旅先での見知らぬ人との交流はいい思い出になりますよね。その縁が旅行後も続いていくこともあるでしょう。アメリカのフロリダ州に住むザハイディ(unforgettablemind)さんとパコさん夫妻は、旅行でプエルトリコを訪れました。2人は、夫婦水入らずでのんびりとリラックスした時間を過ごせるのを楽しみにしていたのだそう。ところが夫婦の旅は、あるハプニングによって予想外の展開になったのです。目の前で車にはねられた子犬滞在中、ザハイディさんたちが車で移動をしていた時のことです。彼女たちは目の前で1匹の子犬が車にはねられるのを目撃。はねた車はそのまま走り去ったといいます。2人はためらうことなく、車を降りてはねられた子犬を保護し、動物病院へ連れて行きました。幸い子犬は骨折はしていませんでしたが、ケガをしていて、治るまでには6週間ほどかかるとのこと。オスの子犬はガボくんと名付けられ、入院してワクチン接種や去勢手術も行いました。ザハイディさんたちは地元の動物保護施設でガボくんを預かってもらおうとしますが、どこも満員で受け入れてくれません。そうしているうちに、彼女たちの旅の終わりが迫ってきます。2人の頭には、ケガをしたガボくんをまた路上に放すという考えはありませんでした。彼女たちはガボくんをアメリカに連れて帰り、家族として迎えることにしたのです。@unforgettablemind How did we go from a relaxing vacation in #puertorico to rescuing AND flying back home with a new dog #dogsoftiktok #dogsoftiktok #fy #fyp #fypシ #puppytiktok #puppydog #puppiesoftiktok #viral #adoptdontshop #adopt #shelterdog #shelter #follow #viraltiktok #straydog #stray #veterinarian #vet #rescuedog #rescue #rescueanimals #sato #saveasato #boricua ♬ Jackass - TV Theme Playersこの動画には、ザハイディさんたちの優しさと行動力に称賛の声が上がっています。・なんて素晴らしい人たちだ!この世界はまだまだ捨てたものじゃないんだな。・あなたたちがその時、その場所にいたのは運命だと思う。・とってもかわいい犬!貝殻よりもずっといいお土産だね。ザハイディさんたちは犬が大好きで、自宅では4匹の保護犬と暮らしているのだとか。5匹目の愛犬となったガボくんは先住犬たちとも仲よくなり、庭を走り回って遊んでいるそうです。いろいろな偶然が重なり、ザハイディさんたちの家族の一員となったガボくん。旅先で夫妻がガボくんに出会ったのは、運命だったのかもしれませんね。[文・構成/grape編集部]
2023年08月21日アメリカには各州に動物保護施設があり、多くの保護動物たちが里親との出会いを求めています。ところが、ルイジアナ州にある『ルイジアナSPCA』のTikTokに投稿された、ある保護犬の動画にはこう書かれていたのです。ソックスには新しい家は必要なかった。2023年7月、『ルイジアナSPCA』に1匹のオス犬が預けられました。施設ではその犬をルイヴィトンくんと名付けて、いい家族と出会えることを願い、里親の募集を始めます。するとまもなく、「その犬は我が家の愛犬です」いう女性が連絡をしてきたのです。女性によると、犬の名前はソックスくんといい、数週間前に行方不明になってしまったのだそう。ソックスくんがいなくなって以来、家族は混乱し、もう1匹の愛犬はあまりごはんを食べなくなったといいます。『ルイジアナSPCA』が投稿したソックスくんの動画を見た人が、地域の交流サイトを通じて女性の夫に知らせてくれたとのこと。動画に映っているのがソックスくんだと確信した家族は、「どうしたら彼を家に連れて帰れるか教えてほしい」とすぐに連絡をしたのです。こうしてソックスくんは、約1か月ぶりに家族と再会することができました!@laspca Socks didn’t need a NEW home. He needed HIS home. #reunion #rescuedog #shelterdog #tiliseeyouagain #shelterlife #share #nextdoorapp #nextdoor ♬ See You Again (Piano Arrangement) - Alexandre Pachabezianやっと家族に会えた喜びを全身で爆発させるソックスくん。家族にとっても、その喜びは同じでしょう。『ルイジアナSPCA』は「ソックスには『新しい』家は必要なかった。彼は『彼の』家が必要だったのです」とつづり、動画を投稿。祝福と感動のコメントが寄せられています。・ソックスくんが「ほら、いったでしょ!僕には家族がいるっていったじゃないか!」って叫んでいるのが分かる。・ソックスくんは間違いなく、家族に愛されているっていえるよ!・嬉しくて涙が出た。多くの迷い犬は家に帰れないけれど、この犬は帰れたんだね。『ルイジアナSPCA』は、「単なる『シェア』がどんな影響を与えるか、あなたは知らないでしょう。このような素晴らしい再会が実現するかもしれないのです」と動画をシェアしてくれた人たちへの感謝をつづっています。里親を求める保護動物の中には、ソックスくんのように家族と離ればなれになった動物もきっといるはずです。その中には家族との再会を果たせないまま、新しい里親の元に引き取られる動物もいると思われます。保護動物を引き取ることはできなくても、投稿をシェアすることは難しくないでしょう。ソックスくんのような幸せな動物が1匹でも増えるように、それぞれができる方法で協力していきたいですね。[文・構成/grape編集部]
2023年08月07日アメリカのテキサス州にある動物保護施設『ダラス・アニマル・サービス』。この施設でボランティアをしている女性(dallasadoptsdogs)は、保護犬たちに家族ができることを願い、Instagramで里親募集中の犬たちを紹介しています。女性がいつものように、犬たちと過ごすために施設を訪れたある日のこと。彼女は1匹のオス犬に目を留めました。犬の名前はエージェントくんといい、彼女は「この子の犬生の始まりはつらいものだったのだろう」と感じたといいます。彼女がエージェントくんの部屋に入ると、とても人懐っこい彼が大喜びで歓迎してくれました。彼女はすぐに、エージェントくんが床に散らばったおやつにはあまり興味がなく、それよりもお腹をなでられるのが大好きだということを知ったそう。こうして彼女はエージェントくんのお腹をなでながら、楽しい時間を過ごしていました。するとまさにその時、エージェントくんの運命を変える出来事が起きたのです。 この投稿をInstagramで見る DALLAS SHELTER VOLUNTEER(@dallasadoptsdogs)がシェアした投稿 ちょうどその時、施設を訪れていた家族が、楽しそうに遊ぶ女性とエージェントくんを見て足を止めたのだとか。そしてエージェントくんのことを気に入った家族は彼を庭に連れ出して、そのまま里親になったのです!女性は「今日、とんでもないことが起こりました」と感極まって動画を投稿。エージェントくんへの祝福のコメントがあふれています。・おめでとう、エージェントくん!素晴らしい話で泣きそうになったよ。・彼はお腹をあなたに委ねた結果、多くの人のハートを勝ち取ったね!・あなたがこの犬を救ったんだよ。ありがとう。女性はこれまでにたくさんの保護犬たちと関わってきましたが、このように里親が決まった犬は初めてだそうです。家族が通りかかった時、もし彼女がエージェントくんと遊んでいなかったら、彼の人懐っこさや、かわいらしさは気付いてもらえなかったかもしれません。これからエージェントくんは、新しい家族にいつでもお腹を好きなだけなでてもらえることでしょう![文・構成/grape編集部]
2023年07月31日アメリカのワシントン州にある動物保護施設『タコマ・ヒューメイン』。2023年7月、たくさんの保護動物が収容されているこの施設に、長い行列ができました。施設に入るために建物の外に並んでいる人たちは、年齢も性別もさまざま。しかし、彼らの目的は同じでした。なぜこんなにも多くの人たちが並んでいたのでしょうか。実際の様子がこちらです。@tacomahumane 287 pets in new, loving homes!! Thank you to our community for all the ways they've supported us during this emergency call-out #ShelterPets #WA #Tacoma #TacomaWA #AnimalShelter ♬ Don't Let Me Go - Lane 8 & Arctic Lakeこの日、長い列を作っていた人たちは全員、『タコマ・ヒューメイン』にいる保護動物たちの里親になるためにやってきたのです。実は、数日前に『タコマ・ヒューメイン』はソーシャルメディアで緊急のメッセージを発信していました。施設で保護している動物が増えすぎてしまい、収容するスペースがなくなってしまったのです。7月18日の時点で、『タコマ・ヒューメイン』では同月だけで460匹の動物を引き取ったのだそう。1匹用の部屋に2~3匹の犬を入れたり、動物をキャリーボックスの中に入れたまま、床に並べざるを得ない状況になったりしたのだとか。この非常事態に、『タコマ・ヒューメイン』は1週間の特別譲渡イベントを開催。養子縁組にかかる手数料を無料にして、「予約なしでいつでも施設に来てください!」と呼びかけたのです。するとその投稿が拡散され、動物たちを引き取るために地域の人たちが施設に続々とやってきたのでした。その結果、譲渡イベント期間中になんと287匹の動物たちに新しい家族が決定!これは『タコマ・ヒューメイン』の135年の歴史の中で、1週間で里親が決まった動物の最高数だということです。 この投稿をInstagramで見る Tacoma Humane(@tacomahumane)がシェアした投稿 動画には「素晴らしいコミュニティだ!」「私も動物保護活動をしているけれど、こんなのは見たことがない」「感動して泣いてしまった」などの声が上がっています。『タコマ・ヒューメイン』のスタッフたちは譲渡イベントの初日から、涙をこらえるのに必死だったそう。「素晴らしい反応を見せてくれた地域のみなさんに、言葉でいい尽くせないほど感謝しています」とつづっています。また、この期間中、たくさんの動物に里親ができただけでなく、寄付金やボランティアの申し込み、一時的な仮里親の申し出なども寄せられたのこと。多くの人が、「動物たちのためにできることをしたい」という気持ちを行動に移したのですね。このイベントによって、『タコマ・ヒューメイン』の非常事態は一時的に解決しましたが、施設には毎日、何匹もの捨てられた犬や猫が到着するといいます。いつの日か、施設で収容される動物がゼロになる日がやってくるといいですね。[文・構成/grape編集部]
2023年07月31日犬は人の言葉を話しませんが、感情を表情で伝えてくれる気がしますよね。嬉しい時、悲しい時、機嫌が悪い時など、犬たちはさまざまな表情を見せてくれるでしょう。2023年の初夏、アメリカのノースカロライナ州に住むリンジー(hangingwith_henry)さんは、1匹のメス犬を家族に迎えます。キットちゃんという犬はトルコの路上で暮らしていたところを保護されました。ガリガリに痩せていて、ひどい皮膚病を患っていたといいます。また前歯がすり減っていて、すべて抜歯する必要がありました。そんなキットちゃんのことを知ったリンジーさんは里親になることを決意。キットちゃんはトルコの動物保護施設からはるばるアメリカへとやってきました。140万件を超える『いいね』が集まった、リンジーさんの家族となったキットちゃんの姿がこちらです!※動画はInstagram上で再生できます。 この投稿をInstagramで見る Henry + Kit(@hangingwith_henry)がシェアした投稿 まるでニッコリとほほ笑んでいるような表情を見せるキットちゃん。口元が笑っているように見えるのは前歯がないからでもありますが、リンジーさんを見つめる目はとても幸せそうです。キットちゃんは同年6月現在も、慢性の感染症のため多くの毛が抜けているのだとか。それでも症状は薬による治療と1日おきの入浴によって回復してきているといいます。※画像は複数あります。左右にスライドしてご確認ください。 この投稿をInstagramで見る Henry + Kit(@hangingwith_henry)がシェアした投稿 この投稿をInstagramで見る Henry + Kit(@hangingwith_henry)がシェアした投稿 キットちゃんの外見は子犬のように見えますが、推定年齢は10歳前後とのこと。保護される前の生い立ちは知る由もありませんが、おそらく繁殖に使われた後、役目を終えて捨てられたのではないかと思われるそうです。リンジーさんは「そんな過去があったにもかかわらず、キットは絶対的な天使です」とつづっています。キットちゃんは先住犬たちともすっかり仲よくなり、毎日を満喫しているそう。今が幸せなのは、表情を見れば一目りょう然ですね。飢えや孤独と闘い、前歯を失い、いくつもの病気に耐えたキットちゃん。これからは新しい家族との暮らしで、この笑顔を絶やすことはないでしょう![文・構成/grape編集部]
2023年07月18日猫が好きな人ならきっと、自分が飼っている猫以外も愛らしいと感じるのではないでしょうか。例えば近所で見かける猫を、我が子のようにかわいがっているという人も珍しくないでしょう。野良猫にごはんをあげたら…?アメリカのフロリダ州に住むカール・マークさんも、そんな猫好きな1人です。カールさんはある日、自宅にやってきた黒い野良猫を見つけました。猫と暮らしているカールさんは、その野良猫にキャットフードをあげたそう。彼がその猫にごはんをあげたのは一度きりですが…その優しさが招いた結果がこちらです。※画像は複数あります。左右にスライドしてご確認ください。I gave the stray cat wet food once…by u/fisherman363 in cats窓の外から何かいいたげな表情で、室内のカールさんをガン見している野良猫。2枚目の写真は「お腹空いた!中に入れてよ!」とでも訴えているような迫力です!カールさんは海外の掲示板『Reddit』に「この野良猫にキャットフードを一度あげたことがある…」という説明付きで写真を投稿。すると、多くの人たちから同情と祝福の声が上がりました。・野良猫?野良猫には見えないなぁ。その子は今や、きみの猫だよ。・おめでとう!あなたはその猫に選ばれた。さあ、もっとごはんをあげて。・これが猫流通システムだ。我が家の4匹の猫も同じ方法でやってきた。幸運を祈る。そしてこの投稿の後すぐに、カールさんはこの猫の里親になることに決めました!彼はこのオス猫をミッドナイトと命名。ミッドナイトは先住猫ともすでに仲よくしているということです。「あとは彼が家の中に入って来るために、ノミ取りの治療費を貯めます」とつづったところ、数人から寄付金が寄せられました。たった一度、ごはんをあげたことにより、野良猫に『飼い主認定』されてしまったカールさん。「猫は自ら飼い主を選ぶ」といわれますが、まさにミッドナイトくんの狙いどおりになったようですね![文・構成/grape編集部]
2023年06月29日2023年1月、アメリカのニューヨークに住む家族が1週間ほど旅行に行くため、愛犬のモカちゃんの世話を友人に頼むことにしました。そして、旅行から戻った家族はモカちゃんが行方不明になったことを知らされたのです。家族は悲しみに打ちひしがれましたが、モカちゃんが戻って来ることはありませんでした。新しい犬を迎えようとした家族が出会ったのは…!モカちゃんがいなくなってから約半年が経過した同年6月、家族はそろそろ新しい犬を迎えようと決めます。そして、地元の動物保護施設が主催する保護犬の譲渡イベントに家族全員で出かけました。するとイベント会場で、母親が1匹の保護犬に目を留めます。「この犬はモカにそっくりだわ!」里親を募集中のサンディという名前のメス犬が、モカちゃんにうり二つだったのです。犬に近付いた家族は、その犬がモカちゃんだということを確信します。犬も家族を見るや否や、しっぽを振って抱きついたのです。それは、半年近くも離ればなれだった家族とモカちゃんがついに再会した瞬間でした。 この投稿をInstagramで見る Animal Care Centers of NYC(@nycacc)がシェアした投稿 イベントを主催していた『アニマル・ケア・センター・オブ・NYC』は、家族が持っていた写真によって、サンディが間違いなくモカちゃんであることを確認。何よりも、家族を見た時のモカちゃんの喜びぶりが、彼らの愛犬であることの証明になったといいます。モカちゃんは約1か月前に、動物保護施設の近くの柱につながれているところを発見されたそうです。投稿には「信じられない!」「モカちゃんが嬉しそう」「奇跡が起きたね」など祝福の声が上がっています。この日、この場所に、家族が出向いていなかったら、モカちゃんにはほかの里親が決まっていたかもしれません。これはまさしく、お互いを愛するモカちゃんと飼い主さん家族が起こした「奇跡」といえるでしょう![文・構成/grape編集部]
2023年06月21日アメリカに住む女性が見知らぬ人からもらった『あるもの』に反響が上がっています。デーイアネイラ・アレクシスさんが日課のウォーキングをしていた時のことです。1匹の子犬を連れた見知らぬカップルが彼女に近付いて来て、声をかけてきたといいます。話を聞くと、カップルは子犬の仮里親で、その日に正式な里親に子犬を引き渡すことになっていたそう。ところがその里親が待ち合わせ場所に現れなかったというのです。「子犬を再び保護施設に返したくない」というカップルは、出会ったばかりのデーイアネイラさんに「この子犬をもらってくれませんか?」と尋ねました。そこで彼女はためらうことなく「いいですよ」と答えて、子犬を引き取ったのです!@ourdaybydaeSomeone gave me a puppy today! what would you do? Also tell me all there is to know about puppies! The couple said he’s a pitbull but we will for sure find out after we take him to the vet.♬ original sound - Deianera Alexis | lifestyle動画の中で彼女は、「子犬を動物病院へ連れて行き、迷子や盗まれた犬ではないことを確認します」と語っています。後日更新された動画で、子犬はルカくんと名付けられて、デーイアネイラさんの家族の一員になったことを報告。娘さんたちはルカくんのことが大好きで、家族の生活はより楽しくなったそうです。動画には「うらやましい!」「新しい家族ができておめでとう!」「あなたはこの子犬に選ばれた」などの声が上がりました。デーイアネイラさんは「私たちはこの子を迎えられて幸運でした。ルカは娘たちにもとても優しくて、運命的なものを感じます」とつづっています。「散歩に出かけたら、見知らぬ人から子犬をもらった」なんて、なかなか起こる出来事ではないでしょう。デーイアネイラさんがルカくんと出会ったのは、本当に運命だったのかもしれませんね…![文・構成/grape編集部]
2023年06月19日ペットと暮らす喜びを知っている人は、2匹以上の動物を家族に迎えることは珍しくありません。その場合、先住のペットと新しく迎えたペットが仲よくなれるかどうかが大事でしょう。子猫を受け入れられなかった高齢猫が…アメリカのフロリダ州にある動物保護施設『ヒューメインソサエティ・オブ・ブロワード・カウンティ』にナラちゃんという猫が引き取られました。かわいくて愛情深く、人になでてもらうのが大好きなナラちゃんは、8年間飼い主さんにかわいがられて、同居の犬とも仲よく暮らしていました。ところが、飼い主さんが新たに子猫を迎えることになり、ナラちゃんはその子猫を受け入れられなかったのだそう。その結果、飼い主さんは子猫をとり、ナラちゃんを手放したのです。施設のナラちゃんのケージに貼られたポスターには、ナラちゃんから子猫へのメッセージがつづられています。私があなたに優しくなかったならごめんね。あなたは新入りで、私を苛立たせた。私はただ、あなたが来る前にあった愛情と穏やかな時間が欲しかっただけなの。でも彼らは、8年間も忠実な友達だった私より、あなたを選んだ。私の心は傷付いています。あなたのせいじゃないよ。私の残りの猫生のために、ほかの家族が私を選んでくれたらいいな。前の家族はそうしてくれなかったから…。@humanebroward Replaced by the new kitten 8-year-old Nala is a cuddly and affectionate female cat that is vocal for food and loves getting treats. Sadly, she did not adjust well to a new kitten that was added to her home, so her family decided to give HER away She is super friendly with people and likes laps and being pet. She will need a patient adopter, preferably with no other cats #sadcat #cat #catsoftiktok #catvideo #adoptme #adopt #adoptacat #tigercat #fyp #foryou #foryoupage #florida #rescue ♬ original sound - Humane Society Broward County『ヒューメインソサエティ・オブ・ブロワード・カウンティ』は、「この子には辛抱強く、できればほかの猫がいない里親が必要です」と動画を投稿。この悲痛な動画は拡散され、ナラちゃんに同情する声が相次ぎました。・悲しくて泣いています。我が家の最年長の猫は14歳で、私はその子を一生愛し続けます。・8年も一緒にいて、なぜそんなことができるの?私の猫は11歳で、この子がいない人生なんて考えられない!・子猫はすぐに大きくなる。その子猫もいつか、新しい子猫と交換されるだろうね。8年も一緒に暮らした家族に捨てられたナラちゃんがどれほど傷付いたかを想像すると、心が痛みますね。コメント欄には、ナラちゃんに新しい家族ができることを願う声がたくさん寄せられました。その願いが届き、動画の投稿から約1週間後、ナラちゃんに里親が決まったのです!里親になった人は、遠く離れたテキサス州から飛行機でナラちゃんに会いに来たのだそう。そこまでする人なら、きっとナラちゃんを全力で愛してくれるでしょう。ナラちゃんがこれからずっと、新しい家族と穏やかな生活が送れるといいですね。[文・構成/grape編集部]
2023年05月29日やむを得ない事情で飼っているペットを手放さなければならないことは起こり得ます。しかし、ペットは、なぜ飼い主が自分を捨てたのかを理解するのは難しいでしょう。新しい家から逃げ出した犬2023年4月1日、イギリスの北アイルランドで、ラブラドールレトリバーのクーパーくんが行方不明になりました。クーパーくんは元の飼い主が手放した犬で、この日保護施設から新しい里親のナイジェルさんに引き取られたばかりでした。新しい環境では非常に憶病になるというクーパーくんは、ナイジェルさんの家に着いたとたん、どこかへ走って行ってしまったのです。ナイジェルさんは迷子のペットを探す団体『ロストポウズ・北アイルランド』に助けを求め、大がかりな捜索が始まりました。まず近隣の地域にいくつもの給餌ステーションを設置。SNSで情報提供を募り、ポスターやチラシを作り、周辺の家を1軒ずつ訪ねてまわりました。すると数軒の農家からクーパーくんの目撃情報がありましたが、居場所を特定するまでには至らず。その後、別の地域でクーパーくんに関する情報が寄せられたものの、見つけることができないまま、数週間が経過しました。しかし同月27日、ついに事態が動きます。ポスターを見たという人から『ロストポウズ・北アイルランド』に「クーパーくんを見かけた」という電話がかかってきたのです。その日のうちに、クーパーくんは無事に保護されました!見つかったのは、クーパーくんの元飼い主が住む地域の近くだったそうです。ナイジェルさんの家から元飼い主の家までは直線距離で、約40㎞も離れているのだとか。クーパーくんは27日間にわたって、幹線道路や森、野原や田舎道を横断し、まったく知らない地域から前の飼い主のところへ帰ろうとしたと思われます。『ロストポウズ・北アイルランド』のFacebookの投稿には、クーパーくんが見つかったことを喜ぶ声とともに、「『家』に帰ろうとしたなんて悲しいね」「新しい里親さんと幸せになってほしい」という声が上がっています。元の飼い主がなぜクーパーくんを手放したのかは分かりません。ただ、クーパーくんが命がけで前に住んでいた家に帰ろうとしたと思うと、胸が張り裂けそうになりますね。忠誠心の強い犬は、一緒に暮らした飼い主への愛情を決して忘れることはないのでしょう。ナイジェルさんはクーパーくんが無事に見つかったことを喜び、その後も大切に世話をしているそうです。傷付いたクーパーくんの心が、ナイジェルさんの愛情によって癒されていくといいですね。[文・構成/grape編集部]
2023年05月29日アメリカに住むカテラさんは、愛犬のマーフィーちゃんが彼女のヒザの上でくつろぐ様子を撮影し、TikTokに投稿しました。犬を飼っている人なら、これはよくある日常のシーンでしょう。しかし、カテラさんにとっては忘れられない瞬間だったのです。この直前、マーフィーちゃんはカテラさんのベッドの上で眠っていたのだそう。彼女がその横で仕事をしていたところ、目を覚ましたマーフィーちゃんがヒザの上に乗ってきたといいます。実はマーフィーちゃんがカテラさんのヒザの上に乗ってきたのは、これが初めてでした。ゴールデンドゥードルのマーフィーちゃんはこの動画の撮影日の2週間ほど前に、パピーミルという、いわゆる『子犬工場』から救出された犬なのです。アイオワ州で劣悪な環境で多数の犬を飼育していた悪質なブリーダーが摘発され、80匹近くの犬が助け出されました。マーフィーちゃんはそのうちの1匹で、カテラさんが仮里親として世話をすることになったのです。生まれてからずっとパピーミルで過ごしてきたマーフィーちゃんは、飼い主に愛されたことがありません。そのためカテラさんの家に来てからも、自分の殻に閉じこもり、彼女から距離をとっていたのだそう。そんなマーフィーちゃんが、初めて自分からカテラさんのヒザの上に乗ってきた瞬間がこちらです。@kateraxo she’s still asleep in my lap btw #murphysjourney #fosterdog #adoptdontshop #savethemall #stoppuppymills #goldendoodle ♬ slow piano music(1297827) - syummacha動画の撮影後、マーフィーちゃんはそのままカテラさんのヒザの上で眠ってしまったそう。それほど彼女のことを信頼し、安心していたのでしょう。この動画には「感動して泣いた」「大きな進歩」「あなたの愛情が通じたんだね」などのコメントが寄せられています。※画像は複数あります。左右にスライドしてご確認ください。 この投稿をInstagramで見る KATERA(@kateraxo)がシェアした投稿 マーフィーちゃんの閉ざされていた心は、カテラさんからの愛情によって、日に日に開いてきているそうです。ついに愛される喜びを知ったマーフィーちゃんが、これからは幸せに過ごしていけるといいですね。[文・構成/grape編集部]
2023年05月26日猫がごはんを欲しがる時は、鳴いてみたり、飼い主の足元をうろうろしたりと、おねだりの仕方はさまざまですね。愛猫の「お腹空いたアピール」をかわいいなと感じている飼い主さんは多いことでしょう。「いつものやつをもらおうか」野良猫が注文しにくる?アメリカのジョージア州に住むエル・ラナ・ジャーヴィスさんは猫を飼っています。そんなエルさんの家に、ある日から野良猫がやってくるようになりました。その猫は毎日、彼女の家に現れてごはんを催促するのですが、その『おねだり方法』が独特なのだそう。エルさんが、実際の様子を撮影してTikTokで紹介したところ、反響が上がりました。@ellanajarvis #cat #armscrossed #butwhy #catsoftiktok ♬ original sound - El Lana Jarvisエルさんが『スマッキー・J』と名付けた猫は、ドアのガラス窓の枠に前脚を乗せて、腕組みをしているようなポーズをとっています。まるでバーカウンターで「さて、いつものやつをもらおうか」とかっこよく注文するイケメンのようです!なお、スマッキーくんには2匹の兄弟がいるらしく、3匹ともエルさんの家にごはんをもらいにくるのだとか。さらには彼らの母猫や、別の猫もやってくることがあるそうです。ただ、ドアのガラス越しに腕組みをするのはスマッキーくんだけだそう。エルさんは、スマッキーくんがいつものようにドア越しにごはんを『注文』する様子を、別のアングルからも撮影してみたようです。@ellanajarvis #armcrossed #sideview #tuxedocat #smackiej #catsoftiktok #orderingadrink ♬ original sound - El Lana Jarvisまるで人間のようなスマッキーくんの『注文ポーズ』が、動画を見た人たちの間で大ウケ!動画は拡散されて、彼は一躍人気者になりました。・ははは!このポーズがかわいすぎる!・仕事帰りに、いつものバーに1杯飲みに来た紳士のようだね。・さすがタキシード猫だ。タキシードがよく似合っている。エルさんはスマッキーくんと仲間の野良猫たちに、朝昼晩の3食を与えていたそうです。猫たちも彼女に懐いていましたが、別れは突然訪れます。エルさんが引っ越すことになったのです。そこで、スマッキーくんたちを連れていくことはできない彼女は、猫たちに里親を探してあげることに決めます。庭にワナを仕掛けて、スマッキーくんと兄弟であるカッパーくんと、母猫を捕まえることに成功。兄弟は去勢手術を済ませた後、一緒に里親に引き取られました!スマッキーくんはレノンくん、カッパーくんはハリソンくんという新しい名前をもらい、幸せに過ごしているということです。エルさんは猫たちと会えなくなったさびしさを感じながらも、彼らに家族ができたことを喜んでいます。独特のイケメン風『ごはんちょうだいポーズ』で多くのファンを魅了したスマッキーくん。新しい家族との暮らしでも、食事の前に同じポーズをとっているかもしれませんね…![文・構成/grape編集部]
2023年05月22日ペットの代表格である猫を迎え入れる方法は、ペットショップや里親などさまざま。筆者は里親募集を介して猫を譲渡してもらい、今も家族として一緒に暮らしています。これまでに3匹の猫をお迎えしており、譲渡してもらったメスの雪ちゃんは4匹目の猫。下の写真が雪ちゃんです。1~3匹目はペットショップでの購入や近所の人から譲ってもらったという経緯だったので、それほど難しい点はなく飼うことができました。しかし、里親の譲渡会の場合はさまざまな条件があり、飼育するまでハードルが高かった印象です。そこで本記事では、里親募集を通じて猫を飼うまでのエピソードを紹介します。ちなみに、譲渡会とは動物保護団体などが里親探しのために開催しており、会場では保護猫や保護犬と実際に触れ合うことができるというイベントです。先住猫が他界したことで里親を検討雪ちゃんを迎え入れたきっかけは先住猫である、くるりくんの他界。もう1匹のトムくんという猫だけが残されて、さびしそうにしていたので、里親として新たに1匹迎え入れることにしました。下の写真は手前がくるりくんで、奥がトムくんです。新たに飼う猫を探すため、里親募集の情報を投稿しているウェブサイトを活用。最近では、里親になるふりをして実際には虐待などを目的とする『里親詐欺』といった悪質な手口も横行しているようなので、筆者はあえて条件を厳しく設けているウェブサイトを吟味しました。投稿されている猫の写真を眺めていると、くるりくんにそっくりな1匹のメス猫を発見し、運命を感じてすぐに申し込みをしました。里親になるためには厳しい条件をクリアすること里親募集のページには年齢やワクチンの接種状況、去勢手術が済んでいるかなどの情報が掲載されています。対象ではない人の条件もあり、雪ちゃんの場合は単身者と高齢者は非対象でした。やはり責任を持って最後まで飼える人を探しているため、厳しい条件になっているのでしょう。ほかのウェブサイトでは『先住猫がいる場合はNG』という条件もありました。募集する団体やシェルターによって細かい条件が違うので、里親募集で猫を飼いたい時は自分と合った条件の子を探してみてくださいね。ほかには部屋の間取りも大切なポイントで、『脱走しにくい状況か』『猫が窮屈にならないような環境か』なども審査項目に。猫は高い場所から上り下りすることが運動の代わりになるため、自由に動き回れる状況でなければストレスになる可能性があります。キャットタワーを置くなど、あらかじめ準備しておくといいでしょう。※写真はイメージ里親の申込書に書く内容は?申込時に『飼いたい理由』を記入するのですが、正直に『亡くなった、くるりくんという猫にそっくりで、さびしがっているトムくんという猫のためにも迎え入れたい』と申告。その後はメールでのやり取りになり、担当者は筆者の気持ちをとてもよく汲んでくれて、譲渡会を介さずに直接雪ちゃんに会わせてもらいました。雪ちゃんを譲渡会に出せなかったもう1つの理由として、野良猫の頃、なかなか捕獲できなかったなど、クセが強い部分が多く見られたからとのこと。猫を飼ったことがない人には向かないと判断されたため、雪ちゃんは特例として希望者のみ対面させるという方針をとっていたようです。対面する際は里親譲渡会のスタッフと話し、そこで人柄などをチェックされます。とはいっても先住猫のことや最初に猫を飼った経緯、家の環境などを世間話のような雰囲気で気軽におしゃべりする時間という印象。初めて雪ちゃんを実際に見た時は「亡くなった、くるりくんにそっくり」という印象で、思わず涙が出てしまいました。スタッフも猫好きな人ばかりだったので、気持ちを分かってくれたのが嬉しかったですね。面会した後はトライアル期間に突入面会の後は1週間のトライアル期間に入ります。担当者の人たちが車で自宅まで雪ちゃんを連れてきてくれました。団体によっては2週間だったり、そもそもトライアル期間がなかったりする場合もあるようです。筆者の家にやってきたばかりの頃の雪ちゃん費用に関してはトライアル期間に入るタイミングで発生。ワクチン接種やノミとり、検査代などを合わせて約2万円ほどかかりました。この金額も団体によって差はありますが、ほかの里親募集のウェブサイトも見たところ、およそ2~6万円くらいが費用としてかかる平均額のようです。トライアル期間中は毎日欠かさず報告トライアル期間中は先住猫との状況、生活に馴染めているのかなどを担当者に写真とともに毎日報告することが必須。最初のうちは先住猫のトムくんが威嚇(いかく)してばかりでしたが、トムくんや雪ちゃんの両方に大きなストレスがかかっている様子はなかったので、許容範囲とのことでした。無事にトライアル期間をクリアして、正式に雪ちゃんとの生活がスタート。トムくんとの関係も日に日によくなっていき、今では元野良猫とは思えないほどの立派な家猫に。雪ちゃんからは毎日癒しを与えてもらっています。迎え入れるまでのハードルが高い印象の里親募集を通じての譲渡。しかし覚悟と責任があれば決して乗り越えられないハードルではないと思うので、「最後までしっかり世話をする」という強い意志がある人は検討してみてはいかがでしょうか。すでに高齢だったトムくんが17歳で他界してしまった後の、雪ちゃんのエピソードも公開しています。気になる人は読んでみてくださいね。仲よしの先輩猫が他界その後、残された1匹がとり始めた『行動』に、飼い主「切ない」[文/キジカク・構成/grape編集部]
2023年05月17日愛くるしい様子を眺めているだけでも心が癒される猫。筆者は4匹目の家猫として迎えた、雪ちゃんというメスの猫と一緒に暮らしています。もともとは野良猫だった雪ちゃんの年齢は、2023年現在6歳。家に迎え入れた時はすでに1歳でした。約5年の間は先住猫とのトラブルなど、さまざまな出来事を経験しながらも、雪ちゃんにはたくさんの癒しを与えてもらっています。本記事では、野良猫から家猫になった雪ちゃんのちょっとした物語を紹介します。そもそも野良猫だった雪ちゃんは、里親募集をきっかけに筆者が引き取ったという経緯があります。野良猫から家猫になるにはさまざまなハードルがある中で、もっとも苦戦したのは先住猫である、オスのトムくんと共存してもらうことでした。トムくんは長らく住んできたテリトリーに知らない猫がやってきたことで警戒し、雪ちゃんとすれ違うたびに威嚇(いかく)。「どうにか仲よくなってもらえないものか…」と少しずつ2匹の距離を徐々に縮めていき、雪ちゃんが家にきて3か月ほど経った頃には、2匹ともに体を寄せ合うような関係になりました!すでにトムくんは15歳と高齢でしたが、元気よく2匹で遊んでいる姿は今でも忘れられません。しかし2年ほど経った頃、トムくんが17歳で他界。トムくんの他界以降、どことなく雪ちゃんはさみしそうな印象でした。トムくんがよくいた棚の上で寝ている姿を見た時は、思わず涙腺が緩んでしまいました。仲よくなった先住猫が他界すると…それからの雪ちゃんは棚の上から窓の外を頻繁に眺めるようになります。窓を開けて網戸の状態にすると、身を乗り出して外を凝視。もともと野良猫だったこともあって血が騒いだのか、「外に出たいのかな?」と感じるようになりました。しかし外は危険が多いので、出してあげたい気持ちをグッと我慢しています。ある時、たまたま窓の近くに野良猫が出現した時、雪ちゃんは聞いたことがないうなり声をあげて激しく威嚇。迫力があって、初めて元野良猫という雰囲気を醸し出していました。雪ちゃんの凄みに圧倒されたのか、それから野良猫は一度もやってきていません。その一件があってから雪ちゃんが外を眺めるのは「パトロールをしているのかな?」とも思うように。自分のテリトリーに誰かが入ってこないかを見張っているのかもしれません。パトロール以外に考えられる『もう1つの理由』番犬ならぬ番猫の役割を果たしてくれているのかなと思いつつ、筆者としてはもう1つ思い当たる理由があります。それは「先住猫のトムくんを探しているのでは?」という推測です。トムくんが他界してから棚の上に行くようになり、何かを探すように外を眺める雪ちゃん。もちろん、雪ちゃんは言葉を喋れないですし、筆者は専門家ではないので、あくまで飼い主としての憶測にすぎません。しかし、一緒に暮らす中で未だにさみしさがあるかもしれないとも感じており、筆者としては新たにもう1匹を迎え入れようかと慎重に検討中です。仲よくなった後のトムくんと雪ちゃん大変なことも多く、いつかくる別れの瞬間はつらいものですが、それ以上にたくさんの癒しと幸せを与えてくれる猫。これからも雪ちゃんとの楽しい日々を、大切に過ごしていきたいものです。[文/キジカク・構成/grape編集部]
2023年05月16日動物保護施設には、飼い主が手放したペットが引き取られることがあります。やむを得ない事情で飼えなくなった場合もあれば、「なぜそんなことで?」という理由もあるようです。猫が家を追い出された理由は…アメリカのフロリダ州にある動物保護施設『ヒューメインソサエティ・ブロワードカウンティ』が、ある保護猫の動画をTikTokに投稿しました。1歳半の三毛猫のシャネルちゃんは、優しい飼い主の女性にかわいがられ、一緒のベッドで眠っていました。しかし、その家に住む男性が服にシャネルちゃんの毛がつくのを嫌がり、シャネルちゃんを家の外に放り出したのです。それ以来、シャネルちゃんは家の中に入れてもらえず、屋外で怯えながら過ごしていました。それを見た飼い主の女性は、シャネルちゃんに新しい家族を見つけることが最善だと思い、シェルターに預けることにしたのです。@humanebroward Kicked out of the house This sweet girl was left outside to fend for herself just because one of her former owners didn’t like having cat hair on his clothes! When the other owner saw what was happening, they decided it was best for this beautiful kitty to find a new family Her name is Chanel and she is a sweet, but shy 1.5 year old Calico cat. Please come give her the home she deserves! ❤️ #foryou #fyp #cat #catrescue #adoptme #catsoftiktok #catvideo #sadcat #foryoupage #florida #cats ♬ original sound - Humane Society Broward County『ヒューメインソサエティ・ブロワードカウンティ』がシャネルちゃんの動画を公開すると、元飼い主の男性への非難と、シャネルちゃんへの同情の声が殺到しました。・信じられない!私だったら猫じゃなく、その男性を追い出すと思う。・かわいそうに。この子にはもっといい家がふさわしい。・私は猫の毛が服に付いていると、愛する猫の一部を身につけているようで嬉しいわ。「どうかこの子にふさわしい家を与えてあげて!」とつづられたこの動画は、たちまち拡散されました。この悲痛な動画を見た女性が心を痛め、女性の夫が翌朝一番にシェルターへ駆けつけて、シャネルちゃんの里親になったのです!@humanebroward Chanel was adopted! ❤️ Our darling kitty Chanel has found a loving forever home where she will never be put outside again! Chanel’s new mom saw the heartbreaking video we posted online and sent her husband to the shelter first thing this morning to adopt her! ❤️ Thank you all for sharing Chanel’s post and helping her get seen and adopted! Happy Friday! #happyfriday #cat #adopted #catrescue #catsoftiktok #goinghome #catlover #fallinlove #thankyou #purr #purrfect #catvideo #friday #friyay ♬ original sound - Humane Society Broward County猫の毛が抜け落ちるのは自然なことで、シャネルちゃんは何も悪くありません。服に毛が付いたら粘着ローラーなどで取り除けばいいわけで、ペットの飼い主の多くはそのように対処しているのではないでしょうか。家から追い出されたシャネルちゃんは、なぜ自分がこんな目に遭うのかが分からず、混乱したかもしれません。新しい飼い主さんの愛情によって、シャネルちゃんの傷付いた心が癒されるといいですね。[文・構成/grape編集部]
2023年05月11日人間と同じように動物にも健康的な体重の目安があります。猫の適正体重は品種にもよりますが、一般的に成猫で3~5kgといわれています。巨体の保護猫にびっくり!アメリカのヴァージニア州にある動物保護施設『リッチモンド・アニマルケア・アンド・コントロール』に、1匹の猫が引き取られました。パッチくんという6歳のオス猫は元の飼い主が手放して、施設に預けられたといいます。『リッチモンド・アニマルケア・アンド・コントロール』がパッチくんの里親を募集するため、Facebookに写真を投稿すると、たちまち反響が上がりました。なぜなら…パッチくんは体重が約18kgもあるから!女性にしっかりと抱えられたパッチくんは体がコロンと丸く、お腹がぽっこり出ているのが分かります。この投稿には「お腹をなでたい!」「こんなに大きな猫を初めて見た」など驚きの声が上がりました。施設は「パッチくんを健康的な体重にするために取り組むと約束すること」を条件に、里親を募ります。すると、インパクト抜群のパッチくんの写真はたちまち拡散され、まもなく里親が決定したのです!新しい飼い主さんは早速、パッチくんの減量成功への道のりを紹介するためにFacebookアカウントを作成。すでに2万人以上がフォローしています。2023年4月現在、パッチくんは獣医師の指導の下で立てた減量計画を実行中。関節に負担がかからないように無理に歩かせず、まずは1回に10分間、最低でも1日4回程度、遊ばせるようにしているそうです。また、先住の猫や犬と遊ぶことも、よい運動になっているといいます。飼い主さんはパッチくんにストレスを与えないようにしながら、ゆっくり確実に減量の手助けをしているのです。パッチくんがなぜここまで太ってしまったのかは分からないそうです。ペットがかわいいあまり、ついついおやつなどをあげたくなることは、飼い主さんなら誰でも経験があるでしょう。しかし、大切なペットが健康で長生きできるように管理するのは飼い主の役目です。新しい飼い主さんのもとでパッチくんが減量に成功し、元気に走り回れるようになるといいですね。[文・構成/grape編集部]
2023年05月02日アメリカのミシガン州に住むローラ・チャップマンさんが、家族と一緒に車でテキサス州に向かっていた時のことです。ハイウェイをドライブしていた彼女たちは、道路脇の草むらから犬が顔を出しているのに気が付きます。そこは付近に住宅も何もない場所で、犬がいるのは明らかに不自然でした。ローラさんたちは引き返し、彼女の姉妹であるカーラさんが車を降りて犬に近付きます。犬はひどく汚れていて、足を引きずっており、自力で立てない状態だったそう。彼女たちは犬を放っておけず、車に乗せて、目的地へ向かうことにしました。@pomsandapoodleWill post part two follow up after his vet visit!! Still looking for name suggestions and his breed!!!♬ Lift Me Up - From Black Panther: Wakanda Forever - Music From and Inspired By - Rihanna犬が見つかった場所は…テキサス州に到着後、ローラさんは犬をマーフィーと名付けます。マーフィーくんはグルーミングサロンで汚れて固まった毛を剃ってもらい、動物病院で診察を受けました。獣医によるとマーフィーくんは3歳くらいと見られますが、マイクロチップを装着していなかったため、ローラさんは地元の人たちに飼い主を知らないか聞いてまわりました。そこで彼女は、ショッキングな事実を知ります。マーフィーくんが見つかったのは、地元ではよく知られた『犬が捨てられる場所』だったのです。それから1週間ほど、ローラさんは迷い犬の情報サイトなどでマーフィーくんの飼い主を探し続けましたが、結局見つかりませんでした。しかし、彼女たちはマーフィーくんを手放すつもりはなく、カーラさんが里親になったのです!実はカーラさんは、愛犬のサニーちゃんを3か月前になくしたばかりでした。サニーちゃんは、カーラさんがロードトリップ中に見つけた犬で、マーフィーくんが見つかった状況とそっくりだったのです。ローラさんは動画の中で「私たちは、サニーがマーフィーを贈ってくれたことを知っています」と語っています。@pomsandapoodle Part 3!!!! Will post more updates once we have unpacked and settled in!!! #texas #michigan #roadtrip #founddog ♬ original sound - Laura Chapman現在、マーフィーくんは歩けるようになり、カーラさんの先住犬たちとも仲よく暮らしているとのこと。この映画のようなストーリーには「感動して泣いた」「カーラさんとマーフィーが出会ったのは運命だと思う」などの声が寄せられています。マーフィーくんが見つかった場所は、カーラさんたち以外もたくさんの車が通りすぎていたはずです。そんな中で、彼女たちが立ち止まったのは偶然かもしれません。もしも、天国のサニーちゃんがカーラさんにマーフィーくんを届けたのだとしたら…素敵な話ですね。[文・構成/grape編集部]
2023年04月27日犬と鳥、猫と馬など、種が違う動物たちが仲よくなることは珍しくありません。アメリカのノースカロライナ州にある動物保護施設『ウェイク郡アニマルセンター』に、犬とヤギが預けられました。ヤギのシナモンと犬のフェリックスは遊ぶ時も、食べる時も、寝る時もいつも一緒なのだそう。飼い主が世話ができなくなったため手放したという2頭はとても仲がよく、誰が見ても親友同士そのものでした。仲よしのヤギと犬を引き離したくない!そんな2頭の友情に心を打たれたシェルターのスタッフは、「この子たちの健康と幸せのために、2頭はこれからも一緒にいるべき」と考えます。しかし、犬はともかくヤギを飼育できる環境の家庭は限られるはず。シナモンとフェリックスを一緒に引き取ってくれる里親探しは、簡単ではないと思われました。そこで『ウェイク郡アニマルセンター』は、全国規模で動物保護活動をしている団体に協力を求めることにします。また、2頭についてのFacebookの投稿が注目を浴び、いくつものメディアでも紹介されました。すると、寄り添うシナモンとフェリックスの姿に感動した人たちから「うちの農場なら2頭を引き取れる」という声が全国から次々と寄せられます。そしてなんと、この投稿の翌日には2頭の里親が決まったことが報告されたのです!シナモンとフェリックスは、同じノースカロライナ州内のジョンストン郡に農場をもつ家族に引き取られました。その農場ではヤギを飼っていて、犬が走り回れる草原もあるのだとか。まさに理想的な環境で2頭は一緒に暮らせることになったのです!2頭は新しい環境にもすぐになじんで、一緒に農場を散歩したり、寄り添ってくつろいだりしているとのこと。仲よしの友達と離ればなれになるのはつらいものです。それは動物にとっても同じでしょう。シナモンとフェリックスがこれからもずっと一緒にいられてよかったですね![文・構成/grape編集部]
2023年04月19日誰とでもすぐに打ち解ける人もいれば、見知らぬ人に対して恥ずかしがったり、緊張して近付けなかったりする人もいます。そんな人見知りの性格は、人だけでなく犬にもいるようです。アメリカのサウスカロライナ州にある動物保護施設『スパータンバーグ・ヒューメイン・ソサエティ』にいるチョウンシーちゃんは、まさにシャイな犬。チョウンシーちゃんは、ペットを探しに来た人たちに愛想を振りまいて目に留めてもらうといったことができない性格だそうです。そこで、この施設の関係者がチョウンシーちゃんの写真をFacebookで紹介したところ、注目を集めました。その切ない写真がこちらです。ドアの下の小さな隙間から、顔を出すチョウンシーちゃん。チョウンシーちゃんはこのようにして、ほかの保護犬たちが次々に里親に引き取られていく様子を見ているのです。「彼女はただうんざりしているのです。彼女は家が欲しいのです。お願いだから、誰かこの犬の里親になってあげて」という説明付きで投稿された写真は1万5千回以上シェアされ、同情の声が集まりました。・この顔を見て!なんて愛らしい犬なのかしら!・かわいそうに。たくさん愛してあげたいよ。・この犬に素晴らしい家族ができますように!そしてこの投稿がきっかけとなり、チョウンシーちゃんに里親が決まったのです!ほかの犬たちが施設を出て行く様子を「いいなぁ。私も家族が欲しいな」というようにじっと見つめていたチョウンシーちゃん。たくさんの犬たちがいるシェルターでは、人懐っこい性格の犬が目立ってしまうのは仕方ありません。しかし、チョウンシーちゃんのように自分からアピールできない性格の犬も、家族との出会いを求めているのでしょう。チョウンシーちゃんが、ついにできた家族と幸せに過ごしていけるといいですね。[文・構成/grape編集部]
2023年04月16日動物保護施設で働く人たちにとって、保護動物たちに家族ができるのは何よりの喜びのはず。しかし同時に、愛情を注いで世話をしてきた動物たちとの別れをさびしくも感じるようです。長い間シェルターで暮らした保護犬の旅立ちの日…カナダのサスカチュワン州にある動物保護施設『レジャイナ・ヒューメイン・ソサエティ』で、ジャックスくんという犬に里親が決まりました。誰にでも人懐っこいジャックスくんは施設の人気者で、みんなにかわいがられていたそう。しかしこれまで、なぜかなかなか里親が決まらなかったのです。そのため、スタッフたちはついにジャックスくんに家族ができたことを心から喜んでいました。ジャックスくんが施設を出る日、スタッフたちは盛大に見送りをすることにします。廊下にしゃがんで、拍手でジャックスくんを迎えるスタッフたち。そこへ現れたジャックスくんがとった行動とは…こちらをご覧ください。嬉しそうにしっぽを振って軽快な足取りでやってきたジャックスくんは、スタッフたちを見て立ち止まりました。そして、「今までありがとう」というように、一人ひとりに挨拶をするようなしぐさを見せたのです。最後にジャックスくんを優しくハグしたのは、里親になった男性でした。このほほ笑ましい動画には、たくさんの祝福の声が寄せられています。・いい子だね。立ち止まってみんなにさよならを伝えているみたいだ。・感動して涙が出た。・新しい家で優しいパパと幸せになるんだよ!何か月間も一緒に過ごしてきた施設のスタッフたちは、ジャックスくんにとっては家族同然。スタッフがジャックスくんとの別れを惜しむように、ジャックスくんもさびしさを感じていたのかもしれません。出会いがあれば、別れもあります。お世話になった人たちへの感謝をいい思い出にして、ジャックスくんは新しい家族と幸せに過ごしていくことでしょう![文・構成/grape編集部]
2023年04月16日アメリカの多くの動物保護施設ではSNSなどを使って、里親募集中の動物を紹介しています。ニュージャージー州にある『アソシエイテッド・ヒューメイン・ソサエティーズ・ニューアーク』では、TikTokに犬や猫の動画を投稿。それぞれの動物たちの個性が伝わるたくさんの動画がある中で、1匹の猫の動画が注目を集めました。「絶対に離さニャい!」猫のしぐさにメロメロ映っているのはシェルターのケージの中にいる猫と、撮影している女性の手。見た人たちがメロメロになった、7秒間の動画がこちらです。@ahsnewark Love a clingy cat #adoptdontshop #animalshelter #cats #cat #tabby #orangetabby #catsoftiktok ♬ I Want To Hold Your Hand - The Beatlesケージの隙間から必死に両前脚を伸ばして、女性の手を握る猫。まるで「絶対に離さニャい!」といっているかのようですね。女性も猫の両前脚を優しく握り返していますが、動画を見た人たちもこの猫のかわいさにノックアウトされたようです。・なんてかわいいんだ!この子がめちゃくちゃ欲しい!・私の猫も、こんなふうに私を里親に選んでくれたわ。断れなかった。・こんなことされたら、即、養子縁組決まりでしょ!「猫は自ら飼い主を選ぶ」ともいわれますが、「私もこうしてうちの猫に選ばれた」という声もたくさん寄せられています。動画の女性かどうかは不明ですが、コメントによると、この猫は無事に里親が決まったそうです。愛情深い性格がダダもれのこの猫はきっと、新しい飼い主さんと両想いになれたのでしょうね…![文・構成/grape編集部]
2023年04月10日タイで野良犬の保護活動をしているナイル・ハービソンさん。ひと月に1万匹の犬を救うという使命感で、仲間とともに懸命な活動をしています。2022年10月23日、彼らは首に釘が刺さったメス犬を発見。犬は何者かに釘打ち機で虐待されたと思われ、ナイルさんたちはケガの治療をしてあげました。そこで犬の痛みは終わったかと思われましたが、それからまもなく、今度は犬の首が刃物で深く切られていたのです。このままでは犬の命が危ないと感じたナイルさんたちは、その犬を保護することに決めます。しかし、犬は彼らを怖がって逃げ続け、5人がかりで追いかけても捕まえることができないまま10日間が経過。最後は食べ物でおびき寄せて、やっと犬を捕まえることができました。※見た人が不快に感じるおそれがある画像(傷口など)が含まれています。This was Hope's original rescue way back on the 23rd October. The hardest part was catching her... pic.twitter.com/7K1BsDFWV7 — Niall Harbison (@NiallHarbison) March 6, 2023 ナイルさんは犬を『ホープ(希望)』と命名。理由は「この犬は希望をまったく持っていなかったから」といいます。やっと安全なところにいられるようになったものの、虐待されたホープは完全に心を閉ざしていました。何週間も壁を見つめ、ナイルさんと目を合わせようともしません。ごはんもほとんど食べず、トイレにも行こうとしないホープを見て、彼は「この犬の回復には長い時間がかかるだろう」と思ったそうです。施設のスタッフは忍耐強くホープに愛情を注ぎ続けました。ほかの保護犬たちとの触れ合いを通じて、ホープはだんだんと心を開き始めます。こうしてホープの体と心の傷は、時間と周囲の人たちの愛情が少しずつ癒してくれました。Today is a very special day for Hope….After arriving 4 months ago after being shot with a nail gun and abused by humans she was totally shut down. Like a rock. Today she leaving and heading to the UK. She even has a road named after her… pic.twitter.com/51dXtqDU6h — Niall Harbison (@NiallHarbison) March 6, 2023 保護されてから約4か月後、すっかり元気になったホープがナイルさんたちとお別れする日がやってきます。里親が決まり、イギリスで暮らすことになったのです!ホープにひと目ぼれしたという里親のステッフさんは、ホープの渡航手続きのために2か月も旅行を延長したとのこと。ステッフさんと一緒にイギリスへ旅立つ日、ホープはこんなに嬉しそうな表情を見せました。Steff who is taking her visited the dogs and fell in love with Hope instantly. She has extended her trip for 2 months to wait for Hope’s paperwork so they can travel home together. This is Hope in her new home tonight with Steff. Look at that smile pic.twitter.com/sQoUrzw4Q9 — Niall Harbison (@NiallHarbison) March 6, 2023 このホープのストーリーには、「嬉し涙が止まらない!」「幸せになるんだよ」など喜びの声が殺到。一方で、「なぜこんな残酷なことができるのか」「人間が嫌いになりそうだ」など、ホープを虐待した人物への怒りの声も上がっています。保護された時と4か月後のホープの表情は、まるで別の犬のように違いますね。致命傷になりかねないほどの大ケガを負ったホープは、心の傷もそれだけ深かったのでしょう。たくさんの愛情によって、再び人を信頼することができたホープが、これからはステッフさんと穏やかに暮らしていけるといいですね。[文・構成/grape編集部]
2023年03月31日縁があって出会ったペットは大切な家族です。しかし、やむを得ない事情でペットを手放さなければならないこともあるでしょう。真冬のイギリスで、飼い主に捨てられた1匹の猫が見つかりました。猫の名前はリロといい、飼い主が書いた手紙が付けられていたとのこと。メモには、飼い主が飼えなくなったこと、リロの性格や好きなものについて記されていたのです。私の名前はリロです。私のママは私をとても愛していますが、もう飼えなくなりました。私はおやつと柔らかい毛布が好きな家猫です。遊び好きで自立心が強いですが、添い寝が好きで、夜はベッドの端っこで寝ます。私はいい子です。ママは誰かが私をもっと愛してくれることを願っています。どうか私をかわいがってください。追伸私は生まれた時からママと一緒にいたので、ほかの人に慣れていません。リロを保護した動物保護団体『RSPCAマンチェスター&サルフォード』の投稿によると、リロはとても怖がりで臆病な猫だったそうです。しかし、この手紙のおかげで、リロにぴったりの里親を見つけることができたといいます。この投稿には、飼い主への同情と非難、そして、リロの幸せを願う声が寄せられました。・悲しいね。飼い主がどれほど、この猫を愛していたのかが分かる。・飼い主の気持ちを思うと涙が出た。つらかったに違いない。・ペットを置き去りにするのは間違っている。この猫はいい人に見つけられて運がよかったんだよ。リロは新しい里親の家にすっかりなじんで、元気に過ごしているということです。どんな事情があろうと、ペットを誰もいない場所に捨てるのは無責任といえるでしょう。しかし、この手紙によって、飼い主がリロを最後まで大切にしていたことはうかがえます。リロが新しい家族とともに、これからずっと幸せに過ごしていけるといいですね。[文・構成/grape編集部]
2023年03月13日アメリカの動物保護施設では、保護動物たちのためにペットフードやおもちゃなどの寄付を募っています。ミシガン州にある『ヒューメイン・ソサエティ・オブ・ウエストミシガン』でも、施設の入口に寄付ボックスがあり、訪れた人が気軽に寄付の品物を置いていけるようになっています。寄付用のボックスに入っていたのは2023年2月14日、その寄付用ボックスに何かが入っているのが見つかりました。パッと見ると、置かれていたのは猫砂と猫用のキャリーボックス。しかし、よく確認した職員は目を疑います。キャリーボックスの中に、なんと1匹のメス猫が入っていたのです。状況から推測すると、飼い主が猫をここに置いていったものと思われます。『ヒューメイン・ソサエティ・オブ・ウエストミシガン』はFacebookで、この猫の飼い主に向けてメッセージを送りました。今日、私たちの寄付ボックスに猫を置いていった人へ。あなたが愛するペットを置いて行かなくてはならなかったことを気の毒に思います。この猫はとてもきれいで、あなたに愛されていたことが分かります。安全なキャリーの中に入れて、雨風にさらされないように配慮されていました。この猫の好きな猫砂も置いていってくれましたね。この子は信じられない速さでスタッフに心を開いたことから、あなたに大切にされていたことは明らかです。飼い主である、あなた、もしくはこの猫を知っている人がいたら、私たちにこの猫の名前や好き嫌い、病気の有無などを教えてください。経済的な理由で猫を飼えない場合には、さまざまな支援の方法を用意しています。今日のお別れはつらかったと思いますが、私たちを信頼して大切な猫を預けてくださったことに感謝しています。Humane Society of West Michiganーより引用(和訳)寄付ボックスに入っていた猫は健康そうで、きちんと世話をされていたのが分かる状態だったとのこと。また、人懐っこい性格からも、とても愛されていたことがうかがえます。『ヒューメイン・ソサエティ・オブ・ウエストミシガン』では、飼い主が思い直して猫を迎えに来てくれることを願っていました。しかし、残念ながら飼い主からの連絡がないまま1週間が過ぎ、施設ではこの猫の里親を募集することに決めます。それから数日後、この猫に里親ができました!猫はベイと名付けられ、新しい家で「すでにノンストップの『ノド鳴らしマシーン』となっている」そうです。『ヒューメイン・ソサエティ・オブ・ウエストミシガン』の最初の投稿には、猫を捨てた飼い主を責めなかった施設の対応に称賛の声が上がっています。・なんて親切で思いやりのある対応。涙が出そうだ。・飼い主さんもつらかっただろうな。・悲しいよね。この猫の心も傷付いたと思う。おそらくベイの飼い主さんは、愛猫を安心して預けられる最善の場所として動物保護施設を選んだのでしょう。しかし、なんらかの事情で適切な譲渡のプロセスを踏めなかったと思われます。ペットを捨てることは間違っていますが、ベイが最後まで大切にされていたことが分かったのは救いです。ベイが新しい家族のもとで、一生安心して暮らしていけるといいですね。[文・構成/grape編集部]
2023年02月28日『デヴィ夫人』の愛称で親しまれているタレントのデヴィ・スカルノさんが、2023年2月24日にカンボジアを訪問。自身が代表理事を務める一般財団法人アース・エイド・ソサエティより、公益財団法人School Aid Japanに寄付をし、カンボジア南西部のプレイベン州に学校を建てたことを明かしました。ブログでは、現地で開催された、学校を贈呈する式典に出席したことを報告しています。式典の最中、デヴィ夫人は子供たちにノートやペンなどの文房具をプレゼントし、「将来立派な大人になって、大志を抱き、それぞれの夢や希望を叶えられること」を願いました。デヴィ夫人、孤児院でも支援カンボジア滞在の2日目には、公益財団法人School Aid Japanが運営・管理している孤児院を訪れたデヴィ夫人。院内の見学をする中で、さまざまな事情から家族を失い、施設に入った子供たちが数多くいることを思い、自分にできる支援を行うことを心に決めたといいます。その支援とは、9歳の男の子であるトム・クムホンくんの里親になること。トムくんは引き続き施設で暮らしますが、継続的に支援をし、見守っていくといいます。デヴィ夫人はブログのラストで、次のように想いをつづりました。日本とカンボジアとで距離は遠く離れていますが、心はいつも側に。温かい気持ちで彼らの成長を見守って行く所存です。デヴィ夫人オフィシャルブログーより引用デヴィ夫人の行動に心を動かされた人たちからは、このようなコメントが寄せられています。・心の熱い人だと、改めて感じました。敬服いたします。・デヴィ夫人の実行力には目を見張るものがあります。・この間、ウクライナに支援物資を持って行ったと思ったら、今度はカンボジアで学校を建設…すごすぎる!社会情勢などにより、支援を必要としている子供たちは世界中にいます。自分にできることを精一杯に行うデヴィ夫人の姿勢から、私たちも学ぶところがありますね。[文・構成/grape編集部]
2023年02月28日アメリカのニューヨーク州にある動物保護施設『アニマルケアセンター』。この施設の犬たちの養子縁組を手伝っているボランティア団体『ボローブレッド・イン・ブルックリン』のInstagramには、里親募集中の犬たちが紹介されています。どの犬も個性的でかわいらしいのですが、中でもひときわ目立つキャラクターのメス犬が注目を集めました。名前はバービー。2023年1月の時点で生後6か月のバービーは、同じ月齢のオスの子犬とともに前の飼い主にプレゼントとして贈られたそうです。しかし、2匹の子犬を育てるのは想像以上に大変で、さらに家主から苦情があり、飼い主はバービーを手放すことにしました。ほんの数週間とはいえ、バービーは前の飼い主一家と楽しく過ごしていたとのこと。突然、シェルターに連れてこられたバービーが困惑したり、落ち込んだりしても不思議ではないでしょう。ところがバービーはシェルターのスタッフに全力でしっぽを振り、「遊ぼう!」というようにケージの隙間から手を出してきたのです。そんなバービーの愛らしさにスタッフはメロメロになってしまいました。※動画はInstagram上で再生できます。 この投稿をInstagramで見る Boroughbred in Brooklyn(@boroughbredinbrooklyn)がシェアした投稿 この動画は3万回近く再生され、「かわいすぎて悶絶した」「遊び好きな子犬は最高だよ」「ひと目ぼれしたわ」などの声が上がりました。そしてこの投稿の約1週間後、バービーに里親が決まったのです!新しい飼い主さんは早速バービーのInstagramアカウントを開設。飼い主さんと楽しそうに過ごすバービーの様子が日々、公開されています。※画像は複数あります。左右にスライドしてご確認ください。 この投稿をInstagramで見る ✨Barbie Girl (@barbie_berry_cute)がシェアした投稿 バービーが暮らす家の前にはドッグパークがあり、毎日の散歩の最後はそこで遊ぶのが日課となっているそうです。遊び好きのバービーにとっては最高の環境ですね。バービーについての投稿には、「子犬を贈り物にするのはやめて」という声も上がっています。時期的に推測すると、バービーはクリスマスプレゼントとして前の飼い主に贈られたのではないかと思われます。特に子犬の世話は想像以上に手がかかることを理解していないと、子犬にも飼い主にもストレスが生じてしまうでしょう。一度は捨てられても、明るい性格であっという間に新しい家族と出会えたバービー。これからは飼い主さんから愛情をたっぷりともらって、幸せに過ごしていってほしいですね。[文・構成/grape編集部]
2023年02月28日2022年12月、寒さが厳しいアメリカのニューヨーク州で犬の散歩をしていた女性が、路上に置いてあるAmazonの段ボール箱を見つけました。アメリカでは道路に段ボール箱などのゴミが捨ててあるのは珍しくありません。しかし、その箱が気になった女性は素通りせず、中身を確認することにします。そして段ボール箱を開けると…中から1匹の猫が顔を出したのです!驚いた彼女は怯えた様子の猫を抱き上げて、近くの動物病院へ連れて行きました。※画像は複数あります。左右にスライドしてご確認ください。 この投稿をInstagramで見る Little Wanderers NYC(@littlewanderersnyc)がシェアした投稿 病院から連絡を受けた動物保護団体『リトル・ワンダーズ・NYC』のスタッフが、そのオス猫を保護しました。猫はとてもお腹を空かせていて、夢中でごはんを食べていたといいます。診察の結果、猫特有の病気はなく、健康状態は良好だったとのこと。猫はエルフと名付けられて、『リトル・ワンダーズ・NYC』のInstagramで紹介されると、エルフを捨てた人への非難の声が上がりました。・この顔を見て!こんなにかわいい猫をゴミのように捨てる人がいるなんて理解できない。・かわいそうに。寒かっただろうにな。・この子に素晴らしい家族が見つかりますように。そして、この投稿のわずか数時間後に、再びエルフについて報告がありました。なんと記録的な速さで、エルフに里親が決まったのです!この嬉しい知らせには喜びのコメントがたくさん寄せられました。エルフが見つかった時、段ボール箱の中には毛布が敷いてあったそうです。捨てた人が、せめてエルフが寒さをしのげるように…と毛布を入れたのでしょう。しかし、エルフが入った箱があったのは、いつ車にひかれてもおかしくないような場所だったといいます。さらに極寒の中で水も食べ物もない状態で、エルフがどこまで耐えられたかは分かりません。エルフが元気なうちに優しい人に発見され、無事に里親も見つかり本当によかったですね。[文・構成/grape編集部]
2023年02月20日犬や猫にとって、人間の家族と穏やかに暮らせるのは幸せなことのはずです。しかし、中には飼い主から虐待されたり、適切な世話をされなかったりして、つらい思いをするペットたちがいます。アメリカのノースカロライナ州にある動物保護施設『SPCA・オブ・ウェイクカウンティ』に保護されたオス犬のブルーノは、屋外で鎖につながれた状態で生活していました。ある日、ほかの犬に襲われたブルーノは鎖のせいで逃げることができず、左耳を噛みちぎられてしまったのです。『SPCA・オブ・ウェイクカウンティ』に保護後、スタッフはブルーノの心が癒されることを願って、犬のぬいぐるみをプレゼントしました。ブルーノはそのぬいぐるみを気に入って、いつも一緒に過ごすようになったそうです。ぬいぐるみの耳がない?ある日、ブルーノの様子を見に行ったスタッフは、ぬいぐるみの姿に目を疑います。ブルーノは『友達』である犬のぬいぐるみの左耳を引きちぎり、自分とそっくりの姿にしたのです。※画像は複数あります。左右にスライドしてご確認ください。 この投稿をInstagramで見る SPCA of Wake County(@spcaofwakecounty)がシェアした投稿 『SPCA・オブ・ウェイクカウンティ』のスタッフはInstagramにこのようにつづり、ブルーノとぬいぐるみの写真を投稿しました。ブルーノは自分が何も悪くないことを知っていて、それを証明するために自分と同じ姿の親友を手に入れました。きみはそのままで完ぺきだよ、ブルーノ。spcaofwakecountyーより引用(和訳)この投稿には、たくさんの人たちからブルーノへの同情の声が寄せられています。・かわいそうに。動物にも感情があるんだよ。・私の片耳の元保護犬は、すべてのおもちゃで同じことをするよ。・心が痛い。ブルーノは何も悪くない!多くの人の涙を誘った投稿の数日後、嬉しいニュースが報告されます。ブルーノに里親が決まったのです!里親になった男性はブルーノの生い立ちを知ったうえで「僕はありのままのブルーノを愛してあげます。ブルーノに一生をかけて、無条件の愛情を示し続けると約束します」と語っています。こうしてブルーノはお気に入りのぬいぐるみを連れて、新しい家族のもとへ引き取られました。 この投稿をInstagramで見る SPCA of Wake County(@spcaofwakecounty)がシェアした投稿 ブルーノがお気に入りのぬいぐるみの左耳を引きちぎったのは、偶然ではないように思えます。自分が耳を失った時の痛みや恐怖による深い傷が、今も心に残っているのかもしれません。これから優しい飼い主さんからたくさんの愛情をもらって、ブルーノの心の傷が癒えていくといいですね。[文・構成/grape編集部]
2023年02月14日アメリカのテキサス州にある動物保護施設『アニマル・レスキュー・リーグ・オブ・エルパソ』(以下、ARL)に、なかなか里親が決まらない犬がいました。メス犬のベイリーはとても人懐っこい性格で、スタッフからも大人気でしたが、なぜか長い間家族ができなかったのです。ウェブメディア『The Dodo』によると、気付いたらベイリーは『ARL』でもっとも長く暮らしている犬になっていたとのこと。しかし、2022年の冬、ついにベイリーの里親が決定。施設のスタッフたちは大喜びでベイリーを送り出しました。迷子になった元保護犬が向かった場所は?ベイリーが『ARL』を出てから約1か月後、里親の男性がベイリーに新しいハーネスを試そうとしていた時に、予想外の出来事が起きます。ベイリーが何かに驚いて走り出し、そのままどこかへ行ってしまったのです。飼い主さんは必死で追いかけましたが追いつけず、見失ってしまいました。飼い主さんから連絡を受けた『ARL』は心配し、SNSでベイリーの目撃情報を募ったといいます。すると、「ベイリーを見かけた」という情報が続々と寄せられたとのこと。『ARL』の創設者であるロレッタ・ハイドさんは、直感で「ベイリーはここに戻って来る」と感じたといいます。数日後の午前1時15分、『ARL』の入口に設置されたドアベルから『誰かが立っている』というアラーム通知が来ます。ドアベルのカメラに映っていたのは…ベイリー!スタッフがカメラに向かって「ベイリーなの?」と叫ぶと、ベイリーは「私よ!中に入れて」というように吠えて返事をしたそうです。スタッフは急いで車で施設へ向かい、ベイリーを中に入れてあげました。ベイリーは疲れていて、お腹を空かせていましたが、ケガなどはなく無事だったといいます。『ARL』のFacebookでベイリーが見つかったことが報告されると、「信じられない。よく道が分かったね」「なんて賢い犬だ!」などの声が寄せられました。ベイリーの家から『ARL』の施設までは16kmも離れているのだそう。ロレッタさんはベイリーが施設までの道を知っていたことに驚き、「犬は私たちが思っている以上に賢いのです」と語っています。その日の朝、飼い主さんが迎えに来て、ベイリーは家に帰って行きました。飼い主さんはベイリーをとてもかわいがっていて、ベイリーは決して意図的に逃げ出したのではないと思われるとのこと。迷子になったベイリーは、長い間暮らした施設への道のりが本能的に分かったのでしょうか。犬の賢さには本当に驚かされますね。[文・構成/grape編集部]
2023年02月13日2022年10月末、アメリカのテキサス州サンアントニオ市の動物管理局に、「ガリガリに痩せた犬たちがいる」という緊急通報がありました。職員が駆けつけると、骨と皮だけのようにやせ細った2匹の犬がいて、白いオス犬は倒れたまま吠えることもできないほど弱っていました。近隣の住民によると、2匹は少なくとも1週間以上、放置されていたといいます。職員が犬たちの飼い主に連絡をとると、「経済的に困難な状況になり、犬たちの世話ができなくなった」といわれたそうです。動物管理局は、犬たちの引き渡しの手続きを行い、2匹をすぐに動物病院へ連れて行きました。瀕死の状態だった犬に家族ができて…?白いオス犬はロッコ、黒いメス犬はスカイと名付けられ、動物保護施設『ゴッズ・ドッグズ・レスキュー』に預けられることが決まります。動物管理局が2匹を施設に移す準備をしていると、Pさんという女性がたまたまインターネットでロッコの写真を見て一目ぼれしました。Pさんの家では同年8月に高齢の愛犬を亡くしたばかりで、まだ新しい犬を家族に迎える心の準備ができていなかったそうです。ところが彼女は翌朝、ロッコに会うために家族と一緒に動物管理局を訪れました。すると、ロッコはPさんたちを見るやいなや、嬉しそうにしっぽを振って歩み寄って行ったのです。ロッコがPさん一家の一員になった瞬間でした!瀕死の状態で保護されてから約2か月後までの、ロッコの驚くべき変化をご覧ください。※画像は複数あります。左右にスライドしてご確認ください。 この投稿をInstagramで見る SA Animal Care Services(@sanantonioacs)がシェアした投稿 ロッコは約2か月間で体重が2倍に増えて、すっかり健康になりました。Pさんたちはロッコを迎えてすぐに、ロッコの耳が聞こえないことに気付いたといいます。それからは手話でコミュニケーションをとり、ロッコは基本的な指示はしっかり覚えたそうです。スカイのほうも回復して元気になり、2023年2月現在、里親を募集しています。元気になったロッコとスカイの姿を見た人たちからは「2匹とも健康そうでよかった」「嬉し涙が出そう」「どんな事情があってもペットを捨てるのは間違っている」などの声が上がっています。サンアントニオ市の動物管理局は前の飼い主に対して、2匹を適切に世話しなかったことについて法的措置をとっている最中ということです。人間に飼われているペットたちは、飼い主が世話をしなければ生きていくことはできません。しかし残念ながら、命を預かっているという大きな責任を放棄してしまう人がいます。手遅れになる前にロッコとスカイが保護されたのは、不幸中の幸いといえるでしょう。元気になった2匹がこれからは二度と苦しむことなく、幸せに生きていけるといいですね。[文・構成/grape編集部]
2023年02月08日