「読むと心が軽くなる」「蛭子さんなのに、またいい話してる」「安定の競艇オチ」……とネット上で話題を呼び、たちまち4刷というヒットとなった単行本『蛭子能収のゆるゆる人生相談』(光文社・630円+税)。その好調な売れ行きに、「え、あの本が?信じられない……」と驚く蛭子能収(69)が、本誌読者からの相談に答える! 【Q】「バカにされたり、笑われることが平気な小2の息子。教室でウケると図に乗って、いつも先生に叱られています。このまま笑われることをなんとも思わない大人になりそうで心配です……」(ゆっちママさん・41・パート・栃木県) 【A】「『笑われた』と思うより、『笑ってくれた』と思えばいい」(蛭子能収) これはまったく問題ありませんね。ひょうきんな子どもで人気者なんでしょう。オレも、あなたの息子のように、人に笑われるのが好きな小学生でした。授業中でも、オレがなんか言ったりするとウケたりして。それで調子に乗ってしまい、最後には、先生に廊下に立たされていました。今でも笑われることをなんとも思っていません。 それどころか、笑われることが好きですね。いじめとかでないかぎり、相手が笑ってくれると、こっちも楽しくなりますからね。だから、笑われたというよりも、笑ってくれていると、思えばいいんですよ。 今は、人に笑われることが難しいですよ。この前も、松本伊代さんと早見優さんが、線路の中に立ち入ったことで謝罪していました。たしかに、あの人たちがやったことはマズイことかもしれないけど、あそこまでたたかれることですかね。あら探ししている人たちがいっぱいいるから、笑われるか炎上するかは紙一重。実はオレも、人に笑ってもらうために気を使っているんですよ。 【『蛭子能収のゆるゆる人生相談』たちまち4刷&電子書籍化!】建前だらけの世の中に、疲れ果てたらこの1冊!当コラムをまとめた“きれいごと、ゼロ”の単行本『蛭子能収のゆるゆる人生相談』(光文社・630円+税)好評発売中です。詳しくは特設ページを。
2017年03月13日「読むと心が軽くなる」「蛭子さんなのに、またいい話してる」「安定の競艇オチ」……とネット上で話題を呼び、たちまち4刷というヒットとなった単行本『蛭子能収のゆるゆる人生相談』(光文社・630円+税)。その好調な売れ行きに、「え、あの本が?信じられない……」と驚く蛭子能収(69)が、本誌読者からの相談に答える! 【Q】「蛭子さんは、宇宙の果てはどうなっていると思いますか?ボクは、それを考えると怖くなってしまいます。あと宇宙人はいると思いますか?ボクは宇宙人と話をしてみたいです」(ともクンさん・8・小学生・福岡県) 【A】「『宇宙人はいる?』の答えは、ギャラが発生するなら『いる』」(蛭子能収) うーん、ハッキリ言ってどうでもいいですね。たぶん永遠に無の空間が続いているんでしょうね。でも確認できることではないので、考えるだけムダですよ。 あと、宇宙人ですか……。最近、NASAが、宇宙人がいるとか、地球に似た星が見つかったとか発表していますが、オレは疑っています。すごく遠いところの話で、誰も見ることができません。研究をするための資金集めのために、突拍子もないことを発表しているんですよ。 オレは、宇宙人はいないと思います。宇宙人だけでなく、オバケや霊感も世の中にはないと考えています。だから、なにか迷ったことがあると“霊感がある人に見てもらう”という人がいますが「アナタは、お金を騙しとられているんですよ」と教えたくなります。 ただし、宇宙人やオバケを扱ったテレビ番組に出演したときは違います。ギャラが出るのですから、宇宙人もオバケもいると信じるようにします。宇宙人がいるかどうかは、お金次第です。
2017年03月06日「読むと心が軽くなる」「蛭子さんなのに、またいい話してる」「安定の競艇オチ」……とネット上で話題を呼び、たちまち4刷というヒットとなった単行本『蛭子能収のゆるゆる人生相談』(光文社・630円+税)。その好調な売れ行きに、「え、あの本が?信じられない……」と驚く蛭子能収(69)が、本誌読者からの相談に答える! 【Q】「去年、会社の納涼会で、27歳のGカップの女性社員から告白。でも、付き合っている間に、そのGカップの女は、自分の先輩とできちゃった結婚!女の心理がわかんねえ~よ、蛭子さん!」(人間不信さん・34・会社員・茨城県) 【A】「オッパイを大きく描くと喜ばれるが、乳首を大きく描くと怒られる」(蛭子能収) 最近どこかのアンケートで「生理的に受けつけない男性」の2位になったオレに、女性の心理を聞きますかね。ちなみに、1位になったのは江頭2:50さんで、3位はバナナマンの日村勇紀さん……。毎日シャワーを浴びて清潔にしているのに、まだ気持ち悪いのかな、オレ……。 ただ、女性の心理で気づいたことが。オレは似顔絵サイン会をするんですが、ときどき「裸にして描いてください」という女性からの依頼があるんです。面倒くさいけど、胸元を見て想像して描きます。わりと適当ですが、大きめのオッパイにしてあげるとみんな喜ぶんです。 これは以前、テレビ番組で、女優の山村紅葉さんと女医の西川史子先生のオッパイを想像で描いたことがあるんです。そのとき、山村さんのオッパイを大きく描いたら喜ばれて、小さめに描いた西川先生にはすごくキレられたんです。それからオッパイは大きめに描くようにしています。ただ難しいのは、乳首まで大きく描くと、もっと怒られます。女性の心を読むことは難しいです。
2017年02月27日「読むと心が軽くなる」「蛭子さんなのに、またいい話してる」「安定の競艇オチ」……とネット上で話題を呼び、たちまち4刷というヒットとなった単行本『蛭子能収のゆるゆる人生相談』(光文社・630円+税)。その好調な売れ行きに、「え、あの本が?信じられない……」と驚く蛭子能収(69)が、本誌読者からの相談に答える! 【Q】「飲料メーカーの営業マンです。お得意先の酒屋さんから、突然、担当者を代えてくれと……。トラブルもなく良好な関係を続けていたのに……。モヤモヤした気分が消えません」(ドナルド 花札さん・32・会社員・京都府) 【A】「うまくいかなかった理由は、わからないままでいい」(蛭子能収) 働いていれば、理不尽なことはいっぱいあります。それをいちいち落ち込んでいたら大変。たぶんアナタは何かやらかしたんでしょう。反省も必要ですが、悩みすぎないほうがいいですよ。次から頑張ればいいだけです。 オレは、松本人志さんの『ワイドナショー』に出演したことがあります。松本さんは『ローカル路線バス乗り継ぎの旅』を楽しみにしてくれたり、番組で人生相談の本を取り上げてくれたりと、どこかオレに期待して、声をかけてくれたんだと思います。でも、その後、まったくお呼びがかかりません。たぶん、オレが競艇やパチンコの話しかしなかったからでしょう。収録後、松本さんも「ギャンブルのことだけやな~」と笑っていましたから。 確かに、日曜の朝の番組でギャンブルのことばかりはまずかったかなと反省しましたが、何かを直そうとか、それ以上追究して考えたりはしません。正しい答えなんて、ずっと探し求めてもだいたいわからないまま。知らないほうがいいことだってありますしね。
2017年02月20日「読むと心が軽くなる」「蛭子さんなのに、またいい話してる」「安定の競艇オチ」……とネット上で話題を呼び、たちまち4刷というヒットとなった単行本『蛭子能収のゆるゆる人生相談』(光文社・630円+税)。その好調な売れ行きに、「え、あの本が?信じられない……」と驚く蛭子能収(69)が、本誌読者からの相談に答える! 【Q】「職場の同僚に、思ったことをズバズバ言っては、いつも気まずい雰囲気になり、あとで自己嫌悪に……。天然の発言で人を不愉快にさせる蛭子さんは、反省することはないのですか?」(シュークリームさん・45・契約社員・石川県) 【A】「もうギャンブルはやりません。賭けてもいいです」(蛭子能収) 確かに、オレのちょっとした一言で、相手が気分を害してしまうことがあります。でも、人を怒らせないように意識しすぎると、無難な話でつまらなくなってしまいます。おもしろくなるなら、相手が不快な気分になったとしても、なんでも正直に話すようにしています。オレの発言は“天然”ではなくて、実は、計算したうえでの正直な発言なんです。あまり反省したことはありません。 正直な発言といえば、飯塚市の市長が賭け麻雀をして「みんなやっている」みたいに言って叩かれましたよね。仕事中に遊んでいたことは問題ですが、正直すぎるだけで悪い人じゃないなと思いますよ。オレは賭け麻雀で逮捕されてからはノーレートの「健康麻雀」だけ。でも正直、多少金を賭けたほうがおもしろいんですよね。 オレが逮捕されたあとの謝罪会見で「もうギャンブルは二度とやりません。賭けてもいいです」と言って記者にあきれられましたが、実は、あの発言もウケるかな、と思ってのこと。ヒンシュクでしたけどね……。
2017年02月13日タレント・ふかわりょうが、19日に生配信されたAbemaTVのニュース番組『AbemaPrime』(毎週月~金曜21:00~)に出演し、絵本の無料公開で賛否両論となっているキングコング・西野亮廣を「非常に芯が通っている」と評価した。西野は「お金の奴隷解放宣言」として、自身の絵本『えんとつ町のプペル』をインターネット上で無料公開。これに対して評価する声がある一方、「炎上商法」「クリエイターを殺す」などと批判的な意見が多く挙がっている。ふかわは、西野の判断について「プロモーションにもなっているし、無料公開しているものを見て、実際に買ってくれる人もいる。知ってもらうことが一番大変ですからね」と理解。「見方によってはネガティブな印象を持っている方もいるかもしれないけれど、真意が伝わっていないんだと思う。ラジオなどで話を聞くと非常に芯が通っている」と、これまでの西野の言動も含めて評価した。今回の無料公開でこの絵本を読んだという元SKE48でフリーアナウンサーの柴田阿弥は「あとがきに西野さんの気持ちも記されていて、実際に本を買いたくなりました」と感想を語っている。この番組には、漫画家の蛭子能収も出演しており、クリエイターの1人として、無料公開についてどう思うかを聞かれると、「(自分は)基本的には有料ですけどね」と、想像通りお金にシビアな考えを披露。一方で、「昔から付き合いのある出版社だと、事情によっては無料で書いているものもありますよ」と、意外な義理堅さをのぞかせていた。(C)AbemaTV
2017年01月20日俳優の太川陽介が22日、東京・六本木3丁目のテレビ東京で行われた、同局系バラエティ特番『ローカル路線バス乗り継ぎの旅 第25弾』(1月2日17:55~21:00)の取材会に出席。今回で最後となる旅の相棒・蛭子能収に対し、「始まって3回くらいは本当に嫌いでした」とぶっちゃけながら、固い絆を見せた。太川&蛭子のコンビが、女性ゲストとともにローカル路線バスのみを利用し、3泊4日で目的地へのゴールを目指す人気シリーズの同特番だが、10年にわたってコンビを組んできた2人の旅は、今回が最後。"マドンナ"と呼ばれる女性ゲストに新田恵利を迎え、福島・会津若松から、秋田・由利本荘に向かう。太川は、これまでの旅を振り返り、蛭子に対して「なんでこんなに前向きじゃないんだろうと思って、本当に嫌いでした」とシリーズ初期の心境を告白。それでも、回数を重ねていくうちに、「この人の味なんだってだんだん分かってきて、面白いと思ってきたので、どんどん自由にやってという気持ちになりましたね」と、印象の変化を語った。一方の蛭子は、太川に対して「マドンナの人は、ほとんど太川さんの方に行くんです」と嫉妬。よほど根に持っているようで、この取材会中に、何度も同じことを訴えていた。これまで太川は、蛭子とのバス旅に緊張感を持たせるため、他番組での共演をNGにしていたが、今後はそれも解除されるため、「これから逆に(共演する機会が)増えるかもしれないですね」と言い、「やっぱり旅の番組で、今度は全部(計画を)蛭子さんに任せて、僕が文句ばっかり言うような逆転もしてみたい」と意欲。蛭子は「ドラマをやってみたい」と希望を語り、「マージャンのシーンで一緒にやりたいですね」と具体的な場面まで構想を披露した。また、蛭子は「バスに乗ってると、(乗客が)俺たちだけのことが多かったので、よくこれで(経営が)やっていけるな」とバッサリ。「路線バスが減っていって、コミュニティバスが増えてる。この番組の影響で(路線バスも)増えてくればよかったのに、そこまで(影響力が)なかったんですね」と、無力感を語っていた。太川はあらためて同番組について、「よく『いつも見てます』と声をかけられるんですが、この番組は『ありがとう』と言ってくれるんです。そういうのは初めてだったので、本当にいい番組に関わってきたんだなと感じました」と満足の様子。日本中のローカル路線バスのルートを行き尽くしてしまったため、「もうこれ以上は物理的に無理なんです」と言い聞かせていたが、今回のロケ後にバッグを整理したときに、頻繁に使っていたライトが目に入り、「これはもういらないんだなと思うと、とっても寂しかったですね」と本音を漏らした。蛭子は、そんな太川の心境を察してか、「バスだけで行けたらもう少しやれたんですけど、ジイさんになってきたので、歩くのがちょっとつらくて。太川さんは続けてくれればいいのに、本当に悪いと思ってます」と謝罪。それを聞いた太川は「約束したじゃん。辞める時は一緒に辞めようって」と蛭子を制し、旅ではぶつかり合う2人の間に、いつの間にか芽生えていた"絆"を覗かせていた。なお、今後の『ローカル路線バス乗り継ぎの旅』シリーズは、基本的なルールは残して、新たなメンバーで継続していく計画だとしている。
2016年12月22日俳優の太川陽介と漫画家の蛭子能収が22日、東京・六本木3丁目のテレビ東京で行われた、同局系バラエティ特番『ローカル路線バス乗り継ぎの旅 第25弾』(1月2日17:55~21:00)の取材会に出席。蛭子は、今回のゲスト・新田恵利に対して失言を連発した。太川&蛭子のコンビが、女性ゲストとともにローカル路線バスのみを利用し、3泊4日で目的地へのゴールを目指す人気シリーズの同特番だが、10年にわたってコンビを組んできた2人の旅は、今回が最後。"マドンナ"と呼ばれる女性ゲストに新田恵利を迎え、福島・会津若松から、秋田・由利本荘に向かう。蛭子は、元・おニャン子クラブのメンバーでもあった新田の印象について「なんか普通の主婦みたいになってたね」と発言。慌てて太川や、司会の秋元玲奈アナウンサーから「おニャン子だよ」「アイドルですよ」と注意を受けるも、「じゃあ憧れの人なんですね。それにしては庶民的でしたね」と、失言を続けた。それでも蛭子は、3人で歩く際、新田を抜かさないように、最後尾を歩くよう心がけていたそうで、「一応気を使ったんだよね」とジェントルマンぶりを強調。太川に「そんな気配り、今まで見たことなかったよ?」と驚かれると、「本当はあるんですよ。恥ずかしくてしてなかっただけですよ」と弁解した。新田は同会に出席しなかったが、手紙を寄せており、「太川さんはイメージ通りに優しくて、頼りがいがありました。ロケ後の帰りの新幹線で『よく頑張った』と言ってくれました」と報告。今回のロケは、長時間雪道を歩く場面もあったそうで、「本当に過酷なので、あの新田恵利ちゃんでさえ、2日目、3日目に"トゲ"が出てきましたからね(笑)」と、苦労を振り返った。新田の本性を出してしまった雪道の歩行は、最終日に長い時間行うハメになったそうで、さすがの太川も「しんどかった(笑)」と苦笑い。一方の蛭子は"無"の境地でそれを乗り切ったと言い、「なるべくしゃべらない。もう亡霊のようにね」と、最後の旅でようやく攻略法を発見したようだった。
2016年12月22日タレントのビートたけしと笑福亭鶴瓶が、27日放送のテレビ東京系バラエティ番組『チマタの噺』(23:20~24:45/通常は毎週火曜24:12~)で1日限りのユニットを結成することが21日、わかった。同番組は、鶴瓶がスタジオにゲストを招き、街行く人々の話をきっかけに会話を展開するトーク番組。27日放送のSPでは、ゲストにビートたけしを迎え、スタジオを飛び出してトークを繰り広げる。2人はもともとたけしが組んでいたお笑いコンビ「ツービート」をもじった「ツルビート」を結成し、浅草フランス座演芸場東洋館の舞台に立つ。20代の頃、芸人見習いとしてフランス座でエレベーターボーイをしながら演芸場に立っていたたけし。今回は、その時以来のフランス座公演となる。また、スタジオでは”チマタの人”に今年気になった出来事を聞いたVTRを見ながら、2人が様々なニュースについて語りつくす。オリンピック、豊洲市場問題、東京都知事戦、アメリカ新大統領、芸能界不倫問題、薬物問題など2016年に世間を賑わせた数々のニュースに切り込む予定だ。たけしがフランスで受章した叙勲についても語られ、ナレーターには蛭子能収を起用する。
2016年12月21日俳優の太川陽介と漫画家の蛭子能収が17日、東京・六本木3丁目のテレビ東京で、同局系バラエティ特番『ローカル路線バス乗り継ぎの旅~特別編~』(26日18:30~20:54)の取材に応じ、名コンビの意外な関係ぶりを明かした。この番組は、太川&蛭子のコンビが、女性ゲストとともにローカル路線バスのみを利用し、3泊4日で目的地へのゴールを目指す人気シリーズ。今回は「テレ東→六本木3丁目 移転プロジェクト特別企画」として、元国鉄マンの俳優・田中要次と、芥川賞作家の羽田圭介がコンビを組み、ゲストに元AKB48の宮澤佐江を迎えて、熱海から金沢を目指す。太川と蛭子は、この旅の模様を見ながらの出演となり、太川は「なんでそこで聞かないんだよ! そこで終わっちゃダメだよ! とヤキモキしながら見てました」と感想。蛭子も「俺も見てていろいろ細かくチェックするように言ってましたね」と、"素人"の動きが気になってしまったようだが、そもそも自分の番組のOAを見ないので、『路線バス乗り継ぎの旅』をきちんと視聴したのは、今回が初めてだったそうだ。田中&羽田の旅を見て、新たにコンビを組むならどちらが良いかを聞かれると、太川は「羽田さんは瞬発力があるけど持続力がない。田中さんはやたら温泉に入りたいって言うし…蛭子さんが一番いいかな!」と回答。これを受け、蛭子が「じゃあ俺も…」と答えると、太川は「『じゃあ』ってなんだよ!」と、相変わらずの名コンビぶりを見せていた。これまで24回にわたって旅を共にしている2人だが、プライベートは交流がなく、互いの携帯番号も知らないそう。太川は、この番組だけで蛭子との2ショットを見せるため、そして緊張感を持って旅ができるようにするため、「他の番組では一緒に出ないようにしてます」と、蛭子を"共演NG"にしている徹底ぶりを明かした。一方の蛭子は「俺は(オファーが)来たら出ますね。仕事が1つ増えるわけですから、仕事は大事にしたいです」と堅実ぶりを披露。太川が「お互い死んでも葬式には顔出さないよね?」と確認すると、蛭子は「この1カ月以内だったら行くよ」と、微妙な温度差を露呈させていた。太川は、今回他人のバス旅を見て、「ちょっと寂しい思いもしました」と心境を吐露しながら、「そういう思いがするくらい楽しい番組でしたので、ぜひ見てもらいと思います」とアピール。さらに、「放送内で、とても大事なお知らせを予定しております」と予告した。
2016年11月17日漫画家の蛭子能収が、きょう16日に放送される日本テレビ系ドラマ『地味にスゴイ!校閲ガール・河野悦子』(毎週水曜22:00~23:00)にゲスト出演する。このドラマは、ファッション編集者を目指して出版社に入社したものの、地味な「校閲部」に配属された、主演の石原さとみ演じる河野悦子が、校閲の仕事を超えて大暴れしていく姿を描くもの。蛭子は、悦子が大御所ミステリー作家・本郷大作のエッセーを校閲する途中で、確認作業に訪ねる漫画家役だ。今回の出演は、1シーンのみだが、自身の画も披露。撮影を終えて「石原さとみさん、顔小さくてかわいかったですね。ドキドキしました」と感想を述べ、「出番も少なかったのでもう少し出たかったですね。漫画家の役だったのでそのままできたのでよかったです。この先も出て来ないかなぁ。セリフは無くていいので、よろしくお願い致します」と、今後の出演にも意欲を見せた。共演した石原は「テレビで見たイメージ通り、声がとってもすてきで、穏やかでやわらかく、私も現場にいたスタッフさんたちもワクワクしながら撮影に臨んでいました!」と報告。「どこのシーンで登場するか、皆さんぜひ楽しみにしていてください!」と呼びかけている。なお、蛭子が同局のドラマに出演するのは、2004年に放送されたスペシャルドラマ『ラーメン発見伝』以来、12年ぶりとなる。
2016年11月16日テレビ東京系人気シリーズ『土曜スペシャル「ローカル路線バス乗り継ぎの旅~特別編~』が放送されることが4日、わかった。放送日時は、26日18時30分~20時54分。同局は11月からの本社移転を機に、テレ東→六本木3丁目 移転プロジェクトを発足。特別企画として、21日から27日までの1週間を「テレ東、変わるWEEK」と題し、人気番組の特番を放送する。『ローカル路線バス乗り継ぎの旅』シリーズは、太川陽介&蛭子能収のコンビがローカル路線バスのみを利用し、3泊4日で目的地へのゴールを目指す人気シリーズだが、今回は特別に別のコンビが登場し、熱海から金沢へ出かける。太川&蛭子はVTRを見ながらの出演となる。同局 越山進プロデューサーは「今回は本社移転にちなんだ特別企画です。太川さんと蛭子さんが、毎回当たり前のようにやっている路線バスの乗り継ぎですが……他の人が本当にできるのか? かなりヤバいです(笑)。ハプニングの連続です」と内容を紹介。「果たしてゴールできるのか? 太川さんと蛭子さんのリアクションもお楽しみに!」とアピールした。出演者は今後発表される。
2016年11月04日ニュースの疑問をオリジナルドラマで解説する日本テレビの単発バラエティ番組『ドラマちっくニュース』が、きょう29日(13:30~15:30)に放送される。第3弾となる今回は、2時間の拡大版。いずれも、朝の情報番組に出演するバナナマンの設楽統と、日テレの桝太一アナウンサーがMCを務め、生徒役のゲストとして、鈴木福、藤田ニコル、井森美幸、あばれる君が登場する。ラインナップは、蛭子能収が出演する「もしも年金制度がなくなったら」。コージー冨田がタモリ風にストーリーテラーを務め、日テレに眠る取材映像から知られざる"奇妙な映像"を公開する「世にも奇妙な昔話」。さらに、選挙におけるタレント候補を「中学校の生徒会選挙」に置き換えて解説するドラマや、救命病院を舞台にニュースで耳にする病気を取り上げる作品、国の借金といったテーマも放送される。
2016年10月29日女優・藤原紀香が6日、東京・新国立劇場で行われた主演ミュージカル『南太平洋』の公開稽古に、共演の別所哲也、太川陽介とともに出席した。同作は、1950年に初演をむかえ、トニー賞9部門を受賞。さらに、ミュージカルとしては初めて、ピューリッツァー賞(ドラマ部門)を受賞した。『サウンド・オブ・ミュージック』『王様と私』を手がけるロジャース&ハマースタインコンビにより、第二次世界大戦中の南太平洋の島にあるアメリカ海軍基地で繰り広げられる恋物語を描く。3月30日に歌舞伎役者・片岡愛之助と婚姻届を出した新婚の藤原。舞台上では水着姿でのシャンプーするシーンや、イケメンたちに囲まれてセクシーな衣装姿を披露するシーンもあるが「仕事ですので」とさらっとかわし、結婚生活は「幸せです」と宣言した。また、共演の別所は「舞台上の恋人は僕なんで」と、愛之助にあいさつしたことを明かした。藤原が、全国13カ所をまわるツアーの楽しみは「貸切バスの旅」と語ると、テレビ東京系バラエティ番組『ローカル路線バス乗り継ぎの旅』シリーズで漫画家の蛭子能収と旅をしている太川は「貸切だから、いつもより楽」と本音をのぞかせた。さらに「蛭子さんがいないからね」と発言し、周囲を笑わせた。
2016年07月06日シュールな作風の漫画家であり、ギャンブラー。テレビでは唯一無二のキャラクターで人気。そんな蛭子能収さんの意外な素顔をお届けします。――著書の『ひとりぼっちを笑うな』が10万部を突破するなど、蛭子さんの“ひとりでいい”という考えが、いま注目を浴びています。蛭子:周りの派閥やグループを見ていると、だんだん仲間内でぶつかり始めて、結果、みんなダメになっていくんですよ。そこに暴力が生まれるのを見て、怖いなと。僕はケンカをするということだけは避けたい。いったん始まってしまうと、死ぬまで続くとなんとなく思っているので。それに、団体に入ると、みんなと同じように行動しないといけないし、自分の個性がなくなってしまう。俺自身、勇気がないのか、つい、人と同じ行動をとってしまうし、人と違う意見を言うことが苦手。大多数に引っ張り回されて流されることがわかってるから、最初からグループには近づかないんです。飲み会も行きませんね。みんな酔っぱらって、普通の人間じゃなくなっていくでしょ。それを見るのが嫌なんです。――私たちからすると、ひとりでいることのほうが怖いと思ってしまうのですが。蛭子:つるんでいるほうが安心とかね。でも、これは危険な考えだと思いますよ。たとえ友だちであっても、誰かと一緒にいると、嫌でもしなければならないことが出てくる。つまり、集団で自分の思いを貫くとしたら、みんなの上に立つしかないんですよ。でも、そうすると今度は、他の人が自由に動けなくなっちゃうし、上に立つ長が悪い人なら犯罪が起こることもある。だから、ひとりのほうが絶対に自由でいい。寂しいときもありますが、それは自分の好きなことをすることで解消できますから。ただね、もし俺がグループの長になったら、うまくいく自信がなんとなくあるんですよ(笑)。何かをするときは全員の意見を聞いて多数決を採って決める。そこに俺の意見は入れません。少数意見は見放されるわけだけど、その人たちには理由を説明したり、「次は意見が通ると思うよ」とか言ってまとめますね。そうやって争いだけは避けたいんですが、でもね、ケンカが強いヤツとかがグループにいたら負けちゃいますけどね(笑)。――人の気持ちを汲みすぎる性格なのですね。蛭子:それはやっぱり、漫画を描くから。登場人物それぞれの性格を想像しないといけないので。人間観察はしないですが、会ったときに「こういう性格だろうな」というのは、わかります。――蛭子さんは無類のギャンブル好きとしても知られています。蛭子:小学生の頃からパチンコをしたくてしょうがなくて、自分で台を作ってましたね。ビー玉をはじいて、穴に入ったら玉が下から5個出てくるようなのを考えて。近所にスマートボールというパチンコに似たゲームのお店があって、隣に住んでいたお兄さんがものすごく上手で稼いでるのを見て、それがすごく羨ましかった。高校を卒業して、いちばんにパチンコに行ったんですよ、50円握りしめて。負けて、すぐなくなりましたけど。――ギャンブルをやっていて、後悔はないですか?蛭子:今のところはないですね、だいぶ負けましたけど。みんな普段から仕事をしてお金を稼いでいるわけじゃないですか。僕にとってはギャンブルも一緒。競艇場とかに行けば、儲かる可能性があるのに、やらないのはもったいないと思う。きっと、お金を稼ぐことが好きだし、趣味なのかもしれないです。お金がないと欲しいものが買えないし、夢を叶えるためにも絶対に必要なものですから。だから、仕事は好き嫌いではなく、お金を稼ぐものだと割り切っています。もちろん、自分の好きなことで稼げるなら理想的だし、それはラッキーですよ。僕も漫画だけで暮らしていけるならいいですけど、特に昔はそうもいかなかったです。ちり紙交換とか、レンタル清掃用具の営業とかのバイトをしながら描き続けましたね。◇えびす・よしかず1947年生まれ、長崎県出身。漫画家として活躍する一方、俳優、タレントとして数々の番組や映画に出演。『ひとりぼっちを笑うな』(角川書店)、『ヘタウマな愛』(新潮文庫)、『蛭子能収のゆるゆる人生相談』(光文社)など、著書多数。◇蛭子能収さんが主演をつとめる映画『任侠野郎』(徳永清孝監督)は公開中。かつて関東一円に名をとどろかせていた、小里組の元若頭・柴田源治。親分の仇を取るために正岡組の組長に手をかけ、刑務所に入った。出所後はクレープ屋を営んでいたが、ある日、かつての仲間から衝撃の事実を知らされる。※『anan』2016年6月15日号より。写真・網中健太スタイリスト・矢野恵美子ヘア&メイク・田中芳郎インタビュー、文・重信 綾
2016年06月13日タレントの太川陽介と漫画家の蛭子能収が9日、テレビ東京系バラエティ番組『ローカル路線バス乗り継ぎの旅 第23弾 宮崎・青島~長崎・グラバー邸』(25日 18:30~)の会見に登場した。同番組は、太川と蛭子が路線バスの乗り継ぎにより、制限時間内の目的地到着を目指す人気シリーズ。テレビ東京系の土曜スペシャル枠で放送されている。毎回女性ゲストがマドンナとして登場しており、第23回目となる今回は、はいだしょうこがともに目的地を目指す。撮影は4月に行われたが、ちょうど熊本を通過し、佐賀に到着した際に熊本地震が発生。ロケに影響はなかったものの、状況を考慮して放送が延期されていた。普段は自由な発言をする蛭子も「みんな幸せになりますように、祈ってます」とメッセージを送り、「テレビを見て、九州を思い出してもらって、観光客が増えればいいなと思います」と故郷・九州への思いを語った。しかし、地元・長崎の旅にもかかわらず、太川からは「何の助けにもなりませんでした」と辛口評価。蛭子は、「長崎に帰るのはほとんど大村のボートレース開催の時で、自分の家には寄ってないんですね」と説明し、難しさを語った。今回のマドンナである、はいだの印象について、蛭子は「俺に近かったんです。ぽやっとしてたね」と語ると、太川も「それはあってた」と同意した。太川は「歩けない人だったので、大変でしたね。ペースも考えつつ」と、撮影の苦労を語り、今回の難解なルートに対して「一緒になってドキドキしていただきたいと思います」と視聴者へメッセージを送った。
2016年06月09日照れくさそうに頭をかきながら、ニコニコと微笑みを浮かべている。そんな、ユルッとしたイメージが強い蛭子能収さんが、義理と人情が絡み合う任侠作品の主役をつとめることに!映画『任侠野郎』で演じるのは、伝説のやくざ・柴田源治。――初めての主演映画であり、しかも、普段の蛭子さんとはまったく違うキャラクターの役柄を演じるのは、いかがでしたか?蛭子:オファーが来たときは「大丈夫かな?」とは思いましたね。これまでも映画にはいくつか出ましたけど、ちょい役ばかりだったので。脚本を手がけた福田雄一さんが、俺を主役にしたいと言ってくれたみたいです。これまでに何度かご一緒したことがあり、面白いと思った部分があるのかもしれませんが、「やくざ映画を蛭子さんでやりたい」と。やくざは…、難しいですね。まず、貫禄がないし、殺陣も大変。稽古はしたけど、もっと迫力があるとよかった。思い切ってビャッとできればいいけど、失敗して相手を傷つけてしまったらどうしようと思ってしまって…。おっかなびっくりになってます。自分でも完成した作品を何回か観ましたけど、演技が下手だなーって。ちょっと恥ずかしかったです。――硬派な佇まいが印象的でしたが、役作りはされたのでしょうか。蛭子:俺はとにかく、監督さんに言われたことだけをやって、身を委ねていました。自分でアレコレ考えるタイプではないんですよ。“こうやろう”とか提案も絶対にしません。それは、自分の持ち場ではないから。映画を作るのは誰かと考えると、監督さんです。彼が作りたいものを作るために、こちらは協力するだけですから。自分も漫画を描くときに「蛭子、こうしたほうがいいんじゃない?」とか言われるのは嫌。自分が思ったままに描きたいから、それは監督さんも同じだと思うんですよ。俺が考えるのは自分の漫画のときだけ。――お気に入りのシーンは?蛭子:ここがよかったというのは、あんまりないですけど。でも、一生懸命やったなと思うのは、柳楽優弥さんと向かい合って、目と目を合わせて笑わずに近づいていくシーン。自分では頑張ったつもりだったんですけど、いざ観てみるとそんなでもなかったですね。顔がね…、全体的に鋭い顔をしていないからね。目がもうちょっと大きかったらいいんですけど、見開いても小さいし…(笑)、眠っているように見えるじゃないですか。――でも、今日の撮影を見ていて、鋭い目をされていると感じました。蛭子:僕はね、おひとよしの顔だから。もう少し悪の部分が出るといいんですけど、優しい部分が出ているのかな。かつて、池部良という俳優がいて、彼はムスッとした顔でも笑顔でもない普通の表情なのに、カッコいいんですよ。性格もつかみどころのない、いい人か悪い人かわからない不気味な感じで。――ご自身も映画を作るのが夢だと伺いました。蛭子:東京に出てきた頃はそう思っていたんですけど、今は無理かなって。昔は自分が考えたストーリーを思い通りに映画にしてみたいという気持ちがあったし、何本かは8ミリで作ったのですが、難しかった。思い通りに現場を動かすことができなかったんです。みんな、自分のために働いてくれていると思うと、なんだか悪くて。“映画を作るのと人を動かすのと、どっちが大切なんだ”と問われているような気がするというか…。撮影現場で大事にしていたのは、12時に昼飯を食べて、18時には夕飯を食べること。そして、とにかく早く終わらせることの2つです。僕は高校を卒業して5年ほど看板屋で働いていたのですが、そこの主人が「さぁ、飯にするか」と言わない限りごはんが食べられないし、「終わろうか」と言うまでは帰れない。その、時間が決まっていないことが嫌だったので、自分は絶対にやらないと決めていました。◇えびす・よしかず1947年生まれ、長崎県出身。漫画家として活躍する一方、俳優、タレントとして数々の番組や映画に出演。『ひとりぼっちを笑うな』(角川書店)、『ヘタウマな愛』(新潮文庫)、『蛭子能収のゆるゆる人生相談』(光文社)など、著書多数。◇蛭子能収さんが主演をつとめる映画『任侠野郎』(徳永清孝監督)は公開中。かつて関東一円に名をとどろかせていた、小里組の元若頭・柴田源治。親分の仇を取るために正岡組の組長に手をかけ、刑務所に入った。出所後はクレープ屋を営んでいたが、ある日、かつての仲間から衝撃の事実を知らされる。※『anan』2016年6月15日号より。写真・網中健太スタイリスト・矢野恵美子ヘア&メイク・田中芳郎インタビュー、文・重信 綾
2016年06月09日漫画家・蛭子能収が長編映画初主演を果たす『任侠野郎』。共演には、柳楽優弥、トリンドル玲奈、安田顕、中尾明慶ら豪華キャストが集結する中、いよいよ本作の予告編が到着した。かつて関東一円に名を轟かせた小里組の元若頭・柴田源治。親分の仇を取るために正岡組の組長を殺し、刑務所に入ったあと、ひっそりと街に戻った彼は、ある思いからクレープ屋を営んでいた。しかし昔の仲間と再開した源治は、衝撃の事実を知る。かつて仇討ちのために殺した正岡組長は、親分を殺した犯人ではなかった。さらに、源氏を騙し、正岡組長を殺させた榊組は正岡組の事業を乗っ取ろうとしていたのだ。組長を亡くした正岡組は、一人娘・時子が必死に守っていたが、争いはより激しさを増す。父親を奪ってしまった時子に懺悔の念を持ちつつも過去と決別しようとする源治だが、次第に争いに巻き込まれていってしまう――。漫画家でありながら「バス旅」などに出演するなどバラエティー番組にも多く出演する蛭子さんが、かつて関東一円に名を轟かせた元若頭・源治として、長編映画初主演を果たす本作。共演者には、柳楽さん、トリンドルさん、安田さんをはじめ、大谷亮介、中尾さん、佐藤二郎、橋本マナミ、「NGT48」北原里英、「千鳥」大悟、「EXILE」橘ケンチなどバラエティー豊かなキャストが集結している。また脚本は、『コドモ警察』『HK/変態仮面』シリーズを担当する福田雄一が、「世界一受けたい授業」などのバラエティー番組の演出を手がけてきた徳永清孝が監督を務めた。さらに、本作の挿入歌「任侠野郎」は、作詞を福田氏が手掛け、蛭子さんが歌っている。そして今回解禁されたのは、「かつて伝説と呼ばれた任侠がいた」というナレーションと共に、バラエティーでは見せない顔つきの蛭子さんの姿から始まる予告編。和装姿のトリンドルさんや鍛え抜かれた肉体を覗かせる橘さん、見えちゃってるけど…と大胆すぎる北原さん、さらに上を行くセクシーなセーラ服の橋本さんなど、本作の見どころがぎゅっと詰まった映像となっている。また映像終盤には、蛭子さんが本気の殺陣を披露する姿も!未だかつて見たことなないその真剣な眼差しは、今までの蛭子さんのイメージさえも変えてしまうそんな姿が収められている。『任侠野郎』は6月4日(土)より全国にて順次公開。(cinemacafe.net)
2016年04月24日漫画家でタレントの蛭子能収が主演を務める映画『任侠野郎』(6月4日公開)のポスタービジュアルが12日、公開された。本作での蛭子の役は、かつて関東一円に名を響かせた主人公の元若頭・柴田源治。過去と決別し静かに暮らしていた源治は、義理と人情が絡み合う抗争に巻き込まれていく。メガホンを取るのは、徳永清孝監督。俳優の柳楽優弥や安田顕らも出演する。ポスタービジュアルでは、太刀を握り振り向く蛭子の姿が大写しに。その背中からおとこ気や哀愁のようなものも伝わってくる。下部には柳楽や安田をはじめ、トリンドル玲奈、大谷亮介、中尾明慶、やべきょうすけ、橋本マナミ、NGT48・北原里英、千鳥・大悟、EXILE・橘ケンチといったキャスト陣の表情がズラリ。皆の真剣な面持ちが捉えられている。これについて、蛭子は「なんか恥ずかしいですね」とコメント。続けて、自身の上に重なるように書かれた、北野武監督作『その男、凶暴につき』(89年)を思わせるキャッチコピーに対して「『このエビス凶暴につき』って、なんかパクリみたいで嫌だなぁ。お客さんこれで入ってくれるかなぁ」と後ろ向きなコメントを寄せている。(C)2016『任侠野郎』製作委員会
2016年04月12日“ゆる~い”人気旅番組「バス旅」でも活躍する漫画家の蛭子能収が、長編映画初主演を飾る『任侠野郎』。義理と人情が絡み合う任侠映画でまさかの主演を務める、蛭子さんの男前なポスタービジュアルが解禁となった!かつて関東一円に名を轟かせた小里組の元若頭、柴田源治(蛭子さん)。親分の仇をとるために正岡組の組長に手を掛け、刑務所に入った後、ひっそりと街に戻った彼はクレープ屋を営んでいた。だが、昔の仲間と再会した源治は、衝撃の事実を知る。かつての仇討ちのために殺した正岡組組長は、親分を殺した真犯人ではなかった。さらに、源治を騙し、正岡組組長を殺させた榊組は、正岡組の事業を乗っ取ろうとしていたのだ。組長を亡くした正岡組は、ひとり娘・時子が必死に守っていたが、争いは激しくなっていった。父親を奪ってしまった時子に懺悔の念を持ちつつも、過去と決別しようとする源治だが、次第に抗争の渦中に巻き込まれてしまう――。一度は過去と決別したものの、再び義理と人情が絡み合う任侠の世界に足を踏み入れる主人公・源治を、蛭子さんが男気たっぷりに熱演する本作。今回到着したポスタービジュアルでも、これまでのイメージを覆す、迫真の表情を見せる(?)蛭子さん。太刀を握り、振り向く姿には仁義の世界に生きる男の哀愁も感じさせている!?さらに本ポスターには、共演者となる柳楽優弥、トリンドル玲奈、安田顕、大谷亮介、中尾明慶、やべきょうすけ、橋本マナミ、北原里英(NGT48)、大悟(千鳥)、橘ケンチ(EXILE)、佐藤二朗という、超豪華な個性派キャスト陣も一堂に会している。脚本を務めるのは、「勇者ヨシヒコ」シリーズや<a href="">『HK/変態仮面』</a><a href="">『女子ーズ』</a>などを手がけてきた福田雄一。だが、今回は笑いを封印、男気と愛にあふれた任侠映画で、誰も見たことのない(!?)蛭子さんの姿を映し出していくという。主演の蛭子さんは、「なんかはずかしいですね。しかも、このエビス凶暴につきって、なんかパクリみたいでいやだなぁ。お客さんこれで入ってくれるかなぁ」と、意気込み(?)をコメント。なお、本作は4月21日(木)より開幕する「島ぜんぶでおーきな祭第8回沖縄国際映画祭」にも出品される。『任侠野郎』は6月4日(土)より全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)
2016年04月12日お笑いコンビ・フットボールアワーの後藤輝基が、12日(21:00~)に放送される関西テレビ・フジテレビ系特番『世界ウソでしょ旅行社 やっぱり世界はブッ飛んでいる!?』で、1泊4日の弾丸ツアーに挑む。この番組は、芸能人たちが「ウソでしょ!?」と叫びたくなる世界の刺激的な旅を現地でレポートしていくもの。今年1月の放送に続く第2弾となり、今回はMCの後藤自身も旅人として海外へ向かう。後藤が挑むのは、香港、ニューヨーク、ロンドン、ドバイをめぐる「1泊4日で世界一周 朝ごはんの旅」で、ほぼ機内泊で各国の朝食ばかりを食べていく弾丸旅行。収録後にインタビュー応じた後藤は「ホントにしんどいロケでしたね…」と過酷なツアーを振り返った。短期間で入国と出国を繰り返すため、入国審査官から犯罪者と同じ動きだと疑われるそうで、「お前は何の目的で来たんだ?」と言われたことも。滞在するホテルの名前も書かず、目的を「sightseeing(観光)」と伝えてしまってますます怪しまれたが、コーディネーターが「彼らは夢だった世界一周旅行の途中なんだ!」と熱弁してくれたことで助けられたという。今回の放送では、後藤の旅のほか、矢口真里と蛭子能収がメキシコへ。そして、ロンドンブーツ1号2号の田村亮、照英、篠原信一がインドネシアへ向かい、ボビーオロゴンが緊急参戦する。後藤は「僕もしんどかったけど、やっぱり他の旅人の皆さんも行く先々で体張っていて、矢口っちゃんなんて僕より全然体を張ってますから。すごいやつやなあと思いましたね」と舌を巻いていた。
2016年04月09日●ウッチャンに"動の司会"を今、注目を集めるテレビ番組のディレクター、プロデューサー、放送作家、脚本家たちを、プロフェッショナルとしての尊敬の念を込めて"テレビ屋"と呼び、作り手の素顔を通して、番組の面白さを探っていく連載インタビュー「テレビ屋の声」。第5回の"テレビ屋"は、フジテレビのバラエティ番組『優しい人なら解ける クイズやさしいね』の企画・演出を手掛ける木月洋介氏。同局に入社後、長くお昼のバラエティ番組『笑っていいとも!』を担当していたが、ここで学んだというバラエティにおける"予定不調和"の重要性を、淡々とした語り口ながら繰り返し説いていく――。――まずは、入社してから、テレビマンとしてのご経歴を教えてください。フジテレビはみんな最初『FNS27時間テレビ』をやるんですけど、僕の時は2004年の『めちゃイケ』がメインの回ですね。それから『笑っていいとも!』『ココリコミラクルタイプ』のADをしばらくやって、ディレクターは5年くらいやった『いいとも』が長いです。そのまま最終回とグランドフィナーレの演出もやったので、タモリさんの番組をずっとっていう感じですね。――現在ご担当している番組は何ですか?『痛快TVスカッとジャパン』『優しい人なら解ける クイズやさしいね』『キスマイBUSAIKU!?』『人生のパイセンTV』『久保みねヒャダ こじらせナイト』ですね。これに、4月からは『勝手にホメテレビ』(仮 ※1)と、『超ハマる! 爆笑キャラパレード』(※2)という新番組を2つ始めます。(※1)『勝手にホメテレビ』(仮)いま話題の芸能人の周囲を徹底リサーチし、本人が思いもしなかった「意外な成功の秘訣」をホメるトークバラエティ。出演はくりぃむしちゅー、タカアンドトシ、柳原可奈子。毎週火曜19時~19時57分。(※2)『超ハマる! 爆笑キャラパレード』「キャラ芸」を持つ芸人たちが、"周りにいそうなキャラ"を次々に演じていくお笑い番組で、ウッチャンナンチャンの南原清隆、陣内智則、ピースの綾部祐二がレギュラー出演。毎週土曜19時~19時57分。――まずは『優しい人なら解ける クイズやさしいね』について伺っていきたいのですが、企画・演出の木月さんの業務範囲は?ディレクターにロケは任せますけど、VTRの台本を作るところから、クイズをどういう並びにするかまで。最後の番組パッケージの編集もやりますし、スタジオでカンペも出します。この番組は現場で生まれるものがとても多いので、それをコントロールするには、やっぱりスタジオのフロアにいた方がいいんです。――制作のスケジュールはどのようになっているのですか?隔週で収録があるので、それまでに会議を重ねて形にしていきます。会議には「クイズ会議」というのがあって、そこで、どんどんクイズを出していくんです。――レギュラー放送で出題されるクイズは5問ですが、クイズ会議にはどれくらいの数のクイズが上がってくるのですか?だいたい100問くらいは出ますね。――えーっ! 放送されているのは、その中から選ばれし問題なんですね。ところで、この番組はどのような経緯から誕生したのでしょうか?まず、MCの内村光良さんと『スカッとジャパン』を一緒にやらせていただいている中で、内村さんと違う番組を作りたいなというところから始まり、その中で1つ「クイズ」という題材がいいと思ったんです。で、新しいクイズは何だろうと考えたときに、子供の頃に見ていた『マジカル頭脳パワー!!』(日本テレビ)のような、知識がなくても解けるものの方が楽しかったなと思い出したんです。――この"優しい人なら解ける"というコンセプトは新しい切り口だと思うのですが、どのようなきっかけで生まれたのでしょうか?レストランで放送作家の方と話をしていたら、伝票入れの筒が斜めにカットされているのを「なぜだか知ってます?」と聞かれたんです。正解を聞くと「実は転がっていかないようにしてるんですよ」と言われて、「あ、やさしいですね!」と。――これは実際に放送でもクイズで出題されたネタですね。はい。知識の有無を問うのではなく、推理して考えたら解けるというのが面白いと思ったんですよね。「やさしい」という切り口にしたら、今までのクイズも全部新しく見えるなと考えついたんです。――昔は『平成教育委員会』(フジ)の渡嘉敷勝男さんや岡本夏生さん、少し前で言うと『クイズ!ヘキサゴン』(同)の羞恥心など、間違ったおもしろ解答をする人たちは「おバカタレント」と括られてきましたが、これが「やさしい」という切り口になると、そのタレントさんたちを見る側も見られる側も、すごく温かい気持ちになりますよね。そうですね。それから正解した時にうれしさが違うんです。坂上忍さんも「知識があって頭いいねって言われるより、『やさしい』って言われる方が気持ちいい!」と言っていたんですけど、そういうのが面白いですよね。――で、そのMCが"芸能界一やさしい"と言われる内村光良さん。拝見していると、蛭子能収さんなどに対して、やさしくない場面も多々見られますが(笑)そこが内村さんの面白いところなんですよ(笑) 全てがやさしいかと言われると、厳しい部分もある。このメリハリをうまくやってらっしゃるんですよね。"静の司会"と"動の司会"があるとすると、『スカッとジャパン』はどちらかというと"静の司会"だと思うんですよ。――他局の番組でもそうですね。テレビ全体が今そういう傾向なんですけど、そんな中で、動きのあるクイズ番組があると面白いなと考え、やってみようと思ったんです。――内村さんはこの番組で、解答者の答えを見るのに、その人のところまで行くなど、スタジオをグルグルと動いていますよね。考えてみれば『なるほど!ザ・ワールド』(フジ)の愛川欽也さんもそうでした。ああいう動きをしていただくようになって、すごくハマったなと思うことがあったんです。大声を出すときの内村さんって、ものすごく面白くないですか?――分かります分かります。コントの時とかもそうですよね。そうそう、コントですよね。ある大物芸人さんが「内村さんは声量がすごい」とおっしゃっていたんです。あんなに声が出る人はいないと。だから、あの声量を自然に出していただけるようにするには、どうしたら良いだろうというのを考えて、スタジオにある工夫をしたんです。何だと思いますか? クイズです(笑)――これ、やさしい人なら解けますか?いや、関係ないです(笑)●『いいとも!』『ヨルタモリ』『やさしいね』共通点は…――ん~…解答者席が2段になっていますよね…。そうですそうです。なぜ2段にしていると思いますか?――うーん……あっ! 舞台に立っているような感覚にするためですか!?正解です! 段をつけることによって、お客さんがいて、舞台があって、自分が板に立って演じているのと、同じ心境になるんです。そしてお客さんとの距離も近くしています。この距離は、『笑っていいとも!』をやっていたアルタと同じような近さなんですよ。――なるほど!そういう舞台を作っておくと、演者のみなさんが生き生きして、その場で予定してなかったことが起きるんです。最近、予定調和な番組が多いじゃないですか。そこをいかに"予定不調和"に崩すかというのが内村さんはうまいし、ハマったなという感じです。内村さんも言ってました。「紀伊国屋ホールのような感じでした。俺、紀伊国屋ホール出たことないけど」って(笑)――(笑) 最近内村さんの番組がまた増えてきましたけど、何か物足りないなと感じていたのは、これだったんですね。昔やってらっしゃった『内村プロデュース』(テレビ朝日)とかも、結構動きのあるやり取りをしてたじゃないですか。『スカッとジャパン』で1つ"静"の内村さんをやっているので、今度は"動"の内村さんのものをやってみたいという狙いもあったんです。――内村さんがすごく生き生きしている印象です。そうですよね。だから僕もスタジオのフロアにいるんです。こうなるともう戦いですよね。内村さんの目を見ながら、こちらは次にどう動いていくか。――内村さんが解答を見ていく順番は、どのように選んでいるんですか?あれはフロアの僕から提案と、内村さんの意思との「あうんの呼吸」です。――ある日の放送では、ほとんどの問題で、だいたい不正解の人が指名される最初の順番で、佐藤栞里さんのところに行ってました(笑)流れができていたので、これは1番・佐藤栞里しかないな、と。こういう流れのきっかけを内村さんが作ってくれるので、それを見てフロアもこうしようかなと考えたりして、フロアとMCの掛け合いですよね。これって実はフジテレビらしい作り方だと思っているんです。『ヨルタモリ』(※3)もその場で「さぁこう来ましたよ。どうする?」というような掛け合いでやってたんです。あの番組は、台本がありながらもほとんど意味無いんで(笑)(※3)『ヨルタモリ』『笑っていいとも!』終了後初めてのタモリのフジテレビレギュラー番組。2014年10月~2015年9月に放送され、宮沢りえ演じるママが仕切る東京・湯島のバー「WHITE RAINBOW」に、タモリが架空の人物にふんして客として来店し、ゲストや常連客とトークを繰り広げる。途中、タモリが出演するショートコントも流れる。――そういえば、ますだおかだの岡田圭右さんが、スタッフから「解答でくだらんボケはやめてください」と注意されたと放送で言ってましたが、これはほかの出演者のみなさんにも言っているのですか?芸人さんには言ってますね。――その狙いは?これも"予定不調和"を狙っています。芸人であっても、真剣にやさしい気持ちになって考えた結果、それが外れている方が面白いのであって、そこにボケようボケようという予定調和はいらないんですよ、とお伝えしているんです。――天然系の解答が多い平愛梨さんや佐藤栞里さん、蛭子能収さんには、何か言っているんですか?その方々には何も言ってないです(笑) どうぞご自由にという感じですね(笑)――この"予定不調和"というのは、やはり生放送の『笑っていいとも!』で学んだイズムなのでしょうか?そうですね。本当にあの番組は"タモリ学校"でしたね。毎日生放送で、自分が提示したものがウケた、ウケないと、すぐ反応が来て、じゃあ来週どうしよう、あのコーナーを変えるか? でも企画を考えなければいけない…という日々でしたから。――コーナーもすぐに終わってしまうものがありましたよね。1週や2週で終わるものなんて、いくらでもありましたからね。そういうとき、タモさんは常に「とりあえずやってみよう。ダメならやめればいい」って言うんです。"予定不調和"という言葉では直接言われないですけど、やっぱりそこですよね。『ヨルタモリ』もそうでしたし、その場のセッションなんです。――ジャズですね。そうです。『やさしいね』もジャズなんです。だからフロアにいて、演者さんたちとやり取りをするんです。自分でも流れは100%想定しておきますけど、その想定を越えた150%が出ると、一番面白いんですよね。●もう一度、夢とウソのあるテレビを――この連載にも登場していただいたマイアミ・ケータ(萩原啓太)さんが演出を担当している『人生のパイセンTV』ではプロデューサーを務めていますよね。萩原は『キスマイBUSAIKU!?』などで、ずっと僕のもとにいたんですが、この番組は僕の中で"萩原に演出させてあげましょうプロジェクト"なんです。――なんですかそれは(笑)萩原ってバランスが取れていない人間で、素直で真面目なんですけど、とにかく趣味にものすごくお金を使っちゃって、それでお金がなくなっちゃうんです。ひどいんですよ(笑) で、「おまえなにやってんだよ」と言うと、「でもかっこいいっすよ!」みたいなことを言って。普通、そんな生き方って「バカだなぁ」と思うんですが、1ミリくらい「そんな人生あっても良いなぁ」って思うことあるじゃないですか。――分かります。そういう価値観が最近少なくなってきたような気がしていて。そんな人は世の中にいっぱいいるので、その人物を紹介していく番組があったらいいなと思ったんです。ただしバカにして終わるのではなくて、1ミリくらいでいいからその人物をリスペクトするという番組を。――ということは、パイセンの第1号は、マイアミさん自身なんですね。そうです。編成の方に「萩原が萩原みたいな人を紹介する番組をやりたい」と言って口説いて始めたんです。――プロデューサーの立場から見て、マイアミさんの働きぶりはいかがですか?僕は別にああしろこうしろ細かく言わない放任主義なので。ハッハッハッハ(笑)――この4月の改編で枠が深夜に下がってしまいますね。ここは踏ん張りどきですね。いっぱしの演出家になってもらうためもあって作った番組なので、ちゃんとやってほしいなと思いますね。――今回、木月さんを紹介していただいたテレビ東京の佐久間宣行さんは『ヨルタモリ』のようなおしゃれな番組が作れて、すごくうらやましいとおしゃってました。本当に惜しまれつつ終了した番組ですが、現場としてもどこかで復活したいという思いはありますか?機が熟せば…という感じですね。いろいろなものがそろえばやるし、やらないのかもしれないし…分からないですね。でも、ああやってパッと終わるのは、番組の質も保たれますし、むしろあれを10年やってたらおそらく僕が頭狂いますから(笑)――タモリさんのミニコントも毎週3本くらい作らないといけないですもんね。番組って、長く続けた方がいい番組と、そうじゃない番組がありますからね。ドラマは終わりが決まっていますし、バラエティでもそういうものがあって、いいんじゃないかという気はしますけどね。――今後、こんな番組を作っていきたいというような構想はありますか?"フィクション"をやりたいなと思います。――"フィクション"とは?今、ウソがなかなか許されない時代になって、リアルなものばかり求められますよね。ドキュメントバラエティとか、それはそれで面白いと思うんですけど、本当はテレビって、夢の世界をウソで作ってた部分があったと思うんです。今はその裏を見せていくという手法がすごい多い気がするんですけど、あえてもう1回、夢のあるウソのあるテレビにしたいんですよね。佐久間さんがやってた『SICKS』とか、良かったですよね。『ヨルタモリ』も実はそうで、タモさんの「あそこで飲んでる酒以外は全部ウソだ」っていう名言があるんです(笑) あの番組って、タモさんが誰かに扮して出ていただいて、その場で言ってることもウソか本当か分からなかったじゃないですか。そういうフィクションをやっていくテレビを、もっと面白がれる余裕が世の中にあるといいですよね。――4月から始める『爆笑キャラパレード』も、それを意識しているんですね。この番組では、コント番組とショートネタ番組の間のようなことをやりたいと思っています。どうしてもコントをやろうとすると、作る方も見る方も構えちゃうんですよね。オチはなんだとか、ストーリーはどうだとか。そうならないように、「こういう人いるよね」というキャラクターを作って演じる「演技力のある」芸人さんがすごく多い中、そういった力をもっと生かせることができればいいなと思いまして、ショートネタでキャラが続々と出てくるような番組をやろうと思っています。――ところで、最近よく言われる"テレビ離れ"というのは感じますか?特に感じないんですよ。『スカッとジャパン』をやっていると、本当に若い子が見てくれてるというのが分かります。初回の視聴率を見たとき、「イヤミ課長」(※4)のところで、キッズ・ティーンの視聴率がものすごい上がっていて、これは一体なんだ!?と思ったのですが、これをきっかけに「キャラだ」と思いました。(※4)「イヤミ課長」『スカッとジャパン』で木下ほうかが演じるキャラクター。部下に対してネチネチと嫌みを言い、言い終わった際の締めの一言「はい、論破」は、2015年の流行語大賞にノミネートされた。――子供たちが自分たちの周りにいない人種を、もの珍しさで見てるんですね。もともとこの企画は、悪役をスターにしたいというところから始まったんです。僕は大学の時に演劇をやっていたのですが、普通の主人公をやるよりも、悪役をやる方が、演じ手としては絶対的に面白いんですよ。その理由は、極端な演技ができるからなんです。やっぱり『スカッと』の演者さんも「悪役を演じるのは面白いですね」と言ってくださる方は多くて、それに子供たちの反応を見て、キャラ化の拍車がかかってきたという感じですね。そういう意味では、テレビ離れというのは感じていなくて、まだ若い子は面白いものをいろいろ探そうとしているなというのを感じますね。――それにテレビが応えていないのでは、ということですか?そうですそうです。若い子の方がやはり新しい物に食いついてきますよね。そこから年齢の高い人にもジワジワ広がって、だんだん多くの人が見てくれる。今はそのやり方しかないかなと思いますね。――テレビマンを志すにあたって、影響を受けた番組はなんですか?いろいろあるんですけど……3つ挙げられるなら『とんねるずのみなさんのおかげです』『ウッチャンナンチャンのやるならやらねば!』『ダウンタウンのごっつええ感じ』(いずれもフジ)です。これはもう、あの時代のコントを中心とした芸人さんの冠番組ですよね。そういうものを作りたいと思ってフジテレビに入社しました。――いろいろお話を聞かせていただき、ありがとうございました。最後に、木月さんの気になっている"テレビ屋"をお伺いしたいのですが…日本テレビで『イッテQ』『月曜から夜ふかし』『嵐にしやがれ』などをやってる古立善之さんですね。あれだけ特徴のある作り方をされているのに、しっかりゴールデンで戦っているというのが、すばらしいと思うし、尊敬に値しますね。■プロフィール木月洋介(きづき・ようすけ)1979年11月10日生まれ。神奈川県出身。東京大学を卒業後2004年にフジテレビジョンへ入社。『笑っていいとも!』『ココリコミラクルタイプ』などをへて、現在は『痛快TVスカッとジャパン』『優しい人なら解ける クイズやさしいね』『キスマイBUSAIKU!?』『人生のパイセンTV』『久保みねヒャダこじらせナイト』を担当。この4月からは、新たに『勝手にホメテレビ』(仮)と、『超ハマる! 爆笑キャラパレード』の企画・演出を担当。●影響を受けたテレビ番組:『とんねるずのみなさんのおかげです』(フジテレビ系、1988年~1997年放送)『ウッチャンナンチャンのやるならやらねば!』(フジテレビ系、1990年~1993年放送)『ダウンタウンのごっつええ感じ』(フジテレビ系、1991年~1997年放送)"お笑い第三世代"と呼ばれたとんねるず、ウッチャンナンチャン、ダウンタウンがそれぞれメインを務めていた、90年代フジテレビ・ゴールデンタイムの冠バラエティ番組。それぞれ「仮面ノリダー」「マモー・ミモー」「AHOAHOMAN」といったコントのキャラクターが人気を集めた。
2016年04月05日ソフトバンクは、提供中の割引特典サービス「とく放題」において、2月4日から3月4日までキャンペーン「超おとく祭」を実施する。サービスの1周年を記念したもので、総額100万円分のプレゼントや全品90%オフの食料品特価セールなどが続々登場するという。同キャンペーンの魅力を伝えるべく、とく放題PRガールの井上咲楽さんが2015年のクリスマスに続き編集部にやってきた!井上さんは、2015年に「とく放題」のPRガールに就任した現役女子高生タレント。「超おとく祭」について聞くと「やっぱり映画が500円で観られる特典は最高ですね! 私はお小遣い性なので1,000円だと躊躇しちゃうときもあります。それが500円なら、映画を観たうえにポップコーンも食べられますからね。ぜひぜひ使って映画を楽しんでください」とお菓子好きの井上さんらしく教えてくれた。また、「超おとく祭」では、スマートフォン用のアクセサリも最大83%オフのセール価格で販売。井上さんは「スマホの充電ケーブルとかも安く買えるのはいいですよね。必要なものなのに意外と高かったりするので」と目を輝かせる。この日は、バレンタインデーも近いということでプレゼントの話題に。「番組で一緒のU字工事さんにプレゼントしました! チョコじゃなくて鯖の味噌煮を(笑)」と井上さん。なんでもチョコと同じく色が茶色ということでチョイスしたそうで、「前から一度作ってみたいと思っていたんですよね。『変わってるね」と喜んで(?)もらえました」と個性的なエピソードを披露してくれた。前述のとおり、現役女子高生の井上さんは今年で高校2年生に。目標について聞くと「毎日、お仕事で忙しくなりたいです! でも目標である蛭子能収さんのようにマイペースで頑張りたいと思います」と意気込んでいた。今後もとく放題と井上さんの活躍に期待したい。とく放題は、食料品・レジャー&旅行などが最大90%OFFの大特価セール、コンビニ 商品引換券や電子ギフトコードの抽選、90万件以上の割引・優待特典が受けられるソフトバンクスマートフォンユーザー向けのサービス。利用料金は月額税別590円。
2016年02月11日グラビアアイドルの橋本マナミが10日、都内で行われた海外ドラマ『ザ・ラストシップ<ファースト・シーズン>』ブルーレイ&DVDリリース記念イベントに出席し、ドM心をくすぐるサバゲーにはまったことを明かした。映画『トランスフォーマー』シリーズのマイケル・ベイが製作総指揮を務めた本作は、史上最悪のパンデミックに襲われた世界を舞台に、治療薬の発見を託された米海軍駆逐艦「ネイサン・ジェームズ」の苦難に満ちた戦いをスリリングに描いた、超大型ミリタリー・パンデミック・アクションドラマ。特別艦長としてセクシーミリタリー衣装姿で登場した橋本は、「コスプレみたいで楽しい」とにっこり。プライベートでは小銃を使ったサバイバルゲームの経験があるそうで、「スリル満点。ドMなので、狙われる感じにはまってしまって…。緊張感にゾクゾクしました」とうれしそうに感想を語った。劇中キャラクターではトム・チャンドラー艦長がお気に入りで、「格好いい。リーダーシップがすごくて、いざとなったら助けてくださる。見ていてドキドキします」とすっかり虜になっている様子。しかし、橋本は漫画家・蛭子能収の愛人に立候補した過去がある。橋本は「どちらかというぷよっとしただらしない人がタイプ」と言いつつも、「こっち(艦長)の方が良いと思い始めちゃいますね。その時々でいろいろ好きでいいんじゃないですか?(笑)」と移り気な女心ものぞかせた。そんな橋本の気になるバレンタイン事情だが、今年は義理チョコを60個ほど購入し、仕事先で配るという。「愛人仕様のチョコは、今年は残念ながらない」そうで、"国民の愛人"としては寂しい現状も吐露した。この日、橋本は不倫騒動により休業を余儀なくされたベッキーや、二股疑惑が報道された狩野英孝についても言及。「わたしも好きになってしまった後に奥さんがいたことがわかった経験がある」と話す橋本は、「そういう時は女性から離れようとは思いづらい」とベッキーを思いやりつつも、「世間体を考えたら、そこはいけないことなので、わたしも気をつけようと思います」と自戒を込めた。そして、「チャラチャラした感じがなかったので、(報道に)びっくりした」という狩野には、「女性を大切にしてください」と呼びかけ。共演時に狩野から口説かれることはなかったそうで、「(狩野の)眼中にない感じ?」と自虐コメントで笑いを誘った。
2016年02月10日映画『ローカル路線バス乗り継ぎの旅 THE MOVIE』の完成披露試写会が20日、都内で行われ、出演者の太川陽介、蛭子能収、三船美佳、主題歌を担当する由紀さおりが出席した。2月13日から全国公開する本作は、テレビ東京系で放送している旅バラエティ番組の劇場版。路線バスを乗り継ぎ、3泊4日以内に目的地を目指す内容で、劇場版では台湾を舞台に"ガチンコ旅"を繰り広げる。番組の映画化に、太川は、「テレビ東京は何を考えているのか。無謀としか思えない」と驚きつつ、「本当に過酷な4日間だったけど、面白い作品になりました」と自信たっぷり。一方、「昨日見たけど、まぁまぁ面白かった」と正直な感想で笑わせた蛭子は、「大きい画面で見たら面白いと思う。安心してください」と慌ててフォローしていた。イベントでは旅の思い出話を披露するも、「あんまり覚えてない……。中華料理の店が多かったかな?」とボケる蛭子に、太川は、「泣いたくせに~」とニヤけ顔。丁々発止のやり取りで笑いを誘っていた太川だが、「蛭子さんが死んだら、いや、僕のことが分からなくなったら、この番組はもうやらない」と想いを吐露すると、蛭子も、「その可能性あるんだよな……」と神妙にうなずいていた。また、"マドンナ"として旅に参加した三船は、「呼んでいただけて光栄です。本当に楽しかった」と笑顔を見せながら、「今まで体験したお仕事の中で、台本もなく筋書きもないのは初めて。行きと帰りの飛行機の時間しか知らなかった」と告白。ハプニングが続出した道中、三船の笑顔に癒されたという太川は、「"マドンナ"としてかなり助けてくれて活躍してくれました」と感謝していた。
2016年01月21日友人から最近、彼氏ができたと報告を受け、心がざわつく筆者(32歳)。一歩外へ出れば、街はそんな“ぼっち”への気遣いゼロ、クリスマスを控えてキラキラと輝いています。普段の生活を見渡せばそこに出会いは皆無なので、何か行動を起こさなきゃと思いつつ、日々同じ生活を送るだけ…。そんな足踏み状態の中、ココロニプロロ編集部から「占いを体験してみませんか?」とのお誘いが!しかも、鑑定者はテレビでもお馴染みの「銀座の母」。ズバっと歯に衣着せぬ物言いが印象に残っていて、怖いイメージがあるのですが、今はそのくらい厳しい意見が必要なのかも…?というわけで、銀座に行って参りました!■見渡す限り芸能人の笑顔・笑顔・笑顔オフィスに足を踏み入れると、まず目に飛び込んで来たのが壁中に貼られた著名人の写真。『ぴったんこカン・カン スペシャル』で共演した三船美佳さん、高田純次さん、石原良純さんや『中居正広の金曜日のスマたちへ』で共演した蛭子能収さんをはじめ、大物芸能人・お笑いタレントの方々…。みなさん「銀座の母」と並んでにっこり良い笑顔を見せています。写真以外にも芸能人からの感謝状や、「銀座の母」のお陰で幸せをつかんだ著名人にまつわる新聞記事などがズラリ。150人以上もの有名人を鑑定したと聞き、想像していた以上にすごい人の所に来てしまった!と内心、冷や汗をかきながら奥の鑑定ルームへ向かいます。-->■顔を見ただけで…「あんたは見栄っ張り」「銀座の母」は複数の占いを組み合わせた総合鑑定をするとのこと。私が訪ねたときは「顔相・手相・四柱推命」の3つを使用。いろいろな方法で占うことにより、的中率がぐっと上がるそうです。どんな辛口鑑定が飛び出すのかな…とドキドキしながら対面鑑定スタート!まずは顔相診断から。じーっと顔を見られるとそれだけで緊張します。そして初っ端に出た鑑定結果は…【基本性格(顔相)】銀座の母:「あんたはヒステリーで負けず嫌い、嫉妬心が強くて見栄っ張り、疑い深い」いきなりど真ん中です!私のように上がり目の人は、こういう傾向があるのだとか。銀座の母:「だけど根性はあるよ。責任感が強くて頑張り屋さん。そして、最後まで物事をやり遂げるいい面があるんだから!歯並びがちょっと乱れてるから毒舌でしょう。あと、ゴマをすらないタイプだね」確かに!思ったことは、上司であろうとズバリと言うタイプ。あ、でも安心してください、空気はちゃんと読んでますよ。何はともあれ、根本の人格っていうのは基本的に変わらないもの。まずは自覚することが第一歩と前向きに捉えて受け入れることに。モバイルサイトでは顔相をチェックできます!↓↓続いては生年月日で占う四柱推命です。■まさかの…「将来あんたはデブになる」自分の誕生日を伝え、命運を見てもらいます。すると意外や意外、【未来のこと(四柱推命)】銀座の母:「残念だけど、あんたデブになるね」デブ!?自慢じゃないけれど、筆者はどちらかというと痩せ型。「全然太ってないんですけど!」と思わず驚きの声が出てしまったところ…銀座の母:「だから、これから太るのよ。“食神”を持ってるしね」“食神”とは四柱推命の用語で、食べることや楽しいことが好きなど、本能に従って行動する、といった意味を持つそう。銀座の母:「私なんてね、ほら、全然贅肉ついてないんだよ。1日朝晩2回体重を測ってるの。そうすれば太らないから。未来がわかってれば避けられるでしょう?」そういえば、最後に体重計乗ったのはいつだろう…。自分は“太らない体質”だと思い込んでいたため、慢心があったのかもしれないと反省。これからは毎日体重を測ろうと心に誓いました。ちなみに「銀座の母」は、毎朝トマト酢を飲み、顔のセルフマッサージを続けているそう。その甲斐あってか御年75歳にしてお肌がツヤツヤ!間近で見てもシミもシワもないことに驚かされます。日々の努力って本当に大事なんですね。■命運が指し示すお金&仕事運は?お次は“仕事”と“お金”の運について。手相も交えながら鑑定が進みます。【仕事運(四柱推命・手相)】銀座の母:「誰とでも話を合わせられる“政治家タイプ”だから、人と接する仕事は向いてるよ。ただ、安定はしないね。どこに行っても不満を感じるの。イヤな人はどこにだっているんだから、短気を起こさないで粘り強く頑張りなさいよ」今の仕事は合っているとのことですが、粘り強さは足りないかも!?ヒステリーを起こさず腰を据えて…ですね!それでは金運は?【金運(四柱推命・手相)】銀座の母:「ここの縦線(財運線)にパッパッて横線がいっぱい入ってるでしょ。金を切ってるよ」一般的な財運線え、いや、でも…。基本的に最低限のモノしか買わないし、貯金も少しずつ増えてるし、金運が悪いという自覚はないんですけど?銀座の母:「自分はムダ遣いしなくても、他人にやられることだってあるのよ。借金の保証人になったりね」借金の保証人という可能性は想像していなかった…。でもこの言葉で、ダメンズの元カレとお金の問題で揉めたことを思い出しました。もしあのまま付き合っていたら保証人になっていたかも。危ない危ない。銀座の母:「ただ、なんだかんだ言って、お金には一生困らない星の下に生まれてるね。過去を振り返ってみると、いつもなんとかなってきたでしょ?」確かになんとかなってる!じゃあ、そんなに気をつけなくてもいいじゃん♪と甘い考えに浸り始めたところに、銀座の母がピシャリ。銀座の母:「でもね、だからって浪費しちゃダメよ。人から助けられるより、自分の力で何とかしたほうがいいでしょ?」そうですね!なるべく人には迷惑かけずに生きていきたいですもん。浪費癖のある男性と付き合うのも勘弁です。四柱推命で自分の運命を知るなら、こちらをチェック!■あなたはパパっ子?ママっ子?手相を見ていた「銀座の母」が、どこかから懐中電灯を取り出し、銀座の母:「指に力を入れて、ピーンと伸ばしてみて。そのまま…」このとき、中指が自然と隣りの指に近づいていくのだそう。筆者の場合、人差し指にぴたり。これでいったい何がわかるの?銀座の母:「あんたはパパっ子だね。お父さんにかわいがってもらったでしょ?ママっ子は、中指が薬指にくっつくの」当たってる…。自分のことももちろんだけど、これは相手のことを知りたいときにもいいかもしれません。デートや飲み会でも試せそう!■運命の人はいずこに?さて、ここまでは性格や生活にまつわるもろもろの鑑定でしたが、いよいよ今回一番の目的、恋愛について伺います。私はいつ結婚できますか?教えて、銀座の母!【結婚運(手相)】銀座の母:「離婚の相があるね」え、いきなり!?まだ結婚すらしてないんですけど!銀座の母:「ここで私が言わなきゃ、婚期を逃すか、結婚しても離婚するってことよ。知らないと運命に引っ張られちゃうの」なんだか雲行きが怪しくなってきました。「銀座の母」によると、結婚線の位置や形から、いい相手かそうでないか、またその出会いが何歳なのか、おおよそわかるそうです。過去・現在・未来…運命の相手はどこにいるのか?次回レポートします。(文=橘いつき)[後編を見る]運命の人を逃したダメンズ好き独女が結婚するには?-->銀座の母横田淑惠(よこたよしえ)銀座で40年の鑑定実績を誇る日本屈指の占い師。四柱推命、手相、人相、九星、姓名判断、十二支占いなど、様々な占術に精通している。路上での小さな鑑定から始まり、口コミからあれよあれよという間に大行列ができるほどの人気に。現在は銀座の一等地にオフィスを構える。『ぴったんこカン・カン』『中居正広の金曜日のスマたちへ』『火曜曲!』『ニュースの森』など、メディア出演実績も多数。占い師としての実力はもちろん、歯に衣着せぬキャラクターが注目をされ、数々のTV番組に出演し話題となる。二度の結婚、夫の借金、夜逃げ、離婚、など数々の苦難の経験から、「人生のどん底を知り、そこからはい上がった自分だからこそ、一人でも多くの悩める人々を救えるはず」と考え、人々の悩みを聞き続けている。不幸撃退!銀座の母銀座の母◇開運姓名
2015年12月21日テレビ東京の人気旅バラエティ番組を映画化した、『ローカル路線バス乗り継ぎの旅THEMOVIE』。太川陽介と蛭子能収のコンビにマドンナとして三船美佳を迎えることでも話題の本作だが、この度主題歌に由紀さおりの楽曲が起用されることが決定した。さらに、本作の予告編とポスタービジュアルが解禁された。テレビ東京で2007年より放送され、最高視聴率15.3%と好調な視聴率を獲得している人気旅バラエティ番組「ローカル路線バス乗り継ぎの旅」を映画化した本作。「新・科捜研の女2」や連続テレビ小説「つばさ」に出演する太川さんと、漫画家・タレントとして活躍し、来年春公開の『任侠野郎』では主演を演じる蛭子さんのコンビに加え、マドンナに抜擢された三船さんの3人が、日本国内にある路線バスを乗り継いで3泊4日の日程内に目的地へ到達を目指す。本作では“台湾”を舞台に、日本を飛び出し初の海外ロケを敢行。映画の迫力を最大限に活かすため、全編に渡って4Kで撮影され、台湾の名所旧跡の魅力を3人と旅しているかのような臨場感を味わえる作りとなっている。今回公開されたポスタービジュアルでは、瞬時に目を引く黄色い背景と、元気いっぱいに映し出された3人の後ろには、バスはもちろん、台湾の名所も描かれている。“タイムリミットは3泊4日。魅惑の台湾で「乗り継げる」か!?”というキャッチコピーが、本作の内容への更なる想像を膨らませる。さらに本作の主題歌が由紀さんの「人生という旅」に決定。作詞をきたやまおさむが担当し、作曲を石川さゆりや竹内まりやなどに楽曲提供をする杉真理が担当している。由紀さんは、「長く歌ってきた私の人生の歌は、軽やかで爽やかで、でも『今』の言葉が欲しいと思いました。杉真理さんのメロディーと相まって、いい感じの作品に仕上がりました。楽しみです」とコメントを寄せている。そして同時に解禁された予告編は、「バス旅、まさかの映画化」というキートン山田のナレーションから始まる。台湾の風景と共に、3人が旅をする映像が映し出され、移動手段のバスの時刻表がないことに驚き、さらには台風も接近というハプニングが発生!初の海外ロケで、映画ならではのスケールアップした映像と、スリリングな展開が期待できる映像となっている。でこぼこコンビとマドンナのかけあいや、由紀さんの味わいのある主題歌と、見どころ満載の本予告編。史上最大の危機に見舞われる本作の、世界一ゆるくてガチで必死な旅を、まずは予告編から体感してみて。『ローカル路線バス乗り継ぎの旅THEMOVIE』は2016年2月13日(土)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2015年12月18日東京都・渋谷のパルコミュージアム(渋谷パルコPART 1・3階)では、TVなどでもお馴染みのアーティスト、「蛭子さん」こと蛭子能収の大型個展「新春 えびすリアリズム~蛭子さんの展覧会~」を開催する。開催期間は1月1日~1月18日。開場時間は10:00~21:00(入場は閉場の30分前まで/最終日は18:00閉場)。入場料は一般500円、学生400円、小学生以下無料。同展では、不条理でシュールなギャグ漫画をはじめ、独創的な作品を次々と発表する漫画家であり、映画監督や俳優、 タレントとしても才能を発揮する奇才アーティスト・蛭子能収の大規模展覧会。学生時代に制作した作品から初公開の新作まで、蛭子能収の知られざる不条理の世界が年代を追って公開されるという。また、1月3日 (13:00~)には「蛭子さん似顔絵サイン会」が開催される。会場内で対象書籍を購入した先着100名に、参加整理券が配布されるということだ。詳しくは、パルコミュージアムのイベントページ にて順次公開されるとのこと。なお、蛭子能収は、1947年、長崎生まれ。上京後、普通のサラリーマン生活を送りながら、1973年に雑誌「ガロ」で入選し漫画家としてデビュー。1980年代以降は、映画監督や俳優、タレントとしても才能を発揮。「ローカル路線バス乗り継ぎの旅」など数多くのテレビ番組に出演している。
2015年11月24日人との会話の潤滑油になるのが「笑い」。実は笑いを引き出せる人には、かなりメリットがある様子!笑いを生むコツやメリットをご紹介します!コミュニケーションを円滑にするうえで大きな役割を担うのは、“笑い”のある会話のよう。「たとえば、優しい人は誰からも好かれやすいと思いますが、話が面白い人の周りを引きつける力はそれ以上。もう一度会いたいと思われる確率が高いので、楽しい場に呼ばれるなどメリットが多数あります」(著述家・湯山玲子さん)会話上手になるためには、まずは相手にプラスのイメージを持ってもらうことも大切に。「どんなに面白いことを言っても相手に悪印象を持たれていては、笑ってもらえません。口角を上げたり、瞳に微笑みをたたえるなど柔らかい表情を心がければ、笑いのハードルも下がります」(心理カウンセラー・小高千枝さん)以下では、さらに具体的に微笑みの生まれる会話ができる人の5大メリットをご紹介。1. 人に好かれる「話が面白い人は人間関係最大モテ!やっぱり一緒にいるなら楽しい人のほうがいいわけですから、自然とフォロワーが増えてきます。それは友達はもちろん、恋愛でも同じ。男性からも人間的に好かれるので、自然と男性とのご縁は良好なはず」(湯山さん)2. ささいな失敗が許されやすい「会話に笑いがまざると、副交感神経が活発になり、ストレスホルモンが減って、話している相手への興味関心が高まります。つまり、微笑みの生まれる会話ができる人は、相手との信頼関係ができているので、小さな失敗も許してもらいやすいんです」(小高さん)3.良い情報が入ってくる「微笑みの生まれる会話ができる人に対しては、相手も『ユーモアの分かる人だ』と気軽に接しやすいんです。そうすると知り合いが増えるので、ネットなどでは拾えない、お得な情報もたくさん入ってくるようになります」(コラムニスト・石原壮一郎さん)4.出会いのチャンスが多い「面白そうな会合があると、『彼女が来たらもっと面白いはず』と呼んでもらえることが多いので、いい出会いも自ずと増えます」(湯山さん)「彼女募集中の男性がいれば『あの子はどうだろう』と即思い出して繋いでもらえるメリットも」(石原さん)5.良い仕事が回ってくる「上司にとっても、微笑みの生まれる会話上手の部下は、目をかけたくなる存在。仕事の力量が同じくらいの部下が複数いたら、ユーモアの分からない気難しいタイプより、コミュニケーションのとりやすい面白い部下に、仕事を回したくなるはず」(石原さん)◇ゆやま・れいこ著述家。『喝! 迷える女子の人生相談』(小学館)など著書多数。現在、『バラいろダンディ』(TOKYOMX)、『スッキリ!!』(日本テレビ)のコメンテーターとしても活躍中。◇いしはら・そういちろうコラムニスト。“大人力”たっぷりの執筆やコメントが好評。近著は同じテーマの悩みに村上春樹や蛭子能収など賢人が答えた『日本人の人生相談』(ワニブックス)。◇こだか・ちえ心理カウンセラー。メンタルケアサロン『ピュアラル』代表。日本愛妻家協会と監修した新刊『サラリーマン妻夫木マモルの愛妻生活』(竹書房)が11月19日に発売。※『anan』2015年11月18日号より。イラスト・菜々子文・保手濱奈美
2015年11月14日タレント・蛭子能収と俳優・太川陽介のデコボココンビが珍道中を繰り広げる人気旅番組『ローカル路線バス乗り継ぎの旅』(テレビ東京系)が、来年春公開に向けて映画化されることが10日、発表された。シリーズ初の海外ロケとなる映画『ローカル路線バス乗り継ぎの旅 THE MOVIE』の舞台は台湾。三船美佳を"マドンナ"として招き、太川のリーダーシップと自由すぎる蛭子のやる気のなさが、台湾でもさえ渡る。映画の迫力を最大限生かすために、撮影は全編4K。観客が彼らと一緒に名所旧跡を旅しているかのような臨場感を狙った。舞台を海外に移しても"ガチンコ旅"のルールは変わらず。ところが……撮影時は台風21号が直撃。バスは全編運航停止という、いきなりお蔵入りの危機に見舞われてしまう。言葉の壁と乗り継ぎに加え、台風と戦いながら3人は無事にゴールまでたどりつくことができるのか。スクリーンで観客を世界一ゆるい旅へと誘う。『ローカル路線バス乗り継ぎの旅』は2007年10月からスタート。今回の映画もこれまで通り「旅のルール3カ条」(1.高速、タクシー、鉄道、飛行機、船、自転車、ヒッチハイクなど、他の交通機関の利用は禁止2.情報収集でインターネットを利用することは禁止3.ルートを決め、宿泊する宿、撮影交渉など、すべて自分たちで行う)が設けられ、3泊4日で指定の目的地にゴールすることを目指す。映画化の知らせを受け、「驚きと不安でいっぱいでした」という太川。「わざわざ映画館まで足を運んでもらって満足していただけるのか?」と不安をいだきながらも、「いくら通訳の人が間に入っても時間かかかり細部までは情報を得られない、 まどろっこしさ。地図も日本の道路地図のように細かくバス停など載っていない大まかな地図…。しかも魔の3日目に訪れた今までに経験した事の無いハプニング…!」と見どころをアピール。「喜びと落胆の乱高下!きっと楽しんでいただけると思いますよ~!」と太鼓判を押している。一方、初の海外ロケに「ワクワク」しながら臨んだ蛭子だったが、「結局言葉が通じなくてほとんど通訳の女性頼りになってしまいました」と現実の厳しさを痛感した様子。「2日目に台風が来てバスが一日中停まってしまったため、動きたくても動けない状態で歯ぎしりするばかりでした。結局最後の日に、かなりの距離を走らねばならなくなり大変でした」などと愚痴をこぼし、「4日間で目的地に着けたかどうかは映画を見て確かめてください。自分たちは一生懸命やりました」と意味深な言葉を残している。"マドンナ"枠に抜てきされた三船も蛭子と同様に心を躍らせながらの現場だったが、何よりも驚いたのは打ち合わせ資料の少なさ。数々の苦難に直面する中で「日本のバスとの違いで最後まで楽しみながらも、ずっと緊張しっぱなし」だったが、「さすがの頼れる太川さん。旅の間でいろんな相談にも乗ってくださり本当に良いお兄さん! 大好きな蛭子さんの意外な一面や優しさでみんなが笑顔に」と2人の魅力にも触れることができたという。
2015年11月10日