先日最終回を迎えた2017年10月期のドラマ『明日の約束』(関西テレビ)では、過干渉などにより子どもを支配する「毒親」が登場して話題になりました。「毒親」に悩む人は実の母からの卒業が難しく、離れがたいという現実があるように思います。今回は、「毒親」ついて考えてみたいと思います。「毒親」ドラマが続々と登場した2017年「毒親」という言葉は、医療機関のコンサルタントのスーザン・フォワードが書いた『毒になる親 一生苦しむ子供』からついたもので、子どもを支配する、子どもに罰を与えるなどして、悪影響を与える親を意味しています。2012年に親との確執を記録したコミックエッセイ『母がしんどい』が多くの共感を集め、「毒親」の問題が多くの人に知られることとなりました。最近では書籍だけでなく、映画や漫画、そしてドラマにも多く登場しています。今年のドラマでは、『お母さん、娘をやめていいですか?』(NHK総合)や『過保護のカホコ』(日本テレビ)に登場する母親が「毒親」として話題になりました。どちらの母親も、娘が可愛いがゆえに自分と同じ苦労をさせたくないというような思いから過干渉になり、「毒親」になってしまっているというものでした。どちらのドラマでも母と子の折り合いがつかない現実が描かれ、母からの卒業を遂げるという結末になっています。子どもにとっては重すぎる毒親、その内容とはドラマ『明日の約束』は、井上真央さん演じるスクールカウンセラーの藍沢日向が、教え子の不可解な死を紐解いていくというストーリー。メインストーリーとして、教え子の男子生徒がなぜ死んでしまったのか、学校や部活でのイジメの疑惑や、不穏な交友関係、そして仲間由紀恵さん演じる母親の過保護すぎる行き過ぎた愛情などが描かれました。注目を集めたのは、物語の中に登場する手塚理美さん演じる主人公・日向の母親の毒親っぷり。その一部をご紹介します。母親が日向の小さい頃に強制していた交換日記のタイトルが「明日の約束」。これが子どもにとってはかなり重い内容です。今日も日向はママの言うことを聞けない悪い子でしたね。明日はちゃんといい子になりましょう。明日の約束。その1、ママがいいと言ったお友達以外とは遊ばない。その2、ママに口ごたえしない。その3、ママをイライラさせない。必ず守るように。ママは日向が大好きです。「日向はこれから、ママの言う通りに生きなさい。日向の読む本も、遊ぶ玩具も、お友達も、全部ママが選んであげる。日向にとって、それが一番正しいんだから。明日の約束。ママの言うことを疑わない。必ず守るように。ママは日向が大好きです」。「日向も今日から12歳。小学校も今年で最後ですね。でも、大きくなってもあなたはママの娘です。これからもずっとママの日向でいてね。明日の約束。日向はママを一生、愛し続ける。必ず守るように。ママは日向が大好きです」。出典: ドラマ『明日の約束』 ドラマでは、漫画やおもちゃを捨てさせたり、自分の気に入らない友達が来たら帰ってもらったりする母親の様子が描かれ、その様子には胸が痛くなるほどでした。日向は母親からの重圧に耐えきれず、12歳になった日を最後に、母親への返事を書くことをやめてしまいます。その後、自分を守るために腕を負傷し障がいが残ってしまった母親への罪悪感から、一緒に暮らすことをやめられなかった日向。社会人になっても毒親からの支配は続きます。「あ~いやらしい。ママに隠れてこそこそ恋人作って」。日向に恋人がいることを知らされていなかったと気づいたとき、大きな声で言い捨てた言葉です。母親は娘とは良好な親子関係を築けていると信じており、日向の心の傷については理解がありません。感情の起伏が激しく、気に入らないことがあると、とげのある口調で日向を攻め立てるのです。やっとできた毒親からの卒業は29歳エンディングで日向は、母親の呪縛から卒業を遂げます。12歳でやめた交換日記の返事を29歳になった主人公がようやくできるのですが、その言葉が印象的です。「私は大きくなってもお母さんの娘です。でも、ずっとお母さんのためだけに生きることはできません。……明日の約束 私は、私のために生きていきます」。出典: ドラマ『明日の約束』 ずっと「ママの日向」でいることはできないと、母親に「NO」をつきつけた形になります。このメッセージを告げて、日向は家を出て一人暮らしを始めることになり、物語は終わります。ありあまる愛情が引き金に…。毒親ドラマはまさに反面教師ドラマの主人公・日向は29歳でようやく母親と決別することができますが、おそらく何歳になっても母親との問題に悩む人はいるのではないかと思います。ありあまる愛情ゆえに、子どもたちの人生を知らない間に支配してしまう母親たち。このドラマはそんな母親に悩む人たちに勇気を与えてくれます。母親に支配されて生きるというのは、別の言い方をすると母親に守られて生きるということ。それはとても苦しい反面、安定もしているため、逃げ出しにくいといえるでしょう。卒業するタイミングがなかなか見いだせず、何歳になっても母親に依存してしまう人は少なくありません。母親との関係性は非常に複雑なものです。日向の母親は、自らが子どもにとって「毒親」にならないための反面教師でもあるように思います。筆者も2児の母ですが、愛情を掛けることは、子どもを支配して全部道を作って決めてあげることではないのだなと改めて気づかされました。「私のために生きる」と宣言した主人公のように、子どもが子ども自身のために進んでいける道を応援する母親でありたいものです。【参考リンク】・『明日の約束』公式サイト ※FOD、カンテレドーガで有料配信中
2017年12月28日こんにちは、佐原チハルです。子どもの交友関係に口を挟む親って、モンペ(モンスターペアレンツ)のような印象もありますし、子どもにとって極端な過干渉は虐待の一つになってしまうこともあります。とはいえ、子どもを保護するのは親の役割ですし、成長するまでは保護者の介入が必要になるシーンは少なくありません。そこで今回は、お子さんの交友関係に親が介入することについて、何歳ごろまでなら大丈夫だと思うか 、ママたちに聞いてみました。●小学校の低学年まで、あとは何か起きた時だけ「親が介入できるのなんて、小学校くらいまでじゃないかな。子どもには子どもの世界があるから、あんまり邪魔しちゃうのも良くないし」こう話してくれたのは、17歳と14歳の子どもがいる40代のママさんです。「小学校の低学年くらいまでは、保護者の責任も大きいっていうか。もちろん親はいつまでも親だから、責任だってずっとあるけど、高学年くらいになればお友達との付き合い方だって自分なりにやっていってる感じだし、親があんまり介入してもいいことないと思うよ」とは言え、お友達のお家に遊びに行かせてもらったあとにはお礼をする、喧嘩をしたようであればこっそり親同士でラインし合ってみるなど、子どもには見せない範囲での小さなフォローはある程度必要かも、とのこと。子どもの邪魔をせず、あくまで表立って言動にはしないままで“しっかりと見守る” ことが大切なようです。●そもそも子どもの交友関係への介入はするべきではない「子どもの交友関係に介入、なんて、子どもが何歳でもしちゃいけないと思う」こちらは、10歳と4歳のお子さんを持つ30代のママさんからの言葉です。「下の子だって、仲のいいお友達はこの子たちとか、普段は遊ばないけどこういうことする時は一緒に遊ぶお友達はこの子とか、自分たちで考えたりして決めてる。もちろん、どんな子と普段遊んでるのかとか、喧嘩した時には怪我をしたりさせたりしてないかとか、そういうのはできるだけ把握しておくべきだろうけど。子どもには子どもの世界があるんだから、親が介入して邪魔しちゃ良くないと思う」しかしこちらのママさんは、「いざとなったら弁護士を呼ぶくらいの覚悟はしてる」とも言います。「姉の子どもが中学生なんだけど、隣のクラスでいじめがあったみたいで。そういう話を聞いたり、ニュースとか見てても、トラブルがあった時に学校の先生だけに任せちゃうのは不安だなって思って。だから、いざ何かあった時だけは全力で介入しようと思ってる。先生に話してみてダメなら弁護士さんにも入ってもらうとか」何か大きなトラブルに見舞われた時、子どもだけで解決するのは難しいこと があります。弁護士など、第三者である他の大人に頼ろうという判断は、子どもだけではなかなかできないこともあるでしょう。いざという時、子どもの選択肢を増やすための介入ができるのは理想 ですね。●「思春期にこそむしろ介入しちゃいそう……」という不安の声も「親が子どものお友達とのことにあんまり入っていっちゃうのは良くないってわかってるんだけど、うまく子離れできる自信がなくて……」こう聞かせてくれたのは、5歳と3歳の子どもを持つママさんです。「今は保育園で先生たちがしっかり見てくれてるから、親は仲のいいお友達の名前とか性格とかを知っておくくらいでいいけど、これから先学校に進んでいったら、何かあった時、どうやって子どものことを守ろうって考えると、すごく不安になっちゃうんです」思春期の頃には特に介入してしまいそうで、不安なのだそう。「思春期になったら、恋愛だってするかもしれない。恋愛したら、お友達とはまた付き合い方も変わってくるはずと思うんだけど、そうしたら、どういう時にどうアドバイスしたらいいんだろうって考えるんです。そもそも恋愛のことで親にどうこう言われるなんて最低だとは思うんですけど、もし何か大ごとに発展しちゃったらどうしようとか思うと、介入の仕方は考えておかないといけないなって。うちは上が女の子、下が男の子なんですけど、妊娠したりさせちゃったりしたらどうしようって、似たようなニュースを聞くたびに思っちゃうんです」思春期といえば反抗期 もありますし、特に恋愛ごとともなれば、下手に介入してしまえば、より大きなトラブルを招いてしまうこともあるかもしれません 。とはいえ「放っておくだけではダメだろう」「でも、どう介入したらいいかわからない」という不安は、筆者にもわかるような気もします。親の方からグイグイと介入してしまうのではなく、子どもが思春期になるまでにリスクの低い行動を取れるようアドバイスできたり、何かトラブルがった時に相談してもらえるような関係性を 築いておきたいですね。----------以上、いかがでしたでしょうか。親は、特に子どもがまだ小さい場合には、しっかりと保護してあげる必要があります。けれど自分で自分の交友関係を持てるようになった子どもたちの世界に親が介入しすぎるのは、子どものためにいいことばかりでもありません。いざという時の介入の仕方やタイミングなどは、できるだけ事前にシミュレーションしておきたいですね。もちろん、事前にシミュレーションできる範囲には限りもありますが、パートナーとも話してあってみたり、イメージトレーニングをしたり、まずはできることから始めましょう。●ライター/佐原チハル●モデル/福永桃子
2017年11月30日「『過保護のカホコ』は、私も見ていました。主人は、子ども思いでマメで、いつも一生懸命で……、実生活もあんな感じですよ。本当に無欲なんです。『えっ?何で受けなかったの!?』と、思わず言ってしまうような、“すごい仕事”をあっさり断ってしまったり。お金にも執着しませんし、物欲もない、ブランドの名前も知らないし……、あっユニクロは知っていましたね。ふつうの人なら、ヨガで瞑想をしながら、やっとたどり着けるような境地に、自然に立っているんです。不思議な人ですよ(笑)」 そう話してくれたのは、俳優の時任三郎(59)の妻・千佳さん(50)。ライフ・カウンセラーとして、日本のみならず世界を駆け回る彼女は、これまで大勢の人々の心を癒してきた。2人は’91年2月に入籍、’91年に長男、’93年に長女、’99年に次男と、3人の子どもに恵まれた。千佳さんは’10年から’12年までの2年間、東京・青山でヒーリング・サロンを開催。 現在、千佳さんは世界の聖地からブログでメッセージを発したり、日本各地でヨガのワークショップを開催したり、著書『いいことしか起きない30のルール』(幻冬舎文庫)を出版したりと、活動の場を広げている。そんな彼女の活動を支えてくれているのが、夫・時任の存在だという。 「青山でヒーリングサロンを開催していたときは、次男がまだ10歳ぐらいでした。私が不在のときは、主人が家事も育児も完璧にこなしてくれています。かえってくると、家がすごくキレイになっているので驚きます(笑)。実は彼は、高校時代に手芸部に在籍していて、縫い物が得意なんです。私が外出間際に、裾のほつれに気が付いたときも、『すぐに縫える?』と、お願いすると、さっと上手に縫ってくれたりします。わが家は、私を含めて子どもが4人(笑)。主人が父親役も母親役もこなしてくれているんです。本を出版するときは主人には相談しませんでしたが、出版後に一言だけ、『よくなる人がいれば、素晴らしいことだね』と、言ってくれました」(千佳さん・以下同) 結婚から27年。千佳さんは、“主人”という言葉を口にするたびに、表情がやわらかくなり、幸せぶりが伝わってくる。“夫婦円満の秘訣”を聞いてみた。 「自分だけやりたいことをして幸せになって、というばかりではいけないと思います。著書にもこう書きました。《恋愛における失敗の多くは、パートナーを支配することから始まります》。愛情には、『宇宙的な愛』と『地球的な愛』があると考えています。『地球的な愛』は、嫉妬したり、相手の携帯電話をチェックしたりと、愛するがゆえに相手を支配しようとするものです。『宇宙的な愛』は、本当に相手の幸せを願うものです。極端なことを言えば、相手に好きな人ができたことさえ、喜ぶべきなのです。万が一、主人から『好きな人ができた』と告白されたら、悲しみながらも祝福してあげられる自信があります。慰謝料とかで、もめたりしませんよ(笑)。もちろん、そんな事態は起こらないでほしいですし、少なくとも私から別れ話をすることはないと思います」
2017年11月11日2015年4月に、厚生労働省によって保険適用と承認された過酸化ベンゾイル製剤を用いた外用薬。「ニキビの特効薬」ともいわれる、その治療効果とは。また、どのようなニキビに適しているのでしょうか。副作用や個人輸入の有無についても解説します。新薬・過酸化ベンゾイルの特徴皮膚科で処方されるニキビ治療薬にはいくつかの種類がありますが、現状、過酸化ベンゾイルが配合された外用薬は「ベピオ」「デュアック」の2種類です。殺菌作用と角質を剥離させる作用によって、ニキビ(尋常性瘡:じんじょうせいざそう)治療に効果があるとされます。過酸化ベンゾイル配合薬が保険適用の薬として厚生労働省に認可されたのは、2015年4月と比較的最近のことです。しかし、アメリカなどの海外では50年以上前からニキビの治療薬として使用されており、現在では80以上の国で過酸化ベンゾイル製剤が承認されています。過酸化ベンゾイルのニキビ治療効果過酸化ベンゾイルを使った治療は、ニキビ治療の中でも効果を得られることが多い方法といわれています。過酸化ベンゾイルの作用によって期待できる治療効果について、詳しく見てみましょう。殺菌作用過酸化ベンゾイルには強い酸化作用があります。この作用により、ニキビの主な原因となるアクネ菌や、表皮ブドウ球菌、黄色ブドウ球菌の細胞膜を酸化させ、殺菌します。これによりニキビの炎症を鎮め、腫れを鎮静化させる効果が期待できます。従来のニキビ治療では、殺菌のために抗生物質を主成分とした薬が使われていました。しかし、抗生物質には、長く使用し続けると、その抗生物質に耐性を持つ「耐性菌」(抗生物質が効かない菌)が生まれることがあるといデメリットがあります。過酸化ベンゾイルは、その作用機序から、長く使っても耐性菌が生まれないようできています。このため、抗生物質より長期的に、また、くりかえし使用することができるというメリットがあるのです。角質剥離作用過酸化ベンゾイルは、肌の一番表面にある角質をはがれやすくする作用があります。ニキビは、毛穴の周囲にある角質が厚くなり、それが毛穴をふさいでつまることで起こります。過酸化ベンゾイルの働きで厚くなった角質が取り除かれると、毛穴がつまりにくくなり、中にたまった菌や皮脂などが外に排出されやすくなります。また、古い角質が取り除かれることで過酸化ベンゾイルが毛穴の奥まで入り込みやすくなるため、殺菌作用がより効果的に働くともいわれています。治療できるニキビの種類ニキビは、炎症の有無などで主に4種類に分けられます。そのうち、過酸化ベンゾイルが効果的といわれるのは以下のニキビです。赤ニキビ黒ニキビ白ニキビ赤ニキビとは、炎症を起こして赤く腫れたニキビのことです。皮脂のつまった毛穴の中でアクネ菌が増殖し、ニキビが悪化して炎症を起こすのです。この炎症が毛穴の中にとどまらず、周囲の組織に広がるとニキビ跡が残ってしまうため、早めに治療することが大切です。赤ニキビの炎症がさらにひどくなり、周りの組織まで広がって膿がたまると黄ニキビと呼ばれる状態になりますが、この黄ニキビには過酸化ベンゾイルは適さないとされています。黒ニキビと白ニキビは、赤ニキビになる前の段階です。黒ニキビを開放面皰(めんぽう)、白ニキビを閉鎖面皰とも言います。毛穴に角質がつまって皮脂がたまり始めている初期段階のニキビを白ニキビ、毛穴に皮脂がたまって角栓(皮脂と古い角質が混ざった状態)となったものが表皮から顔を出し、酸化して黒くなったものを黒ニキビと言います。過酸化ベンゾイルの使い方過酸化ベンゾイルは、寝る前に1日1回、顔を洗った後の清潔な状態で適量を患部に塗ります。赤ニキビの場合は炎症が広がらないよう、ニキビにつけた後にニキビの周囲にも広めに塗り広げるのが一般的です。薬が作用するまでの期間や治療にかかる期間は一概に述べられませんが、基本的に12週間以内には効果が認められるとされます。なお、塗り方や塗る量はその人の症状などによって異なるため、必ず医師に確認し、指示に従いましょう。薬の保管方法過酸化ベンゾイルを含む薬は、25℃以下の涼しい場所で保管します。薬によっては、冷蔵庫で保管することが推奨されるものもあります。ただし、凍らせてはいけないため、冷凍庫では保管しないようにしましょう。使用中の注意事項過酸化ベンゾイルを使用するときは、以下の点に注意しましょう。紫外線を長く浴びないこと服や髪の毛に付着しないよう注意すること目や口のまわりに使用しないこと過酸化ベンゾイルを使用している間は紫外線を避けたほうがよいといわれています。外出するときには帽子や日傘を使用するなど、患部を紫外線から守るようにしましょう。日焼けランプなども紫外線に当たることになるため、行わないようにしてください。また、過酸化ベンゾイルには強い漂白作用もあるため、服や髪の毛に付着しないよう注意しましょう。目や口といった粘膜のまわりにつけると、炎症を起こす場合もあります。このような部位についてしまったときは、すぐに水で洗い流してください。妊娠中・授乳中の使用妊娠中・授乳中の使用に関しては、安全性がまだはっきりしていません。そのため、授乳中に過酸化ベンゾイルの外用薬を使う場合は、授乳を避けたほうがよいとされています。ただ、米国皮膚科学会などでは、妊婦のニキビ治療には過酸化ベンゾイルが適していると発表しています。いずれにせよ、安全性が不確かであることに変わりはないので、妊娠中や授乳中の使用は避けるのが無難でしょう。過酸化ベンゾイルの副作用過酸化ベンゾイルは、以下のような副作用が報告されています。表皮が薄く剥がれる粉をふくヒリヒリ感かゆみ赤み皮膚の乾燥灼熱感このような副作用は、特に塗りはじめに多いとされています。また、他の塗り薬と一緒に使うことで皮膚の症状が悪化する場合もあるとされます。このような症状が見られたときは、すぐに医師に相談しましょう。アレルギー反応に注意過酸化ベンゾイルは、体質によってはアレルギー反応を起こす可能性もあります。顔や目のまわり、薬を塗った部分の強い腫れのほか、発疹、発熱などが現れた場合は、すぐに使用をやめて医師に相談してください。また、耐性菌が発生しないことから長く使える薬ではありますが、長期間の使用でアレルギーによる接触性皮膚炎を起こす可能性があるとの報告があります。自己判断で使用を中止するのはよくありませんが、ニキビが治ってからは使用を控えることをおすすめします。ニキビ治療に使われる過酸化ベンゾイル配合薬現在、皮膚科で処方される過酸化ベンゾイルを配合したニキビ治療薬には、以下の2種類があります。ベピオデュアックエピデュオそれぞれの特徴を簡単にご紹介します。ベピオゲル過酸化ベンゾイルを2.5%の濃度で配合している、白いゲル状の塗り薬です。デュアック配合ゲル過酸化ベンゾイルを3.0%の濃度で配合している、白から淡い黄色のゲル状の塗り薬です。過酸化ベンゾイルのほかに、クリンダマイシンという抗生物質も配合されています。エピデュオアダパレンを0.1%、過酸化ベンゾイルを2.5%で配合。白色から微黄色の不透明なゲル剤のニキビ治療薬。過酸化ベンゾイル製剤の通販はNG過酸化ベンゾイルが配合された薬は、通販などで個人輸入もできます。しかし、過酸化ベンゾイルは効果が強い一方で副作用もある薬です。また、海外の過酸化ベンゾイル製剤の中には、濃度が高く刺激が強いものもあるといわれています。以前は日本では承認されていなかったため、海外から輸入するなどの方法しかありませんでしたが、今は保険適用で処方してもらうことができる薬です。トラブルを避けるためにも、皮膚科を受診して処方してもらうようにしましょう。まとめ過酸化ベンゾイルは、世界的には1960年頃から使われているポピュラーな薬ですが、皮膚の刺激感やかゆみ、赤みといった副作用もあるため、日本では近年まで承認されていませんでした。2015年には日本国内でも承認され、現在は医療機関でも処方できる薬となっています。過酸化ベンゾイル製剤はニキビ治療への高い効果が期待できる薬ですが、刺激症状を生じる可能性のある薬剤です。初めて使用する方も、これまで通販などに頼っていた方も、安全に使用するためにも、医師の指導のもと正しく使用することが重要である。ニキビは、治療が早ければ早いほど完治までの期間が短く、また、跡が残る可能性も低くすることができます。生理現象だからと放置せず、できれば早めに皮膚科に相談しましょう。監修:楠山法子
2017年10月31日今年の夏のドラマ界を席巻した「ひよっこ」と「過保護のカホコ」。人気を牽引したのが竹内涼真さん。人懐っこいキャラクターと、気取らないストレートなトークが魅力的です。この仕事をやるからには、もちろん人気者になりたいです。現在出演中のドラマ『陸王』のロケを終えてから、スタジオに来てくれた竹内涼真さん。作中で演じているのは陸上選手。この日、走る場面ばかりを繰り返し何度も撮っていたそうで、少々お疲れの様子。それでも現場では、笑顔を絶やさず軽快なトークで場を和ませるなどサービス精神旺盛。加えて、いま自分がいる状況を客観的に捉える冷静さも。映画にドラマにと引っ張りだこの理由が、わかったような気がします。――ドラマ『ひよっこ』の島谷さんと『過保護のカホコ』の麦野君、真逆のキャラクターでしたが、どちらもすごい人気でした。ちょうど放送時期が重なっていたので、一時期ドラマ関連の話題が竹内さんに席巻されていた印象です。竹内:嬉しいです。そういう声がモチベーションになって頑張れたところもあったんです。――急激に周囲が騒がしくなって、戸惑いはなかったですか?竹内:だって僕、有名になって注目されたかったですから(笑)。――そんなあっさりと。でも、昔からモテていたでしょうし、そんなに珍しい経験でもないかと。竹内:いや、満足したら、そこで止まってしまうと思うんです。――では俳優になろうと思ったのも、キャーッて言われたいから?竹内:俳優になりたいって思った時に、やるからには有名になりたいし、人気者になりたいとは思っていました。まさかこのタイミングでこんなふうに注目していただけるとは思っていなかったですけれど。でも、いつか必ずそうなりたいと思い続けていました。――清々しいほどに正直(笑)。竹内:僕、自分で言葉にして言った方がやりたいことは叶うと信じているタイプなんです。――でも、大きな目標って口に出して目標が達成できなかったら…と思ったりはしませんか?竹内:そこをあまり考えないんですよ。「もしダメだったら」っていうネガティブ思考って、成功するためには必要ないと僕は思うんです。――もともとそういう考え方?竹内:いや、サッカーで挫折したことで変わったんです。元々はネガティブなんですよ。だからサッカー選手になれなかったんだと思います。プロになれるのって、選手になることしか考えない、すごくポジティブな人だけなんで。――それはどういう…?竹内:僕がサッカーをやめたのって、原因はケガですけれど、それが理由ではないんです。ケガをして休んでいた時、どんどん周りに追い越されていってしまい、さらにネガティブな思考に拍車がかかって…。上に行ける人っていうのは、同じシチュエーションに陥った時に、負けるもんかって思える人なんですよ。僕は、当時そうじゃなかったからサッカー選手にはなれなかった。だからこそ、俳優になってからは、意識的に物事をポジティブな方に変換して考えるようになりました。ネガティブさゆえに目標達成できなかったから、次は違う考え方をすればうまくいくんじゃないかって。そこからは迷いなく進んでこられたと思います。――サッカー選手を諦めた後、俳優を目指そうと思ったのは?竹内:もともとドラマとか映画が好きだったんです。影響されやすいんですよね。20歳の時に、僕は自分の好きなことじゃないと仕事にできないなと思ったので、サッカーが無理なら俳優になって、今度は影響を及ぼす側になりたいと思いました。――とくに影響された作品は?竹内:マーベル作品みたいな、ヒーローものですね。ちょっと現実から離れたような夢がある世界を描いたハッピーエンドが好き。もし「いまやりたい役は?」って聞かれたら、真っ先にそれを答えます。もちろん、いただける役はなんでもやってみたいですけれど。――いまは恋愛ものも多いですよね。女の子たちの理想の男の子を演じるのはどんな気持ちですか?竹内:ありがたいです。ただ、漫画の実写化の場合、原作に負けたくないという気持ちはあります。人間が演るわけだから、漫画のキャラじゃなく、自分が可能な範囲で何かをやれたらとは思っていて…。――この場面で、見た人をキュンとさせたい、と考えて演じたりすることもあるんですか?竹内:そういう時もあります。これをやったら喜ばれるかなって思って、あえてやることもあるし。でも予想を超えた反応が返ってくることも多いんですよ。ネットを見ていたりすると、自然に出た仕草がいいって言われることが多かったりします。――ネットで反響をチェックしたりするんですか?竹内:特にドラマの放送後とか、作品の感想は必ず見てます。――ネガティブな声も入ってきますが、落ち込んだりしませんか?竹内:ただ、反響を見るだけで、僕はそこにさほど影響されたりはしません。ネガティブな言葉って、入れないような癖をつけると入ってこなくなるんです。――どうしたら、入れないようにできるものなんでしょうか?竹内:癖づけることだと思ってます。僕は元がネガティブなんで、どんな小さなことでもポジティブに変換するようにしていたんです。続けているうちに癖になって、勝手にそういう思考になりました。――ちなみに、これまでさまざまなキュンシーンを演じていると思いますが、ご自身がキュンキュンする恋愛パターンはありますか。竹内:うーん、幼馴染み同士の恋愛とかどうですか。運命の出会いより、本当に家族みたいなところから急に意識し始めるっていうのは素敵だなって思ってて。あと、初めて会った時には大嫌いだったのに、いつの間にか気になっていて…とか。――一目惚れはしない?竹内:絶対しないとは言えないけれど、現実はなかなかないんじゃないでしょうか?――“イケメン俳優”と言われることには抵抗ありますか?竹内:特に抵抗はないですね(笑)。むしろ普通は言ってもらえることがない言葉だけに、ありがたいと思っています。――自分は容姿で勝負しているつもりはないのにって、傷つく人もいるようですが。竹内:僕はイケメンって、褒め言葉だと思うんで、そこはあまりわからないですね…。しかも、それをきっかけに作品を見てもらえるなら、すごく嬉しいです。たけうち・りょうま1993年4月26日生まれ、東京都出身。2013年、女性誌の男性専属モデルオーディションにてグランプリを受賞。翌‘14年にドラマ『仮面ライダードライブ』で主演。近作に、ドラマ『ひよっこ』『過保護のカホコ』、映画『青空エール』『帝一の國』などがある。2nd写真集『1mm』も好評。現在、出演ドラマ『陸王』が放送中。池井戸潤の同名小説を連続ドラマ化した『陸王』は、毎週日曜夜9時~TBS系にて放送中。竹内さんが演じるのは、大学時代に箱根駅伝に出場し注目されたが、膝を故障し、必死にフォームの改良に取り組むランナー・茂木。ランニングシューズの開発に乗り出した老舗足袋メーカーの社長・宮沢(役所広司)と彼を取り巻く人々の奮闘を描く。シャツ¥62,000パンツ¥62,000シューズ¥97,000(以上エンポリオ アルマーニ/ジョルジオ アルマーニ ジャパンTEL:03・6274・7070)※『anan』2017年11月1日号より。写真・小笠原真紀スタイリスト・添田和宏ヘア&メイク・佐藤友勝インタビュー、文・望月リサ(by anan編集部)
2017年10月26日季節が流れるのは早いもので、気が付けばあと3カ月でクリスマスです!ちなみに今年のイヴは日曜日ですよ。絶対に一人なんかでいたくはないですよね。でも、この時期に過ごすべき相手がいないというあなた、早急に恋人、もしくは恋人候補を見つけましょう。その裏技は超恋愛上手なヨーロッパ女性たちが持っています。隠れ肉食系の彼女たちの、参考にしたい恋愛技を紹介しちゃいます。大胆すぎる「押し」&「引き」は、間違いなく効果あり!まず、ヨーロッパ女性たちの恋愛を見ていて思うのは、「やりすぎでしょ!」といいたくなるくらい押し引きをしていることです。恋愛は押すだけではなく、引いてみることも大切だとはよくいいますが、それが本当に大胆すぎる!気になる人ができたら、彼女たちは最初は思いっきりアピールします。「かっこいい」だの「セクシー」だの「私たちって気が合うかも」だの、とにかく“気に入ってるアピール”をするんです。かと思えば、一旦思いを伝えたら一気に退散。こちらから連絡もしないし、そっけない態度で対応します。するとどうでしょう。最初は、「褒めてくれるけど、彼女のことタイプじゃないし面倒だな」なんて思っていた男性が、引いた瞬間に本当に追いかけてくるからびっくりです。追いかけられたらもうこっちのもの。すぐにデートのお誘いがかかりますよ。ポイントは、引くタイミングを見計らうのではなく、押した段階でイケそうな感覚を掴めようがそうでなかろうが、あとは割り切ってサーッと引くことです。この技は、長年の知り合いというより、バーや友達の紹介で出会った初対面の人に対して効果が絶大。一目ぼれしてしまった相手には結構効きます。実際に男友達を見ても、これにあからさまに引っかかっているから可笑しくなります。何でもいいから「最低5個」は褒めてみるこれもまた最初の押すタイミングで必要なことですが、とにかく褒めてみることも相手の心を捉えます。“褒める”といってもどこを?どんなふうに?なんて難しく考えてしまいがちですが、もう何でもいいんです(笑)!ここで大事なのは褒める内容というより、褒めて相手をいい気分にさせること。「優しい」だったり、「そのネクタイ素敵」だったり、性格でもファッションでも相手が喜びそうなワードをつぶやきます。彼女たち曰く、「褒められて嫌な男はいない」そうです。確かに褒められた瞬間、男性は一気にデレーっとなっていく気がします。こうして男性が気持ちよくなったら大成功。「ネクタイは本当にこだわっているからね」なーんて、プライドを出してきたらあとは相手からのお誘いを待ちましょう。ちなみに褒める箇所は、最低5個がノルマです。これくらい褒めるとほぼ男性はあなたのことが気になりだします。「好き」と思って見つめてみるシャイな女性もクールぶってしまう女性も、とにかく誰もがすぐにできる恋愛技がこちらです。嘘のような本当の話ですが、好きな人に対し、心の中で「好き」だと思って見つめてみると相手にその気持ちが届きます。思いのほかこの技を使っているヨーロッパ女性は多く、「好き好き好き」と思って相手を見つめ、しかも結構成功しています。もちろん目を見ながらが一番ですが、恥ずかしい人は遠くから後ろ姿を見るだけでもOKです。私が思うに、自分に好きだと言い聞かせることによって、その好意がさりげなく態度に出るからいいんだと思います。私の友達で、好きだと思って見つめすぎたら、思わず「好き!」と声に出してしまった強者もいますが(笑)、それほど強く想うのが大切だということです。不思議と男性がその子のことを気になりだして、いい感じにことが進んでいきますよ。まさにマジック!全然に気に掛けてないように見えて、裏ではしっかりと行動しているヨーロッパ女性たち。数をこなしているからか、彼女たちの恋愛上手さには本当に頭が下がります。最後の好きだと思って見つめるなんて、「魔法じゃないんだから」なんて思っていましたが、これが結構効くから驚きです。今年のクリスマスは日曜日。仕事を言い訳にできませんよ。とにかく一緒にいられる相手探しを始めましょう。
2017年09月28日好きな人から誘われたら、それは嬉しい。でも、相手が結婚していたりするとちょっと複雑。できれば不倫とか、そういうのには巻き込まれたくないし……。どういうつもりで誘っているのか分からないようなLINEはやめて欲しいですよね?そこで今回は、女子を惑わせた、既婚男子から届いた“無責任お誘いLINE”をご紹介します。文・塚田牧夫「温泉行かない?」「友だちの結婚式に参加したとき。そこで、私が前から気になっている男性に再会しました。でもその人は結婚しているので、何かあることを期待してたわけじゃないんです。ただ、久しぶりに話せて楽しいぐらいの感じでした。二次会にも参加。そこでビンゴ大会があったんですが、その男性が温泉のペア旅行を当てたんです。きっと奥さんと行くんだろうなと思ってました。ところが数日後、LINEで“温泉行かない?”と来たんです。えーっ!! って感じでしたよね。完全なる不倫じゃないですか? 悩みましたよね。丸二日悩みました。そしてついに決心して“行きます”と送ったんです……しかし!彼からの返事は“ごめんもう決まっちゃった”。結局ランダムに誘っていたらしく、誰でも良かったみたい。緊張して損しました」ミズキ(仮名)/28歳「一緒に行って欲しいところがある」「ある日、会社の上司からLINEが入りました。直接言えばいいのに、なんだろうと思いました。開いてみると“一緒に行って欲しいところがある”と。“どこですか?”と聞いたら、“ちょっとまだ言えない”と返ってきました。“奥さんと行けばいいじゃないですか?”と送ったら“君がいい”と。怪しいな……と思ったんですけどね。まあ上司ですから、一応了解したんです。そうしたら、行先はなんと……猫カフェ! 上司は猫好きらしいんですが、奥さんが猫アレルギーで飼えないのだそう。私が猫好きであることを知って誘ったみたいでした。楽しかったけど、意味深な誘い方だけはやめて欲しいですね」サアヤ(仮名)/26歳「富士山に登らない?」「知り合いの男性から“富士山に登らない?”というLINEが来ました。私はたまに山登りするので、それで誘ってくれたんだと思いました。車何台かでみんなで行くと言うので、OKしたんですよね。そうして当日、待ち合わせ場所に行ってみると、参加するほとんどが夫婦かカップル。車は二人きりなんです。というか、その日一日はずっとペア状態。“奥さんは?”と聞いたら“運動嫌いだから”と。正直、富士山に登るのは体力的にもキツくて、助けてもらっているうちに、ちょっといいなと思う瞬間はありましたけど。そこは割り切りましたね。次は結婚していない素敵な男性と登りたいです」アカネ(仮名)/29歳既婚男子から届いた、無責任お誘いLINEをご紹介しました。既婚者に誘われて躊躇うのは当然。無責任な誘い方はしないでもらいたいですよね。あわよくば……とか思っているような男に引っかからないよう気を付けてください。(C) naka-stockphoto / Shutterstock(C) Fabrizio Misson / Shutterstock(C) martinho Smart / Shutterstock
2017年09月25日2017年7月に放送されたNHK「あさイチ」の発達障害特集の続編として、9月24日(日)午後11:00~11:50にNHK総合テレビで 深夜の保護者会「発達障害 子育ての悩みSP」 が放送される。「あさイチ」とEテレ「ウワサの保護者会」のコラボ特番だ。出演は、発達障害の子を持つ一般&先輩ママ、有働由美子アナ、尾木ママこと教育評論家の尾木直樹さん、タレントのはなわさん。「ママ友の『大丈夫だよ~』という善意の励ましが辛い」、「夫が非協力的」、「周囲にどう伝えたらいいか?」など、発達障害の子を持つ親が抱えがちな悩みに、先輩保護者らが自らの経験で、具体的な対処法や解決のヒントを紹介してくれるとのこと。また、今回はママだけでなく、夫の本音や当事者である子どもの声も紹介するという。例えば、「悪いのはこの子ではなく、障害のせい」と「子どもと障害を別々に考える」ということで楽になったというお母さんの発言に対して、それを聞いた子どもからは意外な本音が飛び出す。子どもの生の声を放送するのは、今までほとんどなかった試み! 今回の放送は、非常に内容の濃いものになりそうだ。■同じ境遇のママと繋がることのメリット一般的に、発達障害の子育ては少数派なので、子育ての情報源が少ない。だから、こういった番組で、ママの本音や先輩ママから具体的なアドバイスが得られるのは、とても貴重なことだと思う。筆者にも自閉症スペクトラムの息子がいるのだが、以前の保育園でのことを振り返ってみると、正直、居心地の良いものではなかった。他のママの子育て話は、申し訳ないがほとんど参考にならなかったし、正直、保育士の中にも、「発達障害のことをあまり理解していない?」と思わせる先生もいた。だから、療育で同じ境遇のママ友に出会えたことは本当にありがたかった。療育では、みな似たような子育てを経験しているので、相手の気持ちは痛いほどわかるし、こちらも気持ちもわかってもらえるという安心感があった。子どものことをありのままに話せるという心地よさもあった。療育機関や小学校、病院の評判など、地域の情報が得られたり、良質な専門書について情報交換ができるのもとてもありがたかった。また、不思議なもので、「同じような境遇で頑張っている人たちがいる」と感じられるだけで、励まされ、心が強くなれた。療育ママとの座談時間は、まさに、私の癒し&パワーチャージの場であった。■療育ママだって、さまざまだが、当たり前のことだが、次第に、療育ママもさまざまなのだなと思うようにもなった。同じ発達障害でも、子どもの特性や障害の程度はさまざまだし、親の価値観や考え方も違う。子どもの障害を認めたがらないママもいたし、支援学級や支援学校に対して偏見を持っているママもいた。また、コミュニティができればできたで、その中でまた比較が生まれて、誰かが誰かの成長をうらやましいと思ってしまったり。時には、愚痴が長引いたり、悪口などのマイナス話で盛り上がってしまったり。ちょっとした違和感を感じることもあった(もちろん、こんなことは少なかったけど)。 ■自分の身近な範囲を「世界の基準」にしない同じ境遇の仲間、それは本当に心強く大切な存在だ。だが、その世界だけにどっぷり浸かっていると、自分でも知らないうちに、周囲が見えなくなってしまう危険性がある。以前 取材 した(株)アイムの佐藤典雅さんは、「発達障害児のママこそ、常に意識して開かれた視点を持つことが大切。療育だけの狭い世界に自分を閉じ込めずどんどん外の世界に出なさい」と、力説されていた。人は、自分の身近な範囲を世界の基準にし、子育てやわが子の生き方について「こうあるべきだ」と決めつけがちだ。でも、自分の知っている世界なんて、ほんのわずか。偏った価値観に縛られないためには、常に広い世界に触れる必要がある。■発達障害は、「支援すべき少数派の種族」また、以前、NHKスペシャルに出演した本田秀夫氏の著書には、自閉症スペクトラムは「治療すべき“病気”」ではなく、「支援すべき“少数派の種族”」である、という認識を持っておくことが重要 「自閉症スペクトラム10人に1人が抱える『生きづらさ』の正体」(本田秀夫 著)より一部編集して抜粋 と表現されており、なるほど! と思ったものだ。少数派の種族が多数派の種族(一般の人たち)とうまくやっていくには、まず、多数派に自分たちのことを正しく理解してもらわなければならない。そのためには、内輪で慰め合っているだけではなく、積極的に外に向けて発信していかなければならないと思うのだ。私のように、「健常児のママの悩みには共感できない」とか「自分の大変さをわかってもらえない」など、自分で壁を作って引きこもっていても、問題は解決しない。■健常児の子育てをしているお母さんにこそ、知ってほしい私は、たまたま縁あって、ウーマンエキサイトに寄稿する機会を得た。だが、今では、こうした一般の子育てサイトにこそ、発達障害の記事を掲載する意義があると思っている。「こういった子どももいるんですよ」と、普通の子育てをしているママにも、ほんの少しでいいから知ってほしいと思うのだ。私自身、上の娘(定型発達)を育てている時は、発達障害というものをまったく知らなかった。子どもというものは、親が愛情持って育てていれば、自然に優しい心を学び、真っすぐに育ってくれるものだと思い込んでいた。だから、感情の抑えられない子や暴力的な子を見ると、「親にも原因があるのでは?」などと、うがった目で見てしまったりしていた。あの時、私がこの障害のことを知っていたら、もう少し違った見方や対応ができたかもしれない。■壁を取り払うこと、隣の子育てに想像力を持つことだから、こうした寄稿を通して、発達障害の子育てを、周囲に広く知ってほしいと思っている。お互いに隣の子育てに想像力を持つことで、発達障害の子育てを一般の子育てともっと繋いでいきたいと思っている。そして、発達障害の子育てをしているママにも、一歩踏み出すきっかけになればと願っている。私自身、保育園の保護者会で息子のことを説明してからは、園での生活(私の)がずっと楽になった。児童心理学の知識があるママが役立つ情報を教えてくれたり、障害は違うけど障害児を持つママが就学相談のアドバイスをくれたり。「お兄ちゃんがそうかもしれない」と興味を持ってくれたり、「そういう子にはどう接したら負担じゃないかな?」と関わり方を知ろうとしてくれたママもいた。また、いろいろ話してみれば、健常児でも登校しぶりで悩んでいるママがいたり、お友達トラブルで悩んでいるママがいたり、離婚した元旦那と養育費でもめているママがいたり…。私は、自分の子育てばかりが大変だと思い込んでいた。でも、みなそれぞれ、いろいろな事情を抱えて生きている。壁を取り払い、隣の子育てに想像力を持つことで、見えてくる景色はずいぶんと違ってくるのだ。今回、番組の担当プロデューサーからも、「発達障害のある子を持つ親御さんに見てもらいたいのはもちろんだが、それだけではなく、周囲の人にも見てほしい。普段なかなか言えない、当事者の本音を周囲に知ってもらう意味は大きいと思っています」というメッセージをいただいた。さらに、NHKでは、今後、9月26日(火)、27日(水)に「Eテレ」ハートネットTVで「自閉症アバターの世界 1、2」が、9月27日(水)に「あさイチ」の特集で「シリーズ発達障害 どう乗り越える? コミュニケーションの困りごと」など、続々と発達障害が特集されるとのこと。今後の放送にも、注目していきたい。文:まちとこ出版社N<NHK発達障害プロジェクト 今後の放送予定>・2017年9月24日(日)午後11:00~11:50 NHK「深夜の保護者会」「発達障害 子育ての悩みSP」・2017年9月26日(火)午後8:00~8:29 Eテレ「ハートネットTV」 「自閉症アバターの世界 ①」・2017年9月27日(水)午後8:00~8:29 Eテレ「ハートネットTV」 「自閉症アバターの世界 ②」・2017年9月27日(水)午前8:15~9:54 NHK「あさイチ」 「シリーズ発達障害 どう乗り越える? コミュニケーションの困りごと」※内容は変更になる場合がありますNHK 発達障害プロジェクト 【発達障害についての記事一覧】▼大変だけど、不幸じゃない。発達障害の豊かな世界(全4回)▼「うちの子、発達障害かも!?」と思ったら(全9回)
2017年09月22日9/24(日)深夜の保護者会「発達障害 子育ての悩みSP」見どころは?Upload By 発達ナビニュース2017年9月24日(日)、NHK総合の特別番組、「深夜の保護者会『発達障害 子育ての悩みSP』」が放送されます。小・中学生の保護者の皆さんと教育評論家の尾木直樹さんが子育てについての悩みを共有しながら、問題解決のヒントを探していくEテレの人気番組「ウワサの保護者会」。NHKの通年企画「発達障害プロジェクト」の一環として特別バージョンでの放送です。今回は7/24に放送されたあさイチ「他の子と違う?子育ての悩み」とのコラボとして、あさイチで紹介された家庭のVTRを見ながら話し合いをしていきます。■周囲の理解が十分ではない中、子どもの発達障害・または特性を周囲に伝える?伝えない?伝えるならば誰にどう伝える?■子どもの気持ちにどうやって寄り添う?など、発達障害がある子どもを育てる上での困り事や悩み事から、「発達障害ってなに?」「子どもを丸ごと受け入れられるためにどうする?」といった深い内容まで、出演者・保護者の皆さんが本音で語り合います。番組の詳細はこちら!Upload By 発達ナビニュース◆番組名NHK総合 深夜の保護者会「発達障害 子育ての悩みSP」◆放送日時2017年9月24日(日) 23:00~23:50◆出演者はなわ、尾木直樹、有働由美子、高山哲哉◆サイトURL総合 深夜の保護者会「発達障害 子育ての悩みSP」(画像提供:NHK)
2017年09月22日大きな話題を呼んだNHK「おげんさんといっしょ」や、高畑充希主演ドラマ「過保護のカホコ」の主題歌「Family Song」などで今年も注目を集めるアーティスト・星野源を特集する「SONGSスペシャル」が、9月28日(木)に放送されることになった。音楽家・役者・文筆家として、その一挙手一投足が注目される星野さん。今回、通常より25分拡大で贈る「SONGS」は、星野さんの音楽の魅力が全開。全国ツアー「星野源Live Tour 2017『Continues』」の千秋楽である、さいたまスーパーアリーナ公演(9月10日)より厳選されたライブ映像を、「SONGS」独占でいち早く放送する。さらに、そんな星野さんの「ライブ愛」を熱く語るのが、熱狂を呼んだ「おげんさんといっしょ」から4か月ぶりのTV出演となる“おげんさん”。弾き語りに込めた想い、ダンスへのこだわり、自ら考え抜いた選曲・構成などについて、その全てをかけて臨むライブの魅力がたっぷりと味わえる50分となっている。“おげんさん”も登場するスペシャルを、公式Twitterもチェックしながら楽しんでみて。「SONGS スペシャル 星野源」は9月28日(木)22時25分~NHK総合テレビにて放送。(text:cinemacafe.net)
2017年09月22日2017年も9月に入り、あっという間に夏が終わりを迎えようとしています。この夏、もっとも注目を集めたドラマは、やはりあの俳優が主演のドラマでした。さらに2位にはこのドラマが初主演となるあの売れっ子女優も!?今回は、パピマミ読者に向けて『2017年夏のドラマで一番面白かったもの』というアンケートを2017年9月15日〜9月18日の間に取ってみました!469人の方にご回答いただきましたので、その結果をランキング形式で発表したいと思います。●1位:コードブルー『やっぱりコードブルーのキャストは神、9年前からなにも変わらず第一線にいるキャストを使えるのはすごい』(41歳女性/営業)『医療のドラマだけど、子どもも楽しめて、スキルじゃなくて人を中心に描いているのが素敵』(32歳女性/主婦)やはり1位はフジテレビ系列の『コードブルー』でした。シリーズ第3弾では、これまでの山P(山下智久)、ガッキー(新垣結衣)、戸田恵梨香、比嘉愛未、浅利陽介の5人に加えて、有岡大貴、成田凌、新木優子の3人をフェローとして迎え、それぞれの成長を医療の現場で見ることができる作品に。これまでも『ブザー・ビート〜崖っぷちのヒーロー〜』、『SUMMER NUDE』など夏ドラマで圧倒的な好評を得て来た”山P”主演のドラマが今回も1位となりました。●2位:過保護のカホコ『新しい観点で家族の絆を描く一方で、時代にあったテーマの斬新なドラマ』(27歳女性/自営業)『子どもへの愛によって子どもの自由を妨げてはいけないと強く身にしみました』(35歳女性/ショップ店員)第2位は『過保護のカホコ』。高畑充希演じるカホコはとにかく大事に大事に育てられた過保護な箱入り娘。そんなカホコが麦野初(竹内涼真)との恋愛を通じて徐々に一人の女性として独立し、親との葛藤もありながら少しずつ成長していく様を描いたドラマです。“モンスターペアレント”という言葉が数年前に流行りましたが、このドラマがメッセージとしているのは”親の子への愛情は、時として子の自由を阻害する”ものだということ。自分の子をどのように育てていくのか、家庭によって一概ではないからこそ、改めて子どもの成長を確認しながら関わり方を見つめていく必要性がありそうですね。●3位:カンナさーん!『次から次へと襲いかかる急展開!常にハラハラの連続でした』『お互いに価値観が違い人はどんなに偉くてもだめ。恋愛の基本を教わりました』主人公のカンナ(渡辺直美)は愛息子の麗音(川原瑛都)のために、毎日仕事も家事も懸命に行う良妻。そんなカンナに夫の礼(要潤)は浮気に借金と次々に問題を抱え、ドギツイ姑の柳子(斉藤由貴)、リストラ覚悟のコンペなど様々なピンチが押し寄せるストーリーです。どんなに人生を左右する大変な出来事があっても、前向きに”今”に励むカンナから、女性としてのたくましさと恋愛だけにいきない人としての強さを感じることができます。----------いかがでしたでしょうか。ドラマの中から私たちが日々気づかされることはいくつもありますよね。ドラマや映画の人気というのは、そのキャストの良し悪し以上に視聴者がなにを感じて口コミとなるかがもっとも大切なものと言われているようです。秋のドラマも期待して見ていきましょう。【参考リンク】・【アンケート結果(1位〜14位)】2017年夏のドラマで一番面白かったものは?()●文/パピマミ編集部●モデル/大上留依(莉瑚ちゃん)
2017年09月20日ついに最終回を迎えた、日本テレビ系ドラマ「過保護のカホコ」に主演の高畑充希(25)。同枠で10月4日からスタートするドラマ「奥様は、取り扱い注意」で主演を務めるのは綾瀬はるか(32)だが、そのバトンタッチセレモニーが9月9日に行われ話題を呼んでいる。 NHKの大河ドラマや朝ドラでのバトンタッチセレモニーはもはや恒例のイベントだが、民放キー局では異例。実現した背景には、同局の綾瀬のドラマに対する並々ならぬ期待の現れだというのだ。 「高畑さんは所属事務所の後輩ということもあり、互いのスケジュールもうまく調整できた。そのためスムーズに、イベント実現へとこぎ着けることができました。そこまでしてバトンタッチセレモニーを行った理由は、綾瀬さんのドラマを少しでも多くPRしたいがためだったといいます」(芸能デスク) 綾瀬は新ドラマで正義感が強く、一度怒ったら手がつけられない主婦役。夫役を結婚しても人気が衰えない西島秀俊(46)が演じる。 原案・脚本はV6の岡田准一(36)主演の人気シリーズ「SP」で知られる小説家の金城一紀氏(47)とあって、アクションシーンも盛り込まれているという。綾瀬にとって新境地開拓が期待される作品となりそうだ。 「主演作は多い綾瀬さんですが、このところはやや“消化不良”気味でした。代表作と言われれば、主演ドラマで映画化もされた『ホタルノヒカリ』ですからね。でも、綾瀬さんはスタッフや関係者からの受けがすこぶる良いんです。今回のドラマでは、周囲が『この作品で女優としてステップアップさせたい』と意気込むほどです」(日本テレビ関係者) 強力なバックアップを受ける綾瀬だけに、思いっきり演技に集中できそうだ。
2017年09月18日13日に最終回を迎えた日本テレビ系ドラマ『過保護のカホコ』で主演を務めた女優の高畑充希が14日、自身のインスタグラムを更新。ドラマのスタッフ&キャスト、視聴者への感謝の思いをつづり、自身も"カホコロス"になっていると明かした。高畑は「ここにいるあなたたちの誰かひとりでもいなかったら今のカホコはありませんでした。」という手書きの文字を写した写真を掲載し、「最終回のなかの、1番好きな台詞を書きました」とコメント。「結婚式での一言。私はこの台詞が口からこぼれた時、それまでカホコでしかなかった自分の心にほんの少し私自身の感情が流れ込んで来て、涙が止まりませんでした」と振り返った。そして、「この台詞は、まるまま私自身の気持ちで。今回の過保護のカホコのスタッフキャスト、誰か1人でも違っていたら、、こんなカホコにはならなかったと思うのです。そのくらい、助けられ、励まされ、本当に奇跡のような瞬間に沢山立ち会わせて貰えた夏でした」とつづり、「それが何なのか、、は、分からないけれど、何か得体の知れないキラキラとしたものを、チームみんなの力の結晶として勝ち取れたような。至極清々しい気分です。本当にみんなのおかげです。チームカホコのみんな、大好きだよ!!」とスタッフキャストへの思いを記した。また、「最後まで、カホコファミリーを見守って下さったテレビの前のみなさん。本当にありがとう」と視聴者にも感謝。「どれだけテレビの中で頑張ったって、やっぱり観てくれる人がいないと、なにもはじまらない。とにかく楽しんでもらいたい、そんな気持ちにさせてくれてありがとう。一緒にカホコを応援してくれてありがとう。ドラマを愛してくれてありがとう」と伝えた。さらに、「大好きな時間が終わってしまったのはとっても寂しいけれど、この気持ちを大切に大切に肌触りの良い生地で包んで、想い出ボックスに収納して。まるで泉ママのような。あなたの手をずっと握っていたいけど。でも離さなきゃ。一歩一歩、次へと進んでゆきたいと思います」と今の心境を説明。「柄にもなく生真面目なことを長々と書きました。ごめんねねね!笑自分に無いものを沢山持った、愛しい愛しいカホコちゃんを手放し、カホコロスなんてもんじゃないんだゼ!泉ママも顔負けだゼ!傷心の高畑は打ち上げで飲んじゃうゼ!(←飲みたいだけ笑)」とカホコロスを打ち明け、「皆様に沢山の愛をこめて。またお会いできますよう、、カホコ」と締めくくった。
2017年09月15日「最終回に向け、収録も佳境に入りました。連日、早朝から深夜までずっと撮影が続いています」(ドラマ関係者) ドラマ『過保護のカホコ』(日本テレビ系)で、高畑充希(26)の恋人役“初くん”を熱演中の竹内涼真(24)。9月6日放送の第9話では、カホコと初くんが結婚宣言。13日放送の最終回で、ついにクライマックスを迎える。 「高畑&竹内ペアは、互いに切磋琢磨し合いながら演技に打ち込んでいますね。納得できる演技ができるまで撮影が続くので、スケジュールは当初の予定より押しています。2人ともセリフが長いのでたいへんですよ。竹内さんは移動中も休憩中も肌身離さず台本を持って、セリフ覚えに奮闘しています」(前出・ドラマ関係者) 多忙を極める竹内だが、そんな彼を癒しているものが3つあるという。 まず1つ目は、実家で飼っているカブトムシ。 「この夏、実家の庭に20匹くらい大量発生したので、弟さんと一緒にカブトムシを飼い始めたそうです。よくSNSにも写真を投稿して、可愛がっているみたいですね」(芸能関係者) 少年のような意外素顔に、ツイッター上では《カブトムシ好きなところ可愛くて好き~》と悶絶する女性が殺到している。 2つ目の“癒し”は大好物の焼き肉。 「彼のお気に入りは、都内にある飲み放題付コースが3,980円からのお店。高タンパク&低カロリーの赤身肉が売りで、アスリートも多く来店しています。竹内さんも筋トレに励んでいますからね。筋肉作りの一環でもあるのか、多い時は週1ペースで通う常連のようです」(竹内の知人) そして、最後は行きつけの隠れ家バー。 「デビュー当時から竹内くんは、椅子が10席ほどしかない極狭バーに足しげく通っています。数年前からの付き合いで、店のスタッフたちとも仲良くしているようです。最近は忙しくて以前ほど来られないようですが、人付き合いを大切にする竹内くんは“20分だけでも!”と、たまに顔を出しているそうですよ。1カ月くらい前にも来店されたみたいで、『売れっ子になっても来てくれて嬉しいなぁ』と、スタッフたちが喜んでいました」(別の知人) しばらく“夜の定番”はお預けになりそうな竹内。無事にドラマを撮り終えたら、オフもしっかり楽しんで、今後も活躍し続けてほしい!
2017年09月15日高畑充希が超過保護な“究極の箱入り娘”を演じ、竹内涼真と共演した日本テレビ水曜ドラマ「過保護のカホコ」が9月13日(水)今夜の放送で最終回を迎え、カホコと初の結婚式で大団円を迎えた感動のラストにネットでは感動の嵐が巻き起こっている。本作は高畑さん演じる、何から何まで親の庇護のもと温々と生きてきた“奇跡の純粋培養人間”カホコが、全く正反対の境遇で育った竹内さん演じる画家を目指す大学生・麦野初と出会い「自分探し」をするなかで、自らの中に眠っていた本当の“力”で、家族の問題を次々と解決していく痛快ホームドラマ。カホコを“超過保護”に育てた母・泉を黒木瞳が、カホコの父・正高を時任三郎が、泉の母でカホコの祖母・初代を三田佳子が、泉の父親・福士を西岡徳馬がそれぞれ演じたほか、佐藤二朗、中島ひろ子、西尾まり、夙川アトム、久保田紗友、平泉成、濱田マリ、梅沢昌代といったキャストも出演した。最終回では三田さん演じる初代が亡くなり、家族がバラバラになっていく“危機”を迎えた根本家を救うべくカホコが奮闘。保育士の資格を取って働き、初と結婚して西岡さん演じる福士と共に暮らすと決意、結婚を許して欲しいと願うカホコを当初は拒否していた母・泉も最終的には結婚式場に駆けつけ、最後は無事家族みんなで結婚を祝う…という展開に。放送前から「今日のカホコはハンカチと携帯用意して見る」など“号泣”覚悟の視聴者が多かったようだが、感動的なシーンが続く展開に「始まって15分、もう涙止まらない」「過保護のカホコ最終回終始泣いてたわ」など冒頭から涙する視聴者が続出。1話の頃とは比べものにならないほど自らの意思を言葉にして周囲を動かしていくカホコの姿に「カホコちゃん、強くなったね」「こんなに変わったカホコが見れたのすごい…!」とその成長ぶりに驚くツイートが多数。また今回も“名言”を繰り出した初を演じた竹内さんには「竹内涼真くんのイケメン万能感はすごい」などの投稿とともに「竹内涼真ロス半端なくない?」と早くも“初=竹内ロス”を嘆く声も。そしてラストシーンは結婚から1年後のカホコと初の姿が少しだけ描かれたのだが、そこにはまるで母・泉のように振る舞うカホコの姿が。「カホコ完全にママと一致wwww」「一人称がカホコから私になってるよ!!」「カホコご飯作れるようになったんだね」と短いシーンに結婚後のカホコの成長ぶりを詰め込んだラストも好評のようだった。清々しいハッピーエンドに「気持ちいい最終回だった」「こんなに感動するドラマやったんやね」という声が、放送後もSNSには投稿され続けているほか、「カホコは続編待ちです」「season2とかでまたやってくれないかな?」など続編を期待する声が早くも上がっている。(笠緒)
2017年09月14日いつまでたっても子離れできない過保護な親が増えているようで、話題の日本テレビ系ドラマ『過保護のカホコ』を見て、「うちの親と同じ!」と共感する若者も少なくないそうです。子どもがかわいいのはわかりますが、 中には過保護が行き過ぎて「毒親」になってしまっている親もいます。みなさんの周りにもそんな親がいないでしょうか?今回は、過保護すぎる親にイラッとしたエピソードについて、20代~30代の女性たちにお話を聞いてみました。●(1)1日に何度も連絡が来る『1日に何度も母からメールや電話が来ます。友達や彼氏といるときに無視していると、連絡がとれるまで何度もしつこく「どうしたの?」「連絡よこしなさい」って来るので、うるさくて。帰りの時間も必ず連絡しないといけません。いつまでも子ども扱いしてくるのがイライラします』(25歳女性/会社員)恋人からでさえ、1日に何度も連絡が来たら面倒くさくなってしまうものですが、母親からというのもつらいですね。携帯電話が普及したことで便利になった分、親からの監視や束縛がきつくなった という人もいるかもしれません。子どものことを信用していれば、1日に何度も連絡を取る必要はないと思いますが、信用できないのでしょうか……。●(2)危ないからという理由でいろいろなことが禁止される『子どものころから、危ないからという理由でいろいろなことを母に禁止されてきました。たとえば自転車とか、友達とプールや海に行くこととか、車の運転免許を取りに行くこともダメでしたね。一人暮らしももちろん禁止。28歳になった今でも実家から出ることを許されません。このままじゃ結婚もできないんじゃないかと不安です』(28歳女性/会社員)男の子でも、危ないからという理由でボール遊びや木登りが禁止されている子は少なくないようです。それでは運動神経も育たないような気がしますが、大丈夫なのでしょうか?また、自転車に乗ることを禁止されていたため、大人になっても自転車に乗れないという人が私の友達にもいます。中高生のころ、自転車に乗れないせいで友達と一緒に遊びに出かけられなかったり、恥ずかしい思いをしたりした、と言っていました。何でもかんでも「危ない」と禁止していては、何もできない子になってしまいます。成長するに従ってそれが足かせになってしまいかねない ということも親はよく理解しておく必要があるでしょう。●(3)会社にいちいち連絡してくる『私が新卒で入社したばかりのころ、体調を崩して3日休み、出勤した日に会社へ電話してきて、「まだ体調が万全じゃないので無理させないようにお願いします」と言ったらしい。さらに繁忙期で残業が続いたときには抗議の電話を入れたようで、上司に呆れられました。今はさすがにないですが、それでも夜11時過ぎても帰らないと、「何してるの?早く帰ってきなさい!」と電話がきます』(32歳女性/会社員)これは強烈ですね。学校や職場に親が連絡してくるというのは子どもにとって非常に恥ずかしいことです。周りからの評価や評判を下げたり、下手するとイジメのきっかけになってしまったり することもあります。子どもにとって居心地の悪い環境を作ってしまわないよう、親が学校や職場の事情に介入するときには慎重になる必要があるでしょう。----------子どもを心配するあまり過保護になってしまう親の気持ちもわかりますが、せめて成人したら多少は子どもから目を離すことも必要なのではないでしょうか。いつまでも子離れ・親離れできないでいると、それによって弊害も出てきます。子どもがいくつになっても経済的にも精神的にも自立できない、家事もできない、結婚もできない……なんてことにならないためにも、親は子どもを信用し、独り立ちできるようサポートしていってあげることが大切です。●文/パピマミ編集部●モデル/貴子(優くん、綾ちゃん)
2017年09月13日カホコ(高畑充希)とはじめ(竹内涼真)の成長恋愛ストーリーでありながら、家族の愛を描くホームドラマでもある「過保護のカホコ」。ついに次回は最終回! 直前である第9話のおさらいをしてみよう。親戚中の問題に振り回されるカホコ自分の病気を家族の誰にも言わずにいた祖母・初代はついに倒れて入院してしまう。祖父・福士や泉と妹たちはつきっきりの看病が続いていた。そんな中、衛と環は離婚届を出し、糸は家を出てチェロを売るなど親戚中の問題に振り回されるカホコだった。数日後、やっと意識が戻った初代は「家に帰りたい」と泉にお願いする。今までは延命のことばかり考えていた泉だったが、その切実な思いを汲み取り、初代の願いを聞き入れることにした。第9話のクライマックス! 大好きなばあばが死んじゃった…初代は願い通りに家に帰ることができた。それでもまだギクシャクする3人の娘を見て、初代はカホコにあるお願いをする。それは初代が取っておいた3人の娘たちからのプレゼントを見せることだった。それを見て3人は思い出を話しはじめ、カホコからも「ばあばの大好きな笑顔の3人でいて」と諭され仲直りするのだった。カホコに言われて仲良し3人姉妹に戻った泉と節と環。しかし、初代は家に帰った翌日に家族に見守られながら安らかに眠ったのだった。愛しか知らない女の子と愛を知らない男の子の結末ばあばが死んでしまい魂が抜けてしまったかのようなカホコ。結婚も考えられなくなってしまったと初めに言う。そんなときに初は「こんなときだからこそ結婚しよう」とカホコにいう。結婚とはいつでも愛するということだから、最悪の今こそ結婚するべきだとカホコに言い、二人は結婚する意思を固めたのだった。過保護で何もできないカホコだったが、初に出会い、ばあばの死を経験することでようやく過保護から抜け出そうとしている。一方で、過保護という愛情をたっぷりすぎるぐらい注がれてきたカホコのバカみたいに明るくて素直な心は、ひねくれていた初の心をゆっくりと溶かしていった。過保護という切り口ではあっても「愛しか知らない女の子と愛を知らない男の子」という女子の大好物な恋愛テーマが高畑充希と竹内涼真にうまくハマっている。来週はついにカホコと初の結婚式。はたして泉は許してくれるのか? 最後にカホコは自立できるのか? 黒Tに黒のパンツというファッションで通してきた初くんのファッションはどうなるのか? などなど見所はたっぷりあるので最後まで楽しみにしたい。
2017年09月12日もはや当たり前となったドラマ公式SNSだが、最近は以前にも増してSNSでのプロモーションに力を入れる作品が増えてきた。SNSのために俳優陣が映画ポスター風の“画作り”をするなど“本気”のドラマ公式SNSをチェックすれば、よりドラマが楽しめそうだ。今年1月クールに放送されたTBS系「カルテット」では撮影裏話などはもちろん、放送開始直前には「まもなくスタート」と書かれた紙を持ったキャストの画像をUPするなど、俳優陣も積極的に投稿に参加して作品をアピール。放送日には1日に10回以上投稿されるなどSNSでのプロモーションに力を入れていた。また日本テレビ系「フランケンシュタインの恋」ではほぼすべてのツイートで出演者の画像や動画が投稿され、出演者が様々なシチュエーションで撮影した動画などで視聴者を楽しませてくれるなど、その充実ぶりには目を見張るものがあった。現在放送中のドラマ「過保護のカホコ」もSNSコンテンツが充実している作品の1つ。若い女性に人気の「SNOW」などの人気アプリを使った動画や、第8話放送のタイミングでは「波止場で呼ぶ女」と題し昭和の日本映画のポスター風の画像をインスタに投稿。本編の内容を紹介しつつ、単にドラマの紹介にとどまらない話題作りに並々ならぬこだわりをみせている。こうした取り組みはSNSで“バズる”だけでなくネットニュースなどで拡散されることでより作品を宣伝する効果につながっている。また出演している俳優のSNSアカウントや作品に関するニュース記事をリツイート。キャストが番宣で出演するバラエティの情報などもきめ細かくフォロー。さらに毎話色々なハッシュタグを作るなど、視聴者が常に番組と繋がっている感覚を演出。ネットならではの視聴者と盛り上がれる仕掛けを工夫している。「過保護のカホコ」は13日(水)の放送で最終回を迎えるが、ラストに向けてどんな投稿が上がるのかに期待したい。そして浅野忠信と神木隆之介の共演でこの秋からスタートするフジテレビ系「刑事ゆがみ」の公式SNSも注目。浅野さんと神木さんが自撮り棒で撮影する姿や、ネットでブームの「デートなう」を彷彿させる2人の姿などが溢れるSNSはドラマ本編とはまた違った楽しみに溢れながらも、ドラマの情報も入手できるようになっていて、放送が待ち遠しくなること間違いなし。ぜひチェックしてみて。「刑事ゆがみ」は10月12日(木)から毎週木曜22時~フジテレビ系にて放送。初回15分拡大。(笠緒)
2017年09月11日9月10日(日)放送、ゲストのお悩みに史上最強弁護士軍団が白黒つける人気法律バラエティ「行列のできる法律相談所」に、放送中のドラマ「過保護のカホコ」での“男気”溢れる演技が話題になっている竹内涼真をはじめ、きゃりーぱみゅぱみゅら豪華ゲストが出演する。2014年に「仮面ライダードライブ」で仮面ライダードライブ・泊進ノ介役で出演。昨年夏に放送された「時をかける少女」と唐沢寿明や藤木直人らと共演した「THE LAST COP」シリーズでのブレイクを経て、土屋太鳳と共演した『青空エール』や菅田将暉、野村周平ら同年代の若手人気俳優が揃った『帝一の國』といった映画も大ヒット。今年上半期の連続テレビ小説「ひよっこ」に出演を果たし、「過保護のカホコ」で演じている麦野初役の演技もSNSで話題沸騰中の竹内さん。そんな竹内さんだが深夜に及んだドラマ撮影の翌日、朝4時に起きなければならなかったにも関わらず寝坊してしまったという。この日は豪華俳優陣による大事なシーンを撮影する日だったというが、そんなときに優しくしてくれた大物俳優とは!?今夜の放送では宮迫博之がMCを務め、日本テレビアナウンサー・徳島えりかがアシスタントを担当。竹内さんのほか朝比奈彩、磯野貴理子、きゃりーぱみゅぱみゅ、後藤輝基、斎藤司、東野幸治、ヒロミ、渡部建といった面々が登場する。竹内さんが出演中のドラマ「過保護のカホコ」は高畑充希が超過保護に守られて生きてきた“究極の箱入り娘”の女子大生・カホコを演じて主演。カホコが竹内さん演じる画家を目指す大学生・麦野初と出会い「自分探し」をするなかで、自らの中に眠っていた本当の“力”で、家族の問題を次々と解決していくというストーリー。カホコを溺愛し過保護に育ててきた母親・泉役に黒木瞳、カホコの父・正高役に時任三郎、泉の母・初代役に三田佳子、泉の父親・福士役に西岡徳馬、さらに佐藤二朗、中島ひろ子、西尾まり、夙川アトム、久保田紗友、平泉成、濱田マリ、梅沢昌代らが出演する。同作は9月13日(水)の放送でいよいよ最終回。改めて初との結婚を決意したカホコと母・泉の最後の“対決”やいかに…「過保護のカホコ」最終回は9月13日(水)22時~日本テレビ系にて放送。「行列のできる法律相談所」は9月10日(日)21時~日本テレビ系で放送。(笠緒)
2017年09月10日この夏大きな話題となっているドラマ「過保護のカホコ」に出演している女優の黒木瞳が、9月7日(木)今夜オンエアされる日本テレビ系「ぐるぐるナインティナイン」にゲスト出演。またドラマで主演を務める高畑充希もVTRで黒木さんに応援メッセージを送る。本番組の名物企画となっている「ゴチになります!」は設定金額から最も離れた金額を食べた人が全員分を自腹で支払い、食べた料理の合計金額が設定金額と同額の場合は100万円がもらえるというもので、今年のレギュラー陣はメインMCの「ナインティナイン」岡村隆史、矢部浩之、「TOKIO」国分太一、大杉漣、二階堂ふみ、渡辺直美といった面々。今回はコレド日本橋の高級スペイン料理レストラン「サンパウ」を舞台に行われることに。前回大杉さんが見事ピタリ賞を獲得した「ゴチ」だが、なんと今週も2戦連続ピタリ賞が登場するという。出演者一同驚愕した番組史上初の大事件、果たして今夜ピタリ賞に輝くのは誰なのか?また「過保護のカホコ」で共演している高畑さんからの応援メッセージのほか、番組お馴染みのブルゾンちえみとサンシャイン池崎による食リポ、SNSで話題になっているという二階堂さんのミニスカ制服姿について世間の反応を徹底調査するなど、見どころ盛りだくさんでのオンエアをお楽しみに。黒木さんと高畑さんが共演しているドラマ「過保護のカホコ」は「家政婦のミタ」や「女王の教室」などで知られる遊川和彦が脚本を手がけ、高畑さん演じる超過保護に守られて生きてきた“究極の箱入り娘”の女子大生・カホコが、竹内涼真演じる画家を目指す大学生・麦野初と出会い「自分探し」をするなかで、自らの中に眠っていた本当の“力”で、家族の問題を次々と解決していく痛快ホームドラマ。黒木さんはカホコを溺愛し過保護に育ててきた母親・泉役で出演している。またカホコの父・正高を時任三郎、泉の母・初代を三田佳子、泉の父親・福士を西岡徳馬が演じ、佐藤二朗、中島ひろ子、西尾まり、夙川アトム、久保田紗友、平泉成、濱田マリ、梅沢昌代らも共演。前回の放送で三田さん演じる初代が亡くなり、改めて初との結婚を決意するカホコ。果たして黒木さん演じる泉に結婚を認めてもらえるのか…注目の最終回は9月13日(水)22時~日本テレビ系にて放送。「ゴチ」初参戦の黒木さんはどんな結果を残すのか…「ぐるぐるナインティナイン」は9月7日(木)19時56分~日本テレビ系でオンエア。(笠緒)
2017年09月07日現在放送中のドラマ「過保護のカホコ」に出演するなど、いま注目の若手俳優・竹内涼真が、役所広司主演の10月期放送の新ドラマ「陸王」に出演することが決定。そのほか、寺尾聰、音尾琢真、志賀廣太郎、光石研、キムラ緑子ら豪華俳優陣も参加することが明らかになった。本作は、池井戸潤の同名小説を原作にドラマ化したもの。創業から100年以上続く老舗足袋業者「こはぜ屋」四代目社長・宮沢紘一が、会社の存続を賭けてランニングシューズの開発に挑む、感動の企業再生ストーリー。宮沢紘一を役所さん、その息子・大地を山崎賢人が演じる本作だが、このほど新たにキャストが決定!物語のキーとなる陸上競技部員・茂木裕人を演じるのが竹内さん。茂木裕人は、学生時代に箱根駅伝5区を走った有力選手で、実業団「ダイワ食品」期待の新人だったが、国際マラソンで膝を痛めてしまう。そして、その原因が走法によるものと判明し、フォーム改良に取り組む中で、「こはぜ屋」のランニングシューズ「陸王」に出会うという、「陸王」開発の最重要人物だ。竹内さんは、半年前に行なわれたオーディションにて激戦を勝ち抜き、今回茂木役を射止めた。茂木裕人にすごく運命的なものを感じていると言う彼は、「怪我で一線を退いてしまうスポーツ選手はたくさんいると思います。僕もその1人でした。その中で怪我から気持ちを切らさず這い上がる茂木裕人を、僕自身の経験と照らし合わせながら自分にしか出来ない茂木を繊細に表現していきたいと思います」と意気込み。また、「テレビ中継やニュースなどではあまり描かれない選手をサポートする企業、スタッフ、シューズなど、人と人との繋がりや支え合う姿にも注目していただければと思います」とコメントしている。そのほか、茂木が所属する「ダイワ食品」陸上競技部の監督・城戸明宏役を「TEAM NACS」の音尾さん。「こはぜ屋」の経理担当、宮沢の父である三代目の頃から「こはぜ屋」の番頭を務める富島玄三役を「アンフェア」「三匹のおっさん」など数々の作品に出演する志賀さん。「こはぜ屋」が新規事業であるランニングシューズの開発に乗り出す際に、その豊富な知識で宮沢に対し数々の助言を与えるスポーツショップ経営の有村融役に光石さん。後に紹介される倒産した「飯山産業」の元社長・飯山晴之をどんなときにも献身的に支える妻・飯山素子役を連続テレビ小説「ちりとてちん」「ごちそうさん」のキムラさん。そして、「陸王」の完成に欠かせない素材「シルクレイ」を作る「飯山産業」の元社長・飯山晴之を、ベテラン俳優の寺尾さんが演じる。こはぜ屋が大手スポーツメーカーのアトランティス社と真正面から戦うのに重要な役割を果たす。なお、現在埼玉県行田市において「陸王」のドラマ化を記念した田んぼアートが実現。この田んぼアートの田植えには、今回発表された竹内さんも参加したそう。また秋にかけて徐々に黄金色に染まっていく予定だ。日曜劇場「陸王」は10月よりTBSにて放送予定。(cinemacafe.net)
2017年09月07日絵に描いたような過保護なカホコ(高畑充希)と、施設育ちのはじめ(竹内涼真)の恋愛ストーリーが毎回話題の『過保護のカホコ』。第8話では、今までカホコからはじめへの愛情ばかりが描かれていたが、一変して初からカホコへの愛がたっぷりの回となった。後半になるにつれてファンが増えていくこのドラマのヒットの秘訣を探ってみよう。ヒットの秘訣1:家族みんなが見られるホームドラマ初代・泉・カホコの3世代が登場するドラマなので、どの世代が見ても共感ポイントがあることがホームドラマの良さ。若い人たちはカホコの恋愛を中心に見ることができるし、車の送迎や愛情弁当など「私もカホコだった!」と実際に当てはまる人も多いようだ。母親世代は娘と親に挟まれて、毎日忙しく家族のために追われてしまう中間管理職のような立場を泉が代弁してくれる。ばあば世代になると、子育ても終えて自分の反省も踏まえて俯瞰で孫を愛することができるようになったり、そろそろ終活の考えどきだったりする。みんなが「こういう気持ちや状況あるな〜」と少なからず思えるのがいいのだろう。ヒットの秘訣2:脚本は『家政婦のミタ』の遊川和彦『女王の教室』(2005)、『家政婦のミタ』(2011)などのヒット作を手がけた遊川和彦が脚本を担当。社会的問題を強い女性を通してドラマにした作品で人気を得てきた。『過保護のカホコ』では、強い女性ではないが極端に過保護な女の子を主人公にしている。これらの共通点としてあげられるのが、極端な存在の女性を主人公にしていること。過去2作品ではどちらも不気味で不快の象徴のような存在であった。またもう1つの共通点としてジャンル分けしづらいドラマであること。『女王の教室』にしても学園ものとは言いづらいし、『家政婦のミタ』こそホームドラマにはくくれない内容だった。今回の過保護のカホコも恋愛ドラマと一言では言えないストーリーだ。ヒットの秘訣3:ただくっつくだけじゃない恋愛成長ドラマ第6話くらいまでは初と出会って成長するカホコが中心に描かれていたが、後半になって初の生い立ちが徐々に明かされるとともに、初にとってもカホコと出会って愛を知ることで成長している様子が描かれている。とくに第8話では、初が自分を捨てた母親に会うという重要なシーンもあった。大きな体をした竹内涼真が泣きながらおにぎりを食べ、カホコにしがみついて泣くシーンは女心を鷲づかみにした。このワンシーンで、今までカホコの思いを受け止めていただけに見えた初が、実はカホコのことをどれだけ必要としているかもわかった。結婚宣言をしたカホコと初。一方、壁となって立ちはだかるのは強敵・母泉。このバトルどちらが勝つのか楽しみだが、きっと視聴者は竹内涼真のタキシード姿を見たいと期待しているはずだ。
2017年09月05日こんにちは。婚活恋愛コンサルタントの菊乃です。ドラマ『過保護のカホコ』が人気ですね。あのドラマはまだ21歳女性が主人公。しかし、もしあのような過保護な親の元に居続けたら結婚できないまま実家暮らしで30代40代ということも。ご相談にいらっしゃる方の中には、30代で実家暮らしという方もいらっしゃいます。たまたま実家暮らしというわけでもなく、中には毒親じゃないの?と疑うような娘の人生をダメにする親と暮らしている人もいるのです。“毒親”といえば育児放棄や虐待が思い浮かぶかもしれません。しかし、アラサー以上で毒親疑惑をもたれる親の多くは、昔は子育て熱心な愛情深いお母さんぐらいに思われていて、周りは「真面目ないい人」程度に思っているケースも。それゆえ、気が付きにくいのです。●毒親の特徴3つ●(1)「結婚しなくていいから家にいて私の面倒を見なさい」高齢になると体もいろいろ不自由になります。ネットスーパーなどの便利なサービスがあっても、まず頼るのが子ども 。自分の世話をしてもらうために子どもを手放さないのです。はっきり口に出して言うかどうかは別にして、「結婚しなくていいから家にいて自分の面倒を見て欲しい」という言動があるなら離れたほうがいいでしょう。他人に迷惑をかけたくないという思い込みからなんでも自分の子どもを頼ってしまう親の場合、元気なうちに一日も早く離れないともっと手間がかかるようになります。●(2)「遠いから家から通える会社に転職しろ」実家暮らしの女性の中には1時間以上かけて通勤しているという女性も。通勤でグッタリするし、職場の人に食事に誘われても家が遠いから断る。そんなことを繰り返して気が付いたら30代。Aさんは片道2時間近くかけて会社に通っていました。一人暮らしを始めたい、会社が遠くて通勤も大変と親に訴えたら「だったら家から通える会社に転職したらいいじゃない。家があるんだから」といわれたそうです。娘のキャリアより自分の身近に置いておきたいのはもうエゴ 。Aさんは反対を押し切り一人暮らしを始め、今はステキな彼氏もできました。●(3)「独身の娘が一人暮らしだなんて恥ずかしい」「家を持って一人前」今や陳腐化してしまった古い価値観でも、それを子どもに押し付けてしまう親 もいます。独身で相手もいないのに二世帯住宅を立てているとか、一人暮らしを始めようとした娘に反対する理由が「独身の娘が一人暮らしだなんてお母さんは恥ずかしい!」というものであることもあります。●話し合いができないのが毒親の特徴こうした親を持つ子どもは、親と話し合いをしてお互いの条件を歩み寄るという経験がありません。親の決定事項に従うだけだったため、自分の意見を主張している経験が少ないのです。そもそも自分の意見がないことに気が付いていないケースもあります。今親と離れないと40代、50代になってから結婚できない理由を「親のせい」にするようになるかもしれません。家族のことは誰も口出ししないため、何が“普通”かも分からず自分が親のせいでさまざまなチャンスを逃している と気が付けない方が多いのです。●ライター/菊乃(婚活・恋愛コンサルタント)●モデル/KUMI(陸人くん、花音ちゃん)
2017年09月03日好評放送中のドラマ「過保護のカホコ」に出演中の俳優・竹内涼真が9月2日(土)今夜放送の「天才!志村どうぶつ園」にゲスト出演。「捨て犬ゼロ部」の新入部員として動物保護施設で犬たちと触れあう。また「Hey!Say!JUMP」山田涼介、伊野尾慧もゲスト出演する。同番組は志村けん、山瀬まみ、「嵐」の相葉雅紀がMCを担当、「タカアンドトシ」、「ハリセンボン」、DAIGOらレギュラー出演者とゲストたちが様々な動物の飼育に挑戦したり、動物についてプレゼンするバラエティ。番組では「捨て犬ゼロ部」という企画を行っており、これまで数々のゲストが各地の犬の保護施設などを訪れ、捨てられた犬たちと触れあってきた。今回“新入部員”として「捨て犬ゼロ部」に参加することになった竹内さんは、福島県いわき市にある動物保護施設に向かう。そこで保護された犬たちを見た竹内さんが思ったこととは?そして竹内さんが「保護犬たちのために」とあることを…放送をお見逃しなく。また「Hey!Say!JUMP」のメンバーから山田涼介と伊野尾慧も番組に登場。相葉さんが犬派、伊野尾さんが猫派に分かれ、山田さんにそれぞれのかわいさをプレゼン。果たして山田さんは犬、猫どちらを選ぶのか。その答えはオンエアでチェック。そのほか「DAIGOが行く!」では沖縄県大宜味村にある建設会社へ。そこには動物が大好きすぎる会長が。一体どんな動物がいるのか…?また森泉が動物たちのために大工仕事を行う「泉組」では北海道の紋別にある「紋別市オホーツクとっかりセンター」で森さんがアザラシのために大工仕事を行なう。竹内さんが出演するドラマ「過保護のカホコ」は、女優の高畑充希が“超”過保護に育てられた主人公のカホコを演じて主演。竹内さんはそんなカホコが大学で出会う、彼女とは正反対の境遇で育った青年・麦野初を演じている。ドラマでは児童福祉施設で育った初が母親が再会。カホコと初が本気で結婚宣言し、黒木瞳演じるカホコの母と対立関係になる展開に。終盤に向けてカホコの“自立”に向けた物語が急展開しそうだ。「過保護のカホコ」は毎週水曜日22時~日本テレビ系にて放送。「天才!志村どうぶつ園」は9月2日(土)19時~日本テレビ系で放送。(笠緒)
2017年09月02日こんにちは。恋愛・婚活コンサルタントの菊乃です。ドラマ『過保護のカホコ』が人気ですが、現実はもっとドン引きするような過保護で人生を台無しにしている子どもが大勢おります。お見合い写真を撮るカメラマンの方からお聞きした話ですが、 『就活の写真も撮るけれど、子どもじゃなくて親がカメラマンを探して、親が申し込んでくる人がいる。あれは就活もうまくいかないね』と。私もアラサーの娘を持つ親から恋愛相談が来たことがありました。本人じゃないため、お断りしましたが。親が子ども以上に就活、婚活に熱心でそのために主体性がなさ過ぎてうまくいっていない事例は多いです。子どもは真面目で高学歴の場合もあり、周りからは「良い家族」と思われている場合も。親の人生を歩み自分の人生を生きない子どもの過程はこんな感じです。●(1)親のために就職をする親が子どもの進路に口を出すのはよくある話です。こんなことを言われたことはないでしょうか?「お前はのんびりしているから民間企業じゃなくて公務員が向いている」「どこでも仕事に困らないから薬剤師がいい」「銀行は安定しているから」「安定している企業が良い企業」これを一意見として参考にする分にはいいでしょう。ここで親の意見を鵜呑みにして、その通りに就職します。就職できればまだいいですよね。仕事は親がカバーしません。その仕事を通して親離れして自立する こともあるでしょう。●(2)親のために結婚しようとする「親が反対したから20代に付き合っていた彼氏と別れた」「私の親のことも大事にしてくれる男性がいい」「親が結婚しろとお金を出して結婚相談所に入会させた」など、結婚がすべて“親”ありきの女性がおります。理想の男性の条件でいう収入、家柄、学歴など探っていくと全て「親がいいというから」。ここで自分が親のペットであること に気が付いてほしいのですが……。●(3)親のために離婚をしようとする仮に結婚しても困ったことがあればまず親に相談して、子どもができても教育方針は夫より自分の親に相談 。そんなことが続けば夫婦関係は冷めていきます。そして離婚し実家に戻る。「良い会社」「良い男」「良い人生」の「良い」っていうのが自分にとっての理想ではなく親の理想のまま。いつ、自分の人生を歩むのでしょうね。●ライター/菊乃(婚活・恋愛コンサルタント)●モデル/沖まりね
2017年08月31日加穂子と初(はじめ)がめでたく付き合いはじめたにも関わらず、加穂子の家族と親戚はたくさんの問題を抱えていた。自由放任主義宣言した母・泉とはギクシャクしたままだし、いとこの糸は親とも話さず毎晩夜遅くまで遊んでいる。そこに、ばあばの病気まで発覚したのだった。就活どころか立て続けに起こる加穂子の家族問題自分の就活も決まらないのに、家では母親に放任主義宣言をされた加穂子。初めてのお弁当はお米にふりかけと缶詰、バナナというありさまだ。今まではなんでもママに話していた加穂子だが、ママにも相談できない家族問題が勃発していた。実はばあばが心筋症でいつ死んでもおかしくない状態だということを加穂子だけが知ってしまったのだ。しかも、ばあばは誰にも知られたくないと言っている。今まで通り、みんなで集まれることが楽しみというばあばのために、なんとか糸の誕生日にはみんなを集めたい加穂子だった。孫や娘としては素直で可愛い存在の加穂子だが、友だちになれるかというとちょっと疑問。大学時代、飲み会のたびに毎回最寄り駅まで連れて行かないと帰れない同級生を思い出してしまった。そんなことでは恋は成就できても、就活は成就できないのでは…。誰にも知られずにこのまま死にたいおばあちゃん加穂子に病気のことを知られてしまい、町内会のお芝居のためとついうそをついてしまったばあば。慌ただしく展開するこのドラマの中では、三田佳子演じるばあばがかなりの癒しになっている。加穂子に苦し紛れのうそをついているとき、「ばあば大女優になれるかしら」と本物の大女優が笑っていうセリフは、美しすぎて感動すら覚えた。加穂子に「ハグをして」とお願いする可愛いおばあちゃんでありながら、ハグしているときに「誰にも言わないでほしい」と念を押すなど策士な一面もあり、いつかこんなおばあちゃんになりたいと思わせてくれる。今の時代、自宅で死ぬことはかなり困難だ。救急車に乗せられて病院に行ったら最後、手術と入院を繰り返して一度も家に帰れないこともある。病気という運命を受け入れて、安らかに眠りたいというばあばの夢は叶うのだろうか。泉の本音炸裂! 仲良し仮面をつけていた親戚同士がついにバトル加穂子が糸の誕生日会に来てくれるようにとがんばっている姿を見て、妹や義弟たちに連絡をし、みんなに集まるように説得をする泉。初の助けもあり、糸をなんとかばあばの家に連れてくることができ、いつも通り誕生日会に親戚一同が集まることができたのだ。しかし、「いい人ぶって偽善者ばかり」と大人に生意気を言う糸に、ついに泉が「私も糸のこと好きじゃない」と爆弾発言。これにより糸の母・節が泉に食ってかかり、二人を泉の夫・正高がなだめようとした。しかし今度は、環の夫・衛と節の夫・厚司が正高のことを「エリートぶって上から目線」と言い出すまでに。そして矛先はなぜか加穂子に向かってしまうことになった。家族や親戚だけでなく人間関係には、今まで言わずにいたからこそ保たれていた均衡というものがある。表面上はうまくやっているように見えても、実はお互いがお互いのことを少しずつ良く思っていないなんてことはよくあること。そんな関係を見たくないと背ける加穂子、鼻で笑ってほら見たことかと思う糸、良くも悪くもいつも口火を切る泉、この親戚一同は今後どうなっていくのだろうか。
2017年08月30日人気ドラマ『過保護のカホコ』(日本テレビ系)で、大ブレイク中の竹内涼真(24)。高畑充希(25)演じるカホコの同級生で画家の麦野初くん役を好演している。 「カホコの母親役の黒木瞳さん(56)や祖母役の三田佳子さん(75)ら、“お母さん・おばあちゃん世代”も竹内さんにもうメロメロになっているんです。みんな竹内さんのことを“涼ちゃん”などのあだ名で呼んでいて、とっても可愛がっている様子です。演技にストイックな黒木さんですが、竹内さんのことは俳優としても認めているのでしょう」(ドラマ関係者) そんな竹内フィーバーの中、注目されるのは彼女の存在。ドラマの収録現場でももっぱら彼の恋愛事情が噂になっているという。 「最近まで竹内さんのスマホ待ち受け画面が、20歳前後くらいの綺麗な女の子の写メになっていたんです。目鼻立ちのはっきりした美人で、竹内さんと“お似合いカップル”に見えました。それを見てしまった周囲の女性スタッフは『やっぱり彼女いたんだ……』と本気で残念がっていました」(前出・ドラマ関係者) この“年下美女”は、いったい誰なのだろうか。 「あはは!それは彼女じゃなくて、竹内くんが溺愛している妹さんですよ(笑)。彼はいま仕事が楽しくて恋愛どころではないみたいなので、当分彼女は作らないんじゃないでしょうか。浮いた話も全然聞きませんし、とにかく真面目な性格ですからね」(竹内の知人) 待ち受け画面を妹にしていた竹内だが、そんな“家族想い”な一面も好感を呼んでいる。 「長男の竹内くんには、4つ下の妹さんと8つ下の弟さんがいるんです。少し年が離れているということもあり、竹内くんは幼い頃からしっかり者のお兄ちゃんだったみたいですね。妹さんはSNS上でその美人ぶりが話題になっていましたし、テレビ出演を果たした弟さんもお兄ちゃん譲りのイケメン。竹内さんは売れっ子になってからも、都内にある実家によく帰って“家族孝行”を欠かさないと聞いています」(前出・知人) ドラマの収録秘話を探れば探るほど、竹内の“愛される理由”が見えてきた――。
2017年08月30日「竹内さんはいつも差し入れを持ってきてくれるんです。“竹内涼真さんから”と貼り紙をしておくと、ものの5分でなくなってしまう人気ぶりですよ」(ドラマ関係者) 人気ドラマ『過保護のカホコ』(日本テレビ系)で、大ブレイク中の竹内涼真(24)。高畑充希(25)演じるカホコの同級生で画家の麦野初くん役を好演している。同世代だけでなく、年上世代、そしてさらに男性からも愛されているという竹内。その人気の陰には、誰もが夢中になってしまう素敵な素顔があった――。 まず同世代を虜にしているのは、彼のその純粋さだ。 「8月中旬、カホコの従妹役・久保田紗友さん(17)との“押し倒し&キスシーン撮影”があったんです。久保田さんは堂々としていましたが、竹内さんは顔を真っ赤にしてタジタジ。しかもその日は正確に言うと唇は重ねない“寸止め”状態。それでも照れまくる竹内さんの“うぶ”な姿を見て、若い女性スタッフたちは興奮しきっていました(笑)」(前出・ドラマ関係者) 竹内の“胸キュン素顔”に悶絶しているのは、若い女性だけではないようだ。 「カホコの母親役の黒木瞳さん(56)や祖母役の三田佳子さん(75)ら、“お母さん・おばあちゃん世代”も竹内さんにもうメロメロになっているんです。みんな竹内さんのことを“涼ちゃん”などのあだ名で呼んでいて、とっても可愛がっている様子です」(前出・ドラマ関係者) 大御所女優2人に可愛がられている竹内は、現場では“ムードメーカー”的な存在だという。 「黒木さんや三田さんはじめ、時任三郎さん(59)や濱田マリさん(48)など、錚々たるベテランメンバーですから、撮影中はピリっとした空気になることもあるんです……。そんな時は竹内さんがお茶目な冗談を言ったりして、現場を和ませています。事務所の先輩でもある高畑さんも最初は緊張していたのですが、竹内さんが上手くフォローしてあげていますよ」(前出・ドラマ関係者) さらに“稀代のモテ男”竹内のファンは異性だけに留まらない。 「彼のすごいところは“男ウケ”も抜群なところ。彼は5歳からずっとサッカーチームに所属していた“生粋の体育会系男子”だけに、男性とのコミュニケーションとか距離の取り方が絶妙なんですよね。上下関係を重んじる男社会のしきたりもしっかり叩き込まれていますから、共演者の先輩俳優からも気に入られていますよ」(芸能関係者) ドラマで共演している佐藤二朗(48)も、その魅力にどっぷりハマっているうちのひとりだという。 「竹内さんは佐藤さんのことをお兄さんのように慕っていて、佐藤さんもそんな竹内さんのことが可愛くて仕方ないようです。そういえば、竹内さんのことを“涼ちゃん”と呼び始めたのも佐藤さんでした。あまりにも仲が良いので『デキてるんじゃないの(笑)』って、からかう人がいるくらいです」(前出・ドラマ関係者) 老若男女問わず愛されてやまない竹内。今後も彼から目が離せない!
2017年08月30日水曜ドラマ『過保護のカホコ』(日テレ系)を見ていて、「この子、私みたい…」と感じる女性も少なくないのでは?両親から大事に大事に育てられた影響で、自分で物事を決められない、人の意見を聞かないと安心できない、何かにつけて自信がない、などなど。自分らしく生きるとはどういうことなのでしょうか。過保護に育てられた女性の実例や、悩みを乗り越える方法をご紹介していきます。◆大事に育てられたゆえの悩みとは?両親から愛情をたっぷり注がれて、成長したTさん(28歳/事務職)。「何かを選ばなければならないときは、いつも母に決めてもらってたので、ものすごく優柔不断なんです」常に親に決断をゆだねていたため、何事も自分で決められないし、超がつくほど受動的だという彼女。「男の人に告白されたけど、付き合っていいかわからず、返事を引き延ばして相手をイライラさせたことがあります。私がいいなと思った人には、自分から声をかけたりできないので、陰から見守るだけで全く進展しません」チャンスがあっても自ら逃してしまうし、気になる人に対しても積極的になれない…そんな自分を歯がゆく思っているようです。「自分に自信がなくて、価値のない人間だなと思います。本当、何もできなくて情けなくなります…」引っ込み思案を通り越して、自分に無価値観を抱いている様子。これは危険な兆候かも。「強引なアプローチには弱いので、押されまくって付き合ったことがあります。彼はすごく束縛してくるタイプで、私の行動に口出ししてきたり、男友達の連絡先を消せって言われたり。ただ、何でも決めてくれるから楽と言えば楽で、依存しちゃいそうでした」これも過保護すぎる親の影響なのか…悩みは次から次へと出てきます。◆カホコ系女子の悩みを解消するには◎自分から親離れするまず、やりたいことに挑戦できる自分をめざしましょう。親の期待に応えなくてもいい、親をガッカリさせてもいいと、自分を許すことをおすすめします。ドラマには、カホコが「人を幸せにするための仕事」がしたいと言い、自分に合う仕事を探すシーンが登場しました。たとえ、なかなか上手くいかなかったとしても、彼女のように「したいことをしよう」と決意するのは大事。あらゆることを経験し、何度も失敗を繰り返すうちに「できること」が増えていって、自信がつくでしょう。決断できない場合は、魅力的だと感じたことを、とにかく試してみてください。そして、イヤなことはイヤと伝える努力も必要。ただうなずくだけではなく、恐れずに首を横に振るのです。恋愛も同じ。いくつもの片思いや交際を経験する中で、たったひとりの運命の人が見つかる可能性に賭けてみましょう。◎親に子離れしてもらう自立したい、自分はもう大人だと思っていても親からするとまだまだ子ども。何をするにも親の承諾や理解を得ないと物事が進まないという人もいるはず。でも、親にも子離れしてもらわないと自立は難しいもの。今まで相談して決めていたいろいろなことを、まずは一人で決めて実行してみてください。どんな些細なことでも構いません。そうすることで、親に「一人でもできる」と示しましょう。もし実家住まいなら、一人暮らしを始めるのもいいと思います。◆終わりに「恋愛がうまくいかない」と感じている女性のみなさん。『過保護のカホコ』を放送している今は、現状から抜け出すチャンスかもしれません。「どうせ私は…」なんて諦めるのではなく、できることから一つずつ試していきましょう。最愛のパートナーを見つける頃には、親との関係が良好になっている可能性もあります。人生を最大限に楽しむためにも、居心地の良い環境をつくりあげていってくださいね。ライタープロフィールsacchi異色の経歴をもち、現在は一児の母とピアノ講師、ハンドメイド作家をかけもちするライター。音楽、美しいものや可愛いもの、綺麗な景色などが特に好きで、何にでも好奇心旺盛なアラサー女子です。人やものとのさまざまな出会いの中で、さらに人間を磨いて日々精力的に活動中。
2017年08月23日竹内涼真くんの胸キュン行動以外に、行き過ぎたカホコへの過保護っぷりも話題となっているドラマ『過保護のカホコ』。今回は、もはや娘のためではなく自分のためとも思える母・泉の行動を振り返ってみよう。娘の加穂子を自分の思い通りに育てる母・泉朝、起こしてあげることから始まり、着ていく洋服も泉が選ぶ。駅までの車での送り迎えも欠かさずして、夜には加穂子の幼いときのビデオを二人で見るのが日課だ。今、加穂子は就職活動中だが、極度の過保護のせいで一向に内定が決まらない。そんなときにも泉は、夫の会社にコネ入社を頼んだり、大学の就職課に一緒に行ったり、挙げ句の果てにはインターンシップ先にも様子を見に行く始末。加穂子の就職が決まらなそうだと思うと、「花嫁修行をして家族を幸せにするのも立派な仕事」と言い出すはめに。厄介なのが自分が過保護だという自覚がないところ。私はどんな危険からもあの子を守りたいだけと言い、夫が口出ししようものなら「なんであの子を不幸にしているみたいな言い方されなきゃいけないの?」と逆ギレをするからたまったもんじゃない。自分のテリトリーの外に出るとめっぽう弱い泉家では女王のような振る舞いをする泉だが、強気でいられるのは自分のテリトリー内だけ。一歩外に出ると性格も一変し、声と態度が一気に小さくなる。夫の実家では加穂子を通じてしか話さず、加穂子の大学の就職課や、夫の会社に行ったときにも、消え入るような声でしか話せなくなる。しかし、自分のテリトリーである実家では長女として権力を振るう。三姉妹のなかでも優位に立ちたいため、妹の子どもの糸ちゃんがチェロで優秀だとみんなが盛り上がると、途端に話を切り替え仕切り始めるのだった。泉が過保護な母から放任母に変身!?第6話では過保護な泉に変化が訪れた。加穂子の自立宣言を聞いて「もう、私のことは必要じゃないみたい」とショックを受けた泉は、実家へと家出をしてしまう。夫の説得には応じない泉だったが、母・初代からの言葉と、娘・加穂子から「ママの愛は宝物で偉大」と言われて家に帰ることにした。しかし家に帰ると、散らかった部屋を一気に掃除して、今度は泉が自由放任主義宣言をした。「ママは金輪際口を出さないから。頼りたいときだけ頼るのはやめてよね」と夫と加穂子に言い放ったのだった。行き過ぎた過保護の泉に批判が集まる一方で、「私は泉さんのこういう気持ち、すごく解るのよ。だから嫌いになりきれないの」「不器用なんだよ、泉さん。完璧かナッシングしか出来ないひとなんだよ」「もはやカホコより泉に興味津々な今日このごろ」「私の身体の中の泉のDNAが騒いでいる」など共感や憎みきれないとの声もSNSでは多くあがっている。今後は母と娘の関係にも注目していきたい。
2017年08月23日