあって、放送直後からネット上で “生放送なのにこのゆるさがたまらない!”との声が殺到しているのだ。この番組は “おげんさん一家”がトークと生演奏を繰り広げるというトーク音楽バラエティ。お母さん役に星野、お父さん役に高畑充希(当時25)、長女役に藤井隆(当時45)、そして長男役に細野晴臣(当時69)と層々たるメンバーだ。放送の最後には、星野が代表曲『恋』を熱唱。それに合わせて藤井と高畑が完璧な“恋ダンス”を披露するなど、息もぴったりだった。「星野さんはオファーを受けた際に『失敗しても平気な、ダラダラとした音楽番組だったら是非やりたいです』と答えたそうです。共演者のキャスティングも、星野さんの強い希望があって実現したもの。細野さんは、星野さんが高校時代から憧れているスター的存在。藤井さんは『逃げるが恥だが役に立つ』(TBS系)で共演してからプライベートでも遊びに行くほどの仲です。そして高畑さんも、星野さんがお忍びで舞台観劇に行くほどのお気に入り女優だそうです。共演は初めてでしたが『お近づきになりたい!』とオファーを出したそうですよ」(NHK関係者)そんな“心の友”たちとの初放送は、前出のとおり大成功を収めた。だがさらなる盛り上がりは、放送後に待っていた!番組が終わった深夜0時すぎ、NHKの西口玄関から細野と音楽関係者が顔を出す。向かった先は、近くにある沖縄料理店だった。その10分後には、藤井が事務所関係者と合流。そして1時前になると、お店の前に一台の車が。後部座席から星野が出てくると、スタッフが一斉に拍手で出迎えた。「星野さんは深々と頭を下げて、恥ずかしそうに『一度でいいから、こんな番組がしたいと思っていました。本当にありがとうございます!』と応えていました。午前2時ごろになると細野さんらが一足先に帰っていきましたが、星野さんは店の前まで出て深々と挨拶をしていましたね」(前出・NHK関係者)その後も、残ったメンバーたちに労をねぎらっていた星野。店内のテレビモニターには先ほど放送されたばかりの『おげんさんといっしょ』の録画が流されていたようで、番組同様に“恋ダンス”を踊る一幕もあった。打ち上げは午前3時に終了。男性スタッフによる三々七拍子でお開きとなると、星野は満面の笑みで会場を後にしていた――。「星野さんは現在、5月21日から始まる初めてのアリーナツアーのリハーサル準備に大忙しです。ツアーでは新しい曲も数曲準備しているそうで、チケットは18公演すべてが発売同時に売り切れるほどの人気ぶり。あまりの注目度に、星野さんもプレッシャーを感じていると聞いています」(音楽関係者)そんな大舞台を前に“心の友”たちとハジけた“慰労会”。番組と同じ“ゆる~い”時間が、星野に癒しを与えてくれたことだろう。
2019年05月26日俳優の伊礼彼方が26日、東京・タワーレコード渋谷店にてミニライブを行い、藤井隆とともにトークを行った。同イベントは、藤井がプロデュースした伊礼のミュージカルカバーアルバム『Elegante』リリースを記念したもので、CD収録曲の中から3曲をその場で披露。「Love Can’t Happen(『グランドホテル』より)」では会計中の同店の客に歌いかけ、最前列にいた少女を抱き上げるとサービス精神旺盛な姿を見せる。「最後のダンス(『エリザベート』より)」では、スピーカーに足をかけシャウト。最後の「Estrellas(『レ・ミゼラブル』より)」は、力強く歌い上げた。プロデュースを務めた藤井は「本当に優しくて、本番前に『藤井さん、今日も頑張りましょうね』ってハグをしてくれるわけですよ。そんな共演者いないわけですよ」と、舞台共演時の伊礼の姿を振り返る。藤井はさらに、イベント特典のポストカードについて「しゃぶしゃぶをやってる、これは絶対撮りたかった。伊礼さんってすごくかっこいいですし、稽古中ジャージでストレッチしている姿も本当にかっこいいんですよ。うっとりしちゃうんです。でもどこか、ちょっと抜けてるところがおありでしょう?」と熱弁。「『王子様がしゃぶしゃぶ食べてる』という設定で撮ったんですけど、大丈夫ですか?」と客席に語りかけると、拍手が起こっていた。伊礼は藤井の存在について、現在出演中の舞台『レ・ミゼラブル』にかけて、「藤井さんが、僕にとって司教さんなんですよ。正しい道に導いてくれる」と感謝すると、藤井は「僕、エポニーヌ」と主張し、会場はこの日1番の爆笑に。2枚目のCD制作にも意欲を見せる藤井に、伊礼は「僕にはこんな素晴らしいエポニーヌがついてるので、つながるように頑張っていきたいと思います」「ミュージカルに出会ったのが24〜5歳くらいで、それまでは全く知らなかったんですけど、たくさんいい曲がある。それを普及させたい」と意気込んだ。伊礼のリリースイベントは今後、『レ・ミゼラブル』ツアーに合わせ愛知、大阪、福岡、北海道で実施。観覧可能な無料ミニライブに加え、CD購入者対象の特典会(握手+サイン会)が行われる。
2019年05月26日