アートを通じて障がい者支援を行う一般社団法人キャンバス(所在地:東京都千代田区)は、寄付者が選ぶ障がい者アートコンテスト『第3回キャンバスアートコンテスト』を2024年5月1日(水)から開催します。対象ページ: トップ画像■『キャンバスアートコンテスト』についてキャンバスアートコンテストは、ECサイトを通じた寄付者の投票によって、入賞作品を選ぶ障がい者アートコンテストです。寄付者が応援したい作品を選び、直接選考に携わる形式にすることで、より多くの方が障がい者アーティストの作品を知るきっかけを作ると同時に、寄付にふれる機会を増やすことを目的にしています。■アートコンテストの詳細実施期間: 2024年5月1日(水)~6月30日(日)URL : 投票(寄付)は1,000円からでき、1,000円を1票とします。■入賞● 最優秀賞:賞金20万円● 優秀賞 :賞金10万円● ターナー色彩賞受賞者への副賞└絵の具● マルマン賞受賞者への副賞└モンバル水彩紙スケッチブック(F6サイズ)└ヴィフアール水彩紙 中目(F6サイズ)└アルシュ水彩紙 細目 パッド(F3サイズ)● 森トラスト賞「東京ワールドゲート2階 TOKYO WORLD GATE CoCo Lounge」にて作品展示8月1日(木)~8月31日(土)予定※賞50音順※寄付総額に応じて優秀賞(賞金10万円)の本数を増やし、より多くの障がい者アーティストの支援をいたします■障がい者ならではの感性が光る絵画に焦点を当てた経済的なサポート障がい者は、福祉施設等のプログラムにおいて絵を描く機会が多く、独特の感性で表現された唯一無二の世界にいざなってくれる名作も続々と生み出されています。これらの名作に焦点を当てることで、障がい者アーティストを応援したい“きもち”を寄付という“かたち”にし、経済的な自立支援の仕組みを作りました。しかし、寄付という行為に対しては「ハードルが高い」「馴染みがない」という声も少なくありません。そこで、一人でも多くの方が寄付に触れる機会を増やし、また障がい者アーティストの作品を知るきっかけ作りになればと立ち上げたのが「キャンバスアートコンテスト」です。“きもち”を“かたち”に障がい者の“きもち”をアートという“かたち”に。障がい者アーティストを応援したい“きもち”を“かたち”に。■法人概要商号 : 一般社団法人キャンバス代表者 : 代表理事 中澤 俊太所在地 : 〒102-0093 東京都千代田区平河町1-3-6 BIZMARKS麹町設立 : 2022年2月事業内容: アートを通じた障がい者の自立支援URL : 【本件に関するお問い合わせ先】一般社団法人キャンバス 事務局TEL : 03-6777-7037お問い合せフォーム: 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2024年04月26日私たちの社会は基本的に、マジョリティ(多数派)に合わせた構造をしています。いくらバリアフリー化が促進され、時代とともに少しずつ環境が変化しても、障がい者も快適に暮らせる『優しい社会』への課題は山積みといえるでしょう。そのため、たびたびネットでは障がいを持つ人からの問題提起が話題になり、さまざまな視点から意見が飛び交います。「障がい者はお礼をいう必要があるか」に、猪狩ともかが持論2024年3月17日、アイドルグループ『仮面女子』の猪狩ともかさんが、X(Twitter)を更新。猪狩さんは2018年4月、強風で倒れた看板の下敷きとなり、脊髄を損傷。両足が動かなくなり、車いすでの生活を余儀なくされてしまいました。一時は自分の足で踊れなくなることに強いショックを受けるも、再び前を向き、『車いすアイドル』として新たな道を歩み始めた経緯があります。突如、車いすでの生活を送ることになった、猪狩さん。1人の中途障がい者として、時々耳にするこんな意見に、疑問を抱くことがあるといいます。健常者にとって普通の体験をしているだけなのに、なぜ障がい者は感謝をしなくてはならないのか?例えば車いすユーザーの場合、電車に乗降するといった、健常者にとって『当たり前のこと』1つでも、他者の協力を必要とします。そういった、『健常者では当たり前のようにできること』にお礼をすることについて、「障がい者に対する感謝の強要ではないか」という意見も上がっているのです。猪狩さんは、1人の車いすユーザーとして、持論をこのように展開しました。車椅子ユーザーとして手助けをしてもらったら感謝の気持ちを持ちたいと常に発信しているのですが、時々「感謝の気持ちを強要している」とか「普通の体験をしているだけなのに感謝の気持ちが必要なのか?」など色々な意見をいただきます。感謝ってそんな理屈で考えるものなのでしょうか?「ありがとう」って言った方も言われた方も気持ち良くなれる無敵な言葉だと思うんです。言える機会があればどんどん言った方がいいと思うんです。ありがとうって漢字で書くと「有難う」ですよね。難が有るときこそありがとうなんです。自分が困難で困っている時、手助けしてもらった時こそ「ありがとう」なんです。“強制されている”や、“言わなければならないという義務感”なんて全くないんです。そこに理由や理屈なんて必要ありません。ただただ気持ちの良い言葉として発してます。ありがとうって言ったほうがお得なんです@igari_tomoka3ーより引用前述したように、社会はマジョリティに合わせた仕組みになっているため、障がいを抱えている人の生活には、さまざまな困難が生じます。きっと、他者の助けを得ることによって、「ありがとう」という言葉の中に「ごめんなさい」という謝罪の気持ちも含まれるため、何度も口に出すことに苦痛を感じる人もいるのでしょう。猪狩さんは1人の車いすユーザーとして、そういった気持ちを汲みとった上で、「自分はただただ、お互いに気持ちのいい言葉として告げている」とコメント。障がいに関する介助に限らず、「ありがとう」といわれた立場の気持ちを想像し、『幸せになれる言葉』として発しているといいます。猪狩ともかの持論に「考えさせられる」の声最後には、「世界中が『ありがとう』であふれるようになったら素敵ですよね」とつづった、猪狩さん。投稿は拡散され、さまざまな意見が寄せられています。・毎日何をするにもお礼をいうのは苦痛も感じるんだろうけど、自分はこのポジティブな考え方が好きだな。・考えさせられた。障がいの有無は関係なく、やっぱりお礼は大切だと思う。・自分も障がいがあるけれど、同意見です。こうして『1人の意見』として発信してくれたことに感謝します。もちろんこれは猪狩さんの意見であり、一人ひとり考えは異なるため、明確な『正解』はありません。しかし、猪狩さんの考え方に、多くの人が1つの意見として考えさせられたようです。障がいに限らず、誰しも立場が違えば、見える景色や考え方は大きく異なるはず。そういった議論を積み重ねることで、時には溝が深まることもあれば、相互理解が深まることもあるでしょう。多くの人が社会の『見えない壁』について考えることが、いろんな人が過ごしやすい社会の形成につながっていくのではないでしょうか。[文・構成/grape編集部]
2024年03月24日フェミニンケア商品の開発研究を進める株式会社ハナミスイ(本社:東京都新宿区、代表取締役:方 智煥/以下、ハナミスイ )は、一般社団法人日本視覚障がい者美容協会(所在地:埼玉県上尾市、代表理事:佐藤優子/以下、JBB)の開催する「フェムケア用品勉強会」に参加させていただきました。フェムケア用品勉強会参加の経緯JBBとハナミスイの出会いは、2022年に開催されたフェムテック東京でした。ブースを訪れてくださった代表理事の佐藤さまから、目の不自由な方にも是非弊社の商品、特にインクリアを紹介したいとのご提案をいただきました。2023年11月30日に、フェミニンケアに関しての情報を発信しているOliviAさんのご協力で、「今こそ見直したい! 女性のウェルネスの大切さとインクリアについて」と題したオンラインセミナーを実施いたしました。「今こそ見直したい!女性のウェルネスの大切さとインクリアについて」セミナーについてJBB会員のみなさまはお仕事をされており、セミナーの実施はオンラインで平日の夜9時からという遅い時間からの開始となりました。スタッフをはじめ27名にご参加いただき質疑応答を含め夜11時頃まで約2時間の開催となり、みなさまの勉強意欲の高さにたいへん感銘をうけました。セミナーは、まずOliviAさんから女性の身体の構造について保健体育のようなレクチャーがありました。普段はスライドをもとに説明をされているOliviAさんでしたが、表示されているものについて、参加者のみなさんの想像力を使っていただき、例えば手で触ってわかるようなものを具体例として挙げるなど、佐藤さんの補足が必要なところもありました。商品説明をするOliviAさん商品説明の補足をするJBB代表の佐藤さんインクリア説明書点字実際にインクリアを手にとっていただく使用方法の説明時も、佐藤さんにはレクチャー中、みなさんに分かりやすいように、終始フォローをしてもらいました。インクリアは、ピローケースと呼ばれる紙袋にアプリケーターが入っており、キャップを外して使用しますが、まずは手探りでキャップを探すことの説明から始まりました。普段は目からの情報ありきで商品紹介をしており、目の見えない方への説明が難しいことを改めて実感しました。初めてインクリアをさわる全盲のYさん盲導犬と一緒に参加してくださったIさんセミナーを終えてこの勉強会を通し、普段の生活はほぼ目からの情報に頼りきっている事を実感し、同時に目の見えない方への説明の難しさを痛感しました。目の見えない方の暮らしがどれだけ大変なのかを目の当たりにし、改めてメンバーのみなさまへの畏敬の念を抱きました。フェミニンケアに関しては、視覚障がいの方でなくても話すことがはばかられる内容だったのか、参加者からの反応は静かではありましたが、発言いただいた方からは、こんな商品があったとは知らなかったので、ドラッグストアで聞いてみますとのうれしいお声もいただきました。日常生活をよりよくするための便利アイテムは、インクリア以外にもたくさんあるにもかかわらず、視覚障がいの方にとっては、商品を知らなくては購入することもできない、ないものになってしまっている、ということを聞きました。セミナーでみなさんとコミュニケーションをとらなかったら、恥ずかしながら知ることできない情報でした。セミナーの実施はチャレンジでしたが、「フェミニンケアを世界中の人々へ」をビジョンに掲げるハナミスイとしては、より多くの女性の悩みを解決できるよう積極的に社会貢献をしていきたいと考えています。ご参加いただいた皆様からの貴重なご意見は、今後の商品開発に活かしていきます。ハナミスイはこれからも、すべての女性に寄り添いフェミニンケアのサポートができるよう努力してまいります。OliviAさんからの感想今までに視覚障がいがある方の性の悩み相談を受けたことはありましたが、セミナーという形でフェムケアを紹介するのは初の試みでした。打合せの段階から視覚障がいのある女性の抱える様々な月経や性の課題を教えていただきました。「フェムテック」の盛り上がりとともに、月経期間を快適に過ごせる月経用品やフェムケア用品が色々と登場しているにも関わらず、視覚障がいのある女性たちには、その情報が届いていないという現状も、このような機会がなければ具体的に想像できませんでした。フェムケア用品の情報以外にも性の健康の知識についても健常者と比較して情報が行き届いていないとお伺いしたので、セミナーの中に盛り込みました。視覚障がい者のために「性の健康」セミナーに取り組むのは国内でも初の試みではないかと思います。佐藤代表には、参加者の皆様の理解が深まるように懇切丁寧なサポートをしていただきました。このセミナーが自分の身体への理解を深め、「性の健康」を肯定的に捉えてもらうきっかけになれば嬉しいです。セミナー参加からの感想HKさま:木曜日は女性のウェルネスオンラインセミナーお疲れ様でした。セミナーでは、今までの概念が大きく変わるほどの衝撃を受けたのと同時に、無知な自分を恥ずかしくおもいました。インクリアも早速、購入しました!もっと早くインクリアの存在を知りたかったと思いました。YTさま:30日の講座、ありがとうございました。デリケートゾーンの名称は知っていましたが、機能や必要性などの知識は全くありませんでした。セルフケアの大切さなどもとてもわかりやすくご説明いただき、すごく学びの深い講座でした。また、講座当日までに間に合うように商品を届けていただいたおかげで、取扱方もすっと入ってきました。表にでていない部分にももっと目を向けて、健康や美を更に意識していきたいと改めて感じました。ありがとうございました。MSさま昨日も大変素晴らしいセミナーをありがとうございました。こちらで質問しなくてもいいほどの知識や詳しい内容をご提供いただいたオリビア様にはとても感謝しております。本当に最先端の講座だということをとてもひしひしと感じました。YTさま先日は素敵なセミナーを開催してくださいましてありがとうございました。悩み相談の例を聞いて私だけじゃないんだなと思えました。世代別の悩みや人には聞けない体のことも知れた貴重な時間でした。インクリアはもちろん初めて知りました。慣れてしまえば全盲の私でも使えそうです。膣洗浄は正直してなかったので今後はしてみて悩みが減れば嬉しいです。スイーツみたいに周りも店員さんも新商品を教えることに抵抗もある中、私たちは教えていただけたんだなと感動しております。これからもこのようなセミナーを受講したいです。これからも活動応援しております。今後ともよろしくお願いいたします。このセミナーは、参加者募集の段階で都合がつかない方も多くアーカイブ配信の希望がありましたため、 障害者週間の12/9(土)まで、会員限定で公開されております。一般社団法人日本視覚障がい者美容協会について「いつ見えなくなっても怖くない世界」をスローガンに、美容を通じて視覚障がい者の「こうしてほしい」と企業の「応えたい」という気持ちをつないで形にする団体。視覚障がい者への新たな取り組みとしてフェムケア用品の勉強会も実施中。フェムケア用品勉強会の詳細はこちら↓ 法人名:一般社団法人日本視覚障がい者美容協会所在地:〒362-0015 埼玉県上尾市緑丘5-6-6代表者:佐藤優子(代表理事)OliviAさんプロフィールラブライフアドバイザー。性生活の総合アドバイザーとして2007年から活動を開始し、今年で15年目。カウンセリング、著述、メディア出演、講演、スクール運営、企業研修、商品開発など、多方面で「女性のセクシュアルウェルネス」「コミュニケーションを重視した性生活」の提案を行う。 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年12月07日どうして宿題ができないの? メイさんは、小2の息子トールくんが何時間かけても宿題ができないことに頭を悩ませていました。トールくんはASD(自閉スペクトラム症)とADHD(注意欠陥・多動症)の特性を持つ発達障がいですが、学習障がいや知的な遅れはなく、宿題の内容はトールくんにとって難しいものではありません。ではなぜ宿題ができないのか? いろいろな方法を試すメイさんですが、トールくんの自己肯定感が下がるばかりで…。息子の特性と向き合い、ペアレントトレーニング(主に発達障がい児を持つ親が子どもの問題行動への対策を学ぶもの)を取り入れながら試行錯誤した体験談。■前回のあらすじ小2の息子は、自閉スペクトラム症で注意欠陥多動症。学習障害や知的な遅れはないのだが、宿題が何時間かかっても終わらない。どうにかせねばと思った母はいろんな方法を試してみるが、改善されなくて…。■視覚化を宿題に取り入れると…■次は放っておく!今振り返ると「そんなんじゃダメだよー」とわかるのですが、そのときはわからなくて…。というか、やってみたことによってダメなやり方がわかっていって、だんだん正解に近づいていく感じですね。エジソンの名言でそんなのがありましたね。脅し系育児と同様、「宿題をやらないで行ったらいいじゃん」というのも、本意ではありませんでした。「それってどうなの?」と思う気持ちがあるので。だからこのとき一度試して、もうやめました…。次回に続く「小学生男子、宿題の時間かかりすぎる問題」(全5話)は12時更新!
2023年11月24日障がいのある方が絵を描くことを仕事としている就労継続支援B型iroasobiでは、この度障がいのあるアーティストたちによる初の「絵の展示会2023」を令和5年11月22日より開催いたします。この機会にぜひiroasobiの活動を広く知っていただきたいと存じます。【「障がいのあるアーティストたちによる絵の展示会2023」概要】主催 :就労継続支援B型iroasobi(株式会社ティーサービス)連絡先 :054-654-3516(榊原 太田 吉澤)静岡市駿河区曲金6-11-19展示会タイトル:障がいのあるiroasobiアーティストたちによる絵の展示会2023展示会開催日 :令和5年11月22日(水曜)~11月25日(土曜)11:00~16:00展示会開催会場:ギャラリー悠静岡市葵区鷹匠2-6-17【就労継続支援B型iroasobiのご紹介】●事業所紹介iroasobiは障がいがある方が絵を描くことを仕事とする就労継続支援B型の事業所です。お題として出されたテーマや、その時に自分が描きたいと思ったものを思い思いに絵で表現をしています。描いた絵は、タオルハンカチに刺しゅうをして商品として販売しています。そのため、所属している利用者様は、iroasobiブランドの“タオルハンカチアーティスト”として活躍しています。作業中の様子●アーティスト(ご利用者様)現在、32名のアーティスト(ご利用者様)が所属しています。(精神障がい24名 知的障がい8名)iroasobiの仕事である絵を描く作業は、静かな環境にて個々で取り組め、コミュニケーションを主としません。そのため心に不安を抱えている方の居場所として選ばれ結果多くの精神障がいの方が所属しているのが特徴です。実際に作業中はイヤホンで外の音を遮断している方もいらっしゃいます。また、在宅支援も取り入れており、家から出ることが困難な引きこもりの方や公共の交通機関を使うことを苦手とする方なども利用しています。感じたまま自分らしく表現をすることができる絵は、障がいの有無関係なくできるためアーティストたちは生き生きと活動をされています。<年齢や男女比>男性9人(20代4人、30代4人、40代1人)女性23人(20代11人、30代8人、40代4人)<通所と在宅>在宅23人/通所9人●タオルハンカチiroasobiが作っているハンドタオルは、アーティストが描いた絵の雰囲気をそのままに、タオルハンカチに刺しゅうしています。ハンカチを収めているケースにはアーティストが描いた絵も入れ“絵を楽しむ”ことを大事にしています。タオルハンカチ●会社紹介<株式会社ティーサービス>iroasobiの他、多機能こころ彩(就労A型・B型)と就労継続支援B型まめったいを運営しています。こころ彩やまめったいの施設外就労先には、「本格讃岐うどん こころ彩」があり、飲食店の厨房やフロア、シフォンケーキ製造(うどん粉シフォン)部門でたくさんのご利用者様が活躍しています。iroasobiのタオルハンカチは飲食店のこころ彩で販売しています。「本格讃岐うどん こころ彩」静岡市駿河区高松2576本格讃岐うどん こころ彩の販売コーナータオルハンカチ【絵の展示会2023】●初の展示会開催<開催の理由>設立(令和3年5月)当初より、アーティストの作品をたくさんの方に見ていただきたいと思っておりました。より多くの方に見てもらうことで絵を描いているアーティストたちが、やっている仕事を誇りにおもい、モチベーションの向上や仕事の継続につながると考えました。所属のアーティストのご家族や知人だけでなく、今まで障がい者に触れてこなかった人にも活動や成果をみていただきたいとおもいます。また今回の展示会を通じて普段の活動を知っていただくきっかけになってほしいとおもいます。●アーティストたちの声今まで一生懸命作品制作に取り組んできたので、その成果をたくさんの方に見てもらえると嬉しいです。絵そのものを展示し販売することは初めてなので、新しい自分の可能性を見つけられそうでモチベーションが上がります。今から展示会の開催がとても楽しみです。作業中の様子●展示会と普段の制作活動iroasobiはタオルハンカチに刺しゅうされるデザインを描くことが普段の業務です。描く題材やテイスト書き方は自由ですが、絵には制限もあります。例えば、刺しゅうでは細かい表現が難しい、背景を自由に描くことができない、色の種類もあまりに多いのは難しい、などです。今回は、「タオルハンカチへの刺しゅう」という制限を取っ払い、アーティストが描きたかったことを表現してもらいました。<タオルハンカチ 一部紹介>タオルハンカチ 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年11月17日車いすを利用している、さしみちゃん(@misa_misaxxx)さん。ある日、X(Twitter)に投稿した『心温まるエピソード』が反響を呼んでいます。『スタバ』の行き方が分からず困っていたら?「今日びっくりする素敵なことがあってさ!」こうつづり、自身の体験を報告した、投稿者さん。ある日、待ち合わせまで少し時間があったため、人気のコーヒーチェーンの『スターバックスコーヒー(以下、スタバ)』を利用しようと思ったそうです。地図によると、商業施設の2階に位置していたという『スタバ』。ビルの構造が複雑なのかエレベーターを乗り降りしてもなかなかたどり着けなかったといいます。諦めようと思いながらも、エレベーターで居合わせた男女に「『スタバ』の行き方って分かります…?」と投稿者さんが聞くと、「一緒に行きましょう」といってついてきてくれました。男性の対応に「本当に素敵」結局、『スタバ』は階段でしか行くことができない場所にあったため、諦めようとした投稿者さん。すると…投稿者さんの代わりに男性がサッとコーヒーを買いに行ってくれたのです!そして、コーヒーを渡しながらこういいました。「お代はいらないよ!メリークリスマス!」投稿者さんにコーヒーをプレゼントしてくれた男性。しかも、『スタバ』で利用することができるギフトカードまで渡してくれたのです。また、男性がコーヒーを買いに行っている間話していた、連れの女性も素敵な人柄だったという、投稿者さん。当時の出来事について、「人生で遭遇したことがないレベルで素敵な体験」と振り返り、「SNSを通じてどうかお2人にお礼を伝えたい」とつづっています。心温まるエピソードは拡散され、多くの人から感動の声が寄せられました。・本当に素敵な方々ですね。お兄さんとお姉さん、2人ぶんの『ベンティサイズ』の温かな心遣いに、私も温まりました。・この寒い日になんと心温まるエピソード。日本人は見てみぬふりをする人が多いけど、もともとは優しい気質だと思うから、あと少しの勇気を出して助け合えたらいいな。・優しい世界。こういう出来事であふれる世の中になってほしいな。お礼が伝わるといいですね!・そんな仏様みたいな方が存在するとは!人生何周目なのかしら?また、「バリアフリーに力を入れている『スタバ』。この投稿を見つけて対策する予感がします…!」といった声も。2023年現在、さまざまな施設のバリアフリー化が進められているものの、車いすを利用する人にとってまだまだ不便な場所があることも事実。そんな時に、親切な声がけやちょっとした気遣いで、投稿者さんのように救われる人はたくさんいるでしょう。こうした『心のバリアフリー』が広まることで、誰もが気持ちよく過ごせる世の中へとつながっていくはずです。[文・構成/grape編集部]
2023年11月12日障がいのある人もできるだけ快適に暮らすことができるよう、社会ではバリアフリー化が推進されています。例えば、健常者であれば特に意識しないであろう階段も、視覚障がいや身体障がいがある人などにとっては、高い壁のようなもの。障がいのある人の移動をサポートするためにも、階段の付近にはエレベーターやスロープが導入されているのです。聴覚障がい者が、店員の行動に心打たれた理由生まれつき耳が聞こえない、うささ(@usasa21)さんは、相手の唇の動きから言葉を想像する読唇術(どくしんじゅつ)を活用するなど、日常生活でさまざまな工夫をしています。しかし初対面の人は、うさささんの事情を知りません。そのため買い物をする際は、店員にスマホの画面を見せ、文字で障がいについて伝えるようにしているのだとか。そんなうさささんですが、飲食店を利用する際、『壁』にぶつかることがあるといいます。原因は…音が鳴るタイプの呼び出しベルでした。順番が回ってきた時に、音を鳴らすことで教えてくれる、呼び出しベル。振動するものや、ランプが点滅するものもありますが、音が鳴るだけのタイプの場合、聴覚障がい者は気付くことができません。うさささんの事情を察した店員たちは、その場で振動する様子を見せたり、ちゃんと振動するかを確認したりと、配慮をしてくれたのだとか。呼び出しベルを渡されても、どのような方法で通知してくれるかが分からず、これまでに何度も困ったことがあるという、うさささん。だからこそ、店員のこういった親切な行動に心打たれたといいます。聴覚障がい者の日常に潜む『壁』や、店員の素晴らしい対応について、たくさんのコメントが寄せられました。・いわれてみれば、音のみの呼び出しベルは聴覚障がい者に優しくないね。ハッとした。・これを「いい話だね」だけで終わらせず、社会で理解が進むようにちゃんと考えたい。・そんな不便があるだなんて、知らなかった…。自分が体験しないと気付けないことって、たくさんあるね。客の事情を察し、親身になって対応してくれた、飲食店の店員たち。『プロの店員』の姿に、漫画を通して多くの人が尊敬の念を抱きました。そして、障がいのある人たちが生活しやすくなるよう、より改善が進むことを祈ったようです。[文・構成/grape編集部]
2023年10月01日捨てられる犬を減らす活動を10年以上行っている特定非営利活動法人ドッグセラピージャパン(福岡県北九州市、理事長:野田 久仁子)は、賑わいマップをつくった障がい者就労支援施設3事業所がそれぞれの強みを活かし、まちの文化や地域の魅力を伝えるマップが2023年8月1日に発刊されたことをお知らせします。<障がい者就労支援施設 詳細>〇マップの取材の申し込み~記事編集、入力、企画運営特定非営利活動法人ドッグセラピージャパン〇マップのデザインNPO法人列島会 創造館クリエイティブハウス〇マップの仕上げ社会福祉法人 日本傷痍者更生会〇地域の人脈を活かし、地元の人や事業主の人脈を広げる人的協力上木月営農組合・農家の方々個性を活かしてできたマップ(8月1日発刊)■名産品のブドウの時期に盛り上がる鞍手町ブドウの産地として有名な鞍手町。時期になると一斉に直売所がオープンし町は賑わいますが、直鞍地域は「観光コンテンツづくり」や「受入れ体制づくり」が遅れているため、滞在時間が短く、消費拡大や経済の活性化に結び付いていない観光資源が乏しい通過型観光地。ブドウ園が多くある鞍手町■遠方からの来客が多い犬カフェまた、ドッグセラピージャパンが鞍手町で運営する犬カフェ カタノダプラス(オシャレな障がい者就労支援施設)自然豊かで屋外でも楽しめる犬カフェは珍しく、福岡市内や北九州市内、山口・大分・佐賀 等遠方から来客がありますが、近隣地域を回遊するための情報が不足していて、地域の魅力を伝えることは難しくこれまでバラバラに発信されていました。そこで、観光資源、地域資源を編集しなおし、“果物”“卵”“新鮮野菜”“歴史・文化”“犬”をキーワードに点としてではなく面として地域をアピールすることで、町外、県外からの来訪者が地域を回遊することで滞在時間が増え、地域を盛り上げる【地方創生としての賑わい】を作ろうと、障がい者就労支援施設 3事業所が自社の強みを活かし【情報収集・デザイン~仕上げまで】全て障がい者が作った手書きのMAPが完成しました。犬カフェ カタノダプラス スタッフ■ブドウまつり開催2023年8月1日からブドウ祭がはじまります。直売所でブドウを買えば抽選券がもらえ9月上旬に農作物が当たる抽選会がJA直鞍営農センターであります。■地域全体で経済を循環できるようにこれから様々な小商いや複数の体験プログラムを増やしていきます。それによって、さまざまな文化や特産物が商品化されることで地域に持続的な経済基盤をつくるとともに、地域文化の継承や次世代の地域を担う人材を育てていきます。■店舗概要店舗名 : 犬カフェ カタノダプラス所在地 : 〒807-1302 福岡県鞍手郡鞍手町上木月1037アクセス : JR鞍手駅 徒歩20分営業時間 : 11:00~17:00定休日 : 年末年始席数 : 20席ホームページ: Facebook : TikTok : ■店舗概要店舗名 : 犬カフェ かたのだ所在地 : 〒802-0064 福岡県北九州市小倉北区片野3-14-1 2階アクセス : モノレール片野駅 徒歩1分営業時間 : 土日のみ営業 11:00~17:00定休日 : 月~金曜日席数 : 20席ホームページ: Facebook : ■ドッグセラピージャパンのセラピードッグは私たちが育てているセラピードッグは、赤ちゃんの頃から犬慣れしたスタッフがたくさん触ることで人間の手が大好きになり、母犬や兄妹犬と長く一緒にいるので犬好きに育ちます。ふれ合いや交流を通じて病気やケガまたは精神的な痛手を受けた人の不安を減らし、気力を高め心と体を癒す働きをする高度な訓練を受けた犬たちです。<セラピードッグとは>人と人の潤滑油となり、間に犬がいると見知らぬ人同士でも無意識に警戒心を解き、ストレスを軽減させ、精神的な健康を回復させます。高齢者が犬とふれ合うことで癒しを提供し、生活に刺激を与えることで認知症予防にも役立つドッグセラピー活動の主役です。■ドッグセラピージャパンについて障がい者が育てているセラピードッグとともに高齢者施設に訪問し、犬とふれ合う機会をつくり、笑顔と癒しを提供しています。セラピードッグとふれ合うことで心が癒されセラピードッグをさわると血圧が落ち着いたりと、不登校児やお年寄りなどドッグセラピーを必要とする人は多く社会的にも必要とされてきています。■会社概要商号 : 特定非営利活動法人ドッグセラピージャパン代表者 : 理事長 野田 久仁子本部所在地 : 〒802-0064 福岡県北九州市小倉北区片野3-14-1設立 : 2013年4月事業内容 : ・犬猫殺処分ゼロ活動・ドッグセラピー活動・犬カフェ・子ども食堂・ドッグ介在教育・青少年ハートケア活動・セラピー犬育成・すべての事業の中心 障がい者就労支援ホームページ: Instagram : Twitter : ■本件に関するお客様からおの問い合わせ先特定非営利活動法人ドッグセラピージャパン お客様相談窓口担当: 堀江TEL : 0949-28-8252携帯: 080-5790-1321Mail: dtj.fukuoka01@gmail.com 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年08月01日「『最重度知的障がい者』という言葉を耳にしても、別にどうとも思わなくてよいんですけど……」そんな思いで「最重度知的障がい者」である実の弟との日常を、ユーモラスに描くイラストレーターのむらまつしおり(@shiori_ohanashi)さん。今回は、むらまつしおりさんの漫画『重度知的障がいのゆうくんの日常』を紹介します!まずは質問から……思うことは人それぞれ頭をまっさらにして……とっても陽気!「障がい者」と聞くと「”大変そう”とか色々(他人からイメージが)あるのかな」と語っていたむらまつさん。しかし、弟のゆうくんは明るくて家族のムードメーカーのようです……!毎日弟のゆうくんの陽気さに家族は大爆笑しているのだとか。大型犬には張り合うのに、小型犬にはビビって笑顔で「それ以上来ないで」ポーズをしたり、ひたすら走って大笑いしていたり……そんなゆうくんと遊ぶのが、“とても楽しい”とむらまつさんは漫画を通して伝え続けています。この漫画に読者からは『確かに大変なこともあるだろうけど、重度障害のある子だからこその幸せがそこにあるんだなと学ばせていただきました。』『ひとつひとつの動作が可愛いですね!』『私は身近な存在に知的障害者の方が居なく、深く関わったことが無いのでやはり知的障害があると大変そうだなと思っていたのですが、ご家族の実際の感想を聞いて考え方が変わりました!』など、障がい者に対しての考え方が変わったり学びを得たというコメントが多く寄せられました。いち個人として接してみると普段の生活で話ししたことないタイプの人や関わったことない人だと、無意識のうちに偏見を持ってしまいがちですよね。ですが、実際に関わってみると自分の想像していた人と違った……なんてことも多いと思います。みなさんは、この漫画を見てどう感じましたか?(MOREDOOR編集部)(イラスト/@shiori_ohanashi)※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点のものになります。
2023年07月08日■前回のあらすじ発達検査を受けた夜、ひとりでお風呂に入りながらこれまでゆいを追い詰めていたことに気づく。自分じゃなく、もっとしっかりした人が母親だったら、ゆいに早く適切な対応ができたのにと自分を責めるのだった。■夫に報告すると…■様子見がいい…!?ゆいの軽度知的障がいを単身赴任中の夫に報告すると、「様子見でいいんじゃない?」と返され…。しかし私はこれまで気づいてこなかったこともあるし、ゆいがすでに高学年であることが気になり…。次回に続く「療育手帳を取得した話」(全38話)は12時更新!
2023年06月27日日本国内を走行する、ほとんどのバスや電車に設けられている、優先席。その名の通り、高齢者や妊娠中の人、障害のある人といった、座席を必要とする人たちを優先する、バリアフリー整備を目的としたスペースです。車内ではたびたび「優先席を必要とする人がいた場合は、お譲りください」といったアナウンスも流れており、社会全体の思いやりある行動を推進していることが分かります。電車の優先席に座ったジョージア大使に批判の声南コーカサスにあるジョージアについての情報や、日本での暮らしについてSNSで発信し、インフルエンサーとしても注目を集める、駐日ジョージア大使のティムラズ・レジャバさん。2023年6月18日、レジャバさんは自身のアカウントに、電車に揺られながら都心に向かう姿を動画で公開しました。ラフな服装で電車の座席に腰掛け、優雅に読書をしながら移動の時間を過ごすレジャバさん。しかし、何気なく投稿した1本の動画をきっかけに、ネット上で議論が巻き起こっています。レジャバさんが投稿した動画に対し、こういった指摘が複数寄せられたのです。「どうして優先席に座っているんですか?」そう、この時にレジャバさんが腰掛けていたのは、電車の優先席。動画を見るに、レジャバさんの隣の席は空いているため、優先席を必要とする人が周囲にいたわけではないのでしょう。しかし、動画を見た人からは批判や指摘の声が寄せられたようです。そういった声を受け、レジャバさんは「空いている優先席に座ることは問題ありません」とコメント。続いて、「理屈のない不要な圧力は、生きづらい社会につながる。必要とする人が来た時に、率先して譲る精神が大事である」と説きました。健常者が優先席に座るのはアリ?ナシ?レジャバさんの投稿を発端に、ネット上では『健常者が空席の優先席に座るのはアリか』という議論が勃発。賛否両方の意見が投稿され、レジャバさんの動画は、多くの人が優先席について改めて考えるきっかけになりました。【肯定的な意見】・『優先』という言葉の意味が分からないのか?『専用』じゃないから、ちゃんと譲れば問題ない。・空いているなら座っても問題はないだろう。特に、混んでいる場合は座らないほうが迷惑になる。・専用席ならともかく、自分も優先席には普通に座ります。もちろん、絶対に譲るという意思を持って。【否定的な意見】・当事者以外には分からないだろうけど、すでに座っている人がいると「譲ってくれ」っていいづらいんだよ…。・先に座っている人がいたら、優先席が必要な人がいても「どうせ譲ってもらえない」と思って近付けないよ。・自分は優先席を必要とする当事者ですが、譲ってくれる人は全然いません。だからこそ、できれば空けておいてほしい…。前述したように、優先席はあくまでも『必要とする人を優先する席』であり、「健常者が利用してはならない」というルールや強制力はありません。とはいえ、優先席を必要とする人の中には、視覚的に分からない症状を持っている人もいます。すでに座っている人がいたら、声をかけづらいと思う気持ちも十分に理解できるでしょう。レジャバさんがいうように、「必要とする人が来た時に率先して譲る」という姿勢は社会全体に必要。加えて、もし混雑してきた際は、自ら席を空けるといった思いやりある行動がとれるとベストですね。[文・構成/grape編集部]
2023年06月19日クロスメディア・パブリッシングは4月28日、新刊『聞く習慣自分と人生が変わるいちばん大切な会話力』を出版しました。同書の著者は、人見知りで元コミュ障ながらも、現在はインタビューライターとして活躍するいしかわゆきさん。いしかわさんは、もともと他人に興味がなく、「興味を持てない相手」との会話に「なにを話せばいいかわからない」「聞きたいことがない」と悩んだ経験があるそう。「会話や雑談に関する本を読んでいて、『目の前の相手に興味を持ちましょう』と書かれていたら、『それができたら苦労しないんだよ!』と毒づいていました」とも語っています。インタビューライターとして仕事を始めた当初も、緊張して挙動不審になってしまったり、尋問のようになってしまったり、変な質問をして相手を困らせてしまったりと、いろいろな失敗を重ねてきました。そんな中、いしかわさんが気づいたのは、「自分が1を振って、相手に10話してもらう。これでいいんだ」ということ。その気づきは仕事の現場のみならず、私生活でも役立ち、気づけば聞き役に徹することが増えました。ただ話を聞いているだけなのに、感謝されたり、好印象を持たれることも増加。相手に興味を持てなくても、インタビュアーの気持ちになって「自分」や「読者」のために話を「聞く」と、どんな相手ともラクに会話ができるようになっていくと語っています。同書では、会話の不安がなくなるゆるすぎる会話術を紹介。たとえば、「『1対1』のサシで話す状況をつくる」「相手に会う前に『情報収集』をしておく」「『聞きたいことメモ』をこっそり忍ばせる」「主語を『自分』から『みんな』にしてみよう」「『オススメ』を聞いて、その場でポチる」「『ヤバくない?』と言われたら『ヤバーい』と返す」など。会話になると「楽しませなくちゃ!」というプレッシャーがある人、会話が途切れた瞬間の「シーン」が怖すぎる人、くだらない話をして相手に嫌われたくない人、「こんな会話、意味あるの?」と思ってしまう人におすすめです。■書誌概要書籍名:聞く習慣自分と人生が変わるいちばん大切な会話力著者:いしかわゆき定価:1,628円(フォルサ)
2023年05月13日自動車メーカー『マツダ』のカーディーラーである『株式会社広島マツダ』の従業員が、TikTokに障がい者の真似をした動画を投稿。その内容に非難の声が上がっています。2023年4月下旬に投稿されたという動画には、『MAZDA』のロゴが入った作業服姿の従業員が、舌を出し頭を傾けて電動車椅子を操作する様子が映し出され、周囲の笑い声や「もう1回」とリクエストする音声なども入っていました。『障がい者揶揄動画』について、広島マツダが謝罪動画に対しネット上では「障がい者を揶揄している」「障がい者を侮辱する差別行為に当たるのでは」という批判が続出。これを受け、同月30日に同社はウェブサイト上に謝罪文を掲載しました。この度、株式会社広島マツダの従業員が撮影、2023 年 4 月下旬に SNS に投稿した動画について、ご覧になられた皆様に大変不快な思いをさせてしまったこと、またお客様ならびに関係各位には、ご心配ご迷惑をおかけしておりますこと、深くお詫び申し上げます。本動画を撮影し SNS に投稿した従業員、動画に映っている従業員、および撮影時に周囲にいた従業員に対して事実確認を行ったところ、決して障害者を揶揄するつもりはなかったと申しておりますが、会社としては軽率な行動に対して厳重注意を行い、当該従業員も深く反省しております。弊社は、本件を真摯に受け止め、広島マツダおよび関係グループ会社も含め、本件の内容を周知するとともに、再発防止に向けた取り組みを行ってまいります。広島マツダーより引用同社は従業員に事実確認の上、軽率な行動に対し厳重注意を行ったとつづりました。謝罪文では、従業員が動画作成の動機や経緯などは記されておらず、ネット上ではさらなる批判が噴出しています。・息子が車いすユーザーです。あんな風に見ているのかと思うと、ただただ悲しかった。・「揶揄するつもりはなかった」というけれど、どんな意図だったのかを説明してほしい。・明らかに茶化してるのに、それを認めない一文に違和感がある。すべての人がマツダ車に乗る機会があるのにね。この社会には心身の機能に障がいがあり、日常生活や社会生活において、制限を受けざるを得ない人たちが、多く暮らしています。実際に障がいを抱えている人や、障がいのある家族がいる人たちなどが、今回の動画を見た時に「揶揄ではない」と思えるのか、疑問に感じた人は多いようです。障がいは、個人の心身機能によるものだけではなく、社会の理解や配慮の欠如が生み出す障壁によって、創り出されているものでもあります。障がいを抱える人々への社会全体の理解がすすむことで、軽率な行動で誰かを深く傷つけるようなケースが減っていくのかもしれません。[文・構成/grape編集部]
2023年05月04日後継者不足の職人技を福祉につなぐ「伝統×福祉」の伝福連携活動を実践するクリエイティブ・シェルパは、障がいのある若者たちが職人技を身につけて制作した「江戸仕立て都うちわ千鳥型(千鳥うちわ)」の作品とパネルの展示紹介を、渋谷区役所(東京都渋谷区宇田川町1-1 本庁舎2階、障がい者福祉課)にて開始しました。江戸仕立て都うちわ千鳥型(撮影:JAPAN MADE)◆全国各地に職人的資質のある異才の若者たちがいます日本が誇るべき職人技は、需要減と担い手の高齢化により衰退の一途を辿っています。コロナ禍の影響で「これ以上の維持継続は難しい」と、廃業を検討している伝統工芸職人が全国に4割いるというアンケート結果もあるほどです。継承されずに最後の職人がいなくなると、その技術は再現できなくなってしまいます。一方で、こだわりが強く、集中力があり、細かい反復作業が得意な障がい特性のある若者たちが全国各地にいます。職人的資質に恵まれた彼ら彼女らは、コミュニケーションが苦手なため一般社会での就労が難しく、社会との接点を得ることも容易ではありません。特別支援学校・特別支援学級などを卒業後、障害者施設に通所して軽作業などをしている方々も多くいらっしゃいますが、施設に通えなくなってしまう方もいます。伝統的な職人技とつながる機会はまずありません。渋谷区×伝福連携活動紹介パネル◆千鳥うちわの職人技を受け継ぎ、若者たちに技術伝授していますそのような全国各地の障害者施設を、羽塚順子(クリエイティブ・シェルパ共同代表)が訪問しながら、職人的才能に恵まれた方々の可能性を活かせないかと、2018年、江戸仕立て都うちわ千鳥型(千鳥うちわ)の関東で最後の職人である加藤照邦氏に技術伝授をお願いして藤田昂平(クリエイティブ・シェルパ共同代表)が直伝を受けました。東京都渋谷区においても、障がいのある若者たちに講座形式での技術伝承を行っています。現在、千鳥うちわのパーツを「和紙」「竹骨」「柄(木工の持ち手)」と3つに分け、各作業を得意とする関東近郊の障害者施設が担当し、和紙原料となる楮(こうぞ)の木を剥いだり、真竹(まだけ)の新月伐採といった、資材調達から制作までを分業して進め、出来上がった3つのパーツを一枚の作品に仕上げています。渋谷区では、渋谷区手をつなぐ親の会、特定非営利活動法人絆の会(福祉作業所ふれんど)などの協力を得ながら、継続して「竹骨の貼り加工」と「柄(持ち手)の磨き加工」を実施、職人と呼べるレベルの若者が育っています。また、職人技指導のみではなく、ご本人たちのやる気を尊重し、ものづくりや手仕事の楽しさ、講座の場や関係性の心地よさ、見学に来られる方とのコミュニケーションの喜びなどを感じてもらいながら、障がいのある方々のもう一つの安心できる居場所としての役割も担っています。毎回の講座を心待ちにして、笑顔で通ってくる個性豊かな受講者もいます。◆海外からの受注、グッドデザイン賞・三井ゴールデン匠賞(奨励賞)などを受賞千鳥うちわの作品は、世界的にも高い評価をいただいており、フランス・パリで人気のクリエーションユニット、バルボステさんで展示販売いただいたり、イタリア・ミラノで活躍されている日本画家、奥村祥子氏の個展でコラボ作品を展示いただくなど、海外にも羽ばたいています。日本においては、作品レベルの高さに加えて、障がいのある方が実践しているまだ数少ない伝福連携の取り組みモデルとして、三井ゴールデン匠賞(第四回2022 奨励賞)、グッドデザイン賞(2020)などをいただいています。ミラノでの日本画家コラボ作品布多天神社(調布市)神楽殿での展示クリエイティブ・シェルパ 第四回三井ゴールデン匠賞ファイナリスト 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年05月01日「『最重度知的障がい者』という言葉を耳にしても、別にどうとも思わなくてよいんですけど……」そんな思いで「最重度知的障がい者」である実の弟との日常を、ユーモラスに描くイラストレーターのむらまつしおり(@shiori_ohanashi)さん。今回は、むらまつしおりさんの漫画『重度知的障がいのゆうくんの日常』を紹介します!まずは質問から……思うことは人それぞれ頭をまっさらにして……とっても陽気!「障がい者」と聞くと「”大変そう”とか色々(他人からイメージが)あるのかな」と語るむらまつさん。しかし弟のゆうくんはとんでもなく家族のムードメーカーのよう……!(MOREDOOR編集部)(イラスト/@shiori_ohanashi)※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点のものになります。
2023年04月07日2022年4月、アメリカのアラバマ州にある動物病院『ブライソン・ベテリナリー・クリニック』に、生後1日の子犬が連れて来られました。ビーグルとシーズーのミックス犬であるメスの子犬で、母犬は出産した4匹の子犬たちの中で、この子だけ拒絶したといいます。理由は、生まれつき前足が変形していたためと思われました。飼い主は「この子犬に希望はないだろう」と思い、病院に引き取ってもらったそうです。しかし『ブライソン・ベテリナリー・クリニック』で働くスタッフの女性は、その子犬が助かる見込みがあると信じて、自宅に連れて帰りました。女性の娘であるジェス・レーンさんは、とても小さな子犬に一目ぼれ!懸命に世話を始めたのです。ジェスさんは「小さな魚のようだから」という理由で、子犬を『グッピー・ハンソン』と命名。2、3時間おきに授乳が必要なグッピーを、彼女は母親のように甲斐甲斐しく世話をし続けました。病院に連れて来られた時にはわずか約113gだったグッピーの体重は徐々に増え始め、順調に成長していきます。ウェブメディア『The Dodo』によると、生後3か月頃に行ったレントゲン検査の結果、肩の関節やほかの骨もいくつか欠けていることが判明。さらに生後4か月が経った頃、ジェスさんはグッピーが大きな音に反応しないことに気付きました。検査の結果、グッピーは耳が聞こえないことが分かったのです。それでもグッピーはジェスさんや彼女の家族からの愛情を受けながら、日々成長していきます。体の成長とともに、グッピーは楽に動けるようになっていき、階段もジャンプして登れるようになりました。そして…ジェスさんの家族となってから約9か月後のグッピーの姿がこちらです!帰宅したジェスさんを大喜びで出迎えるグッピー。体の不自由さなんて物ともせず、元気いっぱいで走っています。今では散歩中に穴を掘ったり、家ではおもちゃで遊んだりと、いたずら好きで明るい性格が全開だそうです。グッピーのFacebookには、「とても美しい犬だ!」「この子の成長は奇跡だよ」「グッピーに生きるチャンスを与えてくれてありがとう」などの声が寄せられています。生まれてすぐに母犬から拒絶され、いくつもの障がいをもちながらも、毎日を全力で楽しんでいるグッピー。ジェスさんにとって、グッピーが成長していくのを見るのが喜びだといいます。グッピーが幸せに生きる姿は、これからも多くの人たちに希望をもたらしてくれることでしょう![文・構成/grape編集部]
2023年02月06日積水ハウス株式会社は、障がいのあるアーティストの応援を目的として、「積水ハウス地域のアート展」を開催します。本プロジェクトでは、福祉を起点に新たな文化の創造を目指す企業である株式会社ヘラルボニーとライセンス契約を結ぶアーティストによる、7つのアート作品を建設現場の仮囲いに掲示します。掲示する建設現場として、東京都港区赤坂2丁目の「(仮称)赤坂二丁目計画」*1を選定。期間は2023年2月1日から2024年1月31日*2までを予定しております。本プロジェクトは掲示だけでなく、掲示されたアート使用料の一部がアーティストに還元される仕組みとなっています。また、鑑賞者が気に入った作品を、その場ですぐにでも購入できるように、今回掲示するアート作品毎に二次元コードを設置します。7つのアートの作品を掲示している建設現場の仮囲い文化庁*3によると、過去1年間に鑑賞以外の何らかの文化芸術活動を行っている障がいのある方の令和2年の割合は、平成30年と比較して5.1%減少の11.2%となっております。当社は上記の理由が、発表の場の不足や収入面にあると考え、この取り組みを実施します。また当社の様々な建設現場で、同様の取り組みを広げていくことを検討してまいります。積水ハウスは“「わが家」を世界一幸せな場所にする”というグローバルビジョンのもと、「ESG経営のリーディングカンパニー」を目指しています。これからも企業理念の根本哲学である「人間愛」に立脚した企業活動の一環として、社外と協働・共創しながら障がいのある方や多様な人が活躍できるダイバーシティ社会の実現に向けて貢献してまいります。■「積水ハウス地域のアート展」について「『美術館に行く』ではなく、『作品に来てもらう』アート展」として、地域の障がいのあるアーティストの優れた才能を発掘し、地域の当社施設や建築現場などにおいて発表の場を提供することで、街を感性で彩り、社会を幸せにする取り組みです。この取り組みは、当社の「イノベーション&コミュニケーション」を活性化する「創発型表彰制度(SHIP)」において2021年の第1回大会で準グランプリに輝いた提案を実現させたものです。今回の7つの作品は、SHIPにおいて提案した社員有志「積水ハウスアートキャラバン」チームが「幸せ」をテーマに選びました。■掲示アート作品・アーティスト名一覧(順不同):作品テーマは「幸せ」「シアワセピンク」・fuco:左:「ふしぎな花」・小野崎晶 右:「摩天楼を舞う」・XL左:「抱負」・鈴木和也 右:「迷路で大いに遊んでくださいな!!」・笠原鉄平左:「緑の風」・伊賀敢男留 右:「楽器」・川邊紘子・アートをご覧の皆様からのご意見、ご感想入力フォーム ■株式会社ヘラルボニーについて本店所在地 :岩手県盛岡市開運橋通2−38 4F HERALBONY @HOMEDELUXビル設立 :2018年7月24日代表取締役社長:松田 崇弥<事業内容>「異彩を、放て。」をミッションに、 福祉を起点に新たな文化の創出を目指すスタートアップベンチャー。国内外の主に知的障がいのある作家とアートライセンス契約を結び、2,000点を超えるアートデータを軸に作品をプロダクト化するアートライフブランド「HERALBONY」、建設現場等の仮囲いに作品を転用する「全日本仮囲いアートミュージアム/アップサイクルミュージアム」など、福祉領域の拡張を見据えた多様な事業を展開。2022年に「日本スタートアップ大賞 2022 審査委員会特別賞」を受賞。*1 日本生命保険相互会社と共同事業として開発を進めています。場所及び詳細については下記URL参照ください。 *2 工事の進捗等で変更となる場合がございます。*3 「障害者による文化芸術活動の推進に関する現状と今後の課題」 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年02月01日相鉄グループの相模鉄道㈱(本社・横浜市西区、社長・千原 広司、以下 相模鉄道)では、2023年3月18日(土)から障がい者割引が適用されるお客さま向けの新たなPASMO(障がい者用PASMO)によるサービスを開始します。障がい者用PASMOは、障がい者割引が適用されるお客さまにも、よりシームレスかつ快適に、関東圏などでご利用いただくことができます。1. サービス開始日2023年3月18日(土)2. 購入箇所(登録箇所)当社線各駅の有人改札窓口※駅係員を配置していない改札口(横浜駅五番街口、天王町駅YBP口、かしわ台駅東口の一部時間帯)を除きます。※他のPASMO協議会加盟鉄道事業者の購入箇所は、各事業者のホームページをご覧いただくか、個別にお問い合わせください。3. サービス概要詳細は、2022年9月14日 関東ICカード相互利用協議会のプレスリリースをご覧ください。【NEWSCAST用】(別紙)障がい者用ICサービス開始日について.pdf : ※「PASMO」は、株式会社パスモの登録商標です。【別紙付き・WEB用】リリース@障がい者用PASMOのサービス開始について.pdf : 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年12月22日全盲の浅井純子(@nofkOzrKtKUViTE)さんが、Twitterで呼び掛けた『お願い』に、人々がハッとしています。日頃から電車に乗る時に、多くの人に協力をしてもらっているという浅井さん。見知らぬ人に席を譲ってもらったり、乗り降りの際にサポートをしてもらったりすることがあるのでしょう。周囲の協力に感謝をしている浅井さんは、より安全に車内で過ごせるよう、「固定された手すりを持たせてほしい」と呼び掛けました。全盲の私は電車に乗る時にたくさんの人にお手伝いしていただきます。ぜひその時にお願いがあります。つり革ではなく、固定された棒を持たせていただけたらめちゃ安全に乗車できるんですよね^_^バランス感覚が乏しい全盲に固定の棒で安全で安心のプレゼントおまちししてまーす✨ pic.twitter.com/lWUzFkH1Q3 — 浅井純子(じゅんじゅん) 全盲の世界を超ポジティブに生きる人 (@nofkOzrKtKUViTE) December 1, 2022 電車内のつり革は、ちょっとした振動でも、揺れています。また、電車の急発進やブレーキが起きると、つり革につかまっていても、身体がバランスを崩してしまいかねません。そのため、浅井さんからすると、つり革につかまることは、決して安全とはいい切れないでしょう。一方で、固定されている手すりであれば、電車内の揺れによる影響を受けにくくなるといえます。浅井さんのお願いはネットを通じて注目を集め、多くのコメントが上がりました。・全盲の人が電車内にいることに気付いたら、率先して手すりに案内しようと思います!・「こういうフォローがありがたい」という視点は大切なこと。ぜひ多くの人に知ってもらいたい。・当事者でしか分からないことだと思いました。今後は積極的に譲ります!社会は、人と人との助け合いで成り立っています。みんながより安全に暮らしていけるよう、思いやりを大切にしたいですね。ちなみに浅井さんは、大阪府大阪市にあるヘッドスパ『暗闇ヘッドスパ純度100』を経営しています。光やBGMがない同店で、日々の疲れを取りたい人は、来店してみてはいかがですか。暗闇ヘッドスパ純度100[文・構成/grape編集部]
2022年12月06日京セラ株式会社(社長:谷本 秀夫)は、社会貢献活動の一環で開設している京セラギャラリー(京セラ本社ビル1階)において、京都府、きょうと障害者文化芸術推進機構と共同で、本年12月7日(水)から12月21日(水)まで、障がい者アート作品のバナー(大判出力のタペストリー)展示を行いますので、お知らせします。本バナーは障がいのある方々が、それぞれの個性と才能を発揮する場として、1995年度から開催されている「京都とっておきの芸術祭」に出品された作品の中からセレクトしたものが主になっています。当社は多くの皆様に障がい者アート作品に触れていただきたいとの思いからこの度2回目のバナー展示を開催することとなりました。今回は1階ロビーを含め、22点の作品を展示します。その中の8点については、きょうと障害者文化芸術推進機構が所蔵する障がい者アート作品から当社が季節ごとにセレクトし、制作したものになります。なお、昨年の展示内容と異なりますので、ぜひご来館いただければと考えています。展示予定の作品■展示概要表1: ※ 新型コロナウイルスの感染状況によっては、期間短縮や中止等になる場合がございます。2021年 展示風景 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年11月30日『自閉症児のいる家族の、特別ではない日常のエッセイ』と題し、日常の出来事をInstagramに投稿している、beth(3beth_gm)さん。長男のハルくんは自閉症を抱えており、bethさんは外出中、周囲に迷惑をかけないかと不安にかられることが多いといいます。ハルくんが通学のために使うバス停でも、bethさんはハラハラする出来事がありました。週に3回ほど、バス停で会う女性とは会話をするような仲ではなく、ハルくんのルーティンが迷惑をかけているのではないかと、bethさんは心の中でその女性に謝罪していました。しばらく経った頃、ハルくんのルーティンが崩される出来事が起きます。ハルくんが女性に対してとった行動は…女性を凝視するハルくんを制止し、代わりに謝罪したbethさんですが、その場はなんとも気まずい雰囲気になってしまったといいます。すると次の日…。女性の行動に、bethさんが驚いた理由女性は、昨日の一件を受けてか、ハルくんが座る場所を空けておいてくれていたのでした。その気遣いに感謝の言葉を述べたbethさんは、女性の返答にさらに嬉しくなったといいます。ハルのルーティンを理解してもらえたこと、受け入れていただけたこと、とても嬉しかった出来事でした。自閉症であるハルくんが、周囲から特別な目で見られたり、誤解されたりすることもあるという、bethさん。しかし、この女性は、ハルくんを『自閉症児』としてではなく、『ハルくん』として見て、また、受け入れてくれたのでした。その女性の思いに「温かな気持ちになった」「素敵です」「読んでいて涙が」と、bethさんが投稿したエピソードは、多くの人を幸せな気持ちにさせています。また、ハルくんと一緒にいると、bethさんは、多くの人の縁に恵まれるのだそう。この出来事をきっかけに、他愛もない話をする仲になったという女性との出会いもまた、ハルくんがつないでくれた縁なのでしょう。[文・構成/grape編集部]
2022年11月26日怪談家 稲川淳二がエグゼクティブ・プロデューサーを務めるパラアーティスト(障がい者アーティスト)の育成プロジェクト『稲川芸術祭2022』(運営:一般社団法人あゆみ文化芸術振興会)は、「たのしい!おばけ、ゆかいな!おばけ」をテーマとした作品募集を9月30日まで行い、全国から集まった321作品の中から本年度の受賞作品が稲川芸術祭オフィシャルHP( )にて11月25日に発表いたしました。『稲川芸術祭』メイン写真 稲川淳二(左)「稲川賞 award2022」受賞者に贈られる栄光の「グリーンちゃんちゃんこ」(右)2022年度の受賞作品は以下の6作品。●稲川賞 award2022 長野県女性「カラフルゴーストもりもりです」【稲川賞 award2022】カラフルゴーストもりもりです(長野県・女性)●敢闘賞 北海道・女性「君と一緒なら…」【敢闘賞】君と一緒なら…(北海道・女性)●殊勲賞 大阪府・男性「おばけのおいしゃさん」【殊勲賞】おばけのおいしゃさん(大阪府・男性)●技能賞 宮城県・女性「私の怖い私」【技能賞】私の怖い私(宮城県・女性)●技能賞 千葉県・女性「おばけの大行進」【技能賞】おばけの大行進(千葉県・女性)●クラウドファンディング賞 福岡県・男性「仲良し小好し」【クラウドファンディング賞】仲良し小良し(福岡県・男性)※本年実施しました『稲川芸術祭』応援のクラウドファンディング(CAMPFIRE カテゴリー:ソーシャルグッド )で支援者全員が審査員として優秀作品に投票をおこない『クラウドファンディング賞』が決定いたしました。【『稲川芸術祭』について】稲川淳二は昨年、パラアーティスト育成を目的とするプロジェクト『稲川芸術祭』を立ち上げました。精神、知的、身体のハンディを背負うパラアーティストからテーマに沿った作品を全国から広く募集、発信して「誰一人も取り残さない世界への第一歩」を目指すものとなっています。現在、『稲川芸術祭』HP内の「稲川オンライン美術館」では、2022年度の全応募作品を紹介しています。今後、「稲川賞award2022」の受賞者にはプロゴルフツアー・マスターズばりの栄光の“グリーンちゃんちゃんこ”が贈呈。そして入賞者全員に賞状と記念品が贈呈され、その栄誉を称えます。そして、すべての参加作品が掲載された稲川淳二監修の「稲川芸術祭 絵画集」を参加者全員に贈呈。(贈呈は2023年3月を予定)その絵画集は国立国会図書館へ寄贈が予定されており、パラアーティストのレガシーを日本の文化的遺産として永久的に保存、後世に伝えられていきます。前年度2021年度の『稲川芸術祭』の入賞作品は、現在『稲川芸術祭』のアパレル・ブランドの「Inagawa-Arts-Collection's」(ネット通販 )から入賞者の絵をモチーフにしたTシャツが発売されており、売上金額の5%がパラアーティストに還元されています。本年度の受賞作品も「Inagawa-Arts-Collection's」からアパレル商品の発売が約束されています。(2023年度に発売を予定)稲川芸術祭2021受賞作品のTシャツ稲川淳二は満面の笑みで「素晴らしいパラアーティストの作品をこれから続々と商品化して、発売していきたいですね~。世界的なファッション・ブランドに成長して、ファッションショーが開けたら、いいですねぇ~。」と意気込んでいます。稲川さんTシャツ写真稲川芸術祭オフィシャルHP : 稲川芸術祭事務局_公式ツイッター: 稲川淳二オフィシャルサイト : 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年11月25日福山市では、障がい者週間における啓発活動の一環として、市民に障がいのある人への関心や理解を深めていただくため、市内の障がい者福祉施設利用者の作品展の開催、製品の販売をします。障がい者週間とは広く障がいのある人の福祉についての関心と理解を深めるとともに、障がいのある人が社会・経済・文化・その他あらゆる活動に積極的に参加する意欲を高めるための週間です。(毎年12月3日から9日まで。)作品展日時2022年(令和4年)12月3日(土)~9日(金)場所まなびの館ローズコム1階エントランスホール(広島県福山市霞町一丁目10番1号)作品数15点程度製品販売日時2022年(令和4年)12月3日(土)9時~16時まで場所まなびの館ローズコム玄関前(広島県福山市霞町一丁目10番1号)販売品バッグ、ロングTシャツ、さをり織り製品(テディベア、ポーチなど)、エチケットケース、クッキーなど福山市について福山市(市長:枝広 直幹)は、瀬戸内海沿岸のほぼ中央、広島県の東南部に位置し、高速道路網のアクセスが良く新幹線「のぞみ」も停まる、人口約46万人の拠点都市です。福山市には四季折々の美しさを見せる自然、温暖な気候、海・山・川から得られる恵みがあります。100万本のばらが咲き誇る「ばらのまち」としても知られ、潮待ちの港として栄え日本遺産に認定された景勝地「鞆の浦」や、JR福山駅の新幹線ホームから見え、今年築城400年を迎える「福山城」、2つの国宝をもつ寺院「明王院」などの名所があります。産業としては、鉄鋼業や繊維産業など多様な製造業が集積し、ものづくりのまちとして発展してきました。デニム生地は、世界のハイブランドにも活用されるなど高い品質が評価されています。福山市ホームページ トップページ : 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年11月25日「俺の地元最高だな!」というコメントと共に、コンビニでの出来事をTwitterに投稿した、小山けんいち(@kenny_gby)さん。「勉強になりました」「素敵なエピソードですね」と絶賛のコメントが寄せられています。コンビニのレジでちょっと強面の男性が…ある日、小山さんが地元のコンビニでレジの順番待ちをしていた時のこと。レジでは、障がいを持つ客と、そのヘルパーさんが会計をしていました。客は小さい財布から、小銭を一枚ずつ取り出しており、周囲から見ても大変そうな様子。当然、通常よりも時間がかかります。すると、1人の男性が客とヘルパーさんに声をかけました。男性は、いわゆる強面といった風貌で、小山さんは「遅い!」と文句をいうのではないか、と内心ヒヤヒヤとしていたといいます。しかし…。男性:もう1個トレーを出して。小銭さ、出しにくいんだよ。広げて分けたら出しやすいでしょ。小山さんの心配は完全に杞憂でした。むしろ男性は、客が自分で小銭を出せるように、背中を支えてあげるようなアドバイスをしたのです。コンビニでレジ並んでたら、レジには障害のある方とヘルパーさんっぽい人が買い物してて、小さい財布から一つ一つ小銭を出して大変そうな様子。そしたら後ろからややコワモテ風のおっちゃんが声かけて、「遅い!」とか言うのかなと思ってヒヤヒヤしてたら→— 小山 けんいち(ケニー) (@kenny_gby) September 24, 2021 →おっちゃんは「もう一個トレイ出して」と言って、「小銭さ、出しにくいんだよ。広げて分けたら出しやすいでしょ」とヘルパーさんにアドバイス(?)してて、なんと言うか、こんな風にちゃんと見守れる人や場所ってすごいなと。店員さんも嫌な顔一つしてなかったし。俺の地元最高だな!— 小山 けんいち(ケニー) (@kenny_gby) September 24, 2021 実は小山さんは介護の現場で働くプロフェッショナル。「私たちは『自分でやりたい』を支える仕事ですが、あらゆるバランスが崩れるとそれが叶わなくなることもある」と語ります。小山さんがいう『あらゆるバランス』は、当事者たちが調整できるものばかりではないでしょう。だからこそ、男性のアドバイスは、ヘルパーや、何より『やりたい』という思いを抱く客自身を助けたはずです。小山さんの投稿は、大きな反響を呼びます。・柔軟な考えができる人って素敵。・こういう男性のような人が増えたらいいな。・相手の『やりたい』を尊重するのも大切。事情を理解し、さらに適切なアドバイスをするのは、そう簡単なことではありません。しかし、誰かの思いを尊重するということは、私たち一人ひとりの心がけ次第でできるはず。小山さんがコンビニで出会った男性や店員の姿勢を、見習いたいと思わされます。grape HIT(グレイプ ヒット)ウェブメディア『grape』で、過去に多くの共感を得た記事や反響の大きかった投稿を再構成してお届けしています。[文・構成/grape編集部]
2022年11月13日アートの力で個性を照らす~障がいのある人もない人も誰もが輝ける世界をめざして~をコンセプトに日本電信電話株式会社(以下、NTT)は昨年度から、障がい者活躍推進活動の一環として「NTTアートコンテスト」を開催しています。今年度は、日本航空株式会社(以下、JAL)のご協力の下、新しい世界や、未来への希望を表現できる『明日への架け橋』をテーマに、絵画に加え新たに立体物も対象として、国内外から広く作品を募集いたしました。その結果、2022年8月15日から10月14日までの応募期間に計 182点の作品が寄せられました。厳正な審査の上、12月3日の「国際障害者デー」、また同日から12月9日までの「障害者週間」に先立ち、11月30日に各賞の受賞者を発表、表彰する式典を開催いたします。本発表式典は、NTTコノキューが提供するVR空間プラットフォーム「DOOR(TM)」において、手話通訳付でライブ配信されます。また後日、収録した式典映像は日本語字幕入りでアーカイブ配信する予定です。NTTは、本コンテストなどを通じて、今まで以上に一人ひとりの個性と才能を発揮し、尊重し合う世界の実現に向け取り組んでいきます。今後も障がい者を含む多様な人材の「ダイバーシティ&インクルージョン」の推進に取り組み、サステナブルな社会の実現に貢献していきます。こうした方針のもと、本コンテストへ作品をご応募いただいた障がいのある方を、アート社員(主にアート作品の制作に携わる社員)として雇用する予定です。式典当日、採用状況を発表予定です。また本コンテストでは、企画立案、作品公募、式典運営などの業務において、障がいのある方8名も担当しています。1. NTTアートコンテスト結果発表式典の概要〇主催:NTT〇日時:2022年11月30日(水)午後1時開始(予定)〇場所:NTT記者会見室(東京都千代田区大手町1-5-1 ファーストスクエアビル イーストタワー9F)※1F受付〇ライブ配信バーチャル会場:DOOR(TM)内デジタルミュージアムスペースURLは未定。11月30日よりDOORイベント一覧ページ から「NTTアートコンテスト」ルームにご入室下さい。〇内容 :入賞作品25作品の発表と上位5作品の受賞者への表彰を行います〇賞・副賞 :グランプリ、準グランプリ、審査員特別賞(NTT賞)、審査員特別賞(JAL賞)、D&I賞、優秀賞※上位賞5作品(グランプリ、準グランプリ、審査員特別賞×2、D&I賞)は、各賞金5万円+副賞の予定です※総受賞者数は25名程度を予定しています〇登壇者(予定):アーツカウンシルしずおかチーフプログラム・ディレクター/クシノテラス主宰櫛野 展正(くしの のぶまさ)田尾企画 編集室 クリエイティブ・ディレクター田尾 圭一郎(たお けいいちろう)NTT 代表取締役社長 島田 明(しまだ あきら)執行役員総務部門長 山本 恭子(やまもと きょうこ)JAL 執行役員 人財本部長 小枝 直仁(さえだ なおひと)〇式典司会 :フリーアナウンサー 佐藤 哲也(さとう てつや)経歴:生まれつき右眼視力が無いという障がいがありながら、国内では極めて少ない、放送局のアナウンサーとしてスポーツ中継や音楽番組等を担当。フリーとなった現在もラグビーやサッカー、野球等の実況中継で活躍中〇上位5作品の展示(予定):期間:2023年1月および2月で詳細日程検討中場所:パークホテル東京東京都港区東新橋1丁目7番1号汐留メディアタワー ※なおDOOR(TM)内のデジタルミュージアムスペースでは上位5作品以外にも全受賞作品を常時展示します。URLは未定。11月30日よりDOORイベント一覧ページ から「NTTアートコンテスト」ルームにご入室下さい。2. 就労機会の創出(アート社員の採用)についてNTTグループの障がい者雇用の取り組みの一環として、本コンテストで作品をご応募いただいた障がいのある方の中から、NTTクラルティ株式会社にて、主にアート作品の制作に携わる社員を「アート社員」として雇用予定です。3. アートコンテスト概要本コンテストは、障がいのある方を対象にした一般応募の他、障がい者活躍推進活動の社内理解促進のため、障がいの有無にかかわらずNTTグループ社員およびJALグループ社員を対象に作品を募集しました。〇概要主催 :NTT協力 :JAL運営 :一般社団法人 障がい者自立推進機構(パラリンアート運営事務局)、NTTクラルティ株式会社テーマ :明日への架け橋応募対象:国内外の障がいのある方応募作品:絵画、立体物応募期間:2022年8月15日(月)~2022年10月14日(金) 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年11月11日障がい者を輝かせ、障がい者を理解する人を増やす活動をしている市民団体パラ×コレ(所在地:岡山市中区藤原西町1-5-37-404、代表:長谷川 真実)は、障がいのある子どもを育て5人のお母さんたちによる子育て応援本新刊「まっ!いっか」を11月にAmazonにて発売します。「まっ!いっか~子育てが100分の1だけ軽くなる本~」詳細: 電子書籍ではAmazon5タイトル1位獲得■「11月紙の本出版[まっ!いっか]」について「パラ×コレ」の5人のお母さんたちと自分たちの経験を誰かの役に立てたいという話から、本を通して子育て中のお母さん方に伝えようということになり、出版することを決めました。■目次<説明>【内容紹介】我が子に障がいがある事を知らされた時、「どうしてこの子が?どうして私なの?」と何度も何度も打ち消した。認めたくなかった。「あなたの子どもは健常児じゃない」という、心無い言葉や周りの子供たちとの違いを目の当たりにする度、自分に「別に大丈夫!平気!」と言い聞かせながら、心に重くて堅い鎧(よろい)を身に着けていった。子育ては手探り。ましてや病気や障害があると、絶望と孤独で心は張り裂けんばかりに…長年そんな想いをしてきた5人のお母さんたちは、今では嘘のように子どもたちと笑っている!「なぜ、そんなに前向きなのか?」「なぜ、そんなに笑顔でいられるのか?」そのヒントは本書の中に…一度しか無い自分と我が子の人生。どんな色にしていくのかは自分達次第!今、子育てに心を痛め、頭を悩ませているすべての人に贈る5つの母の物語。あなたの心は、きっと軽くなる!【目次】<第一章>長谷川真実の経験ストーリー「息子と私のありえへんチャレンジ人生」・ふつうのおばちゃんから、パラ×コレおばちゃんへ・あなたの夢は何ですか?・心引き裂かれる想い でも、あきらめたくない著者プロフィール<第二章>藤井三恵子の経験ストーリー「みなみ、貴女がくれたもの」・母は何者だと思う??・「ごめんね」から「ありがとう」著者プロフィール<第三章>溝脇美加の経験ストーリー「恋も夢も多いのです」・出口の見えないトンネルから見えた光・娘が生まれたから知ることができた幸せ著者プロフィール<第四章>綱島智子の経験ストーリー「一つひとつの積み重ね」・私だからこそできること・新しい居場所と成長著者プロフィール<第五章>藤澤昌美の経験ストーリー「息子が教えてくれたこと」・生きるエネルギーを貰えた時・「誰もわかってくれない…」からの卒業著者プロフィール<子育て10カ条><子どもの心配あれこれQ&A 先輩ママはどうしてたの?>・歯医者さんやお医者さんに行けるかな?・お風呂はいつか1人で入れる?・偏食が心配!どうしよう?・いつか人を好きになる?性のことも心配・散髪に行ってもじっと座っていられる?・身だしなみできるかなぁ?・こだわりが強くて…どうしたらいいの?・きょうだい児に対してどう接したらいいの?・パニックを起こしちゃった!どうしよう?~ 私たちからお伝えしたいこと ~■書籍概要タイトル :まっ!いっか著者 :パラ×コレ出版部価格 :1,545円(税込)ページ数 :101ページ仕様 :A5サイズ カラーASIN(電子書籍版):B0BFVX3Q3D発行元 :アイカラーズ出版■[著者]プロフィール長谷川真実(まみりん)1961年生まれ 滋賀県守山市出身ラジオパーソナリティー、パラ×コレ主催者、パラ×コレ出版部代表藤澤昌美(まさみん)1964年生まれ 岡山県玉野市出身障害者施設指導員、岡山県ペアレントメンター、イラストレーター、パラ×コレ サポートメンバー藤井三恵子(みえしゃん)大阪府堺市出身書道塾指導者、書道師範、パラ×コレ サポートメンバー溝脇美加(みかりん)岡山県加賀郡出身主婦、学童支援員、パラ×コレ サポートメンバー綱島智子(モコちゃん)1962年生まれ 岡山県岡山市出身障がい者施設指導員、パラ×コレ サポートメンバー■パラ×コレとは(検索 パラコレ)障害のある人たちの社会参加のためのファッションショー「パラ×コレ」を開催する市民団体。2016年からスタートし、全てボランティア、協賛金で活動。岡山県推進「あいサポート運動」に参画。NHK、OHK、Oniビジョン、山陽新聞、毎日新聞、読売新聞、共同通信等各紙報道機関に数多く取り上げられ、大きな反響が寄せられる。2018年度開催時には、公益財団法人岡山県身体障害者福祉連合会、社会福祉法人岡山県社会福祉協議会、NHK岡山放送局、山陽新聞社から後援される。■団体概要代表者: 長谷川真実所在地: 〒703-8244 岡山県岡山市中区藤原西町1-5-37-404設立 : 2016年5月URL : 【本件に関するお客様からのお問い合わせ先】パラ×コレ出版部 担当 長谷川真実TEL : 080-5621-1055お問い合せ: parakore55@gmail.com 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年11月11日「ママ友が欲しい!」と思っても、コミュ障がゆえになかなかうまくいかないおからさん。娘が通う保育園では、保護者同士の過度の接触を避けるためのルールがあり、内心ほっとしていたころのお話。 極度の“コミュ障”と自負するおからさんですが、ママ友への憧れは絶大。でも、妄想の中でもママ友からハブられる自分を想像してしまいます。そんなおからさんの娘が通う保育園では、「保護者同士の連絡先交換はNG」というルールがあり……!? コミュ障だけどママ友が欲しい…けれど 「子育ての悩みや夫の愚痴を言い合えるママ友が欲しい……!」 だけど……。 公園に見知らぬママがいるだけで緊張してしまうほどのコミュ障だから、「自分には無理……」という葛藤を抱えるおからさんでしたが、当時は「娘が楽しく元気ならそれでいい」という気持ちもあったと言います。 その後、娘が入園した保育園には「保護者同士の連絡先交換はNG」といったルールがあり、ママ友づくりという難題から解放されていましたが……。 そのルールができたのが、「ママ友間でトラブルがあった」という背景が気になるところですが、このときのおからさんは知る由もなかったのでした。みなさんは、「よく考えると意味深……」と感じるルールを見たり、経験したりしたことはありますか? 作画/モリコヨリ ---------------------------------「ママ友と付き合わなかったらウチの娘がハブられた 」のマンガは、下記にて掲載されています。ぜひチェックしてみてくださいね♪>>Comic Walker「ママ友と付き合わなかったらウチの娘がハブられた 」--------------------------------- 著者:ライター おから小学生の娘がおり、ほぼワンオペで子育て、家事、仕事をこなしている。マイペースで小心者、人付き合いが苦手。日々の鬱憤や寂しさをSNSで解消しながら、娘のためにママ友を作ろうと奮闘の日々を送っている。「ママ友と付き合わなかったらウチの娘がハブられた」(KADOKAWA)の原作を担当。
2022年11月04日視聴覚障がい者対応の演劇を行ってきた劇団、ザ・シノハラステージング(所在地:東京都板橋区、代表:篠原明夫)は、映画製作の支援をクラウドファンディングサイト「CAMPFIRE」にて行っています。「CAMPFIRE」クラウドファンディングサイト Underground-13■防災映画『Underground-13』とは直下型地震に襲われた東京の地下に閉じ込められた13人の老若男女の物語です。防災と対策を盛り込みつつ、手を取り合い生き抜く日本人の姿を描いた作品です。これに音声ガイドと状況説明用の前説動画を組み込み、より分かり易いテロップを入れて情報弱者と言われる視聴覚障がい者も楽しめる新手法のアシスト作品を提供します。■特徴*ハートフルパニック映画水も食料も少ない閉ざされた地下のライブハウスに閉じ込めらた13人の人間模様。パニック、バイオレンスなど何かが起きそうで、何も起きない日本人が作った優しいパニック映画です。犯してしまいがちな防災の間違いを指摘し、日本人の美徳を世界に発信していきます。*視覚障がい者対応一般的な音声ガイドはFMラジオなどで放送しますが、今回の映画では音声ガイド録音版を製作します。台詞を邪魔することなくガイドでき、一般の方にも楽しんでいただきます。また音声ガイドだけでは理解しにくい環境設定・状況設定もご理解いただける映像も前説動画として撮影し、より明確に情報を伝えます。*聴覚障がい者対応邦画には日本語字幕がないため、字幕のある洋画を観る聴覚障がい者の方は多いとされています。舞台の場合は電光掲示板で台詞をお見せする方法があります。他、先に台本をお渡しすることもありますがネタバレにつながりますので、分かり易い日本語字幕を映像に入れます。■リターンについて2,000円 :チケットを1名様分5,000円 :エンドロールにお名前を掲載50,000円 :エンドロールに【地域防災推進協賛企業】として社名を掲載100,000円:作品冒頭に企業名をスポンサーとして掲載■プロジェクト概要プロジェクト名: 防災映画『Underground-13』を視聴覚障がい者にも届けたい!期間 : 2022年12月24日23:59までURL : クラウドファンディング 二次元コード■会社概要商号 : ザ・シノハラステージング代表者 : 代表 篠原明夫所在地 : 〒173-0037 東京都板橋区小茂根1-25-19-303設立 : 1991年事業内容: 舞台上演、映画製作URL : 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年10月25日身体が不自由な人でも生活がしやすくなるよう、世間ではバリアフリー化が進んでいます。スロープやエレベーター、文字で情報を伝える電光掲示板が増えるなど、徐々に『優しい社会』に近付いた昨今。それでも、障がいを持つ人はたびたび大きな壁にぶつかりながら、生活をしているのです。『ローソン』の取り組みに、当事者からも称賛の声!ある日、コンビニエンスストア『ローソン』で買い物をした、野口敦史(@A_gussan0531)さん。野口さんは両耳に重度の感音性難聴を持っており、相手の声質や声量によって聴こえづらいことがあるのだそうです。レジで店員の声がうまく聴き取れず、野口さんは自分の耳に付いた補聴器を見せて「すみません、聴こえづらくて…」と伝えることに。すると、事情を理解した店員はレジカウンターを指さしました。野口さんがその先を見ると…こんなものが貼ってあったのです!さっきローソンで店員さんが何か言ってたんだけど何言ってるのか全然わからなくて「すいません耳が悪いんですよ」って補聴器指さしながら言ったら、これの一番下指さして「あたためますか?」って言ってたの伝わって(これが噂のローソンのか…!)って思いながらめっちゃ便利だなこれってなった #難聴 pic.twitter.com/UHF1PlX3ZG — 野口 敦史@難聴・料理・アンプティサッカー (@A_gussan0531) October 2, 2022 この表は、2022年8月30日から全国の『ローソン』店舗に導入された、指差しシート。レジカウンターに設置されており、レジ袋や割り箸などの必要性や、レンジでの温め希望の有無を、指をさすことで確認することができるのです!株式会社ローソンによると、同シートは実際に聴覚障害のある社員の意見を参考に制作。また、指差しシートの内容については、加盟店のオーナーやクルーの意見を取り入れたといいます。この指差しシートのおかげで、店員と円滑にコミュニケーションをとることができた、野口さん。その便利さに驚かされたといいます。野口さんの投稿は拡散され、『ローソン』の取り組みに対し、聴覚障害の当事者を含む多くの人から称賛する声が上がりました。・これは素晴らしい!今度、買い物の時に注目してみようかな。・知らなかった。この取り組みが、日本でどんどん広まってほしい!・うちの子は自閉症で喋るのが困難だから、こういうのは本当に助かる。「いろんな店に導入してほしい!」という声が上がった、指差しシート。これがあれば聴覚障害を持つ人に限らず、さまざまな理由で声を発することができない人や、日本語での会話が困難な人も買い物がしやすくなることでしょう。[文・構成/grape編集部]
2022年10月06日震災後の福島県楢葉町・実在する障がい者施設をモデルにした舞台『なくなるカタチとなくならないキモチ』10月下北沢・横浜・大阪3都市公演!!南野陽子主演の舞台が下北沢駅前劇場で南野陽子が、震災と障がいをテーマにした作品に主演。クラウドファンディングは2日で1000%を達成!80年代にはトップアイドルとして一世を風靡し、女優としては日本アカデミー賞主演女優賞も受賞している南野陽子。その南野陽子主演の舞台『なくなるカタチとなくならないキモチ』を、障がい者に寄り添う舞台を作り続けてきた「横浜桜座」(一般社団法人グランツ)が上演します。初日は10月7日、下北沢・駅前劇場にて。その後、横浜(ラポールシアター)、大阪(インディペンデントシアター2nd)と3都市での上演を予定しています。この作品は、・物語が震災後の福島県楢葉町にある実在の障がい者施設「ふたばの里」をモデルにしていること・スーパーアイドルで大女優の南野陽子が下北沢駅前劇場のような100人規模の小劇場の舞台に立つこと・横浜桜座という、プロの俳優と障がいのある俳優が一緒に舞台を創る劇団の作品であること・脚本・大西弘記(TOKYOハンバーグ)演出・磯村純(劇団青年座)という実力派の描くエンターテインメント作品であること・クラウドファンディングが2日で1000%達成という快挙を成しとげ、今も継続中であることなどが大きな話題を呼んでいる作品です。また、この作品には、「エンターテインメントを通じて障がい者への理解を深めてもらいたい」「舞台に足を運べない人にも舞台の感動を届けたい」「それらを通じて、演劇をもっとバリアフリーにしたい」といった目的もあります。ひとりでも多くの方に、この作品のことが届くよう願っています。障がいがある方に寄り添う舞台を作り続ける「横浜桜座」横浜桜座は2013年より、プロの俳優と障がいのある俳優が一緒になって、障がいのある方に寄り添う舞台を創りあげてきた劇団です。その運営をする一般社団法人グランツの代表理事飯田浩志は、数年前、障がい者のある方がスポーツで自己表現をする姿を見て大きく心を揺さぶられたという経験が忘れられないと言います。日々自分の命と向き合いながら、己の人生をかけて信じた道を純粋に突き進む人々の姿を目の当たりにし、舞台芸術の世界でも、障がいのある方が輝く場所を創りたいと思うようになり創設したのが、劇団『横浜桜座』です。一般社団法人グランツ : あらすじ2011年3月11日。未曾有の被害となった東日本大地震。そして福島第一原子力発電所の事故により避難を余儀なくされた人たちの中に、障がいのある人たちも、もちろん故郷に追われていました。それから数年がたち、福島県楢葉町が避難解除になり、障がい者施設で働いていた早見千絵は真っ先に施設に戻り、障がいのある人たちが帰ってくる場所を用意していました。2015年9月。そんな彼女をジャーナリストの甲本郷道が取材に訪れる事からこの物語は始まります。主役の早見千絵を演じるのは南野陽子さん。震災前後の福島の障がいのある家族とそのコミュニティの物語を、TOKYOハンバーグの大西弘記が書き下ろし、青年座の磯村純がハートウォーミングに料理します。南野陽子さんと「横浜桜座」との出会い南野陽子さんと横浜桜座の出会いは2021年3月。第3回横浜桜座プロデュース公演を南野さんが観に来てくださったのがきっかけです。「なくなるカタチとなくならないキモチ」は、福島の福祉作業所を舞台に、震災・原発事故を通じて障がい者がどのような環境の中を生き抜いてきたのかを描いた作品です。モデルとなった障がい者施設『ふたばの里』を立ち上げた早川千枝子さんのところに通い取材を重ねるうちに、南野さんにこの舞台に出演していただけないだろうか…という想いが大きくなっていきました。もともと様々なボランティア活動などもされている南野さんに「一緒にこの舞台を創っていただけないか?」とオファーをしたところ、「ぜひやってみたい」と快諾していただけました。南野陽子さんと横浜桜座全ての人にエールを!!「なくなるカタチとなくならないキモチ」制作のために、福島県楢葉町にある障がい者施設「ふたばの里」に何度も足を運んで取材を重ねました。そこで見聞きした話はあまりにも衝撃的で、震災についてや原発事故について、少しでも勉強して、気持ちはそこで暮らしていた方に寄り添っていたつもりでいても、これまで公に語られていなかった事実や、そこで暮らす当事者でしか分かり得ないことがたくさんあるのだと、改めて思い知らされました。そしてこの物語の主人公を、普段から福祉に目を向けていらっしゃる南野陽子さんが演じてくださることに大きな意義を感じます。小劇場の、手が届きそうなくらい近い距離となる舞台での南野さんの演技をぜひ観ていただきたいと思います。お客様がチケットを買った瞬間から、舞台を観に行く事にワクワクが止まらない。そして観劇後はそれまで見ていた景色が少しだけ違って見える。そんな素敵な体験となるよう舞台を創ってまいります。さまざまな思いで日々を過ごしているすべての人に、今回の舞台を通して、エールを送りたい。そんな想いを今回の舞台に込めました。▼今回の公演のモデルとなった障害者施設「ふたばの里」と早川さんの記事NHK 福祉情報サイト「ハートネット」より【特集】東日本大震災 原発被災地は今(2)障害者が安心して戻れる場所を作りたい - 記事 | NHK ハートネット : 【特集】消えない不安原発事故10年・置き去りのままの障害者 - 記事 | NHK ハートネット : クラウドファンディングに挑戦中!物理的な配慮だけじゃない、 心のバリアフリーも目指した演劇を実現したい。横浜桜座の公演は、上演の際に音声ガイドや字幕などを用意し、どんな障がいのある方でも観劇ができる「バリアフリー演劇」を実現しています。一般的な舞台にかかる経費に加え、音声ガイドや字幕制作の費用も必要となります。 そして、劇場で生の演劇を見たくても見ることのできない障がい者の方もたくさんいらっしゃいます。今回の公演では本公演を収録した『DVD』、出演者を身近に感じられるコメントや稽古の様子、スタッフの作品への想いなどを掲載した『パンフレット』を制作し、「演劇に興味のある障がい者の方たちへ、ひとりでも多く届けたい。」「障がい者や福島の現状を、少しでも多く知ってもらいたい」という想いからクラウドファンディングにチャレンジ中です。パンフレットやDVDだけでなく、障がい者施設「ふたばの里」を支援できるリターンもご用意しています。ぜひ応援をお願いいたします。▼クラウドファンディングの応援はこちらから!!プロの役者と障がい者とで創る「障がいのある人に寄り添う演劇」を多くの人に届けたい : 第4回横浜桜座プロデュース公演情報『なくなるカタチとなくならないキモチ』公演メインビジュアル劇作:大西弘記(TOKYOハンバーグ)演出:磯村純(劇団青年座)■出演■南野陽子白幡大介(文化座)館野元彦(銅鑼)甲津拓平(流山児★事務所)井上夏葉(青年座)萬谷真之北澤小枝子(HANATOMO 演仕屋)三浦拓真(青年座)笠井幽夏子末次由樹仙名翔一中川涼香(文学座)飯田浩志(グランツ)藤夏子(青年座)千葉昇司高後楓(東京・横浜公演)横浜桜座(東京・横浜公演)南保大樹(東演)■スタッフ音楽/印南俊太朗舞台美術/根来美咲照明/鷲崎淳一郎(ライティングユニオン)音響/坂口野花(TEO)舞台監督/赤坂有紀子演出助手/中花子衣装/高木渚鑑賞サポート/舞台ナビLANP字幕製作/字幕サークル『まじっく』(横浜公演)宣伝美術/徳永健(クラウドボックス)宣伝写真/たかはしじゅんいち宣伝メイク/得字マキ宣伝スタイリスト/千葉良(オーガスト・インターナショナル)制作協力/株式会社星企画制作統括/加藤昌史プロデューサー/飯田浩志共催/社会福祉法人横浜市リハビリテーション事業団(横浜公演)製作/一般社団法人グランツ■チケット【発売中】前売り当日共 一般 6,000 円(税込)障がい割3,000円(横浜公演のみ・介助者1名まで同額)ユース割3,000円(20歳以下・来場時身分証持参)■グランツ受付全てのチケットのご予約承ります‼️メール ticket.sakuraza@gmail.com 電話 050-3628-3018■イープラス一般チケットのみ 公演スケジュール■東京公演下北沢駅前劇場10月7日(金)19時8日(土)14時19時9日(日)14時10日(祝)14時11日(火)休演日12日(水)14時19時13日(木)14時14日(金)14時◇15日(土)14時◇19時16日(日)14時※日時指定・全席指定席 受付は開演の 60 分前、開場は 30 分前)※全公演 車椅子席あり 耳の不自由な方でご希望の方には台本貸与◇マークの回は音声ガイドあり(利用は無料。目の不自由な方向け。他の方でも利用可)【アクセスマップ】 ■横浜公演横浜ラポールラポールシアター10月18日(火)18時19日(水)13時※日時指定・全席指定席 受付は開演の60分前、開場は 30分前※全公演 車椅子席あり※全公演字幕・音声ガイドあり(利用は無料)【アクセスマップ】 ■大阪公演インディペンデントシアター210月21日(金)19時22日(土)14時◇19時23日(日)13時※日時指定・全席指定席 受付は開演の60分前、開場は 30分前※全公演 車椅子席あり※耳の不自由な方でご希望の方には台本貸与◇マークの回は音声ガイドあり(利用は無料。目の不自由な方向け。他の方でも利用可【アクセスマップ】 ▼公演公式ホームページ第4回横浜桜座プロデュース公演|なくなるカタチとなくならないキモチ|一般社団法人グランツ : 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年09月17日